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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2443チバQ:2010/10/19(火) 23:15:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101019/bsd1010192147021-n1.htm
【羽田国際化〜成長への扉】(下) 地域が期待する中継点効果 (1/2ページ)2010.10.19 21:46

羽田空港に設けられた新国際線ターミナルビル。緩やかに弧を描く屋根が特徴【拡大】
 「大手旅行代理店は羽田から海外主要都市へのパック旅行に力を入れている。われわれが期待するのは、日本各地から羽田への需要拡大だ。海外からのアクセスがよくなれば、羽田は待ち合わせ場所としても好都合になる。羽田の国際化は久々の明るい話題だ」

 チケット代行販売大手の店主はこう目を輝かせた。

 チケット代行市場では、航空券の取り扱いは低迷している。日本航空が株主優待券の発行を打ち切るなど、割安な商品が出回らなくなったことが背景だ。円高が海外旅行を後押ししても、店頭に航空券を探す来店者はまばらだ。

 その低迷に、羽田の国際化が終止符を打つかもしれない。21日には新滑走路の供用が始まり、31日には国際定期便が就航する。世界17都市とを結ぶ。24時間国際拠点(ハブ)化に大きく踏み出すことになる。

 「羽田が世界とつながれば、羽田に人が集まる。つまり羽田そのものの付加価値が高まるということだ」と店主は解説する。

 店主は今後、店頭で来店者の動きを注意深く観察し、「羽田へのチケットを探す動きが見えたら素早く割安を入手するつもり」と鼻息が荒い。

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 「海外旅行の増加で資金が流出する分を差し引いても、経済効果は年間7600億円程度は見込める」

 航空市場に詳しい大和総研の平井小百合シニアコンサルタントは羽田国際化効果をこう試算した。

 羽田は国内各地へのネットワークを持つ。海外からの旅行客が、羽田を経由して、日本各地に足を延ばし、さらにそこで消費を拡大する期待が高まる。ある民間エコノミストは「羽田国際化の効果は地域に波及する」と指摘する。

 ただ「あくまでも羽田の付加価値を高める取り組みが前提だ」(同)という声は多い。航空各社も手を打ち始めている。

 日本航空と全日空は今月、相次いで羽田新国際ターミナル内に設置した国際線ラウンジを公開した。

 ビジネスクラス、ファーストクラスを対象としたラウンジは、ゆとりのあるスペースに高級感のあるソファや個室を配した。仮眠にも仕事にも使える。出発前に食事も取れる。

 専門家は「サービス合戦は、羽田の付加価値を引き上げる」と歓迎する。

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 一方で、サービス合戦は、発着枠獲得などでの競争の激化ももたらす。

 全日空は今月末、ロサンゼルス線など5路線を開設する。羽田からの国際線は1日24便から44便に広がる。日航も昭和29年に初の国際線として就航したサンフランシスコ線の復活を含め6路線を開設する。羽田発着路線は1日13便から22便に拡大する。

 12月にはマレーシアの格安航空会社エア・アジアXが、羽田とクアラルンプールを、キャンペーンとして片道5千円からの運賃で結ぶ。低価格による利用者獲得も激しくなりそうだ。

 ある民間エコノミストは「競争が羽田の利便性を高めれば、国内各地から韓国の仁川国際空港などに流れていた旅行客の羽田回帰につながるかもしれない」という。日本経済の多くの問題を解決するヒントが、羽田国際化には詰まっている。(高山豊司、米沢文)


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