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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

5230チバQ:2015/04/15(水) 01:36:57
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150414/bsd1504140500007-n1.htm
日本勢は共同運航で歓迎 アラブ系航空3社、欧米路線急拡大 (1/2ページ)
2015.4.14 06:20
 アラブ系の航空3社が「オイルマネー」をバックに欧米路線を急拡大している。富裕層を取り込む顧客獲得戦略や欧州の航空大手への出資で攻勢を強め、日本航空、全日本空輸ともコードシェア(共同運航)を通じた協力を進める。政府資金も投入されており、米国の大手各社は「不公平な競争を繰り広げている」と反発している。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、アラブ系3社による3月の米国への座席供給量はリーマン・ショック直後の2009年3月と比べて急拡大。アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空は約7.7倍、エミレーツ航空も約3.2倍、天然ガスが豊富なカタールのカタール航空も約3.1倍に達した。最近の原油安でも、油田の採掘費用が安いため採算を取りやすく「競争力を保てる」(石油会社幹部)という。

 エティハドは景気回復に伴ってビジネス需要が堅調な米路線を強化。ニューヨーク-アブダビ線では12月1日、欧州エアバスの総2階建て超大型機A380を導入する。富裕層向けの最上級クラスの座席はダブルベッドへと一変でき、シャワーも備えるなど「空飛ぶホテル」のようだ。

 アラブ諸国を含む中東に地理的に近い欧州大手は利用客を奪われ、業績不振に陥っている。フランスのエールフランスKLM、ドイツのルフトハンザ航空はともに14年12月期最終損益が赤字。ルフトハンザに関しては、今年3月にフランス南部で起きた傘下の格安航空会社(LCC)の航空機墜落も経営に悪影響を及ぼしそうだ。

 こうした動きを受け、エティハドがアリタリア航空(イタリア)株の49%を取得するなど、連携への足掛かりを築いた。

 米大手は欧州での動きが米国に波及することに危機感を強める。「アラビア半島からのテロリストが起こした(01年)9月11日のテロで、米航空産業は打撃を受けて大規模な再編に追い込まれた」。デルタ航空のリチャード・アンダーソン最高経営責任者(CEO)はCNNテレビで、米中枢同時テロと結び付けるかのように批判。デルタはその後、謝罪したが、発言は脅威の大きさを物語っている。

 アラブ勢は米国と結んでいるオープンスカイ(航空自由化)協定を背景に「顧客に選ばれた結果だ」と反論する。

 3社はいずれも日本路線を持ち、成田と中部の両空港に乗り入れるエティハドは全日空、成田と羽田、関西各空港に展開するカタール、エミレーツは日航とそれぞれ共同運航を手掛ける。日航は「就航地点で一部競合もしているが、それ以上に当社のネットワークが及ばない地域を顧客に提供できる」と利点を強調する。

 ただ、消費者を魅惑する最新鋭の航空機を、国際線網に着実に拡充しており、米大手の関係者は「日本も明日はわが身になる」と警告している。(ニューヨーク 共同)


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