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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2031チバQ:2010/05/24(月) 12:53:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100523-00000000-fsi-bus_all
日航VS.全日空 仁義なき空の運賃競争
5月24日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 会社更生手続き中の日本航空と全日本空輸の料金引き下げをめぐるさや当てが激しさを増している。4月からバースデー割引を導入するなど値下げ攻勢をかける日航に対し、全日空は「国から支援を受けながら値下げをするのは不公正だ」と批判の手を緩めない。ようやく回復の兆しはみえたとはいえ、一昨年のリーマン・ショック以降、航空需要は低迷しており、少ないパイを奪い合う消耗戦が続いている。その先にあるのは生き残りに負けた航空会社の淘汰(とうた)か、それとも「共倒れ」か−。(石垣良幸)

 ≪ぎりぎりの発表≫

 ゴールデンウイークの5連休を控えた4月30日。全日空は午後9時になって、7〜9月搭乗分の特定便割引運賃「旅割」などの変更を発表した。運賃の変更は届け出制で国土交通省の認可は必要ないとはいえ、これほど夜遅くに運賃の変更を発表するのは珍しいことだ。

 全日空が急遽(きゅうきょ)、運賃の値下げを発表したのは、この日の夕方に日航が国内割引運賃「先得」などの割引料金を発表したためだ。「この日のうちに対抗策を打っておかなければ、ゴールデンウイークで届け出ができなくなる。利用客が日航に流れてしまいかねない」(全日空)。あわてて料金やサービスの設定を見直した。

 全日空の「旅割」や日航の「先得」は搭乗日の約1カ月以上前から予約を受け付ける分、運賃を大幅に割り引いている。路線によっては通常運賃の半額以下になり、利用者の人気が高い。日航は発表翌日の5月1日から予約受け付けを開始するため、全日空にとってもぎりぎりのタイミングだった。

 ≪避けたい消耗戦≫

 料金値下げ競争のきっかけとなったのは、日航が会社更生法の適用を申請した1月19日から3日後に届け出を行った「バースデー割引」だ。誕生日の前後1週間の搭乗便を21日前までに予約すると、5人までの同行者を含め最大74%の割引が受けられる。

 通常の市場ルールにのっとれば、経営破綻(はたん)で企業が市場から撤退すれば、生き残った企業に、撤退した企業のパイが移るはずだが、逆に競争が激化したことは全日空にとっても大きな誤算だった。

 伊東信一郎社長は日航の値下げ攻勢に対し、「体力消耗戦になるような運賃はいかがなものか。同じ路線を飛んでいると対抗する運賃を考えないといけない」と主張。月刊誌「文芸春秋」6月号にも「JAL『ルールなき再建』は許されない」と題した寄稿をするなど反発を強めている。

 日航に対する全日空の批判の根底にあるのは、「巨額な公的資金の投入を受けて再建している最中なのに、収益を度外視した割引設定は減収要因になる。公的資金が割引の原資になるなら、民間企業間のフェアな競争にはならない」(伊東社長)との思いがあるからだ。

 経営が厳しいのは、日航だけではない。全日空は2010年3月期決算で最終損益が573億円の赤字(前期は42億円の赤字)を計上。00年3月期の連結決算の開示を始めて以来、最悪の赤字幅となった。運賃の下落が続けば経営の根幹を揺るがしかねず、無益な“消耗戦”は避けたいのが本音だ。


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