したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1114チバQ:2009/11/16(月) 20:45:18
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091116mog00m020019000c.html
ニッポン密着:松本空港 存続の危機、市民さめ (上)

松本空港と周辺空港
 ◇近くて遠い存在
 北アルプスの峰々を望む松本空港(長野県松本、塩尻市)。午前11時、離陸した日本航空グループの日本エアコミューター(JAC)札幌行きプロペラ機の爆音が遠ざかると、空港はいつもの静けさを取り戻した。1日の定期便はJACが札幌、大阪、福岡間を結ぶ2往復計4便だけだ。

     □

 「数百億円かけて拡張する必要があるのか」。1965年開港の松本空港にジェット機用の滑走路待望論が高まったのは70年代。空港北側の神林地区で農業を営む三村勲一さん(87)は82年、「ジェット化問題を考える市民連合」をつくり反対運動の先頭に立った。ジェット化により広範囲の住民が騒音被害を受けるのを懸念し、需要予測の甘さを訴えた。「拡張工事差し止め」を求める法廷闘争も起こした。だが、道路整備など県が繰り出す振興策の「アメ」に運動は尻すぼみとなり、89年、住民は夜間飛行制限などを条件に拡張工事に同意した。

 一方で、大事な農地の提供を決めた農家もあるのに「神林は騒音がひどく、住む所ではない」など偏見が広まった。縁談が破談になった若者もいる。「農家に空港の御利益はない」。三村さんは今もそう思う。

 94年、ジェット機が就航したが、利用客減で07年10月からすべて小型プロペラ機に変わった。県交通政策課によると、利用客は長野五輪を控えた96年度の26万4658人をピークに、08年度は6万3484人と4分の1以下に落ち込んだ。08年度の着陸料などの収入は約2600万円だが、支出は1億8400万円。差額の「赤字」は県が税金で補てんしている。

 三村さんは要介護4の妻(80)と2人暮らし。高血圧や糖尿病に悩みながら介護を続ける。「老老介護どころか『病病介護』ですよ。空港に税金入れるくらいなら福祉に回してほしい」

2009年11月16日


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板