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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3348チバQ:2012/01/09(月) 12:00:34
 ■旅行・鉄道、危機感バネに迎撃

 日系LCCの門出が順風満帆とは言い切れない。参入に危機感を強める旅行業界や鉄道などの交通機関が、迎え撃つ準備を進める。

 旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)は、今年1月からの「初夢フェア」で30万人分の特別割引商品を用意した。昨年10月に洪水被害を受けたタイの観光支援を目的に、成田−バンコク往復航空券を2012年にちなみ、400人限定で2012円で販売するのが目玉だ。LCCは旅行会社を通さず、旅客が直接チケット購入するのが主流となる見込み。HISとしては、LCC時代も「格安旅行」の代名詞を守り抜きたい考えだ。

 JTBの田川博己社長も「LCCの参入で座席総量が増える。どの航空会社が運航しようと『JTBを利用したい』と思ってもらえたらいい」と、危機をバネに新たな商品開発へ意欲を燃やす。

 JR東日本の清野智社長は「安売り競争になれば質が悪くなる。飛行機にはない売り方を勉強しながら対策を練る」と強調。駅からの宿泊、観光地を組み合わせた旅行プランなどで質の高さを追求する。

 日本のLCC勢にとっては、国内ですでに運航している韓国のLCCも強敵だ。チェジュ航空は、関空−韓国・仁川線の機内で、おにぎりとソフトドリンクを提供する。機内食を有料とするLCCが多い中では珍しい。エアプサンも関空−釜山線の増便、ティーウェイ航空も関空−仁川線の開設を計画する。

 日系LCC3社はアジア路線に乗り出すことを明らかにしており、海外旅行で人気の高い韓国、台湾などアジア路線での競争が過熱することは確実だ。

 ただ、競争激化で各国からの訪日客が大幅に増えることが予想される。LCCの世界の航空市場のシェアは2〜3割とみられるが、日本のLCC利用客はわずか数%と伸びしろは大きい。参入を起爆剤に、国内だけでなく海外からのヒトの流れが活発化すれば、日本経済全体を底上げする可能性を秘めている。(鈴木正行)


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