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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

4598チバQ:2013/12/16(月) 23:26:59
http://toyokeizai.net/articles/-/26344
スカイマークが仕掛ける国内線の“奇策”
鳥取・米子から3路線就航、神戸への超短距離線も
武政 秀明 :東洋経済記者
武政 秀明たけまさ ひであき東洋経済記者1976年生まれ。関西大学総合情報学部卒業。国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、産経新聞グループの日本工業新聞社(フジサンケイ ビジネスアイ)記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。第一編集局(現編集局)記者として、マクロ・マーケット、証券、化学業界などを担当。東洋経済オンラインの2012年11月リニューアルに携わり、主に企業系ニュースの編集を担当。みずからも「半沢直樹もたまげる、究極の『出向先』」などのオンライン書き下ろし記事を執筆。2013年10月から週刊東洋経済編集部。主に大型特集記事の編集を担当。
2013年12月13日

格安航空会社(LCC)の台頭や燃油コストの増大もあり、苦境が続くスカイマーク。そんな“かつての新興エアライン”が、地元自治体もあっと驚く奇策に打って出た。

同社は12月20日、鳥取県の米子空港から新たに3路線を就航する。行き先は成田空港、茨城空港、神戸空港。このうち、成田線と神戸線は1日2往復、茨城線は同1往復となる。

成田線はANA羽田線の半額以下
米子空港は、島根県との県境に位置する境港市にある。鳥取西部や島根東部を訪れる人や周辺住民の利用が主だ。鳥取、島根両県は新幹線が走っておらず、特に鳥取西部は公共交通の便もよくない。首都圏への移動は、航空路線が有力な手段の1つになっている。

現在、米子空港から飛んでいる国内路線は、全日本空輸(ANA)が1日6往復を運航する羽田線のみ。今回、鳥取県の誘致活動に乗ったスカイマークが新規参入する格好だ。ANAの米子―羽田線は通常運賃だと片道3万円以上かかるが、スカイマークの成田線はこの半額以下で運航する。

成田は羽田に比べると東京都心へのアクセスに難があるが、航空運賃が半額以下なので、鉄道運賃を加味しても、金額面のメリットは大きい。また、国際線の便数が豊富で、海外への旅行にも便利。さらに、ジェットスターやバニラエア(旧エアアジア・ジャパン)は成田を拠点にしており、LCCにも乗り継ぎしやすい。

LCCは現状、多くの乗客が見込める主要都市間の路線が中心で、米子のような地方都市には手を出してこない。一方、スカイマークはLCCほどではないものの、日本航空(JAL)やANAといったフルサービスの大手航空会社に比べると割安な運賃設定に強みを持つ。米子―成田線はスカイマークの優位性を発揮しやすい条件がそろっているわけだ。

飛行時間35分の超短距離路線
ただ、これは“奇策”といっても序の口に過ぎない。スカイマークを誘致した鳥取県交通施設課の担当者ですら度肝を抜かれたのが、米子―神戸線の就航だ。

隣県である兵庫県の神戸と米子との直線距離は、ざっと200キロメートル。フライト時間わずか35分という超短距離路線である。しかも、使用する機材はプロペラ機ではなく、ジェット機であるボーイング737-800。相対的に固定費は高くつく。

はたして、スカイマークに勝算はあるのか。

米子周辺から神戸へ公共交通機関で移動するには、JR伯備線から山陽新幹線に乗り継ぐのが一般的。それでも、所要時間は最速で3時間強、運賃も9000円程度が必要となる。鉄道以外だと、高速バスも有力な移動手段となっている。所要時間は鉄道と同程度、運賃は5000円弱といったところが相場だ。

一方、スカイマークの米子―神戸線は最安4800円、普通運賃でも1万円程度に設定。時間はもちろん、金額の面でもお値打ち感を打ち出した。関西の主要都市と鳥取西部や島根東部との間を行き来する際の選択肢の1つとして、浸透を図りたい考えだ。

「JR伯備線は1時間に1本程度、4〜8両で走っており、関西圏から山陰地方(兵庫県北部や鳥取県、島根県など)への移動ニーズは一定程度ある」と、スカイマーク幹部はそろばんを弾く。鳥取県交通政策課の担当者も、「米子―神戸線の就航については、思った以上に反響が寄せられている」と、声を弾ませる。


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