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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

7003チバQ:2020/05/12(火) 11:35:56
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200512-00037762-bunshun-bus_all

“9割減便”のJALとANA「どっちが危ない?」「現金が底をつくまであと何カ月?」


5/12(火) 6:00配信

文春オンライン







“9割減便”のJALとANA「どっちが危ない?」「現金が底をつくまであと何カ月?」


2010年に経営破綻してから10年。再生の道を歩んできたJAL ©iStock.com


 新型コロナウイルスの蔓延により、多くの業種がかつてないほどの大打撃を受けている。中でも、航空業界は深刻だ。外出自粛により海外旅行や海外出張はほぼなくなり、国内の移動も激減したため、航空業界の主要な収入源である旅客収入は一転して大ブレーキとなった。しかも、航空会社はもともと、航空機や人件費など巨額の固定費が必然的にかかるビジネスであるため、景気後退の影響を大きく受けてしまうのが特徴だ。


 今からさかのぼること10年前、JALはリーマンショックと新型インフルエンザ流行で売上が減少し、巨額の固定費を賄いきれずに経営破綻した。新型コロナウイルスによる経済への影響は、リーマンショック以上とも言われている。2010年の悪夢が再び起こってしまうのだろうか。
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「コロナは2カ月間」なのに厳しすぎる決算

 4月下旬に、JALとANAが2020年3月期の決算を発表した。JALは売上高5.1%減少、営業利益42.9%減少となった。一方ANAも、売上高4.1%減少、営業利益63.2%減少である。なんとか赤字は免れたものの、非常に厳しい決算となった。

 新型コロナウイルスの感染が拡大したのは2月頃なので、影響を受けたのは2月と3月の実質2カ月間のみである。にもかかわらず、これだけの減収減益を強いられたということは、次期2021年3月期の決算への影響は甚大になるだろう。実際、両社とも、新型コロナウイルスの終息時期が見えないことから、次期の業績予想を保留にしている。
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JALとANA、どちらが赤字になりやすい?

 果たして、JALとANAはいつまで黒字を維持できるのか? 経営破綻の恐れはないのだろうか? 両社の財務諸表をもとに分析してみたい。

 新型コロナウイルスの影響を受け、JALは国際線の95%、国内線の70%を減便している。ANAもほぼ同様の減便だ。少なく見積もっても、平常時と比べて8割以上の売上減少となるだろう。
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 それでは、売上減少によって利益がどのくらい減少するのかを試算してみよう。費用には、売上の増減に伴って変動する「変動費」と、売上の増減にかかわらず固定的に発生する「固定費」の2種類がある。例えば、飛行機を飛ばすための燃料費は、減便すれば減ってくれる「変動費」だ。これに対して、人件費や航空機リース代は減便しようがしまいが毎月発生する「固定費」である。

 費用のうち変動費と固定費の構成割合を確認することで、売上減少が利益にどのくらいの影響を及ぼすのか分かる。各費目の種類で変動費と固定費を区分けする方法もあるが、残念ながら外部公表資料では細かい費目までは開示されていない。そこで、過去の売上高と費用の金額をもとに、売上増減に対する費用増減の感応度を計算し、変動費と固定費を分解してみた。

 すると、JALは変動費が35%で固定費が65%、ANAは変動費が20%で固定費が80%という結果となった。少々粗い試算ではあるが、実態と大きくかけ離れてはいないだろう。

 つまり、両社を比較すると、JALよりもANAの方が、固定費の割合が高いコスト構造になっている。固定費の割合が高いということは、売上が減少しても費用はあまり減ってくれないため、赤字に陥りやすい経営体質といえる。

 具体的にどのくらいの売上減少で赤字転落となるかを試算したところ、ANAは4.9%となった。つまり、2020年3月期の売上高から、約5%減っただけで赤字転落となる計算だ。

 一方、JALは11.7%なのでANAよりましだが、わずか1割強なので五十歩百歩といえる。70〜95%の減便をする2社なので、2021年3月期の赤字は避けられないだろう。


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