したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

507千葉9区:2009/05/12(火) 21:23:36
http://www.asahi.com/business/update/0512/TKY200905120266.html
日航、今期も630億円赤字見通し 路線縮小の加速も(1/2ページ)
2009年5月12日21時8分

 日本航空は12日、10年3月期の連結純損益が、09年3月期とほぼ同じ630億円の赤字になるとの見通しを発表した。世界的な景気後退に伴う航空不況は、国際線主体の日航を直撃。企業年金改革などコスト削減を進めるが、需要低迷を補いきれない。新型インフルエンザの影響が広がる懸念もあり、経営再建は道半ばで正念場を迎える。

 「国際線を中心にした貨物と旅客の低迷は当面続くと予想せざるを得ない」。金山佳正取締役がこの日の記者会見で嘆いたように、10年3月期の連結業績予想は厳しい数字が並んだ。

 売上高は前期比10.4%減の1兆7480億円。営業損益は590億円の赤字(前期は508億円の赤字)、経常損益は、日本エアシステムとの統合後では最悪となる1080億円(同821億円の赤字)とそれぞれ見込んだ。国内線中心の全日本空輸が10年3月期の連結最終利益を30億円とし黒字転換を見込むだけに、日航の先行きの不透明さは際だつ。

 日航も、手をこまねいているわけではない。採用の抑制や、退職者も対象にした企業年金の支給減額などで1000億円のコスト削減を進め、「11年3月期には黒字に転換できるはず」(金山氏)という。

 ただ、今回示した業績予想に新型インフルエンザの影響は反映させていない。03年に流行したSARSは、イラク戦争と合わせて2千億円以上の減収要因になった経験がある。もし今回も影響が広がれば、今期、国内外の計10路線で行うとしている整理縮小を加速させる構えだが、簡単ではない。

 2千億円規模の危機対応融資を日本政策投資銀行に要請するにあたって政府・与党の支援を仰いだ経緯もあり、地元政治家の反発を招けば、自らの首を絞めかねない。

 本来ならドル箱である成田空港発着の国際線で整理縮小に踏み切れば、発着枠を全日空に奪われ、需要回復後の収益力を低下させるリスクも背負う。

 3月末の自己資本比率は10%。国から資本注入を受ける可能性について問われ、金山氏は「現時点では自助努力で資本を充実していきたい」と話した。景気はいつ回復し、新型インフルエンザの影響はどの程度なのか。需要動向だけでなく、政治家や組合の出方もにらみつつ、綱渡りの経営が続きそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板