したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2798チバQ:2011/02/08(火) 06:34:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110207-00000119-san-soci
神戸空港5年、続く低空飛行 利用者数、2年連続最低
産経新聞 2月7日(月)15時29分配信


拡大写真
開港5年を迎える神戸空港=神戸市中央区(本社ヘリから)(写真:産経新聞)

 16日に開港5年を迎える神戸空港で、厳しい財政運営が続いている。7日発表された平成22年2月からの直近1年間の搭乗者数は223万人で、2年連続で過去最低を記録。22年5月の日航完全撤退が低迷に拍車をかけた。収支も近年は実質赤字が続いて過去の貯金をほぼ使い果たし、管理運営者の神戸市は、23年度から他会計の資金投入を決断。建設時に宣言した独立採算の危機に陥る一方、空港島の造成をまかなった巨額の市債返還も、売却不振により借り換えで先延ばしにしている状態で、視界不良の低空飛行が続いている。

 年間搭乗者数は、開港2年目以降、3年連続の減少となり、開港前の需要予測(年319万人)を一度も達成していない。昨年撤退した日航は着陸・停留料収入の約4割を占めており、その後、神戸空港を関西の拠点と位置づけるスカイマークが2路線8便を増やしたが、小型機が中心で着陸料収入が少なく、日航の穴埋めにはなっていない。

 需要低迷と歩を合わせ、当初5億円程度の黒字を見込んでいた21、22両年度の収支は、2年連続で実質赤字に。22年度の赤字額は約5億6千万円となった。

 市は、17〜21年度の黒字分を積み立てた財政調整基金で赤字分を補填(ほてん)してきたが、基金がほぼ枯渇したため、23年度以降は、人工島のポートアイランドや六甲アイランドの開発事業収支をプールしている別の企業会計(新都市整備事業会計)から資金を空港運営に繰り入れる決断を下した。

 ◆返済先送り

 一方、空港島造成のため発行した市債(計1982億円)は島内の民間向け分譲地(82・8ヘクタール)の売却益で全額返済する計画だが、売却されたのはわずか3・6ヘクタール。今年1月末には、約3年ぶりに企業誘致に成功したが、土地売却益は計54億円と、市債全体の3%に満たない。21年度から市債の返済が始まったが、22年度の返済額650億円のうち200億円は、借り換えで事実上返済を先延ばしにした。

 一方、補填原資の新都市会計も、残高は22年3月末で約1800億円。同会計からはポートアイランド2期事業の造成費返済資金も捻出する必要があり、市は「土地売却が進まなければ新たな市債の借り換えをするしかない」と説明する。

 ◆「禁じ手」も

 神戸空港の計画段階で、当時の笹山幸俊市長は「市民に財政負担はかけない」と、市税を投入しないことを公約。しかし、空港利用者が伸び悩む上、他会計からの補填や借り換えにも限界があり、このまま需要低迷が続けば極めて厳しい状況に陥る。加えて、国土交通省が昨年5月に打ち出した関西国際、大阪(伊丹)両空港の経営統合案では、神戸空港が“かやの外”に取り残された形となった。

 好転のきざしが見えないなかで迎える6年目も、市は「がけっぷちの空港運営」を強いられそうだ。

【用語解説】神戸空港

 神戸市が設置・管理する地方空港として、平成18年2月に開港。2500メートルの滑走路1本で、総事業費は3140億円(連絡橋を含む)。管制の安全上の理由から、離着陸は1日30回(年約2万回)以内、運用時間は午前7時〜午後10時に制限されている。就航は、ピーク時の19年7月に7路線30便に達したが、日航撤退後の22年6月に5路線18便に減少。スカイマークの増便などで、現在は7路線26便まで回復している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板