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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

679千葉9区:2009/08/12(水) 22:50:39
http://www.ibaraki-np.co.jp/series/sky/page03.htm
未来への滑走・茨城空港開港まで1年<3> 逆境の地方空港
2009/03/29(日) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁


撤退自由化が打撃に
 本県の最寄りの地方空港として一九九三年三月に開港した福島空港。ターミナルビル内に入ると目立つのが「ウルトラマン」。生みの親・故円谷英二さんが地元須賀川市出身であることから、昨年の開港十五周年を機に常設展示を始めた。
 ビル内のロビーや通路の一角に、ウルトラマンのジオラマや衣装、パネルなどを展示。「幅広い年代に親しまれているキャラクターで、ウルトラマンを目当てに空港を訪れる人もいる」(福島空港ビル)という。
 三月上旬の同県議会一般質問で、県議の一人が空港活性化策としてウルトラマンの活用を提案。愛称を「ウルトラマン空港」とし、ビル内に展示室を設けて空港のにぎわいにつなげるよう求めた。

 燃料の高騰などを発端に国内の大手航空会社などが路線の廃止・減便を進める中、日本航空(JAL)が今年一月末で同空港から撤退した。利用者の大幅減が避けられない状況で、空港を管理する県などの関係者は対応を迫られている。
 同空港から関西、大阪、那覇へのJAL便は廃止。二月以降の定期就航路線は、国内線が札幌、大阪、国際線がソウル(仁川)、上海の計四路線となった。国内線利用者の約四割がJAL便の搭乗者だったという。
 同空港の利用者は、国内・国際線の定期便と国際チャーター便を合わせ、二〇〇七年度は約五十一万六千人。国際定期便が就航した九九年度の利用者約七十五万八千人をピークに、その後は数万人単位で減り、〇二年度に六十万人を割った。

 年々利用者が減少する要因について、福島県空港交流課は、航空法改正(〇〇年二月実施)による路線の参入・撤退の自由化で便数が減少しているのに加え、観光需要の減少を挙げ、「新年度は航空会社と協力してビジネスでの利用客誘致を強化する」という。
 JAL撤退後の就航対策では、全日空(ANA)などに増便要請を続け、大阪間の路線一日三便に、四月から二便が増便される。
 ターミナルビルの経営も危機に直面している。開港以来、運営会社・福島空港ビルは黒字経営を続けてきた。〇七年度には約七億八千万円の収入があったが、来年度は二億円以上の減収が見込まれる。この四月から契約社員を含め人員を約三十五人から三分の一程度に削減する計画。
 同県は今年から、空港内の事務所に職員二人を常駐させた。空港内で子どもや親子を対象にした体験イベントなどを実施し、あの手この手で空港の活性化に躍起になっている。
 世界的な不況が襲う中、地方空港の経営は軒並み厳しい。茨城空港が都心に近い地の利や簡素な空港づくりの工夫などで逆境を乗り切れるか注目される。

【写真説明】
昨年、開港から15周年を迎えた福島空港。中央部が旅客ターミナルビル


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