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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

280千葉9区:2009/02/03(火) 21:20:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090202-OYT8T01167.htm
茨城空港に韓国便
「首都圏空港に期待」アシアナ専務 釜山便も計画

 茨城空港の路線がようやく1路線決まった。2日、乗り入れを表明した韓国大手航空会社「アシアナ航空」(本社・ソウル市)の玄東実(ヒョンドンシル)専務(日本地域本部長)は県庁で記者会見し、「茨城空港は、十分な便数を確保できない成田や羽田に次ぐ首都圏第3空港としての役割を担える」と就航の決め手となった理由を説明した。世界的な景気悪化など厳しい環境の中、引き出した最初の就航表明。釜山便の就航も計画されており、県は今後の就航路線拡大の弾みにしたい考えだ。

 運航計画によると、茨城―ソウル・仁川便は1日1往復。エアバスの小型機(141人乗り)を導入し、搭乗率の目標を75%に設定する。日本、韓国からの需要割合をそれぞれ65%、35%と想定し、両国合わせて年間2万8000人の乗客を見込んでいる。

 玄専務は県庁で橋本知事と会談後に記者会見し、「不況の中にあっても、日本と韓国の人的交流はそれほど落ちていない。(茨城空港への乗り入れで)首都圏での供給増大が期待できる」と述べた。

 茨城の魅力として、韓国からの集客が見込めるゴルフ場の多さにも言及。タラップで乗り降りするなど低コスト化を意識した空港ターミナルに関しては「無駄を省いた使い勝手のいい空港。私たち航空会社にとってはまさに望ましい」と最大限に評価した。

 開港数か月後に計画されている釜山便就航についても「これまでは福岡、関西空港にしか便がなく、首都圏としては初めての就航になる」と、新たな需要の拡大に期待をにじませた。

 自ら韓国を訪問するなどして、就航を働きかけてきた橋本知事は「大変喜んでいるというのが本当の気持ち。これらの路線の成功に向けて、今後とも頑張っていきたい」と語った。

解説

成田、羽田両空港の発着枠拡大や、世界的な景気低迷など逆風が吹くなか、アシアナ航空から就航表明を引き出せたのは、県が航空業界の情勢を見極め、早々に国際線誘致にかじを切ったことが奏功した結果とも言える。

 ただ、茨城空港の整備構想は、大阪、札幌、福岡、那覇の国内4路線の就航を想定して進められた経緯もある。地方空港の性質上、地元住民の利便性を高める国内線の誘致もやはり視野に入れる必要はある。橋本知事はこの日の記者会見で、大手傘下の国内航空会社との交渉にも力を入れていく考えを示したが、国内線開設のメドは立っていない。日本航空や全日空が相次いで国内路線を廃線にするなど、国内地方路線を取り巻く環境は厳しく、国内線の就航交渉はイバラの道が続きそうだ。

 CIQ(税関、出入国管理、検疫)体制の構築や、荷物の積み下ろしなど地上作業を担うハンドリング会社の誘致も課題になる。認知度を高めるため、海外向けの空港名称を変更するかどうかも結論が出ていない。1社だけの就航では空港の成功はない。空港の利点をアピールし、いかに路線を増やしていくか。課題は山積している。

(作田総輝)

(2009年2月3日 読売新聞)


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