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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

117千葉9区:2008/12/18(木) 23:19:14
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/air/air080218_3year_2.htm
(中)旅客数 頭打ち
発想変え 需要掘り起こせ
 日本を訪れる外国人が初めて800万人台に乗った2007年。中部国際空港は日本航空、全日空が打ち出す「空のリストラ」に苦しんだ1年だった。


 2年後の羽田、成田空港拡張による発着枠増加に備え、両社は過去最大の地方路線の廃止に踏み切った。中部でも日航・長崎線や全日空・福島線などが相次いで廃止され、開港時に94便あった国内線は80便に激減した。

 中部空港の国際線、国内線を合わせた旅客数は、愛・地球博(愛知万博)の開催された05年度が1235万人、06年度1199万人で、今年度は12月までで896万人(前年同期比99%)。国際線はわずかとはいえ右肩上がりだが、国内線は05年度をピークに減少している。

 「開港の効果は3年で終わり。あとは地道に需要を掘り起こすしかない」。今年度の利用者が、06年度並みの1200万人を維持できるか微妙な情勢に、空港会社の旅客営業チームには悲壮感すら漂う。





中国からのツアー客などで混雑する「東横イン中部国際空港」のロビー(9日夜)=稲垣政則撮影 旅客を呼び込もうとする動きは、空港の外にも広がる。岐阜県高山市でスナックを切り盛りする宮腰久代さん(42)は「中部空港経由で高山を訪れるヨーロッパのお客さんが、目立って増えた」と実感する。同市の調査では06年の外国人宿泊客は10万7200人で、5年前の2.7倍に増えた。

 それでも、同市の片岡吉則・商工観光部長は「安閑としていたら、落ちるのはあっという間」と警戒する。今月11日にはソウルで、旧知の中国国家観光局の張西龍氏と面会した。来年、日本で開かれる日中韓観光大臣会議の中部圏開催の可能性を探るためだ。「あらゆる人脈、チャンネルを生かしていく」と話す。

 昨年1月、空港島に開業した「東横イン中部国際空港」は、稼働率10%前後と低迷が続いていたが、今年2月初旬、東海3県最多の1001室の客室が初めて満杯状態になった。旧正月の休みを利用して日本を訪れた中国、韓国、台湾からの客で、ロビーはごった返した。

 副社長の加藤敏子さん(44)ら女性チームがツテを頼りに国内はもとより、台湾など団体客誘致に動いた結果だった。加藤さんは「まだまだ、中部経由の潜在需要は十分ある」と手応えを感じている。



 空港会社の今年の仕事始め式。稲葉良■社長は既成概念にとらわれず、チャレンジを続ける「アウト・オブ・ボックス」の心構えを繰り返し社員に説いた。米国トヨタの社長時代、「国内に工場を作らない限り、自動車の輸入を認めない」というメキシコ政府に対し、フォックス大統領と直談判して、事態を打開した経験から生まれたものだ。

 アウト・オブ・ボックスの発想は少しずつ芽生えつつある。今年5月中旬には、午前1時に中部を出発し、午前5時にバンコクに到着する深夜便が週3便就航する。中部にとっては初の深夜便だ。関東、関西圏に挟まれ、小粒な中部では常識を破っていかなければ、新たな成長は望めない。

 ■=目に見

(2008年2月17日 読売新聞)


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