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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4416チバQ:2013/06/19(水) 23:21:59
LCCに経営参画で路線をコントロール
大手2社の深謀遠慮
 振り返ればこの合弁自体がそもそも“同床異夢”だった。

 ANAはエアアジアと、日本航空(JAL)はジェットスター(オーストラリア)と合弁でLCCを展開するのには事情がある。

「コスト競争力を持つ外資のLCCプレーヤーに日本市場を荒らされないようコントロールするため」(航空業界関係者)だ。

 LCCに資本参加して経営権を握ることで、路線をコントロールする。最たるものが、国内線の稼ぎ頭である羽田への参入阻止。エアアジア・ジャパンに至っては、羽田のみならず、関西国際空港にも入れなかった。同じANAグループのLCC、ピーチ・アビエーションが関空を拠点としていたためだ。

 昨年5月、エアアジア・ジャパンの初飛行を記念し、東京都内で行われた記者会見。このとき、フェルナンデスCEOは、ANA幹部に向かって、「壇上で桃(ピーチ)を食ってもいいか?」と、きわどい提案をした。

 ANA本体、ピーチ、エアアジア・ジャパンと、グループ内でそれぞれのすみ分けを図りたいANA。対して、フェルナンデスCEOにとっては、ピーチもまた日本市場で競合するLCCの1社にすぎない。

 さすがに桃にかぶりつくパフォーマンスは披露されなかったが、両社の目指す方向は、最初からズレていた。

 エアアジアは、ANAとの合弁を解消した後も、客単価の高い日本市場は魅力的だとして、新たなパートナーを探しての事業展開に意欲を示している。新生エアアジア・ジャパンを展開するとなれば今度こそ、関空、さらに言えば羽田への参入を目指してくるだろう。

 ただ、許認可事業である航空事業は、日本の航空会社と組まずしての事業展開は難しい。残るはスカイマークぐらいしかないが、同社首脳は「話は来ていない」と否定。「航空運送業の許可申請をするまでに最低でも1〜2年はかかる」(航空業界関係者)。

 また、いったん国内に参入しておきながら1年で撤退したことによるブランドイメージの毀損も大きい。エアアジアは、日本市場から完全撤退の可能性もある。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)


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