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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5144チバQ:2015/02/22(日) 14:08:30
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20150221-OYTNT50339.html
小松空港利用半減試算 航空各社、客確保へ知恵
2015年02月22日

 北陸新幹線金沢開業に伴い、石川の空の事情が大きく変わる。年間約200万人の小松空港の利用客のうち、約8割は小松―羽田便が占めることから、県は新幹線開業後、空港利用者が半減すると試算。運賃の大幅値下げや羽田経由の乗り継ぎ割引の拡充など、具体策を次々と打ち出し、国際線を含めた利用客確保に知恵を絞っている。

 日本航空と全日空は、3月29日からの夏ダイヤで、小松―羽田便の早期割引運賃を最安値でいずれも9200円に設定。前日までに予約できる最安値は両社とも1万2900円で、新幹線で金沢―東京間をインターネット予約した場合の指定席割引料金(1万2130円)に対抗する。

 さらに航空会社が力を入れるのが、羽田便の乗り継ぎ割引制度だ。2路線分を合計した運賃から値下げする制度で、夏ダイヤでは、全日空の羽田経由釧路便が1万3400円(80%値引き)、日本航空の羽田経由奄美大島便が1万7900円(77%値引き)など、大幅な値下げを断行する。両社は夏ダイヤで、過去最多の国内39空港に乗り継ぎ割引制度を適用する予定だ。

 日本航空金沢支店は「運賃をこれほど下げた例はない。本気で対応している」と強調。全日空金沢支店は「羽田便を使えば全国どこにでも安く早く行くことができる。新幹線にはない強みだ」と強調する。

      ◇

 一方、県が2012年に同空港利用者を対象に実施したアンケートでは、「新幹線開業後は新幹線を利用する」と回答した人が約半数を占めた。過去には、東北、上越新幹線の開業後、仙台空港や新潟空港の羽田便が廃止されている。県空港企画課の担当者は「いずれも約30年前の事例で参考にならない」と指摘するが、危機感が見え隠れする。

 こうした状況で空港が期待するのは、福井方面からの利用者拡大と国際線の拡充だ。アンケートによると、小松―羽田便の地元利用者のうち、約14%は福井方面からの客だった。羽田便の運賃が下がったことで、米原経由で首都圏へ向かっていたビジネスマンや観光客の需要を取り込めるとみている。

 ただ、北陸新幹線の敦賀延伸が3年前倒しになり、福井までのさらなる前倒しも浮上しており、福井からの利用者を見込める期間は限られている。

 国際線定期便は今年度1月末までで、台北、上海、ソウル便の利用者が計14万4720人(前年同期比9・0%増)に上り、過去最高となる見込み。国際線利用者は全体の1割で、台北便以外は利用者数が足踏み状態であることから、伸びしろを期待する声は多い。

 航空各社は、昨年3月に国際線発着枠が拡大した羽田経由の国際線の利用を促す方針で、県空港企画課は「県民が鉄路と空路で選択できるのは喜ばしいこと。対抗ではなく、新幹線と空港が共存して全体のパイを大きくする取り組みが必要」と話した。

2015年02月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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