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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2816チバQ:2011/02/17(木) 00:10:00
http://mytown.asahi.com/areanews/niigata/TKY201102150581.html
佐渡―新潟便再開へ覚書締結 佐渡、賛否両論
2011年2月16日

 2008年10月から運航が休止している佐渡―新潟間の空路について、県と佐渡市、新日本航空(鹿児島県霧島市)の3者は15日、7月から運航を再開する覚書を締結した。約3年ぶりに空路が復活する。佐渡島内では、「観光やビジネスに追い風となる」と喜びの声が上がる一方、県と市による赤字の穴埋めが見込まれることから、「無理に飛行機を飛ばさなくても」といった不満も聞かれる。

 覚書の締結式には泉田裕彦知事、佐渡市の高野宏一郎市長、新日本航空の秋定慈登(あきさだ・しげと)社長が出席。高野市長は「冬季には船の欠航が続き、多くの客が難渋する。(再開で)明るい光が見えた」、秋定社長は「便利になってよかったと言われる路線でありたい」と話した。

 覚書は、同社が運航を7月から再開し、県と市は必要経費を補助するという内容。新日本航空は7月1日から9人乗りで1日4往復(冬季は3往復)の計画を国土交通省に届けている。国交省によると、パイロットや整備士の技能試験などの審査が円滑に進めば、7月からの再開は可能という。

 佐渡と新潟を結ぶ航路は、佐渡汽船が片道2時間半で2320円(2等)のカーフェリーを、同1時間5分で6220円のジェットフォイルを、それぞれ1日5往復させている。新日本航空は、料金をジェットフォイル並みとし、同25分で結ぶ見通し。

 目標搭乗率は、08年9月末まで佐渡と新潟を結んでいた旭伸航空(新潟市)の46%をやや上回る50%。

 赤字運航となった場合は、県と市が覚書に基づき、それぞれ3200万円を上限に同社に補助することになるが、同社は、経費を抑えることで赤字額を6400万円以内に収められるとしている。

 訓練飛行や宣伝飛行を手がける同社にとっては、初めての路線運航。同社は、黒字化が困難でも、実績を積むことによって、将来的な事業拡大につながるとみている。

 佐渡島内で、約3年ぶりの空路復活を歓迎するのは産業界だ。新潟を結ぶ空路は休止前からビジネス客の利用が多く、早期再開を望む声は大きかった。佐渡連合商工会の斎藤甲子郎会長は「遅きに失したぐらい。島の経済活性化につながるし、船が欠航したときの代替手段としても絶対に必要だ」と強調する。

 さらに懸案となっている佐渡空港の滑走路2千メートル延長化計画も前進し、昨年3月に県議会で否決された佐渡―羽田便構想が再び持ち上がることを期待する向きもある。

 これに対し、市民には冷ややかな見方が少なくない。月1回新潟市の病院に通うという女性(72)は「乗る人がどれだけいるのか。昔から飛行機を利用したという話は聞かない」。自営業の男性(56)も「赤字になれば税金をつぎ込むことになる。それなら船の運賃を下げるようにしてくれた方がいい」と話した。

 佐渡市は再開便の利用促進を図るため、島内の企業に働きかけるとともに観光客を呼び込む振興策に力を入れる。佐々木正雄交通政策課長は「利用者を増やすには新潟空港での乗り継ぎをいかにスムーズにするかがカギとなる」とみている。(大内奏、川崎友水)


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