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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3331チバQ:2011/12/29(木) 12:03:07
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111229/mcb1112290502007-n1.htm
【アジアの目】利便性で差別化 LCC受け入れ環境着々 (1/3ページ)2011.12.29 05:00
 「LCC(格安航空会社)が日本に根付く可能性が見えてきたといいたい。一般の航空会社だけでなく、行政の中にもサポートしてくれる人も増え、少しずつ(LCCに対する)ドアが開いてきたと思う」

 アジア最大の格安航空会社エアアジアグループで、中長距離路線を運航するエアアジアX(エックス)の坪川成樹・日本支社長は、2010年12月9日の日本乗り入れから1年がたち、同社だけでなくLCCを取り巻く環境が大きく変わり始めたことを感じているという。

 ◆来春にも羽田増便

 東日本大震災の後は、とくに東南アジアからの乗客が激減したが、7月以降は盛り返し、第3四半期(7〜9月期)の搭乗率は89%と、当初予想を大きく上回った。

 「LCCであっても時間に正確で、遅れたときのケアも含め、フルサービスの航空会社と変わらぬサービスを続けてきたことがようやく一般の皆さんに受け入れられたのではないか」と坪川氏は分析する。

 東南アジアでも普及している飛行機に、長距離バスや列車のように安く手軽に乗れるというLCCに期待される形にはまだなっていない。こうした点を改善するため、エアアジアXは日本での増便などを急ぐ考えだ。

 坪川氏は「まずは羽田、次いで関西空港のデイリー化(毎日運航)を進め、状況を見つつ、第3の空港に乗り入れるための評価を進めたい」としており、早ければ来年春には羽田、その後、関空からの便もデイリー化する予定だ。さらに、13年度中には新たな乗り入れ先を決めたいという。すでに福岡や札幌に加え、名古屋も検討中だ。

 「旅客だけでなく貨物の需要も乗り入れ空港を決める基準のひとつとして重視している」(同氏)というだけあって、エアアジアXは羽田発着の航空会社のなかで、取り扱い航空貨物量がトップ。一便当たり9〜10トンの貨物を運ぶという。

 一方、親会社のエアアジアが全日空と合弁でエアアジア・ジャパンを設立。さらにピーチ・アビエーション、ジェットスター・アジア航空など新たなLCCの参入が来年以降続くことで、互いに食い合う可能性がある。これについて、坪川氏は「日本の中でLCCが増えることはうれしい」と参入当初の苦労を振り返りつつ、「価格がこなれていけば、どれだけ日本のマーケットにあっているかで、同じLCCでも明暗が分かれるだろう。顧客の要求にどこまで柔軟に対応するかで生き残りが決まっていく」と指摘する。

 ◆ASEANから世界

 格安を売り物にしながら、座席がフルフラットになるプレミアムクラスを導入したのも、心地よい睡眠だけを求め、食事も機内映画などもいらないという層を狙ったもの。当初、不安視する声もあったが、いまでは日本発の便はプレミアムクラスから予約が埋まっていくという。

 「われわれは必ずしも低コストにこだわっているわけではない」と坪川氏が言うのも、やはりプレミアムクラスが人気だからかと思ったが、そうでもないらしい。「重要なのは利便性。他の一般航空便への乗り継ぎや航空貨物の受け渡しなどがスムーズに行くことが重要。だから成田にLCC専用のターミナルができても、利便性を考えるとあえて入ろうとは思わない」と言う。まさに、そこが他のLCCとの違いというわけだ。

 さらに坪川氏によると、エアアジアXでは、かねて検討を進めている米国便について、日本を経由して米国西海岸などに乗り入れることも検討中だ。

 エアアジアグループの最高経営責任者(CEO)のトニー・フェルナンデス氏は昨年、日本乗り入れの直前、産経新聞のインタビューに対し、「エアアジアはもはやマレーシアではなく、東南アジア諸国連合(ASEAN)の航空会社だ」と述べた。あれから1年。エアアジアのとどまるところのない攻勢は、東南アジアが持つ勢いを体現しているかのようだ。(編集委員 宮野弘之)


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