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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2876チバQ:2011/03/22(火) 22:23:53
http://mytown.asahi.com/areanews/yamagata/TKY201103200228.html
山形空港、震災支援フル回転 物資輸送・燃料補給の拠点
2011年3月21日
 山形空港が被災地支援の拠点としてフル回転している。隣接する陸上自衛隊の飛行場と連動して、各県の防災ヘリや米軍のジェット機が24時間利用。被災地から逃れる避難者を乗せる旅客機は便数が通常の3倍に増え、大型のジェット機も投入された。県も体制を強化するなど、震災前は利用者減に悩んでいた山形空港の存在感が日ごとに増している。

 20日午前10時すぎ、山形空港ビルの500メートル北にある陸自神町駐屯地飛行場地区。空港の滑走路とつながっており、普段は第六飛行隊が所属しているが、この日は大きな星と鳥居が描かれた米軍の小型ジェット機が止まっていた。その後、米国人とみられる隊員数人がヘリコプター2機に乗り換え、午前11時すぎに次々と空港滑走路から北に向かって飛び立った。

 陸自第六師団によると、15日から神奈川県厚木市の海軍基地や山口県岩国市の海兵隊基地から大型輸送機C130による物資輸送が始まり、山形空港で米軍のヘリに乗せ替えて被災地まで運んでいる。給油の拠点にもなっている。陸自によると、米軍が同空港を使うのは初めてという。

 同空港では震災直後から各県の防災ヘリが給油のために立ち寄り、12日から24時間運用を開始。20日も空港ビルのベンチで非常食を食べる岡山県の消防隊員がいた。防災ヘリの使用で余裕がなく、救援物資を運ぶ民間ヘリの着陸はまだできない状況という。

 一方、被災地から同空港を利用して東京や大阪などに出る避難者も連日詰めかけている。このため、日本航空は20日現在、1日1往復の羽田便を9往復、3往復の伊丹便を4往復と大幅に増便。昨年10月末で廃止された札幌便も2便を臨時運航している。76人乗りの小型機を利用していた羽田便には、261人乗りの大型機を投入した。

 震災直後は各便約50人いたキャンセル待ちの客は大型機の投入もあって徐々に減り、20日は20人程度。キャンセルも多く、支障なく搭乗できているという。約750台収容できる空港駐車場もほぼ満車状態で、空港敷地を臨時駐車場に開放している。車両は山形以外に宮城、仙台、福島、岩手など東北各地のナンバーが目立つ。誘導員によると、震災直後から他県の車が入るようになり、多くが駐車したままになっているという。

 空港には避難者を乗せた宮城県のタクシーも頻繁に出入りしている。仙台市のタクシー運転手によると、燃料のガス確保ができつつあり、ほぼ毎日空港に来ているという。

 山形空港の増す重要性に県も体制を強化している。空港事務所は職員の配置を3交代制にして24時間運用に対応。交通案内で職員も派遣した。17日には吉村美栄子知事も空港を視察し、対策本部の会議で「今回の地震で地方の空港・港湾の必要性を見せつけられた。空・海・陸の総合交通体系の施策を県でしっかりやっていかなければならない」と強調した。(棟形祐水)
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