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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5241チバQ:2015/04/20(月) 21:41:11
羽田の国際化、アジアとのハブ空港争い

 成田がLCC誘致に力を入れている背景には、国内外で空港間競争が激化する中、手をこまぬいていては地盤沈下しかねないとの強い危機感があるためだ。

 国内線が主体だった羽田では近年、国際線が拡充。昨年3月の発着枠拡大によって欧州や東南アジア向けの中長距離路線が昼間に利用できるようになった。時間を有効活用したいビジネス客の使い勝手が改善、航空会社が欧州向けなどの便を成田から羽田へ移す「成田離れ」の動きも出た。

 それは数字にも表れている。国土交通省東京航空局がまとめた平成26年の速報値によると、国際線旅客数は羽田が発着枠拡大の効果もあって前年比32.8%増の1059万3059人だったのに対し、成田は2.6%減の2693万2949人とさえなかった。

 首都圏空港には長らく、「国内線は羽田、国際線は成田」というすみ分けがあった。だが近年は、羽田で国際化が進む一方、成田もLCC誘致を通じて国内線を強化。国交省は32(2020)年の東京五輪までに成田、羽田の発着枠をそれぞれ年4万回程度ずつ増やす方針で、五輪後の航空需要拡大への対策として成田、羽田で1本ずつ滑走路を増設する案もある。増えた発着枠の扱い次第では、首都圏空港の垣根は将来的にどんどん低くなっていく可能性が高い。

 外からの脅威も見過ごせない。成田は、台頭著しいアジアの主要空港との間で、ハブ空港の座をめぐる競争にさらされている。成田と羽田を合わせた国際線旅客数は23(2011)年、韓国の仁川空港やタイのバンコク空港に逆転され、香港空港、シンガポールのチャンギ空港を含めたアジアの主要空港の中で最下位に転落。データが最新の25(2013)年までその状況が続いている。成田は、開港以来世界各地に張り巡らしてきた国際線の路線網だけではアジアの主要空港としての地位を守っていける保証がない状況にある。


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