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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

6369チバQ:2018/04/13(金) 17:26:40
http://www.sankei.com/premium/news/180413/prm1804130009-n1.html
2018.4.13 17:00

世界の航空各社で17時間級の直行便広がる 日本大手の見立ては…
 世界の航空業界で、1万5000キロ級の超長距離をノンストップで飛ぶ路線が注目され始めている。旅客機の燃費性能が向上し、片道17時間を超える運航が可能になったことが背景にある。日本の航空大手は、こうした長距離運航が「主流になるとは思っていない」と導入に消極的だが…。

 オーストラリアのカンタス航空は3月24日、同国西部の都市パースと英国の首都ロンドンをつなぐ定期便の運航を開始した。

 豪英を結ぶ航路は、「カンガルー路線」とも呼ばれる。英紙フィナンシャル・タイムズによると、カンタス航空が1940年代に初めて就航させたロンドン便は当時、到着まで7カ所を経由し、4日間かかった。

 新たな定期便はビジネス客などの優良顧客をターゲットにしており、カンタス航空幹部は「人々は目的地まで止まることなく向かいたいと思っている」と自信を見せる。

 超長距離便就航の背景には、米国のボーイングや欧州のエアバスなどの航空機製造大手が、燃料効率の良い新しい機体の提供を進めていることがある。

 同紙によるとカンタス航空のほかにも、カタール航空(カタール)が同国の首都ドーハとニュージーランドの主要都市オークランドをつなぐ便を就航。シンガポール航空(シンガポール)も今年中に、シンガポール-米ニューヨーク便を就航する予定だ。

 いずれも1万5000キロ級の超長距離飛行となる。同紙によると、飛行時間はカタール便が17時間40分、シンガポール便が19時間という。

 日本航空(JAL)で最も所要時間が長いのは東京-ニューヨーク便復路の14時間。全日本空輸(ANA)は、東京-メキシコシティー便復路の14時間20分という。

 オセアニアや中東の各社が飛行時間が際立って長い直行便に傾斜する中、日本の大手2社では、この動きが航空市場で主流となる可能性については懐疑的な見立てが強い。

 JALは「需要の食い合いはあるだろう」と予想しつつ、直行便の登場で新規需要ができる可能性は低いとみている。

 シンガポール航空のシンガポール-ニューヨーク便を例に「シンガポールから今まで中国(上海、北京)経由でニューヨークへ行っていた人が、直行便に切り替えるケースもあるだろうが、そこを日本経由で来ていただけるようプロモーションに取り組みたい」と強調する。

 さらに、同じ航空連合に所属する会社同士の提携運航でも強みを発揮できると指摘する。所属各社でダイヤや運賃を一緒に決め、航空券の販売でも連携し収益を分け合う戦略が主流となっているという。

 JALは「乗り継ぎを含めて到着まで数時間しか変わらないとすれば、直行便を選択する乗客がどれほどとなるのか。あまり多くはないだろう」(広報部)と分析している。

 ANAも長距離便の運航について、「需要との見合いがある」(マーケティング室)とする。17時間に及ぶ直行便が航空業界を席巻する可能性に対しては否定的な見方を示している。

 フィナンシャル・タイムズによると、豪航空コンサルティング大手「航空センター」のハービソン会長は、英ヒースローやドバイ、米シカゴ・オヘアといったハブ空港同士のネットワークが主流となっている現在の航空市場が、超長距離便の登場で大きな影響を受けることはないだろう、と分析。ドバイやドーハなど中東のハブ空港が持つ「地理的な優位性」は揺るがないとしている。


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