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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2464チバQ:2010/10/21(木) 12:14:32
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101020/bsd1010200508005-n1.htm
【テークオフ羽田 世界へ】(中)規制緩和 変わる旅客獲得競争 (1/2ページ)
2010.10.20 05:00


全75席のソファーが並ぶ、日本航空の新ラウンジ「ファーストクラスラウンジ」=19日、東京・羽田空港の新国際線ターミナル【拡大】
 羽田空港の24時間国際拠点(ハブ)化により、全日本空輸と経営再建中の日本航空の2社は航空需要の高まりに期待をかける。その経済効果は年間7600億円との試算もある。ただ、航空業界の規制緩和や海外からの格安航空(LCC)も参入するなど、日本の航空会社が効果を享受するには差別化が必要だ。

 「羽田が大きな変貌(へんぼう)を遂げる。日航の確実、迅速な再生につなげたい」。19日、羽田空港の新国際線ターミナルに新設したラウンジを報道陣に公開した日航の大西賢社長は報道陣にこう語った。

 ラウンジには高級感のあるソファやいす、仕事や仮眠のためのスペースを用意し、食事も提供する。ビジネス、ファーストクラスの旅客が対象だ。同様の高級ラウンジは全日空も新設。羽田国際化を機に両社が狙うのは、快適さを優先する“高級”路線だ。フライト前後の時間をいかに演出し、単価の高い旅客を獲得するか。

経済効果年7600億円

 羽田国際化により、日航は米サンフランシスコ線などを開設。羽田発着は10路線・1日13便から11路線・1日22便に拡大。全日空も今月末にロサンゼルス線など5路線を開設し、羽田起点の国際線は9路線・1日24便から11路線・44便に拡充するなど、両社とも旅客拡大に期待が高まる。

 航空市場に詳しい大和総研の平井小百合シニアコンサルタントは、羽田国際化による日本への資金流入や地方の内需活性化を合わせると、海外旅行による資金流出分を差し引いても、経済効果は年7600億円程度と試算。なかでも「最も期待できるのが外国人旅行者の増加と国内での消費」(平井氏)という。

航空連合が後押し

 ただ、この効果を高級路線で取り込めるかは疑問だ。なかでも、マレーシアのLCC「エア・アジアX」は12月、羽田−クアラルンプール間で就航を予定している。キャンペーン価格ながら、片道運賃は最低5000円からと、旅行費用を圧縮したい旅客の取り込みを狙う。

 国際的な旅客獲得競争の質が変わるとの見方もある。その背景にあるのが規制緩和だ。これまで政府間交渉で決められていた航空ネットワークが、航空会社間で路線や便数、運賃などを決められるようになるオープンスカイが来年から本格化する。これが実施されれば、路線撤退や参入が容易になる。

 これを後押しするのが、国際的な航空連合だ。全日空は「スターアライアンス」、日航は「ワンワールド」というグループに属し、旅客便の運航や保守、収益管理までグループで共通化していく。日航対全日空という単純な図式ではなく、グループ間の競争という側面が高まる。羽田国際化はこれら制度変更が実施される時期と重なる。

 膨大な潜在旅客を抱える都心を背景に持つ羽田で、新しい形の旅客獲得競争が始まりそうだ。(高山豊司、米沢文)


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