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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3406チバQ:2012/02/07(火) 21:12:34
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120207/bsd1202070726004-n1.htm
格安航空“中距離”拡充 エアアジアX、欧州・印路線から撤退 (1/2ページ)2012.2.7 05:00
 格安航空会社(LCC)のビジネスモデルが転機を迎えている。アジア最大のLCC、マレーシアのエアアジア傘下で長距離国際線に特化するエアアジアX(AAX)が、ロンドン、パリ、ニューデリー、ムンバイと拠点空港のあるクアラルンプールとを結ぶ各路線から撤退すると発表した。AAXは、オーストラリア、中国、台湾、日本、韓国など、中距離路線を拡充し、巻き返しを図る。

 燃料費高騰で赤字

 マレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどによると、AAXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)は、欧州・インド路線からの撤退について、燃料価格の高騰、英国の航空旅客税の引き上げ、航空業界に対する欧州連合(EU)の排ガス税適用によるコスト増などを理由に挙げた。ロンドン、パリ各便の平均搭乗率は2011年、80%を超えたとみられるが、赤字が続いていた。

 AAXの親会社エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOは「長距離LCCの最善のビジネスモデルは、4〜8時間の路線と単一機種の運用だ」と述べ、AAXの欧州・インド路線からの撤退に理解を示した。

 LCCは、大手航空会社の正規料金の半分程度に運賃を抑える一方で、食事や映画・音楽などの機内サービスを有料化し、2地点間のピストン輸送で効率的に機材を運用する。座席間隔も狭め、1回の飛行で少しでも多くの乗客を運ぶことで収益を上げる「薄利多売」のビジネスモデルだ。チケット販売もインターネットで行い、人件費や旅行代理店に支払う手数料を節約。運用機を単一機種に絞り込むことで、整備や乗員訓練のコストを引き下げている。

 ただ、アジアから欧州などへの長距離路線になると、座席間隔が狭いことで快適性が低下するだけでなく、燃料費高騰の影響を大きく被ることになる。フルサービスを提供するチケットも、ネットを通じた事前予約や団体チケットのばら売りなどで正規料金に比べ、かなり安く入手できるようになっている。こうしたことから、長距離路線ではLCCよりもフルサービスの航空会社のほうが利用者に好まれるケースもある。フェルナンデス氏が指摘するように、国際線LCCの活路は長距離よりも中距離にあるといえそうだ。

 すみ分け加速

 AAXの路線見直しには、昨年8月に合意したエアアジアと国営マレーシア航空(MAS)の資本提携が関係しているとの見方もある。市場調査会社「航空情報センター(CAPA)」(豪シドニー)は、ロンドン便とパリ便でMASとの競合を解消する見返りに、AAXはシドニー路線を獲得したと分析している。実際、AAXは欧州・インド路線からの撤退表明の翌週、クアラルンプール・シドニー路線を今年4月1日に開設すると発表した。

 中・長距離フルサービスはMAS、中距離LCCはAAX、短距離LCCはエアアジアという、距離とサービスによるすみ分けが進みそうだ。(シンガポール支局)


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