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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1959チバQ:2010/04/29(木) 12:49:07
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/29/20100429-023375.php
2010年4月29日

関西の総意とズレ 関空・伊丹統合案
 大阪(伊丹)空港を株式会社化し、持ち株会社方式で関西国際空港と経営統合させる案が打ち出された28日の国交省成長戦略会議。関西では、関係自治体や経済団体などでつくる関西3空港懇談会が当面は神戸空港を含めた3空港を一元管理することで合意したばかり。“関西の総意”と食い違いもある国の抜本策に評価と困惑が交錯。「実現性は不透明」との声が上がるなど波紋も広がった。

 「とりあえずは2空港で一元管理して、将来的に神戸を取り込むのは想定の範囲内だ」。3空港懇の事務局を務めた関西経済連合会の奥田真弥専務理事は、こう強調した。

 3空港懇では今月12日、今後10年間は3空港を併存させて一元管理することで合意。関空会社を管理主体に想定して具体的な制度設計に着手する作業部会を設置する準備を進めていた。今回の案は新たな持ち株会社の設立など地元合意と異なる部分も多いが、奥田専務理事は「当面は一元管理を進めて関西の航空需要を最大化する考え方は一致する」と歓迎する。

 関空会社の福島伸一社長も「特に関空の財務構造の改善に伊丹の事業価値や不動産価値の検討もされるなど踏み込んだ」と評価。民間企業として空港経営に取り組む経験を生かし、その実現に向けて具体的に提案する考えだ。

 一方で神戸空港が置き去りにされたことに対し、神戸商工会議所の水越浩士会頭は「関西の総意が無視された」とコメント。「民間から買い手がでるのかなど課題は多く、実現性は不透明」と疑問視する。伊丹の存廃問題については「廃港なども検討」と記述されたが、奥田専務理事は「将来的な課題として廃港問題があると書いており、3空港懇とも基本的に同じ方向性だ」との見解を示した。

国交省、結論急いだ? 委員からも疑問

 関西国際空港会社の経営改善策など、国の成長戦略案を公表した前原誠司国交相は「成長戦略を実行に移すのが自分の役目」と決意を示した。だが、委員からは関空と大阪(伊丹)空港の経営統合に対する反対意見や、議論する時間の短さを指摘する声が噴出するなど、国交省が結論を急いだことが浮き彫りとなった。

 委員の一人、中条潮・慶応大教授は「関空と伊丹を一つの会社で運営するのは反対。個別に運営して競争させ、双方がよりよいサービスを提供し、全体のパイを増やしていくべきだ」と発言。別の委員からは「そもそも議論の時間が足りていないのではないか」との意見も出た。

 これに対し、前原国交相は「幹部には自分の担当分野以外もしっかりと成長戦略を読み込むように指示し、“オール国交省”で政策実現に取り組む」と述べた。

【写真説明】成長戦略会議の冒頭、あいさつする前原誠司国土交通相(中央)=東京・霞が関の国交省(藤原直樹撮影)

(2010年4月29日 08:39)


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