したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

351千葉9区:2009/02/22(日) 13:25:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090222/CK2009022202000074.html
【千葉】絶えない地元の不満 空港問題 国、東京には強気で交渉
2009年2月22日

 「地域エゴじゃないわ。その言い方は失礼よ」。二〇〇三年十一月、首都圏の知事や政令市長が集まった八都県市首脳会議。堂本暁子知事は、神奈川県の松沢成文知事に声を荒らげて反論した。

 議論されたのは松沢知事の首都圏連合構想で、堂本知事は反対。背景には羽田空港をめぐる東京都などとの対立があり、県内の航空機騒音の拡大や成田空港の地位低下などを懸念したためという。

 出席していた当時の県幹部は「心の中で『よく言ってくれた』と拍手した。知事は、成田には相当力を入れていた」と振り返る。

 堂本県政八年の成田空港は、〇二年に二本目の暫定滑走路が完成。〇五年には暫定滑走路を計画通りの長さに延ばす北延伸が決まった。年間発着枠を現在の一・五倍の三十万回に増やす議論も、昨年から始まっている。

 一〇年に一部が国際化される羽田と、国際線の綱引きも課題になった。「報道内容について国土交通省の航空局長を呼びつけるなど政治家らしさを見せていた。国交省も東京都も気を使っていたはずだ」。県庁OBは、堂本知事が一目置かれていたと指摘した。

   ◆  ◆

 だが、対外的な交渉には定評がある一方、地元では県への不満が絶えない。

 発着一・五倍増の構想は「市町村から議論が起きることが重要」とし、協議する場である推進会議は地元市町で構成され、県は一歩引いた立場のオブザーバー参加になっている。

 地元自治体からは「県の責任とリーダーシップでまとめるべき話だ。騒音下の合意を得る大変な作業から逃げた」と強い批判もある。ある県幹部は成田市幹部に対し「押しつけて悪かった」と謝ったという。

 空港反対派については、前の沼田県政は積極的に農家と接触、移転も実現させたのに対し、堂本県政は空港会社に一任。かつて反対派と交渉した元県幹部は「農家に通うことはなくなり、パイプも切れた。あれは間違いだった」と悔しがる。

 〇五年に北延伸が決まる四日前、堂本知事は空港用地内で暮らす反対派農家を訪問。約一時間、空港会社への用地売却を求めた。知事が帰った後、この農家の主人は「一時間で溝が埋まるわけがない」とつぶやいた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板