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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4529チバQ:2013/10/10(木) 00:50:19
 昨年は機体を粋な黄色に塗り上げたLCC子会社スクートを立ち上げた。若者に売り込む狙いもあり、スクートは短期休暇で人気の高いオーストラリア・ゴールドコースト便と台北便を飛ばしている。2011年のヴァージン・オーストラリアとの提携も奏功し、シンガポール航空は既に運航していたオーストラリア国内の6つの目的地に加え、新たに26カ所の「フィードポイント」に乗り入れ可能になった。

 最新のアイデアで、かつ最も興味深いのが、インド事業だ。シンガポール航空は、紅茶から通信事業まで幅広く手がけるコングロマリット(複合企業)のタタ・グループと組み、新しいインド航空会社を立ち上げる計画だ。先月、この事業が発表された時には、一部で驚きをもって受け止められた。タタは既にフェルナンデス氏と提携関係にあるからだ。

 だが、新会社創設の狙いは、フルサービスの国内航空会社を立ち上げるだけでなく、インドから中東やその先へと西に向かう旅客を獲得することにある。シンガポール航空はこれで逆襲に出て、亜大陸から西へ向かう直行便で湾岸諸国の航空会社に戦いを仕掛けることになるわけだ。

 これがどんな結果になるかは、まだはっきりとは分からない。シンガポール航空はスクートに2億8300万シンガポールドル投資しているが、黒字化はおろか収益がとんとんになる時期さえ、まだ明らかにされていない。

 シンガポール航空は、LCCの影響があったことを認めているが、高級路線の航空会社から格安航空まで幅広く事業を手がけることにより、経営はヘッジされていると主張する。同社は規模も拡大しており、スクート向けの20機を含め、エアバスとボーイングへの確定発注数が200機に上っている。

 だが、コンサルティング会社ストラテジックエアロリサーチ・ドットコムのサージ・アフマド氏は、湾岸諸国の航空会社は買い替えが必要な旧型機が少なく、そのため、より積極的になれると指摘する。

世界経済の風向きは航空業界に逆風
 残念なことに、世界経済は役に立ってくれない。アジアの航空業界の見通しは、全般的な地域経済の成長見通しの下方修正によって暗転するだろう。国際航空運送協会(IATA)は先月、主に新興国での成長減速を理由に、アジア太平洋地域の航空会社の業績予想を引き下げ、今年の利益は従来予想より15億ドル少ない31億ドルになると述べた。

 シンガポール航空は正しい対策をたくさん講じている。だが、データストリームの世界航空株指数と比べると、シンガポール航空の株価は年初来、23%アンダーパフォームしている。株主がシンガポールガールに対する信頼を維持するためには、もっとがっしりした体格が必要だろう。


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