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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2704チバQ:2011/01/04(火) 19:37:15
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kadai2010/kadai101226_1.htm
2空港「一元化」問題再燃
県中心に議論が必要


県営空港とのすみ分けが課題の中部空港 22日夜、中部国際空港(常滑市)から米航空大手・デルタ航空のハワイ・ホノルル行き第1便が飛び立った。デルタはこの日から毎日1便が中部―ホノルル間を往復する。

 国際線の出発ゲートでは、中部空港会社の川上博社長、デルタ航空のジェフリー・バーニアー日本支社長ら関係者がテープカットをして就航を祝った。バーニアー支社長が「就航を機に、中部空港とのビジネスをさらに進めたい」とあいさつした。

 中部空港では、8月にベトナム航空によるホーチミン線の再開があり、9月に中国の貨物航空会社、揚子江快運航空が新たに就航した。フィンランド航空は、今月31日からヘルシンキ線を週4便から5便に増やす。こうした動きにも、「経営は楽観視できない」と川上社長。

 空港会社の2010年9月中間決算は、中間期として3年ぶりの黒字だったが、11年3月期決算の予想は、営業利益を当初の35億円から32億円に下方修正した。経営再建中の日本航空が10月に青森、仙台、鹿児島線を廃止した影響を見込んだためだ。就航便数も9月末現在で、国際線こそ貨物便を合わせて週288便で前年同期並みだが、国内線の旅客便は1日69便で、前年同期より1割減になった。

 日航の撤退は、県営名古屋空港(豊山町)にも大きな影響を与えた。日航は、来春までに同空港の国内線9路線全てを廃止する。地域航空会社のフジドリームエアラインズ(静岡県)が福岡線を10月末から就航させたが、知名度不足もあってか、同社によると、11月の平均搭乗率は目標を大きく下回る35%という。

 こうした状況に、両空港の存続を危ぶんで、財界などから両空港の「一元化」問題も再燃してきた。05年2月に中部空港が開港した際、同空港が拠点空港、県営空港は小型機専用のコミューター空港との「すみ分け」がなされた。しかし、06年秋、中部空港にもある定期路線の福岡線を、日航の子会社のジェイエアが県営空港に開設させたため、定期路線の「一元化」問題が浮上。この時、県営空港から新たな競合路線を飛ばさないことで、両空港が合意した。

 川上社長は「両空港がどうあるべきか。どうすれば東海地方にとって便利な空のネットワークを作ることができるのかを議論する必要がある」と語る。中部経済連合会の川口文夫会長も11月の定例記者会見で「県と財界のトップレベル会談を開き、話し合いたい」と表明した。

 県は今年度当初予算で、県営空港関連で17億2000万円、中部空港関連で5300万円を計上。県航空対策課は「県の発展には、両空港の共存共栄が重要だ」としているが、自治体や財界、空港会社などトップレベルでの会議については「今のところ予定はない」という。

 国際便が就航した羽田空港や、世界の各空港との競争もある。空港の利用促進策など東海地方の空の足をどうするのか、議論を深める必要がある。

(藤川拓生)



 「一元化」問題
 1996年に閣議決定された第7次空港整備5か年計画では、中部空港の建設には、定期便の同空港への一元化(集約)が前提と明記されている。



(2010年12月26日 読売新聞)


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