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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1519名無しさん:2010/01/31(日) 11:25:41
ハブ空港は坂の上の雲か
2010/01/31配信


国際ハブ空港をめざす関空を巡る環境は厳しい
関西国際空港を巡る環境が厳しさを増している。
経営再建をめざす日本航空が一部路線から撤退したのに続いて、
27日には全日本空輸が「首都圏デュアル・ハブ」を標榜(ひょうぼう)して関空の国際線3路線の廃止・減便を打ち出した。
国際拠点(ハブ)空港をめざす関空だが、その視界は濃い霧に閉ざされている。

 全日空が27日発表した「2010年度ANAグループ航空輸送事業計画」によると、
3月28日から関空−ソウル(金浦)線(週7往復)と関空−中国・厦門線(週4往復)を廃止、
関空−中国・青島線を週7往復から4往復に減便する。
今回の路線廃止・減便は同社が新たに打ち出した「首都圏デュアル・ハブ」モデルに基づく。
ハブとは車輪の中心軸を意味する。
ハブから放射状に伸びて車輪を支えるスポークのように、航空路線で各地と結ばれる拠点空港がハブ空港だ。

 全日空の新モデルは国際線を成長の柱として強化することを狙って、国際線需要の大きい首都圏の成田と羽田の2空港を路線ネットワークのハブと位置付ける。
今年3月の成田の発着枠増と10月に予定されている羽田再拡張による増枠をにらんだもので、
「足元の需要が少ない」(同社)関空便を減らして機材を確保したわけだ。
昨年10月、前原誠司国土交通相が打ち出した羽田の国際ハブ化構想に沿った戦略転換といえる。

 関空にとって、今回の全日空の事業計画は、単に3路線の廃止・減便にとどまらないインパクトがある。
これまで全日空の国際線ネットワークは成田がハブだが、関空も中国をはじめとしたアジア方面へのハブとしての役割を担ってきた。
この役割を羽田に移すことを宣言したものといえるからだ。
当面の路線縮小は今回の3路線だけで「新たな路線縮小を現在、考えているわけではない」と、全日空はしているが
「関空から羽田への国際線シフトは羽田(発着の国際)便の実際の需要動向をみて今後、考えていくことになる」と将来のさらなるシフトも視野に入れている。

 すでに会社更生法による再建に踏み出した日航は、今冬の関空での国際線運航計画(ピーク時)で週105往復(うち旅客便は94往復)と前年に比べ24%少なくなっている。
国内線でも日航は08年11月以降、仙台や福島など7路線を廃止し、今月以降、日航グループの国内線は1日18往復と前年に比べ約2割減った。
法的整理が進む中で、国際線・国内線の減便・運休が一段と進む可能性もある。


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