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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1648名無しさん:2010/02/24(水) 13:11:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1265813122706_02/news/20100210-OYT8T01468.htm
秒読み茨城空港
(1)スカイマーク就航
低コスト仕様決め手
 
「茨城空港がボーディングブリッジ(搭乗橋)をなくしたのは英断だ」。

1月27日、都内で開かれた国土交通省成長戦略会議。航空戦略を検討したこの非公式会合で、

低運賃が売り物のスカイマーク(東京都)の西久保慎一社長は茨城空港を褒めちぎり、茨城―神戸線開設の検討を明かした。

ターミナルビルから乗客を直接搭乗させるボーディングブリッジをなくし、タラップに乗客を誘導すれば、

ボーディングブリッジの設置・維持への航空会社の費用負担を軽減できる。

同社にとって、格安航空会社仕様の茨城空港は、コスト削減を進める「実験台」となり得る空港だった。

4月の就航が決まった茨城―神戸線は片道1万2000円(大人普通)だが、事前予約で割り引かれ、搭乗21日前までなら5800円。

羽田―神戸線の9800〜1万800円と比べて格安で、同社の低運賃への挑戦を如実に表している。

    ■    □

 県が茨城空港のターミナルビルを低コスト仕様にしたのは、国内航空会社との交渉が行き詰まり、海外の格安航空会社を取り込もうという思惑からだった。

しかし、前原国交相が昨年10月、羽田空港を国際的なハブ空港として優先的に整備する構想を打ち出すと、

就航候補の本命とも目されたマレーシアのエア・アジアXなど格安航空会社は、羽田空港の第4滑走路完成に伴う発着枠増の割り当てに期待し、羽田、茨城の両にらみの姿勢に転じた。

 ところが、この羽田ハブ化がスカイマークの茨城就航には追い風となった。スカイマークが羽田便を大幅に増やすのが困難になったとみて、県は働きかけを強め、水面下での交渉を進めていった。

    □    ■

 「格安航空会社が入りやすくなるような規制緩和をもっとしてほしい」

 昨年12月上旬、橋本知事はひそかに国土交通省の大臣室を訪ね、前原国交相と直談判した。

韓国大手・アシアナ航空のソウル便しか定期便が決まらない状況を打開しようと、環境整備に自ら乗り出した。

 スカイマークは、茨城空港就航にあたり、〈1〉整備士を空港に常駐させない〈2〉空港ターミナルビルに支店を置かない

〈3〉搭乗手続きの自動チェックイン方式採用――など諸条件の受け入れを国交省に要請していた。

 路線開設は、運航マニュアルの許認可を握る国交省の裁量次第になった。特に整備士の非常駐は海外では少なくないが、

国内では安全性の面から小規模空港などの例外を除いて認められてこなかった。

県の後押しもあり、スカイマークの要求が大筋で受け入れられるめどが立った。

 「海外の格安航空会社は、茨城空港が東京の需要を掘り起こせるか注目している。特に低運賃のスカイマークがうまくいけば説得材料になる」

 県幹部が言うように、スカイマークとアシアナの成否は今後の路線拡大に向けた試金石になる。

      ◇

 スカイマークの神戸便が急きょ決まった茨城空港。変わりつつある風をとらえ、上昇気流に乗ることができるのか。3月11日の開港まで1か月となった新空港の課題を検証する。

(2010年2月11日 読売新聞)


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