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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2622チバQ:2010/12/04(土) 16:13:09
■楽観的予測に不信も


 道内の自治体や経済界が一丸にならないのは、現状、新たな経営ビジョンが見通せないためとの見方が強い。


 道の事業プランでは、新千歳発着の釧路、女満別線を丘珠に集約し、函館―釧路線は休止させ、函館―旭川線は需要の高い土日に運航するなど見直しを進める。その結果、現在の「7路線13便」を、11年10月には「5路線13便」に変更する方針を示した。


 これにより、12年度の旅客数は18万3千人と今年度見通しより1万4千人程度増える。事業収支も12年度以降は1億2千万〜1億8千万円の経常黒字を見込む。道は「需要の高い路線にし、丘珠に集約することで収支改善が見込める」と説明する。


 しかし、道内の航空業界に詳しいある経済人は「全日空(ANA)が丘珠から7月に撤退したのは、冬場の欠航が多いことなどが理由。高速道路の利用など競争相手も無視できない」と道の見通しの甘さを指摘する。道商工会議所連合会の高向巌会頭も1日の記者会見で「事業の将来性」を吟味する姿勢を示した。


 道外からの観光客を呼び込みたい自治体は、「HACの丘珠集約は乗り継ぎの観光客の利便性が損なわれる」(水谷網走市長)とみる。


 事業プランは出たが、多額の赤字を生んだ経営責任が不明確との指摘は根強い。減資に伴いJALの持つ株式を経済界などが買い取る、とされる点に対し、「JALが投資額の一部を回収するのはいかがか」と疑問の声が上がる。


 社長をはじめとした経営陣をだれが担うかなど、経営再建に向けた責任体制は不明確なのも課題。「誰が本気でHACの経営を担う意向か」――。経済界や自治体関係者の多くが、道の現状の説明は依然として不十分、と受け止めている。


■きょうとあす 計14便が欠航 プロペラに不具合


 HACは3日、保有する3機のSAAB機のうち1機のプロペラに不具合が見つかり、整備作業のため4、5日に欠航と遅延便が出ると発表した。


 不具合が見つかったのは、3日午前8時半に新千歳空港を出発、釧路に向かった機体。飛行中にプロペラの防氷装置に不具合が生じ、新千歳に引き返したという。欠航便は4日が午前8時半の新千歳発釧路行きなど計8便で、5日も6便が欠航する。遅延便は4、5日に2便ずつ出る見通し。



《道が公表した事業プランの主な内容》
【新たな経営体制】
●資本金 4億9千万円(2億5千万円を増資)
●株主構成 道、JAL、関係自治体、経済界など
●想定出資比率 道とJALで51%(道が36%程度、JALが14%強)、関係自治体と道経済界などで49%程度(札幌市は14%程度)


【新体制移行にかかる設備投資など】
●丘珠集約 約3億9千万円(空港ビル改装、格納庫取得など)
●新体制移行 約1億1千万円(新ロゴ・商標デザイン刷新経費など)
●リース機材取得 約5億円


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