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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2442チバQ:2010/10/19(火) 23:13:52
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101019/bsd1010192138020-n1.htm
【羽田国際化〜成長への扉】(上) 外国人パワーを呼び込め (1/2ページ)2010.10.19 08:37

羽田空港の新国際線ターミナルビルで開かれた記念式典であいさつする馬淵国交相=16日午前【拡大】
 羽田空港が国際空港として生まれ変わる。21日には新国際線ターミナルと4本目となるD滑走路の供用が始まり、10月31日には国際線定期便が就航する。低迷する日本経済にとって成長への扉を開くとの期待が高まるが、課題もある。

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 「わが国に(海外からの)ヒト、モノ、カネを呼び込む原動力にしたい」

 10月16日、馬淵澄夫国土交通相の言葉が羽田空港に響いた。国際線新ターミナルが担う期待と重圧を表していた。

 期待の裏には、現実の日本経済は下降線をたどりつつある厳しい現実がある。スイスのビジネススクールIMDが毎年公表する国際競争力ランキングでは、日本は平成22年度、前年の17位から27位に順位を大きく下げた。薄型テレビなど家電製品の売り上げでは、日本メーカーは大手が束になっても韓国のサムスン電子に及ばず、日本の存在感は薄まりつつある。急激な円高も企業収益を直撃している。

 そんな中、政府は「新成長戦略」を打ち出した。新興国などへのインフラ輸出強化や法人税の実行税率引き下げなどとならび、平成21年には679万人だった訪日外国人を32年に2500万人に大幅に増やす野心的な計画が盛り込まれた。羽田はその中核的な役割を担う。

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 実際、羽田空港は、今回の国際化で海外とのつながりを大きく拡大する。

 これまで、羽田は海外には中国と韓国に就航していただけだが、31日以降は、米国、英国、フランス、タイ、マレーシアなど11カ国・地域の17の都市を結ぶ。成田空港では運用していない深夜、早朝の時間帯も運用することから、発着陸可能回数は従来の年間30万回から41万回に増える。このうち6万回が国際線に振り向けられる。

 海外からの旅行者が羽田を経由して、日本各地に向かいやすくなり、観光需要拡大への期待も高まる。

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 ただし、楽観はできない。

 アジアでも、チャンギ国際空港(シンガポール)や仁川国際空港(韓国)などは24時間体制で運用されている。特に仁川には、日本の地方空港から直行便が多く乗り入れていて、日本にとって、年間80万人以上の日本人旅行者を奪われている形だ。

 アジアの国際空港に人気路線が集まるのは、着陸料が安いためといわれる。羽田で30万円の着陸料がかかる旅客機の場合、アジアの着陸料は数万円から十数万円ですむ。安さは「空港運営に国費が投入されている」(空港関係者)ためで、航空行政に詳しい東京大大学院の伊藤元重教授は「日本でも空港運営に国費を投じる選択肢はある」と指摘する。

 また関西国際空港などに就航していた外国航空会社が羽田就航に変更する可能性もあり、戸崎肇早稲田大教授は「関西国際空港や中部国際空港を厳しい状況に追い込むおそれがある」という。

 こうした問題にどれだけ対応できるか。羽田の国際化が、日本経済の成長の推進役になるかどうかのカギは、そこにある。


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