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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

321千葉9区:2009/02/14(土) 16:00:03
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei090214_1.htm?from=nwlb
中部空港 開港から4年 「試練」の低空飛行
貨物落ち込み深刻


 


 17日に開港して丸4年を迎える中部国際空港(愛知県常滑市)が苦境に陥っている。世界経済の失速に伴う航空需要の激減で2009年3月期連結決算は初の経常赤字に転落する見通しだ。旅客、貨物ともに減少に歯止めがかかる兆しはなく、5年目は「試練の年」(稲葉良■(ミ)社長)になりそうだ。

(野矢充)

 中部空港の08年の旅客数(国内・国際線合計)は、前年比5%減の1123万人と低迷。昨年3月から前年実績を下回り、12月は国際線(前年同月比12%減)、国内線(同10%減)ともに不振が際だった。

 企業の好不況を映し出す国際貨物はより深刻だ。08年の貨物取扱量は前年比33%減で、成田国際空港(7%減)、関西国際空港(1%減)に比べても落ち込み方は大きい。中部地域の製造業の輸出・生産減が響いて12月の取扱量は前年同月比60%減と不振を極めた。

 「考え得る対策はすべて打っている」。トヨタ自動車副社長から空港会社に転じた稲葉社長は危機感を募らせる。

 建設段階からコスト削減を徹底して進めてきた中部空港は、開港初年度から黒字を確保。昨秋以降は、貨物需要を喚起するため貨物専用機の増便などに対して着陸料を割り引く緊急対策を打ってきた。しかし、「誰も推測していなかった」(廣地義範専務)ほどの経営環境の悪化には「トヨタ流」の経営手法もなすすべがないのが実態だ。

 国際空港としての存在意義を維持するため経営陣は、「長距離路線の死守」(稲葉社長)を掲げるが、現実は厳しい。

 空港経営を支えてきたトヨタグループには、航空貨物の中部空港利用率を現在の5〜6割から8割程度に引き上げることを要請し、実現のメドがついた。今後は空港幹部が主要企業を個別訪問して長距離路線でのビジネスクラスの利用を促したり、海外の旅行会社を招待して中部観光の魅力をアピールしたりするなど営業を強化する。また、路線や便数で勝る成田空港に対抗するため、企業のニーズを分析しながら利便性を高める具体策も検討する。

 ただ、自動車業界などの業績悪化で需要回復のメドは立たない。ドバイ便が3月末で廃止になるなど航空会社の撤退も相次いでいる。「この状態があと半年も続けば長距離路線は全滅しかねない」(稲葉社長)中で危機打開の糸口は見いだせていない。

■=目に見

(2009年2月14日 読売新聞)


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