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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

2565チバQ:2010/11/10(水) 22:12:31
http://www.shizushin.com/news/feature/airport/kikaku/9/20101110104110.htm
貨物戦略始動


【下】高まる需要 便数や通関に課題
2010/11/10
 10月中旬、静岡空港に初の国際貨物が届いた。上海発の中国東方航空の定期便で衣類や雑貨など約1・5トンを輸入した新翼国際サービス(大阪市)の高倉雨青社長は「荷物が集中する成田に比べて確実な輸送ができ、東京、名古屋にも近い」とメリットを強調。今後も輸入を続ける計画を明らかにした。
 県によると、県内を発着地とする国際航空貨物量は輸出入合計で年間6万〜10万トン。隣接4県を含む企業を対象にした県の調査では、2割近い72社が、静岡空港の利用意向を示している。
 新興国をはじめ、海外市場に目を向ける県内企業は多い。「販路はまだまだ伸びる」。東南アジアを中心に茶缶などの輸出を手掛ける製缶業日東産業(焼津市)の杉村直人取締役本部長(60)は海外の緑茶消費増加を追い風に、市場拡大をうかがう。航空貨物の輸出は中部国際空港からが主体だが、「静岡空港は車で30分というアクセスが魅力。地元の活性化にもつながるため、就航先が増えれば利用したい」と話す。
 日本料理チェーンなすび(静岡市)は中国・浙江省で日本料理店2店を展開しているが、静岡の食材を思うように持ち込めていない。藤田圭亮社長(37)は「本県産の地場産品が空輸できれば、サクラエビや黒はんぺんなどが提供できる。静岡のPRにつながるはず」と意欲的だ。
 だが、静岡空港に貨物専用機の就航はこれまでない。小型機の貨物スペースを活用した輸送で取扱量は限られる。たとえ今後、貨物を本格的に取り扱うとしても輸入航空貨物の税関手続きを行う電算処理システムや、物流倉庫といったインフラ整備が必要になる。
 「静岡空港は取扱量が少ないため手続きがスムーズにできるメリットはある」。こう話す物流大手の担当者も「現状では輸入のための通関手続きができず、静岡で荷を降ろしても、通関のため、わざわざ成田まで陸送しているのが現状」と指摘する。
 静岡経済同友会で物流機能強化を提言した協立電機の西雅寛社長(61)は「県内には製造業が集積し、海外に進出している企業も多い。荷主から物流業者に静岡空港から送ってくれと声を上げるべきだ」と強調する。
 だが、県西部の電動工具メーカーの担当者はこう打ち明ける。「物流業者が成田を選ぶ以上、われわれ中小企業がいくら静岡空港を使いたくても、空港まで指定することは難しい」
 国際貨物の潜在的な需要をどう実績に結び付けるか。取扱量の増加には官民を挙げた取り組みが求められる。


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