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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2286チバQ:2010/09/05(日) 01:59:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080602-OYT8T00886.htm
働くママに壁
託児所受け入れに限界


「たんぽぽ」へ迎えにきた小野さんに抱きつく朝郷ちゃん 「あっくん、きょうは何したの」「きょうはブロックで遊んだの」。小野玲奈さん(34)が成田空港第2ターミナルの一角にある託児所「たんぽぽ」に3歳の長男朝郷(あさと)ちゃんを迎えにきた。

 小野さんは日本航空(JAL)のグループ会社「JALスカイサービス(Jスカイ)」の社員。昨年12月、約3年間の出産・育児休暇から復職し、成田のJALのカウンターで旅行客の搭乗手続きなどにあたっている。

 夫の一範さん(27)もJALグループの整備会社に勤める。それぞれの勤務ダイヤに合わせ、交代で朝郷ちゃんの送り迎えをする。「夫の協力なしには無理」と小野さんは言う。

 「たんぽぽ」は小野さん夫婦のような空港従業員向けの託児所。成田国際空港会社の関連財団・成田国際空港振興協会の運営で、2004年4月にオープンし、現在36人の子どもを預かる。小野さんは「警備も保育方法もしっかりしている」と喜び、安心して仕事に励んでいる。

 空港従業員は約4万7000人を数え、うち4割強を女性が占める。航空会社はもちろん、レストラン、免税店、ラウンジ、観光案内所。航空管制官や税関検査官でも、もう女性は珍しくない。

 油まみれで、かつては男性ばかりだった航空整備士にも女性が増えている。この世界で一人前と認められる1等航空整備士(国家資格)も成田にはJALに1人、全日空に2人いる。

 空港の様々な機能やサービスは、もはや女性の働き手がなくては成り立たない。そのため、出産・育児面のケアも改善されてきた。Jスカイの育児休暇も01年までは1年間だったのが、「長くしてほしい」との要望に応え、翌年、一挙に3年に伸ばした。

 だが、全体を見渡すとまだまだ十分とは言えない。

 たとえば、空港内の託児所も「たんぽぽ」以外になく、「たんぽぽ」には誰もが子どもを預けられるわけではない。就業規則などで一定の基準を満たす事業所の従業員に限られている。それは、数百社に及ぶ空港内事業所のうちのわずか21社にすぎない。

 「たんぽぽ」も11人の子どもが入所を待っている。しかし、受け入れ数を増やそうにも、スタッフやスペースの確保といった問題が壁になり、現状では不可能という。預かる時間も夜は延長しても9時で終わってしまう。

 「子を持つ母親が働きたくても働けないのでは、空港全体の戦力ダウン。責任は感じている。『たんぽぽ』の時間の拡大は検討すべき大きな課題」。振興協会の橋本敬一郎公益推進課長もこう認識しているのだが。

(2008年6月3日 読売新聞)


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