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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4492チバQ:2013/09/03(火) 19:51:51
●元祖・格安航空会社、スカイマークの苦戦
 LCC参入で大打撃を受けたのは「元祖・格安航空会社」のスカイマークである。

 13年4〜6月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比3.5%減の184億円(前年同期は191億円)、営業損益は24億円の赤字(同5600万円の黒字)、当期損益も12億円(同10億円の赤字)の赤字決算となった。円安により航空機材費が前年同期比で31.5%増加したことや、燃油費の高騰で燃料関連費が4.9%増えたことなどが収益を圧迫した。

 ピーチが拠点にしている関空発着路線は、特に厳しかった。昨年3月に関空に就航したピーチは国内線で片道3000円台からという破格の安さを売りにして、多くの利用者を獲得した。

 これに対してスカイマークは1万円に抑えた特別割引運賃を設定して対抗したが、ピーチに競り負けた。競合する関空-新千歳線では搭乗率が一時30%台に落ち込んだ。このためスカイマークは、関西路線を神戸空港に集約。3月31日で関空から撤退した。昨年3月、関空発着の羽田、新千歳、那覇の3路線を就航させたばかりだったが羽田は早々に休止。新千歳、那覇の2路線も休止。1年で関空から撤退した。

 大手でもLCCでもない「第三の道」を模索するスカイマークは、4月からLCCが就航していない仙台と福岡や新千歳を結ぶ路線に進出した。主力の羽田-福岡路線を軸に14年3月期は売上高951億円(前期比10.7%増)、営業利益58億円(同24.1%増)、当期利益33億円(同12.7%減)と黒字転換を見込んでいる。

 防戦一方のスカイマークだが、国際線への進出で反転攻勢を狙う。14年中に成田-ニューヨーク線を就航させ、空飛ぶホテルといわれる超大型機の欧州エアバス「A380」で運航を始める計画。A380の運航は国内航空会社では初となる見通し。まずニューヨークのジョン・F・ケネディ空港へ飛ぶ路線に参入。その後、英国・ロンドン線の就航を目指す。

 起死回生策である国際線の参入まで、スカイマークは大手とLCCのはざまで我慢の経営が続く。
(文=編集部)


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