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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

3083チバQ:2011/07/18(月) 18:22:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110718/bsk1107180504000-n1.htm
エールフランスKLMが低価格戦略 欧州最強「ゴミお持ち帰り」 (1/2ページ)2011.7.18 05:00

 欧州航空最大手エールフランスKLMは近く乗客に対し、飛行機を降りる際に座席を自分で掃除してゴミを持ち帰るよう求める見通しだ。英イージー・ジェットやアイルランドのライアンエアなど格安航空会社(LCC)に顧客を奪われつつある地方空港で巻き返しを狙い、低コスト戦略を急ぐ。

 ◆「格安」対抗策出遅れ

 イージー・ジェットがフランスとの新路線を開設し、スペインのLCCブエリング・エアラインズが南仏トゥールーズ発着便の運航を開始するなど、フランスの航空市場は競争が激化している。エールフランスのグルジョン最高経営責任者(CEO)はLCCに対する競争力を高めるため、地上スタッフによる清掃業務を中止して航空機の稼働時間を延長したい考えだ。

 しかしフランス全国客室乗務員労働組合(SNPNC)のファティハ・アグーヌ代表によると組合が機内清掃業務を拒否したため、同社は乗客に機内清掃をさせる案を検討しているという。

 グルジョンCEOの格安運航計画について、欧州LCC最大手ライアンエアのオライリーCEOは「見込みはない。旗艦航空会社が業界史上、低価格戦略で成功した例はない」と述べ、まったく懸念していないと話した。

 LLCへの対抗策では欧州各国を代表するフラッグキャリア(旗艦航空会社)がすでに先陣を切っている。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は1998年にLCCゴーフライを設立。しかし2001年には国際ベンチャーキャピタル会社(VC)スリーアイ・グループに売却し、02年にはイージー・ジェットが買収した。また独ルフトハンザは地方路線のシェアを維持しようとLCCジャーマンウイングスを設立したが、09年にスペインのイベリア航空が買収、ブエリングと合併している。

 ◆労使交渉難航で暗礁

 モルガン・スタンレーのアナリスト、ペニー・ブッチャー氏(ロンドン在勤)は「同業者の多くは何年も前に格安航空の脅威に対処してきた。エールフランスが出遅れたのはひとえに労使交渉のせいだ」と話す。

 エールフランスの国内・国際線のシェアはイージー・ジェットが初めてフランスに上陸した02年以降、39%から34%(09年)にまで縮小。イージージェットは同時期にシェアを4倍以上伸ばし、7.6%に拡大した。

 グルジョンCEOの計画には乗客による清掃案のほか、エアバスの単通路機「A320」をパリからマルセイユ、ニース、トゥールーズへ配置換えし、北アフリカや東欧、北欧などを含む多数の路線を新設する案も盛り込まれている。

 同計画では従業員は各空港に配置され、労働時間が増える公算。コストを削減するとともに燃料補充や清掃、点検にかかる着陸から離陸までの時間を25〜30分に短縮し、航空機の1日当たりの飛行時間を現在の8〜9時間から約12時間に延長するという。

 フランス最大の操縦士の労働組合、全国航空パイロット組合(SNPL)は組合員による投票で計画を承認したものの、SNPNCでは休暇期間の短縮や時給の引き下げが争点となり、協議が決裂した。

 モルガンのブッチャー氏は「大手航空会社の低価格戦略は労組との協議でことごとく暗礁に乗り上げた。エールフランスは労組と合意を形成できない限り、LCCに匹敵する高い生産性を実現することはできない」との考えを示している。(ブルームバーグ Laurence Frost)


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