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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

751チバQ:2009/09/19(土) 23:29:03
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002363661.shtml
JALの神戸空港撤退方針 行政、経済界に衝撃 

日本航空が撤退を検討している神戸空港。地域経済への打撃は必至だ=神戸市中央区(撮影・岡田育磨)

 経営再建中の日本航空が神戸など国内7空港からの撤退を検討していることについて、地元自治体などに衝撃や波紋が広がっている。神戸空港では日航グループの旅客数は全体の約4割を占めるだけに、撤退すれば運営に大きな打撃を与えそうだ。同空港の関係者からは「搭乗率は高いのに、なぜ撤退なのか」との疑問も上がっている。(足立 聡、高見雄樹、内田尚典、末永陽子)


 神戸空港は現在、4社が1日5路線22往復を運航。日航は羽田、新千歳、那覇、石垣に1日8便を運航し、昨年度の利用客は105万人、神戸空港全体の40%を占めた。

 日航は、神戸撤退について「決定の事実はない。10月上旬にまとめる中期経営計画で正式表明する」とする。だが関係者は「金融機関などから支援を得るためには、目の前のコストをとにかく削るしかない」と漏らす。

 地元には戸惑いが広がる。「ようやく神戸空港そのものが定着し、客の増加が見込めそうなのに」と神戸市内のホテルの担当者。別のホテルも「旅行会社が神戸空港利用のプランをやめる可能性もある」と困惑する。

 神戸商工会議所地域振興部は「朝、夕の羽田便は地元企業にとって非常に便利。撤退すれば神戸空港の利便性低下は避けられず、地域経済の足を引っ張りかねない」と懸念。今後、自治体と路線存続を訴えるという。

 空港を管理・運営する神戸市にとっても撤退は大きな打撃だ。神戸空港の本年度の収入見通しは約18億円で、着陸料は全体の約4割に当たる約7億円。日航が撤退すれば着陸料は4割近く減少するとみられ、市の財政計画も大幅に狂うことになる。

 神戸市の関係者は「搭乗率は決して悪くないのに、なぜこんなことになるのか」と戸惑いを隠さない。日航の神戸発着路線の4〜7月の平均搭乗率は65・6%で、同時期の国内全路線の平均搭乗率56%に比べて決して低いとはいえない。神戸-羽田線に就航する日航と全日本空輸、スカイマークの3社を比べても、日航は健闘しているように見える。

 だが、ある民間航空関係者は「搭乗率が良くても不採算というのはよくある話」と指摘。席を埋めようと修学旅行やパック旅行向けに運賃を大幅に割り引くためで、「搭乗率が低くても定価に近い値段の乗客が多ければ採算は取れる」という。

 日航より搭乗率が低い全日空は「神戸線の収益は深刻な状況ではない。神戸開港から3年半がたち、関西の顧客に深く浸透している」とする。

 前原誠司国土交通相は18日の会見で「採算を度外視して全国に空港を造ったことが航空会社の経営の負担になっている。公共事業をコントロールできなかった証拠だ」と過去の政策を批判。地方路線廃止については「地元の要望と経営の折り合いをつけるのは難しいが、地域の声は真摯に聞く」と配慮を示した。

(9/19 15:11)


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