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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2632チバQ:2010/12/06(月) 22:17:47
http://www.sakigake.jp/p/special/10/kukyounokuuro/article_03.jsp
[庄内空港]
地域への周知地道に
 コメどころで知られる山形県北西部の庄内平野に庄内空港(酒田市)がある。1991年10月の開港で、大館能代空港にとっては7歳上の“兄貴分”。当初の大阪、札幌便が休止となるなど開港後の路線の変遷も大館能代に似ている。東京4往復の搭乗率は2005年度までほぼ7割をキープ。週末の第1、第2駐車場は満車状態で、空きが目立つ大館能代とは対照的だ。


庄内空港ビル 庄内地域も高速交通網の空白地域と呼ばれた。1970年に庄内開発協議会が空港建設を打ち出し、地域住民一丸となった運動を展開。21年の歳月をかけて開港にこぎ着けた。建設促進期成同盟会が集めた署名は23万人に上った。開発協議会の企画主幹で、2市3町の行政、議会、経済団体で構成する庄内空港利用振興協議会(会長・榎本政規鶴岡市長)の事務局長、後藤登喜男さん(60)は「庄内は新幹線もないし、高速道路にも恵まれていない。庄内地域全体として空港にかける思いは強かった」と振り返る。

年間実績「地域の全人口」


利用客で混雑する1階の到着ロビー 人口の減少、高齢化は庄内地域も同じ。55年に37万6千人だった人口は昨年29万7千人に落ち込んだ。庄内空港の定期便利用者も世界同時不況や新型インフルエンザの流行などで昨年は前の年に比べて5万人の大幅減となった。搭乗率も2006年に7割を切り、昨年は5割台に落ち込んだ。それでも年間実績は33万9千人。後藤さんは「地域の全人口が利用していることになる」と胸を張る。

 利用客の97〜98%がビジネス客で、残りが観光客。経済動向の影響を最も受ける観光客の利用促進に向けた、てこ入れが当面の課題だ。

 「最初は東京1往復、大阪1往復だった。その後開設の札幌便は08年春、大阪便は09年春に廃止。このため昨年から乗り継ぎ便の充実に取り組んでいる。まだまだ満足はしていない」という後藤さん。全日空庄内支店の園田敏一支店長(58)も「何よりも振興協議会がきめ細かくPRしてくれる」と話し、活動を高く評価しており、地域への地道な周知と積み上げてきた実績に対する信頼関係は厚い。

負担金出し合い事業展開

 利用促進の母体となる振興協議会は、県が毎年200万円を負担するほか、鶴岡、酒田など2市3町の自治体、商工、JA、建設業協会支部などの経済団体が負担金を出し合い、総額約1600万円の予算で空港路線のPRや旅行商品の開発、誘客などの事業を展開している。

 人口10万人を超える鶴岡、酒田の2市を抱え、ハイテク産業を主体とした複数の工業団地を抱える庄内。悪条件が重なった昨年を除けば、これまでの利用は順調で、経済の回復が利用者を押し上げるとの楽観論もある。しかし、後藤さんは「この状況が、黙っていて続く保証はない。特に羽田の国際化で、庄内から飛ぶ2便目が午前8時55分から9時30分に追いやられた。国際便を優先した結果だ」と話し、ANAに対して使いやすいダイヤ編成を働きかけている。

(2010/12/02 更新)


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