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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3800チバQ:2012/07/13(金) 12:36:35
◇知事「新幹線開業後も意義大」


 谷本知事は12日、読売新聞のインタビューに応じ=写真=、10年目に入った能登空港について「北陸新幹線の金沢開業後も大事な社会資本」などと語った。主なやり取りは次の通り。(聞き手・加藤哲大)

 ――能登空港は9年目も目標搭乗率を達成したが、地元の利用者は減っている。

 「能登空港は離島空港と性格が似ている。能登半島は首都圏から往復12時間かかる。行き止まり感を払拭する必要もあり、地元の強い思いを受けて空港を整備した。搭乗率保証制度は、全日本空輸との信頼関係が前提。(目標搭乗率)62%にこだわった。約束を守ることで今後、(増便を含めた)無理なお願いを聞いていただけるかもしれない」

 ――終盤に追い込まなければ達成できなかった。

 「今年はちょうど10年目。最後の追い込み戦術も大事だが、毎年追い込みでは疲れてしまう。最初から安定した搭乗率を維持する方策を考える必要がある」

 ――北陸新幹線の金沢開業が迫っている。能登空港の利用減につながらないか。

 「最初は金沢で満足し東京に帰るかもしれない。能登空港への影響は、能登半島にいかに足を運んでもらえるかにかかっており、誘客のための環境整備が必須。そのために来年4月から能登有料道を全面無料化する。開業時には『金沢駅イン、能登空港アウト。能登空港イン、金沢駅アウト』という旅行商品を用意しなければならない。能登空港は、能登半島の行き止まり感を払拭する意味で新幹線開業後も大事な社会資本。維持・存続しなければならない」

 ――開港による地元の活性化はどうなっているか。

 「空港に隣接して、日本航空学園が立地してくれた。教員、生徒で約750人。生半可な企業誘致より、よっぽど効果がある。生徒全員の住民票が輪島市に移り、32年ぶりに輪島市の人口も増えた。過疎地域ではあり得ないことだ。開港の効果を判断する際は、空港収支単体ではなく、こうした効果も考慮すべきだ」

◇搭乗率保証制度

 県とエアーニッポン(2年目からは全日本空輸)が、あらかじめ基準となる目標搭乗率を設定し、下回った場合は県と地元自治体で補填(ほてん)し、逆に上回った場合は協力金を受け取る制度。目標搭乗率は62〜70%で設定され、4年目以降は目標搭乗率の上下4%以内は双方に支払い義務は生じない契約になっている。

(2012年7月13日 読売新聞)


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