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地方選挙・地方政治

1片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/11(月) 22:47:01
首長選挙、議会選挙、地方政治全般

2片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/13(水) 02:53:12
長野・世論調査 田中知事不支持が初の5割超、支持率は過去最低
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20050412/20050412-00000048-nnn-pol.html

 田中康夫長野県知事の支持率が過去最低の42%に落ち込み、逆に不支持が初めて5割を超える世論調査の結果が12日にまとまった。
 長野県世論調査協会が行った電話アンケートで、田中知事の支持率は42.4%と、去年10月より4.5ポイント下がり過去最低だった。一方、不支持は前回より5.3ポイント増え52.8%で、初めて5割を超えた。3年前に県議会から不信任されて出直しの知事選挙で圧勝した直後の支持率84%に比べ、半分にまで落ちこんだ。
 政治手法などをめぐる就任当時からの県議会との対立は依然として続いているほか、最近では数少ない知事支持の県会議員や後援会幹部などの知事離れも進んでいる。
[13日1時49分更新]

3片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/14(木) 00:28:37
■境界線変更やむなし 永野地区分町問題で鹿沼市長
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050413/news_7.html

 粟野町永野地区の栃木市への分町問題について、鹿沼市の阿部和夫市長は十二日、下野新聞社の取材に対し「地区の総意が栃木市であれば、境界線変更もやむを得ない」との考えを初めて示した。さらに同市と粟野町が合併する来年一月一日以降、問題について日向野義幸栃木市長と十分協議する意向を示した。
 永野地区の分町問題では先月、日向野市長と湯沢隆夫町長が協議。六月県議会の議決を経て鹿沼市と町の合併が事実上決定した後、町の責任で地区の意向調査を実施し、地区の総意が栃木市への分町編入を望むなら、新市に協議の場を設けるよう町が鹿沼市に申し入れを行うことで合意している。

 阿部市長はこれまで「協議が引き継がれた時点で検討したい」と述べるにとどまり、分町問題に対する考えを示していなかった。

 阿部市長は取材に対し「あくまでも地区の総意が栃木市となった場合」と前置きした上で、「地区の意向調査の結果は真摯(しんし)に受け止め、町から申し入れがあれば栃木市長と十分協議し、前向きに検討したい」とした。

4片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/15(金) 15:30:12
6月の千葉市長選、民主が若手官僚を独自候補として立てる方向みたいですね。
千葉市は、知事選で自民系だけど若い森田氏にけっこう票が入ったことでもあるし、
とにかく若いという基準で投票する人たちの支持をかなり引き寄せるかも(官僚というのがどっちに転ぶか、だけど)。
現職、前助役、民主候補、共産候補・・・は出そうだけど、さらに市民団体系から出るかどうかで
結果ががらっと変わってくるかもしれない。

都議選の前哨戦と位置付けられるか?

5片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/15(金) 16:51:01
手腕検証㊤ トップダウンに賛否
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=5470

 03年8月1日。富山市議会各会派の部屋を、財政課長らが急きょ訪れた。
 手にしていたのは、市の財政健全化策を記した「財政危機回避緊急プログラム」。福祉事業の一部廃止の検討や、公共施設の使用料の引き上げなどが含まれていた。
 同じ日、森雅志市長(当時)は記者会見でプログラムの説明を始めた。
 市議らにとっては、突然の出来事。「福祉サービス低下につながるのでは」「公共工事が減らされるのでは」。財政課長らに次々と質問を投げかけた。
    □
 財政危機回避緊急プログラムは、市長・助役らと財政課で策定された。収入減や支出増に備えて積み立てておく財政調整基金の残高は、91年度には82億円に達していたが、03年度末には約19億円にまで減っていた。
 加えて、三位一体改革による地方交付税の削減で、財政課には「予算が組めるのか」と不安があった。森氏は同7月1日の定例記者会見で市財政について「たとえが適当かわからないが、黄色信号が点灯した」と発言した。
 プログラムで、下水道料金は、一般汚水で毎月の基本料金が250円上昇。平均27・4%使用料金があがった。幼稚園の保育料も月千円引き上げられ、9千円になるなど市民の負担は増えた。
 プログラムには、トップダウンの提案で、職員給料の引き下げも含まれていた。関係者によると、森氏は職員に「市民に負担を求める中で、職員だけが枠外では市民の理解は得られない」と呼びかけたという。
 職員組合からは「人事院勧告以外の理由で給料を下げれば、一体何を基準に給料が決まるのか」と大きな反対があったが、森氏はねばり強く交渉した。
 交渉はプログラム策定から約8カ月後に妥結。課長級は年約15万円、次長級は約16万円、部長級は約20万円を減給し、年間で約1億3千万円弱の人件費を削減した。市長報酬も月約10万円減らした。
 職員組合の西野貴之書記長は「給料削減は職員の生活にかかわること。事前に相談がなく、公に出てしまったことに反感を抱く職員もいた。しかし、森氏があくまでも労使の合意がなければ削減しない姿勢で労使関係を守ってくれたため、妥結できた」と振り返る。
    □
 一方、トップダウンで素早い決断をする森氏の手法は、不信感を芽生えさせる面もある。
 02年4月に民事再生法の適用を申請した「富山駅前開発」。富山駅前のCiCビルを管理運営する会社だ。森氏は経営支援策として、03年3月補正予算で約4億8千万円を計上し、ビルの3階を市の所有にすることを決めた。

 ビル内のテナントが撤退することが、「富山駅前開発」の再生計画に大打撃を加えることが予想されたためだ。担当者は「テナントがいない廃虚のビルにしないためにも、一刻も早い支援が必要だった」と理由を説明する。
 しかし、疑問の声も上がっている。建設費など総事業費約110億円のうち、約20億円を国や県、市が補助したビルに、さらに税金を投入する。駅前のビル全体の活用方法や活性化策は、不明確なままだ。ある元市議は、補正予算などで計上される項目ではないように感じたという。
 「突然の提案。スピードが必要なこともわかるが、重要案件を、じっくり議論できる当初予算ではなく補正予算で片づけていく姿勢には疑問もある」と話す。
   × × ×   
 02年1月の初当選以来、3年2カ月余。決断の速さや政策立案能力の高さで評価を受ける旧富山市長の森雅志氏の市政。一方では「独断型」との批判も聞かれる。17日告示の市長選を前に、森氏の手法を検証する。(長谷文・角幡唯介)
(4/14)

6無記入:2005/04/15(金) 16:53:00
手腕検証(下)
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=5473

 「多少、耳の痛い質問もいたします」
  旧富山市の昨年12月定例議会。岩脇秀三氏(社民)は、10月の台風23号時の危機管理体制についての質問を切り出した。
  台風23号では、市管理の水門閉鎖の遅れなどから富山市桜谷地区など神通川左岸で川の水が排水路を逆流、約600戸が床上や床下浸水の被害を受けた。
  「逆流を確認して、ゲートをなぜ全閉できなかったのか」「上下水道局は、何時に職員を排水門に配置したのか」
  16項目に及ぶ質問と、2度の再質問に対し、森雅志市長(当時)は「マニュアルのあり方や体制のあり方をもう一度見直してみる」と答弁した。岩脇氏は「職員に危機管理に対する感覚が全然なかった。(市長の答弁で)前進すると思う」と評価する。
  時に厳しい質問をしてきた社民も、今回の市長選で森氏支持を決めた。森氏が初当選した02年の選挙では自主投票。今回も意見は分かれたが、台風23号の被害で市の責任を素早く認め、住民に総額8370万円の支援金を給付するなど決定の速さや、自民党色を薄めようとしている努力などを評価する声が上回った。
    □
  旧富山市議会は森氏の前の正橋正一・元市長の時代から、ほとんどの会派が市長を推薦していた。市長が森氏になっても、旧市議会40議席中、自民など与党が33議席を占め、圧倒的多数を占める状況は変わらなかった。3議席を持っていた社民の支持で、「オール与党化」の傾向はさらに進むとの指摘もある。
  財政再建策のほか、富山地域合併協議会長として、7市町村の対等合併を実現するなど、「市の懸案事項が一気に進んだ」と森氏の手腕を評価する声は市議の間で高い。
     □
  しかし、市町村合併など、森氏が実行してきた主な施策は正橋市長時代からの懸案事項が多かった。自民の元市議は「やらなきゃいけないことは分かっており、議会の意見が分かれる場面が少なかった。そのためトップダウンで決断する森氏が持ち前の手腕を発揮できた側面がある」と解説する。
  議会にも森氏の姿勢や手法に対し、不満の声があるのも事実だ。「野党議員に対する答え方はあからさまにそっけない」との批判は、複数の市議の間から聞かれる。
  与党の民政クラブ幹部も「有頂天になるか、自分を律するか。意見を言う人材がスタッフの中に必要だ」と苦言を呈する。
    □
  市政のチェック機能を果たすべき議会で、こうした声が大きな力にならないのは、対抗する人材がいないことに加えて、市長選と同日に投開票される市議選の集票を考えると、旧富山市長を批判しにくい事情も垣間見える。
  「市長を支持して当選した市議が市長に対して『もの』を言えるのかという疑問はある。一般的には安定的な批判勢力がいた方が議会の監視機能は働く」と富山大学の青木一益講師(政策過程論)は指摘する。
    □
  今回、合併で旧町村部が加わり、新市議会は旧富山市が6議席減る一方、旧町村部から14人の市議が加わる。森林の整備や中山間地対策、行政サービスの維持など旧富山市にはなかった新たな行政課題を抱える。
  自民の元市議はこう話す。「これまでの森市政は順風満帆だった。しかし、これからはいろんな意見が出てくる。そううまくいくとは限らない」
  新市長には決断力や実行力に加えて、多様な意見を聞き、まとめる力が求められそうだ。
(4/15)

7片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/15(金) 16:58:46
議員辞職勧告決議案を可決/青森
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0414/nto0414_18.asp

 青森市議会は十四日の臨時会で、旧浪岡町の元町長解職投票をめぐる買収事件で逮捕・起訴された八人の市議(旧浪岡町議)に対する辞職勧告決議案を、賛成多数で可決した。
 辞職を勧告されたのは葛西丈徳、小笠原恒雄、長谷川章悦、常田正治、一戸善正=以上起訴拘置中=、工藤幸造、塚本艶子、加藤(舟生)智栄子=以上逮捕拘置中=の八議員。決議案は、社民・市民連合、住民投票を求める会、共産の三会派に所属する三議員が連名で提出。十六議員(副議長の奈良祥孝議員を除く)が賛成者となった。
 求める会の小倉尚裕議員(旧浪岡町議)は「市民の政治不信が大きな問題となっている中、本来は決議を待つまでもなく、自ら議員を辞職すべき。八人は政治家である以上、出処進退を明らかにしてほしい」と提案理由を説明。
 これに対し、八議員の所属会派・清和の佐藤良隆議員(同)が反対討論に立ち「司法の判断が確定していないのに、八人の意見を聞かず罪人扱いするのは人権侵害。現段階での辞職勧告は時期尚早」と述べた。
 議長と拘置中の八人を除く四十七人で採決した結果、賛成二十七、反対十一、退席七、欠席二で可決した。

8片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/15(金) 17:00:04
旧浪岡町長リコール投票で市議に辞職勧告
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/04/15/new05041502.htm

 青森市議会臨時会は十四日、旧浪岡町の元町長解職請求(リコール)投票での買収事件で逮捕された八人の市議に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決、閉会した。勧告は議員提案によるもので、法的拘束力はない。同議案に対する賛成討論で、合併反対派の旧浪岡町議が旧青森市の元市長佐々木誠造市長職務執行者を非難する場面もあり、合併をめぐる対立は今後も尾を引きそうだ。
 同決議案は共産、社民・市民連合、住民投票を求める会の三会派が「議会への信頼を傷付けた」と連名で提出した。
 反対討論で、逮捕された市議が所属する清和会派の佐藤良隆議員が「釈明の機会を与えず、辞職勧告決議案を可決することは、現段階で行うべきではない」と主張。
 分町を目指す住民投票を求める会の海老名鉄芳議員は、賛成討論で合併の経緯を説明。「旧浪岡町民にとって合併が最大の災害だ」と、合併そのものを否定した。
 採決では、新自民が退席。自民などが反対し、賛成二十七、反対十一で、同議案は可決された。
 市の条例によると、議員は禁固以上が確定するまで失職せず、身分が保障される。

9片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/15(金) 17:08:07
3県議の党籍はく奪を要求 衆院栃木3区と4区の自民県議
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050415/news_8.html

 昨年十一月の知事選で一部自民党県議が同党推薦の福田富一知事ではなく福田昭夫前知事を支援した問題で、県議会自民議員会の衆院3区と4区出身の県議は十四日、それぞれ連名で、菅沼清(4区)本多勝美(3区)郡司彰(同)の三県議の党籍はく奪を求める申し入れ書を森山真弓県連会長あてに提出した。

10片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/15(金) 17:09:25
川口市長選、5月15日告示 2陣営が出席 立候補予定者説明会
http://www.saitama-np.co.jp/news04/15/15l.htm

 五月十五日告示、二十二日投開票の川口市長選と市議補選(定数一)の立候補予定者説明会が十四日、川口市役所会議室で行われた。市長選には現職の岡村幸四郎氏(53)と共産推薦で出馬を表明した川口生活と健康を守る会会長で主婦の高藤登喜恵氏(52)のそれぞれ代理人が出席した。
 市議補選には、本人または代理人計五人が出席した。民主の推薦で出馬を表明した元県教育委員で元マラソン選手の宮原美佐子氏(42)と自民の推薦で出馬を表明した川口青年会議所会員で会社役員の関裕通氏(31)の代理人が出席したほか、立候補予定者未定で共産党役員が出席した。
 このほか、無職野口喜兵衛氏(61)と一級建築士落海一哉氏(44)の二人が本人出席したが、一部流動的な面もある。

11片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:05:45
とくに砺波は自民が強いなぁー。自民にあらずば人にあらず、やちゃね。

◆ 4選挙区で選挙戦へ 富山市議選
 五選挙区からなる中選挙区制で行われる富山市議選は十七日の告示を目前に控え、細入を除く四選挙区で選挙戦が確実となっている。定数の大幅削減で、立候補予定者が定数の二倍超の選挙区もあり、各陣営の集票合戦がヒートアップしている。
 市議選の定数は四八。旧七市町村の総定数一二六から大幅減となる。特に定数七に対して十七人の立候補者が見込まれる八尾・婦中選挙区、定数五に対して十一人の出馬が想定される大沢野・大山選挙区など、各選挙区とも有力候補がひしめく大混戦となっている。
 新設合併後の選挙戦となるため、立候補予定者は全員新人になるが、元職を含めた旧市町村議が六十五人で、初出馬は四人が名乗りを上げている。
 政党・団体別では、自民が公認三十四人、推薦六人を立てる。旧富山市議会の二十四議席から議席を大きく伸ばし、市議会勢力の拡大を目指す。
 民主は保守系議員同士の激戦に埋没した昨年の南砺市議選を踏まえ、公認四人に絞った。公明は旧富山市議四人を公認し、議席占有率アップを狙う。共産は山田、細入を除く三選挙区に公認五人を擁立、社民も同じ三選挙区に公認四人を立てる。県民社協会は旧富山市議二人を推薦して臨む。
 無所属は自民、県民社協会推薦候補を除いて十人が出馬し、議席を狙う。

◆ 砺波市議選あす投票
 新市発足後初の砺波市議選は十七日投票が行われ、即日開票される。今回だけ旧市町ごとの中選挙区制で行われ、第一選挙区(砺波)は定数一八に対し二十人、第二選挙区(庄川)は定数四に対し五人が立候補。少数激戦となっている。
 第一選挙区は現職十六人、新人四人が立候補している。党派別では自民三人、共産、社民各一人、無所属十五人(自民推薦十三人、公明推薦一人、無党派一人)。前回が無投票だったことや、党派、地区に頼らない選挙を展開する女性候補の存在で、各陣営とも票読みに苦心している。地区や組織を引き締め、他地区への食い込みを図っている。
 第二選挙区は現職五人が立候補した。党派別では自民、共産各一人、自民推薦の無所属三人。次回の大選挙区制を見据え、各陣営とも票の上積みを目指している。
 投票は午前七時から午後八時まで、第一選挙区が二十カ所、第二選挙区が五カ所で行われる。両選挙区とも午後九時から砺波体育センターで開票され、大勢判明は第一選挙区が午後十一時半すぎ、第二選挙区が午後十時半すぎとみられる。

12片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:14:10
民主党の木本氏出馬か?

北広島市長が4選不出馬  2005/04/16 07:32
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050416&amp;j=0023&amp;k=200504163381

 【北広島】北広島市の本禄哲英市長(74)は十五日、任期満了に伴う七月三日告示、十日投票の市長選に出馬しない意向を固め、後援会関係者に伝えた。

 本禄市長は道知事室長、道議会事務局長などを務め、一九九三年の広島町長選で保守系町議らの支援を受けて初当選した。九六年の市制施行に伴って市長となり、九七年、二○○一年の市長選は無投票当選した。現在三期目。

13片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:19:42
いやこれは面白い構図ですね。

千葉日報4/16
(2005ちば市長選) 民主・奥野氏が出馬会見「公正な市政実現を」

 六月の千葉市長選で民主党県連は十五日、幹事会を開き、前総務省郵政行政局総務課調査官の奥野総一郎氏(40)を擁立することを決定し、党本部へ推薦要請した。
 記者会見した奥野氏は「横浜市での勤務経験があり、政令市の役割は認識している」とし、「六年前から千葉市に住んでいるが、市政について感じている疑問を解決するため立候補させていただく」と動機を説明。

 さらに、「税の問題などで、市の説明は不十分。個人情報漏えいなどもあり、いまの市には責任感も使命感もない」と批判し、「ずるを許さない公正な市政を目指したい」と述べた。奥野氏は神戸市出身。東京大学法学部卒業後、旧郵政省に入省。横浜市高度情報通信推進担当課長、同省貯金局資金運用課長補佐などを務めた。千葉市中央区在住。

14片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:22:01
掛川と伊豆の国が面白い。

磐田、掛川、袋井、伊豆の国 4市長選17日告示 市議選も
http://www.shizushin.com/local_politics/20050416000000000007.htm

 市町村合併に伴う“ミニ統一地方選”の第一弾として、1日に発足した磐田、掛川、袋井、伊豆の国の4市の市長選と市議選が17日、告示される。いずれも選挙戦となることは確実で、激戦が予想されている。
 磐田市長選は旧磐田市長の鈴木望氏(55)=自民推薦=と旧福田町長の寺田正捷氏(62)、掛川市長選は旧掛川市長の榛村純一氏(70)=自民、連合静岡推薦=と元衆院議員の戸塚進也氏(65)、袋井市長選には旧袋井市長の原田英之氏(62)=自民、民主、公明、社民、連合静岡推薦=と元市議会議長の高橋桂一氏(60)がそれぞれ無所属で出馬を予定し、一騎打ちの様相。
 伊豆の国市長選には旧伊豆長岡町長の大川清仁氏(55)、旧韮山町長の渡辺解太郎氏(67)=連合静岡推薦=、旧大仁町長の望月良和氏(63)のいずれも無所属の三氏が名乗りを上げ合併前3町長の3つどもえとなる見通し。
 市議選はいずれも合併に伴う在任特例を適用しないことで定数が大幅に減るため、磐田市議選(定数34)には47人、掛川市議選(同30)には41人、伊豆の国市議選(同24)には39人と定数を10人以上上回り、袋井市議選(同26)は28人による少数激戦となりそうだ。
 各選挙とも立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、各市役所で受け付ける。投票は24日で即日開票される。

15片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:26:54
横須賀市長選 蒲谷氏後援会、折り込みにチラシ 「事前運動」の声も/神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/senkyo/news/20050412ddlk14010315000c.html

 ◇出馬予定の蒲谷氏後援会、「事前運動に触れる」の声も
 告示(6月19日・投開票は26日)まで70日を切った横須賀市長選挙で、立候補を表明している前副市長、蒲谷亮一氏(60)の後援会が11日、主張を書いたチラシを新聞折り込みに入れた。対立候補を人選中の反蒲谷陣営から「事前運動に触れるのでは」との声が出ている。早くも選挙戦は過熱気味になってきた。
 チラシは「新・横須賀計画」との見出しで、教育や福祉、米軍空母問題の主張を簡潔に掲載。蒲谷氏の写真が両面に出ている。
 後援会は「約14万3000枚を新聞に入れた。蒲谷氏の考え方を市民にわかってもらうもの。政治活動の政策広報紙であり、事前運動にはあたらない」と説明する。
 市選管は「事前に後援会から『政治活動としてチラシを入れるがいいか』との問い合わせがあり、『政治活動なら』と一般論で答えた。市民から本日『事前運動ではないか』との電話が来たが、事前運動か否かは警察の判断に任せる」と話す。
 横須賀署は「政治活動か事前運動かの判断は微妙であり、内容次第」とし、慎重な構えだ。
 市のベテラン職員は「告示前に新聞チラシで各戸に配布する例はこれまでなかった。相手候補がなかなか名乗らない『後出し選挙』もこれまでなく、異例づくめの展開だ」と驚く。
 一方、対立候補の人選が大詰めを迎えている反蒲谷陣営では「政策スローガンを列挙しており、不特定多数の家庭配布は明らかに事前運動。副市長をやったが、知名度が低いため、苦肉のチラシ作戦を取ったのだろう」とみている。
 また美術館建設に反対した市議の木村正孝氏(62)が出馬準備を進めており、前回候補者を立てた共産党は今回は見送る模様だ。【網谷利一郎】
毎日新聞 2005年4月12日

16片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:33:14
やっと出たか。しかしなんか微妙だな。
自治官僚・美術館反対の自民離党者・田川秘書の叩き上げ

横須賀市長選 市議会議長・神保浩氏が出馬表明 三つ巴の争いか/神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/senkyo/news/20050415ddlk14010242000c.html

 任期満了に伴う横須賀市長選(6月26日投開票)で、市議会議長の神保浩氏(69)が14日、記者会見し出馬を表明した。また労組「地域連合」が同日、既に立候補表明の前副市長の蒲谷亮一氏(60)の推薦を決めた。出馬準備の木村正孝市議(62)も含め、無所属新人による三つ巴(どもえ)の争いとなる公算が大きい。
 神保氏は1979年に初当選。現在7期目で、議長就任は2回目。田川誠一・元自治相(86)の秘書経験がある。嘉山照正県議らが支援する。
 会見で神保氏は「官僚出身市長が長く続いており、もっと市民の声を聞く市政にしたい。市と商店街の活性化が必要だ」と強調した。焦点の原子力空母問題について「原子力空母の受け入れは拒否し、あくまで通常型の空母を要請する」と述べた。
 一方、蒲谷氏は同日、支援の市議団との会議で支持を訴えた。「選挙態勢が整った。宮城県副知事などの経験を生かすので、官僚批判は当たらない」と反論した。【網谷利一郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇「田川・小泉戦争」再現
 横須賀市長選は自民分裂選挙となり、小泉純一郎首相が地元選挙を仕切れない構図が明らかになった。
 米軍と自衛隊の基地があり「日米安保と直結する市」だけに、地元の小泉事務所は「市を割るな」と12年間の沢田秀男市長の後継・蒲谷亮一氏で一本化を図った。
 しかし、自民党横須賀支部には反蒲谷の県議らもいて、まとまらず、自由投票に。さらに出馬を決めた神保浩氏は、中選挙区時代のライバル・田川誠一元自治相の直系で、再び「田川・小泉戦争」の再現となった。
 反蒲谷の木村正孝市議は、美術館建設反対で昨年、自民党を離党。しかし、自民党の県議らが支援する複雑な構図だ。
 米軍再編で空母の後継艦問題が注目される重要な選挙だが、小泉−県議−市議の旧態依然の政治力学の上に乗った「60歳代」3候補の戦いとなりそうだ。【網谷利一郎】
毎日新聞 2005年4月15日

17片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:38:04
東灘とか、民主当選したらどうすんの?
補欠選ってたいへんですな。

県議補選・再選挙 3選挙区とも保守分裂? 2005/04/16
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0416ke88870.html

 告示まであと二カ月と迫りながら無風状態の県知事選とは対照的に、同時に行われる県議補選・再選挙(六月二十四日告示)が熱い。尼崎市、神戸市東灘区、同垂水区でいずれも欠員一だが、自民・保守系が分裂し、民主や共産も積極的に擁立。一方で議席を失った公明は立候補を見送るなど、各党の思惑が交錯しながらし烈な選挙戦となりそうだ。(徳永恭子)
 国政選挙日程は“谷間”の時期が当面続くとみられ、民主や共産は足場固めを図りたい考え。自民は三選挙区とも分裂という異例の事態に陥る可能性もある。市町合併が進めば自民が死守してきた単独過半数も危うくなり、今後の県議会構成を占う選挙にもなる。各選挙区ごとの情勢は次の通り。(名簿は立候補が予想される顔ぶれ。自民、民主、共産、無所属の順。敬称略)

 ◆尼崎市
 公明県議の死去に伴う選挙だが同党は擁立しない。県本部は「六月の市議選に最大限力を入れたい。県議は統一選で議席を確保する」と説明。七月三日の投開票日は、同党が最重点と掲げる東京都議選と重なることも影響している。
 〇三年県議選で議席を三から一に減らした自民は、地元市議(45)を立て必勝を期す。近く公認決定の見込みだが、〇三年に落選した自民の元県議(57)も無所属で出る構え。民主も候補を立てる前提で人選中。現職が二人いる共産も「市議選との相乗効果で三人目を狙う」と攻めの姿勢を見せる。

 ◆神戸市東灘区
佐藤貴志29議員秘書 自新
井戸正枝39著述業  民新
古谷敏郎54党地区委員共新
高橋進吾37歯科医  無新
 自民の山本正治が〇三年の当選直後に死去したことに伴う再選挙。自民は昨年五月、佐藤の公認を決定。これに対して山本後援会が反発、「後継者」として高橋の擁立を決めた。井戸は〇三年に芦屋市選挙区から無所属で立候補し落選。今回は公認として党が全面的に支える。共産は現職一人を抱えるが古谷を立てる。

 ◆神戸市垂水区
薩摩  賢32議員秘書自新
和田有一朗40神戸市議無新
 末松信介の参院転出に伴う。自民は末松の秘書、薩摩を公認したが、同党神戸市議団に属する和田が参戦。「末松後継」として知名度アップに努める薩摩と市議二期の実績を背景に活動する和田との事実上の一騎打ちとなる見通し。民主、共産は次回統一選で立候補が見込まれる現職がいるため、擁立は微妙な情勢だ。

18片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:44:03
当選ライン4万票か 太田市長選あす投票
http://www.raijin.com/news/sat/news01.htm

 合併に伴う新「太田市」の市長選は十七日、投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは土建業の恩田光悦候補(62)=矢田堀町=、前県議で会社役員の秋山一男候補(58)=西本町=、旧太田市長で学校法人理事長の清水聖義候補(63)=飯田町=の三人。「合併選挙」と、低落傾向にある投票率の動向から票読みは難しいが、清水陣営、秋山陣営ともに当選ラインを最低でも四万票とみている。大勢判明は午後十時半ごろの見通し。
 選挙戦は清水候補と秋山候補による事実上の一騎打ちとみられ、激化する対決構図に恩田候補が絡む様相で十六日の最終日を迎える。各陣営は基礎票を固めるとともに、浮動票の取り込みなど票の上積みへ最後の追い込みをかける。
 清水陣営は十六日、参院議員の応援を得てショッピングセンターなどで街頭演説を予定。大票田の旧市での集票活動も強化する。十五日夜は太田中央公園で総決起大会を開催。清水候補は大勢の支持者を前に、合併による行財政改革の成果を市民サービス向上に役立てることを訴えた。
 秋山陣営は十六日、市民会館で総決起大会を開く。旧市の浮動票取り込みを重視してのラストスパート。十五日夜は旧尾島、新田、薮塚本三町で個人演説会や総決起大会を開き、「市政の刷新」を強調、家庭可燃ごみの処理費無料や英語教育特区校への市費投入見直しなどを訴えた。
 恩田陣営は十六日も遊説や個人演説会などで最後の支持を呼び掛ける。
 投票率は低下が懸念され、旧市長選(一九九九年68・65%、九五年69・36%)を大幅に下回る可能性も。今回は旧三町出身の候補者不在なども影響して期日前投票が低調となっている。合併に伴う一月の伊勢崎市長選は47・10%で、太田市選管は「50%を超えれば」とみている。
 投票率の低落傾向とあわせ、各陣営は「安全圏は五万票」「四万票を取らないと当選できない」などと票読みしている。

19片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:45:53
広い選挙区に戸惑い/合併5市の市長選 秋田
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050416e

 合併で誕生した県内5市の市長選の運動期間は、残すところ1日だけ。広い選挙区での遊説スケジュール編成に四苦八苦しながらも、地域の隅々まで支持を訴え、選挙カーを走らせる各候補。「町長選時代に比べて、候補者の顔が見えなくなった」と表情を曇らせる有権者。投票箱の運搬に神経をとがらす市選管。これまでとは勝手の違う選挙に戸惑いも多い。
 1209平方キロと県内で最も広い由利本荘市。旧矢島町の70代の女性は、選挙カーから流れる候補者の声を聞いて玄関先に飛び出した。が、選挙カーは素通り。「有権者が出迎えたら候補者は車から降りて応えるものだと思っていた。広い選挙区が急ぎ足の遊説を余儀なくしているのかも―」とあきらめきれない様子。
 「一日の移動距離は告示当日が160キロ、2日目が140キロ。昼食時間も20分しかない」と湯沢市長選のある陣営はこぼす。
 他の市長選の候補陣営でもスケジュールが押すことがままあるといい、「まだ来ないぞ」「30分も待っているのに」と、次の遊説場所で待つ支持者から選挙事務所に苦情の電話がかかることも増えたという。
(2005/04/16 11:04)

20片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/16(土) 23:51:14
桶川市長選、17日投開票
http://www.saitama-np.co.jp/news04/16/06p.htm

 任期満了に伴う桶川市長選は十七日、投開票される。市長選には新人で元市議の北村文子氏(54)と再選を目指す現職の岩崎正男氏(63)、新人で建設会社社長の斉藤久男氏(55)の、いずれも無所属三人が立候補している。
 北村候補は、現市政の批判票の取り込みに全力を挙げている。「利権やしがらみのある市政を倒さないと、桶川はどうにもならない」と訴え、支持を呼び掛けている。
 岩崎候補は、ごみ処理施設の改修実現や行政改革など、一期四年の実績と経験を主張。「この四年間を土台に次のステップを踏み出したい」と支援を呼び掛けている。
 斉藤候補は、無党派層への浸透を目的に高投票率による選挙を呼び掛けている。福祉、教育、医療を公約の三本柱に掲げ、「公共事業から談合の撲滅を」と訴えている。
 投票は十七日午前七時から午後八時まで、同九時から桶川北小学校体育館で即日開票される。
 有権者数は九日現在、六万五十一人(男二万九千九百三十六人、女三万百十五人)。

飯能市議選、17日告示
http://www.saitama-np.co.jp/news04/16/07p.htm

 任期満了に伴う飯能市議選(定数二三)は十七日告示される。これまでに立候補を予定しているのは現職二十三人、元職一人、新人五人の計二十九人。党派別では公明三人、共産四人、民主二人、無所属二十人。
 今年一月に入間郡名栗村を編入後、初めての選挙。名栗地区からは前村長と旧名栗村議(現飯能市議)の二人が出馬を予定している。
 投票は二十四日午前七時から午後八時まで、同九時十五分から即日開票される。
 有権者数は三月二日現在、六万七千九百七十四人(男三万三千八百二十七人、女三万四千百四十七人)。

21片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/17(日) 00:01:03
てぇー。。ちょっくら厳しくなえかえ?

藤井前参院議員が立候補表明 越谷市長選
http://www.saitama-np.co.jp/news04/16/05p.htm

 任期満了(十一月十日)に伴う越谷市長選に、前参院議員の藤井俊男氏(62)が十五日、立候補を表明した。
 藤井氏は「このままの市政では他市町から立ち遅れてしまう。リーダ―シップを発揮して、企業経営感覚で市政を運営していきたい」と述べた。
 藤井氏は越谷市議、県議を経て、一九九八年に民主党公認で参議院議員に初当選した。昨年の参院選では党公認を得られず立候補を断念した。民主党は今年三月に離党した。同市長選には三選を目指す現職の板川文夫氏(59)、繊維会社バイオ研究員の島村玲郎氏(45)が出馬表明している。

22片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/17(日) 02:02:06
兵庫県の選挙 その3
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1089540590/
174 無党派さん sage 2005/04/09(土) 10:54:14 ID:h6i2e6B+
差し当たっては知事選の前に5月15日に宍粟市議選、6月5日に尼崎市議選がある。
宍粟市の方は市議選といっても今回は旧町別に選挙をやるので実質町議選みたいなものだが。

尼崎は定数が48から45に減る中で70名程度が立候補、公明と共産と室井派で熾烈な闘いになる模様。
公明が1人増やして11名、共産は全国的に票数を減らす中で8名維持が目標。
室井派が公明と冬柴派保守議員の落選を目標に10名程度の候補を擁立するらしい。

なお、今後市町合併の関係で市長選や市議選が乱立する事が考えられるので参考資料として確認を。
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/shicho.html
http://www.kobe-np.co.jp/senkyo/index.html

23片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/17(日) 02:05:42
2001年6月10日 告示  17日 投票  定数48名
兵庫県尼崎市議選     開票終了  投票率52.70%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 当  5883 丸尾  牧 無現
2 当  5228 黒川  治 自現
3 当  5112 塚田  晃 無元
4 当  5008 新本 三男 公現
5 当  4963 下地 光次 公現
6 当  4856 杉山 公克 公現
7 当  4841 真鍋 修司 公現
8 当  4767 滝内はる子 公現
9 当  4714 亀田 孝幸 公新
10 当  4664 前迫 直美 公新
11 当  4571 安田 雄策 公現
12 当  4454 畠山 郁朗 公現
13 当  4411 仙波 幸雄 公現
14 当  4063 義村 玉朱 共新
15 当  3793 谷川 正秀 自現
16 当  3749 藤原 軍次 民現
17 当  3598 上松 圭三 無新
18 当  3526 寺本 初己 自現
19 当  3455 米田 守之 民現
20 当  3327 蔵本八十八 無現
21 当  3282 荒木 伸子 無現
22 当  3200 酒井  一 無現
23 当  3193 松村ヤス子 共現
24 当  3181 飯田  浩 無現
25 当  3036 高岡 一郎 自現
26 当  2975 北村 保子 無現
27 当  2895 今西 恵子 共現
28 当  2831 田村 征雄 共現
29 当  2821 石本  晟 無現
30 当  2779 塩見 幸治 社現
31 当  2777 騰  和美 無現
32 当  2771 小田原良雄 無現
33 当  2768 丸尾 孝一 無現
34 当  2703 田之上鉄男 無現
35 当  2698 中野 清嗣 社現
36 当  2691 宮城 あや 社新
37 当  2656 小柳 久嗣 社現
38 当  2647 安田  勝 無現
39 当  2636 広瀬 早苗 共現
40 当  2565 波多 正文 無現
41 当  2446 菅村 哲仁 共現
42 当  2402 長崎 寛親 由新
43 当  2393 中村 四郎 無現
44 当  2388 高橋 藤樹 共現
45 当  2340 平山 丈夫 社現
46 当  2318 中川日出和 無現
47 当  2307 多田 敏治 無現
48 当  2307 早川  進 共現
49    2302 丸岡 盛夫 無現
50    2193 瀬井 幸則 共現
51    2156 宮野  勉 無現
52    2134 津田加寿男 無新
53    2103 久  浩雄 連新
54    2052 内田 信子 無元
55    1873 都築 徳昭 新新
56    1777 田中 信行 無新
57    1614 北  和子 由現
58    1563 田中 寿雄 無新
59    1354 岩川 悦治 無元
60    1351 笠井  明 無新
61    1150 西岡 正夫 無新
62    1082 後藤 宜久 無新
63     941 牧田  隆 無現
64     910 下野千恵子 無新
65     878 谷原 重雄 社元
66     795 和田 至博 無新
67     623 足立 初代 無新
68     122 臼田 保彦 無新

24片言丸 </b><font color=#ffd700>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/17(日) 10:52:56
名古屋市議緑区補選 自、民、共、無の争い 市長選と同日投票−−告示/愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050416-00000000-mailo-l23

 日本歯科医師連盟事件にからむ衆院愛知3区の選挙違反事件で自民党名古屋市議が辞職したことに伴う同市議緑区補選(改選数1)が15日、告示された。▽民主党公認の岡本康宏氏(28)▽共産党公認の北田幸宏氏(40)▽自民党公認の中里高之氏(40)▽無所属の柴田隆治氏(76)――の4新人が立候補を届け出た。投票は同市長選と同じ24日で、即日開票される。
 政党公認の3氏は届け出を終え、それぞれの事務所前で第一声を上げた。
 岡本氏は「政治の信頼を取り戻すため、皆が関心を持ち、参加してもらえる政治活動をする。緑区が他の区のモデルとなるよう、安心して暮らせ、助け合える街づくりのためがんばる。私を皆さんの窓口役にさせて」とアピールした。
 北田氏は「敬老パス有料化など、日本一といわれた福祉が削られ、大型開発や大企業へ税金が投入されている。税金は経営に困っている企業などに使うのが本来の姿。金権腐敗政治はやめて、清潔な政治を取り戻す」と訴えた。
 中里氏は「安全、安心、元気な暮らしを確保するため、社会基盤整備や青少年対策などの課題に真正面から取り組んでいく。緑区は人口で市内最大の行政区。地下鉄延伸、名鉄立体交差化などの整備を進めたい」と声を枯らした。
 また、柴田氏は出陣式を行わず、取材に対し「無駄遣いをなくすとともに、大企業の本社を名古屋市に誘致することで、市の財政を立て直したい」と話した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇名古屋市議緑区補選立候補者(改選数1―4、届け出順)
岡本康宏 28 民新
 衆院議員秘書▽党緑支部青年部長[歴]大同工大大同高
北田幸宏 40 共新
 党区福祉くらし運動部長[歴]赤旗県記者▽日本福祉大
中里高之 40 自新
 参院議員秘書▽党県連青年局常任理事[歴]愛知工大
柴田隆治 76 無新
 税理士[歴]豊橋税務署員▽酒類販売業▽豊橋市立商校
4月16日朝刊
(毎日新聞) - 4月16日16時56分更新

25片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/17(日) 12:07:45
新選挙区県議選に影響 高くなる当選ライン 宮崎 2005年04月17日
http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=1#2005041711

 本県では来年一―三月、市町村合併で十九市町村が新たに六市町へと集約される。これにより影響を受けるのが県議の選挙区。原則的には新しい市郡が選挙区となるが、合併特例法を適用すれば、二〇〇七年四月の次期県議選に限り、前回の選挙区で実施できる。県議会は十五日、選挙区特例等特別委員会を設置したが、一人区の取り扱いで自民と他会派の対立が予想されるほか、自民内でも特例適用を含めた確執を生みそうだ。
 ▽議員への影響
 県議会の選択肢は(1)新しい市・郡単位の選挙区(2)従来の選挙区(3)合併に参加しない町村を含めた旧郡と旧市を合わせた選挙区。特例法を適用する(2)、(3)による選挙は一回限りとなっている。県選管によると、全国都道府県のうち二十四が新市・郡による選挙区、十三が従来の選挙区とすることを決めている。
 本県が(1)を選択した場合に、議員への影響が生じる。〇三年の選挙結果を基にすると、日向市と合併する東郷町は、同市の方が当選ラインが高く、同町を地盤とする議員は票の上積みが必要。田野町が宮崎市に編入することにより、同町を地盤にしていた議員は、自立する清武町からの得票が断たれ、苦戦を強いられそうだ。
 自立する清武町や三股町など一人区の増加が想定される。選挙区定数は総定数四五から選挙区人口に応じて配分している。県推計人口(三月一日現在)を基にした場合、理論的には合併後の全十六選挙区のうち九選挙区が一人区となる。ただし、地理的条件などを考慮した定数増や、隣接市郡との合区で一人区の解消は可能だ。
 現在、四つある一人区のえびの市、串間市、西臼杵郡、西諸県郡区は自民の独占が続く。社民、公明、民主は「死票(落選候補の得票)が多い」「新人候補が出にくい」などの理由から一人区には反対する。幅広い有権者から票を少しずつ集めるため、選挙区と定数が大きい方が戦いやすいからだ。
 一人区選出の自民議員は「合区すると、地域の意見を反映しづらくなる。他の選挙区に影響が出るので個人的な見解は言えない」と神経をとがらせる。選挙区特別委に入った民主の井上紀代子議員は「(十一人の)委員会に自民が八人も送り込んできたのは、一人区を死守するためだろう」と早くも不信感をにじませる。
 ▽区割り
 区割りについても社民、公明、民主は新市・郡単位による線引きで同一歩調をとる。自民の由利英治会長は「委員だけに任せることにはならない。議員一人一人の意見を聞いてもらう」と方向性は定まっていない。
 特例を適用する場合は合併期日前の条例施行が必要なため、年内に結論を出さなければならない。区割り問題に加え、総定数の論議も避けられない。自民のベテラン議員は「我田引水ではいけないが、皆さんいろんな考えを持っているようだから…」と調整の難しさを予見した。

26片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/17(日) 20:51:47
■県内3市長選が告示 足利は4氏出馬し激戦スタート
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050417/news_16.html

 任期満了に伴う足利市長選と真岡市長選、合併に伴うさくら市長選は十七日告示され、三市で現職、新人合わせて八人が立候補、七日間の選挙戦に突入した。足利市長選には、前市議で乳類販売業の嶋田政芳氏(56)=無所属、会社役員鈴木高明氏(50)=同、前県議の大豆生田実氏(39)=同、再選を目指す現職の吉谷宗夫氏(74)=無所属、自民、公明推薦=の四人が立候補した。
 真岡市長選は、新人の学校法人理事長菅野健志氏(59)=無所属=と再選を目指す現職の福田武隼氏(63)=無所属、自民、公明推薦=の一騎打ちとなった。

 さくら市長選は、前さくら市議の小堀勇人氏(47)=無所属=と前氏家町長の秋元喜平氏(75)=無所属、自民推薦=の二人が初代市長のいすを争う。投票は二十四日に行われ、即日開票される。

27片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 07:13:51
票は後掲予定。

観光振興と企業を誘致」木田さんが初当選  鳥羽市長選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news001.htm

 新人3人の争いとなった鳥羽市長選は17日、投開票され、前県議木田久主一氏(57)(無所属=自民推薦)が、前市会副議長村山俊幸氏(56)(無所属)、元愛知県議谷口守行氏(56)(同)を破って初当選した。投票率は83・29%だった。
 同市鳥羽の選挙事務所に詰めかけた支持者らは「やった、やった。バンザーイ」と大喜び。木田氏を拍手と歓声で祝福した。
 木田氏は「夢と希望と自信にあふれた古里を実現するため、海のまち・鳥羽のイメージを高める観光政策を推進する。トップセールスで若者が働ける企業を誘致し、働く女性と子育ての支援などに力を入れたい」と抱負を語った。

  【行革に期待と厳しい目】
 ■解説■ 保守層の取り込みにしのぎを削った激しい選挙戦の末、木田氏が鳥羽市政の新しいかじ取り役に選ばれたが、公約に掲げた行財政改革の断行には、期待と厳しい目が向けられている。
 同市の2003年度の起債残高は約171億6800万円。地方債の償還や利子に充当する割合を示す公債費比率も15・7%を超えて危険ラインに達し、「行革待ったなし」の状態だ。
 赤字体質の市営定期船について、木田氏は「高速艇を導入、スピードアップで船数を減らし、人員、費用を削減する」と述べ、「すべての事業と組織を一から見直す」と主張してきた。
 行財政改革とともに、選挙戦では観光振興が争点となった。観光は漁業と並ぶ同市の基幹産業だが、観光客は1991年の年間700万人から、最近は500万人に低迷している。
 木田氏は「独自の政策を打ち出し、観光地としての魅力を高めていく」としているが、地域間競争が激しくなる中、根本的な対策が求められる。
 鳥羽小の建て替え、鳥羽志勢広域連合のし尿処理施設建設など、待ったなしの課題にも、新市長の指導力が問われる。(松下 主)

県議補選、中村氏が当選/鳥羽市選挙区
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/0418/news02.htm

 【鳥羽】辞職に伴う県議補選鳥羽市選挙区(被選挙数一)は十七日、投開票され、元市職員の中村勝氏(52)=無所属、屋内町=が、自民公認の海産物卸会社社長水谷重郎氏(55)=鳥羽一丁目=を破り、初当選を果たした。保守傾向の強い同選挙区で、自民公認でない候補の当選は二十二年ぶり。
 当日有権者数は一万九千四百五十二人。投票率は82・61%で、前回選挙(昭和六十二年)の82・74%を0・13ポイント下回った。
 午後十一時ごろ、同市安楽島町の選挙事務所に当選の知らせが入ると、支持者から喜びの声が上がった。中村氏は「九千を超える名前を書いていただいてこんなうれしいことはない。これから県議として全力で頑張ります。よろしくお願いします」と抱負を語った。

28片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 07:18:42
秋田

大仙 栗林氏がV
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news002.htm

 三つどもえの激しい戦いとなった大仙市長選は、旧大曲市長の栗林次美氏(57)が、旧仙北町長の伊藤稔氏(63)と旧同市元助役の高野昭次氏(55)を破り、当選を果たした。
 旧大曲市長、合併協会長に加え、県議3期を務めた栗林氏は、知名度を生かし、全域から支持を受けた。連合秋田からの推薦、県議会与党会派「みらい21」の渡部英治議員(大曲市区)、小松隆明・旧西仙北町長らの支援を受け、手堅く票をまとめた。
 高野氏は、出身地の旧神岡町、旧協和町などで健闘したが及ばなかった。伊藤氏は、旧仙北、旧中仙、旧太田の東部3町を地盤に、「対等合併なのだから、初代市長は郡部から」と訴えたが、浸透しなかった。

由利本荘 組織力で柳田氏
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news003.htm

 由利本荘市長選は、旧本荘市長の柳田弘氏(73)が、前県議の長谷部誠氏(54)を破り、初代市長に当選した。
 柳田氏は、「全県で最も広い広域合併を実現させた首長代表として、引き続き市政を担わせて頂きたい」と出馬。
 「都市間競争に勝つためには、地域の課題を踏まえて何をすべきか分かっている人でなくてはいけない」と訴え、長谷部氏との違いを鮮明にした。
 旧本荘市長を4期14年務めた経験と合併協会長の実績を強調した柳田氏に対しては、旧岩城町を除く旧6町長と市議約80人が支援に回り、公明党県本部、社民党県連、自民党本荘支部など約500団体が推薦した。全域で組織力を発揮して手堅く票をまとめ、激戦を制した。

湯沢 鈴木氏に軍配
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news004.htm

 元首長4人による乱戦となった湯沢市長選は、旧湯沢市長の鈴木俊夫氏(54)が、元旧湯沢市長の二坂信邦氏(58)、旧稲川町長の遠藤幸次氏(58)、旧雄勝町長の菅義雄氏(61)の3氏を破り、初当選を果たした。
 鈴木氏は、旧4市町村の合併をまとめ上げた実績をアピールした。共産党籍を持つが、同党の推薦は受けず、市民有志の「新しい湯沢をつくるみんなの会」を主体に、党派色を薄めた選挙戦を展開。旧市部で支持層を固め、旧郡部でも知名度を生かし、票を上積みした。
 二坂氏は、全域をくまなく回る選挙戦を展開し、保守系の旧4市町村議の応援も受けて支持拡大を狙ったが、及ばなかった。遠藤氏と菅氏は票を掘り起こせなかった。
 長谷部氏は「全体を見渡せる視野と経験が必要」と出馬。連合秋田などの推薦を受けた。由利郡選出の県議として6期22年務めた実績や県とのパイプ、若さをアピールし、市民参加型の市政を訴えたが、政策の違いを明確に打ち出せなかった。旧本荘市で浸透できず、及ばなかった。

29片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 07:21:52
秋田

北秋田市長に岸部氏
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news005.htm

 北秋田市長選は、旧鷹巣町長の岸部陞氏(68)が、旧鷹巣町議の小塚光子氏(58)を破り、初代市長の座を射止めた。
 岸部氏が北秋田市松葉町の祝賀会場に設定されていたホテルに到着すると、待ち構えた大勢の支持者が拍手と歓声で迎え、当選の喜びを分かち合った。
 岸部氏は万歳三唱をした後、「皆さんの声援を胸に熱く入れて、精いっぱいいい市をつくっていきたい」と感極まった様子で抱負を述べた。
 小塚氏は「福祉が次々と切られ、弱者の生活が壊されている」と岸部氏を批判し、岩川徹元鷹巣町長の手厚い福祉政策の継承を掲げて出馬。統合病院建設反対も訴え、ユニークな草の根運動を展開したが、地盤の旧鷹巣町以外では浸透できなかった。

潟上 石川氏が制す
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news006.htm

 潟上市長選は、旧天王町長の石川光男氏(65)が、前県議の藤原俊久氏(63)を破り、一騎打ちの激戦を制した。
 石川氏は午後10時25分ごろ、大勢の支持者が詰めかけた事務所に登場。
 バンザイ三唱のあと、石川氏は「相手は県議で強敵だったが、最後は良識が勝ったと思う。市民の目線で行政運営をしていきたい」と抱負を語った。
 石川氏に対しては、旧飯田川町の小玉久男前町長や同町出身の児玉祥子県議などが応援に回った。
 また、寺田知事の後援会関係者も応援。最多人口を抱え、決戦場となった旧天王町で支持を集め、逃げ切った。
 県議(南秋田郡区)を5期務め、自民党県連幹事長も経験している藤原氏は昨年12月、旧天王町議の要請を受け、「新しい市には、新しい市長を」と出馬表明した。旧3町の均衡ある発展と公平、公正で信頼感のある市政実現や子育て支援センターの設置、企業誘致などを訴えた。
 しかし、旧天王町で思うように票が伸びず、及ばなかった。

知事選、寺田氏が3選果たす/佐藤氏に10万票差
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050417l

 現職と新人3人による争いとなった第16回知事選は17日、投開票が行われ、現職の寺田典城氏(64)=無所属=が30万9614票を獲得、次点の元羽後町長・佐藤正一郎氏(52)=無所属=に10万5000票余りの大差を付けて3選を果たした。
 寺田氏のトップダウンの政治手法や、秋田空港ターミナルビルの交際費問題などが最大の争点だったが、県民はこれを大きなマイナス要因とはとらえず、寺田県政の継続を選択した。
 一方で寺田氏の得票は前回(平成13年)より32%、14万票余りも減り、県政運営に対する批判が顕在化した。有権者の関心は盛り上がらず、投票率は63・0%。過去最低だった9年を6・52ポイント下回った。

30片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 07:27:13
栃木

■新佐野市長に岡部氏 飯塚氏に競り勝ち保守市政奪還
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050418/news_12.html

 旧佐野、田沼、葛生の三市町合併に伴う佐野市長選と市議選(定数三二)は十七日、投開票が行われた。無所属の三人が激戦を繰り広げた市長選は、前県議の岡部正英氏(66)=自民推薦=が、前佐野市長の飯塚昭吉氏(76)、前佐野市議の金子裕氏(42)を破り初当選、初代市長に選ばれた。岡部氏は自民党の組織型選挙を展開し、「保守市政奪還」を果たした。当日有権者数は十万八百四十八人。投票率は70・83%で、前回の旧佐野市長選の58・07%を12・76ポイント上回った。
 選挙戦は、新市のまちづくりが大きな争点になった。行財政改革など、新市が抱える課題の解決を誰に託すのかが問われた。
 岡部氏は、自民党や商工農など各種団体の推薦を受けた組織力と県議三期十年の知名度を遺憾なく発揮。「国、県との太いパイプ」を掲げ、各地で精力的に集会を開催。徹底した「ローラー作戦」で、着実に票の上積みを図った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050416-00000172-mailo-l09

 旧佐野市と旧田沼、葛生両町の3市町合併に伴う佐野市長選は17日、投開票される。立候補しているいずれも無所属の新人で、▽旧佐野市議の金子裕氏(42)▽旧佐野市長の飯塚昭吉氏(76)▽元県議の岡部正英氏(66)=自民推薦=が初代市長の座を目指し、三つどもえの激戦を展開している。
 「責任世代の代表」を掲げる金子氏は、佐野青年会議所OBら若手主体の後援組織やボランティアが草の根選挙を展開。子育て支援策の充実などを訴え、若い世代の共感を集めている。旧田沼、葛生両町でもJC人脈などから浸透を図る。
 飯塚氏は、旧市最後の市長としての実績を強調。県議時代からの強固な後援組織に“飯塚与党”の自民支持者が加わり、「1期だけではもったいない」と市政継続を訴える。旧田沼、葛生両町では、厚い自民支持層の切り崩しに懸命だ。
 「国、県との太いパイプ」を強調する岡部氏は、推薦を受けた自民系の職域組織や商工、農林、建設業など100を超す団体の支援を受け、組織選挙を展開。旧田沼、葛生両町でも同党県議後援会などが精力的に動き、支持を固めている。
 投票は市内75カ所で午前7時〜午後8時、同9時半から同市赤見町の市民体育館で即日開票される。大勢判明は18日午前0時ごろの見込み。9日現在の有権者数は10万1911人(男4万9924人、女5万1987人)。

31片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 08:11:52
社大党が独立性高い沖縄を提案へ
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-1391-storytopic-3.html

 今年結党55周年を迎える社大党(喜納昌春委員長)は、道州制の議論の高まりをにらみ、沖縄を「独立性の高い自治圏」に位置付ける党の独自案をまとめる。道州制に向けた特別調査会を党内に設置、沖縄の将来の自治の在り方を提案するための調査に着手する。2005年度の活動方針に盛り込み、28日の定期大会で正式決定する。

 沖縄の自治の在り方については、最も独立色が濃く道州制の枠を脱した「琉球共和国」の可能性や、日本が州単位の連邦を形成する場合、北海道と類似の「南海道州」(いずれも仮称)とするなど「より独立性の高い自治圏」実現の可能性を探る。
 特別調査会は学者や文化人らを含み、これまで自治労などから提起された沖縄特別県政構想や、多様な独立論など、あらゆる政策・提言を調査、研究し、独自案をまとめる。社大党は地域政党として党の案を県民に向けて提起し、県民合意を図る方針だ。

 喜納委員長は「沖縄は中国などアジアとの交流の歴史を持つ。その歴史にも学び、外交力の高い自治圏を目指したい。同時に海底油田開発など沖縄の権益を主張でき、経済の活性化につながる自治の在り方を模索したい」と述べた。
 政府の地方制度調査会は来年2月の答申に向け、地方単位で都道府県と国の出先機関を統合する「道州制」の議論を本格化させている。
(4/17 12:30)

32片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 19:56:48
>>12
北広島市長選 木本由孝氏に出馬要請へ−−民主党支部/北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000007-mailo-hok

 民主党北広島支部は17日、北広島市長選(7月10日投開票)の候補者として同党北海道筆頭副代表の木本由孝氏(61)=札幌市北区=に立候補を要請する方針を固めた。木本氏は毎日新聞の取材に対し「正式に話は聞いていないが、(要請があれば)重く受け止める」と前向きな意向を示している。
 同党と連合石狩地域協議会、北広島地区連合でつくる選考委員会は2月から、公募を含めた候補者選考を進め、「民主党北海道の要職を担い、党のカラーを押し出せる」として木本氏に絞り込んだ。
 木本氏は79年から自民党道議を4期16年務めた。03年には衆院選比例代表道ブロックに民主党から立候補したが落選した。【横田愛】
4月18日朝刊

33片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 20:03:24
>>27
県議選、けっこう差がついたなと。人気の差があったのかもしれませんが。
次期衆院三重5区、面白くなるかもしれませんね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000083-mailo-l24

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 6502 木田久主一 57 無新
  6124 谷口守行  56 無新
  3255 村山俊幸  56 無新
 (無効173)

 ◇県議鳥羽市区補選開票結果
 (改選数1―2)
当 9184 中村勝  52 無新
  6546 水谷重郎 55 自新
 (無効340)

34片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/18(月) 20:07:12
総社市長選/赤磐市長選 投開票行われる/岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000204-mailo-l33

 総社市長選は旧総社市長、竹内洋二氏(55)=無所属、民主推薦=が、元行革担当相秘書官、片岡聡一氏(45)=無所属=を70票の小差で破って初当選。赤磐市長選は旧吉井町長の荒嶋龍一氏(66)=無所属、民主推薦=が、旧山陽町長の遠藤雅晴氏(61)=無所属▽旧山陽町議の保田守氏(53)=同=を破って初当選を決めた。赤磐市議選は深夜から未明にかけて開票作業が続いた。
 美作市長選は旧美作町長、宮本俊朗氏(61)のみが立候補を届け出、無投票で当選した。
 ◇総社市長に竹内氏
 竹内氏の初当選が決まった瞬間、総社市中央4の事務所では支持者らが満面の笑みを浮かべ、大きな拍手で祝福した。
 竹内氏は「ありがとうございます。皆さんのおかげです」と礼を述べ、支持者と万歳や握手で喜びを分かち合った。
 「市民が住みやすい街づくりを今後も進めていく」。旧総社市長としての2期7年の実績を前面に、合併特例債による高梁川新架橋の建設、公設民営型の24時間救急医療など具体策をアピール。幅広い支持を得た。
 片岡氏は橋本龍太郎元首相の秘書などを20年間務め、「総社を変える」を合言葉に国や県とのパイプを強調したが、及ばなかった。
 当日有権者数は5万2477人(男2万5033人、女2万7444人)。投票率は67・10%だった。【山本芳博】
 ◇赤磐市長は荒嶋氏
 赤磐市熊崎の荒嶋氏の事務所では、投票を終えた支持者が続々と集まった。当確の一報で姿を見せた荒嶋氏は、拍手と歓声の中「ご支援のおかげで当選できました。皆さんの声を行政に反映したい」と抱負を語った。長い行政経験を掲げた荒嶋氏を、推薦した民主や女性の勝手連などが支援。有権者の過半数を占める旧山陽町でも支持を拡大した。
 遠藤氏は地盤の旧山陽町で思ったほど票が伸びず、保田氏は特例債に頼らない行財政運営を訴えたが、市民に浸透しきれなかった。
 新人36人が出馬した市議選(定数26)は、開票作業が深夜まで続いた。
 当日有権者数は3万5994人(男1万7002人、女1万8992人)。投票率は75・24%だった。【佐藤慶】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆総社市長選=選管最終発表
当 17504 竹内洋二 55 無新
  17434 片岡聡一 45 無新
 (無効276)
 ◆赤磐市長選=選管最終発表
当 11008 荒嶋龍一 66 無新
   9639 遠藤雅晴 61 無新
   5634 保田守  53 無新
 (無効801)

35片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/19(火) 07:13:36
仙台市長選まで3カ月 藤井氏沈黙、憶測呼ぶ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050419-00000007-khk-toh

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)は、告示まであと3カ月を切った。現職の藤井黎氏(74)=3期目=を含め、まだ具体的な立候補の動きはなく、異様な静けさに包まれている。前哨戦突入の号砲になるとみられた藤井氏の進退表明が、先送りされていることにも原因があるようだ。沈黙を続ける現職の態度は、「勇退までの時間稼ぎか」「4選出馬への作戦か」とさまざまな憶測を呼んでいる。
 「まだ腹固めできる状況にない」。藤井氏はこう言って、市議会2月定例会での進退表明を避けた。市議会に対しては前回(2001年)も同様だったが、このときは3月末に立候補表明し、前哨戦が一気に過熱した。
 今回は、4月半ばを過ぎても、藤井氏は一向に進退を明らかにする気配はない。「いずれ時機を見て冷静に判断する」と述べるだけで、淡々と公務をこなしている。
 「気力、体力とも問題ないようだが、今回は4年前と明らかに事情が違う」と指摘するのはある与党市議。藤井氏は、全国14の政令市の市長の中で最高齢で、「4選出馬したとしても、高齢・多選批判は避けられない」(市幹部)とみられている。
 「高齢・多選だけが有権者の判断材料ではない」と藤井氏は異議を唱えるが、若手市議や経済人の中には若返りを望む声もあり、「決して出馬しやすい環境にない」(与党市議)のが実情だ。
 2003年9月、藤井氏は副市長に当時財政局長の佐々木謙氏(57)=後に辞職=を抜てき。佐々木氏は「後継候補」とも目され、市幹部の一人は「この人事を固めた時点で、藤井氏は後進に道を譲る決断をしたのではないか」と推測する。
 「市政を停滞させないため、わざと引退を表明する時期を遅らせている」と読む市議もいる。
 その一方で正反対の見方もある。あるベテラン市議は「進退表明が遅ければ、新人は出馬しにくくなり、選挙戦が現職有利に運ぶことも多い。沈黙は、続投もにらんでいる証拠」と解説する。
 現時点で中央官僚、有力経済人、市選出県議らが出馬を模索する動きがある。民主党支持労組による選挙違反事件で衆院議員を辞職した鎌田さゆり氏(40)の名前も取りざたされている。
 市役所内部からの擁立も含め、水面下では藤井氏の後継探しが続く。しかし、市議会には「有権者の支持を得られる候補かどうかが問題」の声もあり、藤井氏が4選出馬する可能性は決してゼロではない。
 もっとも、いまは衆院宮城2区補選(24日投票)の真っただ中。多くの市議や政党関係者は、市長選にも影響する県政界の行方に注目している。藤井氏の去就を気にしつつも、「市長選のことは補選の後で」が合言葉となっている。
(河北新報) - 4月19日7時4分更新

36片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/19(火) 07:45:16
三重県では、自公合同会派が第一会派を完全に滑り落ち。

県議補選で当選の中村氏、新政みえ入りへ
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/0419/news03.htm

 十七日の県議補選鳥羽市選挙区で初当選した無所属の中村勝氏(52)は十九日に当選証書を受け取った後、県議会に初登庁する。同氏は新政みえ入りする予定。
 県議会会派は、市長選に出馬した自民の木田久主一氏の辞職で、自民・無所属・公明議員団が一減の二十二人となり、二十三人の新政みえが第一会派となっていた。
 元市職労委員長で選挙で連合三重の推薦や新政みえの支援を受けた中村氏は同会派に入る予定。
 これにより、同会派は一人増の二十四人と第一会派を維持。一方、自民・無所属・公明は自民公認候補の落選で二十二人にとどまった。ほかに無門会二人、風雲会一人で県議会(定数五一)は計四十九人となる。

37片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/19(火) 19:41:31
「大差」の裏側:秋田知事選・寺田氏3選/上 初めての「守る選挙」/秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050419-00000031-mailo-l05

 ◇政治手法に批判根強く
 「受け入れられたことは少なかった」。17日夜、寺田典城氏(64)は「当選確実」の一報を受けた選挙事務所でのあいさつで、こう切り出した。今後の抱負を伏し目がちに淡々と語る姿は、まるで敗者のような雰囲気だった。
 投票総数の過半数を超える約31万票を獲得し、次点の佐藤正一郎氏(52)との差は約10万票。数字的には「圧勝」と言える。しかし得票数は前回知事選に比べ約14万票減り、知名度の低い佐藤氏に猛追を許した。「トップダウン」と言われる政治手法や、秋田空港ターミナルビル接待問題などへの批判が根強いことを示す形となった。
   ◇  ◇  ◇
 寺田氏にとって、今回は「初めての『守る選挙』」(長谷川秀夫・選対本部長)だった。
 保守系を含む幅広い組織の支援と、他候補の知名度不足。序盤から常に優勢と伝えられたが、陣営に余裕はなかった。地盤の県南は固めたものの、有権者の28%が集まる秋田市で空港ビル問題などへの批判が広がっているとの不安があった。そのため、同市の遊説に4日間を費やし、同問題について重ねて陳謝。二男の寺田学衆院議員や鈴木陽悦参院議員も火消しに奔走した。自身の選挙では“風”を起こすべく「投票へ行こう」と訴えたが、今回は声高に投票を呼びかけなかった。ある選対幹部は「投票率が上がることで、逆に批判票も増えるとの懸念もあった」と明かす。
   ◇  ◇  ◇
 不安は的中した。秋田市での寺田氏の得票率は約43%と、前回の約65%から大幅に低下。毎日新聞が同市内で実施した投票者アンケートによると、前回は寺田氏に投票した人の半数近くが他候補に投票した。
 一方で、大館市や鹿角市など北秋鹿角地域では大勝した。「全県に目を配っていることをアピールしたい」(陣営)と選挙戦最終日の遊説先を秋田市から急きょ県北に変更し、鹿角市でフィナーレを飾ったことが奏功したと言える。
 寺田氏は得票数について、「よくこれだけ取れたと思う」と話す。自分への風当たりの強さを痛感したからこその感想だ。今回の選挙で浮き彫りになった批判に今後、どう対処していくのか。4年間のかじ取りが注目される。【福永方人】
   ◇  ◇  ◇
 17日投開票の知事選は、現職の寺田氏が3選を果たした。一見、大差に見えるが、17日間の選挙戦では陣営や政党のさまざまな思惑が交錯した。知事選の結果を検証する。
4月19日朝刊

38片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 20:46:20
つまらん

いわき市長選 吉田弘県議、出馬断念を表明 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000112-mailo-l07
 9月27日に任期満了となるいわき市長選への出馬に意欲を示していた吉田弘県議(63)=自民党、5期目=が地元の同市小名浜で開かれた後援会拡大役員会で立候補断念を表明したことが、19日分かった。
 吉田県議は1月早々に立候補に強い意欲を示していた。しかし、同地区で支持基盤が重なる小野民平県議(59)=自民党、5期目=が3月28日に市長選立候補を正式に表明、吉田県議の支持者の間からも同地区選出の自民党県議2人が市長選に立候補して争うことを懸念する声が強まっていた。
 吉田県議は「地元を二分する選挙は末代まで禍根を残す。いわき市の未来を作るために今回は身を引いた」と話している。
 同市長選には現職で3選を目指す四家啓助市長(70)が2月の市議会で立候補を表明している。【田中英雄】

4月20日朝刊

39片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 20:54:21
社大党が久田氏を擁立 うるま市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000023-ryu-oki

 社大党(喜納昌春委員長)は20日、県議会会派控室で中央執行委員会を開き、5月15日投票のうるま市長選で、同党具志川支部長で元具志川市議の久田友一氏(66)を擁立する方針を決める。今後、社民党県連や共産党県委、民主党県連などに共闘を呼び掛ける。
 うるま市長選は既に出馬を表明している前具志川市長の知念恒男氏(64)=保守系無所属=と久田氏による保革一騎打ちとなる公算が大きい。
 久田氏は革新系無所属で出馬する意向を固めており、近く社大党に離党届を出す。選挙への取り組みや政策などについて社大党を中心に関係者と話し合いを進め、態勢が整い次第、正式に出馬を表明する考え。共産党県委や民主党県連は同氏を支援する方向で検討する意向を示している。
(琉球新報) - 4月20日15時28分更新

40片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 20:59:12
面倒くさい話だな。

副知事人事問題:両副知事の任期が満了 不在の「異常事態」に /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000091-mailo-l12

 ◇知事・自民県連、「落とし所」どこへ
 白戸章雄、大槻幸一郎両副知事の任期が19日、満了した。これにより、20日午前0時から、副知事が不在となる「異常事態」が始まった。自民党県連は「人員過剰」を理由に副知事定数削減や山本美和・特別秘書の私設秘書への降格を求めているが、堂本暁子知事に譲歩の意思はない。次の主戦場となる6月定例議会までに両者がどのような「落とし所」を見つけるかが注目される。
 両副知事はこの日、そろって記者会見し「県民のために頑張りたい気持ちに変わりはなく、一日も早く職務に復帰したい」と声をそろえた。今後の見通しについて白戸副知事は「6月議会までに何らかの決着を見るのではないか」と予想。大槻副知事も「神から与えられた猶予期間と理解してリフレッシュしたい」と楽観的な見通しを示した。
 現在千葉市内の副知事公舎に住む両氏は、公職の身分を失うため、20日から10日以内に転居する必要がある。白戸副知事は「まな板の上の鯉(こい)のような気持ち」と不安をのぞかせ、大槻副知事も「今後の生活を考えると精神的には不安」と本音をのぞかせた。
 一方、この日は堂本知事も2氏とは別に記者会見した。
 報道陣に「(両氏留任の)議案を取り下げ、修正するつもりはあるか」と質問されると、堂本知事は「現在そういう気はございません」と明言。自民党が狙う山本特別秘書の降格についても「(山本特別秘書は)体の一部のような形で16年間一緒に仕事をしてきた。どのような要求であれ応じられない」ときっぱり否定した。
 自民党県連は、副知事、特別秘書人事以外にも、現在約30人いる知事室の職員数削減を要求している。堂本知事が特別秘書降格などで要求に応じない姿勢を示していることから、職員数削減が今後のカギを握るとの見方も出ている。堂本知事も、この点に関しては「研究せざるを得ない」と言及している。
 ただ、この点で両者が妥協できない場合は、小寺弘之知事と自民党県連の関係悪化で約1年半にわたって副知事不在が続く群馬県のようなケースも現実味を帯びることになる。【吉岡宏二】
4月20日朝刊

41片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 21:01:49
足銀・再生へ:受け皿問題 早期選定意見と慎重論−−県が国会議員と協議/栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050419-00000124-mailo-l09

 県は18日、宇都宮市内のホテルで「国会議員との懇談会」を開き、一時国有化された足利銀行の受け皿問題などについて協議した。国会議員からは、足銀の早期受け皿選定を求める意見と慎重論の両論が出された。一方、福田富一知事は受け皿問題について、経済界や労働界などで構成する「県緊急経済活性化県民会議」を5月9日に開き、各界の意見を聞いたうえで、金融庁など国に要望する考えを示した。さらに、国会議員に同県民会議の顧問に就任するよう要請し、了承された。
 民主党の簗瀬進県連代表は「受け皿のスケジュールを早めることは不良債権の整理を加速させ、県内の経済が混乱する」と述べ、受け皿選定について拙速を避けるべきとの考えを示した。これに対し、自民党の渡辺喜美衆院議員は「時間をかければかけるほど、(足銀)本体も顧客も腐り、ひいては地域経済が非常に危うい状況になりかねない」と早期に受け皿選定を国に要望するように求めた。自民党県連は16日の大会で、早期に足銀の一時国有化解消を求める特別決議をしている。
 福田知事は受け皿選定時期について「早期に行えば不良債権の処理が加速する。一方で足銀本体が劣化をしていくという両面があるので、国も時期については難しい判断をするのではないか」と答えるにとどまった。【南恵太】
4月19日朝刊

42片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 21:02:45
知事選 自民党県連、橋本知事推薦を決定−−政策協定に調印/茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050419-00000098-mailo-l08

 自民党県連(山口武平会長)は18日、橋本昌知事との政策協定を結び、今秋の知事選での橋本知事推薦を正式決定した。橋本知事も知事選に臨む決意を記した文書を山口会長に提出し、立候補への意欲を示した。
 調印式は同日午前11時半ごろ、水戸市大町1の自民党県連事務所で開かれた。橋本知事と山口会長は政策協定書に署名して交換した。
 協定は8項目。財政再建や農産物の販売戦略強化への取り組みが盛り込まれた。これと併せて橋本知事は、知事選に臨む決意を文書で表明した。
 決意文書で橋本知事は、財政再建や産業振興、少子化対策の3項目を政策課題として挙げ、「自民党との密接な連携の下に、初心を忘れず、4期目の県政運営に全力で取り組む」としている。
 自民党県連によると、橋本知事と県連の定期協議は、明文化しなかったが、県議会開催時に行っていた話し合いを一層深めることで一致したという。
 記者会見で、橋本知事は、「自民党本部が4期目は認めにくいと言っている中で、県連が応援してくれるのはありがたい限り。9月(の知事選)に向けて頑張っていきたい」と述べた。しかし正式な立候補表明については「他の団体も推してくれるように働きかけていく中で、時期がくれば表明する」として明言を避けた。【中田純平】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇「県民不在」の批判免れず
 自民党県連が橋本昌知事の推薦を決めたことで、秋の知事選は波乱のない選挙戦となる見通しが強まった。だがこうした「知事選び」は一層の県民の政治不信を招くだろう。
 自民党は早い段階から橋本知事を批判してきた。しかしその攻撃は、形式的な多選批判と「知事の顔が見えない」「茨城に元気がない」などという抽象的批判に終始し、説得力を欠いた。
 また橋本知事もこうした批判に論理的な反論はせず、自ら行った政策を強調するにとどまった。そして水面下で、自民党県連に推薦を要請した。
 政策協定を条件にした橋本知事推薦は、批判しながらも有力な候補者を擁立することができなかった自民党県連と、県議会最大会派の支持を得たい橋本知事双方の面目を保つための妥協の産物だった。
 自民党県連は、協定調印の場を公開したことで、透明性をアピールしている。だが協定内容の文言は、県政関係者であれば、誰もが最優先と認識しているような課題の羅列だ。むしろ重要な点は文書に盛られていない「5選に立候補せず」「知事と自民党県連の協議の緊密化」などの内容にあるだろう。これでは「県民不在の知事選び」とのそしりは免れない。
 茨城県知事選は全国ワーストの低投票率が続いている。県民の政治不信に対する危機意識が関係者にはあるのだろうか。【高野聡】
4月19日朝刊

43片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 21:53:42
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=44292&amp;pg=20050408
2005年04月08日(金) 静岡市議会に自民党・連合系・新人の大連合会派誕生

> 静岡市議会に自民党9名、連合系7名、新人5名の21名の大会派誕生しました。17名の自民党議員団を超え、「数合わせ」の「野合」との批判もでています。結成過程についてはほとんど情報がないので詳しくは論じられませんが、「何か、おかしい」と受けとめた方は多かったと思います。

44片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 22:32:37
>>37
「大差」の裏側:知事選・寺田氏3選/下 自民、動きに温度差/秋田
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20050420ddlk05010271000c.html

 ◇連敗で問われる最大野党
 「佐藤氏が遊説に来ても、まるで動員を求められなかった。こんな選挙は初めてだ」。自民党を支持する県北の建設会社社長が振り返った。県議会で現職の寺田典城氏(64)と対立を続けながら、独自候補擁立を断念した同党県連。代わって「県政刷新」を掲げて立候補した前羽後町長の佐藤正一郎氏(52)に対し、「勇気と熱意に敬意を表する。推薦、公認以上の支援を行う」(北林康司幹事長)と挑んだ選挙戦だったが、関係者の動きには温度差が目立った。
 政治手法や秋田空港ターミナルビル接待問題など徹底した寺田氏批判を展開した佐藤陣営。自民県議らも各地域で遊説や演説会に同行し、佐藤氏支持を訴え続けた。しかし、寺田氏の出身地・旧大曲市が地盤の御法川信英衆院議員(秋田3区)は「国会会期中」などを理由に集会には姿を見せなかった。合併による新市長選を控えたある自民県議も「ポスター張りなどの『ノルマ』以外は、知事選に構っていられなかった」と打ち明ける。
 「投票所に足を運んでほしい」。二田孝治衆院議員(比例代表東北ブロック)は無党派層の多い秋田市で呼びかけた。しかし、投票率は史上最低。佐藤氏は最後まで知名度不足に苦しんだ。「非自民系の選挙手法を急にまねしてもうまく行くわけがない。風を起こすのは本当に下手」と元県議が指摘する一方、県議の一人は「これでは誰が出ても同じ。本当に戦う気があるなら、独自候補を立てるべきだった」と執行部を批判した。
 開票日の17日夜。早々に敗戦の報が届いた。沈痛な雰囲気に包まれた佐藤氏の選挙事務所で、北林幹事長は「原点に返って保守の神髄とは何かを問い直し、保守改革を進めなければならない」と語った。
 県議会は、知事選のため骨格予算となった今年度当初予算に対し、初の補正予算案を6月議会で審議する。自民県連は3月上旬、01年知事選以降に会派を離脱し、国際教養大設置案などで寺田氏支持に回った「新生会」の県議に対する役職停止処分の撤回を決めた。知事選や国政選挙で連敗が続く自民がどう党勢を立て直すのか。「最大野党」としての存在感が改めて問われる。【小倉祥徳】
毎日新聞 2005年4月20日

45片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 22:55:33
高橋知事就任2年 「支持」急増65・6% 財政再建に期待  2005/04/20 07:23
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050420&amp;j=0023&amp;k=200504204580

 北海道新聞社は十九日、二十三日で就任二年を迎える高橋はるみ知事に対する評価などについて、北海道新聞情報研究所に委託して実施した世論調査の結果をまとめた。高橋知事を支持するかどうかについては、「支持する」「どちらかといえば支持する」を合わせた支持率が、前回調査比で22・8ポイント増の65・6%と大幅に上昇した。一方、不支持率は、17・4%と同5・0ポイント低下した。
 知事への支持率が60%を超えたのは、横路孝弘元知事が就任十年を目前に控えた一九九三年三月調査で記録した69・9%以来。一期目の折り返し時点としては、65・7%だった横路氏とほぼ同じ。
 支持の内訳は、「支持する」が30・0%、「どちらかといえば支持する」が35・6%となり、不支持では「どちらかといえば支持しない」が8・8%、「支持しない」が8・6%だった。「どちらとも言えない」は16・2%だった。
 支持の理由では、「道の財政再建に熱心に取り組んでいる」が38・4%と最も多く、「女性の視点を生かしているから」が14・3%、「北海道新幹線の本年度着工を実現させた」が11・3%と続いている。
 不支持の理由は、「道警裏金問題で十分に対応していないから」が36・8%で最多。次いで「道の財政再建が進んでいないから」が16・1%。
 高橋知事の再選問題に関しては、「続投を期待する」が63・6%と支持率とほぼ同じで、「新人への交代を期待する」は31・8%だった。
 高橋知事が重点的に取り組む景気・雇用対策では、「大変評価できる」と「まあ評価できる」が合計42・0%だった一方、「まったく評価できない」と「あまり評価できない」も合わせて32・8%に上り、評価が分かれた。
 道警裏金問題での知事の疑惑解明への姿勢についても、「熱心だ」が29・4%、「熱心ではない」が29・6%と評価は真っ二つ。「どちらとも言えない」は40・8%だった。
 産業廃棄物排出企業に課税する「産廃新税」の導入では、「導入すべきだ」が64・4%と過半数を大きく上回り、「導入すべきでない」は28・0%にとどまった。

46片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 23:19:31
野呂田会長が辞任の意向/自民党県連常任総務会で報告
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050420h

 自民党県連(野呂田芳成会長)の常任総務会が20日開かれ、知事選で同党県連が支持した佐藤正一郎氏(52)=無所属=の落選などを受け、野呂田会長が辞任する意向であることが報告された。
 北林康司幹事長、大野忠右エ門総務会長、冨樫博之政調会長の県連三役も辞表を提出している。
 この日は、新三役が決定するまでの間、当面は現体制でいくことで一致。新体制は来月中にも開かれる常任総務会で決まる見通し。
(2005/04/20 20:37)

47片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 23:28:57
五所川原市長選 候補者の横顔/青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000078-mailo-l02

 (届け出順)
 ◇新市の基盤作りに全力−−成田守候補(70)無新
 旧五所川原市長として旧金木町、旧市浦村との合併協議を慎重にまとめ上げ、新五所川原市を誕生させた。市浦地区が飛び地となったことなどもあり「地域格差の解消」を最優先課題に掲げる。重厚な造りの斜陽館や十三湊(みなと)の景観など、新市の誇る豊富な観光資源は「世界一といってもほら吹きでない」と胸を張る。
 中心市街地活性化も急がれる。昨年4月開業の「立佞武多(たちねぷた)の館」にはすでに18万人が訪問。今後は「中心部の区画事業を推進し、館だけでなく商店街全体に活力を取り戻させたい」と意気込む。このほか、懸案となっている中核病院構想を軸とした医療機関再編にも取り組む覚悟だ。
 自らの性格を「単純で直情径行型」と言う。熱血漢らしく、好きなスポーツは「激しさに魅力を感じて高校時代に打ち込んだ」というバスケットボール。現在はNBAのテレビ観戦がお気に入りだ。
 長い政治生活に疲れもあるが「基盤整備を進めて若い世代にバトンタッチする」のが使命と、自らを奮い立たせている。【太田圭介】
 ◇経営感覚で市民幸せに−−三上誠三候補(55)無新
 「公用車に軽自動車を導入すれば5000万円の経費が削減できる」「任期中は市長の給料は半分でいい」
 温泉ホテル経営など一代で財産を築き上げた経営感覚を基に五所川原市の将来を語る。
 金ぱくを食べたり、高級外車を乗り回すなど、派手なパフォーマンスがテレビで有名だが「あれは(視聴者が)喜ぶからやっているだけ。普段は質素な生活」と苦笑する。800円のシャツに、1万5000円のスーツ、足元は長靴姿で歩いて市民との対話を続けた。「元は旧金木町一の貧乏人。本当は質素な姿を見てほしい」と語る。
 年間300万人の観光客が訪れ、約180億円の収入が見込める街づくりを計画している。そのために優秀な職員で「特別観光チーム」を設けるなど、アイデアは豊富だ。「市政も商売感覚でやれば財政は必ず向上する」と財政再建に自信をのぞかせる。
 「市長は父親で、市民がその家族」と市政を家族に例える。「家族(市民)を幸せにするのがおやじ(市長)の役目だ」と話す。【村松洋】
4月20日朝刊

48片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/20(水) 23:29:20
素直にゆけば引退だが・・・

「東西線、争点にならず」仙台市長選 藤井氏見解
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000010-khk-toh

 藤井黎仙台市長は19日の定例記者会見で、市民の間に採算性などを疑問視する声もある地下鉄東西線整備事業(2015年度開業予定)について、「7月の市長選で争点にはなり得ない」との認識を示した。
 藤井市長は「過去にずいぶん市民と話し合い、その上で国の事業許可を得た経過がある。ここまで来てもう1度、(議論を)元へ戻すということはできない」と述べた。
 しかし、市長の認識とは逆に、東西線をめぐって市民から疑問の声が相次いでいる。市民団体が市の需要予測の甘さを指摘。青葉通のケヤキ撤去に反対しているほか、仙台市民オンブズマンが東西線建設費の支出差し止めを求め、藤井市長を相手に仙台地裁で争っている。
 それでも市は06年度にも本格着工にこぎ着けたい意向で、藤井市長は「裁判は裁判で対応するが、(整備事業は)市のペースで淡々と進めたい」と語った。
 10年後をめどに移転新築する市立病院の移転先については、「必ずしも3期目の任期満了(8月21日)までにとは考えていないが、可能な限り早い時期に決めたい。長町副都心(太白区)は候補地の1つになる」との見通しを示した。

◎「時間がほしい」 仙台市長選対応、藤井氏ぼやき
 「もう少し時間がほしい」。仙台市長選(7月17日告示、31日投票)まであと3カ月を切り、去就が注目されている藤井黎市長。19日の定例記者会見で、進退について考える間もないほどの多忙な日々をぼやいた。
 「熟慮するよりも先に時だけが過ぎていく。今は時がたつのは早いと思うばかり」。進退は白紙状態と強調しながらも、いまだ明らかにできない状況には、「焦燥感もないわけではない」と本音も漏らした。
 進退表明しない藤井市長の態度には「勇退までの時間稼ぎ」、「4選出馬への作戦」とさまざまな憶測が広がる。「有力候補が見つかれば引退する」との見方もあり、市長周辺は「焦燥感」の真意を推し量っていた。
(河北新報) - 4月20日7時5分更新

49片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/21(木) 23:50:02
「2大政党」対照的/青森市長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0421/nto0421_8.asp

 自民党と民主党は県内政界でしのぎを削ってきたが、激戦が続く青森市長選に臨む姿勢は対照的だ。自民党県連が市長選としては異例の選対本部を設置し、党推薦候補を支援しているのに対し、自主投票を決めた民主党県連は組織的動きがなく、存在感を示せずにいる。
 自民党は圧倒的な組織力で二〇〇一年の参院選以降、二度の知事選、衆院選を制してきた。しかし、昨年七月の参院選本県選挙区で民主党の公認候補が自民党候補を破った上、比例代表で本県一議席を獲得し、県内において二大政党時代の流れができた。青森市長選は参院選後、初めての大型選挙で当初、二大保守による勢力争いの場になるとの見方もあった。
 自民党県連の大島理森会長は二十日、青森市内の漁業団体を駆け足で巡り、党推薦候補の支援を訴えた。大島会長は市長選告示前から度々市内に入り、精力的な動きを展開。県議らも職域団体などを回り、協力を要請している。
 自民党県連は、大島会長を本部長とする選対本部を設置した。仮に県都で敗れるような事態になれば、自民党や県政の政治・政策課題に影響を及ぼしかねないとの危機感もある。
 一方、民主党県連は一時、非自民候補の推薦も視野に入れたが、最大の支援組織である連合青森が自民党推薦候補の支援を決めたことを考慮し、自主投票とした。次期衆院選での連合青森との協力関係を優先させた形だ。
 自主投票でも議員個人の動きは制約されないが、非自民候補が核燃施設反対の姿勢を示したことで「応援には立てない」と、距離を置く議員も。その結果、非自民候補を積極的に支援する横山北斗副代表以外に、党県連の動きは見えない。

50片言丸 </b><font color=#AEFF35>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/21(木) 23:52:32
>>39
久田氏、出馬表明後に断念/うるま市長選 革新候補擁立白紙に
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200504211300_03.html

 五月十五日投開票のうるま市長選で、社大党具志川支部長で元具志川市議の久田友一氏(66)が二十日、同党の執行委員会で出馬を表明後、家族の反対などを理由に出馬を断念した。久田氏は二十一日にも、推薦を決めていた党本部に出馬辞退を報告する。同氏の出馬見送りで革新陣営の候補擁立は再び白紙に戻った。
 久田氏は「合併後の新市の課題を市民に訴えるために立候補を決意したが残念」と話している。
 同氏は革新統一候補の擁立断念後に出馬を決意、社大党幹部に伝えた。社大党は民主党県連や共産党県委に支持要請を打診し、前向きな回答を得た上で、同氏の擁立に踏み切った。
 執行委員会後、久田氏は「分庁方式や議員定数と任期の問題を含め、合併の在り方についてうるま市民の真意を問う選挙にしたい」と強い意欲を見せていた。
 しかし、統一候補の人選を進めていた革新陣営には調整不足の声もあり、出馬を不安視する向きもあった。
 社大党の喜納昌春委員長は「県内第三の市を無投票にするわけにはいかず、合併の課題を市民に訴えるために擁立に踏み切ったが、候補者本人の事情もあり、断念を認めざるを得ない。残念だ」と話した。
 市長選には前具志川市長の知念恒男氏(64)=保守系無所属=が既に出馬を表明、市議六十九人が支持を明らかにしている。>>39

51片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/23(土) 09:45:02
彦根市長選 24日に投開票 3候補が激しく争う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050423-00000000-kyt-l25

 任期満了に伴う滋賀県の彦根市長選と市議補選(欠員2)は24日投票、即日開票される。市長選は、新人でインターネット小売業の和田裕行候補(34)=無所属、民主推薦=、元職で弁護士の獅山向洋候補(64)=無所属=、新人で社会福祉法人参与の大久保貴候補(41)=同=の3人が激しく争っている。
 和田候補は、若さや行動力を前面に「自らが営業マンとなり、元気な彦根を取り戻したい」と主に経済の活性化を強調。民主党県連や公明党彦根支部、自民系市議会会派の推薦を受ける。市議の支援は計14人。
 獅山候補は、市長や市議の経験を軸に「美しい彦根の創造」を掲げ、市町合併での住民投票実施などを訴えている。自民党市連協が支持し、共産党湖北地区委員会が応援する。市議は計8人が支援している。
 大久保候補は、県議や福祉現場での経験を基に、開かれた市政づくりを打ち出す。「安定と協調の政治」を主張し、組織に頼らない「市民党」で挑んでいる。県議時代に在籍した旧さきがけの支持者の応援もある。
 市議補選では、4人の候補が懸命の選挙を展開している。
 投票は、いずれも午前7時から午後8時まで。午後9時から彦根市小泉町の「ひこね燦(さん)ぱれす」で開票され、市長選は午後10時半ごろに大勢判明の見通し。有権者数は8万4520人(16日現在)。
(京都新聞) - 4月23日8時55分更新

52片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/23(土) 11:47:11
現職推薦を決定 民主と「ねじれ」 千葉市長選で連合千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news006.htm

 連合千葉は22日の臨時執行委員会で、千葉市長選(6月5日告示、19日投開票)では現職の鶴岡啓一氏(64)を推薦することを決めた。民主党と同党の有力な支持基盤の連合が別々の候補を支援する「ねじれ」選挙になる。
 連合千葉の黒河悟会長は鶴岡氏推薦の理由を、「雇用問題に積極的に取り組むなど誠実な対応に加え、市政には継続性が必要で、少なくとも2期8年を見極める必要がある」と説明。争点の一つに浮上している税免除問題については、「危機管理に一層の努力を傾注すること」と注文をつけるという。
 これに対し、元総務省官僚の奥野総一郎氏(40)を擁立する民主党県連は、ボランティア主体の市民型選挙を進めるほか、連合傘下の個別の労働組合に支持を呼びかける考えだ。
 同市長選ではほかに、同市前助役の島田行信氏(64)が立候補を表明している。

53片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/23(土) 14:28:46
■3市長選あす投票 足利は4氏が立候補し激戦を展開
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050423/news_9.html

 任期満了に伴う足利市長選と真岡市長選、合併に伴うさくら市長選は、あす二十四日投開票される。
 足利市長選に立候補しているのは、前市議で乳類販売業嶋田政芳氏(56)=無所属、会社役員鈴木高明氏(50)=同、前県議で会社役員大豆生田実氏(39)=同、現職の吉谷宗夫氏(74)=無所属、自民、公明推薦=の四氏。二十六年ぶりに四人の争いとなり、現職、新人が激しい選挙戦を展開している。

 さくら市長選に立候補しているのは、前市議で会社役員の小堀勇人氏(47)=無所属=と、前氏家町長の秋元喜平氏(75)=無所属、自民推薦=の二氏。激しい一騎打ちとなっている。

 真岡市長選に立候補しているのは、学校法人理事長菅野健志氏(59)=無所属=と、再選を目指す現職福田武隼氏(63)=無所属、自民、公明推薦=の二人。一騎打ちの戦いを展開している。

54片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/23(土) 18:58:09
市町村合併、「慎重」が過半数 本社道民世論調査、権限移譲47%賛成  2005/04/21 06:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050421&amp;j=0075&amp;k=200504214827

 合併慎重派が過半数−。北海道新聞社が二十日まとめた道内世論調査で、市町村合併について「時間をかけて進めるべきだ」とする意見が全体の50・2%を占めた。「進めるべきではない」とする否定派も11・6%おり、国や道の推進論をよそに合併に消極的な道民の姿勢が浮かび上がった。
 調査は北海道新聞情報研究所に委託。十六、十七の両日、道内の有権者五百人から電話で聴取した。
 この結果、合併を「早く積極的に進めるべきだ」という推進派は15・0%にとどまった。推進派は高年齢層に多く、七十代では24・2%だった。「どちらとも言えない」は23・0%。
 今月施行の合併新法で、知事は市町村に合併協議会の設置を勧告できるようになった。高橋はるみ知事が勧告権を「発動すべきだ」と答えたのは27・2%、「発動すべきではない」は26・4%で、賛否が拮抗した。「どちらとも言えない」は46・0%に上り、道民の半数近くが判断しかねている実態を示した。
 一方、道が二○○六年度から道の持つ権限の約五割を市町村に順次移譲していく方針でいることに関しては、賛成が47・6%で、反対(9・6%)を大幅に上回った。
 また、○八年度に道内の十四支庁を六支庁程度に統廃合し、廃止地域には地域行政センターを置く道の支庁制度改革については、賛成が33・8%で、反対を14・8ポイント上回った。

55片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/26(火) 09:22:34
仙台市長選注目の2人 秋葉氏当選、どう影響?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000009-khk-toh

 衆院宮城2区補選が終わり、県政界の次の関心事は仙台市長選(7月17日告示、31日投票)へと移る。いまだ態度を明らかにしていない現職藤井黎氏(74)の去就とともに、「市長選は初志」とも語る民主党前衆院議員鎌田さゆり氏(40)の動向に注目が集まっている。

 「万歳三唱の音頭は、藤井市長にお願いしたい」。24日夜、補選勝利に沸く自民党の秋葉賢也氏(42)の選挙事務所。当選祝いに訪れた藤井氏は壇上へと促されたが、「私は万歳が苦手で…」と遠慮がちに退いた。

 その姿は「補選と市長選を関連づけられるのを嫌った」と関係者に映った。藤井氏は「補選の結果は参考にならなくもないが、これだけが進退を決める判断材料ではない」と語り、足早に選挙事務所を後にした。

 政令市の市長の中で最高齢となり、市政運営も3期12年の節目を迎えた藤井氏。全国的に有権者の高齢・多選批判は根強く、藤井氏の最も気に掛ける点もここだ。

 市長選をめぐっては、まだ具体的な立候補の動きはないものの、中央官僚や有力経済人、県議らの擁立が模索されているほか、鎌田氏の出馬も取りざたされている。

 「鎌田氏に対抗できるのは藤井さんだけ」(藤井氏周辺)と、藤井氏に4選出馬を促す声は根強いが、「補選の結果だけで、現職が有利になるということもない」(自民党若手幹部)との慎重論もある。

 もともと補選のきっかけになったのは、鎌田氏陣営の選挙違反事件。民主党の門間由記子氏(30)の選挙事務所に姿を見せた鎌田氏は「逆風は全く感じなかった。門間氏は善戦した」と、淡々とした表情で語った。

 「街頭に立てば涙が出るほど励ましを頂いた。私が(辞職という)けじめをつけたことは理解された」と鎌田氏。市長選には触れず、支持者の輪の中へと消えた。

 しかし、補選の結果を受け、鎌田氏に向けられる視線は厳しさを増すことが避けられない。

 身内の民主党関係者からは「鎌田氏には辞めた後の議席を奪われた責任がある。立候補は本人次第としても、出馬すればあまりに身勝手と映る」の声が上がる。自民党県連幹部も「公職選挙法で立候補が許されていても、市民感覚が許さないはずだ」と強調する。

 鎌田氏の周囲は「出馬できないとの批判は、出馬してほしくないから浮上する。鎌田氏の行動には前向きな評価もある」と意に介していない。
(河北新報) - 4月26日7時4分更新

56片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/26(火) 10:16:33
■「予想外のきん差」 自民、衆院選へ引き締め姿勢も
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050426/news_8.html

 自民党推薦候補が三勝した二十四日投開票の三市長選。足利、さくらの両市長選では高齢問題も加わって、「予想外のきん差」(同党県連)になった。結果によっては次期衆院選の栃木2区で民主党公認の福田昭夫前知事との激突が予想される、同党県連会長の森山真弓衆院議員の選挙にも直接影響が出かねなかった。それだけに関係者からは影響が断ち切れたとして安どの声が上がる一方、「市長選と衆院選は別」と引き締めを図る姿勢も見られた。
 「二大政党化の流れでも県民には自民に対する期待感が強いということだ」。足利市選挙区選出の木村好文県議会議長はこう指摘する。さらに再選した吉谷宗夫足利市長は福田富一知事誕生の立役者とした上で、「昭夫前知事が再選していれば結果は違っただろう」とも指摘した。

 公明党県本部代表代行の小高猛男県議は「昭夫さんに勝てるのは森山さんしかいない。市長選で(高齢の現職が若い候補を)破ったのは大きい」と、次期衆院選につながる結果とみている。

 きん差の結果に対して県議会自民党議員会の渡辺渡会長は「高齢批判は衆院選でも出てくるだろう。(市長選で勝った)結果をプラスと喜んではいられない」と、逆に安心感を警戒する。

57片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/27(水) 01:49:44
自民一本化の動きも 富山市議会
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=5511

 富山市議選(定数48)で当選した自民市議の間で、会派結成を巡る動きが活発化している。焦点は旧市議会で旧自民党議員会(自民会)から分かれた旧自民クラブ(自民ク)と、旧町村部選出の市議の動向だ。自民会は市議会の自民党会派一本化を図っており、水面下で両会派の綱引きがある。27日には自民系の新市議が集まり、今後の議会活動について話し合う。
 
 「我々の大義は支持された。今後も会派として活動していこう」
 市議選から一夜明けた25日。自民ク系の市議が市議会の会派控室に集まり、会派結成届けを提出することを確認した。
 自民クは03年の旧市議選後、当時24人いた最大会派・自民会から分かれた。政策集団を目指して「一部のボス議員が牛耳る利益誘導体質」(自民ク幹部)に反発する若手・中堅10人が参加した。
 今回が会派結成後の初選挙で「分かれた大義が問われる正念場」と位置づけた。結果は10人中9人が当選。松本弘行元会長は「得票数も伸ばし会派として支持が得られた」と話す。
 しかし、今後の見通しは厳しい。自民会は13人が当選。旧町村部の保守系市議の多くが自民会につくとの見方が強い。

 議員数が拮抗(きっ・こう)していた両会派は04年に、激しいポスト争いを繰り広げた。議長選は同数票でくじ引きとなり、自民クはポストを取れなかった。
 
自民会幹部は「大同団結した上で意見を調整する必要がある」と会派一本化を主張している。数の上で劣勢になりそうな自民クには「今後、ポストで締め上げられたらつらい」との声もある。
 
 旧町村部の自民党市議は表面上、2会派の動きを静観する構えだ。
 多くの議員が地域の公共施設の整備などを盛り込んだ「建設計画の着実な実行」を掲げて当選。実現のためにどう動くべきか判断が分かれる。
 「旧市議会派にのみ込まれ、旧町村の立場を忘れれば次の選挙でそっぽを向かれる」との声がある一方、「旧町村の意見を市議会で通すのなら、旧市議との連携は必要」との声もある。
 旧町村選出の市議は14人で、独自会派結成も取りざたされたが、「とりまとめ役の市議選候補者が落選し難しくなった」(自民県連幹部)という背景もある。
 ある市議は「(2会派の動きを含めて)慎重に見定めたい」と話す。
 
 他会派には自民一本化に対する警戒感が強い。一本化されると、保守系議員を含めて定数の7割近い巨大会派になるとみられる。旧市議会の他会派幹部は「自民が一本化すると鬼に金棒」という。04年の副議長選では自民クと組んだ民政クラブの長尾憲二氏が副議長についたが、「今後は自分たちがキャスチングボートを握れなくなる」との懸念だ。
 また、自民県議にも警戒感がある。県議や市議らで構成される自民党市連は支部長、幹事長といった主要ポストを自民会の有力市議が占める。国政選挙でも市議が主導。ある自民県議は「県議には市議に対する反発がある。分裂していた方がありがたい」と本音を漏らす。
(4/27)

58片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/27(水) 01:54:01
◆ 会派構成へ動き活発化 新富山市議会 (北日本)

 富山市議選で新市議四十八人が決まったのを受け、二十五日、各政治勢力の議会会派構
成に向けた動きが活発化した。旧富山市議会で二会派に分かれている自民勢力は二十七日
に保守系無所属議員を交えた会合を開き、今後の対応などについて協議する。他政党・団
体は、社民が会派結成を決めるなど、今のところ、旧市議会の会派を継続する流れになっ
ている。

 二十四日投開票の市議選では、自民が公認・推薦合わせて三十一人の当選を果たし、定
数の六割強を占めたほか、公明四人、民主三人、社民三人、共産一人、県民社協会推薦
二、無所属は自民と県民社協推薦を除き四人の構図となった。

 会派構成の焦点となる自民勢力は、旧市議会時代に自民会と自民クに分派し、今回当選
した旧市議は自民会十二人、自民ク九人となっている。

 議会内では自民勢力の一本化を探る動きがあるが、旧市議以外の自民公認・推薦、保守
系無所属の計十三人の動向を含め、最終的な会派の行方は流動的。旧自民会顧問の五本幸
正氏は「正々堂々と自民勢力の一本化を目指していく」と指摘し、旧自民ク会長の松本弘
行氏は「一昨年に分派した際の大義を簡単に変えられないが、今後の状況を見極めたい」
と話している。

 他政党では、社民が二十五日に会派届けを提出。民主と県民社協会は引き続き統一会派
を組む方針を固め、二十八日に決定する見通し。旧市議四人が当選した公明も単独会派を
維持し、二十七日に役員態勢などについて協議する予定だ。

 新市議会の会派届け提出期限は五月一日。自民を中心とした新議会の会派構成は「ここ
数日がヤマ場」(自民幹部)となる。

59片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/28(木) 02:36:56
まだ意欲アリ。

進退「来月下旬までに」 藤井仙台市長、連休中に熟慮
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/04/20050427t11030.htm

 藤井黎仙台市長は26日の定例会見で、市長選(7月17日告示、31日投票)への態度について、「遅くとも5月下旬までには、決めなくてはならないと思っている」と述べ、ゴールデンウイーク中に進退を熟慮する姿勢を示した。

 藤井市長は「4月は多忙でじっくり考える余地がなかった。私自身の人生という観点、私に寄せられる声、各種事業の見通しなどを精査して判断するが、(態度表明は)連休明けすぐとはいかない」と語った。

 24日に投開票が行われた衆院宮城2区補選については、「(自民と民主が)だいぶ競り合った。当選した秋葉賢也氏は今までにない新しいタイプの政治家。しがらみに染まらず、このまま大きくなってほしいと期待している」と評価した。

 36.75%という低投票率に関しては、「補選は低いという宿命があるとはいえ、選挙違反事件をきっかけに行われた選挙だったため、有権者の政治不信が高まった面も否めない」と指摘した。
2005年04月26日火曜日

60片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/29(金) 22:58:17
思ったより早く結論的なニュースが来た。

藤井仙台市長勇退へ 課題解決へ道筋と判断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050429-00000009-khk-toh

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)で、現職の藤井黎氏(74)=3期目=は28日までに、4選出馬せず今期限りで引退する意向を固めたもようだ。

 市政課題の柱の一つ、地下鉄東西線整備事業は国への工事施行認可申請を済ませ、2015年度開業へ向け順調に走りだしている。3期目の公約だった保育所待機児童の解消も成果が挙がっており、藤井氏は市政課題解決へ一定の道筋を付けたと判断した。

 経済界などが現市政の継続を基本として、新人候補の擁立を模索していることも、藤井氏が勇退を決断する背景にあったとの見方もある。
 全国では02年の横浜市長選、今年1月の山形県知事選などで、高齢・多選批判により現職候補の落選が相次いだ。政令市長で最高齢となる藤井氏が、こうした有権者意識に配慮した面もある。

 藤井氏は市議会2月定例会で、「進退はいずれ時期をみて冷静に判断したい」と態度を保留。4月24日投開票が行われた衆院宮城2区補選の結果も踏まえ、決断するとの考えを示していた。
 藤井氏は1993年8月、ゼネコン汚職事件による前市長の辞職に伴う市長選で初当選。就任以来、一貫して「市民と同じ目の高さ」の市政運営を強調し、政策形成における官民協働を推進。仙台市を全国有数の環境先進都市に育て上げた。
(河北新報) - 4月29日7時5分更新

61片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/29(金) 23:13:57
従来の行政への不満感がそこそこ出てるんじゃないかな。圧倒的な不満ではないけれど。

3市長選:一夜明け、喜び新た さくら市・真岡市・足利市、顔触れ決まる/栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000091-mailo-l09

 ■解説
 ◇地域意識の感情論に終始
 さくら市の初代市長に決まった秋元氏は、地元選出の森山真弓・衆院議員ら国会議員をはじめ、旧喜連川町の滝政夫・前町長ら有力者の支援を受け、圧倒的な組織選挙を展開した。しかし、事実上の「草の根選挙」を展開した小堀氏に約1300票差に詰め寄られた。秋元氏は、小堀氏に流れた約1万票の「批判票」の存在を重く受け止めるべきだろう。
 選挙戦は、旧両町の「地域戦」の様相を呈し、両陣営とも旧氏家町の中心市街地に多い無党派層への浸透に力を入れた。しかし政策論争は、実りあるものだったとは言い難い。
 秋元陣営は、小堀氏を意識して「思いつきで立候補する人に市政は任せられない」といった内容のビラを配布。一方、小堀陣営は、「秋元氏の公約は幼稚だ」と批判を繰り返した。地方選挙に見られがちな「感情論」に終始したと言える。
 同市の65歳以上の人口は19・3%と県平均を0・4ポイント上回る。自治体の借金である地方債残高は約128億円にのぼり、旧両町の昨年度の一般会計の合計額(128億5400万円)に迫る。今後、「地方交付税や税収など、歳入が増える見込みは少ない」(秋元氏)なか、財源をどう確保するのか。問題は山積しているが、具体的論戦はほとんど聞かれなかった。
 旧両町の地域意識を解消し、全体の生活に益する市政が運営されるか。住民全体が目を光らせる必要がある。【吉井理記】

 ■解説
 ◇市民の関心も低く−−投票率、過去最低49.39%
 現職と新人の争いとなった真岡市長選は、現職の福田氏が1万3000票以上の差をつけて圧勝したものの、投票率は過去最低の49・39%となり、市民の関心の低さが反映された形となった。
 両候補とも、市街地の活性化という市の最大の課題を訴えたが、目立った争点はなかった。2月に出馬表明した新人の学校法人理事長、菅野健志氏(59)の知名度の低さもあり、選挙戦は盛り上がりに欠けた。
 福田氏は今回の選挙で、自民、公明の推薦を得た。批判票を心配する声も聞かれたが、市内全域に後援会を組織し、盤石の体制だったと言える。
 一方、菅野氏は市街地活性化とともに、「空白の4年間」と福田市政を批判したが、その内容が医師不足や合併の白紙化だけでは市民の支持は得られなかった。
 福田陣営は今回の勝利について、「4年間の実績が評価された結果」と口をそろえた。選挙戦と1期目を振り返り、福田氏は「反省点はない」と言い切った。しかし、投票率は前回の71・70%を大きく下回り、得票も前回の2万票以上から減っている事実は無視できないだろう。
 工業団地の誘致拡大という市の一つの特徴である政策を全面に出すだけでなく、福田氏が訴える「健康と福祉のまちづくり」を実現し、暮らしやすい市にするためにも、初当選の際の市民の支持を忘れず、その声を一層反映させる市政運営が求められている。【関東晋慈】

 ■解説
 ◇財政再建など課題山積
 足利市長選は4人が立候補したが、前回(01年)一騎打ちを演じた吉谷、大豆生田両氏による事実上のマッチレース。現職の吉谷氏が終盤、組織を立て直し、イメージ選挙で挑んだ大豆生田氏の攻勢を辛くもかわした。戦後最低を記録した54・47%の低投票率も吉谷氏に幸いした。
 吉谷氏は自民、公明両党や連合栃木の推薦を受け、選対には商工、農業団体の幹部、地元4県議全員と市議29人中20人が名を連ねた。陣立ては豪華だが動きは鈍く、陣営内部から「張りぼての連合艦隊」と自ちょう気味の声ももれた。中盤の情勢分析で予想以上の接戦模様に危機感を募らせ、立て直しを図ったが、結果的に死守ラインとしていた3万票も割り込んだ。
 選対幹部は、大豆生田陣営との「代理戦争」だった知事選圧勝による楽観ムード、嶋田、鈴木両氏の離反などを苦戦の要因として挙げたが、吉谷氏は「年を重ねた人間への評価が極めて厳しかった」と自身の高齢が響いたことを認めた。
 一方の大豆生田氏は告示2週間前というタイミングで立候補を表明し、短期決戦を挑んだ。「市政交代の受け皿」のイメージを最大の武器に善戦したが、県議を1期途中で辞しての再挑戦には批判もあった。
 26年ぶりに4人で争われた選挙は、最も現実的な政策を訴えた吉谷氏を信任する結果となった。危険水域に達した財政再建、足利赤十字病院の移転を柱にした競馬場跡地の医療・福祉拠点化構想の推進、北関東自動車道足利インタービジネスパークなど工業団地への企業誘致……。吉谷市政総仕上げの2期目は、同市の将来を占う重要課題が待ち受けている。【太田穣】

62片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/29(金) 23:15:05
民主党県連:党組織強化、第一課題に 衆院2補選敗れ−−定期大会/千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000113-mailo-l12

 民主党県連は25日、千葉市内のホテルで第7回定期大会を開き、05年度の活動方針を決めた。松崎公昭県連代表は、福岡、宮城の衆議補選で敗れた結果を踏まえて「無党派だけに依存しているのでは政権交代は難しい」と述べ、党組織の強化を第一の課題に掲げた。
 連合千葉との協力強化も同計画に盛り込んだが、千葉市長選(6月19日投開票)では、連合千葉は現職の鶴岡啓一氏の推薦をすでに決定。
 来賓の黒河悟・連合千葉会長は「党と労働組合は立場が違う。労組は党などから束縛を受けずに頑張っている」と理解を求めたが、党員からは「納得できない」との批判も出た。
 一方、同党が千葉市長選で擁立する奥野総一郎氏(40)は「鶴岡市政は県議の税免除事件などで市民の方を向いていない」とあいさつした。【森禎行】
4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日16時25分更新

63片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/29(金) 23:18:49
社民県連:役員の留任、決める−−定期大会/千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000084-mailo-l12

 社民党県連は24日、千葉市中央区の県教育会館で第12回定期大会を開き、村上克子代表ら役員全員の留任を決めた。6月19日投開票の千葉市長選について議論はなかったが、大会後に会見した磯崎博行幹事長は、現職の鶴岡啓一氏(64)と前同市助役の島田行信氏(64)については「推薦は難しい」とし、元総務省調査官の奥野総一郎氏(40)については「報道による情報しかなく、判断できない」と話した。下部組織の党千葉市連合で対応を検討する方針。【吉岡宏二】
4月25日朝刊
(毎日新聞) - 4月25日16時25分更新

64片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/30(土) 04:03:28
宮城・合併3市長選 石巻・土井氏 東松島・阿部氏 登米・布施氏
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/04/20050429t11043.htm

 新設合併によって4月1日に誕生した石巻、登米、東松島の宮城県内の3市の市長選は29日投票が行われ、即日開票された。いずれも無所属新人同士の一騎打ちとなった戦いは、石巻市は元石巻市長の会社役員土井喜美夫氏(61)=公明推薦=、登米市は歯科医の布施孝尚氏(43)、東松島市は元議長の会社役員阿部秀保氏(50)が激戦を制し、初当選を果たした。

●石巻市長選
 1市6町合併に伴う石巻市長選は、土井氏が、前県議で食堂経営の佐々木喜蔵氏(56)=自民推薦=を振り切った。
 土井氏は、合併協議会長として新市誕生を主導した立場から、立候補を早々と表明。旧町部でも後援組織を整え、万全の態勢で選挙戦に臨んだ。元市長としての実績を訴え、高い知名度を生かして各地域から満遍なく支持を得た。
 佐々木氏は、土井市政に対する批判の集約を期して3月に立候補を決め、県議を辞して戦った。2年前の旧市長選で土井氏を推した自民党が推薦したほか、市職労など労働界も支えたが、出遅れが最後まで響いた。
 当日の有権者数は13万7317人。投票率は71.87%。

▽石巻市長選開票結果(選管最終)
当 58,548 土井喜美夫 無新(1)
  38,519 佐々木喜蔵 無新 

●登米市長選
 宮城県登米地域9町合併に伴う登米市長選は、歯科医の布施孝尚氏(43)=無新=が、元豊里町長で会社役員の只野九十九氏(56)=無新=を破った。
 布施氏は2月に立候補を決意。政治経験は皆無だが、清新さと若さを武器に「分かりやすい行政、政治の実現」などを掲げた。「市民党」を強調し、出身地の旧迫町や隣の旧中田町などを中心に支持を広げた。

 只野氏は合併前の旧豊里町長を3期務め、昨年12月に出馬表明。旧9町がまとめた建設計画の着実な推進を柱に、行財政運営の効率化などを訴えたが、伸び悩んだ。
 当日有権者数は7万3550人。投票率は82.49%。

◇登米市長選開票結果(選管最終)
当 32,036 布施 孝尚 無新
  26,797 只野九十九 無新

布施孝尚(ふせ・たかひさ)43(1)
歯科医(佐沼青年会議所理事長)旧迫町、日大

●東松島市長選
 矢本、鳴瀬二町の合併に伴う東松島市長選は、阿部秀保氏が、元矢本町長の農業大森栄治郎氏(66)=公明推薦=を退けた。
 阿部氏は2月に立候補を表明し「市民が活動しやすい行政を目指したい。一緒に新市をつくろう」と清新なリーダー像をアピールした。災害に強いまちづくりを最優先課題に位置付ける一方、集会に頼らない草の根選挙を展開。旧鳴瀬町も含め各層に満遍なく浸透した。
 大森氏は昨年9月、早々に立候補を表明。合併協議をまとめた実績を強調し、「攻めの町づくりで経済の活性化を図る」と訴えたが、世代交代を望む有権者に支持を広げられなかった。
 当日の有権者は3万4167人。投票率は75.13%。

◇東松島市長選開票結果(選管最終)
当 15,842 阿部 秀保 無新
   9,329 大森栄治郎 無新

阿部 秀保(あべ・ひでお)50(1)
会社役員(矢本町議会議長、町議(5))旧矢本町、中大
2005年04月30日土曜日

65片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/30(土) 04:32:03
元道議の木本氏、北広島市長選出馬へ  2005/04/30 00:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050430&amp;j=0023&amp;k=200504307517

 【北広島】元道議の木本由孝氏(61)は二十九日、北広島市内で記者会見し、任期満了に伴う七月三日告示、同十日投票の北広島市長選に無所属で立候補する意向を表明した。木本氏は「長年にわたり、政治の道で培ったすべてのノウハウをまちづくりに生かしたい」などと述べた。

 木本氏は一九七九年から道議を四期務めた。九五年参院選、九六年と二○○○年の衆院選に自民党から立候補、○一年参院選に自由党から立候補し、いずれも落選。○三年の自由党と民主党との合併により、民主党北海道副代表に就任、同年の衆院選に同党から立候補したが落選した。二十八日付で同党を離党した。

 同市長選には既に、市議の国枝秀信氏(51)が出馬を表明。現在三期目の本禄哲英市長(74)は不出馬を表明している。

66片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/04(水) 14:05:53
下関って物投げるの流行ってるのか? ヤクザが多いのか? 政争の街なのか? なんなのか。

下関市長に生卵投げる 暴行容疑で男を現行犯逮捕2005年05月04日08時24分
http://www.asahi.com/national/update/0504/SEB200505040006.html?t

 3日午前9時50分ごろ、山口県下関市竹崎町2丁目の路上で、「しものせき海峡まつり」の行列に参加していた江島潔・同市長(48)を目がけ、男が生卵2個を投げつけた。1個が江島市長の左腰に当たったが、けがはなかった。男は警備中の下関署員に暴行容疑で現行犯逮捕された。

 同署の調べでは、男は同市本町2丁目、無職xxxx容疑者(52)。江島市長は当時、着物姿で平家の武将に扮し、小型四輪駆動車の助手席に立って見物客に手を振っていた。男は左後ろから駆け寄り、約3メートル後方から投げたという。同署で動機などを調べている。

67片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/04(水) 15:45:21
白川氏立ち直り困難か?

十日町市長選:田口直人氏が初当選 新潟県
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20050503k0000m010134000c.html

 十日町市長(新潟県)旧十日町市、旧東頚城郡2町、中魚沼郡2町村の計5市町村の合併に伴い1日投開票。旧川西町長を2期務めた田口直人氏(59)が初当選。旧十日町市長の滝沢信一氏(67)▽元会社役員の村山薫氏(60)▽元自治相の白川勝彦氏(59)▽旧十日町市議の樋口利明氏(50)を破る。投票率は84.85%。
 確定得票数は次の通り。
当11510 田口 直人
 11048 滝沢 信一
  9099 村山  薫
  8339 白川 勝彦
  3676 樋口 利明
毎日新聞 2005年5月3日 1時17分

68片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/04(水) 15:54:04
掛川・戸塚氏、歓喜の渦 榛村氏の8選阻む
http://www.shizushin.com/feature/election200504/kiji/20050425000000000013.htm

 午後11時20分すぎ、掛川市南の戸塚進也氏(65)の事務所に戸塚氏当選確実の一報が入った。開票の行方をかたずをのんで静かに見守っていた支援者は、この瞬間「やった」「勝ったぞ」と大きな歓声を上げ、喜びに沸き立った。
 「ありがとう。皆さんのおかげです」。10時前から事務所に詰めていた戸塚氏は、連日街頭で支持を訴え真っ黒に日焼けした顔で支援者と固い握手を交わし、目を潤ませて花束を受け取った。
 名物市長ともいわれた榛村純一氏(70)と戦った市長選。序盤は戸塚氏劣勢との見方が多かったが、中盤以降急激に盛り返し、結局約三千七百票の差で勝利をつかんだ。「選挙は今回が11回目だが、最もさわやかな戦いだった。手づくり選挙の勝利だ」と拳を振り上げた。
 勝因を聞かれた戸塚氏は「相手があまりに(市長在任が)長すぎたということ」と述べ、「私は今65歳だから2期まで。まず新掛川市を構成する1市2町の融和を進め、その上で小笠3市の連携を進めたい」と力強く語った。

榛村陣営「まさか負けるとは」
 「どうして、まさか榛村さんが」―。午後11時半、掛川市上張の榛村純一氏(70)の事務所に榛村氏の敗戦が伝えられると、集まった支援者は大きくどよめき立った。
 分厚い支援組織に支えられ、盤石と言われた選挙戦。午後9時半に開票が始まり、戸塚氏と肩を並べ合う途中経過の報告にも、榛村氏の勝利を疑う支援者はいなかった。開票作業の最終局面で一転、戸塚氏リードが伝えられると支援者は祈るような表情で、開票所からの連絡を待った。
 7期27年に及ぶ多選の批判をかわそうと「新たな出発」を掲げた榛村氏。支援者の前に姿を現すと、「まさか敗戦の弁を語るとは思わなかったが、歩いていて何度か負けるかもという予感もあった」と終始淡々とした表情で語った。敗因については「余りにも長すぎたということだろう。もういい加減にしろという声に負けた。私個人の責任」と話し、今後については「森林や報徳のこと。よく考えて純粋な形で活動したい」と述べるにとどまった。
 自らが主導した新市のまちづくりを長い政治生命の締めくくりと位置付けて臨んだ選挙戦。無念さを隠しきれない様子が言葉の端々、表情の1つ1つからにじみ出た。

掛川市長選 戸塚氏、多選批判を徹底 序盤の劣勢はね返す
http://www.shizushin.com/feature/election200504/kiji/20050425000000000011.htm

反榛村票を集める
 元衆院議員の戸塚進也氏と旧掛川市長を7期務めた榛村純一氏という“大物”同士の対決は、小選挙区制への変更で1区(旧静岡市)に“国替え”して以来、ほぼ10年ぶりに地元での選挙戦に臨んだ戸塚氏が序盤の劣勢をはね返し、当選を決めた。
 当初は、徹底した多選批判と「小笠3市の再合併」「歳費20%削減」といった分かりやすいメッセージを発し続けながらも、狙いとする“草の根”の広がりには苦戦していた戸塚氏。分厚い組織に支えられた榛村氏の“横綱相撲”との観測も強かったが、選挙戦中盤から人脈を生かした有名芸能人の応援を受け、“集客力”のアップとともに訴えが浸透し始めた。
 特に“反榛村票”が多いとされる旧掛川市の中心部と中選挙区時代に金城湯池とした旧大東町で急速に支持の動きが広がった。市民に潜在した7期27年という長期政権に対する“倦(う)み”が顕在化したともいえ、榛村氏陣営は一転して防戦を強いられる形となった。
 “多選”がクローズアップされた分、戸塚氏が訴えた“政策”がどれだけ市民の共感を得たのかは未知数。合併協の会長を務めた榛村氏が強烈なリーダーシップでその誕生をリードした新掛川市を、どのようにかじ取りしていくのか―。公約を具体化した方針の提示が早急に求められる。
(掛川支局・石川善太郎)

新市長「喜びの声」戸塚進也
夢語れる場所に
 支援者の喜びが爆発する中で戸塚進也氏は「多選に反対する市民の声が大きかった結果だ。掛川に新しい風を吹かせよう」と声を張り上げた。市長歳費20%削減などの選挙戦での訴えをあらためて公約し、「今の市役所は硬直化している。市民が夢を語れる場所にしたい。借金を減らし、市民のための市政を進める。小笠3市の合併を目指す」と宣言した。

69片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/08(日) 18:08:36
市長選への出馬 上野助役も表明 北広島  2005/05/08 06:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050508&amp;j=0023&amp;k=200505089595

 【北広島】北広島市の上野正三助役(57)は七日、任期満了に伴う七月三日告示、同十日投票の市長選に無所属で立候補する意向を表明した。

 上野氏は「これからは地方の時代。『自分たちの街は自分たちでつくる』という考えで、市民中心の市政に全力投球する」と述べ、市民参加に関する条例制定に向けて努力する意向を示した。

 上野氏は一九七○年に広島町(現北広島市)職員となり、都市計画部参事、建設部長、総務部長などを経て二○○四年から助役。現在三期目の本禄哲英市長(74)が四月に四選不出馬の意向を示した後、同市長の支援者らが出馬を要請していた。上野氏は九日に助役を辞職する。

 同市長選には既に、市議の国枝秀信氏(51)と元道議の木本由孝氏(61)が出馬を表明している。

70片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/10(火) 00:40:52
弘前市長選、民主が秋までに人選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0509/nto0509_3.asp

 民主党の下田敦子参院議員は八日、来年二月の市町村合併で発足する新弘前市の市長選について、金沢市政との対決色を鮮明にし、同党系で独自に擁立する市長選候補者の人選を秋までに終える考えを明らかにした。

 下田氏は同日、弘前市の弘前文化センターで開かれた民主党東北議員団会議・市民対話集会の最後に事務局を代表してあいさつに立ち、党勢拡大への意欲を示した上で次期市長選に言及。「(前回市長選に敗れ)私も責任を感じている。皆さんも、足元から政治のことを大事に考えていただきたい」と述べ、引き続き市政刷新に努める考えを示した。

 市長選候補者の人選について、下田氏は集会後の取材に「打診している方は複数。秋口までに決めたい」と答えた。

 次期市長選をめぐっては、金沢氏が「年明けまでに態度を表明する」としているほか、現職県議らを中心に立候補の動きが取りざたされているが、現時点で具体的な名前は挙がっていない。

71片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/10(火) 00:43:41
また選挙か。

鍵握る「町民票」 新「花巻」市長選
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200505/gappei200505091.htm

 花巻市、大迫、石鳥谷、東和町が合併し2006年1月誕生する新「花巻市」の市長選は、04年夏の前回市長選で落選した新人2人が、既に出馬の意向を示している。現在3期目の花巻市長は態度を明らかにしておらず、3町側からの出馬・擁立の動きも見えない。しかし3町の「町民票」の流れが当落の鍵を握ることは間違いなく、その取り込みに向けた各陣営の動向が注目される。

 新市の市長選は、合併期日の06年1月1日から50日以内に実施される。出馬を明らかにしているのは、県住宅供給公社と県土地開発公社の前理事長福岡勝夫氏(62)と、花巻選挙区選出の前県議瀬川滋氏(56)。いずれも無所属で臨む。

 三つどもえとなった昨年8月の市長選で、福岡氏は1万3807票、瀬川氏は1万1294票を獲得した。

 前回1万4733票で3選を果たした現職の花巻市長渡辺勉氏(64)は、意欲十分とみられるが「合併が決まるまでは何とも言えない」としており、6月定例県議会で合併が可決された後、最終的な態度を決める見通しだ。

 ただ、渡辺氏の意思決定には、前回同氏を支援した民主党花巻市支部(代表・木戸口英司県議)の判断も大きくかかわってくる。同支部は1市3町の関係者から意見を集約して対応を決める見込み。前回が次点と926票差の辛勝だったことから「渡辺氏ありき、ではないだろう」とみる向きもある。

 現在の市議、県議らの名前を市長選候補として取りざたす市民も。具体的動きは見えてこないが、選挙本番まで約9カ月あり、新たな展開は今後十分に起こり得る。

 1市3町の有権者数は合計8万6000人を超す。3町合計では2万7741人となる。

 投票率を前回(68・68%)並みで換算すると、投票者総数は5万9000人余りとなり、当選ラインは一騎打ちで3万票以上、三つどもえなら2万票以上と単純予想できる。現3町の動向が選勢を大きく左右するのは確実だ。

 3町長は前回、合併協議の最中に市長選が行われたこともあり、いずれも表面的には現職渡辺氏を応援。しかし新市発足に伴い各首長は失職するため、次期市長選では対応が微妙に変化する。

 佐藤共成大迫町長は「合併をうまく実現させることしか考えていない。深くかかわることはない」、小田島峰雄東和町長も「選挙時は失職しており、誰かを応援するという立場にはならないだろう」と静観の構えだ。

 しかし高橋公男石鳥谷町長は「今は何とも言えないが、最後は特定の候補者を応援するかもしれない。いずれ、これまでの合併の流れを大事にする人でなければ…」と関与は否定しない。

 合併新市のリーダーには、県央の中核都市を引っ張る力量と同時に、1市3町の均衡ある発展を目指す調整能力、バランス感覚が欠かせない。有権者の関心が高まるのはこれからだが、前哨戦は既に始まっている。

72片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/10(火) 00:50:51
けっこう混戦になるのかも。

仙台市長選 菅間県議出馬へ 政党と一線画す立場強調
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050509t11014.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)に、仙台市青葉区選出の菅間進県議(54)が8日、立候補する意思を固めた。菅間氏は「仙台の市民力を発揮して世界に誇れるホスピタリティー都市を目指したい」と抱負を語り、政党とは一線を画した立場で選挙戦に臨む考えを強調。近く正式に記者会見して立候補を表明する。

 菅間氏は仙台市出身。立教大社会学部卒。民間企業に勤務した後、仙台市議(1期4年)を経て1995年の県議選に立候補して当選。現在、3期目。NPO法人けやきオフィス町内会理事、県ハンドボール協会長なども務めている。

 立候補の動機について菅間氏は「政令市・仙台は、人口減少社会の到来と、将来の道州制導入への対応を両立させた政策を早急に打ち出さなければならない」と述べた。具体的には(1)市民との情報の共有(2)住民自治の強化による行財政改革(3)地域特性を生かした経済活性化(4)市民力によるまちづくり―をキーワードに政策を構築するとしている。

 また、市長選を「地域社会の将来像を考える絶好の機会」と位置づけ、「マニフェスト(公約集)を提示し、市民に選択してもらうスタイルで臨みたい」と説明。「組織のしばりのない一人一人が自発的に決定する戦い方を目指す」として政党の推薦は受けない考えを示した。

 今夏の市長選で立候補の意向を明らかにしたのは菅間氏が初めて。現職で現在3期目の藤井黎氏(74)は、今週中にも勇退を表明するとみられている。また、若手経済人らが候補者の擁立を模索しているほか、元衆院議員の立候補も取りざたされている。
2005年05月09日月曜日

73片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/10(火) 18:42:16
審議官と課長の間か。

仙台市長が引退表明 7月に選挙 立候補の動き加速
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/05/20050510t11036.htm

 藤井黎仙台市長(74)は10日、市役所内で記者会見し、任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)に立候補せず、3期目の今期限りで引退する意向を正式に表明した。戦後、選挙で選ばれた仙台市長4人のうち、任期を全うして引退するのは藤井氏が初めて。藤井氏の引退表明により、市長選は新人候補擁立の動きが一気に加速しそうだ。

 藤井氏は10日午前、鈴木繁雄市議会議長ら市議会与党代表者に対し、「区切りをつけたい。今期限りで退く」と辞意を伝えた。午後1時半からは記者会見に臨み、引退の意思を明らかにした。

 市政課題の柱の一つ、地下鉄東西線整備事業は国への工事施行認可申請を済ませ、公約だった保育所の待機児童解消も成果が挙がっている。市政の懸案に解決への道筋を付けることができた、と判断し、後進に道を譲る決意を固めた。

 藤井氏は釜石市出身で、東北大大学院教育学研究科修了。1957年に市役所入りし、教育長や教育委員長などを経て、1993年8月、ゼネコン汚職事件に伴う出直し市長選で初当選した。

 1期目は失墜した市政の信頼回復に奔走。2期目は100年の杜(もり)構想など、長期ビジョンを掲げて仙台市を全国に誇れる環境先進都市へと押し上げた。3期目は地方分権の推進や人材育成、シティーセールスなどに全力を傾けた。

 市長選には、仙台市青葉区選出の宮城県議菅間進氏(54)が立候補の意思を固め、仙台市出身で経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)が出馬に意欲を見せている。元衆院議員(40)の名前も挙がっており、藤井氏の引退表明で新人同士が争う構図となる。
2005年05月10日火曜日

74片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/10(火) 18:44:12
んー、この人で決まりじゃないのか?

仙台市長選 経産省・梅原氏が出馬に意欲
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050510t11034.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)で、経済産業省の梅原克彦通商交渉官(51)が立候補に向け強い意欲を示していることが9日、関係者らの話で分かった。梅原氏は既に、立候補の意思を複数の関係者に伝えており、現職で現在3期目の藤井黎市長(74)の進退を見極めた上で、正式に出馬表明するとみられる。

 梅原氏は仙台市出身。東大法学部を卒業後、旧通産省に入省。海外貿易開発協会アジア太平洋地域代表兼バンコク事務所長、経済産業省地域協力課長などを歴任。2002年から04年まで外務省に出向し、駐米公使も務めている。04年から現職。

 関係者の話を総合すると、梅原氏は今月初めに仙台市内で、出身高校である仙台一高の同窓生や地元経済人ら十数人と相次いで懇談。立候補を促す声に対して、「推す声があるのであれば立候補したい」と前向きな意思を示したという。県政界の関係者にも9日までに、「相手候補がだれになろうと出馬する」と市長選への意欲を伝えているほか、政党関係者からの接触もあった模様だ。

 市長選には、県議の菅間進氏(54)が立候補の意思を固めており、具体的な動きは梅原氏が2人目となる。ほかには、元衆院議員の立候補も取りざたされている。藤井市長は、今週中にも勇退を表明する見通し。
2005年05月09日月曜日

75片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/11(水) 08:21:34
藤井仙台市長・一問一答 市民生活の向上願う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050511-00000012-khk-toh

 3期12年で勇退する意向を表明した藤井黎仙台市長(74)は10日、河北新報社の単独インタビューに応じ、望ましい次期市長像について「市民の生活を美しく、豊かに向上させてほしい」との考えを示した。インタビューでの一問一答は次の通り。

 ―最終的に勇退を決断したのはいつか。
 「まだまだ時間に余裕があると思っていて、できれば6月定例市議会の冒頭にでも進退を表明する予定だった。が、いたずらに市民を惑わすわけにもいかず、決断時期を早めた」

 ―心残りはないか。
 「引退表明が責任放棄にならないように、継続性の観点から進行中の事業を点検した。地下鉄東西線については着工を見届けるべきだとの声もあるだろう。ガス局民営化は市議会2月定例会で方針を示したので、後は手続きの問題だ」

 ―あらためて市長就任当時を振り返ると。
 「わたしの人生のプログラムには、もともと『市長』はセットされておらず、市長になったこと自体が奇跡的なことだ。政治家になることはまったく念頭になかったので、今も政治家と言われると他人のような気がする」
 「市役所職員が長かったが、教育局と企画局しか知らず、財政の素地がないのに引き受けられないと思っていた。就任後、他の都市の住民からゼネコン汚職事件をやゆされる市民が多いのを知り、居ても立ってもいられなかった」

 ―失墜した仙台市のイメージは回復したか。
 「市民と市役所職員の努力で相当回復した。わたしの努力だけではとても回復できなかった。市長就任当時は全国市長会でブーイングを浴びたが、今は住みたい都市の全国ランキングで上位に入るようになった」

 ―前市長の実績はどう評価しているのか。
 「ハコモノ事業が多かっただけに、仏に魂を込めるような仕事が多く残されていて、引き継いだわたしはやりやすかった。国際音楽コンクールやベガルタ仙台の支援も、魂を入れるタイプの仕事の一つだった」

 ―次期市長には何が求められるか。
 「都市づくりの中核に『美』の概念を据え、市民の生活の質をより豊かに向上させてほしい。そういう意味で、ケヤキ並木に遊歩道を整備し、沿道にせんだいメディアテークを建設した定禅寺通は、わたしが考える美的生活のシンボルでもある」
(河北新報) - 5月11日7時4分更新

76片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/11(水) 08:23:24
次期選挙ざわめき急 既に3人意欲 仙台市長引退表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050511-00000015-khk-toh

 藤井黎仙台市長(74)が10日、今期限りで引退する意向を表明したことで、仙台市長選(7月17日告示、31日投票)への動きが慌ただしくなってきた。現段階で正式な立候補表明はないが、今後、新人候補の擁立は一気に加速するとみられる。

 市内の若手経済人らでつくる「フォルツァ!仙台」(佐藤章治代表)は、候補者の自薦や他薦を今週末で締め切り、今月下旬までに擁立する候補者を絞り込む方針。
 これまでに、仙台市出身で経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)を推す声などが出ており、梅原氏も県政界関係者に出馬への前向きな意思を伝えている。
 今後、グループは梅原氏から政治姿勢などを聴取。「政令市の市長としてふさわしい人材」(佐藤代表)と判断すれば、梅原氏がグループの要請に応える形で出馬する公算が大きい。

 仙台市選出の県議菅間進氏(54)は既に立候補の意思を固めており、近く記者会見して正式表明する見通し。民主党の元衆院議員鎌田さゆり氏(40)も「仙台市長選は初志」と語り、出馬に少なからず意欲を見せている。

 市議会各会派の対応は、新人の立候補表明待ちの状態。最大会派「みらい仙台」の鈴木勇治代表は、「藤井市政の基本姿勢を継続できる人が望ましい」と語り、新人擁立に動く市民との情報共有に努めるという。
 市議会内には梅原氏の出馬を期待する向きもあるが、「官僚や議員の出身者が有権者に支持されるかどうか」(与党市議)との声もあり、民間人の擁立を目指す動きが急浮上する可能性もある。

 民主党市議の多い第二会派「フォーラム仙台」の対応も注目される。鎌田氏の動向や党本部の方針は見据えるが、相沢芳則代表は「会派の基本政策を実行する候補者を推す」と強調し、会派独自の動きを模索する。
 前回(2001年)の市長選で独自候補を擁立した市民団体「いのち、緑、平和を守るみんなの会」は、共産党と歩調を合わせながら、今月中旬には候補者を絞り込みたい考えだ。

◎政党、当面模様眺め

 藤井市長が10日、3期目の今期限りで引退する意向を表明したことに対し、県内の各政党は12年間の藤井市政をそれぞれ評価した。市長選については、候補擁立の準備を進める共産党を除き、当面は模様眺めの構え。政党間の駆け引きは、候補者が出そろった段階で激しさを増しそうだ。

 自民党県連の相沢光哉幹事長は「地下鉄東西線に道筋をつけ、仙台市の発展の可能性を未来につなげた。功績は大きい」とたたえた。告示まで2カ月余りとなった市長選に関しては「首長選は党が前面に出る時代ではない。党市連の意見を確認しながら、対応を検討する」と述べるにとどまった。

 民主党県連の安住淳代表は「市長のネアカな人柄がゼネコン汚職で傷ついた仙台市を救ってくれた」と振り返った。二大政党化が進んでから初の市長選となるが「対応は白紙」という。ただ「役所出身の人材には限界を感じる時代。役所外でエネルギーを持った人物が市政の中心になるべきだ」と強調した。

 公明党県本部の小野寺初正副代表は「市政への信頼回復に東奔西走され、確かな実績を残した。余力を残しての引退は立派」とねぎらった。市長選は、候補者が出そろった段階で市議団の意見を聞きながら検討する方針。「候補者の識見や党の政策への理解に重点を置きたい」と語った。

 「財政状況を考えない大型開発優先の市政だった」と批判したのは共産党県委員会の中島康博委員長。市議会では唯一の野党で、市長選に向け市民団体と協力して候補を選考中。「できるだけ早い時期に党推薦候補を発表する」と強調した。

 社民党県連の岸田清実幹事長は「フィンランド政府との共同福祉事業、音楽コンクールなど国際的視野の施策が際立つ」と評価した。市長選については「主体的に候補者を擁立するのは困難。候補者の政策を見極めて対応する」と話した。
(河北新報) - 5月11日7時4分更新

77片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/11(水) 08:24:10
世代交代の波を意識 仙台市長引退表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050511-00000011-khk-toh

 【解説】藤井黎仙台市長が10日、今期限りでの引退を決意したのは、あらがいようのない世代交代の波を強く意識したためだ。74歳という年齢で3期12年の節目に立ったとき、今が「バトンタッチの好機」と判断した。
 政財界で活躍した同世代のうち、仙台商工会議所会頭を務めた村松巌氏(79)らが相次ぎ引退。今年1月の山形県知事選で、現職の高橋和雄氏(74)が高齢・多選批判を浴び、4選を阻まれたことにもショックを受けた。高橋氏とは東北大の同期生だっただけに、ことさら高齢・多選を意識せざるを得なくなった。

 一度は辞意を固めながら翻意して臨んだ前回(2001年)市長選で、藤井氏は「3期目は総仕上げの任期」と訴え、締めくくりの意思を固めていた。その意味で、藤井氏が今期限りの引退を表明したことは、既定路線だったとも言える。
 3期目は「ポスト藤井」への準備に気を配った。03年9月、財政局長の佐々木謙氏(57)を副市長に抜てきし、後継者として市政の表舞台に据えた。昨年12月に佐々木氏が不祥事で辞職し、引退への道筋に微妙な狂いも生じたが、最終的に次の世代へバトンを引き継ぐことを選んだ。

 1993年のゼネコン汚職事件で失った市政の信頼を取り戻し、市民との協働によるまちづくりを推進。「住みよい街」のイメージを回復した藤井市政の功績は大きい。文化芸術、スポーツ分野を中心に若手の人材育成に心血を注ぎ、未来への種を幾つもまいた点は高く評価していい。
 ただ、市財政は財政調整基金が底を突くなど、12年間で確実に悪化した。景気低迷が影響したとはいえ、見通しの甘さは否定できない。残された市政課題の解決は、藤井氏が期待する「新鮮なエネルギー」を持つ新市長にゆだねられる。(報道部・長谷美龍蔵)
(河北新報) - 5月11日7時4分更新

78片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/11(水) 08:27:38
選挙:県議選・東灘選挙区 高橋進吾氏が立候補を表明 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000226-mailo-l28

 今夏に予定されている県議選東灘選挙区再選挙(改選数1)で元神戸市職員の高橋進吾氏(37)が9日、立候補を表明した。県庁で会見した高橋氏は「保健医療行政を担当してきた専門家として、『いのちを守る』施策、地域づくりを実現していきたい」と抱負を述べた。
 高橋氏は大阪大大学院修了。97年に神戸市職員となり、市保健所歯科医師などを務めていた。無所属で出馬する。
 同選挙区では井戸正枝氏(39)が既に出馬表明している。【桜井由紀治】
〔神戸版〕5月10日朝刊
(毎日新聞) - 5月10日17時5分更新

79片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/11(水) 08:30:05
住民訴訟原告の獅山氏、被告にも 彦根市長当選で「珍現象」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000015-kyt-l25

 滋賀県彦根市の電算システム統合事業の契約をめぐり、市長を相手に係争中の住民訴訟で、原告の獅山向洋氏(64)が10日、被告である市長に就任する。獅山氏は「訴えを取り下げるつもりはない」としており、訴訟は獅山氏が住民としての立場と市長としての立場で争う極めて珍しい状況で続けられることになりそうだ。
 訴訟は、獅山氏が彦根市議だった昨年2月、同事業で民間業者と結んだ市の随意契約は違法だとして、市長を相手に、市が支出した委託料の返還を当時の市長個人に請求するよう求めて、大津地裁に起こした。
 訴えによると、市は滋賀県犬上郡3町との合併に備え、昨年1月、市の電算システムに3町の住民データを入力、統合する事業の随意契約を業者と結んだ。市はその後、契約を解除したが、業者に委託料約470万円を支出した。事業内容から随意契約の必然性はなく、地方自治法施行令に違反する、としている。
 地方自治法は、自治体などの首長や職員の措置に不服がある場合の住民訴訟について、機関の代表である首長を相手に、首長自身や職員に損害賠償を請求するよう求める、と定めている。
 獅山氏は「最終的に当時の市長に公金返還を求める訴訟の構図自体は変わらない。市長(被告)側の弁護人の対応は難しくなるだろう」と話している。
 大阪府箕面市で同様の訴訟を手掛けた畠田健治弁護士は「同じ名前でも、個人と機関の長としての立場は法律的には異なる。ただ、人格は同じなので、やりにくい面もある」と言い、住民訴訟に詳しい秋田仁志弁護士は「(訴訟にかかわりなく)市長として公金の返還を請求すれば、勝訴判決と同じ目的を達せられる」としている。
(京都新聞) - 5月10日11時56分更新

80片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/14(土) 12:13:55
◆ 議長に力示氏、副は中川氏 富山市議会自民総会 (北日本5/14)

 富山地域合併に伴う富山市議会の初代議長に力示健蔵氏(77)=自民=、副議長に中川勇氏(57)=自民=の就任が固まった。十三日開かれた最大会派・市議会自民党の議員総会で決定した。議会役員をめぐる会派間調整も整い、議会運営委員会と四常任委員会の正副委員長は自民八、民政クと公明がそれぞれ一の割り振りとなった。議長ら各役員は十六日の五月臨時議会で選出される。

 自民の議員総会では、会派から選出する議会役員などを協議。議長は合併新市議会の初代議長となることを踏まえ、旧市議九期と議員歴が最も長い力示氏を選出した。力示氏は旧市議会時代から通算三回目の議長職となる。副議長は当初、旧町村選出議員を充てる意見も一部あったが、「議員任期の四年間を考慮して今後対応していく」(自民幹部)こととし、旧市議三期で旧自民会幹事長も務めた中川氏に決まった。

 議会役員の割り振りは、旧市議会で分派していた自民会と自民ク、さらに旧町村の三勢力へのポスト配分が焦点となったが、主要ポストである議長、副議長、議会運営委と四常任委(総務、厚生、経済教育、建設)の正副委員長は、自民会が三、自民クが四、旧町村三とし、監査委員、農業委員会委員なども含めてバランスをとった。

 一方、各会派間の役員ポスト調整は、議会定数の七割強となった自民内で「主要ポスト役員は独占すべき」との意見も一部あったが、円滑な議会運営を考慮し、議運委副委員長は民政ク、厚生委副委員長は公明が確保する形で決着。臨時会では投票によらない指名推選で決まることになった。

81片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/14(土) 12:16:22
県議会役選・正副とも新政みえ/民主独占は全国初
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/0514/news01.htm

 県議会五月臨時会は十三日再開し、正副議長や常任委員、特別委員の選出、監査委員二人の選任案に同意した。連合・民主系の新政みえ(田中覚代表、二十四人)と、自民・無所属・公明議員団(中川正美団長、二十二人)の両派が激突した正副議長選では、投票の結果、議長に田中氏、副議長に三谷哲央氏が選ばれた。都道府県議会で、民主党が正副議長を制したのは全国で初めて。
 選挙は、申し合わせ任期一年に伴う岩名秀樹議長の辞職を受けて、議長選から実施。前日に立候補を届け出た自公の橋川犂也、新政の田中両氏(所信表明順)への投票で、投票総数四十九票のうち橋川氏二十二票、田中氏二十七票と田中氏が制した。副議長選は新政の三谷氏が二十六票を獲得し、自公の吉川実氏は二十二票にとどまった。一票は無効票(白票)だった。

82片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/14(土) 12:50:02
選択:仙台市長選 「迷いなし」と強い意欲−−鎌田さゆり・前衆院議員に聞く /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050513-00000042-mailo-l04

 ◇出馬の明言避ける「街の空気見極める」
 民主党の前衆院議員、鎌田さゆり氏(40)は12日、毎日新聞のインタビューに対し、「市長への志に迷いはない」「市長になってやりたいことがある」と仙台市長選への強い意欲を示した。しかし、出馬については、「街の空気を見極めて決めたい」と明言を避けた。
 鎌田氏は決断時期について「出馬表明するなら(梅雨入りする6月のように)じめじめするころにはしたくない」と5月中を示唆した。
 党内には鎌田氏の出馬に否定的で、別の人を推す声もあるとされる。「県連から党を除名されても出馬するのか」との質問に対し、「心は迷っていない。最終判断は自分」と述べ、無所属での出馬も辞さない構えを示した。選挙違反事件の影響についても「街で感じる限り、(辞職で)けじめをつけたことを理解してくれている」と強気な見方を示した。
 藤井黎市長については「お疲れさまとだけ言いたい」と述べたうえで、藤井市政について「すべて内向きで行われ、市役所の外の人は何も知らなかった。私が代わりにいいところを宣伝して回った」と述べ、次期市長像を「対外的に自らトップセールスマンになれるような人」とした。【棚部秀行】
5月13日朝刊
(毎日新聞) - 5月13日16時5分更新

83片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/15(日) 08:49:53
仙台市長選 若手経済人が擁立模索 候補既に決定?
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050515t11030.htm

 仙台市長選(7月17日告示、31日投票)で候補擁立を模索している地元の若手経済人グループ「フォルツァ!仙台」。その組織は、12年前の市長選で藤井黎市長を担ぎ出した市民団体と顔触れや手法が酷似する。「公平な選考を装いながら、特定候補の擁立を目指すようなスタンス」(会員の1人)に、内部から不協和音も聞こえ始めてきた。(仙台市長選取材班)

 市内のホテルで9日開かれたフォルツァの会合。約50人の出席者の中で「オブザーバー参加」という50、60代の数人が目を引いた。ゼネコン汚職事件による1993年の出直し市長選で、藤井氏擁立に動いた「さわやか仙台をつくる会」の中核会員たちだった。

 会員の肩書や候補擁立の動きは、ほぼ同じだ。父親がつくる会幹部だったというフォルツァ会員もいる。つくる会幹部は「求められれば(フォルツァに)アドバイスもする」と言う。

 フォルツァ会員の一人は「藤井氏擁立から12年たって経済人グループも若返り、代替わりが進んだ。つくる会とフォルツァは親子、兄弟のようなもの」と、両団体の関係を解説する。

 つくる会幹部は「当然、理念や性格も受け継がれている」と前置きし、「12年前はゼネコン汚職事件の汚名を返上するためにクリーンな藤井氏を擁立した。今回も何よりクリーンさが優先される」と説明する。

 同市長選には、県議の菅間進氏(54)が立候補を表明。経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)と、民主党の元衆院議員鎌田さゆり氏(40)が出馬への意欲を示している。

 「クリーンさ」とは、公選法違反で議員辞職した鎌田氏をことさら意識した絞り込みの条件にほかならない。

 また、つくる会会員の多くは、97年の知事選で元国土事務次官の市川一朗氏(現参院議員)を擁立、浅野史郎知事に敗れた怨念(おんねん)を今に引きずる。

 つくる会とフォルツァに密接な関係がある以上、フォルツァ内に「浅野県政に近い人物は、今回の市長選でも推せない」と、知事選で浅野知事を支援した菅間氏に対する敬遠ムードがあってもおかしくない。

 こうした背景が浮かび上がるにつれて、フォルツァ会員の一部からは「最初から特定の候補擁立を念頭に置いた組織だったのではないか」「知事選をめぐる過去の経緯を市長選に持ち込むのは適当ではない」との声も上がり始めている。
2005年05月14日土曜日

84片言丸 </b><font color=#00FFDF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/15(日) 23:50:08
けっこう迫られましたね、相川市長。そんなに評判よくなかったか。

自公推薦の相川氏が再選 さいたま市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000134-kyodo-pol

 任期満了に伴うさいたま市長選は15日投票、即日開票の結果、無所属で現職の相川宗一氏(62)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新人の元県議中森福代氏(55)、税理士沼田道孝氏(52)=共産推薦=を破り、再選を果たした。投票率は35・51%で、前回を10・90ポイント下回った。
 旧浦和市長を3期務めた相川氏は、旧岩槻市との合併や政令市移行などの実績と、都市整備の継続を訴えた。自民、公明両党に加え、民主党衆院議員や連合埼玉などが支援、組織票を手堅くまとめた。
 中森氏は元大宮市長や一部の自民党国会議員が応援。市政刷新を訴えて、現職への多選批判票や女性票の取り込みを狙ったが、相川氏との明確な政策の違いを打ち出せず、低投票率の中で無党派層の支持も掘り起こすことができなかった。
 沼田氏は共産党支持層以外からの票を獲得できなかった。
(共同通信) - 5月15日22時43分更新

01 相川 宗一 無所属 現 135,553 <自・公>
02 沼田 道孝 無所属 新 63,880 <共>
03 中森 福代 無所属 新 121,735
        (<>は推薦政党)
          ◇
 相川宗一(あいかわ・そういち)62 市長。旧浦和市長、県議、旧浦和青年会議所理事長。慶大商卒。さいたま市出身。

85片言丸 </b><font color=#A975FF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/18(水) 01:02:46
国政からの岡崎外しともとれなくないんだよね。
鎌田が参院に行かなくても、岡崎が国政から去るのは確かだし。
さて、どうなるか。
まぁ普通に市長選に勝ちうる人材なんだとは思うが、よくわからん。

仙台市長選 民主に岡崎氏擁立論が浮上
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050517t11026.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)に、民主党副代表の岡崎トミ子参院議員(61)=宮城選挙区=の擁立を目指す動きが16日、民主党内に浮上した。同党県連の幹部らが同日、非公式協議を開き、岡崎氏に立候補を働き掛ける方針で一致した。岡崎氏の意向を慎重に確認していくという。

 非公式協議では、仙台市長選に党県連が結束して臨む姿勢を確認。県議が立候補の意向を既に正式表明し、経済産業省官僚や民主党の元衆院議員が意欲を示している現状を分析した。
 幹部らは「複雑な党内事情を考慮すると、党内外で待望論がある岡崎氏の擁立が望ましい。市民の理解も得られる」との見解でまとまった。

 「機関決定ではなく、今の段階では内々の方針だ」として、岡崎氏に立候補を促す説得作業に乗り出す。幹部は「岡崎氏の意思を確認しながら、擁立実現に向けた努力を続ける。環境が整えば、党内の正式手続きに入る」と話している。

 党県連は、岡崎氏に市長選立候補を働き掛ける方針を党本部幹部にも打診した。民主党副代表で党東北議員団会議会長の小沢一郎氏のほか、川端達夫幹事長らが岡崎氏擁立に一定の理解を示したという。
 岡崎氏は16日夜、河北新報社の取材に対し、「要請を受けていないので、コメントする段階ではない」と語った。

 岡崎氏は福島市出身。東北放送アナウンサーなどを経て、1990年衆院選旧1区で当選し2期務めたが、96年衆院選1区で落選した。97年参院宮城選挙区の補欠選挙で議席を獲得し、現在2期目。
2005年05月17日火曜日

86片言丸 </b><font color=#A975FF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/19(木) 01:37:13
動きが力強い感じ。選挙違反の尾を引く民主は抗せられるか?

仙台市長選 梅原氏擁立へ加速 若手経済人ら招く
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050518t11035.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)で、独自候補の擁立を目指す「フォルツァ仙台」(佐藤章治代表)の求めで17日、経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)が仙台を訪問、若手経済人らによる梅原氏擁立の流れは一気に強まった。その陰で、出馬に意欲を持っていた前市教育長の阿部芳吉氏(59)が同日、立候補を断念した。

 「50歳を過ぎて、そろそろ職業人生も仕上げの段階を迎える。27年間勤めた中央官庁での経験を生かし、古里のために尽くさなければならない」
 17日午後、青葉区のホテルであったフォルツァの「勉強会」。仙台一高、宮城教育大付中の同級生ら約180人の聴衆に、梅原氏は熱弁を振るった。同級生らには、その姿は事実上の「出馬宣言」とも映った。

 4月下旬から他薦、自薦の候補者を募っていたフォルツァに寄せられた推薦は、梅原氏1人。会幹部らの予想を大きく上回る聴衆の数に、佐藤章治代表(46)は「こんなに関心が高いとは…」と驚きを隠さなかった。
 早くも会場からはベンチャー企業への支援策など、具体的な市政課題についての質問も飛び出した。市地下鉄東西線について、梅原氏は「公共交通体系は大都市の最重要課題。プロジェクトは厳しく精査されるべきだ」と語った。

 仙台弁も交えた梅原氏の「デビュー戦」は1時間近くに及んだ。報道機関の「出馬の可能性は?」との質問には、「経産省職員の現職」(佐藤代表)のためか、梅原氏は一切応じず、同級生に連れられるようにして会場を去った。

◎前教育長は立候補断念

 その少し前、青葉区の別のホテルに前市教育長の阿部氏の姿があった。阿部氏は市役所の幹部OBでつくる「青葉会」の会合に出席。藤井黎市長(74)と加藤義雄副市長(71)に出馬の是非を相談をするためだ。
 阿部氏には、藤井市長の勇退表明後にPTAや退職校長会から出馬要請が相次いだ。「皆さんのお役に立てるのなら」と、立候補へ大きく気持ちが動いていた。

 「市長と副市長は、既に名前の挙がっている3人の中から1人を選んだようだ」と阿部氏。前回市長選(2001年)で、藤井市長を擁立した経済人らの顔触れと重なるフォルツァが梅原氏を推していることもあり、阿部氏は立候補を断念せざるを得なかった。

 阿部氏は「教育長時代の仕事に自負もある。自分を使ってくれた市長や副市長に迷惑は掛けられない」と語った。
 加藤副市長は「阿部氏を次期市長にどうかと考えた時期もあったが、当人にその意思は感じられなかった。その後、経済界の動きも本格化してきた」と明かした。

◎梅原氏に出馬要請 きょう東京で若手経済人ら

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)で、仙台市内の若手経済人らのグループ「フォルツァ仙台」(佐藤章治代表)は17日開いた役員会で、仙台市出身の経済産業省通商交渉官梅原克彦氏(51)に出馬を要請することを正式に決定した。
 18日に佐藤代表らメンバーが東京を訪れ、梅原氏と面会し要請書を手渡すという。

87片言丸 </b><font color=#A975FF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/20(金) 03:56:24
腐った問題に腐った解決策。

副知事の空席問題 山本特別秘書が辞職
堂本知事が辞職願受理 長期化、回避へ
http://www.chibanippo.co.jp/t-news/seikei/seikei.html

 副知事が空席という県政史上の異常事態が続いている中で、知事特別秘書の山本美和氏(38)が辞職願を提出、堂本暁子知事が十八日付で受理したことがわかった。副知事問題では、自民党県連が「副知事を二人置くなら、特別秘書は私設秘書化すべき」と主張。これに対し堂本知事は譲る意向を見せず、副知事空席の長期化が懸念されていた。結局、事態の打開へ焦点となった山本氏が自ら身を引く形となった。同党の金子和夫幹事長は「副知事問題はこれで穏やかに決着するのではないか」として、副知事再任の人事案件が可決に向かうとの見通しを述べた。堂本知事はコメントで「身を裂かれる思い。しかし、本人の強い希望もあり辞表を受けた」と無念さをにじませた。

 県総務部によると、山本氏が提出した辞職願を堂本知事が十八日付で受理した。辞職の理由は「一身上の都合」としている。

 今後は、地方公務員法上の特別職として十九日付で県の国際政策アドバイザーの委嘱を受ける。「国際経験や国内外の人脈の豊富さ」を買われ、県の国際化推進施策について指導・助言する。山本氏も委嘱を受諾しているという。

 副知事問題では、自民党が「知事の特別秘書を置いた上に、副知事二人は不要」などと主張。副知事二人のままなら、特別秘書を私設秘書化するよう求めていた。

 しかし、堂本知事は応じず、四月の臨時県議会では、県が提出した副知事再任議案に同党の理解が得られず、継続審議に。任期が切れた先月二十日から副知事が空席という異常事態に入った。その後も堂本知事、自民党とも譲歩する意向をみせず、副知事の空席が長期化するとの懸念が広がっていた。

 同党の金子幹事長は「知事から電話で(山本氏の)辞職願を受理したとの報告を受けた。副知事不在の状態をいつまでも続けることは本来良くない。これで副知事問題は穏やかに決着するだろう」と述べた。

 継続審議となっている副知事再任の人事案件について、二十六日の役員会で対応を協議する。

 辞職願を受理した堂本知事は「政治家になって十六年、私の片腕として働いてきた。身を裂かれる思いだ。本人の強い希望もあり辞表を受けた。今後は違う形で千葉県のために能力を生かしてほしい」とコメントした。

 山本氏は堂本知事の参議院議員時代から秘書を務め、知事選当選後の〇一年四月から知事特別秘書として政務を担当してきた。

88片言丸 </b><font color=#A975FF>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/20(金) 03:56:46
(承前)
「痛み分け」決着、残る県民不信

【解説】

 先月二十日から続いていた副知事空席の異常事態は、知事特別秘書の辞職で解消される見通しとなった。

 堂本知事が求める副知事再任の案件に対し、県議会最大会派の自民党が示した「了承の条件」と近い状況になり、同党幹部が「これで副知事二人の再任は了承方向」と“終結宣言”したからだ。

 堂本知事、自民党の双方が早期解決の必要性では一致しながら、互いに譲歩せず、長期化の様相を見せた空席問題。

 結果的に堂本知事が「片腕」の特別秘書を切って譲歩した形だが、県は辞職した特別秘書をきょう十九日に非常勤の県職員として委嘱。公職には残すという県民には分かりにくい対応をとった。

 一方の自民党。三月の知事選で、堂本知事の対立候補が肉薄した勢いから「反堂本態勢」を維持。しかし、副知事問題で解決の糸口が見つからないと、「県民から知事をいじめていると批判を受ける」と早期解決に傾いた。「正直、特別秘書が辞めてくれてありがたい」と“タナボタ解決”を歓迎する県議の声には、政策論争の正当性は見られない。

 副知事空席で県民への実害は回避できそうだが、異常事態が県民に与えた県政への不信感は否定できない。解決策も分かりにくく、自民、知事双方の「痛み分け」では済まされない。信頼回復には、県民に視点を置いた政策論争のほかにない。(政治部・伊澤敏和)

89片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/21(土) 19:46:50
まぁそんなもんでしょ。

「シナリオ通りか」早業にいぶかる声 梅原氏出馬表明
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050521t11029.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)に向けた元経済産業省通商交渉官梅原克彦氏(51)の立候補表明は、市内の経済人らでつくる「フォルツァ仙台」による要請から3日目という、まさに急展開の擁立劇だった。あまりの早業に関係者からも「すべてシナリオ通りか」との声が漏れる。

 「青葉繁る古里・仙台を離れて30年以上。長い海外生活でも1度も郷里を忘れたことはなかった」。会見で仙台への思いを熱く語った梅原氏が、ごく一部を除くフォルツァ会員の前に姿を現したのはつい4日前だった。

 17日午後3時から青葉区のホテルであったフォルツァの勉強会は、前日の夜に幹部が急きょ開催を決定。勉強会の数時間後には、役員だけで梅原氏に出馬要請することを決め、18日には要請書を携えた佐藤代表や同級生らが東京を訪れている。

 「(受諾するかどうか)真剣に考える」と慎重に語った梅原氏だが、翌19日には経産省に辞表を提出していた。

 市長選候補の他薦や自薦を募り、表向き「公募制」を採用したフォルツァだが、実際に推薦があったのは梅原氏ただ1人だった。

 組織内部に「最初からシナリオがあった。ほんの一部の人だけで決めていいのか」といぶかる声は多く、会の幹部も「先に梅原氏ありきと受け止められても仕方がない」と認める。

 フォルツァは後援会事務所設置をはじめ、告示後の選対本部でも中心的な役割を担う予定。
2005年05月21日土曜日

90片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/22(日) 11:55:52
千葉市長選 告示まで1カ月 現新4氏の争いか
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050505/lcl_____cba_____000.shtml
 任期満了に伴う千葉市長選(六月五日告示、十九日投開票)は告示まで一カ月となった。これまでのところ再選を目指す無所属で現職の鶴岡啓一氏(64)=自民推薦、公明支持=と、前総務官僚の奥野総一郎氏(40)=民主、ネット推薦=、元市議の結城房江氏(61)=共産推薦=、元助役の島田行信氏(64)の無所属三新人が出馬を表明。選挙戦は四氏を中心に展開されるとみられる。各陣営の選挙戦略などをまとめた。 (井上 仁)

■ 鶴岡啓一氏(64)

 子育て支援や雇用、「花の都ちば」政策などを実績として強調。陣営幹部は「大きな失政はない。油断はできないが、横綱相撲でいく」と新人の挑戦を受けて立つ構えだ。公務で満足な活動はできないが、市民や企業などの小集会に積極的に参加する方針。用意のポスター二十万枚が配られたといい、支援の広がりに自信を見せる。

 自民は三月の知事選で支援した候補者が敗れ、二〇〇三年の衆院選で千葉1区(中央区、稲毛区、美浜区)の議席を民主に奪われた。党内は「県都だけは負けられない」と巻き返しを狙う声が強く、鶴岡氏も「相手は民主の候補」と奥野氏を意識した発言をしている。

■ 結城房江氏(61)

 昨年十一月から市民団体などでつくる「あたらしい千葉・みんなの会」の出馬要請を受けたが、「もっと草の根で活動をしている人を」と断っていたという。しかし、「住民無視で企業寄りの市長を代えたい」と四月下旬に出馬を決意。JR千葉駅西口や中央港周辺などの大型開発を見直し、保育所や特養ホームの増設、憲法改正反対などを訴える。

 共産は知事選で惨敗。今回も厳しい戦いが予想されるが、「話を聞いてもらえれば、かなりの共感は得られると思う」としている。民主と社民、市民ネットに候補者一本化を含む共闘を申し入れているが、正式な返答はないという。

■ 島田行信氏(64)

 同市職員としての経験が長く、行政通を自認。鶴岡氏が初当選した〇一年から〇三年までは助役だった。市債依存の減少や女性助役の登用、公共工事の地元企業への発注促進などを掲げ「隠さない、開かれた、市民の納得できる市政を目指す」という。

 「民主が候補者を立てれば自分が出るまでもない」としていたが、その表明直後に民主が奥野氏を擁立。政策面では鶴岡氏と大きな差がないことも認め、マニフェスト(政権公約)作成などで独自色の打ち出しを目指す。

 支援者の評価は「人柄が良く、人の話に耳を傾ける人物」。知名度向上のため平日朝は駅頭で支持を訴える。

■ 奥野総一郎氏(40)

 総務省で郵政民営化に携わった。「官僚の悪い点はよく分かっている」と言い切る。千葉市は職員に緊張感が足りないといい、「ずるを許さない市政」を目指す。

 民主の県連幹部も「良い候補者を立てられた」と自信を見せる。ただ、知名度はほぼゼロ。同市選出の県議らと協力し、駅頭などで浸透を図る。

 四十歳という若さが武器になることに他陣営は警戒するが、その一方で「行政能力は未知数」との冷めた見方もある。

 民主の有力な支持母体の連合千葉は、鶴岡氏推薦を決定。ともに「党と連合は別。互いの考えを理解している」と“ねじれ”を否定するが、影響が注目されそうだ。

91片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/22(日) 22:14:51
道府県議選:12議会が次期選挙も現行区割りで実施
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20050523k0000m010090000c.html

 「平成の大合併」による市町村再編に伴う都道府県議会の区割り変更について、12の道県議会が特例措置を適用し次回選挙は現行区割りのまま実施する予定であることが毎日新聞の調査から22日わかった。公選法の規定に沿い、新たな市郡単位に選挙区を改定する府県は28議会で、選挙区ごとに対応が混在する議会も3県ある。道府県議選が集中する07年4月の統一地方選では対応が県別で割れそうな情勢だ。

 公職選挙法は、都道府県議会の選挙区を「市郡の区域による」と定めており、合併で市域や郡域が変わった場合、区割り変更が必要。ただし合併特例法は「次回選挙までは、条例により従来の選挙区を維持できる」と、1度限りの例外も認めている。全県一律でなく、選挙区単位で条例を制定し両方の対応を取ることも可能。次期選挙の対応は各議会の選択に委ねられる。

 そこで、前回01年の選挙以降合併がなかった東京都以外で、次期選挙(補選を除く)に関する特例条例の有無を集計したところ、茨城、群馬、新潟など12道県議会が特例条例を制定、次回選挙について現行区割り下での実施を予定していた。これに対し宮城、三重など28府県は新たな市郡に沿い区割りを変更する方針を固め、特例条例の制定は見送る。選挙区ごとに「両方の対応を取る」議会も石川など3議会あり、山形など3県は対応未定だった。【米村耕一】

 ★次期選挙での道府県議会の対応は次の通り。(対象となる合併がない東京都除く)

 ◇新しい市郡単位で見直し◇青森、岩手、宮城、秋田、埼玉、富山、山梨、長野、岐阜、静岡、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、島根、広島、山口、香川、愛媛、高知、佐賀、長崎、大分、鹿児島、沖縄

 ◇現行区割りを継続◇北海道、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、新潟、奈良、岡山、徳島、福岡、熊本

 ◇見直しと継続の選挙区が混在◇石川、福井、愛知

 ◇未定◇山形、神奈川、宮崎

毎日新聞 2005年5月22日 21時28分

92片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/26(木) 02:51:34
どこまで票を伸ばせるかは候補次第。

選挙:知事選 元銀行員・吉田寿昭氏が出馬表明−−民主・牧野聖修氏支援受け /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000014-mailo-l22

 静岡市出身で元銀行員の吉田寿昭(としあき)氏(51)は23日、県庁で記者会見し、7月の知事選への出馬を正式に表明した。吉田氏は「石川嘉延知事の4選を阻止し、不正と腐敗の県政を断ち切りたい」と立候補の理由を語った。一方、石川知事は同日の定例会見で、「静岡空港の土地収用の事業認定が得られた段階で決めるという考えは変わっていない」などと述べ、この日も出馬の意向を明らかにしなかった。【小林慎、吉崎孝一】
 吉田氏は静岡市生まれ。静岡高校を経て東京大教養学部を卒業後、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入り。03年に青森県を地盤とする、みちのく銀行に入行しロシア現地法人社長などを務めた。
 吉田氏は01年9月の米同時多発テロ発生時、倒壊した国際貿易センタービルで勤務中で、危うく難を逃れた。吉田氏は「命の尊さ、もろさを学んだ。一度死んだつもりで二度目の人生を県民のためにつくしたい」と述べた。県知事選では、空港の是非を問う住民投票の実施▽大型プロジェクトの見直し▽財政再建などを訴える方針。
 吉田氏は民主党の牧野聖修衆院議員の支援を受け立候補を決めたが、特定の政党や団体の支持は受けず「県民党という立場で戦う」(牧野氏)方針。知事選をめぐっては、中小企業経営者のグループなどが候補者擁立を模索しており、吉田氏陣営は今後こうしたグループに協力を求める。
 民主党県連の鈴木康友会長は、同日開かれた常任幹事会後の会見で牧野氏が吉田氏を支援していることについて「聞いていない。これから話を聞きたい」として今後牧野氏から事情を聴く考えを示した。知事選への対応については「党勢の拡大につながるかどうかを見極めたい」とする一方、榛葉賀津也幹事長が「連合、県議会会派の平成21とも相談しなくてはならない」と述べた。
 ◇石川知事は態度示さず
 一方、石川知事は吉田氏について「知りません」とし、相次ぐ出馬要請にも「名誉なことだが、まだその状況にないのは残念なこと」と述べ、あくまでも土地収用の事業認定を前提とする姿勢を崩そうとしなかった。
 自民党県連は石川氏の出馬表明が遅れている事を受けて、推薦を決める予定だった24日の常任選挙対策会議と総務会を中止すると発表した。
5月24日朝刊
(毎日新聞) - 5月24日16時50分更新

93片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/26(木) 03:00:23
’05知事選:正念場の石川県政 第一部・4選/2 自民の選択 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050520-00000028-mailo-l22

 ◇「空港片付くまでは」−−「凋落」で擁立の力なく
 静岡空港建設予定地のある島田市で開かれた「静岡空港と地域開発をすすめる会」の新春会員交流会。
 「県議会は粛々と静岡空港の審議をしてきた。土地収用の環境はしっかり整えたと考えていますがいかかですか?知事の尻をたたいて頑張るので、途中でその人を辞めさせんようお願いします」
 自民党の曽根恵津広県議=藤枝市・志太郡選出=は時に語気を強め、居並ぶ関係者に鋭い視線を送った。会場からは一度拍手が送られたものの、「小さすぎる」との県議の指摘に再度拍手をやり直さねばならなかった。
 大井川町議を経て県議を連続5期、「自民党県連の社長」とも言い表される要職・幹事長まで務めた実力者。やや無骨な言い回しで石川嘉延知事の4選支援を求めるように音頭を取ると、会場の石川知事は苦笑いを浮かべた。県が静岡空港の土地収用申請手続きを終えてから1カ月以上が過ぎた1月25日のことだ。
 同党県連関係者が解説する。「空港の土地収用が大詰めの段階で、知事をバトンタッチさせることなんて不可能。空港があるからこそ、4選に異論が出ないんだよ」。また、ある県議はさらに露骨な言葉を吐いた。「裏金問題と土地収用。石川知事の4期目は、県庁の『暗』の部分をすべてかぶってもらうことにある。その後、新しい知事で出直しだ」。どちらも「主導権は自民党にある」と言わんばかりだった。
  ◇  ◇  ◇
 県議会(定数78、うち現在欠員数1)で過半数を超える42議席を持つ自民党。最大の知事与党として権勢をふるってきた。今月30日の同党県連大会で石川知事推薦方針が決議される見通しだ。
 石川知事はそもそも同党が擁立した候補ではない。初当選した93年知事選で支援の中心となった元県出納長の中山原次氏は「県議は最初から排除し、経済界だけで動いた」と述懐する。政党より経済人や県OBらによる組織が選挙運動を担った。67〜93年にわたり国会議員経験者で知事の座を独占してきた同党にとって、石川知事は初当選時から一貫して推薦しているものの、微妙な距離感も浮かび上がる。
 党内には石川知事の推薦に疑問を投げ掛ける声も消えない。ある国会議員秘書は「県庁内で裏金があれだけ噴出したのに、減給だけで済まされるのか」と苦々しげに漏らした。
 昨年の参院選。同党が掲げた静岡選挙区での2議席独占は果たせなかった。自民候補のうち、知事を支える経済人が熱心に応援した新人が当選する一方、県議上がりの生粋の現職は民主候補2人の下に沈み、「保守王国凋落(ちょうらく)」を印象付けた。
 元県議の1人は「昔なら『4選は長すぎる』とし、県議が前面に出て戦うくらいの元気があった。今は逆に県政報告会に知事を呼んで支持を呼び掛けている。うちも党員が減っているし、組織力も低下した。経済人と県OBを中心に全県に根を張る石川知事の組織は強力。それに匹敵する組織はもう作れないのかもな」と寂しげにつぶやいた。【小林慎】=つづく
5月20日朝刊
(毎日新聞) - 5月20日16時50分更新

94片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/26(木) 09:57:13
佐織町のほうが人口多かったようなのだが。29000人と23000人くらい。
どう分析すればいいのかねぇ。

地域や政党対立の図式に 愛西市長選
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20050513/lcl_____ach_____005.shtml

 「地域が一つになる合併なのに、激しすぎる戦いが地域に“傷”を生まないか」。四月に佐屋町、佐織町、立田村、八開村が合併して誕生した愛西市のトップを選ぶ十五日投票の市長選。地域や政党の対立の図式となり、地元では困惑の声が出ている。

 今回の市長選は、いずれも無所属で新人の元愛西市議永井初子氏(55)=共産推薦=、旧佐織町長八木忠男氏(58)=民主推薦=、旧佐屋町長大島一郎氏(54)=自民、社民推薦=の三人が争う。

 永井氏の陣営に共産党の元衆院議員、瀬古由起子氏が応援に駆けつけた十二日。その夜、同市内の小学校の体育館では、八木氏の陣営に招かれた民主党の菅直人前代表が応援演説をした。

 八木氏は自民党の浜田一徳県議(県連幹事長)の後援会役員を務めるなど、もともと自民党との縁が深い。自民関係者は「予想もしない展開だ」と複雑な思いで受け止める。

 一方、その自民が推薦する大島氏の陣営では告示日翌日の応援演説で、この地域を地盤とする海部俊樹元首相が「東京で、市長選で党と党が争うと聞き、不可思議な感じがした」と戸惑いをのぞかせた。

 四月九日、民主党が八木氏を推薦する一方、社民党が大島氏の推薦を決めた。同月二十八日になって自民党の大島氏推薦が決定した。

 自民、民主両党は、県内の町村長選では推薦を出す例は少なく、市長選でも相乗りするケースがほとんど。愛西市長選は、関係者にとっても“異例の構図”となった。

 自民党の関係者は「八木、大島両候補とも首長として党とは縁があり、どちらかに推薦を出すのは難しいと判断していた」と打ち明ける。浜田県議は大島氏の応援演説の中で、有権者に「相手に民主の推薦が出たので、自民が推薦した」と理解を求めた。

 八木氏陣営の中にも、保守層が強い地盤で「民主党色」を強調することのデメリットを心配する声はあるが、激しさを増す戦いの中、どうしても対決色が前面に出る。

 「合併する旧町長同士の対立だけで『地域対立』の火種になる心配があるのに、そこへ政党対決まで絡むとは…」。複雑な表情があちこちに浮かぶ中、選挙戦は大詰めを迎えている。

当 16125 八木忠男=無新<1>[民]
  15740 大島一郎=無新[自][社]
   3494 永井初子=無新[共]

95片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 22:56:20
在米被爆者訴訟:市長批判、相次ぐ「本当に苦渋の選択か」−−広島臨時市議会 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050528-00000191-mailo-l34

 広島市の臨時市議会は27日開会、同市が在米被爆者訴訟の広島地裁判決で控訴したことに対し、市議から批判が相次いだ。秋葉忠利市長は「批判は甘んじて受けたい」などと述べるに留まった。
 緊急質問に立った大原邦夫議員(無所属)は「控訴に際し、議会に何ら説明がなかった」と述べたうえ、「期限4日前に早々と控訴を決めたのは、休暇のためだったのでは」と指摘。これに対し、同市の松井正治社会局長は「控訴を断念すれば、国の支援が得られず、年間5億円の経費がかかる。控訴せざるを得なかった。控訴の手続きをする広島法務局から、20日までに決めるよう要請があった」と説明した。しかし、大原議員は納得せず、「本当に苦渋の決断だったのか。方針は始めからあり、市長が厚生労働省に出向いたのはパフォーマンスだったのではないか」と追及した。
 控訴当日、秋葉市長が名誉博士号を受けるため、休暇を取って渡米したことにも批判が出た。秋葉市長は「平和行政への受賞で、休暇といっても実質的には公務だ」などと反論。しかし、議会からは「個人的な名誉博士号の受賞と在外被爆者訴訟とどちらが重要なのか」「独善的な平和行政は許せない」などの声が噴出した。【田中博子】

5月28日朝刊
(毎日新聞) - 5月28日17時23分更新

96片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 22:57:42
選挙:知事選 石川知事、来月中に出馬表明「空港事業認定に縛られず」 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050528-00000014-mailo-l22

 石川嘉延知事(64)は27日、県庁での記者団との懇談で、7月に実施される知事選について「6月に入ったら、(静岡空港の土地収用に向けた)事業認定が出なくても態度を明らかにしたい」と語り、事業認定の有無にかかわらず来月中に出馬について意思表明する考えを示した。石川氏はこれまで立候補への意欲をにじませる発言を繰り返しており、来月中に出馬表明するものとみられる。石川氏は年明け以降、事業認定を出馬表明の前提とする姿勢を貫いてきたが、出馬へ向け大きくかじを切った。石川知事に批判的なグループからは「県民への約束をほごにするものだ」と反発の声も上がっており、石川氏が今後この方針の変更を有権者にどう説明するか注目される。【増田博樹、吉崎孝一】
 県は昨年12月、空港の未買収地の土地収用に向けて、国土交通省中部地方整備局に事業認定申請をしたが、同局は27日現在、事業認定について意見を聞く社会資本整備審議会に付議しておらず、認定の時期は不透明な情勢になっている。石川氏はこれについて懇談で「年明けの時点では遅くとも5月末には認定が出ると思っていたが、それは困難な情勢だ」と認定時期に誤算があったことを認め、今後の見通しについて「情報が入らず、全く分からない」と話した。
 認定時期の見通しが立たないなかでの知事選への対応について石川氏は「いつまでも態度を不明確なままにしておくわけにはいかない。認定がだめになるとは思えないが、先に伸びた場合、有権者に波紋や混乱を招きかねない」として6月中に態度を表明する考えを示した。この時期になって方針変更した理由について、各種団体から出馬要請が相次いでいることや福祉や医療など空港以外の事業について石川氏に期待している声が寄せられていることなどを挙げた。
 知事選をめぐっては、中小企業経営者らでつくるグループや空港反対派など、石川氏に批判的なグループが月内から来月初めにかけて支援する候補を決める意向を示している。すでに出馬表明した元銀行員の吉田寿昭氏(51)のほか、前参院議員の海野徹氏(56)を推す声も挙がっている。このほか、書店経営の小沢猛男氏(61)=共産推薦=も出馬表明している。
5月28日朝刊
(毎日新聞) - 5月28日16時50分更新

97片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 23:05:43
大城晃氏、南城市長選出馬へ 沖縄
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050528-00000005-ryu-oki

 【玉城】佐敷町、知念村、玉城村、大里村の合併に伴い2006年1月1日に誕生する「南城(なんじょう)市」の市長選挙に玉城村長の大城晃氏(65)が出馬の意向を固めたことが27日分かった。
 大城氏は「出馬への意欲はあるが、正式な出馬表明は新市が法的に決定してからにしたい」と話している。大城氏は1939年生まれ。沖縄工業高卒。86年同村議初当選。90年から3期議長を務め2000年から現職。
 同選挙には知念村長の古謝景春氏(50)を擁立する動きもある。
(琉球新報) - 5月28日9時50分更新

98片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 23:13:01
引き続き、些事。くだらねー。

副知事2人再任へ 自民、秘書辞任で矛収める
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/chiba/050527/kiji01.html

 自民党の反発で県の副知事ポスト二つが空席となっている問題で、自民党県連は二十六日、拡大政調会を開き、継続審議となっている副知事人事案を可決する方針を決めた。堂本暁子知事の腹心である山本美和特別秘書の辞職によって、「副知事と特別秘書の三人体制は多い」との自民党側の主張が受け入れられたと判断したため。六月七日に開かれる議員総会で正式決定する見通しで、副知事問題は六月議会までに収束する方向となった。

 ただ、党内では、特別秘書を辞職した山本氏が事実上の県参与職である国際政策アドバイザーに「横滑り」したことについて、「何をやるかが分からない」「この問題のアドバイザーは他にもいる」との反発も出ている。このため、同党では副知事人事と特別秘書の問題を切り離して検討。横滑りについては六月議会で追及することとした。また、自民党が指摘している「知事室肥大化」をはじめとした県組織の見直しについて、今後も県に検討を求めていくことにした。

 斎藤万祐政調会長は会議後、報道陣に対し「この問題を長引かせても何の得にもならない」と述べた。一方、堂本知事は同日の定例会見で、副知事ポスト空席を解消するため、人事案を議決する臨時議会を開催する考えについて、「詳細を聞いてから判断したい」とだけ述べた。

99片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 23:15:07
05千葉市長選:民共の共闘は不調に 候補者一本化、合意至らず /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050528-00000098-mailo-l12

 6月5日告示、19日投開票の千葉市長選で、反現職で共闘を模索していた民主党と共産党の調整が不調に終わったことが、分かった。民主は元総務省職員、奥野総一郎氏(40)、共産は前市議の結城房江氏(61)の擁立を表明、その後も、結城氏の出馬取りやめによる候補者の一本化を含めて検討していたが、合意に至らなかった。
 両陣営によると、共に鶴岡啓一市長(65)の市政に反対する立場で協議を続け、共産は「大型開発の見直し」などの政策協定の締結を共闘の条件に挙げていた。しかし、民主は「政策協定の締結には応じられない」と主張。今月25日に両陣営の幹部が会い、共闘はしないことになった。この結果、同市長選には前助役の島田行信氏(64)を含めた4氏の争いになることがほぼ確実となった。【山縣章子】
5月28日朝刊
(毎日新聞) - 5月28日16時25分更新

100片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 23:16:48
選挙:塩山市長選 合併間近も実施へ 選管「選挙権考慮」−−任期2カ月半 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000056-mailo-l19

 ◇投開票は8月7日
 塩山市選挙管理委員会は26日、任期満了(8月15日)に伴う市長選を7月31日告示、8月7日投開票と決めた。同市は11月1日に勝沼町、大和村と合併し甲州市となる予定で、任期は2カ月半。市民から「合併直前の選挙は税金の無駄遣い」と市長選の実施に反対する声があり、市選管は実施の是非も検討したが、「実施しないと選挙権・被選挙権を侵害することになる」と判断した。
 26日の委員会は非公開で開かれた。市選管によると、一部の委員は当初「やらなくてよい」との意見だったが、公職選挙法に従うべきだ▽任期が2カ月半で実施しなかった例は他にはない――などの理由から最終的には「実施する」との結論で一致したという。
 塩山、勝沼、大和の3市町村は昨年12月、合併後の甲州市長・市議選が農繁期と重なるのを避けて合併期日を決定。塩山市は合併前に任期が満了する同市長選の実施を予定し、今年度予算に関連経費約1400万円を計上した。
 市選管は今月10日の委員会で選挙日程を決める予定だったが、直前に市民団体から「選挙経費が無駄になる」と、市長選を実施しないよう求める要請文が出され、結論を先送りしていた。
 塩山市長選の実施が決まったことで、同市では約4カ月の間に塩山、甲州の二つの市長選が相次いで実施される見通し。塩山市長選はこれまでに、現職の三枝剛氏が4選を目指し立候補を表明している。
 同市長選に反対し要請文を市選管に提出していた野尻陽子さん(58)は「市民の声を聞こうとしない残念な決定だ。投票率がどうなるか注目したい」と話した。【新井敦】
 ◇国「自治体の判断」
 公職選挙法は、任期満了の場合はその前の30日以内、再選挙は必要が生じた日から50日以内にそれぞれ行うと明記しているが、合併を直前に控え、選挙を行わなかった自治体もある。
 秋田市に編入合併した旧河辺町は昨年11月、合併を2カ月後に控え町長が心不全で死去。「候補者説明会など選挙準備に1カ月はかかるため任期があまりにも短くなり、新町長は何の政策も実現できなくなる」と助役を職務代理者とし選挙を行わないことを決めた。
 一方、対等合併で4月に宮城県栗原市となった旧瀬峰町は、合併の19日前に任期満了に伴う町長選を実施。「町がなくなる重要な時期に町長不在は問題」と判断した。現職が無投票当選し、費用は約50万円だった。
 総務省選挙課は「公選法に『選挙を執行しなくていい』との規定はないが、自治体独自の選挙であり、合併前で任期の少ない選挙を行うかどうかは自治体の判断」と話す。
 山梨学院大の江藤俊昭教授(地域政治論)は「選挙は市民の重要な権利。選挙管理委員だけでするしないを決めるのはなく、議会など広く議論出来る場で慎重に議論する必要があるのではないか」と話している。
【鷲頭彰子】
5月27日朝刊
(毎日新聞) - 5月27日16時35分更新

101片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 23:19:32
押さえるところは押さえるなw

選挙:横須賀市長選 小泉首相、きょう地元入り 候補予定者を支援 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20050528ddlk14010198000c.html

 小泉純一郎首相が28日午後、地元の横須賀市を久しぶりに訪れる。6月26日に迫った横須賀市長選で、自民党は分裂選挙の様相だけに、支援する候補予定者へのテコ入れが狙いのようだ。

 横須賀は米軍と自衛隊の基地がある「日米安保と直結した市」。小泉事務所は「市を二つに割るな」との首相の意向を受け、前副市長の蒲谷亮一氏への一本化を図った。しかし竹内英明県議らが自民党を離党した市議の木村正孝氏を推した。竹内県議は総選挙(03年11月)で一度も選挙区入りしなかった小泉候補の選対本部長を務めた。

 首相の意向に逆らう理由は、美術館建設や官僚出身市長への反対などだ。他の県議も反蒲谷の動きに出ている。

 このため自民党市議団は「蒲谷推薦」を決めながら、同党横須賀支部は自由投票とばらばら。分裂選挙で敗れれば、小泉事務所の仕切り能力が問われるだけに、「負けられない選挙」なのだ。

 小泉首相は24日に地元であった日本海海戦100周年の献茶式に招かれながら、「郵政民営化で国会が多忙」と欠席。しかし休日の28日なら「国会軽視」の批判もかわせると判断したようだ。

 訪問の目的は勇退する沢田秀男市長との会談、新設公園の視察だが、反蒲谷陣営は「知名度が今ひとつ低い蒲谷氏への支援が狙い。純ちゃん人気で盛り上げようと、告示(6月19日)前に早くも奥の手を使った」と警戒する。【網谷利一郎】
毎日新聞 2005年5月28日

102片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 23:20:40
選挙:横須賀市長選 事前説明会に3陣営が出席 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/senkyo/news/20050527ddlk14010221000c.html

 任期満了に伴う横須賀市長選(6月26日投開票)で、同市選管は26日、事前説明会を開いた。立候補を表明している3候補予定者陣営と、市民グループ「市民の市長をつくる会」の関係者が現われ「近く候補者擁立を目ざす」との構えだ。

 3陣営は前副市長の蒲谷亮一氏(60)と市議の木村正孝氏(62)、歯科医の小堀徹氏(56)。

 共産党は前回候補者を立てたが、今回は市民グループの集まりに加わり「小泉純一郎首相の地元で、反小泉の声をあげたい」と人選を急いでいるという。【網谷利一郎】
毎日新聞 2005年5月27日

103片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/29(日) 13:38:27
仙台市長選 鎌田氏、出馬意思固める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050529-00000008-khk-toh

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)に、民主党の鎌田さゆり元衆院議員(40)が28日、立候補する意思を固めた。鎌田氏は河北新報社の取材に対し「(立候補への)迷いない心が日々、強まっている。仙台市を百年先に誇れる街にしたい」と、強い意欲を明らかにした。支持者や党関係者らに立候補の意思を伝えた上で、正式に表明するとみられる。

 鎌田氏は「戦後日本を形づくったハード志向の政治や街づくりは転換すべき時代に入った。継続を図る動きに対しては、一貫してアンチテーゼを示していく」と基本的な立場を説明。「消費者や生活者中心の政治、環境重視の政治を実現させたい」と強調した。

 市地下鉄東西線建設など市長選の争点に浮上しそうな課題については、「大いに論争したい気持ちがある」と意欲をにじませた。現在、民主党県連副代表を務めるが、「自治体の首長は無所属が基本。立候補の際には離党するのが自然」と述べ、民主党からの離党を視野に入れていることを示唆した。

 鎌田氏は民主党支持労組による衆院2区の選挙違反事件に絡み、昨年12月に議員辞職。連座訴訟では2区からの5年間の立候補禁止が決まった。市長選を目指すことについては「自戒の思いは生涯持ち続け、なくすことはない」と語った。

 鎌田氏は仙台市出身。東北学院大経済学部卒。仙台市議1期を経て2000年衆院選の2区で当選し、03年衆院選で再選された。全日本かるた協会理事を務めている。

 仙台市長選には、これまでに県議の菅間進氏(54)、元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)が立候補の意向を表明した。参院議員岡崎トミ子氏(61)=宮城選挙区=の擁立を目指す動きもある。
(河北新報) - 5月29日7時5分更新

104片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/31(火) 20:26:04
大阪府議会 都道府県議会初の公明議長誕生 自民候補破る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000009-maip-pol

 大阪府議会(定数112、欠員1)の議長選が30日行われ、公明党(23議席)の美坂(みさか)房洋(ふさひろ)議員(63)が新議長に選出された。同議会の非自民議長は33年ぶりで、都道府県議会での公明党議長は初めて。昨年まで最大会派の自民党(41議席)議長が続いていたが、同党候補の長田義明議員(70)を56対55の1票差で破った。
 同府議会議長は慣例で1年交代。民主・無所属ネット(25議席)と公明党が「過半数に満たない自民党が73年以来、議長を続けているのはおかしい」として連携、美坂氏を擁立した。「主権おおさか」(10議席)も支持した。一方、長田氏は共産党(9議席)と社民党(2議席)の支持を取り付けたが、1票差に泣いた。
 自民党、民主・無所属ネット、公明党はいずれも与党会派だが、自民党は太田府政の2期目から与党になった。今回の議長選は与党が分裂した上、国政の「自公連立」とねじれ現象を起こした。また、両氏は議会改革などのマニフェストを提示し、議長選では異例のマニフェスト選挙になった。
 美坂氏は87年4月に初当選し、連続5期目。当選後の会見で「重責を感じている。議会活性化のためにも、全国から非自民の議長が出てきてほしい」と語った。【堀川剛護】
(毎日新聞) - 5月31日10時36分更新

105片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/31(火) 21:12:56
民主党は衆院補選の敗北で、鎌田氏に乗りづらくなったといえるのだろう。

選択:仙台市長選 鎌田さゆり氏、出馬へ 「新たな歩み」決意 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000054-mailo-l04

 ◇地下鉄建設論争に意欲−−支援者前に
 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投開票)に意欲を示していた民主党の鎌田さゆり元衆院議員(40)が29日、支援者を前に「100年先に誇れる仙台市にするため、新たな歩みを踏み出したい」と述べ出馬することを明らかにした。無所属での出馬を民主党にも了承してもらう意向で、近く安住淳県連代表に伝える。
 市内で開いた後援会の会合には約50人が出席。鎌田氏は「故郷仙台の街の空気が私を突き動かした。(市長という)自分の初志に立ち返った」と決断した気持ちを語り拍手を受けた。
 鎌田氏は、市の将来像について「ハード志向の街づくりを転換すべきだ」と強調。地下鉄東西線建設には、「エネルギー問題を考えれば必要」としながら、「市長選の大きな争点。ばく大なお金をかけるにふさわしいか、論争したい」と述べた。
 鎌田氏は03年衆院宮城2区の選挙違反事件で支持労組幹部の有罪が確定、連座制が適用され、同選挙区からの立候補が5年間、禁止されている。鎌田氏の辞職に伴う2区補選では、後継の民主新人が自民新人に敗れたばかりで、党県連内には鎌田氏の出馬に批判的な見方がある。
 会合後の取材に対し、鎌田氏は「(事件の影響は)時間が解決するものではない。自戒の気持ちを一生持ち続ける」と説明。「国政ではないから無所属での出馬が自然。今後党に意思を伝えたい」と理解を求める方針。
 同党は鎌田氏以外の独自候補の擁立を模索。党内には岡崎トミ子参院議員(61)の立候補を目指す動きもあるが、岡崎氏は慎重な姿勢を崩していない。党県連の内海太幹事長は「(鎌田氏が)この時期に立候補を決断するとは思っていなかった。本人から正式な話がないので何ともいえないが、岡崎さん擁立の動きも考慮して、慎重に対応を協議したい」と話した。党県連副代表を務める鎌田氏の決断を受け、難しい対応を迫られそうだ。【棚部秀行、山寺香】

5月30日朝刊
(毎日新聞) - 5月30日16時5分更新

仙台市長選出馬の鎌田氏が離党届=民主は推薦せず−岡田代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000962-jij-pol

 公職選挙法違反事件の責任を取って議員辞職した民主党の鎌田さゆり元衆院議員は31日午後、衆院議員会館に同党宮城県連の安住淳会長を訪ね、離党届を提出した。この席で鎌田氏は「新たに目標を見定めた」として、7月31日投開票の仙台市長選に出馬する意向を伝えた。
 これに関連して、岡田克也代表は同日午後の記者会見で「1人の独立した政治家として(出馬を)決意をされた。民主党に推薦を求めることもないだろう」と述べ、同市長選で鎌田氏を推薦する考えのないことを明らかにした。 
(時事通信) - 5月31日21時1分更新

民主、自主投票の公算大 仙台市長選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050531t11020.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月17日告示、31日投票)に、民主党の鎌田さゆり元衆院議員(40)が立候補する意思を表明したことについて、擁立論が浮上していた同党副代表の岡崎トミ子参院議員(61)=宮城選挙区=は30日、「同じ党に所属する方と戦う環境にはない」と述べ、立候補に消極的な姿勢を示した。党県連内には「岡崎氏擁立は困難」との見方が広がっており、市長選は自主投票となる公算が大きくなった。

 岡崎氏は河北新報社の取材に対し、「どなたでも立候補したい人が選挙に名乗りを上げるのは当然のこと。鎌田氏には頑張っていただきたい」と語った。取りざたされた自身の擁立論には「鎌田氏は民主党を離党すると聞いたが、同じ党で政治活動に取り組んできた人。戦う構図にはなり得ない」と強調した。

 市長選をめぐっては今月中旬、党県連内に岡崎氏擁立を図る動きが浮上。県連選対委は「鎌田氏の意向を確認した上で、岡崎氏擁立を探る」方針で一致した。意向確認が進まないまま鎌田氏が立候補の意思を固めたことで、「岡崎氏に出馬を要請することは難しくなった」(幹部)という。

 岡崎氏が市長選に回った場合の懸念も影響しているとみられる。参院宮城選挙区補選が10月の統一補選で行われ、衆院1区補選と同日選になる。県連内には「また補選を増やすことになる。有権者の理解を得られるか」との見方も根強い。

 党県連は今後、立候補する鎌田氏への対応を協議する。「鎌田氏を支援する人もいれば、しない人もいる」(党市議)とされ、県連内では「自主投票が望ましい」との意見が支配的だ。
2005年05月31日火曜日

106片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/03(金) 22:27:31
選択:仙台市長選 鎌田元衆院議員、出馬表明「政治活動の原点に挑戦」 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050603-00000126-mailo-l04
 鎌田さゆり元衆院議員(40)は2日記者会見を開き、仙台市長選(7月17日告示、31日投開票)に無所属で出馬すると正式表明した。「初志(仙台市長)に立ち返り、政治活動の原点に挑戦する。誰もが一生住みたくなる仙台を目指したい」と決意を語った。
 鎌田氏は公約として、少人数学級実現や音楽堂の建設を挙げた。地下鉄東西線建設は「基本的には必要」との立場だが、「駅前の街づくりが進んでおらず、収支の見通しが立っていない」と指摘。市が進める開業の2年前倒しに反対し、「ルート変更も視野に入れ、建設計画を見直すべきだ」と述べた。マニフェスト(政権公約)を発表する予定。
 鎌田氏は同市出身。東北学院大卒。30歳で市議に初当選、1期務めた後、00年衆院選(宮城2区)で民主党から初当選、2期目の03年衆院選で支持労組の選挙違反が発覚し議員辞職。連座制が適用され同区からの立候補を5年間禁止されている。事件については「自戒の思いを持ち続けたい」と語った。
 市長選には県議の菅間進氏(54)、元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)が出馬を予定している。【棚部秀行】
6月3日朝刊
(毎日新聞) - 6月3日16時6分更新

107片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/03(金) 22:29:43
定数44に54人が名乗り 那覇市議選告示まで1カ月
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050603-00000002-ryu-oki

 任期満了に伴う那覇市議選が7月3日に告示、10日に投開票される。3日で告示まであと1カ月となった。定数44に対し、現在までに54人が名乗りを上げている。
 今回の選挙は、2期目の翁長市政を支える与党が前回に引き続き過半数を占めるかが焦点。

 立候補予定者の内訳は現職35人、新人16人、元・前職3人。政党別の公認は、自民党が15人、公明党が7人、共産党が6人、民主党3人、社大党3人、社民党が1人。残り19人は無所属で、うち自民推薦1人、民主推薦1人、社民推薦1人となっている。
 先のごみ処理施設建設の業者選定に絡む汚職事件で2人が辞職しており、現在の市議会は42人。構成は市民の会11人、清政クラブ7人、公明党6人、日本共産党6人、社社クラブ5人、自民クラブ4人、民主クラブ3人。与党24議席、野党18議席となっている。
(琉球新報) - 6月3日9時26分更新

108片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/03(金) 22:43:22
新「佐賀市」市長、市議選 10月23日投開票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050603-00000012-nnp-kyu

 佐賀市、佐賀県諸富、富士、大和の三町と三瀬村が十月一日に合併して発足する新「佐賀市」の市長選、市議選が十月十六日告示、同二十三日投開票の日程で行われることが二日、決まった。この日、一市三町一村が合同の選挙管理委員会を大和町で開いて決めた。

 今のところ、新・佐賀市長選の立候補表明者はいないが、佐賀市長を二期務めている木下敏之氏(45)が立候補するとの見方が有力。さらに、自民党など各政党も候補者を擁立する方向で検討しており、選挙戦となる公算が大きい。

 一方、新・佐賀市議選は在任特例を適用せず、定数三八となる。現在の一市三町一村の議員定数の合計は九一で、新市議数はその半分以下となるため、激戦が予想されている。

 有権者数は計十六万二千二十八人(二日現在、各選管調べ)。
(西日本新聞) - 6月3日2時11分更新

109片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/03(金) 23:29:49
衆院選とも絡みそう。

野党統一候補呼び掛け/来秋知事選で各党に
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200506011300_09.html

 来年秋の知事選に向け、社大党(喜納昌春委員長)は三十一日までに、統一候補者の選考委員会の設置など共闘態勢の構築を社民党県連、共産党県委、民主党県連、自由連合沖縄の野党四党に呼び掛ける方針を決めた。今月十日に党中央執行委員会で正式に決定し、六月定例会中にも発足させたい意向だ。
 革新共闘の要になってきた社大党が野党間の協力関係の軸となり、人選や選挙態勢を調整していく考えだ。喜納委員長は「昨年の参院選で野党共闘で大勝した経験を生かし、人選に早期に取り組み、県政奪還を目指したい」としている。

 野党勢力では、宜野湾市長の伊波洋一氏(53)や社民党衆院議員の照屋寛徳氏(59)、参院議員の糸数慶子氏(57)らが知事候補者として名前が挙がっている。

 自民、公明の与党勢力では、現職の稲嶺恵一氏(71)が三選不出馬を示唆した発言も出る中、那覇市長の翁長雄志氏(54)、副知事の嘉数昇明氏(63)、自民党衆院議員の西銘恒三郎氏(50)、県商工会議所連合会会長の仲井真弘多氏(65)らの名前が挙がっている。

110片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/05(日) 22:00:13
鎌田氏には仙台市長選しか見えず、民主党は進むも退くも地獄が待っている?

仙台市長選 混迷深める民主 岡崎氏擁立消え自主投票?
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050605t11009.htm

 民主党宮城県連が、仙台市長選(7月17日告示、31日投票)への対応に苦慮している。鎌田さゆり元衆院議員(40)が離党して立候補を表明したが、党副代表の岡崎トミ子参院議員(61)=宮城選挙区=を擁立する動きが一時浮上したことから、党内世論はいまだに一本化せず、混乱気味だ。

 「鎌田氏の国政復帰は岡田克也代表も望んでいたが、政治家がそこまで決断した以上、慰留は厳しい」。仙台市内で1日あった民主党県連の緊急幹事会。安住淳代表(衆院宮城5区)は、前日に鎌田氏から出された離党届の受理を決めた。

 5月30日に鎌田氏は安住代表を訪ねて離党の意思を伝えていた。同じ日、岡崎氏は「同じ党に所属する方(鎌田氏)と戦う環境にはない」と立候補を否定した。5月中旬に県連幹部の非公式協議で急浮上した岡崎氏擁立論は結局、本人への立候補要請に至らないばかりか、本格的な党内協議もないまま立ち消えとなった。

 岡崎氏擁立論については「(党副代表の)小沢一郎氏が岡崎氏支援に前向きだ」(党関係者)などと党本部の主戦論と絡んでささやかれただけに、現実味を帯びるかに見えた。

 鎌田氏は党支持労組の選挙違反事件に伴い昨年12月に議員辞職した。県連幹部らは「鎌田氏は時間を置いて別のチャンスを狙うべきだ」との思いを強くしていた。

 「宮城の民主党のエース・岡崎氏が立候補を決断すれば、鎌田氏は出馬しないという計算があったのでは」。党関係者は擁立論浮上の背景を推測する。

 1日の幹事会では、仙台市長選対応も協議されたが大荒れとなった。岡崎氏擁立論に触れるのはこの日が初めて。ところが、当の本人は既に不出馬を表明しており、「主役」不在の議論自体を批判する役員もいて、選挙対応の決定は先送りされた。

 県連内には「鎌田氏が離党したことで党内の区切りはついた」との空気が強い。「鎌田氏への対応は個人に任せる」(幹部)と、自主投票となる公算が大きい。

 市長選後の10月には、衆院宮城1区補選が控える。4月の衆院2区補選で敗れた党県連にとって「絶対負けられない戦い」(内海太幹事長)だ。県連内には「鎌田氏を支援して補選につなげては」という見方と、「市長選とは一線を画して補選に集中すべきだ」との意向が交錯している。
2005年06月04日土曜日

111片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/08(水) 01:45:46
県議会運営、自民ピンチ 国政、首長選で議員減 宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050607t11027.htm

 宮城県議会(定数63、欠員3)の最大会派自民党・県民会議が議会運営に苦慮している。会派所属の3人が4月の衆院2区補選、石巻市長選に立候補。相次いで議会を去って25人となり、友好会派の公明・21世紀クラブ(4人)を加えても、過半数(31人)に届かないためだ。6月定例県議会では各委員会の改選や議長選も予想され、水面下の駆け引きが激しくなりそうだ。

 3日現在の各会派の勢力は、自民党・県民会議25▽フロンティアみやぎ12▽民主フォーラム7▽社民党県議団6▽公明・21世紀クラブ4▽共産党県議団2▽無所属4▽欠員3―。

 自民会派が危機感を募らせているのは、21日に予定される定例会初日での議会運営委員会(定数12)の改選。現行は自民6、公明一で、採決に加わらない委員長を自民から出しても過半数を確保できた。

 ただ議運委の委員は各会派の所属議員数に比例配分されるため、今回、自民が6を確保するのは厳しい状況だ。自民5となった場合、委員長を出せば過半数割れし、議会日程や議案の裁決方法などを決める重要な場で劣勢を強いられることになる。 

 慣例に従い6月定例会中が見込まれる正副議長選は、公明の協力を得れば、29議席。過半数には2議席足りないものの、自民系無所属の協力を得ることで、自民会派主導のシナリオが描ける。

 しかし、理論上はそうでも、「正副」独占をした場合、「副議長は第二会派から出すのが議会の常道」と主張する第二会派のフロンティアや、民主党系会派などが反発するのは必至で、自民系と非自民系勢力が拮抗(きっこう)する各常任委運営に深刻な影響が出る可能性もある。

 ベテラン県議は「昨年6月に、自公で常任委の正副委員長を独占し、他会派の反発を招いたつけが回ってきた」と嘆く。
 安定的に議会運営の主導権を握るため、自民会派は自民系無所属や他会派からの引き抜きや、無所属議員を中心とした親自民の新会派設立を模索しているもようだ。定例会開会に向け、多数派工作は加速しそうだが、中堅県議は「議長選の後まで見据えた長期的な視点が必要」と単なる数合わせを戒めている。
2005年06月06日月曜日

112片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/11(土) 18:38:57
創価学会以外縛りが効かない状態だとすれば、この二者の接戦になっておかしくないのかなぁ。
近年の選挙からすれば、当日になって大逆転しててもおかしくないなあ。
ただまぁ郵政官僚だったってところがどう働くか。

現職鶴岡氏に奥野氏迫る 千葉市長選、後半戦へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000123-kyodo-pol

 19日投開票の千葉市長選は後半戦に突入、再選を目指す無所属現職の鶴岡啓一氏(65)=自民推薦、公明支持=に、無所属新人で元総務省調査官の奥野総一郎氏(40)=民主推薦=が迫る勢いをみせている。これを無所属新人で前助役の島田行信氏(64)と元市議の結城房江氏(61)=共産推薦=の2人が追う。
 鶴岡氏は、4年間の実績を強調して市政継続を主張。組織力を生かして各地でミニ集会を開催し、票固めを急いでいる。
 奥野氏は若さをアピールして知名度不足をカバー。民主党若手国会議員らと街頭に立ち、市政刷新を訴える。
 島田氏は一部の保守系市議や建設業者らの支援を受け、反鶴岡票の取り込みに必死だ。結城氏は共産党支持層に加えて、一層の支持拡大に全力を挙げている。
(共同通信) - 6月11日18時33分更新

113片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/11(土) 18:50:03
千葉市政スレッド
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1095570190/

207 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2005/06/02(木) 19:51:11 ID:9swBiVIl
島田さんを応援している市議の名前教えてください。
宍倉清蔵さんとあとは・・?

208 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2005/06/02(木) 21:32:14 ID:fCIKwzvx
伊藤、前沢、武田、立石、中野渡、斉藤、中島、米持
あと知らん。

114片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 22:04:15
<花巻市の渡辺勉市長が勇退を表明>
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/hanamaki/6gatu/news-hana_10.htm

 花巻市の渡辺勉市長(65)は九日、同市内のホテルで開かれた後援会の顧問・合同役員会議で、花巻、大迫、石鳥谷、東和の四市町が合併して十八年一月一日に誕生する新「花巻市」の市長選に出馬せず、今期限りで勇退することを明らかにした。渡辺氏は三期目。公約であった合併を先導、新市のかじ取りにも意欲的とみられていたが、最大の行政課題に区切りがついたとして、第一線から退くことを決断した。市議会に対しても十日開会する六月定例会の冒頭伝える。

 会議は午後五時半から開かれ、席上、渡辺氏が四市町の合併が実現の運びとなり、自身の役割を十分に果たした、として勇退の意向を伝え、了承された。

 会議後の会見で渡辺氏は「合併の見通しが立った時点で、新市の運営は後任に委ねようと決めていた。新市が軌道に乗るまでには十年はかかる。新しい人が発展計画を作り、これを実行していく方が住民福祉の推進につながる」と勇退を決断するまでの経緯と心境を語った。

 また、同席した畠山幸治後援会長は「これまで全力で市政発展に身を投じてきた。あくまで本人が決めたことであり尊重したい」と話した。

 渡辺氏は、県総務部長を退職して挑んだ平成八年の花巻市長選で初当選。十二年は無投票再選され、前回十六年八月の選挙では、三つどもえの激戦を制して三選を果たした。

 安定した行財政基盤確立のための合併を公約に、これまで四市町の先頭に立って合併をリード、その実現にこぎ着けた。新市移行後も、その行政手腕に期待する声が強かったほか、自身も意欲的とされていただけに、今回の勇断を「驚き」と受け止める関係者、支持者も多い。

 新市発足から五十日以内に実施される市長選には、前回に続いて前県議の瀬川滋氏、県住宅供給公社、県土地開発公社前理事長の福岡勝夫氏が、ともに無所属での出馬を表明している。

 渡辺氏が勇退を決めたことで、今後はこれまで渡辺氏を支援してきた民主党県花巻市支部の動向が注目される。次期市長選について同支部代表の木戸口英司県議は「早い段階で主導的に対応していかなければならない問題」と話している。

115片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 22:07:28
高橋氏が出馬固める 県議選盛岡補選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d09/NippoNews_8.html

 フリーアナウンサーで盛岡市議の高橋比奈子氏(47)は、県議選盛岡選挙区で補欠選挙が行われた場合、出馬する意向を固めた。既に後援会とも選挙態勢の詳しい協議に入っており、近く正式表明するとみられる。

 高橋氏は8日、岩手日報社の取材に対し「安全な農産物の生産拡大や地元消費促進、資源循環の徹底など岩手の子どもたちの未来を第一に考えた環境福祉政策を県政の場で提言したい。市議10年の経験を生かしたい」と意気込みを示した。

 今のところ、高橋比奈子後援会(東栄一郎会長代行)を中心に選対を組み、無所属での出馬が有力視されるが「私の政治姿勢を理解していただける政党があれば喜んで支援をお願いしたい」としている。

 同氏はアナウンサーを経て1995年無所属で市議に初当選。現在3期目で議会運営委員長を務める。父親は横田綾二元県議。

 盛岡選挙区は、無所属会派・政和会の吉田洋治氏(61)が新「宮古」市長選に立候補するため辞職した時点で欠員2となり50日以内に補欠選挙が行われる。7月下旬から8月上旬の実施が見込まれる。既に岩教組中央執行委員の小西和子氏(52)が無所属=社民推薦=での出馬を表明し、各政党も候補者擁立の検討を急いでいる。

 高橋比奈子氏(たかはし・ひなこ)日本大卒。テレビ岩手アナウンサー、フリーを経て95年盛岡市議初当選。現在3期目で議会運営委員長。47歳。盛岡市出身。

116片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 22:08:36
吉田県議が辞職 盛岡補選が確定
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d10/NippoNews_9.html

 26日告示の新「宮古」市長選に立候補を予定している県議吉田洋治氏(61)=無所属会派・政和会代表、盛岡選挙区選出、当選5回=の代理人は9日、藤原良信県議会議長に議員辞職願を提出、許可された。同選挙区(定数10)は社民党の阿部静子氏(72)が5月31日付で議員辞職しており、欠員2となり50日以内に補欠選挙が行われることが確定した。

 政和会代表代行の田村誠県議が代理で吉田氏の辞職願を提出した。田村氏は「周囲の状況や議会日程などを考慮し、きょう(9日)けじめをつけることを決断した」と県議辞職の判断を代弁した。

 公選法は、定数複数区の県議補選は欠員が2人に達した時から50日以内に行うと規定している。このため補選は7月中には行われ、同月24日投票などの選挙日程が浮上している。

 県議補選が行われるのは2002年11月、岩手選挙区で雫石町長選のため県議2人が辞職し、実施されて以来。

 吉田氏の辞職で県議会(定数51)は欠員4となった。会派構成は民主・県民会議21、自民クラブ16、政和会5、社民党2、公明党1、共産党1、無所属1。

117片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 22:10:53
各党の動き加速 県議選盛岡補選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d10/NippoNews_10.html

 県議選盛岡選挙区(定数10)は7月下旬にも補選が行われる見通しとなり、各党とも選挙態勢に入った。これまでに岩教組中央執行委員の小西和子氏(52)が無所属=社民推薦=で、盛岡市議の高橋比奈子氏(47)が政党との連携も視野に立候補の意思を固めている。各党は無所属候補との協力態勢、県議の「空白域」になっている都南地区などを焦点に候補擁立の最終調整に入った。選挙戦が確定したことで、2議席をめぐって各党の候補擁立に向けた動きが加速しそうだ。

 これまで立候補の意思を固めているのは、小西氏と高橋氏の女性2人。小西氏は同党前県議の阿部静子氏(72)の後継候補者として、無所属で出馬する。

 高橋氏は現段階で無所属の立場だが、政党の支援も視野に入れる。同氏からも支援要請のあった自民党は、複数の候補を挙げて検討に入った。

 同党盛岡市支部長の樋下正信県議は「基本は公認で1人立てること。高橋氏も含めて名前が挙がっており、早めに対応を決めたい」と話す。

 民主党も党公認を基本に独自候補を擁立する方針で、盛岡選挙区の佐々木博県議は「候補を1人擁立する方向で進めており、遅くとも今月末までに決めたい」と候補の人選を急いでいる。

 有権者約22万5000人の盛岡選挙区は、約3万8000人の有権者がいる都南地区で県議が不在の「空白域」になっている。両党とも同地区の攻略も視野に候補擁立を進める。

 一方、9日辞職した無所属会派・政和会の吉田洋治氏(61)の後継選びも注目される。新「宮古市」市長選への吉田氏擁立に民主党がかかわった経緯もあるが、出身母体である県民社協会の田村誠会長は「2年後の統一地方選の対応を含めこれから検討する」と方向性を慎重に模索する。

 社民党は、補選という緊急事態を背景に小西氏を推薦の形で擁立した。同党県連合の小原宣良代表は「広く支持を得るには無所属が適している」と近く連合岩手や平和環境県労組センターに推薦を要請する。他党との協調は「現時点で何も言えない」としている。

 共産党も独自候補擁立の検討を進める。出馬予定の高橋氏の父は同党元県議の横田綾二氏だが、同党県委員会の菅原則勝書記長は「政治的立場が違うので、高橋氏を推すことはあり得ない」との考えだ。

 公明党県本部の小野寺好代表は「これから県本部の幹事会で対応を考えたい」と、自民などの動きも見ながら判断するとみられる。

118片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 22:12:59
小沢の地元入りはこのへんのこともあってか。

与野党対決鮮明に 宮古市長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d08/NippoNews_6.html

 新「宮古市」が6日に誕生したのを受け、旧宮古市長の熊坂義裕氏(53)=無所属=と同市出身で盛岡選挙区選出の県議吉田洋治氏(61)=同=は26日告示の市長選に向け一気に走りだした。自民、公明両党が熊坂氏を支援するのに対し、民主、共産、社民各党は吉田氏の推薦を決め、与野党対決の構図が鮮明になった。告示1週間前の19日には、公明党の井上義久政調会長(比例東北ブロック選出)が同市内で国政報告会を予定。吉田氏も市内で総決起大会を計画しており、次期衆院選も見据えた両陣営、各党のさや当てが強まりそうだ。

 熊坂氏は、新市誕生の6日に旧宮古市長を失職した。「フリーになり、有権者1人1人とひざを交えて理解を得たい」と、新市の開庁式に臨んだその足で新里地区などであいさつ回りをした。

 衆院岩手2区選出で自民党県連会長の鈴木俊一衆院議員は4日に市内で開いた時局講演会で「宮古は私どもにとって重要な拠点。市政、県政、国政の連携を今後も崩さないでいただきたい」と熊坂氏支持を訴えた。

 公明党は市長選を「次期衆院選に連動する重要な選挙」(小野寺好県本部代表)と位置付け、19日の井上政調会長の国政報告会に熊坂氏や自民党関係者を招く方向で調整中。告示前の「総決起集会」とする考えだ。

 吉田氏は新市誕生を受け「いよいよとの思いを強くしている。新しい街づくりのため、これまでの経験を生かせるよう全力を傾注したい」と強調する。

 一時、健康不安説も流れたが、6日に民主党県連、7日には共産党宮古地区委員会が推薦を決め「元気で頑張る」と強調。7日も朝から企業回りを続け、同市中心部の魚菜市場で1軒1軒支持を訴えた。県議辞職については「もう少し時間をいただきたい」と述べた。

 吉田氏を擁立した民主党県連幹事長の伊藤勢至県議(宮古選挙区)は「短期決戦なので、吉田氏本人を広く見ていただき出馬への強い意志を感じ取ってもらいたい」と語る。

 民主党は野党相乗りに配慮し「市長選と国政選挙は違う」(達増拓也同党県連代表)と表向き「自民対民主の構図」を否定するが、自民、公明両党は「選挙結果が次期衆院選岩手2区に連動するのは間違いない」と緊張感を高めており、市長選を舞台に各党の攻防が激しくなりそうだ。

119片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 22:20:46
塩山市長選に広瀬重治市議が立候補へ
現職三枝剛氏に次ぎ2人目、選挙戦の見通し
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2005&amp;m=06&amp;d=09&amp;s=2

 任期満了に伴い七月三十一日告示、八月七日投開票される塩山市長選に、新人で同市議の広瀬重治氏(56)=下於曽五三九、無所属=が八日、立候補する意思を固めた。二十三日開会予定の六月定例市議会前に正式に表明する。同市長選には現職の三枝剛氏(72)=赤尾五九五、無所属=が四選を目指し既に立候補を表明していて、選挙戦となる見通しとなった。

 広瀬氏は前回市長選(二〇〇一年)にも立候補しており、両氏の対決は二度目となる。

 広瀬氏は同日、山梨日日新聞の取材に対し「ごみ処理問題など三枝市政の失政を合併して発足する甲州市に持ち込むことは大きな問題だ」と指摘。「ごみ処理問題の解決に重点的に取り組み、新市へスムーズに移行させたい」と話している。

 広瀬氏は○三年に市議に初当選。現在一期目で、教育民生副委員長や東山梨行政事務組合議員を務めている。四人の争いとなった前回市長選では、五千二百十二票を獲得したが、三枝氏とは五千票余りの差で次点だった。

 新市長の任期は、東山梨郡勝沼、大和両町村と合併して十一月に甲州市が発足するため約二カ月半と短く、広瀬氏は甲州市長選も視野に入れているとみられている。

 今回の塩山市長選は、甲州市長選の行方を左右するとの見方もあり、同市選出の田辺篤県議(60)の名前も取りざたされている。田辺氏は現時点で態度を明確にしていないが、情勢に大きな影響を与えることから動向に注目が集まっている。

120片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 22:23:22
三つどもえ激戦か 和泉市長選あす告示
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200506/news0611.html#06115

 競売入札妨害事件で稲田順三前市長が辞職したことに伴う和泉市長選は、十二日告示、十九日投開票が行われる。これまでに無所属の三氏が出馬表明しており、激しい前哨戦を繰り広げている。

 出馬表明しているのは▽前市議の辻宏康氏(45))=自民推薦▽元教員の池田邦子氏(58)▽前市議の井坂善行氏(50)。前市長と市内の建設業者の癒着関係が出直し選挙の原因となっただけに、各陣営とも温度差はあるものの「癒着を断ち切り清潔・公正な市政を回復する」と訴えている。

 辻氏は一九九六年、市議に初当選後、三期連続当選。自民党地域支部の中堅幹部として市民運動にも参加してきた。今回の選挙ではマニフェストを作成。情報公開や市民参加、市役所の簡素化を市政改革の柱とする公約を掲げ、有権者への浸透を図っている。

 池田氏は、共産党などで組織する「民主和泉市政をつくる会」が母体。幼稚園・保育所の保育料値上げや粗大ゴミの有料化に対する見直しをはじめ、市長の退職金廃止、不況にあえぐ中小企業の活性化対策、「同和・人権」関連予算の完全見直しなどを訴えている。

 井坂氏は一九九二年、市議に初当選。三期目途中の二〇〇三年の和泉市長選に出馬し惜敗、〇四年の市議選で市議に返り咲いた。今回は連合大阪の推薦を得て再挑戦。財政状況の情報公開などを盛り込んだマニフェストを作成し、支持を呼び掛けている。

 和泉市の二日現在の有権者数は十三万九千七十六人。同市は宅地開発が進み、府内でも有数の人口急増地域で、新興住宅地の無党派層の投票行動が当落の鍵を握るとみられる。

121片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/15(水) 01:29:47
田中知事は民主党の中央とは仲いいんだよな。どう対応すんの?

知事選対応「年内に」 民主県連が上田で定期大会
http://www.shinmai.co.jp/news/20050613/mm050613sha27022.htm

 民主党県連(羽田孜代表)は12日、上田市内で定期大会を開き、来年夏の次期知事選に向けて設置する「県政検討委員会」の議論をまとめた上で、年内に党県連の知事選への対応を決めることを確認した。検討委は学識者も含め、早急に発足させる―としている。

 役員改選で、副代表から幹事長に選出された北沢俊美氏は席上、「県政が混乱しているのは間違いないが、田中知事に期待した人たちの大半は民主党を支持している。ここをどう乗り切るかが課題」と指摘。「田中県政が県民にとってどう間違っているのか、どういいのか、白紙から検討する」と検討委設置の意義を強調した。

 最大の支援組織、連合長野の近藤光会長はあいさつで「田中県政が県民の思いに応えているか大きな疑問」とし、同党県連に「政党として責任を持って県の将来ビジョンをつくり上げてほしい」と求めた。

 役員改選では、幹事長だった堀込征雄氏を副代表に選任。羽田孜代表、堀込氏以外の副代表5人、政調会長1人をそれぞれ再任した。任期はいずれも12日から2年。

122片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/16(木) 17:22:57
連合千葉の推薦は意味があるのか?

2005ちば市長選 中盤情勢 本社世論調査 鶴岡氏がややリード 
追い上げる奥野氏 続く島田、結城氏 半数近く「未定」
http://www.chibanippo.co.jp/news-box/6-12/seikei.html

 十九日投開票の千葉市長選で千葉日報社は十、十一日の二日間、電話による世論調査を実施し、中盤情勢を探った。本社取材も加味すると、現職の鶴岡啓一候補(65)=自民推薦、公明支持=が、二党の支援を背景にややリード。奥野総一郎候補(40)=民主、市民ネット推薦=が懸命に追い上げ、島田行信候補(64)と結城房江候補(61)=共産推薦=が続く展開。奥野候補の支持が上回る区もある。ただ、半数近くが投票する人を「まだ決めていない」と回答しており、終盤の戦いぶりや投票率で情勢は変わる可能性がある。

 市長選への関心度では、「非常に関心がある」と「ある程度関心がある」を合わせて67%が関心を示し、「あまり関心がない」「全く関心がない」合計の32・8%を大きく上回った。

 投票日の約一週間前の段階で、投票する人を「決めている」人は28%。「だいたい決めている」人が23・1%で、46・8%はまだ、決めていなかった。

 「今、投票するとしたらだれに」の質問には、70%以上が候補者名を挙げて回答した。

 鶴岡候補は三十代以上で三新人を上回る支持を集め、推薦する自民と支持する公明支持層の多くを固めている。市内六区のうち、最も無党派層の割合が高いとされる美浜区でも三新人を上回り、中盤戦ではリード。

 奥野候補は二十代で鶴岡候補を上回る支持を得ており、男女別では女性の支持が多い。若葉、緑区では、わずかながらも鶴岡候補をリードするなど、追い上げを見せている。

 島田、結城候補はやや出遅れている。

 島田候補は若葉、緑、中央区で浸透しつつあるが、「鶴岡候補の政策を評価しない」とする人の支持を固めきれていない。

 結城候補は共産支持層の高い支持を得ているものの前回、共産推薦の千葉通子氏に投票した人への浸透が十分に図られていない。

123片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/18(土) 12:13:53
選挙:佐賀市長選 木下敏之氏が立候補表明−−自民に対立候補擁立の動き /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050617-00000226-mailo-l41

 佐賀市の木下敏之市長(45)は16日、10月1日に5市町村が合併して誕生する新「佐賀市」の市長選に立候補することを表明した。同日の6月定例市議会本会議で、議員の質問に答えた。
 木下市長は「新市は財政が大変厳しい中でいろんな問題を抱えている」とした上で、「これまで合併協議をまとめてきた立場としては、新市のかじ取り役をぜひ任せていただき、新市の住民のために物心両面の生活の向上が図れるよう、全力を尽くしたい」と決意を語った。29日の市議会閉会後、記者会見して立候補を正式表明する。
 木下氏は同市若宮出身。東大法学部を卒業後、農水省入りし、同省課長補佐をへて、99年3月の市長選で初当選。現在2期目。10月に合併する、同市と諸富・大和・富士町と三瀬村の法定合併協議会の会長を務めた。
 新市の市長選に立候補を表明したのは木下氏が初めて。一方、自民を中心に対立候補擁立に向けた動きがあり、選挙戦になる公算が大きい。同市長選は10月16日告示、同23日投開票される。【山下託史】
6月17日朝刊
(毎日新聞) - 6月17日17時40分更新

124片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/19(日) 03:25:23
自民県連 茨城県議補選で2氏公認
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly11.htm
水戸市区・高橋水戸市議 鹿島郡区・本澤前鉾田町議
 自民党県連(山口武平会長)は十四日、選挙対策委員会を開き、今年九月に行われる予定の県議補選水戸市区(欠員一)で水戸市議の高橋靖氏(39)を、同じく鹿島郡区(欠員一)で前鉾田町議の本澤徹氏(53)を公認候補とすることを決めた。併せて、九月に誕生する新古河市の市長選では、現総和町長の白戸仲久氏(63)を推薦することを決めた。

 県議補選は知事選に併せて実施される。現在補選が予定されているのは加藤浩一氏の水戸市長転出に伴う水戸市区(定数五)と本澤昭治元県議会議長の死去に伴う鹿島郡区(同三)、市原健一氏のつくば市長転出に伴うつくば市区(同三)の計三選挙区で、各一人の欠員が出ている。
 水戸市区の高橋氏は市議二期目で一九九九年、二〇〇三年いずれの選挙もトップ当選を果たしている。
 鹿島郡区の本澤氏は故本澤昭治氏の娘婿。鉾田町議二期目だったが、五月二十九日付で辞任した。補選の準備に専念するためとみられる。
 つくば市区については現在までのところ、同県連に対して公認・推薦要請は出ていない。
 新古河市は古河市、総和町、三和町が合併して九月十二日に誕生。新設合併のため新市発足五十日以内に市長選が実施される。現総和町長の白戸氏は昨年八月の選挙で、三期目を狙った菅谷憲一郎氏(53)を破って初当選。新市長選には菅谷氏も出馬を表明している。
 また、任期満了に伴う東海村長選も九月ごろ実施される。これまでに、三期目を目指す現職の村上達也氏(62)と新人で前原研東海研究所大強度陽子加速器施設開発センター次長の高野秀機氏(62)、新人で那珂医師会長の尾形孝氏(65)の三氏が同県連に推薦を依頼している。同日の選対で対応を協議したが、結論は先送りされた。

125片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/19(日) 03:28:25
自民=与党 与党=自民 という感覚は国政より強い。
たとえば国政で自民党が野党に転落してそれなりの時間が経過するようなことがあったときは、どうにかなってしまうんじゃないかと思う。逆にそういうことがなければ、全国の中で特殊な例を除けばこういう状況が続くのだろう。

前民主県議の飯泉氏自民推薦で出馬へ 茨城県議補選
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/weekly06.htm

 今年九月に行われる予定の県議補選つくば市区(欠員一)で、前民主党県議で歯科医師の飯泉淳氏(47)=同市真瀬=は十五日、茨城新聞の取材に対し、出馬の意向を明らかにした。飯泉氏は同日、自民党県連つくば支部に推薦を要請。同党の推薦を得次第、正式に出馬表明する。
 飯泉氏は民主党から自民党へのくら替えについて、「自民党は県議会の主流であり、少数会派の民主党では活動に制限がある。最大会派で自分の政策を実現したい」と述べた。
 その上で、出馬の動機を「市原健一市長と協力し、つくばエクスプレスと沿線開発をより良い状況に導きたい」と話した。
 飯泉氏は一九九八年十二月の県議選で民主党公認候補として初当選。しかし、一期目の任期満了時に「家族の健康が思わしくない」との理由で、二〇〇二年十二月の県議選出馬を見送り、その後、民主党を離党。昨年十一月のつくば市長選では、自民党県議から転出した市原市長の選対本部長を務め、県政復帰への意欲を示していた。
 今年三月末まで県歯科医師連盟理事長、日本歯科医師会評議員を務めている。
 飯泉氏の推薦要請に対し、自民党県連幹部は「要請に対応したい」と話している。

126片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/19(日) 14:42:19
選択へ 05仙台市長選の焦点・上/争点
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=6960

 藤井黎市長にとって、最後の市議会となる6月定例会。代表質問に答える市長の言葉には熱がこもった。「地下鉄東西線は21世紀の仙台に不可欠な基盤。多くの市民と検討を重ねてきた。もう後戻りはできない」
 力説する背景には、仙台市長選で、東西線の建設問題が告示前から大きな争点になっていることへの焦りがある。
 市長選には、新顔が次々と名乗りを上げている。市が「最重要課題」と位置づける東西線事業を見直す発言が相次ぐ。
 共産党が推す県商工団体連合会長の伊藤貞夫氏(64)は事業の5年間凍結を掲げる。県議の菅間進氏(54)、前衆院議員の鎌田さゆり氏(40)、公認会計士の佐藤和弘氏(45)はルートや計画の変更を訴える。計画変更となれば、市が目標とする来年度の本格着工は事実上できなくなる。

 ある市幹部は「地下鉄凍結を決めた川崎市は、国土交通省との関係が悪化した。簡単に見直しと言うが、そうしたリスクをとる覚悟があるのか」と、いら立ちを見せる。
 立候補予定者のうち、元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)は市の路線に沿った立場。事業の「加速的推進」を目標に掲げる。5月の立候補表明当初、「自分の目と頭で精査する」と慎重な姿勢だったが、積極推進にかじを切った。
 東西線は、前回市長選でも争点だった。市長をはじめ幹部らには「4年前に決着済み」という思いが強い。しかし、今回再び注目されるのは、「仙台の最後の巨大公共事業」(市幹部)に、市民の合意が得られているとは言い難いからだ。

 市民団体は、東西線建設に伴い青葉通のケヤキの3分の1が伐採される問題で反対の署名活動を展開。仙台市民オンブズマンは事業の差し止めを求める訴訟を起こした。
 仙台市職員労組が市民と市職員を対象に実施した調査では、「見直しも検討すべきだ」とする回答が「積極推進」を上回っている。
 市長選の争点には、ごみ問題も急浮上している。約365億円かけて新設した最新鋭のごみ処理施設「松森工場」が、5月中旬に全面停止した。工場の本格稼働を見越したごみ処理計画は破綻(は・たん)し、ごみ処理の一部を周辺自治体に委託する事態に発展している。

 松森工場を巡っては、排煙中のダイオキシン濃度を連続監視する装置を工場に設置するよう求め、住民団体が市を相手取って行政訴訟を起こしている。原告住民らは14日、藤井市長に「辞職勧告」を突きつけた。新市長には、ごみの減量化と同時に、住民との関係の再構築が求められる。
 学校法人東北文化学園大学での補助金不正受給事件に対する市の対応も、まだ決着していない。同法人の元理事長から接待を受けていた副市長の辞職で市は幕引きを図ったが、大学につぎ込まれた約9億円の血税は戻ってきていない。

 借金財政の立て直しも難題だ。市債残高は企業会計なども含めると05年度末で1兆4千億円近くになる見通し。財政当局は、06年からの3年間で計1千億円ほどの歳入不足になるのではないかと懸念する。厳しい財政事情の中で、東西線を含む公共事業や福祉、教育など多様な課題にどう取り組むのか。
 市長選で問われるべきことは、あまりにも多い。
    ◇
 4年に1度の仙台市民の選択が近づいてきた。市長選の焦点を探る。(この連載は小泉浩樹、田中美保が担当します)
(6/17)

127片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/19(日) 14:42:56
選択へ㊥ 補選にらみ思惑 仙台市長選
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=6965

 東京・永田町の衆議院第一議員会館。民主党県連の安住淳代表は5月末、県連副代表の鎌田さゆり氏(40)から離党届を渡された。
 「国政で政界復帰を果たすという選択肢はないんですか」
 「今は決意が固いんです」
 宮城2区の衆院議員だった鎌田氏は昨年末、03年総選挙での選挙違反事件で陣営幹部が有罪判決を受け、議員辞職した。慰留する安住代表の顔には疲れが見え、鎌田氏の笑顔とは対照的だった。
 2日後、鎌田氏は仙台市長選への立候補を正式に表明した。民主党は推薦せず、自主投票とする見通しだ。

 民主党内では、市長への転身を志すかつての「仲間」に、複雑な感情が交錯する。4月の2区補選で公認候補が敗れ、「選挙違反事件の影響による投票率低下」を敗因と総括した。事件に区切りをつけることが民主党にとって急務となり、同じ事件で連座訴訟を争っていた宮城1区の今野東氏も、補選直後の仙台高裁判決を機に辞職した。
 「鎌田氏が立候補すれば、事件に対する批判が再燃しかねない」(党関係者)と党内には批判がくすぶる。
 党副代表の小沢一郎氏や仙台市議らは一時、岡崎トミ子参院議員の擁立を模索した。市長選に意欲をみせる鎌田氏を牽制(けん・せい)する狙いもあったが、鎌田氏の立候補表明で話は立ち消えになった。

 県連は「最も重要なのは10月の1区補選。市長選に深入りする暇はない」(幹部)と無関心を装う。ただ、「鎌田氏が当選すれば、みそぎが済んだことになり、1区補選を有利に戦える」(党関係者)との期待も寄せる。
 自民党は、元経産省官僚の梅原克彦氏(51)を推薦する動きをみせている。連立を組む公明党に支援要請を検討している。公明党関係者は「現状は白紙。打診があれば候補者の人柄や見識をみて判断する」と慎重だが、市内で6万票とも言われる公明票の存在は大きい。
 自民党県連は当初、市長選に首を突っ込むつもりはなかった。議会で幅広い支持が必要な地方自治体の首長は、国政選挙と違い、無所属での立候補が主流。政党側にも「首長選で政党が前面に出るのは好ましくない」(県連幹部)という考えが強かった。

 その自民党の態度を一変させたのは、鎌田氏の動きだった。県連の相沢光哉幹事長は「鎌田氏が当選したら、1区補選の争点として選挙違反事件が薄れかねない」。
 県都・仙台の衆院小選挙区で2議席独占を狙う自民は、1区補選をにらみ、鎌田氏に下される「有権者の審判」に警戒感を強める。市長選では、選挙違反事件の責任を改めて有権者に問い、事件の「風化」を防ぐ作戦だ。
 共産党は、県商工団体連合会長の伊藤貞夫氏(64)の推薦を決めた。中島康博・党県委員長は「野党として市政の転換を目指す。市長選は政策論争や要求実現運動の一環だ」と強調する。
 社民党は、「推薦要請があれば、政策を見極めて決める」(岸田清実・県連合幹事長)。今は動かず、各候補との「距離」を見定めている。
(6/18)

128片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/19(日) 14:43:47
選択へ(下)カギ握る意識改革 仙台市長選
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=6970

 「仙台市長選には大いに期待している。日本の政治を変えましょう」

 元三重県知事の北川正恭・早稲田大大学院教授が9日、仙台市で講演し、約150人の市民を前に力説した。

 北川氏は、「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク」(LMネット)の代表を務める。全国を駆け回る「マニフェストの伝道師」だ。

 マニフェストとは、耳障りのいい政策を並べるだけの従来型の公約とは違い、数値目標や達成期限、財源の裏付け、実現までの工程表などを明示した公約。数字を掲げるので任期終了後に検証しやすい。約束を守らないと、次の選挙に影響する。

 マニフェストを掲げた選挙を地方にも普及させようと活動する市民団体がLMネット。今回の仙台市長選を、政令指定市で初の本格的なマニフェスト型選挙にしようと動いている。7月15日には、立候補予定者全員を集めた公開討論を計画している。

 ただ、LMネットの意気込みとは裏腹に、実現できるかどうかは不透明だ。

 元経産省官僚の梅原克彦氏(51)は8日、市長選での政策目標を記者発表する席で異論を唱えた。「短期間で数値目標を盛り込むのは不可能。無責任につくるのは、政治信条からいっても違和感がある」

 ほかの立候補予定者はマニフェスト作成を約束しているものの、どこまで具体的に打ち出せるかは、これからだ。

 LMネット東北代表の山本啓・東北大大学院教授は「私たちも初めからうまくいくとは思っていない。何回か繰り返していくことで、市民の意識も高まる。ローカル・マニフェストの浸透に必要なのは、有権者の意識改革だ」と語る。

 現職の藤井黎市長が引退し、新たな市政の担い手として、すでに5人の新顔が名乗りをあげている。にもかかわらず、多くの選挙関係者が、今のところ盛り上がりに欠けると指摘する。

 仙台市長選は、このところ低投票率が続いてきた。参院選と同日だった前回は56・26%だったものの、それ以前は3回連続で30%台。今回、有権者の意識はどこまで高まるだろうか。

 地下鉄東西線建設に反対する市民グループ8団体は、事業の問題点をまとめたチラシの配布を始めた。「市は必要な情報を提供していない。有権者に判断材料を提供したい」との考えからだ。36万部作成し、市内の全家庭に配る。

 市が見積もった建設費や需要予測に疑問を投げ、イラストなどを使って説明した。市幹部は「分かりやすいチラシだ。市長選に影響を与えかねない」と警戒する。

 業界団体も市長選の行方に熱い視線を注ぐ。不況や公共事業削減を背景に、この10年余りで仙台市内の建設業者30社以上が倒産、廃業した。建設業界幹部は「首長選なので、4月の衆院2区補選のようにムシロ旗を立てて応援はしないが、我々の言葉に耳を傾けてくれる候補を支援する」。

 立候補予定者には、公共事業の拡大に積極的な候補が目立つ。市職員からは「ゼネコン汚職から12年たち、記憶が薄れつつある。揺り戻しが起こるのではないか」と心配する声が漏れる。

 選挙戦が近づき、立候補予定者の公約は固まりつつある。それを判断する責任は、有権者に移る。
(6/18)

129片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/19(日) 19:53:30
横須賀市長選告示:自民分裂 地元・小泉首相は頭が痛い?
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050620k0000m040031000c.html

 小泉純一郎首相の地元・神奈川県横須賀市の市長選が19日告示され、新人4人の争いとなった。小泉陣営の推す候補に反発した地元県議らが対立候補を擁立、自民党は激しい分裂選挙となった。投開票は26日。小泉首相にとって「郵政国会」などのほか、地元の「反乱」の行方が気がかりな1週間となりそうだ。

 地元の小泉事務所は「首相の意向」として、旧自治省出身の前副市長、蒲谷亮一氏(60)=無所属=に候補者一本化を図った。しかし、官僚出身の市長が2代32年間続いていることなどに、03年の総選挙で小泉首相の選対本部長を務めた竹内英明県議らが反発。自民党を離党した前市議の木村正孝氏(62)=同=を擁立し、牧島功県議会議長も支援に加わった。

 小泉首相は5月28日、久しぶりに横須賀入りして蒲谷氏のてこ入れに動き、さらに分裂が深まった。直前まで来訪を知らされなかった竹内県議らは「総裁選、総選挙と支援した地元を無視した」と怒りを募らせる。靖国問題などでの中韓のブーイングに加え、おひざ元でも「純ちゃんノー」の声が上がり“内憂外患”の状態だ。

 市長選には、他に諸派で歯科医の小堀徹氏(56)と無所属で共産党地区委員長、有谷隆敏氏(56)が立候補している。【網谷利一郎】
毎日新聞 2005年6月19日 19時23分

130片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/20(月) 01:04:05
変な記事w

「神奈川サミット」事実無根 知事、発言否定「あくまで横浜」
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/kanagawa/050617/kiji02.html

 「神奈川サミットなんて言っていない」。平成二十年に日本で開催予定のサミット(主要国首脳会議)誘致に横浜市が乗り出したことを受け、県が名称を「神奈川サミット」と希望していると一部報道されたことについて、松沢成文知事は十六日、「事実無根。サミットは都市が開催するものであくまでも横浜サミット」と否定した。

 県内各地域の課題や実情を把握する「移動知事室」で同日、横浜市の中田宏市長を訪れた際に記者の質問に答えたもの。松沢知事は「中田市長から相談を受けたときも素晴らしいアイデアと思い、県として全面的な支援をしたいとお伝えした。神奈川サミットなんてどっから出てきたのか非常に憤慨している」と、県は横浜市のバックアップに徹する考えを示した。

 サミットの名称については中田市長は十五日の定例会見で「県がそんなこと言えるはずないです。そんなこといったとしたらえらいずうずうしい話ですね」と発言。記者から会見のやり取りを聞かされた松沢知事はすかさず「ずうずうしくありませんから。私、謙虚ですから」と応じた。

131片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/20(月) 01:05:42
横須賀市長選あす告示 新人4氏乱立へ
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/kanagawa/050618/kiji02.html

 任期満了に伴う横須賀市長選が十九日、告示される。昭和四十八年以降続く自治省(現総務賞)OB市政からの脱却や原子力空母配備問題、市立美術館建設を代表とする公共事業のあり方などを争点に、元副市長の蒲谷亮一氏(六〇)と元市議の木村正孝氏(六二)、歯科医の小堀徹氏(五六)の保守系三氏と政党役員の有谷隆敏(五六)の新人四人が立候補を表明、乱立模様となっている。長年にわたり「国政は小泉純一郎氏、市政は沢田秀男氏」だった厚い保守基盤に、ひび割れが見え始めている。(福田雄一)

 ■揺れる震源地

 五月十六日。地元選出の牧島功県議会議長(自民)の後援会役員は厳しい表情を浮かべていた。官僚OB市政を批判し、民間人候補擁立論の「震源地」だった牧島議長は約三週間前に小堀氏の推薦を決定したが、わずか三日で白紙になった。

 「一連のゴタゴタに関してどう責任を取るか考えた。選挙の対応は皆さんの判断に任せます」

 自主投票を促す牧島議長に、役員からは同じ選挙区の竹内英明県議(自民)がバックアップする木村正孝氏の支持に回る意見が相次いだ。ただ牧島議長は最後まで首を縦に振らず、結局は自主投票に。ある後援者は「小異を捨てて大同に付くべきではないのか。牧島後援会の終わりの始まりだ」とつぶやいた。

 ■手堅い組織

 「脱官僚体制」の先駆けだった保守系県議二人の思惑とは裏腹、同市議会の自民党市議や保守系会派「新政会」は沢田市長と同じ自治省OBの蒲谷氏支援で動き出している。

 連合神奈川も四月に蒲谷氏の推薦を決定、系列市議が精力的に前哨戦に乗り出していた。業界団体の推薦状も蒲谷氏陣営では一冊のファイルにまとめられるほどの数にまで及んでいる。

 一時は「両県議で六万票、市長会派に根強い『反蒲谷』票を加えればいい勝負になる」と踏んでいた木村氏陣営のある選対関係者は、「蒲谷陣営は手堅く票を固めている。このままではワンサイドゲームで、ひっくり返すには厳しい情勢」と苦悩の表情を浮かべた。

 ■直前の衝撃?

 二日の蒲谷氏陣営の総決起大会は圧倒的な組織力を象徴する雰囲気に包まれた。会場は満席、後部や両サイドには立ち見であふれた。

 さらに壇上には沢田市長と森田常夫副市長や業界団体代表、浅尾慶一郎参院議員(民主)らの姿が。前列は「市長与党」会派のほとんどの市議で埋まり、青木茂選対本部長が「今回の戦いの最大の敵は知名度」、内藤治明議長は「油断は禁物。十万票をとらないといけない」と続いた。

 圧倒的な組織力を背景にする蒲谷氏陣営だが、思わぬ余波も。総決起大会直前の五月二十八日、小泉首相が事前の通告なく電撃的にお国入り。竹内県議ら首相を長年支えた地元支援者に反発が広がり、木村氏陣営を引き締めたとの指摘もある。

132片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/20(月) 01:07:32
いや結局、蒲谷の勝ちジャン。

横須賀市長選きょう告示 揺れる?小泉王国
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/kanagawa/050619/kiji01.html

 郵政民営化で正念場を迎えている小泉純一郎首相のおひざ元・横須賀市の市長選が十九日、告示される。米軍横須賀基地を抱える同市は三十二年間にわたって自治省(現総務省)OBが市長に君臨しているが、今回は三期十二年務めた現職が引退。これを機に小泉首相の実弟で地元秘書、正也氏らが推す同省出身の「後継者」に、首相を長年支え続けた自民党の地元県議らが反発、保守分裂の様相となっている。拍車をかけたのが先月下旬、電撃的な「お国入り」をした小泉首相自身というから、穏やかではなさそうで…。(福田雄一) 

 ■保守分裂

 小選挙区制度導入以降、小泉首相は地元の絶大な人気を背景に〝横綱相撲〟を展開してきた。背景には地元・横須賀選出の県議や市議の大半を自身の系列議員で固め、盤石な王国を築き上げたことがある。が、王国は今回の市長選をめぐり、分裂の危機に至った。

 市長選に立候補表明しているのは自治省OBで元副市長の蒲谷亮一氏(六〇)、元市議の木村正孝氏(六二)、歯科医の小堀徹氏(五六)の保守系三氏と政党役員の有谷隆敏氏(五六)の新人四人。盤石の保守王国は、前代未聞の三分裂という様相となった。

 原因は蒲谷氏への推薦をめぐり、正也氏と地元選出の牧島功、竹内英明両県議が対立したことにある。昭和四十八年、自治省OBの横山和夫氏が就任以降、「官僚OB市政」が続いた同市。「基地の街の市長は国との太いパイプを持つ官僚OBが就く方が、国も市民も都合が良かったのだろう」との分析の反面、最近は横浜市長に中田宏氏、県知事に松沢成文氏と「改革派首長」が相次いで誕生。地元経済界を中心に「横須賀はあいも変わらず官僚市長で良いのか」という声も強い。両県議はこうした動きに連動、官僚OB以外の候補を擁立した。

 ■地元無視?

 十九日告示、二十六日投開票日の同市長選に向けた激しい前哨戦のなか、小泉首相が就任以来皆無に等しかったお国入りを敢行したのが五月二十八日。ごく少数の市幹部のみが把握、自民党神奈川県連ですら知らされていない、首相特有の〝電撃的な〟行動だった。

 「小泉を支え続けたおれたちはないがしろかよ」 時期が時期だけに、長年にわたって首相を支えてきた支持者からは、こんな声が上がった。 首相は市内各所を視察した後、横須賀市内のレストランで極秘の夕食会を開く。出席者は正也氏と同市の沢田秀男市長、横須賀商工会議所の小沢一彦会頭ら六人のみ。時期が時期だけに、この日の会合について市長選の話題を追及する声も上がったが、出席者は一様に口を閉ざす。

 電撃行動の引き締め効果もあったのか、正也氏が推す官僚OBは優位に選挙戦を進めているが、「『官から民へ』は小泉首相のキャッチフレーズ。なのに地元では逆の動きをしている」との陰口も。

 両県議の態度は変わらずで、自民党横須賀市連合支部も「自主投票」という結論となり、保守分裂は確定的。七日に横須賀市で開かれた会合で、小泉首相を長年支えた竹内県議が「私は悔しい。横須賀に来たならば『元気か』と話ができる時間でも作れたのではないか」と激しい口調で話すと、集まった支援者から割れんばかりの拍手が巻き起こっていた。

133片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/20(月) 01:11:23
千葉市長に鶴岡氏が再選 元総務官僚ら3人破る
http://www.sankei.co.jp/news/050620/sei002.htm

市長選は19日投票、即日開票の結果、無所属で現職の鶴岡啓一(つるおか・けいいち)氏(65)=自民推薦、公明支持=が、無所属新人で元総務省調査官の奥野総一郎(おくの・そういちろう)氏(40)=民主推薦=を約1万2000票差で破り、再選を果たした。前助役の島田行信(しまだ・ゆきのぶ)氏(64)、元市議の結城房江(ゆうき・ふさえ)氏(61)=共産推薦=の無所属新人2人はそれぞれ3、4位にとどまった。投票率は37.20%で、前回を2.83ポイント下回った。

 鶴岡氏は子育て支援など4年間の実績を強調し、市政継続を訴えた。島田氏の出馬で保守分裂となったが、自民党の推薦と公明党の支持に加え連合の推薦も得て組織戦に徹し、奥野氏の追撃をかわした。目立った争点がなく低投票率となったことも、結果的に有利に働いた。

 奥野氏は若さをアピールして民主党幹部や若手議員らと街頭に立ち、市政刷新を訴える戦術をとったが、出遅れが最後まで響き、頼りの無党派層を動かしきれなかった。

 島田氏は一部の保守系市議や建設業者らの支援を受け、反鶴岡票の受け皿となったが及ばなかった。結城氏は共産党支持層以外に支持が広がらなかった。
(共同)
(06/20 00:12)

134片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/20(月) 02:10:34
紋別市長に新人宮川氏  2005/06/20 00:23
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050620&amp;j=0023&amp;k=200506202588

 【紋別】任期満了に伴う紋別市長選は十九日投票、即日開票の結果、新人で前市議の宮川良一氏(51)=無所属=が、現職で三選を目指した赤井邦男氏(63)=同=を約二千七百票余の差をつけて破り、初当選した。

 当日有権者数は二万千七百五十一人、投票者数は一万五千九百二十九人で、投票率は73・23%。前回は無投票で、八年ぶりの選挙戦となったが、投票率は一九九七年の80・06%を6・83ポイント下回った。無効票は二百十八票。

 宮川氏は「市民の中に閉塞(へいそく)感が強まっている」と赤井市政を厳しく批判。民主党推薦を受け、女性層などにも支持を広げ、現職の壁を突き崩した。赤井氏は二期八年の実績から「総仕上げ」と訴え、自民党の支持のほか、産業団体からも推薦を取り付けたが、票をまとめ切れなかった。

 今回の市長選は二大政党が両陣営に分かれ、激しい戦いを展開した。しかし人口減、財政難など厳しい環境のなか、公約には大きな違いがなく具体的争点が見えにくい選挙で、市民は新人の可能性にかじ取りを委ねた。

 ◆紋別市長選開票結果

当9,226宮川 良一 51 無新

 6,485赤井 邦男 63 無現

みやかわ・よしかず 会社役員(市議)北星学園大経済学部卒、本籍紋別市、当1

135片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/27(月) 09:45:46
新たに脱会派。何が起こっている?

県議会・新自民会派設立へ/無門会・岩名氏ら5人
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/0627/news01.htm

 県議会会派の無門会(藤田正美代表、二人)と風雲会(石原正敬代表、一人)が大同団結し、自民・無所属・公明議員団(山本教和団長、二十二人)の末松則子(一期、鈴鹿市選出)、中嶋年規(同、旧志摩郡同)両県議を加え、自民系の新会派(五人)を結成することが、二十六日までに分かった。二十八日にも会派届を議会事務局に提出する。
 新会派は無門会の岩名秀樹県議(八期、旧四日市市同)を中心に、藤田(四期、旧度会郡同)、石原(一期、旧三重郡同)、末松、中嶋の計五県議が結集した。

 自無公は公明や無所属議員との連合会派だが、新会派はいずれも自民党県議で、いわば自民の純粋県議集団。自無公の自民県議は五人の党除名をにおわせているが、強行すれば新会派は民主・連合系の新政みえ(萩野虔一代表、二十四人)との連携を一層強める恐れもある。

136とはずがたり:2005/06/27(月) 18:42:41
>>135
おお,議員板では末松則子は自民から逃げ出したがってるってレスがありましたが本当だったんですねぇ〜。
保守系議員ってのは与党じゃないと存在価値零だから新政みえとの協力関係深めたいんじゃないでしょうかねぇ?

137片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/28(火) 02:08:24
長野県議会、百条委設置へ…知事後援会幹部の入札疑惑
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050627-00000515-yom-soci

 長野県の田中康夫知事の後援会幹部が、自ら幹部を務める下水道工事会社に有利になるよう、県の下水道事業の入札制度の見直しを県職員に働きかけた疑いがあるなどとして、長野県議会(10会派)のうち7会派が27日、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委)を設置することを決めた。

 4日の本会議で可決される見通し。

 議会側が調査対象とするのは、入札疑惑に加え、県が2003年9月、人事案を検討する際に使った長野市内のホテル代など約16万円を知事の後援会が全額負担した疑惑など4点。ホテル代の全額負担は、後援団体による選挙区内の寄付行為を制限した公職選挙法199条に抵触する疑いもあるとしている。

 県議会は今年2月以降、総務委員会などで審議してきたが、「県側の答弁があいまいで、解明に至らなかった」として、偽証告発などが可能な百条委設置を求める声が高まっていた。

 田中知事は「7会派の考えに基づき、議会の方々が行動されるのではないか」と話している。
(読売新聞) - 6月27日22時48分更新

138片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/28(火) 02:25:23
>>136
三重県は、北川知事から続けて民主系が中心というのもあるんだろうけど、力量の面で自民系と見劣りしませんね。何がきっかけなんでしょうね。(旧来的な言い方の)保守系が民主党系にしっかり根付いてきてるというところが特徴ですよね。
そういう意味では、民主党は有力者を地元知事にのし上げて、県政を荒らしていく→国政の基盤も広がる、ってのも戦略の一つになるんでしょうかね(失敗例も出そうですし、あまり理念的ではありませんけど)。

139片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/28(火) 04:24:11
熊坂、吉田氏激突 新「宮古市」市長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m06/d27/NippoNews_10.html

 旧宮古、田老、新里3市町村の新設合併に伴う新「宮古市」の市長選は26日告示され、旧宮古市長の熊坂義裕氏(53)=自民、公明両党支持、同市出身で前県議の吉田洋治氏(61)=民主、共産、社民各党推薦=が立候補を届け出、7月3日の投票に向け舌戦が始まった。届け出は午後5時で締め切られ、無所属の2氏による一騎打ちが確定した。

 ◇宮古市長選立候補者(届け出順)

熊坂義裕(くまさかよしひろ)53医療法人理事長 無新
吉田洋治(よしだようじ)  61無    職  無新

 熊坂氏は同市5月町の魚菜市場前で、吉田氏は同市黒田町の選挙事務所前で、それぞれ第一声を上げた。

 熊坂氏は「新市建設計画を実行しなければならない。産業振興と子育て支援を重点に存在力のある宮古市をつくっていきたい」と訴え、自民党の鈴木俊一、玉沢徳一郎両衆院議員、旧田老町長の野中良一氏、旧新里村長の山口通男氏、公明党県本部の小野寺好代表、藤原泰次郎県議会副議長らが応援演説した。

 吉田氏は「県議18年の経験を生かし、生活者の視点に立った社会を目指す。宮古出身であることを生かし古里に恩返しする」と訴え、民主党の達増拓也衆院議員、連合岩手の佐々木敏男会長、高橋光夫水沢市長、総括責任者の菊池長右エ門元宮古市長、選対本部長の伊藤勢至県議会議長らが応援演説した。

 旧宮古市としては、1997年以来、8年ぶりの選挙戦となる。旧田老、新里両町村との合併で誕生した新市の初代市長の座をめぐり、舌戦は激しさを増しそうだ。

 投票は7月3日午前7時から市内71カ所で行われ、市中心部20カ所は午後8時まで、崎山、津軽石、花輪など周辺部25カ所は午後7時まで、重茂・川代地区と田老、新里地区26カ所は午後6時まで。午後9時10分から同市小山田の市総合体育館で即日開票される。当落判明は午後11時半ごろの見込み。

 25日現在の有権者数は旧宮古市4万3031人、旧田老町3946人、旧新里村3090人の計5万67人(男2万3535人、女2万6532人)。


 熊坂氏の第一声
 45歳の時、東北では一番若い市長の座を与えていただき、2期8年間全力で取り組んできた。後半の3年間は全エネルギーを合併に使い、新市は沿岸の中核都市として新しく出発した。困難を乗り越え、皆さんと新市建設計画をつくった。私のマニフェスト(公約集)は新市建設計画で、実行しなければならないし、義務と言ってもいい。新しい宮古市では産業振興と子育て支援の古里を形作りたい。安心できて、活気があり、存在力のある宮古市を皆さんとつくっていきたい。

 吉田氏の第一声
 県議選を含め6回目の選挙だが、これほど多くの人が集まってくれたのは初めて。医療や福祉分野に県議18年の経験を生かし、生活者の視点に立った社会を目指したい。宮古で生まれ育ったことをフルに生かし、古里に恩返しする。新生「宮古丸」のかじ取りは、県政や県議会との連携が不可欠で、厳しい雇用情勢の改善が緊急テーマと考える。執行権者は独断的であってはならず、各種団体の意見を吸い上げ行動するべきだ。7日間、皆さんの声を聞きながら全力で戦う。

140片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/28(火) 04:25:52
岩名前議長ら5県議/新会派「未来塾」結成
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/0628/news05.htm

 岩名秀樹前議長(旧四日市市)や若手議員ら五人が二十七日、県議会新会派「未来塾」を結成すると発表した。代表は藤田正美氏(度会郡)。藤田代表は「県民のための議会活動を目指す。他会派とは是々非々で対応したい」と抱負を語った。二十八日に会派結成届を田中覚議長に提出する。

 「未来塾」は、無門会の岩名氏と藤田氏、風雲会の石原正敬氏(旧三重郡)、自民・無所属・公明議員団を同日、離脱した末松則子氏(鈴鹿市)と中嶋年規氏(旧志摩郡)の五人が合流して結成。いずれも自民党員で、党籍を外れる考えはないという。

 この日、五人全員が県庁記者クラブで会見。藤田代表は「二元代表制の下、県民のために何ができるかしっかり考えたい」と話した。

 自無公会派を離脱した理由について、中嶋議員は「会派運営に不満があったわけではないが、埋没の危機感があった。支持者の中からも、違う形で中嶋らしさを出せっとの声もあった」と説明。末松議員は「一県民の目線で議員活動したいという当選当初からの思いがあり、今の会派とは違った立場で新たにやらせてもらいたい」と述べた。

141片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/28(火) 19:43:49
県議会自民系4会派 一本化の動き
挙党態勢望む声で軟化
なお確執 段階的合流も
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2005&amp;m=06&amp;d=26&amp;s=3

 四つに分裂している山梨県議会の自民系会派の一本化を探る動きが出ている。今月中旬には六月定例会の県側の議案説明を三年ぶりに一堂に会して受けるなど環境整備ともとれる動きも。自民党県連の県連活性化会議などの場で「挙党態勢が組めるのか」などと指摘されたことがある。ただ議長ポストをめぐる確執や主導権争いなどの“後遺症”が残っていることに加え、「大義がない」などと消極的な声があるなど会派間で温度差も生じており、実現できるかどうかは微妙だ。

 「久しぶりに顔を見たな」。十六日の議案説明会では、県議会議事堂の一室に、新自民(九人)、自民改革クラブ(現在八人)、改革21(六人)、自民(四人)の四会派に属する県議が顔をそろえた。

 自民系会派は二○○二年三月、県立博物館建設の是非をめぐるスタンスの違いから分裂。翌年四月の改選以降も、県連が分裂した知事選のしこりなどもあって割れた状態が続いてきた。

 県連の活性化会議や、候補不在が続く衆院山梨1区の候補者選考委員会では「党として一体感がない」「選挙で挙党態勢が組めるのか」などと批判が続出。中島真人会長はこうした声を踏まえ、近く正式に一本化を要請する考えを示す。

 一本化に向けては、過去の分裂の背景にあった旧緑友会系(田辺国男元衆院議員系)と久親会系(故金丸信元自民党副総裁系)の対立構図が、国男氏の長男の田辺篤氏の塩山市長選転出に伴う県議辞職で弱まり、環境が整いやすくなるとの見方もある。

 こうした中、最大会派である新自民の相馬紀夫代表は「中島会長から要請があれば努力する」と、一本化を受け入れる用意がある考え。県連幹事長も務める自民の前島茂松代表も「個々の主張もあるので無理はできない」としつつ、「六月県議会の会期中に努力したい」と意欲をにじませる。

 「議会活動と政党活動は違う」と主張してきた自民改革クの臼井成夫代表も、ここに来て「(一般党員は)いくら説明しても分かってもらえない。一本化するならば、よく議論して方向性を探る」と態度を軟化させつつある。

 しかし改革21は、自民党籍を持たない県議も属していて難しい立場。深沢登志夫代表は「会派で意見調整して対応する」と慎重姿勢を崩さない。

 一方、若手県議の中には「地方議会では政策や主張、県政へのスタンスの違いで会派が分かれ、活動するのは自然。大義がない一本化は認められない」などの声もある。また「あいつとは一緒になりたくない」と、過去の対立を引きずって感情をむき出しにする県議もいる。

 こうした状況もあって、今後の調整は曲折が予想され、「合流しやすい会派から段階的に進めていくのではないか」との見方も出ている。

142片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/29(水) 22:58:32
吉田実さんか。知事選出たことあるような。

◆ 吉田大島町長が射水市長選へ出馬の意向

 大島町長の吉田力氏(57)=五期、無所属、小林=は、十一月に射水地区広域圏五市町村が合併して発足する「射水市」の市長選に出馬する意向を固めた。後援会は二十八日までに、情報収集などの拠点となる連絡所を町内に開設。今後、選挙戦をにらんだ組織作りを本格化する。吉田氏も、県選出国会議員や県議、周辺市町村の支持者への打診を進めている。

 北日本新聞社の取材に対し、同氏は「まだ相談すべき人が多くおり、慎重の上に慎重を期して判断したい」と述べる一方、出馬の意欲自体は否定せず、七月上旬にも正式に意思表明する考えを重ねて示した。

 同市長選には、新湊市長の分家静男氏(58)=二期、無所属、片口=が既に立候補を表明。小杉町長の土井由三氏(64)=二期、無所属、下条=も出馬に前向きの姿勢を示しており、現役首長による選挙戦が確実となった。

 吉田氏は十日に行われた町議会一般質問で、「これまで歩んできた道の延長上の問題であり、強く期するところもある」と、市長選への意欲をにじませる一方、支持者らの意見を聞いて判断するとの姿勢を強調。

 これを受け、十三日に後援会、二十五日には自民党大島町支部が、相次いで同氏に出馬を要請していた。

 吉田氏は知事、国会議員を歴任した故吉田実氏の長男。議員秘書などを経て、昭和六十三年の町長選を制して初当選し、以後四回は無競争が続いている。射水広域圏五市町村の合併を一貫して主張し、混迷を続けた同地区の合併協議をリードしてきた。

143片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/05(火) 18:19:06
◆ 地元の枠超えた戦いに 射水市長選挙 (北日本7/5)

 射水市長選に出馬を予定している分家静男新湊市長、吉田力大島町長、土井由三小杉町長の三氏はいずれも、初出馬でし烈な選挙戦を勝ち上がった〝つわもの〟だ。射水市長選にも地元の衆望を担って名乗りを上げた。とはいえ、合併による選挙区の拡大という大きな環境変化があり、地元の市、町の枠を超え、新市全域から票を集める「未知の領域の戦い」に挑むことになる。

 分家氏が初出馬した平成十一年の新湊市長選は、四人が立候補する激戦だった。市議からの転身をかけ、自民推薦候補らを破った。

 立候補段階では、自民党による候補一本化調整を受け入れず離党。十五年の市長選で自民に復帰し、無投票再選を果たしたものの、同党との関係は今も微妙な部分が残るとされる。

 現在は、後援会幹部に市内の有力経済人を迎えるなど、新湊での支持基盤を着実に拡大。後援会幹部は「新市域で最多の有権者がいる新湊を固めた上で、射水郡内に支持を広げたい」との戦略を描く。

 吉田氏は昭和六十三年、保守系同士の一騎打ちを制して初当選。二期から五期目までは連続で無投票当選を果たし、大島町内では盤石の支持基盤を誇る。

 大島町の有権者は新湊市、小杉町と比べ少ないものの、同氏には父親で元知事の故・実氏時代から新湊市などに築き上げた豊富な人脈があるとされる。加えて小杉町では、共に合併推進の立場で動いた住民との結び付きがあり、支持の足がかりとしたい考えだ。

 後援会幹部は「早い時期から射水地区広域圏合併を打ち出すなど先見性に富む。新市の大舞台で手腕を発揮できる人物」とアピールする。

 土井氏は平成十一年、民主、社民、労働界などの支援を受け、初めて町長選に挑んだ。自民支持層の一部にも食い込み、自民推薦候補との一騎打ちに競り勝った。十五年には無投票再選を果たした。

 再選後の合併論議では、新湊市を含まない射水郡四町村合併を訴えたこともあった。支援者の一人は「住民の声に耳を傾ける姿勢を貫いてきた。合併のメリット、デメリットを理解している人物だからこそ、新市のリーダーにふさわしい。『小杉から市長を』と地元住民に訴え、票を掘り起こしたい」としている。

144片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/10(日) 22:46:03
選挙:北広島市長選/北広島市議補選 市長選、新人の三つどもえ−−告示 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000109-mailo-hok

 任期満了に伴う北広島市長選が3日告示され、いずれも無所属新人で▽前市助役の上野正三氏(57)=自民推薦▽元道議の木本由孝氏(61)=民主推薦▽前市議の国枝秀信氏(51)の3人が届け出た。同市長選は過去2回無投票が続いており、選挙戦となるのは広島町時代の93年以来で、市制施行後は初めて。同時に告示された市議補選(改選数2)には4人が届け出た。投票は10日で、即日開票される。
 上野氏は午前9時過ぎ、選挙事務所前で第一声。約400人を前に「市民と共に北広島市を新たなまちに発展させる努力をしたい」と訴えた。木本氏は午後1時、JR北広島駅に約300人を集めて第一声集会を開催。「市民主体のまちづくりを進める」と力説した。国枝氏は午前9時20分ごろ、選挙事務所前で「自主自立のための経済活動を行い、雇用を生む働く場としての北広島市をつくりたい」と約50人の支持者に語りかけた。
 同市長選は明確な争点はないが、候補者全員がマニフェストを掲げ、各自の政策をアピール。次期衆院選をにらみ、自民、民主両党は多数の道内選出国会議員、道議を送り込み、推薦候補を応援した。【水戸健一】
 ■熱く第一声(届け出順)
 ◆上野正三(うえの・まさみ)57 無新
 [元]市助役▽市建設部理事・都市計画部参事・建設部長・総務部長▽北海学園大=[自]
 ◇情報公開や市役所改革
 第一声には衆院道5区選出の町村信孝外相、自民党道連会長の橋本聖子参院議員、現職の本禄哲英市長らが応援に駆け付けた。
 上野氏は「市民参加条例の制定や市の持つすべての情報の開示を考えている。市役所改革を行い、土日にも市役所のサービスが利用できるようにしたい。職員給与や職員数の見直しで財源を確保したい」と決意を述べた。さらに「昨日までに妻と市内の全家庭を回り、お茶の間懇談会やマニフェストの説明会を100回以上も行ってきた。まだまだ体力がある」と健康をアピールした。町村外相は「市民の声を反映できる政治がいいのか。選挙になると突然、現れる人を市長にしていいのか」。橋本氏も「市長の立場は一人の政治家の就職先ではない」と、“落下傘候補”として木本氏を批判した。
 ◆木本由孝(きもと・よしたか)61 無新
 [元]道議▽社福法人理事長▽日本オリンピック委評議員[歴]全国高校PTA連会長▽国士舘大=[民]
 ◇市民が主役の街づくり
 木本氏は第一声で「市職員の意識改革を徹底しなければならない。これまでの行政の流れなのか、民間の力を注ぐのか、今回の大きな争点だ。この街のために命をかけたい」と訴えた。基本理念として「行政主導の生活環境づくりではなく、市民が主役の街づくり」を掲げ、「40年間、培ってきた政治の集大成として多くの人の力を借りたい」と人脈の広さをアピールした。
 集会には、民主党北海道代表の鉢呂吉雄衆院議員、道5区で町村外相と競った小林千代美衆院議員ら道内選出の計8人の国会議員が駆けつけた。鉢呂氏は「どこに住んでいたかは問題ではない。市で何をするかが大切。木本さんは北広島市をこよなく愛していて、北広島市をもっと元気にしてくれる」と落下傘候補批判に反論した。
 ◆国枝秀信(くにえだ・ひでのぶ) 51 無新
 [元]市議▽会社社長▽大曲輪厚商店街振興会副会長[歴]大曲東小PTA会長▽町内会長▽常呂高
 ◇ベッドタウンの現状脱却
 国枝氏の第一声では、応援のため訪れた谷口哲也市議が「今回の市長選を、市民のための市政を実現する選挙にするか、単に中央政党の政争の場にしてしまうのかという観点で判断してほしい」と国政の代理戦争として過熱する今選挙を批判。「しがらみのない市政ができるのは国枝氏だけだ」と援護した。
 続いて、国枝氏は「札幌市のベッドタウンという現状を脱却しなければなららない」と自立したまちづくりの必要性を訴えた。「大型店の進出で減っている市内の中小店のため商店街を活性化、併せて次世代の産業として地域農業を振興し、市民の望む市政を行うためがんばりたい」と熱意を込めて語った。この後、「市長になって皆さんの前に立つために、戦いに行きます」と宣言し、遊説に向かった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇北広島市議補選立候補者(改選数2―4、届け出順)
鈴木立士 56 会社員    無元(1)
鈴木陽一 55 会社社長   無新
木村公昭 58 [元]市職員 共新
立崎弘昭 58 建築士    民新
7月4日朝刊

145片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/10(日) 22:47:01
選挙:北広島市長選/北広島市議補選 各陣営、投票率に注目−−あす投票 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/news/20050709ddlk01010003000c.html
 ◇大勢判明、11日未明

 北広島市長選と同市議補選は10日、投票が行われ、即日開票される。12年ぶりの市長選には、いずれも無所属新人で前市助役の上野正三氏(57)=自民推薦、元道議の木本由孝氏(61)=民主推薦、前市議の国枝秀信氏(51)が立候補し、三つどもえの戦いを展開している。各陣営が注目しているのが投票率と、札幌市内に勤務する“札広市民”の動向だ。この二つの行方が市長選の結果を左右するとみられるが、各陣営ともまったく読み切れず、頭を悩ませている。【水戸健一】

 市長選の投票率を上野氏陣営は「おおむね03年4月の市議選と同程度の投票率だろう」と、60%台前半を見込む。これに対し、木本氏陣営は「良くて50%台。投票率が上がれば、うちが有利になるが……」と予測する。国枝氏陣営からは、3日の都議選の投票率の低調ぶりから「40%台になるのでは」といった声も聞かれる。各陣営内でも見方は割れ、市民の動向を読みあぐねているのが実情だ。

 “読み”を難しくさせているのが、札幌市と隣接する西の里、大曲地区だ。ベッドタウン化の加速で、両地区の住民は増え続け、5月末時点で、北広島市全人口約6万人の4割弱を占める。同地区の住民は共働きが多く、朝早く札幌市内に出勤し、選挙活動が終わってから帰宅する人も少なくない。「投票をお願いしたくても、街頭演説を聴いてもらう機会がない」とある陣営幹部は嘆く。

 市民の市政への関心の低さは、同市議選の投票率にも表れている。前回の北広島市議選の投票率が60・18%だったが、同じ日に行われた恵庭市議選は67・78%。札幌市に接する両地区の投票率だけをみると、さらに低く、55・13%だった。

 投票率が読めないことで、各陣営の票読みもままならない。数多くの首長選に携わってきたある陣営幹部も「12年ぶりの選挙で参考資料がないこと、札幌市を向いている市民の目、そのせいで票が読めない。(投票)箱を開けるまで勝敗は分からない」と苦笑する。別の幹部は「電話調査でも圧倒的に△(投票する候補を決めていない)が多い」と今選挙の難しさを強調する。
   ◇  ◇
 投票は午前7時〜午後8時、市内16カ所で行われ、午後9時15分から市総合体育館で開票が始まる。大勢判明は11日午前1時過ぎになる見通し。

146片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/11(月) 00:52:15
仙台市長選 社民は自主投票 公選制後初
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/07/20050710t11023.htm

 社民党県連(菅野哲雄代表)は9日、仙台市内で常任幹事会を開き、任期満了に伴う仙台市長選への対応について、自主投票とすることを決めた。公選制となってからの仙台市長選で社民党が自主投票で臨むのは、旧社会党時代を含めて初めてという。

 協議では、立候補予定者の多くが政党と一定の距離を置いていることや、政党が前面に出て戦う構図ではないという認識で一致。立候補予定者の政策を検討した結果、特定の人物を推す状況にないことを確認した。

 党仙台市議団や県議団の行動については、「党員の立場をわきまえ、良識の範囲内で判断をする」との方針を決めた。岸田清実幹事長は「行動は個人が判断するが、社民党の立場を一つの尺度として、各候補者の政策を検証することになる」と述べた。
2005年07月09日土曜日

147片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/11(月) 02:16:23
民主党強いんか弱いんか、自民党強いんか弱いんかわからんな、これじゃ。

北広島市長に上野氏初当選 木本氏らに大差  2005/07/11 01:21
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050711&amp;j=0030&amp;k=200507119063

 【北広島】任期満了に伴う北広島市長選は10日投票、即日開票の結果、新人で前市助役の上野正三氏(57)=無所属、自民推薦=が、新人で元道議の木本由孝氏(61)=無所属、民主推薦=と、新人で前市議の国枝秀信氏(51)=無所属=を破り、初当選した。

 北広島での首長選は一九九三年の広島町(当時)町長選以来十二年ぶり。九六年の市制施行後初の市長選となった。

 当日有権者数は四万七千五百七十七人で、投票者数は二万五千九百五十人。投票率は五四・五四%。九三年の町長選の投票率を二四・八七ポイント下回った。無効票は五百二。

 上野氏は同日夜、市内の選挙事務所で「厳しい選挙に勝つことができ、とてもうれしい」と喜びを語った。

 上野氏の出馬表明は五月上旬で、三人の中で最も遅かった。だが、市職員として三十五年間勤めた行政経験をアピールし、札幌に地盤を持つ木本氏と民間出身を強調した国枝氏を退けた。

 また、同時に投開票された市議補欠選挙(欠員二)は、自営業の立崎弘昭氏(58)=民主公認=と政党役員の木村公昭氏(58)=共産公認=が当選した。

◆北広島市長選開票結果

当 14,066   上野 正三(57)無新

   8,765   木本 由孝(61)無新

   2,617   国枝 秀信(51)無新

◆北広島市議補選開票結果

当 9,916  立崎 弘昭(58)民新

当 5,417  木村 公昭(58)共新

  4,598.236 鈴木 陽一(55)無新

  4,546.763 鈴木 立士(56)無元
(少数点以下は案分比例による)

148片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/11(月) 19:34:20
落選した木本氏、引退の意向示す 北広島市長選  2005/07/11 14:17
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050711&amp;j=0023&amp;k=200507119177

 【北広島】十日投開票の北広島市長選で落選した元道議の木本由孝氏(61)は十日深夜、北広島市内の選挙事務所で自身の進退について、「政治という足跡にピリオドを打つことになったかと考えると一抹の寂しさもあるが、これも天命。真摯(しんし)に受け止めたい」と述べ、今後は各種選挙に出馬しない意向を示し、事実上の引退を表明した。

 木本氏は衆院議員秘書を経て一九七九年、道議に初当選、連続四期十六年間務めた。九五年の参院選、九六年と二○○○年の衆院選に自民党から立候補、○一年参院選に自由党から立候補し、いずれも落選。自由党と民主党との合併に伴い、○三年衆院選に民主党から立候補したが落選した。

 北広島市長選には同党を離党して無所属で立候補した。木本氏は「北広島市長の職が最後の仕事だと思っていた。今回の結果を受け、自らの進退にけじめをつけたい」と語った。

149片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/11(月) 19:35:55
与党、安定多数を確保/那覇市議選
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200507111300_01.html
投票率、復帰後最低53・67%
 任期満了に伴う那覇市議会議員選挙は十日投票、即日開票の結果、翁長市政を支持する与党的立場が一議席増の三十議席を獲得、安定多数を確保した。協働のまちづくりをスローガンに掲げ行財政改革を目指す翁長雄志那覇市長にとって、今後のスムーズな行政運営に向けた環境が整った。投票率は53・67%で前回選挙を5・17ポイントを下回り、復帰後最低となった。女性候補は四人全員が当選した。
 今選挙は定数四四に対し、現職三十六人、新人十六人、元職三人の計五十五人が立候補、激戦を繰り広げた。

 与党側は、十五人の公認候補が出馬した自民が十二人当選。公明は七人全員が当選した。

 野党側は共産が六人全員、社大二人、民主二人、社民が一人当選した。

 女性は大浜美早江(公明)、島尻安伊子(民主)、多和田栄子(無所属)、平良識子(社大)の各氏が当選を果たした。

 新人は十六人の候補のうち十人が当選、健闘ぶりが目立った。二十代が一人、三十代が二人当選し、市議会に新しい風が吹きそうだ。

 市選管はPR活動で投票率アップに取り組んだが、市議選始まって以来最低の投票率となった。

 当日有権者数は二十三万五千五百二十六人で、うち男十一万千七百二十三人、女十二万三千八百三人。投票者数は十二万六千四百十七人、うち男五万八千百二十二人(投票率52・02%)、女六万八千二百九十五人(投票率55・16%)だった。


保革越え、建設的議論を/翁長市長・政策支持に感謝


 翁長雄志那覇市長は十一日午前零時すぎ、那覇市議選の結果を受けて「『市民本位の政治』を掲げた政策を支持していただいたことに感謝し、責任を感じている」と述べた。

 その上で「米軍基地をはじめ、沖縄の問題は保革を乗り越え、力を合わさなければ解決できないと考えている。県都那覇がその先頭に立ち、建設的な議論をしていきたい」と話した。

150片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/12(火) 17:36:11
選択:仙台市長選 自民県連、梅原氏を支持−−地下鉄推進評価し支援 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050712-00000064-mailo-l04

 自民党県連は11日の総務会で、仙台市長選に出馬を表明している元経産省通商交渉官、梅原克彦氏を県連として支持することを決めた。記者会見した相沢光哉幹事長は「推薦候補への対応と比べて差はないと思う」と述べ全面的に支援する意向を示した。
 理由について相沢幹事長は、梅原氏が地下鉄東西線計画を推進していることなどを挙げた。
 同党の市長選への対応は、梅原氏を支援することを決めた市連に対し、梅原氏側から「市民党として臨みたい」との意向があったため、政党が前面に立つ公認ではなく、県連の「支持」という形で落ち着いた。【石川貴教】
7月12日朝刊
(毎日新聞) - 7月12日16時5分更新

選択:仙台市長選 藤井市長、梅原氏を支持−−地下鉄建設、争点に浮上し決断 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050712-00000063-mailo-l04

 仙台市の藤井黎(はじむ)市長は11日、市長選(17日告示、31日投開票)に出馬する元経済産業省通商交渉官、梅原克彦氏(51)の支持を表明した。5月10日の勇退表明の時には「後継指名はしない」と述べていたが、事実上の後継指名となる。精力を注いだ地下鉄東西線建設の是非が争点に浮上したため、唯一現行計画の「推進」を明言している梅原氏の支持を決めた。
 市内のホテルで同日開かれた「梅原克彦氏を支援する市議の会」(鈴木繁雄代表)の会合に出席し、「(市長には)梅原氏が適任だと思う」と述べた。集まった31人の市議に向かって、「今までの市政に誤りがないと判断していただけるなら、梅原氏に意思をつないでほしい」と述べ梅原氏と握手した。
 会合後、藤井市長は「東西線はもちろん他の事業にしても、今、芽を出し始めたところ。ここでつぶされるとせっかく努力してきたことの成果が見届けられない」と説明し、梅原氏を“後継者”と宣言した。要請があれば、梅原陣営の第一声でマイクを握るという。
 藤井市長はこれまでは、出馬表明している全員に対して等距離を保ってきた。梅原氏は、藤井市長の支援者が選挙態勢を整えてきたが、会見で「後継者のつもりは全くない」として、東西線計画の見直しもありうるとの発言をした。しかし、政策発表の場で「加速的推進」と修正。今月7日には藤井市長を訪ねて「東西線推進」を約束した。
 その間、東西線建設に反対する市民団体が、弁護士の小野寺信一氏(57)の擁立を決めるなど最大の争点になりつつある。小野寺陣営の幹部は「東西線問題が政策論争として一層明確になるので、現職が特定候補を支持するのは歓迎すべきこと。藤井市政がいかに市民に知らせずに計画を進めてきたかはっきりする」と話している。
 一方、前県議の菅間進氏(54)は11日、政策の連携を要望するため、浅野史郎知事のもとを訪ねた。浅野知事の選挙を支えた自負のある菅間氏は、知事とのパイプをアピールする狙いがある。浅野知事は「今のところ(特定候補を)支援することは考えていないが、今後可能性としてはありうる」と述べ、けむに巻いている。【山寺香、棚部秀行】
7月12日朝刊
(毎日新聞) - 7月12日16時5分更新

151片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/12(火) 18:21:59
次期県議選、空白区なくし過半数目指す/民主党三重県連
http://www.isenp.co.jp/news/_2005/0710/news04.htm

 民主党県連(中川正春代表)の定例幹事会が九日、津市の県連事務所であり、岡田克也党代表ら役員が出席。平成十九年四月の次期統一地方選への対応について、県議選では原則空白区をなくし、三人以上の複数区では二人以上の候補者を擁立し、議会での過半数を目指すなど、県連としての対応方針を決定した。
 終了後、岡田代表や中川県連代表らが記者会見した。

 県連では統一地方選に対する方針として、空白区をなくす▽三人以上の複数区には二人以上の候補者を立てる▽女性候補を積極的に擁立する―ことを原則に準備を進めることを確認。県議会では、民主系会派の新政みえや連合三重らと十分協議をしながら、準備を進めていくとした。

 岡田代表は「現職は候補者を立ててほしくないと思うが、県議会では単独過半数を目標に達成したい」と強調。民主党が政権交代を目指す中で、おひざ元の県議会でまず過半数を獲得し、足元を固めたいとの意向を示した。

152片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/12(火) 18:37:59
知事が“蜜月”強調
大野−深井体制は続投
自民党県連大会
http://www.saitama-np.co.jp/news07/12/01p.htm

 自民党県連(大野松茂会長)は十一日、さいたま市浦和区で県連大会を開き、党務報告や会計報告を了承、併せて一部規約改正と大会アピールなどを採択した=写真。

 大会には公明党県本部の長沢広明幹事長、上田清司知事、相川宗一さいたま市長らが来賓として出席した。

 上田知事は、知事就任以来、自民党県議団が議案、人事案すべてに賛成していることなどに触れながら、「大きな枠組みの中で自民党が県政推進の原動力」と持ち上げ、自民との“蜜月”をアピールした。

 党務報告は昨年四月の衆院8区(所沢市など)補選、同七月の参院選、現在進行中の衆院5、15区の候補者公募などの取り組みを中心に報告した。

 規約改正は市町村合併に伴う市町村支部の扱いについて、旧市町村単位で支部を存続するとした。役員人事は一部補充にとどまり、大野会長、深井明幹事長体制の続投を決めた。

153片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/12(火) 18:56:54
富山県射水市長選に関して,各旧市町の人口
新湊市 36,996人 分家市長 (一期目の選挙は乱立を制す)
小杉町 32,829人 土井町長(元新聞記者,富山3区の中では自民から遠い→http://www.chunichi.co.jp/hold2003/syuuinsen/news/toyama/031029.html
大島町 9,908人 吉田町長 (父が知事4期で衆院議員だった)

154片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/13(水) 00:24:40
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1089635984/
281 無党派さん 2005/07/02(土) 21:56:31 ID:LWPhfd7w
宮古市長選挙次第では、次の衆院選岩手全て民主か。

岩手2区の都市部は宮古・久慈・二戸・滝沢村(人口5万人・日本最大の村)
だが、久慈は工藤堅太郎、滝沢は主浜了と国会議員の基盤がすでにある。
ここで、宮古が民主に落ちれば、元首相亡き鈴木俊一では厳しいかも。
二戸は県内有数の低投票率地域だし。

282 無党派さん New! 2005/07/11(月) 19:27:58 ID:xTgZuare
正直言って、なんで吉田洋治さん、宮古市長に立候補したのかいまだに理解できない。
ずっと盛岡で活動してきて、仮に盛岡市長に立候補していれば、おそらく当選したであろう人なのに。

まあ、それは終ったこととして、今回の県議盛岡選挙区補選は面白くなりそう。
支持基盤からいえば、吉田洋治さんの支持母体だった岩手友愛会議も入ったことで今回社民党推薦候補にも当選の可能性が十分ある。
選挙上手の高橋さん(自民公認)、民主新人の三浦さん、阿部静子県議(社民)後継の小西さん(無所属)の誰が落選してもおかしくない。

283 無党派さん New! 2005/07/11(月) 21:28:40 ID:OT8nvaab
宮古から吉田が出馬すること自体なんかおかしかったよ。
まあ民主党陰謀説とか噂は多々あるけどね。

155片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/15(金) 19:58:26
吉田氏支援「控えて」/民主県連
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=12382
多選規定で自主投票決めたが…
国会議員にお願い文

 民主党の国会議員は24日投開票の知事選で新顔の吉田寿昭氏の応援に来るのは控えてほしい――。知事選で自主投票を決めた民主党県連が、こんな「お願い文」を同党の県連所属以外の全国会議員に出した。党の多選禁止規定に従って自主投票を決めながら、吉田氏支援は自粛を求める内容だ。浜松市であった石川氏の出陣式には、鈴木康友県連会長、榛葉賀津也幹事長も出席しており、吉田氏を擁立した県連内の反現職派とその他の県連議員らとの溝は深まるばかりだ。

 最初の文書は今月上旬、県連の会長・幹事長名で送付された。「連合静岡と民主党県議が所属する県議会会派が、現職の石川嘉延知事を推薦しているから」という理由だ。これを受け吉田氏を擁立した県連1区総支部長の牧野聖修氏も吉田氏の応援を求める文書を送った。

 5日に反現職勢力が一本化し吉田氏側と共産党が覚書を締結すると、県連は、牧野氏以外9人の県連支部長名で党本部の川端達夫幹事長あてに「県外から新顔を応援すれば、民共共闘に加担する構図になる」と訴え、改めて「特定候補支援に関与するのは控えるよう」求め、同じ文書を国会議員にも送った。

 県連のある国会議員は「そういう内容の文書を出すと聞いた時、そこまでするのかと感じた」と困惑顔だ。

 告示日、吉田氏の応援には海江田万里・都連会長ら3人の民主党「次の内閣」の閣僚が駆けつけた。このため川端幹事長は「次の内閣」閣僚に特定候補の支援を控えるよう求める文書を出したが、反発を覚えた議員が「静岡県に応援に行く」とするなど、混乱は党本部にまで及んでいる。

 9日に吉田氏の応援演説を要請されていた鳩山由紀夫元代表は直前に断った。鳩山氏の事務所は「鳩山は創憲を唱えているのに、共産党との覚書に護憲の内容があったのが理由。県連からの文書は関係ない」と説明しているが、吉田氏陣営は「文書が影響しているのでは」と見ている。

 榛葉幹事長は「県連が自主投票で了承しているのに、現場の事情を知らない人がその場限りで言いたいことを言うのは混乱を招く。現場に任せてほしいという思いで文書を出した」と説明している。
(7/15)

156片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/16(土) 14:37:49
自民秋田県連、新生会と溝深める
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=7063

10日の自民党県連の定期大会に、県議会の自民党会派から01年に分裂した新生会の議員4人が出席した。合流に向けた歩み寄りかと思いきや、大会では県連の常任総務を「自民党会派所属の県議」に限定する規約改正案を可決。新生会の「締め出し」を明文化した形で、両会派間の溝はさらに深まった模様だ。
 両会派は6月議会を前に、合流に向けた協議を重ねていた。だが、当面は別会派のまま連携を深めたいとする新生会に対し、自民党会派はあくまでも統一会派への合流にこだわり、協議は物別れに終わった。
 新生会の県議6人のうち5人は自民党員。02年に自民党会派が反対した国際系大学の関連議案に賛成したことで役職停止処分を受け、処分は今年3月に解かれた。

 津谷永光県連会長は「党籍を持っているから全部常任総務とはいかない。一つの会派にまとまってほしいと今後も訴えていく」と説明した。一方、新生会の工藤嘉左衛門会長は「(合流への)ハードルは高くなった」と不快感を示した。
(7/12)

157片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/18(月) 15:17:45
八戸市長選/自民は支部長、三役に対応一任(2005/07/18)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/07/18/new05071802.htm

 任期満了に伴う八戸市長選(十月二十三日告示、三十日投票)で、自民党八戸市支部(滝沢求支部長)は十七日、八戸プラザホテルで役員会を開き、独自候補の人選を含めた今後の選挙対応を支部長・支部三役に一任することを確認した。
 役員会では、出馬が取りざたされていた滝沢氏が、今回は出馬を見送る考えを伝えた。役員会終了後、取材に応じた大館恒夫幹事長は「最後まで候補者探しに汗を流す」と強調する一方で、「出せなかった場合でも現職に政策協定は持ち掛けない」と述べ、再選を目指す中村寿文市長とはあくまで一線を画す姿勢を示した。
 今後の対応について、滝沢氏は「最終段階として市議会の自民系会派の市議や市内各層から再度、意見聴取して判断したい」と述べた。支部の結論を出す時期は、党独自の政策を掲げた地域ビジョンの作成に、もう少し時間を要することから「八月をめどにしたい」と話した。
 中村市長に対し政策協定を持ち掛けない理由については、「地域ビジョンは十年後を見据えている。支部として掲げた政策の実現に取り組むのであり、今回の選挙だけをにらんだものではない」と説明した。
 役員会には大島理森衆院議員も出席。終了後の取材に「まったく時間的理由から戦えないという状況ではない」と述べ、告示まで約三カ月となった現時点でも、時間的な焦りがないことを強調した。

158片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/18(月) 15:29:57
石川氏が一歩リード、吉田氏追う…静岡知事選の情勢
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050718i202.htm

 24日投開票の静岡県知事選について、読売新聞社は15〜17日に世論調査を行い、取材結果も加えて情勢を分析した。

 4選を目指す現職・石川嘉延氏(64)(無所属=自民、公明推薦)が一歩リードし、民主党衆院議員らが擁立した新人の元銀行員・吉田寿昭氏(51)(無所属=共産推薦)が追う展開となっている。しかし、3割近い有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 石川氏は自民、公明支持層の7割以上を固め、無党派層の4割、自主投票とした民主の支持層の3割強を取り込んでいる。争点となっている静岡空港の建設問題でも、賛成派の8割近くを固め、反対派の3割からも支持を集めている。

 吉田氏は、民主支持層で、石川氏を上回る5割の支持を集めている。また、共産支持層からも8割の支持を得た。ただ、無党派層の支持が2割強と伸び悩み、建設凍結を掲げる空港問題でも、反対派からの支持は4割強にとどまっている。
          ◇
 調査は、同県の有権者を対象に電話で実施。無作為に作成した3150件の番号に電話をかけ、有権者在住が判明した1703世帯のうち、1027人から回答を得た。回答率60%。
(2005年7月18日9時20分 読売新聞)

159片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/18(月) 15:31:59
2005静岡知事選  本社世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news004.htm
石川氏優位、追う吉田氏  
 24日投開票の知事選は、読売新聞社が15〜17日に実施した世論調査結果に取材を加味した情勢分析では、4選を目指す現職・石川嘉延氏(64)(無所属=自民、公明推薦)が、新人の元銀行員・吉田寿昭氏(51)(無所属=共産推薦)に先行し、優位な戦いを進めている。しかし、静岡空港の建設問題では、反対が46%と、賛成の34%を大きく上回った。有権者の3割近くは誰に投票するか決めておらず、情勢は今後、大きく変わる可能性もある。(文中の数字は小数点以下を四捨五入)

 石川候補は、男女とも全地域、全年代で、まんべんなく浸透している。地域的には特に県西部で支持が高く、職業別では農林水産業で約7割の支持。石川県政を「あまり評価していない」と答えた人の3割にも支持を広げ、告示前に投票する人を決めていた層からは8割近い支持を集めている。

 吉田候補は、民主党の牧野聖修衆院議員と海野徹前参院議員の地元・静岡市で3割強の支持を集め、ほぼ互角の戦い。前回知事選で石川候補に投票したと答えた人の2割にも食い込んでいる。この一週間で投票する人を決めた層の5割近くから支持を集めており、激しく追い上げている。

投票「必ず行く」60%

 知事選の投票に「必ず行く」と答えたのは60%で、前回知事選と同日実施された01年参院選時に比べ18ポイントも減った。「なるべく行く」は31%で、逆に14ポイント増えた。前回知事選の投票率は62%だった。

 年齢別で見ると、「必ず行く」は全年代で減少。特に、40歳代以下の各年代ではいずれも50%を切り、20歳代では29%にまで落ち込んだ。60歳代は73%、70歳以上は77%だった。

 また、石川県政を「大いに評価する」とした層の80%が「必ず行く」としたのに対し、「全く評価しない」や「あまり評価しない」とする層では「必ず行く」は50%を切った。

 知事選への関心度でも、「大いに」と「多少は」を合わせた「関心あり」層は58%で、前回より19ポイント減少した。地域別では特に県東部が51%と低迷している。男女別では、「関心あり」は男性が59%、女性は57%だった。

空港建設「反対」46%

 静岡空港建設の是非については、「賛成」34%に対して、「反対」は46%。前回知事選時に比べ、賛成が8ポイント増え、反対が2ポイント減ったが、なお反対が賛成を上回っている。

 地域別でみると、建設地の島田市、榛原町などを含む県中部は賛成が39%、反対が44%と拮抗(きっこう)しているが、県東部では賛成29%、反対49%と差が開いた。県西部は賛成34%、反対44%だった。

 都市規模別で、静岡市で反対が54%と、過半数を超えたのが目立った。

 年齢別では反対は50歳代で58%と最も高かったが、20歳代と70歳以上では各33%と低かった。特に20歳代では賛成が49%に上っていた。

 一方、空港建設のような大規模事業で、住民投票で直接是非を問うことについて聞いたところ、賛成が79%に上り、反対の10%を大幅に上回った。前回知事選時に比べて、賛成は5ポイント増え、反対は1ポイント減っている。

 空港建設に賛成する層の77%、反対層の86%が住民投票を支持している。

 住民投票を巡っては、前回知事選前の2001年6月、石川候補が賛成の意見を付して住民投票条例案を県議会に提出したが、知事選後に行われた議会で否決されている。吉田候補は住民投票の実施を掲げている。

     ◇

 調査は、7月15〜17日、県内の有権者を対象に電話で実施。無作為に作成した3150件の番号に電話をかけ、有権者在住が判明した1703世帯のうち、1027人から回答を得た。回答率60%。
(2005年7月18日 読売新聞)

160片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/20(水) 09:35:36
梅原氏、鎌田氏が横一線 仙台市長選序盤情勢本社調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/07/20050720t11027.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(31日投票)で、河北新報社は17―19日、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加え情勢をまとめた。元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)=自民・公明支持=と元衆院議員の鎌田さゆり氏(40)が横一線で並んで競り合い、前宮城県議の菅間進氏(54)、弁護士の小野寺信一氏(57)が追っている。宮城県商工団体連合会長の伊藤貞夫氏(65)=共産推薦=と公認会計士の佐藤和弘氏(45)は伸び悩んでいる。現時点で有権者の6割が投票する候補をまだ決めておらず、流動的な要素がかなり残っている。

 組織力を誇る梅原氏は若林区と太白区で他の候補を引き離している。年代別では50代以上に強みを発揮し、職業別では管理職の3割の支持を得ている。政党別では自民党支持層の3割近く、公明党支持層の半数を固めた。市地下鉄東西線をめぐっては、事業の「推進」を求める層の2割以上の支持を集めている。

 鎌田氏は20代から40代までの世代と女性の支持が厚い。農林漁業層によく浸透。青葉と宮城野両区で他候補をリード、泉区は梅原氏と競り合っている。民主党支持層の3割以上を固め、自民、社民両党の支持層にも食い込む。地下鉄東西線では「推進だが計画を見直す」と答えた人の2割以上から支持を受ける。

 菅間氏は地盤の青葉区で支持を拡大し、無党派層の一部にも浸透している。年代別では30代で支持率が比較的高い。地下鉄東西線は「凍結し再検討」を求める層の支持率が高く、管理職では2割近くに支持を広げた。

 出馬表明が最も遅れた小野寺氏は、地下鉄東西線の「白紙撤回」を求める人の2割が支持している。学生の支持率が伸びており、共産党支持層の一部も取り込んでいる。居住区別では泉区で比較的支持を集めている。

 伊藤氏は共産党支持層からの支持が2割にとどまっている。佐藤氏は全体的に支持の広がりを欠いている。

 調査の時点で「非常に関心がある」「少しは関心がある」と答えたのは計74.4%。参院選と同日選となった2001年の前回市長選調査時(投票率56.26%)の81.8%を下回ったが、1997年の前々回調査時(同31.97%)の60.7%は上回った。

 現段階で既に投票する候補を「決めている」と答えた有権者は4割未満にとどまっており、投票率の行方が情勢を大きく左右しそうだ。

◎仙台市長選立候補者 

佐藤 和弘 45公認会計士 無新
伊藤 貞夫 65団体役員 無新(共推)
梅原 克彦 51元経産省職員 無新(自・公支)
小野寺信一 57弁護士 無新
鎌田さゆり 40元衆院議員 無新
菅間  進 54前県議 無新

2005年07月19日火曜日

161片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/21(木) 01:02:10
仙台市長選 告示
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=7113

 仙台市長選が17日告示され、いずれも無所属の新顔6人が立候補を届け出た。市営地下鉄東西線事業をこのまま進めるかどうかなどを争点に、3期12年間続いた藤井市政への評価や、財政の立て直しをはじめ今後の市政課題への取り組み方が問われる機会となる。激戦が予想される中、この日の第一声では、藤井黎市長や政党幹部らも支援に登壇。31日の投開票日まで、14日間の攻防が始まった。
 
 立候補を届け出たのは、公認会計士の佐藤和弘氏(45)、県商工団体連合会長の伊藤貞夫氏(65)、元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)、仙台市民オンブズマン前代表で弁護士の小野寺信一氏(57)、元衆院議員の鎌田さゆり氏(40)、元県議の菅間進氏(54)の新顔6氏。伊藤氏は共産党の推薦を、梅原氏は自民党県連と公明党本部の支持を受けている。

 藤井市長は、梅原氏の第一声でマイクを握った。「東西線は将来の市民のために百年先の将来を見通したコンパクトな仙台を作るために必要な事業」と事業の重要性を強調した。
 
 東西線問題では、梅原氏以外の候補者は「見直し」「凍結」「ゼロベース」などと事業の再検討を主張。小野寺氏は白紙撤回を掲げている。9月にも事業の施行認可が出ると見込まれており、今回の市長選は、東西線事業についての最後の信任投票とも言えそうだ。
 
 第一声では、梅原氏陣営に自公両党の県組織幹部が姿を見せたのに対し、自主投票を決めている民主党内では対応が分かれている実情も浮かんだ。

 梅原氏陣営では、民主党県連顧問の錦戸弦一氏がマイクを握り、党副代表の岡崎トミ子参院議員らが祝辞を寄せた。岡崎事務所は「梅原氏を支持する市議らから要請があったため」としている。
 
 03年総選挙の選挙違反事件の責任をとって衆院議員を辞職、民主党を離党して立候補した鎌田氏の第一声には、県外の若手国会議員や坂下康子県議らが駆けつけた。
(7/18)

162片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/21(木) 03:59:32
http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=1#2005072011
北郷町、異例のトリプル投票へ 議員7人が辞表提出 2005年07月20日

 合併破たんをきっかけに、植野章一町長の辞職に伴う町長選挙と町議十四人全員の解職の是非を問う住民投票が行われる予定だった北郷町で十九日、自立派議員五人が辞表を提出した。

 町長選に合併推進派町議の倉岡清美氏(67)と、自立派で町議会議長の鬼束暢氏(65)の二人も同日、立候補を表明し、辞表を提出。

 これにより八月二十一日には町長選、町議の解職の是非を問う住民投票に、町議補欠選が加わった異例の「トリプル投票」へ突入する事態となった。

 甲斐登議員ら五人の議員と町長選に立候補を表明した二議員は、町議会議長や副議長に同日、辞表を提出。甲斐議員は「混乱収拾のために自主解散を訴えてきたが、現状では実現できそうもない」と辞表提出の理由を説明した。

 合併推進派議員一人も二十日に辞表を提出する見通しで、補欠選は八議席となるのは確実視されている。

 残る六議員の解職の是非を問う住民投票で、有効投票の過半数により失職する議員が三人以上出てしまうと、五十日以内に再度、補欠選をする必要が生じる。町政や町議会、町選管の混乱や多忙ぶりがさらに続くことになる。

 同町では、日南市と南郷町との合併関連議案を、住民投票の結果を覆して町議会が否決したのをきっかけに混迷が始まった。

 合併推進派の住民グループが植野町長と自立派議員七人を、自立派の住民グループが推進派議員七人の解職請求(リコール)を求めて署名活動を展開。いずれも有権者の三分の一以上の署名が集まり、住民投票の対象となっていた。

 町議会では自立派議員が自主解散決議を二度にわたり提案したが、推進派議員の理解が得られず、ともに否決。植野町長は「混乱収拾には(リコール対象者の)総辞職がいい」と訴え、七月三十一日付の辞表を五日に提出していた。

 住民投票は八月一日、町長選と町議の補欠選は同十六日の告示で、いずれも二十一日に即日開票される。六月二日現在の同町の有権者は四千二百八十五人(男千九百九十六人、女二千二百八十九人)。

163片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/21(木) 03:59:52
 町長選、2議員が立候補表明 合併推進、自立の一騎打ち 2005年07月20日

 北郷町長選には十九日、町議の倉岡清美氏(67)と町議会議長の鬼束暢氏(65)の二人が立候補を表明。

 ほかに立候補の動きはなく、合併推進派と自立派の一騎打ちとなる公算が大きくなった。二人は、同町役場で相次いで会見に臨んだ。

 合併問題に関して、倉岡氏は「合併推進の考えは変わらない。町内の沈静化を目指し、町民と行政、近隣市町との信頼を取り戻したい」と語った。

 鬼束氏は「これまで通り自立の道を進む。当面の自立は決まっているので、将来の北郷町を考えて行財政改革などに取り組みたい」と訴えた。

 倉岡氏は一九五九(昭和三十四)年に同町役場入りし、九八年に企画課長で定年退職。九九年、町議に初当選し、現在二期目。

 鬼束氏は六三(同三十八)年から中学校教諭を務め九一年に福島中教頭で退職。同年、町議に初当選し現在四期目。今年四月に議長に就任した。

植野町長は立候補せず

 北郷町の植野章一町長は十九日、次期町長選へ立候補しないことを明らかにした。

 植野町長は「選挙ほどしこりが残るものはなく、今の状況でわたしが出ればさらに混乱が生じる可能性がある」と述べた。

164片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/21(木) 04:00:43
「町はめちゃくちゃ」 町民に怒りと落胆 2005年07月20日

 「もううんざり」、「税金の無駄遣い」−。解職請求(リコール)対象となっていた二町議が町長選挙に立候補を表明し、五町議が辞表を提出したことにより、町長選、町議補欠選、住民投票が実施されることが決まった北郷町では十九日、混乱収拾が進まない落胆と怒りの声が交錯した。

 投票方式の違いに戸惑う町民もおり、前代未聞の「トリプル投票」へ向けて町内の混乱に拍車がかかるのは必至。合併破たんをきっかけにした「リコール騒動」はますます迷走している。

 町民の多くは、長引くごたごたにうんざりしている様子。のどかで暮らしやすかった町を早く取り戻したいと考える声が日増しに高まっている。

 ある公民館長は「合併問題を契機に北郷はめちゃくちゃになった。議員同士はいがみ合い、自分のことしか考えていないのではないか。合併、自立に関係なく、しこりの残らない新しい町づくりを進めることを町民は願っている」と語気を強めた。

 七十代の女性は「辞表を提出していない町議も辞職し、住民投票がなくなるといい。三つの投票は面倒だし、税金の無駄だ」と注文を付けた。

 町長選挙と住民投票に伴う住民説明会を十二日から町内で実施している町選管は、一部町議の辞表提出により、十九日夜の説明会から町議補欠選を加えた内容に、急きょ変更した。

 選挙前の住民説明会は異例だが、町選管は事前の説明で投票日の混乱を避けたい考えだ。

 候補者の氏名を記入する町長選と町議補欠選に対して、住民投票は投票方式が複雑。リコール対象者六人それぞれの投票用紙が用意され、「(解職に)賛成」「反対」のどちらかの欄に氏名を記入する方式で、慣れない投票方式に説明会では質問が相次いでいる。

 三つの投票が同時に実施される事態に対して、宮崎公立大の山口裕司教授(政治学)は「投票には経費がかさむため、町も確かにダメージを受けるが、民主主義の成熟には時間と金がかかる」と指摘。

 合併推進派、自立派による相次ぐリコールや、町議の個別辞職に関しては「住民、議員がそれぞれ正当な権利を行使した結果で、権利の乱用とまでは言い難い。住民と議員が徹底的に互いの主張を戦わせることが必要だ」と話している。

165片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/26(火) 04:03:29
新県議に三浦、高橋氏 盛岡補選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m07/d25/NippoNews_10.html

 県議選盛岡選挙区補欠選挙(欠員2)は24日投票が行われ、即日開票の結果、民主党公認の新人で歯科医師三浦陽子氏(53)が2万7763票、自民党公認の新人で前盛岡市議高橋比奈子氏(47)=公明党支持=が2万3694票で、ともに初当選を果たした。無所属新人で岩教組中央執行委員小西和子氏(52)=社民党推薦=は2万2168票で、同党は議席を維持できなかった。無所属新人の会社役員芦名鉄雄氏(60)は4668票だった。これで女性県議は過去最多の5人となった。

 投票率は35・65%。戦後の県議補選投票率(不明の1952年下閉伊郡選挙区を除く)としては、過去最低だった2002年岩手選挙区の37・25%をさらに1・60ポイント下回った。

 同補選は阿部静子氏(72)=社民党=が病気のため、吉田洋治氏(61)=政和会=が新「宮古市」市長選出馬のため辞職したのに伴い行われた。複数の議席を争う県議補選は、02年の岩手選挙区以来。

 三浦氏は、民主党県連の県議らがフル回転。終盤にかけ企業への要請や電話戦術を徹底して猛追。地元・都南では「県議不在の解消」を強調して支持を広げ、出遅れや知名度不足をはね返して一気にトップ当選を果たした。

 高橋氏は、自民党県連盛岡市支部の県議、市議を中心に活動。公明党県本部も組織的に支援した。盛岡市議としての実績や知名度を生かしながら、具体的な政策を訴え先行したが、終盤伸びず三浦氏に逆転を許した。

 小西氏は、連合岩手、平和環境県労組センター、岩手友愛会がそろって推薦。出身の岩教組を核とした支持労組の活動が最終盤にかみ合い、激しく追ったが、約1500票差で及ばなかった。

 芦名氏は、組織に頼らず1人で政策を訴えたが、浸透しなかった。

 投票は24日午前7時から午後8時まで市内77投票所(一部繰り上げ)で行われ、同9時10分から即日開票された。

 当日の有権者数は22万2711人(男10万4096人、女11万8615人)。男女別投票率は男36・50%、女34・92%。

 投票者総数は7万9407人(男3万7991人、女4万1416人)、有効投票7万8293票、無効投票1112票、持ち帰り2票。


「政党の勢いの差」 県議補選で知事
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m07/d25/NippoNews_11.html

 24日投票が行われた県議選盛岡選挙区補欠選挙(欠員2)の結果について、増田知事は25日午前の定例記者会見で「2大勢力の方に、より傾斜する結果となった。公認、支援政党の勢いの差がそのまま出た」との認識を示した。

 投票率が県議選史上最低の35・65%となった点には「補選は言い訳にならない。選ぶ有権者の問題でもあるが、選管や政党など関係するみんなで考えなければならない」と述べ、深刻に受け止めるべきだとした。

 政党対決が前面に出て、政策論争が盛り上がらなかったことには「各会派も政策立案に力を入れており、政策の違いを明確にする努力があってよかった」と指摘した。

 同補選は、盛岡選挙区の阿部静子氏(72)=社民党、吉田洋治氏(61)=政和会=の辞職に伴い行われ、4新人が出馬。民主党公認の三浦陽子氏(53)、自民党公認で公明党支持の高橋比奈子氏(47)が当選し、無所属で社民党推薦の小西和子氏(52)、無所属の芦名鉄雄氏(60)は及ばなかった。

166片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/26(火) 04:04:48
県政に女性の風新た 県議盛岡補選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m07/d25/NippoNews_9.html

 24日投票が行われた県議選盛岡選挙区補選は、民主党公認の歯科医師三浦陽子さん(53)が決断からわずか1カ月余で晴れて県議の仲間入りを果たし、自民党公認の前盛岡市議高橋比奈子さん(47)=公明党支持=が親子3代の県議誕生という「快挙」を成し遂げた。新人4人が2議席を争った激戦。無所属の岩教組中央執行委員小西和子さん(52)=社民党推薦=は、30年以上続いた「岩教組議席」死守を誓ったが小差でかなわず、無所属の会社役員芦名鉄雄さん(60)は再挑戦を期した。

【三浦陽子さん】「陽子、陽子、陽子」―。午後10時半、盛岡市中央通の事務所に姿を現した三浦さんは、当選確実の報道に沸く支持者のコールに、満面の笑みで応えた。

 決断から1カ月、劇的なトップ当選を果たした。夫婦ともに県外出身で親類はなく、政治には無縁の現役歯科医師。出馬表明は女性候補の中で最も遅く、知名度の低さは自他共に認めるところだった。しかし民主党国会議員、県議の全面的支援を受けて9日間、市内を精力的に駆け巡り、勝利をつかんだ。

 「伴走」した達増拓也衆議院議員は「有権者の声を県政に生かしてほしい」と日焼けした顔をほころばせた。

 【高橋比奈子さん】「困っている人を助ける祖母や父の姿を見てきた。だから私も福祉や環境に力を入れたい」。当選の報に高橋さんは、かみしめるように語った。

 祖母は女性初の県議横田チエさん(旧社会党)、父は元県議の横田綾二さん(共産党)。この日、親子孫3代の県議が誕生した。選挙中、同市松尾町の事務所では議員バッジを笑顔で着けてもらうチエさんの写真が見守った。綾二さんは「選挙は気が緩むと駄目になる」と、つらい終盤戦に娘を励ました。

 共に戦った及川敦選対本部長代行は「訴えた政策を思いきってやってほしい」と激励。循環型社会の構築などで2人を超える議員を目指す。

 【小西和子さん】「働く者の声がどれくらい2大政党に迫れるかが焦点だと思っていた。皆さんに支えられここまで戦え、悔いはない」。惜しくも落選した小西さんは、同市菜園1丁目の事務所で、無念さをのぞかせながら敗戦の弁を述べた。

 病気辞職した阿部静子さんの後継者として議席確保が至上命題だった選挙戦。盛岡選挙区では、岩教組が擁立した候補は30年以上議席を守ってきた。岩教組の砂金文昭委員長は「極めて残念。教育現場の代表を議会に、との思いが届かなかった」と疲れ切った表情で語った。

 【芦名鉄雄さん】9日間の選挙戦を1人で戦った芦名さんは、県の赤字財政解消などを訴えたが及ばず、同市加賀野4丁目の事務所で「組織型の選挙に一石を投じることができた。悔いはない」と敗戦の弁。支持者約20人を前に「次は2年後の県議選にも出馬したい」と決意を述べた。

167片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/26(火) 04:11:14
知事選出口調査  石川氏、女性層など厚く 吉田氏、30代で善戦 
http://www.shizushin.com/local_politics/20050725000000000009.htm

821、492 石川 嘉延 無現
502、919 吉田 寿昭 無新
 静岡新聞社・静岡放送は24日の知事選投票に合わせて、県内各地で出口調査を行った。現職の石川嘉延氏(64)が高齢者や女性の支持を集め、県西部で浸透。3期12年の実績が高い評価を集めた。新人の吉田寿昭氏(51)は静岡空港問題など県政への批判層を取り込んだが、無党派層の半分が石川氏に流れるなど、浸透に広がりを欠いたことが数字に表れた。
 投票動向を支持政党別で見ると、石川氏は自民党支持層の4分の3以上を固め、公明党支持層からも9割近い支持を集めた。民主党や社民党支持層にも3割程度食い込んだ。吉田氏は推薦を得た共産党支持層の9割近くを押さえ、民主党支持層は7割近くを固めた。無党派層(支持政党なし)の票は両氏がほぼ互角に分け合った。
 年齢層別では、石川氏が30代を除いて吉田氏を抑え、特に60代以上の高齢者層からは6―7割の支持を得て浸透が目立った。吉田氏は30代で男女とも過半数を獲得した。男女別では石川氏がともに6割近くの票を集め、主婦層の厚い支持が目立った。
 地域別では、石川氏が全県で優位を保ち、特に西部では6割以上を獲得して吉田氏を大きく引き離した。吉田氏は東、中部で4割余りの票を集め、食い下がりを見せた。
 投票基準を見ると、「これまでの実績、実力比較で」を挙げた人が最も多く、そのうち95%以上が石川氏を選んだ。「人物、人柄」や「支持政党が推している」「人や組織に頼まれた」とする人も6―7割が石川氏に投票した。吉田氏は「静岡空港」「多選問題」「裏金、不祥事問題」の選択基準でかなりの票を取り込み、批判票の結集を図ったほか、「景気、経済対策」でも6割を獲得して石川氏を大きく上回った。

168片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/26(火) 04:22:44
http://www.pref.shizuoka.jp/senkan/chijisen_17/kai/kh1/kh1.htm
静岡市(特に旧静岡市では吉田リード)、三島市、伊東市といったところで互角。どういうファクターがあったんだろう。民主党議員の地盤かな。
石川知事は地元掛川(旧大東町)〜榛原郡周辺をしっかり固めた。
ただ、戦いようによってはもっと接戦になっていたかも。

柳澤伯夫の地盤だけ妙に安定してるもんなんですなぁ。

169片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/26(火) 12:03:41
ちと読みがたい。

梅原氏ややリード 鎌田氏激しく追う 仙台市長選終盤情勢
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/07/20050726t11035.htm

 任期満了に伴う仙台市長選は、31日の投票日まであと5日に迫った。河北新報社は23―25日、告示後2回目の電話世論調査を実施し、本社取材網の分析を加味して終盤情勢をまとめた。元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)=自民・公明支持=がややリードし、元衆院議員の鎌田さゆり氏(40)が激しく追う展開となっている。弁護士の小野寺信一氏(57)と前宮城県議の菅間進氏(54)は伸び悩み、宮城県商工団体連合会長の伊藤貞夫氏(65)=共産推薦=と公認会計士の佐藤和弘氏(45)は苦戦している。だれに投票するか決めていない有権者はなお4割を超えており、投票率の行方が注目される。

 梅原氏は自民党支持層の3割、公明党支持層の5割を固めた。民主党支持層の2割以上に食い込んでおり、無党派層の2割弱にも浸透。青葉、若林、太白の各区で支持率がトップを占め、泉区でも2割以上の支持を集めている。

 民主党を離党して出馬した鎌田氏は党支持層の3割に浸透するが、期待していた無党派層からの支持は2割弱にとどまっている。宮城野区で支持率が3割近くに達し、他候補を引き離している。泉区では梅原氏と分け合っている。

 立候補表明が出遅れた小野寺氏は無党派層と民主党支持層で、梅原、鎌田両氏に次ぐ支持率。居住区別では太白区と泉区で強みを発揮するが、青葉区で伸びがない。

 菅間氏は自民党と社民党支持層の一部に浸透しているが、無党派層では小野寺氏に先行されている。地盤の青葉区で支持が高いものの、他の4区では厳しい戦い。

 伊藤氏は推薦を受けた共産党支持層の8割近くを固めている。商工サービス業、現業職に一定の支持がある。佐藤氏は支持の広がりに欠け、苦戦している。
 調査の時点で「非常に関心がある」「少しは関心がある」と答えたのは計78.2%に達し、告示直後の17―19日に実施した前回調査時(74.4%)に比べ3.8ポイント伸びた。

 現段階で既に投票する候補を「決めている」と答えた有権者は、前回より16.4ポイント上がり53.8%だった。

◇仙台市長選立候補者 
佐藤 和弘 45 公認会計士 無新
伊藤 貞夫 65 団体役員  無新(共推)
梅原 克彦 51 元経産省職員 無新(自・公支)
小野寺信一 57 弁護士   無新
鎌田さゆり 40 元衆院議員 無新
菅間  進 54 前県議   無新

[調査の方法]仙台市内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。サンプル抽出は五つの行政区ごとに人口に比例して配分。集計では性別、年代別など有権者の構成に合わせて、ゆがみをなくす補正をした。500サンプルを目標に行い、実際に有権者がいる世帯に電話がかかった1154件のうち、590人から回答を得た。
  2005年07月26日火曜日

170片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/26(火) 12:30:29
民主、国政選挙に弾み2位自民、危機感示す
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news001.htm

惜敗の社民は一定評価
 24日の県議選盛岡選挙区の補欠選挙(欠員2)では、民主党の組織力が光り、公認候補の三浦陽子氏がトップ当選を果たした。自民党も公認の高橋比奈子氏(公明党支持)を当選させたが、最大のライバルだった三浦氏に水をあけられ、社民党推薦の小西和子氏に迫られただけに表情は今ひとつ。社民党は当選ラインにあと一歩及ばなかったものの、「2年後の県議選への足がかりはできた」と評価している。

 確定票は三浦氏が2万7763票、高橋氏が2万3694票、小西氏が2万2168票、芦名鉄雄氏が4668票だった。

 民主党は盛岡市内では固い地盤を誇り、選挙前から陣営の一部に「トップでなければ勝利の意味は薄い」との声も出ていた。ただ、三浦氏の出馬表明の遅れや、低いと予想された投票率が不安材料だった。陣営幹部らも「水曜日までは(高橋氏に)負けていた」(藤原良信県連幹事長)と分析していた。

 それが開票直後から三浦氏リードの情報が入り、結果は望んだとおりのトップ当選。達増拓也県連代表や県議らの必死の追い上げが“逆転勝利”につながったと見ている。

 各政党とも、今回の補選は次の国政選挙、とりわけ郵政民営化関連法案を巡って可能性の高まりも指摘されている衆院解散・総選挙に影響すると意識していた。それだけに達増代表も「短期間でこれだけの票を頂き、岩手全体(の選挙)にいい影響を与える。特に衆院2区。客観情勢からすると、(郵政法案を巡って)八割は衆院解散だ」と強調した。

 一方、高橋陣営では2位当選が決まった直後、高橋氏と並んだ自民党幹部が一様に硬い表情を見せた。ある県議は「県議、市議がまとまって推し、候補者の知名度もほかよりあったのに2位。公明票がなかったら落選していたかもしれない」と腕組みした。

 選挙戦の陣頭指揮に立った及川敦1区支部長は「盛岡の県議が1人増えたのは心強い」と衆院選に向けて収穫があった点を示しながら、「ただ、陣営の危機感が最後まで有権者に伝わらなかったのが課題」と反省も口にした。

 社民党は基礎票では民主、自民両党に劣りながら、小西氏が高橋氏をわずか1500票差まで追い上げたことに手応えを感じた。小原宣良県連代表は「市議に3回当選している高橋氏と小西氏とでは知名度が全然違ったのに、互角の戦いができた。勝利に近い結果。2年後は必ず勝てる」と自信を深め、伊沢昌弘県連幹事長も「もう少しだった。いけると思ったが、最後は組織力の違いか」と惜敗を残念がった。

 女性県議2人の当選で、女性県議は過去最多の5人になる。増田知事は25日の記者会見で、「2大勢力により傾斜する結果になった。社民党は議席を失い、ショックだろうが、支援政党の勢いの差が出たと受けとめている」と述べた。
(2005年7月26日 読売新聞)

171片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/31(日) 14:10:50
市長選転出の県議続出 福島 政治経験、選挙に有利
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000003-khk-toh

 市長選立候補に伴う福島県議の辞職が止まらない。今年に入り、いずれも元自民党所属のベテラン、中堅4人が辞め、年内にさらに1人が議会を離れる。議会の空洞化を懸念する声もあるが、2001年以降、現職対県議出身の新人の戦いとなった市長選は県議の3戦全勝と圧倒的強さを発揮。現在、11市中8市の市長を県議経験者が占める。官僚らより県議の政治経験が有権者に評価されるためか、いずれにしろ「県議から市長」への流れは強まっているようだ。(福島総局・大槻俊順)

<要職なげうつ>
 「県議会は市長の養成学校だな」。今年4人目の辞職が決まった時、ある政党関係者は、皮肉交じりにつぶやいた。
 昨年末から県議会は、市長選候補擁立の余波を受け、揺れ続けた。

 郡山市長選(4月10日投票)には当時の農林水産委員長と、自民党福島県連幹事長が、ともに要職をなげうち立候補。いわき市長選(9月11日投票)では前副議長が辞職し、その後立候補を辞退したため、元副議長が後を継いで辞した。12月に合併する新二本松市の市長選立候補に向け、もう1人が辞職する予定だ。

 県議辞職に伴う郡山市区補選は、約7000万円の費用がかかり、いわき市区補選には約1億5000万円の予算を組んだ。県財政にも影響を及ぼしている。

 福島県議会は近年、政策立案能力や執行部へのチェック体制を強めてきた。辞職した県議は「県議会に魅力がなくなったわけではない」と釈明する。だが市長転出の流れは止まらない。なぜか。

<国政出にくく>
 「県議として執行部に意見を言うより、自分で予算執行できる方が魅力的だ」と強調するのは自民党ベテラン県議。無所属中堅県議は「衆院が小選挙区制度に変わり、新人が国政に出にくくなったため、上を目指す県議の首長転身者が増えた」と推測する。

 しかし、何よりも「県議から市長になる道筋が確立された」(議会関係者)ことは大きい。政治経験の少ない民間出身者や、官僚らが出馬しても勝てないという県内事情も垣間見える。

 「政治経験がある方が有権者は安心する」とは新人県議。県内市長選や国政選挙で、官僚や民間人を担ごうとしても、固辞されて擁立できないケースも目立つ。

 これに対し、中堅の福島市議は「県議の市長転出の流れが定着すると、民間人らに『無駄に争いたくない』との意識が生まれ、流れに一層拍車がかかる」と憂慮する。

<「役割異なる」>
 県政トップを5期17年務める佐藤栄佐久知事の存在感を挙げる声もある。県政界に詳しい関係者は「政治家のキャリアや情報量で、知事と張り合えず、無力感や限界を感じる県議が多いことが、転出を促しているのではないか」とも言う。

 福島大の伊藤宏之教授(政治学)は「県議の市長転出は近年の傾向。国会議員に若手が多く、県議が国政に行けないのが理由でないか」と分析。「地方分権を担うため、市長には市民的な感覚と政策立案能力が不可欠。県議とは根本的に役割が異なり、市長への転出傾向は必ずしも望ましくない」と指摘している。
(河北新報) - 7月28日7時6分更新

172片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/02(火) 00:06:22
「補選」へ自公弾み 民主結束力試される
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/08/20050801t11031.htm

 31日に投開票された仙台市長選は、自民、公明の政権与党が支持した元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)が初当選し、両党は「10月の衆院1区補選へ弾みがついた」と受け止める。一方、自主投票の民主党は、地元は梅原氏、中央は落選した元衆院議員の鎌田さゆり氏(40)をそれぞれ支援する「ねじれ」状態となった。1区補選や、郵政民営化関連法案をめぐり取りざたされる衆院解散・総選挙に向け、結束力が試されることになる。

 自民党県連は4月の衆院2区補選で、公明党県本部と協力して5年ぶりに議席を奪還。10月の1区補選でも連勝を狙い、今回の市長選でも「自公連携」を強める戦略を採った。梅原氏への支援は分厚く、自民党は安倍晋三幹事長代理らを投入して業界・団体を引き締めた。公明党も松あきら女性局長が仙台入り。終盤は支持母体の創価学会も動きだし、組織戦の歯車がかみ合った。

 自民党県連の相沢光哉幹事長は「自公の支援態勢が成功した。1区補選に大きな弾みだ」と自信を深めた。公明党県本部の石橋信勝代表は「自民党と同じ思いで戦えた。連携がさらに深まった」と強調した。

 民主党県連は自主投票だったが、党市議の多くは梅原氏を応援し連合宮城の一部労組も支援に回った。一方、県外の国会議員は「有志の会」をつくり鎌田氏を支援。党の「顔役」である鳩山由紀夫元代表もマイクを握った。「党としては自主投票であり、結果を受け止める」と党県連の内海太幹事長。1区補選については「国政と市長選は別。支援団体との連携を一層深めて自民党に勝つ」と力を込めた。

 落選した県商工団体連合会長の伊藤貞夫氏(65)を推薦した共産党県委員会の中島康博委員長は「福祉や暮らしを優先する訴えは市民に伝わった。郵政問題に伴う衆院解散を想定し、候補者選定を進めたい」と語った。
 自主投票だった社民党県連の菅野哲雄代表は「党としてどういう立場で市政に臨むか、検討する。県全体を見据えた市政運営を望む」と話した。
2005年08月01日月曜日

173片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/02(火) 00:07:29
仙台市長選投票率43.67% 低落に歯止め
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/08/20050801t11034.htm

 31日投開票が行われた仙台市長選の投票率は43.67%となり、参院選と同日選となった前回(2001年)と比べて12.59ポイント下回った。
 前回は、参院選と同日となり小泉ブームではね上がったが、単独の市長選では1992年から3回続けて30%台が続いていた。今回は本格的なマニフェスト型首長選で、地下鉄東西線事業が争点になったこともあって徐々に有権者の関心が高まり、低下傾向に歯止めがかかった。

 現職の勇退による12年ぶりの新人対決に加え、6人の候補者が激戦を展開したことも40%を超えた要因に挙げられる。しかし、最近の国政選挙の市内の投票率と比較すると、4月の衆院2区補選(36.75%)を6.92ポイント上回ったものの、04年7月の参院選、03年11月の衆院選をそれぞれ8.11ポイント、11.13ポイント下回った。

 区別に見ると、最も高かったのは青葉の46.08%(前回比10.54ポイント減)。次いで泉の45.46%(13.28ポイント減)、太白の44.28%(12.82ポイント減)、若林の40.70%(13.26ポイント減)、宮城野の39.26%(14.27ポイント減)の順だった。
 無効票は4985票で、投票総数に対する割合は1.43%。過去最多だった前回より1万2416票減少した。無効票のうち、白票は3048票で、8526票減少した。

174片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/02(火) 00:08:44
無名の国際派に笑顔 仙台市長に梅原さん
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/08/20050801t11038.htm

 「継続」か「刷新」、「組織」か「草の根」、「国際派官僚」か「市民派議員」―。相反する2つの価値観が真正面から激突した仙台市長選。100万市民が選択したのは、元経済産業省通商交渉官の梅原克彦さん(51)だった。東北唯一の政令市のかじ取りは、豊富な行政経験を持ち、現市政の継承を訴えた梅原さんに託される。常に挑戦し続ける政治姿勢で政令市初の女性市長を目指した鎌田さゆりさん(40)の夢は、未完に終わった。

◎「市民の生の声聞く」豊富な行政経験に支持

 「私にとって選挙はある種の自己改革でした」。キャリア官僚の職をなげうち、市長選にチャレンジした梅原さん。100万都市の新市長誕生を祝福する支持者にもみくちゃにされながら、「無名の候補を支えてくれた仲間に感謝したい」と、かみしめるように語った。
 学生時代を含め約30年間も古里の仙台を離れていた梅原さんが、在仙の若手経済人の強い要請を受けて出馬を表明したのは5月下旬。

 経産省時代はタイや米国での勤務経験があり、日本政府を代表して貿易協定を取り仕切ったこともある。英語に堪能で“国際派”を自任するが、初めての選挙戦は「官僚の仕事とは全く異なる経験の連続」だった。
 特に聴衆を前にした演説は最終盤に入ってもたどたどしさが抜けず、応援弁士が「下手で申し訳ございません」とわびることもしばしば。商店街などをパレードする「練り歩き」にもなかなか慣れず、選対スタッフをやきもきさせた。
 「それでも仲間たちは時に厳しく、時に優しく私に接してくれた。チームワークの勝利にほかならない」と梅原さん。

 梅原さん擁立の立役者たちが、そのまま陣営の要職に就き、市議の3分の2以上の支持を得るなど盤石の態勢を構築した。連夜の個人演説会を通して「ウメカツ」の愛称はじわじわと浸透。圧倒的な組織力で他陣営を振り切った。
 「たくさんの人々との出会いがあった」。「万歳」を繰り返して勝利に酔いしれる支持者らに感謝の視線を送り、梅原さんは「市民の生の声に耳を傾ける努力を怠らず、全力で市勢の発展に尽くす」と誓った。

◎くら替え逆風やまず 連座制適用響く 鎌田さん

 「力及ばず。敗北宣言します」。追い上げむなしく大差で敗れた鎌田さん。青葉区柏木の陣営の事務所に現れると、涙ぐむ支持者の手を取って労をねぎらい、終始、気丈に振る舞った。
 逆風下の厳しい選挙戦を強いられた。民主党支持労組による選挙違反事件で、昨年12月に衆院議員を辞職。連座制が適用され、衆院宮城2区から5年間立候補を禁止されていた。公職選挙法上は問題ないとはいえ、わずか半年後の「くら替え」に批判が集中した。鎌田さんは「自戒は生涯持ち続ける」と出馬の正当性を強調したが、市民感覚とは隔たりがあった。

 対立候補を意識し、「市政を官から民へ」「霞が関の物差しで仙台の暮らしは測れない」と官僚批判を展開。支持する有権者は少なくなかったが、「事件」の影響が大きかったのか、票は伸びなかった。
 「結果は率直に受け止める。でも、まだ40歳。夢も初志も持ち続ける」。鎌田さんは笑顔でこう決意を語り、事務所に掲げた「凛(りん)」の文字に目をやった。
2005年08月01日月曜日

175片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/05(金) 13:20:22
市議選で若手擁立目指し、木村元市議が政治塾/横須賀
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_10374.html

 六月の横須賀市長選に出馬し、接戦で敗れた元市議の木村正孝氏が九月、「政治塾」(仮称)を立ち上げることを決めた。二〇〇七年四月の市議選に向け、二十代から四十代の若手擁立を目指す。十人程度の擁立を目標としている。
 政治塾では、木村氏らが市議として必要な知識や金をかけずに行う選挙運動の方法などを指導。政策の勉強会も実施する。市長選で木村氏を支援した「勝手連」の中から政治塾に参加し、市議選への出馬を目指している人が十人近くいるという。
 木村氏は「市長選では市民の声に耳を傾けない官僚出身の市長を交代させることはできなかったが、市議会の変革は実現したい。市民の声に応える市議を増やしたい」と語る。
 地元の竹内英明県議(自民党)も協力する意向を示しており、「市議になって横須賀の街をよくしようとやる気のあるの若手をぜひ応援したい」と話している。
 木村氏は、市議選で支援を受けた無所属市議三人とも連携を進めたい意向だ。

176片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/05(金) 14:56:08
自民、公認候補を募集 仙台3選挙区で実施 県議補選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/08/20050805t11024.htm

 自民党県連(市川一朗会長)は4日、仙台市内で五役会や総務会を開き、県議補選(10月23日投票)の仙台市内の青葉、宮城野、泉の3選挙区で公認候補者を募集することを決めた。地方議会議員レベルで候補を募集するのは県内では初めてで、幅広い人材を集める狙いがある。

 同時に行われる石巻選挙区は、旧石巻市が対象となる暫定的な選挙で、2007年の統一地方選で選挙区割りの変更も予想されるため、募集は見送った。

 民間人や県連幹部ら約10人による選考委員会が、書類と面接審査で候補者を決定する。応募締め切りは20日で、29日に結果を公表する。

 五役会などでは、知事選(10月23日投票)についても議論。アンケートなどで浅野史郎知事の3期12年を検証し、9月初めをめどに、党として候補者を擁立するかどうか決めることを申し合わせた。

 衆院1区補選(10月23日投票)での公明党との選挙協力について、相沢光哉幹事長は「早晩(推薦)要請が必要になる。早めに擦り合わせをしたい」と述べた。

177片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/29(月) 13:45:23
宮城知事選 大本命消え大慌て 各党、戦略練り直しへ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000013-khk-toh

 浅野史郎宮城県知事が4選不出馬を正式表明した22日、「ポスト浅野」をにらんだ各党の動きが慌ただしくなった。10月6日告示の知事選(同23日投票)への候補擁立を目指すのは、自民、民主、共産の3党。公明、社民両党は今のところ、擁立状況を見極める構えだ。「大本命」がいなくなり、各党とも知事選に向けた戦略の練り直しが迫られている。

 自民党県連は同日、緊急の五役会議を開いた。「衆院選後の擁立では遅すぎる」との意見が相次ぎ、衆院選投票日(9月11日)までに候補者擁立を目指すことを確認した。選考方法は、時間が少ないことから「公募制」は断念。「自薦、他薦を募り、幅広い分野に呼び掛ける。選考過程の透明性に努める」(相沢光哉幹事長)という。
 同党の県議らは国会議員や官僚らの名前を挙げながら「絶対に擁立する」と息巻き、23日には緊急の会派総会を開く。

 民主党県連は22日の衆院選総合選対本部会議で、知事選対応を急きょ議題に。浅野知事が進めた情報公開や県政改革の流れを評価し、「浅野県政を継承できる人物」の擁立を早急に目指すことを決めた。
 安住淳代表は記者会見で、「(道州制導入後の)東北州を見渡せるビジョンを持った人物を、責任政党として探し出したい」と述べた。候補の公募や公認は行わない方針。「具体的な人物名は上がっていない」(安住代表)という。

 「衆院選に全力を傾ける」と話すのは、公明党県本部の石橋信勝代表。一方で、「友党の自民党が一緒にやりたいというのであれば、事前の協議に応じることはある」と述べた。

 共産党県委員会は幹部会議を開き、知事選の対応を協議。「浅野県政が生み出した財政や地域経済の行き詰まりを打開できる候補」(中島康博委員長)の擁立に向け、市民団体などと選定作業に入ることを確認した。

 社民党県連は県政の政策課題の取りまとめを急ぐ。候補擁立状況をみながら、「わが党に理解を示す候補がいれば応援する。いなければ自主投票ということもある」(岸田清実幹事長)という。
(河北新報) - 8月23日7時6分更新

178片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/08/29(月) 14:48:28
すごい投票率だな。。

外間氏が初当選 新里氏に62票差 与那国町長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050829-00000010-ryu-oki

 【与那国】尾辻吉兼町長の死去に伴う与那国町長選挙は28日投票、即日開票され、新人の元町議会議長・外間守吉氏(55)=自民公認、公明推薦=が631票を獲得、新人の元町議会議長・新里和男氏(60)=無所属=を62票差で破り、初当選した。当日有権者数は1259人。投票率は97・14%で、前回よりも1・7ポイント下回った。無効は23票。

▽与那国町長選開票結果(選管最終)

当 631 外間 守吉 自民新
   569 新里 和男 無新
(琉球新報) - 8月29日10時5分更新

179片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/10(土) 07:25:50
合流成果は県政限定? 政和・社民
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m09/d09/NippoNews_13.html

 県議会の無所属会派・政和会と社民党が合流した統一会派「政和・社民クラブ」(田村誠代表、6人)は、衆院選のただ中の結成が憶測を呼んだが、国政と県政を区別し、衆院選対応を個々の「自主判断」に委ねている。「第三極」としての存在感発揮の場を県政に限る姿勢の裏には、他会派から「数合わせ」と皮肉られる連携の限界も透けて見える。
 5日発足した政和・社民クラブの結成合意書で、基本事項は簡潔に2項目だけだ。1つは名称で、もう1つが「議会活動と会派運営に関する以外の政治活動は議員個々の判断で自由に行える」だ。
 社民党にとっては国政と同様、県議会でも「第三極」の立場を訴えることになる。県連合は衆院選で1、4区に公認候補を擁立しているが、小原宣良代表は「政和会の4人に応援演説を頼む予定はない」と選挙協力に期待しない考え。国政と県政を区別する。
 政和会は従来通り「自主判断」。4人のうち、柳村典秀氏(岩手選挙区)は2区で民主公認候補の応援に姿を見せる。田村代表(大船渡選挙区)は連合岩手の組織内議員であるため、民主を推薦している連合の対応に合わせている。椎名素夫元参院議員の流れをくむ亀卦川富夫氏(水沢選挙区)、飯沢匡氏(東磐井選挙区)は特定候補を支援していない。
 県議会の第一会派、民主・県民会議や第二会派、自民クラブの所属県議からは「政策面で一致できないはず」「交渉団体会派の要件(所属議員5人)を満たすためだけの数合わせ」と皮肉も聞かれる。
 政和・社民クラブ幹事長の伊沢昌弘氏(社民)は、1区候補応援演説で県議会の話を持ち出し「県政でも二大政党化が進む中、広く県民の意見を反映させなければならない」と統一会派の目的を訴えた。
 田村代表は「連携により政策立案能力をさらに高め、積極的に活動していく。(一致しない個々の課題も)十分に議論し同一歩調を目指せる」と強調。衆院選では「自由」な対応だが、16日招集の9月定例会では足並みをそろえ、存在感を示していく意気込みだ。

180片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/10(土) 18:29:21
いわき市長選 あす投票
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050910t61024.htm

 任期満了に伴う福島県いわき市長選は11日、投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の四家啓助氏(70)と元福島県議の商店経営櫛田一男氏(68)の2人。

 四家氏は、過去の市政の懸案事項だったJRいわき駅前再開発に着手するなどの実績を強調し、「市政の継続」を訴える。櫛田氏は「大型プロジェクトの細部見直し」や「財政健全化」を掲げ、「市政の流れを変えよう」と呼び掛けている。

 保守系の県議や市議が両陣営に分かれるなど、市を二分した激しい争いが展開されている。
 同日投票が行われる衆院選と県議補選の開票作業が先に行われるため、市長選の大勢判明は12日未明になる見込み。
 3日現在の有権者数は28万7710人。

◇いわき市長選立候補者
四家啓助(しけ・けいすけ)70無現(2)
市長(県議会副議長、県議(4))いわき市、小名浜水産高

櫛田一男(くしだ・かずお)68無新 
商店経営(県議会副議長、県議(5)、県職員)いわき市、磐城高

181片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/10(土) 20:24:30
自民党が櫻井擁立模索してたのか。

選択:知事選 「ポスト浅野」動きなし 擁立、衆院選後に−−告示あと1カ月 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050907-00000035-mailo-l04
 ◇各党、擁立は衆院選後に
 任期満了に伴う知事選(10月23日投開票)は、10月6日の告示まで1カ月を切った。浅野史郎知事の4選不出馬表明により、12年ぶりの新人対決になるが、各党は11日投開票の衆院選で手いっぱいで、現段階ではだれも名乗りを上げていない。ただ、水面下では複数の名前が取りざたされており、総選挙後には「ポスト浅野」を狙う動きが一気に加速しそうだ。【石川貴教、棚部秀行、山寺香】
 6日開会した県議会9月定例会。浅野知事は議案説明後、「3期12年は十分に長い。4期目は出馬せず、新しい知事に委ねたい」と述べた。
 議会終了後、知事は後継について、「今は考えないようにしている」とだんまりを決め込んだ。県幹部も「知事はそういうことは考えない人」と後継擁立に動くことには否定的だ。
 しかし、県政界には「知事は改革の流れを受け継ぐ人材を望んでいるはず」(中堅県議)との声が根強く、知事周辺者の名前を挙げながら解説する人もいる。
 自民党内では当初、浅野知事が出馬した場合の対抗馬として、民主党参院議員を擁立するとの案もあったが、勇退表明で状況は一変した。
 表明翌日の県連役員会では、一時は衆院選期間中の候補者擁立も検討したが、「他陣営の動きを見てからでも遅くない」(県連幹部)と選挙後とすることで落ち着いた。県連内では、県議や県政界有力者の親族、官僚や弁護士など多くの名前が挙がっている。
 民主党も「今は衆院選に全精力をつぎ込みたい。知事選は情報収集に努めるのみ」(内海太県連幹事長)と静観している。前回は浅野知事を支持したことから、県連幹部は「人物を見てからだが、浅野知事が後継者を連れて来れば、支援する考えはある」と明かす。独自候補擁立と両にらみで、検討を重ねる意向だ。
 公明党は「まだ知事選の話をする時期ではない」(県本部幹部)と、現段階では衆院選に全力投球する構え。
 共産党は前回同様、市民団体とともに擁立作業に取り掛かる予定だが、「手が回らない」(県委員会幹部)とこちらも総選挙後に照準を絞る。
 社民党も総選挙後に判断をするが、独自候補は擁立しない意向だ。
     ◇     
 県議会9月定例会の会期は29日までの24日間。代表質問は13〜14日、一般質問は15〜16、20〜21日に行われる。
9月7日朝刊
(毎日新聞) - 9月7日16時7分更新

182片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/12(月) 18:47:58
野党は知事選に展望/政治潮流 変化も 沖縄
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200509121300_03.html

 大接戦を繰り広げた衆院選1区で無所属の下地幹郎氏(44)が勝利を収めたことで、稲嶺県政誕生以来主要選挙を相次いで勝ち取ってきた自公体制の打撃は大きい。選挙結果は県内政局の潮流を変えるきっかけになりそうだ。自公対反自公の対立軸が焦点になった同区で、大きな組織の支援がない下地氏は前回の二〇〇三年衆院選の落選から街頭演説や小規模な懇談会などを中心に、選挙区をくまなく回る選挙戦術で議席を勝ち取った。
 反自公で結集した民主、社民、社大の野党陣営は来年の知事選や宮古島市、名護市、沖縄市などの主要市長選に向けて弾みがつき、今後の主導権を握る展望が開けたといえる。

 一方、自公の与党陣営は来年十一月の知事選や各首長選挙などに向け、体制の再構築と戦略の建て直しが迫られる。

 自民、公明両党本部が自公協力の象徴とした最重要選挙区に挙げた1区で議席を落としたことで、全国的な協力関係にも影響を与えかねない。

 今選挙で、県内の与野党の議席比率は選挙区では二議席ずつを分けた。与党議席は後退し、郵政民営化で改革を訴えて都市部を中心に地すべり的に圧勝した小泉政権への高い支持は追い風にはならなかった。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設や金武町伊芸区の都市型戦闘訓練施設問題で注目を集めた3区では、嘉数氏が保守票を手堅く固めて四期目の当選。基地問題が争点になったにもかかわらず、多くの有権者が中北部の経済振興を選択したことになる。

 社民党は2区で党副代表の照屋寛徳氏が自民党新人の追い上げを振り切り、当選。党の存亡をかけた沖縄選挙区の議席を守った。東門美津子氏は3区で基地問題を訴えたが届かなかった。

 民主党は、公認・推薦候補の中で下地氏の当選にとどまった。民主党の大敗は沖縄にも及んだ。無党派支持層の風頼みの選挙運動の限界も露呈し、各区での党員拡大や組織強化などが課題になった。

 共産の赤嶺政賢氏が反基地や護憲などを訴える革新支持層に支持を伸ばして、前回に比べ、票を伸ばした。(政経部・与那原良彦)

183片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/12(月) 18:48:30
稲嶺県政に痛手/白保氏敗北
知事の影響力弱まる


 最大の焦点区だった1区で、自公体制を批判してきた無所属の下地幹郎氏が自公候補の白保台一氏(公明)を破ったことは、自公が支える稲嶺県政にとっても大きな痛手だ。下地氏の勝利で即座に、県政運営への影響は想定しにくいが、自公支援の先頭に立ってきた稲嶺恵一知事の政治的な影響力が弱まるのは避けられない。

 一方で、全国的な自民大勝で、小泉純一郎首相の求心力が増すことが予想される。小泉首相のリーダーシップで基地問題の抜本解決に期待をつないできた稲嶺県政にとって、今後、首相への直接的な働き掛けを含めて政府・与党との交渉能力が問われてくる。

 稲嶺県政にとって、今選挙での自公体制の維持は至上命題だった。自公協力の大前提だった仲村正治氏(自民)の比例公認をめぐっては、稲嶺知事自ら中央サイドに積極的にアプローチしたほか、選挙戦でも四選挙区の自公候補を全面支援してきた。

 特に自公協力の象徴である1区は、自公や経済界とスクラムを組み強力にテコ入れしてきた。激戦の末、下地氏が白保氏を下した結果は、自公体制に支えられてきた稲嶺県政への「批判」とも読みとれる。

 また、米軍普天間飛行場を抱える2区では、同飛行場の辺野古沖移設に反対する照屋寛徳氏(社民)が再選された。昨年八月の米軍ヘリ墜落事故を受け、普天間飛行場の早期返還を求める声が一段と強まっており、移設作業が停滞する名護市辺野古沖案を堅持しながら、事態打開への有効な手を繰り出せない稲嶺県政に対する不満が反映された結果ともいえる。(政経部・稲嶺幸弘)

184片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/12(月) 18:49:10
知事、1区結果「残念」


 衆院選沖縄選挙区で最大の焦点区だった1区で自公候補の白保台一氏が落選したことについて、稲嶺恵一知事は十一日夜、「今回は取り組みが短期決戦で、自民比例の関係でスタートが遅れた。頑張って追いつき追い越そうとしたが、残念ながら結果的に追いつくことができなかった」とコメントした。那覇市内の白保選対事務所で記者団の質問に答えた。

 一方、自民党の歴史的圧勝という結果に触れ、稲嶺知事は「(自民圧勝で)小泉純一郎首相の求心力が高まるものとみており、米軍再編での首相の求心力、指導力に期待したい」と述べた。

 白保氏の敗北に伴う今後の自公体制への影響については「(1区は)保守、革新という従来のパターンと違った結果が出た」との見方を示し「今回の選挙結果を十分に分析しながら対応策を練っていきたい」と述べるにとどめた。

 また、来年秋の県知事選挙で自身の三選出馬について「衆院選に対して全力を挙げて取り組んだばかり。次の対応は全く考えていない。当面は選挙結果を見ながら対応したい」と自身の進退については言及を避けた。


政府、下地氏の動向注目


 政府関係者は、沖縄1区を除いて当選者の顔触れが前職とほぼ変わらなかったことから、選挙結果が基地問題や沖縄振興策に与える影響は基本的にはないとの見方だ。ただ、「自公協力」の全国モデルとされた1区の白保台一氏(公明)が敗れたことで、首相官邸の沖縄問題に対する関心が逆に高まる可能性もある。

 下地幹郎氏の当確を聞いたある政府筋は「普天間飛行場の嘉手納統合を訴えてきた下地氏が、国政でどの政党に属するのかが焦点だ」と指摘。米軍再編協議に絡めて今後の動向を注目する。

 自民党が全国で三百議席を上回る圧勝を果たした一方、沖縄は野党系議員がほぼ半数を占めた。「米軍基地を抱える沖縄の特殊事情を反映している」と分析、「基地問題の追及に対する政府の説明責任がますます重要になる」とした。

 自民党の圧勝について、在日米軍再編協議にかかわる政府関係者は「特別国会で郵政関連法案がスムーズに成立し、その後に米軍再編が本格化する」とみる。また、小泉純一郎首相の政権基盤が強固になったことで「沖縄の負担軽減にリーダーシップを発揮する環境が整った」(別の関係者)として、首相の積極的な関与を予測する声も挙がっている。


県内投票率62・35%
下落傾向に歯止めかかる


 県選挙管理委員会がまとめた第四十四回衆院選の県内投票率は62・35%で、過去二番目に低い投票率だった前回の59・02%を3・33ポイント上回った。一九九六年の第四十一回衆院選以降、三回連続で60%を下回ってきた県内投票率の下落に歯止めがかかった格好だ。今選挙では沖縄四選挙区で軒並み前回選挙を上回っており、有権者の関心の高さを示した。

 自公対反自公の候補者の決戦となった1区は、激しい選挙戦を反映し、前回を1・5ポイント上回る67・2%の高投票率。北大東村で84・75%と、県内最高を記録した。

 野党の前職に新人が挑んだ2区は、6・38ポイント増の62・53%。野党が分裂した3区は、ほぼ前回並みの62・25%だった。

 4区は、全選挙区中最低の57・4%だったが、前回を4・74ポイント上回った。宮古地区の投票率の低迷が目立ち、上野村を除く全市町村で40%台だった。県内最低は下地町の44・85%。

185片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/13(火) 19:54:29
八戸市長選の人選、衆院選終了で動き活発化(2005/09/13)青森
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/09/13/new05091302.htm

 任期満了に伴う八戸市長選(十月二十三日告示、三十日投票)で、自民党と共産党は衆院選終了を受け、中断していた選挙対応の協議を近く再開する。両党の人選作業は今週末から来週にかけ、大詰めを迎えそうだ。再選を目指す中村寿文市長の後援会も臨戦態勢に入り、衆院選で鳴りを潜めていた市長選は、一気に動きだす。
 
 自民党八戸市支部は週末にも役員会を開き、八戸地域の将来像を描いた支部独自の政策を正式に決定する方針。支部幹部が進めてきた候補者探しは、出馬が取りざたされている同市出身で五十歳代の総務省男性職員一人に絞られたもようだ。
 幹部の一人は「その方の判断を注視している」とした上で、「最終的に出馬を決断し、われわれがまとめた政策の実現に理解を示してくれたら、支部として早急に手続きに入りたい」と語った。
 支部は中村市長に対し政策協定を持ち掛けないことを既に確認。四年前の前回市長選で戦った現職とは一線を画す姿勢を鮮明にしており、男性職員の動向が支部の対応を大きく左右しそうだ。
 独自候補の擁立を固めている共産党三八地区委員会は今週中に市長選に向けた政策の取りまとめ作業に入り、それと併せて候補者の人選を急ぐ。
 一方、現段階でただ一人出馬に名乗りを上げている中村市長は、市議会定例会が閉会する二十七日以降に、二期目に向けた公約を公表する考えだ。後援会も自民党サイドの動きに警戒しつつ、臨戦態勢に入った。
 告示まで一カ月半を切った。突然の衆院解散・総選挙で、戦いの構図がなかなか固まらなかった市長選は、ここにきて一気に動きが慌ただしさを増す。

186片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 20:23:40
「自民圧勝」で県会与党ぎくしゃく 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00037803sg200510151000.shtml

 自民・公明が三分の二以上の議席を獲得、県内小選挙区でも完勝した衆院選の結果が、県議会に波紋を広げている。共産を除く四党が「県政与党」だが、自民県議団は十四日、「今後は主体性を持って臨む」と井戸敏三知事に申し入れ。他会派から「国政の結果をそのまま持ち込まれても」と困惑の声が上がり、知事も反論。“勝ち過ぎ”の自民に対して微妙な空気が漂い、一年半後の統一地方選をにらんだ駆け引きが繰り広げられそうだ。

 県内十二小選挙区では、自民が十、公明が二議席と独占。民主は比例復活でかろうじて四議席を確保し、社民、共産は議席を獲得できなかった。

 「自民党は独自のスタンスで、県の政策についても是々非々でいく」

 自民県議団執行部はこの日、来年度予算編成に対する知事申し入れの場で持ちかけた。知事はすかさず、「国政の対立構図を県に持ち込むのはいかがか」とけん制。「一瞬、ピリピリしたムードになった」(県議)という。

 原吉三幹事長は「自民と民主の政策の違いは明確で戦いやすかった。国政で激しく戦う民主と、県会では一緒にやっていくのは有権者に疑問を抱かせる」と語る。

 強気の自民に対して、民主・社民系でつくる「ひょうご・県民連合」の加藤康之幹事長は「生活者の立場でみれば一緒にできることは多い。あえて対立しなくてもいい」と冷静さを保つ。が、「(自民が)そう出るだろうと思った」と苦い表情の議員も。

 一方、総選挙では自民と“一体化”した公明。渡部登志尋幹事長は「確かに小泉改革の旗の下、共に戦った。だが、すべてに当てはまるわけではない」と釘を差す。

 県議会でも自民が過半数を占め、公明と合わせれば、ほぼ三分の二。県幹部は「自民が存在感を誇示しているのだろうが、今回は小泉旋風の影響が大きい。今後の選挙は分からない」と冷ややかに見つめている。(徳永恭子)

187片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 20:27:08
小林氏が八戸市長選に出馬表明(2005/09/15) 青森
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/09/15/new050915top.htm

 任期満了に伴う八戸市長選(十月二十三日告示、三十日投票)で、元総務省職員の小林眞氏(55)が十四日、八戸市庁で記者会見、「八戸は最近元気がない。市長がリーダーシップを発揮すればもっと発展する」などとして、正式に出馬を表明した。無所属の「市民党」として臨むが、賛同する政党の支援は受けるとし、同日中に自民党をはじめ、共産党を除く各政党に推薦願を提出した。
 小林氏は「中里信男元市長時代は八戸は頑張っていた。最近は顔が見えない」と強調。「三十年間地方自治に全力投球してきた知識と経験を、八戸の活力に生かしたい」と出馬の決意を語った。
 政策の柱として、地域活力の創出、地域の安心の確立、行革と参画の推進―の三つを掲げた。
 特にポートアイランドなどへの企業誘致と、信頼関係に基づく市町村合併と中核市移行を目指すことを強調。近くマニフェストとしてまとめる。
 衆院の解散風が吹き始めた七月上旬ごろ、立候補を考え始めたという。告示が迫ったこの時期の表明について「衆院選に埋没したくなかった」と説明した。
 これまでの取材に対し出馬を否定していた点に関しては「(出馬騒ぎで)総務省に迷惑を掛けたくなかった」とした。
 選挙資金にはこれまでの蓄えを充てるとし、ボランティアの募集やカンパの募金も考えているとした。仮に落選しても、四年後を目指すという。
 小林氏は「市職員は優秀だ」とする一方で「リーダーは目標を示し、ぶれずに批判の矢面に立ち、あとは職員にやってもらう。今の市長にはそれが感じられない」などと、中村寿文現市長を批判した。
 一両日中に八戸市内に転入届を提出する。会見には、中学校時代の恩師だという木村久夫氏が同席した。

188片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 20:30:53
教育長に小林氏 鹿沼市長が起用の方針 栃木
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050915/news_7.html

 阿部和夫鹿沼市長は十四日までに、今月末で任期満了となる西山義信教育長の後任に元民主党県連代表の小林守元衆院議員(60)を起用する方針を固めた。同日開かれた九月定例市議会一般質問で、小林氏の教育長就任をにらんだ教育委員選任同意の人事案件を今議会中に提出する考えを明らかにした。元衆院議員の市町村教育長起用は異例。阿部市長は自民党鹿沼支部の顧問を務めており、対立する民主党の出身者を起用することを疑問視する向きもあるが、市長は「最適任者。今回の衆院選に絡んだ人事ではない」と説明した。

 この日の一般質問で塩入佳子氏(無所属)が小林氏の起用について「市民から『次の市長選や今回の衆院選で自民党を有利に導くための思惑がみえみえ』との批判もある。どういう考えなのか」と追及。

 阿部氏は小林氏の実名は挙げなかったものの「教育に対する熱意が感じられ教員免許も取得しており人脈も広い。ぜひ議案提出した場合は協力をお願いしたい」と理解を求めた。

 小林氏は阿部氏から七月上旬に教育長就任の打診を受け、「前向きに検討する」として、衆院解散前の八月五日に民主党県連へ離党届を提出した。

189片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 20:40:11
鳥取県議会、新会派「清風」結成
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/105762006.html
 衆院鳥取2区の自民党分裂選挙で、無所属候補支援のため離党した県議7人と、鳥取1区の県議6人の計13人が14日、新会派「清風」を結成した。選挙前に25人だった自民党は11人となり第二会派に転落、清風が最大会派となったが、定数38の過半数には届かない。分裂選挙を機に、党内にくすぶっていた不満や対立が表面化した格好となった。

 新会派に加わった鳥取1区の6人は14日までに会派離脱届けを前田宏議長に提出したが、自民党籍は持ったまま参加した。

 会派届け後、記者会見した清風の石黒豊会長らは自民党を「一部の長老議員に支配され、意見が反映されにくかった」と批判。新会派結成は理念や考え方によって同士が集まった結果であるとした。

 会派の名称は「県政に清らかな風を送る」という意味で、離党県議7人を含むが、理念には「自民党の理念を共有する」と明記した。

 これに対し自民党の藤井省三会長は、衆院選での混乱から会派分裂に至ったとし、「本末転倒。残念の一言」と話した。

 前田議長は全会派に公平であるべきと、既に自民党を離脱している。

 県議会自民党の分裂は、1994年11月に当時の西尾邑次知事の4選出馬に反発した県議が自民党を離脱し「創造」を結成して以来。再合流する99年1月までは「創造」が最大時13人の最大会派だった。

190片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 21:03:24
余裕があったら割れたがる。

保守最大の会派「清風」誕生 鳥取県議会
http://www.nnn.co.jp/news/050915/20050915001.html

 鳥取県議会に十四日、保守最大会派「清風」(石黒豊会長、十三人)が誕生した。先の衆院選をめぐって自民党を離党し県議会自民党から離脱した七議員と、党籍を持ったまま同会派を離脱した六議員が結集した。県議会では一九九九年一月、県議会自民党と「創造」が現在の県議会自民党を結成して六年半で再び保守会派分裂になった。絶対多数会派の消滅が、今後の県政と県議会運営にどう影響するのか注目される。

 清風を結成したのは、先の衆院選に無所属で出馬した川上義博氏を支援して自民党を離党し、会派も「連動離脱」した石黒豊、小谷茂、石村祐輔、横山隆義、生田秀正、斉木正一、内田博長の七議員と、この日までに会派離脱した山口享、広田喜代治、中尾享、鉄永幸紀、野田修、藤縄喜和の六議員。

 この日、既に届け出している藤縄氏を除く五議員が前田宏議長に会派離脱届を提出。十三人で協議し▽自民党の理念を共有する▽主権は県民にあると自覚し県政の発展に努める▽民主的に会派運営する−ことを確認し、前田議長に新会派届を出した。

 その後、そろって記者会見し、石黒会長は「県政に“清らかな風”を吹かせたい」と決意を語った。

 これに対し、県議会自民党の藤井省三会長は「国政選挙の混乱に引きずられて県議会に亀裂が入ったのは残念」とコメント。同日開いた総会では「離党者と合流する六議員に正当な理由はない」と強く反発する声があった。これを受けて藤井会長らは記者会見し、会派として自民党県連に処分を求める考えを示した。

 他会派は「会派の切磋琢磨(せっさたくま)が促進される」「一会派のポスト独占が崩れる」などと歓迎する意向を示した。

 一方、自民党県連は、常任総務でもある県議が二つの会派に分かれ、役員も二会派にわたるなど意思疎通と運営面で困難に直面することになる。

 県議会の保守会派(自民党)は一九九四年十一月、西尾邑次前知事の三選に反対する議員などで「創造」が結成されて分裂した。片山善博現知事を統一候補に決めた九九年に再統一した。

191片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 21:15:06
ニセコ町長選に佐藤隆一氏出馬へ 11年ぶり選挙戦に  2005/09/08 09:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050908&amp;j=0023

 【ニセコ】後志管内ニセコ町の町立保育所長、佐藤隆一氏(54)は七日、北海道新聞の取材に対し、逢坂誠二前町長の衆院選出馬に伴う町長選に出馬する意向を表明した。八日、辞表を提出する。

 佐藤氏は「いたわり、優しさのある町政を目指したい」と話している。町長選は十月四日告示、九日投開票。すでに前総務課長の岡内隆博氏(40)が出馬の意向を示しており、十一年ぶりに選挙戦が行われることが確実となった。

192片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/17(土) 00:17:26
八戸市長選 保守分裂が濃厚 小林氏出馬、自民近く推薦
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050915t21014.htm

 任期満了に伴う青森県八戸市長選(10月23日告示、30日投票)で、八戸市出身の元総務省財務調査官小林真氏(55)が14日、無所属で立候補すると正式に表明した。市議会野党の自民党が推薦する見通し。現職の中村寿文氏(66)は2月、再選を目指し無所属で立候補する意向を示している。共産党も候補を擁立する方向で、三つどもえの戦いになる公算が大きい。

 小林氏は八戸市内で記者会見し「市政の計画は総花的。批判の矢面に立つ姿勢が中村市長に感じられない」と、現職を批判。国との連携強化や企業誘致、市町村合併などを進める主要公約の柱を発表した。

 小林氏は「市民党」の立場を強調。会見後に自民、民主など各党に推薦願を提出した。小林氏に水面下で出馬を打診してきた自民党は、八戸市支部が18日にも推薦を決める見込みだ。

 市議会の自民系会派内部にはこれまで、独自候補の擁立を目指す「主戦論」と、現職との選挙戦は回避すべきだとする「慎重論」が併存し、現在も、市長選への対応に内部の温度差がある。同市が大票田の衆院選青森3区では自民党の大島理森氏が当選したが、「市長選は別」とする意見もあり、衆院選の余勢を生かせるかは不透明だ。

 市議会では、民主系会派と公明党が与党として中村市政を支えている。小林氏の出馬表明を受け中村氏は記者団に「(対抗馬の出現は)予想していなかった。決まった以上は、ベストを尽くす」と淡々と語った。近くローカルマニフェスト(公約集)を公表し、選挙態勢を整える。

 八戸の地元政界では、大島氏と民主党の田名部匡省参院議員(青森選挙区)が勢力を二分。大島、田名部両氏の「代理戦争」と言われた前回2001年の市長選は、田名部氏に近い中村氏が1万票足らずの差で、大島系候補との接戦を制した。

193片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/17(土) 17:59:36
2議席分の補選か。
河野前道議は公選法違反起訴で辞職。執行猶予つき有罪。これは民主党系。

野呂道議、収賄容疑認め辞職へ  2005/09/17 15:58
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050917&amp;j=0022&amp;k=200509178936

 【函館】渡島管内選出の道議野呂善市容疑者(63)=同管内森町、五期=が函館中央署などにあっせん収賄の疑いで逮捕された事件で、野呂容疑者は十七日、接見した弁護人に道議を辞職する意向を伝えた。弁護人は、同容疑者が十六日の調べで逮捕当初、否認していた容疑を認めたことも明らかにした。

 弁護人の山本啓二弁護士によると、辞職時期について野呂容疑者は「起訴時点を考えている」として十月上旬にも道議会議長あてに辞職願を提出する見通し。同容疑者の辞職で、定数四の渡島管内選挙区は欠員二となるため、道議会議長が辞職を道選管に報告した日から五十日以内に補選が行われる。

 野呂容疑者はわいろを受け取り、道幹部への働きかけを行ったことも認め、「道議会、道民、支援者の信頼を裏切り、心からおわび申し上げたい気持ちだ」と話しているという。

194片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/17(土) 21:43:35
「来週中に方向性」 宮城県知事選で民主県連
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050917t11024.htm

 民主党県連は16日、仙台市青葉区のホテルで幹事会を開き、知事選(10月6日告示、23日投票)の対応について協議。安住淳代表は候補者擁立作業について「来週中に一定の方向性を出したい」との考えを示した。

 記者会見した安住代表は「浅野史郎知事が進めた県政改革を止めない候補者を選ぶ」と述べ、党推薦や支持の候補者選定を視野に、数人と接触していることを明らかにした。「知事選は脱政党が底流にある。特定政党のためではなく、フェアな候補者がいい。現段階では、党所属の国会議員を擁立する考えはない」とも語った。

 幹事会では、敗北した衆院選の教訓として、立候補予定者の日常活動を強化し、地方議員選挙でも積極的に候補者を擁立する方針を確認した。

◎4陣営が参加 立候補予定者説明会
 県選管は16日、任期満了に伴う知事選(10月6日告示、23日投票)の立候補予定者・政党等説明会を県庁で開催した。出席者は、候補者擁立を検討している自民党県連、民主党県連の2政党と、共産党県委が同一歩調を取る市民団体「明るい民主県政をつくる県民の会」、立候補に意欲を示している元副知事の東尾正氏(54)の代理人。

 東尾氏の代理人は説明会後、東尾氏の立候補の可能性について「知事は県民の安全と財産を守る重職。本人は、友人らと相談しながら考えている最中」と話した。

 県選管は立候補の届け出、ポスター掲示、国政選挙とは異なり告示後にマニフェスト(公約集)の冊子配布が禁じられているなど注意点を説明した。

 届け出書類の予備審査は28日、届け出受理のリハーサルは告示前日の10月5日に行う。

195片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/18(日) 03:32:35
橘氏が出馬表明 新・高岡市長選 富山・北日本

 橘慶一郎高岡市長は十六日、九月定例市議会本会議で「市民との対話を重ね、共に苦労
し、共に喜ぶという姿勢で市政の課題に全力で取り組み、新市の発展へ精いっぱい努力し
たい」と述べ、福岡町との合併に伴う十一月の新高岡市長選への出馬を表明した。

 代表質問で磨伊義広氏(自民ク)と荒木泰行氏(新自民ク)が橘市長の行政手腕を高く
評価し、出馬を要請した。

 市長は平成十九年の東海北陸道全線開通、二十一年の高岡開町四百年、二十六年度の北
陸新幹線長野−金沢間開業を踏まえ「高岡は『黄金の十年』とも言える時期を走り始めて
いる。地域発展の大きなチャンス」と強調。「未来への歯車を回す声掛け役の役割を与え
ていただきたい」と決意を示した。

 橘氏は北海道開発庁企画室開発専門官や伏木海陸運送社長、高岡商工会議所副会頭など
を歴任。昨年五月の市長選で初当選した。現在一期目。高岡市中川上町、四十四歳。

 市長選は十一月十三日告示、二十日投開票で、共産党呉西地区委員会などが候補擁立を
含め対応を検討している。

196片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/19(月) 20:43:30
宮城県知事選 村井県議出馬に意欲 自民候補者情報推薦へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/09/20050919t11029.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)をめぐり、自民党県議の村井嘉浩氏(45)=仙台・宮城野、3期=は18日、複数の党県議や仙台市議らに立候補に向けた意欲を伝えた。自民党が20日で締め切る候補者情報の募集に、関係者が「他薦」の形で村井氏を推す見込みだ。

 村井氏は18日、河北新報社の取材に対し、「チャンスがあれば挑戦したい」と立候補に意欲を示した。

 県議会最大会派「自民党・県民会議」では、中堅、若手の県議を中心に、村井氏を推す声が広まりつつある。告示が迫る中、県連幹事長経験者でもある村井氏が名乗りを上げると、党の候補者選考は、同氏を軸に進む可能性がある。

 村井氏は出馬への意欲を語る一方、「党人として、党の決定には従いたい」と強調。自民党の候補者選考から漏れた場合は、党候補の支援に回る考えも示した。
 村井氏は大阪府豊中市出身。防衛大卒。陸上自衛隊東北方面航空隊を経て、松下政経塾入り。1995年、県議に初当選。2002年6月から05年2月まで、自民党県連幹事長を務めた。

197片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/19(月) 21:19:27
自民党が小林氏推薦/八戸市長選 青森
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0919/nto0919_6.asp

 自民党八戸市支部(支部長・滝沢求県議)は十八日、同市の八戸プラザホテルで役員会を開き、任期満了に伴う同市長選(十月二十三日告示、三十日投票)について、元総務省財務調査官の小林眞氏(55)から出ていた推薦願の取り扱いを協議、同支部が取りまとめている将来構想と政策が合致するとして満場一致で推薦することを決めた。

 役員会終了後、記者会見した滝沢支部長は「全面的に支援したい」と強調。「一人でも多くの市民と会っていただく」ことを基本に据え、同支部の県議・市議がそれぞれの支持者と小林氏の接点を増やす活動を展開していくという。

 無所属で幅広い支持を得たいとする小林氏の意思を尊重し、現時点で同支部は後方支援に徹する考え。十六日に設立された小林氏の後援会(木村久夫会長)と連携を図りながら選挙戦を進める。

198片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/19(月) 21:20:37
八戸市長選で自民支部が小林氏推薦決定(2005/09/19)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/09/19/new05091901.htm

 任期満了に伴う八戸市長選(十月二十三日告示、三十日投票)で、自民党八戸市支部(滝沢求支部長)は十八日、八戸プラザホテルで役員会を開き、無所属で出馬予定の元総務省職員・小林眞氏(55)の推薦を満場一致で決定した。今回市長選で、主要政党が特定の候補予定者の推薦を決めたのは、同党が初めて。
 
 会見した滝沢支部長は「支部として全面的に支援する」と小林氏への協力姿勢を強調。その一方で「市民党で戦いたいという本人の意思を尊重する」とも述べ、党公認並みの選挙戦を展開した前回市長選とは違う位置付けで臨む考えを示した。
 小林氏は役員会で推薦が決まった後、会場に入り、八戸地域の将来像を描いた支部独自の「将来ビジョン」を滝沢支部長から受け取った。
 あいさつで「支部の英断に感謝する。現市政を打破すべく全力で戦う。ビジョンを十分読み研究し、具体的な政策をつくりたい」と決意を語った。
 支部の具体的な支援について、滝沢支部長は「県議、市議を中心に、小林氏を一人でも多くの人に会わせる場をつくり、その情熱が伝わるよう協力する」と述べた。近く支部の選対本部を設置し、十六日に県選挙管理委員会に届け出た小林氏の後援会と連携を取りながら選挙活動を展開していく。
 自民党県連の大島理森会長は、支部の推薦決定に「県連に正式な報告があった後にコメントする」と話した。
 小林氏は出馬表明した十四日に自民、民主、公明、社民の各党に推薦願を提出した。一方、再選を目指す中村寿文市長(66)は政党への推薦願を市議会定例会が閉会する二十七日以降に出す方針。自民を除く各党の市長選対応が決まるのは、同日以降になりそうだ。共産党は独自候補の擁立を検討している。

小林氏「停滞か前進か選択する選挙」
 八戸市長選に無所属で出馬予定の元総務省職員・小林眞氏は十八日、同氏への推薦を決定した自民党八戸市支部役員会の席上、「この選挙は『停滞』か『前進』かがテーマだ。これを選択してもらう市民投票が(投票日の)十月三十日にくる」と述べた。
 この中で、小林氏は八戸地域の合併問題や造船会社の新工場を八戸港に誘致できなかったことに触れながら、「これらに象徴されるような市政の停滞は目に余るものがある」と、現職への対抗意識をむき出しにした。
 一方、小林氏が現市政を「停滞」と指摘していることに、中村寿文市長は同日の取材に対し「それは受け止め方だ。この四年間で成果が出ていると評価する声もある」と反論した。

199片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/19(月) 21:21:09
連敗は避けたい小林氏推薦の自民八戸支部(2005/09/19)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/09/19/new05091902.htm

 十月二十三日告示の八戸市長選で、自民党八戸市支部は十八日、元総務省職員小林眞氏(55)の推薦を決めた。主戦論、慎重論が相半ばし対応を先送りしてきた自民だが、小林氏の出馬表明を受け、徐々に臨戦モードに入りつつある。告示まで一カ月余り。超短期決戦で無名の新人がどこまで現職中村寿文氏(66)に迫れるか。自民党が一丸となって主体的に動くかどうかが、選挙戦の行方を左右する鍵となる。
 
 「私は徒手空拳で八戸に戻った。推薦をいただいたからには、言葉だけでなく全力を挙げて応援してほしい」。十八日午前、八戸市内のホテル。同支部役員会で推薦への謝辞を述べた小林氏は、記者団の質問にこう答え期待感をにじませた。
 これに対する自民支部。記者会見で記者団から「万一小林氏が負けたら自民は二連敗と受け取っていいのか」と尋ねられると、大館恒夫支部幹事長は「そういう気持ちでやる」と、公党として、選挙結果に一定の責任を持つ考えを示した。
 滝沢求支部長も「そう受け止めて構わない」と話したが、一方で「市民党という小林氏の意思がある。他党が推薦するかもしれない。二連敗とかの議論はちょっと違うかも…」と述べるなど、いまひとつ歯切れの悪さものぞかせた。
   □   □
 「幅広い支持を得ながら臨む」と市民党を掲げる小林氏だが、強力な後援会を持ち、田名部匡省民主党県連代表と近い中村氏に挑むには、現実的に自民の協力は不可欠だ。「停滞か、前進かの市民投票」というテーマは、衆院選を郵政民営化の国民投票に位置付けた小泉純一郎自民党総裁の発言にどこか重なる。
 自民は、前回二〇〇一年の市長選で党員から候補者を擁立。推薦とはいえ党営選挙並みの戦いを展開した末に敗れた。慎重論を唱える市議は、過去の経緯を踏まえ「二連敗だけは許されない」と訴えていた。
 市長選について同支部は、支部長・三役に対応を一任していた。小林氏の推薦は十六日の支部長・三役会で内定、この日の役員会で正式決定したばかり。だが、支部内は急速に臨戦モードに入りつつある。
 慎重論の市議は「決まった以上はやる。現職では駄目という点は一致していたのだから」。主戦派の市議は「前回は上意下達で、国政選挙のようだった。今回は違う。市議選並みだ」と前回との違いを強調した。ある県議は「一期四年の中村市政への批判票を掘り起こす」と意気込む。
 半面、周辺には「小林氏推薦の経緯が分からなかった」との不満もくすぶる。「あくまで本人の選挙だろう」と冷ややかな声も。
   □   □
 もう一つ、選挙戦の鍵を握るのが、地元選出の大島理森衆院議員の動向だ。衆院選が重なりこれまで明確な姿勢は示しておらず、十七日に支部幹部から強い支援要請を受けた。大島氏は十八日の取材に「県連に報告が上がったらコメントする」と話すにとどめている。

200片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/19(月) 21:39:50
知事選へ
  民主が独自候補も視野 長崎
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2005/syuin/kikaku4/05.html

 「この七年半の間、行ってきた施策や改革は進展しているが、なお道半ば。しっかり成就させる責任を痛感している」

 十三日の九月定例県議会初日。本会議であいさつに立った知事の金子原二郎(61)は、三選を目指す決意を表明した。

 自民の歴史的大勝で幕を下ろした衆院選。本県では比例復活を含め自民四人、民主二人が当選。参院を含めると本県に足場を置く国会議員は自民五人、民主四人となり、解散前に比べ自民が一増となった。これが来年二月予定の知事選や二〇〇七年の参院選にどう影響を及ぼすのか。

 金子は既に三十を超える団体から出馬要請を受けたが態度を保留。〇二年の再選時の例から九月議会での態度表明が濃厚とみられていた。

 そして、タイミングを計ったように衆院選終了直後に出馬表明。県政界からは「衆院選の結果が判断に影響した」との声が出た。「民主が苦戦、自民が躍進した流れに乗りたいという考えがあったのではないか」。県議の一人はそう話す。

 金子はもともと自民の衆院議員。知事転身に当たっては無所属で立候補した。〇二年の前回知事選では自民、民主、旧自由など六党相乗り推薦で他候補を圧倒。共産を除くオール与党体制の中で二期目を過ごしてきた。

 「公平・公正」が金子の信条。大きな失政もない中で、この点に異論を挟む声が出てきた。

 民主県連は七月末の常任幹事会で、知事選に独自候補擁立の可能性も含めて議論することを確認。「金子の政治姿勢に公平・公正という点で問題がある」というのが理由だ。民主関係者は「知事就任後の国政選挙で、自民寄りの動きがあったようだ」と指摘する。

 民主は〇四年の参院選長崎選挙区で、自民前職を打ち破り犬塚直史(50)を当選させた。比例得票でも自民に約三千八百票差をつけ”第一党”となった。仮に知事選で敵に回れば、金子には大きな壁となる。だが、今回の衆院選の比例代表では、自民が再び民主を四万票以上引き離し、金子に不利な情勢は解消された。

 金子は、県政界でささやかれるこうした見方を「知事選と衆院選は関係ない。私の公平・公正という姿勢も変わっていない」と否定する。

 民主県連は知事選対応について近く協議を再開させる。注目されるのが、一九九八年の知事選で金子と激戦を演じ、今回の衆院選で長崎2区への出馬要請を固辞した民主の参院議員、西岡武夫(69)の動向だ。また、共産県委員会も対立候補の擁立を検討している。

 知事選の先には〇七年の参院選も控える。自民の田浦直(68)と西岡が任期満了を迎える。自民県連幹事長の三好徳明は「小泉旋風は二年後までは吹いてない」とみる。その時、県内の政界地図はどうなっているのか。知事選をめぐる動きが大きなポイントとなる。(文中敬称略)

 (衆院選取材班)
2005年9月17日長崎新聞掲載

201片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/19(月) 22:01:27
下地氏が「沖縄」新党を構想 保守・中道層で200人規模に
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-6496-storytopic-3.html

 11日の衆院選沖縄1区で当選した無所属の下地幹郎氏は13日、県出身国会議員や県議、市町村首長、議員らでつくる沖縄独自の新党を年内までに旗揚げする考えを明らかにした。自身の国会で会派所属は当面は民主党・無所属クラブか完全無所属かのいずれかを選択するとして「自民党には行かない」と明言した。
 下地氏は「新党の旗揚げで沖縄の政治を変える。保守、中道層を集め、民主党や社大党とは違う別の党をつくりたい」と述べた。その上で、自身が主宰し、當間盛夫氏や呉屋宏氏ら県議や市町村議員らで構成する政策集団「そうぞう」と合流させ、200人規模の政党にしたい意向だ。
 名称は未定だが「沖縄」あるいは「琉球」などを使用することを検討。新党旗揚げで「沖縄の立場で政府にものが言えるような環境をつくる」と話した。
(9/14 11:28)

202片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/20(火) 13:43:49
自民分裂の様相強まる 射水市長選、臨戦態勢 富山・北日本

 射水市長選は、出馬を予定している分家静男新湊市長、土井由三小杉町長、吉田力大島
町長が後援会組織拡大に乗り出すなど、衆院選が終わり、再び活発な動きをみせている。
十九日には、自民党射水郡連の三役会議があり、分家、吉田両氏のいずれかで党推薦候補
の一本化を目指したが、結論は出なかった。両氏とも出馬の構えを崩しておらず、衆院選
同様に〝自民分裂選挙〟の様相が強まってきた。

 射水市長選は、出馬を予定している分家静男新湊市長、土井由三小杉町長、吉田力大島
町長が後援会組織拡大に乗り出すなど、衆院選が終わり、再び活発な動きをみせている。
十九日には、自民党射水郡連の三役会議があり、分家、吉田両氏のいずれかで党推薦候補
の一本化を目指したが、結論は出なかった。両氏とも出馬の構えを崩しておらず、衆院選
同様に〝自民分裂選挙〟の様相が強まってきた。

 三氏からの推薦申請を受けた自民党射水郡連と新湊市連は、党籍のある分家、吉田両氏
のいずれかで推薦候補を一本化する方向で検討を進め、八月中をめどに結論を出す予定
だったが、八月八日に衆院が解散。九月十一日の投開票まで約一カ月間、調整協議に入れ
なかった。

 この間、分家、吉田両氏はともに射水市域の中心部となる新湊市今井、土井氏は小杉町
駅南通りに後援会事務所を構え、活動を本格化した。

 分家氏の後援会は、新湊市各地区の連合自治会長や有力経済人らが幹部に名を連ね、地
盤固めに努めている。吉田氏は大島町を固める一方で、大門町での後援会立ち上げにめど
をつけ、支持拡大に動いている。土井氏も過去の小杉町長選で対立陣営に回った有権者や
自民支持層への働き掛けを強めている。

 射水市域は衆院選では富山3区。綿貫民輔氏(国民)と萩山教厳氏(自民)による〝自
民分裂選挙〟で揺れた。首長三氏の後援会には綿貫氏支持者と萩山氏支持者が混在。射水
市長選への影響を懸念する声も出ていたが、衆院選は綿貫、萩山両氏が当選し、後援会幹
部らは「支持者の間に深刻な亀裂は生じなかった」としている。

 一方、自民関係者の間では「新市のスタート時に首長同士の激しい選挙戦を行えば、市
町村間で亀裂が生じる」(県議の一人)との声があり、候補一本化への考えが根強い。

 しかし、三首長の後援会はいずれも「選挙戦に向かって走り出した以上、意思の撤回は
考えられない」(幹部)としており、再び自民分裂の危機の様相を帯びている。

203片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/20(火) 13:44:28
推薦一本化は不調 射水市長選で自民射水郡連 富山・北日本

 自民党射水郡連(山本修支部長)は十九日、三役会議を開き、射水市長選(十一月二十
日告示)に出馬表明している三首長のうち、自民党籍のある新湊市長の分家静男氏(5
9)=二期、片口=と大島町長の吉田力氏(57)=五期、小林=の推薦について一本化
を協議したが、結論は出なかった。

 小杉、大門、大島、下村の各支部長、幹事長、事務局長と夏野元志県議が出席。

 分家、吉田両氏のいずれかで一本化し、推薦したいとの意向が示されたが「結論を出す
にはもっと踏み込んだ情報が必要だ」との意見もあり、山本支部長と四方支部長が両氏と
会って市長選に対する思いを直接聴いたうえで一本化の可能性を判断する。

 郡連として早急に同党新湊市連(四方正治支部長)と詰めの協議をし、月内にもあらた
めて三役会議を開くこととした。

 射水市長選には小杉町長の土井由三氏(64)=二期、下条=も出馬表明し、郡連や各
支部に推薦願いを出しているが、山本支部長は「自民党員ではなく推薦の対象からは除外
する」とあらためて述べた。

204片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/22(木) 17:41:21
小泉さん主導の擁立か安部さん主導の公募か、なら楽勝だね。天領みたいな感じで県政運営。
それはともかく、仙台市長選のときのような目星はつかないのか? 消防庁次長まで出世してる人はいわゆる改革派にはなれない気がする。

宮城知事選 自民の候補者選考 前・現幹事長が“前哨戦”
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050922t11021.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)に立候補の意欲をみせる自民党県議2人が、マイクを握った。
 最初に立ったのは村井嘉浩(45)=仙台・宮城野=。「不退転の決意で立候補したい。この財政危機を皆さんの知恵で乗り切り、県を立て直したい」と力を込めた。

 「わたしにとって最後のチャンスだ。候補者を探したが見つからず、自らという決意を持った」。続いて相沢光哉(66)=仙台・青葉=が、党県連幹事長の「調整役」から「主役」に回ることへの理解を求めた。

<若手とベテラン?>
 21日朝にあった県議会最大会派「自民党・県民会議」の会派総会。渦中の2人は、初めて公式の場で「決意」を述べた。同僚からは、それぞれに拍手が送られた。
 前日の20日。自民党県連と会派が募った「知事候補」には、官僚や元衆院議員ら10人の名前が寄せられた。2人の名前も他薦で挙がった。
 県議3期目の村井は、党県連の前幹事長。2003年衆院選や昨年の参院選を乗り切った。国政選挙のたびに立候補が取りざたされる「若手のホープ」だ。
 一方の相沢は仙台市議3期、県議4期の大ベテラン。党県連の現職幹事長で、9月の衆院選は自民党を圧勝に導いた。以前から「首長志向が強い」と評されてきた。

<3日3晩悩んだ>
 「旧態依然たる既得権意識がはびこっているなら、少量適量の刺激は組織再生への良薬になる。だが、分量を間違うと組織には致命傷になる」
 21日午後、相沢は、県議会9月定例会本会議の一般質問に立った。気合の入った口調で、浅野県政を攻撃。時折、議場の笑いも誘う。村井もじっと聞き入り、拍手を送った。
 午後4時。村井は仙台市青葉区のホテルにいた。
 「県の財政状況は厳しい。沈みかけている船の船長になれる人材かどうか、3日3晩悩んだ。多くの方に励まされ、手を挙げる決心をした」。約200人が詰めかけた後援会緊急総会で、村井は県政トップへの意欲を強調して見せた。

<「委員が判断を」>
 東京・永田町の党本部。午後5時、県選出国会議員団会議が開かれた。「党が推薦できるようなかかわり方が望ましい」との意見が相次いだが、肝心の「知事候補」の選考をどう進めるかの議論には至らなかった。
 「わたしは自民党に育てられた。仮に相沢さんが選ばれたら全力で応援する」と村井。幹事長留任の求めを断った相沢も「選考委員会で思ったことを述べる。後は委員が判断することだ」と淡々と語る。
 告示まで半月。2人の「政党人」の進路はまだ見えない。
   ◇   ◇   
 知事浅野史郎の4選不出馬で混迷を深める知事選。告示2週間前で「立候補表明ゼロ」という異常事態の中、水面下では候補者選びの動きが複雑に絡み合う。交錯する思惑や動きを追う。(敬称略)
2005年09月21日水曜日

出馬表明者ゼロ 衆院選が影響?宮城知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000126-kyodo-pol

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投開票)は、いまだに出馬表明者ゼロという異例の事態となっている。4選が有力視されていた浅野史郎知事(57)が8月下旬に突然不出馬表明したことに加え、9月11日の衆院選終了まで準備がままならなかったことが背景にありそうだ。
 自民党は県内の衆院6小選挙区のうち5選挙区で勝利し改選前より1議席増。勢いで無党派知事勇退後の主導権確保を狙う県連が13日から知事選候補の自薦や他薦を募集したところ、元副知事で前消防庁次長の東尾正氏(54)、前県連幹事長の村井嘉浩県議(45)ら10人の名前が挙がった。
(共同通信) - 9月22日17時26分更新

205片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 18:40:46
推薦問題で結論出ず 射水市長選で自民小杉支部 富山・北日本

 自民党小杉町連合支部(山本修支部長)は二十三日、町内十地区の各支部長、幹事長ら
五役を集めた会議を開き、射水市長選に出馬表明している新湊市長の分家静男氏(59)
=二期、片口=と大島町長の吉田力氏(57)=五期、小林=の推薦について協議した
が、十九日の三役会議に続いて結論が出なかった。二十五日に予定していた党射水郡連の
三役会議は延期した。各地区ごとに党員の意見を集約したうえで、二十八日にあらためて
小杉町連合支部の会議を開く。

 山本支部長は冒頭「町連合支部として早急にどちらを推薦するか結論を出したい」と述
べた。会議では分家氏を推す声と吉田氏を推す声が出され、意見集約できなかった。山本
支部長は「二十八日の会議で結論を出す」としている。

 射水市長選には小杉町長の土井由三氏(64)=二期、下条=も出馬を表明し、同党射
水郡連や支部に推薦願いを出しているが、党籍がないことから推薦の対象としないことに
している。

206片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 19:31:56
40日間短期決戦/八戸市長選 青森
(上)突然の対立候補/小林氏、対決姿勢あらわ/水面下で周到に準備
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/hachinohe_shicho/0919.html

 「満場一致で、小林眞さんの推薦を決定しました」−。

 十八日午前九時すぎ、八戸市内のホテルで開かれていた自民党八戸市支部役員会に、支部長の県議滝沢求の声が響いた。緊張した面持ちの小林は深々と頭を下げ「合併の尻すぼみ、造船会社の転出に見られるような産業政策の失敗に象徴される八戸市政の停滞を打破すべく、全力で戦いたい」と力を込めた。

 現職中村寿文が広域合併構想を掲げながら南郷村との一市一村の合併となったことなどを指しての発言。「身を捨てる覚悟で全力で戦う」と小林が現職との対決姿勢をあらわにすると、ひときわ大きな拍手がわいた。

 自民側の候補擁立に関しては七月十日、取りざたされていた滝沢が出馬見送りを決め、同支部は新たな人選に着手。総務省財務調査官だった小林が浮上したのは同月下旬ごろとされる。「候補を探す過程でさまざま声を掛けたが、小林さんは強い意欲を持っていた」と、ある支部幹部は語る。

 小林と自民側が接点を持ち始めたころ、衆院に解散風が吹き始める。地元3区選出の大島理森の八期目当選を最優先とする同支部は、市長選対応を中断。衆院選で「中立」の立場をとっていた中村を刺激したくないとの思いも支部にあり、小林の名は一部関係者の間で秘密にされた。

8月上旬に出馬決意

 小林が出馬の決意を固めたのは八月上旬ごろだが、本紙の取材などに対しては再三にわたり「出馬は全くない」と否定するなど、ステルス(隠密)作戦を徹底。自民側の動きが鳴りを潜めたことで、市民の間には「対立候補擁立は、無理ではないか」との見方が広がっていた。

 自民党が歴史的大勝を飾り、3区で大島が当選した衆院選から三日後の今月十四日、小林は八戸市内で記者会見を開いた。十月二十三日の告示まで四十日足らず。無名の新人による突然の出馬宣言は、市民を驚かせた。この間の経緯は自民側も小林も明らかにしていないが、水面下では出馬宣言の時期などについて周到に準備が進められたとみられている。「大島理森県連会長は前から不戦敗はないと言っていた。衆院選の結果が出てから決まるだろう」。小林の名前が表面化していなかった今月上旬、党県連幹部からはこんなささやきも聞こえた。

 「無所属で、幅広い支持を得ながら選挙運動を進めたい」という小林は出馬宣言後、共産党以外の各政党に推薦願を提出。「市民党」的な立場を掲げて、親類や中・高校時代の友人らを頼りに支持拡大に歩く毎日を過ごす。

 一方、推薦を決めた自民側は今後、選対組織を発足させ、小林を支援する考え。だが、党県連会長の大島は市長選に関しては「市議団がいる」などと語り、支部レベルでの対応が基本だとする。自ら街頭に立ち、事実上の党営選挙で中村陣営と全面戦争をした前回とは一転、今回は裏方に回るもようだ。

「八戸版刺客」の声も

 小林と自民党の関係を測りかねている他党の市議からは「自民党はどこまで本腰でやるのか」「負けても党に傷が付かないよう、前面に出てこないのでは」などの声が出ている。だが、市内のある自民党支持者はこう語った。「いくら熱意があっても、無名の新人が職を辞して一人で市長選に出てこられるわけがない。小林は、八戸版の刺客だと思う」

207片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 19:33:59
40日間短期決戦/八戸市長選 青森
(中)現職の周辺/持ち込まれた八戸戦争/自民の“意趣返し”に反発も
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/hachinohe_shicho/0920.html

 「『しみんとう』に一つ濁点がつけば『じみんとう』。自民の推薦は出馬前から決まっていたんだろう。自民推薦候補となったことで、こちらの議論にも影響は出てくると思う」

 ある民主党県議は十八日、元総務省財務調査官・小林眞(55)の推薦願提出からわずか五日間で、自民党八戸市支部が推薦を決めたことを、皮肉を込めて語った。

 「市民党」的な立場を掲げ、幅広い支持を求めて自民、民主、公明、社民の各党に推薦願を出した小林。だが、衆院選の余韻がまだ残る中での推薦劇は、二期目を目指す現職・中村寿文(66)の陣営と、前回選挙で中村を全面支援した民主党系勢力に“小林イコール自民”と強く印象付けた。

 それは新人小林が中村に挑むという無所属対決の構図に、自民党と民主党という二大政党対決、ひいては自民党県連会長の衆院議員・大島理森と、民主党県連代表の参院議員・田名部匡省、衆院議員・匡代が繰り広げてきた同市の保守政界を二分する“八戸戦争”の構図が持ち込まれたことを意味する。

「中立」姿勢に不満

 田名部匡省を中心とする民主・田名部勢力の中村に対する評価は、必ずしも高くはない。日ごろ中村市政を支える市議会与党会派・政風クラブの市議も、中村に対しては「与野党の濃淡はあるべきなのに、われわれには淡、淡、淡だ」などと不満を口にする。

 国政選挙での「中立」姿勢にも不満が強い。匡省が戦った昨年の参院選、匡代が大島に立ち向かった先の衆院選で田名部陣営は再三、応援演説を要請したにもかかわらず、中村は応えなかった。自民系と民主系の市議会会派がそれぞれ二十二議席と拮抗(きっこう)していることが背景にあるとされる。一方、中村は市長選直前の衆院選だったこともあって「中立」を崩さず、「(田名部陣営から)風当たりは強い」と漏らす場面もあった。

 それでも中村が県南地域の非自民勢力の重要な砦(とりで)であることに変わりはない。小林の自民推薦が決まった以上、民主・田名部勢力の針が再び中村に振れる可能性は高い。

追い風に警戒感

 一方、与党会派から不満が上がるほど、前回選挙で戦った野党・自民系会派に配慮を見せてきた中村だが、自民党は小林を推薦。“意趣返し”ともいえる結果になった。中村は「驚いた」とだけ述べたが、冷静さの陰で中村側の自民への反発は強いようだ。別の民主党県議は「双方の政策を見て市民に判断してもらえる。むしろすっきりする」と保守対決を歓迎する。

 中村後援会長の四戸正義も「誰かが出ると予想していたので、衝撃は感じていない」と冷静だ。ただ、選挙戦については「小林さんのキャリアはすごいし、衆院選を見る限り落下傘という戦術も有効だ。自民への追い風が吹かないか警戒している」と表情を引き締める。

 中村市政四年間を「停滞」と主張、攻勢を強める小林。ただ十八日、公務で市内四地区の敬老会を回り終えた中村は「とらえ方はさまざま。四年間の成果は出ている。そして次の四年間でまた進めていきたい」と受け流した。

 定例市議会閉会翌日の二十八日、公約発表と市政報告会スタートで一気に選挙態勢に突入する中村。現在は市議会を優先させ、努めて冷静な受け答えに終始しているが、小林が出馬表明した十四日には一言、選挙戦への意気込みを口にした。

 「政治家としての理念と政策をお互いに出し合い、そして市民の審判を仰ぎたい」

208片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 19:38:33
40日間短期決戦/八戸市長選 青森
(下)見えない風/カギ握る現市政の評価/共産も月内に対応決定
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/hachinohe_shicho/0921.html

 自民党八戸市支部が元総務省財務調査官・小林眞の推薦を決定し一夜明けた十九日、同市内の敬老会会場に、本格化する市長選の主要人物がずらりと顔をそろえた。

 二期目を目指す現職中村寿文、自民党県連会長の衆院議員大島理森、同党八戸市支部長の県議滝沢求、民主党県連代表の参院議員田名部匡省、同党衆院議員田名部匡代…。決戦前夜の静けさのように、互いに軽くあいさつを交わしただけで特段のやりとりはなかったが、おのおのの表情には緊張感が見て取れた。

 二〇〇一年の前回市長選。中村は田名部匡省を頂点とする非自民系政治団体・県民協会(民主党県連に〇四年に合流)や民主党などの支援を受けた。一方の自民側は、元県議金入明義を事実上の党営選挙で支え、大島が先頭に立って総力戦を展開した。市内保守勢力を二分した激戦の結果は、草の根選挙を展開した中村が自民党の組織力で攻勢を掛ける金入を抑え、約九千八百票の大差をつけて当選した。

 金入の選挙にかかわった自民党幹部は「公認候補並みの態勢で懸命にやった。ただ、金入も中村も議員としてはベテランだが、首長としての手腕は未知数。表面的なイメージや期待感で票を入れた人もかなりいるだろう。期待感という風が、中村のほうに強く吹いたのではないか」と四年前を振り返る。

「停滞」主張は短絡的

 今回の市長選。知名度の低い新人小林が短期決戦で現職と対等に勝負できるのか、疑問視する声は少なくない。だが、同幹部は別の見方をする。「確かに小林本人の運動量は限界がある。一方で、中村市政に対する不満や批判、現状を変えたいとの声も市内に相当あるとみている。小林陣営がここに火をつけることができれば、一気に燃え広がる可能性がある」。そして「中村にとっては期待感やイメージではなく、四年間の実績が問われる選挙だ」と言葉を続けた。

 一方、前回、中村選対の幹部だった民主党県議山内正孝は「中村市政は、市民病院など各種施設建設費の償還、行財政改革、談合問題、市営バスの運営見直しなど、前任者が残した難しい課題の対応に時間をとられてきた」とし「課題に道筋がついてきたことで、今後はより独自色を出せる」と強調。小林が中村市政の現状を「停滞」と主張していることについては「停滞だ、失敗だと、ワンフレーズで批判するのは短絡的な発想だ」と切り返す。

衆院選「中立」の理由

 中村が重要施策の一つとして展開している新エネルギー・環境リサイクル事業は、大島が国などとの仲介役を果たしたとされる。衆院選で大島陣営は「国にかかわる事業のほとんどは、大島の協力があると言っていい」と強く訴えた。中村も「(大島に)市政にいろいろ協力してもらっている」と、衆院選で「中立」の立場をとった理由を述べる。

 中村市政に既に「自民協力事業」が組み込まれていることは、中村と小林の主要政策面での差別化を薄める結果になっている。小林が「ストップさせる政策はない」という背景には、このような事情もあるとみられる。

 大島、田名部匡省、匡代らが今回、どのように動くのかはまだ見えていない。同時に現市政に対する期待や批判などの見えない声が、どのような票となっていくのかも勝負のカギを握りそうだ。

 一方、共産党陣営も今回の選挙を「中村市政の四年間の総括」と位置付ける。現在、党三八地区委員会が候補擁立など市長選対応を検討しており、今月中に結論を出す方針だ。(文中敬称略)

209片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 21:05:27
宮城県知事選 出るか「浅野サプライズ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000017-khk-toh

<「しかるべき人」>
 知事浅野史郎(57)の4選不出馬表明という「浅野サプライズ」から約1カ月。小泉旋風で衆院選に圧勝した自民党県連主導で、知事選(10月6日告示、同23日投票)の候補者選びが進んでいた。
 「しかるべき人が、自民党という御輿(みこし)に乗らない別の形で必ず出てくる」
 浅野が漏らした言葉に、浅野に近い人物は「支援」を読み取り、「後継指名はしない、と言っていたはずじゃないですか」という言葉をのみ込んだ。浅野は今月12日の定例記者会見でも、得意の英語で「老兵は消え去るのみ」と語り、後継指名をする考えがないことを重ねて強調していた。
 ただいつになく深刻な浅野の表情に、知事周辺は「4選不出馬表明に次ぐ第二の浅野サプライズがある」と直感、浅野の戦略を思い描いた。「自民党の候補者選びが終わった後、知事は無色透明の対立候補を立てるつもりだ」

<田島氏は受けず>
 不出馬表明後、浅野自身が後継者の擁立に動いた形跡はない。浅野とコインの表と裏と称されてきたブレーン、田島良昭(60)が1人、後継候補の擁立に動いた。浅野の不出馬表明直後、ある首長を口説いたという。だが、不首尾に終わり、周辺は一時、田島擁立に傾いた。
 「二人三脚で走ってきて、(2人で)ゴールしたのに、1人だけ走り続けるのはおかしい」。田島は固辞し、周辺の動きは一気にトーンダウンした。
 しかし告示が迫る中、脱政党・脱組織型の選挙スタイルを確立した浅野流と懸け離れた候補者選びを目の当たりにし、「時代に逆行した手法。知事の危機感も臨界点に達しつつある」(知事周辺)との見方が出始めていた。

<知事の心境変化>
 21日夜、田島は、傍観者を決め込む浅野に力説した。「これまでの流れがすっかり変わってしまうようなことがあってはならない」。浅野は即答を避けたが、「本人にも響いたと思う」と、田島は翌日、親しい福祉の仲間に語った。
 知事周辺が浅野の心境の変化を解説する。自民党県連の選考方法を挙げ、「入学試験をやると言って、学生(候補者)を集めておきながら選考方法さえ明らかにしない。こんな公募もどきに手を挙げる方も見識が問われる」。
 浅野は取材に対し、「生々しい話は、今は差し控えたい」と答えるにとどまる。だが、「第二のサプライズ」を完全に否定はしない。
 知事選の告示まであと12日。「無党派の巨人」の一挙手一投足から目が離せない日々が続く。
(敬称略)
(河北新報) - 9月24日7時6分更新

210片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 21:07:06
選挙:知事選 民主県連、独自に候補擁立へ−−金子原二郎氏は推薦せず /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050924-00000180-mailo-l42

 民主党県連は23日、常任幹事会を開き、来年2月に予定されている知事選で、原則として3選を目指し立候補を表明した金子原二郎知事(61)を推薦せず、独自候補の擁立を目指す方針を決めた。前回は自民、公明などと6党で金子知事を推薦していた。
 川越孝洋・県連幹事長は「政党である以上、安易に相乗りはすべきではないという意見が大勢を占めた」と話した。ただ、具体的な候補者名は出ておらず、国会議員団を中心に10月20日の連合長崎の大会までに人選を急ぐ。
 知事選には現在、金子知事しか立候補を正式表明していない。かつて所属していた自民党県連は推薦に前向きな考えを示している。【横田信行】
9月24日朝刊
(毎日新聞) - 9月24日17時40分更新

211片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 03:47:09
迫る八幡平市長選 前県議VS前西根町議 両陣営の作戦いかに=読売岩手

 安代、松尾、西根の3町村が合併して誕生した八幡平市の市長選の告示が25日に迫った。今のところ、立候補を予定しているのは前県議の田村正彦氏(57)と前西根町議の遠藤斉優氏(60)の2人。両陣営とも支持拡大に奔走しているが、遠藤氏は民主党県連の推薦を背に組織力強化に努めているのに対し、田村氏は政党からの支援は受けず、幅広い層への浸透を図る作戦を採っている。
 遠藤氏が18日に市内で開いた集会には、民主党の工藤堅太郎、主浜了両参院議員、高橋令則前参院議員が顔をそろえた。工藤氏は「遠藤さんの政策を聞き、市長に最もふさわしいと感じた」と持ち上げ、聴衆に支持を訴えた。
 遠藤氏は工藤氏や主浜氏ら民主議員の後援会の地域支部の幹部を務めてきた。こうした実績を踏まえ、党県連は遠藤氏の要請に応えるかっこうで推薦を決めた。
 今回の衆院選で、岩手2区の民主公認候補の畑浩治氏は八幡平市内で約7400票を獲得したが、自民公認の鈴木俊一氏に約2500票の差をつけられた。とはいえ、前回の衆院選で民主候補が鈴木氏に約3500票の差をつけられたのに比べると、投票数の違いこそあれ、その差は縮まったと言える。
 応援に力を入れる工藤氏は「遠藤さんには長年世話になってきた。支援しないわけにはいかない」と必勝を期すが、工藤氏が「2年後に向け、民主の勢力を拡大していく」とも語るように、それは07年の参院選をにらんだ動きでもある。
 ただ、党組織は一枚岩とはいかず、今回の衆院選で民主候補を応援した安代地区の市議の一部はライバルの田村氏の応援に回る。その中の一人は「工藤さんとも田村さんとも長い付き合いがある。この市長選では個人的なつながりを大事にして田村さんの側につく」と説明する。
 一方、田村氏は県議会で無所属会派「政和会」に所属し、政党とは一線を画してきた。市長選でも、連合岩手からの推薦は得たものの、「東京の意向で動く政党と組めば、地方の政治はできなくなる」と考え、政党からの推薦は受けずに臨む構えだ。
 衆院選でも支持層の底堅さを誇った自民党だが、市長選への対応は旧3町村それぞれの支部に任せており、県連も具体的な方向性を出していない。民主の活発な動きにも「地元との信頼関係は出来上がっており、党の地盤が崩される心配はしていない」(佐々木大和幹事長)と余裕の表情だ。

212片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 05:24:48
選挙:岡山市長選 高谷茂男氏が出馬表明「徹底的な行財政改革が必要」 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000225-mailo-l33

 衆院選に出馬した萩原誠司前市長の辞職に伴う岡山市長選(10月2日告示、9日投開票)で、チボリ・ジャパン社長の高谷茂男氏(68)が15日、無所属での出馬を正式表明した。既に前衆院議員の熊代昭彦氏(65)が出馬を表明し、元県情報政策課長の高井崇志氏(35)も出馬の意向を示している。
 岡山市のホテルで会見した高谷氏は「会社と同じ経営感覚を取り入れた『株式会社岡山』をイメージしながら、徹底的な行財政改革が必要。長期的なビジョンを持ち、中期、短期にすべきことを考え、実行する」と意欲を語った。チボリ公園については「経費削減で収支のバランスが取れた。黒字も目前で、めどがついた」と話した。
 高谷氏は総社市出身、岡山大法経短大卒業。95年にレジャー施設「おもちゃ王国」社長、01年から倉敷チボリ公園を運営する第三セクター「チボリ・ジャパン」の社長を務めている。【山本芳博】

9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日17時10分更新

213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 05:26:08
選挙:岡山市長選 高井崇志氏、出馬表明−−市民参加の市政目指し /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000298-mailo-l33

 元県情報政策課長の高井崇志氏(35)が16日、岡山市長選に無所属での立候補を表明した。
 高井氏は民主党公認で次期参院選に出馬表明していたが、市民団体から無所属での市長選出馬を要請され、14日付けで同党を離党した。
 岡山市で会見した高井氏は「一部の人が潤う大規模事業を見直し、子育てや教育など市民の暮らし向上のために税金を使うべきだ。若さと行政経験を生かし、予算立案の段階から市民が参加できる市政を目指したい」と話した。
 高井氏は北海道函館市出身。東大卒業後、93年に旧郵政省入り。01〜04年、県情報政策課長を務めた。【山本芳博】

9月17日朝刊
(毎日新聞) - 9月17日17時20分更新

選挙:岡山市長選 自民県連、保守一本化難しい 推薦問題、22日にも結論 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000297-mailo-l33

 萩原誠司前市長の衆院選出馬に伴う岡山市長選(10月2日告示、9日投開票)で、自民党県連は16日、同市を選挙区とする県議を集め対応を協議した。県連に推薦願を提出している保守系2氏について、森正人幹事長は「最善の努力はするが、一本化は難しい」との見通しを示した。【若狭幸治】
 市長選には▽衆院選出馬を取りやめた前衆院議員、熊代昭彦氏(65)▽倉敷チボリ公園を運営する第三セクター「チボリ・ジャパン」社長、高谷茂男氏(68)の保守系2氏と、民主党公認で次期参院選を目指していた高井崇志氏(35)が出馬表明している。
 森幹事長によると、会合では各県議から意見を聴取。「高井氏に負けない」ことを大前提に、保守一本化についても話し合われた。しかし、熊代氏らについて「衆院選で、党本部の方針に反して支援した県連の努力を無にした」「分裂選挙を避けるため衆院選を断念したのだから、市長選では推すべきだ」と対立する意見が出され、まとまらなかったという。
 県連は今後も調整を続け、22日の会合で結論を出す。

9月17日朝刊
(毎日新聞) - 9月17日17時20分更新

214片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 05:27:39
高谷・チボリ社長:「経営見直しへ決断を」 岡山市長選出馬のため最後の会見 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000287-mailo-l33

 岡山市長選(10月2日告示、9日投開票)に立候補するため今月末で第三セクター「チボリ・ジャパン」社長を辞める高谷茂男氏(68)が21日、倉敷市役所で社長として最後の記者会見。「(チ社に出資する)県、倉敷市は(経営形態について)政治的決断の時が来たと思う」と述べ、倉敷チボリ公園を岡山市の後楽園のように公営、または公設民営にすべきだ、との考えを示した。
 高谷氏は01年度に同社再建を任され、民間から無報酬で社長に就任。役員や社員の削減、外部との委託契約見直しなどで大幅に経費を減らし、「入園者が年間100万人程度に減っても収支バランスが取れるようにした」(高谷氏)という。
 しかし、02〜06年度の経営計画で「04年度に単年度黒字、06年度以降は県の補助金なしでも黒字化する」としていた目標は、04年度は未達成。06年度以降も不透明な状況になっている。累積赤字は約79億円。
 高谷氏は「チボリ公園は倉敷市の公園。都市づくり計画の中にしっかりと位置づけ、利用方法を考えていただきたい。チ社は税金などで既に市の出資金(約15億円)を上回る貢献をしている」などとし、県、市、企業が出資した約160億円を半減させて累積赤字を解消後、市を中心とする公営、または公設民営とする考えを示した。【小林一彦】

9月22日朝刊
(毎日新聞) - 9月22日17時20分更新

選挙:岡山市長選 自民県連、結論持ち越す−−幹部会 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000288-mailo-l33

 萩原誠司前市長の衆院選出馬に伴う岡山市長選(10月2日告示、9日投開票)で、自民党県連は21日、幹部会を開いて対応を協議した。
 立候補表明している保守系2候補の推薦願について協議したが、結論が出なかったため22日の総務会と選挙対策委員会合同会議に委ねることになった。他に玉野市長選、岡山市議補選への対応も話し合う。【若狭幸治】

9月22日朝刊
(毎日新聞) - 9月22日17時20分更新

215片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 05:33:31
選挙:岡山市長選 高谷茂男氏を推薦−−自民県連 /岡山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/archive/news/2005/09/23/20050923ddlk33010615000c.html

 萩原誠司前市長の衆院選出馬に伴う岡山市長選(10月2日告示、9日投開票)で、自民党県連は22日、チボリ・ジャパン社長の高谷茂男氏(68)の推薦を決めた。県連への推薦願は衆院選出馬を断念した前衆院議員、熊代昭彦氏(65)も提出していたが、森正人幹事長は「党として国、県と連携できる市長を選ぶということで一致した」と述べた。ただ自主投票を求める声も強く、実際の支援が一枚岩になるかは未知数だ。

 この日は岡山市のホテルで総務会と選挙対策委員会合同会議を開催。高谷氏を推す声に対し、「熊代氏は分裂選挙を避けるため、苦渋の決断で衆院選を降りた」「いずれか一方に推薦を出すと遺恨が残る」など、自主投票を求める意見も多数出された。

 会合後、森幹事長は「議論百出したが、高谷さんを推薦することで理解を頂いた」と説明。「党議拘束はないのか」という質問には千田博通・総務会長が「皆さんの良識に従って行動するのではないか」と答えるにとどまった。

 一方、同市野田の事務所で記者の取材を受けていた熊代氏は、県連の決定を知らされると声を震わせ「確認できてないのでノーコメント」とだけ答え、取材後も質問を受け付けずに車に乗り込んだ。

 同市長選には他に、元県情報政策課長の高井崇志氏(35)と、元団体職員の平田幸治氏(52)が立候補を表明している。

 同党県連はこの日、保守系3氏が出馬表明している玉野市長選(10月16日投開票)については自主投票を決めた。【若狭幸治、山本芳博】

毎日新聞 2005年9月23日

216片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 05:36:37
高谷氏の推薦決定/岡山市長選・自民党県連
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=6525

 自民党県連の総務会・選挙対策委員会合同会議が22日、岡山市内のホテルであり、岡山市長選(10月2日告示、同9日投票)で、チボリ・ジャパン社長の高谷茂男氏(68)を推薦することを決めた。

 今回の岡山市長選で、県連に推薦依頼があったのは、高谷氏のほかに、郵政民営化法案に反対して自民党公認を得られず、市長選に転身した前衆院議員の熊代昭彦氏(65)、元団体職員の平田幸治氏(52)。

 会議後に記者会見した森正人幹事長は、高谷氏の推薦について、「熊代氏は、郵政法案で党本部とねじれた行動を取った人。政令指定都市になるには、党本部、県選出国会議員、県連ががっちりスクラムを組まないといけない」と選考理由を説明。県連が総選挙で、郵政民営化法案に反対した平沼赳夫県連会長を支援するなどして党本部との間にできたしこりの解消に向けた選考結果だったことを明かした。

 岡山市長選にはこのほか、元総務省職員の高井崇志氏(35)が立候補の意思を表明している。

     ◇          ◇

 自民党の推薦決定を受け、高谷氏は「政権政党からの推薦はうれしい。中央との連携を強めて、地方から改革を進めていきたい」とほおを緩めた。陣営幹部は「党を支持する看護連盟などの団体や企業に協力を求めやすくなった。大きな追い風だ」と話す。

 一方、熊代氏は「市長は市民が選ぶものです。私は市民党として良識ある市民のみなさまとともに市民が主役の選挙を正々堂々と戦っていきます」とのコメントを出した。
(9/23)

217片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 05:39:08
女性副知事論戦過熱 きょう採決  宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=4702

安藤忠恕(ただひろ)知事が主要公約としていた「民間からの女性副知事」の人事議案をめぐり、県議会の議論が白熱している。知事が抜擢(ばってき)したのは日体大教授の坂佳代子氏(61)。議会では、「行政経験がなくて大丈夫か」「国とのパイプはどうなる」など様々な課題が指摘された。宮崎1区選出の自民衆院議員の後援会副会長だったことも分かり、中立性を問う声も出た。議案は21日、一般質問後に採決される予定だ。(斎藤靖史)
 
◆行政手腕
 「行政経験はないが、民間で培った豊富な経験と識見をいかし、活躍してくれると考えている」
 
安藤知事は15日の県議会でそう答弁した。「知事以上に行政に精通していないと、知事の補佐は難しいが」と尋ねた権藤梅義議員(民主)の代表質問への答えだ。

 体操選手として五輪出場や大学教授などのキャリアを持つ坂氏だが、行政経験はない。安藤知事は「県人会や県経営者会議のメンバーで、県の社会経済情勢を把握してる」と説明。「県政の課題を把握し、県行政のリーダーとして取り組んで欲しい」と述べた。
 
◆国とのパイプ
 「これまでは総務省出身の副知事が中央官庁とのパイプ役だった。新副知事には無理では」。14日、自民党の井本英雄議員が代表質問した。副知事は、78年から現在の三宅義彦氏まで8人続けて総務省(旧自治省)から招いているからだ。

 安藤知事は「新副知事にはこれまでの副知事とは異なる分野から、男女共同参画を取り入れた県政に取り組んで欲しい」と答え、違う面での貢献を期待する。県は今春、総務部長に総務省から河野俊嗣氏を招いており、パイプ役維持に一応の手は打った形だ。

 ◆自民代議士を後援
 坂氏は8月末まで約1年間、自民衆院議員の中山成彬氏の東京後援会副会長を務めていた。
 
社民党の高橋透議員は15日の代表質問で「人選に関係ないのか」とただした。これに対し安藤知事は「実績、経歴、人柄から人物本位で選んだ。行政は中立、公正、公平の元にあると本人には話している」と答弁。さらに16日の一般質問で、同党の太田清海議員に「(坂氏の副知事起用を)中山氏側から要請されたのか」と聞かれ、「就任の要請をした後、後援会副会長だったことを知った。ほかの人から要請があって選任したのではない」と否定した。
(9/21)

218片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 05:40:22
副知事内定坂氏に聞く 「宮崎に恩返しを」  宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news01.asp?kiji=4709

 県で初めての女性副知事に内定した宮崎市出身の日体大教授、坂佳代子氏(61)が22日、朝日新聞の電話取材に応じた。自民党衆院議員の東京後援会副会長を務めていたことから、県議会で「政治的中立性に問題がある」と指摘されたことについて、「名前だけの副会長だった。指摘は心外に思う」と反論。10月5日の副知事就任に向け、「さまざまな課題について勉強し、宮崎に恩返ししたい」と抱負を語った。
(辻岡大助)


 坂氏との主なやりとりは次の通り。

 ――宮崎県では初の女性副知事になります。

 「女性が副知事の県は全国に4府県あると聞きましたが、いずれも副知事が2人以上いる。財政的な問題から副知事が一人だけなのは宮崎だけで、ことの重大さを感じ、身が引き締まる思いです」

 ――これまでは総務省(旧自治省)の官僚が副知事を務めてきた。行政経験がないことを不安視する声もあります。

 「安藤知事から今年7月初め、『民間の意見を直接県政に採り入れられる宮崎にしたい』と要請がありました。宮崎のことを思う、すばらしい考えです。今の行政にないものが、私にはあるのかもしれません。男女共同参画も含め、今から勉強、勉強です」

 ――8月末まで宮崎1区の中山成彬・自民党衆院議員の東京後援会副会長でした。中立性を問う声もあります。

 「後援会の集まりに出席したのは2、3回で、特に政治活動はしてこなかった。今回の総選挙も支援活動は一切せず、目立った仕事をしないまま退会しました。名前だけの副会長でした。私は教職という、できる範囲のことしかしてこなかった。政治的中立性を問題視する意見は残念です。心外な気持ちです」

 ――実弟が中山議員の私設秘書ですね。

 「弟には弟の、私には私の人権と生活権があります。弟は秘書の仕事で生活しているんです。問題視されるのは不思議に思います。姉弟の考え方は全然違います。副知事の件で話し合ったこともありません」

 ――体操競技の元五輪選手で、体育団体を通じた人脈も広い。スポーツ行政への抱負は。

 「スポーツ各界に大勢の仲間がいる。宮崎のために協力してもらえる態勢を作り、宮崎の活性化につなげたい。現役時代に声援を送ってもらった故郷の人たちに恩返しをしたい」
(9/24)

219片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 16:26:08
宮城県知事選 前葉氏擁立論が浮上
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050925t11037.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)をめぐり、前県総務部長で公営企業金融公庫企画課長の前葉泰幸氏(43)を擁立しようとする動きが24日、急浮上した。保守系県議が同日、前葉氏に立候補を要請した。

 前葉氏をめぐっては、県議会会派「フロンティアみやぎ」の県議3人が、自民党の候補者情報募集に名前を挙げた。前葉氏は24日の自民党の聞き取りには「選考手続きが分からず、不安がある。現職でもあり、やや引くところもある」として出席を見送った。

 一方で、フロンティアは民主系会派や社民系会派に呼び掛け、党派を超えた幅広い支援態勢の構築を目指している。24日は、フロンティアと民主会派の県議が仙台市内で会談し、前葉氏に立候補を要請することで一致。急きょ上京し、前葉氏に立候補を要請した。

 前葉氏は河北新報社の取材に対し「(要請は)真摯(しんし)に受け止めるが、整理しなければならないことが多い。もう少し考える」と述べた。
 前葉氏は三重県出身。東大法学部卒。1985年、旧自治省(現総務省)入り。熊本県財政課長、総務省自治政策課理事官などを経て、2001年4月、宮城県理事兼次長に就任。企画、総務両部長を経験。04年3月、総務省に戻り、公営企業金融公庫に出向している。

220片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 16:26:45
◎政党の枠超え模索続く

 水面下で進むもう一つの「候補者選び」の流れが、急展開の気配を見せた。
 「直接会って、出馬の決断を促すしかない」
 24日午後、仙台市青葉区のレストラン。県議数人が顔をそろえた。面会しようという相手は、前県総務部長で公営企業金融公庫企画課長の前葉泰幸(43)。自民党県連が自薦、他薦で募った10人の「知事候補」にも名を連ねる1人だ。

 会合の仕掛け人は、県議会第二会派「フロンティアみやぎ」のベテランら3人。ところが、会合前、前葉から「きょうは仙台に行くことができません」と電話が入った。
 前葉は同日始まった自民党県連の聞き取り調査にも出席予定だったが、これも断った。交渉役の県議は真意を測る。「自民党の選考過程に疑問を持ったのではないか。われわれは自民党と関係なく、出馬を働き掛けるだけだ」

 立候補の打診は1カ月前にさかのぼる。
 「がけっぷちの県財政を再建できるのは、財政プロのあなただけだ」。8月26日朝、京都市内のホテルで朝食を共にしながら、県議グループは迫った。
 前葉は驚きの表情を浮かべながらも、「宮城の人が政策課題を託すにふさわしいのがだれかと考えたとき、わたしというのであれば重く受け止めたい」と返した。

 自民党県連が「知事候補」募集を締め切った20日。県議グループは連名の推薦で前葉の名前を挙げた。「ありがとうございます」。携帯電話に入った前葉の声を聞いて、交渉役の県議は意を強くした。「応募は単なる第1ステージ。県民党という第2ステージに乗せたい」
 急浮上した「前葉擁立論」。「浅野史郎(知事)が進めた改革路線を止めない候補者が大原則。現時点では前葉がベストではないか」。民主党県議の一人も、同調の姿勢を示唆する。

 レストランでの会合後、県議グループはJR仙台駅に向かい、東北新幹線に飛び乗った。急きょ、都内で前葉と会う約束を取り付けた。
 政党の枠にこだわらない立候補の方向を模索する県議グループ。前葉から明確な返答はなかったが、「引き続き接触を重ねて出馬を促す」と働き掛けを強める。(敬称略)

2005年09月25日日曜日

221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/27(火) 02:01:13
町村議会定数402減 全体の15%、合併や財政難で 道内この1年  2005/09/26 23:33 北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050927&amp;j=0023&amp;k=200509261351

 道内の町村議会が今年七月までの一年間で、全体の15%に当たる合計四百二の議員定数削減を決めたことが二十六日、道町村議会議長会のまとめで分かった。全体の四分の三は市町村合併に伴う減少だが、合併していない町村でも合計で百以上減らすことを決めている。厳しい財政状況の中、議会もリストラの必要に迫られたという事情があるが、急激な定数削減は行政のチェック機能の低下につながるとの指摘もある。

 同議長会によると、昨年七月末現在の町村議会の議員定数の合計は二千六百三。それが、議員定数削減条例の可決や市町村合併などで、次期改選や合併後の定数の合計は二千二百一となる。

 このうち、今年七月までの一年間に合併を決めた四十一町村の議会の議員定数は、合計で三百減る。

 内訳は、合併後に「市」となる石狩管内厚田村や浜益村(十月一日に石狩市と合併)など十四町村議会で二百四の減。町村同士の合併では二十七町村で九十六の減少となる。在任特例を使わず、合併後の定数を削減する例が多いことも影響している。

 一方、合併しなかった町村でも、この一年間で三十議会が定数削減条例を可決し、合計の削減数は百二となった。削減数が大きいのは桧山管内乙部町(一六から一○)と十勝管内陸別町(一四から八)の六減。陸別町を含め四町村議会が道内では最少の定数八になり、陸別町議会には削減を予定している他の議会から、議会の運営方法を知ろうと視察団が訪れている。

 町村議会議員の定数はこれまでも削減傾向が続いており、一九九四年には百八十町村で定数三千九十だったのが、五年後の九九年には二千八百六十二に減った。

 ただ道町村議会議長会は、一年間で15%もの議員定数減少は「近年では例のない大変な数」としている。勢籏(せはた)了三事務局長は、合併しない町村でも削減が相次いだことについて、「身を切るような決断で削減をしたのだろう。ただ、議員は住民の代表。大幅削減はさまざまな意見を行政に反映させるにはマイナスになる」と影響を懸念している。

222片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/27(火) 06:07:09
案外、浅野後継で出てくるかもねぇ。

宮城県知事選 菅原氏取り下げ要請 町長ら自民候補選考へ推薦
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050926t11020.htm

 任期満了に伴う知事選(10月6日告示、23日投票)で、自民党が実施した候補者情報募集をめぐり、町長らから他薦されて名前が挙がっていた経済産業省課長の菅原郁郎氏(48)は25日、党県連に、応募を取り下げ、選考から外すよう要請した。

 対象者10人からの聞き取りを行っている自民党県連は25日、仙台市内のホテルで菅原氏から意見を聞いた。この席で、取り下げを要請したという。

 菅原氏は河北新報社の取材に対し、「現状の選考手法では、公務員として応じることが難しい。進行中の選考からは外していただきたいと申し上げた」と話している。

 自民党県連の聞き取りはこの日で終了。24日に欠席した公営企業金融公庫課長の前葉泰幸氏(43)の聞き取りの予定はない。

 県連は26日に「常任役員・選対委員・総務合同会合」、27日に「支部長・幹事長会議」を開き、2次選考に進む5人程度を絞り込む。

2005年09月26日月曜日

223片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/27(火) 23:30:04
選択:’05知事選 浅野知事、政党主導の選考けん制 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000141-mailo-l04

 浅野史郎知事は26日の定例記者会見で、知事選の候補者選びについて「私は2回目の選挙からは、県民が主役になるには(政党が)じゃまと思ってよけてもらった。それがいつの間にか全国で常識となったのは、歴史的事実だ」と述べ、政党主導で行われている選考作業をけん制した。
 また、現段階で出馬を表明する候補者がいないことについて「私も12年前は告示の3日前に表明したので、異常とも思わない」との認識を示した。【石川貴教】

9月27日朝刊
(毎日新聞) - 9月27日16時5分更新

選択:’05知事選 候補者選考作業大詰め 自民県連、今週中の一本化微妙 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000140-mailo-l04
 ◇方法や基準、提示せず
 任期満了に伴う知事選(10月23日投開票)を巡り、自民党県連の候補者選考作業が大詰めを迎えている。候補者情報の募集に自薦、他薦で応募した人に対する出馬の意思確認が進み、候補者リストが出そろった。ただ、具体的な選考方法や基準は依然として提示していない。目標とする今週中の候補者一本化が実現できるかどうかは、微妙となっている。
 「選ばれなかった人を説得する基準が見つかりにくい。まとめるのは難しい」。県連幹部はこう言って頭を抱えている。
 情報収集に応募したのは、▽IT関連会社社員(46)▽市民団体代表(63)▽元自衛官(75)の3人が自薦。東尾正・元副知事(54)▽村井嘉浩県議(45)▽相沢光哉県議(66)▽萩野浩基・前衆院議員(65)▽食品会社役員(42)▽経産省官僚(48)▽政府系金融機関職員(43)▽県職員(38)の8人が他薦。
 県連は市川一朗会長を中心に24日から、この11人を対象に出馬の意思確認などを行った。その結果、政府系金融機関職員が「選考方法がよく分からない」として応じず、経産省官僚が辞退した。
 26日、同市内のホテルで開かれた県連の役員や選対委員などの合同会議。県連は経産省官僚を除く10人のリストを提示し、今週中にも候補者の一本化を進める姿勢を示したが、選考方法や基準を具体的に提示しなかった。27日には県内の各支部長などにもリストを提示して意向を確認。その後、県連の七役会などを中心にして、最終調整を進める方針だ。
 候補者選考が県連に移りつつあることに、県議会の自民会派「自民・県民会議」からは「知事選のことは県議を中心に考えるべきだ。会派で候補者の一本化を進めるべきだ」(ベテラン県議)と不満の声も上がっている。
 別の県議は「会派がまとまって対応しないと、せっかくのチャンスが無駄になる」と話しており、告示が目前に迫る中、関係者は焦りの色を濃くしている。【石川貴教】

9月27日朝刊
(毎日新聞) - 9月27日16時5分更新

224片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/28(水) 15:17:32
>>219-220>>222
前葉が浅野流の後継の座に名乗りか?
菅原は厳しくなった。

自民党も、ベテラン県議では厳しいか。今からライドする可能性もありそう。そうなれば実質無競争に。

225片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/28(水) 15:18:57
宮城県知事選 前県総務部長の前葉氏が立候補へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/09/20050928t11040.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)をめぐり、前宮城県総務部長で公営企業金融公庫企画課長(27日付で退職)の前葉泰幸氏(43)は28日、立候補の意志を固めた。前葉氏は同日、所属する総務省を退職、県内の複数の政界関係者に出馬の意志を伝えた。午後に宮城県庁で記者会見し、知事選への立候補を表明する。

 保守系県議や民主党系県議らが党派を超え、前葉氏を支援する見込み。勇退する浅野史郎知事も支援に前向きと見る関係者もいる。
 自民党の候補者情報募集では、保守系県議が推薦人となり、前葉氏を他薦している。前葉氏は24日にあった自民党の聞き取りへの出席を見送った。

 一方、県議会の保守系会派「フロンティアみやぎ」は民主系会派や社民党会派に呼び掛け、幅広い支援態勢の構築を模索。保守系県議らが24日に上京、前葉氏に立候補を要請していた。
 前葉氏は三重県出身。東大法学部卒。1985年、旧自治省(現総務省)入り。熊本県財政課長、総務省自治政策課理事官を経て、2001年宮城県企画部理事兼次長。企画部長、総務部長を歴任した。04年に総務省に戻り、公営企業金融公庫に出向していた。

 知事選をめぐっては、4選出馬が確実視された浅野知事が8月21日、不出馬を表明。一転混戦模様となり、告示まで1週間余りとなったが、立候補表明者がいない事態が続いていた。

226片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 03:16:56
浅井氏以外に動きなく 新一関市長選 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m09/d02/NippoNews_11.html

 両磐7市町村の9月20日合併に伴う新一関市の市長選と市議選は10月2日告示、9日投票が予定されている。市長選には現一関市長の浅井東兵衛氏(78)=無所属=が出馬表明、現段階でほかに立候補の動きはない。現市町村ごとに選挙区を設けて実施する市議選(定数計41)には、70人前後の出馬が予想される。


 【市長選】浅井氏は、合併する6町村長に推される形で「新市の建設計画を進める使命がある」と5月下旬に出馬を表明した。

 これまで後援会組織のなかった東磐井郡も含めて7市町村単位で後援会設置に取り組み、6月に千厩町、7月に大東町、8月に東山、室根両町村で後援会を設立。11日投票の衆院選後に花泉、川崎の両町村に設立する予定だ。現一関市後援会(長沢文龍会長)と連携して組織化を急ぐ。

 各政党に推薦要請はしていないが、民主党の佐々木一栄県議(一関市)が支持するほか、同党の東磐井支部(支部長・千葉康一郎県議)も6月に支援を決定。両磐地区に厚い支持基盤を持つ民主党が支援に回ったことで、全域への浸透を図っている。「選挙戦を想定して態勢を構築する」とし、合併で市長を失職する20日以降に活動を本格化させる。

 浅井氏の出馬表明以降、現一関市内では「新市の市長は新しい人に」と断続的に対立候補擁立を模索する動きが続いてきたが、現段階で擁立に至っていない。共産党両磐地区委員会(三枚山光裕委員長)は「対応を協議中」としているが、現在は衆院選の渦中。衆院選後には市議選への対応が迫り、市長選への候補擁立は微妙な状況だ。

 8月29日現在の有権者数は一関市4万9551人、花泉町1万3012人、大東町1万4364人、千厩町1万745人、東山町6719人、室根村5047人、川崎村3727人の計10万3165人。

227片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 03:18:20
新人の一騎打ち確実 八幡平市長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m09/d24/NippoNews_10.html

 旧西根町、松尾村、安代町の新設合併に伴う八幡平市の市長選は25日、告示される。前県議田村正彦氏(57)、前西根町議遠藤斉優氏(60)=民主推薦=がそれぞれ無所属で立候補を予定。初代市長の座を目指し、新人2氏による一騎打ちが確実だ。

 田村氏は「新市建設計画を基本に据え、第1次産業と観光業の推進を図る」と訴える。旧3町村が合併に至った経緯を強調。8月末から今月12日にかけて、旧3町村で県政報告会を開き、県議3期の経験を基に支持を訴えてきた。

 後援会(会長・高橋昭三・元西根町議)を再構築した。連合岩手の推薦を受け、政党への推薦要請はしていない。支持者回りやミニ集会を重ねて、支持の広がりを図っている。

 遠藤氏は「市役所新庁舎の建設を見直し、民間の感覚で行財政改革を推進する」と主張する。国保西根病院の耳鼻科、眼科を含む総合病院化も掲げる。ミニ集会の開催や支持者へのあいさつ回りを続けて政策を訴えている。

 後援会(会長・里舘守哉八幡平市議)が旧3町村に8支部を設置。民主党県連の推薦を受けた。18日に同市内で総決起大会を開き、同党国会議員が出席、支持拡大を図っている。

 投票は10月2日午前7時から午後6時まで市内44カ所で行われる。

 開票は同日午後8時から西根地区体育館で行われ、当落判明は同10時半ごろの見込み。

 9月2日現在の有権者数は旧西根町1万5270人、旧松尾村5846人、旧安代町5222人の計2万6338人(男1万2684人、女1万3654人)。

228片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 03:21:59
新人2氏の舌戦始まる 八幡平市長選  岩手
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m09/d26/NippoNews_8.html

 旧西根町、松尾村、安代町の新設合併に伴う八幡平市長選は25日、告示され、前西根町議の遠藤斉優氏(60)=民主推薦=と、前県議の田村正彦氏(57)が立候補を届け出、10月2日の投票に向け無所属2氏による舌戦が始まった。届け出は午後5時に締め切られ、2氏の一騎打ちが確定した。

 ◇八幡平市長選立候補者(届け出順)

遠藤 斉優(えんどうせいゆう) 60 学習塾経営 無新

田村 正彦(たむらまさひこ)  57  農 業  無新

 遠藤氏は同市平舘の選挙事務所前で、田村氏は同市大更のフーガの広場前で、それぞれ第一声を上げた。

 遠藤氏は「元気な八幡平市をつくる。国保西根病院を耳鼻科、眼科を備えた総合病院とし新市庁舎は造らない」と訴えた。総括責任者の高橋令則前参院議員、民主党の達増拓也衆院議員、工藤堅太郎参院議員、平野達男参院議員、主浜了参院議員があいさつした。

 田村氏は「3町村が合併した八幡平市の平等な発展へ、県議の経験を生かし新市建設計画を活用する」と訴えた。総括責任者の井上勉八幡平市議会議長、佐々木正四郎市長職務執行者(旧松尾村長)、工藤勝治旧西根町長、佐々木敏男連合岩手会長らが応援演説した。

 投票は10月2日午前7時から午後6時まで市内44カ所で行われる。開票は同日午後8時から西根地区体育館で行われ、当落判明は同10時半ごろの見込み。

 9月24日現在の有権者数は旧西根町1万5252人、旧松尾村5853人、旧安代町5219人の計2万6324人(男1万2679人、女1万3645人)。

 行革進め元気な市に  遠藤 斉優候補

 新しい八幡平市を元気で、住んで良かったと思える市にしたい。そのための一つは観光中心の産業振興。二つ目は耳鼻科、眼科を備えた総合病院の整備。三つ目に民間感覚で行財政改革を進める。市は約340億円の借金を抱えている。市民1人当たり110万円だ。市庁舎を建てれば、赤字が拡大してしまい、せっかく合併したのに元気な市になれない。これでは何のための政治か、ということになる。市庁舎は建てない。その代わり総合病院を整備する。

 (大更での街頭演説)

【写真=「元気な八幡平市をつくる」と訴える遠藤斉優氏】







 旧3町村平等に発展  田村 正彦候補

 新生八幡平市の発展のため、県議10年の経験と知識を生かしたい。旧3町村が合併して誕生した新市に、地域間の格差があってはならない。旧3町村が平等の立場で発展しなければならない。そのために新市建設計画がある。新市建設計画をいかに有効に活用するかが、新市長に求められている。私は地域とともに歩んできた、期待に応えられると確信している。私の行動を信頼してほしい。ぜひ勝たせてもらえるよう支援の輪を広げてほしい。

 (大更での第一声)

【写真=「均衡ある八幡平市発展を目指す」と訴える田村正彦氏】

229片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 03:38:40
共産 候補擁立を断念/八戸市長選  青森
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0928/nto0928_27.asp

 任期満了に伴う八戸市長選(十月二十三日告示、三十日投票)について、共産党三八地区委員会は二十八日、八戸市政記者クラブで記者会見し、候補者調整がつかず候補擁立を断念すると発表した。同党が市長選に公認候補を擁立しないのは四十年ぶり。告示まで一カ月を切った現時点において、二期目を目指す現職・中村寿文氏(66)と元総務省財務調査官の新人・小林眞氏(55)=自民推薦=以外に出馬の動きはなく、保守一騎打ちの構図がほぼ固まった。

230片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:02:05
宮城県知事選 前葉氏が立候補表明 「浅野県政を継承」
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/09/20050928t11047.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)をめぐり、総務省官僚(28日退職)で前宮城県総務部長の前葉泰幸氏(43)は28日、宮城県庁で記者会見し、立候補を表明した。同知事選は29日で告示まで1週間となるが、立候補を表明したのは前葉氏が初めて。

 前葉氏は「地方自治への思いは深く、宮城県民のために身をささげるのであれば本望。経験を生かして改革をさらに進める役割を十分果たせると考えた」と出馬の理由を述べた。
 「政党が前面に出る選挙はしたくない」として無所属、「県民党」の立場で立候補するが、自民党、民主党をはじめ、幅広く支援を呼び掛け、応援は拒まないという。

 浅野県政について、前葉氏は「情報公開、地域福祉の推進など、さまざまな分野で実績があった。その成果は何としても引き継がなければならない」と強調。「浅野県政を継承しつつ、着実に発展させる責務がある」と語った。
 喫緊の課題として財政健全化を挙げ、「目に見える形で実現する。住民サービスを低下させないでやるのがプロの手腕」と自信を見せた。

 前葉氏をめぐっては、県議会保守系会派「フロンティアみやぎ」や民主系議員らが支援する意向。浅野史郎知事が支援に前向きとの見方もある。自民党が5人に絞り込んだ候補者選考で、党県議らとともに前葉氏も名を連ねている。

 前葉氏は三重県出身。東大法学部卒。1985年、旧自治省(現総務省)入り。熊本県財政課長、総務省自治政策課理事官を経て、2001年宮城県企画部理事兼次長。企画部長、総務部長を歴任した。04年に総務省に戻り、公営企業金融公庫企画課長に出向していた。

 宮城県知事選をめぐっては、自民党が人選を進めるほか、共産党と連携する市民団体「明るい民主県政をつくる県民の会」は28日、前宮城県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)に立候補要請した。

231片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:05:32
選択:’05知事選 自民、県連中心に選考を−−支部・幹事長会議 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000056-mailo-l04
 ◇会長理解求める
 自民党県連は27日、仙台市内のホテルで支部長・幹事長会議を開き、知事選(10月23日投開票)への対応について意見交換した。市川一朗会長は「10月6日の告示まで時間が限られている。幹事長が候補者情報の募集に応じてしまったが、現在の体制で選考を進めたい」と述べ、県連を中心とした候補者選考に理解を求めた。
 県連は、26日の合同会議で提示した候補者リストから、新たに元自衛官(75)を除いた9人の候補者リストを提示し、最終的な詰めの作業を進めていることを説明した。参加者からは「1期だけでなく何期も務められる候補者がよい」などの意見が上がった。
 終了後、市川会長は報道陣に「候補者の絞り込みは実質上進んでいる。公開の手続きを経て、今月中に一人に絞りたい」との意向を改めて示した。【石川貴教】

9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日16時5分更新

232片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:06:26
選挙:八戸市長選 中村市長、再選に向け推薦願−−民主など3党に /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000036-mailo-l02

 10月23日告示、30日投開票の八戸市長選で再選を目指す現職の中村寿文氏(66)は27日、民主、公明、社民の各党に推薦願を提出した。自民党は既に新人で元総務省財務調査官の小林真氏(55)の推薦を決めている。
 中村氏は、議会閉会後各党の事務所を回った。各党は今後、それぞれ役員会などを開いて対応を協議する予定。中村氏は「議会も終わったので、明日からフル回転で政策を訴えていきたい」と話した。【田村彰子】

9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日16時1分更新

233片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:09:55
選挙:岡山市長選 熊代昭彦氏と高谷茂男氏、民主「推薦せず」 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000306-mailo-l33

 民主党県連は26日、岡山市長選に出馬表明した熊代昭彦(65)、高谷茂男(68)両氏について、いずれも推薦しないことを決めた。両氏とも推薦願を出していたが、「高谷氏は一部財界のための政策をとるスタンスで、熊代氏は市民の立場に立った政策が見えてこない」などとしている。
 高井崇志氏(36)を担いだ市民団体が推薦願を出した連合岡山は、傘下組織に反対意見があり自主投票。共産党県委員会と社民党県連も自主投票を決めている。公明党県本部は近く高谷氏を推薦する方針。

9月27日朝刊
(毎日新聞) - 9月27日17時20分更新

234片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:12:43
選挙:相良村長選 新人・梅山巧氏が出馬表明 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000155-mailo-l43

 任期満了に伴う相良村長選(11月8日告示、同13日投票)に26日、新人でパソコン教室を主宰する梅山巧氏(69)=同村柳瀬=が立候補を表明した。02年の助役選任に絡む贈収賄事件で贈賄罪で起訴され公判中の現職、矢上雅義被告(45)の動向が注目されるが、梅山氏は「二度と不正を許さないガラス張りの政治で財政再建を目指す」と意気込みを語った。
 梅山氏は元日本道路公団参事。梅山究・川辺川利水訴訟名誉原告団長の弟。95年に帰郷し、02年から「人吉球磨・市民オンブズマン」事務局長を務める。矢上被告が初当選した01年の村長選は同被告を全面支援したが「財政立て直しの公約だったが当選後2年、3年経っても良くならず危機感が強まった。入札制度を改善して、特定企業に偏らない平等な政治を取り戻したい」と話している。【阿部周一】

9月27日朝刊
(毎日新聞) - 9月27日17時46分更新

235片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:14:27
知事の多選自粛 条例案継続審査 宮崎県議会委
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000019-nnp-kyu

 宮崎県の安藤忠恕知事が県議会に提案していた多選自粛条例案について、県議会総務政策常任委員会は二十六日、継続審査とすることを決めた。二十九日の最終本会議でもこの決定が了承される見通しで、同委員会は閉会中に安藤知事を招致して意見を聞いたうえで、十一月定例議会で再度審査する方針。

 同委員会の審査では、「知事が『四期以上はやらない』と宣言すればいいことで、条例化する必要があるのか」「市町村の首長にも影響を与えるのではないか」といった慎重な意見が目立った。

 条例案は、実質的に安藤知事のみに適用を限定。連続三期を超えて在任しないよう努めるとする努力規定で、安藤知事が連続三期を務めた場合の最大任期を想定し、二〇一五年八月に効力を失うと定めている。
(西日本新聞) - 9月27日2時12分更新

236片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:17:45
県議会:ネット議員、知事の自民重視を批判−−代表質問で /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000121-mailo-l09

 民主党系の県民ネット21の菅谷文利議員は27日、県議会本会議の代表質問で、福田富一知事が衆院選などで自民公認候補を積極的に支援したことについて「(知事が)就任直後あいさつに来た際、『県民益を考え是々非々の立場でお願いしたい』と言っていた。最近の知事の動きを見ると、極めて(自民公認候補支援の)積極的な姿勢が目につく」と批判。「全県民を代表するものでなければならない。極端な1党1派への肩入れをしないで、県政の運営にあたってほしい」とただした。これに対し、福田知事は「公正公平な県政運営を進めている。選挙にかかわる行為については私の政治家としての判断に基づくものなので、理解してほしい」と述べた。
 県民ネット21は衆院選公示前の先月25日、9月補正予算案への要望の際に自民公認候補を支援する福田知事の姿勢に注文をつけていたが、衆院選公示後も知事が同様の姿勢をとり続けたため、代表質問で取り上げた。【南恵太】

9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日16時20分更新

237片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:20:05
なんでこうなる?

小寺知事:副知事2人制を提案 政策同志会は対決姿勢 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000126-mailo-l10

 小寺弘之知事は26日、開会した9月定例県議会に、副知事2人制を導入する関係条例案を提出した。議会の過半数を握る故福田赳夫元首相系自民党県議グループの政策同志会が反対の方針を固めており、小寺知事の提案説明の際には同志会会長の松沢睦県議らが「反対」などと席上から声を上げるなど対決姿勢が鮮明になった。
 小寺知事が提案説明で「副知事問題については、約2年間、県議会の各会派と誠心誠意話し合いを進めて参りました」と切り出すと、松沢県議は席上から「そんなことないよ」と一言。続いて知事が「熟慮に熟慮を重ねた上で、私が考え得るぎりぎりの打開策として新しい提案をするものであります」と強調し「どうぞよろしくお願いします」と述べたのに対し、松沢県議は「了解できない」と繰り返した。
 さらに庁外と庁内に担当を分けた副知事2人制について「トップマネジメントを強化しようとするもの」との知事の説明には、松沢県議は「そんな必要はないよ」と応酬。最後に知事が「真の行政改革になる」と締めくくると、松沢県議は「反対」と声を上げ、別の県議も同調した。
 条例案は総務常任委員会に付託される見通し。小寺知事は同委で自ら説明することに意欲的だ。一方、自民党側も「党として一本化の方向で努力するが、委員会に付託されるわけだから審議を見守っていかなければならない」(大沢正明・党県連幹事長)として委員会以前には党の態度を決定しない方針で、委員会の議論が焦点になりそうだ。
 この日の定例会では、同条例案を含め、約26億3466万円の一般会計補正予算案など計31議案が提出された。【山田泰蔵】

9月27日朝刊
(毎日新聞) - 9月27日16時20分更新

238片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 04:25:39
選挙:知多市長選/県議補選・知多市選挙区 市長選、加藤氏が磐石の再選 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050926-00000000-mailo-l23

 任期満了に伴う知多市長選が25日に行われ、現職の加藤功氏(64)=自民、民主、公明推薦=が、元市議で新人の黒川親治氏(63)=共産推薦=を破り、再選を果たした。当日有権者数は6万5736人、投票率は45・63%だった。
 加藤氏は、前回が無投票だったため、これが初めての選挙戦。4年間の実績を前面に押し出し、特に今年4月に開所した子育て総合支援センター設置などをアピール、福祉重視の姿勢を見せた。自民、民主、公明党の推薦を受け、幅広く支持を集めた。同市八幡の選挙事務所で、支持者の万歳を受け、「皆さんのお陰」と笑顔を見せた。
 一方の黒川氏は、東海、大府市と東浦町との合併阻止を訴えたが、まだ任意合併協議会の状態で市民の関心を集めるまでには至らなかった。【黒尾透】
 ◇勝崎氏が初当選−−県議補選・知多市選挙区
 一方、同時に行われた知多市選挙区(定数1)の県議補選は、元市議で塗装会社役員、勝崎泰生氏(53)=自民=が、衆院議員秘書、古俣(こまた)泰浩氏(45)=民主=を破り、初当選した。投票率は45・33%だった。
 勝崎氏は、先の衆院選で自民党で立候補・初当選した、伊藤忠彦氏(41)と、二人三脚の選挙戦を展開。各地域の団体や公明の推薦を受け、「国、県、市の太いパイプが通ってこそ地域の発展につながる」と訴え、自民の議席を守った。
 古俣氏は、連合愛知などの組織をフルに活用。小選挙区では伊藤氏に敗れたが、比例代表で復活当選した民主党の伴野豊氏(44)の支援を受け、「福祉や教育環境の充実で、人と暮らしにやさしいまちづくりを」と訴えたが、及ばなかった。【林幹洋】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 21935 加藤功  64 無現
   7609 黒川親治 63 無新
(無効 452)
 ◇知多市長略歴
加藤功(かとう・いさお) 64 無現(2)
 市長[歴]市都市開発部長・総務部長・助役▽横須賀高=[自][民][公]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇県議知多市区補選開票結果(定数1―2)=選管最終発表
当 15302 勝崎泰生 53 自新
  14034 古俣泰浩 45 民新
 ◇県議知多市区補選当選者(定数1)
勝崎泰生 53 自新(1)
 塗装会社役員[歴]市体協常任理事▽市会議員▽京産大

9月26日朝刊
(毎日新聞) - 9月26日16時55分更新

239片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 16:52:55
宮城県知事選 前葉氏出馬表明 知事の一声、決断後押し
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050929t11028.htm

 沈黙を守っていた総務官僚が「電撃決断」を演出してみせた。
 「本日朝、退職の辞令を受けました。全くの裸一貫。県民党の立場で戦う。不退転の決意を広く評価して頂きたい」
 28日午後。総務省を辞職した前葉泰幸(43)は宮城県庁で、出馬の記者会見のため、カメラの放列の前に座った。手元には決意をしたためた分厚いファイル。「安定した公務員生活を捨てて退路を断った」。霞が関との決別を強調しながら、約20分間、よどみない口調で読み上げた。

 自らを「地方自治のプロ」と称し、「財政再建、地方分権の腕に期待してほしい」と即戦力をアピール。県総務部長などを務めた経歴に触れるのも忘れず、「宮城のために身をささげられれば本望。懐かしい県庁に帰ってきた」と売り込んだ。

 1週間前の22日。立候補を促した保守系県議の1人は前葉から相談を受けたという。「自民党の推薦がなくても戦えるでしょうか」。自民党県連が募った自薦、他薦の「知事候補」に名前は連ねたが、選考の行方は不透明。県議は「相当迷っていたようだった」と振り返る。

 急転の気配が漂ったのは24日。前葉は自民党県連の面接調査出席を見送った。その真意を確かめようと、保守系と民主党系県議数人が上京し、ホテルで面会した。
 「浅野(史郎)知事は選挙でどのぐらい費用をかけたんでしょうね」。前葉から出た言葉に、県議らは「姿勢が一変して前向きになった。決断は近い」と感じた。

 実はこの前日、前葉は浅野と会っていた。「知事が取り組んだ無党派選挙は、なぜできたのかを聞いた。迷っているわたしに、知事は背中を押すようなことをしてくれた」。決断の過程に浅野が強くかかわっていることをにじませた。

 一方で前葉は「政党も含めて、幅広い支援を頂ければありがたい」と言う。政党排除の「浅野流」とは微妙な違いを示すが、「政党の存在を横に置くのは不自然。自分なりの整理を付けた」と説明した。

 「出馬表明の報告に参りました」。前葉は会見後、県議会棟に足を延ばした。県議2人が意欲を示す自民党・県民会議では、出迎えた幹部が「前葉さんへの評価は高い。一連の行動にわだかまりはない」と返しただけだった。
 対照的に、前葉に立候補を促したメンバーがいる保守系のフロンティアみやぎ、民主党系の民主フォーラムは、ほぼ全員が拍手で迎えた。「首を長くして待っていた。県民党の形で頑張ってほしい」とエールを送った。

 「県民本位の選挙」を掲げる一方で、政党とのかかわりを否定しない前葉。初の立候補表明者が出たことに伴い、水面下でうごめいていた政党、県議会会派間の駆け引きが表舞台に現れてきた。(敬称略)


◎静観一変、前葉氏応援も 浅野知事示唆

 任期満了に伴う知事選(10月6日告示、23日投票)に立候補を表明した総務官僚(28日退職)で前県総務部長前葉泰幸氏(43)について、浅野史郎知事は28日、政党や組織・団体が前面に出ず、候補者が主導権を握るなど条件が満たされれば、同氏を支援する可能性を示唆した。

 浅野知事は立候補のあいさつに訪れた前葉氏と会談後、報道陣に対して「政党との距離など選挙の図式を見極めたい」と強調。「選挙で最も大事なことは、候補者が主導権を握ること。条件が合えば(前葉氏を)支援する」と語った。

 前葉氏については「一言で言えば立派な人。私の下で3年間、良い面も悪い面も学習したと思う。そういう意味では十分、(後継者の)必要条件は満たしている」と持ち上げた。
 今回の知事選について、「自分の後任を選ぶ最初で最後の機会。意に沿う人がいれば、積極的に関与する」と言明。後継指名はせず静観するというこれまでのスタンスを一変させた。

2005年09月28日水曜日

240片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 16:54:46
宮城県知事選 「浅野後」舞台動く 各党どう対応
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050929t11030.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)の舞台が28日、大きく動きだした。前県総務部長の前葉泰幸氏(43)が名乗りを上げ、共産党と連携した市民団体も前県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)に出馬を要請。自民党も候補者決定を10月1日に設定した。混迷を続けた前哨戦はようやく政党の動きが表面化してきた。

 自民党は28日、自薦、他薦のあった10人を5人に絞り、前葉氏の名前も残った。渡辺和喜・県連会長代理は「前葉氏は5人の中の1人。区別することなくセレクションするだけ」と淡々と述べた。
 党内には、前葉氏の出馬表明で他勢力との「相乗り」を志向する声がある一方で、自民党県議2人が出馬に意欲を見せており、「本線」を絞り切れない状況だ。ある県議は「浅野県政継承を掲げる前葉氏を推すのは抵抗感がある」と話した。

 民主党は、保守系県議とともに前葉氏擁立に動いた経緯がある。内海太県連幹事長は「退路を断ち、最初に立ち上がったことを評価したい」とし、「党を挙げて応援する」と伝えたことを明かした。県連は29日に仙台市内で幹事会を開き、支援態勢を協議する。

 公明党は、候補者から支援要請があった段階で順次対応を検討する方針。石橋信勝・県本部代表は「前葉氏からはまだ具体的な要請があったわけではなく、コメントのしようがない」と語った。

 共産党は市民団体「明るい民主県政をつくる県民の会」と連携し、出浦氏に出馬を要請した。中島康博・県委員長は「準備を急ピッチで進めたい」と話した。

 社民党は、候補者のスタンスと政策、選挙手法の3点を検討して支援するかどうかを決める。岸田清実・県連幹事長は「前葉氏からの支援要請はこれからだろう。まだ対応は白紙」としている。

◎自民県連 来月1日候補者決定

 自民党県連は28日、仙台市内で七役会を開き、知事選(10月6日告示、23日投票)の候補者選考をめぐり、30日に公開の政策発表会を実施し、10月1日に候補者を決定することを決めた。党の聞き取りへの参加を見送り、28日に出馬表明した前県総務部長の前葉泰幸氏(43)も発表会に参加する。

 発表会は仙台市内2カ所で行う。応募があった10人のうち、相沢光哉氏(66)、村井嘉浩氏(45)の党県議2人と元副知事の東尾正氏(54)、会社役員の門伝英慈氏(43)、前葉氏の5人が参加する予定。

 発表会の結果を踏まえ、有識者の意見も聞いた上で、30日に県連七役会などで候補者を内定。10月1日に総務会などを開いて正式に決定する。
 県連は選考の基準として、(1)改革を止めない(2)宮城を元気にする(3)防災対策を実行する―など5項目の「推薦基準」も決めた。

2005年09月28日水曜日

241片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/29(木) 17:33:47
射水市長選で吉田氏推薦 自民小杉支部 富山・北日本

 自民党小杉町連合支部(山本修支部長)は二十八日、町内十地区の支部長、幹事長らに
よる三役会議を開き、十一月二十七日に行われる射水市長選に出馬表明している大島町長
の吉田力氏(57)=五期、小林=を、連合支部として推薦することを決めた。小杉、大
門、大島町と下村の自民党射水郡連による三役会議が十月三日に開かれる。大島町と下村
は既に吉田氏推薦を打ち出し、大門町も吉田氏支持の方向で進んでおり、郡連として吉田
氏推薦が濃厚となった。

 同党新湊市連は近く市長選への対応を協議するが、小杉町連合支部の決定を受け、新湊
市長の分家静男氏(59)=二期、片口=を推薦する動きが、強まるとみられる。自民党
が射水郡と新湊市に分裂したまま選挙戦となる可能性が高まった。

 山本支部長は「小杉町各支部の意見は圧倒的に吉田氏推薦だった」と述べた。自民党新
湊市連側には「吉田氏を降ろすことを前提とした会議は、今後できないと伝えた」とし、
自民党候補の一本化に向けた協議が事実上決裂したことを明らかにした。

 同市長選に出馬を表明している小杉町長の土井由三氏(64)=二期、下条=につい
て、自民党小杉町連合支部は、党籍がないことを理由に当初から推薦の対象としていな
かった。

242片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/30(金) 15:03:43
うまくやったなという感じ。一期目の任期中に県民人気を得ないと、自民から対抗馬送られる可能性も大だが。

知事選 前葉氏が出馬表明
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=7434

 10月6日に告示される知事選に、前県総務部長で元公営企業金融公庫企画課長の前葉泰幸氏(43)が28日、県庁で記者会見し、無所属で立候補することを正式に表明した。前葉氏は候補者選考の対象者とされている自民党だけでなく、他の政党などにも幅広く支援を求める考え。民主党などが支援する方向で検討している。前葉氏は自民党県連が30日に開く政策発表会にも出席することにしており、同党の候補者選考にも影響を与えそうだ。

 前葉氏は三重県出身。東大法学部を卒業後、85年に旧自治省に入省。27日、総務省から出向していた公営企業金融公庫を退職した。

 前葉氏は記者会見後、県議会の全会派を訪ね、支援を求めた。前葉氏に立候補を打診していた保守系会派のフロンティアみやぎは全面支援を約束。民主党は本人の意向に添う形で支援する方向だ。社民党も対応を検討している。

 前葉氏の立候補表明は、自民党の選考作業にも大きな影響を及ぼしている。

 県議会会派の自民・県民会議内には、若手・中堅を中心に前県連幹事長の村井嘉浩氏を支持する声が強い一方、前葉氏への相乗りを容認する議論も出ている。ただ、県連幹事長の相沢光哉氏は、地元出身ではない前葉氏への一本化に批判的で、自民の選考に漏れても立候補する意向を示唆。県議を辞職して立候補の準備をする構えも見せており、自民は分裂選挙回避に向け、対応に追われている。

 前葉氏は28日、浅野史郎知事にも面会した。面会後、浅野知事は報道陣に対し、「12年前の自分に置き換え、感動している。立派な方で、(知事としての)必要十分条件は満たしている」と評価。支援については、「選挙の図式がどういう形になるのか、それを見極めてからでもいいと思う」と述べるにとどめた。

 また、この日、県選管が行った立候補の届け出書類予備審査には、村井氏の代理人のみが出席した。
(9/29)

浅野知事、前葉氏を支援 脱「政党主導」 宮城県知事選
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/09/20050930t11043.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)に立候補を表明している前宮城県総務部長の前葉泰幸氏(43)は30日午前、県庁を訪れ、浅野史郎知事に選挙戦での支援を要請し、浅野知事は全面支援を約束した。一方、前葉氏の関係者が同日、自民党宮城県連に出していた候補者情報募集への推薦を取り下げ、前葉氏は午前11時から仙台市内であった自民党の候補者選考の政策発表会を欠席した。

 前葉氏は政党、団体とのかかわりについて考えをまとめた「政党支援に関するスタンス」との文書を浅野知事に提出。「ご賛同いただけるのであれば支援をお願いしたい」と要請した。

 浅野知事は「後継指名しない考えだったが、状況は変わった。前葉氏は(政党主導とは)別の枠組みで出ている。選挙で主導権を取れない人が知事になっても主導権を取れない。私も微力を尽くす」と支援を言明した。要請があれば、街頭でマイクを握るなど全面的に応援するという。

 自民党の政策発表会への出席を表明していた前葉氏は同日朝、急きょ欠席することを伝えた。前葉氏は「発表会に出なければ支援が実現しないのであれば、(政党の緩やかな支援を求める)私のスタンスと相いれない。私を推薦する方々の意見だ」と述べた。

 前葉氏が自民党の発表会に参加することに批判的だった浅野知事は「選挙は主導権が大事。(参加すれば)主導権は遠く離れてしまう」と前葉氏の決定を支持した。

 一方、自民党は予定通り仙台市内のホテルで政策発表会を実施。選考に残った相沢光哉氏(66)、村井嘉浩氏(45)の自民党県議2人と、会社役員の門伝英慈氏(43)が参加した。市川一朗・県連会長はあいさつで前葉氏の欠席について「突然のキャンセルは遺憾の意を表せざるを得ない」と厳しく批判した。

243片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/30(金) 15:05:19
民主が前葉氏支援/知事選
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=7437

 10月6日に告示される知事選で、民主党県連は29日、常任幹事会を開き、前県総務部長で元公営企業金融公庫企画課長の前葉泰幸氏(43)を支援することを決めた。「推薦と変わらない全面的な支援」(安住淳県連代表)をするという。

 一方で、前葉氏は30日に開かれる自民党の政策発表会に出席することを決めており、仮に前葉氏が自民党から推薦を受けた場合、安住代表は「変な話になる。白紙に戻さざるを得ない」と話している。

 民主党県連は内海太県連幹事長などを通じ、前葉氏に立候補を要請してきた。安住県連代表は前葉氏について、「県総務部長時代に見せた北部連続地震での素早い対応を高く評価している。県職員のチームリーダーになれる人だ」と評価した。「求められれば推薦した」(安住代表)が、前葉氏から「政党が前面に出ない選挙をしたい」との要請を受けたため、政党としての推薦を見送ったという。

 だがその一方、28日の立候補会見で前葉氏は「政党の推薦がもらえるなら、喜んでいただきたい」と話している。前葉氏が出席する30日の自民党の政策発表会の結果次第では、自民党から推薦を受ける可能性もある。
(9/30)

244片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/30(金) 15:11:08
宮城県知事選 東尾元副知事は出馬断念
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050930t11028.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月6日告示、23日投票)に立候補の意欲を示していた元副知事の東尾正氏(54)は29日、立候補を断念することを決めた。30日に自民党県連が実施する政策発表会にも参加しないという。

 東尾氏は自民党の支援で立候補したい考えだった。党が実施した候補者情報募集には、一部経済界が東尾氏を推薦。党の絞り込みで、政策発表会に参加できる5人に残っていた。

 出馬断念の理由について、東尾氏は「仮に自民党の推薦が取れても、選挙準備に時間的、物理的余裕がない。自民党の推薦手続きの手順に不自然さもある」と話した。

245片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/30(金) 15:14:42
政策的にすり寄せがあったような感じもしないが、総務官僚を民主が引き寄せられたのは今後大きいかも。(浅野の力を利用してうまくやっただけともいえるが)
農水や経産官僚よりも知事として王道だ。

宮城県知事選 民主県連、前葉氏支援を決定
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050930t11029.htm

 民主党宮城県連(安住淳代表)は29日、仙台市内のホテルで緊急幹事会を開き、知事選(10月6日告示、23日投票)をめぐり、前県総務部長の前葉泰幸氏(43)を全面的に支援することを決めた。

 党県連は前葉氏に出馬を要請してきた経緯がある。「県民党」を掲げて立候補する予定の前葉氏は「政党色が前面に出る選挙はしない」との姿勢を示しており、推薦や支持は出さず、「全面支援」とすることを決めた。党員や党サポーター、支援団体に選挙戦への協力を呼び掛ける方針。

 記者会見した安住代表は「浅野史郎知事が築いた県民主役の県政、徹底的な情報公開という流れを止めない候補者の支援を決めた」と述べた上で、「知事選は政党が一歩引いて戦うのが理想的と考えている。事実上の推薦と同じ態勢で支える」と語った。

 前葉氏も幹事会の会場を訪れ、「民主党の皆さんの後押しに御礼申し上げる。この豊かな宮城県をしっかりと発展させていきたい」とあいさつした。

◎「王国」復活へ民主攻勢 自民主導の構図一変

 居並ぶ民主党県連幹部の前に、前県総務部長の前葉泰幸(43)が立った。
 「民主党の後押しに、あらためて御礼申し上げる。意見やご指導を頂きながら、県政を進めたい思いだ」

 29日夜にあった民主党県連幹事会。28日に立候補表明したばかりの前葉への「支援」を全会一致で決めた。
 「前葉さんは新しい時代の宮城を引っ張ってくれる。政党のためでなく、県民のための知事を誕生させよう」。県連代表の安住淳(衆院議員)は力を込めた。民主党が久々に勢いづいた。

 今月11日の衆院選。県内6選挙区でわずか1議席しか獲得できず、「民主王国」は陥落した。直後の知事選について「浅野史郎知事が進めた改革を継承する候補者を選ぶ」との方向は決めたが、自民党主導の構図は不可避とみられてきた。

 そこへ政党と「距離」を保つ前葉が手を挙げた。過去の知事選で浅野を「支援」したスタイルを踏襲し、「無党派層に強い民主党」を再び印象付けようという意図が透けて見える。

 「必ず自民党の候補者選考が終わる前に、『県民党』の立場で立候補を表明してほしい」
 24日夕、東京のホテル。県連幹事長の内海太は保守系県議らとともに、前葉に迫った。自民党の候補者選考は県議2人が名乗りを上げ、混迷が予想される。民主党が一枚かんだ形で先手を打とうという思惑だった。

 実は民主党は、県出身の農林水産官僚、経済産業官僚と接触を重ねてきた。いずれも前向きな返事はなく、「本命」は前葉に収れんしていった。内海がこまめに前葉と電話で連絡を取り合う一方、党本部の選対委員長を務める安住も前葉の上司の総務省幹部と接触し、働き掛けた。

 「攻勢」へ県連は素早く動く。「全面的な支援をお願いしたい」。内海は29日、連合宮城を訪ね、会長の星新一に求めた。「積極的に応援する」と星。10月3日に前葉支援を組織決定する意向を伝えた。

 党関係者が注視するのはライバル・自民党の出方だ。自民党の候補者選考では、県議2人が強い意欲を示すが、選考対象には保守系県議が推薦した前葉の名前も残る。自民党が何らかの形で「前葉支援」に回る可能性が残っているのだ。

 前葉は「政党も含め、幅広い支援を頂ければありがたい」と語り、自民党の支援も歓迎する姿勢だ。県連内には「仮に自民党が相乗りしてくれば、力関係で圧倒される」との懸念も出始めた。内海は言い切る。「相手が自民党県議ならベストだ。こちらは『県民党』を後方支援する形で戦う」(敬称略)

246片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/30(金) 15:15:46
「満足いく仕事だった」 浅野宮城県知事、退任のあいさつ
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050930t11031.htm

 9月定例宮城県議会は29日、本会議を開き、約74億6500万円の本年度一般会計補正予算案、竹の内産廃処分場(村田町)問題の指導監督責任を取り、浅野史郎知事の給料を1カ月間20%減給する条例案など37議案を原案通り可決して閉会した。任期最後の定例会となった浅野史郎知事が「3期12年の知事職は楽しく、満足のいく仕事だった」と退任のあいさつをした。

 補正予算案をめぐっては、予算特別委員会が竹の内産廃処分場の恒久対策について「モニタリング調査を継続し、その内容を村田町、住民に公開すること」などの付帯意見を付した。

 東北楽天ゴールデンイーグルスの室内練習場建設に伴う、宮城陸上競技場(仙台市宮城野区)旧サブトラックの撤去問題でも、「仙台市、関係競技団体と協議を進め、十分な理解が得られるよう配慮すること」との付帯意見を付けた。

 文教警察常任委員長の報告をめぐり、約2時間にわたり紛糾するハプニング後、浅野知事は最後に登壇。残された課題として、財政再建と県警犯罪捜査報償費問題を挙げ、「情報公開に聖域を設けてはならない。報償費問題は、知事と県警のどちらも勝利者になる道は必ずある」と強調した。

 さらに、「本物の民主主義を宮城の地に根付かせたいという強い思いがあった。そのために地方財政の自立は、ぜひとも勝ち取らなければならない。道半ばだが、地方分権改革の流れは押しとどめようもない」と述べた。

 浅野知事は閉会後、6会派と無所属議員の控室をあいさつ回り。取材に対し「最後と言われると感慨深い。論客ぞろいでやりがいがあった」と話した。思い出に残る議会として、田島良昭氏の副知事人事案件が2度にわたり否決された2003年3月、7月定例会などを挙げた。

247片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/30(金) 15:16:53
八戸市長選 自・民一騎打ちの公算大 代理戦争の様相 青森
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/09/20050930t21011.htm

 任期満了に伴う青森県八戸市長選(10月23日告示、30日投票)は、自民党と民主党が激突する様相が濃くなってきた。共産党は28日、独自候補の擁立を44年ぶりに断念。再選を目指す現職の中村寿文氏(66)と、新人で元総務省財務調査官の小林真氏(55)による一騎打ちの公算が大きくなった。ともに無所属だが、自民党は小林氏を推薦。民主党は近く、中村氏の支援を決める見通しだ。

 小林氏は23日、市内で大規模な集会を開いた。出馬会見からわずか10日だったが、カラー刷りのパンフレットが配られ、ポスターが壁を埋めた。聴衆は2000人(主催者発表)。周到な準備を印象づけた。

 自民党支部は18日に小林氏の推薦を決定しており、集会には多くの自民党市議や県議が姿を見せた。ある自民党関係者は「(表明から)時間がなかったから、議員の先生方が人を集めてくれた」と、党の全面的なバックアップを認める。

 こうした動きに中村氏側は神経をとがらせる。28日に開いた第1回の市政報告会で、中村寿文後援会の4戸正義会長は「相手は自民党丸抱え」と批判。議会対応や公務による出遅れの挽回(ばんかい)を誓った。民主党には中村、小林両氏から推薦要請が出されているが、党八戸市支部長の田名部定男県議は「自民党はもう少し第三者的にやると思っていた。(小林陣営が)自民党色を強めれば、反動でこっちがまとまれる部分もある」と、自民党との対決姿勢を強調する。

 八戸市は自民党青森県連会長の大島理森衆院議員(青森3区)と、民主党県連会長の田名部匡省参院議員(青森選挙区)が政界地図を二分する土地柄。「国政選挙と首長選は違う」(地元政界関係者)との見方もあるが、両氏の選挙対応にも注目が集まる。

248片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/30(金) 16:58:14
選挙:津市長選 近藤康雄氏の後継めぐる動き、活発化 溝口昭三県議、出馬へ /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000028-mailo-l24
 ◇民主系県議推す声も−−新「津市」市長選
 来年1月1日に発足する新「津市」の市長選に、近藤康雄市長(72)が不出馬表明したことを受け、“近藤後継”を巡る動きが活発化してきた。県議の溝口昭三氏(56)=自民=が29日、近く自民を離党し、無所属で立候補する考えを示した。一方、民主系議員らでつくる県議会の最大会派「新政みえ」に所属する複数の地元県議を推す声や他に出馬を模索する動きもあり、候補者の人選で水面下の駆け引きが続きそうだ。【田中功一】
 溝口氏は、自民・川崎二郎衆院議員(三重1区)の秘書を経て、91年に県議(津市選挙区)に初当選し、現在4期目。毎日新聞の取材に対し、「行政、文化、情報など県都としての優れた財産を活用すると共に、合併する関係市町村の特性を生かして、安心で活力あるまちづくりを目指したい」と語った。県議会の9月定例会が閉会する10月19日以後に正式表明する予定。
 溝口氏は「幅広く支持を得たい」として、政党などの推薦も求める予定だが、対立候補が見えない中、自民の西場信行県連幹事長は「正式に要請があれば、検討したい」と述べるにとどまり、公明の杉之内昭二県本部代表も「政策などを聞いてからだ。まだそんな段階でない」とかわした。
 一方、民主県連や連合三重の幹部は「(溝口氏は)乗りにくい候補だ」と口をそろえた。民主の金森正県連幹事長は「県都だし、必ず別の候補者が出てくるはず。その時点で議論したい」とし、連合三重の幹部は「前回(02年)の津市長選で推薦した近藤氏にも後継についての考えを聞きたい」と話した。また、新政みえの萩野虔一代表は「会派から積極的に候補者を出すことはないが、(擁立の)要請があれば受け入れざるを得ない」と、溝口氏の対立候補を会派内から出す可能性に言及した。
〔三重版〕

9月30日朝刊
(毎日新聞) - 9月30日16時56分更新

249片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/01(土) 05:33:57
知事選に早くも意欲
映画製作発表で森田氏 千葉
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050928/lcl_____cba_____000.shtml

 三月の知事選に立候補し、堂本暁子知事に約六千票差で惜敗した元衆院議員の俳優森田健作氏が二十七日、自らが製作総指揮し出演する映画の製作発表記者会見を千葉市内で行い、次期知事選について「あれだけの票をいただいたことの重みは感じているし、その志は絶えず持っていきたいと思っている」と述べ、早くも意欲をにじませた。

 「I am 日本人」と題した映画は、日系三世の少女が日本を訪れ、日本の良さを再認識する、というストーリー。ロケは森田氏の自宅のある芝山町などすべて県内で行う予定で、出演する俳優も小野真弓さんら県内出身者が多い。来月中旬にクランクインし、来年夏の一般公開を予定している。

 森田氏は「これからは、千葉からどんどん発信していきたい」と語り、「(知事選で訴えた)公人としての県のトップセールスマンにはなれなかったが、一俳優として、千葉に注目を集めることはできるだろうと思い、舞台を千葉に設定した」と述べた。 (荘加 卓嗣)

250片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/02(日) 00:03:10
岡山市長選あす告示 衆院選の確執根深く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000025-san-pol
くら替え批判、激戦模様
 衆院選岡山2区に立候補、比例で復活当選した萩原誠司氏(49)の辞職に伴う岡山市長選が二日、告示される。「造反組」への圧力から衆院選を回避して市長選へのくら替え出馬を表明した元衆院議員の熊代昭彦氏(65)、自民と地元財界が推す会社社長の高谷茂男氏(68)、民主が支援する元岡山県情報政策課長の高井崇志氏(36)の三つどもえの戦いが予想されるが、衆院選での確執、地元の思惑が交錯した激しい選挙戦になりそうだ。(藤崎真生)
 ■「プラザ合意」
 「アンタが出ても推薦はせんよ。こっちには『ウルトラC』があるんだ」。市長選への出馬を決めた熊代氏に自民党県連の幹部がクギを刺した。
 混乱の発端は、熊代氏が衆院本会議で郵政民営化関連法案に反対票を投じたことだった。党執行部は、対抗馬として萩原氏に立候補を要請。結局、萩原氏が衆院選に、熊代氏が市長選に、というダブルくら替えが実現した。
 両氏の後援会組織のほとんどが重なることから、この動きには「ポストのバーターだ」と批判も強く、熊代、萩原両氏が直接会談したホテル名から「プラザ合意」と揶揄(やゆ)する言葉まで、岡山政界では飛び交う。
 ■盟友擁立
 もともと岡山の財界には、萩原市政に対する不信感が渦巻いていた。地元有力企業の社長は「萩原氏は、市街地の活性化や将来のまちづくりで、何もしなかった。その萩原氏とつながっている熊代氏を応援できるはずがない」。
 百貨店「天満屋」の会長、伊原木一衛氏を中心に、経済界は候補擁立を模索。岡山商工会議所の副会頭も務めた“盟友”の高谷氏を指名した。
 財界の動きに乗じる形で自民、公明は、内部の不満を押し切り高谷氏推薦を決める。高谷氏の事務所には、伊原木氏が後援会長を務める平沼赳夫、片山虎之助両議員の選対幹部も入る。静観の構えを見せていた萩原氏も自民の強い要請でやむなく高谷氏の出陣式に出席する意向を固めた。
 一方、県連の支援を失った熊代氏だが、一部の県議、市議の応援を得た。「財界と自民の癒着だ」(県議)との怒りの声も強く、自民は分裂状態に陥った。陣営は「市民が主役の岡山市」をキャッチフレーズに、財界主導の高谷氏を意識して「市民派」を強調する戦術だ。
 ■奪還の好機
 高井氏は、商店街の店主や主婦らで作る勝手連的な市民グループに推される形で、市長選への出馬を決意した。
 もともと高井氏は、次の参院選での民主の公認候補予定だった。民主県連のなかにも「さあこれからという時期に市長選に出るのはどうか」と出馬を渋る声もあったが、高井氏は「どんな結果になっても参院選には出ない」と不退転の覚悟をみせる。
 民主県連は推薦はしないものの、全面的支援を約束。県連代表の江田五月参院議員も高井氏とともに遊説し、知名度アップに懸命だ。「六年半前の選挙では、党が推薦した現職市長が、萩原氏に敗れた。自民分裂の今回は、市長奪還のチャンスだ」(民主系市議)との読みもある。
 市長選告示まであと一日。ある市議が渋い顔で話す。「岡山のまちは大混乱に陥っている。何のための選挙だ」
(産経新聞) - 10月1日15時22分更新

251片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:51:22
選挙:福島市長選 自民、横山氏を推薦へ 瀬戸市長に大差−−市総支部投票 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000140-mailo-l07

 自民党福島市総支部は4日、総務会を開き、11月の福島市長選に立候補を表明している市議の横山俊邦氏(57)=自民党・市民連合=を推薦することを決めた。これを受け、同党県連が近く正式決定する見込み。
 自民党の推薦を巡っては、再選を目指す現職の瀬戸孝則市長(58)も推薦願を出していた。この日の総務会では、「横山氏の党福島市総支部長としての実績を評価すべきだ」「医師会などの自民党の友好団体が支持している瀬戸氏を推薦すべきだ」などの意見が出た。
 その後、出席者18人による投票が行われ、横山氏14票、瀬戸氏2票、白票2票だった。横山氏は「総支部の慎重な審議で推薦を頂いた。自民党の推薦に恥じない戦いをしたい」と語った。
 自民党は前回市長選でも瀬戸氏の対立候補を推薦した。【岩佐淳士】

10月5日朝刊
(毎日新聞) - 10月5日16時15分更新

252片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:54:02
選択:’05知事選 自民、村井県議の擁立軸に 一部に異論、結論持ち越し /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000105-mailo-l04
 ◇知事は前葉氏支援、相沢氏は断念の意向
 自民党県連は30日、任期満了に伴う知事選(10月6日告示、23日投開票)に、前県連幹事長で県議の村井嘉浩氏(45)の擁立を軸に検討に入った。ただ、一部に異論が出たため、最終的な決定を持ち越した。無所属での出馬に含みを残していた自民党県議の相沢光哉氏(66)は不出馬の意向。一方、浅野知事は、無所属で出馬表明した前県総務部長の前葉泰幸氏(43)を事実上の後継として支援する考えを示した。前県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)も共産党推薦での立候補を表明した。【石川貴教、山寺香】
 自民党県連は30日、候補者情報の募集選考に残っていた村井氏、相沢氏、栗原市の食品会社役員、門伝英慈氏(43)の3人による政策発表会を開催した。この後、七役会や国会議員団会議などを開き、村井氏を候補者として擁立する方針で検討を進めたが、なお調整が必要なことから結論を持ち越した。
 県連の選考で官僚出身者が選ばれた場合は、自らが出馬する意向を示していた相沢氏は、毎日新聞の取材に対し「党の方針に従うことになるだろう」と述べ、出馬を断念する意向を示した。
 仙台市内のホテルで行われた政策発表会は、選考に残った5人が対象だったが、元副知事の東尾正氏(54)と前葉氏の2人が欠席した。
 村井氏は▽県職員の1割削減▽県内総生産を10兆円に拡大することなどを主張。相沢氏はまちづくり条例制定の推進、門伝氏は1次産業の振興などを訴えた。
 ◇知事「候補者の主導権大事」
 前葉氏は30日午前、浅野知事を訪れ支援を要請した。知事は「後継指名はしないと言ってきたが、状況が変わった。時間と能力が許す限り支援したい」と述べ前葉氏と握手を交わした。
 前葉氏は同日朝、自民の政策発表会への出席を急きょキャンセル。理由について前葉氏は「政党が前面に出ない緩やかなサポートならありがたいと考えるが、自民党の支援は政策発表会に出ないと得られず、スタンスと相いれない」と説明した。
 浅野知事は「大事なのは候補者のイニシアチブ(主導権)。選挙でそれを執れない人が、どうして知事になって執ることができるのか。(発表会)不参加の決断で今、イニシアチブを確立した」と前葉氏を評価。「リクエストがあれば力を尽くす」と支援を約束した。
 ◇知事の意向働く−−前葉氏、自民発表会辞退
 自民県連の候補者選考に名を連ねていた前葉氏が、政策発表会を直前で辞退した背景には、党派色を嫌う浅野知事の強い意向があった。ただ、前葉氏は民主党県連の支援を取り付けており、選挙戦は「浅野・民主」対「自民」の対決色が強まっている。
 「特定政党の発表会に出席するのは好ましくないのではないか」。29日、前葉氏を支援する保守系県議のもとに、浅野知事サイドから電話が入った。「脱政党」の立場を訴える知事の意向をくんでのことだった。
 前葉氏は発表会について28日の会見では「意見を聞いてもらう場」として出席する方針だった。29日朝には電話で、同日夜には自民県連事務所で市川一朗会長と面会し出席を明言していた。
 しかし、前葉氏を支援する保守系県議を中心に「発表会に参加すると政党色が強くなる」と欠席を迫る声が強くなり、最終的には“ドタキャン”につながった。
 一方、県議会会派「自民・県民会議」の一部には、8年前の知事選で、党の全面支援を受けて出馬した市川会長が、浅野知事に惨敗したことが「トラウマ」になっている。このため、「名より実を取って、勝てる候補を選ばなければならない」と前葉氏擁立を目指す声も少なくなかった。
 しかし、前葉氏が「浅野後継」を鮮明にしたことで、自民が前葉氏を選択肢とすることは不可能になった。「主催者としては釈然としない。遺憾の意を表せざるを得ない」。市川会長は発表会で不快感をあらわにした。県連幹部は「相乗りの可能性もあったのに、前葉氏の完全な戦略ミス。これで知事選の構図がはっきりしてきた」と対決姿勢を示している。
10月1日朝刊
(毎日新聞) - 10月1日16時6分更新

253片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:54:41
自民県連、村井嘉浩県議擁立を決定 宮城県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000016-khk-toh

 任期満了に伴う宮城県知事選(6日告示、23日投票)で、自民党県連(市川一朗会長)は1日午前、総務会などを開き、元県連幹事長で党県議の村井嘉浩氏(45)=仙台・宮城野、3期=を推薦することを決めた。村井氏は離党し無所属で立候補する。

 自民党は30日、候補者情報募集に推薦された村井氏、党県議の相沢光哉氏(66)、会社役員の門伝英慈氏(43)の3人による公開の政策発表会を開き、その結果を踏まえて、最終的に村井氏に絞り込んだ。

 市川会長は「演説に、長期的な宮城の改革に取り組む力強さを感じた」と、村井氏擁立の理由を挙げた。
 村井氏は1日午前、仙台市内で開かれた党県連の常任役員会・選対委員会合同会議で「相沢、門伝両氏の気持ちをしっかり受け止めて、何としても勝利する」と決意を述べた。

 村井氏は大阪府豊中市出身。防衛大卒。陸上自衛隊東北方面航空隊を経て、松下政経塾入り。1995年、県議初当選。2002年6月から05年2月まで、自民党県連幹事長を務めた。

 知事選をめぐっては、前宮城県総務部長の前葉泰幸氏(43)、前宮城県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)が立候補を表明。民主党が前葉氏支援、共産党が出浦氏推薦をそれぞれ決めている。

(河北新報) - 10月1日14時35分更新

254片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:55:23
自民一気に「主戦論」分裂回避一本化へ 宮城県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000011-khk-toh

 自民党宮城県連の候補者選考で有力視される2人が、最後の論戦に臨んだ。
 県議の村井嘉浩(45)が声を張り上げる。「わたしは宮城への思い入れが強い男。皆さんの力をお借りして信頼できる宮城をつくる」
 もう1人の県議で、県連幹事長を辞して立候補を目指す相沢光哉(66)も力を込める。「県民の幸せのために全知全能を傾ける。高品質県、高満足度県を実現する」

 30日午前11時、仙台市青葉区のホテル。県連は自薦、他薦で募った「知事候補」の政策発表会を開いた。
 会場で配布された資料に載った発表者の名前は5人。出席したのは村井、相沢と会社役員の門伝英慈(43)の3人だけ。他薦で挙がった元副知事の東尾正(54)は前日、知事選への立候補を断念した。

 自民党県連が予期しなかったのは、前県総務部長の前葉泰幸(43)の欠席だった。
 この一時間前。前葉は県庁4階の知事室にいた。「自民党の政策発表会には参加しません。ご支持をいただきたい」。知事浅野史郎に支援を要請し、自民党と一線を画す姿勢を鮮明にした。

 「県政にどういう抱負をお持ちなのか、ぜひ聞きたいと思っていた。突然の欠席は残念でならない」。自民党の政策発表会の冒頭、県連会長の市川一朗(参院議員)は言い放った。

 自民党の対応は自前の候補を立てる「主戦論」に一気に傾いた。
 発表会で村井は「元気を出そう宮城がテーマ。経済活性化、国際化、財政再建に取り組む」と政策を披露した。相沢も「財政再建と景気回復の二兎を追い、二兎を得る政策を取り入れる」と政策通をアピール。それぞれが想い描く宮城の未来を訴えた。

 午後4時半、県議会4階の「自民党・県民会議」会議室。候補者選考の会派総会が開かれ、報道陣をシャットアウトして約2時間の激論が交わされた。
 「バラバラでは駄目だ。一本化が望ましい。分裂していては(前葉に)勝てない」。幹部は、疲れた様子で議論の結果を語った。最終局面でようやく「一本化」の流れが定まり始めた。

 午後8時前。選考の最後の段階となる県選出国会議員団の会議が仙台市内のホテルで始まった。終了したのは午後10時すぎ。村井か、相沢か。
 会場から出た市川は、一本化への環境が整い始めたことを示唆しながらも、慎重だった。「挙党一致態勢を詰めきれなかった。分裂しないよう念には念を入れてあす(1日)朝までにそれぞれが動く」(敬称略)

(河北新報) - 10月1日7時7分更新

255片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:56:37
政党対決の様相も 3氏が出馬へ 宮城県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051002-00000010-khk-toh

 任期満了に伴う宮城県知事選(6日告示、23日投票)は1日、戦いの構図がほぼ固まった。自民党県議の村井嘉浩氏(45)=仙台・宮城野、3期=、前県総務部長の前葉泰幸氏(43)、前県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)の3人が、いずれも無所属で立候補する。自民党は村井氏を推薦し、民主党は前葉氏を支援。共産党も出浦氏を推薦し、政党対決の色彩もにじんできた。

 村井氏は1日、自民党県連の候補者選考で推薦が決定した。県議3期の実績と松下政経塾出身をアピール。県内総生産拡充による経済活性化、市町村支援、財政再建を掲げ、「元気で明るい宮城を目指す」と強調する。

 自民党が知事選で推薦候補を擁立するのは1997年以来。党本部の支援も受け、9月の衆院選で圧勝した「巨大与党」の組織力結集を狙う。

 前葉氏は9月末、総務省を退職して立候補を表明。政党と距離を保つ「県民党」を掲げる。20年間の官僚生活で、県総務部長などを歴任した実績を強調。「県民の望みを把握し、確実に実現できる知事」を訴える。

 民主党県連は「県民党」の枠組みの中で、支援に回った。一部の保守系県議も応援するほか、前葉氏は首長への支援も働き掛けている。

 勇退する浅野史郎知事は、前葉氏を全面支援する。自民党は97年知事選で推薦候補が浅野知事に惨敗した経緯もあり、「自民党対浅野知事」の構図も際立つ。前葉氏が当初、自民党の候補者選考に他薦で名を連ねたこともあって、自民党は敵対心を鮮明にしている。

 出浦氏は、共産党と連携する市民団体の要請を受けて立候補を表明した。「県民の暮らしは危機的状況だ。県民の力で宮城の再生を目指したい」と訴える。

 他政党の対応も焦点。公明党県本部の石橋信勝代表は「自民党から(村井氏への)推薦依頼が来ると思うが対応は白紙。宮城の将来を展望した上で決めたい」と話す。社民党県連は、2日の常任幹事会で対応を検討する。

◎村井氏擁立自民が発表公明に支援要請へ
 自民党県連(市川一朗会長)は1日、知事選の候補者として、元県連幹事長で党県議の村井嘉浩氏(45)=仙台・宮城野、3期=を擁立すると発表した。党本部に推薦を要請する。村井氏は離党し、無所属で立候補する予定で、2日に正式表明する。自民党は、友党の公明党にも支援を求める。

 市川会長は記者会見で、村井氏に決めた理由を「明るさ、若さ、清新さが大事。村井さんは明るく元気な宮城をつくれる人。危機管理を現実に実行できるプロ」と述べた。

 公明党との選挙協力について、市川会長は「国政で連立与党を組んでおり、当然連携を模索したい」と話した。週明け早々にも支援要請を行う予定だ。

 村井氏への支援態勢について、市川会長は「政党の色が出てくる部分は否定できない。バックアップはしっかりするが、(当選後)県政運営で党の考えをごり押しすることはない」と強調した。

 浅野史郎知事が前県総務部長の前葉泰幸氏(43)支援を打ち出した点については、「浅野県政の継承は否定しないが、べったりというのは県民の期待とは違う。12年間続いた県政に、新しい息吹を与えるのが県民の強い要望」と話した。

 県連は1日、相沢光哉幹事長の辞任願を正式に受理。後任の幹事長に、中村功総務会長(55)、総務会長に菊地健次郎政調会長(58)、政調会長に池田憲彦氏(52)を選任した。

256片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:56:50
◎自民・相沢氏立候補を断念/野心鎮めて分裂回避/「党の決定従う」

 候補者選考で敗れた「もう1人の主役」が現れた瞬間、会場から拍手がわき起こった。

 「皆さんには迷惑をかけた。党の決定には潔く従うのが党人だ。前に進むのも政治家、後ろに下がるのも政治家と自覚している」

 1日午後1時。仙台市青葉区のホテルであった「自民党・県民会議」の会派総会。県議の相沢光哉(66)は約20人の同僚を前に、立候補断念を報告した。目を真っ赤に染めて耳を傾ける議員もいた。

 次に入ったのは、候補者の座を射止めた県議の村井嘉浩(43)。「能力では相沢先生が知事に適任と思う。一本化のため譲っていただき、心から感謝している」

 知事選への「出場権」をかけて最終選考まで争った2人。会場を出ると固く握手を交わした。

◎ ◎

 県連の要である幹事長を辞めてまで、立候補へ強い意欲を示した相沢。周囲は「すべてをかけている。選考結果に関係なく、立候補するだろう」と見た。「分裂選挙で自民党が負ければ、相沢さんの責任は免れない。人の話をまったく聞かない」(党県議)との批判も強まった。

 9月28日夜。後援会役員会を終えた相沢の表情に、微妙な変化が読みとれた。「県議を辞職し、『不退転の決意』で最終選考に臨む」との考えを伝えたが、支持者の声は「早まるな」が大勢だったからだ。

 選考が最終局面を迎えた30日午後9時ごろ。党県連会長の市川一朗(参院議員)から「お会いしたい」と電話が入った。村井擁立を悟った相沢はすぐに市川が待つホテルに向かった。「分裂選挙にならないよう協力してほしい」と求められると、さばさばとした表情で了承したという。

◎ ◎

 1日午後。会派総会に続き県連の支部長・幹事長会議があった。「相沢さん、村井さんは甲乙付けがたい。理屈抜きで1人に決めなければならなかった」と市川。中国の故事を持ち出し、「『泣いて馬謖(しょく)をきる』とはこのことか」と、苦渋の決断だったことを強調してみせた。

 「地元をよく知る政治家の村井君なら、わたしがこぶしを降ろす大義が立つ」。県議会きっての論客は、知事への野心を鎮め、政党人としての「節度」を守った。
(敬称略)

(河北新報) - 10月2日7時5分更新

257片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:57:36
選挙:県議補選・湯沢市選挙区 岩井川皓二氏が初当選 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051003-00000000-mailo-l05

 県議選湯沢市選挙区の補欠選挙(改選数1)は2日投票が行われ、湯沢勤労青少年ホームで即日開票の結果、無所属新人で元市議の岩井川皓二氏(63)が、同じく無所属新人で元県職員の東海林洋氏(49)を破り、初当選した。湯沢、稲川、雄勝、皆瀬の旧4市町村は今年3月22日に合併して新湯沢市となったが、同補選は旧湯沢市の有権者のみが投票。
 当日有権者数は2万7729人(男1万2975人、女1万4754人)で、投票率は48・80%だった。
 岩井川氏は旧湯沢市出身。市議8期の実績を強調し、県とのパイプ役となり湯沢雄勝地域を県の「南の玄関口」として整備すると訴えた。さらに、農業振興や県土の均衡ある発展を掲げ、支持を集めた。
 東海林氏は旧雄勝町出身。県職員の経験を生かし、NPO(非営利組織)などとも連携して湯沢雄勝地域の振興を図ると呼びかけたが、知名度不足で票が伸びなかった。
 元県議・京野公子氏の衆院選出馬=落選=に伴う補選で、任期は07年4月29日までの約1年7カ月。【佐藤正伸】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇県議湯沢市区補選開票結果(改選数1―2)
当 7562 岩井川皓二 63 無新
  5693 東海林洋  49 無新
 =選管最終発表
………………………………………………………………………………………………………
 ◇県議湯沢市区補選当選者(改選数1)
岩井川皓二 63 無新(1)
 農業[歴]湯沢市議・副議長▽武蔵野美術短大

10月3日朝刊
(毎日新聞) - 10月3日16時10分更新

258片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 02:58:23
選挙:八幡平市長選 田村正彦氏が初当選 知名度生かし、初代市長に /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051003-00000008-mailo-l03

 旧西根町、旧松尾村、旧安代町が新設(対等)合併して誕生した八幡平市の市長選が2日投開票され、前県議の田村正彦氏(57)=無所属=が、元旧西根町議の遠藤斉優氏(60)=同=を破り初当選した。当日有権者数は2万6120人(男1万2571人、女1万3549人)で投票率は74・22%だった。
 同市大更の田村氏の事務所には開票の始まった午後8時ごろから支援者が次々に集まり、当選確実の連絡が入ると歓声に包まれた。田村氏は「厳しい選挙戦だった。八幡平市を全国に誇れる市にしたい」と述べた。
 県議を3期務めて知名度に勝る田村氏は、後援会組織に加え、推薦を受けた連合岩手にも支えられた。新市建設計画の着実な実行を公約に掲げ、豊富な観光資源を生かした合併3町村の観光、第1次産業振興を強く訴えた。民主党県連が推薦した遠藤氏は、新市建設計画に盛り込まれた市役所新庁舎の建設に反対し、国保西根病院の診療科の充実などを主張。追い上げを図ったが及ばなかった。【林哲平】
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 ■解説
 ◇有権者は“消化不良”
 新市のかじ取り役を選ぶ戦いは、県議3期の実績を訴えた田村氏に軍配が上がった。だが政策論争はお世辞にも白熱したとは言えず、直前の衆院選の影響で事前の活動が制限されたこともあり、有権者にとっては消化不良の選挙戦と映ったのではないだろうか。
 「旧3町村の観光資源の統一的な活用」「民間感覚の行財政改革」。新市の設計図である新市建設計画があるとはいえ、両候補の掲げた主張は重なる部分が多かった。市役所新庁舎建設問題では賛否が明確に分かれ、有権者にとって投票の重要な判断材料になる可能性もあった。だが告示前の立候補予定者討論会では、相手への質問の機会が与えられながら「特にありません」の言葉には拍子抜けした。論争にはならず、言いっぱなしの印象を否めなかった。
 「政策執行にかかわれない議員としての限界を感じた」と出馬の理由を話していた田村氏。旧西根町を地盤とするが、人口規模などで劣る旧松尾村、旧安代町との均衡ある発展が求められる。政治信条に掲げる住民との対話の姿勢を忘れることなく「農(みのり)と輝(ひかり)の大地」(八幡平市のキャッチフレーズ)の実現に力を尽くしてほしい。【林哲平】
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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10706 田村正彦 57 無新
   8538 遠藤斉優 60 無新
 (無効141)
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 ◇八幡平市長略歴
田村正彦(たむら・まさひこ) 57 無新(1)
 [元]県議▽松川土地改良区理事長▽県相撲連盟会長[歴]県農業共済連職員▽旧西根町議▽駒沢大

10月3日朝刊
(毎日新聞) - 10月3日16時6分更新

259片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:00:17
選択:’05知事選・告示前夜/上 自民に誤算と成算 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2005/10/02/20051002ddlk04010133000c.html
 ◇前葉氏に軸、主戦論へ

 「県議会の友人として、村井さんを応援しようではないか」

 知事選を巡る自民党県連の候補者選考が大詰めを迎えていた9月30日夕。県議会の同党会派「自民・県民会議」の会派総会で、県議の一人が涙ながらに村井嘉浩県議への支援を訴えた。

 前県総務部長の前葉泰幸氏への支持に傾いていた会派内の空気は、「あの一言で完全に変わった」(ベテラン県議)。「(前葉陣営と)徹底的に戦うしかない」という「主戦論」が一気に噴出した瞬間だった。

  □  □  □

 浅野県政下、野党の悲哀を味わい続けた自民。衆院選大勝を受け、知事選での勝利は至上命題だった。衆院選の投開票の翌日、候補者情報の募集窓口設置を決め、いち早く選考に乗り出した。

 ところが、本命候補から相次いで固辞され、選考作業は暗礁に乗り上げた。追い打ちをかけたのが、選考方法を主導した相沢光哉前幹事長が、他薦とはいえ募集に応じてしまったことだった。

 9月27日、仙台市内のホテルで開かれた相沢氏の集会。「県連の選考で官僚が選ばれた場合、無所属での出馬も考えざるを得ない」。相沢氏は記者団にこう明言した。“行司役”が土俵に上がることに批判が高まる中、県連として相沢氏は選びにくい。だが、他の候補を選べば、分裂選挙の恐れが強まる。

 選考作業がこう着状態に陥っていた28日、選考リストに残っていた前葉氏が突然、出馬を表明した。

 「前葉氏なら(民主サイドとの)相乗りも可能。相沢氏が出馬に踏み切っても勝てるのではないか」。会派内は、前葉氏支持に大きく傾いた。

 しかし、その流れを断ち切ったのは、前葉氏自身だった。前葉氏は30日、県連の政策発表会を急きょキャンセル。これに先立つ24日の市川一朗会長との面談もキャンセルしていた。2度の“ドタキャン”は、相乗りへの戸惑いのあった党内世論を、一挙に対決姿勢に傾かせた。同僚県議の「涙」はくすぶっていたその思いをあぶり出した。

  □  □  □

 「まがうことなく一致協力して、みなさんと共に頑張りたい」。1日、県連総務会に続き開かれた会派の総会。招き入れられた相沢氏はこうあいさつし、村井氏とがっちり握手、支援を誓った。

 その光景を目にした中堅県議は「候補者選考でのしこりが残っているのは間違いない。一致団結して戦わなければ、浅野後継をアピールする前葉氏に、8年前のように惨敗するかもしれない」と不安を口にした。

 3回の選挙で苦杯をなめた浅野知事の「後継」との戦い。衆院選と同じ“風”を受けられるのかどうか、誰も確証はない。

  ■  ■  ■

 浅野知事の4選不出馬表明で、12年ぶりの新人対決となる知事選は1日、告示を目前にようやく候補者が出そろう見通しとなった。戦いの構図を追った。

毎日新聞 2005年10月2日

260片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:01:47
選択:’05知事選・告示前夜/下 政党との距離 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2005/10/03/20051003ddlk04010120000c.html
 ◇局面開いた知事登場

 「知事は無党派選挙を見事にやってのけた。知事の選挙とはどういうものか」。9月23日、自民党県連の候補者選考に残っていた前県総務部長の前葉泰幸氏は、都内のホテルで浅野史郎知事と面会した。浅野知事は「自分のやりたいことを明示し、心から訴えることだ」と答え、特定政党の支援に頼らないことを助言した。

 自民の枠組みの外からの出馬をためらってきた前葉氏が、態度を変えたきっかけだった。翌24日、前葉氏は同日予定されていた自民県連との面談を辞退。「自民の選考に翻ろうされている」。知事与党を標ぼうし、前葉氏を推していた保守系県議にその理由を伝えた。

  □  □  □

 一方、衆院選で大敗した民主党県連は候補者擁立を模索しつつも「独自候補を擁立する体力は残っていなかった」。このため、相乗りの機会も探ったが、自民は県議が出馬に意欲を示しており、「自民が前葉氏を推すことはあり得ない」と判断。保守系県議と連携して、前葉氏への働きかけを本格化しようとしていた。前葉氏の心の揺れを察知した内海太幹事長は、県議とともに新幹線に飛び乗り、前葉氏に出馬を迫った。「推薦並みの支援をする」

  □  □  □

 28日、出馬会見に臨んだ前葉氏は「私の考えに賛同してもらえるなら、幅広い政党から支援をいただきたい」と述べた。この時点ではまだ、自民と「決別」する考えは示していなかった。状況を変えたのは「後継指名はしない」と明言していた浅野知事が、前面に登場したことだった。

 前葉氏は30日、前日まで出席を明言していた自民主催の政策発表会をキャンセル。その足で、浅野知事の元を訪ねた。「状況は変わった」。知事は全面的な支援を約束。「前葉氏は主演男優。これから美人コンテスト(自民の発表会)に出て主役になる必要はない」とすら述べた。

 浅野知事は自民との距離を測りかねていた前葉氏と何度も連絡を取り合い、「自民の選考に残らない方がいい」と助言した。「前葉擁立劇」の脚本を書いたのは、知事自身だったとも言える。

 「これ以上知事の色が付いたら困る」。保守系県議は危惧(きぐ)する。だが、前葉氏は最後は知事の“みこし”に乗り、自民の対抗心に火をつけた。「自民対民主」の政党対決とともに、「自民対浅野」の様相が強まってきた。

  □  □  □

 「福祉第一を掲げたのは、パフォーマンスに過ぎなかった」。共産党推薦で立候補を表明した前県高教組委員長、出浦秀隆氏は浅野県政を批判する。2日、早々に総決起集会を開き気勢をあげた。浅野県政批判票の積み上げに意欲を示す。

   ×   ×

 この連載は石川貴教、山寺香が担当しました。

毎日新聞 2005年10月3日

261片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:03:16
選択:’05知事選 前葉泰幸、村井嘉浩両氏が公明に支援・推薦要請 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2005/10/04/20051004ddlk04010207000c.html
 ◇仙台市長、村井氏支援を示唆

 6日告示される知事選(23日投開票)に立候補を表明した前県総務部長の前葉泰幸氏(43)と、県議の村井嘉浩氏(45)=自民推薦=は3日、公明党県本部(石橋信勝代表)をそれぞれ訪れ、支援や推薦を要請した。また、梅原克彦仙台市長は村井氏を支援する意向を示唆、浅野史郎知事は改めて前葉氏支持を強調した。知事選にはこのほか、前県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)=共産推薦=が出馬を表明しており、選挙戦をにらんだ各陣営の動きが活発化している。【石川貴教、山寺香】

 村井氏は自民党県連の役員らと共に公明県本部を訪問。石橋代表らに対し「公明党の支援をぜひともお願いしたい」と述べ、推薦申請した。県議でもある石橋代表は「村井氏とは県議会で一緒で、明るさや識見などすばらしい」と評価した。

 その約15分後、県本部を訪れた前葉氏は石橋代表らに対し「県民一人一人に支援の輪を広げたいと考えている私の立場を理解してほしい」と支援を要請した。石橋代表は「総務部長を務めた前葉氏が頑張ったことを知っている」と応じた。

 公明は県内で約14万票と言われる組織票を有しており「知事選で勝利するためには、公明の支援がなければ難しい」(中堅県議)のが実情。公明は衆院2区補選や仙台市長選、衆院選で、自民との間で「かつてない強力な協力態勢」(自民県連幹部)を確立してきた。

 石橋代表は両氏との面談終了後、記者団に対し「自民との信頼度が強いのは変わらないが、国政と首長選は違う。首長選は人物本位で決めたい」と慎重に検討する考えを示した。

 村井氏から支援要請を受けた梅原市長は村井氏について、「県政のリーダーとしてふさわしい人格と識見。市長選でお世話になった事実を重く受け止めたい」と支援の可能性を示唆した。

 梅原市長は初当選した7月の市長選で、自民から全面的な支援を受けた経緯がある。村井氏は市長と握手を交わし「知事になった暁には市との関係を大切にしたい。できる範囲で支援をいただきたい」と述べた。

 一方、村井氏は浅野知事にも立候補の意思を報告。「どういう立場になっても宮城を良くしたいという思いは知事と同じです」とあいさつした。これに対して知事は「ご健闘をお祈りします」と答えるにとどまり、面会は5分ほどで終了した。

毎日新聞 2005年10月4日

262片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:04:40
選択:’05知事選 浅野知事、後継指名否定を転換 自民の選考批判 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2005/10/04/20051004ddlk04010208000c.html
 ◇前葉氏の「県民党」評価

 浅野知事は定例会見で、後継指名に否定的だった当初の方針を転換した理由について、「自民県連(の選考方法)ではない舞台が出てくるのを期待してじりじり待っていたが、限度があった。『老兵は消え去るのみ』では無責任と思った」と説明した。

 知事は前葉氏が掲げた「県民党」のスタンスについて「(私が)12年間で築き上げてきた宮城の伝統文化。全国に誇り得る財産として大事にしたい」と評価。一方で、「候補者が主体性を持つ選挙をしなければ、主体性のある県政を進めることができない。自民県連のオーディション(候補者選考)は、この伝統と懸け離れている」と批判した。

毎日新聞 2005年10月4日

選択:’05知事選 連合宮城は前葉泰幸氏支援 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2005/10/04/20051004ddlk04010209000c.html

 連合宮城(星新一会長)は3日、知事選に無所属で出馬表明している前県総務部長の前葉泰幸氏(43)を支援することを決めた。理由について連合は(1)地域活性化(2)財政再建(3)労使関連−−などの政策で意見が一致したという。

 前葉氏は決定に先立ち、連合の4役会議に出席。県政の重要政策に対する考えを示し、支援を要請した。楳原惣一郎事務局長は「最大限の努力をしたい」としている。前葉氏については既に、民主党県連と社民党県連が支援を決めている。【山寺香】

毎日新聞 2005年10月4日

263片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:05:45
仙台市長「脱政党は人気取り」 知事の姿勢に疑問提示
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051005t11009.htm

 「脱政党は人気取り」。梅原克彦仙台市長は4日、政党の推薦を受けない「脱政党」を掲げる浅野史郎宮城県知事の政治姿勢に、疑問を投げ掛けた。任期満了に伴う宮城県知事選(6日告示、23日投票)に、浅野知事の支援を受けて立候補する前県総務部長の前葉泰幸氏(43)=民主・社民支援=と面談した後、報道陣の質問に答えた。

 梅原市長は「(浅野知事が掲げた)脱政党ということが、あたかもファッションのごとく(扱われ)、単なる有権者の人気取りという側面があったと、個人的には見ている」と語った。
 さらに、「国政と地方自治では違うが、議会制民主主義は政党政治が基本。支援を受けた政党の目指す政治を行政に反映させるべきで、それは受動的な意味で政党から拘束を受けるのとは違う」との持論を展開した。

 浅野知事は2期目を目指した1997年、「政党の支援を受けると、その後4年間縛られる」と「脱政党」を掲げて知事選に立候補し、政党相乗りの候補を大差で破った。知事は「脱政党は宮城の伝統文化。全国に誇れる、時代を10年先取りしたやり方で、県民の財産だ」と強調している。
 梅原市長は、今年7月の仙台市長選で、自民党県連と公明党の支持を受けて初当選を果たした。浅野知事は無所属のほかの候補を支援していた。

2005年10月04日火曜日

264片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:07:06
衆院選のときの斎藤・山形県知事と同様でしょう。

前葉、村井両氏が支援要請 梅原仙台市長、意中は?
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051005t11025.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(6日告示、23日投票)で、梅原克彦仙台市長のスタンスに憶測が広がっている。立候補表明した前県総務部長の前葉泰幸(43)、元自民党県連幹事長の村井嘉浩(45)=自民推薦=の両氏から支援を要請されたが、公式には「今はどちらの支援も考えていない」と言明。しかし、両氏への応対ぶりには差があり、「心情的には村井氏では」との見方が強まっている。

 前日とはムードが一変していた。
 4日午前、市役所を訪れた前葉氏を硬い表情の梅原市長が出迎えた。応接室の入り口で1度だけ握手し、静かな声で中へ招き入れた梅原市長は、支援を要請しようとする前葉氏の言葉を遮って、報道陣に退室を迫った。
 30分に及んだ非公開の“表敬訪問”の後、梅原市長は初対面の前葉氏の印象について、「能力や識見のある方。完全ではないが…」と素っ気なく語っただけだった。

 3日午前、村井氏を招き入れた梅原市長は違っていた。両手でがっちりと握手し、報道陣の写真撮影にもじっくりと応じた。支援を求めた村井氏には「政治家として尊敬している。初志貫徹してほしい」と激励した。
 仙台市長選(7月31日投開票)では、自民党県連と公明党の支持、民主党の一部市議らの支援を受けた梅原市長。「わたしの立場もある」と、今のところ一方に傾斜しない姿勢を強調する。

 だが、「村井氏は市長選で熱心に応援してくれた人。その事実は重い」とも語っており、自民党のベテラン市議は「応対ぶりで一目瞭然(りょうぜん)だ」と村井氏への心情を感じ取った様子。梅原市長も「心境の変化があれば、どちらか一方を支援することもある」と含みを残している。
 これに対し、民主党市議は「(村井氏への発言は)単なる外交辞令にすぎない。民主党議員の支援も受けたのだから、一方に肩入れすることなどできるはずがない」と正反対の見方を示した。
2005年10月04日火曜日

265片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:08:06
郡部衰退募る危機感 町村会の知事選候補者探し埋没 宮城
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051005t11034.htm

 知事選告示を2日後に控えた4日午後4時、仙台市の県自治会館。9人の首長が顔をそろえ、県町村会の評議員会が始まった。
 浅野史郎知事が勇退を表明した8月下旬以降、町村会は積極的に「ポスト浅野」探しに動いた。衆院選さなかの9月上旬には32町村の首長、議長を対象にアンケートを実施。記者会見し、あるべき知事像を発表した。
 表立った動きも見せた。幹部が栗原市出身の経産省課長(48)に接触、自民党県連の候補者公募に推薦した。「選挙とともに新しい知事を育てたい」という一部首長の強い思い、特定候補擁立の動きに町村会内部から不協和音も出た。

 ただ結局は、自民党県連による候補者選びの難航、浅野の後継指名など、混沌(こんとん)とした構図の中に首長の動きは埋没。選挙戦のイニシアチブを握ることは果たせなかった。
 評議員会は約1時間で終わった。中心となった首長が候補擁立に至らなかった経緯を説明。新人3人の選挙戦に、それぞれのスタンスで臨むことを確認した。

 浅野と自民、新進、公明党が擁立する市川一朗が激突した1997年、7割の町村長が反浅野に回った。事実上の信任投票となった2001年は、ほとんどが静観を決め込んだ。今回は12年ぶりに現職不在となる。
 ある町村会幹部は「われわれにとって候補者ありきではない。町村が今後、県政の光を享受できるか、先細る郡部の存在をかけた戦いでもある」と胸の内を明かした。

 年初に59あった町村は、相次ぐ合併で減少し、1日の南三陸町の誕生で31まで減った。来年度は大崎市などの誕生で、メンバーは23にまで減少する。国の三位一体改革、進む仙台一極集中の陰で、地方の衰退が加速するのではないかと危機感を抱く首長は多い。
 浅野県政12年で少なからず生じ、埋められなかった県庁と町村との溝。「全国に名をはせる立派な知事がほしいのではない。町村から顔が見え、目配りしてくれる知事がほしい」(沿岸部の町長)との思いは痛切だ。(敬称略)
2005年10月05日水曜日

266片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:09:22
宮城県知事選 出馬予定3氏早くも火花 公開討論会
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051005t11032.htm

 6日に告示される知事選(23日投票)の立候補予定者による公開討論会(佐沼青年会議所主催)が4日、宮城県登米市迫町の登米祝祭劇場で開かれた。いずれも無所属で出馬する前高教組委員長の出浦秀隆(62)=共産推薦=、前県総務部長の前葉泰幸(43)、元自民党県連幹事長の村井嘉浩(45)=自民推薦=の3氏が参加。初めて顔を合わせた3氏は、約200人の聴衆を前に県の将来像について持論を展開し、早くも火花を散らした。

 目指す県政像について、出浦氏は「県民が希望に燃えて、輝けるかどうかを基準に進める」と述べた。前葉氏は「地方自治のプロであるわたしの経験と実績を県民が使い、自分たちの県政をつくる」と強調。村井氏は「経営感覚を取り入れ、官から脱して民の力で県民主役の県政を実現する」と語った。
 3氏は浅野県政にも言及。出浦氏は「福祉日本一を目指したが、ただのパフォーマンスだった」と切り捨てた。前葉氏は「民主主義の先進県にした。引き継ぎ、さらに発展させる」と評価。村井氏は「素晴らしい理念は継承しつつ、財政運営や経済政策などは是正する」と述べた。

 財政再建策をめぐっては、出浦、前葉両氏が歳出の見直しに言及。「石巻港整備など無駄な大規模開発にメスを入れる」(出浦氏)、「行政サービスに優先順位をつけ、効率的に税金を使う」(前葉氏)。村井氏は「経済を活性化させて税収を増やし、歳入構造を変化させる」と訴えた。
 地域振興策について、3氏は「産業振興が地域振興に結び付く」との考え。「1次産業の育成制度をつくる。中小企業支援も充実させる」(出浦氏)、「雇用を安定させるため、仕事と能力のマッチングを支援する」(前葉氏)、「交通アクセスや地域のブランド力を向上させる」(村井氏)と持論を語った。

 教育行政は、3氏が独自色を発揮。出浦氏は「30人学級を直ちに実現。高校の男女共学化は当たり前」、前葉氏は「学力向上が第一。住民を交え、学校ごとの工夫を促す」、村井氏は「選択肢を増やす。高校は全県1学区にし、一律の共学化に反対」と力説した。

 ◇知事選立候補予定者
出浦秀隆 62 団体役員   無新(共推)
前葉泰幸 43 前県総務部長 無新
村井嘉浩 45 県議     無新(自推)

2005年10月05日水曜日

267片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:11:25
浅野さんは変わった“後継指名”に波紋 宮城県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051003-00000010-khk-toh

 宮城県知事浅野史郎の支援組織「夢ネットワーク」のメンバーら十数人が9月29日夜、浅野にとって最後の県議会を傍聴後、国分町(仙台市青葉区)の料理屋で浅野を囲んだ。

 浅野は県総務部長として仕えた元総務省企画官前葉泰幸(43)の支援を表明し、告示日までに夢ネットの機関誌の号外を発行することを提案していた。会合はその号外について話し合う編集会議だった。

 場の雰囲気が一変したのは午後9時すぎ。浅野のブレーン田島良昭(県社会福祉協議会副会長)にかかってきた1本の電話がきっかけだ。「前葉は明日、自民党の候補者選考会に出席する」

 立候補に当たり、再三、政党と距離を置く大切さを説いてきた浅野にとって「想定外の事態」(知事周辺)。「こんな話をしている場合じゃない」。号外発行の話は一瞬にして消えた。

 「こうなったらあなたが出馬するしかない」。支援者の1人は浅野に迫ったという。もちろん、浅野の4選出馬はなかった。

 一夜明けた30日午前、自民党の選考会の欠席を決めた前葉は知事室を訪れ、浅野が指南した県民党を掲げた。浅野は前葉の支援を言明する。

 「本当の浅野サプライズを期待していたのに…。浅野さんは変わった」

 「後継指名はしない」と明言してきた浅野の豹変(ひょうへん)ぶりは、長年の支持者たちをも戸惑わせる。

 浅野の行動を評価する男性は「ゼネコン汚職事件の温床となった県議会のオール与党化を阻止し、県政改革という時計の針を戻させないため、必要に迫られた」と真意を酌み取る。

 例え話が得意な浅野は、脱政党、無党派選挙を理解してもらうため、童話「スイミー」を使う。小魚が集まり、見かけ上、大きな魚になって巨大魚に立ち向かう話だ。小魚は県民一人一人で、目の役割を担う1匹だけの黒い小魚「スイミー」が浅野。巨大魚は既成政党や組織団体を指す。

 ただ、3期12年間で「宮城最強の政治家」に変身した浅野は、もう「スイミー」ではあり得ない。

 初当選から浅野を支えてきた女性が苦言を呈する。

 「知事という存在の持つ権力の大きさを忘れている。知事が支援を表明したことで、立候補を断念した人もいると思う。志のある人が手を挙げ、有権者が判断する。これが浅野知事が選挙を通して培ってきた宮城の民主主義だったはずだ」(敬称略)

(河北新報) - 10月3日7時6分更新

268片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 18:58:20
都議会:政務調査費、会派間で協議の場を 民主、条例改正案取り下げ /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000189-mailo-l13

 都議会の自民、民主、公明の3会派は5日の議会運営委員会理事会で、都議の政務調査費のあり方について協議する場を会派間に設けることで一致した。これを受け、同調査費の使途明確化のため一部の領収書添付を義務付ける条例改正案提出を予定していた民主は、提出を取り下げた。一方、共産は「採決すべきだ」として、すべての支出について領収書の添付を義務付ける条例改正案を6日の本会議に提案する。
 都議会の政務調査費は議員1人当たり月額60万円がそれぞれの会派に支給されている。これは全国の都道府県で最高額。京都、岩手、宮城、長野などの府県議会は、領収書の写しの添付などを定めている。都議会と同額の大阪市議会も、5万円以上の支出について領収書を添付する方向で協議中だ。
 この日の理事会終了後、野村有信・議運委員長(自民)は「政治性の高い話なので、会派間の自由な議論が必要。一定の方向が定まったら正式機関を設ける」と語った。当面は自民、民主、公明の3会派の幹事長間で協議していくという。期限については「任期中には成案を得たい」と述べるにとどまった。
 会見した民主の柿沢未途政調会長は「使途の明確化を実現するには各会派の賛同を得なければならない。協議の場を設けるのは一歩前進と受け止め、提出を見送ることにした」と述べた。
 7月の都議選の際に毎日新聞が実施した立候補者アンケートでは、政務調査費について当選者の約6割が「領収書を添付すべき」と回答した。自民、公明の議員も複数が「当然のこと」と答えている。
 ◇議会は不問に−−知事「国連ばか発言」
 一方、この日の理事会では、国連に関する石原慎太郎知事の発言問題について、共産が発言撤回と猛省を求める決議案を提案したが、自民、民主、公明の3会派が反対したため、提案を見送った。【猪飼順】

10月6日朝刊
(毎日新聞) - 10月6日16時30分更新

269片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 18:59:57
副知事問題:2人制で県議会総務常任委、知事の出席を「拒否」 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000127-mailo-l10
 ◇県議批判答弁は削除へ
 副知事2人制をめぐって小寺弘之知事が要望していた県議会総務常任委員会への出席について、同委は5日、知事に出席を要求しないことを決め、知事の要望を事実上拒否した。また、4日の一般質問で知事が特定県議を批判した答弁について、自民党県連は削除を要求することを決定。他会派も同調しており、6日に議会運営委員会を開いて詳細を決める。
 総務常任委では5日、会派内会合などで意見を集約。出席を求める意見も出されたが、過半数を握る自民党の福田赳夫元首相系グループ「政策同志会」県議らからの反対意見が多数を占めた。理由について小野里光敏委員長は会見で(1)各派への事前説明や一般質問で説明は尽くされた(2)議会のルールを逸脱した発言に対する懸念――を挙げ、「4日の知事答弁までは『ノー』という雰囲気はなく、大きなインパクトになった」と述べた。
 自民党県連の大沢正明幹事長は知事答弁について「名指し(同然)で(松沢県議を)批判することは問題。自民党は当選回数の少ない人に一般質問の機会を与え、ベテラン議員には常任委、特別委を優先している。松沢県議が議員の任務を怠っているものでなく、知事の発言は著しく誤解を招く」と批判した。
 ◇知事は不快感
 出席が認められなかったことについて、小寺知事は会見を開き「公の場でオープンな議論をすると思っていたので意外。これでは県民に分からない」と述べた。4日の答弁については「(質問の趣旨から)大きく逸脱したとは考えない。お互いに公人であり公的な活動について述べることは個人攻撃ではない」と主張。答弁を掲載した県のホームページについても「会議録とは違う。生の形を知りたいという要望が多い」と述べた。【山田泰蔵】

10月6日朝刊
(毎日新聞) - 10月6日16時20分更新

270片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 19:04:29
副知事問題:知事と自民党「政策同志会」、2人制で対立激化 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000147-mailo-l10

 9月定例県議会に関連条例案が提出されている副知事2人制について、小寺弘之知事と自民党元福田赳夫元首相系県議グループ「政策同志会」の対立が激しくなっている。ただ、同志会から一般質問はなく、知事答弁に対する声(やじ)が中心。今後、直接議論を戦わせる場に移るかは微妙で、審議は混迷が続く。
 小寺知事は3日の県議会一般質問で2人制について答弁中、同会の複数県議から「そんなことできるわけがない」などと飛ぶ声に対し「やじは責任がないわけであり、(反対の)理由も『だめなものはだめ』『いっぺん決めたものは決めたもの』という言い方では困る」などと応酬。「公の場で(反対理由を)おっしゃって頂きたい」と締めくくると「理屈こねたってだめ。2年間の責任を感じなさい」の声が上がった。
 知事は議会後、記者団に「反対といいながら質問がないのが不思議。常任委で突っ込んだ議論をなさると理解している。過半数を握るからと言って問答無用というのは民主主義でない」と総務常任委への出席の可否などについて、過半数を握る同志会をけん制した。【山田泰蔵】

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日16時20分更新

271片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 19:23:33
むしろ、辞職せんでもいい手当てつけたほうがいいんでないの? 思いつきだけど。

3選挙区で“出戻り”出馬 宮城県議補選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051006t11037.htm

 4選挙区で行われる宮城県議補欠選挙(14日告示、23日投票)の届け出書類の予備審査が5日、行われ、関係者が出席した。4選挙区中、3選挙区で、議員辞職して補選の発端をつくった前議員が立候補の予定で、出戻り出馬に批判の声もある。

 仙台・青葉選挙区(欠員1)は、仙台市長選に立候補し落選した菅間進氏(54)の県議辞職が発端。自民党の阿部司(33)、民主党の菅原敏秋(57)、社民党の吉田正敏(48)の3氏に加え、菅間氏も無所属で立候補する予定。

 仙台・宮城野選挙区は欠員2の見込み。4月の衆院2区補選に立候補し落選した菊地文博氏(45)の辞職分に、村井嘉浩県議(45)の知事選転出分が加わる。自民党の石川光次郎(38)、民主党の目黒政市(51)両氏と、無所属で菊地氏が参戦する。

 仙台・泉選挙区(欠員1)は、2区補選で当選した秋葉賢也氏(43)の県議辞職に伴う。自民党の外崎浩子(45)、共産党の五島平(54)両氏が立候補する予定だ。

 石巻選挙区(欠員1)は、石巻市長選に立候補し落選した佐々木喜蔵氏(56)の県議辞職を受けたもの。佐々木氏が立候補を表明しただけにとどまっている。
 公選法上、国会議員は、自らの辞職が原因となった同一選挙区補選には立候補できない縛りがある。しかし県議や首長は補選や首長選に立候補できる。今回の県議補選は、県費から計1億4600万円が使われる見込みで、疑問の声も多い。
 団体幹部は「通常選挙ならまだしも、自らの都合で発生した補選への出馬は、常識的にどうか」。県選出国会議員は「補選には多額の税金が費やされる。有権者に説明がつかない」と批判的だ。

2005年10月05日水曜日

272片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 19:55:39
>>271
青葉:阿部
宮城野:石井、菊池
泉:外崎
石巻:佐々木
と予想。

273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/07(金) 07:35:18
高谷氏先行 追う熊代氏 高井氏、支持拡大に懸命 岡山市長選情勢調査
http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2005/10/06/20051006085209.html

 9日投票の岡山市長選で、山陽新聞社は3、4の両日、同市内の有権者を対象に電話による調査を行った。独自の取材も加味して情勢を分析。3人の候補のうち、前チボリ・ジャパン社長の高谷茂男氏(68)=自民、公明推薦=が優位に戦いを進めており、前衆院議員の熊代昭彦氏(65)が追っている。元岡山県情報政策課長の高井崇志氏(36)は支持の拡大に懸命。しかし、態度を決めていない有権者も多いうえ、投票率の動向もあって予断を許さない情勢のまま、投票日を迎えそうだ。

 高谷氏が自民党組織や職域、地域を通じた働きかけにより幅広い世代で安定。自民党衆院議員4期の経験を持つ熊代氏は若年層への浸透に課題を残すが、70歳以上で優勢。市民グループを中心とした「草の根選挙」を掲げる高井氏は、若年層には浸透しつつある。

274片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/10(月) 21:49:04
ニセコ町長に新人の佐藤氏 岡内氏を102票差で破る  2005/10/10 07:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20051009&amp;j=0023&amp;k=200510094741

 【ニセコ】衆院選に出馬した逢坂誠二前町長の辞職に伴う後志管内ニセコ町長選は九日投票、即日開票の結果、新人の前町保育所長佐藤隆一氏(54)=無所属=が、新人の前町総務課長岡内隆博氏(41)=同=を百二票差で破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は三千七百八十六人、投票者数は三千三百七十四人だった。投票率は89・12%で、逢坂前町長が三十五歳で初当選した一九九四年の前回選挙戦を1・0ポイント下回った。無効票は一八だった。

 両陣営は逢坂町政への評価を避けたため、町長選の争点にはならなかった。

 佐藤氏は情報公開や住民参加などで「逢坂路線」に一定の評価をしながらも、「理念だけでは町は活気づかない」と、訴える選挙戦を展開した。基幹産業である農業や観光のほかに、商業者などからも幅広い支持を集めた。

 岡内氏は事実上の「逢坂後継」として、町役場改革や自治体の広域連携などを訴えたが、逢坂氏が任期の途中で町長を辞職したことなどへの批判もあり、一歩及ばなかった。

 ◆ニセコ町長選開票結果
当1,729佐藤 隆一 54 無新
 1,627岡内 隆博 41 無新

 さとう・りゅういち
 無職(町保育所長、保健福祉課長)ニセコ高卒、本籍ニセコ町、当1

275片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/12(水) 01:00:04
射水市長選に吉田大島町長推薦 自民党射水郡連 富山・北日本

 自民党射水郡連(山本修支部長)は十日、小杉町で三役会議を開き、十一月二十日告示
の射水市長選に出馬表明している大島町長の吉田力氏(57)=五期、小林=の推薦を全
会一致で決めた。新湊市長の分家静男氏(59)=二期、片口=との候補一本化調整につ
いて、同日新湊市で広域圏五市町村の自民党連合支部・支部長会議を開いたが、新湊市連
(四方正治支部長)側との協議はまとまらなかった。同市連は十一日に開く総務会で分家
氏の推薦を決める予定。

 自民党県連に対し、射水郡連、新湊市連ともに候補者の推薦申請を行わない。射水市長
選は自民党が分裂したまま、分家氏と吉田氏、小杉町長の土井由三氏(64)=二期、下
条=の三氏で争われることが確実となった。

 射水郡連の会議には、各支部長、幹事長、事務局長と夏野元志県議が出席した。会議で
の決定を受け、山本支部長と夏野県議は、同日夜に大島町であった吉田氏後援会の集会に
駆けつけ、詰めかけた五百人以上の支持者を前に、郡連として吉田氏を推薦する決意を述
べた。

 郡連の会議では、既に吉田氏推薦を決めている小杉町連合支部、大島町支部に対し、大
門町支部から、郡連として推薦する以上「勝てる態勢にしなければならない」と、総括責
任者や選対本部長の選任など、選対組織づくりを早急に進めてほしいとの意見が出され
た。

 大門町支部は十四日に役員会を開き吉田氏推薦を決定する。

 下村支部は既に吉田氏の後援会が設置されていることから、支部としての推薦はしない
ことにした。

276片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/12(水) 01:04:09
民主県連が現職推薦/八戸市長選 青森
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1011/nto1011_13.asp

 民主党県連は十一日、青森市で開いた常任幹事会で、三十日投票の八戸市長選について、二期目を目指す現職・中村寿文氏(66)の推薦を満場一致で決めた。

 中村氏に対しては、同党八戸市支部が既に推薦を決定していた。田名部匡省県連代表は「政策も人柄も全体として評価できる。前回選挙でわれわれが出して勝った立派な候補で、今回もその延長線上にある」と推薦理由を述べた。

277片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/13(木) 01:18:19
宮城県議補選“代理戦争”の様相 「親浅野」と政党が対決
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051012t11025.htm

 もう一つの戦いに、宮城県知事選の対決構図が色濃くにじんできた。

<仙台・泉>
 「浅野史郎知事は不出馬を決めたが、12年間の宮城の福祉改革を止めずに発展させる」。NPO法人理事長の佐藤豊(52)は11日、宮城県議補欠選挙(14日告示、23日投票)の仙台・泉選挙区に無所属での立候補を決めた。過去の知事選で浅野を支えたブレーンの一人だ。

 泉選挙区では自民党が大学院研究生の外崎浩子(45)、共産党は県常任委員の五島平(54)を立てる。知事選で外崎は前県議の村井嘉浩(45)=自民推薦=、五島は前県高教組委員長の出浦秀隆(62)=共産推薦=とそれぞれ連動し、相乗効果を狙う。

 前県総務部長の前葉泰幸(43)と連携できる候補はいなかった。
 佐藤擁立の動きは10月初め、急きょ浮上した。「前葉と連動する候補者を立て、無党派票の受け皿を作るべきだ」。浅野周辺が動き、浅野と政党が争う図式が現れた。佐藤は浅野サイドが送り込んだ「刺客」にも映る。

<仙台・青葉>
 「前葉を支える菅間さんであってほしい」。浅野は11日夜、仙台・青葉選挙区に立候補する元県議の菅間進(54)の集会に出席、前葉も駆け付けた。

 青葉選挙区の構図は複雑。菅間は7月、仙台市長選立候補のため「再び県議に立つことはない」と辞職。「出戻り」に批判もある。政党は自民党が会社員の阿部司(33)を、民主党は元仙台市議会議長の菅原敏秋(57)を擁立、社民党は広告企画制作業の吉田正敏(48)を公認した。

 村井と連動して「小泉旋風」の再来を狙う阿部に対し、菅原は参院議員岡崎トミ子らが支援。浅野の動向を気にしながらも、2大政党がしのぎを削る。前葉は民主、社民両党が「支援」しているため、3陣営に等距離の立場を取る。

<仙台・宮城野>
 仙台・宮城野選挙区では、4月の衆院2区補選で落選し、無所属で立つ元県議の菊地文博(45)が「親浅野」とされる。「浅野知事に代わるトップは、徹底した財政のプロが必要だ」と知事選との連動姿勢をにじませる。

 自民党は衆院議員中野正志の秘書を務める石川光次郎(38)を擁立。県議会で村井が有した議席の死守を狙う「後継」だ。民主党も元県議秘書の目黒政市(51)を立て、攻勢を仕掛ける。

 「浅野は3方向(佐藤、菅間、菊地)から、前葉との連動作戦を強める狙いだ」との見方は根強い。県議補選は、知事選と直結した「代理戦争」の側面も浮かんできた。(敬称略)

2005年10月12日水曜日

278片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/13(木) 01:19:07
青森県財政改革プラン わずか2年で軌道修正
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051012t21009.htm

 青森県は11日、「中期的な財政運営指針」を発表した。三村申吾知事が策定した県財政改革プラン(2004―08年度)が、国・地方財政の三位一体改革に伴う地方交付税削減の直撃を受け、最終年度に掲げた「財源不足解消による収支均衡」「基金残高380億円以上」などの数値目標達成が困難となったため。新指針は収支均衡の達成を10年代半ばに先延ばしし、人件費など歳出の8割以上を占める義務的経費の圧縮をうたったが、具体的な数値目標は定めなかった。

 新指針は、目指す方向として(1)短期的には財政再建団体への転落回避(2)中期的(08年度まで)には元金ベースでのプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化(3)長期的(おおむね10年後の10年代半ばをめど)には収支均衡の確立―を新たに定めた。

 収支改善策の柱は「中期的視点に立った、公債費や人件費など義務的経費の改革推進」。公債費は一定の規律を設けて単年度の突出を避け、平準化して管理する。人件費は、08年度までに約800人の職員を削減する計画をその後も「引き続き適正化」する。

 ただ、県財政当局が同日示した中期財政試算によると、新たな指針通りに進めても、県の貯金に当たる主要4基金の残高は、08年度末時点でわずか8億円に減少。ピーク時の1804億円(1994年度)を食いつぶす計算で、綱渡りの財政運営を強いられそうだ。

 三村知事は11日の記者会見で「県財政は激変の連続に直面している。指針は財政改革プランのモデルチェンジに相当し、具体的メッセージと揺るぎない決意を再度示したものだ」などと説明した。
 県は同日、新指針を踏まえ財源不足額の圧縮に努力することなどを基本とした06年度当初予算の編成方針も示した。

◎財政新指針 明確な将来像示せず

 【解説】青森県が中期的な財政運営指針を新たに打ち出したことは、三村申吾知事が就任した一昨年、「不退転の決意」(議会答弁)でまとめた県財政改革プランが事実上破たんしたことを意味する。プランによる我慢の先にあるはずだった県民の希望の明かりは一層遠のいた。新たな指針も、明確な羅針盤とは言いづらい。

 三位一体改革に伴う地方交付税の大幅削減は確かに、「プランに沿って出陣したら、国からミサイルを撃ち込まれたような」(三村知事)想定外の事態だったに違いない。「5年先の財政は見通せない。単年度ごとにやりくりせざるを得ない」(自民党県議)という事情も分かる。

 ただ、三村知事が「わくわく10」と名付けた雇用・経済刺激策は経費がごく限られ、効果は限定的。「製造業誘致などで税収を底上げするような根本的な施策が見えない」(民主党県議)ため、相対的に核関連の税収に比重が置かれる構造から抜け出せずにいる。

 新指針により、県民が新たな「痛み」を受ける恐れもある。三村知事は、公共工事への依存度が高い建設業など地元産業界の構造転換を急ぐとともに、指針になかった県職員の定数、人件費について一層の削減目標を示さなければならない。
(青森総局・佐藤英博)

2005年10月11日火曜日

279片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/13(木) 01:58:51
憲法問題は左翼のアイデンティティというより足枷だと思うが。

現職対抗馬の一本化は難航/鎌倉市長選
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_13683.html

 十六日に告示が迫った鎌倉市長選。市内在住の作家・井上ひさしさんら八人が、「反現職」の立場で候補者一本化を呼び掛けたが、難しい状況になっている。これまでに立候補を表明したのは、現職の石渡徳一さん(52)に対し、会社社長の仲地漱祐さん(59)、元県議の渡辺光子さん(55)の二新人。「当選できる選挙を」と訴える井上さんらに対し、両新人は行財政改革など政策面で折り合いがつかないとしている。
 井上さんらの「反現職」の呼び掛けは、六月の「鎌倉九条の会」発足記念講演会に対し、市が後援を取り消したことが原因だ。八月二十六日、「小異を捨てて一本化を」との声明を発表した。共産市議らが支持する仲地さんは同月十九日に出馬表明していたが、ネット市議らが勝手連的に支援する渡辺さんはまだ手を挙げていない段階で、「アンフェアでは」という仲地陣営の批判は当初からあった。
 その後、九月八日に渡辺さんが正式表明。講演会の後援を取り消した現市政に「強い危機感を抱いた」点で共通することから、両陣営は話し合いに入った。仲地さん、渡辺さんが一対一で会う機会も数回。呼び掛け人が”傍聴”したこともあったが、「始めから政策の違いは明らか。すり合わせなんて無理」(渡辺陣営)だったという。
 九月末に二人が直接会った際には、「後はそれぞれの支援団体に任せましょう」と一本化は事実上消滅。今月十日夜に開かれた政策協議会では「政策一致は難しい」と、皮肉な点で”合意”に達した。
 双方が「譲れない」のは、行財政改革、憲法、ごみ処理問題。行財政改革では、職員数の削減に渡辺さんが積極的なのに対し、市職労が支援する仲地さんは慎重派だ。憲法では、仲地さんは完全護憲派だが、渡辺さんは八九条の手直しなどに言及。ごみ処理問題では、渡辺さんの掲げる有料化に、仲地さんが強い抵抗を示している。
 中立のはずだった呼び掛け人の中には、内橋克人さんやなだいなださんのように、一方の応援に傾く人も出てきた。両陣営は十三日夜にも「最後の」話し合いを持ち、十四日にそれぞれ別に会見を開く方向だ。

280片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/13(木) 02:10:13
自民、一本化できず 射水市長選 富山・北日本

 十一月二十日告示の射水市長選で、自民党の射水郡連は十日、新湊市連は十一日、それ
ぞれ三役会議、総務会を開き、射水郡連は大島町長の吉田力氏(57)=五期、小林=、
新湊市連は新湊市長の分家静男氏(59)=二期、片口=の推薦を決めた。十日に開いた
射水広域圏五市町村の自民党連合支部・支部長会議で、候補の一本化協議が不調に終わっ
たためで、郡連、市連はともに県連へ推薦申請しないことも決めた。

 同市長選は、分家、吉田両氏と小杉町長の土井由三氏(64)=二期、下条=が出馬を
表明しており、三氏による争いが濃厚だが、自民は分裂選挙となることが確実になった。

 射水郡連の会議には、支部長、幹事長、事務局長と夏野元志県議が出席。会議での決定
を受け、山本修支部長と夏野県議は、大島町であった吉田氏後援会の集会に駆けつけ、
「郡連が一丸となって吉田氏を応援する」と決意を述べた。

 郡連内では、小杉町連合支部と大島町支部が既に吉田氏推薦を決め、大門町支部は十四
日の役員会で決める予定。下村支部は吉田氏の後援会が設置されており、支部としての推
薦はしないことにした。

 新湊市連の四方正治支部長は会議後、「合併協議会での分家市長の苦労を多とし、引き
続きリーダーシップを発揮してほしいとの声があった」と推薦理由を説明。自民の分裂選
挙については、一本化に向け詰めの議論をする矢先に衆院選があったことを指摘し、「調
整の時間をとられたのが大きな要因」と述べた。

281片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/14(金) 00:49:15
仙台市議会政調費訴訟 「門前払い」取り消す 高裁
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051013t13016.htm

 仙台市議会の政務調査費返還訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は12日、原告の仙台市民オンブズマンの訴えを却下した仙台地裁判決を取り消し、審理を地裁に差し戻した。

 佐藤康裁判長は「原告は監査請求で政調費の目的外使用の資料を提出するなど違法事由を特定しており、訴訟要件を満たす」と判断。「違法事由が特定されず、要件を欠く」と、訴えを門前払いにした地裁判決を否定した。

 訴訟は、統一地方選があった2003年4月の市議会の政調費について、オンブズマンが「市議は月の半分は市議選に専念していたのに、選挙のない月と政調費が同額なのは不自然で、目的外使用の疑いがある」と、6会派(当時)などに支給された計約1370万円を返還させるよう梅原克彦市長に求めた。
2005年10月12日水曜日

282片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/14(金) 00:50:07
宮城県知事選 村井氏支援の会、県議31人が結成
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051013t11023.htm

 宮城県知事選(23日投票)をめぐり、無所属新人の村井嘉浩候補(45)=自民推薦=を支援する県議31人が12日、「改革みやぎネットワーク県議の会」を発足させた。

 県議会最大会派「自民党・県民会議」の25人全員と第2会派「フロンティアみやぎ」の2人、「公明・21世紀クラブ」の1人、無所属3人が参加する。代表には菊地浩氏(自民)、副代表には小野隆氏(フロンティア)が就いた。
 菊地代表は「党派を超えてスクラムを組み、村井氏を応援したい」と話した。
2005年10月12日水曜日

283片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/16(日) 11:54:22
ありゃ? いつの間に対立構図が。

元市長と新人が届け出 新・佐賀市長選が告示
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2005101601000125

 佐賀市と4町村合併による新市発足に伴う佐賀市長選は16日告示され、いずれも無所属新人で元佐賀市長木下敏之氏(45)=民主推薦=と、元佐賀市水道局長秀島敏行氏(63)=自民、社民推薦=が届け出た。23日投票、即日開票される。
 佐賀市は今月1日、諸富、大和、富士の3町と三瀬村の4町村と合併した。新市長は人口約20万人の市政を担うことになる。
 立候補者次の通り(届け出順)
木下 敏之45 元市長   無新
秀島 敏行63 元市水道局長無新

284片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/16(日) 22:44:53
現職の矢田氏がリード 神戸市長選の情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000045-kyodo-pol

 23日投開票の神戸市長選は終盤戦に入り、再選を目指す無所属で現職の矢田立郎氏(65)=自民、民主、公明、社民推薦=が組織票を固めてリード、市民団体代表の瀬戸恵子氏(43)=共産推薦=と会社社長の松村勉氏(42)の無所属新人2人が追う展開になっている。
 矢田氏は行財政改革など1期目の実績をアピール。4党のほか連合など各種団体から2000を超す推薦を得て、選挙戦を有利に展開している。
 瀬戸氏は神戸空港事業などを進める矢田市政を批判、無党派層の取り込みを狙う。松村氏は行政改革を訴え地道な活動を続けるが、両氏とも出遅れによる準備不足が響き、苦しい戦い。
 衆院選から間もないこともあって有権者の関心は低く、投票率の低下が懸念されている。
(共同通信) - 10月16日16時18分更新

285片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/16(日) 22:45:44
村井、前葉両氏が接戦 宮城県知事選の情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000092-kyodo-pol

 23日投開票の宮城県知事選は終盤戦に入り、いずれも無所属の3新人のうち、自民党推薦の元県議村井嘉浩氏(45)と、勇退する浅野史郎知事や民主、社民両党が支援する元総務省企画官前葉泰幸氏(43)が接戦を繰り広げ、共産党推薦の元県高等学校教職員組合委員長出浦秀隆氏(62)が追う展開となっている。
 村井氏は副知事などへの民間人登用や市町村との連携を主張。自民党の武部勤幹事長ら幹部が駆け付け組織固めに努めるとともに、松下政経塾出身をアピールし「民の力を最大限に生かす。政治に経営感覚が必要だ」と訴えている。
 県総務部長を務めた前葉氏は、宮城県連続地震の復興に取り組んだことを強調した。
(共同通信) - 10月16日18時55分更新

286片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/16(日) 23:14:33
大仁田さんが辞職すると未来に一歩進むかもしれないね。

3陣営、仙台圏で折り返し点過ぎ激突 宮城県知事選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/10/20051016t11026.htm

 知事選(23日投票)は折り返し地点を過ぎ、各陣営の訴えが一層熱を帯びてきた。いずれも無所属新人で、前県議の村井嘉浩(45)=自民推薦=、前県総務部長の前葉泰幸(43)、前県高教組委員長の出浦秀隆(62)=共産推薦=の三候補は、週末の人出でにぎわう仙台市や近郊の都市部に入り、懸命に支持を呼び掛けた。

●村井陣営
 村井候補は塩釜、多賀城両市や利府町などに選挙カーを走らせた。買い物客で込み合うジャスコ利府店では、応援に駆け付けた自民党の大仁田厚参院議員とマイクを握った。
 村井候補が「現状のままでよいのか。未来に一歩進めるのか」と呼び掛けると、大仁田氏は「村井さんにパワーとエネルギーを」と絶叫して盛りあげた。大仁田氏は仙台市の繁華街も練り歩き、人気を集めた。
 16日は仙台市を重点的にてこ入れ。個人演説会も10カ所で行う。

●前葉陣営
 前葉候補は終日、浅野史郎知事と一緒に大票田の仙台市内を駆け回った。泉区の仙台スタジアム前ではベガルタ仙台のサポーターに「ベガルタと同じように、絶対負けられない戦いだ」と訴えて握手作戦を展開した。
 夜には、青葉区の中心街2カ所で、応援に駆け付けた高知県の橋本大二郎、岩手県の増田寛也、佐賀県の古川康の三知事と街頭演説。「地方自治行政20年の経験を生かし、県政改革を実現させる」と強調した。
 16日は仙台市内3カ所で個人演説会を開く。

●出浦陣営 
 出浦候補は、仙台市青葉、若林両区の住宅地などに選挙カーを走らせ、スーパーの前など計13カ所で街頭に立った。
 夜は宮城野区で個人演説会を開催。支持者約60人の前で「浅野知事は、12年間で県の借金を増やしただけだ。大型公共事業を見直し、30人学級や就学前までの医療費無料化など教育、福祉を充実させる」と力説した。陣営幹部は「あと1週間、全力で戦い抜く」と意気込む。
 16日は仙台市で街頭演説、栗原市で個人演説会を開く。

2005年10月15日土曜日

287片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 00:14:59
選挙の魔力に心揺さぶられ。

大阪市長が辞職へ 出直し選に出馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000000-kyodo-soci

 職員厚遇問題などが昨年秋から相次いで発覚し、市政の混乱が続く大阪市の関淳一市長は16日、近く市長を辞職し、出直し選に再出馬する方針を固めた。市議会の与党会派幹部ら複数の関係者が明らかにした。
 市長主導の改革について、市民の信を問うのが狙い。関市長が17日にも記者会見して発表、18日の市議会本会議に辞職願を提出する見通し。出直し選は辞職が市議会で承認された後、市選挙管理委員会に通知されて50日以内に行われる。
 関市長は市民の厳しい批判を踏まえ、抜本的な市政改革を目指して11月にもマニフェスト(公約集)を発表する予定だった。一方、改革の手法をめぐる対立から、たたき上げで市議会や「市労働組合連合会」(市労連)とのパイプが太い土崎敏夫元助役を9月に事実上解任するなど、混乱が続いていた。
(共同通信) - 10月17日0時5分更新

288片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 00:38:38
選挙:山口市長選 自民支部分裂選挙へ 山口は渡辺氏、小郡などは合志氏推薦 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000070-mailo-l35

 山口市長選(11月13日投開票)の候補者推薦をめぐり、自民党各支部の対応が分かれている。山口支部は旧山口市の元助役、渡辺純忠氏(60)、小郡、阿知須、徳地の3支部は旧山口市長の合志栄一氏(56)の推薦を決定し、党県連に推薦願を出した。残る秋穂支部は近く方針決定するが、県連は各支部の対応を受け、特定候補の推薦を見送る公算が大きいとみられ、党支部ごとの分裂選挙となる見通しとなった。
 自民党の支部は市内旧1市4町ごとにある。合志、渡辺両氏はいずれも各支部に推薦を要請した。山口支部は12日に総務会を開き、「渡辺氏」が11人、「合志氏」が0人、「双方推薦しない」が6人で、渡辺氏の推薦を決めた。
 まだ、対応を決めていない秋穂支部は週明けにも、方針を決定する。県連はこれを受け、役員会を開き、対応を協議する。
 02年の市長選では、自民、民主、公明、社民の4党が佐内正治元市長の後継者で市助役だった原昌克氏を推薦したが、合志氏に敗れた。【佐藤丈一】

10月14日朝刊
(毎日新聞) - 10月14日17時26分更新

289片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 00:39:45
選挙:福島市長選 自民県連、横山俊邦氏を推薦 幹事長「従わないと処分も」 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000077-mailo-l07

 自民党県連は12日、福島市内で選挙対策委員会を開き、福島市長選で前市議会議長の新人、横山俊邦氏(57)を推薦することを全会一致で決めた。自民党は前回市長選に続き、現職の瀬戸孝則氏(58)の対立候補を推薦することになる。
 自民党県議や福島市議の中には瀬戸氏支持派もいるが、県連の遠藤忠一幹事長は「(方針に従わなければ)場合によっては処分も有り得る」としており、今後の対応が注目される。
 終了後、遠藤幹事長は記者団に対し「どちらも推薦すべきではないとの声も出たが、(横山氏を推薦するとした)党福島市総支部の決定を重く受け止めた」と推薦理由を述べた。また、一部が瀬戸氏を支持していることについて「党人として慎重な行動を求めたい」とくぎを刺した。
 自民党の推薦を巡っては、党福島市総支部の横山氏への推薦決定に対し、瀬戸氏を支持する自民党の福島市議らが県連に異議申立書を提出するなど対立。自民党の望木昌彦県議らも瀬戸氏を支持している。前回市長選では自民党が分裂したまま選挙戦に突入。今回も、瀬戸氏を支持するある市議は「(瀬戸氏)支持の方向性は変わらない」としている。【西嶋正法】

10月13日朝刊
(毎日新聞) - 10月13日16時15分更新

290片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 00:43:57
選挙:日光市長選 今市市長や元外交官、周辺に出馬探る動き−−“始動” /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051012-00000112-mailo-l09
 ◇新「日光」市長選が“始動”
 来年3月20日の新日光市誕生に向け、市長選が動き始めた。今市市の斎藤文夫市長(61)は先月、県関係の自民党国会議員を訪ねて“あいさつ”をした。また、今市市出身の元ノルウェー大使、河合正男氏(62)の擁立を目指す動きも表面化している。新日光市長選と市議選は合併から50日以内に実施される。
 斎藤市長は先月28日、今市市議3人と、自民党県連会長の森山真弓・衆院議員など県関係の自民党国会議員を、都内の議員会館に訪ねた。
 衆院選の当選祝いを名目に、市議が「外野による根回しの準備」としてセット。斎藤市長を同行する形で訪問した。関係者によると、斎藤市長は特に発言しなかったといい、代わって市議が「出るときには、よろしくお願いします」と述べたという。
 斎藤市長は正式な出馬表明はしていないが、毎日新聞の取材に対して、「市民党として、これまでやってきたので、支援をいただければすべての(政党の)支援をいただきたい」と話した。
 河合氏は今市中、宇都宮高、京都大を経て外務省に入省。ブルネイ、ノルウェー大使などを歴任し、昨年退官。現在は国際建設技術協会常勤顧問、白鴎大客員教授を務めている。同市内で家を借り、週末などを過ごしている。
 今市中の同級生らが中心となって、勝手連的に「河合正男を新日光市の市長にする会」(渡辺一明代表)を発足させ、先月7日には県選管に政治団体の届け出をした。同会は12日の新聞折り込みで、河合氏のプロフィルなどを紹介する。
 毎日新聞の取材に対して河合氏は「期待をいただいていることはありがたい。支持者とも相談して最終的に方針を決めたい」と述べた。出馬する場合は、保守系無所属を目指すという。
 一方、日光市の真杉瑞夫市長は9月議会で市議から市長選への出馬を要請されたが、態度を明らかにしなかった。このほかにも、出馬を模索する動きもあり、合併が迫るにつれて、動きは激しくなりそうだ。【浅見茂晴】

10月12日朝刊
(毎日新聞) - 10月12日16時20分更新

291片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 00:48:48
選挙:佐賀市長選/佐賀市議選 行革の手法、速さ争点−−あす告示 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000201-mailo-l41

 5市町村合併に伴う新佐賀市長・市議選が16日、告示される。市長選には今のところ、旧佐賀市長の木下敏之氏(45)=民主推薦=と、元旧佐賀市水道局長の秀島敏行氏(63)=自民・社民推薦=の2人が立候補を予定している。一方、市議選は定数38に対し、52陣営が出馬の構えだ。
 市長選は、市債残高910億円を抱える新市の行財政改革を巡る手法とスピードが争点。
 木下氏は、政党・団体の推薦を一切拒んだ2年前の旧市長選から一転、「さまざまな人に自分の主張を聞いてもらう」と、今回は自民を含む各政党を回って推薦願を提出。民主の推薦を受けた。また合併協議を共に進めた旧諸富・大和町、三瀬村の前首長の支持も取り付けた。
 これまでにこなしたミニ集会は150回以上。旧市長として、ガス局民営化や総合窓口設置など、行財政改革を進めてきた実績をもとに「職員の削減と給与カットで改革のスピードを上げる。その結果できた財源を子育て支援と教育に重点配分する」と主張する。
 一方、秀島氏は、旧市議会で行革の手法や合併の枠組みを巡り、木下氏と対立した自民と社民の支援を受ける。出馬表明は木下氏より1カ月遅れたが、両党の支持団体の農協や建設業、労組など150団体以上が推薦する組織選挙を展開。さらに、旧市内の全19校区と旧町村に後援会を発足させ、追い上げを図る。
 水道局長時代に木下氏の下で働いた経験を踏まえ、その政治手法を「強権的」と批判。「もっと議会や職員の話に耳を傾けるべきだ」と話し合い路線を提唱し「税金の収納率アップや職員のコスト意識徹底で行革を進める」と訴える。
 全市を1つの選挙区とする市議選は、旧佐賀市35▽旧諸富町4▽旧大和町8▽旧富士町3▽旧三瀬村2――の計52陣営が立候補の準備を進める。【山下託史】

10月15日朝刊
(毎日新聞) - 10月15日17時40分更新

292片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 22:48:59
機動隊警備の中で町長選 鹿児島県・徳之島の伊仙町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000044-kyodo-soci

 町を二分する激しい選挙戦で知られる鹿児島県伊仙町(徳之島)の町長選の投票が16日行われ、鹿児島県警が選挙違反警戒などのため機動隊員ら55人を派遣、投票所や開票所周辺を警備した。
 選挙は、現職の大久保明氏(51)と元職の樺山資敏氏(68)の一騎打ちで、前回と同じ顔触れ。告示日の11日には不在者投票用紙の発送手続きの遅れをめぐり、両陣営の支持者が選挙管理委員会に詰め掛ける騒ぎも起きている。
 同町では、衆院が中選挙区制だった時代に自民党と自由連合が議席を激しく争って以来、選挙でたびたび混乱が発生。
 1991年の町長選では、不在者投票の取り扱いをめぐって住民約1000人が開票所の町役場に殺到、投石するなどの大きな騒動となった。
(共同通信) - 10月16日16時14分更新

293片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 22:49:49
選挙:伊仙町長選 町二分の激戦を展開−−あす、投開票 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000134-mailo-l46

 任期満了に伴う伊仙町長選は16日、投開票される。再選を目指す現職の大久保明氏(51)と、返り咲きを狙う元職の樺山資敏氏(68)=ともに無所属=の2人が立候補しており、町を二分する激しい選挙戦を繰り広げている。
 大久保氏は「町政の継続」を訴え、「若さと行動力で健康福祉センターを建設し、長寿と観光の町づくりを実現したい」と呼び掛けている。一方、樺山氏は「町政の刷新」を強調し「町の財政は厳しくなるばかり。財政を立て直し、若者に夢と希望を与えられる町にしたい」と主張している。
 大久保氏を自由連合が、樺山氏を自民系の保守層が支援する構図。同町長選では、これまでも投開票を巡る騒動が続き、今回も不在者投票用紙の発送を巡り、支持者と警察官との押し問答や、期日前投票の順番で両派の支持者がにらみ合うなど、激戦を反映し、町内に緊迫した雰囲気が広がっている。
 このため、県警は選挙違反の取り締まりやトラブル警戒のため7日に派遣した機動隊20人に続き、13日にも35人を派遣。投票所や開票所、町内の警戒などにあたる。
 投票は16日午前7時〜午後6時、町内8カ所で。同8時から町中央公民館で開票され、同11時ごろには当落が判明する見込み。10日現在の有権者数は6381人(男3167人、女3214人)。【神田和明】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇伊仙町長選立候補者(届け出順)
大久保明(おおくぼ・あきら) 51 無現(1)
 町長[歴]徳之島徳洲会病院長▽県議▽鹿児島大
樺山資敏(かばやま・すけとし) 68 無元(2)
 社福法人理事[歴]老人ホーム施設長▽町長▽東京農大

10月15日朝刊
(毎日新聞) - 10月15日17時50分更新

294片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 22:54:03
宮城知事選 村井・前葉氏競る 中盤情勢本社調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000014-khk-toh

 任期満了に伴う宮城県知事選(23日投票)で、河北新報社は情勢を探るため15、16両日、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて結果をまとめた。いずれも無所属新人で立候補している前県議の村井嘉浩氏(45)=自民推薦=と前県総務部長の前葉泰幸氏(43)が激しく競り合い、前高教組委員長の出浦秀隆氏(62)=共産推薦=は伸び悩んでいる。調査時点で有権者の5割強が投票する候補を決めておらず、依然流動的な要素が残っている。

 ◇宮城県知事選立候補者 
村井嘉浩 45 前県議  無新(自推)
前葉泰幸 43 前県総務部長 無新
出浦秀隆 62 団体役員 無新(共推)

 村井氏は、自民党支持層の約6割、公明党支持層の約7割に浸透している。支持政党のない無党派層の支持は2割強にとどまっている。地域別では、衆院2、3、4、6区で他候補を上回る。

 浅野県政を評価する層の3割強、評価しない層の5割強を取り込む。年代別では、60代以外のすべての年代で他候補を上回り、20、40代男性や30、50代女性の支持が特に強い。職業別では、農林漁業や事務・技術職に浸透している。

 前葉氏は、支援を受ける民主党支持層の7割弱、社民党支持層の4割強を固めた。無党派層からも3割強の支持を集めている。地域別では、衆院1、5区で他候補を上回っている。

 浅野県政を評価する層の4割弱に浸透するが、評価しない層の支持は1割にとどまる。年代別では、60代で他候補を上回り、60代男性や40代女性の支持が特に強い。職業別では、商工サービス業や管理職に浸透している。
 出浦氏は、共産党支持層の7割強の支持を集め、社民党支持層の約1割にも浸透するが、広がりに欠ける。浅野県政を評価しない層の1割強から支持を集めている。

 調査時点で「非常に関心がある」「少しは関心がある」と答えたのは計67.4%。1997年知事選(投票率55.86%)の79.5%や2001年(同35.58%)の70.1%をそれぞれ下回っており、投票率の行方も注目される。

[調査の方法]15、16の2日間、宮城県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させてかける電話調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1488件、うち1036人から回答を得た。

(河北新報) - 10月17日7時5分更新

295片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 22:55:06
矢田氏、全域で優位 神戸市長選情勢
2005/10/17
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00042631sg300510171000.shtml

 二十三日投開票の神戸市長選について、神戸新聞社がこれまでの取材に有権者アンケートを加味して情勢を探ったところ、矢田立郎候補(65)が優位に立ち、瀬戸恵子候補(43)と松村勉候補(42)が追う展開となっている。ただ、現時点では投票する候補を決めていない有権者も多く、なお流動的な要素を残している。

 アンケートは十四―十六日、神戸市内二十カ所の駅前や商店街などで実施。有効回答は三百人。

 現職の矢田候補は、四党の推薦を受け組織戦を展開。市内全九区で優位に立ち、年代、性別を問わず支持を集める。自民、公明支持層をほぼ固めたが、民主、社民支持層への浸透では課題を残す。衆院選による選挙疲れが懸念されており、陣営は引き締めを図る。

 「神戸に初の女性市長を」と訴える瀬戸候補は、推薦を受ける共産支持層をまとめ、社民支持層にも広がりつつある。神戸空港に関心を持つ層から矢田候補と同等の支持を得るほか、子育て支援を重視する層へも浸透しつつある。出遅れによる知名度不足が課題。

 会社経営者の視点で行財政改革の推進を前面に掲げる松村候補は、行革・財政再建や経済活性化を重視する層に支持を広げつつある。告示九日前と立候補表明が最も遅く、知名度不足の克服が鍵で、街頭演説や情報技術(IT)を駆使しながら浸透を図る。

296片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 22:58:25
伊仙町長選 大久保氏が再選
http://373news.com/2000picup/2005/10/picup_20051017_7.htm

 任期満了に伴う伊仙町長選挙は16日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の大久保明氏(51)=無所属=が、元職で徳之島福祉会理事長の樺山資敏氏(68)=同=を217票差で破り、2期目の当選を果たした。
 55票差の激戦となった前回と同じ両氏による一騎打ち。自由連合対自民系の構図で、町を二分する選挙戦が繰り広げられた。
 同日の投開票も徳之島署や県警機動隊が警備にあたる厳戒態勢の下で実施された。
 大久保氏は、「若さと行動力」をアピール。健康増進センターや公設市場、闘牛ドームなどの建設を公約に盛り込み、観光、長寿の町づくりや改革の継続を訴え支持を広げた。
 3期目の当選を目指した樺山氏は、自民系を中心に支持を集め、現職への批判票の獲得を狙ったが、衆院選勝利の勢いに乗る自由連合の推薦を受けた大久保氏には及ばなかった。
 当日有権者数は6311人(男3126人、女3185人)。投票者総数は6027人(有効5971、無効56)。投票率は95.50%と前回(95.91%)を0.41ポイント下回った。

 ■伊仙町長選開票結果(16日午後11時35分、選管最終)
  当 3,094 大久保 明(51) 無現2
    2,877 樺山 資敏(68) 無元2

 ■大久保さん「心一つ 地域再生を」/厳戒の開票、混乱なし

 鹿児島県警機動隊が厳戒態勢を敷く中での開票となった16日の伊仙町長選。前回(2001年)と同じ顔ぶれによる一騎打ちを制したのは、今度も現職の大久保明さん(51)だった。55票差の激戦だった前回から一変、200票を超える“大差”での決着に、懸念された住民と機動隊との衝突などの混乱はなかった。
 開票作業が始まった午後8時、開票所となった町中央公民館を約100人の機動隊員が取り囲んだ。周囲にはロープが張り巡らされ、隣接する町役場敷地内への立ち入りも禁じる厳戒ぶり。会場周辺の路上には、当落判明を待ちわびる住民数百人があふれたが、前回のように突入を試みる場面は見られなかった。
 「かなりの差がついているようだ。再選は間違いない」。開票作業を見守っていた傍聴人から「大久保さん当確」の一報がもたらされたのは、午後9時20分ごろ。その瞬間、開票所脇に集まっていた支持者から大きな拍手と歓声がわき起こった。
 一団は「ワイド、ワイド」の掛け声とともにチヂンを打ち鳴らして数百メートル離れた事務所へ行進。途中で合流した大久保さんはもみくちゃにされながら肩車に乗せられた。
 事務所に姿を現した大久保さんは217票差を「過去にない大差」と表現。「派閥争いから脱却して協力する時代がやってきた。町民が心を一つにして、地域再生の政策を打ち出したい」と、力強く当選の喜びを語った。
 一方、敗れた樺山資敏さん(68)の事務所は沈痛なムードに包まれた。樺山さんが「皆さんには夜も寝ないで頑張っていただいたが、私の力が足らなかった。おわび申し上げたい」と敗北を宣言すると、集まった支持者からすすり泣きが漏れた。

297片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 23:06:11
選挙:玉野市長選 黒田晋さん、若さで初当選 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000177-mailo-l33

 任期満了に伴う玉野市長選は16日投開票され、無所属新人の前市議、黒田晋氏(42)が無所属新人の元県議、福田通雅氏(65)と、無所属の現職、山根敬則氏(67)を破り初当選を果たした。当日有権者数は5万6675人(男2万7061人、女2万9614人)。投票率は66・36%(前回59・86%)だった。
 岡山市との合併構想を解消して自立を選んだ同市の財政は、地方交付税の削減や、昨年の台風被害で生じた20億円の復旧事業費などで危機的な状況。将来像を描いた「市まちづくり総合計画」も大幅な修正を余儀なくされる中、いずれも保守系の3氏が行財政改革とまちづくり、災害対策などを争点に激しい選挙戦を繰り広げた。
 黒田氏は4年で60億円の歳出削減など50の公約を掲げ、市議3期10年半の実績と42歳の若さを前面に、改革イメージを強調。女性や若者を中心に支持を広げた。
 黒田氏は同市築港5の事務所で妻ゆかりさん(42)らと共にバンザイ。「約束は必ず守る。公約をできることからやり、玉野市を再生することが必要だ。(選挙結果は)市の将来を憂う人たちの『変えていこう』という気持ちの現れだと思う」と喜びを語った。
 山根氏は連合岡山の推薦と400以上の団体、県議らの支援で優位とみられたが、信任を得られなかった。「手応えを感じていたが、残念だ。世代交代という大きな流れに抗しきれなかった。今後は市民として黒田氏を応援していきたい」と敗戦の弁を述べた。
 福田氏は市議、県議各3期の知名度を生かし市長報酬カットや退職金2000万円の返上、岡山市との広域連携を主張したが、届かなかった。【山本芳博】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇開票結果=選管最終発表
当 15999 黒田晋  42 無新
  10761 福田通雅 65 無新
  10578 山根敬則 67 無現
 (無効272)
………………………………………………………………………………………………………
黒田晋(くろだ・すすむ) 42 無新(1)
 農業[歴]市議▽衆院議員秘書▽専修大

10月17日朝刊
(毎日新聞) - 10月17日17時20分更新

298片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 23:07:28
選挙:八戸市長選 公明は自主投票 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000077-mailo-l02

 任期満了に伴う八戸市長選(23日告示、30日投開票)で、公明党は16日、ともに推薦願が提出されていた現職の中村寿文氏(66)と新人で元総務省財務調査官の小林真氏(55)の両陣営に対し、自主投票に決定したことを伝えた。
 公明党は、市議会では民主党系会派とともに与党的立場にあるが、今年の衆院選では自民党への全面的な協力を表明していた。同党の前沢時広市議は「中央の自公の枠組みと議会与党としての間で悩みながら、地域の方たちと相談して結論を出した。さまざまな意見が出たが、どちらも整合性を取るには中立という立場しかなかった」と話した。
 同市長選では、民主党が中村氏を、自民党が小林氏をそれぞれ推薦しており、保守同士の一騎打ちが濃厚となっている。【田村彰子】

10月17日朝刊
(毎日新聞) - 10月17日16時1分更新

299片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 23:08:14
再選へ絶対の自信? 関市長辞意 大阪市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000031-san-soci
“分析”乱れ飛ぶ 「誰がシナリオ」
 「辞職願はあす出します」。関淳一市長は十七日、大阪市役所内で市議会議長らに説明、辞意を明らかにした。しかし、矢継ぎ早に質問する報道陣には一切口を開かないまま。ただ、選挙では職員厚遇問題で矢面に立つ労組や、しがらみの多い現与党の支援は受けないとの見方も。市政改革で市民の信を問うための「みそぎ選挙」とはいえ、関係者からは真相や背景の“分析”が乱れ飛んだ。
 関市長は、市議会側にも「三つの責任」を理由に辞任を伝えた。だが幹部や市議らからは、「労組や議会の『土台』がぐらつき、市民の目線を選んだ」「このタイミングでは絶対再選できるとの自信を感じる」などの声も。また、市幹部は「びっくりしたが、それまでの自分のスタンスを精算するにはこの方法(辞任)しかなかったのだろう」と分析した。
 与党三会派と、強固な労働組合の支援を受けて当選した関市長。しかし最近は根回しせず、ことごとくトップダウンの市政を展開し、議会や労組からは「だれのおかげで当選できたのか」と批判も出たという。
 出直し選挙への不安。だが、この幹部は「混迷期だからタレント候補などに市政のかじ取りは無理。関さんの方向性にはだれも反対できず、絶対再選できる、との強い自信を感じる」と関市長の手法に軍配を上げる。
 「『小泉流』手法といっしょ」と位置づけるこの幹部は「市長にはこんなシナリオは書けない。大平(光代)助役は自民党筋との関係もあるし、首相サイドの示唆があったのでは」とも話す。
 一方、市議会のある与党市議は「国政の衆院解散と地方自治は意味づけが違う。辞任には大義名分がなく、私は慰留したい」と表情を曇らせる。
 市議は、労組との軋轢(あつれき)や、外部意見を主導に改革を行うことへの批判、自分が理事長だった時代の監理団体への貸し付けなど、自らの不祥事を辞任の「真相」としてあげた。
 「支援体制が土台からぐらついており、このまま続けるより、市民の目線に戻って仕切り直したいのだろう」
 一方で、市長選への対応についてこの市議は「各会派の対応が分かれることも十分考えられる」と慎重な分析。市政の混乱を招きかねないだけに「関さんが任期をやりきり、『一期でやめる』といえばいいこと」(同)と突き放した。
(産経新聞) - 10月17日15時19分更新

300片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 23:08:52
「予算編成の時期に」 市議ら困惑 市長は無言で登庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000032-san-soci

 大阪市政の改革をめぐり関淳一市長が辞任の意向を固めてから一夜明けた十七日朝、関市長は、大阪市内の自宅マンション前で待ち構えた報道陣に対して終始、沈黙を貫いた。
 午前十一時すぎには、出勤のため秘書ら数人の市職員とともに自宅前に姿を現したが、そばにいた秘書が「後で話すから」と答えるのみ。約十分後、市役所に着いてからも何も話さず庁舎内に入り、正午ごろ、市議会の正副議長や与党三会派の幹事長と会って、辞意を打ち明けた。
 関市長は、この日午後から東京に出張し、全国市長会の会議に出席する予定だったが、急遽(きゅうきょ)キャンセル。この日午前に市側に辞任届を提出したという大平光代助役も、表敬訪問を受ける予定をキャンセルした。市秘書課は、市長の出張について「代理出席の予定はない」、大平助役のこの日の予定については「不明」という。
 一方、市議や市労働組合連合会(市労連)の関係者の間では、一夜明けたこの日も、困惑の声が相次いだ。与党市議の一人は「一般会計の決算や予算編成が残された大事な時期に、だれが市長の代わりを務めるのか」と憤る半面、「市長は『政党推薦を受けない』と言っているのか」などと報道陣に“逆質問”も。市労連幹部は「なぜ大平助役まで辞めるのか、さっぱりわからない」と吐き捨てた。
 一方、ある政党関係者は「市長の辞任により、チェック機能の欠如がいわれた市議会の責任についても、今後より厳しく問う声があがるかもしれない」と話した。
(産経新聞) - 10月17日15時19分更新

301片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/17(月) 23:10:24
マニフェスト待望が6割 宮城県知事選本社世論調査から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000013-khk-toh

 河北新報社が15、16の両日実施した知事選(23日投票)の世論調査で、関心度は高齢者で80%に達する一方、若年層ほど低くなる傾向があった。候補者が有権者に提示するマニフェスト(公約集)に「関心がある」と回答した人は全体の60%を超えた。今回の知事選ではどの候補者も本格的なマニフェストを掲げておらず、有権者のニーズとの乖離(かいり)が浮き彫りとなった。

 選挙の際に候補者が有権者に対し、具体的な数値目標付きで政策を示すマニフェスト。7月の仙台市長選をはじめ、各地でマニフェスト型選挙が相次ぐ中、県内の有権者の20.7%がマニフェストに「大いに関心がある」と回答し、「少しはある」の42.1%と合わせた関心度は62.8%に達した。

 マニフェストに「あまり関心がない」は27.8%、「全くない」は7.6%だった。今回の知事選は本格的なマニフェスト型選挙とはなっていないが、県内の有権者はマニフェスト待望論が主流のようだ。
 関心度は女性(60.6%)に比べ、男性(65.3)の方が高い。年代別では70歳以上(73.3%)が最高で、20代(52.9%)が最も低かった。

 衆院の小選挙区別では、1区(71.6%)、2区(69.4%)、3区(67.9%)で関心度が全県平均を上回った。一方、4区(54.4%)、5区(57.7%)、6区(53.7%)では平均を下回る結果となった。
 本格的なマニフェストがない中で、有権者が何を最も重視するかを尋ねたところ、「新聞・テレビ」が45.3%でトップ。「選挙公報や政見放送」が19.4%で続く。「団体や組織の支援・推薦」は8.7%、「街頭演説や個人演説会」と「陣営のパンフレットやリーフレット」がともに7.4%、「家族や知人の意見」は6.5%だった。

 有権者が「新聞・テレビ」をよりどころにする傾向は男女別、年代別の各層に共通しているが、支持政党別では民主党支持者に目立つ。衆院小選挙区別では6区で「家族や知人の意見」が19.2%を占め、全県平均を大きく上回った。

◎60歳以上8割「関心」

●年代別/年代が上がるほど高く

 「非常に関心がある」に「少しは関心がある」を加えた関心度を年代別に見ると、最高は70歳以上の84.6%、最低は20代の49.1%だった。年代が上がるほど高く、30代は59.2%、40代は64.2%、50代は72.8%、60代は80.1%だった。

 1週間前に実施した調査に比べて、上昇したのは20代と50代、70歳以上。20代では9.2ポイント増加した。逆に低下したのは30代と40代、60代。40代では7.0ポイント、30代では5.2ポイントも減少した。
 新知事の取り組むべき課題を年代別に分析したところ、30代、50代、60代、70歳以上では「医療・福祉」の割合が最高。特に60代と70歳以上は40%台の高率で他の選択肢を大きく引き離した。

 「景気・雇用対策」がトップを占めたのは20代と40代、ともに30%弱だった。30代と50代でも20%台を占め、「医療・福祉」に次ぐ2位で、働き盛り世代の関心を集めた格好。半面、60代や70歳以上では10%以下にとどまった。
 「県財政の健全化」を挙げる人が多かったのは40代、50代、60代で20%以上を占めた。20代、30代では10%台前半だった。

●支持政党別/民主の9割浅野氏評価

 支持政党別に浅野史郎知事への評価を見ると、共産党を除く各党と支持政党なし層で、「大いに評価」と「少しは評価」を合わせた肯定派が、「あまり評価しない」と「全く評価しない」の否定派を上回った。
 肯定派の割合が最も高かったのは民主党で、90.6%。続いて公明、社民両党と支持政党なし層の順でいずれも80%台だった。自民党は76.5%と多少の差があった。最低は共産党で34.3%。

 否定派は逆に、最高が共産党61.2%、最低が民主党9.1%。自民党は21.1%で、10%台の支持政党なし層と公明、社民両党に比べて、やはり若干厳しい評価を下している。

 「大いに評価」から「全く評価しない」までの4段階では、共産党と支持政党なし層を除き、各党で「大いに評価」がトップだった。

 投票の際に政党の推薦や支持を参考にするかどうかについては、自民、民主、共産、公明の各党で「大いに参考にする」と「少しは参考にする」の合計が「あまり参考にしない」「全く参考にしない」を超えた。
 参考にする割合のトップは自民党支持者で75.5%。次いで民主党67.0%、共産党58.5%、公明党54.9%、社民党32.2%。最低は支持政党なし層の27.0%。

(河北新報) - 10月17日7時5分更新

302片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/19(水) 12:17:56
JAいみず野と新湊漁協は吉田氏 射水市長選 富山・北日本

 新湊市長の分家静雄氏、小杉町長の土井由三氏、大島町長の吉田力氏が出馬を表明して
いる合併・射水市長選に向け、新湊市や射水郡内のJA、漁協など各種団体の支持の色分
けが鮮明になってきた。JAいみず野(本店・大島町、夏野元秀組合長)と新湊漁業協同
組合(矢野恒信組合長)は十八日、それぞれ総務委員会、理事会を開き、吉田氏の支持を
決めた。

 射水郡四町村と新湊市の新市全域をエリアとする同JAは、正組合員と准組合員合わせ
て約一万二千人。三氏からそれぞれ支援要請されていた。

 夏野組合長は「吉田氏はJAの元理事で、現在も射水平野土地改良区理事長を務めてお
り、農業への理解が最も深い」と、同氏支持を決めた理由を説明する。今週中に、地産地
消拡大などを盛り込んだ政策協定を結ぶ。

 ただ、同JAには分家氏、土井氏を支援する役員もいる。夏野組合長は「一人ひとりの
行動を拘束するわけにはいかない」とし、役員や組合員個別の対応に含みを持たせてい
る。

 新湊漁協は正組合員、準組合員計約五百七十人が加入。理事会では地元の分家氏を推す
声もあったが、新市での水産漁港課設置などを公約に挙げる吉田氏の政策を評価し、同氏
支持を決めた。近く「さかな会館」整備や同課設置など五項目を盛り込んだ政策協定を結
ぶ。矢野組合長は「JAいみず野と協力し、地場産品のブランド化を進めたい」としてい
る。

 同漁協は分家氏ら四氏が争った平成十一年の新湊市長選で、同氏の対立候補を支援した
経緯がある。吉田氏支持に回ったことについて、市内では「過去の選挙戦のしこりが起因
している」(自民関係者)との見方も出ている。

 分家氏は「それぞれの組織で決定されたことであるが、残念な思いだ。引き続き頑張っ
ていく」、土井氏は「予想外のことだが、両団体には私と友好関係を持つ人がいる」と、
支持が一枚岩ではないとの見方を力説。ともに、各種団体からの支持取り付けに意欲を示
している。

303片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/19(水) 21:14:19
大島議員後援会が小林氏全面支援
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1019/nto1019_10.asp

 任期満了に伴う八戸市長選(二十三日告示・三十日投票)に無所属で出馬する新人・小林眞氏(55)=自民党推薦=の合同選挙対策本部は十九日、同市の八戸プラザアーバンホールで会議(非公開)を開き、これまで小林氏を後方支援していた自民党と同党県連会長・大島理森衆院議員の後援会が「全面支援」に転換することを確認した。

 選対本部長の滝沢求県議によると、会議では大島後援会連合会の鐘ケ江義光会長が、小林氏の全面支援を決定したことを報告。二十一日に開く大規模な国政報告会を機に、大島衆院議員や後援会メンバーが前面に出ていく方針を示した。

 自民党八戸市支部も、十六日から市内に投入した党県連広報車で市内をくまなく回るほか、告示後に佐藤ゆかり衆院議員らが応援で八戸入りすることを報告した。

304片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/19(水) 21:15:23
選挙:神戸市長選 投票率「選挙疲れ」で低迷懸念 20%台予想の陣営も /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000260-mailo-l28
 ◇50%超2回、前回は38%
 23日投開票の神戸市長選は、7月の知事選、9月の衆院選投票に続く「選挙疲れ」や、際立った争点が見当たらないことから投票率の低迷が懸念されている。17日までに期日前投票か不在者投票を済ませた人は2万1378人。前回同期の不在者投票者の4分の3にとどまっている。
 戦後15回の神戸市長選で、投票率が50%を超えたのは2回だけ。5期務めた市長が2人おり、信任投票と目された選挙で低迷した。平均は35.76%と高くない。
 戦後民主主義への高揚感が残る47年は歴代2番目の50.09%を記録。49年には「長期政権」1人目の原口忠次郎氏が当選し、以後4回は27〜37%だった。長期2人目の宮崎辰雄氏2期目の73年は保革一騎打ちとなり、歴代トップの59.02%に跳ね上がった。その後3回は、信任投票の色彩が濃く20%台前半で推移した。
 「助役対決」となった89年は一転して43.72%。後継者の笹山幸俊氏2期目の93年は有力な対抗馬も出ず、20.43%の過去最低に落ち込んだ。この後に震災。震災後の97年は、オール与党体制が崩れ、神戸空港建設の是非や復興事業の進め方が大きな争点になって過去3番目の45.04%になった。ポスト笹山を決めた前回は5人の新人で争われたが、38.14%と過去の平均をやや上回るにとどまった。
 そして今回。瀬戸陣営は「良くて前回並み、悪ければ20%台前半もありうる。市長選をしていることすら周知されているか疑わしい雰囲気」と悲観的だ。松村陣営は「今回の三つの選択肢は選びやすい。前回より下がるとは思えない」と40%前後を期待。矢田陣営は「目標は35%だが、現状では30%を超えそうもない。終盤にどう機運が盛り上がるかだ」としている。【大川泰弘】
 ◇神戸市長選の投票率
47年 50.09%
49年 39.66%
53年 37.43%
57年 37.43%
61年 27.34%
65年 32.53%
69年 37.89%
73年 59.02%
77年 24.70%
81年 20.48%
85年 22.44%
89年 43.72%
93年 20.43%
97年 45.04%
01年 38.14%
05年  ?
〔神戸版〕

10月19日朝刊
(毎日新聞) - 10月19日17時5分更新

305片言丸:2005/10/22(土) 13:07:42
前葉がなかなか浸透しない。

大激戦、最終盤まで続く 宮城知事選あす投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051022-00000001-khk-toh

 任期満了に伴う宮城県知事選は、23日投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは、前県議の村井嘉浩氏(45)=自民推薦=、前県総務部長の前葉泰幸氏(43)、前県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)=共産推薦=の無所属3新人。自民党が支える村井氏と、勇退する浅野史郎知事が支援する前葉氏が横一線で並び、まったく優劣がつかないまま最終盤にもつれ込んだ。出浦氏も支持拡大に全力を挙げる。

 村井氏は浅野県政に是々非々の立場を強調する。自民党支持層に浸透、公明党支持層や無党派層にも一定の広がりがある。男性は若年や中年層で強く、女性は中年層に食い込む。県議時代の地盤の衆院2区のほか、4、6区で他候補を上回る。

 推薦した自民党が全面支援。武部勤幹事長、安倍晋三幹事長代理ら党幹部が仙台入りし、組織を引き締めた。終盤は連日、閣僚や知名度のある国会議員が応援に入り、無党派層への浸透も狙う。

 前葉氏は浅野県政の継承を訴える。支援を受ける民主、社民両党の支持層に浸透。公明党支持層も引きつけてきた。無党派層にも広がっている。男女ともに高年齢層の支持が厚い。衆院1、5区で安定し、3区でも支持が上向きつつある。

 3期12年で勇退する浅野知事が「後継指名」をして全面支援。ほぼ連日、二人三脚で各地を回り、無党派の「勝手連」による支持拡大を目指す。民主、社民両党の地方議員も連携している。

 出浦氏は、推薦を受けた共産党支持層に深く浸透している。男性中年層の支持がやや強いが、広がりに欠ける。浅野県政の財政運営を批判し、「脱ムダ宣言」を強調。無党派層への浸透を狙い、仙台市内を重点に街頭活動を強めている。

 激しく競り合う村井、前葉両氏は大票田の仙台市で拮抗(きっこう)。郡部は地域ごとに強弱があるが、総じて互角の戦いを展開している。投票率(前回35.58%)の動向が勝敗を大きく左右する可能性もある。

 投票は23日午前7時から午後8時まで(一部市町で繰り上げ)、県内1123カ所で行われる。5日現在の有権者数は190万1747人(男91万6940人、女98万4807人)。

◇宮城県知事選立候補者

村井嘉浩(むらい・よしひろ)45無新
前県議(自衛隊東北方面航空隊)大阪府、防衛大=自民推薦=
   
前葉泰幸(まえば・やすゆき)43無新
前県総務部長(公営企業金融公庫企画課長)三重県、東大

出浦秀隆(でうら・ひでたか)62無新 
団体役員(県高教組委員長、高校教諭)長野県、東北大=共産推薦=

(河北新報) - 10月22日7時6分更新

306片言丸:2005/10/22(土) 13:18:14
後継 与党市議団に一任/岸本市長 沖縄・名護
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200510181300_03.html

 岸本建男名護市長の市長選への不出馬表明に、三選出馬を既定路線としてきた与党議員や同市幹部には、衝撃が広がっている。与党市議団は後継候補者の選考委員会を立ち上げ、人選を急ぐことを確認。末松文信助役(57)や、前議長で市議の島袋吉和氏(59)を軸に人選作業が進められる見通しだ。
 岸本市長は先週、市幹部に後継出馬を打診したが、本人の了解が得られなかった。与党市議団との会合では「意中の人はいるが、与党の皆さんで決めてほしい」として後継者の指名、推薦はせず、選考を一任した。

 市長との面談を終えたある与党市議は「出馬表明だと思っていた。超短期決戦で難しい選挙になるだろう」と驚きを隠さない。別の市議は「米軍普天間飛行場の辺野古移設への対応や県との調整もある。決定までにはある程度時間がかかりそうだ」と話した。

 一方、野党市議十二人でつくる「名護市政を刷新する市議会議員の会」は、保守系市議で元議長の我喜屋宗弘氏(59)に出馬を要請。メンバーの一人は「どの候補者が出ても知名度や実績は現市長には及ばない」として、有利に働くとの思惑を示す。

 野党側で人選を進めてきた労組とつくる六者協議会も、十八日に我喜屋氏に出馬を要請する。普天間飛行場の名護市への移設反対を軸に保革の枠を超えて支持を訴える方針だが、市議の大城敬人氏(65)も移設反対を掲げて出馬表明している。

 来年一月の選挙まで約三カ月となる中、与党を含めた選挙戦の構図はいまだ固まっていない。

307片言丸:2005/10/22(土) 13:19:18
県内政党・与党衝撃「人選白紙」/野党「候補者乱立も」 沖縄・名護
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200510181300_03.html

 名護市長選で、与党陣営は岸本建男市長の三選出馬が既定路線だっただけに、突然の出馬断念表明の衝撃は大きい。

 県内最大の政治決戦、来年十一月の知事選に向け、普天間飛行場の代替施設建設問題が争点になる同市長選は「絶対に落とせない選挙」と位置付け、岸本市長を全面的にバックアップする考えだった。

 本命不在の人選が流動化する恐れもあり、来年の沖縄市長選や知事選の人選にも影響を与えかねない。衆院選沖縄1区で反自公の下地幹郎氏が当選して以来、揺らぐ自公体制の戦略の見直しが迫られている。

 米軍再編協議の情報収集のため上京している自民党県連の具志孝助幹事長は「まだ正式な話は聞いていない。体調は回復したと聞いていたが、残念だ。後継者の人選は白紙の状態」と述べた。

 具志幹事長は岸本市長が容認するキャンプ・シュワブのリーフ内縮小案(浅瀬案)に同調する姿勢を示し、支持してきた。「岸本市長のリーダーシップに期待するところが大きかった。代替施設問題を協議する日米両政府に与えた打撃は大きいだろう」という。

 十八日にも県選出・出身の与党国会議員でつくる「五ノ日の会」(会長・仲村正治衆院議員)と対応を協議する。

 公明党県本の糸洲朝則代表は「人選が振り出しに戻った。健康問題なら仕方ない。知事選に向けたキーポイントになる選挙だけに断念は厳しい」とした。

 一方、野党側も驚きを持って、断念表明を受け止めた。

 市議の我喜屋宗弘氏の擁立を目指す名護市選出の玉城義和県議は「影響がどのように出るか分からない。流動化し乱立する可能性もある」とみる。地元の関係者と今後の対応を協議する。

 社民党県連の平良長政書記長は「与党側に動揺を与えた。保革を越えて支持を受けた岸本市長以上の候補者擁立は困難ではないか」と与党陣営の混乱を予測。社大党の喜納昌春委員長は「名護市辺野古沖への移設が争点になる中で、野党側に有利に働くだろう」と指摘する。

 反自公陣営の政策責任者は「名護市長を奪取した場合は、自公体制をさらに揺さぶることができる。県内政局で主導権を握り、知事選に大きな弾みになる」とした。


我喜屋氏に出馬要請/野党市議


 来年一月の名護市長選に向け、同市議会の野党議員十二人は十七日、市議で保守系無所属の我喜屋宗弘氏(59)に出馬を要請した。我喜屋氏は「要請を重く受け止め、できるだけ早く結論を出したい」と述べた上で「(立候補するなら)ガラス張りで市民に説明責任を果たす市政を目指すことになると思う」と前向きな姿勢を見せた。

 野党市議は今月六日、「名護市政を刷新する市会議員の会」(仮称)を結成。現職の対抗馬として、米軍普天間飛行場の同市辺野古移設見直しや行財政改革の推進などの政策を掲げる人選を進めていた。

 我喜屋氏は普天間飛行場の辺野古移設に関してリーフ上に建設する現計画に対して「見直し」を主張。米軍再編協議で浮上している辺野古リーフ内縮小案(浅瀬案)やキャンプ・シュワブ沿岸案に関しては「政策の中身は調整もあり、出馬することがあれば、政策発表の場で明らかにしたい」と明言を避けた。

 野党や労組などでつくる六者協議会も十八日に我喜屋氏に出馬要請をする予定。

308片言丸:2005/10/22(土) 13:20:47
<大阪>関市長辞職 焦点は選挙への対応
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000006-abc-l27

「辞職」と「出直し選挙再出馬」を表明した大阪市の関淳一市長。きょう、市議会が市長の辞職に同意しました。ただ、与党会派の中にも「審議時間が十分でない」などといった異論や、市長の政治手法に対する不信感もあり、選挙戦の構図の波乱要素になる可能性もあります。

関市長は、きょう午前、大阪市議会の議長室を訪れ辞職届を手渡しました。きのう、市議会与党へ説明行脚した市長ですが、けさも、与野党各会派を集め、改めて辞職の経緯を説明し理解を求めました。予定より2時間20分遅れで始まった市議会本会議で、関市長は「誠に勝手ながら、本日付をもって退職いたしたい。来たる市長選に再度立候補することとした次第であります」と話しました。本会議の採決では、各会派が市長の辞職を承認しました。

ただ、与党3会派内にも反発の声は上がっています。関市長が事前にほとんど「根回し」をせず、「辞職」と「再出馬」をセットにして事を進めた点、そして、政党の支援を受けるかどうか、はっきりさせない点が理由です。公明党市議団の高田雄七郎幹事長「お辞めになって再出馬される、ここがよく分からない。不可解だ」と、また自民党市議団の大丸昭典幹事長「(市長の)『ご乱心』についていかれへんな、という話もあったけど・・・。はた迷惑やな」と記者団に語りました。

出直し市長選挙は、来月にも実施される見通しです。共産党は、すでに対立候補の人選に入っていますが、与党会派の一角・民主党が、関市長の支持を続けるかどうかで選挙戦の構図が変わってきます。民主党市議団・奥野正美幹事長は「(選挙に臨む姿勢は)あらゆることを想定して、どうするかというのは早急に決めたいなと」としています。

与党会派は、これまで相乗りで市長を支援してきました。今度こそ、多彩な候補者が「改革」を競い合うのか。「信任投票」で終わる出直し選挙なら、意味はありません。
(朝日放送) - 10月18日19時39分更新

309片言丸:2005/10/22(土) 13:21:41
大阪市長選 関氏、政党支援は流動的
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051019-00000023-san-pol
与党に再選後協調のみ要請
 大阪市長を辞職し出直し選挙に臨む関淳一氏は十九日、選挙態勢について「これまでにない手作り選挙のようなものになる」との見通しを明らかにし、「市役所ぐるみ」などと批判のあった従来の支援体制からの脱却を改めて強調した。十八日には自民、民主、公明の市議会与党三会派幹部に再選後の協調などを要請したが、選挙そのものへの支援は求めなかったという。こうした動きに各会派の受け止め方もさまざまで、関氏をめぐる政党支援は依然として流動的だ。
 関氏は十九日朝、大阪市内の自宅前で報道陣の質問に答えた。選挙態勢については「後援会組織中心の選挙戦を展開する」という姿勢を改めて示し、十七日の記者会見で表明した、労働組合や市職員のOB組織が「実動部隊」となる従来型枠組みからの決別を強調した。ただ、関氏の後援会組織にも市OBが含まれている点については「個人としては応援していただきたい」と述べた。
 また、選挙公約については、九月に市政改革本部が発表した改革マニフェスト案について「改革本部長としての私の思いも入っていた。マニフェスト案の骨子を軸に、行財政改革を中心に訴えたい」とした。
 一方、関氏は十八日に与党三会派の幹事長らと面談し、この席で「再び信任を受けた場合は(市長と市議会という)車の両輪として、チェック機関としてよろしくお願いします、と述べた」と話した。
 これに対し与党会派側は、関氏が「再選後も今の(与党体制の)枠組みでお願いします」「応援してもらいたい」などと述べたとし、関氏とは異なる見解を示唆。「推薦要請に向けた大きな要素と受け取った」(奥野正美・民主党・市民連合幹事長)、「推薦とまでは取らなかったが、協力は求めていると受け取った」(大丸昭典・自民党・市民クラブ幹事長)としている。
(産経新聞) - 10月19日15時21分更新

310片言丸:2005/10/22(土) 13:23:32
与党体制は“崩壊寸前” 大阪市、自公民に亀裂
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000001-kyodo-pol

 関淳一前市長の辞職に伴う大阪市の出直し市長選をめぐって19日、自民、公明、民主の与党3会派間で亀裂が深刻化してきた。
 関氏の推薦に前向きな民主に対し、主導権を握りたい最大会派の自民は「組合とつながりが深い民主とは与党を組めない」とけん制。関氏の姿勢に不信感を募らせる公明は自主投票も検討するなど対応はばらばらで、与党体制は崩壊寸前だ。
 関氏はこの日、市内の後援会事務所で記者会見し「選挙後に改革を進めるには市議会の議決が必要。推薦を求めるのが現実的だ」と述べ、政党に支援を求める意向を表明。初当選した前回選挙で中核を担った大阪市労働組合連合会(市労連)からの支援は受けない考えを明言した。
(共同通信) - 10月20日0時26分更新

「孤立無援」の可能性も 関氏に対抗馬擁立の動き
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000030-kyodo-soci

 関淳一前市長の辞職に伴う大阪市の出直し市長選をめぐり、20日までに自民、民主、公明の与党3会派の間で対抗馬擁立を模索する動きが浮上した。関氏はすでに労組の支援を拒否しているだけに“孤立無援”になる可能性すら出てきた。
 最大会派の自民党は、関氏が与党3会派に推薦を求める意向を表明したことに対し、労組の支援を受ける民主党とともに関氏を推薦することへの抵抗が強い。自民党本部サイドでは先の衆院選で圧勝した勢いもあり、自公で独自候補を擁立すべきだとの声も出始めた。
 民主は関氏の推薦に前向きだが、与党3会派の一角を占め発言力を維持するというシナリオが崩れた場合、単独で推薦する可能性は低い。
(共同通信) - 10月20日8時8分更新

311片言丸:2005/10/22(土) 13:24:38
選挙:津市長選 溝口昭三県議、立候補を正式表明 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000021-mailo-l24

 県議の溝口昭三氏(56)=4期、津市=が19日、県庁で記者会見し、合併で来年1月1日に発足する新「津市」の市長選に出馬する意向を正式に表明した。
 自民党津支部長などを務めていた溝口氏は、「幅広い支持を得たい」として、17日に津支部長を辞任し、19日付で離党届を提出したことも明らかにした。今後、共産を除く各党に推薦を求めていくという。
 県議の辞職時期については「後援会関係者と相談したい」と述べ、県議会12月定例会閉会後に決める考えを示した。
 同市長選は近藤康雄市長(72)が不出馬を表明しており、正式に出馬の意向を表明したのは溝口氏が初めて。これに対し民主党系も候補者擁立を検討しているほか、出馬を模索する動きもあり、選挙戦になることは確実だ。【田中功一】
〔三重版〕

10月20日朝刊
(毎日新聞) - 10月20日16時56分更新

312名無しでチュウ:2005/10/22(土) 13:26:18
こうなると、関市長は民主を外して自民に頭を下げるのが生き延びる唯一の手段では??

<大阪市長選>民主府連代表が「対抗馬擁立を検討」 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051021-00000015-mai-pol

 関淳一・前大阪市長の辞職に伴う出直し市長選について、民主党の平野博文・大阪府連代表(党総務局長)は20日、毎日新聞の取材に「よい対抗馬がいれば擁立を前向きに検討する」と述べ、対立候補を考えていることを明らかにした。府連で協議したうえ、遅くとも今月中に結論を出す。関氏は、自民、民主、公明の3党に推薦を要請する方針だが、自民が「民主外し」を打ち出している中、平野代表の発言は波紋を広げそうだ。
 平野代表は「推薦政党に相談もなく、出馬を前提として辞職し、協力を求めるとはとんでもない」と関氏を強く批判。対抗馬については、「苦しい財政事情を考慮すれば、経済や財政に明るい人物が適任だ」との考えを示した。
 民主は前回選で、ともに市議会で与党会派を構成する自民、公明などとともに関氏を推薦。関氏は連合大阪などで作る「明るくすみよい大阪市をつくる市民連合」を母体に選挙戦を制した。
 関氏は今回、当初から職員組合の支援を拒否する考えを明言。一時は組合とのかかわりが深い民主に一歩距離を置く姿勢をにじませたものの、結局、3党に協力要請する方針を表明した。来週にも3党に選挙用のマニフェストを提示、賛同を受けたうえで推薦依頼する考えを示している。
 一方で自民市議団は20日、関淳一前市長に対して「推薦条件は、民主に推薦を求めないことだ」との意向を21日に文書で伝えることを決めた。最大会派の自民が「民主外し」を固めたことで、市政を長く支えた市議会与党3派体制の崩壊は決定的になった。【堀川剛護、井上直樹、木村哲人】
(毎日新聞) - 10月21日3時11分更新

313小説吉田学校読者:2005/10/22(土) 21:30:06
大阪市のだめっぽさがよく分かるサイト見つけました
http://www.osaka-minkoku.info/osaka/osaka.htm

もうこれみるとやっちゃいけないような公共工事全部やってるような気がする。
大阪ベイエリア開発、関空、五輪と公共事業を三セクと外郭団体で食い物にしたんでしょうな。
で、土地の買収とかで大阪独特の問題もからんで、各党癒着したと・・・
悪いのは労働組合じゃないね。労組にも一分の理はある。(残り九分は悪だけど)
助役時代の責任も含め、関市長は身を引くべきでしょう。
後任は1期限定で辻公雄弁護士か、解決するためだけに共産党市長とか・・・

314小説吉田学校読者:2005/10/22(土) 23:50:14
>>312
大阪市長選/自民、本間阪大教授に出馬要請
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20051022k0000m010154000c.html

政令指定市長選の公認は幹事長権限でしたっけ

この動き、小泉流を真似たい関にとっては痛い所です。
関 vs自民+公明X vs民主+社民Y vs共産Z vs市民系?
となるのでしょうか?
とはいえ、相乗り市政崩壊はいいことです。

315片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/23(日) 11:06:02
>>314
自民が本間とか中山泰秀を出せれば、それで決まりなんでしょうね。
どうなるんでしょう。大平氏の国務大臣就任説もあるし・・・。
民主のほうは、吉田治あたりだと社民がのらないんでしょうかねぇ。
労組、特に官公労が強いでしょうから、そちら主導の擁立だと、党本部の思うような候補が出てこない可能性が高いですね。
相乗り崩壊は面白いからいいけど、利点はなんでしょうね。自勢力が大きくなり過ぎて身動きとりづらくなるのを防ぐことができるというところでしょうか。

大阪市長選:自民党、本間正明・阪大大学院教授に出馬要請
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20051022k0000m010154000c.html

 関淳一・前大阪市長の辞職に伴う出直し市長選で、自民党が、政府の経済財政諮問会議議員を務める本間正明・大阪大大学院経済学研究科教授(61)に立候補を要請していたことが分かった。本間氏は固辞したとみられるが、竹中平蔵・経済財政担当相が近く本間氏に会って出馬を促す予定で、対応が注目される。同市長選には関前市長が既に立候補を表明。民主、共産両党もそれぞれ独自候補を擁立する構えで、市民団体も加えて、候補者乱立による選挙戦になる様相を見せてきた。

 本間氏は、関前市長の諮問機関「都市経営諮問会議」の座長を務めた。同会議は、民間経営の発想を行政に生かすとして昨年6月に発足。職員厚遇問題発覚後の同年12月には市政改革本部の設置を提言した。しかし、本間氏が今年2月、総務省の中央官僚などを市幹部に起用する人事を提案したことに市側が猛反発。関前市長は3月31日、本間氏を事実上解任し、同会議を解散した。

 自民党は、出直し市長選が、現在、市議会与党の一角を占める民主党を外す好機と判断。塩川正十郎前財務相が本間氏に立候補を要請したが、本間氏は固辞したという。

 一方、連合大阪の伊東文生会長は21日、民主と連携して独自候補を擁立する方針を明らかにした。伊東会長は「不戦敗はありえない」と強調。候補擁立について民主側と一両日中に意見交換するが、擁立条件として(1)連合大阪が一枚岩で戦える(2)改革実現能力がある(3)選挙に勝てる可能性がある−−を挙げた。関氏については「改革のマニフェスト策定を放置し辞職した。十分な労使協議をせず独断専行的だ」と強く批判した。

   ◇

 大阪市選管は21日、出直し市長選の日程を11月13日告示、27日投開票と決めた。

毎日新聞 2005年10月22日 3時00分

316小説吉田学校読者:2005/10/24(月) 00:33:57
宮城県知事選も佐賀市長選も、自民。
宮城の補選、川崎の補選も民主0勝。
神奈川補選はダブルにはならなかったけど、やっぱり自民。
自民強いなあ。

317片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/24(月) 01:07:01
佐賀市長選が一番注目の結果のような気がします。
ここまでsweepするなら、八戸も福島も葛飾も自民系が有利かもしれませんね。
ただ、国政の神奈川は、いつもの範囲での勝ち負けでしたね。2年後の川口さんの集票力には疑問符がつく結果。

自民本部が本間氏擁立? 大阪市長選
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200510/news1023.html

 十一月二十七日に投開票される大阪市の出直し市長選挙で、自民党本部が関淳一前市長の諮問機関「都市経営諮問会議」の座長だった本間正明・大阪大大学院教授の擁立に動いていたことが二十二日までに分かった。しかし自民市議団では民主を除外した上で自民、公明による関氏推薦の道を模索しており、自民市議からは困惑の声が聞こえてくる。

 本間氏は小泉純一郎首相が議長を務める経済財政諮問会議のメンバー。大阪市では昨年六月に発足した諮問会議の座長を務めた。しかし今年二月、総務省から人材の登用を求める本間氏の手法に市側が反発。関氏は三月末、本間氏を事実上解任するとともに、諮問会議を解散した。

 本間氏の擁立に向けては竹中平蔵・郵政民営化担当相が動いているとの声もあるが、ある自民市議は「大学教授であり、忙しい人。人づてに出馬の意思はないと聞いている…」と戸惑った様子を見せる。また別の自民市議は、「以前から話は聞いていたが、自民としてはまとまらないと思う」と否定的な見解だ。大丸昭典幹事長は「(本間氏は)終わった人」と、あくまで自、公で関氏を推薦する方針を崩さない。

 同市長選には関氏がすでに立候補を表明。共産や市民団体も候補者擁立に向け協議を進めているが、民主は関氏の推薦も含めて、対応を協議している。

318片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 10:11:17
大阪市の大平助役、辞任の真相「ヤブの中」
2005年10月24日12時39分
http://www.asahi.com/politics/update/1024/004.html

 大阪市の大平光代・前助役(40)が関淳一・前市長(70)とともに辞職して1週間。「短い間でしたが、ありがとうございました」とのコメントを残して大阪市役所を去った大平氏のその後の消息は、市幹部のもとにも、伝わっていない。反対派からの中傷に疲れた、国政転身、健康不安……。辞任の真相もいまだ「ヤブの中」だ。

 大平氏が最後に登庁したのは、関氏の辞任会見3日前の14日。関氏からは前日に辞職の意向を伝えられていた。市議会の答弁のレクチャーをした職員は「既に辞職を決心していたのかもしれないが、そんなそぶりは全くなかった」と振り返る。

 親しい知人のひとりは、辞職直前に大平氏から電話を受けた。

 「関さんが辞めるので、私も辞める。関さんが再選されても、再任はしない。選挙も応援せえへん。疲れたし、当分は海外で静養したい。大阪市には戻らない」

 大平氏のコメントは「一部のマスコミ報道」への批判に触れている。「『影の市長』という表現などを指しているのでは」。関氏は辞任会見でそう語り、慰留を拒んで去った大平氏を「ご本人の人生観もあるでしょう」とかばった。

 大平氏が心身ともに疲れていたとの指摘は少なくない。市政改革に加え、「顔が売れている」(市長室職員)ことから、イベントや行事への出席も多く、帰宅が深夜になることも珍しくなかった。プライバシーも保ちにくくなった。

 一方、市議らの間では、大平氏が小泉首相の飯島勲政務秘書官と親しい間柄だったことから、11月初めに予定されている内閣改造で、公務員制度改革を担当する閣僚や首相補佐官に起用されるのではないかとの観測が消えない。

 大平氏は16歳で暴力団組長の妻になり、離婚後、29歳で司法試験に合格、主に少年事件を扱う弁護士になった。助役在任は約22カ月。退職金1488万3000円は来月中旬に支払われる予定。ただ、大平氏は在任中、受け取らない意向を示唆していた。

319片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 10:12:58
報償費、「疑惑封印」へ懸念も 宮城新知事の執行再開で
2005年10月24日22時02分
http://www.asahi.com/politics/update/1024/009.html

 23日の宮城県知事選で自民党推薦で初当選した村井嘉浩氏が、早くも「浅野路線」からの転換に乗り出した。24日、浅野史郎知事が執行停止した県警の捜査用報償費予算を、就任時から使えるようにすることを表明。だが、市民オンブズマンからは「時計が10年くらい戻った感じだ」との声も出ている。

 浅野知事の残る任期は約1カ月。24日の記者会見で、知事は「県警は、1カ月逃げて勝ったとなるのだろうか。むしろ負けたことになる」。

 浅野知事が報償費にこだわる背景には、宮城県庁での食糧費や旅費問題に取り組み、情報公開の先進県を築いてきたとの自負がある。オンブズマンの追及を受けて96年、全国で初めて過去分にさかのぼって食糧費文書の全面開示に踏み切り、食糧費と出張費を合わせて職員が総額約8億5000万円を返還した。

 一方の村井氏。「執行停止の解除」を公約の一つに掲げて当選した。防衛大卒。陸上自衛隊に入り、東北方面航空隊でヘリコプターパイロットとして災害派遣などに従事した経験を持つ。自衛官出身の知事は全国初だ。

 村井氏は24日、予算の執行停止の解除を表明する一方で、「過去に使われた分が適正に執行されたかは確認する」と語った。ただ、浅野知事が自ら確認しようとしたのに対し、チェックは「監査委員に任せる」とした。

 解除の方針を受けて県警は「執行停止が続くと、捜査に大きな影響が生じると憂慮していた。解除で他の都道府県警察と同じように捜査できることになる」と歓迎している。

 解除されれば従来通り報償費が使えるようになる。ただ、執行停止の間に、県警が職員のカンパなどでしのいだ分については、公金で補うことはできないという。

 警察の報償費の不正疑惑を解明しようという動きは各地で起きている。全国市民オンブズマン連絡会議の新海聡事務局長は「新知事は、行政の透明性の確保に後ろ向きであることが露呈した」と批判する。

 知事が被告となっている報償費文書の開示訴訟の控訴審判決が、27日に仙台高裁で予定されている。控訴審で浅野知事は「疑念がある」とする所感を出しており、新知事が方針転換を打ち出した中で、浅野知事の見立て通り「不正支出の疑い」が判決で指摘されるかどうかが注目される。

320片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 10:14:26
公明の全員当選記録115カ月で途切れる 市議候補落選
2005年10月24日23時17分
http://www.asahi.com/politics/update/1024/014.html

 23日に投開票された新潟県南魚沼市議選で、公明党現職の候補(63)が落選した。公明党本部によると、統一地方選を除く地方議会選挙で同党が続けてきた公認候補の全員当選記録は115カ月で途切れた。

 公明党は、地方選挙では通常、当選の可能性が十分見込める選挙区や候補者数を絞り込んだうえで擁立を行う。このため、落選者を出すことは他党に比べて極めて少ないとされる。

 南魚沼市議選は、南魚沼市と塩沢町が合併し、新市誕生後初の議員選挙だった。定数30に41人が立候補。同党からは2人が立ち、新顔の候補は1048票で当選したが、落選した現職は811票で、最下位当選者とはわずか49票差だった。

321片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 10:41:21
本間氏が出馬否定 大阪市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000225-kyodo-pol

 大阪市の出直し市長選をめぐり、出馬する関淳一前市長の対立候補として自民党内で浮上していた政府の経済財政諮問会議メンバーの本間正明氏(大阪大大学院教授)は24日、都内で記者団に「もう終わった話」と述べ、出馬を否定した。
 自民党市議団は同日、関氏も含めた公募の検討に入ったが、関氏は否定的な考えを示し、候補者調整は迷走している。
 本間氏は記者団に「(小泉純一郎首相が掲げる)構造改革にまい進するだけ」と強調。出馬の打診があったかどうかについては「ノーコメント」と述べた。
(共同通信) - 10月24日20時49分更新

322片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 11:05:51
札幌市長選候補年内に 自民札連、上田市政は「民主寄り」  2005/10/24 08:09
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20051024&amp;j=0023&amp;k=200510248094

 自民党札幌市支部連合会(会長・伊達忠一参院議員)は二十三日、札幌市内のホテルで拡大役員会を開き、二○○七年の札幌市長選に向けて、年内にも候補を擁立する方針を決めた。同市長選に関し、現職の上田文雄市長はまだ意思表明しておらず、候補擁立の動きは初めて。

 伊達会長は会見で、上田市長について「市民派と言っていたにもかかわらず、先の衆院選で民主党候補を応援した」と、民主党寄りの政治姿勢が鮮明になったとの認識を示した。その上で、上田市長が一六年以降の夏季五輪誘致に慎重な態度を崩さないことについて、「(誘致は)市議会で決議もしており、議会軽視だ。何としても(札幌市政を)奪還したい」と強調した。

 役員会では、擁立する候補について、執行部側から現段階で複数の名前が挙がっているとの報告もあったが、具体的な名前は示さなかった。

323片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 11:16:13
佐賀市長に秀島氏−木下氏に4,200票差、20万県都かじ取りへ−
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/2005saga_sityo/news/51024_01.htm

 5市町村合併で誕生した新「佐賀市」の市長選は23日投票、即日開票され、無所属新人で元同市水道局長の秀島敏行氏(63)=自民、社民推薦=が、同じく無所属新人で前佐賀市長を2期務めた木下敏之氏(45)=民主推薦=を約4,200票差で破り、20万県都の初代市長に選ばれた。激戦にもかかわらず、投票率は68.96%にとどまった。
 
 当選した秀島氏は「活力ある元気なまちにしたい。新市が間違いなく航海できるようにかじ取りをしっかりしたい。行政改革は職員のやる気を起こして進める」と抱負を語った。

 秀島氏は7月下旬、「反木下」で一致する自民県議・市議や社民市議、市職員OBらの要請を受け、立候補を決意。「公平、公正な市政」の実現を掲げ、木下氏のトップダウンの行政手法や「県との関係がうまくいっていない」と批判を展開。「市長1人ではなく、みんなとつくる市政へ変えよう」と対話路線を強調し浸透していった。

 自民、社民が推薦したほか、約170の団体推薦を得た。先の衆院選1区で得票を伸ばした自民が全面的にバックアップし、組織戦を強力に展開して先行する木下氏を猛追。知名度不足や出遅れを挽回(ばんかい)し、一気に逆転した。

 木下氏は2期6年半の行政改革実績や、マニフェスト(政策公約集)を作って、子育て支援や観光振興策などの政策を掲げて支持を訴えた。行政改革の手法を争点に舌戦を繰り広げたが、市営バス事業や水道事業改革、旧水道局跡地売却問題などを取り上げられて批判を浴び敗れた。

 旧町村別の選挙区を設けない「大選挙区」で52人が争った市議選(定数38)は、同日深夜から新議員が次々と誕生した。

 当日有権者数は16万266人(男7万3,943人、女8万6,323人)。(辻村)
 
【解説】
 急激な改革路線に異を唱えた秀島氏の勝因は、潜在した木下市政批判をてこに、自民が衆院選大勝の勢いを持ち込み、国政選挙並みに総力を挙げた布陣でバックアップしたことが大きい。
 
 合併前まで市長を務めた木下氏の2期6年半の改革実績や知名度、出馬表明が3カ月前となった出遅れなどスタート時には相当の差があった。だが、木下氏のガス民営化や水道事業の民間委託推進方針などへの批判も多く、”痛み”を受けた組織や業界、対立した旧市議たちの不満が噴出し、対話路線の秀島氏の登場で市政転換への期待感が高まっていった。

 熾烈(しれつ)な戦いに木下氏は「改革」を全面に打ち出し、立て直しを図ったが、流れを止めることはできなかった。

 自民と社民の推薦を得て相乗りと揶揄(やゆ)されることもあった。出馬の際、秀島氏は「決断を鈍らせたり、付和雷同ではいけない。かじ取り役の難しさは覚悟している」と語った。

 長年の行政経験はあってもトップとしては未知数。対話重視の路線で厳しい新市の財政状況をどう乗り切るか、その手腕が注目される。(辻村)

324片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 11:18:16
秀島氏の対話重視 選択−集会200回支援広がる−
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/2005saga_sityo/news/51024_27.htm

■自民も異例のてこ入れ

 「市長がつくる市政ではなく、みんなでつくる市政」を掲げて、手法の違いをアピールしてきた秀島敏行さん(63)。市職員時代、同僚や部下の信頼が厚く市水道局のトップまで務めたが、政治的には無名。自民・社民推薦という強力なバックアップで選挙戦を展開し、初挑戦で県都のかじ取り役に就いた。
 
 実質的な「現職」との一騎打ちとなり、序盤から劣勢が伝えられてきた。23日午後11時半すぎ、「当確」のニュースが流れると、佐賀市巨勢町の事務所に詰めかけた支持者からは歓声とバンザイの声がわき起こった。事務所で支持者と速報を待っていた秀島さんは「言葉に表せない。ありがとうございました」と喜びをかみしめた。

 秀島さんは、市職員時代の経験から市民との対話を重視したボトムアップ政治の必要性を実感。7月から市内全域で200回近くミニ集会をこなすなど精力的に動き、支援の輪を広げてきた。

 推薦する自民党も国政選挙並みの支援体制を敷いた。選挙カーには国会議員や県議が乗って支援を呼び掛けた。2,000人以上が参集した21日夜の佐賀市総決起大会には、安倍晋三幹事長代理が来援。地方首長選としては異例の対応をとり、てこ入れを図った。

 合併後の不安を抱える山間部では確実に票を固めてきたが、浮動票が多い大票田の旧市内が陣営にとって課題だった。県都での勝利に「衆院選の自民圧勝の勢いを引き込むことができた」と陣営関係者は胸をなで下ろした。

 当選を決めた秀島さんは報道陣のインタビューに「責任の重さを実感している。みんなでつくる佐賀市を目指そう」と決意。高校時代の同級生たちから胴上げされ、喜びを爆発させた。(首藤)

木下氏「力の限りやった」

 2期6年半務めた前佐賀市長の実績や知名度を生かして選挙戦に臨んだ木下敏之さん(45)。先行して優位のはずの戦いは、スピーディーな行革への評価が分かれ、トップダウンの手法への批判を浴びて、“続投”を阻まれた。
 
 「自分の持てる限りの力ですべてをやってきた。一歩及ばなかったが、いろんな応援支援をしてもらったことは忘れない」。木下さんは佐賀市若楠の事務所で支持者に頭を下げた。

 改革とともに「とことん市民派」を掲げて取り組んできた市政運営をアピールしてきた。しかし、急速な行革への反発に加えトップダウンの手法が批判を浴びた。

 民主からも推薦を受ける際、「民主的な改革をするように」と注文を付けられた。「感情的な批判やデマが広がっている」と陣営は危機感を募らせ、打ち消しに躍起になった。

 「改革を後戻りさせることはできない」。選挙戦では「前職」としての手腕を強調したが、大きな支援組織を持たない無党派層頼みの中では、批判の声にかき消された。(辻村)

325片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 12:02:35
袖ケ浦市住民投票
巨費投入に民意『ノー』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20051024/lcl_____cba_____000.shtml

 市の都市計画にノー−。袖ケ浦市で二十三日にあった袖ケ浦駅北側地区整備事業の賛否を問う住民投票で、市民は巨額の公費を投じる現行の都市開発を“必要なし”と判断した。事業はすでに都市計画決定されているが、今回の結果を受け、市は大幅な方針転換を余儀なくされそうだ。当日有権者数は四万七千四百三十六人で投票者数は二万七千四百八十九人。投票率は57・95%だった。 (岡村 淳司)

 本格的な反対運動の始まりは昨年四月。官主導で進む計画を疑問視する反対派住民が「袖ケ浦街づくり研究会」を発足させた。公共施行の土地区画整理などを「税金の無駄遣い」と主張する同会は、各戸に計画のずさんさを指摘するチラシを配ったりして地道にアピール。法定数の十倍以上の署名を集め、住民投票にこぎ着けた。これに対抗し、賛成派も九月下旬に「明日の袖ケ浦を創る会」を発足。署名活動などに取り組んだが、出遅れの感は否めず、多数の共感を得られなかった。

 同事業は市と県の都市計画審議会を経て一月に都市計画決定し、本年度中に着手するはずだった。すでに計画地は市街化区域に組み込まれ、来年度から税金もアップする予定。しかし、土壇場で民意がそっぽを向いたことで、今後の見通しは一気に不透明となった。

 袖ケ浦駅北側には雑草が生えた田畑が広がっている。市の中心部に手つかずで残る土地をどう活用するかについては、反対派の中にもさまざまな声があり、意見集約は難航しそうだ。市は住民投票の結果に落胆する間もなく、“次の一手”を考える必要がある。

開票結果

賛 成 9,621  

反 対 17,456  
 全票終了

326片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/26(水) 02:22:45
そういやこんなんおったなぁ。
東京で言う漫才師区議のようなもんだね。
公明がつけばこの人有利かな。

出直し大阪市長選、元タレント船場太郎市議が立候補へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000216-yom-pol

 関淳一・前市長(70)の辞職に伴う出直し大阪市長選(11月13日告示、27日投開票)で、元市議会議長で元タレントの船場太郎(本名・松原昌平)市議(65)が25日、無所属で立候補すると表明した。

 同市長選では関前市長が再出馬を表明しているが、対立候補が名乗りをあげたのは初めて。

 船場氏は記者会見で、「職員から選んだ市長では本当の改革は困難」と助役出身の関氏を批判した。自民に推薦を要請し、公明にも協力を求めるとしている。

 船場氏は元吉本新喜劇座長で、1991年に同市議に初当選し、現在4期目。2003年5月から1年間、議長を務めた。
(読売新聞) - 10月26日0時52分更新

327片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/26(水) 02:25:18
大阪市長選:船場太郎市議が出馬表明 自民内に異論も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20051026k0000m010103000c.html

 大阪市の関淳一・前市長の辞職による出直し市長選に、同市議の船場太郎氏(65)=本名・松原昌平=が25日、無所属で立候補する意思を表明した。船場氏は「職員出身でなく何のしがらみもない私は、本当の改革にまっしぐらに進んでいける」と語り、自民、公明の推薦を申請する方針という。自民、民主、公明の市議会与党3会派の推薦を要請していた関氏は選挙戦略の見直しを迫られることになった。しかし、自民党内には依然、船場氏出馬に異論も残っており、流動的な要素もある。船場氏は吉本新喜劇の元タレント。90年の同市議選都島選挙区で立候補して初当選し、現在4期目。

 船場氏は自民市議団の総会後、大丸昭典・市議団幹事長とともに会見。関氏について「改革を唱えながら途中で辞めた。職員出身の市長ではどうしてもしがらみが残る」と批判。関市政でまとめた改革の基本方針案は基本的に継続するとしたが、「生ぬるい部分がある」と指摘。マニフェストに記した事業の民営化や独立行政法人化によって5年間で職員を1万人削減する▽予算の単年度編成や執行のあり方を見直す−−などを挙げた。一方、与党市議として、失敗した五輪招致などにもかかわっていることには「責任は感じるが意義はあった」とかわした。

 大丸幹事長は「市議団の大勢が船場氏の出馬を支持している」と説明したが、会派内には「関氏支持」などの主張も残っており、27日に再び総会を開き正式決定を目指す。また26日に柳本卓治・同党府連会長に会って経緯を説明するという。

 同市長選をめぐり、自民党は、関氏に対して民主党を推薦要請の対象から外すよう要求。関氏は「組合とは決別する」とする一方、市政改革基本方針案を支持するなら3党に推薦を求めるとする態度を崩さず、対抗馬擁立の動きが加速していた。一時は候補の公募も検討されたが、船場氏の出馬表明で取りやめとなった。【江田将宏】

毎日新聞 2005年10月25日 21時39分 (最終更新時間 10月25日 23時37分)

328片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/30(日) 12:22:08
船場氏擁立に慎重論強まる 自公両党、結局は関氏?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000023-kyodo-pol

 関淳一前市長(70)の辞職に伴う大阪市の出直し市長選で、出馬表明した吉本新喜劇出身で自民市議船場太郎氏(65)の擁立をめぐり、27日までに自民、公明両党内で慎重論が強まってきた。
 自民、民主、公明3党の推薦を求める関氏に対し、自公両党の市議団は“民主外し”を狙ったが、自民の一部市議が根回しなしで船場氏擁立に動いたことに公明が反発。一時は船場氏支持に傾いた自民党市議団も「自公の枠組みを壊すわけにはいかない」(幹部)として、再び関氏擁立を求める声が有力になりつつある。
 公明党市議団は近く船場氏に対する態度を明確にする見通し。自民党市議団は27日夕の議員団総会で議論するが、調整は難航する見通しで、最終的な結論が28日以降に持ち越される可能性も高い。
 自民党市議団は関氏に対し、労働組合とのつながりが深い民主党から推薦を得ないよう要請したが、関氏は事実上拒否。
(共同通信) - 10月27日7時3分更新

公明、船場氏推薦せず 大阪市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000024-san-pol
第三の候補探る
 関淳一・前市長(70)の辞職に伴う大阪市の出直し市長選で、公明党市議団は二十七日、幹事会を開き、出馬表明した吉本新喜劇出身で自民市議の船場太郎氏(65)を推薦しない方針を決めた。第三の候補擁立の可能性も示唆しており、同日夕の総会で正式決定する。自民党市議団も同日夕、船場氏と関氏の支援について協議する予定だが、公明が船場氏の推薦を見送ったことで難航が予想され、与党会派の候補者調整は迷走している。
 公明党市議団はこれまで「バッジ組(議員)」「タレント」「中央官僚」の擁立に難色を示していた。高田雄七郎幹事長は幹事会終了後、「船場氏をタレントとは思っていないが、一党一派にくみした議員は好ましくない」と推薦拒否の理由を挙げ、「関氏でも船場氏でもない第三の民間候補擁立も視野に自民党に協議の場を求めていく。第三の候補として、意中の人物もいる」と語った。
 関氏は再出馬に際し、労組との決別を表明したが、「選挙マニフェストに賛同してくれるならどの政党の支援もお願いしたい」と民主の推薦も受ける姿勢を堅持。これに対し、市長選をきっかけに「民主外し」を狙う自民の一部市議が反発し、船場氏を担ぎ出した。自民党市議団は一時、船場氏支持に傾きかけたが、根回しがない擁立に反発する声もあり、慎重論は依然根強い。
 大阪府連の柳本卓治会長は「関氏は民主がのめるはずもない厳しいマニフェスト賛同を前提としているわけで、実質は自公路線に乗っている」と関氏を擁護し、同じ意見の市議も多いという。
 また、小泉純一郎首相は二十七日、新人自民議員を対象にした勉強会で、大阪市長選について「関氏ではだめだとか、新しい候補者を擁立せよなどと指示を出したことはない。地方のことは地方で決めてほしいという方針に変わりはない」と地方の意向を尊重する姿勢を明らかにした。
(産経新聞) - 10月27日15時59分更新

329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/30(日) 12:24:31
船場氏推薦見送りか 自民、28日にも決断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000001-kyodo-pol

 関淳一前市長(70)の辞職に伴う大阪市の出直し市長選で、自民党市議団は27日夕、総会を開き、出馬表明した吉本新喜劇出身で自民市議の船場太郎氏(65)の推薦の是非を協議したが、結論を見送った。
 これに先立ち、公明党市議団は総会で船場氏を推薦しないことを決定。自民党市議団は自公の枠組みを重視し、28日にも船場氏の推薦見送りが決まる情勢。
 自民市議によると、船場氏は総会で「気持ちは変わっていない。関氏は自公民(の枠組みで戦う)と言っているが、わたしは自公で戦いたい」と述べ、あらためて出馬に強い意欲を示した。
 これに対し出席した市議からは「公明の推薦がなければ、自民単独で戦わざるを得なくなる」などと再考を促す意見が続出した。
(共同通信) - 10月28日0時7分更新

船場氏が出馬断念 大阪市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000139-kyodo-pol

 関淳一前市長(70)の辞職に伴う大阪市の出直し市長選で、立候補を表明していた吉本新喜劇出身で自民党の船場太郎市議(65)は28日、出馬断念の意向を同党市議団幹部に伝えた。
 また自民党市議によると、自民党市議団は労働組合の支援を受ける民主党とは市長選で一定の距離を置くように関氏に要請していたが、関氏側がこれを受け入れて「自公で選挙戦を戦いたい」との意向を自民党市議団サイドに伝えたことも28日判明。自民党市議団は関氏の推薦に向け今後最終調整に入る。
 公明党市議団は27日、船場氏を推薦しないことを決定。自民党市議団では自公の枠組みを重視する声が大勢を占め、船場氏を支持する市議からも「推薦を受けるのは難しい状況だ」との悲観論が強まっていた。
(共同通信) - 10月28日13時50分更新

330片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/30(日) 12:32:00
関よりもだいぶ人気の高い若い候補が出れば勝負になるかもしれないが、それ以外は。

<大阪>船場太郎氏が出馬を断念 大阪市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000006-abc-l27

関淳一前市長の辞職に伴う大阪市の出直し市長選挙で、3日前に出馬を表明した自民党の船場太郎・市議が、立候補を断念しました。

立候補断念の理由として船場市議は、関前市長から「民主党の推薦は求めない」と、けさ自民党側に連絡があり、自公の枠組みが守られる見通しになったためだとしています。自民党は関前市長に対し、一貫して「民主はずし」を求めていましたが、関前市長はこれに応じませんでした。このため、船場市議がいったん立候補を表明したものの、公明党の支持が得られず、自民党内にも、船場市議の擁立を見送るべきだ、との声が強まっていました。自民党は今後、公明党とともに関前市長を推薦する方向で調整したいとしています。
(朝日放送) - 10月28日19時48分更新

331片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/30(日) 12:33:46
田舎だと自民党とのかけひきをうまくやれないとダメだね。

選挙:佐賀市長選/佐賀市議選 初代市長に秀島氏 「反木下」票結集実る /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000233-mailo-l41

 旧佐賀市など5市町村合併に伴う新・佐賀市の市長・市議選は、23日投開票された。市長選では、元旧佐賀市水道局長の秀島敏行氏(63)が、旧佐賀市長の木下敏之氏(45)を破って初当選した。一方、市議選は定数38に対し52人が立候補する乱戦となり、合併前の議員経験者らが次々と当選を決めた。市長選の投票率は68・96%、市議選は68・95%。当日有権者数は16万266人(男7万3943人、女8万6323人)。【山下託史】
 秀島氏は、旧佐賀市議会で行革の手法や合併の枠組みを巡り、木下氏と対立した、自・社の県議・市議が中心となって擁立。水道局跡地のマンション建設問題など「強権的」木下流行革の弊害を徹底的に突き、「反木下」票結集を図った。
 出馬表明が7月下旬と出遅れたが、佐賀市郡選出の自民県議8人がフル回転。建設業や農協など180団体の推薦を受け組織選挙を展開した。
 9月の衆院選佐賀1区で、民主候補を破った福岡資麿・衆院議員も再三応援に駆け付けた。さらに最終盤には、安倍晋三・自民党幹事長代理が来佐し、「小泉人気」の追い風にも乗った。
 23日午後11時40分ごろ、佐賀市巨勢町牛島の選挙事務所のテレビに「当選確実」の速報が映し出されると、詰め掛けた約100人の支持者から、一斉に拍手と歓声が上がった。
 秀島氏は、運動を支えてきた自民県議や市職員OB、東京から駆けつけた福岡・衆院議員らと共に万歳を三唱。さらに支持者の握手攻めに遭い、選挙中の厳しい表情は、満面の笑みに変わった。
 秀島氏は支持者に深々と頭を下げながら「『みんなでつくる市政』という理念を忘れることなく、話し合いを基本に行政改革を進める」と抱負を語った。
 一方、木下氏は旧佐賀市長を2期務めた抜群の知名度を背景に、「職員給与5%カット」などさらなる行革の必要性を訴えた。しかし、その手法に対する激しい批判にさらされ、あと一歩届かなかった。
 ◆解説
 ◇早急に改革の中身示せ
 県内初の20万県都の有権者は、新市のかじ取り役に秀島氏を選び、旧佐賀市で進められてきた急進的な行財政改革に「待った」をかけた。
 今回の選挙の焦点は、突き詰めると「木下か、反木下か」だった。
 人口規模で新市の4分の3を占める旧佐賀市の市長として、いわば「現職」の立場で、これまで通りの行革路線・手法の継続を訴えた木下氏。
 これに猛反発したのが、旧市議会の自民と社民。根回しを徹底的に排する木下氏の政治スタイルを真っ向批判。さらに公明や共産も疑問を呈し、今回推薦した民主までもが「民主的な行政運営を」と注文。政党の「木下離れ」はこの6年半で加速した。
 しかし、一方で若く、実行力のある木下氏の人気は、市民の間では圧倒的。03年の旧市長選で、自民は対抗馬の擁立を見送らざるを得なかった。
 今回も人選は難航したが、「木下遺恨連合」の代表として、旧市役所内で「反木下」の立場だった秀島氏に、白羽の矢が立った。
 その意味で、秀島氏の勝利は、木下氏への批判票を取り込んだが、自身が掲げた政策が全面的に評価されたわけではない、と考えるのが賢明だろう。
 前途は困難を極める。市債(借金)残高910億円を抱える新市の行財政改革について、秀島氏は「新市の建設計画を着実に推進する」というだけで、具体的な内容や手法は皆無に等しい。
 国の地方交付税は大きく削減され、今後10年間、毎年70億円前後の市債返済が続く。新市は10年間で560億円の財源不足となる見通しで、財政再建は待ったなしだ。
 だが、自民や社民の全面支援を受けた結果、建設業や職員労組などの団体の声が強くなり、改革の柱となるであろう、公共事業の削減や職員の数・給与カットはスムーズに行くとは考えにくい。
 秀島氏は早急に、改革の具体的中身と数値目標を示すべきだ。話し合い路線の改革を主張してきたが、のんびり協議している暇はない。業界や特定団体の利益でなく、市民の視線に立った施策と、リーダーシップを望みたい。【山下託史】

332小説吉田学校読者:2005/10/31(月) 12:11:45
>>380
市長選の街宣で、「せん、ばたろうです」とか言ったら、面白くはあるけどね。
思うにノックに憧れてたんでしょうなあ。

しかし、市長選、自民関vs共産市議(70歳)というまったくつまらない構図になりそうです。
辻弁護士、立ってくれ。

333片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/01(火) 01:19:45
>>332
あぁ辻がいましたね。調子に乗るタイプな感じがする(失礼)から現実味がありそうな。
さてどうなるでしょうか。

辻とか泉房穂とか、一癖あるけど面白い議員だったとは思うんで、復活すればそれはそれでよいですね。

334片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/01(火) 03:06:35
藤井俊男さんって自爆テロだったんでしょうか? なんか悲惨ですが・・・。

越谷市長選:板川文夫氏が3選 埼玉県
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20051031k0000m010129000c.html

 越谷市長(埼玉県)30日投開票。板川文夫氏(59)が3選。元参院議員秘書の島村玲郎氏(45)▽元市議長の樫村紀元氏(60)▽元参院議員の藤井俊男氏(63)を破る。投票率は40.74%。
 確定得票数次の通り。

当44868 板川 文夫=無現<3>
  38037 島村 玲郎=無新[自][公]
   9657 樫村 紀元=無新
   8433 藤井 俊男=無新

335小説吉田学校読者:2005/11/01(火) 17:15:42
>>333
確かに民主からなら辻恵あたりがよさそうだ。
でも俺が言ってるのは辻恵のほうじゃなくて、辻公雄のほう。
http://www.ytv.co.jp/ns/special/bn/2005/06/050601.html

今、大阪で「辻弁護士」といえば、こっちを指すのである。
大阪市のオンブスマングループの「世直しオンブズマン」の発起人にして
大阪市職員待遇問題調査委員長を市から任命されている。
自衛隊イラク派遣反対訴訟とか「9条の会」関係もやっている。
労組だ、OBだ、芦原病院だとか、一筋縄じゃいかない再建問題。
辻弁護士に1期限定でやらせてみたらどうかね大阪市民。

336片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/02(水) 02:12:34
ほぉー、知りませんでした。
関氏は公明党に不信感を抱かれてるようですが、自公がっちり与党体制を作りたくて辞職したんじゃなかったんですかね。
前は本間教授を解任してたし、そもそも何を目指してるのかどういう性質なのかがよくわかりません。本間せんせえは本間せんせえで過激っぽいですが。

337片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/03(木) 00:22:08
説明会に13陣営参加 出直し大阪市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051102-00000093-kyodo-soci

 大阪市選挙管理委員会は2日、関淳一前市長の辞職にともなう出直し大阪市長選の立候補予定者に対する説明会を開いた。既に立候補を表明している関氏と姫野浄元大阪市議ら計13陣営が参加し、届け出手続きなどについて説明を受けた。
 独自候補擁立か関氏への“実質的支援”かで揺れる民主党は参加。公明党は独自候補擁立を断念し、参加しなかった。
 関氏側は同日、自民、公明の2会派に、9月に発表された市政改革本部の改革案を基に作った選挙マニフェスト(公約集)の原案を渡し、推薦を求めた。
 民主党も、近く関氏側からマニフェストについて説明を受け、態度を決める方針。
(共同通信) - 11月2日13時1分更新

338片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/05(土) 23:13:55
http://www.hakodate-e-news.co.jp/ 函館電子

【有料サイト/政治・政界・選挙ページ】
10日後に迫った道議補選渡島管内区に新党大地の鈴木宗男衆院議員の息子擁立の動き急浮上?〜自民公認候補の長谷秀之氏に飽き足らない自民・保守関係者〜
 1日午後、東京で鈴木衆院議員と協議との未確認情報(1日夕)

<<<最新ニュース1行トピックス>>>
◆渡島の道議補選に関し「鈴木宗男氏の息子さん擁立話聞いているが、結論はまだ知らない。もう間に合わないのでないか」自民党道連幹部談(2日午前)

<<<最新ニュース1行トピックス>>>
◆諸般の情勢を考え、また時間的にも間に合わない、等々から鈴木宗男衆院議員(新党大地代表)の息子擁立の話は取り止め/渡島の道議補選は11日に告示

339片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/05(土) 23:24:37
自民、関氏推薦で合意 民主また結論持ち越し
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200511/news1105.html 大阪日日

 関淳一前市長(70)の辞職に伴う大阪市の出直し市長選で、自民党大阪市議団(大丸昭典幹事長)は四日、幹事会を開き、関氏を推薦することで合意した。五日の党府連選対会議に推薦を要請する。一方、民主市議団(奥野正美幹事長)も総会を開いて関氏の選挙公約を検討したが、市議団としての結論は持ち越した。

 自民市議団は二日の政調会で関氏の選挙公約を「大筋で了承」しており、この日の幹事会で関氏推薦を正式に決定。五日に開かれる府連選対会議を経て、党本部に関氏の推薦を要請する。

 ただ、幹事会では関氏の選挙公約に上がった地下鉄8号線(今里−湯里六丁目間、六・七キロ)延伸凍結について地元市議や大阪選出の国会議員から異論が出たことから、大丸幹事長が電話で関氏に真意をただした。関氏からは「後援会の幹部と相談した。延伸については『凍結』ではなく、『検討する』との表現に改める」との回答があったことを明らかにした。

 今後の選挙協力については、「関さんが市民、後援会中心の選挙戦を前提にしている」とし、「自民が選対本部を組むつもりはない」と選挙戦では前面に出ない姿勢を示した。

 関氏は自民市議団の推薦合意について「感謝している」と話した。また、地下鉄8号線延伸計画については「(『凍結』は)立ち止まって検討するという意味」として事実上修正を認めた。

 一方、民主はこの日も結論を出せずじまい。奥野幹事長は関氏の公約について「基本的には賛成」と評価したが、「個別の公約については是々非々でいきたい」とし、来週早々にも党府連と協議して結論を出すことを明らかにした。

340片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/05(土) 23:34:43
試行。

杉村太蔵議員:5日に宮古島で選挙応援 幹事長の“指令”で
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/news/20051105spn00m200012000c.html

 自民党新人の杉村太蔵衆院議員が5日、市長選の行われる沖縄県宮古島市に選挙応援に行くことが4日、分かった。関係者によると、武部勤幹事長から“指令”が出て、自民、公明推薦の候補の出陣式などに出席する予定という。杉村氏は10月21日に宮城県知事選と同県議会補選の応援のため、仙台市を訪れている。

下地幹郎氏が伊志嶺氏支援 宮古島市長選
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-7974-storytopic-3.html

 【宮古島】11月13日実施の宮古島市長選挙に絡み、地元出身の下地幹郎衆院議員は28日午後、同市内で市長選立候補を予定している前平良市長の伊志嶺亮氏(72)=社民、社大、共産、民主推薦=を支持すると表明した。「反自公」を掲げて9月の衆院選で当選した下地氏が、伊志嶺氏と下地敏彦氏(59)=自民、公明推薦=のどちらを支持するか注目が集まっていた。
(10/29 9:39)

341片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/05(土) 23:52:53
選挙:福島市長選 公明党は自主投票、意見分かれ /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051105-00000128-mailo-l07

 公明党県本部は4日、6日告示の福島市長選への対応について自主投票とすると発表した。同党には、現職の瀬戸孝則氏(58)と前市議会議長で新人の横山俊邦氏(57)=ともに無所属=の両氏から推薦願が出されていた。
 会見した党県本部の甚野源次郎代表は自主投票とした理由について「二人の政治姿勢や政策を慎重に協議したが、党内で意見が分かれ、一本化することができなかった」と述べた。公明党は前回の市長選でも自主投票としていた。【西嶋正法】

11月5日朝刊
(毎日新聞) - 11月5日16時16分更新

342片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/06(日) 13:26:25
嘉数・糸数氏ら浮上/知事選まで1年
鍵握る名護・宮古島市長選/自公対反自公鮮明
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200511061300_06.html

 来年十一月の知事選まで残り一年になった。衆院選沖縄1区で、保守対革新に代わる自公対反自公の対立軸が鮮明化。十三日に投開票の宮古島市長選や来年一月の名護市長選、四月の沖縄市長選などに向けすでに前哨戦が繰り広げられている。立候補する顔触れによっては那覇、宜野湾、浦添の市長選や参院補選と同日選挙になる可能性もある。来年三月に予定される在日米軍再編協議の最終報告も、選挙戦の行方に影響を及ぼすとみられ、県内政治勢力が総力を挙げた激戦になりそうだ。
 現職の稲嶺恵一知事(72)の勇退が確実視され、新人同士の対決となる公算が極めて大きい知事選。稲嶺県政の継承を掲げる自民、公明の両党に対し、社民、社大、民主、自由連合の野党は衆院選で1区を制した下地幹郎衆院議員(44)の支持グループと反自公路線で結束し、「県政奪還」を目指す。

 与党内では、副知事の嘉数昇明氏(63)、那覇市長の翁長雄志氏(55)、県商工会議所連合会会長の仲井真弘多氏(65)、自民党衆院議員の西銘恒三郎氏(51)らの名前が挙がっている。1区で敗北した公明党とのしこり解消や経済界との選挙態勢の立て直しが迫られる。

 一方、野党側は、参院議員の社大党副委員長・糸数慶子氏(58)、宜野湾市長の伊波洋一氏(53)、社民党衆院議員の照屋寛徳氏(60)らが取りざたされている。保革を超えた候補者として、浦添市長の儀間光男氏(62)を推す声もある。

 反自公路線で共闘を組む下地氏支持グループを含め、人選と協力体制の確立を模索。労組や革新支持者には、政策に違いがある下地氏との連携に反発もあり、基地問題や憲法改正などで一致するかが課題になる。

 現職市長、国会議員が出馬した場合、後継候補の調整が選挙戦術の要となる。

 両陣営とも、宮古島市や名護市、沖縄市などの各市長選で「確実に勝利することで知事選への展望が開ける」という見方で一致している。

 注目されるのは米軍普天間飛行場の代替施設建設問題が最大の争点になる名護市長選。岸本建男市長の後継候補に前市議会議長で市議の島袋吉和氏(59)、下地氏の支持グループの一人で野党、労組などが推す保守系市議で元議長の我喜屋宗弘氏(59)、革新系市議の大城敬人氏(65)が出馬を表明している。

 自民党関係者は「名護市を落とせば県政や自公の打撃は大きい。知事候補の人選もその結果で大きく左右される。状況次第では、稲嶺知事の三選出馬も取りざたされる」とみる。

 宮古島市長選で、下地氏は、社民や社大、共産、民主が推す前平良市長の伊志嶺亮氏(72)の支持を表明。自公は、元県宮古支庁長で前城辺町助役の下地敏彦氏(59)を擁立した。

 野党関係者は「今後の政局を占い、反自公の潮流を決める試金石になる」と分析する。

343片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/09(水) 12:17:19
>>332-333
ほんとに立候補するそうで、笑ってしまった。

344片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/09(水) 22:08:42
【改革を問う 大阪市長選】辻氏“古巣”民主へ苛立ち 告示4日前の出馬表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000035-san-soci
「市民に選択肢」
 事実上の保革一騎打ちが、三つ巴(どもえ)の乱立戦に−。大阪市長選に九日、立候補を表明した前衆院議員、辻恵氏(57)。前市長の関淳一氏(70)と前共産党市議団長の姫野浄氏(70)に加え、“第三の有力立候補予定者”が名乗りを上げた。「市民に選択肢を提示したい」。“古希対決”と揶揄され低調なムードが懸念された市長選は、辻氏の立候補表明で過熱の様相を見せ始めた。
 「大阪への強い思いと市長選の候補に選択肢がない」。この日、大阪市内で記者会見した辻氏は冒頭、出馬理由をこう語った。
 出馬を考え始めたのは三日前。決断は民主党大阪府連が自主投票を決定した昨夜、友人らの協力を得て作成したマニフェストが完成したのは今朝というあわただしい出馬となった。
 民主党が候補を出せないでいる状況に「残念な思いがあり、市、市議会、組合のもたれあいの構図にメスが入れられないのは苛立ちと残念な思いがあった」
 そこで「市政にかかわる利害を持っている団体の支援は受けない」と政党や労働組合などの組織と決別し、市民に直接支持を訴えていく方針を明らかにし、「平野博文府連代表に会見直前に離党の電話を入れた」という。
 といっても準備不足の感は否めず、関氏が見直しをマニフェストに盛り込んだ地下鉄8号線や同和事業の問題などについて「具体的にどういう問題があるのか十分把握していない」と苦しい回答に終始。「二期八年間を当面の目標」とし、一期目を問題点の整理、二期目を再生建設にあてるとしたが、「悠長では」と質問が出ると「ご指摘のとおり。しかし事実関係を究明しなければならない」と話した。
 辻氏は前日の講演会で、関氏と姫野氏の古希対決について「市民の目線に立って、本当に一からきちっと立て直していくということについて、議論が十分なされていない」と疑問を呈し、「民主党が存在感を示していないということは非常に申し訳ない限りで、あれやこれやと思いを致しているところです」と出馬の決断に迷う胸のうちを覗かせていた。
 しかし、辻氏の出馬表明で保革一騎打ちの様相が懸念された出直し大阪市長選は、一転して、実質上三つ巴の選挙戦に。前市長対前共産党市議団長という「内部対決」に嫌悪感を感じる大阪市民にとって、新たな選択肢が与えられた格好だ。
 辻氏が身を置いてきた民主党、また今回辻氏を支援する市民グループ「見張り番」(大阪24区市民連絡会)は、関氏の突然の辞任、再出馬に翻弄(ほんろう)された。
 もともと大阪市労働組合連合会(市労連)との関係から、民主が批判を浴びていたところへ、総選挙での自民の大勝。与党体制から「民主外し」を要求する自民会派に、関氏が「勝たねばならない選挙」と応じたにもかかわらず、再選後の与党参画をねらって民主会派が関氏の選挙マニフェストに「賛同」するという、市民にわかりにくい展開となっていた。
 「見張り番」が結成した連絡会も、本来は関氏の任期が切れる平成十九年暮れの市長選をにらんだもの。今回、突然の選挙で複数の候補に接触したが出馬を断られ、対応が注目されていた。
 十三日の告示まで残された時間はわずか四日。辻氏の出馬表明がなければ、選挙戦は事実上の保革一騎打ちで、有権者は消極的選択を強いられる公算が大きかっただけに関心は再び高まる気配を見せている。
≪「改革実行の人を」市民グループ≫
 立候補表明した辻氏は九日、市民グループ「大阪24区市民連絡会」との共同会見に臨んだ。同連絡会の松浦米子共同代表は「党籍を離脱し労組とも一線を画してやりたいということだったので会として支援することを決めた。改革を実行できる人を新市長に迎えて市政改革を進めたい」と述べ、辻氏を推薦することを明らかにした。
 同連絡会が主体になって確認団体「みんなで作る・大阪市民フォーラム」(平安名常徳代表)を申請、市民団体や個人の参加を募っていくという。
 辻氏は「学生時代からの友人らも含め、いろんな方々からのボランティア支援をいただきたい。確認団体の持ち方などについてはまだ連絡会と調整する必要がある」と述べた。
 一方、松浦氏が代表世話人を務める市民グループ「見張り番」は、団体としては選挙に関与しないとしている。
(産経新聞) - 11月9日16時15分更新

345片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/09(水) 22:16:02
地元は関氏でいくのでは。

民主、無所属立候補予定の前代議士を後押し 大阪市長選
2005年11月09日21時15分
http://www.asahi.com/politics/update/1109/014.html

 13日告示の出直し大阪市長選で、民主党本部は無所属での立候補を表明した前衆院議員の辻恵氏(57)を後押しする構えだ。背景には改革姿勢のアピールと地方基盤強化を目指す狙いがある。大阪府連は自主投票を決め、辻氏は政党推薦を受けない意向だが、前原代表は「党としてどういう支援ができるか検討していきたい」と述べ、事実上の「独自候補」として支援策を党に指示。自ら応援演説に立つことも考えている。

 前原氏は前市長の関淳一氏について「助役から市長になった人に改革ができるのか」と批判。総選挙大敗の反省から「改革の旗」を取り戻すことが党の命題だけに、市議団が望んだ関氏の支援はできなかった。一方で、地方基盤の弱さも総選挙の敗因となったことから、10月下旬には地方議員の有志が党本部を訪れ「積極的に首長候補を擁立してほしい」と要望していた。

 民主党では、過去も埼玉県の上田清司、神奈川県の松沢成文両知事らが国会議員から転身している。

346小説吉田学校読者:2005/11/10(木) 01:00:15
辻恵出るのか。笑っちゃうな、こりゃ。
党中央はまた「友情支援」とか言うのかね。
野党で「非自民非共産」の流れがずいぶん長いこと続いていた大阪。
この流れがかつて盛んだったところが京都除いて民主は軒並み大敗している。
大阪失地回復が絡むのだが・・・だめでしょうな。辻は好きだけど。

347片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/10(木) 01:57:26
片言丸 「公明党の支援には全く期待できないどころか、むしろ関候補陣営の自公体制を結束させてしまう。一票も辻にはまわらない。まさに仏罰というほかないな(笑)。」

348小説吉田学校読者:2005/11/10(木) 23:46:52
これもこのカテゴリでいいんでしょうか。
四日市ぜんそくの教訓むなしく、遅すぎ対応三重県庁。何やってるとしかいいようがない。

石原産業を家宅捜索 三重県警

 化学メーカー「石原産業」が酸化チタンの廃硫酸で製造した土壌埋め戻し材「フェロシルト」の埋設地から有害な六価クロムを検出した問題で、三重県警は八日、捜査本部を設置、産業廃棄物に当たるフェロシルトの処分を無許可業者に委託したとして、産業廃棄物処理法違反(委託基準違反)の疑いで、大阪市西区の同社本社と三重県四日市市の四日市工場の家宅捜索に乗り出した。
 同社は「フェロシルトはあくまでもリサイクル商品」と主張しているが、県警は、同社がフェロシルトを産廃と認識しながら商品と偽り販売していた「会社ぐるみ」の犯行の可能性もあるとみて、全容解明を進める。
 調べでは、同社は平成十四年前後、産廃処理の許可を持たない三重県内の業者に対し、フェロシルトを、「用途開発費」などの名目で通常の販売価格の二十数倍にあたる金額を支払い、計十数トンの処理を委託した疑い。
 フェロシルトは、三重、京都、愛知、岐阜四府県の造成地などで計約七十二万トンが使われ、一部で環境基準を超える有害物質の六価クロムとフッ素が検出された。
 その後、産廃の工場廃液約十四万トンをフェロシルトに混入して処理費用を浮かせていたことや、三重県などに提出したサンプルを別の試作品とすり替えるなどの不正が発覚。三重県が今月五日、石原産業と不正に深くかかわったとみられる同社四日市工場の元副工場長(68)を産業廃棄物処理法違反の罪で告発していた。
(産経新聞) - 11月8日15時58分更新

349片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/11(金) 00:27:50
福島って県庁所在地の中でも異色だなぁ。

亀岡氏支持層の動向が焦点 福島市長選13日投票
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/11/20051110t61015.htm

 任期満了に伴う福島市長選は、投票日が13日に迫った。立候補しているのは、新人で幼児教育施設経営の法井太閤氏(60)、新人で前市議会議長の横山俊邦氏(57)=自民推薦=、現職の瀬戸孝則氏(58)=民主・社民推薦=、共産党公認の新人で党県委員の山田裕氏(50)の4人。再選を目指す瀬戸氏と、自民党への追い風を期待する横山氏がつばぜり合いを演じ、事実上の一騎打ちの様相が強まっている。

 瀬戸氏は、市内全域に張り巡らした後援会組織を軸に、幅広い層への浸透を図る。民主党県連や連合福島、福島市職労の支援を受けるほか、県医師会や地元農協など自民党系の団体からも推薦を取り付けた。瀬戸氏は「一期目で大型事業の見直しや行財政改革の見通しが立った。次の4年間こそ私の本番だ」と訴える。

 横山氏は「改革・自民」「官から民へ」をスローガンに自民党を挙げての戦いを展開している。事務所には小泉純一郎首相のポスターが張られ、個人演説会では、連日のように自民党の地元国会議員らがマイクを握る。横山氏は「労組の推薦を受けている瀬戸氏には大胆な改革はできない」などと、敵対心を前面に声をからしている。

 焦点の一つが、自民党衆院議員亀岡偉民氏(福島1区)とその支持者らの動向だ。9月の衆院選前まで無所属だった亀岡氏は、前回市長選で瀬戸氏を支援している。

 今回は「民主党推薦候補を当選させてはならない、という自民党本部からのプレッシャー」(亀岡後援会幹部)もあり、横山氏支援の動きを本格化させているが、瀬戸支持層が圧倒的とされる亀岡氏の支持者に、横山氏の名前がどこまで浸透するかは未知数だ。

 瀬戸陣営幹部は「衆院選と市長選は別。瀬戸後援会は(亀岡支持層と)強い信頼関係を築いており大きな影響はない」と断言。一方、横山陣営は「自民党公認で当選した以上、党推薦候補を支援して当然。亀岡後援会が本気で動けば、いくらでも情勢は覆せる」と強気の読みを示す。

 自主投票と決まった公明党の対応が、戦況に影響を与えるかどうかも注目点。公明党は「自民党の支援団体が割れている状態でどちらかを推すことはできない」(党県幹部)と説明するが、福島1区での自民党のコスタリカ方式導入に対し、「比例は公明、という自公協力が期待したほど機能しなかった」(同)というわだかまりも見え隠れする。

 共産党は前回、瀬戸氏を推薦したが、瀬戸氏が「共産との政策協定が実施できなくなった」と明言したことから、山田氏を擁立した。山田氏は「保守系の2候補はいずれも小泉改革の地方版をやろうとしている」と強調し、福祉の向上などを訴える。法井氏は子育て環境の充実などを訴え、独自の戦いを進めている。

 ◇福島市長選立候補者
法井 太閤60幼稚園経営 無新
横山 俊邦57前市議会議長 無新(自推)
瀬戸 孝則58市長 無現(民・社推)
山田  裕50党県委員 共新

2005年11月09日水曜日

350小説吉田学校読者:2005/11/11(金) 00:38:35
>>349
ちなみに前回
◇福島市長選挙(福島県)開票結果 投票率54.64%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 63418 瀬戸孝則(無新、54歳、初当選)      ┃
┃            (由・共・社推薦)         ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  59233 佐久間博(無新、自・民推薦、56歳)    ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
福島市は、かつて自共vs社公民クで市長選をやったりしてる。
前回は、自・民vs由・共・社(・公一部)とこれまた変則。
渡部恒三が公明に色目使って変なことしたり、
共産もかつての与党のうまみが忘れられなかったりと、政権亡者ぶりでございます。
でも、今回は偶然にも国政と同じ構図になりそうで・・・
(亀岡の動きは想定内でしょう、両陣営も)

351片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/11(金) 00:48:25
>>348
地方行政の問題を追及する見方からはこのスレだし、環境や化学のスレッドがないのでいずれにしてもここがベターですね。
四日市喘息の話がなぜ出るのかな?と思ったんですが、石原産業がコンビナート運営の被告企業のうちの一社だったんですね。
このニュース、話が込み入っているし、また産廃・公害かってな感じで見過ごしていましたが、読んでみると興味深いです。

科学の水準は上がって未然に防止しうることが増えてるのに、相変わらずこのようにデータをいじって逃れようとするやり方に翻弄されてしまいます。
現場行政には地道さや目ざとさが求められるし、一方でこれに類似した公害行為者が出ないためにどうすればいいかという大枠での政策的思考も必要なのでしょうね。

中部各地で赤い土…フェロシルト
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20051028/mng_____tokuho__000.shtml

 行政認定のリサイクル製品で「地球にやさしい」との評価を悪用し、産業廃液を埋め戻し材(フェロシルト)に混入していた大手化学メーカー石原産業(本社・大阪市)の土壌汚染問題が中部地方を襲っている。行政の立ち入り検査などでその“犯行”が追及されているが、住民の不安は底知れぬほど深い。 (三重総局 川合道子、岐阜支社 石川浩・小西数紀、特報部 大村歩)

 「いつ撤去するかも分からない。地域住民に呼び掛け即時撤去を要望したい」。清少納言が「枕草子」でうたった「ななくりの湯」ゆかりの温泉地として知られる三重県久居市榊原町は今、埋め戻し材「フェロシルト」問題に揺れている。

 地元建設業者が所有する残土置き場と土砂採取場に約一万トンのフェロシルトが埋まり、環境基準を上回る六価クロムが検出されたからだ。二十七日に行われた地元委員会による会合では、石原産業側に批判の声が相次いだ。

 問題の発端は、昨年十二月、愛知県瀬戸市の住民が、埋め立てで使用されたフェロシルトが川に流出し、放射線が出ていると告発したのがきっかけだ。

 フェロシルトは愛知県常滑沖の中部国際空港での埋め立て需要を当て込んで開発されたとされる。実際は採用されなかったが、二〇〇三年には三重県が行政として広く推奨する「県リサイクル製品」として認定。この“お墨付き”がはずみになり愛知、岐阜、三重県など二十三カ所で約七十二万トンが埋められ、同社は約一億円の売り上げを得ていた。

 同社は製造時に不正に産業廃液を混入しており、一トン当たり一万円前後かかる産廃処理費を数十億円削減する効果もあったとみられている。

 三重県が今年七月、県内六カ所の埋め立て現場を調べた結果、二カ所から環境基準(一リットル当たり〇・〇五ミリグラム)の三・二−一・二倍の六価クロムを検出。専門家による委員会で、業者から事前に提出されていたサンプルと、実際に埋められた物では成分が大幅に違うことも判明した。

 最初に三重県が認定した工程段階でも六価クロムが生成されることも明らかになり、提出されたデータを鵜呑(うの)みにした三重県も審査の甘さが批判されている。

 十四日の定例会見で野呂昭彦知事は「結果としてだまされたということは大変遺憾」としてチェック体制についても見直す姿勢を示すなど防戦に立たされた。

352片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/11(金) 00:49:59
 フェロシルト問題は中部地方全般に広がっている。

 岐阜県瑞浪市の国道19号から南へ約二キロ。山あいの道を抜けると谷間に突然、運動場ほどの広さの真新しい造成地が現れる。この造成地は約一万トンのフェロシルトを使って造られた。

 六価クロムなどの有害物質が検出され問題化してからは表面が覆土され、現在はフェロシルトを見ることはできないが、当初は赤茶けた表面がむき出しのまま放置されていた。

 瑞浪市の西に隣接する同県土岐市では、国道21号脇の急斜面にフェロシルトが運び込まれた。付近住民の話では、夜明け前にダンプカーが現場に現れ、斜面の上から捨てるようにしてフェロシルトを落としていったこともあるという。

 この現場では雨の日にフェロシルトが付近を流れる定林寺川に流れ出し、川底を赤く染めた。地元住民は「まるで産廃の不法投棄のようだ」と憤る。

 愛知県では瀬戸市で約二十三万トンが埋め立てられているのが判明したほか、二十七日には愛知万博長久手会場から西に約二百メートルの山林でも約一万三千トンが埋められていることが確認された。

 今後問題になってくるのはナゴヤドーム半分にあたるその量だ。愛知、岐阜、三重県は、この「リサイクル製品」を産業廃棄物として扱う方針だが、そうなると同法に基づく指定業者が最終処分場まで運ばねばならない。しかし、既に処分先から「成分が分からない」として拒否されるケースもあり、石原産業が「一、二年かかる」とする撤去期間も不透明なのが実態だ。

 今月十二日、岐阜県の古田肇知事は、フェロシルト製造元の石原産業をこう激しく非難した。「言語同断。強い憤りを感じ、法的措置を含めて検討する」

 フェロシルト問題で奇妙なのは、もともとは産業廃棄物の汚泥だったのに、加工したとはいえどうして埋め戻し材として商品になりえたのかだ。産廃と商品(有価物)はどう区別されるのか。

 環境省産業廃棄物課の担当者は「有害でも再生利用は可能という場合があり、一概に毒性があるから再生不可能とはできない。その物の状態をよく把握している各自治体の担当部局がしっかり判断するしかない」と明かす。

 とはいえ、今年七月に出された最新の「指針」には、「本来廃棄物たる物を有価物と称し、法の規制を免れようとする事案が後を絶たない」と、汚泥とフェロシルトの関係に当てはまるような記述もあり、「自治体レベルで有害性の有無を厳密に判断するのは無理。とすれば国の機関で統一的な審査、認証を出すべきとの指摘は確かにある」(同省職員)という。

353片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/11(金) 00:50:37
 石原産業は一九六〇年代、三重県四日市市の工場から硫酸の廃液を垂れ流し、四日市海上保安部により摘発され、水産資源保護法違反などの罪で一九七一年に起訴され、その後有罪判決を受けた。公害で刑事事件に発展した初のケースで、その後の四日市公害訴訟を含む、いわゆる「四大公害訴訟」にいたる発端だった。同保安部の田尻宗昭警備救難課長(故人)は、公害Gメンとして知られるようになった。

 石原産業側はこう弁明する。「一部の社員が社会、安全、環境といった当社の社是に反するような行動をとって、このような問題を起こしたのは極めて遺憾。前回の四日市公害の教訓を結果的に生かせなかった。最終処分場の受け入れ能力に限界があり、また、問題のあった物質だけに処分場周辺住民の感情も厳しい。すべて処理するのに一年以上はかかる」

 四日市公害を記録する会代表の沢井余志郎氏(77)は「石原産業はかつて刑事責任まで追及されたのに、まったく懲りないし反省がない。三重県はかつて深刻な公害を経験した自治体として認識が足らない」と行政にも注文を付ける。

 中部大の谷山鉄郎教授(環境科学)は「六価クロムは汚染物質でも特に農作物に影響がある。石原産業が産廃という認識を隠してリサイクル品として販売したなら、大変な犯罪だ」と厳しく批判する。

 フェロシルトが最も多く使われた愛知県瀬戸市は愛知万博瀬戸会場があった地だ。

 同県の環境保護団体「ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク」の吉川三津子代表は「瀬戸は六十カ所の処分場を抱える国内でも有数の産廃銀座。私たちは三年前から、愛知万博は産廃に囲まれて開催されるということを訴えてきた。なぜ今になって行政や石原産業の動きが激しくなってきたのか不思議だ。万博終了を待っていたのかと勘ぐりたくなる」と強調し、こう訴える。「万博では酸化チタンによる光触媒で建物が汚れない、環境に優しいとピーアールしていた。しかし、まさにその足元で、酸化チタン製造過程で出たフェロシルトが大量に使われていた。究極の矛盾だ」

 ◆メモ <フェロシルト>

 石原産業が開発した埋め立てや造成で土砂の替わりに使う埋め戻し材。主な原料は、同社四日市工場で、冷蔵庫や建材を白色にするための顔料となる酸化チタン製造過程でできる硫酸廃液を固めた汚泥。英語の「フェライト」(地鉄)と「シルト」(砂と粘土の間の細かさの土)を組み合わせた造語。

354片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/11(金) 00:55:45
>>350
手腕は認められていたが敗れた旧佐賀市長。
自公候補に圧勝した越前市長(旧武生市長)。
惜敗の前八戸市長。

福島市長がどれにイメージ近いかといえば八戸市長かな。素人目で。
地方にも自公協力が浸透してきていますね。構図が近づくのは偶然でもないでしょうね。

355小説吉田学校読者:2005/11/11(金) 01:13:47
>>351-353
公害Gメン田尻宗昭氏ですなあ。
田尻氏といえば石橋政嗣・・まあ古いこと。
前述の「四日市ぜんそく」を「四日市公害訴訟」に訂正いたします。

356片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/12(土) 00:58:03
合併選挙(下) 激戦1年で「大与党」出現  朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=6050

 新高岡市長選は、昨年5月の旧市長選で初当選した橘慶一郎氏(44)だけが立候補を表明している。
 「あんな激しい選挙は二度とないだろう。高い投票率で、予想外の大差がついた」。向井英二氏(59)に約1万票の差。選対本部長で旧市議会保守最大会派・自民クラブの磨伊義広会長がいう。「あの得票差がなければ情勢は違っていたかもしれない」
 元自民党県連幹事長の向井氏と商工会議所副会頭だった橘氏とが一騎打ち。保守分裂となり市議会自民クは向井派と橘派に真っ二つに分かれた。民主と公明は向井氏を支持・推薦、社民は地元市議らが橘氏を支持した。
 1年後の今年6月5日。橘氏後援会の総会が高岡商工ビルで開かれた。400人以上がホールを埋め、石井隆一知事も講演に駆けつけた。

 合併直前の市議25人のうち、公明2人を含む計20人が後援会役員に就任。社民3人も支援議員として名を連ねた。保守は一本化、公明、社民を巻き込んだ「大」橘与党体制が生まれた。
 民主党県連政調会長の山上正隆県議は「橘氏は公平、市民本位の市政をしている」。公明党県本部の樋詰和子副代表も「ビジョンをもって高岡の活性化に取り組んでいる」という。両党も自民党も今回の合併市長選で橘氏を推薦決定した。
 向井氏は転身。9月の衆院選で3区の民主党公認で立候補したが、落選した。これで「対立候補の芽がなくなり、相手は共産党だけで負けはなくなった」と自民党市連の役員の1人は分析する。

 その共産党は前回旧市長選に続き、今回も候補擁立を断念。「突然の衆院選で候補者選考ができなくなった。市議選を最優先させる」。共産は昨年の南砺市議選で議席確保できないなど合併市の選挙で退潮が目立つ。「市長、市議選を両方やるには運動員が倍必要。今は力不足だ。でも橘市政への批判姿勢は変えない」と金平直巳・呉西地区副委員長。
 橘氏は、北陸新幹線、福岡町との合併実現、総合斎場建設問題の解決を「最重点」としてきた。前任者の佐藤孝志氏から引き継いだ事業だ。
 そのうち総合斎場は前市政の「負の遺産」と呼ぶ人がいる。用地選定の手法などを巡って反対・慎重派住民と市の対立は深刻化、建設が見込み通りいかなかった。

 橘氏は「対話」を前面に積極的に現地に足を運んだ。事前協議も含め約40回慎重派住民と話し合い、市の姿勢に問題点があったことも認めた。1年かけた結果、住民側は計画を聞く姿勢に転じた。「粘り強い。斎場問題に誠意がある」と松崎義彦・社民党高岡支部副代表。ただ、今後注文もつけるとも付け加えた。
 市民との「タウンミーティング」も進めた。学校区ごとの集会に加え、女性団体、障害者などの分野別の集会も開いた。計43回延べ4000人の市民が参加した。
 向井氏の参謀格だった1人は舌を巻く。「人の意見を聞く。要望を実現するお土産も忘れない。相手を取り込むしたたかさがある。もっと橘カラーを出してもいい」

 「地域選出の議員は地元要望のパイプ役。市長に直訴するシステムが定着すると議員は困る」。橘氏を支える保守の長老旧市議から「橘流」にくぎをさす声も出る。
 橘陣営は26カ所に後援会支部を立ち上げた。が、合併した旧福岡町の支部結成は間に合わず、旧市議に相乗りする態勢だ。出陣式以外、大規模な集会や演説会は予定していないという。(岡田宙太)

(11/11)

357片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:02:53
逢坂ニセコ町長が国政に転出してしまいましたが、新たな地方自治のスターになるか?

恵庭市長に新人の中島氏  2005/11/14 07:40
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20051114&amp;j=0023&amp;k=200511133037

 【恵庭】任期満了に伴う恵庭市長選は十三日投票、即日開票の結果、新人で前恵庭市議の中島興世氏(59)=無所属=が、現職の黒氏博実氏(59)=無所属、自民推薦=を破り、初当選した。

 恵庭市長選は前回が無投票だったため、黒氏氏が初当選した一九九七年以来八年ぶり。

 当日有権者数は五万三千三百六十七人で、投票者数は三万二千四百三十六人。投票率は60・78%で、九七年の投票率を8・08ポイント下回った。無効票は三一九。

 中島氏は、同市が計画する西島松北地区の公園開発の賛否を問う住民投票条例案が否決されたことを受けて出馬。地方自治の理念と、恵庭の自立を訴えた。

 組織や政党に頼らずに、「公園開発か、子どもを大切にする市政か」と、二者択一の投票を呼びかけ、札幌のベッドタウン・恵み野地区や女性を中心に広く浸透した。

 黒氏氏は、八年間の実績と幅広い分野の政策を掲げ、自民党、経済界の支援をバックに組織戦を展開し、「(国、道との)連携か、孤立か」と訴えたが、支持を固めきれなかった。

 ◆恵庭市長選開票結果

当18,146中島 興世 59 無新
 13,971黒氏 博実 59 無現(自推)

なかじま・こうせい
 無職(市議、市農業委員会事務局長、市立図書館長)北大法学部卒、本籍恵庭市、当1

358片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:10:58
奇妙なくらい圧勝。よくわからないな福島は。

瀬戸氏実績訴え再選/福島市長選
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=7810

 福島市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、現職の瀬戸孝則氏(58)=無所属、民主・社民推薦=が、新顔の保育施設経営法井太閤(本名・宣弘)氏(60)=無所属=、新顔の元市議会議長横山俊邦氏(57)=無所属、自民推薦=、新顔の共産党福島相馬地区副委員長山田裕氏(50)=共産党公認=の3氏を破り、再選を果たした。行財政改革や子育て支援などが争点となった選挙戦を、現職の強みと組織力を生かした戦略で乗り切った。当日有権者数は22万9022人。投票率(前回54.64%)は53.86%だった。

 瀬戸氏は、市内各地区で後援会を組織して票を固めた。選挙戦で、前任者が残した大型事業を見直して財政再建の見通しをつけたとして、1期目の実績を強調。今回は行財政改革について、市職員の待遇を見直すなどの政策を打ち出し、支持を広げた。

 同氏は、民主、社民両党のなどの県議3人、市議20人による議員団から支援を受け、連合福島からも加盟単産レベルで支援を受けた。また、県医師連盟市支部など有力団体の推薦もまとめた。

 今回、前回選挙で当選の原動力となった共産党の推薦は求めず、保守支持層からの支持確保に努めた。選対本部長の望木昌彦県議は、自民党に離党届けを提出して同氏を支援。自民支持層の票も取り込む結果につながった。

 一方、横山氏は、資源ごみ収集業務や学校給食センターの民営化などの行財政改革、伊達郡9町との合併構想などを訴えた。同氏を当初から支援したのは、自民の県議1人と市議6人だけ。選挙戦後半に入ってから、党本部からの指示で、同党県議の大半が支援に動いたほか、平沢勝栄衆院議員ら国会議員も連日応援に駆けつけた。それでも、足元の自民票を固めきれなかった。

 また、市職員労働組合など現市政を支える勢力との対決する姿勢を強調し、無党派層への浸透を図ったが、支持は広がらなかった。

 法井氏は、子供や高齢者のいる家庭への給付金事業など独自の福祉政策を訴えたが、市民に浸透しなかった。

 山田氏は水道料金値下げなどで「市民の暮らしを守る」と訴え、また市業務の民営化の流れに異議を唱えた。だが、支持は広がらなかった。

 《解説》各陣営が「政策本位」をうたう選挙戦だったが、最後は、瀬戸氏が「血と汗と涙でつくった」と誇る地区後援会の組織力が勝った。

 同氏は総決起大会を開かず、地区ごとのミニ決起集会を、計12回開催した。対決する横山氏が自民の組織的支援を受け、壇上に国会議員がずらりと並ぶ総決起大会を開くのと比較されるのを避けた形だが、結果的に計約6000人以上を集めた。

 9月の時点から、前回推薦を受けた共産との関係を見直し、自民に接近した。自民からの推薦は逃したものの、同氏の支持者の間に前回のような動揺は見られず、「一枚岩の後援会組織」(陣営幹部)となった。

 一方、9月の衆院選に続く「自民の風」を期待した横山氏だが、自民支持層をまとめきれず、無党派層にも浸透しきれなかった。

 同氏は「改革を進める福島市民の会」の公募に応じる形で立候補を表明し、当初は「政党の推薦は受けない」とした。しかし、フタを開けてみれば、陣営は自民一色。立候補の過程で不透明ととられたことが、かえって一部の同党支持者に不信感を呼んだ。

 瀬戸氏は選挙戦で、行財政改革を前面に出した横山氏に合わせるかのように、市業務の民営化推進、市長および市職員の給与・手当の見直しなどに言及した。市政の現状に対する市民の不満を察知してのことだろう。

 だが、行財政改革の実現には、市職員労働組合など、今回の当選を支えた団体と是々非々で向き合う姿勢が求められる。

 市政改革を託した一票にどう応えるのか、2期目の課題は重い。
(上原佳久)
(11/14

359片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:14:12
杉村タイゾウ氏敗北。

宮古島市長に伊志嶺氏/合併後初選挙
下地氏に413票僅差/反自公で支持広げる
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200511141300_03.html

 五市町村の合併に伴う初の宮古島市長選は十三日投票、即日開票され、前平良市長の伊志嶺亮氏(72)=社民、社大、共産、民主、自由連合推薦=が一万八千三十三票を獲得し、元宮古支庁長で前城辺町助役の下地敏彦氏(59)=自民、公明推薦=に四百十三票差で当選した。伊志嶺氏は、合併前の旧平良市長を三期十一年間務めた実績に加え「平和で豊かな宮古島づくり」を掲げ、従来の保革の枠組みを超えた「反自公」で支持を広げ、接戦を制した。
 「反自公」を基軸にした伊志嶺氏の当選は、来年十一月の知事選に向け、今後続く県内各首長選にも影響しそうだ。

 当日有権者数は四万二千百五十七人で、投票率は85・86%。有権者の六割を占める合併前の旧平良市で過去最低だった二〇〇二年の同市長選(82・76%)を3・1ポイント上回った。

 伊志嶺氏は、国際交流センターの整備などで、下地島空港の平和利用を強調。観光協会への市職員派遣などによる観光産業の体制強化や「開かれた市政の実現」を訴え、有権者の共感を得た。九月の衆院選後は、沖縄1区で当選した宮古出身の下地幹郎氏(無所属)が支持を表明、保守支持層にも食い込んだ。

 一方、下地氏は自民、公明の推薦を受け、県宮古支庁長などの行政経験や国・県とのパイプによる経済の活性化を訴え、終盤で激しく追い上げたが、序盤の出遅れを最後まで取り戻せなかった。

宮古島市長選得票数
当 伊志嶺 亮氏 18,033 票  (社民、社大、共産、民主、自由連合推薦)
  下地 敏彦氏 17,620 票  (自民、公明推薦)
選管最終 投票総数 35,653
投票率 85.86% 無効 542

「実績への評価」

 伊志嶺亮氏の話 旧平良市長としての実績、力量が受け入れられた。米軍普天間飛行場の県内移設など、国民や県民に負担を押し付ける勢力への懸念が市民に強かったと思う。県内政局を動かす第一歩になる。財政は厳しいが優先順位を決めて選択、決断していく。

 伊志嶺 亮(いしみね・あきら)1933年生まれ。琉球政府立宮古南静園長、宮古保健所長、宮古病院長などを経て、94年から旧平良市長を3期。岡山大学医学部卒。旧平良市出身。

360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:18:55
分裂選挙だったのか。

初代西脇市長に来住氏
http://www.kobe-np.co.jp/senkyo/2005/1113nishiwaki.html

 兵庫県多可郡黒田庄町と西脇市が合併して10月1日に発足した新「西脇市」の市長、市議選が13日投開票され、市長選は、旧西脇市助役の来住寿一氏(61)=無所属=が、刺しゅう縫製会社社長、芦田忠氏(60)=同、自民推薦=を大差で破り、初当選した。投票率はいずれも72・28%。

 市長選は来住氏を自民党の衆院議員や地元の一部党員が応援。芦田氏には同党の県議と他の衆院議員らが応援に駆け付けるなど保守層を二分する激しい選挙戦となった。

 来住氏は旧西脇市での行政経験38年間の実績を強調、各種団体や自治会など幅広い支持を得た。来住氏は「合併協議を守り、市民主役のふるさとづくりで、まちに活気を取り戻したい」と話した。

 一方、24人が立候補した市議選では、20人の新市議が誕生した。

当 16,321 来住 寿一 (きし じゅいち) 61 無新
9,174 芦田  忠 (あしだ ただし) 60 無新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051107-00000197-mailo-l28

 ◇新市の運営、防災対策は−−西脇市長選
 西脇市長選は、新市の運営や街づくりの方針のほか、昨年10月の台風23号で大被害を受けたことから、防災対策も主な争点となっている。
 来住寿一候補は午前9時から出陣式。内橋直昭・旧西脇市長や、党の推薦に反して井上喜一衆院議員(自民)が応援に駆けつけた。約600人の支援者を前に、長年の市職員経験をアピール。選挙カーで市内をくまなく回った。
 11年前の旧西脇市長選に立候補し、2度目の挑戦となる芦田忠候補は、民間感覚での行財政改革を公約に掲げる。午前10時過ぎに約200人を前に第一声。その後選挙カーで市内を回り、午後7時半からは地元で個人演説会を開いた。
 一方、市議選には旧西脇市議17、旧黒田庄町議7の計24人が立候補。少数激戦となり、各陣営は早速市内を巡回した。
 期日前投票は12日まで。午前8時半〜午後8時、市役所1階ロビーと、黒田庄地域総合事務所1階ロビーで。投票は13日午前7時〜午後8時、市内33カ所であり、即日開票される。5日現在の有権者数は3万6468人。【酒井雅浩】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補者の第一声(届け出順)
 ◇市民主役の街づくりを−−来住寿一候補
 長年行政に携わってきて、直接市民と触れ合える仕事に喜びを感じている。市の直面している課題も熟知している。地域に根ざした福祉システムや子育て支援センターなど、市民が主役となれる街づくりに取り組みたい。合併協議を進めてきた一人として、協議での約束ごとをしっかり引き継ぎ、実りある合併にする責任がある。西脇にとって重要な節目に、先頭に立って、「人、地域、産業が元気な街」に生まれ変わるべく、大好きな古里のために精いっぱいがんばりたい。
 ◇業務の民間委託を推進−−芦田忠候補
 市長選に立候補した11年前から、市は何も変わっていない。合併は合理化の大きな機会なのに、現状を考えると、このままでは行財政改革は進まない。市長給与を削減し、収入役は廃止する。業務の民間委託、市役所の機構改革に取り組み、歳出減に努める。助役が市長になる流れが続き、街は行き詰まってしまった。市職員出身者が市長では何も変わらない。民間の感覚に市議時代の経験を加えて、市役所を変える。今こそしがらみを一掃、市民のもとで街づくりを進める機会だ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇西脇市長選立候補者(届け出順)
来住寿一(きし・じゅいち) 61 無新
 [元]旧西脇市助役[歴]旧西脇市生涯学習推進室長・教育部長・福祉生活部長▽甲南大
芦田忠(あしだ・ただし) 60 無新
 [元]旧西脇市議会副議長▽縫製刺・会社社長[歴]ゼンセン同盟播労連書記長▽中町中=[自]

361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:21:40
共産首長に合併の波 県内では福崎町だけに
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00043980sg200512141000.shtml
2005/11/14

 共産党員の首長が「平成の大合併」の影響で減少する中、全国最多七回当選の兵庫県の旧佐用郡南光町長、山田兼三氏(57)が十三日、周辺三町との合併で十月に発足した新「佐用町」の町長選で落選した。党は「絶対に負けられない選挙」と位置付け運動を展開したが敗れ、県内の共産党員の首長は神崎郡福崎町長だけになった。

 兵庫の共産党員首長は今年三月には、全国最多の四人(旧南光町、福崎町、旧多可郡黒田庄町=現・西脇市、旧出石郡出石町=現・豊岡市)だったが、四月以降の合併で、単独路線の福崎町以外の三人は失職。豊岡、西脇市長選は立候補を見送った。

 このため、佐用町長選は党が支援者を大量動員して運動を展開。これまでと同様、無所属で立候補した山田氏自身は、高齢者の外出支援など七期にわたる実績を強調したが、旧町長三人による激戦の中でいま一歩及ばなかった。

 山田氏はこれまで、党派色を薄め、住民投票結果で合併推進派に回るなど地元重視の姿勢で支持を受けてきたが、党勢が衰退する中、合併による町域拡大がマイナスに働いた面もあるとみられる。

 全国では今年三月、共産党員の首長が十三人いたが、合併に伴って六人が失職。合併後の秋田県湯沢市で新たに誕生し、現在八人。

362片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:34:53
>>358
あんまり政党名にこだわらないのかね、福島は。

’05福島市長選:瀬戸孝則氏、圧勝で再選 市議補選、新議員2人決定 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051114-00000125-mailo-l07
 ◇新人3候補破る
 任期満了に伴う福島市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、現職の瀬戸孝則氏(58)=無所属、民主、社民推薦=が、いずれも新人の▽前市議会議長の横山俊邦氏(57)=無所属、自民推薦▽党県委員の山田裕氏(50)=共産▽保育施設経営の法井太閤氏(60)=無所属=の3人を破り、再選を果たした。当日有権者数は22万9022人。38年ぶりに4人が立候補したが、投票率は53・86%(前回54・64%)と過去3番目の低さだった。【岩佐淳士、西嶋正法】
 ◇自民支持層にも浸透
 再選を果たした瀬戸氏は、福島市本内の事務所で「少子高齢化社会に向け、きちんとした福祉政策に取り組みたい」と抱負を語った。
 行財政改革については「職員給与(見直し)は国の動きもあるので検討する。職員数削減などで4年間で25億円の財源を作る」と述べた。また合併問題は「市民への行政サービスが下がらないか調べるのに時間がかかったが、下がらないのが分かったので進めたい」と飯野、川俣両町との合併協議を推進する考えを示した。
 瀬戸氏は、政党の推薦に加え、県医師会やJA新ふくしまなど従来の自民党支持層を含む300近い各種団体の支持を得た。さらに、市内にきめ細かく築いてきた70の地区後援会が組織力を発揮。自民党県議4期で県連総務会長も務めた経歴もあり、推薦を受けられなかった自民党支持層も取り込み、市内全域に浸透した。市長1期の知名度もあいまって、無党派層の獲得にも成功した。
 また、自民党系市議6人を含む市議の半数を超える21人が瀬戸氏支持に回ったことも大きく、選挙戦は終始優位な情勢だった。
 一方、横山氏は「小泉改革」をもじり「横山改革」を打ち出し、衆院選で自民党が大勝した勢いを生かし、自民党色を前面に押し出した。しかし、一部の自民党県議、市議が瀬戸氏支援に回ったのが痛かった。敗戦の弁では「訴えたことを相手にまねされた。掲げた政策が市民に浸透しなかった」と振り返った。
 山田氏は、衆院選に続いての出馬という知名度を生かせず、法井氏は独自の選挙戦を挑んだが、及ばなかった。
 ◇乱戦も投票率伸びず−−構図に新鮮味欠ける
 福島市長選の投票率は53・86%と前回の54・64%を0・78ポイント下回った。38年ぶりに4人が立候補する乱戦となった割には市民の関心は高まらなかった。
 過去の投票率を見ると、79年までは常に80%台以上だったが、85年に65・88%まで下がり、過去3回は、93年が最低の41・92%、97年は43・56%、前回01年は54・64%とやや持ち直していた。
 投票率が伸びなかったのは、瀬戸氏と横山氏がともに自民党の地方議員出身で、対決構図そのものが、有権者にとっては新鮮味がなかったことが一因とみられる。
 さらに、両氏の間で明確な争点になることも予想された周辺自治体との合併問題で、瀬戸氏が慎重姿勢を軌道修正し、対立軸がぼやけたことも影響しているようだ。【西嶋正法】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇新議員2人決定−−福島市議補選
 辞職などに伴う福島市議補選(改選数2)も13日投開票され、新議員2人が決まった。
 当日有権者数は22万9022人、投票率は53・84%だった。【西嶋正法】
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 ■解説
 ◇揺るがぬ政治姿勢を
 38年ぶりに4人が立候補した選挙戦だったが、今ひとつ盛り上がりに欠ける中で瀬戸氏が再選を果たした。
 推薦を受けられなかった自民党支持層を取り込んだうえ、対立候補が強調する行財政改革に対し、告示日には職員給与や手当の見直しに言及、争点化を巧みにそらすしたたかな戦術も奏功した。
 選挙戦は事実上、自民推薦の横山氏との一騎打ち。ただ、ベテラン市議だった横山氏は「改革」を唱える候補者としては新鮮さに欠けた。さらに、個性の強いイメージが裏目に出たのに対し、「温かみのある改革」を唱え、よりソフトなイメージの瀬戸氏が有権者に受け入れられた形だ。

363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/15(火) 01:35:20
 ただ、瀬戸氏が「ローカルマニフェスト」として示した政策は、相手候補の主張を取り込んだ印象も受け、「マネフェスト」と横山氏陣営から揶揄(やゆ)された。行財政改革で、職員給与の見直しを訴えたほか、以前は慎重だった合併問題では、推進姿勢に軌道修正した。選挙戦で争点が先鋭化するのを避け、組織力を生かした戦いを優位に進めようとする陣営の思惑が透けて見えた。
 訴えたことが、選挙に勝つ戦術に終わっては有権者は納得しない。行財政改革や地域経済活性化、少子高齢化など県都は多くの課題を抱え、2期目は瀬戸氏の真価が問われる4年間になる。
 行財政改革、特に職員給与、手当の見直しを市職労の支援を得た中で実効性のあるものにできるのか。合併問題への姿勢が再び後退することはないのか。瀬戸市政の方向性はまだぐらついた印象だ。具体的な政策を通じて、市民に自らの揺るがぬ政治姿勢を伝える必要がある。【岩佐淳士】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 75250 瀬戸孝則 58 無現
  35332 横山俊邦 57 無新
   6591 山田裕  50 共新
   4943 法井太閤 60 無新
(無効1232)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇福島市長略歴
瀬戸孝則(せと・たかのり) 58 無現(2)
 市長▽全国治水期成同盟連副会長▽県市長会副会長[歴]県議会副議長▽自民県連総務会長▽早大=[民][社]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇福島市議補選開票結果
 (改選数2―4)
当 46357 石原洋三郎 32 民新(1)
当 40623 渡辺あゆ美 33 自新(1)
  21015 大平洋人  40 無新
  10304 野崎勇雄  51 共新
 =選管最終発表

11月14日朝刊
(毎日新聞) - 11月14日16時15分更新

364片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/17(木) 02:08:52
選挙:熊本・相良村長選 拘置中に再選−−贈賄罪に問われ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20051114ddm041010201000c.html

 02年の助役選任を巡る汚職事件で今年1月に現職村長が逮捕された熊本県相良村で13日、任期満了に伴う村長選が投開票され、贈賄罪に問われ拘置中の無所属現職、矢上雅義被告(45)=公判中=が2人の新人候補を破り再選を果たした。拘置中の候補者の当選は異例。無罪を主張している矢上被告の拘置は当面続く見通しで、9カ月半を超えた村長不在の異常事態はなお続くことになった。得票数は、矢上被告1911票▽前村副議長、小村仁氏(50)1661票▽元日本道路公団職員、梅山巧氏(69)268票。投票率は87.97%。

 03年4月の和歌山市議選で、収賄罪に問われ拘置中の元市長が立候補しトップ当選した例などがあるが、首長選では「データがないので分からないが、少なくとも聞いたことがない」(総務省選挙部)。

 相良村内では、93年衆院選で新党ブームに乗り国会議員となった矢上被告の人気がいまだ高く、「被告は政敵にはめられて逮捕された」との同情論も根強い。

 公選法上、公職者が収賄罪に問われ有罪が確定すれば被選挙権を失い失職するが、贈賄罪での起訴を同法が想定しておらず、執行猶予付きの有罪判決なら、法律上は村長職にとどまることが出来る。

毎日新聞 2005年11月14日 東京朝刊

365片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/17(木) 02:21:02
まぁこれはなかなか面白いかも。

下田氏、現職と対決/弘前市長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1116/nto1116_5.asp

 来春の市町村合併後の弘前市長選が約五カ月後に迫る中、前回市長選で現職・金沢隆市長と僅(きん)少差での一騎打ちを演じた民主党の下田敦子参院議員は十五日夜、弘前市内のホテルで「新弘前市を考える集い」と銘打った会合を開き、現市政との対決姿勢を強調した。同市長選には、既に同市選出の相馬〓一県議が起意表明しており、十二月議会で出馬表明するとみられている金沢市長に対抗する動きが顕在化、市長選へ向けた動きが激しさを増してきた。

 同日の「集い」には、公募による市長選候補者の擁立を目指す「マニフェストを提案する弘前市民の会」の今薫副代表、先の衆院選で国民新党・津島恭一氏の選対本部長を務めた蒔苗宏元市議ら十二人が参加。下田議員は「民主党としての集まりではなく、この地域の改革を進める場にしたい」と呼び掛けた。

※〓は「金へん」に「昌」

366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/17(木) 02:24:40
もともとの話が難しい上に、記事も歯切れが悪い。

検証・酒田市長選:/上 民主迷走 阿部氏との関係で思惑も /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000070-mailo-l06

 合併新市初の酒田市長選は、旧酒田市長の阿部寿一氏(46)が初当選した。旧市の市政運営への批判はあったが、新しいまちづくりを足踏みさせてはならないという市民意識が、阿部氏を選択したともいえる。選挙は厚い布陣で展開した阿部氏に対し、元横浜家裁事務官の岡崎理香氏(45)を推薦した民主党の迷走が目立った。【粕谷昭二】
 6日の阿部氏出陣式。安達忠一・連合山形会長は「この布陣を見ると、敵は陣営の中にある」と語気を強めた。連合山形は前回同様、阿部氏を推薦したが、民主党が阿部氏から岡崎氏推薦に回ったことへの複雑な心中を表したものだ。
 安達会長は「そうした党を支えなければならないところに連合のつらさがある」とも話す。
 民主党県連(会長・近藤洋介衆院議員)が、「必勝に向け、党一丸で取り組む」と、岡崎氏推薦を決めたのは先月24日。党第3区総支部の論議を尊重したものだが、支部段階では推薦と自主投票で意見が割れていた。阿部氏との関係を重視する県議や市議候補らの思惑も絡んでのことだ。
   ◇   ◇
 支部常任幹事の旧酒田市議は「阿部氏の連合への推薦依頼は知っていた。歩調を合わせようとの意見もあったが、同氏の政治姿勢から支部として推薦の選択肢はなかった」と話す。理由は国政や統一選での阿部氏の応援姿勢、民主系市議会会派との連携が不十分であることなどを挙げる。
 推薦しながら、事務所開き、出陣式、総決起大会と、「党の顔」となる幹部の出席がないことに岡崎事務所の不満が募った。「あいまいな推薦より、一党一派に属さない選挙戦にする」(佐藤一憲後援会長)として、同事務所は「推薦を遠慮する」旨の文書を2度、県連に送り付けた。
 近藤会長が岡崎事務所に顔を出したのは、選挙戦も1日を残す11日午後。「当選を期して頑張ってほしいと激励に来た。(表立った活動・支援がないことと推薦の重さについて)推薦といっても僕ら(党)は応援団だから、日程の調整がつかなければ出来ない物事もある」。近藤会長の説明は歯切れが悪い。
   ◇   ◇
 阿部氏の個人演説会では、応援弁士に立った民主党支部幹部の市議候補が、「酒田を思う岡崎氏には敬意を表するが、一部の者で市政を牛耳ろうとする、前回と同じ応援部隊の選挙構図では駄目だ」と、岡崎氏側を痛烈に批判。選挙後、阿部氏の祝勝会場に民主支持者が顔を出すなど同党のねじれぶりをのぞかせた。
 選挙戦最終日の12日。繁華街で寒河江政好・公明党県本部代表がマイクを握り、「酒田市に大きな変革をもたらそう」と岡崎氏支援を訴えた。前回の市長選で公明は自主投票。寒河江氏は「私が来たことは推薦に近い意義を持つ」。また前回、阿部氏を推薦した社民党は「推薦しない意味を(阿部氏は)重く受け止めてほしい」と、自主投票を決めた。
 自民・公明両党の衆院議員が岡崎氏応援に来酒したことも、民主迷走の一因とされるが、党県連幹事長でもある和嶋未希県議(3区支部副代表)ら幹部が、表舞台に出ることはなかった。和嶋県議は「(岡崎事務所から)要請があれば応じるよう、近藤会長の指示を受けたが、要請はなかった」と話し、市議候補の選挙カーに乗っても「市長には岡崎候補を」との声を発することはなかった。

11月15日朝刊
(毎日新聞) - 11月15日16時10分更新

367片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/17(木) 02:26:02
>>362-363
福島市長選 現職に大敗 自民「追い風」に乗れず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000010-khk-toh

 13日に投票が行われた福島市長選は、現職の瀬戸孝則氏(58)=民主・社民推薦=が、前市議会議長の横山俊邦氏(57)=自民推薦=ら3新人に大差をつけ、再選を果たした。瀬戸氏と横山氏の事実上の一騎打ちと見られたが、瀬戸氏が自民党の支持団体からも支援を取り付け、横山氏が狙った「党営選挙」は宙に浮いてしまった。9月の衆院選以降、地方選挙でも勝利を重ねてきた自民党は、「追い風頼み」の戦術の限界を突き付けられる形となった。(福島総局・菊池春子)

 「こんなに差がつくとは思わなかった。県都福島で負けたショックは大きい」。13日夜、横山氏の事務所で結果を見守った自民党福島県連の遠藤忠一幹事長は、肩を落とした。約7万5000票を獲得した瀬戸氏に対し、横山氏は約3万5000票。予想外の大敗だった。

 自民党は党を挙げての選挙戦に持ち込む戦略だった。個人演説会では連日、国会議員らがマイクを握り、総決起大会には町村信孝前外相が駆け付けた。
 圧勝した衆院選での手法をまね、横山氏は「労組の支援を受ける現職に改革は不可能」と主張。選挙戦終盤には、ポスターを顔写真から行政のスリム化を訴える「改革マニフェスト」に張り替えて、「改革・自民」のイメージづくりに努めた。

 瀬戸氏は元自民党県議で、県医師会や地元農協などの自民系団体、一部の自民党県議や市議の支援を取り付け、早い段階から再選に向けて支持基盤を固めていた。
 重点公約には、妊婦検診費用の助成拡大や保育所の増設などの子育て支援策を掲げて「市長は市民がつくるもの」と強調、“市民党”の立場を印象付けた。

 横山陣営には保守分裂が致命傷だった。瀬戸氏の選対本部長を務めたのは自民党県議。横山氏支持の県議らが「党に弓を引いている」と、党県連に異議申し立てを行ったが、締め付けは、逆に瀬戸陣営の結束を強める結果にもなった。
 自民党のコスタリカ方式導入で、衆院選に党公認で初当選した亀岡偉民氏(福島1区)は、前回市長選で支持者らとともに瀬戸氏を支援。今回、自身は横山氏支援を標ぼうしたものの、瀬戸氏支持者が大半を占める自分の後援会を強引に動かすことはしなかった。

 自民党県連は、同様に保守系分裂となった4月の郡山市長選、9月のいわき市長選では、特定の候補を推薦していない。横山氏推薦の背景には、衆院選圧勝の勢いを市長選に持ち込み、地方選挙でも党の存在感を示したいとの焦りがあった。
 遠藤幹事長は「改革というだけでは有権者に訴えきれなかった。現職の生活密着の政策が、予想以上に浸透していた」と敗因を分析。自民党県議の1人は「ただ追い風に乗ろうとした。認識が甘かった」と振り返る。

(河北新報) - 11月15日7時6分更新

368片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/17(木) 02:27:01
>>357
選挙:恵庭市長選 中島興世氏、初当選 しがらみを徹底排除 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000065-mailo-hok
 ◇予想以上の大差で勝利
 13日に投開票された恵庭市長選は、市議1期の中島興世氏(59)=無所属新人=が、3選を目指した現職の黒氏博実氏(59)=自民推薦=を破る番狂わせとなった。組織に勝る黒氏氏有利との声が強かったが、「しがらみのない改革」を訴えた中島氏が有権者の共感を呼び、予想以上の大差で勝利をつかんだ。
 両陣営の“色”の違いは、例えば教育政策に見られた。中島氏は「教室に炊飯器を置き、炊きたてのご飯が食べられるようにします」と、保護者の視点から政策を訴えたのに対し、黒氏氏は「5年間で子どもセンター3館を建設」と従来型のハコ物行政から脱却できなかった。中島氏は「子ども連れの母親の反応がとても良かった」という。
 市職員だった中島氏は当時、一職員の立場でまちづくりの勉強会を立ち上げた経験がある。市議会では会派に属さず、“市民の視線”にこだわってきた。一方、黒氏氏陣営には、地元の町村信孝・前外相が全面支援。橋本聖子・自民道連会長、大野功統・前防衛庁長官らも駆けつけたものの、票には結びつかなかった。今回の結果について、8年ぶりの選挙だったことが響き(前回は無投票)、有権者の求める政策を読み違えたとの指摘があるが、陣営幹部は「今はまだ敗因を分析できない」と、ショックを隠し切れないでいる。
 最大の争点は西島松地区の「仮称・総合運動自然公園建設計画」の扱いだった。中島氏は「反対の意思表示が出た。計画は中止」と明言。予算編成段階の公開や常設住民投票条例の設置など新政策を発表し、8年間の黒氏市政からの脱却を明確にした。【水戸健一】

11月15日朝刊
(毎日新聞) - 11月15日16時0分更新

369片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/17(木) 02:29:31
>>364
選挙:相良村長選 再選の矢上雅義被告、拘置所から“喜びの声” /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000194-mailo-l43

 02年の助役選任を巡る汚職事件で贈賄罪に問われ拘置中の相良村長、矢上雅義被告(45)=公判中=が、再選を果たした13日の村長選から一夜明けた14日、接見した弁護士を通じて当選のコメントを発表した。
 コメントで、矢上被告は「必ず勝つと信じていた。腹の底からうれしい。支持者が私を信じて団結していただいた。感謝以外にない」と喜びを語った。「村の民意は、早期に村に戻り村長の職務を果たしてほしいということ。この民意に沿うよう最大限努力し、空白の期間を埋めるため、身を粉にして頑張りたい」と抱負を述べ、川辺川利水事業や財政再建に取り組む意欲を見せた。
 一方、村役場では14日朝、当選証書の授与式があり、選挙期間中、被告に代わってマイクを握った宮崎富生後援会長(67)が証書を受け取った。宮崎会長は「村民は村長の無実を信じて投票した。ただ、かなりの批判票もあった。今後村民のため公平な村政に努めてもらいたい」と語った。
 矢上被告の新しい任期は11月22日から。【阿部周一】

11月15日朝刊
(毎日新聞) - 11月15日17時46分更新

370片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/19(土) 12:26:05
関氏に抵抗勢力と闘う人というイメージもあんまりついていないと思いますが。
この記事が実情だとすれば考えすぎじゃないの。

抵抗勢力の烙印恐れる 関氏支持目立つ民主市議団
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000164-kyodo-soci

 出直し大阪市長選で、自主投票に回った民主党の市議が、自民、公明推薦の前市長、関淳一氏の支援に動きだしている。背景には、職員7000人削減など大胆な改革案を掲げる関氏を批判すれば“抵抗勢力”の烙印(らくいん)を押されるとの懸念がある。
 「関氏は自民党側の要求で仕方なく民主の推薦を拒んだだけ。民主は関氏の改革を支えてきた」。中堅市議は15日、後援会役員約90人を集めて関氏支援を要請した。
 民主党市議団の大半は関氏寄り。あるベテラン市議は「これまでの与党として関氏と信頼関係がある」と話すが、別の市議は「関氏と後援会員が重なる市議も多い上、『反関』では改革反対派とみられ自分の首を絞める。次の自分の選挙に不利だ」と本音を漏らす。
(共同通信) - 11月18日18時45分更新

371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/21(月) 21:32:30
分家・吉田・土井氏の争い 射水市長選告示 富山・北日本

 射水市発足に伴う市長選と市議選(総定数三五)は、二十日告示された。市長選は旧新
湊市長の分家静男氏(59)=片口=、旧大島町長の吉田力氏(58)=小林=、旧小杉
町長の土井由三氏(64)=橋下条=が立候補し、合併した旧市町の首長三氏による争い
となった。旧市町村の五選挙区で行われる市議選は四十九人が出馬し、すべて選挙戦と
なった。二十七日の投開票に向け一週間の舌戦に入った。

 市長選の立候補は午前八時半から射水市役所小杉庁舎で受け付け、午後五時に締め切っ
た。抽選で分家、吉田、土井候補の届出順になった。三候補は事務所前での出陣式後、選
挙カーで市内を回り、街頭演説やミニ集会で有権者に支持を呼び掛けた。

 分家候補は自民新湊市連の推薦を受け、地元新湊以外にも支援の輪を広げてきた。健全
財政の確保や富山新港の機能拡充、統合庁舎の建設などを中心に訴えた。

 吉田候補は自民射水郡連の推薦を得て、市内全域で開いてきた集会で政策の浸透を図っ
てきた。自治振興策の拡大や農業経営支援、漁業振興などを強調した。

 土井候補は一党一派に偏らない「市民党」の立場で、有権者との直接対話による活動を
重視。学童医療費の無料化拡大や地域審議会の活用などをアピールした。

 市長選は、旧五市町村が合併して誕生した射水市のかじ取りを決める選挙。行財政改革
や農水産業の振興、交通ネットワーク、各地の観光資源や伝統行事を生かした新市の街づ
くりなどが争点になる。

372片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/21(月) 21:33:00
3陣営、全市域走る 射水市長選ドキュメント 富山・北日本

 射水市長選は20日告示され、旧新湊市長の分家静男(59)、旧大島町長の吉田力
(58)、旧小杉町長の土井由三(64)の3氏が立候補した。それぞれが首長を務めた
旧市町の枠を越え広域的な集票力が問われる「未知なる戦い」(陣営幹部)の幕が切って
落とされた。

 午前七時。吉田候補は自宅近くの神社で必勝を祈願。「全力でラストスパートをかける
のみ」と静かに語った。同じころ、土井候補は、小杉の神社で祈願し「すがすがしい気
分」と話し、分家候補は「よし頑張るぞ、という気持ち」と一言残し、自宅を出た。

 同九時。今井(新湊)の吉田候補事務所前で、支援団体幹部らが顔をそろえ、出陣式が
始まった。「一人当たり三票集めてほしい」。団体代表者がげきを飛ばした。

 橋下条(小杉)の土井候補の事務所でも出陣式が開かれた。選対幹部が「投票日は皆さ
んと共に万歳したい」と力を込めた。

 一時間後、吉田陣営から北にわずか二百メートルの分家候補の事務所前。出陣式が始ま
り、新湊の県議や旧市議らが新湊地区の結束をアピールした。自治会幹部は「天下分け目
の戦いに勝つ」と闘志を示した。

 出陣式を終えた三候補は選挙カーに乗り込み、街頭活動へ。分家、吉田候補は午前中、
ともに最大票田の旧新湊を回り、火花を散らせた。

 吉田候補は街頭演説で「我々は旧射水郡になかった新湊の魚を手に入れた」と強調。そ
の横を、「心を一つにして新市発展のため頑張ろう」と訴える分家候補の選挙カーが通り
過ぎた。

 同じころ、土井候補は地元の旧・小杉から大門を巡回。ショッピングセンター前で「行
政のスリム化により住民サービスを向上させる」と訴えた。

 午後三時半。分家候補は小杉の街頭演説で「(新湊出身者が多い)小杉と新湊は運命共
同体」と、親近感をアピール。吉田候補も「小杉に富山大の漢方診療所を誘致したい」と
私案を披露した。

 そのころ、土井候補は他の二候補と入れ替わるように新湊へ入り、「水産資源を生かし
た観光振興に取り組みたい」とボルテージを上げた。

 陣営幹部の一人は「三候補とも初日から動きがめまぐるしい。互いの地盤に食い込む動
きはさらに活発化する」と語った。

373片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/25(金) 23:50:53
前職の関氏が支持拡大 大阪市長選27日投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000155-kyodo-pol

 出直し大阪市長選は27日投票、即日開票される。立候補しているのは無所属新人で元会社員の松下幸治氏(33)、無所属前職の関淳一氏(70)=自民、公明推薦、無所属新人で元大阪市議の姫野浄氏(70)=共産推薦、無所属新人で元民主党衆院議員の辻恵氏(57)の4人。
 関氏は、7000人以上の職員削減などによる財政再建や、“蜜月”とやゆされた労使関係の正常化をアピール。自公両党など組織票に加え、知名度を生かして幅広い層に支持を広げ優位に立つ。
 辻氏は、ヤミ年金など職員厚遇問題を受け「市長と議会、労組のなれ合いとしがらみをリセットする」と強調。告示4日前の出馬表明で準備が遅れ、懸命に巻き返しを図っている。
 姫野氏は、共産支持層を固めるが、支持に広がりがない。
 教育改革などを訴える松下氏は苦しい戦い。
(共同通信) - 11月25日17時51分更新

374片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/10(土) 17:20:24
民主27日に意見集約/弘前市長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1207/nto1207_3.asp

 来春の市町村合併に伴う弘前市長選について、民主党県連副代表の下田敦子参院議員と同幹事長の今博県議らが六日、青森市内で会談し、独自候補擁立の可否を含めた対応を、二十七日の県連常任幹事会で集約する方針を確認した。

 弘前市長選について同党県連は、現職・金沢隆市長の対抗馬擁立を目指し、地元の下田副代表の意向を尊重しながら人選を進めているが、絞り込みには至っていない。

 県議会の民主党系会派・新政会の斗賀寿一会長を交えた会談の後、取材に応じた今幹事長は「来年四月と見込まれる市長選まで時間的余裕はない。下田副代表を中心に地元の考えを集約し、年内には県連としての対応を決めたい」と説明。人選については「近く出馬表明する現職、出馬の意向を示している西谷洌県議、相馬〓一県議の動向を分析した上で、われわれからも(候補を)出すべきか、違う支援の形があるのかも含め、慎重に対応する」と語った。

※〓は「金へん」に「昌」

375片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/10(土) 17:23:11
保守陣営、不協和音/沖縄市長選 一本化難航
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200512081300_02.html

 来年四月に予定される沖縄市長選挙で、保守系候補者の人選作業が、一本化の直前で揺れている。候補者を決定する選定委員会が出馬に意欲を見せていた四氏から二氏を絞り込んだことに、人選に漏れた候補予定者が「一方的」と反発。単独出馬の構えも見せており、収拾の見通しは立たない。選定方法をめぐって公明から不満の声が挙がり、自公協力のきしみも表面化している。選定委は十日に候補者を決定する方針だが波乱含みだ。(中部支社・与儀武秀)
 「決定は一方的。結果は承服できない」。今月五日の市議会本会議。候補者選定から漏れた議長の浜比嘉勇氏(59)が議長席から選定委の人選に不満を表明した。

 浜比嘉氏は「選定委から選考過程の説明もなかった。過去の市長選や市政運営でも中心的な役割を果たしてきた」と実績を強調、一歩も引かない姿勢を示した。

 後日、選定委員で自民党県連の小渡亨総務会長が「候補から降りてほしい」と説得したものの、「決定は不満」と拒否、単独出馬も辞さない構えだ。

 保守陣営の候補予定者は市議の桑江朝千夫(49)、元自民党県連会長の西田健次郎(62)、市助役の高良武(64)に浜比嘉の四氏。

 十一月初めには小渡総務会長を中心に、四委員で構成する選定委員会を立ち上げ、一本化に着手。四氏への面接のほか、計四回の会合を重ね、四日には桑江、西田の両氏を絞り込んだ。


波乱の予兆


 候補者一本化は、当初から難航が予想されていた。実際、選定委は四氏を面接する際、「委員会の選んだ候補に従うように」と求めたが反応は割れていた。

 浜比嘉、高良の両氏は委員会決定に応じる姿勢を示したものの、桑江氏は「決定は尊重するが従うかは微妙」と態度を留保。西田氏も「支持者内で出馬を求める強硬論がある」と、立候補へ強い意欲を示していた。

 浜比嘉氏が決定に従わない意向を明らかにしたことで、一本化の見通しはさらに不透明だ。


怒り心頭


 六日、公明党県本の金城勉幹事長は、人選作業から公明が排除されているとして「怒り心頭に発す」と厳しい口調で不満を表明、公明の意向が反映されない候補者の一本化作業に反発した。

 その上で、「自分たちの意見が反映されない選定結果になった場合は協力できない」と述べ、選挙協力の枠組みにまで言及した。

 一方、選定委では「選考段階から自公ありきではない」「保守関係者でしっかり決定した後、公明に選挙協力を求めるべきだ」などの意見が強いという。小渡総務会長も「公明の委員会参加は困難だ」との見方を示しており、自公のきしみは深刻化している。

 選定委は委員四人の意見が割れることも視野に、現職の仲宗根正和市長も交え十日の会合で最終候補を決定する方針。

 しかし、出馬に強い意欲を示す桑江、西田両氏の絞り込みに加え、反発する浜比嘉氏への対応など、決着には紆余曲折が予想される。保守陣営内には候補者乱立の可能性を指摘する見方も出ている。

376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/11(日) 21:21:32
沖縄市長選、候補決定持ち越し 保守陣営
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051211-00000004-ryu-oki

 【沖縄】2006年4月に実施予定の沖縄市長選に向けた保守陣営の候補者選考委員会が10日、沖縄市内であった。市議の桑江朝千夫氏(49)、元自民党県連会長の西田健次郎氏(62)の2人から候補者を決める予定だったが、急きょ委員の欠席があり、17日に決定を持ち越した。
 選考委員会では委員による無記名の投票で、現職の仲宗根正和氏の後継者を選出する方針。10日の委員会では、4人の委員のうち、沖縄商工会議所の新垣直彦副会頭が欠席した。
 選考委員会は4日に、市議会議長の浜比嘉勇氏(59)、助役の高良武氏(64)を合わせた4人から、桑江、西田の2氏に予定候補者を絞り込んでいた。
 だが浜比嘉氏が「委員のみの投票による決定方法は一方的」と選考への不満を表明しているほか、公明党県本幹事長の金城勉県議も「公明党の意見が反映されない人選の結果に協力することはできない」とのコメントを発表するなど、一本化の調整で足並みの乱れが表面化している。
(琉球新報) - 12月11日10時13分更新

377片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/16(金) 18:12:53
西谷氏の出馬厳しく/弘前市長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1216/nto1216_4.asp

 来春の新弘前市長選への出馬に強い意欲を示していた自民党弘前市支部長で県議の西谷洌氏(61)は十五日、東京都内で同党県連会長の大島理森衆院議員、党4区支部長の木村太郎衆院議員と会談した。党の支援を受けた形での出馬を目指していた西谷氏だが、大島会長は「混乱は好ましくない」と述べ、通算五度目の市長選に出馬表明した現職・金沢隆市長(74)との自民系勢力の分裂に懸念を示した。西谷氏は取材に「県連会長の思いは、重く受け止めざるを得ない」と語った。後援会内部にも混乱を回避すべきとの見方もあり、西谷氏は厳しい判断を迫られる情勢となった。

 西谷氏は十八日に地元後援会幹部と協議し、最終決断をする。西谷氏は十五日午前十時から、衆院第二議員会館議員応接室で約三十分にわたって大島会長、木村支部長と三人で会談。その後、会館内の木村事務所に場所を移し、同十一時ごろまで木村支部長と会談した。

 会談後、大島会長は本紙取材に「いろんな話し合いをした。西谷さんは、まだ後援会の皆さんと話をしなければならない。中身については言えない」、木村支部長は「(コメントは)大島先生と同じだ」と語った。

 ただ、西谷氏は「大島先生から党県連、党の立場での思いを受けた。『混乱することは好ましくない。4区のことも含めて総合的に判断すべき。互いに協力し合っていけ』ということだった。一本化できないことによる混乱を避けるということ」と述べた。木村派がすでに金沢支持で固まり、与党市議団が結束する中で、事実上、西谷氏に自重と金沢氏との融和を求める内容となった。

378片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/23(金) 13:07:47
陶山・下関副市長:辞職「一身上の都合」 防府市長選への意欲も /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051222-00000197-mailo-l35

 下関市の陶山具史副市長(53)が21日、江島潔市長に辞表を提出し了承された。辞職は同日付。いったん、県を経て国に帰任する。陶山氏は任期満了に伴う来年5月の防府市長選に立候補する意向を関係者に伝えているが、この日の会見では「辞職は一身上の都合」と述べるにとどめ、「任期途中の辞任を心苦しく思う。出来るだけ早い時期に改めて会見し、説明したい」と理解を求めた。ただ「辞職後は防府市の実家に住み、今後どう生きていくべきかをじっくり考えたい」とも語り、市長選への意欲も垣間見せた。【和田武士、福島祥】
 この日の市議会12月定例会最終本会議で辞職あいさつし、閉会後、記者会見した。
 辞職理由を「一身上の都合」と繰り返した陶山氏は、取りざたされている防府市長選への立候補絡みの質問に対しても「ノーコメント」とした。ただ「『十分な説明になっていない』という指摘もあるだろうが、しかるべき時が来たらご理解いただけるような説明をしたい」と含みを持たせた。辞職を考え始めたのは9月下旬ごろという。
 陶山氏は防府市出身で東大法学部卒。77年に自治省(現総務省)入りし、03年4月から県立大事務局長を務めた。副市長就任は05年4月。以来、下関市大の公立大法人化準備などを担当した。
 一方、就任わずか8カ月での辞職を疑問視する声もある。ある市議は「下関は(首長になるための)研修の場ではない」とあきれた様子。別の市議も「(下関市民の立場からすれば)ふざけるな、という話だろう」と不快感を示した。
 ただ、小浜俊昭議長は「数日前に聞いた。残ってもらうのが一番良いが、止められない」。江島市長も「(正式には)今朝初めて聞いた」と述べ、「個人の判断であり、致し方ないこと」と一定の理解を示した。後任は「白紙」という。
 防府市長選は06年5月21日告示、28日投開票。既に現職の松浦正人市長(63)が立候補表明している。陶山氏を巡っては、現市政に批判的なグループや母校・県立防府高同窓生などが擁立を進めている。

12月22日朝刊
(毎日新聞) - 12月22日17時25分更新

379片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/23(金) 13:14:09
選挙:武雄市長選 樋渡氏、立候補表明へ 古庄・現市長も意向、選挙戦か /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051221-00000241-mailo-l41

 来年3月に武雄市、山内町、北方町が合併して誕生する新・武雄市の市長選(4月9日告示、同16日投票)に、同市出身で総務省官僚の樋渡(ひわたし)啓祐(けいすけ)氏(36)が立候補する意思を固めた。22日にも武雄市役所で記者会見する。古庄健介・現武雄市長(67)も出馬する方針で、市長選は選挙戦となる公算が高まった。
 樋渡氏は武雄高出身で東大卒。93年に総務省入り。03年4月から大阪府高槻市に出向、市政全般を統轄する市長公室長を務めていたが、20日付で退職した。
 一方の古庄氏は武雄高出身で東大中退。武雄市議1期、県議3期を務め、98年の同市長選で初当選。現在2期目で、来年の市長選について20日、「出馬を前向きに検討しており、年内に正式表明したい」と話した。【宮本尚慶】

12月21日朝刊
(毎日新聞) - 12月21日17時40分更新

380片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/23(金) 13:17:02
保釈の相良村長初登庁 「全力で村政に取り組む」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000071-nnp-kyu

 熊本県相良村の助役選任をめぐる贈収賄事件で約十一カ月間拘置され、十六日に保釈された矢上雅義村長(45)=贈賄罪で公判中=が二十日、保釈後初めて村役場に登庁。「わが家に帰ってきたようだ」と喜ぶ一方、「職員や村民に迷惑を掛けた。全力で村政に取り組み、結果で応えたい」と抱負を語った。

 朝礼では、十一月の村長選で拘置中のまま再選した矢上村長に、職員が歓迎の花束を贈呈。矢上村長は「みなさんは入ったことないでしょう」と拘置所の様子にも冗談交じりに触れ「職員に迷惑を掛けた。村民にも大きな不安を与えた」と陳謝。川辺川利水事業など村政課題を挙げ「地元がまとまらなくては国や県は動いてくれない」などと訓示した。

 その後、村長室で記者会見し、辞職しなかったことについて「事件は政治的に対立する人たちの証言がもとになっている。戦うしかない。ただ代理の職員らの健康が心配だった」と述べた。
(西日本新聞) - 12月20日14時57分更新

381片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/23(金) 13:57:42
参院選の公認厳しいか?

大仁田参院議員が出馬検討 来年2月の長崎県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051222-00000282-kyodo-pol

 来年2月の長崎県知事選にプロレスラー出身で自民党の大仁田厚参院議員(48)が立候補を検討していることが22日、分かった。大仁田氏の関係者が同日、長崎市内で開かれた知事選の立候補予定者説明会に出席し記者団に明らかにした。
 関係者によると、県内の若手企業経営者らが「市民の手で知事をつくりたい」と、同県出身である大仁田氏に立候補を要請した。大仁田氏は近く経営者らと会い、県政に対する考え方などを聞くという。
 自民党長崎県連は3選を目指す現職の金子原二郎知事(61)に既に推薦を決めていることから、大仁田氏に真意をただす考えだ。
 このほか、知事選には市民団体代表の高村暎氏(65)とインターネット関連会社「ゆびとま」役員、小久保徳子氏(47)が出馬を表明している。
(共同通信) - 12月22日21時36分更新

382片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/25(日) 01:53:28
宮崎市長選で戸敷氏推薦 自民県第1選挙区支部
2005年12月24日 宮崎日日

 自民党県第一選挙区支部(支部長・中山成彬衆院議員)は二十三日、役員会を開き、来年一月の宮崎市長選に立候補を表明している戸敷正佐土原町長(53)を推薦することを決めた。戸敷氏を推薦するよう、党県連へ二十六日にも要請する。

 首長選の対応は地域支部に委ねられており、上部組織の選挙区支部が推薦を出すのは異例。同選挙区支部を構成する九地域支部の支部長会も全会一致で戸敷氏推薦を決定した。

 同選挙区支部の役員と地域支部の支部長が宮崎市内のホテルで会合。七日に出馬表明した戸敷氏への支持を求める意見が地域支部で強まっていることなどが報告され、選挙区支部と地域支部が足並みをそろえ、戸敷氏を支援することでまとまった。

 決定後、会場に姿を現した戸敷氏は出席者に謝辞を述べた。戸敷氏は「大変ありがたい。国や県などとパイプをつなぐには自民党の力が大事。支援を頂きながら努力したい」と話した。

 役員会から報告を受けた中山氏は「全員で決めた以上、応援するしかない。当選を目指して全力を尽くす」と語った。

 地域支部の宮崎、住吉、生目支部は戸敷氏の出馬表明前に、現職の津村重光氏(58)の推薦を決定している。今後、役員会を開き、推薦撤回について協議する。

383片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/25(日) 19:59:46
政治と選挙がすきなんですね。

大崎市長選 本間元知事出馬へ 28日にも表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051225-00000010-khk-toh

 元宮城県知事の本間俊太郎氏(65)は24日までに、来年3月31日に宮城県大崎地方1市6町(古川市、松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻町)の合併で誕生する大崎市の市長選に立候補する意向を固めた。28日にも支持者の要請を受けて表明する見通し。

 1市6町の元議長や元議員、自営業者らでつくる「本間俊太郎氏を大崎市長に擁立する会」(発起人代表・今野宗禅元古川市議会議長)が、28日に古川市内で会合を開き出馬を要請。本間氏はこれを受ける形で、立候補の意思を明らかにするとみられる。

 本間氏は当初、1月中旬以降に態度を決める予定だったが、先月末に古川市長の佐々木謙次氏(66)が不出馬を表明したことから状況が一変。支持者から早い時期での意思表明を求める声が強まっていた。
 本間氏は河北新報社の取材に対し、出馬についての明言は避けたものの、「(擁立する会の)1市6町の皆さんからの声を重く受け止めている。28日に皆さんの意見を聞いて最終的に判断したい」と語った。

 本間氏は加美町生まれ。中大法学部卒。読売新聞記者を経て、1974年、中新田町長に初当選。連続4期務め、89年知事に初当選した。2001年の衆院4区補選、03年の総選挙に立候補し、いずれも次点だった。
 大崎市長選をめぐっては、合併町の町長や県議、古川市議らの名前が取りざたされているが、正式な出馬表明はまだない。

(河北新報) - 12月25日7時4分更新

384片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/28(水) 06:50:51
自民県第一選挙区支部 県連に戸敷氏の推薦要請
2005年12月27日 宮崎日日

 来年一月二十九日投開票の宮崎市長選をめぐり、自民党県第一選挙区支部(支部長・中山成彬衆院議員)は二十六日、党県連に対し、立候補を表明している佐土原町長の戸敷正氏(53)を推薦するよう要請した。

 同日、同選挙区支部の関係者が党県連事務局を訪れ、選挙区支部として戸敷氏に推薦を出したことなどを報告。党県連としても戸敷氏の推薦を早期に検討し、推薦を決定するよう文書で求めた。

 市町村の首長選挙は従来、党県連の下部組織である各市町村の地域支部に対応が委ねられている。党県連の坂元裕一会長代行は「役員と相談することになる」と前置きした上で、「首長選挙は各市町村の支部が自主性を発揮する性格のものであり、今まで県連が推薦を出したことはない」と困難な見通しを示した。

 同選挙区支部の外山三博幹事長は「個人的な見解だが、自民党が政権を担っている以上は、県都の市長は自民党に近い人物が望ましい。自民党にもその方がいい」と話している。

 宮崎市内と宮崎、東諸県郡内の九地域支部長会は二十三日、同選挙区支部役員会との協議で戸敷氏推薦を決めているが、地域支部の一部役員からは現職の津村重光氏(58)を推す声も出ている。

戸敷町長が事務所開き

 来年一月二十二日告示、二十九日投開票の宮崎市長選に立候補を表明している新人の戸敷正佐土原町長(53)は二十六日、同市下原町で事務所開きを行い、県議、宮崎市議、佐土原町議ら支持者百五十人(主催者発表)が集まった。

 選対本部長の横田照夫県議が「戸敷氏は発案能力、行動力、リーダーシップに秀でている。市長になっても市民とともに市政を運営するこれまでの政治スタンスは絶対変わらない。最後まで力強い支援をお願いしたい」とあいさつ。

 戸敷氏は「佐土原町では住民とともに歩み、町民はいま、一人一人が町長のような気持ちでまちづくりに臨んでいる。一市三町の住民と同じ目線に立ち、誰のために政治をするのかを問うていきたい」と訴えた。

385片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/28(水) 22:37:45
にわかに重要選挙になってきた。

21県議が我喜屋氏支援/名護市長選
野党・中立4会派が確認
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200512281300_10.html

 県議会の野党・中立の四会派(護憲ネット、社大・結連合、共産、維新の会)と無所属の県議らは二十七日、名護市内で議員懇談会を開き、来年一月二十二日投開票の名護市長選に立候補を予定している市議で元議長の我喜屋宗弘氏(59)=無所属、社民、社大、共産、民主推薦=の支援を確認した。共産党を含めた県議会野党と中立の維新の会の選挙協力は初めて。県議二十一人が支持する。
 同県議団によると、市長選に向け、名護市内で街頭演説や懇談会を開くなど集票活動を活発化させるという。二十八、二十九日には、各党や県議会の会派、労組などが街頭で統一行動を展開する。

 護憲ネットの新川秀清代表は「新基地押し付けに反対の一点で大団結できた。保革や会派の枠組みを乗り越え、新基地反対で我喜屋氏を推す市民と一緒に戦っていく」と述べた。

名護市長選、沖縄知事が島袋氏支援を表明
2005年12月28日 (水) 21:49
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20051228/20051228ia21-yol.html

 沖縄県の稲嶺恵一知事は28日、来年1月22日投開票の名護市長選で、現職市長の後継者として立候補する予定の市議・島袋吉和氏(59)(無所属=自民推薦)を支援する考えを表明した。
 米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設について、島袋氏は案が修正されれば容認する含みを持たせている。稲嶺知事はこの移設案に反対しており、年明け早々、島袋氏と会談し、意見交換する。

 稲嶺知事は報道各社のインタビューで、「市長の後継者の島袋さんをきっちりと推していきたい」と述べた。

 普天間移設問題で島袋氏と微妙なスタンスの違いがあることに関しては、「政策は基地のほかにも、経済、医療など数多くある。トータル的に島袋さんが一番」と語った。

386片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/08(日) 18:12:40
なんで辞任した? そして、なんで辞退?

大阪市 大平光代弁護士が市の法律顧問を辞退
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060108-00000003-maip-soci

 前大阪市助役の大平光代弁護士(40)は7日、関淳一市長の求めに応じて就任する予定だった市の法律顧問(顧問弁護士)を辞退する考えを関市長に伝えた。市議会与党の自公両党から、大平氏の市政復帰に対する強い反発が起きているため。大平氏は「市長に迷惑をかけたくない」と辞退理由を伝えたという。
(毎日新聞) - 1月8日10時18分更新

387小説吉田学校読者:2006/01/08(日) 18:43:59
>>386
これ2つの原因があると思います。
1つは自公両党に相談しなかったから。具体名を出すと自民党大丸幹事長でしょう。
2つ目は、大平氏の手腕に疑問視の声が少なからずあったこと。
本間座長辞任問題、市の損害賠償請求について、手続きを知らないと思われても仕方ない行動を取ったこと(これは、後ろ向きなのか、弁護士として法律知らなかったのかどっちか)
など、市長を絶妙にサポートした助役時代の責任を問う声はあった。
私なりの予想もひとつ付け加えさせていただきますと、大平氏、多分、行政法についてはあまり知識がないのではないでしょうか?

前代未聞の「政令指定都市国直轄化」が迫る大阪市問題、前門の市役所、市議会、後門の竹中総務相。
今年も私は私なりに追跡しようと思っております。

388片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/08(日) 19:46:20
沖縄は分裂続きだね。

西田氏出馬を明言/沖縄市長選
保守系、分裂の見通し
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200601061300_08.html

 四月に予定される沖縄市長選挙で、保守系候補の最終選定に漏れた元自民党県連会長の西田健次郎氏(62)は五日、沖縄タイムス社の取材に対し「後援会内で日増しに強行論が強まっている。政治生命を懸けて選挙に臨む」と述べ、出馬する方針を明らかにした。西田氏が出馬の意向を固めたことで、同市長選は保守系候補の分裂選挙の見通しが高まった。
 同選挙では保守系候補の一本化を目指す選定委員会が昨年末、市議の桑江朝千夫氏(49)を候補に決めたが、西田陣営は「決定は受け入れられない」として反発。野党候補擁立の動きも視野に入れながら、強行出馬も辞さない構えを見せていた。

 西田氏は「野党候補の人選は泡瀬埋め立て事業など政策面の見解の相違が大きい。統一候補擁立は困難で勝機がある」と指摘。西田氏支持を表明している公明党との協力関係には「桑江氏に対する公明党の反発は根強い。同党には全幅の信頼を置いており、今後正式に選挙協力を申し入れる」と説明し、出馬する方針をあらためて強調した。

西田氏、出馬へ 沖縄市長選
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-9936-storytopic-3.html

 【沖縄】4月予定の沖縄市長選で、元自民党県連会長の西田健次郎氏(62)は5日までに、保守系無所属で立候補する意向を固めた。
 現在、県連相談役を務める西田氏は琉球新報の取材に「不退転の覚悟だ。離党してでも出馬する。人選は密室で決められ、公明の意見も無視された。納得し難い」と述べ、選考結果には従えないという考えを強調した。
 現職の仲宗根正和氏の後継をまとめる保守陣営の選考委員会は昨年末、市議の桑江朝千夫氏(49)の擁立を決めた。桑江氏は今月中旬の出馬表明を予定しており、今後の自公協力態勢をめぐって、陣営の対応が注目される。
 桑江氏の擁立決定後に市議会でも西田氏を支持する3市議が自民系会派の新沖縄クラブから脱会し、新会派を結成。保守分裂が決定的な情勢となっていた。
(1/6 10:03)

389片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/08(日) 19:59:15
>>387
大阪市に詳しいですねぇ。
大平さんって、苦労して弁護士になったってな人だったと思いますが、なにか政治ポリシーあったんでしょうか?
無色に近い人だから動きやすいということだったのかな?
法律顧問だと、どこの県や市にもいるようなやつですよねぇ。受け身な役職で助役とは全然違うという認識なのですが、どうなんでしょ・・・。
そもそも助役時代になにをやったのかも知らないし、調べる気力がわかない・・・。
わからないことばかり。重要なニュースかどうかも。

大阪市については、なにがなんだかわからないんですが、地方上級で就職した友人が、「日経とかの記者はわかってない」とか言うとったです。

非常にまとまらない書き込みですが、了。

390小説吉田学校読者:2006/01/08(日) 22:33:18
>>389
そもそも助役就任が「大阪市の改革のため」だったはずが
本間氏更迭騒ぎで、官邸筋に勝手に働きかけをしたのからして運の付き始め。
外郭団体の統廃合を唱えるが、自身が外郭団体の理事長を2つも3つも就いているのが発覚。
一番のダメは、市役所職員への不当利得返還請求問題で「監査委員の結論を待って請求する」と言明したこと。
行政法上、不当利得返還請求と監査は別問題なのは、職員なら誰でも知っている。
ということで、手腕に大きく疑問が持たれていたわけであります。

大阪市の問題は「外郭団体と三セク」「職員厚遇」「同和問題」の3つが絡み合う。
財政再建団体転落寸前ということで、重要ニュースと私は判断しております。

このサイトが詳しいです。
「大阪民国ダメポツアー」
http://www.osaka-minkoku.info/osaka/osaka.htm

391片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/09(月) 19:37:01
>>390
何に金使ったかはっきりさせるところから始まるんだろうな、と思いましたね。そのための仕組みをどう作り上げていくか。
市民と市職員が我がことの問題として受け止めなければ、この悪い状態が当分続くんでしょうねー。税金上がらなきゃ気づかないかなぁ。
議会はメンバーが固定化していて一番動かしづらいだろうし、市長が思い切るしかないんだろうけどなぁ・・・。

不当利得の問題は、住民訴訟で代位行使する前に、わかってるんなら自ら請求権行使しろって話ですね。
これは、手続を知らないというのではなく、言い訳なのではないかと思います。職員側を訴えるというのは異例のことだから慎重を期したいという意図に沿ったものでしょう。
(監査請求を経ないと請求できないとまで言ってれば別ですが、そこまで言っていないのであれば。)

と、ちょっと調べて思いました。

392小説吉田学校読者:2006/01/09(月) 20:36:43
>>391
不当利得問題は、「やる」と言ったのに「やらなかった」というのも問題だし、
個々の出張申請書等を調べることすらしてなかったようなので、やる気がなかったんでしょうな。(社保すらやったのに)
もう一言言えばですね、請求は訴訟によらずに個々に内容証明を出して債権の存在を通知した上で、請求することも可能。(現に横領事案などで、やっている自治体あり)
色々やり方あったのに、ほとんど検討していなかったので、私は大平氏の手腕に大きく疑問を持つものであります。
思うに、大平氏、行政法について知識不足だったのではないでしょうか?
少なくとも、昇進試験経て、生半可とはいえ知識を持っている部課長クラスには太刀打ちできなかった。
そんな人物がコンプライアンス担当の法律顧問などできるだろうかというのが私の感想です。
大平氏に関して言えば、「やはり野に咲け、蓮華草」なのであります。

あとは、まあ、出回ってる市政がらみの怪文書で、激烈な内容のものがあり嫌気がさしたという説もあります。
内容は仄聞なので書きませんけども。

393片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/09(月) 20:56:32
なにが問題なのかわからんなぁ。

金澤隆市長74=木村太郎衆・大島理森衆が支持、前回自・公推薦&社支持で下田敦子に179差辛勝
下田肇医師62=下田敦子参が擁立
相馬しょう一県議69=真政クラブ(保守系是々非々)
辞退 西谷洌61県議=自民党弘前市支部長

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/2887/1135471204/

公募の候補擁立断念/弘前市長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1227/nto1227_7.asp

 来春の新弘前市長選で、公募による候補者擁立を目指していた市民グループ「マニフェストを提案する弘前市民の会」(上田勝代表)は二十六日、これまで推薦があった八人に対する立候補の働き掛けが不調に終わり、公募による独自候補擁立を断念したことを明らかにした。

 上田代表は同日、弘前市役所で会見した。十月から行ってきた候補者公募で弁護士、主婦、県外自治体の元首長ら男女合わせて八人の推薦(他薦のみ)があったことを説明。「このうち一人から前向きな返答があったが、特定の会派(団体)ではなく、より広い支持のもとで出馬を検討したいとのことだった。自薦の動きはなく、独自候補の擁立が困難になった」と述べた。

 今後の活動について、上田代表は、同会が新市の政策目標としてまとめたマニフェストの骨子である(1)地方自治法に基づく「地域自治区」制度の導入(2)自治基本条例の制定(3)現市政が進める岩木山弥生地区の自然体験型拠点施設計画の撤回(4)弘前公園通年有料化の廃止−の実現について、歩み寄りができる候補者への支援などを検討する方針という。

下田肇氏が出馬へ/弘前市長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0109/nto0109_5.asp

 四月実施が見込まれる新・弘前市長選に、同市の医療法人理事長で医師の下田肇氏(62)が無所属での出馬の意思を固め、十二日にも正式表明する。下田氏は八日、「市民が何を求めているか」支持グループと協議を重ね最終決断した。八日の本紙取材に「この一週間、十分に最後の情報を確かめ、決意が固まった」と語った。

 下田氏は民主党県連副代表の参院議員・下田敦子氏の夫。敦子氏は二〇〇四年二月の前回市長選で市民グループと連携、一騎打ちで現職・金沢隆氏に百八十票差に詰め寄った。この経緯から、グループ内には敦子氏への出馬要望を含め擁立を目指す動きが続いた。人選は難航したが、肇氏は「現市政にノーと言う民意を確かめる。その期待に応えたい。市はサービス提供機関であり、経営者としてリーダーシップを発揮したい」と語った。

 下田氏は一九四三年、弘前市生まれ。青森高校、弘大医学部出身。県医師会常任理事、県認知症高齢者グループホーム協会会長などを務める。

394片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/09(月) 21:00:19
>>392
行政法というより行政実務なんですかね。
行政法の授業ではやらないことのような。どこで勉強するんだろ、そういうの。

395小説吉田学校読者:2006/01/09(月) 21:17:04
>>394
大型書店に行けばたくさんあります。
大平氏、大阪市会議事録(HP公開)をみると、なんか熱のこもっていない答弁が多いんだよなあ。

大阪市の問題は、前も書きましたように「外郭・三セク」「職員厚遇」「同和利権」の3つに尽きます。
特に「外郭団体」は、大阪五輪を夢見たところから間違いが始まったとみています。

それにやることなすこと、大阪市は間が抜けてると思うんです。
細かいことは書きませんが。
政令指定都市が再建団体転落なんてことになりましたらどうなるんだろう、ということで非常に関心大なのであります。

396片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/09(月) 23:08:39
>>395
あ、別に特殊な知識・技術というわけではなく、ちょっと読めばわかるようなことなのですか。。
そりゃ、やる気が無いのかな?

財政再建団体ってのは、国が強制的に認定するものではないようですね。
となれば、今の流れの市政では可能性薄そうですね。国側がそちらを主張し、市政の側も思惑を一にしないとなあ。
そういう状況がなければ、自主再建宣言ってなのでごまかすでしょ・・・。(その先に、どうしようもなくなった状態での再建団体化があるのかもしれませんが、その想定だとずっと先か。)

関市長の任期は再選により延びないので、来年末の選挙がどうなるかですよね。
問題を提起する市民の側も、首長候補を想定して動いたほうがいいんでしょうが、支援組織を考えると苦難の道ですね。ほんとに皆再建したいと思ってるのかしら。バッシングだけに終わってしまうのかどうか! 熱意が問われる・・・。

397小説吉田学校読者:2006/01/09(月) 23:57:02
>>396
ですから、私は、「一旦共産市長の下で、ぶち壊せ」と2ちゃんねるでは言ってたんです(笑)。
89年にもヤミ給与問題、マンション不正問題、食糧費着服問題と色々出たのに何もしなかったし、(このときは総務局長辞任でケリ、助役すら責任取らなかった)
百条委員会すら開かない自浄能力のない議会も含めて、叩かれて当然。
積年の疲弊が出ているのであります。

それはそれ。
自主再建宣言でも、市債引受先が縮小している現在では、どうなることやら。
国から「助役・局長派遣」などになったら、大変ですな。
私、大阪市の問題は、三位一体改革とかセーフティネットの構築をどこまで地方自治体ができるかという観点からも注目しております。
ただでも、生活保護の非受給者が多い大阪市、どうなるんでしょう。

398片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/10(火) 00:58:46
>>397
吉田学校さんが共産市長をいったのは覚えてますし、それを踏まえて支援組織の問題を書いてますが、共産単独では当選までの力に欠けるし、共産とどこかの共闘は苦しそう。
保守系別路線のほうが道を開きやすそうな気がします。(でも、確かにあの時点では、共産市長のほうが面白かったですね。)

また大阪の話題よろしくお願いします。

399小説吉田学校読者:2006/01/11(水) 21:46:01
17年前はガサすら入れなかったんだけどね。この問題から切り込めやすいんでしょうか?
課長クラスまで来た

入札妨害事件、大阪市課長ら4人逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000104-yom-soci

 大阪市発注の街路樹維持管理業務委託を巡る指名競争入札で、指名業者選定の際、業者同士が談合できるよう便宜を図ったとして、大阪地検特捜部は11日午前、同市ゆとりとみどり振興局庶務課長・藤野孝之(52)、同課長代理・飯田浩教(ひろゆき)(42)両容疑者を偽計入札妨害容疑で、業者側の2人を談合容疑で逮捕し、同局などの捜索を始めた。
 同事件では、既に同課の前係長が起訴されているが、業者選定で決裁権限を持つ課長ら幹部職員の関与も発覚、事件は「官製談合」だったことが明るみに出た。
 業者側で逮捕されたのは、同市浪速区の造園会社「日東植栽」元社長・小林一雄(68)、社長・葛目博昭(59)両容疑者。
 調べでは、藤野、飯田両容疑者は、2004年4月〜05年5月の間、指名競争入札計27件の市発注事業で、入札参加業者の選定案を作成する際、特定業者を選んで日東植栽などが談合しやすいように便宜を図った疑い。2人は容疑を認めているという。
 一方、日東植栽側は、04年10月入札の3件の市発注工事で、入札参加業者に談合を働きかけたとされる。いずれも同社が落札した。
 特捜部は昨年11月、別の造園業者に便宜を図ったとして、同課の前調達係長向井優被告(51)(公判中)を偽計入札妨害罪で起訴した。
(読売新聞) - 1月11日14時39分更新

400小説吉田学校読者:2006/01/11(水) 21:49:39
で、この事件は、なぜか同和と繋がるわけであります。同協会は、私の記憶が間違いなければ上田卓三氏設立。

自社上回る入札金額指示 小林容疑者、談合を主導か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000185-kyodo-soci

 大阪市発注業務の競売入札妨害事件で逮捕された同市浪速区の造園業「日東植栽」前役員小林一雄容疑者(68)が、ほかの指名業者の担当者らに入札金額を具体的に指示していたことが11日、大阪地検特捜部の調べで分かった。
 また、日東植栽が過去約10年間にわたり天王寺動植物公園事務所管内の街路樹管理業務を独占受注してきたことも判明。小林容疑者は、談合に加わった「大阪府同和建設協会」の所属業者に強い影響力を持っていたといい、特捜部は小林容疑者が一連の談合を取り仕切っていたとみて、実態解明を進める。
(共同通信) - 1月11日18時19分更新

401片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/12(木) 02:46:49
>>399-400
天皇の血統が保守党派によって乱されようとしているほどの時代なのだし、差別の記憶もなんとかなりそうなもの、、、というのは素人の見方かなァ。
叩き叩かれの再生産の構図はヤメにしたいし、利権化も大問題だ。
上田氏って名前が出てくるだけでいかにも根がふかそう・・・。

402片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/12(木) 16:24:09
うーん、大平さんをやや支持したくなってきたなぁ。

「市議が発言封じた」大平・前大阪市助役、辞任理由語る
2006年01月12日08時09分
http://www.asahi.com/politics/update/0112/003.html

 大阪市の前助役で弁護士の大平光代氏(40)が11日、朝日新聞のインタビューに応じた。昨年10月の助役辞職以来、これまで直接、理由を明らかにしてこなかったことについて、「市議の口利き問題に手をつけようとしたところ、一部の議員から発言を封じられた」と説明。関淳一市長から要請された市の法律顧問就任を与党市議の反発を受けて辞退したことについても、「不当な人事介入だ」と市議を批判、今後の市政の最大の課題に「議会改革」を挙げた。

 大平氏は04年12月、ヤミ退職金・年金が明らかになった時点で辞任を決意したが、関氏に慰留され、「厚遇を削減するまでは、どれだけ非難されてもウミを出そうと決意した」と語った。

 関氏の辞職・再立候補を機に辞職したことについては「私に対し『影の市長』などと誹謗(ひぼう)中傷がひどかった。誤解を解き、関さんの力で市長選に勝って改革を進めてほしかった」と述べた。

 一方、昨年5月に「議会からの申し入れをオープンにする時期ではないか」と発言した直後、自民党の有力市議から関氏の面前で「大平さんは改革本部長代行だ。本部長の市長が発言すべきだ」などと抗議を受けたことを明らかにした。大平氏は議会対策などで関氏に迷惑がかかると考え、「二度と記者会見には出ない。取材も受けない」と「約束」したという。

 今後の市政改革については、「いつまでも外部の人間に頼らず、自らの足で進めて欲しい」と職員への期待を語る一方、「一番改革が遅れているのは議会だ」と指摘した。

 これに対し、自民党の大丸昭典幹事長は「昨年暮れに政令指定市で初めて費用弁償の廃止を決め、政務調査費も4月から(5万円以上の支出について)領収書公開を決めている」と語り、議会としても改革に取り組んでいると強調した。

403小説吉田学校読者:2006/01/12(木) 19:19:08
>>402
私には、これは、「ええかっこしい」にしか見えない
まず、業者選定の口利きがあった、もしくは疑いがあるというのであれば、事業を特定した上で内部調査して(具体的には、職員に内部調査の辞令を与える。これは市長で可能なはず)事実究明に努めるべきでした。
そして、実名を出すべきでした。業者や市議の実名を出せないのなら、「疑惑があった」などと助役という「当事者」が言える資格はありません。
次に、市議からの口利きがあるというのであれば、口利きしている市議たちから担がれている市長の下で、口利き解明なんてできるんでしょうか?
それに、助役なんだから、普段から決裁文書、行政文書に目を光らせて、疑いの芽を断つべきです。
また、ネットの日経関西版では、「改革本部の基本方針案でウミはある程度出し切った」ので辞職したと述べていますが、同和利権のどの字もない改革案など、評価に値せずであります。
(日経関西版では「外部の人間はウミを出し切るまで(は責任がある)」と言っているのに「ある程度」で辞職しちゃう時点でおかしいと思います)
詳しいことは書きませんが、街路樹談合問題は、普段から行政文書(特に予算案、決算案)を見ていれば同和利権については口火を切れそうな感じなんですが。

最後に、これを言ったらおしまいの気もしますが、助役といえども所詮役人なんですから、議会改革は越権と言うべきでしょう。
議会改革をできるのは、選挙で選ばれている市議会自身か市長です。助役であれば市長の指示の下で動くべきです。
市長が動いてくれないのならばそのときに辞めるべきでした。

私の大平弁護士の助役としての評価は、「並」としか下せません。しかし、かといって、大平氏一人の責任というわけではなく、
オール与党同然の関市政で議会改革などできたはずもなく、議会改革をするなら、共産か田中康夫型の無党派方式で首長を選出しないと絶対に無理でしょう。
再評価のためには、助役として得た情報を基にしてマニフェストを作ったうえで、翌年の市長選に政党の支持、推薦を受けずに立候補したらいかがかと言いたいです。
(でも、私は、私が書いた>>395の三問題の方が根深いと思いますが)

404小説吉田学校読者:2006/01/12(木) 19:29:16
で、なんで、こんなに私が大阪の問題にうるさいかと言いますと、私怨でもなんでもなく、
大阪とか京都とか関西方面に行くと駅とかで「同和差別はやめましょう」とかいう垂れ幕やポスターがあって、うんざりするのであります。
「まだ、差別はなくならないのか」「差別を温存している奴がいるんじゃないか」と思うわけです。東北生まれからすると。

途中の過程は長くなるので省きますが、いわば「負の歴史」を悪用した利権構造は打破しなければいかんぞと思うわけであります。

405片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/12(木) 22:44:02
私も大学で関西方面に来て,当初硬派なサークルを見回ってましたときに,そういうなかの一つが開いていた勉強会(講演会)みたいなものにオブザーバー的に参加する機会がありまして,

406片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/12(木) 22:56:59
(間違えて途中送信した)
そこでは龍谷大学のT先生を招いて差別問題を取り扱っていたんですが,自分にとっては歴史の教科書でよーわからんながらも書かれていることがなにやら残っているらしいぞということを初めて認識いたしました。
それ以降関西で暮らすうちに,そういうのは関西の常識なのだなと,わかっていったのであります。(その講演会では,感想をもし聞かれても,「自分の出身地ではそういうことを知る機会はなかったんだけれど現実にそういうことがあるんだなとわかりました」としか言えなかったでしょう。現実に,当てられたらそう喋るつもりでした。)
私も,ない(と思ってる)ところで生まれ育っただけに,そういうのってなくてもかまわないんじゃないの?って思いますね。
抜け出したいと思っているのに抜け出せない立場の人はかわいそうで,そういう人は救われるべきだと思いますが(だからことさら騒ぎ立てるのもどうかと思うんです),ぬるま湯利権構造や居直り的主張は排除されるべきですね。

太平さんについては,またニュースがあったり考えたりしたら書きます。
私としては,漸進的にしても姿勢と方策が見えればそれなりに評価したいのですが。弁護士だと,本質的に弱者の立場にある人まで泣かすことに躊躇する面はあるでしょうし。

407片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/15(日) 01:06:25
弘前市長選で一本化打診/民主
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0114/nto0114_9.asp

 新・弘前市長選への対応について民主党県議団は十三日、市政刷新を掲げて出馬表明した相馬〓一県議(69)、同市の医師・下田肇氏(62)の二氏と青森市内のホテルで意見交換した。席上、県議団からは、通算五期目を目指し出馬する金沢隆市長(74)への批判票結集のため、陣営一本化の必要性を指摘する意見が出た。相馬、下田両氏から明確な意思表示はなかったが、出馬への構えは崩さなかったもようだ。

 昨年の八戸市長選で系列候補が自民系候補に敗れたことなどから、民主党県連内部には三市の一角である弘前市長選を制するため、県議会で民主系会派に近い関係にある相馬氏と、夫人の敦子参院議員が県連副代表を務める肇氏との一本化を望む声が根強い。

※「〓」は「金へん」に「昌」

408片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/15(日) 01:41:40
東門氏擁立で調整 沖縄市長選、野党陣営
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-10169-storytopic-3.html

 【沖縄】4月23日投票の沖縄市長選で、統一候補の人選を進める野党陣営の選考委員会が、前衆院議員で社民党県連副委員長の東門美津子氏(63)に絞って調整に入ったことが、13日までに分かった。
 選考委は既に東門氏出馬の可能性を社民に投げかけ、党の判断を待つ。一方で社民には提示された共闘の条件などへの難色が強く、14日に党内の検討作業を行う。
 名前が挙がっていた自治労県本副委員長の山城博治氏(53)については、自治労から反対が示され、選考委としても擁立を断念した。
 東門氏の擁立では共産、民主が無所属での立候補や民主的な市政運営などのほか今後の国政選挙の立候補に際し政党の公認を受けないという条件を示したとみられる。
 社民では国政の議席にかかわる党事情もあり、県本執行部を中心に難色が強い。ただ地元支持者から出馬を待望する声もあり、党として東門氏の今後の活動方針を早急に整理する考え。
(1/14 9:44)

409片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/15(日) 01:47:22
議員の「口利き」記録化 関市長、趣旨把握し情報共有
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200601/news0114.html

 大阪市の定例市議会は十三日再開し、四議員が一般質問を行った。自民党の大丸昭典幹事長は市政改革マニフェスト案に盛り込まれた議員の要望・要請の記録化について「議員の政治活動の制約につながる」と関淳一市長の考えをただしたのに対し、関市長は「記録することで趣旨を把握し、情報を共有することが必要」と答弁。議員の「口利き」を記録化する考えに変わりがないことを強調した。

 議員の「口利き」の記録化をめぐっては、大平光代元助役が一部与党議員が反発し、それが自らの辞任の背景となったと指摘している。

 大丸幹事長は、職員に不適正な要求や要望は当然してはいけない行為と前置きした上で「議員は市民の代表として、市民の要望を取り次ぐ機能を果たしている。その活動をすべて記録し、情報公開すれば、議員の政治活動の制約につながる」と関市長の見解を求めた。

 これに対し関市長は、「さまざまな要望は市民の意見の反映。行政として適切に対応する」と述べる一方で「要望・要請の内容を確認し、趣旨を把握し、情報を共有することが必要。情報開示は個人情報に留意しながら市民に不利益がないようにしたい」と答えた。

 また、関市長が議会に相談することなくトップダウン方式でたびたび人事や施策を進めていることに対して大丸幹事長が「議会軽視ではないのか」と批判。関市長は「(議会は)市政運営のチェック機関と認識している。ただ、これまでの慣行と決別しガラス張りの市政にする」と答えた。

 このほか奥野正美幹事長(民主)、高田雄七郎幹事長(公明)、瀬戸一正政調会長(共産)の各議員が質問した。

410片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/15(日) 02:08:58
構図としては面白くなった。この女性の好感度・知名度によりそうだ。

高村氏の知事選擁立断念 共産、対応検討へ
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kako/200601/13.html

 十九日告示の知事選について、共産党県委員会や県労連など十三団体でつくる「民主県政をつくる会」は十二日、県庁で記者会見し、元県高教組委員長の高村暎氏(65)の擁立を断念したと発表した。

 「つくる会」代表世話人の一人の吉次実男県商工団体連合会長は、高村氏が高血圧性脳出血のため十日夜から緊急入院したと説明。約一カ月の入院が必要と診断され、「つくる会」は本人の同意を得て十一日の選対会議で高村氏の擁立断念を決定。代わりの候補者についても「時間的に厳しい」として擁立を断念した。

 高村氏を推薦していた共産党県委員会は、新たに独自候補を擁立するかどうかを含め、十三日にも常任委員会を開いて対応を決める。

 知事選では、三選を目指す現職の金子原二郎氏(61)と、新人でベンチャー企業役員の小久保徳子氏(47)が立候補を表明している。




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新幹線は「白紙」に 小久保氏が知事選公約発表


 十九日告示の知事選に立候補を表明しているベンチャー企業役員、小久保徳子氏(47)が十二日、長崎市内で支持者を集め、選挙戦で掲げるマニフェスト(公約)を発表した。

 九州新幹線長崎ルート建設計画の事実上凍結や知事報酬削減などで捻出(ねんしゅつ)した財源を、地域経済の再生対策に重点投資し、財政再建との両立を図る内容となっている。

 マニフェストは▽行財政改革▽大型公共事業依存からの脱却―など四つの基本政策に沿い、計十二項目の課題に四年以内で成果を示すとした。

 新幹線については「白紙に戻し、必要性を議論し直す」とし、国営諫早湾干拓事業も中・長期開門調査実現など見直す考え。また、県内だけで流通する地域通貨発行を実現するとしている。

 小久保氏は「新幹線より県民にお金を回す。経営者の論理と生活者の視点で改革を目指したい」と決意を披露、選挙戦に向け「今後も県民と対話を続ける」と述べた。

411小説吉田学校読者:2006/01/15(日) 09:20:19
>>409
市議による市役所への申し入れ記録化というのは、当然、市役所内部では秘文書扱いで行われているに決まっています。私としては、何を今更という感じもします。
(だから、大平氏も「議会からの申し入れも把握したい」会見があったのではないでしょうか)
市議が特に口うるさいのは建築がらみ予算と決算であります。
この改革本部案の「記録化」というのは、情報公開文書の対象にしますという意味でしょう。で、「個人情報に留意する」というのは、「私人に関しては黒塗り前提」という意味でしょう。

口利きが全部悪いというわけではないのは、大阪府では「保育園入園拒否事件」なんてことが起きて、このときは市議が奔走して解決しました。
また、土木関係の申し入れは、国会議員とは違って、市議の役割のひとつでもあります。
それに行政の振る舞いを議会がチェックするという機能もあります。腐りきっている大阪市会、本来なら、市役所に刑事事件化前提の調査権限まで持たせたいところですが、ここらが限界でしょうか。

>>410
なんか、長崎新幹線って本当に長崎県民に人気なさそう。なにせ「特急かもめ」がある。一度は私も乗ってみたい。むしろ、博多での新幹線連結ダイヤを要望すべき。
よって、この公約は魅力を感じます。
小久保氏、ネット業界の知名度はそこそこありますが、県内ではどうでしょうか?04年参院選の植松レベルのブームになるか?
あと、大仁田は出ないということでよろしいでしょうか?

「魅惑の九州特急」
http://www1.plala.or.jp/uu/kamome.html

412片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/21(土) 21:18:59
国政選挙の顔ぶれにも影響しそう。

野党、東門氏擁立へ 沖縄市長選
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-10376-storytopic-3.html

 【沖縄】4月23日投票の沖縄市長選挙に向けて統一候補の人選を進めている野党陣営の候補者選考委員会は20日、社民党県連副委員長で前衆院議員の東門美津子氏(63)を擁立することで一致した。この方針を各構成団体に持ち帰って協議。組織決定を経て23日に開く選考委で正式決定する見通し。
 社民、共産、社大、民主の各党と市議会野党会派の代表で構成する選考委は20日の協議で、東門氏を候補者にするための野党共闘の条件案について大詰めの調整をし、一定の合意をみた。この合意案を政党、組織に持ち帰って検討し、各組織の見解を取りまとめる。
 選考委はこれまでに共闘条件として(1)無所属で立候補(2)公正公平な市政運営(3)今後の政治活動で特定の政党の公認を受けない―の3項目を確認。東門氏が所属する社民党もこれらの条件を大枠で受け入れる方向になった。
 同市長選には、保守陣営が市議の桑江朝千夫氏(50)への一本化を決め、近く出馬表明の予定。立候補の意思を示す西田健次郎氏(62)に対しては、稲嶺恵一知事が不出馬を要請しており、分裂回避を働き掛けている。
(1/21 10:04)

413片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/21(土) 21:20:49
>>411
結局、共産党は組織内候補を出すようですねぇ。
これでは現職勝利が固いか。

大仁田は任期の後の身の振り方が不安なんでしょうね。
今後もくだらない動きをしそうです。

414片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:31:40
選挙:道議補選・函館市選挙区 元新5氏の争いに−−告示 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000038-mailo-hok

 民主道議の逮捕による辞職と共産道議の死去に伴う道議会函館市選挙区補選(改選数2)が20日告示され、元道議、畠山博(61)=無所属▽政党役員、前川一夫(58)=共産公認▽元函館市議、金沢浩幸(43)=自民公認▽元道職員、佐々木俊雄(55)=同▽元函館市議、高橋亨(52)=民主公認=の5氏が届け出た。投開票は29日。
 自民は道連総務会長などを務めた畠山氏が公認されず、分裂選挙となる。民主は03年9月に阿部義人元道議が傷害容疑で逮捕されて辞職し、議席数の回復を目指す。共産は日高令子氏の死去で道議会で3議席となり、代表質問ができる条件の4議席を守る戦いとなる。
 今回の補選には、市町村合併に伴う道議選挙区の特例条例が適用され、選挙区の範囲は旧4町村を編入合併(04年12月)する前の旧函館市となるため旧4町村の住民は投票できない。19日現在の有権者数は23万3946人。【佐野優】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇道議函館市区補選立候補者(改選数2―5、届け出順)
畠山博 61 無元(4)
 会社顧問[歴]衆院秘書▽自民党道総務会長▽明治大
前川一夫 58 共新
 党地区副委員長・道政対策委員長[歴]学習塾講師▽北大
金沢浩幸 43 自新
 [元]函館市議▽自動車損害査定業[歴]神奈川大
佐々木俊雄 55 自新
 [元]渡島副支庁長[歴]道政策室主幹・水産振興課長▽北大
高橋亨 52 民新
 [元]函館市議▽市職労特別委員[歴]市職員▽函館有斗高

1月21日朝刊
(毎日新聞) - 1月21日16時0分更新

415片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:32:28
選挙:南相馬市長選 新人同士の一騎打ちか−−あす告示 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000308-mailo-l07

 原町市と小高、鹿島両町の合併に伴う南相馬市長選は22日、告示される。これまでに立候補を表明しているのはいずれも無所属新人の旧原町市長の渡辺一成氏(62)と元原町市産業支援センター所長の横山〓(けん)氏(65)=民主、共産推薦=の2人で、一騎打ちとなる公算が大きい。
 自民党の旧3市町支部と公明党相双総支部の推薦を受けた渡辺氏は合併の主導など市長1期の実績を強調。「新市の建設事業計画を着実に実現させる」とアピールする。
 横山氏は民間出身を生かし、市民主体の南相馬市にすると主張。新市の建設計画を見直し、「利権のある一握りの者が街を動かすあしきしがらみからの脱却」を訴える。
 立候補の受け付けは22日午前8時半から午後5時まで南相馬市役所で。投票は29日午前7時〜午後6時まで市内50カ所で行われ、同7時半から市スポーツセンターで即日開票される。昨年12月2日現在の有権者数は5万9592人。【塚本弘毅】

1月21日朝刊
(毎日新聞) - 1月21日17時6分更新

416片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:38:10
これ見ると、コイシスとか杉村って地方統一選で「活躍」しそうだなぁ。

激戦必至 新「二戸」市長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m01/d20/NippoNews_11.html

 旧首長と前県議による一騎打ちが濃厚となっている新「二戸市」の市長選は、22日の告示に向け激しい前哨戦を繰り広げている。告示直前になって「自民・公明対民主」の対決色も濃くなっている一方、政党支持と候補予定者支持の「ねじれ現象」も出ており、各陣営の攻防が注目される。両氏は今後の広域合併への姿勢が微妙に異なるが、市長職務執行者や近隣町村長も応援に動き、「県北の拠点都市」づくりをめぐり激戦の様相となっている。

 同市長選は旧二戸市長の小原豊明氏(65)=民主党推薦、前県議工藤篤氏(60)=自民、公明両党推薦=がいずれも無所属で立候補を表明。首長と県議の「すみ分け」の形が続いてきた両氏の激突に市民の関心は高い。

 民主党推薦の小原氏は、旧二戸市長選は4回とも無所属で臨み、市長在任中はやや自民党寄りに軸足を置いてきた。今回も「いろいろな形で支援が得られるところにはお願いする」と市民党的立場を掲げる。広く政党を含め推薦要請した経緯もあり、自民党支持層が交じる支持者にも配慮して、告示前は政党色を抑えてきた。

 最近の国政選挙で自民、民主両党が激しく競り合う地域状況を背景に、14日の総決起大会には平野達男参院議員が出席し激励。告示以降は民主の本県選出国会議員が応援に入る予定で、徐々に政党色が強まりそうだ。

 自民党県連幹事長、会長代理などを歴任した工藤氏は、自民、公明両党の推薦で臨む。自民党二戸市支部長も務めてきたため、2月の県議選二戸第1選挙区(定数1)補選と連動した活動で、党の支持基盤を固める戦いぶりも求められている。

 18日の総決起大会には玉沢徳一郎自民党県連会長、鈴木俊一衆院議員(岩手2区)、「小泉チルドレン」の1人として知られる佐藤ゆかり衆院議員に加え、自民党会派・自民クラブの県議団や公明党所属の市議も駆けつけ、政党色を強く打ち出した。今後も玉沢、鈴木両氏らが二戸入りし、支持固めに動く。

 他の政党は、社民党二戸支部が小原氏への「協力」を決めている。共産党北部地区委員会は「自主投票」としている。

 政策面では、雇用確保を含む産業振興の必要性は両氏とも一致。ただ、広域合併については、小原氏は旧浄法寺町との合併によるまちづくりを優先する姿勢なのに対し、工藤氏は早い段階での「6万人規模の拠点都市の実現」を掲げる。

 かつて玉沢、鈴木両氏の秘書を務め、現在も自民党籍を持つ清川明彬・市長職務執行者(旧浄法寺町長)は、政党のねじれを抱えながら小原氏を支持。「住民意思を尊重して合併を決めた人がスタートを担うのが筋だ。党派を超え、理解を得たい」と説明する。

 一方、今回の合併への参加を見送った一戸町の稲葉暉町長、九戸村の岩部茂村長は、工藤氏の総決起大会に出席した。激励のあいさつを述べて友好関係を示しており、争点の一つである広域合併にも絡み、有権者の判断への影響が注目される。

417片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:42:21
岩手は町長選でも党の戦いになるんだなぁ。

3氏の前哨戦熱く 洋野町長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m01/d17/NippoNews_11.html

 旧種市町と旧大野村が合併して1日発足した洋野町(ひろのちょう)の町長選は、24日の告示まで1週間に迫った。いずれも無所属で旧種市町長の玉沢修氏(53)、前県議の水上信宏氏(65)、旧大野村長の佐々木祥吉氏(64)が立候補を表明。ほかに出馬の動きはなく、三つどもえの争いが濃厚だ。3氏の支援態勢も固まり、水面下の争いは一層熱を帯びている。

 玉沢氏は、旧種市町で後援会(斎藤兼太会長)の地区集会をこなすほか、全域でのあいさつ回りを進める。民主党の工藤堅太郎参院議員も出席して15日に開いた総決起大会では、「教育や産業振興に力を入れ、一体感あるまちづくりをしたい」と訴えた。民主党系の旧種市町議5人、旧大野村議3人が支持する。

 水上氏は、全域でのあいさつ回りを続け、年明け以降は後援会(岡本正善会長)主催の励ます会を旧種市町の地区単位で開いている。「県議時代の人脈も生かして生活基盤整備を図り、雇用創出に努める」などと強調。22日に総決起大会を開く。自民党系の旧種市町議12人、旧大野村議2人が支持する。

 佐々木氏は、旧大野村で後援会(関口清助会長)の地区集会を終え、旧種市町でのあいさつ回りなども進める。14日開いた総決起大会では「住民と協働のまちづくりを行い、旧町村の特性に応じた産業振興を図る」などと訴え、会報発行による政策浸透にも力を入れる。政党色を超えて旧大野村議8人が支持する。

 3氏のこれまでの政治スタンスは、水上氏と佐々木氏が自民党支持。玉沢氏は「町民党」的な立場を強調するが、2003年の種市町長選では旧自由党の支援も得て初当選した経緯がある。

 3氏とも、幅広い集票を図る上で政党色を前面に出した戦いは避けたい考え。しかし、玉沢氏、水上氏の支援態勢には民主、自民の色がはっきり表れた。

 一方、佐々木氏は合併議案可決までに旧大野村議会の反対勢力と確執が続いた。そのしこりなどもあり、旧村議14人の町長選対応は、静観する1人を除き三分裂した。

 立候補の届け出受け付けは24日午前8時半から午後5時まで町役場種市庁舎で。

 投票は29日、町内28カ所で午前7時から午後6時まで行われ、同8時から町民文化会館で即日開票される。当落判明は同9時半ごろの見込み。

 1日現在の有権者数は1万6963人(男8221人、女8742人)。旧種市町が1万1581人、旧大野村が5382人。

418片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:45:34
4新人の争い濃厚 県議花巻補選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m01/d20/NippoNews_15.html

 県議選花巻選挙区補欠選挙(欠員2)は、27日の告示まで1週間と迫った。これまでに自民、民主、社民の各党公認と無所属の新人計4人が立候補を表明。ほかに出馬の動きは見られず、4人による争いが濃厚だ。2月5日の投票日は新「花巻市」の市長選と重なることから、両選挙を連動させて得票上積みを目指す陣営もあり、前哨戦は激しさを増している。

 出馬を表明しているのは自民党公認の前花巻市議大和一信氏(63)、社民党公認の元花巻市議木村幸弘氏(46)、無所属で元衆院議員秘書の特定非営利活動法人(NPO法人)事務局長高橋博之氏(31)、民主党公認の旧東和町長小田島峰雄氏(55)。

 大和氏は旧花巻市農協理事や市議2期を務めた実績を訴え、「農業をベースとした活動を基本に据える」と強調する。自民党花巻市支部幹事長を務めており、辞職した照井昭二前県議の後継として議席死守が課題。党県連会長の玉沢徳一郎衆院議員を通じた政権与党とのパイプも掲げる。

 木村氏は市議を4期務めた実績や知名度を生かし、命と健康、暮らしなど「真に安心できる社会づくりに力を尽くす」と訴える。社民党花巻支部幹事長。党県連合と平和環境花巻地方労センター、自身の後援会を三本柱に、昨年盛岡で失った党議席奪回を期す。連合岩手の推薦も得ている。

 高橋氏は「しがらみのない政治」を目指し、政党や団体、企業に頼らない。14カ月にわたる街頭演説を通じて得た支援者やボランティア、同級生らの協力で、カンパを募り草の根的な運動を展開。行動力と若さを前面に「岩手型福祉モデルを提案し、全国に発信する」とアピールする。

 小田島氏は2期8年の町長職を含む30年間の行政経験を掲げ「あすの地方自治を憂いながら頑張る市町村長の代弁者になりたい」と意欲を示す。民主党県連代表の達増拓也衆院議員ら党組織を挙げての戦い。陣営は東和地域の結集を呼び掛け、花巻地域での浸透にも全力を注ぐ。

 市長選と「同日選」だけに、県議補選としては高い投票率が予想される。来春に控える統一地方選では、選挙区が稗貫(定数1)と合区となることもあり、各政党・陣営は先を見据えた戦いも求められている。

 立候補届け出は27日午前8時半から午後5時まで、花巻地区合同庁舎で受け付ける。投票は2月5日午前7時から午後7時(東和地域は午後6時)まで、花巻、東和両地域の計54投票所で行われる。

 1月1日現在の有権者数は花巻地域5万8647人(男2万7488人、女3万1159人)、東和地域8734人(男4148人、女4586人)で計6万7381人(男3万1636人、女3万5745人)。

419片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:47:46
選挙:津市長選 戦いは混戦模様 大きな争点なく−−告示まで1週間余 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000077-mailo-l24
 ◇新・津市長選
 10市町村が合併し1日に発足した新「津市」の市長選は、29日の告示まで1週間余に迫った。立候補の意思を表明しているのは、共に前県議の溝口昭三氏(56)=旧津市選出=と松田直久氏(51)=旧一志郡選出、旧津市議の小倉昌行氏(59)の3人。県都の初代かじ取り役の座をかけた戦いは混戦模様。目下の情勢を追った。【田中功一】
 溝口氏は元自民党津支部長、松田氏も民主党員だったが、共に離党。3人はいずれも「“市民党”で幅広い支持を得たい」とし、無所属で出馬する見込み。ただ、溝口、小倉両氏は自民に推薦を依頼しているが、同党関係者は「どちらか一方の推薦は難しい。自主投票になるだろう」としている。
 溝口氏は、衆院議員の川崎二郎・厚労相の元秘書で、秘書時代の人脈などを頼りに運動を展開。同市長選出馬を視野に、昨年2月から10市町村の計15カ所で100〜500人規模の「語る会」を開催。「4500人以上と会った」という。同市長選出馬が確実視されていた旧津市長の近藤康雄氏が、昨年9月28日に不出馬を表明した直後、真っ先に出馬の意向を表明。1日10カ所以上の企業訪問や支援者回りをこなし、秘書、県議(4期)として30年余の政治歴などを訴えている。
 松田氏は、民主党国会議員や、自身が所属していた県議会の最大会派「新政みえ」と連合三重関係者らから出馬を要請され、昨年11月末に受諾。連合三重の推薦のほか、同会派に所属する旧津市、旧安芸郡選出県議3人が選対幹部を務め、フル回転の支援態勢をとる。「これまでに30〜50人規模のミニ集会などを約500回こなした」といい、出遅れを取り戻すのに懸命。告示を前に、数百人規模の「語る会」を、地元の旧一志郡から順次開催し、さらに支持拡大を図っている。
 出馬表明が先月中旬と最も出遅れた小倉氏は、その後の1カ月余で、地元の旧津市から最も離れた旧美杉村に5回も足を運ぶなど、旧津市以外の旧9町村を中心に回った。「最も離れた美杉村の住民の気持ちが分かれば、他の市町村住民の思いも分かる」と訴え、知名度が低い旧9市町村への浸透を図る。各種団体の推薦はほとんど受けず、市議7期27年間の実績を強調し、草の根運動を展開する。運動の重点を次第に大票田の旧津市に移し、地元での大量得票を狙う。
 10市町村という多くの自治体の合併で誕生した新市だけに、3人とも「各市町村の早期融和」を掲げる。大きな争点はないが、地域活性化策などで独自の政策を訴え、違いを強調している。
〔三重版〕

1月21日朝刊
(毎日新聞) - 1月21日16時45分更新

420片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:50:52
島袋氏先行、我喜屋氏猛追 琉球新報・OTV世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060117-00000007-ryu-oki

 22日投票の名護市長選挙を前に、琉球新報社と沖縄テレビ放送は12日から15日まで、名護市の有権者を対象に合同で電話世論調査を実施した。その結果に本社の取材を加味して情勢を探ると、保守系の前市議・島袋吉和氏(59)=無所属・新人、自民、公明推薦=が先行。保革相乗りの前市議・我喜屋宗弘氏(59)=無所属・新人、社民、社大、共産、民主、自由連合推薦=が猛追し、革新系の前市議・大城敬人氏(65)=無所属・新人=が追う展開となっている。17・7%が投票する人を「まだ決めていない」と回答しており、浮動票の行方が当落を左右しそうだ。
 「名護市長選に関心があるか」との問いに、「非常に関心がある」と回答した人は53・1%と半数を超え、「少しは関心がある」の37・0%を上回った。双方を合わせ90・1%に達しているが、岸本建男市長が初当選した8年前の選挙前の世論調査(計94%)よりはやや下回った。「まったく関心がない」は2・3%。
 男女別では、「非常に関心がある」は、男性55・9%、女性50・7%で、わずかに男性が上回った。逆に「あまり関心がない」は、男性の4・0%に対し女性は10・2%と高くなっている。
 年代別では、「非常に関心がある」は60代以上が60・2%で最も高く、次いで50代の57・5%、40代の56・7%と続く。20・30代は30・8%と、他の年代に比べ極端に低くなっている。「まったく関心がない」は、20・30代、50代、60代で2―3%いるものの、40代はゼロだった。
 地域別では「非常に関心がある」は、旧久志村が60・9%で最も高く、旧名護町、旧羽地村も50%台の高い割合となっている。
 「支持政党がある人」は、どの政党でも9割以上が「非常に関心がある」「少しは関心がある」のいずれかに回答している。
(琉球新報) - 1月17日9時38分更新

421片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:52:20
都下は民共連合が盛んだなぁ。

選挙:東久留米市長選 野崎重弥氏が再選 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060116-00000117-mailo-l13

 任期満了に伴う東久留米市長選が15日、投開票され、無所属で現職市長の野崎重弥氏(50)=自民、公明推薦=が、無所属で新人の前同市教育部長、君島久康氏(53)=民主推薦=を破り、2期目の当選を果たした。投票率は41・77%(前回44・13%)。当日有権者数は9万2212人(男4万5466人、女4万6746人)だった。
 同市幸町の野崎氏の事務所には支持者らが集まり開票速報に気をもんだ。当選確実の連絡が入ると、事務所に歓声と拍手が沸き上がった。
 事務所に姿を見せた野崎氏は「わずかの差だったが、私の構造改革が正しいと判断していただき、うれしい」と述べた。
 野崎氏は1期目で市の負債を211億円削減した行財政改革や中学校給食導入などの実績をアピール。民間への事業委託などで「さらに改革を進めていく」と訴えた。自民と公明の推薦を受けて組織票を固め、民主の推薦のほか共産の支援も受けた君島氏について「民主と共産は水と油。改革を進められるわけがない」と批判。保守派の市民層の支持を広げた。
 一方、君島氏は市職員として約30年間、防災や福祉など市民生活と密着した分野で働いてきた経験を前面に打ち出し、「市民参加型の市政」を掲げたが、野崎氏の実績を覆すことはできなかった。【木村光則、木村健二】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果
 =選管最終発表
当 19491 野崎重弥 50 無現
  18579 君島久康 53 無新
 (無効445)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東久留米市長略歴
野崎重弥(のざき・しげや) 50 無現(2)
 市長▽保護司[歴]市職員▽会社役員▽市議3期▽日大法=[自][公]

1月16日朝刊
(毎日新聞) - 1月16日16時30分更新

422片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 01:59:48
なりちゃん、やっぱり地元で力ないのかな

選挙:宮崎市長選 自民県連は「不介入」 津村、戸敷両氏を推薦せず /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000161-mailo-l45

 宮崎市長選(22日告示、29日投開票)に立候補表明している現職の津村重光氏(58)と、新人で前佐土原町長の戸敷正氏(53)の双方の支持者から推薦願を受けていた自民県連は11日、「過去に市町村長選で候補者を推薦した前例がない」などを理由に両氏とも推薦しないことを決めた。同市長選への対応について坂元裕一・会長代行は「地域支部や党員の判断に任せる」と述べた。
 同県連によると、同日の役員会で協議した結果(1)前例がない(2)自民所属の宮崎市議から連名で「慎重な取り扱いを求める」との要望書が出ている(3)友好団体にもそれぞれの判断があり、主導権を取るべきではない――などから、県連として「(市長選に)不介入」の立場を決めた。【中尾祐児】

1月12日朝刊
(毎日新聞) - 1月12日17時53分更新

選挙:宮崎市長選 自民県連の戸敷正氏推薦見送り、中山成彬氏「非常に不満」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060119-00000219-mailo-l45

 自民県連が宮崎市長選(22日告示、29日投開票)に立候補表明している新人で前佐土原町長、戸敷正氏(53)を推薦しなかったことについて中山成彬衆院議員(自民)は18日「非常に不満。推薦願を出した下部組織(同党県第一選挙区支部)を軽んじるのは大問題だ」と批判した。宮崎市であった会見で述べた。
 また、県連が推薦しない理由を「市町村選で候補者を推薦した前例がない」としたことに「県都の選挙については県連が推薦できると、党本部も決めている」と反論。「(宮崎市に)保守系の市長がほしい。戸敷氏はそれにふさわしいと思う」と述べた。
 県連の推薦を巡っては、中山氏が支部長を務める同支部が先月「支部長会議で戸敷氏への推薦に満場一致した」と推薦願を提出。現職の津村重光氏(58)の後援会も推薦願を出し、県連役員会は11日に双方とも推薦しないことを決めた。【中尾祐児】

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日17時50分更新

423片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 02:06:05
トップを選ぶ:新生“3都”の行方/1 宮崎市/上 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/archive/news/2006/01/12/20060112ddlk45010386000c.html

 1日に3町を編入した新生宮崎市。都城市は4町と対等合併し、人口約17万人の南九州第3の都市になった。来月20日には延岡市が2町を編入し、県内の“3都”が新しい枠組みの市として生まれ変わる。今月下旬から来月上旬にかけて新生3都のスタートのかじ取り役を決める市長選が行われる。3市長選の構図や新市政の課題などを探っていく。

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 ◇「県都首長を政権政党に」中山氏も絡み情勢混とん

 4日、新年賀詞交歓会が開かれた宮崎市内のホテルのロビー。市長選に出馬を表明している戸敷正氏(53)は退席する政財界の関係者に次々とあいさつした。

 そこへ自民党衆院議員の中山成彬氏が現れ、近くにいた支持者を戸敷氏に紹介。「この人なら、(支援を)期待できるよ」。記者に「やる以上、当選させてやりたい」と語った。2人の蜜月ぶりを物語る場面だった。

 前回、前々回の市長選で、民主、公明、社民の3党は現職の津村重光氏(58)を推薦した。自民は市内3地域支部それぞれが推薦し、事実上の支援に回った。

 中山氏は今回、自身が支部長を務める党県第一選挙区支部が「推薦」を決めたとして、県連にも戸敷氏推薦を働きかけた。旧民社党出身の津村氏との「保守対革新」の構図を描こうという狙いだった。

 「小泉劇場」が吹き荒れ、自民が圧勝した昨年9月の衆院選。中山氏は民主、社民、共産の3候補の合計得票数を上回る12万票余りを獲得した。「ここぞとばかり」の中山氏の積極的な介入に「県都の首長を政権政党に」という思惑が透けて見える。さらに、県都の首長選で自身の求心力を増したい中山氏の思いも。

 しかし自民県連は11日、「不介入」を決めた。原則として県連レベルでは市長選に介入していないことや推薦願が地域支部から出ていないなど、手続きを踏まえていないことも理由に挙げた。

 だが、県連幹部は「第一選挙区支部はあくまでも衆院選のための道具。県連も一緒に、と(推薦願を)持ってこられても不愉快な面はある」「主導権争いで、自民党の組織を利用してほしくない」と語った。

 合併後の市内6地域支部も戸敷氏、津村氏、白紙の三つに対応が分かれ、内部分裂状態だ。昨年末、両陣営が事務所開きを終えると、自民の各地方議員はそれぞれの方向へ走り出した。

 一方、今回も連合宮崎をはじめ、民主、社民は津村氏を推薦した。津村氏は首長という立場を理由に民主党をはじめ、各政党とは距離を置き、さまざまな選挙とのかかわりも避けてきた。こうした態度には不満の声もなかったわけではない。だが、両党とも「全方位外交」を評価する。

 公明は自主投票を決め、今回は両党とは一線を画した。ただ、関係者は「津村氏を評価する声は多い」と話す。

 4年前とは異なる構図を描きながら、県都の首長の座を巡る前哨戦は熱を帯びている。【谷本仁美】

毎日新聞 2006年1月12日

424片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 02:07:18
トップを選ぶ:新生“3都”の行方/2 宮崎市/中 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/archive/news/2006/01/13/20060113ddlk45010394000c.html
 ◇異なる合併への立脚点、それぞれに支援組織始動

 宮崎市は02年8月、市役所近くに「推進します! 6町との合併」というスローガンと周辺6町名が入った看板を立てた。反発した6町長が市長室に乗り込み、撤去を求めたことがあった。

 看板は8カ月後に別のスローガンに変わった。県内では合併特例法が切れる05年3月直前に駆け込み合併が相次いだが、当時、合併論議は停滞していた。ある元町長は「津村(重光)市長は周辺自治体の気持ちを酌まず、嫌悪感を抱かせた」と言う。今回の市長選にしこりを残した逸話だ。

 今月4日夜、宮崎市下原町にある戸敷正氏(53)の事務所に市議らが集まった。それぞれの地盤を生かし、各地で支持を広げる議員連盟を結成したのだ。そこには宮崎市と合併していない、国富町や綾町などの議員の姿もあった。議員の一人は「投票権はないが、将来を考えて、戸敷氏に協力する」と明言した。その手元には戸敷氏の写真が刷り込まれた名刺の束があった。

 戸敷氏への幅広い支援について、陣営で指揮を執る横田照夫県議(自民)は「津村氏の政治スタンスで合併するのは難しいが、戸敷氏なら賛成する気持ちもあるのだろう」とみる。

 津村氏(58)を推す議員も5日、同様の支援団体を結成した。会長の日高義幸市議(自民)は「あくまでも選挙区は1市3町」と戸敷陣営の「広がり」は意に介さない。だが、今回は各議員が地域に入り込み、企業や団体に支持を呼びかける実動部隊になる。初の試みという。

 旧3町域の有権者は全体の約15%に過ぎない。だが、高岡と田野では町を揺らした合併論議と同じく、議員が二分。自立派が戸敷氏、合併推進派は津村氏をそれぞれ支援する。合併論争は住民投票にまで発展しただけに、住民感情も複雑だ。

 その戸敷氏は旧佐土原町長として、県内自治体に先駆けて合併を決意した。「合併を機に、新しいまちづくりをするべき。『1市6町』で42万人、さらに(政令指定都市である)50万人になれば声がすぐに国に届く」と街頭などで訴える。津村氏も「生活圏の一体化した『1市6町』の合併も受け入れるべきだ」と表明しており、合併推進の姿勢に大きな違いはない。

 だが、新市の発展のため「合併直後の2〜3年こそ重要」と市政の継続を訴える津村氏と「20年後を見据えた住民参画のまちづくりが必要」とする戸敷氏とでは立脚点が異なる。約37万人に膨らんだ市民はどう判断するのか。【谷本仁美】

毎日新聞 2006年1月13日

425小説吉田学校読者:2006/01/22(日) 08:20:41
こういうの多分ゴロゴロ転がっている。そりゃあ怪文書も出回る。
財政難で大阪市も何でもありになりそうな予感。

別の大阪市有地にも暴力団事務所 排除せずに売却検討
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200601210011.html

 大阪市港区の市有地にある暴力団事務所を市が長年放置していた問題で、別の暴力団も近くの市有地に事務所を構えていることが大阪府警などの調べでわかった。市はこの事実を把握していたが、暴力団の会長と土地の賃貸借契約を結んでいることから排除は困難と判断し、会長に売却することを検討している。市の担当者は「財政難の折、借地人に買い取ってもらいたい」としており、市有地を暴力団に売却しようとしている市の姿勢に批判の声が上がっている。
 府警の調べでは、市有地に事務所を置いている暴力団は山口組傘下の有力な3次団体で、約40人の構成員がいる。
 市財政局運営課によると、事務所がある土地は約70平方メートルの市有地。約30年前に暴力団の会長と土地の賃貸借契約を結び、現在年約16万円で貸している。
 登記簿によると、木造2階建て延べ約150平方メートルの建物が立ち、事務所・住居として届けている。
 同課によると、一帯の土地は、終戦直後まで民間会社が所有していたが、高潮対策などの工事のために市が50年ごろに買い取り、工事後、以前から住んでいた数千世帯の住民に市が土地を貸すことにした。問題の土地は、その後借地人が何度か入れ替わり、75年から暴力団会長が借り続けている。
 市は、旧借地法にもとづく賃貸借契約が13年まで有効で、暴力団会長に借地権があることや、土地の用途を限定していないことなどから、事務所の撤去を求める根拠がないと判断。土地を暴力団会長に売却しようと考え、これまでに数回、購入をもちかけたが、資金難を理由に断られているという。
 暴力団会長と賃貸借契約を結んだ経緯について、市財政局運営課は「かなり以前のことなので今は分からない」としているが、遅くとも02年には暴力団会長と契約していることを認識していたという。
 この暴力団は、大阪市内で上部団体の組事務所の入居阻止運動を進めていた住民を脅したとして、97年に会長が暴力行為等処罰法違反容疑で府警に逮捕されている。01年には、この暴力団の当時の幹部がJR三ノ宮駅で発砲するなどして会社員と警官にけがを負わせたとして、兵庫県警に殺人未遂と銃刀法違反容疑で逮捕されている。
 現場近くの市有地にも別の暴力団事務所が立っており、市は不法占有として、撤去に向けた法的措置に取り組んでいる。

426片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 18:11:25
刺客騒ぎはもう終わりかー

選挙:岐阜市長選 一騎打ちの公算 現新対決、89年以来−−あす告示 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000014-mailo-l21

 任期満了(2月23日)に伴う岐阜市長選は22日告示、29日に投開票される。現職で再選を目指す細江茂光氏(57)=自民、民主推薦、公明支持=と新人で医療法人副理事長の高田一朗氏(52)=共産推薦=の2人が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。現職と新人による対決の構図は89年選挙以来。
 今回の争点は同市椿洞に不法投棄された産業廃棄物の処理問題。細江市長は昨年12月に産業廃棄物不法投棄対策検討委員会の中間報告を受け、事実上「一部撤去」の方針を打ち出したが、地元住民らは「全面撤去」を強く望んでいる。また相次ぐ大型店の撤退で集客力が低下した中心市街地の空洞化にどうやって歯止めをかけるかも課題となっている。
 投票率は前回が49・55%。過去最低は、現職と新人の一騎打ちとなった63年の31・50%。同市で30%に届かなかった選挙としては、02年の県議補選岐阜市選挙区の19・53%がある。
 投票は市内55カ所の投票所で午前7時から午後8時まで。開票は午後9時半から同市六条南の岐阜産業会館で行われる。
 また、同市と旧柳津町の合併(1日)に伴う柳津選挙区(定数2)の市議増員選挙も同日実施される。いずれも新人の無所属4人、共産1人の計5人が立候補の準備を進めている。任期は現市議の任期満了と同じ07年5月1日まで。新市議は計44人となる。【佐野裕】

1月21日朝刊
(毎日新聞) - 1月21日16時40分更新

427片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/24(火) 20:53:17
民主党が迷走だね。

野党委、東門氏を擁立へ/沖縄市長選
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200601241300_03.html

 四月に予定される沖縄市長選で、野党系候補の選考委員会(委員長・新川秀清県議)は二十三日、前衆院議員で社民党県連副委員長の東門美津子氏(63)を擁立する方針を決めた。選考委は二十四日にも民主を除くメンバーが東門氏と面談し、正式に出馬を要請する。
 ただ、民主党県連は新たに沖縄市在住の男性タレント(47)を候補者として提案。東門氏擁立については態度を留保した。

 選考委は二十三日の会合で、東門氏擁立の条件として(1)市長選出馬の際は社民党の党籍を外し無所属となる(2)当選後は偏らない市政運営で無所属的な立場を通す(3)将来にわたって特定政党からの立候補はせず、今後の政治活動は東門氏本人の意思を尊重する―を容認した。

 だが民主党は、新たな候補として男性タレントを提案。東門氏擁立の判断を保留し、独自候補擁立も視野に政策集団「そうぞう」との協力も模索しながら、党内で協議をする構えだ。

 沖縄タイムス社の取材に対し、東門氏は「正式に何も聞いていない」と明言を避け、男性タレントは「現段階では出馬は現実的でない」として擁立には応じない姿勢だ。

428片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/28(土) 02:11:03
終盤戦白熱の攻防 新「二戸」市長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m01/d27/NippoNews_8.html

 旧二戸市と旧浄法寺町の新設合併で発足した新「二戸市」の市長選は29日投票が行われる。いずれも新人で無所属の旧二戸市長小原豊明氏(65)=民主党推薦=と前県議工藤篤氏(60)=自民、公明両党推薦=の2人が22日の告示以降、「県北の拠点都市」づくりを目指し激しい舌戦を繰り広げている。岩手日報社取材班と電話調査による終盤の情勢は、小原氏が合併の順調なスタートを訴え支持を固める。工藤氏はカシオペア連邦の合併実現を訴えて追い上げている。投票する候補者を決めかねている有権者もおり、残る2日間の攻防が注目される。

 小原氏は後援会(中舘真一会長)を軸に運動を展開し、後援会青年部を中心に組織する政治団体ふるさと創造会も選挙戦を支える。「旧浄法寺町との合併を成功させるため、新市の順調なスタートが大切だ」と訴える。民主党所属の国会議員、同党会派の県議団も支援に動いている。

 居住地の堀野地区、清川明彬・市長職務執行者(旧浄法寺町長)らが支持する浄法寺地区で広く浸透。二戸市中心部でも支持拡大に懸命だ。

 工藤氏は後援会連合会(小保内道彦会長)を主体に選挙戦を展開。推薦を得た自民、公明両党と連携し、各地で街頭演説や個人演説会を開いて「カシオペア連邦の合併を実現し、地域活性化を図る」と訴えている。これまでの市政運営に不満を持つ人たちの結集を図っている。

 有権者の多い二戸市中心部、出身地の金田一地区などで支持を広げており、浄法寺地区でも支持者の多い自民党票を固めようと懸命だ。

 本社取材班と電話調査によると全体の約10%が投票する人を決めかねており、両陣営は残る2日間の攻防に全力を挙げる。

 投票は29日午前7時から午後6時まで市内39投票所で行われ、同午後8時から二戸広域観光物産センターで即日開票される。当落判明は午後10時ごろの見込み。

 21日現在の有権者数は2万6477人(男1万2483人、女1万3994人)。旧二戸市が2万2001人、旧浄法寺町が4476人。

429片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/28(土) 02:13:03
2006年01月27日(金)
山本栄彦知事の後援会 再選へ向けて始動
市町村支部構築 新人衆院議員に最高顧問就任も要請
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/01/27/1.html

 次期山梨県知事選が約一年後に迫り、山本栄彦知事(70)周辺で再選をにらんだ動きが活発化し始めた。知事後援会は二十六日までに、自民党新人衆院議員三人に最高顧問への就任を要請し、二月五日には国会議員や市町村長ら約千五百人を集めた大規模集会を開く。年度内にはほぼ全市町村支部が立ち上がる見通しで、態勢固めが着々と進む。前回、実質的に三つどもえの激戦だったことから、他候補擁立の動きにも警戒を強めている。一方、自民党は昨秋の衆院選以降、新旧勢力の対立で混乱が続き、民主党には「知事選で七十歳以上は推薦しない」基準があり、政党側の動向も今後の焦点となりそうだ。

 次期知事選は、前回同様、甲府市長選と同日選が予想され、市長の任期(来年二月一日)との関係から、同一月二十八日か同二十一日が有力視されている。

 再選について、山本知事は「与えられた仕事に一つ一つ丁寧に対応する」と述べるにとどめるが、後援会・山輝会(小野熊平会長)は活動を加速。

 最高顧問就任要請に、小野次郎氏は「国とのパイプ役として協力するが、現時点で後援会に入るつもりはない」と当面は受けない考えを示したが、赤池誠章、長崎幸太郎両氏から承諾を取り付けた。

 同会は、市町村単位でこれまでに四十二支部、二総支部を設立。未設置の五市町村も年度内に立ち上げを目指し、今月二十九日には女性部も設立する。

 「県政報告とふれあいの集い」と題した二月の集会には、新人三人を含む県関係国会議員計九人をはじめ、市町村長や県議、各種団体の代表らを招く予定だ。小田切常雄幹事長は「再選に向けた環境を粛々と整える」と話し、県議らからは「一年後への事実上の決起集会」との見方もある。

アピール
 山本知事は今月四日の仕事始めで、中部横断自動車道の未着工区間の早期建設に向けて建設費の一部を県が負担する「新直轄方式」を受け入れる考えを表明した。

 昨年後半の北杜市明野町への廃棄物最終処分場の建設地決定に続き、県政課題解決に精力的に動く姿に、県関係者は「いずれも前回知事選で(横内正明元衆院議員の地盤で)苦戦を強いられた山梨3区内の長年の懸案。再選に向け、自らの政治手腕を印象付ける狙いがあるのではないか」とみる。

 山本知事の前回知事選での得票率は約36%。戦後の知事選で最も低かったこともあり、知事サイドは前回の相手陣営の動向に神経をとがらす。

 八千九百票余りの差で敗れた横内氏(63)は、二○○四年七月の参院選でも苦杯をなめ、現在“浪人中”。昨秋には都内で時局セミナーを開き、政治の一線復帰に意欲をみせた。「県民、国民の役に立ちたい思いは変わっていず、それが県政か、国政かは白紙」とする。

 十二万票余りを獲得した元警視総監の井上幸彦氏(68)は、前回の支持者の一部から再出馬を望む声を受けるが、現時点では「コメントする状況にない」と話すにとどめる。

政党の動向
 県内政治地図は、自民党が党本部と県連で分裂選挙となった昨秋の衆院選以降、山本知事の“後見人”とされる堀内光雄氏が同党を離党処分となるなど、前回知事選時とは激変。同党県連は新会長が決まらないなど混乱が収まらず、「次期知事選にも影響しかねない」(県議)状況が続く。

 「七十歳以上推薦せず」の基準がある民主党は、山本知事が再選を目指す場合、難しい対応を迫られる。他県では県連が独自に推薦した例もあり、輿石東参院議員は「山本県政を検証した上で検討する」と話す。

 一方、衆院選大敗で政権交代が遠のいたことから、前回も名前が取りざたされた小沢鋭仁代表(51)周辺には「知事選も視野に入れるべきだ」との声も寄せられているという。ただ小沢氏は「期待はありがたいが、今はその考えはない」と慎重な姿勢だ。

 衆院選では、新人候補が得票を伸ばし、新風を吹き込んだ。「変革」を求める有権者の意識が、次期知事選でどこに向かうかも注目されている。

430片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/30(月) 14:42:12
>>414
ワロタ
なんで共産党が当選しとんのよ。

http://www.hakodate-e-news.co.jp/
■開票23時30分確定(投票率31.98%)
当選 民主新 高橋  亨 22,441
当選 共産新 前川 一夫 13,454
   無 元 畠山  博 12,983
   自民新 佐々木俊雄 12,463
   自民新 金沢 浩幸 11,958

高橋、前川氏が当選 道議選函館市補選  2006/01/30 07:17
 【函館】現職道議の死去などに伴う道議選函館市(定数六、欠員二)の補選は二十九日投票、即日開票の結果、ともに新人で前函館市議の高橋亨氏(52)=民主=と、共産党函館地区委員会副委員長前川一夫氏(58)=共産=が当選した。

 当日有権者数は二十三万千四百六十九人、投票者数は七万四千十九人。投票率は31・98%で、道議選史上(補選を含む)二番目の低さだった。無効票は七一六、持ち帰り四。

 同補選は五人が立候補。この中で高橋氏は市議四期の実績を生かし、支持母体の労組票や民主党の支持層を手堅くまとめ、二○○三年の同党現職辞職で失った議席を回復した。また前川氏は故日高令子氏後継をアピール、低投票率の中で組織力を生かし、共産党の議席を守った。

 これに対し元道議の畠山博氏(61)=無所属=、前渡島支庁副支庁長佐々木俊雄氏(55)=自民=、前函館市議金沢浩幸氏(43)=同=は、自民党支部が候補者調整できなかったことから互いに保守票を奪い合う形となり、票が伸び悩んだ。

 高橋、前川両氏の任期は二○○七年四月まで。

431片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/17(金) 15:31:32
黒木元県議が立候補表明 出直し新富町長選
2006年02月17日 宮崎日日

 収賄容疑で逮捕、起訴された町長の辞職に伴う新富町の出直し町長選(3月14日告示、同19日投開票)に、元県議黒木健司氏(52)が16日、立候補を表明した。同町長選の正式立候補表明は初めて。

 立候補の理由について、黒木氏は「後援会や支持者から強力な要請を受け、一定の政治経験のある自分が立つべきだと決断した。町の大変な状況を打開するため全力を尽くしたい」と語った。航空自衛隊新田原基地への米軍訓練移転問題について「徹底して反対していく」と説明。市町村合併問題には「住民の意向を尊重しながら広域合併を考えたい」と話した。

 黒木氏は同町新田出身。1987(昭和62)年、同町議に当選。91年から県議を務め、2003年10月、衆院選立候補のため四期目途中で辞職した。

 同町長選には、ほかにも新人らに立候補の動きがある。

432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/17(金) 15:45:05
深層・真相:産廃争点の水俣市長選 勝敗決した女性、高齢者票 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000223-mailo-l43

 産業廃棄物最終処分場問題が最大の争点となった水俣市長選は「絶対阻止」を掲げた前市教育長、宮本勝彬氏(62)が現職の江口隆一氏(40)を約3500票の大差で破った。勝敗を決めたのは環境に敏感な女性や、水俣病のつらい原体験を持つ高齢者票とみられ、産廃を問う住民投票的要素を含んでいた。22日に宮本市政が始まるのを前に、市民の選択と産廃問題の行方を考えた。【平野美紀】
 ◆茶色と透明の水
 今月1日、水俣市文化会館であった宮本氏の個人演説会。応援演説に立った産廃反対団体「水俣の命と水を守る市民の会」代表世話人の坂本ミサ子さん(78)がペットボトルを手に訴えた。
 「生きていくのに必要なのはきれいな空、水、海。それを金に代えるほど市民はバカではない。金より命が大切。絶対に50年前の思いを子供たちにさせてはならない」
 こげ茶色の水は県内の産廃処分場からの排水、透明な水は、水俣市の産廃予定地近くを流れる湯出川の水。聴衆1000人以上の7割を女性が占めていた。投票前、坂本さんは手応えを感じていた。従来江口氏を応援していた高齢者が何人も宮本氏支持に回ったからだ。坂本さんは「子や孫に水俣病のつらい経験をさせたくないと考えた60、70代以上と、子供を持つ女性たちが票を動かしたと思う」と分析。一方で、世代間の温度差を感じていたという。
 実際、江口氏を支援した30代女性は宮本氏を「産廃以外に魅力がない」と見ていた。高齢者ほどではないが、水俣病を巡る苦い経験はある。しかし「水俣病と選挙は別。地域経済に陰りがある現状をどう活性化するのかが指標。多少危なっかしくても突破力のある強いリーダーが欲しかった。同世代の多くはそう考えていた」と代弁する。
 ◆大差の理由は三つ
 大差で宮本氏が勝った理由は主に三つある。(1)争点を産廃問題に絞った(2)水俣病関係者が陣営の表舞台に出なかった(3)色分けしにくい教え子ネットワークを使った――ことだ。
 昨年11月、水俣病患者らでつくる「本願の会」は、産廃反対2団体の有志らと勝手連「水俣に産廃はいらない!市民連合」を結成。産廃反対ビラを作って配布するなど、宮本陣営を陰から支えた。「水俣病の教訓」を訴えた宮本陣営だが、水俣病を巡る長い闘争の影響による複雑な市民感情に配慮したからだった。
 ◆問われる実行力
 宮本氏は産廃問題に関し、市役所内特別対策チーム設置▽公害復興特区の申請▽工事が始まれば工事差し止め訴訟▽状況次第で用地買い上げ――の考えを明らかにした。
 「阻止に向けて何をするのか。意気込みではなく、結果で評価したい」と江口氏を支援した有権者の1人は語った。宮本新市長の実行力が問われている。

2月17日朝刊
(毎日新聞) - 2月17日15時1分更新

433片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/17(金) 15:46:32
選挙:能代市長選 斉藤滋宣氏が出馬検討 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000043-mailo-l05

 能代市と二ツ井町が合併し、3月21日に発足する新「能代市」の市長選に前参院議員の斉藤滋宣氏(52)が出馬を検討していることが16日、分かった。斉藤氏は「後援会と相談して最終的に判断したい」と述べ、近く態度表明する見通し。
 斉藤氏に対しては、同市内の若手経営者らでつくる「新しい市民の会」や、同市議の有志9人らが立候補するよう要請しており、15日には「市民の会」世話人らが斉藤氏に2105人分の署名を集め、出馬を要請した。
 同市長選には能代市の豊沢有兄市長(62)が既に無所属で立候補することを表明している。【田村彦志】

2月17日朝刊
(毎日新聞) - 2月17日13時1分更新

434片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/17(金) 16:31:54
中川圭一・・・中川泰宏(衆/元八木町長)・小野次郎(衆)・高屋直志(府)=党本部・中川派=かつては野中町長の後継者と目されていた
佐々木稔納・・野中広務・田中英夫・小泉顕雄(参比)・野中一二三(旧園部町長)=野中派。野中弘務元秘書。前四町町長推薦
佐々谷元秀・・北神圭朗(衆)・福山哲郎(参)・松井孝治(参)=民主党系=前回の園部町長選で中川泰宏に担がれ、その後中川泰宏関連施設に就職。前回は共産党も実質支持

選挙:南丹市長選/南丹市議選 市長選、3新人の争い−−ダブル選告示 /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000155-mailo-l26

 ◇市議選は4選挙区で44人立つ
 園部、八木、日吉、美山の旧4町合併に伴う南丹市長、市議のダブル選が12日、告示された。19日に投開票される。
 市長選はいずれも旧園部町出身の無所属3新人による争い。旧園部町議会議長、中川圭一氏(63)▽旧園部町収入役、佐々木稔納氏(51)▽元旧園部町議会議長、佐々谷元秀氏(55)の3人が立候補した。際だった争点はないが、「ゆるやかな合併」をした旧4町の特色を生かしたまちづくりの進め方、厳しい財政状況下での活性化策などが論点になりそうだ。
 また旧町ごとの4選挙区に分かれる市議選は合計の定数26に44人が出馬。選挙区別では▽園部(定数9)13人▽八木(定数7)12人▽日吉(定数5)8人▽美山(定数5)11人が立候補した。党派別では共産3、民主1、無所属40。女性は1人だけにとどまった。
 投票は市内68カ所で行われ市議選の選挙区ごとに設けられた4カ所で開票される。11日現在の有権者数は2万9401人。【矢倉健次】
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 ◆南丹市長選立候補者の第一声(届け出順)
 ◇ガラス張りの市政を−−中川圭一候補(63)=無新
 中川候補は午前8時半から南丹市園部町上木崎町四辻の事務所で出陣式を行った。全面的に支援する中川泰宏衆院議員がさっそくマイクを握って小泉首相ら政権中枢とのパイプの太さを強調。小野次郎衆院議員(比例南関東ブロック)、高屋直志府議らも応援にかけつけた。中川候補は福祉の充実や財政基盤の安定化などを訴え「しがらみのない、ガラス張りの市政を実現する。激しい戦いだが必ず勝ちたい」と決意表明した。
中川圭一(なかがわ・けいいち) 63 無新
 市社会福祉協議会副会長[歴]全国町村議会議長会会長▽府市町村社会福祉連合会会長▽園部中
 ◇旧4町の政策を継続−−佐々谷元秀候補(55)=無新
 佐々木候補は午前8時半の運動開始早々から街宣車に乗り込んで旧美山町にも足を延ばした後、午後3時から同市園部町新町火打谷の事務所で出発式。野中広務元自民党幹事長、小泉顕雄参院議員、田中英夫元衆院議員、野中一二三旧園部町長ら4旧町長などが応援に訪れた。佐々木候補は合併協議会で決定された「新市建設計画」の確実な実行による旧4町の政策継続などを訴え、「目的達成のため命をかけて戦い抜く」と訴えた。
佐々木稔納(ささき・としのり) 51 無新
 [元]園部町収入役[歴]衆院議員公設秘書▽参議院事務局職員▽同志社大
 ◇住民の意見聞きたい−−佐々木稔納候補(51)=無新
 佐々谷候補は午前10時から同市園部町小山東平成台の事務所で第一声を上げた。支援する民主党の北神圭朗衆院議員、福山哲郎参院議員、松井孝治参院議員も顔をそろえ「バックに誰がいるという、しがらみの政治に決別するため、当選を勝ち取ってほしい」などと激励した。佐々谷候補は子育て支援などの政策に続き「旧4町は町政を失敗したから、合併せざるを得なくなった。住民の意見を聞ける候補は私だけ」などと訴えた。
佐々谷元秀(ささたに・もとひで) 55 無新
 不動産仲介業▽農業[歴]園部町議会議長▽園部中PTA会長▽不動産会社社員▽同志社大

435片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/17(金) 16:35:42
選挙:南丹市長選/南丹市議選 あす告示−−園部など旧4町合併 /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000250-mailo-l26

 ◇市長選三つどもえの公算、市議選には44人立候補か
 園部、八木、日吉、美山の旧4町合併に伴う南丹市長・市議選は12日、告示される。
 市長選は旧園部町議会議長の中川圭一氏(63)、旧園部町収入役の佐々木稔納氏(51)、元旧園部町議会議長の佐々谷元秀氏(55)が立候補を予定し三つどもえの様相。
 市議選は旧町単位に設けられた4つの選挙区で実施され、定数は園部9、八木7、日吉5、美山5の計26。これまでに44人が事前審査を済ませており、いずれの選挙も激戦となりそうだ。
 投票は19日午前7時〜午後8時(美山選挙区の一部は午後6時または7時)。同日9時過ぎから両選挙とも市議選の選挙区ごとに設けられた4つの会場で開票される。
 昨年12月2日現在の有権者数は2万9369人(男1万3799人、女1万5570人)。
   ◇
 市長選を戦う予定の3人はかつては一致して、旧園部町出身の野中広務元自民党幹事長を支えた間柄だったが、今回はそれぞれが違う現、元衆院議員の支援を受ける。
 中川氏は昨年9月の衆院選京都4区で投票直前に当選した中川泰宏衆院議員=自民=の支持を表明し、無所属で出馬した野中元幹事長の後継者、田中英夫元衆院議員は結果的に156票差で落選した。3人の中で最も早く昨年10月に出馬を表明。出身地の旧八木町以外の南丹市でも支持拡大を狙う中川衆院議員の全面的な支援を受ける。
 佐々木氏は野中元幹事長の地元秘書を約20年、その実弟、野中一二三旧園部町長の元で収入役を4年務めた「直系」。4旧町長がそろって推すが、立候補表明は先月中旬にずれ込んだ。田中元衆院議員の再起のためにも地盤維持を目指す。
 03年の旧園部町長選でその直前まで旧園部町議会議長だった佐々谷氏は「ワンマン政治の打破」を訴えて7選を果たした野中旧園部町長に挑んだ。当時から北神圭朗衆院議員=民主=(前回京都4区で落選し、比例近畿ブロックで復活初当選)との関係を強め「応援団長」を自認。さらに「反中川(泰宏)」「反野中(一二三)」で一致する共産党なども支援する。
 自民、公明両党は自主投票。かつての「野中王国」の新勢力図がどう変わるかは不透明だ。【矢倉健次】

2月11日朝刊
(毎日新聞) - 2月11日16時2分更新

436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/17(金) 16:38:13
選挙:熊本市長選 佐藤・元県総務部長が出馬表明 “県都決戦”一気に加速 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000133-mailo-l43

 12月の任期満了に伴う熊本市長選に8日、元県総務部長の佐藤達三氏(60)が出馬表明した。
 佐藤氏は芦北町出身。昨年8月に全国市議会議長会事務総長を退任し、政治団体「佐藤達三の会」を立ち上げ代表を務めている。
 会見では過去の経験を踏まえ「今後は市町村という基礎的自治体のあり方が極めて重要になると痛感しており、かねてから郷里より温かい言葉をかけてもらったこともあり決意した」などと動機を説明。政策として真っ先に現職の幸山政史市長(40)も実現を目指す政令指定都市への移行を掲げ、「県下のリーダーとしての自覚も必要だが、同時に九州全体を視野に入れた高い志を忘れてはならない。そのためには政令市を実現して、行く行くは九州の州都を主張すべきではないか」と語った。
 佐藤氏は無所属での出馬を予定。「出来るだけ多くの方々からの支援をいただきたい」と述べ、推薦願を出す政党名は明らかにしなかったが、最大会派である自民党熊本市議団は同氏を全面的に支援する見込み。嶋田幾雄団長は「現市長と我々では目指すものがかみ合っておらず、地方自治に対して豊富な経験もある佐藤氏に期待したい」などと話している。
   ◇   ◇
 佐藤氏の出馬表明を機に今秋の“県都決戦”に向けた動きは一気に活発化しそうだ。前回選挙では政党に頼らない戦いで4党相乗りの現職を破った幸山市長は出馬表明こそしていないが、1月の年頭会見では「改革は4年では終わらない」と述べるなど、再選へ意欲を示している。
 また、共産党や労組などで組織する市民団体も独自候補の擁立に向けて人選を進めており、同党の山本伸裕・熊本地区委員長は「自民党市政の復活を阻止し、市民に冷たい現市政にも終止符を打ちたい」。このほかにも出馬に向けた動きはあり、県都決戦は乱戦の様相さえ見せ始めている。【新里啓一】

2月9日朝刊
(毎日新聞) - 2月9日12時1分更新

437片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/19(日) 21:55:10
次期参院選・衆院選の候補として名が挙がっていた斉藤氏だが、市長選に転出。

斉藤・前参院議員が出馬表明/新「能代市」市長選
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060219j

 前参院議員の斉藤滋宣氏(52)=二ツ井町=は19日、能代市と二ツ井町が合併して3月21日に発足する新「能代市」の市長選挙に、無所属で立候補することを表明した。同市長選への出馬を表明したのは、能代市の豊沢有兄市長(62)に次いで2人目。

 同市のシャインプラザ平安閣能代で会見した斉藤氏は「現市長の政策力やリーダーシップには、首をかしげざるを得ない。このまま対立候補が現れなければ、市民が現市長を評価する機会を逸してしまう。政治に携わる者として大きな責任を感じて出馬を決意した」などと述べた。

 斉藤氏は中央大卒。県議2期を経て、自民党公認で出馬した平成10年の参院選本県選挙区で初当選、16年の参院選で落選した。二ツ井町字下野67の22。

438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/25(土) 21:14:19
メール問題、民主党揺れる
伏見・府議補選に影響か
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006022400215&amp;genre=A1&amp;area=K10

 ライブドアの送金指示メール問題で、民主党が揺れている。前原誠司代表の地元京都でも、抗議の電話が24日も相次いだ。候補擁立が難航する4月の京都府議京都市伏見区補選(欠員1)に、影響が及ぶのではないかと心配する声も、幹部から出始めた。

 府連事務所(中京区)では、22日の党首討論前後から電話が鳴りやまず、職員らが応対に追われている。「前原代表への激励もあるが、大半は抗議や非難」という。「党へのイメージダウンだ。擁立作業に影響する。このままでは戦えない」。府連幹部の1人は困惑する。

 民主党は、知事選と同じ4月9日に投開票される同府議補選に向けて候補擁立作業を進めているが、現時点で決定していない。他党は昨年末以降、社民、自民、共産各党が新人候補を発表、すでに選挙態勢準備に入っている。

 宇都宮壮一・府連幹事長は「告示まで時間がある。3区総支部を中心に人選を進めている」。府連副会長で3区内の伏見区選出の田渕五十生府議は「元自民党府議の議席であり、来春は統一地方選もある。地域割や態勢づくりは容易でなく、慎重に検討している。メール問題が影響しないか心配だ」と話す。

 府連内部には「昨年秋の衆院京都3区は民主党が自民党に勝利した。『不戦敗』はありえない」と主張する幹部もおり、来月31日の告示まで懸命の擁立作業が続きそうだ。

 宇都宮幹事長は「耐震偽装など4点セットで小泉政権の問題点を攻撃しなければいけない時に、メール問題で矮小(わいしょう)化されてしまう。週明けの事態も見守りたい」と話している。

439片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/25(土) 21:15:18
与党会派に微妙な変化
国松滋賀県知事3選出馬表明で
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006022400055&amp;genre=A2&amp;area=S00

 今夏の滋賀県知事選に国松善次知事(67)が23日、3期目を目指して立候補することを表明し、知事選に向けて動きだした。県議会の最大会派「自民党・湖翔クラブ」のなかで、知事に対する評価や支持が割れているほか、民主党や社民党県議らでつくる「県民ネットワーク」は代表質問で立候補の意向を尋ねることを見送った。前回の知事選前と比べ、与党会派に微妙な変化が出ている。

 「次期知事選についてどんな考えか」

 「知事選への出馬の決意を固めさせていただいた」

 自民党・湖翔クラブの杼木捨蔵県議が代表質問で淡々と尋ねたのに対し、国松知事が力強く答えた。

 同クラブは14日の議員総会で立候補の意向を質問することを決めた。「質問と、支持するかはまったく別だ」と世古正県議は言う。9000億円近い県債残高などを念頭に「国松知事は財政危機と言いながら抜本的な歳出削減ができていない。イベント開催ばかりに目が向いている」と批判的だ。一方、滝一郎県議は「財政難のなか、会派の要望をよく聞いている。もう1期してもらったらどうか」と話す。

 自民党県連は3月中旬にも選対委員会を設け、推薦候補の協議を始める予定だ。しかし、県議の一部には他候補の擁立を探る動きがある。

 ■総括議論続く

 県民ネットは、4年前の2月定例県議会の代表質問で、国松知事に2期目を目指して立候補するか尋ねたが、今回は見送った。2期8年にわたる国松県政の総括をめぐる議論が、会派内でまだ続いているからだ。朝倉克己県議は「この4年間に要望した政策がどれだけ実現したかを検証する。財政危機に対応するための歳出削減策や、県の均衡ある経済活性化策があるかも見極める」と慎重だ。

 同ネットは2月末までに総括する。それを受けて、民主党県連は3月初めにも選対委員会を開き、国会議員を交えて対応を協議する。社民党県連は、国松知事が昨年11月の定例記者会見で戦力不保持を規定した憲法9条第2項の見直しに言及したことや、新幹線新駅建設をめぐる住民投票条例の制定に反対したことを勘案した上で、前回のように推薦するかどうか検討する。

 公明党は、正式に推薦要請を受けた後、対応を協議する方針だ。

 ■対立軸鮮明に

 一方、共産党などでつくる「県民本位の滋賀民主県政をつくる会」は、県労働組合総連合議長の辻義則氏(58)を擁立する予定だ。辻氏は3月下旬にも、同会から正式に立候補の要請を受けて立候補を表明する。国松知事が推進する新幹線新駅やダム建設に反対し、対立軸を鮮明にする考えだ。

440片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/08(水) 00:41:53
立候補表明の4氏、再生かけ動き急  神戸新聞・宝塚市長選
2006/03/07
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000004355.shtml

 「ふるさとのようなところ」。失職した前宝塚市長渡部完容疑者(47)=一部起訴済み、収賄容疑で再逮捕=の後任を選ぶ出直し市長選への立候補を六日、表明した元国交省企画専門官青木伊知郎氏(42)。同日午後、市内で開いた記者会見で、都市復興部長などを務めた同市への思い入れをこう表現した。一方、これまで市長選への意欲を見せてきた同市選出の県議岡野多甫氏(51)もこの日夜になって立候補を決断。青木氏を意識するように「市民以外の人に市政再生は任せられない」と訴えてきた岡野氏は「宝塚の民意を問いたい」と語った。


 同市長選にはほかに、市民団体代表の城内美紀氏(52)が立候補を表明。元衆院議員の阪上善秀氏(58)も立候補の意向を明らかにしている。

 この日午後、市内で記者会見した青木氏は、小学生の二人の息子がいずれも宝塚市勤務時代に誕生したことを紹介。「宝塚は私にとってふるさとのようなところ。全国をリードする市にしていきたい」と市政再生への意気込みを語った。

 会見に先立ち、開かれた同氏の後援会設立総会では、集まったメンバーからは「青木さんなら宝塚を立て直せる。支援の輪を広げていきたい」などとの声が上がった。


 一方、これまで市長選立候補に強い意欲を見せながら、表明は先送りしていた岡野氏は同日夜、所属する民主党の兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市)総支部長の市村浩一郎衆院議員(比例近畿)や地元市議らと市内のホテルで会談。立候補の意向を伝えた上で、党県連の推薦を求めたが、市村氏らはこれを拒否し、「立候補するなら離党してほしい」と話したという。市村氏によると、民主は今回、独自候補は立てない方針。

 他の立候補予定者のうち、城内氏は現在、選挙用のポスター撮影などの準備中。阪上氏は正式表明に向け、支持者や地元団体などに支援を呼びかけている。

 統一候補擁立で協議を進めている社民、共産だが、人選は難航している。

441片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/08(水) 00:42:58
再生への模索 〜市長汚職・宝塚
下.選挙へ (2006/02/18)
水面下、擁立の動き加速 
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200602saisei/03.html

 「誰か身近な人を立てられないか」

 宝塚市長渡部完が弁護士を通じて、辞職願を提出した十四日の夜。民主の衆院議員市村浩一郎(比例近畿)から、同党の宝塚市議に四月九日にも行われるとみられる出直し市長選に向け、候補者擁立を打診する電話が入った。

 小泉改革を象徴、郵政民営化の是非を問い、自民が大勝した昨年の衆院選。党公認で兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市)から立候補した市村も、小選挙区では、東京10区にくら替えした自民の小池百合子の後継候補、木挽司に敗れた。

 それから五カ月、地元選挙区で自民党に籍を置く首長が収賄容疑で逮捕されたことで、行われることになった出直し選挙。「次」をにらむ市村にとって地元での党勢挽(ばん)回にこれ以上の好機はなかった。

 そんな市村に市議は念を押した。「政党色を強く出すのは避けなければ」

 贈賄側のパチンコ店経営会社社長福田宰治はかつて代議士秘書を務め、自らも神戸市議選に立候補した経験を持つ人物。自民だけではなく、民主関係者ともつながりがあり、三年前の民主の政治資金パーティーでは、会社名で献金もしていた。「より一層クリーンであることが候補に求められる、慎重に動かないといけない」。市議はそう伝えた。

 慎重なのは、前回市長選で渡部を推した自民も一緒だ。兵庫県連は渡部の辞表提出を受け、離党勧告などの処分は見送ったものの、市長選での対応は「今後、どんな顔触れが出てくるかによって、対応を判断することになる」(武田丈蔵幹事長)と当面静観する考えを示した。

 一方で、小泉内閣の環境相を務める小池の影響力が今も強い地元では、党関係者がすでに始動。「この週末には上京して小池と会い、市長選への対応策を練る予定」(地元市議)という。

 ほかにも元衆院議員や市幹部、NPO関係者に市長経験者までさまざまな名前が取りざたされ、水面下の前哨戦は早くも混とんとしている。ただ今の段階ではいずれも名前が表に出ることを嫌い、「タイミングを見計らっているところ」と口をそろえる。

 共産、社民も候補の一本化を目指して調整中。社民市議の古谷仁は「遅くとも今月中にはまとめないと」と急ぐ。

 渡部まで県議出身者が五代続けて市長になっている宝塚。市民からは「自分たちの手で市長を選ぼう」という動きも出てきた。その一つで、年越しイベントなどを企画してきた「宝塚アートサポート」。理事長で歯科医の山田忠生は市民グループの連携を模索する。「今度選択を誤れば、宝塚の再生は極めて難しくなる、まちの未来は市民、有権者にかかっている」(敬称略)

442片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/11(土) 16:10:35
えびの市長選終盤情勢 両陣営浮動票に重点 宮崎日日
2006年03月10日

 12日投開票のえびの市長選挙は終盤戦を迎えている。再選を目指す現職の宮崎道公(69)が逃げ切りを図り、新人で元市農業委員会事務局長鬼川利男(58)=いずれも無所属、届け出順=が猛追。激戦は日々加熱し、結果の予想が付かないまま投票日にもつれ込もうとしている。(敬称略)

 「鬼川君は家来のごとしちょった」「財政のことは何も分からん」。5日の告示日から毎晩続けている各地区の個人演説会で宮崎は度々、鬼川批判を繰り出す。

 「相手候補は知名度不足。2、3千票差で勝つ」と楽観視していた今選挙。「鬼川君の批判はしない」。告示前は懐深さを見せていた宮崎だったが、ここにきて焦りを隠せないでいる。

 一方で現職の強みを生かし、防衛事業を活用した交流施設建設、市役所の補修など公共工事を公約に掲げて集票を図る。推薦団体の市建設業関連協議会の青年部、女性部の集会では「すべて地元業者に発注する」と語り、「決して一枚岩ではない」(同会関係者)会員から大きな拍手を受けた。

 市議は19人中12人が協力。宮崎が推し進める行財政改革に慎重な職員団体と協力関係にある社民党議員まで抱き込んだ。ただ、基幹産業の農業に強い鬼川を敵に回したことで、個人演説会出席者がわずか数人の農村地帯もあるなど、不安も。

  □     □

 鬼川も毎晩、個人演説会場を駆け回る。「必勝」と記された鉢巻きを締めて「改革だけでは自立していけない」と宮崎市政を批判。「合併しても生き残るまちをつくる」と力説する。

 鬼川は昨年8月に市を退職後、市内約9千の全家庭を訪問したが知名度不足は否めない。農政畑を歩んだことや企業誘致に奔走したことなどに熱弁を振るい、地道に理解を広める。

 JAえびの市参事だった中野一則県議(57)、同JA幹部が足並みをそろえて支援。宮崎支持からくら替えする農家も現れた。宮崎の改革路線に反対する市議、前回選挙で宮崎に敗れた前助役らもこの流れに乗る。

 だが歳出を伴う公約が、格好の反論材料になる。企業誘致の優遇措置拡大について宮崎は「そんな財源はどこにもない。受けのいい言葉を並べているだけ」と一蹴(いっしゅう)する。

 「現職を一期で辞めさせるのはぐらしい(かわいそう)」「区長や議員を経験するのが先」などの庶民的な声も壁となっている。

  □     □

 二大派閥が激突する市長選は歴史的に接戦が繰り返されてきた。1974年の中間俊範と次点の永崎公=共に故人=の差は30票。宮崎と前市長松形良正(83)が対決した98年は、十票差で松形が辛くも逃げ切った。

 今回の投票率は両陣営とも、前回(82.64%)より上がるとみる。固定票が両候補者とも5千―6千票はあるとされ、残り約5、6千票の浮動票をより多く奪った方が勝つという数式に注目する。

 「飯野を制したものが市長選を制する」。人口約2万3千人の約半数を占め、転勤族やサラリーマンが多く住む飯野地区。終盤に入り、両陣営とも重点を「浮動票の宝庫」に移し、投票日へなだれ込もうとしている。

443片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/12(日) 23:29:52
どっちも波乱がありそうだ。

中西市議会副議長が出馬意向 鹿島市長選  佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/kizi1.asp?ID=20060312&amp;COL=2

 来月9日告示、16日投開票の鹿島市長選に、同市議会副議長の中西裕司氏(57)=4期、古枝=が11日までに立候補する意向を固めた。同市長選で名乗りをあげるのは初めて。中西氏は九州新幹線長崎ルート着工同意問題では、地域振興策の検討に前向きな姿勢を見せている。

 中西氏は鹿島高、中央大卒。自営業者で、自民党同市支部の政調会長を務める。新幹線問題で現職の対応に批判的な市議や住民でつくる「市地域振興推進懇話会」を中心としたグループが後押しする見通し。近く記者会見で正式に発表する。

 一方、現職の桑原允彦市長(60)=4期、高津原=の出馬も有力視されている。有権者数は2万5,900人(男1万1,906人、女1万3,994人)=3月2日現在。

元官僚の樋渡氏事務所開き 新武雄市長選 佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/kizi1.asp?ID=20060312&amp;COL=3

 合併に伴う新「武雄市」の市長選に立候補を予定している元総務省官僚の樋渡啓祐氏(36)の後援会事務所開きが11日、同市武雄町であった。

 前知事や前北方町長、前市議、国会議員、支持者ら約900人が出席した。樋渡氏は重点施策として企業・工場の誘致、水道料金の引き下げなどを挙げ、町づくりには10年はかかるとして「10数年にわたってかじ取り役を任せてほしい」と述べた。

 同時に政策提言集を発表した。38項目にわたって実施時期と予算を明記しており、市職員らが高齢者宅まで出向いて住民票交付などをする「うごく市役所」などを盛り込んでいる。市長選は4月9日告示、同16日投開票。ほかに前武雄市長の古庄健介氏(67)=2期=が立候補を予定している。

444片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/13(月) 19:28:48
民主と津島で下田を実質支援できるかどうかで今後が変わるな。

告示近づく弘前市長選 自民、支援に温度差(2006/03/13)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/03/13/new06031301.htm

 市町村合併に伴う新弘前市長選は四月九日の告示まで一カ月を切った。連続五選を目指す元職に、市政刷新を掲げる新人三氏が挑む構図はほぼ固まりつつある。元職を推薦する自民党は一枚岩になれるかが課題。民主党は独自候補の擁立を事実上断念するなど、両党ともに不安要素を抱え選挙戦に向かっている。
  ◇  ◇  ◇
 弘前市長選には現段階で、いずれも無所属で、旧弘前市長を四期務めた金沢隆氏(74)、同市選出県議の相馬錩一氏(69)、同市の医療法人理事長の下田肇氏(62)、団体職員の須藤宏氏(52)が出馬を表明している。
  ◇  ◇  ◇
 「厳しい選挙になるが全党挙げて何としても勝ちたい」―。自民党県連の冨田重次郎幹事長は一月、前回(二〇〇四年二月)の市長選に続いて金沢氏の推薦を決めた際、公認並みの態勢で支援する決意を表した。
 県内では、衆院四選挙区に加え、全十市長ポストを独占する自民。昨年十二月に出馬を表明した金沢氏に対し、一時、党弘前市支部長の西谷洌県議が出馬に意欲を見せ、分裂の危機とみられた時期も。だが、最終的には西谷県議が出馬を断念。表面的には磐石の態勢といえる。
 しかし、自民県議の一人は今回の金沢氏の選挙を「ゼロからではなくマイナスからの出発」とみる。金沢氏が前回、現民主党参院議員の下田敦子氏に小差まで迫られたことや高齢多選批判もあって、陣営内には危機感すら漂う。
 金沢氏は一貫して、木村太郎衆院議員など“木村派”勢力との連携を深めてきた。これに対し、“非木村派”県議は「集まるのは木村系などの票が中心だろう」と冷ややかに語る。
 津軽の保守勢力の中には、今も“木村派”対“非木村派”の構図があり、この温度差をどこまで解消できるかも大きな課題だ。“木村派”自民県議は「衆院選も最後にはまとまった。今回も徐々にまとまるはずだ」と強調する。
  ◇  ◇  ◇
 昨秋の八戸市長選で推薦した現職が敗れ、自民の市長独占を許した民主党県連。弘前市長選は勢力拡大を図る上での試金石ともいえたが、現段階で独自候補擁立は事実上断念。それどころか、どの陣営からも推薦願は提出されず、公党としての存在感を示せずにいる。
 同党県連が関心を持っているのは、下田敦子氏の夫・肇氏か相馬氏。ただ、両氏とも政党色を出さない“市民派”を掲げているため、静観を余儀なくされている。
 同党県議団は一月、青森市で下田肇、相馬両氏と候補一本化に向け意見を交わすなど、異例ともいえる行動に出た。ある民主県議は「今後の統一地方選や知事選、参院選をにらめば、自民の市長独占は阻みたい」と危機感を募らせる。
 今博幹事長は「ぎりぎりまで状況を見極めたい」とし、最終段階で特定候補の支援に回る可能性を示唆する。
  ◇  ◇  ◇
 郵政民営化法案に反対したことから自民党を離党し、昨年九月の衆院選青森4区に国民新党で立候補した前衆院議員・津島恭一氏の動向も注目される。
 津島氏は取材に対し、後援会の集会などで、市長選についてはおおむね“反金沢”を確認したが「その先はまだ決めかねている」と話す。ただ、「どちら(の陣営)に頼まれたからやるのではない」としており、各陣営の動きを見ながら、何らかの形でかかわる方向を探っているもようだ。

445片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/13(月) 19:52:01
大崎市長選 伊藤県議会議長出馬へ 本間氏と一騎打ちの公算
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/03/20060313t11032.htm

 宮城県議会議長の伊藤康志氏(56)=古川、5期=は12日までに、大崎1市6町(古川市、松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻各町)が31日に合併して誕生する大崎市の市長選に立候補する意向を固めた。県議会2月定例会最終日の16日、議長の辞職願を提出する。同市長選には元県知事の本間俊太郎氏(66)が立候補を表明しており、2氏による激戦となる公算が大きくなった。

 伊藤氏は河北新報社の取材に対し、「最終判断は後援会の皆さんとご相談した後」としながらも「地元の多くの方々から再三出馬の要請をいただき、熟考の結果、古里のために身をささげる覚悟を決めた」と明言。「重要な時期に議長職を辞することには大変悩んだが、県議としての経験は、新市行政と県との連携に生かしたい」と述べた。

 14日、古川市で開く後援会の会合で支持者の意向を確かめた上、最終決断する。

 伊藤氏の擁立の動きは昨年11月末、佐々木謙次古川市長が不出馬を表明して浮上した。新市の中核となる古川市から名乗り出る候補者がない中、同市の商工団体幹部や有志グループが出馬を要請。同氏は1市6町の首長からも大筋で出馬への了解を取り付けたことから、意思を固めた。

 伊藤氏は古川市出身で、小牛田農林高卒。1987年に県議に初当選し、予算特別委員長などを歴任。2005年7月、県議会議長に就任した。議長辞職後は、後任の選出を見届けた後、議員辞職する見通し。

 本間氏は昨年末に出馬表明し、2月初めには古川市に後援会事務所を開設。今月からは各地でミニ集会を開催するなどの動きを見せている。
 ほかに表立った出馬の動きはなく、2氏による一騎打ちの可能性が高まった。

446片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/14(火) 14:32:51
衆院の選挙制度の影響が大きい。中選挙区に戻したらまた復活すると思う。

自民群馬県議団…福田・中曽根系、30年ぶり派閥解消
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060313-00000216-yom-pol

 「自民党王国」と言われる群馬県で、各種選挙の候補者擁立などで争いを続けてきた福田赳夫・元首相系と中曽根康弘・元首相系の2派閥が13日に解散し、30年ぶりに県議会自民党が一本化された。

 来年の参院選から群馬選挙区の改選数が2から1に減る見通しになったことが、“和解”のきっかけだ。背景には、衆院小選挙区制導入などで、両派が選挙で激しく争うことが少なくなったという事情もある。

 13日夕、同県渋川市の伊香保温泉で開かれた県選出国会議員・県議合同会議には、福田元首相の長男、福田康夫・元官房長官や中曽根元首相の長男、中曽根弘文・元文相も顔を見せ、歴史的な瞬間を見守った。

 「会派を発展的に解消し、党の一本化を図る」

 大沢正明・県連幹事長が、福田系の「政策同志会」と中曽根系の「県政塾」を解消する決議を読み上げると、居並んだ両派の県議42人全員を含む出席者が拍手で採択した。

 福田康夫氏は会議後、記者団に「自民党が圧倒的に強い群馬県政界の基を作った。(両派の)競争が強くした」と感慨深げに語った。中曽根弘文氏も「(派閥解消は)より大きな力を発揮するには大変いいことだ」としながらも、「二つの会派、世間で思われているように、単に選挙だ何だで戦っているだけじゃない。今までの活動も意義があったと考える」と強調した。

 ◆動員競争◆

 福田、中曽根の両元首相は1952年の衆院選以来、中選挙区の旧群馬3区でトップ争いを演じた。両派は、参院選群馬選挙区でそれぞれ候補者を立てたり、群馬県知事選の候補者選びで対立したり、つばぜり合いを繰り広げた。

 衆院選旧群馬3区の選挙では、系列県議らが手足となり、政策より運動量の差で票を奪い合った。大型バスを使った動員数を競い、選挙事務所は「福田食堂、中曽根レストラン」とも呼ばれた。同区選出だった小渕恵三・元首相が「私はビルの谷間のラーメン屋」とこぼした話は有名だ。元首相後継の小渕優子衆院議員は13日、「群馬県は全国屈指の保守王国。大同団結でますます力は強まる。県民のことを考えた大きな決断だ」と評価した。

 ◆環境変化◆

 94年の衆院小選挙区制導入で「すみ分け」ができると、選挙での直接対決がなくなり、県政界にも意識の変化が生まれていた。“福中戦争”を経験していない若手県議が「不毛な対立は県民に理解されない」と、ベテラン県議を突き上げる動きも出てきた。

 参院選では、両派が候補者を擁立するなど対立が残っていた。が、参院選群馬選挙区が改選数2から1となる見通しとなり、和解話が一気に進んだ。

 福田系のベテラン県議、松沢睦・自民党群馬県連副会長は「中選挙区時代の自民党は『自分党』で、日本中に『福中』の構図があった。しかし、新しい選挙制度に合わせなければ生き残れず、派閥解消は時代の流れだ」と漏らしている。(政治部 穴井雄治、前橋支局 小川聡)
(読売新聞) - 3月14日2時22分更新

447片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/28(火) 22:10:01
神奈川県と横浜市は不思議だね,どこか。

民主党公認の2人が当選/横浜市議補選
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_20356.html

 横浜市長選と同時に実施された旭区と青葉区の市議補欠選挙(いずれも欠員一)は、ともに民主党の公認候補が当選した。これにより市会最大会派の自民党に第二会派「民主党ヨコハマ会」が一議席差に迫った。
 当選したのは旭区が三菱重工社員の小粥康弘氏(38)、青葉区は日揮社員の山崎誠氏(43)=ともに民主公認。自公が擁立を見送った旭区は小粥氏が圧勝し、青葉区は山崎氏が千三百票差で自民候補を振り切った。
 投票率は旭区が35・7%(男35・34%、女36・06%)、青葉は34・24(男34・14%、女34・34%)だった。
 市会(定数九二)の新勢力は自民三〇、民主ヨコハマ二九、公明一六、ネット横浜六、共産六、無所属クラブ五。国政の与党勢力である自公(計四十六議席)が過半数に届かない議会構図となる。

448片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/28(火) 22:22:58
これでも対抗馬が出てこないのは,キャラ負けするからか。

県職労組合員の知事支持3.6% 就任時支持は47% 長野信毎
http://www.shinmai.co.jp/news/20060325/mm060325sha2022.htm

 県職員労働組合(高橋精一委員長)は24日、昨年11―12月に行った組合員意識調査の結果を公表した。組合員全員(6840人)を対象に行い、5133人(75・0%)が回答。田中知事の支持率(「支持している」「どちらかといえば支持している」の合計)は3・6%で、不支持率(「支持していない」「どちらかといえば支持していない」の合計)は84・7%だった。県職労の支持率調査は初めて。

 「どちらかといえば」を除く「支持している」は0・8%。一方、「支持していない」は72・0%で、所属別では知事部局の74・8%が最多。

 5年前の就任当初の評価を尋ねた質問では、「どちらかといえば」を合わせ、「支持していた」が計47・3%で、「支持していなかった」の計39・3%を上回った。

 知事と県職員の信頼関係については「評価しない」「やや評価しない」が計88・1%。県組織の再編、任期付き部課長級職員の登用も「評価しない」「やや評価しない」の合計がそれぞれ69・5%、81・4%を占めた。

 「評価する」「やや評価する」割合が比較的高かったのは、公共事業の入札方式(の見直し)や、女性の公職起用・女性職員の抜てき。ただ、それぞれ28・2%、25・3%にとどまった。

 県職労は「田中県政を一番近くで見ている職員の率直な評価」としている。調査結果は県職労のホームページにも掲載している。

449片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/28(火) 22:26:48
広島県知事の辞職勧告案提出へ '06/3/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603220121.html

 ▽自民議員会、「県政の信頼失墜」

 藤田雄山広島県知事の個人後援会などの政治資金不正事件をめぐり、県議会最大会派の自民党議員会(山田利明会長、二十七人)は二十二日午前、最終日を迎えた同日の県議会定例会に藤田知事の辞職勧告決議案を提案する方針を固めた。(阿座上俊英)

 決議案の提案方針は会派の総会で、山田会長が説明した。用意した決議案は、真相解明への知事の取り組みは不十分だと強調。「県政への信頼の失墜と県政の停滞を招いた道義的、政治的な責任は免れがたい」などとしている。

 決議案には、事件への対応で自民党議員会と同一歩調をとる会派の県民同志会(二人)なども賛成する意向だ。これに対し、自民党刷新会(十四人)や民主県政会(十人)、自民党良政会(四人)、自民党広政会(二人)は反対する構え。公明党議員団(六人)も賛成しない方針だ。

 現在、広島県議会の議員数は六十八人(定数七〇、欠員二)。同決議案の可決には、二分の一以上の賛成が必要なため、本会議に提案されても可決の可能性は低い。可決された場合も法的拘束力はない。

 一方、県議会はこれに先立つ午前九時半すぎから、主要四会派の代表者会議を開き、事件の調査・検討などを目的に新田篤実議長の諮問機関として設置した「調査会」の在り方を協議した。

 条例に基づく特別委員会の設置を求める自民党議員会側と、調査会を県議会の決議で意義付けることを主張する他会派との協議は決裂。その後も各会派の会合が続くなどし、定例会は午前十時半に予定していた開会が遅れた。

450片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/28(火) 22:27:50
藤田知事の辞職勧告案を否決 '06/3/23
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603230042.html

 藤田雄山広島県知事の個人後援会などの政治資金不正事件をめぐる対応は不十分で県民の政治不信を増大させた―として、知事の辞職勧告決議案を二十二日、県議会最大会派の自民党議員会(二十七人)などが最終日の定例会に提案した。賛成少数で否決されたが賛否の差は三。県議会の真相解明の組織に関しては、議長諮問機関の「調査会」設置を議会の総意として意義付ける決議案が可決された。(守田靖)

 ▽調査会設置は可決

 県議会事務局によると、知事への辞職勧告決議案の提案は、少なくとも過去三十年は例がない。可決されても法的拘束力がないとはいえ提案は、自民党議員会が「反知事」の姿勢を鮮明にした形となった。

 提案したのは自民党議員会、県民同志会(二人)、県政会(一人)、如水会(同)。決議案は「県政への信頼の失墜と県政の停滞を招いた道義的、政治的責任は免れがたい」とした。

 起立採決では、共産党(一人)も加わり三十二人が賛成。自民党刷新会(十四人)、民主県政会(十人)、公明党議員団(六人)など五会派の計三十五人が反対し決議案は否決された。

 一方、調査会設置の決議案は自民党刷新会や自民党良政会(四人)などの五会派が提案。自民党議員会など四会派は県議会条例に基づく調査特別委の設置決議案を出した。採決では、辞職勧告決議案と同様に賛否の差三で調査会の設置決議案が可決された。

 八日設置の調査会については、自民党議員会が委員構成などを理由に反発し、特別委の設置を要望。協議は整わず、二つの決議案が提案される異例の状況になった。自民党議員会などは調査会に参加するかどうか対応を決めていない。

 ▽事実解明 努力した

 藤田知事の話 重く受け止め、県民の信頼回復に最大限の努力をしたい。(これまでの自身の事実解明については)できる範囲で最大限の努力をしたつもりだ。

 ▽早急に調査を再開

 新田篤実議長の話 早急に調査会を再スタートさせ、議会全体として主体的な取り組みを進める。

451片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/28(火) 22:29:12
広島県議会 会派の溝鮮明に '06/3/23
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603230094.html

 ▽事件の解明置き去り 調査会準備も波乱含み

 藤田雄山広島県知事の個人後援会などの政治資金不正事件を受け、県議会定例会は最終日の二十二日、知事への辞職勧告決議案提出など異例の展開をたどり閉会した。会派間の意見の違いは、議会として事件を調査・検討する組織の在り方をめぐる調整にも影を落とし、二つの決議案が提案されるなど今後の行方に不透明さを残した。(荒木紀貴、金刺大五)

 本会議は調査組織の在り方に関する意見調整などがつかず、開会が五時間遅れた。藤田知事と距離を置く議員が目立つ最大会派の自民党議員会などが提出した辞職勧告決議案をめぐる討論は、議会内のスタンスの違いを映し出した。

 民主県政会の大曽根哲夫氏は反対の立場から主張。「公判中の制約がある中、知事は(保釈中の)後援会の元事務局長と面談し、懸命に努力している。辞職勧告決議案を提出される理由は全くない」と訴えた。

 これに対し、自民党議員会の城戸常太氏は「事件発覚から三カ月がたつが、解明に向けた真摯(しんし)な取り組みが一向に見えない。議会での答弁は真摯な態度とは到底見えず、県政への不信を増大させた責任は誠に重い」と迫った。

 採決では、賛成の議員が議員会をはじめ五会派の三十二人に上ったが、知事与党を自認する自民党刷新会や民主県政会など五会派三十五人の反対で否決された。

 ただ、決議案に反対した公明党議員団の安木和男団長は「辞職を求めるには時期尚早」としつつ「知事には説明責任や道義的責任が残っている」とくぎを刺す。同会派は辞職勧告決議案への対応で揺れ、本会議の直前まで協議を続けた。

 知事を支援してきた新田篤実議長も「できるだけ早く事実関係を明らかにしてほしい」とあらためて求めた。

 一方、事件の初公判で「知事選で各種議員への対策費があった」と指摘された議会の疑惑を解明する組織については、午前中の主要四会派の代表者会議でも意見が対立。結局、議員会などが出した調査特別委の設置決議案が否決され、刷新会などが提出した調査会設置決議案に決まった。

 本会議後、刷新会の林正夫会長は「採決で決まった以上、全員が参加し、何ができるかを議論したい」と強調。一方、議員会の山田利明会長は「人選や内容を検討して調査会に参加するかどうかを決めたい」と言葉を選んだ。週明けから準備作業に入る調査会は、波乱含みの展開となる可能性も秘めている。

452片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/01(土) 01:43:55
札幌市議会:自民が予算案に反対 「反上田」姿勢を明確化−−市長選見据え /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000115-mailo-hok

 札幌市の第1回定例市議会本会議で30日、自民が06年度一般会計予算案に反対した。自民が当初予算案に反対するのは初めて。来春の市長選で民主が推す上田文雄市長への対決姿勢を明確化しようとの意図がある。逆に、否決を回避するため同市幹部に懇願された共産は初めて賛成に回り、予算案はかろうじて可決。
 同市議会の定数は68で、欠席者はなかった。議長を除き過半数は34。自民24人と市政改革クの2人の計26人が反対。賛成は民主16人、公明11人、共産8人、新政ク3人、市民ネット3人の計41人だった。仮に共産が反対に回れば34対33で、反対が上回った。
 本会議の討論で自民の村山秀哉氏は、予算案にみられる経済対策への消極性や夏季オリンピックを招致しないことを批判した。自民は当初、予算案に賛成する予定だったが、27日ごろから急きょ反対姿勢に転じた。自民幹部は取材に「選挙戦を控え、上田市政に対する態度をはっきりさせたかった」と述べた。
 事態に驚いた副市長らは27日から各会派に賛成するように依頼。反対する方針だった共産が受け入れた。小川勝美団長は「否決されれば、4月に支給される生活保護費が出ないなど市民生活への影響が大きいので賛成に回った」と話した。【去石信一】

3月31日朝刊
(毎日新聞) - 3月31日13時11分更新

453片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/05(水) 21:05:36
転進予想。
大学教授(客員)→国政選挙

長島氏が不出馬の意向/逗子市長選 神奈川新聞
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_20631.html

 逗子市長の長島一由氏(39)が十二月予定の市長選に立候補しない方針を固めたことが三日、分かった。同日の市職員の辞令交付式で、長島氏が明らかにした。長島氏が出馬しない意向を示したことで、市長選は混戦となることが予想される。
 市関係者によると、長島氏は辞令交付式で「今任期限りで市長職を辞める。後継候補は立てず、新しい市長に協力したい」と発言したという。
 長島氏は取材に対し、「十二月以降の出処進退については六日の会見で明らかにしたい」と話しているが、関係者によると、当初から「二期八年」の任期を表明し、開発抑制や情報公開、住民投票条例の制定などに取り組み、一定の区切りをつけたものとみられる。
 一方で、二〇〇六年度一般会計予算案が本会議で否決され、修正案が臨時会でようやく可決されるなど、就任以来、議会側とぎくしゃくした関係が続いていた。
 長島氏は一九九八年十二月、鎌倉市議を辞職して挑んだ市長選で初当選。〇二年十二月に再選し、池子米軍住宅追加建設問題をめぐる〇三年九月の出直し市長選で三選した

454片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/09(日) 01:02:08
逢坂議員は一期は務めるべきです。

選挙:知事選 民主党の候補者公募、推薦人500人義務付け−−きょう決定 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000105-mailo-hok

 民主党とその支持団体で構成する「北海道政権戦略会議」は8日、会合を開き、来年4月に予定されている知事選の候補者を公募することを正式に決める。応募者には500人の推薦人の確保を義務づける。現職で再選に向けた環境を整えつつある高橋はるみ知事に対抗できる候補者を選び、10月の臨時大会までに最終決定する方針だ。
 同会議は民主党北海道(代表・鉢呂吉雄衆院議員)、連合北海道(渡辺俊弘会長)、北海道農民政治力会議(北準一代表)の3者で構成。推薦人を500人とした基準は、民主党が国会議員の公認・推薦をする際の条件にならった。「道民から知事になってほしいと思われている候補者を立てたい」(民主党北海道幹部)という考えを示す一方、自ら汗をかかない候補者のみこしは担がないことの表明でもある。
 公募は5月の連休明けから7月末まで受け付け、候補者が多数の場合は党員による予備選挙の可能性もある。
 これまで名前があがっているのは、逢坂誠二・民主党衆院議員や山口二郎・北海道大教授らがいる。【有田浩子】

4月8日朝刊
(毎日新聞) - 4月8日13時2分更新

455片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/09(日) 01:51:44
一本化か乱立か 
ニュース追跡・知事選候補選び本格化 長野読売

 8月の田中知事の任期満了まで5か月を切り、知事選の候補者選びが本格化している。何人もの具体的な名前が浮上し、“群雄割拠”とも言える状況だ。知事本人は立候補について明言していないが、県内の政党や市民団体などは、対抗馬擁立を目指している。夏に向け、知事の決断は。対抗馬は乱立するのか、あるいは、統一候補が擁立できるのか――。“信州夏の陣”に向けた動きを追った。

 田中知事に代わる候補擁立を目指す各団体は、候補擁立の正念場を迎えている。現段階で活動しているのは、大きく分けて市民団体など5グループ。乱立による共倒れへの懸念もあることから、各団体で連携し、候補者の一本化に向けた動きが出始めている。

 上田市を中心とする市民団体「けやきの会」(代表・湯本清弁護士)は3月下旬、橋本要人・前日銀松本支店長の推薦を決議した。湯本氏は「政党中心の選挙では駄目」と、“勝手連”的な機運の盛り上がりを期待するが、橋本氏は「出馬要請を受けているわけでもなく、考える状況にない」と話している。一方、「白バラ会」(青木照夫代表)は2月下旬、高木蘭子県議(県民クラブ・公明、小諸市区)に出馬要請したが、固辞されている。

 両団体とも単独で擁立に動いており、「いずれも統一候補となる可能性は低いのでは」(自民党系県議)との見方もある。

 また、前回出馬して落選した経営コンサルタント会社代表の市川周氏も「支持してくれる人があればまたやりたい」と意欲を示している。

 これとは別に、1年以上前から「脱・田中康夫」を掲げ、長野、松本、伊那など5つの市民団体を束ねる「新長野県政連絡協議会」の代表・永田恒治弁護士は、「正常な県政に戻すには総力戦が不可欠」と語る。そのための「最も有力な受け皿」と注目しているのが、連合長野の近藤光会長が代表世話人を務める「輝く明日の長野県を考える会」だ。

 「考える会」は、近藤会長の呼びかけに市町村長経験者や経済関係者らが参加して発足し、これまでに主要政党代表者によるシンポジウムなどを開催。5月の連休明けをめどに候補を確定させたいとしている。

 連絡協議会は今月初め、「考える会」に対し、統一候補擁立に向け、同会が窓口となって政党や市民団体が全県的に連携する機会を設けるよう求める要請書を送付した。近藤会長は「幅広く県民各層と連携したい。各団体の役割を尊重しながら、最終的に一本化の方向に進めば」と、前向きに受け止めている。永田氏は「今後は『考える会』と歩調を合わせる団体が増えるだろう」と見ており、同会を軸にした具体的な候補者選びが本格化しそうだ。

 県内各地の青年会議所メンバーが立ち上げた「信州ゆめフォーラム」(若麻績享則代表)も、会員の中から候補を立てるべきだとの意見が出ているが、「県を変えるにはバラバラでは駄目」(若麻績氏)と、いずれは運動を一本化する必要性があるとの認識を示している。

 こうした動きに対し、県内の市町村長はどう見ているか。腰原愛正・市長会長(大町市長)は「翼賛選挙でなく、草の根的な盛り上がりが重要」との視点から、「『考える会』と市民団体が連携すれば、広範な意見を受け止められる。好ましい流れ」と評価している。

(2006年4月8日 読売新聞)

456片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/10(月) 01:13:49
組織でついたんじゃないの? なんだこれ?

宝塚市長選:元衆院議員、阪上善秀氏が激戦制し初当選
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060410k0000m010070000c.html

 収賄罪で起訴された兵庫県宝塚市の前市長、渡部完被告(47)の辞職に伴う出直し市長選が9日投開票され、元衆院議員、阪上善秀氏(58)が、過去最多で無所属新人ばかり7人による激戦を制し、初当選を果たした。前市長の逮捕から約2カ月ぶりに、空席が続いた市政トップが決まった。

 汚職事件に端を発した選挙で注目されたが、投票率は45.62%と、市議選とのダブル選挙だった前回(03年4月)の50.38%を下回った。当日有権者数は17万6667人。

 渡部被告はパチンコ業者や産廃業者などからの収賄罪で起訴され、ワンマン的市政運営や不明朗な入札方法などが問題点として浮上。有力6候補はいずれも、「市政刷新」を掲げ、情報公開の促進、入札制度改革、「宝塚ブランド」の再構築などを争点に舌戦を展開。1人が共産推薦を受けただけで、表向き政党色のない選挙戦となった。

 阪上氏は市議2期、県議4期を務めた後、96年衆院選で自民党から立候補し初当選。00年に2期目の当選を果たし、内閣府政務官などに就いた。しかし、03年、05年の衆院選では続けて落選。今回は「政治生命をかける」と出馬を表明。選挙戦では、知名度を生かし、保守票だけでなく労組票など幅広く支持を集め、競り勝った。他の候補は浮動票を取り込みきれなかった。【吉田勝】

 確定得票数次の通り。

当31378 阪上 善秀

         =無新

 16981 青木伊知郎

        =無新(1)

 15944 草野 義雄

        =無新[共]

  8010 岡野 多甫

  3748 大川 浩幸

  3033 城内 美紀

   302 小林 崇徳

毎日新聞 2006年4月10日 0時43分

457片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/10(月) 22:18:00
反小池票? それでこんな結果に?

宝塚市長に阪上氏 出直し選乱立、6候補破る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060410-00000002-san-pol

 収賄罪で起訴された前市長、渡部完被告(47)の辞職に伴う兵庫県宝塚市長選は九日投開票され、無所属新人の元衆院議員、阪上善秀氏(58)が、いずれも無所属新人の元国土交通省職員、青木伊知郎氏(43)▽前市議、草野義雄氏(53)=共産推薦=ら六人を破って初当選を果たした。
 市長の汚職事件で失墜した市政の信頼回復が最大の争点だったが、同市長選最多の七人が立候補し乱戦模様になった。突然の市長選で各党派が準備不足で、民主などが自主投票を決めるなか、元衆院議員で前回総選挙も出馬した阪上氏が知名度を生かし、自民、民主票を幅広く集めた。
 宝塚市を含む衆院兵庫6区を地盤としていた小池百合子環境相の後援会が擁立に動き、序盤は優勢とされた青木氏は、逆に“反小池票”が阪上氏に集まる結果になり、投票率も45・62%と前回を下回る結果で、無党派層の支持も集められず、得票がのびなかった。
 当選から一夜明けた十日朝、当選証書受け取りのため同市役所を訪れた。「情報を公開し、市民の生の声が市政に直接反映できる政治に変えていきたい」と述べた。
     ◇
【開票終了】
当31378 阪上 善秀 無新
 16981 青木伊知郎 無新
 15944 草野 義雄 無新
  8010 岡野 多甫 無新
  3748 大川 浩幸 無新
  3033 城内 美紀 無新
   302 小林 崇徳 無新
     ◇
【プロフィル】阪上 善秀
 さかうえ・よしひで 58 無新(1) 元衆院議員(自民党県副会長・県議・市議)兵庫県宝塚市・神戸学院大
(産経新聞) - 4月10日16時19分更新

458片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/12(水) 00:11:04
中川昭一根拠。

砂川氏先行、追う目黒氏 帯広市長選世論調査、杉野氏伸び悩む  2006/04/11 08:06
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060411&amp;j=0023&amp;k=200604108833

 【帯広】九日告示された帯広市長選(十六日投開票)について、北海道新聞社は八、九の両日、北海道新聞情報研究所に委託して電話による世論調査を行った。三選を目指す現職の砂川敏文氏(58)=無所属、自民推薦、公明支持=が先行し、新人で元十勝毎日新聞記者の目黒精一氏(58)=無所属、民主推薦=が追う展開。新日本婦人の会帯広支部事務局長の杉野智美氏(48)=無所属=は伸び悩んでいる。

 砂川氏は年代別、職業別で満遍なく浸透。自民党支持層を固めつつあり、公明党支持層や無党派層からも一定の支持を得ている。

 目黒氏は民主党支持層の過半数で支持を固めた。現業職と事務・技術職などに支持を広げ、五十代で砂川氏をやや上回っている。

 杉野氏は共産党支持層をほぼ固めたが、無党派層への浸透が遅れている。

 ただ、投票する候補を決めていない人が32%おり、情勢は流動的だ。

459片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/14(金) 10:08:13
知事選 務台氏に出馬要請へ 安曇野市などの有志 長野・信濃毎日
http://www.shinmai.co.jp/news/20060414/KT060413ATI090007000022.htm


 安曇野市などの県民有志でつくる「明日の長野県を創り直す安曇野の会」の等々力秀和代表(安曇野市)らは13日、同市内で記者会見し、総務省調整課長の務台俊介氏(49)=旧南安曇郡三郷村出身=に、今夏の知事選へ立候補するよう、近く会として要請することを明らかにした。務台氏は同日、信濃毎日新聞社の取材に対し、「そういうお気持ちはありがたいが、今は職務に専念している」と述べた。

 等々力代表は務台氏について「行政経験が豊かで、(県と)国や市町村との関係を再構築する能力がある。人の意見も聞いてくれる人だ」と述べた。出馬要請方針を事前に明らかにした理由については「知事選まであとわずか。早く方向性を出してお願いに行くべきだと感じた」と説明した。

 同会は安曇野市、大町市、東筑摩郡波田町などの住民25人ほどで2月に発足。これまで務台氏が県内で行った講演に出席したり、直接会って意見交換するなどし、出馬要請を決めたという。

 務台氏は消防庁防災課長を経て2004年4月から現職。出身の松本深志高校では田中知事と同期だった。

460片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/15(土) 17:00:01
控訴審の公判もまだスタートしてませんね。
地裁判決は2004年11月かな。

民主と連携、前向き 知事選で新党大地・鈴木代表  2006/04/15 07:29
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060415&amp;j=0023&amp;k=200604159909

 民主党の小沢一郎代表が来春の知事選で新党大地代表の鈴木宗男衆院議員との連携を模索していく考えを明らかにしたことについて、鈴木代表は十四日、北海道新聞の取材に対し「弾力的にやっていきたい」と述べ、民主党との協力に前向きな姿勢を示した。

 鈴木代表は「小沢代表の考え方は保守であり、考え方に大きな違いはない」とし、小沢新体制となった民主党との連携は可能との認識を示した。さらに「北海道を元気にするには今の(高橋はるみ)知事でいいのか。(民主党と連携して)真の道民党候補として民間の人を出せば十分勝負できる」とも述べた。

 鈴木代表はまた、知事選での連携について、すでに民主党幹部と接触を図っていることも明らかにした。

 民主党北海道や支持団体の連合北海道の一部にも、「新党大地とは昨年の衆院選で協力した選挙区がある」(民主党北海道幹部)とし、再選出馬の意向を固めている高橋知事に対抗するため、新党大地との連携の可能性を探る動きもある。

 新党大地は、昨年の衆院選比例代表道ブロックで公明党を上回る四十三万票を獲得している。国政選挙と地方選の投票行動に違いはあるものの、高橋知事を推す経済団体などは「大地票」の行方に警戒感を強めている。

461片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/16(日) 15:39:10
中川大先生の息子さんだからたいそう優れた方なんでしょうね。
安倍さんは政治家の子弟とのつながりが多いですな。中川としなおも秘書出身だっけー? そうだとすれば、そういうふうなつながりが生まれるのもわかるな。
しかしやはり世襲化を避けて、できたら他から擁立したほうがいいのでは。そういう精神を持ってほしいところ。

今度は中川氏二男を応援=「お世話になっている」と安倍官房長官−東広島市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060416-00000035-jij-pol

 広島県東広島市長選に立候補している自民党の中川秀直政調会長の二男を応援するため、安倍晋三官房長官は16日、同市内を遊説した。
 安倍氏は街頭演説で、「わたしは中川先生には大変世話になっており、恩を返さないといけない立場だ」と師弟関係を強調。「(候補者が)素晴らしい人間だから、友人としてここに立っている」と二男への支持を訴えた。 
(時事通信) - 4月16日15時1分更新

462片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/16(日) 19:21:42
下田伸び悩みか?

4割が未定/弘前市長選世論調査
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0411/nto0411_7.asp

 合併に伴う弘前市長選は十六日の投票が五日後に迫った。東奥日報社は八−十日の三日間、弘前市の有権者を対象に電話世論調査を実施し、本紙取材網の情報を加味して序盤の情勢を分析した。その結果、旧弘前市長を四期務めた金沢隆氏(74)=自民・公明推薦、社民支持=が知名度を生かし先行している。これを前県議の相馬〓一氏(69)と、医療法人理事長の下田肇氏(62)が競り合いながら追う展開だ。団体職員の須藤宏氏(52)=共産推薦=は支持が伸び悩んでいる。しかし、現段階で四割以上が投票する候補者を決めておらず、流動的な要素がある。

 投票する候補者を「決めている」は29.7%、「だいたい決めている」は24.8%で、合わせて54.5%。これに対し「まだ決めていない」は43.5%、「分からない・無回答」は1.9%だった。

 関心度は、「非常に」と「少しは」を合わせ「関心がある」が78.3%に上った。

 「投票する基準」については、五十代以上で「人物・人柄」が最も多く、四十代以下は「政策・マニフェスト」を重視する傾向が強かった。

※〓は「金へん」に「昌」

 ◇

<調査の方法>

 四月八日から十日までの三日間、弘前市内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させてかける調査法で、電話帳に番号を掲載していない人も含めた調査が可能となる。サンプル数は六百人。回答が六百に達するまで調査を続けた。

463片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/17(月) 20:59:34
相馬勝利ってのは想像つかなかった。

金沢氏敗戦で陣営に驚きと戸惑い
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0417/nto0417_2.asp

 弘前市南城西二丁目の金沢隆さんの選挙事務所には、午後九時ごろから支持者が詰め掛け、開票の行方をかたずをのんで見守った。旧市長を四期務めた金沢さんの陣営だが、十四年ぶりの四候補による激戦と高齢多選批判に対する懸念、不安からか、支持者の表情も硬さが見られた。

 午後十時半の二回目の中間発表までは、相馬さんら二候補と票は並んでいた。だが、同十一時に金沢さんが自民党県4区支部長の木村太郎衆院議員、同党の山崎力参院議員とともにこわばった表情で姿を現し、陣営関係者が約二百人の支持者に「残念な結果となった」と告げると、事務所内に「なに」と驚きの声が響き渡った。

 石戸谷忻一選対本部長が「最後まで頑張ったがこのような結果となった。皆さんの協力に感謝したい」と頭を下げ、金沢さんは「きん差だが勝負あった。敗戦は私の不徳の致すところで、皆さんにおわびしたい」と、悔しさを隠すように落ち着いた口調で語った。金沢さんは支持者一人一人と握手を交わした後、迎えの車に一人乗り込んで事務所を後にした。

 ◇

皆さんの支援大事に/下田さん

 弘前市土手町の下田肇さんの選挙事務所では約百人が開票を待った。当落が判明した午後十時五十分ごろ、下田さんが会場入りした。

 下田さんは悔しさをこらえ「皆さんの支援、投票を大事にします。すべて私の力のなさ、不徳の致すところ。おわびします」とあいさつ。沈痛な空気が漂っていた事務所は大きな拍手に包まれた。下田さんは支持者一人一人と握手し「ありがとうございました」と頭を下げた。

464片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/17(月) 21:00:31
人望の勝利のように見えるね。

相馬弘前市長が公約実行誓う
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0417/nto0417_3.asp

 「やったー。相馬さん、当選だ」。無所属の四新人による激戦となった弘前市長選は、前県議の相馬しょう一さんが終盤で猛烈に追い上げ、優勢が伝えられた旧市長の金沢隆さんを破った。接戦との予想から重い雰囲気に包まれていた相馬事務所では十六日午後十時四十五分すぎに「当確」が伝わると張り詰めた空気が一転、喜びを爆発させた支持者から拍手と歓声が沸き起こった。

 旧市長を四期務めた金沢隆さんを破り新市長に選ばれた相馬しょう一さんは「責任の重さを実感している。公約を着実に実行する。旧市が進めてきた弥生リゾート跡地開発は検証した上で中止する」と明言した。

 駒越町の選挙事務所には午後九時二十分の開票前から支持者が続々と訪れ、外にまであふれかえった。同十時半の中間発表では金沢さんと票が並んだままだったが、同十時四十五分すぎ、陣営関係者から「当確」の一報が入ると空気が一変。「勝ったー」「やったー」「相馬市長おめでとう」と、歓喜の声が上がり、どよめいた。

 間もなく相馬さんが姿を見せ、苦労を分かち合った市議四人らとがっちり握手。育子夫人も姿を見せた。「政党支持を受けない私を、後援会や市議団が強力に支えてくれた。市民にも感謝している」とあいさつ。「市民の声に耳を傾け、開かれた市政運営をする。農業振興を柱に、中小企業に活力を与え、観光客の誘致に乗り出し、市民所得の向上に努める」と語った。

 相馬さんは昨年九月十六日、ほかの三人に先駆け出馬表明。陣営が「後援会事務所は前回県議選の二倍の規模」というように、早くから旧三市町村に後援会を広げ、企業や団体回りを重ねて有権者に支持を訴えてきた。

※相馬氏の「しょう」は「金へん」に「昌」

465片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/17(月) 21:01:56
選挙:弘前市長選 新市長に相馬氏 旧市長・金沢氏ら破り /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000000-mailo-l02

 弘前市、岩木町、相馬村の旧3市町村の新設合併に伴う弘前市長選は16日投開票され、元県議で税理士の相馬しょう一氏(69)が無所属4新人同士の激戦を制し、新市の初代市長に当選した。旧弘前市長の金沢隆氏(74)=自民・公明推薦、社民支持=は、旧市長時代を含めて通算5選を逃した。市政刷新を打ち出した他の2候補も「反金沢票」が相馬氏に流れた影響で涙を呑んだ。当日有権者数は15万2167人(男6万9068人、女8万3099人)。投票率は55・57%で、前回(04年)より5・15ポイント上がった。【太田圭介】
 相馬氏は昨年9月に他候補に先んじて出馬表明。税理士経験を生かして農業や中小企業の振興策を打ち出したほか、秋田新幹線から在来線に乗り入れ可能な新型列車の弘前誘致など、ユニークな政策で注目を集めた。政党や団体の支持を受けない「純粋無所属」候補ながら、地盤の相馬地区などの農村票を手堅くまとめ、都市部でも金沢氏の支持層を取り込んだ。
 事実上の現職候補だった金沢氏は、「新市のかじ取り役を担う」として出馬した。しかし「高齢多選」や、弥生地区スキー場跡地への自然体験型拠点施設整備への公費投入などが逆風となった。医療法人理事長の下田肇氏(62)も、情報公開や市長報酬の大幅カットを訴えたが、及ばなかった。共産党津軽地区委員会の推薦を得た須藤宏氏(52)は、今年2月まで、出馬表明がずれ込んだのが痛かった。
 ◇「激戦勝ち抜いた」
 ■喜びの相馬氏
 相馬陣営の選挙事務所(弘前市駒越町)内に設置されたテレビに「当選確実」の速報が流れると、支持者から大きな歓声が上がった。事実上の現職の金沢氏を破ったことで、選対幹部や運動員は勝利に酔いしれた。
 万歳三唱の後、相馬氏は「皆さんの支援のおかげで激戦を勝ち抜くことが出来た」などと述べ、新市の初代市長としての抱負を語った。
 金沢氏の事務所(同市南城西)に「相馬氏当確」の情報が伝わると、選対幹部や支持者らからは「まさか」と驚く声が漏れた。金沢氏は「期待に応えられず申し訳ない」と支持者に頭を下げた。
 下田氏の事務所(同市土手町)には、運動員や支持者が駆けつけた。敗戦が決まると、下田氏は「自分の力不足だった」と肩を落とした。
 ◇市内99カ所で投票
 弘前市長選投票日となった16日、市内99カ所の投票所では午前7時から午後8時まで投票が受け付けられた。同市紙漉町の文化幼稚園では、朝早くから多くの有権者が訪れ、意中の候補者の名前を投票用紙に書き込んでいた。
 同日の弘前市内は、日中の最高気温が7・8度と3月下旬並みまで冷え込み、時折、小雨も落ちるあいにくの空模様となった。
 それでも合併で誕生した新市の顔を選ぶ選挙への市民の関心は高く、「子育てや除排雪など身近な問題に力を入れてくれる人に当選してほしい」(35歳・主婦)など、それぞれの思いを実現してくれそうな候補者に有権者たちが真剣な表情で一票を投じていた。【太田圭介】

466片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/17(月) 21:03:03
 ■解説
 ◇「緩やかな変革」選ぶ
 合併で一回り大きくなった津軽の中心都市の新たな「かじ取り役」は、「反金沢」の立場で市政刷新を訴えた相馬しょう一氏に決まった。市町村合併、補助金削減などの「三位一体改革」、道州制導入論議が進むなど、地方自治体を取り巻く環境が激変しており、さらに、新弘前市自体も合併で市民生活レベルの変化が予想されている。この中で、長年の税理士業務で培った信頼感と、県議を6期務めた政治のプロとしての安定感が、緩やかな変革を望んだ市民感情にマッチしたといえる。
 相馬氏は昨年12月ごろから町会単位でのミニ集会などを通じて地道に支持を訴えてきた。県議時代から政党政治に距離を置き、市長選でも無党派を貫いたことで、都市部の浮動票をつかんだ。さらに旧町村部など農村地帯の支持者は「木村太郎衆院議員系組織とメンバーがかなり重なる」(相馬氏)ことから、自民支持層の取り崩しに成功した。
 金沢氏は自民、公明両党と連合青森の推薦を獲得。木村衆院議員の全面支援を得て、磐石の態勢かに見えた。しかし、弥生地区スキー場跡地への自然体験型拠点施設整備に対する市民の反発は予想以上に強かった。
 「反金沢」を掲げた下田氏陣営は終盤戦になって、妻の下田敦子参院議員が前面に立って動いたが、相馬氏との相違点をアピールできなかった。【太田圭介】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 30793 相馬しょう一 69 無新
  28884 金沢隆    74 無新
  19277 下田肇    62 無新
   4794 須藤宏    52 無新
 (無効0)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇弘前市長略歴
相馬しょう一(そうま・しょういち) 69 無新(1)
 税理士[歴]市職員▽市議2期▽県議6期▽県監査委員▽弘前中央高

4月17日朝刊
(毎日新聞) - 4月17日16時1分更新

467片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/17(月) 21:05:31
鈴木宗男がついてたのねー。それで。
ここの市長選でこの結果とは、戦闘力の一端はうかがえた。

選挙:帯広市長選 砂川敏文氏が3選 厚い保守層に支えられ /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000161-mailo-hok

 任期満了に伴う帯広市長選は16日投票、即日開票の結果、無所属で現職の砂川敏文氏(58)=自民推薦=が、いずれも無所属新人で▽元十勝毎日新聞記者の目黒精一氏(58)=民主推薦▽新日本婦人の会帯広支部事務局長の杉野智美氏(48)=共産推薦=を破り、3選を果たした。当日有権者数は13万5309人、投票率は53・73%だった。
 砂川氏は2期8年の実績を強調、農業を核とした地場企業の活性化や雇用確保、地域コミュニティーや福祉の環境づくり、十勝圏の連携強化を訴えた。争点となった屋内スピードスケート場については建設推進を明言。地元選出の自民党道議や市議、中川昭一農相の後援会など厚い保守層に支えられたうえ、中川農相自身も地元入りしててこ入れをし、目黒氏らを突き放した。
 300人の支持者を前に砂川氏は「市民に思いを伝えられなかった」と戦いを振り返り、「支持者の皆さんに感謝したい」と頭を下げた。
 目黒氏は民主支持層に浸透したほか、鈴木宗男衆院議員が支援に回り、砂川市政に批判的な保守層の取り込みを図ったが、現職の厚い壁を破れなかった。杉野氏は子育て支援の充実など福祉対策を中心に訴えたが、及ばなかった。【仲田力行】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇帯広市長選開票結果=選管最終発表
当 33317 砂川敏文 58 無現
  32316 目黒精一 58 無新
   6503 杉野智美 48 無新
 (無効561)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇帯広市長略歴
砂川敏文(すながわ・としふみ) 58 無現(3)
 市長[歴]農林省農地局経済課職員▽北海道開発局帯広開建次長・官房調整官▽帯広畜大=[自]

4月17日朝刊
(毎日新聞) - 4月17日13時4分更新

468片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/17(月) 21:08:11
東京はこういう感じの市が多くて、よく似た選挙してるなぁー。

選挙:多摩市長選 渡辺幸子氏が再選 新人の妹尾浩也氏破る /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000021-mailo-l13

 任期満了に伴う多摩市長選は16日投開票され、無所属で現職の渡辺幸子氏(56)=自民、公明推薦=が、無所属新人でグラフィックデザイナーの妹尾浩也氏(44)=民主、共産、社民、生活者ネット推薦=を破り、再選を果たした。投票率は44・22%で前回を3・72ポイント上回った。当日有権者数は11万4819人(男5万6812、女5万8007人)だった。
 渡辺氏当選の一報が入ると、同市関戸の選挙事務所では「やった」と歓声と拍手が沸き起こった。渡辺氏は、「市が何でもやるのでなく、一歩後ろに下がって市民を支える、新しい支え合いの仕組みをつくりたい」と強調。選挙戦では両候補ともに「市政への市民参加」を訴え、主張に大きな違いが見えにくかったが、市民は渡辺氏の1期目に一応の合格点をつけた形となった。
 渡辺氏は、4年間で市職員を7%削減したことや、子育て相談を受け付けるセンターを開設したことなど実績をアピール。自民、公明両党の支持者に加え、経済団体など40以上の団体から推薦を受け、組織票を手堅くまとめた。
 妹尾氏は民主や共産、社民などの議員から支援を受け、2月に出馬を表明したが、選挙までの期間が短く、知名度不足が響いた。菅直人・民主党代表代行も応援に入ったが及ばなかった。【古関俊樹】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 26869 渡辺幸子 56 無現
  23300 妹尾浩也 44 無新
 (無効594)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇多摩市長略歴
渡辺幸子(わたなべ・さちこ) 56 無現(2)
 市長▽保護司[歴]市企画部副参事・文化振興財団事務局長・総務部次長・市民部長▽中央大=[自][公]

4月17日朝刊
(毎日新聞) - 4月17日11時2分更新

469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/20(木) 08:26:18
220万人に問う:’06知事選 田中知事批判グループ、連携模索 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060415-00000056-mailo-l20
 ◇新長野県政連絡協・会合に連合会長
 今夏の知事選に向け、知事候補の擁立を目指す「新長野県政連絡協議会」(永田恒治幹事)の会合が14日夜、松本市内のホテルで開かれた。会合には「輝く明日の長野県を考える会」の代表世話人で連合長野会長の近藤光氏らが招かれた。知事に批判的な団体である両グループが、連携を模索する動きを見せたのは今回が初めて。
 来賓として招かれた近藤会長のほか、「信州ゆめフォーラム」(若麻績享則・代表世話人)のほか、安曇野市出身で総務省課長の務台俊介氏(49)を推す「明日の長野県を創り直す安曇野の会」(等々力秀和代表)なども出席。統一候補擁立に向けて話し合ったが、具体的な候補者名は挙がらなかった。
 協議会側からは、考える会のリーダーシップを求める声も上がったが、近藤氏は「考える会が中心となって、『他の人はついて来い』と言うつもりはない。ゆるやかにネットワークしながら、最後は大胆に一つにまとまるということが重要」と話した。また候補については「県内在住者など、県に軸足を置いた人が良い」との認識を示した。
 同協議会は「長野県政を変える会」(呼びかけ人代表・西澤秀康)などの団体で構成。「輝く明日の長野県を考える会」は、近藤氏らが呼びかけ人となり、今年1月に設立された。ともに統一候補の擁立に向け、関係団体との連携を模索している。【川崎桂吾、藤原章博】
 ◇「市民団体は守旧派では」−−田中知事
 知事選で「反田中派」の動きが活発になっていることについて、田中康夫知事は14日の記者会見で「不思議な感じがする。長野県で市民団体と言われる方々は守旧派ではないか」と言及。松本市の市民団体が13日、務台氏に出馬要請をすることを表明するなど、候補者擁立に向けた動きをけん制した。
 その上で、「私利私欲なく動く人たちが本当の市民派と思う。しかし、今うごめている人たちはそうなのかと言いたい」と話した。
 また、同日の会見では知事自身の出馬については「前から申し上げている通り。知事として日々仕事をさせて頂いている。大変ありがたいこと」とするにとどまった。【仲村隆】

4月15日朝刊
(毎日新聞) - 4月15日11時2分更新

470片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/20(木) 08:28:35
反田中候補擁立へ連携 夏の知事選 諏訪にも市民団体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000002-cnc-l20

 【長野県】夏の知事選で田中康夫知事の交代を目指し、諏訪地域の有志らが18日、「次の長野県知事研究会諏訪」を設立した。県内各地で同様の活動を進める市民団体と連携しながら候補者を擁立する方針を確認した。

 元県議の浜康幸氏が呼び掛け人となり、諏訪地域の20人で発足。浜氏は会合のあいさつで「知事選は間近だが、まだまだ時間は十分にある。本当の意味の改革ができ、県民と一緒に歩める、理想の知事を実現させたい」と述べた。会合には他の団体の幹部も出席し、現状を報告した。

 会合後、浜氏は「擁立の日程は、6月中旬がぎりぎり」とした上で「その時期までに、他の団体の動きを見極めながら(候補者の)1本化を進めたい」との考えを示した。同研究会は今後、来月11日に諏訪市のホテルで、松本サリン事件被害者で、元県公安委員の河野義行氏らを招いた講演会を予定している。(加藤 弘二)
(中日新聞) - 4月19日13時27分更新

471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/20(木) 12:31:12
4・23新・岩国へ市長選:自民、味村氏を支援 他は事実上、井原氏の応援も /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060420-00000133-mailo-l35
 ◇自民、国政並みの味村氏支援
 岩国市長選(23日投開票)では、自民党が前岩国青年会議所理事長の味村太郎氏(38)を推薦し、国政選挙並みの支援態勢で臨んでいる。一方、他の政党は自主投票の方針だが、ほとんどが米艦載機部隊移転の撤回を訴える旧岩国市長の井原勝介氏(55)にエールを送り、微妙な立場の違いをのぞかせながらも、事実上支援網が動き出している。
 市庁舎建て替え、JR岩国駅前開発、新産業の誘致……。16日夕、岩国市の錦帯橋河川敷で、自民党の安倍晋三官房長官は味村氏の横でマイクを握り、部隊移転に対する見返りの地域振興策を次々と挙げ、「国としてもしっかり支援を約束させていただきたい」と強調した。最後に味村氏とがっちりと握手を交わし、中央とのパイプの太さをアピールした。
 自民党県連が味村氏の推薦を決めたのは2月。岩国市の各地域支部の方針を受け入れた。味村氏は艦載機部隊移転に条件付き容認の立場を取る。市長選告示前から県議らを軸に安倍官房長官が所属する森派を中心に国会議員十数人を応援に送り込んでいる。
 移転計画の撤回を訴える旧岩国市長の井原氏は事前に「政党の支持、推薦を受けない」と表明した。このため、自民党以外の各政党は自主投票を決めた。
 しかし、共産党県委員会は3月、井原氏の姿勢を評価し「自主的に支援する」と発表した。これに対し、井原氏は「事前に連絡もなく迷惑だ」と反発した。このため党県委員会は各組織に井原氏を支援するよう呼びかけるが、街頭活動などはしない。
 社民党も目立った動きはないが、佐々木明美・県連代表は「旧岩国市の住民投票の意を酌んでくれる人が最もふさわしい」と話し、井原氏の姿勢に理解を示す。
 民主党は味村氏から推薦願を受けたが、地元の県連2区総支部は自主投票を決定した。同支部は「住民投票で示された民意を否定する候補の推薦には異論があった」と説明する。連合山口も自主投票の立場だが、繊維業を中心とする労組が井原氏を応援してきた経緯がある。幹部は「勝手連的な動きだが、ベクトルは井原氏」と話す。
 公明党も自主投票。先城憲尚・県本部幹事長は「地域には基地に対するさまざまな考え方がある。与党の一員という立場もあり、一本化が難しい」と話す。【佐藤丈一】

4月20日朝刊
(毎日新聞) - 4月20日12時3分更新

472片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/25(火) 00:18:58
なんか気持ち悪い。

選挙:南丹市長選 出直し選、三つどもえの激戦再び−−告示 /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060424-00000197-mailo-l26

 三つどもえの激戦再び――。前市長の辞職に伴う南丹市長選(30日投開票)が23日告示された。立候補したのは届け出順に▽農業、井尻勇助氏(64)=共産推薦▽旧園部町収入役、佐々木稔納氏(51)▽前市参与、奥村善晴氏(63)の、いずれも無所属新人の3人。今年2月の前回市長選と同様に初日から国会議員らも各候補の応援に駆けつけ、選挙は早くも過熱気味。対立候補側を非難する応援演説も目立ち「また泥仕合か」と心配する市民の声も聞かれた。【矢倉健次、山田奈緒】
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 ◆各候補の第一声(届け出順)
 ◇利権のない透明な市政を−−井尻勇助候補(64) 無新
 事務所前で行われた出発式には、松尾孝・共産党府議団長や「清潔市長」というポスターを掲げた支援者ら約60人が集まった。「利権のない透明な市政を実現できるのは私しかいない」と決意表明し、選挙運動を開始。
 同市園部町のスーパー前で行った演説には井上哲士参院議員が駆けつけ、「きれいな力で不公正な政治の流れを変えよう」と買い物客らに呼びかけた。井尻候補は、バス路線の充実、小学校統廃合反対などの持論を、大きな身ぶりで声を張り上げ訴えた。
 ◇市民の誇りを取り戻そう−−佐々木稔納候補(51) 無新
 事務所前に集まった約300人の支持者らを前に選挙運動をスタート。小泉顕雄参院議員、二之湯智参院議員、田中英夫前衆院議員、野中一二三旧園部町長ら合併前の旧町長3人も応援に駆けつけた。マイクを握った佐々木候補は「旧4町の施策を確実に継承し、市民の誇りを取り戻し、きずなづくりを推進させていきたい。死に物狂いで市内を駆け巡り、絶対に勝ちたい」と絶叫調で訴えた。同日夜、同市園部町内で行った個人演説会には、野中広務元自民党幹事長も応援に訪れた。
 ◇生活に密着する事業推進−−奥村善晴候補(63) 無新
 約600人の支援者が集まった事務所前で第一声。旧園部町助役、合併協事務局長などを歴任した行政経験を強調し、「厳しい財政状況だが、下水道や道路整備など生活に密着する事業は実行したい」と訴えた。
 12人の市議、前回市長選に立候補した佐々谷元秀氏らとともに応援に訪れた中川泰宏衆院議員は「参与を辞めてまで、市再生に向け立ち向かう彼の勇気と行動力がこの町には必要」と激励。奥村候補は「市民の声を真摯(しんし)に聞く」と意気込み、選挙カーに乗り込んだ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇候補者略歴
井尻勇助(いじり・ゆうすけ) 64 無新
 農業[歴]農水省京都食糧事務所員▽園部町内林区長▽全農林労組役員▽鹿児島県立牧園高=[共]
佐々木稔納(ささき・としのり) 51 無新
 [元]園部町収入役[歴]参議院事務局職員▽衆院議員公設秘書▽同志社大
奥村善晴(おくむら・よしはる) 63 無新
 [元]市参与[歴]園部町農林振興課長▽総務課長▽総務担当参事▽総務部長▽助役▽園部高

4月24日朝刊
(毎日新聞) - 4月24日14時0分更新

473片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/27(木) 20:18:01
発信力のある者が勝つ。総選挙と似てるわね。

百家争鳴:混迷の知事選/上 進まぬ候補一本化 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000112-mailo-l20

 8月6日の投開票まで3カ月余りに迫った知事選。田中康夫知事が出馬を明言しない一方、今月に入ってからも「反田中」派団体の設立が相次いでいる。具体的な対抗馬の名前も挙がり始めているが、選挙戦の構図はいまだ見えない。反田中派候補者が乱立するのか、一本化できるのか。「百条委」で「実質的な不信任」をたたきつけた県議らは。政党は。そして田中知事の思惑はどこにあるのか。混迷する知事選を巡る動きを追った。
 ◇背景に過去の記憶
 「たとえ『汚れた市民団体』と呼ばれてもいい。田中県政を替えるためなら、県議であろうと誰であろうと連携する」。14日夜、松本市内。「反田中」派の諸団体が顔をそろえた会合の場で「新長野県政連絡協議会」の幹事、永田恒治弁護士が語気を強めた。
 「最終的な目標に向けて、足並みを乱さずにやっていきたい」。候補者一本化に向けた決意の表れだったが、会場内には永田氏の言動を冷ややかに見る向きもあった。
 「これまでの失敗を忘れたのか」
  ◇  ◇  ◇
 候補一本化の遅れに対する危機感からか、「反田中」派の団体はこのところ、急速に連携を模索している。連絡協の会合には「輝く明日の長野県を考える会」の代表世話人、近藤光・連合長野会長も来賓で招かれ、両者の連携が期待された。
 だが、議論は百出した。ほとんどの団体が意中の候補を明かさず、一部の団体に対し「足並みを乱している」と非難する団体もいた。考える会の主導を求める声に対し、近藤会長が「考える会が中心になるつもりはない」と断る一幕もあった。
 出席者の一人は「団体ごとに温度差があった」と指摘する。「団結は必要だが、県議や既成政党が前面に出てくれば、守旧派のレッテルを張られる。連携は難しい」
 また、会合をマスコミに公開したことを問題視する声も出た。「密室での協議」というイメージを避けるための措置だったが、オープンにしすぎて話が進まなかった」「候補者の一本化には水面下の話し合いが必要」と関係者は話す。結局、連絡協では次回の会合は非公開とすることを決めた。
 00年と02年にあった過去2回の知事選は「守旧派」対「田中知事」という構図に持ち込まれ、大敗した。「反田中」派にはその記憶が焼きついて離れない。それが団体間の連携に微妙な影を落とす。候補の一本化と守旧派批判の回避。「反田中」派のジレンマが見て取れる。
  ◇  ◇  ◇
 「候補は多くとも5人以内に絞られている」。候補者選定の遅れを指摘する声にも、近藤会長は動じる気配はない。「団体ごとに違いがあるのは当然。それぞれの立場で行動して、最終的に一つになることで力が発揮できる。その時、考える会が調整機能を果たす」
 同会が候補擁立のめどとする連休明けまで、残すところおよそ2週間。候補者選びは大きなヤマ場を迎えている。【川崎桂吾、藤原章博】
 ◇「考える会」軸に結集か−−設立グループ10団体以上、乱立の「反田中」派
 「反田中」派のグループは、これまでに大小10団体以上が発足している。それぞれ候補擁立を目指すなど乱立気味だったが、ここに来て団体同士の連携と、候補者の一本化を模索する機運が高まっている。【川崎桂吾】

474片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/27(木) 20:18:38
 ◇政党は慎重な姿勢
 有力な結集軸とみられているのは、連合長野の近藤光会長が代表世話人を務める「輝く明日の長野県を考える会」。一部首長や県内有力者も同会に連動する動きを見せており、先月に開催したシンポジウムに各政党を集めるなど、求心力の高さをうかがわせた。また、同会に近い連合長野と民主党県連は、知事選での連携を確認している。ゴールデンウイーク明けには候補者を擁立する考え。
 「新長野県政連絡協議会」(幹事・永田恒治弁護士)は5団体で組織。そのうち「明日の長野県を創(つく)り直す安曇野の会」(等々力秀和代表)は独自に、総務省調整課長の務台俊介氏(49)に出馬を要請した。務台氏擁立には他団体にも同調する動きがある。
 「信州ゆめフォーラム」(代表幹事・若麻績享則氏ら)は青年会議所のメンバーらで組織。若林正俊参院議員(自民)の長男で、公認会計士の若林健太氏(42)の擁立を検討している。また「けやきの会」(代表世話人・湯本清弁護士)系のグループは、前日銀松本支店長の橋本要人氏(50)を推している。加えて、一部県議らには菅谷昭・松本市長(62)を推す動きがあるほか、長野市出身の作家、猪瀬直樹氏(59)の出馬を望む声もある。
 政党の動きについては、自民党県連と民主党県連が「考える会」との連携を示唆している。しかし、各党とも候補擁立には慎重な姿勢だ。「政党が前面に立っては守旧派のレッテルを張られ、改革派を自任する田中知事に勝てない」(政党関係者)との読みからだ。
 先月のシンポジウムでは、知事候補に望む点として「県に軸足を置き、中長期ビジョンを持つ人」(公明党県本部幹事長・牛山好子県議)、「本当の意味で県民の利益を守る人」(共産党県委員会副委員長・石坂千穂県議)、「労働者、農家、障害者、高齢者のために役立つ人」(社民党県連代表・山口わか子元衆院議員)といった意見が出るにとどまった。
 ただ、民主党県連の北沢俊美幹事長が先月の会見で、独自候補の擁立をにおわせており、今後、各党とも動きが本格化しそうだ。

4月27日朝刊
(毎日新聞) - 4月27日12時3分更新

475片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/29(土) 00:30:08
下条か。

百家争鳴:混迷の知事選/中 県議らの思惑 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000049-mailo-l20
 ◇“総力戦”を望む声も
 「民主党には優秀な若い国会議員がいる。候補者を擁立しなくてはならない状況になれば、その中から選ぶしかないだろう」。先月25日、長野市内での記者会見。民主党県連幹事長の北沢俊美・参院議員は独自候補擁立の可能性を口にした。
 折しも同党の支持母体である連合長野の近藤光会長が、候補擁立に奔走していた時だけに、連携に水を差すような発言は、物議を醸した。同党県総支部事務局長の倉田竜彦県議は「そういう時期もあったが、今は反田中でまとまることで一致している」と強調した。県連幹部は「党の存在感を示し、候補者選びの主導権を握るのが狙いなのでは」と分析する。
  ◇  ◇  ◇
 知事選をめぐっては、「反田中」派の市民団体に注目が集まるが、政党や県議、首長らが動きを活発化させている。
 自民党は昨年来、近藤会長が代表世話人を務める「輝く明日の長野県を考える会」との連携を確認。「県内で党が置かれている状況を考えると、主導すると勝ち目がない」(湯沢角雄県連事務局長)として、表立って動きはない。しかし、実際には個々の県議が県内外の数人に接触。「本命の人物には断られた」(県連幹部)が、水面下での模索は続く。
 知事に批判的な首長も発言を始めた。長野市内で今月14日開かれた市長会総会の席上。田中知事を前に、来賓の町村会長、藤原忠彦・川上村長が「知事選は大事な選挙。我々としても適切な判断をしなければならない」と述べた。田中知事への「けん制」だった。
  ◇  ◇  ◇
 自民党関係者は言う。「保守系の県議らが前面に出ると、前の県政に後戻りするようなイメージを県民に与えかねない」。知事と保守系県議らが二人三脚で進めてきた西沢、吉村県政。彼らが表に出ることによって、田中知事を利することになるという懸念もある。
 ある北信地方の市長は「(一本化は)そう簡単にはいかない。田中知事は前回、80万票を取った人物」と危機感を募らせる。対抗馬の擁立には、市民団体に加え、既存政党や議員といった総力戦態勢の早期確立を望む声も出ている。【川口健史、川崎桂吾】

4月28日朝刊
(毎日新聞) - 4月28日12時1分更新

476片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/29(土) 18:49:46
百家争鳴:混迷の知事選/下 知事支持派 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060429-00000045-mailo-l20
 ◇「改革へ」ベターな選択
 「こんなとこまで知事さんが来てくれるなんて。ありがたい」。長野市から車で3時間以上かかる南信の下条村。特産の「親田辛大根」を生産する古田一比夸さん(75)は、視察に来た田中康夫知事の手を強く握った。同村の熊谷浩平助役は「これまでの知事は選挙の時に来るだけ。それも大名行列のように」とその違いを指摘した。
 下条村に隣接し、田中知事が住民票を移して話題になった泰阜村。松島貞治村長は田中知事が出馬した過去2回の選挙ではどちらも対立候補を応援した。00年は元副知事、02年の出直し選挙では村出身の女性弁護士。00年は村で対立候補は7割を得票したが、02年は6割に減った。「時代を先駆けて改革していく才能に魅(み)せられた」として、松島村長は次の知事選では田中知事を支援する。
 県世論調査協会が今月実施した世論調査では、田中知事の支持率は43%。特に南信地域のは49%と、県内4地域の中で最も高くなった。
 ◇ ◇ ◇
 「田中から『何もしないでくれ』」と言われている」。田中知事の後援会の穂苅甲子男会長(81)は困惑気味に話す。穂苅会長は衆院議員の後援会長も務めた“選挙のプロ”。「前の選挙は4階建てビルを事務所として押さえたのに、突然、農家の空き家と車1台あればいいと言われ驚いた」と振り返る。
 結果は対立候補に大差をつけて大勝。従来、選挙関係者は大半が男性だが、知事の場合は女性が過半数を占めたという。穂苅会長は「気が気でない」としながらも、選挙準備に全く手を付けていない。「田中を引き継ぐ人が出てくれば別。だが、そんな人物はいない」。穂苅会長は機を熟すのをじっと待っている。
 ◇ ◇ ◇
 当の田中知事は出馬について、明言しない。21日の会見でも「私が具体的な何か発言をすることが強く求められるのでしょうか」などとはぐらかした。田中知事を一貫して支援している財界人は言う。「知事への批判は承知している。近しい人ともコミュニケーションが十分でないなど、ベストではない。しかし、改革に対する姿勢は評価できる。ベターな選択だ」【仲村隆】

4月29日朝刊
(毎日新聞) - 4月29日13時1分更新

477片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/29(土) 19:05:55
米軍再編反対統一候補擁立〜知事選で野党5党 読売沖縄

在日米軍再編の最終報告の発表が迫る中、民主、共産、社民、自由連合、沖縄社会大衆の各県組織は25日、5党会議を開き、11月に予定されている知事選に、米軍再編に反対する統一候補者を擁立することを決めた。稲嶺恵一知事を支える自民、公明の県政与党側も近く候補者の人選作業に入る構えで、選挙戦は「自公」対「反自公」の一騎打ちになりそう。

 23日の沖縄市長選で、5党が推薦した東門美津子氏(63)が初当選したことを受けて開かれ、「反基地」候補の擁立で一致した。下地幹郎衆院議員(無所属)が率いる政治団体そうぞうとの連携も模索する。候補者として野党側からは、糸数慶子参院議員(無所属)、伊波洋一・宜野湾市長らの名前が上がっている。

 社民党県連合の新里米吉書記長は「次の知事選は再編が争点になる。野党の総力を結集して戦う」と話している。

(2006年4月27日 読売新聞)

478片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/29(土) 19:08:54
周辺は態勢構築へ 岩手知事任期満了まで1年
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060429t31015.htm

 岩手県の増田寛也知事の任期が29日で、満了まで残り1年となった。知事は去就について「年末に判断する」と明言を避けるが、周辺は出馬できる環境づくりに動きだしている。4選不支持を早々に表明した民主党のほか、自民党、共産党も候補擁立の姿勢を打ち出しており、来春に向けた動きは水面下で激しさを増しそうだ。

 増田知事は28日の記者会見で、態度表明時期について「12月になる」と、従来の意向を繰り返すだけだった。

 明言を避ける現職とは対照的に周囲は慌ただしい。後援会は昨年12月から、八幡平市や盛岡市などで会合を開催。関係者は「出馬の有無にかかわらず、来春に向けた態勢は構築しておかなければならない」と語る。

 民主党は小沢一郎代表が「絶対の権力を持つ知事というポストを、長期にわたって1人が独占することは民主主義のルールとして良くない」と主張。党県連は8月をめどに、独自候補を擁立する方針だ。

 既に県連代表の達増拓也衆院議員(岩手1区)が中心になり候補者選定に着手。小沢氏の代表就任を弾みに「代表のおひざ元の知事選で負けるわけにはいかない」と県議らの意気は上がる。

 自民党も「党が主導権を握って候補を擁立する」(玉沢徳一郎県連会長)とのスタンスだ。ただ、民主党に比べて動きは鈍く、「増田知事の去就の判断を見てから判断してもいいのではないか」と、消極論も出ている。

 共産党は「大型開発や市民切り捨ての行革を進める現県政の流れを変えたい」(菅原則勝県委員長)と、候補擁立を前提に系列の市民団体と検討を進めている。

2006年04月28日金曜日

479片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/29(土) 23:10:50
メーデー:高橋知事・連合北海道、出席巡り“火花” 来春にらみ前哨戦!? /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060429-00000099-mailo-hok

 連合北海道が主催する5月1日のメーデー集会に高橋はるみ知事=似顔絵=が出席するかどうかを巡り、来春の知事選の前哨戦ともいうべき“火花”が散っている。
 「主催者のご判断で、残念ながら出席を果たせません」。27日の記者会見でメーデーへの出席を問われた高橋知事は無念さをにじませた。
 連合北海道は昨年と同様、3月下旬に知事あてにメーデーの招待状を送り知事は出席する意向を伝えた。しかし高橋道政を批判し、対抗する候補者の擁立を検討している連合は難色を示し、副知事の代理出席を内々に要請した。
 ところが、それに知事がかみついた。「自分あてに招待状は届いた」と主張する知事サイドに連合は最初の招待状を取り消し、あて名を副知事に書き換えた招待状を出し直した。「招待を受けていないところに出席できない」と知事。結局、近藤光雄副知事が出席することになった。
 「知事がやじを浴びるなど、主催者としてコントロールできない事態になりかねない」(連合幹部)というのが連合の表向きの理由。しかし来春の政治決戦勝利に向け気勢をあげるメーデーの場に、当の知事がいてはまずかった?【有田浩子】

4月29日朝刊
(毎日新聞) - 4月29日13時1分更新

480片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/01(月) 00:43:51
本間さんはこれで終わりかな。

大崎市長に伊藤氏当選 宮城
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/04/20060430t11045.htm

 7市町(旧古川市と松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻の旧6町)合併に伴う宮城県大崎市長選は、無所属新人で前宮城県議会議長の伊藤康志氏(56)=自民推薦=が、いずれも無所属新人で元宮城県知事の本間俊太郎(66)、保育園園長の渋谷貞雄(68)両氏を振り切った。

 伊藤氏は、地元経済人らの出馬要請を受け3月半ば、県議を辞して出馬表明。合併をまとめた旧7市町の元首長や村井嘉浩知事、推薦を受けた自民党の県議らが支援する重厚な組織戦で、地盤の旧古川市や田尻、鹿島台町などで支持を広げた。

 本間氏は、再起を待望する支援者の声に押される形で、昨年末に出馬表明。組織に頼らない草の根選挙を展開し、豊富な政治経験や発想力などを訴えた。旧三本木町などで善戦したが、あと一歩届かなかった。渋谷氏は、出遅れが響いた。
 当日の有権者数は、11万558人。投票率は73.57%。

 ◇大崎市長選開票結果(開票率97%)
当 39,310 伊藤 康志 無新
  36,800 本間俊太郎 無新
   2,873 渋谷 貞雄 無新

<伊藤康志(いとう・やすし)>56(1)
前県議会議長(農業、党県幹事長)旧古川市、小牛田農林高=(自)

2006年04月30日日曜日

481片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/01(月) 01:01:15
イノセサンしかいないなw

220万人に問う:’06知事選 団体間の溝、浮き彫りに−−反田中派会合 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060430-00000071-mailo-l20
 ◇連絡協は務台・橋本氏に絞る
 知事選に向け「反田中」派の諸団体が29日、長野市内のホテルで候補一本化に向けた会合を開いた。「新長野県政連絡協議会」(幹事・永田恒治弁護士)が候補者をおおむね2人に絞り込んだものの、「輝く明日の長野県を考える会」(代表世話人・近藤光連合長野会長)との意見が折り合わず結論は持ち越し。候補者の条件をめぐる団体間の「溝」が浮き彫りとなった。
 連絡協は直前の会合で、総務省調整課長の務台俊介氏(49)と元日銀松本支店長の橋本要人氏(50)の2人に擁立候補を絞り込んだ。今後はシンポジウムを開催するなどして、県民の意見も取り入れていく方針という。また名前の挙がっていた菅谷昭・松本市長については「立候補する可能性が低い」として、候補者から外した。
 会合は非公開で行われた。会見した永田弁護士によると、考える会は候補者について「選定中である」として、名前を明かさなかった。連絡協が示した2人の候補者についても、官僚出身などという点で難色を示した。考える会の姿勢に対しては、「選定過程が不透明」などと他団体から批判が上がったという。
 会合には若林正俊参院議員の長男で公認会計士の若林健太氏の擁立を目指す「ゆめフォーラム」も参加したが、同氏の擁立については明言しなかった。元八十二銀行頭取で田中康夫知事後援会「しなやか会」を退会した茅野實氏も出席した。
 会見で永田弁護士は「考える会のイメージする候補者像と連絡協にはズレがある。ただ前回(14日)の会合に比べ、具体的な話し合いができたと思う」と話した。近藤会長は「幅広い人が集まり意味があったと思う。それぞれの団体、会の声を尊重し合うことが大切だ」と述べた。候補擁立時期については「(5月)20日ごろまでには進めたい」との見通しを示した。【川崎桂吾、江連能弘】

4月30日朝刊
(毎日新聞) - 4月30日13時2分更新

482片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/01(月) 01:31:24
共産党などとの協力の成否で、情勢が根本から変わる。

知事選 民主・そうぞう共闘合意
独自候補の擁立模索
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200604301300_03.html

 民主党県連の喜納昌吉代表と政治団体「そうぞう」の下地幹郎代表は二十八日夜、那覇市内で会談し、十一月の知事選に向けての連携を強化し、主体的な取り組みで臨むことで合意した。連休明けから両者で政策をまとめる作業をスタートさせ、独自候補の擁立も模索する。民主党県連は参加している野党五党共闘の協議の離脱も予想され、野党陣営の戦略が大きく狂う可能性も出てきた。
 喜納、下地の両代表は会談で「反自公」の立場を確認する一方で、「従来の野党共闘では、それぞれの政策を生かすことができず、意向に沿う候補者が擁立される可能性は低い」などの考え方で一致した。

 二十五日の五党協議では、「『そうぞう』も当初から、協議に加わるべきだ」という意見に対し、「基地問題で野党陣営との考えが大きく違い、革新票が逃げる」と反発もあり、対立した。

 下地代表は「野党協議で決まった候補者で一方的に支援を求められても、協力は難しい。革新色が強い候補者では、所属議員や支持者の理解を得られない」と説明した。


     ◇     ◇     ◇     
知事選構図塗り替え/保革超えた「第三極」に


 民主党県連と政治団体「そうぞう」が知事選で共闘関係を鮮明にしたのは、九十人近く所属議員を抱える「そうぞう」の組織力と、国政選挙の比例区で十六万―十七万票を獲得する民主党の無党派層へのアピール力を一体化させ、知事選に向けた主導権を握る狙いがある。「保守でもなく、革新でもない第三極」(下地幹郎そうぞう代表)を標榜する両者の連携強化は政治状況を塗り替え、保守・革新で色分けされたこれまでの知事選の対立構図を大きく変える情勢になった。

 民主党県連と下地氏は二〇〇五年八月、衆院沖縄1区の選挙協力で合意後、関係を深めてきた。国政に返り咲いた下地氏は名護市長選前の〇六年一月十四日、「そうぞう」を創立。

 両者は毎週金曜日に定期的に顔を合わせ、米軍再編などの基地問題や経済振興、選挙支援などで意見交換、協力関係を強化した。

 「そうぞう」が民主党との共闘に急速に傾いた背景には、共産党など強固な革新政党と候補者を擁立した名護市長選の敗北があった。幹部は「共産党などとは政策が大きく懸け離れ、保守の支持層が逃げた。政策で妥協しては、『そうぞう』らしさを失う」と危機感をもらした。

 野党の五党代表者は五月二日、再度、基本姿勢や共闘の枠組み、人選の進め方を話し合う。民主党が離脱に追い込まれた場合、五党共闘で県政奪還を狙った野党陣営の戦略は根本的な見直しが迫られるのは必至だ。(政経部・与那原良彦)

483とはずがたり:2006/05/01(月) 02:06:28
>>482
これ,沖縄で保守中道,民主リベラルが根付く起爆剤になるかもしれませんね〜。

484片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/01(月) 09:46:48
>>483
これまでも共闘はいくつか成功(当選)しいくつか失敗(落選)してきましたが、本当に政策を練り合わせてやれてるかまだ疑問ですよね。
最終的に固く結びつけ合える相手なのか、この知事選ではかられることになります。

485片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/01(月) 20:32:41
手前味噌っぽいけどねぇ。

220万人に問う:’06知事選 若林健太氏に出馬要請へ 本人も前向き /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060501-00000028-mailo-l20
 ◇信州ゆめフォーラム、幹事会で
 今夏の知事選に向け、知事候補の擁立を目指す「信州ゆめフォーラム」(代表幹事・若麻績享則氏ら)が30日、辰野町内で幹事会を開き、若林正俊参院議員の長男で公認会計士の若林健太氏(42)を候補に推す声が相次いだ。今後、一般賛同者の同意を得た上で、正式に出馬を要請する方針。
 幹事会には各地区の代表者が出席。「県に根付き、県のことを一番考えている」などとして、若林氏を次期県知事選候補に推す声が上がった。しかし伊藤弥生代表幹事らが「一部の幹事で結論を出さず、3000人を超える賛同者らの意見も聞くべきだ」と主張。結論は持ち越された。今後別の会合で若林氏擁立を前提に方針を協議する。
 同団体は青年会議所のメンバーを中心に、今年2月に発足。これまで30回以上にわたり、「ミニフォーラム」と呼ばれる集会を県内各地で開いたという。幹事の一人として同日の会合に出席した若林氏自身も「自分に声がかかるのであれば、家族と話し合った上で自分の行くべき道を決めたい」と出馬に前向きな姿勢を示した。【池乗有衣】

5月1日朝刊
(毎日新聞) - 5月1日11時0分更新

486片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/02(火) 00:58:10
岩瀬氏も沈没。

組織力の岩瀬氏破る
初代香取市長に宇井氏 千葉日報5/1

 合併に伴う香取市長選は三十日投開票が行われ、無所属の元旧佐原市議の宇井成一氏(47)が、旧佐原市長の岩瀬良三氏(72)=自民、公明推薦=と主婦の大里やす氏(83)の二氏(いずれも無所属)を破り初当選を果たした。初代市長を決める選挙は、宇井氏と岩瀬氏の事実上の一騎打ちの戦いだった。
 当日有権者数は七万二千三百三十一人(男三万五千五百十五人、女三万六千八百十六人)で、投票率は55・35%だった。

 市長選は佐原市、山田町、栗源町、小見川町が合併して香取市が発足したことに伴い行われ、二〇〇三年四月の旧佐原市長選と同じ宇井氏、岩瀬氏を中心とした戦いになった。開票作業は午後九時半から始まった。

 宇井氏は若さを前面に押し出し、地域自治区制度の区長設置見直し、小児科救急医療体制の充実などを公約に掲げた。有権者に分かりやすい政策を訴え終盤になり岩瀬氏を追い上げた。

 農村部を地盤とした父親の元佐原市長、故・隻平氏の支持層へも「農業関連予算の増額」を呼びかけ浸透を図った。若年層の票や岩瀬氏への批判票の取り込みにも成功した。

 香取市佐原ロにある宇井氏の選挙事務所には、大勢の支援者が集まり“吉報”を待った。当選確実が伝えられると、拍手と歓声が沸き起こり、告示前から「厳しい戦い」と話していた宇井氏も支援者と握手を繰り返し、悲願の初当選を喜んだ。

 自民、公明推薦を受けた岩瀬氏は、組織力を生かした選挙戦を展開。難航した香取地域の合併協議をまとめ上げた首長の一人として「新市の融和と均衡ある発展」を訴えたが及ばなかった。

 大里氏は表立った選挙運動を行わず、支持は得られなかった。

 ◇宇井氏の略歴 特養老人ホーム職員。元旧佐原市議、全国商工会議所青年部連合会副会長、関東ブロック商工会議所青年部連合会長。県立佐原高校中退。佐原イ。

487片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/07(日) 17:50:47
統一地方選、150人擁立へ 民主県連とそうぞう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060507-00000011-ryu-oki

 民主党県連(喜納昌吉代表)と政治団体そうぞう(下地幹郎代表)の役員は6日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で会合を持ち、秋の統一地方選、知事選で協力していくことで一致。統一地方選では、両者合わせて全県で150人の候補者擁立を目指す。知事選では両者で人選を進め、野党5党協議に反映させていく。

 民主、そうぞうの統一地方選での協力は初めて。次期県議選もにらみ、両者の県内での基盤拡大を図りたい考えだ。
 統一地方選では、5月中をめどにそれぞれの候補者擁立、選挙協力を進める。選対本部はそれぞれで設置するが、選対責任者同士で連携する。
 知事選では民主は5党協議から離脱せず、民主、そうぞうで協議を進め5月いっぱいに候補者を固めたい意向で、野党5党協議の議論に民主が反映させる。連合沖縄との調整も進めたい考えだ。野党協議にそうぞうは参加していないが、前川朝平そうぞう幹事長は「幅広く支持できる人がいればベター。決して野党協議と相対するものではない」と、話し合いを進める考えだ。
(琉球新報) - 5月7日11時17分更新

488片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/11(木) 09:47:40
公明は自主投票 自民県連の要請応じず 「賛否が割れている」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000027-nnp-l44

 別府市の出直し市長選(14日告示、21日投開票)について、公明党県本部(竹中万寿夫代表)は8日、自主投票で臨むことを幹事会で決めた。これで各政党や労組の支援の構図がほぼ固まった。

 同党に対しては、楠港跡地への大型スーパー誘致の立場から立候補を予定する前市長の浜田博氏(67)と、誘致反対派として立候補表明済みの同市議の長野恭紘(やすひろ)氏(31)の両陣営が4月下旬、ともに推薦を要請。今月6日には、長野氏支持を決めた自民県連が同氏を支援するように要請していた。

 幹事会の前に別府市議4人を交えて行った協議では自主投票案が「最大公約数として」(竹中代表)浮上し、幹事会で全会一致で決定。

 終了後の記者会見で竹中代表は、自主投票の理由について(1)市議4人の支持者で賛否が割れている(2)企業誘致が争点であり「保革」(対決)の構図は当てはまらない(3)自民市議団(16人)が分裂している―ことを挙げた。自民県連の要請に応じなかった点には「関係が崩れることはない」とした。

 幹事長の伊藤敏幸県議(別府市選挙区)は「浜田陣営の自民市議10人には恩義もある」と述べ、国政選挙での公明の比例票獲得に、自民市議らが果たしてきた役割を披露。来年の参院選などをにらんでの自主投票である点もうかがわせた。

 なお、浜田氏は別府地区平和運動センターと連合大分から推薦を得ている。
 =2006/05/09付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 5月9日10時1分更新

489片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/13(土) 01:46:15
高橋氏が出馬の意向 来春知事選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m05/d11/NippoNews_10.html

 元副知事の高橋洋介氏(64)は、来年春の知事選に無所属で立候補する意向を示し、関係者と協議に入った。知事選をめぐる県内の動向を見極めた上で、秋ごろまでに最終決断する見通しだ。次期知事選まで1年を切り、現在3期目の現職増田寛也氏(54)の去就と併せて、県内各党の動きも注目される。

 高橋氏は、一部で取りざたされている次期北上市長選(来年4月任期満了)への出馬について「伊藤彬市長の3選を支持する」と否定。その上で、次の知事選について「いずれ決断するときが来る」として、出馬に向け環境整備を始めた。

 高橋氏は県医療局長、農政部長、出納長を経て2001年3月から03年12月まで副知事を務めた。2004年7月の参院選岩手選挙区(定数1)に自民、公明、無所属の会の推薦を得て無所属で立候補したが、落選した。

 同年8月に政策などの調査研究機関「産業経済政策調査会」(会長・小野繁岩手医大前学長)を立ち上げた際、「参院選での大勢の皆さんの意思を無にしたくない。3年後を見据えながら政治活動をしていきたい」と決意を示していた。

 県幹部として長年、県政に携わってきた経緯から、県政執行への強い思いを抱き続けてきたとみられ、旧市町村ごとに構築した後援会組織を存続させながら県政界の動向を注意深く見守ってきた。

 前回参院選で自民、公明両党から推薦を得たこともあり、出馬を最終決断した場合は、自民党などへの推薦要請も視野に入れるものとみられる。

 来年春の知事選は現職の増田氏の去就が焦点。増田氏は4選出馬について「現職の知事として仕事をしっかりとやるだけ。態度表明は12月ごろになる」と明言を避けている。

 民主党は知事の4選不支持を打ち出し、夏までに独自候補擁立を目指している。知事選への転出が一部で取りざたされていた参院岩手選挙区選出の平野達男氏(52)が来年夏の参院選岩手選挙区に再選出馬する方向となったため、知事選に向け独自候補擁立の動きが加速しそうだ。

 自民党は、民主党や増田氏の動向を慎重に見極めながら対応する考えで、候補擁立の時期も「こだわらない」(玉沢徳一郎県連会長)としている。共産党は独自候補擁立も含めて検討する構えだ。

 高橋 洋介氏(たかはし・ようすけ)東京大卒。66年県入り。総務部財政課長、医療局長、農政部長、出納長を経て01年3月から03年12月まで副知事。64歳。北上市出身。

490片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/13(土) 02:02:52
「考える会」知事選候補に民主・篠原氏の名
http://www.shinmai.co.jp/news/20060512/mm060512sha1022.htm

 8月の知事選で田中知事に代わる候補の擁立を目指している「輝く明日の長野県を考える会」の近藤光代表世話人(連合長野会長)が、民主党衆院議員の篠原孝氏(57)=比例北陸信越=を擁立対象に挙げ、複数の会員に打診していることが11日、分かった。

 「考える会」は20日に長野市で会合を開き、擁立候補者名を明らかにするとしている。ただ、篠原氏について、同会の世話人の1人は「政治色が明確な人では(まとまるのは)難しいのではないか」としており、同会が篠原氏擁立で一致するかどうかは流動的だ。

 同会では、菅谷昭松本市長が擁立の有力候補とみられていたが、菅谷市長が一貫して出馬を否定したため要請を断念。その際、近藤氏は「別の人に立候補を打診している」と明らかにしていた。同氏はこの日、取材に対し「今の段階では何も話せない」と答えた。

 一方、篠原氏は同日、会合などで同席した際に近藤氏から立候補を持ち掛けられたことはあるとしたが、「正式な要請はない。私は国政に専念したい」と述べた。篠原氏は2003年衆院選で長野1区に立候補し、比例北陸信越で復活当選した。昨年9月の衆院選でも比例で復活し現在2期目。

 考える会は1月、県内の元首長や経済団体の代表ら15人で発足。田中知事の対立候補擁立の軸になるとみられている。

491片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/14(日) 00:08:16
北海道の民主がつけば当選可能性がそれなりに高いだろうけど、公募でどれだけの人材が意欲を持って応募してくれるか。

透明性重視で知事候補公募 民主北海道、一部に不安も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060513-00000130-kyodo-pol

 民主党北海道総支部連合会はこのほど、来春の知事選候補者の公募を始めた。選考過程を透明にするのが狙いだが、公募制度に積極的な同党でも知事選では異例で、不安ものぞかせている。
 公募の条件は、30歳以上で北海道に縁があり、500人以上の推薦を集めるなど。7月末まで募集し審査、複数の候補が残れば予備選を行い9月には決定する予定だ。
 公募実施の背景には敗北した前回知事選の反省がある。名前の挙がった候補者が二転三転するなど擁立作業が混乱、投票約1カ月前にようやく候補を決めた。しかし、選挙態勢づくりが遅れ、選考過程が「道民不在だった」(沖田龍児幹事長)ため、自民、公明両党が推した高橋はるみ現知事に敗れた。
(共同通信) - 5月13日18時33分更新

492片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/14(日) 00:10:29
名前見たことある。
しかし、各団体がまとまんないな。

「前進する県をつくる会」設立 小林氏推薦を決定
http://www.shinmai.co.jp/news/20060513/KT060512ATI090004000022.htm

 長野市など北信地方の会社経営者ら24人が12日、「前進する長野県をつくる会」(仮称)を設立し、8月の知事選で同市在住のノンフィクション作家、小林照幸氏(38)を推薦候補とすることを決めた。15日に立候補を正式要請する。

 小林氏は12日、取材に対し「熟慮させていただきます、と申し上げるしかございません」とする文書を出した。

 経営者らは同じ異業種交流会のメンバー。この日は長野市内で15人が出席し、設立会合を開いた。会合後、記者会見した代表世話人の経営コンサルタント木村晴雄氏=長野市=は、小林氏推薦の理由として「若さと誠実さを併せ持ち、多くの人の知恵を束ねられる」と述べた。会合では田中知事について「直接民主主義の手法を浸透させた」との評価の半面、「スタンドプレーが多い」との批判も出たという。

493片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/14(日) 01:20:45
結局川端も独自候補もなしなんですね。

国松氏を推薦
民主、県知事選で
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006051300052&amp;genre=A2&amp;area=S00

 滋賀県知事選をめぐる推薦問題で、民主党県連は12日、国松善次知事(68)を1998年、2002年の知事選に続き、推薦することを決めた。連合滋賀は26日にも、国松氏の推薦を決める方針。

 この日、県選出の国会議員と県議、連合滋賀幹部の計9人が協議した。新幹線新駅について「見直し凍結」を主張する京都精華大教授の嘉田由紀子氏(55)を推せば、県議会会派の従来方針に反する▽政治手腕や政策の実現性が未知数−などの理由で嘉田氏の推薦を見送り、国松氏と政策協定を結ぶことで一致した。

 続いて県議らからなる県連幹事会を開いた。嘉田氏を推す意見も出たが、国松氏を県連に招き、新駅や財政問題で県民に説明責任を果たすよう求めた上で推薦を決めた。

 衆院議員の川端達夫県連会長は「国松知事の2期8年の実績を一定評価した。嘉田さんは新駅で党方針と違うことも推薦しなかった理由の一つだ」と語った。

 国松氏は「きょうは、私の決意を話した。正式に推薦が決まってから協定を結ぶ。今後は連携を密にしたい」、嘉田氏は「推薦を受けられなくても、県民党として県政の改革にまい進するため、県民の支持をいただけるよう戦いたい」と話した。

 知事選には、共産党などが推す県労働組合総連合議長の辻義則氏(59)も立候補を表明している。

494片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/14(日) 02:11:53
武蔵村山市長選 あす告示
3氏の激戦か
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060513/lcl_____tko_____004.shtml

 任期満了に伴う武蔵村山市長選は十四日、告示される。再選を目指す現職の荒井三男氏(67)=自民、公明推薦=、新人で元市企画財政部長の藤野勝氏(59)、同じく新人で元市議の清沢葉子氏(62)=共産推薦=の無所属三人が立候補を予定している。

 三人とも多摩都市モノレールの市内延伸について、市内に軌道交通がないことから、早期実現を重要課題に掲げる。一方で、米軍横田基地への民間機乗り入れを図る「軍民共用化」には、地域経済の活性化につなげたいなどとして荒井氏と藤野氏が推進の姿勢を打ち出し、清沢氏は基地の恒久化につながるとして反対の方針を示す。

 荒井市政はこれまで共産を含む複数の会派が支えてきた。しかし、藤野氏が今年一月、「非共産」を掲げて立候補を表明してから、荒井氏は軍民共用化の推進など自民、公明寄りの姿勢に転じた。「与党」だった共産は荒井氏の方針転換に反発して清沢氏を推薦、三つどもえの構図が出来上がった。

 投票は二十一日、市内十一カ所であり、同日午後九時から市総合体育館で即日開票される。三月二日現在の有権者数は五万三千六百四十一人。 (出来田敬司)

495片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/14(日) 23:47:26
選挙:別府市長選 岩屋衆院議員「修復に努力」−−自民市議団分裂で /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/chihou/news/20060514ddlk44010253000c.html

 別府市の出直し市長選で、自民党同市連顧問の岩屋毅衆院議員(48)は13日、記者会見し「分裂した自民市議団の修復に努力する」と述べた。同党県連は長野恭紘市議(31)の支持を決め、浜田博前市長(67)を推す10人が反発している。

 岩屋議員は「前市長が異常な選挙に持ち込み、(革新色の強い)選挙態勢が作られた」と、自ら県連会長に長野氏支持を提案したことを明らかにした。その上で、浜田氏を推す9市議が4日午前、岩屋事務所を訪れたが、事務所が閉まっていたのは「事務所の事務連絡ミス」と釈明した。

 だが、「(事前に市連幹事長の山本一成市議(55)に)『そんな団交みたいなことはやめよう』と連絡し、代表として山本さんと話し合った」と説明。「市連の状況には心を痛めている。修復のため、いつでも誰とでも会うつもりがある。最大限の努力をしていく」と語った。

 山本市議は「代表として会ったのではない。午後からみんなが来るから、直接話して下さいとも言った」と反論。「修復できるはずがない」と語った。【渡部正隆】

毎日新聞 2006年5月14日

496片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/19(金) 00:53:59
危機一髪の国松知事
自民、民主推薦の真相に迫る
環境整備に岩永氏も水面下で動く?
=リアルタイム2006知事選(1)=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n060518.html#1

 ようやく民主党県連が十二日、自民党県連が十四日にそれぞれ国松善次知事(68)を推薦することを決めた。国松氏と京都精華大学教授の嘉田由紀子氏(56)の二人から推薦の申請を受けた両党が迷走した理由はなんだったのか、記者座談会でその真相に迫ってみた。      【石川政実】

 ----当初、民主党県連は、独自候補として、四月中旬まで全国で立候補者の公開討論会を実現させた小田全宏氏擁立に動いたが、結局、不調に終わった。そのような中、国松氏と嘉田氏から推薦の申請を受けた自民党県連が同月三十日に両氏を呼んで政策を聞くことになったが、民主党県連も負けじと同月二十九日に同様の聴聞会を開催する。二十九日に大津市で開かれた聴聞会には、国会議員や県市町の議員らが参加した。その場で当初問題にもされていなかった嘉田氏が国松氏と互角の拍手を得る結果になった。ここから国松氏が巻き返しを図かったプロセスをぜひとも聞きたいね。

 A 民主党県連では、連休から連休明けにかけて第一、第二、三、四総支部ごとに意見聴取したところ、1区、3区は国松氏、2区、4区は嘉田氏を推す声が多く占めたと伝えられている。そこで最終判断は、川端氏にゆだねられたという。このため十日、国松氏と嘉田氏は、それぞれ上京し、川端氏らに会いに行った。とくに国松氏は、必死だった。国松氏とも旧知の自民党の古賀誠元幹事長(日本遺族会会長)も国松氏を支えたという説がある。民主党が嘉田氏を推薦して、自民党が国松氏を推して対決選挙になることを恐れた岩永氏も、それを回避するために必死だった。

 B 川端代表は、小田氏擁立が失敗した時点で、国松氏に決めていたかも知れない。もともと市民運動と距離を置く連合滋賀は、二期八年支持してきた国松氏に親近感を抱いていただけに、民主党には市民派の嘉田氏擁立はリスキーだったはずだ。

 C 十二日、民主党県連は幹事会を開き国松氏推薦を決めたが、川端代表は「二期八年を一定評価した。嘉田氏については、栗東新駅では(県議会会派は推進であり)われわれの立場とずれがある。また政治手腕や政策の実現性が未知数」と説明している。これは十四日に岩永会長が国松氏推薦の理由で述べたものとほぼ同じであり、両者ですり合わせが行われた公算もあるよ。

 A 国松氏を自民、民主、公明が推薦したことで、共産が推す辻義則氏(59)と、社民が推す方針の嘉田氏が話し合って、どちらかに一本化することもあり得るといううがった見方もあるが、その可能性はほとんどない。ただ万が一あるとすれば、この二十五日かもしれない。

 B また連休明けにJR東海では新幹線栗東駅の施工業者に、大成建設、JR東海建設、西松建設の共同企業体を選んだが、これも知事選の絡みで目が離せないところだ。

497片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/20(土) 00:42:06
この人では勝てない。

若林健氏が知事選出馬の意向 正式表明へ
http://www.shinmai.co.jp/news/20060519/mm060519sha0022.htm

 7月20日告示、8月6日投開票の県知事選で、長野市の公認会計士若林健太氏(42)が18日、立候補の意思を固めた。19日、同市内で記者会見し、正式表明する。同氏は田中知事に代わる候補の擁立を目指す市民グループ「信州ゆめフォーラム」から17日に出馬要請を受けており、信濃毎日新聞社の取材に「要請を受ける気持ちが固まった」と話した。

 若林氏は田中県政について、県民に県政への関心を広げ、新しい着想で行政のマンネリ化を打破しようとした点などを評価した半面、「県民や県職員、市町村、県議会との信頼関係が崩れ、県政が混乱、停滞している」と指摘。「信頼関係を再構築し、本当の意味で『壊すからつくる』ことが必要だ」と話した。

 知事選をめぐっては、複数の市民グループが擁立作業を進め、田中知事への対立候補の一本化を探る動きも出ている。若林氏は「複数の候補者が出て、ビジョンや政策を訴えることで県民の選択肢が広がる」と述べ、政策の違いなどを考慮しない一本化には否定的な姿勢を示した。

 同フォーラムは今年2月、県内の青年会議所関係者らがつくり、県内各地で県政を考えるミニ集会などを開いている。「県民の幸せを真剣に考えてくれる人物」などとして若林氏へ出馬要請した。

 同氏は自民党の若林正俊参院議員(県区)の長男。慶応大卒業後の1991年、長野市内に公認会計士事務所(現長野税理士法人)を開設。2003年に長野青年会議所理事長、04年に日本青年会議所長野ブロック協議会長を歴任した。

498片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/20(土) 00:43:20
この人でも勝てないと思われた。

小林氏、正式に知事選出馬辞退伝える
http://www.shinmai.co.jp/news/20060519/KT060519ASI000003000022.htm

 北信地方の会社経営者らでつくる「前進する長野県をつくる会」から、8月の知事選に立候補するよう要請されていた長野市在住のノンフィクション作家、小林照幸氏(38)は19日午前、同会の木村晴雄代表世話人に会い、出馬辞退を正式に伝えた。

 小林氏は木村代表世話人に対し、16日にいったんは出馬を決意したと述べたが、「県職員や県議、市町村長らとしっかりした関係を築けるかどうか、自分の経験や力量を考えざるを得なかった」と、考えを変えた理由を説明した。

 木村代表世話人は「候補擁立を目指す動きでは、田中知事批判ばかりが先行している。理念や政策での論争ができずに埋没すると、有為な人材をつぶしてしまう」と述べ、小林氏の意向を了承した。

 同会は当面、活動を継続する方針で、知事選では「志のある若い人が出るならば応援したい」(木村代表世話人)としている。

499片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/20(土) 00:44:21
イノセサン、やる気ないだろうな、イノセサン

猪瀬氏擁立へ「有志の会」 長野高同期生らで発足
http://www.shinmai.co.jp/news/20060519/mm060519sha2022.htm

 長野市出身の作家、猪瀬直樹氏(59)と長野高校で同期生だった同市内の会社経営者ら8人が18日夜、市内で会合を開き、8月の知事選に猪瀬氏の擁立を目指すグループ「猪瀬直樹君を県知事に推す『同期17有志の会』」を発足させた。

 15日に市内で開いた同氏の高校同期生による意見交換会で、擁立を求める声が出たのに対応した。代表幹事に長野市の歯科医師奥井昭彦さん(59)を選んだ。

 同会は猪瀬氏について、竹中平蔵総務相の私的懇談会「地方分権21世紀ビジョン懇談会」の委員を務め、地方行財政について積極的な調査、提言活動をしている―などと評価。「事実を徹底的に調査し、分析し、冷静に判断を下せる人物で、リーダーとしてふさわしい」としている。

 同会は今後、現段階で立候補するかどうかの意思を明らかにしていない猪瀬氏に立候補を要請していく。また、長野高校同窓生らにも支援を広げる一方、一般向けに猪瀬氏の講演会を行うなどして擁立への機運を高めていきたい、としている。

500片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/20(土) 00:48:43
鳩山もなかなかきつい状況だな。
岩倉が市長になる可能性も高くなってきて。

遠藤、岩倉、鳥越の3氏浮上 苫小牧市長選へ動き急  2006/05/20 00:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060520&amp;j=0023&amp;k=200605209356

 【苫小牧】苫小牧市の桜井忠市長(52)の辞職に伴い七月に行われる次期市長選で、同市選出の遠藤連道議(52)=自民党・道民会議=と、自民党第9選挙区支部顧問の岩倉博文元衆院議員(56)が十九日、出馬環境の整備に向け、関係者との調整に乗り出した。このほか、三年前の市長選で桜井氏に敗れた鳥越忠行前市長(66)らを推す声もある。

 来春の統一地方選の行方を占うことにもなる次期市長選は、桜井市長の辞職手続きなどから、七月二日告示、九日投開票の日程が有力視される。告示まで一カ月余りの超短期決戦となるため、各党や経済界などでは、知名度のある候補を模索する動きが加速している。

 遠藤氏には、保守系の一部市議や経済界のほか、自民党からの離党を条件に連合の一部に推す声がある。同氏自身は「市政の危機的状況を強く認識している」とし、経済団体幹部と非公式に会談するなど、出馬の可能性を模索。民主党の鳩山由紀夫幹事長(衆院道9区選出)も、遠藤氏の擁立に積極的とされる。

 自民党内には、現在浪人中の岩倉氏を推す声が強い。前回衆院選で鳩山氏に敗れたものの、苫小牧市内に限ると鳩山氏の得票を五千票余り上回っており、「最強の候補」(同党市議)というわけだ。岩倉氏自身も十九日、「生まれ育った古里の緊急事態なので、今回のことを重く受け止めている」と述べ、出馬に前向きな姿勢を示した。

 鳥越氏については民主党・連合の一部に、在日米軍訓練移転問題など、山積する難問に道筋をつけ、市政の混乱を早期に収拾するには、四期十六年間市長を務めた同氏が適任との声がある。

501片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 22:58:51
>>488>>495

別府楠港跡地問題 再出馬、信を問う
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1144076400=114410957620083=1

 別府市の浜田博市長(67)が三日、辞職する意向を固めた。イズミ(本社・広島市)が楠港跡地に計画している複合商業施設「ゆめタウン別府」(仮称)の誘致問題について、住民投票を避けるために辞職し、直後の市長選に再出馬した上で、市民に信を問うとみられる。

 複数の関係者の話を総合すると、浜田市長は既に支援者や側近ら周辺関係者に対して辞意を伝えているという。
 これまでにも「企業誘致に住民投票はそぐわない」と繰り返し主張しており、跡地問題の賛否を市民に託すより、イズミ誘致を選挙戦の争点(公約)にして政治的な決着を図るため、残り約一年の任期(二〇〇七年四月二十九日まで)を待たずに辞職する道を選んだもよう。
 市執行部は四日に開会する臨時市議会(六日まで)に、住民投票条例制定案を提案する。浜田市長は会期中に永井正議長に辞職願を提出する見通し。誘致に反対する複数の市議が「市長辞職で選挙になれば、住民投票は不要」との見解を示しており、辞職願が提出されれば制定案は否決される可能性が高い。
 市議会が辞職に同意すれば、公職選挙法に基づき、五十日以内に出直し選挙が実施される。
 浜田市長は別府市議二期、県議四期を経て〇三年四月の市長選に出馬、初当選した。跡地へのイズミ誘致については〇五年に交渉を凍結。約一年後の今年一月、凍結を解除してイズミとの交渉再開を表明した。三月市議会で立地協定案は審議未了のまま廃案となった。
 浜田博市長の話 今はまだコメントする時期にはない。臨時市議会で住民投票条例制定案を提案した後、(辞表提出について)最終的に判断したい。
[2006年04月04日09:12]

別府市長「辞意」 動揺広がる市職員 「禁じ手だ」憤る 楠港跡地を考える会
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1144076400=11441237123816=2

 楠港跡地問題で別府市に四日、衝撃が走った。浜田博市長が辞意を固め、市民や市職員は「異常事態だ」「市長選はいつになるのか」と動揺した。午後には臨時市議会が開会され、浜田市長が住民投票条例制定案を提案する予定。強い決意と覚悟で「住民投票は必要ない」と主張するもよう。泉都の新年度は波乱の幕開けとなった。

 市役所では午前八時半から各課で早朝ミーティングが開かれ、浜田市長の辞意について担当課長が説明。「いずれ詳しい事実が明らかになる。それまで動揺しないように」と、職員一人一人に冷静な業務執行を呼び掛けた。
 特別職や各部長らは緊急の臨時会議で今後の対応を協議。職員の一人は「うわさには聞いていたが、まさか市長が本当に辞めるとは…。大変なことになる」と話した。
 一方、「別府市民の財産・楠港跡地を考える会」の事務局がある別府商工会議所。新聞報道を受け、今後の対応を協議するため、同日夕から緊急代表者会議の開催を決定。役員への連絡に追われた。
 斎藤哲事務局長(商議所専務理事)は辞意報道について「うわさとしては聞いていたが…」と、ひと言。「あってはならない禁じ手であり、なぜ住民投票ではいけないのか。わたしたちが一番恐れていた“政争”に市長自身が発展させてしまった」と憤る。
 会メンバーの林道弘市商店街連合会長は「解決する方法はたくさんある。なぜそこまでして、(跡地への誘致企業の)イズミに来てもらいたいのか。まったく分からない」と語った。
[2006年04月04日13:08]

502片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 23:00:56
市長決断 驚きと戸惑い 賛成、再考双方が集会
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1144162800=114420012927363=1

 複合商業施設「ゆめタウン別府」(仮称)の誘致をめぐる別府市楠港跡地問題で四日、浜田博市長が辞職願を提出した。市民らからさまざまな声が上がった。
 施設誘致の再考を求める「別府市民の財産・楠港跡地を考える会」は、同日夕から緊急代表者会議を開催。今後も臨時市議会に提案された住民投票条例制定案の可決を求めることを申し合わせた。
 篠藤明徳世話人(別府大学文学部教授)は市長が辞職願を提出した驚きを「青天のへきれき」と表現し、「わたしたちは粛々と商業施設阻止に取り組む」。出席者からは「こんな手法を許してはいけない」「辞職など求めたことは一度もない。市長選で問うのは議論のすり替えではないか」といった不満の声も出た。
 中立の立場で住民投票条例の制定を求める直接請求をした市地域婦人団体連合会。後藤ミツノ会長は臨時議会で意見陳述はしない意向を示した。「選挙となれば(争点は)跡地問題だけでなくなる」
 この日は賛成、再考双方が女性集会を開催。誘致に賛成する別府銀座商店街振興組合が開いた集会では「市長は一生懸命頑張っている」と支持を訴える女性もいた。同組合の東保安生弘理事長は「市長を最大限支援する」。
 再考の「楠港跡地を考える女性の会」。会場では「なぜ市長選なのか」と戸惑いを隠せない声が相次いだ。選挙をにらみ「必ず勝てる候補を擁立しなければ」との意見もあった。
[2006年04月05日10:22]

住民投票「否決」へ 5会派「辞意尊重」 別府楠港問題
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1144249200=114428351718381=1

 別府市楠港跡地への複合商業施設誘致をめぐる問題で浜田博市長が辞職願を提出したことを受け、市議会(二十九人)は五日までに対応を協議。与野党八会派のうち、五会派(計二十四人)が「市長の辞意を尊重すべきだ。住民投票は必要ない」との方針を決めた。臨時市議会は最終日の六日、跡地へのイズミ(本社・広島市)誘致の是非を問う住民投票条例制定案を採決するが、否決されることが確実となった。浜田市長は十日付で辞職する見通し。
 大分合同新聞社の取材に対し、否決方針を明確にしたのは新和会(六人)、高志会(五人)、市民ク(同)の自民党三会派のほか、社民ク(四人)と公明党(同)。
 このうち、企業誘致に反対の新和会と、賛否の意思表示を留保してきた公明党がそれぞれ「住民投票と市長選のダブル投票は避けるべきだ」との会派方針を決定。住民投票を支持する声は少数となり、制定案が可決される見込みは事実上なくなった。
 公明党の原克実代表は「同じ争点で二度も投票する必要はない」。新和会の松川峰生代表は「浜田市長の決断を認める」としながらも「市長選になれば誘致反対の対抗馬を立てて戦う」とした。
 五日は議会運営委員会が開かれ、市長の辞職同意案を臨時議会の追加議案とすることを了承。条例制定案の提案に伴う請求代表者(後藤ミツノ・市地域婦人団体連合会長)の意見陳述は「本人の申し出により行わない」(議会事務局)ことを確認した。
 住民投票は「市議会の情勢で否決になるのは間違いない」(三ケ尻正友・自民党市議団会長)とされるが、仮に可決された場合、浜田市長は「辞職願を撤回する」とし、「そのときは(ダブル投票を避け、住民投票を選んだ)市議会の判断に従う」としている。
[2006年04月06日09:31]

503片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 23:05:12
“視界不良”出直し選へ 別府市長が辞職
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1144681200=11447161545419=1

 「このような形になるとは、夢想だにしていなかった」―。別府市の浜田博市長(67)が十日、辞職した。二〇〇三年四月三十日の就任からほぼ三年。楠港跡地への企業誘致を争点に、国際観光都市は異例の出直し市長選へと突入する。濃い霧で”視界不良”となった泉都に、冷たい春雨が降り注いだ。
 【市長】午前八時半から公務。各出張所などに出向いて辞職を報告した後、同十時二十分に登庁し、残された書類の決裁や市民との面談などをこなした。
 午後三時からは市庁舎の各フロアを回り、各課の職員に「心配を掛けるが、ぜひ理解してほしい」。同四時、離任式に臨み、約百五十人の職員を前に「民意を選挙で問うことが最善の方法と判断した。市民の審判を受け、再び市長として残りの任期を全うしたい」と語った。
 職員に見送られながら同四時二十三分、公用車で市庁舎を去った。
 【市議会】議会棟への出入りは少なかった。
 ”反市長派”の自民党新和会は午後二時から会派室で今後の対応を検討した。松川峰生代表は「対抗馬の擁立は(組織内の)市議ありきではない。あくまで『別府市民の財産・楠港跡地を考える会』の方針に従う」と強調した。
 夕方まで残っていたのは公明党の市議一人だけ。「こういう事態を招いたのは市議会の責任でもある。今は複雑な心境だ」と漏らした。
 【考える会】午後三時から市内のホテルで緊急代表者会議を開き、市長選への対応を協議した。
 候補者一本化に向け、努力することを確認。世話人が意見を集約し、早ければ今週中にも支援する候補者を決め、政策協定を結んだ上で、会として推薦することを申し合わせた。
 篠藤明徳世話人(別府大学文学部教授)は「有力候補者は複数いる。時間はないが、勝つためにベストの選択をしたい」。
[2006年04月11日09:42]

別府市長選 考える会、推薦を決定 長野市議が出馬へ
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1145199600=114523101211119=1

 楠港跡地への複合商業施設の誘致をめぐる別府市長選で、誘致に反対する長野恭紘市議(31)が十六日までに出馬の意向を固めた。誘致再考を求めている「別府市民の財産・楠港跡地を考える会」は同日、長野氏の推薦を決定。市長選は誘致を推進する浜田博前市長(67)と、長野氏が対決する構図が決定的となった。
 長野氏は同日夜、一部の支援者に「別府に”新しい風”を起こすためにも(立候補を)前向きに検討したい」などと伝えた。
 関係者の話を総合すると、長野氏は跡地問題で混乱している別府の将来を懸念。市経済界、企業誘致の再考を求める市民団体からの要請を受け、出馬を決意したとみられる。
 大分合同新聞社の取材に対し長野氏は「(出馬要請は)身に余る光栄」とし、「関係者や家族などと相談した上で近日中に結論を出したい」と述べた。
 長野氏の擁立を目指してきた市議会の自民党新和会の松川峰生代表は「今の別府を変えるのは、若い感性を持った長野氏しかいない。跡地問題を含めた四年間の政策を掲げ、正々堂々と戦う」と語った。
 長野氏は別府市出身。別府羽室台高、日本文理大を卒業後、衆院議員秘書を経て二〇〇三年四月の市議選に初出馬、当選した。現在、市議会観光経済常任委員会副委員長、自民党市連青年局長などを務めている。
 市長選は浜田氏の辞職に伴って実施。五月十四日に告示、同二十一日に投開票される。市議会は現段階で欠員二となっており、市議補選も同時に行われる。
[2006年04月17日08:43]

浜田氏推薦の方針 別府市長選で連合大分
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1145458800=114549418525871=1

 連合大分(嶋崎龍生会長)は十九日、執行委員会を開き、別府市長選への対応を協議。前職の浜田博氏を推薦する方針を決めた。
 別府杵築速見国東地域協議会から推薦要請があり次第、推薦決定の手続きに入る。同地域協議会には十九日に浜田氏から推薦要請があり、二十五日に推薦の方向で協議する。
 連合大分は二〇〇三年の同市長選で、市議、県議時代の労働者代表としての実績などから浜田氏を推薦。市長就任後も連合大分、同地域協議会との関係が良好に推移していることから、推薦の方針を決めた。
[2006年04月20日09:49]

504片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 23:08:41
別府市長選 「市民の目線で政治を」 長野市議が出馬表明
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1145458800=114550674826317=2

 別府市の楠港跡地への複合商業施設誘致をめぐって浜田博前市長(67)が辞職したことに伴う出直し市長選で、市議の長野恭紘氏(31)が二十日午前、出馬を正式に表明した。浜田氏は既に出馬を表明。今のところ二人以外に立候補の動きはなく、選挙戦は施設誘致を目指す浜田氏と、誘致再考を訴える新人の長野氏との一騎打ちになる公算が大きくなった。
 長野氏は出馬要請を受けた推薦団体「別府市民の財産・楠港跡地を考える会」と政策協定を結んだ後、午前十一時すぎから市内のホテルで会見した。
 出馬の動機について「考える会から要請があり、今の別府を変えるために勇気を持って立ち上がることを決断した」と語り、現在の市政を「市民不在のしがらみ政治が続いている。”市民の目線”が放置されている」と批判した。
 大手スーパーなどを展開するイズミ(本社・広島市)の跡地進出問題については「市民参加型のワークショップなどで活用策を考えたい」と述べた。
 長野氏は別府市出身。別府羽室台高、日本文理大を卒業後、衆院議員秘書を経て二〇〇三年四月の市議選に初出馬し、当選した。市議会観光経済常任委員会副委員長、自民党別府市連青年局長などを務めている。
 市長選は五月十四日に告示、同二十一日に投開票される。
 浜田氏が再選した場合の任期は残任期間の約一年間。長野氏が当選すれば任期は四年間となる。
[2006年04月20日13:19]

泉都出直し選 「それぞれの信念で動く」
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1147014000=114704789627957=1

有志の会設立
 「大型連休直後に自ら進んで選挙を行うことだけでも、観光都市の首長として不適格だ」
 別府商工会議所議員でつくる別府商工政治連盟。会長の牧野哲朗はイズミ誘致の白紙撤回を掲げる市議・長野恭紘の推薦を決めた四月二十日、居並ぶ議員に強く訴えた。長野がメンバーの商議所青年部は、支援する有志の会を立ち上げた。
 経済界のリーダーとして「自ら出馬することも考えた」という会頭の高松右門。県教育委員として政治運動への参加が制約されることに不満の議員もいるが、「再考の旗を持ち続ける」。
 「別府市民の財産・楠港跡地を考える会」の結成で中心的な役割を果たし、反対・再考運動をリードしてきた商議所。選挙へ向けた臨戦態勢は整ったかに見えた。

そろいの法被
 四月二十三日にあった前市長・浜田博の後援会事務所開き。そろいの法被を着た商議所女性会長の梅野朋子ら役員が並んだ。商議所内で沈黙気味だった誘致賛成派が選挙を機に動いた。
 女性会の梅野らは商議所の意向とは逆に浜田の後援会に参加。商議所議員は辞職したが、複合商業施設誘致に一貫して賛成する名誉会頭(前会頭)の津末武久らも浜田を推す。「反対運動の末にイズミを断れば、次に進出する企業はない」と梅野は言う。
 市観光協会は”現職推薦”の慣例に従い、浜田。市旅館ホテル組合連合会は長野と、観光業界の対応も分かれた。誘致賛成、反対が交錯する経済界。いや応なく、政争の渦に巻き込まれる。
 「加盟する団体、企業がそれぞれの信念に沿って動くしかない」。市観光協会長の千寿健夫は複雑な心境を吐露した。
 =文中敬称略=
[2006年05月08日09:24]

選挙 別府市長選 民主県連は「自主判断で」
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1147446000=114748204018599=1

 民主党県連(吉良州司代表)は十二日、楠港跡地への複合商業施設誘致をめぐる別府市長選への対応について県庁で会見し、県連は介入せず、党員・支持者らの自主判断に委ねることを明らかにした。
 選挙には誘致推進の立場を取る浜田博前市長と、誘致再考を訴える長野恭紘市議が出馬表明している。
 吉良代表は理由について「将来のまちづくりに対する判断を市民に仰ぐ選挙。争点は企業誘致の是非に限られる」と説明。長野氏支持を決めた自民党県連の対応を「政党間の政争に持ち込もうとしている」と批判した。
 一方で「市内の個人・団体がまちづくりにかかわることは、党の地域主権の考え方と矛盾しない」として、浜田氏を推薦する方向を示している民主党別府市支部の決定・行動は尊重する姿勢を示した。
 これで県内各政党の対応が出そろい、自民、民主両党以外では公明党が「自主投票」、共産党は「市委員会が長野氏を自主的支援」、社民党は「浜田氏支持」となった。
[2006年05月13日10:00]

505片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 23:10:17
別府市長選 一騎打ち 誘致推進か再考か 選挙戦スタート
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1147618800=114765070110035=1

 楠港跡地への複合商業施設誘致をめぐる別府市長選と、欠員に伴う市議補選(被改選数二)が十四日告示され、午後五時で立候補届け出の受け付けを締め切った。市長選は前職の浜田博氏(67)、新人で前市議の長野恭紘氏(31)=いずれも無所属=が立候補し、誘致の賛否を問う一騎打ちの選挙戦に突入した。市議補選は元職と新人の計二人が立候補。ほかに届け出はなく、無投票当選が決まった。

 市長選は両候補とも出陣式で第一声を上げた後、街頭へ繰り出した。
 浜田陣営は午前七時半すぎから、市内北浜の後援会事務所で出陣式。本多良正後援会長と東保安生弘選対本部長があいさつした後、横光克彦、重野安正両衆院議員らが激励。
 誘致を目指す浜田候補は「高度な競争なくして経済の発展はない。今回はわたしの政治手法を問う選挙。別府の未来を懸け、力いっぱい戦い抜く」と訴え、ガンバローを三唱。選挙カーで市内一円を回った。
 長野陣営は午前八時半から、市内駅前本町の元近鉄別府店跡地で第一声。松川峰生選対本部長があいさつ。衛藤征士郎自民党県連会長(衆院議員)、地元の岩屋毅衆院議員らが激励。
 誘致再考を掲げる長野候補は「絶対に勝たねばならない選挙。市民を一つにまとめ観光立市を目指す。古里への思い、行動力は絶対負けない。力を貸してほしい」と呼び掛けた。その後、市内を一巡した。
 投票は二十一日午前七時から午後八時まで市内五十一カ所で(一部地域で繰り上げ)。同日午後九時十分から市民体育館で開票する。期日前投票は十五日から二十日まで。いずれも午前八時半から午後八時まで、市役所一階の投票所(レセプションホール)で投票できる。
 有権者は十万二千三百九人(十三日現在)。

候補者の選挙事務所 
 ▽浜田候補 別府市北浜3―9―30(TEL0977・73・8287)
 ▽長野候補 別府市石垣東10―8―6(TEL0977・25・6885)

浜田(はまだ)  博(ひろし) 67 無前(1)
 =社民党支持=
大分大学卒(証券会社勤務、小学校教諭、市議2期、県議4期)県ソフトテニス連盟会長、日本温泉協会副会長

長野(ながの) 恭紘(やすひろ) 31 無新 
 =自民党支持=
日本文理大学卒(衆院議員秘書、市議1期)別府羽室台高校同窓会長、市体操協会長、自民党市連青年部長
[2006年05月15日08:51]

選挙に“違和感” 両陣営「投票率下がるのでは」
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1147791600=114782919330370=1

 「投票率が読めない…」。選挙関係者の一人は気をもんだ。二十一日に投開票を迎える別府市長選。楠港跡地問題を最大の争点とするが、立候補した前職の浜田博氏(67)、新人で前市議の長野恭紘氏(31)=いずれも無所属=の両陣営ともに「イズミ誘致の是非だけが争点ではない」と強調する。一方、有権者。どこか違和感のある出直し選挙と映り、「あなたの一票で別府の将来が決まります」の選挙カーの連呼が、空虚に響いているようだ。
 「中途半端な選挙ですよね」。市内の福祉施設で働く六十代の女性は言った。投票に行くことは決めているが、「市長選と企業誘致が結び付かず、両候補の言い分をそれぞれ聞いても、本当に別府が良くなるとは正直、思えない。白票を投じるかもしれません…」と、戸惑いを隠せない。
 住民投票が立ち消えになった結果の一騎打ち。「決してイズミのためではない。わたしの政治判断を問う」と訴える浜田氏に対し、長野氏は「四年間の市政運営を誰に託すか。しがらみだらけの別府を変えたい」。二人は異口同音に「選挙戦を望んでいたわけではない」と主張する。
 跡地問題が焦点とはいえ、国際観光都市の「かじ取り役」を選ぶ重要な一票。だが、会社員男性(46)は「なぜか雰囲気が盛り上がらず、(これまで過熱することが多かった)”別府選挙”らしくない。特に関心はないが、誘致の賛否で投票の判断を決めるしかない」と話す。
 戦後、市長選は統一地方選で実施され、過去十回の平均投票率は82・1%。今回は選挙に至った経緯や背景の複雑さ、住民投票の色合いが濃いことなどもあり、両陣営は「過去のデータは参考にならない。投票率はかなり下がるのでは」と懸念する。
 「選挙があることは知っているけど、企業誘致は賛成、反対のどちらでもない」。アルバイトの二十代女性は「多分、投票には行きません」と淡々と語り、理由については「関心がないから」と答えた。
 (別府支社取材班)
[2006年05月17日10:26]

506片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/21(日) 23:11:56
別府市長選 参謀に聞く
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1147878000=114793066729125=1

 楠港跡地へのイズミ誘致をめぐる別府市長選は、21日の投票日まであと3日。再選を目指す前職の浜田博候補(67)、前市議で新人の長野恭紘候補(31)=いずれも無所属=が一騎打ちの選挙戦を展開している。両陣営の参謀に手応えなどを聞いた。((1)有権者の反応(2)候補者の人柄や魅力(3)投票日までの戦い方と勝敗のポイント)=届け出順=

〈浜田陣営〉東保安生弘・選対本部長(65)=別府銀座商店街振興組合理事長=
誘致賛成票の上積み鍵
 (1)次第にムードが盛り上がり、選対の動きも活発になった。雰囲気はいい。遊説での反応も日に日によくなり、候補の主張と判断に対する理解が市民に広がってきた。
 (2)非常にまじめで、周りへの心配りが繊細。市議や県議など二十七年間の政治キャリアもある。前職時代は市民の目線に立ち、別府再生の礎を築いた功績は大きい。志半ばでの市長選。新しい別府をつくる人はほかにいない。
 (3)企業誘致の必要性だけではなく、誰に託せば別府が発展するか。そのことを一人でも多くの有権者に訴え、票の上積みを図る。最大のポイントは投票率。誘致賛成の声をいかに票に反映させるかが鍵になる。

〈長野陣営〉松川峰生・選対本部長(57)=市議会自民党新和会代表=
相手の背中見え始めた
 (1)感触はいい。立候補を表明してから三週間余りだが、予想以上の手応えを感じている。候補がどのような人なのか、有権者の関心は非常に高い。フットワークを生かした積極的な握手と、丁寧な声掛けが効いている。
 (2)度胸満点で動揺せず、周りの状況や相手の気持ちを読む洞察力はすごい。協働精神で自ら汗をかき、行動力で有言実行を証明する人。必ず別府を変えてくれる。
 (3)残された時間で、どれだけ多くの有権者と会うか。それがポイントになる。候補の顔を見て、声を聞けば必ず魅力が分かる。かなり前を走っていた相手の背中が次第に見え始めた。このまま勢いに乗って一気に追いつき、最後にかわしたい。
[2006年05月18日14:37]

別府市長選 終盤の情勢
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1147964400=114799869014732=1

 楠港跡地への複合商業施設誘致をめぐる別府市長選は、二十一日の投票日に向けて、前職の浜田博氏(67)、新人で前市議の長野恭紘氏(31)=いずれも無所属、届け出順=が終盤の集票活動にしのぎを削っている。先行する浜田氏を長野氏が急追する展開になっているもようだが、過去の歴史から「別府は何が起こるか分からない」と両陣営。それぞれ支持拡大に全力を挙げている。投票率の動向にもよるが、三万票ラインが当落の目安になりそう。

 超党派が手厚く支援 浜田候補
 流通業界の支持受け 長野候補

 浜田氏は後援会や支持母体の労組、社民党市議に加え、誘致賛成の自民党市議団(十人)が全面協力。民主党市支部も推薦を決めるなど、超党派の手厚い支援網に守られている。
 自治会、老人会など年配層に手堅く浸透し、教育・福祉分野やスポーツ団体、観光施設など各界各層から着実に集票。長野陣営の”牙城”でもある商工・経済界にも食い込んでいる。
 連夜の校区集会を二十カ所以上で開き、企業誘致がもたらす波及効果を訴える一方、二十七年間の政治実績をアピール。フル回転で票の集約に努めている。
 ただ、自ら辞職した経緯が複雑で、イズミ進出に好意的な市民からも「住民投票でよかったのでは」といった疑問の声がある。積極的な投票行動につながらない懸念もあり、陣営は投票率の低下を警戒。票の上滑りに危機感を抱く。
 長野氏は自民党県連の「支持」を受けたほか、地元の大型店、スーパーなどの流通業界が猛烈に支援。「イズミ誘致反対」の旗の下、草の根的なスタイルで戦っている。
 同志の自民党市議五人が軸となり、「別府市民の財産・楠港跡地を考える会」を構成する旅館・ホテル、商店街、まちづくり団体などが”連帯”。他会派の市議二人や共産党市委員会も自主的支援をしている。
 保守本流をアピールしながら病院、福祉施設、自衛隊などにも進出。一方で同級生や学生グループなどの若手組織が水面下に潜り、票を集積。電話攻勢などで浜田陣営の切り崩しや批判票の取り込みも図っている。
 課題は浮動票の獲得。知名度不足は否めず、三十一歳の若さに期待と不安が交錯している。跡地利用の代案を明確に示していないことも、無関心層の「動き」が読めない一因となっている。
 有権者は約十万二千人。統一地方選で実施された過去十五回の市長選は、いずれも投票率70%を超えている。しかし、今回は初の単独選挙に加えて市議補選が無投票になったことで伸び悩みが予想されている。
[2006年05月19日09:31]

507片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/23(火) 09:34:58
じゅうぶんに予想されたこと。回避できないのか。終わってる。

220万人に問う:’06知事選 考える会、期限内に候補者擁立できず /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060521-00000116-mailo-l20
 ◇政党などとの調整不調
 今夏の知事選に向け、「輝く明日の長野県を考える会」(代表世話人、近藤光・連合長野会長)は、候補者擁立の期限としていた20日、国会議員の擁立を念頭に詰めの協議を行った。しかし調整がつかず、候補者の擁立は見送られた。同会では引き続き候補の擁立を目指していくが、候補者の選定と一本化に向けては今後、政党が鍵を握ることにもなりそうだ。
 記者会見で近藤会長は、最終協議で有力候補として「民主党国会議員」と「有力な前衆院議員」の擁立を念頭に置いていたことを明らかにした。両者はそれぞれ参院議員の羽田雄一郎氏(38)と前衆院議員の村井仁氏(69)を指すとみられているが、同日までに所属政党や本人の了承を得るには至らなかった。
 擁立見送りについて、近藤会長は「県民の期待が大きかったことは承知しているが、一人に絞り込めなかったのはマイナスではない。状況が変化する中、候補擁立にこだわるよりも、柔軟な対応を優先させた結果。今日を新たな出発点にしたい」と前向きに話し、理解を求めた。今後は、政党間の調整役としても力を注いでいくという。
 考える会が国会議員の擁立を検討していることに加え、市民団体主導の候補者選定が停滞気味であることから、今後は政党の役割がクローズアップされそうだ。
 自民党県連幹事長の石田治一郎県議は「(擁立が見送られても)考える会が役割を終えたわけではない。候補が国会議員となると、政党間の協議も必要になってくるだろう」と話した。さらに同党関係者は「現時点で考えられる最善の選択。無理に名前を挙げれば、混乱が大きくなるだけ」と評価した。
 一方で、考える会の関係者の間では「考える会は反田中の結集軸とみられていた。期待に応えられなかったことで、求心力の低下は免れないのでは」との厳しい見方も広がっている。【川崎桂吾、川口健史、江連能弘】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇自・民などに隔たり、混迷拍車
 反田中知事派の候補擁立に向けての結集軸である「考える会」の候補擁立は不調に終わった。背景には、政党などの思惑を調整しきれなかった面が大きい。
 ある関係者は「考える会はかいらい政権のようなもの。現実はもっと別な人たちの意向に左右されるのではないか」との見方を示す。同会の背後には、県内有力者でつくる“陰の調整グループ”がいるとされる。
 近藤光会長は当初、南信地方の市長を「本命」と考えていたという。しかしこの調整グループの理解が得られず、菅谷昭・松本市長に白羽の矢が立った。菅谷市長が「政争に巻き込まれたくはない」とこれを固辞したため、菅谷市長以降、元副知事、阿部守一氏や民主党の篠原孝・衆院議員、同党の羽田雄一郎・参院議員などの名前が浮上。迷走に迷走を重ねた。近藤会長は調整グループとの板挟みになったと考えられる。
 20日の会見で近藤会長は「政党のスタンス、考えもある。それを十分に尊重していかなければ」と苦しさをにじませた。今後は政党間の調整役にまわると言うが、自民党は「政党主導を避ける」(石田治一郎県連幹事長)と表明。一方の民主党は「政党が責任を持つべきだ」(北沢俊美県連幹事長)と考え方に隔たりがある。一本化への道は険しいと見る向きが大半だ。
 候補者選びは混迷の極みにあるが、このまま調整がつかなければ、田中知事の「競馬のように、出るか出ないか、勝つか負けるかばかりの話に終始し、どういう長野県をつくりたいかが見えていない」という批判通りになり、県民の支持を失いかねないだろう。【川口健史】

5月21日朝刊
(毎日新聞) - 5月21日13時3分更新

508片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/23(火) 09:39:05
不毛だったなぁ。

別府市長選 推進派・浜田氏が再選 イズミ進出確実に
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1148223600=114825756215930=1

 楠港跡地への複合商業施設誘致をめぐる別府市長選は二十一日、投開票され、前職の浜田博氏(67)が新人で前市議の長野恭紘氏(31)=いずれも無所属=を大差で破り、再選を果たした。誘致の実現を目指した浜田氏が信任を得たことで、跡地へのイズミ(本社・広島市)進出は確実となった。浜田氏の任期は来年四月二十九日まで。投票率は62・09%。統一地方選で実施された二〇〇三年四月の前回(73・44%)を11・35ポイント下回り、過去最低となった。当日有権者は十万二百九十六人。

 今回の選挙戦は跡地問題に端を発し、住民投票を避けるため浜田氏が市長を辞職。企業誘致の是非を問う異例の出直し選挙となった。
 浜田氏は知名度を生かし、選挙戦を優位に展開。企業誘致推進派の自民党市議団(十人)や社民、民主両党など超党派の支援に守られ、イズミ誘致の必要性や市議、県議を通じた二十七年間の政治実績をアピール、全域に支持を広げた。自治会、建設業界など幅広い分野から手堅く集票し、新人候補を大差で退けた。
 長野氏は「誘致再考」を訴え、自民党県連の「支持」を追い風に運動。経済界や市民グループ、流通業界などの全面協力で追い上げを図ったが、出馬表明の出遅れや知名度不足などが響き、市全体に浸透するまでには至らなかった。

立地協定案専決処分で
 浜田氏の話 これほど市民の熱い思いをいただいた選挙は初めて。任期は約一年だが、全力投球で輝く別府をつくっていきたい。イズミ誘致は市民の信を得たと確信した。立地協定案は市議会に諮らず、専決処分でいきたい。必ず成し遂げる。

 〈開票結果〉 
当 3万6987 浜田博  無前
  2万4388 長野恭紘 無新
 投票総数 62,275  投票率 62・09 
 有効票  61,375  無効票   900 


浜田博(はまだひろし) 67 無前(2)
 =社民党支持=
大分大学卒(証券会社勤務、小学校教諭、市議2期、県議4期)県ソフトテニス連盟会長、日本温泉協会副会長
[2006年05月22日09:26]

“別府再生”願い込め イズミ進出歓迎、しこり懸念も
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1148223600=114825792917074=1

 別府市民の審判は誘致推進―。足かけ二年にわたって論争が続いた楠港跡地への複合商業施設誘致問題。誘致の是非を問う出直し市長選は二十一日、「推進」を訴えた前職の浜田博さんが再選を果たした。跡地へのイズミ(本社・広島市)進出が、いよいよ実現することになりそう。

 市を二分した選挙戦。しこりを懸念する声もあるだけに「元気な別府になってほしい」(五十代男性・市内新別府)、「地元商店街との関係を改善し、温泉地にふさわしいまちづくりを進めてほしい」(四十代男性・市内小坂)など、”別府再生”への願いを込めた声が相次いだ。
 最後までどちらに投票するか悩んだという市内鶴見の男性(61)は「浜田さんの主張の方が現実的」と、結果を冷静に分析。市内扇山の七十代女性も「イズミが進出して競争することは消費者にメリットになると思う」と浜田さんに票を託した。
 浜田さんは市議会が審議未了・廃案としたイズミとの立地協定案について、専決処分で締結することを明言。新人の長野恭紘さんを支持した市内朝見の四十代の女性は「もろ手を挙げての賛成ではないが、大差がついた」とあきらめ顔。一方で市内石垣西の三十代女性はイズミについて「集客力が望める商業施設ではない」と依然、冷めた見方の人もいる。

浜田さん 両手掲げ「市民に感謝」
 浜田陣営は市内田の湯町の宿泊施設で約三百人が開票の行方を見守った。午後九時四十五分すぎ「当選確実」が伝わると、歓声とともに「浜田コール」が起こった。
 もみくちゃにされながら壇上に上がった浜田さん。両手を高く掲げる得意のガッツポーズの後、「こんなにたくさんの市民が三年間の成果を認めてくれた。(選挙期間中に)市民と握手した手にまだ力が入らない」と感謝。楠港跡地への進出が予定されているイズミの山西泰明社長とも、がっちり握手を交わした。
 一方、長野陣営は市内北浜のホテルで、約二百五十人が吉報を待った。落選が分かると会場は重苦しい雰囲気に。午後十時ごろ、本部に姿を見せた長野さんは落ち着いた様子で「申し訳なかった」と深々と頭を下げ、「(準備が)短い間だったが、ここまで戦えたのは皆さんのおかげ」と感謝。「今日が新たな別府市をつくるスタート。別府をあきらめないでほしい」と呼び掛けた。
[2006年05月22日09:32]

509片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/24(水) 00:18:49
そうなると、田中康夫が俄然有利になると思う。

自民との相乗り回避を=長野県知事選で小沢民主代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-00000124-jij-pol

 民主党の小沢一郎代表は23日午後の記者会見で、7月に告示される長野県知事選への対応について県連の判断を尊重する考えを示す一方、「(田中康夫知事への)対抗馬を立てるにせよ、立てないにせよ、できる限り自民党との相乗りは避けてもらいたい」と注文を付けた。 
(時事通信) - 5月23日20時1分更新

510片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/24(水) 10:08:21
やや陶山有利の印象。

選挙:防府市長選 現、新が一騎打ち 山口市との合併是非争点−−告示 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000270-mailo-l35

 任期満了に伴う防府市長選は21日告示され、3選を目指す現職の松浦正人氏(63)と、元自治官僚で昨年12月まで下関副市長を務めた新人の陶山具史氏(53)=ともに無所属=が立候補を届け出た。両候補は各選挙事務所で出陣式を終えた後、街頭に繰り出し、7日間の選挙戦に突入した。【北元和生、佐藤丈一】
 最大の争点は、県都の将来像を左右する山口市との合併の是非。松浦氏は「再選されたら任期中は合併はしない」と反対を明確にしている。陶山氏は合併推進ながら、「市民に必要な情報を提供し、声を聞きながら進める」と、機が熟するまで待つ構え。松浦氏は市議時代から約30年間の政治活動で築いた強力な後援会が運動の中心。陶山氏は、合併推進の自民、連合山口から推薦を受け、防府高の同級生らも手弁当で支援している。
 投票は28日午前7〜午後8時に32カ所(野島投票所は27日)で。午後9時20分から防府スポーツセンター体育館で即日開票される。20日現在の有権者数は9万6467人(男4万5963人、女5万504人)。
 ◆市長選立候補者(届け出順)
 ◇単独市制継続訴え−−松浦正人候補
 千日の事務所前で出陣式。上田清司・埼玉県知事、澤田光穂・防府商工会議所会頭らや市議9人が出席した。上田知事は「独立してやっていける単位で行なうのが地方自治」と単独市制継続を支持した。
 松浦候補は「県央合併協議は2年前に破局を迎えた。新山口市はまちづくりの真っ最中で、合併しようにも状態が分からず、判断資料もなく、協議は物理的に不可能。3期目の任期中に防府市がなくなることは断じてない」と声を張り上げた。
 ◇新しい防府を作る−−陶山具史候補
 東松崎町の事務所前で出陣式。山口1区の高村正彦衆院議員や林芳正、岸信夫両参院議員も出席。自民、民主の県議や市議11人が顔をそろえた。
 自民党県連の河野博行会長は「市がさらに発展するか止まるか大事な選挙」と訴え、連合山口の長嶺平治会長は「全組織を結集して戦う」と誓った。陶山候補は「課せられた仕事の重みを感じた。新しい防府を作るため重大なる決意で全力で選挙戦を戦い抜く」と訴えたが、合併問題には特に触れなかった。
………………………………………………………………………………………………………
松浦正人(まつうら・まさと)63 無現(2)
 県肢体不自由児協会理事長▽県社会福祉事業団理事▽市剣道連盟会長[歴]市議▽県議▽早大
陶山具史(すやま・ともふみ)53 無新 
 [元]下関市副市長[歴]在英日本大使館1等書記官▽佐賀県総務部長▽自治省高齢対策室長▽東大=[自]

5月22日朝刊
(毎日新聞) - 5月22日16時2分更新

511片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 13:31:33
伊波氏がこのなかでは強いか。

知事選候補選考委 野党5党が4人提案 伊波、山内、喜納、高良各氏
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13936-storytopic-3.html

 社民党県連、社大党、共産党県委、民主党県連、自由連合沖縄の野党5党は24日、11月の知事選に向けた候補者の選考委員会を開き、各党から選考に向けた人物が提示された。複数の関係者によると、宜野湾市長の伊波洋一氏(54)、元県出納長の山内徳信氏(71)、社大党委員長の喜納昌春氏(58)、琉大教授の高良鉄美氏(52)の4人の名前が挙がった。今後、連合沖縄や政治団体そうぞうなどからの提案を受けた上で、4人を含む複数の人物からの絞り込み作業に、今月末から着手する。
 野党5党はこれまで知事選の基本姿勢、共闘の枠組み、人選の進め方を決定。共闘の枠組みでは5党で選対を構成し、そうぞう、労組、市民団体とも連携するが、共産はそうぞうとの連携は関知しないと確認している。
 人選に当たっては各党から1人ないし2人を提案するとし、16日には、労組など各団体に対し24日までに人物を提案するよう呼び掛けていた。ただ、連合沖縄、そうぞうは期日までの提案は困難と回答していたため、今月末までに提案するよう、24日に再度要望した。
 選考委では連合沖縄、そうぞうの提案を待って今月末にも再度選考委を開き、絞り込み作業に着手。名前が挙がった4人を含め「5人ないし6人程度からの絞り込みになる」(野党関係者)見通しで、6月中旬の5党代表者会議で選考する。
 同日に社民、社大、民主の代表と話し合いを持った狩俣吉正連合沖縄会長は「今月末までに出すことは簡単ではないが、連合沖縄政治センターの会議を開き考えたい」と話している。
(5/25 10:24)

512片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 13:34:46
沖縄電力の人。

仲井真氏擁立の方向 知事選向け県経済界
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13734-storytopic-3.html

 秋の知事選に向けて、県内の経済11団体でつくる県経済団体会議は18日午前の会合で、与党と経済界でつくる候補者選考委員会準備会に、知念栄治県経営者協会会長、国場幸一沖縄経済同友会代表幹事、荻堂盛秀県商工会連合会会長の3人を経済界代表として参加させることを決めた。経済界に擁立の動きがある同会議議長の県商工会議所連合会会長・仲井真弘多氏(66)については「候補者になる可能性が高い」としてメンバーから外した。これにより、経済界としては仲井真氏を推す方向が確実になった。

 与党陣営の知事選候補者については、13日の県選出・出身自民党国会議員と同党県連、経済界の会合で、今月中の候補者選考委員会発足に向け、早期にその準備会を開くことを確認している。
 準備会にはほかに、嘉数知賢自民党県連会長、具志孝助同幹事長、仲村正治衆院議員、県議会与党会派・県民の会の浦崎唯昭氏が参加の見通し。
 準備会に仲井真氏が参加しないことについて、複数の経済団体幹部は「(仲井真氏は)知事候補であり準備会には入れない」と話している。ただ、この日の会合では、具体的な名前は挙げなかったという。知事選については「経済界のみならず、各界各層の意見を聞いて決める必要がある」との認識で一致した。一方、会合では在日米軍再編実施に向けた閣議決定に伴う振興策について、要望を取りまとめ、県や政府に提案することを確認した。
(5/18 16:02)

513片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 13:35:29
特集/透視鏡2006
絞り込み一気に加速 経済界、仲井真氏擁立へ 与党陣営の知事選候補
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-13752-storytopic-25.html

 秋の知事選で稲嶺恵一知事の後継に、経済界が県商工会議所連合会会長で沖縄電力会長の仲井真弘多氏(66)を推す方向が確実となった。与党陣営では仲井真氏を含め複数の名前が浮上しているが、経済界が本格的に動き出したことで、絞り込み作業が一気に加速する。一方で、与党内には、経済界主導の動きに反発の声もあり、一本化までには曲折が予想される。
(政経部・瀬底正志郎)

 18日早朝、那覇市のホテルに仲井真氏が議長を務める県経済団体会議を構成する11団体のトップらが集まった。今秋の知事選に向けて経済団体会議として協議するのは今回が初めてだ。
 「稲嶺氏が初当選した8年前の知事選でも経済界が人選作業から深くかかわり、重要な役割を果たした。今回もその時期が来たということだ」と出席者の1人は会合の意味を説明した。
 会合では、与党・経済界が近く発足させる候補者選考委員会準備会の参加者について協議。本来は団体会議議長である仲井真氏も参加するのが順当だが「本人が当事者となる可能性が高い」としてメンバーから外した。経済界幹部らは知事候補の1人としてかねて仲井真氏を評価しており、事実上、経済界として仲井真氏を推す方向が確実となった。

■一部に異論

 与党側はこれまでに、仲井真氏のほか、副知事・嘉数昇明氏(64)、衆院議員・西銘恒三郎氏(51)の名前が浮上。琉球大教授・高良倉吉氏(58)を挙げる人もいる。稲嶺知事については、正式な引退表明はないものの「3選出馬の可能性があると思っている人は皆無だ」(経済団体幹部)として事実上、人選対象から外れている。
 稲嶺県政誕生以来、影響力を前面に出してきた経済界の方向性が固まったことで仲井真氏が有力になった格好だが、一部に異論も強い。
 与党県議の1人は「経済界だけで決められても困る。こういう形では選挙で動けない」と、経済界主導の候補者選定の流れに疑問を投げ掛ける。政党関係者からは「相手陣営の動きにもよるが、とにかく選挙で勝てるかどうかだ」「年齢などのイメージもある。一部には異論もある」と指摘する。

■「まだ早い」

 県議会6月定例会までの候補者擁立を目指す与党陣営だが、政党側と経済界の公式な話し合いはこれから。政党、経済界ともに「候補者は早く決めなければいけないが、革新側の出方も見極めたい」と口をそろえ、同じく6月定例会までの候補者擁立を目指す野党陣営の動きを注視する。
 与党陣営の候補として経済界からは仲井真氏以外に名前が挙がっていないが、同氏はまだ態度を明らかにしていない。関係者によると、本人は意欲をにじませつつも、野党側の動きをにらんで慎重な姿勢だという。
 18日の会合は表向きは準備会メンバーを決めたにすぎない。出席者は「本人も交えた場で生々しい話ができるわけない。与党などとの協議もこれからで、擁立うんぬんはまだ早い」と話した。
 野党の動向も、人選で重要な判断材料になりそうだ。
(5/19 9:51)

514片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 13:44:29
東氏、再出馬表明 旭川市長選  2006/05/25 07:14
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060525&amp;j=0023&amp;k=200605250698

 【旭川】旭川市の元道議東国幹氏(38)は二十四日、同市内で開いた後援会集会で「愛する郷土の発展のため、旭川市長になりたい」と述べ、任期満了に伴い十一月に予定される旭川市長選に出馬する意向を表明した。

 東氏は二○○二年、任期途中に道議(旭川市)を辞職して前回市長選に出馬し、現職の菅原功一市長に二百二十七票差で敗れた。直後に再出馬の意向を示していたが、昨年十月、上川管内当麻町で道交法違反(酒気帯び運転)で摘発され、いったん白紙に戻した。

 同日の集会では、摘発後、支持者に謝罪してきたことを説明し、出馬に理解を求めた。

515片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 13:47:46
「田中知事出馬でも推すことない」 共産党県議団長 長野・信濃毎日
http://www.shinmai.co.jp/news/20060521/KT060520ATI090009000022.htm

 共産党県議団の石坂千穂団長は20日、佐久市内で開いた県政報告会で、8月の知事選に田中知事が出馬した場合でも「政党として推すことはない」と述べた。田中知事が新党日本代表を兼務している点を理由に挙げ、「政党の責任者を推すということは、政策協定などがなければ普通はあり得ない」とした。

 共産党の今井誠県委員長は「知事選の構図が固まっておらず、(田中知事を支援しないことは)あくまでも選択肢の一つ」としている。

 石坂団長は、前回2002年知事選で共産党が田中知事を実質的に支援したことについて、「知事不信任に唯一反対した政党の責任として判断した」と説明。今回については立候補者が出そろった段階で検討するとした上で「自主投票も選択肢の一つ。現時点では、独自候補は立てない」とも述べた。

 一方で、田中知事に批判的な県議らがかかわって候補者が擁立された場合、「改革を後戻りさせようとしている人たちとは、どんなことがあってもご一緒することはない」と強調した。

務台氏「現時点では辞退」 連絡協が知事選立候補要請
http://www.shinmai.co.jp/news/20060523/mm060523sha0022.htm

 8月の知事選で田中知事に対抗する候補の擁立を目指している「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)などは22日、総務省で同省調整課長の務台俊介氏(49)=旧南安曇郡三郷村出身=に立候補を要請した。務台氏は告示まで2カ月を切った現時点で、「要請に対して満足いただける答えができない状況にある」と伝えた。

 この日は、連絡協議会のうちの4団体と、「新しい長野県をつくる会」(代表・町田伍一郎長野市議)のメンバーら約20人が同省を訪れた。「長野県政は、行政改革の名のもとに破壊が先行し、創造がほとんど実行されず、極めて憂慮すべき状況」にあるとして、立候補の決断を求めた。

 これに対し務台氏は、田中県政が県庁組織の能力を生かしておらず、国、市町村と信頼関係を築けていないと指摘。「田中県政の評価と反省に立って新しいビジョンをもとに県政を立て直すことが必要」とした。ただ、知事に対抗するには「市民団体の声を突破口に政党、各種団体が広範に団結して対峙(たいじ)していかないと効果的な戦いにはなり得ない」との見解を示し、この日の要請に応じられない理由として「候補者の一元化に向けての作業が進まない」状況を挙げた。

 務台氏は取材に「現時点では事実上の辞退」と述べる一方、「(今日の回答は)不出馬表明ではない」とも語った。

 出馬要請後、同協議会は務台氏の回答を踏まえて県選出国会議員の各事務所を訪ね、支援を求めた。永田代表は「1日も早く務台氏が出馬できる状況をつくりたい」と話し、市民団体や政党などを含めた統一候補として擁立を目指す考えをあらためて示した。

516片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 13:50:01
収拾がつくのか?

けやきの会は橋本氏に出馬要請へ 27日正式決定
http://www.shinmai.co.jp/news/20060524/mm060524sha2022.htm

 東信地方の県民有志でつくる「けやきの会」(代表・湯本清弁護士)は23日、知事選で田中知事に代わる候補として、日銀仙台支店長(前松本支店長)の橋本要人(かなめ)氏(51)に立候補要請する方針を固めた。27日の会合で正式に決定する。

 会は3月に橋本氏の推薦を決定。これまで「(橋本氏が)出馬に値すると思う環境を整えることが先決」として、要請は見送ってきた。湯本代表は23日、「候補として取り上げられる人が絞られてきた。知事選への県民の関心も高まっており、要請する環境が整ってきた」と話した。

 これに対し、橋本氏は同日の取材に「何も聞いておらず、コメントする状況にない」と述べた。ただ、県政については「(次期知事は)政策を実行するための態勢づくりから始めなければいけないと思う」と話した。

 けやきの会と連携している中信の「輪の会」(代表・石曽根清晃弁護士)、北信の「空会(くうのかい)」(代表・長尚元信大教授)も「けやきの会で要請を正式に決めれば、歩調を合わせる」(石曽根弁護士)などとしている。

知事選の政党関与に前向き 考える会が各党に連携要請
http://www.shinmai.co.jp/news/20060524/mm060524sha1022.htm

 知事選で田中知事に代わる候補の擁立を目指していた「輝く明日の長野県を考える会」の近藤光・代表世話人(連合長野会長)は23日、自民、公明、共産各党の県内組織幹部を訪ね、会が20日にまとめた「民主党の現職国会議員と自民党の前衆院議員が有力候補となりうる」との「考え方」を報告、候補擁立に向け政党間の連携を要請した。

 このうち自民党県連の石田治一郎幹事長は、要請後の取材に「県連は候補者擁立にかかわらないという方針で来たが、要請を受けたので一歩踏み出さないといけない」と述べ、党として候補擁立に取り組むべきだとの認識を示した。28日の県連総務会に「考える会」の要請を報告、方針転換を提案するとした。

 公明党県本部の佐野功武代表は近藤氏との会談後、取材に「自民、民主の対応を見極めたい。両党が連携できる状況になれば加わる」と述べ、両党の協議に期待感を示した。

 一方、共産党県委員会の今井誠委員長は近藤氏に対し「県政を後戻りさせる皆さんと手を組むということは一切ない」と述べ、知事選での連携を否定。会談後の取材には「『勝たねばならないから一本化』というのは、県民があまり感心していないのではないか」とした。

 近藤氏は24日、社民党県連にも同様の報告を行うとしている。

517片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/25(木) 14:03:41
苫小牧市長選に岩倉氏が出馬へ  2006/05/23 15:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060523&amp;j=0023&amp;k=200605230260

 【苫小牧】桜井忠市長(52)の辞職に伴う苫小牧市長選に、元自民党衆院議員の岩倉博文氏(56)が二十三日、出馬する意向を固めた。岩倉氏は同日、北海道新聞の取材に対し「お世話になった方々への経過説明に全力を注ぎたい」と述べ、地元支援者との調整がつき次第、週明けにも正式表明する。

 同市長選に出馬の意向を固めたのは、岩倉氏が初めて。

 苫小牧市長選では、岩倉氏のほか同市選出道議の遠藤連氏(52)=自民党・道民会議所属=、前市長の鳥越忠行氏(66)らの名前が浮上している。自民党が候補一本化に向けて動く一方、民主党・連合ブロックも候補を擁立する方針だ。

 岩倉氏は、所属する自民党津島派や、過去三回出馬している衆院道9区(胆振、日高管内)の後援者に経過報告を済ませた後、出馬表明する。

 岩倉氏は同市出身。二○○○年の衆院選道9区で民主党の鳩山由紀夫氏に敗れたものの、比例代表道ブロックで復活当選。○三、○五年の衆院選では落選した。

518片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/26(金) 01:43:56
長野県知事:「子供を殺す」と脅迫状 車座集会中止に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060526k0000m040166000c.html

 長野県は25日、田中康夫知事が松川村で27日に予定していた「車座集会」について、「集会を開いたら子供を殺す」との脅迫状が届いたため中止すると発表した。県警は脅迫や威力業務妨害事件の疑いがあるとみている。送り主の政治結社を名乗る団体については把握していないという。

 脅迫状は、松川村役場のファクスに24日夜に2度、届いた。「集会を開催したら松川の小学校・幼稚園・保育園児を1人ずつ殺す」などと記されていた。県は「脅迫は容認できないが、子供たちの命がかかっていることから中止した」と説明する。県教委は、同村と周辺6市町村の小中学校など88教育機関に、児童生徒の安全確保に配慮するよう求めた。【仲村隆、武田博仁、江連能弘】

毎日新聞 2006年5月26日 0時35分

519片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/28(日) 02:27:11
札幌市長選 民主、上田氏で結束確認  2006/05/28 00:26
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060528&amp;j=0023&amp;k=200605281699

 来春の札幌市長選をにらみ、自民、民主両党の札幌支部は二十七日、同市内でそれぞれ大会を開き、選挙戦に向けた党内の結束と態勢づくりを急ぐ方針を確認した。

 自民党札幌市支部連合会(札連)の総会で、会長の伊達忠一参院議員は「自民党の総裁選挙が九月にあるが、できればその前に私どもは市長候補を決めたい」と述べ、上田文雄市長の対抗馬を九月の総裁選までに擁立する考えを表明した。

 また、伊達氏は、前回二○○三年の市長選で党内の足並みが乱れたために敗れたことを踏まえ、一枚岩による戦いの必要性を強調。経済界や市民団体による候補の受け皿組織を立ち上げるため、来週中に役員を選出するとした。

 一方、民主党札幌支部の定期大会では、上田市長の再選に向けて、労働組合、経済団体などと連携した公約の提言を行うことを確認。また、来春の統一地方選挙に向けて、連合札幌と合同選挙対策委員会を立ち上げ、選挙戦に向けた態勢づくりを急ぐことを決めた。

520片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/29(月) 12:25:16
県連の意向を尊重 来春県知事選、民主・小沢代表が徳島市で会見
http://www.topics.or.jp/News/news2006052906.html

 民主党の小沢一郎代表は二十八日、来年の統一地方選への対応に関連し、同党が知事選や政令指定都市の市長選で自民党と相乗りしない方針を決めたことについて「一義的には各都道府県連で検討し、結論を出す問題。何が何でもそうしなければいけないものでない」と述べ、各県連の意向を尊重する考えを示した。

 次期参院選支援のため訪れた徳島市内の阿波観光ホテルでの記者会見で答えた。

 一方で小沢氏は「政権を目指す政党として知事、政令市長という影響力のある立場について、可能な限りわれわれと共通する意識、考えを持つ人を擁立するのが望ましい」とも語り、知事、政令市長選は独自候補擁立が基本であることも強調した。

 これに関連し、同席した民主党徳島県連代表の仙谷由人衆院議員は、来春の県知事選への対応について「多くの県民の意見を聞きたい」と現時点で未定であることを示し、「小泉内閣のでたらめな分権改革へのスタンスや、教育、医療、福祉に重点を置いた施策が進められているかを(現職知事について)検証しなければならない」と語った。

 小沢氏は、次期参院選に向けた一人区のてこ入れのため来県し、徳島選挙区に党公認で出馬予定の中谷智司氏とともに県内経済団体や企業関係者らとの懇談会、中谷氏の後援会などに出席した。小沢氏の来県は代表就任後初めて。

521片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/30(火) 00:37:38
山下県議が民主党or野党系無所属の参院選候補者になればいいんでね?
関係ないけど。

選挙:和歌山市長選 自民党、自主投票 「分裂避け、苦渋の選択」 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000206-mailo-l30
 ◇県連決定
 任期満了に伴う和歌山市長選(7月23日告示、30日投開票)について、自民党県連(会長=世耕弘成参院議員)は28日、自主投票とすることを決めた。同県連には昨年12月、現職の大橋建一氏(59)と前県議の宇治田栄蔵氏(56)から推薦要請が出されていた。【久保聡】
 市長選への対応を巡って、自民党県連は3月、同党の和歌山市選挙区選出の県議5人、同市議5人で構成する「和歌山市長選対策協議会」(座長=小川武県議)を設置。小川座長が各委員から意見を聞き、世耕会長ら県連幹部が今月21日、大橋氏と宇治田氏から政策の考え方などを直接聞いていた。
 公立大学構想の関連議案が市議会で否決され、旅田卓宗前市長が辞職したことに伴う前回市長選(02年)では、候補擁立を事実上主導した同党県連は大橋氏を推薦。宇治田氏も県連幹部として、大橋氏支援に尽力した。
 今回、自主投票とした理由について、世耕会長と下川俊樹幹事長は「大橋氏は前回市長選で県連が協力し推薦した。宇治田氏は20年近く県連役員として頑張ってくれた。いろんな意見があったが、最終的に協議会の意見を尊重した。組織の分裂は避けたい。苦渋の選択だ」と説明。同県連によると、協議会委員のうち、市議5人はいずれも大橋氏の推薦を訴え、県議は自主投票を求める意見が多かったという。
 市長選には、大橋氏、宇治田氏のほか、前回も出馬した社会保険労務士の永長敏昭氏(57)が立候補を表明。前回、一度は立候補を表明したものの、「反旅田」の立場で大橋氏に合流した県議の山下大輔氏(38)も、今月23日の後援会総会で出馬する意向を伝えた。
 連合和歌山は今月8日、大橋氏の推薦を決めているほか、民主党県連も近く、対応を協議する方針。

5月29日朝刊
(毎日新聞) - 5月29日16時0分更新

522片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/30(火) 22:41:32
上田市長より高橋知事のほうがピンチかな。挟撃されてる。

小沢代表「新党大地拒む理由ない」 知事選協力重ねて表明  2006/05/30 07:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060529&amp;j=0023&amp;k=200605292082

 【釧路】民主党の小沢一郎代表は二十九日、釧路市内で記者会見し、来春の道知事選における民主党と新党大地との関係について「同じ考え方で協力していこうというグループ、政党をなんら拒む理由はない」と述べて、連携を模索する考えをあらためて表明した。

 小沢氏は新党大地の鈴木宗男代表について「この前もお会いした」と述べ、最近接触したことも明らかにした。

 鈴木代表は道知事選での民主党との協力について「弾力的にやっていきたい」と前向きな姿勢を示している。

 また小沢氏は同日、釧路市内で講演し、参院選の民主党の獲得目標議席について「何としても五十以上、限りなく六十に近い成果を挙げたい」と述べ、与党を過半数割れに追い込む意欲を強調した。

523片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/01(木) 01:10:07
負けないと思うなら立てよイノセサン

猪瀬氏に知事選立候補要請 長野高同期「有志の会」
http://www.shinmai.co.jp/news/20060531/mm060531sha12022.htm

 長野市出身の作家、猪瀬直樹氏(59)の長野高校の同期生でつくる「猪瀬直樹君を県知事に推す『同期17有志の会』」の奥井昭彦代表幹事(59)ら4人が30日夜、東京・西麻布の猪瀬氏の事務所を訪れ、同氏に8月の知事選に立候補するよう要請した。

 猪瀬氏は、「(ダムによらない治水や県立高校の再編など)対立意見のある県政課題にどう決着を付け、改革を前に進めるかが問われている」などと述べたが、要請に応じるかどうかは明言しなかった。

 奥井氏は「県政は、県職員がきちんと働けない機能停止状態になっており、田中知事に代わる知事候補として猪瀬氏を推す声が高まっている」と要請の理由を説明。会として今後も猪瀬氏への立候補要請を続けるほか「対外的に猪瀬氏を知ってもらうアピール活動をしていきたい」(奥井氏)としている。

524片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/01(木) 09:04:00
苫小牧市長のわいせつ:桜井市長、きょう辞任 候補擁立作業、各陣営本格化 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000052-mailo-hok

 苫小牧市の桜井忠市長(52)は31日、自らのわいせつ行為の責任を取り辞職する。各政党の関心は出直し市長選(7月9日投票)に移り、各陣営は候補擁立作業を本格化させる。
 今のところ、立候補の意向を固めているのは自民党の岩倉博文元衆院議員(56)のみ。岩倉氏は週末にかけて東胆振、西胆振、日高の各後援会を回った。週内にも上京して党本部と調整し、近く正式に出馬表明するとみられる。新党大地の鈴木宗男衆院議員は岩倉氏支持の意向を示している。
 同じく自民で同市選出の遠藤連道議(52)は、出馬に意欲は示しているものの、現状は「白紙」との姿勢。遠藤道議が断念したとしても、自民には女性を推す動きもあり、保守一本化は難しい情勢だ。公明党は「まずは自民党内で一本化してもらいたい」と静観する構えだ。
 一方、民主党・連合からは鳥越忠行前市長(66)を推す声が上がっている。鳥越氏は30日、十数人の若手経営者らから「今回の汚名を返上し失った信頼を回復するには、豊富な行政経験がある鳥越さん以外にいない」と立候補要請を受けたが、「自分の役目は終わったと思っている」と固辞。民主党苫小牧支部の幹部は「現状では他に候補者はいない」として正式要請を検討しているが、鳥越氏が応じるかは不透明だ。
 共産党は「革新系の候補が出れば政策や政治姿勢を見て判断する」とし、独自候補の擁立は見送る方針。【笈田直樹】

5月31日朝刊
(毎日新聞) - 5月31日13時2分更新

525片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/03(土) 18:17:51
府議会議長 自民、2年ぶり奪還 大阪・朝日
2006年05月31日
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000605310002

 府議会(定数112、欠員3)は30日、自民の北川法夫氏(57)を新議長に、公明の谷口富男氏(59)を新副議長にそれぞれ選んだ。事前には、第2会派の民主が議長選にいったん名乗り出たが、公明など他会派の協力が得られず、立候補しないまま「不戦敗」に追い込まれた。昨年は民主、公明の連携で都道府県議会初の公明議長が生まれたが、今回は第1会派の自民が2年ぶりに議長席を奪還した。

 「民・公の枠組みを前提としてきただけに、まさかという思いだ……」。民主・無所属ネット府議団の半田実幹事長は30日深夜、新議長を選んだ本会議後の記者会見で無念さを隠さなかった。

 議長選を巡っては昨年、過半数に届かない自民(42人)に対し、民主(25人)と公明(23人)が連携。少数会派の支持も得て、わずか1票差で33年ぶりの「非自民」議長が誕生した。その際には、「来年は民主という約束が公明とできていた」(民主府議団幹部)という。

 これを踏まえ、民主は30日午後、議長候補に前府議団幹事長の土師幸平氏を擁立すると表明。自民も北川氏を立て、前年同様の対決構図になるとみられた。

 しかし、捲土重来(けんどちょうらい)を期す自民は、共産(9人)の支持を早々に取りつけ、少数会派の一部も取り込んで優位を確保。大阪選出の公明参院議員にも仲介を依頼し、民・公連合の分断を図った。出遅れた民主は過半数確保のめどが立たず、頼みの公明にも投票での決着を拒まれ、立候補断念に追い込まれた。

 民主内には「公明に裏切られた」との声もくすぶる。公明の野田昌洋・府議団幹事長は、民主を支援しなかった理由について「勝てない選挙だと判断した」と語った。統一地方選や参院選が来年に迫り、中央で連立を組む自民との対立を避けたい党本部の意向も働いたとみられる。

526片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/07(水) 01:49:28
6月2日(金)
自民の知事選候補公募に務台氏推薦 連絡協
http://www.shinmai.co.jp/news/20060602/mm060602sha2022.htm

 8月の知事選で総務省調整課長の務台俊介氏(49)に立候補を要請している「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)は1日、松本市内で会合を開き、自民党県連が行っている候補者公募に協議会として務台氏を推薦することを決めた。

 会合には務台氏の擁立を目指す北信、中信、伊那地区の団体代表者や松本、安曇野などの市議有志らが出席。永田代表は「自民党だけでなく、さまざまな政党や団体との連携を模索している」と述べ、他党にも推薦を依頼する方針を示した。

 会合後、永田代表は「推薦は、務台氏本人の意思とは無関係」と説明。自民党県連は公募対象について「基本的には出馬意思がある方」(小坂憲次会長)とし、他薦の場合も本人が書いた履歴書や論文などを提出するよう求めているが、永田代表は「(論文などは)必ずしも必要な条件でない」との認識を示した。

 一方、務台氏は1日、協議会による推薦の動きについて「まだ聞いていない」と述べた。

6月3日(土)
務台氏の擁立を断念 連絡協、本人の不出馬意向受け
http://www.shinmai.co.jp/news/20060603/KT060603ASI000002000022.htm

 8月の知事選で総務省調整課長の務台俊介氏(49)に立候補を要請していた「新長野県政連絡協議会」(代表・永田恒治弁護士)は3日午前、松本市内で緊急幹事会を開き、務台氏の擁立を断念することを決めた。

 同協議会幹部によると、務台氏が2日夜に東筑摩郡波田町を訪れ、永田代表ら複数の幹部に対して、立候補の意思がないことを正式に伝えたためという。

 務台氏は3日、取材に対して「自民党県連の公募に自分から応募することはない。知事選に対する姿勢は、きちんとした場を設けてあらためて説明する」と述べた。

 北信や中信地方の市民団体などでつくる同協議会は3日、自民党県連が行っている候補者公募に務台氏を推薦する予定だった。同協議会は4日、松本市内で代表者会議を開き、次の擁立候補を探るとしている。

 同協議会などは5月22日、総務省を訪れ、務台氏に立候補を要請。これに対して、務台氏は取材に「現時点では事実上の辞退」と述べる一方で、「不出馬表明ではない」とも語っていた。

527片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/07(水) 01:51:52
長野県の有名人、総知事候補化現象。

6月4日(日)
知事候補 若林氏ら3人応募 自民県連 公募締め切る
http://www.shinmai.co.jp/news/20060604/KT060603ATI090012000022.htm

 自民党県連(小坂憲次会長)は3日、5月末から行っていた知事選の候補者公募を締め切った。県連は最終的に他薦を含め計3人の応募者があったと説明。4日に長野市で開く県連総務会・選対委員会・職域支部長合同会議に報告、擁立対象とするかどうかを論議するとしている。

 県連は応募者名を公表していないが、2日には前回知事選に立候補した都内の経営コンサルタント会社代表の市川周氏(54)=東京都、3日には既に今知事選に立候補表明している公認会計士の若林健太氏(42)=長野市=がそれぞれ応募手続きを取った。

 また、飯田市の有志3人による「ナガノみんなの会」の呼び掛け人、久保田昭宏氏(飯田市)は同日、取材に対し、前回知事選に立候補した弁護士の長谷川敬子氏(54)=飯田市=を候補者公募に推薦する文書を自民党県連に郵送したと明らかにした。

 久保田氏は長谷川氏を勝手連として支援したい意向を示している。ただ、県連が募集要項で提出を求めた、本人の履歴書や論文は提出していないという。

6月5日(月)
阿部氏招き意見交換 松本などで擁立探る動き
http://www.shinmai.co.jp/news/20060605/mm060605sha4022.htm

 総務官僚で2004年7月まで長野県副知事を務めた阿部守一氏(45)=現全国市町村職員共済組合連合会総括審議役=が4日、松本市の神宮寺を訪れ、住職の高橋卓志氏や県会会派の県民協働・無所属ネット所属の竹内久幸、小原勇両県議らと懇談した。終了後、竹内氏らは8月の知事選で田中知事に代わる候補として「阿部氏が理想的」と述べ、同氏の擁立の可能性を探る考えを示した。

 懇談後、取材に対し竹内氏は「阿部さんが知事選に出れば、県民の負託に応えるには理想的。田中県政の良い点、悪い点を知っている」と述べた。

 一方、高橋氏は「県政に対する思いを聞きたいと思い、(阿部氏に)声を掛けた。立候補する、しないとは別次元の話」と説明。阿部氏自身も「県内に来る機会があったので友人にあいさつしただけ」と話した。

 阿部氏は同日夜、長野市で県会会派、志昂会(6人)の所属県議らとも懇談。同会の保科俶教会長は懇談後の取材に、「阿部さんの話から(知事選に出馬する)強い意欲を感じた。ただ、(懇談は)出馬要請ではない」とした。

528片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/07(水) 01:53:30
6月5日(月)
公募の結論は9日に 自民県連、市川・若林氏検討
http://www.shinmai.co.jp/news/20060605/mm060605sha3022.htm

 自民党県連(小坂憲次会長)は4日、長野市で総務会・選対委員会・職域支部長合同会議を開き、自薦、他薦で計3人の応募があった県連の知事選候補者公募について協議した。市民グループが推薦した1人については「本人の出馬意思が確認できない」として対象外とし、経営コンサルタント会社代表の市川周氏(54)=東京都、公認会計士の若林健太氏(42)=長野市=の2人について、国会議員や県議、職域支部ごとに8日までに意見をまとめ、9日の合同会議で推薦候補を決めることにした。

 会議は非公開。終了後に記者会見した小坂会長は推薦対象者の決定後、自民を含む県内各政党に連携を呼び掛けている「輝く明日の長野県を考える会」(代表世話人・近藤光連合長野会長ら)に提示する―と説明。ただ、党としての最終的な対応は「私どもで決める」と述べた。

 また、民主党との連携の可能性について石田治一郎幹事長は会見で、「自民党として(考える会の)問い掛けに自信を持って推せる候補を選んでいる最中。まだその話にはならない」とした。

 一方、民主党県連(羽田孜代表)は4日、長野市の県連事務所で常任幹事会を開き、知事選への対応を協議したが、「機が熟していない」(北沢俊美幹事長)として候補擁立などの方向性は示さなかった。仮に県連主導で擁立した場合、支援が得られるかどうかなどについて、今後県内の各種団体や市町村議会、一般県民らの意見を募り、集約するとした。

6月5日(月)
羽田氏擁立意思を確認へ 知事選で県議グループ
http://www.shinmai.co.jp/news/20060605/mm060605sha2022.htm

 田中知事に代わる知事が必要とする県会6会派の県議有志でつくる会派横断的なグループ「ネットワーク21」が、民主党県連(羽田孜代表)に対し、8月の知事選で同党の羽田雄一郎参院議員(38)=県区=を擁立する意思があるかどうか打診する方針を決めたことが4日、分かった。

 世話人代表の望月雄内氏(政信会)らが5日、長野市の党県連事務所を訪ねる予定だ。

 同グループは5月上旬、6会派の計27人で発足。自民党籍を持つ議員、羽田代表(衆院3区)に近い議員が含まれている。これまで市民グループを中心とした候補擁立の動きを見守る一方、自民、民主など県内各党に田中知事の対立候補一本化に向けて協力するよう要請していた。

 羽田雄一郎氏は羽田代表の長男。1999年の参院県区補選で初当選し、現在2期目。

 同氏については、知事選の候補擁立で連携するよう各政党に求めている「輝く明日の長野県を考える会」(世話人代表・近藤光連合長野会長ら)も、有力候補の1人に挙げているとされる。

529片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/07(水) 01:54:37
6月6日(火)
羽田氏の知事選擁立に前向き 民主北沢氏が県議と会談
http://www.shinmai.co.jp/news/20060606/mm060606sha1022.htm

 民主党県連の北沢俊美幹事長は5日、知事選に向け名前が挙がっている同党の羽田雄一郎参院議員(38)=県区=について「彼が県政を担った時、県民に幸せな展望が開けると認識したら、そういう方向に行くことは十分ある」と述べ、擁立に前向きな姿勢を示した。

 同日、田中知事に代わる知事が必要とする県会6会派の有志グループ「ネットワーク21」の望月雄内世話人代表(政信会)らと長野市の党県連事務所で会談後、記者会見して述べた。

 この日は望月氏と寺島義幸氏(緑新会)、保科俶教氏(志昂会)の3人が「(候補擁立に向けた)民主党の考え方を確認したい」として県連を訪問。北沢氏は終了後の取材に「事実上の(県議からの)出馬要請と受け止めた」とした上で、「(羽田氏の)擁立について、今後さらに議論していかないといけない」と話した。

 また望月氏は取材に「民主党として、責任を持って候補を擁立するという意思が確認できた」と述べた。

 ネットワーク21は6会派の27人で5月に発足。自民党籍を持つ県議や、民主党県連の羽田孜代表(衆院3区)に近い県議らが参加している。これまで共産党を除く県内各党に連携を要請してきており、グループ内では「候補の絞り込みに向け、政党側への働き掛けを強めるべきだ」との声が出ていた。

530片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/07(水) 22:45:08
むちゃくちゃ。
羽田が出るか出ないか。出るとしたら、自民はどうするか。勝敗にかかわるとすればそのへん。

220万人に問う:’06知事選・投開票まで2カ月 構図いまだ定まらず /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000021-mailo-l20
 ◇背景に政党間のあつれき
 7月20日告示、8月6日投開票の知事選。投開票まで6日で2カ月を切ったが、いまだ構図が定まる気配はない。田中康夫知事が去就を明らかにしていないことに加え、反田中派の候補者選びが難航しているためだが、背景には政党間の主導権争いがあるようだ。【川崎桂吾、川口健史】
 「党として候補者選びを始める」。5月28日に自民党県連が打ち出した候補者公募は唐突だった。折しも「輝く明日の長野県を考える会」の代表世話人、近藤光・連合長野会長が、政党間の連携を訴えていた時期。民主党との関係に冷や水を浴びせかねない動きだけに、県連内部からも疑問の声が上がった。
 表向きは「考える会から候補者選びに積極的にかかわるよう要請されたため」と説明する県連。しかし、背後には民主党との主導権争いが見え隠れする。
 考える会は同月20日、候補者の絞り込みを先送りし、自民、民主両党にイニシアチブを委ねた。しかし「有力候補」とされる参院議員の羽田雄一郎氏(38)を抱え、独自候補の擁立方針を掲げていた民主党に対し、「候補者選びで前面に出ない」としていた自民党。後者が出遅れた感は否めなかった。
 民主党の小沢一郎代表らが打ち出した「知事選での相乗り禁止令」も、両党の関係に波紋を投げかけた。民主党の北沢俊美幹事長は「あくまで原則論で長野県には影響ない」と沈静化に努めたが、自民党が公募に傾く一つのきっかけになったとみられる。
 自民党系県議は「民主党が匕首(あいくち)(候補者)を持っているのに、丸腰で協議に臨むわけにはいかない」と話し、「政党のメンツ」を保つために公募が考案されたと指摘。先行する民主党をけん制する意図があったと語る。また別の県議は「苦肉の策だった」と話し、党内の意思統一が図れず、結論を先送りする狙いがあったことを認めた。
 民主党関係者は「面目を保つため、一応の推薦を出すだろうが、最終的には民主党の候補者に相乗りしてくるはず」と自民党の“落とし所”を見通す。「本気で候補を立てるつもりはない」との読みだが、自民党の国会議員や支持団体の間では、相乗りに対する拒否反応が強いのも事実。一部には「分裂選挙」を辞さない構えもあり、情勢は流動的だ。
 近藤会長は「政党間の話し合いがなければ、一定の方向に進まない」と現状に対する危機感を表明する。今月5日には政党間協議を呼びかけたが公募候補が決まる9日までに実現するかは不透明だ。今後、自民党内部での意思統一と民主党との調整が焦点になりそうだ。
 ◇擁立探る市民団体−−羽田氏浮上の可能性も
 「輝く明日の長野県を考える会」は5月20日の会合で「民主党国会議員」と「前衆院議員」を「有力候補」に挙げた。民主党の羽田雄一郎氏らを指しているが、絞り込むまでには至らず、選定は自民、民主両党の調整に委ねられた。
 民主党県連の北沢俊美幹事長は今月5日、羽田氏の擁立に前向きともとれる発言をしており、自民党との連携次第では擁立に向けた動きが加速することも考えられる。
 「信州ゆめフォーラム」の推薦を受け、立候補を表明した公認会計士の若林健太氏(42)。自民党県連の公募に参加する一方、各党に支援を要請するなど、出馬に向けた動きを着実に進めている。
 長野高校OBでつくる「同期17有志の会」は、作家の猪瀬直樹氏(59)の擁立を目指す。5月30日に出馬を打診したが、猪瀬氏は明言を避けた。支持に全県的な広がりを出せるかどうかが、今後の課題となりそうだ。
 「新長野県政連絡協議会」の擁立活動は停滞気味。総務省官僚の務台俊介氏(49)の擁立を目指してきたが、「一本化の前提が整っていない」などとして出馬を固辞された。
 また中南信地域では、総務省出身で04年7月まで副知事を務めた阿部守一氏(45)の擁立を目指す動きもある。【川崎桂吾】

531片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/07(水) 23:47:56
おおごとにはならないよね?

下関市長、公務キャンセルして知人とゴルフ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000405-yom-soci

 山口県下関市の江島潔市長(49)が、市主催の米づくり体験学習である児童らとの田植え行事をキャンセルし、知人らとの親睦(しんぼく)ゴルフに参加していたことが7日、分かった。

 田植え不参加の理由を「急な公務のため」と担当課に伝えていた。

 市によると、田植えは3日午前10時から、同市植田の学習田で行われた。市内16校から小学5年生30人と保護者が参加。市長も児童らと一緒に水田に入り、苗を植える予定だったが、数日前に、秘書課から担当の農政課に「市長は急な公務で参加できなくなった」と連絡があったという。
(読売新聞) - 6月7日13時13分更新

532片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/12(月) 11:09:52
選挙:苫小牧市長選 民主の出馬要請、鳥越元市長が固辞 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/chihou/archive/news/2006/06/11/20060611ddlk01010186000c.html

 女性へのわいせつ行為で桜井忠前市長(52)が辞職したことに伴う苫小牧市長選(7月9日投票)で、民主党苫小牧支部は10日、鳥越忠行元市長(66)に立候補を要請した。鳥越氏は「3年前の選挙で敗れ、今後はしないと家族とも話してきた。別の人を早く立てて頑張ってほしい」と固辞した。

 鳥越氏の事務所を訪れた沖田龍児同支部代表らは「4期16年の実績から最善、最強の候補と判断した。何とか応えてほしい」と要請書を手渡した。鳥越氏は「一度終わりと決めた人間が奮い立つには時間もなく、なかなかそういう気持ちにはなれない。私の心境を分かってほしい」と語った。

 会談後、鳥越氏は「(立候補は)今は100%ない。何とか分かってもらいたい」と述べた。沖田代表は「完全にノーとは思っていない。熟慮してもらい、決断をいただきたい」と語った。

 一方、同日室蘭市内で開かれたフォーラムに参加した鳩山由紀夫・同党幹事長は「(鳥越氏が)だめと言うわけではないが、党として勝てない状況で出てもらうのは失礼だ」と鳥越氏擁立に否定的な見方を示した。

 同市長選には、自民党の岩倉博文元衆院議員(56)が立候補の意向を固めているほか、同党の遠藤連道議(52)も意欲を示している。【笈田直樹、大谷津統一】

毎日新聞 2006年6月11日

533片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/12(月) 11:11:21
選挙:知事選 猪瀬氏の考え、議員らに送付−−同期17有志の会 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/chihou/archive/news/2006/06/09/20060609ddlk20010315000c.html

 作家の猪瀬直樹氏(59)の知事候補擁立を目指す長野高校OBが集まる「同期17有志の会」(奥井昭彦代表幹事)は8日、長野市内で会合を開いた。会合では、県選出の国会議員、県議、各自治体の首長などに猪瀬氏の考え方などを記した文章を送付したことを報告した。また、自民党の公募への応募を猪瀬氏に相談したところ、「ばかばかしいからやめてくれ」との返事があったという。【川口健史】

毎日新聞 2006年6月9日

534片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/12(月) 21:10:28
苫小牧市長選 高橋睦氏出馬へ  2006/06/12 16:05
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060612&amp;j=0030&amp;k=200606126121

 【苫小牧】桜井忠前市長の辞職に伴う苫小牧市長選(7月2日告示、9日投開票)で、故高橋辰夫元衆院議員の妻睦(むつみ)氏(54)が12日、出馬する意向を固めた。高橋氏は北海道新聞の取材に対し「多くの方々からの出馬要請の声に、できる限り応えたい」と述べ、週内にも正式表明する。

 高橋氏は自民党道連会長である橋本聖子参院議員の実姉。自身も自民党員だが、「市政の混乱を立て直すためには、党派を超えた連携態勢が必要」として十二日午前、離党届を提出した。民主党・連合ブロックなどとの連携も視野に入れる。政治団体設立届も近く胆振支庁に提出する方針。

 苫小牧市長選では、自民党元衆院議員の岩倉博文氏(56)が出馬の意向を固めており、保守分裂は避けられない情勢となった。このほか、同市選出道議の遠藤連氏(52)=自民党・道民会議=、民主党苫小牧支部が推す元苫小牧市長の鳥越忠行氏(66)らも出馬を探っている。

535片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/12(月) 21:54:57
和それもと戦 金沢市長去就で自民党支部 朝日石川
2006年06月12日
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000606120001
 ◆「5期20年は長い」と主張 国会議員◆
 ◇「市民が決めるべきもの」 市議◇

 今年12月に4期目の任期が終わる金沢市の山出保市長(74)の去就が注目される中、自民党金沢支部が市長選への対応に頭を悩ませている。国会議員からは山出市長の「高齢多選」を理由に主戦論も出るが、市議を中心に慎重論も根強く、足並みはそろっていない。11日に対応を協議したが結論は出ず、和戦両様の構えで15日開会の6月定例会を迎える。

 「馳さんはしかるべき候補がいなければ、自ら立つ覚悟があると言われた。ことは重大。支部の意見を聞き、予断を持たずに対応したい」

 11日朝、金沢市内のホテルで開かれた党金沢支部の朝食会。冒頭、支部長の岡田直樹・参院議員は、集まった市議と市選出の県議約20人にこう切り出した。市長選対応を話し合う初の会合は約2時間に及んだ。

 市長選をめぐっては、岡田氏や党県連会長の馳浩・衆院議員が「5期20年は長い」と主張。6月、両氏と森喜朗前首相との間で持たれた懇談で、馳氏は「候補者擁立ができなければ自ら責任をとる」とまで口にしたという。

 ただ、市議らとの温度差は大きい。市議会の会派「自民党金沢・市民会議」の木下和吉会長は「組織人として党支部の決定に従う」と繰り返すが、会派内には「市長は国会議員が決めるものではない。市民が決めるものだ」と反発も。ある市議は「山出市長は金沢をよくここまで引っ張ってきた」と評価する。

 岡田、馳の両氏も山出市長のこれまでの市政運営を取り立てて批判はしていない。明確な政策上の対立はなく、別の市議は「高齢多選だけでは山出市長とはとても戦争にならない」と話す。

 11日の会合後、岡田氏は記者団に「6月議会での山出市長の意思表示を見定めて、腰を据えた議論をすることで一致した。ただ、長期戦になるかもしれない」と説明した。馳氏の立候補については出席者から「自重してほしい」との声が相次いだという。

 山出市長は今のところ、態度を明確にしておらず、朝日新聞記者の取材にも「議場で明らかにするのが筋。直前に決心する」と話した。だが、かなざわ議員会、公明、社民の3会派はすでに「5選支持」の立場を固めている。一方、共産は独自候補の擁立を目指している。

536片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/13(火) 20:06:05
海野氏、出馬に意欲 静岡市長選 16日に表明へ
http://www.shizushin.com/local_politics/20060613000000000028

 海野徹・元民主党参院議員(57)=静岡市葵区内牧=は12日、同市内のホテルで開かれた若手経済人の小会合で、「首長を担わせていただければ、(温めてきた)都市経営の理念を政令指定都市・静岡で追求していきたい」などと述べ、来年4月12日に任期満了を迎える同市長選への出馬に強い意欲を示した。
 鳩山由起夫民主党幹事長を招いて16日に開く、自著の出版記念パーティーで出馬表明する見通し。
 この会合で講師を務めた海野氏は「大井川から伊豆半島まで200万人圏域の枢要たる都市機能を発揮する地位を目指すのが、政令市として生き抜く最低限の姿」とビジョンを示した上で、「国の中の静岡県、県の中の静岡市を見てきたこれまでの作業を役立てることができる」と強調した。
 海野氏は旧静岡市議2期、県議3期を経て平成10年7月の参院選静岡選挙区で初当選。再選を目指した16年7月の参院選で落選した。

537片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/13(火) 20:16:37
山口氏・逢坂氏に鳩山幹事長が期待
2006年06月11日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000606120008

 ■ 来春の知事選候補に言及
 道州制をテーマにした民主党北海道第9区総支部主催の「北海道マニフェスト分権改革フォーラムin室蘭」が10日、室蘭市内のホテルであった。民主党の鳩山由紀夫幹事長は席上、来春の知事選について「道州制は今一番大切な論議だ。本当の生きた地域づくりには、出席している山口二郎北大大学院法学研究科教授か逢坂誠二衆院議員が候補としてうわさになると思う」と両氏にエールを送った。
 胆振支庁管内の首長も含め約300人が参加した。フォーラムで鳩山幹事長が「地域主権と道州制」と題して基調講演した。「道州制を導入したからと言って地域主権が確立するわけではない」などと持論を述べた。山口氏を進行役に逢坂氏も加わりパネルディスカッションがあった。逢坂氏は「道州制を手にしたら北海道中うまくいく雰囲気だが、自分たちの地域がどうあるべきか先に議論する必要がある」などと述べた。

538片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/13(火) 20:19:14
金沢・山出市長 5選出馬有力
各党動き慌ただしく 読売石川

 今秋に予定される金沢市長選を巡る動きが慌ただしくなってきた。山出保市長(74)は、15日に開会する6月市議会で5選出馬を表明することが有力視され、市議会4会派のうち、かなざわ議員会、社民、公明は山出市長支持を確認。これに対し、自民党金沢・市民会議は、党県連会長の馳浩衆院議員が「5期20年は長すぎる」などと発言しているが、市議らは主戦論には慎重で、いまだ「和戦両様」の構えだ。

 山出市長は一般質問初日の21日、市長選への態度を明らかにするとみられる。すでに森喜朗前首相に続投への意思を伝えたとされるほか、全国市長会長の任期を市長選後の来年6月まで残しており、「今期限りで市長を辞めるのであれば、7日の市長会総会で何らかの意思表示をしたはず」(市議)との状況からも、5選出馬を表明すると見られている。

 指摘される「高齢・多選」について、山出市長は読売新聞の取材に対して「長過ぎるかどうかは市民が決めること。選挙というのは、本人の意思と市民の選択だ」と話している。かなざわ議員会、社民、公明も「裏を返せば、ほかに批判される点がないということ」(かなざわ・関戸正彦副会長)、「市長会長の任期もあり、地方分権のために職務を全うしてから身を引いてもいい」(社民・出石輝夫幹事長)と容認する意見が多い。

 一方、自民党側はこれまで「独自候補を擁立することも選択肢の一つ」(岡田直樹参院議員)と示し、馳氏は、独自候補擁立が困難な場合には自らが出馬する意思も示した。ただ、11日に開かれた金沢支部の県市議員会で「昨年の総選挙で信任を得たばかりで、国政にとどまるべき」などと慎重論が大勢を占め、県連では、6月市議会で山出市長の出馬意思や多選に対する認識などを確認してから対応を協議することにしており、対応は流動的だ。

 共産党は、同党などが所属する市民団体「市民本位の金沢市政をつくる会」の代表委員が今月6日、独自候補者について初の会議を開くなど人選を進めている。
(2006年6月13日 読売新聞)

539片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/13(火) 20:20:52
知事選政党対応まちまち
民主、自民と相乗りか 読売香川

 8月10日告示、27日投開票と決まった知事選。3選を目指して現職の真鍋武紀氏(66)(無所属)が立候補を表明しているが、県内の政党の対応は“お家の事情”もあってまちまちだ。自民党、民主党の県連は真鍋氏を推薦する方針を決めたが、民主党県連は与党との相乗りを原則禁止する党本部がどう対応するのか、流動的。社民党県連と連合香川は自主投票でまとまる。政党それぞれの思惑が絡んで“夏の陣”が本格化する。

 新人を含む3人の戦いとなった前回は、自民、民主、公明、保守の推薦を受けて真鍋知事が再選を決めた。しかし、「県民との対話がない」「弱者への配慮が足りない」などとして、社民党、連合香川が推薦を見送った。

 自民党県連は4日に高松市内で開いた定期大会で、前回同様、真鍋知事を推薦する方針を決めた。近く、党本部に申請する。県連の高岡哲夫幹事長は、豊島(土庄町)の産業廃棄物不法投棄事件で、公害調停にこぎつけた行政手腕や行財政改革の推進、環境問題への積極的な取り組みを挙げ、「2期8年の実績を評価した」と説明。真鍋知事と政策協定を結ぶ方針で調整を進めている。

 公明党県本部は近く、幹事会を開いて対応を協議するが、都築信行代表は、真鍋知事から推薦依頼が届いていることを明らかにし、「推薦の方向で検討することになる」と述べた。

 苦渋の選択だったのが民主党県連だ。9日の常任幹事会で、真鍋知事の推薦の方針を決め、党本部に申請した。しかし、党本部は先月下旬、与党と同じ候補は原則として推薦しない方針を決めたばかり。独自候補擁立を目指し、県連代表の小川淳也氏(衆院議員)自ら3週間近く県出身の男性官僚を説得したが、男性が辞退したことで頓挫。

 小川氏は「相乗り批判は覚悟の上。自主投票という逃げの姿勢ではなく、党としてきちんと判断を示すべきと考えた」と述べた。

 社民党県連の奥田研二代表は、「(知事は)効率優先で出先機関の統合を進めたりと県民に冷たい県政には賛成できない」と冷ややか。連合香川の杉林利夫副事務局長も「前回から政策の変化は何ら見られず、住民サービスの観点が欠如してる」と厳しく批判する。

 共産党県委員会は独自候補者擁立も視野に近く方針を決める予定。

 現在、真鍋知事のほかにNPO法人理事長(56)が立候補の意思を固めている。

     ◇

 県選管はこの日、県議補選(高松市選挙区、仲多度郡第一選挙区、欠員各1)の日程を8月18日告示、27日投開票と決めた。
(2006年6月13日 読売新聞)

540片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/13(火) 20:21:49
「神田擁立」自公先導へ 愛知知事選 民主は協議に時間 読売中部愛知

 来年2月に任期満了を迎える愛知県知事選で、自民党県連と公明党県本部の幹部が、現職の神田真秋知事(54)の擁立に向け協議することで一致していたことが分かった。過去2回の選挙は、県政与党の自民、民主、公明3党が共同歩調を取って推薦したが、民主党本部は相乗りを避けるよう党県連に求めており、今回は自公が先導する形で擁立協議が進む見通しとなった。

 関係者らによると、自公の県幹部がこのほど名古屋市内のホテルで会談し、神田知事が出馬の意向を示した場合は、両党とも歩調を合わせるとした。神田知事が愛・地球博(愛知万博)と中部国際空港開港の2大事業を成功させたことなどに一定の評価をした、としている。自民党は、県議団が策定している政策提言「夢あいち21」を7月初旬ごろに神田知事に提示した上で推薦を決定する予定で、公明党も歩調を合わせる方針だ。

 過去2回の知事選で、自公とともに神田知事を推薦した民主党県連は、対立候補擁立を求める党本部の意向を受け、「神田県政の8年間を総括して最終的な判断をする」としており、協議に時間がかかる見通し。自公が先導した場合は、共産党を除くオール与党で担ぎ上げた構図が変わる可能性もある。

(2006年6月8日 読売新聞)

541片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/13(火) 20:25:05
8・6知事選混戦模様 「考える会」自民・民主間協議仲介へ
自民の統一候補案提示受け 読売長野

 自民党県連の石田治一郎幹事長は12日、超党派の組織「輝く明日の長野県を考える会」の近藤光・代表世話人と県連で会談し、統一候補として公認会計士の若林健太氏(42)を提案した。近藤氏は民主党と調整した上で、今週中にも両党が協議する場を設ける意向を示し、自民党側も参加に前向きな姿勢を見せた。

 会談後、近藤氏は報道陣に対し、自民党が政党間協議を経ずに若林氏を提案したことについて「考える会の求めていたことと多少距離がある」と述べ、会が独自に候補者を決定するのは困難との認識を示した。その上で、「政党間協議が(候補者選びが進まない)局面を打開すると思う」と述べ、考える会として自民、民主両党の仲介役を引き受ける意欲を見せた。

 一方、石田氏は「近藤氏が政党間協議が必要というなら、出る用意がある」と述べたものの、「民主党は他薦でなく本人に(出馬の)意思のある候補者を出してほしい」との条件も付けた。
(2006年6月13日 読売新聞)

民主県連幹事長政党間協議応じる意向 読売長野

 町村長の有志は12日、民主党県連で北沢俊美県連幹事長と会談し、知事選の候補に名前が取りざたされている羽田雄一郎・同党参院議員(38)を県連として推すかどうかなどの選挙対応について確認を求めた。

 参加したのは長和、佐久穂、北相木、信州新町の4町村長。

 会談後、取材陣に対して羽田健一郎・長和町長は「告示まで時間が無いが、(知名度がある)羽田氏なら間に合うと思う」と、羽田氏を支持する理由を説明した。これに対して、北沢幹事長は「政党として責任を持って対応する」と述べるにとどまった。

 一方、「新長野県政連絡協議会」の永田恒治代表幹事も、北沢幹事長と面会。終了後、永田代表幹事は「自民・民主が利害を乗り越えて政党間協議を行い、今月20日までに最善・最強の統一候補を擁立してほしい」と話したことを明らかにした。

 両団体と会談した北沢幹事長は、政党間協議に応じる意向は示したが、「協議は両党が白紙の状態で行うべきだ」と述べ、「輝く明日の長野県を考える会」に統一候補として若林健太氏を推薦した自民党をけん制した。ただ、「市民団体の意向は価値が重く、考慮するべきだ」とも述べ、連絡協議会の動向を重視する考えを示した。
(2006年6月13日 読売新聞)

542片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/14(水) 10:29:10
苫小牧市長選 鳥越氏出馬へ  2006/06/14 06:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060614&amp;j=0023&amp;k=200606146553

 【苫小牧】桜井忠前市長の辞職に伴う苫小牧市長選(七月二日告示、九日投開票)で、元市長の鳥越忠行氏(66)が十三日、出馬の意向を固めた。十四日に正式表明する。同氏は北海道新聞の取材に対し「桜井前市長の不祥事で苫小牧の名誉を汚された。政治に信頼を取り戻したい」と決意を語った。

 同市長選では、既に自民党元衆院議員の岩倉博文氏(56)と、故高橋辰夫元衆院議員の妻睦氏(54)が出馬の意向を固めており、三人以上の争いとなる公算が大きくなった。

 鳥越氏に対しては、民主党苫小牧支部が十日に出馬を要請。その際、同氏は出馬を固辞していたが、「各界、各層からの強い要請もあり、これ以上、判断を遅らせるわけにはいかない」として一転、出馬を決意した。

 鳥越氏は苫小牧市出身。同市議を二期務めた後、一九八七年に市長に初当選。その後、三回連続で無投票当選していたが、二○○三年四月の前回市長選で、桜井氏に約五千票差で敗れた。

 一方、岩倉氏は十三日、自民党本部で武部勤幹事長に会い、市長選に出馬する意向を伝えた。

 このほか、同市長選では、同市選出道議の遠藤連氏(52)=自民党・道民会議=らがなお出馬の可能性を探っている。

543片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/20(火) 01:34:19
そりゃそうなるだろうな・・・。

猪瀬氏の知事選擁立断念「本人から不出馬の意向」 
http://www.shinmai.co.jp/news/20060619/KT060619ASI000003000022.htm

 8月の知事選に長野市出身の作家、猪瀬直樹氏(59)の擁立を目指していた、同氏の長野高校の同期生でつくる「同期17有志の会」の奥井昭彦代表幹事、佐藤友治世話人らは19日午前、「本人から不出馬の意向が示された」として、猪瀬氏の擁立を断念することを会のメンバーに伝えた。

 佐藤氏は18日夜に猪瀬氏と電話で話し、「会として出馬の機運を盛り上げることができなかった」と説明。猪瀬氏は「残念だ」と述べ、出馬しない意思を示したという。会は20日に長野市内で幹事会を開き、佐藤氏が猪瀬氏の意向を報告、活動の停止を決めるとしている。

 会は5月中旬に発足。同30日には都内で奥井氏らが猪瀬氏に知事選への立候補を要請していた。猪瀬氏はこれまで、県政の現状について「意見が対立している課題がまったく(解決に向けて)進んでいない」などと述べていたが、立候補するかどうかは明確にしていなかった。

544片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/20(火) 01:35:49
グダグダ。村井仁・・・? うーん。

「候補選出早く」考える会に要請 県会7会派支援へ
http://www.shinmai.co.jp/news/20060619/KT060619ASI000001000022.htm

 田中知事に批判的な県会7会派は19日午前、知事選で田中知事に代わる候補の擁立を目指している「輝く明日の長野県を考える会」に対し、1日も早い候補選出を求めるとともに、同会が選出した候補を7会派が一致して支援する考えを伝えた。

 7会派は自民党県議団(9人)、県民クラブ・公明(同)、緑のフォーラム(8人)、志昂会(6人)、県民協働・無所属ネット(同)、緑新会(5人)、政信会(4人)。県議会棟で各会派の代表、幹事長ら12人が、「考える会」代表世話人の近藤光連合長野会長に要請書を手渡した。

 7会派を代表して自民党の小林実団長が「県民の声に耳を傾けようと、これまで(各会派が)一致しての行動は慎んできた」とした上で、今回の要請を「県政の進展のため、前向きに取り組む決意表明と受け止めてほしい」と述べた。これに対して近藤氏は「精いっぱい努力したい」とした。

 「考える会」は自民、民主両党に知事選候補の一本化を求め、20日をめどに両党の協議の場を設けたい考えだった。この日、近藤氏は「なかなか困難な面もある」として、調整が難航しているとの認識を示した。

村井仁氏を軸に最終調整 長野知事選で現職対抗馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000007-kyodo-pol

 8月6日投開票の長野県知事選で、現職の田中康夫知事の対抗馬として元自民党衆院議員で国家公安委員長を務めた村井仁氏(69)を軸に最終調整が進んでいることが19日、分かった。
 松本市の弁護士などのグループ「新長野県政連絡協議会」が20日午後、東京都内の村井氏の事務所を訪れて出馬を要請するほか、県内最有力の市民団体「輝く明日の長野県を考える会」(代表世話人、近藤光連合長野会長ら)も近く村井氏と会い出馬を促すことにしている。村井氏はこれらの要請に対して前向きな意向を示すものとみられる。
 村井氏周辺は「田中県政の誤った行政を元のまっとうな方向に戻すには村井氏が最終決断するしかない」と強調している。
(共同通信) - 6月20日0時51分更新

545片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/20(火) 01:39:48
こっちも腰引け。もうそろそろ田中当確ですよ。

羽田氏擁立に慎重論 民主県連の国会議員が協議
http://www.shinmai.co.jp/news/20060616/mm060616sha1022.htm

 民主党県連(羽田孜代表)の国会議員6人が15日、都内で8月の知事選への対応を協議した。擁立を模索する動きがある羽田雄一郎氏(参院県区)ら同党現職国会議員の知事選出馬については慎重論が相次いだ。ただ、田中知事以外の候補擁立を目指す「輝く明日の長野県を考える会」が候補一本化の調整を続けているため、最終的な結論は出さなかった。

 会合は非公開。出席議員らによると、「(知事選に対する)県民意識が盛り上がりに欠けている」「候補者調整を県民は冷めた目で見ている」などと指摘する声が上がり、「現職国会議員が辞してまで知事選に向かう段階ではない」との意見が大勢を占めたという。

 また、「考える会」が自民、民主両党間の協議を模索していることについて、参加した議員からは会合後「協議をできる状況にない」などとする声も聞かれた。北沢俊美幹事長(参院県区)も「機が熟してない。一歩引いて情勢を見る」とし、「考える会」が「20日ころまで」とする自民党との協議への対応を含めて慎重な姿勢を示した。

 一方、羽田代表は「やらなきゃいけない時は、損得抜きでやるべきだ」と述べ、長男雄一郎氏らの擁立の可能性に含みを残した。

羽田氏擁立に否定的 「犠牲多すぎる」と民主県連代表
http://www.shinmai.co.jp/news/20060619/mm060619sha0022.htm

 民主党県連の羽田孜代表(衆院長野3区)は18日、上田市内で信濃毎日新聞の取材に応じ、8月の知事選に長男の羽田雄一郎参院議員(38)=県区=の擁立を模索する動きが出ていることに、「現職議員を出すには犠牲にするものが多すぎる。今のところそういう状況ではない」と述べ、否定的な見解を示した。

 また雄一郎氏も取材に対し「国会議員として選ばれた者が(知事選)出馬となると、(支持者に)説明できるものがなければならないが、今はない」と話した。

 羽田代表は、自民党県連(小坂憲次会長)が、田中知事に代わる候補の擁立を目指す「輝く明日の長野県を考える会」(代表世話人・近藤光連合長野会長ら)に対し、公認会計士の若林健太氏(42)=長野市=を推していることに触れ「一枚岩で(知事選での)勝利を得るという気概がない」と自民党側を批判。

 自民、民主の政党間協議の見通しが立たない状況で「(党として)責任を負うにしても、でたらめをやるわけにはいかない」と述べた。

546片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/21(水) 09:04:32
ほかがゴタゴタしすぎると、相対的に良く見える。
まあ、ある意味ミニ小泉。

支持率が不支持率を上回る 1年8カ月ぶり、田中知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000174-kyodo-pol

 任期満了に伴う長野県知事選の告示を7月20日に控え、田中康夫県知事の支持率が48・0%と不支持率の46・9%を1・1ポイント上回ったことが20日、県内の報道機関などでつくる長野県世論調査協会の調査で分かった。
 支持率が不支持率を上回ったのは1年8カ月ぶり。支持率は4月の調査と比べ5・0ポイント上昇した。
 調査は10日から11日にかけて実施。県内の20歳以上の男女計1000人から電話で回答を得た。
 田中知事が3選出馬について態度を明確にしていないことについては「早めに示すべきだ」(44・3%)と「時期にはこだわらない」(42・9%)が分け合った。
(共同通信) - 6月20日17時32分更新

村井氏が出馬に強い意欲 「私に課せられた課題」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000227-kyodo-pol

 8月の長野県知事選で、田中康夫知事の対抗馬として浮上している自民党元衆院議員の村井仁氏は20日、都内で松本市などの市民団体「新長野県政連絡協議会」からの出馬要請を受けた。これに対して村井氏は「失うものはない。本当にやらなければいけなくなれば私に課せられた課題だと思う」と述べ、出馬に強い意欲をにじませた。
 ただ、「選挙は1人でやるものではない。既存の勢力の協力も大切なことだ」と述べ、出馬にあたっては候補者擁立を進めるほかの市民団体や政党、県議会、自治体首長などの支援態勢が整うことが必要との考えを示した。
(共同通信) - 6月20日19時34分更新

547片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/22(木) 13:52:05
それもいいんでない?

新聞社編集委員が出馬検討 福岡市長選で民主と連携も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060622-00000120-kyodo-pol

 11月に予定されている福岡市長選に、西日本新聞編集委員の吉田宏氏(49)が、無所属で出馬する方向で調整に入ったことが22日、分かった。民主党からの推薦など連携を視野に入れている。
 吉田氏は共同通信に対し、強い出馬の意欲を示すとともに、市が先頭に立って進める2016年の夏季五輪誘致について「理論も目的も唐突に変わり、市民として不満だ」と述べた。
 同市長選には14日、山崎広太郎市長(64)が3選を目指して出馬する意向を表明。自民、公明両党が推薦する方向で検討している。
(共同通信) - 6月22日12時26分更新

548片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/23(金) 00:57:29
知事29日にも勇退表明/嘉数氏、出馬に前向き
与党候補 人選加速へ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200606221300_01.html

 十一月の県知事選への三選不出馬を決断した稲嶺恵一知事は二十一日までに、二十九日の県議会代表質問で勇退表明する意向を固め、最終的な調整に入った。また、与党の選考委員会で推薦された嘉数昇明副知事(64)が、稲嶺知事の勇退表明後に自身の意思を明らかにしたいと、選考委幹事会の委員に出馬に前向きな姿勢を伝えたことが関係者の話で分かった。経済界の主要団体を中心に、県商工会議所連合会会長の仲井真弘多氏(66)を推す声が強く、その意向に注目が集まっている。

 十一月の知事選に向けて、与党側の選考委は十三人の候補者を推薦、幹事会で各候補者の意向確認を急いでいる。複数の候補者が出馬への意欲ともとれる発言をしたとされ、統一候補への絞り込みはさらに加速する見込みだ。

 稲嶺知事やその周辺では、勇退表明が遅れた場合、県三役の一人である嘉数氏の意思表明に大きな影響を与えるとの判断もあり、六月議会の代表質問で三選不出馬を明確にする方針を取ったとみられる。

 一方、参院議員の西銘順志郎氏(56)の「二〇〇七年夏の参院選に集中したい」や衆院議員の西銘恒三郎氏(51)は「国政に専念したい」、嘉手納町長の宮城篤実氏(70)の「嘉手納町を取り巻く問題解決を全うしたい」、国場幸之助県議(33)の「まったく考えていない」など辞退を申し出ている候補者もいる。突然に名前が挙がったことで「突然のことで、何も検討してない」としている候補者もおり、受け取り方はさまざまだ。

 選考委の幹事会では二十三日までに意向を確認し、二十四日に幹事会を開き、一本化に向けた絞り込み方や基準、今後のスケジュールを協議する。幹事会幹部は「予想を超える候補者数になり、絞り込みは難航も予想される」と指摘、「意見を聴取したした時の感触や意欲を参考に複数の候補者に絞り込んでいくだろう。一方、辞退を表明した候補者を人選から除外せず、慎重に検討したい」としている。

知事選挙/11月19日投開票

 県選挙管理委員会(阿波連本伸委員長)は二十一日に開いた定例会で、任期満了に伴う県知事選挙の投票日を十一月十九日に決定した。告示日は同月二日。即日開票される。県選管は、公職選挙法に基づき、任期満了日(十二月九日)前から三十日以内に行うことにより、日程を調整した。

 また、宜野湾市区の県議補欠選挙(欠員一人)の日程も決めた。十一月十日に告示され、県知事選と同日の同月十九日が投票日となる。

549片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/23(金) 23:26:23
苫小牧市長選 高橋睦氏出馬断念 鳥越、岩倉氏の一騎打ちに  2006/06/23 14:06
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060623&amp;j=0023&amp;k=200606239292

 【苫小牧】準強制わいせつの疑いで逮捕された前苫小牧市長の桜井忠容疑者の辞職に伴う同市長選(七月二日告示、九日投開票)で、立候補の意志を固めていた故高橋辰夫元衆院議員の妻、睦氏(55)が二十三日午前、環境が整わないとして、出馬を断念した。これにより、既に出馬表明している元苫小牧市長の鳥越忠行氏(66)と、自民党元衆院議員の岩倉博文氏(56)による一騎打ちの公算が大きくなった。高橋氏は自民党道連会長の橋本聖子参院議員の実姉。同氏の不出馬により、保守分裂は避けられた形だ。

 桜井容疑者の「女性問題」に端を発した市長選だけに、女性候補は浮動票を獲得できる可能性が高いとして、保守系市議らが高橋氏に出馬を要請。民主党・連合ブロックとの連携など幅広い支持を模索してきたが、「政党からの影響を排除した上で、政策論争を行いたかったが、そういう状況ではなくなった」と立候補を取りやめた。

550片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/25(日) 01:17:17
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1113230287/293
局長って官庁では明らかにお偉いさんだけども、北橋の動きを把握していたのかな?
そうでないと、思いがけずかわいそうなことになるおそれもなしとしないが。

北九州市長選 自民が新人擁立へ 国交省・柴田局長に打診
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060624/20060624_006.shtml

 来年2月の任期満了に伴う北九州市長選で、自民党福岡県連が、国土交通省都市・地域整備局長の柴田高博氏(57)に
立候補要請する方針を固めたことが24日、分かった。現職の末吉興一氏(71)は現在5期目。
末吉氏は市長選の去就を明らかにしていないが、地元市議などには6選への抵抗感があることから、新人擁立に乗り出した。

 関係者によると、すでに県選出の国会議員を通じて柴田氏に打診しているという。末吉氏の進退表明を待って、正式に要請する見通し。

 末吉氏は1987年に初当選。今年3月には新しい北九州空港が開港し、北九州学術研究都市などと合わせた
「四大プロジェクト」がほぼ完成した。こうした節目を迎えたことに加え、共産を除く相乗りで末吉氏を支えている市議会与党会派や
財界などから、多選に難色を示す声が上がっており、候補者選定を進めていた。

 柴田氏は同県遠賀町出身。慶応大卒業後、73年に旧建設省に入省。内閣府政策統括官などを歴任し、2005年から現職。
87年には北九州市に出向し、東京事務所長を2年間務めた。
=2006/06/24付 西日本新聞夕刊=

551片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/25(日) 01:35:56
仲井真、嘉数両氏が軸 出馬へ前向き姿勢 知事選与党陣営 沖縄琉球新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000003-ryu-oki

 11月の県知事選で、与党陣営の候補者選考委で推薦され、最有力と目されている県商工会議所連合会長の仲井真弘多氏(66)は23日までに琉球新報社の取材に対し、各団体が一致して推す状況になれば「検討したい」と、出馬に前向きな姿勢を示した。副知事の嘉数昇明氏(64)も意欲をにじませており、稲嶺恵一知事が勇退を表明した後に意向を明らかにする考え。与党側の候補者人選は両氏を軸に進むものとみられる。
 仲井真氏は「候補者の1人として経済界から名前を挙げてもらったのは光栄だ。出馬については(選考委の)一致した要請や稲嶺知事からの直接の要請があって初めて検討すること」と話した。
 嘉数氏は取材に対し「知事が進退を表明しておらず、副知事の立場で現段階では答えられない」と述べた。だが、関係者によると意欲は十分にあるという。
 与党陣営は、各団体から推薦のあった13人について、選考委幹事会が23日までに個別に意思確認。24日の幹事会で絞り込む考え。固辞したからといって直ちに除外はしないという。
 有力候補として推薦のあった衆院議員の西銘恒三郎氏(51)は「国政の場で頑張りたい」と固辞する意向。参院議員の西銘順志郎氏(56)は「来年の参院選に集中する」、衆院議員の嘉数知賢氏(65)は「あり得ない」との意向を伝えている。琉球大教授の高良倉吉氏(58)も「考えたことはない」と固辞。那覇市長の翁長雄志氏(55)は「市政に専念したい」、浦添市長の儀間光男氏(62)は「結論は出せない」とコメント。県議の国場幸之助氏(33)は固辞する構え。医師の當山護氏(65)は出馬の意思を表明、「名前が挙がった人が公開で論争をすべきだ」と伝えた。
(琉球新報) - 6月24日10時29分更新

552片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/25(日) 01:37:49
むちゃくちゃ。

混迷の夏:06和歌山市長選/上 対立 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060623-00000174-mailo-l30
 ◇前回「反旅田」で協力、3氏出馬に戸惑い
 「4年前は尻込みした人と、出ると言いながら引っ込んだ人が、今回は勝てると出馬する。そんな方々に市の未来は託せない」。今月4日、和歌山市長選で再選を目指す大橋建一氏(60)の事務所開き。岩橋延直・選対本部長は支援者らを前に、立候補を表明しているいずれも前県議の宇治田栄蔵氏(56)、山下大輔氏(38)を皮肉った。
 旅田卓宗前市長(61)が辞職、立候補した前回の出直し市長選。宇治田氏は自民党県連幹部らに立候補を打診されたが固辞し、候補擁立を主導した同県連の役員として、大橋氏を強力に支援した。山下氏も立候補を表明したが、「反旅田」候補一本化で取りやめ、大橋氏陣営に加わった。
 4年後。宇治田氏は先月13日に行った事務所開きのあいさつで、「市が衰退している大きな原因の一つは、市政のかじ取りが誤っているからだ」。山下氏も立候補を正式表明した今月3日の会見で「具体的ビジョンが示されていない。何度も政策提言をしたが受け入れる姿勢がない」。両氏は大橋氏批判に転じた。
 大橋氏は事務所開きで振り返った。「4年前の今日、自民党県連の幹部から『和歌山市は大変な状況になっている。帰ってきて和歌山市のため市長に立候補する気はないか』と単刀直入に誘われた」。そして、貴志川線存続などの実績を挙げ、「私が市長だから出来た」と語気を強めた。
 大橋氏は公約として、産業振興や教育環境整備など五つの柱からなる「政策宣言」を作成。宇治田氏も重点的に取り組む施策を示すチラシを作成する予定だ。山下氏も経済活性化や教育改革など五つを柱とする公約を訴えている。
 しかし、ある陣営関係者は「大きな争点もなく市民の関心は薄い。こんなに盛り上がっていない市長選は珍しいのではないか」とつぶやく。前回は協力した3氏が戦うことに、市役所を訪れていた女性(70)は「どうなっているのか」と困惑していた。
 さらに、現市議の旅田氏も立候補する意向だ。「大橋氏を支えた2人がたった4年で対立候補になるのは、市民に対して大義が立たない。大橋氏も信頼されていないのでは」と指摘するが、他陣営は「また立候補するのが許されるのか」と言い放った。
    ◇
 和歌山市長選(7月23日告示、30日投開票)の告示まで、あと1カ月に迫った。大橋、宇治田、山下の3氏のほか、社会保険労務士の永長敏昭氏(57)、不動産賃貸業の山路由紀氏(71)が立候補を表明している。市長選を巡る混迷の様相を追った。【久保聡】

6月23日朝刊
(毎日新聞) - 6月23日16時1分更新

553片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/25(日) 01:44:59
谷本・・・大橋と宇治田にいい顔
岸本・・・大橋と山下にいい顔(実質、大橋支援?)

大橋も毎日新聞出身ってことで、あんまり基盤が強そうな感じもしないなー。
旅田に漁夫の利をさらわれたりして。あるいは山下にも勝機が?

混迷の夏:06和歌山市長選/下 思惑 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000226-mailo-l30
 ◇「組織の分裂避けたい」−−自民・民主、衆院選を懸念
 「苦渋の選択だ」。和歌山市長選を自主投票と決めた自民党県連。先月28日の代表役員会後、会長の世耕弘成参院議員は険しい表情で話した。昨年12月、現職の大橋建一氏(60)、前県議の宇治田栄蔵氏(56)から推薦要請が出ていた。
 県連幹部らの意見は分かれた。世耕会長らは、宇治田氏について「20年近く県連役員として党のために尽くした」、大橋氏については「前回、自民党が導いて出馬してもらい、推薦もした」と説明。「組織の分裂は避けたい」と強調し、会見は5分ほどで終わった。
 ある関係者は、次期衆院選に向けた思惑があるという。「谷本龍哉氏の支援者が、大橋氏と宇治田氏に分かれている。一丸となって谷本氏を支えるためには、県連としてどちらかを推薦することは難しい」
 昨夏の衆院選。和歌山1区(和歌山市)で自民の谷本氏は3選を果たしたが、公示のわずか1カ月前に立候補を決めた岸本周平氏に2万票余りの差まで迫られた。岸本氏は次期衆院選にも立候補する意向だ。宇治田氏は選対事務長として谷本氏を支えた。県連が自主投票を決めた後、個人としての対応を問うと、谷本氏は「決定に従うだけです」と話した。
 今月10日、民主党県連も自主投票を決めた。推薦要請は大橋氏だけで、支持母体の連合和歌山は大橋氏を推薦していた。「あえて政党の選挙にせず、市民選挙とすることが妥当」。県連代表の岸本氏はこう説明した。
 昨夏の衆院選で岸本氏を支えた連合和歌山や故中西啓介元衆院議員の熱烈な支援者らは、今回の市長選で大橋氏を支援。その中で、岸本氏を推した山下大輔氏(38)が大橋氏の対立候補として立候補する。岸本氏の後援会幹部の一人は、山下氏の有力後援者だ。
 先月下旬、県連幹部の一人は「県連には大橋氏を推薦したいと思っている人はいる」としながら、次期衆院選に触れ「党として推薦は難しい」と話した。岸本氏の支援組織の分裂を避けるための、自主投票だった。
 ある陣営関係者は、さらに別の事情を付け加えた。「大橋氏を推薦すれば、自主投票となって大橋氏を支援している自民関係者らが離れる。自民の自主投票は予想されたこと。民主と大橋陣営の幹部らが『(勝つために)大人の話し合い』をした結果だ」
 公明、社民は、まだ市長選への対応を明確にしていない。【久保聡】

6月24日朝刊
(毎日新聞) - 6月24日18時2分更新

554片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/25(日) 14:57:44
アホか。

苫小牧市長選、民主大物続々応援へ  2006/06/25 07:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060625&amp;j=0023&amp;k=200606259778

 七月九日投開票の苫小牧市長選で、出馬表明した元市長の鳥越忠行氏の応援のため、民主党幹部らが続々と苫小牧入りする。鳩山由紀夫幹事長の選挙区でもあり、鳥越氏を擁立した同党苫小牧支部の要請を受けて支援を強める。

 現在までに応援に入ることが決まったのは、渡部恒三国対委員長、平野博文国対委員長代理、タレント出身の蓮舫参院議員。渡部氏と平野氏は二十六日の鳥越氏の事務所開き・決起集会に参加し、蓮舫氏は告示日の七月二日に苫小牧入りする。

 同党衆院議員のパーティー出席のため、七月四日に札幌入りする小沢一郎代表の応援も一時、検討されたが、党本部としては鳥越氏の推薦はしていないため見送った。

 鳥越氏の後援会幹部は「渡部氏には民主党の水戸黄門として『苫小牧にとんでもない悪代官がいた』とやってくれれば演出効果は大きい」と期待する。

555片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/25(日) 17:00:02
選挙:県議選 民主県連、和嶋未希氏を公認−−常任幹事会 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060625-00000127-mailo-l06
 ◇来春の県議選
 民主党県連(近藤洋介会長)は24日、山形市内で常任幹事会を開いた。7月の尾花沢市長選で、3選を目指して出馬表明している現職の小野紀男氏を推薦、来春の統一地方選で実施される県議選で和嶋未希県議(酒田市区選出)を党公認候補にすることを決めた。
 近藤会長は終了後の記者会見で、県議選について「定数3以上の複数区で(党公認候補を)擁立する方針を各支部に示し、(選定を)要請した」と話し、山形、米沢、鶴岡の各市区でも候補者を擁立する考えを示唆した。時期については未定という。【釣田祐喜】

6月25日朝刊
(毎日新聞) - 6月25日13時3分更新

556片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/26(月) 13:34:54
上田氏は、元議長。綿貫支持で、3ヶ月の役職停止を受けた。
なお、今の議長の米原氏も同様。

県議選に向け上田氏支援確認 後援会総会 富山・北日本

 砺波市選出の上田信雅県議=自民、五期=の後援会総会は二十五日、同市の砺波平安閣
で開かれ、来年の県議選に向けた支援を確認した。

 上田氏は「東海北陸自動車道が来年度全線開通し、大きな夢が広がる。これまで汗をか
いてきただけに喜ばしい。今後も地域発展のために頑張る」と述べた。出馬について「こ
れから皆さんとひざを交えて話し合い、判断したい」と明言を避けたものの、神田嘉雄後
援会長は「皆さんが、来年の県議選で一層の支援をすることを確認をする格別の総会だ。
重ねて今後の支援をお願いしたい」と呼び掛けた。

 総会には約二百六十人が出席。来賓の野上浩太郎参院議員、安念市長、江守俊光市議会
議長が祝辞を述べた。

557片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/29(木) 00:34:12
220万人に問う:’06知事選 羽田氏は不出馬 「国政に専念したい」 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060628-00000067-mailo-l20

 民主党参院議員の羽田雄一郎氏(38)は27日、東京都内で会見を開き、「選挙は勝たなければ意味がない。国政に専念させていただきたい」と語り、知事選への不出馬を表明した。同氏は反田中派の市民団体や民主党関係者などから候補者として名前が挙がっていた。
 不出馬の理由について、羽田氏は「田中知事の支持率が50%近くある現状で、乱立してしまうと県民の付託には答えられない」と述べた。さらに羽田氏は「自民党内部に民主党の知事が誕生することへの懸念を強く感じた」と述べた。【川口健史】

6月28日朝刊
(毎日新聞) - 6月28日11時3分更新

558片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/29(木) 08:50:53
県内各議会に統一会派/民主・そうぞう 沖縄タイムズ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200606281300_02.html

 民主党県連の喜納昌吉代表と政治団体「そうぞう」の下地幹郎代表らは二十七日までに、県内の各議会で院内会派を結成することで基本的に合意した。今後、最終的な調整に入る。共闘関係にあった両団体が選挙での連携を深めるだけではなく、地方議会における政策推進の面で統一的行動を取ることになった。十一月の知事選に向けた協力関係の強化をアピールする狙いもあり、無党派層への支持率が高い民主と八十人以上の議員を抱える「そうぞう」が連携を強めることで、難航する野党陣営の人選作業に対し、その意向の反映を強く打ち出す考えだ。
 喜納氏や下地氏、「そうぞう」の前川朝平幹事長ら幹部は二十六日夜、那覇市内で会談し、統一会派結成による組織的な協力関係の強化で一致した。

 民主党県連は二〇〇五年九月の衆院選沖縄1区で返り咲いた下地氏を推薦。今年一月の「そうぞう」の結成後は友党関係を結び、連携強化に向けた協議を重ねてきた。十四日には、民主党の小沢一郎代表と喜納氏、下地氏が都内で知事選など今後の政治スケジュールをめぐって意見交換。下地氏らは「人選は地元に任せてほしい」と主張、小沢氏から全面協力の約束を取り付けた。

 野党の候補者を人選する五党協議に「そうぞう」が正式に出席できないことも、民主党との組織連携を密にする必要性が出たとしている。

 民主、「そうぞう」は九月の統一地方選をはじめ、各市町村の首長選、議員選挙で選挙協力を推進することを申し合わせた。

 喜納、下地氏らは「議会内の統一会派で日常的な政治活動を密接にし、信頼と協力の関係を強固にする。保守でもない、革新でもない第三の政治勢力としての存在をより鮮明にする」などと述べている。

559片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/30(金) 01:36:24
砺波市会 委員会任期1年に 最大会派ポスト独占? 読売富山

 砺波市議会(定数22)は6月定例会最終日の28日、本会議を開き、各委員会の委員の任期をこれまでの4年から1年に改める市議会委員会条例の一部改正案を賛成多数(賛成15、反対5)で原案通り可決した。議員提案された同条例案の提案理由は、委員会の「活性化を図る」としているが、最大会派の平成自民会(14人)が事実上、委員長ポストを独占できることになる。

 同条例の対象となるのは、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の委員。

 改正案を提案した堀田信一議員(平成自民会)は、「市議会の各委員会の活性化を図るとともに、議員の資質を高め、市の発展に寄与するように」と、提案理由を説明した。

 これに対して、反対討論に立った山森文夫議員(となみ同志会代表)は「趣旨には賛成だが、1年では監視能力や委員会組織としての指導力がつかない」とし、任期2年を提案したが、採決で押し切られた。

 各委員会の委員は来年4月30日で任期が切れ、新しく選任された委員は任期1年となる。これにより、各委員会の委員長はすべて入れ替えとなり、最大会派の平成自民会は、委員長ポストをほぼ独占できる。会派内で1年ごとにポストがたらい回しされる公算もあり、一部の議会関係者からは「議会の私物化」などと懸念する声も出ている。

(2006年6月29日 読売新聞)

560片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/03(月) 23:16:34
民主党議員に相乗りするのが、今回唯一の勝ち可能性のある方法だったと思う。(それも低いけど)
村井擁立でジ・エンド。

選挙:知事選 村井仁氏、支持しない 独自候補擁立を示唆−−民主県連 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060703-00000127-mailo-l20
 ◇北沢幹事長が示唆
 民主党県連の北沢俊美幹事長は2日、長野市内で開かれた同県連定期大会の後会見し、8月の知事選について触れ「今の構図は我々が思い描いているものではない」と語り、市民団体などが擁立した前衆院議員の村井仁氏を同党として支持しない方針を明らかにした。さらに北沢氏は独自候補擁立を示唆した。
 北沢氏は同日開かれた拡大役員会で、役員の大半から「村井氏を支持したら民主党がだめになる」という声が出たことを強調。今後の対応について「自主投票や独自候補擁立も含めて、常任幹事会で決めていく」と述べた。同党県連は今週中にも常任幹事会を開き、知事選への対応を正式に決定する。
 一方、村井氏擁立を決めた「輝く明日の長野県を考える会」の代表世話人で、連合長野の近藤光会長も同大会に出席。近藤会長は「何が何でも独自候補を擁立するという責任の取り方ではなく、別のやり方がある」と不快感を表した。【川口健史、川崎桂吾】
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 ■解説
 ◇擁立過程の不満と批判回避の狙い
 民主党県連がこの日、「村井氏不支持」に走った背景には、「考える会」や自民党県連の村井仁氏擁立に至る過程への強い不満と、対応を怠ったとする批判をかわす狙いがあるようだ。
 先月22日に現職の田中康夫知事が出馬表明した後、県議会7会派を中心に参院議員の羽田雄一郎氏擁立への待望論が浮上。同25日に予定されていた会合では、7会派のうち半数以上の会派が羽田氏でまとめようとした。ところが、自民からの申し出により会合は中止に。自民幹部との会談で、同23日に村井氏擁立で決めていた「考える会」が「村井氏に出馬要請する」と発表し、羽田氏待望論は立ち消えになった。
 自民主導の村井氏擁立を「羽田潰(つぶ)し」とみた民主党。ある幹部は「自民内部に民主の知事が誕生することへの懸念を強く感じた」と不快感をあらわにした。民主系国会議員の後援会幹部は「旧体制に後戻りするぐらいなら、田中知事を支持せざるを得ない」と自民党への反発を強める。
 村井氏の出馬表明で、民主党本部の鳩山由起夫幹事長が「自主投票」の可能性に言及したことで、民主は3度目の自主投票になると思われていただけに、「自前の候補を擁立することを中心にこれから議論する」(北沢俊美幹事長)の発言は反田中派に波紋を広げそうだ。【川口健史】

7月3日朝刊
(毎日新聞) - 7月3日13時2分更新

561片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/04(火) 16:39:39
岩倉さんいい人だと思うけど、ダメかもね。

苫小牧市長選 鳥越氏先行追う岩倉氏 苫小牧市長選本社世論調査、3分の1は態度未定  2006/07/04 07:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060704&amp;j=0023&amp;k=200607042406

 【苫小牧】九日投開票される苫小牧市長選について、北海道新聞社は一、二の両日、北海道新聞情報研究所に委託し電話による世論調査を行った。元市長の鳥越忠行氏(66)=無所属=が先行し、新人で元衆院議員の岩倉博文氏(56)=無所属、自民党推薦=が激しく追い上げている。

 鳥越氏は支援母体の民主党に加えて共産党支持層を取り込み、前回市長選で戦った桜井忠前市長の支持層も切り崩している。職業別では事務・技術職や現業職、その他・無職で岩倉氏をリードしている。

 岩倉氏は自民党支持層の過半数を固めているものの、前回衆院選で同氏に投票した層の一部が鳥越氏に流出している。職業別では、商工サービス業や管理職、専業主婦で鳥越氏をしのぐ。

 ただ、全体の約三分の一の人が投票する人を「まだ決めていない」と答えており、これらの層の支持動向によっては、情勢が変化する可能性がある。

 また、全体の約九割が市長選に関心を持っていると答え、準強制わいせつの疑いで逮捕、送検された前市長の事件が投票姿勢に影響を与えると答えた人は五割近かった。

562片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/04(火) 16:41:40
道から見れば、高橋知事落とし戦略の考慮要素になるだろうなあ。

滋賀県知事選 「相乗り」落選広がる動揺 自民参院選1人区に懸念 民主「禁止方針」を徹底へ  2006/07/04 07:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060704&amp;j=0023&amp;k=200607042407

 二日の滋賀県知事選で、無所属新人が自民、公明、民主三党推薦の現職を破って初当選したことを受け、来春に知事選を控える道内各党は政党不信が「飛び火」することに警戒感を強めている。

 自民党道連の伊藤条一幹事長は「政党に属さない知事が誕生し、今までの風とは違う風が吹いた」と驚いた様子。出馬の意向を固めている高橋はるみ知事再選に向け「どんな風が吹こうと勝てる組織づくりを進める」と気を引き締める。

 新人が新幹線の新駅建設凍結を主張、有権者の支持を集めたことには同党内で「それだけ地方財政が厳しいということ。この結果が地方からの風にならないか心配」(同党道議)との声も相次いだ。

 一方、与野党相乗り批判をまともに受けた形の民主党内でも、「単純な政党選挙では勝てない」など厳しい受け止め方が大勢。同党北海道の沖田龍児幹事長は「争点のつくり方ひとつで結果が左右される。肝に銘じなければならない」と話す。

 ただ、高橋知事の対立候補擁立に関し、「発信力のある人が、何が必要かをきちんと訴えれば勝てることが分かった」とする声も上がった。

 滋賀で政党として唯一、新人を支持した社民党陣営では、山内恵子同党道連代表が「経済優先にノーを突きつけた結果。道知事選にも影響する」と勢いづいている。

563片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/07(金) 01:57:05
自民道連、道議選6現職の一次公認除外 「大地」動向見極め  2006/07/07 01:15
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060707&amp;j=0023&amp;k=200607073277

 自民党道連は六日、来年四月の道議選へ出馬する意向の現職道議のうち、釧路や旭川など四市選出の六人を、第一次公認候補から除外する方針を決めた。鈴木宗男衆院議員が代表を務める新党大地の動きや、一部道議が候補者に取りざたされている市長選の動向を見極めるため。出馬予定の他の現職道議は、七日に公認を正式決定する。

 一次公認が見送られたのは、釧路市と旭川市の各二人と根室市、江別市の各一人。

 釧路市では、前回衆院選で自民党と新党大地が対立した後遺症から、鈴木代表の元秘書だった蝦名大也氏を公認することに自民党の地元支部から反発が出た。ただ、道議選各選挙区で新党大地との連携に道を残しておきたい道連は「蝦名氏を外して新党大地との関係を悪化させるのは得策ではない」と判断。同じ釧路市選出で現職の小畑保則氏の公認も見送る「痛み分け」とした。

 旭川市では、十月の市長選で同市選出の加藤礼一氏に出馬を促す動きがある。道連は、候補者選考作業が終わるまで加藤氏の公認を見合わせる一方、「公平を期す」(道連幹部)という理由で同市選出の菅原範明氏の公認も見送った。

 根室市の小池昌氏、江別市の布川義治氏についても地元市長選の動向などを見極めるため、一次公認はしない。

564片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/07(金) 02:03:24
知事選 自民県連が村井氏支援 連合長野は推薦
http://www.shinmai.co.jp/news/20060706/KT060705ATI090021000022.htm

 自民党県連(小坂憲次会長)は5日、長野市内で総務会・選対委員会・職域支部長合同会議を開き、知事選(20日告示、8月6日投開票)に立候補を表明している前同党衆院議員の村井仁氏(69)=東京都調布市=を県連として支援することを全会一致で決めた。党本部に同氏の推薦を求めるかどうかは、近く発足する同氏後援会からの要請を待って小坂会長が判断する。

 非公開の会合後、記者会見した小坂会長は、村井氏について「県民からのボトムアップの県政を実現してくれると思う」と期待感を示した。

 合同会議には、4日に立候補を取りやめた公認会計士の若林健太氏(42)も出席。小坂会長は、候補者の公募を経て「輝く明日の長野県を考える会」に同氏を推した後、県連側から連絡を取らなかったことについて謝罪したという。若林氏は終了後の取材に、「公党として県民の目線で分かりやすい党運営をお願いしたいと申し上げた」と話した。

 村井氏も支援決定後に会議に加わり、出席者から激励を受けた。

 一方、連合長野(近藤光会長)は5日、長野市内で開いた緊急の拡大執行委員会で、出席した村井氏と「連合の政策制度要求を尊重する」「連合長野と定期的な意見交換の場を設ける」など6項目の政策協定を結び、同氏の推薦を決めた。

 終了後、記者会見した近藤会長は、自民党衆院議員だった村井氏の推薦には異論もあったとした上で、「村井さんの人間性や政策を勘案し、より高い次元の県政に飛躍させようとの思いが一致した」と説明した。

 村井氏は取材に「保守系の政治家としてこれまで得てきた支援とは、違う形の支援がいただけると期待している」と述べた。

565片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 10:51:44
東北播の現職また敗北 兵庫・神戸新聞
2006/07/03
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000063936.shtml

 東北播地域で、また現職首長が敗北した。二日投開票された兵庫県播磨町長選。四選を目指した佐伯忠良さん(66)が、新人で元町議の清水ひろ子さん(57)に敗れた。佐伯さんの陣営は地元国会議員の応援を取り付け、連合兵庫の支援も得るなど盤石の態勢で臨んだはずだったが、政党・団体の推薦を受けない新人に足下をすくわれた。

 東北播では昨年七月以降、加西、三木市長選と、今年五月の稲美町長選で、現職が相次ぎ落選。保守の支持基盤や労組など従来の組織に頼らない「都市型選挙」が、広がる様相を見せ始めた。

 佐伯さんは、三期十二年の経験に県町村会長まで務めるベテラン。さらに六月二十七日の告示日、出陣式には、自民、民主の地元選出国会議員から、県議や町議、連合幹部が顔をそろえた。

 これに対し、清水さんは歯切れのよい言葉で公約を訴え、女性や無党派層を中心に変化を求めた有権者に支持を広げた。

 佐伯さんは初当選以降、二期連続で無投票が続き、自身の施策に初の審判を仰ぐ選挙戦だったが、陣営からは「過信、油断があったかもしれない」との声ももれた。

 地元選出で自民党県連会長の渡海紀三朗衆院議員は「有権者は変化を求めている。価値観も多様化し、行政の施策にある種の物足りなさや不満を感じている」と話し、「スキャンダルがなければ、現職が強いという時代は終わった」と総括した。

566片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 10:53:44
新人町長誕生の播磨町 助役、収入役が辞意
2006/07/07
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000066444.shtml

 二日にあった町長選挙で、女性新人が政党や労組の支援を受けた現職を破った兵庫県播磨町で、助役と収入役、教育長がそろって辞意を固めていることが六日、分かった。「根本的な考え方が違い、一緒に行政を担っていくことはできない」との理由からで、三人は現町長が任期満了を迎える十二日までに、辞表を提出する見通し。

 辞意を固めているのは、岩澤雄二助役(54)▽三森修収入役(61)▽大辻裕彦教育長(64)。

 同町長選挙は、四選を目指す佐伯忠良氏(66)=無所属=に、新人で元同町議の清水ひろ子氏(57)=同=が挑戦。清水氏が女性や無党派層の支持を集め、約二千票差で佐伯氏を破り、県内初の女性町長となった。

 選挙戦で清水氏は、「これまで進めてきた大型プロジェクトを見直す」などと、十二年間の佐伯町政を真っ向から批判。このため、佐伯町長を支えてきた助役らは、現職にとどまることはできないと判断したとみられる。助役と収入役の任期は来年三月末まで。教育長は今年九月末まで。

 清水氏は「予想していたが、直接聞いていないのでコメントできない。(後任について)考えはあるが、就任後に話したい」としている。
(井垣和子)

播磨町助役ら6人辞表提出 教育委員も〝総退陣〟
2006/07/07
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000066853.shtml

 二日の兵庫県播磨町長選で現職の佐伯忠良町長(66)が落選したことに伴い、辞意を固めていた岩澤雄二助役(54)、三森修収入役(61)、大辻裕彦教育長(64)の三人は七日午前、佐伯町長に辞任願を提出した。

 さらに、教育委員長の藤井數雄氏(65)と、教育委員の淺原重利(59)、熊野道子(37)の両氏も同時に辞任願を提出。同町教委は教育長を含めた委員五人で構成しているが、委員一人が死亡して一人欠員となっており、教育委員が“総退陣”という異例の事態に発展した。

 町関係者によると、県内初の女性町長として初当選した清水ひろ子氏(57)が、町教委の再編に言及したことなどから辞任を決意したとみられる。

 教育委員が不在になることについて、県教委総務課の担当者は「非常に珍しいケース。教育行政の停滞が心配だ」と話している。(井垣和子)

567片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 10:56:06
新幹線ノー29万票VS県議会の死闘
嘉田総攻撃へ自民県議団手ぐすね
血の雨ふる7月県会
怒る市民、嘉田新党の動きも
=記者座談会=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n060706.html

 任期満了に伴う知事選は二日に投開票され、無所属新人で京都精華大学教授の嘉田由紀子氏(56)が、三選を目指した無所属現職の国松善次氏(68)、無所属新人の県労働組合総連合議長の辻義則氏(59)を破り、初当選した。記者座談会で今後の県政を展望してみた。

 ----嘉田氏の勝因は、新幹線を争点に「もったいない」のキャッチフレーズが見事に決ったことだね。

 A そんな単純でない。最大の功労者は、寺川庄三事務局長や小坂育子氏もさることながら、むしろ自民県議の冨士谷英正県議と元県議の西沢久夫氏だった。自民と民主から推薦を断られて、五月中旬に嘉田陣営が辻陣営との一本化を模索し、決裂したのが勝因だ。辻氏は立候補を辞退する代わりに、嘉田氏に共産の「推薦」を受け入れるのを条件にしたが、嘉田陣営は「支持」にしてほしいと譲らなかった。これは西沢氏が「共産から推薦をもらえば二十万票にはとどかない。むしろ政党推薦なしの方が、国松陣営は油断し無党派から票がとれる」と主張したからだ。

 ----新幹線新駅やダム問題など今回の知事選の争点は辻氏がつくったね。

 B 辻氏が選挙戦で新幹線新駅の「中止」を訴えれば訴えるほど、「凍結」の嘉田氏に票が流れる皮肉な結果になったが、七万票は立派だ。辻氏には国松氏打倒の捨て石になったことを“よし”とする男気があるね。

 ----国松氏を推薦して負けた自民、民主、公明、連合滋賀のうち、ダメージが大きいのはどこだろう。

 C やはり民主だ。同党の小沢一郎代表が知事選で自民と相乗りはしない方針を打ち出していただけに、国松氏の推薦には「なんでやねん」と党員や連合滋賀の組合はしらけかえった。このままでは「市民運動や女性のの敵」との烙(らく)印を押されかねず、川端達夫県連代表やJR出身の三日月大造衆院議員にもダメージが残る。このため連合滋賀の一部幹部が、嘉田氏の新幹線「凍結」を民主が認めるよう説得して、嘉田知事与党一番乗りへ画策を始めつつある。確かにこのままでは民主は来年の統一地方選や参院選では惨敗するよ。

 ----新幹線「凍結」を公約にかかげる嘉田氏は、はたして七月二十一日から開会が一応予定されている七月県会を乗り切れるだろうか。新幹線とダムは推進は絶対に譲れない自民・湖翔クラブだけに、嘉田氏が「推進」に転向しない限り、総攻撃をかけるだろう。

 A いや今回の選挙で、嘉田氏と辻氏を合わせば約二十九万票が新幹線新駅にノーを下しただけに、自民県議団といえどもむき出しの攻撃はできない。むしろ栗東市長など新幹線新駅周辺首長、市議会、JR東海に側面から手を回して、徹底的に推進要望活動を過熱化させ、嘉田氏を孤立に追いやる戦略にでるだろう。“嘉田いじめ”が深刻になれば、来年の県議選に向けて、既成政党に怒る市民らが嘉田新党を立ち上げそうだ。
【石川政実、松村好浩、高山周治】

568片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 11:53:08
県議会:副議長に萩野氏 選出でねじれ、自民県連「厳正対処も」 /三重 毎日5/20

 県議会臨時会は19日、本会議を再開して正副議長選を行い、議長に第3会派の「未来塾」(5人)の藤田正美氏(54)=旧度会郡選出、4期=、副議長に最大会派「新政みえ」(21人)の萩野虔一氏(63)=旧南牟婁郡選出、3期=をそれぞれ選出した。藤田氏の父幸英氏も元県議長で、親子二代の議長就任となった。

 ◇議長には藤田氏

 議長選は藤田氏しか立候補がなく、満票で選出された。副議長選は萩野氏のほか、第2会派「自民・無所属・公明(自無公)議員団」(19人)の岡部栄樹氏(62)=旧津市選出、2期=も立候補。自無公議員団は、自民党籍のある県議らでつくる未来塾に協力を求めたが、未来塾は民主系会派の新政みえと“共闘”し、26票対19票で萩野氏が選ばれた。

 藤田議長と萩野副議長は臨時会終了後に記者会見。藤田議長は、副議長選での対応について「地方議会で党議拘束や会派の拘束があってはいけない。(未来塾は)個人の判断で、投票した結果」と述べた。

 これに対し、自無公議員団に所属する西場信行・自民党県連幹事長は「党と会派間の問題は別だと思うが、(副議長選の)結果が党に及ぼす影響も大きく、厳正な対処を求める意見もある」として、今後、県連役員会で除名処分も含めて協議する考えを示した。

 一方、正副議長以外の主要ポストでは、県監査委員に副議長選で敗れた岡部栄樹氏と、福山瞳氏(新政みえ)▽四日市港管理組合議会議長に中村進一氏(同)−−が決まった。【田中功一】

 その他の各委員会正副委員長は次の通り。(敬称略、正、副の順。新政みえは新、自無公議員団は自、未来塾は未)

 【議会運営委員会】辻本正氏(新)橋川犂也氏(自)

 【常任委員会】政策防災=日沖正信(新)末松則子(未)▽総務生活=舘直人(新)青木謙順(自)▽健康福祉病院=吉川実(自)田中博(新)▽環境森林農水商工=前田剛志(新)前野和美(自)▽県土整備企業=水谷隆(自)中村勝(新)▽教育警察=中嶋年規(未)北川裕之(新)

 【特別委員会】予算決算=永田正巳氏(自)西塚宗郎氏(新)▽地方分権推進調査=中森博文(自)稲垣昭義(新)▽産業振興調査=前野和美(自)清水一昭(新)▽人口減少社会対策調査=藤田泰樹(新)野田勇喜雄(自)▽地域活性化対策調査=田中博(新)竹上真人(自)

〔三重版〕
毎日新聞 2006年5月20日

569片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 11:57:28
自民県連:党籍ない県議に投票の5県議を処分へ−−県議会副議長に萩野氏選出 /三重

 先月行われた県議会役員改選の副議長選挙で、自民党籍のない県議に投票したとして、同党県連(田村憲久会長)は4日開いた役員会で、県議会第3会派「未来塾」(岩名秀樹代表)に所属する同党県議5人を処分することを賛成多数で決めた。

 役員会後、記者会見した西場信行幹事長は「なるべく早い時期に処分内容を決めたい」と説明。その上で、「個人的見解だが、投票は党議拘束していたわけではない。除名などの重い処分にはならないのではないか」と述べ、比較的軽い処分になる見通しを示した。

 未来塾は自民党籍のある5人で構成。5月19日に行われた役員改選で、議長選に会派内から藤田正美氏を擁立。藤田氏は、満票で選出された。しかし、副議長選では、民主系議員らでつくる最大会派「新政みえ」(21人)と“共闘”。藤田氏を含む5人全員が、第2会派「自民・無所属・公明(自無公)議員団」(19人)が擁立した自民党籍のある議員に投票せず、新政みえの出した萩野虔一氏に投票したため、萩野氏が選出された。自無公議員団に所属する自民党県議は、これに反発。同党県連に対し、5人の処分を求める声が上がっていた。【田中功一】

〔三重版〕
毎日新聞 2006年6月5日

570片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 12:00:18
自民県連:副議長選・投票問題 自民党籍ない県議に投票、党紀委で処分決定へ /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/archive/news/2006/06/18/20060618ddlk24010093000c.html

 先月行われた県議会役員改選の副議長選挙の際、自民党籍のない県議に投票した、県議会第3会派「未来塾」(岩名秀樹代表)所属の同党県議5人に対する処分問題で、自民党県連(田村憲久会長)は17日、処分対象の5県議のうち、石原正敬(旧三重郡選出)と末松則子(鈴鹿市同)、中嶋年規(旧志摩郡同)の3氏から提出された県連役員の辞任届けを受理した上で、具体的な処分については党紀委員会(柴田格委員長)で結論を出すことを決めた。

 県連の西場信行幹事長によると、同日の役員会で処分内容の程度について、厳正な処分から軽い処分を求める声まで幅広い意見が出たという。党紀委員会は来週中に開かれる予定。この場で田村会長が役員会の意見を集約して報告し、役職に就いていない残る2人を含めた5人の処分について判断を委ねる。【田中功一】

〔三重版〕
毎日新聞 2006年6月18日

571片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 12:57:49
☆次期衆院選 三重選挙区☆
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1124859237/

584 無党派さん 2006/07/08(土) 10:05:41 ID:Zqev2lBA
すごいね。
志摩の中島県議が自民党を離党して、民主党公認で県議選に出馬だそうだ。
近々正式発表だそうだ。
すごい、中島も民主もバ○だ。しましみんをなめとるんか?

572片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 19:30:23
民主党滋賀県連:嘉田氏当選で新幹線建設は「凍結支持」に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060709k0000m010054000c.html

 民主党滋賀県連は8日、県知事選で新幹線新駅(栗東市)建設の「凍結」を訴えた新人、嘉田由紀子氏が当選したことを受け、従来の「推進」から「凍結支持」に方針転換することを決めた。

 同県連では選挙前、嘉田氏推薦を求める声も出ていたが、地方選挙での相乗りを禁止する党方針に反し、自民、公明両党とともに現職(落選)を推薦した。川端達夫・県連代表は会見で「県民から『ノー』という結論が示されたことは厳粛に受け止める。いったん議論を仕切り直して検証し直し、新知事からの具体的な提案には是々非々で対応したい」と語った。【高橋隆輔、服部正法】

毎日新聞 2006年7月8日 19時20分

573片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 20:26:08
選挙:道議選 公認・推薦49人、自民道連が決定 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000058-mailo-hok

 自民党道連(橋本聖子会長)は7日、来春の道議選の第1次公認・推薦候補者計49人(全員現職)を決めた。同党の道議は現在55人だが、新党大地(鈴木宗男代表)との関係で地元支部の調整が整っていない釧路市と、9月に市長選がある根室市、地元経済界などと調整中の名寄市の現職計5人は外した。今後、追加公認があり得る。札幌市北区の水城義幸氏(57)は引退の意向。道議選定数は現行から4減の106となる見通し。【横田愛】
 公認、推薦が決まった候補者は以下の通り。(敬称略)
 ◆公認
 【札幌市中央区】鎌田公浩▽千葉英守【同南区】丸岩公充【同西区】勝木省三▽和田敬友【同北区】見延順章【同東区】大崎誠子【同白石区】伊藤条一【同豊平区】高木繁光▽岩本允【同清田区】岩本剛人【小樽市】久田恭弘【後志支庁】村田憲俊▽中村裕之▽作井繁樹【千歳市】米田忠彦【恵庭市】原田裕【石狩支庁】内海英徳【旭川市】加藤礼一▽菅原範明【上川支庁】竹内英順▽田渕洋一【釧路支庁】小松茂【根室支庁】中司哲雄【函館市】川尻秀之【渡島支庁】川村正▽長谷秀之【室蘭市】山本雅紀【苫小牧市】板谷實▽遠藤連【伊達市】岩間英彦【胆振支庁】神戸典臣【日高支庁】藤沢澄雄【岩見沢市】瀬能晃【留萌市】石塚正寛【美唄市】柿木克弘【空知支庁】釣部勲▽棚田繁雄【留萌支庁】工藤敏郎【帯広市】清水誠一▽小野寺秀【十勝支庁】喜多龍一▽大谷亨【北見市】船橋利実【稚内市】吉田正人【宗谷支庁】湯佐利夫【網走支庁】高橋文明▽石井孝一
 ◆推薦
 【富良野市】本間勲

7月8日朝刊
(毎日新聞) - 7月8日12時3分更新

574片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 20:26:50
220万人に問う:’06知事選 民主党県連、自主投票 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000098-mailo-l20

 ◇北沢幹事長「選択肢示せずお詫び」
 民主党県連は7日、長野市内で常任幹事会を開き、知事選について、自主投票とすること決めた。北沢俊美幹事長は「最後まで羽田雄一郎氏擁立の努力をしてきた。県民に対し、選択肢を示せなかったことを率直にお詫(わ)びしたい」と語った。知事選への対応について同党県連ではこれまで「公党として責任をもって、独自候補を擁立したい」としてきた。
 さらに北沢氏は、先月25日に予定されていた県議会7会派の会合が中止になったことを、「羽田氏の擁立断念を決定付けた」とし、「自民党の思惑が原因」と批判。前衆院議員の村井仁氏(69)の支援については「党本部が打ち出した相乗り禁止の原則と(村井氏の)基本的な考え方に違いがある」とし、村井氏を支援しない方針を示した。
 同党は00年、02年の知事選にも自主投票だった。独自候補を擁立出来なかった責任について、北沢氏は「お詫びする」と述べるにとどまった。【川口健史】

7月8日朝刊
(毎日新聞) - 7月8日18時1分更新

575片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 20:29:01
選挙:府議補選・東大阪市選挙区 宗清皇一氏、出馬の抱負など表明 /大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000207-mailo-l27

 府議の参院転出と市長選立候補(自動失職)により28日告示、8月6日投開票される府議東大阪市選挙区の補選(改選数2)に出馬表明した塩川正十郎元財務相秘書の宗清皇一氏(35)が7日会見し「地方分権時代の成果を府と市の発展に」と主張した。塩川元財務相のほか自民党東大阪支部長の北川一成参院議員の支援を受ける。
 補選では、宗清氏と東大阪市議の青野剛暁氏(32)が自民党に公認申請中。民主党員で東大阪市議の月岡大介氏(32)と元東大阪市議の朽原亮氏(46)=共産党公認=も出馬表明している。一方、自民党東大阪支部幹事長の西野陽衆院議員と弟の西野茂前府議の後援会もそれぞれ候補者擁立を検討している。【高橋一隆】

7月8日朝刊
(毎日新聞) - 7月8日17時1分更新

576片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 20:46:47
北橋氏が出馬表明 北九州市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000003-nnp-kyu

 来年2月の任期満了に伴う北九州市長選で、民主党衆院議員の北橋健治氏(53)=比例九州=は6日、主要支持組織の労働団体・連合福岡北九州地域協議会に対し、立候補する考えを伝えた。同市長選への出馬を表明したのは北橋氏が初めて。近く記者会見で正式に明らかにし、公約となる「政策ビジョン」の骨子も発表する。

 北橋氏は6月24日に同地協から出馬要請を受け、この日、地協事務局を訪れて高島喜信議長らに「末吉興一市長の“市民党”の立場を継承し、立候補したい」との考えを伝えた。北橋氏は報道陣に対し「(北九州市長として)政治家の最後の仕事をかけてみては、と地域の人たちに励まされた」と出馬を決めた理由を説明。「離党し無所属で出馬する」との意向も明らかにし、民主党の推薦・支持を得るか、党派色なしで出馬するかについては今後、党内で協議して決める考えを示した。

 北橋氏は兵庫県出身。東大法学部を卒業後、旧民社党職員を経て1986年に衆院旧福岡2区から立候補し、初当選した。現在6期目。

 同市長選では、自民党が国土交通省都市・地域整備局長の柴田高博氏(57)の擁立を目指し、共産党などでつくる市民団体も独自候補を立てる方向で検討を進めている。

 =2006/07/07付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 7月7日10時7分更新

577片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/09(日) 16:46:24
嘉田さん 各地で浸透
出口調査、論点は「新幹線新駅」
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/sga/20060703/lcl_____sga_____001.shtml

 2日投開票された知事選で、中日新聞は県内21カ所の投票所、1854人を対象に出口調査を実施した。県内各地で、当選した嘉田由紀子さんが浸透。性別、年代を問わず多くの票を集めた。

 有権者が重視した「論点」では、全年代が「新幹線新駅」を挙げた。新幹線新駅の建設をはじめ、「税金の無駄遣いもったいない」などと訴えてきた嘉田さんには、男女いずれも5割を超す支持が集まった。年齢別でも、20−70歳代以上の全年代で国松善次さん、辻義則さんの2人を上回り、20−50歳代までの支持は5割を超えた。

 支持政党別では、無党派層と社民支持層の6割以上を固めたほか、民主支持層の6割強、自民支持層の4割からも支持を得るなど、国松さん支持層にも深く食い込んだ。

 現職の強みを生かすはずだった国松さんだが、各年代での支持は3割程度にとどまった。さらに、政党別では、公明支持層の7割の票を獲得したものの、自民支持層はかろうじて過半数、民主支持層は3割弱にとどまった。

 共産推薦の辻義則さんは、共産支持層の約7割を集めたが、ほかの層までは浸透できなかった。

 新幹線新駅の建設と同様、大型公共事業のダム建設についても6割が「反対」とし、「賛成」を大きく上回った。財政的負担の大きさ、環境保全の立場などからダム不要の立場を取った嘉田さんには、反対票の6割が集まった。

578片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/09(日) 16:47:25
この考え方は良い。

子や孫が喜ぶ県政進める
新知事・嘉田さんが事業見直し表明
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/sga/20060704/lcl_____sga_____000.shtml

 「今の世代が我慢をしても、子どもや孫の世代が喜んでくれる県政を進めたい」−。知事選に当選した嘉田由紀子さん(56)は3日の記者会見でこう述べ、後の世代に借金などのつけを残さない県政運営に取り組んでいく考えを強調した。

 県が現在、置かれた状況について、嘉田さんは「大変な財政難」と述べ、新幹線新駅やダムなどの大型公共工事削減や県事業の見直しで歳出を削減する方針をあらためて表明。「自然環境を利用するための税金」として、琵琶湖利用税を新設して歳入確保を図るとした。

 また琵琶湖については「悲鳴をあげている」状態だといい、生態系の回復に向けて取り組む意向を示し、「水環境に関心が集まるが、生態系が回復すれば、水質も改善される」と述べた。

 この日の睡眠時間は約1時間だったというが、疲労はほとんど感じさせず、「孫と遊ぶ時間が無くなるのはつらいですね」。

 夫からは「健康には注意をして」と忠告されたという。「多くの支持をいただいた。責任の重さを感じている」と心境を語った。
(宇佐美 尚)

579片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/09(日) 16:53:24
民主は独自候補を擁立へ 
愛知県知事選
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ach/20060707/lcl_____ach_____013.shtml

 来年2月の愛知県知事選に向け、民主党県議団は6日、神田真秋知事の2期目の実績について、「愛知のトップリーダーとしては独自のビジョンや政治的指導力に物足りなさを感じる」との評価を明らかにした。同県議団は知事の実績評価と現職以外の候補の選定作業を同時に進めているもようで、知事の指導力不足を公に指摘したことは、独自候補擁立へ踏み込んだものとみられる。

 同党の片桐清高県議団長は同日、県議事堂で記者会見し、「知事に求められる基本的資質ともいえる政治的指導力について厳しい見方をせざるを得ない」と強調した。この内容は同日、同党県議団の知事選検討委員会から県議団に報告され了承された。

 愛・地球博(愛知万博)と中部国際空港の2大事業や、2期目の公約として掲げた健康福祉行政の強化など6項目の政策については、片桐団長は「一定の評価ができる」としており、神田知事を引き続き支援するかどうかの最終決定については「8月7日の団総会までにとりまとめたい」と述べた。

 知事選検討委から実績評価の報告を受けた県議団では、知事のリーダーシップについて「(検討委の報告より)さらに厳しい意見が出た」という。

 民主党では滋賀県で自民、民主、公明が相乗り推薦した現職が敗れたことで、安易な相乗りへの批判が強まっている。来年の知事選は同じ3党が神田知事を相乗り支援した前回とは異なる展開になる可能性が一気に強まった。

 一方、自民党県議団は政策提言「夢あいち21」への協力を前提に神田知事を支援する方向で、現在の県政与党第2党である民主党に先がけて主導権を握ろうとする動きをみせている。

580片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/09(日) 23:50:17
落ち着くところに落ち着いた。

岩倉氏が勝利 苫小牧市長選  2006/07/09 23:45
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060709&amp;j=0030&amp;k=200607094024

 【苫小牧】前市長の不祥事による辞職に伴う苫小牧市長選は9日投票、即日開票の結果、新人で元衆院議員の岩倉博文氏(56)=無所属、自民推薦=が、元市長の鳥越忠行氏(66)=無所属=を破り、当選した。任期は4年間。改革路線の継続を唱えた岩倉氏は4万3274票を獲得し、市長を4期務め行政経験を訴えた鳥越氏に6817票差を付けた。

 当日有権者数は十三万七千七百六十九人。投票者数は八万千七百八十六人、投票率は59・36%と、三年前の前回市長選を5・81ポイント下回った。無効票は一三二五。

 岩倉氏は行財政改革を目指した前市政の路線継承を訴え、自民党をはじめとする保守層に加え、無党派層からもまんべんなく支持を集めた。前市長の辞職に伴う突然の出直し選挙で、不祥事を起こした前市長擁立に自民党苫小牧支部長としてかかわった経緯もあり、当初は厳しい戦いとなったが「自らの出馬で擁立責任を果たす」と訴え、逆風をかわした。

 鳥越氏は、民主党・連合ブロックの支援や共産党の支持を受け、緊急事態の立て直し役として、四期十六年の行政経験を前面に打ち出した。多選批判や市職員労働組合とのなれ合い体質を指摘された前回の市長選での敗因を踏まえ、大胆な行財政改革の断行を訴えたが、及ばなかった。

 今回の選挙戦は当初、五氏が立候補を模索したが、三氏が出馬環境が整わず断念。三年前の市長選で敗れた鳥越氏と、衆院選で二回連続で落選した岩倉氏との「敗者」同士の戦いとなった。雨交じりの荒天に加え、候補者の新鮮味に欠けたことが、投票率低下につながったとみられる。

581片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/11(火) 05:30:29
>>575
選挙:府議補選・東大阪市選挙区 自民から3氏が出馬へ /大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060709-00000248-mailo-l27

 28日告示される府議東大阪市選挙区の補選(改選数2)に出馬表明した東大阪市議の青野剛暁氏(32)が8日会見し「市議として問題意識を培った水道事業の統廃合などを実現したい」と述べた。北川一成参院議員の支援を受ける。一方、西野陽衆院議員の長男で公設秘書の西野弘一氏(37)も同日出馬表明し、近く会見を予定している。
 自民党からは青野、西野両氏に加え、宗清皇一氏が出馬表明し、3人とも党公認を申請中。14日にも党支部役員会を開き検討する。【高橋一隆】

7月9日朝刊
(毎日新聞) - 7月9日16時0分更新

582片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/11(火) 22:02:19
http://www.muneo.gr.jp/html/diary200607.html

 昨夜、苫小牧市長選挙の開票が行われ、岩倉博文さんが当選。いち早く支持を決め、新党大地苫小牧支部、苫小牧鈴木宗男後援会が一丸となってドブ板選挙をやってきたので、本当に良かった。岩倉さんも、降ってわいたこの選挙を生かす事ができ、巡り合わせを感じている事だろう。衆議院選挙では展望が見えなかっただけに、政治の世界、一寸先は闇とはよく言ったものである。苫小牧市は千歳空港の隣接地であり、指定重要港湾を抱え、地理的にも大事な場所である。新市長の手腕、力量に期待をしたい。

583片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/11(火) 23:31:05
旭川市長選 自民・安住市議出馬へ  2006/07/11 09:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060711&amp;j=0023&amp;k=200607114250

 【旭川】旭川市議の安住太伸(たかのぶ)氏(36)は十日、十月二十九日投開票の旭川市長選に出馬する意向を固めた。今月中にも記者会見して、正式に表明する。

 安住氏は旭川市出身。慶応大卒業後、会社員を経て一九九九年の同市議選で初当選して現在二期目。

 安住氏は北海道新聞の取材に対し、「市民が古里に夢と誇りを持てるような市政運営を行いたい」と述べた。

 安住氏は自民党旭川支部幹事長代行。同支部は前回市長選のような保守分裂を避けるため、選考委員会で候補者を絞り込んでいる。

 支部決定を待たずに出馬の意向を固めたことについて、安住氏は「選考委が有権者の思いを反映するとは思えない」と話した。

 同市長選にはこれまでに、元道議の東国幹氏(38)と道東海大助教授の神崎実氏(44)が出馬の意向を表明している。

584片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/13(木) 23:04:33
ぼくは相乗り容認派。民主党の戦略としてはアリかな。

民主一転自主投票に、「相乗り禁止」厳守 香川知事選
2006年07月13日21時20分
http://www.asahi.com/politics/update/0713/007.html

 8月10日告示、同27日投開票の香川県知事選で、現職の真鍋武紀氏(66)を推薦する方針を決めていた民主党県連は13日、一転して自主投票にする、と発表した。党本部が自民党との相乗りとなる真鍋氏の推薦を認めなかったためで、会見に臨んだ小川淳也代表は「党本部が望ましくないと判断した以上、やむを得ない」と話した。

 党本部は5月下旬、首長選での「相乗り禁止」の原則を決定。県連はこれに沿って、県出身の官僚に立候補を打診したが、時間的余裕がないことなどが響き、「勝てる自信がない」と断られた。このため、県連は「党としての判断を示さない自主投票は避けたい」として、6月9日の常任幹事会で、真鍋氏の推薦を党本部に申請することを決めた。

 だが、自公民の相乗り候補が敗れた今月2日の滋賀県知事選後、原則の厳守を求める声が党本部で強まり、県連によると、党本部の意思決定機関である常任幹事会に議題を持ち込むことすら断られたという。小川代表は「見込みが甘かった」と振り返った。

585片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/13(木) 23:20:30
この候補では、共産が乗らなければ厳しいが、共産は別候補を立てるのでは。

「保守」候補 野党乗るか/沖縄知事選
2006年07月13日
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000607130001

 11月の沖縄県知事選の候補者選考で、野党側との連携を模索する政治団体「そうぞう」の動きが波紋を広げている。野党側と対立してきた儀間光男・浦添市長(62)を候補とするよう推薦。同意が得られなければ一部野党を巻き込んで独自に擁立する構えを見せているためだ。野党側は11日、従来名前の挙がった5人と儀間氏を同列に検討することを確認したが、反発も根強い。沖縄で長く続いた「保革」の枠組みを超えた勢力の結集は実現するのか。


 「三つどもえになっても、沖縄を変えることが必要。保革にこだわらない、ダイナミックな人を推薦する」


 那覇市内で1日にあった、そうぞうの選対本部開き。代表の下地幹郎衆院議員(44)=沖縄1区・無所属=は約100人を前に力を込めた。あいさつでは、自民党を「東京の言うことしか聞かない」と切って捨て、返す刀で革新側も「理想主義に走って結果が出ない」と厳しく批判した。


 そうぞうは下地議員が1月に旗揚げ。現在、県議2人と市町村議80人が所属する。下地議員は自民党の出身だが、昨年9月の選挙には民主推薦の無所属で立ち、「自公」候補を破っている。


 今回の知事選で野党側は民主、共産、社民、自由連合、沖縄社会大衆の5党が合同選対を組織する予定。共産を除く4党がそうぞうとの窓口となり、連携を目指す。


 そうぞうが推す儀間氏は自民党県連幹事長や県議会議長を務め、知事選では自民、公明両党など与党側の候補者としても名前が挙がった。米軍基地問題では那覇軍港の浦添市への移設を容認。普天間飛行場の移設でも、名護市辺野古崎に滑走路を1本造る当初の日米両政府案を最善とする。


 野党では民主が儀間氏擁立に前向きだ。だが、5党は候補者の条件として「新基地建設を許さない」ことを申し合わせており、反発も強い。儀間氏自身、「野党が私に乗ることは120%ない」と話す。一方、野党側には「そうぞうと分裂したら、選挙に勝てない」という思いもある。


 沖縄の知事選は長く保革対決が続いてきた。自民を中心とする「保守」と社民(社会)、共産、社大に公明を加えた「革新」という構図だ。


 だが、98年の選挙で公明が革新から離脱。前回02年は革新が分裂し、惨敗を喫した。様々な選挙を通じ、沖縄の政治の枠組みが「保守対革新」から「自公対反自公」へと変わる中で登場してきたのが、そうぞうだ。


 知事選を機に新たな潮流を作ろうとするそうぞうだが、自民党県連幹部は冷ややかだ。「共産まで含めた野党は儀間氏ではまとまらない。万一、儀間氏が野党から出ても保守票を奪った分、革新票が逃げるだけだ」

586片言丸@ ◆MACDJ2.EXE:2006/07/14(金) 21:40:25
北橋は強敵だからなぁ。

北九州市長選、自公、柴田氏に出馬要請
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06071307.htm

 来年2月の任期満了に伴う北九州市長選で、中島慎一・市議会議長(自民党)ら自民、公明両党市議と地元経済界の関係者計6人が12日、東京都内で国土交通省都市・地域整備局長の柴田高博氏(57)と会談し立候補を正式に要請した。柴田氏は「光栄に思うが、しばらく考える時間がほしい」と述べ、立候補に前向きな意向を示した。今後、自民党と経済界を軸に擁立へ向けた動きが加速するとみられる。

 柴田氏は会談後、記者団に「担当している仕事を引き続きやらなければならず(会談前と)心境の変化もない」と語った。出馬要請を受けるかどうかについては「すべて今申し上げた通り」と繰り返し、踏み込んだ発言は避けた。

 市長選には北橋健治・民主党衆院議員(53)(比例九州)が無所属での立候補を表明している。

587片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 16:12:13
山口二郎教授「有力な1人」 知事選で鈴木議員  2006/07/16 07:22
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060716&amp;j=0023&amp;k=200607165606

 【北広島】新党大地代表の鈴木宗男衆院議員は十五日、北広島市内で、来春の知事選で民主党道議らが公募候補に推している北大大学院の山口二郎教授について「有力な一人だ」と述べ、民主党との協力姿勢を強く打ち出した。記者団の質問に対して答えた。

 鈴木代表はこれに先立つ同市内の講演で、官僚出身の高橋はるみ知事を批判した上で「純粋な民間(候補)がいい。民主党の小沢一郎代表は、地方重視を明確にしているし、統一戦線を組もうという話もある。積極的に乗っていきたい」と述べた。同党と連携する具体的な時期については「候補が決まる今年十月以降になる」との見通しを示した。

588片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 16:19:46
19日儀間氏に出馬要請/11月知事選 そうぞう代表が表明 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200607161300_02.html

 十一月の知事選に向けて、政治団体「そうぞう」の下地幹郎代表は十五日、那覇市内のホテルで開かれた民主党県連のパーティーであいさつし、野党側の候補者として推薦している浦添市長の儀間光男氏(62)と同氏後援会に十九日に出馬要請する方針を明らかにした。
 野党側の候補者人選作業を進める五党協議の絞り込み作業の着手前の出馬要請について、下地氏は「儀間氏で新しい政治をつくりたいという強いメッセージを送り、他党の協力を求めていきたい」と指摘。その上で「五党協議を否定する動きではなく、その協議の推移と並行して、儀間氏擁立でまとめる努力を図る」と述べた。

 パーティーに先立ち、下地氏らそうぞう幹部と那覇市内で会談した儀間氏は「出馬要請を受けた時点で、後援会や多くの関係者と相談し、最終的な結論を出したい」と答えたという。

 パーティー直前に、下地氏と知事選の取り組みなどを話し合った民主党代表の小沢一郎氏は「(民主党の)推薦は儀間氏の出馬表明後に検討したい。多くの党や組織の協力を得る方向で努めてほしい」と述べたという。

 五党協議は十七日、労組や市民団体、学識経験者らを交えた候補者選考の拡大協議会で人選作業を進める予定。儀間氏に対しては、那覇軍港の受け入れなど基地問題のスタンスで野党や支持団体の反発が根強い。「そうぞう」幹部は十六日、共産党を除く野党四党との協議で、儀間氏出馬要請の意向を説明。「そうぞう」が参加しない拡大協議会に協力を求めるとしている。野党幹部は「儀間氏も推薦を受けた候補者の一人。絞り込み作業を着手する前の要請表明で、真意を測りかねる」と困惑している。

589片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 16:49:40
選挙:旭川市長選 西川将人氏擁立へ−−民主・第6区総支部 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000134-mailo-hok

 10月29日に投開票が行われる旭川市長選で、民主党第6区総支部(代表・佐々木隆博衆院議員)は、同支部副代表の西川将人(まさひと)氏(37)を擁立する方針を固めた。既に擁立の意向を本人に伝えており、西川氏は受諾する見込み。
 3期目の菅原功一市長は7月中に去就を明らかにする意向だが、同支部は支持しない方針を決めている。同市長選を巡っては、元自民党道議の東国幹氏(38)ら数人が出馬に意欲を示している。
 西川氏は旭川市出身。北大卒業後、00年衆院選道6区に旧自由党から初出馬。衆院選に3回、参院選は2回立候補し、いずれも落選した。次点となった04年の参院選道選挙区では、旭川市内で7候補者中トップの約5万8000票を獲得している。【渡部宏人】

7月15日朝刊
(毎日新聞) - 7月15日13時3分更新

590片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 17:10:42
候補選び不満続出 自民県連「状況分からぬ」 知事選 沖縄・琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-15422-storytopic-3.html

 11月の知事選に向けた与党陣営の選考作業について、14日午後に県議会内で開かれた自民党県連(西銘順志郎会長)の議員総会で、選考委幹事会が今月1日以降開かれていないことに「作業がどうなっているのか与党に説明がない」として強い不満の声が上がった。
 新垣哲司幹事長は14日の総会後に幹事会座長の知念栄治県経営者協会会長と電話連絡。新垣幹事長によると「さまざまな人と会っており、幹事会を開ける状態にない」との説明があったという。新垣幹事長は近日中に知念会長と会い、再度状況を確認する考えだ。
 選考委幹事会は1日に開かれて以降、8日に開催予定だったが台風3号接近のため延期。次回の日程は未定。
 総会では、停滞する選考作業に対し「どうなっているのか状況が分からない」「与党への説明不足」などの声が上がった。
 新垣幹事長は「大事な時でありオープンにすべきだ」と話した。
 総会ではこのほか、9月の統一地方選に向け、当該市町村の保守系無所属の立候補予定者に公認、推薦を働き掛けていくことを決めた。8月末にも公認候補を公表する考え。
(7/15 9:58)

591片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 17:16:15
民主県連 県議選候補15人内定 三重・伊勢新聞
http://www.isenp.co.jp/news/_2006/0716/news00.htm

 民主党県連(高橋千秋代表)は十五日、幹事会を開き、来年四月の統一地方選で実施される県議選の立候補予定者として、公認五人、推薦八人、支持二人の計十五人(現職十三人、新人二人)を内定した。党本部に申請し、正式決定する。その中で、新人は四日市市選挙区から同市議の水谷正美氏(40)、鈴鹿市選挙区から県洋らん生産組合長の藤田宜三(よしみ)氏(55)を擁立した。
 県連は同日、「統一自治体選挙必勝対策本部」(高橋本部長)を立ち上げ、県連の総力を挙げて必勝態勢を取ることを確認。公認、推薦、支持の申請のあった十五人を候補予定者として内定した。

 支持は民主党の地方選への関与を強めたい県連として、独自で設定。公認、推薦、支持の枠組みについては、本人の意向に基づき、決定したという。

 新人の水谷氏は、岡田克也元党代表の秘書などを経て、十一年から四日市市議を務め現在二期目。藤田氏は洋ランの生産農家をしており、これまで政治家歴はないという。

 県連では、空白区をなくす▽女性候補を擁立する▽半数(二十六人)以上の擁立―の方針で進めており、今後も新政みえの現職を含め、地元支持者や出身労組らとの調整が終わり次第、公認、推薦、支持の候補予定者を決定する。九月末をめどに第二次発表を行う予定。

 内定した現職候補予定者は次の通り。(敬称略。かっこ内は選挙区) 【公認】田中覚(伊賀市)三谷哲央(桑名市・桑名郡)日沖正信(いなべ市・員弁郡)北川裕之(名張市) 【推薦】西塚宗郎(桑名市・桑名郡)中村進一(伊勢市)舟橋裕幸(津市)清水一昭(鈴鹿市)前田剛志(津市)舘直人(三重郡)稲垣昭義(四日市市) 【支持】福田慶一(津市)中村勝(鳥羽市) 【民主党県連幹事会終了後、記者会見する(左から)芝博一参院議員、高橋代表、中川正春衆院議員=津市大門の津都ホテルで】

592片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 17:18:32
「民主と対決する必要ない」山崎・福岡市長
2006年07月05日
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000607050002

 今秋に予定される福岡市長選に関し、3選を目指して立候補表明している山崎広太郎市長は4日の定例記者会見で、独自候補の擁立を目指す民主党について「対決する必要もない。推薦も支持も頂きたい」と述べ、前回選挙と同様、同党の支援を求めたい、との考えを明らかにした。


 山崎市長は、同党への対応について聞かれ、「民主党の態度を見守っていきたい」としつつ、選挙への協力依頼については「政党にやる時は同時に」と説明。従来通り主要政党相乗りだった前回選挙と同じ態勢で市長選に臨みたいとの考えを示した。ただし、推薦と支持のどちらにするかや、時期については言及しなかった。


 一方、民主党県連や同党市議団からは、2016年の夏季五輪招致計画に盛り込まれた須崎地区(同市中央区)の再開発や、福岡空港の新空港建設に前向きな山崎市長の姿勢について疑問の声が相次いでいる。


 これに関連して、山崎市長は、国政で政権交代を目指して与党と対立する民主党の手法は地方政治になじまないとの認識を踏まえ、「対立点を持ち込んでやるという方法はどうかな」と述べ、自ら争点にはしない考えを明らかにした。

593片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/16(日) 17:27:51
昨年末に保釈されていたよう。

相良村長「立場変えぬ」
2006年07月11日
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000607110003

  国土交通省の川辺川ダム計画に関連する利水事業で、最大受益地を抱える相良村の矢上雅義村長は9日、熊本市でダム反対派県議の勉強会に出席。農林水産省のダムを水源としない新利水案の受け入れについて、「政治家として立場を変えるつもりはない。最後まで頑張る」と述べ、事前協議での利水案絞り込みの期限(14日)にこだわらず、国や県の中長期的な財政支援などの確約がない場合は受け入れない考えを改めて示した。


  矢上村長は、約13億円の事業費負担に言及し、「利水事業に参加すれば、村民税か上下水道料金を2・5倍にしなくてはならない」と村財政の窮状を強調。農家の水代負担でも「国、県の財政支援は期限付き。水田1反(約10アール)あたり年4500円は将来、約3・5倍になる。説明せずに同意を取れば、詐欺のようなもの」と述べた。


  終了後、矢上村長は「14日までの同意は難しいのでは」と話した。

594片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/20(木) 11:24:20
神奈川知事選、埼玉高速鉄道の杉野氏擁立へ…自民県連
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060720ia01.htm

 来年4月の神奈川県知事選で、自民党県連は、埼玉県の第3セクター「埼玉高速鉄道」社長・杉野正氏(48)を擁立する方針を固め、本人も了承した。

 現職の松沢成文知事は態度を明らかにしていないが、再選を目指すのは確実とみられる。

 杉野氏は横浜市出身。旅行会社の開発管理室長だった2002年、長野県の田中康夫知事の求めで、債務超過に陥った「しなの鉄道」社長に転身、黒字に転換させた。04年には埼玉県の上田清司知事から埼玉高速鉄道社長に迎えられた。

 首都圏では、千葉、神奈川、埼玉と、「非自民」勢力が推す知事が相次いで誕生しているが、県連はこの流れにくさびを打つため、政治・行政歴にこだわらず、経営再建に実績がある杉野氏に絞って、交渉を重ねてきた。

(2006年7月20日3時7分 読売新聞)

595片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/21(金) 11:45:16
民主知事公募 38歳財務官僚浮上 旭川出身の渡部氏  2006/07/20 16:08 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060720&amp;j=0023&amp;k=200607206671 来年春の知事選で、道政奪還を目指す民主党の有力候補として二十日、旭川市出身の財務官僚、渡部康人(わたなべやすと)氏(38)=東京都在住=が浮上した。同党北海道が七月末締め切りで行っている知事選候補の公募に間に合わせるため、旭川市の大学教授や会社経営者などの市民有志が近く、公募に必要な推薦人五百人を集める署名活動を始める。

 渡部氏は旭川東高、東大経済学部卒業後、一九九二年に大蔵省(当時)入省。主計局、大臣官房などに勤務したほか、二○○二年から和歌山県に出向し農林課長、財政課長を務めた。昨年から国際局参事官室総括補佐。

 妻の父は「ミスター円」と呼ばれた元大蔵省財務官の榊原英資氏。これまでも、旭川市長選などで名前が取りざたされたことがある。

 渡部氏を推す市民有志からは、三十八歳という若さや、過去に財政再建団体となった和歌山県の財政課長を経験し自治体財政に明るいことなどを評価する声が強まり、推薦の動きにつながった。

 現職知事の最年少は新潟県知事の四十二歳(初当選時)で、歴代最年少は一九四七年から三期道知事を務めた田中敏文氏の三十五歳(同)。

 民主党の知事選候補の公募は、自薦、他薦を問わない。現在、同党道議の一部などが北大大学院の山口二郎教授(48)を推薦するため署名集めを進めている。渡部氏についても五百人の推薦人が集まるのは確実とみられる。

596片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/21(金) 11:47:07
北海道民主党は活発だなー。

民主、候補公募動き急 山口教授に渡部氏…さらに数人  2006/07/21 07:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060721&amp;j=0023&amp;k=200607216832

 来年四月の知事選に向けた民主党北海道の候補公募が、締め切りまで残り十日となって急展開してきた。北大大学院教授の山口二郎氏(48)に加え、二十日には旭川市出身の財務官僚、渡部康人氏(38)の推薦を目指し、大学教授や会社経営者らが推薦人集めを始めることが明らかに。このほか三井物産戦略研究所長の寺島実郎氏(58)ら、さらに数人を推す動きも出始めた。

 知事選候補への推薦の動きが最初に明らかになったのは山口氏。五月の公募開始以来、主立った動きがないことに危機感を感じた同党の道議約二十人が六日、同党と政策面で共通点が多い山口氏に白羽の矢を立て、公募に必要な道内有権者五百人の推薦人確保に向けて動きだした。

 一方、財務省の渡部氏は、これまでも旭川市長選などで名前が取りざたされたことがある。今回は、高橋はるみ知事とは違い道内出身という点と、過去に財政再建団体となった和歌山県(農林課長、財政課長)への出向経験、三十八歳という若さに注目が集まり、推薦活動が具体化することになった。

 このほか、前回知事選でも候補として一時浮上した寺島氏(空知管内沼田町出身)に対し、同管内などの市民有志が推薦人集めを開始。前回知事選への出馬を見送った同党衆院議員逢坂誠二氏(47)らの名前も取りざたされている。五百人の推薦人確保のめどは立っていないが、道内の経済人も自薦で申し込みをしているという。

 同党が都道府県知事選で初となる公募制を始めた際には「本当に応じる人がいるのか」など、成否を疑問視する声もあった。締め切り間際に推薦の動きが活発化してきたことで、最終的には複数の有力候補者がそろうことになりそうだ。

 今後は、党や連合北海道、道農連でつくる政権戦略会議で公募候補者の書類審査を行い、面接などを経て九月までに候補者を内定。十月の党大会で正式決定する。ただ、候補者の大半が他薦で名前が挙がっており、出馬する意向があるかどうかを見極める必要がある。また予備選挙を行うかどうかなど、選考基準の細かな部分は固まっておらず、同党は、選考方法の検討などに早急に取り組むことになりそうだ。

597片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/22(土) 21:11:47
疑問も多い記事。

沖縄知事選、自公は西銘恒氏擁立へ 野党は下地氏検討
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06072251.htm

 11月の沖縄県知事選に向け、県選出国会議員ら自民党関係者、経済界の代表らは22日、那覇市内で非公式会合を開き、稲嶺恵一知事の後継候補として、西銘恒三郎・衆院議員(51)(自民、沖縄4区)の擁立へ向け、説得に全力を挙げる方針を固めた。公明党も同調する。一方、民主党県連は、野党統一候補として、保守系の政治団体「そうぞう」代表の下地幹郎・衆院議員(44)(無所属、沖縄1区)を擁立する方向で検討に入った。社民党、沖縄社会大衆党も支援を検討する方針。選挙戦は、自民、公明両党と経済界が推す候補と「反自公」勢力の事実上の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 関係者によると、稲嶺後継候補の人選には、最終的に仲井真弘多・沖縄電力会長(66)ら3人が残ったが、より知名度があり、幅広い支持を集められるとして西銘氏への出馬要請を決めた。西銘氏は水面下の折衝で、「国政に専念したい」と出馬を固辞しているが、場合によっては自民党本部にも説得を要請するという。

 西銘氏は那覇市出身。衆院議員、同県知事を務めた順治氏の三男。2003年の衆院選に初当選し、2期目。

 一方、下地氏擁立の動きは、民主党とそうぞうが出馬を要請した儀間光男・浦添市長(62)が不出馬を表明したことを受けたもの。民主党は昨年9月の衆院選で下地氏を推薦しており、擁立する場合は推薦する意向。社民、沖縄社会大衆も衆院選で下地氏を支援している。ただ、社民党を支持する労組などは反発。共産党は共闘に難色を示すとみられる。

 下地氏は宮古島市出身。1996年の衆院選で自民党から出馬し当選(比例九州ブロック)。03年11月の衆院選では、沖縄1区で無所属で出馬し、落選。昨年9月に返り咲き、3期目。

 西銘、下地両氏が衆院議員を辞職して知事選に立候補すれば、衆院沖縄1、4区は補欠選挙が行われる。辞職の時期により、10月か来年4月になる。

598片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/28(金) 21:07:26
ヤミの話は邪推だと思うが、事務次官が依頼ってのもなんかねえ。

高橋知事 長野知事選で元上司を応援へ ヤミ起債問題経産省に恩売る作戦?  2006/07/28 09:38
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060728&amp;j=0023&amp;k=200607288625

 高橋はるみ知事は二十九日、長野県知事選で現職の田中康夫氏と一騎打ちの戦いを繰り広げる元自民党衆院議員の村井仁氏の応援に入る。村井氏が旧通産省(経済産業省)時代の上司に当たる関係で、経産省から要請があったためという。

 知事周辺によると、経産省の北畑隆生事務次官が高橋知事に直接、村井氏への応援を求めてきた。同省出身の現職知事はほかに大阪府の太田房江氏らがいるが、長野に応援に入るのは高橋知事だけのようだ。

 道としては、高橋知事が中国・黒龍江省訪問から二十七日に帰国したばかりとあって、「できれば行かしたくない」(幹部)のが本音。だが、空知管内六市町の不適切な長期借り入れ(ヤミ起債)問題で、段階的な是正を求める道にとっては経産省の協力が不可欠。このため、「恩を売っておいた方がいいとの判断が知事にあったのではないか」(幹部)との見方が出ている。

599片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/20(日) 05:51:03
与党、沖縄県知事選に沖縄電力会長擁立へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000001-san-pol

 10月の衆院補選と並んで、秋の与野党対決となる沖縄県知事選(11月19日投票)で、自民、公明両党などでつくる与党の候補者選考委員会幹事会は16日、那覇市内で会合を開き、沖縄電力会長で県商工会議所連合会会長の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)氏(66)の擁立を決めた。
 沖縄県知事選は、現職の稲嶺恵一知事が3選不出馬を表明している。与党陣営は、自民党の西銘恒三郎衆院議員(52)が出馬を固辞したことで、仲井真氏擁立で固まった。仲井真氏は東大卒。昭和36年に通産省入りし、機械情報産業局通商課長などを経て62年に沖縄電力入りした。平成2年から5年まで大田昌秀知事のもとで副知事を務めた。7年に沖縄電力社長、15年に現職。
 9月下旬ごろに発足する新政権にとっては、10月の衆院神奈川16区、同大阪9区の2つの衆院補選と、11月の沖縄県知事選は最初の山場。来年の統一地方選、参院選の前哨戦としても負けられない戦いだ。万が一、3連敗すれば、政権は大きく動揺しかねない。
 また、知事選最大の争点は、在日米軍再編に伴う米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画問題だ。日米両政府が合意した最終報告に対して、沖縄県側は反発。「与党が知事選に負ければ、計画は再び頓挫し、日米の信頼関係や安全保障面に深刻な影響が出る」(自民党幹部)懸念がある。
 一方、民主党は現在、保守系無所属で政治団体「そうぞう」代表の下地幹郎衆院議員と山内徳信元県出納長の2人に候補者を絞り込んでいる。
 当初、下地氏での野党統一候補の擁立を模索していたが、共産党などが下地氏の出馬に難色を示していることに配慮。自民党との対決色を強く打ち出すためにも、社民、社会大衆、自由連合など野党各党が推す山内氏の推薦も検討中だ。ただ、下地、山内両氏はともに出馬に前向きで、調整は難航しそうだ。
(産経新聞) - 8月17日8時2分更新

600片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/20(日) 05:52:41
民主・達増衆院議員 来年の岩手県知事選に出馬表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000001-san-pol

 民主党の達増拓也衆院議員(42)=岩手1区=は10日、盛岡市内で記者会見し、来年4月の岩手県知事選に出馬する意向を表明した。
 達増氏は「地方切り捨ての小泉構造改革を引き継ごうとする動きの中で、危機に直面している岩手を守る」と強調。会見に同席した同党の小沢一郎代表は「来年は統一選の後に参院選がある。何としても国政の大転換の大きな一歩にしたい」と述べた。
 達増氏は盛岡市出身。外務省に勤務後、平成8年の衆院選に新進党公認で出馬し初当選。現在4期目。小沢氏の側近としても知られている。
 一方、現職の増田寛也知事(54)は同日、記者団に対し自身の4選出馬について、「12月までに明らかにする」と述べるにとどめた。
(産経新聞) - 8月11日8時2分更新

601片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/20(日) 08:56:56
選挙:旭川市長選 東国幹氏が出馬断念 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20060818ddlk01010249000c.html

 10月29日投開票の旭川市長選で、立候補を検討していた元自民党道議(旭川市)の東国幹(あずまくによし)氏(38)が17日、記者会見し、立候補を断念することを明らかにした。同党旭川支部長、加藤礼一氏(53)が出馬表明したことを受け「私が出ることで保守が分裂し、民主党に有利になる」と述べた。【渡部宏人】

毎日新聞 2006年8月18日

602片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/22(火) 20:59:58
中曽根元文相:小寺知事5選出馬にエール? 「責任者としてすばらしい」 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000070-mailo-l10

 中曽根弘文元文相は21日、渋川市内で開かれた県私立幼稚園協会の研修会で、同席した小寺弘之知事を「知事会で私立幼稚園への国庫補助金廃止について、勇気を持って反対してくれた」と持ち上げ、「このような知事さんが県政の責任者であることはすばらしい」と称賛した。同協会の関口次雄会長が「来年夏以降も県政を担い、子どもたちのために尽力頂きたい」と述べた直後の発言だっただけに、中曽根氏が来夏知事選への小寺知事の5選出馬にエールを送ったとも受け取られた。
 中曽根氏はこの日、自民党の幼児教育議員連盟会長として出席した。小寺知事は知事選への出馬を正式表明していないが、報道陣から“中曽根発言”について尋ねられ「中曽根さんは教育問題に熱心で、前々から私と考えが一致している」と笑顔を見せた。
 一時、小寺知事の対抗馬として取りざたされた中曽根氏の“小寺支持表明”だけに、対立候補の擁立を模索している自民党県連内に波紋を広げそうだ。【木下訓明】

8月22日朝刊
(毎日新聞) - 8月22日12時3分更新

603片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/23(水) 17:38:18
民主、新駅推進現職推さず 栗東市長選 新幹線問題「党方針と異なる」 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060823-00000038-kyt-l25

 10月投票の滋賀県栗東市長選について、民主党滋賀県連は22日の幹事会で「新幹線新駅の凍結を支持する党方針と異なる」として、2期目を目指す新駅推進の立場の国松正一市長を推薦、支持しない方針を固めた。自民党県連は「今のところ白紙」としているが、新駅推進の立場から現職を支援する可能性があり、新駅問題が知事選に続いて栗東市長選でも大きな争点の一つになるのは必至だ。
 民主党県連は、栗東市の新幹線新駅の凍結を掲げる嘉田由紀子知事の当選を受け、7月8日に従来の新駅推進から凍結支持に転換した。今後は、独自候補を擁立する▽2002年の前回市長選と同様に、自主投票とする▽新駅凍結を掲げる別の候補が立候補すれば推薦、支持する−のいずれかで調整を進める。
 市長選は、10月15日告示、同22日投開票の日程で行われる。国松市長が6月に前回と同様に無所属で立候補することを表明したほか、新駅凍結を主張する候補を擁立する動きがある。
 民主党県連は、来年夏の参院選で独自候補を擁立することも確認した。
(京都新聞) - 8月23日12時49分更新

604片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/26(土) 18:14:13
冨士谷県議が立候補の意向
近江八幡市長選  
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082600082&amp;genre=A2&amp;area=S20

 11月19日に告示、同26日に投票がある近江八幡市長選に、滋賀県議の冨士谷英正氏(59)が26日までに、無所属で立候補する意向を固めた。同市長選で立候補の意思を明らかにしたのは冨士谷氏が初めて。

 冨士谷氏は「近江八幡市の財政状況は厳しく、合併問題などもあり、なんとか力になりたい」と立候補の理由を話している。現在、マニフェストを作成しており、9月中旬までには正式に立候補表明する。

 冨士谷氏は近江八幡市出身で、住職。県立短大(現県立大)を卒業後、1987年から同市議、94年から県議を務め、現在4期目。県議会議長や議会運営委員長などを歴任。近江八幡市浅小井町。

 冨士谷氏は先の知事選で、所属する自民党県連が前職を推薦するなか、栗東市の新幹線新駅凍結を掲げる嘉田由紀子知事を支援した。

 近江八幡市長選では、現職の川端五兵衞市長が今期限りでの引退を表明している。

605片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/27(日) 09:02:18
韮崎市長選、小野氏と横内氏 支持層重なり〝ねじれ〟も
清水県議の動向が注目される 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/08/27/4.html

 十一月の任期満了に伴う韮崎市長選まで三カ月を切り、これまでに立候補表明している現職の小野修一氏(62)=旭町上条北割二三二六=と、県議を四期務めた横内公明氏(62)=本町一ノ一ノ一三=の一騎打ちとなる公算が大きくなっている。同い年の両氏は支持層が重なり、両陣営とも票の動きが読み切れない状況。年明けの知事選では横内氏の兄で元衆院議員の正明氏の名前が取りだたされ、小野氏の後援会長は山本栄彦知事の義兄ということもあり、知事選との連動をめぐっても両陣営の思惑が交錯している。
 小野氏は三選を目指して六月定例市議会で立候補を表明。六十以上の団体から出馬要請を受けている。八月に立候補表明した横内氏は市政の転換を訴え、県議時代や母校韮崎高の人脈を生かした支持基盤の拡大を狙う。
 一九九一年に県議初当選した横内氏は九四年の市長選では、同い年の小野氏(落選)を支援。小野氏は二○○三年に正明氏が知事選へ出馬した際に協力するなど、表向きは友好な関係を築いてきた。市長、県議とすみ分けしていたため、支持層は重複している。
 保守系市議は十五人の支持がほぼ二分。市議とその支援者で、市長選での動きが異なる“ねじれ現象”も起きている。こうした中、両陣営が熱い視線を送るのが清水武則県議の動向。清水氏は、小野氏と同じ甘利地区が地盤で、七月に小野氏の地元旭町で行われた集会に参加し激励した。横内氏とは県議時代に親交があり、八年前に小野氏と市長選で争った秋山幸一元市長の支援者も多く抱えている。
 清水氏の後援会は来年の県議選をにらみ、市長選を自主投票と決めたが、清水氏自身は「いずれは(どちらを応援するか)姿勢を示さなければならない」としていて、今後の動向が注目される。
 一方、知事選との絡みでは、小野氏陣営に、知事選と市長選を結びつけ「兄弟で政治を握ろうとしている」と攻撃材料にする思惑が見え隠れする。山本知事の義兄で小野氏の後援会長栗原信雄氏は「知事の後援会が今回の選挙に介入することはない」としながらも「正明氏のおひざ元で小野氏が大勝すれば(知事選が)楽になる」と、知事選をにらんだ小野氏支援の動きに期待する。
 正明氏は、八月に公明氏が市長選出馬を表明した席で「自らの進退は白紙。自分のことは気にせず弟のことだけ考えて応援してほしい」とあいさつ。公明氏サイドも「公明氏と正明氏のことは全く別の話。市長選だけに集中する」としていて、知事選とは一線を引こうとする姿勢。ただ、公明氏が市長選で勝利すれば、正明氏が知事選へ立候補した場合に弾みがつくという見方もある。

606片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/27(日) 10:17:41
愛知県知事選
民主2氏軸に最終調整
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20060827/mng_____sei_____004.shtml

 来年2月の愛知県知事選に独自候補を擁立する民主党愛知県連は26日、犬山市の石田芳弘市長(60)と元県総務部長で厚生労働省審議官の御園慎一郎氏(53)の2人を軸に候補者の選考をする方針を固めた。同県連は9月下旬から10月上旬をメドに候補者を最終決定する意向だが、県連幹部は、両氏の出馬の意向を確認し、自民、公明が支持する方針を打ち出した現職の神田真秋知事(54)の出馬表明までに候補者を決めたいとしている。

 26日に初めて開かれた同県連の知事候補者選考委員会では石田、御園両氏をはじめ10人近い候補者の名前が挙がった。県連幹部は同日夜、本紙に「2人が最終候補になる可能性が高い。現状では両氏が横一線だ」と述べ、すでに水面下で接触している両氏を最有力候補として今後、検討を本格化させる考えを明らかにした。

 元自民党県議の石田氏はマニフェスト(選挙公約)を前面に打ち出し地方政治や教育の改革を目指す活動で知られ、文部科学省が導入予定の小、中学生対象の全国学力テストへの不参加表明で注目を集めた。民主党が次期知事に求める政策の一つとして公表した30人学級の実現でも石田市長は犬山市で同様の政策を展開している。

 一方、総務省出身の御園氏は道州制など地方分権が今後の大きな政治課題となる中、地方行政の事情に明るい中央官僚として有力候補になった。県総務部長だった7年前の知事選でも名前が浮上した経緯がある。

 この日の候補者選考委では石田、御園両氏のほかにも評論家や県内首長ら8人程度の名前が検討対象として挙がった。同県連は可能な限り幅広い選択肢から有力な候補を慎重に絞り込む姿勢は崩していないが、県連幹部は近く両氏と面会し、出馬の意向や出馬する場合の重点政策のすりあわせなどを行う。

 愛知県知事選をめぐっては自民、公明が支持する神田知事が9月22日の9月定例県議会代表質問で出馬表明するとみられている。

607片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/28(月) 17:54:53
自民独自候補は困難 今秋に迫る金沢市長選
2006年08月25日
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000608250001

 ◆現職山出氏 地盤着々と◆

 今秋の金沢市長選をめぐって自民が「和戦両様」の構えを続ける中、現職で5選出馬を表明している山出保氏(74)は、各種団体や町会の推薦を相次いで取り付けるなど、着々と支持を固めている。自民金沢支部長の岡田直樹・参院議員は24日、近く山出氏を招き、4期16年の市政を検証する場を設ける考えを示した。ただ、すでに事実上の「山出支援」を示す市議もおり、独自候補の擁立は困難との見方が強い。
(榊原謙)

 ◇集会に同席する市議も◇

 山出氏が6月に立候補表明をして以来、市長室には連日のように団体や町会が推薦状を渡しにやって来ている。市秘書課によると、21日現在で71件。8月16日には自民の有力支持団体である市と県の医師連盟の役員も訪れ、前川信政・市医師連盟委員長は記者団に「自民の動きは分からないが、山出さんに勝る人はいない」と言い切った。

 町会の役員には、地元選出の自民市議が同行してくるケースもある。町会役員と市議の後援会役員が重なるケースも少なくないためだ。他会派のあるベテラン市議は「校下も町内会もみんな山出。自民の市議が『今回は山出とは別の候補を推す』なんて言ったら、『じゃあ次はお前を通さんよ』って言われるだけだ」と話す。

 8月20日、犀川上流の内川公民館であった山出氏の地区後援会の総会。

 「どんな苦しい選挙になろうとも、山出市長が圧勝するよう支援をお願いしたい」

 地元の校下町会連合会の幹部が頭を下げた。会場いっぱいに集まった住民約100人から拍手が起こり、招かれていた山出氏は満面の笑みを浮かべた。地元の自民市議も同席し、山出氏は「市議と私は気の合う間柄。私の選挙が済むと来春は市議の選挙です」と述べ、気を配る余裕をみせた。

 一方、当初、国会議員を中心に、多選を理由に山出氏への対決色を強めていた自民。だが、共産を除く他党は山出支援を打ち出した。市長選対応を決める目安としていた8月末が迫っていることもあり、岡田氏は23日に続いて24日も金沢市内のホテルで朝食会を開き、党市議と市長選について意見交換をした。

 終了後、記者団に候補擁立の可能性を聞かれた岡田氏は「内部で模索を続けてきたが、結論に達していない」と説明。一時意欲的な発言をした党県連会長の馳浩・衆院議員の立候補を期待する声もあるが、「馳代議士は(立候補は)非常識だと言っておられる」とした。

 そのうえで、近く山出氏と懇談することを明らかにし、「市長からじかに政策、理念、政治姿勢、多選の弊害が生じる恐れがないのかを聴いて判断したい。説明に納得できなければ、別の対応もあり得る」と述べた。

 ただ、ある関係者はこう言う。「今の状況ではとても独自候補は立てられないだろう。あとは山出市長との条件闘争だ」

608片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/28(月) 17:55:58
自民5県議は岡田氏一任 金沢市長選へ支部
2006年08月24日
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000608240002

 今秋の金沢市長選について、自民党金沢支部長の岡田直樹・参院議員は23日、金沢市内のホテルで同市選出の党県議5人から意見を聞いたが、結論は出なかった。出席した県議は今後、対応を岡田氏に一任することを決めた。岡田氏は24日に党金沢市議からも意見を聴取した上で、月末までに方針を出す考えを示した。

 岡田氏によると、県議からは「和戦両様」の意見が出されたが、「早急に結論を出して、党として結束するべきだ」という認識で一致したという。

 岡田氏は「最終的には役員会で方針を決める。月内に、出来るだけ早く結論を出したい」と話した。

 同市長選をめぐっては現職の山出保市長が5選を目指し立候補を表明しているが、自民は馳浩・党県連会長らが多選の弊害などを指摘、対応が決まっていない。

609片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/30(水) 20:54:08
谷川市議が立候補表明 11月19日投票の尼崎市長選
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000099589.shtml

2006/08/30
 任期満了に伴い、十一月十二日に告示、同十九日に投開票される尼崎市長選に、同市議の住職谷川正秀氏(43)=自民=が二十九日、無所属で立候補することを明らかにした。同市長選への立候補表明は谷川氏が初めて。すでに自民が推薦を決定している。同日開いた記者会見で谷川氏は「子どもたちの教育に全力を挙げたい」などと抱負を述べた。

 谷川氏は早稲田大教育学部卒業。一九九一年、同市議選に初当選し、現在五期目。文教委員長などを歴任し、昨年七月から一年間、議長を務めた。

 谷川氏は同日、市内で記者会見し「市議に初当選してから教育問題に力を入れてきた。教育環境の改善が尼崎の魅力にもつながる」などとアピールした。

 現職の白井文市長(46)は、九月五日開会の定例市会で市長選への立候補を表明する予定。(紺野大樹)

610片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/30(水) 23:51:13
民主 公募の選考打ち切り 知事選対象者に「意志なし」  2006/08/30 08:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060830&amp;j=0023&amp;k=200608307340

 民主党北海道は二十九日の常任幹事会で、知事選の候補者公募で選考の対象とした六人全員が積極的に選考を受ける意向を示さなかったため、「選考作業」を打ち切る方針を決めた。今後は六人を主な対象としつつも、それ以外の人材も視野に入れながら候補者を絞り込んで出馬を促す「擁立作業」に切り替える。

 三十一日に同党と連合北海道、道農連でつくる政権戦略会議を開き、正式に決定する。

 同党は、知事選候補の公募で応募条件を満たした六人を対象に、面接などの選考を受ける意向があるかどうかを確認してきた。二十九日の常任幹事会後に記者会見した鉢呂吉雄代表は、六人すべてが他薦での応募であり「積極的に選考を受ける意志を示した人はいなかった」と述べた。

 このため、このまま党が六人を一律に扱って選考を進めても作業が進まないと判断。今後は六人を中心に政権戦略会議が「最善最強の候補」(鉢呂氏)を絞り込み、組織を挙げて出馬を働きかけることになる。鉢呂氏は「三顧の礼を尽くすなど、こちらの熱意も大事になる」と述べた。

 絞り込みの対象は公募で名前が挙がった六人を中心とするが、全員が要請を固辞することも想定し、六人以外にも対象を広げる。同党は「知事選候補は公募で名前が挙がった中から選ぶ」としていたが、当初方針を転換することになる。

611片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/08/31(木) 10:22:27
自民、山出氏推薦へ
きょう役員会で正式決定 金沢市長選 讀賣石川

 会議には、支部長の岡田直樹参院議員、同市選出の県議5人全員、市議15人のうち12人が出席し、山出氏から1時間余りにわたって政治姿勢や5期目の理念などを聞いた。

 会議終了後に記者会見した岡田氏は、「市長は自民党と一層関係を密にして市政を推進するため、推薦を受けたい考えを示した」と説明。岡田氏によると、支部側が市長との意見交換の場として「金沢市政協議会」、市長と市職員との「車座会議」の開催を提案したところ、山出氏は積極的な姿勢を示した。岡田氏は、「市長は自民党への高い評価と謝意を述べた」と会見中に2度述べて強調した。

 一方、会議から退席した山出氏は報道陣に対し、「市政に取り組む姿勢を述べさせていただいた。十分な話はできたと思っている」と語った。

    ◇

 ある自民党県議は、山出氏を招いた会議を、「市長の口から『自民が大事』との言葉を聞くための場だった」と話し、その通りに自民党はどうにか面目を保った格好となった。

 自民党は昨秋の衆院選で県内3小選挙区を独占し、「この流れで金沢市長選も主導権を握る」(県議)と主戦論が浮上した。しかし、6月に山出氏が出馬表明し、民主、社民各党県連、新進石川が推薦を決定、自民党の友党である公明党も山出氏支持を打ち出した。また、山出氏に対する各校区の町会連合会や各種団体などの推薦は30日現在、すでに93団体に上っている。

 党内では、市内の50歳代の民間人や県連会長の馳浩衆院議員の出馬も取りざたされたが、形勢は山出氏有利に動いているとの判断から次第にトーンダウン。「早めに山出氏の支持を決めるべき」という声が市議の間では大勢を占めていた。

(2006年8月30日 読売新聞)

612片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/03(日) 16:20:06
沖縄知事選:野党6者、統一候補の擁立断念 迷走の末に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20060903k0000m010084000c.html

 11月の沖縄知事選で、米軍再編反対を旗印に統一候補擁立を目指した野党6者は1日、「本命」だった糸数慶子参院議員(58)の擁立を断念し、共闘態勢を解消した。民主、共産、社民、自由連合、沖縄社会大衆(社大)の5党に保守系政治団体「そうぞう」が加わった共闘は、6者の思惑が交錯し、迷走を続けた揚げ句に崩壊した。「勝てる統一候補」を失った野党側に虚脱感が広がっている。【三森輝久、上野央絵】

 「各党とも本音では糸数さんだったと思う」。ある野党幹部は漏らした。知名度があり無党派層も取り込めるのは、平和バスガイドから県議になり、反自公勢力の結集で04年の参院選で当選した糸数氏と見られていた。「勝つには糸数さんしかいない」と断言する幹部もいた。それなのに、正式な出馬要請にも至らなかった。

 人選は4月、それぞれが候補を推薦する形で始まった。糸数氏を含め最大7人の名前が挙がったが、糸数氏は当初から「国政に専念したい」と固辞。所属する社大がこれを認め、対象から外れた。糸数氏を有力候補とみていた「そうぞう」幹部は「公党が辞退を受け入れた以上、他党が出せとは言えなくなった」と振り返る。

 他の4人も辞退し、最後は「そうぞう」を率いる沖縄1区選出の衆院議員、下地幹郎氏(45)=無所属=と前読谷村長で元県出納長、山内徳信(とくしん)氏(71)が出馬に意欲を見せた。

 本命不在の状況で、一本化は難航する。選考上の位置づけが不明なまま「開かれた選考であるべきだ」と両氏による公開討論会が8月13日にあった。6者協の座長を務めた新里米吉県議(社民)は1日夜「2人の中から決めるという雰囲気を作ってしまった」と討論会開催を悔やんだ。

 討論会後も論議は堂々巡り。共産、社民、自由連合、社大が山内氏を、民主、「そうぞう」が下地氏を推して譲らなかった。共闘解消寸前になって、社大が両者の辞退を前提に糸数氏擁立を提案した。8月29日、5者が賛同、共産も前向きだった。

 しかし、糸数氏の固辞は変わらなかった。山内氏は反基地闘争のリーダーで、糸数氏と同じ読谷村出身。糸数氏の高校時代の恩師だ。支持者も重なっており山内氏が意欲を示すなかで「糸数氏からは出馬を言えない状況」(社民幹部)だった。

 1日の協議では「まとまって一度も要請していない」と正式要請に望みを託す意見も出たが、糸数氏が固辞していることを理由に共産が反対し、共闘解消が決まった。社大関係者はつぶやく。「そろってお願いに行く手はあった。本音は『受けません』ではないんだから」

 協議会後、社大が民主、社民、「そうぞう」に4者協議を呼びかけた。一方、社民は2日の執行委員会で民主、社大と協議する方針を打ち出し、共産は山内氏擁立で「そうぞう」を除く4党に協議を求める。自民、公明の与党側が県商工会議所連合会長の仲井真弘多(なかいまひろかず)氏(67)擁立を決め、態勢を整える中、野党側の枠組みづくりは泥沼化の様相を見せる。

毎日新聞 2006年9月2日 22時00分 (最終更新時間 9月2日 23時52分)

613片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/03(日) 17:50:56
そこまでして相乗りを避けないといけないものなのか?

鳩山・民主幹事長:「知事選相乗り、避けるべきだ」 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060903-00000101-mailo-l19

 全国的に知事選で自民党との相乗りを禁じる方針の民主党の鳩山由紀夫幹事長は2日、来県して行った記者会見で、「特定の県の話ではないが」と断った上で、党が推薦した後に自民党が推薦し結果的に相乗りとなるのもできる限り避けるべきだとの認識を示した。来年2月に任期満了となる知事選に再選出馬するとみられる山本栄彦知事(70)を巡り、自民党内に推薦を求める声があり、民主党県連の対応が注目される。
 鳩山氏は、同日夜に輿石東参院議員が昭和町で開いた国政報告会に出席するため来県。報告会に先立つ記者会見で、自民党や同党系の会派が先に推薦を決定した候補は推薦を見送る可能性も十分ありえるとの認識を示した。7月の滋賀県知事選を例に「民主党が推薦した後に自民党も推薦を決めて相乗りと批判され、結果として敗れた事実は重さがある」と述べた。一般論だが、70歳以上の候補者の推薦も「難しいと判断している」とした。
 また、来夏の参院選で、民主党県連が擁立を決めたフジテレビ勤務の米長晴信氏(40)を党推薦、公認のどちらにするかは「今の自民党政治では駄目だという方が総結集するのに最もやりやすい形ではないか」と話し、推薦にとどめ郵政民営化法案を巡る対立で自民党を離党した堀内光雄、保坂武の両衆院議員から協力を求める可能性も示唆した。【宇都宮裕一】

9月3日朝刊
(毎日新聞) - 9月3日11時3分更新

614片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/03(日) 17:57:34
選挙:井原市長選 市を二分、激しい舌戦−−あす投開票 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060902-00000295-mailo-l33

 任期満了に伴う井原市長選は3日、投開票される。昨年3月に旧芳井、美星両町が編入合併して初の市長選で、ともに無所属の▽新人の旧芳井町長、滝本豊文氏(50)=民主推薦▽5選を目指す現職、谷本巌氏(70)が立候補。市内の保守層や企業を二分する激しい舌戦を展開している。
 滝本陣営を支援するのは、推薦している民主の江田五月参院議員や、自民の村田吉隆衆院議員。一方の谷本陣営は、村田氏と地盤が重なる自民の加藤勝信衆院議員や、民主の有力な地元支持団体である連合岡山井原地協が応援する。
 県議も分裂し、同一会派の自民に属する小田春人氏(井原市・後月郡区)が滝本候補を、池田道孝氏(小田郡区)が谷本候補を支援。背景にあるのは県議選の区割りで、来春の県議選から導入される両選挙区(ともに定数1)の井原市・小田郡区(定数2)への統合を見越した動きだ。
 このため選挙戦は「国会議員、県議らの代理戦争」「ねじれ選挙」などとも言われ、日増しにヒートアップ。「世代交代」を強調する滝本候補は市民病院の改革・充実や女性副市長登用、市長給与の10%カットなどを訴え、谷本候補は県内各市でトップレベルの健全財政など4期16年の行政実績を基に、市内の均衡ある発展などをアピールしている。
  ×   ×
 投票は午前7時〜午後6時、市内41カ所で。午後7時半から市勤労者体育センターで開票され、午後10時ごろまでに当選者が決まる見通し。8月26日現在の有権者数は3万8012人(男1万7979人、女2万33人)。【小林一彦】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補者(届け出順)
滝本豊文(たきもと・とよふみ)50 無新
 旧芳井町長▽僧職[歴]旧芳井町職員▽芳井小・芳井中・井原高PTA会長▽龍谷大=[民]
谷本巌(たにもと・いわお)70 無現(4)
 県土木協会長▽井原鉄道社長[歴]市総務部長・助役▽全国市長会副会長▽興譲館高

9月2日朝刊
(毎日新聞) - 9月2日18時1分更新

615片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/05(火) 11:03:45
自民、増田氏に出馬要請 来春岩手知事選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d04/NippoNews_9.html

 自民党の武部勤幹事長は3日、盛岡市内で本県知事の増田寛也氏(54)と会い、「次の知事選に出馬するなら党として支援したい」と述べ、来年春の知事選に向け事実上の出馬要請をした。武部幹事長はさらに「あなたの立場も理解している。県民党の立場でいいんじゃないか」と述べ、各党相乗りでも支援する姿勢を示した。増田氏は明言しなかった。同党県連の玉沢徳一郎会長も8月末、出馬を打診しており、増田氏の対応が注目される。

 武部幹事長は自民党東北ブロック大会に出席のため来県し、会場となったホテルの来賓控室で開会前の約5分間、増田氏と会った。玉沢会長ら県連関係者も同席した。

 関係者によると、武部幹事長は「あなたは知事として実績もある。出馬するなら党として支援したい。私は近く、役職(幹事長)が変わるが、このことは次の幹事長に申し送りする」と述べ、増田氏に決断を求めた。

 増田氏は大会終了後、岩手日報社の取材に対し「武部幹事長は『知事選に出馬するなら党として支援する』と話していた。私は何も答えなかった」とした上で「感想は特にない。私のスタンスは従来通り」と述べるにとどめた。

 次期知事選をめぐっては、増田氏が「12月までに判断する」と4選出馬について明言を避ける中、民主党県連代表で衆院議員の達増拓也氏(43)=岩手1区=が8月に出馬を表明。態勢整備を急いでいる。

 自民党は事実上の出馬要請で増田氏に最大限「譲歩」する一方、各党と等距離の「県民党」的立場を取ってきた増田氏に理解を示しながら「民主包囲網」を構築する狙いがあるとみられる。

 玉沢会長は終了後の記者会見で「知事は大会で具体的によく話してくれた。そういうこと(立候補)も前提にあのような政策提言をしたと受け止めている」とする一方、「前向きな姿勢が分かり、12月まで待っても否定的な方向にはならないと思う」と述べた。

 次期知事選は、盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)が無所属で出馬を予定。元副知事の高橋洋介氏(64)も無所属で立候補する意向を示し、今秋にも最終決断する。共産党も独自候補擁立を検討している。

616片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/09(土) 15:13:48
石田氏「犬山市長は今期限り」
知事選出馬「近く表明」
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060908/eve_____sya_____006.shtml

 来年2月の愛知県知事選に向け、立候補の意向を示している同県犬山市の石田芳弘市長(60)は8日、市議会9月定例会の一般質問に答え「(3期目の)今期限りで市長職を辞したい。知事選への出馬については近く正式表明する」と述べた。

 議会の休憩中、石田氏は市長辞職の時期について「10月末をめどにしたい」と話した。

 一般質問で石田氏は、民主党愛知県連が同氏を知事選の有力候補に挙げていることに触れ、「政権が長期に続きダイナミズムを失うのを防ぐためにも、民主党の政権交代論に魅力を感じる」とした。さらに「選挙では県民に対し対立軸を立てるべきだ」と立候補への強い意欲を見せた。

 市長辞意を表明し「私は不完全な人間だったが今まで育ててくれたのは市民とこのまちの歴史への誇り」と語った。

 民主党愛知県連は、現職の神田真秋知事(54)に対抗するため、石田氏と元県総務部長で厚生労働省審議官の御園慎一郎氏(53)の2人を軸に独自候補選考を進めているが、石田氏はこれまでに「民主党の支持や推薦が得られなくても市民派として出る」との決意を示している。

617片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/10(日) 14:00:04
自民の知事選対応を批判 小沢氏 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d10/NippoNews_8.html

 民主党の小沢一郎代表は9日、八幡平市内で記者会見し、来年春の知事選で自民党が現職の増田寛也氏(54)に出馬要請している点について「他党のことだから、論評する立場にない」と前置きしながら「少なくとも県政に対する考え方や政治姿勢についての意見交換がないままに何となく行っているような気がする。それがいいのか悪いのかは県民の判断するところだ」と述べ、暗に批判した。

 各党と等距離スタンスを取る増田氏については「当初は私自身も一生懸命支援して実現した知事だが、党派に偏しないという主張の下にそういう立場を貫いたのだと思う。だから、彼にとっても(自民党の行動は)若干、唐突な気がしているのではないかと思うが、それもまた、本人の判断であり、最終的には県民の判断だ」と述べた。

 同党県連代表で衆院議員達増拓也氏(42)が次期知事選に転出することに伴う衆院岩手1区補選については「できるだけ早く候補者を擁立したい。達増議員が議員の資格を失う前であっても決まれば決まった方がいい」と述べ、達増氏の議員辞職前にも候補者を擁立する考えを示した。

 一方、自民党総裁選の論戦について「(3候補とも)改革という言葉を使っているが、今までの行政、政治の仕組みを変えない延長線上にすぎない。われわれの議論とは土俵、考える次元が全く違う」と批判した。

 小沢代表は10日まで2日間の日程で開かれている同党県連の政治スクール「小沢大学校」に出席するため9日夕、八幡平市入り。

 本県選出国会議員や県議、参加者ら約360人との懇親パーティーに出席して同夜、帰京した。

618片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/10(日) 19:10:09
知事選で小寺氏推薦、旧民社・同盟系2団体  群馬・上毛

 旧同盟系の労働組合で構成する群馬友愛連絡会(狗飼孝志会長)と旧民社党を継承する県民社協会(下田文男会長)は九日、前橋市内で合同幹事会を開き、来年夏の知事選で小寺弘之知事の推薦を承認した。

 県内の労働団体で知事選の推薦表明は初めて。

 両団体は、教育や環境、経済政策など小寺知事の県政に取り組む姿勢や「県民からの信頼感」を評価して推薦に踏み切った。

 群馬友愛連絡会は電力総連、UIゼンセン同盟の県支部などで構成、県民社協会と合わせ会員は一万七千人。友愛連絡会の狗飼会長は「多選などの問題よりも、人物を評価した」と話した。

619片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 13:44:04
政治
社民 社大、民主と共闘基本  そうぞうと協議せず 知事選 沖縄琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-17158-storytopic-3.html

 11月の知事選で、社民党県連幹部は12日、「政治団体そうぞうの協議の呼び掛けには応じない。社民はあくまで社大、民主と協議していく」と述べ、そうぞうが社民党県連、社大党、民主党県連との連携を模索していることに、社民として協議に応じないとの姿勢を示した。 社民の方針として同幹部は「社大、民主との今後の協議で合意できれば、共産党県委や自由連合沖縄に支持を求めていく」と、3党共闘の枠組みが基本と強調。社民は山内徳信元県出納長(71)を推すことを基本にしているが、最終決定は協議に委ねるとしている。
 同幹部は、解散した野党五党とそうぞうによる人選協議で、山内氏と同じく出馬に意欲を見せていた下地幹郎衆院議員(45)について「社民が下地氏を推すことはあり得ない」と指摘。今週中にも社大、民主と本格的な協議を開き、早期に人選作業を詰めていく考えを示した。

(9/13 9:52)

620片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 13:53:42
井上氏支持派、横内氏にきょう知事選立候補要請
「国にパイプあり即戦力」など理由に 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/09/13/1.html

 来年一月にも想定される知事選で、前回知事選の井上幸彦氏支持者らでつくる「ふるさと山梨を考える会」(前原昇会長)は十二日、前回知事選で戦った横内正明元衆院議員に立候補要請することを決めた。同会幹部が十三日、要請書を横内氏に手渡す。次期知事選は山本栄彦知事の再選立候補が確実な状況で、横内氏がどのような判断をするかが焦点となる。
 同会は、井上氏に再立候補を要請し、不出馬の意向だったことから、別の候補擁立を検討。横内氏のほか小沢鋭仁、後藤斎、保坂武の三衆院議員、臼井成夫県議や民間人に質問状を出し、会の政策に沿った考えを持っているか確認してきた。
 横内氏を含む三人が回答したのを受け、回答内容や本人との面談などで選考作業を進め、十二日夜の常任幹事会で横内氏に要請することを決めた。同会はその理由として(1)元衆院議員で国にパイプがあり、即戦力(2)中部横断自動車道について新直轄方式での整備区間変更や費用負担削減に努める考えを示している(3)県の新学習拠点整備事業は、図書館に特化した施設とする考えを持っている−などを挙げた。
 同会によると、面談で横内氏は立候補に慎重姿勢を示したというが、同会は「強く要請することで立候補してもらえると思っている」としている。横内氏に要請することは「井上氏も了承している」という。
 横内氏は取材に対し「大変、光栄に思うが、私を評価した理由や経緯など、話をよく聞いた上で判断する。(立候補するかは)現時点では白紙」と話している。
 横内氏は自民党衆院議員として当選三回。二○○三年の前回知事選は、山本、横内、井上各氏の事実上の三つどもえとなり、横内氏は次点で敗れた。○四年には参院選比例代表に立候補して落選した。
 次期知事選は、山本知事が九月定例県議会の代表質問に答える形で再選立候補を表明する見通し。

621片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/13(水) 13:55:01
本当はこのやりかた、望ましくないが。

愛知知事選
民主、石田氏に一本化
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20060913/mng_____sei_____004.shtml

 来年2月の愛知県知事選に向け、現職の神田真秋知事(54)に対抗する独自候補擁立を検討している民主党愛知県連は、すでに出馬の意欲を明確にしている石田芳弘・犬山市長(60)に候補を一本化する方針を固め、県連代表の近藤昭一衆院議員が12日午後、東京で民主党の小沢一郎代表に報告した。

 県連は、石田氏と、元県総務部長で厚生労働省審議官の御園慎一郎氏(53)の両氏から候補者の絞り込み作業を続けていた。自民、公明両党が支持する神田知事が22日の県議会代表質問で出馬表明するとみられることから、候補擁立を加速させるため、石田氏で一本化する方針を固めた。

 関係者によると、近藤代表は会談で、自身が「政権交代への思いに共鳴するものがある」と評価した石田氏に一本化したいとの考えを表明。さらに、もう一人の候補として検討している御園氏の今後について慎重に配慮していきたい、と述べた。

 これに対し、従来「地元の意向を尊重する」としていた小沢氏は「そうか」と答えたという。

 民主党県連内部には、改革派市長として知名度のある石田氏と、愛知県政に精通し中央とのパイプもある御園氏を推す双方の声があった。これまで出馬の意向を正式には表明していない御園氏に対し、「民主党の支持がなくても無党派で出馬する」と強い意欲を示した石田氏の擁立が、早期の党内一本化につながるとの考えで県連や県議団がまとまった。

 県連側は12日、石田氏に一本化したいとの方針を御園氏に伝えたが、御園氏は今後どうするかについて明確な姿勢は示さなかったという。

622片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/15(金) 21:31:42
選挙:知事選 横内正明氏、出馬を辞退 対応に含みも /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000100-mailo-l19

 来年2月に任期満了を迎える知事選に向け、前回(03年)の知事選に出馬し落選した元警視総監の井上幸彦氏(68)の支持者らで作る「ふるさと山梨を考える会」は13日、元自民党衆院議員の横内正明氏(64)に出馬を要請した。横内氏は「前回の参院選(04年7月)に出馬した際、知事選に出馬しないと明言した」などと辞退した。しかし、今後も要請が相次いだ場合の対応は「何とも答えられない」と述べ、含みを持たせた。
 同会の前原昇会長らが甲府市内の横内氏の事務所を訪れ、出馬要請書を手渡した。横内氏は、ほかにも▽弟で元県議の横内公明氏(62)が11月に任期満了を迎える韮崎市長選に立候補を表明しており兄弟での選挙となる――と辞退理由を説明した。前原会長は要請後の取材に「あきらめずに繰り返し要請し(出馬の)承諾を得たい」と述べ、今月中に再び出馬を要請する考えを示した。
 ◇知事「影響せず」
 一方、9月定例県議会での立候補表明が確実視される山本栄彦知事(71)は同日の定例会見で、横内氏への出馬要請について「人それぞれ考え方があるので私が触れる話ではない」と、自身の出馬の判断には影響しないとの考えを示した。【宇都宮裕一】

9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日11時4分更新

623片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/16(土) 23:58:43
愛知県知事選:民主党県連が石田犬山市長の擁立決める
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060917k0000m010096000c.html

 民主党愛知県連(近藤昭一代表)は16日、同県犬山市長の石田芳弘氏(60)を来年の愛知県知事選挙で、独自候補として擁立することを決めた。近く党本部に推薦申請を行う。現職の神田真秋知事(54)も、自民、公明両党の支持を受け、22日に正式に出馬表明をする方針。共産党を除く主要政党が激突するのは75年2月以来となる。

 名古屋市内で開いた選考委員会で、石田氏の政策などを聞いて決めた。▽相互の施策が合致▽3期12年の犬山市長としての実績、企画力が評価できる−−などを理由に挙げた。今後、非自公勢力結集のため、社民党などとの連携も図る。近藤県連代表は「愛知の持続的発展のため、新しい施策を次々に打ち出し、実現していける指導力や経営手腕がある」と話した。【清藤天】

 ▽石田氏の話 とても心強い。近いうちに私自身の正式な出馬表明をしたい。

毎日新聞 2006年9月16日 21時34分

624片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/17(日) 01:49:25
福岡市長選投票まで2カ月 乱立選挙へ準備着々 山崎氏と吉田氏が軸
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060917/20060917_002.shtml

 任期満了に伴う福岡市長選(11月5日告示、19日投開票)まであと2カ月。3選を目指し、自民に推薦願を出している現職の山崎広太郎氏(65)と、民主党が推す元西日本新聞編集委員の吉田宏氏(49)との「二大政党対決」を軸に、現在5人が立候補を表明しており、共産党も独自候補を擁立する構え。戦後最多の乱立選挙をにらみ、各陣営は本格的な態勢づくりに動き始めている。

 「飲酒運転を撲滅する市民運動の先頭に立たせていただきたい」

 15日、職員の飲酒運転逮捕事件を契機に1000人以上を集めた大会で、山崎氏は力を込めた。原稿を一切読まない熱のこもった演説。さながら“決起集会”の雰囲気に、側近の1人は「選挙モード全開」と苦笑した。

 前回は総与党体制で危なげなく再選された山崎氏。民主が離反した今回、頼りの自民は総裁選を理由に推薦手続きを遅らせている。「各種世論調査で山崎氏の支持率は吉田氏以下だった」と党関係者。8月末の夏季五輪招致レース敗退に続く職員逮捕。自民党は“失点”の影響を慎重に見極めているとみられる。

 「惨敗したら出られない」。山崎氏自身、五輪招致では一時弱気だった。しかし、あと6票で逆転という善戦で意欲再燃。同党市議も「現職の強みで新しい地域政策を訴え、巻き返すしかない」と、党推薦を待たずに週明けから山崎氏と地域を回る。後援会も月内に中央区の須崎埠頭(ふとう)で事務所開きを行う予定だ。

 16日、吉田氏は同市中央区天神で初めて街頭に立った。「借金を抱えた市政をシェイプアップする」。緊張で顔をこわばらせる吉田氏を、横に並んだ民主市議団が拍手で励ました。

 吉田氏の名前が浮上してから推薦決定まで2カ月余り。手続きが遅れたのは、地元の頭越しの擁立に対する市議団の不満が原因だった。吉田氏がこれまで表だった活動を控えたのも「市議団を刺激してはまずい」と判断したからだ。

 この日は市議団もマイクを握り、「市政を任せられるのは吉田氏」と声をそろえて和解ムードを演出。「入り口では考えをぶつけ合ったが、出口では1つにまとまった」。民主党にとっても、小沢一郎代表再選後初の大型地方選挙だけに、助信良平同県連幹事長は挙党態勢を強調する。

 吉田氏は企業へのあいさつ回りやミニ集会のほか、インターネットのホームページも開設。「時代の流れはIT(情報技術)選挙」と、知名度アップに懸命だ。後援会事務所は27日、中央区警固に開設予定。

 民主推薦を吉田氏と争った福岡市議の高山博光氏(66)=無所属、城南区選出=は、7期連続最高得票当選のベテラン。17日に同区別府の自宅隣に後援会事務所を開く。

 元同市部長、山口啓志氏(58)は教育関係者や主婦で後援会を設立。8月末に早良区小田部で事務所開きを済ませた。技術コンサルタントの上田光彦氏(61)は大学の同窓会などを通じて支持を訴え、10月初旬に事務所を設立する予定。

 共産党は関連する「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」が主体となって8月から候補者選定を続けており、現在最終調整中。市の五輪招致や人工島事業を批判し、大型開発行政からの転換を訴える。

=2006/09/17付 西日本新聞朝刊=

2006年09月17日01時19分

625片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/17(日) 12:07:31
野党6党、糸数氏擁立へ 県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060917-00000001-ryu-oki

 11月19日の県知事選で、共産党県委は16日までに「野党5党の共闘、団結を大事にして知事選を戦う。単独で推すことはせず、分裂選挙は避ける」との方針を確認した。山内徳信元県出納長(71)を推す姿勢に変わりはないが、共闘重視の方針をあらためて打ち出したことで、社民党県連、社大党、民主党県連が17日の代表者会議で糸数慶子参院議員(58)の擁立で一致すれば、糸数氏についても柔軟に協議する見通しだ。政党そうぞうは糸数氏擁立に前向きで、自由連合沖縄も「各党がまとまるなら協力態勢を取る」との姿勢。6党が糸数氏で一本化することが確実となった。
 共産の方針は15日の常任幹事会で確認した。共産は6党による人選協議解散後、2日に山内氏の擁立を決め各党に呼び掛けていたが、山内氏擁立で各党が一致できない場合は「単独で戦うことではない」と、単独での擁立は否定していた。
 糸数氏の擁立について、社民は17日の執行委員会で糸数氏擁立を打ち出す見通し。
 同日午後の社民、社大、民主の3党代表者会議で3党が糸数氏擁立で一致するのは確実な情勢だ。
 共産は、3党から要請を受けた場合、早急に常任幹事会を開いて対応を決める。
 一方、山内氏は16日午前中の照屋寛徳社民党県連書記長らとの会談に引き続き、午後は社大党の喜納昌春委員長ら三役と読谷村で会談した。喜納委員長らは、党として糸数氏を擁立した経過について説明した。
 山内氏は会談後「わたしの名前を挙げたのは政党だ。(糸数氏擁立決定で)2階に上げられて、はしごをはずされた心境だ」と不満をにじませた。
 その上で「前にも後ろにも動けない状況。わたしを支持してくれた団体の意向を無視して物を言える立場にない」と強調。18日にも進退について記者会見する。
(琉球新報) - 9月17日9時55分更新

<解説>前回の「最悪状況」回避 山内氏と支持者の理解必要
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060917-00000002-ryu-oki

 野党陣営の知事選候補擁立で、糸数慶子参院議員(58)での一本化が確実になったのは、野党の分裂で大敗を喫した4年前の「最悪の状況」を回避するため、各党が共闘構築を最優先したためだ。
 野党陣営は、6党の人選協議が山内徳信元県出納長(71)、下地幹郎衆院議員(45)の一本化で難航。1日に解散した後も、候補者擁立でこう着した状況が続いた。社大が13日に打ち出した糸数氏擁立の方針は、目前に迫った分裂を避けるための決断だった。知事選投票日まで2カ月と迫る中で、そのほかの各党にも、分裂回避のため糸数氏の一本化を受け入れざるを得ないとの思惑が急速に広がった。
 最終的には、17日の社民党県連執行委員会での結論を待つことになるが、糸数氏擁立の方向は確実な情勢。共産党県委が共闘重視をあらためて打ち出しており、連休中には各党が糸数氏擁立でまとまる見込みだ。
 糸数氏も15日の琉球新報の取材に対し「6党が統一できる候補が、糸数しかいないとなれば決断する」と明言しており出馬は確実。知事選は既に出馬を表明している前県商工会議所連合会会長の仲井真弘多氏(67)との事実上の一騎打ちとなるとみられる。
 ただ、挙党態勢構築には、山内氏とその支持者の理解を得ることが重要。山内氏の支持者には、突然の一本化に不満もあり、十分な理解が得られないままでは、今後の態勢にしこりも残しかねない。人選作業の遅れを取り戻すためにも、擁立作業と同様の丁寧な対応が求められている。
(政経部・瀬底正志郎)
(琉球新報) - 9月17日10時2分更新

626片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 22:57:43
糸数氏で野党共闘/3党合意他党も理解
一騎打ちの公算/出馬に前向き
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200609181300_01.html

 十一月の知事選に向け、社民党県連、社大党、民主党県連は十七日、県議会内で三党会議を開き、社大党副委員長で参院議員・糸数慶子氏(58)の擁立を決めた。共産党県委、自由連合沖縄、政党「そうぞう」も糸数氏の一本化に理解を表明、分裂含みだった野党陣営は知事選二カ月前に一転、共闘態勢を固めた。与党陣営では前県商工会議所連合会長の仲井真弘多氏(67)が五日に出馬表明しており、事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。糸数氏は「六者がまとまり、後援会の了解が得られれば決断したい」と述べ、前向きな意向を示した。
 人選で候補に挙がっていた元県出納長の山内徳信氏(71)は十七日、「三党会議の結果を踏まえ判断する」とし、十八日に会見で態度を明らかにする。条件としていた五党の支持が得られないことから、出馬を辞退する見込みだ。

 「そうぞう」代表で衆院議員の下地幹郎氏(45)も「糸数氏で一本化する方向が出たので出馬は断念する」と明言。糸数氏への支援は政策を見て判断するとした。

 三党会議に先立ち、社民は執行委員会で「県民の声に応え、社大党の要請を受け糸数氏の擁立に同意する」との方針を決め、前日までの山内氏支持から転換した。糸数氏支持を打ち出していた社大、民主と擁立の方針を確認し、十七日、他党にも共闘を要請した。

 三党の代表は、六者が糸数氏支持でまとまれば二十日前後に同氏後援会に要請し、二十四日までに出馬表明の記者会見を設定したい考えだ。

 社大の喜納昌春委員長は「他党にも前向きな論議をしてもらい、力を結集してほしい」とアピール。社民の照屋寛徳委員長は「早急に選挙態勢をつくり上げ県政奪還を目指す」、民主の喜納昌吉代表は「米軍再編問題を抱え、沖縄にとって転換期。何としても勝利したい」と決意を述べた。


     ◇     ◇     ◇     
[解説]
前回の大敗教訓に


 県知事選の投開票日まで約二カ月に迫った土壇場で、社民、社大、民主の三党が参院議員の糸数慶子氏(58)擁立を決めた背景には「三つどもえで大敗した四年前の知事選を繰り返すな」との強い危機感があった。元県出納長の山内徳信氏(71)と政党「そうぞう」代表で衆院議員の下地幹郎氏(45)が立候補の意向を示し、一本化できず一度は決裂した野党人選。当初から待望論が強かった糸数氏の擁立で、沈滞ムードが漂っていた野党や労組は一転、県政奪還に向け、先行する与党陣営との対立姿勢を強める。

 ただ、各党で基本姿勢が大きく異なる基地問題などの政策論議をめぐり、難航する可能性はある。

 野党陣営は一日の人選会議決裂後、各党が水面下で調整を続けた。しかし、各党の方向性は一致せず、共闘構築は暗礁に乗り上げたとみられていた。

 野党統一候補の擁立を求める市民グループが各党に共闘を要請。一度は断念した糸数氏擁立の機運が高まり、統一地方選を終えた十一日以降、野党幹部や労組の動きが活発化。下地氏が十六日にも出馬表明との観測が飛び、動きを加速させた。

 流れを決定づけたのは十三日午前の下地氏と糸数氏の会談。下地氏が出馬の態度を決めるため、糸数氏に意向を確認した際、同氏が前向きな姿勢を示した。

 糸数氏の態度の変化を受け、社大は同日の執行委で、急転直下、糸数氏擁立を決め、一本化の流れが決まった。

 糸数氏の擁立は事実上決まったが、政策は白紙の状態。分裂回避を最優先させたため、次期県政への展望や意欲も明らかになっていない。

 与党陣営の前県商工会議所連合会長の仲井真弘多氏(67)が選挙態勢を先行させる中、野党陣営は政策調整や選対づくりなど、緊急の課題が山積している。(政経部・与那原良彦)

627片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 23:00:12
[フォローアップ]
分裂回避へ社民苦渋

 県知事選に向け、元県出納長の山内徳信氏(71)を支持していた社民党県連が十七日の執行委員会で、社大党、民主党県連とともに参院議員の糸数慶子氏(58)の擁立を決め、混迷していた野党陣営の知事候補者人選は、糸数氏一本化で固まった。出馬の意向を示していた政党「そうぞう」代表で衆院議員の下地幹郎氏(45)は「糸数氏で一本化の方向性が決まった」と出馬断念を表明。山内氏も十八日に会見、不出馬を明らかにする見込み。社民、社大、民主は、「そうぞう」、共産党県委、自由連合を加えた六者による野党共闘態勢の確立を急ぐ。ただ、出馬を見送った山内、下地氏の支持者のしこり解消が課題になりそうだ。

 十七日の社民執行委は激しい議論が交わされた。「基地問題で日米政府に対峙できるのは山内氏しかいない」との主張と、「分裂しては勝てない。糸数氏で野党六党がまとまるべきだ」という訴えが真っ向からぶつかった。

 歴代の委員長経験者や支持者らの中に山内氏擁立は根強くあったが、「共闘する社大、民主が糸数氏擁立ですでに踏み切った。社民が同意できなければ、野党共闘の『最後のチャンス』をつぶし、その責任を社民が問われる」との危機感が、糸数氏支持への方針転換に突き動かした。

 社民は同日午後、執行委を中断し、照屋寛徳委員長と新里米吉書記長が読谷村の山内氏の自宅を訪れ、意見が割れた執行委の状況を説明。照屋委員長は「山内氏擁立であらゆる努力をしたが見通しは立たず、厳しい。社民の努力不足で申し訳ない」と謝罪した。

 再開後の執行委で糸数氏擁立は決まったものの、一部の委員は反対を表明、全会一致とはならなかった。照屋委員長らは「山内氏の統一候補断念は残念。だが分裂選挙は絶対に避けなければならない。糸数氏を統一候補に野党の勝利と県政奪還を目指す」とした。

 社民、社大、民主の三党会議の結果を受け、下地氏は出馬見送りを決めた。下地氏は「(糸数氏が)何を持って知事選に出たいのか、政策を聞いて決めたい」として、具体的な政策を協議した上で支援の在り方を検討する姿勢だ。

 投開票日まで約二カ月。野党幹部の一人は「選対本部や各市町村支部の立ち上げだけではなく、資金面や支援の枠組みの確定などすべてがこれから。寝る間もなく準備しないと間に合わない」と焦りの色を隠さない。

 与党の候補者に決まった前県商工会議所連合会長の仲井真弘多氏(67)はすでに着々と選挙態勢を固め、支持拡大に取り組んでいる。同陣営の幹部は「相手が見えたことで、選挙運動に拍車がかかる。政策論争で勝負する」と強調する。

 知事選は仲井真氏、糸数氏の事実上の一騎打ちとなり「稲嶺県政の継承発展」と「県政奪還」で争われそうだ。(政経部・与那原良彦)

628片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/21(木) 18:34:28
選挙:知事選 山本氏を支持 自民県連三役ら、合同会議で一致 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060921-00000016-mailo-l19

 自民党県連(山下実会長)は20日、三役と副会長計9人の合同会議を開き、来年2月に任期満了となる県知事選で山本栄彦知事(71)を支持することで意見が一致した。21日に県議団総会を開催し、山本氏への支持を県連として決めたい考え。合同会議には前回の知事選(03年)で、今回の知事選でも名前が取りざたされている横内正明元衆院議員(64)を支持した県議も出席したが、現時点では山本知事のほかに出馬が確実視されている候補者はいないとして山本氏への支持でまとまった。【中村有花】

9月21日朝刊
(毎日新聞) - 9月21日11時1分更新

629片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/21(木) 18:46:10
選挙:栗東市長選 民主党県連、田村隆光氏推薦−−「合致するものに近い」 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060918-00000241-mailo-l25
 ◇新駅「凍結」への姿勢
 民主党県連は17日、幹事会を開催。任期満了に伴う栗東市長選(10月15日告示、同22日投開票)で、立候補を表明し、同市に着工した東海道新幹線新駅について「将来的な建設は目指すが、開業時期にはこだわらない」と慎重な姿勢を示す同市議で全国競馬労働組合書記長の田村隆光氏(48)の推薦を決めた。
 同市長選には、新駅「推進」姿勢の現職、国松正一氏(58)と「中止」を主張する元県労連事務局長、杉田聡司氏(58)が出馬を表明。その後、民主の働きかけを受けた田村氏が出馬表明した。
 幹事会後、栗東市を含む滋賀3区の党総支部長の三日月大造衆院議員と朝倉克己・県連幹事長が会見。三日月衆院議員は「知事選を受けて、県連は嘉田由紀子知事の『凍結』を支持すると総括した。(田村氏が)これを踏まえた候補者であることを確認し、推薦した」と話し、「知事誕生にどう向き合うかがこの市長選(の課題)。(新駅は)民意を受けて立ち止まって考えないといけない。現実的な落としどころを探る市長が必要だ」と、民主のスタンスや考えを述べた。朝倉幹事長は、市長選での嘉田知事との「連携」については「こちらからお願いするようなものではない」としながらも、田村氏の新駅への考え方については「合致するものに近いのではないか」と話した。【服部正法】

9月18日朝刊
(毎日新聞) - 9月18日16時1分更新

630片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/22(金) 21:30:28
自民県議団、山本知事支持で意見集約
知事選対応、他候補出れば再協議
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/09/22/1.html

 来年一月にも想定される知事選で、横内正明元衆院議員(64)は二十一日、山梨日日新聞の取材に対し「山梨のために役立ちたいという気持ちは持っている。状況が整えば立候補もあり得る」と述べ、出馬に意欲を示した。横内氏は十三日に立候補要請を受けた際には辞退したが、支持者の間で再挑戦を求める声があることなどから、前向きな姿勢に変わったとみられる。一方、山本栄彦知事(71)は同日開かれた会合で「九月定例県議会で進退を明らかにする」と述べ、十月三日にも再選立候補を正式に表明する見通しで、知事選は選挙戦となる可能性が出てきた。
 二十一日に甲府市内の事務所で開かれた記者会見で、横内氏は知事選への立候補について「まだ決断したわけではない」とした上で「立候補要請の辞退後も(要請した団体が立候補の)環境づくりに努力してくれている。県民からも反響が寄せられており、情勢を見極めながらもう少し考えたい」と述べた。このほか取材に対し、立候補の可能性を示した。
 横内氏は十三日、前回知事選の井上幸彦氏支持者らでつくる「ふるさと山梨を考える会」から、立候補要請を受けた。その際(1)二○○四年の参院選に立候補した際、次期知事選へ立候補しないことを表明した(2)実弟の横内公明元県議が韮崎市長選に立候補表明しており、兄弟で知事選、市長選に出ることに批判的な意見がある−ことを理由に挙げて辞退した。
 これに対し同会は、横内氏に立候補を促すよう呼び掛ける文書を、同氏の地元の韮崎市全域に郵送。辞退の理由に挙げた次期知事選への不出馬表明について「山本県政が県民のために十分機能していることが(不出馬の)前提だが、今のままでは県の将来の指針が見えない」と横内氏の擁立に理解を求めている。
 また、同会メンバーらは二十八日、前回知事選の井上氏の選対役員を集めた会議を甲府市内で開く予定。再度、横内氏に立候補要請することを決めるとともに、会に参加していない井上氏支持者にも横内氏支持に理解を求める方針だ。韮崎市以外にも、同様の文書を発送することを計画している。
 一方、山本知事は二十一日、笛吹市石和町で開かれた電機連合山梨地方協議会の定期大会であいさつし、「今月始まる県議会で、私の思いを表明していきたい」と述べ、九月定例県議会で進退を表明する考えを初めて明らかにした。
 山本知事は、再選立候補の意思を確認した自民党県連の山下実会長らに対して前向きな姿勢を示しており、十月三日に行われる県議会代表質問で、自民党県議の質問に答える形で立候補を表明することが有力視されている。
 また、山本知事サイドは二十六日、南部町内で二千人規模の集会を開く。南巨摩郡内の町長や支持者らを集め、出席者らが山本知事に対して出馬要請する予定で、横内氏が地盤とする山梨3区内での支持固めを進める。横内氏が立候補に意欲を見せていることについて、山本知事は「人それぞれ考え方がある。気にしていない」と話している。
 二○○三年の前回知事選では、山本、横内、井上各氏の事実上の三つどもえとなり、横内氏は次点で敗れた。

631片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/28(木) 22:07:09
2006年09月28日(木)
山本知事の再選出馬表明、タイミングめぐり〝ドタバタ〟
県議団の間のスタンス違いが影響 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/09/28/3.html

 二十八日開会の九月定例山梨県議会で、山本栄彦知事が再選立候補を表明するタイミングをめぐり、県側が揺れている。予定していた代表質問で答える形から、所信での表明に変わる可能性が高まっているが、最終決定が開会当日の午前にもつれ込むような状況となっている。知事支持をめぐり、県議団の間でスタンスの違いが大きくなっていることが影響した格好だ。
 山本知事は当初、自民党政和会の代表質問に答えて再選立候補を表明する予定だった。十九日には知事室を訪れた山下実県連会長らに「お願いします」と話したという。しかし、質問者の深沢登志夫氏が、横内正明元衆院議員が立候補した場合は同氏を支持する考えを示したことから状況が一変。所信も含めて対応を探ることになった。
 県側は二十七日、深沢氏に対し(1)代表質問で山本知事の実績を挙げ、再選立候補を要請する(2)知事が所信で再選立候補を表明するのを受け、代表質問で激励する−との二案を提示。深沢氏は、知事の実績をたたえる案には「支持をめぐって対応が分かれる県議団の状況を見れば、無条件で持ち上げるのは難しい」と難色、知事が所信で表明するよう求めた。県側は再協議の上、開会直前に結論を出すと回答したという。
 深沢氏は「いつ表明するか結論を出すのは難しくないはず。早く決めてもらわないと質問が書けない」と皮肉っていた。

632片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 11:25:05
札幌市長選で自民、国交省前技監に出馬要請 態度は留保  2006/09/29 07:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060929&amp;j=0023&amp;k=200609295255

 来年四月の札幌市長選に向け、自民党の札幌市支部連合会の伊達忠一参院議員らは二十八日、東京都内で、市長選の候補として国土交通省の前技監で網走管内興部町出身の清治真人(せいじまさと)氏(58)に出馬を要請した。要請に対し清治氏は「(検討は)これからですね」と述べ、態度を留保した。自民党は引き続き立候補を促す方針。清治氏が出馬すれば、前回二○○三年の市長選で分裂した保守陣営がまとまり、上田文雄市長の対抗馬となる可能性が高い。

 清治氏は一九七一年に北大工学部を卒業後、建設省に入省。道開発庁水政課長、国交省河川局長などを経て、○五年に国交省官僚としては事務次官に次ぐナンバー2のポストで技術官僚を統括する技監に就任。今年七月に退任した。

 政令指定都市で初めての再選挙となった○三年の市長選では、自民党推薦の候補が民主、社民両党が支持した上田市長に敗れ、自民党は市政史上初めて野党に転落。上田市長は再選の出馬表明をしてないが、自民党は再選出馬を見越して昨年から独自候補の擁立作業を進め、八月から水面下で清治氏の擁立を模索していた。

633片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 11:30:08
岩城氏に出馬要請へ 出直し福島県知事選 後援会が準備
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060929t61022.htm

 佐藤栄佐久福島県知事の辞職に伴う出直し県知事選に向け、岩城光英参院議員(56)=自民、福島選挙区=の後援会組織が28日、岩城氏に出馬を求める方向で準備を始めた。

 いわき市のいわき地区後援会連合会が近く役員会を開いて協議した上で、出馬を求める予定。後援会関係者の1人は「全県をまとめる大きな仕事をしてほしい。早めに決断し、名乗りを上げてほしい」と話している。

 岩城氏はいわき市出身。上智大卒。福島県議、いわき市長などを経て、1998年の参院選で初当選し現在2期目。

634片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 11:31:06
後継選びも本格化 自民・民主とも参院議員の名 福島讀賣

 佐藤知事の辞職表明から一夜明けた28日、出直し知事選に向けた各党の動きが本格化し始めた。告示まで1か月ほどの“短期決戦”となるため、知名度のある県選出の参院議員らの名前がとりざたされている。

 自民党県連では選挙対策絡みの公式日程は決めていないが、「時間がないし、触れないわけにはいかない」(県連幹部)として、開会中の県議会の日程と並行して候補者の絞り込みを進める方針だ。同党では岩城光英参院議員(56)が候補として有力視されている。ただ、同党県連幹部らの間では「この際、バッジ族(議員)はさけたほうが良いのでは」との声も高まっており、県出身の報道関係者や官僚らの名前も浮上している。

 民主党県連は国会議員団との日程調整がつき次第、常任幹事会を開き選対委員会を発足させる予定。佐藤雄平参院議員(58)を軸に選定を進める見通しだ。だが、ほかの県内選出国会議員を推す声もある。また、突然の知事辞職という異例の事態での選挙のため、同党の小沢代表が原則禁止しているが、自民党と同一候補を擁立する“相乗り”の可能性を探る動きも出ている。

 共産党は独自候補擁立を進める方針だ。

(2006年9月29日 読売新聞)

635片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 11:34:17
知事、再選へ正式表明 山梨朝日
2006年09月29日
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000609290002

  定例県議会が28日に開会し、山本栄彦知事は所信表明の中で来年の知事選に立候補すると表明した。呼応する形で、前回知事選で山本知事の対立候補を擁立したグループも会合を開き、元衆院議員の横内正明氏を推すことを確認。知事選に向けた動きが加速し始めた。(後藤泰良)


 山本知事はやや緊張した面持ちで「次期知事選挙への出馬の決意を表明する」と宣言。県議らが拍手し、「よし、頑張れ」などと声援が送られた。


 山本知事は議会終了後、「これで気持ちを一本に絞れた」と語り、本格的に選挙準備に入ることを示唆。立候補の背景として600を超える団体から立候補要請があったことなどを挙げ、これらの声に「応えなくてはいけない」と話した。


 山本知事の「支持」を決めている自民党県連会長の山下実県議は「これで推しやすくなった」と歓迎。再選に向けた支援を進めていくとした。


 一方、前回知事選で元警視総監の井上幸彦氏を推したグループはこの日、甲府市で会合を開き、元衆院議員の横内正明氏を推すことを決めた。井上氏からのメッセージとして「次の知事には横内氏が適任との結論に賛同する」との文書が配られた。


 前回は山本知事、横内氏、井上氏が最後まで激しい選挙戦を演じた。井上氏の支持者と横内氏側が協力する構図になった場合、再選を目指す山本知事にとって大きな対抗勢力となる。ただ、横内氏は立候補に意欲をみせているものの、前回参院選で「次の知事選にはでない」と発言したことなどを理由に態度を保留している。

636片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 18:12:56
2006年09月29日(金)
山本知事が再選出馬表明、課題解決へ信問う
横内氏も意欲、選挙戦の可能性
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/09/29/1.html

 山本栄彦知事は二十八日開会した九月定例県議会の所信表明で、来年一月にも想定される知事選に再選を目指して立候補することを表明した。山本知事は中部横断自動車道建設や少子高齢化対策などの課題を挙げながら「こうした課題に道筋をつけ、県政発展のために尽力することが、立候補要請に応える道である」と述べた。知事選では、横内正明元衆院議員が立候補に意欲を見せているほか、共産党県委員会も候補擁立を模索しており、選挙戦になる可能性が出ている。
 山本知事は所信表明で、一期目の県政について「財政状況は極めて厳しかったが、変革期を生き抜く全国自治体のフロントランナーを目指して取り組んできた」と総括。「中部横断自動車道や山梨リニア実験線全線着工、高校入試制度改革などは緒についたところだ」とした。
 課題として(1)少子高齢化対策(2)安心安全なまちづくり(3)富士山の世界文化遺産登録(4)国民文化祭誘致−を挙げ、引き続き課題解決に当たるため、「県民の信を仰ぐべく、知事選への出馬の決意を表明する」と述べた。
 知事選をめぐっては、県市長会や県町村会など六百十団体が山本知事に再選立候補を要請。後援会「山輝会」(小野熊平会長)は県内ほぼ全域に三総支部、八十五支部を設置するなど、臨戦態勢を整えている。
 一方、前回知事選で敗れた横内氏も立候補に意欲を示している。横内氏は、前回知事選の井上幸彦氏支持者らでつくる「ふるさと山梨を考える会」からの立候補要請をいったんは辞退したが、その後「状況が整えば立候補もあり得る」と前向きな姿勢をみせている。韮崎市議や韮崎高同窓会が立候補要請を決めるなど、再出馬を求める声も広がっている。
 県内政党の知事選対応は、自民党県連が県議団として山本知事の再選支持を決定した。ただし、対立候補が立候補した場合は「再度、協議する」という条件付き。横内氏の地元の3区県議らは同氏が立候補した場合は支持する考えを明らかにしており、前回知事選と同様に分裂選挙となる可能性も出ている。
 前回知事選で公党として唯一、山本知事を推薦した民主党は、県連幹部が山本県政について「評価できる」と検証結果をまとめ、再選を支持する方針を固めている。三十日にも幹事会を開き、決定する見通し。ただ、推薦については、小沢一郎代表の他党との「相乗り禁止」方針に抵触する可能性もあり、不透明な情勢になっている。
 このほか、公明党県本部は、山本知事の二期目の施策が出たところで検討し、再選を支持するか決定する方針。共産党県委員会は市民団体などと候補者の選考作業を進めている。社民党県連は十月下旬に開く常任幹事会で知事選対応を決める予定。

637片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/30(土) 22:00:09
出直し福島知事選 来月26日告示 各党、人選本格化
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060930t61034.htm

 福島県選管は29日、佐藤栄佐久知事の辞職に伴う出直し知事選の日程を10月26日告示、11月12日投票と決めた。自民、民主などの各党は、告示まで1カ月を切った短期決戦に向け、候補者の人選などの作業を本格化させる。

 県選管は、市町村選管の準備作業などを考慮し、辞職通知(28日)の翌日から50日以内とされる法定期間のうち、最も遅い日曜日を投票日とした。開会中の9月定例県議会に、同日投票の県議補選(欠員2)を含む経費を計上した補正予算案が追加提出される。

 候補者選びでは、準備期間が短いため、知名度がある自民、民主両党の現職参院議員、現職や元職の衆院議員の名前が浮上。事件を受けた出直し知事選だけに、清新さなどの観点から県出身の官僚やマスコミ関係者も取りざたされている。

 談合事件は、県土木部が関与した官製談合の疑いが強まり、前知事の関与の有無も焦点になっている。自民党県連、民主党県連とも「信頼回復に向けた県議会の審議が最優先」との姿勢で、候補者決定は定例会閉会(10月12日)後としている。

 しかし、県議らを中心にした水面下の議論はこの週末にも本格化する見通しだ。地元には「出直し選挙で政党対決は避けるべきだ」として各党の相乗りを模索する動きもある。民主党は国政与党との相乗り禁止原則を打ち出しており、選挙の構図に影響を与えそうだ。
 共産党は前回知事選と同様、支援労組などとつくる市民団体の枠組みで独自候補の擁立を目指す見通し。

638片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/30(土) 22:07:52
自民県連現職推薦へ 栗東市長選民主と対決の構図 讀賣滋賀

 新幹線新駅の建設問題が最大の争点となっている栗東市長選(10月15日告示、22日投開票)で、自民党県連の栗東支部連絡協議会が、「推進」派で現職の国松正一氏(58)を推薦する方針を固めた。30日に正式に決め、同党県連の了承を得る。民主党県連は、「見直し」を主張して立候補を表明している同市議の田村隆光氏(48)を推薦しており、「自民」と「民主」が対決する構図になりそうだ。

 関係者によると、自民党県連は当初、推薦しない方針だったが、民主党県連が田村氏推薦を決めたことから、地元の自民党支部などから「推薦すべき」という声が上がったという。

 同市長選はこれまでに両氏のほか、「中止」を唱える市民団体事務局長の杉田聡司氏(58)が立候補を表明している。7月の知事選では、両党とも建設推進の立場で前知事を推薦したが、知事選後、民主党は建設凍結に方針転換した。

(2006年9月30日 読売新聞)

639片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/01(日) 14:41:31
北九州市長選立候補表明の柴田氏、末吉市長が支援へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06090603.htm

来年2月の任期満了に伴う北九州市長選を巡り、今期限りで引退する末吉興一市長(71)が、立候補表明
した元国土交通省都市・地域整備局長の柴田高博氏(57)を支援する意向を固めた。

末吉、柴田両氏は、ともに元建設省(現・国土交通省)の官僚。末吉氏は読売新聞の取材に対し、同じく立
候補を表明している民主党衆院議員の北橋健治氏(53)(比例九州)について「(1973年入省の)柴田氏
とは33年の付き合いだが、北橋氏とは20年に過ぎない」とし、柴田氏を後継にしたい考えを明らかにした。

柴田氏は末吉氏の市長就任後の87年4月から2年間、同市東京事務所長も務めており、末吉氏は周囲に
「気心が知れている」と話している。

末吉氏は後任の市長について「(共産党を除く)現行の総与党態勢で選ばれることを期待する」と述べ、市議
会に候補の一本化調整を要請。正式な態度表明は「議長の返答を待って行う」としているが、中島慎一・市
議会議長は「(一本化は)現状では難しい」としている。

北橋氏は、これまで末吉氏を支援してきたが、柴田氏の立候補表明後は「(末吉氏は)箱もの行政に傾斜し
ている」などと批判を強め、一方の柴田氏は「北九州空港建設など社会資本整備を進めた」と末吉市政を評
価する立場を明確にしている。

市長選には柴田、北橋両氏のほか、共産党関連の市民団体が支持する北九州市立大教授の三輪俊和氏
(63)が立候補を表明している。

640片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/02(月) 00:15:36
’07山梨選挙:知事選 横内正明氏「真剣に受け止め」 出馬要請に回答保留 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060930-00000043-mailo-l19

 来年2月の任期満了に伴う知事選に向け、前回の知事選に出馬し落選した元警視総監の井上幸彦氏(68)の旧選対本部の幹部が29日、横内正明元衆院議員(64)=自民=に出馬を要請した。横内氏は「真剣に受け止めていかなければならない。同志の県議や後援会の幹部と相談した上で回答させてほしい」と述べた。
 要請は昭和町の催事施設の応接室であり、横内氏は来月4日に自らの後援会「正明会」(三井永政会長)の幹部会を開き、対応を協議する。また、前回の知事選で横内氏を支持した県議とも相談する。
 横内氏は、井上氏の支持者で作る「ふるさと山梨を考える会」(前原昇会長)が13日に出馬を要請した際には「私が候補になるのは適当でない」と辞退した。今回、回答を保留したことに横内氏は「井上氏の支持者の方々には、立候補できる環境づくりに熱心に努力頂いており、皆の誠意にはしっかりとお答えをしたい」と説明。参院選への出馬の可能性は「頂いた要請にどう答えていくかに頭がいっぱいのため、考えていない」と否定した。【宇都宮裕一】

9月30日朝刊
(毎日新聞) - 9月30日11時1分更新

641片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/02(月) 00:18:31
県民に重い課題 岩手競馬存廃問題
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m10/d01/NippoNews_8.html

 県競馬組合(管理者・増田知事)の巨額負債を整理して岩手競馬を存続させようと、構成団体の県、盛岡市、奥州市は組合へ最大330億円を融資する方針を打ち出した。しかし、構成団体が融資しても具体的な返済のめどは立っていない。組合試算によると、廃止した場合は構成団体が最大372億円を負担しなければならない上、関係者約2500人の雇用問題が発生する。存続か廃止か。どちらを選択しても大きな負担を伴う岩手競馬の存廃問題は、県民に重い課題を突きつけている。

 組合が9月に策定した「新しい県競馬組合改革計画」は、構成3団体から最大330億円の低利融資を受け、負債を整理。2007年度以降、収支が均衡しなければ岩手競馬を廃止する存廃基準を設定した。

 330億円の内訳は、金融機関からの借金295億円、盛岡市のパルソビル土地信託清算金7億円など。しかし、具体的な返済計画は白紙で、県議会からも「返済の当てがないのに融資できるのか」などと疑問の声が上がっている。

 一方、組合試算によると、廃止した場合の影響額は、310億円の借入金を中心に事業整理費用やスタンド撤去費用など計372億円。このほか競馬関係者約2500人の雇用問題や100億円程度の地域への影響が出るとしている。

 県競馬組合規約は、組合に損失が生じた際の負担割合について「県55%、盛岡市20%、奥州市25%」と規定。増田知事は融資の際の負担割合について「組合規約を基本に協議したい」との考えだ。

 3団体は融資の財源について、財政調整基金などの取り崩しを想定しているが、県の主要3基金残高は2006年度末見込みで442億円。盛岡市の財政調整基金残高は32億円、奥州市は16億円(05年度末)で、両市とも不足するのは確実だ。

 県議会からは「県民の生命、暮らしにかかわる事業にしわ寄せが出る」と懸念の声も出ている。

 岩手競馬の存廃問題について、盛岡市の特定非営利活動法人(NPO法人)事務局長甲山知苗さんは「そもそも何が原因で赤字が膨らんだのか分からない。存続した場合どんなシナリオを描くのか、廃止した場合どう処理していくのか分からない状況では、存廃を判断できない」と疑問を示す。

 県や組合関係者は1996年にオープンした盛岡競馬場の建設が経営圧迫の一因とみている。当初236億円だった建設費が、造成費や走路の見直しなどで最終的に404億円に膨らんだ。

 この間、組合は「貯金」ともいえる財政調整基金から152億円を取り崩して建設費に充当。それでも足りず252億円を借金した。

 馬券発売収入は91年度の689億円をピークに下降線をたどり、2005年度には296億円に減少。巨額の借金返済と合わせ、2000年度には赤字に転落し、県や組合関係者は「身の丈に合った設備投資ではなかった」と政策判断の誤りを認めている。

 一方、県、盛岡市、奥州市への収益配分金は94年度まで毎年15億円が支払われていたが、収支悪化に伴い99年度以降、ゼロが続いている。

 組合は、赤字分を翌年度の歳入に繰り上げて表面上の収支を均衡させる「繰り上げ充用」という手法を01年度から取ってきた。この結果、累積赤字は05年度までに137億円に膨らんだ。「先送り体質」が現在の状況を招いたとの指摘は県議会からも出ている。

642片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/03(火) 08:06:53
山梨県選挙区
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1132368124/
517 無党派さん New! 2006/10/03(火) 02:42:51 ID:AvwM0+vx
>516
今回の知事選でも、結局1区2区の利益代表(というより傀儡)の山本と3区の利益代表横内の対決
一般の県民でも閉塞感は拭えない感が強い。

一つ指摘しておくならば、山梨県の政治構造は昔から「下からの積み上げ」
全員「山梨県=甲斐の国=武田家」で「人は石垣、人は城」で「鉄の結束」と勘違いしているようだが、
実は鎌倉時代から山梨県の政治構造は原則的に「豪族連合」型。
強力な政治勢力が一元的に支配したことは無い。

郷士→豪族→領主の構造が市町議→市町村長・県議→知事に代わっただけ。

本当に県政を変えたいと思うならまず、国人県議供を一掃することからはじめないと。

643片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/03(火) 09:11:44
不人気仲井真と不適格糸数。どっちもどっちで伸びきれないな。
おまけに糸数は案の定、下地のゴネ作戦に遭ってるし。

糸数慶子氏が出馬表明 「県政奪還を実現」 普天間県内移設に反対
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-17680-storytopic-3.html

 参院議員の糸数慶子氏(58)は1日午後、那覇市のパシフィックホテル沖縄で記者会見し、11月19日に投開票される県知事選(11月2日告示)への出馬を正式に表明した。糸数氏は「現県政があまりにも中央依存、追従の県政運営に陥っていることに強い危機感を抱いている。何としても県政を奪還する」と決意を示した。米軍普天間飛行場移設問題では「政府が強行しようとする辺野古沿岸域へのV字形滑走路建設に断固反対し、即時閉鎖、県外・国外移設を強く求める」と、県内移設に反対する姿勢を強調。国、県、地元でつくる普天間飛行場移設措置協議会への不参加を表明した。 7日にも那覇市内に選対本部を設置、10日前後に政策を発表する。
 知事選には与党、経済界が推す前県商工会議所連合会会長の仲井真弘多氏(67)が出馬表明しており、事実上の一騎打ちとなる。告示まで1カ月となり、普天間移設問題を最大の争点に論戦が展開される。
 糸数氏は「『やさしさとやすらぎのある県づくり』を目指し『平和と共生』、『自立と自治』がキーワードだ」と強調。現県政を「基地問題では中央政府、自公政権の言いなり。経済面でも失業率は依然として全国の倍の水準という状態だ」と批判し、「中央べったりではない沖縄独自の政策を打ち立てたい」と述べた。
 基地問題では、新基地建設反対のほか普天間の早期危険除去、嘉手納基地の安全性確保と騒音軽減を訴えた。米軍再編で普天間の県内移設と一体とされる嘉手納より南の基地返還では「(新基地反対で)すべて頓挫することではない。新しい交渉を展開していきたい」と述べた。
 経済振興では「観光産業の発展が鍵だ。量から質への転換期にある」と観光産業を軸に農林水産業、建設業などと連携させた自立経済の確立を訴えた。
 会見には社民党県連、社大党、共産党県委、民主党県連、自由連合沖縄の野党各党と島袋宗康前参院議員、伊波洋一宜野湾市長、労組、市民団体などが参加。政党そうぞうは「政策の擦り合わせが重要で、一致しない段階で出席は好ましくない」と出席しなかった。政策発表までに調整を進め、支援の在り方について結論を出す。

(10/2 9:53)

644片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/03(火) 09:16:35
北海道知事選 鉢呂氏、出馬を否定 民主、候補人選なお時間 【写真】  2006/10/02 07:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061002&amp;j=0023&amp;k=200610015873

 民主党北海道代表の鉢呂吉雄衆院議員は北海道新聞のインタビューに答え、来春の道知事選の候補擁立に関し「行司役が相撲を取ってはまずい」と述べ、先の党執行部人事で選対委員長に就任した鉢呂氏自身の出馬の可能性を否定した。主なやりとりは次の通り。

 −−選対委員長就任の経緯は。

 「入院中の小沢一郎代表から菅直人代表代行を通じて指名があった。従来の選対委員長は候補擁立までの仕事ですが、今回は代表から選挙戦の仕切りまで任されました」

 −−足元の北海道は知事候補の擁立が遅れ、十月の臨時大会も延期されましたが。

 「公募で名前が挙がった六人を中心に、最善最強の候補を選ぶために水面下で擁立作業を進めていますが時間がかかっています。候補者は風頼みで当選するのではなく、道民と直接触れ合って風を起こせるような実力ある人を選べるよう、丁寧に作業を行っています」

 −−知事選まで半年近くに迫りましたが、擁立のめどは。

 「具体的に言える段階ではありません。焦りがないとは言えませんが、昨年の衆院選では、(出馬要請に対し)逢坂誠二氏のように一時間で決断した例もある。公募で名前が挙がった六人以外も視野に、できるだけ早く擁立にこぎつけたい」

 −−公募の六人には鉢呂氏も含まれています。出馬する可能性はありますか。

 「私は選対委員長として候補者を立て、選挙そのものを仕切るのが担当です。行司役が相撲を取るのはまずい」

 −−新党大地など他の野党との選挙協力についてどう考えていますか。

 「どの党、団体であれ、わが党の知事候補を応援してくれるところには最大限の協力をしてもらいたいと思っています。候補者選考についても、他党と連絡を取り合うことはあり得ます」

645片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/04(水) 21:36:12
県知事後援会・虚偽記入:県議会調査会 参考人招致の声相次ぐ /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000249-mailo-l34

 藤田雄山知事後援会の政治資金規正法違反事件解明のため、県議会に設置した調査会の第10回会合が3日、開かれた。先月29日に開示された同事件に関する広島地検の訴訟記録では、現職県議に現金が渡っていたなどの内容の調書が表面化したため、委員からは事件の参考人招致を求める声が相次いだ。各会派で意見をまとめ、次回(10日)の調査会で参考人を決定する方針。【吉川雄策】
 ◇各会派で調整、座長「時期見て知事も」
 調査会には、委員以外にも約30人の県議が傍聴。委員からは「生々しく詳細な調書に驚いた」との発言が相次いだ。ある委員は「いくつかの調書を突き合せると、01年の知事選で元事務局長が(人づてに)上納金1500万円を渡すと、(県議会の)前議長は『なめるな、あと3000万円用意しろ』と言ったと書いてある。前議長などに調査会への出席を求め、真相解明すべきだし、県議会で条例に基づく特別委員会を設置すべきだ」と述べた。また別の委員は「参院議員時代の藤田知事の元秘書の供述で、現金を渡したとされる県議の中には、特定が出来そうな県議もおり、元秘書や元事務局長も含めて調査会への出席を求めるべきだ」との声も出た。
 同日の調査会では、県議会事務局の手続き上、一部の訴訟記録しか配布されておらず、残りの部分についても今後、必要に応じて配布して検討する予定。調査会終了後、平浩介座長は「時期を見て藤田知事にも出席を求めたい」と改めて述べた。
 また調査会で名前が挙がった前議長は「私は『なめるな』などと言っておらず、間に入った人が誇張して話したのかもしれない。01年の知事選では、元事務局長側から『自民党県連は人脈もあるので、そちらで持ってくれないか』との話があり、その時にガソリン代など必要経費の話をしたと記憶しているが、上納金などはない」と述べ、求められれば調査会に出席する意向を示した。

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日16時2分更新

646片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/04(水) 21:38:23
県議会:深沢県議・代表質問辞退 深沢氏、政和会会長職辞意の意向 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061003-00000113-mailo-l19
 ◇幹部会で表明
 県議会の最大会派「自民党政和会」の深沢登志夫会長が3日に行われる代表質問を辞退した問題で、同会は2日、幹部会と議員団総会を開き、代表質問は相馬紀夫会長代行が行い、今後は高尾堅一副会長と2人で会派を運営することになった。記者会見した相馬氏によると、深沢氏は幹部会で会長職の辞意を示した。深沢氏は取材に「正式な議題として話したわけではない」と否定している。
 幹部会で、深沢氏が「県の要請に従い山本知事の県政をたたえる質問をすることはできない」との理由で代表質問を辞退する意向であることが報告され、相馬氏が質問することで意見が一致した。また、「(深沢氏が)代表質問を下りるなら、会長職も降りるのが筋だ」との意見が出された。
 深沢氏は、前回(03年)の知事選で支持した横内正明元衆院議員(64)が再び出馬を検討している状況から、再選出馬を表明した山本栄彦知事の県政運営を“与党”として高く評価する代表質問を下りたとみられる。
 直後の議員団総会で質問者の変更が了承され、その後の幹部会で相馬氏と高尾氏が今後の会派運営を行うことが了承された。【宇都宮裕一】

10月3日朝刊

’07山梨選挙:知事選 政和会とフォーラム政新、山本知事の出馬支持 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000077-mailo-l19

 県議会9月定例会は3日、県議会最大会派の「自民党政和会」(深沢登志夫代表、27人)と民主党系県議で作る「フォーラム政新」(竹越久高代表、6人)の2会派による代表質問が行われ、いずれも「行政手腕に優れている」として山本栄彦知事(71)の再選出馬を支持した。
 前日に質問者が交代した政和会は、山本知事を支持する相馬紀夫代表代行が「厳しい財政環境の下、中小企業の経営資金緊急融資を実施したほか、全国に先駆けて観光部を設置し、観光振興による交流人口拡大を図った」などと評価。「バランスの取れた行政が行われ、知事の行政手腕を評価し、政和会も立候補を支持している」と会派としての支持を表明した。
 また、フォーラム政新は民主党の金丸直道議員が質問。「公共事業の抑制や県債発行残高の削減、県単独補助金の見直しなど熱心に取り組んだ」など行財政改革を高く評価し、「再出馬を支持したい」と述べた。
 山本知事は答弁で、中部横断自動車道の新直轄方式の導入に触れ「県民の長年の悲願を実現するため厳しい財政環境ではあるが、導入を決断した」などと成果を強調した。【中村有花】

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日11時2分更新

647片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/04(水) 21:39:29
’07山梨選挙:知事選 自民県議有志21人、横内正明氏に不出馬要請 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000078-mailo-l19
 ◇県連分裂回避で
 自民党県議26人のうち有志21人が3日、知事選に立候補の意欲を示している横内正明元衆院議員(64)=自民=に対し、来夏の参院選での一致団結に協力を求める要請書を手渡した。事実上は、知事選で県連分裂を避けるため出馬見送りを求めたものだが、横内氏は取材に「知事選の候補者を巡り党内が二分されたとしても(影響が)参院選に直結するとは思わない」と出馬への判断に影響しないとの考えを示した。
 県連会長でもある山下実県議や幹事長の相馬紀夫県議らが要請。要請書では来夏の参院選を「是が非でも勝利することが我が党に与えられた命題」とし、「県連が一致団結して戦い抜く所存であり、我々の固い決意を理解いただきたい」と記されている。
 横内氏が知事選に出馬した場合、再選出馬を表明した山本栄彦知事(71)との間で県連内の支持が割れる可能性が高く、分裂を回避するため県連内には、横内氏に知事選に出馬しないように求め、その代わりに参院選候補者とするべきでは、との意見も出ている。
 要請書は横内氏や県選出衆院議員の計4人に出され、署名した県議21人には、前回(03年)の知事選で横内氏を支持した県議7人のうち3人が含まれた。横内氏は「知事選と参院選は別。あくまでも支持者の意見を聞いた上で出馬するかどうか判断する」と話した。【宇都宮裕一】

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日11時2分更新

648片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/04(水) 21:41:12
自民党政和会、知事選で分裂対応の可能性
県議会代表質問者 異例の前日変更 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/10/03/3.html

 山梨県議会最大会派・自民党政和会の深沢登志夫代表が三日行われる九月定例会の代表質問を辞退する意向を示したことを受け、同会派は二日、幹部会と議員総会を開き、質問者を相馬紀夫代表代行に変更することを決めた。質問者が質問日前日に代わるのは極めて異例。深沢氏は横内正明元衆院議員が次期知事選に立候補した場合、支持する姿勢を見せており、会派内で山本栄彦知事再選支持派と慎重派に分かれていることが影響した格好。幹部会では会派の運営から深沢氏を外すことも決めた。自民系県議は次期知事選で分裂対応となる可能性が出ている。
 幹部会と議員総会は、深沢氏が九月二十九日、「県側から山本県政を評価する質問を求められたが、自分の意図しない原稿を読むことはできない」として質問を辞退する考えを明らかにしたことから急きょ開催。深沢氏は辞退の理由を説明し、会派代表も辞任する意向を示したという。
 これに対し、出席した県議からは「質問の文章から山本県政を持ち上げる部分を削り、淡々と質問したらどうか」と慰留を求める声も出たが、深沢氏の決意は固く、質問者を深沢氏から相馬氏に変更することを全会一致で決めた。
 一方、会議では再選支持派県議が「深沢氏が代表質問に登壇しないなら、会派の代表職も降りるべきだ」と深沢氏の代表辞任を求めたのに対し、慎重派県議は「代表質問と代表人事を絡めると会派内が混乱する」などと反発。代表人事をめぐり、県議が感情的になる場面もあり、両派間に溝があることを浮き彫りにした。
 最終的に幹部会で、会派運営から深沢氏を外し、今後、相馬代表代行と高尾堅一副代表が運営に当たることで収拾した。深沢氏は代表にはとどまる。
 深沢氏は「人事と会派運営についてはあらためて議員総会を開いて決めるべきだ」とした上で「党や会派を割るつもりはないが、選挙対応が党内で分かれることはあり得る」と述べ、知事選対応で分裂選挙となる可能性を示唆した。
 現職知事が再選を目指す場合、これまで県議会最大与党である自民系会派の代表質問に答える形で表明するのが一般的だったが、山本知事は所信で立候補を表明。代表質問も質問者が直前で交代するなど異例の事態が続いている。

649片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/04(水) 23:56:07
福岡市長選で現職・山崎氏推薦、自民市議団が党本部に直接要請へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06100452.htm

 福岡市長選(11月5日告示、19日投開票)で3選を目指す現職・山崎広太郎氏(65)の支援を決めている自民党市議団は4日、党本部に対し、早急に推薦を決めるよう異例の要請を行うことを決めた。市議団の川口浩会長が5日に上京、要請文を手渡す。告示まであと1か月と迫りながら、推薦が決まらないことから、いらだちを強める市議団が直接行動に出た形だ。

 福岡市内のホテルで4日朝に開かれた山崎氏と市議団による非公式の会合で決まった。

 会合で、山崎氏が3日に地元選出の国会議員と懇談したことを報告、「五輪招致や職員の飲酒運転の問題で批判が強いことは承知しているが、何とか推薦をお願いしたい」と要望。市議からは「党推薦がなければ、国会議員や県議を入れた選対組織ができない」と、推薦手続きの遅れに危機感を訴える声が相次いだ。

 県連は9月27日、判断を一任する形で、推薦願を党本部に送ることを決めた。党本部は「決定には県連の判断が必要」として、5日に県連幹部らを呼び会合を開くことにしており、川口会長は会合前に要請文を党幹部に手渡す。

650片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/05(木) 16:45:00
横内氏、知事選立候補を決断へ
後援会役員会が全会一致で要請決議 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/10/05/1.html

 来年一月にも想定される知事選で、横内正明元衆院議員(64)は四日、後援会役員会が立候補要請を決議したのを受け、「皆さんの意見を重く受け止める」と立候補に前向きな姿勢を示した。結論は横内氏と後援会長に一任されたが、立候補要請が相次いでいるなど出馬に向けた環境が整いつつあることから、来週中にも立候補を決断するとみられる。知事選には、山本栄彦知事が開会中の九月定例県議会で既に再選立候補を表明しており、選挙戦となる公算が大きくなった。
 後援会「正明会」(三井永政会長)の緊急拡大役員会は昭和・アピオで開かれ、役員約九十人が出席。三井会長は各種団体から要請が相次いでいるとして「山梨を良くしようという声がわき起こっている。政治家としてやるべき時はやらなければ駄目だ」と述べ、横内氏に立候補を促した。
 出席者からは「県民の熱い思いを受け止め、ぜひ立候補を決意してほしい」「立候補して郡内と国中の格差を解消してほしい」などの声が相次いだ。最終的には、横内氏に立候補要請することを全会一致で決議した。
 横内氏は決議に対し「皆さんの意見を重く受け止め、結論を出したい。ただ、最終的な結論は私と三井会長に任せてほしい」と述べた。また「私なりの戦略がある」として、立候補する場合は前回知事選の井上幸彦氏支持者らとの連携強化などを検討していることが示されたという。
 横内氏は九月十三日に井上氏支持グループから立候補を要請された際(1)二○○四年の参院選立候補時に次期知事選への不出馬を表明した(2)実弟の公明氏が韮崎市長選に立候補を表明しており、兄弟で知事選、市長選に立候補することに批判がある−を理由に挙げて辞退した。
 しかし、辞退後も支持団体を含む三十以上の団体が立候補を要請。韮崎市内からも立候補を求める声が出ており、横内氏周辺では「辞退理由に挙げた課題はクリアされつつある」とみている。
 会議終了後会見した横内氏は「(次期知事選に出馬しない意向を一度は示した)問題は今も胸の中にはあるが、一方で立候補を求める要請や意見もある。こうしたことを総合的に見て、立候補するかを決めたい。一番大切なのは山梨を良くするためにはどうすればいいかということだ」と述べた。三井会長は「立候補要請を受け、結論は一任してほしいと言いながら、辞退することは政治家である以上ないと思う」との考えを示した。
 一方、韮崎高同窓会(横森一成会長)は四日、横内氏に立候補を要請した。小林修副会長や同会常任理事の清水武則、保延実両自民党県議ら五人が横内氏の事務所を訪れ、要請書を手渡した。自民党県議団は山本知事再選支持を決めているが、清水、保延両氏は取材に対し、横内氏が立候補した場合は支持する考えを明らかにした。

651片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/05(木) 16:49:18
独自候補擁立を/民主県議団が意見集約/知事選 福島民報
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061005/kennai-20061005094732.html

 民主党所属の県議7人は4日、佐藤栄佐久前知事の辞職に伴い26日告示、11月12日投票で行われる知事選への対応を協議した。党独自候補擁立を目指し、推薦候補者と在任期間を3期12年以内とする合意を結ぶことなどを県議団として意見集約。県議団は結果を玄葉光一郎党県連代表に伝え、党国会議員団などとの調整に入る。
 協議では現段階で具体的な候補者名は挙げられないとして、全県議から選任基準などについて意見を聞いた。対立軸を示すためにも候補者選出では他党との相乗りは極力避け、独自に候補者を立てるべきだとの意見が大勢を占めた。
 また、知事辞職に至った背景に多選の弊害があったとして、「知事選では4期以上の候補者は推薦しない」という党本部の内規を順守することを確認した。前回の知事選では内規に従わずに県連独自に5選を目指す佐藤前知事を推薦した経緯がある。このほかの候補者の要件としては、特定の業界団体などとのしがらみがないことや清潔さ、公正さを挙げた。
 県連幹事長の渡部譲県議は「今回の問題に対する議会の責任を取る意味でも県議団として候補者選任に臨む。会派の県民連合内でも協議を進めたい」との考えを示した。

652片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/05(木) 16:51:21
現職支持、道議に誓約書 新党大地・鈴木代表を警戒? 自民・武部氏発言  2006/10/05 07:29北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061005&amp;j=0023&amp;k=200610046636

 自民党の武部勤前幹事長は四日、党本部で開かれた北海道代議士会で、来春の道議選に同党の公認または推薦を受けて出馬する道議に対して、知事選で高橋はるみ知事を応援する誓約書を提出させる考えを示した。極めて異例だが、知事選で民主党との連携を模索する新党大地の鈴木宗男代表の影響力を排除する狙いがあるようだ。

 武部氏は来年行われる統一地方選と参院選の総合選対本部長。武部氏はこの日「道議選候補の中に高橋知事を推さない人がいるという、うわさがある」と指摘、「全候補から(知事を支持する)誓約書を取らないといけない」とぶち上げた。

 発言の背景には、道議会自民党に所属する五十四人のうち、新党大地の鈴木代表に近い道議が十人以上いるとされることがある。昨年の衆院選では新党大地を支持した地方議員の処分問題がとりざたされるなど、自民党内には鈴木代表をめぐり混乱の火種がくすぶり続けている。

 知事選に関し、鈴木代表は「反高橋」を鮮明にし、民主党の鉢呂吉雄選対委員長と緊密に情報交換していることも認めている。武部氏は、こうした鈴木代表の動きに早めにくさびを打っておこうとしたようだ。

 しかし、誓約書提出が現実になれば前代未聞の事態となるだけに、道議たちには困惑が広がっている。新党大地の動向すら定まらない中で、高橋知事支持の踏み絵を迫ること自体が、道連内部の結束の弱さをわざわざ露呈することにもなりかねない。その一方で、紙切れにすぎない誓約書が、本当に有効な踏み絵になるはずもなく、「武部さんのパフォーマンスとして受け流す」(ベテラン道議)といった受け止めが専らだ。

653片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/05(木) 16:56:33
県議選不出馬の可能性示唆 サスケ氏 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m10/d05/NippoNews_1.html

 盛岡選挙区選出の県議ザ・グレート・サスケ氏(37)=民主・県民会議=は4日、来年春の県議選について「自分の気持ちとしては出馬しない可能性が大きい」と述べ、不出馬の可能性を示唆した。

 サスケ氏は取材に対し「個人的には民間人として北朝鮮の拉致問題に取り組みたい。民主党県連にも2週間前に気持ちは伝えたが、保留状態となっている」と話した。

 プロレスラーのサスケ氏は2003年4月、旧自由党の推薦を受け盛岡選挙区(定数10)から立候補しトップ当選。現在1期目。覆面姿で県議会に出席することをめぐり、論議を呼んだ。

 サスケ氏の意向について民主党県連の藤原良信幹事長は「正式に何も言われていないし、了承もしていない」としている。

654片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/06(金) 00:08:07
11月の福岡市長選、自民は現職推薦せず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061005ia24.htm

 自民党の中川幹事長は5日、党本部で党福岡県連会長の古賀誠・元幹事長らと会談し、福岡市長選(11月19日投開票)で3選を目指す現職の山崎広太郎氏(65)を推薦せず、自主投票とする方針を決めた。

 県連内では、福岡市が五輪招致の国内選考で東京都に敗れた後に「山崎氏で選挙を戦うのは厳しい」との声が出ていた。

 同党は安倍政権発足間もないこともあり、つまずいた場合の打撃を懸念したとみられる。中川氏は会談後、「高度な政治的判断だ」と語った。

(2006年10月5日23時5分 読売新聞)

福岡市長選は自主投票=現職・山崎氏を推薦せず−自民党
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2006100500828

 自民党の中川秀直幹事長は5日午後、党本部で福岡県連会長の古賀誠・元幹事長らと会い、11月19日投開票の福岡市長選に立候補表明している現職の山崎広太郎市長(65)を推薦せず、自主投票で臨むことを伝えた。
 県連役員によると、山崎市長をめぐっては、五輪の国内候補地選考に敗れたことや元市職員の飲酒運転による3児死亡事故を機に、県連内で推薦に慎重な声が上がった。世論調査結果でも苦戦が伝えられているという。

マイナス印象嫌い自主投票 自民、福岡市長選で
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006100501000621

 自民党の中川秀直幹事長は5日、福岡県連会長の古賀誠元幹事長らと党本部で会談し、11月19日投開票の福岡市長選に自主投票で臨む方針で一致した。中川氏は記者団に「選挙情勢などの総合判断だ」と理由を説明した。
 市長選では、3選を目指す山崎広太郎市長が自民党に推薦願を出したが、2016年夏季五輪国内候補地の選定落選や、市職員が飲酒運転で幼児3人を死亡させた事故によるマイナスイメージへの懸念があり、県連が党本部に判断を委ねていた。会談には福岡市を選挙区とする山崎拓前副総裁、太田誠一元総務庁長官も同席した。
 ただ中川氏は会合後、記者団に「今後、県連の意見がまとまれば再考することもあり得る」とも述べた。
 市長選は、山崎氏と無所属新人で民主党が推薦を予定する元西日本新聞編集委員の吉田宏氏による事実上の一騎打ちとなる見通し。自民党によると、過去5年間の政令指定都市の市長選で、自主投票としたケースは2回あるという。

655片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/06(金) 23:30:34
自民福岡市議団が党本部に猛反発
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061006-100224.html

 11月投開票の福岡市長選で、自民党が3選を目指す山崎広太郎市長(65)への推薦を見送り自主投票を決めたことに、同党の福岡市議団が猛反発している。市議団は6日、独自に市長への推薦を決定。関係者からは「今後の国政選挙に影響する」との声も出ている。

 「安倍晋三新総裁の誕生後、初の政令市長選。重大な選挙だ」。今回の選挙をこう位置付けるのは、自民党福岡県連の中村明彦幹事長。

 五輪招致の敗退や職員の飲酒運転事故で山崎市長への反発が強まっているのを受け、県連は推薦要請への対応を党本部に一任していた。

 党の決定に大きく影響したとみられるのが、極秘の複数回の世論調査で、民主党の推す元西日本新聞社編集委員、吉田宏氏(50)に離されたことだった。劣勢の山崎市長を担ぎ、敗れた場合を考え、政権への配慮も働いたようだ。

 こうした動きに市議団は敏感に反応。党本部での協議直前の5日朝、川口浩会長が急きょ上京し、古賀誠県連会長に推薦を文書で要請したが、黙殺された格好だ。

 ある市議は、協議に同席した地元選出の山崎拓、太田誠一両衆院議員が、推薦を働き掛けなかったとして激しく批判。「福岡市から今後、自民党の国会議員はいなくなる」と、次回衆院選で両氏を支援しないことさえほのめかす。

 山崎市長を推薦予定だった公明党関係者も「自主投票では不戦敗。安倍総裁をかえって傷つけるのでは」と懸念する。

 6日朝、福岡市東区で行われた山崎市長の街頭演説には、自民党や自民党系の市議7人が参加した。後援会幹部は「今までで1番多い。自主投票は痛いが、むしろ組織は締まってきた」と巻き返しを誓った。

[2006年10月6日19時27分]

656片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/12(木) 09:23:16
石田氏推薦方針を決定
連合愛知、民主とねじれ回避
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061012/mng_____sya_____003.shtml

 来年2月の愛知県知事選に向け、民主党最大の支持母体である連合愛知(堀下猛会長)は11日夜、名古屋市内で政治センター幹事会を開き、民主党の推薦で出馬する同県犬山市の石田芳弘市長(60)を推薦する方針を全会一致で決めた。18日の執行委員会で正式に機関決定する。

 連合愛知は過去2回の知事選で神田真秋知事(55)を支持しており、動向が注目されていた。

 民主党と足並みをそろえた理由について、堀下会長は幹事会後、「(神田知事が)これまでの延長線上で今後の県政をやっていけるのか、不安がある。行政改革も画一的で、問題が顕在化するおそれがある」と話した。

 さらに「知事選、統一選、参院選と重要な選挙が続き、組織として一貫した力を発揮できるようにしなければならない」と強調。連合が民主候補を支援しない“ねじれ”を避けるのに重点を置いたことを示唆した。

 一方、神田知事は11日夜、自民党の有力県議グループが名古屋市で開いた会合に出席。関係者によると、知事は自民党の政策提言「夢あいち21」について「知事選向けのマニフェストをつくっているが(3選されたら)微にいり細にいり取り込みたい」と述べ、自民党の政策を尊重する姿勢を強調した。

657片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/12(木) 19:38:02
ここで増子が巧く立ち回れば、愛知県知事候補の石田市長みたいに民主党の実質支援まで得られるかもね。

福島県知事選 増子氏擁立論が浮上 元民主党衆院議員
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061012t61023.htm

 佐藤栄佐久知事の辞職に伴う出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投票)で、元民主党衆院議員の増子輝彦氏(59)の擁立を目指す動きが急浮上した。民主党の人選作業とは別に、増子氏の支持者らが擁立を探る動きを活発化させており、12日には郡山市内で後援会の集会を予定している。

 民主党関係者らによると、増子氏は11日、上京して旧知の鳩山由紀夫民主党幹事長と会談。県選出の民主党国会議員の主な事務所も回り、一部議員と県内情勢について意見を交わすなど、精力的な動きを見せた。

 増子氏は現時点では、立候補の意思を明確にしていない。政党の動きや支持者らの意向を見極めながら、最終決断するとみられる。

 増子氏は郡山市出身。県議を経て、1990年の衆院選で旧福島1区から初当選。自民党や新党みらい、新進党などを経て通算3期衆院議員を務めたが、民主党公認で福島2区から立候補した昨年の衆院選で落選した。

 民主党県連の渡部譲幹事長は11日、増子氏の動きについて「正式には何も聞いていない。政党の支援を受けず個人として立候補を検討しているのだろう」と話した。
 民主党県連は同日、常任幹事会を福島市で開き、独自候補の擁立を目指す方針を確認したが、自民党などとの統一候補擁立の可能性も否定していない。

658片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 09:56:41
広島市長選 柏村・参院議員に出馬打診
保守系一本化へ前進 讀賣広島

 来年2月に任期満了となる広島市長選で、自民党の中川幹事長が柏村武昭参院議員(62)(広島選挙区)に立候補を打診した12日、保守系市議らから「今度こそ一本化で戦える」との声が広がった。秋葉市長は3選出馬を表明しておらず、市長選まで約4か月に迫った時期に、対抗馬擁立の動きが激しくなった。

 同党所属の各会派は、過去2回の市長選で、保守分裂したことを反省し、候補の一本化を模索。「有力候補を早く打ち出さなければ、現職有利」と、地元出身の女性官僚やタレントらの名前が上がったがまとまらなかった。

 このため、今月5日、保守系市議約25人が市内のホテルに集まり、「(同党県連会長の)中川幹事長に、県選出の国会議員の中から人選してもらうことを条件に一任。決まれば市議もまとまる」と合意した。

 一方、秋葉市長は9月定例議会で、「今後時機をみて明らかにしたい」と立候補表明を見送っている。

 市議の一人は「来夏の参院選で自民が定数の2議席を確保するのは難しい。知名度のある柏村氏を(保守系の)市議全員で応援する」と話した。

(2006年10月13日 読売新聞)

659片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 13:13:39
国会議員以外を擁立へ 出直し福島県知事選で自民県連 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061013t61026.htm

 佐藤栄佐久氏の辞職に伴う出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投票)で、自民党県連は12日、役員会を開き、現職の国会議員以外から候補者を擁立する方針を決めた。県連は「県政の停滞は許されず、行政経験が豊富という点は欠かせない」(遠藤忠一幹事長)としており、県議らに推す声がある県出身の元郵政官僚(61)らを軸に調整が進むとみられる。

 知事選をめぐっては、民主党の国会議員に自民党なども含めた統一候補を探る動きがあり、こうした動向がどう影響するかも焦点。県連は「週明けにも決定したい」(同)としており、人選作業は大詰めを迎える見通しだ。

 党内では、現職の参院議員の擁立を目指す動きが活発化していた。遠藤幹事長は議員以外からの選出方針について「国会議員が候補者となれば来春、統一地方選と一緒に補選が行われる。中川秀直幹事長からは混乱は避けるべきだとの話もあり、国会議員は国政に専念していただくべきだと判断した」と説明した。

 引責辞職した佐藤前知事周辺の疑惑は、県発注工事をめぐる談合事件から、2004年の知事選をめぐる公選法違反(買収)事件に発展し、県政界も巻き込む可能性が出ている。クリーンさを重視し、既存の政治家ではない人選を望む声が党内に根強いことにも配慮したとみられる。

 現在は民間企業に籍を置く元郵政官僚はこれまでの取材に対し、知事選出馬について「わたしも今やビジネスの世界に身を置いている立場。全く考えていない」と話している。党内では、ほかに中央の官庁関係者の擁立を模索する動きもあり、決定までには紆余(うよ)曲折も予想される。

660片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 13:15:08
定まらぬ戦いの構図 出直し福島県知事選 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061013t61027.htm

 出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投票)は告示まで2週間を切ったが、候補者どころか、政党による戦いの構図も確定しない状態が続く。自民党と、民主党などの非自民勢力とも独自候補を擁立する方針だが、水面下で独自候補の一本化を探る動きもあるからだ。「大揺れの県政の立て直しが急務」とする政党対決回避論と、「談合候補はだめ。オール与党態勢が招いた事態への反省がない」との主戦論が交錯している。

<あくまで主体性>
 「国会議員以外から、行政経験が豊富な人を」。中央官庁関係者らを想定したとみられる人選方針を12日に決めた自民党福島県連。遠藤忠一幹事長は「主体性を持って党で決める」と述べたが、非自民との相乗りの可能性について「政党を優先せず、県民党的立場の中で選挙をしていきたい。結果的にはあり得る」と含みを残した。

 佐藤栄佐久前知事を支えたのは共産党を除くオール与党態勢だが、事件で受けた痛手は、与党中の与党だった自民が最も大きいとみられている。「厳しい県民世論を考慮すれば他党との協調もやむを得ない」(県議)との空気は当初からあった。

<くすぶる主戦論>
 民主党内では渡部恒三衆院議員(福島4区)らを中心に自民などとの相乗り論が強い。党本部は「相乗り」を原則禁止しているが、事件後の特殊事情を主張している。

 県連代表の玄葉光一郎衆院議員(福島3区)は佐藤前知事の娘婿。足元で事件が起き、「人選で主導的な役割を担う様子はない」(民主党関係者)ことも影響しているとみられている。

 しかし、「主戦論」は自民、非自民双方にくすぶっている。自民党の国会議員は「県民が望んでいるのは県政刷新。既存の権力システムを壊し、ゼロからやり直すことが必要」と対決姿勢を強調、知事選後の影響力行使もにらんだ民主党の動きを警戒する。

<県民の理解優先>
 一方、民主党県議も「談合事件の後に候補者の談合では、県民の理解を得られない」と主張する。ただ、同党の国会議員も現時点では立候補に慎重と見られており、告示日が迫る中で難しい対応が迫られそうだ。

 知事選では、元民主党衆院議員の増子輝彦氏(59)が12日、郡山市であった後援会の集会で出馬に意欲を見せ、週明けにも最終決断する意向を示した。共産党は、支持労組などとつくる市民団体の枠組みで独自候補を擁立する方針。

2006年10月12日木曜日

661片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 13:16:25
844 無党派さん 2006/10/13(金) 08:17:26 ID:+/NF7e/9
「知事選候補者」候補
品川萬里 (元郵政審議官、元NTTデータ副社長) 
森雅子 (弁護士、金融庁課長補佐)
増子輝彦 (元衆院議員)
菊池哲郎 (毎日新聞論説委員長)

662片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 13:26:06
知事選挙 候補者絞り込み本格化 福島中央テレビ

 今月26日に告示される知事選挙に向け、候補者の絞込み作業が本格化しています。
 自民党県連は、きのうの党議で現職国会議員の擁立は見送り、行政経験の豊かな民間人を推薦する方針を決めました。
 具体的には、白河市出身で元郵政審議官の品川萬里さん61歳や、いわき市出身の弁護士で現在金融庁に勤務する森雅子さん42歳などが有力視されています。
 ただ、この2人については民主党とのつながりもあり、民主党側が4人に絞り込んだ候補者リストにも名前があがっています。
 民主党内には、自民党との相乗りは避けるべきとの声が根強いものの、統一候補となる可能性も残されています。
 一方、前の衆議院議員で民主党の増子輝彦さんは、昨夜、郡山市内で緊急の拡大役員会を開きました。
 支持者から知事選への出馬を要請された増子さんは、「重く受け止めて私なりの決断をしたい」と述べ、週明けにも態度を明らかにすると見られます。
2006.10.13 11:52

663片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 13:32:45
「候補は民間から」 福島朝日
2006年10月13日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000610130005

 26日告示、11月12日投開票される出直し知事選の候補者について、自民党県連は12日、国会議員からではなく、民間人から選ぶ方針を固めた。県出身の官僚OBを軸に調整が進んでいるものとみられる。一方、民主党県連や連合福島などは、独自候補の擁立を模索する方針を確認するにとどまった。


 自民党県連は、この日の会合で、「国会議員からの選出を断念し、行政経験の豊富な民間人から選ぶ」と、条件を絞り込んだ。一部の支部からは県選出の国会議員を推す声が上がっていたが、来春の統一地方選で、県議選と補選が重なることを避けるため、同党本部の中川秀直幹事長から「安倍政権の船出となるこの時期、国会議員には国政に専念してほしい」との意向もあったという。


 県連の遠藤忠一幹事長は、佐藤栄佐久前知事が初当選した88年の知事選で、同党県連を分裂する激戦となったことを踏まえ、「18年前の轍(てつ)を踏まないように、心を一つにして」と繰り返した。来週前半にも候補者名を発表したいとしている。


 一方、民主、社民の両県連と連合福島、無所属の県議による4者協議もこの日開かれ、「自民党候補者への相乗りはしない方針」を決めた。


 連合福島の羽田則男会長は、県議会が共産党を除くオール与党体制だったことが、今回の事件につながった一面もあるとして、「出直し知事選で相乗りをしたら、県民の理解は得られない」と述べた。

664片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 13:34:17
崩れた長期政権:出直し知事選 候補絞り込みへ相次ぎ協議 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061013ddlk07010126000c.html
 ◇増子氏後援会、出馬待望論相次ぐ−−緊急役員会

 ◇自民、現職国会議員以外から/県民連合など、具体名は出ず

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う出直し知事選の告示日を2週間後に控え、県議会閉会日の12日、各党、会派は候補者絞り込みのため、相次いで協議を行った。自民党県連は役員会と県議団の党議を開き、現職国会議員以外から擁立することを確認した。県民連合を構成する民主党、社民党、無所属議員と連合福島も協議したが、具体名は出なかった。無所属での出馬を模索する元民主党衆院議員の増子輝彦氏は、地元で後援会の緊急役員会を開き、出席した支持者からは出馬を促す意見が相次いだ。

 自民党県連は12日、知事選の推薦候補について、国会議員以外で、行政経験が豊富な人物を選ぶことを決定した。今後は、県選出の国会議員らが意中の人物と接触を図り、人選が進めば、県連幹部も交えて出馬要請をする方針だ。遠藤忠一幹事長は「遅くとも18日までには発表したい」と話し、同時に来夏の参院選公認候補者も発表するという。

 推薦候補として浮上しているのは、県内出身の元官僚。現在は、民間企業に籍を置くが、行政経験は豊かで、条件は合致しており、県連内でも最も有力と見る向きが多い。

 出馬に意欲を示してきた参院議員について、党本部なども対応を検討したが、補選になれば来春の統一地方選と重なるため「国政と県政の混乱が重なるのは避けるべきだ」と判断、県連も擁立を断念したという。

 一方、県民連合の民主、社民党、無所属議員と連合福島は福島市内で2回目の4者協議を行い、▽自民党との相乗りを避ける▽任期は3期12年まで−−とする方針を確認した。「公正」かつ「クリーン」な候補者像で一致したものの、具体名を挙げるまでには至らなかった。

 民主党は13日にも、国会議員団が念頭に置く候補者名を玄葉光一郎代表が県議らに報告する。これまで地元主導で、なじみの深い人物の擁立を目指していた渡部譲幹事長は「ここまでせっぱ詰まってくると、さすがに厳しい」と話している。

 連合福島の羽田則男会長は「待ったなしの状態。週明けにも3回目の4者協議を行い、具体名を出す」と話す。

 民主党が中央主導で決着を図った場合は「選挙は勝つためにやるもので、けんかする必要はない。そういう状態になったらすり合わせしたい」と柔軟な姿勢を示した。自民党との相乗りについては「自民と話し合うことはない」と断言した。

 また、12日夜郡山市で開かれた増子氏の後援会緊急拡大役員会では、支援者の出馬要請に対し、「国政一本でやってきたが、みなさんの思いを重く受け止め、最後の決断を近いうちにしたい。数日猶予をいただきたい」と決意をにじませた。会合では支援者からの「県政の立て直せる政治家は増子氏しかいない」との待望論が相次いだ。

 一方、民主党県連に増子氏から話がなかったことに対し、「一人で選挙はできない。先輩に声をかけるべき」との批判も出た。増子氏は11日に渡部恒三衆院議員と話し合ったことを明らかにしたうえで、「会津などには選挙の拠点がない。みなさん一人一人の力がないと選挙では勝てない。クリーンな県政をするためにみなさんと歩んでいきたい」と述べた。

 会合終了後、増子氏は報道陣に「民主党が相乗りするかなど、もう少し状況を見極めて最終的に判断したい」と述べた。

毎日新聞 2006年10月13日

665片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 14:23:44
自民名古屋市議団:9人が新会派を結成 政調費問題で不満
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061013k0000e010094000c.html

 自民党名古屋市議団(堀場章団長、21人)が入院中の市議に政務調査費を分配していた問題で、元団長の浅井日出雄市議らのグループ9人が13日、同団議員総会で離団を表明した。一連の政調費問題への対応など現執行部への不満が原因。グループは新会派「新風自民」を結成し、同日中に離団と新会派の届けを議会事務局に提出する。

 新会派は、会長に浅井市議、幹事長に岡地邦夫市議、政調会長に横井利明市議が就任する。総会後の会見で配布した文章では、離団理由に▽当時の議員総会で分配が不相当と判断されたのに、入院市議への政調費が分配された。支出経過も不明りょう▽西村健二・元同団長の政調費問題で、同党愛知県連から早期収拾などが進言されたが、現執行部は放置、混乱を招いたこと−−などを挙げた。

 総会では、同グループの数人が執行部に「長年世話になった。今日をもって出させていただく」などと、離団を口頭で伝えた。また、浅井市議が最後に「新会派を作って出て行くが、協力できることは協力したい」と語ったという。執行部側は引き留めなかったといい、堀場団長は総会後、記者団に「(離団の)報告を聞いただけ」と答えるにとどまった。

 9人が離団することで、市議会第2会派の同団は、民主(26人)、公明(14人)に次ぐ第3会派になる。【式守克史、岡崎大輔】

 離団を決めた議員は次の通り。(当選回数順、敬称略)

 斉藤実(8期)▽浅井日出雄(7期)▽岡地邦夫(6期)▽伊神邦彦(4期)▽横井利明(同)▽前田有一(2期)▽稲本和仁(同)▽工藤彰三(1期)▽坂野公寿(同)

毎日新聞 2006年10月13日 14時07分 (最終更新時間 10月13日 14時09分)

666片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 18:37:07
’07愛知知事選:神田知事、県議会閉会あいさつ回り 自・公と民で待遇差 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061013-00000050-mailo-l23
 ◇各党相乗りの構図崩れ
 県議会が閉会すると、議長らとともに各会派にあいさつして回るのが知事の恒例行事。しかし、来年2月の知事選で民主党が石田芳弘市長の擁立を先月決め、これまでの各党相乗りの構図が崩れたとあって、12日の神田真秋知事のあいさつ回りはいつもと違った風景となった。
 神田知事を推す自民党県議団を前に、知事は自身の選挙に触れ「最大会派の先生方のお力を、ぜひともお借りしなければならない」と改めて支援を要請。さらに、「私の選挙が、2カ月後の4月の(県議)選挙に直結する、さらに7月の参院選に直結するという知事選のかつてない重みを、今しっかりと胸に収めている」と気を引き締めた。自民も「エイ、エイ、オー!」と勝どきを上げ、激励。同じく神田知事を推す公明党県議団は一人一人、知事と握手を交わした。
 一方、民主党県議団の控え室。知事が「いろいろなことがございまして、さまざまなことが去来しますけれども、お互いに頑張っていきたい」と笑顔も見せると、民主も拍手で応じたが、1分程度で部屋を後にした。【武本光政】

10月13日朝刊
(毎日新聞) - 10月13日11時2分更新

667片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/13(金) 18:39:06
選挙:統一地方選まで半年 各党、あの手この手 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061013-00000209-mailo-l28
 ◇候補者公募や批判票掘り起こしなど
 来年4月投票の統一地方選まであと半年となった。4月8日投票予定の県議選と神戸市議選が第一弾となる。自民、民主両党は候補者公募を実施するなど、新たな取り組みに着手。公明党は現有勢力の維持に、共産党は安倍晋三新政権への批判票の掘り起こしに力を注ぐなど、各党とも統一地方選を来夏に控えた参院選の前哨戦と位置付け、準備を進めている。【坂口雄亮、竹内良和】
 ◇過半数狙う自民、民主は地域基盤強化
 ■県議選
 県議会の定数は、来春の統一地方選から、1減って92となる。川西市・川辺郡選挙区で1増となるが、尼崎市、美方郡両選挙区で各1減となる。
 与党最大会派の自民党は、県議選の勝敗ラインを過半数の47議席と設定している。前回の統一地方選では現職4人が落選。公認だけでなく推薦を加えても過半数に届かなかった。小泉純一郎前首相の人気を追い風にしながら、勢力を拡大できなかっただけに、同党県連幹部は「安倍首相への期待感はあるが、閣僚や党要職の経験が少なく、大転びしてしまう可能性もある」と漏らす。
 そこで、自民党県連は「安倍人気」だけに頼らず、候補者公募などを通じて無党派層の取り込みを狙う。三つの空白区にいずれも公募の新人3人を立てる。特に神戸市東灘区は、46歳の女性会社役員を擁立し、女性有権者からの支持獲得を目指す。
 一方、同じく県政与党の民主党は小泉前首相の退陣を好機ととらえている。杉尾良文・県連幹事長は「安倍氏を支持するのは政治家ばかり。世論の風を受けた小泉氏と違い、選挙戦がやりやすくなった」と強気の姿勢。弱いといわれる地域基盤を強化するため、労組以外の団体とも交流する組織も立ち上げ、選挙戦に臨む。
 民主党も公募を実施し、約30人を候補予定者として登録。10人に絞り込んだ上で、うち数人を神戸市の須磨・兵庫・長田3区と、西脇・芦屋・篠山3市のいずれかに割り当てると見られる。とくに、自民現職が政務調査費の使途を巡って書類送検される不祥事があった芦屋などで攻勢をかけ、議席増を目指す。
 このほか、公明党は現有11議席の確保を前提にしながら、尼崎市に新人2人を擁立し、定数が増える川西市・川辺郡に新人の擁立を検討。1〜2議席増を目指す。前回県議選で15議席から8議席に後退した野党の共産党は、神戸市内の全9選挙区のほか、尼崎、姫路など都市部を中心に計17人の擁立を決定。勢力のばん回を図る。社民党や新社会党なども候補者の選定を急いでいる。
 ◇汚職事件の影響が焦点
 ■神戸市議選
 神戸市議会の定数も72から69に削減される。9選挙区のうち、西区が2議席増となる一方、▽中央▽兵庫▽長田▽須磨▽垂水の5区では計5減る。激戦が予想される選挙戦だが、市議会を舞台にした汚職事件がどう影響するかが焦点になる。
 4月に逮捕された元市議、村岡功被告(68)は、最大会派・自民党市議団の団長や同党県連総務会長を兼ね、市政に絶大な影響力を行使していた。事件では、功被告の長男で元市議の龍男被告(46)も逮捕され、同僚市議3人の事務所などが家宅捜索されるなど、自民党は揺れた。
 同党市議団の平野昌司団長は「とにかく、村岡(功)被告との決別を打ち出す。(選挙戦は)それに尽きる」と語る。現職17人を公認候補とする一方、功、龍男両被告の選挙区だった中央、東灘両区に公募で選んだ新人候補を据えるなど、激戦に備えている。
 一方、民主党は現職12人を公認し、今月下旬には公募の候補者を選定する。公明党も現職9人を公認。新人候補の選定を進めており、11月上旬には候補者をそろえる見通しだ。共産党は12人を公認し、選挙戦に臨む。同党など野党側は汚職事件を争点に据える構えで、同党市議団の西下勝団長は「汚職事件は功被告個人の問題ではなく、構造的な問題だ」と与党批判を強めている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇選挙56から18に
 来春の統一地方選は都道府県と政令市の首長・議員選は4月8日に、その他の市区町村の首長・議員選は同22日に実施される予定になっている。県内では、市町合併に伴って、首長・議員選が前回の56件から18件に3分の1に激減した。首長選は13件から4件、議員選は43件から14件となった。
〔神戸版〕

10月13日朝刊
(毎日新聞) - 10月13日16時0分更新

668片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 12:51:02
税免除問題の花沢元県議、県議選に意欲 千葉朝日
2006年10月13日
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000610130002

 千葉市の税不正免除事件で背任罪に問われ、執行猶予付きの有罪判決を受けた花沢三郎元県議(70)が、来年春の統一地方選で予定される県議選に立候補する意思を自民党県議に伝えていたことが12日、分かった。花沢氏は東京高裁の控訴審で「政界復帰はしない」と明言していた。立候補すれば、司法の場での発言を翻すことになる。


 複数の同党県議によると、9月定例県議会の閉会日だった11日夕、花沢氏が、同党議員時代に会長を務めていた県議会自民党の最大派閥「京葉政経研究会」の会合で、あいさつに立った。


 花沢氏は約30人の県議に、「来年の県議選に意欲を持って取り組みたい」「私もまだまだ地元から必要とされている」などと発言し、来春の県議選に立候補に意欲を示した。県議の一人は朝日新聞の取材に対し、「花沢氏が立候補すると受け止めた」と話した。


 11日に同党県連は県議選の選挙区・定数の改定に向け、党素案をまとめた。花沢氏の地元・千葉市緑区選挙区の定数を03年の選挙時よりも「1増」の定数2とする案で、花沢氏はこの点にも言及したという。


 花沢氏は79年の県議選で初当選し、6期務めた。その間、県議会議長や同党議員会長を務めた。堂本暁子知事は花沢氏が現職時、研究会の会合にはしばしば、特別秘書と共に出席していた。


 花沢氏は04年7月、千葉市の税不正免除事件に絡んで、背任容疑で県警に逮捕。05年4月には東京高裁で懲役1年6カ月執行猶予3年の実刑判決を言い渡されていた。


 花沢氏は執行猶予期間中。総務省選挙課によると、「被選挙権を有しない者」を規定した公職選挙法11条には該当せず、「県議選への立候補は可能」としている。

669片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 12:52:08
花沢氏が立候補表明/法廷発言翻す 千葉自民
2006年10月14日
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000610140001

 千葉市の税不正免除事件に絡み、背任罪で有罪判決を受けた花沢三郎・元県議(70)が13日、後援会の親睦研修会を福島県会津若松市で開き、来春の県議選に立候補する方針であることを正式に表明した。花沢氏は「みなさんの力をかり、戦う機会を与えてほしい」と語った。花沢氏は東京高裁の控訴審の中で、政界復帰はしない、と述べていたが、この点について朝日新聞記者に対し、「公判時のことはよく覚えていない。政界に復帰しないとは言っていない」と釈明。当時の法廷発言を翻す形となった。


 花沢氏が研修を開いたのは会津若松市の東山温泉にある大型観光ホテル。ホテル内のホールに後援会員約250人が集まった中、持論を語った。近況について「多くの支持者や団体から復帰してほしいと頼まれている」と述べた後、「もう一度復帰し、みなさんに恩返しをしていきたい。これからがんばってやっていきたい」と断言。約30分の話が終わると、会場から拍手が起こった。
 後援会幹部も、「反対する勢力が出てくるかもしれないが、大応援団をつくりたい」と団結を誓った。


 04年1月、千葉市が花沢氏の市県民税(住民税)約3千万円を不正に免除していた疑いが浮上。県警が7月までに当時の市納税管理課長や花沢氏を逮捕した。11月、千葉地裁で懲役1年6カ月の実刑判決が出た後、花沢氏は県議を辞職。東京高裁の控訴審では「政界復帰しない」と明言していた。05年4月、同高裁は、一審判決を破棄。議員を辞職していることなどを理由に、懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を言い渡した。



●出馬表明に批判相次ぐ/自民党内には期待と不安


 花沢三郎元県議が県議選への立候補の意欲を表明したことについては、その影響力ゆえに、自民党内でも期待と不安が入り交じる。一方で、県議会の他会派や、税不正免除事件の舞台となった千葉市では、疑問や批判の声が上がっている。


 かつて花沢氏が所属した自民党県連は「(県議選に立候補しても)執行猶予中なので、党は公認できない」との立場。だが県議の多くは「戻ってくれば無所属でも、一定の影響力を発揮するだろう」とみる。
 自民党内でも「花沢氏復帰論」の評価は二分される。「党をまとめてくれる」(中堅県議)ことへの期待感がある半面で、自由に発言する機会が奪われるのではないか、との不安もある。「税金に絡む不正は、県民の関心が最も向かうのだが」と眉をひそめる党県連幹部もいる。


 県議会の他会派からは疑問や批判の声が相次いでいる。
 民主党の田中明県連幹事長は「税不正免除事件であれだけ世間を騒がせた。法律上は立候補できても、復帰を目指すのは非常識だ」と批判した。
 公明党の吉野秀夫県本部代表は「司法の場で『政界復帰しない』と明言しただけに、立候補するとなればいかがなものか」と疑問を投げかけつつも、「あとは有権者がどう判断するかだ」と述べた。
 社民党の村上克子県連代表は「本来出るべきでない。法的には問題がなくても控えるのが筋ではないか」と立候補には批判的だ。
 日本共産党の浮揚幸裕県委員長は「有権者が決めることだが、政治家の倫理としては表舞台に出るべきではない」。
 市民ネットワーク・千葉県の山本友子共同代表も「倫理観がなさ過ぎる。出ると言うならば止められないが、有権者の良識が問われる選挙になる」とした。


 税不正免除事件の舞台となった千葉市でも厳しい声が聞かれた。
 ある市幹部は「当事者の一方である市職員が懲戒免職などの制裁を受けた。花沢氏だけが復権しようとはどういうことか」。税務担当の市職員は「花沢氏は『市が勝手にやったことで自分に責任はない』と言いたいのだろうが、そんなわけはない。有権者の判断を見守りたい」と述べた。

670片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 12:52:52
花沢氏の一問一答 千葉自民
2006年10月14日
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000610140002

花沢三郎元県議との主な一問一答は次の通り。


 ――県議選に立候補するんでしょうか。
 弱い人の立場を代弁する政治家が必要だ。事件からしばらくは、もうやらないつもりだったが、復帰してほしいという声が強い。健康上の問題もあったが、医師から大丈夫と言われた。今後も支持者の理解を求め、賛同が得られれば、本格的に動き出したい。


 ――立候補を考えた時期は。
 今年の2月ごろ。地元で復帰を求める声を聞き、後援会幹部の反応もよかった。これならやれると思った。


 ――公判時に政界復帰しないと述べていたが。
 公判でのことはよく覚えていないが、判決後、記者に政界復帰するのかと聞かれた際は「そんなことより健康だ」と答えたはずだ。復帰しないとは言っていない。


 ――上告しなかった。
 おかしいと思い、戦おうという気もあったが、健康上の問題もあり、きつかった。


 ――当選した場合、自民党への復党は。
 周囲の状況による。さまざまな問題もあるが、復党してほしいということであれば考える。

671片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 12:54:02
広島市長選に柏村参院議員が立候補検討 広島朝日
2006年10月14日
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000610130011

 来年2月の任期満了に伴う広島市長選に、柏村武昭・参院議員が立候補を検討していることがわかった。13日、柏村氏が広島市内で報道陣に明らかにした。1週間をめどに結論を出すとみられる。


 柏村氏によると、12日、東京の自民党本部で党広島県連会長の中川秀直幹事長から「(広島市長選の)候補者がいない。一本化するにはあなたしかいない」と立候補を打診されたという。柏村氏は報道陣に「広島をよくしたいという気持ちは人一倍あるし、広島のために何かしたい気持ちはある」と話した。


 柏村氏は01年7月の参院選で無所属で初当選。同12月に自民党に入党。昨年の通常国会では郵政民営化法案に反対した。


 次期市長選をめぐっては、秋葉忠利市長は9月定例会で市議の質問に対し「重要な課題が山積みで、解決に全力投球する」と答弁し、まだ立候補の態度を明らかにしていない。ほかに市民団体代表の前島修氏が立候補を表明している。(八百板一平)

672片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 12:56:18
小寺知事が出馬表明
自民を意識し早める 讀賣群馬

 小寺弘之知事(66)は13日、県庁で記者会見し、「来年夏の知事選に立候補したい」と述べ、来年7月に予定される知事選に5選を目指して無所属で出馬することを正式に表明した。表明は年明けとみられていたが、早まったのは自民党県連が対立候補の擁立を模索する中で、支持者固めを加速させる狙いがある。政党推薦については「自然体で臨む」とし、政党側の対応を見守るとした。

 会見で知事は5選にあたっての基本姿勢として、「クリーンな県政」を掲げ、「清潔な県政、クリーンな県政というのはトップがその意志を強く持っていないと組織全体が腐敗してくる。私は人一倍そういう考えを持っている」と強調した。福島県の談合事件や岐阜県の裏金問題を踏まえ、多選批判を意識したものとみられる。

 取り組むテーマについては、〈1〉子どもを育てるなら群馬県の推進〈2〉困っている人に政治の光をあてる〈3〉優れた立地条件を生かして経済的な底力を発揮する――の3つの方針を示した。具体的な政策目標は、今後明らかにするとした。

 自民党の独自候補擁立については、「最終的に知事を選ぶのは県民だ。大政党のみに依存する世の中ではなくなってきている」と自信を見せた。対立する県議会との関係についても、「県議選もあり、現在の県議団の意思がそのまま続くとは思えない」との見通しを示した。

 過去4回の出馬表明は県議会で行っていたが、今回は初めて記者会見での表明となったことについては、「県議会では質問に答えるという形で受動的になる。直接県民に訴えるということではこういう場がふさわしいと思った」と述べた。

 早期の出馬表明について、知事の後援会・弘叡会の幹部は、「自民党の候補者が決まる前に、各種団体などの支持固めで自民党を圧倒したい」と語る。すでに連合群馬や県建設業協会などの各種団体が小寺知事への出馬要請と推薦を機関決定している。

 自民党県連は、11月26日に開く政経セミナーまでに知事選候補者を決めるとしているが、最有力候補としていた総務省の岡崎浩巳官房審議官(53)は11日、県連幹部に対し、「現時点で出馬の可否を判断することはできない」との意向を改めて伝えており、擁立見送りが濃厚だ。

 県連内には、「候補者擁立は来年4月の県議選後で構わない」(県連幹部)という意見がある一方、「今のままでは『自民党は候補者も立てられないのか』と支持者から思われる」と焦りの声も漏れている。

 一方、すでに立候補表明している前県議の山本龍氏は自身のブログで、「今後はお互いの活動や論戦などを通じて、県民に今までの県政を検証する機会にしたい。公開討論会も求めていきたい。マニフェストが明らかにされなかったのは残念だ」などと述べた。

 民主党県連は、不正経理問題とそれに伴う内部対立もあり、知事選への対応については議論していないが、同党は首長の推薦は3選までとしている。公明党は自民党の候補者擁立を見守る考え。共産党は候補者擁立を急いでいる。

(2006年10月14日 読売新聞)

673片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 12:58:32
広島市長選 柏村議員 意欲示す 讀賣広島

 来年2月22日任期満了の広島市長選で、自民党の中川幹事長から立候補を打診された柏村武昭参院議員(62)が13日、東京から広島市に戻った。立候補について「非常に悩んでいる」と明言を避けたが、「広島を変えなきゃいけない」「出るなら無所属」と意欲もうかがわせた。地元の保守系市議からは、柏村氏の知名度の高さを歓迎する声が上がる一方、別の地元選出国会議員を推す声もあり、候補者の一本化までには曲折がありそうだ。

 柏村氏はこの日午後2時過ぎ、新幹線でJR広島駅に到着。集まった報道陣に対し、「中川幹事長から『市長選の候補はあなたしかいない』といわれた」などと説明した。

 参院の外交防衛委員長を務めており、「北朝鮮の核実験や防衛庁の省昇格など、国政は今が一番大切な時。市長選にはかかわりたくないと考えていた」と打診は〈寝耳に水〉だったことを強調した。

 その上で、現在の広島市政について「今のままじゃいけない。インフラなどは福岡に比べても遅れている」と指摘。「僕自身、広島を良くしたいという思いは人一倍ある」「立候補するなら無所属。“市民党”でやらなければ」と前向きな姿勢もみせた。

 結論について「いろんな人からアドバイスをもらって早い時期に決断し、僕の口から説明したい」と語った。

 一方、地元の保守系市議らはこの日、柏村氏への出馬打診を報道で知り、各会派の幹事長らが情報収集に追われた。

 自民党籍の市議31人をまとめる藤田博之議長は「中川幹事長からの連絡もなく驚いた。一枚岩で力を合わせようと確認したばかりだが、早急に対応を協議する」と話し、19日に会合を開くことを決めた。

 市議の一人は「県連会長の中川幹事長の打診は重くみるべき。あとは柏村氏の気持ち次第」と歓迎したが、別会派の市議からは「(柏村氏は)著名だが、市議団の総意ではない」との声も聞かれた。

 最大会派の公明党(8人)の平木典道幹事長は「一本化は歓迎するが、今は推移を見守りたい」と話した。

 市長選には、市民団体「ワールド・ピース・ヒロシマ」代表で、会社員の前島修氏(33)が無所属での立候補を表明している。

(2006年10月14日 読売新聞)

674片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:00:37
知事選候補 民主など女性弁護士擁立へ
他候補の検討も継続 讀賣福島

 佐藤前知事の辞職に伴う知事選(26日告示、11月12日投開票)で、民主党県連、社民党県連、県民連合、連合福島の4者は13日、いわき市出身の女性弁護士(42)の擁立を目指す方針を固めた。だが、本人が承諾するかは微妙で、他の候補者についても検討を続け、来週半ばまでに決定する方針。

 4者は連携して独自候補を擁立する基本方針を確認し、具体的な人選を進めていた。

 この日は、4者の代表が、都内で県選出国会議員団と協議した結果、名前が挙がった女性弁護士、自民党県連が擁立を目指す元郵政官僚、県南の首長、元衆院議員、参院議員のうち、女性弁護士を推す声が大勢を占めた。ただ、本人から前向きな返事を受けているわけではないという。

 民主党県連内では依然、自民党との統一候補を模索する動きも消えてはいない。また、同党第2区総支部長の増子輝彦・元衆院議員(59)の出馬の有無も影響を与えるとみられている。

(2006年10月14日 読売新聞)

675片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:01:23
民主県連、森氏軸に調整 朝日福島
2006年10月14日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000610140004

 26日告示、11月12日に投開票される出直し知事選で、民主党県連は13日、県出身の弁護士、森雅子氏(42)を軸に候補者の調整を進める方針を明らかにした。


 森氏は東北大学法学部を卒業後、92年に司法試験に合格、95年に弁護士登録。05年3月から金融庁の企画課課長補佐をしている。専門は消費者法など。


 渡部譲・同党県連幹事長と瓜生信一郎・県民連合会長が同日、連合福島と民主、社民両県連、無所属の県議による4者協議の代表として、県選出の民主党国会議員団と会談した。国会議員団からは、県出身の官僚OBや県内の首長の名前が挙げられ、最終的に「民間人で法的にも明るい。本人が受けてもらえるなら一番いい」として、森氏を軸に調整することになったという。


 近く同党国会議員団が森氏との交渉を行う。同党県連では、所属県議に説明した上で4者協議を開くとしている。


 同党県連では、これまで「独自候補の擁立」を掲げて候補者の人選を進めてきたが、前知事実弟側から県議が裏金を受け取っていたとする疑惑への対応に追われ、候補者選びに手間取っていた。その一方、水面下では当初から、県選出の国会議員の一人が「(自民との)統一候補擁立」で動いており、県連からは「自民党との相乗りはだめだが、同時に手を挙げる統一候補はかまわない」との意見も出ていた。


 同党県連の渡部幹事長は「党として早く決めたい、という気持ちで打ち出した。相乗りになるかどうかは結果論だ」と話した。


 14の団体・個人出席/候補予定者説明会


 知事選の立候補予定者説明会が13日、県庁で開かれ、04年の前回知事選の3団体を大きく上回る、14の団体・個人が出席した。


 説明会は県庁2階の応接室で開かれ、県選管の担当者が届け出の手続きや政見放送などについて説明した。


 説明会の開始前、応接室には、午後1時ごろから、政党関係者に混じって市民団体や個人らが続々と詰めかけた。


 車いすで訪れた50代の男性は「立候補しなきゃならんと思った」。官製談合を防ぐため、「県の入札はネットオークションでやるべきだ」などのアイデアを披露。インターネット上のブログで知事選の候補者を公募するという市民団体は記者会見し、代表と名乗る男性は「福島県民は今、全国で恥ずかしい思いをしている」などと述べた。


 県選管では「政党の候補者擁立の行方がはっきりしないことも、(多数の出席者があった)理由の一つだろうが、知事選への関心の高さがうかがえる」と話していた。

676片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:03:08
崩れた長期政権:出直し知事選 民主県連、女性弁護士に出馬要請へ /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061014ddlk07010166000c.html

 ◇いわき出身、社民・連合福島も同意

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う出直し知事選で民主党県連は13日、いわき市出身の女性弁護士(42)に出馬要請することを決めた。県議会で会派を組む社民党と無所属議員の県民連合と支援団体の連合福島も、同意している。

 弁護士は、ココ山岡事件やオレンジ共済事件など経済事件の被害者弁護団に参加した。99年には日弁連推薦留学生として米国留学。昨年任期付き採用で金融庁に入庁した。

 民主党県連の渡部譲幹事長と県民連合の瓜生信一郎会長はこの日、都内で渡部恒三氏ら県内選出国会議員と協議した。この場で渡部幹事長は、4者協議の総意を伝えた。これを受け、国会議員団は一両日中にも本人に出馬の意向を確認する。

 渡部幹事長は「4者協議の中で、民間人であり法律にも明るいということで、全会一致で応援できるという結論に達した」と出馬打診の理由を説明した。

 擁立が不調に終わった場合、県出身の元郵政官僚(61)や県内の首長を候補者としてリストアップした。さらに現職、元職の同党国会議員も視野に入れている。【菊谷隆】

毎日新聞 2006年10月14日

677片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:05:36
横内氏が出馬表明
山本氏と“再戦” 讀賣山梨

 来年初めに行われる知事選で、横内正明・元衆院議員(64)は13日会見し、「県の重要課題に先頭に立って取り組みたい」と述べ、出馬を正式に表明した。再選出馬を表明済みの山本知事(71)と、前回に続く対決となる。会見で横内氏が山本県政を批判したのに対し、山本知事も同日の会見で、知事選の不出馬表明を翻した横内氏の姿勢を皮肉るなど、両者の間で早くも火花が散った。知事選には市民団体と共産党もそれぞれ候補を擁立する意向を示している。

■     ◆横内氏■ 県庁の会見で、山本県政を「トップ自ら泥をかぶってでも先頭に立とうとする姿勢に欠けている」と批判。「県政課題に対処するには今の守りの県政から攻めの県政にスタンスを変えるべきだ」と出馬理由を説明した。知事になった場合は、衆院議員時代に培ったパイプを「貴重な財産」としてフルに活用する姿勢を強調した。

 また、前回知事選で12万票余を獲得した井上幸彦氏の選対メンバーと、横内氏の後援会が合流して「甲斐の国・復活倶楽部」を設立し、代表に旧井上選対の前原■本部長が就任すると発表。「井上・横内連合が出来ている」と自信を見せた。

 横内氏は9月、〈1〉前回参院選出馬時に知事選に出ないことを公言した〈2〉弟の公明氏が韮崎市長選に出馬表明しており、兄弟の出馬に批判があった――の2点を挙げ、消極姿勢を示していた。しかし、この日の会見では「状況が変わり、それに対応した県政が必要になった」「知事選と市長選は別の選挙で有権者が判断すること」などと述べた。

 政策は、企業誘致による県税収の増加で福祉の充実を図ることや、新直轄方式で建設が決まった中部横断道の県負担を軽減するため、国に掛け合うことを挙げた。時期を見てマニフェストの形で発表する。

(2006年10月14日 読売新聞)

678片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:06:24
分裂選挙へ自民に困惑 讀賣山梨

 横内氏の出馬表明に、自民県連、県選出国会議員は困惑を隠せない。会見に同席した深沢登志夫県議は「当然、最高委員の横内氏に推薦を出すよう県連に諮る」とするが、山下実・県連会長は「横内さんは反党的、との声もあり推薦は難しい。個人的には自主投票になると思う」と述べた。

 4年前に山本知事を擁立した堀内光雄・衆院議員は「これまでの経過を考えると理解しがたい。遺恨試合では山梨のためにならない」と横内氏の動きを批判。中島真人・参院議員も「一度ならず二度までも県連を分裂させるとは。山本さんを支持する」と明言した。

 横内氏の後継で衆院議員になった保坂武氏は「厳しい判断を迫られる。態度表明は自分の復党問題の結論が出る11月以降に行いたい」とした。昨年の衆院選で当選した小野次郎氏は「知事選のしこりが参院選まで残ることが心配」と話した。

(2006年10月14日 読売新聞)

679片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:07:35
’07山梨選挙:知事選 横内氏が立候補表明「活力ある経済基盤を」 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061014ddlk19010354000c.html

 任期満了(来年2月)に伴う知事選で、前回の知事選(03年)に出馬し落選した横内正明元衆院議員(64)が13日、県庁内の記者クラブで記者会見し、「国政で培った問題解決の道筋の付け方やネットワークを生かし、山梨を復活させたい」と立候補を表明した。山本栄彦知事(71)が既に再選出馬を表明しており、大学教授らで作る「リセット山梨・県民の会」や共産党県委員会も候補者擁立を目指している。【鷲頭彰子、宇都宮裕一】

 横内氏はこれまで、出馬の課題に▽04年の参院選に出馬した際、知事選に出馬しないと公言した▽弟の横内公明元県議が韮崎市長選(11月19日投開票)に立候補を表明しており兄弟での選挙に批判がある−−の2点を挙げていた。この日の会見で横内氏は「当時とは状況が変わっている。過去の発言にとらわれず未来に向かって行動したいと判断した」と出馬を決めた理由を説明、兄弟での選挙戦は「知事選と韮崎市長選は別々の選挙で問題ない」と述べた。

 県経済を元気にすることを公約の柱に「東京に隣接する地理的有利性を生かし、自立した活力ある経済基盤を作りたい」と抱負を語った。また、山本知事の県政手腕について「守りの県政であり、問題解決に向けた前向きな姿勢に欠ける」と批判、「県の課題を考えると攻めの県政にスタンスを切り替えるべきだ」と訴えた。

 一方、山本知事は同日の定例記者会見で、横内氏が04年の参院選に出馬する際、知事室を訪れ知事選に出馬しないことを伝えたとして「心変わりされたのではないか。人がどうあろうと、私は誠実に生きていきたい」と横内氏を暗に批判した。

 ◇自民県連に推薦要請へ

 横内正明氏は13日、出馬の記者会見で、「自民党員であり、県連の最高委員も務めている」として同党県連に推薦を要請する方針を明らかにした。県連には既に山本栄彦知事から推薦要請が来ており、前回知事選と同様に県連内の支持が分裂するのは確実となった。

 県連内には横内氏の出馬を「県連を分裂させる行為」と批判する声もあるが、横内氏は会見で「県議の皆さんは、知事選はそれぞれの信念で別の人を支援するが知事選が終われば結束して参院選に当たると聞いている」と話し、県連の組織自体を分裂させることにはならないと反論した。

 前回知事選では、知事選の推薦候補者が出せず、事実上の自主投票となった。【鷲頭彰子】

毎日新聞 2006年10月14日

680片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:09:23
【’07知事選】横内氏、出馬を正式表明
2006年10月14日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000610140006

 元衆院議員の横内正明氏(64)が13日、来年に予定される知事選に立候補することを正式に表明した。前回の知事選で戦った現職の山本栄彦氏と再び争う構図となる。横内氏は「攻めの県政」と抱負を話したが、具体的な政策は明らかにしなかった。自民党県議は、2氏の間で支持が割れており、自民党県連は「分裂選挙」を戦うことになった。(上原佳久)


 横内氏はこの日午前、県庁で開いた記者会見で、「『守りの県政』から『攻めの県政』にかじを切り替えなければならない」と抱負を話し、立候補を正式に表明した。自民党県連内では一時、横内氏に来年夏の参院選への立候補を促す動きもあったが、横内氏は「参院選はもうない」と否定した。


 立候補前に県民の理解が必要としていた▽04年参院選時に知事選には出ないと宣言したこと▽弟公明氏の韮崎市長選とのダブル選挙になることの2点については、「過去の発言にとらわれず、未来のために行動したい。大勢の県民からの要請で意を強くした」と話した。横内氏には、これまで計34団体が立候補を要請した。


 山本県政については、「堅実だが、地味。守りの県政だ」と評したが、具体的な問題点については「さしさわりがある」と言及を避けた。また、経済活性化に政策の重点を置くと話したものの、具体的な政策については「タイミングというものがある」として明らかにしなかった。後日、ローカルマニフェストの形で示すという。


 すでに立候補表明した山本氏も2期目の政策を具体的には示しておらず、政策論争に乏しい前哨戦の幕開けとなった。


 会見には深沢登志夫県議、前回知事選で元警視総監の井上幸彦氏を推したグループの前原昇氏が同席した。今後、横内氏の後援会「正明会」と同グループの合同後援会「甲斐の国・復活倶楽部」を立ち上げ、来週にも自民党県連に推薦要請するという。


 同県連はこれまで、対立候補が出ない場合との条件付きで山本知事の支持を表明している。横内氏の立候補表明で、県連内には分裂選挙になった場合、来年夏の参院選へ影響すると懸念する声も出ている。


 横内氏陣営は、既に自民党県連に対して推薦要請した山本氏陣営と同様に、同県連に推薦を要請する予定。だが、県連の山下実会長は「どちらかに推薦を出すのは難しいのではないか。自主投票とすることもある」と話した。


 横内氏は韮崎市出身。東大法学部卒。93年の衆院選で初当選し、衆院当選3回。


 知事選を巡っては、共産党県委員会が候補者擁立を目指しているほか、有識者らでつくる政治団体「リセット山梨・県民の会」が候補者を公募している。

681片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:12:09
県議会各会派が反発 自民党内は「想定内」
花沢元県議出馬発言 千葉日報

 花沢三郎元県議の出馬発言をめぐり、県議会の各会派は十三日、千葉日報社の取材に対し、「司法の場で引退を明言したのだから、出るべきでない」などと大半が厳しい意見を口にした。

 再起の一報を受け、民主党県連の田中明幹事長は、「出るのは本人の意思で、法的に問題ないのだろうが、裁判で一生掛けて償いますと言ったのに…」と出馬を批判し、選挙戦での対決姿勢をあらわにした。

 共産党の小松実県議団長は「司法と県民をぐろうしており、許されない」と憤り、県民の審判の場をつくるためにも緑区に候補者を立て、戦っていく考えを示した。

 事件を受け外部監査請求を行った市民ネットワーク千葉県の山本友子共同代表は、「まだ監査中で、問題は終わっていない。市民の良識に訴えていきたい」と非を鳴らしたが、対抗馬は立てない考え。

 社民党県連合の村上克子代表も対抗馬は立てないが、「無所属で出馬するというが、自民党とのつながりが強く、復党する可能性も残っている」と警戒する。

 公明党県本部の吉野秀夫代表は「自民党の候補者ではないと聞いているが、広い意味で自民党内の問題と考えており、自民党の議員がどう考えるか」と距離を置く構え。

 一方、花沢氏の古巣の自民党内では、「出ると思っていたので驚かない」と想定内との受け止め方だが、中には「私なら出ない」との意見も聞かれた。

682片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 13:21:46
広島市長選 自民が柏村参院議員に出馬要請<10/13 19:54>広島テレビ

 広島市長選挙と参議院選挙にどう影響してくるのでしょうか?自民党が参議院の柏村武昭議員に、来年行われる広島市長選挙への出馬を要請していることが分かりました。
 きょう午後、広島に戻ってきた柏村武昭参議院議員。広島市長選への出馬について次のように打診があったことを明らかにしました。
●柏村武昭議員「やっぱり広島にはね、結局おまえしかいないんだと言われたんで、それも殺し文句ですよね。」
 出馬を要請したのは自民党の中川秀直幹事長。昨日の夕方、党本部に柏村議員を招いた中川幹事長は…。
●柏村武昭議員「幹事長室で10分程話がしたいと。どうしても候補者を一本化したいと。その為には、あなたしかいないと言われて僕は、はいはいと言うしかなかった。」
 革新系から出馬した、現職の秋葉市長は過去2回の広島市長選で負け知らず。大きな勝因は、対立する自民党など保守系が候補者を一本化できず分裂選挙になったためです。
 「もう同じ轍は踏めない」6つの会派に分かれる自民党系の市議会議員は会合を重ねました。そして「保守系候補者の一本化」を決めたのです。しかし、肝心の候補者選びは難航…。人選は自民党本部へ一任された結果、柏村議員の名前が浮上したのです。
 一方、広島市議会の藤田議長は、候補者一本化は歓迎しながらも「党本部から正式な連絡はない」と慎重です。
●藤田博之市議会議長「具体的な名前出たので、それをいいとか悪いとか言ってしまってはいけない。そこは慎重に。」
 5年前、抜群の知名度を追い風に国政に打って出た柏村議員。来年の参議院選挙を前に打診を受けた広島市長選への出馬ですが、まんざらでもないようです。
●柏村武昭議員「あんまり自信はないけどね、自信はないけど広島が好きなことは間違い無いですから、広島のために何かやりたいと思ってます。」Q気持ちはどちらに振れてますか?●柏村武昭議員「ノーコメント」
 広島市長選挙には、市民団体代表の前島修氏が立候補を表明していますが、秋葉市長は依然として態度を明かにしていません。柏村議員は、一週間で結論を出すとしています。厳しい財政事情の中、新球場建設など多くの課題を抱える広島市の次のリーダーは、誰になるのか…。およそ4か月後をにらみ、いよいよ戦いが本格化します。

683片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/14(土) 22:07:22
岩手知事選 攻めの民主、待ちの自民 増田知事の去就カギ 河北岩手
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061014t31009.htm

 任期満了に伴う来春の岩手県知事選で、民主党県連代表で衆院議員(岩手1区)の達増拓也氏(42)が出馬表明して2カ月が過ぎた。既に全県を一巡し、同党国会議員や県議らと二人三脚で着々と支持固めを進める。一方、自民党は現職増田寛也氏(54)の4選出馬に向けた環境づくりに懸命だ。去就の表明を12月まで避けている増田氏の動向次第では、自民、民主が政党の威信を懸けた選挙戦になる可能性もある。

 達増氏の動きは早かった。表明直後の8月中旬には、支援団体や支持者訪問を始めた。地元選出の国会議員や県議らを案内役に9月末には全市町村を回り終えた。

 「多い時には100人に会った日もある」と本人が振り返る通り、「どぶ板」に徹し、浸透を図る戦略。「知事選に出ることになった。岩手のためにぜひ頑張らせてほしい」と先々で頭を下げた。

 盛岡市中心の衆院岩手1区が地盤で県内全域に足掛かりはないが、小沢一郎党代表の厚い支持基盤がある。県南は小沢後援会、県北は小沢支援団体「欅(けやき)の会」を核に、年内に後援会組織を発足させる予定。

 達増氏は「民主党としての理念や政策は失わない形にして、社民党や無党派層にもウイングを広げる」と語り、一気に支持層を拡大する考えだ。

 これに対し、自民党は増田氏擁立に絞って、態度表明に備える「待ちの戦略」をとる。

 玉沢徳一郎県連会長が8月下旬、増田氏に出馬を要請した。9月上旬には武部勤幹事長(当時)も働き掛けた。色よい返事はすぐには得られないと判断すると、「しばらくは自粛する」(玉沢会長)方針に転換した。

 衆院議員としての実績がある達増氏に対抗できる独自候補を打ち出せない事情もあり、県連は「増田氏のほかにいない」「知事選敗退は来夏の参院選にも大きく影響する」との認識で一致。玉沢会長は9月下旬、取材に対し「いずれは出馬を決断してくれるのではないか」と期待を語った。

 焦点の増田氏は「12月までに態度を表明する」との姿勢を貫く。「知事は3期か4期」と繰り返して4選出馬に含みを持たせ、行政日程で市町村に活発に足を運ぶ姿勢から「出馬はあり得る」との見方は消えない。

 ただ、増田氏の後援会は民主党支持組織とも重なることから選挙戦は不利との見方が支配的。「手足がない状態では戦えないはず。まして自民と手を組むはずもない」とし不出馬説を唱える関係者も少なくない。

 「出れば民主党との全面対決になる。最終的には増田氏が小沢氏とけんかできるかどうかにかかっている。現在は五分五分だ」。知事周辺も年末の決断を控えて緊張感が高まりつつある。

 知事選では、盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)も6月に立候補を表明。共産党も候補擁立を目指している。

684片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/15(日) 17:43:30
知事選候補 自・民とも交渉難航
出馬へ前向き返答なし 讀賣福島
 佐藤前知事の辞職に伴う知事選(26日告示、11月12日投開票)で、自民党県連や、民主党県連など4者陣営の候補者選びがともに混迷している。いずれも擁立を目指した候補が、自民、民主の統一候補として出馬を望むなど、交渉が難航しているとされる。自民党県連、4者陣営とも別の候補を立てる可能性もでてきた。

 自民党県連は14日、役員会を開いた。出馬を求めた元郵政官僚(61)は、自民党側から単独で出馬することには難色を示したという。だが、民主など4者陣営は、自民との統一候補を立てない方針のため、候補の再検討を迫られている。

 国会議員は立てない方針を12日に党議決定したが、岩城光英参院議員(56)の擁立論も再び高まっている。ただ、「党議決定は重い。覆せば収拾がつかなくなる」(県連幹部)という声も根強い。きょう15日に役員会と全議員が参加する党議を開催し、最終的な方向性を決めるとみられる。

 一方、民主、社民県連と県民連合、連合福島の4者は14日、福島市内で会合を開いた。いわき市出身の女性弁護士(42)の擁立を目指すことを確認したものの、前向きな返事を得られていないという。4者の代表と国会議員団が13日に行った協議では、16日までに出馬の意向を取り付けられない場合、参院議員や元衆院議員らが出馬する可能性にも言及している。女性弁護士との協議が不調に終われば、佐藤雄平参院議員(58)を軸とする国会議員が候補として浮上する可能性も出てきた。

(2006年10月15日 読売新聞)

685片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/15(日) 17:45:17
福島県知事選 岩城氏の擁立再浮上 自民県連 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061015t61016.htm

 佐藤栄佐久知事の辞職に伴う出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投票)で、自民党県連内では14日、岩城光英参院議員(56)=福島選挙区=の擁立論が再浮上した。県連は中央官僚経験者らを念頭に、国会議員以外の民間人から擁立する方針を掲げたが、再考を求める声が強まった。民主党県連は同日、福島市で県議団の会議を開き、いわき市出身の弁護士森雅子氏(42)を軸に調整を急ぐ方針を確認した。

 自民、非自民の両勢力が独自候補を立てる流れが強まり、「統一候補」の実現性は低くなった。告示が迫る中、各党などの人選作業は一両日中にヤマ場を迎える。

 自民党内では、当初から岩城氏の擁立を目指す動きがあったが、国会議員の出馬については、党本部が来春の衆参統一補選への影響を懸念していることなどから、県連は12日、国会議員以外を擁立する方針を決めていた。

 しかし、民主など非自民勢力が、自民も検討していた森氏擁立の方針を先に打ち出したことなどから、知名度、政治経験などで対抗できる候補として岩城氏が再浮上したとみられる。

 自民党県連の遠藤忠一幹事長は同日、「民間人からとした選考方針に現時点で変更はないが、国会議員を推す声があれば重く受け止めたい」と話した。

 民主党の県議団は、同党と社民党、県議会会派の県民連合、連合福島の計4者の枠組みで進めている擁立作業について協議。16日をめどに、森氏の擁立決定を目指すとともに、不調に終わった場合は現職や元職の国会議員の擁立を検討することを確認した。

 知事選では、元民主党衆院議員の増子輝彦氏(59)が立候補に意欲を見せている。共産党は、支持労組などとつくる組織「みんなで新しい県政をつくる会」の枠組みで、15日に独自の候補者を発表する。

2006年10月14日土曜日

686片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/15(日) 17:46:01
崩れた長期政権:知事選 候補擁立、最終局面に 自民・民主、あす人選期限 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061015-00000103-mailo-l07

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う県知事選に独自候補者擁立を目指す自民党、民主党の対応が最終局面を迎えた。自民党県連は14日、役員会を開いたが、具体的な候補者名は明かさなかった。民主党県連も県議団会議を開き、今後の対応を話し合った。しかし、いわき出身の女性弁護士(42)への出馬要請は難航しているもようだ。告示まで2週間を切る中、両党ともに週明けの16日を人選の期限に定めた。
 民主党県連は県議団会議で、渡部譲幹事長が県選出国会議員と前日会合し、女性弁護士に出馬要請するよう求めたことを同党県議に報告した。
 女性弁護士擁立を巡っては、県議会で会派を組む社民党と支援団体の連合福島で合意済み。民主党県連の玄葉光一郎代表が本人と直接会い、意向を確認するが、交渉は難航しているもようだ。
 渡部幹事長と県民連合の瓜生信一郎会長は16日に玄葉代表から結果の報告を受ける。その日のうちに連合福島らと3回目の4者協議を開き、今後の対応を最終調整する。
 女性弁護士との交渉が不調に終わった場合は時間的な制約もあり、別の民間人擁立を断念し、元職を含めた同党国会議員の中から候補者を擁立する。
 自民党は民主党と対照的に、候補者像が見えてこない。自民党県連は14日に役員会を招集し、候補者擁立に向けた協議を行ったが、遠藤忠一幹事長は「具体的な最終絞り込みに入っているので、個人名は控えさせていただく」と明言をさけた。前日には遠藤幹事長らが都内で国会議員団と話し合ったが、結論には達していないもようだ。
 同党県連は12日に党本部の意向を受け、国会議員以外からの擁立を決めた。しかし、一部で県選出の現職参院議員を推す声もくすぶっている。これについて遠藤幹事長は「そういう声をないがしろにするわけにもいかないが、県連で決めたことを重く受け止めたい」と述べた。【菊谷隆、松本惇】

10月15日朝刊
(毎日新聞) - 10月15日12時1分更新

687片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/15(日) 17:50:55
甲府市長選  民主県連、宮島氏推薦へ 讀賣山梨

 民主党県連は14日、甲府市内で拡大選挙対策委員会を開き、来年1月に予定される甲府市長選について、現職の宮島雅展市長(61)を推薦する方針を決めた。11月4日に行われる幹事会に諮り、最終決定する。

 民主党県連は、前回の同市長選でも宮島氏を推薦をしており、樋口雄一幹事長は選対幹部の1人だった。樋口幹事長は「地域住民との意見交換を通じ、市民の視線に近い政治を実践していることを評価した」としている。

 また、選対委は、次期知事選での再選を目指す山本栄彦知事(71)についても、幹事会で支持・推薦の決定を目指すことを確認した。

 一方、来年の県議選については、現職の3人加え、新たに3人以上の当選を目指すことで合意した。すでに、新人として2人が公認または推薦候補となることを了承し、別に1人が前向きに検討中という。

(2006年10月15日 読売新聞)

688片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/16(月) 08:12:24
06福島県知事選 自民、森氏に出馬要請へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061016-00000008-khk-toh

 佐藤栄佐久知事の辞職に伴う出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投票)で、自民党福島県連は15日、党議や国会議員会議などを福島市で開き、いわき市出身の弁護士森雅子氏(42)に出馬を要請することを決めた。県連幹部が16日上京し、正式に要請する見通し。

 森氏については、民主、社民両党の県連や県議会会派の県民連合、連合福島の四者も出馬を既に打診している。四者は16日に会合を持ち対応を協議する予定で、森氏が立候補を決断すれば「相乗り」となる可能性もある。

 県発注工事をめぐる談合事件は2004年の知事選をめぐる買収疑惑に発展。佐藤前知事辞職後も県政界の混乱が続き、自民党の人選作業は難航していた。
 県連は15日、国会議員以外から行政経験が豊富な民間人を擁立するとした選考方針をあらためて確認。県連役員が接触した官僚経験者ら選考対象者の中から、若さと清新さがあり、法律の専門家で中央官庁の勤務経験がある森氏に絞り込んだ。

 森氏は東北大法学部卒。弁護士として東京を拠点に消費者問題などを数多く手掛ける一方、金融庁による専門人材の期限付き任用の公募に応じ、昨年から貸金業規制法の見直しなど消費者保護の政策立案などにかかわっている。
 自民党県連の候補者調整では、民主などが森氏を軸にする擁立方針を先に打ち出すなどしたため、地元選出の岩城光英参院議員(56)が一時再浮上した。しかし、擁立に慎重な党本部との調整がつかず、森氏擁立に一気に傾いた。

 15日に記者会見した自民党県連の坂本剛二会長は森氏の名前は伏せた上で、受諾の可能性について「内諾までは至っていないが、良い返事を頂ける感触はある」と自信を見せた。

◎小川氏が出馬表明 共産推薦へ

 出直し福島県知事選で、同県内の革新系団体で構成する「みんなで新しい県政をつくる会」(亀田俊英会長)は15日、県労連議長の小川英雄氏(57)を擁立すると発表した。同氏は無所属で立候補し、共産党が推薦する。

 小川氏は記者会見で「談合事件の温床となった無駄な公共事業を止め、入札制度の公正化を徹底したい。腐敗した県政の改革は、オール与党として佐藤前知事を支えた自民党と民主党の候補にはできない」と語った。

 小川氏は北海道紋別市出身で、東北学院大文学部中退。福島医療生協などを経て県医労協(現在は県医労連)専従となり、2001年から県労連議長を務める。04年の前回知事選でも共産党の推薦を受けて立候補した。

(河北新報) - 10月16日7時1分更新

689片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/17(火) 01:57:27
出直し 福島知事選 朝日
2006年10月16日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000610160005

 出直し知事選の候補者選びで、自民党県連は15日、民主党が擁立を目指している県出身の弁護士、森雅子氏(42)に立候補を要請する方針を固めた。一方、民主党県連も引き続き、森氏と交渉を続けている。森氏の意向次第では、対決の構図から一転、「相乗り」になる可能性が出てきた。一方、県労働組合総連合(県労連)議長の小川英雄氏(57)も同日、共産党の推薦を受けて立候補する方針を明らかにした。


 自民党県連は15日、役員会や党議、国会議員と幹部との協議などで、知事選への対応を話し合った。14日午前の段階では、民主党が擁立を目指している森氏に「勝てる候補」として、現職の参院議員の名前が挙がっていたが、補選を避けたい党本部の意向や、一部の支部に強い反発があったことから、党内調整は難航した。


 一方、森氏については、以前から自民党の候補者リストにあがっていたこともあり、「クリーンで県政を刷新できる」(県連幹部)という声が高まり、一転して擁立に傾いた。すでに「本人から良い感触を得ている」としており、16日、県連幹部らが上京し、正式に立候補を要請する。


 15日夜、同県連で記者会見した坂本剛二県連会長らは、候補者名を明らかにしなかったものの、「クリーンなど四つの項目に適合している」と説明。関係議員の満場一致だったと説明した。また、民主党との相乗りについては「他党のことはわからない」とした。


 一方、民主党も独自に森氏との交渉を続けている模様だ。自民党が森氏擁立を決めたことについて、民主党県連の渡部譲幹事長は同日夜、「先にこちらが決めていたこと。自民党が後から乗ってくるのは仕方がない」と語った。同県連は14日、森氏との交渉が難航した場合は「県選出の現職、元職の国会議員を軸に人選を進める」との方針を確認している。渡部恒三衆院議員(福島4区)や佐藤雄平参院議員の擁立を視野に入れて人選を進めるという。


 また、動向が注目される元衆院議員の増子輝彦氏(59)は、自身のホームページで自民、民主両党の相乗りの動きを「談合」と批判している。週明けにも正式に態度表明するという。


 県労連議長の小川英雄氏が、前回04年の知事選に続き、共産党の推薦を受けて無所属で立候補することが決まった。県労連や共産党県委員会などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」が、15日に福島市内で開いた党演説会で明らかにした。


 小川氏は演説会後の記者会見で「無駄な大規模開発を正し、その分を医療や教育、福祉などに充てたい」と抱負を語り、入札制度の改善など五つの公約を掲げた。小川氏は北海道紋別市生まれ。福島医療生協福島診療所などを経て、01年から県労連議長を務めている。

690片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/17(火) 02:02:22
森雅子弁護士擁立へ
自民、きょう要請民主と相乗りも 讀賣福島

 佐藤前知事辞職に伴う知事選(26日告示、11月12日投開票)で、自民党県連は15日、いわき市出身の弁護士森雅子氏(42)を推薦候補として擁立する方針を決めた。きょう16日に遠藤忠一幹事長らが都内で会い、正式に出馬を要請するが、すでに好感触を得ているという。了承を得られれば、党本部に推薦を申請する。森氏には民主党県連なども出馬を打診しており、自民、民主などの統一候補になる可能性が高い。

 森氏は東北大学法学部を卒業後、1995年に弁護士登録。ココ山岡事件やオレンジ共済事件などの詐欺事件で被害者の弁護を務めた。99年から1年間は消費者保護の先進地・米国に留学し、昨年春からは2年の任期で金融庁に入庁。経済犯罪を防ぐための政策立案に携わっている。

 自民党県連では今月3日の党議で、「清潔でクリーン」「県政の刷新を図れる」を基本に人選を進める方針を決めており、森氏が適任と判断した。いったんは有力視された元郵政官僚(61)は、自民と民主の統一候補として出馬を望んだことなどから、折り合いがつかなかった。一部で擁立する動きがあった岩城光英参院議員(56)については、参院補選は避けたいとの党本部の意向を踏まえ見送られた。

 会見した自民党県連の坂本剛二会長は、森氏が要請を受けるかという質問に、「そういうような範囲で絞り込んでおり、いい返事をいただけるとの感触を持っている」と述べた。

 一方、すでに森氏に出馬を打診している民主党県連や社民党県連、県民連合、連合福島の4者では「自民党とは同一候補を擁立しない」ことを申し合わせている。だが、民主党県連の渡部譲幹事長は「こちらが先に擁立の方針を決めた人が、自民党としても良いということなら、それは仕方がないのでは」と、森氏を自民党との統一候補として擁立することを容認する意向を示している。

(2006年10月16日 読売新聞)

691片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/17(火) 10:44:54
福島知事選:自民推薦で森氏立候補…困った民主が迷走
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061017k0000m010097000c.html

 佐藤栄佐久前福島県知事の辞職に伴う出直し知事選(26日告示、11月12日投開票)で16日、民主党が擁立を目指していた弁護士の森雅子氏(42)が自民党本部で記者会見し、同党の推薦を受け立候補することを表明した。自民党に出し抜かれた格好の民主党側は同日、地元県連がいったん相乗り推薦の方針を発表したが、夜になって撤回するなど迷走。今後、独自候補の擁立を検討するが、告示まで10日を切り苦しい立場に追い込まれた。

 「自民党からの出馬要請を快く受けさせていただいた」。森氏は16日の会見でこう明言し、民主党との関係については「正式な話は受けていない。私の政治姿勢、政策に賛同いただけるなら幅広い支援をいただきたい」と述べるにとどめた。

 自民党の動きを察知した民主党は同日、森氏の会見が開かれる直前に県選出議員らが国会内で協議し、相乗りになっても推薦する方針を打ち出したが、同日夜の再協議で一転、撤回を決定。玄葉光一郎県連代表が記者会見し、森氏には14日に出馬を打診したことを明かしたうえで「昨日、今日は電話にも出ない」と森氏の対応は不誠実として批判した。

 民主党県連の対応が迷走した背景には、知事選と政令市長選の相乗り禁止を打ち出した小沢一郎代表の意向が働いたとみられるが、独自候補の擁立に失敗すれば、自主投票に追い込まれる可能性もある。【須藤孝】

毎日新聞 2006年10月16日 20時21分 (最終更新時間 10月16日 23時20分)

692片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/17(火) 23:17:56
2006年10月17日(火)
知事選で山本派県議が支援組織を設立
自民系分裂、「19人が参加の予定」 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/10/17/1.html

 来年一月にも想定される山梨県知事選で、県議会最大会派・自民党政和会の有志は十六日、山本栄彦知事の再選に向けて支援していくことを確認し、山本県政推進議員連盟を設立した。所属県議二十七人のうち、横内正明元衆院議員の支持を決めた山梨3区県議を中心とした八人を除く、十九人が参加する見通し。事実上の“山本派”旗揚げで、自民党県連の分裂選挙は決定的となった。同連盟は県政与党で民主党県議らでつくるフォーラム政新や公明党にも参加を呼び掛け、超党派による支援態勢を確立することを検討している。
 自民党県連の山下実会長や相馬紀夫幹事長ら五期以上の六人が設立世話人となり、県議会議事堂で設立会議を開いた。世話人を含む十九人に参加を呼び掛け、十六人が出席した。横内氏支持を明確にしている、同会派代表の深沢登志夫氏ら山梨3区県議七人と、臼井成夫氏には参加を求めなかった。
 出席した複数の県議によると、設立会議で趣旨を説明し、十五人が参加に同意した。一人は「後援会役員の意見を聞いてから態度を表明する」としたが、山本知事再選については支持する考え。所用で欠席した三人についても「いずれも趣旨には賛同いただいている」(設立世話人の前島茂松氏)としており、十九人が参加する見通しという。
 山梨1区は前回知事選で井上幸彦氏を支持した太田道夫氏が設立世話人に名前を連ね、臼井氏を除く県議が、2区は全員が参加する見通し。自民党山梨1、2区支部が山本知事を推薦し、3区支部が横内氏を推薦した前回知事選とほぼ同じ構図になっている。
 設立趣意書では「県政与党の一員として山本知事の政策を支持してきた。(山本知事再選のため)できる限りの支援協力を図らなければならない」とし、今後の活動は(1)総合選対への参加(2)実績を県民に訴え理解を求める−などとしている。
 知事選をめぐっては、自民党県議団が「山本知事以外の候補が立候補した場合は再度、対応を協議する」との条件付きで再選支持を決定。知事後援会は同党県連に推薦要請している。一方、同党山梨3区県議団は横内氏支持を決めており、支援団体が近く同党県連に推薦要請する予定。
 自民党山梨3区支部幹事長の深沢氏は「支援する県議の数で当落が決まる時代ではない。県連は党勢拡大のため(前回知事選で)民主党が推薦した山本知事ではなく、党員の横内氏を推薦すべきだ」と話している。

693片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/18(水) 00:08:09
知事選に森氏が出馬表明
民主は推薦方針取り消し 讀賣福島

  佐藤前知事の辞職に伴う出直し知事選(26日告示、11月12日投開票)で、自民党県連から出馬を要請されたいわき市出身の弁護士、森雅子氏(42)は16日、党本部で出馬する意向を表明し、「不正を正し、明るい福島県を作っていきたい」と抱負を語った。一方、森氏に出馬を打診していた民主党県連は同日、森氏推薦の方針を確認したが、その後、支援者の理解が得られないなどとして方針を撤回、新たに人選を進めることを決めた。

 森氏は、自民党県連の出馬要請を受諾した後、記者会見し、「福島出身者として一連の不正に非常に心を痛めていた」と述べ、弁護士や金融庁勤務の経験を生かし、県政刷新に取り組む意欲を示した。

 だが、一般競争入札の原則導入や地元業者に優先発注する“地産地消”などへの対応について問われると、「色々な方々の意見を聴いてから判断・決断をしたい」と述べ、具体的な政策にはふれなかった。

 また、「政治姿勢に賛同をいただけるなら幅広い県民の支持・支援をいただきたい」と、民主党県連の推薦にも含みを残していた。

 一方、民主党県連や社民党県連、県民連合、連合福島の4者の代表と国会議員団は同日正午から、都内で会合を開き、森氏を推薦する方針を確認した。民主党本部では、自民党と同一候補を知事選などで擁立することを原則禁止しているが、会見した民主党県連の玄葉光一郎代表は「今後調整する」と話していた。

 ところが、会見した森氏が金融庁で自民党議員の仕事ぶりにふれ、「信頼度が上がった」などと述べたことから自民党色が強いとの懸念が広まった。連合福島の羽田則男会長からは、自民が推薦する森氏を擁立することには「(支持者から)厳しい声が上がっている」という声も伝わった。

 いったん県内に戻った4者の幹部は急きょ上京し、県選出の国会議員と再協議。「200万県民の気持ちも生活もまったく理解してない候補者であることが会見でわかった」(民主党幹部)として擁立を白紙に戻した。

 知事選では、共産党の推薦候補として県労連の小川英雄議長(57)が2004年の知事選に続き、出馬を表明している。

(2006年10月17日 読売新聞)

694片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/18(水) 08:05:21
怪我の功名になるか? しかし大きな賭け

佐藤雄参院議員に民主がきょう出馬要請…福島知事選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061017ia02.htm

 民主党の福島県選出国会議員団は18日、県発注工事を巡る談合事件による佐藤栄佐久・前知事の辞任に伴う県知事選(26日告示、11月12日投開票)について、同党の佐藤雄平参院議員(58)(福島選挙区)に出馬を要請する。

 佐藤氏は出馬に前向きという。

 国会議員団は当初、自民党の要請で出馬表明した弁護士の森雅子氏を推す方針だった。しかし、小沢代表らが自民党との相乗りに難色を示したため、独自候補の擁立を模索していた。

 佐藤氏が知事選に出馬すれば、来年4月に参院福島選挙区の補選が行われる。

(2006年10月18日3時7分 読売新聞)

695片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/18(水) 08:16:45
福島知事選 自民党が森氏推薦へ 朝日福島
2006年10月17日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000610170003

 11月12日投開票の出直し知事選の候補者選びは、自民、民主両党が、いわき市出身の弁護士で、金融庁課長補佐の森雅子氏(42)にそれぞれ擁立を打診する異例の展開になったが、森氏は16日、自民党からの立候補要請を受け入れた。森氏は民主党の推薦にも含みを残しているが、同党県連内には自民党に後れをとったことに対する批判的な意見も出始めた。「相乗り」か「対決」か。明確な構図はまだ見えない。


 「自民党の熱意とご好意をお受けします」


  森氏からそう返事をもらった直後、自民党県連の坂本剛二会長はようやく笑顔を見せた。「ほっとした」と胸をなで下ろす一方、他党の相乗りについては「いくつ乗っても結構」と、余裕すらうかがわせた。


 この日は午前11時前から遠藤忠一幹事長ら計5人の県連幹部が東京・永田町の党本部で森氏を待ち受けた。黒いスーツ姿の森氏は、テレビカメラのライトを浴びながら、硬い表情のまま会議室へ。しばらくして、非公開の部屋から拍手が沸いた。「県議と国会議員の総意として知事選出馬をお願いしたい」との要請を、受諾した瞬間だった。


 坂本会長が「27日以降、人選にばかり腐心してきた。ずいぶん大勢の対象者に対して折衝を重ねてきた」と振り返るように、候補者選びは迷走した。結局、森氏の擁立が決まったことに対し、県議の中には「子育て支援や少子化対策などで期待できる」と歓迎する声がある一方、「先走って無理に決めてしまった。党内の半分は不満を持っている」との声もくすぶっている。


 森氏自身は16日午後、党本部での記者会見で「正しいと思ったことを恐れずに発言していきたい」と、立候補に向けての決意を述べた。」



 一方、民主党県連もこの日、改めて森氏を推薦する方針を決めた。渡部譲・同党県連幹事長らが上京し、県選出の民主党国会議員団と話し合い、確認した。


 会談後の記者会見で、玄葉光一郎・県連代表は「他党の動きもあるが、我々は軸をぶらすことなく決めていきたい」と話した。森氏については、国政選挙に同党から擁立するため数年前から接触してきたことを明らかにした。自民党との「相乗り」については、「結果として同一候補になってしまった」と説明したが、森氏への正式な要請は「17日以降になる」としている。


 16日夕に開かれた民主、社民両党県連や連合福島などの幹部らで構成する4者協議では、森氏を推薦する方針に異論も出た。このため、関係者が再び上京し、県選出国会議員らとの協議に向かった。


 この中で森氏は、子育てなど家族の問題で立候補をためらったことを打ち明けつつ、「家庭も大切にする中で仕事もやっていくということを自民党にご理解いただいた」と話した。自民党の推薦を受けようと考えた理由は「金融庁に入って与党の協力を得る中で、非常に熱心に取り組む自民党議員たちの姿を間近に見て、自民党への信頼度が変わった」と説明した。


 一方、並行して森氏の擁立を模索している民主党については「いろいろ新聞に載っているが、正式にお話をいただいていない」と説明。他党の推薦については「不正をただす政治姿勢や政策にご賛同いただけるのなら」と含みを残した。

696片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/18(水) 08:17:31
森氏「地元に恩返し」、自民県議団に協力要請 讀賣福島

 出直し知事選で、自民党の推薦候補として無所属での出馬を表明したいわき市出身の弁護士、森雅子氏(42)が17日、郡山市のホテルで開かれた自民党県議の懇談会で、あいさつした。

 森氏は、子どものころに家族が金銭トラブルに巻き込まれ、苦しい時に地元の弁護士や先生に助けられたと生い立ちにふれたうえで、「ご恩返しをしたいと思っていたが、今がそのチャンス。政治の世界は初めてで、皆さんの支えがないとやっていけないのでご指導を」と協力を依頼した。

 県議ら一人一人と握手した後、選挙戦に向けて「ガンバロー」と声を張り上げた。だが、森氏の推薦の決定過程に納得していない県議もおり、握手を拒否される場面も見られた。

 森氏への推薦を党本部が正式に決定するのは20日前後の見込みで、決まり次第に、本人が記者会見を開く予定。政策協定については本人から提案のあった1項目を付け加えてまとまり、近く正式に協定を取り交わす。本人はなるべく早い時期に県内に住むという。

 民主党県連が、16日にいったん決めた推薦方針を撤回したことについては、全くコメントしなかった。

(2006年10月18日 読売新聞)

697片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/18(水) 08:18:46
出直し知事選、民主、佐藤参院議員浮上
地盤や知名度明日にも出馬表明 福島讀賣

 佐藤前知事の辞職に伴う知事選(26日告示、11月12日投開票)で、民主党県連は17日、本県選出の佐藤雄平参院議員(58)に出馬を要請する方針を固めた。自民党推薦での出馬を表明した森雅子氏(42)の推薦方針を前日に撤回したのを受け、県連幹部らが対応を協議。告示まで10日を切った短期決戦でも戦える知名度や地盤があり、連携する連合福島などの理解も得られるとして佐藤氏が浮上した。県連はきょう18日出馬を要請して、本人の了解が得られれば、あす19日にも出馬表明となる見通し。

 佐藤氏は現在2期目で、2004年の前回参院選福島選挙区で44万5560票を得てトップ当選を果たしている。福島市内で17日に行われた民主党県連の常任幹事会では、渡部譲幹事長が「森さんの会見で自民党のひもつきのような感じを受け、県政を任せてよいのかということになった」と推薦撤回に至る経緯を説明。その後、具体的な候補擁立に向けた検討に入った。

 「民間から選ぶ時間はもうない」「すぐにでも戦える人を」との声が相次ぎ、佐藤議員のほか、渡部恒三、吉田泉両衆院議員、元衆院議員の石原健太郎、増子輝彦両氏の5人が候補として挙がっていた。

 この日は民主党県連と連携する連合福島も地区代表を交えた幹部会を開き、非自民候補を擁立する民主党県連と歩調を会わせていくことを確認した。社民党県連、県民連合も含めた4者陣営の連携は維持される見通しで、候補者が決まり次第、支援体制を整える。

 知事選では、共産党推薦候補として県労連の小川英雄議長(57)が出馬を表明している。

(2006年10月18日 読売新聞)

698片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/19(木) 02:07:04
崩れた長期政権:知事選 民主県連、佐藤参院議員を軸に調整 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061018ddlk07010246000c.html
 ◇国会議員団に擁立要請へ

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う知事選で、弁護士の森雅子氏(42)を擁立する方針を撤回した民主党県連は17日、常任幹事会を開き元職を含めた県選出国会議員から候補者を擁立するよう国会議員団に要請する方針を決めた。今後の人選は、佐藤雄平参院議員を軸に調整が進められる見通しだ。一方、森氏は同日、自民党県議団に出馬のあいさつをするとともに、公明党県本部も訪れ、支援を要請した。【菊谷隆、坂本昌信】

 民主党県連の常任幹事会は福島市内で開かれた。

 会議の冒頭、渡部譲幹事長が、玄葉光一郎代表が森氏を推薦する方針を16日午後にいったんは発表しながら、撤回した経緯を報告。撤回の理由について、「森氏の会見を見て、一党一派に偏らない人物という印象を受けなかった。県政は任せられないと判断した」と説明した。

 これに対し出席者からは「相乗りと言われずに済む」「自前候補が出しやすくなり、すっきりした」と評価する意見が大勢を占めた。その一方で、推薦を決める過程が不透明だったという批判もあった。

 今後は、渡部幹事長が地元側の要請を国会議員団に伝え、党執行部と調整しながら人選を進める。一両日中に候補者を発表する方針だ。佐藤参院議員を中心に選考作業は進められる見通しだが、対象には元職も含めることになった。

 国会議員の擁立については、一部から選挙区選出議員は補選を伴うため避けるべきだとの指摘もあったが、「県政立て直しを優先する」という意見が大勢を占めた。

 民主党県連の常任幹事会に先立ち、県議会で会派を組む県民連合の会派会議が県庁で行われ、早期の候補者擁立で一致した。

 ◇森氏、自民県議団にあいさつ−−公明県本部にも支援要請

 森氏は17日、郡山市内のホテルで開かれた自民党所属県議団の会合に出席、各議員に支持を求め福島での本格的な活動を始めた。

 森氏は「推薦を重く受け止めている。改めてありがとうございます」とあいさつ。出馬に踏み切った理由について、「最初はとんでもないとお断りした。しかし、福島県の危機と聞き、18年間世話になり心を痛めていた。恩返しをしたい」と語った。

 この日は、所用で欠席した4人を除く同党県議29人と渡部篤衆院議員が出席した。

 あいさつの後、森氏は県議全員に握手を求めたが、1人は「初めてあなたを見た。(応援するか)よく考えたい」と応じない一幕もあった。

 森氏は公明党県本部も訪れ、幹部らと会い、支援を求めた。

 自民党県連は19日正午から、知事選の選挙対策について具体的に話し合う、初の選挙対策委員会を開く予定だ。

毎日新聞 2006年10月18日

699片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/19(木) 02:11:27
’07愛知知事選:神田知事、名古屋市議会自民・公明3会派訪問し支援要請 /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061018ddlk23010059000c.html

 神田真秋知事は17日、自民党県連幹部らとともに名古屋市議会の自民・公明会派を訪れ、来年2月の知事選に向け支援要請を行った。32年ぶりに相乗り態勢が崩れ、民主党推薦候補との激戦が予想されることに加え、市議会の自民党会派が分裂した直後とあって、神田知事や同党県連幹部は危機感を強調。「県・市一体」「一致結束」をアピールし、万全の支援体制作りを呼びかけた。

 神田知事には、同党県連会長代行の寺西学県議や同党県議団長の岩村進次県議ら県連幹部数人が同行。最初に訪れた自民党市議団(12人)では、出迎えた堀場章団長が冒頭、「残念なことに会派が二つに分かれたが、知事選では全力を挙げて戦う」とアピールした。

 神田知事は「32年ぶりの、政党が分かれて戦う大きな選挙」と強調。「大変責任を感じているし、勝ち抜かなければいけない覚悟。力添え、ご理解、ご支援が欠かせません」と協力を求めた。市議団の分裂について寺西県議は「市議会の話は話として、一致結束して党員としてのお力添えをしていただきたい」と協力を求め、「県・市一体となって、名古屋市で神田さんがどこまでがんばれるかが雌雄を決する」と檄(げき)を飛ばした。市議団の議員は全員でガンバロー三唱を行った。

 一方、自民党市議団が分裂して結成された「新風自民」(9人)で神田知事は「いろいろご事情はおありかと思いますが、来年の選挙を支援いただいて、その後の4月の統一地方選挙にもきちんとつなげていかなければならないと思っています」とあいさつ。公明党市議団では「従来にない厳しい戦い。先生方のネットワークや力添えいただきたい」と協力要請した。【式守克史】

毎日新聞 2006年10月18日

700片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/19(木) 22:52:44
民主・佐藤雄氏立候補へ/自・民対決鮮明に/きょう議員辞職願、表明 福島民報
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061019/kennai-20061019104545.html

 26日告示、11月12日投票の知事選で、民主党参院議員の佐藤雄平氏(58)=本県選挙区=は18日、党県連などからの要請を受け、立候補する意思を固めた。19日に議員辞職願を扇千景参院議長に提出、党本部に離党届を出したあと、午後から福島市で記者会見し、表明する。告示まで1週間となり、これまでのところ佐藤氏と、自民の推薦を受けて立候補するいわき市出身の弁護士森雅子氏(42)の2大政党の推す候補に、共産推薦の県労連議長小川英雄氏(57)が加わる選挙戦となる見通しとなった。
 佐藤氏に対する立候補の要請は東京・永田町の衆院第2議員会館で開いた本県関係の拡大国会議員団会議の席上、渡部譲県連幹事長が行った。県連と共闘して知事選に臨む社民党県連、県議会・県民連合の無所属県議、連合福島を代表して県民連合の瓜生信一郎会長も立候補を求めた。渡部、瓜生両氏が「地元の期待は高まっている」と促したのに対し、佐藤氏は「重く受け止め、明日(19日)、地元で返事する」と立候補への意欲を明らかにした。このあと、報道陣に対し「後援会や知人、友人、さまざまな方々の話を聞き、1日熟慮して地元で態度を明らかにしたい」と語った。
 佐藤氏は18日、国会内で開かれた参院国対・筆頭理事会議に予算委筆頭理事として臨み、知事選に立候補する意向を示した。党本部には県連幹部が報告、了承を得た。佐藤氏は離党後、知事選に無所属の立場で臨むとみられる。
 県議会で県民連合を構成する民主、社民の両党県連、無所属議員と、支援団体の連合福島の4者は18日、福島市で会合を開き、4者を代表して佐藤氏に立候補を要請するため上京していた渡部幹事長、瓜生会長から要請活動について報告を受けた。要請が受諾される見通しであることから、候補者擁立に向けた作業終了を確認した。
 瓜生会長は会合後、「4者の気持ちは伝わった。佐藤氏には今後、『県民党』として幅広い県民からの支持を集めてほしい」と語った。

[石原氏「立候補せず佐藤氏応援」]
 複数の福島市議が立候補を要請している元民主党衆院議員の石原健太郎氏(69)は「佐藤雄平さんが出馬するのであれば、自分は立候補しない。応援に回りたい」と語った。

[参院本県選挙区/来年4月に補選]
 佐藤氏の議員辞職願は早ければ23日の参院本会議で了承される。これを受け、来年4月の統一地方選で参院本県選挙区の補選が行われる。

[森氏、出身地いわき入り/支援要請]
 森氏は18日、出身地のいわき市に入り、関係団体などに支援を要請した。森氏は「不正を正したいと思い、これまで仕事をしてきた。これからも庶民感覚で取り組む。私の考えを県民に知ってもらい、理解を得たい」と決意を示した。
 党県連の選挙準備も本格化し、遠藤忠一幹事長、渡辺重夫総務会長、橋本克也政調会長、高橋信一筆頭副幹事長らが福島市の県連会館に詰めて、選挙の組織態勢や遊説日程などの調整に当たった。
 県連は19日に役員会、選対委員会、総務会、支部長・幹事長会議を開催し、選挙の組織態勢などを決める。森氏は同日、福島市内で農業、商工業団体などを訪問し、あいさつする予定。支部長・幹事長会議に出席後、記者会見する。

[小川氏当選へ意思統一確認/共産]
 共産党県委員会は18日、地区委員長会議を開き、推薦した県労連議長の小川氏当選に向け、県内党員の意思統一を図ることを確認した。小川氏は同日、県労連や党県委員会などで構成する「みんなで新しい県政をつくる会」の幹部と政策の取りまとめを急いだ。政見放送収録の準備も進めた。

[増子氏、態度明らかにせず]
 擁立の動きが出ている元民主党衆院議員の増子輝彦氏(59)は18日、会津、県南両地区を回り、知事選の情勢などを探った。19日にも表明するとした自らの態度については「現在、県民の意見を聞いている」と話すにとどまった。同日には上京し、民主党選出の国会議員と会うことを明らかにした。

701片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/20(金) 14:28:21
’06知事選:出直し・ふくしま 佐藤雄平氏「明るい県政を」−−出馬表明 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061020ddlk07010355000c.html
 ◇18年ぶり激戦へ

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う知事選で、民主党参院議員の佐藤雄平氏(58)が19日、正式に出馬を表明し、県政与党だった自民、民主両党の推薦候補が激突する構図が固まった。過去4回は、佐藤前知事が共産党系候補を大差で破る無風選挙が続いてきたが、88年以来18年ぶりに激しい選挙戦が予想される。この日は、弁護士の森雅子氏(42)=自民党推薦=が、県連と政策協定を結び、政策を明らかにした。一方、無所属での出馬を検討していた元衆院議員の増子輝彦氏(59)は立候補を断念した。【知事選取材班】

 佐藤氏は19日午後3時から、福島市内のホテルで会見し「福島県民党という立場で、明るい県政作りに命をかけてみようと決心した」と決意を述べた。

 党本部に離党届を提出後、会見した佐藤氏は「(秘書時代を含めて)40年近い政治生活を送り、参院議員として全県下を歩いて、それぞれの市町村の状況について承知している」と、政治に携わった経験の長さを強調した。

 約30分の会見では、半分以上を自ら掲げる政策の説明に費やした。談合事件の問題を第一の課題としてあげた。県発注工事の入札制度改革について「当然基本は一般競争入札。これを厳守したい」と抜本的な改革を約束した。さらに天下りについて「事件の温床になる」として原則禁止の方針を打ち出した。

 また、医師不足対策では、県立医大の卒業生が過疎地域で医療業務に積極的に従事できる政策を推進すると明言。さらに県内人口の増加に最も力を注ぐ意向を明らかにした。

 プルサーマル計画については、「前提として県民や原発所在地住民の安全、安心を担保する必要がある」とし、佐藤前知事が唱えていたように、原子力安全・保安院を第三者的な立場とするため、経済産業省から分離するよう主張した。

 会見の終盤、佐藤氏は政治資金について切り出し、水谷建設と佐藤工業から政治献金を受け取っていたことを明らかにしたうえで「政治資金規正法の中で間違いなく報告と発表をしてきた。不正はないが、道義的な責任として本日返還させていただいた」と釈明した。

 佐藤氏は一両日中に議員辞職願を提出。23日の参院本会議で了承され、知事選では民主、社民両党から推薦を受ける見込みだ。

 ◇任期は2期8年まで−−森氏と自民県連が政策協定

 森氏は19日午後、自民党県連と政策協定を結んだ。協定は最重要確認事項4項目、基本政策23項目からなる。最重要確認事項では、談合事件の背景と指摘される多選に関し、「多選はしない(2期8年まで)」と明記されたほか、クリーンな県政の確立や公正透明な入札制度の構築を掲げている。

 基本政策では、▽天下りや年功序列型給与体系の見直し、公社の改廃などの行政改革▽原子力政策は県民の意見を重視した慎重な検討▽県民医療の充実−−などを挙げている。

 森氏がこれまで弁護士として情熱を注いできた多重債務問題の解決や、経済犯罪防止と被害者救済対策の充実も、盛り込まれた。

 その後、県庁で会見した森氏は、すでにいわき市に転入手続きを済ませたことを明らかにしたうえで、「(東京に住む)子供は連れて来る。夫も努力してくれる気持ちになっている」と述べた。さらに「家庭と仕事の両立を目指す。働きながら家庭を持って、幸せにしている女性のモデルになりたい」と話した。

 また、原子力政策については立地地域の声だけでなく、県全体の意見を聴く方針を示した。

 この日は、自民党本部が森氏の推薦を正式に決定、20日午後に安倍晋三総裁から森氏に推薦状が渡される。

702片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/20(金) 14:37:19
 ◇増子氏が出馬断念、佐藤氏を支援 「相乗り回避で県民に選択肢」

 増子氏は19日夕、郡山市内で会見を開き、立候補を断念したことを明らかにした。知事選では民主党員として、佐藤氏を支援する方針だ。

 不出馬の理由について、増子氏は「民主、自民両党の相乗り候補が回避され、県民に選択肢が出来た」と説明。「私は民主党員であり、民主党が出馬要請した佐藤雄平氏を支援することは当然のこと」と語った。

 増子氏によると、19日に上京し、民主党県連の玄葉光一郎代表らと知事選について意見交換した。自民党との相乗り候補を擁立しようとしたことを玄葉代表側は陳謝したうえで、佐藤氏の擁立に協力してほしい旨の要請があったという。

 増子氏は「相乗り候補が擁立されれば、出馬しようと思っていた。相乗り候補が失敗し、結果的によかった」と語った。

 ◇候補予定者の公開討論会、JCが告示前日の25日

 日本青年会議所(JC)東北地区福島ブロック協議会は、知事選立候補予定者の公開討論会を、告示日前日の25日に福島市で開催すると発表した。候補者擁立を決めている自民党、民主党の各県連と共産党県委員会に19日、出席を要請した。

 討論会では、少子化対策や原発問題などについての質疑応答や、個別討論も行われる。同協議会は昨年の福島市長選やいわき市長選、03年の衆院選でも公開討論会を実施している。

 三浦芳一郎会長は「新人同士で候補者の顔が見えないが、個々の主張を聞いて投票の判断材料にしてもらいたい」と話している。会場は県文化センター大ホールで、入場無料。

毎日新聞 2006年10月20日

703片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/20(金) 14:39:27
広島市長選候補 保守一本化先送り
自民市議団内に慎重意見 広島讀賣

 来年2月に任期満了となる広島市長選で、柏村武昭参院議員(62)(広島選挙区)が自民党の中川幹事長から出馬を打診されたことを受け、同党の市議団(31人)は19日、約25人で対応を協議した。柏村氏への支援で一本化する可能性を話し合ったが、「地元後援会と検討したい」との慎重な意見が出たため、現段階ではまとまらなかったといい、結論は30日の再協議に持ち越された。

 一部報道で出馬打診が明らかになった13日に、保守系候補の一本化を目指す藤田博之議長が会合を提案。この日正午から市議会の一室で約50分間、非公開で協議した。

 出席者らによると、藤田議長は協議の冒頭、中川幹事長から「複数の地元選出国会議員に出馬打診している途中に柏村氏の名前だけが(報道で)漏れてしまった。すまなかった」と電話があったと説明した上で、「強要はしないが、候補者の一本化でまとまってもらいたい」と促したという。

 柏村氏擁立に賛同する市議もいたが、一部市議から「市長選と2か月後の市議選は切り離せない。柏村氏を推してもいいのか、後援会幹部と相談したい」との声が上がったため、結論の先送りを決めたという。

 会合後に会見した藤田議長は「できることならみんなで歩調を合わせて進もうと(いう方向で)は一致した。一回の話し合いでは難しかった」と話した。

 柏村氏を望むある市議は「柏村氏の出馬を後押しするため、早く一本化したかった。残念」と肩を落としたが、別の市議は「前回の参院選に無所属で出た後、自民党にくら替えした柏村氏に、不信感を持つ有権者は多いのでは。一枚岩で全面支援することは困難」と複雑な胸中を明かした。

(2006年10月20日 読売新聞)

704小説吉田学校読者:2006/10/22(日) 12:03:14
>>702
これね、前回知事選では公開討論会をしてないでしょう。

なんで、今回やるかというと福島JCには雄平支持が結構いるからです。輸入博とか。
なお、某JCの中の人によれば、いわきJCは森支持一本槍、連合いわきの一部に森支持の動き(たぶん、岩城応援団の人たちです)が出てきているそうでありまして、私が恐れていた三地区対抗戦の様相を見せてきました。攻めるも守るも中通りか。郡山は玄葉・雄平と見たほうがいいが、福島、伊達の亀岡が言うこと聞くか。石原牧場さんは?相双は大丈夫?こういうところはヤダ。

705片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/22(日) 14:38:00
<解説>知事選の争点化狙う 沖縄相「リンク」発言 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-18226-storytopic-3.html

 就任後初めて来県し普天間飛行場を視察する高市早苗沖縄担当相=21日午後、宜野湾市 就任後初来県した高市早苗沖縄担当相が記者会見で、普天間飛行場移設問題と北部振興策を明確に関連付けた。内閣府はこれまで基地建設の進み具合に応じて振興費を支払う「出来高払い」の姿勢を堅持する防衛庁と一線を画してきた。11月の県知事選挙を控えたこの時期に、政府が一体となって移設と北部振興をリンクさせる構えを示したのは、あいまいだった内閣府の姿勢を明確にし、選挙での争点化を図ろうという意図も透けて見える。
 5月の閣議決定で北部振興策の継続が取り消されたことに県や北部市町村が反発。8月に発足した協議会では小池百合子前沖縄相が「円満な形で進行する状況の中でしっかり対応する」とした発言を妥協案として受け、県や北部市町村がぎりぎりの段階で参加を決めた経緯がある。
 しかし、安倍晋三首相は就任後初の所信表明で、米軍再編推進の材料として地域振興策を活用する考えを示した。高市沖縄相の発言はその考えをいっそう鮮明にした。
 V字沿岸案に県が反発し、普天間飛行場移設の進ちょくが停滞していることに対する政府のいら立ちやあせりが、選挙の争点化を図ったと見える今回の発言につながったといえそうだ。
(政経部・宮城久緒)
(10/22 10:18)

706片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/22(日) 14:41:53
>>704
ですよねえ。
でも、地区合戦のほうが外部から見ると面白いですよ。

名の知れない森が今からそんなに伸びるのか疑問ありです。
そんで、佐藤当選の予想。

707片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/22(日) 16:08:49
’07山梨選挙:知事選 推薦要請を受理せず 自民県連、横内氏側に /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000023-mailo-l19
 ◇書類の不備で
 知事選で立候補を表明している横内正明元衆院議員(64)の支援者が20日、甲府市丸の内2の自民党県連で横内氏への推薦を要請した。県連側は山下実会長と相馬紀夫幹事長が応対したが、書類の不備などを理由に受理しなかった。横内氏側は近く書類を整え、再提出する。
 横内氏側は深沢登志夫県議と、前回の知事選(03年)に出馬した旧井上幸彦氏の支持者で作る「ふるさと山梨を考える会」の前原昇会長が、「横内正明後援会『甲斐の国・復活倶楽部』」の名前で推薦要請を提出した。県連側は、推薦要請書の団体名の表記の一部が間違っていたことや、同後援会が県選挙管理委員会に政治団体として届け出をしていないことを指摘した。
 県連は、同会から推薦要請があった場合、今月下旬に開かれる県議団総会で、山本栄彦知事(71)の後援会「山輝会」からの推薦要請と合わせて議題にかけることにしていたが、山下会長は会見で、「不備のある書類では、公党として議題に挙げることは出来ない」と不快感をあらわにした。
 横内氏側は同日午後、県選管に同後援会の政治団体設立届を提出し、受理された。【中村有花】

10月21日朝刊
(毎日新聞) - 10月21日11時1分更新

708片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/22(日) 16:13:20
’07山梨選挙:知事選 山本氏支持の自民県議19人、「議員連盟」を設立 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000077-mailo-l19

 来年2月の任期満了に伴う知事選で、自民党政和会の27県議のうち19人が16日、山本栄彦知事(71)の再選出馬を支援しようと、山本県政推進議員連盟を設立した。今後、山本氏の後援会「山輝会」と協力し総合選対に参加し、知事選の勝利を目指す。残り8県議は、態度保留の1人を除き13日に知事選に出馬表明した横内正明元衆院議員(64)=自民=を支援する構え。知事選を巡る同党県連や同党の県議会会派の分裂は決定的となった。
 設立は1、2区の県議計6人が呼び掛け、この日はそれに応じた19県議のうち16人が設立会に参加、設立趣意書に署名した。山下実・県連会長が、分裂回避で横内氏に出馬断念を促したが断られた経緯を述べ「万策尽きた。後は勝つのみ」とあいさつ。2区の堀内光雄衆院議員(76)が「自民党に復党できれば(山本知事への支持で)全力投球したい」と伝えたことも報告されたという。設立会に参加しなかった3県議も近く署名する意向という。
 一方、横内氏は同日、衆院選初挑戦の際、地盤を継承した金丸信・元自民党副総裁や、戦後に知事を務めた吉江勝保、天野久、田辺国男、天野建=いずれも故人=の4氏の墓を訪れ、出馬を報告した。横内氏は「政治の師匠(故金丸氏)に選挙でお守り頂くようお願いした。背水の陣でもあり知事経験者の霊前にもごあいさつした」と述べた。陣営は近く横内氏の推薦を自民党県連に要請、支援団体の結成を急ぐ。
 県連は今週中にも三役会議と県議団総会を開き知事選への対応を協議する方針。参院選を控え会派分裂を避けるため、知事選は自主投票となる可能性が高いとみられる。【宇都宮裕一】

10月17日朝刊
(毎日新聞) - 10月17日12時1分更新

709小説吉田学校読者(ムチ打ち静養中):2006/10/22(日) 18:03:45
>>706
私の見立てでは現在のところ、互角です。「横一線で激しく競り合い」のパターンでしょう。これが「増子出馬」でしたら、間違いなく森に◎でした。「増子には世話になった」という人はかなり少ないし、××まがいの党員獲得をやったこともある人だし。
たぶん、岩城+坂本剛二のいわき軍団が手取り足取りやるでしょう。岩城vs雄平だったら、岩城に○でした。でも、それくらい雄平はタマ良ですねえ。

>>708
草葉の陰で金丸は横内を嘲笑っているんじゃないの??

710片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/23(月) 09:32:13
>>709
かなりの接戦を予想・・・というところなのでしょうか?

早くも分刻みの戦い 候補予定者支持固めへ 讀賣福島

 佐藤前知事の辞職に伴う出直し知事選(26日告示、11月12日投開票)を目前に控え、立候補予定者は21日、県内各地を精力的に動き回った。

 自民党推薦で立候補する無所属の弁護士森雅子氏(42)は富岡町で、知事選と県議補選双葉郡選挙区に向けた同党双葉郡総支部の事務所開きに出席。その後、いわき市に入り、同市選出の自民党県議の支援者らを回って、「知名度はないが、正義感だけはある」などと決意を述べた。夜には、県連会長の坂本剛二衆院議員の後援会拡大役員会にも顔を出すなど、分刻みのスケジュールに追われていた。

 民主、社民両党の推薦候補として出馬する佐藤雄平氏(58)は、会津農林高校の式典に、渡部恒三衆院議員らと出席。その後、福島市内で開かれた社民党県連の会議に参加し、「明るい、住みやすい県づくりに全身全霊をつくしたい」とあいさつした。同党はこの日、佐藤氏の推薦を決定した。

 共産党の推薦候補として無所属で出馬する小川英雄氏(57)は、支持母体の「みんなで明るい県政をつくる会」がJR福島駅前で開いた街頭宣伝に参加し、談合事件の徹底解明を訴えた。

(2006年10月22日 読売新聞)

711片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/23(月) 09:42:33
栗東市長に推進派の国松氏 新幹線新駅 凍結派新人破る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061023-00000001-kyt-l25

 新幹線新駅設置問題が最大の争点となった栗東市長選は22日投開票され、新駅「推進」を訴えた現職の国松正一氏(59)=自民党滋賀県連推薦=が、前栗東市議の田村隆光氏(49)=民主党県連、社民党県連推薦=、元県労働組合総連合事務局長の杉田聡司氏(58)=共産党県委推薦=を抑えて再選を果たした。
 新駅「凍結」を掲げる嘉田由紀子知事との対立構造が続くが、国松氏の得票率が4割にとどまったこともあり、新駅建設事業は今後も曲折の道を歩むことになりそうだ。
 新駅推進を掲げる国松氏の当選により、田村氏を支援した嘉田知事へ、自民党などの攻勢が強まり、今月末のJR東海への工事費支払いなどをめぐり激しい議論の応酬が再び始まりそうだ。
 選挙戦で国松氏は、新駅について「栗東市の将来の発展のために欠かせない」と訴えた。推薦を受けた自民党県連のほか、公明党栗東支部や市内商工関係者の支援を受け、田村氏に約1000票差で競り勝った。
 田村氏は民主党県連、社民党県連の推薦に加え、嘉田知事の側面支援も受けた。「新駅凍結」を前面に打ち出し、立候補表明後、「中止も含む再検討」に主張を強めたが、民主党や嘉田知事の支持層がより明確に「中止」を訴えた杉田氏に流れるなど、現職の壁を突き崩せなかった。
 杉田氏は「新駅はきっぱり中止」を訴え、共産票を固めたうえ、嘉田知事の支持層を取り込むなど幅広い浸透をみせ、健闘した。
 投票率は、63・93%と前回市長選(2002年)から11・98ポイント上昇した。当日有権者数は4万5926人。
 ◇栗東市長選開票結果(選管最終)
 当 一二、〇八二 国松 正一 無現
    一一、〇五三 田村 隆光 無新
     五、九九二 杉田 聡司 無新
(京都新聞) - 10月23日0時49分更新

712片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/23(月) 09:43:13
この判断がどう影響してくるか。

新駅凍結へ姿勢崩さず 嘉田滋賀県知事、表情硬く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061023-00000003-kyt-l25

 「新駅の凍結、中止を訴えた候補者が約6割も得票した。凍結があらためて支持されたと思っている」。新駅凍結を掲げた田村さんの敗北が決まった22日夜、嘉田知事は硬い表情で、凍結への決意をあらためて口にした。
 新駅の行方を左右する市長選は、凍結の実現を目指す嘉田知事にとっても大きなヤマだった。同じ凍結を掲げた田村さんへエールを送り続けたが、その思いは最終盤で迷いに変わった。
 「なぜ決断しないのか」。20日午前、田村さんを推薦する民主党県連や知事の支持母体「対話でつなごう滋賀の会」が、嘉田知事に栗東市内に応援に入るよう求めた。
 だが、知事が市内に姿を見せることは最後までなかった。19日の記者会見で、新駅の10月分負担金について支払わない意向を示したことが自民党など新駅推進派を刺激した。これ以上の摩擦を避けたかった。
 9月11日。立候補の決断を迫られた田村さんは、民主党国会議員から嘉田知事の名刺を受け取った。「二人三脚で頑張りましょう」。裏に、立候補を後押しするメッセージが書かれていた。
 その10日後、知事は立候補表明した田村さんを「最も政策的に近い人」と、支援の可能性をほのめかした。「特定の候補者は支援しない」と繰り返しながらも10月13日、再び「田村氏に声援を送りたい。流れを見て支援方法を考える」と現地入りを示唆した。態度は鮮明になっていった。
 「嘉田知事が応援する田村をお願いします」。選挙に入ると、知事の支援者が周辺市から駆けつけた。知事選で使った「もったいない」ののぼりを手に支持を訴えた。だが、土壇場で迷いをみせた知事の存在感は、有権者の心をつかみきれなかった。
 県庁で記者会見を終えた嘉田知事は再選を果たした国松さんの事務所に祝福に駆けつけた。嘉田知事は、国松さんと握手を交わして「おめでとうございます。いい滋賀県、いい栗東市をつくっていきましょう。疲れを癒やしてください」とねぎらった。国松さんは「ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします」と頭を下げた。
(京都新聞) - 10月23日0時49分更新

713片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/23(月) 11:35:19
「創る会」刷新会議、独自候補の擁立難航 福島県知事選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061021t61030.htm

 出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投開票)で、既成政党以外からの独自候補を模索している市民グループなど2団体の擁立作業が難航している。それぞれが20日までに十数人に出馬要請したが、いずれも不調に終わった。談合事件で露呈した県政腐敗への素朴な怒りから活動を開始した両団体は「まだ(擁立を)断念するわけにはいかない」と、ぎりぎりまで活動を続ける考えだ。

 候補者擁立を目指しているのは、市民グループ「日本一のふるさとを創る会」(小林富久寿代表)と、超党派の県議OBらでつくる福島県政刷新会議(代表世話人・井戸沼俊穎元県議)。

 一般公募による候補者擁立を目指す「創る会」は20日までに、他薦の声が寄せられた15人のうち県内の現職首長、政府系金融機関幹部ら13人に立候補を要請したが、承諾してもらえなかった。同会は当初、18日としていた公募締め切りを23日に延長し、さらに人選を進める。

 刷新会議も元国会議員ら12人に出馬要請したものの、全員が辞退。20日には、門馬徳美事務局長らが前宮城県知事の浅野史郎氏に会って「福島県を掃除してくれるのは浅野さんしかいない」と訴えたが、「知事業は辞めたばかりなので戻る気はない」と断られた。

 会談の中で浅野氏は「今回は福島の誇りが懸かる選挙。多選したから談合が起きたのではなく、談合があったから多選を許してしまった」と持論を展開。「皆さんの活動は有意義で、たとえ候補者を擁立できなくとも組織を継続し、次期県政を監視する役割がある」とエールを送った。

714片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/23(月) 23:52:17
福島談合:出直し知事選控え自民、民主陣営に戸惑い広がる
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061024k0000m010107000c.html

 辞職した佐藤栄佐久前知事の逮捕の報に、出直し知事選の告示を26日に控え、それぞれ独自候補を擁立した自民、民主両陣営には戸惑いが広がった。

 県議会最大会派として前知事を支えてきた自民党福島県連の遠藤忠一幹事長は「なぜこの時期なのか。非常に混乱している。選挙への影響がないと言えばうそになる。我々には佐藤県政を支えた責任がある」と沈痛な表情で話した。

 一方、民主党福島県連も県政与党の一翼を担ってきた。渡部譲幹事長は「逮捕は想定内。影響はない」と平静を装った。しかし、候補者擁立の中心になったのは前知事の娘婿で衆院議員の玄葉光一郎県連代表。吉田泉衆院議員は「玄葉さんは今後、動きづらくなる」と表情を曇らせた。

 困惑する両陣営に対し、前知事辞職前から実弟の土地取引疑惑を厳しく追及し、知事選でも推薦候補を擁立した共産党は勢いづく。県委員会は24日朝、福島駅前で緊急の街頭活動を行い、前知事や支えてきた与党の責任を追及する方針だ。【菊谷隆、坂本昌信】

毎日新聞 2006年10月23日 20時48分

715片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 09:54:37
旭川市長選 世論調査 西川、加藤両氏が先行 追う安住氏、未定も3割  2006/10/24 07:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061024&amp;j=0023&amp;k=200610241077

 【旭川】二十九日投開票の旭川市長選で、北海道新聞社は二十一、二十二の両日、北海道新聞情報研究所に委託して電話による世論調査を行った。立候補した無所属・新人五氏のうち、前民主党第6区総支部副代表の西川将人氏(37)=民主推薦=と、前自民党道議の加藤礼一氏(53)=自民推薦、公明支持=の両氏が先行して激しく競り合い、前旭川市議の安住太伸氏(36)が追う展開となっている。回答者の三割近くがまだ投票者を決めておらず、その動向も勝敗を左右しそうだ。

 旧自由党出身の西川氏は民主党支持層の七割をまとめた上、自民党支持層の一部にも食い込んでいる。また、無党派層の支持も五候補中で最も高い。職業別では公務員、商業・サービス業の支持を得ている。

 加藤氏は公明党支持層の八割近くを固め、選挙協力の浸透ぶりをうかがわせる一方、自民党支持層の半分しか固め切れておらず、保守分裂の影響がうかがえる。職業別では会社員や専業主婦から高い支持を集めている。

 安住氏は自民党支持層でやや苦戦しているものの、無党派層の支持は加藤氏とほぼ互角。また、二、三十代の若年層にも浸透しつつある。

 共産党旭川地区委員長の荻生和敏氏(56)は、共産党支持層の四割弱の支持を得ているものの、厳しい戦いを強いられている。

 道東海大助教授の神崎実氏(44)は、二十代の一部から支持を得ている。

 ◇調査方法 旭川市内の有権者構成に見合うよう電話帳から性別、年齢別など各階層ごとに無作為抽出した有権者五百人を対象に電話で聞いた。

716片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 09:55:58
2006年10月23日(月)
知事選対応、自民県議団割れる
山本派と横内派、党推薦めぐり綱引き 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/10/23/1.html

 来年一月四日告示の山梨県知事選で、自民党県連内では、立候補表明した山本栄彦知事(71)と横内正明元衆院議員(64)をそれぞれ支持する県議が、党推薦をめぐって綱引きを繰り広げている。県連は二十四日に県議団会議などを開いて協議するが、来夏に参院選を控えていることから、分裂回避のため前回知事選と同様に特定候補の推薦は見送らざるを得ないとの見方が出ている。一方で、大勢を占める山本知事支持派の中には「多数決で山本知事の推薦を決めるべきだ」との強硬論もあり、流動的な状況だ。〈中山 純〉
 横内氏が知事選立候補を表明した十三日。山本知事支持派県議の山下実県連会長と相馬紀夫同幹事長らが急きょ上京し、党本部の中川秀直幹事長を訪ねた。前日の十二日に横内氏と県連副会長でもある深沢登志夫県議が党本部の谷津義男選挙対策総局長と会談するなど、「横内氏側が党本部から推薦を得ようと動いているのではないか」との憶測が広がったためだ。
 山下会長らが党本部の意向を確認したのに対し、中川幹事長は「知事選に党本部は一切関知しない」との見解を示したという。横内氏サイドは「知事選立候補への理解を求めに行っただけ」と話している。
つばぜり合い
 自民党への推薦要請は、山本知事が九月末、横内氏が今月二十日に、いずれも後援会が県連に対して行った。
 横内氏側が要請した際には深沢県議が同行し、要請書で自民党衆院議員や県連最高委員としての「党への貢献」を強調したのに対して、山下会長が「横内氏の立候補表明で県連は混乱した。功よりも罪がある」、相馬幹事長も「横内氏が党員獲得に貢献してきたのか調べる必要がある」と応酬。書類の不備を理由に要請を受理しないなど、県連幹部同士がつばぜり合いを演じた。
前回は支部対応
 二十四日の県議団会議では推薦要請への対応のほか、「山本知事以外の候補者が出た場合は再度協議する」との条件付きで決めた山本知事再選支持についても議題に上る見通し。横内氏支持派は決定取り消しを求める考えだが、県議団二十六人のうち十八人を占める山本知事支持派は「知事の再選支持は決定事項」(皆川巌幹事長代行)と譲らない構え。推薦についても「戦はもう始まっている。結果的に分裂しても構わない」(1区ベテラン県議)と多数決での決定を主張する意見がある。
 ただ、今回と同様に山本、横内両氏が県連に推薦要請した前回知事選では、県連は特定候補の推薦を見送り、1、2区支部が山本氏、3区支部が横内氏を推薦した支部対応を尊重した経緯がある。当時、県連幹部の知事選対応への不満から集団離党や市町村支部解散の動きが出るなど混乱したこともあり、山本知事支持派の県議からも「来夏の参院選を前に県連の分裂を招くような強行策は取りにくい」との声が出ている。

717片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:15:50
対決の深層06知事選 讀賣福島
(上)自・民相乗り“不発” (2006年10月21日)
思惑ずれ独自候補
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/kikaku/072/1.htm

 今月16日、東京都千代田区永田町の自民党本部。同党県連から出馬要請を受諾した森雅子氏(42)が会見に臨んだ。一昨年から金融庁課長補佐として働き「自民党への信頼感が高まった」と述べた。背後には、安倍首相のポスターが2枚張られていた。会見後には、中川秀直幹事長と握手を交わし笑顔で報道陣のフラッシュを浴びた。

 そのころ、自民党本部に近い同区永田町の衆議院第一議員会館の一室では、民主党県連代表の玄葉光一郎衆院議員が、県連幹部らとの協議を終え、報道陣に囲まれていた。「方針通り森さんを推薦したい。他党の動きはあるが軸をぶらさず」。隣で同県連の渡部譲幹事長はうなずいた。「こっちが先だったんだから」

 しかし、渡部幹事長が、福島市の同県連本部に戻ると、森氏の会見をニュースで見た支援者から厳しい声が寄せられていた。「あんなに自民色の強い人を支持できない」。自民党との相乗りを禁止している民主党本部も難色を示した。

 急きょ、渡部幹事長らが東京に戻り、玄葉代表らと都内のホテルで再協議した。協議を中座した同党の渡部恒三最高顧問は吐き捨てるように言った。「推薦撤回だ」。19日、民主の推薦候補として佐藤雄平参院議員(58)が出馬を表明する。

 県発注工事をめぐる談合事件で、実弟らが逮捕された責任をとって、佐藤前知事は先月27日、辞任を表明した。その直後から、自民、民主両党の県連では、統一候補を模索する動きがあった。「(選挙で)さらに県民を悩ますのはいかがなものか」「県民を真っ二つにすべきでない」。両党県連幹部はそう口にした。

 森氏に最初に白羽の矢を立てたのは、民主と社民、県民連合、連合福島の4者だった。14日の協議で擁立方針を決めた。「清廉・クリーンのイメージにぴったり」が理由だった。

 自民党県連は翌15日、役員会、緊急党議を相次いで開き、森氏擁立を一気に決めた。

 自民の動きに、自民とは同一候補を擁立しないことを前提に人選を進めていた民主党県連の幹部は言った。「こちらが決めた候補に向こうが乗ってくるのはかまわない」

 だが、自民党県連は、自民候補との印象づけに躍起になった。会見時に森氏の背後に張り出された安倍首相のポスターは、直前に同党職員が張り出したものだ。

 民主党は、参院補選も覚悟し、過去2回の参院選でトップ当選している佐藤氏の擁立を決めた。佐藤氏の出馬を知った自民党関係者はため息混じりにつぶやいた。

 「自民は我が候補と印象づけることに力を入れすぎ、民主を追いつめ過ぎた。事件の影響で、業界も動けず民主との真っ向対決を望む人はいないよ」

 自民と民主の人選を巡る駆け引きが、佐藤前知事の県政を支えた両党の全面対決を生んだ。

718片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:17:07
対決の深層06知事選 讀賣福島
(中)看板は「県政刷新」(2006年10月22日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/kikaku/072/2.htm

 「私は県政にかかわっていない。民間の、庶民の視点で県政を見られる」。自民党の推薦候補に決まった森雅子氏(42)は19日、県庁2階の会見室で報道陣にアピールした。

 新たな知事には、県発注工事をめぐる談合事件などで浮かび上がった県政の体質刷新が求められている。

 「有事の中ではしがらみのない森さん以外にない」。会見前に、自民党県連で開かれた会議で、同県連の遠藤忠一幹事長が100人を超える支部長・支部幹事長の前で森氏を持ち上げた。

 後援組織を持たない森氏の選挙戦は全市町村にある自民党支部や県議が頼り。その分、自民党内では、見返りへの期待は大きい。会見前に締結された政策協定には、入札改革については「公正透明」とし、具体的な文言は盛り込まれなかった。

 「一般競争入札にすれば談合がなくなるわけじゃない」「談合イコール地産地消とされちゃかなわない」。談合事件を受け、県庁で入札改革の動きが出始めたころ、自民党県議の間では、慎重な意見が目立った。自民党県議の多くが建設業界から支援を受けている。

 「お人形さんになるつもりはありません」と森氏は会見で宣言した。だが、入札改革の意欲を示しながらも、「県民の意見を聞いて勉強して正義感を持って判断したい」と述べ、一般競争入札の原則導入や地産地消問題にはふれなかった。

 森氏の会見と同じころ、福島市内のホテルでは、佐藤雄平参院議員(58)が民主、社民党の推薦を受け無所属で出馬することを表明した。この日午前、都内の民主党本部で離党手続きを取ってから県内に入り、「県民党」を強調した。

 「参議院議員として全県を歩き、それぞれの市町村について熟知している」

 渡部恒三衆院議員の秘書を長く務め、2度の参院選を経験した。県下の全61市町村に後援会を持ち、社民党県連や県民連合、連合福島からも支援を受ける。

 会見で、政策に話が及ぶと、佐藤氏は熱弁を振るった。「基本は一般競争入札ということを厳守する方向で進めたい」「福島の営業部長として企業誘致をしたい」

 だが、この日、佐藤氏の資金管理団体や、佐藤氏が代表を務めていた民主党福島県参議院選挙区第2総支部がそれぞれ、談合事件で会長が起訴された建設会社「佐藤工業」(福島市)の副社長から2003年と04年に計60万円、法人税法違反の罪で起訴された中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)の監査役(当時)から05年に36万円の個人献金を受けていたことが明らかになった。

 「政治資金規正法違反ではなく、道義的責任から2人に返金した」と説明したが、業界関係者とのつながりをうかがわせた。

 「佐藤前知事は、異常に落札率の高い入札制度の改革をしないできた。事件の全容を解明し、入札制度の改善を進めたい」。前回知事選に続き、共産党推薦候補として無所属で出馬する小川英雄氏(57)は、同党が前知事時代の唯一の野党だった立場から、改革を訴えている。

719片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:21:19
山梨県選挙区
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1132368124/
577 無党派さん 2006/10/24(火) 08:15:06 ID:aBt5AUeu
>576
というより保坂の立場が圧倒的に弱すぎるんだよ。
保坂は旧選挙区(=山梨全県区)時代の堀内派の中巨摩支部長だから、小選挙区制の今、堀内には存在価値が低い。
元々保坂自身は県議・市長レベルの政治家。衆院議員は荷が重過ぎる。
本当は合併後の甲斐市長を狙っていたのに、藤巻に祭り上げられちゃった。

それに、選挙区の自民党議員も格違い。
堀内(山梨2区)→長崎幸太郎:もともと堀内後継を狙っていた旧大蔵省の若造
保坂(山梨3区)→小野次郎:元警察官僚。元首相秘書官。小泉チルドレンのまとめ役

保坂だけじゃ復党交渉さえ出来ない。
全て、堀内に頼るしかない。

だから、堀内は保坂を好きにもてあそべる。

720片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:33:18
【野党統一】糸数慶子さんを沖縄知事に!【反自民】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1159226479/
164 無党派さん 2006/10/18(水) 11:08:29 ID:oEVil/5Q
糸数が知事になったら
バスガイドから成り上がった大出世話として
沖縄の伝説になるだろう

そうなったとしても 実態は則天武后か西太后のような権力亡者
絶対 怖いことになると思う


165 無党派さん 2006/10/18(水) 21:26:11 ID:DvhHP1mz
>>164
バスガイド→学校講師→県議三期→参院議員 という時点で大出世物語だよ。


166 無党派さん 2006/10/18(水) 21:49:23 ID:oEVil/5Q
そうなんだよ
バスガイドやってたから口はうまいんだよ
話の内容は自作でなくて 黒幕の原稿を読んでるだけなんだけど
しゃべりが上手いから素人は見識があるんじゃないかと錯覚してしまう

ちゃんと 県議時代・国会議員の活動実績を吟味すべきだよ
平和ガイドが売りだけど 実際は話とかなり違っているという噂を聞いた

721片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:45:29
この辺を読んで佐藤有利なのではと思うのだが・・・

各業界団体が混乱 ふくしま出直し知事選 朝日福島
2006年10月24日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000610240001

 出直し知事選(26日告示、11月12日投開票)の対応をめぐり、県内の各業界団体が混乱している。長年の無風状態から、一転、激戦の構図になったためで、すでに「自主投票」を決めたところもある。


 県農業者政治連盟は23日、自主投票を決めた。関係者によると、佐藤雄平氏(58)を支持する声が県内の農協に根強いものの、来夏の参院選に全国の農政連が推す候補が自民党公認での立候補を予定していることから、「苦渋の選択」(安田壽男・県農業協同組合中央会会長)として自主投票を選んだ。


 県内102支部を抱える県商工会連合会も19日、「自主投票」を決めた。推薦をめぐって会議は紛糾、意見を集約できなかったという。


 県医師会(会員数約2650人)は26日の告示までに役員会を開き、対応を決める。だが、特定の候補を推薦するかどうかは不透明で「県内の他の業界団体の中には自主投票を決めている団体もあり、対応についてはなんともいえない」(河合徹事務局長)という。


 県歯科医師会(会員数971人)も同様だ。昨夏の衆院選では自民党候補を推薦したが、「現時点で、どちらの候補を推薦するかは不透明だ」とし、自主投票も視野に入れているという。


 県建設業協会(会員数約330人)は、対応を協議する日程も決まっていない。関係者は「このまま、自主投票になるのではないか」としている。

722片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:47:31
新駅疑問視浮き彫り/投票所アンケート 讀賣滋賀
2006年10月24日
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000610240002

【「凍結」「中止」得票伸ばす/栗東市長選】


 新幹線新駅問題が大きな争点となった栗東市長選で、有権者の4割強が「推進」、4割弱が「凍結」、2割が「中止」の候補に一票を投じた。推進の姿勢を貫き、再選を果たした国松正一市長は、凍結・中止が過半数となったことについて「真摯(しんし)に受け止めながら、新駅の必要性への理解を求めていく」と話した。一方、嘉田由紀子知事は「新駅凍結が改めて支持された」との見方を示す。7月の知事選と、今回の市長選で示された「民意」をどうみるか。今後の新駅設置促進協議会の場でも議論になりそうだ。


 栗東市長選では、知事選のときに比べ、新幹線新駅の「凍結」「中止」候補が大きく得票を伸ばした。朝日新聞が実施した投票所アンケートでも、「凍結」「中止」と答えた人が合計62%と、「推進」を上回り、地元でも計画を疑問視する声が広がっていることが浮き彫りになった。


 知事選も栗東市長選も、新駅問題で「推進」「凍結」「中止」を訴える3候補が立つ同じ構図で争われた。市長選は投票率63.93%(前回51.95%)で、知事選での同市の投票率47.13%を大きく上回った。有効投票数は約8千票増え、増加分は「凍結」約3810票、「中止」約2460票、「推進」約1670票。「凍結」「中止」を求める声は約5割から6割近くにふくらんだ。


 アンケートは22投票所で実施し、1519人から有効回答を得た。駅建設について、「凍結・見直し」「中止」と回答した人は各31%、「推進」は38%だった。投票で新駅問題を「大いに重視した」は66%、「ある程度重視した」は27%にのぼり、選挙の大きな争点だったことを裏づけた。


【「問題長引くだろう」】
【「新たな民意が出た」】
【関係6市長、反応様々】


 栗東市長選の選挙結果をどうみるか。新幹線新駅の建設負担金の支払いをどうするか――。関係6市の市長に聞いた。


 知事選、栗東市長選を通じた「民意」の評価について、目片信・大津市長は「国松市長と嘉田知事のいう『民意』は、言葉は同じでも指す範囲が違うから、どちらも間違っていないし、理解できる。ただ、新駅問題はこれで長引くだろう」と話す。谷畑英吾・湖南市長は「推進を掲げた現職の当選で新たな民意が出された。嘉田知事は『民意』を凍結の理由にできなくなった」とみる。山崎甚右衛門・野洲市長は「栗東市民の総合判断であり、住民投票ではないので、知事の見方はいかがか」と語った。


 伊庭嘉兵衛・草津市長は「(市長選の)3人の候補者の主張が、それぞれの民意として表れたもの」と言うにとどまり、山田亘宏・守山市長は「コメントは差し控えたい」とした。

723片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:48:23
 JR東海へ支払う建設負担金は、10月分から、県と栗東市に加え、関係市分も盛り込まれる。


 湖南市は23日、負担金1300万円を新駅設置促進協議会へ支払った。谷畑市長は「工事協定がある以上は法的に支払うべきだ」としている。


 他の市長はおおむね、「促進協で議論する」という立場。中嶋武嗣・甲賀市長は「促進協で、県から新駅の見直し根拠と、経済波及効果が提示される。それを判断材料にして慎重に対応したい」とのコメントを出した。


【自民/「推進」に自信深める】
【民主/「凍結」方針に手応え】


 知事選で新駅を推進してきた前知事をともに推した自民と民主。栗東市長選ではたもとを分かち、「推進」「凍結」候補をそれぞれ推薦して激突した。推進姿勢を貫いた自民は自信を深め、凍結方針で譲らない嘉田由紀子知事と対決姿勢を強める構えだ。


 自民党県連会長の宇野治衆院議員は22日夜、国松正一氏の事務所で、「知事選では苦杯をなめた。同じ轍(てつ)を踏まない思いで頑張った」とあいさつ。県連幹事長の山下英利参院議員は「想定を超える高い投票率だったが、再選を果たした」と語り、新駅推進を前面に打ち出し、街づくりに必要だと有権者にアピールしたことが勝因だと振り返った。


 県連幹部は「我々の政策が正しかったことが証明された」と自信をのぞかせる。県連は、市長選に勝ったことで新駅は来春の統一地方選で争点にならないとの認識だ。


 一方、民主党県連代表の川端達夫衆院議員は22日夜、田村隆光氏の事務所で、「凍結にはかなり手応えがあった。(推進から)凍結への転換は間違いではなかった」と述べ、今後も凍結方針を維持する考えを示した。立候補表明が遅れたことを敗因に挙げ、「現職に対抗するには時間が足りなかった。知名度不足を補いきれなかった」と振り返った。


 民主系の県議は、凍結への流れは加速しているとみる。「これからも凍結という意味では嘉田知事を支える」と話した。


 朝倉克己幹事長は「勝てば凍結に一直線だったが……。(自民との)対峙(たいじ)は今後も果てしなく続く」と述べ、来春の統一地方選でも凍結を掲げる方針を示唆した。

724片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/24(火) 10:59:59
地元で賛同があまり広がっていないらしいが。

漫画道場・柏村
http://www.kashimura-takeaki.jp/hitokoto/h061023/
2006.10.23  この一週間、外交・防衛で全く市長選を考える余地はありません
         でした

「広島市長選への打診を受けて一週間」
  先週、中川秀直幹事長から「来年2月の広島市長選挙に出て貰えないだろうか、柏村さんだったら広島市議会は一本にまとまるんだがなぁ」という広島市長選立候補の打診があってから、あっという間に一週間が過ぎてしまいました。
 先週、このホームページでも書きましたように、この件に関して中川幹事長は大体一週間以内に結論を出してほしいと言っていましたが、外交防衛委員長として私の大変重要な仕事である、テロ対策特別措置法の1年間延長のための改正案が、今週、衆院本会議で可決し、参議院へ回ってきました。私はこれを期限内にきちんと通さないとなりません。それに加えて、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議を受けて連日開かれる、外交部会や防衛部会などへの出席といった、広島市長選とは全く別世界にどっぷり浸かっている状況では、広島市長選に関しての何ら判断材料を得ることなど不可能というわけです。
 そこで私はそのことを電話で中川幹事長に話しましたら、幹事長、「そうだよなぁ、柏村さんも忙しいし、僕も衆議院の補選があるからな…それじゃ取りあえず結論は先延ばしにしよう」と、いうことになったわけです。そして私はいつものように20日金曜日の午後、広島駅に帰りましたが、広島駅には先週と同じように多くの取材陣が待ちかまえておりました。

 広島駅で待ちかまえていた記者の皆さんにお話ししたことは、私は、広島市には既に30年近く住んでいます。当然、広島市のことはやっぱり気になっています。この辺で、もう広島市を変えなければ、広島は完全に埋没してしまうのでは、ということも何時も考えています。しかし、この一週間、外交、防衛関係の仕事が多忙を極め、物理的にも市長選挙に関し、全く考える余地がなかったのも事実です。
 とはいえ、広島市は何としても変えなくてはいけません。しかし、広島市を変えるためには私個人が幾ら力んだところで、どうなるものでもありません。必要なのはリーダーと広島市民の心が一体となることではないでしょうか…また今回も現市長に対し、二人、三人が立候補すると、前々回、前回と同じ結果になるであろうということもよく解っています。
 残念ではありますが私にとってこの一週間、前に述べたような理由で、広島市長選については前進もしていませんが、勿論、後退もしていません。今しばらく猶予を下さい。という話しを待ちかまえていた記者諸君にさせて貰ったわけです。

725小説吉田学校読者(ムチ打ち静養中):2006/10/24(火) 22:45:11
>>721
この記事を読んだ私の印象は、「いわきは強硬に森支持を訴え、会津は雄平支持を訴え、郡山は事件の影響もあって口が出せない」のが見えて取れます。

特に商工会議所は、大高善兵衛翁の影響力がジワリ低下しているのかも。また、いわきもいわきで、商工会議所が大黒屋も諸橋もつぶれてしまって、本当にボスが誰もいない状況が続いています。常磐興産は最近まで本社福島じゃなかったし。
3地区対抗戦というより、ただの保守分裂の様相ですな。まるで18年前の天野光晴と増子輝彦が、渡部恒三と玄葉光一郎になっただけ。

ここでポイントは労組が雄平支持一本になっていないんじゃないかと思われるんですね。自治労あたりは過去のしがらみもある。
相乗りの会津で、山内前市長相乗りの後遺症で恒三憎しの労組員、岩城・吉野・坂本剛vs吉田泉の毎度おなじみ磐高対決にヘキエキして政治活動を放棄するいわきの労組員、多からずとはいえ、いることでしょう。

各種団体も労組も一枚岩ならず、まさに仁義なき戦い。何でもありのガチンコレース。どこかで聞いた台詞だが18年前ですね。こんな感じの雰囲気でした。ということで、自民支持の金看板は田舎フクスマでは色あせないのでありまして、やっぱりタマが表に出ない今の段階では五分五分と判断します。
森の喋り、頭の下げっぷり、身動き取れない玄葉、郡山自民などについては、情報が入り次第、とは氏のところでレポートします。

726片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/25(水) 21:42:11
自民県議団総会 推薦問題、結論出ず “山本派”、態度保留者も 讀賣山梨

 来年1月の知事選で、自民党県連は24日、県議団総会を開き、出馬表明している山本栄彦知事(71)と横内正明・元衆院議員(64)のどちらを推薦するか協議した。県議団分裂を避けたいとする意向が強く働いたため、多数決などの強攻策はとらず、結論を持ち越した。また、“山本派”と見られていた複数の県議が支持表明を保留したことも明らかになった。

 甲府市丸の内の県連会館で開かれた総会には、県議24人が出席した。冒頭、相馬紀夫幹事長が、20日は受理しなかった横内氏の推薦要請書を総会直前に受け取ったことを報告。既に要請した山本知事とどちらを推薦するか、県議全員から意見を聞いた。出席者によると、山本知事の支持を明言したのは11人で、横内氏支持は7人。6人が態度を保留したという。

 総会後の会見で山下実会長は、推薦見送りも含めて様々な意見が出たとした上で、「議論が尽くされていないので、後日改めて集約することに決めた」と述べた。9月21日の総会で山本知事の当面支持で合意した点について質問が飛ぶと、臼井成夫総務会長は「横内氏が出馬表明したことで、支持は“ふりだし”に戻ったと認識している」と発言。これに対し、相馬氏が「山本氏支持は生きた状態での議論になる」と反論する場面もみられた。結局、臼井氏が「支持については、新たなスタートラインに立った」などと言い換えたことでその場は収まったものの、幹部間で認識のずれがあることを印象づけた。

 山本知事支持を巡っては、1、2区の大部分の県議が議員連盟を結成するなど結束をアピールしていたが、今回の総会では一部県議が「地元やほかの県議と相談したい」などとして態度を保留した。山本知事支持の県議は「自由に意見を聞いたらまだまとまらない人がいただけ」と説明するが、横内氏を支持する県議は「地元で横内氏を支持する声が強くなり、無視できなくなったのではないか」と指摘している。

(2006年10月25日 読売新聞)

727片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/25(水) 21:44:19
>>725
森がどうかによりましょうね。
いつもより動かない選挙運動の中で、自民公認&フレッシュだけでどれだけとれるのか。
自民党の金看板ぶりがいかほどかも測られる選挙ですね。

728片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/25(水) 23:30:58
知事選 自民、自主投票の流れ 両派とも分裂懸念  産経山梨
http://www.sankei.co.jp/local/yamanashi/061025/ymn000.htm

 自民党県連は24日の県議団会議で、来年1月の知事選に出馬表明した山本栄彦知事(71)、元衆院議員の横内正明氏(64)からの推薦要請を協議。横内氏支持派らが、横内氏の表明前に山本氏支持派が「党を割らないことが大切」と牽制(けんせい)したのを逆手に取り、山本氏推薦の流れを牽制する一幕があった。結局、協議は結論が出ないまま終了し、自主投票となる可能性が高まってきた。

 会議前には、横内氏の後援会「甲斐の国・復活倶楽部」の前原昇代表らが県連を訪れ、20日に書類不備から受理されなかった推薦要請書を再提出し、受理された。

 会議は山本氏支持派の皆川巌県議と、横内氏支持派の深沢登志夫県議が支持理由を説明したのに続き、県議がそれぞれ意見を述べた。

 複数の県議によると、出席した24人のうち「山本氏支持が十数人、横内支持が7人で、残り数人が意見を保留した」という。また、横内氏支持派らから「党を割らないことが大切」「自主投票でもいいのでは」という意見が続出。ある県議は「山本氏支持派は横内氏の出馬表明を阻止しようとこの言葉(党を割らない)を使っていたが、今回は山本氏への推薦を阻止するのに使われた」と明かした。

 会見した山下実会長をはじめ山本氏支持の相馬紀夫幹事長、横内氏支持の臼井成夫総務会長は「円満な話し合いだった」と述べ、31日に再度協議するとした。

 前回知事選は山梨1、2区が山本氏推薦、3区が横内氏推薦に分かれたが、「今回は選挙区ごとの強制はなく、県議が個々で動く選挙となりそう」(ある県議)との見方が出ている。

(10/25 10:08)

729片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 09:05:36
野呂知事 任期2、3期が適当
福島県汚職で多選批判 讀賣三重

 福島県発注工事を巡る汚職事件で逮捕された前知事(67)の在任期間が5期18年に及んだことについて、野呂昭彦知事は25日の定例会見で、「任期は2、3期が適当と言われている。法律で制限してもいいのではないか」と述べ、多選批判を展開した。

 野呂知事は多選の弊害について、「長くなればマンネリ化したり、権限が集中したりする中でゆがみも起こる。何よりも10年前後は一つの時代の区切りだ」とし、「知事や市長などは、限られた期間の就任にしたほうがいいと思う」との考えを示した。

 一方、来年4月に予定される県知事選について、野呂知事はこの日の会見でも、「申し上げることが出てきた時点でまた申し上げる」と明言を避けた。

(2006年10月26日 読売新聞)

730片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 09:11:54
射水市民県・市に異議申立書 コンテナ事務所巡り
村井衆院議員、議長に質問主意書 読売富山

 伏木富山港周辺に集中するパキスタン人らが経営する中古車販売店のうち、コンテナを利用した仮設事務所が建築基準法上の「建築物」に該当し、同法などに違反しているとして、射水市の住民3人が25日、県と同市に対し、速やかな是正を求める異議申立書を送付した。また同日、村井宗明衆院議員が、同問題について国の見解を求める質問主意書を、衆院議長あてに提出した。

 異議申立書を送付したのは、同市大江に住む大森利昭さん(58)ら住民3人。

 文書では、国交省が2004年に各都道府県に出した通達で、「随時かつ任意に移動できないコンテナは、その形態及び使用の実態から建築物に該当する」との判断を示していることから、「使用が常態化したコンテナは違反建築物である」と指摘。横浜市が昨年12月に、コンテナなどの違法建築物6棟に対し、都市計画法に基づいて除却命令を出したケースの資料を添付し、県などに対し、中古車業者への適切な指導を求めている。

 3人は、昨年11、12月にも、県知事や射水市長らあてに異議申し立てを行ったが、県と市は、「土地に定着せず、小規模で移動が容易なコンテナについては法律上の建築物としては取り扱っていない」と回答し、仮設事務所の違法性を否定している。

 また、この問題について話し合う会合が同日夜、射水市大江の民家で開かれ、住民や、地元の県議、市議ら約30人が参加し、今後も県などに対して、適切な取り締まりを求めていく方針を確認した。

 伏木富山港周辺には、約260店の中古車店があり、市街化調整区域だけで約160か所に及ぶコンテナなどの簡易事務所がある。

(2006年10月26日 読売新聞)

731片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 09:13:10
履修漏れ、星稜も 讀賣石川

 必修科目の履修漏れ問題が県内の高校でも明らかになった。金沢市小坂町の星稜高校(生徒数1830人)で、3年生683人全員が必修科目を未履修だったことが分かった25日、羽賀多聞校長は記者会見で「在校生や卒業生、保護者に本当に申し訳ない」と謝罪した。学校側は本来の必修科目を履修させなかった理由について「受験に必要な科目に重点を置いた。生徒たちの能力を上げたかった」と説明しているが、受験を間近に控えた生徒たちは補充授業などで多大な負担を強いられる結果となった。

 記者会見は同日午後5時から、羽賀校長のほか、斉藤正治、干場久男、本田実の3教頭が出席し、同校会議室で開かれた。

 羽賀校長らの説明によると、同校では東京大や京都大など全国有数の大学を目指す「Aコース」、勉強だけでなく部活動にも力を入れながら大学進学を目指す「Bコース」、部活動に力を入れながら、大学進学を目指す「Pコース」の3コース制を2002年4月から導入。受験に必要な科目に時間をかけるため、その後、学習指導要領で必修となっている科目の一部を履修させていなかった。必修科目を受けさせていなかったことは、どの教職員も知っていたという。

 A、B、Pとも芸術の音楽を未履修。さらにA、Bコースの生徒607人は保健体育の保健、家庭、情報の3科目をまだ履修していない。さらに、Bコースで理系選択した生徒231人は地理歴史の世界史か地理のどちらかの科目も未履修で、この生徒たちは年度内に最大210時間の補充授業を受けなければ卒業できない。

 同校では、通常の授業後や冬休み、足りない場合は卒業式を遅らせ、春休みにも補充授業を行うとしている。

 04、05年度に卒業した卒業生1260人は同様の科目を未履修のまま卒業しているが、同校が履修単位などを記録している「指導要録」では、必修科目を履修したように改ざんしていた。

 同校は26日、全校集会を開き、羽賀校長らが生徒に事情を報告する。保護者や卒業生への説明は検討中という。

(2006年10月26日 読売新聞)

732片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 09:15:00
履修漏れ県内なし 讀賣鳥取

 富山県などの高校が、3年生に地理歴史教科の必修科目を履修させていなかった問題で、県教委高等学校課は25日、県内各校の履修計画などを調査し、「県内の高校では学習指導要領に沿っている」と問題がないことを明らかにした。一方、限られた授業時間で受験対策に取り組まないといけない高校現場の事情に同情する声も上がっている。

 同課は、全24県立高校の履修計画を記した教育課程表と、教科書の発注冊数などを改めて調べ、さらに数校に電話で聞き取り、問題がないことを確認した。また、私立の7高校を所管する県教育・学術振興課も「無理な教育課程表を組んでいる高校はない」とした。

 県西部の高校の校長は「地理歴史教科は、受験では一つだけでいい大学が多い。授業時間が限られる中、生徒に良かれと受験に合わせて科目を履修させたい気持ちは分かる」と話す。

 県東部の校長も「都会の私立の進学校は土、日曜日も授業や補修などを行っている。そういう学校に対抗しようとしたことが背景ではないか」とみている。

(2006年10月26日 読売新聞)

733片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 14:19:14
森は週末東京へ帰るというのを叩かれたらしくイメージ躍起に必死。

<福島県知事選>ともに「改革」イメージ強調 かすむ争点
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061026-00000043-mai-soci

 佐藤栄佐久前知事逮捕の衝撃からなだれ込むように福島県の出直し知事選が26日、スタートした。談合・汚職事件という不祥事を受けて県政再生のかじ取り役を選ぶ選挙だけに、主要3陣営とも告示日から、事件からの「改革」イメージを強調した。衆院補選に続いて安倍自民対小沢民主のぶつかり合いに共産がからむ表向きの政党対決とは裏腹に、候補者同士の際立った争点が事件の余波でかすみがちだ。
 談合事件が発端の知事選で、各陣営とも入札制度改革を訴えている。掲げる政策も「公正透明な入札制度の構築」「談合防止のための適正な制度確立」「入札制度をあらゆる手だてを使って改善」と大差はない。
 第一声でも、森雅子氏が「日本全国が福島に注目している中、あっと驚く改革をしたい」、佐藤雄平氏は「福島県には暗雲がたれこめている。一日も早くさわやかな県政を実現したい」、小川英雄氏が「私だけが徹底して問題の全容解明をできる」とそれぞれ訴えた。
 主張に独自性を打ち出せず、各陣営はプロフィルなどの差別化に頼りがちだ。
 森雅子氏陣営は経済事件の被害者救済にあたってきた弁護士としての経験や2児の母として「(当選すれば)24時間ママで24時間知事」と働きながら育児する姿勢をアピールする。
 佐藤雄平氏陣営は、民主党の渡部恒三最高顧問の秘書や参院議員2回当選と政治に携わった約40年の経験を強調し、地元の問題に最も精通していると訴える。
 小川英雄氏陣営は、不正の構造は共産党以外のオール与党に支えられてきたと指摘。自民、民主両党などの擁立候補では抜本改革は実現できないと主張する。
 独自色発揮に腐心する各党の推薦候補に、公募で候補者擁立を目指した市民グループ代表は「政党の一部の人だけで決めた候補で県民の声が反映できるか」と冷ややかだ。【菊谷隆】
(毎日新聞) - 10月26日11時40分更新

734片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 15:04:38
福島県知事選で裏金6億円、前知事実弟が県議らに配る
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061026i106.htm?from=main1

 福島県ダム汚職事件で逮捕された佐藤栄佐久前知事(67)の実弟、佐藤祐二被告(63)が、2004年の知事選で県発注工事を受注したゼネコンなどから計2億円近い裏金を集め、大半を県議や選対幹部らに分配していたことが、関係者の話で分かった。

 祐二被告は、1993年のゼネコン汚職事件以降の過去2回の選挙でも、ほぼ同額の裏金を集めたといい、総額は6億円近くに上るとみられる。東京地検特捜部では、裏金は県発注工事での便宜供与を期待したもので、こうした前知事側と建設業者との癒着が汚職事件の背景にあったとみている。

 関係者によると、栄佐久容疑者が初出馬した88年の知事選で、ゼネコンなど建設業者の多くは、対立候補の元建設省技監を応援。ところが、栄佐久容疑者が大差で当選したため関係悪化を恐れ、92年の選挙以降、栄佐久容疑者への接近を図ったという。

 しかし、93年のゼネコン汚職事件後、栄佐久容疑者がゼネコンとの接触を拒むようになったため、実弟の祐二被告が窓口となった。祐二被告は、建設業者とつき合いを深める中で、談合を仕切り、裏金を受け取るようになったという。

 これまでの調べで、祐二被告は、栄佐久容疑者が5選に挑んだ04年知事選の際、下水道工事談合事件で摘発された中堅ゼネコン「東急建設」から受注謝礼として約800万円を受け取っていたことが判明。祐二被告は調べに対し、選挙時に集めた資金から、少なくとも約3000万円を県議や選対幹部らに渡したことを認めた。

 関係者によると、04年知事選では、他のゼネコンからも「陣中見舞い」などの名目で1社数十万〜数百万円を受領。総額は2億円近くに上り、その多くを県議らに配ったが、選挙運動費用収支報告書には記載されなかった。これ以前の96、00年知事選でもほぼ同額の裏金を集め、県議らに分配していたという。

 汚職事件では、栄佐久容疑者が県発注のダム工事で便宜を図り、ゼネコン2社から祐二被告の会社の所有地を時価を上回る価格で購入してもらったとされる。特捜部では、選挙を通じた業者との癒着が事件の温床になったとみている。

(2006年10月26日14時31分 読売新聞)

735片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 16:37:32
’06知事選:出直し・ふくしま 候補公募の市民団体が擁立断念 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061026-00000154-mailo-l07

 知事選の候補者を公募していた市民団体「日本一のふるさとを創(つく)る会」(小林富久寿代表)は25日、候補者擁立を断念したと発表した。15人の他薦があったが、いずれも擁立には至らなかったという。期間中に電話は約70件あり、ブログへのアクセスは580件以上あった。

10月26日朝刊
(毎日新聞) - 10月26日12時1分更新

736片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 16:39:22
選挙:知事選 5選目指す小寺知事、JA前橋市が推薦へ /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061026-00000085-mailo-l10

 JA前橋市(斎藤久組合長、組合員2万3750人)は25日、来夏の知事選で5選を目指し出馬する小寺弘之知事を推薦する方針を固めた。県内最大農協の小寺氏推薦は他農協など農業関係団体の動向に大きな影響を与えそうだ。
 JA前橋市は同日の定例理事会で小寺氏推薦の方針を決めた。近く総会を開き正式決定する。県内農協の組合員の大半を支持層に持つ自民党県連は、独自候補の擁立を目指しているが、今だ候補者が決まらず、同JAの小寺氏推薦を早めたとの見方も出ている。
 一方、県内の旅館ホテル、理容・美容業など12業種の組合で作る県生活衛生同業組合連合会政治連盟(松本一郎会長)は同日、小寺知事に推薦状を手渡した。松本会長は「全国に先駆けた食品安全行政など、4期16年の実績を評価した」という。【木下訓明】

10月26日朝刊
(毎日新聞) - 10月26日11時3分更新

737片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 16:42:40
上田・松沢が仲間なのか。民主党内がなかなか微妙なぶん、いい援軍を得てるね。

大臣、知事…“大物”応援に続々 讀賣福島

 知事選に入り最初の週末となった28日、大臣や県知事が各陣営の応援に訪れた。

 伊達市で開かれた森雅子候補(42)(自民、公明推薦)の個人演説会には、尾身幸次財務相が訪れ、「今回は政治にど素人の方がいい。変えることができるのは有権者」と訴えた。

 きょう29日には高市早苗沖縄・北方・少子化相らが応援に入る予定だ。陣営では安倍首相や小泉元首相にも応援を要請している。“大物”の応援は、「人を集めやすいし、アピール効果も抜群」と陣営幹部は話す。

 福島市で行われた佐藤雄平候補(58)(民主、社民推薦)の街頭演説には、上田清司・埼玉県知事がマイクを握った。民主党の元国会議員同士で、上田知事が応援を買って出た。上田知事は「雄平さんには自前の支持グループがある。(利権集団に)取り付かれることはない」と支持を訴えた。

 陣営では、一党一派にくみしないとして「県民党」を掲げ、党の国会議員に応援要請をしないなど、政党色を薄めている。ただ、神奈川県の松沢成文知事らも応援を希望しているため、「来てくれる人は拒まない」(陣営幹部)との方針という。

 小川英雄候補(57)(共産推薦)の陣営は、国会議員の応援要請をしていたものの、「急な選挙だったので、この週末には間に合わなかった」(陣営幹部)。ただ、11月5日には高橋千鶴子衆院議員(比例東北)が来ることが決まり、「これで全体に活気が出る」(陣営幹部)と喜ぶ。

 一方、川田昌成候補(63)は「自らの言葉で有権者に語りかけることが大切で、応援を呼ぶつもりはない」。街頭演説をこなして支持を訴える作戦だ。

(2006年10月29日 読売新聞)

738片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 16:49:30
小寺知事推薦を 連合群馬正式決定 讀賣群馬

 連合群馬(大橋豊会長)の第11回定期大会が28日、前橋市内で開かれ、来年の知事選と統一地方選に向け、小寺知事のほか、民主党県連の黒沢孝行県議など県議選7人、市議選10人、町議選1人の推薦を正式に決定した。

 大橋会長は、「推薦を決めるということは当選に向けた責任を共に担うということだ。必勝に向けた努力をお願いしたい」とあいさつした。

 また、大橋会長の再任と、清村宗一事務局長が顧問に退き、後任の事務局長に電力総連出身の阿部和彦氏が就任する人事も承認された。

(2006年10月29日 読売新聞)

739片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 16:57:08
民主県連 山本氏推薦へ
次回幹事会で決定の見通し 讀賣山梨

 民主党県連は28日、甲府市内で拡大選挙対策委員会(委員長=金丸直道県議)を開き、来年1月の県知事選で、山本知事を推薦する方向で意見集約する事を確認した。欠席した輿石東参院議員、後藤斎衆院議員の意向を確認したうえで、11月4日の幹事会で正式決定する見通し。

 冒頭、金丸委員長が「知事選まで約2か月。早く結論を出さないといけない」とあいさつ。金丸委員長によると、選対委では山本知事の後援会が明らかにした政策の柱に関する議論はなかったが、全会一致で山本知事推薦に同意した。県連の意見を加えるなど詳細部分の調整を求めたうえで、「速やかに政策協定を結びたい」としている。

 輿石、後藤両氏は、9月下旬に樋口雄一・県連幹事長ら幹部と会談し、山本知事推薦の検討を了承。県連最大の支援組織である連合山梨も、今月26日の年次大会で、山本知事の推薦を正式決定している。

 一方、現在の3議席から倍以上の議席獲得を目指している県議選については、鷹野一雄・昭和町議を推薦し、増穂町議1人にも出馬要請している事を明らかにした。

 また、小沢鋭仁・県連代表は28日、来夏の参院選で擁立を決めている米長晴信氏の自宅がある甲府市上石田地区で国政報告会を開き、米長氏を支援者に”お披露目”。「彼は皆さんと会う事が仕事。この地区の住人でもあるので、会合などがあれば声をかけて欲しい」と呼びかけた。

(2006年10月28日 読売新聞)

740片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 16:57:40
横内氏後援会と3区議員ら会合
「最後の選挙」訴える 讀賣山梨
 
 来年1月の知事選に出馬表明している横内正明・元衆院議員の後援会「甲斐の国・復活倶楽部」は28日、衆院3区内の県議や支部幹部、現職市町議員を集めた会合を開き、横内氏への支援を訴えた。横内氏も「知事になったら、山本さんより早く中部横断道を完成させる」と述べ、中部横断道建設を決めたことで、山本知事再選への支持が増えている地元・3区での存在感を示そうと、懸命な姿を見せた。

 昭和町内で開かれた会合には、3区の自民党県議4人や現職の市町議ら計約120人が出席。横内氏は「自分にとっては最後の選挙になる。協力してほしい」と支持を呼びかけた。また、中部横断道についても「自分なら、県民が負担する予定の180億円をさらに少なくすることができる」と“横内知事”のメリットを強調した。

 横内氏陣営によると、この日の会合は、前回参院選で敗れた後、1、2区を重点的にまわっていた横内氏が「地元・3区での存在をアピールするため」に開かれた。

(2006年10月28日 読売新聞)

741片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 17:02:41
知事後援会の支部長辞任
横内氏支持3区県議 讀賣山梨

  横内氏支持を鮮明にしている3区の今沢忠文県議は28日、山本知事の後援会「山輝会」の甲西支部長辞任を発表した。同支部では、支部幹部6人も合わせて辞任し、全員が横内氏を支援するとしている。今沢氏は「事実上の支部解散になる」と述べたが、山輝会本部は「すぐに支部長代行を用意するので解散はない」としている。

 横内氏後援会の会合後に会見した今沢氏は、「横内氏が出馬表明したのに、山輝会にいるわけにはいかない」と理由を説明。支部幹部9人のうち、西海勝男幹事長や副支部長4人など計7人が辞任する。辞任については、山輝会南アルプス総支部長の石川豊市長と同会の小林一仁事務局長に連絡し、理解を得たという。

 今沢氏によると、甲西支部は元々、横内氏の了承を得たうえで横内氏と今沢氏の支持者が参加しており、「横内氏の出馬表明で辞任するのは当然の流れ」としている。

 一方、小林事務局長は「今沢氏以外の6人の辞任は聞いていない」と反論。改めて申し出があれば了承するが「辞任が知事選に及ぼす影響はない」と強調している。

(2006年10月28日 読売新聞)

742片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 17:09:42
中川冷や汗モノの展開に。

広島市長選 出馬 柏村氏あす正式表明へ
自民市議団は一本化再協議 讀賣広島

 来年2月に任期満了となる広島市長選に出馬する意向を固めた自民党の柏村武昭参院議員(62)(広島選挙区)が、30日に立候補を正式表明する方向で調整していることがわかった。関係者によると、柏村氏は「広島市を変えたい。元気にしたい」と出馬意志を決めた理由を話しているといい、今後は同党の市議団(31人)が、柏村氏への支持で一本化出来るかどうかが焦点となる。

 同党市議団は、30日正午から、結論を先送りしている柏村氏での一本化について再協議する予定。柏村氏は、この会合を前に広島市内で正式に出馬表明して、市議団側に直接、選挙協力を要望するとみられる。

 今月12日に同党幹事長の中川秀直・県連会長から市長選立候補の打診を受けた柏村氏は「大好きな広島がこのままではいけない。明るく、楽しく、住みやすい町にするお手伝いができるなら何でもしたい」「できるだけ支援者の意に添う形で頑張ってみたい」と出馬の意欲をにじませていた。

 その一方で、前回、前々回の市長選が保守分裂となったことから「(保守系が一本化せず)以前と同じように3、4人の候補者が出るようになれば広島は変わらない。自分も出る必要はない」など市議団の動向をうかがう発言も目立った。

 この日、幹事長就任後初めて広島入りした中川会長は、読売新聞の取材に対し「一本化しなければ今回も厳しいと聞いている。出馬意志を固めてくれた柏村氏を党としても応援したい」と語った。

 柏村氏は、三次市出身。中国放送のアナウンサーを経てフリーとなり、広島テレビでキャスターを務めた後の2001年、無所属で立候補した参院選で初当選した。

 同市長選をめぐっては、現職の秋葉忠利氏(63)が、態度を明らかにしておらず、市民団体代表の会社員前島修氏(33)のみが立候補を表明している。

(2006年10月29日 読売新聞)

743片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 17:13:05
ま、そうぞうはこうだろうな。

沖縄知事選、政党そうぞうは糸数氏支持・・・推薦は見送り 讀賣沖縄

 沖縄県知事選(11月19日投開票)で、野党統一候補の糸数慶子・参院議員(59)擁立の協議に加わり、推薦する方針を決めていた保守系の「政党そうぞう」(代表=下地幹郎・衆院議員)は28日、役員会を開き、「支持」とすることを決めた。野党側は、そうぞうに保守票の取り込みを期待しているが、支援の度合いが低い支持にとどまったことで、選挙戦にも影響を及ぼしそう。

 糸数氏側との政策調整はほぼまとまっていたが、そうぞうが日米安全保障条約や自衛隊を積極的に認める覚書への同意を求めたことに、共産、社民党などが反発。覚書は実現しなかった。そうぞうは自主投票も検討したが、糸数氏が同日、日米安保などに現実的な対応をする姿勢を示したため、支持することを決めた。選対本部には入らず独自に支援することになる。

(2006年10月29日 読売新聞)

744片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 17:18:49
各陣営 閣僚や知事らが応援駆けつけ
2006年10月29日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000610290001

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う出直し知事選で、告示後初めての週末となった28日、各陣営には現職閣僚や他県の知事らが応援に駆けつけ、熱弁をふるった。
 民主、社民両党が推薦する前参院議員佐藤雄平氏(58)には、埼玉県の上田清司知事が応援に駆けつけた。
 JR福島駅東口近くで行った街頭演説で、上田氏は福島での一連の事件に触れ、「同じ構図が埼玉県でも起き、知事辞職という結果を招いた」と述べた。県民党の立場で戦った自らの選挙戦と重ね、「政治とカネの癒着を断ち切れる候補だ。県民のための政治をするために戦いを進めている」と雄平氏を支援。神奈川県の松沢成文知事や横浜市の中田宏市長らとも連携を図っていく考えを明らかにした。
 一方、自民、公明両党が推薦する弁護士森雅子氏(42)には、尾身財務相が駆けつけた。
 伊達市ふるさと会館で開かれた個人演説会には、支持者ら約300人が集まった。尾身財務相は事件について、「長い間、知事をやったり、政治の世界にいる人が福島県を牛耳っていたりしたから、こういうことになった」と長期政権の弊害を批判。「素人の感覚で、普通の人の感覚で、主婦の感覚で、素直な気持ちで福島県の政治を変えていくのがいい」と森氏への支持を訴えた。

745片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 17:19:33
対照的な「応援弁士」 出直し知事選
2006年10月28日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000610280005

 前知事の辞職に伴う出直し知事選で、自民、公明両党の推薦する弁護士の森雅子氏(42)と、民主、社民両党が推薦する前参院議員の佐藤雄平氏(58)の両陣営の「応援弁士」が対照的だ。森氏の応援には、自民党の大物議員らが相次いで訪れる予定だが、佐藤氏の陣営は「県民党」として党派色を薄める戦術を展開している。


 自民党県連は「かつて経験したことがないほどの自公両党の国会議員ラッシュ」という。


 地元選出の国会議員をはじめ、現職の大臣や大臣経験者の国会議員が続々と福島入りする予定だ。同事務局は、会場の調整や送迎の準備、県警との警備の打ち合わせなどに追われている。


 告示日の26日にあった出陣式では、同党本部の中川秀直幹事長が応援のあいさつを行い、今週末には、尾身幸次・財務相や高市早苗・特命担当相らが駆けつける予定だ。安倍総裁や小泉前総裁にも現在打診中という。


 背景には、今回の知事選を「安倍政権になって初めての知事選」とする同党本部の意向がうかがえる。中川幹事長は「古い昔の自民党と古い昔の社会党との連合軍と、我々新しい自民党との間の戦い」と述べ、自らも今後数回、応援に訪れる予定だという。


 一方、民主党県連の要請を受けて立候補を決めた佐藤氏の陣営では「党派色を薄めたい」という意見が強い。一党一派に偏らない「ふくしま県民党」との立場を強調。同党のほか、社民、連合福島、県議会第2会派の県民連合の4者を軸に、国会議員秘書時代、参院議員時代に培った人脈が支えている。


 告示日の第一声にも、県選出議員以外の民主党の幹部クラスは顔を見せなかった。陣営の幹部は選挙期間中、「特定の党幹部に応援の要請はしていない」という。


 だが、他県の知事からは「熱いラブコール」が送られている。


 28日には埼玉県の上田清司知事が福島市内で応援演説をする予定だ。そのほか、神奈川県の松沢成文知事や前宮城県知事の浅野史郎氏らから「応援に行きたい」との連絡が入っているという。


 陣営幹部は「国と結びついた知事ではなく、県民のための知事を選ぶ選挙だ」と話し、党派色を前面に押し出す選挙活動を批判した。

746片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/30(月) 08:44:02
旭川市長に新人の西川氏が当選 加藤氏と大接戦 道内の市町村長で最年少 【写真】  2006/10/30 07:54
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061030&amp;j=0023&amp;k=200610302493

 【旭川】任期満了に伴う旭川市長選は二十九日投票、即日開票の結果、無所属の新人で前民主党第6区総支部副代表の西川将人氏(37)=民主推薦=が、いずれも無所属の新人で前自民党道議の加藤礼一氏(53)=自民推薦、公明支持=、前旭川市議の安住太伸氏(36)、共産党旭川地区委員長の荻生和敏氏(56)、道東海大助教授の神崎実氏(44)の四人を破り、初当選を果たした。西川氏は加藤氏と最後まで激しく競り合い、千七百五十八票差で激戦を制した。西川氏は道内の市町村長で最年少。全国の市長の中で三番目に若い。

 当日有権者は二十九万六千八百三十五人、投票者は十六万二千五十五人。投票率は54・59%で前回より7・32ポイント上がった。無効票は九七一。

 五十九年ぶりに新人五人が立候補。民主、自民両党は来春の統一地方選の前哨戦と位置づけ、党幹部や大物国会議員を動員する国政選挙並みの総力戦で臨んだ。

 西川氏は民主党、連合の強固な基盤に加え、旧自由党時代からの流れを受け保守層の一部も取り込んだ。議員経験が一度もないという実績不足が懸念されたが、これを逆手に取り、しがらみのない市政ができることを強調。併せて、国政選挙五度出馬の知名度を生かし、無党派層からの支持を得て当選を果たした。

 道議からくら替えを目指した加藤氏は、旭川商工会議所の支援や公明党の協力を受けるなど、側面の支援体制は整っていた。しかし、安住氏の出馬で「保守一本化」がならなかった上、衆院選中選挙区時代から続く自民党内の分裂を最後までまとめ切れなかった。

 安住氏は無党派層の一部から支持を得たものの、市議時代の後援会の多くが加藤氏に流れた。荻生氏は出馬の出遅れもあり、共産党支持層をまとめきれず、神崎氏は乱戦の中に埋没した。

◆旭川市長選開票結果

当65,033西川 将人37無新(民推)
 63,275加藤 礼一53無新(自推、公支)
 17,513安住 太伸36無新
 7,739荻生 和敏56無新
 7,515神崎  実44無新

<写真:激戦を制して旭川市長に初当選し、夫人とともに万歳する西川将人氏=30日午前0時35分>

747片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/30(月) 08:45:25
西川氏が初当選
http://mytown.asahi.com/hokkaido/gogai.php?k_id=01040610290001

 無所属の新顔5人が立候補した旭川市長選は29日に投票され、即日開票の結果、民主推薦の西川将人氏(37)が、自民推薦・公明支持の前道議加藤礼一氏(53)らを破り、初当選した。当日有権者数は29万6835人。投票率は54・59%(前回47・27%)だった。
 西川氏は当選を決めた直後の30日未明、同市内の事務所で「私は終始一貫して、格差の拡大を食い止め、安心して暮らせる街づくりを訴えてきた。地域経済の活性化・自立に向けた第一歩をぜひ進めていきたい」と語った。
 来年の統一地方選や参院選の前哨戦として注目された同市長選は、西川氏が国政選挙に過去4回立候補した知名度と若さで、28年ぶりに自民勢力から市政を奪還した。民主は道内第2の都市・旭川での勝利で、来年の選挙戦に向けて、弾みがつきそうだ。
 民主は、告示日に小沢一郎代表、2日目には鳩山由紀夫幹事長が旭川入りして強力な支援を展開。党と連合、農連、後援会が一体となり、昨年の衆院選で道議だった佐々木隆博氏を当選させた勢いに乗って、自民の牙城を崩した。
 自民は、加藤氏擁立で一本化し、分厚い支援態勢を敷いた。町村信孝前外相、武部勤前幹事長のほか、高橋はるみ知事も応援に駆けつけた。だが、一本化に反発して自民を離れて出馬した安住氏に一部票を奪われ、苦戦を強いられた。
 安住氏は一定の支持を集めたが、共産推薦の荻生氏と神崎氏は浸透できなかった。
 旭川市民は、民主推薦の西川氏に市政を託すことで「変化」を求めた。だが、市政が直面する現実は厳しい。市債残高が1923億円(05年度末)に達し、向こう4年間で136億円の収支不足が見込まれる厳しい市財政をどう立て直すかが最重要課題だ。
 西川氏は選挙公約で「コスト意識を徹底させ、人件費削減や市民サービスの向上をはかる」などと主張したが、具体的な政策は乏しい。
 少数与党のもとでの厳しい議会運営も予想される。待ったなしの行財政改革にどう切り込むか手腕が問われそうだ。

748片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/31(火) 08:00:40
選挙:岩手県知事選 増田知事不出馬 「改革派」退場相次ぐ 多選自粛論議に一石
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061031ddm005010019000c.html

 「改革派知事」の中心的存在だった増田寛也・岩手県知事が30日、4選不出馬を表明したことは一連の県の不祥事で知事多選の弊害が指摘される中だけに、首長の多選制限論議を加速させるとみられる。自民党も同日、推薦のあり方の見直しに着手した。一方で、北川正恭前三重県知事、浅野史郎前宮城県知事と並び「全国区」の知名度だった増田氏の退場で、地方主導の改革論議への影響を指摘する声も出そうだ。(2面参照)

 来春の岩手県知事選については、民主党が現職衆院議員の達増拓也氏の擁立を決め、増田氏の去就が注目されていた。記者会見では5期目の知事が摘発された福島県などの不祥事と自らの進退の関係を否定したが「現実に(多選で)問題が福島で起きてしまっている。気をつけなきゃいけないと肌で感じた」とも語った。

 増田氏の判断の基本には、あくまで多選制限は地方側が自発的にすべきだ、との思いがある。首長の立法による多選制限は54、67、95年に議員立法で国会に提出されたが憲法に定められた職業選択の自由などに抵触するとの批判が強く、いずれも廃案になった。埼玉県や川崎市、東京都杉並区、中野区など条例で首長の多選を自粛する自治体もあるが、あくまで努力規定で法的拘束力はない。菅義偉総務相は27日の記者会見で「憲法と絡んで難しい問題だ」と法的な多選制限に慎重な姿勢を示しており、自民党が推薦制限を念頭に議論を進めるのもこうした情勢を踏まえたものとみられる。

 一方、公共事業見直しや、自治体選挙への「マニフェスト」導入論議を主導し改革派知事の代表格だった増田氏の退場は全国知事会など、今後の地方全体の改革論議にも影響しそうだ。増田知事は「三位一体の改革」などで地方案策定をリードしたが、地方側には交付税削減などで「改革疲れ」のムードも最近は漂う。「地方主導の改革ムードも増田氏の不出馬で一段落するのではないか」と総務省幹部は指摘している。【川上克己、大場伸也】

 ◇増田寛也・岩手県知事、会見での主なやりとり

 −−(不出馬の)理由は長くて12年というのが一番大きいのか。

 増田知事 3期12年を一つの区切りと申し上げた。(建設官僚時代に)茨城県に出向し5年近く務めた。(当時)知事が4期目になると県庁全体がどうしても物を言う気にならないのを見聞きした。結果として中央省庁に戻ったあと、5期目にゼネコン汚職で失脚するのをみてきた。やはり知事が長いと弊害が大きいと常々思ってきた。決して4期以上の知事が悪いと言うつもりはないが。

 −−これまで常々「長くて4期」と言っていたが。

 増田知事 一般論としては3期(か)4期。4期も本人の能力がしっかりして、説明責任があれば長いとは思わない。相当気をつける必要があるが。私は自らを冷静にみて、やはり3期がいいだろうと判断した。

 −−最近相次ぐ、多選知事の県の不祥事と不出馬の関係は。

 増田知事 特にそれはない。まったくない。(知事多選について)法律でどうこうしようという話もあるが、自分たちで(自制)しないと国民の理解は得られないのではないか。

 −−今後の活動は。

 増田知事 引退という言葉は使いたくないが、国政選挙に出ないことは間違いない。身の振り方は全く白紙だ。

==============

 ◇当選4回以上の知事◇

 【当選5回】

県  知事名   任期満了日

島根 澄田信義  07年 4月29日

高知 橋本大二郎 07年12月 6日

 【当選4回】

茨城 橋本昌   09年 9月25日

群馬 小寺弘之  07年 7月27日

石川 谷本正憲  10年 3月26日

静岡 石川嘉延  09年 7月31日

奈良 柿本善也  07年11月27日

広島 藤田雄山  09年11月28日

 ※敬称略

毎日新聞 2006年10月31日 東京朝刊

749片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/31(火) 08:11:02
旭川市長選敗戦 自民、都市戦略練り直し 業界締め付け限界  2006/10/31 07:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061031&amp;j=0023&amp;k=200610302725

 二十九日投開票の旭川市長選で、民主党推薦の西川将人氏が自民党推薦候補を破って初当選したことに、知事選を控える高橋はるみ知事陣営に衝撃が走っている。知事陣営は札幌など都市対策が再選のカギとみていただけに、道内第二の都市で、しかも知事が応援に入ったうえでの敗戦にショックを隠せない。

 自民党道連が三十日に開いた総合選挙対策本部(本部長・武部勤前幹事長)の初会合では、「保守一本化に向け丁寧に手続きを進めるべきだった」「争点を明確化できず、昨秋の衆院選で勝利した経験を生かせなかった」など旭川市長選への反省が相次いだ。

 道連は今回、知名度の高い大物議員を応援に呼び、無党派層を取り込む狙いだった。しかし、衆院補選などの影響で実現せず、建設業界などをフル回転させる従来型の選挙戦を余儀なくされたが浸透しなかった。今回の敗戦は、従来型の選挙戦が都市部で通用しないことをあらためて示す結果となり、公明党からも「業界締め付けはもう通用しない」との声が漏れた。

 知事陣営は来春の知事選で、「大票田の都市部の票が勝敗を分ける」(経済団体幹部)としてきたが、今回の敗戦は有効な手段が見いだせていないことを露呈した。道内首長選で初となる知事応援が実らなかったことも落胆を大きくしている。

 一方、民主党は、今年の主要市長選で帯広、苫小牧と連敗していただけに「知事選を戦う上で道内第二の都市を押さえた意味は大きい」と勢いづいている。

750片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/31(火) 08:16:16
柏村氏「広島変えたい」
自民市議団 党推薦候補を支援 讀賣広島

 自民党の柏村武昭参院議員(62)(広島選挙区)が、来年2月に任期満了となる広島市長選への出馬を正式表明した30日、同党所属の市議団(31人)は会合を開き、柏村氏での一本化について再協議、一部市議が難色を示したものの、同党本部が今後、推薦する候補者を支援することで一致した。同党は柏村氏を推薦する公算が大きく、広島市内のホテルで会見した柏村氏も「市議会の皆さんと手を携えて広島市をよくしたい」と選挙協力を求めていく考えを示した。

 午前11時からの出馬会見で、柏村氏は「参院議員としてまだまだやりたいことがあったが、自分の住んでいる足元の広島が大事。広島を変えてほしいという市井の人たちに押し切られた」と、立候補の経緯を説明。無所属で立候補して「“市民党”を標榜(ひょうぼう)したい」と話した。告示日に自動失職するまで参院議員の職務を全うするという。

 一方、同党所属の市議22人は、正午から非公開で、先送りしていた候補者の一本化問題を再協議。柏村氏が前回の参院選に無所属で立候補しながら当選後に同党入りしたことに一部市議が「後援会が信用できないと言っている」と反発したが、藤田博之議長や議長経験者ら“長老”にこの問題を一任する形で、党の推薦候補を支援していくことを申し合わせたという。

 協議後会見した藤田議長は「市議の間に温度差はあるが、手を挙げる人がほかにいないのが現状。柏村氏を含めて(今後)推薦を受けた候補者と政策を話し合っていく」と述べた。

 同市長選は過去2回、保守が分裂して秋葉市長が連続当選。同党市議団から候補者擁立を要請された同党県連会長の中川幹事長が今月12日、来夏の参院選広島選挙区で党公認を受けていた柏村氏に、市長選へのくら替えを打診していた。

 秋葉氏はこの日の定例会見でも「市政の問題に全力投球している。市長選出馬を十分検討する時間がない」と、3期目の出馬態度を明らかにしなかった。

(2006年10月31日 読売新聞)

751片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/31(火) 08:27:33
増田氏「3期が区切り」知事引退へ
選挙戦の構図、達増氏軸に 讀賣岩手

 任期満了まであと半年という節目の30日、増田知事が来春の知事選への不出馬を表明した。態度表明は年末になると見られていただけに、県政界には驚きと衝撃が走った。知事選の構図は、すでに出馬を表明している民主党衆院議員の達増拓也氏を軸とした戦いに、大きく変わる。知事に秋波を送り続けていた自民党は新たな候補者探しを迫られることになり、他党・会派の今後にも影響を与えるのは必至だ。

 知事は会見で、不出馬を決意した理由について「知事を目指した当初から、長くとも3期12年を一つの区切りにしたいと考えていた。これが私の職業倫理観であり、誠実に従った」と多選の弊害を一番に挙げた。

 建設省(当時)時代、知事は茨城県に出向した経験があり、その経験から「やはり4期目になると県庁全体がものを言う雰囲気にならなくなる」と思うに至ったという。会見では「いつも全力投球でやってきた。発想とかアイデアで自分では最善を尽くしているつもりだが、いささかパワーが落ちているかもしれない」などと時折笑顔を交えながら、吹っ切れた表情を見せた。

 民主党の小沢一郎代表が知事の4選不支持を決めたことの影響については「特にございません」と、きっぱり否定した。

 引退表明の時期については、「(任期が)6か月を切ったら適切な時期を判断しようと思っていたが、暮れでは遅すぎるな、との思いがあった。次の知事に誰を選ぶかは大事なこと。ある程度時間を残しておかないと、選択肢が狭くなる」と、次期知事選に出馬する候補選びに配慮した末の判断だと説明した。

 一方、自らが務めた約12年間を振り返り、「3期目のマニフェスト(政権公約集)には、緊縮財政や財政再建に軸足を移していかなければならない、との思いをすべて込めた」と実績を強調。その上で、残された半年間の課題について、岩手競馬の経営再建や県北沿岸振興策を「最大の懸案」として掲げ、全力で対処する考えを示した。

 改革派知事として全国区の知名度を持つ知事の今後を巡り、国政選への転出を取りざたする向きもある。これについて増田氏は「国会議員に転身することは、100%ない」と完全否定した。さらに、政治から引退するのか、との記者団の問いには「例えばマニフェスト運動とか、そういうのはまさに政治。知事をやめてから少し充電して、その時考えればいいことではないか」と淡々と答えた。

(2006年10月31日 読売新聞)

752片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/31(火) 08:28:41
【不出馬の衝撃】4選要請“拒絶”(上)
自民、擁立仕切り直し 讀賣岩手

 「来年4月の知事選に出馬せず、現在の任期を全うして知事職を退く」。増田知事は30日の緊急記者会見で、こう切り出した。知事に就任した当初から、4選不出馬を決めていたという。

 実際、増田知事の後援会活動は、完全に止まっていた。毎年11月に開く支援団体の会合も、今年は「知事の意向で先送りになっていた」(知事周辺)。

 そんな中、知事選への出馬を表明した民主党の達増拓也氏は、増田後援会の地区幹部を自身の後援会幹部にしようと動いていた。達増氏は「他の誰が出るかではなく、県民、有権者に向かっての活動なので、(ほかの候補者は)気にならない」と、増田知事の動向を意識せずに活動を続けた。「小沢さんは知事にとって大きな存在。その小沢さんと対決するつもりはないのではないか」とみる関係者もいた。

 ただ、民主党県連の藤原良信幹事長らが、今年夏から、増田知事に同党の小沢代表との会談を仲介してきたが、増田知事は「仕事に専念しているから」「別にお話しすることもないので」と、一貫して会談を断ってきた。小沢氏に見いだされて地方政界に入り、政党を離れて活動するようになった増田知事が、最後まで貫き通した意地だった。

 衝撃を受けたのは、知事選への出馬を要請してきた自民党だ。29日に盛岡市のホテルで開かれた同党県連のパーティーでは、党幹部らが改めて要請をしていた。増田知事の対応を見て、玉沢徳一郎県連会長も「期する所があったのではないか」と期待感を示していた。

 その期待を裏切る形になったことについて、増田知事は会見で「29日に自民党のパーティーがあったことは分かっていたが、その前に発表しても、どうかと思ったので」と苦笑した。

 現職衆院議員で知名度のある達増氏に対し、有力な対抗馬は、まだ見当たらない。増田知事は年末としていた態度表明を急いだ理由を、「県民に多くの選択肢を与えたい」と、達増氏の対立候補の擁立が念頭にあることを説明した。

 自民党県連の小野寺研一政調会長は「不出馬は極めて残念。競馬や出資法人、財政など問題は山積している。知事は4選に出馬してこうした問題に取り組む責任があった」と悔しさをにじませた。上京中に知らせを聞いた佐々木大和・県連幹事長も「こういう選択肢は考えられた。とにかく早く役員会を開いて対応を決めたい」と帰郷を急いだ。

      ◇

 増田知事が来春の知事選に出馬しない考えを表明した。民主党や自民党など各党の思惑と、今後の情勢はどう動くのか。

(2006年10月31日 読売新聞)

753片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/31(火) 08:56:03
出雲市長知事選へ意欲
現職後継選考難航 自民県連動き不透明 讀賣島根

 来年4月の統一地方選まで半年を切った知事選を巡る動きがあわただしさを増している。5期目で引退が確実視される現職の澄田知事(71)は自民党県連による後継候補の選考作業が遅れ、いまだに進退を明言できない。こうした中、出雲市長の西尾理弘氏(65)が30日、出馬への意欲を表明したが、出馬の前提とした自民党県連の支援が得られるかは不透明。一方、共産は独自候補を擁立する見通しだ。

 ◇…自民に支援要請…◇

 「県知事選への出馬に意欲を持っている」。西尾氏はこの日、出雲市役所で記者会見し、言い切った。

 西尾氏は「合併した新市町村が計画を立てても、根本は県にやってもらうべきことばかり。この際、市町村の実情をよく知る者が、県の立場から密接にやっていくべき」と述べた。

 29日には自民党県連幹部に思いを告げたといい、「自民党県連の支援をいただかなければならない。厳しい、と言われても、お願いするしかない」とした。

 出雲市長の任期を2年半残していることについては「県と市政は一体で、市民の理解は得られると思う。機会があるたびに伝えていき、12月議会できちんと説明したい」と語った。

 ◇……混迷……◇

 1987年4月に初当選した澄田知事は、今期を限りに引退すると見られている。これまでは、任期切れ前年の9月県議会で次期知事選への対応を明らかにしていたが、今回、進退表明はまだ。定例会見でも「まだ明らかにできる状態ではない」と繰り返している。

 知事選の動向に大きな影響力を持つ自民党県連は、会長の青木幹雄・党参院議員会長ら県選出国会議員と県連役員の県議らで、県ゆかりの官僚などを軸に後継候補を模索。同党のある県議は「厳しい財政状況もあって難航している。かん口令が敷かれて情報が下りてこない」とやきもきする。

 西尾氏については、以前から名前が浮上していたが、「(全県的な)支持は得られにくいのでは」とする自民党県議もいる。

 一方、民主党県連は、小沢代表が打ち出した地方選での自民候補との相乗り禁止方針に従って、独自候補擁立の可能性を捨てていないが、「前回も自主投票。単独候補の擁立は、そう簡単にはいかない。現実には難しい状況だ」(石橋富二雄・県連幹事長)という。 公明党県本部の三島治代表は、「政権与党の枠組みは尊重するが、現時点では白紙」としている。

 これらに対し、共産党県委員会は、「自民の候補擁立を見極めて人選に入り、対立軸を明快にして独自候補を擁立する」(吉川晴雄・常任委員)としている。

(2006年10月31日 読売新聞)

754片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/01(水) 07:38:24
【不出馬の衝撃】<下>のしかかる課題
地方振興、競馬・・・・道半ば 讀賣岩手

 「知事が交代しても、県北沿岸振興が大きな課題であることに変わりはない。増田知事も全力を挙げると話しているので、我々も頑張ろう」。31日、県庁で開かれた県北地方と沿岸地方の振興策を話し合う会議で、県の藤尾善一・地域振興部長は、出席した約20人の担当者を前にこうあいさつした。

 両地方の振興は、増田知事が「県が抱えてきた長年の課題」と指摘し、残り任期の最重点課題に挙げた。ただ、振興策は今年9月に基本方針案が定まったばかり。市町村ごとに数値目標を定めた項目はあるものの、公共事業や市町村の枠組みを越えた施策は白紙のままだ。

 県の出先機関の地方振興局の再編でも、沿岸と県北は当面、現在の地方振興局を維持したが、振興策と合わせて具体化の作業はこれから。来春の知事選では実効性のある振興策をいかに作れるか、その手腕が各候補に問われることになる。

 新知事のもう一つの課題は県財政の立て直しだ。2005年度末の県債残高は1兆4012億円に上る。

 とりわけ、県競馬組合の再建問題は、逼迫(ひっぱく)する県財政に大きな影響を与える。増田知事は単年度収支の均衡を組合存続の条件に設定する方針を示し、「方針に従えばこれ以上、赤字が拡大することはない」と断言する。しかし、仮に競馬事業の赤字が続けば、改めて存廃の判断を迫られることになる。

 競馬組合再建のため、金融機関からの借入金など330億円を、県、盛岡市、奥州市の融資に切り替える計画案は、県の財政運営を硬直化させるという指摘もある。災害など緊急時の財政支出に備える基金が、100億円程度まで目減りする可能性があるためで、いずれにせよ、新知事は綱渡りの財政運営を余儀なくされそうだ。

 県組織全体の見直しも喫緊の課題だ。増田知事は、現在約4600人いる知事部局の職員を2010年度までに4000人弱に縮小し、財政規模も一般会計予算を7400億円から7000億円程度まで削減する考え。ただ公共サービスの低下を批判する声もあり、新知事の姿勢が問われる。

 それぞれの課題を担う県職員は、知事の不出馬表明にも、「増田知事が今の方針を撤回しない限り、我々は決まった道を進むだけ」と、淡々と業務を進めている。積み残される課題の解決は、新たな県政に重くのしかかることになる。

     ◇

 この報告は、塩見尚之が担当しました。

(2006年11月1日 読売新聞)

755片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/01(水) 07:39:16
自民 候補者選びに焦り 知事選一本化方針、曲折も? 讀賣岩手

 増田知事の次期知事選への不出馬表明から一夜明けた31日、知事の4選出馬に期待をかけていた自民党県連は、新たな候補者選びに向けて関係者が連絡を取り合うなど対応に追われた。

 自民県連には、根強い人気を誇る知事の選挙支援と連動し、「同時期に行われる県議選にも弾みをつけたい」(県議)との思惑があった。知事の不出馬で戦略の抜本的な見直しを迫られるが、新たな候補者を擁立して民主党衆院議員の達増拓也氏に対抗する方針だ。

 具体的には、前回参院選に自民党などの推薦を受けて出馬(落選)し、今回の知事選出馬に意欲をみせている前副知事の高橋洋介氏(65)の名前などが取りざたされている。ただ、高橋氏について県連内には「年齢的に難しい部分もあるのでは」(県連関係者)と否定的な見方も一部にあり、一本化に向けて曲折が予想される。

 統一地方選まで約半年と残された期間が少ない中、民主党は着々と選挙準備を進めている。自民県連には「あまり遅くないうちに結論を出さないとまずい」と焦燥感も出始めている。

(2006年11月1日 読売新聞)

756片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/01(水) 07:53:12
自民県議団 山本氏推薦決める 横内支持派「強行採決」と批判 讀賣山梨

 自民党県連は31日、県議団総会で来年1月の知事選での対応を協議、多数決で山本知事推薦を決めた。しかし、県連最高委員の横内正明氏を支持する県議は「強行採決」と批判。最高委員や総務会に報告して改めて横内氏の推薦を諮る意向で、県連としての推薦決定まで曲折も予想される。県議らは県連、会派の分裂はないと強調しているが、県議団の分裂は決定的となった。

 甲府市の県連会館で開かれた県議団総会には、今沢忠文、辻弥両県議を除く24人が出席。渡辺亘人県議が早退したため、23人で協議。出席した県議らによると、山本知事と横内氏をそれぞれ支持する意見が平行線をたどったため、山下実会長が多数決での決着を提案。横内氏側が反対したものの、起立採決の結果15対7(座長除く)で山本知事の推薦が決まった。

 会見で相馬紀夫幹事長は「最終的に民主主義のルールで多数決になり、大多数が山本知事を支持した」と述べた。採決批判の声はあったか、との問いに山下実、相馬両氏は「声が小さくてよく聞き取れなかった」とかわした。今後は最高委員と総務会の理解を求めるなどした後、党本部に正式な推薦を求める方針。

 一方、横内氏支持の県議も会見し、臼井成夫総務会長が「会議は公平であるべきなのに水面下で進められた」と批判。深沢登志夫県議も「この日の決定はあくまで議員団の考え。(最高委員との会合や総務会で)党に功績のある横内氏が推薦されるよう努力したい」と述べた。

 総会では赤池誠章衆院議員が「県議団総会での採決は党の分裂を決定づけるもので絶対行わないように」と、山下会長に要求した文書が配られた。深沢氏は「重く受け止めなければならない」と主張したが、山下会長は「会議のやり方まで国会議員に手を突っ込まれてはかなわない」と反論した。

 前回知事選は、衆院1、2区の県議が山本知事、3区県議が横内氏を支持したため、党推薦を見送った。今回、党推薦の最初のハードルをクリアした山本知事は「大勢の県議から支援を受けて光栄」と述べた。

(2006年11月1日 読売新聞)

757片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/01(水) 08:08:38
統一地方選 4月8、22日 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/wed/news01.htm

 政府は三十一日、来年の統一地方選の投票を四月八日と同二十二日に行うことを定めた特例法案を閣議決定した。臨時国会で成立する見込み。県内では県議選が八日に、八市町村長選と二十四市町村議選が二十二日に行われる。全体の選挙数三十三は統一選としては戦後最少だが、合併に伴う選挙区域の拡大や定数減で、し烈な選挙戦が予想される。一方、参院選は政府、与党で調整中の来年の通常国会日程などから七月十五日投票の方向となり、知事選は参院選と同日でのダブル選挙が濃厚だ。

 統一地方選の前半戦となる県議選は三月三十日告示。九日間の選挙運動期間を経て投開票となる。選挙区は合併に伴う変更で前回の二十二から十九に減少し、定数も五六から五〇となる。

 後半戦は三十八市町村のうち二十六市町村で首長選や議員選が行われる。市長・市議選が四月十五日告示、町村長・町村議選が十七日告示。首長選は高崎、桐生の二市と富士見、榛東、吉岡、神流、嬬恋、川場の六町村で争われる。市町村議選は全国最多の議員百十二人から定数四六に減少する高崎市を含め、八市と十六町村で実施する。

 一方、政府、与党は三十一日、来年の通常国会を十九日に召集する方向で調整入り。参院選は会期百五十日に延長がなく、日曜日の投票が維持されれば、公選法の「閉会日から二十四日以後三十日以内」の規定で、六月二十八日公示、七月十五日投票が決まる。

 小寺弘之知事の任期満了は七月二十七日。公選法は選挙期日を「任期が終わる日の前三十日以内」と定めており、選挙の効率などとあわせ「同日選」が確実視される。

 ただ、七月十五日は三連休の中日。低投票率が懸念され、論議を呼ぶ可能性もある。会期延長で参院選が八月にずれ込んだ場合は、単独選挙が想定される。

758片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/01(水) 08:13:18
新人の一騎打ち確実 滝沢村長選  岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m10/d31/NippoNews_17.html

 任期満了に伴う滝沢村長選は11月7日告示、同12日投票が行われる。これまでに岩手選挙区選出の県議柳村典秀氏(51)=政和・社民クラブ、前村議会議長の井上和夫氏(57)がいずれも無所属での立候補を表明。ほかに出馬の動きはなく、新人2人の一騎打ちが確実な情勢だ。

 柳村典秀氏は「真に豊かさを実感するために」をキャッチフレーズに地域産業の育成と雇用拡大、環境文化都市と循環型社会の推進などを訴える。後援会(工藤政憲会長)はミニ集会を43カ所で開き、28支部を設立。連合岩手、平和環境労組センター、岩手友愛会が推薦し、27日の総決起大会には田村誠県議(政和・社民クラブ)らが駆けつけ、増田知事が祝電を寄せた。

 井上氏は41項目のマニフェストを策定し、「みんなでつくろう日本一の村」をスローガンに、産業振興と雇用拡大を図る「職住近接型」や村内の地域間格差是正などを訴える。後援会連合会(駿河俊太郎会長)は71カ所でミニ集会を開き、13支部を設立。約1万4000軒を訪問した。29日の総決起大会では自民党の鈴木俊一衆院議員、選対本部長の柳村純一村長らが激励した。

 両氏の政策は2005年度に策定された村の第5次総合計画を基本に据えているが、今月に入り柳村純一村長が「後継候補」として井上氏支持を明確にする一方で、柳村典秀氏は「先進自治体」とされる村の組織改革の実効性などに懐疑的な見方を示しており、現村政の継承の是非が争点として浮上してきた。

 盛岡市などとの広域合併について柳村典秀氏は「村民の機運が醸成された段階で住民投票を行い決めるが、財政的に厳しい盛岡市よりも互いに補完し合える雫石町との合併が望ましい」とし、井上氏は「早期合併には反対だが、道州制の議論が進めば盛岡広域圏50万都市構想の推進が必要。周辺自治体との連携強化は不可欠だ」とする。

 いずれも政党への推薦要請は行わないが、柳村典秀氏は同村を基盤とする民主党の主浜了参院議員の村後援会(大森軍一会長)、井上氏は自民党の鈴木俊一衆院議員の村後援会(斎藤純一会長)の支援を受ける。村議21人のうち7人が柳村典秀氏、11人が井上氏を支持する。

 立候補の届け出受け付けは11月7日午前8時半から午後5時まで村役場で行われる。投票は同12日午前7時から午後6時まで村内13カ所で行われ、同7時半から村総合公園体育館で即日開票される。当落判明は同9時ごろの見込み。

 9月1日現在の有権者数は4万1319人(男2万237人、女2万1082人)。

759片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/01(水) 08:22:33
佐藤氏、森氏競る 福島知事選序盤情勢 本社アンケート 河北
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/11/20061101t61031.htm

 佐藤栄佐久知事の辞職に伴う出直し福島県知事選(12日投票)で、河北新報社は31日、これまでの取材を基に5候補の戦いぶりを分析し、28、29両日行った県民意識アンケート結果を加味して選挙戦序盤の情勢をまとめた。前参院議員の佐藤雄平氏(58)=民主・社民推薦=と、弁護士の森雅子氏(42)=自民・公明推薦=が激しく競り合う展開。知名度で先行した佐藤氏を、選挙初挑戦ながら自公の組織に乗る森氏が猛追している。県労連議長の小川英雄氏(57)=共産推薦=、元県議の川田昌成氏(63)らは伸び悩んでいる。

 アンケートでは、知事選について「非常に関心がある」「少しは関心がある」との回答が8割に達し、関心の高さをうかがわせたが、4割強は投票する候補を決めていない。佐藤前知事への汚職捜査が同時進行し、投票率への悪影響も懸念されている。

 男女別に関心度をみると、「非常に関心がある」が男性で6割を超えた。女性は約4割で微妙な男女差が浮かんだ。

 佐藤雄平氏は「県民党」を掲げ、参院議員としての政治経験をアピール。全県の後援会や労組などを通じ支持を広げ、地元の会津地方などで他候補を上回っている。民主、社民両党支持層の多くを固め、自民党支持層にも食い込んでいる。支持政党のない無党派層に他候補より浸透している。

 森氏は、既存の政治家でない清新さや若さを掲げ、刷新姿勢を強調。自民党の組織力などで知名度不足を盛り返ししつつあり、地元のいわき市を含む浜通り地方で先行している。自民党支持層の過半数、公明党支持層の多くを固め、無党派層にもある程度浸透。女性の支持は他候補を上回る。

 小川氏は「県政の利権・腐敗構造をただす」と徹底改革を主張。共産支持層の多くを固めているが広がりにかける。しがらみのない選挙を掲げる川田氏は、自民党支持層、無党派層に食い込むが、1部にとどまっている。

 県民意識アンケートは各市町村ごとに人口比で有権者を無作為抽出。回答者が200人に達するまで電話で実施した。

 ◇福島県知事選立候補者
小川 英雄57県労連議長 無新(共推)
佐藤 雄平58前参院議員 無新(民・社推)
高橋 喜重58発明家   無新
森  雅子42弁護士   無新(自・公推)
川田 昌成63元県議   無新

2006年10月31日火曜日

760片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/01(水) 17:46:39
達増氏「考えは同じ」 増田知事不出馬
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m11/d01/NippoNews_7.html

 【東京支社】民主党県連代表で、来年春の知事選に出馬する達増拓也衆院議員は31日、増田知事の4選不出馬について「3期を超えるのは好ましくないとの考えは同じと感じた」とした上で、自身の議員辞職については「思いとしては2007年度予算案の審議に携わりたい」と述べ、来年3月以降になる可能性も示唆した。

 増田氏について「県政の評価は完全に終わっていないのでできないが、国の地方切り捨て政策のもとで任期満了まで多くの課題を解決しようとする姿勢に対し、岩手選出の議員として応援したい」と述べた。

 また、知事選出馬に伴う議員辞職の時期は「党の統一地方選戦略の中で調整することになる」と明言は避けたが、07年度予算案の衆院通過までは携わりたいとの意向を示した。

 本年度予算案の衆院通過は3月2日。達増氏が来年3月15日までに議員を辞職すれば、衆院岩手1区の補選は4月の統一選と重なる4月22日に行われ、3月16日以降に辞職した場合は7月の参院とダブル選挙になる。

761片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 08:17:14
「現職推薦」自民内に再燃 党幹部ら1日にも会談
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061101/20061101_002.shtml

 ●世論調査で支持率アップ 選対本部に地元議員続々

 5日の福岡市長選告示を目前にして、自民党がいったん見送りを決定した現職の山崎広太郎氏推薦を「再考」する動きがあることが31日分かった。地元で山崎氏支援が活発化し、最近の世論調査でも支持率が上がったことが主な理由だが、「高度な政治的判断」による推薦見送りを覆せば党の姿勢がぐらついた印象を与えかねず、推薦には当落の責任も伴う。党幹部と地元国会議員は1日にも会談し、推薦の「損得」を検討する。

 「もしかしたら推薦があり得る」。30日、福岡市の会合に出席した山崎氏は党関係者からそう耳打ちされたという。

 党本部や党福岡県連が「異例」の世論調査を繰り返して現職推薦を見送り、自主投票を決めたのは10月5日。調査では新人の支持率が山崎氏を上回っていた。その際、党本部は「(山崎氏の)推薦再考はあり得る」と説明したが、県連幹部は「(山崎氏は)推薦にふさわしくない」として、推薦再考の要請を強く否定した。

 これに地元自民市議らが反発し山崎氏の支援態勢を強化。選対では、太田誠一元総務庁長官を本部長、山崎拓前党副総裁を最高顧問としたほか、県議も役員に名を連ねた。

 こうした変化に、党本部は10月末、世論調査を再度実施。結果、山崎氏の支持率が盛り返し、新人と「拮抗(きつこう)していた」(関係者)。これを踏まえ、地元国会議員が党本部と推薦再考の調整に入った。

 推薦について太田氏は「あえて党本部に推薦は求めない」としながら、「党本部が判断するなら拒む理由はない」と発言。陣営には「推薦が出れば態勢が緩む可能性もある」と慎重論がある。県連幹部も「(推薦は)事後報告になる」と距離を置いており、党本部が独自に推薦する可能性もある。

=2006/11/01付 西日本新聞朝刊=

762片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 08:18:16
福岡市長選 現職推薦を再要請 自民県連会長ら党本部に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061101/20061101_001.shtml

 今月5日告示、19日投開票の福岡市長選で、自民党福岡県連会長の古賀誠元幹事長ら同県選出国会議員が1日午前、党本部で中川秀直幹事長と会談。党が見送りを決めていた現職山崎広太郎氏の推薦について、支持率上昇などを理由に再考するよう要請した。中川幹事長は「検討する」と回答したという。

 ただ、党本部は非公式要請との受け止めで、なお慎重に情勢を分析する意向。結論は告示後にずれ込むこともありうる。

 古賀氏によると、同席した山崎氏の選対本部長の太田誠一元総務庁長官と選対最高顧問の山崎拓前党副総裁の両氏が、中川幹事長に現地の情勢分析を説明。党として自主投票を決めた10月5日以降、山崎氏支援が活発化し、最近の世論調査でも山崎氏の支持率が上昇していることなどから推薦再考を求めたという。

 会談後、古賀氏は記者団に対し、党本部が10月末に行った世論調査の結果について「(再考要請の)ひとつの理由」として「なんとか推薦できないかと、そういう前向きのお願いはさせていただいた」と説明。告示前の推薦決定が必要かどうかについては「戦略的にどちらがいいかという問題もある。一概に言えない」と話した。

=2006/11/01付 西日本新聞夕刊=

763片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 08:19:31
自民・地元国会議員、県議も参加 保守の現職選対発足 市議レベルから「格上げ」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061030/20061030_001.shtml

 自民党の地元国会議員や県議、市議は28日、福岡市長選(11月5日告示、19日投開票)で現職の山崎広太郎氏(65)を支援する選挙対策本部を発足させた。市議が主体の選対から格上げされ、保守系議員の支援態勢が整った格好だ。

 同党本部が山崎氏の推薦を見送ったことから、同党市議団と保守系会派「みらい福岡」は、7日に市議を中心に選対を発足。今回は支持拡大を図るため、福岡1−5区の国会議員や市選出の県議らを加えた組織に改編した。

 新たな選対本部の会合で、衆院議員の太田誠一・元総務庁長官が本部長、山崎拓・党前副総裁が最高顧問に就任。太田本部長は「政治家は一国一城の主だが、小異を捨てて大同についてほしい。民主党に市政を渡せない」と決意を語った。会合後、自民党市議団の川口浩会長は「一丸となって市長選に臨む態勢ができた」と強調。支援を受ける山崎氏も「有り難い。より地域に細かく入れると思う」と期待した。

 ただ、告示が8日後に迫り、太田本部長は「発足が遅れた。超短期決戦だ」と険しい表情を崩さない。山崎氏の陣営関係者も「実際に動ける時間が少ない。支持を十分に浸透させられるかどうか」と不安をのぞかせた。

=2006/10/29付 西日本新聞朝刊=

764片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 08:29:49
県議補選、あす告示 讀賣福島

 県議補選会津若松市選挙区(欠員1)と双葉郡選挙区(欠員1)はあす3日、告示される。投票は知事選と同日の12日に行われる。

 会津若松市選挙区に立候補を表明しているのは、いずれも新人で、販促品販売業の室井照平氏(51)(自民)、食品販売業の宮下雅志氏(51)(民主)、農業の小川右善氏(57)(社民)、共産党会津地区委員長の原田俊広氏(47)(共産)の4人。12日午後9時から即日開票される。10月25日現在の有権者数は9万6042人。

 双葉郡選挙区に立候補を表明しているのは、いずれも新人で、建設会社社長の猪狩芳樹氏(41)(自民)、元衆院議員秘書の坂本栄司氏(51)(民主)、社民党双葉総支部副代表の森田省一氏(56)(社民)、電装部品製造会社社長の吉田栄光氏(42)(無所属)の4人。12日午後8時半から即日開票される。10月25日現在の有権者は6万309人。

(2006年11月2日 読売新聞)

765片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 09:23:10
麻生知事:逆風?に慎重姿勢−−自民多選推薦禁止検討、岩手知事不出馬 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20061101ddlk40010009000c.html

 ◇「心していかないと」

 自民党が知事らを4期を目安に推薦しない方向で検討を始めたり、現在3期の岩手知事の不出馬表明など多選を巡る動きについて、麻生渡知事は31日の定例会見で「長くなると、一般的にものが言いにくくなるという弊害は指摘されているが、その点は多選であろうと2選であろうと、よほど心していかないといけない」と語った。

 自民党の動きに関しては「(自民党が)どういう考え、方向でまとめるのかよく分からないし、よくみないといけない」と慎重に言葉を継いだ。

 また岩手県の増田寛也知事は、麻生知事が会長を務める全国知事会で改革派として共に汗を流した仲だが、30日に「4期目になると県庁内にものをいえる空気がなくなる」と多選を理由に不出馬を表明した。

 これについて麻生知事は「分権改革を非常に熱心にやった一人で、知事会にとっても損失」としたものの、引退理由については「増田さんの考え方だ」と話すにとどめた。

 麻生知事は現在3期目で12月中に来春の知事選出馬の有無を正式表明する。【加藤学】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2006年11月1日

766片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 15:59:15
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3359
<増田知事の四選不出馬、自民県連”大誤算”>
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/ken/11gatu/news-ken_02.htm

 増田寛也知事が知事選への四選出馬を見送ったことは、県内各政党にも大きな波紋を広げている。とりわけ再三、大物議員がラブコールを送ってきた自民党県連にとっては大きな誤算。知事選候補擁立は白紙に戻り、新たな対応を余儀なくされている。

 「期待させておいて、だまされた思い。大した役者だ」。不出馬を受け、自民県連関係者はこぼした。増田知事は十月二十九日の党県連政経懇談会に来賓として出席。片山虎之助参院幹事長、山本有二金融担当相らから起意を促され、本人も一礼するなど「いつになく上機嫌に見えた。うちも(県議会第三会派の)政和・社民もよいしょする。(出馬の)腹を決めたのでは」(自民県連幹部)。そうした期待感が膨らんだ翌三十日、突然の不出馬表明。自民にとっては、いわば「恋心」をそでにされた思いのようだ。

 自民が増田知事擁立にこだわったのは、民主党が擁立した県連代表・達増拓也衆院議員(42)の存在だ。「エース」を投入し必勝態勢を敷いてきた民主に対し、有力な候補を持たない自民は玉沢徳一郎県連会長が「民主の大変な候補(達増議員)に勝てるのは増田知事だけ」と公の場で発言。

 九月上旬、党総裁候補三人を招いた東北ブロック大会でも、当時の武部勤幹事長らが熱烈なラブコールを送った。そして先月二十九日も、大物議員が二回目のラブコール。「十二月まで待つ」「県民党でもいい」。県連として最大限譲歩したが、それでも増田知事を起意させるには至らなかった。

 不出馬を受け、県連幹部は「増田知事はクリーンで、多選に不出馬の説得力はない。やり残した県政課題をそのままに、逃げ出す印象だ」(小野寺研一政調会長)、「大変残念だが、本人の決断なので受け止めるしかない」(佐々木大和幹事長)と相次いでコメント。「失恋」にも似た、やり切れない思いをのぞかせた。

 今後は白紙に戻った候補の擁立作業が焦点。佐々木幹事長は「候補者擁立の準備は、半年あれば間に合う。早急に対応したい」としているが、他党の県議からは「本当に出せるのか」との声も聞こえる。

 自民は十六年夏の参院選で、前副知事の無所属高橋洋介氏(65)を推薦したが、民主党の新人候補の前に敗退。その高橋氏は今年五月、知事選出馬への意欲を語った。現時点で高橋氏はまだ正式な出馬判断をせず、擁立をめぐる動きは具体化していない。

 高橋氏は前回参院戦で、椎名素夫元参院議員の後継としての立場もあっただけに「スタンスがはっきりしない」(自民関係者)。「県庁をよく知り、政策通」「即戦力」と評価する声も高いが、六十五歳の高齢がネックとする声もある。

 八月の盆前に出馬表明し着々と足場を固める達増議員に大きく出遅れたのは確かだが、自民としては対民主の意味でも、不戦敗だけは避けたいよう。政権与党の名にかけても、今後の擁立作業が急務となりそうだ。

767片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 16:15:31
終幕へ:知事引退の影響/上 「3期か4期か」揺れた政界 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/archive/news/2006/11/01/20061101ddlk03010254000c.html

 来春の知事選に出馬せず、今期限りで勇退を表明した増田寛也知事(54)。県内に衝撃が広がり、各党は統一選へ向け奔走を始めた。大物知事の決断の影響を追った。

 ◇一人で決めた不出馬

 「出ると思っていたが……。びっくりした」

 増田寛也知事が4選不出馬を表明した30日午後3時過ぎ。来年度予算要望に県庁を訪れていた稲葉暉(あきら)一戸町長ら県町村会幹部らは県職員から増田知事の決断を聞き、一様に驚いた。つい2時間前、知事応接室で増田知事と話した。「忙しそうだなというだけで、いつもと変わったところはなかった」と上机莞治田野畑村長。県内を揺るがす会見を控えた緊張感をまったく感じさせなかった。

 来春の統一地方選に向け、増田知事の動向は3期目の折り返し地点の04年ごろから、常に県政界の最大の関心事だった。議会答弁や記者会見などことあるごとにその姿勢を問われた。増田知事は「態度表明は年末の適切な時期に行う」と繰り返した。多選については「3期か長くて4期。4期やるには県民に相当説明する必要がある」と持論を繰り返すだけだった。

 30日の会見では、「長くて4期」の真意を、「今期で最後と明言すると部下が大きなプランを作りにくくなる」と述べた。

 だが後援会幹部は「責任感のある人物で課題を残したまま辞めない。4期目にも意欲があると期待していた」と振り返る。

 知事与党を自認する政和・社民クラブの田村誠代表も「10月に知事を囲んで懇親会をした時に、次もぜひ頑張ってと伝えたら、『分かりました』と答えていたのに」と残念がる。

 だが不出馬の見通しは静かに広がっていた。3月に開かれた後援会連合会の大規模な会合で、幹部らに4選出馬を促された。知事からはやはり明確な返答はなかった。8月以降、後援会会合への出席はなくなっていく。

 それは達増拓也・民主党県連代表が出馬表明した時期と符合する。「小沢(一郎・民主党代表)さんとは戦わないのでは」と後援会幹部。初当選時から各党議員の後援会が集合し「組織だった組織とはいえない」(知事周辺)後援会からは、達増後援会へのくら替えが続いたが、後援会の動きはなかった。

 だが増田知事は「政党とは一定の距離を置いてきた。(民主党の動きは)決断に影響していない」と、こうした見方を否定。実際にごく親しい人の中には、早い時期に知事から「3期」と聞いた人もいる。95年の初当選前から増田知事と親交のある会社社長は、1期目の就任直後に聞いた「3期」を鮮明に覚えているという。「彼は頑固だから。筋を通したのだろう」と話す。

 増田知事が「同志」と頼む改革派知事仲間も2、3期で勇退を表明している。02年に三重県知事への3選不出馬を決めた北川正恭早稲田大学院教授は「長くなると部下が自分の気に入る稟議(りんぎ)書を上げてくる」と自らも感じた多選の弊害を指摘する。「現職は誰かに相談すれば必ず『次もやってくれ』と言われる。一人で決めた増田さんは立派だと思う」と増田知事の心を慮った。【林哲平、念佛明奈】

 ◆県民の声

 ◇国政に転じ地方のために/辞めるなら道筋つけて/賢い判断…

 ◇釜石市中妻町、菓子店経営、鈴木守さん(75)

 多選を重ねるとほころびも出てくるので3期で十分だ。岩手の改革のために大きな仕事をしてくれた。大いに評価したい。力を持ち経験もある人なので、国政に転じて地方のためにもう一働きしてほしい。

 ◇盛岡市名須川町、無職、田島文雄さん(69)

 不出馬は予想していた。任期終了までに競馬問題をどう解決するのか。辞めるなら筋道をつけるべきだ。

 ◇盛岡市住吉町、自営業、前田マチさん(47)

 一生懸命やっていた印象があり残念。次の知事が誰になるのかわからないと不出馬の良しあしはわからない。

 ◇一関市上大槻街、飲食店経営、男性(56)

 福島県知事の例を見ても長期間やるのはいろいろな問題が出てよくない、今回の決断は賢い判断と思う。競馬組合などの問題で嫌気がさしていたのか。

 ◇一関市田村町、会社役員女性(64)

 残念です。全国知事会の会長になってもらいたかった。全国の知事の中でも輝いて見えた。岩手のイメージを引っ張ってきたし、脂が乗っていたのに。

 ◇和田盛雄・釜石商工会議所専務理事(75)

 仙人峠道路や湾口防波堤事業で果たした役割は大きい。釜石港の埋め立てが国レベルで決まり、これからという時だけに知事の引退は本当に残念だ。

毎日新聞 2006年11月1日

768片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 16:16:52
終幕へ:知事引退の影響/中 揺れる各業界 残された課題、思惑交錯 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/archive/news/2006/11/02/20061102ddlk03010234000c.html

 「なにが『ご協力をいただきたい』だ。あの時はもう辞めるつもりだったんじゃないか」

 馬主は怒りをあらわにする。岩手競馬の管理者、増田寛也知事の勇退を知り、言葉を失ったという。

 9月23日。盛岡競馬場で、馬主や調教師、職員を集め、競馬再生に向けて思いを語っていた。単年度で赤字を出せば事業廃止。増田知事は「退路を断った案だ。チャンスはあるので協力してほしい」と、競馬再生を呼びかけた。

 残り任期の最重点課題に岩手競馬の再生問題を挙げる。「次の知事が難しい判断をするのではなく、現段階ですべて枠組みを作る」と明言した。今月20日の競馬組合議会で、コスト削減を柱とした経営改革案の成案を示す。同組合の金融機関からの借入金など330億円を県と盛岡、奥州両市の基金を取り崩して融資に切り替える案も示した。

 関係者は「知事が不出馬の姿勢をはっきり示したことで、競馬が政治の駆け引きに使われることはなくなる」と分析。「県民にとって何が一番プラスなのか冷静な議論が出てくる」と期待する。

 違う見方もある。ある競馬組合議員は「次のない知事の求心力は弱くなる。議会に計画を認めさせるのにトップの存在感は不可欠。知事の覚悟一つだ」と厳しい先行きを予想する。

 別の分野から知事勇退の影響を懸念する声もある。公共工事の削減、県発注工事をめぐる談合事件での排除勧告と、逆風が続く建設業界。01年度に2680億円だった普通建設事業費は、06年度には半分以下の1334億円まで減った。「県財政は誰が知事でもひっ迫している。民主党の達増拓也衆院議員が知事になるとさらに、公共工事が減らされる可能性もある」と県南の建設会社幹部。「自民から一定の評価を得る増田氏の方が、(野党の)達増氏よりも国発注工事が下りてきやすい」と話す。

 愛知への波紋の広がりを心配する声もある。県が宮城、山形両県と合同で8月に愛知県豊田市で開いた自動車産業の商談会に参加した部品メーカーの社長は「渡辺捷昭(トヨタ)社長と談笑する増田さんを見て、トヨタと岩手のつながりを感じた。増田さんのようなトップが代わることは、我々にとってリスクの一つ」と話す。県は「誰が知事になろうとも自動車産業の重要性は同じ」(菅原和彦産業振興課総括課長)と従来通りの方針に変わりないことを強調している。【念佛明奈、林哲平】

毎日新聞 2006年11月2日

769片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 21:22:22
公約浸透道険し 知事選 朝日福島
2006年11月02日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000611020005

 前知事の辞職に伴う出直し知事選では、各候補がローカルマニフェスト(首長選挙公約)を掲げている。だが、街頭演説やビラなどで訴えているものの、有権者に十分浸透しているとは言えないようだ。


 前参院議員の佐藤雄平氏(58)=民主、社民推薦=は、10項目の公約を掲げる。特に「医療過疎の解消」や、首都圏と県内とで家を持つ「二地域居住の促進」など、地域に重点を置いた公約を強調している。


 確認団体による法定ビラも作成し、公約が一目でわかるようにした。遊説や個人演説会で配布しているが、繁華街や若者の集まる場所での配布はほとんどしていない。


 陣営は「ビラの種類も法律で限られており、活用が難しい。現状ではマニフェストの浸透まで手が回らない」という。


 「ローカルマニフェストはもちろんだが、その前に名前や顔を売らなければ」。弁護士森雅子氏(42)=自民、公明推薦=の選挙戦を支える自民党県議の一人は、そう話す。「(森氏の紹介が入った顔入り)名刺を支援者に配った」と打ち明ける。


 同党本部の中川秀直幹事長が選挙ポスターに不満を漏らし、党本部の負担でポスターを作り直した。「まるで別人」(同党市議の一人)という新ポスターは1日、県内各地に発送され、2日から張り直し作業が始まる予定だ。


 「マニフェストが浸透しないのは当たり前。まだまだ知名度がない候補を当選させるには、『ウチの先生が推している候補だからお願いね』と、県議や市議が支援者にお願いするしかない」と陣営関係者はいう。


 県労働組合総連合議長小川英雄氏(57)=共産推薦=の陣営では1日から、JRの主要駅で、帰宅途中のサラリーマンらに公約を訴える「お帰りなさい宣伝」を始めた。


 「お帰りなさい」と呼びかけながら、公約が書かれたビラを配る。20歳代が中心のスタッフが配ることで、若い世代への浸透も図ろうという狙いだ。陣営は、すでに44万部のビラを配布し、新たに30万部以上のビラを印刷した。


 新党日本は1日、弁護士森雅子氏=自民、公明推薦=を推薦することを決めたと発表した。同党県連の荒井広幸代表によると、森氏と前参院議員佐藤雄平氏=民主、社民推薦=に対し、多選自粛条例の制定など4項目の約束を求めており、その回答内容などを踏まえて決定したという。

770片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 22:02:54
後継選び動き急、国会議員週末地元入り 和歌山知事辞職
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611020077.html
2006年11月02日

 知事の辞職表明で、出直し選挙に向けた動きが始まった。地元選出の国会議員らは週末にかけて続々と和歌山入りし、後継選びを本格化させる。

 地元選出の自民党国会議員はこの日、国会周辺に集まり、今後の対応などで情報交換。自民党和歌山県連会長の世耕弘成・首相補佐官は官邸で「こういう事件に絡んだ辞任は大変残念。今後については県連の皆さんとよく相談しながら対応を考えたい」と語った。

 二階俊博・党国対委員長は中川秀直・党幹事長から「広く県民の間から立派な候補者を選び、県政を一日も早く正常な姿に戻すようご努力をいただきたい」と言われたことを明らかにした。「知事の責任は大きく、空白のまま過ごすわけにはいかない。関係者が協議して後継候補の人選に入ると思う」と語った。3日に地元入りし、県議らと話し合うという。

 2区選出の石田真敏・衆院議員は「時間は限られている。週末に県連で集まって共通認識をもち、それをスタートにして候補者を選んでいけばいい」と話した。自民党県連は5日に代表役員会を開き、善後策を協議することを決めた。

 一方、これまでの知事選で相乗りで木村知事を推した民主党も難しい判断を迫られる。同党和歌山県連最高顧問の大江康弘・参院議員は「和歌山ではこれまで相乗りの流れできているが、不戦敗では党の存在感を示せない」と話す。「自民党は最大与党として木村県政を支えてきた責任があり、後継選びの主導権を握るのはおかしい。個人的には、いろいろな選択肢を県民に示した方がいいと思う。民主党にとってはチャンス」と語った。

771片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/02(木) 22:14:55
札幌市長選 経済人の政治団体に道経連会長ら参加 保守結集アピール  2006/11/02 07:11
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061102&amp;j=0023&amp;k=200611023254

 札幌市内の経済人が来春の札幌市長選に向けて設立した政治団体「さっぽろの未来を創(つく)る会」に、道内経済四団体のトップが参加することが決まった。経済界を中心にした保守勢力の結集をアピールすることで、自民党と経済界が擁立を目指す国土交通省の前技監で網走管内興部町出身の清治(せいじ)真人氏(58)の出馬を促す狙いがあるとみられる。

 同会は市内の経済人らが九月、政策提言づくりのために設立した。現在のメンバーは約四十人で、会長は星野恭亮・札幌商工会議所副会頭。今月下旬から、市民フォーラムを開くなど、活動を活発化させる。

 新たに参加するのは、北海道経済連合会(道経連)の南山英雄会長、北海道商工会議所連合会(道商連)の高向巌会頭、北海道経営者協会(道経協)の佐々木正丞会長、北海道経済同友会(道同友会)の吉野次郎代表幹事ら三十四人。北海道看護連盟の加藤聖子会長ら経済界以外の各種団体代表も含まれる。

 創る会は「組織の代表ではなく、個人の立場での参加」と説明している。

 清治氏は、九月末に要請を受けた後、現在まで態度を明確にしていない。

 同会は現時点で特定の人物の擁立を念頭に置いていないと説明しているが、清治氏が立候補した場合には支持母体になることも想定される。

772片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 07:42:27
沖縄県知事選:野党VS与党 参院選へ思惑交錯
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061103k0000m010150000c.html

 事実上の与野党一騎打ちとなった沖縄県知事選が2日告示された。糸数慶子氏(59)の出陣式には民主、共産、社民3党の幹部がそろい、野党共闘をアピール。来夏の参院選で与党を過半数割れに追い込む戦略のためには勝利が必須で、民主党の小沢一郎代表は離島を回って支持を訴えた。これに対し、与党が推す仲井真弘多氏(67)出陣式には閣僚や自民党三役は姿をみせず、在日米軍再編の争点化を避けたい与党の思惑もちらついた。

 「糸数県政を作ると同時に、この勝利を契機として本当の政権交代を実現していく。そういう大きな意味を持った知事選だ」。小沢氏は日本最西端の与那国島を最初の応援演説の場に選び、野党が共闘する選挙戦の意義を強調した。

 民主党内には米軍再編推進派も多く、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設に反対する糸数氏と、共産、社民両党の主張には反感も根強い。それでも小沢氏が野党共闘に突き進むのは、参院選戦略を最優先する判断からだ。

 小沢氏は宮古島での演説で、在沖米軍基地について「冷戦時代の名残。いずれ整理・縮小・撤廃しなければならない」と撤廃論にも踏み込んだ。先月、新党大地代表の鈴木宗男衆院議員と参院選の協力で合意したのも、沖縄開発庁長官を務めた鈴木氏の影響力に期待した「沖縄シフト」とみられている。

 一方の仲井真陣営は政党色を極力抑え、「稲嶺恵一知事の後継」を強調する作戦。自民党の山崎拓前副総裁が出陣式に駆けつけたものの壇上には上がらず、安倍晋三首相は記者団に「(沖縄入りは)今のところ考えていない」と語った。

 この中で、「親沖縄」のイメージのアピールには力を入れる。3日には沖縄サミット開催などに取り組んだ小渕恵三元首相の娘、小渕優子自民党衆院議員が応援に入る。また、公明党は太田昭宏代表が5日に入り、支持者に仲井真氏への支援を訴える予定だ。【須藤孝】

毎日新聞 2006年11月2日 23時20分

773片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 08:03:31
「最高委招集し議論を」自民県連総務会長会長らの手法批判 讀賣山梨

 知事選に向け、自民党県議団が先月31日の総会で山本知事推薦を多数決で決めたことを受け、党県連の臼井成夫総務会長は2日、山下実会長に対し、早急に最高委員会を招集するよう申し入れた。県連最高委員の横内正明氏を支持する臼井氏は、県議団の決定を「一過程にすぎない」と強調し、最高委と総務会で改めて議論することを求めている。

 申し入れ書は、「県連分裂を誘発する強行採決を実行した会長の責任は重い」と山下会長らの手法を批判した上で、今月15日ごろに総務会を開く意向を説明。「総務会前に最高委を招集し、議論を尽くすように」と要請している。

 県議団総会は多数決をとり、15対7で山本知事推薦を決めた。山本知事派の県議は「県議の支持者が多い総務会で多数決をしても結果は同じ」と見ているが、横内氏陣営は「県連最高委員をないがしろにはできないはず」と“逆転”に望みをかけている。

 会見で臼井氏は「最高委も総務会も必要ない、という声が上がっていると聞いたので申し入れをした」と述べ、「(15日まで)2週間あれば十分議論できる。できなかったら、したくないということ」と強い口調で最高委開催を求めた。一方で「総務会の結果は従わざるを得ない」と述べ、総務会で山本知事推薦が決まった場合は容認する意向を示した。

 これに対し、山下会長は「文書に『公平でない』とあるが、採決は2日にわたり十分な議論を尽くしたと判断、県議の了解を得て決めたこと」と反論。近く最高委員に結果を報告し、今後は最高委員と相談しながら最高委を開催するかどうかを決めるとしている。

(2006年11月3日 読売新聞)

774片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 08:28:22
知事選/青木・自民会長が難色 ∞西尾・出雲市長への支援∞ 讀賣島根
2006年11月02日
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000611020002

 来春の知事選に立候補の意欲を見せている出雲市長の西尾理弘氏(65)が1日、市役所で記者会見し、前日に東京で自民党県連の青木幹雄会長に会い、立候補の意向を伝えたことを明らかにした。青木会長は「新市の市長に専念してほしい」と述べ、西尾氏が選挙に出た場合の同党としての支援に難色を示したという。


 西尾氏は31日の青木会長との面会で、「新市の発展のために県が関与しなければならないことが山積している」として、県政への意欲を伝えた。青木会長は「新市が発足して日が浅い。新市の市長には頑張ってほしいというのが県連幹部の認識だ」と話したという。これに対し、西尾氏は「少しでも考える余地があるなら、県連の支援をお願いしたい」と改めて求めた。


 西尾氏は県連から支援が得られる可能性について、「そういう雰囲気ではない」としながら、今後も県連の動きを注視するという。

775片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 08:34:52
旗色見定めすぎ。

福岡市長選、自民本部が世論調査検討…山崎氏推薦再要請受け
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06110253.htm

 福岡市長選(5日告示、19日投開票)で、福岡県選出の国会議員から現職・山崎広太郎氏(65)の推薦について再要請を受けた自民党本部は、再要請に対する判断材料にするため、近く同市長選に関する世論調査を実施することを検討している。

 党本部は10月5日、3選を目指す山崎氏の推薦について協議し、異例の自主投票を決定。これに対し、1日に党福岡県連会長を務める古賀誠衆院議員らが推薦を再要請した。

 党本部はこれまでも数回、同市長選について世論調査を行うなどして情勢を分析してきたが、再要請を受けて推薦の可否を判断する資料とするため、もう一度世論調査を実施するかどうか検討を進めている。

 同市長選には、山崎氏のほかに、新人5人が立候補を表明している。

776片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 09:56:43
「事件投票に影響」7割 福島県知事選・県民意識アンケート
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/11/20061103t63004.htm

 出直し福島県知事選(12日投票)で、有権者の7割超は、県発注工事をめぐる談合事件と佐藤栄佐久前知事(67)の汚職事件が自分の投票行動に影響すると考えていることが、河北新報社が告示後に行った県民意識アンケートで明らかになった。「影響する」とした人の3割近くが「前知事との関係が少ない候補者を選ぶ」と答えた一方で、今回、別の候補を推薦している自民、民主両党とも県議会与党だったためか「選択基準にならない」との回答も少なくなかった。

 事件の候補者選びへの影響を聞いた質問への回答はグラフの通りで、「大いに影響する」「少し影響する」を合わせると72.5%に上った。

 「大いに影響する」と答えた有権者を支持政党別にみると、民主支持者が50.0%、支持政党を持たない無党派層47.6%、自民支持者36.1%などだった。

 「影響する」と答えた有権者に具体的に聞くと、「前知事と関係が少ない陣営の候補を選ぶ」が27.6%で最も多く、「建設業者と関係が少ない候補を選ぶ」「これまでの支持政党を変えて候補を選ぶ」が、ともに17.9%で続いた。

 政党別では、自民支持者の34.7%が「前知事と関係が少ない陣営の候補を選ぶ」と答えたのに対し、民主支持者は26.1%だった。

 「誰にも投票したくない」と答えた人も6.2%に上った。特に、他の年代より知事選への関心が高い70代以上では13.9%を占め、一連の事件が生んだ政治不信の根深さが表れた。

 一方、事件が候補者選択に「あまり影響しない」との答えが全体の16.0%、「全く影響しない」が11.5%で、合わせると3割近くに上った。

 「影響しない」とした回答者にその理由を聞くと「ほとんどの政党が前知事を支持していたから候補者選択の基準にならない」が34.5%、「候補者が事件の当事者ではないから」が14.5%だった。「推薦した政党に責任はないから」は回答者がいなかった。

◎35%「多選の弊害」 県議会の責任多数指摘 事件原因
 談合事件や汚職事件が起きた原因については、選択肢なしの自由回答で聞いた。大別すると「前知事の多選の弊害」を指摘する有権者が最も多く、35.5%を占めた。

 「18年も知事をやると倫理観がまひしてくる」「長期政権で絶対的な地位を築き、不正をしても発覚しないと勘違いするようになる」などの回答があった。

 ほかには「前知事ら事件の当事者個人の問題」が26.0%、「チェック機能が働かなかったから」が6.5%、「知事の権限が大きすぎるから」が2.5%だった。

 当事者以外で事件を生んだ最大の責任については「県議会全体にある」が36.0%、「建設業界」が24.0%、「県民」が13.0%だった。

777片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 10:20:32
http://www.wa-net.net/modules/bluesbb/viewsread.php?topic=2&amp;sread_id=199&amp;number=l50
334 Re: みんなゲロってしまった
名無しさん 2006-11-1 8:37:06 [返信] [編集]

近く退陣に追い込まれる予想のボスト木村に石田代議士の名前がちらほらしています。県議らの意見を聞くと、「石田本人はよいが、取り巻きの県議連中に質の悪い者が多く、反発も強い、その芽はないやろう」との話しでした。全くそう思います。

342 Re: 議会の対応に注目
名無しさん 2006-11-1 16:02:57 [返信] [編集]

石田さんは知事候補として悪くはないが、昔からのマージャン仲間の取り巻き県議にろくな人物はない。それに石田さんが出ると、衆議院2区の後釜に鶴保参議院議員が出馬するが、鶴保さんの跡を誰が継ぐのかが問題だ。玉突き選挙に自民の連勝は覚束ない。伝え聞くところによると、参議院議員選補欠選で、尾崎要二県議の声が出ているという。尾崎さんも下川俊樹県議も湊組の笹本さんに頼まれて和歌山市長選で宇治田元県議を推して惨敗した。自民が自主投票に持ち込ませた張本人で。和歌山市民は、尾崎憎し、石田憎しでコリ固まるやろう。中央政界では「石田さんは人物はよいが、優柔不断で頼りない」との意見が強いと聞く。やはり石だ田さんは駄目なのかなあ。二階さんが全力投球で石田さんを推したら芽があるかもね。

347 Re: 知事選に岸本周平氏が有力か 県議OBに動き
県政界占い屋 2006-11-1 20:12:58 [返信] [編集]

 予想される木村知事の退陣による知事選で、ポスト木村のうわさが出ている石田代議士背後の下川、尾崎要らの県議グループに対抗して、県議OBの12、3人が現在、連絡を取り合い対抗馬の人選をしているようです。意中の人に民主党の岸本周平氏を挙げているようです。OB県議は公明、共産、自民、無所属らベテランばかり。木村知事1期の時も木村支持を決めて行動したが、今回の官製談合で反目に回りました。また、下川一派の宇治田元県議のバックである湊組への反発もあるとのことです。先の和歌山市長選で、現職の大橋市長を支持した人たちも多く、旧中西啓介支持者や和歌山市議、2区の市長らも巻き込んで岸本支持の輪を広げる構えのようです。岸本氏は従来通り衆議院選を目指すとして、支持者集めに意欲的ですが、そのまま知事選になだれ込む態勢も整えているようです。岸本氏は二階代議士とも最近接触したとのうわさもあります。岸本氏は知事選に出るなら無所属でしょう。財界人もかなり賛同しているとの情報もあります。自民党県連は石田氏にまとまらず、市長選と同じく自主投票になることでしょう。和ネットさんも取材しているようですが、お先に失礼します。

353 Re: 知事選に岸本周平氏が有力か 県議OBに動き
ゲスト

名無しさん 2006-11-2 7:33:28 [返信] [編集]

木村さんが知事になったときの、高瀬元副知事との確執も問題に
なりそうだな。あのとき、高瀬さんが、不出馬の記者会見やったときに隣にいたのは、
村上元参議院議員だったと思う。
今から考えると、井山さんが玉置さんの秘書だったから、村上さんとのパイプがあったのかも。
玉置さんと村上さんは朋友として有名だったからな。

354 Re: 知事選に岸本周平氏が有力か 県議OBに動き
ゲスト

名無しさん 2006-11-2 7:38:44 [返信] [編集]

村上さんは、玉置さんの朋友というより、玉置さんの秘書だった
みたいだから、子分だな。
秘書だったところをみると、井山さんとのつながりは密だったということだろうな。

あの当時、高瀬さんが恫喝されて降ろされたという話は信憑性が
ありそうだ。

778片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/03(金) 18:38:59
今振り返る「一騎打ち」のきっかけ

【特報 追う】寸前の“失恋”「民主迷走」福島県知事選
http://www.sankei.co.jp/local/tohoku/061018/thk001.htm

 公共工事の談合事件をめぐる前知事辞任に伴う福島県知事選告示が26日に迫るなか、民主の候補者選考作業が混迷を深めている。16日はいったん推薦を決めた候補者の擁立を夜になって撤回、県連幹部は協議のため、日に2度も上京するという強行軍を余儀なくされた。果たして救世主は現れるのか。混乱の現場を追った。

(内藤慎二)

 16日午後9時過ぎ、東京駅。家路を急ぐ大勢のサラリーマンに進路を遮られ、タクシー乗り場への方角を失った民主党県連の渡部譲幹事長が自嘲(じちょう)気味に「こっちでも迷走しているな…」と漏らした。

 脳裏には“タイムリミット”と位置づけていた1日が終わろうとしているにもかかわらず、依然として収拾がつかない党の人選作業が浮かんでいた。

 渡部幹事長が同駅のホームに降りたのは昼ごろ続き2度目。民主、社民、無所属系県議、連合福島で構成する4者協議の代表として上京し、永田町の議員会館で県選出の民主党国会議員と会談。かねてから擁立を目指していた福島県いわき市出身の弁護士で、前金融庁課長補佐の森雅子氏(42)の推薦を決め、夕方には福島へ戻っていた。ところが…。

 「さきほど自民党から出馬の要請をいただき、受けさせていただいた。与党の協力を得ながら振り込め詐欺などの被害者救済にあたってきたが、自民党議員は仕事に熱心に取り組んでいた」

 渡部幹事長の誤算は“意中の人”が午後3時から自民党本部で開いた記者会見だった。安倍晋三首相のポスターをバックに森氏が立候補を表明し、直後には中川秀直幹事長とにこやかな表情を浮かべながら固い握手まで交わしたのだ。

 民主の支援をみじんも期待していないかのような自民色の濃い会見。夕方の県内ニュースで知った支持者からは「森推薦」や「相乗り」に難色を示す声が続出。4者協議のメンバー8人が再上京し、都内のホテルで国会議員団と緊急会合を開く運びとなった。

 「1日に2度も東京に行くのは初めて。心臓が悪くなる」、「急すぎて荷物を何も持ってこられなかった」。東京へ向かう新幹線内をメンバーの恨み節が支配した。

 最終的に党が「知事はもっと懐が深く、誠実で、県の実情を知っている人物でなければならない」と、推薦撤回を正式に表明したころには時計の針は午前0時近くを指していた。

 民主は当初、森氏擁立に確固たる自信を抱いていた。

「森さんは自民党の政策に批判的だったから、民主党に近いというイメージがあった」。民主、社民、無所属系県議でつくる第2会派「県民連合」の安瀬全孝県議が説明する。

 森氏は以前、民主が進める候補者公募に応じた経緯があり、玄葉光一郎県連代表とも近かったという。党も“将来のホープ”として接触を保ち、知事選でも自民に先駆けて擁立を打ち出したが、ライバルに奪われる皮肉な結果となった。

 予想外の展開に動揺を隠せなかったのは、最終局面で本命に“振られた”玄葉代表だ。

 「何日間かかけて森氏に連絡を取ろうにも、先方が電話に出てくれなかった」。ホテルでは悔しさを隠せない様子だったが、一部からは「この期に及んで何をいまさら」と、党幹部の責任を指摘する声もあがっている。

 民主党県連は17日午後、福島市内で常任幹事会を開催。国会議員の現職元職5人の中から候補者を今週中に擁立する方針を明らかにしたが、ある県民連合の県議は「女心と秋の空は変わりやすい。自民党に奪われたのは油断があったからだ」と容赦なく吐き捨てる。

 “失恋”の痛手を癒す時間はあまりにも短い。

 告示日直前になって森雅子氏擁立に成功した自民だが、楽観ばかりはしていられないようだ。県議団の一部からは「森さんがどんな人物か分からない」と、一方的な支持に疑問を投げかける声も漏れ始めた。

 県連内では一時、県選出の現職国会議員の擁立を目指す動きが浮上。補選で苦戦を強いられる可能性を嫌った党本部の意向で見送られた経緯がある。遠藤忠一幹事長が知事選に際して「一枚岩」を繰り返す背景には、森氏擁立に不満を持つ一部県議が、党の団結を揺るがしかねないことを意識した発言との指摘もある。

 対する県民連合もこうした内部事情を把握。ある県議は「森氏に不満を持っている自民県議たちと組めば(自民が分裂した)18年前と同じ構図に持ち込める」と分析している。

(10/18 01:02)

779片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/04(土) 02:30:00
札幌市長選出馬、清治氏「声聞き判断」 経済界が再要請 7日に来札方針  2006/11/03 09:03
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061103&amp;j=0023&amp;k=200611033461

 来年四月の札幌市長選に向け、札幌市内の経済人は二日、東京都内で国土交通省の前技監で網走管内興部町出身の清治真人(せいじまさと)氏(58)に出馬を再度要請した。清治氏は「札幌の現状が知りたいし、政党や経済界でなく一般市民の声が聞きたい」と述べ、七日に札幌を訪れて市民と懇談した上で判断する考えを伝えた。出馬については明確にしなかったが、関係者は出馬する可能性が高いとみている。

 要請したのは経済人らが設立した政治団体「さっぽろの未来を創(つく)る会」会長の星野恭亮・札幌商工会議所副会頭ら三人。清治氏は「容易に返事はできない。(候補者として)本当に私でいいのか、私を見てから判断してほしい」と述べ、札幌での待望論の広がりを見極めたいとの考えを示した。

 これに関連し、自民党札幌市支部連合会の首脳は「来札した上で判断するとなれば九分九厘出るのは間違いない」と、出馬の可能性が極めて高いとの認識を示した。

780片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/04(土) 09:58:10
福岡市長選…自民VS民主、徐々に色濃く
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06110303.htm

 福岡市長選(5日告示、19日投開票)で、「自民VS民主」の構図が色濃く反映され始めた。

 新人を推す民主党は2日、岡田克也元代表が来援し決起集会を開催。現職を支援する自民党も同日、公明党、財界を交えた会合を開き、結束を確認した。

 9月の安倍政権発足後初の政令市長選で、来年の統一地方選、参院選につながる重要な選挙だけに、自民、民主両党とも陣営のてこ入れに懸命だ。

 「格差拡大という国民の現状が見えていないのが自民党政権だ。それをしっかり訴えていく」。岡田元代表は同市・天神の警固公園で、元新聞記者・吉田宏氏(50)を推す民主党と連合福岡・福岡地域協議会が開催した集会で声を張り上げた。

 民主党は知事選や政令市長選での自民党との相乗り禁止の方針を打ち出し、福島県知事選(12日投開票)、沖縄県知事選(19日投開票)でも自民党と戦う構図になっている。

 岡田元代表は集会後、「それぞれで対立軸を示した以上、勝たないと意味がない」と自民党への対抗意識をあらわにした。

 一方、現職・山崎広太郎氏(65)を独自に支援していた自民党市議団は10月下旬、福岡県選出の国会議員や県議を加えて選挙対策本部を発足させた。「民主党などに福岡市政を任せる訳にはいかない」。本部発足を確認した会合で、本部長に就任した太田誠一・衆院議員(福岡3区)は、げきを飛ばした。

 1日には太田議員らが自主投票を決めている党本部に対し、山崎氏の推薦を再要請。2日には自民党、公明党や財界、後援団体で構成する「選対連絡協議会」をつくり、連携を密にすることを申し合わせた。

781片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/04(土) 17:39:13
知事選へ各党始動「クリーンな人擁立」 朝日和歌山
2006年11月04日
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000611040006

 県発注工事に絡む談合事件で、木村良樹知事(54)の辞職表明から一夜明けた3日、県内の各政党は、12月中旬にも実施される出直し知事選に向けて、一斉に動き始めた。木村知事が再選された04年の知事選は、自民、民主、公明、社民の各党が推薦する木村知事と、共産推薦の新顔との一騎打ちだった。


 自民党県連は5日に代表役員会を開き、知事選への対応を協議する。下川俊樹幹事長は「クリーンで、和歌山を立て直す意欲のある方を知事選に擁立したい」と話す。「はいつくばってでも頑張っていく」と言い張っていた木村知事が、一転辞職表明したことについて、「2日の地検の家宅捜索がこたえたのだろう。(知事が)これ以上混乱を招きたくない、県民に迷惑をかけたくないと最終的に決断をされた」と述べた。


 民主党県連は6日、県連の三役会議を開く。知事選への対応について、岸本周平代表は「現段階では全く白紙の状態」という。知事辞職には「重く受け止めるが、官製談合について行政側の説明責任が全く果たされていない」と話した。


 公明党県本部は4日午前に県本部で役員会を開き、党の各議員に事件の経緯を説明する。角田秀樹幹事長は「公僕の精神を忘れず、信念を持った方に知事になって頂きたい」。知事辞職には「ああいう形がよかったかは県民が考えること」とした上で、「斬新な発想で情報発信をしたのは、一定の評価ができる」と話した。


 共産党県委員会の竹内良平委員長は「談合で税金が無駄に使われたことを考えれば、責任を取り辞職は当然」。知事選については「過去、無所属候補を推薦という形で応援しており、その流れを踏襲することになると思う」と話した。


 社民党県連は来週中に役員会を開く。野見山海代表は「責任の取り方として辞職は当然。不信任決議の前に辞職した方が格好がつくと思ったのだろう」と話した。

782片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/04(土) 17:42:06
大沢氏、知事選出馬へ 朝日群馬
2006年11月04日
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000611040003

 来年7月に任期満了となる知事選に、県議会議長で前自民党県連幹事長の大沢正明氏(60)=新田郡区、4期=は3日までに、立候補する意思を固めたことがわかった。関係者と最終調整し、近く正式表明する。自民党県連幹部が先月下旬、「党内が一体感を持って推せる」と立候補を打診していた。


 県議会における自民党と5選を目指す現職の小寺弘之知事(66)との対立が、そのまま選挙に持ち込まれる構図となりそうだ。同党はじめ複数の政党が相乗りで小寺氏を推した過去の知事選と様相を変えた激戦が見込まれる。


 大沢氏は太田市(旧尾島町)出身で、慶大工学部卒業後、海上自衛隊勤務、旧尾島町議を経て91年から県議。5月まで県連幹事長を務めた。3月には、約30年続いた自民県議の2派閥である故福田赳夫元首相系「政策同志会」と、中曽根康弘元首相系「県政塾」の一本化に貢献。党県連のまとめ役で、知事選の候補者探しでも中心的役割を担った。


 大沢氏や県連幹部は、県出身の総務省幹部に立候補要請に向けて接触してきたが、この幹部が判断を保留していることから正式要請に結びつかなかった。11月中に候補者を確定したいとの県議団全体の意見を踏まえ、県連幹部が「党が一体となりまとまる候補」として、大沢氏に強く立候補を求めていた。


 大沢氏は「県連から真剣に請われればなるべく早く応えたい気持ちがある」と語っており、3日までに関係者のおおむねの了承を得た模様だ。


 知事選には小寺知事のほか、元県議で自民党員の山本龍氏(47)が立候補を表明している。過去4度の選挙で小寺知事の対立候補を支援した共産党県委員会は関係団体と協力して独自候補を擁立する見込みだ。

783片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/04(土) 18:05:04
大江氏、参院選に意欲 知事選出馬「今はない」(和歌山)紀伊民報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061104-00000004-agara-l30

 民主党の大江康弘参院議員は3日夜、上富田町で開かれた国政報告会で、来年夏に行われる参院選への支援を訴えた。知事辞職に伴う知事選への出馬については「今のところ、そういう思いには至っていない」と否定した。
 集会には元郵政大臣の渡辺秀央・参院議員らが出席し、支持者400人余りが集まった。
 大江議員は6年前に木村知事と争った知事選の経緯を振り返り「一部の自民党の国会議員や県議らが『天の声』を出して連れてきた木村さんが、自ら出した『天の声』でつぶれた」と皮肉り、「わたしが出馬したことが間違いでなかったことを確信した」と話した。今後については「何とか来年もう一度当選させていただきたい」と、来夏の参院選での支援を呼び掛けた。
 大江議員は集会後、報道陣から知事選への出馬の考えを問われ「確かにいろんなところから電話をいただいたり、そういう話もあるが、今のところ自分はそういう思いに至っていない」と話した。
(紀伊民報) - 11月4日17時1分更新

784片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 07:10:12
福岡市長選:自民が現職の山崎氏推薦の方針
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061105k0000m010118000c.html

 自民党は5日告示される福岡市長選で、現職の山崎広太郎氏(65)を推薦する方針を決めた。週明けに持ち回りの選挙対策会議を開き、正式決定する。山崎氏の支持率が低いとの懸念から推薦を見送っていたが、党本部の世論調査で支持率が回復傾向にあることなどを考慮したものとみられる。これにより、同市長選は「自公対民主」の構図がより鮮明になった。

毎日新聞 2006年11月5日 0時32分

785片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 09:10:02
福島県知事選、与野党相乗り解消で戸惑う団体 日経11/5
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061105AT3S0400M04112006.html

 収賄容疑で逮捕された前知事、佐藤栄佐久容疑者の辞職を受けた福島県知事選が12日の投開票に向けて終盤を迎える。民主推薦の前参院議員、佐藤雄平氏と自民、公明推薦の弁護士、森雅子氏の事実上の一騎打ち。14年ぶりの与野党相乗り解消と談合事件の後遺症が票の行方を見えにくくしている。
 「選挙好きの蔵元が今回は動いていない」。福島県酒造協同組合の幹部は首をひねる。加盟する県内約50軒の蔵元のうち、民主党の渡部恒三最高顧問のおひざ元である会津地域の約20軒以外はほとんど態度をはっきりさせていないという。
 同組合はもともと自民党の支持団体の一つだが、この幹部は「今回は事実上の自主投票になるだろう」と話す。国政選挙では自民と民主に分かれて実動部隊となってきた地元建設業界も「どちらからも推薦を求められたが断った。前知事の事件で動きようがない」(幹部)とこぼす。
 談合事件が契機となった今回の知事選は県政刷新が最大の争点。与野党相乗りが崩れ、組織選挙も見直しを迫られている。その分、両陣営の選挙戦術は追い込みの時期になってもなお手探りの側面がにじむ。
 佐藤陣営は幅広い支持を集めようと党派色を薄め、最後まで小沢一郎代表ら党幹部の応援は要請しない方針という。森陣営からは逆に「応援に来る自公幹部の顔を使って知名度を上げるしかない」(自民党県議)との声が上がる。共産推薦の小川英雄氏は「前知事の事件はオール与党体制で起きた」と訴えている。

786片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 09:49:30
本社世論調査(上)
民主支持層7割佐藤氏 森氏、自民4割にとどまる 讀賣福島

 佐藤栄佐久・前知事の辞職に伴う出直し知事選は、後半戦に突入した。読売新聞社が2〜4日の3日間、福島民友新聞社、福島中央テレビと共同で実施した世論調査結果に取材を加味した情勢分析では、佐藤雄平氏がわずかに先行し、森雅子氏が猛追する展開。その後を小川英雄氏、川田昌成氏が追っている。ただ無党派層の4割以上がまだ態度を決めておらず、予断を許さない状況だ。世論調査結果を2回にわたって紹介する。


■情 勢■ 

参院議員を2期8年務め知名度のある佐藤氏が、地元・会津地区のほか、県中、県南地区で優勢。都市部では福島、郡山、会津若松で他候補を上回っている。民主党を離党し、党派色を薄めた「県民党」の立場を強調して幅広い層への浸透を図っており、推薦を受ける民主党支持層の7割以上、社民党支持層の約6割を固めたほか、自民党支持層の約2割、無党派層の約3割からも支持を得ている。職種別では農林水産業、商工サービス業、事務技術職に浸透。年代別では40歳代以上からの支持が厚い。

 森氏は出身地である大票田・いわき市で、優位に立っている。第一声に自民党の中川秀直幹事長が駆けつけるなど自民党本部の全面支援を受けているが、自民党支持層の支持は4割強にとどまっている。ただ、自民党と連立与党を組む公明党支持層の7割以上を固めている。そのほか、無党派層の約2割、社民党支持層の2割弱や共産党支持層の約1割の支持を得ている。職業別では自由業、管理専門職、労務サービス業、専業主婦で佐藤氏を上回る。

 全体の3割半ばを占める無党派層の4割以上が投票したい候補を決めていない。また、自民党支持層の約3割も態度を決めておらず、自民党が推薦する森氏と、自民党支持層にも浸透する佐藤氏の間で揺れ動いている模様だ。性別では佐藤氏と森氏が共に女性の3割の支持を獲得しているが、約4割が未定で、女性票の行方も注目される。

 小川氏は共産党支持者の6割強を抑えるほか、社民党支持層と無党派層の一部にも浸透している。川田氏は県議4期を務めた知名度で福島、郡山など都市部を中心に、自民支持層と無党派層の一部に食い込んでいる。


■期 待■

 汚職事件を機に、県政の信頼度が「下がった」という回答は、「非常に」「少し」を合わせ73%に上り、「変わらない」(22%)を大きく上回った。年代別では、佐藤前知事と同年代にあたる60歳代が76%で最も高かった。都市部で見ると、いわき(77%)、福島(76%)、会津若松(72%)。前知事の地元である郡山市は67%で、4市の中では最も低かった。

 一方、県政を「刷新できると思う」(39%)が、「そうは思わない」(35%)をわずかに上回り、新知事に対する改革への期待感を示した。ただ年代別で見ると、20〜40歳代で「そうは思わない」との回答が上回り、若い世代での政治不信が浮き彫りになった。また自民、民主、公明党支持者の多くが「刷新できる」と答えたのに対し、無党派層では「そうは思わない」が「刷新できる」を15ポイント以上上回った。


■前知事票■ 

前回の知事選で佐藤前知事に投票した人の3割半ばが佐藤氏、約3割が森氏を支持している。残り3割は、まだ態度を決めていない。ただ1人の対立候補だった小川氏に投票した人も、5割弱が佐藤氏を支持。再度小川氏に投票するという人は2割強で、2割弱が森氏を支持した。


■任 期■

 「2期までが適当」とする人が最も多く、60%を占めた。「3期」は20%、「1期」は14%だった。

 自民党支持層も「2期」が最多の65%で、「3期」は22%。3期までを原則としている民主党の支持層も57%が「2期」を支持し、「3期」は31%だった。共産党支持者は1〜3期で割れた。5期目の途中で辞職した佐藤前知事に前回知事選で投票した層も、65%が「2期」、22%が「3期」を適当としている。

(2006年11月5日 読売新聞)

787片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 09:51:17
知事選 世論調査  福島中央テレビ
http://www.fct.co.jp/fct/newsviewer.cgi?mode=0#200611046185614

今月12日に行われる福島県知事選挙で福島中央テレビでは2日からきょうにかけて読売新聞社と福島民友新聞と共同で世論調査を行いました。その結果、選挙に関心があると答えた人が7割を超え出直し知事選に県民が注目していることがわかりました。
今回の調査によりますと選挙戦中盤の情勢は民主党と社民党が推薦する佐藤雄平さんが民主党層の7割以上の支持を集めてわずかに先行しこれを自民党と公明党が推薦する森雅子さんが自民層の4割強、公明層の7割以上の支持を集めて激しく追っています。
これに小川英雄さんと川田昌成さん、そして高橋善重さんが続いています。ただ、3割以上の人がまだ投票する候補を決めていないと答えていて終盤の選挙戦によっては12日の投票日までに情勢が動く可能性があります。また選挙に関心があると答えた人は、74%に上っていて出直し知事選への関心は高くなっています。一方で、前知事の汚職事件で県政への信頼度が下がったと答えた人が7割以上もいて談合事件や汚職事件によって県民の県政への信頼感が大きく揺らいでいることがわかりました。

2006.11.04 18:56

788片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 09:55:05
民主党県連 山本氏推薦決める
自民分裂で相乗り否定 讀賣山梨

  民主党県連は4日夕、甲府市内で幹事会を開き、来年1月の知事選について、山本知事の推薦で意見を集約し、来週中に党本部に上申することを決めた。山本知事陣営に対しては、近く政策協定案を提出して協議を始める予定。

 幹事会後の会見で小沢鋭仁・県連代表は、自民党との相乗り問題について「現時点で、自民党は県議団としての推薦決定で挙党態勢ではないし、県議団も分裂している」と述べ、相乗りにはならないとの判断を示した。

 一方、71歳の山本知事が「70歳定年制」に抵触することについて、小沢代表は「懸念の1つではあるが、団塊の世代(の票)を取り込むのに、むしろ気にしない方がいいという雰囲気だった」と話した。党本部の対応については「私やほかの国会議員が適宜、話をしてきている」と述べ、推薦が認められる可能性が高いとの認識を示した。

 幹事会では、独自候補の擁立を求める意見も出たが、県連として「決定を迅速に行うべき」とする意見が多数を占め、最終的に満場一致で“推薦”を決めたという。

 政策協定は、山本知事の後援会が公表した政策の柱をもとに〈1〉飲酒運転など県職員の不祥事が多かったことから県民の信頼回復に努めること〈2〉地方分権の推進〈3〉県連と定期的な意見交換を行い県連の意見を政策に反映させること――などを盛り込んだ案を幹事会として了承した。

 また、幹事会では、来年の県議選で現職3人を公認するほか、鷹野一雄・昭和町議を推薦することを決定。来夏の参院選に向けて、準備委員会を設立することも決めた。

(2006年11月4日 読売新聞)

789片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 09:55:42
赤池氏後援会「横内支持を」
議員本人は要請に態度保留 讀賣山梨

  自民党の赤池誠章衆院議員の後援会は4日昼、甲府市内で幹部会を開き、来年1月に投開票される知事選について、赤池議員に横内正明氏を支持するよう要請した。

 関係者によると、幹部会では「安倍政権と県政を直結させるべき」との意見が出て、知事選に挑むにあたり、自民党や民主党など幅広い支持基盤の構築を目指す山本知事ではなく、自民党主体で臨む姿勢の横内氏を支持するよう要請したという。

 これに対し、赤池議員は「両候補の政策を検討してから判断したい」と態度を保留している。

 一方、横内氏の後援会「甲斐の国・復活倶楽部」の衆院3区支部は4日、昭和町内で役員会を開き、横内氏への支持拡大を訴えた。

 横内氏を支持する3区の自民党県議5人や52の支援団体の代表ら約60人が出席。県議の間からは、自民党県議団が10月31日の総会で、山本知事推薦を多数決で決めたことに関し、「(山本知事、横内氏の)両方を推薦しないのが落としどころと思っていたが、多数派が押し切った」(内田健県議)などと、山本氏を支持する山下実県連会長らの対応を批判する声が相次いだ。

(2006年11月4日 読売新聞)

790片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 10:30:30
民主一転政党色強める 所属衆院議員別の陣営支援 足並みに乱れも 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20061104/20061104_009.shtml

 5日告示される福岡市長選(19日投開票)が再び「二大政党対決」の様相を帯びてきた。現職の山崎広太郎氏(65)の自主投票を決めていた自民党が一転して推薦の方針に傾き、新人で元新聞社編集委員の吉田宏氏(50)を推薦する民主党も戦略転換を迫られたためだ。ただ、民主党は小沢一郎党代表に近い衆院議員が別の新人陣営の応援に駆けつけるなど“挙党態勢”構築の悩みも抱えている。

 民主党は、自民党が10月5日に山崎氏の推薦を見送ったことを受け、政党色を弱める戦略を取ってきた。政党色が出すぎると「候補が埋没する」として、小沢代表と吉田氏が握手するポスター製作や、元国会議員らが商店街回りに同行する計画も中止した。

 だが、自民党で山崎氏推薦の流れが加速したことや、吉田氏の名前が予想以上に浸透していない現状を憂慮。「党派色を強めた方が有権者に分かりやすい」と方針を切り替えた。「向こう(山崎氏)の推薦が決まれば、自民党本部から幹部級の投入がありえる」として小沢代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の「そろい踏み」での来援を要請する。ただ小沢代表が今春、新人で元市議の高山博光氏(66)の支援を党県連に打診した経緯など、党が一枚岩になれない事情もある。今回、民主党に公認を求めた高山氏には、昨年の衆院選で党公認候補を応援してもらった“義理”があり、吉田氏の推薦決定を遅らせる一因となった。

 高山氏の陣営には4日夜、民主党大分県連代表の吉良州司衆院議員が激励に訪れた。小沢氏を支持する若手議員グループ「一新会」副代表幹事で、小沢氏と近い関係。そんな吉良氏は「民主党は今回いろんな事情があり、皆さんには納得できない対応を取ったが、少しでも恩返しできればと思いやってきた」と高山氏の支持者を気遣った。

 吉良氏の行動について「小沢氏なりの高山氏への配慮にすぎない」と、民主党関係者は冷静さを装う。だが、高山氏陣営からは「民主党の足並みの乱れを象徴している」との声も聞かれた。

=2006/11/05付 西日本新聞朝刊=

2006年11月04日23時43分

791片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 11:09:58
佐藤氏、森氏競り合う/知事選、激戦のまま終盤へ/45%が態度未定/浮動票の行方鍵握る/本社世論調査 福島民報
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061105/kennai-20061105100501.html

 知事選は12日の投票まで1週間となり、立候補したいずれも無所属新人の小川英雄(57)=共産推薦=、佐藤雄平(58)=民主、社民推薦=、高橋喜重(58)、森雅子(42)=自民、公明推薦=、川田昌成(63)の5候補は県内各地で支持を訴えている。福島民報社は3、4の両日、世論調査を行い、取材による情報も加味して情勢を探った。佐藤、森の両候補が全県にまんべんなく支持を広げ、それぞれの地元を固めながら激しく競り合っている。選挙戦は後半戦に入っているが、調査対象の約45%は投票する人を決めていない。無党派層などの浮動票の行方や今後の運動が当落に大きく影響する可能性があり、佐藤、森両候補を中心とした激戦は最終日まで続きそうだ。小川、川田、高橋の3候補は伸び悩んでいる。
 競り合っている佐藤、森の両候補は推薦政党や各種団体の支援を受けて、それぞれの地元から全県への浸透を図っており、他の3候補を大きく引き離している。前知事の辞職を受けた短期決戦だが、両候補とも県内各地を回り、共に「県政の刷新」などを訴えている。
 民主、社民が推薦する佐藤候補は政治経験と知名度を生かし、地元会津で4割以上の支持を集め、県中でもやや優位に立っている。自民、公明が推薦する森候補は両党の全面的な支援を受けて積極的に個人演説会などを開き、地元のいわきは5割近くを固めた。県北、県南、相双は一進一退の情勢だ。
 共産推薦の小川候補は原子力政策などで重点地区に位置付けている相双の一部などで支持を集め、川田候補は県議時代の実績のある県中の一部から支持を得ている。
 支持政党別では、佐藤候補は民主、社民の7割以上を固め、自民の一部にも食い込んでいる。森候補は自民の5割以上をまとめているのに加え、公明の8割近くに浸透している。小川候補は共産支持層を固めつつある。
 全体の中で「支持政党なし」としたのは41・2%だった。支持政党のない、いわゆる無党派層による支持は森候補が佐藤候補をやや上回っている。
 性別、年代別では佐藤候補は60代、森候補は30代からの支持が最も高い。20代では男性が森候補、女性が佐藤候補を強く支持している。性別、年代別ごとに大きく支持が分かれるなど、両候補に対する支持に一定の傾向はみられず、拮抗(きっこう)している。小川、川田両候補の支持層は男性がやや上回る。高橋候補は3、40代の支持が見られる。
 職業別では業種によっては特定の候補者に支持が厚くなるなど、強弱が出ているが、最も回答者の多い事務・技術職で佐藤、森の両候補はほぼ並んでいる。小川候補は現業職、川田候補は管理職から支持があるが、広がりは見せていない。
 佐藤候補を推薦する民主は政党色を前面に出さず「県民党」として幅広い層の取り込みを目指している。推薦する社民と連合福島も組織への浸透を図っている。
 森候補を推薦する自民は党三役や現職、元職の閣僚などを連日投入して政権与党の立場を強調している。推薦する公明の党役員も応援に駆け付けている。
 両候補は後半戦で大票田の福島、郡山の両市が勝敗のポイントとなるとみて、大規模な演説会や遊説を集中させる。

792片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 12:27:02
大票田「中通り」攻略に苦労 福島知事選後半戦 河北
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/11/20061105t61014.htm

 後半戦に入った出直し福島県知事選(12日投票)で、民主、社民両党が推薦する前参院議員佐藤雄平(58)と自民、公明両党が推薦する弁護士森雅子(42)の両陣営は、大票田の福島、郡山両市を含む中通り地方に照準を合わせ始めた。それぞれ会津地方と浜通り地方の出身。地元でない中通りは「草刈り場」だが汚職事件で逮捕された前知事佐藤栄佐久の地元郡山、事件に揺れた県庁がある福島とも低調ムードが漂う。勝敗を左右するとされる中通りの最前線を追った。

<鈍い県議の動き>

 「郡山は謹慎の身。動けない」。告示後の10月末、郡山商工会議所幹部が、郡山商工会館で自嘲(じちょう)気味に漏らした。その傍らを、前知事の実弟で会議所常議員だった佐藤祐二容疑者に関する資料の確認に訪れた東京地検特捜部の係官が足早に通り過ぎた。

 県発注工事をめぐる一連の事件で前知事ら3人の逮捕者を出し、深い傷を負った郡山市。過去5回の知事選では選挙戦の中心地だったが、汚職事件の捜査が同時進行する中、街全体が息を潜めているように見える。

 建設業者や青年会議所OBら前知事後援会関係者の姿は、集会などではほとんど見られない。「ご覧の通り閑散としている。こんな選挙は初めてだ」。選挙事務所で選対関係者は肩をすくめた。

 オール与党状態だった県議会への批判もあり、県議の動きは鈍く、目立つのは国会議員の動きぐらい。郡山周辺で「候補者並み」(政党関係者)に動くのは衆院2区の宿敵同士、自民党衆院議員の根本匠と元民主党衆院議員の増子輝彦だ。

<「ドブ板」を訴え>

 2日夜、郡山、福島の間に位置する二本松市でほぼ同時にあった両陣営の個人演説会。

 森の「身元保証人」を自認し、首相補佐官として多忙な中で頻繁に県内入りする根本が、約600人を前に声を張り上げた。「森さんは政治は素人だが、法律、行政は専門家。わたしが保証する」

 一時は自らも立候補に意欲を見せた増子も告示後は支援団体などをこまめに回り、佐藤雄平を支援。演説会でも「小沢一郎流にドブ板選挙をやっている」と約400人の支持者らに訴えかけた。

<国会議員も影響>

 前知事の「くびき」から解放された大票田での勝敗は、国会議員の「次」にも影響する。県都・福島周辺では、昨年の総選挙で衆院1区で初当選したばかりの自民党の亀岡偉民が後援会の集まりに大臣を招くなど、森の支持拡大に躍起だ。

 「亀岡が昨年獲得した17万票は自民票ばかりでなく、自民公認候補に敗れ続けた浪人時代に集めた民主党支持者や無党派層の票も多い」と亀岡の後援会幹部。地元国会議員がいない民主党側の支持層も一枚岩ではないとされ、県都周辺は政党支持が複雑に絡み合う。

 自民系、民主系の複数の福島市議は「支持者たちも相手陣営の候補に投票することもあり得る」とみる。

 両陣営とも終盤戦は福島、郡山両市で大規模な個人演説会などを展開する。低調ムードの中、都市部に集中する友好団体や労働組合などの組織の支持を固める動きもさらに活発化しそうだ。(敬称略)

 ◇福島県知事選立候補者
小川 英雄 57 県労連議長 無新(共推)
佐藤 雄平 58 前参院議員 無新(民・社推)
高橋 喜重 58 発明家 無新
森 雅子 42 弁護士 無新(自・公推)
川田 昌成 63 元県議 無新

2006年11月04日土曜日

793片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 16:56:28
民主県連が山本知事推薦を上申へ
「相乗り当たらず」と判断、党決定は流動的 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/05/1.html

 来年一月四日告示の山梨県知事選で、民主党県連(小沢鋭仁代表)は四日、甲府・リバース和戸で幹事会を開き、山本栄彦知事(71)の推薦を党本部に上申することを決めた。ただし、自民党県議団が山本知事の推薦を決めていることから、小沢一郎党代表が打ち出している他党との「相乗り禁止」方針に抵触する可能性も残り、党本部が推薦を認めるかは流動的だ。また、知事選と同日選となる甲府市長選では、宮島雅展市長(61)の推薦を決めた。
 幹事会には小沢県連代表のほか、後藤斎衆院議員、輿石東参院議員ら約二十人が出席。知事選対応について、これまでにまとめた山本県政を評価する検証結果を踏まえ、執行部が「県連として山本知事を応援する方針を決めた上で、推薦するか、支持するかは党本部に判断を委ねる」との案を提示し、意見を求めた。
 これに対し、複数の役員が「党本部に断られようとも、県連として推薦すべきだ」と発言。党本部が県連の推薦方針を認めなかった場合の影響を懸念する意見も出たが、最終的に輿石氏が「あいまいな形で決着するのは良くない。県連として推薦を決めるべきだ」と述べ、山本知事の推薦を上申することで意見集約した。
 県連は週明けにも、党本部に上申する方針。党本部は常任幹事会で推薦を認めるか決定する。県連は党本部の推薦決定が下り次第、知事との間で政策協定を締結する。
 山本知事の推薦が相乗り禁止方針に抵触するかについて、小沢県連代表は会見で「自民党が機関決定していないので、相乗りには当たらないと判断した。実態的にも自民党県連は分裂している」と述べた。また「原則、満七十歳を超えない」とする党本部の基準については「原則にすぎない」との見解を示した。自民党県連が今後、山本知事の推薦を機関決定した場合は、再度協議するとしている。
 一方、自らの知事選立候補について小沢県連代表は、これまで「白紙」としていたが、「今回の決定で立候補しないことになるか」との質問に対し、「そうなると思う」と述べた。

794片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 16:57:22
韮崎市長選 小野、横内両氏の前哨戦激化
告示まで1週間、支持者入り乱れる 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/05/4.html

 十二日告示、十九日投開票される韮崎市長選は、立候補表明している、現職で三選を目指す小野修一氏(62)=旭町上条北割二三二六=と前県議の横内公明氏(62)=本町一ノ一ノ一三=の両陣営が激しい前哨戦を繰り広げている。両陣営は総決起大会を終えているが、全市的に支持者が入り乱れていて有権者の動きが読み切れない状況。若者層ら浮動票を取り込もうと、団地や新興住宅地に重点を置いて、票の掘り起こしを進めている。
 小野氏は甘利地区、横内氏は韮崎地区と、ともに大票田が地盤。市議は共産党を除く十六人のうち、九人は小野氏支持、七人が横内氏支持でほぼ二分している。ただ、市議とその支援者で支持候補が異なるほか、横内氏支持を表明した清水武則県議の後援会幹部が小野氏選対に入るなど、ねじれ現象が起きている。
 小野氏は市内六十団体以上からの要請を受け六月に立候補表明。十月下旬に連合山梨から推薦を受けるなど組織力を生かした活動を展開している。選対本部長には清水県議の後援会長小沢伝氏を据え、支持者が県議選の対立候補擁立も視野に入れるなど清水氏の動きをけん制する。
 小野氏から二カ月遅れで表明した横内氏の陣営は選対本部長に清水県議が就くなど、県議時代や韮崎高OBの人脈を生かす。総決起大会には、知事選に立候補表明した兄正明氏を支持する県議が出席。表面上は「あくまで別選挙」(選対幹部)とするが、両選挙をセットにする動きも目立つ。
 これまで市長、県議ですみ分けがされていた両氏が、知事選の「代理戦争」という要素も加わって激しい前哨戦を展開している状況に困惑する市民もいる。有権者が両候補に配慮して意思表示を避ける傾向があり、両陣営からは「有権者の動きがつかめない」との声が漏れている。このため、支持の上乗せに向けて浮動票獲得も狙っている。
 知事選をにらんで、両候補に対して市外からの支援の動きがあり、有権者の投票行動へ影響する可能性もある。
 一方、同日程で行われる欠員二の同市議補選には、穴山町の新人で陶芸家林弘記氏(38)、同町の元職嶋津鈴子氏(76)、穂坂町三ツ沢の新人で農業横森宏尹氏(61)の三氏が立候補の意思を固めている。旭町上条北割の新人で自営業上野賢司氏(45)も前向きな姿勢を見せていることから、選挙戦になる公算が大きい。市議の任期は来年十月九日まで。
 両選挙とも立候補の届け出は十二日午前八時半から午後五時。投票は十九日午前七時から午後八時まで韮崎小体育館など市内二十二カ所で行い、同九時十五分から韮崎市営体育館で開票する。
 九月二日現在の有権者数は二万五千五百四十七人(男一二五九五、女一二九五二)。

795片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 19:32:08
佐藤氏リード、森氏猛追 福島県知事選情勢
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006110501000299

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う福島県知事選(12日投開票)で、共同通信社は4、5の両日、電話による世論調査を実施、取材も加味して情勢を探った。民主、社民両党推薦の前参院議員佐藤雄平氏(58)がややリード、自民、公明両党推薦の弁護士森雅子氏(42)が激しく追い上げる展開となっている。共産党推薦の県労連議長小川英雄氏(57)は伸び悩んでいる。
 県発注の公共工事をめぐる談合事件で前知事が辞職し、収賄容疑で逮捕された直後の選挙で、約8割が「選挙に関心がある」と答えたが、4割以上がまだ誰に投票するか決めておらず、最終的な票の行方は流動的だ。
 佐藤氏は、地盤の会津地方など県内大半の地域で優位に立つ。民主、社民両党の支持層の7割以上を固めたほか、自民党支持層の2割も取り込み、無党派層でも森氏を一歩リードする。
 森氏は出身地のいわき市など県南東部で佐藤氏を上回るが、自民党支持層の5割しか固め切れておらず、公明党支持層も7割弱の支持。自民、公明両党幹部が続々と県内に入り票の掘り起こしを図っている。
 女性の支持は、佐藤、森氏が拮抗しているが、男性は佐藤氏が4割強の支持を得る一方で、森氏は3割に至らず、浸透していない。
 発明家の高橋喜重氏(58)、元県議の川田昌成氏(63)は苦しい戦い。
 ▽調査の方法=福島県の有権者を対象に4、5両日、コンピューターで無作為に番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施、1070人から回答を得た。

796片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/06(月) 08:05:27
福島知事選情勢調査、佐藤・森氏競り合い
2006年11月06日03時02分
http://www.asahi.com/politics/update/1106/001.html

 談合事件で佐藤栄佐久前知事が辞職したのに伴う福島県知事選(12日投開票)に向け、朝日新聞社は4、5の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報もあわせて中盤の情勢を探った。前参院議員の佐藤雄平氏と弁護士の森雅子氏が激しい競り合いを繰り広げ、元県議の川田昌成氏と共産推薦の小川英雄氏、会社社長の高橋喜重氏は伸び悩んでいる。ただし、4割近くの有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。

 民主、社民推薦の佐藤氏は、民主支持層の8割、社民支持層の8割を固め、自民支持層の一部にも食い込んでいる。自民、公明が推薦する森氏は、自民支持層の7割、公明支持層の大半を固めた。およそ半数を占める無党派層では、佐藤、森氏が拮抗(きっこう)している。50代以上では佐藤氏支持が多く、20〜30代や女性では森氏の支持が多かった。

 候補者を選ぶ基準で「実績や経験」と答えた人の6割が佐藤氏を、「人柄やイメージ」と答えた人の6割近くが森氏を支持した。

 〈調査方法〉 4、5の両日、福島県内の有権者を対象に「朝日RDD」方式で電話調査をした。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は951人。回答率は61%。

797片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/06(月) 08:07:35
福島県知事選:佐藤氏を森氏猛追 2割以上が態度保留
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061106k0000m010110000c.html

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う福島県知事選(12日投開票)で、毎日新聞などは3〜5日、電話による世論調査を実施し、取材結果も加味して中盤情勢を探った。民主、社民推薦の佐藤雄平氏を、自民、公明推薦の森雅子氏が猛追する展開となっている。ただ、2割以上が態度を決めておらず、終盤動向によっては情勢は変わる可能性がある。

 参院福島選挙区で2期連続トップ当選の佐藤氏は知名度を生かし、民主支持層の7割近くを固めたほか、自民支持層の4分の1に食い込んでいる。「支持政党なし」の無党派層からも3割を超える支持を得ている。

 連日のように福島入りする自民幹部や閣僚クラスの支援を受ける森氏は、公明支持層の8割以上を固めたが、自民支持層は5割に届かず、追い上げを図っている。4分の1の支持にとどまっている無党派層への浸透も終盤の課題となる。

 小川英雄氏は4割強にとどまる共産支持層への浸透を図り、佐藤、森両氏に水をあけられている無党派層の支持の広がりを期待する。川田昌成氏は知名度アップに懸命だ。

 年代別では佐藤氏は40代以上、森氏は20、30代でそれぞれ優位に立っている。また、知事選に「非常に関心がある」層の4割の支持を佐藤氏は集め、「少し関心がある」層でも森氏をやや上回っている。

 衆院の5小選挙区別では、佐藤氏は、地盤である会津地方の4区で5割近くに浸透し、1、2、3区でも着実に支持を広げている。森氏は出身であるいわき市を中心とした5区では4割を超える支持を集めた。【菊谷隆】

 ◇調査の方法 3日から5日の3日間、コンピューターが無作為に選んだ電話番号を使い、福島県内の有権者1000人の回答を得た。

798片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/06(月) 08:08:16
2006/11/06-05:22 佐藤氏と森氏激しく競る=高い関心、3割態度未定−福島知事選情勢
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2006110600019

 12日投開票の出直し福島県知事選について、時事通信社などは3日から5日にかけ合同で世論調査を行い、取材結果も踏まえて情勢を探った。前参院議員の佐藤雄平氏(58)=民主、社民推薦=がわずかに優勢だが、弁護士の森雅子氏(42)=自民、公明推薦=と激しく競り合う展開になっている。
 知事選には約8割が関心を寄せ、投票率は過去最低だった2004年9月の前回知事選(50.76%)を大きく上回りそうだ。ただ、3割以上が投票する候補を決めておらず、情勢は投票までなお流動的だ。

799片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/06(月) 08:14:53
選挙:福島県知事選 談合事件受け、動けぬ建設業界 自粛、陣営も敬遠
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061104ddm041010086000c.html

 5人が立候補した前知事辞職に伴う福島県の出直し知事選(12日投開票)で、建設業界が選挙で動けず「金縛り状態」になっている。県発注工事をめぐる談合事件で、県内トップの建設会社会長が逮捕・起訴され、多くの建設業者も事情聴取された。このため、業界の「自粛ムード」に加えて、陣営側にも「業者が出入りするとイメージが悪くなる」と「敬遠ムード」が広がった。選挙といえば頼りの集票マシンの動きは止まったままだ。

 知事選告示日の10月26日朝、自民などが推薦する候補の出陣式で応援の国会議員秘書は驚いた。

 「(知事選にしては)人が少ない……」

 陣営は建設業界に動員を求めず、業者の作業着姿もなかった。陣営幹部は漏らす。「(建設業者に)来るなとは言えないが……。正直言ってあまり来てほしくない」

 民主党などが推薦する候補陣営でも選対幹部が言う。「建設業者は喪に服しているようだ」

 選挙の空気は建設業界側が一番読んでいる。県建設業協会は、佐藤栄佐久前知事が初当選した18年前の知事選では対立候補を推したが、その後4回はいずれも前知事を支援してきた。事件の余波で同協会は告示後の10月30日、正副会長会議を開き自粛方針を確認した。

 −−知事選にはさわらない。

 会津地方の建設業者は断言する。「建設業界が手を付けた方が負ける。イメージが低下し浮動票が逃げるから」。普段の選挙ではファクスで「会場」や「人数」が書かれた動員要請が送られてくるが、一切ないという。

 自粛と敬遠から建設業界は身動きがとれないが業界は公共工事が減り厳しい経営環境にあえぐ。

 ある建設業者は打ち明ける。「どの業者も『勝ち馬に乗りたい』と思っている」。「最後の最後に雪崩現象が起きる可能性はある」と選挙の風向きを見極めようともしている。【坂本昌信、町田徳丈】

毎日新聞 2006年11月4日 東京朝刊

800片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/06(月) 08:15:54
選挙:福島県知事選 「補選に続け」自民期待 民主、沖縄とセットで反攻へ−−激戦に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061106ddm002010040000c.html

 12日投票の福島県知事選は知名度を生かし先行していた佐藤雄平氏(民主、社民推薦)を森雅子氏(自民、公明推薦)が猛追する展開で、残り1週間が勝敗を左右することになった。10月の衆院補選に続く、安倍晋三政権下での政治決戦第2ラウンドと位置づけられる。接戦という情勢に、自民は補選2勝の流れの継続に期待をかけ、民主は沖縄県知事選(19日投票)と合わせ、反転攻勢にしたい考えだ。【大場伸也、山田夢留】

 「負けて当たり前の選挙だったが、ようやく勝負になるところまで追いついた。射程圏内だ」

 福島県知事選について自民党選対幹部は5日、こう語った。佐藤氏は04年参院選で自民議員を上回る44万票余を獲得して当選しており、10月下旬の党の独自調査では森氏は大きく引き離される結果が出ていた。

 同知事選で森氏が敗れれば、せっかくの補選2勝に水を差しかねない。首相が最重要法案と位置づける教育基本法改正案の審議など臨時国会の攻防にも影響を与え、滑り出し上々の安倍政権に影を落とす可能性もある。

 こうした危機感が猛追の背景にあり、追い込みのため5日に中川秀直幹事長が福島入りしたほか、8日には青木幹雄参院議員会長らが現地の業界団体などを回って支援要請する。

 沖縄も与野党一騎打ちで、民主党は両知事選の勝利で補選完敗のダメージを払拭(ふっしょく)しようと懸命。福島では佐藤氏の知名度を基盤に政党色を薄めた「県民党」戦術をとってきたが、与党の全面支援を受ける森氏の追い上げに焦りも募る。鳩山由紀夫幹事長は5日、毎日新聞の取材に「最終局面では民主党が全面的にバックアップすべきだ」と語り、与野党対決を前面に押し出す沖縄とセットでテコ入れする考えを示した。

 一方、5日には沖縄知事選と投票日が同じ福岡市長選も告示され、与野党対決になる見通しだ。地方選挙の行方に与野党ともに重大な関心を寄せる日々が続く。

毎日新聞 2006年11月6日 東京朝刊

801片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/06(月) 11:46:35
’06知事選:出直し・ふくしま 世論調査 「関心ある」8割 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061106ddlk07010017000c.html
 ◇前知事地元2区は最低、無党派の動向カギ

 終盤戦を迎えた県知事選について毎日新聞社などが実施した世論調査では、知事選への関心度が「非常に関心がある」「少し関心がある」を合わせて8割に達し、新人5人が激突する出直し知事選に対する県民の関心の高さが示された。

 調査は毎日新聞社などが3〜5日に電話で実施し、1000人の有権者から回答を得た。

 知事選の関心度では、「非常にある」が39%、「少しある」が42%に上った。年代別では60歳以上の57%、50代の40%が「非常にある」と答えた一方、20代では33%が「あまりない」か「ない」と答えた。

 衆院選の選挙区別関心度では、民主、社民推薦の佐藤雄平氏が地盤とする4区で「非常にある」が全体の平均を大きく上回った。一方、佐藤栄佐久前知事のおひざ元の郡山市を抱える2区は「非常にある」が最も低い28%にとどまり、逆に「あまりない」と「ない」が最も多くなるなど、佐藤前知事逮捕の影響で、盛り上がりに欠けている様子が浮かび上がった。

 支持政党の調査では、「支持政党なし」の無党派が39%で最多。このうち4人に1人が誰に投票するか決めておらず、選挙戦終盤のカギを握りそうだ。森雅子氏を推薦する自民は34%、民主が17%で続き、公明3%、共産2%となっている。【知事選取材班】

毎日新聞 2006年11月6日

802片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/06(月) 12:14:33
沖縄知事選で公明フル回転、衆院沖縄1区議席奪還へ布石
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06110602.htm

 沖縄県知事選(19日投開票)で、公明党がかつてなく力を入れている。告示4日目の5日、太田代表自ら先頭に立ち、名護、那覇市の2会場で、仲井真弘多氏(67)(無=自民・公明推薦)の総決起大会を開催、支持を訴えた。今後も、浜四津代表代行、北側幹事長らが続々沖縄入りする予定だ。昨年9月の衆院選で失った沖縄1区の議席奪還へ布石を打つ狙いがある。

 「8年前、我々が稲嶺県政を誕生させ、歯車を回してきた。我々の軍団が立ち上がって負ける戦いはない。自公連立以外に沖縄の幸せはない」

 5日午後、名護市の21世紀の森体育館で開いた総決起大会で、太田代表は熱弁をふるった。会場を埋めた約2300人は、大きな拍手でこたえた。

 昨年9月の衆院選で公明は自公協力のもと、小選挙区の候補を全国9人に絞り、唯一落としたのが沖縄1区だった。

 2000年の衆院選の際、大票田の県都・那覇市を抱える沖縄1区では、与党から公明候補と下地幹郎氏(当時自民党)の2人が出馬を表明。自公協力のもと、下地氏は比例選に回された。下地氏は03年も党本部の公認を得られず、無所属に転じて公明候補に敗北。昨年、民主党など「反自公」勢力の支援を受けて返り咲いた。

 公明にとって“宿敵”とも言える下地氏は、地域政党「政党そうぞう」を結成、知事選では糸数慶子氏(59)(無=民主・共産・社民・国民・日本推薦)の支持を決め、活発な動きを見せる。

 2日、那覇市のそうぞう選対事務所で行われた出陣式。下地氏は約600人の支援者を前に「(自公のように)東京とのパイプがなくても、沖縄が沖縄のために頑張る仕組みがあればいい。糸数さんは衆院選の時、私に付き添い、離島にも行ってくれた。感謝してこの選挙、全力で戦う」と絶叫、土下座した。

 「次期衆院選のため、知事選で、下地氏の勢いを止めなければ」と仲井真陣営幹部。公明党県本部幹部は「知事選は、下地氏との因縁の対決に決着をつける戦いでもある」と意気込んでいる。

803片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 02:07:33
本社世論調査(下) 「投票に行く」9割以上
「県政刷新」有権者の関心高く 無党派層の影響大 讀賣福島

 読売新聞社などが11月2〜4日に行った知事選の世論調査の結果、「必ず投票に行く」「なるべく投票に行くつもり」と答えた人が9割以上で、選挙への関心が「ある」という人は74%に上っている。今回の知事選は、談合・汚職事件の温床になった県政の刷新が大きなテーマになっており、有権者の高い関心が浮かび上がった。

■関心■ 今回の知事選への関心度を尋ねたところ、「大いにある」が42%で、「多少はある」の32%と合わせると、7割以上が関心を示している。ただ、関心の度合いは年代別で違いがあり、「大いにある」と答えたのは、70歳代で54%、60歳代で50%と高かったが、20歳代で28%、30歳代は26%と半分程度に下がっている。特に30歳代では「あまりない」が32%、「全くない」の8%と合わせると、4割以上が関心を示していない。

■投票意欲■ 「投票に行くか」との質問に対し、「必ず行く」と答えたのは71%、「なるべく行くつもり」が23%で、投票への意欲は高かった。

 市郡別で見ると、「必ず行く」と答えたのは、町村部の75%が最も高かった。都市部ではいわき市と会津若松市の71%が最高で、福島市(67%)と続いた。前知事の地元・郡山市は62%と、4市の中では最も低かった。

 年代別では「必ず行く」は、60歳代が84%、70歳代で80%と高かった。年代が下がるに従い、投票意欲も下がる傾向が見られ、20歳代の44%が最も低かった。

 職業別で「必ず行く」の割合が最も高いのは農林水産業の89%。次いで管理専門職(76%)、自由業(75%)。最も低いのは労務サービス職の53%だった。

 支持政党別で見ると、「必ず行く」は公明党の87%が最高で、民主党80%、共産党77%、自民党と社民党が76%だった。無党派層は58%と低いが、「なるべく行くつもり」の29%を合わせれば、87%が投票への意欲を示しており、無党派層の投票行動が大きく影響しそうだ。

■重視する問題■ 今回の選挙で重視する問題(複数回答可)では、「福祉や高齢化対策」の82%が最も多く、「教育や青少年対策」の73%が続いた。「福祉」は、40歳代以上のすべての年代で最多になっており、子育て世代の30歳代は「教育」が最多だった。

 選挙の大きなテーマである「政官業の癒着解消など行政改革」は72%で、3番目に多かった。選挙に「大いに関心がある」と答えた人の83%が、「福祉や高齢化対策」と並んで「政官業の癒着解消」を最も重視する問題に掲げており、関心が高いほど、県政刷新への期待も高くなっている傾向が見られた。

 一方で、収賄容疑で逮捕された佐藤前知事は5期18年を務めたため、多選自粛を公約に掲げる候補も多いが、「知事の資質や在任期間」を挙げたのは51%にとどまり、9つの質問への回答では最も低かった。

■投票の決め手■ 投票を決める時に最も重視する点は「政策や公約」が54%と最多で、「候補者の経歴やイメージ」「支援している団体や政党」は18%で並んだ。年代別では、30歳代の63%が「政策や公約」を掲げた。年代が上がるにつれ、その割合は下がり、70歳代は42%と最も少なかった。70歳代は「支援している政党や団体」が23%あり、他の年代より多かった。

 職業別では、管理専門職や労務サービス職は「政策や公約」が60%を超えたが、農林水産業、商工サービス業は30%台後半で、「支援している政党が団体」がそれぞれ20%台を占めた。

(2006年11月6日 読売新聞)

804片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 02:13:33
山本氏再選支持の会設立
甲府選出の議員計33人参加 讀賣山梨

 来年1月の知事選への出馬を表明している山本知事の地元・甲府市で5日、知事の再選を支持する県議と市議による有志の会が発足した。

 発足式は丸の内で開かれ、甲府選出の自民、民主、公明、無所属の県議6人と、市議27人の計33人が参加。発起人で会長を務める土屋直県議が「(告示まで2か月と迫り)容易でない日程だが、県議団、市議団がそれぞれ一枚岩となって頑張ろう」と呼びかけた。参加者は、それぞれの地元で“山本氏再選”を目指し、支持拡大に努めることを確認した。

 また、山本知事の後援会「山輝会」は5日、甲府と大月で選対事務所開き。甲府総支部の開所式には、自民党の中島真人・参院議員が出席し「横内氏の陣営は、山本知事が自民党の人間でないと言うが、県政は一党一派でやるものではない。県都甲府で圧倒的勝利を収めて欲しい」と激励した。

 一方、山本知事と同じく出馬を表明している横内正明・元衆院議員の後援会「甲斐の国・復活倶楽部」は横内氏の地盤である衆院3区で、4日に結束を固める役員会を開いたのに続き、この日は甲斐市に後援会敷島支部を設置した。

(2006年11月6日 読売新聞)

805片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 02:38:27
知事も出納長もいない 和歌山県政混迷
2006年11月6日(月)16:01
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20061106000.html

■手つかずの予算、談合調査…県議ら候補者選びに奔走

 和歌山県発注工事をめぐる談合事件で、元県出納長の水谷聡明(さとあき)容疑者(60)逮捕に続いて木村良樹知事(54)が突然の辞職表明と、県首脳の相次ぐ“退場”で県政が混迷を深めている。「次の知事が決まるまで、身動きがとれない」(県幹部)。来年度当初予算の編成方針も定まらず、木村知事が設置を宣言した談合事件の内部調査委員会も手つかずだ。一方で、各政党は来月予定の知事選に向けた候補者選びを本格化。腰の定まらない県行政を尻目に、県議らは「時間がない」と走り出した。


 県議会は6日午前、会派代表者会議を開催。知事選と日程が重なる見通しの12月定例議会について、本会議の一般質問を行わない異例の措置を協議した。向井嘉久蔵議長は「三役のうち2人が不在の状態で質問しても仕方がない」。


 一方、向井議長は木村知事の辞職願を同日、県選管委員長に提出した。知事選の投票日は来月17日か24日となる見通しで、17日投票ならば告示は今月30日に迫る。ある県議は「時間がなさすぎる」と焦りを隠さない。


 知事選のカギをにぎる自民党県連は「国会議員も汗をかくが、候補者の絞り込みは県議団中心に行う」(世耕弘成参院議員)との方針で、自民県議の一人は「候補者選定は15日がリミット。地元出身で中央で活躍している人に接触してみる」と慌ただしい。別の県議も「とにかく候補者をリストアップして探さないと。ええ人を県議が連れてくれば、候補者がその人になるかもしれない」と意気込む。


 県議らの慌ただしさと対照的なのが、停滞が目立つ県行政だ。企業などに民有林を貸し出し整備してもらう「企業の森」事業はこれまで21団体が参加し、今月も新たに2社の調印式が県庁で行われる予定だったが、知事の辞職表明で現在は宙に浮いた状態だ。森林整備課の担当者は「イメージアップが売りの事業だけに、PRがやりにくくなるかも。相手方の反応が不安だ」と困惑の表情をみせる。


 最大100億円の助成制度を武器に企業誘致を進める企業立地課も、木村知事の辞職会見後、交渉を進めている数社に連絡をとった。同課幹部は「ダメージはないと信じたいが、相手方の反応はまだ分からない」と不安げに話す。


 一方、6日午前に県庁で行われた秋の褒章・叙勲の伝達式には小佐田昌計副知事が知事の代理として出席するなど、行事予定の大幅な変更も迫られている。来年度当初予算や、木村知事が発表した談合事件の内部調査委員会などの重要案件についても、県幹部は「新しい知事が決まるまでは、すべて未定」としている。

806片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 11:03:53
佐藤・森両氏 互角の戦い 朝日福島
2006年11月07日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000611070004

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う出直し知事選(12日投開票)で、朝日新聞社は4、5の両日、電話による情勢調査を行い、取材で得た情報も合わせて中盤の情勢を探った。調査時点では、前参院議員の佐藤雄平氏と弁護士の森雅子氏が激しく競り合い、元県議の川田昌成氏と県労連議長の小川英雄氏、温水器製造会社社長の高橋喜重氏は苦戦している。ただ、有権者の4割近くが投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性もある。知事選には、有権者の8割以上が「関心がある」と答え、7割以上が投票に「必ず行く」と答えた。



 民主、社民が推薦する佐藤氏は「ふくしま県民党」を掲げて党派色を薄めた選挙戦を展開。民主党支持層の8割、社民支持層の8割を固めた。衆院議員秘書、参院議員時代を通して培った人脈を生かして、自民支持層の一部にも食い込みを見せる。およそ半数を占める無党派層からも約4割の支持を得た。


 年代別にみると、50代以上の各層で約5割の支持を得ているが、若い世代での支持は2、3割ににとどまっている。女性からの支持よりも、男性からの支持が上回っている。
 地域別では、出身地の下郷町を含む会津地域、白河市や須賀川市などで支持を得ている。いわき市などでは浸透しきれていない。


 自民、公明の推薦を受けた森氏は、自民党の全面的な支援を受け、同党支持層の7割を固めたほか、公明支持層の大半を固めた。現職閣僚や国会議員らが次々と応援に駆けつけ、個人演説会などで連日マイクを握る。


 「クリーン、しがらみのなさ」を前面に押し出した選挙戦を展開。無党派層からの支持は4割以上となった。


 年代別では、若い世代で6割近くの支持を得ているのが目立つ。女性からの支持が高く、およそ半数を占める。


 地域別では、出身地のいわき市、双葉郡などでで、高い支持を得ている。福島市や南相馬市などでも健闘している。会津若松市など会津地域では浸透し切れておらず厳しい状況だ。


 ●調査の方法 4、5の両日、県内の有権者に対し、朝日RDDによる千人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1560件で、そのうち951人から有効回答を得た。回答率は61%。

807片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 11:04:43
 選挙に関心「ある」84%


 今回の知事選への関心度を聞いたところ、「大いに関心がある」と「少しは関心がある」は合わせて84%だった。


 年代別では、「大いに関心がある」と答えた人が、20代で1割を切ったのに対し、70歳以上では6割近くになった。投票に「必ず行く」と答えたのが20代では4割だったが、60代以上では8割を超えた。無党派層でも9割近くが投票意欲を示した。


 また、投票に行くかどうかでは「必ず行く」が73%、「できれば行きたい」が19%で、合わせると92%となった。投票に「必ず行く」と答えた人が、投票する人を選ぶ基準として挙げたのは「政策や公約」が3割強と一番多く、「人柄やイメージ」「実績や経験」「支援する政党や団体」と続いた。


 佐藤前知事の5期18年にわたる県政の評価については「事件の前までは評価していた」と答えた人が6割を超えた。「事件の前までは評価していた」と「もともと評価していない」と答えた人では、いずれも、森氏の支持層が、佐藤氏の支持層を上回った。一方、「今でも評価している」とした人では、佐藤氏を支持する人で6割近かったのに対し、森氏支持層では3割にとどまった。


 県内の原発でプルサーマル計画を受け入れることに対し、5割強が「反対」と答えた。「反対」と答えた人の割合は、佐藤氏の支持層も森氏の支持層も同じだったが、「賛成」と答えた人では、森氏の支持層の半数を超えた。


 違反の警告件数 前回より大幅増


 県警の選挙違反取締本部は6日、知事選告示後10日目までの選挙違反の警告件数を発表した。告示前の1件を含め、計21件21人に対し、警告が行われたが、検挙に至る事例はなかった。同時期までの警告件数が計2件2人だった前回04年の知事選を大きく上回った。


 警告の内訳は、公職選挙法で禁止されている「文書頒布」4件(前回0件)、「文書掲示」14件(同2件)、「戸別訪問」1件(同0件)、連呼行為など「その他」2件(同2件)。


 佐藤栄佐久氏と広瀬利雄氏の新顔対決となった88年は、投開票日前日までに669件737人が警告を受けていた。


 県警では「投票日が近くなれば選挙活動もより激しくなる。違法行為について継続して取り締まっていく」としている。

808片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 11:06:49
「県ゆかりの人物を」/知事選 朝日和歌山
2006年11月06日
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000611060002

 県発注工事の談合事件で木村良樹知事(54)の辞職表明を受け、自民党県連(会長・世耕弘成参院議員)の代表役員会が5日、和歌山市卜半町の県連事務所で開かれた。県選出の衆院議員3人と参院議員2人、役員の県議ら計18人が出席。出席者によると、知事選での候補者について「地元出身者を」「落下傘候補ではだめ」などの声が出たが、具体的な個人名は出なかったという。


 冒頭、世耕会長は「知事辞職の大変厳しい状況で、責任政党として今後の対応を決めないといけない」、県議の下川俊樹幹事長は「県民が納得する候補者を推薦したい」とあいさつした。


 続いて、国会議員代表として二階俊博衆院議員(和歌山3区)が「一日も早く県政の新しい方向を見いだし、今日の状況を打開して県政の刷新に取り組まないといけない」と述べた。


 会議は冒頭以外は非公開で約1時間半続いた。 会議終了後、会見した世耕会長は「郷土愛を持った、県にゆかりの人物でないといけない」と述べた。


 谷本龍哉衆院議員(和歌山1区)は「県民から見て『和歌山の人』と映り、和歌山に精通した人が望ましい」、石田真敏衆院議員(和歌山2区)は「日数も限られているので、(候補者の)選考も精力的にやっていかないといけない」、二階議員は「地元出身の人がいいと思う」と述べた。鶴保庸介参院議員は「(どういう人がふさわしいのかなど)そういう話ばかりだった」と答えるだけだった。


 同県連組織委員長を務める向井嘉久蔵・県議会議長は「県民が納得し、自分たちが一生懸命推せる候補者を選びたい」と話した。

809片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 11:12:31
前知事地元郡山は激戦 讀賣福島

 県発注工事を巡る談合事件で引責辞任し、収賄容疑で逮捕された佐藤栄佐久前知事の地元・郡山市では、知事選に逮捕の余波が広がっている。活動を自粛する前知事の支持者の分も国会議員が奮闘したり、政治不信による投票率低下を懸念して街頭演説に力を入れたり。各陣営は事件の影をひきずりながら戦いを続けている。

 「今回の選挙はわれわれの後援会が全員で森雅子を応援する」。知事選が告示された10月26日午後、郡山市のホテルで開かれた自民党の根本匠衆院議員の後援会の緊急拡大役員会で、根本議員は熱っぽく呼び掛けた。

 森雅子候補(自民、公明推薦)を、中心になって担ぎ出した根本議員の地盤は、大票田・郡山市。後援会の主な顔ぶれは佐藤前知事の後援会と重なる。

 だが、告示3日前の同23日、前知事が逮捕され、前知事の支持者は「現住所は根本でも本籍地が栄佐久の人は、事件にショックを受けており、今回は動かない」と漏らす。

 前知事が、かつて所属した郡山商工会議所や郡山青年会議所のメンバーは今回、選挙運動に加わっていない。前知事を支持してきたベテラン郡山市議は「地元の知事が逮捕され喪に服しているようなもの。今回は活動しなくても誰も文句は言わない」と打ち明けた。

 一方で、根本議員は今月1日、森候補の郡山市での個人演説会には、3分間の応援演説のために東京から駆け付け、とんぼ返り。首相補佐官としての公務の合間に1日10回以上、地元秘書の携帯電話を鳴らし陣頭指揮を執る。「結果次第では自身の活動にも響く」と後援会関係者は話した。

 一方、佐藤雄平候補(民主、社民推薦)の陣営も事件の影響を懸念する。「有権者がどう判断するかだが、逆風になりかねないな」。佐藤前知事が収賄容疑を認める供述を始めたことが報道された2日、衆院福島2区選対事務局長の吉田公男県議は、政治不信による投票率低下を懸念した。

 陣営が目標とするのは郡山市と二本松市、安達郡の衆院福島2区で11万票。郡山市は本来自民党が強い地域だ。佐藤陣営としては参院議員時代からの後援会組織を中心に基礎票を固める一方で、「都市型」の傾向がある郡山市で浮動票を取り込むため「県民党」を前面に出し、街頭演説に力を入れる。

 今月5日午後、大勢の買い物客らでにぎわうJR郡山駅前でマイクを握った佐藤候補は「今回の選挙は国政選挙のようになってきた。中央からたくさんの人が来ているが、福島の知事は福島の皆さんに決めてもらう」と支持を訴えた。

 小川英雄候補(共産推薦)の陣営は、「なぜ汚職事件が起きたのか」を正面から論じて批判票の取り込みを図っている。有権者の事件に対する怒りを陣営への期待ととらえ、街頭演説で徹底追及を訴える。

 川田昌成候補は県内全域を駆け足ながら1周した。残りの期間は地盤の郡山、須賀川両市を中心に同市議の妻と二人三脚で支持を呼び掛ける。

(2006年11月7日 読売新聞)

810片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/08(水) 23:42:58
プルサーマル論議低調
地元は計画推進望む声 「白紙撤回」根強い評価 讀賣福島

 佐藤栄佐久前知事が4年前の県議会で明言した「プルサーマル計画」の白紙撤回について、浜通りの原発立地地域では、知事選の候補者がどう判断するのか、注意深く見守っている。だが、選挙戦では候補者の慎重な発言が目立ち、重要政策の割には論争が起きていない。

 「立地地域との連携を最優先すると話されているので大変心強い」

 今月3日、富岡町で開かれた森雅子候補(自民、公明推薦)の演説会。遠藤勝也町長は期待を口にしたが、森候補は「県民の意見を聞き、決定過程を透明にしていきたい」と述べるだけだった。

 告示翌日の10月27日、森候補は東京電力の福島第1、第2原発の前で、東電や関連企業の社員を前に「私の行動に不適切なところがありました」と頭を下げた。この2日前の25日に福島市で行われた公開討論会で、「プルサーマルは安全が確認できれば導入に賛成か」との質問に、森候補は「×」の札を掲げたからだ。導入を目指す自民党本部からも懸念の声が上がり、森候補はその後、「皆様の意見を聞いてから判断するという意味」と釈明に追われた。

 東電のトラブル隠し発覚を契機に、佐藤前知事は2002年、いったんは導入を決めていたプルサーマル計画の受け入れを「白紙撤回された」とした。その重しが外れた今、原発が立地する双葉、大熊、富岡、楢葉の4町や周辺町村には、計画推進を望む声が一挙に高まりつつある。計画の先には、第1原発7、8号機の増設などがあり、建設による需要増や東電社員家族の転入、雇用確保などが地域経済の活性化につながるとみられているからだ。

 出身地のいわき市を中心とした浜通りで高得票を目指す森候補。双葉郡の首長のほとんども森支持を鮮明にする。だが、全県的には国や東電に厳しく注文をつけ続けた前知事の姿勢を評価する声も根強い。

 一方、佐藤雄平候補(民主、社民推薦)の陣営も、出馬会見で「プルサーマルを含めた原発政策へのスタンス」を問われたのに対し、「原子力安全・保安院の経済産業省からの分離独立」などと回答するのにとどまった。先の討論会で佐藤候補は、プルサーマル導入の質問に「○」を示した。ところが、推薦を受ける社民党が計画に反対しているため、翌26日、佐藤候補自ら社民党県連幹部に「保安院分離や技術の安全性などが確認されればという前提だった」と釈明した。チラシに掲げる政策にも「プルサーマルの導入には慎重に対応」との一文を入れている。

 小川英雄候補(共産推薦)は、立地自治体で「プルサーマルや増設は反対」と主張し、他候補との違いを鮮明にする。

 川田昌成候補は「全体で話し合う場が必要」として、関係者による原子力安全対策県民会議の設置を街頭で訴えている。


◆プルサーマル計画

 使用済み核燃料を再処理して回収したプルトニウムにウランを混ぜた「MOX燃料」を、既存の原発の軽水炉で利用する計画。エネルギー供給の安定確保に有効な手段とされ、今年に入り、佐賀県が九州電力玄海原発で、愛媛県が四国電力伊方原発での受け入れにそれぞれ同意している。福島県は、98年に全国で初めて、福島第1原発3号機への受け入れを表明したが、東電の不祥事を受けて撤回した。

(2006年11月8日 読売新聞)

811片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/08(水) 23:59:37
知事候補選び急ぐ
自民一部 県議上京民主、共産は各会合 讀賣和歌山

 県発注工事をめぐる談合事件にからみ、木村知事が辞職を表明したことに伴う12月17日投開票の出直し知事選に向けて、7日、民主党県連と共産党県委員会はそれぞれ会合を開き、候補者選定について話し合った。一方、自民党県連は一部の県議が上京し、近く県選出の国会議員と詰めの協議を行うという。

 自民党県議の1人は、「熊野川河口に橋を架ける会」会長の佐藤春陽・新宮市長らとともに、議員会館や国土交通省を訪れた。午前10時半から、県連会長の世耕弘成・首相補佐官と会い、橋の着工について意見を交わしたが、この場では「知事選についての話は出なかった」という。陳情の後、県議は一行と離れた。

 民主党県連は、連合和歌山と和歌山市内で意見交換会。同党県連から岸本周平代表ら4人、連合和歌山から森本穂積会長ら2人が出席し、今週いっぱいかけて、情報交換しながら候補者を探すことで合意した。

 岸本代表は「官製談合の真相究明と、二度と起こらないような新たな入札制度の仕組みを作る能力のある候補者を、ともに探していく」と説明。今後は、NPO団体の代表者らとの協議の場も設けるなど、幅広く選定作業を進めるとした。

 共産党県委員会は、和歌山市内で常任委員会を開催。同委員会など約30団体で組織する「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」として、候補者擁立委員会を今週中に設置し、15日をめどに候補者を選ぶことを決めた。

 同委員会の松葉賢一副委員長は、「県民の先頭に立って談合問題の真相究明を断行し、福祉、教育の充実など県民の生活を守ることのできる人物を選びたい」と話した。

(2006年11月8日 読売新聞)

812片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/09(木) 00:06:09
川辺川ダム…相良村長「建設反対」に関係者驚き 讀賣熊本

 計画発表から40年が経過した川辺川ダム建設事業に関連し、相良村の矢上雅義村長が7日に同村で会見、表明した「建設反対」。ダム本体予定地の村長の発言は各方面に驚きをもたらし、ダムの反対、推進の両派関係者には期待と不安が交錯した。

 1960年代の人吉市での水害体験からダムによる治水に疑問を投げかける「球磨川大水害体験者の会」の重松隆敏事務局長(78)は、「ダムで水害は防ぎきれない。きれいな球磨川を残すという相良村の姿勢はありがたい」と歓迎した。ダム反対派の団体でつくる「子守唄(うた)の里・五木を育(はぐく)む清流川辺川を守る県民の会」の中島康代表(66)は、「しがらみに左右されず、住民の生活の視点に立った英断。賛成反対の双方が正面から議論するきっかけになる」と期待を寄せた。

 一方、ダム推進を訴える「球磨川流域の生活と安全を考える会21」の神崎弘光代表(49)は「非常に残念。影響はないとは言えないが、治水にはダムが最善と考えており、運動を続けていく」と強調。相良村を含む流域12市町村でつくる「川辺川ダム建設促進協議会」の会長、福永浩介・人吉市長は公務で青森県に出張中で、「発言の詳細を正確に把握していない状況であり、現時点でのコメントは差し控えたい」との談話を出した。

 ダムの目的の一つである川辺川利水事業の対象6市町村でつくる川辺川総合土地改良事業組合の組合長、園田耕輔・錦町長は「残念と言うしかない。地域の発展を考えると足並みをそろえるのが当然で、これまで地域一体でダム建設を推進してきた経緯もあり、理解しがたい」と苦渋の色を浮かべた。

(2006年11月8日 読売新聞)

813片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/09(木) 00:07:16
川辺川ダム建設反対、熊本・相良村長が表明 11.7讀賣
 国土交通省が計画する川辺川ダム予定地である熊本県相良村の矢上雅義村長は7日、同村で会見し「治水対策や産業振興などの面からダムは必要ないとの認識に至った」と述べ、ダム建設に反対の考えを初めて表明した。

 地元12市町村でつくるダム建設促進協議会からは退会する方針。近く同省や県に伝える。予定地自治体トップの反対表明で、ダム建設は大きな影響を受けることになる。

 矢上村長は川辺川下流域などの治水対策は河川改修で対応できるという自身の考えを示し、「現状ではダム建設の必要はない。清流の川辺川は現状のままの方が村の産業振興にもつながり、村の財産として将来に残したい」と話した。

 矢上村長は今年7月、同ダムの目的の一つである流域6市町村に農業用水を供給する川辺川利水事業について、村の財政難などを理由に不参加の考えを明らかにしていた。

 一方、同省九州地方整備局の幹部は「寝耳に水の発言で驚いている。今、なぜダム反対を言い出したか分からない。矢上村長の真意を確認した上で、対応を検討したい」と話している。

 川辺川ダムは、1966年に建設計画が発表されたアーチ式コンクリートダム(堤高約107メートル)。治水、発電、流水量維持、かんがい(利水)の四つが目的で、総貯水容量は1億3300万立方メートル。総事業費は約3300億円。事業費は2005年度末で約2000億円(事業費ベース)がすでにつぎ込まれている。

814片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/09(木) 08:38:00
投票率は?読めぬ風向き 福島知事選 競り合う自・民
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061109-00000007-khk-toh

 12日投票の福島県知事選の投票率を各陣営が測りかねている。出直し選挙の投票率は政治不信から低下する例が多く、今回の選挙戦も表面上はしらけムードだが、各種世論調査は共通して有権者の関心の高さを示した。静かだが高い関心が実際に投票につながるのかどうか、読みにくい選挙になっている。

 「前知事のクリーンなイメージと現実との落差が大きく、県民には虚脱感がある。投票率は全県的に前回を下回るのでは」。ある陣営幹部は、逮捕された佐藤栄佐久前知事の地元郡山市などのしらけぶりを見て、こう予測していた。

 ところが、河北新報社などマスコミ各社の調査では、関心度で逆の結果が出た。民主・社民推薦の佐藤雄平候補(58)と、自民・公明推薦の森雅子候補(42)の激しい競り合いもあって、各陣営の見方が次第に変わってきた。

 佐藤候補陣営は「63―65%」、森候補陣営は「60―65%」と、過去最低だった前回(2004年)の50.76%を大きく上回ると予測。共産党推薦の小川英雄候補(57)陣営も「当初は50%割れとみていたが、50%台後半まではいく」と上方修正した。

 一方で「県政への不信感はなお根強く、ふたを開けるまで分からない」と話す陣営関係者も多く、いずれも半信半疑だ。

 最近の東北の出直し知事選では、ゼネコン汚職後の宮城県知事選(1993年)が45.32%から39.20%に、公金乱用問題後の秋田県知事選(97年)が77.23%から69.52%にそれぞれ低下している。しかし福島県では、汚職事件で逮捕された木村守江知事の辞職による76年の出直し知事選で73.67%から81.15%に跳ね上がった歴史がある。

 投票率が上がれば、佐藤、森両候補のどちらに有利に働くかについても見方が割れる。

 低投票率で強みを発揮する組織票は、佐藤候補陣営は労組票、森候補陣営は創価学会票、業界団体票と相半ば。高投票率で有利になる無党派層の集票力についても「政治経験の豊富さで安心感がある」(佐藤候補陣営)「若い女性で既存の政治にしがらみもないことが受ける」(森候補陣営)と、双方譲らない。

 小川候補の陣営は「政治不信が強い有権者が棄権せずに投票すれば、前知事を支えた県議会与党への批判から、わが方が有利になる」と話している。

815片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/09(木) 08:59:14
和歌山知事選:元経産省局次長を擁立方針 自民
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061109k0000m010171000c.html

 和歌山県発注の土木工事を巡る談合事件で、木村良樹知事(54)の辞職表明を受けて実施される出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)について、自民党は、同県出身で元経済産業省製造産業局次長の仁坂吉伸氏(56)=東京都=を擁立する方針を固めた。近く正式決定する。

 仁坂氏は現在、社団法人・日本貿易会専務理事。和歌山市の高校から東大を卒業後、74年に旧通産省に入省。貿易局輸入課長、製造産業局次長などを経て、03年7月から駐ブルネイ大使を務め、先月4日付で経産省を退職した。【久保聡、栗原伸夫】

毎日新聞 2006年11月9日 3時00分

816片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/09(木) 18:52:54
佐藤雄平リード 福島県知事選挙
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50313314.html

  米国中間選挙で民主党が12年ぶりに多数党。
  一方、補選で2勝した自民党・安倍政権だけど、米国の影響とはいわないけれど、次の首長選挙である福島知事選で苦戦を強いられている。

  収賄で逮捕された佐藤栄佐久・前知事の失職に伴う福島県の出直し知事選は12日投開票される。

  あまり報じられていないけれど、マスコミの事前調査によると、

 自民党 森雅子    30 25
 民主党 佐藤雄平   35  28・5

  という数字がでている。前者は地元民放、後者は毎日、共同の合同調査といわれているもの。

817片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/09(木) 18:55:40
〈滝沢村長選〉柳村氏優勢、井上氏追う 終盤の情勢
http://www.morioka-times.com/news/2006/0611/09/06110901.htm

 盛岡タイムス社は、滝沢村長選について有権者を対象にした電話調査の結果と取材で得た情報を基に終盤の情勢を分析した。それによると、前県議の柳村典秀氏(51)が各層に浸透して優勢に展開し、前村議会議長の井上和夫氏(57)が票を掘り起こしながら追っている。調査時点では投票に「行く」と答えた有権者の5割が態度を保留している。各候補の訴える政策や運動が告示日を境に、どの程度投票行動に反映されるか、投票率次第では情勢が大きく動く要素もあり両陣営における最終盤の動向が注目される。
 
 本社は告示直前の5日から当日の7日にかけての3日間、村内の有権者を対象に電話調査を実施した。協力が得られた有権者のうち投票に「行く」「行くつもり」と答えた349人の回答内容と取材で得た情報を基に情勢を分析した。

  柳村典秀氏は村議3期と県議2期の実績を踏まえ、県議時代に全村で選挙運動を経験したこと、元村長の父・兼見氏や元県議の祖父・兼吉氏を知る支持層を背景に幅広く支持を集めている。現村政による巣子駅問題や内部改革に異議を唱え刷新をアピール。「公明公正の村政」を訴え、批判票も取り込んでいる。

  後援会(工藤政憲会長)と29支部が支援の輪拡大に向けてフル活動。地盤の巣子・川前など東部地区で圧倒しているほか、鵜飼地区でもリードしており、会社員や同世代の50歳代のほか70歳代以上の年齢の高い層でも優位に立っている。

  連合岩手や平和環境県労組センター、岩手友愛会の推薦を受け、政党への推薦要請はしていないが社民党関係者が動いている。民主党は「勝手連的な動きをしてもらっている」(典秀氏)という。民主支持層から厚い支持があると同時に、自民系にも一部食い込んでいる。

  井上和夫氏は村議4期と村議会議長、村商工会長などの経験を基に、各種施策をまとめた41項目のマニフェストを掲げ、現職の柳村純一村政の路線継承を標ぼう。村発足以来初の元村地区出身村長を誕生させようと地元に結束を呼び掛け、厚い支持を集めている。

  後援会連合会(駿河俊太郎会長)と13地区後援会、村議の創和会(斉藤佐一会長、11人)が連動。告示前日までに村内を1軒ずつ回り計1万6千戸を超えた「現地調査」による認知度向上から、告示後さらに支持層を掘り起こしている。60歳代や農業関係者には厚い支持がある。

  政党に推薦は要請していないが、自民党の鈴木俊一衆院議員の村後援会連合会(斉藤純一会長)が推薦し、鈴木氏事務所も告示を境にテコ入れしている。個人演説会には同党県議が投入されるなど連動した動きで追っている。
 
  電話調査では、投票に「必ず行く」「行くつもり」と答えた人の34%が投票相手をまだ決めていなかった。これまでの選挙より意中の相手を決めかねている有権者が多いようだ。

  三つどもえで現職が再選した前々回98年は投票率65・73%、前回02年は無投票。今回については現時点で50%台になるとの厳しい見方もあり、告示によって選挙の関心喚起をどこまで高められるか。各候補の訴えや各陣営の運動が鍵になる。

  支持する政党は53%が「なし」と回答。「自民」が18・05%、「民主」が16・61%と自民が若干上回った。公明、共産、社民の支持者が合わせて7%だった。

  候補者を選ぶ基準は「政策」が43%、「人柄」が23%、「経歴や実績」が14%。村政に力を入れてほしい施策は「医療保健福祉」が45%、次いで「教育・子育て」15%、「商工業の振興」10%など。

  6日現在の有権者数は4万1463人(男2万312人、女2万1151人)。

818片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/09(木) 19:18:42
http://www.wa-net.net/modules/bluesbb/viewsread.php?topic=2&amp;sread_id=211&amp;number=l50

39 Re:早くも仁坂陣営が民主婦人中核グループをゴボウ抜き 10日の自民代表者会議意気盛ん      
ゲスト

和ネット 2006-11-9 19:09:58 [返信] [編集]

自民党県連が、出直し知事選候補として、元産経省官僚での日本貿易会専務理事の仁坂吉伸氏を軸に調整を進め、10日午前10時から県連事務所で代表役員会を開き、仁坂氏の擁立を提案する見通し。仁坂氏への白羽の矢は、県選出国会議員ベースで行われた。このため、県連代表役員の大半が、ネットで流れるまで、仁坂擁立の方針は、初耳だったという。当初、12日代表役員会を開き、それまでに人選する予定だったが、その時点で候補予定者のたたき台がなくては、知事選に乗り遅れるとする国会議員らの危機感が先行した。しかも、党中央が知事選に絡んで国会議員の空席や、欠員に伴う補欠選挙などは困るとする要望が強く、地元出身の官僚に的が絞られた。知事選で、自民と対決する民主党県連も元大蔵官僚岸本周平代表らと候補の人選を進めているものの、候補者難は否めない。岸本代表自身も知事選への挑戦模索しているとされているが、この最中に、和歌山商工会議所婦人部有志らが、11日、和歌山市の華月殿で、仁坂氏を講師に招き、「ブルネイ国の思い出」をテーマに講演会を開き、席上、仁坂氏に知事選出馬を要請する予定。この婦人グループは、昨年の衆議院選1区で、岸本氏の中核グループとして活躍した。このため、自民党県連幹部は「岸本の婦人部をゴボウ抜きにした」と意気盛ん。一方の岸本氏は、その慎重さが裏目に出た格好で、衆議院選に影響するとして、民主の出遅れの露呈にショックを受けている(民主党県連幹部)ようだ。

819片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 01:27:07
出直し知事選
委縮・自粛建設業界 讀賣福島

 12日投開票の出直し知事選で“集票マシン”と言われてきた建設業界の動きが止まったままだ。県発注工事を巡る談合事件で「政・業」の癒着が問題になったことに加え、佐藤栄佐久前知事の逮捕を受けて、各陣営が「クリーンな選挙」を掲げており、「応援すれば陣営に迷惑」と活動を自粛しているからだ。今回の知事選は、事件の再発防止も大きなテーマの一つだが、各候補が掲げる入札制度改革などは主張に大きな違いがなく、論点になりにくくなっている。

〈いずれの候補についても推薦したり、動員したりするなどの活動は自粛することとなりました〉

 10月末、福島市の県建設業協会から、県内17支部長あてに「知事選への対応について」と題した文書が送られた。談合事件で多くの業者が東京地検に聴取されたことなどを受け、特定候補を支援しないことを通知したものだ。

 県南部の建設業者は「今回の事件では(協会の佐藤勝三前会長ら)逮捕者も出た。我々が動けば候補のイメージダウンにもつながる」と身動きがとれない実情を打ち明ける。県北部の業者も「今回は『この人を支援する』と社内で言うつもりはない」と話しており、事件の後遺症は深刻だ。

 ある候補が会津地方で開いた街頭演説は聴衆の数が伸び悩んだ。演説をのぞいた地元業者は「過去の選挙では多くの建設会社が“サクラ”として社員を数十人引き連れてきたが、今回見かけた同業者は数人だけだった」と明かす。各陣営の選挙事務所では、動員やポスター張りの実働部隊として動いてきた建設業者の姿はほとんど見られない。

 建設業界に対しては、陣営側も「動員も集票も要請しない」(ある陣営幹部)と距離を置く姿勢。談合の再発防止策について、各候補の論争は影を潜めがちだ。

 読売新聞社が行ったアンケートでは、「指名競争入札を廃止し、一般競争入札とする」との質問に対し、小川英雄(共産推薦)、佐藤雄平(民主、社民推薦)、森雅子(自民、公明推薦)、川田昌成の4候補全員が「賛成」。地元業者に優先発注する「地産地消」についても、各候補とも地元業者の保護と公平性の両立などを訴えている。

 主張に大きな違いがないとはいえ、主要候補が入札制度改革を軒並み主張している点は、業界側の“委縮”に拍車をかけている。

 いわき地区の業者は「誰が当選しても改革は行われる。特定候補を応援する動機づけはない」と選挙には消極姿勢だ。過去の知事選で前知事の陣営に献金した県中部の業者も「公約通り厳しい改革をされたら廃業が続出する」と、世間の逆風に苦い顔を見せる。

 ただ、労働者のすそ野が広く、地縁血縁で集票を頼れる建設業界は無視できない存在。終盤に入って選挙戦が激しさを増すにつれ、「業界の応援なしでは戦えない」(ある陣営幹部)との本音も一部陣営からは漏れ始めている。

 業界側の自粛ムードが続くかも流動的だ。会津地方の業者は「我々は公共工事で食べている。知事になる候補を応援しなかったら、制裁が怖い。勝ちそうな候補には乗る」と、情勢をじっと見守っている。

(2006年11月9日 読売新聞)

821片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 08:45:28
沖縄知事選ルポ、支持固めに離島巡りも 讀賣沖縄

 在日米軍基地再編に大きな影響を及ぼす沖縄県知事選の投開票(19日)まで残り10日。糸数陣営は、米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設に強く反対しているが、仲井真陣営は経済振興に重点を置き、基地問題のみに焦点があたるのを避ける戦術を採る。(政治部 今井隆、那覇支局 山田真也)

 6日昼、国会内で開かれた政府と自民党幹部による会合で、中川幹事長は石原伸晃幹事長代理に、渋い表情で語りかけた。

 中川氏「離島に行ってきてくれ。小沢効果が出ている」

 石原氏「行ったら、3日帰って来られませんよ」

 中川氏「行ってくれ」

 石原氏「わかりました」

 民主党の小沢代表は2日の告示日、与那国、波照間、宮古島など離島を巡り、支持を訴えた。中川氏のもとには「離島ではじわり糸数氏有利」との情報が届き、石原氏に急きょ、指示を出したのだ。石原氏は来週半ばにもチャーター機で離島に向かう予定だ。

 10月の衆院統一補選で「連敗」した民主、共産両党は、知事選を形勢挽回(ばんかい)の契機にしようと、国政選挙並みに力を入れている。

 6日夜、那覇市内で開かれた糸数氏の演説会には、民主党の赤松広隆副代表、共産党の志位委員長らが顔をそろえ、一様に普天間移設の政府案を批判した。糸数氏も「基地を恒久化して戦争への道を進むのか」と声を張り上げた。

 沖縄戦跡を巡る「平和バスガイド」の経歴を持つ糸数氏は、「反日米安保・反自衛隊」が持論で、一貫して「普天間基地の即時撤去・県外移設、キャンプ・シュワブ沿岸部への移設阻止」を訴える。ただ、保守系の「政党そうぞう」(代表=下地幹郎衆院議員)の支持も受けているため、選挙戦に入ってからは、日米安保体制や自衛隊を全面否定する発言はほとんど聞かれない。

 糸数氏は、2004年参院選で自民党候補に10万票近い大差で圧勝し、高い知名度を持つ。今回は革新票に加え、下地氏の支持による保守票上積みを図る。

 「(現知事の)稲嶺県政の継承」を旗印とする仲井真陣営は、基地問題が前面に出た選挙戦では、県民に根強い「反中央・反基地感情」に火をつけ、「糸数ペース」に引き込まれると警戒している。

 仲井真氏は10月30日に普天間飛行場の県内移設を容認する考えを記者団に示したものの、それを選挙戦で積極的に訴える姿勢は見せない。その分、「観光、情報技術(IT)、企業誘致、地場産業支援による雇用創出」を唱え、「失業率を全国平均以下に」との目標を掲げる。支持母体となる経済界や、自民党・公明党の組織票を固める手堅い選挙戦術だ。

 政府は知事選後、早急に普天間代替施設に関する国、県、関係市町村による協議会を開催し、建設計画の承認を得たい考えだ。

 「仲井真知事」が実現した場合、協議会の場で建設計画の修正や振興策の拡大などの条件を巡って議論が行われると見られる。「糸数知事」の場合は、協議会に出席しても政府案に反対し、議論は平行線をたどるとの見方が強い。

 ある防衛庁幹部は「仲井真氏なら、協議会で決着できるだろう」と語る一方、「糸数氏の場合は、公有水面埋め立て許可の権限を県知事から国に移す特措法を制定し、移設を強権的に進めるしかない」と述べ、祈るような表情を見せた。

□         □

    沖縄知事選立候補者(届け出順)

 糸数 慶子 59 無新 前参院議員(推薦=民主・共産・社民・国民・日本)

 屋良 朝助 54 諸新 琉球独立党首

 仲井真弘多 67 無新 前沖縄電力会長(推薦=自民・公明)

(2006年11月10日 読売新聞)

822片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 08:54:43
溝口・前財務官が浮上/来春の知事選
2006年11月09日 朝日島根
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000611090003

∞ 自民県連 擁立へ近く協議 ∞


 来春の知事選で自民党県連の擁立候補に、前財務省財務官で財団法人国際金融情報センター理事長の溝口善兵衛氏(60)が浮上していることが8日、わかった。党県連は近く協議して、最終決定する方針だ。


 県連の県議による候補者選びが不調に終わり、今月2日、県連の青木幹雄会長ら県選出の国会議員に対応を一任。関係者によると、青木会長が溝口氏を推す考えを周囲に伝えた。7日には県議数人が上京して青木会長らと相談した。


 県連内には「若い新顔候補の擁立を」という意見がある一方で、「厳しい県財政を再建するため、地方自治体の財政に精通した人が条件」との声も根強くあるという。県連はさらに協議を重ねて、今月中に擁立の方針を決定したいとしている。


 溝口氏は益田市出身で東京都在住。益田高、東大経済学部を卒業後、68年に旧大蔵省に入省した。同省官房長などを経て、03年1月に財務官に就任。04年7月に財務省を辞職後は、同センター理事長を務めている。


 溝口氏は朝日新聞の取材に対し、「まだ県連から話を聞いてないので、現時点では申し上げることはありません」と話している。


 知事選を巡っては、出雲市長の西尾理弘氏(65)が立候補に意欲を見せている。これに対し、青木会長は西尾氏への自民党県連としての支援に難色を示している。益田市出身の溝口氏が自民候補として浮上した状況を受け、西尾市長は8日の記者会見で「松江から出雲にかけての地域に住む人の反応をうかがいたい。県議や国会議員の総意を見届けたい」と話した。

823片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 08:57:37
会津は衆院代理戦争 讀賣福島

 知事選は終盤戦に入り、各陣営とも大規模な演説会などで票固めに必死だ。昨年の衆院選福島4区で、自民党と民主党の候補が激戦を繰り広げ、当選した民主党候補だけでなく、比例選での復活ながら自民党候補も議席を獲得した会津地方では、国会議員の“代理戦争”の様相を呈し、衆院選同様の熱い攻防が展開されている。

 「会津から知事を出そう。長州の人(安倍首相)に、福島の県政をさせてはいけない」

 6日夜、会津若松市で開かれた演説会で、民主党最高顧問の渡部恒三衆院議員は熱弁を振るった。一時は自民党との統一候補を模索したが、秘書を28年間務めた佐藤雄平候補(民主、社民推薦)の擁立が決まると、「雄平の秘書みたい」と自ら語るほどの熱の入れようだ。

 陣営では、佐藤候補の参院議員時代の実績と、下郷町出身の会津人であることを強調。10月24日には、猪苗代町を除く会津地方の14町村の首長が「支える会」を結成した。

 懸念材料は、昨年の衆院選で、13回連続の当選を果たした渡部恒三議員が、自民党の新人、渡部篤衆院議員に6600票差まで詰め寄られたこと。渡部篤議員は、比例選で復活当選を果たした。

 佐藤陣営の鈴木勝健・全会津選対本部長は「民主党公認で出馬し、自公連携の影響を受けた。雄平さんは離党したので心配ない」と語るが、当初は、会津では楽勝ムードだっていた陣営も「できるだけ差をつけないと」と気を引き締める。

 「福島は、自民党の大きな力を借りて復活を遂げた。ふるさとを民主党に手渡すことはできない」

 5日夜、会津若松市で開かれた森雅子候補(自民、公明推薦)の演説会で、渡部篤議員は声を張り上げた。渡部恒三議員と支持層が重なる佐藤候補には「絶対に負けられない」と再三、森候補の演説に付き添っている。

 今月5日には、会津入りした中川秀直自民党幹事長が、会津の全市町村長17人に面会を希望。到着が遅れてかなわなかったが、同じく会津入りしていた額賀福志郎・元防衛庁長官らがおよそ半数の首長と懇親した。「古い自民党体質の圧力だ」との相手陣営の批判にも、森陣営は「与党の強みをわかってもらい、クギを刺さないと」と説明する。

 一方、両陣営の攻防の板挟みに合う市町村長らは複雑だ。菅家一郎会津若松市長は5日は森候補、6日は佐藤候補の演説会で応援演説をした。双方の演説会に出席した首長はほかにも6人いる。

 この図式を、共産党会津地区委員会の宮沢弘副委員長は「自民、民主とも県議会では前知事を支えた与党だったことに変わりない」と批判。共産党推薦の小川英雄候補は談合の徹底廃止を訴え、「有権者からの反応がいい」と手応えを感じている。

 川田昌成候補は、県政の刷新に加え、観光や農業振興を訴え、支持拡大を図っている。

(2006年11月10日 読売新聞)

824片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 09:09:53
参院選の空気はこれに近くなる可能性がありそう。

反応、いま一つ 朝日福島
2006年11月09日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000611090005

 12日投開票の出直し知事選は終盤戦に入り、各陣営とも、地元での足場固めから福島市などの「大票田」へと選挙戦の重点を移している。しかし、遊説が少なかった前半戦の影響からか、有権者の反応はいま一つだ。同市の目抜き通りの一つで、およそ100店が軒を連ねる「パセオ通り」を歩き、商店主らに選挙戦への思いを聞いた。(北川慧一)



 3〜5日、福島市本町の街なか広場でイベントが開かれ、家族連れら約2万4千人でにぎわった。この活況とは裏腹に、広場と隣接するパセオ通りの人通りは少ない。市によると、通りの通行者数は20年程前の約3分の1に減少しているという。


 「選挙が話題にならない。こんなことは今までなかった」


 通り沿いの老舗・宝石店の4代目、小関庄兵さん(65)は、こう言って首をかしげた。小関さんは、パセオ協同組合の理事長でもある。


 佐藤栄佐久前知事と元建設省技監が激しく争った1988年の知事選では「『郡山対福島』という戦いでもあり、選挙カーもたくさん来て、すごかったよ」と振り返る。


 だが、今回の知事選への思いは複雑だ。「お客さんは自分で引っ張ってくるもの。商売のことを知事に頼めるわけではない。期待しても仕方ないよ」


 時計店を長年営む伊東紀夫さん(66)も、いつもと雰囲気が異なっているという。「候補者たちは自分の地元の票を固めるのに必死なんだろうけれど、通りは静かで、本当に選挙をやっているのかという感じだ」


 前回までは、候補者が遊説で福島駅前からパセオ通りまで歩いた、という。だが、今回は、店の客や隣近所でも知事選は話題に上らない。


 伊東さんは「こんな選挙で県政を任せるのは寂しいね」と、ため息をついた。


 だが、中心市街地の活性化など、新知事への期待はある。


 楽器店の4代目、岩山知弘さん(40)は「空洞化が深刻な今、候補者には具体的な活性化策があるのかと聞きたい」。岩山さんはこれまでも県や市に活性化策を提案してきたが、「これからもアイデアを提案する。知事には提案の窓口や受け皿になって欲しい」という。

825片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 09:23:50
票にらみ政党色濃淡 朝日福岡
2006年11月09日
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000611090003

 来年2月の北九州市長選の立候補予定者3人の推薦政党がほぼ出そろい、対立構図が固まってきた。民主党は同党衆院議員の北橋健治氏(53)を、自民党と公明党は前国土交通省都市・地域整備局長の柴田高博氏(57)を、共産党は元北九州市立大教授の三輪俊和氏(63)をそれぞれ推薦する。しかし政党色をどこまで出すかは、陣営によって異なる。


 八幡東区のホテルで10月31日に開かれた北橋氏の集会には、民主党の岡田克也・元党代表が駆けつけた。「最低3回は来る」と北橋氏を励ましたが、取材には「元党代表というより、親友としてやって来た。他の党幹部の応援や、組織的な支援は本人の意向を尊重する」と話した。


 北橋氏陣営は社民党と国民新党にも推薦を依頼する予定。だが「組織力では自公に劣る」とみて、無党派層取り込みのために「市民党」を名乗る戦略を模索する。


 三輪氏陣営も同様に「市民党」をPRする。共産支持層を固めるだけでなく、20年間続いた末吉市政への批判票を幅広く結集したいと考えるからだ。


 街頭演説では、教え子の学生や市民活動に取り組む人たちが応援に立つ。共産党は集会への動員など黒衣役に回り、党幹部の来援予定は当面ない。支援団体の澤幸男事務局長代行は「政党の枠にこだわらず、庶民の視線で市政の変革を訴えていく」と話す。


 一方で政党色を強めているのが柴田氏陣営だ。選対本部長に麻生太郎外相、副本部長に三原朝彦衆院議員(福岡9区)と西川京子衆院議員(同10区)が就任。4日の選対会議では、麻生外相の地元秘書が後援会本部事務所に常駐することが決まった。安倍晋三首相にも来援を要請する予定だ。


 これとは別に公明党も選対を立ち上げる。太田昭宏・党代表にも応援を依頼する予定だ。


 ある自民系市議は「柴田氏の弱点は地元での知名度不足。安倍氏らの『集客力』や、公明の組織力に頼らざるを得ない」と説明している。

826片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 09:26:54
知事選/注目集める「そうぞう」読めぬ影響 朝日沖縄
2006年11月07日
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000611070007

 沖縄県知事選で、地域政党そうぞうの動きが注目を集めている。野党側の前参院議員、糸数慶子氏(59)への「支持」を決めるまでは曲折があったが、選挙戦では活発に支援をしており、当落を左右するとの見方も。だが、野党側の「革新」支持層には「保守」色の強い同党への反発もある。同党の参戦が選挙にどんな影響を与えるか、読み切れない状況だ。


 「政治には勇気と決断が必要。糸数さんにはどちらもある。当選させて新しい沖縄をつくろう」


 6日夜、那覇市のホテル。そうぞう代表の下地幹郎・衆院議員(45)は自身の出版
記念フォーラムで、約2千人の聴衆に糸数氏支援を訴えた。


 そうぞうは今年1月に旗揚げ。「『保革』の枠組みを超えた新しい政治を」と主張する。ただ、所属する地方議員約70人の大半は保守系だ。


 知事選への対応は、ここまで二転三転した。


 野党5党が糸数氏擁立でまとまる方向になった時、幹部は「全面支援」を明言。だが、その後、下地氏は「支援するかどうかは政策を見てから」と態度を後退させた。


 さらに、反戦・平和を掲げる糸数氏に、日米安保や自衛隊について現実的対応を求める覚書を提示。「調印できなければ自主投票」と迫ったが、5党の反発で結局、覚書を交わせないまま、推薦より支援の度合いの弱い「支持」で歩み寄った。告示5日前のことだ。


 こうした経緯から、選対も5党とは別に設置した。だが、「支持」決定後の動きは積極的だ。


 告示日の2日には独自に出陣式を設定し、千人(同党発表)を集めた。5党選対が開いた出発式の2倍。下地氏は、知事選への態度を決めかねていた時、母親から「昨年の衆院選で誰が応援してくれたのか」と、支援してくれた糸数氏を支えるよう諭されたという逸話を披露。「この選挙、全力でやります」と土下座してみせた。


 2万5千枚のポスターも2日間で全県に張り終え、5党選対から「どちらの選対が本体かわからない」との声が漏れる。


 知事選の当選ラインは三十数万票。そうぞうは5万前後の集票力があるとされる。「とにかく運動量が豊富。これまで与党側に行っていた票もこちらに来る」と、5党選対事務局長の喜納昌春・沖縄社会大衆党委員長。


 対する与党側の仲井真弘多氏(67)の陣営は、神経をとがらせる。


 「保守の一部はカメレオン。共産や民主と一緒になっている」。5日、那覇市であった公明党の総決起大会で、翁長雄志市長がそうぞう批判のボルテージを上げた。


 公明党にとって下地氏は「宿敵」。昨年の衆院選沖縄1区で、公認候補が苦杯をなめさせられているからだ。「下地氏が動けば公明党が本気になり、陣営全体が引き締まる」と翁長市長は話す。


 だが、そうぞうの影響力は実のところ、どの程度あるのか。仲井真氏の選対幹部は冷ややかだ。「保守票の一部を奪われたとしても、野党側から逃げる革新票もある。差し引きゼロではないか」

827片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 09:28:54
知事選/スローガン、街中ベタベタ
2006年11月09日 朝日沖縄
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000611090001

 事実上の一騎打ちとなっている沖縄県知事選で、ポスターやステッカーが街にはんらんしている。沖縄の選挙のいわば「風物詩」だが、秋の観光シーズンとあって「景観上マイナスだ」との声があるだけでなく、違法の疑いが強いものも。県選管は7日、公選法に基づき、陣営に違法ポスターなどの撤去を命じた。


 ポスターは2日の告示直前に急増。地域によっては何もない電柱を探すのが難しいほどだ。


 野党側が立てた前参院議員、糸数慶子(いと・かず・けい・こ)氏(59)を推す団体のポスターには、米軍普天間飛行場の県内移設に反対するメッセージを直接、間接に訴えるものが多い。「新基地建設阻止真っこう勝負」「沖縄差別をふっとばせ」といった具合だ。


 対する与党側が擁立した仲井真弘多(なか・い・ま・ひろ・かず)氏(67)を応援するとみられるポスターには二つのタイプがある。「雇用・経済・産業のエキスパートを知事に」など同氏の持ち味の宣伝と、「反基地だけでいいですか」など糸数氏への批判とだ。


 選挙が過熱する中、相手のポスターを上から覆う「禁じ手」も横行。糸数氏を支える地域政党そうぞうが出した「女性知事で 沖縄が決める 沖縄の未来」と書かれたポスターには「女」の部分に「男」と書いた同色のシールが張られた。


 「観光県なのに見栄えが悪い」「歩道に飛び出していて危ない」など、県選管には1日5〜6件の苦情が寄せられる。


 公選法では告示後は、正規の掲示場以外にはられた候補者名入りのポスターや、政治活動目的でも知事選を明示したポスターは違法とされる。この規定に触れるとみられる掲示物も目立つ。


 だが、「失業者を救う会」や「北朝鮮研究会」など、実態のはっきりしない団体名のものも少なくない。県選管の担当者は「誰に言えば撤去されるのか」と頭を抱える。


 那覇市職員でエッセイストの宮里千里さん(56)は、稲嶺恵一知事が大田昌秀前知事を破った98年の選挙を思い出す。当時の失業率を示す「9・2%」と書かれたポスターが街にあふれ、「景気低迷は、基地問題で政府との関係をこじれさせた大田県政が原因」とする稲嶺陣営の「県政不況」キャンペーンと相まって、大田氏落選の一因となった。


 「だが、今回はポスターから言葉のインパクトが感じられない。選挙自体の低調さの反映では」と宮里さんは言う。

828片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 10:38:29
終盤の情勢 滝沢村長選  岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m11/d10/NippoNews_10.html

 任期満了に伴う滝沢村長選は12日投票が行われる。いずれも無所属で前村議会議長の井上和夫氏(57)、前県議の柳村典秀氏(51)が7日の告示以来、舌戦を展開している。岩手日報社取材班と電話調査による終盤の情勢は、柳村氏が県議時代などの底固い支持基盤に支えられ先行し、井上氏が激しく追っている。約2割の人が投票する候補を決めかねており、両陣営は残り2日間の攻防にしのぎを削る。

 柳村氏は後援会(工藤政憲会長)と村議7人らを中心に支持を広げている。現村政の変革や、地域産業の育成と雇用拡大、福祉・教育の拠点施設建設構想などを掲げており、各年代で満遍なく支持を集めている。民主支持層、社民支持層の6割ほどを固めた。

 地元川前(有権者約3500人)地区で優位に立ち、篠木地区(同約1000人)でも優勢。鵜飼(同約5350人)、巣子(同約7800人)両地区で支持拡大を図っている。

 井上氏は後援会(駿河俊太郎会長)と村議11人、柳村純一村長の支持者らが連動している。41項目のマニフェストを策定し現村政の継承、村内の地域間格差是正などを訴える。一定の自民支持層を固める。

 地元元村地区(同約7400人)で優勢を保ち、大釜地区(同約2100人)は互角の展開。鵜飼、巣子両地区などで激しい攻勢をかけている。穴口南(同約5200人)、穴口東(同約3000人)両地区で浮動票の取り込みに懸命だ。

 両氏とも「村民党」を掲げ政党へ推薦要請していないが、柳村氏は同村を基盤とする主浜了参院議員(民主)の支持者らが支援し、井上氏は鵜飼地区に事務所がある鈴木俊一衆院議員(自民)の村後援会の推薦を受けている。

 投票は12日午前7時から午後6時まで村内13カ所で行われ、午後7時半から村総合公園体育館で即日開票される。当落判明は午後9時ごろの見込み。

 6日現在の有権者数は4万1463人(男2万312人、女2万1151人)。

829片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/10(金) 14:31:52
知事選、大沢氏が出馬表明  群馬上毛
http://www.raijin.com/news/fri/news01.htm

 来年夏の知事選で自民党県連から出馬要請を受けていた県議会議長の大沢正明氏(60)=太田市亀岡町=は九日、正式に出馬表明した。「県政に閉塞(へいそく)感があり、風穴を開けなければ再生できない」と出馬理由を説明、五選を目指す現職の小寺弘之氏(66)との対決姿勢を鮮明にした。知事選は大沢氏、小寺氏のほか前自民県議の山本龍氏(47)が出馬意思を表明しており、自民が現職以外の候補を推す知事選としては一九五六年以来半世紀ぶりの保守分裂選挙となる。共産党も候補者擁立を模索し、激戦は必至だ。

◎自民推薦無所属多選批判で、保守分裂

 県連は九日、前橋・県政会館で常任役員会や県議団総会、総務会、選挙対策委員会を相次いで開き、大沢氏の擁立を決定した。大沢氏は党籍を離れた上で、自民推薦の無所属で出馬する。国政で連立を組む公明をはじめ、民主など各党にも協力を働き掛ける考え。県議、県議会議長の活動は当面、継続する。

 記者会見した大沢氏は太田市内の英語教育特区校への私学助成金問題やフラワーパーク指定管理者問題をめぐる県の対応などを挙げ、「県幹部が職員の意見や報告を聞いていない。閉塞感のある組織は壊滅していく」と県政の硬直化を指摘した。

 その上で「共同体のきずな復活こそ県政の再生につながる。県議会や市町村、県職員とも協議する開かれた県政にしたい」と述べた。政策面での具体的な公約は今後公表するとした。

 同席した笹川尭県連会長は「これまで小寺県政を支えてきたが、権力は長くなると腐敗することは福島県など各県で証明済み。県政を二百万県民に取り戻したい」と多選を批判した。自民に党籍を置く山本氏に対して、出馬を見送って大沢氏への協力を求める意向も明らかにした。

 自民は過去四回の知事選で小寺氏を推薦。しかし、副知事人事を発端に小寺氏と溝を深め、笹川氏が今年五月に独自候補の擁立を表明。候補者擁立で県連は国会議員や県出身官僚に出馬を打診したものの不調に終わり、最終的に「党を一本化できる候補」として大沢氏に立候補を要請した。

 大沢氏は三期連続で県連幹事長を務め、党内調整で主導的役割を果たしてきた。故福田赳夫元首相系の旧政策同志会と中曽根康弘元首相系の旧県政塾の県議派閥解消でも手腕を振るった。

 慶応大工学部卒業後、海上自衛隊から建設会社取締役、旧尾島町議会議長などを経て九一年に県議初当選。四期目。

830片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/11(土) 17:12:41
佐藤氏、森氏激しく競る 福島県知事選あす投票
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/11/20061111t61034.htm

 県発注工事の談合事件で佐藤栄佐久知事(収賄容疑で逮捕)が引責辞職したことに伴う出直し福島県知事選は12日投票が行われ、即日開票される。無所属5新人の争いは、前参院議員の佐藤雄平氏(58)=民主・社民推薦=と弁護士の森雅子氏(42)=自民・公明推薦=が一歩も譲らず、大激戦で最終盤を迎えた。県労連議長の小川英雄氏(57)=共産推薦=、元県議の川田昌成氏(63)も票の掘り起こしに懸命だ。

 談合・汚職事件後の「県政刷新」を懸けた戦いは安倍政権発足後初の知事選。結果は来夏の参院選に向けた自民、民主の二大政党対決の行方にも影響を与えそうだ。

 佐藤氏は民主党を離党して「県民党」を掲げ、民主、社民両党の支持層を固め、自民党支持層の一部にも食い込む。衆院議員秘書時代などに培った経験や人脈を生かし、農業や商工、建設などの業界にも浸透。地元の会津地方で優位に立つ。知名度の高さなどで先行したが、森氏の追い上げを受け、支援する連合傘下の労組などの組織引き締めも図った。

 森氏は選挙初挑戦の清新さや弁護士経験を生かし、談合防止対策に取り組む姿勢を強調。自民、公明両党の全面支援を受け、知名度不足を跳ね返しつつあり、地元いわき市で幅広い支持を集める。自民党は終盤にかけて、閣僚や党幹部級、国会議員秘書を続々投入し、支持団体などへの呼び掛けを強化。人気の国会議員の応援を受け、無党派層への浸透も狙う。

 小川氏は談合・汚職事件の徹底解明や大型開発の抑制などを訴え、支持拡大に懸命。
 川田氏は県議時代からの政治経験を生かし、政党主導でない知事選びと県政改革を訴える。
 発明家の高橋喜重氏(58)は県政改革を訴え、独自の主張を続けている。

 前回(2004年)、50.76%と過去最低を記録した投票率の動向も焦点。期日前投票は9日時点で、前回同期に比べ59.0%増えている。
 10月25日現在の有権者数は167万8767人。

2006年11月10日金曜日

831片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/11(土) 19:55:57
仲井真、糸数両氏が激戦 沖縄県知事選、3割は未定
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=DLT&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006111101000455

 新人3人が立候補した任期満了に伴う沖縄県知事選(19日投開票)で、共同通信社は10、11の両日、電話による世論調査を実施、取材も加味して情勢を探った。自民、公明両党が推薦する沖縄電力元会長仲井真弘多氏(67)と、民主、共産両党など6党が推す前参院議員糸数慶子氏(59)の無所属2人が激しく競り合っている。諸派の衣料品販売業屋良朝助氏(54)は独自の戦い。
 今回の知事選に5割以上が「大いに関心がある」とする一方で、約3割が投票する候補者はまだ決まっていないとしており、投票率次第で情勢は変化する可能性がある。
 仲井真氏は自民党支持層の約7割を固め、公明党支持層にも浸透している。糸数氏は民主党支持層の約6割、社民、共産両党支持層の8割前後を固めるとともに、無党派層の約4割からも支持を集めた。自民、公明両党支持層からも一定の支持を得ている。
 知事選の大きな争点である米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設については約6割が反対。移設に反対する半数近くが糸数氏を支持する一方、賛成の約6割が仲井真氏を支持した。
 仲井真氏は男性の4割以上、糸数氏は女性の約4割から支持を得ている。
 地域別では、大票田の那覇市で仲井真氏がリードする一方、名護市など県北部や中部で糸数氏がやや上回っている。

2006/11/11-14:44 仲井真氏を糸数氏猛追=沖縄知事選の終盤情勢
http://www.jiji.com/jc/s?k=2006111100219

 米軍普天間飛行場の移設問題を争点とする沖縄県知事選は、19日の投開票に向け終盤戦に入った。
立候補した3新人のうち、これまでのところ無所属で前沖縄電力会長の仲井真弘多氏(67)=自民、公明推薦=
がわずかに先行し、無所属で前参院議員の糸数慶子氏(59)=民主、共産、社民、国民新、新党日本推薦=
が激しく追い上げる展開。ただ、同知事選では選挙戦最終盤に票が大きく動くとされており、情勢はなお流動的だ。 
 仲井真氏は、最大の支持基盤である経済界をほぼ固めたほか、稲嶺恵一知事、翁長雄志那覇市長らの
支援も受けて組織選挙を展開。公明支持層の動きも活発で、弱点だった知名度も上昇傾向にある。
 失業率の改善など経済対策を中心に訴えるが、焦点の普天間移設問題では「県内移設」を容認する
可能性も示唆したことが、どう影響するか注目される。
 前回参院選で自民公認候補に大差をつけて当選した糸数氏は、「新しい基地はつくらせない」を合言葉に
革新票を固める。「(沖縄)初の女性知事」をキャッチフレーズに掲げ、イメージ戦略で浮動層の取り込みも目指す。
 当初動きが鈍かった陣営はまとまりつつあり、大票田の那覇市や革新支持層が厚い沖縄本島中部地区を
中心に支持拡大を図る。
 諸派で衣料品製造販売業の屋良朝助氏(54)は苦戦している。

832片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/11(土) 22:01:29
現新一騎打ちへ 韮崎市長選あす告示 産経山梨
http://www.sankei.co.jp/local/yamanashi/061111/ymn000.htm

 任期満了に伴う韮崎市長選が12日、告示される。いずれも無所属で、3選を目指す現職の小野修一氏(62)と新人で前県議の横内公明氏(62)が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。両氏は、来年1月告示の知事選に出馬表明する山本栄彦知事(71)、元衆院議員の横内正明氏(64)とのつながりが深いことから「プレ知事選」の様相を見せている。

 小野氏の後援会長は山本知事の義兄が務める。対する横内氏は横内正明氏の実弟だ。知事選を重ね合わせたような縮図に、勝敗の行方が知事選の勢いにつながるとの見方が強く、両陣営は激しい前哨戦を繰り広げている。

 小野氏は6月定例市議会で3選出馬を表明。行財政改革や子育て支援など2期8年の実績をアピールし、3期目を集大成と位置づける。横内氏は中心市街地の活性化などを掲げ、「市民の声を市政に反映させる」と8月に出馬表明した。来年の県議選で韮崎市選挙区が定数削減で1議席となるため転身を図った形だが、「定数削減が出馬のきっかけではない」と否定する。ただ、小野陣営からは「これまで県議選で支援してきたのに」と恨み節が聞こえる。同選挙区の清水武則県議は横内氏を支持するが、清水氏の後援者は小野氏を支持するなどねじれ現象が生じ、支持層の構図は複雑に入り組む。

 こうなれば、小野陣営は知事選を意識せざるを得ず、「兄弟で県政、市政を担うのは好ましくない。知事は横内でも市長は小野」と横内家支持者の切り崩しを狙う。一方の横内陣営は「知事選は知事選。兄弟といっても別の選挙」と知事選への波及を否定する。

 知事選の当事者である山本知事は「個人として(小野氏の後援会長と)親戚(しんせき)関係にあるが、知事としては関係ない」と無関係を強調。横内正明氏の支持者は「弟が勝てば勢いがつくことは事実だが、負けても次こそはと力が入る」と市長選の結果に左右されることは少ないと見る。

 そもそも韮崎市は横内家の地盤。市長選の勝敗がそのまま全県対象の知事選の行方に反映されるかは疑問だが、両陣営とも「知事選への影響は未知数ながら、勝って勢いをつけたい」のが本音といえそうだ。

 市議補選(定数2)も同日告示され、3、4人が立候補の意向で、選挙戦は濃厚。投開票は19日。有権者数(9月2日現在)は2万5547人。

(11/11 09:23)

833片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 03:42:05
沖縄知事選、糸数氏と仲井真氏が大接戦
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061112-00000501-yom-pol

 沖縄県知事選(19日投開票)について、読売新聞社は11日、世論調査と独自の取材を基に情勢を分析した。

 野党統一候補の糸数慶子氏と、稲嶺恵一知事の後継候補の仲井真弘多氏が互角で、大接戦となっている。

 糸数氏は立候補表明が仲井真氏より約1か月遅れたが、告示後、激しく追い上げて並んだ形。ただ、3割近くの有権者は態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 糸数氏は共産と社民支持層の9割弱をそれぞれ固めているほか、民主支持層の7割近くを取り込み、無党派層の約4割から支持を得ている。

 一方、仲井真氏は自民支持層の7割強を固め、公明支持層の約8割を押さえている。民主支持層では2割近く、無党派層では2割強に浸透している。
(読売新聞) - 11月12日3時29分更新

834片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 09:29:40
福岡市長選本社世論調査 讀賣福岡

 戦後最多の6人が立候補した福岡市長選(19日投開票)について、読売新聞社が行った世論調査に基づく情勢分析では、山崎、吉田両候補が、各世代にまんべんなく支持を広げるなど激しい選挙戦を展開。他の4候補も、財政、教育問題などを訴え、懸命に支持拡大を図っている。無党派層の6割近くが、態度を決めていない。

 【高山候補】 市議で7期連続当選している地盤の城南区で、吉田氏に次ぐ支持を集めている。政党色のない選挙をアピールしているが、無党派層への浸透が思うように進んでいない。自民支持層の1割を取り込んでいる。

 【山崎候補】 告示後に推薦が決定した自民に加え、公明支持層からも支持を集めている。博多区と地盤の南区で強さを見せ、吉田氏をリードしたが、城南、早良両区で支持を伸ばし切れていない。20、40、60歳代、70歳以上で最も支持を集めている。

 【吉田候補】 無党派層から、最も支持を集めている。城南、早良両区で他候補をリード。前回選で山崎氏に投票したと答えた人の2割を取り込んでいる。サラリーマン層に加え、自営業者の支持も高い。20歳代や女性への浸透に苦戦している。

 【上田候補】 「市民派」を掲げ、手作りの選挙戦を展開しているが、無党派層を含め、浸透に苦慮している。

 【山口候補】 教育問題を前面に出して戦っている。子育て世代の20歳代、専業主婦層への支持拡大に苦心している。

 【清水候補】 唯一の女性候補として、男性より女性からの支持が高い。東区で健闘しており、支持層の中では、争点として「福祉や高齢化対策」「環境対策」を重視する人が多い。

835片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 09:30:46
選挙:北九州市長選 柴田高博氏への支援、末吉市長が表明 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20061111ddlk40010105000c.html

 今期限りの引退を決めている北九州市の末吉興一市長は10日、自民党の三原朝彦衆院議員(福岡9区)の政治セミナーに出席し、「そろそろ次の若い人に譲るのは当然のことで、その方を推しておられるのが三原先生。市長の仕事は駅伝。これまでの流れを断ち切ることのないよう(応援を)よろしくお願いします」と述べ、市長選に立候補を予定している前国交省都市・地域整備局長の柴田高博氏(57)を支援する意向を公式の場で初めて表明した。

〔北九州版〕

毎日新聞 2006年11月11日

836片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 09:32:21
自民党本部の山崎氏推薦 政党対決より鮮明に 「驚きない」新人陣営は平静 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061108/20061108_001.shtml

 福岡市長選で3選を目指す現職の山崎広太郎氏(65)にようやく届いた自民党本部推薦。7日、推薦状を受け取った山崎氏の陣営は、あらためて自民と公明支持層の票固めに力を入れる。新人5氏の陣営はそろって冷静な受け止め方だが、中には対決色を強める陣営も。各政党の支援態勢が明確になったことで、選挙活動はさらに熱を帯びそうだ。

 選挙カーで慌ただしく動き回る山崎氏は、推薦決定について「ありがたい」と一言。自主投票の影響で自民支持票が他候補に流れることが懸念されただけに、陣営はほっとした表情。「本部推薦が出ていないことを気にしていた企業も、より協力的になってくれるのでは」と期待を高める。

 元市議の高山博光氏(66)氏の陣営幹部は「市民派選挙をしているわれわれには関係ない。既に山崎氏は自公の地元組織と動いていたから驚きもない」。ただ、山崎氏が当初「本来、地方の首長選に政党色を出すべきではない」と発言したことについては「矛盾している」と批判した。

 民主党推薦を先に受けた元新聞社編集委員の吉田宏氏(50)陣営。選対本部長の古賀友行元県議は「自民党推薦を想定して準備を進めてきたので驚きはない」。選挙戦ではこれまで通り、現市政の継続か、市政刷新かを市民に問う方針。「粛々と自分たちの戦いをしていくだけ」と平静だった。

 「市長は喜んでいるでしょうが、市民の不信はいっそう募る。マイナス作用の方が大きいはず」。こう指摘するのは、技術コンサルタントの上田光彦氏(61)陣営。「この時期の(党の)方針変更は市民には分かりにくい。政治家同士の駆け引きととらえられる」と、有権者心理を読む。

 「私たちの戦い方は変わらない。これまで通り選挙戦を進めるだけ」。元市部長の山口敬之氏(58)陣営の広報担当者は淡々とした様子。岡崎正晃選対本部長も「自民党が推薦しても、山崎氏に投票する市民が増えるとは思わない。取り立ててどうこう言うことはない」と話していた。

 共産党県委員会副委員長の清水とし子氏(57)陣営は「政党対決の構図が分かりやすくなった。最初から政党色を打ち出した私たちには追い風」と、むしろ歓迎ムード。古賀渉事務局長は「国民に負担を強いる自公政権と山崎氏の関係が鮮明になった」と、論戦を活発化させる構えだ。


 ●自民県連幹事長 「粛々と支援を」

 福岡市長選で自民党本部が一転、現職の山崎広太郎氏(65)推薦を決めたことを受け、自民党県連の中村明彦幹事長は7日会見し、「党本部が高度な政治判断をした結果。(支援を)粛々とやっていく」と述べた。

 県連は同日、執行部会を開き、中村幹事長が党本部の推薦決定と支援策を報告。今後、同市内の党員・党友約5000人に推薦を通知し、友好団体にも山崎氏推薦を依頼する方針。

 県連は推薦にかんする判断を避け、党本部に決定を委ねていた。中村幹事長は会見で「あくまで選挙の主体は山崎選対であり、県連は選対の足りない部分を補完する」と強調。党幹部の応援について「山崎選対との協議によっては要請する」と述べるにとどまった。

837片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 09:33:14
常勝イメージの維持に躍起。

自民県連迷走1カ月 批判受け一転推薦 党本部なお距離感
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061108/20061108_003.shtml

 福岡市長選で自民党が異例の「自主投票」を決めて1カ月。告示から2日すぎた7日になって党本部は方針を転換、現職の山崎広太郎氏推薦を決めた。“逆転劇”に奔走したのは、現職推薦見送りで批判を浴びた当の福岡県選出国会議員たち。迷走するその姿は、現職の支持率アップをにらみ「推薦獲得で手柄を立てようとした」(党関係者)ようにも映る。

 「政権与党として大事な選挙。態度を明らかにするのは当然」。7日午後の推薦証交付式後、古賀誠同党福岡県連会長は、党本部で語った。

 山崎拓前党副総裁は、推薦が遅れた理由を「地元の奮起を促す意味だった」と釈明。推薦再考要請に消極的だった太田誠一元総務庁長官も「もらった方がやはりプラス」と喜び、3氏は中川秀直幹事長と笑顔で写真撮影に応じた。

 10月5日、現職推薦を見送り、自主投票に賛同したのは、同じ3氏だった。世論調査に基づく中川幹事長との推薦問題協議は、「現職苦戦」で一致したとされる。そのときの事情を、党幹部の1人は「県連は態度を示さず、(推薦から)逃げた」と指摘。地元国会議員の1人も「責任逃れだった」と認める。

 これに現職支援で動いていた同党市議が猛反発。「もう国会議員の選挙で応援しない」「推薦しない説明がつかない」と山崎拓氏や太田氏を突き上げた。財界や公明党関係者は“不戦敗”の理由を党関係者にただした。

 慌てた3氏は今月1日、党本部にそろって推薦再考を要請。地元では「告示前後に推薦が出る」と、根回しを始めたとされる。3氏は現職支援に動いたが、批判をかわすには、推薦証を自分の手で持ってくる必要があったとみられる。

 一方、県連の要請を受け入れた党本部。「党で情勢を分析し、推薦して戦うべきだと判断した」。中川幹事長は7日、推薦理由をこう説明した。安倍晋三首相の初陣となった衆院ダブル補選で2勝。執行部の肩の荷がやや軽くなり、福岡に関し「抜け出ることも可能」(幹事長周辺)と判断したもようだ。

 ただ、幹部の応援投入は「可能な範囲で検討したい」と慎重。なお距離感を漂わせている。

=2006/11/08付 西日本新聞朝刊=

838片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 10:42:19
知事選 山本氏、横内氏選対事務所開き
鋭い批判でも政策まだ 讀賣山梨

 知事選告示(来年1月4日)まで2か月を切った11日、立候補を表明している山本栄彦知事(71)と横内正明・元衆院議員(64)の両陣営が、甲府市内に相次いで選対事務所を設置した。本格的に選挙戦の火ぶたを切った形だが、両氏とも政策が未発表のまま。開所式では相手方の言動を批判する“舌戦”が繰り広げられた。

 同市向町に設置した山本氏陣営の選対事務所は横内氏陣営の事務所から北東にわずか1キロの距離。

 午前10時に始めた開所式には衆院1、2区の自民党県議や民主、公明各党の県議、自治体の現職首長など約150人が出席。輿石東(民主)、中島真人(自民)両参院議員、自民党県連の山下実会長らが立て続けにあいさつし、中部横断道の建設決定を「大変なヒット」と山本県政を称賛した。横内氏に対しては、山本知事より県負担を少なく、早く横断道を完成させるとの主張を取り上げ、「うそを言ってはいけない」「政治のごまかし」などと相次いで批判した。

 事務所内には中島、輿石両氏と郵政造反組の堀内光雄・衆院議員(無所属)らの必勝祈願の紙を張り出し、党派を超えた連携をアピール。山本知事は「県政4年間の私の政治姿勢が評価されたから支援してもらえる」と余裕を見せていた。

 同市上阿原の国道20号沿いに事務所を設置した横内氏陣営の開所式は、衆院3区の自民党県議を中心に約100人が参加し午前9時にスタート。前回知事選では井上幸彦氏の選対本部長を務め、今回は横内氏陣営の選対本部長に就任した前原氏が「横内、井上陣営が合体したことで、より多く団体が後援会に参加した」とあいさつし、旧2陣営の“合併効果”を強調した。三井永政事務長は「県は山本知事になった途端、放っておけない状況になった。何とか(山本知事を)退治して、山梨を良くしたい」と山本知事を批判。最後は臼井成夫県議による「こんな県政ほっとけない」のシュプレヒコールで陣営の結束を確認した。

 選対本部は本部長や幹事長などの重要ポストを元井上支持者と前回からの横内支持者で分け合う“混成旅団”だが、横内氏は「協調の精神でスムーズにやっている」と語り、一枚岩を誇ってみせた。

(2006年11月12日 読売新聞)

839片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 12:50:52
仲井真、糸数氏が横一線 琉球新報・OTV電話世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061112-00000002-ryu-oki

 19日に投開票される県知事選挙を前に琉球新報社と沖縄テレビ放送(OTV)は合同で8―11日の4日間、県内11市の有権者を対象に電話世論調査を実施した。その結果に本紙の取材を加味して情勢を探ると、ともに無所属・新人の前県商工会議所連合会会長・仲井真弘多候補(67)=自民、公明推薦=と前参院議員・糸数慶子候補(59)=社民、社大、共産、民主、自由連合、国民新党、新党日本推薦、そうぞう支持=がほぼ横一線で並び、激しく競り合っている。琉球独立党・新人の会社代表・屋良朝助候補(54)は独自の戦い。ただ、態度を決めていない有権者が2割近くおり、こうした未決定層の動向や残り一週間の攻防が当落を左右しそうだ。
 調査によると、今回の知事選に関心があると答えた人は全体の88・4%。投票に「必ず行く」「たぶん行く」は合わせて96・8%を占め、選挙への関心の高さをうかがわせた。
 地域別に見ると、先島、南部、北部のいずれも仲井真、糸数両候補がほぼ互角の情勢。那覇市で仲井真氏が先行する一方、中部では糸数氏に勢いが見られる。
 普天間飛行場移設問題は「県外・国外移設」を求める声が35・4%で最多。「経済振興策と引き換えに(V字形沿岸案を)受け入れるべきだ」が20・0%、「即時閉鎖・無条件返還」が18・6%と続く。条件なしのV字形沿岸案支持は4・2%にとどまった。
 早急に取り組んでほしい県政の課題(複数回答)では「経済振興」47・6%、「医療・福祉政策」46・6%が拮(きっ)抗。「基地の整理縮小」28・4%、「文化・教育振興」12・0%と続いた。
(琉球新報) - 11月12日10時22分更新

840片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 13:12:04
’07山梨選挙:知事選 山本・横内氏の両陣営、事務所開き 自民県議は分裂 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061112ddlk19010121000c.html

 次期知事選(来年1月4日告示、同21日投票)に立候補を表明している現職の山本栄彦知事(71)と横内正明元衆院議員(64)が11日、それぞれ甲府市内で事務所開きをした。自民党県議団は先月31日に採決で山本氏の推薦を決めたが、各県議は両陣営に分かれて出席し、同党県連内の意見の分裂を印象付けた。

 山本氏の選対本部(宮川睦武本部長)の事務所開きは午前10時開始。中島真人(自民)、輿石東(民主)の両参院議員のほか、宮島雅展甲府市長ら県内の18市町村長、山下実県連会長ら衆院山梨1、2区の自民党県議計13人や民主党県議2人、公明党県本部代表の宮原稔育(としやす「)県議、連合山梨の渡辺一彦会長らが駆け付けた。

 山本氏は約150人の支持者を前に「道州制に備えてしっかりとした基盤を造ることが大事。中央へのパイプとか、古い話をしていては駄目だ」と横内氏をけん制。「激励の言葉を頂き、私の体に流れる血も一日一日、わき上がってきている。市町村の時代を見すえ先頭で頑張りたい」と述べた。中島参院議員らが「新直轄方式の導入で中部横断道の建設に道筋を付けた」と山本県政を評価し支持を訴えた。

 横内氏の選対本部(前原昇本部長)の事務所開きは午前9時にスタート。自民党県議は衆院山梨3区の7人のうち深沢登志夫県議ら4人と同1区の臼井成夫県議の計5人が出席、国会議員や市町村長の姿はなかった。次期知事選では横内氏の従来の支持者に加え、前回(03年)に出馬し落選した元警視総監の井上幸彦氏(69)の旧選対本部の幹部も横内氏を支援している。旧選対本部長だった前原氏を筆頭に、井上氏の支持者の多くが出席した。

 横内氏は約100人の支持者を前に「今後、道州制の検討に本格的に入ると、国や他の都道府県との交渉力が必要になる。県民のために前向きに挑戦する攻めの県政を実現しなければならない」と、中央省庁の官僚や衆院議員を務めた経験をアピールした。【宇都宮裕一、中村有花】

毎日新聞 2006年11月12日

841片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 13:15:31
選挙:犬山市長選 前田氏正式推薦「手続きはまだ」 民主県連認識に支部反発 /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061112ddlk23010195000c.html

 ◇民主県連認識に6区総支部反発

 来年の知事選に民主党推薦で石田芳弘市長が出馬することに伴う犬山市長選で、同党県連は11日、立候補を表明した会社員の前田英男氏(53)について、同党愛知第6区総支部から推薦申請の正式な手続きがされていないとの認識を示した。前田雄吉同支部長は「間違いなく申請した。県連が間違っている」と、食い違いを見せている。

 伴野豊・選対委員長は、支部選対から報告がないことを指摘し、「県連選対で正式議題にできない。ボールはまだ支部にある」と語った。

 同市長選で前田支部長は石田氏が英男氏を支援しない限り「支部として(石田氏の選挙)準備を凍結する」との立場で、県連内でもめている。【清藤天】

毎日新聞 2006年11月12日

842片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 13:39:15
犬山市長選12/17

坂部太一 コンサルタント 坂部正登氏息子
山田拓郎 市議 市議選2位当選
前田英雄 元会社役員 民主党前田雄吉衆議系
田中志典 県議 自民系 石田前市長と親密
ビアンキ・アンソニー 市議 市議選トップ当選
川村佳代子 市議 市議選自民党推薦低位当選

http://www.chunichi.co.jp/hold2003/chihosen/aichi/Q23007.html

843片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/12(日) 15:33:54
>>834
福岡市長選、山崎氏と吉田氏が横一線
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06111203.htm

 福岡市長選(19日投開票)についても、読売新聞社は9〜11日、世論調査を行い、取材結果を加味した結果、山崎広太郎氏と吉田宏氏が横一線に並ぶ激戦を繰り広げていることが分かった。ただ有権者の約4割が態度を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。

 山崎氏は自民支持層の5割弱を固めたほか、公明支持層の7割強からも支持を得ている。吉田氏は民主支持層の約6割と、社民支持層の4割強を押さえた。無党派層については、吉田氏が2割近くを、山崎氏が約1割を固めるにとどまっている。清水とし子氏は共産支持層の7割弱に浸透している。

 年代別では、山崎氏が各年代から2〜3割の支持を得た。吉田氏は30歳代以上の各年代で約2割を固めている。

 高山博光、上田光彦、山口敬之各氏も独自に票の掘り起こしを進めている。

 投票については、約7割が「必ず行く」と答え、「なるべく行くつもり」を合わせると9割に上った。このため、過去2番目に低かった前回選(2002年)の投票率(32・46%)を上回る可能性もある。

 調査は福岡市の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。1643件のうち986人から回答を得た。回答率は60%。

844片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 08:21:22
変革:’06出直し知事選 民主、独自候補を探る/自民、あす擁立決定へ /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000313-mailo-l30

 県発注工事を巡る談合事件で、木村良樹知事の辞職表明に伴い実施される出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)に向け、民主党県連の岸本周平代表は10日、東京の同党本部を訪れ、鉢呂吉雄選対委員長と現状や今後の対応などを話し合った。具体的な候補者名は出ず、党本部としても「県連はしっかりした候補者を選んでほしい」と述べるにとどまった。
 鉢呂委員長は「和歌山の事件は自民党政治そのもの」と批判し、独自候補の擁立が必要との認識を示したが、「具体的な名前は出なかった」と語った。知事選のほか、談合事件や来夏の参院選などの話が出たという。県連は12日の幹部会に向けて候補者選定を進める。
 一方、自民党県連は10日、和歌山市内で国会議員らを除く代表役員会を開催。12日に国会議員を含む代表役員会を開いた後、県内市町の首長や議員、関係団体などを集めた会合の場で、擁立候補を最終決定することを決めた。県出身で元経済産業省製造産業局次長の仁坂吉伸氏(56)を擁立する方針を固めており、下川俊樹幹事長は「12日が候補決定のタイムリミットで、県連としても責任感を持って決めたい」と話した。【辻加奈子、久保聡】

11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日20時1分更新

845片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 19:58:38
山崎、吉田両氏がほぼ互角 福岡市長選、未定も4割超
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006111301000309

 任期満了に伴う福岡市長選(19日投開票)で、共同通信社は10日から12日にかけて、電話による世論調査を実施、取材も加味して情勢を探った。3選を目指す山崎広太郎氏(65)と、元西日本新聞編集委員吉田宏氏(50)がほぼ互角の争いを展開している。ただ、無党派層を中心に全体の4割以上が誰に投票するか決めておらず、投票率次第で行方は流動的だ。
 元福岡市議高山博光氏(66)と共産党県副委員長清水とし子氏(57)が追い上げを図っている。
 山崎氏は地元レベルでの推薦を受けた公明党支持層に浸透しつつあるものの、告示後に自主投票から推薦に切り替えた自民党の支持層は約3割しか固めていない。
 民主党推薦、社民党支持の吉田氏は知名度不足が影響し、民主党支持層の約3割と社民党支持層の2割程度にしか浸透していない。自民党支持層の一部に食い込んでいるものの、頼みの無党派層はつかみ切れていない。
 年齢別では、30代で吉田氏が山崎氏を上回るなど、50代以下では吉田氏がある程度浸透しているものの、60代以上は山崎氏が他候補をリードしている。高山氏は70代以上と20代で山崎、吉田両氏に迫っている。
 元福岡市部長山口敬之(58)、技術コンサルタント上田光彦(61)両氏は独自の戦い。

846片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 20:03:36
福島知事選:民主、党勢回復へ足場 与党、沖縄に背水の陣
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061113k0000e010033000c.html

 12日の福島県知事選を佐藤雄平氏(民主、社民推薦)が制し、民主党は10月の衆院補選完敗で失速した党勢の立て直しに足がかりを得た。一方の与党は表向き国政への影響を否定しつつ、来年の統一地方選などに向けた出はなをくじかれた格好。ただ、与野党とも「勝負は19日の沖縄県知事選」とみており、安倍晋三首相が最重要法案に掲げる教育基本法改正案をめぐる攻防も「沖縄」をにらみながら緊迫しそうだ。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は12日夜、沖縄知事選応援で訪れた那覇市で佐藤氏の勝利を聞き、記者団に「民主党にとっての勝利だと心から感謝している」と語った。

 国会は今週、教育基本法改正案の衆院審議が大詰めを迎える。鳩山氏は勝因に(1)政府・与党幹部の「核保有」発言(2)学校でのいじめ、未履修(3)タウンミーティングの「やらせ」−−などを挙げ、「県民が国政にモノを申した」と指摘。今回の勝利を「党にとって追い風」と位置づけ、同改正案への抵抗を強めることが沖縄の勝利にもつながるとの認識を示した。

 森雅子氏が与党の全面支援を受けたのに対し、佐藤氏は「県民党」を掲げて党派色を薄めた選挙運動を展開した。このため、民主党内には野党共闘で与党と激突している沖縄をより重視する考えも強く、幹部は「沖縄でも勝てれば、補選のダメージをばん回できる」と強調した。

 自民党の中川秀直幹事長は12日夜、毎日新聞の取材に「地方選挙だから国会運営とは関係ない」と語り、敗戦が国政に与える影響を否定した。

 与党としては、教育基本法改正案は臨時国会の会期末(12月15日)を考えると16日までに衆院を通過させたい。中川氏の発言には、強行採決も視野にギリギリの駆け引きを演じる中、影響を極小化させる思いがにじむ。

 しかし、衆院補選2勝の勢いに水を差されたのは事実。首相の現地入りこそなかったものの、中川氏をはじめ閣僚クラスを相次いで投入する国政選挙並みの態勢を組んだだけに、自民党からは「出遅れと知名度不足が響いた。沖縄で負ければ言い訳はきかない。背水の陣で臨む」(選対幹部)との声が漏れた。【大場伸也、山田夢留】

毎日新聞 2006年11月13日 11時17分 (最終更新時間 11月13日 13時16分)

847片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 20:05:23
出直し福島知事選、佐藤雄平氏が初当選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061112i114.htm

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う福島県の出直し知事選が12日投開票され、新人の前参院議員・佐藤雄平氏(58)(民主、社民推薦)が、弁護士・森雅子氏(42)(自民、公明推薦)ら4新人を破り、初当選を果たした。

 投票率は58・77%(前回50・76%)だった。

 各候補は「県政刷新」を掲げ、入札制度などの改革への実行力が焦点となった。佐藤氏は、参院議員時代に培った知名度と地盤を生かして自民党支持層にも食い込んだ。一方で、民主党を離党し、「県民党」を掲げて政党色を薄め、幅広い支持を得る戦術を展開。「改革派」知事らの応援を受け、無党派層にも浸透した。

 森氏は、自民、公明両党の幹部や閣僚が連日のように県内入りし、組織の引き締めを図ったが、知名度不足が最後まで響いた。また、事件の影響で、建設団体が選挙活動を自粛。農業、商工団体など頼みの業界団体も動かなかった。

848片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 20:08:42
産経新聞、着眼点は悪くないが、掘り下げ方が浅すぎてどうしょーもない。

民主、「連敗ドミノ」食い止め安堵
http://www.sankei.co.jp/news/061113/sei000.htm

 12日投開票された福島県知事選で推薦候補の佐藤雄平氏が勝利した民主党は、先月の衆院統一補選からの「連敗ドミノ」を食い止め、胸をなでおろしている。与党候補との事実上の一騎打ちを大差で制し、19日投開票の沖縄知事選や来年の参院選への弾みとしたい考えだ。与野党が激しい攻防を繰り広げている臨時国会の運営で、勢いづくとも期待している。

 鳩山由紀夫幹事長は12日夜、那覇市内で記者団に「国会日程にも大きな影響を与えるだろう。相当厳しく動かなければならない」と述べた。

 知事選が告示された当初、民主党内にはあきらめムードすら漂っていた。補選連敗のダメージに加え、推薦を検討していた森雅子氏が逆に自民党推薦での立候補を表明。急きょ、現職参院議員だった佐藤氏の擁立を決める「ドタバタ劇」を演じたためだ。

 参院選で与野党逆転を目指す民主党にとって、現有議席を手放してまで対立候補を擁立することは、大きなカケだったが、何とか土俵際で踏みとどまった。小沢一郎代表が「年内最大の政治決戦」と位置づける沖縄知事選でも勝利できれば、参院選に向けた自信につながるのは間違いない。

 ただ、今回の勝利は「『県民党』として戦った」(鳩山氏)結果だ。党幹部がほとんど選挙区に入ることもなく、党組織の勝利だったとは言えない。福島県は参院選の鍵を握る定数1人区の1つで、自民党からは「戦略の見直しが急がれる」(幹部)との声も漏れるが、「地元の関心事が争点となる知事選と、国政に直結する参院選とは性格が異なる」(民主党筋)との指摘もある。
(11/13 12:40)

849片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 21:02:28
いまさらだが

安倍自民大混乱 女性弁護士候補に地元ソッポ (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/05gendainet02029153/

 安倍自民党に「まさかの事態」だ。収賄で逮捕された佐藤栄佐久・前知事の失職に伴う福島県の出直し知事選(12日投開票)。民主党は意中の女性弁護士を自民党に奪われ、告示(先月26日)直前に慌てて参院議員の佐藤雄平氏を擁立するドタバタぶり。自民楽勝とみられたが、選挙戦序盤で予想外の展開になっている。担いだ森雅子候補(42)に自民の“読み違い”があったのだ……。


「彼女はともかく、病院職員だった父親が共産党員だという情報が地元で駆け巡っています。彼女自身も東北大の学生時代に“活動”にのめり込んでいたとの話が広がり、自民党県連や支持団体の一部が『なんで“革新候補”の応援をすんの?』とソッポを向き始めてしまったのです」(福島県政事情通)

 森氏の選対事務所は、「いずれの情報も事実無根」と言うが、夫婦別姓を名乗るなど、どちらかといえば左がかった森氏の姿勢に自民党関係者がアレルギーを示しているのは事実。高卒以来、地元・いわき市を離れていたこともあり、県連幹部との初顔合わせでは、「アンタなんか知らん」と握手を拒否する県議もいたほどだ。

 さらに、2児の母である森氏は出馬受諾にあたり、子育て優先を主張。県連に「土、日休暇」と「公務は午後6時まで」という条件をのませたといわれている。これにも県民は、「県政の混乱期に身を粉にする覚悟はないのか」と反発している。

「彼女が出馬会見で『民主党の推薦はいらない』と発言したことが、民主党陣営の結束を固めてしまった。そもそも、民主党が3年前の衆院選で行った候補者公募に応募してきたのは彼女の方。突然の三くだり半に民主党は、『なめんなよ!』と必勝モードです」(福島県政関係者)

 劣勢に立たされた森陣営は「安倍首相に応援に来て欲しい」と執行部に懇願するも、党本部は「首相が応援に入って敗れたら、政権運営にマイナス」と見送る方向だという。

「森氏擁立を最終的に決めたのは、中川秀直幹事長。結局、党本部主導の人選では、地元はまとまらないということ。森陣営の出陣式に集まった支援者は100人足らず。同席した中川幹事長は、あまりの少なさに憮然としていました」(地元自民党関係者)

 翌週の19日は沖縄知事選の投票だが、こちらも野党候補が有利。補選連勝だった安倍首相。早くもピンチだ。

【2006年11月2日掲載記事】
[ 2006年11月5日10時00分 ]

850片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 21:03:10
党派色薄め佐藤氏圧勝 「さわやかで明るい福島県政に」
2006年11月13日13時38分
http://www.asahi.com/politics/update/1113/004.html

 前知事の辞職、逮捕に揺れた福島県の出直し知事選は、民主、社民両党推薦の佐藤雄平氏が、大差で圧勝した。新知事の誕生で、混乱を極めた県政界は、ようやく正常化に向けてスタートを切った。

    ◇

 「長期政権で県政がよどんでしまった。私が目指すのは、さわやかで明るい県政だ」。佐藤氏は当選を決め、福島市天神町の選挙事務所で、そう抱負を語った。

 佐藤氏は98年の参院選で国政に初挑戦し、当選した。民主党の渡部恒三最高顧問の秘書時代も含めると、政治生活は40年近い。県内各地をくまなく回り、出身地の会津地方を始め、過疎化に直面する人たちの暮らしを見てきた。「東京と地方との格差を是正しなければならない。地方あっての東京なんだ」と訴え続けてきた。

 民主、社民両党からの推薦を受けたが、「県民党」を強調し、「党派色を薄める」という戦略をとった。応援弁士に、改革派と称される県知事を呼び、民主、社民系国会議員らは「自発的に」応援に訪れるというスタイルを取った。

 陣営は、佐藤氏が秘書時代から培った人脈をフル活用し、自民支持層の切り崩しを図った。選挙終盤、マスコミ各社の調査で「接戦」と報じられると、連合福島が組合員全員に対して、家族や知人、友人にまで声をかけるよう指示し、組織を引き締めた。

851片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 21:59:50
教育基本法:沖縄県知事選前の強行採決が焦点に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20061114k0000m010112000c.html

 自民党の二階俊博、民主党の高木義明両国対委員長は13日、教育基本法改正案の審議について協議した。自民党は15日の衆院教育基本法特別委員会と、16日の本会議で採決する方針を改めて伝えた。民主、共産、社民、国民新の野党4党は同委での14日の一般質疑と15日の中央公聴会には出席するものの、その後の採決には応じない方針を確認。与党側が野党の審議拒否覚悟で沖縄県知事選(19日投票)前の強行採決に踏み切るかどうかが焦点となってきた。

 野党4党は13日夕、麻生太郎外相の罷免要求に対し、首相官邸から拒否回答を受け取り、幹事長・書記局長会談で対応を協議。回答が塩崎恭久官房長官名だったことに反発する一方、罷免拒否を理由に麻生外相の不信任決議案提出や審議拒否を行うかどうかは結論を出さず、事実上、同法改正案の週内採決を強行するか、来週に先送りするかの選択を与党に突きつけることにした。

 これに対し与党内では、福島に続き沖縄の知事選でも敗れれば政権運営への大きな打撃となるため「強行採決は避け来週に回すべきだ」(公明党幹部)との意見も出始めている。ただ、国会会期末(12月15日)まで残り1カ月となり、参院での審議時間不足を懸念する自民党の青木幹雄参院議員会長は13日の政府与党連絡会議で「時間的に限界がきている」と主張。「16日衆院通過」を求める参院側と、野党の出方を見極めたい衆院側との神経戦にもなっている。【高山祐】

毎日新聞 2006年11月13日 20時59分

852片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 22:24:27
福島知事選――建設業界は“応援自粛ムード”
日経11/13夕刊
 “火中”の建設業界は終始「自粛ムード」で知事選に臨んだ。
 十月二十六日の知事選告示日。自民、公明両党の推薦を受けた森雅子氏の第一声に、作業服の業界関係者の姿はほとんどなかった。「今までの(自民党が推薦する)選挙でこんなことはなかった」――ある設備業者からは驚きの声が漏れた。
 二年前、五選を決めた前回知事選で、佐藤栄佐久前知事=収賄容疑で逮捕=の陣営は県内有権者の過半数にあたる八十万票獲得を目標に掲げた。共産党を除く「オール与党体制」の下、実動部隊となってフル回転したのが建設業者らだった。
 しかしオール与党体制が崩れた今回は、森陣営や、民主、社民両党推薦の佐藤雄平氏の陣営の支援要請にも、多くの業者が様子見を続け、目立った動きは見られなかった。
 県内の建設会社社長は「いつもは『何人よこせ』との連絡で駆け付け、演説会の三分の一くらいは建設業関係で埋まった。今回はわれわれから出た騒ぎ。動けない」と強調。過去の知事選で「陣中見舞い」を持参したことがある建設業者も「今回はかえって迷惑がかかる」と、取りやめたと話す。
 それでも陣営に顔を出したりするなど「自粛」なりの活動をした業者も。国会議員秘書を務め、政治経験豊富な佐藤氏の陣営に「迷惑にならないような形」での支援の意向を伝えてきた業者もいた、と陣営幹部は打ち明ける。ある業界関係者は「業界の事情が分からない人に公式通りの競争入札をやられたら、地元業者は参ってしまう」と分析した。

853片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/13(月) 23:00:56
知事選へ仁坂氏が立候補表明、自民県連推薦決定、民主決まらず 11/12
http://wbs.co.jp/news/index.html

木村良樹知事の辞職に伴う和歌山県知事選挙に、和歌山市出身の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)前ブルネイ大使56才が、12日、無所属での立候補を正式に表明し、推薦願いを受けた自民党県連が、仁坂氏の推薦を党本部に申請することを決めました。公明党県本部も、近く仁坂氏からの推薦願いについて検討しますが、民主党県連は、候補者選びの期日を11月17日まで延ばして検討することになりました。
仁坂氏は12日午前9時から和歌山市で記者会見し、「11日、和歌山で大勢の人から意見を聞き、立候補の要請を受けて一晩考えたが、私を育ててくれたふるさと和歌山のため、培ってきた経験や知識、人脈のすべてを注いで県民が楽しく暮らせる和歌山をつくりた」と述べ、正式に立候補を表明しました。仁坂氏は、和歌山市出身で、県立桐蔭高校、東京大学経済学部を卒業後、当時の通産省に入り、製造産業局次長などを務めました。そして、2003年から10月まで3年間、ブルネイ大使を務め、10月、経済産業省を退職して社団法人・日本貿易会の専務理事に就任しています。また、木村知事が辞職するきっかけになった県発注工事を巡る談合事件について、仁坂氏は、「残念な事件で、情けない思いをした」と話し、県民への信頼回復と談合事件の再発防止策を講じていくことを明らかにしました。また、県政のさまざまな課題について、仁坂氏は、企業誘致や農林水産業を含めた既存の産業の振興をはじめ、新しい産業育成のために取り組んでいく姿勢を示し、県政に必要な「まだない筋書きをつくること」を 強調しました。仁坂氏は、立候補表明した後、自民党県連と公明党県本部の事務所を回り、推薦願いを提出しました。これを受けて、自民党県連が午後1時から代表役員会を開き、5人の県選出国会議員や県議会議員らが推薦候補について検討した後、自民党県議団の会合や、市町村長、関係団体の代表者を集めた会議が断続的に開かれました。自民党県連によりますと、会議では、仁坂氏の他、県連内で自薦で立候補を申し出た吉井和視(よしい・かずみ)県議会議員、他薦で候補に挙がった中村慎二(なかむら・しんじ)紀の川市長、神出政巳(じんで・まさみ)海南市長の4人について検討が行われた結果、県連として仁坂氏を推薦することが決まり、党本部に仁坂氏の推薦を申請することになりました。仁坂氏の推薦が決まった後、記者会見した世耕弘成(せこう・ひろしげ)会長は、「会議では、仁坂氏が官僚であることや、もっと県内を回って意見を聴くべきではないか、といった意見もあったが、推薦候補決定までの時間が限られている中で、仁坂氏が和歌山県に生まれ育ったことや経済産業省で培った経済界との太いパイプ、官僚臭さのない和歌山県人であることから能力優先で、仁坂氏に決定した」と述べました。また、推薦の枠組みについて、世耕会長は、「仁坂氏が決めることだが、国政の情勢から考えて公明党と連携するのがのぞましい」と述べ、自民・公明による与党の枠組みで選挙戦を戦えるよう、公明党県本部の西博義(にし・ひろよし)代表にも直接、働きかけたことを明らかにしました。公明党県本部は、近く仁坂氏の推薦について検討します。一方、民主党県連は、12日正午から常任幹事会を開きましたが、対応は決まりませんでした。常任幹事会の後、記者会見した岸本周平(きしもと・しゅうへい)代表は、「会議の中で、民主党県連最高顧問の大江康弘(おおえ・やすひろ)参議院議員と藤本眞利子(ふじもと・まりこ)県議会議員、それに私の3人の名前が候補者として挙がったが、いずれも立候補に踏み切る状況にはなく、さらに幅広く県内の人材をさがして独自候補の擁立を模索したい」と話し、自民党などとの相乗りではなく、民主党独自の候補擁立にこだわる考えを強調しました。そして、投票日の1か月前にあたる11月17日をメドに態度を決める考えを示しました。また、共産党県委員会は、独自に推薦できる候補者の擁立に向けて関係団体と協議を進めています。和歌山県知事選挙は、11月30日告示、12月17日に投票が行われ、即日開票されます。

854名無しでチュウ:2006/11/13(月) 23:47:39
>>848
福島県は参院選の鍵を握る定数1人区の1つで

んん??

855片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 03:24:06
沖縄県知事選:仲井真氏と糸数氏が横一線 2割が態度未定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061114k0000m010151000c.html

 沖縄県知事選(19日投開票)で、毎日新聞は琉球放送(RBC)と共同で11、12の両日、電話による世論調査を実施し、取材結果を加味して中盤の情勢を探った。元県商工会議所連合会長、仲井真弘多(なかいまひろかず)氏(67)と、前参院議員、糸数慶子氏(59)の無所属新人2人が横一線で並んでいる。ただ、調査時点では約2割が誰に投票するか態度を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

 仲井真氏は、自民支持層の4分の3、公明支持層の8割を固めた。糸数氏も民主、共産、社民のほか、地域政党の沖縄社会大衆、保守系政治団体「そうぞう」の支持層の7〜9割を固めている。約4割を占めた無党派層のうち、4割強が糸数氏を、3割弱が仲井真氏を支持していたが、無回答も3割弱あった。

 米軍再編で名護市のキャンプ・シュワブへの移設が合意された普天間飛行場(宜野湾市)の移設先については、60%が「県外、海外移設」を求めた。県外移設までは暫定ヘリポートを造るとする県案も含めると73%が県内移設を容認せず、経済振興と同時に、基地の県外移設を望む意識に変わりがないことを示した。一方、日米両政府が合意した普天間のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設(沿岸案)についての支持は13%にとどまった。【三森輝久】

毎日新聞 2006年11月14日 3時00分

856片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 03:25:46
>>854
分析の甘いところはともかく、思い込みによる明らかな事実誤認が記事のまま出てしまうのはなんとかならないんですかねぇ。
ほんとに讀賣に買収されてしまうのか。

857片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 03:26:54
沖縄県知事選:経済振興で揺れる複雑な県民感情浮き彫り
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061114k0000m010153000c.html

 毎日新聞などが実施した沖縄県知事選の世論調査は、基地の整理・縮小を望みながらも、在日米軍再編協議で日米両政府が合意した普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設(沿岸案)や、経済振興を巡って揺れる複雑な県民感情を浮き彫りにした。

 「最も取り組んでほしい課題」は(1)経済の振興40%(2)福祉対策25%(3)米軍基地の整理・縮小15%−−の順。沿岸案の実施を条件に、県内基地の一部返還と海兵隊員8000人の削減を打ち出した米軍再編には、44%が「賛成」と答え、「反対」の31%を上回った。

 基地の負担軽減と県内移設の同時実施でしか普天間返還ができない選択肢に、県民が一定の評価をしたと受け取れる。ただ、普天間の最終的な移設先として、60%が「県外、海外移設」を望む結果も出ており、揺れる県民感情が表れた。

 一方、県や名護市などが求める北部振興策の継続には、高市早苗沖縄・北方担当相が「全くリンクしないという表現は当たらない」と、沿岸案受け入れとの関連に言及、県民の反発を買った。

 「課題」に経済振興を挙げた人でも、49%が普天間の移設先に県外、海外を望み、沿岸案を求める人は23%にとどまっており、振興策と県内移設を関連づける政府への反発を裏付けた。

 沿岸案には仲井真、糸数両氏とも「反対」。ただ、仲井真氏が最終的には県内移設を容認する姿勢であるのに対し、糸数氏は「県外、海外移設」を主張している。移設先に県外、海外を挙げた人は、糸数氏支持層では80%に達し、仲井真氏支持層でも42%と最多だった。【上野央絵】

毎日新聞 2006年11月14日 3時00分

沖縄県知事選:総力戦の与野党 地方選超える重い選挙に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061114k0000m010152000c.html

 19日投票の沖縄県知事選は、与党推薦の仲井真弘多氏と野党共闘となった糸数慶子氏が横一線の展開となっている。米軍普天間飛行場移設問題など国政に直結する争点を抱えるだけに、残された選挙戦を与野党は総力戦で臨む。与党が12日の福島県知事選に続き連敗すれば、「選挙の顔」を期待される安倍晋三首相の影響力に黄信号がともりかねない。野党は基地問題を中心にした安倍政権の外交・安保政策の批判で攻勢をかける構えだ。

 「福島知事選の結果は誠に残念だが、今週末の沖縄知事選は引き続き結束していきたい」

 首相は13日の政府・与党連絡会議で強調した。沖縄知事選は在日米軍再編問題の行方を占う点で、一地方選を超える重い意味を持つ。

 ただ、日米両政府が米軍再編協議を沖縄の了承なく進めたことから、知事選は「安倍自民VS小沢民主」に加え、「政府VS沖縄」という意味合いも持つ構図。単純に普天間移設を掲げるわけにはいかないなど、政府・与党は難しい選挙戦を迫られている。

 この間、いじめによる自殺、履修単位不足、タウンミーティングの「やらせ」などが続いた。郵政造反組の復党問題にも「逆風」になるという懸念があるほか、自民党の中川昭一政調会長らが「核保有論議」発言を繰り返したことにも「沖縄には『核を置くとしたら沖縄しかない』となる。本当にバカなことを言い過ぎだ」(公明党幹部)との不満がうっ積する。

 与党は13日夕、自民党の中川秀直、公明党の北側一雄両幹事長が那覇市で開かれた総決起大会に出席し、最後のテコ入れに入った。

 これに対し、野党は来夏の参院選へ向けた共闘に弾みをつけることを狙う。民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日、福岡市での講演で「政府は米国の側を見て県民の顔を見ないという不満を県民が等しく持っている。日米のあり方を左右する大変重要な選挙」と語り、政府・与党の外交姿勢を問うことで野党の結束を強める考えを示した。

 同党は小沢一郎代表が14、15両日、企業・団体回りを中心とした「どぶ板」戦術で、地元経済界など自民党の支持基盤の切り崩しを図る。【鬼木浩文、山田夢留】

毎日新聞 2006年11月14日 3時00分

858片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 08:50:08
仲井真・糸数氏競る 沖縄県知事選情勢調査
2006年11月14日08時01分
http://www.asahi.com/politics/update/1114/004.html

 19日投開票の沖縄県知事選に向けて、朝日新聞社は沖縄タイムス社と共同で11、12の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報もあわせて中盤の情勢を探った。前沖縄電力会長の仲井真弘多氏と前参院議員の糸数慶子氏が激しく競り合っている。琉球独立党首の屋良朝助氏はかなり厳しい。ただし、3割以上の有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。

 自民、公明推薦の仲井真氏は、自民支持層の8割、公明支持層の大半を固めた。民主支持層の一部にも食い込んでいる。

 野党各党が推す糸数氏は、民主支持層への浸透は6割弱にとどまるが、共産、社民支持層はほぼ9割をまとめた。

 6割以上を占める無党派層では、糸数氏が仲井真氏を上回る支持を集めている。

 候補者を選ぶ基準では「経済の活性化」を最も重視すると答えた人が52%を占め、「基地問題」26%などが続いた。「経済の活性化」を挙げた人の6割強は仲井真氏を、「基地問題」と答えた人の7割以上は糸数氏を支持している。

 米軍普天間飛行場の移設問題については、「県内移設を認めない」と答えた人が48%と最も多かった。一方、名護市辺野古崎にV字形滑走路を造る政府案に「賛成」と答えた人が9%、「政府案に反対だが、県内移設は認める」が33%あり、県内移設を容認する人はあわせて42%にのぼった。

859片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 10:52:42
新知事に佐藤氏
きょう就任 出直し選圧勝 讀賣福島

 12日に投開票された佐藤栄佐久前知事辞職に伴う出直し知事選は、前参院議員の佐藤雄平氏(58)(民主、社民推薦)の圧勝で終わった。「県政刷新」をテーマに、佐藤氏と、弁護士の森雅子氏(42)(自民、公明推薦)が事実上の一騎打ちとなった今回の選挙。「県民党」と称し、政党色を薄めて無党派層を取り込んだ佐藤陣営に対し、森陣営は、党本部幹部や閣僚らが次々と県内入りし、中央主導の選挙戦を展開した。有権者は佐藤前知事を最大会派として支えた自民党に“ノー”を突き付けた結果になった。佐藤氏はきょう14日、県選管から当選証書を受け、新知事に就任する。だが、県議会では少数与党となり、厳しい運営を迫られる。

 佐藤雄平氏は一夜明けた13日午前、福島市内のホテルで妻の裕子さんと共に報道陣の取材に応じ、「50万票近い票に応える県政をしなければとの気持ちを新たにしている」と決意を語った。

 「一般競争入札を守り、企業にルールを守らせたい」「権不十年を肝に銘じ、10年で政策を達成できるようにしたい」と公約を述べた後、「県庁職員が生き生きとした色々なアイデアを持って来られる雰囲気をつくりたい」と風通しの良い県政を目標に掲げた。

 一方、推薦した森雅子氏が敗れた自民党県連は13日、役員会を開き、坂本剛二県連会長の会長辞任願を了承。遠藤忠一幹事長をはじめ全役員も辞表願をいったん提出し、党顧問団などと協議し処遇を決めることになった。

 森氏は12日夜、敗色が濃厚になり、こわばった表情で「私の力不足で、このような結果になったことを深くおわび申し上げます」と述べた。今後については「まだ考えていません。ごめんなさい」と話すにとどまった。

 「予想以上の大敗」(陣営幹部)に、自民党県連幹部は「佐藤前知事の選挙の時、県議が裏金をもらったという疑惑もあり、我々も前知事と同じく汚染されているという見方をされたのだろう」と党自体が問われたことも認めざるを得なかった。

 小川英雄氏は一夜明けた13日、支持者へのあいさつ回りを行った。「談合問題が争点だったが、二大政党の戦いに争点が移ってしまい残念」と悔しがる。小川氏を推薦した共産党県委員会は13日、常任委員会を開き、知事選の総括を行った。選挙戦を通じて汚職事件の徹底解明などを訴えたことは正しかったと評価。最上清治委員長は「党中央主導の選挙戦を展開した森氏への批判票が我々でなく、佐藤氏に流れた」と敗因を分析した。

 川田昌成氏の選対本部長を務めた清野芳朗さんは「やはり出馬が遅く、時間が足りなかったことが大きい。二大政党が推す候補は強かった」と語っていた。

(2006年11月14日 読売新聞)

860片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 10:55:04
知事選市長会「統一方針なし」
知事選 讀賣群馬

 県市長会長の松浦幸雄高崎市長は13日、来夏の知事選について、「今回は市長会の中で、小寺知事と大沢正明県議会議長の双方に支持が分かれている。お互いの立場を尊重する面から、市長会としては知事選への対応を議題にしない方がいい」と述べ、市長会として統一した方針は決めないという考えを示した。県市町村会館で同日開かれた市長会の後、読売新聞社の取材に答えた。

 松浦市長はこうした考えを、市長会に出席した知事支持の高木政夫前橋市長や、大沢氏支持の岩井賢太郎富岡市長らに伝え、了承を得たという。

 市長会は前回2003年の知事選の際、自民党県連の一部と連携して小寺氏への対立候補擁立を模索し、不調に終わった後も、小寺氏の推薦を見送った経緯がある。

(2006年11月14日 読売新聞)

861片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 10:56:54
#小野議員(笑)

横内、小野氏一騎打ち 韮崎市長選告示 正明氏、知事も“参戦” 讀賣山梨

 韮崎市長選が12日、告示された。現職で3選を目指す小野修一氏(62)と前県議の横内公明氏(62)が立候補し、舌戦の火ぶたを切った。

 小野氏の陣営には山本知事が、横内氏の陣営には知事選への出馬を表明している兄の正明氏が応援に駆けつけ、選挙戦は知事選の“前哨戦”として初日から熱を帯びた。市議補選も告示され、欠員2に対し新人2人と元議員1人の計3人が立候補し選挙戦となった。市長選、市議補選いずれも19日に投開票される。

 公明候補は同市本町の市商工会館前で第一声をあげた。オレンジ色のジャンパーを着た関係者や支持者らが集まり、公明氏の選対本部によると約2000人の人出。兄・正明氏をはじめ、小野次郎衆院議員、知事選で正明氏の支持を表明している臼井成夫、深沢登志夫県議らが応援に駆けつけた。臼井氏は「この選挙で韮崎を変えて、山梨も変えましょう」と繰り返した。正明氏は最後にマイクを握り「親類を代表して、最後まで横内公明にご支援力添えをお願いします」と訴え、知事選には触れなかった。

 小野候補の出陣式は同市本町の民間企業駐車場で行われ、白倉政司・北杜市長や山本知事、民主の輿石東参院議員らが顔をそろえたほか、小野衆院議員も駆け付けた。山本知事が「市民の声を市政に反映させてきた小野候補こそ市長にふさわしい」と激励。また「市長には小野、知事は山本でいいですね?」と呼びかけると、支持者がどっと沸いた。全員で旭町上條北割の山之神神社の方角を向き、2礼2拍手1礼で勝利を祈願。約1300人の支持者は拳を振り上げて、「3期目に向けて頑張ろう」と気勢を上げた。

(2006年11月14日 読売新聞)

862片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 11:00:22
自民県連「議論尽くした」 知事選に仁坂氏擁立
代表役員会ほか3氏も 最初から決定? 讀賣和歌山

 談合事件を発端にした木村知事の辞職に伴う出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)で、自民党県連の候補者選定は12日、経済産業省出身の仁坂吉伸氏(56)を推すことで決着した。県連幹部らは、2000年の木村知事擁立の際に党員から「中央主導だ」と批判を浴びた反省を踏まえ、「議論を尽くし、民主的な方法で選んだ」と強調する。しかし、「仁坂氏擁立」という情報は早い段階で東京・永田町や県内を駆けめぐり、党員の中からは「最初から決まっていたのでは」との声も聞かれた。

 県連は12日午後、県選出の国会議員らが出席する代表役員会を招集。その席上、紹介された候補者は4人いた。この日すでに出馬表明していた仁坂氏のほか、県議1人と市長2人。執行部は、4人に出席を求め、順番に所信などを聞いたという。

 役員会の後、報道陣の前に姿を見せた国会議員は「まだ仁坂さんと決まったわけではない」と、議論が白熱していることを強調したが、ある県連関係者は「最初から『仁坂ありき』では議論したことにならないので、あとの3人は、単に名乗りを上げただけでは」と話す。

 県連執行部は県議団を呼んで、さらに意見を聴取。夕方からはホテルに市町村の首長、議長約60人を集め、4人の候補の中から誰がいいか、意見を募ったが、出席者からは「仁坂氏以外の3人は、本当に出馬する気があったのか」といぶかしむ声も飛んでいた。

 「お待たせしました」と、世耕弘成会長が仁坂氏の推薦を発表したのは午後7時半ごろ。記者会見では、選んだ理由として、和歌山出身であること、経産省出身のキャリアを生かせば県内経済の活性化が期待できることなどを挙げ、「官僚臭がしない、ざっくばらんな人」と評した。

 会議後、選考過程を巡って、出席者からは様々な意見や注文が相次いだ。県議の1人は「みんなで時間かけて話し合ったという格好にしているんだろう」といい、国会議員は「仁坂さんに何とか決めたが、いずれにしても時間不足は否めない」と苦笑していた。

(2006年11月14日 読売新聞)

863片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 11:01:10
民主県連「17日までに」 讀賣和歌山

 民主党県連も12日、和歌山市内で常任幹事会を開催。知事選の候補者擁立について話し合ったが結論は出ず、さらに人選を進めて、投開票日の1か月前にあたる今月17日までに決定することとした。

 岸本周平代表と最高顧問の大江康弘参院議員、藤本真利子県議ら県連幹部13人が出席した。

 会議後、会見した岸本代表は、候補者として現在、岸本代表と大江参院議員、藤本県議の3人の名が挙がっているとしたうえで、「さらに幅を広げて選定していきたい。党本部からは候補者擁立を求められており、出来る限り努力する」と話した。また、独自候補を擁立しなかった場合、政党相乗りの可能性があるかとの質問に対しては、「今後の対応としては色々なケースがあり、論理としてはあり得るということだ」とした。

(2006年11月14日 読売新聞)

864片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 11:06:13
[連載]続投、幸山市政 <上>現職信任 讀賣熊本

 「現職は議会と溝は出来ていないと言っているが、冗談じゃない。溝は向こうがつくった」

 12日夜、元県総務部長・佐藤達三(61)の開票報告会場の片付けが始まった熊本市上通町のビルで、佐藤陣営の選挙長を務めた自民党市議団長・嶋田幾雄は声を荒らげた。

 再選に沸く事務所で、現職・幸山政史(41)はテレビのインタビューに、議会との関係について「溝はない。議会との議論は公の場でやっている」と答えたのだった。

 自民、公明両党は、総力戦にもかかわらず、ダブルスコアの大敗を喫した。民意は明確に、幸山の「市政改革」を支持した。

 2002年の前回選で、幸山は地縁血縁などの「しがらみ」に屈せず市政刷新を断行すると約束した。市議の「口利き」を文書に残して情報公開対象としたほか、公の場での議論にこだわり根回しはやめた。

 「今回の争点は市政を4年前に戻すかどうか。絶対に負けるわけにはいかない」。幸山は、口利き問題を始めとした市政改革を争点とするべく、選挙戦でこう訴えた。

 「協調となれ合いは違う。執行部と議会には一定の緊張関係が大事」と幸山。議会との亀裂は深まった。嶋田は「議会には議会の役割があり、それを無視してきたことに我々は怒っている」と胸中を吐露、改革の“抵抗勢力”扱いされてきたことに憤りを隠さない。

 幸山が大勝した結果を受けて、根回し無用論などを是認するのかどうか。嶋田は「現職の信任が大きかったからといって自分たちが態度を変えることはない」と言い切る。市議もまた、政見、政治姿勢について選挙で有権者の審判を仰ぎ、支持を受けたうえで市政に臨んでいる。

 「今まで議会でおとなしくしていたが、今後追及すべきは追及する。そして、我々は正々堂々、来年4月の市議選で全員当選する」。嶋田は強気の構えだ。

 幸山を支持する同市神水本町の女性(58)は「市民が夢を持てる市になりつつあるのに、現職が落選したら、口利きなどすべてが元に戻るところだった」と続投を歓迎する。

 前回選で、自公など4党が相乗りした当時の現職と幸山の得票差は1万6424票。今回、自公候補との差は8万票に広がった。幸山圧勝の事実は、自民党市議らに重圧となってのしかかるのは間違いない。

(敬称略)

(2006年11月14日 読売新聞)

865片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/14(火) 11:11:31
選挙:陸前高田市長選 2月4日投開票 現新一騎打ちの公算 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20061114ddlk03010039000c.html

 陸前高田市選管は13日、来年2月12日の任期満了に伴う同市長選の日程を1月28日告示、2月4日投・開票と決めた。

 これまでのところ、立候補を表明しているのは再選を目指す現職の中里長門氏(60)と6日に県議を辞職した新人の吉田昭彦氏(64)の2人。現職と新人による一騎打ちの公算が大きい。

 中里氏は前回、共産党に籍を置いたまま無所属で自民党の支援を得て立候補し、5選を目指した現職の菅野俊吾氏を破って初当選した。今回も市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」を母体に無所属で、自民・共産の共闘態勢で臨むとみられる。

 吉田氏は市助役を務めるなど行政経験を生かしての無所属での出馬となる。11日、同市高田町に後援会事務所を開き、体制づくりを本格始動させた。吉田氏の後援会に、同市出身の黄川田徹衆院議員(民主、岩手3区選出)、菅野元市長の両後援会との連携で市政刷新を訴える構えだ。【鬼山親芳】

毎日新聞 2006年11月14日

866片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/15(水) 07:32:55
本人ホントにやる気なのか?

民主、きょう荒井氏に出馬要請 知事選候補  2006/11/15 06:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061115&amp;j=0023&amp;k=200611156028

 民主党北海道は十四日、来年春の知事選候補として同党衆院議員の荒井聡氏(60)=比例代表道ブロック=に出馬を要請することを決めた。十五日にも鉢呂吉雄同党北海道代表が荒井氏に会って要請する。同党や連合北海道は知事選候補の公募制が頓挫した後、同党衆院議員に対象を絞って人選を進めてきたが、農水省出身で道への出向経験もある荒井氏が「知事の即戦力」(連合幹部)として浮上した。

 荒井氏は十四日、北海道新聞の取材に対し「そういう話は承知していない」と述べた。

 今回の道知事選で、同党は都道府県知事選としては初めて候補者の公募制を導入した。同党衆院議員を含む六氏の名前が挙がったが、いずれも出馬の意思がないとして八月に公募による選考を断念。公募に名前が挙がった六氏のうち、旭川市出身で財務官僚の渡部康人氏に絞って出馬を打診したが、前向きな回答を得られなかった。その後、公募でも名前が出た逢坂誠二衆院議員ら党内の国会議員を対象に検討を進め、連合北海道幹部らに根強い支持のある荒井氏に白羽の矢が立った。

867片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/15(水) 22:32:57
自民党県連青年局幹事 自主投票を要望 讀賣山梨

 自民党県議団が来年1月の知事選で山本知事推薦を決めたことを受け、同党県連青年局の幹事9人は14日、森屋宏・青年局長に対し、知事選は自主投票で対応するよう要望した。関係者によると、9人は山本知事支持と相手候補の横内正明氏支持で分かれているが、自主投票は一致した意見だという。

 幹事の一人によると、同局幹事は衆院1、2、3区市議などから3人ずつ選ばれており、数的には山本派と横内派が拮抗(きっこう)している。要望書の提出は、横内氏に近いとされる3区の幹事から提案されたが、山本派の幹事も「混乱を避けるには自主投票が望ましい」と同意したという。

 14日は、横内氏の選対幹部も務める長瀬正仁幹事が甲府市の県連会館を訪れ、森屋局長に手渡した。長瀬氏は「山本知事の推薦どうこうではなく、知事選でしこりを残すやり方はしてほしくない」と話している。

(2006年11月15日 読売新聞)

868片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/15(水) 22:34:23
知事選 「民主現状は擁立至らず」 讀賣和歌山

 談合事件を発端にした木村知事の辞職に伴う出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)で、民主党県連の岸本周平代表は14日、和歌山市内で開かれた連合和歌山の臨時大会に出席し、「非力な政党で申し訳ないが、まだ候補が絞れていない。時間もない中で一生懸命選んでいくので、しばらく温かく見守っていただきたい」と、候補者擁立に至っていない現状を説明した。

 臨時大会には、連合の組合員ら約110人が参加。森本穂積会長は「一日も早く県民に信頼される県政となるよう、連合の立場で意見を提言していきたい。知事選では、(連合が要求する)政策・制度上の課題を実現するため、候補者の出馬動向や民主党での検討の内容を総合的に判断して、態度を決めていく」とあいさつした。

 大会に参加した男性(39)は「現段階で(民主党系の)候補が名乗りを上げていないのは残念。節度を持って県の信頼回復に努めてくれる候補者を、ぜひ出してもらいたい。出るとなれば、連合の一員として支援するつもりだ」と話していた。

(2006年11月15日 読売新聞)

869片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/15(水) 22:54:47
市中心部 新旧せめぎ合い
「票守れ」地盤固めに全力 讀賣鳥取

 「これだけ攻められたら票が守りきれん」。現職22人、新人11人が立候補を予定している旧鳥取市。商店が立ち並ぶ中心部が地盤の現職は、合併後、初めて全市を選挙区にして行われる市議選に危機感を募らせる。

 編入合併した8町村の有権者数が約4万人なのに対して旧市は約12万人。周辺部の予定者が票の上積みを目指して、旧市内に攻め込んでくるのは当然で、旧市の予定者は、前回の票数を維持するのが難しいという。

 この現職の場合、4年前は1、2回だった支持者宅へのあいさつ回りを、今回は地元の世話人と一緒に、すでに4、5回行った。「これまで以上にこまめに回って、代理ではなく、本人がお願いするしかないんですよ」と胸の内を話す。

 「票の目減りは避けられない。当選するためには、背に腹は代えられん」。旧鳥取市南部を地盤とする現職は、今回で引退を表明した会派の違うベテラン議員に頭を下げ、この議員の地元である市西部を連れて回ってもらった。

 ともに保守系だが、議会活動は市長派と反市長派で、議場で賛否が異なることが多々あった。「格好をつけても、しようがない」と苦笑いを浮かべる。

 4年前、企業の組合支援を受けて当選した現職は、前回は、朝だけだった同社通用門でのあいさつを、夜勤の社員が出社して来る夜にも取り入れた。

 「これまで有権者ではなかった旧郡部の社員も含め、一人でも多くに名前と熱意を知ってもらわないと。そうでないと当選はおぼつかない」と打ち明ける。

 選挙区は237平方キロから3・2倍の765平方キロになり、4月の市長選では、竹内功市長が「選挙期間中、全部を回ることができなかった」と打ち明けるほど広がった。旧郡部からの攻勢に対し、旧市から出馬を予定している各陣営からは外に打って出ることに、ためらいがみられる。

 ある新人は「知人を通して旧町村にあいさつに行ったが、反応はなかった」と話し、別の新人は「旧町村には血縁がなく、知人を頼りに行っても支持が得られるか分からない。だから中心部を重点的に回る」とまで言い切る。数回当選している現職も「選挙中の演説日程は組めていないが、全部回るのは現実的には無理だし、『お前は誰だ』という顔をされるのは目に見えているので、郡部は初めから捨てている」と話す。

 さらに、こうした激戦に、「後継者不在」が追い打ちをかける。

 旧市内の多くではこれまで地域推薦があり、勇退する議員は後継者を作っていたが、今回は引退する10人のうち8人が後継者を作らずに一線を退く。

 住民の世話をしていた「まとめ役」が高齢化などで少なくなり、勇退議員が「当選させる責任が持てない」として後継者を作らなかったのが理由で、この結果、候補者不在が予想される地区も出てきた。

 そうした地区は、中心部、周辺部を問わず予定者が入り込んで来て草刈り場状態。市西部の70歳代の男性は「残念だけど、仕方ない。これから誰に入れるか決めます」と話した。

      ◇

 旧8町村を編入合併して人口約20万人と山陰最大の都市となった鳥取市の市議選(定数36)は19日、告示される。現在のところ、現職44人中33人、新人20人の計53人が立候補の動きを見せているが、59人で争った1954年以来、最多の立候補者が予想されており、票の行方は混沌(こんとん)としている。県都の市議選を追った。

(2006年11月15日 読売新聞)

870片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/15(水) 22:56:11
連載<下> 続投・幸山市政 讀賣熊本

 12日夜、熊本市上通町に設けられた元県総務部長・佐藤達三(61)の開票報告会場。現職・幸山政史(41)の再選を報じるテレビニュースが流れると、支持者らは一斉に静まり返った。市選管が開票を始めた午後9時半から間もなくのことだった。

 「驚いた。こんなに早い段階で当落が決まるとは思わなかった」

 記者に囲まれた公明党県本部幹事長・城下広作は、予想外の大敗に動揺を隠せなかった。「結果的に、現職の1期4年の実績が市民に評価されたと思うしかない」。中央での自公連立の流れを踏まえ、両党は国政並みの組織選で県都奪還に臨んだだけに衝撃は小さくない。

 2002年の前回選挙で自公が保守、社民両党と相乗りして推薦・支持した当時の現職は1万6424票差で幸山に敗れた。今回は事実上、政党の支援を受けない草の根型の幸山と、自公の組織選挙との対決となり、結果は8万票もの大差。自公は幸山に連敗を喫し、都市部での組織力に不安を残した。

 「市長選という独特の雰囲気というか、党派ではなく、市民に近いところでの判断というのをまざまざと見せつけられた」と、自民党県連幹事長・西岡勝成はつぶやいた。報告会場では、テレビが出口調査の結果、自民党支持層の半数が幸山に投じたと繰り返し報じていた。

 自公は市長選を来年の統一地方選、参院選の前哨戦と位置づけ、自民党参院幹事長・片山虎之助や外相・麻生太郎ら大物議員を投入し、推薦した佐藤と政権与党とのパイプの太さを市民にアピール。国民に人気の高い首相・安倍と佐藤が笑顔で握手するチラシを作り、「追い風」を吹かせようと躍起になった。

                 ◇                         ◇

 04年の参院選熊本選挙区(改選定数1)では、自民党参院議員・木村仁が41万1542票で民主党候補をかわして当選したが、熊本市での得票は11万6731票にとどまり、同党候補を2万931票下回った。国政選挙と地方の首長選とを単純比較はできないが、与党の集票力が低下していることは否めない。

 政権交代を最大のテーマに、天下分け目の戦いと言われる来年夏の参院選。自民党は現職・三浦一水の公認を決め、熊本選挙区に臨む。一方、民主党は公認候補の擁立を急いでいる。

 県人口の3分の1を占める熊本市。全県選挙区での選挙では、この県都の票の行方が勝敗を左右する。

 「自民票が現職に流れ、責任を感じている。だが、自民党支持者そのものは多い。(地方選挙と)国政選挙は別だから、これから引き締めていきたい」。西岡は参院選に向けて、巻き返しを誓った。

(敬称略。この連載は松枝研介が担当しました)

(2006年11月15日 読売新聞)

871片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 09:04:56
政党にこだわらぬ県政を 讀賣福島

 談合問題、天下り、原子力政策以外の就任会見での主な発言は次の通り。

 ――副知事人事は。

 まだ決めていない。基本的に県政刷新をリードできる方などを条件にしたい。

 ――県議会への対応は。

 民主党を離党して県民党として立候補した。地方行政の中で、県民を思う気持ちは各政党、それほど変わらないと思う。是々非々で、政党にこだわらない偏らない県政を進めたい。

 ――優先的に取り組む課題は。

 少子化の問題。幸い、県の出生率は全国3番目だが、もっと産み、育てられる環境のため、改善していかなければならない。極めて優先的な課題としたい。

 ――空洞化が進むまちづくりにどう取り組むか。

 郊外店はかつては商工会の言うことを聞いて、共存共栄の中で出店していたが、いつの間にか、郊外に店ができるようになり、シャッター通りができた。相当勉強しなければならないが、地元の商店街も良くなって、郊外店も良くなる商業調整法みたいなことができれば。研究したい。

 ――独自色はどう出すか。

 長期政権で上ばかりみる状況になった。町村長や役場職員は一つも話を聞いてくれないと。長期政権の弊害。市町村に耳を傾けるようにする。

 ――継承したい部分は。

 環境問題を県で取り上げているのは、素晴らしいことと思っている。

 ――選挙中訴えた開かれた県政とは具体的に。

 市町村の人が県に相談しにくい雰囲気が漂っている感じもした。こちらから出向くような意識が必要。

(2006年11月16日 読売新聞)

872片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 09:16:43
知事、民主代表と会談 讀賣滋賀

 嘉田知事は15日、民主党本部(東京都千代田区)で小沢一郎代表と会談した。小沢代表が「知事の力は絶大。他の自治体のモデルになる県をつくってほしい」とエールを送ると、嘉田知事は「是非とも政権を取っていただきたい」と笑顔で応じた。

 党県連幹部は会談後、「党として事実上、嘉田知事を支援していくとのメッセージ」とし、“県政与党”として今後、知事と協力していく意向を示した。党県連は7月の知事選後、新幹線新駅問題で「推進」の立場から、知事の掲げる「凍結」へと方針転換した。

 一方、嘉田知事は「知事選でも各政党に推薦をお願いした。政党の枠組みを超えた『超政党」での協力関係を築きたい」として、特定の政党に頼らない姿勢を強調していた。

(2006年11月16日 読売新聞)

873片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 09:21:43
膨らむ市議選 県都の行方<中> 周辺部 知名度アップに躍起 讀賣鳥取

 鳥取市議選の告示まであと20日余りとなった10月下旬、立候補を表明している市南西部の現職宅で後援会の事務所開きが行われた。「ご支援、頼みます」と深々と頭を下げる現職に、拍手で応える支持者ら。玄関脇に名前を書いた看板を掲げ、必勝を誓った。

 現職11人、新人9人の計20人が立候補の準備を進めている旧8町村。告示前の事務所開きは、以前の町村議選では見られなかったが、この現職が行ったのを手始めに、20人全員が今月11日までに事務所を設けた。

 多くが「事務所開きで周辺に候補者としての名前が知られ、票につながれば」と期待を寄せる。

 職場に急ぐ会社員らの車がひっきりなしに通る市郊外の国道。数人の予定者が、車に向かって手を振り、頭を下げる。一人が10月下旬から始めたところ、引きずられるように、数人が沿道に立つようになった。これも従来の選挙ではなかった光景という。

 いずれも町議経験者だが、他地域では名前の浸透は今ひとつ。「うちの町だけでは票が足らん。どれだけ票につながるか分からんが、遅れは取りたくない」。一人が本音を打ち明ける。

 予想されている顔ぶれのうち、18人は町村議としての選挙経験はあるものの、150〜250票を取れば当選できた以前とは違い、今回は1500票前後が必要といわれているだけに、戸惑いを隠せない。

 「地元はすべて回ったが、まだまだ足らん」。市西部の現職は、地盤を離れて隣町に出向き、支持を訴える。従来は地元票だけで当選できたが、ハードルが高くなった分、仕事関係の知り合いや親類を頼って票の掘り起こしを図る。

 時には、旧鳥取市を挟んで30キロ離れた地域に“遠征”し、高校の同級生や恩師、PTAの元役員仲間らの紹介で支持を訴える。

 しかし、握手を求めても握り返してくる力は弱く、「ガードは堅いが、これが1票につながれば……。今は信じるしかない」。疲れた顔で夜遅く事務所に戻り、お茶をすすった。

 町議に2回当選した現職は10月下旬から、選挙戦で初めて地元でミニ集会を始めた。20人前後は集まると予想していたが、多くて10人。4、5人の時もあるが、「来てくれる人がいる限りは続ける」と力を込める。

 激戦区がある一方、旧福部村では、引退する現職の後継者選びをしていた元村議らが人選を断念。誰も出馬しない可能性が高くなり、他地域の予定者が次々と入り込んで来ては民家の玄関先で深々と頭を下げる。

 元村議8人が候補者擁立を話し合ったが、時間が足らず、人選に至らなかったという。「知らん者がようけ、入ってきた。うちの村が“無法地帯”になった」。JR福部駅前で出会った男性(70)が顔をしかめた。

 旧町村の10〜20倍前後に広がった選挙区。有権者数もけた違いに増えた。他地域からの票は見込めるのか。何票取れば当選できるのか――。各陣営の不安は消えない。「できることは全部やりたい」。ある現職はそう話し、足早に支持者宅に向かった。

(2006年11月16日 読売新聞)

874片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 09:22:21
知事選出馬意向の西尾・出雲市長 青木氏に再度「出たい」 讀賣島根

 知事選への出馬に意欲を示している出雲市長・西尾理弘氏は15日、出雲市内で青木幹雄・自民党県連会長と面会した。西尾氏は「周囲からの激励で、ますます県政への思いが募っている」として、改めて出馬の意欲を伝えた。

 青木会長は既に西尾氏に出馬への不支持を伝えており、この日も、取材に対して「新出雲市は発足して日が浅く、西尾さんには(市長の)公務に専念してほしい」と話し、県連として西尾氏を推薦する意志がないことを明確にした。

 自民党県連は18日に松江市内で、県議で構成する常任総務会を開き、知事選の候補擁立について検討する。

(2006年11月16日 読売新聞)

875片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 09:24:13
「多選の法的規制すべきではない」知事、会見で見解示す 讀賣山口

 二井知事は15日、一部の自治体で多選を規制する条例を設ける動きがあることについて「多選かどうかは個人で判断すべきこと。法的に規制すべき問題ではない」との見解を示した。定例会見で質問に答えた。

 二井知事は現在3期目。多選の知事、政令市の首長を自民党が推薦しないことについては「政党が決めることなので、どうこう言うことでない」と述べた。自身の再来年夏の知事選出馬について「以前から4期が限度と考えている」との考えを示した上で「今は、やらなければならない課題をまずやるべきだと考えている。(知事選の)1年ぐらい前からじっくり考えていこうと思う」との考えを示した。

 また、福島県などで知事による不祥事が相次いでいることについては「極めて残念。県民の信頼を損ねることは、あってはならない」と答えた。

(2006年11月16日 読売新聞)

876片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 09:29:59
有権者「基地」より「生活」…知事選、本社世論調査 讀賣沖縄

 読売新聞社が9〜11日に行った世論調査で、知事選(19日投開票)の有権者は、基地問題より、福祉や雇用など生活に身近な問題に強い関心を示している状況が浮かび上がった。

 選挙の争点として特に重視する政策について、「福祉や高齢化対策」と答えた人が80%で最も多く、「景気や雇用対策」(78%)「教育や青少年対策」(73%)と続き「基地問題」(68%)は9項目中4番目だった。

 「反自公」の野党勢力が擁立した糸数慶子氏(59)に投票したいと答えた人の中で最も多い85%が「福祉や高齢化対策」、次いで82%が「基地問題」を挙げたのに対し、「自公」が推す仲井真弘多氏(67)と答えた人の85%は「景気や雇用対策」を挙げ、「基地」は6番目の64%だった。

 在日米軍再編については「評価する」「どちらかといえば評価する」が41%を占め、「評価しない」「どちらかといえば評価しない」の37%を上回った。糸数氏は「評価しない」層の52%の支持を集め、仲井真氏は「評価する」層の49%の支持を得た。

 しかし、再編の柱である米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に移設し、V字形滑走路にする政府案については「反対」が48%に上り、「賛成」は12%、「修正すれば賛成」を加えても39%にとどまった。糸数氏は「反対」層の52%から支持され、仲井真氏は「賛成」「修正すれば賛成」の層のそれぞれ54%の支持を受けた。

 引退する稲嶺恵一知事の県政については69%が「大いに評価」または「多少は評価」した。前回、稲嶺知事に投票した人の6割近くは仲井真氏に、2割強が糸数氏に投票する意思を示した。

(2006年11月16日 読売新聞)

877片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/16(木) 15:16:42
2006年11月16日(木)
保坂武氏後援会、知事選対応は支部判断
支持二分で集約困難、秘書3人辞職し両派で活動 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/16/3.html

 来年一月四日告示の山梨県知事選で、保坂武衆院議員(無所属、山梨3区)の後援会「風」は十五日までに、後援会本部としてどの立候補予定者を支持するかは決めず、各支部に対応を一任することを決めた。保坂氏周辺をめぐっては公設秘書三人全員が同日までに辞職し、山本栄彦知事と横内正明元衆院議員の支援に分かれるなど、支持が割れており、保坂氏は苦しい対応を迫られている。
 保坂氏は横内氏が前回知事選に立候補するために衆院議員を辞職した際、横内氏の後継者として衆院選に出馬。その際、横内氏の後援会組織を引き継いでいる。一方で、横内氏が一昨年の参院選に立候補し、知事選への不出馬を表明したことを受け、昨年二月には山本知事後援会の最高顧問に就任している。
 保坂氏事務所では横内氏の立候補表明を受け、3区内の二十八支部の意向を確認したが、各支部の支持は山本知事と横内氏に分かれたという。このため保坂氏と後援会幹部が対応を協議。後援会としての意見集約は難しいことから、判断は各支部に委ねることにした。
 一方で、公設秘書三人から山本知事、横内氏それぞれの支援活動を行いたいと辞職の申し出があった。最終的に保坂氏が秘書の意向を尊重。三人は十四日付で秘書を辞め、二人が横内氏、一人が山本知事の支援に回っている。
 自身の知事選対応について保坂氏は、自民党への復党問題が解決してから決める方針を示している。保坂氏は「横内氏の後援会組織を引き継いだ以上、横内氏を支援すべきだと思うが、3区内の情勢は前回知事選とは異なっている。苦渋の決断だ」と話している。
 一方、保坂氏と同様に自民党を離党した堀内光雄衆院議員(無所属、山梨2区)も「復党問題が解決されるまでは決められない」としているが、山本知事誕生の中心的役割を果たしたことから、今回も山本氏を支持するとみられる。

878片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 14:42:42
徳田毅(笑)

大票田で総力戦 県知事選、投票まで2日 琉球新報・沖縄
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000000-ryu-oki

 普天間飛行場の県内移設など在日米軍再編や経済振興、医療・福祉問題への対応などを争点とする県知事選挙は19日の投開票まであと2日に迫った。ともに無所属・新人の前参院議員・糸数慶子候補(59)=社民、社大、共産、民主、自由連合、国民新党、新党日本推薦、そうぞう支持=と前県商工会議所連合会会長・仲井真弘多候補(67)=自民、公明推薦=は16日午後もそれぞれ各地で街頭演説を展開、舌戦を繰り広げた。3日攻防に入り、両陣営は那覇市など大票田での無党派層の支持獲得に照準を絞り、総力を挙げている。 糸数候補は16日午後も那覇、浦添両市や西原町の団地や交差点、スーパー前など15カ所を分刻みの日程で巡り、街頭演説を繰り返した。途中からは菅直人民主党代表代行も合流し「基地が100年先も残るか米本国に戻るか、この選挙はピンチであると同時にチャンスだ」と呼び掛けた。
 那覇市の開南バス停前での演説で、糸数候補は「返還跡地は基地だったころの何倍もの雇用を生んでいる。基地に頼らない自立した経済雇用の対策を任せてほしい」と訴えた。
 仲井真候補は同日午後、那覇市で開かれた徳田毅衆院議員(前自由連合代表)の会合に出席。既に同党離党を表明した徳田氏は「沖縄の将来を決める大事な選挙。素晴らしい沖縄をつくるには仲井真さんの当選を」と呼び掛けた。仲井真候補は那覇、うるま両市で街頭演説を繰り返した。
 那覇市首里の石嶺団地前での演説で仲井真候補は「経済の自立なくして沖縄の自立はない。生活の質を日本一にして健康長寿、安全安心の子育て環境をつくりたい」と訴えた。
 3日攻防に入り、両陣営は運動を一層強化し、最大動員でローラー作戦を進めている。
 このほか、琉球独立党・新人の会社代表・屋良朝助候補(54)も運動を展開している。
(琉球新報) - 11月17日9時53分更新

879片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 14:43:41
選挙:札幌市長選 清治氏、出馬に前向き発言−−経済人らの会合で /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000126-mailo-hok

 来春の札幌市長選に出馬が濃厚な国土交通省の前技監、清治真人氏(58)は16日、経済人らによる政治団体「さっぽろの未来を創る会」(会長・星野恭亮札幌商工会議所副会頭)のフォーラムに参加し、「(国家公務員として)自分がやってきたことが(札幌の)役に立つのであればこんな素晴らしい人生はない」と述べ、公共の席で初めて出馬に前向きな姿勢を示した。
 清治氏は「心の整理がついていない。選挙後に自分の責任が果たせるかどうかで逡巡している」と断りながらも、「札幌には愛着があり、老後は札幌でと考えたこともある」とも述べた。28日予定している同会の1000人規模の集会に向けて心の整理をするといい、「札幌の将来像についてどう考えているか話す機会を与えていただければありがたい」と述べた。
 フォーラムには市内の会社経営者ら約200人が集まり、同市の課題などについてパネルディスカッションした。清治氏は一般客席で聞いていたが、最後に司会者から出馬への考えを質問された。【去石信一】

11月17日朝刊
(毎日新聞) - 11月17日12時1分更新

880片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 14:44:13
選挙:知事選 旧フォーラム高崎の4市議、小寺氏に推薦状 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000078-mailo-l10

 高崎市議会の旧会派「フォーラム高崎」の市議4人は16日、来夏の知事選で5選を目指す小寺弘之知事に推薦状を手渡した。4人は民主党と協力・連携する自治体議員で構成する「自治体議員フォーラム群馬」会員。同会員による小寺氏推薦は、前橋市議会会派「フォーラム前橋」(5人)に次ぐもの。
 同旧会派は、高崎市と合併した旧新町の町議会会派「新愛倶楽部」(5人)と5月に合併し、現在は会派「たかさき市民倶楽部」(9人)に合流している。同会派内では意見の対立があり、旧会派メンバーのみでの推薦となった。
 メンバーの植原大二郎市議は推薦理由を「高崎競馬場の跡地利用や国立高崎病院の建て替え問題の解決には、高崎市の現状を一番理解している小寺知事を支持することが当然の流れ」と述べた。【木下訓明】

11月17日朝刊
(毎日新聞) - 11月17日12時1分更新

881片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 19:14:21
役員進退先送り/知事選敗戦の自民県連/12月県議会最終日に結論 福島民報
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061117/kennai-20061117100106.html

 自民党県連は16日、福島市の県連会館で知事選を総括する党議を開いた。役員会で了承している坂本剛二会長の辞任は認めたが、辞表を提出している遠藤忠一幹事長ら他の役員9人の進退は「十分な説明・総括を行ったうえで判断すべき」として、12月定例県議会最終日まで結論を先送りした。後任の役員の人選や県議会への影響、東京地検特捜部の捜査の行方も影を落とし、県連内の動揺が続いている。
 党議では、出席者から「辞任する前に県内各支部に今回の知事選の総括と敗戦の責任をきちんと説明すべき」などの意見が出た。佐藤雄平知事の就任後初の議会となり、役員の交代は円滑な議会運営に影響を与える可能性もあるとの配慮も背景にはある。

882片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 19:38:15
沖縄県知事選について
http://jyona.ti-da.net/e1128527.html

【比嘉実】

883片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 20:54:31
与党VS無党派、ねじれる構図 尼崎市長選
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/T20061117MS01702A.html

 十九日に投開票される尼崎市長選。自民、公明が推薦する新人と、政党の推薦を受けず市民派を掲げる現職の一騎打ちは終盤を迎えたが、各政党が選挙戦で存在感を示しきれていない。国政与党の枠組みで臨む自公だが、告示直前に公明が推薦を決めるなど足並みは完全にそろっているとはいえない状況。一方、独自候補を擁立せず自主投票とした民主では、自公が推す新人の応援に回る市議らも。共産は現職支援を打ち出すが、無党派を掲げる陣営で党派色を鮮明にできていない。(紺野大樹)

 立候補しているのは、いずれも無所属で、前市議の新人谷川正秀候補(43)=自民、公明推薦=と、現職の白井文候補(46)。

 自民党の参院議員を父親に持つ谷川候補。告示前から市内には安倍晋三首相と握手するポスターが目立ち始め、自民カラーが前面に打ち出された。ところが、ある自民のベテラン市議は谷川候補が立候補を表明する前から、白井候補への支援を公言。政党・団体の推薦を受けずに、再選を目指す同候補の決起集会(十月末)にも参加した。

 これに反発したのが、公明だ。自民から再三、促される格好で、告示三日前になってようやく谷川候補推薦を決めたが、「自民が一枚岩でない以上、全力で応援するのは難しい」と温度差は否めない。ただ、尼崎は、公明の冬柴鉄三・国土交通相のおひざ元、衆院兵庫8区。「(推薦という)苦渋の決断」(県本部幹部)には昨年の総選挙同様、次期選挙でも自民の協力を取り付けたいという狙いもうかがえる。

 一方、各地の首長選などで自公との対決色を強めている民主だが、告示日(十二日)の谷川候補の出陣式に、同党の県、市議ら地元議員三人が出席した。「“ねじれ”と見えるかもしれないが、白井候補が政策協定を結ばないのだから、少しでも意見を聞いてもらえる候補を応援するのは当然」と市議の一人。ただ、それも「究極の選択」と苦肉の判断を強調する。

 また、社民党は県、市議四人を送り出し尼崎は県内最大拠点ともいえるが、こちらも自主投票を決めた。

 統一地方選、参院選を来年に控え、各党、各議員の思惑が入り乱れているようだ。

884片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 02:04:18
自民、12月議会は現体制役員辞表預かりのまま 讀賣福島

 知事選で推薦候補が敗れたことを受け、自民党県連は16日、福島市で党議を開き、坂本剛二県連会長の辞任を了承した。同様に辞表を提出している遠藤忠一幹事長ら役員の進退については、まずは敗退の説明責任を果たすべきとの声が強く保留した。遠藤幹事長は、県議会12月定例会を終えた段階で辞任する見通し。

 この日は、全役員から提出されている辞表の扱いについて協議し、支部長・幹事長会の前に、遠藤幹事長らが退任しては説明責任が果たせないという意見でまとまった。来週にも同会を開き、責任の所在を含めた総括を行い、12月定例会の最終日にも新体制を決定する方針だ。

 ただ、来春には参院補選や統一地方選が迫ることもあり、「(引責辞任は)最小限度で対応したい」(県連幹部)との声が強く、辞職は坂本会長と遠藤幹事長にとどまる公算が大きい。

 また、この日の冒頭で、知事選候補だった森雅子氏があいさつし、敗退をわびたうえで「健全野党を貫くことは大変な困難があると思うが、クリーンな県政を望み投票してくれた約40万人の県民に応えられるよう、よろしくお願いします」と述べた。

(2006年11月17日 読売新聞)

885片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 02:17:44
知事選へ自民県連衆院議員秘書会議 讀賣愛知

 来年2月の知事選で、神田真秋知事(55)を推薦する自民党県連は16日、選挙区支部長を務める衆院議員の秘書を集めて会議を開き、支部ごとに知事選の得票目標を設定し、今月末までに報告するよう求めた。

 同県連では、32年ぶりに対決の知事選となったことで、今回、初めて選挙区支部ごとに「選挙区支部選対」を置くことを決めており、今月末から始動する。

 また、県連は同日夜、豊田芳年・中部経済連合会会長、箕浦宗吉・名古屋商工会議所会頭ら地元財界トップを招いて、神田知事を囲む懇談会を開催。知事選での支援を要請した。

(2006年11月17日 読売新聞)

886片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 02:21:01
自民県連 溝口氏擁立あすにも決定 知事選 西尾氏の動向注目 讀賣島根

 自民党県連は18日に松江市で開く常任総務会で、来年4月の知事選に擁立する方針を固めている益田市出身の財団法人国際金融情報センター理事長、溝口善兵衛氏(60)について協議する。常任総務会で正式決定されれば、同党県連は澄田知事が11月県議会で進退を表明するのを待って、溝口氏に出馬を要請する見通しで、既に立候補への意欲を示している出雲市長の西尾理弘氏(65)の動向が注目される。

 同党県連は次期知事選に向けて県内で人選を進めていた。しかし絞り込み作業が進まず、11月2日に県連会長の青木幹雄参院議員ら県選出の国会議員4人に一任することを決めた。この結果、旧大蔵省官僚当時から竹下登元首相や青木会長らとも交流がある溝口氏が浮上したという。

 溝口氏は東大経済学部卒業後、1968年に旧大蔵省入省。大臣官房長、国際局長、財務官などを歴任、2004年に退官して現職。

 一方、西尾氏は10月に知事選出馬の意欲を表明。しかし青木会長は「合併したばかりの新市の市長として任期を全うすべきだ」として、支援しない意向を伝えている。県連は、常任総務会で候補擁立を明確に示すことで、西尾氏に出馬を思いとどまらせたい意向とみられる。

 溝口氏は読売新聞の取材に対し、「まだ何も話を聞いていないので、答えようがない」と話している。

 同知事選では、共産党も独自候補を擁立する見込みで、民主党も候補擁立を模索している。

(2006年11月17日 読売新聞)

887片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 02:34:26
自民県連:会長・幹事長、辞任先送り 知事選敗北に批判集中−−党議 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061117ddlk07010316000c.html
 ◇12月県議会閉会後まで

 自民党県連は16日、福島市内で党議を開き、坂本剛二会長と遠藤忠一幹事長の辞任の時期を県議会12月定例会閉会後まで先送りする方針を決めた。この日の党議では、知事選の推薦候補敗北をめぐり、執行部への批判が集中した。中断していた04年の知事選を巡る公選法違反疑惑の捜査も再開されたことも明らかとなっており、県連が混乱する事態も予想される。

 この日の党議には、所属県議全員が出席。冒頭、森雅子氏が「応援に報いることができず、野党に置いてしまいおわびする」と謝罪した。

 その後は、非公開で行われ、出席議員からは、候補者擁立の経緯や戦術を巡り、執行部を批判する声が相次いだ。

 この日は知事選の総括を行い、辞職願を提出した役員10人の退任を協議する予定だったが、「党員に説明責任を果たしていない」との意見も出て、近く支部長・幹事長会議を開くことになった。

 12月議会閉会後までの現体制の継続は、公選法違反疑惑が再燃したことで、混乱を最小限に抑え、捜査の進展を見守る思惑もあるとみられる。

 遠藤幹事長は「議会として潔白宣言をしており、もしそういう事態になれば、大変重く受け止める」と話し、議会解散も「選択肢の一つ」としている。

 同党のある若手県議は「自分も裏金を受け取ったと見られてしまっている」と語っていた。【坂本昌信】

毎日新聞 2006年11月17日

888片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 03:05:59
知事選/「集票マシン」の建設業界ため息
2006年11月16日 朝日沖縄
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000611160001

 沖縄の選挙で、保守側の「集票マシン」と言われてきた建設業界。その巨大なエンジンのかかり具合が、今回の知事選ではいま一つだ。県内の公共工事はピーク時の6割に減ったうえ、大規模な談合事件の摘発で追い打ちをかけられ、業界関係者からは「選挙どころではない」との本音も漏れる。


 「我々は戦いをリードしてきたプロ集団。業界が置かれた立場は大変厳しいが、底力を発揮できれば、必ずや勝利する」


 那覇市のホテルで7日に開かれた業界の総決起大会。県建設業協会(約460社加盟)の呉屋守将会長は約千人を前に、声を張り上げた。


 協会は10月3日、自民、公明など与党側の前県商工会議所連合会長、仲井真弘多(なか・い・ま・ひろ・かず)氏(67)の推薦を決めた。だが、決定までには曲折があった。


 昨年6月の公正取引委員会の立ち入り検査で、県発注工事での大規模な談合が発覚。136社が約30億6千万円の課徴金納付を命じられた。これとは別に県も125社に約84億円の違約金(損害賠償)を請求した。


 「各社は息も絶え絶えの状態。協会の役員会でも『こんな時に選挙に協力するのか』との議論があった」と小谷和幸・同協会事務局長。支援を機関決定せず、各社の判断に任せようという意見もあったが、最終的に会長一任で推薦が決まった。


 選挙戦は民主、共産、社民、沖縄社会大衆など野党側が推す前参院議員の糸数慶子(いと・かず・けい・こ)氏(59)と、仲井真氏の事実上の一騎打ち。両氏はともに、苦境に立つ建設業界への支援を打ち出している。


 糸数氏は護岸を砂浜に戻すなど、自然再生型の公共工事で建設業の雇用を増やすと主張。仲井真氏は高速道路や新石垣空港建設など大型公共事業を加速させると訴える。談合問題では、糸数氏は違約金支払期限延長を検討するとし、仲井真氏はより踏み込んで延長を明言している。


 民間の信用調査機関・東京商工リサーチによると、今年1〜8月に倒産した企業のうち建設業の占める割合は、沖縄は62・5%。全国平均(29・44%)の倍以上だ。沖縄労働局の調査では、1〜6月に948人が事業主の都合で解雇(懲戒なども含む)され、前年同期の3割増。ある建設会社の役員は「選挙の際に中心になって動いてきた世代が、大量にリストラされている」と話す。


 確かに、知事選での動きはこれまでより鈍い。ある鋼材販売会社の部長によると、前回、前々回に比べると、陣営側からの集会への動員要請自体が減った。地域を回って支持を拡大する「ローラー作戦」も今回は求められていない。部長は「各社が苦しいことを、陣営もわかっているからだろう」と話す。別の会社の役員はつぶやく。「本音を言うと、早く選挙が終わってほしいね」

889片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 15:32:19
山梨ジョイ横内氏を支持 「政策的に近い」理由に 讀賣山梨

 前回知事選で井上幸彦・元警視総監を支持したグループ「創世山梨ジョイ」(高谷東会長)が17日、1月の知事選で横内正明・元衆院議員を支持することを表明した。

 ジョイは、自民党甲府市支部青年部に所属していた若手経営者らが前回知事選を前に設立。県内に8支部あり、会員数は前回知事選時とほぼ同数の100人。井上氏擁立を念頭に、勉強会などの活動を進め、今年10月までに、井上氏の出馬を求める1万4500人分の署名を集めた。井上氏が知事選出馬を固辞したため、会員に再度確認したところ、横内氏支持が大勢を占め、井上氏も理解を示しているという。

 会見した高谷会長は理由として、横内氏が中部横断道への公費投入削減を打ち出すなど、井上氏と政策的に近いことを挙げ、「井上氏と同じ、“改革派”の横内氏に県政を託したい」と述べた。

 支援表明について、横内氏は「井上氏支持者がまとまったことで、有力な支援団体のひとつになると確信している」と話している。一方、山本知事を支持する県議は「前回ほどの集票力はないと聞いている」と冷ややかな見方を示した。

(2006年11月18日 読売新聞)

890片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 15:49:01
長井市長選あす投開票4氏混戦激しい争い
2006年11月18日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000611180005

 ∞国会議員の支援絡み


 長井市長選は19日、投開票される。立候補しているのは、いずれも無所属新顔で、前市議の内谷重治(50)、米穀店経営の飯沢健司(59)、仏壇販売会社長の斎藤裕之(45)、前市議の大道寺信(56)の4氏。


 投票は、市内19カ所で午前7時から午後8時まで。午後9時から市立長井小体育館で開票される。午後11時すぎには大勢が判明する見通し。11日現在の有権者は2万5031人。


 期日前投票は、18日午後8時まで、市民文化会館で。市選管によると、17日夜までに974人が投票した。


 内谷、斎藤、大道寺の3氏が三つどもえの戦いを進め、飯沢氏が続いているとみられる。


 衆院山形2区で対決を続ける遠藤武彦(自民)、近藤洋介(民主)両衆院議員の「代理戦争」の側面もある。遠藤氏は内谷氏を、近藤氏は斎藤氏をそれぞれ支援する。同市での05年の総選挙の得票は、遠藤氏1万248票に対し、近藤氏8435票。


 この票が支援される側にそっくり反映されれば、内谷氏が優位となる計算だ。加えて、近藤氏の市後援会副会長だった大道寺氏が、「近藤票」を斎藤氏と奪い合っている事情もある。しかし、斎藤、大道寺両氏の追い上げは激しく、3氏は混戦状態のまま投票日を迎えそうだ。


 女性票や候補者を擁立しなかった革新票の行方も気がかりだ。


  ○各陣営、人脈フル回転


 内谷氏は、自民党の推薦は得られなかったが、遠藤氏や同党県連幹事長の平弘造県議、さらに保守系や公明党の市議計7人の支援を受けた。決起集会には、自民党県連会長の加藤紘一衆院議員も駆けつけるなど、推薦以上の手厚い支援態勢となった。


 飯沢氏は、米穀店経営で築いた農家の人脈や知人、親類らが中心の戦いとなっている。保守系市議2人も支援についた。農家が多い周辺部に積極的に働きかけ、市中心部でも支持を訴えている。


 斎藤氏は、自身が市後援会長を務めた近藤氏や目黒栄樹市長、市商工会議所会頭や会社経営者ら経済人グループが支援する。15日の決起集会では、内谷氏や大道寺氏を上回る参加者を集めた。


 大道寺氏は、出身労組や会社OB、保守系市議5人の支援を受ける。市後援会副会長や市議として支えた近藤氏と目黒市長は、斎藤氏支援に回った。後援会幹部は「両氏への反発心が陣営の士気を支えている」と話す。


 ○「財政再建」4氏が公約


 4氏に共通するのは、財政再建や産業振興、雇用拡大。告示前後に加わったものもある。斎藤、大道寺両氏は、現状だと4年で約2500万円になる「退職金の返上」を掲げ、その分を「子育て支援金の創設」(斎藤氏)や「スポーツ振興や子育て支援」(大道寺氏)に充てると訴える。


 「市長報酬30%カット」を告示前から公約する飯沢氏は、「比例して退職金も減り、全体で2700万円の返上になる」と主張。「市長給与20%カット」を打ち出す内谷氏は、退職金返上を「人気取りのパフォーマンス。できっこない」。


 目を引く独自の公約としては、内谷氏の「置賜総合病院駅(仮称)の新設」、飯沢氏の「長井小体育館の改築」、斎藤氏の「市議の定数半減」、大道寺氏の「地域自治活動交付金制度の創設」などがある。


 広域合併については、反対論はないが、微妙な違いはある。内谷氏は「積極的に検討」、飯沢氏は「避けられない」、斎藤氏は「合併協議会の再開」、大道寺氏は「環境づくり」を挙げている。(奥山郁郎)

891片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 15:59:48
監視組織設置に反対 裏金問題で県政自民ク 岐阜新聞
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20061118/200611180846_258.shtml

 県の裏金問題で、県議会最大会派の県政自民クラブ(猫田孝議員会長)は17日、再発防止策として県が県政再生プログラムに位置付けた第三者機関・県政監視委員会の創設、庁内組織の監察監(次長級)と監察課の新設に反対する方針を決めた。

 自民クは、裏金問題をめぐる一連の処分などで県職員の間には委縮が見られ、新たに“監視組織”を設けることによる県政運営へのマイナス影響を懸念。県政監視委員会、監察監と監察課が担う役割は、監査委員の監査機能の強化をはじめ、人事課など現行組織で対応する一方で、県議会の監視機能を高めていくべきと判断した。このため、監査委員事務局の独立性を確保し、監査委員の増員、予備監査の第三者委託の積極的実施を求める。

 県政再生プログラムの再発防止策で、県は徹底した情報公開と県民監視体制の構築を“車の両輪”として重視。県政監視委員会は、県政を外部からチェックする視点の役割を担う第三者機関として今月中にも創設。抜き打ちの外部監査を導入するほか、県民からの苦情対応の監視や職員の不正について独自調査も行うとしている。監察監と監察課は、知事直轄の組織として年内に新設する方針で、県庁全体の再発防止や法令順守の施策を担当する。

 自民クは同日、議員総会を開き、今回の方針で一致。24日に開かれる予定の県議会超党派の「不正資金問題調査検討委員会」(坂志郎委員長)での協議を求める。

 県は当初、課設置など関連条例を12月議会に提案する予定だったが、県議会最大会派の反対方針を受け、再発防止策の再検討を迫られる可能性が出てきた。

892片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 19:27:42
変革:’06出直し知事選 連合和歌山が擁立要請、民主県連と話し合い /和歌山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20061118ddlk30010609000c.html
 ◇党本部と協議へ

 県発注工事を巡る談合事件で、知事の木村良樹容疑者(54)が辞職を表明したことに伴う出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)に向け、民主党県連(岸本周平代表)は17日、和歌山市で連合和歌山(村上正次会長)と会合を開き、候補擁立について話し合った。岸本代表はこれまでの情勢と、候補者を絞り込めていない現状を説明。村上会長は「一日も早く決めてほしい」と擁立を強く要請した。

 岸本代表は難航する原因について「地方議員がほとんどいない政党のため地力がない」と説明。擁立に向けて「最大限努力したい」と述べた。来週初めにも党本部と協議するという。

 村上会長は候補者が決まらない状況を「任期途中の辞任に伴う選挙だから仕方がない」としながらも、「候補者は限られている。最終判断に至っていないだけ」と話し、決定に期待した。【辻加奈子】

毎日新聞 2006年11月18日

893片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 19:35:42
連合熊本:熊本市長選大敗の総括持ち越し−−地方委 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20061118ddlk43040393000c.html

 連合熊本は17日、地方委員会を開いた。12日に投開票された熊本市長選で推薦候補が大敗したことから、推薦基準の見直しなど厳しい意見も出たが、甲斐孝行事務局長は「改めて総括会議をやる。その中で基準の明確化などを議論したい」と述べるにとどまった。

 07年度の活動方針や来年4月の統一地方選の立候補予定者20人の推薦など6議案が了承された。

 質疑の中では「熊本市長選では十分な推薦候補の調整がなく惨敗した」「首長候補の推薦は、市民の声を聞き、産別組合も推薦できる人を」などの意見が出たが、総括は今月末ごろに予定している選挙対策本部会議に持ち越された。

 会場からは「今年2月に60歳を迎えた甲斐事務局長は定年であり、交代すべき」との意見も出た。それに対し、河瀬和典会長は、15日の緊急執行委で、甲斐事務局長が定年などを理由に辞表を提出したが、執行部が「市長選の総括もある。来年の統一地方選前に辞めて体制が強化できるのか」などと慰留したことを説明し、その場を収めた。【門田陽介】

毎日新聞 2006年11月18日

894片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/19(日) 13:41:51
知事選溝口氏に出馬要請へ自民県連「県政の状況よく知る」
西尾・出雲市長、意欲変わらず 讀賣島根

 自民党県連は18日、松江市内で常任総務会を開き、来年4月の県知事選に擁立する方針を固めている、益田市出身で財務省前財務官の財団法人国際金融情報センター理事長、溝口善兵衛氏(60)に出馬を要請することを決めた。5期目の澄田知事(71)は、27日開会の県議会冒頭で今期限りの引退を表明するとみられ、県連は引退表明を待って、溝口氏に要請する。一方、出馬に意欲を見せている出雲市長の西尾理弘氏(65)は「これまでの気持ちに変わりはない」とした。

 常任総務会は同党の県議で構成され、5人を除く24人が出席。非公開の会議では、浅野俊雄・県連幹事長らが、県連会長の青木幹雄参院議員ら県選出国会議員4人と協議を重ねてきた、溝口氏を推す案を提示した。出席者から異論は出ず、同氏を支えていくことで意見は一致した。

 記者会見した浅野幹事長は「澄田知事が引退表明をした後、新しい候補を立てて一致団結して取り組むことで意見の一致をみた。候補には溝口氏以外に名前は挙がらなかった」と説明。溝口氏を選んだ理由として、「県政の状況もよく知っている。人格、識見、経歴も考慮した」とした。

 県連は澄田知事の引退表明後の29日、都内で国会議員全員と県連幹部の県議ら15人で構成する選挙対策委員会を開いて正式決定し、本人に出馬を要請する。

 溝口氏は東大経済学部卒業後、1968年に旧大蔵省入省。国際局長などを経て04年7月に退官し、現職。溝口氏は「正式な要請のない現段階で、お答えできない」と話しているが、出馬に前向きとみられる。

 一方、西尾氏への対応について、浅野幹事長は「常任総務会では特に意見もなかった。どなたが出ても、(県連が候補を立てて選挙を)やらなくてはならない」と述べ、洲浜繁達総務会長も「西尾氏に出馬断念を求めることはない」と、静観する意向を示した。

 県連が溝口氏擁立の方針を決めたことを受け、西尾氏は「県民の意見をしっかり聞きつつ、引き続きアピールしていきたい。自民党県連の方々にも理解を求めたい」と話していた。

 知事選を巡っては、共産党は独自候補を擁立する方針で、民主党も候補擁立を模索している。

(2006年11月19日 読売新聞)

895片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 21:38:19
激戦制し金丸氏初当選
館山市長選 投票率は59・65%
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei06112009595801

 任期満了に伴う館山市長選は十九日、市内二十一カ所で投票、午後九時から市立第三中学校体育館で即日開票され、前市議で学習塾経営の金丸謙一氏(57)=無所属=が、現職の辻田実氏(73)=二期、同、連合千葉推薦=、会社役員で社会福祉法人理事長の鈴木陽一氏(55)=同、自民推薦=を破り初当選を果たした。投票率は激戦を反映し59・65%で前回の55・69%を3・96ポイント上回った。当日有権者数は四万二千百八十人(男二万六人、女二万二千百七十四人)。

 「当選確実」の報が湊の選挙事務所にもたらされると、金丸氏は集まった支持者らを前に万歳三唱、新市長の誕生をともに喜び合った。

 金丸氏は八月に「館山市を日本で一番住みよいまちにしたい。一議員の力では限界がある」として立候補を表明。「大きな箱物はもういらない。生活基盤整備を最優先し元気な館山をつくる」と訴え支持を広げた。

 三選を目指した辻田氏は六月議会で出馬表明、九月には「港湾構想」「海洋深層水」「観光立市」を柱としたマニフェストを公表。辻演説などで政策の継続を訴えた。鈴木氏は中村正三郎元代議士の後援会組織から推される形で、七月に立候補表明。経営者の感覚を取り入れた「株式会社館山市」などを柱に市内をくまなく歩き政策を訴えたがともに及ばなかった。

 ◇金丸謙一氏の略歴

 学習塾経営、中央公民館サークル連絡会会長、市体育指導委員連絡協議会副会長、元市議、元館山国際交流協会事務局長。安房高校卒。那古。

896片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 21:46:40
近江八幡市長選4氏立つ
8年ぶり選挙戦に 合併問題など争点 讀賣滋賀

 近江八幡市長選は19日告示され、いずれも無所属新人で、前県議の冨士谷英正氏(59)、元労働省職員の伊地知久凱氏(63)(共産推薦)、前市議の有村国俊氏(42)、同、深井博正氏(56)(民主推薦)の4人が立候補を届け出、8年ぶりの選挙戦に突入した。合併問題や地域経済の活性化などが主な争点になるとみられ、出陣式で必勝を誓った各候補は早速、選挙カーに乗り込み、市内各地を回って支持を訴えた。

 <歳入増図り街を振興>冨士谷候補

 午前9時から同市桜宮町の選挙事務所前で行われた出陣式には、知事選で冨士谷候補の支援を受けた嘉田知事も出席。「近江八幡の未来を冨士谷さんに託してほしい」と訴えた。

 「近江八幡は県の、日本の『へそ』にもかかわらず少し元気がない。人口も伸びず大変、寂しい状況」と現状を訴えた冨士谷候補。「歳出を削減することは当たり前で、歳入のことも考えるのが、これから市政をあずかる者の使命。歳入増を図り、街の振興に使う。これまでの人脈や経験を生かし、市に奉仕させていただきたい」と力を込めた。

 <地域経済活性化図る>伊地知候補

 同市江頭町の選挙事務所前で行われた出陣式には、支援団体の「住みよい近江八幡市をつくる会」の会員や近くの住民ら約60人が集まり、伊地知候補は一人ひとりと握手し「頑張ろう」と気勢を上げた。

 鮮やかなオレンジ色ののぼりが立つ中、伊地知候補は「約3億3000万円使われている同和行政をきっぱりと終結させ、35人学級の実現や就学前までの医療費無料化など教育・福祉・医療に使う。米や近江牛などの多くの特産物の生産と販売を拡大し、地域経済の活性化を図りたい」などと主張した。

 <民間委託取り入れる>有村候補

 出陣式は同市桜宮町の選挙事務所前で行われ、約300人の支持者らが集まった。

 有村候補は「市の自主財源が80億円しかないのに、200億円の一般会計予算を組んでいる。財政再建団体とならないように民間委託を取り入れ、事業の見直しもする」と市政改革を提唱。「市民の意見が通るよう、新たな発想転換を目指す」と訴えた。

 国会議員や県議らも応援に駆けつけ、岩永峯一・衆院議員は「かつてない厳しい選挙だが、頑張っていただきたい」とあいさつ。最後に全員で「頑張ろう」と気勢を上げた。

 <人づくりが私の使命>深井候補

 同市鷹飼町の選挙事務所前で行われた出陣式には、支援団体「We love おうみはちまんの会」のメンバーや地元の支援者ら約300人が集まった。

 深井候補は「末端行政」を「先端行政」に変えた「川端市政の継承」をアピール。その上で「一番大事なのは『人づくり』。いじめや自殺の問題は年々悪化し、犯罪の低年齢化なども進んでいるが、政治はなかなか解決できない。教育問題や人づくりが私の使命と考えている」などと訴えた。

 最後に、集まった支援者全体で「頑張ろう」を三唱し、風船を空に飛ばして結束を確認した。

■投票は26日36か所で■

 投票は26日午前7時から午後8時(一部繰り上げ)まで36か所で行われ、同9時から同市鷹飼町の「サン・ビレッジ近江八幡」で開票される。18日現在の有権者数は5万4930人。

(2006年11月20日 読売新聞)

897片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 21:51:39
迫る短期決戦    陣営準備加速 讀賣和歌山

 談合事件で逮捕された木村知事の後任を決める12月17日投開票の出直し知事選(30日告示)が告示まで10日余りと迫り、出馬を表明している自民推薦の仁坂吉伸氏(56)、共産推薦の泉敏孝氏(69)の両陣営は、〈短期決戦〉への準備を急ピッチで進めている。一方、民主は現在も候補者擁立に至らず、公明も推薦をめぐる態度がまだ固まらないなど、各党の動きの違いが鮮明になっている。

 週末の18、19日、仁坂氏は田辺、新宮、有田各市などを回り、計約20か所で演説をこなした。あいさつ回りは16日から始めており、これで紀北、紀中、紀南の各地方に足を運んだことになる。演説では経済産業省勤務やブルネイ大使としての経験と知識をアピール、「多くの人の声を聞きながらやっていきたい」などと語り、集まった人たちから「地域の実情も見に来て」などの声を受けた。

 泉氏の始動も出馬表明翌日の16日。選挙母体の「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」を構成する約30団体のあいさつに回り、JR和歌山駅前での演説なども行った。18、19日は以前から予定されていた岡山県での会合に出席するため県内での活動はなかったが、党県委員会の松葉賢一選対部長は「談合事件の徹底究明と再発防止という訴えははっきりしており、あせりは感じていない」と話した。

■仁坂氏推薦公明先送り

 これに対し、民主党県連は19日、和歌山市内で数人が集まり、名前の挙がっている岸本周平代表らの出馬について話し合ったが、やはり候補者は決まらないまま。この日投開票の沖縄県知事選の結果なども考慮しながら、党本部と相談して態度を決めるという。

 公明党県本部も同日、知事選への対応を検討する緊急幹事会を開催。仁坂氏側から要請されている推薦についての結論を先送りした。西博義代表は「議論が十分でなく、候補者の人物像も見極めきれていない。関係機関や議員らと相談を深めて決めたい」とした。

 社民党県連は、候補者が出そろってから、党の態度を決定するとしている。

(2006年11月20日 読売新聞)

898片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 21:56:39
選挙:長井市長選 内谷重治氏、3氏破り初当選 自民組織まとめる /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20061120ddlk06010149000c.html

 任期満了に伴う長井市長選は19日投票があり、即日開票の結果、無所属で新人の前市議、内谷重治氏(50)が、同、大道寺信氏(56)▽仏壇仏具販売会社社長の斎藤裕之氏(45)▽米穀店経営の飯沢健司氏(59)の無所属3新人を破り、初当選を果たした。当日有権者数は2万4839人(男1万1890人、女1万2949人)で、投票率は78・19%と前回の76・6%を上回った。【湯浅聖一】

 内谷氏は「心の通う市役所改革を実現し、福祉と介護を充実させたい」と立候補。自民党の遠藤武彦衆院議員や地元の平弘造県議らの支援を受けて組織選挙を展開した。本格的に動き出したのが10月中旬と出遅れ感もあったが、市議2期の経験と国・県とのパイプを強調。終盤には加藤紘一衆院議員が応援に駆けつけるなど、組織を引き締め逃げ切った。

 当選が決まり、支持者らの祝福を受けた内谷氏は「支援してくれた皆さんのお陰。目黒市政を継承しながら市民とともに新しい時代を切り開き、一生懸命努力すれば報われる長井にしたい」と抱負を語った。

 大道寺氏は出身労組や保守系市議、近藤洋介衆院議員(民主党)後援会の一部が支援に回り、「雇用の確保と子育て支援」を訴えた。市長退職金2500万円の返上などを公約に掲げ、組織に頼らない草の根運動を展開したが、あと一歩及ばず涙をのんだ。

 斎藤氏は商工会議所のメンバーを中心に運動。近藤衆院議員が前面に立って支援したほか、目黒栄樹市長も後継者として指名した。さらに議員定数の半減など、新たな公約も発表し無党派層の獲得を狙ったが、票を伸ばせなかった。

 飯沢氏は親せきらを軸に「脱しがらみ」を掲げたが、思うように浸透しなかった。

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 ■解説

 ◇市民が夢持てる将来ビジョンを

 2期8年にわたる目黒市政をどのように継承し、見直すかが問われた長井市長選だったが、4陣営の訴えに大きな違いはなく、争点の明確さに欠けた。さらに政党などの既存組織が事実上分裂したため、「異なる党派が一緒になったぐちゃぐちゃな戦い」(ある陣営幹部)だけが印象に残る結果となった。

 自民党長井市支部では内谷氏に対する反発などもあり、一部役員が斎藤、大道寺各陣営に流れた。一方、民主党は近藤洋介衆院議員が斎藤氏を支援したが、支持母体の労組などは大道寺氏に付いて分裂。各陣営は寄り合い所帯による決定力のない戦いを強いられた。このため候補者らは市長退職金の返上や議員定数の削減など、無党派層を狙った公約で競争。これに対し、内谷氏は一貫した政策を主張し、有権者に受け入れられた。

 同市の財政再建は糸口が見えたに過ぎない。国・県とのパイプだけでは再生は難しい。市民は行革で我慢を続けてきた。内谷氏にはそういう市民が夢の持てる具体的な将来ビジョンを早急に示してほしい。【湯浅聖一】

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 ◇開票結果=選管最終発表

当 6207 内谷重治 50 無新

  6113 大道寺信 56 無新

  5068 斎藤裕之 45 無新

  1770 飯沢健司 59 無新

(無効 263)

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 ◇長井市長略歴

内谷重治(うちや・しげはる)50 無新(1)

 保険代理業▽市観光協会理事▽政党役員[歴]市職員▽市議2期▽南中PTA会長▽立教大

毎日新聞 2006年11月20日

899片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 21:59:54
選挙:韮崎市長選 横内氏が初当選、小野氏破る 投票率、大幅増 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061120ddlk19010169000c.html

 任期満了に伴う韮崎市長選は19日投開票され、元県議の新人、横内公明氏(62)が3選を目指した現職の小野修一氏(62)を破り初当選した。投票率は前回より21・42ポイント増の74・95%。当日有権者数は2万5246人(男1万2418人、女1万2828人)。

 横内氏は91年に県議に初当選、3期務め、4期目の途中で出馬を表明した。

 「笑顔のあふれる街づくり」がキャッチフレーズ。自然や文化など各地域の特色を活用し、地域を活性化させることで人口増を目指すほか、福祉の充実を訴え、秋山幸一・元市長(故人)の支持者なども取り込み、支持を固めた。

 小野氏は「市政の継続」を訴え、市内の区長で作る市地区長連合会など64の各種団体から推薦を受け、支持拡大に努めたが及ばなかった。

 今回の市長選は、小野氏が来年1月の知事選で再選を目指す山本栄彦知事(71)の後援会「山輝会」の韮崎支部長を務め、横内氏も兄が知事選に立候補を表明している正明元衆院議員(64)だけに、知事選の前哨戦と見られ、両陣営も支援に回る激しい選挙戦となった。【鷲頭彰子】

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 ◇韮崎市長略歴

横内公明(よこうち・こうめい) 62 無新(1)

 会社役員▽韮崎小教育後援会長▽市商工会長▽韮崎中教育後援会長[歴]県議会議長▽日大

毎日新聞 2006年11月20日

900片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 22:05:44
選挙:金沢市長選 山出保さん5選、満面の笑み オール与党で手堅く /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20061120ddlk17010321000c.html
 ◇投票率27・39%、辛くも前回上回る

 任期満了に伴う金沢市長選は19日投開票され、無所属現職の山出保氏(74)が、いずれも無所属新人で共産党金沢地区委員長の平田俊一氏(55)と、元市立中学校教諭の中川隆幸氏(59)を破り、5回目の当選を果たした。投票率は前回(02年)比1・01ポイント増の27・39%。当日有権者数は35万3524人。【池内敬芳、花牟礼紀仁、八田浩輔、泉谷由梨子】

 自民・民主・公明・社民の推薦・支持を受け、共産を除く「オール与党」体制で選挙に臨んだ山出氏は、手堅い組織戦を展開。幅広い層からの支持を得た。共産推薦の平田氏は個人演説会などで、政策の浸透を図ったが、及ばなかった。中川氏は運動員を置かない独自の戦いを展開した。

   ◇ ◇

 北陸新幹線の開業をにらんだまちづくりを最大の課題に挙げ、4期16年の実績を強調した山出氏。支持者で埋まった金沢市広坂の事務所は、当選確実の報が伝えられると、一斉に歓声と拍手に包まれた。その後、山出氏が支持者らの前に姿を表し、支持者らと満面の笑みで万歳した。「勝っておごらず、威張らず、誠意を尽くして一筋に精進したい」と述べた。

 平田氏は、同市増泉1の事務所で選挙スタッフらと静かに開票作業を見守った。選挙期間中、保育料引き下げや除雪対策の充実など福祉の充実を訴えた平田氏。山出氏当確の報を聞くと肩を落とした。「期待に応えられず残念。訴えた公約を実現するため、引き続き市民運動の先頭に立ちたい」と述べた。

 選挙に一石を投じようと出馬した中川氏。少子化対策や福祉対策の充実を訴えたが、及ばなかった。

 ■視点

 ◇政権与党、気概どこに

 金沢市長選の投票率は、過去最低だった前回の26・38%は上回ったが、依然低い水準にとどまった。実質的に、4党相乗りの現職と共産推薦新人の一騎打ちという「結果が見える」構図だけに、当然の帰結だろう。

 自民は当初、山出保市長の多選に難色を示し、候補擁立も模索した。対立軸になる課題がない市政の事情はあるにせよ、一時は国会議員が5選出馬を批判しながら、最終的に民主、社民がいち早く推薦表明した山出氏を推したことが、有権者の関心をそらせたのではないか。選挙期間中「結果が分かってるから、選挙には行かない」という有権者の声をよく聞いた。

 告示日の第一声で、山出氏の応援演説に立った自民の国会議員らはしきりに、投票を呼びかけた。それならば、もう一つの選択肢を提示すべきではなかったか。政権与党としての気概が欲しかった。【花牟礼紀仁】

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 ◇開票結果=選管最終発表

当 68566 山出保  74 無現

  15763 平田俊一 55 無新

  10232 中川隆幸 59 無新

(無効2273)

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山出保(やまで・たもつ) 74 無現(5)

 全国市長会長▽石川県市長会長▽日本水道協会理事[歴]市企画課長・財務部長・助役▽金沢大=[自][民][公][社]

毎日新聞 2006年11月20日

901片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 22:15:01
’06福岡市長選:刷新訴え、吉田さん初当選 現職批判票取り込む /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20061120ddlk40010024000c.html
 ◇投票率42.57%

 19日に投開票された福岡市長選は、新人の元新聞記者、吉田宏氏(50)=民主推薦、社民・ふくおかネットワーク支持=が乱戦を制し初当選した。現職の山崎広太郎氏(66)=自民推薦=と、前市議、高山博光氏(66)▽共産党県副委員長、清水とし子氏(57)=共産推薦▽元市部長、山口敬之氏(58)▽技術コンサルタント、上田光彦氏(61)の新人4人を破った。

 過去最多の6人が立候補した選挙戦は、国政の与野党対決構図が持ち込まれ事実上、山崎氏と吉田氏の争い。乱立にもかかわらず、山崎氏への批判票は吉田氏が大部分を取り込んだ。

 投票率は42・57%で前回を上回ったが、6回連続して50%を下回り、低調傾向に歯止めはかからなかった。当日有権者数は108万9013人。【安達一成、米岡紘子】

 「当選確実」の報が流れると、中央区警固の吉田さんの選挙事務所に「やった!」と大きな歓声が響きわたった。報道各社の世論調査で接戦が報じられ、その勢いに乗って走り通しただけに喜びもひとしおだった。

 民主党の推薦を受けながら、党の色を極力抑え、あえて“市民派”として戦った選挙戦。「今の市政をあと4年続けるのか、それとも新しいリーダーを誕生させるのか、二つに一つ。私が福岡を変える」と刷新を訴えてきた。

 選挙戦中盤には「知名度が低い。民主党をもっと前面に出すべきだ」との声が陣営内に強くなった。このため最終盤になって小沢一郎代表はじめ民主幹部と足並みをそろえる戦術で弱点だった知名度不足を覆し、現市政に不満を持つ市民に支持を広げた。

902片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 22:16:11
 一方、中央区那の津にある山崎さんの選挙事務所は、落選の知らせが入ると、詰めかけた支持者の表情が凍りついた。

 盤石の態勢で3選に臨むはずだったが、民主の相乗り拒否で頓挫。選挙戦は五輪招致や市財政問題への批判をかわすことに全精力を傾けるという守りを強いられた。市財政の健全性を訴えるためチラシにグラフを付け、個人演説会でも必ず「福岡は元気です」と強調してきた。

 告示前、自民党本部は「支持率の低さ」を理由に推薦を見送ったが、これに自民系市議が反発。「自分たちだけでもやる」と走り始めた。公明党も同調して全面支援。議員自ら票の掘り起こしを進めた。しかし、市政への不満は確実に浸透しており、最後まで有権者の支持を引き寄せることはできなかった。

 市議から挑戦した高山さんは、城南区の事務所に集まった支援者に協力へのお礼を言い、深々と頭を下げた。

 高山さんは選挙戦で「市政正常化」を訴え続けた。さらに市民派を結集した「第3極」の旗には幅広い支持層が運動にかかわった。

 元々、城南区ではトップの集票力を誇る上、27年間の議員生活で培った人脈は幅広く、選挙戦中盤までは反現職と反民主の層を取り込む勢いだった。しかし、最後は自民と民主の対決の構図に埋没する形で伸び悩んだ。

 共産党支持者を中心に浸透を図った清水さんは「子育て日本一」の街づくりを訴えたが、支持を広げきれなかった。

 「まっとうな人づくり」を掲げ教育再生を訴えた山口さんは、教育団体の仲間を軸に支持拡大を図ったが及ばなかった。

 上田さんは家族や友人を中心とした手作り選挙で実直な訴えを続けた。

 ◇投票率上昇、投票者も12万7000人増−−依然「有権者過半数は棄権」

 福岡市長選の投票率は42・57%で、史上2番目の低投票率だった前回(32・46%)を10・11ポイント上回った。これで“低空飛行”は少し上向いた形だが、6回連続して「有権者の過半数が棄権」という結果も残った。

 ただ、投票者数は46万3542人で前回より約12万7000人も上回った。これは投票率が64%だった84年の約49万5000人に迫る数字で、有権者が増え続ける福岡市の特徴を見せつけた。

 40%台に戻したのは98年(43・49%)以来。3選を目指した現職への多党相乗りが崩れたことや6人が乱立したことに加え、終盤に「自民・公明」と「民主」の対決構図が鮮明になったことも影響したとみられる。

 90〜02年の4回の選挙では、山崎氏が桑原敬一氏を破った98年の43・49%を除き30%台前半で低迷。いずれも現職に有力な対抗馬がおらず、有権者の関心が低かった。

 今回も告示までは各陣営から「盛り上がりにかける」との声が聞かれていたが、最終盤にかけて各陣営は有権者の関心が高まる手応えを感じていた。【米岡紘子】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 177,400 吉田宏   50 無新

  157,868 山崎広太郎 65 無現

   55,603 高山博光  66 無新

   42,296 清水とし子 57 無新

   13,436 山口敬之  58 無新

   10,759 上田光彦  61 無新

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吉田宏(よしだ・ひろし) 50 無新(1)

 [元]西日本新聞編集委員[歴]東京支社報道部次長・論説委員・経済部長▽慶大=[民][社][ネ]

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2006年11月20日

903片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 23:10:36
さるべーじしてよろしいでしょうか。

自民、福岡市長選は自主投票…苦戦が伝えられ
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/giin/1160039416/
440 小泉純一六〇郎 ◆PviOvEipc2 sage寝る New! 2006/11/20(月) 01:38:36 ID:YvOnREQx
福岡市長選、衆院小選挙区別各候補得票

1区(東区・博多区)
高山弘光  山崎広太郎  吉田宏  上田光彦  山口敬之  清水とし子
12,135    51,402     56,463   3,475   3,974    14,527

2区(中央区・南区・城南区)
28,380    57,923     65,446   4,120    4,690    15,899

3区(早良区・西区[衆院3区では前原市・糸島郡が含まれる])
15,088    48,543     55,491   3,164    4,772    11,870

福岡全市 投票率 42.57%
55,603    157,868    177,400  10,759    13,436   42,296

904片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 23:49:07
韮崎市長選、新人・横内公明氏が当選
2308票差、小野氏の3選を阻む 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/20/1.html

 任期満了に伴う韮崎市長選と市議補選(欠員二)は十九日投開票され、市長選は前県議で新人の横内公明氏(62)=本町一ノ一ノ一三、無所属=が一万四百四十四票を獲得、現職で三選を目指した小野修一氏(62)=旭町上条北割二三二六、無所属=を二千三百八票差で破り、初当選した。投票率は74・95%(男72・97%、女76・86%)で、信任投票の色合いが濃かった前回を21・42ポイント上回った。県議四回当選の実績を掲げて「市政刷新」を訴えた横内氏は、県議時代や韮崎高OBの人脈を生かして浸透。六十以上の各種団体や連合山梨傘下の労組などから支援を受けた小野氏を抑えた。
 市長選、市議補選とも開票は午後九時十五分から韮崎市営体育館で行われ、同十時半ごろ、横内氏の当選が確実となった。
 横内氏は同市本町二丁目の選挙事務所で「韮崎を変えたいという市民の力の結集がこの結果をもたらしてくれた」と喜びを語った。
 横内氏は八月に立候補を表明。県議時代や韮崎高OBの人脈を生かして草の根運動を展開した。特に地盤で大票田の韮崎地区で浸透を図り、青年部が中心となって浮動票の掘り起こしに努めた。「都市間競争を勝ち抜くため、民間主導型の市政に転換する」と改革、市政刷新の姿勢を強調して、着実に支持を集めた。
 一方、小野氏は六十以上の団体から立候補要請を受け、六月定例市議会で立候補を表明。「第五次長期総合計画を完遂させてほしい」と市政継続を訴えた。連合山梨や市内外の企業の労組が活発に活動するなど組織力を生かして浸透を目指したが、浮動票をまとめきれず、及ばなかった。
 今回の市長選は、横内氏の実兄が横内正明元衆院議員、小野氏の後援会長の義弟は山本栄彦知事で、年明けの知事選に立候補表明している二氏がそれぞれ支援。知事選の“代理戦争”の様相を呈した。結果が知事選に影響するとの見方もあり、勝敗の行方が注目されていた。
 一方、三氏で二議席を争った同市議補選は、未明まで開票作業が続き元職の嶋津鈴子氏と新人の横森宏尹氏が当選した。投票率は74・88%(男72・90%、女76・80%)だった。
 【解説】韮崎市長選で、市民は「市政改革」を訴えた横内公明氏を次のリーダーに選んだ。県議四期で議長も務めた経験を持つ横内氏は、県議時代から築いた支持基盤と韮崎高OBの人脈を生かして、組織力で勝る小野修一氏を退けた。小野氏に目立った失政はなかったが、有権者は空洞化の歯止めがかからない市中心部の現状打開などに新しい力を求めたと言える。
 両氏はこれまでの八年間、県議と市長にすみ分けされ、政治的に協調関係を取ってきた。このため、市内では両氏を支援してきた有権者も多く、対立した今回は支持層が入り組んで情勢が見えにくかった。
 この中で横内氏は、前々回の市長選で小野氏に敗れた秋山幸一元市長を支持していたグループと、清水武則県議の後援会「正武会」の支持者の取り込みに成功。六十を超える団体の支援と連合山梨の推薦も取り付けた現職の組織力に対抗する勢力を築いた。
 さらにJR韮崎駅前の工場跡地活用を含めた再開発など、市政改革を前面に打ち出し、攻めの姿勢を貫いたことが、現状維持に不満を感じる三十−五十代の共感を得たとみられる。
 今回の市長選は、“プレ知事選”との見方もあり、横内氏の陣営は知事選へ向けて勢いが生まれる側面がある一方、兄弟で自治体の首長を務めることに反発する小野氏支持者が「反横内正明」のスタンスを強める可能性もある。
 横内、小野両氏の争いは市内を二分する激しいもので、しこりも残るとみられる。市政の円滑なかじ取りができるか新市長の手腕が問われることになる。〈青沼 朱美〉

905片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/20(月) 23:54:48
当選の吉田氏 無党派層5割獲得 次点・山崎氏 自民票取り込めず 西日本・福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061120/20061120_006.shtml

 19日投開票された福岡市長選で当選を決めた吉田宏氏は、推薦を受けた民主支持層の80%を固め、無党派層の50%近くを取り込んだ。7区中6区でトップの得票となり、無党派層の支持が20%にとどまった山崎広太郎氏に約2万票の差をつけた。投票率は前回を10ポイント以上上回る42.57%だった。


 【支持政党別投票】
 西日本新聞社が19日に実施した出口調査によると、初当選した吉田宏氏は民主支持層を堅実に固めたほか、無党派層からも広く支持を得て、風をつかんだ。一方、山崎広太郎氏は推薦を受けた自民支持層と無党派層からの得票が伸びず、明暗を分けた。

 投票者を支持政党別にみると、自民40.8%、民主24.6%、公明5.8%、共産3.3%、社民1.8%、支持政党なし・その他の政党21.1%。

 吉田氏は推薦を受けた民主支持層の80.2%、支持を受けた社民の55.2%を手堅く獲得した。共産からの得票は17%に上った。

 一方、山崎氏は自民支持層の53.7%しか取り込めず、自民支持の21.6%が吉田氏に、17.5%が高山博光氏に流れた。山崎氏の公明支持層からの獲得は89.1%だった。

 吉田氏に投票したと回答した無党派層は48.2%で、山崎氏の20.1%を2倍以上も上回った。高山氏に投票した無党派層は12.4%に上った。


 【区別投票率】
 福岡市長選の投票率は42.57%で、過去2番目に低かった前回(32.46%)を10ポイント以上上回った。戦後最多の6人が争った激戦と、財政再建などを巡る論戦が投票率アップにつながったようだ。

 性別でみると、女性(43.4%)が男性(41.61%)を上回り、関心の高さを示した。区別で最も高かったのは西区の47.15%。これに城南区(46.25%)、早良区(45.02%)と続いた。最も低かったのは、博多区の35.89%だった。


 【各区別得票】
 各区別の得票では、初当選した民主推薦の吉田宏氏は、博多区を除く6区でトップを獲得。全市で票を伸ばし、現職の山崎広太郎氏らを破った。

 吉田氏は、大型公共事業のあり方が問われる中、人工島開発が進む東区で山崎氏に6500票あまりの差をつけたほか、地元の中央区と、民主の元衆院議員の支援を受けた早良区で山崎氏を各4000票以上リード。新興住宅地の多い西区でも約2600票の差をつけた。

 一方、山崎氏は博多区で吉田氏を約1500票上回ってトップに立ったが、地元の南区で惜敗、城南区では3位に終わるなど、自民、公明の組織力を生かせなかった。

 高山博光氏は、市議時代の選挙区だった城南区で吉田氏に次ぐ票を獲得。共産が推薦した清水とし子氏は、東区(10.5%)と地元の南区(10.4%)で1割を超える支持を得たが、両氏とも全市的な支持は広がらなかった。

=2006/11/20付 西日本新聞朝刊=

906片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/21(火) 00:00:10
政党に民意動かず 谷川さん及ばず 尼崎市長選 兵庫・神戸新聞
2006/11/20
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000171765.shtml

 「私の力が及ばなかった。申し訳ありません」-。谷川さんは午後九時十五分ごろ、同市昭和通の事務所に現れ、集まった支援者ら約五十人を前に深々と頭を下げた。

 八月末に立候補を表明。十五年の市議経験をアピールし、「国や県とのパイプを生かし、尼崎に活力を取り戻す」「公教育を充実させる」などと訴えてきた。

 選挙戦では、政党のバックアップを強調。告示前から、安倍晋三首相と握手するポスターを街頭に張るなど、自民党色を前面に押し出した。告示直前には公明党の推薦も得て、国政与党である自・公の枠組みで、組織の力を生かした選挙戦を展開した。

 無党派層に対しても、四十三歳という若さをアピールし浸透を図った。陣営が「現職の背中が見えてきた」と手応えを語る場面もあった。しかし、政党という看板で民意を引き寄せることはできなかった。時間不足などから組織票をまとめきることもできず、党派を超えて支持を集めた白井さんに大差をつけられた。

 谷川さんは目を潤ませ、「精いっぱい戦ったが、(自身が訴えてきた)子どもたちの教育問題に取り組めないことに悔いが残る。白井さんには、教育施策に力を注いでほしい」と語ると、すぐに事務所を後にした。

907片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/21(火) 00:27:58
有権者の1割が期日前投票、大半が仲井真票との見方も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061120ia24.htm

 19日の沖縄県知事選では、有権者の10・5%にあたる11万606人が期日前に投票した。投票者では、約6人に1人の割合になる。当選した仲井真弘多氏を推した自民、公明両党は、期日前投票の活用を組織的に呼びかけており、こうした動きが影響した可能性が指摘されている。

 02年の前回、98年の前々回の知事選では、不在者投票はともに5万人台だった。期日前投票導入で手続きが簡略化されたとはいえ、ほぼ倍増したことになる。

 仲井真陣営は「堅い支持者にあらかじめ投票を済ませてもらい、その後は支持拡大に余力を振り向ける」とし、期日前投票の少ない市町村のテコ入れなどを進めたという。自民党幹部は「期日前投票の7割程度は仲井真票ではないか。投票日の票は、糸数氏と互角ぐらいだったかもしれない」という見方を示した。

(2006年11月20日22時7分 読売新聞)

908片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/21(火) 02:18:46
石田氏共闘 共産、最後まで努力
「協議相手は民主でない」 中日・愛知
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20061114/lcl_____ach_____011.shtml

 第30回あいち赤旗まつりが12日、名古屋市緑区の大高緑地公園で開かれた。来年2月の知事選で、石田芳弘犬山市長(61)=10月31日に辞表提出=を推薦する民主党が、共産党などでつくる「革新県政の会」とは共闘しない方針を明らかにしたことについて席上、岩中正巳共産党県委員長は「ぎりぎりまで(石田氏との共闘の)努力を惜しまないつもり」との考えを示した。

 岩中委員長は、民主党の姿勢について「反発は予想された」とした上で、政策協議をしようとしている相手は「民主党ではなく、石田氏だ」と強調した。

 革新県政の会は、石田氏を支持しない場合、愛労連・労働相談センター所長の阿部精六氏(66)を擁立することを決めている。

 岩中委員長は「相手(石田氏)が(政策協議の)テーブルにつかないのなら、阿部氏とともに戦い抜く」と述べた。

 これに対し、阿部氏は「県民の間には、オール与党の県政を変えてほしいという底流がある」とし「知事選で勝つのは容易ではないが、全力を挙げたい」と意欲を示した。

 (朝田憲祐)

「全域で神田氏勝利を」
自民県連選対が初会合 中日・愛知
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20061117/lcl_____ach_____000.shtml

 来年2月の知事選で、現職の神田真秋知事(55)を推薦する自民党県連は16日、県内15の衆院小選挙区単位の「選挙区支部選対」を取り仕切る議員秘書の初会合を開いた。すべての選挙区で、民主党の推薦を受け出馬する石田芳弘犬山市長(61)=10月31日に辞表提出=以上の得票を目指すよう求めた。

 会合には県選出の衆院、参院議員の秘書や県連幹部など約30人が出席。神田陣営の選対事務総長を務める高橋則行県議は「三河は自民の金城湯池であり(神田氏の地元の)尾張も善戦するはず。名古屋で石田氏と対等の戦いをすれば勝てる」と選挙戦の見通しを示し「各選挙区できめ細かな戦術を展開して必勝に導いてほしい」と要請した。

 会合の終了後、同党県連のかとう南幹事長は記者団に、民主党が各選挙区で10万票以上を目指していることを意識して「次の衆院選をにらんで各選挙区支部が自分の戦いと位置付け、最大限の票を出すことを求めた。得票目標を出してもらい、県連として結果を検証するつもりだ」と述べた。

 (勝見啓吾)

909片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/21(火) 02:22:56
選挙母体「あゆちの風」が発足
石田氏、来月中旬に選挙公約 中日・愛知
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20061119/lcl_____ach_____000.shtml

 来年2月の知事選で、民主党推薦で出馬する犬山市の石田芳弘市長(61)=10月31日に辞表提出=の選挙母体となる「あゆちの風」が18日発足し、石田氏は記者会見で、12月中旬をめどにマニフェスト(選挙公約)を公表する考えを明らかにした。

 会見は名古屋市東区の後援会事務所で開かれ、石田氏と「あゆちの風」を構成する民主党県連の近藤昭一代表、連合愛知の神野進会長、勝手連の「あゆちの風ネットワーク」会長の堀内守・名古屋大名誉教授が出席した。近藤、神野、堀内の3氏は「あゆちの風」の共同代表を務める。

 石田氏は「県民総参加の選挙を実現したい」と幅広く支持を訴えることを強調。マニフェストについて「運動を通じて深化させていく。なるべく県民の皆さんに届くように表現方法を熟慮している」と述べ、12月下旬をめどに調整が進められている知事選の公開討論会に向けて完成させる考えを示した。

 共産党などでつくる「革新県政の会」が石田氏支援を検討していることについて、近藤氏は「共闘することはない」と従来の考えを繰り返したが、堀内氏は「政策協定(を結ぶこと)はないが、知事選にどういう姿勢で臨むのか勝手連として意見を聞くだけならばいい」と述べ、同会との面談に前向きな姿勢を示した。

 同会によると、すでに石田氏側に話し合いの申し入れをしているといい、羽根克明事務局長は「実現に向けて努力したい」と話した。

 (山本真嗣)

石田氏側と今月末めどに面談で調整
知事選で革新県政の会 中日・愛知
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20061121/lcl_____ach_____000.shtml

 来年二月の知事選で、共産党などでつくる「革新県政の会」は二十日、名古屋市内で代表常任幹事会を開いた。羽根克明事務局長は会議後の記者会見で、民主党が推薦する石田芳弘前犬山市長(61)との共闘について、今月末をめどに石田氏側と面談する方向で最終調整していることを明らかにした。

 石田氏と革新県政の会との共闘をめぐっては、石田氏と民主党が「共闘はありえず、会との協議の場自体も持たない」ことを確認。一方で石田氏の勝手連の支援組織「あゆちの風ネットワーク」の堀内守会長は「政策協定は結ばないが、意見を聞くだけならいい」との考えを示していた。

 羽根事務局長は、こうした状況を踏まえ「本来なら石田氏本人と話し合いたい」としながらも、協議の在り方には柔軟な姿勢で臨む考え。石田氏側との話し合いが実現すれば、同会が掲げる「大型開発を見直し、県民の暮らしを重視する」などの主要政策で一致するかどうかを検証したいという。

 民主党は「幅広く県民の声に耳を傾けるのは当然のことだ」(近藤昭一県連代表)と、革新県政の会の支持者が“勝手連的”に石田氏を支援することは受け入れる構え。これに対し、羽根事務局長は「石田氏を推す場合、会の支持者に理由を説明できることが前提になる。政策面で実質的に合意できなければ支援はできない」と述べた。

 (朝田憲祐)

910片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/21(火) 02:51:08
沖縄に交付金大幅優遇 公共事業で最大95%国負担
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006112001000680

 政府は20日、沖縄県知事選で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の県内移設を容認する仲井真弘多氏の当選を受け、米軍再編の関係自治体に交付金を拡充する新制度で、沖縄県内の公共事業の国負担割合を最大95%とするなど大幅に優遇する方針を固めた。山口県岩国市など本土側の関係自治体に対しても国の負担を上積みする。複数の政府筋が明らかにした。来年の通常国会に提出予定の「駐留軍等再編円滑実施特別措置法案」に明示する。
 普天間飛行場を沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部へ移転する日米合意は同県中南部の米軍施設・区域の統合や在沖米海兵隊員8000人のグアム移転、本州や北海道での米軍再編と密接に連動しており、沖縄県への異例の優遇措置は再編進展を目指す政府の強い姿勢を反映している。
 ただ県知事選では普天間飛行場の国外移設を主張した糸数慶子氏が仲井真氏に迫る票を獲得しており、交付金積み増しを「アメ」とする手法に反発も出そうだ。
 政府筋によると、米軍再編により負担が増える地域を法案の別表で沖縄県とそれ以外に分類。通常、主要な公共事業の交付金、補助金の負担割合は33−50%程度だが、これを沖縄県内で道路、港湾、空港、砂防、土地改良、漁港、海岸保全施設の各事業費の95%、沖縄県以外でも67−90%をそれぞれ国の負担とする。
 消防施設や都市公園、水道、下水道、地滑り防止施設、河川、小中学校施設の整備も沖縄県と他地域に分け、沖縄優遇で交付金の比率をいずれも増やす。
 特措法案は再編の進み具合に応じ段階的に交付金を拡充する新制度の創設が柱で10年間の時限立法。首相を議長に関係閣僚で構成する「再編関連振興会議」が知事の申請を受け対象地域を指定。知事は関係市町村長の意見を聞いて「再編関連特別地域振興計画」を作成し、国は同計画に盛り込まれた事業を交付金の対象とする。

911片言丸:2006/11/21(火) 16:33:34
知事選へ動き加速 韮崎市長選横内氏初当選 兄正明氏「壁クリア」
山本陣営「影響は限定的」 讀賣山梨

 前県議の横内公明氏が、3選を目指した現職の小野修一氏を破り初当選した韮崎市長選から一夜明けた20日、知事選に出馬表明している山本知事、公明氏の兄横内正明氏の関係者からは様々な反応が聞かれた。山本知事陣営は「影響が県下全域に広がることはない」と影響は限定的とする見方を示したのに対し、正明氏陣営は「圧勝だ。山本知事陣営は雪崩のように崩れる」とみる。ちょうど2か月後に迫った本番に向けて、両陣営の動きが加速しそうだ。

 公明氏の選挙事務所で開票状況を見守った正明氏は19日夜、公明氏とがっちり握手をかわした後、「負けたらマイナスだった。一つの壁はクリアした」と知事選の追い風になると認めている。「よかったね」「今度は正明さんを応援しますから」。公明氏の市長当選を受けて、甲府市の正明氏の事務所には、20日朝から祝福の電話が相次いだ。事務所では「勢いが出ているのを感じる」と話す。

 当初から山本知事、正明氏両陣営とも「別々の戦い」と強調していた今回の市長選だったが、実際はそれぞれが関係する候補を支援していた。公明氏陣営が予測した「約1000票差」を大幅に上回る約2300票差の勝利に、正明氏を支持する県議は「圧勝でしょう。これでどちらに付くか決めていなかった人が傾くのでは」と期待する。

 一方、山本知事は20日、「向こうは1市の選挙でこちらは全県の選挙。おのずと形態は違ってくる」として、関連がないことを強調した。兄弟で知事選と市長選を戦う相手陣営を、「県民が判断すること」と強調しながらも「ちょっと奇異に感じる」と評した。

 山下実・自民党県連会長は「これで山本知事陣営は緊張感をもって動く。市長選の影響がストレートに県下に影響するとは考えない」と述べ、「少なくとも自分の地元(上野原市)では票が動くことはない」と盤石の態勢を強調していた。

 正明氏陣営は今後、韮崎市内で離れつつある小野氏支持者を引き入れるための活動を検討している。対する山本知事陣営は「組織がフル稼働すれば今回の結果は問題ない」として、組織の引き締めにかかる予定。

(2006年11月21日 読売新聞)

912片言丸:2006/11/21(火) 16:47:34
選挙:知事選 出馬表明の山本龍氏が離党届 自民県連、あす県議団総会で協議 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20061121ddlk10010386000c.html

 来夏の知事選に出馬表明している前県議の山本龍氏(47)は20日、自民党県連を訪れ、離党届を提出した。県連は22日の県議団総会で扱いを協議するとしている。

 提出に先立って記者会見した山本氏は、県連が知事選候補に県議会議長の大澤正明氏(60)擁立を決めた経過を「民主的でない」と批判。また、地元の吾妻郡支部による知事選での山本氏の推薦申請を「県連は一顧だにしなかった」と、強い口調で述べ「公約説明の機会すら与えられないまま、候補者が決まった以上、離党は当然」と動機を説明した。また、大澤氏擁立の記者会見で県連会長の笹川尭・元国務相が山本氏に出馬断念を促すと発言したことを「政治活動の阻害だ」とし、今後、知事選に関して県連と話し合うことはないと断言した。【木下訓明】

毎日新聞 2006年11月21日

913片言丸:2006/11/21(火) 16:48:43
対抗馬が立てば落ちるかも。

選挙:高崎市長選 松浦市長、6選出馬へ−−12月市議会で表明 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20061121ddlk10010376000c.html

 ◇後援会代表者会議で示唆

 高崎市の松浦幸雄市長(76)は20日、市内の結婚式場で開かれた後援会代表者会議で、来年4月の高崎市長選に6選出馬する意向を示唆した。市議会12月定例会で正式に態度を表明する見通し。県内外で多選に対する批判が高まる中、松浦氏の6選出馬は注目を集めそうだ。

 代表者会議には各小学校区や各団体の役員183人が出席。沼賀勝平・後援会連合会長が市長選ついて「5期で有終の美を飾るべきという意見もあったが、もう一度汗をかいてほしいとの声が多かった」と、出席者に6選への支援を訴えた。

 これに対し、松浦氏は「合併後、最初の選挙と受け止めて初心に帰って頑張る。やるからには不退転の決意で、全国でも存在感のあるオンリーワンのまちづくりを目指したい」などと述べた。

 これまで市長選について、松浦氏は「榛名町(10月)との合併までは態度を明らかにしない」としてきたが、支持者からは「現職市長として新市を軌道に乗せる責任がある」などと出馬を促す声があがっていた。【深谷徹夫】

毎日新聞 2006年11月21日

914片言丸:2006/11/22(水) 15:28:47
’07知事選:自民県連政治資金パーティー、杉野氏の「決起集会」に /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20061122ddlk14010313000c.html

 来春の統一地方選に向け、自民党県連は21日、約1500人を集めた政治資金パーティーを横浜市内のホテルで開いた。自民推薦で知事選に立候補する前埼玉高速鉄道社長の杉野正氏(48)は、再選出馬が確実視されている松沢成文知事が担う現県政の財政状況を激しく批判。小泉純一郎前首相や菅義偉総務相も顔をそろえ、事実上の決起集会となった。

 冒頭、河野太郎県連会長が「リストラせずに財政再建を果たしたプロを県政に送り込む」と杉野氏を紹介。杉野氏は「神奈川の元気の源は中小企業。額に汗して働く経営者や労働者、生活者のために、自ら陣頭指揮を執って改革をやりたい」と声を張り上げ、会場のテーブルを回って、顔を売り込んだ。

 ◇小泉前首相も上機嫌で登場

 県内選出の国会議員とともに壇上に立った小泉純一郎前首相は「改革疲れなんてとんでもない。政治に小休止なし。改革に終わりはない」と得意のフレーズで会場を沸かせた。

 「地元活動に振り回されない」が身上の小泉氏は、首相就任前から県連の公式イベントに出席するのは珍しい。

 この日は終始上機嫌。「総理大臣を辞めたわけですから、あまりでしゃばらずにね、控えめに経験を生かして、みなさんのご支援を得られる自民党にしたい」とあいさつした後は、約30分にわたって出席者と懇談した。

 カメラを手にした人たちが周囲に殺到したが、気軽に写真撮影に応じるサービスぶり。会場には県知事候補、県議候補らがいたが、どの候補者よりも目立っていた。【足立旬子、稲田佳代

毎日新聞 2006年11月22日

915片言丸:2006/11/22(水) 16:51:10
国政与野党ともに課題 白井氏再選の尼崎市長選  
2006/11/21
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000172811.shtml

 現職白井文氏(46)が自民、公明両党の推薦を受けた谷川正秀氏(43)を破り、再選を果たした尼崎市長選。昨年の衆院選では県内十二小選挙区で全勝した自公体制だが、安倍政権発足後、県内で初の国政与党連携はつまずく結果となった。一方、来年の参院選、統一地方選の前哨戦として注目を集めた同市長選で、国政野党は与党との対決を打ち出す格好の機会を生かし切れず、市民派対与党という対決の構図に埋没。与野党ともに課題を残した。

 人気の高い安倍自民カラーを前面に押し出しつつ、尼崎で強固な基礎票を持つ公明の推薦を得た谷川氏。万全の体制に見えたが、白井氏に大差をつけられた。原亮介自民党県連幹事長は「意外なほど差がついてしまった」と肩を落とす。神戸新聞社の出口調査では、自民支持層は谷川氏に53%が投票したが、半数近くが白井氏に流れた。「組織で票を固められる時代ではない。地域課題に対して政党間の違いが出しにくい事情もある。だが、自民の支持自体は依然高く、有権者への打ち出し方を工夫すれば、今後の選挙で有利な戦いはできる」(原幹事長)とみる。

 「やるだけのことはやった」と胸を張る公明党。一部市議が白井氏支援にまわるなど自民の足並みが乱れた一方で、開票結果から谷川氏の得票の半分以上が公明票と強気の分析もある。出口調査では公明支持層の85%が谷川氏に投票した。野口裕同党県本部幹事長は「厳しいのは分かっていたが、自公の選挙協力の形を大切にした」とし、冬柴鉄三国交相選出の選挙区という特殊事情への配慮を色濃くにじませた。

 自主投票となった民主党県連の杉尾良文幹事長は「立場が鮮明にできず、自公との対立が出せず残念」と振り返った。社民党も自主投票としたが、「非自民」との位置づけで、大半は白井氏を応援。今西正行県連代表は「自公が推薦する候補を破った意義は大きく、来春の統一地方選を戦う上でモデルになる」とした。

 組織的に白井氏を支援した共産だが、党派色は打ち出せなかった。党県委員会の松田隆彦書記長は「(白井氏は)政党・団体の推薦を受けない立場だったが、これまでの実績から支援を決めた。再選は市民とともに全力を尽くした結果と受け止めている」と述べた。

916片言丸:2006/11/22(水) 17:01:54
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3745
出口調査 自民支持層5割弱、白井氏に

 尼崎市長選で、神戸新聞社が十九日、市内の投票所で出口調査を行ったところ、自民党を支持する有権者の五割近くが、再選した白井文氏に投票していたことが分かった。

 自民は、前市議の谷川正秀氏を推薦していた。白井氏には無党派層の九割近くが投票していたほか、自民とともに谷川氏を推薦した公明を除く各政党の支持層から幅広い支持が集まった。

 全国最年少の女性市長としての知名度を背景に、党派を超えた支持が圧勝につながったとみられる。

 調査は同市内五カ所の投票所前で、計五百人を対象に行った。

 回答者の支持政党は、自民の27%をはじめ、民主15%、公明8%、共産6%、社民3%。支持政党なしは36%だった。

 支持政党別に投票行動を分析すると、自主投票だった民主の支持層は92%が白井氏に投票。共産、社民支持層も九割前後が白井氏に票を投じた。

 一方、自民、公明両党の推薦を受けた谷川氏には、公明支持層の85%が投票したものの、自民支持層では53%にとどまり、半数近くが白井氏に流れた。

 投票の際に重視した点では、「人柄、誠実さ」とした人が最多で39%。次いで「政策、公約」24%、「経験、実績」13%の順だった。

 有権者が「最も期待する施策」として挙げたのは、「子育て、教育問題」が32%でトップ。「社会福祉」との回答も23%に上り、市民生活に直結する施策を重要とみなす傾向が強かった。

 「行財政改革」とした回答は17%にとどまった。

917片言丸:2006/11/22(水) 17:39:39
太田さんよ。。。

【連載】トップ交代’06福岡市長選<上>衝撃 敗北責任で自民に亀裂
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061121/20061121_004.shtml

 「現職というだけで空気が凍り付いた」

 19日夜、福岡市長選の敗戦ショック覚めやらぬ山崎広太郎氏の選挙事務所(同市中央区)。選対本部長の太田誠一衆院議員(福岡3区)は、山崎氏の不人気ぶりをこう言い放った。

 「負けたのは候補者のせい」と言わんばかり。自民党が10月にいったん見送った山崎氏推薦を、告示2日後になって逆転決定した“迷走”のマイナス影響を省みる言葉は、一言もなかった。

   □   □

 選挙戦を陣頭指揮した太田氏は、支持者宅を回り、電話をかけ続けた。投票6日前、3000人以上を集めた決起大会では涙で支持を呼び掛け。「ダブルスコアで負けるといわれた選挙を接戦に持ち込んだ」と主張する。

 選対最高顧問だった山崎拓衆院議員(福岡2区)も、複数の集会で応援演説。5分刻みで弁士を務めるなど「できるだけ尽力した」(関係者)。

 結果は、当選した吉田宏氏と約2万票差。山崎拓、太田両氏の地元2、3区でも、吉田氏に及ばなかった。「両国会議員の求心力が弱まったのは間違いない」と古参市議。陣営関係者は「逆転できたのに」と、推薦で迷走した「空白の1カ月」を悔やむ。

   □   □

 「あんなに未来を語らないんじゃだめだな」。福岡県の麻生渡知事は、五輪招致で共闘した山崎氏落選に冷淡だった。市長選では事務所に「ちょっと顔を見せた」だけ。ただし、その“ツケ”は、自身の選挙に回ってくる可能性がある。

 自民党は4選を目指す麻生知事を推薦しない方針。同党県連は推薦強行も模索するが、負けられない選挙だけに対応は慎重だ。その足元の福岡市で“反乱”が起きようとしている。

 「県連は何も協力しなかった」「県連主導の知事選は応援しない」。市長選で山崎氏を支援した自民市議から“恨み節”が相次ぐ。県連は当初世論調査で低調だった山崎氏推薦に抵抗。推薦決定後もほとんど動きが見えなかったからだ。

 市長選当選に勢いづく民主党は、知事選でも独自候補を擁立する構え。市長選敗北は人ごととはいえない。県連幹部も知事も、内心穏やかではないはずだ。

   □   □

 「これから大変だが、しっかり支えていかないと」。20日、福岡市の民主党市議4人は、党単独推薦市長誕生にほっとした表情だった。

 うち3人は8年前、山崎氏が当時の現職を破った「風」を受けて初当選。だが定数63の市議会では「超少数与党」。負ければ、来年の市議選で逆風を受けかねなかったが「これで2けたは狙える」ともくろむ。

 一方の自民党市議団。「今日から野党。12月議会から戦う姿勢を示さなければ」。19日夜、長老議員は、少数与党市長に徹底抗戦する姿勢を強調した。

 ただ、来春の市議選を見据えると戦略は微妙。新市長と衝突して議会が空転すれば「自民が混乱させたとみられかねない」(市議団幹部)。逆に接近すれば「民主にすり寄った印象を与える」(同)。対決か融和か、距離を測りかねている。

   □   □

 自民、民主の二大政党が対決した福岡市長選で、民主党推薦の吉田宏氏が初当選した。140万都市のトップ交代は、市当局だけでなく、地元政界や福岡県関係者まで揺らした。その衝撃と新市長の課題を追う。

=2006/11/21付 西日本新聞朝刊=

918片言丸:2006/11/22(水) 17:41:34
【連載】トップ交代’06福岡市長選<中>十字架 与野党の狭間で揺れる
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061122/20061122_001.shtml

 「自民党とも仲良くしたいか」。民放司会者に問われた吉田宏氏は、一瞬ためらった後「○」の札を挙げ、答えた。「党派を超えて良い議論ができる」

 民主推薦を受けた吉田氏が、自民推薦の現職、山崎広太郎氏を市長選で破った翌日のテレビ番組。メディアは早くも、吉田氏と自民党の「接近」に注目していた。

   □   □

 「まず戦うポーズ。手を出すかどうかは、新市長の出方次第だ」

 自民党福岡市議団は21日、緊急会議を開いた。12月議会では「野党」として、吉田氏の公約内容を問いただす構え。「変わるよ。広太郎さんと同じように」。古参市議は、吉田氏の“転身”を予言する。

 開発行政を批判し、無党派の風を受けて初当選‐。吉田氏の姿は、8年前の山崎氏と重なる。人工島事業「見直し」を掲げ、自民推薦の現職を破った山崎氏だったが、2期8年で事業は継続。自民はいつしか「与党」に変わった。

 市長選に政党対決を持ち込んだ民主党の態度も柔軟。党県連の助信良平幹事長は「自民との争いは市政に持ち込まない」と配慮をみせる。

 とはいえ、元自民市議だった“同根”の山崎氏と違い、吉田氏は民主推薦市長。簡単には政策方針を変えられない側面がある。

   □   □

 吉田氏が最初に作った市長選のチラシ。「新空港は必要ありません」の文字が躍る。福岡空港の過密化問題では、新空港建設や現空港拡充が検討されているが、民主党は「新空港反対」。チラシはそれを明確に打ち出していた。

 国交省は、2012年に福岡空港の離着陸回数が限界を超えると予測する。国と福岡県、市による空港問題の総合調査は来年度に終わる。「新空港建設は必要」との結論が出た場合、吉田氏は民主党の反対論と板挟みになる。

 「何十年か先に、新空港建設はあるかもしれない」。吉田氏は、記者にそんなコメントもしている。気持ちは揺れる。

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 「与党に厚く、野党に厳しく。不公平といわれても、それが霞が関のルール」

 官僚OBの自民党国会議員によると、地方自治体から中央省庁に届く陳情書には、行き先が2つあるという。野党国会議員から上がれば、係長級職員止まり。机の中で埋もれてしまう。与党議員経由なら局長が検討する。

 公共事業の予算要求。全国の首長は、与党国会議員を介して国の予算を付けようと奔走する。そのとき、中央官僚は必ず問い掛ける。「議会の同意は取れますか」

 吉田氏にとって、与党議員ルートは敷居が高い。議会と「対立」することにでもなれば、予算争奪戦でさらに後れをとることになる。

 市幹部は戸惑う。「国は政治で動く。野党市長では予算が付きにくいし、見捨てられかねない」。人工島など港湾整備への影響も危ぶむ。

 17万票の負託とともに、民主推薦の“十字架”を背負った吉田氏。その手腕を、市民は注視している。

=2006/11/22付 西日本新聞朝刊=

919片言丸:2006/11/22(水) 17:42:36
「福岡市長交代」の裏側 記者座談会(上) 「山崎氏が負けた」選挙 勝因・敗因考える
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061121/20061121_003.shtml

 ●五輪招致で不満噴出
 19日投開票の福岡市長選は、新人の吉田宏氏(50)が、3選を目指した現職の山崎広太郎氏(65)ら5人を破り、初当選した。投票率を大きく押し上げ、戦後最年少の福岡市長を登場させた今回の民意。「市長交代」となった選挙戦の「裏側」には何があったのか。担当記者で語り合った。


 【デスク】 吉田氏の最大の勝因は何だろう。

 【記者A】 吉田氏が勝ったというより、山崎氏が負けたという印象。山崎氏への批判が大きかった。一番多かったのが「財政が厳しいのに、なぜ五輪招致か」の声。町世話人制度廃止や学童保育有料化など負担感を抱かせる施策の一方で、市民説明が不十分なまま五輪招致を打ち上げて、たまっていた市政への不満が一気に噴出したね。

 【B】 結局、市民に向き合ったかどうかに尽きるのではないか。吉田氏は街頭演説でも盛んに「市民の合意で」「市民と一緒に」と繰り返し、自分が市民と同じ目線に立って物事を考えていることを強調してたよ。

 【デ】 やっぱり五輪が決め手だろうか?

 【C】 「地方の時代に即したコンパクト五輪の提案」との理念は悪くなかったと思うが、一番大事な市民の理解を得る努力を怠った。山崎氏を昔から支持する居酒屋の主人さえ「東京に挑むなら、どうして市民を味方にして戦おうとせんとかね」と不満げだった。

 【B】 山崎氏は「市政は順調」と強弁を続け、五輪招致などでも十分な説明責任を果たさなかった。民主党本部の幹部は「最大の勝因は相手が山崎さんだったこと」と言ってのけたくらいだ。

 【A】 五輪国内候補地を争った東京の石原慎太郎知事が市の財政批判を展開したことも痛かった。福岡市は財政が苦しいというイメージが市民に広がった。山崎氏は個人演説会で財政健全化の実績を説明していたが、難しい話になり、市民には届いていない様子だった。山崎氏が落選直後、「なかなか説明しても届かないことがある。ちょっと(政策が)地味すぎたのかな」とこぼした言葉が象徴的だった。

 【デ】 選挙戦術の点では、どうだろう。

 【B】 吉田氏陣営は反省点もあるね。当初は政党色を表に出さない「市民派」戦略だったが、告示後も知名度が上がらなかったため「党派色」を前に出し、市民にアピールする作戦にした。結局、これが奏功。小沢一郎代表や菅直人代表代行ら有力幹部が次々に来福し、無党派層の関心を引きつけた。

920片言丸:2006/11/22(水) 17:43:12
 【デ】 自民党も民主党も、候補者選びでは迷走した感がある。

 【A】 自民党県連の動きがなかなか見えなかった。山崎氏選対からは「自民党員に支援文書を送るといっていたが、届いていない人が複数いた」と不満の声も。自民党推薦後、事務所に「県連」用の部屋ができたが、県連関係者が出入りしたのを見なかったよ。

 【C】 いま振り返れば、民主党が8月末、吉田氏の推薦を決めるまでの迷走劇が「二大政党対決ドラマ」の序章だったね。であれば、自民党が10月5日に山崎氏への推薦を見送り自主投票としたのが第2幕の始まり。そして両者が政党看板を上げたり下げたりしながら迷走劇を繰り広げてクライマックスへ。ただ、党利党略優先で、主役の有権者が置き去りにされた印象も強いね。

 【A】 自民党が「山崎氏不利」の世論調査結果を基に推薦見送りを決め、調査結果の好転を受けて推薦した迷走ぶりには、自民支持者からも「いつから勝ち馬なら乗る政党になったのか」との不満がもれた。「高度な政治的判断」とは言っても、わかりにくいよ。

 【デ】 他の四陣営はどうだった?

 【D】 「どうせ勝ち目はないんだから、出馬しなければいいのに」。新人候補らに関しては、こんな話もよく聞いた。でも、初めて陣営スタッフとして「選挙を体験した」主婦が開票日の夜、「(選挙戦を通じ)市の将来はもちろん国政や社会全体、家族や自分自身について、見つめ直すきっかけになった」と語っていた。私も選挙取材は初めて。実感できた。

 【C】 現職は5新人からの批判の集中砲火を浴びてフラフラ。ダウンした所に立っていたのが吉田氏だった。その意味では、必ずしも新王者が最強選手だったという感じもしないね。

 【B】 こんなこともあった。吉田氏の事務所に10月下旬、俳優の菅原文太さんが応援にやってきた。文太さんは、民主党県連の松本龍代表の友人。松本氏から「スタッフに活を入れて」との依頼があったからだ。文太さんは、選挙をボクシングに例えて「最後の1ラウンドで相手を倒せばいい」と激励。吉田氏やスタッフは涙を流して「頑張ります」と頭を下げていた。名優が持つ迫力が陣営の心を打ったのかもしれないね。

 【A】 山崎氏の選挙戦最後の街頭演説場所はいつも通り地元の南区長住。山崎氏は市議時代からの支援者を前に「最後の訴え」をしたんだが、涙がほおをつたった。「最後の選挙。その重さをひしひしと感じる。これほど重たくなるとは」と語ったが、「敗戦」を覚悟していたのか。政治家としての別れの言葉だったのか。聞いた演説で一番思いが伝わってきた。

=2006/11/21付 西日本新聞朝刊=

921片言丸:2006/11/22(水) 17:44:02
「福岡市長交代」の裏側 記者座談会 (下) 山崎氏「雨頼み」 吉田氏「風頼み」 投票率と世論調査
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061122/20061122_002.shtml

 ●目立つ自民党のぶれ

 【デスク) 投票率は予想以上に上がったね。

 【記者A】 上がれば無党派層に支持が多い吉田宏氏有利、下がれば現職山崎広太郎氏に有利。そんな見方が大勢だったが、結果は10ポイント以上アップの42.57%。

 【B】 当初、吉田陣営は「30%台後半まで上がれば勝てる」と読んでいた。結果はそれをはるかに超えたわけだが、ただ1人、「42%台」を予想した陣営幹部がいた。理由は「人工島問題や五輪招致など現職への批判は根強い。4年前に棄権した人たちも今回ばかりは行動を起こす」というもので、見事に的中したのには驚いたね。

 【デ】 投票率上昇には天候も影響した?

 【D】 投票前日は冷たい雨が降った。当日は朝から小雨模様の天気。絶好の選挙日和だったといっていい。

 【B】 行楽に不向きの天候だった。有権者にすれば「ちょっと買い物に出て、その後、投票も」という気持ちになったのでは。ある政党関係者は今回の市長選を「山崎は雨頼み、吉田は風頼み」と言っていたよ。

 【C】 吉田氏は天を味方につけたわけだが、実際の市政運営は「風任せ」では乗り切れない。少数与党だから、議会運営を波風立てずに乗り切るのは無理だろう。12月議会は「嵐」かもね。

 【デ】 今回は世論調査に左右された選挙だった。特に自民党が何度も行っ た世論調査の結果が、当初の山崎氏「逆風」の根拠といわれたね。

 【B】 とにかく世論調査を繰り返した。9月最初の土日から1‐2週間おきにまず4回。それをもとに10月5日、山崎拓、太田誠一、古賀誠の地元衆院議員3氏と、中村明彦・党県連幹事長が、中川秀直党幹事長と協議して、山崎氏の推薦見送りを決めたという。いずれも山崎氏の支持率が、吉田氏に7‐10ポイント程度離されていたらしいんだ。その後も数回やって告示日前後には0.1ポイントに縮まった、ということで、一転推薦となった。

 【A】 これは告示後に関係者から聞いた話だが、その世論調査の一部は実際にはやっていないらしい。山崎氏に自ら立候補を断念させようという意図があったようだ。

 【デ】 その理由は?

 【A】 勝てる可能性が低い候補は代えた方がいい、という論理だ。だが逆に、早く推薦を決めて態勢を整えて戦う、という選択肢を党として取らなかった点がどうもふに落ちない。政令市の首長選で露呈した自民党の「ぶれ」は、政権政党としては情けないよね。

 【B】 山崎氏が落選した後、中川幹事長は「自主投票のままにしておけば良かった」と言ったんだよね? 開いた口がふさがらない。

 【デ】 マスコミの世論調査の報道にも、各陣営が敏感に反応した。

 【D】 「伝言ゲーム」じゃないけど、人から人に情報が伝わるにつれて、微妙に数字が異なる現象もあったよ。

 【B】 自民も民主も推薦を決める材料として世論調査に頼った。それぞれ思惑のある政党や政治家が、駆け引きの材料に使った感がある。

 【C】 報道も、その手の情報に振り回された反省はある。ただ、世論調査の数字が悪いから推薦しないというのでは、政党の存在意義が問われる。まずは政策と候補者の資質が第一だろう。

922片言丸:2006/11/22(水) 17:45:11
 【デ】 戦後最多の6人が争った選挙だった。

 【A】 6人が票の掘り起こしを進め、投票率が上がった面はある。ただ「市長選に関心は」と有権者に取材すると「周囲の話題にも上らない」「候補者の名前を知らない」などの答えばかり。投票率上昇は、無党派層の動きとしか思えない。

 【B】 候補者の多さは当初、現職有利に働くとみられていた。逆に有権者の選択の幅が広がって、投票率を押し上げたともいえる。
 
 【D】 共産党市議は「いつも選挙は終盤に反応が鈍くなるが、今回は最後までよく演説を聞いてくれる」と話してた。

 【デ】 有権者は本当に盛り上がったの?

 【D】 告示前の電話世論調査と期日前投票の出口調査で生の声を聞いた。終盤にかけ吉田氏の知名度が上がり、支持も広がった印象だったよ。

 【B】 残念なのは、候補の主張に明確な違いが見えにくかったこと。みんな福祉充実を訴えたが「特にこれを重視したい」というものがなく、政策論争が深まらなかった感はぬぐえない。

 【D】 有権者が候補者の声に触れる機会は増えたが、「あの人なら福祉を任せられる」「教育問題ならこの人」といった基準ではなく「現職か、新人か」というところに収束してしまったね。

 【デ】 なるほど。取材で遭遇した忘れられない場面は?

 【C】 マイクパフォーマンスで異彩を放ったのが、福岡市議7回当選の実績を持つ新人高山博光氏。選挙カーから「○○酒店のご商売繁盛を祈っております」と呼び掛けたかと思えば「××ビルのみなさん、この物件の建設は私がゼネコン勤務時代に担当しました」という感じ。大まじめに政策を語る姿との落差が大きいもんだから、思わず吹き出しちゃう通行人も多かったよね。

 【D】 技術コンサルタントの新人上田光彦氏は毎朝、妻と街頭で朝立ち。他陣営が大所帯で運動をやっていたのとは、対照的な風景だったなあ。

=2006/11/22付 西日本新聞朝刊=

923片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/23(木) 10:43:55
福井市長4か月半ぶり公務復帰 讀賣福井

 肝腫瘍(しゅよう)で手術後、療養していた坂川優・福井市長が22日、4か月半ぶりに公務に復帰した。記者会見した坂川市長は「不在にしていた分を取り返したい。人も市政も健康なうちに、次の時代への備えが大事だと感じた」と述べた。

 この日午前10時から、市議会の予算説明会、全員協議会に出席。長期間、不在にしたことを謝罪し、「市長にとって一番大切なことは議会との議論、協議の中で市政をつくりあげていくこと。いかに財政を健全化するかなどの課題もあり、今後もマニフェストに沿って、誇りと夢のある福井市を実現したい」と述べた。

 この後の会見では「今日まで迷惑をかけたことを市民におわびしたい。初登庁を思い出し、初心に返って県都のまちづくりに全力で取り組む」と話した。

 10月末に大半の地権者の同意が得られたJR福井駅西口再開発問題については、「JR所有地の取得を市が単独でするのか、第3セクターでするのか、経済界と相談したい」と話した。

(2006年11月23日 読売新聞)

924片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/23(木) 12:33:24
http://www.wa-net.net/modules/bluesbb/viewsread.php?topic=2&amp;sread_id=211&amp;number=l50#postid2428
159 民主県連の知事候補を巡り紛糾か? 清水串本町議擁立賛否
和ネット 2006-11-23 10:47:33

 出直し知事選を巡る立候補予定者は、自民推薦の元経済産業省官僚の仁坂吉伸氏と共産党など推薦の市民団体代表の泉敏孝氏に次いで、23日付毎日朝刊で、民主党県連役員会は同日、串本町議の清水和子氏(60)に絞り、発表するとの記事を掲載した。和ネットの調べでは、同党県連内では、清水氏の擁立に賛否両論があり、紛糾も予想されるなど、候補擁立は、さらにずれ込む可能性があることがわかった。知事候補については、岸本代表と小沢一郎党代表との話し合いで党推薦候補を出すことに一致。これに対して、大江県連最高顧問は、自民推薦候補に勝てる人材がないことを理由に、見送り、または、自民候補との乗りを明らかにしていた。一方、具体的な候補予定者としては、当初、岸本、大江両氏に勧める声もあったが、両氏は辞退。自薦他薦も含め、これまで清水串本町議やカレー事件弁護士の藤井幹雄氏、県議会新生わかやま県議団の玉置公良氏、県企画部長の高嶋洋子氏らも俎上に載せて、論議された。支持団体の連合和歌山とも協議したが、高嶋氏は出馬の意志がなく、結局、最終的に藤井弁護士と清水町議の2人に絞られ、20日、岸本代表から大江最高顧問に伝えられたが、大江氏は言下に反対。藤井氏は22日、出馬辞退を申し出たため、清水氏だけが残った。
 大江県連顧問は、前日、和ネットの質問に答え「県民が納得する勝てる候補の擁立が必要。清水氏の擁立には、断固反対する。相乗りも選択肢だ」などと述べた。他の党県連幹部は「清水氏擁立に賛否があり、役員会は荒れそうだ」と、岸本、大江両氏の意見対立など、陣痛期の苦しみを述べた。

925片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/23(木) 16:32:15
自民道連:高橋知事の通信簿は「88点」 北方領土、経済は辛口評価 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061123ddlk01010085000c.html

 高橋はるみ知事の道政運営は88点−−。自民党道連は22日、高橋知事1期目の「通信簿」をまとめた。経済や地方分権など12分野を5段階評価し、評定平均は4・4。100点満点に換算すると88・3点で「知事として文句なしの及第点」と持ち上げた。ただ「北方領土対策」は5段階の「3」、経済産業省出身として手腕が期待された「経済・雇用対策」も「4」と満点には及ばず、“身内”の評価としては少々辛口の一面も見せた。

 通信簿によると、「5」は▽情報発信▽災害対応▽社会資本整備▽環境対策・アイヌ文化の伝承▽行財政改革▽負の遺産処理−−の6項目。毎週1回開いている記者会見や、北海道新幹線の着工を評価した。

 「4」は経済・雇用対策▽農林漁業の振興▽保健医療福祉▽教育▽地域主権の確立−−の5項目。観光分野や雇用対策にはさらなる充実を求めた。市町村合併や市町村への権限移譲は「十分な成果が上がっていると言いがたい」と苦言を呈した。

 唯一の「3」は北方領土対策。4島返還の見通しは立たず、8月には北方領土・貝殻島付近の海域で根室の漁船がロシア国境警備艇の銃撃を受け、乗組員1人が死亡。同党道連幹部は「本来は知事の責任ではないが、進展がないからしょうがない」と渋い表情だ。

 自民党は29日開会の第4回定例道議会で、今回の検証を足場にして高橋道政の実績を強調する。一方の民主党は、支持母体の連合北海道が10月に「歪(ゆが)められた3年半」との検証をまとめており攻勢を強める構えだ。【横田愛】

毎日新聞 2006年11月23日

926片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/23(木) 16:33:47
自民県連:知事選敗北で総括 遠藤幹事長、改めて引責辞任表明 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061123ddlk07010516000c.html

 自民党県連は22日、福島市内で支部長・幹事長会議を開き、遠藤忠一幹事長が知事選敗北を謝罪したうえ、敗因を▽佐藤栄佐久前知事を支えたのが自民党という意識が有権者にあった▽多くの団体が選挙戦終盤に相手陣営に流れた−−など12項目を指摘した。また、遠藤幹事長は会議後、4月の参院補選と7月の参院選について「最終判断は新執行部が決めることだが、候補者3人を年内に発表したい」と述べた。

 会議で遠藤幹事長は知事選敗北について「投票した40万人の県民に深くおわび申し上げる。組織の立て直しを図り統一地方選と参院補選、参院選に臨みたい」と陳謝。県議会の11月定例会閉会後に引責辞任することを改めて表明した。

 出席者からは、候補者選定が不明朗だったと批判が続出。執行部全員に即時辞職を求める意見が出る一方で、全員留任して再起を図ることが引責だとする意見もあった。会議終盤には森雅子氏が会場入りし、出席者に落選を謝罪した。

 遠藤幹事長は終了後記者団に対し、「いろいろな意見が出たが、留任というのはなかなか難しい」と辞意に変わりがないことを強調した。【菊谷隆】

毎日新聞 2006年11月23日

927片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/23(木) 18:11:11
>>924
162 Re: 民主県連の知事候補をまとまらず
和ネット 2006-11-23 17:22:46

民主党県連は23日午後の役員会で、党推薦として絞った串本町議の清水洋子氏に賛否が出て紛糾。結論がつかず、早急に改めて協議することにした。清水氏については、大江康弘県連最高顧問が知名度が低く、本人とも会ったことがない。勝てる候補としては適当でないと反対した。候補者なら自由投票の可能性も探るべきだと意見を述べ、清水氏擁立を目指す岸本周平県連代表らと対立しまとまらなかった。

928片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/23(木) 23:43:00
なんじゃこりゃ。

富士吉田市長選、堀内茂氏 立候補に前向き
「閉そく感漂う市政改革したい 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/21/2.html

 任期満了に伴う来年四月の富士吉田市長選で、元県議の堀内茂氏(58)=同市新屋四五八=は二十日、山梨日日新聞の取材に対し「各方面からの要請を真摯(し)に受け止め、立候補を検討している」と述べ、出馬に前向きな姿勢を示した。
 堀内氏は既に、市内二大政治勢力である蓬莱、堀内磤両派の関係者、無派閥の市民有志などから立候補を促されており、前向きな考えを伝えているという。取材に対し「派閥対立による弊害を解消し、閉塞(へいそく)感が漂う市政を変えたいという気持ちが強い」と話している。
 堀内氏の支持者は来月上旬にも市内で集会を開き、堀内氏に立候補を促す。堀内氏は一九八七年の県議選で初当選、県議を一期務めた後、県人事委員長などを歴任した。
 次期市長選をめぐっては、現職の萱沼俊夫氏(71)=一期=の再選立候補が有力視されており、堀内氏が立候補に踏み切れば、選挙戦となる公算が大きい。
 同市長選は、蓬莱派と堀内磤両派が激しい選挙戦を展開してきた経緯がある。前回市長選では萱沼氏が蓬莱派を中心に支持を受けており、堀内磤派系・躍進会による対立候補擁立の動きが焦点。市長選では、躍進会サイドで自民党県議の渡辺正志氏(57)や前市長の武川勉氏(59)らの名前が挙がっているが、知事選や県議選の動向が絡み、流動的な情勢となっている。

929片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/23(木) 23:43:51
知事選支持二分の自民政和会、質問戦も〝分裂〟の様相
12月県議会、「代表」調整で紛糾も
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/23/3.html

 来月一日に開会予定の十二月定例山梨県議会で、県議会最大会派の自民党政和会では、知事選で立候補を表明している山本栄彦知事と横内正明元衆院議員を支持する県議がそれぞれ質問に立つ準備をしている。知事支持派は従来通り与党の立場で、横内氏支持派は野党的スタンスで質問し、論戦を展開する見通し。代表質問は知事支持派が務める予定だが、横内氏支持派も希望しており、質問者をめぐって紛糾することも予想される。
 同会派内は山本知事と横内氏の支持で二分している。知事支持派は高尾堅一氏が代表質問を務めるほか、望月清賢、棚本邦由両氏も一般質問を行う予定。横内陣営が批判材料にしている、新直轄方式を導入した中部横断自動車道整備に伴う県民負担などを代表質問で取り上げ、批判を打ち消すような答弁を引き出し、知事の実績アピールにつなげたい考えだ。
 一方、横内氏支持派は臼井成夫氏が代表質問に立つ意向を示しており、高野剛、内田健、浅川力三の三氏が一般質問をする構え。県議会に「監査委員は代表、一般質問ができない」との慣例があるため、臼井氏は既に同委員を辞職しており、「山本知事に今後四年間、県政を任せてよいのか追及する」としている。
 各会派申し合わせ事項によると、定数の過半数を占める会派は二人が代表質問に立つことができるため、既に予定されている高尾氏に加え、臼井氏が質問することは可能。過去にも同一会派から代表質問に二人登壇したことはあるが、与野党の立場に分かれて質問するのは極めて異例だ。
 代表質問者は二十四日にも開く会派の幹部会で協議する見通しだが、多数派の山本知事支持派が臼井氏の登壇に反発するのは必至。「知事選の敵と味方が同じ会派にいるのは不自然」(高尾氏)との声もあり、質問者をめぐる調整が難航すれば、同会派が分裂する可能性もはらんでいる。

930片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 11:53:07
今期限りで引退?「任期は2期8年でもいい」/横浜市長
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxinov448/

 今期限りで引退?。三月に再選した横浜市の中田宏市長は二十二日の定例会見で、禁止する多選の定義をめぐって「二期八年でもいい。私に当てはめると今期限りになるが、多選の弊害だ何だと言われる前に身を引くつもりですから」と述べた。

 中田市長は市会第四回(十二月)定例会に、市長任期を三期(十二年)までとする「多選禁止条例」を提出する予定。議会が二期(八年)までと対案を示した場合の対応について「『三期まで』という主張に合理性があるかというと別にない。二期でも市の見識として十分いい。賛意を示す」と語った。

 三選不出馬と取れる発言に、記者から「早くも引退宣言か?」と問われると「それは適切な時期に判断する」「今の段階で二期とか三期とか自分の中で予断はない。ただ長居はしないと最初からいっている」などとかわした。

931片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 12:05:41
知事選へ向け非自民結集へ
民主党県連が候補者選定で 青森・陸奥新報
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06112403.html

 民主党県連(田名部匡省代表)は23日、来年の統一地方選、県知事選について、国民新党など非自民勢力との連携を目指し、今後働き掛けていく考えを示した。県知事選の候補者選定も並行して進め、田名部代表は「知事選は次回(12月2日)の常任幹事会で絞り込みに向けて進めたい」との認識を示した。

 同日開かれた第3回同党青森県政治大学終了後、田名部代表と今博幹事長らが報道陣に答えた。
 今幹事長は「国民新党や社民党などと連携を深められるか模索する必要がある。これから行動を起こしたい」と述べた。まず田名部代表が綿貫民輔国民新党代表と話し合う予定で、中央の状況を見ながら地方でも対応できる準備を整える予定。
 県知事選については、現職の三村知事が県議会11月定例会一般質問初日の28日に出馬表明する見通しだが、田名部代表は三村県政について「県の課題が何なのか全然出てこない。津軽の方では特に評価が低いんじゃないか」と述べた。
 同日の政治大学では、衆院議員で民主党財務委員長の山岡賢次氏が「日本の農林漁業に希望が見えた」と題し、同党の掲げる農林漁業政策について詳しく講義した。

932片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 12:07:09
民主県連が統一選で非自民勢力協力体制模索(2006/11/24) 青森・デーリー東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/11/24/new06112402.htm

 民主党青森県連の田名部匡省代表は二十三日、来年の知事選、県議選を含む統一地方選に向け、国民新党県支部(支部長・津島恭一前衆院議員)を含む非自民勢力の枠組みで、協力体制の構築を模索する方針を明らかにした。知事選の候補者選びでは、十月末の会議で名前の挙がった六人を念頭に、十二月二日の常任幹事会までに絞り込みに努めるとした。
 青森市で開いた県連主催の政治大学校の後、田名部代表と今博幹事長が記者団に語った。
 民主党と国民新党は今月、来夏の参院選での協力関係で合意している。今幹事長は知事選や統一地方選での非自民勢力拡大に向けて「各種政党、団体で連携できるのか、模索する必要がある」と述べた。
 田名部代表と二人で話し合って方針を決めたという。党本部の動きも踏まえ、県内の国民新党や社民党など非自民勢力と接触を図るとした。
 田名部代表は知事選候補の選考について「(次回の常任幹事会に向けて)取り組まなきゃいけない」と人選を急ぐ姿勢を強調したほか、並行して衆議院青森2、4区の候補予定者の絞り込みも進める考えを示した。
 二十八日に再選への出馬表明が見込まれる三村申吾知事に関しては、「(歴代知事と比べ)軽くて駄目だ。何をやりたいのか、さっぱり出てこないじゃないか」と批判し、あらためて独自候補擁立への意欲を見せた。

933片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 12:08:36
国政転出の気はない?

伊波氏、再選出馬へ 宜野湾市長選 沖縄・琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-19110-storytopic-3.html

 【宜野湾】来年4月に1期目の任期満了を迎える伊波洋一宜野湾市長(54)は21日、琉球新報社のインタビューで「市政の課題は山積している。継続して取り組みたい」と述べ、2期目に向け、出馬する意向を示した。同市議会12月定例会で正式表明する見通し。
 伊波市長は「普天間飛行場の早期返還、跡地利用のほか西海岸開発、行財政改革など市として方向性を打ち出し取り組んでいる。成果が出るよう続けて取り組みたい」と述べ、国政選挙出馬などは「今のところはない。市政を優先したい」と述べた。
 伊波市長は1952年生まれ、琉球大卒。宜野湾市役所職員を経て96年から県議2期。2003年に市長選に初当選した。一方、保守陣営も今後、人選作業を本格化させる。
(11/22 16:02)

934片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 12:09:10
荒井氏に道知事選出馬を要請へ 民主北海道が来週末  2006/11/23 06:43
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061123&amp;j=0023&amp;k=200611237880

 民主党北海道と連合北海道、道農連でつくる政権戦略会議は二十二日、同党衆院議員の荒井聡氏(60)=比例代表道ブロック=に対して、来春の道知事選への正式な出馬要請を来週末に行う方針を決めた。

 要請は当初、十五日にも行う予定だったが、同日が教育基本法改正案をめぐる衆院委での与野党攻防のヤマ場となり、衆院議院運営委員会筆頭理事の荒井氏が多忙を極めたことなどから、延期されていた。

 その後、高橋はるみ知事が、二十七日の後援会役員会で再選出馬の意向を公式表明し、二十八日に記者会見することが決定。民主党内などでは「現職の出馬表明を踏まえ、高橋道政では北海道の再生はないとの立場を再確認した上で、(荒井氏に)新たな道政運営をお願いすべきだ」と、知事の出馬表明後の要請が望ましいとの声が強まっていた。

 国会は野党の審議拒否で混乱が続いていたが、二十二日に教育基本法改正案の参院審議が始まり正常化した。

 このため、あらためて政権戦略会議として要請時期の調整に入り、高橋知事の出馬表明から大きく間を置かないタイミングで荒井氏に要請することが固まった。

 荒井氏は同日、北海道新聞の取材に対して「何も聞いていない」と述べた。

935片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 16:02:40
党本部は擁立しそうだが。

変革:’06出直し知事選 民主県連、候補決まらず 常任幹事会で異論 /和歌山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/archive/news/2006/11/24/20061124ddlk30010189000c.html
 ◇意見集約できず、党本部と調整へ

 県発注工事の談合事件で、知事の木村良樹容疑者(54)=競売入札妨害容疑で逮捕=が辞職を表明したことに伴う出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)で、告示1週間前の23日でも候補者決定に至らなかった民主党県連(岸本周平代表)。選出を一任されていた県連三役は、常任幹事会で清水和子・串本町議(60)の擁立を提案したが、最高顧問の大江康弘参院議員らが強く異論を唱え、意見を集約できなかった。24日に岸本代表や大江参院議員らが党本部と調整する。

 岸本代表は常任幹事会終了後、「和歌山で新しい政治の流れをつくっていかなくてはいけない。清水さんは談合問題にも取り組み、地元のごみ焼却施設が予定価格40億円だったのを8億円余にした実績もある。家業の建設業では地下足袋をはいてブルドーザーを操り、アジアの子どもを家庭で預かる活動などもしている。候補としてふさわしい」と述べ、高く評価した。

 一方、大江参院議員は「勝てる候補でなければならない。清水さんがどんな人か分からず、納得できない。私は以前から岸本代表がふさわしいと言ってきた」と批判。さらに、「(清水町議の)名前を聞いたばかりで、今日ここで採決するのでは自民党の密室政治と一緒。党本部に行って会議の空気を伝え、党本部の答えを持ち帰り、再度、幹事会の場で結論を出したい」と、過程に問題があるとの認識も示した。

 知事選には、元経済産業省製造産業局次長の仁坂吉伸氏(56)=自民推薦=と、市民団体代表の泉敏孝氏(69)=共産推薦=が立候補を表明している。【辻加奈子】

毎日新聞 2006年11月24日

936片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/24(金) 17:45:46
民主党との「相乗り」否定
京都市長選で伊吹文科相
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006112300114&amp;genre=A2&amp;area=K10

 自民党京都府連会長の伊吹文明文部科学相は23日、京都市左京区で開いた府連のパーティーであいさつし、「次の知事選や市長選は、民主党と異なる候補を推して戦うことになる」と述べ、当面、2008年に予定される京都市長選では、現在、同じ市長与党である民主党と「相乗り」しないとの考えを示した。

 民主党の小沢一郎代表が、首長選で自民党と共闘しない姿勢を鮮明にしていることを受けた発言で、自民党府連幹部が府知事選や京都市長選での民主党との相乗りを公式に否定するのは初めて。

 最近の府知事選や京都市長選では、「非共産対共産」の対決パターンが続いているが、この構図が崩れる可能性が出てきた。

 また、伊吹氏は「今の府内の政治状況では(市長選などで)自民と公明の推薦候補が当選できると思う」と強調し、来年4月の統一地方選での勝利も呼び掛けた。

 自民、民主両党は04年の京都市長選では現職の桝本頼兼市長を、今年4月の府知事選では現職の山田啓二知事を、それぞれ公明、社民両党とともに推薦している。

937片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:17:32
自民政和会 山本、横内両派が代表質問登壇か
12月県議会、議員総会で臼井氏を了承 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/11/25/2.html

 十二月定例山梨県議会をめぐり、最大会派の自民党政和会は二十四日、議員総会を開き、代表質問を希望している臼井成夫氏を質問者として認めるか協議した。同氏が知事選に立候補表明している横内正明元衆院議員を支持しているため、山本栄彦知事支持派が反発。会議は紛糾したが、最終的に会派として臼井氏の代表質問を了承した。しかし、質問者を決める議会運営委員会で臼井氏の代表質問が認められるかは流動的で、今後も混乱は続きそうだ。
 議員総会は、山本知事支持派の高尾堅一氏が同派の代表質問に立つことを議会運営委員会で決めた後に開かれた。臼井氏が「代表質問に立ちたい」と発言したのに対し、山本知事支持派の相馬紀夫氏が「既に議運で代表質問者は決まっている」と拒否する姿勢を示したため、臼井氏らが猛反発。
 「議員の発言を封殺するのか」「会派の申し合わせでは定数の過半数を超える会派は二人が質問できる。希望がある以上、質問させるべきだ」などと抗議し、会議は紛糾。幹部会で調整した後、再び議員総会を開き、最終的に臼井氏が代表質問することを了承した。
 代表質問は会派の代表一人が行うのが一般的。山本知事支持派の高尾氏のほか、横内氏支持派の臼井氏が登壇すれば、同一会派でありながら“与野党”の立場に分かれて代表質問する異例の事態となる。臼井氏が代表質問するかは議会運営委員会で決定することになるが、同委員長を務める相馬氏は「認めたつもりはない」などと発言。質問者を決める議会運営委員会が開かれるかも含めて、情勢は流動的だ。
 また、臼井氏が山本県政に批判的な立場で質問することに対し、山本知事支持派からは「会派を代表して質問する以上、内容が会派の方針に沿わなければ、変更もあり得る」との声が出ており、曲折も予想される。

938片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:26:16
久間氏「荒っぽい応援」/「糸数氏当選なら特措法」発言
衆院安全保障委で釈明 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200611251300_05.html

 【東京】久間章生防衛庁長官は二十四日の衆院安全保障委員会で、県知事選で野党候補の糸数慶子氏が当選した場合、公有水面の使用権限を知事から国に移す特措法を検討していたと講演で明らかにしたことについて「そうならずに済んだという思いを言いたかった。本音はこれ(仲井真弘多氏の当選)でほっとした」と釈明した。その上で「(発言は)荒っぽい応援だった」と独特の表現で理解を求めた。
 長島昭久氏(民主)への答弁。

 久間長官は「もし選挙で(仲井真氏が)負けたら、法律を作ってでも(米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設を)やるというぐらいの腹でぶつかっていかないと、自分の真意を理解してもらえないという思いがあった」と述べ、政府案(V字案)実現への決意を強調した。

 ラムズフェルド米国防長官の辞任に伴う在日米軍再編への影響では、「(同長官は)海兵隊に対してかなり力があり、八千人(のグアムへの移転)は同長官だからできた気がする」と分析。

 その上で「地元でもめたりすると元のもくあみにならんとも限らないので、心配している」と述べ、普天間飛行場の移設実現が海兵隊のグアム移転の条件になっていることを念頭に、沖縄をけん制した。

939片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:28:25
知事選で「迷走」する民主党 和歌山・紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=115603

 木村良樹知事の辞職に伴う出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)で、民主党県連(岸本周平代表)が、候補者擁立をめぐり「迷走」している。串本町議の清水和子氏(60)を軸に党本部で調整を図ったが、結論は出ず、25日午後、和歌山市内で開催する常任幹事会で採決する見通し。

 清水氏は、来春の県議選に向けた党の候補者公募に応募。東牟婁郡選挙区から党推薦候補として擁立が決まっていた。

 民主党県連は12日の常任幹事会で、岸本代表に候補者選定を一任した。 岸本代表は、知事選の争点になる談合問題を解決できる人物として、清水氏を選んだ。23日に和歌山市内で開かれた常任幹事会に諮ったが、最高顧問の大江康弘参院議員は「急に決めた選定過程に問題がある」として反対した。

 結論は出ず、翌24日に東京都内の党本部で鉢呂吉雄選対委員長と岸本代表、大江最高顧問らの間で調整を図ったが、議論は平行線で両者の歩み寄りはなかったという。

 結局、25日午後、和歌山市内で再度、常任幹事会を開いて結論を出すという。県連幹部によると、採決になれば、賛成する幹事が多いという。

 清水氏について、岸本代表は「建設会社を営み、地下足袋で重機に乗りながら談合問題と戦ってきた談合ファイター。和歌山に新しい風を起こせる素晴らしい魅力を持つ勝てる人材」と話す。

 大江最高顧問は「密室での決め方に問題がある」などと強硬に反対する姿勢をみせている。

公開討論会を中止 和歌山市のNPO法人

 NPO法人「わかやま市民自治ネットワーク」(和歌山市、橋本雅史理事長)は、28日に和歌山市内で開催予定だった「知事選挙公開討論会」の中止を決めた。

 同ネットワークは中止の理由について、立候補予定者の日程調整がつかなかったという。当初から2人以上の出席がなければ開催を取りやめるとしていた。橋本理事長は「準備不足で本当に申し訳なく思っている」と話している。未成年を対象にした模擬選挙は実施するという。

 今後、告示後に「合同個人演説会」の開催を立候補予定者に呼び掛ける方針。

 25日午前現在で、知事選に出馬を表明しているのは、自民党推薦の元経済産業省OBの仁坂吉伸氏(56)と、共産党推薦の元銀行員の泉敏孝氏(69)の2人。

940片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:29:30
不信任決議なら解散 知事、潔白訴え示唆 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200611250101

 安藤知事は24日、宮崎日日新聞社の取材に対し、県議会が県官製談合事件の責任を問い、知事の不信任決議案を可決した場合、「強い姿勢で臨まざるを得ない」と議会を解散する考えを示した。これまで知事は「仮定の話には答えられない」としていたが、自らの潔白を訴え、県民に信を問う構えだ。

 知事は「報道されていることを基に私への対応が議会で議論されているようだが、(事件への関与を示唆するような)報道は全て事実ではない。議会にその白黒を判定できる権能があるのか疑問だ」と主張。全員協議会などで議会に事実関係を説明していることを挙げ、「私が話す事実が受け入れられないのなら、強い姿勢で臨まざるを得ない」と語った。

 また、不信任決議案の提出が濃厚となった各会派の代表者懇談会(18日開催)の結果を19日に伝えてきた坂元裕一議長にも同様の説明を行ったという。

 県議会は22日の本会議で知事の責任を認め、反省を求める問責決議案を可決している。法的拘束力のある不信任決議案が可決されると、知事は(1)10日以内に辞職(2)10日以内に議会を解散(3)10日後に失職―のいずれかの選択を迫られる。解散し、選挙で選ばれた新たな議会が再び不信任決議案を可決することになれば、知事は失職する。

941片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:38:18
保守一本化ならず
2006近江八幡市長選挙
冨士谷氏が正式出馬表明
=来週には有村氏、共産も= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-09/n060916.html#6

▲冨士谷氏
◆東近江・近江八幡市◆

 任期満了に伴う近江八幡市長選挙(十一月十九日告示)に出馬の意向を示していた冨士谷英正県議が十五日、近江八幡市役所で正式に出馬を表明した。正式表明は、冨士谷氏がはじめて。

 当初、県庁での出馬表明を予定していたが、地元での表明の方が適当と判断し、市役所での表明となった。

 出来上がったばかりのマニフェストを示して、市政にかける思い、合併、行財政改革、産業振興、教育充実、福祉向上、医療確保などの公約を、改めて披露した。

 一方、対抗馬擁立の動きも、急加速してきた。九月定例市議会も代表質問・個人質問を十四日に終え、二十一日に閉会する。そうなれば、堰(せき)を切ったように、新たな候補者が名乗りをあげ、実質的な選挙戦に突入するものとみられる。

 市議会保守系会派の創政会の中から複数の市議の名が挙がっていたが、ここへきて、有村國俊氏を推す方向で決着、出馬に向けて本格的に動き出した模様だ。

 先週末には、冨士谷氏側から保守系候補統一化へのアプローチもあったようだが、逆に、亀裂を深めたとする見方もある。

 また、共産党もほぼ人選が固まったようだ。十七日の赤旗まつり(大津市)を受けて、週明け早々にも出馬要請に入るか。こちらも、議会閉会を待って、発表する意向のようだ。

942片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:40:39
大混戦モードに突入
2006近江八幡市長選挙
民主 候補擁立へ最終段階
=川端市長に近い大物投入へ= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-09/n060923.html#6

◆東近江・近江八幡市◆

 任期満了に伴う近江八幡市長選挙は、告示(十一月十九日)まで二か月を切った。先週の冨士谷英正氏に続き、市議の有村國俊氏が二十二日、市役所で立候補の正式表明を行い、若さを全面に出して、活力ある、盛り上がる市の創造への意欲を示した。

 これにより、市議会保守系会派の創政会は、両陣営に別れて市長選に臨むことになった。共産党も候補者擁立へ調整を続けている。

 ところで、今月はじめごろから候補者の人選を進めてきた民主党も、ようやくここにきて候補予定者が固まり、準備が整いしだい、市長選への参戦を表明することが確実となった。

 しかも、その人物は、八年前に川端五兵衞氏を支え、共に激しい選挙戦を戦い抜き、市長当選に貢献した主要メンバーの一人という大物らしい。徳永久志県議は、「川端市政を確実に継承できる人物」「勝てる人物」と、自信たっぷり。

 先に出馬表明した二人や、今後登場する候補者にとって、手ごわい相手になるのは間違いないだろう。市長選は、大混戦モードに突入する。

 有村氏は、自身のブログ(インターネットの個人ページ)「I Like 近江八幡!」でも、決意の程を発信している。

 冨士谷氏は、後援会の組織拡大に向けた取り組みを展開。二十九日と来月十三日には嘉田由紀子知事が激励に駆け付ける予定もある。

943片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:41:24
市民の目線に立って
2006近江八幡市長選・有村氏会見
若者も関心もてる市政へ
=市民目安箱、自転車登庁= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-09/n060926.html#5

◆東近江・近江八幡市◆

 任期満了に伴う近江八幡市長選挙に、市議の有村國俊氏(41)が無所属での立候補をこのほど正式に表明した。

 有村氏はまず、「市民の立場に立ち、市民の目線、川下から川上を見るに徹したい」「市議一期で、市民と行政の考えににギャップがあると感じた。若さを全面に、市民の皆様と一丸となって市政の改革に全力で取り組みたい」と、政治姿勢をアピールした。

 公用車を使わないで自家用車か自転車での登庁、小さなつぶやきを政策に取り込むための「市民目安箱」の設置、無関心な若者も政治に関心をもてるような情報発信、役所言葉の廃止、透明度を高めて前例踏襲を捨て市民の常識が通じる市政、倫理・道徳を養う教育や温かい朝食からの食育など、マニフェストに盛り込む具体的な施策も示し、川端市政の文化的行政に加え、歳入面からも企業立地などにも取り組む意向を示した。

 市町村合併については、竜王・安土以外の市町にも声をかけて「合併ありきでなく、市民が幸せになるための合併」をめざす。

 有村國俊氏は、桜美林大卒。平成十五年市議初当選、現在一期目。環境経済常任委員長、教育厚生常任委員長、広域環境対策特別委員長など歴任。父・國宏氏は七期を務めた元県議、妹・治子氏は参議院議員。近江八幡市南津田町。

944片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:42:40
今度は私が押し上げる
2006近江八幡市長選挙
嘉田知事支援を確約
=冨士谷氏決起集会で= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-10/n061003.html#4

▲支援挨拶をする嘉田知事――島公民館で――
◆東近江・近江八幡市◆

 任期満了(十二月十二日)に伴う近江八幡市長選挙(十一月十九日告示、二十六日投開票)に向けて、各陣営では後援会組織の確立による支援者拡大の動きが活発化している。

 先月二十九日に島公民館で開かれた冨士谷英正氏の後援会島支部決起集会には嘉田由紀子知事も激励に駆け付け、支援ムードを盛り上げた。

 集まった約百五十人の支援者に「八幡のみなさんお久しぶりです」と、先の知事選挙のお礼に続き、「立て役者の冨士谷さんを、今度は私が押し上げさせてもらわないといけない」と、嘉田―冨士谷ラインの絆の太さを確認した。

 冨士谷氏について、(一)地元自治会から県の組織まですべてに通じて信頼できる、(二)新幹線新駅問題に見られるように、大勢にもおかしいことはおかしいときちんと意見を述べる勇気と正義感をもっている、(三)人のために走り回る「馳走(ちそう)」のやさしい心をもっていると評価し、信頼できる仲間、大先輩として、支援を約束した。

▲全員で力強くガンバロー
 冨士谷氏は「栗東市長選より先に応援に来ていただきありがたい」と感謝し、自身の政治生命をもかけた知事選での、勝敗を決したとされる六月二十九日の県立男女共同参画センターでの演説会を振り返り、「私の命の恩人は近江八幡市民です。御恩返しするのは近江八幡で市政を担当すること」と市長選出馬への思いを、改めて披露した。

 その上で、「地方自治の観点から、市の力量をどれだけつけるかが問われる」と今回の選挙戦の争点を示し、川端市政の行政の文化化の成果に、企業立地、攻めの農政、合併、歳入対策など、川端市政がなし得なかった施策の実施による地域活性化へ意欲を見せ、「経験と人脈をフルに生かし、みなさんの智慧(ちえ)が活(い)かせる市政のために働かせてください」と、訴えた。

 このほか、創政会の前出幸久、中谷哲夫、川村裕治、井上栄一郎四市議や、後援会幹部らが支援挨拶を行った。

945片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:44:04
新たな「台風の目」出現
2006近江八幡市長選挙
市議の深井氏が立候補を決意
=JCや市民グループから擁立= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-10/n061007.html#6

▲深井博正氏
◆東近江・近江八幡市◆

 来月十九日に告示が迫った近江八幡市長選挙に、市議の深井博正氏(57)=一期、創政会=が新たに立候補の決意を固め、近く、正式表明する。同市長選には、すでに冨士谷英正氏(59)と有村國俊氏(41)が立候補を表明しており、深井氏で三人目。

 深井氏は六日朝の時点で、「今のところ何も言えない。近く記者会見を開きますのでそのときに詳しく」と、出馬の決意をほのめかした。

 「川端五兵衞市政とともに育ってきたまちづくり運動の灯を消したくない」という近江八幡青年会議所関係者や市民グループなど、川端市政継承を願うグループからの出馬要請に応じたもの。

 関係筋によると、当初、近江八幡商工会議所会頭の尾賀康裕氏擁立の動きもあったが尾賀氏が固辞したため、青年会議所などの活動を通じて共にまちづくり運動に取り組み、現近江八幡商店街連盟会長であり、八幡商業出身でかつて野球部監督も務めたこともある、「いつの日か市長に」という目標ももつ議員として清潔なイメージの深井氏に白羽の矢が立った。

 政党や会派にとらわれない幅広い層からの支持も期待できるだけに、今回の市長選の台風の目として、他の候補者を脅かす存在になる可能性も大いにある。

 所属する市議会保守系最大会派の創政会(十三人)は、これで三陣営に分裂を余儀無くされ、それ以外の動きも気になる中で、選挙戦の行方はさらに混迷の様相を帯びてきた。

946片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:45:05
「健康都市」めざす
2006近江八幡市長選挙・深井氏
川端市政継承と人づくり柱に
=創政会退会 教育問題に重点= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-10/n061014.html#5

▲決意を述べる深井氏
◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市長選挙への立候補の決意を固めていた市議の深井博正氏(56)は十一日、立候補表明を市役所で行った。

 深井氏は、八幡商業高野球部監督時代に教育の大切さを痛感し、「生涯を教育問題に」との思いで市議に、そして、市長への意欲も持ってはいたものの「今回はまだ早い」との思いが強い中で、多くの市民からの推す声に、「政治的未熟さは市職員とのチームワークで克服できる」と、立候補決意の経緯を語った。

 その上で、“進取の気性”や“ザ・ファースト”にみられる川端市政の全面的継承と教育に正面から取り組むことを柱に、風景、文化、環境の美しい近江八幡を守り向上させ、人づくりに力点を置き、町並み・環境・産業経済・人・財政での「健康都市近江八幡」をめざす。

 合併については、「安土町、竜王町だけにとらわれず、実現の時にスムーズに進められるよう、相互理解と信頼を築いておきたい」と、述べた。

 出馬決意が性急であったため、支援体制も組めていない状況だが、「青年会議所OBや八幡商業高校OBなどで“勝手連”的な支援団体をつくって川端市長初当選の時のような運動を展開したい」と、同席した支援者の一人で青年会議所OBでもある尾賀康裕氏が展望を示した。

 深井氏は、八幡商業高校卒。平成十五年市議初当選。教育厚生常任委員長など歴任。市内中村町。所属の創政会は十一日に退会した。

947片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:48:26
革新系候補も出馬へ
2006近江八幡市長選挙
来週中ごろにも正式発表か
=保守分裂で選挙戦さらに激化= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-10/n061021.html#5

◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市長選挙はいよいよ告示まで一か月を切った。これまで自民党系の三人が立候補を表明しているが、候補者擁立に向けて準備を進めてきた共産党などの陣営でもここに来て人選がほぼ固まり、来週中ごろにも正式に発表がある模様だ。

 関係者によると立候補予定者は、先の県知事選挙で共産党の推薦を受けた辻義則氏を支えた「県民本位の滋賀民主県政をつくる会」や、市の同和行政を問う活動を続けている「同和行政の終結を求める近江八幡市民の会」のメンバーとして活躍しながら、今まであまり前面には出ていないが、県議や市議にも引けを取らない人物で、共産党の公認や推薦としてではなく、市民派として広く有権者に支持を訴えることができ、納得してもらえる人物ということだ。

 保守系候補三人だけでは選挙の争点が有権者にとってわかりにくい面もあったが、革新系候補の参戦で、合併問題など必然的に争点も鮮明化され、有権者の関心も高まるものと期待される。

 立候補確定までにじっくり時間をかけただけに、短期で巻き返すことができるよう万全の体制を整えてくるものとみられ、先に出馬表明している三氏による保守陣営の分裂に乗じて、無党派層へのアピールなどにより、強力な対立候補となるのは必至で、選挙戦はさらに激戦ムードが高まって来た。

国の悪政の防波堤に
2006近江八幡市長選挙・伊地知氏出馬表明
元労働省職員 同和行政の終結など
=住みよい近江八幡市をつくる会推薦= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2006/06-10/n061028.html#4

▲決意を述べる伊地知氏
◆東近江・近江八幡市◆

 十一月十九日告示の近江八幡市長選に、元労働省職員の伊地知久凱(いぢち ひさよし)氏(63)が二十五日同市役所で、無所属で立候補することを発表した。共産党市議などで組織する「住みよい近江八幡市をつくる会」(小川茂夫代表)と同日付けで政策協定を結んでの表明となった。

 伊地知氏は「国の悪政から住民を守るために、市がその防波堤とならなければならない」と、立候補の動機を語った。

 国の改革に伴う地域社会の崩壊をくい止めるための基本的な政策として、地域産業の活性化、安定雇用確保、子育て支援、女性の声の反映、同和行政の終結などをあげ、「労働省で培った行政経験を生かせるのでは」と、全くの(行政の)素人ではないことも強調した。

 特に同和問題については、少年時代の経験や労働省時代の体験をもとに「近江八幡市は福祉行政も進んでいて明るく住み良いまちだが、根っこに暗いものをもっている。行き過ぎた行政など、どうにかしなければ」と、その決意の程を示した。

 市町合併については、「平成の大合併は政府の財政政策失敗の地方への押し付け」であるとして、「住民の意向と関係のない合併は反対」の姿勢。ただし、「近隣の市町との共同の事業や施策は必要」で、市民から合併の気運が出て来た時は市民の判断を仰ぐとした。

 川端市政については、「よいことをたくさんしてこられたが、市民の側に立っているのか、後半は国寄りの姿勢になってきたのでは」と、すべてを無批判に継承しない姿勢を示した。

 伊地知氏は中国・奉天市生まれ。鹿児島市出身。立命館大学卒。昭和三十九年労働省に入省。京都、新潟、高知、岡山
、神奈川の労働基準局や本省を経て、平成十二年大阪労基局労働衛生課長を最後に退職。同年中央労働災害防止協会大阪労働衛生総合センター副所長などを歴任し、十五年十二月同協会退職。今は企業などで労働問題や資格取得の講師。座右の銘は「官は民のために」。モットーは「半歩前進」。浄土寺町。

948片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:50:04
深井氏を推薦
2006近江八幡市長選挙・民主党
市民党“勝手連”に加勢
=他の勢力の結集にも期待= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061102.html#5

◆東近江・近江八幡市◆

 十九日告示の近江八幡市長選挙に向けて立候補者の擁立を模索していた民主党八幡支部は、すでに無所属での立候補を表明している深井博正氏の推薦を決めた。先月三十一日には、民主党県連からも推薦が出た。

 深井氏は、川端市政の全面継承を掲げて、自民党を離れて、青年会議所OBや市民グループなどから擁立された。当初、政党色を出さずに“市民党”“勝手連”的な運動の展開を目指していただけに、民主党の推薦を得たことで、臨戦体制に拍車がかかった。今後、連合や公明などの支持も期待される。

 民主党の深井氏推薦により、四氏が立候補する市長選の構図も次第に明確になり、深井陣営では、八年前の川端市長誕生の時の市長選の再来を望むところだ。

 ただ、無所属とはいえ、出馬表明直前まで自民党員だった人物を推薦することへの反発も党内の一部で見られるのも確かで、今度どのように結束を固めて行くか注目される。

 有権者にとっては、各候補の違いがより明確になり、選挙戦ムードもますます高まって来た。

949片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 21:58:59
冨士谷氏 選挙事務所開き
300人がガンバロー
=嘉田知事からもメッセージ= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061102.html#6

◆東近江・近江八幡市◆

 十九日告示の近江八幡市長選挙に立候補を表明している冨士谷英正氏の選挙事務所開きが、同市出町の同事務所で、先月三十日に支援者三百人あまりを集めて開かれた。

 国会議員や市内の支援団体などから当選を願う為書や各方面からの推薦書が壁全面に張り出された会場には、入り切れないほどの支援者が詰めかけ、三橋瑛郎後援会長をはじめ、前出幸久選対本部長らが、支援の輪の拡大と結束への協力を求め、全力で選挙戦を戦うことを誓った。

 また、出馬表明から毎週のように八幡入りして励ましている嘉田由紀子県知事からの「熱い情熱と固い信念で市政を」や、県選出国会議員からの応援のメッセージも披露された。

 冨士谷氏は、これまでの恩を無にしないよう、市議・県議で培った経験と人脈で、元気のあるまちづくりに“滅私奉公”で取り組む決意を述べた。

市長後継者指名?
2006近江八幡市長選挙
4氏陣営 臨戦態勢へ
=自民推薦は、公明党は= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061107.html#6

◆東近江・近江八幡市◆

 近江八幡市長選挙は、告示まで二週間を切った。出馬を表明している四氏の各陣営では選挙事務所を開設するなど、静かな市街地に激戦を予想させる選挙ムードが、一気に高まって来た。

 先週、民主党からの推薦が決まった深井博正氏は、JR近江八幡駅近くの鷹飼町に選挙事務所を構え、五日、事務所のガレージで事務所開きを行った。支援者百五十人近くが集まった会場には、川端達夫、奥村展三の両衆院議員、徳永久志県議らの顔がずらりと並び、民主党色を強く感じさせるものとなった。

 浜崎貞之介後援会長のあいさつに続いて、奥村氏、川端氏が壇上に立ち、「近江八幡市政は深井氏に託したいと川端五兵衞市長から聞かせていただいた」「川端市政の思いをつなげる人は深井さん」など、川端市政継承者を強調した。川端市長は、これまで「後継者指名はしない」としていた。

 深井氏は、「川端市政のまちづくりを止めてはならない」との思いを述べるとともに、人間形成を柱にした教育や民間感覚での市政運営など、自身の市政理念や政策を訴えた。

 民主党系市議らでつくる会派「さざなみクラブ」からは山本英夫、坂井千代枝の両市議が出席したが、党員で支部役員でもある西居勉市議の姿がなかった。西居氏は、候補者選定の経緯が不透明、これまでの政治姿勢(自民党系創政会)が異なる、支援者に説明できないと、すでに、今回の選挙では党の決定に従わないことを表明している。知事選での失敗の構図との類似や、県議会や栗東市長選挙と近江八幡市長選での嘉田由紀子知事との協力関係の違いなどを指摘し、民主党の一連の姿勢を疑問視する傾向もあり、影響が懸念される。

 冨士谷英正氏は、二日までに市内全学区での後援会支部決起集会を終えた。嘉田知事の出席もあり、各会場とも二百人前後の参加者でいっぱい。大きな手ごたえをつかみ、市議一期、県議四期の経験と実績、人脈での他候補との違いを強調し、「選挙戦は後半戦」と新たな展開へ。

 保守分裂の影響は避けられないことから、支持者の他陣営への流出をくいとめ、若者や女性層へも浸透を図って行く。

 有村國俊氏は若さもあり、若年層や子育て同世代の女性層などへ支援の拡大を図る。冨士谷氏のような全市的な後援会組織が未整備なため、地元岡山学区以外の地域への浸透と食い込みがカギを握りそうだ。

 嘉田知事の冨士谷氏支援、民主党の深井氏推薦で、有村氏としては是が非でも自民党の推薦を受けたいところだが、保守分裂により支部連協が開催できないことなどもあって、厳しい状況が続いている。

 住みよい近江八幡市をつくる会から推薦を受けた伊地知久凱氏は、一日に市文化会館で決起集会を開き、選挙戦へのスタートを切った。

 同会の小川茂夫代表は「歴代の市長ができなかった同和行政の終結を」と、また、共産党市議の小川広司氏は「医療、介護、税金、障害者など地方自治を苦しめる国の政治から市民をどう守るかが問われている」と、労働、経済、福祉、同和関係代表らと共に、支援拡大をアピールした。

 今後は、公明党がどの候補に着くのか、どこにも着かないのか、その動向も注目される。

950片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 22:00:27
しがらみと思惑
2006近江八幡市長選挙
市議会保守会派の亀裂深まる
=もう負けられない民主・知事= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061111.html#6

◆東近江・近江八幡市◆

 告示までのカウントダウンも一桁となり、近江八幡市長選挙はますます過熱の度合いを高めてきた。立候補予定者はもちろんだが、それぞれの支援組織や支援者のしがらみや思惑も複雑に入り乱れての選挙戦となりそうだ。

●自民推薦めぐり分裂

 九日、有村國俊氏を推す高木健三、矢掛弘、塩田善弥、相馬学、辻恪の五市議と有村氏は、それまで所属していた自民党系市議会派の創政会を脱会し、八日付けて新会派「市政会」を結成したと、発表した。これにより、自民系会派は、市政会(六人)、創政会(五人)、自由民主党(二人)の三つに分裂した。

 市長選終了後は互いにもとのさやにおさまることを誓って臨んだ選挙戦のはずだった。

 結成理由は、自民党八幡支部連協での優位性を創政会から勝ち取り、有村氏に自民党推薦を受ける手続きを進めるため。同じく有村氏を推す自由民主党も歩調を合わせることを表明したことで、八対五と数の上では優位となった。

 だが、連協の運営、知事選のしこりもからむ自民党県連の判断がどう出るかは、微妙だ。

●3度目の正直へ民主

 自民の内紛を深井博正陣営の民主党は大歓迎だろう。市政会を応援したいぐらいの気持ちではないだろうか。対立が激化すればするほど、自陣のチャンスの芽も膨らむ。

 知事選に続き、栗東市長選でもせっかくのチャンスを逃しているだけに、三回目に賭ける思いは強い。負ければ、今後の選挙にも影響をおよぼす。

 独自候補ではない相乗り推薦で、知事選の二の舞いになりはしないか、不安も残る。

●牙城崩せない知事

 栗東市長選挙で民意は勝ち取ったが、選挙で敗れた嘉田由紀子知事。知事選で一番世話になった近江八幡は、重要な牙城として絶対に崩すことができない。自身の県政の今後を占う重要選挙でもあり、冨士谷英正氏を全面的にバックアップ。

 栗東市長選では協力関係を築いた民主党と、再びたもとを分かち合って、選挙を戦う。選挙のたびに、ねじれて、ほどけて、からまって、ごちゃごちゃになってきた。

●ムード最高の共産

 こんなドタバタをしり目に、これまでにない盛り上がりを感じて、マイペースで態勢を整えているのは、共産系の諸団体が結集する住みよい近江八幡市をつくる会が推薦する伊地知久凱陣営。

 みんなが納得できる人物を擁立できたことに、誰もが手ごたえを感じている。これら支持者の思いが独自の政策とともに、共産色を控えた戦術でどれだけ有権者に伝わるか、他陣営も侮れない。

 いずれにせよ今回の選挙は、選挙後の市議会運営、来春の市議選、県議選、来夏の参院選にまで、尾を引くことになりそうだ。

951片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 22:03:38
決起大会で勝利誓う深井・有村
支持拡大ねらう冨士谷・伊地知
=2006近江八幡市長選挙= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061114.html#5

◆東近江・近江八幡市◆

 目前に迫った告示を前にして、立候補を予定している各陣営では、決起大会を開くなど、いよいよ決戦へのムードも最高潮に近づいてきた。告示に向けたさらなる支持拡大へ、それぞれの支持を訴えるトーンも高まってきた。

 民主党の推薦を受ける深井博正氏の深井博正を育てる会は、元参議院議員で野球評論家の江本孟紀氏を県立男女共同参画センターに迎え、深井氏とのトークショー形式での決起大会を、十一日に開いた。

 会場に集まった三百人近い支持者を前に、徳永久志県議がコーディネーターを務めて、得意の野球談義から、指導者やリーダー像、教育論まで、幅広く意見が交わされた。

 徳永県議は民主党の深井氏推薦について、川端五兵衞市長のまちづくりを継承できる人物の擁立を進める中で、自民党にこだわらず市民党で活動する姿勢と、政策が民主党の「コンクリートではなく人への投資」という部分で一致できると判断した経緯を、説明した。

 このほか、田島一成衆議が応援に駆け付け、嘉田由紀子知事や武村正義元大蔵大臣からのメッセージも披露された。

 一方、先ごろ保守分裂で新会派を結成した有村國俊氏の有村くにとしを育てる会は、ウェルサンピア滋賀の大ホールが後の壁まで支援者約五百人でいっぱいに埋まる決起集会を開いた。

 南真司会長「川端市政を継続するか、活気あるまちにするか。今が旬の若さにかける」や、杼木捨蔵(蒲生郡)・山田和廣(草津市)両県議「将来性や若さに期待」など、熱のこもった応援が続いた。

 決意表明のあとには会場からの質問に答える時間も設けられ、中学校給食や自治会問題などに答えた。

 兄のためにと妹の有村治子参議も、「高島市や湖南市など、四十代の市長が全国から注目されている」と、若さの良さをアピールした。
 十一日に江頭町で選挙事務所開きを行った伊地知久凱氏は、推薦を受ける住みよい近江八幡市をつくる会の所属団体などから激励を受けたほか、元住んでいた丸の内町の住民で「勝手に応援団」が結成されるなど、たのもしい報告も受けた。

 伊地知氏は知名度向上のために市内を駆け巡る中で、独自の政策を掲げて有権者に明確な選択肢を提供したことへの評価から、これまで対応さえしてもらえなかった保守系の人たちにも歓迎されるなど、支持層拡大へ手ごたえを感じている。

 すでに全学区での決起集会を完了した冨士谷英正氏は、他陣営の動向も気になるが、気を緩めることなく、市内全域を行脚しての支持固めと新たな支持層の発掘に余念がない。

 また、十三日には女性の集いを開催するなど、女性層の支持拡大にも乗り出して、着々と強化を図っている。

 告示まで残りあとわずか。各陣営の水面下での熱き戦いも、ますます過熱してきた。

952片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 22:04:38
冨士谷氏リード、追う3氏
2006近江八幡市長選挙・あす告示
川端市政の踏襲か転換か
=公明は自主投票を決める= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061118.html#6

◆東近江・近江八幡市◆

 任期満了に伴う近江八幡市長選挙は、いよいよあす十九日に告示を迎える。出馬を表明している、県議の冨士谷英正氏(59)、市議の有村國俊氏(41)、市議の深井博正氏(56)=民主推薦=、元労働省職員の伊地知久凱氏(63)=住みよい近江八幡市をつくる会推薦=の、いずれも新人、無所属の四氏が立候補するものとみられる。四人が立候補すれば過去最多となり、激しい選挙戦が予想される。

 告示前の前哨(しょう)戦は、最初に出馬表明した冨士谷氏が市議一期、県議四期の経験の中で築いた全市域におよぶ後援会組織をがっちりと固め、スタートダッシュで大きくリード。市議一期の有村氏と深井氏、知名度の低かった伊地知氏の三氏が必死の追い上げで迫り、激戦ムードで選挙戦本番に突入する。

 動向が注目されていた公明党は十四日、推薦する人物を特定せず、自主投票することを決めた。また、自民党や連合に推薦の動きがないまま、告示を迎えそうだ。

 栗東市長選挙のような明確な争点はないが、川端五兵衞市長が二期で築いた川端市政をそのまま踏襲するのか(深井氏)、それとも、元気なまちづくりをめざして新たな市政へ転換するのか(冨士谷氏、有村氏、伊地知氏)を、市民に問う。

 立候補の受け付けは、十九日午前八時半から午後五時まで市役所で。投票は、二十六日に、沖島町が午前六時から午後七時まで、それ以外は午前七時から午後八時まで、市内三十六か所の投票所で行われる。開票は、午後九時から鷹飼町の市駅南総合スポーツ施設「サン・ビレッジ近江八幡」で、即日開票される。

 九月二日現在の選挙人名簿登録者数は、五万四千七百八十二人(男性二万六千五百三十九人、女性二万八千二百四十三人)。

 前回は無投票。前々回(平成十年十二月十三日)は三人が立候補し、投票率は五十八・四三パーセントだった。

953片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 22:07:24
激戦の火花散る
2006近江八幡市長選挙・告示
4陣営 勝利へ全力入魂
=経験と実績、若さと情熱= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061122.html#7

◆東近江・近江八幡市◆

●嘉田由紀子知事が激励

 選挙期間中の近江八幡入りはないものと思われていた嘉田知事が出陣式に駆けつけ、冨士谷とがっちりと握手、その絆の太さを改めて見せつけた。岩永峯一衆院議員、中嶋武嗣甲賀市長らが、厳しくなる地方自治には、その経験と実績に基づく冨士谷の決断力、判断力、実行力と、人脈のネットワークが必要と強調。冨士谷は、「すべての情報を市民に公平に伝え、智慧(ちえ)をいただいて、元気あるまちづくりヘ」と、決意を示した。

●出遅ればん回好ムード

 共産市議の小川廣司選対本部責任者は、「多くの市民に歓迎されている」と、伊地知の出遅ればん回ムードの波をラストスパートに期待。推薦する住みよい近江八幡市をつくる会の小川茂夫代表と森茂樹共産県議は、「公正・民主的な市政に変えるチャンス」と、同和行政の終結を強くアピール。伊地知は、同和行政終結で三十五人学級や就学前児の医療費無料化、地域の特産品や産業振興によるバランスのよいまちの発展を訴えた。

●まちの活力若さに託す

 岩永峯一衆院議員や杼木捨蔵県議らが応援に駆け付け、大橋正光議長ら自民市議団八人が有村支援の輪の広がりを呼び掛けた。南真司後援会長は「若い有村君に住んで良かったと思える活力あるまちづくりの夢を託したい」と力添えを願った。有村は「市民の声が届く政治ヘの転換が必要。ハードからソフトへの時代だが、将来を見据えた時、JRをまたぐ道路整備は欠かせない」と力強く訴え、全力で必死に戦い抜く決意を表明した。

●民主党総出演で後押し

 JCOB、八幡商高卒業生、まちづくり市民団体などの草の根支援者が集まった深井の出陣式には、推薦の民主党から奥村展三衆院議員、林久美子参院議員、山田実・青木愛子・朝倉克美・西川勝彦・田中章五の県議、近隣市議ら多数が集結し、総力戦の様相。深井は、「先進都市にした川端市政を継承。一番大切なのは人づくりで、その根幹が教育。人づくりと教育は私の使命、真正面から取り組む」と、直球勝負の意気込みを見せた。

954片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 22:10:22
いよいよ後半戦へ
2006近江八幡市長選挙
総決起集会で弾みつけて
=有権者の関心は今一つ?= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-11/n061123.html#5

◆東近江・近江八幡市◆

 冨士谷英正氏(59)、伊地知久凱氏(63)、有村國俊氏(42)、深井博正氏(56)の、新人四人が立候補してスタートした近江八幡市長選挙は前半戦を終了、各陣営とも他陣営よりも一票でも多くと激しいバトルを展開、二十六日の投票日に向けて、選挙戦はますます激しさを増してきた。

●勢力図

 新人四人とはいえ、冨士谷・有村両候補にとっては、前回の川端五兵衞市長との保守分裂回避などによる無投票から四年越しの立候補。川端市長引退で分身として深井候補、革新から新たに伊地知候補が加わり、同市市長選最多の四人による選挙戦への突入となった。

 告示日直前の下馬評では、長年の議員経験で築き上げた圧倒的な組織力と知名度で冨士谷候補優位。事実、市内八学区のうち岡山を除く七学区で優勢の情報が駆け巡った。

 この時点で、有村候補は地元岡山で冨士谷候補を抑えるほか、武佐、馬淵、北里、桐原などで健闘、同じ子育て世代や若者層へも浸透を図った。深井候補は地元の八幡と島で健闘のほか、市民団体や民主党などの支援者による草の根・潜行型の運動により、表面に現れない不気味な数字がある。

 他陣営からある意味で最も警戒されている伊地知候補も、最近まで住んでいた北里や現在の地元の馬淵などで健闘しているほか、桐原など全域で満遍なく支持を集めている。

 市農村部では、どの候補に投票するか決めた有権者が多い反面、八幡、金田、桐原、馬淵など市中心部や振興団地の多い学区では無党派層、無関心層も多く、まだ決めていない有権者も多いようだ。この浮動票を大量に動かすことができれば、選挙の流れは一変する可能性もある。

 果たしてこの勢力図、前半戦を終えてどのように変化しているのか。

●目標

 当落を左右するとされる投票率。各陣営から共通して聞こえてくるのは、「朝の駅立ちで、市民の反応が鈍い」「知事選の時と比べても、雲泥の差」の声。

 伊地知・有村・深井の各陣営では、投票率六〇パーセント、得票数をとりあえず一万票に置き、あとどれだけ上積みできるかを、目標に置いているようだ。

 一方、冨士谷陣営は、投票率五〇パーセント前後、場合によってはそれ以下になると見ており、得票率五〇パーセント以上をめざす。

 投票率が低ければ、組織力で勝る冨士谷候補有利、高くなればなるほど、浮動票獲得で伊地知・有村・深井のいずれかの候補が抜け出す可能性も。

●後半戦へ

 深井・有村・冨士谷の各陣営では、後援会のポスターやチラシ、キャッチフレーズなどを次々と繰り出し、有権者へのイメージ戦略を展開。支援者からのカンパで支えられている伊地知陣営は、「政策で勝負」と地道な活動で有権者に訴える。

 二十二日には伊地知候補が選挙事務所で総決起集会を開いた。二十三日には冨士谷候補が市文化会館大ホールで、二十四日には有村候補がアクティー近江八幡、深井候補がグリーン近江農協八幡東支店で総決起集会を開催する。

 各陣営とも二十三・二十四日が選挙戦のヤマと位置付け、会場をいっぱいにして大きく弾みをつけ、後半戦のムードを盛り上げていきたいところだ。状況によっては、嘉田由紀子知事、武村正義元大蔵大臣、川端五兵衞市長が、陣営のテコ入れに乗り込むのではないかとの見方もある。

955片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 22:11:55
勝利へのラストコール
2006近江八幡市長選挙・あす投開票
きょう一日「最後のお願い」
=政策・人物 有権者の選択は= 滋賀報知
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n061125.html#6

▲いよいよあす決着
◆東近江・近江八幡市◆

 十九日に告示され、四人の新人が立候補し、激しい選挙戦を繰り広げている近江八幡市長選挙は、一週間の選挙戦もきょう一日を残すのみとなった。各候補者は勝利を信じて、「最後のお願い」に東奔西走する。

 選挙は冨士谷英正氏(59)、伊地知久凱氏(63)=住みよい近江八幡市をつくる会推薦=、有村國俊氏(42)、深井博正氏(56)=民主推薦=の無所属新人四人が立候補、あすの近江八幡市への思いをそれぞれの政策に掲げ、選挙戦のヤマ場となった二十三日には、激しいデッドヒートが繰り広げられた。

 冨士谷陣営は「はちまんよし」を市民文化会館大ホールにあふれる大演説会に集まった支持者に訴え、手綱を引き締めた。

 伊地知陣営は「オレンジ作戦」と銘打ったメガホン隊が「いぢち、いぢち」の名前を連呼しながら重点地区を練り歩いた。

 有村陣営は「いま、四十歳代の市長を!」のプラカードを持って、交差点などに繰出し、ドライバーや通行人にアピール。

 深井陣営は、出身の八幡商業高校の百二十周年記念式典や祝賀会の会場前で支持拡大を図り、川端達夫衆院議院も応援に。

 今回の選挙は、川端市政を引き継ぐのか、転換するのかも一つの争点となっている。政策とともに、リーダーとしての資質や能力も問われる。経験かそれとも若さか、実績かそれとも可能性か。将来へのかじ取り役を決める大切な選挙。はたして有権者は、誰を新市長にふさわしいと判断するのか。最後まで余談を許さない。

 投票はあす二十六日、午前七時から午後八時まで(沖島町は一時間繰り上げ)、市内三十六か所の投票所で行われ、午後九時から鷹飼町の市駅南総合スポーツ施設「サン・ビレッジ近江八幡」で、即日開票される。

 十一月十八日現在の選挙人名簿登録者数は、五万四千九百三十人(男性二万六千六百二十一人、女性二万八千三百九人)。

956片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 22:25:38
知事選「2人」推薦 医療関係五師会 群馬上毛

 来年夏の知事選で、県医師会など県内の医療関係五団体でつくる「五師会」(会長・鶴谷嘉武県医師会長)は、出馬を表明している現職の小寺弘之氏(66)と、自民が擁立した県議会議長の大沢正明氏(60)の二人を推薦する異例の方針を打ち出した。

 保守分裂の対立構図の中、二十四日までの協議で「現職、自民とのこれまでの関係から一本化は難しい」(鶴谷会長)と判断した。

 知事ポストは一つのため二十二日夜も会合を開いて対応を協議したが、現職、自民ともに「医療、保健、福祉の向上に努める五師会の理念」に賛同しているとして、推薦の絞り込みを保留。従来の協力関係から推薦を見送ることもためらわれ、「苦肉の策」(鶴谷会長)として二人の推薦方針を確認した。

 事実上、会員個々に判断を委ねる自主投票になるとみられる。

 五師会は県医師会のほか、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会、県接骨師会が加盟。方針に強制力はなく、今後、団体ごとに対応を正式決定し、それぞれ組織している政治連盟を通して二人を推薦する見通し。

 県医師会を中心とする医療関係団体はこれまで、知事選で小寺氏を、国政選挙では自民候補を推薦している。

957片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:00:13
自民県連 「自由投票」で対立激化
山下会長、夜に発言訂正 讀賣山梨

 県議会最大会派、自民党政和会は24日、総会を開いた。次期知事選への対応について山下実・自民党県連会長が、いったんは「党議拘束をかけず、自由投票とする」との方針を示したが、同日夜になって発言を訂正するコメントを発表。「自由投票は決めていない。県議団として(現職の)山本知事の推薦を決定していることに変わりない」と“山本支持”を改めて強調した。これに対し、横内正明氏を支持する県議は猛反発。両派の対立が激しさを増している。

 総会で山下会長は横内派県議が開催を求めている最高委員会、総務会について「県連の分裂を加速させないため、開催すべきでないと判断した」と拒否した。一方で、「知事選では党議拘束はかけない」として、現職以外の候補予定者の支持を事実上容認した。

 しかし、同日夜になって山下会長は相馬紀夫幹事長と連名で、これを訂正するコメントを報道機関各社にファクスで発表した。横内派の深沢登志夫県議は「何も聞いていない。方針を変えるなら総会を開いて報告すべきだ」と反発している。

 また、同日の総会では、12月議会の代表質問は、すでに決まっている山本派の高尾堅一県議に加え、横内派の臼井成夫県議も行うことが認められた。県議会事務局によると、会派間の申し合わせで、議会の過半数を占める会派は、代表質問を2人行うこともできる。臼井氏は「陳情型ではなく検証型の質問をしたい」と述べ、山本県政に批判的な質問をすることが確実だ。

 質問者の追加は、議会運営委員会の承認が必要。同委員長で山本派の相馬氏は「議会日程はすでに議運で決まっており、規則を研究して対応を判断する」と話している。

(2006年11月25日 読売新聞)

958片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:04:17
近江八幡市長選あす投票 讀賣滋賀

 近江八幡市長選は26日、投開票される。前県議の冨士谷英正(59)、元労働省職員の伊地知久凱(63)(共産推薦)、前市議の有村国俊(42)、同、深井博正(56)(民主推薦)の4候補(いずれも無所属)は、市町合併や地域活性化などを争点に、連日選挙カーを走らせたり、個人演説会を開いたりして支持拡大を図っている。

 冨士谷候補は、1日3か所で個人演説会を開催。県議4期、市議1期の実績や人脈の広さを生かし、農業や産業振興をアピールしている。選対本部長の前出幸久市議は「大きな争点がなく、投票率は1998年の前回(58・43%)並みでは。多くの企業や団体が協力してくれているが、最後まで気を緩めず頑張りたい」と意気込む。

 伊地知候補は、政策ビラを約5万枚配布し、街頭演説も1日30〜40か所で実施。同和行政の廃止などを声高に訴えている。選対責任者の小川広司市議は「有権者から『政策ビラの内容に共感できる』などといった意見をもらっている。投票率は前回を下回るかもしれないが、少しでも上がるよう努力したい」と話す。

 有村候補は個人演説会や街頭演説で、公有財産を生かした財政の立て直しなどを訴えているほか、若さや人柄を強調し、有権者に「40代市長」の誕生を呼びかけている。実妹の有村治子参院議員も応援。選対本部長の高木健三市議は「選挙戦も終盤を迎え、有権者に主張が浸透してきた。反応もいい」と力を込める。

 深井候補は、個人演説会を1日2回程度実施しているほか、選挙カーで市内をくまなく回っている。子育て支援策などを訴えるとともに「川端市政の後継者」もアピール。選対本部長の徳永久志県議は「出馬表明が遅かったが、先頭を走る候補に追いついてきたと感じている。投票率は60%台を」と期待する。

 投票は26日午前7時から午後8時(一部繰り上げ)まで36か所で行われ、同9時から同市鷹飼町の「サン・ビレッジ近江八幡」で開票される。同10時30分ごろには当落が判明する見込み。18日現在の有権者数は5万4930人。

(2006年11月25日 読売新聞)

959片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:09:00
民主県連わだかまり
町議擁立 「適切議論なかった」 讀賣和歌山

 談合事件で逮捕された木村知事の後任を決める出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)で24日、ようやく串本町議の清水和子氏(60)の擁立方針を決めた民主党県連。候補者選びの混迷は収束に向かっているが、県連内には「適切な議論がなかった」とのわだかまりも残った。

 この日午後1時半、岸本周平代表と〆木佳明幹事長、清水氏擁立に異論を唱える参院議員の大江康弘最高顧問の3人が、東京の同党本部を訪れ、鉢呂吉雄・党選対委員長に23日の県連常任幹事会の内容を報告した。岸本代表らは清水氏が「候補にふさわしい」と推したが、大江最高顧問はここでも反対したという。

 約1時間後、協議を終えて出てきた大江最高顧問は「私は納得していない」と険しい表情。「こんな決め方では支持団体も納得しないはず」と、党を支持する団体の一部が推薦しない可能性もあることを示唆した。

 一方、岸本代表と〆木幹事長は夕刻、再び鉢呂委員長と会い、小沢代表ら党三役も県連の決定を尊重するとしていることを確認。これを受けて、県連として25日に改めて常任幹事会を開き、最終決定する。

 岸本代表は、「常任幹事会も清水氏を擁立する方針で臨み、まとまらなければ採決する。それが民主主義だ」と強調した。


28日の討論会中止

 出直し知事選の立候補予定者による討論会を企画していたNPO法人「わかやま市民自治ネットワーク」(橋本雅史理事長)は24日、予定者1人と日程の調整ができなかったとして、討論会の中止を発表した。

 討論会は、28日午後7時から和歌山市手平の「和歌山ビッグ愛」で開く予定で、立候補予定者と交渉していた。橋本理事長は「日程調整の不手際があり、おわびしたい。中止は残念だが、告示後に合同個人演説会を開ければ」と話している。

(2006年11月25日 読売新聞)

960片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:16:28
【’07知事選】「自由投票」一転撤回 朝日山梨
2006年11月25日
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000611250008

 来年1月の知事選について自民党県連の山下実会長は24日、県議会会派「自民党政和会」の議員総会で、知事選は「党議拘束せず自由投票」と発言した。総会は異論なく終了したが、山下会長は夕方になって相馬紀夫幹事長と連名で、「自由投票は決めていない」と発言を撤回する「訂正」を出した。一部県議からは「訂正は聞いていない」と反発の声が出ている。(後藤泰良)


 知事選を巡って自民党県議団は、多数決で現職の山本栄彦氏の推薦を決めている。ただ、「県議団の推薦は拘束力がない」などとして元衆院議員の横内正明氏を推す県議も多く、分裂選挙が確実となっている。今回はその内部の混乱が表面化した格好となった。


 総会は非公開で行われたが、複数の県議が「知事選は自由投票になった」と明らかにした。山下会長も総会後、知事選対応の確認事項について、推薦手続きに必要な最高委員会議は「開催しない」と明言。総務会も開けないことになるとしたうえで、「知事選は自由投票」と語った。


 訂正では「県連執行部としては自由投票を決めていない」「県議団としては山本知事の推薦を決定していることに変わりはない」とした。横内支持派の県議からは「総会には相馬幹事長も出席しており異論はなかったはず」「報道機関に訂正を出せば済む問題ではない」といった批判の声が上がっている。


 山下会長や前島茂松・会長代行といった山本氏を支持している「長老」は、天下分け目の決戦といわれる来夏の参院選への影響を心配しており、横内支持派との決定的な分裂は避けたい考え。今回の「自由投票発言」も融和を図っての対応とみられるが、山本支持派の内部調整がつかなかったため、訂正したとみられる。


■自民代表質問は「両派」1人ずつ


 定例県議会の開会日が12月1日に決まり、自民党政和会の代表質問には「現職支持派」と「反現職派」から各1人が出る見通しとなった。同じ会派でありながら質問内容は大きく異なるとみられ、1月の知事選を意識した質問になりそうだ。


 議会事務局によると、各会派の代表質問は1人が通例だが、定数の過半数以上を占める会派は代表質問に2人が立てるという。自民党県議団は内部で、来年1月の知事選に立候補表明している現職の山本栄彦氏を支持するグループと元衆院議員の横内正明氏を推すグループに分裂している。


 この日の議会運営委員会では各会派の代表質問などについて調整が行われ、はじめは政和会の代表質問は山本派とされる高尾堅一氏だけとされた。その後、政和会の議員総会で横内派の臼井成夫氏が代表質問をしたいと述べ、急きょ、政和会として追加を決めた。


 臼井氏の代表質問を巡っては、阻止したい山本派の一部から異論が出たが、山本派からも「制度上の問題がなければ発言権は奪えない」という声が上がり、了承された。


 政和会は9月議会でも代表質問者を急きょ変更した。

961片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:18:04
迷走民主 また先送り/出直し知事選 朝日和歌山
2006年11月25日
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000611250004

 県発注工事をめぐる談合事件で逮捕された木村良樹知事の後任を選ぶ出直し知事選の告示まで1週間を切ったというのに、民主党の候補者選びがもたついている。串本町議の清水和子氏(60)の擁立方針を決めている同党県連は24日、東京で党本部と協議したが、正式決定はさらに25日へと持ち越すことになった。混迷ぶりに「これで知事選を戦えるのか」と不安の声が出ている。


 県連の岸本周平代表らはこの日、党本部で鉢呂吉雄選対委員長に、清水氏擁立の方針などについて説明した。話し合いには県連最高顧問の大江康弘参院議員も同席。大江氏は岸本代表の立候補を強く求め、清水氏擁立に納得せず、正式決定の結論には至らなかった。


 党本部からは「速やかに候補者を選び、本部に上申してほしい」という小沢一郎代表ら党三役の意向が伝えられたという。これを受けて同県連は25日、再び常任幹事会を開き、清水氏の推薦を正式に決める。


 岸本代表は候補者選定が遅れていることについては「もたもたしているように見えるかもしれないが、県連の足腰を強くするためにはこういう議論は役に立つ」と話した。大江氏は「時間がないとはいえ、県連三役の手続きはおかしい。仮に幹事会で採決しても(清水氏の擁立に)反対する」としている。


 一方、民主党の最大の支持団体、連合和歌山の幹部は「候補を立ててほしいという民主への期待論が、失望論に変わらなければいいが」と懸念。ある市議は「県連は勝てる候補を出すとしている以上、ここまでくればトップが腹をくくって出馬するべきだ。この混乱が統一地方選、参院選に響かなければいいが」と話した。


 これまでに自民党は経済産業省OBの仁坂吉伸氏(56)、共産党は市民団体代表の泉敏孝氏(69)の推薦を決めている。

962片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:23:26
民主党:統一選勝利へ、小沢代表ら訴え−−都議会集会 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061125ddlk13010057000c.html

 来年4月の統一地方選に向け、都議会民主党の集会が24日、新宿区内で開かれた。会場には党本部から小沢一郎代表、菅直人代表代行らも駆けつけ、支持者ら1000人以上の熱気に包まれた。石原慎太郎知事が3選出場の意向を示している知事選について、小沢代表は「新しい都政、新しい日本の首都を造らなければならないという使命感を(都議団と)共有している」と発言。独自候補の擁立を全力で目指す考えを示した。

 石原知事について小沢代表は「石原都政の矛盾やおごりを象徴する現象が出てきている」と批判。首都・東京の知事選と来夏の参院選を政権交代への足がかりと位置付け、「政治生命のすべてを賭けて何としても政治の大転換を図る」との決意を述べた。また、菅代表代行も挙党態勢を訴えた。【夫彰子】

毎日新聞 2006年11月25日

963片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:24:07
選挙:厚木市長選 小林県議が出馬 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20061125ddlk14010411000c.html

 厚木市選出の県議、小林常良氏(57)=自民、1期=が24日記者会見し、同市長選(来年1月28日投開票)への立候補を表明した。

 小林氏は3期を超す多選の禁止を公約とし、「多選禁止条例制定を目指し、市民に問いたい」などと述べた。4選を目指して出馬表明している山口巌雄市長(64)の3期市政の弊害については「ここはという(具体的な)所はない」と述べるにとどまった。自民党に推薦を依頼、無所属で出馬するという。

 小林氏は厚木市生まれ。日大卒業後、同市職員を経て91年から市議3期、03年から県議。市野球協会と市サッカー協会の会長も務める。【佐藤浩】

毎日新聞 2006年11月25日

964片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:25:30
’07山梨選挙:知事選 推薦、混乱避け総務会開かず−−自民党県連方針 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061125ddlk19010427000c.html

 ◇「自由投票」発言も訂正

 来年1月の知事選での推薦問題で、自民党県連の山下実会長は24日、同党の県議26人に対し、県連の最高意思決定機関である総務会を開かない方針を説明した。同党県議団は山本栄彦知事(71)の推薦を採決で決めたが反発も強く総務会は混乱が必至で、「参院選前に県民の信頼を失いたくない」とした。また、知事選で党議拘束をかけず自由に投票するのを認める考えを示したが、数時間後に発言を翻した。

 山下会長は、県議会最大会派「自民党政和会」の会合後、県連として推薦する知事選候補者の対応について報告。横内正明・元衆院議員(64)を支持する県議が最高委員会議や総務会などを開いて推薦候補者を議論するよう求めている問題で、県連最高委員を務める4国会議員のうち3人は総務会や最高委員会議は開くべきでないとの意見でまとまっていると報告。「最高委員の意向もあり総務会などは開けない」と説明した。

 その後、「党議拘束はなく、自由投票になる」と述べた。山下会長は総会後、報道陣に「来夏の参院選を前に党内の分裂を加速させ、県民の信頼を失うことは避けるべきだ」と事実上の自主投票の方針の理由を説明したが、数時間後、報道機関に相馬紀夫幹事長と連名で「県連執行部としては自由投票は決めていない」とするコメントを出した。

 総務会などを開くよう求めていた臼井成夫総務会長(県議)は取材に「党としては何も正式決定に至っていない。事実上の自主投票」と話し、「自分自身はあくまでも総務会を開くべきだと考えている」と反発している。【宇都宮裕一】

毎日新聞 2006年11月25日

県議会:臼井県議も代表質問、自民政和会了承 会派内で見解相違も /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061125ddlk19010421000c.html

 自民党政和会は24日の総会で、12月定例県議会の代表質問で、予定されていた高尾堅一県議に加え、臼井成夫県議も質問する方針を了承した。来年1月の知事選で、高尾氏は山本栄彦知事(71)を、臼井氏は横内正明元衆院議員(64)を支持しており、同一会派で山本県政への姿勢が異なる質問が行われる可能性が高まった。

 一方で、議会運営委員長で山本知事を支持する相馬紀夫県議は臼井県議の代表質問に否定的で、実現に不透明な要素も残っている。

 総会では臼井氏が意向を表明、山本知事を支援する県議から「連絡がなかった」と反対意見も出た。臼井氏は取材に「山本知事が1期目を終える時には検証したいと以前から思っていた」と話した。申し合わせで、議員数が全体の過半数を占める会派は、2人まで代表質問が認められている。【宇都宮裕一】

毎日新聞 2006年11月25日

965片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/26(日) 11:41:55
民主党県連の候補選びは採決せずに結論出ず、再び党本部へ 和歌山放送
http://www.wbs.co.jp/news/archives/2006/11/25/index.html#010174

11月30日に告示が迫った和歌山県知事選挙で民主党県連は25日、幹事会を開いて擁立する候補者を検討しましたが、結論は出ず、県連の幹部が、再度、上京して党本部と協議することになりました。

候補者の擁立を巡っては、岸本周平(きしもと・しゅうへい)代表ら民主党県連の三役が、串本町議会議員の清水和子(しみず・かずこ)氏60才を、民主党の推薦候補として擁立する方針を確認したものの、最高顧問の大江康弘(おおえ・やすひろ)参議院議員が強く異論を唱えたため、24日、党本部に出向いて調整しました。その結果、党本部は、県連の三役が提案した清水氏の推薦を支持する考えを示し、県連の常任幹事会で意見を集約するよう求めていました。そして、民主党県連が、きょうの幹事会で、意見集約ができなければ異例の採決を行うことにしていました。しかし、25日午後2時から2時間余りにわたって開かれた会議では、清水氏の擁立に対して懸念を示す声が、大江参議院議員の他からも多く出されたことから、最終的に採決をとらず、結論は出ませんでした。会議の後、記者会見した岸本代表は、「きょうの議論では、清水氏に対して知名度がなく戦うのは難しいと、擁立に反対する意見が出たり、懸念を示す声が出て意見集約ができなかったため、もう一度、党本部に持ち上げて相談することになった」と述べました。また、採決をとらなかったことについては、「一枚岩で戦うためにも、無理矢理、採決しない方が良いということになった」と述べました。そして、現在の選択肢としては、「清水氏を擁立するか、誰も擁立しないか、のいずれかだ」という見方を示し、今後、民主党県連の三役が上京して党本部の選対幹部と協議することになりました。和歌山県知事選挙には、これまでに無所属で自民党推薦の元経済産業省局次長、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)氏56才と、無所属で共産党推薦の元銀行員、泉敏孝(いずみ・としたか)氏69才が立候補を表明してすでに県内を走り回っています。知事選挙は、11月30日に告示され、12月17日に投開票が行われます。

966片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/26(日) 14:34:36
公明党県本部 山本知事支持を決定 讀賣山梨

 公明党県本部は25日、次期知事選に再選出馬を表明している山本知事の党県本部支持を決めたと発表した。自民党県連が県議団の分裂などで山本知事の推薦・支持を同党本部に申請できる状況にないことを踏まえ、公明党も県本部レベルでの支持にとどめた。それでも公明党の県内の推定基礎票は約6万票とされる。前回知事選で自主投票だった公明党が明確に態度を固めたことは山本知事にとっては追い風となりそうだ。

 公明党県本部の宮原稔育代表は同日、県庁内で記者会見を行い“山本支持”を決めた理由について〈1〉中部横断道の早期開通に道筋をつけた〈2〉公明党の提言・要望に取り組んだ――などと説明。山本知事と近く、政策協定を締結する予定だ。

 また、知事選の対抗馬、横内正明・元衆院議員を支持しない理由について「2004年の参院選で知事選不出馬を表明したのに、これを翻した。県民の理解を得られない」などとした。

 公明党本部が「自民党本部の推薦・支持のない候補は推薦・支持しない」との方針を打ち出していることも、山本知事を県本部レベルの支持にとどめた大きな理由だ。それでも、宮原代表は「支持が『党本部』であれ、『県本部』であれ、支援の度合いは変わらない」と強調している。

 山本知事は25日、富士吉田市内で本紙の取材に対し、「正式に支持を決定してもらい大変ありがたい」と語った。

(2006年11月25日 読売新聞)

967片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/26(日) 14:35:51
民主対応に「失望」擁立問題 讀賣和歌山

 「時機を逸した」「もろさが浮き彫りになった」――。談合事件で逮捕された木村知事の後任を決める出直し知事選(30日告示、12月17日投開票)で25日、決定するはずだった串本町議・清水和子氏(60)の擁立が極めて厳しい状況になった民主党県連に対し、支援団体や県民からは失望の声が漏れた。

 「党本部と、もう一度相談します」。清水氏擁立への異論が続出し、決定に至らなかった常任幹事会の終了後、岸本周平・県連代表は、苦渋の表情でこう話した。「まとまらなければ採決」とした24日の勢いはなかった。

 結論がまたも先送りされたことに対し、「今日こそ決まると思っていた」という連合和歌山の幹部は「擁立に向け、今までにない強い要請をしたのに。時機を逸したという気持ちだ」といらだちをのぞかせた。27日の政治委員会執行委員会までに民主党の候補者が決まらなかった場合は、その後、改めて協議の場を設けることを検討する。

 候補者が出そろった段階で判断するとの方針を示している社民党県連は「民主が決まれば26日にも幹事会を開こうと考えていたが、このままではいつになるのやら。早くはっきりしてもらいたい」。

 一方、和歌山市の自営業男性(38)は「このゴタゴタで、民主党県連の組織のもろさが浮き彫りになってしまった」と指摘。「今回は民主党を応援しようと思っていたのだが、やはり自民党の方が一枚上手という印象だ」とあきれた様子で話し、同市内で不動産業を営む男性(58)は「自民党の候補では、和歌山は変わらない。民主党には、和歌山をよい方向に持っていってくれるような人物を出してほしいと願っているのだが……」ともどかしそうだった。

仁坂氏の推薦願公明、議題にせず県本部拡大幹事会


 公明党県本部は25日、和歌山市舟津町の県本部事務局で定例の拡大幹事会を開いた。衆院議員の西博義代表と、県議や和歌山市議ら計15人が出席。知事選の期間中は統一地方選に向けた活動をしないよう注意を促した。自民推薦の立候補予定者・仁坂吉伸氏(56)から出されている推薦願については、西代表に一任のため、議題にのぼらなかった。

(2006年11月26日 読売新聞)

968片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/26(日) 14:48:41
’07愛知知事選:石田陣営、教育や福祉など各分野で相談窓口−−告示まで /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061126ddlk23010040000c.html

 来年2月の愛知県知事選に出馬する石田芳弘・前犬山市長(61)の選挙母体「あゆちの風」は25日、教育や福祉などテーマを決めた相談活動を、名古屋市東区の選挙事務所で、12月から知事選告示前まで行うと発表した。

 相談活動は「石田くんのおかげさま・よろず相談所」。開かれた県政を目指すため、まずは、事務所を県民に提供するという。

 相談は、各回ともテーマを設け毎週土、日曜午前10時〜午後5時まで。石田氏のほか、民主党の国会、県会議員らが得意分野で相談員となる。会場は、ブースを設けて個別相談の形を取る。内容は回答するだけでなく、石田氏の政策や同党の議員活動にも反映させる。

 初回は12月2日、教育・いじめ問題をテーマに行う。石田氏や蓮舫参院議員らが相談員となる予定。【清藤天】

毎日新聞 2006年11月26日

969片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/26(日) 18:01:27
独自候補擁立は困難 民主、和歌山知事選
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006112601000199

 和歌山県知事の木村良樹容疑者(54)=談合容疑で逮捕=の辞職に伴う出直し知事選について、民主党県連は26日までに、独自候補の擁立は困難との判断を固めた。党本部と最終協議するが、告示が30日に迫り、自主投票となる公算が強まっている。
 民主党は前回知事選で木村容疑者を自民党などとの「相乗り」で推薦。知事逮捕という事態を受け候補擁立を模索したが、結局は「保守王国」和歌山での地盤の弱さを露呈した格好となった。
 当初は民主党県連代表で財務省出身の岸本周平氏(50)が取りざたされたが、岸本氏は次期衆院選の出馬などを理由に固辞。県連執行部は同県串本町議清水和子氏(60)の擁立を検討し、党本部も容認する考えを示したが、地元の支援団体などから異論が噴出。
 25日の常任幹事会でも「知名度がなく戦えない」などの意見が相次ぎ、県連最高顧問の大江康弘参院議員(比例)も「出直し知事選の候補者としてふさわしくない」と反対。決定は先送りになり岸本氏は「清水氏以外の選択肢はない。致命的な状態だが、無理に決めるのは次の選挙でマイナスになる」との認識を示した。
 県連幹部は26日、「今の状況で独自候補を擁立するのは無理。自主投票にせざるを得ないだろう」との見通しを述べた。

970片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/26(日) 18:26:56
選挙:甲府市長選 臼井成夫氏は不出馬 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061114-00000114-mailo-l19

 甲府市長選(来年1月14日告示、同21日投票)で、出馬が取りざたされていた臼井成夫県議(61)は12日の後援会拡大役員会で、市長選に立候補しない考えを表明した。
 臼井氏は、「県政がこのままの状態では甲府市を活性化させることなどは難しい」と山本栄彦知事の県政を批判。「県政を変えることで甲府市を変えることが出来る」と市長選に出馬せず、知事選に出馬を表明している横内正明元衆院議員(64)を全面的に支援していく考えを示した。
 臼井氏は前回の市長選(03年)に出馬し次点で落選。今回も「甲府の街を再生させる必要がある」と対応を検討していた。【鷲頭彰子】

11月14日朝刊
(毎日新聞) - 11月14日12時1分更新

971とはずがたり:2006/11/27(月) 04:05:57
>>967>>969
大江来夏の落選後,二階系から県議か田辺市長でもねらっとんちゃうか?
獅子身中の虫とはこやつの為にあるような言葉じゃヽ(`Д´)ノ
党本部主導で擁立を強行するしかない。

972片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/27(月) 23:34:33
自民セミナー 県議・知事・参院選、必勝を
大沢氏「小寺知事は独裁者」 讀賣群馬

 自民党県連は26日、来年4月の県議選、同7月の知事選・参院選に向けた決起大会ともなる「政経セミナー」を前橋市のぐんまアリーナで開き、公認・推薦候補の必勝を誓った。

 セミナーでは、笹川尭県連会長が、「県議は引き続き多数を占めて、県政で200万県民に最大のご奉仕ができるようにご支援をお願いしたい。知事選は苦渋の決断をしたが、何としてでも知事を我々の手に、県民の手に取り戻したい」とあいさつした。

 知事選に同党推薦で出馬する予定の大沢正明県議会議長は、「この2年間、知事は何ら解決策を持たず、人の意見もきかず、ただただ自分の意見を押し通そうとした。その姿勢にもう政治家の姿はなく、独裁者の姿が見える」と現職を批判し、「知名度には開きがある。皆様1人1人の力を是非ともお貸し頂き、必ずや勝利したい」と決意を表明した。

 県連によると、セミナーには約4000人が集まった。参院選群馬選挙区公認候補の山本一太参院議員や県議選の公認・推薦候補42人のほか、尾身財務相、佐田行政改革相を含む県選出の各国会議員らが出席。麻生外相、菅総務相も来賓として姿を見せた。

 知事選を巡って対立する小寺知事には出席を要請しなかったという。

 また県連関係者によると、この日のパーティーで、パーティー券約7500枚を販売し、約1億5000万円の政治資金収入があったという。

(2006年11月27日 読売新聞)

973片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/27(月) 23:37:30
近江八幡市長選 冨士谷さん歓喜初V 讀賣滋賀

 26日投開票された近江八幡市長選は、無所属新人で前県議の冨士谷英正さん(59)が、前市議の有村国俊さん(42)、同、深井博正さん(56)(民主推薦)、元労働省職員の伊地知久凱さん(63)(共産推薦)の無所属3新人を破り、初当選を果たした。当日有権者数は5万4216人、投票率は53・32%(前々回58・43%)だった。

 同市桜宮町の事務所には、大勢の支持者が詰めかけた。「当選確実」が伝えられ、冨士谷さんが姿を見せると、事務所内は拍手と歓声に包まれた。冨士谷さんは「市民の期待に応えられるよう、粉骨砕身努力する」と決意を述べた。

 支持を表明していた嘉田知事も駆けつけ、「県と市が手を携えて頑張っていきましょう」と祝福した。

 冨士谷さんは、事務所に嘉田知事とのツーショットの写真を掲示するなど、嘉田知事とのつながりをアピール。嘉田知事も出陣式のほか、8か所で行われた決起集会のうち6か所に出席し、当選を後押しした。

 有村さんは商工業や農業の活性化、深井さんは15歳未満の医療費の無料化、伊地知さんは小中学校の35人学級実現を訴えるなどしたが、票を伸ばせなかった。

 冨士谷氏は県立短大卒で、旧大蔵省印刷局職員や近江八幡市議、県議会議長などを歴任。同市浅小井町。

(2006年11月27日 読売新聞)

少数与党問われる手腕

解説 近江八幡市の新しい舵(かじ)取り役として、前県議の冨士谷氏が選ばれた。県議4期、市議1期に加え、県議会議長も務めた豊かな政治経験が、安定した市政を望む有権者に評価された形となったが、一方で市議会(23人)の最大会派だった自民党系の創政会(12人)は、選挙戦のあおりで分裂。スムーズな市政運営に向けた手腕が問われることになる。

 創政会は、知事選で嘉田知事を応援し、同党県連から党籍停止処分を受けた冨士谷氏の立候補への反発などから、「冨士谷支持」と「反冨士谷」に分裂し、有村氏を含め6人が新会派を結成。深井氏も市長選立候補のため、創政会を離脱し、たもとを分かった。

 分裂の理由について、有村氏を応援した市議の1人は「(冨士谷氏の)政策を強引に押し通そうとする政治手法が原因」と指摘する。

 冨士谷市政は、その船出から〈少数与党〉の中での議会対応を余儀なくされた。自身の掲げた公約実現のためにも、まずは、選挙のしこりを解消することが急務になるであろう。もちろん、有権者は、新市長と議会があらゆる場面で市民を置き去りにした議論をしないよう、しっかりチェックしていく必要もある。(近江八幡通信部 小宮宏祐)

(2006年11月27日 読売新聞)

974片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/27(月) 23:40:03
>>971
参院選落選後は確実に二階に帰参しそうな気がしてきました。
民主は完全断念になりました。
この状況の和歌山でどれだけ取れるか見てみたかったんですが。

清水氏擁立断念 民主県連あたふた 讀賣和歌山

 談合事件で逮捕された木村知事の後任を決める12月17日投開票の出直し知事選で、30日の告示を目前に串本町議・清水和子氏(60)の擁立を断念、自主投票の方針を決めた民主党県連は、急ピッチで進めていた選挙準備や党幹部らの来県のスケジュールを次々とキャンセルした。一方、出馬を表明している自民推薦の仁坂吉伸氏(56)、共産推薦の泉敏孝氏(69)の両陣営は、「民主候補立たず」の報を淡々と受け止めた。

 民主党県連が選挙に向けて本格的な作業に取りかかったのは、清水氏擁立へと動き出した数日前。事務所を探し、ポスター8000枚の発注もしていたが、すべて中止した。ポスターは、ゲラ刷りまでできていたという。清水氏のこれまでの活動ぶりや立候補の経緯をマンガで描いた号外も、1万枚作って27日早朝に岸本周平代表らが配る予定だったが、5000枚を印刷して終わった。

 28日に小沢代表、告示日の30日に菅代表代行、12月3日には鳩山幹事長となっていた党幹部の来県予定も、すべて取り消された。

 これに対して、仁坂氏陣営の下川俊樹・自民党県連幹事長は「民主との対決があると思って準備してきたのだが。選択肢が少なくなった分、責任の重さを感じる。私たちは、手抜きをせずに活動していくしかない」。

 泉氏陣営の松葉賢一・共産党県委員会選対部長は「2004年の知事選と同じ構図になった。戦い方は変わらないが、民主、公明、社民が今後、だれかを応援するのかしないのか、見定めたい」と話した。

(2006年11月27日 読売新聞)

975片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/27(月) 23:46:56
札幌市長選での共産党の動向は結構重要。

共産道委:知事選では独自候補擁立 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061127ddlk01010200000c.html

 共産党北海道委員会(西野敏郭委員長)は26日、札幌市内で来春の統一地方選の方針を決める道党会議を開き、知事選では独自候補を擁立する方針を決めた。

 終了後の会見で西野委員長は「早急に決めたい。ずるずる遅らせるわけにはいかない」と話した。ただし、他の政党候補者から政策上の歩み寄りがあった場合には、支持するかどうか検討する可能性にも含みを残した。

 また、札幌市長選については、上田文雄市長に一定の評価を与えたが、「支持するかどうか、今後、見極めていく」と述べた。【内藤陽】

毎日新聞 2006年11月27日

976片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/27(月) 23:47:57
142万人の明日:’07年知事選/上 政党の思惑 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20061127ddlk02010004000c.html

 次回知事選まで残り半年余りとなった。3年半前に活躍の場を国政から県政へと移した三村申吾氏は、28日に開かれる県議会定例会の一般質問で、前回知事選で推薦を受けた自民党の高橋弘一・県連筆頭副会長の質問に答える形で再出馬を表明する見込みだ。一方、民主党などは独自候補の擁立と「野党統一候補」の実現を両にらみしている。県民142万人の生活を担う知事の座をめぐる動きを追った。

 ◇野党、統一候補模索−−自民、受けて立つ構え

 「どこに行っても駄目だ駄目だと言われる。津軽の方は特にひどい。県の課題が何なのか、さっぱり出てこない」。民主党の田名部匡省・県連代表は青森市内で23日にあった県連主催政治大学校終了後、3年半の三村県政を厳しく批判した。

 田名部氏の「三村批判」の根は深い。00年6月、田名部氏は三村氏と「二人三脚」で衆院選を戦った。三村氏の国政初当選を知った直後、田名部氏は心労で倒れた。それほど当時の2人は「蜜月」関係だった。しかし、三村氏は03年6月の知事選で田名部氏とたもとを分かち、自公など与党3党の推薦を受けて立候補。民主など野党4党推薦の横山北斗氏(現衆院議員)を約2万票差のきん差で破って初当選したのだった。

 過去の経緯もあり、民主党県連にとって次回知事選での勝利は至上命題だ。県連常任幹事会が年内をめどに独自候補の擁立を目指すと同時に、「非自民」の枠組み構築も模索し始めた。今博・県連幹事長は、連携相手として国民新党や社民党の名前を挙げながら、「各種政党、団体で連携できるのかを模索する必要がある」と述べた。

 民主から秋波を送られている社民党は22日の県連常任幹事会で、「三村氏が立候補を表明した場合は対抗馬を擁立すべし」との立場で一致した。野党統一候補については「三村氏は六ケ所村のエネルギー政策や(Xバンドレーダーが配備された)航空自衛隊車力分屯基地の問題で、国の要請に対して腰が低く、県民の考えが集約されていない。我が党だけでなく、多くの県民の理解を得られるような候補擁立に努力したい」(井上浩・県連幹事長)と積極的な姿勢を示している。

 また、前回知事選で独自候補を擁立した共産党も今のところ、他党との連携を視野に入れている。年内に独自候補擁立を目指して準備しているが、「反核燃」などの政策で一致できる候補がいれば柔軟な対応を取る方針だ。

 一方、自民党の大島理森・県連会長は「民主の小沢(一郎)代表は必ず(独自候補を)出す方針とうかがっている。どういう方が出ても、県民に我々の思いを訴える」とだれが出馬しても受けて立つ構えだ。冨田重次郎・県連幹事長も「立候補の際には党の組織を挙げて万全の体制で必勝を期すことを約束する」と明言している。

 公明党の伊吹信一・県本部幹事長も「まだ正式に申し入れがないのに、こちらから(推薦を)を言う訳にはいかない」と断ったうえで、「(推薦願が提出されれば)これまでの友好的な関係を崩す理由もない」と述べ、前向きな姿勢を示している。

 前回知事選で敗れた横山氏と、共産公認だった高柳博明氏の得票数の合計は29万6014票。三村氏の得票数からは、わずか814票少ないだけだった。野党統一候補が実現すれば前回以上の大接戦が展開されそうだ。【長谷川典義】

毎日新聞 2006年11月27日

977片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/27(月) 23:59:05
選挙:国立市長選 嶋津隆文氏が出馬表明 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061127ddlk13010026000c.html

 来春の統一地方選で予定されている国立市長選に、元都収用委員会事務局長の嶋津隆文氏(59)が無所属で立候補することを26日、明らかにした。自民、公明の推薦を受ける見込み。

 嶋津氏は愛知県出身。都庁に入庁後、総合研究開発機構(NIRA)研究員や生涯学習部長などを歴任。現在、首都大学東京の講師を務める。

 嶋津氏は「財政が急速に悪化するなど、市政は混迷を深めている。コスト意識とスピード感を大切にし、多くの住民が参加できる市政運営を目指したい」と語った。【武内亮

毎日新聞 2006年11月27日

978片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/28(火) 00:02:29
とはさん掲示板の名無しさんから情報を受けました。
石田氏は自民党出身で、共産との協調には抵抗があるようですね。

石田氏が事務所開き
愛知県知事選に向け
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061127/mng_____sei_____007.shtml

 来年2月の愛知県知事選に、民主党推薦で出馬する石田芳弘前犬山市長(61)の後援会事務所開きが26日、名古屋市東区筒井で行われた。32年ぶりに主要政党相乗りが崩れる中、現職の神田真秋知事(55)との違いを強調しようと、小雨がぱらつく中、選挙母体「あゆちの風」の支援者ら約800人が集まり、ユニークな演出で“石田色”を打ち出した。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長も駆けつけ、石田氏の顔が小泉前首相に似ていると評し「小泉さんは中央集権のまま地方を強引に変えようとしたが、石田さんは地方から国を変えようとしている。愛知を通じ国へメッセージを発して」と激励した。

 石田氏は「対立の構図があってこそ、本質的な議論ができる」と相乗りが崩れた意義を強調。「神田県政は行政に埋没し、政治のにおいがしない。(小泉前首相に)似ているのは顔だけではない。自民党の官僚政治をぶっ壊し、愛知から国を変えたい」と訴えた。

 「愛知から風を起こそう」と、真っ赤な「風神」の衣装に身を包んだ支援者が音頭を取り、全員で「ワーッショイ、風起こし」と声を張り上げた。

 神田陣営は12月10日に後援会事務所を開く予定で、選挙の前哨戦は一気に熱を帯びそうだ。

革新県政と協議せず 石田陣営が共闘問題で結論
 来年2月の愛知県知事選で、民主党推薦で出馬する石田芳弘前犬山市長の陣営は26日、共産党などでつくる「革新県政の会」から要望があった共闘に関する話し合いに一切応じないことを決めた。27日に同会に伝える。

 革新県政の会は石田氏側と協議し、主要政策で合意することを共闘の前提としており、今回の決定で同氏への支持は見送られる公算が大きくなった。

 石田氏と民主党はこれまで、「革新県政の会との共闘はありえない。会との協議もしない」との考えで一致していた。ただ、同会の支持者が“勝手連的”に石田氏を支援することは受け入れる構えで「あゆちの風ネットワーク」の堀内守会長は、28日に同会と面談する予定だった。だが、26日の「あゆちの風」役員会で「革新県政の会と会うことは得策ではない」との結論に達した。

 革新県政の会の羽根克明事務局長は、「何も聞いておらずコメントできない」とした上で、「話し合いができなければ、石田氏との共闘はできない」と述べた。その場合には愛労連・労働相談センター所長の阿部精六氏(66)を独自候補として擁立する考えを示した。

979片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/28(火) 00:08:16
選挙:知事選 広瀬知事、再選出馬へ強い意欲 日田で表明「足腰の強い県を」 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061127ddlk44010215000c.html

 広瀬勝貞知事は26日、出身地の日田市で開かれた日田市後援会(勝友会)総会で「皆さんの力を借りながら多くの課題を乗り越え、足腰の強い大分県をつくりたい」と述べ、再選出馬へ極めて強い意欲を示した。12月1日の定例県議会開会を控え明言は避けたものの、地元支援者に最大限に配慮したとみられる。【藤原弘】

 あいさつで広瀬知事は出馬の決断時期について「県民の皆さんの意見を聞く時間をしばらくいただきたい」とした上で「日田の皆さんあっての私。(出馬を求める)皆さんの意を体して決断したい」と述べた。

 広瀬知事に対しては20日、県議会最大会派である「自民党」が出馬を要請。12月定例議会初日での正式表明が有力視されている。

 広瀬知事にとり日田市は、江戸後期の高名な儒学者、広瀬淡窓ら祖先をはぐくんだ地。元郵政相で衆院議員の父、正雄氏(故人)の地盤でもあった。前回知事選では旧日田市で投票総数の80・8%に当たる3万138票を獲得。正雄氏の地盤を継ぎ通産相、農相を務めた畑英次郎氏もなし得なかった3万票の大台に乗せる、圧倒的な強さを示した。

毎日新聞 2006年11月27日

980片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 00:19:37
たしかに娘はかわいいわな。

次期沖縄知事、自民幹部に謝意と協力要請
http://www.sankei.co.jp/news/061128/sei014.htm

 沖縄県知事選で初当選した沖縄電力元会長の仲井真弘多氏は28日上京し、選挙戦で推薦を受けた自民党幹部らに謝意を伝えるとともに、政策面で支援を継続するよう求めた。

 仲井真氏は、党沖縄振興委員長である山崎拓前副総裁を都内の事務所に訪ね、選挙戦での支援に謝意を示した。同時に経済振興策を念頭に「選挙戦で訴えた公約を遂行するため、バックアップをお願いしたい」と要請した。

 山崎氏は会談後、記者団に「4年間で米軍再編問題の基礎固めをやってもらいたいと伝えた。新知事をしっかり支えていく」と、支援継続の考えを示した。

 これに先立ち、党本部で会談した谷津義男選対総局長は「(選挙戦を手伝った)娘さんが良かった」と選挙戦を振り返るとともに、政府与党が沖縄でバイオエタノール事業を展開することなど、支援する考えを強調した。

 仲井真氏は中川秀直幹事長とも会談。告示後に開いた決起大会への出席など、選挙応援を受けたことにお礼を述べた。
(11/28 20:25)

981片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 00:48:16
札幌市長選 清治氏が出馬表明 讀賣北海道

 来春の札幌市長選に、自民党や経済界が擁立を目指していた国土交通省前技監の清治真人氏(58)は28日、支持者らが市内のホテルで開いた1200人規模の集会に出席し、「この地域のために、お役に立ちたい」と、立候補することを表明した。同市長選には上田文雄市長(58)が再選に向けて態勢を整えており、両氏の事実上の一騎打ちが予想される。

 清治氏は、若手経済人でつくる「さっぽろの未来を創る会」(星野恭亮会長)が開いた「さっぽろの未来を語ろう1000人ミーティング」に出席。

 その後の記者会見で、「9月に要請を受けて以来、お断りし続けてきたが、板挟みになり悩んだ」と経緯を振り返った。心境に変化があったのは、市民との対話が始まった11月中旬以降と説明し、「今日、多くの皆さんに集まってもらい決意した。貢献できることがあれば頑張りたい。決意表明とさせてほしい」と語った。

 清治氏の擁立に向けては北海道商工会議所連合会(高向巌会頭)など道内経済4団体の代表らが、自民党札幌市支部連合会などと連携し、9月28日に立候補を要請していた。

(2006年11月29日 読売新聞)

982片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 00:56:35
鳥取市議36人決まる
旧町村12人女性最多5人 讀賣鳥取

 現職33人、新人20人の53人が激しい戦いを繰り広げた鳥取市議選(定数36)は27日未明、新議員が決まった。内訳は現職28人、新人8人。旧8町村出身者は12人で、これまでと同じだが、定数が減った分だけ、議会内に占める割合を増やした。7人が立候補した女性は、これまでで最多の5人が当選した。

 合併特例で44だった定数は8減。当選者の党派別では自民1人、公明5人、共産3人、無所属27人。

 旧鳥取市、旧町村別でみると、33人が立候補した旧市は現職19人、新人5人の24人、旧町村は20人のうち現職9人、新人3人の12人がそれぞれ当選。旧福部村は立候補者がおらず、市議不在になったが、5人が出馬した旧気高町(有権者数7886人)からは、これまでより2人多い4人の市議が誕生した。

 合併後、初めて全市を対象とした市議選とあって投票率が注目されたが、旧市の投票率は前回市議選より2・57ポイント下がって56・92%。特に、現職2人が引退し、新人1人しか立候補しなかった湖山地区は48・02%(前回51・86%)、候補者がいなかった面影地区は53・24%(同58・06%)など、大票田での投票率低下が目立った。

 旧町村も平均73・41%と、無投票だった旧佐治村を除く市議増員選の平均(76・30%)より2・89ポイント低かった。

 改選後初の市議会は12月18日に開会予定で、正副議長と各委員会の正副委員長などを決める。

(2006年11月28日 読売新聞)

983片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:10:52
選挙:知事選 高橋知事、再選へ出馬表明 道の将来ビジョン見えず /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061128ddlk01010462000c.html
 ◇そつのなさには定評

 高橋はるみ知事(52)が27日、再選に向け始動した。道政史上初の女性知事となって3年8カ月。行財政改革で「しがらみのなさ」を武器に大ナタをふるい、北海道新幹線着工や道州制特区推進法案の策定では与党とのパイプをフル活用するなど、眼前の課題は機に応じそつなくこなした。一方で、元通産官僚として手腕が期待された経済活性化は途上で、地方の疲弊も著しく、北海道が目指すべき道筋は見えない。高橋知事の1期目の足跡をたどりつつ、課題を探った。【横田愛】

 ◇地方の疲弊も著しく、明確な「絵図」が試金石に

 就任当初、道内の経済情勢は97年の拓銀破たん以来の最悪期が続き、税収減と90年代の景気対策のツケで道財政は火の車だった。

 高橋知事は経済・雇用の再生を最重要課題に掲げ、05〜07年度で8万人の雇用を新規創出する計画を策定した。製造業の強化に向け企業誘致に奔走し、今年2月にはトヨタ系列企業の苫小牧進出が決定。経済指標は回復傾向にあり、高橋知事は27日「少しずつ成果が出てきた」と語った。ただ「企業誘致で潤う地域は局所的」(道東の商工会議所会頭)で、経済界トップの一人も「製造業や農業など産業振興は遅れ、雇用は思うように増えなかった」と指摘。経済指標に道民の実感が伴っていないのが現状だ。

 道財政再建では、道職員の給料を一律10%減らし職員数を10年で3割減とすることを決めた。27日の後援会役員会で南山英雄・道経済連合会会長は「高橋知事がいなかったらこうはならなかった」と評価した。ただ、道職員組合が今夏実施した調査で、組合員の高橋知事の支持率は歴代最悪の6・5%と低迷。給料削減への批判以上に「官僚的で道民の意向を無視している」「政策の特徴がない」などの声が多かった。「現場主義」を掲げるが、財政破たんで全国が注目する夕張市に足を踏み入れていないなど、ちぐはぐさも見える。

 この間、庁内各部署で新たな政策が始動した。ただ、ある道幹部は「最終的に北海道をどうしたいというビジョンが見えない」と評する。

 夕張市のみならず道内市町村はどこも財政難と少子・過疎化できりきり舞いだ。道州制特区では今後、道の構想力が全国的に試される。過渡期の今、トップとしてどれだけ明確な「北海道将来絵図」を示せるかが、再選を左右する試金石となる。

 ◇各党動きあわただしく

 高橋はるみ知事が再選出馬の意思を明らかにしたことで、各党も候補者擁立などに向け、動きがあわただしくなってきた。

 ◇高橋知事後援会組織と連動図る−−自民党道連

 自民党道連は既に来年の統一地方選と参院選をにらんだ総合選挙対策本部を設置し臨戦態勢を敷いている。伊藤条一幹事長は「道連にとって知事選は最重要の選挙。全道に張り巡らせた高橋知事の後援会組織と連動し、より一層の支持拡大を図りたい」と語る。

 ◇ポスト奪還へ荒井氏擁立方針−−民主党北海道

 民主党北海道の沖田龍児幹事長は「出馬は既定路線」と冷静に受け止める。9人が乱立した前回知事選で、民主党は鉢呂吉雄氏(現同党北海道代表)を擁立。鉢呂氏は高橋知事に惜敗した。「知事ポスト奪還」を目指し政策の違いを鮮明にした戦いができる候補として、元農水官僚で道庁勤務経験がある荒井聡衆院議員の擁立方針を固めており、今週中にも正式に立候補を要請する方針。来月中旬に予定している臨時党大会までに正式決定したい考えだ。

 ◇独自候補の擁立、来月中にも決定−−共産党道委員会

 共産党北海道委員会は、同党が加わる政治団体「明るい革新道政をつくる会」から来月中にも独自候補の擁立を決定することにしている。

 ◇支援の動きが勝敗の鍵に−−公明、社民、新党大地

 公明、社民、新党大地は独自の候補者は立てない方針だが、各党がどの候補者を支援するかで勝敗に大きな影響が出る。公明党は高橋道政について、同党が主張してきた政策提言に前向きに取り組んでいると評価。「良好な関係を築いてきた」(幹部)としており、自民党ととともに高橋知事を支援していく方向だ。

 社民党は「高橋知事の政策で評価できるものはない」とばっさり。前回は民主党候補を推薦したが、国政へのスタンスを見極めて推薦・支持を決定したいとしている。新党大地の鈴木宗男代表も「反高橋」の姿勢を明確にしており、民主党とは知事選と参院選での選挙協力を確認している。【有田浩子、内藤陽】

984片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:13:09
 ◇1期目の仕事ぶりは、専門家に聞く

 高橋はるみ知事の1期目の仕事ぶりについて▽地方分権と行財政改革▽経済再建▽農業政策▽福祉・子育て支援−−の各専門家に聞いた。また、行政運営全般の通信簿をつけてもらった。【有田浩子、内藤陽、横田愛】

 表の見方は次の通り。

 (1)政策の独自性(独自の発想で政策立案ができたか)(2)決断・実行力(スピード感を持ち政策を実現できたか)(3)指導力(職員の適材適所での活用、民間との橋渡しなどを率先してできたか)(4)説明・発信力(情報公開の度合い、道民に分かりやすく発信できたか)(5)地元密着度(国の言いなりではなく、道民の目線に足場を置き仕事に取り組んだか)。5が最高点で「評価できる」との意味。

 ◆福祉・子育て

 ◇長期的な視野必要−−地域生活支援ネットワークサロン・日置真世代表

 他の福祉関係者にも意見を聞いたが、知事は福祉は専門外で「3年8カ月では採点不能」という声が大勢だった。

 ただ、自身が女性だからと無理に「子育て支援と福祉をがんばります」とPRする必要はなかったのでないか。自らと同様、仕事を持つ人の育児の課題は理解できても、独りで子育てに行き詰まっている主婦の支援までは想像が及ばない。むしろ「得意分野の財政再建に今は集中し、福祉は長期視点で考えます」と優先順位をつけ説明するのがトップの役割だと思う。

 「道子ども未来づくり条例」や地域ぐるみで子育てを支える「すきやき隊」は着目は間違っていない。ただ、中身が問題。すきやき隊のような地域の見守り組織は高齢者にも必要、対象を限定する必要はない。行政の縦割りを廃し、地域実態に合った作り方をすべきだ。

 ◆地方分権・行財政改革

 ◇再建に道筋、評価−−釧路公立大・小磯修二教授

 道州制特区は、政府が迷走し非常に難しい状況の中で、(地方が国に権限移譲を求める)法律として基本スキーム(枠組み)を作らせたことは評価すべきだ。

 ただ今後が正念場で、北海道が目指す自立発展の姿のメッセージを出し、どんな権限が必要なのか「中身」を詰める作業が急務となっている。国と道がそれぞれ策定を進める次期総合計画と連動し、経済界や道民、学識経験者を巻き込んだ取り組みが必要で、中身が従来の域を出なければ評価は下がる。

 市町村合併は、旧合併特例法下で道庁は完全に腰が引けていた。新法で(市町村の組み合わせを含む)構想を作りやっとスタートラインに立った。市町村の悩みをくみ取り向き合う姿勢が必要で、道庁は橋渡し役としてより汗をかかなければならない。

 道財政改革は80点。再建に道筋を付けたのは評価していい。庁内の政策提案能力を高められるかが今後の課題だ。

 ◆食・農業

 ◇独自の基準検討を−−食の自給ネット・大熊久美子事務局長

 道産食品の信頼確立を目指した「北海道食の安全・安心条例」(05年4月施行)は国内最大の食糧生産地域として消費者重視の視点に立った画期的な条例だ。クリーン農業や有機農業の推進、食育の必要性が盛り込まれており評価できる。知事は愛食フェアなどで積極的に北海道の食をPRしており評価したい。

 しかし道として将来、どういう農業を選択していこうとしているのかが見えてこない。例えば遺伝子組み換え条例にしても、バイオ技術の振興を名目に研究を進める一方で商業栽培は規制の方向を示しており、軸足をより安全で安心な食を求める消費者に置くのか、それとも産業振興に置くのか、はっきりしない。

 また国は「やる気のある担い手」として道内では10ヘクタール以上の農家もしくは農家グループに助成する制度を来年から導入しようとしているが、果たしてそれで北海道農業が活性化するか疑問だ。道内農業の現状を理解したうえで道独自の基準を検討すべきではないか。

 ◆経済・雇用

 ◇民間開放をもっと−−北海道大学公共政策大学院・石井吉春教授

 道内経済が最も悪い時期に知事は就任した。外国人観光客が増えたり、自動車産業が立地したりと、回復に向けた始まりの動きが出ているが、公共事業減少の影響が強く、さまざまな政策を実施しても雇用は厳しいのが現実だろう。

 道経済を抜本的に変えるには公共セクターが変わらなければならない。道州制特区はその突破口になると思うが、まずは民間に官の仕事を開放していくだけではなく、職員を含めた「資源」を思い切って民間に移転していく発想が必要だ。一律の給料カットはモラルを下げるばかりだ。

 また地域経済の活性化には地産地消など地域内でのお金やものの循環を高める取り組みも有効だ。この点はもっと道民にアピールしていく必要がある。長い間、国に財政的に依存してきた道にとって、道民一人一人が危機意識を持てるかどうかが変革の鍵となっている。

985片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:13:36

 ◇初当選以来の歩み

 ■2003年

 4月 知事選で79万8317票を獲得し初当選、道政史上初の女性知事となる

 8月 台風10号で10人死亡、1人行方不明

 9月 十勝沖地震。道東で震度6弱が2回発生。苫小牧で原油タンク炎上

 ■2004年

 1月 胃がんが見つかり入院、手術

 3月 道警本部長(当時)が裏金作りを認め陳謝。知事は道監査委員に特別監査を要求

10月 都道府県初の子育て支援条例「子ども未来づくり条例」が施行

11月 札幌医大事務局長(当時)が収賄容疑で逮捕

 ■2005年

 5月 北海道新幹線、新青森−新函館間着工

 6月 道警不正経理問題で道監査委員が道の損害額を2億4046億円と認定。知事は道警に返還を求める

 7月 知床が世界自然遺産に登録される

 ■2006年

 1月 遺伝子組み換え(GM)作物の栽培を規制する全国初の条例を施行

 2月 危機的な財政状況を受け「新たな行財政改革の取り組み」を発表。06年度から2年間、道職員の給料を一律10%カット

 4月 第三セクターふるさと銀河線廃止

 5月 「道州制特区推進法案」を閣議決定

  同 05年度道決算が赤字となる見通しを表明、赤字決算は道政史上初

 6月 夕張市が財政再建団体への移行を表明

  同 空知旧産炭地6市町が知事の許可を得ない違法な借金をしていたことが発覚。知事は「道にも責任がある」

 8月 北方領土貝殻島付近で根室の漁船がロシア国境警備艇から銃撃を受け1人死亡

10月 産業廃棄物の排出企業などに課税する「道循環税条例」施行

11月 佐呂間で竜巻9人死亡

毎日新聞 2006年11月28日

986片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:14:27
142万人の明日:’07年知事選/下 政策課題 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20061128ddlk02010069000c.html

 ◇問われる雇用と経済−−県民、実効性を注視

 自民党県連は16日、三村申吾知事に提出した政策提言を取りまとめた。この提言は、次回知事選で三村氏を推薦する際に、三村氏と結ぶ「政策協定」の骨子になる。提言に盛り込まれた重点政策は16項目。そのトップが「エネルギー関連産業の企業誘致促進と雇用対策の充実強化」だった。

 「企業を連れてきても、(雇用することができる)人材がいるか、現実をみなければならない。そのためにも人材育成をしなければならない」。高樋憲・同党県連政調会長は、今の県が抱える最重要課題が「雇用と経済」であると指摘した。

 全国レベルでは景気回復が言われて久しい。しかし、県内ではまだ実感がない。9月の県内有効求人倍率(季節調整値)は3カ月連続で0・42倍。都道府県別では46位の高知県(0・45倍)を下回る7カ月連続の全国最低で、全国平均(1・08倍)の半分にも及ばない。「全国の最低水準で足踏み状態が続き、雇用情勢は依然厳しい」という青森労働局の評価にも変化がみられない。

 県内経済の回復について、青森銀行の井畑明男頭取は「まだまだだと思う。日本で一番遅れている。本州の最北端で、地域的なハンディがかなりある。政府には地方活性化のバックアップをお願いしたい」と分析する。みちのく銀行の杉本康雄頭取は「結構よくやっている。努力もされ、前向きに動いている。ただ、県や国が経済政策をやっても、(必ずしも)景気がよくならない面もあり、歴史的な背景もある」と述べ、3年半の三村県政に一定の評価をしつつも、限界があったことを指摘した。

 三村氏は04年度に策定した県の基本計画「生活創造推進プラン」の柱の一つに「産業・雇用」を掲げた。今年度も「喫緊の課題として力を傾注してきた産業・雇用の分野を引き続き最重要課題として取り組む」との姿勢で、雇用対策を重視した予算を組んだ。具体的には、指定教育訓練コースを修了した求職者を対象に受講費の半額(上限10万円)を助成する新規事業「若年者キャリア形成支援事業」に2050万円を計上した。

 それでも、県内景気が底上げされない限り、どんな雇用対策も劇的な効果を上げることはできない。04年度に県観光物産館アスパム(青森市安方)に設置された若年者就職支援センター「ジョブカフェあおもり」での初年度登録者4867人のうち、就職者は768人と全体の15・8%にとどまった。05年度も、登録者5924人のうち就職できたのは16・9%の999人。人数こそ微増したが、割合はほとんど上昇していない。

 知事選に立候補する人たちは、公約に、どんな「雇用と経済」対策を盛り込むのか。それは果たして実効性があるのか。142万人の県民が注視している。【長谷川典義】

毎日新聞 2006年11月28日

987片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:29:28
犬山市長選
坂部太一(35才・無新) 経営政策コンサルタント =前市長インターン生
山田拓郎(33才・無新) 前市副議長 =市議選2位当選
前田英雄(53才・無新) 元会社役員 =前田衆議支持
田中志典(48才・無新) 県議 =石田前市長と親密
ビアンキ・アンソニー(48才・無新) 市議 =市議選トップ当選
川村佳代子(64才・無新) 市議 =市議下位当選
村田恵子(65才・無新) NPO代表 =共産推薦
稲垣岩男(63才・無新) 元会社員

選挙:犬山市長選 元会社員・稲垣岩男氏、立候補を表明 /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061128ddlk23010043000c.html

 来年2月の知事選に立候補する石田芳弘犬山市長の辞職に伴う同市長選(12月10日告示、同17日投票)に、元会社員の稲垣岩男氏(63)が27日、立候補を表明した。立候補表明は8人目。

 稲垣氏は45年間、配電盤の大手メーカーに勤め、2年前に退職した。立候補の動機について「市民の声が届かない市政に不満があった」といい、「当選したら市長の給与、手当を50%カットし、巡回バスの拡充など福祉に回す」と語った。【花井武人】

毎日新聞 2006年11月28日

988片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:31:38
野呂知事:知事選「再選出馬」、明言せず 議会基本条例、一部修正を評価 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061128ddlk24010009000c.html

 野呂昭彦知事は27日の定例会見で、来春の知事選出馬問題について「今、申し上げることはない。私自身の意思が決定したら明らかにする」と述べ、依然として再選に向けた出馬の意思を明言しなかった。

 野呂知事は、北川正恭・前知事の退任に伴う前回(03年4月)知事選に、民主党などの推薦を得て出馬、初当選した。同知事選で自民、公明党はどの候補者も推薦しなかったが、次期知事選では、民主党などのほか、自民、公明両党とも野呂知事が出馬した場合、推薦に前向きな姿勢を示している。だが、民主党は小沢一郎代表が自民などとの「相乗り禁止」を打ち出しており、出馬表明については、こうしたことを総合的に判断し、決定するとみられる。

 一方、野呂知事は、県議会がまとめた議会基本条例の最終案について「法令順守という点が前文に加えられたので条例全体が憲法や地方自治法の範囲内で、ということになる」と述べ、県議会が素案の前文などを一部修正したことを評価した。

 知事は、素案に盛り込まれた議会の政策立案・提言などで、地方自治法などの規定を超えて執行部側の領域が侵されることに懸念を表明していた。

 条例案は28日開会の第4回定例会で可決される見込みで、施行されれば全国都道府県議会では初の議会基本条例となる。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2006年11月28日

989片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:34:53
選挙:知事選 出雲市長、出馬めぐり来月に市議会で態度表明へ /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20061128ddlk32010595000c.html

 来春の知事選出馬へ意向を示している出雲市の西尾理弘市長(65)は27日、記者会見で改めて出馬の意欲を見せた。正式な意志表明については、「来月1日から始まる市議会で態度を明らかにする」とした。

 西尾市長はこれまで、青木幹雄・自民党県連会長ら県連幹部に出馬への意欲を伝え、澄田知事の後任として協力や支援を求めていた。しかし青木会長らは「出雲市は合併間もない。市長として頑張ってほしい」などと回答。西尾市長も「同県連の動向を見守りたい」などと慎重な姿勢を見せていた。

 この日の会見で、西尾市長は以前よりトーンダウンしたものの「政党間の争いだけが知事選ではない。首長は広く選挙で選ばれる。自民に最後までお願いしつつ、いろいろな党を含めて私なりの思いを発信していくよう、最後の最後まで努力していかないといけないと思う」などと、改めて出馬へ意欲を見せた。また、正式な表明については「いましばらくお待ちください。決して(出馬に対して)ちゅうちょしているわけではない。手続きがある」とし、市議会での意志表明の意向を示した。

 一方、自民党県連は29日に選対委員会を東京で開き、前財務省財務官の溝口善兵衛氏(60)の擁立を正式決定する。【細川貴代】

毎日新聞 2006年11月28日

990片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:38:55
民主県連:知事選対策委発足へ 麻生県政、評価急ぎ対応方針決定 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20061128ddlk40010667000c.html

 来春の県知事選で民主党県連は27日、「県知事選対策委員会」(仮称)を発足させることを決めた。現職の麻生渡知事は12月議会で4選出馬を表明する予定で、対策委は麻生県政に対する評価を早急に出し、年内をメドに対応方針を固める。

 県議会レベルでは社民党系県議と作る会派、県政クラブが27日、麻生県政3期12年の政策面について「おおむね平均点以上で、総合評価は60点」(吉村敏男・県政クラブ幹事長)とする最終評価をまとめた。県政クラブはこれまで、自民党や公明党の会派とともに県政与党を形成してきた。

 しかし、党本部が「4選以上の知事の推薦禁止」「自民公明との相乗り原則禁止」の方針を打ち出し、県連内では主戦論の一方で慎重な意見もあるという。

 対策委は国会議員や県議らで構成。県政クラブがまとめた政策評価をもとに党本部方針を踏まえ検討を進めるが、評価の結果、独自候補擁立の方向が強まった場合には県連で改めて候補者選考を進める。【笠井光俊】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2006年11月28日

991片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 01:41:16
みんろうきょう:知事に出馬要請 年内に推薦へ /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061128ddlk44010621000c.html

 新日鉄や東芝など民間企業の労組で作る「みんろうきょう」(22組合・支部、約1万3000人)は27日、広瀬勝貞知事に、再選出馬の表明を文書で促した。

 みんろうきょうは前回知事選で、無所属新人だった広瀬氏を推薦。文書はみんろうきょうの代表幹事5人の連名で「次期以降も県政を担ってもらうことを強く望む」とした上で「年内に推薦を正式決定する」としている。

 組合員のうち約1万1000人が連合系で、連合大分(約6万人)で一定の勢力を持っている。

毎日新聞 2006年11月28日

992片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 02:17:09
清水氏(串本町議)出馬を断念 和歌山紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=115740

 出直し知事選の候補者として、民主党からの擁立が取りざたされていた串本町議の清水和子氏(60)が27日午後、和歌山市内で会見した。同党からの推薦の有無にかかわらず、出馬を検討していたが「告示まであと3日、素人ばかりで物理的に無理だと判断した」と断念したことを明らかにした。

 民主党の推薦を受けられなかったことには「肩書とか経歴とかで不安のある人が多かったのではないかと思う。今までの日本の選挙はそういう選び方。壁を破るのは難しい」と話した。

 今後については「当初の目標どおり、県議選に向けて頑張っていく」と説明。清水氏は民主の公募に応募し、来春の地方統一選で推薦を受けることが決まっており、県連は予定通り推薦を行うという。会見後、県連役員の一人は「県議選では、全力を挙げて彼女に応えなくては」と話した。

993片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 02:18:27
民主断念に批判 自公、共産の一騎打ちに 和歌山紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=115737

 木村良樹知事の辞職に伴う知事選(12月17日投開票)の告示(30日)を目前に、民主党県連(岸本周平代表)が27日、候補者擁立を正式に断念し、事実上、自民、公明党が推薦する元経済産業省OB、仁坂吉伸氏(56)と共産党推薦の元銀行員、泉敏孝氏(69)の一騎打ちとなる公算が強まった。民主党には、第3の選択肢を期待した有権者から批判が出ている。


 独自候補の擁立をあきらめ自主投票とした民主党。27日の常任幹事会で、岸本周平代表が党本部の鉢呂吉雄・選挙対策委員長と協議した結果、串本町議の清水和子氏(60)の擁立を断念することになったとの結論を報告した。

 幹事会終了後、岸本代表は断念した経緯について「知名度が非常に低く短期間の選挙で戦うのは難しい」「惨敗をする可能性がある」「負け方によっては致命的なダメージを受ける」などの意見があり、意見を集約することができなかったと説明した。岸本代表は候補を擁立できなかった責任を取り、県連代表を辞職した。

 水面下では清水氏の擁立に向け、告示前までに配ろうと清水氏を紹介する号外ビラ約4万枚を用意していた。ポスターも8000枚印刷する準備を進めていた。県連役員の一人は「有権者に選択肢を与えられなかった責任は大きい。選挙に向けた動きは、これで終わり」と肩を落とした。

 県連には27日までに「候補者を出せ」など約100件の抗議の電話があったいう。

 民主党の「脱落」で、知事選が低調に終わることも懸念される。自民党県連の下川俊樹幹事長は「うちは粛々とやるだけ。多くの人に仁坂氏の顔と名前を知ってもらえるようにしたい。議員一同精いっぱい頑張っている」と話す。告示日には、石原伸晃・党幹事長代理が応援に駆け付ける予定。

 一方、自民党への批判票取り込みで民主党の動向を注視していた泉氏の陣営は「出ると出ないとでは戦略に影響する。談合事件への県民の怒りをどう支持に結びつけるかが課題」と話す。

公明も仁坂氏推薦 社民は自主投票に

 仁坂氏から推薦願が出ていた公明党県本部は28日に仁坂氏を推薦することを決めた。同日、党本部に申請する。

 新田和弘副代表によると、過去2度の知事選で木村良樹知事を推薦していたことから仁坂氏について慎重に検討していたが、県政の信頼回復へ行政手腕を発揮できる人物と評価したという。

 県本部幹部は民主党の自主投票について「ノーコメント」としながらも「県民には賢明な判断をして投票を棄権することのないようにしてもらいたい」と話した。

 また、社民党県連は28日午前に開いた幹事会で、自主投票を決めた。野見山海代表は「推薦、支持できる立候補予定者がいない。推薦依頼もなかったので議論する余地はなかった」と話した。同県連も過去2度の知事選で木村知事を推薦していた。

994片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 02:32:18
新市長に冨士谷氏
有村・深井氏 追い上げとどかず
伊地知氏伸びず 投票率53・32%
=2006近江八幡市長選挙・結果=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n061128.html#5

▲当選を決めた冨士谷氏
◆東近江・近江八幡市◆

 新人四人による激しい選挙戦が繰り広げられた近江八幡市長選挙は、二十六日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で新人の元県議の冨士谷英正氏(59)が、他の候補に四千四百票あまりの差をつけて、初当選した。投票者数は二万八千九百八人、投票率は五十三・三二パーセント。

 冨士谷氏は、「みなさんの期待に沿えるよう、粉骨砕身努力いたします」と勝利の弁に続き、「七月の嘉田知事誕生の原動力となった良識ある判断が脈々と続いていたこと」を勝因にあげ、まず「歳入を増やし、財源を確保すること」から取り組み、「開かれた行政」を約束した。

 祝賀会では、嘉田由紀子知事「元気の出る市、県を一緒につくっていきたい」、川端五兵衞市長「安心して(市長を)お渡しします」、中村功一東近江市長「東近江地域のまちづくりにリーダーシップを」など、期待を込めた祝辞が続いた。

 冨士谷氏は、市議一期、県議四期の間に、経験と実績、人脈をバックに築いた全市的な後援組織を確実に票に結び付けた。また、嘉田知事の全面支援で、知事選での勢いをそのまま生かすことができたのも大きかった。

 保守分裂で出馬し、市民の声を大切にする「川下から川上へ」や、「発想の転換」による財政改善、子育て施策など、若さを前面に出した政策を掲げ、果敢に挑戦した有村國俊氏だったが、激しい追い込みも冨士谷氏の厚い壁に阻まれた。

 「川端市政のまちづくり継承を」と、青年会議所OBや八幡商業高校卒業生、まちづくり市民団体など草の根の組織に支えられていた深井博正氏は、民主党の推薦を受けるものの、最後まで支持の輪を広げることができなかった。

 国の悪政からの防波堤や同和行政の終結など、他の候補とは違う角度から市政をとらえ、打ち出した伊地知久凱氏の独自政策は、有権者の間に浸透したかのように見えたが、実際には思ったほど票には結びついていなかった。

 市の発展を願って戦われた選挙。分裂やねじれのしこりを一刻も早く解消し、市民一丸となってあすのまちづくりに取り組まなければならない。各候補から出た様々な施策やアイデアが市政に生かされれば、有権者の一票が生きる。

近江八幡市長選挙開票結果
(投票者数28,908人、投票率53.32%)
当 冨士谷英正 11,761
  有村 國俊  7,309
  深井 博正 6,298
  伊地知久凱 3,319

995片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 16:25:18
高橋知事と清治氏ツーショット会談 讀賣北海道

 来春の北海道知事選、札幌市長選に立候補を表明した高橋はるみ知事(52)と清治真人氏(58)が29日、道議会棟内で会談。ともに経済界や自民党に推される2人が、早くも「ツーショット」で連携のスタートを切った。

 会談は約10分間。清治氏が「昨日、出馬の決意表明をさせていただいた。大変なことだが、頑張りたい」と切り出すと、知事は「札幌市民が切望しているような街づくりのビジョンを早くまとめ、市民の方々と対話を深めてもらいたい」とアドバイスした。

 2人の陣営は、二人三脚での協力関係を模索中。この日は踏み込んだ議論にはならなかったが、会談後、清治氏は「当然、道政と市政は一緒になって取り組まなければならない課題が多い。そこは話をさせていただきたい」と述べ、今後、政策課題などで協議を進める考えを示した。

(2006年11月29日 読売新聞)

996片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 16:26:44
#きつそうだが。

知事選候補 自民、県議ら3氏軸
一本化へ最終調整 讀賣岩手

 自民党県連は28日、来年春の知事選に擁立する候補者を県議ら3氏に絞り込み、一本化に向けた調整に入った。ただ、3氏と県連執行部との間には微妙な思惑の違いも表面化しており、目標とする月内の決着はなお不透明だ。

 自民県連が擁立を検討しているのは、高橋雪文県議(36)、千葉伝・県連総務会長(58)、高橋洋介・前副知事(65)の3氏。3氏は読売新聞の取材に対し、いずれも明言を避けているが、周囲に対しては出馬に前向きな姿勢も見せている。

 佐々木大和・県連幹事長ら執行部は28日、盛岡市の県連本部に3氏を呼ぶなどして断続的に会議を開き、党内の意見集約を図った。しかし、3氏に対してはいずれも一部に反対意見があるほか、候補者の擁立自体に慎重な声も根強く、結論は先送りになった。

 さらに、擁立を決めてから支援体制を構築する考えを示した執行部側に対し、3氏の間には、「選挙資金や運動員の確保などで支援の見通しが立たぬまま選挙戦に入れば、“無駄死に”になる」との懸念も出ている。同日の会合では、3氏のうちの1人が「(連立与党の)公明党との調整もまだできていない。誰がやってくれるのか」などと激しく詰め寄る場面もあったという。

 自民党は、側面支援する予定だった増田知事が10月末に不出馬を決めたことから、急きょ独自候補擁立に方針を転換。玉沢徳一郎・県連会長は「11月中をめどとして候補者を決めたい」と表明している。これまでに、県内の現職市長ら数人に水面下で出馬を打診したが、断られた。

 一方、民主党は知事選に県連代表の達増拓也衆院議員を擁立し、早々と県内全域に浸透を図っている。

 こうした中、沈黙を守ってきた高橋洋介氏は、27日に盛岡市のホテルで政治資金パーティーを開催。来賓に招いた佐々木幹事長らを前に、「知事の想定外の不出馬宣言があり、自民党の中で候補者選びが続いている。私にとっても、まだまだ長い秋が続いている」と述べ、県連の対応に不満をにじませた。

(2006年11月29日 読売新聞)

997片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 16:49:51
鹿島市に知事後援会 来月発足へ 主要な33団体が賛同 讀賣佐賀

 九州新幹線長崎(西九州)ルート着工の前提となるJR長崎線(肥前山口―諫早間)の経営分離に反対し、同ルート推進の県と対立する鹿島市で、古川知事の地区後援会が発足する見通しとなった。27日夕に開かれた発起人会では、市内の主要な33団体が賛同の意を示したという。設立総会は12月23日を予定している。

 関係者によると、今月8日、市内の商工業や農業、漁業など8団体の9人で世話人会が発足し、各種団体に賛同を募った。同市全域を網羅し、役員案では、鹿島商工会議所の吉田博男顧問が会長、小池幸照・市議会議長ら6人が副会長。すでに桑原允彦市長にも、発足に向けた準備を伝えているという。

 吉田顧問は読売新聞の取材に、「知事として前向きに施策に取り組み、夢を描く意欲がある。発足には県と鹿島の関係修復の願いもある」と話した。市議会は6月、経営分離反対の決議をしたが、小池議長は「是々非々で行く」と述べた。

 発足の動きについて、桑原市長は「相談は受けている。現職知事で極端に反対ともいかない。通常は首長が会長なのだろうが、私自身はできない。市民が納得しないだろうから」と話した。

 賛同団体の中には、「鹿島市JR長崎本線存続運動市民会議」に名を連ねるところがある。関係者の1人は「(来年4月の選挙に向け)有力な対立候補が見当たらない中、知事が立候補、再選したら、この県政が4年は続く。支持の動きを出さないと、感情的に鹿島に(事業を)したくないともなりかねないと思うからでは」と背景を推し量る。

 古川知事は「ありがたいの一言。新幹線問題を巡っては意見が合わないが、鹿島が重要な地域であることには変わりがない。それを機会あるごとに伝えていきたい」と述べた。

 後援会によると、地区後援会がないのは28日現在、同市と東与賀町だけという。

(2006年11月29日 読売新聞)

998片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/29(水) 17:56:46
技監=技術系の一番偉い人

札幌市長選:前国交省技監の清治氏が出馬表明
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/news/20061129hog00m010002000c.html

 来春の札幌市長選で、自民党側から立候補を要請されていた国土交通省前技監の清治真人氏(58)は28日、同市内で開いた会見で、「私は(立候補を)決意した」と述べ、正式に出馬を表明した。自民の1年にわたった候補者選考はようやく決着した。細かい政策などを練り上げ、12月中旬までにもう一度会見を開いて発表するという。上田文雄市長も民主の応援を受けて再選を目指すのは確実と見られ、同市長選は事実上、2人の一騎打ちとなる公算が大きい。

 清治氏は同日夜、清治氏を推す経済人らの政治団体「さっぽろの未来を創る会」(会長・星野恭亮札幌商工会議所副会頭)が開いた集会に出席。出馬への意欲に関して「国交省でやってきたことを札幌のため、北海道のために生かす仕事に積極的にかかわり、役に立ちたい」「市民のための街づくりの仲間に加わりたい」などと述べた。終了後の会見では「自分が見たり聞いたりしてきたことを踏まえ、貢献できることがあれば頑張りたい」と述べた。

 清治氏は網走管内興部町出身。北海道大学工学部を卒業後に旧建設省に入った。治水課長、技術調査課長、中部地方整備局長、河川局長などをへて05年8月から今年7月まで官僚ナンバー2の技監を務めて退職。武部勤・自民党前幹事長が候補者として担ぎ出した。

 自民は前回、候補者を一本化できずに上田市長に敗れた。今回は昨年末までに候補者を決定し、選挙準備する予定だったが、特定の候補でまとまらなかったうえ、選考より組織の統一が先との意見もあり、決定はたびたび延期になった。清治氏に的を絞り込んだのは8月ごろ。9月末に出馬の要請をした。

 上田市長は27日の集会で立候補を明言しなかったが、12月中にも出馬表明するとみられる。【去石信一】

 2006年11月29日

999片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 07:38:23
「新学習拠点」は白紙 横内氏が公約を発表 讀賣山梨

 知事選に出馬表明している横内正明・元衆院議員(64)は29日、公約を発表した。中部横断道の県負担軽減や、甲府駅北口に建設が計画されている新学習拠点の白紙撤回などが中心。

 甲府市上阿原の選対事務所で会見した横内氏は、「大胆改革宣言」など7つの宣言を発表し、計127項目の政策を発表した。

 公約では、企業会計や土地開発など3公社を含めて県の借金が1兆円にのぼるとした上で、財政再建の方針を強調したほか、富士五湖・県東部地域への小児救急医療センターの設置や、全住宅の耐震診断実施など、幅広い分野で政策を提言した。ただ、財源は「経済活性化による企業からの税収増と無駄な支出の削減」と述べるにとどまった。横内氏は「具体的で責任ある数字を出すには、我々には人的余裕も情報もない」と説明した上で、「大きな方針を示して当選させて頂いたならその方針にのっとりたい」と述べ、具体策の公表はあくまで当選後になるとの見通しを示した。

 一方、中部横断道建設の県負担180億円は「明らかに不公平。受け入れたのは山本知事の失政」と強調。新学習拠点についても県立図書館以外は不要として、PFI方式による総額約230億円の建設・運営費を批判、白紙撤回を明言した。

 横内氏以外に出馬表明している山本知事(71)、元電通社員の金子望氏(61)、共産党の石原秀文県議(63)も中部横断道と新学習拠点を重要施策に挙げている。

 中部横断道について、12月に公約を発表する山本知事は「有料道路方式ではいつまでたってもできなかった」と主張。近く公約を明らかにする金子氏は「莫大な負担をしてまで今作る必要はない」として建設差し止めを求める方針で、石原氏は、「県民負担はなくすべきだ」と中日本高速道路に負担を求める意向を示している。

 また、新学習拠点の「230億円は30年間の運営費も含めた金額」と割高ではないことを訴える山本知事に対し、「検討が不十分で事業凍結を」(金子氏)、「県民の反対を押し切った決定」(石原氏)と反対している。

(2006年11月30日 読売新聞)

1000片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 07:39:07
知事、元秘書を部長級参事に
県議会と職員労組「側近政治」と批判 讀賣長野

 村井知事は29日、衆院議員時代の公設秘書・右近謙一氏(57)を任期付き職員に採用する人事を発表した。役職は部長級の参事で、発令は12月1日。危機管理と政策調整担当としているが、元秘書の県職員採用は3人目となるだけに、同月7日開会の県議会12月定例会では、「側近政治」との批判がいっそう強まる見通しだ。また、県職員労働組合も、右近氏の採用について県人事課に疑問を呈した。

 右近氏は防衛大学校を卒業後、1972年に航空自衛隊に入隊。86年、航空幕僚監部副官を最後に退官し、当時衆院議員だった知事の公設秘書となり、昨年まで約20年間務めた。

 県によると、右近氏は板倉敏和副知事のスタッフとして勤務し、危機管理局と知事、副知事の間の調整役や、県と自衛隊などの連絡調整、県政一般の政策調整も担うという。任期は11年3月まで。

 知事は記者団に対し、右近氏の自衛官の経験を挙げて危機管理に通じているとし、「適切なキャリアを積んできた。能力も十分だ」と説明した。「側近政治」との批判が出ていることについては、「よく承知している。批判はあえて受ける」と述べた。以前から県議会が反発していることに対しても、「全面賛成を期待していない。緊張関係がある方が県民のためにもなる」と強気の姿勢を見せた。

 これに対し、選挙で村井知事を支援した会派からも異論が出ている。志昂会の高見沢敏光幹事長は「感心しない。板倉副知事が危機管理能力を買われて起用されており、スタッフは十分足りている」と述べた。

 一方、県職員労働組合(高橋精一委員長)が問題にしているのは、右近氏の採用が〈1〉任期付き職員の制度から逸脱していないか〈2〉側近を身近に置くことで「権力の二重構造」にならないか――などの点。

 条例では、任期付き職員の採用について、専門的な知識・経験を持つ職員を「部内で確保することが困難」な場合と定めている。この点について、高橋委員長は「なぜ元秘書でなければいけないのか。危機管理担当というのは、とってつけた理由のような気がする」と述べた。

(2006年11月30日 読売新聞)

1001片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 07:41:58
#頭がよく人脈もあり協調できるいい知事には違いない

知事選 自民溝口氏擁立を決定 「郷土のために全力尽くす」
出雲市長「意欲変わらず」 讀賣島根

 自民党県連は29日、都内で選挙対策委員会を開き、来春の知事選に財務省前財務官の財団法人国際金融情報センター理事長溝口善兵衛氏(60)=益田市出身=を擁立することを正式に決定、溝口氏は「郷土のために全力を尽くしたい」として、出馬要請に応じたことを明らかにした。党公認とするか推薦とするかは、連立与党の公明党の同意を得て検討するとしている。

 自民県連は27日の澄田知事引退表明を受け、29日午前8時から同委員会を開いた。会合には県連会長の青木幹雄参院議員ら県選出国会議員4人と同幹事長の浅野俊雄県議ら県連幹部が出席して、溝口氏を知事選候補とすることを正式決定。同席した同氏本人の快諾を得た。

 終了後の記者会見で、青木会長は「満場一致で溝口氏に出馬していただくことを決めた。本人も『選挙を戦い、県の発展に全力を挙げる』と誓ってくれた」と、会議の内容を説明した。

 同県連では11月上旬、難航した人選を県議らが県選出国会議員に一任。県連副会長の細田博之衆院議員が直後に溝口氏に接触し、要請に応じるかどうかを確認したという。細田博之副会長は「(旧大蔵省で)地方財政担当の主計官補佐も務め経験も豊富。自身は石見出身で夫人は出雲出身。バランスある県政を推進する見地からも適任」と説明した。

 溝口氏は東京大経済学部卒後、旧大蔵省入省。大臣官房長、国際局長などを経て2004年に退職し現職。

 溝口氏は「郷土のために貢献できることは光栄で、喜んで(出馬要請を)受けた。微力だが全力を尽くしたい」と話した。同氏は30日午後1時30分から県庁で正式な出馬表明の記者会見を行う予定。

 一方、出馬の意欲を示している出雲市長の西尾理弘氏(65)はこの日、「(溝口氏擁立の決定は)決まっていたことで何も申し上げることはない。強い意欲は変わっていない」と、改めて知事選への思いを明かした。

 西尾氏はこれまで、自民党県連の支援を求めてきたが、県連側は拒否反応を示している。青木会長はこの日の記者会見でも「新出雲市誕生から日にちがたっていない。市政に全力を挙げてもらいたい」と改めて西尾氏の動向をけん制した。

 西尾氏は1日開会の出雲市議会12月定例会で態度表明を行うとしており、「私には12年間の市政経験があり、知事になれば即、動ける。溝口氏は1、2年は勉強されないといけない。県に必要なのは即戦力だ」として、溝口氏に強い対抗意識をにじませた。

 民主、共産両党は自民党に遅れをとる形となった。民主党県連の内田敬代表は「独自候補の擁立は厳しい状況にあるが、引き続き検討を進めている」として、擁立難航を明らかにしたが、「溝口氏への相乗りはしない」と断言した。

 共産党県委員会の後藤勝彦書記長は「澄田県政に対して批判はかなりある。早期に人選をと頑張っている」として、年明けにも擁立する方針を明らかにした。

(2006年11月30日 読売新聞)

1002片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 09:25:13
洋介氏が無視されまくっている。

高橋雪文県議を柱に 知事選自民候補 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m11/d30/NippoNews_9.html

 【東京支社】来年春の知事選候補の人選を進める自民党県連の玉沢徳一郎会長は29日、県議の高橋雪文氏(36)=盛岡選挙区=と党本部に中川秀直幹事長を訪ね、高橋氏を候補の「柱」として検討していることを伝え、支援を要請した。中川幹事長は県連の考えに理解を示したが、高橋氏は終了後、岩手日報社の取材に対し「もう少し環境が整わないと何とも言えない」と決断を保留する考えを示した。

 玉沢会長、佐々木大和県連幹事長、高橋氏の3人は中川幹事長と約20分間、会談した。玉沢会長は「県連として若い人を中心に人選を検討し、高橋氏が候補の柱となっている。党本部の支援をよろしくお願いしたい」と要請した。

 高橋氏は「選挙を戦うことになれば岩手県の政策課題を認識した上で、自分なりの政策を持って戦いたい」と述べ、中川幹事長は「県連でしっかり検討し頑張ってもらいたい」と答えた。

 高橋氏は盛岡一高から明治大農学部卒。1999年から盛岡市議1期を経て2003年の県議選に自民党公認で出馬し、初当選した。

 県連が高橋氏を「知事選候補の柱」と位置づける背景には、盛岡市議、県議を通じて盛岡市を地盤としているのに加え、民主党が擁立する達増拓也衆院議員(42)=岩手1区=に対抗できる「若さ」があることが挙げられる。

 しかし、全県選挙を戦うには、県連はもとより、党本部を交えた強力な支援態勢が必要不可欠。党本部の考えを確認するため、中川幹事長との会談となった。県連が高橋氏の求める環境整備を早急に構築できるかが擁立の鍵となりそうだ。

 知事選をめぐり、自民党県連は当初、増田知事に出馬要請していたが、増田知事は10月30日に4選不出馬を表明、対応は振り出しに戻った。

 県連内には「政権与党の責任として、何としても達増氏以外に有力な選択肢を県民に示す必要がある」との危機感も強く、玉沢会長は11月末をめどに人選を急いできた。

 同党の知事選候補としては、前県副知事の高橋洋介氏(65)の名前が取りざたされている以外は有力者がいないのが実情で、高橋雪文氏の最終判断が注目される。

1003片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 09:26:49
#安倍は来ないに一票。

玉沢県連会長が方針明言 讀賣岩手

 高橋氏は政党職員などを経て、1999年に盛岡市議に当選。その後、2003年の県議選に向けた自民党の候補者公募に応募し、盛岡選挙区に出馬して初当選した。現在1期目。

 県連執行部は、目標としていた月内の候補者決定に向け、調整を急いでいた。高橋氏のほか、高橋洋介・前副知事(65)、千葉伝・県連総務会長(58)の擁立も検討したが、42歳と若く知名度もある達増氏に対抗するため、さらに若い高橋雪文氏を選択したとみられる。玉沢会長は同日、県連関係者に対し「高橋雪文氏で行く」と明言した。

 党公認で擁立するか無所属とするかは今後、調整する。県連は、連立与党の相手である公明党や業界団体などにも協力を求める方針で、「広く『非小沢勢力』の結集を図りたい」(幹部)としている。また、統一地方選の中でも注目度の高い「与野党対決」になることから、党本部に対し、安倍首相による遊説など側面支援を要請する。

 高橋氏は上京に先立ち、同日昼に盛岡市で個人後援会の役員会を開催。県連執行部からの出馬要請に対し、前向きに検討していることを明らかにした。出席者からは出馬に慎重な意見も出たが、高橋氏は「選挙資金の確保などの点で党本部とも相談したい」と述べ、一任を取り付けた。

 自民党は当初、増田知事に4選出馬を要請していたが、知事が10月末に不出馬を決めたことから、急きょ独自候補擁立に方針を転換していた。

(2006年11月30日 読売新聞)

1004片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 10:05:19
浜松市長選 民主・鈴木康氏浮上 経済界が出馬要請 静岡新聞
http://www.shizushin.com/local_politics/20061130000000000008

 来春、政令指定都市に移行して行われる浜松市長選挙で、民主党の鈴木康友前衆院議員(49)=同党県第8区総支部長=に浜松経済界の実力者らが出馬を要請していることが29日、明らかになった。鈴木氏は同日、要請について「知らない」としてコメントを避けたが、市長選には現職の北脇保之市長(54)の出馬が見込まれ、“政令市選挙”が大物2人の戦いとなるか注目される。
 鈴木氏には、北脇市長の行財政改革への姿勢に不満を持つ経済界の一部が出馬を要請していて、29日までに「(鈴木氏擁立で大勢が)固まった」(主要メンバー)として、出馬の最終決断を求めたとみられる。
 民主党関係者には市長選への転戦に反対する意見があるが、本人の意思を尊重する声が強い。
 経済界の一部は自民党関係者にも協力を要請したもようで、同党浜松市支部の幹部は「康友(氏)で行くので、と協力を求められた」と語った。鈴木氏は選挙区で相対する陣営トップだけに反発も強く、協力の可能性は低いとみられるが、自民系への働き掛けは波乱を呼ぶ可能性もある。
 鈴木氏は静岡新聞社の取材に対しては「(要請は)知らない。(出馬については)何ともコメントできない」と語り、具体的な言及は避けた。
 浜松市長選では12月1日の浜松市議会代表質問への答弁で、北脇市長が出馬を表明する見込み。鈴木氏も最終的な決断をすれば、来週にも出馬表明するとみられる。
 鈴木氏は浜松市出身。浜松北高から慶大卒。松下政経塾1期生。平成12年から衆院議員2期。昨年の衆院選で落選した。

1005片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 10:05:50
上田札幌市長、来月20日出馬表明  2006/11/30 07:45 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;j=0030

 札幌市の上田文雄市長(58)は、来年四月の市長選に再選を目指して出馬する意向を固め、十二月二十日に記者会見を開いて正式表明する方向で調整に入った。市長周辺が二十九日、明らかにした。市長選は、自民党と経済界が推す国土交通省前技監の清治(せいじ)真人氏(58)が出馬表明しており、上田市長の出馬により両氏を軸とした戦いとなる見通しだ。

 上田市長は弁護士出身。政令指定都市で初の再選挙となった前回二○○三年の市長選で、民主党や市民ネットワーク北海道、連合札幌などの支援を受け、市役所出身市長が続いた札幌で四十四年ぶりの民間出身市長として当選した。

 出馬については「自民党の候補擁立を見守る」(市長側近)として態度を明確にしてこなかった。しかし、先の定例市議会で選挙公約の「自治基本条例」が成立し、清治氏の出馬で市長選の構図も見えてきたことから、後援会などが会見日程を模索していた。十二月十三日の市議会閉会後、二十日に正式表明する考えを明らかにする方向だ。

 今後は上田市政に中立的な対応を示している公明党や、上田市政を一定評価し市長選の候補擁立を見送る可能性も指摘されている共産党の動向が焦点となる。

1006片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 14:57:57
告示前から再選挙の声 犬山市長選 9人乱立へ
法定得票に届かず? 讀賣中部愛知
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/061129_1.htm

 石田芳弘・前市長(61)の愛知県知事選出馬に伴い、12月10日に告示される同県犬山市長選は、過去最多の9人が出馬を表明する見通しになった。知事選とのねじれもあって、共産党を除く各党は特定候補への支援を打ち出せないでいる。混戦は必至で、最高得票者が法定得票に足りず、再選挙になる可能性が早くも指摘されている。

前市長出馬 知事選とねじれ
 出馬表明したのはいずれも無所属の新人で、経営・政策コンサルタント坂部太一氏(35)、市議の山田拓郎氏(33)、元会社員前田英男氏(53)、前自民党県議の田中志典氏(48)、米国出身の市議ビアンキ・アンソニー氏(48)、市議の川村佳代子氏(64)、NPO法人代表村田恵子氏(65)、元会社員稲垣岩男氏(63)=出馬表明順=。さらに新人1人が出馬を予定している。県選管は「記録を調べないと断言できないが、県内の首長選では最多になるだろう」としている。

 乱立の原因について、ある候補予定者は「城下町で、一国一城の主になりたいという人がもともと多い」と話すが、市議の1人は「石田氏の知事選転出が急で、後継を一本化する余裕がなかった」と見る。「統一選で県議、市議選があるから、市長選で落選しても再挑戦できる“保険”付きだ」(商店主)との見方もある。

 知事選で民主党の推薦を受ける石田氏は「後継指名はしない」と中立の立場だが、石田氏が、これまで県議選で田中氏を推してきたことから、石田氏の後援会「石田会」は、「田中氏の後援会のメンバーと3分の1ぐらい重なっているし、これまでの経緯もある」(幹部)と田中氏支援を決めた。

 一方、田中氏は海部俊樹・元首相の元秘書で、自民党と公明党の推薦で3選を目指す神田真秋知事(55)とは、「最初に一宮市長選に出馬した時は、夜中まで一緒に頑張った間柄」(田中氏)だ。このため、田中氏は知事選について、「私の後援会は、石田さんを推すのが自然の流れだ」としているものの、知事選での態度は明らかにしておらず、神田氏も犬山市長選について、「乱立選挙で大いに注目しているが、それ以上のコメントはない」としている。

政党静観 再選挙なら同日選も
 政党は、共産党が村田氏の推薦を決めたが、各党は静観の構えだ。

 民主党は、地元支部が前田氏の推薦を表明したが、県連の塚本久幹事長は「支部から推薦要請はきていない。誰も推薦しないことになりそうだ」と話す。また、自民党県連のかとう南幹事長も「自民系が複数出馬するので、1人だけ推薦するわけにもいかない」とする。

 公職選挙法は、最高得票者が有効投票の4分の1を獲得しない場合、50日以内の再選挙実施を定めている。最近では、2003年4月に7人が立候補した札幌市長選で、再選挙となった。

 犬山市長選が再選挙となった場合、知事選と同日選になる可能性もある。

(2006年11月29日 読売新聞)

1007片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 15:00:29
連合 「石田氏に最低80万票」 ――07知事選 愛知
異例の目標設定 神田陣営危機感 讀賣中部名古屋
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/061130_5.htm

来年2月の愛知県知事選で、民主党推薦の新人石田芳弘・前犬山市長(61)を推す連合愛知は29日、執行委員会を開き、80万票を連合愛知としての最低目標に設定し、組織固めを徹底する方針を確認した。これまで民主党県連が150万票の目標を掲げ、自民党と公明党推薦の神田真秋知事(55)陣営も「全小選挙区で、石田氏を上回る得票」を目標にしているが、過去2回の知事選で目標を立てなかった連合愛知が具体的な数字を掲げたことに、神田陣営は危機感を強めている。

 連合愛知の組合員は約50万人。神野進会長は、家族も含め80万票以上の獲得を各構成組織の代表者に要請したが、別の幹部は「家族を入れて、大ざっぱに100万。棄権などを考慮して80万という計算だが、かなり意欲的な数字。あえて厳しい数字を打ち出すことで、引き締めを図ろうとしているのでは」と受け止めた。ただ、残された時間が少ないため、組織外への支持拡大活動はしない方針だ。

 石田氏も今月中旬から、各地域に12ある連合愛知地域協議会のうち9地協の会合に出席し、浸透を図っている。29日も、小牧市で行われた尾張中地協の総会に出席し、「対立軸を立てて議論していく。皆さんのさらなるご支援を」と訴えた。

 神野会長は「過去の知事選で神田氏を推してきたため、石田氏への理解が不足している懸念はあるが、各地協からは『来てもらってよかった』との声が多い」と手応えを感じている。

 民主党県連は、知事選の投票率が40%台後半の場合、連合愛知分も含め、県内15小選挙区で10万票ずつ、計150万票の得票目標を掲げた。対する神田陣営も、各小選挙区支部で具体的な得票目標を詰めている。

 自民党県連のかとう南幹事長は「組織外の石田氏で、連合がどこまでまとめられるか分からないが、連合に代わる基礎票がなく、階段の1段目からスタートしなければならない神田にとっては厳しい」と危機感をあらわにした。

箕浦名商連会長 「神田氏を支援」
 名古屋商工会議所の箕浦宗吉会頭は29日の定例会見で、来年2月の愛知県知事選について、「神田真秋知事は堅実であることがよく分かっているし、石田さんよりもなじみが深いので、応援したい気持ちになっている」と述べ、政治団体・名古屋商工連盟会長の立場で、神田氏を支援する考えを示した。

(2006年11月30日 読売新聞

1008片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/30(木) 15:42:19
愛知県知事選:石田前犬山市長の支援断念 革新県政の会
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20061130k0000e010086000c.html

 共産党愛知県委員会などでつくる「革新県政の会」は30日、代表幹事会を開き、来年の愛知県知事選に民主党推薦で出馬する石田芳弘・前犬山市長(61)の支援を断念し、元愛労連議長、阿部精六氏(66)を候補者として臨むことを確認した。12月4日に正式決定する。これで知事選は、自民、公明両党推薦の現職、神田真秋知事(55)を加えた3人が争う構図となる。

 同会は、32年ぶりの県政与党分裂選挙を受け、「県政の流れを変える機」と判断。11月9日、協議で合意できれば石田氏を支援し、合意できなければ阿部氏で戦うことを決めていた。だが、当初関心を示した石田氏や同氏の支援組織「あゆちの風ネットワーク」は、27日までに協議に応じない方針を決定。同会との共闘を拒否し、協議自体に反対する民主党愛知県連や、推薦を受けている連合愛知に配慮した。

 同会の羽根克明事務局長は30日、記者団に「協議は破たんした。11月9日に決めた方針に基づいて進めていく」と説明。石田氏、同県連とも勝手連としての同会の支援は否定はしていなかったが、「組織としてそれはできない」と語った。【武本光政

毎日新聞 2006年11月30日 15時07分

1009片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 08:36:10
知事選出馬 高橋氏自民県連と詰め
各党に動き 先行・民主は淡々と 讀賣岩手
 来春の知事選で自民党県連が高橋雪文県議(36)の擁立方針を固めたことを受け、各党は30日、選挙戦をにらみ、対応に動き出した。一方、高橋氏は県連幹部らと出馬の条件などについて詰めの作業を行ったが、最終決断は持ち越した。

 自民党県連は同日夜、盛岡市で衆院岩手1区の候補者選考委員会の初会合を開き、高橋雪文県議と佐々木大和幹事長が出席した。佐々木氏はこの中で知事選の候補者擁立について経過を報告し、「若い力を立てたい」と高橋氏に改めて出馬を促した。

 これに先立ち、高橋氏は都内で県選出の国会議員や支援者らと会談し、選挙の体制づくりなどについて協議した。県連は高橋氏の決断を待って、正式な党内手続きに入る方針だ。

 一連の動きに対し、各党の受けとめ方は様々だ。

 達増拓也衆院議員(42)の出馬を決めている民主党県連の藤原良信幹事長は同日、「相手の動きは気にしていない。こちらはスケジュール通りに淡々とこなすだけ」と述べた。達増氏はすでに県内の支持者回りが3巡目に入っており、各市町村ごとに後援会を設立するなど準備が進む。12月3日には全県をまとめる後援会連合会の設立総会を開き、「これをひと区切りにして支持を広げたい」(藤原幹事長)としている。

 公明党県本部の小野寺好代表は、「まだ連絡もないので、自民党の考えを聞いて決めたい」と未定を強調する。自民県連は、国政で連立を組む公明党に知事選での支援を期待しているが、支持母体の創価学会からは「不戦敗を避けるためのアリバイづくりでは困る」と、高橋氏の擁立に至る経緯に不信の声も出ている。

 無所属県議らで構成する「政和・社民クラブ」は対応に苦慮している。田村誠代表は「それぞれの後援会や支援組織に相談し、社民党とも話し合いたい。増田知事の正統な『後継者』がいないので難しい状況だ」と話す。社民党県連の伊沢昌弘幹事長は「まず県議選の選挙体制を整えることが先だ」と強調した。

 共産党は、支援団体などと独自候補の擁立に向けて協議を続けており、「大詰めの段階」(斉藤信・県副委員長)としている。

(2006年12月1日 読売新聞)

1010片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 19:09:41
本人の出馬でも落選なら禍根を残したと思うが、これはこれで厳しい立場になった。

変革:’06出直し知事選 “不戦敗”民主に抗議の電話も /和歌山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/news/20061201ddlk30010375000c.html

 出直し知事選が告示された30日、独自候補擁立を断念した民主党県連や、代表を辞任した岸本周平氏の個人事務所、東京の党本部などへ「どうしても擁立できないのか」などと、問い合わせや抗議の電話が続いた。

 岸本氏は午前中、通常の支援者回り。擁立断念の経緯を説明し、県民の期待に応えられなかったことを謝罪した。県連は、サポーターや関係者らに送るおわび文を作成。「ゼロから再出発する。心機一転、頑張りぬく」として、引き続き支援を求める内容で、近く発送する。【辻加奈子

毎日新聞 2006年12月1日

1011片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:35:05
【始動 知事選 07年選択の年を前に】
(上)揺れる「道民党」
2006年11月29日 朝日北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000440611290001

■表明時期、自公の意向


 「地方をよくするため国と対決しなければならない。そういう中で政党同士が対立するのは、どうかと思う」


 28日午後、札幌市のホテル。知事・高橋はるみ(52)は、記者会見で再選に向けた意欲を語る中で、こう強調した。


 地方の首長に政党色はいらない。「道民党」の立場で務めたい――知事の思いを、関係者はこう解説する。


 だが、現実は違う。


 かつては自民・社会、いまも自民・民主が、知事選や国政選挙のたびにしのぎを削る北海道。道政与党の自民、公明両党の意向は、高橋の大きな判断基準になっている。


  □  □


 10月下旬。自民党道連会長代行の神戸典臣が知事公館を訪れた。


 神戸は高橋の立候補表明の時期について、こう「助言」した。


 「歴代知事の表明は4定(11月下旬開会の第4回定例道議会)前。参考にすべきではないか」


 なぜ、4定前なのか。


 知事選がある統一地方選は、道議選も同日行われる。立候補する道議たちは、すでに政治資金パーティーや道政報告会を開き、事実上の選挙戦に入っている。


 「早く表明してくれれば、道議たちは知事とがっちり組んで戦っていますと、後援者にアピールできる」(道幹部)。


 一方、知事サイドが描いた表明の時期は12月中旬から下旬。


 この頃になれば、高橋が導入に積極的な道州制特区推進法案が臨時国会で成立し、財政破綻した夕張市の財政再建計画の素案もまとまる。


 重要課題に一定のめどが立ち、1期目の「実績」として打ち出しやすいとの思惑があった。


 とはいえ、東北6県と新潟県を足した面積よりも広い北海道。短期間でくまなく支持を訴えるのは難しい。


 多くの市町村議を抱える自民党、盤石の組織力を誇る創価学会を支持母体とする公明党の協力は、再選には不可欠だ。


 4定は29日に開会する。前日の表明会見は、両者の利害が一致した結果といえる。


   □  □


 「高橋知事を道民党で応援したい」


 これまでも、明に暗に高橋の後ろ盾になってきた、前自民党幹事長の武部勤は語る。


 同党道連幹部も「知事の最大のサポーターという立場を逸脱すると、道民に自民党の知事だと誤解される」と語り、政党色の払拭に努める。


 だが、自民、公明両党は高橋を推薦し、高橋も支援を受け入れる。そして、道政野党の候補者と対決する。高橋の目指す「道民党」とは、いったい何なのか――。


 道幹部は、表明の日程が決まる過程を含め、こう言い切る。


 「知事は大スポンサーの自民党を、無視できないということだ」


    ◇


 来春の知事選に向け、知事・高橋はるみが再選を目指して立候補を表明した。民主党は衆院議員・荒井聰への要請を決め、共産党も対立候補の擁立作業を急ぐ。本格化する知事選の舞台裏を報告する。(敬称略)

1012片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:37:03
【始動 知事選 07年選択の年を前に】
(中)道州制、前首相の言
2006年11月30日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000440611300001

 知事・高橋はるみは29日の定例記者会見で、この日開会した道議会の展望を、こう語った。


 「経済の再建、行政改革、地域主権の確立。私の3年8カ月の評価を含め議論される」


 わざわざ取り上げるほど、地域主権=地方分権への思い入れは強い。


 前日、念願の道州制特区推進法案が衆院を通過した。立候補表明の会見でも「地域主権型社会の構築」を公約の柱の一つに掲げた。


 だが、もともと「分権」は、高橋の主要政策ではなかった。03年、初当選した知事選で掲げた公約は105項目。その101番目に「支庁・道州制、市町村合併の検討」、105番目に「地方分権のための税財源移譲を国に要求」がある程度だ。


 いつから、分権は高橋道政の目玉になったのか。話は3年3カ月前にさかのぼる。


                   □  □


 03年8月26日、東京・永田町の首相官邸。高橋は当時の首相・小泉純一郎と面会した。


 同月、台風10号の直撃で、日高や十勝を中心に大きな被害が出た。この日の目的は、政府への被害対策の要請だった。


 この時、小泉は別の話を持ち出した。


 「北海道をモデルに道州制特区を検討したい」


 知事は歓迎する意向を伝えた。災害対策で国と地方の縦割り行政の弊害を痛感したことが、背景にあったという。


 そこから「分権推進」の道が始まった。庁内で検討を重ね、高橋自ら自民党の実力者らを「ものすごい馬力で」(知事周辺)説得して回った。


 道幹部は語る。


 「知事は官僚出身で国のやり方は分かっている。言いなりにはならない、ということだろう」


 分権は経済や社会を活性化させる。霞が関も敵と見据えて戦う。知事はそう考えているという。


 だが、元をただせば道州制は小泉から現首相・安倍晋三へと引き継がれた、いわば国からの贈り物だ。


 知事選に向け、高橋と対決姿勢を強める民主党はこう批判する。「知事は国の言いなりで、国の方ばかり見ている」


                    □  □


 88・3点。


 知事選で高橋を支援する自民党が採点した、高橋1期目の通信簿だ。


 12項目を5段階で評価。平均評定は「4・4」で、百点満点に換算すると88・3点になる。同党道連は「文句なしの及第点」と結論づけた。


 だが、「地域主権の確立」に加え、かつての専門「経済、雇用対策」も平均以下の「4」。


 特に地域主権では、道から市町村への権限移譲と市町村合併で「十分な成果が上がっているとは言い難い」と辛口の講評がついた。


 再選を目指して前面に打ち出した経済と行革と分権の三本柱は、いずれも一朝一夕にはいかない。「効果」が出るのはこれからだ――。高橋はいま、そんな思いを抱いているという。
 (敬称略)

1013片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:39:06
【始動 知事選 07年選択の年を前に】
(下)「公募外」働く打算
2006年12月01日 朝日北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000440612010001

 11月11日、土曜日の夜。連合北海道会長の渡部俊弘は、札幌市内のホテルで酒を酌み交わしていた。


 相手は東京から戻っていた民主党衆院議員の荒井聰(60)。頃合いをみて、こう水を向けた。


 「知事選を、どう戦っていくのか」


 民主党と連合の候補者擁立は行き詰まっている。自分への立候補要請と感じた荒井は、「私じゃ、だめでしょう」と軽くかわした。


 荒井の受け止めは正しかった。渡部たちはこの頃から、「荒井擁立」の動きを加速していく。


   □  □


 「最善最強の候補者を擁立する」。同党北海道代表で衆院議員の鉢呂吉雄が、そう力を込めたのは4月初めのことだ。


 連合北海道、北海道農民政治力会議との3者でつくる「北海道政権戦略会議」が、候補者公募を打ち出した。


 同党が知事選で候補者を公募するのは全国初。広く人材を募れるだけでなく、何よりも話題性がある。


 7月末に締め切られ、官僚や大学教授ら党外4人に、同党衆院議員の逢坂誠二、鉢呂を加えた計6人の名が挙がった。


 だが、いずれも他薦。全員が次の選考に進むことを拒んだ。8月末、公募の旗はあっけなく降ろされた。


 前回の悪夢がよぎる。民主・連合の候補者選びは迷走した。


 当時、後志支庁ニセコ町長だった逢坂らに断られ、鉢呂の立候補が決まったのは、告示まで1カ月を切った3月上旬。選挙は現知事・高橋はるみに約6万票差で競り負けた。


 同じ失敗は繰り返せない。「年内擁立」は至上命題だ。11月に入り、動きが急になったのにはそんな事情がある。


   □  □


 政権戦略会議は11月28日、荒井に東京で12月1日に立候補を正式要請すると発表した。


 同党北海道幹事長の沖田龍児は言う。「いろんな状況の中で荒井さんに決めました」


 いろんな状況──。


 公募で名前の挙がった鉢呂は党本部の選対委員長に就任、逢坂には前回のわだかまりが残る。


 一方、荒井は「公募外」だが、石狩支庁当別町の出身。農水官僚時代、道に2度出向し、横路道政で知事室長まで務めた。北海道の1次産業にも明るい。


 別の計算も働く。短期決戦ならば知名度のある国会議員、それも大票田の札幌選出が良い。荒井は比例の復活当選。議員を辞めても名簿順位の次点が繰り上がり、補欠選挙の心配もない。


   □  □


 渦中の荒井は「(政権戦略会議が)どういう説得をしてくるかだよ」と、胸中を明かさない。


 タイムリミットまで、ちょうど1カ月。道政奪還を目指す民主・連合の擁立作業が、正念場を迎える。


 (このシリーズは報道部・若松聡、山田理恵、古城博隆が担当しました。本文は敬称略)

1014片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:39:57
候補者選びが難航 知事選で自民県連
2006年12月01日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000612010005

 来春の統一地方選で予定されている知事選に向け、自民党県連の候補者選びが難航している。同県連は11月末をめどに立候補予定者の擁立を決める方針だった。30日には「有力候補」として高橋雪文県議(36)=盛岡選挙区=が浮上したが、関係者によると、高橋氏は態度を保留しているという。同日、県連幹部と会談した高橋氏は記者団に対し「今は何も言えない」と語った。また、県連幹事長の佐々木大和県議も「(候補者は)まだ決まっていない。(決定の)めども示せない」と述べた。


 知事選をめぐっては、民主党県連代表の達増拓也衆院議員(42)が8月に立候補を表明した。共産党も独自候補を擁立する方針を決めている。


 高橋氏は盛岡市出身で、青年自由党職員、盛岡市議を経て、03年の県議選に自民党公認で立候補し、初当選した。県連内には、今回の知事選への対応で若手の擁立を求める声が多く、高橋氏が浮上した。


 自民県連は、増田知事の4選出馬に期待していたが、増田氏の不出馬表明を受け、県内の首長や若手官僚を中心に候補者の選定を進めていた。


 ただ、候補として名が挙がった谷藤裕明・盛岡市長は11月初めの定例会見で「人材を発掘しようとしているようだが、私個人としては(出馬は)ない」と否定。


 さらに04年の参院選に自民推薦で立候補し、現在も政治活動を続けている高橋洋介元副知事(65)も候補とされた。しかし、県連の一部幹部が難色を示したとされる。


 一方、民主党は8月に県連代表の達増衆院議員の擁立を決め、達増氏は県内の後援者を一巡し、旧市町村単位で後援会組織を立ち上げるなど、選挙準備を着々と進めている。


 達増氏は11月3日、知事選への立候補表明後初めての街頭演説を行い、「格差是正のためには地域振興が重要」などと訴えた。さらに、「知事の多選禁止(原則2期8年)」「知事退職金の廃止」などを公約としてアピールしている。


 共産党県委員会は、県労働組合連合会(いわて労連)などとつくる「明るい民主県政をつくる会」で候補擁立を進めている。党県委の瀬川貞清書記長は「12月中には候補者を発表したい」としている。

1015片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:47:07
【’07知事選】代表ひそかに変更
2006年12月01日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000612010006

 県議会最大会派・自民党政和会の代表者が、来年1月の知事選で反現職の立場をとる深沢登志夫氏から、現職を推す相馬紀夫氏にひそかに変更されていたことが30日、わかった。会派内からは「新会長を選出した覚えはない」と異論が噴出しており、1日開会の県議会前の大きな火種となっている。(後藤泰良)


 来年1月の知事選で深沢氏は横内正明氏を、相馬氏は現職の山本栄彦氏を推している。


 関係者によると、相馬氏は24日夕、自らが代表になったとする変更届を議長に提出。同じく山本氏を支持する秋山隆信議長が受理している。


 これに対し、深沢氏らは「新会長を選出した覚えはない」と反発。30日に秋山議長に代表が代わっていないことなどを伝え、問題解決を要請した。一方、秋山議長は「議長としては出された届けは受け取らざるを得ない」「問題は会派で解決してほしい」と述べるにとどめた。


 議会事務局によると、代表者の変更届は、慣例では新しい代表者が持ってくる。正式に決まったのかは確認しないといい、誰が変更を申し出ても受け取ることになっているという。


 相馬氏が変更届を出した24日には、政和会は県議会控室で代表質問者の一人追加を決めていた。相馬氏は非公式な場で「認めない」と発言していたが、この直後に変更届を出したとみられている。


 政和会は27人が所属しており、県議会で過半数を占めていることから、2人まで代表質問に立つことができる。1人は山本派とされる高尾堅一氏に決定している。さらに、横内派の臼井成夫氏が追加で代表質問に立ちたいと要望。山本派からも「議員の発言権は奪えない」として了承されていた。


 今回の混乱は、議場で横内派の質問を許したくない山本派が、県政課題などを追及したい横内派を抑えたため起きたとも言える。場合によっては会派分裂の可能性も出てきた。


 会派の代表だった深沢氏は10月、辞意を漏らしたことがあったため、相馬氏と高尾氏で運営していくことになっていた。だが議員総会の場で新会長は選出していなかった。

1016片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:52:00
横内氏後援会が設立、支持者一本化
2006年12月01日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000612010007

 来年1月に予定される知事選で、立候補表明している元衆院議員横内正明氏(64)の後援会「甲斐の国・復活倶楽部」(前原昇会長)の設立総会が30日、昭和町のアピオ甲府で開かれた。倶楽部は横内氏の支持者グループを一本化した後援会。選挙戦に向けた態勢づくりが進んでいることをアピールした。


 同倶楽部は横内氏の従来の後援会「正明会」と、前回知事選で元警視総監井上幸彦氏を支持したグループなどが合流してつくった。会長には井上氏支持者だった前原氏が就任した。


 設立総会には、横内氏を支持する県議8人をはじめ、多くの支持者が集まった。横内氏は支持者を前に、「選挙戦は中盤から終盤に来ている。力の限り戦いたい」とあいさつした。


 知事選をめぐっては、横内氏のほか、現職の山本栄彦氏(71)、私設美術館主宰の金子望氏(61)、共産党県議の石原秀文氏(63)が立候補を表明している。

1017片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:56:58
北脇氏3選出馬へ 浜松市長選
2006年12月01日 朝日静岡
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000612010002

◆鈴木前衆議員擁立論も


 浜松市の北脇保之市長は30日までに、07年4月の市長選に3選を目指して立候補する意向を固めた。市議会定例会で1日、代表質問に答える形で表明する。対立候補として、浜松経済界からは市中心部にある衆院静岡8区が基盤の民主党の前衆院議員鈴木康友氏を推す声が上がっている。


 北脇氏は05年7月に周辺11市町村を編入した合併や07年4月の政令指定都市への移行を決めた実績を掲げたうえで、指定市の基礎固めを訴え選挙に臨むとみられる。


 関係者によると、これに対して、浜松市行財政改革推進審議会会長で、スズキの鈴木修会長ら一部経済人が鈴木氏の擁立に動いているという。鈴木会長はすでに鈴木氏に立候補を要請したとみられる。関係者の話によると、立候補する場合は民主党を離党するとみられる。8区で鈴木氏とライバル関係にある自民党の塩谷立衆院議員に支援を求める動きもあるという。


 鈴木氏の名前が浮上したことについて、北脇氏の後援会関係者は「厳しい戦いになる。向こうもこっちもやりにくい」という。鈴木氏は99年、衆院議員から市長選に立候補した北脇氏の後継者として、静岡8区の民主党候補者になった経緯があり、支持基盤が重なる。


 鈴木氏はこれまで、「立候補の要請はまだない」と話していて、最終的な立候補の意向を公にしていない。
 ただ、鈴木氏の去就を巡って、民主党は複雑に受け止めている。民主党籍を持つ岡本護県議は30日、県議選への立候補を表明した記者会見で「私たちは鈴木さんに入って欲しいと言われて(6月に)民主党に入党した。市長選へ立候補する場合は、後継の(8区の)支部長をどうするかなど体制を整えてもらわないと困る」と話した。(福田直之)

1018片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 01:22:05
西尾市長が知事選出馬断念 鳥取山陰中央
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=335003006

 来春の島根県知事選出馬に意欲を示していた西尾理弘出雲市長(65)が一日、同日開会した十二月定例市議会の本会議で「市政に専念するため、知事選への立候補は残念ながら断念する」と述べ、出馬しないことを表明した。自民党県連は十一月二十九日に、前財務官の溝口善兵衛氏(60)の擁立を決定しており、民主党、共産党の対応が注目される。

 西尾市長は、出馬断念の理由について「自民党県連の推薦が極めて重要と考えていたが、溝口さんを擁立されることが確定。市内の商工業や農業関係代表らからは、新市の立ち上げに引き続き取り組んでほしいと激励を受けた」と、同県連の対応と市民世論を挙げた。

 今後は「市の発展が島根の発展につながるという思いで、市長としての職務を全うする」と述べ、引き続き市政運営にあたる考えを示した。

 一方、「決断に至るまでの過程で、市民、県民の皆さんに心配をかけた」と陳謝。「たくさんの人から、挑戦してくれと言っていただいていた中では、断腸の思い」と、無念さをにじませた。

 西尾市長は十一月三十日、一部の後援会関係者に出馬断念の意向を説明。一日朝の後援会役員会で最終判断し、本会議に臨んだ。

 西尾市長の出馬断念について、民主党島根県連の内田敬代表は「要請があれば(西尾氏支持も)選択肢の一つにもなっただけに残念」と述べた。独自候補の擁立については「県民に選択の幅を狭めてはいけない。擁立に向け最大限努力する」とし、年内に擁立の有無を決定する考えを示した。

 連合島根は同日、臨時の常任執行委員会を開き、知事選の対応について協議。溝口氏の政策を見極めた上で、独自候補擁立か、溝口氏への相乗りか、判断する。

1019片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 01:25:47
知事の元秘書採用「撤回を」 県会5会派が相次ぎ要請 長野信濃毎日
http://www.shinmai.co.jp/news/20061201/KT061130ATI090016000022.htm

 村井知事が、衆院議員時代の公設第一秘書だった右近謙一氏(57)を県の任期付き部長級職員として採用すると明らかにしたことについて、30日、県会の計5会派が採用撤回などを県側に相次ぎ申し入れた。

 共産党県議団(6人)、トライアル信州(4人)、あおぞら(3人)は合同で撤回を要請。共産党県議団の石坂千穂団長は「『側近人事』の典型で人事権の乱用だ」とし、トライアル信州の島田基正代表は、右近氏に危機管理の企画調整を担当させる知事の方針に対し「元消防庁長官だった板倉氏を副知事に採用しており、危機管理を理由にすることは県民の理解を得られない」と批判した。あおぞらの北山早苗代表は「任期付き職員を公募でなく抜てきするなら、高度の専門性を持つべきだ」と指摘した。

 自民党県議団(9人)の小林実団長らは右近氏の採用が明らかになる前から予定していたという県への申し入れで、「外部の人材を任期付き職員として採用する場合は、県民各層の意見を参考にするなど、慎重な対応を要望する」とする知事あての文書を提出した。

 これらに応対した腰原愛正副知事は、「(知事に)しっかりお伝えしたい」と述べた。

 一方、県民協働・無所属ネット(4人)の宮沢宗弘代表らは浦野昭治総務部長に右近氏採用の経過をただした。浦野部長は「(内部で)議論した上で結果としてこうなった。ご理解いただきたい」と答えた。

1020片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 01:40:31
旭川市長選 新市長誕生、そのとき…「ニシカワ」コール鳴り止まず
歓喜と涙でつつまれた西川まさひと陣営 北海道経済
http://www.h-keizai.com/article-2006/2006-11-24-shinshityou.html

 10月29日夜、西川事務所には早くから支持者が集り、開票が始まった頃には満席。ひな壇には佐々木秀典選対本部長をはじめとする幹部の顔ぶれが並んだ。
 10時20分、最初の開票速報は西川、加藤ともに1000票。以降、20分おきに発表された速報は5回目(11時40分)でも差がつかない。携帯に連絡が入る幹部の表情が一喜一憂する。激戦の様相に胃が痛くなる緊張感はしばらく続く。

 午前零時が過ぎた。ここでも速報は西川、加藤ともに6万2500票。開票率は95・65%。勝敗は残り7000票の行方で決まる。どちらが有利なのか―事務所で待機する人間には誰も分からない。

 報道陣に入る連絡に耳を澄ます。「ニシカワ…トウセン。当確、打ちましたか?」と確認する報道記者の声が聞こえる。

 12時07分、どこよりも早く当確を打ったのは朝日新聞系のHTB。現場の記者が「当確を打ちました」と選対幹部に告げると事務所内は一瞬ざわめき、そしてそれが歓声に変わる。

 三井幸雄市議が「まだ残票を数えている。選管の発表が出るまで待機してください」と支持者の高揚を抑えるが、テレビ局各社が次々当確を打ち出すと事務所内はお祭り騒ぎ。西川の到着を待ちきれず、万歳する支持者。感極まって大粒の涙を流しながら「やった!」叫んだり、あちこちで抱き合う姿も。いつしか始まった「ニシカワ!」コールは、なかなか鳴り止まない。周辺の首長が続々とお祝いに駆けつけた。

 12時30分、自宅で待機していた西川が現れると、割れんばかりの拍手と絶叫が交差、喚起の渦が巻き起こり、「ニシカワ!」コールの中、支持者にもみくちゃにされながら迎えられた。

 佐々木秀典本部長が「皆さん、勝ちました!」と勝利宣言。「今回の市長選は歴史に残るもの凄い戦いになった。この厳しい戦いを勝ち抜くことが出来たのは人の和。総合力で西川市長が誕生した」と死力を尽くした陣営を称えた。

 引き続き同氏が音頭をとり、万歳三唱。必勝ダルマに「V」字を入れた。

 挨拶に立った西川は「皆様方の力をお借りして当選することが出来ました。私に期待をしていただいた多くの市民の皆さん、本当にありがとうございました」と深々と何度も頭を下げた。

 そして「選挙は終わった。昨日まで戦った陣営の人たちとも明日からは同じ思いで旭川の街づくりに一緒に取り組んでいきたい。皆さんの力をお借りしたい」と力強く訴えると「そうだ、その通り!」と大きな拍手が沸き起こった。

 また、報道陣の共同インタビューに答えた西川は激しかった選挙戦を振り返り支持者に感謝の言葉を述べるとともに、次のように抱負を語った。

 「当初から接戦になるということは予想された。そうしたなか、今日まで支えていただいた皆さんに感謝したい。皆さんの思いに応えられるよう頑張りたい。

 まずは、終始一貫して訴えてきた様々な格差の是正に取り組み、みんなが安心して暮らせる街づくりを目指す。若さゆえ、経験不足は否めないが、諸先輩の皆さんのご指導をいただきながら、人の2倍3倍も走って市民の役に立ちたい。

 また、地域の自立に向けては意識改革が必要。経済、雇用状況は厳しく、国からの交付金も年々減少している。地域産業の振興においては得意分野をしっかり伸ばしていくことで街づくりの第一歩を踏みだしていきたい。

 周辺の町とも協力し合いながらともに素晴らしい地域をつくっていく。

 市民に信頼される市政、街づくりに100%全力投球したい」

1021片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 01:44:37
旭川市長選 そのとき敗者は…開票日ドキュメント
そのとき敗者は… 無念、涙―それぞれの10月29日 北海道経済
http://www.h-keizai.com/article-2006/2006-11-27-haisya.html

加藤礼一―にわかには真じられなかった敗戦
結果は真摯に受け止める

 「1000―1000」「8500―8500」「2万6500―2万6500」。「4万7000―4万7000」。20分刻みで発表される開票速報だが、加藤、西川、両候補の得票は同数が続く。第一回、10時20分の開票状況がアナウンスされた時は特別の反応がなかった加藤選対事務所内だが、幹部がそろい、支持者の数が増えた2回目以降は、票がアナウンスされるたびに拍手が起こった。

 5回目、11時40分の開票でも双方「5万7000」と差がつかない。開票率は82・69%。他3候補のこの時点の得票数は安住1万1000、荻生4500、神崎4500。神崎の得票「4500」に、つめかけた加藤支持者の中から「お〜っ」と驚きの声がきかれた。6回目、深夜零時。「加藤6万2500、西川6万2500、安住1万7000、荻生6500、神崎6500」。95・95%の票が開いたがまだ差はつかない。だれからともなく、「安住が1万7000もとったか!」との声。

 その10分後、12時13分に道新が出した「西川当確」を、選対事務所に置かれたテレビ(ポテトの市長選特番)が報じる。事務所内は沈黙。「知名度が上の西川を追いかける選挙戦。終盤は追いついた、追い越した」と、手ごたえを感じた幹部、支持者は少なくなかっただけに、「敗戦」はにわかには信じられない様子で、席を立つ者はいない。

 ポテトの特番では喜びに沸く西川選対が映し出される。そして最終得票のアナウンス。「西川6万5033、加藤6万3275」。その差、1758票だった。

 重苦しいムードの中で夫人を伴って現れた加藤候補は、選挙戦の労をねぎらう握手を支持者や幹部と交わしながら中央へ進みマイクを手にした。「多くの方に支えられ、これ以上ないという戦いをした。市政改革はどうしてもやりとげなければならないという気持ちは今も変わらないが、市民が下した結果は真摯に受け止め、次の目標に向けて精進を重ねていきたい」。無念をこらえながらも、戦い抜いた、力は出し尽くしたと感じられる意外と淡々とした敗戦の弁となった。

 
安住太伸―2強に挟まれ沈むが
新しい政治人生の第一歩を宣言

 最初の開票速報が伝わる前、選対内は「やることはやった」というさばさばとした空気と、「こんなはずではなかった」という驚きの空気が入り混じっていた。出口調査の数字が、安住が加藤・西川の間に埋没してしまったことを示していたからだ。

 開票が始まってからも、同じ票数で「デットヒート」を続ける西川・加藤と対照的に、安住は伸び悩む。二強に挟まれた安住に、無党派層の票は期待したほど流れなかった。終始腕を組んだまま、まったく言葉を発しない幹部もいる。ようやく選対関係者から「やった」という威勢のいい声が聞こえたのは、得票数の10分の1を上回った瞬間だった。

 安住選対では、開票所に送り込んだ関係者が携帯電話で寄せる情報から、加藤が僅差で勝つと予測していた。テレビに笑みを浮かべる西川陣営幹部が映ると、驚きが広がった。最終的な票数は1万7513。選挙戦の途中には他陣営にも「2万、ひょっとしたら3万」との予測があったが、結局「風」は吹かなかった。

 選挙結果が確定してから、大きな拍手に迎えられて、安住本人が桃里夫人を伴って現れた。選挙戦でやや黒く焼けた顔で、スタッフや支持者一人ひとりの目を正面から見つめ、強く手を握る。あいさつする場所にようやく着いた安住は、悲しみなのか、悔しさなのか、あふれ出る感情をかろうじて抑えつけているかのような表情を浮かべながら、言葉を絞り出した。

 「ゼロに近い状態から、ここまでの結果を残すことができたのはみなさんのおかげ。今日、私の政治家としての新しい人生が始まった。夢と信念をこれからも抱き続けて、前に歩いていきたい。これからもどうぞよろしくお願いします」

 頭を下げる安住に支持者たちから力強い拍手が贈られた。

1022片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 01:50:06
旭川市長選 激戦制し逃げ切った西川
http://www.h-keizai.com/article-2006/2006-11-28-gekisen.html
基礎票の差で、きわどく逃げ切った西川

 知名度に勝る西川は終始リードを保ち、逃げ切った。31歳のときに日航のパイロットの職を投げ打って帰旭、その後5度にわたる国政選挙を経験し、「西川」の名前を旭川市民の間に浸透させた。しかし名前の浸透と同時に「負けてばかり」という負のイメージも付いて回った。

 それを払拭したのが04年の参院選道選挙区における55万票という驚きの得票であった。旭川市内だけでは並みいる有力候補を凌ぎ、実に5万8500票を獲得、一躍“旭川の顔”に躍り出た。そしてこの時点から西川は、佐々木秀典に代わる民主党の衆院候補、あるいは民主悲願の市長選独自候補として急浮上した。

 投票率がどうあれ、7万票を取れば勝利間違いなしと見られた今回の市長選で、2年前に5万8500人が「西川」と書いた事実は大きい。あくまでも国政を目指していた若者が急転、地方自治体の選挙に出るということが“腰砕け”と映る懸念はあったが、結果として市民はそれを許し、同情票へと転化した。

 5万8500票が西川の基礎票と見るには無理もあったが、加藤が道議時代にとっていた2万〜3万の票に比べると2倍以上のアドバンテージがある。どう割り引いてみても、西川は基礎票の部分で加藤に大きな差をつけてスタート点に立っていたのである。

 西川・加藤両選対ともそれは承知していた。10月22日の告示後も、西川選対には余裕の表情が見て取れ、一方の加藤選対には終始緊張感があふれていた。投票日の3日前、加藤選対の丸修本部長は朝礼で「まだ4000票負けている」と檄を飛ばしたが、それは掛け値なしの危機感の現れだった。

 それから投票日まで、必死に票の掘り起こしを行った加藤選対だったが、結局1758票差にまで追い上げたものの、ついに逆転はならず、西川はきわどいところで逃げ切った。

 
勝利の陰にあった五十嵐・青木の存在

 知名度に勝る西川だったが、何一つ政治実績、行政経験がないという弱点があった。財政再建、不況からの克服が急務の旭川市にとって、未知数の西川にマチを託すことには大きな不安を伴った。しかもまだ37歳(11月7日に38歳)という若さ。西川を担ぐ陣営内にさえ、経験豊富な加藤に対するハンディを実感する空気もあった。

 西川自身もそれを痛感していた。43年前に同じ37歳で市長になった五十嵐広三に助けを求めたのも、自分自身を鼓舞する意味があった。その五十嵐の協力が、加藤の追い上げを寸前のところで食い止める原動力となった。

 選挙期間中、西川の演説の中に何度も五十嵐の名前が登場した。まだまだ未熟な自分と、後に建設大臣、内閣官房長官にまでなった五十嵐を重ね合わせることには抵抗もあったが、鮮やかな引き際でさっそうと政界を去った五十嵐の衰えぬ人気にすがることは、勝負に勝つためには避けられない手段だった。

 その五十嵐は体力的なこともあり、選挙戦に直接的な関わりは持たなかったが、五十嵐がバックアップしてくれているという思いが西川に勇気を与え、また、かつて最強の後援会と言われた「五十嵐広三と歩む会」の“残党”と言われる人たちの目を、きっちりと西川に向けさせた。

 また、保守系を基盤とする西川後援会と、いまだ旧社会党系の色彩が強い民主党、連合、農連などの3軸体制を結びつけた元道議・青木延男の存在も、強力な基盤を持たない西川にとってありがたかった。

 当初は今回の選挙をさめた目で見ていた青木が、西川陣営の強い要請を受けて選対に入って以来、事務所内には緻密な戦略が浸透した。「いまでは55年体制の旧式の選挙は通用しない」という反感も一部にはあったが、かつて37歳の五十嵐を担ぎ上げ、保守の狭間をついて勝利した青木の鍛え抜かれた選挙戦術は、西川後援会と3軸の隙間を埋め、しっかりとした一丸体制を築き上げた。

 西川勝利の背景には、五十嵐・青木という民主党の貴重な“遺産”があったことを忘れてはならない。

1023片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 01:51:12
最後まで出遅れが響いた加藤

 加藤の敗因をたどっていくと最後は“出遅れ”に行き着く。保守の完全一本化に失敗した自民党だったが、加藤礼一の政治家としての実績と名前を過信しすぎたきらいがある。選挙では負けを知らない加藤自身にもいくばくかの油断があったかも知れない。

 選挙戦のふたを開けてみれば予想外に加藤の知名度は低かった。保守陣営には、短期決戦でも加藤なら大丈夫というヨミがあった。しかし加藤の知名度は“道議の加藤”という狭い範囲のものでしかなかった。

 各種選挙戦に関わったり、強い政治意識を持つ市民の間では“加藤礼一”の名前は確かに浸透している。しかし、どんな選挙でも60%の投票率を超えることが難しくなっている低い政治意識の中では、加藤道議の存在感と名前の浸透はしれたものでしかなかった。

 無党派票、浮動票の獲得が勝敗を分ける近年の選挙戦では、政策よりも知名度が優先される。タレント議員、スポーツ議員が続々誕生する国政選挙と同じ理屈が、地方自治体にもあてはまるようになってきているのだ。

 国政選挙で5度も名前を売ってきた西川に比べると、市議、道議の戦いしかしてこなかった加藤にとって、知名度不足は大きな誤算でもあった。加藤選対がそのことに気づいたのは事務所開きを済ませ、外歩きを始めた頃からだった。

 ライバル西川は、それが仕事だったと言えばそれまでだが、この7年間で延べ4万人と握手をして歩いたとされる。現職で議員を続けていた加藤にはそんな余裕はなかったが、有権者と直接会うことの大切さがここへ来て差を生んだ。

 自民党の候補選考委員会のもたつきと保守陣営内の軋轢が、現状考えられる最強・最善の候補だった加藤の出遅れを招き、名前と人物の浸透を図りきれないまま、知名度に勝る西川の後塵を拝したということができるだろう。

 
通用しなくなった保守の企業選挙

 保守の選挙は長年、企業選挙とも言われていた。政権与党である自民党による公共事業のばら撒きが、建設業界を中心に企業の締め付けを生み、良くも悪くもそれが機能していた。旭川市内でも、政財界のドンと呼ばれた建設会社役員が健在だった頃は、号令ひとつで業界が動いた。そして企業とその家族の票がまとまった。

 しかし公共工事の激減でそれは過去のものとなり、企業そのものが選挙への関わりを避けるようになってきた。各種団体もしかり。今でも多くの企業や団体が保守系候補に推薦書を提出しているが、その実効性には疑問符が付く。いまどき社員を前に「投票は○○に」と言える経営者がどれだけいるか。

 企業選挙が終わりを告げていることを加藤選対がもっと意識していれば、選挙のやり方も変わっていたかもしれない。選対内では新しい選挙を唱える人たちと、古い選挙を守ろうとする人たちが、それぞれの方法を信じて取り組んでいたが、最後まで溝は埋まらなかったようだ。

 「今後は、選挙のやり方を考え直さなければならない」とする選対関係者は多いが、加藤の敗戦が来春の統一地方選、夏の参院選、さらには今津寛の衆院選にどう生かされていくか、旭川の自民党・保守陣営は正念場を迎えていくことになりそうだ。

 また、敗れた加藤は来年4月の道議選に臨む可能性が高いが、現在自民党の道議ワクは2つしかない。現職の菅原範明と復帰挑戦が確実視される東国幹の存在がありながら、加藤が3人目の候補として名乗りを挙げるとなると党内にハレーションを生む要素もある。

 民主党に市長を取られた自民党の誰がどう調整していくのか、今後の成り行きも気にかかる。

1024片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 01:51:49
理想に走りすぎ、埋没した安住

 第3の候補だった安住は、一時は自民・民主の選挙戦に割って入るかと思えるほどの勢いを感じる時期もあった。当初から勝ち目のない“無謀な選挙”という風聞が流れていたが、政党選挙、組織選挙に真っ向から立ち向かった安住の姿に共感を覚える市民も多く、また、真正面から堂々と政策を訴え続ける若者に「安住なら怖いものなしで改革に取り組んでくれるかもしれない」という期待感も生まれた。

 相手陣営にも「ひょっとすると3万くらいいくのではないか」といった警戒感が出始め、保守票の大量の流出に気を遣う陣営内では、引き締めに躍起になった。このことが安住にどういう影響をもたらしたのか確証はつかめないが、安住のお茶懇では参加者が数名、あるいはゼロということも何度かあったようで、妨害工作が行われていた可能性も否定はできない。

 とはいえ、結果的に安住が取った1万7513票は、これが精一杯と言えるものでもある。自民・民主という2大勢力の中に割り込むには知名度が不足していた。2度の市議選では5000人前後に「安住」の名前を書かせているが、40〜50人が出馬する市議選を通じて知名度を上げることは難しい。「安住」の名前を「聞いたこともない」とする選挙民も多かった。

 また、選挙戦自体にも無理があった。市議選で実行していた選挙カーを使わない作戦も、全市的に不特定多数から票を集めなければならない戦いの中では、候補の存在感を示すことさえできなかった。安住には安住なりの理想があったことは理解できるが、3000人の支持を得られれば当選できる市議選とは基本的に戦い方が違う。

 若い安住が、自分の理想を多くの選挙民が受け入れてくれると思っていたとしたら、それは「甘い」という指摘を受けてもやむを得ない。全国区の選挙と違い、地域の選挙とはやはり“命がけ”で戦っている姿を選挙民に見せることが、勝利をつかむための第一歩なのである。勝つためには信念を曲げるくらいの柔軟さも必要なのではないか。

 安住には、しっかりと足場を固めて再挑戦する日が必ず来るはずである。

 
収穫なかった荻生、神崎は一陣の風起こす

 荻生は出遅れもあったが、最後まで支持を増やすことはできなかった。集めた7739票は、本来の共産党支持票を下回るほどのもので、収穫は何一つなかった。市政改革が重要な争点となっていた中で、市役所の職員削減を唱える他候補を尻目に“市政の効率化”だけを訴え、削減についてはむしろ否定的な見解を示していた。

 また、無駄な公共事業を減らして財源を生み出すとした主張はその通りなのだが、多くの市民が待ちわびる鉄道高架事業までを凍結するとした政策は、逆に反感を買ってしまったのではないか。この事業推進において、JRに比べ旭川市の負担が大きすぎるという実態を浮き彫りにした効果はあったが、事業凍結という主張は、共産党支持者にも受け入れがたかったのではないだろうか。

 ただ、共産党系がちらりと描いた西川への相乗りを避け、あくまでも独自候補にこだわったことは、野党にいてこそ存在感を発揮する市議会の共産党にとっては救いでもあった。市政や議会に関心の強い市民にとって、西川与党に埋没する共産党の姿は見たくなかったはずだ。

 勤務する大学から2週間の休暇を取って選挙戦に臨んだ神崎は、朝から晩まで自転車で市内を走り回り、拡声器も使わずナマ声で政策を訴え続けた。神崎が立起したのは、必ずしも当選することがねらいではなく、自分の考え、政策を広く訴えることにあった。

 2度に及ぶ公開討論会では独特の持論を展開、思い切った政策を披露して聴衆をひきつける場面もあった。画廊跡を選挙事務所としたのも神崎らしい発想で、協力者の運動員もほとんどいない状況の中で7515票を集めたのは立派。

 2年前に突然起こした菅原市長の解職請求署名運動以来、神崎には「奇人・変人」といった小泉前総理ばりの印象が市民の間に定着した。思い込んだら誰にも止められない行動力は、新しい風を必要とする旭川市には貴重な存在だ。

 リコール運動のとき、たった一人でも大きな力になることを示してくれた神崎が、今回の選挙でも7515人もの人に「神崎」と書かせた。西川・加藤・安住の当落にどういう影響を及ぼしたのかは計りかねるが、一陣の風を巻き起こしたことは事実のようだ。

1025片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:05:49
自民系県議団が分裂、代表質問の対立拡大
知事選横内派9人が新会派立ち上げ 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/12/02/1.html

 山梨県議会最大会派の自民党政和会(相馬紀夫代表)の深沢登志夫氏ら九人は一日、新会派「自由民主党」(深沢代表)を結成した。自民系会派は、知事選で山本栄彦知事を支持する自民党政和会(十八人)と、横内正明元衆院議員を支持する自由民主党(九人)に分裂した。知事選対応をめぐる県議間の対立は、横内氏支持派の代表質問を認めるかの混乱を契機に、会派分裂劇に発展した。自民系会派は一本化から一年五カ月で再び分裂し、来夏の参院選への影響を指摘する声が出ている。=関連記事 2面
 自民党政和会ではこれまでに、山本知事派の代表質問が決まっていたが、二人目の代表質問者として横内氏支持派の臼井成夫氏が希望したことで混乱が広がった。
 臼井氏ら九人は十一月三十日、質問者の追加を決める議会運営委員会の早期開催を秋山隆信議長に要求。しかし、開会日の一日になっても同委員会開催のめどが立たなかったため、本会議開会直前に新会派の結成届を提出した。
 臼井氏の代表質問をめぐり、自民党政和会は十一月二十四日の議員総会でいったんは登壇を認めたが、山本知事支持派で議会運営委員長を務める相馬氏らは「認めたつもりはない」と強硬に反発。同委員会は開催日程が決まっていなかった。
 自民党政和会内は、九月定例会でも山本知事と横内氏の支持派で対立が表面化。会派こそ割らなかったが、内部は実質的に分裂状態だった。
 深沢氏らは新会派結成後、会見で声明文を読み上げ、「議員の質問、発言は議員固有の権利であり、これを封殺することはできない。会派の総意を無視した強権的な会派運営には目に余るものがある」と自民党政和会側の対応を批判。深沢氏は「来夏の参院選を前に会派を割りたくなかったが、臼井氏が代表質問をするには分裂するしかなかった」と主張した。
 一方、自民党政和会の相馬代表は「本会議終了後、議員総会を開き、臼井氏の登壇を再度協議するつもりだった。会派の総意として、あらためて臼井氏の登壇が認められれば、議会運営委員会を開くつもりだった」と説明、「言論封殺」との自由民主党側の批判を否定した。
 新会派結成を受け、議会運営委員会が開かれ、臼井氏の代表質問を決定した。六日に自民党政和会の高尾堅一氏と自由民主党の臼井氏が登壇し、当初、六日に予定していたフォーラム政新の樋口雄一氏は七日に代表質問を行うことになった。
 自民系会派は二○○二年三月、県立博物館建設の是非をめぐるスタンスの違いから分裂。○三年四月の改選後も、県連が山本知事と横内氏の支持で分裂した同年の知事選のしこりなどもあって割れた状態が続いたが、○五年七月に当時四会派だったのが一本化した。
 同党県議団は過去の分裂劇を踏まえ、来夏に参院選を控えていることから、知事選対応では会派を割らないことを申し合わせていた。会派分裂による参院選への影響について、県連の相馬幹事長は「多少なりともあると言わざるを得ない。ただ、参院選があるのは知事選の半年後なので、十分立て直せる」との考えを示した。

1026片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:09:31
知事選、高橋氏擁立を断念 自民県連
県議に異論多く 讀賣岩手
 自民党県連は1日、来春の知事選で高橋雪文県議(36)の擁立を断念することを決めた。県連執行部が盛岡市に所属県議を集め、高橋氏の擁立方針について了承を求めたが、慎重意見が大半を占めた。高橋氏もこの決定を受け入れた。同党の知事選対応は白紙に戻るが、新たな候補者を探す方針だ。

 佐々木大和幹事長は会合後、記者団に対し「擁立断念の理由については答えられない。今後は白紙に戻して一からやる」と述べた。佐々木幹事長は、玉沢徳一郎県連会長にも電話で擁立断念を伝えた。一方、高橋氏は記者団の質問にも無言で会場を後にした。

 県連の会合は午後4時から始まり、所属県議12人が出席。佐々木幹事長は、党として知事選で候補者を擁立することの重要性を改めて強調したうえで、「若い力で戦いたい」などと高橋氏に白羽の矢を立てた理由を説明した。その後、高橋氏が退席し、残りの所属県議だけで約1時間にわたり意見交換した。

 出席者によると、会合では「将来のある人を“無駄死に”させたくない」などと人選の見直しを求める意見が続出する一方、「本人が出ると言っている以上はやらせるべきだ」と高橋氏を推す声も出た。執行部は最終的に高橋氏で意見集約を図るのは困難と判断し、擁立方針を撤回した。

 自民県連は当初、増田知事に4選出馬を要請していたが、知事が10月末に不出馬を決めたことから、急きょ独自候補の擁立を模索。前副知事ら3氏の中から高橋氏に絞り、11月中の正式決定を目指していた。

(2006年12月2日 読売新聞)

1027片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:10:25
県議会代表質問 自民知事に“宣戦布告” 入札、原発…慎重な答弁 讀賣福島

 県議会本会議が1日開かれ、自民党の代表質問が行われ、佐藤知事と最大会派の野党・自民党が県議会で初めて“対決”した。自民党は、県政の考え方や原発問題などで厳しい質問を浴びせたが、佐藤知事は慎重な答弁に終始した。

 自民党は遠藤忠一幹事長が質問に立った。遠藤幹事長は冒頭、所属議員だった飛田新一被告(49)が在宅起訴されたことについて、「県民の信頼を裏切る行為で深くおわびしたい」と陳謝。ただその後は知事に対し、「是々非々の立場で大いに議論したい」と“宣戦布告”し、質問を投げかけた。

 遠藤幹事長は、知事が選挙戦でテーマにした「さわやかな県政」を「あいまいな言葉」とし、県政の基本姿勢を具体的に尋ねた。さらに選挙戦終盤に建設業者などから推薦書が相次いだことにも触れ、「公共工事の発注者となる知事として建設業界との関係についてどう対応するのか」と質問した。

 佐藤知事は県政への基本姿勢について「県民の信頼を回復し、にぎわいとやすらぎのある豊かな福島県を実現する」などと所信表明と同様の答弁。建設業界との関係については「公正・公平であることは知事が備える最低限のモラル」としたうえで、「建設業界に限らず、様々な事業者の声に虚心坦懐(たんかい)に耳を傾けつつも、社会正義を旨に、クリーンな県政を貫く覚悟」と強調した。

 また「県政刷新」の最大のテーマである入札制度改革について、遠藤幹事長は改革方法などを質問。現在は外部有識者による検証委員会などで議論されていることもあり、佐藤知事は「一般競争入札の全面的導入を柱とする制度を構築する」と従来通りの見解を示した。

 一方、原発問題では、2002年の東京電力のトラブル隠しでプルサーマル計画が白紙撤回されたが、遠藤幹事長は、その後の東電の情報公開の徹底などで「信頼が徐々に回復している」と評価したうえで、プルサーマル計画への考えを尋ねた。ただ、佐藤知事はこの日も「県民の意見を聞いて慎重に対応する」との答弁にとどめ、踏み込んだ発言は控えた。

 遠藤幹事長は「もう少し佐藤雄平カラーを出して欲しかった」と物足りなさそうだったが、「個別政策の本格的な議論はこれから」と今後の議場の活性化に期待を寄せた。

(2006年12月2日 読売新聞)

1028片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:19:25
横内氏支持9人離脱 県議会自民党政和会代表質問巡り分裂「自由民主党」結成 讀賣山梨

 1月の知事選で横内正明・元衆院議員を支持する県議会の自民党系最大会派「自民党政和会」の所属県議9人が1日、新会派「自由民主党」を結成した。横内派は12月定例県議会で、臼井成夫県議の代表質問を認めるよう求めたが、山本知事を支援する相馬紀夫・議会運営委員長が質問者を決める議会運営委員会の開催に応じなかったことを、政和会離脱の理由としている。同党県議団の完全分裂で、同党関係者の間には来夏の参院選への影響を不安視する声が出ている。

 本会議後に開かれた各会派代表者会議で、秋山隆信議長が会派結成届が出されたことを報告した。新会派自由民主党の代表は深沢登志夫氏が務める。また、議運では、臼井氏が新会派の代表質問を行うことが決まった。

 深沢氏は会見で「議員の発言を封殺するような中にいたくない」などと述べ、臼井氏の代表質問に消極的だった相馬氏を「(政和会会長など)4役兼務で、異常な権力の独占」と批判した。

 相馬氏は記者団に対し、会派分裂について「予想外のこと」と述べるにとどまった。同日行われた会派の議員総会では「残されたみんなで一致団結してやっていきたい」などとあいさつした。政和会は所属県議が18人となった。

 自民系会派は02年、前回知事選で争点となった県立博物館建設の是非を巡って2会派に分裂。一時は、議長選を巡る主導権争いなどから4会派に細分化し、昨年7月に一本化したばかりだ。

 知事選を巡っての再度の分裂には「同一会派で、別の立場で質問を行うことはあってはならない。そういう意味ではスッキリした」(政和会の代表質問を行う高尾堅一氏)との声もある。

 一方、県選出の同党国会議員からは、来夏の参院選への影響を懸念する声が上がっている。

 小野次郎衆院議員は「参院選では山梨の議席を死守しなければならないのに、危惧(きぐ)していたことが現実になった」と語った。中島真人参院議員は「(参院選が)これで厳しくなった」とし、特に、横内氏の出馬が分裂の要因と指摘。一方、赤池誠章衆院議員は「十分な対応がないまま、(県議団が)多数決で山本知事推薦を決めたことが原因」と指摘した上で、「参院選は安倍政権にとり重要。知事選後に挙党態勢を築いて欲しい」と述べた。

 民主党県連の小沢鋭仁代表は「知事選で山本知事が勝つためには(政和会に)一枚岩でいて欲しかった」と述べたが、独自候補を擁立して臨む参院選にとっては好材料との見方を示した。

(2006年12月2日 読売新聞)

1029片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:20:34
浜松市長選北脇氏3選へ出馬表明 鈴木氏は来週、態度表明か 讀賣静岡

 来年4月8日投開票される浜松市長選について、北脇保之市長(54)は1日、市議会11月定例会で、「来期の市政運営への負託と信任を得られるなら、全力で応える」と述べ、3選を目指して出馬する意向を表明した。一方、対抗馬として、民主党の前衆院議員鈴木康友氏(49)に出馬を求める声も後援会や地元経済界で強まっている。鈴木氏は同日、読売新聞社の取材に「正式要請がないので何も言うことはない」と述べるにとどまった。出馬を真剣に検討しているとみる関係者もおり、来週中にも態度を明らかにするとみられる。

 北脇市長は、3選を目指す理由として、「(来年4月移行の)政令市として軌道に乗せるのが私の責務」などと述べた。このあと開かれた記者会見では、「(政令市の市長として)自分が適任」と自信を示した。市が進める行財政改革の内容が、鈴木修・スズキ会長ら地元経済界代表から批判を受けていることについて、「採算性ばかりで判断していいのか」などと反論し、広く市民に理解を求めていく考えを示した。無所属で出馬するとしている。

 北脇市長は、民主党衆院議員任期途中の1999年、地元経済界からの強い要請を受け、同市長選に出馬し、初当選。2003年に再選された。

 鈴木氏を巡っては、有力経済人らが出馬を促しているという。ただ、本人が態度を明確にしていないため、県第8区総支部長を務める民主党内や、後援会内で動揺が広がっている。

 鈴木氏は「地域単位で支持者の意向をよく聞きたい」と話しており、後援会幹部は、「市長選か衆院選か、後援会としての意向を来週中にまとめ、本人に伝える」としている。

 鈴木氏は、北脇氏の後継として2000年衆院選静岡県8区に民主党から立候補し、2期務め、昨年の衆院選で落選した。

(2006年12月2日 読売新聞)

1030片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:24:20
5選不出馬 柿本知事「15年、短かった」 讀賣奈良

 1日開会した県議会で、5選不出馬を表明した柿本善也知事(68)。この日、記者会見で、京奈和自動車道の一部開通など大型事業にめどを付けたことなどを決断理由に挙げた。自民党本部が4期目以降の知事は立候補しても推薦しない方針を打ち出す中、約1年間の任期を残しての“引退宣言”。県幹部にとって寝耳に水で県庁内に動揺が広がった。

 「15年にもわたって光栄な公職を務めさせて頂き、心から感謝します」

 午後1時30分、柿本知事は声を震わせながら、不出馬を表明した。

 議会終了後の記者会見には、吹っ切れた表情で出席。決断理由について、30年後の将来像などを示した「やまと21世紀ビジョン」の完成や、京奈和自動車道の一部開通を挙げ、「これだけではないが、一つの形ができた」と説明した。

 2010年の平城遷都1300年記念事業には、「顧問などの立場で記念事業協会にかかわりたい」と熱意を見せ、後任について「記念事業に意欲的で、能力の豊かな人物にバトンを託したい」と述べた。

 記者から「任期満了を待たずに辞任する考えはないのか」と問われると、柿本知事は「県政が進展するように情勢次第で、判断しないといけない」と述べるにとどまり、「人生の中では長いが、就任から15年は短く感じた」と笑顔も見せた。

 ある県職員は「予算編成の時期に突然の表明で、意外としか言えない」と驚き、散歩で県庁前にいた奈良市高御門町、無職山本常雄さん(71)は「長い間同じ知事では風通しが悪くなっていく。今回の不出馬は県民にとっていいことではないか」と賛同していた。

(2006年12月2日 読売新聞)

1031片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:29:25
西尾氏知事選出馬を断念 自民県連の協力得られず 溝口氏支援へ 讀賣島根

 来春の知事選に出馬する意欲を示していた出雲市長の西尾理弘氏(65)は1日、同市議会12月定例会で「断腸の思いで立候補を断念する」と表明した。西尾氏は10月末の意欲表明以降、各団体などに出馬支持を働きかけてきたが、自民党県連が財団法人国際金融情報センター理事長溝口善兵衛氏(60)を擁立するなど、支持を広げられなかった。西尾氏は溝口氏を支援するとしている。

 西尾氏は本会議冒頭のあいさつで「一番重要視していたのは自民党県連の推薦と県民の世論だったが、県連が溝口氏擁立を決め、市内各団体から市政に専念してほしいと言われた」と説明。「市外からも県政挑戦を求める声が多く届き、期待に応えなければとの気持ちもあった」とした。

 西尾氏は本会議終了後に記者会見。神妙な表情で臨んだ西尾氏は、1か月以上にわたり出馬意欲を表し続けたことについて、「県連が支援してくれる可能性があると考えた。世論の後押しがあればとも思ったが、大きくはならなかった。選挙は勝たなくては意味がない」と無念そうに語った。

 また、「市民に心配をかけ申し訳なかった。期待してくれた市外の方を裏切る形になりおわびしたい」と、混乱を招いたことを陳謝。「市議会からも失望の声があるだろうが、協力関係は弱まっていない。これからの姿を見せて理解してもらいたい」と強調した。

 溝口氏に対しては「目標の立て方などは異なるが、方向性はそう違わない」とし、支援を表明した。

 西尾氏は10月末に出馬意欲を表明。自民党県連に知事選出馬への支援を求めたが、県連幹部らは不支持の意向を明らかにし、溝口氏を擁立。出雲市議会の自民党会派「自民協議会」(23人)も30日、西尾氏を支援しない方針を決定し、地元商工会なども西尾氏に出馬しないよう求めたため、同氏は自らタイムリミットとした1日朝、後援会に断念を伝えたという。

 同市議会はこの日、全員協議会を開き、西尾氏に今回の経緯の総括を求めることが了承された。寺田昌弘議長は「市長就任後わずか1年半で知事選へ動こうとしたことは反省してもらわねば。これまでの政策の是非も合わせ総括すべき」と厳しい口調で話した。

(2006年12月2日 読売新聞)

1032片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 13:40:28
沖縄北部振興策、一転継続へ…首相が次期知事らに示唆 讀賣沖縄
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news003.htm

 政府は29日、県に対する「北部振興策」を2007年度以降も継続する方針を固めた。5月の在日米軍再編に関する閣議決定に伴い、いったんは廃止の方向となっていたが、先の知事選で、米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)の移設協議に前向きな仲井真弘多氏が当選したことを受け、方針を転換したものだ。

 安倍首相は同日夕、12月10日に知事に就任する仲井真氏、稲嶺恵一知事と会談、「沖縄振興のために今後とも力を尽くす。米軍再編は知事とよく連携し、相談したい」と述べ、北部振興策を継続する意向を示唆した。

 仲井真氏は、塩崎官房長官、久間防衛長官、麻生外相とも会談した。久間長官との会談では、普天間飛行場の3年以内の閉鎖を求める考えを示した。ただ、一連の会談では、同飛行場をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に移設する政府案を受け入れるかどうかは明言しなかった。

 北部振興策は、県北部の名護市を含む12市町村が対象。2000年度から10年間で計1000億円規模に上る予定で、06年度まで毎年100億円程度が実施されてきた。

 しかし今年5月、普天間飛行場の移設を柱とする在日米軍再編の基本方針を閣議決定した際、県がこの移設案に協力的でなかったことなどから、廃止することになった。県側は反発し、07〜09年度分を継続して実施するよう求めていた。

(2006年12月1日 読売新聞)

1033片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 14:17:26
たのもしいね、冬柴さん。

選挙:札幌市長選 清治氏の立候補表明、冬柴国交相が歓迎の意 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061202ddlk01010080000c.html

 前公明党幹事長の冬柴鉄三国土交通相は1日の閣議後会見で、来春の札幌市長選に立候補を表明した国交省前技監の清治(せいじ)真人氏(58)について、「道州制特区が話題になっている時に、国交省の大幹部だった人が決断された」と述べ、歓迎の意を表明した。

 同市長選では公明党が、自民党側の清治氏と民主党側の上田文雄市長のどちらを支持するかが焦点の一つ。冬柴氏の発言は公明党を代表してはいないが、公明党の決定に影響を与えるとみられる。

 冬柴氏は自民側が分裂して敗北した前回の同市長選を挙げ、「そういうことにならないように財界と自民が一致して推す体制を早く固めるべきだ」とも述べた。公明党道本部などは「候補者が出そろっておらず、政策も分からないので判断できない」との理由で、同市長選の対応を決めていない。自民側は自公連立の構図を札幌でも期待するが、同市議会の公明会派は上田市長寄りとも言われる。【去石信一】

毎日新聞 2006年12月2日

1034片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 14:20:32
県議会:野党自民、論戦不発 新知事に再質問なし、「最初だから」 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061202ddlk07010311000c.html

 11月定例県議会の代表質問が1日行われ、49年ぶりに県政野党に転じた自民党県連の遠藤忠一幹事長が佐藤雄平知事に県政運営の基本姿勢や原子力政策などをただした。これまで「健全野党として是々非々で臨む」としていた遠藤幹事長だったが、再質問はなしで、“初対決”は白熱した論戦には至らなかった。

 県政運営の基本姿勢について、佐藤知事は「失った信頼を一日も早く回復し、他県に誇れる福島県を築きたい」と答弁。プルサーマル計画への対応は「県議会、関係自治体をはじめ広く意見を聞き慎重に対応したい」と述べるにとどまった。

 佐藤知事は参院議員時代に水谷建設や佐藤工業から政治献金を受けていたことが判明しているが、建設業界との今後の関係をただされ「高い倫理観、道徳心のもと、緊張感を持って対応する」と一般論でかわした。

 これまでの会見や県議会開会日の所信表明から踏み込んだ内容はなく、具体性に乏しい答弁に終始したが、遠藤幹事長が再質問することはなかった。

 遠藤幹事長は「質問に対し答弁がかみ合っていなかった」と批判しながら、「最初の議会だし、とりあえずドアを開けた段階」と説明した。県民連合の瓜生信一郎会長は「まだ前執行部の引き継ぎ段階で、知事に独自色を求めるのは酷。すべては新年度予算から」と話した。【菊谷隆、坂本昌信】

 ◇“約束通り”に自ら回答75%−−知事

 佐藤雄平知事は1日の代表質問で、議会運営委員会の申し入れに回答した通り、前知事時代に比べ大幅に回答する項目を増やした。遠藤忠一自民党県連幹事長の知事部局への質問16項目のうち12項目に自ら回答した。

 前知事は6月定例会の代表質問で、鴫原吉之助県議(自民)の質問16項目に対し4項目、安瀬全孝県議(県民連合)の20項目に対し、3項目にしか答えていない。

 県議会事務局によると、88年10月定例会の前知事に対する初めての代表質問では、自民党県議の質問23項目に対し、15項目。また、76年9月定例会の松平勇雄元知事への代表質問では、自民党県議の質問項目すべてに答えている。

 ただ、前知事は2期目途中から答弁の大半を部局長任せにした。また、松平元知事も任期を重ねるごとに自らの答弁は少なくなっていった。ある県職員は「前知事は、引退直前の松平元知事をモデルにした」と指摘する。

 今回代表質問をした遠藤幹事長は「答弁内容はともかく、多くの質問項目に答えたのは一定の評価ができる」としている。【坂本昌信】

毎日新聞 2006年12月2日

1035片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 14:27:33
’07山梨選挙:知事選 「自民」再分裂 横内氏支持9人、新会派結成 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061202ddlk19010509000c.html

 ◇代表質問権巡り再分裂−−「山本氏」一本化、不可能に

 県議会最大会派「自民党政和会」は1日、会派代表質問を巡り紛糾、所属する27人のうち知事選に立候補を表明している横内正明・元衆院議員(64)を支持する9人が離脱し新会派「自由民主党」を結成した。昨夏の衆院選で一本化した自民党系会派は再び分裂し、10月の同党県議団総会で決めた山本栄彦知事(71)支持の一本化は不可能となった。来夏の参院選にも影響しそうだ。【鷲頭彰子】

 11月24日に行われた政和会の総会では横内氏派の臼井成夫県議が6日の代表質問での登壇を要求。既に代表質問をすることが決まっていた山本氏派の県議に加え、同一会派から2人が質問に立つことで了承された。しかし、山本氏派の相馬紀夫県議が「自分は話を聞いておらず、決定はしていない」と反発。山本氏派の他の県議も「山本県政を批判するための質問は認められない」と反対に回った上、議会運営委員長でもある相馬氏は「議運で既に日程も決まっている上、会派もまとまっていない状況では議事に諮れない」として、議会の日程を決める議運を開かなかった。

 臼井氏らは秋山隆信・県議会議長に議運の開催を求めたほか、1日にも相馬氏に対し本会議前に総会で話し合うよう要求したが、相馬氏は本会議まで時間がないとして拒否。深沢登志夫氏や臼井氏ら9人は「議員発言を封殺する会派にはいられない」と離脱した。

 午後5時に開催された議運では新会派結成と臼井氏が新会派の副代表として代表質問に立つことが了承された。

 知事選を巡り政和会に所属する県議の支持が山本、横内両氏に分かれ事実上分裂していたが、いずれの県議も「参院選のためにも会派は分裂させない」と話していた。

 政和会に残った県議から「参院選を前に横内派が(事実上)県連を分裂させた」と批判する声も出ているが、横内氏は毎日新聞の取材に対し、「分裂したのは残念だが、質問する権利について議論が食い違ったため、やむを得ない。県連が分裂したわけではない」と参院選には影響しないとの認識を示した。

 しかし、04年の参院選は、山本、横内両氏への支持で県連内が分裂した前回知事選(03年)のしこりで一本化出来ず、公認候補を擁立できなかった経緯もあったことから、今回の会派分裂も再び来夏の参院選に影響する可能性がある。

 新会派は、深沢、臼井氏のほかに渡辺亘人▽清水武則▽高野剛▽内田健▽今沢忠文▽浅川力三▽保延実−−の計9県議。これに対し、政和会は相馬氏が代表で18人。

毎日新聞 2006年12月2日

1036片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 14:30:58
鈴木修って楽しいだろうなあ。
これでまた、国政も民主党から誰か出させて接戦させたりするんだろうかなあ。

’07統一選:浜松市長選 北脇市長が出馬表明 地元財界、鈴木氏擁立の動き /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061202ddlk22010132000c.html

 ◇鈴木康氏擁立の動き

 浜松市の北脇保之市長は1日の市議会で、任期満了に伴う来年4月の市長選へ立候補する意向を表明した。北脇市長の姿勢を批判する地元経済人の中には、対抗馬として鈴木康友・前衆院議員を擁立する動きがあり、週明けにも正式に出馬が要請される見通し。投票日まで5カ月を切り、政令市としては初めてとなる市長選の構図が急速に固まる可能性も出てきた。【望月和美】

 北脇氏は、吉村哲志議員(新世紀浜松)の代表質問に「合併した旧市町村への約束を実行し、政令市として軌道に乗せるのが私の責務。これまでの実績と経験を最大限に生かし、政令市・浜松の基礎を築いていきたい」と答え、出馬の意思を明らかにした。

 本会議後、記者会見した北脇氏は、企業の市外流出や産業構造の転換に対応し、産業創造センターを設置して新産業の育成を図るなどと訴えた。詳細なマニフェストは今後、発表するという。

 北脇氏は旧自治省の大臣官房参事官などを務めた後、96年に衆院選静岡8区に当時の新進党から出馬し初当選。99年、鈴木修スズキ会長らに担がれ、任期途中でくら替えして市長に就任した。現在2期目。これまで通り無所属で出馬する予定という。

 一方、鈴木会長は北脇市政で市行財政改革推進審議会の会長も務めてきたが、最近は「(市長に審議会の)答申を市政に反映する気がない」として対立。中山正邦・浜松商工会議所会頭や伊藤修二ヤマハ社長らと共に鈴木康友氏擁立で一致したとの情報もある。週明けにも正式に出馬を要請する可能性がある。

 鈴木康友氏はこれまでの毎日新聞の取材に「要請は聞いていないし、現在は国政しか考えていない」と答えてきたが、正式要請を受けた後、最終決断をするとみられる。

 こうした擁立の動きに対し、北脇氏は会見で「ご本人がはっきり表明するまで、何も言えない」と話した。鈴木康友氏が市長選への立候補を表明した場合、前回選挙まで支援者だった人たちから支援が受けられなくなる点については「合併で広くなった旧11市町村にも支持者はいる。既存の後援会組織を改めて組織していきたい」とした。

毎日新聞 2006年12月2日

1037片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 14:33:21
選挙:知事選 西尾・出雲市長が出馬断念 「勝てなきゃ意味ない」 /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20061202ddlk32010324000c.html

 ◇自民支持得られず 

 来春の知事選に意欲を示していた出雲市の西尾理弘市長(65)は1日、この日開会の市議会で出馬断念を明らかにした。自民党県連や支援者から支持を得られなかったのが理由で、「断腸の思いだが、新市の発展を通じての県の発展に力を尽くす」などと述べた。知事選には既に自民党県連が擁立した前財務官の溝口善兵衛氏(60)が立候補を表明。西尾市長の動向が注目されていた。【細川貴代】

 西尾市長は、最重要視していた自民党県連の支持が得られず、地元商工関係者や後援会などからも市長職継続の強い要望があったなどとし、「市外からは『頑張れ』との声もあったが、断腸の思いで市長の職務を全うすることにした」と立候補断念の理由を述べた。

 また、報道陣には「(知事選は)勝てなきゃ意味がない」「(市民などに)ご心配かけたが、とにかく行動で示したい」などと話した。今後は溝口氏を支援するとしている。

 出馬について10月下旬から関係者へ意欲をアピールしていた西尾市長だっただけに、今回の決断には市議会や市関係者からは賛否の声が出た。議会後の市議会全員協議会では市長へ議員の質問もなく、白けたムードが漂った。市幹部は「まあ、職員もホッとしているのでは」と苦笑い。ある議員は「全くあきれた。重大な決断をしたのに『やめました』ではすまない。市職員の士気にもかかわることであり、混乱を招いた責任を取るべきだ」と強い口調で話した。

 寺田昌弘・市議会議長は「昨年4月の選挙で新市の4年間を託されたのに出馬するのは、いかがなものかと思っていた。混乱があったが、収まりどころとしては良かった。しかし(出馬するしないといった)事態の整理が必要だ」などと話し、今回の件について市議会各会派で意見を取りまとめ、年明けにも市長に提出するとした。

 ◇「本人が決めた」自民/「情けない」民主

 西尾市長の出馬断念を受け、自民党県連の浅野俊雄幹事長は「西尾さんは新出雲市の合併の責任者。首長として職責を全うするのが望ましい」と話す一方、判断については「本人が決めたこと。選挙だから誰が出馬してもいいが、党として出ろ、下りろとは言っていない」と述べた。

 民主党県連の内田敬代表は「自民党からよほど大きな圧力がかかったのだろう。西尾さん本人も情けないが、県民にとって現時点での選択肢がなくなったのは大きな問題だ」と述べ、年内にも候補者を擁立する考えを示した。【酒造唯】

毎日新聞 2006年12月2日

1038片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 14:35:08
動く:07年知事選/上 県議選にらみ /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061202ddlk44010273000c.html

 「熟慮した結果、次期知事選出馬を決意しました」。広瀬勝貞知事が1日開会の12月定例県議会で表明した再選出馬。自民党県連幹部は安どの表情を浮かべた。党県連幹部と県幹部が出馬表明の日程や表明の文言を水面下で調整、その答えが示された瞬間だった。自民県連は直ちに推薦を決定。県議選への効果も期待する議員らの思惑もはらみつつ、知事選が慌ただしく始動した。【藤原弘】

 ◇「野党に先越されるな」−−出馬表明後、自民バタバタの推薦

 自民党県連幹部と県三役の1人が先月から、知事の出馬表明を巡り調整を続けていた。9月定例議会で自民議員が次期知事選出馬について一般質問したが、広瀬知事は明言を避けた。「県民党」を掲げる知事にしてみれば、自民議員の質問で表明するのは得策ではない。自民側は、12月議会冒頭での表明を軸に話を進めたが、表明の文言にこだわった。

 「表明の中に『9月議会で議員から質問のあった次期出馬について、熟慮した結果』と入れられないか」。自民は、表明に特別な文言を入れ込むことで、他党への優位を示す作戦に出た。

 しかし、関係者によると、県側はこの提案を拒否。さらに、広瀬知事が政党・団体に推薦申請をしないとの情報が伝わる。党県連には「表明でこっちの求めたことを言わない、推薦申請もしないと言うのでは、表明を聞かないことには推薦を決められない」(幹部の1人)との声も漏れた。知事サイド主導とも見える流れに、動揺と焦りは隠せなかった。

 知事サイドは最後まで最終的な文言を明かさず、自民側が半信半疑のまま迎えた12月定例議会開会。「第3回(9月)定例議会での一般質問をはじめ、多くの方々から心配、激励をいただいた……」と広瀬知事が出馬表明を切り出した。ある自民県議は「自民党への配慮が読み取れた」と、胸をなで下ろした。

 自民党県連は閉会後、党所属県議による常任総務会を開き、広瀬知事を推薦する方針を決定。県連幹部がさっそく、墨が生乾きの推薦状を持って知事応接室へと急ぎ、広瀬知事に手渡した。県連は党本部に知事推薦決定を報告する。

 バタバタの推薦劇だが、それもそのはず、推薦の方向が固まったのはわずか2日前だった。先月29日午後4時過ぎ、県連会長の衛藤征士郎・衆院議員(大分2区)の東京事務所。県連幹部数人が集まり、広瀬知事の推薦申請がない場合の党としての対応を協議。前回選も推薦した流れから、今回も推薦する方針で意見が一致した。

 そこには、知事人気に乗り遅れまいとする胸算用が見え隠れする。ある幹部が明かした。「もし、社民や民主に先に推薦されたら、こっちが窮地に陥る。広瀬知事は県民の好感度が高く、順風が吹いている。推薦せずにわざわざ逆風にして県議選を戦う必要はないだろう」

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 ◇「一党一派に偏しない」−−知事会見要旨

 広瀬知事の会見でのやり取りは以下の通り。

 −−出馬理由は

 「地方の時代に、自主自立できる県をつくらないといけない。その課題に向け、私にやれという声を多くいただいた」

 −−県政の課題は

 「住民生活では、子育て支援や障害者の自立支援が課題に直面している。行財政改革も道筋はついてきたが、油断せずにやらないといけない」

 −−政党への推薦依頼は

 「一党一派に偏しないのが基本的立場。選挙だから、いろんな方に支持してもらうのは大事で、その意味での支持、協力はありがたい。議会後に各党へあいさつしたが、改めてお願いすることはない」

 −−マニフェストなどを公表するか

 「県政の道筋は、長期総合計画で作っているつもり。改めてマニフェストが必要かは考えているが、政策は県民に十分理解してもらっているのではないか」

毎日新聞 2006年12月2日

1039片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/02(土) 20:20:58
愛知知事選:社民党県連 石田前犬山市長を推薦へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061202k0000e010073000c.html

 来年2月の愛知県知事選で、社民党県連(代表、冨田勝三・名古屋市議)は2日、常任幹事会を開き、民主党推薦で立候補する石田芳弘・前犬山市長(61)を推薦する方針を決めた。民主党県連は国民新党にも共闘を呼び掛けており、国政の野党が連携して、自民、公明両党推薦で再選を目指す神田真秋知事(55)に対抗する構えだ。

 石田氏に出した4項目の質問に対し、護憲や教育基本法改正反対などの回答があり、「大筋で政策を了承できる」と判断した。社民党県連はこれまで県内で民主との共闘経験がほとんどないが、所属の県議がいない状況で、「県政にかかわる好機」と判断。社民は昨年9月の衆院選の比例区で約14万票を得ており、民主党県連が「この票は惜しい」と、今年11月に石田氏の公約素案を示し、共闘を呼び掛けていた。

 一方、共産党県委員会などで構成する「革新県政の会」も石田氏支援の可能性を探ったが、民主党県連や連合愛知の反発に遭い、支援を断念、元愛労連議長の阿部精六氏(66)を擁立する方針だ。【清藤天】

毎日新聞 2006年12月2日 14時17分

1040片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/03(日) 12:16:41
選挙:知事選 高橋氏、辞退理由をメルマガで説明 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20061203ddlk03010126000c.html

 来春の知事選候補者として名前が挙がっていた自民党の高橋雪文県議(36)は2日付のメールマガジンで、知事選出馬に絡む自民県連とのやり取りなどを説明した。

 メールマガジンは、高橋氏が不定期で配信している「高橋雪文の『未来(あす)への扉』第50号知事選候補!?」。県連からの知事選出馬の誘いに対して、選挙資金に最低5000万円が必要であること、「人海戦術が大きくモノをいう」選挙で、県連がどのような支援体制が取れるか示すよう求めた経緯を説明。協議の結果、「大局的に判断して」辞退したと説明している。

 高橋県議は「来年4月の(県議)2期目を目指す」としている。【念佛明奈】

毎日新聞 2006年12月3日

1041片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/03(日) 12:31:14
「反民主」結集なるか 自民党県連 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d03/NippoNews_3.html

 来年春の知事選候補擁立をめぐり、自民党県連(会長・玉沢徳一郎衆院議員)が正念場を迎えている。同県連は、候補の「柱」と位置づけていた県議高橋雪文氏(36)=盛岡選挙区=の擁立を断念、対応は白紙に戻った。候補者を擁立できず「不戦敗」となれば、同時期に行われる県議選や来年夏の参院選に深刻な影響を及ぼすのは必至。知事選まで約4カ月に迫る中、友党の公明党や支持団体などと結束し「反民主」包囲網を築けるか対応が注目される。

 高橋氏擁立断念から一夜明けた2日。自民党県連の玉沢会長は東京から岩手に戻った。岩手日報社の取材に対し「きのう(高橋氏の擁立断念を)決めた。今は話すことはない」と険しい表情で語った。

 同県連の知事選候補選びが難航していることについて県内のある首長は「国とのパイプを考えれば、自民党から何としても候補者を擁立してほしい」と心配する。同党の支持者は「時間はまだある。焦らず、じっくり選考に当たってほしい」と求める。

 こうした声があることについて、同党の鈴木俊一衆院議員(岩手2区)は「玉沢会長を中心に一生懸命努力しており、何とか県民の期待に応えていきたい」としている。

 県連内には、候補選びが迷走したことに関し執行部の責任を問う声もあるが、「この時期に退陣したら、来年の選挙は壊滅状態になる」(同党県議)との危機感が大勢で、現執行部が続投する方向だ。

 自民党県連の知事選候補擁立が振り出しに戻ったことについて、友党の公明党支持者は「残念だ。何とかわれわれがなるほどと思えるような候補を立ててほしい」と話す。

 知事選候補擁立の可否は、来年の県議選、参院選のみならず、次期衆院選にも影響を与えかねないだけに、「反民主」で総力を結集できるか力量が試される。

 同党県連の佐々木大和幹事長は「産業団体など支援者の意見を広く聞きながら、腰を据えて候補者を擁立したい」としている。

1042片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/03(日) 19:02:37
動く:07年知事選/下 県民党 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061203ddlk44010214000c.html

 ◇「対決」回避の生命線−−共産は擁立模索/民主、慎重姿勢示す

 広瀬勝貞知事が出馬表明した1日、早々と推薦を決めた自民党県連。しかし、そこには他党への意外な配慮が垣間見える。

 県議会最大会派「自民党」(29人)が知事に出馬要請した11月20日。同党県連幹部が、民主、社民の幹部に相次いで電話を入れた。「テレビで(出馬要請が報道され)自民党が映ると思うが、会派としてやっているのでご理解を」。党としてでなく、あくまで会派としての行動であることを強調した。他党の機先を制する「推薦」だが、出馬要請からの流れを見ると、一党一派に偏らない「県民党」を標ぼうする広瀬知事を、他党が支援しにくくしてはならないとの複雑な思惑がのぞく。他党を刺激して有力対抗馬が出れば激戦も予想される。「知事に激しい選挙をさせたくないからね」。ある自民関係者は一見矛盾した行動のわけを明かす。

 一方、小沢一郎代表が自民への「相乗り禁止」を打ち出した民主党。前回、無所属で挑み、広瀬知事に2万6570票差まで迫った同党県連代表の吉良州司・衆院議員は「失政がなくとも無理やり候補を立てろということではない」と明快に語る。広瀬県政について「緩やかな『改良』はあっても、県の体質を根本的に変える『改革』はなかった」と限界を示唆しつつ「平松県政の負の遺産を削減し、常識的なものにしたイメージはある」と一定の評価をする。

 ただ「推薦の見返りに広瀬氏が何かを約束をすれば、『一党一派に属さない』『県民党』の主張に反することになり、事情は変わる。これは自民だけでなく、労働組合などでも同じことだ」とクギを刺した。来月下旬にも予定される幹事会で、他の統一地方選や参院選も含めて対応が話し合われる。

 吉良氏の知事選出馬については「国会議員では思いきったことをしにくい。大分を変えるには、吉良さんに出てほしい」(58歳男性支援者)との待望論も根強いが、「私が主張した『地域経営』より『中央とのパイプ』を県民が選んだのは、地域経営の前提となる『地方分権』が未成熟だからなんだと思う。その仕組みを整備する今の仕事に使命感を感じている」と出馬には慎重だ。

 そんな中、前回公認候補を擁立した共産党は「県民の福祉と暮らしを守るため、現県政に対決せざるを得ない」(林田澄孝・党県委員長)と、候補擁立を模索している。

 前回、広瀬知事を推薦した公明党は推薦に前向きだが、自主投票だった社民党は「広瀬県政への県民の好感度はプラスだが、個々に見れば良い点と悪い点がある」(内田淳一・社民党県連合代表代行)と慎重な口ぶりだ。

 対決構図が固まらないまま、各党の思惑を乗せて知事選が動き出した。【藤原弘、梅山崇】

毎日新聞 2006年12月3日

1043片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/04(月) 09:50:33
荒井氏に民主道3区総支部が知事選出馬要請 讀賣北海道
 民主党北海道第3区総支部(札幌市豊平、白石、清田区)は3日、代表の荒井聰衆院議員(比例道ブロック)が知事選出馬を要請されたのを受け、札幌市内で拡大幹事会を開いた。総支部として荒井氏に出馬決断を要請し、判断を一任した。

 荒井氏、総支部の常任幹事ら約40人が出席。荒井氏が、党北海道から正式に知事選への出馬要請を受けたことを報告し、対応について意見交換した。

 協議は非公開で行われた。総支部幹事長の佐野法充道議が終了後、「道の現状を踏まえ、出席者の意見はすべてが『出馬すべし』だった」と説明。総支部副代表の大内良一道議も「地元の声をしっかり受け止めてもらえたと思う」と手応えを口にした。

 荒井氏本人は報道陣に対し、「早く決断してほしいとの声もあったが、判断は一任してもらった。時間をもらったのでしっかり考える」と述べるにとどめた。

 荒井氏の擁立をめぐっては4日、道議会民主党・道民連合の所属議員が、議員総会に荒井氏を招き、あらためて出馬を要請する。

(2006年12月4日 読売新聞)

1044片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/04(月) 10:09:07
知事選告示まで1カ月、4氏立候補へ
各陣営の前哨戦活発、政策浸透へ準備加速 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/12/04/2.html

 山梨県知事選は来年一月四日の告示まで一カ月となり、立候補表明している現職の山本栄彦(71)、共産党県議の石原秀文(63)、美術館主宰の金子望(61)、元衆院議員の横内正明(64)の四氏が活発な前哨戦を繰り広げている。前回知事選でも対決した山本、横内両氏を軸にした展開で、山本氏は中部横断自動車道の早期完成に道筋を付けたことなど一期四年の実績を強調。これに対し、横内氏は「国との交渉力」をアピールし、中部横断道建設に伴う県負担額軽減などを掲げている。石原氏は福祉に重点を置く県政の実現を、金子氏は新学習拠点計画反対など「箱モノ行政」ストップをそれぞれ主張。短期決戦の中、各氏がどれだけ政策を浸透させられるかが焦点となっている。
 山本陣営は国会議員や市町村長、県議、市町村議会議長らでつくる総合選対本部を設置。市町村長らを中心に全県下で支援態勢構築を進めていて、横内氏の地盤の山梨3区でも積極的に横内氏支持層の取り崩しを図っている。
 自民党は山本、横内両氏の支持で対応が割れているが、民主党は党本部に推薦を上申、公明党は県本部が支持を決め、連合山梨も推薦していることから、組織力を生かした活動を展開。自民、民主、公明各党県議が支援者に推薦文を送付しているほか、国会議員秘書も選対に入って浸透を図っている。
 山本氏は中部横断道の新直轄方式による整備や北杜市明野町への廃棄物最終処分場着工など、課題解決に道筋をつけたことを強調。十五日以降にマニフェスト(公約集)を発表する予定で、二十三日に甲府市内で総決起集会を開く。
 横内陣営の選対本部は従来の後援会に加え、前回知事選に立候補し集票を争った井上幸彦元警視総監の当時の選対幹部らが参加。県内各地で井上氏選対の支部役員との連携を目指している。
 地盤の山梨3区を中心に選対支部事務所を県内十七カ所に設置。各地で総決起集会を開いており、自民党3区県議や元市町村長、市町村議らを中心に支援態勢を広げている。山本氏の地盤でもある大票田の甲府市の得票が鍵を握るとみて、前回知事選ではブロック単位だった支部を自治会単位ごとに設置した。
 横内氏は「こんな県政、ほっとけない」をキャッチフレーズに山本県政の批判を展開。中部横断道の十年以内の完成と県負担額の軽減、新学習拠点整備事業を白紙撤回して検討し直すことなど百二十七項目の政策を発表しており、十七日に甲府市内で総決起集会を開く。
 石原陣営は「県民の暮らしや福祉中心の県政を目指す」とし、県として小児医療費助成の対象を小学六年生まで拡大することなど三十四項目の公約を発表。十三日には党本部の志位和夫委員長を招き、昭和町内で演説会を開く。四氏の中で立候補表明が最も遅かったことから、支援団体の「明るい民主県政をつくる会」とともに支持拡大を急いでいる。
 金子陣営は推薦団体の「リセット山梨・県民の会」を中心に活動を展開。JR駅頭でのビラ配布や各地で開く座談会で、知名度アップに努めている。建設中止を公約に掲げた明野廃棄物最終処分場や新山梨環状道路の反対派住民とも連携し、山本県政に批判的な層の取り込みを図る。十二月中にマニフェストを発表し、十日に甲府市内で講演会を開く。

1045片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 08:54:02
知事選擁立 慎重に
自民県連新たに方針 不戦敗は否定 讀賣岩手

 自民党県連は4日、盛岡市で議員総会を開き、来春の知事選で擁立を断念した高橋雪文県議に代わり、新たな候補者の人選に入る方針を決めた。ただ、具体的な擁立の見通しは立っておらず、長期化は避けられない情勢だ。

 議員総会には県連会長の玉沢徳一郎衆院議員と佐々木大和幹事長ら所属県議約10人が出席。高橋氏の擁立断念を受けて今後の対応を協議し、改めて県連執行部が候補者を探すことで一致した。擁立の期限については、めどを設けない。

 玉沢会長は議員総会後、「11月中に(擁立する)ということに縛られて、結果を急ぐ形になったことを反省している」と執行部の責任を認めたうえで、「恥を忍んでも前進することが最大の責任の取り方だ。不戦敗はしない」と述べた。候補者の公募を実施する可能性については、「時間的に(難しく)、ない」と否定した。

■見通し立たず■

 新たな候補者には、高橋氏に一本化する過程でも名前が挙がった前副知事らが取りざたされている。

 しかし、今回の擁立失敗は、執行部が、知事選と併せて行われる県議選の厳しい情勢などを踏まえ、全面的な支援を確約できなかったことが最大の原因とみられる。高橋氏は2日付のメールマガジンで「選挙を戦うための資金の確保と支援体制の構築を(出馬の)条件としたが、大局的に判断して辞退することにした」と理由を明かした。

 1日の所属県議による会合では、「戦略があるなら別だが、人口の多い県南地方で県議の数も民主党に圧倒的に負けているのに、勝てるはずがない。ただ相手候補より若いだけではダメだ」と執行部の甘さを指摘する意見も出た。新たな候補者の擁立にあたっては、こうした課題が執行部に再び突きつけられることになりそうだ。

 県連幹部は3日、「やはり難しくなってくる。今回のようにならないように(慎重に)やりたい」と述べ、擁立が年明け以降にずれ込む可能性を示唆した。

■達増陣営は着々■

 一方、民主党は達増拓也衆院議員が3日、知事選に向けた後援会連合会を設立した。地元の衆院岩手1区内にある26支部に加え、他の県内56地区のうち52地区で支部を設けた。同日の県連政治資金パーティーには約1100人を集め、県議選の公認候補予定者25人を壇上にずらりと並べるなど、着々と進む準備状況を見せつけた。

(2006年12月5日 読売新聞)

1046片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:02:53
知事選 太田市長、出馬に含み
市議要請に「時間欲しい」 讀賣群馬

 太田市の清水聖義市長は4日、大泉町内で開かれた会合で、複数の市議から来夏の知事選への出馬を要請され、「(出馬の)意欲はあったが、今すぐどうこう考えるのはどうか。時間が欲しい」と述べた。会合後は、記者団に「ありがたく受け止める」と述べた。

 会合は「清水市長を囲む会」と銘打ち、太田、館林市など衆院3区の2市5町の市議や町議約60人が出席。清水市長が今後の地方自治のあり方などについて講演した後、複数の市議が相次いで「知事選に出る決断を」と出馬を要請した。清水市長は2003年の前回知事選にも出馬を検討したが、最終的に見送っている。

(2006年12月5日 読売新聞)

1047片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:09:00
復党決定堀内、保坂氏
近く態度表明へ  期待の山本、横内陣営 讀賣山梨

 知事選告示まで1か月となった4日、「郵政造反組」として自民党を離党、11月27日に復党願を提出していた堀内光雄(山梨2区)、保坂武(同3区)両衆院議員の復党が党紀委員会で正式に認められ、県選出の同党国会議員は6人となった。両氏は近く知事選への態度表明に踏み切るものと見られ、山本知事、横内正明・元衆院議員の両陣営からは支援を期待する声が上がっているが、前回同様の協力関係が築けるかどうかは微妙な状況とする見方も浮上している。

 復党した両氏のうち、堀内氏は前回知事選で横内正明・元衆院議員の知事選出馬に反対し、甲府市長だった山本知事を擁立。山本県政発足の立役者の一人とされている。一方、県議だった保坂氏は知事選で横内氏を支持。その後は後継者として、横内氏の辞職で空いた3区の議席を守っている。

 “復党組”は知事選に関して「復党問題が片付いてから」と明言を避けてきた。来年1月の知事選で山本、横内両氏を支持する自民党県議らは、復党組の前回同様の支援に期待する。山下実・県連会長は「堀内氏は2週間ほど前、『自分は先頭切って山本氏をやるよ』と言ってくれた」と打ち明け、「堀内氏が動けば2区の系列議員たちはみんな動く」と影響力の健在ぶりをアピールする。

 一方、横内氏を支持する深沢登志夫県議は「保坂氏は横内氏と支持基盤が重なっている。横内氏をやらざるを得ない」と断言。保坂氏の協力で、甲斐市など人口の多い地域の支持が得られるとみている。

 堀内、保坂両氏の動向を巡っては逆の見方もある。横内氏陣営は「前回と違って、今回は2区内で横内氏の支援組織が続々と設立されている。堀内氏もすんなり山本知事支援に動けないのでは」と強気の姿勢を見せる。

 また、保坂氏の後援会幹部は「横内氏支持で意見統一はされていない」と、後援会内に山本知事の支持者がいることも認めており、保坂氏が横内氏支持を表明した場合でも、前回と同じ協力関係が築けるかは微妙な状況といえる。

 知事選には山本、横内両氏のほか、共産党県議の石原秀文氏、美術館主宰の金子望氏が立候補を表明している。

(2006年12月5日 読売新聞)

1048片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:09:34
赤池氏、横内氏支持を表明 讀賣山梨

 自民党の赤池誠章・衆院議員は4日、知事選で横内正明・元衆院議員を支持することを表明した。

 昭和町で開かれた集会で、赤池氏は「(当選してから)1年数か月の間、山梨の発展をいつも考えていたが、県が国会議員に持ってくるのは既にできあがった内容ばかりで、自分たちが国政で培ったアイデアを話す相手がいなかった」と振り返り、「新しい県政が今、求められている。来年の知事選は、横内氏に国政と県政のパイプとして働いてもらう、改革の時ではないかと確信している」と述べた。

 県選出国会議員9人のうち、自民党の中島真人・参院議員と民主党の輿石東・参院議員、小沢鋭仁、後藤斎両衆院議員は山本知事支持を明確にし、選対本部の最高顧問に就任している。赤池氏とともに昨年の衆院選で当選した長崎幸太郎、小野次郎の両衆院議員は「政策を見て判断する」と態度を明確にしていないが、小野氏の後援会は横内氏支持を決めている。

(2006年12月5日 読売新聞)

1049片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:11:44
柿本知事任期途中の辞任示唆「新予算編成やりたい」 讀賣奈良

 次の知事選への不出馬を表明している柿本知事は、4日の定例会見で、来年11月の任期満了前に辞任する可能性を示唆した。具体的な時期の明言は避けたが、柿本知事は「新年度予算の編成はきちんとやりたい」と述べ、2月議会以降に判断するという。

 会見で、後継として参院議員の荒井正吾氏(61)に出馬を打診したことに対し、柿本知事は「県民が投票で決めること」と前置きしたうえで、「荒井さんは、信念の強い人。周囲の意見に耳を傾けるし、判断力もあり、資質にたけている。4年後の平城遷都1300年記念事業にも意欲的で熱心」と理由を説明した。

(2006年12月5日 読売新聞)

1050片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:44:12
知事選で達増衆院議員 増田県政を継承
2006年12月04日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000612040005

 来春の知事選をめぐり、民主党の達増拓也衆院議員は3日、盛岡市内で記者会見し、「増田知事の分権と改革の努力を更に発展させる」と述べ、増田知事の政策を継承する考えを示した。また、マニフェスト(政権公約)については、「県連マニフェストを尊重し、私なりの基本政策を付け加える」と述べ、同党県議と連携していくことを明らかにした。


 達増氏は「情報公開や行財政改革などで新しい手法を取り入れ、前進させた」などと増田県政を評価した。そのうえで「それらを引き継ぎ、新しく必要なものを展開していく」と語った。


 また、今後訴える政策については「地域振興や教育、医療・福祉を柱に考えている」と述べた。マニフェストの作成時期は「選挙ぎりぎり」とし、来春の知事選直前に公表するとした。


 知事選に民主党公認で立候補するかどうかについては「広く県民の支持を得たい」と述べるにとどまった。


 民主党県連は同日、常任幹事会を開き、来春の統一地方選で行われる県議選の1次公認候補25人を決めた。


 候補者は現職19人と新顔6人で、大船渡、八幡平、下閉伊の3選挙区の候補はまだ決まっていない。藤原良信幹事長は「12月中旬をめどに、(全選挙区で)30人の擁立を目標にしている」と述べた。


 ◇増田知事4選不出馬 小沢民主代表「いい結論だ」


 民主党の小沢一郎代表は3日、盛岡市内で党県連の会合後に記者会見し、増田知事が多選の弊害を理由に4選不出馬を表明したことについて、「感想は別にない。12年間ご苦労さまでした」と述べ、「絶対的な権力者が長くやるのはよろしくないと私は従来から言っているし、本人もそう思うのならいい結論だ」と語った。


 また、増田知事のこれまでの実績について「県政には一切注文せず、よかれと思うことをやりなさいと言った。それにのっとり、12年間努力してくれたと信じている」と話した。

1051片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:48:22
来夏予定の知事選 沈黙知事 周囲は加熱
2006年11月30日 朝日埼玉
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000611300001

◇34自治体に後援会


 来年夏に任期満了を迎える上田清司知事の周辺で、知事選をめぐる動きが活発化している。知事本人は「4月の県議選までは沈黙する」と立候補表明をしていないが、推薦や出馬要請をする団体が相次ぎ、後援会ができた自治体も30を超える。県議選の候補者との連名ポスターも張り出されるなど、すでに選挙運動が始まったともいえる状態だ。


◇「実質、選挙運動」の声


 「風土を大事にして、埼玉県を作り上げる姿勢に我々は大変感銘を受けている。どうしても出馬して頂いて、継続して県政を担って頂きたい」


 29日、知事公館で、県北西部の首長ら9人と上田知事が向き合った。代表の栗原稔・秩父市長が知事選への出馬を促すと、知事は「回答ができなくて申し訳ないが、重く重く受け止めたい」と話し、明言を避けた。


 上田知事の任期は来年8月30日まで。土屋義彦前知事など、従来、首長が次期選挙に臨む場合、選挙前年の12月議会に出馬表明することが多かった。しかし、出馬に関して知事の口は重い。「来年4月には県議選がある。県議選をじゃましないため、知事選についての発言は封印する」と明言しており、来月5日開会の県議会で出馬表明はしない見通しだ。


 その一方で、上田知事の出身政党である民主党や県議会最大会派の自民党は、沈黙を貫く知事に、それぞれ態度を表明できないでいる。


 上田知事をよそに、周辺はにぎやかだ。10月末現在で、上田清司後援会の設立を申し出たのは71市町村のうち34に上る。県北西部の首長のように推薦や出馬要請も相次いでいる。


 上田知事が「じゃまをしたくない」と話している、県議選の候補からのアプローチも激しい。さいたま市内選出のある県議は、知事との連名のポスター500枚を選挙区内にはり出した。「知事のファンだし、一体としてやっていかないといい県政はできない」


 県秘書課によると、少なくとも県議16人に同様に上田知事の写真を貸し出しており、それぞれ政治活動用のポスターやリーフレットに活用している。また、今年度に入り県議の県政報告会などに約30件出席し、県議選までにあと10件要請があるという。


 上田知事の地元事務所の責任者は「声をかけて頂く議員の地元では知事の評判がいいと言うことで大変ありがたい」と話す。


 ある県庁幹部は一連の動きについて「金をかけずに自分の名前と顔が売れる。実質的な選挙運動だ」と解説する。

1052片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 09:53:46
知事選出馬決着 戦いを前に明暗
2006年12月04日 朝日島根
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000612040008

◆地元の支援得られず◆西尾氏


◇国会議員が終始主導◇溝口氏


 来春の知事選を巡り、自民党県連が擁立した前財務省財務官の溝口善兵衛氏(60)が11月30日、松江市内で出馬を表明した。一方で、出雲市の西尾理弘市長(65)は12月1日の市議会で出馬の断念を表明。明暗が分かれた2人の道のりを振り返った。


 11月29日、東京で開かれた県連の選挙対策委員会。会場から出てきた溝口氏は報道陣に「推薦したいと言われ、喜んでお受けしますと伝えた」と答えた。


 県連は10月ごろから、候補者の選定を本格的に開始。県出身の官僚や国会議員らの名前が出た。しかし、約1カ月が過ぎてもまとまらなかった。11月1、2日、県連の細田系と竹下系の県議らは相次いで会合を開き、人選を国会議員4人に一任することを決定。このころ、「青木幹雄県連会長の本命は溝口氏」という意向が伝わり始めた。


 同月上旬には、細田博之衆院議員が溝口氏に面会。「命がけの覚悟があるか」「郷土愛の気持ちが強いか」などの観点から話を聞き、「全身全霊をこめて頑張りたい」という気持ちを受け取ったという。


 細田氏の面会後、国会議員4人は溝口氏の擁立で意見が一致。18日に松江市内で開いた県連の常任総務会で、県議らに報告、了承された。


 29日の選対委員会後に開かれた記者会見には、4人の国会議員が並んだ。青木会長は西尾市長の動きに「新出雲市のために全力を挙げてほしい」と改めてクギを刺した。


 一方、この日の夕方、東京出張を終えた西尾市長は出雲空港に降り立った。報道陣に「県民党で訴えたい」と述べ、相変わらず知事選へ強い意欲を示した。県連の支援がなくても「県民世論が盛り上がり、勝てる公算があれば出馬したい」と考えていた。


 「最後の訴えです」。空港から戻ると、自治会連合会の関係者が待っていた。「市長でいてもらわないと困る」と説得された。「応援してもらえると思っていたのに、逆だった。これは大変だと感じた」と西尾市長は振り返る。


 翌日には市議らにも不支持を通告された。地元の経済界や農業団体などから説得された経緯もあり、1日朝の後援会役員会で断念を決意。同日、開会の市議会で表明した。本会議後の記者会見で西尾市長は、県民世論が盛り上がらなかったことを認めた。「私のやり方も認めてもらえるかな、という思いもあったが、そこまでいかなかった」。表情には、戦わずして敗れた悔しさがにじみ出ていた。


 自民党の溝口氏擁立と西尾市長の出馬断念を受けて、共産党は年明けにも候補者を擁立する方針。民主党も擁立するかどうか検討している。

1053片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 10:39:25
出直し県知事選 水面下で調整
2006年12月5日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612050102

 安藤知事の辞職が4日確定し、出直し知事選の口火が切られた。既に告示まで1カ月を切った超短期決戦。有力政治家が候補者擁立に本腰を入れるなど、県内政界の動きは次第に過熱してきた。

 一方で、県政の混乱収拾へ向け、自民内の派閥争いや政党間の対立を背景とする選挙戦への厭戦(えんせん)ムードも広がっている。

 自民勢力では、中山成彬衆院議員と江藤隆美元衆院議員が手を握り、本県出身官僚の擁立を目指しているという。中山、江藤氏と対立する上杉光弘元参院議員の対応にも関心が集まるなど早くも派閥抗争の予感が漂う。

 民主党も4日、鳩山由紀夫幹事長が民主党会派に所属する松下新平参院議員=無所属=を中心に独自候補の人選を進めることを表明。本県出身のタレント出馬も取りざたされている。

 「県政が混乱しているのだから、一致して推せる候補者がいい」。県議会の自民会派は、派閥を超えた人選を望む声が支配的だ。

1054片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 10:50:42
自民党の知事選対応、国会議員も2派に
赤池誠章氏は横内氏支持を表明 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/12/05/2.html

 来年一月四日告示の山梨県知事選で、自民党山梨1区支部長の赤池誠章衆院議員(比例南関東)は四日、昭和町内で開かれた会合で、横内正明元衆院議員を支持する考えを明らかにした。自民党国会議員では中島真人参院議員(山梨)が山本栄彦知事を支持しており、県議団に続き、国会議員も知事選対応が分かれることになった。今後、赤池氏以外の新人衆院議員二氏や、この日復党した郵政造反組二氏の対応が注目される。
 赤池氏は「新しい県政が求められている。長年の行政経験や国会議員経験を持つ横内氏に県政と国政とのパイプ役を期待したい」と述べ、横内氏を支持する考えを示した。「県政に生かせるアイデアを持っていても、話せる方がいない。県庁はすべて出来上がったものを持ってくるだけだ」とも述べ、暗に山本県政を批判した。
 一方で、赤池氏後援会の中村昌訓会長は山本知事の選対本部役員に就任している。また、山梨1区県議五人のほか、甲府市議の大半も山本知事を支持しており、赤池氏の横内氏支持表明は今後、波紋を広げそうだ。
 同党国会議員の知事選対応をめぐっては、中島氏が山本知事の再選を支持する考えを表明。知事の選対本部の最高顧問にも就任している。一方、山梨2区支部長の長崎幸太郎衆院議員、3区支部長の小野次郎衆院議員(いずれも比例南関東)は「候補者の政策を見た上で判断したい」として、態度を明らかにしていない。
 また、郵政民営化関連法案に反対して自民党を離党し、四日に復党が認められた堀内光雄(山梨2区)、保坂武(同3区)両衆院議員もこれまで「復党問題が解決するまでは言えない」などと対応を明確にしていない。前回知事選で堀内氏は山本氏、保坂氏は横内氏を支持しており、「今回も同様の対応を取る」との見方があるが、選挙区で競合する長崎、小野氏も含めて四氏の対応が注目される。
 自民党県議団(二十六人)は多数決で、山本知事の推薦を決めているが、3区県議を中心に九人は横内氏支持で、知事選対応は分かれている。

1055片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 10:55:23
民主、宮崎知事選に独自候補 幹事長方針 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20061204/20061204_015.shtml

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は4日、北九州市内で記者団に対し、安藤忠恕宮崎県知事の辞職に伴う来年1月21日投開票の知事選について、独自候補を擁立する方向で作業を進めていることを明らかにした。

 鳩山氏は「県連が努力をしている最中で、当然のことながら民主党としても推薦候補を擁立したいという過程にある」と述べた。これに先立ち、都内で「候補者を立てる方向でやってくれというのが小沢(一郎)代表の指示だ」とも語った。

 麻生渡知事が4選出馬に意欲を見せる来年4月の福岡県知事選については、あらためて「4選は基本的に推さない」と述べた。鳩山氏は「麻生さんに勝てる候補者を見つける努力をしている最中だと思うし、努力をもっと求めたい」と、独自候補擁立の基本線が変わらないことを強調した。

=2006/12/05付 西日本新聞朝刊=

2006年12月04日23時43分

1056片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 10:57:14
出直し多難、吉田町長選 立候補予定者現れず 静岡新聞
http://www.shizushin.com/local_politics/20061202092530.htm

 吉田町内の地元神社の夏祭りで祝儀を出したとして公選法(寄付行為の禁止)違反の疑いで書類送検され、起訴猶予処分となった田村典彦前町長の辞職に伴う出直し町長選挙(19日告示、24日投開票)の立候補予定者説明会が1日、同町役場で開かれた。しかし、予定者や関係者は1人も姿を見せず、説明会が中止になる異例の事態となった。
 出直し町長選をめぐっては、起訴猶予処分により公民権停止にならなかった田村前町長は再出馬について「白紙の状態」として依然、態度を明らかにしていない。反町長派の間でも候補者の擁立を模索する動きが続いているが、前町長の動向を慎重に見定めたいという考えもあり、調整は難航しているもよう。立候補表明者が現れるのかすら不透明な情勢だ。
 説明会の出席は任意で、立候補予定者は告示日までに必要な各種届け出や手続きの準備を整えていれば立候補は可能だが、説明会の出席者ゼロの事態は「過去20年間では聞いたことがない」(町選管)という。
 町選管は今後、立候補予定者や陣営関係者が現れた場合には個別に説明などに応じるという。町選管の石橋忠次郎委員長は「突然の選挙の事態になり、立候補予定者も準備ができていないのでは」と推測した上で、「(今回の祝儀問題を受けて)公選法を守って公正な選挙運動を行うよう、説明会でお願いしようと思っていただけに(出席者ゼロは)残念。このまま立候補予定者が現れないのでは町にとっても困る」と話した。

1057片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 11:09:52
岩手県知事選 自民混迷 候補者選び次々頓挫 河北
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/12/20061205t31002.htm

 来春の岩手県知事選で自民党県連が混迷を深めている。盛岡市の県連事務所で4日、議員総会を開き、独自候補擁立の方針をあらためて確認したが、増田寛也知事4選不出馬後に候補として絞った高橋雪文県議(36)=盛岡選挙区=の擁立に失敗し、作業は振り出しに戻った。候補像も絞り込めない状況で、衆院補選や参院選への影響を懸念する声が強まっている。

 県連は1日夜の会合で、高橋県議の擁立断念を決定した。4日の議員総会は擁立作業が白紙に戻ったことを受けて開き、玉沢徳一郎県連会長は終了後、記者団に「不戦敗はしない。候補擁立を確認した」と語った。

 ただ、決まったのは不戦敗を避ける方針だけで、具体的な候補者名までは出なかったという。今後の擁立作業について玉沢会長は「(期限を11月までと設定したこれまでの作業は)結果を急いでしまったことを反省している。(擁立時期は)もう言わない」として期限を明言しなかった。

 10月末の増田知事4選不出馬表明を受け、県連は「11月まで」と期限を定めて候補擁立作業を始めた。県内の市長や前副知事、県出身官僚、県議らが候補に挙がったが、多くは途中で頓挫。最終的に36歳の若さを買って高橋氏に絞ったが、折り合いが付かなかった。

 高橋氏からは「金銭面や県連の支援がないと難しい」と条件が出され、県連内部では同氏の将来性などを考え、慎重論が多かったという。

 先行する民主党は、立候補を表明した県連代表の達増拓也衆院議員(42)が県内ほぼ全域に後援会を設立し終え、万全の態勢。自民党関係者の間からは「もはや10対1の負け試合」(県議)とため息も漏れ始めた。

 知事選候補擁立の混迷は「本番」と位置付ける衆院補選と参院選に悪影響を及ぼしかねず、後手に回り続ける執行部への批判もくすぶる。

 玉沢会長は4日、責任論について「候補を擁立することで責任を果たす。恥を忍んでも前進することが最大の責任の取り方だ」と語った。

 岩手県知事選では達増氏のほか盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)が出馬表明。共産党も独自候補擁立を目指している。

2006年12月04日月曜日

1058片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 12:14:14
奈良県知事選、荒井参院議員が出馬表明
2006年12月05日11時54分
http://www.asahi.com/politics/update/1205/002.html

 来年11月の任期満了に伴う奈良県知事選に荒井正吾参院議員(61)=奈良選挙区、自民=が5日、立候補を表明した。不出馬を表明した柿本善也知事(68)=4期=が荒井議員を後継者に指名していた。無所属で出馬する見通しだが、自民党が支持する姿勢を打ち出している。民主、共産の両党も候補者擁立を模索している。

 柿本知事は来春の新年度予算編成後の辞職に含みを残しており、知事選が統一地方選で実施される可能性もある。

 県庁で会見した荒井議員は「柿本県政を継承したい。知事の辞職時期については言える立場にないが、参院議員を(来年7月の)任期満了まで務めたい」と話した。

1059片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 19:21:52
07愛知知事選:人物研究/上 神田真秋氏編 /東海
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061205ddlk23010150000c.html
 ◇慎重、手堅さに定評

 愛知県知事選は来年2月4日の投票まで2カ月を切った。32年ぶりに県政与党が分裂する本格選挙は、3選を目指す現職の神田真秋知事(55)=自民、公明推薦=と、前犬山市長の石田芳弘氏(61)=民主推薦=が動きを本格化させ、激しい前哨戦を繰り広げている。両氏の人脈をたどりながら、人物像を探った。

 ◆一宮

 ◇地元の支持強く

 「このごろ良くないことをするのがいろいろ出てくるが、知事は知事でも(神田氏は)ちょっと違う」。11月24日夕。各地で知事が関与する談合事件が相次ぐ中、愛知県一宮市内で開かれた政治資金パーティーで、元首相の海部俊樹(75)は上機嫌で語った。

 神田とは「師弟関係」と言える間柄。弁護士だった神田は、東海高校の先輩にあたる海部に推され、89年11月の一宮市長選に挑んだ。市長選は、当時の衆院愛知3区(中選挙区)で同じ自民党内のライバル関係にあった海部と元通産相、江崎真澄(96年死去)の「代理戦争」とされた。苦戦が予想された神田だが、海部の全面支援もあり、江崎が推す前市助役を破って初当選を果たした。

 「海部さんと神田さんは似ている。アドバルーンを上げるようなことはせず、自分が確証を持ってから言葉にする。そして周りから担がれるタイプ」。2人を知る政界関係者はこう評する。

 地元の一宮人脈は今につながる。激戦となった市長選で、海部事務所の地元秘書として陣頭指揮を執った岩村進次(52)は今、県議会最大会派の自民党県議団(60人)の団長を務め、神田県政を支える。神田陣営の選対には、市長時代からの後援組織「桃宮会」も参加。世話人の稲葉泰秀(62)は東海高の先輩で、万博ボランティアセンター副理事長の国分孝雄(67)が代表を務める勝手連的な支援組織「やろまい愛知・県民の会」と連携、無党派層の取り込みを図る。

 神田については「経済界との個人的付き合いが少ない」(財界関係者)との声が目立つが、繊維商社大手「豊島」会長で、一宮商工会議所名誉会頭の豊島半七(77)が市長時代から神田を支持する。過去の知事選でも、各地の商工会議所を回り神田への支援を呼びかけている。

 今年1月、豊島は神田と二人で会い、知事3選への意欲を尋ねた。しかし、笑っただけで否定も肯定もせず、出馬の意向が伝えられたのは9月22日に県議会で正式表明する2日前だった。「几帳面(きちょうめん)で真面目(まじめ)で、ものすごく慎重」。豊島は神田の性格をこう表現する。

 ◆自民

 ◇3選へ欠かせぬ協力

 「民主王国」といわれる愛知の知事選で、民主候補に勝利するには、自民党との協力関係が欠かせない。

 神田3選擁立に向けた流れを同党内で早々と作ったのが、9期目の長老県議、寺西学(70)=党県連会長代理=だ。99年の知事選当時、県連幹事長だった寺西は、一宮市長の神田に出馬を求めている。今年5月には、自身が中心となって取りまとめた同県議団の政策提言「夢あいち21」への支持を神田に要請。神田も今月1日の定例県議会で、「夢あいち」に盛り込まれた生物多様性条約締約国会議誘致について「最大限努力する」と述べ、配慮をうかがわせた。

 同県議団には、寺西を中心とした「寺子舎(てらこや)の会」という勉強会があり、31人が参加。岩村や、神田陣営の選対で中心的な役割を果たす党県連幹事長、加藤南(60)もメンバーとなっており、寺西が神田県政の「キーマン」との見方は根強い。

 ただ、そんな寺西も神田の「地味さ」に危機感をにじませる。ある会合に出席したところ、一宮在住者を含む5人の若い女性全員が神田の名前を知らなかったという。神田も姿を見せた先月の一宮でのパーティーでこの話を披露し、「このまま選挙をやれば、どうなるのか」と語気を強めた。

 同県連内には「2期8年の間に中央政界と太いパイプを築いてこなかった」(幹部)との批判もある。ただ、県幹部は「知事は特定の人や団体とだけ深く結びつくのを嫌がる。自民とも一定の距離を置いているのでは」と推測する。

1060片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 19:22:08
 ◆東海高

 ◇同窓生ら支援継続

 哲学者の梅原猛、元首相の海部、建築家の黒川紀章……。神田の母校、東海高校を運営する学校法人「東海学園」(名古屋市)のホームページには、その伝統を誇るようにOBの顔写真が並び、「卒業後も活発な同窓会活動を通じて、深い心の絆(きずな)で結ばれています」と記されている。

 高校時代の神田は、海部も所属した弁論部で活躍。かつての同級生は「朝礼で校長が、神田が弁論大会でよく優勝したことを報告していたから、目立っていた」と振り返る。ある同窓生が、一宮市長選に出る動機を尋ねたところ、神田は「弁護士は『過去』の事件処理。市長になれば『現在』の仕事ができると思う」と答えたという。

 同高OBからは97年に松原武久(69)が名古屋市長に就任。同窓生有志は、99年の知事選に合わせて政治団体「名愛会」をつくり、これまで松原と神田を支援してきた。今回も神田を推すが、対峙(たいじ)する石田も同校OBのため、「動きにくい」(神田の同期生)ようだ。

 神田は高校卒業後、中央大に進学。在学中に司法試験に合格し、後に愛知県弁護士会から唯一の最高裁判事となった本山亨(02年死去)の事務所に入った。労働事件を多く手がける事務所で、先輩には、弁護士出身者を推す「日本弁護士政治連盟」名古屋支部長で、日本弁護士連合会副会長も務めた那須国宏(62)がいる。那須の妻は、女性による神田の支援団体「愛あい会」の代表を務める。

 11月、名古屋市で開かれた神田の激励パーティーで、松原はこんなエールを送った。「私が神田さんについて、まず思うのは『間違いがない』ということ。皆さんが、神田さんの良さをどんどん前に出して、今後の4年間を託していただきたい」(敬称略)=6日は石田氏編を掲載します。

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 ◇神田真秋氏(愛知県一宮市出身)

1970年 3月 東海高卒業

  74年 3月 中央大法学部卒業

  76年 4月 弁護士登録

  89年11月 一宮市長に初当選

  93年10月  (再選)

  97年10月  (3選)

  99年 2月 愛知県知事に初当選

2003年 2月  (再選)

毎日新聞 2006年12月5日

1061片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 19:24:34
柿本知事:後継者に荒井参院議員 新年度予算編成、明言−−知事選、来春にも /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20061205ddlk29010508000c.html

 5選不出馬を決めた柿本善也知事が4日、次期知事選に自民党の荒井正吾・参院議員(61)=奈良選挙区=を後継指名したことで、知事選をめぐる情勢がにわかに慌ただしくなってきた。柿本知事はこの日の記者会見で、「新年度予算を編成することは間違いない」と明言。新年度予算案は通例、2月定例議会で提案される。このため知事選は、任期満了(来年11月)を待たず、来春の統一地方選で実施される可能性も出てきた。荒井氏は5日、県庁で記者会見し、知事選への出馬表明をする。【松本博子】

 柿本知事は、県議会で不出馬表明をした1日夜、東京の荒井氏に電話で「真剣に出馬を考えて下さい」と依頼したという。柿本知事は「首長はサンドバッグ。正反対の立場から、いろいろな提案をされる。聞く耳を持ちながら、執行部として判断もしなければならない。荒井さんはふさわしい」と説明した。

 荒井氏の名前が急浮上したことで、今後は他党などの動きが焦点になるが、前回の知事選に出馬した前田武志・民主党参院議員や、前々回の知事選に出馬した上田清・大和郡山市長は、今のところ知事選への出馬意欲を見せていない。

 民主党は柿本知事の不出馬宣言を受け、馬淵澄夫・県連会長らが「県民に選択肢があるよう努力したい」と、候補者擁立の模索を始めた段階。また、前回、前々回の知事選に出馬した共産党の沢田博・県委員長は「柿本氏は県政に行き詰まり投げ出すのだから、後継指名などせずに潔く身を引くのが道理では」と話し、候補者擁立に意欲を見せている。

 一方、荒井氏は来夏の参院選奈良選挙区(改選数1)で自民党公認候補となっていただけに、今後は参院選の動きも具体化することになる。自民候補には森岡正宏・元衆院議員らの名前が既に挙がっているが、森岡氏は、昨年の郵政問題で落選後離党し、復党していない。このため、出口武男・県連会長は「新たな参院選候補者はこれからの相談だが、複数の名前が挙がるだろう」と話している。

 公職選挙法によると、荒井氏が任期満了6カ月前の1月29日までに参院議員を辞任しない場合は、補欠選挙(4月第4日曜日)にならないため、自民の参院選候補者選定に時間的余裕ができる。柿本知事も辞任時期を明確にしない理由を「荒井氏と、荒井氏を公認した自民党に対する遠慮」としている。

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 ■解説

 ◇平城遷都事業、成否を懸念か−−柿本知事

 柿本知事が今月1日、突然5選不出馬を表明したことは、任期満了まで約1年を残している時期だけに、「今ごろなぜ」といぶかる声も聞かれた。しかし知事と親しい政界通は「昨夏の滋賀県知事選で、現職が新幹線新駅建設問題というワンテーマで新人候補に破れ去った衝撃が大きいのでは」と推測する。奈良県は10年に「平城遷都1300年記念事業」を計画している。「もし対立候補が事業反対を掲げたら、選挙戦術は厳しくなる。事業を積極的に進めてきた現職として、それは避けたかったのではないか」と言うのだ。

 柿本知事が指名した荒井氏は観光行政に明るい元官僚で、国内外に顔が広い。事業の継続性を問われた知事は「大丈夫でしょう。心配していない」と話した。

 「景気浮揚策になる」という期待の一方で、「県内の限られた地域で、一過性で終わる」という心配の声もある同事業。知事選候補者たちがどういうスタンスを取るか、今後に注目したい。(松本)

毎日新聞 2006年12月5日

1062片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 19:28:23
’07知事選:告示まで1カ月 前回と同じ顔ぶれの対決か /愛媛
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ehime/news/20061205ddlk38010491000c.html
 ◇加戸氏、和田氏、支持拡大へ動き活発

 任期満了に伴う県知事選の告示(来年1月4日)まであと1カ月を切った。4日現在、3選をめざす現職の加戸守行知事(72)=無所属、自民、公明推薦=と、新人で県社会保障推進協議会事務局長の和田宰氏(54)=無所属、共産推薦=が立候補を表明しており、03年1月の前回選挙と同じ顔ぶれの対決となる可能性が高い。【古谷秀綱、津久井達】

 加戸知事は2期8年間の実績を背景に、自公両党の推薦に加え、県内では連合愛媛の推薦を受けるなど商工労働関係などから広く支持を集める。一方で前回推薦の社民党県連は今回、プルサーマル計画に慎重な立場から支持に回った。また前回推薦の民主党県連も今回は見送り、県議4人による支持を表明した。

 加戸知事は1日の事務所開きで「県は大変厳しい財政状況。行財政改革に加え経済活性化や、弱った地域や人々に温かい配慮が必要」と訴え。11月からは各地で「囲む会」を開き、1次産業低迷が続く南予地域浮揚などを呼びかけている。

 和田氏は共産党推薦に加え、県内では新社会党県本部が支持。選挙運動母体の「明るい愛媛をつくるみんなの会」(260団体2万3000人)の労働・市民団体などから支持を集める。

 和田氏は「伊方原発プルサーマル計画の中止を求める県民共同の会」のメンバー。加戸知事の同計画受け入れや自治体合併の推進を「県民より国策優先」と批判。憲法と教育基本法を守るとし、医療の充実や道州制反対などを訴えている。すでに県内全域を遊説し、告示までに計3巡をめざす。3日には松山市で「県民と語るつどい」を開いて支持を訴えた。

 県選管によると、9月2日現在の選挙人名簿登録者数は121万2554人(男56万4492人、女64万8062人)。前回選挙(03年1月)の投票率は44・22%で、1947年実施の第1回以来、知事選で最低の数字を記録した。

毎日新聞 2006年12月5日

1063片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/05(火) 23:10:39
そのまんま東さん出馬か 宮崎県で政治団体届け出
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061205/wdi061205010.htm

 タレントのそのまんま東さん(49)が、官製談合事件で知事が辞職した宮崎県の県選挙管理委員会に、自らを代表とする政治団体の届け出をしていたことが5日、分かった。

 県選管によると、団体名は「そのまんま会」。知事辞職が県議会で同意された4日に届け出があった。

 東さんは宮崎県都城市出身。来年1月21日投開票される出直し知事選への出馬準備ともみられ、所属事務所オフィス北野は「政界進出への希望は以前から聞いていたが、まだ本人の意思表示は受けていない。出馬ということになれば事務所を離れてもらうことになり、本人もまだ決めあぐねているのではないか」としている。

 東さんは自身のホームページの4日付の日記で「公職選挙法の関係とか、ここでは話せないことが多々ありまして。申し訳ないです」などと書き込んでいる。

(2006/12/05 22:29)

1064片言丸:2006/12/06(水) 11:27:42
阿部氏が立候補表明 共産推薦 ――07知事選 愛知
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/061205_7.htm

 来年2月の愛知県知事選に、愛労連元議長で同労働相談センター所長の阿部精六氏(66)が4日、出馬を表明した。無所属で立候補し、共産党が推薦する。共産党などでつくる「革新県政の会」が4日の団体・地域代表者会議で擁立を決めた。阿部氏は「働く者のルールや社会制度が壊されてきている。働く者の笑顔のために、足を使い、口で訴えていきたい」と意欲を述べた。

 同知事選では、自民、公明両党推薦で現職の神田真秋知事(55)と、民主、社民推薦の新人石田芳弘・前犬山市長(61)が出馬表明しており、三つどもえの構図がほぼ確定した。

 阿部氏は岩手県出身。名古屋市内の合板会社員を経て、1989年に愛労連事務局長に就任。97年9月から2001年7月まで同議長を務めた。今年6月から現職。

 革新県政の会は当初、政策の一致を条件に石田氏支援を検討したが、石田氏側が同会との政策協議を拒否したため、支援を断念した。

自公、石田市政を批判
検証結果発表 石田氏や民主は反論
 来年2月の愛知県知事選で、民主、社民推薦で出馬する前犬山市長・石田芳弘氏(61)について、同市長時代の実績などを検証していた自民、公明両党の県議団によるプロジェクトチームが4日、結果を公表した。教育改革など7項目について分析。結論として、「政策の一貫性のなさ、統治能力のなさがみられる」などと厳しい評価を下した。これに対し、石田氏は同日、反論の記者会見を開き、「選挙のネガティブキャンペーンのように感じる」と批判した。

 石田氏が同市で進め、知事選のマニフェスト(公約)に盛り込むとしている「義務教育の30人学級」について、同チームは、同市の一部の小中学校で30人台後半となっていると指摘。乳幼児医療費無料化拡大では、同市は10月に導入したが、県内の市で一番遅かったとし、「保育行政への姿勢は極めて消極的」と評価した。

 これに対し、石田氏は「一クラス30人ではなく、約30人で、校長に編成の裁量権を持たせた。犬山市の教育改革は、東大大学院教授の調査でも高い評価を受けている」と反論。乳幼児医療費無料化については、「助成拡大がかえって自立を阻むとの考えがあった。だが、少子化に歯止めがかからず、世論の関心が高まったこともあり、考え方を変えた」とした。近藤昭一・民主党県連代表も「自公の検証では、公正さに首をかしげざるを得ない」と批判した。

(2006年12月5日 読売新聞)

1065片言丸:2006/12/06(水) 11:32:44
’07山梨選挙:知事選 自民1区支部長が横内氏支持、山本氏派が抗議文 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061206ddlk19010078000c.html

 来年1月の知事選で、自民党山梨1区支部長の赤池誠章衆院議員は4日夜の集会で、横内正明元衆院議員(64)の支持を明らかにした。これに1区で山本栄彦知事(71)を支持する県議や甲州、山梨市議が反発、5日に「独断専行」と抗議文を提出し再考を求めた。同党の中島真人参院議員は山本氏を推す考えだが、党所属のほかの衆院議員4人は態度を表明しておらず、動向が注目される。

 赤池氏は安倍晋三首相の改革支援集会で、「新しい県政が求められている。長年の行政と国会議員の経験で、国と県のパイプ役になってほしい」と横内氏を推す考えを示した。赤池氏は5日、毎日新聞の取材に「党県連の最高委員会議や総務会が今後も開かれる状況になく、事実上の『自主投票』の段階にあると判断した」と話した。

 堀内光雄衆院議員(2区)は「党県連の会長や幹事長らに話を聞き今後の取り組みを決めたい」と話し、保坂武衆院議員(3区)も「支持者のことも考えながら早期に態度を表明したい」と臨時国会閉会の15日以降の表明になる考えを示した。前回の知事選(03年)では、堀内氏は山本氏を、保坂氏は横内氏を支持。両氏の支持者からは「今回も同じ」との見方が強い。

 また小野次郎衆院議員(比例代表)は「党一体で参院選で勝つことが大事。私の言動が分裂を深めるならば支持を決めないこともある」と慎重な姿勢。同党の長崎幸太郎衆院議員(同)も態度を明らかにしていない。【吉見裕都、鷲頭彰子】

毎日新聞 2006年12月6日

1066片言丸:2006/12/06(水) 11:34:40
07愛知知事選:人物研究/下 石田芳弘氏編 /東海
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061206ddlk23010139000c.html
 ◇「挑戦」に生きがい

 ◆犬山

 ◇見込んだ人材登用

 「つまみ食いの政治家」

 愛知県犬山市長時代の石田芳弘(61)を、身近にいた関係者はこう評する。「いろんな人に会って、いいところを取り入れようとする。でも、消化能力がなければ、つまみ食いはできない。彼には、それができるキャパシティーがある」

 そんな石田が市長として最初に懐に入れたのが、市教育長の瀬見井久(69)。石田市政の代名詞ともなった少人数学級など教育改革を主導した「ブレーン」だ。石田は県議時代、県職員だった瀬見井と議事堂の図書館などでよく政策談議をした。読書家で、建築や美術などにも造詣深い瀬見井にほれ込み、97年4月に教育長にスカウトした。石田に仲介役を頼まれた県副知事経験者は「瀬見井は頭は切れるが、ズバズバものを言って議会と衝突するぞ」と忠告したが、石田は「だからいいんだ」と譲らなかった。

 さらに、教育改革面では▽市教育委員に中嶋哲彦・名古屋大大学院教授(51)▽市教委の客員指導主幹に杉江修治・中京大教授(58)−−を登用。口を挟まず、見込んだ人材に一任した。瀬見井は「人の配置、使い方が抜群にうまい。おれもうまく使いこなされた」と笑う。

 だが、自民、公明両党県議団が行った犬山市政の検証で、同県江南市の堀元(もとし)市長(61)は、石田の手腕に疑問を呈した。両市などで01年から進めた広域ゴミ処理施設計画で、犬山市が表明した用地確保が住民の反対により実現できず、計画は白紙になった。堀は「ビジョンを示すのは結構だが、実行が伴わないなら机上の空論だ」と手厳しい。

 ◆首長ネット

 ◇「改革派」交流多く

 「僕はマニフェスト政治家だから」

 こう公言する石田は実際、03年4月の市長選で県下の首長としていち早くマニフェストを掲げて戦った。最近は自治体運営においてマニフェストを「市長と市民の契約」と位置付ける住民自治基本条例の制定も目指していた。

 マニフェストにこれほど入れ込むようになった過程には、全国各地の「改革派首長」との交流がある。

 マニフェスト運動の提唱者、北川正恭・前三重県知事らが代表を務める「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」では、提言・実践首長会長を務める。05年2月、増田寛也・岩手県知事らと代表発起人になり「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク」も結成。増田とローカル・マニフェスト推進首長連盟の代表も務めた。

 21世紀臨調のメンバーで、石田と二十数年来の友人という岐阜県各務原市の森真市長(66)は「この国、県をどうしていきたいかというロマンがある。明確なビジョンがあるから、マニフェストの個々の政策も生きる」と話す。

1067片言丸:2006/12/06(水) 11:35:34
 ◆元県議三羽烏

 ◇支持基盤にこだわらず

 石田は、故江崎真澄衆院議員の秘書を経て83年4月、自民党県議となった。県議時代、石田を含め「三羽烏(がらす)」と呼ばれていたのが、鈴木政二官房副長官(58)=自民=と鈴木克昌衆院議員(63)=民主=だ。3人は当時いずれも自民党に所属し、勉強会を開いたり、野球を楽しんだ。ある県議は「昔からパフォーマンスがうまかった」と石田を語る。

 この後、国会議員、地方首長と道は分かれたが、民主の知事候補選びの過程で、民主・鈴木は、石田を同党の小沢一郎党首に引き合わせたとされる。対立関係になった自民・鈴木は多くを語らない。だが、「本人が選択することなんでね。おれは自民党しか知らないし、他の党から出るなんてことは考えられない」

 自民支持層を基盤に持ちながら、目的実現のため民主との協力も辞さない。そんな姿勢は自民党県議時代にも垣間見える。細川護煕(元首相)が92年に結成し一大ブームを巻き起こした日本新党から衆院選出馬を模索した時期もあったとされる。小沢一郎とも、小沢や羽田孜(同)が自民党を離党して93年に結成した新生党時代に会っている。

 「石田さんは絶えず、取りに行く。黙っていて、動かずして、順番が来るのを待っているタイプではない」。県政関係者は、何事も慎重と評される現職知事、神田真秋(55)との違いを語る。

 ◆あゆちの風

 ◇「脱・神田」掲げ結集

 「私が小泉(純一郎前首相)さんに似ているのは顔だけじゃない。自民党をぶっこわしたい!」。11月26日、名古屋市東区の選挙事務所開きで石田は絶叫した。83年の県議選、95年の犬山市長選、そして来年2月の知事選。石田は最初の選挙で、いずれも現職を相手にする。ある県議は石田を「自分が挑戦することに生きがいを持つ人」と分析する。

 その石田を支える選挙母体「あゆちの風」は民主党県連、連合愛知、各種NPOなどで構成する。多くは、かつて神田県政を支えていた。勝手連組織「あゆちの風ネットワーク」代表は、堀内守・名古屋大名誉教授(74)が務める。県議初当選のころ、堀内が講師役の勉強会に石田が参加してからの付き合いだ。堀内はかつて県の諮問委員を務めるなど、神田県政とも近い関係にあった。だが、今年10月、石田から電話で「応援団長になってほしい」と依頼され、快諾した。堀内は神田への失望を隠さない。「一生懸命改革プランを出しても、実現してこなかった。やる気のない職員を奮い立たせることもできなかった」

 過去の知事選で神田を推した民主と連合愛知も、一転して石田との関係を深めつつある。ただ、その評価は現時点で「軽率なところもあるが、情熱は本物」「(神田と)好対照のキャラクターで、違いを見せられる」など、印象にとどまる部分が見受けられる。(敬称略)=この連載は式守克史、武本光政、浜名晋一が担当しました。

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 ◇石田芳弘氏(愛知県犬山市出身)

1964年 3月 東海高卒業

  69年 3月 同志社大商学部卒業

  69年 4月 酒類販売卸業

  72年 5月 江崎真澄衆院議員秘書

  83年 4月 愛知県議に初当選

  87年 4月  (再選)

  91年 3月  (3選)

  95年 4月 犬山市長に初当選

  99年 4月  (再選)

2003年 4月  (3選)

  06年11月 犬山市長辞職

毎日新聞 2006年12月6日

1068片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/06(水) 16:59:28
安藤氏推薦取り消し 知事選で建設業2団体
2006年12月6日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612060107

 県建設業協会の政治団体・県建設業政治連盟(山本修会長・約780社)は5日、次期知事選で安藤前知事に出していた推薦を取り消した。

 既に県農民連盟も推薦を取り消しており、各経済団体の知事選への対応は白紙に戻りつつある。

 同連盟は各地区協会の会長ら12人でつくる代議員会を開催し、全会一致で推薦撤回を決めた。

1069片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/07(木) 08:34:32
県政評価で真っ二つ 山本、横内派県議 功績、批判で応酬 讀賣山梨

 12月県議会は6日、知事選で山本知事を支持する「自民党政和会」の高尾堅一県議と、横内正明・元衆院議員を支持する「自由民主党」の臼井成夫県議が代表質問に立った。知事選を意識して、高尾氏が山本県政の功績を列挙したのに対し、臼井氏はほぼすべての項目で山本知事の対応を批判するなど、県政評価は真っ二つに割れた。

 高尾氏は冒頭、「山本知事は4年間、バランスのとれた行政執行に努めている。再び県政のかじ取りを担うことを祈念し、自民党政和会も全力で支援する」と述べ、知事選支援を強調。新学習拠点や中部横断道など、知事選の争点にもなっている課題について質問した。

 甲府駅北口の新学習拠点については「自民党県連も計画に賛成し、一緒になって推進を図っていた。230億円のハコものを作るとの情報が流れているのは心外」と述べ、反対の姿勢を見せる臼井氏らをけん制。県費を投じて建設が決まった中部横断道についても「知事の英断を高く評価する。県の努力が足りないとの非難は大きな誤解」と擁護した。

 質問を受け、山本知事は新学習拠点について年中無休で午後11時まで開館することを表明、「子どもたちのため、様々な学習ニーズに応えていきたい」と計画推進を強調した。

 一方、臼井氏は「質問は辛口になる」と前置きし、農政や観光など様々な分野で知事の対応を批判。新学習拠点は「当初は自分も実態を熟知していなかった」とした上で、事業化に当たって民間の資金、ノウハウを活用するPFI方式について「建設費用の金利3%は県負担。このような高金利を30年も払い続けるのは大変だ」などと指摘し、中部横断道も「他県に例のない負担を強いられている」と酷評した。

 山本知事は「新学習拠点のPFI方式は、審査委員会で決めたことで、事業費の縮減効果は十分ある」などと反論した。

 また、臼井氏は県が補助金を交付している団体に対し、山本知事が知事選の推薦を依頼したなどと主張。「公職選挙法の地位利用に抵触するのではないか」と指摘したが、山本知事は「そのような事実はない。事実無根」と否定した。山本知事は議会後、「事実と全く反する質問。議会の中で批判するのはいかがなものか」と不快感を隠さなかった。

(2006年12月7日 読売新聞)

1070片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/07(木) 19:57:08
選挙:知事選 民主系県議初、大沢幸氏が現職支持表明−−新里町の小寺後援会 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061204-00000108-mailo-l10

 小寺弘之知事を支持する旧新里村(現桐生市)住民らで11月に発足した「小寺弘之新里町後援会」(鏑木栄会長)が3日、同市新里町内で、小寺氏の県政報告を兼ねた集会を開き、約200人が集まった。民主党県議らで構成する会派「フォーラム群馬」の大沢幸一県議(同市選挙区)や、同市議会の蛭間利雄議長、旧村議の同市議9人も顔を見せた。
 県政報告で小寺氏は多選に批判が集まっていることについて「当選1回でも悪いことをやる質(たち)の人はやる。私はそんな質ではない」と強調した。また大沢県議は「クリーンな県政が政治信条の小寺知事を応援する」と明確に支持を表明。同会派県議の小寺氏への支持表明は初めて。民主党本部は4期以上の知事の推薦をしない方針を決めているだけに、今後、波紋を呼びそうだ。【木下訓明】

12月4日朝刊
(毎日新聞) - 12月4日12時3分更新

1071片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/07(木) 19:59:26
知事選支援、土建業者は自粛ムード(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000002-agara-l30

 官製談合事件で逮捕された木村良樹前知事の辞職に伴う出直し知事選(17日投開票)で、これまでは票の取りまとめなどに積極的だった土木、建設業者の間に「自粛ムード」が漂っている。業者からは、談合事件を受けて「目立った動きをするとイメージが悪い」「前回と似た構図なので盛り上がらない」との声が聞かれる。
 知事選は市民団体筆頭代表委員の泉敏孝候補(69)=共産推薦=と、元経済産業省製造産業局次長の仁坂吉伸候補(56)=自民、公明推薦=の一騎打ちとなった。
 田辺市内の建設会社社長は「前々回(2000年)は地元候補者が出馬して白熱したが、今回は自民、公明の推す候補と共産が推す候補の一騎打ち。前回と似た構図で、盛り上がりに欠ける」と指摘する。
 候補者のポスターを社内に張るよう要請があったり、ビラが回ってきたりと地元国会議員らからの応援要請はあるが、目立った動きは控えているという。社長は告示前、市内で候補者を応援するための会合があったが、欠席した。「この時期、建設会社がのこのこ顔を出すと変な目で見られる。建設業関係の出席者は少なかったのでは」と話す。
 前回(04年)、前々回の知事選では積極的に運動に参加したという西牟婁郡内の建設会社も、目立った運動は控えている。「今回も一応、ポスターを張るなど手伝っているが、冷めた感じだ」。別の建設会社社長は「業者にとって選挙は権力者に食い込んでいく機会だが、今回は事件の後だから、動かないし動けない」と本音を漏らす。
 同郡内の土木会社社員も「会社によって応援の仕方は違うと思うが、社内ではあまり選挙が話題にならない。具体的な政策論争がないと分からないが、候補者を身近に感じられない」と話す。木村前知事の逮捕については「木村さんが紀南地方の対抗馬を破って初当選した前々回の選挙後、何となく工事が減ったと思っていたが、今回の談合事件でそれが裏付けられた」と怒りを見せる。
(紀伊民報) - 12月7日17時0分更新

1072片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 08:53:00
田村前町長が再出馬へ 出直し吉田町長選 支援者に意向 讀賣静岡

 吉田町の田村典彦前町長(62)が公選法違反(寄付行為の禁止)で引責辞職したのに伴う出直し町長選(19日告示、24日投開票)に、田村前町長が再出馬することになった。田村前町長は6日夜、支援者に立候補する意向を伝えた。7日に記者会見し、正式に出馬表明する。夏祭りの祝儀問題で、田村前町長は同法違反で書類送検されたものの、起訴猶予処分となったため、出馬が可能となった。これまで出馬意思について、「白紙の状態」とし、態度を明らかにしてこなかった。

 仮に田村前町長が立候補して当選した場合、任期は2007年4月29日までとなり、改めて来年4月の統一地方選で町長選が行われることになる。

(2006年12月7日 読売新聞)

1073片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 08:54:53
自民県連 溝口氏支援呼びかけ 知事選「議員ら一致して戦う」 讀賣島根

 自民党県連は7日、県内衆参各選挙区支部の幹部や職域支部関係者を集めた合同会議を松江市内のホテルで開き、来春の知事選で財務省の前財務官、溝口善兵衛氏(60)を擁立した経緯を説明し、選挙への協力を求めた。

 会合には県連会長の青木幹雄参院議員ら県連幹部や溝口氏、関係者ら約250人が出席。浅野俊雄県連幹事長が擁立までの経緯を説明し、青木会長が「国会議員、県議が一致して溝口氏を支え、選挙を戦う。溝口氏も島根に骨をうずめる覚悟で戦い、県の発展に尽くしてほしい」と述べ、出席者に協力を呼び掛けた。

 溝口氏は「健全に地方が発展することが、日本全体にとって大事だという観点で活動したい。微力だが全力を尽くす覚悟」とあいさつし、支援を求めた。

 会合が終わると溝口氏は青木会長、竹下亘衆院議員(島根2区)と共に益田市に向かい、あいさつ回りをした。県連は12日の常任総務会で溝口氏の推薦を党本部に要請することを決める。

(2006年12月8日 読売新聞)

1074片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 08:58:37
自民県連役員会「経済団体と候補者擁立へ」 讀賣宮崎

 出直し知事選(来年1月4日告示、同21日投開票)について、自民党県連(川添睦身会長)は7日、役員会を開き、JA宮崎中央会など経済10団体と共同歩調を取り、早急に候補者を擁立する方向で一致した。8日に、県議会最大会派・自民党の会合で報告後、10団体側と近く協議の場を設け人選を急ぐ。

 役員会は非公開で行われた。出席者によると「談合事件に伴う出直し知事選であり、クリーンな人を選びたい」「(派閥などの)しがらみがなく、党が総力を挙げて支援できる人がいい」「県連が挙党態勢をつくり、10団体とも歩調を合わせ、候補を一本化すべきだ」といった意見が出た。具体的な候補者の名前は挙がらなかったという。

 終了後、川添会長は報道陣に対し「(2003年7月の)前回知事選で、県連はだれも推薦せず『県連の主体性が弱体化した』と言われた。今回は一枚岩となって取り組む」と強調。「県民こぞって支援できる人が望ましい。来夏の参院選の基礎固めをするいい機会だ」と述べた。

 独自候補の擁立を模索している民主、社民両党との関係については「自民党だけで選挙をやるのは正解ではないし、党公認を出すことはないだろう。県民党として戦えるような候補にしたい」と述べ、相乗りの可能性を示唆した。また、県選出国会議員との関係は「(復党した2人を含む)全員がまとまった意見にならないといけない」と語った。

 10団体は知事選の日程が決まったことを受け、「県経済を浮揚させることができ、政治的な派閥色がない候補者の擁立に向け、結集する」という方針をすでに確認している。構成団体の幹部は「具体的な人選は進んでおらず、各団体の意見を調整する時間的余裕もない」としながら、「方針に沿い、県連と意見交換する。立候補予定者説明会(18日)までに間に合わせないといけない」と話した。

 一方、安藤前知事は7日、読売新聞に対し、「まだ(出馬の)チャンスはあると思っている。後援会と意思をすりあわせる機会が必要だと思っている」とした。

(2006年12月8日 読売新聞)

1075片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 09:44:33
高崎市長選 松浦氏が出馬表明  群馬上毛
http://www.raijin.com/news/fri/news04.htm

 来年四月の高崎市長選で出馬の意思を固めた現職の松浦幸雄氏(76)=中尾町=は七日、市議会十二月定例会の一般質問で、六選を目指して立候補する考えを正式表明した。

 松浦氏は答弁で「交流と創造の都市づくりを積極的に進め、全国でもひときわ存在感のあるオンリーワンの都市にする」と意欲を語った。

 その後の記者会では、連合群馬や市医師会、旧町村部の各商工会など計十五団体から出馬要請があったとし、「市町村合併に伴う制度や料金体系の統一など多くの課題があり、自分が責任を果たさざるを得ない」と述べた。六期目の政策課題として藤岡、吉井、玉村三市町との合併を検討するという。

 全国的な高齢・多選批判には「多選で弊害が出るかどうかは人による。四年ごとに選挙でチェックを受けており問題はない。体力には自信があり健康面も不安はない」とした。

 松浦氏は十一月二十日に行われた後援会代表者会議で、出馬の意向を伝えていた。

 市長選は現時点で他に具体的な出馬の動きはないが、共産党が新人擁立を検討しているほか、民主党四区総支部の中島政希代表も同日、「意欲ある人の決意が熟するのを待つが、民主主義の危機である無投票が避けられないなら党内からの擁立も辞さない」との談話を出した。

1076片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 09:57:07
鈴木康友氏に出馬要請 企業経営者ら勝手連 浜松 静岡新聞
http://www.shizushin.com/local_politics/20061208000000000014.htm

 来春、政令指定都市に移行して行われる浜松市長選へ向けて、現職の北脇保之市長(54)の姿勢に不満を持つ企業経営者らが7日、対抗馬として民主党の鈴木康友前衆議院議員(49)に出馬を要請した。市の行財政改革推進審議会(会長・鈴木修スズキ会長)委員の秋山雅弘アルモニコス社長(54)が中心のグループで、康友氏は「熟慮したい」とコメントを出した。
 要請後に市役所で会見した秋山社長らは、康友氏擁立に賛同する有志が「勝手連」の形で集まり、「新しい市政をつくる会」と称して、活動を始めたことを明らかにした。メンバーは秋山社長のほか、企業グループ代表の前島文雄さん(86)やビジネススクール社長の鈴木かおるさん(49)ら計6人。北脇市長の1回目の選挙の選対事務長を務めたという前島さんは「行革審への市長の対応は自治省時代の答弁に逆戻りしている」とし「政令市の市長はスピード感が必要」として康友氏への期待を表明した。
 秋山社長は「今、手を打たないと大事な客(企業)が浜松から逃げていく。新しいリーダーに登場してほしい」と考えを説明し、勝手連の結成について「康友さんに決断してほしいという人は多く、誰かが動かなければと思った」と述べた。
 要請を受けた康友氏は事務所を通し「後援会、党、支援団体等、関係者のみなさまと相談の上、熟慮したい」とコメントした。秋山社長は「待望論が高まれば応えてくれると思う」と康友氏出馬の公算を語った。※

対抗馬擁立、一気に浮上 経済界、来週にも正式要請か
 浜松市長選へ向け7日、企業経営者らの「勝手連」が民主党の鈴木康友前衆議院議員(49)に出馬要請したことで、現職の北脇保之市長(54)への対抗馬擁立の動きが一気に表面化した。水面下で鈴木氏に出馬要請している浜松経済界の実力者らも来週には正式要請する見通しで、支持の広がりをアピールする狙いとみられる。
 勝手連の中心は市行財政改革推進審議会(会長・鈴木修スズキ会長)の委員で、要請後の会見でも行革審への北脇市長の対応を批判するなど“行革審”を軸にした前哨戦の様相だ。経済界の実力者らも、行革にスピード感を持って対応できる候補は康友氏だ、と擁立へ賛同者を募り、「署名が130人分も集まった」(主要メンバーの1人)としている。
 行革審で問題になった「市議会改革」に焦点を当てて、市議候補を擁立する動きもあり、女性グループが7行政区に女性新人を出馬させる準備を進めている。行革審委員の考えに賛同し、市長選と連動して市政刷新を一気に進めようとする動きで、注目されそうだ。

1077片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 10:10:42
空知の旧産炭地住民有志 荒井氏に出馬要請へ 07年知事選  2006/12/08 07:25 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061208&amp;j=0023&amp;k=200612081375

 空知管内の旧産炭地五市一町の住民有志約四十人が十日、民主党の荒井聡衆院議員(60)に、来春の知事選への立候補を要請する。荒井氏については、民主党北海道や連合北海道などが出馬要請しているが、一般住民レベルからの要請は初めて。

 住民有志は夕張、芦別、三笠、赤平、歌志内の五市と上砂川町に在住する元炭鉱マンや元会社員、主婦など。

 代表を務める上砂川町在住の無職大西一男さん(75)は、一連の夕張問題に対する高橋はるみ知事の対応について、「国と戦う姿勢がない。同じ旧産炭地の住民として危機感を持った。道産子の荒井さんなら道民の立場で考えてくれるはずだ」といい、知人などに呼び掛けて「要請団」を結成した。

 また、十日には、札幌や網走などで活動する十の障害者団体の代表者や、札幌市議を中心にした「北海道の政治・生活を考える女性の会」などもそれぞれ、荒井氏に出馬要請する。

1078片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 14:43:35
不戦敗民主、おわび行脚
2006年12月08日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000612080003

 抗議電話 県連になお/自共ともに歓迎



 17日投開票の出直し知事選は、中盤にさしかかった。告示ぎりぎりまで独自候補の擁立を模索した民主が、結局断念したため、共産推薦の泉敏孝候補(69)と、自民、公明推薦の仁坂吉伸候補(56)の一騎打ちとなった選挙戦。自主投票を決めた民主や連合はどう対応をしているのか。


「大きな期待を頂いたのに、こんな結果になりおわびしたい」


 和歌山市内の労組事務所で、〆木佳明・民主党県連幹事長が深々と頭を下げた。11月28日。県連が串本町議の清水和子氏(60)の擁立断念を決めた翌日だった。「県民の選択肢を少なくしてしまい、責任を感じる」


 知事選の告示から1週間がたつ今なお、県連事務所には抗議の電話があるという。「今月はおわび行脚を続ける。来春の統一地方選(の準備)どころじゃない」。別の県連幹部は「擁立断念」の反響の大きさに驚く。県連は「お詫(わ)び」と題する文書を、県内の党員・サポーターら約1200人に送った。


 立候補が最も期待されていた岸本周平氏は、擁立断念の責任をとって代表を辞職し、選挙期間中は街頭演説や支援者回りで、連日お詫びと釈明を続けている。


                 ◇


 県職員労働組合(県職労、約4400人)は連合和歌山の方針に沿って自主投票を決めた。「県民が選んだ知事の姿勢を十分に見た上で、じっくりと労使関係を築いていく」(石塚和夫執行委員長)と、選挙での支持は鮮明にしていない。だが――。


 「うちは自主投票になったけど、投票にはぜひ行ってほしい」


 民主党県連の幹事を務める労組幹部は先月30日の告示後、連合和歌山加盟の組合支部長に電話で知事選への対応を伝えた。


 「県民の義務は果たさないといけない。ただ、うちが共産党の候補を応援することはあり得ない」。別の労組幹部は「要は、仁坂さんを応援するという選択肢しか残っていない」と明かす。


                 ◇


 仁坂氏の陣営幹部は、あえて民主や連合側に支援を求めることはしないという。「候補者という冠がなければ、民主も連合の支持者も『ひとりの有権者』。自主投票なら、共産推薦候補を推すことはない」と見切っているからだ。


 自民党関係者は言う。「民主の出るべき人が出ず、敵は共産推薦の候補だけ。選挙戦になってからも木村前知事の容疑が次々と出てきて、これまで支えてきた自民党には逆風の選挙になっているだけに、ありがたい」


 泉氏の陣営幹部も、民主が不戦敗となった選挙戦を歓迎している。「自民も民主も政策的には同じ。自公の推薦候補との一騎打ちになったことで、我々としては有権者に選挙の争点や構図を、わかりやすく示すことができる。訴えやすくなった」

1079片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 14:47:28
知事、思わず本音ポロリ
2006年12月08日朝日埼玉
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000612080002

 出馬表明をしないのは、選挙に金をかけないため――。来夏の知事選への立候補について明言を避けている上田清司知事が7日、都内で行われた会合で、思わず本音を漏らした。これまで「4月の県議選のじゃまをしないため」と説明していたが、別の思惑もありそうだ。


 発言は上田知事が座長を務める全国知事会の談合防止プロジェクトチームの会合でのこと。


 この日、都内で行われた有識者へのヒアリングの中で、上田知事は「政治とカネ」の問題に言及し、「金のかからない選挙をするには、選挙運動の期間を短くすることや、自分の組織を持ち、業界に頼らないこと」と持論を展開。「現職(知事)は議会や周りから出馬表明をせかされるが、ぎりぎりまで出馬表明をしないというのも、選挙に金をかけないことにつながる」と話した。


 上田知事の念頭にあるのは、旧知の中田宏横浜市長。今年3月の市長選で直前まで出馬表明せず、再選したことについて、「賢いね。あまりにも早く出馬表明すると選挙運動に金がかかる」とかねてから評価していたという。

1080片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 14:55:22
箕面市長の不信任に動く 住基訴訟上告断念 自民など野党3会派
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya120803.htm

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)のプライバシー権をめぐる訴訟で、大阪府箕面市の藤沢純一市長が市議会で上告しない方針を示したことを受け、市議会の自民党など野党3会派は7日、藤沢市長の不信任決議案の提出に向けた調整を始めた。22日の12月定例市議会最終日での提出を目指す。

 地方自治法の規定では、不信任決議案の可決には3分の2以上の議員が出席し、4分の3以上の賛成が必要。同市議会の議員は現在25人で、全員が出席した場合、19人以上の賛成が必要となる。藤沢市長に近いとみられる与党市議は5人だが、藤沢市長の政治姿勢について態度を鮮明にしていない会派もあり、ぎりぎりの調整が進められそうだ。

 藤沢市長をめぐっては、箕面市議会が今年3月、「リーダーシップに欠ける」などとして辞職勧告決議案を賛成多数で可決。これを踏まえ、複数の自民党市議は「今回は辞職勧告では済まない。市長の独断で方針を決めるばかりで、市政への信頼が損なわれている」などと述べ、不信任決議案の提出に意欲を示した。

 一方、藤沢市長は7日午後に会見し、「住基ネットのシステム自体が違法であれば、上告の準備をしていた。今回の判決はシステムの運用に関する判決のため、上告を断念した」と改めて正当性を主張。その上で、住民票コードの削除は原告の女性(58)だけと明言し、「選択制に向けてかじを切ったということではない」と述べた。

 市によると、この女性の住民票コードを削除する場合、システムを改修して住民票コードがない状態でもシステムを運用可能にするか、庁内のシステムから女性の情報だけ削除するかの、2通りの方法が考えられるという。ただ、同市の庁内システムから女性の情報を取り除いたとしても、住基ネットのシステム全体のセキュリティーは強固なため、変更を受け付けず、箕面市自体が住基ネットから切断されてしまう恐れもあるという。

 また藤沢市長は会見で、その他の市民から住民票コードの削除要求が出た場合の対応などを検討するため、「検討会」を早期に設置する考えを表明。法曹関係者らもメンバーに加え、技術面と法制面で研究を進めていく考えを示した。

 同市によると、先月30日の大阪高裁判決後、住民票コードの削除を求める相談は1件も寄せられていないという。ある幹部職員は「検討会という言葉自体、今日初めて聞いた」と困惑していた。

(2006/12/08 8:29)

1081片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 15:05:08
無所属の革新候補 擁立も
2006年12月08日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000612080001

  ◆07年知事選波立つ◆


    ◎共産党委員会・沢田委員長に聞く


 前回、前々回の知事選で公認候補を立てた共産党。次の知事選候補者は「現段階では白紙」だが、擁立する可能性が高い。党県委員会の沢田博委員長に今後の取り組みを聞いた。


 ――公認候補の擁立は


 現時点では白紙の状態。統一地方にあわせた知事選もありうる。予想以上に早い展開になっているので、できるだけ早く方針を決めたい。


 短期間で県民の支持を得ることが必要で、党公認という形が良いのか、ということも含めて議論していきたい。無所属の革新候補者を擁立することも選択肢の一つで、良い人材であれば支援したい。


 ――過去2回の知事選では沢田委員長が立候補している


 今のところ(自分の出馬は)考えていない。各支援団体と相談して早急に候補者を決めたい。


 ――柿本知事の不出馬について


 5選を果たしたうえで、「平城遷都1300年記念事業」(2010年開催予定)をやると考えていたので意外な印象を受けた。(同事業は)世界遺産の平城宮跡にパビリオンを建ててメーン会場にするという計画自体がおかしい。木簡などの埋蔵文化財がある。世界遺産を何と考えているのか。絶対に反対だ。


 ――柿本県政について


 大型事業に取り組む一方、教育、福祉、医療予算を削ってきた。冷たい県政だと思う。市町村合併の押しつけなど効率化を進めるあまり、地方や地域経済を破壊した。こういう政治に対する怒りは広がっている。


 ――後継候補の荒井正吾参院議員は柿本県政を引き継ぐ方針だが


 見識がないと言わなければならない。県民の願いに応え、論戦を挑むつもりだ。


 ――知事に求める人物像とは


 庶民の苦しみ、思いがわかる人。奈良を愛し、歴史、文化財を大切に守っていく人。そして、何より清潔な人。天下りの官僚では、庶民の気持ちは絶対に分からない。


 ――多選批判についてどう思う


 多選は、知事を批判するよりどころにはならないと考える。良い人が長く続けることはいいことだと思う。
 (聞き手・今直也)

1082片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 15:13:03
北九州市議逮捕「市長選に逆風」
2006年12月08日 朝日福岡
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000612080002

 民主党の北九州市議、清田真容疑者(47)が7日、市発注工事に絡む威力業務妨害などの容疑で逮捕された事件は、市議会関係者に大きな波紋を広げた。特に民主系会派の「市民の風」に所属する同僚市議たちは、来年1月21日に告示が迫った北九州市長選への影響を心配している。民主党推薦で市長選に立候補する予定の同党衆院議員、北橋健治氏(53)は同日夕に記者会見し、「清田容疑者の除籍を決めた」と発表した。


 「北橋氏にとって、確実に逆風になる」。清田市議の逮捕を聞かれた「市民の風」の同僚市議は、真っ先に市長選への懸念を口にした。


 7日午後6時過ぎから記者会見した北橋氏は「清田市議は強く否認している」としたうえで、「逮捕の事実を重く受け止め、民主党福岡9区総支部として除籍を決めた」と語った。8日の党県連倫理委員会で正式決定される見通しだ。


 逮捕から半日足らずでの除籍方針。市長選への配慮かと問われると、北橋氏は「それはない」と答えた。一方で、事件の市長選への影響については「大変に厳しいと覚悟している」と話した。


 清田市議はNTT西日本の社員を経て、01年の市議選戸畑区に民主党公認で立候補して初当選。現在2期目で、建設交通委員会に所属している。


 北九州市では05年の市議選の際も、門司区選出の民主党市議が公選法違反(買収)容疑で県警に逮捕された。この議員は有罪判決を受けて辞職している。


 民主党県連の助信良平幹事長も福岡市での記者会見で05年の事件に触れ、「重ねておわびするということは申し訳ない」と謝罪した。


 県警は7日午後、北九州市議会の議会事務局や「市民の風」の会派室を家宅捜索し、段ボール箱10箱分の資料を押収した。

1083片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/08(金) 20:07:06
出直し宮崎知事選 県政に新たな火種? 候補者探し混とん 元官僚、元議員、タレント… 「しがらみなし」条件
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/miyazaki/20061207/20061207_003.shtml

 官製談合事件で混迷が深まる宮崎県政界。安藤忠恕(ただひろ)知事(65)が辞職し、出直し知事選は来年1月4日告示、同21日投開票の短期決戦となる。捜査の進展を横目に、各政党などの候補者擁立に向けた動きが水面下で加速しているが、事件の裏側や候補選考をめぐり政争のにおいをかぎ取る関係者も多く、潔癖で過去と一線を画す人物が現れるのか、まだ不透明だ。

     ◇

 「基幹産業の農業に精通し、しがらみのないまったくの新顔。この条件については確認した」

 同県町村会の前田穰会長(綾町長)は6日の役員会後、知事候補者像を明らかにした。前田会長は「県政の混乱を招くことが二度とあってはならない」と強調、自民党県連や県議会、市長会などと連携していく方針だ。

 その自民党県連は7日の役員会で、対応を初めて協議する予定だが、県連内には、衆院宮崎3区に二度立候補(いずれも落選)した自民3区支部長で、元経済産業省官僚の持永哲志氏(46)を推す声がある。

 背景には、郵政造反組で3区に議席を持つ古川禎久氏(41)が復党したことから、持永氏が知事選に出馬すれば公認争いが解消されるという一石二鳥の思惑もある。持永氏は「期待されるのは非常にありがたいが、国政を目指している立場。何とも答えようがない」と慎重な言い回しだ。

 ほかに名前が取りざたされているのは、自治相などを務めた経験がある元参院議員上杉光弘氏(64)と、民主党会派に所属する無所属の参院議員松下新平氏(40)。ともに2003年の前回知事選に出馬意欲を示した経緯がある。

 上杉氏はその後、04年参院選、05年衆院選で落選。現在、地域回りを続けているが「落選したおわび行脚。どの戦いに挑むかは別」と胸の内は明かさない。松下氏も、来年の参院選を視野に現有議席減には慎重な民主党との関係もあってか「県政を正常に戻さなければと思うが、参院議員の職責もある」と述べるにとどめる。

 さらに、早稲田大で地方自治を学ぶなどして知事選に意欲があるとされてきた同県出身のタレントそのまんま東=本名・東国原英夫=氏(49)が4日、県選管に政治団体設立を届け出て注目を集め始めた。また、県内出身のベテラン官僚を「政治に意欲を示すようなタイプではないだけに、今回は適任だ」として擁立を模索する動きもある。

 1979年に現職知事が汚職事件で逮捕された際、背景には政争があったとされる。現在も上杉氏と元衆院議員江藤隆美氏の対立、前回知事選で争った安藤氏と元県出納長の確執が指摘され、今回の“候補者”らもそうした対立軸で色分けされがちだ。

 今回、三度も家宅捜索を受けた県庁内では「また怨念(おんねん)で知事の座を争うのなら、何も変わらない」(県幹部)とのうめきも漏れる。

=2006/12/07付 西日本新聞夕刊=

1084片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 01:58:45
<東京都知事選>民主候補擁立が焦点 石原氏3選出馬表明で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000134-mai-pol

 来春の東京都知事選に石原慎太郎氏が3選出馬を表明したことに伴い、民主党が対立候補を擁立できるかが焦点となってきた。自民党は石原氏を推薦する構えだけに、民主が首都決戦を制すれば来夏の参院選へ大きく弾みがつくが、出馬待望論がある菅直人代表代行は出馬を全面否定している。小沢一郎代表自身がさきに「候補擁立」を明言したいきさつもあるだけに、成否は執行部の求心力を左右しかねない状況となっている。
 「来年4月こそ、この人と思う立派な人を立て新しい日本の首都を作り上げていただきたい」
 小沢代表は先月24日の党東京都連のパーティーで独自候補の擁立をこう、ぶち上げた。同党は前回03年と前々回、ともに独自候補を擁立し石原氏に敗退。特に前回は300万票を集めた石原氏の前に全く歯が立たなかった。
 しかし、今回、石原氏は四男の文化事業関与や高額海外出張などの問題を抱えている。小沢氏は「最近、石原都政のひずみやおごりを象徴する現象がたくさん出ている」とも述べ、対決姿勢を鮮明にした。自民党幹事長時代の91年は東京都知事選の対応を誤り党本部と東京都連が分裂、幹事長辞任に追いこまれた苦い経験もある。首都決戦が、統一地方選のイメージ全体を決定づけることを踏まえてのものだ。
 しかし、石原氏に勝てる候補となると、人選のハードルは高い。小沢氏と親しい田中康夫・新党日本代表の名も取りざたされているが「小沢氏はむしろ参院選出馬を働きかけたいのでは」との見方もある。
 小宮山洋子氏(衆院東京比例)や海江田万里氏(東京1区で落選)を推す声もあるが、やはり「切り札」的存在は菅氏(東京18区)。5日の民主党常任幹事会で鉢呂吉雄選対委員長が「都知事選は最大限の力を入れて擁立したい」と発言した瞬間、出席者の視線はいっっせいに菅氏に向けられたが、菅氏は無言で、7日の記者会見で「全く考えていない」と否定した。「菅氏はポスト小沢狙い」というのが党内のほぼ一致した見方だが、他に目立った人材がいないだけに、出馬待望論は消える気配がない。
 一方、自民党は中川秀直幹事長が8日の記者会見で石原氏の推薦に強い意欲を示した。03年の都知事選では石原氏が党本部の推薦を拒んだため「都連支持」の形でしか支援できなかった。自民は都知事選で91年以来、4回連続で党本部推薦候補の当選がなく「鬼門」となっているだけに、石原氏とタッグを組み、参院選前に民主候補を打倒する展開をうかがっている。【須藤孝、大場伸也】
(毎日新聞) - 12月8日22時2分更新

1085片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 09:35:44
自民幹事長、知事与党?
県議会質問 対決避ける 讀賣群馬

 県議会12月定例会の一般質問が8日始まった。トップバッターとして自民党の金子泰造幹事長が質問にたったが、小寺知事に対して議会の声に耳を傾けるようにやんわり求めただけで、同僚議員からは「知事選の対立候補も決まって対決型の質問をするのかと思っていたら、与党みたいな質問だった」との声が漏れた。

 金子氏は80分間の大半を観光立県やいじめなどに割き、持ち時間が残り18分となってようやく、知事が大沢正明議長の知事選出馬表明を受けて出した「知事は議員によって選ばれるのではない。私は県民党だ」というコメントについて知事の考えをただした。

 しかし、「県民の支持を受けて仕事をしているという気持ちがある」と答弁すると、「議会に改めて積極的な評価なり視点をもっていただき、県政に立ち向かわれることが大事だ」と丁寧な口調で要請。議員たちも拍子抜けしたのか、応援ヤジなどもなかった。金子氏は「一般質問なので格調高くやった。同志の思いは伝えきれなかったかも」と語った。県幹部からは「県議選を意識したのでは」との感想も。

(2006年12月9日 読売新聞)

1086片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 18:00:43
選挙:広島市長選 出馬表明の柏村参院議員、自民県連に推薦願 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20061209ddlk34010717000c.html

 来年2月に任期満了を迎える広島市長選に立候補を表明している自民党の柏村武昭参院議員=広島選挙区=は8日、同党県連に推薦願を提出した。県連の役員会議や広島選出の国会議員らによる常任顧問会議などで了承が得られれば、県連が党本部に推薦願を出し、年内にも推薦が出る見込み。

 柏村氏は県連の奥原信也幹事長に推薦願を提出。県内の衆参全選挙区支部が出した推薦願も渡した。提出後の会見で、柏村氏は「無所属で出るつもりだが、自分の政策により近い自民党に応援してもらえればと思う」と話した。また先月初め、自民と公明の同市議、県議らに立候補のあいさつをしたことを明かし、自民の推薦が得られれば公明にも推薦願を出す意向を示した。

 また「告示の日まで、参院議員の責任を全うしたい」とも強調。議員を辞職しない場合、柏村氏は告示日に失職する。次期参院選で自民が柏村氏に出していた公認についても、柏村氏が辞退届を出すことになるという。【田中博子】

毎日新聞 2006年12月9日

1087片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 18:06:51
自民ら反対で否決 紀の国森づくり条例
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=116350

 「紀の国森づくり税」条例を見直そうと新生わかやま県議団(玉置公良代表、5人)などが議員提案した同条例の施行を1年先延ばしにする改正案が8日、県議会で否決された。「県民の理解を得ていない」と共産や公明、民主など6会派17人が賛成したが、最大会派の自民と1会派の計27人が反対多数で退けた。

 改正案を提案した新生わかやま県議団の浦口高典幹事長が「和歌山市議会や御坊市議会が廃止を求める決議をするなど県民の理解を得ていない。談合事件で県民の怒りが頂点に達しており新税を実施できる状況ではない」と賛成討論した。

 これに対し、自民党県議団の吉井和視副会長が「森林所有者の努力だけでは森林を健全な状態で管理することは困難。森づくりを県民全体で取り組んでいくことが必要」と反対討論した。

 採決の結果、改正案に賛成したのは、新生わかやま(5人)、共産(4人)、公明(4人)、民主(2人)、環境平和の会(1人)、県民クラブ(1人)の計17人。反対は自民(25人)と県民クラブ(2人)の計27人だった。

 同条例は、自民党県議団主導の議員提案によって昨年12月県議会で成立。県民1人当たり年間500円を徴収して森林環境の保全などに充てる目的で、来年4月から5年間の時限立法。年間約2億6000万円の税収を見込んでいる。

 徴収した税は「紀の国森づくり基金」として積み立て、その活用について、県はこのほど、民間人でつくる基金活用検討会(座長=橋本卓爾和歌山大学教授)から、森林を舞台にした遊びや学びの場の提供▽荒廃した森林の整備▽公共の場への木材の利活用―などの提案を受けている。
('06/12/10)

1088片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 18:15:21
練馬区長選
前回同様 混戦の兆し 東京新聞東京
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20061207/lcl_____tko_____001.shtml

 任期満了に伴い来春の統一地方選で行われる練馬区長選が、五人が乱立した前回同様、混戦の兆しを見せ始めている。すでに現職のほか、民主の元衆院議員二人が名乗りを上げた。野党各党は、四分裂して与党候補に敗れた前回の轍(てつ)を踏まないよう、統一候補擁立を目指していたが、民主内部での一本化さえできず、困惑が広がっている。

 自民、公明の支援を受ける現職の志村豊志郎氏(74)は、いち早く開会中の区議会で再選出馬を表明。

 民主党練馬区支部は先月、元衆院議員鮫島宗明氏(62)の推薦を決定。六日に行われた同支部の統一地方選必勝決起集会で、出馬を宣言した。

 その決定後、民主の元衆院議員吉田公一氏(66)が出馬を決意。衆院10区(豊島区、練馬区の一部)で豊島に重点を置く鮫島氏に対し、かつて9区(練馬区)が地盤だった吉田氏は「政治活動の最後は地元に貢献したい」と話す。吉田氏は、この日の集会にも欠席し、分裂の気配を漂わせる。

 鮫島氏は民主を離党、広く推薦を求めて現職に挑む予定だった。「独自候補にこだわらず柔軟に対応したい」(共産区議)などと、民主以外の野党も統一候補擁立に関心を示していた。

 民主の野上幸絵支部長は「鮫島氏推薦は変わらない」と動ぜず、吉田氏の説得に当たる方針。

 民主以外の野党は「分裂では現職に勝てない」と顔をしかめ、共闘の交渉にも慎重な態度。「三人も候補が出れば、漁夫の利を狙い新たな候補が出かねない」とも。さらなる乱立で、現職有利になる状況を懸念する声すら出ている。 (松村裕子)

1089片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 18:16:32
序章 07都知事選 <上>
自民、会心『百点満点だ』 東京新聞東京
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20061208/lcl_____tko_____000.shtml

 「首都東京のかじ取りを引き続き、命がけでしたい」

 石原慎太郎知事は七日、都議会本会議で高島直樹自民党政調会長の代表質問に答え、三選出馬を正式表明した。

 議場で見守る同党都議らは、知事が発したこの言葉を特別な思いで聞いた。「知事は次の選挙で、自民の“看板”を背負って戦う」

 同党には前回の知事選で、初めて推薦候補を立てることができなかったとの苦い思いがある。

 二〇〇三年二月の都議会本会議。当時の同党幹事長が出馬表明につながる答弁を引き出そうとしたが、政党の推薦を受ける意思がない知事の答弁は一般論にとどまった。知事を“押し掛け推薦”しようとしたその姿勢は、「悪女の深情け」と他会派から酷評された。

 「屈辱だった」。同党のベテラン都議は前回知事選をこう振り返る。

 だが都政運営を知事とともに主導したい同党は四年かけて、石原知事との距離を縮めてきた。

 知事側近の浜渦武生副知事(当時)の強権的な都庁支配が自公の反発を買い、昨年七月に都議会調査特別委員会(百条委)で偽証認定され、更迭された際には、偽証容疑での刑事訴追を見送った。同年九月の衆院選では、同党幹部が三男宏高氏(東京3区)の選対責任者を務めた。

 さらに同月、参院議員の就任が決まりかけた同党都連会長の職に、都議の巻き返しで長男伸晃氏(同8区)を擁立した。同党内には「知事が自民の推薦を受けないなら、伸晃氏を都連会長にした意味がない」との声もある。

 七日の代表質問をめぐっては、同党と知事側の間で開会直前まで何度もやりとりがあった。

 自民側は「あいまいな表現では困る。はっきりと出馬表明と分かる表現にしてほしい」と注文。最後は「かじ取りをする、という表現にしてほしい」と文言も示した。

 これに対し、答弁に立った石原知事は、用意しておいた台本にはない「命がけで」の言葉を入れ、そこに力を込めた。四年前はそでにした自民の“深情け”に応えた瞬間だった。

 「百点満点だ」。控室に戻った同党幹部は会心の笑みを浮かべた。

     ■

 現職知事の出馬表明で、本格的に動き出した来春の知事選。各党や知事周辺の思惑を探っていく。

1090片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/09(土) 18:18:05
序章 07都知事選 <中>
民主、分裂から対決へ一丸 東京新聞東京
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20061209/lcl_____tko_____000.shtml

 石原慎太郎知事の“豪華”海外視察と知事四男への都費支出。「私物化と言われても仕方ありません」―。

 七日の都議会代表質問で、石原知事が三選出馬を正式表明した直後、共産党が追及する問題を議会で真っ先に取り上げたのは、民主党だった。そこには知事との対決姿勢を鮮明にしたいという思惑が込められていた。

 民主が都議の総会で知事選への独自候補擁立を決めたのは一カ月前。自公との相乗りを原則禁止する小沢一郎代表の方針にのっとったものだ。「石原都政の矛盾やおごりを象徴する現象が起きている」。小沢代表が口にした批判は首都決戦にかける意欲を表していた。

 都議会で自民に次ぐ三十四議席を有する民主だが、これまでは石原都政をほぼ容認し、半ば与党的な立場を取ってきた。それだけに知事選を見据えたアピールには冷ややかな見方も付きまとう。

 前回知事選で民主は評論家の樋口恵子氏を推薦しながら、一部都議が「石原支持」を公然と表明し、分裂選挙となった。「選挙後は与党的立場で行動し、今度も独自候補を擁立する。党内はばらばらでいつも迷走し、恥ずかしい限り」。八日の都議会で一般質問に立った自民の鈴木一光都議は、前回の経緯を引き合いに民主を挑発した。

 「知事選に向けて一丸となって準備を進めている」。直後に登壇した民主の門脇文良都議は結束ぶりを強調するものの、肝心の候補選定は進んでいない。民主都連の円より子会長は「党外の人を擁立したい」と人選を急ぐが、「負け戦は嫌だ」と尻込みをする向きもあり、難航も予想される。

 一方、石原知事から「化石みたいな政党」などと中傷されてきた共産党は、十月に元足立区長の吉田万三氏を推薦候補に決定。「都政私物化問題」で攻撃を仕掛け、存在感を強める。石原知事は「ネガティブキャンペーン」とけん制するが、都には知事批判の意見が約七百件寄せられている。

 「石原知事の採点は零点。都政を変えたい」と共産の渡辺康信都議団長。前回の党公認候補の得票は有効投票総数の8%どまりで供託金を没収されただけに、どこまで批判票の取り込みを図れるかがカギとなる。

1091片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/10(日) 12:11:21
和歌山知事選、仁坂氏が安定、泉氏追い上げの展開
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20061210p301.htm

 17日投開票の和歌山県知事選について、読売新聞社は7〜9日に世論調査を実施し、取材結果を加えて情勢を分析した。新人2人の一騎打ちは、元経済産業省局次長・仁坂吉伸氏(56)(無所属=自民・公明推薦)が安定した戦いぶりをみせ、市民団体代表世話人・泉敏孝氏(69)(無所属=共産推薦)が支持拡大を目指す展開となっている。ただ、有権者の4割近くが態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 仁坂氏は自民支持層の約7割、公明支持層の約8割を押さえ、無党派層の3割近くから支持を得ている。泉氏は共産支持層の大半を固め、民主支持層の3割強に浸透したが、無党派層は1割強にとどまっている。

 告示直前に候補擁立を断念した民主党については、57%が「擁立すべきだった」と答えた。

     ◇

 調査は、和歌山県の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1750件のうち、1003人から回答を得た。回答率57%。

(2006年12月10日 読売新聞)

1092片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/10(日) 19:32:56
知事選 共産、民主と共闘遠く 荒井氏に拒絶感 独自候補擁立進まず  2006/12/10 07:44
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061210&amp;j=0023&amp;k=200612091786

 来春の知事選に向けて、共産党の独自候補擁立が難航している。一時は民主党が推す候補者への相乗りの可能性も模索していたが、最終的に元官僚の荒井聡衆院議員に絞り込まれたことにより、共闘実現の可能性は限りなく小さくなった。年内の独自候補擁立に向けて、労組など関係団体との協議を急いでいるが、見通しは立っていない。

 関係者によると、共産党道委や道労連など三十二団体で構成する「明るい革新道政をつくる会」の候補委員会は、複数の労組関係者などに対し、水面下で立候補の意思があるかどうかを聞いた。しかし、現状では前向きな返答は得られていないという。

 共産党道委や道労連などには、道の行財政改革が弱者や地方の切り捨てにつながっているなどとして、「高橋はるみ知事は倒さなければいけない」(労組幹部)との思いは強い。

 しかし、九候補が乱立した前回の知事選で、共産党の推薦候補が六位に沈むなど、知事選での同党は苦戦続き。

 また、昨年の衆院選では全国の小選挙区で二百七十五人が立候補したが、二百二十三選挙区(道内は十二選挙区中十一)で有効投票の一割に届かず、六億六千九百万円の供託金を没収された。党、支持団体とも、勝ち目のない戦いへの疲弊感は隠せない。

 そんな中、十一月下旬の沖縄県知事選で実現したような野党共闘を、北海道でも模索する機運はあった。

 民主党の知事候補者として、現職の大学教授が浮上した際には、「政党色が薄い」(共産党道委幹部)として、道労連を中心に共闘への流れが一時強まった。

 だが、民主党は最終的に元農水官僚の荒井氏に出馬を要請した。共産党周辺では、もともと「官僚では乗れない」との思いが強い上、荒井氏は日本新党、さきがけを経て民主党入りした経緯がある。共産党から見れば、民主党の中でも“遠い人”だ。

 今後の候補者選定作業については、なお野党共闘を模索する考えも一部には残っており、どんな結論を導き出すにしろ、いましばらく時間がかかるとの見方が強まっている。

1093片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/11(月) 00:51:39
茨城県議選 自民減・民主は増
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/11/k20061211000001.html

来年春に行われる統一地方選挙の前哨戦の1つ、茨城県議会議員選挙が、10日行われ、議員のおよそ3分の2を占めていた自民党が選挙前より5議席減らしたのに対して、民主党は2議席増やしました。
茨城県議会議員選挙は、35のすべての選挙区で議席が決まっています。当選したのは、▽自民党が39人、▽県議会の会派の自民県政クラブが5人、▽民主党が6人、▽公明党が4人、▽共産党が2人、▽無所属が9人となっています。議員のおよそ3分の2を占めていた自民党は選挙前より5議席減らしました。これに対して、民主党は2議席増やし、議案の提出に必要な6議席を獲得しました。民主党は、水戸市と土浦市で初めての議席を獲得し、都市部での躍進が目立ちました。各政党は今回の選挙を来年春に行われる統一地方選挙の前哨戦の1つと位置づけ、自民党は、勢力をさらに伸ばそうと大臣などが応援に入りましたが、議席を減らしました。民主党は、保守王国の茨城県で健闘することで今後の選挙に弾みを付けようと党首クラスが次々と応援に入り、議席を増やしました。

1094片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 08:40:03
対抗馬年内に決定か 讀賣青森

 「再び立候補することを決意しました」――。三村知事は11日、青森市内のホテルで記者会見し、来年6月の任期満了に伴う次期知事選に再選を目指して出馬する考えを正式表明した。また、自民党県連は同日の総務会で、三村氏の推薦を決定した。公明党も近く、中央幹事会で三村氏推薦を決める見通しだ。一方、民主党などは対抗馬擁立を急いでおり、知事選を巡る戦いはいよいよ本格化し始めた。(浜砂雅一)

 ◆自民と二人三脚

 「推薦、誠にありがとうございました」

 三村知事は正式表明に先立ち、同じホテルで同日午前に開かれた自民党県連総務会に出席し、居並ぶ幹部らに深々と頭を下げた。

 次いで、大島理森・県連会長らとともに共同記者会見に臨み、「推薦は、私のこれまでの県政運営に理解と評価をいただいたものと重く受けとめる」と述べ、同党を重視する姿勢を強調した。

 同党側も配慮を見せた。大島会長は会見で、当初想定していた知事との政策協定締結を見送る考えを明言。「(自民党と三村知事は)協定を結びましょうという関係ではもう、ない。4年間の信頼の積み重ね、そして、知事に(党からの政策提言を)理解してもらった。判子をついてもらうつもりはない」と述べ、信頼関係の強さをアピールした。

 ◆見えない公約

 自民党との緊密ぶりが際立つ一方、2期目に向けた公約はまだ明確ではない。

 知事は同党との共同会見後の単独会見で、「これまでまいた改革の種がようやく芽吹こうとしている。いまだ道半ばという思いと、改革を成し遂げねばならないという思いで、立候補を決意した」と述べた。

 ただ、公約については、2007年度県予算の編成がこれからであることなどを理由に、「ここで私が(公約の)柱等も含めて話すことは控えるべきと考える」と述べるにとどめた。

 しかし、出馬表明したのに、公約の柱すら示さない姿勢は理解しにくい。また、「支援いただく方等を含め、話をいただきながら、(公約を)示していきたい」との説明は、選挙で支えてくれる勢力の意を受けて公約をまとめる考えとも受け取られかねず、知事の今後の対応が注目される。

 ◆対抗馬は民放関係者?

 民主党県連は、対抗馬擁立の動きを加速させている。2日の常任幹事会では、県外の民放関係者と県内民放の元アナウンサーの2人に候補を絞り込んだ。今博幹事長は、「年内決定を目指して議論を進めている」と話している。

 共産党県委員会も独自候補を立てる方針だ。堀幸光委員長は、「年内に結論を出したい」としている。

 社民党県連は、独自候補擁立は見送るが、非自民勢力の結集による候補擁立の可能性を探っている。渡辺英彦代表は、「知事選に臨む野党候補が出てきた時点で、連合青森を中心に(各党と)協議したい」と話している。

(2006年12月12日 読売新聞)

1095片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 08:56:18
#和歌山県民、やる気なし。

半数「関心ない」 世論調査
新県政に期待薄 讀賣和歌山

 県政への信頼が低下し、選挙への関心や県政刷新への期待感は薄い――。談合事件に端を発した出直し知事選について読売新聞社が7〜9日に行った世論調査で、有権者のこんな意識が浮かび上がった。選挙戦は、元経済産業省局次長・仁坂吉伸氏(56)(自民、公明推薦)を市民団体代表世話人・泉敏孝氏(69)(共産推薦)が追う展開。だが、有権者の約4割が態度を決めておらず、いかに関心を呼び起こすか、両陣営の終盤戦の戦いぶりに注目が集まりそうだ。

 【情勢、支持層】

 仁坂氏は、都市部、郡部を問わず浸透し、男女、年代別でも偏りなく支持を集めた。職業別でみると、農林水産業で6割を超えるなど高い期待を集めている。泉氏は、男女別では男性の支持が目立つ。一方、職業別では商工サービス業の割合が最も高く、以下、管理専門職、労務サービス職と続いた。

 【県政への信頼と選挙への関心】

 県政への信頼度は、談合事件によって「非常に下がった」が61%を占め、同じく出直し選となった11月の福島県知事選で行った世論調査の同じ問いに対する数字(51%)を上回った。一方、選挙への関心については「全くない」と「あまりない」を合わせると50%にのぼり、福島の25%を大きく上回る結果となった。

 新知事による県政刷新については、福島では「できる」が「できるとは思わない」を4ポイント上回っていたが、和歌山では「できる」の23%に対し、「できると思わない」が47%にのぼり、両県の有権者の意識に大きな違いがあることが浮き彫りになった。

 【争点、判断の基準】

 選挙の争点(複数回答)としては、「福祉や高齢化対策」「景気や雇用対策」との回答が多かったが、これらに続いて「政官業の癒着解消」が挙がり、談合事件の影響の大きさをうかがわせている。また、投票の際に、最も重視したい点(同)については、「支援している政党や団体」以上に「政策や公約」を挙げる人が目立った。

(2006年12月12日 読売新聞)

1096片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 09:00:16
知事選候補者調整 自民「白紙の状態」、民主「独自に擁立」 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、同21日投開票)をめぐり、各政党の候補者調整の動きが活発化している。

 林野庁長官の川村秀三郎氏(57)が県町村会(会長・前田穣綾町長)から打診されたことを受け、自民党県連(川添睦身会長)は11日会見。米良政美幹事長は「特定の候補者を軸に調整を進めておらず、白紙の状態」と強調した。さらに、候補者一本化の必要性に言及、「(一本化の時期は)立候補予定者説明会が行われる18日までが望ましい。それが無理でも、告示2週間前の20日までには何とかしたい」とした。

 一方、民主党県連は10日の常任幹事会で、独自候補の擁立を目指すことで一致、三役(代表、幹事長、副代表)に人選を一任する基本方針を決めた。他党との連携も視野に入れる。宮崎選挙区選出の松下新平・参院議員(40)(無所属)を推す声もあったが、松下氏は態度を明らかにしていない。井上紀代子代表は「多くの県民が推せる候補を探す」と話している。

 今回の知事選は、前知事の安藤容疑者が「県政を混乱させた責任を取る」として4日付で辞職したため、短期決戦で行われることになった。

 これまでのところ、川村氏が立候補を打診されたほか、坂元裕一県議会議長(58)が出馬に強い意欲を示している。タレントのそのまんま東(本名・東国原英夫)さん(49)も立候補の構えを見せている。

(2006年12月12日 読売新聞)

1097片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 09:02:59
#かなり力を入れてますね、民主は

ライバル 互いにけん制 ――07知事選 愛知
候補予定3氏 会合や街頭演説 讀賣愛知

 主要政党の候補予定者が出そろった愛知県知事選は9日、三つどもえの争いとなることがほぼ固まってから、初の週末を迎えた。現職の神田真秋知事(55)=自民、公明推薦=、いずれも新人の石田芳弘・前犬山市長(61)=民主、社民推薦=、阿部精六・元愛労連議長(66)=共産推薦=の3氏とも、街頭演説や会合回りを精力的にこなしたが、他の候補予定者をけん制したり、政策で独自色を出したりと、戦う相手を強く意識した訴えが目立った。

 神田氏は、名古屋市西区で開かれた農業団体の会合に出席。約1000人を前に、「今を越えてはばたくために微力を尽くしたい」と訴えた。この後、自民党県連青年局が神田氏を招いて開いた会合では、藤川政人県議が「同志だった方が対抗馬として出るが、心のぶれとしか思えない」と、かつては同党県議だった石田氏を批判。出席した若手党員に、石田・犬山市政の問題点をまとめた報告書を配り、活用を要請するなど、石田陣営との対決姿勢を鮮明にした。

 一方、石田氏は9日夕、出馬表明後、名古屋市内では初となる街頭演説をJR名古屋駅前で行った。「県の教育、医療、福祉の分野を再生し、内側から国を支えていく。それを愛知から始め、全国のモデルとしたい」と石田氏。応援に駆け付けた民主党の赤松広隆副代表は「愛知県は元気で全国をリードできるはずだが、今の知事では元気が出ない」と神田氏を“攻撃”した。

 阿部氏は、名古屋市中村区で、出馬表明後初の街頭演説。「2人が触れようともしない問題」として労働行政を取り上げ、「愛知は元気、と言われるが、元気なのは一握りの企業。働く者の問題を解決する窓口を県庁に作りたい」と独自色をアピールした。

民主4県連 初の選挙協力 愛知での“ツテ”活用
 愛知県知事選で、石田芳弘・前犬山市長(61)を推薦する民主党同県連は9日、同党東海ブロックの岐阜、三重、静岡の各県連と協力して知事選に取り組む方針を明らかにした。知事選レベルで複数の県連が協力するのは同党としては初の試み。

 愛知県連の近藤昭一代表が、他の3県連の代表に要請し、合意した。3県連所属の各議員が、愛知県内の知人や団体に働きかけるほか、東海ブロックとしての対策本部を設置し、情報交換する。

 また、民主党とともに石田氏を推薦する連合愛知は9日、県内の同党議員らと会合を開き、神野進会長が「我々と、議員のみなさんが、それぞれの領域で責任を果たさないと勝てない」と、石田氏支援の取り組み強化を呼びかけた。

(2006年12月10日 読売新聞)

1098片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 09:32:57
社民県連 候補擁立を断念/知事選 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061211210159.asp

 社民党県連の渡辺英彦代表は十一日、県庁で会見を開き、来年六月の任期満了に伴う知事選の対応について、党の独自候補擁立を断念することを明らかにした。今後、民主党など非自民党候補擁立の動きがあれば、連合青森を通して協議に応じる姿勢を示した。

 社民党は三村申吾知事が初当選した前回知事選では、現衆院議員の横山北斗氏を民主党などとともに推薦した。

 渡辺代表は「独自に党公認の知事候補はいない。十一月二十二日の常任幹事会でも候補を立てられない状況だということを確認した」とした上で「野党として知事選に臨む候補が出た時点で、連合青森を中心に協議に入りたい」と語った。同代表によると、党公認候補擁立に向けて複数の人に打診したが、同意は得られなかったという。

 参院選本県選挙区については「独自(候補)で戦いたいが、まだ決まっていない」と述べた。

 また、来年四月の県議選で現職の三上隆雄(弘前市区)、新保英治(むつ市区)の両氏を推薦することを明らかにした。

1099片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 09:40:28
坂元議長が立候補に意欲 出直し知事選
2006年12月11日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612110103

 県官製談合事件に絡む知事辞職で来年1月に実施される出直し知事選に、県議会議長の坂元裕一氏(58)=日南市・南那珂郡区=が立候補へ強い意欲を示している。

 既に所属する自民党県連と県議会自民党会派に対し、内部の調整を要請。宮崎日日新聞社の取材に対し、坂元氏は「県議を20年間務め、県内津々浦々の課題に精通している自負がある。地方分権が進展する中で戦略的な政策を進める自信もある」などと述べた。

 坂元氏は「宮崎の特殊性、独自性を発揮し、県民に夢と希望を与える政策が求められる。官僚ではなく、政治家が県政をリードするのが望ましい」と意欲を見せた。

 県連と県議会会派は慎重な姿勢を見せるが、坂元氏は「最終的には県連の選挙対策委員会で決めていただきたい」と要望。その上で「選対委員会の決定には原則として従うが、県民にとって憂慮すべき人選、政治的背景があった場合は戦う覚悟だ」と強い意志を示した。

 現在、出馬に意欲を示しているのは坂元氏だけ。これまでに県町村会が林野庁長官の川村秀三郎氏(57)=綾町出身=に立候補を打診しているが、川村氏は態度決定を保留している。

 選挙は来年1月4日に告示、21日に投開票される。

1100片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 09:43:03
元市議頼高氏 出馬を表明
蕨市長選 埼玉新聞
http://www.saitama-np.co.jp/news12/11/03p.html

 任期満了に伴い、来年五月二十七日告示される蕨市長選に、同市北町一丁目、新人で元市議の頼高英雄氏(43)=無所属=が九日、同市中央の市民会館で記者会見を開いて出馬表明した。

 頼高氏は、埼玉大卒。会社役員。市議(共産)三期を務めた。市長選は連続三回目の挑戦になるが、前回は四百三十三票差で惜敗だった。

 頼高氏は「現市長の八期三十二年に及ぶ長期市政の弊害は、深刻なものがある。市民の立場から徹底して改革し、市民に日本一温かい蕨市政を実現したい」と立候補の決意を述べた。

 同市長選では現職の田中啓一市長(80)=八期=の去就が注目されている。

1101片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:00:07
民主推薦平井氏が初当選
逗子市長選
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20061212/lcl_____kgw_____002.shtml

 任期満了に伴う逗子市長選は十日投開票され、無所属新人の前市議平井竜一氏(40)=民主推薦=が、同じく無所属新人の前市議網倉大介氏(40)=自民・公明推薦=を約四千五百票の大差で破り、初当選した。同時に行われた市議補選(被選挙数二)は、ともに無所属で元職の毛呂武史氏(38)と松本真知子氏(55)が当選。当日有権者数は四万九千六百三十八人、投票率は48・55%だった。

 平井氏は、「共生都市・逗子」と景観・緑を大切にする町づくりをアピールするとともに、健やかな教育やバリアフリーによる福祉の充実などを公約に掲げて浸透した。終盤は勝敗のカギとなる主婦・浮動票を手堅くまとめた。

 また、控訴審で係争中の池子地区米軍住宅追加建設問題では、「対話による決断が必要」との認識を示しながら、旧みどり派や現在の長島一由市長の支持票を大量に取り込み圧勝に結びつけた。

 網倉氏は強力な保守基盤をバックに健闘。池子問題では「国との対立から対話路線」を明確に打ち出すなどしたが、無党派層の人気を得ることができなかった。

■「正直、びっくり」

 覚悟していた苦戦を覆す大勝。午後十時前、JR逗子駅前の平井竜一氏の事務所に当選を伝える一報が入ると、支持者たちは「こんなに早く決まるとは」「信じられない」などと感激の言葉を口にしながら、次々に泣き崩れた。

 平井氏も「正直、びっくりしている。非常に出遅れた印象があったから」と首をかしげながらの第一声。勝因を問われ、「市議会議員として市民と対話を続けてきた姿勢が評価されたのではないか」と分析した。市長として、第一に取り組む課題については「市職員のみなさんと、しっかりとコミュニケーションをして、働きやすい環境にしなければ」と自らに言い聞かせるように話した。 (加藤木信夫)

<解説>

■厳しい環境 課題山積

 平井氏は市制施行後、八代目の市長に就任するが、市政を取り巻く環境は厳しく、課題は山積している。

 財政事情は、昨年度の経常収支比率(人件費など必要経費が収入に占める割合)は約96%と高く、市レベルで県内ワースト3と危機的な状況。しかも今後五年間で退職する職員約百人の巨額な退職金の支払いなどで財政は最大のピンチを迎える。

 争点だった池子地区への米軍住宅追加建設問題は、来年二月十五日に東京高裁で判決を迎えるが敗色濃厚で、戦術の見直しが迫られそうだ。

 総合病院誘致では、横須賀市にある「聖ヨゼフ病院」を沼間三丁目にある市有地に移転する計画で“内定”しているが、診療科目や、救急医療業務での市側の委託費負担、市有地利用での経費負担など具体的に決まっておらず、新体制での政治手腕に期待がかかる。

 行政と議会は車の両輪。少数与党だった長島市政に比べて、平井市政は議会勢力からみて与党が過半数を維持できそうな見通し。信頼関係の構築に基づくバランス感覚の取れた議会対策が望まれる。 (宮崎淳二)

1102片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:01:51
『保守王国』自民つまずき
議長経験者2人含む現職6議席失う 茨城県議選 東京新聞茨城
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20061212/lcl_____ibg_____002.shtml

■自民

 水戸市の自民党県連では、無投票当選した山口武平会長、長谷川大紋幹事長や、岡田広参院議員らがテレビの速報に見入った。水戸市区や土浦市区で現職が落選する厳しい情勢が伝えられると、みけんにしわを寄せていた。

 山口氏は「だいたい予定の結果だ。小泉改革の後始末や、郵政造反議員の復党問題など、やや空気が悪かった」と分析した。長谷川氏は「相当厳しい結果となった。若い候補の当選が多かったので、次は考えなくてはいけない」と話した。

 落選した現職のうち、水戸市区の木本信男氏は「後になれば、ああすればよかったということが出てくるかもしれないが、理屈じゃない」と、敗因を整理しきれていない様子だった。

 一方、民主党候補との一騎打ちを制した守谷市区の小川一成氏は一夜明けた十一日早朝、つくばエクスプレス(TX)守谷駅前で当選のあいさつに立った。駆け寄って握手を求める通勤客から「ご苦労さま」「四年間よろしく頼みます」などの声が掛かった。小川氏は「市民の利便性向上のため、TXの東京延伸に力を注ぎたい」と抱負を語った。

  (布施谷航)

■公明

 公明は二十年ぶりの四議席獲得を実現するとともに、土浦市区とつくば市区がトップ、日立市区と水戸市区が二番目で当選を果たし、存在感を示した。

 「新人で何も分からない私が、皆さんに支えられて勝利できました」。つくば市区の田村佳子氏は、支持者でごった返す選挙事務所で、かすれ声を震わせ喜びを語った。

 定数一増を機に立候補し、全域で攻勢を掛けて農村部を固める自民候補を抑える堂々の結果に、満面の笑みで万歳を繰り返した。田村氏は「まず子育て支援と教育問題に手を付けなければならない。ほかの課題にも誠実に取り組む」と抱負を話した。 (小沢伸介)

■民主

 水戸市の民主党県連には十日午後八時ごろから、大畠章宏代表や郡司彰、小林元の両参院議員らが続々と集まり、二議席増の躍進を喜んだ。

 大畠氏は「小泉、安倍政権が格差社会を生んだことに対し、有権者が『自民党政治はおかしい』というメッセージを示した」と語った。小沢一郎代表の就任後、初の県議選だったが、「候補者はよく地域を歩くようになった」と、“小沢イズム”の浸透に手応えを感じている様子だった。

 ただ、候補者が十人にとどまったことから、郡司氏は「国政と違い、自民対民主の構図に持ち込めなかったのが反省点」として、来年の統一地方選、参院選に向けた課題を挙げた。

 悲願の県都・水戸市区をトップ当選で勝ち抜いた佐藤光雄氏は、同市河和田町の事務所で、支援者と握手を繰り返した。「政治、経済、日本がおかしくなっていると、皆さん感じている。その声をしっかり県政に届けたい」と、力強く抱負を語った。 (生島章弘、高橋知子)

■共産

 取手市区で議席奪還できなかったものの、水戸市区では大内久美子氏が四選を果たすなど、改選前と同じ二議席を確保した共産党。田谷武夫県委員長は大内氏の事務所で「日立市区、取手市区は残念ながら届かなかったが、オール与党の県政に対し、野党としての確かな訴えが有権者に届いたのではないか」と分析した。

 大内氏は「子育て支援など、これまで以上に社会的弱者に向けた優しい政治をしていきたい」と話した。
  (沢田佳孝)

1103片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:20:05
野呂知事、再選出馬へ
「推薦」絡み県政界に波紋 中日三重
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061212/lcl_____mie_____000.shtml

 来春の知事選に野呂昭彦知事(60)が再選を目指し、民主党推薦で出馬する意向を固めたことに、県政界には波紋が広がった。小沢一郎代表のもと、知事選での「与党との相乗り禁止」を打ち出す民主党の“先制攻撃”に、知事選への態度が定まらない自民党は対応に追われた。共産党推薦で出馬表明を済ませている辻井良和氏(70)は違いを強調した。

 野呂知事は十日午前八時から約一時間、津駅近くのホテルで、県内選出の民主党国会議員全六人と顔を合わせ、推薦要請の意思を伝えた。

 推薦を働き掛けてきた民主党に対し、幅広い支持を集めたい野呂知事はこれまで態度を保留してきた。だが、この日の会合で同党の推薦決定後に出馬表明することで合意。十九日の党本部常任幹事会で推薦決定した後、県議会十二月定例会の二十日にも出馬表明する方向でまとまった。

 連合三重も民主党の推薦が決まり次第、推薦する方針だ。

 一方、自民党県連は十日午後、役員会を開いたが、知事選への対応は議題にも上らなかった。しかし十一日夕、野呂知事が民主党推薦での出馬を固めたとの報道に、一部の県議からは「民主党にいいようにやられている。推薦するのか対抗馬を出すのか、はっきりさせるべきだ」と緊急の役員会を求める声も上がった。

 前回は自主投票だった自民。この四年近く、野呂知事への反発は少なく、今後、推薦を出して“相乗り”する可能性もある。しかし、民主党副代表の岡田克也衆院議員は十日の会見で「相乗りは認めないのが原則。全体を判断してわれわれの態度を決めたい」と野呂知事や自民党をけん制した。

 これに対し、自民党県連会長の田村憲久衆院議員は「民主党のやり方は前近代的で、子どもじみたけんかに付き合うつもりはない。野呂知事はこの四年間、中立的なスタンスで、信頼関係はできている」と野呂知事支援の姿勢をにじませた。

 既に知事選に名乗りを挙げている元鈴鹿市議の辻井氏。「野呂知事のような県民と面会しない知事では困る。県民の福祉や教育も犠牲になっている」と切り捨てた。
 (沢田敦、谷村卓哉)

1104片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:21:38
最多8人の争い
愛知・犬山市長選
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061211/eve_____sei_____002.shtml

 市長の辞職に伴う愛知県犬山市長選が10日告示され、いずれも無所属の新人で元市副議長山田拓郎(33)、元会社員稲垣岩男(63)、元市議ビアンキ・アンソニー(48)、元市副議長川村佳代子(64)、元県議田中志典(48)、元会社役員前田英男(53)、経営コンサルタント坂部太一(35)、NPO法人代表村田恵子(65)=共産推薦=の8氏が立候補を届け出た。投開票は17日。

 記録に残っている同県内の市町村長選では過去最多の出馬。同市では石田芳弘前市長(61)が同県知事選へ出馬するため、11月20日付で辞職した。

 12月9日現在の選挙人名簿登録者数は5万9691人(男性2万9478人、女性3万213人)。

 ◇8人混戦ニアミス頻発 歩き、自転車…戦法も多彩

 過去最多の候補8人、票が割れれば「再選挙か」との懸念さえささやかれる大混戦が火ぶたをきった。市長辞職により10日告示された愛知県犬山市長選。選挙カー、歩き、自転車と戦法もさまざまで、人通りの多い場所では、早速、複数の陣営が鉢合わせする場面も。候補者の数が数だけに、期間中もニアミスは頻発しそうだ。

 「改革派」として知られ、来年2月の愛知県知事選に出馬する石田芳弘前市長(61)の後継を決める選挙。少人数授業・学級など石田氏が進めた教育改革の是非、広域ごみ処理場の建設、市庁舎の建て替え問題が主な争点といえる。

 10日の第一声では、あからさまに石田市政を批判する候補者はいなかったが、ある陣営の選対幹部は「石田さんは直感で動き、ワンマンで事を進める面もあった、と批判的に訴えていく」と戦術を披露した。

 各候補は「財政の建て直し」「民間企業の感覚の導入」「幅広い人脈」「全市でコミュニティーバスを運行」「市長給与のカット」など、それぞれが目玉の公約を打ち出し、声をからした。市は岐阜県境に接し、複数の陣営が同県の首長や議員を弁士に招いた。

 名鉄犬山駅前のロータリーや大型商業施設には代わる代わる選挙カーが乗り付けた。鉢合わせた候補者同士が互いに肩をたたき、激励し合う姿も。候補者1人で自転車に乗り市内を回ったり、ひたすら歩いて握手作戦を展開する陣営もあった。

 自民、民主という2大政党がともに推薦を見送る展開で、石田氏も表向きは後継指名していないため選挙戦は最後まで混沌(こんとん)としそう。

 乱立で自民系の候補者同士が票を分け合う展開に、他陣営では「またとないチャンス」と歓迎。一方で、得票が有効投票総数の25%に届く候補者がいなければ再選挙となるため「(選挙にかかる)約4000万円の予算が無駄になる。必ず一発で勝ち抜かなければ」と気合を入れる支援者もいた。

◇犬山市長選立候補者 (8)=届け出順 

山田拓郎(やまだ・たくろう)
 33無新
(元)市副議長     

稲垣岩男(いながき・いわお)
 63無新
(元)明電舎社員    

ビアンキ・アンソニー
 48無新
(元)市議       

川村佳代子(かわむら・かよこ)
 64無新
(元)市副議長     

田中志典(たなか・ゆきのり)
 48無新
(元)県議       

前田英男(まえだ・ひでお)
 53無新
(元)会社役員     

坂部太一(さかべ・たいち)
 35無新
経営コンサル    

村田恵子(むらた・けいこ)
 65無新
NPO法人代表   
 =共

1105片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:22:40
野呂知事、再選出馬へ
来春の三重知事選
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061211/eve_____sei_____001.shtml

 来春の統一地方選で行われる三重県知事選で、野呂昭彦知事(60)が再選を目指し、民主党推薦で出馬する意向を固めた。県内選出の同党国会議員と10日朝、津市内で会合を開き、推薦要請の意思を伝えた。同党は19日の党本部常任幹事会で推薦を決定する見通し。これを受け、野呂知事は県議会12月定例会最終日の20日に正式表明するとみられる。

 野呂知事は前回の知事選で、民主党の推薦を受け無所属で初当選した。今回、小沢一郎代表のもと、知事選での「与党との相乗り禁止」を打ち出す民主党は、野呂知事に対し同党推薦での出馬を働き掛けてきた。幅広い支持を集めたい野呂知事は態度を保留してきたが10日の会合で、同党の推薦決定後に出馬表明することで合意した。

 前回知事選で自主投票だった自民党はこれまでのところ、独自候補擁立の動きはなく、知事選にどう対応するかが焦点となる。

 野呂知事は1983年12月、自民党から衆院議員に初当選。94年に離党し、旧新進党結成に参加した。96年9月に落選するまで当選4回。2000年5月から、知事選に挑む直前の03年2月まで松阪市長を務めた。

 野呂知事は11日午前、本紙の取材に対し「(出馬について『真剣に考えている』と述べた定例会見など)これまで申し上げた通り」と述べた。

 来春の知事選をめぐっては、元鈴鹿市議の辻井良和氏(70)が10月、無所属(共産推薦)での出馬を表明している。

1106片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:25:48
大混戦 訴え熱く
犬山市長選8候補が第一声 中日愛知
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20061212/lcl_____ach_____000.shtml

 「市民のために全力を尽くします」−。10日告示された犬山市長選は、いずれも無所属新人8氏による大混戦となった。記録に残っている県内の市町村長選では最多の出馬。立候補者の多くはそれぞれの選挙事務所などで力強く第一声を上げ、市政の方針や公約を訴えた後、選挙カーに乗り込み市中へ繰り出した。前例のない乱立選挙は17日の投開票日に向け、熱戦の火ぶたを切った。(上から届け出順)

 ■暮らし、安心を保障 山田 拓郎候補(33)無新

 山田拓郎候補は橋爪巾屋敷の選挙事務所前で「石田市政が残した課題にしっかりと取り組む」と言葉に力を込めた。

 出陣式会場は支援者や地域住民ら約二百人で沿道にあふれるほど。石田芳弘前市長を「直感的な市政運営」と指摘し「二十年、三十年先を見据えた政策が必要」と強調した。校舎耐震化や子育て、高齢者福祉、消防・救急体制の強化など「暮らし、安心を保障する」と訴え、ごみ処理場候補地選定などの課題にも「リーダーシップを発揮する」と力説した。

名古屋経済大同窓会長・市邨学園評議員(元)市副議長・自民県連青年部長▽名経大▽橋爪

 ■高齢者の声を代弁 稲垣 岩男候補(63)無新

 稲垣岩男候補は自ら立候補の届け出を終え、市役所前で「地域の高齢者一人一人の代表として頑張るだけです」と決意を語った。

 お年寄りの多くが生活や交通に不便を感じていると指摘し、市職員らによる独居老人宅の頻繁な戸別訪問実現を約束。市長の給与を50%カットする考えも示した。

 新市庁舎建設など市民と密接にかかわる問題が山積していることに触れ「住民からの意見や質問に対し、正式に回答をするための専門の課を市役所一階に創設したい」と述べた。

白帝団地班長(元)明電舎名古屋工場労働組合分会長・白帝団地会長▽橋爪

 ■教育計画、現実的に ビアンキ・アンソニー候補(48)無新

 ビアンキ・アンソニー候補は、五郎丸八龍の選挙事務所で、激励メッセージが寄せ書きされた必勝ビラの前に立ち「今回の選挙は、犬山が前に進むか後ろに下がるかの選択。市民の手に街の未来を委ねよう」と第一声。支持者約六十人と「頑張ろう」と気勢を上げた。

 石田市政を「宿題がいっぱいある」と指摘。教育問題では「新しいことをやったが、効果は明確でない。現実的な教育計画が必要だ」と主張し、広域ごみ処理場や市庁舎移転問題も解決させる考えを示した。

(元)市議・英語講師・県教委職員・ニューヨーク市役所職員▽ニューヨーク大▽四季の丘

 ■中心地に市庁舎を 川村佳代子候補(64)無新

 五郎丸の選挙事務所での出発式には、市議や近隣市町議のほか、木曽川の水を守る運動の縁で、岐阜県御嵩町の柳川喜郎町長も応援に。

 川村佳代子候補は第一声で「(出馬に)強硬な反対があったが、今の情勢を見て見ぬふりはできなかった」。市議会最大会派で石田前市長を支えながら食い違いも感じて来たことを明かし、合併推進や市中心地での市庁舎建設などの政策を掲げた。

 自民党籍や女性の視点も強調。「女性パワーでまちづくりにまい進したい」と気勢を上げた。

不登校を学ぶ愛知の会会長(元)市副議長・城東中PTA副会長・前原台自治会副会長▽岐阜北高▽前原

1107片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:30:48
 ■県議の経験生かす 田中 志典候補(48)無新

 「県議職をなげうち、裸になる気持ちで立候補した。必ず勝ち抜き、花を咲かす」。梅坪の選挙事務所前には約二百五十人の支援者が集まった。

 田中志典候補は「県政から犬山を見ながら、石田前市長と力を合わせ働いてきた」と県議三期の経験を強調。頓挫した広域ごみ処理場の問題について「対処できるのは計画の経緯をきちっと理解している私しかいない」と訴えた。「培った国や県、近隣自治体の幅広い人脈を生かし、太いパイプ役として市民に貢献したい」と力説した。

(元)県議・自民県議団幹事長・自民県連選対委員長代理・衆院議員秘書▽日大▽内田東町

 ■民間の感覚を導入 前田 英男候補(53)無新

 前田英男候補は、羽黒大見下の選挙事務所前で出陣式。集まった支持者約二百人の前で政策を訴えた。

 「犬山市民七万五千の将来の夢と幸せを必ずかなえます」と決意を表明。「パフォーマンスではなく、実のある政治を実行します」と強調した。

 民間企業で三十年以上にわたって勤務した経験を述べた上で「政治はうそをついてはいけない。立てたプランを到達できなかったときは責任を取ります」と、市政に民間の感覚を導入することを強調した。

善師野寺洞地区町会長(元)通信ビジネス会社役員・カメラ製造販売会社役員▽中京大▽善師野

 ■新しい歴史つくる 坂部 太一候補(35)無新

 坂部太一候補は、犬山甲塚の選挙事務所前で「犬山をよくしたい。きょうが犬山の、そして日本の、新しい歴史の始まり」と訴えた。集まったのは若者からお年寄りまでの約百二十人。

 坂部候補が「素人ばかり」と言う応援弁士は、実家の隣人、学習塾講師、高校恩師、大学時代同級生。候補者の実直さと熱意をアピールした。

 無名でのスタートを思い返して「これだけの人が」と目を潤ませ「皆さんが歴史の証人となれるよう、死ぬ気で頑張ります」と力を込めた。

経営政策コンサルタント(元)大阪市政改革本部調査員・コンサルタント会社員▽ハーバード大院▽天神町

 ■障害者に減免制度 村田 恵子候補(65)無新

 上坂町の選挙事務所で出陣式。村田恵子候補は看護師や高齢者介護などを通して四十年以上福祉の仕事に携わる経験や憲法九条改正に反対する姿勢をアピールした。

 子育て支援や市内全域でのコミュニティーバス運行などの基本政策を説明、福祉分野では「障害者自立支援法で障害者と家族、支援施設が悲鳴を上げている。市独自の減免制度などで従来の生活が維持できるようにすべきだ」と力を込めた。「行政の仕事は弱者に光を当てること」と締めくくり、支援者と握手した。

NPO法人代表・認知症高齢者施設長・看護師(元)看護学校副校長▽名大付看護学校▽塔野地 =共

1108片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 10:42:48
そのまんま東さん、事務所開き 所属事務所“未公認”のまんま…宮崎県知事選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061212-OHT1T00047.htm

 県の官製談合事件による安藤忠恕・前宮崎県知事(65)の辞職に伴う知事選(来年1月4日告示、21日投開票)に向け、同県出身のタレント・そのまんま東さん(49)=本名・東国原英夫=が11日、宮崎市内で事務所開きを行った。東さんも姿を現し、駆け付けた支援者に頭を下げた。東さんは14日に正式な出馬会見を行うと見られている。

 政治団体「そのまんま会」を設立するなど、知事選に向け激しく動き出している東さん。この日は夕方から、宮崎駅近くの繁華街にある5階建てのビル1階で、事務所開きを行った。

 黒のスーツにネクタイ姿で現れた東さんは、笑顔をみせながらも、報道陣の問い掛けには答えず、慌ただしく事務所内に。事務所には支援者とみられる人間が数多く詰めかけ、ごった返した。

 すでに、住民票は東京から宮崎市内に“移転”。7日には自身のホームページをリニューアルし、「過去の不祥事」について弁明するなど、立候補ヘ向け最終調整は進んでいる。

 一方、東さんの所属事務所「オフィス北野」では「本人からまだ何も聞いていません。状況は変わっていません」と話しており、このままいけば事務所の後ろ盾のない“東さん単独”での出馬が濃厚だ。

 また、この日は坂元裕一県議会議長(58)が知事選に出馬する意向を表明。すでに所属する自民党県連に出馬の意向を伝え、党の了解と推薦手続きを求めている。坂元議長は「不祥事の再発を防止し、地方分権の流れが止まらないようリーダーシップを発揮したい」と話した。知事選をめぐってはほかにも、川村秀三郎林野庁長官(57)の立候補が取りざたされている。

 東さんは自民、民主ともに公認や推薦を受けず、無所属で立候補する見込み。知名度を生かし無党派層をどれだけ取り込めるかが鍵となるが、ある関係者は「知名度はあるが、過去の『イメクラ事件』などのイメージが強すぎる。当選は難しいのでは」と予測するなど、厳しい戦いが待ち受けていそうだ。

(2006年12月12日06時01分 スポーツ報知)

1109片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 22:39:06
選挙:逗子市長選/逗子市議補選 平井竜一氏、大差で初当選−−市長選 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20061212ddlk14010012000c.html
 ◇“対話路線”歩む姿勢強調

 任期満了に伴う逗子市長選は10日投開票され、民主党が推薦する前市議の平井竜一氏(40)=無所属=が、自民・公明両党が推薦した網倉大介氏(40)=同=を破り、初当選した。2氏が辞職して欠員が出た同市議補選(改選数2)も同時に投開票された。投票率は過去3番目に低い48・55%だった(前回は50・48%)。

 市長選は平井氏に浅尾慶一郎、千葉景子両参院議員ら、網倉氏に河野太郎、林潤両衆院議員らがそれぞれ応援に駆けつけた。国政選挙のような激しい選挙戦となったが、平井氏が4500票近い差をつけて勝利した。

 11日に逗子選挙管理事務所で高橋範有・同市選挙管理委員長から当選証書を受け取った平井氏は勝因について「民主党の応援を受けたが、市民の皆さんが私の今までの活動を認めてくれたから」と述べ、「市民、議員、職員と日常的に話し合いたい」と“対話路線”を歩む姿勢を強調した。

 市議補選では、いずれも元職の毛呂武史氏(38)=無所属=と松本真知子氏(55)=同=が当選した。【吉野正浩】

==============

 ◇市長選開票結果

 =選管最終発表

当 14065 平井竜一 40 無新

   9611 網倉大介 40 無新

……………………………………………………

 ◇逗子市長略歴

平井竜一(ひらい・りゅういち) 40 無新(1)

 [元]市議▽市陸上競技協会副会長[歴]建設コンサルタント会社役員▽市議会副議長▽早大=[民]

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 ◇逗子市議補選開票結果

 (改選数2−4)

当 8501 毛呂武史  38 無元(2)

当 6033 松本真知子 55 無元(2)

  5194 藤吉一哉  46 無新

  3303 丸山治章  41 無新

 =選管最終発表

毎日新聞 2006年12月12日

1110片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/12(火) 22:41:04
’07山梨選挙:知事選 福永市議、山本氏批判で会派離脱へ−−甲府市議会 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061212ddlk19010603000c.html
 ◇代表質問で山本氏批判

 甲府市議会の最大会派で自民系「新政クラブ」(14人)の福永稔市議(59)=3期=は11日、同会派が知事選で支持を決めている山本栄彦知事(71)を批判する趣旨の発言を代表質問で行ったとして退会を求められ、会派を離脱する考えを明らかにした。福永市議は横内正明元衆院議員(64)を支持。同会派ではもう1人が横内氏を支持しており、同会派は12日の会合で対応を決める方針。

 福永市議は7日の市議会代表質問で下水道料金の未徴収問題を取り上げ「親の不祥事に子が対応した。“子の心、親知らず”だ」と宮島雅展市長を子、前市長の山本知事を親に例え暗に山本知事を批判。福永市議は、毎日新聞の取材に「市民の知る権利のため職務をまっとうしただけ」と主張。議会事務局に11日、無所属を届け出た。13日の議会運営委員会で承認される見通し。

 もう1人の市議は取材に「会派から話を聞いてから(対応を)判断する」と話した。

 同会派の依田敏夫代表は取材に「新政クラブは長年与党として、山本、宮島を支援してきた。(横内氏支持は)不都合」と退会を促した背景を説明した。【吉見裕都】

毎日新聞 2006年12月12日

1111片言丸:2006/12/13(水) 10:51:10
「造反組復党」で打撃
県議選 自民 讀賣茨城
 県議選の当選者がほぼ出そろった10日夜。自民党県連事務所で、会長の山口武平はぶぜんとした表情を浮かべた。公認候補の落選者の多さが理由だった。

 前回2002年の改選と同数の39議席を確保できたものの、新旧計10人の公認候補が落選した。前回以降、無所属議員を会派に招き、改選前は44議席を誇ったが、それに比べると5議席も後退したのだ。

 さすがに、脇に控えていた県連幹事長の長谷川大紋も「厳しいよ、厳しい。本当に厳しいということ以外、言葉がない」と落胆を隠さなかった。

 落選の内容もショックだった。水戸ではいずれも当選3回の働き盛り2人が、さらに土浦では当選7回、竜ヶ崎でも当選6回が不覚を取るなど、要所で民主の若手新人らに議席を奪われた。

 衆院議員の中村喜四郎系会派「自民県政クラブ」所属の現職県議のもとに刺客候補を送り込んだ自・自対決4選挙区でも、勝ったのは一つだけだった。

 「風が吹いたとは思えないが、局地的なつむじ風だったかもしれない」。長谷川は首をかしげた。山口も最後は「小泉改革のいろいろなことがかみ合い、空気が悪かった」と敗戦の弁のような感想を漏らした。

 県連はこうした苦戦の予兆を感じていた。選挙戦中盤にさしかかった今月5日だった。「何やっているんだ」「もう自民党は支持できない」。県連に厳しい口調の電話が鳴った。

 党本部がその前日、郵政民営化「造反組」11人の復党を決めたことへの抗議だった。電話は翌日も続いた。

 昨年9月の衆院選で、自民党は各地の造反組に刺客候補を送り、圧倒的な支持を得た。それから1年半もたたないうちに、その造反組を迎え入れた自民に有権者の反発は大きかった。

 読売新聞が9、10両日に行った世論調査でも、安倍内閣への支持率は55・9%と前月から9・2ポイントダウンし、復党反対も67%に上った。

 県連幹部らは「今思えば、県議選を戦うのに、復党は最悪のタイミングだった」と唇をかんだ。そうは言っても、県連自身の見通しの甘さも否定できない。

 県連はこの県議選で、初めて選挙協力を公明党県本部に申し入れた。自・自対決区で支援を受けるのが主な狙いだった。しかし、結果は中村の健在ぶりを際だたせ、自民批判の火に油を注いでしまった。

 自公協力が期待した戦果をもたらさなかったことに、長谷川は「4区それぞれに事情も違うから」とかばってみせたが、実は公明の支持母体の茨城創価学会幹部は選挙前、「自民が全部取ったら、『どうせ公明が裏で動いたからだろう』とささやかれかねない」と懸念していた。

 公明支持層には「国政選で自民に選挙協力したわりには見返りが少ない」との不満がくすぶる。地域のしがらみを無視してまで自民を全面支援し、保守同士の対決に巻き込まれれば、党内外にしこりが残りかねない。公明は必ずしも全力を出し切ったわけではなかった。

 自民は今後、保守系無所属当選者の会派入りを進め、県議会で絶対的勢力の維持を図る。それは可能だが、有権者の前では絶対的存在であり続けられなくなったことが、この選挙で明らかになった。(敬称略)

    ◇

 「保守王国」に動揺があったか、有権者の選択に変化はあったか。各党の総括と関係者の声から県議選を振り返った。

(2006年12月13日 読売新聞)

1112片言丸:2006/12/13(水) 10:54:57
横浜副市長に前佐賀市長案
4人体制に議会は難色 讀賣神奈川

 横浜市の中田宏市長は、前佐賀市長の木下敏之氏(46)を4人目の副市長に起用する方針を固めた。木下氏は農水省のキャリア官僚から39歳で佐賀市長になった。首長経験者の副市長での起用は異例で、横浜市の行財政改革をさらに強力に推進する狙いがあるとみられる。ただ、市議会側は副市長を4人制にする議案に否定的で、人事案を開会中の12月市議会に提案できるかどうかは微妙な情勢だ。

 木下氏は、東大法学部卒。農水省課長補佐などを経て、1999年の佐賀市長選で初当選した。当時は県庁所在地の市長として最年少。再選を果たしたが、合併に伴う05年の市長選で、自民などが推薦した候補に敗れた。

 2期6年の間に、市営ガス事業の民間譲渡や学校給食の民間委託、職員の削減などに取り組んだ。

 中田市長は再選を果たした3月の市長選で、副市長の増員を含めた特別職の執行体制の見直しを公約に掲げていた。部や局を横断的に監督して政策判断ができる人材の必要性を指摘していた。

 12月定例市議会が開会した8日に本会議で「少子高齢化や緑の保全、地域交通政策など、山積する重要課題に対応するには不可欠な体制」と4人制の意義を強調している。これに対し、議会側からは、財政再建のために職員の削減などに取り組んでいる中で特別職を増やすことや、民間からの登用が2人になることなどへの反発が出ている。

 22日の本会議では、副市長を4人制とする条例改正案の採決が行われる予定で、可決された場合に人事案が提案されることになる。

(2006年12月13日 読売新聞)

1113片言丸:2006/12/13(水) 11:02:40
野呂知事に真意確認へ
自民民主党推薦要請を受け 讀賣三重

 来春の統一地方選で実施される県知事選で、現職の野呂昭彦知事(60)が民主党に推薦要請したことを受け、自民党県連(田村憲久会長)は12日、緊急の三役会を開き、野呂知事に真意を確認することを決めた。

 前回知事選で自主投票だった自民党は、これまでのところ独自候補擁立の動きはなく、野呂知事に対する対応も明らかにしていない。

 この日の三役会には西場信行幹事長や島本暢夫総務会長、山本勝政調会長らが出席。野呂知事の推薦要請に一部反発する役員もいたが、「まずは経緯や真意を知事本人に確認するのが先決」との意見で一致し、対応を西場幹事長に一任した。

(2006年12月13日 読売新聞)

1114片言丸:2006/12/13(水) 11:07:23
出直し知事選 具体的候補名挙がらず 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者(競売入札妨害容疑で逮捕)の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)について、JA宮崎中央会など経済10団体は12日、宮崎市内で候補者の擁立に向け、協議した。各団体からは具体的な候補名は挙がらなかったものの、14日の次回会合で数人を選定、自民党県連に示し、一本化に向け、調整を図る。

 10団体はJA宮崎中央会や県医師会、県建設業協会、県商工会議所連合会などで、いずれも自民党県連と友好関係にある。この日の会合には、各団体の幹部が出席、非公開で開かれた。 終了後に会見したJA宮崎中央会の横山勉会長は「宮崎のよどんだ状況を改善できるクリーンな候補者を選びたい。経済政策が期待できることが条件だ」と話した。

    ◇

 県議会最大会派の自民党(32人)は12日、県議の投票で出直し知事選の候補者を一本化することを決めた。14日の党議で決定、党県連に示す。

 自民党は8日から11日にかけ、所属議員を対象に、自薦、他薦を問わず、候補にふさわしい人物の投票を実施。26議員が投票した。結果は明らかになっていないが、県出身の官僚や現職国会議員、県議、弁護士ら6人が候補に挙がったという。

 会派の永友一美会長が立候補の意思を確認したうえ、候補者を絞って決選投票を行う。

 永友会長は「会派の総意として、県連に候補を決める参考にしてもらいたい。最終的な選定は県連に委ねる」としている。

(2006年12月13日 読売新聞)

1115片言丸:2006/12/13(水) 11:23:03
知事選候補 14日投票で一本化
2006年12月13日 讀賣宮崎

  出直し知事選(来年1月4日告示、同21日投開票)の候補者擁立をめぐり、県議会(42人)の最大会派、自民(32人)は12日の党議で、会派内で行った前日のアンケートで出た候補者名をもとに14日に再度投票して1人に絞り込み、党県連に報告することを決めた。同会派の永友一美会長は「県議団でまとまった意向を、県連の候補者選考の判断材料の一つにしてもらう」としており、自民の候補者選びは14日を境に急速に進みそうだ。


  アンケートは「候補者に適当と思われる人物名」を自薦、他薦を問わずに無記名で記入。会派の32人のうち26人が投票した。「複数の名前が寄せられた」(永友会長)といい、県町村会長の前田穣・綾町長らが立候補を打診した林野庁長官の川村秀三郎氏(57)や、党衆院3区支部長の持永哲志氏(46)らの名前が挙がったとみられる。


  この日の党議では、アンケートで出た名前は公表されず、県議団としての候補絞り込みの手法について協議した。まず、アンケートで名前が出た人物に永友会長が連絡を取って本人の意思を確認。そのうえで14日の県議会本会議後の党議で名前を公表して「決選投票」を行い、県議団としての知事選候補を1人に絞り込む手順を決めた。


  党県連は、県議団の意向や農業、商工業などの業界団体との協議を踏まえ、知事選の候補者の一本化をめざす意向だ。

1116片言丸:2006/12/13(水) 11:24:27
↑も朝日宮崎

そのまんま東氏 菜の花マラソン辞退
2006年12月13日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000612130003

  出直し知事選への出馬が取りざたされるタレントのそのまんま東氏(49)が、「知事選の関係で出場が難しくなった」との理由で、招待選手として出場予定だった来年1月の「いぶすき菜の花マラソン」(鹿児島県指宿市)を欠場すると大会主催者に伝えていたことが分かった。東氏はこれまで知事選への態度を明らかにしていないが、14日にも宮崎市内で立候補を表明するとの見方が強まっている。


  マラソンは選挙期間中の1月14日。主催者によると、東氏のマネジャーから今月8日に、知事選を理由に欠場すると伝えられたという。


  東氏は大のマラソンファン。今年の同大会に招待され、3時間20分5秒で完走した。この時、「記録が悪かった。来年は絶対に雪辱する」と再挑戦を宣言。11月までは出場の意向だった。

1117片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/13(水) 19:06:28
持永哲志氏一本化か 県議会自民党推薦候補 
2006年12月13日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612130101

 来年1月4日告示の出直し知事選の推薦候補について県議会自民党(永友一美会長・32人)は12日、投票で決定することを決めた。これまで所属議員から募った「候補」が6人に上ったことを党議で明らかにした上で、14日に決選投票を行うことを確認。決定後、党県連に報告する。

 複数の所属議員によると、推薦候補には自民党県第3選挙区支部長の持永哲志氏(46)=元経済産業省課長=が有力視される。持永氏は近く態度表明する。

 リストアップされたのは持永氏のほか、綾町出身で林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、県議会議長の坂元裕一氏(58)ら。県町村会が出馬を要請している川村氏を推す議員も複数いる模様で、決選投票は持永氏と川村氏の事実上の一騎打ちとなりそうだ。

 持永氏優位の背景には、郵政造反組の古川禎久衆院議員(41)の自民党復党で、次期衆院選宮崎3区で自民党籍を持つ持永、古川氏による3度目の対決を回避したい思惑がある。決選投票では持永、古川両氏を支持する議員を中心に持永氏に票が集まるものと予想される。

 宮崎3区が地元の複数の県議は「経産省出身で行政能力の高い持永氏が知事選に回ることで古川氏とのすみ分けができる。持永、古川氏を支持する勢力にとって利害が一致する」と語る。

 県議会自民党の3役は14日の決選投票までにリストアップされた6人に出馬の意向を確認する。持永氏は「打診があった時点で、知事選への思いをきちんと申し上げる」としている。

1118片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/13(水) 19:08:01
川村氏推薦を要請 県連に第一選挙区支部
2006年12月13日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612130102

 来年1月4日告示の出直し知事選で、中山成彬衆院議員(63)が支部長を務める自民党県第一選挙区支部の選挙対策常任委員会(川越九州男委員長)は12日、党県連に対し、綾町出身で林野庁長官の川村秀三郎氏(57)に立候補を促すよう要請するとともに推薦願を提出した。

 同支部関係者によると、同委員会は11日、宮崎市内のホテルで出直し知事選への対応について協議。中山氏が「川村氏は農村振興局長や経営局長などを務め、農政問題に精通している」などと説明した後、全会一致で出馬要請と推薦を党県連に求めることを決めた。

 党県連は「書類の提出は受けたが、正式に受理はしていない」としている。

慎重な人選に波紋 川村氏推薦要請
2006年12月13日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612130103

 来年1月4日告示の出直し知事選へ向け、12日、注目の候補者選びに一石が投じられた。中山成彬衆院議員(63)が支部長を務める自民党県第一選挙区支部が党県連に対して本県出身官僚の擁立を促すよう要請。県連や県議会自民党、経済団体が県政の混乱収拾へ「県民が一致して推せる候補者」づくりを目指し、慎重な選定作業を進める中、大きな波紋を広げそうだ。

 県議会自民党は同日、党議を開き、所属議員から募った候補者の「候補」6人の中から1人を投票で選ぶことを決定。内部分裂の再燃を危ぐした末の結論だった。1期目の議員も、ベテラン議員も「県政が混乱している時期だからこそ、県議が派閥対立にくみせず、一枚岩になることが最優先。波風の立たない投票が一番いい」と口をそろえた。

 議員間で「候補」の最有力に浮上しているのが、党県第3選挙区支部長の持永哲志氏(46)=元経済産業省課長。次期衆院選で宮崎3区からの出馬を予定しているが、郵政造反組で現職の古川禎久氏(41)が復党したため、選挙の“すみ分け”が必要となってきているからだ。

 持永氏、古川氏をそれぞれ支持する複数の県議は「同世代の2人の将来を考えると、衆院選と知事選ですみ分ける必要がある。また、持永氏の行政能力、中央とのパイプは知事として魅力だ」と共通の認識に立つ。

 加えて、綾町出身で林野庁長官の川村秀三郎氏(57)の擁立に前向きとされる中山氏への反発が持永氏支持を後押しすると見る。「県内で幅広く一致した候補者を慎重に模索しなければならないのに、中山氏が候補者擁立で先走っている。議員の中には中山アレルギーも出ている」と語る。

1119片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/13(水) 21:07:59
’07統一選:浜松市長選 民主県連、鈴木康氏に説明求める−−18日幹事会 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061213ddlk22010345000c.html
 ◇18日幹事会、党対応検討

 民主党県連は18日に常任幹事会を開き、浜松市長選出馬が取りざたされている党第8区総支部長の鈴木康友前衆院議員に事情説明を求める。県連は、本人の意向を聴いたうえで、党としての対応を検討する。

 同市長選には北脇保之市長が3選目指して出馬の意向を表明している。一方、地元経済界の一部が今月7日、鈴木康友氏に出馬要請した。経済界の支援態勢には温度差があり、鈴木氏本人は態度を決めかねている模様だが、鈴木修スズキ会長ら市行財政改革推進審議会の主要メンバーが今週末にも正式に出馬要請する方向で調整している。

 ただ、鈴木氏は北脇市長が99年に衆院議員から市長に転じた際の後継者。鈴木氏が立候補すれば「身内対決」となるため、ある県連幹部は「どちらも推薦できない。自主投票だ」との考えを示している。18日の常任幹事会では鈴木氏にこうした考えを伝えるとみられる。

毎日新聞 2006年12月13日

1120片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/13(水) 21:09:08
選挙:知事選 野呂知事の次期出馬対応 自民県連、会長に一任 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061213ddlk24010201000c.html

 野呂昭彦知事が来春の知事選に民主党推薦で出馬する意向を同党国会議員に伝えたことを受け、自民党県連は12日、西場信行幹事長ら幹部の県議5人が今後の対応を協議した。野呂知事の正式な出馬表明後、県連としての対応を田村憲久会長に一任することを確認した。

 西場幹事長によると、同県連は11月下旬の役員会で、次期知事選の対応について協議し、野呂知事の続投に異論は出なかった。

 しかし、この日の協議では、民主党の小沢一郎代表が「与党との相乗り禁止」を打ち出している中で、野呂知事の自民に対する考えや、民主党の今後の対応が見極められないという意見が多かった。このため、出馬表明を待って野呂知事の推薦などの対応について田村会長に一任することにした。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2006年12月13日

1121片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/13(水) 21:14:24
選挙:知事選 出直し選 会派・自民と団体、独自に候補 県連に提示し決定へ /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061213ddlk45010595000c.html

 出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)の候補者擁立を巡って、政党の県連や関係団体の動きが慌ただしくなってきた。県議会会派・自民党(32人)と自民党県連の主要友好団体で構成する「10団体」は12日、それぞれ会合を開き、いずれも独自の推薦候補を県連に提示することを申し合わせた。これを受けて県連が推薦候補を決定する。一方、民主党県連も11日、幹事会で「独自候補の擁立」を確認した。

 県議会会派・自民党(永友一美会長)は県庁で党議を開き、推薦候補を1人に決めることを申し合わせた。11日に実施した所属議員による無記名投票(26票)で名前が挙がった6人から絞る。個人名や票数は明らかにしていないが、県ゆかりの現・元職官僚や、観光関連会社の元社長らの名前が挙がったとみられる。永友会長が面談して意思確認の上、14日に再度党議に諮り一本化する。

 一方、県建設業協会や県商工会連合会などでつくる「10団体」(世話人・横山勉JA宮崎中央会会長)も宮崎市で開いた会合で推薦候補を選定することを確認した。14日にも再び会合を開いて1〜数人の候補を選び、県連に提示する。

 両者とも「お互いの推薦候補者が重なるかもしれないが、県連の最終的な判断を仰ぎたい」と話している。

 ◇民主も独自候補

 民主党県連(井上紀代子代表)は11日、宮崎市内で幹事会を開き「知事選での自公系候補との相乗り禁止」という党本部方針を確認した。山口哲雄・県連幹事長は「他党との連携を視野に独自候補を模索していきたい」と話している。複数の名前が推薦候補として挙がっているという。

 鳩山由紀夫・党幹事長も今月4日、東京都内で記者団に対し「当然立てたい。小沢一郎代表の指示でもある」と述べている。【入江直樹】

毎日新聞 2006年12月13日

1122片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/13(水) 23:56:55
候補擁立の動き加速 自民 14日意見集約へ 民主 三役一任で模索 共産 「近日中に結論」 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061213/20061213_001.shtml

 官製談合事件で辞職した知事の後任を決める出直し知事選の告示(来年1月4日)が約3週間後に迫る中、県選管が18日に開く立候補予定者説明会に向け、政党や関係団体の動きが加速。自民党は14日に県議会会派や友好団体の意向を集約する予定で、擁立作業はヤマ場を迎える。既に立候補を決意した坂元裕一県議会議長(58)に加え、タレントそのまんま東=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=氏(49)の動向も焦点だ。

 県議会の自民党会派(永友一美会長、32人)は12日の党議で、14日に会派が推す候補者を1人に絞ることを決めた。所属議員が望ましいと思う候補名を既に無記名投票。26人が投票し、候補として6人の名前が挙がったという。

 具体名は公表されていないが、衆院宮崎3区で2度落選した3区支部長の持永哲志氏(46)、県町村会が立候補を打診した林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、坂元氏らが含まれているもようだ。

 14日までに永友会長がそれらの候補予定者に立候補意思を確認。同日の党議で決選投票して1人に絞り、党県連に伝える。永友会長は「党議では固有名詞を出さなかった。一致結束を前提に進めたい」と語った。

 一方、JA宮崎中央会や県建設業協会、県医師会など、自民党を支える10団体は12日、知事選に向け初会合。候補選定に積極的に関与する方針を確認した。10団体は14日、望ましい候補名をそれぞれ持ち寄り調整、自民県連に伝える。中心となる同中央会の横山勉会長は会合後、「宮崎の経済浮揚のため、よどんだ気分を一新できるしがらみのないクリーンな人を選びたい」と語った。

 その横山氏が委員長を務める、県内最大の政治団体・県農民連盟は同日、支部長会を開催。推薦候補選定について横山委員長ら三役への一任を申し合わせた。横山氏はそれを踏まえ「農業団体としては当然、農業に理解がある人を推す」と説明。1人に絞って14日の10団体会合に提案する考えを示した。

 一方、知事選で自民との相乗り禁止方針を掲げる民主党の県連は11日夜の幹事会で対応を協議。独自候補を擁立するかどうかに加え、候補者の選定も三役に一任することを決めた。山口哲雄幹事長は「独自の候補者を模索しつつ、他党との連携も視野に入れていきたい」と話す。

 社民党県連合や公明党県本部は、候補者から推薦要請があった場合に対応を検討する考えだが、県議会の民主、社民、公明など各会派には、超党派での候補者擁立を模索する動きもある。

 共産党県委員会は「他の団体との共同候補を含め、候補者擁立を探っている。近日中に結論を出す」としている。
=2006/12/13付 西日本新聞朝刊=

1123片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/14(木) 17:38:55
三村氏支援の可能性示唆
知事選で連合青森・山本会長 讀賣青森

 連合青森の山本信悦会長は13日、読売新聞の取材に対し、次期知事選(来年6月見込み)への対応について、「三村知事とは信頼関係がある。我々の政策提言を(知事は)まじめに考えてくれている。雇用・経済状況が悪く、地域間格差のある中でよくやっている」などと述べ、再選出馬する三村氏の支援に回る可能性を示唆した。

 次期知事選を巡っては、自民、公明両党が、再選出馬する三村氏を支援しているのに対し、民主党は独自候補の擁立を急いでいる。連合青森は民主党の支援団体で、国政選などでは同党と足並みをそろえているが、知事選で三村氏を支援するとなれば、「ねじれ」が生じることになる。

 山本会長は、連合青森が昨年4月の青森市長選で佐々木誠造氏(自民、公明両党推薦)を推薦したことを引き合いに出し、「青森市長選の時のような場合も、ことと次第によっては起こり得る」と話した。

 民主党が対抗馬擁立を図っていることについては、「候補を出す以上は勝たなければならない。民主党が出した人に即決・即断できる状況ではない」と述べ、同党の候補を推薦しないことも検討していることを明らかにした。

(2006年12月14日 読売新聞)

1124片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/14(木) 18:08:24
自民党の候補選び難航 宮崎県の出直し知事選
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006121401000311

 宮崎県の官製談合事件で知事が辞職したことに伴う出直し知事選の自民党の候補者選考が難航している。同党県議団は14日午前に県議による異例の投票を実施する予定だったが、投票自体に異論も出て午前中の投票実施にも至らなかった。
 14日午後にはタレントのそのまんま東氏(49)も出馬を表明予定。知事選は1月21日に迫っている。
 話し合いがもつれたのは、国会議員レベルで川村秀三郎林野庁長官(57)に出馬を働き掛けたためという。一部の県議が「先走りだ」と反発。自民党に所属する坂元裕一県議会議長(58)も出馬の意向を明らかにした。
 県議団が行った候補者選びの事前投票では6人の名前が挙がったという。県議団は最終投票結果を自民党県連に伝える予定になっていたが、14日の会合では投票せずに話し合いを続けるべきだとの意見も出された。

持永哲志氏を知事選候補に推薦 県議会自民党
2006年12月14日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612140116

 県議会自民党は14日開いた党議で県官製談合事件で前知事が辞職したことに伴う1月4日告示の知事選の推薦候補について決選投票を行った。その結果、推薦候補には自民党県第3選挙区支部長で元経済産業省課長の持永哲志氏(46)が決まった。
 同日中に自民党県連と持永氏本人に報告する。
 党議は同日午前から午後にかけて行われ、リストアップした6人のうち、立候補の意思確認が出来た3人を対象に決選投票を行った。その結果、持永氏が最多得票数を獲得した。ほかの2人は綾町出身で林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、県議会議長の坂元裕一氏(58)。
 同県連は各経済団体の意向と合わせ今後の候補者選定方針を協議する。

1125片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/14(木) 19:33:09
県議会会派の自民党がきょう知事候補者選定投票 讀賣宮崎

 前知事、安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)の辞職に伴う出直し選(来年1月4日告示、21日投開票)で、県議会会派の自民党(32人)は14日、候補者選定のための投票を行う。現在、6人の名前が挙がっており、投票で一本化を図る。この投票結果は、会派の総意として、自民党県連に提示する。

 6人のうち、有力視されているのは、元経産省課長で自民党県第3選挙区支部長の持永哲志氏(46)と林野庁長官・川村秀三郎氏(57)の2人。持永氏については「経産省でのキャリアに加え、県内各地を回っている」、川村氏に対しては「県の基幹産業である農林業の振興が期待できる」との声が上がっている。

 これに対し、持永氏は「出馬への打診があった時点で、考えを述べたい」と態度を保留。一方、県町村会からも立候補要請を受けている川村氏は「要請に対する答えは、まだまとまっていない」と話している。

 一方、JA宮崎中央会など友好関係にある経済10団体も推挙する候補を県連に提示する方針。

【名前が挙がっている6人の経歴】

 持永哲志氏

 元経済産業省課長。東大法卒。都城市出身。父親は持永和見・元衆院議員

 川村秀三郎氏

 林野庁長官。元農水省農村振興局長。東大法卒。綾町生まれ。

 古川禎久氏

 衆院議員。元衆院議員秘書・建設省事務官。東大法卒。串間市出身。

 上杉光弘氏

 元参院議員・内閣官房副長官・自治相。東京農大通信制修了。西都市出身。

 坂元裕一氏

 県議会議長。元自民党県連政調会長・日南市議。拓殖大政経卒。日南市出身。

 中村彰利氏

 産業再生機構常務、弁護士。元宮崎交通社長。東大法卒。横浜市出身。

(2006年12月14日 読売新聞)

1126片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/14(木) 21:38:50
しまね拡大鏡:来春の知事選、選択肢失った有権者 政策論争は蚊帳の外 /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20061214ddlk32010585000c.html

 一時は「保守分裂か」と思われた知事選の候補者選び。だが、出馬に意欲を示していた出雲市長の西尾理弘氏(65)が断念し、結局は自民党県連が推す前財務省財務官の溝口善兵衛氏(60)で一本化された。有権者からは「西尾市長は出て民意を問うべきだったのでは?」との白けた声も聞かれる。候補者選定を巡る自民党県連の動きを追った。【酒造唯】

 ◇保守王国・島根の体質如実に

 「西尾さんを推す人は誰もいない。県連は一枚岩だから」。西尾氏が出馬の意向を示した10月末、ある県連幹部はこう話した。

 しかし当時、県連自体も人選は白紙状態。西尾氏の突然の出馬表明に、分裂選挙を危ぐする声も出た。「中選挙区時代、知事選で3人の国会議員が分裂し、後々まで大きな傷が残った」とある県議。「同じ轍(てつ)は踏まない」と、急速に人選の一本化が図られた。

 11月初めに相次いで開いた細田、竹下系県議の会合。県選出の4人の国会議員に人選を「丸投げ」し、トップダウンで人選をすることで決着した。そして青木幹雄県連会長が白羽の矢を立てたのが、溝口氏だった。

 別の県連幹部は「県連が一致して推せる人材が第一条件」と、分裂回避が主体だったことを強調する。

 「私は益田だが、家内は平田の出身。結婚式を挙げたのはここ松江なんです」

 今月7日、県連支部長ら約220人が集まった合同会議であいさつした溝口氏は、ことさら地元との「縁」を強調した。出馬会見では細田博之氏も「バランスある県政運営に適当だ」と援護。出雲と石見の両方に配慮した発言は、党内の「一本化」を象徴するようだった。

 だが、政策については「これから県連のご意見を伺って決めたい」と溝口氏。具体的な内容は語られなかった。

 「自民党の支持が得られなくても、県民党で行く。私には市政の経験がある。広く世論にお願いしたい」

 11月29日、県連が東京で開いた選対委員会で正式に溝口氏の擁立を決めた後も、西尾氏は強気の姿勢を崩さなかった。自民党との「決別宣言」とも取れる内容だった。

 ところが、「合併後の市長職に専念すべき」と、商工会やJAなどが相次いで西尾氏の不支持を表明。市議会最大会派の自民協議会も、県連の意向をそのまま受ける形で、溝口氏の支持を決めた。

 後援会幹部の説得を受け、最終的に西尾氏が不出馬を決断したのは今月1日朝。最初の“出馬意向表明”から1カ月が過ぎていた。

 西尾氏は前回の知事選を控えた02年にも出馬をほのめかすなど、これまでも知事に強い熱意をみせてきた。しかし「なぜ市長ではなく知事なのか」。この答えは具体的には語られておらず、ある県議は「西尾さんは独りで踊っていただけ」と冷ややかだ。

 昨年の出雲市長選。同市出身の自民県議が対立候補として浮上したが、自民党が分裂選挙を避けるべく候補者を西尾氏に一本化した。今回、その自民党によって西尾氏自身が不出馬に追い込まれたのは、皮肉な結末だった。

 党内一本化を目指した結果、擁立が決まった溝口氏。最後まで判断を引き伸ばしながら、自民党を捨てきれなかった西尾氏。今回の擁立劇は「自民党の意向」だけが優先され、政策論争は蚊帳の外に置かれた。結局「すべては自民党で決まる」という保守王国・島根の体質が如実に表れた。

 しかし、5期20年の知事が引退する節目に、個人の政策より党の論理を優先させるような選挙をするなら、有権者の関心は離れるだろう。「白けムード」を招いた責任は重い。最も損害を被ったのは、選択肢を一つ失った有権者自身にほかならない。

毎日新聞 2006年12月14日

1127片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 08:35:36
小沢・民主代表が荒井氏に道知事選出馬要請 讀賣北海道

 民主党の小沢代表は14日、党北海道が来春の知事選で擁立を目指している党道第3区総支部代表の荒井聰衆院議員(60)(比例道ブロック)と党本部で会談し、立候補の決断を要請した。

 小沢代表は「今の道政を考えると、このまま自民党に追随している行政、地方自治が続くのは道民のためにならない」と指摘。荒井氏に「国政でも重要な仕事をしてもらっているが、道民の期待に応えていくことも政治家としての選択肢。ぜひ決断してほしい」と、要請受諾を求めた。

 荒井氏は「道は小泉改革で一番の犠牲になった。道政を立て直したいとの思いはある」とした上で、「今は開会中の国会が重要な時期。閉会後に判断させてほしい」と答えた。

 荒井氏は会談後、「非常に重い要請。だが、地元支持者から十分に理解を得るには至っていない。国会閉会後、地元でしっかり話し合う」と述べた。

(2006年12月15日 読売新聞)

1128片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 08:36:07
大竹氏が出馬検討 知事選
元RABアナ民主県連に意向伝える 讀賣青森

 来年6月予定の次期知事選を巡り、青森放送(RAB)出身のアナウンサー、大竹辰也氏(59)が民主党からの出馬を検討していることが14日、わかった。大竹氏は、同党県連が2日の常任幹事会で、知事選の独自候補として絞り込んだ2人のうちの1人。14日午前、県連の田名部匡省代表らと都内で会談した際、「出馬を前向きに考えている」との意向を伝えた。

 大竹氏は新潟県山北町出身。東北工業大卒。1971年に青森放送に入社した。2004年に退社した後、青森市内に事務所を構え、現在もアナウンサーの仕事を続けている。

 大竹氏は同日、読売新聞の取材に対し、「県民が自慢できる青森県にしたいと思っている」などと抱負を語った。

 同党県連は、知事選について年内の候補者決定を目指しており、23日の次回常任幹事会で最終的な意見集約を図る予定だ。

(2006年12月15日 読売新聞)

1129片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 09:17:22
県町村会会長辞任へ 小佐野・富士河口湖町長 知事選支持ねじれ理由? 讀賣山梨

 県町村会会長を務める富士河口湖町の小佐野常夫町長が、会長職を辞任する意向であることが14日、分かった。知事選で町村会は山本知事を支持しているのに対し、小佐野町長は横内正明・元衆院議員を支持している。

 同会は7月、山本知事に再選立候補を要請、10月には推薦書を手渡している。一方、同町内は富士山の世界文化遺産登録をはじめとする山本県政への反発が強く、横内氏を支持する声が多い。20人の町議も横内氏支持が多数を占めており、会長職辞任の背景には、知事選へのスタンスをはっきりさせたいとの意向もあるものと見られる。

 関係者によると、小佐野町長は今月、町村会の筆頭副会長を務める西桂町の前田勝弘町長と会い、「町内は横内氏支持の声が多数」などと伝え、会長職の辞任を示唆したという。小佐野町長は今年6月に同会会長に就任したばかり。取材に対し「辞意はすでに伝えた。辞める理由はまだ申し上げる時期ではない」と話している。

(2006年12月15日 読売新聞)

党本部決定待たず山本氏に推薦書 民主県連 讀賣山梨

 民主党県連は14日、知事選で山本知事と政策協定書を取り交わし、県連としての推薦書を渡した。党本部の推薦決定を待てず「見切り発車」した形で、竹越久高・県連副代表が「やきもきさせて申し訳ない」と頭を下げる場面もあった。告示前最後となる19日の党常任幹事会の議題にのぼる見通しも立っておらず、党推薦には黄色信号がともったと言えそうだ。

 県連の小沢鋭仁代表は「国会のため」として欠席、竹越副代表が推薦書を手渡した。県連は11月4日に山本知事の推薦を決定。党本部に党推薦を上申している。樋口雄一幹事長は、党本部の推薦決定が遅れている理由を、全国で談合事件による知事の辞職が相次ぎ党本部の選対が多忙な上、小沢一郎・党代表が自民党との相乗り禁止を強調しているためと説明した。

 竹越副代表も「党本部で議論が進んでいない。いつまでも待っていられない状況になった」と、党の推薦書が間に合わなかったことに理解を求め、「総力を挙げてご支援したい」と協力体制を強調した。

(2006年12月15日 読売新聞)

1130片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 09:20:18
知事選候補調整に自民党県連なお難航 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)で14日、県議会会派の自民党(32人)が候補を元経済産業省課長の持永哲志氏(46)1人に絞り込んだ。一方で、自民党と友好関係にある経済10団体はこの日も候補者を一本化できず、同党県連が推薦候補を決定するまで、なお調整は難航しそうだ。

 会派自民党の投票は、6人のうち、出馬の意向確認ができた3人を対象にした。永友一美会長は、得票結果は明らかにしなかったが、「会派の一致した見解として、持永氏の推薦を決めた」と会派の結束を強調。持永氏に投票した議員は「官僚経験のある持永氏は、中央とのパイプがある。退職後は県内を回っており、県内事情にも明るい」と推薦する理由を説明した。永友会長はこの結果を自民党県連に報告。県連の川添睦身会長は「(持永氏推薦は)一会派の決定として受け止める」と慎重だった。

 県連は同日、役員会を開き、18日に個人の推薦願を締め切り、19日の選対委員会で推薦候補を正式決定することを決めた。その後、JA宮崎中央会や県森林組合連合会、県医師会などの経済10団体の代表者から意見を聞き、候補者の一本化を要請した。

 10団体はこの日午前、推薦候補を巡って協議していた。8人の名前が上がり、持永氏のほか、県議会議長の坂元裕一氏(58)、林野庁長官の川村秀三郎氏(57)ら4〜5人に絞り込んだという。しかし、県連から一本化の要請を受けて再協議することになった。

 JA宮崎中央会の横山勉会長は「10団体は自主的な候補選定を進める。持永氏になるのか、別の候補になるかは、わからない」と話した。

 一方、立候補に意欲を示している坂元氏は「県連の選考過程を見極め、態度を決めたい。持永氏に一本化した場合は、県連の決定に従う」。川村氏は「(出馬を)検討中であることに変わりはない。持永氏推薦の経緯を聞いて、判断材料にしたい」と話した。

 知事選へ出馬が取りざたされている参院議員の松下新平氏(40)(無所属)は、「持永氏が幅広い支持を集め、官製談合の排除に取り組むのなら、私が立候補する大義はない」と語った。

(2006年12月15日 読売新聞)

1131片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 09:23:29
知事選に元RAB大竹氏出馬へ 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061214174915.asp

 来年六月の任期満了に伴う知事選の候補者として、民主党県連内で名前が挙がっていた元青森放送アナウンサー大竹辰也氏(59)=青森市在住=は十四日、東京・永田町の参院議員会館に同党県連の田名部匡省代表を訪ね、出馬の決意を伝えた。大竹氏は二十一日以降に出馬表明の記者会見をし、政策を発表、民主党などに推薦願を提出する。党県連は二十三日に開く常任幹事会で詰めの協議をする予定だが、候補者は事実上、大竹氏に絞り込まれた。民主党側は非自民勢力を軸とした態勢づくりを目指している。

 大竹氏は新潟県山北町出身。東北工業大学を経て、一九七一年四月にアナウンサーとして青森放送に入社し、放送部長、ラジオ営業部長を歴任。二〇〇四年十一月に同社を退社し、現在はフリーアナウンサー。昨年十二月、青森市を拠点に発足した行政・政策研究の市民グループのメンバーとして、政策形成の手法などについて学んできた。

 田名部代表、横山北斗、田名部匡代両衆院議員と会談した大竹氏は「県民のために自分ができることを実践していきたいという気持ちになった」との決意を伝えた。さらに「このままでは青森県は確実に経済的に破たんする。今、踏ん張って県政を立て直さなければならない。(県政の)かじの取りようによっては、県民が幸せになれる道筋をつけることができるのではないか」と語った。

 田名部代表は「大竹氏は県内のことをよく知っており、政策にも詳しい。県民から見て一番いいのではないか」と評価。「知事選は『県民党』で、みんなが応援する形でやることになる」とし、幅広い結集を図る考えを示した。大竹氏も、民主党のほかにも推薦願を提出する予定だ。

1132片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 20:20:34
選挙:知事選 元RABアナが出馬へ 大竹辰也氏、民主の要請受け /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20061215ddlk02010264000c.html

 任期満了に伴う来年の知事選で、元青森放送(RAB)アナウンサーで現フリーアナウンサーの大竹辰也氏(59)=青森市在住=が14日、民主党県連の田名部匡省代表に出馬する意思があることを伝えた。大竹氏は、独自候補の擁立を目指す同党県連から立候補を働きかけられていた。同党県連は23日に青森市内で開かれる常任幹事会で擁立を検討する。

 田名部代表の事務所によると、大竹氏は14日午前、東京の同事務所に田名部代表を訪ねて意向を伝えた。田名部代表は「(23日の)常任幹事会の議題の一つにかける」と答えた。

 同党は年内の独自候補擁立を目指し、これまでに候補者予定者を2人にまで絞り込んでいた。大竹氏は、そのうちの1人で、現在は東京で行われているFIFAクラブワールドカップの文字放送を担当しているという。

 次期知事選をめぐっては、三村申吾知事が既に再選を目指して立候補を表明し、自民党県連の推薦も得ている。大竹氏の意思表明に対して、三村氏は「まだ聞いていない」としたうえで、「さまざまな政策というものがあった方がいい。それぞれ青森県をどうするかということだから」と語った。平山誠敏・五所川原市長(自民)は「(相手の)人が分からない。三村知事の2期目(の選挙)は万全の態勢でやっている」と述べた。【長谷川典義】

毎日新聞 2006年12月15日

1133片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 21:01:18
後藤斎議員が・・・?

’07山梨選挙:知事選 民主党県連、山本氏推薦決める 党本部に先行 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061215ddlk19010139000c.html

 知事選(来年1月21日投開票)に向け民主党県連(小沢鋭仁代表)は14日、山本栄彦知事(71)を県連として先行して推薦することを決め、政策協定を結んだ。先月14日に山本氏の推薦を党本部に上申したが現在も議論がなされておらず、士気の低下を懸念した。党本部の推薦は難しいとの見方が県連内に強まっており、その場合は選挙中に党本部からの応援が難しくなるなどの影響が予想される。

 同党県連は11月4日の幹事会で山本氏の推薦を党本部に上申することを決め、党本部が推薦しない場合でも県連として推薦することを確認していた。知事選の告示は来月4日に迫っており、党本部が推薦を協議する常任幹事会は19日が最後の予定。県連幹部は、70歳定年制の原則や与党との相乗りを禁止する小沢一郎代表の方針が党本部のハードルになっているのではないかと指摘する。

 この日は、甲府市内のホテルで県政の運営や政策の推進で県連との対話を重ねることなどを記した政策協定を山本氏と交わし、県連の推薦証を手渡した。

 山本氏は「正式に推薦していただき力強く思っている」と述べ、党本部の推薦が出ていないことについては「地方組織の推薦をもらえるのはむしろ心強い」と選挙に影響がないとの考えを示した。

 県連の竹越久高代表代行は、「本部の推薦がこれより遅れると、県連としてまとまれなくなるのではないかという危機感もあり、強い意志を込めて改めてここで態度を表明した」と話した。【中村有花】

毎日新聞 2006年12月15日

1134片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 21:02:18
県議会:拍手の代わりにヤジ せめぎ合い続く−−閉会 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061215ddlk19010134000c.html

 12月定例県議会は最終日の14日も、知事選を巡る水面下のせめぎ合いが続いた。

 横内正明元衆院議員(64)を支援する会派の自由民主党は、議員が自由に発言できるような運営を行わなかったとして、山本栄彦知事を支持する会派の自民党政和会に所属する秋山隆信議長の不信任案提出を模索。多数決で否決されるとして開会直前に断念した。

 一方、自民党政和会は慣例に従い議長交代を目指したが会派内に2候補が浮上。調整がつかず「知事選を前に会派を割りたくない」と断念した。

 山本知事の閉会時の議会あいさつでは、自由民主党の県議が拍手の代わりにヤジを飛ばした。山本知事も閉会後の会派控室の巡回で、自由民主党の時は険しい表情で部屋を出た。【宇都宮裕一】

毎日新聞 2006年12月15日

1135片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 21:07:36
選挙:知事選 自民推薦候補、県議が持永哲志氏支援 県連は自薦を受け付け /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061215ddlk45010577000c.html

 出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)で、県議会最大会派の自民党(32人)は14日、党県第3区支部長、持永哲志氏(46)を推薦候補に推すことを決めた。持永氏は「推挙してもらったことに深く感謝する。一本化し、党県連から要請があれば重く受け止める」と述べた。一方、県連は同日、自薦に限る推薦願を18日夕まで受け付け、その中から党としての推薦候補を決めることを確認した。

 県議会会派・自民党は所属議員で11日に投票して名前が出た6人のうち、立候補に前向きな▽林野庁長官、川村秀三郎氏(57)▽県議長、坂元裕一氏(58)▽持永氏の3人で決選投票を実施。最多票を獲得した持永氏を支援することを決めた。永友一美・会派会長が14日、党県連の川添睦身会長に持永氏を推薦するよう要請した。

 一方、独自に支持候補の選定を進めていた県連の友好団体「10団体」は同日、県連と意見交換会を開いた。10団体は持永氏を含む8人の支持候補を選んだことを伝えた。県議会会派の持永氏支援決定を受けて県連からは、候補を絞り込むよう要望が出たという。

 立候補の意向を明らかにしている坂元氏は「党で一本化できるのであれば石を投げる(出馬する)必要はない」と出馬辞退の可能性も示唆。「複数の支持候補が党内で手を挙げるようなら並び(出馬し)たい」とも語った。

 党県連は19日に選対常任委員会、選対委員会を開き、推薦候補を1人に絞る。【入江直樹、木元六男】

毎日新聞 2006年12月15日

1136片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 21:30:36
知事選、民主、大竹氏擁立へ 
2006年12月15日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000612150005

■三つどもえの公算大 元青森放送部 「前向きに検討」


 民主党県連は14日、来年6月の知事選で、青森放送(RAB)元アナウンサーの大竹辰也氏(59)を擁立する方向で最終調整に入った。大竹氏はこの日午後、東京都内で朝日新聞記者の取材に対し、同党県連からの立候補要請について「前向きに考えている」と応じる姿勢を表明した。県連は23日の常任幹事会で決定する見通し。知事選には現職の三村申吾氏が再選を目指して立候補表明しているほか、共産党も擁立を検討中で、少なくとも3人の候補者が争う公算が大きくなった。


 大竹氏は無所属で立候補する意向で、民主党から推薦を受けるほか、ほかの野党についても、「これからお願いに歩く中で、連携の感触をつかみたい」としている。
 大竹氏は新潟県山北町出身で、青森市在住。東北工業大(仙台市)を卒業後、71年に青森放送に入社し、アナウンサーとして活動。放送部長などを経た後、04年に退職。現在、フリーのアナウンサーとして、県内や在京テレビ局で仕事をしている。


 大竹氏は14日、県連代表の田名部匡省参院議員、同党の横山北斗衆院議員と東京都内で会談。立候補要請に対して大竹氏は「前向きに検討します」と応じたという。


 大竹氏は取材に対し、「国から県、県から市町村というトップダウンの政策を変え、県民の目線の行政を目指したい」と知事選に意欲を示した。


 さらに、県の財政状況を問題視し、「このままでは借金が多くなるばかり。赤字再建団体になることを食い止め、県民の幸せを第一に考えたい」と語り、「支出の優先順位を決めて、地元企業が潤う方法で対応する。農産物の県外への売り込みを進め、ブランド力の向上を図りたい」とした。


 また、六ケ所村の核燃料サイクル施設については「現状維持で操業は進めてもらうが、少しでも不具合があればいったん止めてもらう。安全を第一に考える」と話した。
 大竹氏は月ごろ、横山衆院議員から要請を受け、立候補の意向を固めたとみられる。田名部参院議員ともアイスホッケーの実況などを通じて旧知の仲だという。


■「一本化」県連内に不満も


 今回の擁立の動きには、民主党県連内部から、不満の声も上がっている。大竹氏の名前が、初めて県連の常任幹事会に上がったのは12月2日。2週間もたたないうちに大竹氏擁立の流れができたことに、戸惑う県連幹部が少なくない。


 県連は、10月の常任幹事会で擁立を検討している立候補予定者が6人いると発表。だが、いずれも、要請を固辞されたり、県連内部から反対意見があったりして、選考は難航した。


 一部の党関係者からは、知名度や求心力の点から、田名部匡省参院議員や横山北斗衆院議員を推す声もでていた。田名部代表も12月上旬、「誰も出なけりゃ、考える」と、含みを持たせる発言をしていた。


 12月の常任幹事会で、大竹氏の名前が上がった際も、「深い議論はしていない」(党関係者)という状態で、県連内部には候補者選びは月末以降になるのではという見方が強まっていた。


 ところが、もう1人の立候補予定者として残っていた県外のマスコミ関係者の男性に固辞されたことで事態は急転し、大竹氏に一本化された。


 県連側は、田名部代表と大竹氏との会談を急きょ、14日朝に設定。会談直後、報道関係者に両者が知事選に向けて協力していく方針を明らかにした。だが、県内の一部の県連幹部には正式な報告はなかったという。ある党関係者は「大竹氏で勝てるのかという意見もある。最終的には常任幹事会で決めるものだ」と、不快感を示している。

1137片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/15(金) 22:02:43
出直し知事選 推薦候補に持永氏
2006年12月15日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000612150001

  出直し知事選の候補者を巡る動きが慌ただしくなってきた。候補擁立を目指す県議会最大会派の自民(32人)は、14日の党議で投票を実施し、最多得票だった党衆院3区支部長の持永哲志氏(46)を県議団の推薦候補として同党県連に報告。県連は、商工農業関係など県内主要10団体との意見交換も踏まえ、19日に候補者を一本化する選挙対策委員会を開く。一方、都城市出身のタレントそのまんま東氏(49)は「しがらみのある県政を断ち切る、県政浄化が必要。ふるさとの役に立ちたい」と無所属での立候補を表明した。


  同党県議は過去、複数の会派に分かれていた経緯があり、同会派の永友一美会長は党議後の記者会見で「一本化は会派の団結を狙っての手法」と説明。また「持永さんからは立候補への感触は得ている」と話した。


  これに対し、持永氏は朝日新聞に「県議のみなさんの一本化に向けた努力に高く敬意を表し、私を推挙して頂いたことに対して感謝を申し上げる」と述べたものの、立候補については「引き続き推移を見守りたい」と明言を避けた。


  党議は午前10時からの本会議や休憩を挟みながら約3時間半にわたって続いた。複数の県議によると、11日に会派内で実施したアンケートで名前が挙がった6人のうち、立候補の意思が確認できた持永氏、県町村会長の前田穣・綾町長らが立候補を打診した林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、坂元裕一・県議会議長(58)の3人を対象に無記名の決選投票をした。


  川村氏については、中山成彬・衆院議員が支部長を務める衆院第1選挙区支部の選対常任委員長名で、党県連に推薦願が出されている。しかし県議の中には、中山氏の行動を「スタンドプレー」と見る向きがあり、統一候補とすることへ反発が強まったとみられる。


  持永氏の地元、都城市区選出の県議は開票後、「持永君に決まった」と顔をほころばせ、別の県議は「これから(都城が)忙しくなる」と話し、いそいそと議会棟を後にした。


  ただ、永友会長は「決定はあくまでも会派内のもの。県連が違う判断をしても、それに従うことになる」と話した。


  党県連は同日、県内の主要10団体の代表者に、10団体としての推薦候補者の一本化を要望した。


  これに先立って開かれた役員会で、18日午後5時で候補者本人からの推薦願を締め切ると決めた。翌19日は午前11時から選挙対策常任委員会(31人)、午後2時から選挙対策委員会(211人)を開いて、候補者の一本化を目指す。川添睦身・県連会長は「選対委員会で県連の推薦候補を1人に絞り、支援態勢を整えたい」と話した。


  県内の農林水産、商工など10団体の代表は同日、宮崎市内で知事選の候補者擁立に向けた協議をした。協議を取り仕切ったJA宮崎中央会の横山勉会長は「各団体から挙がった候補者8人を4〜5人にした段階。さらに調整して1人に絞りたい」と話した。


  関係者によると、候補として名前が挙がっているのは川村氏や持永氏、坂元氏ら。


  10団体の代表は同日、宮崎市内で自民党県連の役員とも協議した。同県連は18日に候補者の推薦依頼を締め切る予定で、横山会長も「18日までには各団体との調整を終えたい」と話した。

1138片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 11:23:20
保坂氏、横内氏支持へ 「政治家として応援したい」 讀賣山梨

 自民党の保坂武・衆院議員は15日、読売新聞甲府支局の取材に対し、「政治家として横内氏を応援したい」などと述べ、知事選で横内正明・元衆院議員を支持する意向を示した。保坂氏はまた「そろそろ表明する時期」とも述べており、早ければ17日の横内氏の総決起集会で表明する見通し。同党国会議員はこれまで、中島真人・参院議員が山本知事を、赤池誠章・衆院議員が横内氏を支持することをそれぞれ表明しており、保坂氏が表明すれば3人目となる。

 保坂氏は、4年前の知事選では横内氏選対本部の幹事長を務めたほか、知事選後は横内氏の後継者として衆院3区補選に出馬、議席を守っている。かねてから横内氏を支持すると見られていたが、昨年の衆院選以来、「郵政造反組」として無所属だったこともあり、態度表明を避けていた。しかし、今月4日に復党したことで、横内氏陣営からは支持表明への期待が高まっていた。

 保坂氏は山本知事の後援会「山輝会」の最高顧問も務めている。ただ、山本派のある県議は「3区の保坂氏が地元の横内氏を支援するのは当然の流れ」と受け止めており、大勢に影響はないとしている。

(2006年12月16日 読売新聞)

1139片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 11:27:50
出直し県知事選、持永氏が自民県連に推薦願…他候補推す動きも 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)で、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)が15日、自民党県連に推薦願を提出したが、支援団体などには持永氏以外の候補を推す動きもある。県連への推薦願提出締め切りは18日午後5時。候補者選定は、週明けにかけ、ヤマ場を迎える。

 持永氏の推薦願は、秘書が15日午前、県連を訪れ、川添睦身会長に提出した。「知事選に立候補いたしますので、貴党の推薦を賜りますようお願い申し上げます」と書かれていた。

 一方、党県第1選挙区支部が県連に推薦を求めている林野庁長官・川村秀三郎氏(57)は、持永氏の推薦願提出について「(自らの)立候補への判断材料の一つだが、現時点では明らかにできない」と冷静に受け止めた。

 川村氏に出馬要請をした県町村会(会長=前田穰・綾町長)は、15日の役員会で、引き続き川村氏擁立を確認。今後の対応を前田会長に一任することを決めた。前田会長は「農政の経験豊かな重要な人材だが、出馬は長官の意向次第。判断を待つ」と述べた。

 また、JA宮崎中央会など自民党県連と友好関係にある経済10団体は、14日に引き続き、15日も、推薦候補を巡って協議。県連が推薦願を締め切る18日午後5時までに、候補を一本化することで一致。10団体は、持永氏、川村氏、県議会議長の坂元裕一氏(58)ら4、5人に絞り込んでいるが、再度会合を開き、この中で出馬の意思を示した候補1人を選ぶ見通しだ。

(2006年12月16日 読売新聞)

1140片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 11:31:07
イメクラ、傷害事件釈明中にそのまんま東氏が号泣
12月16日8時2分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000076-sph-soci

 宮崎県の出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)に出馬するそのまんま東氏(49)=本名・東国原英夫=が15日、生まれ故郷の宮崎・都城市内で事務所開きを行った。東氏は集まった支援者を前に約15分間にわたり思いの丈を述べた。イメクラ事件、傷害事件など過去の不祥事についても自ら切り出し、支援者から「頑張れ」の声が飛ぶと目頭を押さえ号泣した。

 「31年ぶりに帰って来た」−。故郷・都城市での事務所開きにはスタッフ、両親、家族、そして高校の同級生ら35人が集結。そこで東氏は知事選出馬への覚悟と宮崎への思いを語った。落ち着いた口ぶりは記者会見と変わらない。だが、過去の不祥事について触れたその時、言葉が途切れた。「私はかつて…」目頭を押さえても涙は止まらない。「頑張れ!」支援者の1人が声を上げた。東氏は下を向き号泣した。

 「最近年をとってしまって…。戻ってきて地元の温かさに触れてしまうとね」。所属を持たず草の根の選挙活動であることをアピールし「宮崎県民党」を味方につける必要性を訴えたが、その目は真っ赤なまま。言葉を必死でつなぐと最後は深々と頭を下げた。

 それほど、あの「渋谷イメクラ事件」の傷は深い。ある民主党関係者は「あんな事件を起こした人に教育を語ってもらいたくない」と語気を荒らげ「知事選に出馬することで、みそぎになるのではと考えているのなら県民をなめている」と痛烈に批判した。他陣営からも必ず批判されるであろう不祥事について、東氏は「大学に進学し、文武両道を大切にし、価値観を変えたこと」などを訴えていくという。

 公開するはずだった事務所開きも、突然報道陣をシャットアウトする不手際もあった。「手作りなものでルールに慣れていません。他意はありません」と釈明したが、いまだ整わない選挙態勢に不安は隠せない。「不安です。でも、裸一貫ぶち当たっていくしかない」と強気に言い放った。

 ◆「渋谷イメクラ事件」 1998年5月、東氏が東京・渋谷のイメクラ「年中夢中」に来店し当時16歳の少女からわいせつなサービスを受けた。その後、同店の摘発に伴い、児童福祉法違反の疑いで数回にわたり任意の事情聴取を受けた。事件として立件されることはなかったが東氏は半年間、芸能活動を自粛。この事件について東氏は自身のHP上で「僕は、彼女が未成年であることなど知りませんでした。店では、その女性は『20歳』となっていました。僕は警察に協力し、状況を包み隠さず正直に話しました」と弁明している。

1141片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 19:21:30
知事選、保坂氏は横内氏を支持へ
あす正式表明「筋論より人情論を優先」 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/12/16/2.html

 来年一月四日告示の山梨県知事選で、自民党の保坂武衆院議員(山梨3区)は十五日、横内正明元衆院議員を支持する方針を固めた。横内氏陣営が十七日に開く総決起集会で正式に表明する。横内氏支持の姿勢を示した国会議員は、赤池誠章衆院議員(比例南関東)に続き二人目。
 保坂氏は十五日夜、昭和町内で横内氏の後援会「甲斐の国・復活倶楽部」幹部と会談し、知事選で横内氏を支持する意向を伝えた。また、今後の活動や横内氏の政策などについて意見交換した。
 保坂氏は取材に対し、「前回知事選でも選対役員として横内氏を支持した。政治の世界は筋論と人情論があるが、今回は人情論を優先した」などと話した。昨年二月には再選を目指す山本栄彦知事の後援会最高顧問に就任しているが、「(辞めるかは)今のところ考えていない」と述べた。
 保坂氏の知事選対応をめぐっては、後援会が山本知事と横内氏の支持に割れたため、どちらを支持するかの判断は各支部に委ねることを決めている。保坂氏自身は横内氏を支持する見通しとなったが、「後援会の判断は支部ごとに任せるという方針は変えない」(保坂氏)としている。
 自民党国会議員では、中島真人参院議員が山本知事を支持。赤池氏は横内氏支持を表明しており、対応が分かれている。一方、保坂氏と山梨3区で競合する小野次郎衆院議員(比例南関東)や、堀内光雄衆院議員(山梨2区)、長崎幸太郎衆院議員(比例南関東)は態度を明らかにしていない。

1142片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:21:50
選挙:知事選 出馬予定の荒井氏、本人不在も異例の要請 合計11団体に /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061216ddlk01010049000c.html

 来春の道知事選に23日出馬表明をする予定の、民主党の荒井聡衆院議員(60)=比例代表道ブロック=に立候補要請が各団体から相次いでおり、15日には荒井氏本人不在という異例の形で要請が行われた。

 要請したのは、道選出の同党の国会議員会(峰崎直樹会長)。荒井氏は、野党筆頭理事を務める衆院の議院運営委員会への出席を優先したため欠席。東京・千代田区の衆院第1議員会館で、荒井氏が座るはずだった空席を横目に峰崎会長は「あなたこそ」などと3度呼びかけ、要請書を読み上げ、立ち会った8人が拍手を贈った。要請書は衆院本会議後、峰崎会長が荒井氏本人に手渡した。

 荒井氏が受けた出馬要請はこれが7回目で、11団体が要請を行っている。【内藤陽】

毎日新聞 2006年12月16日

1143片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:25:11
自民党県連:岩上憲司氏の除名処分を検討か 意向に反する議会活動 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20061216ddlk10010272000c.html

 県議会の自民党会派を今年3月に離脱し、現在、1人会派の岩上憲司県議(前橋市区)が15日、自民党県連の党紀委員会(腰塚誠委員長)に、県連の意向に反する自らの議会活動についての弁明書を提出した。岩上氏は現在も同党員だが、県連は週明けにも同委員会を開き、岩上氏の除名を視野に処分を検討する。

 岩上氏は昨年5月の県議補選で初当選、自民党会派に所属した。県議定数削減と区割り見直し案を巡って、県議会と小寺弘之知事が対立する中、今年2月の県議会の採決で知事案、さらに後藤新出納長(現知事室長)再任案にも賛成し、3月に会派を離脱。1人会派「オンリーワン県政」を設立した。その後も県議会と小寺知事との対立が続く中、一貫して小寺知事に賛同する意見を表明している。このため、同委員会は11日、岩上氏へ弁明を求める書面を送っていた。

 岩上氏の弁明書について、県連幹部は「弁明の体裁をなしていない。厳しい処分は免れない」と、除名の可能性を示唆した。【木下訓明】

毎日新聞 2006年12月16日

1144片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:27:06
’07山梨選挙:知事選 小佐野・町村会長が辞職願 「山本氏支持しない」 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061216ddlk19010465000c.html

 県町村会会長の小佐野常夫・富士河口湖町長は15日、知事選で横内正明・元衆院議員(64)の支持を決めたことを理由に、会長職の辞職願を筆頭副会長である西桂町の前田勝弘町長に提出した。町村会は現職の山本栄彦知事(71)の推薦を決めているが、小佐野町長は取材に「町議の9割近くと町民のほとんどが横内氏を支持している状況なので、私も横内氏を支持する」と話した。

 小佐野町長は6月1日に会長に就任したばかり。町村会には15町村が加盟し、7月には会長として山本知事に再選立候補を要請、10月に推薦書を手渡している。

 小佐野町長は、山本知事を支持しない理由として富士山世界遺産登録についての県の進め方への不信感をあげ、「住民に何の説明も無く進めようとする姿勢に、山本県政への町民の反発が決定的になったため」と説明した。

 会長職は慣例として任期が1年間で、会長職辞任までの手続きについては規定が無い。前田副会長は、「18日に役員会に図って対応を決めたい。会長が辞任した例がなく、残された半年間の町村会をどうしたらよいのか」と困惑した様子で話した。【藤野基文】

毎日新聞 2006年12月16日

1145片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:33:03
もったいない県政:攻防 知事と栗東市長ら覚書…県と栗東市、解釈で食い違い /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20061216ddlk25010562000c.html

 ◇条項の解釈で食い違い 「事実上計画は中止」と県/栗東市は「中止ではない」

 栗東市の新幹線新駅問題で、今年10月末の期限までに支払われなかった負担金1億8000万円の扱いについて15日、設置促進協議会の正副会長会議が開かれ、嘉田由紀子知事と国松正一・栗東市長、周辺市長らが議論を交わした。延滞利息の全額を県が負担するなどとした覚書はあっさり合意。一方で、覚書には来年3月末までに新駅の方向性で合意が得られなければ「清算」するという条項を含み、「清算されれば事実上計画は中止」とみる県と、「清算されても中止ではない」と解釈する栗東市の立場が大きく分かれている。【服部正法、阿部雄介、高橋隆輔】

 これまで非公開での開催が続いていたが、今回は初めて公開で行われ、30分足らずで終了した。合意した覚書では主に、▽10月末分の支払いを07年3月末まで猶予し、延滞利息は県が負担▽来年3月までに促進協内で新駅設置に関する合意に至らない場合でも工事費の清算を行う−−の2点の内容。延滞利息の支払いについては、当初は促進協が全体で負担する内容だったが、栗東市と周辺市の反発で、県だけが支払う内容に覚書案を変更した。

 覚書では工事費の清算に関して、来年3月末までに促進協内で新駅設置が凍結で合意した場合だけでなく、推進か凍結か結論が出なかった場合でも行うとしている。

 県は「清算すれば事実上建設は中止で、JR東海もそういう認識だと思う」としているのに対し、栗東市側は「工事協定そのものは破棄されておらず、中止ではない」との認識を示している。

 次回以降の開催予定も協議されたが、湖南市の谷畑英吾市長が「協議の全体像を示してから調整してほしい」と県の方針に反発し、具体的な日程は決まらなかった。

毎日新聞 2006年12月16日

1146片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:42:23
選挙:広島市長選 柏村参院議員を自民党が推薦へ /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20061216ddlk34010306000c.html

 来年2月に任期満了となる広島市長選への出馬を表明している自民党の柏村武昭参院議員=広島選挙区=が、同党県連に出していた推薦願について、県連は15日、中区のホテルで選挙対策委員会を開き、党本部に推薦申請することを満場一致で決定し、役員会議でも了承された。今月20日にある県連の常任顧問会議を経て党本部に申請、今月下旬にも推薦が決まる見込み。

 選対委員会には、県連の奥原信也幹事長ら5人が出席。自民党系市議がおおむね柏村氏でまとまっていることや、県内の全選挙区と比例区の支部長からも推薦願が出ていることなどから決めた。

 市議会では、藤田博之議長が各会派の柏村氏に対する政策提言をとりまとめ中という。県連は党本部への推薦申請の際、次期参院選で柏村氏に出していた公認の辞退届も合わせて提出する。奥原幹事長は「党本部の推薦が決まれば、公明党の推薦に向けて我々も努力する」と述べた。【田中博子】

毎日新聞 2006年12月16日

1147片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 22:08:44
持永氏、自民に推薦願 10団体、18日に候補絞る 町村会「慎重に対処」 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061216/20061216_001.shtml

 官製談合事件に伴う知事辞職を受けた出直し県知事選(来年1月4日告示、同21日投開票)で、県議会自民党会派が候補に推すことを決めた元経済産業省課長の持永哲志氏(46)は15日、関係者を通じて、自民党県連に知事選立候補の推薦願を提出した。県連への推薦願提出は持永氏が初めて。県連は18日午後5時まで推薦願を受け付け、19日に推薦候補を決定する。

 県連によると、推薦願は「県知事選に立候補するため推薦してもらいたい」という内容。持永氏は「県連の統一候補となった場合、正式に(立候補を)表明したい」と意欲を示した。

 一方、JA宮崎中央会や県建設業協会、県医師会など自民党を支える経済10団体は15日、宮崎市で会合を開き、18日に10団体として推す候補予定者を1人に絞り込むことを決めた。県議会自民党会派が持永氏を推すことを決めたが、経済10団体を代表する同中央会の横山勉会長は「県議会の判断に拘束されてもいけない」として、独自に判断する考えを強調した。

 10団体は、12日から知事選に向けた協議を開始。各団体が挙げた計8人の候補者から持永氏、県議会議長の坂元裕一氏(58)、林野庁長官の川村秀三郎氏(57)らに絞り込んでいる。横山会長は候補の条件として「しがらみ(の有無)を含めて、最後は人物評価になる」と語った。

 また、川村氏に立候補を打診した県町村会(会長=前田穰綾町長)は、宮崎市の自治会館で役員会を開き、前田会長が「(同会が)主体性を持って知事選に臨む」という方針で、川村氏に打診した経緯などを報告。当面は自民党県連や経済10団体の動きを見極めながら、慎重に対処していく方針を確認した。

 同知事選には、共産党県委員長の津島忠勝氏(61)、元タレントのそのまんま東氏(49)=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=が立候補を表明。坂元氏も立候補の意向を示している。
=2006/12/16付 西日本新聞朝刊=

1148片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/17(日) 09:05:28
三村氏が連合青森に推薦願
知事選 讀賣青森

 来年6月予定の次期知事選に再選出馬する三村知事が、連合青森に15日付で推薦願を提出していたことがわかった。連合青森の山本信悦会長は、「来月5日に対応を協議する」としている。

 連合青森は2003年の前回知事選で、自民、公明両党が支援した三村氏ではなく、横山北斗氏(現民主党衆院議員)を民主党とともに支援した。しかし、その後の三村氏の雇用・経済政策に一定の評価を与えており、山本会長はこれまで、次回は三村氏を支援する可能性を示唆している。

 三村氏は14日夜、山本会長に電話し、推薦を求めたいと伝えた上で、家族が15日午前、書類を持参したという。

 次期知事選への出馬を正式表明しているのは現在、三村氏だけ。ただ、青森放送(RAB)出身のアナウンサー、大竹辰也氏(59)が民主党からの出馬を検討している。

 大竹氏の同党推薦での出馬が決まり、連合青森が三村氏支援に回るとすれば、国政選で協力している同党と連合が知事選では敵対する形になる。関係者の今後の対応が注目される。

(2006年12月17日 読売新聞)

1149片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/17(日) 09:32:04
大竹氏推薦に慎重論も/民主県連 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061217090200.asp

 来年六月の任期満了に伴う知事選に向け十四日、青森市のフリーアナウンサー大竹辰也氏(59)が民主党推薦を視野に出馬の決意を示したことで、同党県連の候補者選びが急展開を見せている。

 田名部匡省代表ら所属国会議員は大竹氏擁立に前向きな姿勢だが、県連内では大竹氏について具体的な議論がなく、県議らを中心とした地元幹部には人選の経緯に不満が根強い。

 県連は二十三日の常任幹事会で対応を協議するが、同日で大竹氏の党推薦が決定するかどうかは不透明だ。

1150片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/17(日) 09:38:47
候補選びで自民に不協和音 宮崎県知事選に揺れる保守王国 '06/12/17
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200612170141.html

 官製談合事件で知事が辞職したことに伴う宮崎県知事選が、来年一月四日告示される。県選挙管理委員会の期日決定から告示までわずか一カ月の短期決戦で、各党が候補者選びに難渋している。自民党では複数の名前が候補に挙がり、党県議団が異例の投票を実施。派閥争いの様相も加わり、最終決定は十九日にずれ込む見通しだ。

 ▽不安

 衆参両院議員五人のうち四人を自民党が占める保守王国の宮崎県で十四日、タレントのそのまんま東氏(49)が多数の報道陣を前に記者会見し、出馬表明した。

 タレント候補を寄せ付けない固い保守地盤を誇るが、自民党県議は「今のわれわれには勝てる人を選ぶという視点がない。そのまんま東さんに票を持っていかれるのでは」と不安がる。

 自民党県議団(三十二人)は十四日、投票で、昨年の衆院選に宮崎3区から出馬(落選)した元経産省課長持永哲志氏(46)を推すことを決めた。持永氏は「県連が一本化するなら重く受け止め、前向きに決断したい」と意欲をにじませる。

 ただ、すでに出馬表明していた自民党の坂元裕一県議会議長(58)にも引く気配はない。党県連は十九日、国会議員や県議、各支部長、友好団体など約二百人を集めて推薦候補を決める方針だが、投票で決着させる可能性もある。

 ▽反発と思惑

 党県連を揺るがすきっかけになったのは、立候補が取りざたされる川村秀三郎林野庁長官(57)の担ぎ出しに県選出の元文科相中山成彬衆院議員がかかわったとされたことだった。すぐに反中山勢力や、自治相を務めた上杉光弘元参院議員系列の県議が一斉に反発した。

 加えて上杉氏は、自民党が強力な候補を立てられなければ無所属の松下新平参院議員(40)が知事選にくら替え出馬し、それに伴う参院補選で自らが国政に復帰するというシナリオを描いているともささやかれる。

 上杉氏と長年にわたりライバル関係にあった江藤隆美元運輸相らの思惑が複雑に絡んだという解説もある。

 二〇〇一年参院選でも公認候補の決定をめぐって党県連での投票までもつれ込み、派閥争いに発展。当時の県議団三十一人が三会派に分かれて分裂選挙に突入した「苦い過去」がある。

 党関係者は「投票はしこりが残る。話し合い決着が一番いい」「ポスターの準備だけを考えても出遅れは致命傷になる。なぜまとまれないのだ」と嘆く。

 知事選では民主党も独自候補の擁立を模索。共産党県委員会は津島忠勝委員長(61)擁立を発表した。

1151片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/17(日) 16:14:32
’07愛知知事選:石田氏応援歌と公約川柳を募集−−民主党県連 /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061217ddlk23010180000c.html

 民主党県連は16日、来年2月の知事選で同党が推薦する前犬山市長、石田芳弘氏(61)の応援歌の歌詞と、石田氏に実現してほしいマニフェストを盛り込んだ川柳を募集すると発表した。

 応募資格は、県内在住の党員・サポーター、党所属議員。審査委員長は応援歌が音楽家で同党参院議員の喜納昌吉氏、川柳は作家の鈴木光司氏。応援歌の最優秀賞作品は、喜納氏が歌詞に合わせて作曲する。

 応募作品は、〒461−0001 名古屋市東区泉1の12の34 民主党県連「応援歌&川柳募集」係または、メールアドレス(minshu@dream.ocn.ne.jp)。応募締め切りは来年1月7日。同18日の知事選告示日の石田陣営の出陣式で発表する。

 問い合わせは同県連(052・951・7881)。【式守克史】

毎日新聞 2006年12月17日

1152片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/17(日) 16:37:51
田中康夫流れたか?

民主、海江田氏軸に調整へ 都知事選で野党協力も
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2006121701000173

 民主党は17日、来年4月の東京都知事選で3選を目指す石原慎太郎知事(74)の対立候補について、元衆院議員で経済評論家の海江田万里氏(57)を軸に調整する方針を固めた。
 来年夏の参院選に政治生命を懸ける小沢一郎代表は、前哨戦となる都知事選を重視。自民党が石原氏を推薦する方向で調整していることを受け、他の野党に選挙協力を呼び掛け、与野党の「首都決戦」を制して参院選に弾みをつけたい考えだ。
 石原氏をめぐり、四男が都の事業に関連し公費で海外出張していた問題などで批判が強まっていることから、執行部は「しっかりした候補を立てれば勝てる」(鳩山由紀夫幹事長)と分析。知名度が高く、社会保障政策に通じ、論戦にも強い海江田氏が浮上した。ただ海江田氏は次期衆院選出馬に意欲を示しており、調整が難航する可能性もある。

島根知事選、民主候補は難航 '06/12/17 中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200612170050.html

 来春の島根県知事選に向け、民主党県連の候補擁立が難航している。支持団体である連合島根とともに独自候補擁立を目指してきたが、交渉は不調に終わった。自民党県連が推薦予定の元官僚が着々と動きを進める中、連合は自民との相乗りも視野に入れ始めている。9日に県議選の第2次公認候補として内田敬代表を党本部への推薦を決めたが、知事選については独自候補擁立の方針を確認するにとどまった。

1153片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/17(日) 21:52:10
ニュースBOX:佐藤雄平知事、就任1カ月 まずは無難なスタート /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20061217ddlk07010258000c.html

 ◇新年度予算編成などで、出せるか独自色

 佐藤雄平知事が就任し1カ月が過ぎた。最初の県議会となった11月定例会は、野党に転じた自民党が知事と対立する局面もなく、慣例として継続審議となる前年度普通会計決算を除く、知事提出32議案すべてが原案通り可決され14日に閉会した。佐藤知事は公務もそつなくこなし、無難なスタートを切った。就任間もないこともあり、独自色を打ち出すには至らず、新年度の予算編成を控え、“顔”が見えてくるのはこれからのようだ。【坂本昌信】

 ■議会「ご祝儀」

 「なんだか気が抜けちゃった」。今月1日、自民の遠藤忠一幹事長の代表質問に、議会事務局職員は拍子抜けした。事務局は侃々諤々(かんかんがくがく)の論争も想定し、当初1日に予定していた議員研修会を4日の県民連合の代表質問後に変更していたが、遠藤幹事長から再質問はなく予定時間前に終わった。

 遠藤幹事長は「ドアを開けた。これから野党として是々非々でやっていく」と強調したが、11月定例会は、議会と新知事との初顔合わせの儀式にとどまった。

 この職員は「まずは『ご祝儀』ということかな」と分析する。

 ■明るさに期待

 前知事から新知事になって明らかに変わったことがある。新旧知事と身近に接する立場にある幹部の1人は、知事室周辺の雰囲気が変わったことを実感している。

 「事件のためではなく、そもそも我々は前知事だったから暗かっただけ。新知事の性格は明るく、その影響を受けている」と語る。

 新知事は登庁して知事室に入る前、秘書に必ず声を掛け職員の机まで来て、仕事について尋ねることもある。この幹部は「前知事だったらとても考えられなかった」と表情も明るい。

 ■重要施策、目白押し

 ある自民党県議は「今の県庁は前知事のレールに乗っかってもっているようなもの」と指摘するように、新知事には県政への新たな理念の提示や政策が求められている。

 佐藤知事は、今月中旬から、県内10カ所に会場を設け、各地区の市町村長と懇談するが、これは自らが「直接首長と会いたい」と提案したためだ。

 だが、出馬表明の時からアピールしていた「2地域居住」の推進については具体策が見えておらず、早急に示してほしいところだ。

 喫緊の課題である入札制度改革、医師不足に加え、原子力政策など重要施策が目白押しの中、知事として力量を試される場面はこれからのようだ。

毎日新聞 2006年12月17日

1154片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/18(月) 09:17:24
横内氏決起集会に河口湖町長が出席
山本県政を激しく批判 讀賣山梨

 知事選に出馬を予定している横内正明・元衆院議員の総決起大会が17日、甲府市内で開かれた。県町村会会長辞任の意向を示していた富士河口湖町の小佐野常夫町長が出席。同会が山本知事を支持しているのに対し、自らは横内氏支持であることが辞任の理由であると明言した。

 司会者に「県町村会長を辞職してまで横内支援に立ち上がった」と紹介され壇上に上がった小佐野町長は、山本県政を「(町にとって)日の当たらない4年間だった。また続けば、富士河口湖は凍り付いてしまいます」と厳しく批判した。

 大会には、保坂武、赤池誠章両衆院議員、清水達雄元参院議員や、横内派県議8人も出席した。

 このうち臼井成夫県議は県議会で行った代表質問に対し山本知事が「いじめ」などと発言したことに触れ、「そんなレベルで県政を行われては困る」と反論。また横内氏支持を表明したため、山本知事を支持する甲府市議十数人から激しく批判を受けている赤池氏も、「県の発展のため、私自身、様々なしがらみや関係を断念した」と述べた。

 横内氏は、山本知事が建設促進を公約に掲げる中部横断道について、自身も大きく貢献したことをアピールしたほか、県庁の組織改革、甲府市活性化などの公約を説明。「今回こそは当選させて下さい」と訴えた。

(2006年12月18日 読売新聞)

1155片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/18(月) 09:29:11
出直し知事選、自民推薦候補に持永氏確実 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)で、自民党県連の推薦候補が元経済産業省課長の持永哲志氏(46)でほぼ固まった。自民党と友好関係にある経済10団体も18日に持永氏で一本化する見通し。持永氏以外に推薦願提出の動きもなく、分裂含みの様相もあった県連の推薦候補選びは、すんなりと運びそうだ。

 県町村会(会長・前田穰綾町長)から出馬要請を受けている林野庁長官の川村秀三郎氏(57)は17日、読売新聞の取材に「(立候補については)よく考えたい。経済10団体の判断を待って、見極めたい」としているが、県連へ推薦願は提出しないとみられる。

 また、立候補の意欲を示していた県議会議長の坂元裕一氏(58)(自民)も「持永氏で一本化するなら党を割る必要はない」と話しており、推薦願を出さない方針。

 自民党県連と友好関係にあるJA宮崎中央会や県医師会などの経済10団体の代表者は18日、会合を開き、推薦候補を持永氏で一本化する見込み。

 10団体はこれまでの協議で、持永氏、川村氏、坂元氏らに絞り込んでいるが、ある団体幹部は「県議会会派の自民党が持永氏を推薦したことで、10団体も持永氏にまとまる可能性が高い」と話す。別の団体の会長も「10団体の足並みをそろえることが大事。会合で決まった人を了承するが、今のところ持永さんになるでしょう」と予測した。

 一方、民主党県連は17日、知事選への対応を一任されている井上紀代子代表ら役員5人が宮崎市で会合。これまで、県連幹事会などで複数の特定候補の名前が挙がっているが、この日の役員会で結論は出なかった。会合後、山口哲雄・県連幹事長は「民主党独自の候補擁立は厳しいが、県民党としての候補者擁立はあきらめない」と話した。

(2006年12月18日 読売新聞)

1156片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/18(月) 09:30:11
知事選 民主、連合 荒井氏推薦 23日に決定 年明けの予定を前倒し  2006/12/18 06:50 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061218&amp;j=0023&amp;k=200612183583

 民主党北海道と連合北海道は、二十三日にそれぞれ臨時大会と地方委員会を札幌市内で開き、来春の知事選での立候補を要請している荒井聡衆院議員(60)=比例代表道ブロック=の推薦を機関決定する方向となった。

 民主党と連合は当初、荒井氏が二十六日に札幌市内で記者会見し正式に立候補を表明した後、年明けにも推薦を決める機関会議を開く方向で調整を進めていた。

 しかし、国会の会期延長が四日間の短期間となり、荒井氏の国会活動にも早めに区切りがつくことが確定したため、年内の早い時期に推薦を決め、年明けから本格的な選挙活動に入る方が望ましいとの見方が強まった。

 二十六日の正式な出馬表明会見に先立ち、二十三日に民主党臨時大会と連合地方委員会を相次いで開催。その場に荒井氏が出席して立候補要請を受諾する意向を表明し、それを受けて両組織が推薦を決めることが固まった。

1157片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/18(月) 09:54:07
自民も野呂氏支援
三重知事選で県連が決定
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061218/mng_____sei_____003.shtml

 来春の三重県知事選で、自民党県連は17日、津市内で緊急役員会を開き、野呂昭彦知事(60)の支援を決めた。早ければ18日にも野呂氏に出馬を要請し、支援の意向を伝える。推薦の有無は年明け以降に結論を出す。

 野呂氏は「与党との相乗り禁止」を掲げる民主党の推薦を受けて出馬する意向を固め、20日の県議会最終日に正式表明する見通し。自民党は独自候補の擁立を見送り、事実上の「相乗り」になりそうだ。

 自民党県連会長の田村憲久衆院議員は「野呂知事とは信頼関係があり、応援する形にしたい。役員会でも不満は出なかった」と述べた。

 民主党は前回の知事選で野呂氏を推薦し、今回も推薦を働き掛けていた。同党県連選対委員長の芝博一参院議員は「自民党本部が推薦するなら相乗りになるが、(現段階では)そうではないので関知しない」と話している。

 知事選には元鈴鹿市議の辻井良和氏(70)が共産党推薦での出馬を表明している。

1158片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 08:39:28
都知事選、海江田氏擁立で調整決定も民主党後手
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061218-OHT1T00091.htm

 民主党は17日、来年4月の東京都知事選の候補について、前衆院議員で経済評論家の海江田万里氏(57)を軸に調整する方針を固めた。しかし、圧倒的人気を誇り、3選を目指す石原慎太郎知事(74)の対抗として、識者からは「玉が弱い」との声が上がり、海江田氏自身から断られる可能性も。小沢一郎代表(64)は来夏の参院選の前哨戦として、都知事選を重要視しているが、候補者選定は波乱含みだ。

 参院選に自らの政治生命を懸ける腹づもりの小沢代表は、「第1ラウンド」の東京都知事選の候補として、海江田氏に白羽の矢を立てて、調整に動き出した。

 前回約308万票を集めて圧勝した石原氏を、自民党は推薦する方向で調整中。小沢氏は野党に選挙協力を呼び掛け、与野党の「首都決戦」を制して、参院選に弾みをつけたい考え。知名度が高く、社会保障政策に通じ、論戦にも強い海江田氏をリストアップしたが、専門家からは厳しい意見が上がっている。

 政治評論家の浅川博忠氏は「本番まで4か月ほど。いまだに候補者選びをしている時点で民主党は後手に回っている」と指摘した。

 最近では、石原氏をめぐり、四男が都の事業に関連し、公費で海外出張していた問題などで批判が強まっている。「石原氏がミステークを連発している、またとないチャンスに対抗馬が決まっていないのは致命的」(浅川氏)と民主党は追い風に乗れていない。

 党内では、石原氏に対抗できる「大物候補」として、菅直人代表代行への待望論が強かったが、ここに来て本人が固辞。小沢氏と近い前長野県知事の田中康夫・新党日本代表、元NHK解説委員の小宮山洋子氏(衆院比例東京)らの名前も取りざたされている。

 政治ジャーナリストの山村明義氏は「今回は菅氏クラスの候補が出て、どこまで石原氏との差を詰められるかという次元の戦い。海江田氏では分が悪い」と話す。

 昨年の衆院選で落選した海江田氏は、次期衆院選出馬に意欲的といわれる。最近、東京1区で争った与謝野馨前金融担当相の健康不安が取りざたされるだけに、都知事選出馬要請を断る可能性もある。

 もっとも「小沢氏は、先に海江田氏の名前を出しておいて、菅氏が触発され、手を挙げるのを待っているのかもしれない」(山村氏)と小沢流“陽動作戦”の可能性も指摘される。選挙に強い「小沢神話」に陰りが見える中、今後、どんなサプライズ候補を出せるかが小沢氏の腕の見せ所になりそうだ。

 ◆石原都知事の知事選

 ▼1999年 前職の青島幸男氏の不出馬を受け、候補者19人による大乱戦に。石原氏を始め、国際政治学者の舛添要一氏、衆院議員の鳩山邦夫、柿沢弘治両氏、元国連次長の明石康氏ら有力候補がしのぎを削った。結果は“後出しジャンケン”の石原氏が約166万票で完勝した。鳩山氏は85万票、舛添氏は82万票だった。

 ▼2003年 民主党が支援する大学教授の樋口恵子氏の81万票に対し、石原氏は約308万票を獲得。歴史的大勝を収めた。

(2006年12月18日06時02分 スポーツ報知)

1159片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 08:49:42
三村知事 政策面で自民と協調
大島県連会長に明言 讀賣青森

 三村知事は18日、都内で自民党県連の大島理森会長と会談し、来年6月予定の次期知事選を巡って同党県連が知事に示していた政策提言について、「私の政策理念と方向性を一つにするものだ。私の選挙公約にこれを反映させる」と述べ、政策面で同党と協調していく考えを伝えた。

 大島会長は、「しっかり政策を作り上げて、厳しい環境の中だが一歩ずつ前進してほしい。全力を尽くして支援する」と答えた。

 同党県連は11日の総務会で、次期知事選での三村知事推薦を決めたが、政策協定については、「自民党と知事にはすでに十分な信頼関係がある」(県連幹部)として締結を見送った。だが、「きちんとした手順が大事」と知事が強く要望したことから、18日の申し入れが行われることになったという。

 県連が先月16日に知事に提示した政策提言は、6項目の基本姿勢と16項目の重点政策からなる。基本姿勢には、〈1〉「信頼と合意」を信条に、県民の幸せと県政発展に積極果敢に挑戦する〈2〉「政策の選択と集中投資」を推進し、持続可能な県財政を確立する――ことなどが盛り込まれている。

(2006年12月19日 読売新聞)

1160片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 08:54:42
大沢氏を挙党支援 自民県連確認 讀賣群馬

 自民党県連の国会議員・県議合同会議が18日、渋川市内で開かれ、来春以降の県議選、知事選、参院選での勝利に向けて全力で取り組むことを確認した。また、知事選に出馬する大沢正明県議会議長を、国会議員を含む挙党態勢で支援することを出席した議員らが約束した。

 会場では、笹川堯県連会長、福田康夫、小渕優子両衆院議員、山本一太参院議員が「大変な選挙だが心から支援する」などと誓い、結束をアピール。大沢議長も「皆さんの導きで必ず勝ち、一緒に新しい県政をひらきたい」と決意を述べた。

 県連は19日、党本部に大沢議長推薦を申請する予定。

(2006年12月19日 読売新聞)

1161片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 08:57:54
県会常任委 多選禁止巡り紛糾
知事賛同求め地元紙に投稿 自民反発、中断7時間 讀賣神奈川

  県議会総務企画常任委員会は18日、松沢知事が提出した知事の任期を連続3期までとする「多選禁止条例案」を巡って、県側と野党との議論がかみ合わず、審議は深夜までもつれた。結局、同委員会は同日午後11時50分、延会手続きを取って、いったん閉会し、採決は翌日に持ち越しとなった。条例案は、同委員会で“あっさり”否決される見通しだったが、採決を前に、日ごろの松沢知事と議会との確執が一気に表面化した。

 この日の委員会は午前11時から始まり、約45分後に審議を一時打ち切って昼休みに入った。

 その後、最大会派の自民党は、松沢知事が17日付の地元紙に多選禁止条例案への賛同を求める投稿記事を掲載したことに反発。県議団の会議で、「審議中の議案について軽々しく発言するのは議会軽視だ」や「経緯を突き詰めて知事に謝罪をさせるべきだ」などの批判が続出した。

 同党は日中、この問題への対応を協議するために断続的に会議を繰り返し、午後の審議開始が大幅に遅れ、同委員会が再開されたのは、約7時間後だった。

 また、審議再開後も、県政県民の相原高広団長が、多選禁止条例を制定した場合、職業選択の自由を保障した憲法に抵触するという声があると指摘。「かつて県は議会で『定まった憲法解釈はない』と答えていたが、いつから法的に問題はないと解釈を変えたのか」と問いただした。

 県側が「時代の流れの中で、今回、知事が判断した」と答弁したところ、相原団長は「憲法解釈は極めて重要な問題で整理した文書を資料として請求したい」と述べ、県側が文書を作成するため午後7時40分から約2時間休憩した。

 同委員会では当初、同日夕にも多選禁止条例案を否決し、21日の12月定例会最終日の本会議でその結果を報告する予定で、条例案は不成立となる公算が大きいとみられていた。

(2006年12月19日 読売新聞)

1162片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 09:19:21
スズキ会長ら鈴木康氏に出馬要請 浜松市長選今週中に態度表明 讀賣静岡

 来年4月8日に投開票される浜松市長選で、鈴木康友前衆院議員(49)の有力後援者である鈴木修・スズキ会長(76)が18日、静岡市内で企業経営者など市民146人分の署名簿を康友氏に手渡し、正式に出馬を要請した。これに対し、康友氏は「支援者などとさらに相談し、今週中にも態度を明らかにする」との談話を出し、出馬する公算が大きくなった。

 鈴木会長によると、行財政改革に対する北脇保之市長(54)の取り組みなどを不満として、11月から康友氏に出馬を求める署名活動を始めた。市長選出馬は鈴木会長が代表世話人を務める「新しいまち(政令都市浜松)をつくる会」として要請し、世話人には、ヤマハ元社長の上島清介氏(72)や元浜松市議会議長の鈴木芳治氏(81)ら5人が名を連ねている。

 要請後、浜松市内で記者会見した6人は「市政の取り組みにスピード感がない」「中心市街地整備など公約が達成されていない」などと現市政を批判。康友氏に関しては、「民間での経験があり、民間のやり方を理解している」「行動力がある」などと推薦の理由を述べた。康友氏は「重く受け止め、十分検討する」と答えたという。

 これに先立ち、康友氏は静岡市内で開かれた民主党県連常任幹事会に出席した。康友氏は、地元から出馬要請を受けてきたことなどを報告したが、出馬への態度は明らかにしなかった。

 市議、県議らからは「浜松だけでなく、民主党全体のことを考えると大きな問題なので、慎重に考えてほしい」との意見が出たという。渡辺周会長は「県西部の柱が抜けることは、県連としては容認したくない」との考えを伝えた。さらに、「本人がどう決断するか見守りながら、県連を預かる私の意見を言いたい」としている。

 康友氏は19日夜、浜松市内で後援会緊急合同会議を開く。支援団体や企業・組合関係者、県議・市議ら約300人に参加を呼びかけており、この場で最終判断の一任を取り付けたい考えとみられる。

(2006年12月19日 読売新聞)

1163片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 09:24:48
仁坂新知事 職員意識改革に意欲
一夜明け会見 「県民向いて仕事」讀賣和歌山

 出直し知事選の投開票から一夜明けた18日、新しい知事に決まった元経済産業省局次長の仁坂吉伸さん(56)は、さっそく上京して国会議員らへのあいさつに回るなど、精力的に動いた。和歌山市内で開いた記者会見では、県職員の意識改革にも取り組む考えを示した。初登庁する20日には、新知事として職員への訓示を行う予定。

 午前8時半、仁坂さんは「和歌山を今日の太陽のような明るく元気な県にしようと決意を新たにした」と、すがすがしい表情で心境を語った。職員が県民ではなく木村前知事の方を向いて仕事をしていたとの批判もあることについては、「県民の意見を聞いて自分で問題を探し、それを考えるのがいい職員ということを分かってもらう」と述べた。

 正午前には、支援を受けた国会議員らに当選のあいさつをするため、和歌山を出発。午後4時半ごろ、国会に到着すると、県選出の自民党議員らとともに党役員会に出向き、安倍首相らに当選を報告。「しっかり頑張って」などと声をかけられたという。

 報告を終えた仁坂さんは「首相にあいさつし、より気持ちが引き締まった。大きな事件を受けての選挙ということで、注目されていたと思う。今後、その期待に応えていきたい」と決意を新たにしていた。

 19日は自民党のほか、同様に推薦を受けた公明党などにもあいさつに回る。

    「どんどん企業誘致」 一問一答

 当選後、読売新聞社の単独インタビューに応じた仁坂さんとの一問一答は次の通り。

 ――談合防止のシステムづくりを進める委員会の構成は

 「独占禁止法の専門家が考えられる。さらに、行政事務に明るい人。法律の専門家、具体的には弁護士とかが中心でしょう。あまり多くなく、5、6人。最も知見のある人に集まってもらって、パンとやってしまう」

 ――外部の権力が近寄ってこないためにどういうことを考えるか

 「談合そのものが割に合わないというシステムを作り、談合すればすぐに見つかる仕掛けもしたい。罰則規定や倫理規定も一つだし、知事の行為を直ちに知ることができる(監視機関のような)ポストを作るのも一つの選択肢」

 ――談合事件の検証が宙に浮いているが

 「あくまで再発防止が目的。徹底的に究明しなければいけないが、それが目的ではなく、システムを作るための一つの材料として行うのが我々の使命」

 ――企業誘致のためにトップセールスをすると言われているが

 「のこのこ行ってお願いしますよ。もちろん、分析、検証したうえで。『あかん』と言われたら、次へどんどん行くんです」

 ――自身がこれまでの官僚と違うと自負する点は

 「(前知事の)木村さんが私と違うと思うのは、人の話を聞こうとしなかったこと。もう一つ、和歌山県のためになるというより、県を代表してちょっと活躍することに精力を使っていたような気がする。和歌山のためにやれることはやらないと。選んでくれたのは県民なのだから」

 ――35・21%という過去最低の投票率をどう思うか

 「誰が(知事に)出てきてもまた同じだろうという気持ちが蔓延(まんえん)している。数字については大変重く受け止めている。実績をどんどん示して『じゃあ信頼して一緒にやろう』という気持ちになってもらわないと。だから、大変重要な指標ですよ」

(聞き手・支局長 古谷禎一)

(2006年12月19日 読売新聞)

1164片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 09:28:04
候補顔ぶれ見え始める 経済10団体も持永氏推薦 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)で、18日、経済団体が持永哲志氏(46)で一本化、同日夕までに自民党県連に推薦願を提出したのは、元経済産業省課長の持永氏だけだった。持永氏は19日、県連の推薦が決まった後、出馬表明する。県選管による立候補予定者説明会も開かれ、出直し選候補の顔ぶれが見え始めた。

 全会一致で持永氏推薦を決めたJA宮崎中央会など経済10団体。同会の横山勉会長は「(持永氏は)第1次産業の振興や物流対策など、経済発展に向けた政策が期待できる」と満足そうに話した。10団体はこの日、一本化に向け、非公開で詰めの協議を開催。会合に持永氏も呼び、政策を聞いた。

 持永氏に対し、元衆院議員の父・和見氏(79)が、県政界に影響力を持つ元県幹部らと近い関係だったことから、県政混乱収拾を疑問視する声も浮上した。持永氏は「父の代はあったかもしれないが、私は関係ない。しがらみは断ち切る」と明言したという。

 10団体には、林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を支持する声もあったが、「現役の公務員で、期限内に自民党へ推薦願は提出できない」などとして、推薦を見送った。

 10団体の結論に対し、川村氏は「自民党県連の推薦結果を見て、立候補するかどうか結論を出したい」と述べた。

 川村氏に出馬を要請している県町村会の前田穰(みのる)会長(綾町長)は「出馬要請を続けるのが難しい状況になった。近く役員会を開き、結論を出したい」としている。

 自民党県連では、推薦願を締め切ると、川添睦身会長が「19日の選対委員会では、持永氏で異論なく承認されるだろう」と述べた。選対委員会には持永氏本人も出席し、決意を述べる。

 県選管が開いた立候補予定者の説明会には、出馬表明している2人の陣営を含む6陣営が出席。若友慶二・県選管委員長が「今回の選挙は、県の将来を決めると言っても過言ではない。きれいな選挙をしてほしい」とあいさつ。担当者が立候補の手続きや選挙運動について解説し、各陣営はメモを取りながら真剣な表情で聞き入っていた。

(2006年12月19日 読売新聞)

1165片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 09:43:05
どうも民主は自主投票臭くなってきた。

民主擁立に焦り 出直し知事選
2006年12月19日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612190104

 民主党県連は「県民党でしがらみのない候補者」との路線で3役で人選を進めている。

 ただ自民党県連が推す方向になった持永さんは党員でもあり、「政党としては相乗りは難しい」(民主党県連)。党本部は「原則相乗り禁止」を掲げ対立候補の擁立を訴えているが、時間や人材も限られ独自候補擁立に厳しい見方も出始めている。

 一方で同県連は超党派での候補者擁立も模索。

 連合宮崎の呼び掛けで社民や友好団体6者でつくるCNP(クリエート・ニュー・ポリティクス)会議で情報を交換しているが、動きが本格化するのは自民党県連の候補者が決まる19日以降だ。

一気に選挙モード 予定の候補準備着々
2006年12月19日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612190103

 来年1月の出直し知事選の自民推薦候補者へ一本化が確実となった元経済産業省課長で自民党県第三選挙区支部長の持永哲志さん(46)は19日の正式決定を受けて走りだすこととなり、県内は一気に選挙モードへ突入する。注目度の高いタレントのそのまんま東さん(49)=本名・東国原英夫=は着々と準備。自民との相乗りが厳しい民主党県連は出遅れの中で焦りの色を深めている。

 自民党県連の推薦が濃厚となった18日午後、都城市小松原町の持永さんの後援会事務所には支持者からの電話が殺到。ほとんどが激励の電話だったが、あまりの多さに今後の対応についての打ち合わせにも入れない状況だった。

 薗田雅実事務長は「19日の県連の正式決定を受け、後援会と選挙区支部の役員に集まってもらい、これまでの経過と持永の決断を発表する。それから先のことは、まだまったく決まっていない」と説明。「初めてのことで総力戦になる。不安よりも背水の陣という感じ。県連の推薦が出れば、一気に走りだす。とにかく時間がない」と気持ちを高ぶらせる。

 一方、既に出馬表明している都城市出身の東さんは宮崎、都城、延岡市に後援会事務所を開設。事務所を拠点としたミニ集会などで支持拡大を狙う。今後、早急に選挙対策本部長を決め、選挙体制を固める考えだ。持永さんの立候補が確実な情勢となったことに「これまで通り、草の根で戦う」と意に介さない。

 同じく立候補予定の共産党県委員会委員長の津島忠勝さん(61)は「郵政造反組の古川禎久衆院議員の自民党復党によるすみ分けで持永さんが浮上したが、こうした党内の利害を県民はどう思うか」と批判。「利権政治を無くすための県政を目指し、県民の立場で堂々と訴えていく」と述べた。

1166片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 09:46:12
知事選世論調査 山本氏と横内氏が互角に浸透
県政課題は福祉や景気、「意中の人」未定5割超 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news/2006/12/19/1.html

 一月四日告示の山梨県知事選は、現職の山本栄彦氏(71)、共産党県議の石原秀文氏(63)、美術館主宰の金子望氏(61)、元衆院議員の横内正明氏(64)の四人が立候補を表明し、支持拡大に向けた活動を繰り広げている。山梨日日新聞社は十六−十八日の三日間、電話による世論調査を行うとともに、県内各地の取材網を通し、県政課題への意識や支持状況などを探った。七割以上の人が関心があるとし、今後の県政課題は福祉医療の充実や景気対策を挙げた人が多かった。支持状況は山本、横内両氏がほかの二人を引き離して浸透し、互角の前哨戦を展開。石原氏は組織を固め、金子氏は無党派層取り込みをうかがう。ただ、半数が投票する人を決めていないとしており、こうした層の動向が選挙戦の行方を左右しそうだ。
 今後の県政課題についての質問では、福祉医療の充実が最も多く、25・8%。次いで、景気対策が19・6%、行財政改革13・9%、教育・文化振興8・3%、環境保全・ごみ対策7・9%、安心・安全なまちづくり7・2%、生活・社会基盤の整備6・7%などとなっている。
 高齢者医療制度改革など国の政策が大きく変わる中、将来への不安から福祉や医療の充実を求める人が多いことがうかがえる。また、「いざなぎ景気」を超える景気拡大期間と言われながら、中小企業が多い県内では、景気回復を実感できていない現状が回答に反映されたとみられる。
 投票する基準で最も多かったのは、政策・公約が44・8%。人柄22・1%、政治手腕19・8%などと続いた。
 知事選への関心度は「非常にある」が28・5%で、「少しある」と合わせると、関心がある人は71・1%に上った。男女別では男性の関心度が高く、年代が上になるほど高くなっている。
 投票する人を決めているのは26・4%。一方で、決めていない人が52・4%に上り、特に無党派層では65・8%が未定となっている。
 支持状況では地域的に差があるものの、山本、横内両氏がすべての年代で石原、金子両氏を引き離して浸透、拮抗(きっこう)している。
 支持政党別にみると、自民党支持層は国会議員や県議の対応が分かれていることを反映し、山本、横内両氏に支持が二分。民主党支持層も、同党県連が独自で山本氏を推薦したものの、支持は山本、横内両氏に割れている。石原氏は共産党支持者を固め、政党の支持を受けていない金子氏は無党派層への浸透を図っている。
 山本氏は出身地の甲府市のほか、峡東、県東部地域で浸透し、横内氏は衆院議員時代に地盤とした山梨3区などで支持を広げている。両氏とも幅広い年代で支持を集めている。石原氏は甲府市や郡内地域、金子氏は甲府市などで支持を広げようとしている。

1167片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 09:47:32
知事選、大沢氏支援へ自民県連 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/tue/news01.htm

 自民党県連は十八日、渋川市伊香保町のホテルで国会議員と県議の合同会議を開き、来年夏の知事選に出馬する県議会議長の大沢正明氏の支援について四月の県議選と連動させ、知名度アップと組織の引き締めを図る方針を確認した。笹川尭県連会長は小選挙区別に衆院議員が支部長を務める全県的な支援組織を立ち上げる意向を表明した。

◎衆院議員で支部組織

 会議終了後、笹川氏は記者団に対し、県議選後に設立予定の大沢氏の支援組織について言及。衆院議員が務める支部長のほか各衆院議員の後援会長と県議を副支部長に置き、自民党の組織をフル活用する考えを示した。

 大沢氏の推薦は県連が十九日に党本部へ申請、年明けにも決定する見込み。各職域の参院議員に働き掛けて支持を広げ、団体推薦で先行する小寺氏に巻き返しを図る。

 会議は笹川氏のほか福田康夫元官房長官と小渕優子文部科学政務官、山本一太参院議員が出席。福田氏は「私は後援会で群馬出身の知事をつくろうと話している。自民党候補は大沢議長であり、党員の私としては大沢議長以外応援する人はない」と訴えた。

1168片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 09:53:05
鈴木康友氏に正式出馬要請 スズキ会長ら 浜松市 静岡新聞
http://www.shizushin.com/local_politics/20061219000000000008.htm

 来春、政令指定都市に移行して行われる浜松市長選へ向け、スズキの鈴木修会長(77)やヤマハの上島清介元社長(72)ら同市内の6人が18日、市内のホテルで記者会見し、民主党の鈴木康友前衆院議員(49)に出馬を正式に要請したことを明らかにした。康友氏は「要請を重く受け止め、さらに相談する」とコメントを出し、今週中にも態度を表明するとしている。支持者からの要請が幅広く強いため、関係者と調整し、22日にも無所属での出馬を表明するとみられる。
 修会長らは▽合併しても真の行革が進んでいない▽行財政改革推進審議会で提言しても市の実施は実質50%程度▽工場の市外転出が続いているのに企業の意見を聴いていない―などと現職の北脇保之市長(54)の姿勢を批判し「民間のやり方を知っている」康友氏擁立を決めた、と説明した。
 また、康友氏を次期市長に推薦する署名が146人集まり、「新しいまち(政令都市浜松)をつくる会」を発足させたことも明らかにした。会見は会主催で、世話人としてハマキョウレックスの大須賀正孝社長(65)や元市議会議長の鈴木芳治氏(81)らも出席した。
 修会長は「北脇さんはいろいろやってくれると期待したが、2期8年で何も進まなかった。民間企業なら考えられない」と改革へのスピード感を問題にした。一方、康友氏には「4年間で全部やると言ってほしい。無所属の“浜松市民党”で出てほしい」とした。
 康友氏は18日、民主党県連常任幹事会に出て、市長選へ出馬要請を受けている現状を説明し、幹部からは国政に挑戦すべきとして出馬に反対されたが、有力支持者らの要請で周辺が固まったため、出馬はほぼ確実になった。県連幹部らも「最終的には本人次第」として見守る様子。2、3日かけて後援会など関係者と調整するとみられる。

1169片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 10:04:53
自民が出馬要請
知事選めぐる駆け引き本格化 三重
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061219/lcl_____mie_____000.shtml

 県議会最終日の20日に出馬表明するとみられる野呂昭彦知事をめぐって、自民、民主両党の駆け引きが早くも本格化している。10日に野呂知事から推薦要請を取り付けた民主党県連に対し、自民党県連は18日に出馬を要請。「与党との相乗り禁止」を掲げる民主党をけん制した形だ。

 「一部政党が早出しじゃんけんをやった。わがままにも限度がある」「相乗り禁止なら民主党さんが他に(候補を)立てる方法もあると思いますけどね」

 17日の緊急役員会後、記者団の対応にあたった自民党県連会長の田村憲久衆院議員はまくし立てた。

 役員会では田村氏の経緯報告を受け、民主党の向こうを張って「推薦」という“強硬論”も出たが、一部県議から示された「出馬要請がいいのでは」との“折衷案”で一致。これを受け、幹事長の西場信行県議、総務会長の島本暢夫県議、政調会長の山本勝県議の県連3役が18日、知事室を訪れた。支援の意向は伝えたが、推薦の有無は「状況を見ながら」(田村氏)、年明け以降に結論を出す方針だ。

 これに対し、民主党県連は「政党推薦ではないので相乗り禁止の原則には反しない」と表向きは静観する構えを取っている。県連選対委員長の芝博一参院議員は「天下の自民党が独自候補を擁立しないのか」と挑発しつつ「勝ち馬に乗ろうということでしょ」と野呂知事は自前の候補であることを強調する。

 とはいえ、民主党は19日の党本部常任幹事会で野呂知事の推薦を決める予定だが、県連内には「自民の動きで、すんなりいかなくなる恐れもある」と不安視する声も出ている。
 (沢田敦)

1170片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 10:38:50
野呂知事再選出馬を支援 自民県連、きょうにも要請 伊勢新聞
http://www.isenp.co.jp/news/20061218/news02.htm

 自民党県連(田村憲久会長)は十七日、役員会を開き、来年四月の知事選について、野呂昭彦知事の再選出馬を支援することを決定した。知事がまだ正式には出馬表明していないため、西場信行幹事長が十八日にも知事と面談し、出馬要請するとともに、党として支援する考えを伝える。知事選をめぐっては、「相乗り禁止」を掲げる民主党が十九日にも知事の推薦決定を出す見通しだが、田村会長は「知事選は政党が県政を私物化するための競争の場ではない。県民の立場に立って、大人の対応をしたい」としており、知事への推薦の有無も含め、具体的な支援方法について年明けから協議を行う。

 午前十時三十分から開かれた役員会終了後、田村会長が記者団の質問に応じた。田村会長は「中立の立場に立ち『県民党』を標榜(ひょうぼう)する野呂知事を見守っていたが、一部政党が国政選挙に絡め、理屈に合わない、みっともない動きをしており、心配の声が上がっていたため、急きょ知事選の対応を協議した」と説明。

 知事の再選出馬については「北川県政の後始末で大変な中、やっと野呂色が出てきた。不満はなく、自分たちと同じ方向だ」と支持で一致。

1171片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 19:43:29
持永氏が立候補表明 出直し知事選
2006年12月19日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612190112

 来年1月4日告示の出直し知事選で、自民党県第三選挙区支部長の持永哲志氏(46)が19日、立候補を表明した。知事選への正式立候補は共産党県委員会の津島忠勝委員長(61)、都城市出身でタレントのそのまんま東氏(49)=本名・東国原英夫=に続き3人目。

 県庁で記者会見した持永氏は「県政が大混乱している。経済産業省での20年で培った中央との太いパイプを生かし、立て直しに全力で頑張りたい」と立候補の理由を説明。「しがらみのないクリーンな県政」と「県経済の活性化」の2点をスローガンとして掲げた。

 過去の衆院選で支援を受けた牧野俊男元出納長とのしがらみについて「今、一切関係を持っていない。選挙中、選挙後も縁を絶ち切る」と強調し、支援を要請をすることはないと明言した。

1172片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 21:29:57
選挙:知事選 国会議員陣頭指揮、衆院選挙区に選対支部 自民県連・笹川会長 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20061219ddlk10010360000c.html

 自民党の県選出国会議員と県議による合同会議が18日、渋川市内で開かれ、来年の各種選挙の対策について協議した。会議終了後、県連会長の笹川尭元国務相は記者団に「まだ未定」とした上で、来夏の知事選に同党が擁立する大澤正明県議会議長の選挙対策支部を衆院の選挙区ごとに設立し、国会議員を支部長に充てる考えを示した。知事選の選挙運動を国会議員に陣頭指揮させることで、同党の支持票を固める狙いとみられる。

 この日の会議で、笹川会長は「来年の選挙は将来の日本と群馬を決める大切な選挙。県議選で大勝した流れを、その後の参院選、そして知事選に持ってきてもらいたい」とあいさつ。福田康夫元官房長官は自らの後援会などの場で「知事選では県内出身者の大澤氏支持を」と呼びかけていることを披露し、「自民党の候補者は大澤氏以外にいない。この立場を鮮明にして各選挙に臨んで欲しい」と檄(げき)を飛ばした。

 また、同会議では19日に知事選で大澤氏を同党推薦候補とするための申請を党本部に行うことを確認した。【木下訓明】

毎日新聞 2006年12月19日

1173片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 21:31:19
選挙:都議補選・町田市選挙区 共産、古橋良恭氏を擁立 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061219ddlk13010517000c.html

 共産党町田地区委員会は18日、来年4月の統一地方選に予定されている都議補選町田市選挙区(欠員1)に、党地区役員の古橋良恭氏(45)が同党公認で立候補すると発表した。

 同補選は、同選挙区の都議が今年2月に行われた町田市長選に立候補するために辞職し、1議席が空席になったため行われる。これまでに、いずれも同市議の今村路加氏(38)=民主=と、吉田勉氏(58)=自民=が立候補を表明している。【古関俊樹】

毎日新聞 2006年12月19日

1174片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 21:49:24
’07統一選:浜松市長選 鈴木康氏、出馬の意向 「不退転の決意で臨む」 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061219ddlk22010088000c.html
 ◇民主党県連幹事会出席

 ◇スズキ会長、正式に要請

 来年4月の浜松市長選で鈴木康友・前衆院議員の擁立に動いていた鈴木修スズキ会長は18日、正式に康友氏に出馬を要請した。一方、康友氏は同日午前、静岡市内で民主党県連の常任幹事会に出席し「不退転の決意で臨む」と出馬の意思を明らかにした。週内にも正式に出馬表明する見込み。

 修会長は同日、上島清介・元ヤマハ社長、大須賀正孝・ハマキョウレックス社長ら地元の企業経営者らと浜松市内のホテルで記者会見を開いた。経営者や元商工会幹部、自治会関係者ら146人から康友氏を支援する約束を取り付け、修会長が静岡市内で直接、康友氏に同日、出馬要請したという。感触については「主観が入るので言えないが、146人が『出ろ』と言っている」と述べた。康友氏に出馬要請した理由について「北脇保之市長は8年たっても就任当初の約束を何も果たしていない。康友氏はコンサルタントの経験もあり、民間のやり方を十分知っている」と説明した。

 出馬要請を受け、康友氏は各報道機関に「重く受け止め、後援会、党、支援団体などと相談しながら、今週中にも態度を明らかにします」とのコメントを出したが、関係者によると、既に出馬の意思を固めたという。【望月和美】

 ◇「出馬に反対」が大勢−−民主幹事会

 民主党県連常任幹事会で出馬の決意を語った鈴木康友氏に対し、出席者からは出馬に反対の声が相次いだ。

 県連代表の渡辺周衆院議員は「西部の主軸の転出は容認できない」と語り、出馬反対の姿勢を鮮明にした。ほかにも「党県連に大きな痛手だ」「支持者に失望を与える」など厳しい意見が出た。

 同党では8区総支部長の鈴木氏に加え7区総支部長の阿部卓也氏の県議転出も取りざたされている。総支部長不在の3区と合わせ県西部壊滅の恐れが出ているため、「(鈴木氏転出後の)地盤整備に県連も尽力を」など体制立て直しに言及する出席者もいたという。

 鈴木氏は99年に北脇保之浜松市長が国政から転じた際の後継者で支持層も重なっている。渡辺代表は常任幹事会後の記者会見で「民主党同士の戦いとなり有権者に分かりにくい。浜松市議・県議選に影響しないよう配慮しなければいけない」と述べ、両氏とも推薦しない考えを示した。【鈴木直】

毎日新聞 2006年12月19日

1175片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 21:52:18
選挙:知事選 自民県連三役、野呂氏に出馬要請 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061219ddlk24010122000c.html

 来春の知事選を巡り、自民党県連(田村憲久会長)は18日、西場信行幹事長ら県連三役が野呂昭彦知事と会談し、出馬を要請する文書を提出した。

 17日に開いた緊急役員会で、野呂氏の続投を求め、出馬した場合は支援することを決めており、それに基づく対応。

 一方、野呂知事は民主党の推薦を受ける意向を同党に伝えているが、小沢一郎代表は「与党との相乗り禁止」を打ち出している。

 会談後、西場幹事長は推薦問題について「正式な出馬表明があってから県民の立場に立って県連の対応を決めるが、知事が推薦を拒否する事態にはならないと思う」とし、「政党が県政のリーダーを決める知事選に介入することは控えた方がよい。自民として過度な介入はしないつもりだ」と民主党の方針を批判、けん制した。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2006年12月19日

1176片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:08:31
選挙:知事選 現職の政策を「及第点」と評価−−民主県議団 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20061219ddlk40010003000c.html

 来春の県知事選を巡り、民主党県連「知事選対策委員会」の第2回会議が18日、福岡市内で開かれた。4選出馬を事実上、表明している麻生渡知事の政策について、党県議団がまとめた評価が提示された。次回(28日)の会議で政策評価を基本的に確定させ、多選問題についての論議に入る。

 政策評価は、社民党県議と作る議会内会派「県政クラブ」が先月まとめた評価を踏襲したうえで「大きな失政はなく、総合的には60点と評価でき、及第点に達している」と判断している。

 会議では「県の外郭団体の実態なども評価対象とすべきだ」などの意見が出た。今回の政策評価で追加・修正が必要な点を、次回集約する。

 ただ、麻生知事を支援するのか、別の候補者を擁立するのかなど知事選での対応を決める期限は設定しなかった。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2006年12月19日

1177片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:14:04
出直し知事選:自民と10団体、候補一本化 分裂の火種も… /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061219ddlk45010508000c.html

 「(友好)団体と我々(自民党)が一緒になる意義は大きい」「県民のニーズです。これで有権者の意識も変えることができる」−−。出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)で、自民党県連と友好的な経済10団体が県第3選挙区支部長、持永哲志氏(46)を推薦候補と決めた18日、羽田正治・JA宮崎経済連会長と米良政美・県連幹事長はこうほめ合った。この結果、長らく国会議員の派閥で分裂してきた知事選が保守一本化に一歩を踏み出した。しかし、一方で林野庁長官、川村秀三郎氏(57)も立候補に含みを持たせており、分裂の火種も依然くすぶっている。【入江直樹】

 10団体は午前11時、宮崎市内で、非公開の会合を開いた。開会から30分後に持永氏が会場に現れ、その1時間後に拍手を背に会場を去った。

 会合後に会見した団体世話人、横山勉JA宮崎中央会会長によると、持永氏支援の最終確認の前に本人から意見を聴いた。持永氏は「(しがらみができる)特定の人物とは関係を持たない」と話したという。横山会長は「経歴や政策も加味し、県政を任せられると判断した」と評価した。

 その後10団体は県連の川添睦身会長に持永氏支援を報告。川添会長は19日の県連選対委で正式決定すると前置きした上で「ほかに推薦願の提出が(持永氏以外に)ない。これまで(保守分裂など)いろいろあったが、(県政停滞を)取り返せる」と話した。

 一方、川村氏は16、17日に宮崎入り。町村会の案内で各方面をあいさつ回りしたとみられている。18日の立候補予定者説明会にも代理人が出席した。川村氏から推薦願の提出はなかったが、中山成彬衆院議員が支部長を務める同党県第1選挙区支部が川村氏支援を打ち出しており、19日の県連選対常任委でも川村氏の処遇が議題に上がるとみられる。

 推薦候補選定を巡っては、県議会会派、自民党(32人)が既に所属議員による投票の結果、持永氏支援を確認していた。

毎日新聞 2006年12月19日

1178片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:36:27
【’07知事選】建設業界、動き鈍く
2006年12月19日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000612190001

  過去の知事選で、抜群の集票力を誇ってきた建設業界の動きが今回の知事選では目立たない。表だって現職や対立候補の支持を打ち出している業者はごくわずか。多くが静観の構えをみせている。複数の業者からは「選挙をやって、仕事をもらえる時代ではない」「イメージが悪いと言われ、歓迎されない」といった声が聞かれた。(後藤泰良)


 福島や和歌山、宮崎の各県で官製談合事件が相次ぎ、知事や県幹部が逮捕されている。厳しい世論もあり、候補者側も建設業者の応援を敬遠している。「陰での協力は大歓迎だが、表だって事務所に出入りするのは禁止している」と明かす陣営もあるほどだ。実際に11月、12月にあった、陣営の事務所開きや集会でも、いわゆる「作業着姿」はほとんどみられない。


■工事が4割減
 県によると、一定規模以上の工事が可能な知事の許可を得ている建設業者は県内に約4100社ある。一方、県負担の公共事業費を当初予算でみると、97年には1680億円あったが、06年には4割減の1千億円にまで減った。「知事選に力を入れるメリットはほとんどなくなった」と業者は口をそろえる。


 元県土木部幹部らによると、かつては県内の大手が工事を受注すると、「おこぼれ」が、下請けの協力会社にも入った。選挙の「勝ち組」になるかどうかで、収益は何倍も変わったという。しかし今は、「大手も自分の食いぶちだけを確保するのが精いっぱい」と話す。


 4年前の知事選でも、当選した現職候補の応援に回った中小の受注が増えることがほとんどなかったという。今回、中小業者は熱心に選挙をやらないとみられている。


■「お歳暮」後か
 だが、知事選がらみの集会などで動員がかけられていなかったかといえば、そうでもない。大手の建設会社の社員らがいたという。「気を使ってスーツで来ていた」(関係者)という。


 今年11月にあった現職知事の政治資金パーティーについて、複数の建設業者が「付き合いで」券を購入したという証言をした。数社は「買ったけど行かなかった」と答えた。協力会社を10社以上抱える県内の大手建設業者の社長は「協力するメリットは少なくても、にらまれたくないという心理は働く」と説明する。


 県OBの陣営幹部の一人はこんな見方をする。


 「12月に行われる入札『お歳暮入札』後に動きが慌ただしくなる」というのだ。「昔ほどではないにしても、お歳暮入札で仕事をもらってから、利益が、わずかでも見込める方を選んでつくという業者が多いのではないか」と推測する。

1179片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:38:01
民主県連、異論が噴出/浜松市長選
2006年12月19日 朝日静岡
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000612190003

 来年4月の浜松市長選に企業経営者らから立候補要請を受けている前衆院議員の鈴木康友氏(49)の立候補問題を巡り、民主党県連から異論が噴き出している。18日、静岡市内で開かれた常任幹事会で、会長の渡辺周衆院議員は「個人的意見」と断った上で「立候補反対」を明言した。鈴木氏は常任幹事会で態度は明らかにしなかったが、同日の経済人からの立候補要請に対し「重く受け止める」として、前向きな意向を見せている。前県連会長の鈴木氏が市長選に転ずれば、県連の体制や来夏の参院選に影響が出ると懸念する声が出ている。(福田直之)


 「出馬には反対だ。浜松市民の要請には応えられても(鈴木氏は)県西部の柱なので、県連としては容認したくない」


 県連会長の渡辺周衆院議員は常任幹事会で「経済界などから立候補要請を受けている」と説明した鈴木氏にこう伝えた。


 「党の県西部に大きな痛手。何をやっているんだと言われかねない」。渡辺会長と似た意見も複数出たが、鈴木氏は慰留に応じる姿勢は示さなかった。出席者によると常任幹事会は「快く送り出せる雰囲気ではなかった」という。


 来年は参院選も控える。「民主党の旗を掲げた人が、また一人抜ければ県西部に党が根付かないと思われる」。渡辺会長は幹事会終了後、県西部の党の現状に危機感を表明した。


 浜松市中心部が範囲の衆院静岡8区総支部長は、すでに市長選に立候補を表明した現職の北脇保之氏(54)が99年に市長選に転身したため離党。その後、総支部長になった鈴木氏が今回、市長選への立候補を決めると離党する可能性が強い。また、浜松市の一部を含む7区総支部長の阿部卓也氏も県議選転出が取りざたされる。3区は今年に入って、平島広志氏が総支部長を辞任して以来、後任が決まっていない。県連とすると、これ以上西部の「顔」を失うことは、党勢拡大にブレーキがかかりかねず、参院選への影響を懸念する。


 県連は市長選の対応について「(地元の)県議、市議の声を尊重する」というが、県議、市議とも受け止め方は一様ではない。


 民主党籍を持つ岡本護県議は先月末の記者会見で「立候補する場合は、後継の総支部長をどうするかなど体制を整えてもらわないと困る」と不快感を表明した。同じく党籍を持つ丸井通晴市議も「民主党の組織は鈴木氏を市長にするためにやってきたのではない」と冷ややかだ。


 だが、鈴木氏の後援会長代行を務める吉川彰県議は「後援会は賛否両論があるが、個人的には住んでいる浜松が大切。本人が腹を決めたら応援する」。後継の総支部長についても「後任がないと出られないことはない」と反論する。地元の民主党議員も決して一本化されているわけではない。

1180片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:39:20
犬山市長に田中氏 「県との人脈」訴え実る
2006年12月18日 朝日愛知
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000612180002

●投票率は過去最低


 8人が立候補した犬山市長選は17日投票され、即日開票の結果、前自民党県議で無所属新顔の田中志典氏(48)が初当選した。3期約11年半務めた石田芳弘前市長が残したごみ焼却場建設や新市庁舎建設など市政の課題の解決は、田中氏に委ねられることになった。投票率は56・72%(前回64・63%)で過去最低だった。


 事務所に当選の報が伝えられると、田中氏は石田前市長らとがっちり握手し、万歳三唱で支持者らと喜びを爆発させた。田中氏は「市庁舎の建設やごみ処理場問題などに積極的に取り組む。犬山が元気なまちになるよう社会基盤整備にも力を入れ、バランスの取れたまちづくりを目指す」と意気込みを語った。


 田中氏は、県議3期の経験を強調、「人脈があり、市長になっても、すぐに県とのパイプ役になれる」と訴えた。自身の後援会に加え、石田氏の後援会組織、医師会など各種団体の後押しも受けた。途中、自民県議団から「絶縁状」を突きつけられながらも、他の7候補を振り切った。


 同市長選は、石田前市長が来年2月の知事選に立候補を表明して辞職したのに伴い、従来の統一地方選での市長選より4カ月前倒しの形で実施された。


 石田氏と田中氏は、後援会組織がほぼ重なり、これまで市長と地元県議として「一心同体」の関係を保ってきただけに、田中氏が後継と見られていた。だが、石田氏が「後継指名しない」との意思を示したことで立候補表明が相次ぎ、選挙戦は乱戦となった。


●自民とのこじれ、どう対応


《解説》 8人が乱立した犬山市長選は、県議から転進をめざした田中志典氏が、後援会などの組織力をフルに発揮して初当選を果たした。海部俊樹衆院議員の秘書から3期11年7カ月の県議を経て、市長として手腕が試されることになった。


 選挙戦で論戦になった市政の課題のうち、ごみ焼却場建設問題について、田中氏は「広域の施設建設を基本に1期目で道筋をつけたい」という考えを示した。また、独自の政策として「道路は最大の福祉」と訴え、道路など市内の社会基盤整備の推進などを掲げた。


 だが、全国学力テストへの不参加表明や少人数学級の推進など独自の施策で知られる石田氏の教育改革に対しては、「全国学力テストは、行政が受ける権利を奪えない」と、石田前市長との考えの違いを示した。それだけに、改革の推進役を担った教育長をはじめとする教育委員との折り合いをどうつけるのかが課題になってくる。


 さらに、選挙戦では、民主党の推薦で知事選に出る石田氏の後援会の支援を受けたことで、自民県議団から「絶縁状」を突きつけられた。


 直前まで自民党県議だった田中氏は、かつては神田知事誕生に一役担った立場だ。一方で石田前市長とは、地元選出県議として「一心同体」の間柄でもあった。


 自民党との関係がこじれたままで、「県政とのパイプ」を市政に十分に活用することができるのか。控える知事選への対応にも難しい選択が迫られる。(梶田正)

1181片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:40:08
野呂知事が「感謝」 自民県連出馬要請に
2006年12月19日 朝日三重
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000612190006

 来年4月の知事選を巡り、自民党県連は18日、野呂昭彦知事に立候補を求める文書を渡し、選挙での支援を約束した。野呂知事は「評価を頂き、ありがたい」と感謝の言葉を述べた。県連側は、推薦などの具体的な支援方法には触れなかった。


 同党県連の西場信行幹事長ら役員3人が野呂知事と面会した。県連会長の田村憲久・衆院議員と役員一同の名前で「4月の知事選に貴殿が立候補されるよう要請する」とした文書を直接手渡した。県連側は、知事選に立候補した場合には支援する方針も伝えた。


 会見した西場幹事長は「知事は喜んでいる様子だった。党員からの声を積み上げ、支援方法を協議したい」と述べた。

1182片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:42:01
民主候補浮上せず/知事選
2006年12月18日 朝日島根
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000612180007

∞ 連合島根 相乗りも視野に ∞


 来春の知事選の告示まであと3カ月余りとなったが、民主党候補の名前が浮上してこない。自民党が推す元官僚が準備を進める中、有力な支持団体の連合島根の視野には、自民との相乗りも入り始めている。県連は「県民に選択肢を示す」ため、独自候補の擁立を探っているが、難航しそうだ。



 松江市内の民主党県連事務所で9日にあった常任幹事会。約2時間に及んだが、知事選は「独自候補の模索を今後も続ける」と確認だけにとどまった。石橋富二雄幹事長は「告示日まで模索したい」と述べたが、「人材不足」のため、難航する見通しを示した。


 内田敬代表によると、党本部は「自民との相乗り禁止」との方針を伝えながらも、「『絶対に擁立せよ』とは言っていない」という。だが、「県民に選択肢を広げるため、ぜひ独自候補を擁立したい」と力を込める。


 県連は03年の知事選で、岩國哲人衆院議員に出馬を断られ、独自候補の擁立を断念した。今回は今春ごろから検討を始め、連合島根と連携して官僚ら複数の県出身者に接触したが、いずれも要請に至らなかった。


 連合島根は知事選について「来年1月下旬の執行委員会までに方針を決めたい」としている。堀内幹夫事務局長は「次の知事とは良好な関係を保ちたい。民主党が独自候補を出さなくても、ほかの候補者を推したい」と話す。自民が推す候補に対しては「具体的な政策などを聞いたうえで判断する」と、相乗りにも含みを持たせている。


 民主党本部が与党との「天王山の戦い」と位置づける来夏の参院選。県内では自民、共産両党が早々と候補者を決めたが、民主党は未定だ。


 11月に開かれた民主党県連のパーティーで、内田代表は参院選の候補者について「非常に悩んでいるが、できるだけ早く決めたい」とあいさつ。連合島根の矢倉淳会長はあいさつで「一刻も早い決定をいただきたい」と促した。


 県内の民主・連合系の勢力は県議37人のうち6人で、国会議員はゼロ。一方の自民は県議29人、国会議員4人。昨年9月の衆院選の選挙区の得票数は自民の計25万2千に対し、民主は計9万4千。3倍近い差をつけた「保守王国」の壁は厚い。ある県連幹部は「民主系の国会議員が1人でもいれば、状況は大きく変わるはずだ」と胸の内を明かした。

1183片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 22:47:40
友好団体 持永氏を選択
2006年12月19日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000612190003

  来年1月4日告示、21日投開票の出直し知事選に向けて、自民党と友好関係にある商工、農業関連の主要10団体は18日、元経産省課長で党衆院3区支部長の持永哲志氏(46)の推薦で一本化し、党県連に報告した。県連が同日午後5時で締め切った推薦願も持永氏以外から提出されず、自民の推薦候補は持永氏でまとまる見通しになった。19日の県連の選対委員会で最終決定される。一方、県選管が18日に開いた立候補予定者向けの説明会には6陣営が参加。投票用紙は各市町村選管に送られ、年明け決戦への動きが加速している。


  県内の主要10団体は18日午前、宮崎市内で最終協議をした結果、推薦候補を持永氏に絞った。


  これまでの協議では持永氏のほかに、林野庁長官の川村秀三郎氏(57)や県議会議長の坂元裕一氏(58)らの名前が挙がっていた。協議後に記者会見したJA宮崎中央会の横山勉会長は「これまで選挙では、派閥抗争やしがらみが絡み、県全体の政治力を低下させた」と振り返り、持永氏を選定した理由についても「しがらみのない、クリーンな人」と強調した。


  この日は持永氏を招き、知事選への考えや衆院選に立候補した際に支援を受けたとされる県政界有力者との関係についてただした。持永氏は「今は関係ない。今後も特定の人と関係は持たない」と明言。横山会長も「その言葉を信じる」と話した。


  県議会の自民会派と10団体が持永氏を推薦候補としたことに対し、党県連の川添睦身会長は「持永氏が統一候補となる。選挙に勝つためには持永氏の力量もあるが、党も全力を尽くす」との考えを示した。


  持永氏は朝日新聞の取材に「この事実を厳粛に受け止めたい。明日の県連の決定を粛々と待つだけです」とだけ答えた。


  自民党が一本化しなかった場合に立候補する意思を固めていた坂元氏は「明日の党の決定に従う」と述べ、19日の選挙対策委員会で持永氏が自民の推薦候補としてまとまるかどうかを見極める考えを明らかにした。

1184片言丸:2006/12/20(水) 12:21:59
民主党本部山本氏推薦見送り 県連推薦で選挙戦突入 讀賣山梨

 前回知事選で山本知事を党本部推薦とした民主党が、年明けの知事選で党本部推薦を見送ることが19日、確実となった。党本部で同日開かれた常任幹事会で、県知事選が議題とならず、告示日の1月4日まで幹事会の開催予定がないため。県連の小沢鋭仁代表は「山本知事の県連推薦のまま選挙戦に突入するだろう」と語った。知事選は国政の連立与党、最大野党いずれの党本部推薦もない異例の選挙戦となる。

 党本部推薦が決まらなかった背景について小沢代表は「(自民党との相乗り禁止などの)党本部方針がネックになっていた」と説明。党本部として山本知事を推薦するのは「もともと厳しい環境にあった」と語った。

 民主党県連内には当初、独自候補擁立の動きもあったが、今月14日には党本部の決定を待たずに山本知事と政策協定を交わし、県連推薦を伝えた。

 自民党は県議団が山本知事派と横内正明・元衆院議員派に分裂し、山本知事に対する県議団推薦にとどまっている。公明党は自民党が党本部推薦できる状況にないことを踏まえ、山本知事を県本部支持とした。民主党県連は「県連推薦のままでも山本知事の支援態勢に変わりはない」(幹部)としている。

(2006年12月20日 読売新聞)

1185片言丸:2006/12/20(水) 12:23:07
高村県議が会派離脱へ 山本支持派所属 横内氏支持に転換 讀賣山梨

 自民党の高村権一県議(南都留郡選出)は19日、読売新聞の取材に対し、「地元は横内氏支持が多い。(県議の)バッジは地元の支援があって付けられる」と述べ、知事選で横内正明・元衆院議員を支持する意向を示した。高村氏はこれまで、山本知事を支持する最大会派「自民党政和会」(18人)に所属していたが、20日にも会派を退会する見通し。

 高村氏は「横内氏支持が多い地元と、所属する政和会との間で今まで板挟みになっていた」と方針転換の理由を説明。19日夜に開いた後援会役員会でも方針転換を了承されたという。ただ、横内氏を支持する会派「自由民主党」には加わらず、当面は無所属で活動する。

 高村氏を巡っては、慣例として県議会議長に就任する3期目ながら、知事選前の混乱を避けるためとして議長就任が見送られた経緯がある。ある県議からは「この時期の方針転換は議長になれなかったことが原因では」という声も上がっている。高村氏は「議長は関係ない」と否定した上で、山本知事が小佐野常夫・富士河口湖町長の横内氏支持表明を「想定内」と述べたことにふれ、「自分の方針転換も知事には“想定内”だろう」と話した。

(2006年12月20日 読売新聞)

甲府市議11人が赤池氏に“絶縁状” 讀賣山梨

 甲府市議会の保守系市議11人は19日、知事選で横内正明・元衆院議員の支持を表明した自民党山梨1区支部長を務める赤池誠章衆院議員に対し、「政治活動は一切決別する」と文書で通告した。

 市議11人は新政クラブの8人、政友クラブの2人、無所属の1人で、知事選で山本知事の再選を支持している。新政クラブの依田敏夫代表ら3氏が甲府市内の赤池氏の事務所を訪れ、秘書に通告書を手渡した。国会会期中のため、赤池氏は不在だった。

 通告書は「私どもの山本知事再選を果たそうとする立場と政治信条が全く異なる」とした上で、「これを契機として、今後貴殿との政治活動は一切決別させていただく」と宣言。次期衆院選も支援しないという。

 政友クラブの森沢幸夫氏は「次の衆院選で、我々の支援はいらないということだろう」と述べた。依田氏は「我々は“赤池代議士”の誕生を願って昨年の衆院選を戦ったが、猛省を促すため通告書という形になった」と無念さをにじませた。

 赤池氏は同日、1区支部の役員間の支持が分かれ、役員会議等が開催できない中で、横内氏支持を決めたと強調。「政治家である以上、選挙で支持が分かれ、政治行動を異にすることはある」などとコメントした。

(2006年12月20日 読売新聞)

1186片言丸:2006/12/20(水) 12:33:15
自民県連は持永氏推薦…選考過程に疑問の声 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者の辞職に伴う出直し選(来年1月4日告示、21日投開票)で19日、自民党県連は推薦願をただ一人提出した元経済産業省課長の持永哲志氏(46)の推薦を決めたが、選対委員会では、地域支部から決定過程について不満の声が噴出。県連内で支持する声があった林野庁長官の川村秀三郎氏(57)は出馬に含みを残しており、別の候補擁立を模索している政党もある。持永氏出馬で、構図は固まったとは言えず、情勢はなお流動的だ。

 県連の選対委員会には、役員や県議、地域支部長、職域支部長ら170人が出席。幹部が持永氏の推薦方針を報告し、了承を求めた。しかし、県連に川村氏の出馬要請を求めた党県第1選挙区(支部長・中山成彬衆院議員)の複数の地域支部長から、「公務員のため推薦願を出せなかった川村氏への配慮はできなかったのか」「支部の意見を聞かないまま決めた候補で選挙を戦えるのか」と、選考過程を疑問視する声が相次いだ。

 川添睦身県連会長は「時間的余裕がなく、支部長に意見を聞くのを省いた。手続きの都合で、推薦願の締め切りも設けた。不満が残ってはいけない。一丸となってやることでご理解いただきたい」と説得。30分ほどの議論の末に持永氏の推薦が決まった。

 一方、県町村会から出馬要請を受けている川村氏は、読売新聞の取材に、「立候補するかどうか、まだ結論を出していない。宮崎の将来を憂える気持ちに変わりはない」と態度を保留した。

(2006年12月20日 読売新聞)

1187片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/20(水) 23:31:45
鈴木・足立区長:今期限りで引退 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20061220ddlk13010111000c.html

 足立区の鈴木恒年区長(73)は19日の区議会本会議で、来年の同区長選(任期満了07年6月19日)に出馬せず、今期限りで引退する意向を表明した。

 鈴木区長は現在2期目で、03年は自民、民主、公明党などの推薦で再選していた。自民党足立総支部連合会はすでに近藤弥生都議(47)の擁立を決めており、鈴木区長の去就が注目されていた。【森禎行】

毎日新聞 2006年12月20日

1188片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/20(水) 23:35:10
後藤衆議も山本側か。

’07山梨選挙:知事選 山本知事、「民主県連のみ推薦」へ 党本部が不承認 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061220ddlk19010170000c.html

 来年1月の知事選(4日告示、21日投開票)で民主党県連(小沢鋭仁代表)は、党本部に上申していた山本栄彦知事(71)の推薦が承認されず、事実上、県連のみの推薦となることが決まった。告示前最後となる19日の党本部常任幹事会で協議の対象とならなかった。県連幹部は「県連の推薦が否定されたということではない」と、今後の選挙戦に支障はないとの見方を強調した。

 県連は「自民党県連の推薦は一本化せず、相乗りにはならない」として11月4日の幹事会で山本氏推薦を決め、党本部に上申。しかし推薦問題が党本部で協議されることはなかった。県連の竹越久高代表代行は「小沢一郎代表の意向でもある相乗り禁止が影響して、県内の自民党の状況でも実質的な相乗りとみられたのだろう」と背景を分析した。

 自民党は県議団が山本知事の推薦に関して実質的に分裂しており、公明党も県本部が現職推薦を決めるにとどまっている。後藤斎・衆院議員は「(党本部の推薦が得られないという意味では)各党同じような対応。民主党が(選挙戦で)埋没するということにはならない」と強調。県連の小沢代表も「県連で頑張って存在感を高める」としているが、党本部の推薦が得られない以上は小沢一郎代表や菅直人代表代行といった“大物”による応援は期待できず、知事選での党県連の存在感低下を懸念する声も出ている。【吉見裕都、宇都宮裕一】

毎日新聞 2006年12月20日

’07山梨選挙:知事選 山本知事、富士河口湖町長の横内氏支持を批判 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061220ddlk19010168000c.html

 山本栄彦知事は19日の定例会見で、これまで支持団体の県町村会長だった小佐野常夫・富士河口湖町長が、知事選に立候補表明している横内正明元衆院議員(64)の支持を決めたことについて「今まで(再選出馬)要請や推薦にも来られた方なのでどういうことなのかと感じている」と異例の批判を繰り広げた。

 町村会が山本知事の推薦を決めたのは10月。当時会長だった小佐野町長は15日に辞職願を提出、18日に会長職を辞職した。小佐野町長の支持変更について山本知事は「想定内。以前からそういう雰囲気はあった」としながらも、正式辞職の前の17日、横内氏の総決起大会に出席し「富士北麓(ろく)地域にとって日陰の4年間だった」と山本県政を批判したことについては「県職員が(同地域のために)懸命に努力したことはたくさんある。助役まで派遣している」と声を荒らげ、小佐野町長の発言が個人的偏見に基づいていると非難した。【宇都宮裕一】

毎日新聞 2006年12月20日

1189片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/20(水) 23:47:58
出直し知事選:「しがらみのない県政」 持永氏、保守“一本化”で抱負 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061220ddlk45010555000c.html

 県の官製談合事件で逮捕された前知事、安藤忠恕容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)に出馬表明した元経済産業省課長、持永哲志氏(46)。会見では「しがらみのない私は(新知事の)資格を持っている」と、自身の政治姿勢のクリーンさを強調した。(以下は主なやり取り)【中尾祐児】

 −−出馬の動機は

 「前知事、県幹部が逮捕され、県政が大混乱している。私が目指す県政は、しがらみのないクリーンな県政の実現と、県経済の活性化だ」

 −−過去2回、出馬した衆院選から転進の理由は

 「そもそも古里の活性化を目指していた。知事選も、同じ国のためという目的で違いはない。(自民党の公認調整は)関係ない」

 −−自民党県連から推薦を得られなかった場合は出馬したか

 「保守勢力同士の戦いになると、政策本位でなく、ゆがんだ選挙になる。私以外の人物が統一(推薦)候補になっていたら出馬しなかった」

 −−県政の正常化のために政策は

 「情報公開の徹底。一般競争入札の拡大など入札制度の改革をしっかりやる。マニフェスト(政権公約)は近々作る」

 −−官製談合事件の原因をどう考えるか

 「前回知事選で(安藤容疑者と、元出納長の)保守勢力を二分する選挙が、いろいろなしがらみを生み(事件に)結びついたのではないか」

 −−その元出納長との選挙を巡る関係は

 「父(持永和見・元衆院議員)の時代に支援を受けたが、私は強い関係はない」

 −−選挙でしがらみを生まない対策は

 「政治資金収支報告書に、きちんと記載する。前知事のような、表に出ない金を根絶したい」

 −−インサイダー取引事件で罪に問われた村上ファンド前代表、村上世彰被告との関係は

 「(東大時代からの)非常に長い間の友人だが、政治資金の提供は一切ない。ただ、通産省(当時)勤務時代に、彼が事業を始めた時に仲間と一緒に100万円出資し、事業がうまくいったので(出資金を)引き上げた。(利益は)20%ぐらい」

 ◇「推薦願、他になかった」−−県連の手続きに不満の声も

 元経済産業省課長の持永哲志氏(46)の推薦を決定した自民党県連の19日の会合。推薦受け付けなど一連の手続きに関し、党員からは県連の対応に不満も出た。

 この日の総務会で、川添睦身会長が期限の18日夕までに持永氏1人しか推薦願が提出されなかったことや、県内の主要支援10団体が持永氏を推薦した経過を報告した。

 質疑応答で、県出身の川村秀三郎・林野庁長官(57)を推薦するよう県連に要請した党県第1選挙区支部の役員が「(12日の)要請後、県連から取り扱いについて連絡がなかったのはなぜか」と質問。川添会長は「川村氏本人から推薦願が出ないので、対応を保留していた。無視していた訳ではない」と説明した。

 役員は「連絡が不十分で、党員の中に『密室で推薦が決まったのではないか』と疑念を持たれかねない」と不満を述べた。【中尾祐児】

毎日新聞 2006年12月20日

1190片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 00:12:06
函館電子・・・

「市役所の変化求め」函館市 西尾助役辞任
2006年12月20日 朝日北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000612200005

■「市役所の変化求め」 函館市 西尾助役が辞任理由
 /市長受理


 函館市の西尾正範助役(57)が任期途中で辞表を提出した問題で、井上博司市長は19日、辞表を受理した。31日付で退職する。西尾助役は記者会見で「自らを攻撃したブラック・ジャーナリズムと市役所の構造的な問題の変化を求めたためだ」と述べた。


 西尾助役によると、市内の情報誌の発行人が、昨秋から認められていない地区での福祉施設の立地などを要求。断ると、脅しや個人攻撃が続いたという。また、この情報誌に市の人事情報が流れたり、市長が単独インタビューに応じて自らが雑誌の権威付けをしたりしていると指摘した。


 井上市長に誤解を生むような関係を見直すように進言したが、具体的な結論は出なかったという。「私が辞めることで警鐘を鳴らしたい」と、辞任の理由を話した。


 これに対して井上市長は、「大変残念だが認めることにした」とのコメントを出した。


 来春の市長選には井上市長が3選を目指して立候補を表明している。西尾助役は「市長選への立候補は考えていない」と否定したが、西尾助役が有力な対立候補との見方もある。民主党関係者は「反対勢力を結集する人物になった。担ぐ人が出てくるかどうかだろう」と話している。

1191片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 00:16:20
民主党本部、現職の推薦”見送り”
2006年12月20日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000612200005

 来年1月の知事選で民主党県連が党本部に申請していた現職の山本栄彦氏の推薦について、党本部は19日、今年最後の常任幹事会を開いたが議題としなかった。事実上の推薦見送り。党としては和歌山県知事選に続く「不戦敗」が確定的となった。来夏の参院選にも微妙な影響を与えそうだ。(後藤泰良)


 知事選で自民党は、山本氏と元衆院議員の横内正明氏の両陣営に分裂している。県連幹部によると、自民との相乗りを原則禁止としている党本部内にはぎりぎりまで、独自候補擁立を求める声があったという。


 だが、県連顧問の輿石東・党参院議員会長ら「山本氏支持の推進派」が押し切る形で推薦を党本部に申請。14日には県連独自に山本氏を推薦した。


 党本部の推薦見送りは「事実上の相乗り」を認めたという意味合いを含む。そして公認、推薦の候補がいないという事実も生み出す。


 独自候補の擁立断念で、「相乗り批判」「不戦敗批判」を浴びるのは避けられない情勢となった。さらに自民は分裂選挙が票の掘り起こしにつながっているのに、民主は存在感を示せず組織の引き締めも難しい状態だ。自民関係者からは「来夏の参院選は候補者さえ出せば勝てる」(県議)という声さえ聞かれる。


 それでも、県連代表の小沢鋭仁衆院議員は「参院選は先の話で関係ない。(相乗り禁止や年齢の)内規があるので党本部は推薦しづらいが、実質的には県連に任せたということだ」と強気の姿勢を崩さない。


 輿石氏も「小沢(一郎)代表も地域事情は認めている」と語り、「県連が推薦に見合うよう、主体的に山本氏の支援をすれば批判も出ない」とした。県連幹事長の樋口雄一県議も「知事選の勝ち負けの方が重要。勝てば影響は少ない」と分析してみせた。


 山本氏は党本部の推薦見送りが確定的になったことについて、「実際に投票してくれる地元の推薦はいただいている」と強調し、知事選への影響は限定的との見方を示した。

1192片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 00:23:33
出直し知事選 連合、民主、社民など同一歩調確認 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612200109

 連合宮崎、民主、社民党など友好団体6者でつくるCNP(クリエート・ニュー・ポリティクス)会議は20日、宮崎市で会合を開き、来年1月の出直し知事選への候補擁立について「同一歩調をとっていく」ことを確認した。

 県町村会が知事選候補として視野に入れていた綾町出身で林野庁長官の川村秀三郎氏(57)が出馬への意思表示を出していないため、週明けにも再度、会議を開く。

 調整役の連合宮崎の横山節夫事務局長は「県民に選択肢を示すために、新たな候補擁立も含めて検討していく。自主投票はあり得ない」と述べた。

1193片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 05:49:02
上田札幌市長が再選出馬表明 讀賣北海道

 札幌市の上田文雄市長(58)は20日、市内のホテルで記者会見を開き、来春の市長選に再選を目指して立候補することを表明した。同市長選には、自民などが推す国土交通省前技監の清治真人氏(58)がすでに名乗りを上げており、事実上、両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

 上田市長は冒頭、「初心を忘れず、夢中で取り組んできたが、私の理想とするまちづくりには道半ば。私の責任を全うしたい」と、出馬の理由を説明。続いて、「咲かせよう さっぽろの花」と題した、市民参加、安全・安心、いきいきした街を3本柱とする政策大綱を発表。これまで取り組んできた市民自治、地域経済の再生、財政再建、急速に進む少子高齢化対策など、山積する課題に引き続き取り組む姿勢を明らかにした。

 上田市長は、7候補が乱立して、政令市史上初の再選挙となった2003年の市長選で、自民、公明などが推す保守系候補を破り、44年ぶりの民間市長として初当選。来春の市長選を巡っては、民主や連合が上田氏の推薦を明確にしている。一方、清治氏を推す自民は、前回の分裂を教訓に、経済界との一本化を最優先に選挙態勢を整えつつある。公明と共産は対応を明らかにしていない。

(2006年12月21日 読売新聞)

1194片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 11:25:35
高村県議が会派・自民党政和会離脱
知事選は横内氏支持へ 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/chijisen/news/2006/12/21/10.html

 山梨県議会の高村権一県議(南都留)は20日、山本栄彦知事を支持する会派・自民党政和会を離脱し、1月の知事選で横内正明元衆院議員を支持する考えを明らかにした。
 高村氏をめぐっては、12月県議会で秋山隆信議長が辞職した場合の後任として名前が挙がっていたが、自民党政和会は混乱回避のため、同議長の続投を決めた経緯がある。このため、会派内では「議長人事の不満からではないか」との見方もある。
 高村氏は同日、秋山議長あてで会派変更届を提出し、無所属となった。横内氏支持派の会派・自由民主党には加わらない見通し。会派離脱の理由について、高村氏は「独断的な会派運営に不満があった」と述べた。
 高村氏は当初、山本知事を支持していたが、19日夜に山中湖村内で開いた後援会役員会で支援者の意見を聞いたところ、横内氏支持が大勢だったという。このため「山本県政は評価しているが、地元の意見は無視できない」と、横内氏支持に切り替えた。

1195片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 14:55:27
選挙:札幌市長選、上田市長出馬 「妙案あるなら提案を」清治氏に注文も /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061221ddlk01010371000c.html

 「(街づくりで)素晴らしい方法があるなら一日も早く提案してほしい」−−。札幌市の上田文雄市長(58)の20日の出馬会見。自民党推薦で立候補する前国土交通省技監の清治真人氏(58)に関する質問に、上田氏は時に笑顔を交えて答えた。清治氏を「この人が対立候補とは素晴らしいことだ」と持ち上げつつ、財政破たんに陥った夕張市を例に出し、景気対策を求めて清治氏を担ぎ出した経済人らをけん制する余裕も見せた。

 会見では18日に政策骨子を発表した清治氏に関する質問が相次いだ。「清治氏の政策が抽象的で上田市政との違いが分かりづらい」との指摘に対し、上田氏は「街づくりについて、私とまったく違う考えとは思わない。この閉そく感を破る素晴らしい一手があるということではないのではないか。悩んでいるのは私と同じと思う」と述べた。

 また、要望活動などで国交省時代の清治氏に3回会ったことを明らかにし、「力量があり、人柄はまじめと感じた」と印象を語った。その一方で、「夕張市にスポットライトが当たっている。規律なき財政運営は結局、市民生活を破たんさせる」と、景気対策を求める札幌商工会議所の幹部らの動きを批判した。

 上田氏もこの日、「咲かせよう さっぽろの花」をキャッチフレーズにした政策の骨子を発表した。市民自治の推進を中心に挙げつつ、障害者や高齢者の福祉▽子育て支援▽防災強化▽国際観光都市化▽街の魅力アップによる経済発展−−などを掲げたが、清治氏と同様、抽象的な内容にとどまった。【去石信一】

毎日新聞 2006年12月21日

1196片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 14:56:03
道都対決:’07札幌市長選/上 「民間出身」の上田氏
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061221ddr041010005000c.html

 上田文雄市長が20日、出馬表明し、来春の札幌市長選の対決構図がほぼ固まった。主要政党の推薦候補や無党派候補7人が乱立し再選挙となった前回(03年)と異なり、民主党の推薦を受ける上田氏と、自民党推薦の前国土交通省技監、清治真人氏の事実上の一騎打ちとなる。民間人と官僚、文化尊重と経済重視。対照的な2人の出馬表明に向けた動きを紹介する。

 ◇「前例なし」に賛否

 良くも悪くも上田氏は「よそ者」だ。助役出身の市長が3代44年続いた後、弁護士から転じた。だから、これまでにない施策や行政手法は評価する人がいる一方、時に強い批判を招く。

 手稲区民センターで15日にあった上田氏と市民の対話集会「タウントーク」。「住民活動に使っている市の遊休地の売却を考え直して」「自分の敬老パスを夫に融通できるようにして」などの要望を、上田氏は「できない」と即答した。市幹部の一人は「意見を聞いてちゃんと答える。これが対話だ。役人出身の市長なら検討するとごまかすところだ」と評価する。

 上田氏は、市民自治の推進など民間人の発想で政策を進め、市職員にも前例にこだわらないよう求めてきた。五輪誘致問題や路面電車延長など市政の重要政策では、市民アンケートや有識者らの検討会で意見を聞いた。

 一方、経済界には上田市政に概して批判的な声が強い。「経済は無策。われわれの声も聞いてくれ」と、札幌商工会議所の幹部は憤る。例えば路面電車のJR札幌駅までの延長計画。「邪魔だから路線を縮小してきたのに、街づくりという抽象的な理由で延ばす。そこに投入する大金を景気対策に使ってくれ。路面電車など明治村(厚別区の北海道開拓の村)に入れてしまえ」と語気を強める。

 景観を守るための建物の高さ制限も「高齢化社会が進めば、便利な都心部に住みたい人が増える。土地を高密度で利用するには高層建築が必要だ」と批判する。建設投資が減り、付随する経済効果が失われることへの懸念も出ている。公共事業を減らされ、全国に比べて景気回復が遅れることへのいら立ちがある。

 上田氏は20日の出馬会見で「経済政策がおかしいと言う人に会ったことがない。意見交換はいくらでもできる」と余裕を見せた。だが、札商幹部は「都合のいい回答が出るよう、一部の意見を聞いているだけだ」と上田氏の手法を批判する。こうした不信感が清治氏擁立の原動力となった。

 小沢一郎氏が代表に就任して以来、民主党は知事、政令市長選での相乗りを禁止し、地方でも自民、公明との対決を明確にしている。札幌市長選で、この対決構図になるかはまだ定かではない。

 公明党市議は「最近、政策要望の質問に市から前向きに踏み込んだ答弁をもらう。気を使ってもらっていると感じる」と上田市政の評価は悪くない。共産党市議は「障害者自立支援法に関連し、うちの要望を聞いて市独自の支援策を決めた点など評価できる部分が多い」と言い、上田市長支援の可能性を否定しない。【去石信一】

毎日新聞 2006年12月21日 北海道朝刊

1197片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 14:58:00
選挙:札幌市長選 上田氏が出馬表明 再選目指し、清治氏と一騎打ち
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061221ddr001010003000c.html

 札幌市の上田文雄市長(58)は20日、市内で記者会見し、統一地方選で行われる来春の同市長選に再選を目指して立候補することを正式に表明した。上田氏は民主の推薦を受ける予定で、自民推薦で出馬する前国土交通省技監の清治真人氏(58)との事実上の一騎打ちとなる見込み。上田氏は、民主推薦で知事選に立候補予定の荒井聡衆院議員(60)=比例代表道ブロック=と連携して選挙を戦う意向も示した。(社会面に「道都対決」)

 会見で上田氏は「理想の街づくりには道半ば。何かをやり遂げるには4年は短すぎる。手掛けてきたことに引き続き取り組むことにより、責任をまっとうできる」と再選出馬の理由を述べた。課題として、市民自治条例の制定・定着▽中小企業の支援充実▽市役所改革の推進−−を挙げた。

 前回市長選で荒井氏は上田陣営の選対本部長を務めている。上田氏は「(荒井氏は)私の考えを理解していると思う。道と関係を密にしていく必要があり、(連携は)十分ありうる」と述べた。

 上田氏は03年、再選挙となる激戦を制して初当選。市内87カ所にある行政情報の「連絡所」を「まちづくりセンター」と改め、市民自治の拠点として機能強化した。市民と対話する「タウントーク」開催、市の出資団体改革などを進めた一方で、自民党から要望の強かった夏季五輪誘致を見送った。北海道新幹線札幌延伸への働きかけが当初、不熱心だったとの批判もある。【去石信一】

毎日新聞 2006年12月21日 北海道朝刊

1198片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 15:13:21
選挙:知事選 野呂氏出馬表明 民主、25日に選対会議 自民も支援態勢検討 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061221ddlk24010289000c.html

 野呂昭彦知事が20日、来春の知事選に再選を目指し出馬する意向を表明したことを受け、既に野呂氏の推薦を決定している民主党県連と連合三重は記者会見し、25日に選対会議を開くことを明らかにした。野呂氏に出馬要請していた自民党県連も推薦を含めた支援態勢を早急に検討する方針で、“相乗り”の様相を呈している。これに対し、共産党県委員会などで組織する「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」は県年金者組合書記長で新人の辻井良和氏(70)の擁立を発表しており、2人の一騎打ちになる公算が大きい。

 野呂氏は、県議会閉会日の最後に発言を求め、「他県の複数の知事が逮捕され地方自治の信頼基盤が揺らいでいる重大な局面に際し、県民の信頼確立に取り組むと共に、県民と進める三重の舞台づくりに引き続き挑戦していきたい」と述べた。

 一方、野呂氏に対し、共産を除く各党が支援する意向を示している中、民主党は「与党との相乗り禁止」を打ち出している。表明後の記者会見で野呂氏は「前回の選挙で民主党の推薦を受け当選した経緯があり、まず民主党の理解をいただくことが出馬決意のスタートになると考えた」と、同党から推薦を受けた理由を説明。その上で「選挙までまだ日にちがある。今後、(他党の)支援の受け方や選挙戦の態勢についてじっくり考えたい」と述べるにとどまった。

 これに対し、民主党県連の高橋千秋代表は「政権与党が後から相乗りしてくることは考えられない」と自民をけん制。自民党県連の西場信行幹事長は「わが党の出馬要請を受け、出馬表明されたと考えている。推薦について早急に検討する」と話した。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2006年12月21日

1199片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 20:26:17
出直し知事選:民主、擁立に苦慮 連合と足並み乱れも? /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061221ddlk45010696000c.html

 官製談合に絡み逮捕された前知事の辞職に伴う知事選は来月4日の告示まで2週間。自民党県連が推薦候補者の一本化でまとまった一方で、民主党県連は「自民党候補との相乗り禁止」という党本部方針を受けて対応に苦慮している。20日、支持労組の連合宮崎などと同一歩調をとることを確認したが、連合宮崎は自民推薦候補者の支持も「検討する」との姿勢で、両者の足並みがそろわない可能性も出ている。【入江直樹】

 両者は社民党県連、県労組会議、県友愛連絡会、民主党を応援する会の6政党・団体で協議を重ねた。これまで自民が推薦する元経済産業省課長、持永哲志氏(46)のほか、県町村会などが推す県出身の林野庁長官、川村秀三郎氏(57)や県内の弁護士らの名前が推薦候補として挙がったという。

 連合宮崎の横山節事務局長は20日の会合後、持永氏から推薦願が届いたことを明かし「政策について話を聞くことになり、(支援は)ノーではない。川村氏は態度を保留しており、動向を見守っている段階だ」と両氏いずれかの支援の可能性に含みを持たせる。また「(独自)候補を擁立しないというわけではない」とも付け加えた。

 一方の民主県連は「単独候補を」との党本部の指示を受け、県連内でも協議。「保守地盤の宮崎では単独候補は厳しい」(井上紀代子県連代表)という事情もあり、他党との連携を視野に入れた“県民党”候補を模索していた。井上代表は「持永氏は(県政界に)しがらみがある。広く支援できる県民党としては支持できない」と明言。連合宮崎との間に温度差があるが、井上代表は「自主投票は考えられない。連合宮崎などとも引き続き協議を続けたい」とも話している。

 談合事件を巡り今年あった2件の出直し知事選では、福島県(11月)で元民主党参院議員が自公推薦候補者を破り、和歌山県(12月)でも民主党は候補予定者の知名度不足を理由に擁立を断念し、県連代表が引責辞任した。

毎日新聞 2006年12月21日

1200片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 21:55:18
川村氏が知事選出馬に含み 宮崎
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061221-133408.html

 来年1月の宮崎県知事選で、林野庁の川村秀三郎長官(57)に出馬を打診していた同県町村会は21日、臨時役員会で川村長官の意向を再確認する方針を決め、同長官に打診した。長官は返答を留保し、出馬に含みを持たせた。

 町村会は役員会で、川村長官の決断に従って行動することを確認。前田穣会長が電話でこうした経緯を伝えるとともに「長官が出ると決断されたら全力で支援する」と伝達。長官は「町村会の決定は重く受け止めます。十分考え返事をします」と応じたという。

 川村氏は、町村会から8日に打診を受け「よく考えた上で判断したい」と述べるにとどまっていた。

 同知事選では自民党県連が元経済産業省課長の持永哲志氏(46)を推薦候補に決定。共産党県委員会の津島忠勝委員長(61)、タレントのそのまんま東氏(49)が出馬表明している。

[2006年12月21日19時53分]

1201片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 22:11:11
川村氏出馬なら支援意向を確認 知事選で県町村会
2006年12月21日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612210113

 来年1月の知事選に向け、県町村会(会長・前田穰綾町長)は21日、緊急役員会で林野庁の川村秀三郎長官(57)への出馬打診について協議した。

 自民党県連が推薦を決めた元経済産業省課長の持永哲志氏(46)の地元の事情を踏まえ「衆議院3区(エリア)の町村長の立場は最大限に尊重する。ただ長官が決意すればまとまって行動する」との意向を確認した。宮崎日日新聞の取材に対し、川村長官は「町村会の取りまとめは大きく受け止めている。時間をかけるつもりはないが、早急に結論を出したい」と態度を保留した。

 役員会は会長、副会長、幹事、理事ら10人が出席し、非公開で行われた。会議では「立候補を打診した町村会として責任を果たすべきだ」「県民に選択肢を示すべきだ」などの一方で、衆議院3区の町村長からは「客観的な状況からは情勢は苦しい」との異論も出た。

 会議後に会見した前田町長は「3区の町村長の立場は尊重する。ただ県民の期待が大きい長官が決意されるなら、町村会としてそれに基づいた行動、努力をする」と述べた。電話で町村会の意向を伝えられた川村長官は「いろいろな角度から検討させてもらう」と話したという。

1202片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/22(金) 04:14:54
#県議のしがらみが強いか。

知事選 大竹氏、出馬を断念
民主、候補者選考ふりだしに 讀賣青森
 来年6月予定の次期知事選に民主党からの出馬を検討していた、青森放送(RAB)出身のアナウンサー、大竹辰也氏(59)は21日、読売新聞の取材に対し、「出ないことを決めました」と述べ、出馬を断念したことを明らかにした。同党県連幹部には19日に断念の意向を伝えたと言い、同党の知事選候補者選考作業はふりだしに戻った。

 大竹氏は14日、同党県連の田名部匡省代表と都内で会い、「出馬を前向きに考えている」との意向を伝えた。だが、その後、大竹氏擁立を巡り、県連所属の一部国会議員と県議との間で意見対立があることなどがわかり、「『清水の舞台』から飛び降りない方がいいと判断した」(大竹氏)という。同党の支援団体である連合青森が現職の三村知事の支援に回る可能性もあり、民主党の推薦候補になっても十分な選挙態勢の構築は困難と考えたとみられる。

 同党県連はあす23日の常任幹事会で、知事選についての今後の対応を協議する。今博幹事長は「まだ1人、名前が挙がっている人がいる。議論を粛々と進める」としているが、目標としていた年内の独自候補決定は難しい情勢だ。

(2006年12月22日 読売新聞)

1203片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/22(金) 04:25:07
#日本会議メンバー

知事選に楠橋県議 多選弊害訴え出馬表明
「総与党体制」を批判 讀賣愛媛

 1月4日告示、同21日投開票の知事選は、21日、今治市・越智郡選出の県議楠橋康弘氏(38)が出馬表明を行い、現職の加戸守行氏(72)、無所属新人の和田宰氏(54)との三つどもえの戦いとなる公算が大きくなった。同日、県庁で記者会見を開いた楠橋氏は「現職が3期目を目指すのに待ったをかけたい」と意気込みを見せた。

 楠橋氏は会見で、「全国で官製談合事件が相次いでいる。(県内も)知事の多選で議会は総与党体制になり、しがらみが多くなった」と県政を批判、「雲の上の知事ではなく、県民一人ひとりの声に耳をかたむけ、県政改革を進めていきたい」と語った。

 JR松山駅付近の鉄道高架や山鳥坂ダム建設事業などの大型公共工事について、「無駄な部分があり、民間のチェック機能を取り入れるなど、見直す余地はある」と指摘。少子高齢化問題や障害者支援など社会福祉問題について、「もっと県民の目線で考えていく必要がある」とした。

 楠橋氏は今治市伯方町出身。1991年に中央学院大学を卒業後、会社員を経て、現在は不動産会社社長を務めている。

(2006年12月22日 読売新聞)

1204片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/22(金) 05:36:59
田名部出馬論があるんだろうが、民主党本部にとっては得にならない。

大竹氏が知事選出馬断念
対立陣営の情勢混沌 青森陸奥新報
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06122103.html

 来年6月の任期満了に伴う県知事選で、県選出民主党国会議員らが擁立を検討していた元青森放送(RAB)アナウンサーの大竹辰也氏(59)が出馬を取りやめたことが20日、分かった。

 大竹氏は同日の本紙の取材に対し「民主党には意向を伝えてある。今後、私の名前が出ることはないだろう」と語った。
 党県連所属の県議らが大竹氏の立候補に慎重姿勢を示していることや、連携する連合青森からの推薦獲得が難しいなどの事情が出馬断念の背景にあるもようだ。
 県連幹部は「もうあきらめた。ほかの候補を探すしかない」と擁立断念を認めた。
 また「もともと十分な話し合いがなかった。一連の選挙を考えると国会議員が出馬すべきだし、その声が高まるのではないか」(別の幹部)との観測もあった。県連は23日の常任幹事会で改めて対応を協議する。
 県知事選をめぐっては、現職の三村知事が既に出馬を表明し自民、公明の推薦を得て再選を目指す。
 民主県連の人選が振り出しに戻ったことで、自公と対立する陣営の情勢は混沌(こんとん)としてきた。

1205片言丸:2006/12/22(金) 17:36:28
出直し宮崎知事選、川村林野庁長官が出馬の公算…町村会支持意向 讀賣九州宮崎
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06122202.htm

 宮崎県前知事の安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)の辞職に伴う出直し選(来年1月4日告示、21日投開票)に、林野庁長官の川村秀三郎氏(57)が立候補する公算が大きくなった。近く長官を辞職して、年内にも出馬表明するとみられる。

 川村氏については、県内の町村長でつくる県町村会(会長=前田穰・綾町長)が8日、「農林業に精通している」として出馬を打診。自民党県連の一部の支部からも推挙する声が上がっていたが、県連は19日、元経済産業省課長持永哲志氏(46)の推薦を決定。自民党本部も21日、持永氏の推薦を決めたが、一部の自民党議員や民主党県連は川村氏支持に回るとみられ、選挙情勢は混とんとしてきた。

 この日、県町村会は役員会を開き、知事選の候補者問題を協議。「停滞した県政をリードできるのは川村氏しかいない」との意見が大勢を占めたため、出馬すれば支持する意向を川村氏に伝えている。

 各省庁では、来年度予算案の復活折衝が大詰めを迎えており、川村氏は関連の仕事を終えた後に辞職するとみられる。川村氏は「故郷のために一肌脱ぎたいという気持ちはある」と意欲をにじませていた。

 川村氏は宮崎県綾町生まれ。東大法学部卒業後、1973年、農林省(当時)に入省。農村振興局長などを経て、今年1月から林野庁長官。

 知事選にはほかに、共産党県委員長・津島忠勝氏(61)と、元タレント・そのまんま東=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=氏(49)が立候補を表明している。

1206片言丸:2006/12/22(金) 17:56:17
農業関連団体が山下氏に出馬要請 深川市長選  2006/12/22 16:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061222&amp;j=0023&amp;k=200612224666

 【深川】深川市発注の公共工事をめぐる官製談合事件で逮捕された前市長の辞職にともない来年一月十四日に告示される深川市長選に向け、同市内の農業関連団体は二十二日、岩見沢市内のホテルで前衆院議員で自民党を離党した山下貴史氏(54)に立候補を正式要請した。

 山下氏は同日、北海道新聞の取材に対し「要請の内容を聞いた上で対応を考えてみたい」と述べ、前向きに検討する意向を示した。ただ、支援者や落選後も連携を保つ有力国会議員などと相談する時間が必要としており、最終決断は二十六日ごろになるとみられる。

 きたそらち農協など深川市内の農業関係団体は、二十一日までに地元高校OBで農水省課長や国会議員などの経験から国政にも通じた山下氏を推すことでまとまった。

 同市長選にはすでに、共産党深川市委員長で前深川市議の北名照美氏(62)が立候補を表明している。

1207片言丸:2006/12/22(金) 17:58:31
道都対決:’07札幌市長選/下 元国交官僚、清治氏 毎日北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061222ddr041010003000c.html

 ◇自民「一枚岩」狙う

 無党派層の多い都市部では「元官僚」のイメージは決して良くない。にもかかわらず、自民党は札幌市長選の候補者に前国土交通省技監の清治真人氏を選んだ。なぜ、清治氏なのか? キーワードは「新幹線」と「一枚岩」だ。

 「清治さんには(整備)新幹線をお願いしたい」。4日朝、札幌市内のホテル。自民党札幌市支部連合会が清治氏の推薦を決めた席で、三上洋右幹事長はこう発言した。

 清治氏は国交省の事務方ナンバー2まで上り、新幹線の札幌延伸など公共工事を呼び込むにはこれ以上ない人材とされる。北海道大学工学部を卒業し、道内でも北海道開発局などに14年間勤務した。人脈や知識、行政経験があり、「即戦力になる」と期待される。

 出馬の決断を迷う清治氏を説得したのは経済人の政治団体「さっぽろの未来を創(つく)る会」(会長=星野恭亮・札幌商工会議所副会頭)。前回市長選で札商は特定の候補を支持しなかったが、今回は景気刺激を求める札商のメンバーら経済界が清治氏を求めている。「自民と経済界が一枚岩で戦える候補」(自民市議)というわけだ。

 別の見方もある。「国交省の大臣は公明党前幹事長の冬柴鉄三さん。政府は自公連立だから、公明が自民から応援を頼まれたら断りにくい。そんな計算もあったんじゃないか」。公明道本部の幹部は、清治氏擁立の背景をこう読む。市議会の公明は上田文雄市長寄りとも言われる。公明と支持母体の創価学会の票は選挙の行方を左右する。

 この読みに符合するように、冬柴氏は清治氏の出馬表明から3日後の今月1日、閣議後会見で「国交省の大幹部が決断したのは歓迎すべきことだ」と述べた。

 今回の擁立劇はいかに組織をまとめることができるかという「内の論理」を優先した結果ともいえる。

 創る会と自民は、政党や官僚といった色を少しでも消そうと、「市民が選んだ」「市民の意見を聞いて」などと、市民という言葉を口にする。

 7月の滋賀県知事選で、新幹線の新駅建設中止を訴えた嘉田由紀子氏が当選したことも懸念材料だ。ある自民党市議は「国交省と聞いてイメージどう? また公共工事のためかと攻撃されるよ」と不安を隠さない。

 清治氏は18日に開いた政策発表の会見で「新幹線など私への公共事業への期待は大きいが、私が(公共事業推進に)有利かといったら否定したい」と語った。その姿は自分のイメージを変えたいとの意思表示のようにも見えた。【去石信一】

毎日新聞 2006年12月22日 北海道朝刊

1208片言丸:2006/12/22(金) 17:59:46
選挙:知事選 大竹辰也氏が出馬断念 民主県連、候補者選定白紙に /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20061222ddlk02010066000c.html

 来年6月の任期満了に伴う知事選で、民主党推薦による立候補に意欲を示していた青森市出身のフリーアナウンサー、大竹辰也氏(59)が、同党県連に出馬断念を伝えていたことが21日、明らかになった。同党県連は23日に常任幹事会を開いて対応を協議するが、現職の三村申吾氏が再選に向けて着々と準備を進める中、対立候補の擁立を目指す同党県連の知事選戦略は白紙に戻ってしまった。

 大竹氏の擁立構想は、今月2日に八戸市で開かれた常任幹事会で浮上。大竹氏は14日に田名部匡省県連代表の東京事務所を訪れ、知事選への出馬に意欲を見せていた。県連も、23日の常任幹事会までに大竹氏と県議幹部との間で会合を開く方向で調整していた。

 ただ、今回の候補者選びが国会議員主導で進められてきたため、同党県議の間では「面識も無い人物を早急に候補者に決定すべきではない」との意見が根強かった。同党県連内が一枚岩になっていない現状に、大竹氏は出馬しても同党県連の全面支援を受けられない可能性があると判断した模様だ。

 大竹氏は21日、毎日新聞の取材に「東京(国会議員)と地元(県議)の間で考えに差があった」と語った。また、14日に大竹氏が田名部代表の事務所を訪れた際、党側が事前に一部報道機関を待機させ、候補に決定したかのように対応した姿勢について「(田名部代表へは)あいさつに行っただけだったのに、急に候補者選定の面接のような感じになり、取材も受けた。(民主党の考えは)ちょっと違うなという感じだった」と語り、先走った同党県連の対応への不信感もあらわにした。

 同党県連は知事選で他党などとの連携も模索しているが、ここに来て孤立化が進んでいる。協力関係にあるはずの連合青森は「三村申吾知事には連合の要望を政策に取り入れてもらっており、感謝している」(山本信悦会長)としており、三村氏の推薦も検討している。社民党県連の渡辺英彦代表も「核燃サイクル政策の是非などで(民主とは)相違がある。(民主との協力は)連合の判断次第だ」と話している。【村松洋】

毎日新聞 2006年12月22日

1209片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 00:32:22
大竹氏、出馬を辞退
2006年12月22日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000612220005

■「信頼、築けぬ」


 来年6月の知事選で、民主党県連が擁立を目指していた青森放送(RAB)出身のアナウンサー大竹辰也氏(59)が21日、朝日新聞の取材に対し、立候補の辞退を同党に伝えたことを明らかにした。理由について大竹氏は「民主党と信頼関係がつくれないかもしれない、と思った」と語った。同党県連の知事選候補者選びは、振り出しに戻った。


 大竹氏によると、党県連の今博幹事長と同党の国会議員に対し、立候補の辞退を伝えた。一部の党関係者から引き留められたが、意思が固いことを伝えたという。


 大竹氏はさらに「東京と地元青森との温度差」を辞退の理由に挙げた。県連代表の田名部匡省・参院議員や横山北斗衆院議員が大竹氏擁立へ前向きだった一方、県議を中心とした県内の幹部には浸透し切れていなかった。このため、党内がまとまるかどうかについて「(意思統一の)手順を踏んでおらず、一本になるのは難しいと思った」と述べた。


 また、14日に田名部氏と面会した際、その場に一部の報道陣が駆けつけていたことから、「おや、これはちょっとちがうなという気持ちが生まれた」と振り返り、立候補を既成事実化するような動きに思えたことが不信感につながったことを示唆した。面会について、「大竹の名前をせっかく出してもらえたので、そのお礼のつもりで行った。立候補を前向きに考えてはいたが、きちんと固まってはいなかった」と言う。


 一方、県連の今幹事長は「本人も色々悩んだんだと思う」と話したうえで「県連として新しい候補者を議論していくだけ。県連で大竹氏の推薦を決めたわけではなく、何も言うことはない」と話した。


 県連は予定通り、23日に常任幹事会を開き、大竹氏の立候補断念を報告し、新たな候補者選びを始めるという。

1210片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 10:47:39
前佐賀市長の副市長案否決
市長の多選制限条例案も 讀賣神奈川

  横浜市議会は22日、前佐賀市長の木下敏之氏(46)を4人目の副市長に選任する人事案を否決した。中田宏市長が提出議案を否決されたのは、就任して初めて。人事案の否決は、横浜市では初めて。

 副市長を4人制にする条例改正案は、自民、民主、公明、ネット横浜などが賛成して可決、成立した。一方、木下氏の人事案は、賛成の自民と反対の民主のいずれにも造反者が出るなどして、結局、否決された。

 自民の大久保純男団長は「団意に反した議員が出たことは誠に遺憾。処分も含めて検討していく」と述べた。

 反対した民主は「木下氏個人ではなく、市長の人事案の出し方が問題だ」としている。

(2006年12月23日 読売新聞)

1211片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 10:54:23
元秘書登用 知事に反省求め決議 県会総務委
本会議でも可決見通し 讀賣長野

 村井知事が衆院議員時代の秘書ら3人を民間の人材を活用するための「任期付き職員」や特別秘書として採用した問題で、県議会総務委員会は22日、「公私混同の側近政治だ」として反省を求める決議案を全会一致で可決した。案は25日の本会議でも可決される見通しだ。

 決議案は、村井知事に対し「元秘書の採用を反省し、本制度の運用にあたっては、本来の趣旨を逸脱しないよう強く求める」としている。

 任期付き職員の制度は、田中康夫前知事時代の2002年に制定された。「高度の専門的な知識または優れた識見を有する者」が、県職員で確保できない場合に採用できるとされている。

 任期付き職員になった元秘書2人は、11月から12月にかけて採用された。一人は「陳情の取り次ぎ経験が豊富で省庁に顔が利く」と県東京事務所次長に、もう一人は「元自衛隊幹部の経験と人脈を生かす」ため危機管理担当の参事(部長級)に就任した。ほかに、私設秘書1人も10月、政務を担当する特別秘書となった。

 竹内久幸・県議会総務委員長は、委員会後の記者会見で「知事権限の私物化だ」と強く批判した。

 一方、村井知事は取材に対し「コメントは本会議終了後にしたい」と述べるにとどまった。

(2006年12月23日 読売新聞)

1212片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 10:59:26
知事選 民主の候補擁立難航
連合島根溝口氏相乗り視野 讀賣島根

 来春の知事選での、民主党の独自候補擁立が難航している。既に澄田知事が今期限りでの引退を表明、自民党県連は益田市出身の財務省前財務官溝口善兵衛氏(60)の擁立を決めたが、民主党県連は「見通しはかなり厳しい」(県連幹部)という状況。支持母体の連合島根は独自候補擁立を事実上断念、溝口氏への相乗りも視野に入れる。民主党が“不戦敗”となれば、来夏の参院選や次期衆院選にも影響しそうだ。

 民主党県連や連合島根は、今春から候補者探しに着手し、県出身官僚などに接触したが、いずれも正式交渉まで至らず。11月上旬、溝口氏に自民党県連が出馬を打診したとの情報が流れると、「自民候補が決まれば流れができてしまう。出馬を打診しても二の足を踏む」(民主党県連関係者)との危機感が漂った。

 しかし、その後も候補絞り込みは進展せず、今月9日、松江市内で県連常任幹事会を開いたが、「引き続き候補擁立を模索する」との方針を確認しただけにとどまった。石橋富二雄幹事長は「とにかく告示まで模索する。県民の期待もあり、(候補を)出す意気込みを示し続けないといけない」と強調。来年1月中旬に開く県連大会が大きな分岐点となる見通しだ。

 一方、連合島根(矢倉淳会長、組合員約3万3000人)は21日、同市内で執行委員会を開き、知事選については「候補を擁立するのは困難」との認識で一致し、事実上候補擁立を断念した。自民が擁立した溝口氏の推薦について「検討の俎上(そじょう)に上げる」とする方針を決めた。堀内幹夫事務局長は「自民候補でも全く検討しないとはならない。政策で判断する」とする。

 連合島根は多選批判から前回選で澄田知事を推薦せず、知事との関係は冷えただけに、「次の知事とは良好な関係を築きたい」(堀内事務局長)との思惑もある。高木剛・連合会長も「(与党との)相乗りは原則禁止だが、地方選では地方の意向を尊重する必要がある」と発言。民主党から候補が出なければ、連合島根が溝口氏を推薦する可能性は高い。

 民主党県連の内田敬代表は「誰でもいいという問題じゃない。全国的にも知事選で必ず候補を立てている訳でもない」とする一方で、「年内には方向性を決めたい」としている。

 同知事選では共産党は年明けにも独自候補を擁立する意向を示している。

(2006年12月23日 読売新聞)

1213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 11:02:10
釘宮・大分市長が来春市長選立候補に前向き発言 讀賣大分

 大分市の釘宮磐市長は22日の定例会見で、来春の市長選に関し、「(年末年始に)自分の気持ちを整理して、できるだけ早い時期に発表したい」と述べた。後援会幹部は万全の選挙態勢を整えているとしており、立候補への前向き発言と見られる。

 市長選について、釘宮市長はこれまで、「今は、市長として残された任期に全力投球するだけ」とかわしてきた。しかし、この日は、踏み込んだ発言をし、「(自分の立候補に関する)市民の問い合わせも最近多くなった」とも語った。

 市長選を巡っては、市議会の自民党系会派が、釘宮氏の立候補を前提に対抗馬探しを行っているが、具体的な名前は挙がっていない。

(2006年12月23日 読売新聞)

1214片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 11:03:40
出直し知事選で川村秀三郎氏が出馬の意向 讀賣宮崎

 前知事・安藤忠恕容疑者(65)の辞職に伴う出直し知事選(1月4日告示、21日投開票)は、林野庁長官の川村秀三郎氏(57)が22日、立候補の意思を明らかにしたことで、自民党が推薦する元経済産業省課長の持永哲志氏(46)との保守分裂の激しい争いになりそうだ。各陣営は、ほぼ固まった闘いの構図を様々に受け止め、超短期決戦の知事選は一気に熱を帯びてきた。

 川村氏に出馬を打診していた県町村会の前田穰会長(綾町長)は「長官の決心を尊重し、会として全力で支える。停滞した県政を先導できる実力と経験がある」と歓迎。一方で、持永氏が地盤とする衆院宮崎3区内の町長については「立場を尊重する」として、持永氏を支援しても容認する意向だ。

 自民党県連に川村氏を推薦するよう求めていた衆院党県第1選挙区支部(支部長=中山成彬・衆院議員、9支部)。ある支部長は「(川村氏出馬は)初耳だ。持永氏を推薦する県連の決定もある。今後、どうするかは白紙。しばらく静観しないといけないだろう」と困惑気味だった。

 一方、持永氏は「粛々と受け止めるだけ。県連は一本化されている」と自信をみせるが、持永氏を支援する県議は「党内の反対勢力が川村さんを軸に集まるだろう。やりづらくなった」と危機感を強めた。

 持永氏を推薦している経済10団体には、JA宮崎中央会や県漁連、県森林組合連合会など、農林水産団体が名を連ねる。川村氏が農水官僚なだけに、団体幹部からは「10団体が一度決めた推薦を翻すことはないが、農林水産業者の票が川村氏に流れるのは避けられない」と警戒する声も聞こえる。

 自民党県連の川添睦身会長は「出るのは自由だ。県連と経済10団体は持永氏推薦で一枚岩になっており、受けて立つしかない」と話した。

 川村氏は政党に推薦願を出さない方針を打ち出しているが、候補者選びが難航している民主党県連の井上紀代子代表は「正式に出馬表明していないので、現時点では何も言えない」と話した。

 立候補を表明している共産党県委員長の津島忠勝氏(61)は「(川村、持永両氏の)出馬の背景には、自民党内の派閥争いが見え隠れする。今回の官製談合は、選挙のしがらみの延長で起きたことであり、また政争が繰り返されるのではないか」と批判。元タレントのそのまんま東氏(本名・東国原(ひがしこくばる)英夫)(49)は「選択肢が増えたのは県民にとって良いこと。我々としては草の根でやるしかない」と受け止めた。


■県選管予備審査3陣営が出席

 県選管は22日、出直し知事選の立候補届け出に必要な書類の予備審査を、県庁で行った。

 すでに立候補を表明している津島氏とそのまんま東氏、持永氏の3陣営が出席した。

 各陣営の担当者は、候補者届け出書や供託書、宣誓書、戸籍謄本、所属党派証明書などの添付書類を持参。県選管の職員から不備がないかチェックを受け、修正が必要な部分について説明を受けていた。

(2006年12月23日 読売新聞)

1215片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 11:24:33
川村氏立候補へ 各陣営急展開にも淡々
2006年12月23日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612230105

 綾町出身で林野庁長官の川村秀三郎さん(57)が22日、出直し知事選への立候補を事実上表明した。来年1月4日の告示まで2週間を切った中での、ぎりぎりのタイミング。既に立候補へ向け走りだしている3陣営は事態の急展開に半信半疑ながら淡々とした反応をみせる。反自民勢力は「県民の選択肢が広がった」と前向きに受け止めた。一方、経済団体からは保守分裂を懸念する声が早くも聞かれ始めた。

 川村さんは県議会自民党や、自民友好の経済10団体の推薦候補リストに上った人物。立候補した場合の影響が予想される元経済産業省課長の持永哲志さん(46)=自民推薦=は「正式表明ではなく、どういう政策を訴え、どこから支援を受けるか全く分からず、コメントしようがない。知事にふさわしいのは自分だと思っている。淡々と支援者に理解を訴えていく」と話す。

 持永さんを支える萩原耕三県議は「厳しい選挙になるだろうが、陣営も気合が入り引き締まるのではないか。同じ官僚出身でも持永は浪人時代の3年で県内の実態が分かっている」と警戒心とライバル心を交錯させる。

 共産党県委員会委員長の津島忠勝さん(61)は「どんな候補者が出ようと正々堂々政策を訴えていくだけ。川村さんの詳しい情報は把握していないが、自民党の推薦候補に名前が挙がっていただけに、出馬の背景には派閥争いも見え隠れする」と指摘する。

 反自民、非共産の有権者の受け皿として注目されるタレントのそのまんま東さん(49)=本名・東国原英夫=の陣営幹部は「おそらく川村氏は県民党を打ち出した選挙を展開する。川村氏の色分けを見極めながら対策を練っていきたい」と語る。

1216片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 11:26:29
前佐賀市長木下氏の副市長案否決 横浜市議会 佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=290208&amp;newsMode=article

 横浜市議会(定数92)は12月定例議会最終日の22日、副市長を3人制から4人制にする条例改正案を賛成多数で可決したが、4人目の副市長に前佐賀市長の木下敏之氏(46)を起用する人事案は賛成少数で否決した。


 中田宏市長は「残念だ。副市長適任者としての提案であり、どこでどういう諮り方をするかこれから考えたい。この議案をしっかりと通すつもりでいる」と述べ、再提案へ含みを持たせた。


 議会側は条例改正案と人事案が同じ議会で提案されたことや、条例改正案が決まる前に4人目の名前が出たことで、「名前ありきで4人制にしたのではないか」「議会軽視」などと反発した。


 採決では出席77人のうち賛成36人だった。当初、条例改正案に難色を示していた最大会派の自民(31人)は賛成に転じて採決に臨んだが、11人が反対、3人が退席する“造反”者が続出。反対で党議拘束をかけた民主党ヨコハマ会からも退席者が出るなど波乱の結果となり、会派内や議会と執行部とのあつれきも影響したとみられる。

1217片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 11:27:44
長島逗子市長が退任 神奈川新聞
政治・行政 2006/12/23
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxidec476/

 二十四日に任期満了を迎える逗子市の長島一由市長は二十二日、部課長会議などを行い、最後の公務を終えた。退任の記者会見では「振られていないのに、好きな女性と別れる時の心境。別れた方がお互いのためだと、自分のためと言い聞かせて辞める」などと気持ちを明かし、二期八年間の市政を振り返るとともに、平井竜一新市長への期待などを語った。

 道半ばで、平井新市長へ引き継ぐ総合的病院の誘致問題に関しては、公募に手を挙げている「聖テレジア会」が一億六千万円の赤字補てんを求めていることに触れ、「見解の相違はあるが、市民検討委員会などにも審査してもらい、新市長に判断してほしい」と話した。

 また、鎌倉市と協議を続けているごみ処理広域化については、在職中に算出した逗子市のコスト削減効果が四十三億円以上あることに言及。「よく精査して判断してほしい」と期待を込めた。

 二十九日に渡米し、ワシントンのシンクタンクで日米安全保障などを研究するという長島市長。今後の抱負について「安全保障などを研究する中で、新たに人脈をつくっていきたい」としながらも「これからも逗子市の応援団として活躍したい」と逗子への捨てがたい愛着をのぞかせた。

 午後三時、職員に見守られる中、一階の市民ホールで花束を受け取り「公共の福祉とは、人の幸せを追求すること。人を幸せにするには、まず自分が幸せにならなければならない。皆さん、市民のために幸せになってください」などと最後のあいさつを述べ、拍手を送られる中、笑顔で市庁舎を後にした。

1218片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 11:32:11
前佐賀市長の副市長起用、“多選禁止”とも否決/横浜市会
政治・行政 2006/12/23  神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxidec489/

 横浜市の中田宏市長が市会第四回(十二月)定例会に提案した新たな副市長として前佐賀市長・木下敏之氏(46)を起用する追加議案が二十二日、市会本会議で賛成少数で否決された。副市長を四人制とする議案は可決されたが、横浜市長の任期を「三期を超えて在任しないもの」とする“多選禁止”の条例案も賛成少数で否決された。

 中田市長が提案した議案の否決は二〇〇二年四月に就任以来初めて。これまで「順風満帆」と評された同市長の市政運営に影を落としそうだ。

 市議の間からは「副市長市長四人制が市会に可決される前に木下氏の起用を求めたのは強引。市長の手法に土壇場で反発が巻き起こった」との指摘が出ている。木下氏の副市長起用の再提案の可能性について同市長は「これから考えたい」と述べるにとどめた。

 木下氏の起用をめぐっては、市会九十二人のうち欠席・退席者十四人と議長を除く七十七人で採決が行われた。賛成者は過半数(三十九人以上)に届かない三十六人にとどまった。

 採決では、最大会派の自民党(三十一人=会派決定は「賛成」)で十一人が賛成せず、二人が退席。第二会派の民主党ヨコハマ会(二十八人、一人病欠=同「反対」)では十一人が欠席・退席するなど、会派の決定に背く多数の「造反者」が出た。公明党(十六人)は賛成、共産党(六人)、無所属クラブ(五人)は反対した。

 また、当初、賛成する予定だったネットワーク横浜(六人)が本会議直前で「自主投票」に方針を変更。賛否が三人ずつに分かれ、可決濃厚だった流れをひっくり返す要因となった。それぞれ会派内の対立は避けられない情勢で、今後の議会運営も波乱含みの展開となりそうだ。

 “多選禁止”の条例案は、民主党ヨコハマ会とネットワーク横浜、無所属クラブ(五人)のうちの三人が賛成。自民、公明、共産、無所属クラブ(五人)のうちの二人が反対に回り、否決された。

1219片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 11:43:07
鈴木康友氏、正式出馬表明 浜松市長選2氏激突へ
2006/12/23 静岡新聞
http://www.shizushin.com/local_politics/20061223000000000013.htm

 来年4月に政令指定都市に移行して行われる浜松市長選に、民主党の鈴木康友前衆院議員(49)が22日、無所属で立候補する意思を正式表明した。既に北脇保之市長(54)も三選出馬を表明していて、民主党代議士経験のある両氏の選挙戦に突入する。両氏とも選挙公約を書いたマニフェストを示す考えで、今後は来年早々の具体的な政策の提示が最大の焦点。政令市の将来像や行財政改革の姿勢などが争点となる見通しだ。
 鈴木氏は浜松市内で、後援会長で幼なじみの作家鈴木光司、同会長代行の県議吉川彰の両氏と会見した。公約には市長の退職金ゼロ、市長公舎の住居・会議両棟の完全廃止を掲げた。北脇市政に対しては「私は民間で仕事をした経験もあり、スピード感のある行革ができる」と述べた。民主党を離党し、同党県第8区総支部長は空席となる。
 国政から市政に転身する理由には、スズキの鈴木修会長(76)ら一部企業経営者など各界からの要請があったのに加え、「重要な政治の場に変わりない。日本の改革を進めるには地方から変えるやり方もある。浜松の現状と将来は厳しく難しいため、政治家として決断した」と語った。今後、政党からの推薦を求める考えは「これから検討したい」と明言を避けた。
 自民党を含め同日時点では、他の候補予定者の出馬の動きはない。自民、公明が両氏の推薦をどうするかも未定だ。

北脇氏「政令市担うのは私」
 浜松市の北脇市長は22日、同市役所で、鈴木康友氏の正式出馬表明について「私から言うことはなく、有権者に判断してもらいたい」と述べる一方、報道陣の質問に応え「合併、政令市を一番分かっているのは手掛けた私で、実績もある。政令市を担うのは私」と迎え撃つ姿勢を強調した。
 鈴木氏の退職金ゼロ、公舎完全廃止の考えには「(退職金は)特別職報酬等審議会の答申に従う。公舎は住居棟を廃止する考えを示している」と説明した。
 行政のスピード感に関する指摘については「行政は関係者との調整もある。行革は着実に実行し、スピード感を持ってやっている」と反論した。
 かつての有力支援者であったスズキの鈴木修会長が、対立候補をぶつけてきたことには「行財政改革推進審議会の会長は政治的に中立であるべきで、いかがかと思う」と不快感を示した。

1220片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 17:58:10
始動:’07知事選/上 民主候補に荒井氏 宗男氏と連携、自信
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061223ddr041010005000c.html

 ◇「参院選で議席」思惑重なる

 来春の知事選に22日、民主党の荒井聡衆院議員が出馬を表明した。すでに現職の高橋はるみ知事が出馬を表明しており、共産党は月内の候補者擁立を目指す。自民、公明が推す高橋氏に対し、民主、社民、新党大地が荒井氏の支援を表明。与野党激突の構図は、来夏の参院選にも少なからぬ影響を与えるとみられ、いずれの陣営にとっても負けられない戦いとなる。

 「北海道のために働きたい」と決意を述べる荒井氏を支持者らが後押しする。「北海道を愛して寒くて厳しい冬を乗り越えて春を迎えるのが道産子。『道産子党』を全道に広げていこう」。富山県出身の高橋氏を意識してか、支持者からは「道産子」「北海道」といった言葉が飛ぶ。札幌市白石区で22日午後開かれた荒井氏の後援会。知事選への意向表明のため開かれた会は決起集会の様相を呈し、支持者は最後に「勝つぞ」と三唱した。

 全国で初めて公募を採用した民主党の知事候補選びは、他薦された6人全員に断られたのを機に迷走。次々と名前が挙がっては消える中で、最後に残ったのが公募で名前がなかった荒井氏だった。一見、消去法による選択のようにも感じられるが、民主党北海道幹部は「荒井氏は最強の候補だ」と自信を見せる。

 自信の裏には、高橋はるみ知事への批判を強める鈴木宗男・新党大地代表との連携強化がある。何としても来夏の参院選道選挙区で議席を獲得したい新党大地と知事ポストを奪還したい民主党の思惑が重なった。保守層に食い込む大地は高橋陣営にとっても脅威だ。民主幹部の一人は「大地の分で公明票は相殺される。純粋に自民との争いになれば、基礎票はうちの方が多い」と皮算用してみせる。

 鈴木代表と荒井氏の関係は古い。農相を務めた故中川一郎氏の秘書だった鈴木代表と若手農水官僚だった荒井氏は松岡利勝氏(現農相)らと勉強会を作っていた。鈴木代表は11月15日に鉢呂吉雄・民主党北海道代表から荒井氏を擁立することを伝えられてから、荒井氏と個人的に数回会っており、「今考えられる最善の候補」と持ち上げる。

 一方で、民主党内には鈴木代表との連携をいぶかる声もある。連合北海道などと構成する北海道政権戦略会議の幹部は「あの人は融通むげに尽きる。言っていることと実際にやることは違っている。言っていることをそのままうのみにすることはできない」と警戒心を隠さない。

 荒井氏の擁立を決めた背景には、有権者の3分の1を抱える札幌市(道3区)を地盤とすることや1次産業に強いこともある。

 半面、「地味で華やかさに欠ける」という指摘もある。政権戦略会議との懇談の中で、荒井氏は何度も「本当に私でいいのか」と念を押したという。マスコミでの露出が多く、個人的人気も高いとされる高橋氏に、荒井氏が本当に対抗できるのかという懸念は払しょくされていない。同党北海道の沖田龍児幹事長はこうした指摘を認めながらも「高橋道政下で北海道経済は疲弊している。政策論争に持ち込み、荒井さんの人柄を出しつつ弱者に冷たい政治の打破を訴えたい」と話す。【内藤陽】

毎日新聞 2006年12月23日 北海道朝刊

1221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 17:59:11
選挙:知事選 荒井氏出馬表明 少数激戦の可能性、各党が選挙モードへ /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061223ddlk01010274000c.html

 民主党の荒井聡衆院議員が22日知事選への出馬を表明した。すでに現職の高橋はるみ知事は出馬を表明しており、9人が乱立した前回(03年)と異なり、少数激戦となる可能性が出てきた。各党とも支援する候補者を固めつつあり、いよいよ本格的な選挙モードに突入する。

 22日午後、荒井氏が出馬表明を行っているころ、自民党道連と高橋知事の後援会は、札幌市内のホテルで初めて合同会議を開いた。これまでは対立候補が見えない中で作業を進めてきたが、荒井氏の出馬でにわかに「臨戦態勢」の様相。会議でも、後援会設立が遅れ気味の札幌圏対策や、広報、政策など広範にわたった意見が交わされた。

 同党道連の伊藤条一幹事長は「いよいよ選挙戦本番に入りつつある。荒井さんは農水官僚、道知事室長などの経歴からみても相応の支援団体があるだろうし強敵だ。より一層気を引き締めて、高橋知事の支援拡大のスピードアップを図りたい」と語った。公明党の森成之・党道本部幹事長は「道議会でさまざまな政策提言を行ってきたが、知事はそれを取り入れてくれている」と評価。高橋知事サイドからの打診があった時点で支援を決定する考えを示した。

 一方、荒井氏への支持を固めているのは民主党のほか社民党と新党大地。社民党の浅野隆雄・党道連幹事長は「雇用、福祉など高橋知事の政策は期待できない。荒井氏には知事との対決点を明確にした戦いをしてほしい」と話す。来夏の参院選も含め選挙協力を確認している新党大地の鈴木宗男代表も「荒井さんは考えうる最善の候補。中央の押し付けでない独自の政策を出すべきだ」と語った。

 共産党北海道委員会の西野敏郭委員長は「荒井氏は反高橋道政を掲げているが、対抗軸が見えない。荒井氏には道政の転換はできない」と述べ、月内に独自候補の擁立を目指す。【横田愛、有田浩子】

毎日新聞 2006年12月23日

1222片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 18:08:07
’07統一選:浜松市長選 鈴木康氏が正式出馬表明 スズキ会長らの要請受け /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061223ddlk22010358000c.html

 任期満了に伴う来年4月の浜松市長選に、鈴木康友・前衆院議員(49)が22日、正式に立候補する意向を表明した。鈴木修スズキ会長をはじめ地元企業経営者らの出馬要請を受けた形。康友氏は記者会見で「多くの要請を重く受け止め自分の判断で決めた」と話した。【望月和美】

 会見では(1)退職金ゼロ(2)市長公舎の完全廃止−−の2点を挙げ、「スピード感のある行財政改革を進める」と話した。また、現職の北脇保之市長(54)が掲げる「都市内分権」について「あまり地域差を強調すると、各地域が主張し合いエゴを生む。『ひとつの浜松』という合言葉を共通に持つべきだ」と批判した。

 修会長らの主張に沿う内容で、具体的政策については「後日マニフェストで示します」との答えにとどまった。

 康友氏は松下政経塾の1期生。経営コンサルタント会社取締役を約10年間務めた。00年6月、8区の衆院議員だった北脇氏が市長選にくら替えした際、後継者として補選に出馬。同議員を2期務めたが05年9月に落選。民主党県8区総支部長として復活を期していた。

 近く離党手続きをした上で、市長選には無所属で出馬するという。衆院の後継候補については「党関係者と調整していきたい」と話している。

 これに対し、北脇氏は「私としてはこれまでの選挙と違うが、地道な草の根選挙をやっていきたい」と語った。

毎日新聞 2006年12月23日

1223片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 18:09:32
繰り返す構図:’07浜松市長選/上 対立 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061223ddlk22010360000c.html

 政令市として初めてのかじ取り役を決める浜松市長選が来年4月に迫った。3選を目指す現職の北脇保之市長に対し、これを批判する鈴木修スズキ会長らが鈴木康友・前衆院議員を擁立し、構図もほぼ固まった。修会長は99年の選挙で新人だった北脇氏を支援し、6選を目指していた当時の現職、栗原勝氏を引きずりおろした張本人。今回また別の候補擁立に動いた背景に何があるのか。8年前の構図が繰り返されることになった企業城下町に広がる波紋を追う。【望月和美】

 ◇「企業城下町」への反発

 「家賃すら払っていないんですよ」。今年10月29日、浜松市の静岡文化芸術大講堂。市行財政改革推進審議会の最後の公開審議で、日ごろから北脇氏の政治姿勢を批判してきた審議会長の修会長は、市長公舎について強い調子で述べた。

 修会長はその場で、自ら出席を求めた北脇氏に対し「もうこれ以上話さなくていい」と前置きし、行革の持論を約40分間まくしたてた。公舎問題については、修会長自身がかつて所属した北脇氏の後援組織「さつき会」が公舎会議棟で開かれていたことを例に「私的に使っていたことになる」と批判した。

 北脇氏との対立が決定的となったのは、このさつき会が舞台だったと言われる。会は修会長、中山正邦商工会議所会頭をはじめ地元の企業経営者十数人で発足。公舎を会場に2カ月に1回、弁当や酒を交えて「市政について語る」懇談を開くのが主な目的だった。次第に開催は増え、スズキのゲストハウスがある市内のホテルでも開かれるようになった。

 しかし、2期目の当選を決めた直後の03年、会で北脇氏が突然「会は解散し、別の形でつくりたい」と切り出した。「もう支援はいらない」とも取れる発言に、修会長はむっとして即座にこう切り返したという。「それは結構だ。しかし二度とこんな会はできないぞ」

 北脇氏は事の真意を語らないが、ある経済人は「修会長の『市政を語る』強い姿勢への反発が背景にあると思う」と解説する。

 「企業城下町」の中での経済人との決別。そう取れるような北脇氏の言動はその後も続いていく。ヤマハの幹部が市内のピアノ工場を掛川市へ移転すると報告に行った際も、「そうですか」の一言で終わったとされる。別の経済人は「せめて引き留めようというポーズでも見せていれば、こうした(対立候補を立てる)事態は避けられたかもしれない」と話す。

  ◇  ◇  ◇

 「公務員のための合併」「借金をばらまく合併」「ムダを放置する合併」

 04年12月9日、こんな刺激的な見出しの意見広告が地元紙のまるまる1ページを使って出された。修会長が発行責任者だった。翌日に12市町村による合併協定調印式を控えているタイミングだった。

 北脇氏はこうした流れの中であえて修会長を行革審の会長に選んだ。ほかに伊藤修二ヤマハ社長や中山会頭らも委員とした。「市長が和解を模索した」と見る向きもあるが、市幹部はこう振り返る。「外から派手に批判されるより『諮問機関』という公開の場で言われた方が対外的に良いという狙いがあったのだろう」

 冒頭の公開審議。北脇氏は委員から「トップの姿勢は」と何度も迫られたが、「これまで部長たちが説明してきた通りです」との姿勢で押し通し、議論は平行線で終わった。

毎日新聞 2006年12月23日

1224片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 18:19:56
出直し知事選:波紋広がる各陣営 川村氏出馬へ、民主は支援も /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061223ddlk45010495000c.html

 県の官製談合事件に伴う出直し知事選(来月4日告示、同21日投開票)で、県町村会が推す県出身の林野庁長官、川村秀三郎氏(57)の出馬が濃厚となった22日、既に立候補を表明したり、候補擁立を模索したりしている陣営に波紋が広がった。【宮崎知事選取材班】

 知事選では▽共産党県委員長、津島忠勝氏(61)=公認▽元タレント、そのまんま東氏(49)▽元経済産業省課長、持永哲志氏(46)=自民推薦−−の3人が立候補を表明。民主などが候補擁立を模索している。

 持永氏陣営の萩原耕三県議は平静を装った。「自民党県連、経済10団体とも(持永推薦を)機関決定している。川村氏がどのような形で出馬するのか分からないが、町村会だけでは選挙はできない」。1区で一時、川村氏を推す動きもあったことについて「党の機関決定に基づいて、それぞれの地域で持永氏の運動をしていただけるよう、県連会長からお願いするはずだ。出馬すれば多少の影響はあるだろうが、われわれはこれら機関決定を基に粛々と進めるだけ」と述べた。

 一方、自民との対立軸を示したい民主党県連は歓迎の意向だ。井上紀代子代表は「以前から『県民党』の立場の人がいれば支持したいと考えていた。川村氏がその立場にあると思えたら、推薦など形にはこだわらず、勝手に支持したい。宮崎の基幹産業である農林水産業に精通している人なので、談合事件で心が傷ついている県民にとって、元気が出る存在になると思う」と話した。

 共産党県委員会の馬場洋光書記長は、川村氏について「松形(祐堯)元知事と同じ林野庁出身で、地方を切り捨てる官僚候補という印象だ。安藤県政を黙認してきた民主党が川村氏に乗るなら、なおさら県政改革は不可能と思う」。その上で「持永氏も一部の企業団体や党の派閥の都合で選ばれたにすぎず、県民不在のしがらみが優先された候補ばかり」と続けた。

 東氏陣営は「特に反応はなく、淡々と選挙戦をするだけ。正式な出馬表明を待ちたい」とコメントした。

毎日新聞 2006年12月23日

1225片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 22:54:02
小林哲也氏が立候補表明
舞鶴市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006122300094&amp;genre=A2&amp;area=K60

 任期満了に伴う舞鶴市長選(来年2月4日告示、11日投開票)に23日、前民主党京都府第5区総支部長の小林哲也氏(36)が無所属での立候補を表明した。

 小林氏は立候補を決意した理由を、民主党公認で立候補した前回衆院選で、同市内で約1万6000票を集めた経験に加え、「最近、市政の中身が見えないという市民の声をよく聞く。本当の意味で開かれた市政を実現したい」と説明。市立舞鶴市民病院の民間委託交渉の白紙撤回や「徹底した行財政改革」などを最重要政策として掲げた。

 今後、共産党を除くすべての政党や諸団体に推薦を求めるという。

 同市長選には、舞鶴地労協事務局次長の瀬尾純爾氏(61)が無所属で立候補を表明している。

 小林氏は大阪大大学院修了。会社員や国会議員の政策担当秘書を経て、03年8月から今年2月まで民主党府第5区総支部長を務めた。現在は同参与。舞鶴市伊佐津。

1226片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 18:02:09
知事選民主「不戦敗避ける」
年内決定は断念 候補擁立を強調 讀賣青森

 民主党県連は23日の常任幹事会で、来年6月予定の次期知事選について、2日の前回常任幹事会で絞り込んだ2人の候補の擁立は断念することを決めた。目標としていた年内の候補決定を事実上、断念した形だが、あくまで独自候補の擁立を目指し、なお人選を進める方針も確認した。

 前回絞り込んだ2人のうち、青森放送(RAB)出身のアナウンサー、大竹辰也氏(59)は、14日に都内で同党県連の田名部匡省代表と会談した際は出馬に意欲を示していたが、19日に断念した。

 田名部氏は23日の幹事会後の記者会見で、「2人で話した時はいい感触だった。どうしてそうなったか(わからない)」と無念の表情を見せた。田名部氏は、絞り込んだうちのもう1人、県外の民放関係者についても、本人が「(立候補は)できない」と話していることを明らかにした。

 23日の幹事会で、新たな候補者名は浮上しなかったという。だが、同党県連の今博幹事長は会見で、「不戦敗は避ける。擁立はする」との考えを強調した。

 次期知事選への出馬を表明しているのは今のところ、現職の三村氏だけ。三村氏は自民、公明両党の支援をとりつけている。

(2006年12月24日 読売新聞)

1227片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 18:09:12
堀内氏、山本氏支持表明
総決起大会で 「無節操」横内氏を批判 讀賣山梨

 知事選再選を目指す山本知事の選対本部は23日、甲府市内で総決起大会を開き、選挙戦での結束を確認した。大会では、自民党の堀内光雄・衆院議員が山本知事支持を表明、参加者から喝采(かっさい)を浴びたほか、松沢成文・神奈川県知事が応援に駆けつけるなど、盛り上がりを見せた。

  来賓の先頭を切ってあいさつに立った堀内氏は冒頭、「山本知事を支援するためここに来た」と宣言。一度は知事選再出馬を否定しながら出馬表明した横内正明・元衆院議員について、「こんな無節操な人間を山梨の知事にはできない」と厳しく批判した。

 その後も、中島真人・参院議員や宮島雅展・甲府市長、土屋直・県議代表らが次々とあいさつ。「ほっとけないのは横内氏とその支持者」「(韮崎市長選と知事選に出馬して)横内家のために政治はあるのではない」などと横内氏批判を繰り広げた。松沢知事は「地方主権実現には、霞が関出身の知事ではダメ。地方をよく知っている山本知事がふさわしい」と激励した。

 山本知事は中部横断道の建設決定などの実績や、少子化対策や中小企業支援など、再選後に行いたい政策を挙げ、「戦いに勝たないと、山梨は暗雲に引き込まれる。私を勝たせてほしい」と訴えた。

 堀内氏は大会後、「支持は極めて自然な流れ」とした上で「1期目をまじめにやってきた現職を推すことが必要と感じた」と支持理由を述べた。

 堀内氏は今月4日に復党したが、翌5日の会見では「勉強期間が必要」などとして知事選への態度表明を避けていた。しかし、同時に復党した保坂武・衆院議員が17日に横内氏支持を表明したため、動向が注目されていた。

 山本派のある県議は「これで堀内氏の支持者や富士急関係者が動いてくれる」と歓迎する一方、「復党直後に表明してほしかった」と漏らした。自民党国会議員で態度を表明していないのは長崎幸太郎、小野次郎両衆院議員の2人となった。

(2006年12月23日 読売新聞)

1228片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 18:46:21
始動:’07知事選/下 「道民党」標ぼう、高橋氏 自民頼み、視界不良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061224ddr041010003000c.html

 「私も選挙があります。『3ケタ』お願いします」

 12月7日午前、東京・霞が関の財務省。高橋はるみ知事は尾身幸次財務相に単刀直入に切り出した。3ケタとは北海道新幹線建設事業費の100億円突破を指す。

 政府の来年度予算編成で、高橋氏と道内自民党の最大の眼目は道新幹線予算だった。事業費は初年度(05年度)が30億円、今年度60億円。公共事業削減で建設業界の自民離れが進む中、「3ケタ」獲得は支持を取り戻す強力な武器となる。当初は「80億すら厳しい」(道幹部)と言われたが、高橋氏と町村信孝前外相ら道内関係与党議員がタッグを組み、執ように中央官庁のねじを巻き続けた。

 「『仕事をした』ことが表れるのが予算。(知事選に向け)しっかり成果を上げていかないと」。配分額決定前日の21日、同党道連の橋本聖子会長は力を込めた。結果は念願の100億円獲得。「先頭に立って予算確保に力を注いできた高橋はるみ知事に感謝申し上げる」。間髪入れず出された南山英雄・道経済連合会会長の談話が「3ケタ効果」を如実に示す。

 高橋氏は03年4月、保守系の単独候補として20年ぶりに知事の座を射止めた。後ろ盾となるのが町村氏と武部勤・前自民党幹事長だ。

 道新幹線着工や道州制特区推進法成立、空知旧産炭地6市町の違法な借金(ヤミ起債)の解決−−。いずれも“永田町行脚”で手にした。危機的な道財政に手足を縛られる中、旧来の「陳情型行政」を推し進め、自民党も久々の「自前の知事」に最大限の配慮をした。

 しかし、再選に向けた不安材料は、その頼みの自民党にある。

 昨年9月の総選挙。同党は全国で歴史的大勝を収めたが、小泉改革で痛手を被った道内は民主党に惨敗した。小泉純一郎首相(当時)はその後も北海道開発局職員の大幅削減を敢行。道州制特区推進法を巡る党内議論では道内公共事業の優遇措置(北海道特例)の廃止論が浮上し、道内経済界の猛反発を買った。「おれも自民党公認候補だけど、選挙では『自民党』を前面に出したくない」(中堅道議)。同党の足腰はそれほど弱っている。

 しかし、こと知事選に関して現場は楽観的だ。「『はるみ人気』は高い」(若手自民道議)というのがその理由。強固な組織票を持つ公明党とも蜜月関係にあり、自民党国会議員の一人は「寝てても勝てる」と豪語する。だが経済界幹部は「知られているようで思っているほど浸透していない」と、人気頼みの向きに危機感を募らせる。

 高橋氏や知事周辺が標ぼうする「道民党」。言外には「『自民党』では勝てない」との思いがにじむ。ただ、自ら「広い北海道の選挙は厳しい」(11月28日の出馬会見)と言うように、最後は政党の支持基盤に頼らざるを得ないのが実情だ。

 9候補乱立の前回知事選を、同党道連幹部は「わけが分からないまま突っ走って、終わったら『あ、勝ってた』って選挙」と評する。ガチンコ勝負の来春。高橋=自民の地力が初めて試される。【横田愛】

毎日新聞 2006年12月24日 北海道朝刊

1229片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 19:00:21
繰り返す構図:’07浜松市長選/中 民主 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061224ddlk22010075000c.html
 ◇党の拠点失い打撃

 「このたび病気療養のため、後援会幹部職を辞任したくお届けします」

 来年4月の浜松市長選に出馬表明した鈴木康友・前衆院議員(49)の事務所に21日、後援会幹部から一通の辞任届が持ち込まれた。現職の北脇保之市長(54)の後援会幹部も兼ねる人物からだった。

 康友氏は99年、民主党の衆院議員(8区)だった北脇氏が市長選にくら替えした際、後継者として補選に出馬した。北脇氏とはいわば「身内」で、01年6月に初当選し05年9月に落選するまで衆院議員を務め、その後も民主党県8区総支部長として次期衆院選に復活を懸けていた。

 「市長は北脇、衆院は康友」が支援者の合言葉で、この幹部は「どちらかを応援するなんてできない」と双方の後援会から身を引くことを決めた。「納得できない」気持ちを見せるため、双方にもう一方の辞任届も添えて提出した。

 康友氏の市長選くら替えで打撃を受けるのは民主党だ。早急に代わりの総支部長を探さなければならなくなった。ある党関係者は「市長選に出ても(総支部としての)事務所だけは残してほしい。党の拠点がなくなれば、市議選と県議選にも大打撃だ」と話す。市長選と同時選挙となる県議や市議の危機感も強い。

 こうした事情から、ヤマハ労働組合からは康友氏のくら替えに反対の声が上がった。関係者は「ヤマハの伊藤修二社長は康友氏の擁立に動く経済人らとは一線を画し、康友氏支持の署名に参加しなかった」と明かす。

 康友氏は今月5日、ある支援者に電話した際「(くら替えを)決断できない」と涙声で話したという。しかし、一方で周囲の動きは激しく、外堀は埋まっていった。

  ◇  ◇  ◇

 11月20日、浜松市東伊場のホテル。康友氏の政治資金パーティーが開かれていた。

 有力支援者の鈴木修スズキ会長は集まった支持者らに「みなさんがんばれと言うがそんなに簡単じゃない。4年間も浪人したら、忘れられてしまいますよ」と話した。

 このころには、康友氏の市長選くら替えが既にうわさとなっており、出席者の間では「もしかしたら出馬表明があるのでは」とささやかれていた。会場の関係者は修会長の言葉を「衆院選ではなく市長選に挑め」という意味に取った。

 今月になって、さらに動きは加速した。7日には経済界の有志団体が、18日には修会長らがそれぞれ「出馬要請会見」を開いた。後援会幹部は「康友氏本人も、後援会もなかなか決められず、退路を断とうとしたのだろう」と話す。

 18日、民主党の常任幹事会に現れた康友氏は「ふっきれたような明るい表情」(県議)になっていた。「不退転の決意で臨む」とあいさつし、初めて市長選出馬の意思を明らかにした。

 康友氏は23日、自らの日記型ホームページで「日に日に要請の輪が広がった」と出馬決意の理由を述べている。【望月和美】

毎日新聞 2006年12月24日

1230片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 19:30:57
不戦敗はない/知事選で民主県連 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061224092251.asp

 民主党県連は二十三日、青森市の青森グランドホテルで常任幹事会を開き、来年六月の任期満了に伴う知事選候補について協議した。最有力候補に浮上していた青森市のフリーアナウンサー大竹辰也氏(59)が出馬を辞退し人選は白紙に戻ったが、この日の議論では「不戦敗は絶対にしない」との方針で一致。再選出馬を表明している三村申吾知事への対抗馬擁立を目指し、新たに人選を進めていくことを確認した。

 会議後の記者会見で田名部匡省代表は、大竹氏の出馬断念について「(十四日に)会った時はあれほど意欲があったのに、なぜやめることになったのか、本人から聞いておらず分からない」とした上で、「何となく県連内が一枚岩になっていない−と感じたのかもしれない」と語った。また、田名部代表が出馬を打診していた在京テレビコメンテーター川村晃司氏についても「だいぶ前に(出馬)できないと言われた」と述べた。

 県連は今後の人選について「精力的に進める」としているが、現時点では有力な名前は挙がっておらず、選定には一定の時間がかかるとみられる。

1231片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 20:01:35
保守分裂の“結末”は…
知事選へ向け動き活発化 東京新聞群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20061224/lcl_____gnm_____003.shtml

 「われこそが『県民党』だ」。県議会十二月定例会の本会議一般質問で、来夏の知事選で五選を目指す小寺弘之知事と、大沢正明県議会議長を擁立する自民党県連の金子泰造幹事長が、早くも“つばぜり合い”を繰り広げた。

 この一年間、知事側と県議会は衝突を繰り返した。両者の緊張関係と活発な議論は県政のあるべき姿だが、一方で各陣営は知事選とその前哨戦たる県議選への動きを加速させており、選挙ありきの感もぬぐえない。

 二月、小寺知事は県議選の区割りについて、定数を大幅に削減する独自案を提案し、テレビなどで持論を展開。五月、対する自民党は県連内の二派閥を解消し一本化、「反小寺」へ挙党態勢を敷いた。九−十月、県議会で「ぐんま国際アカデミー」問題をめぐって攻防が展開され、対立はピークに達した。

 そして十月十三日、小寺知事が先んじて出馬表明。その約一カ月後、大沢議長が出馬を決め、結果的に県政をめぐる対立軸が最も反映された形となった。大沢議長が「県政は閉塞(へいそく)感に満ちている。風穴を開けなければ」と多選を批判すれば、小寺知事は返す刀で、「回を重ねるごとに県民の目はシビアになる。決めるのは県民一人一人だ」と語気を強める。

 自民党県連は十二月、国会議員と県議の合同会議を開催。笹川尭会長は「今回は国会議員も本格的に動く」と、大沢議長の選対支部長には衆院議員を充てる方針も示した。

 一方で、定数削減、区割り変更される来春の県議選に向け県議らも必死。小寺知事に賛同する新人も数人が出馬する見込みで、「是々非々で臨む」と現職支持を表明した民主党県議もいる。

 県議を辞め、知事選へ出馬する山本龍氏も十一月、自民党県連に離党届を提出。けじめをつけた上で「これからは政策論争だ」と意気込む。

 「お互い、がんばりましょう」。十二月議会閉会後、あいさつに回った小寺知事と、出迎えた大沢議長は、議長室でがっちり握手を交わした。これから誰が県政を背負っていくべきか。県民が来年、“審判”を下すことになる。 (石屋法道)

1232片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 20:08:34
【広域】
推薦依頼は民主・連合のみ?
知事は否定、物議醸す
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061223/lcl_____mie_____000.shtml

 来春の知事選に出馬表明した野呂昭彦知事が「民主と連合以外に推薦依頼はしない」と民主党側に確約したとされる発言について、野呂知事本人が一部関係者に否定し、物議を醸している。本当か、うそか−。民主党が打ち出す「与党との相乗り禁止」をめぐる発言だけに注目を集めている。

 この発言は、民主党県連代表の高橋千秋、県連選対委員長の芝博一両参院議員が20日、野呂知事の出馬表明後に開いた会見で明らかにした。高橋氏は「知事は民主と連合以外の組織・団体に推薦依頼はしないと聞いている」と述べた。だが、野呂知事は関係者に「そんなことは言ってない」と反発しているという。

 発言は、出馬を要請し、推薦に前向きな姿勢を打ち出している自民党県連を刺激。県連幹部からは「あまりに民主寄りなら、こっちも黙ってられない」という声も上がったほどだった。

 芝氏は22日、「取り方、聞き方の問題で、会見で言った通り。それ以上のコメントはなし。言った言わないの世界には入らない」と述べるにとどまった。
 (沢田敦)

1233片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 20:29:27
知事選に独自候補擁立を確認/民主県連
候補者選びの議論は来年に 陸奥新報
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06122403.html

 民主党県連(田名部匡省代表)は23日、青森市内で常任幹事会を開き、次期県知事選について、あくまでも独自候補を擁立し選挙戦に臨む方針を確認した。県知事選では、擁立を検討していたフリーアナウンサー(59)が出馬を辞退、一部に不戦論も浮上していたが、今博幹事長は「不戦敗は避け、候補擁立に努力したい」とし、田名部代表も「これから精力的に当たってみる」と強調した。同党県連は期限を設けず「いい人がいれば直前でもいい」(田名部代表)としており、候補者選びの議論は来年に持ち越されることになった。

 会合は非公開で行われ、前回までの会議で二人に絞り込まれた県知事選候補予定者がいずれも出馬を辞退したことが報告された。続いて県知事選を中心にした選挙対応について協議。衆院選本県4区の党公認候補の人選も報告があったという。
 終了後、ある出席者は「きょうは皆に危機感があった。これで本当に一枚岩になれるのでは」と語った。
 会見で田名部代表は、フリーアナウンサーの辞退について「14日に会った時には本人に意欲があった。(出馬断念には)びっくりした」とし、「もう一度会って理由を聞きたいが、どうしてもだめだというなら仕方がない。(党県連が)一枚岩でないと本人が感じたのかもしれない」と述べた。
 県知事選に関しては県議の間に慎重論があり、それがフリーアナウンサーの出馬断念の理由の一つとされるが、下田敦子、横山北斗両県連副代表は「(きょうの常任幹事会で)フリーアナウンサーに反対だという県議はいなかった」と強調した。
 今後の人選をめぐっては難航が確実視され、田名部代表も「全県選挙をやれる候補はなかなかいない」とみている。
 県連内には、本県選出の国会議員を推す声や、党内外を問わず広く候補者を探すべきとの声もある。

1234片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 20:32:48
又吉氏ら6氏浮上 宜野湾市長選野党陣営人選 沖縄琉球
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-19935-storytopic-3.html

【宜野湾】来年4月に予定される宜野湾市長選の人選を進める野党陣営は23日、宜野湾市の自民党県連2区支部で選考委員会の幹事会を開き、前回、各団体から推薦された5人に1人加えた6人の候補者について審議したが、絞り込みには至らなかった。現在、推薦されているのは元県総務部長で前市助役の又吉辰雄氏(67)、市観光振興協会長の松谷秀夫氏(62)、前市議の平安座唯雄氏(60)、市職員の外間伸儀氏(59)、県職員の志村恵一郎氏(54)ら。幹事会では今後、候補者の意思確認を進め、他の候補者の推薦も受け付けることにしており、人選作業は年明けにずれ込みそうな情勢だ。
 幹事会には委員11人のうち9人が出席。各団体から推薦された候補者について論議した。
 選考委員長の佐喜真淳県議は会終了後、「本人の意思確認も含め、まだ絞り込みには至っていない。今後も間口は広げて新たな候補者も受け付けるが、基本的には今名前の挙がっている方を中心に絞り込み、できれば年内にも結論を出したい」と述べた。
(12/24 10:06)

1235片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 10:32:42
高橋洋介氏、出馬断念 来春の知事選 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d25/NippoNews_9.html

 来年春の知事選に意欲を示していた前県副知事高橋洋介氏(65)は24日、「思い描いていた戦う枠組みづくりは難しい」として出馬しない意向を固めた。高橋氏は、県行政の厳しい現状に「自らの経験を生かせれば」と無所属の立場から立候補への道を模索し「秋に最終決断する」としていた。しかし、自民党県連の候補擁立が混迷を深めるなど知事選をめぐる状況に、高橋氏が考えていた態勢づくりは無理と判断。年内を区切りに不出馬を決断した。

 高橋氏は、長年県行政に携わった経緯から今年5月「いずれ決断するときがくる」と出馬を見据えて環境整備を始め、増田知事の去就を見極めながら判断する考えを示していた。

 民主党が8月中旬、県連代表の達増拓也衆院議員の擁立を決定。自民党県連が出馬を要請していた増田知事が10月末に今期限りでの引退を表明したことで、新たな展開となったが、自民党県連内には2004年の参院選岩手選挙区で民主党候補に敗れた経緯、年齢などから高橋氏の擁立に異論を唱える向きもあった。

 高橋氏は「県行政が大変深刻な時に政党同士が争っている余裕はないはずだ」と政党の思惑が先行する候補擁立の動きを批判的に見ながら「反民主」の枠組みづくりを模索してきたが「これ以上判断を先延ばしできない」とし、知事選告示まで3カ月を切ったこの時期に断念を決めた。

 高橋氏は岩手日報社の取材に対し「(立候補を)期待してくれていた支持者には申し訳ないが、戦う枠組みをつくるのは時間的に難しい」と断念の理由を話し、今後は「岩手を良くするとの立場から政策提言活動を行っていきたい」としている。

 高橋氏が不出馬を決断したことで、自民党県連は選択肢が狭まる中で候補擁立にどう動くのか注目される。

1236片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 11:56:18
吉田町長に田村氏再選 出直し選 任期、来年4月29日まで 讀賣静岡

 地元夏祭りでの祝儀問題で、前町長が引責辞職したのに伴う吉田町の出直し町長選が24日投開票され、前町長の田村典彦氏(62)(無所属)が元町長の中村芳樹氏(69)(無所属)を破り、2回目の当選を果たした。田村氏の任期は来年4月29日までとなり、統一地方選で再び町長選が行われる。

 2003年4月の統一地方選と同じ顔ぶれの一騎打ちとなった。発端となった田村氏の祝儀問題に対し、中村氏も町長時代に計数万円の祝儀を渡していたことを明かしたため、祝儀問題は争点になりにくくなり、田村氏に有利に働いた。

 中村氏は、混乱した町政の立て直しや、天竜川以東から志太をまとめた広域的な合併を目指すことなどを訴えたが、及ばなかった。

 年の瀬という事情も重なり、町民の関心は低く、投票率は60・37%と、前回(65・67%)を下回った。当日有権者数は2万2382人。

吉田町長選開票結果

当 9,257 田村 典彦 62 無前

  3,951 中村 芳樹 69 無元

(選管確定)

(2006年12月25日 読売新聞)

1237片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 22:25:59
川村氏出馬表明後に協議 知事選でCNP会議
2006年12月25日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612250107

 来年1月の知事選の候補擁立について民主、社民など友好団体6者でつくるCNP(クリエート・ニュー・ポリティクス)会議は25日、宮崎市で会議を開き、「共同歩調」の方針を再確認した。

 立候補を表明している3人以外に、新たに立候補に意欲をみせている林野庁長官の川村秀三郎氏(57)の正式表明を受け、再び議論する。

 連合宮崎の横山節夫事務局長は「川村氏の立候補で選択肢が増えたのは評価したい。川村氏も含め、政策などを聞いて共同歩調が取れるよう努力していきたい」と話していた。

持永氏に推薦証交付 自民党本部
2006年12月25日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612250109

 来年1月4日告示の出直し知事選で、自民党本部は25日、既に推薦を決めていた元経済産業省課長の持永哲志氏(46)に推薦証を交付した。

 党本部での交付式には持永氏とともに党県連の川添睦身会長、本県選出の2衆院議員らも出席。持永氏への推薦証は安倍晋三総裁が手渡した。

1238片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 22:29:55
片山知事が3選不出馬表明 島根山陰中央
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=335861005

 鳥取県の片山善博知事(55)が25日、定例会見で、自らの進退に関し「10年が限度。やりすぎるよりは一歩手前で辞めた方がいい」と述べ、来春の同県知事選に出馬せず、今期限りの引退を表明した。地方分権の推進と地域の自立を掲げた「改革派知事」のかじ取りは、2期8年で幕を閉じる。

 不出馬の理由は一つではないとしながら「支持が得られれば、あと1期も可能だが、10年を超える後半、元気が出なくなる予感もする」と説明。組織のトップに長く居続けることへの弊害も指摘し、多選禁止の仕組みの必要性も指摘した。

 改革手腕に対する評価を自認する半面「就任当初に比べ、あまり理解してもらえなくなった」と、県議会などで手法への異論があったことも一因に挙げた。

 引退後については「まったくの白紙」と答え、次期知事選での後継指名は「指名するぐらいなら自分でやる」と否定した。

 同県知事選をめぐっては、県民の間で片山知事の3選出馬を有力視する見方が強く、各政党も去就を見守っていたことから、選挙まで残り3カ月になっても、新人の出馬表明や候補擁立の動きはなかった。

 不出馬表明を受け自民、民主、共産各党が人選に着手した。片山知事の後援会組織も後継擁立を検討する。

 片山知事は東大法学部を卒業後、自治省(現総務省)に入省。鳥取県総務部長、同省府県税課長を務め、1999年の知事選で初当選。再選を目指した前回2003年は政党の推薦を受けず、全国で21年ぶりとなる無投票当選を果たした。

 在任中は行財政改革のほか、2000年の鳥取県西部地震で、全国で初めて個人の住宅再建のため公的支援するなど、中央集権的な国の手法を批判し、分権自治のモデル県づくりに取り組んだ。

 片山善博氏の略歴 元自治省府県税課長。1992年から95年まで鳥取県総務部長。99年の知事選に初当選し、2003年に無投票で再選を果たした。岡山県出身。鳥取市東町1丁目。東大法卒。

1239片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 22:55:36
山下前衆院議員 市長選出馬へ 深川  2006/12/25 16:03 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061225&amp;j=0023&amp;k=200612255181

 【深川】前自民党衆院議員の山下貴史氏(54)は二十五日、前市長の逮捕、辞職に伴い来年一月十四日に告示される深川市長選に立候補する意向を固めた。出馬を要請していた市内の農業関係団体に対し二十五日中に受諾する意思を伝え、二十六日に同市内で記者会見する。

 山下氏は二十五日、北海道新聞の取材に「関係者に今日、立候補の意思を伝える」と述べた。また、郵政民営化法案に反対し、昨年の衆院選道10区(空知、留萌管内)で自民党の公認を受けられず落選した後も国政復帰を目指してきたことについて「今後は念頭に置かない」と述べ、市長選出馬後に再び国政選挙に挑戦する可能性を否定した。

 市発注の公共工事をめぐる官製談合事件で逮捕された前市長の辞職に伴って行われる深川市長選には、すでに共産党深川市委員長で前市議の北名照美氏(62)と、市議の東出治通氏(53)の二人が立候補を表明している。

出直し深川市長選 東出前議長、出馬の意向  2006/12/25 06:49
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061225&amp;j=0023&amp;k=200612255040

 【深川】深川市議で前議長の東出治通氏(53)は二十四日、深川市発注の公共工事をめぐる官製談合事件で逮捕された前市長の辞職にともない来年一月十四日に告示される同市長選に出馬する意向を明らかにした。北海道新聞の取材に答えた。二十五日以降、記者会見し正式表明する。

 東出氏は「緊急事態を迎えている深川の立て直しに尽力したい」と語った。東出氏は、深川市出身。一九九一年に深川市議に初当選し現在四期目。三期目には議長を務めた。

 同市長選では、前市議で共産党深川市委員長の北名照美氏(62)がすでに出馬表明している。

1240片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 22:58:46
戸惑う同窓生 支援する会 動き出す ――07知事選 愛知
神田氏、石田氏 ともに東海高校OB 讀賣中部愛知
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/061225_2.htm

 来年2月の愛知県知事選に立候補を表明している神田真秋知事(55)=自民・公明推薦=と、石田芳弘・前犬山市長(61)=民主・社民・国民新党推薦=は、ともに名古屋市の伝統私立校・東海高校の卒業生だ。同校OBには国会議員らが多くいるが、地元の知事選で卒業生同士が真っ向対決する。

 石田氏は24日、東海高校の同期生が名古屋市内で開いた会合で、約50人を前に、教育や文化などについて持論を語った。

 主催したのは、1964年(昭和39年)の卒業生でつくる「三九会」。同会メンバーは、在校時の所属クラブなどを通じて、先輩や後輩のOBに石田氏支援を呼びかけているが、会合の発起人、栗山紘和さん(61)は「神田さんも出身校が同じ。みんな複雑な思いはあるだろうが、『次は石田さんでいいんじゃないの』という声も聞く」と、手応えを感じている。

 一方、70年卒業の神田氏を、99年の知事初当選時からバックアップしてきたのが、同校OBによる政治団体「名愛会」だ。政治には中立の立場をとる同窓会に代わって、神田氏と、97年に初当選した同校出身の松原武久・名古屋市長(69)を応援する。

 名簿上の会員は300人余り。告示後は、会員が選挙事務所に詰めて電話でOBへ呼びかけたりするが、神田氏の同期生で同会幹事長の奥村盛滋さん(55)は、「前回までは、『同窓生ですのでよろしく』とだけ言えばよかった。今回は難しい」と戸惑う。

 石田氏と親しく、「今回は申し訳ないが、石田氏を支援する」と申し出てきた会員もいる。奥村さんは「今回、相乗りが崩れたことでも気を使う。ただ、『名愛会』は個人を応援する団体なので、政党に関係なく応援を続けてくれる人も多いのでは」と期待する。

 共産党推薦の阿部精六・元愛労連議長(66)は岩手県出身。同県内の高校を卒業した58年春、名古屋市内の合板会社に就職して以来、愛知県で暮らす。「岩手出身者も含め、昔の職場仲間が、最初に激励会を開いてくれた。古くからのつき合いの人にも支持を広げたい」と話す。

(2006年12月25日 読売新聞)

1241片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 23:05:57
鹿島市にも知事後援会/来春の知事選に向け
2006年12月25日 朝日佐賀
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000612250005

 古川康知事の鹿島市後援会が23日、設立された。今回の設立で、古川知事の後援会は県内全域をカバーする体制を整えたことになる。九州新幹線西九州(長崎)ルートの建設問題で、県と同市が対立するなか、同市後援会は「新幹線問題は別問題として、協力できるものは協力する」との姿勢だ。


 古川知事の後援会事務所によると、6人が立候補し、保守分裂選挙となった03年知事選では、後援会組織は県内に3組織しかなかった。今回は同市後援会を含めて20組織になり、県内全域をカバーできるようになったという。


 鹿島市のJA佐賀みどり鹿島会館であった設立総会には約250人が出席した。非公開で行われ、同市後援会によると、古川知事が自らの実績や政策などについて40分程度話したという。


 終了後、取材に対し、古川知事は「鹿島市でこうした組織を立ち上げていただくのは難しかったと思う。感謝している」と述べた。また、新幹線問題については、「話はしていない。そういう問題があること以上に、それ以外の課題は共有している、鹿島の未来に向けて一緒に努力していこう、と訴えたかった」と話した。


 同市後援会長に就任した吉田博男・鹿島商工会議所顧問は「新幹線問題は一つであって、すべてではない。県と市といいパイプを作り上げていくことが大事で、互いに協力できるものは協力していい方向に持っていこうという願いがある」と述べた。

1242片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 23:15:18
連合宮崎など同一歩調とれない可能性も
 (12/25 19:00)宮崎放送

連合宮崎など6団体でつくる「CNP会議」は、知事選への対応について、川村林野庁長官の正式な立候補表明を待って、28日にも結論を出すことにしています。しかし、関係団体の、それぞれの思惑もあって、同一歩調をとれない可能性も出てきています。連合宮崎や民主党、社民党など6団体で構成するCNP会議は、25日、知事選への対応を協議しました。その結果、CNP会議では、選択肢が多い方が良いとして、川村秀三郎林野庁長官の27日の立候補表明を待って、早ければ、28日の会合で、結論を出す方針です。6団体では、「自主投票はあり得ない」として、独自候補の擁立を視野に、検討を進めていますが、川村氏と、既に推薦願いが出ている持永哲志氏を軸に今後、検討されるものとみられます。(連合宮崎・横山節夫事務局長)「その人(川村氏)の話は1回は聞いてみないといけない。政策なりみてみないと…持永氏がNOという判断もしていない。」(共同歩調かどうかも検討?)「もちろんです。各団体いろんな考え方がありますから。」出直し知事選には、この他、共産党の津島忠勝氏や、そのまんま東氏も立候補を表明しています。出直し知事選は、来月4日に告示され、21日に投票が行われます。

1243片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 23:25:19
鈴木宗男議員が荒井聡さんを支持 北海道札幌テレビ

あの鈴木宗男氏が知事選に向けてアクションを起こしました。新党大地の鈴木宗男氏は来年4月の知事選挙で、民主党から出馬予定の荒井聡氏を支持することを明らかにしました。
(新党大地・鈴木宗男衆院議員)「ぜひとも皆さん、荒井さんに対するご支援をよろしくお願いいたします」
(民主党・荒井聡衆院議員)「全身全霊を捧げてこの北海道のために働くことをお誓いさせていただきます」
新党大地の鈴木宗男氏は札幌で開いた支援者を集めたパーティーに、知事選に立候補予定の民主党・荒井聡氏を招き荒井氏を推薦したいと述べました。鈴木氏は、夕張の再建などについて荒井氏と政策が似ていると支持の理由を説明しました。鈴木氏はこれから正式な推薦に向けて支援者などの理解を進めたいとしています。荒井氏は明日、正式に出馬会見を行う予定です。

(2006年12月25日(月)「どさんこワイド180」)

1244片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/26(火) 07:30:26
知事選 杉野氏が政策発表 現職と対決色鮮明に 讀賣神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news001.htm

 県知事選に、自民党県連の推薦を受け出馬を表明している前埼玉高速鉄道社長・杉野正氏(48)が25日、財政再建、中小企業支援などを盛り込んだ政策を発表した。杉野氏は、松沢知事が提案して否決された知事任期を3期12年までとする多選禁止条例案に対し、「民間では、赤字を出して12年がいいという人はいない。4年でできなかったらもうやりません」と語り、対決色を強く打ち出した。

 政策は「骨太プラン」と銘打ち、10項目の公約と、四つの「構想」から成る。県債残高がこの4年で約5000億円増えたことを引き合いに、「プライマリーバランス(基礎的財政収支)の赤字を4年間で黒字にする。増えた借金を止め、減らす。減らした分を光が当たっていないところに配分していくことが基本だ」と政策の基本的な考え方を述べた。具体的な数値目標を盛り込んだ政策を2月に発表する。

 県の2005年度一般会計決算で、404億円のプライマリーバランスの赤字になっている。松沢知事も12月議会で「10年度までに黒字化を達成できるよう努力する」と述べているが、杉野氏は「4年で結果が出ていないものができるはずがない」と批判した。また、県税の増収を図るため、中小企業を支援することを挙げ、赤字でも無担保・無保証で融資が受けられる「神奈川元気サポート資金」を創設することを打ち出した。

 一方、松沢知事が進める企業誘致策「インベスト神奈川」について、「あまり効果がない」として、大企業ではなく、県内企業の9割以上を占める中小企業に積極的な投資を行う考えを示した。

 このほか、政策は、「パフォーマンスは要らない」「お役所言葉は排除する」など、サラリーマン出身を強く意識させる内容となった。四つの「構想」の中では、県が起業して上場を目指すことや、横浜から箱根への直通電車の実現を提言した。

(2006年12月26日 読売新聞)

杉野氏 自民党本部推薦 いまだ得られず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news002.htm

 自民党県連は25日、杉野氏が現時点で党本部の推薦を得られていないことを明らかにした。

 県連は推薦の要請を続けることにしているが、斎藤達也・県連幹事長は「県連推薦でも戦う」と語った。

 県内の国会議員と12日に会談した中川幹事長が「県連推薦として戦ってほしい」と述べたという。

(2006年12月26日 読売新聞)

1245片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/26(火) 08:14:03
#政党間の対決がないなら、こういう工夫をするのがよいと思う。飯泉氏はなかなかすばらしい。

飯泉知事の選対本部 県議や秘書“締め出し” 讀賣徳島

 飯泉知事の後援会「飯泉嘉門後援会」の高川晶会長は25日、来春の知事選について「後援会主体で進めたい」としたうえで、選挙対策本部には各政党の国会議員秘書や県議らには入ってもらわず、同日選となる県議に対しても、後援会としては極力、応援も行わないとの考えを明らかにした。

 高川会長は、福島県や和歌山県などで前知事が相次いで逮捕された事態に触れ「利害が絡む特定の関係者から支援を受ける従来型の選挙手法が原因だった」と指摘。飯泉知事の選対本部について「本部長には選挙後、利害が絡まない人にお願いする。スタッフも『選挙のプロ』は要らない」と説明した。

 飯泉知事は再選出馬を表明した11月県議会で、和歌山県などの談合事件について「“時の要請”としての警鐘。20世紀型の選挙から21世紀型への転換が求められており、時代の潮流を踏まえ、県民の期待と信頼に応えうる新たな選挙スタイルを構築したい」と答弁していた。

(2006年12月26日 読売新聞)

1246片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/26(火) 08:17:33
民主県連候補者選び難航 川村氏支援か 讀賣宮崎

 前知事の安藤容疑者(65)の辞職に伴う出直し選(1月4日告示、21日投開票)で、民主党県連の候補者選びが難航している。支援を検討している林野庁長官・川村秀三郎氏(57)が出馬表明していないことから、社民党県連合や連合宮崎など共同歩調を取る5団体とともに25日も「川村氏の政治姿勢や政策を見極める」と結論を先送りした。

 6団体はこの日、▽自民党推薦の元経済産業省課長の持永哲志氏(46)を推薦する▽川村氏を支援する▽独自候補を擁立する――の三つの選択肢を協議した。しかし、民主党は、本部の「相乗り禁止」の方針から持永氏は支援できず、県連の井上紀代子代表も「持永氏の推薦はあり得ない」と言い切り、独自候補擁立も時間的に困難な状況になっている。

 残る選択肢は川村氏の支援で、ある党県連関係者も「川村氏支援の流れは間違いない」と認める。ただし、川村氏が政党から推薦を受けない意向を示していることから「推薦ではなく、勝手連的な支援になるだろう」と話す。

 ただ、党本部からは、自民党との対立軸を示すよう求められており、「勝手連的な支援」で、どこまで対立軸を示せるのかも疑問だ。

 川村氏の支援が不調に終わり、独自候補擁立も間に合わなかった場合、残された道は自主投票しかない。告示まで10日を切り、タイムリミットが迫っている。

(2006年12月26日 読売新聞)

自民が持永氏に推薦状 中山氏姿見せず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news002.htm

 出直し知事選で、立候補を表明している持永氏が25日、自民党から推薦状を受け取った。総裁室には県選出衆院議員の江藤拓(2区)、古川禎久(3区)両氏が出席したが、中山成彬氏(同1区)は姿を見せなかった。

 自民党本部では、安倍首相(総裁)が「必勝」と書かれた色紙とともに、推薦状を持永氏に手渡し、「頑張ってください」と声をかけた。

 自民党県連によると、3衆院議員には推薦状受け渡しについての案内をしていたが、中山氏側からは、事務所を通じて欠席の連絡があったという。中山氏は出馬の意思を明らかにしている川村氏を支持しているとされるが、県連の川添睦身会長は「理由は分からない」としている。

 中山氏が、支部長を務める衆院党県第1選挙区支部は12日、県連に川村氏を推薦するよう要請。県連は保留したままで、19日、持永氏の推薦を決めている。

 読売新聞の取材に対し、中山氏は「知事選のような地方選挙で、推薦状受け渡しに同席したことは今までない。もともと所用もあった。事務所の判断で欠席の連絡をしたのだろう」と説明。川村氏支援と欠席との関連は「一切ない」と強調している。

(2006年12月26日 読売新聞)

1247片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/26(火) 08:23:22
新党大地、荒井氏推薦へ 鈴木代表明言 雇用拡大など条件  2006/12/25 23:02 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061226&amp;j=0023&amp;k=200612255233

 新党大地の鈴木宗男代表は二十五日、札幌市内のホテルで開いた同党の例会で、来春の知事選に出馬を表明した民主党の荒井聡衆院議員について、「荒井さんには全幅の信頼を寄せている。一月には正式に支援態勢を取る」と述べ、荒井氏を推薦する考えを明らかにした。

 鈴木代表は荒井氏を推薦する条件として《1》財政再建団体となる夕張市での弱者への配慮《2》雇用の拡大《3》アイヌ民族の権利の確立−を挙げた。その上で、例会の参加者に「荒井さんに対する支援を申し上げたい」と支援方針を明言した。

 荒井氏は会場に姿を見せ、「(鈴木代表の条件は)私の言っていることとほとんど一致している」と受け入れを表明。さらに「北海道には少数民族問題、領土問題と世界に発信できるテーマがあり、それを率先してやるのが知事だ。北海道のために働くことを誓いたい」と、出馬に向けた決意を強調した。

 荒井氏の推薦を決めている民主党と新党大地は今後、統一地方選に向けて具体的な政策協議に入る。

 鈴木代表は民主党と連携を深める理由について「民主党代表の小沢(一郎)さんは地方重視と言っている。小沢さんの方が北海道に合っている」と述べた。

 鈴木代表はまた、来年夏の参院選道選挙区で新党大地と民主党の選挙協力について「小沢代表らにも(大地候補を立てるという)こちらの希望も伝えてあり、民主党からも好意的な話を聞いている」と述べ、両党間で調整が行われていることを明らかにした。

高橋知事、公明に推薦要請  2006/12/25 22:57
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061226&amp;j=0023&amp;k=200612255234

 高橋はるみ知事は二十五日、後援会幹部とともに公明党道本部を訪れ、森成之幹事長に対して知事選への推薦を要請した。同党は年明けに党内手続きを行った上で、高橋知事の支援に向けた動きに入る。

 知事は北海道新幹線など一期目の実績を強調し「これからの北海道のためにも私が責任を持たないといけない」と、再選に向けた決意を表明。同席した知事後援会「北海道を愛するみんなの会」の我孫子健一会長も「ぜひ、推薦をいただきたい」と述べた。

 公明党は、前回知事選では高橋氏を推薦せず、一段弱い「支持」にとどめた。今回は知事の四年間の実績を評価していることから、推薦を軸に検討に入る。

1248片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/26(火) 11:47:29
阿部県議が民主に離党届 釜石選挙区 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/senkyo/2006/12/0612264.html

 民主・県民会議所属の県議阿部敏雄氏(62)=釜石選挙区、2期目=は25日、民主党県連(代表・達増拓也衆院議員)に離党届を提出。県庁で記者会見し、来年春の県議選に無所属で出馬することを表明した。近く県議会最大会派の民主・県民会議からも離脱する意向だ。

 離党理由について、阿部氏は「12月3日の県連パーティーでまさか公認されないとは思わなかった。一部の人によって意思決定されることは、あってはならない」と不信感をにじませた。

 阿部氏は11月に出馬表明し民主党に公認申請したが1次、2次公認とも外れた。同氏によると、県連から公認しない理由の説明はなく、今月中旬に同党3区総支部から公認も推薦もできないことを告げられたという。

 阿部氏は「厳しい戦いになるだろうが、地元に尽くしたいという思いで頑張る」と決意を述べた。他の政党への推薦要請や無所属議員との連携については「今後、後援会と相談して決める」と述べるにとどめた。

 同席した小川芳春後援会長は、来年春の知事選に向けた達増拓也後援会大槌支部についても「大槌は眼中にないということだろう」と述べ、返上を示唆した。

 阿部氏は1999年に自由党公認で初当選した。

 3区総支部長の黄川田徹衆院議員は「党の規約に抵触する部分があり、1次公認を出せなかった。一緒に戦いたかったが、次の選挙で勝ち残れる方策を自ら選択したということだろう」としている。

1249片言丸:2006/12/26(火) 18:24:23
’07知事選:杉野氏政策発表「目に見える再生を」 松沢知事の手法を批判 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20061226ddlk14010331000c.html

 杉野正氏は25日、来春の知事選に向けての政策を発表した。「『目に見える神奈川再生』のための骨太プラン」と銘打ち、福祉、子育て、教育など10の施策を掲げ、現職の松沢成文知事の手法を厳しく批判した。

 赤いネクタイと赤いフレームの眼鏡で登場した杉野氏は「お役所仕事から県民が本当に望むサービスを政策として打ち出していきたい」と強調。「県の借金を減らし、それによって生まれた財源を今まで光の当たらなかった福祉、子育て、教育、環境など本当に必要な分野に目に見える形で配分したい」と声をからして訴えた。

 発表された施策は「神奈川の農漁業で年収1000万円を目指す」などで、具体的な手法は来年2月に発表するという。

 ◇多選議論には「アホかいな」

 松沢知事が12月県議会に提案し、否決された多選禁止条例案に対する考えを聞かれると「私は民間出身なので、そういうことを言うこと自体、アホかいなと思う。1期で結果を出すのが大切で、12年が正しいとか、16年が悪いという議論ではない。辞めたければ辞めればいい」と語気を強めた。【足立旬子】

毎日新聞 2006年12月26日

1250片言丸:2006/12/26(火) 18:25:34
’07知事選:自民党本部、杉野氏を推薦せず 「知名度不足」に県連反発 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20061226ddlk14010340000c.html

 来年4月の県知事選で、自民党県連(河野太郎会長)が推薦を決めた前埼玉高速鉄道社長、杉野正氏(48)について、自民党本部は「知名度不足」を理由に推薦しない方針を県連に伝えていたことが25日、明らかになった。同県連は前回選で候補擁立が大幅に遅れた反省から早めに候補を決定したが、出だしから大きくつまずいた格好だ。【足立旬子、稲田佳代】

 横浜市内のホールで開かれた杉野氏の政策発表の席上で、河野会長が明らかにした。

 県連は10月4日に杉野氏の推薦を決定。同12日に党本部に推薦願を出した。ところが、党本部の中川秀直幹事長は10月に党本部が実施した世論調査をもとに「松沢成文知事と杉野氏では支持率が5対1と大きな開きがある。(杉野氏の)知名度はどうなのか」と河野会長に指摘。

 中川幹事長ら党幹部と河野会長は12月12日に再度会談したが、党本部側からその後の世論調査でも知名度が上がらないことを理由に、県連推薦で対応するよう求められたという。

 杉野氏の政策発表で河野会長は「支持率や知名度を優先する党本部と若干開きがある。タレントを擁立して何とかしたいという気持ちは毛頭ない」と述べた。

 さらに終了後、集まった報道陣に「現職に対して新人の杉野さんが10月の時点で5対1だったら、良い方ではないか。中川幹事長になってから『負けたら県連(の責任)、勝ったら党本部(の手柄)』となっている。世論調査ばかり重視するが、それなら世論の支持が低かったのに、郵政造反議員を復党させたのは一貫性がない」と党執行部のやり方に不満を爆発させた。

 杉野氏本人は「安倍晋三首相の『額に汗して働く人を応援する』という言葉を信じ、もっと精力的に走り回れば最終的には推薦が得られると思う。何の心配もしていない」と話した。

 ベテランの自民県議は「相乗りは駄目といいながら、知名度は低いから独自候補を推薦しないというなら、どうすればいいのか。(県内に)現職閣僚が2人もいながら、中川幹事長を説得できないのも情けない」と話した。

 県連は杉野氏の知名度アップを目指し、党本部に推薦の働きかけを続ける方針だが、推薦を得られない場合は初の「県連推薦」知事候補として戦うことになる。推薦依頼を出している公明党県本部の対応が注目される。

 一方、松沢知事は態度を表明していないが、再選出馬は確実視されている。

毎日新聞 2006年12月26日

1251片言丸:2006/12/26(火) 18:34:15
繰り返す構図:’07浜松市長選/下 自民 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061226ddlk22010180000c.html

 ◇根強い“民主アレルギー”

 「市長に来年に向けての意思を問う」。1日の浜松市議会本会議。自民党系の最大会派「新世紀浜松」の吉村哲志議員が代表質問に立った。来年4月、市長選とほぼ同時に政令市に移行する市の課題を挙げ、北脇保之市長(54)の選挙に向けた決意を問う内容だった。

 北脇氏は「政令市、浜松の基礎を築く」と答弁し、出馬の意思を明らかにした。かつても繰り返されてきた現職の出馬表明と同じ光景に見えるが、実は質問はかつてない異例な内容だった。それを物語るように、新世紀の席は一部が「がんばれ」と拍手したのに対し、黙って腕を組み見つめるだけの議員もいた。

 議会事務局によると、栗原勝・前市長時代から最大会派の所属議員が選挙前年の11月定例会で現職に出馬の意思を問うのが慣例となってきた。質問も「ぜひ出馬してほしい」と出馬要請の色合いが濃く、会派として支援を表明する場でもあった。しかし今回は「決意を伺う」とトーンダウン。支援も明言しなかった。

  ◇  ◇  ◇

 約1週間前、北脇氏は市役所内に、自民党浜松市浜松支部長で新世紀会長の柳川樹一郎議員を訪ねていた。北脇氏は元、民主党の衆院議員(8区)だが、新世紀は与党として北脇氏を支えてきた。代表質問が近づいても質問者が決まらず、北脇氏は「前回と同じように質問してほしい」と要請したという。柳川氏は了承したが「もろ手をあげて応援するという姿勢はみせられない」とクギを刺した。会派内がまとまっていないからだった。

 新世紀は、所属する23人のうち10人が合併前の旧市町村出身者で、北脇氏と合併の約束事が残っている。「市長が代わればほごにされる」という危惧(きぐ)から「支援せざるをえない」事情がある一方、会派内には「以前は民主の看板を背負っていた」と、“民主アレルギー”も強い。

  ◇  ◇  ◇

 4日夜、自民系市議が塩谷立衆院議員(8区)事務所に集まった。北脇氏と、対抗馬に名乗りを上げた鈴木康友前衆院議員(49)のどちらを推すかを話し合うためだ。議論は約1時間半続いたがまとまらなかった。会の終わり、事務所に立ち寄った塩谷氏は「党公認の候補を出すのがスジだが……」と言葉を濁した。

 背景には、康友氏を擁立した鈴木修スズキ会長が、かつては宿敵でもあった塩谷氏に面会を申し込んだことがあったという。関係者によると、市長選に自民の支援を仰ぐためだった。「『康友を支援すれば次期衆院選で応援する用意がある』と交換条件も準備していた」とこの関係者は話す。

 22日、出馬表明の会見を開いた康友氏は、その足で市議会の各会派に向かった。最初の新世紀の控室で迎えたのは2人だけだった。ある市議は「経済界が頭を下げてきた。迷う必要はない」と康友氏側になびく。別の市議は「昨日まで敵だった康友氏を簡単には推せない」と語る。「公認候補の擁立」も含め、議員同士で何度も話し合いが持たれたが、25日現在、結論は出ていない。【望月和美】

毎日新聞 2006年12月26日

1252片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/27(水) 10:00:28
太田市長 条件次第で出馬意向
知事選 候補者絞り込み念頭 讀賣群馬

 太田市の清水聖義市長は26日、同市浜町の太田商工会議所で開かれた地元経済人主催の会合で、「いくらか光があるならやってもいい」と述べ、条件次第で来夏の知事選に出馬する意向を示した。1月中に結論を出す考えという。

 知事選は現在、5選を目指す小寺知事に、自民党県連が擁立した大沢正明・県議会議長、山本龍・元県議が挑む構図となっており、現職以外との共闘を念頭に置いた発言とみられる。清水市長は、約70人を前にした講演で「色々な人と話をして、出番があればマニフェストを掲げたい」と発言するとともに、会合後は記者団に「(保守系候補が)4人なら(現職に)勝てないが、3人ならいい勝負ができる」と述べ、調整による候補者絞り込みの可能性を探る考えを示唆した。

(2006年12月27日 読売新聞)

1253片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/27(水) 10:06:15
知事選 民主県連小沢代表に相談
自民県連副会長「公募がいい」 讀賣鳥取

 片山知事の3選不出馬表明から一夜明けた26日、川上義博・民主党県連副代表が上京し、党本部で小沢代表と候補者擁立を相談するなど、来春の知事選に向けた動きが見られた。しかし、突然の不出馬表明の上、年末年始も重なり、候補者選びが本格化するのは年明け以後との見方が有力だ。

 川上副代表は小沢代表と約30分間会談。元々、2007年2月の県連大会の日程調整などが議題だったが、候補者選びが中心になった。川上副代表によると、小沢代表は「不戦敗はよくない。他の選挙への影響もある」と述べ、人材については「県内で生まれ育った人がベスト」との方針を確認したという。

 自民党は、県連副会長でもある山根英明・県議会議長が県庁で約30分間、片山知事と会い、不出馬の理由を尋ねた後、「まだ任期がある。精いっぱい頑張って」と励ました。山根議長は候補者について「公明正大な公募で決めるのがいい。3か月もあれば、選挙準備は十分」と話した。

 共産党県委員会は、市民団体と07年1月10日ごろに会合を開き、候補者を検討する。小村勝洋委員長は「2月上旬までに方向性を出したい。市民団体と一緒に擁立することになれば、無所属で立てることも考えている」と話す。

 公明党県本部や社民党県連は、会合などのスケジュールは決まっていない。

(2006年12月27日 読売新聞)

1254片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/27(水) 10:08:29
「補助金見送り市長の責任」新庁舎建設問題で岩国市議会が決議 讀賣山口

 防衛施設庁が岩国市の新庁舎建設事業に対する来年度の補助金35億円の予算要求を見送った問題で、同市議会は26日、責任の所在を問う決議案提出を巡り、米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題に対する容認派と反対派が対立。結局、「井原勝介市長の姿勢が今回の結果を招いた」として、容認派議員が提案した、市長の責任を問う決議案を賛成多数で可決した。

 市議会定例会はこの日が最終日。移駐を容認する会派は「補助金見送りは市長の責任」とする決議案提出を目指す一方、反対する会派は、国に再考を求める意見書案の提出を模索。旧市議会ではこうした決議は全会一致での可決が基本だったため、調整を続けたが、双方の隔たりは大きく、過半数を占める公算が大きいとみた容認派だけが提出した。

 決議案では、「現実的対応策を示して協議するよう(市長に)提言してきたが何もなされなかった」と指摘。国や県との信頼関係を再構築し、現実的対応を取って補助金獲得に努力するよう求めた。

 討論では、賛成1人、反対7人が主張を展開。移駐反対派は「国に対する批判もなく、市長に責任を押しつけるのは問題」などと反論したが、記名投票で採決した結果、賛成17、反対15(退席1)で可決した。

 井原市長は「前提が『再編を容認しろ』というのかどうかも分からず、決議の趣旨が不明。補助金獲得の努力は当然するが、議会にも国にしっかりモノを言ってほしかった」と述べた。

 村中洋議長は「1月に国が議会に説明に来るが、そうした場で議論を尽くす必要があり、議会は市長に対しても国に対しても、もっと整合性ある対応をすべきだった」と感想を語った。

(2006年12月27日 読売新聞)

1255片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/27(水) 10:10:56
宮崎市支部長が自民県連役職辞める…川村氏支援の様相 讀賣宮崎

 前知事の安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)を前に、自民党県連宮崎市支部の川越九州男支部長が、県連役職の辞職願(25日付)を県連に提出、受理されていたことが26日わかった。自民党は元経済産業省課長・持永哲志氏(46)を推薦していることから、川越氏は出馬を予定している前林野庁長官・川村秀三郎氏(57)の支援に回るとみられる。県内の自民党員は約1万7000人。うち、宮崎市支部は約1000人を抱えており、支部長の“造反”で、保守分裂がさらに加速しそうだ。

 川越氏は選対常任委員などを辞職した理由について「一身上の都合」としているが、読売新聞の取材に対し「9地域支部の総意で川村氏擁立を求めたのに、県連から何の返事もなかった」と不満を訴えている。

 同支部を含む党県第1選挙区支部(支部長=中山成彬衆院議員)内の9地域支部は12日、県連に対し、川村氏に出馬を要請するように文書で求めた。しかし、県連は、態度を保留したまま、19日の選対委員会で、持永氏の推薦を決定。その際、同支部役員からは選考経過について不満、疑問の声が続出したという。

1256片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/27(水) 10:22:20
高橋洋介ではなぜダメだったのか?

候補者擁立年越へ 知事選で自民党 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d27/NippoNews_9.html

 来年3月22日告示の知事選をめぐり、自民党県連(会長・玉沢徳一郎衆院議員)の候補者擁立は26日、越年が確定的となった。同県連は同日「ウイングを広げ候補者を擁立したい」として、友党の公明党県本部(小野寺好代表)に協力を要請したが具体的な名前は挙がらず、同県連幹部は「年内の候補擁立は困難だ」と述べた。告示まで3カ月を切り、同県連は剣が峰に立たされている。

 「候補擁立に向け努力しているが、現在に至っている。公明党さんからも名前を出していただけないか」

 26日に盛岡市の公明党県本部を訪れた自民党県連の佐々木大和幹事長ら在県執行部は、難航してきた候補擁立作業の経緯を説明、協力を要請した。

 しかし、具体的な名前は出ず、公明党県本部の小野寺代表は終了後「とにかく候補者を出してもらいたい。どういった支援態勢ができるかはその後だ」と述べた。

 自民党は、玉沢県連会長が8月末に増田知事へ4選出馬を打診。党本部の武部勤幹事長(当時)も9月に出馬要請したが、知事は10月30日に今期限りでの引退を表明した。

 玉沢会長は候補擁立のめどを「11月末」とし、同県連は中央官僚や県職員、民間人らの擁立を模索したが、いずれも頓挫した。

 11月末には盛岡選挙区の県議高橋雪文氏(36)を候補の柱に位置付け、党本部で中川秀直幹事長にあいさつもしたが、資金面などで折り合いがつかず擁立を断念。

 一方、来年春の知事選に意欲を示していた前県副知事高橋洋介氏(65)は24日、「思い描いていた戦う枠組みづくりは難しい」として不出馬の意向を固めた。

 来年春の知事選は、民主党県連代表で岩手1区選出の衆院議員達増拓也氏(42)、共産党県委員会などでつくる革新系の「明るい民主県政をつくる会」(渥美健三代表)が擁立するいわて労連前議長の菅野恒信氏(61)、盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)がいずれも無所属で出馬する予定だ。

 自民党県連の佐々木幹事長は「越年はやむなしだ。県内を歩くと、各方面から反民主の候補を立てるべきだとの声がある。可能な範囲でウイングを広げ、ぎりぎりまで候補擁立に努力したい」としている。

1257片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 09:31:26
連合青森 知事選の民主支援保留 
来月末まで「候補擁立見極める」 讀賣青森

 連合青森は27日、青森市内のホテルで開いた民主党県連との定期協議で、来年6月予定の次期知事選で同党の推薦候補を支援するかどうかについて、来年1月末まで対応を保留するとの考えを伝えた。

 同党県連は同日、知事選での連合の支援を求めたが、肝心の独自候補をまだ擁立できておらず、連合青森の山本信悦会長は、「候補を出すのか不戦敗になるのか見極めたい。1月段階まで待ちたい」と述べた。

 同党県連の田名部匡省代表は、「精力的に(作業を進め)、その期限までに決めたい」と述べ、候補決定を急ぐ考えを示した。

 連合は同党の支持団体だが、山本会長は三村知事の県政運営に一定の評価を与えており、再選を目指す三村氏を支援する可能性をかねて示唆している。三村氏も今月15日、連合青森に推薦願を提出した。三村氏はすでに自民、公明両党の支援もとりつけており、連合青森が三村氏を支援するとなれば、「ねじれ」が生じることになる。

 山本会長は協議後の記者会見で、三村氏の推薦願の扱いを含めた知事選対応について、「2月以降に協議することになるが、(組織内で意見が割れた場合)自主投票も選択肢としてはあり得る」と述べた。

 民主党県連と連合青森は27日の協議で、来年春の統一地方選と夏の参院選については、協力して勝利を目指す方針を確認した。

(2006年12月28日 読売新聞)

1258片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 09:46:43
変動 北九州市長選 讀賣福岡
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/kikaku/086/1.htm
<上>経営者論理は与党支持
◆「イデオロギー対立」終わり

 「本当は、泥臭いことからは手を引きたいんだがなぁ……」。かつて北橋氏の選対本部長を務めた高田賢一郎・元北九州商工会議所会頭(高田工業所顧問)が、市長選に向けて声を上げる機会が増えている。10月16日の「この人に黒崎を託します」に始まり、すべて柴田氏を支持する内容だ。

 発言の場は、北橋氏が地盤とする八幡西区・黒崎地区が中心。11月1日には、柴田氏が立候補しないと思っていたことを「私の過ち」とまで総括した。「俺(おれ)が何も言わないままだと、みんな北橋を応援するものと信じて疑わない。北橋が出ている限り、柴田支持と言い続けるのが宿命と思ってる」

 北橋氏の陣営は「裏切り」と非難を噴出させた。だが、陣営を統括する元鉄鋼労連中央執行委員長の衛藤弁一郎・新日鉄八幡労組顧問は「民主党は一度も政権を取っていない。国政遂行の実績がある与党を推すことは、経営者側の論理としてはうなずける」と、冷静に受け止めている。

 労使が互いの立場や利害を超えて、政治的合意を培ってきた企業城下町・北九州。ここで30年暮らした東京在住の元新日本製鉄役員は「もし、北橋とサシで話せたら……」と前置きし、こう続けた。

 「市長選に出るな、と言う。都市部で、あれだけ幅広い層の支持を得ている国会議員はそういるもんじゃない。いや、もう二度と出てこないと思う」

 「北橋党」とも呼ばれる北橋氏の支持層は、労使だけでなく職業、年齢、支持政党などあらゆる違いを超えて、とにかく多彩なことで知られる。自民党が11月に全区で実施した世論調査でも、北橋氏の優位は揺るがなかった。柴田氏の陣営は「こちらは無名の新人だから」と平静を装うものの、北橋党の切り崩しは避けられない課題だ。

 「俺はいつまで労働組合に使われるんだろう、という思いはずっとあった」と、高田氏は述懐する。それでも、北橋氏と衛藤氏に支援を要請され、1度は受諾した。「新日鉄とその労組に、話を通しているとばかり思っていた」からだ。

 ところが、新日鉄は既に柴田氏を支援する方針を決めていた。「衆院選が小選挙区になり、共産党への対抗手段として労組と組む必要がなくなった今、それはそれで仕方のないこと」と元役員は言う。

 北橋党の“解党”を目指す高田氏の対極で、衛藤氏も戦術を描く。「市民が初めてイデオロギー闘争から自由になり、市長を選ぶことができる選挙。純粋に、誰が市長にふさわしいかを比べてもらおうと思っている」。勝利のカギは、候補者本位の草の根選挙と確信しているからだ。

1259片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 09:48:15
選択 北九州市長選 讀賣福岡
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/kikaku/086/2.htm
<中>盛り上がらぬ政策論争
◆国政の与野党対決の色濃く

 11月30日の政策発表直前、柴田氏は「大きな違いはないよ」と話していた。北橋氏が10月4日に発表した「政策大綱」を念頭に置いてのことだ。

 柴田氏の政策を読んだ北橋氏は、「どこかで見たような……」と皮肉った。一方、市企画政策室が北橋氏の政策大綱55項目を末吉興一市長の「市ルネッサンス構想 まちづくり推進計画2010」と比較・検証したところ、「市が既に着手している政策が41項目」という結果が出た。

 3氏の政策は今月4日、三輪氏が発表して出そろった。三輪氏が大型公共事業の縮減などを訴えて末吉市政への批判色を強めているほかは、「目立った違いはない」(市幹部)との受け止め方が支配的だ。

 末吉市長が言及しないままの中学校給食は、三輪氏が「実施する」とトーンが強いが、残る2氏も政策に盛り込んでいる。北橋氏の政策作成に携わる民主党市議が「末吉さんの政策を、その後継者が否定できるのか」と柴田氏の政策に懐疑的なのに対し、柴田氏は「問われているのは決断力と実行力」と反論する。

 争点が見えにくい次期市長選。末吉市長は「政策手法に大きな違いが出るとは考えにくい」と指摘。重渕雅敏・北九州商工会議所会頭はその到達点として、柴田氏の政治資金パーティーで「市長選は(国政の)与野党対決の構図になりつつある」との考えを示した。

 重渕氏の発言に先立つ10月18日、東京で開かれた柴田氏を囲むパーティーには、現職閣僚ら自民、公明両党の国会議員が駆けつけた。「必ず勝利する」(中川秀直・自民党幹事長)、「結果を出す」(太田昭宏・公明党代表)など、与党を挙げての支援を強調した。

 JR小倉駅前で同30日に開かれた北橋氏の街頭演説には、民主党副代表の岡田克也、川端達夫両衆院議員が姿を見せた。「地域からこの国を変える役割を北橋さんに託したい」と岡田氏。北橋氏の陣営は「与党にできないことを訴えなければ」と、社民、国民新党との「野党共闘」を模索する。

 共産党は、仁比聡平参院議員や市議らが三輪氏の支援者集会で応援演説し、独自の存在感をアピールする。今月5日、小倉北区での集会で仁比氏は「教育基本法を守るのは市の役割」との立場を明確にしていた三輪氏の政策を評価。改正法は成立したが、同党市議は「ぶれのない政治理念を実現できるのは三輪さんだけ」と訴えた。

 市政を巡る政策論争に低調感が漂うのと対照的に、統一地方選、参院選を見据えた各党の前哨戦は、激しさを増しつつある。

1260片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 09:49:12
選択 北九州市長選 讀賣福岡
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/kikaku/086/3.htm
<下>政策より「情」で動く票
◆有権者動向に神経とがらす

 力士の鬢(びん)付け油の香りが漂う会場に、柴田氏と、北橋氏の妻・真弓さんの姿があった。大相撲九州場所を控えた11月7日、八幡西区・黒崎に部屋を構える親方と力士たちの激励会に出席し、ともに参加者と握手を交わした。

 真弓さんはあいさつ回りが一段落すると、主催者が用意したちゃんこをつぎ、来場者に振る舞い始めた。その姿に自民党市議は衝撃を受けた。「会場にいるほとんどが柴田さんの支持層ですよ。飛び込みで、ここまでできるなんて……」

 衆院選で、北橋氏は1度落選したことがある。その際、真弓さんは支援者に「申し訳ありません」と頭を下げて回っていた。「女房には頭が上がりません。票の半分は女房が持っているようなもの」と北橋氏。夫婦をよく知る陣営幹部は「候補者本人や政策とは無縁のところで票の動向が決まる場合がある。北橋はその現実をよく知っている」と話す。

 危機感を強めた柴田氏の陣営は、妻・孝子さんを前面に出し始めた。

 柴田氏から立候補の決意を伝えられた8月、「私は何も協力できませんよ」「いい、これは俺(おれ)の仕事だから」と夫が引き取ったのもつかの間。集会などに同行し、スピーチもこなすようになった孝子さんは「慣れませんね」と苦笑するが、陣営は「楽しそうにやっている。ありがたい」と胸をなで下ろしている。

 今月9日、三原朝彦・自民党衆院議員の女性支援団体が、柴田氏を応援しようと八幡西区で女性集会を開いた。NPO法人・生涯学習指導者育成ネットワークの寺坂カタヱ監事が「柴田君は早くにお母さんを亡くした。私がお母さんになろうと思うとる」と言うと拍手がわき起こった。

 寺坂さんは末吉興一市長の選挙を先導した女性の一人。末吉氏の妻・ミヨ子さんも駆けつけ、「主人はいい後継者ができたと喜んでいます」とあいさつした。参加者は、末吉氏の「後継」を強く印象づけられた。

 末吉氏の市政を批判する三輪氏の陣営は、妻・幸子さんや北九州市立大の学生らが集会などで三輪氏の人となりを紹介し、支持拡大に懸命だ。「平和と暮らし、権利を大切にする北九州女性の会」が宣伝車を走らせ、「女性が変われば市政も変わる」と訴える。ここに来てどの陣営も、「得票」に何が必要かを強く意識するようになった。

 個々の有権者の票がこれまで以上の重みを持つ市長選。有権者の動向に神経をとがらせながら、年明けの決戦を迎える。

 (この連載は興膳邦央が担当しました)

1261片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 10:15:09
’07知事選:多選禁止、知事「もっと勉強を」 杉野氏の発言に不快感 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20061227ddlk14010281000c.html

 来年4月の県知事選に自民推薦で出馬する前埼玉高速鉄道社長、杉野正氏(48)が松沢成文知事が首長の多選禁止条例化を目指していることについて「アホかいな」と発言したことに対し、松沢知事は26日の定例会見で「コメントするに値しない。もっと勉強していただきたい」と不快感を表した。

 また、「来年の統一地方選で多選問題は争点になるか」との質問に「統一選に限らず、多選を続ける候補と新人の間ではどの選挙でも争点になる。(県議会で多選禁止条例案が否決された後)私は『地方政治改革の扉を開いたと信じている』と言ったが、全然はしゃいでいない。事実だ」と強調した。【足立旬子】

毎日新聞 2006年12月27日

1262片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 10:19:42
選挙:知事選 野呂知事「他党の推薦、制約ない」 民主と微妙なずれ浮き彫り /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061227ddlk24010010000c.html

 来春の知事選で、野呂昭彦知事を推薦した民主党が「与党との相乗り禁止」を打ち出している問題で、野呂知事は26日、定例会見で「(民主党側に)他の政党の推薦は受けないという期待感があっても、私自身が制約を受けているわけではない」と述べ、自身がフリーハンドの状態であることを強調した。

 野呂知事の支援を巡り、自民・民主両党が“綱引き”を続ける中、民主党の高橋千秋・県連代表らが記者会見で「今月10日に推薦要請を受けた際、知事は『民主党と連合三重だけに推薦を依頼する』と言った」などと発言し、波紋を広げた。これに対し、野呂知事はこの日の会見で「そんな話はしていない」ときっぱり否定した上で、自民など他党の推薦について「支援の受け方や選挙の戦い方について年明けからじっくり考え、対応したい」と従来の主張を繰り返した。

 また、民主党県連と連合三重などが当初、知事選に向けた合同選対本部の発会式と位置づけていた会議(25日)に出席したことについて「新聞報道で選対本部の発会式と知り、いったん出席を断ったが、そういう趣旨ではなく、知事の考え方を聞きたいということだったので、出させてもらった」と述べるなど、知事選で主導権を握りたい民主党と、他党にも配慮する知事との間の微妙なずれが浮き彫りになった。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2006年12月27日

1263片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 10:21:50
動く07知事選:片山氏3選不出馬 早くも飛び交う候補者名 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20061227ddlk31010292000c.html
 ◇「カリスマの後、損な役回り」

 片山善博知事の3選不出馬宣言から一夜明けた26日、早くも具体的な候補者名が飛び交うなど、来春の知事選に向けた動きが出てきた。本格化は年明けだが、25日夜には民主党県連が知事選への対応を協議した。告示まで3カ月を切る中、関係者からは「カリスマ知事の後で、誰がやってもかすむ損な役回り」との声も聞かれる。

 候補者として、自民党県連会長の石破茂衆院議員(49)や前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)のほか、中央省庁の官僚ら複数の名前が挙がっている。

 このうち、石破衆院議員は26日、「地方行政畑を歩んでおらず役人以上の知識もない。知事に不向きで県民に失礼」と述べ、出馬は「200%ない」と否定。県連幹部が公募による候補者選びの可能性も述べたが、石破衆院議員は「誰もいなければありうるが……」と消極的な姿勢をみせた。

 一方、「片山県政の継承者にふさわしい」と、県西部の経済界を中心に“平井知事”を切望する声も根強い。平井氏は毎日新聞の取材に対して、「志半ばで鳥取を去り、今でも心を残してきたような思い。今後の県政を案じている」と回答したが、出馬の意欲については語らなかった。

 県議会の山根英明議長は「候補者が多いのはいいこと。後任は片山県政の改革を後退させない人物が望ましい」と話した。【松本杏】

毎日新聞 2006年12月27日

1264片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 10:22:37
動く07知事選:片山氏3選不出馬 「自・公と相乗りしない」−−民主県連 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20061227ddlk31010295000c.html

 ◇対応を協議

 片山善博知事の3選不出馬表明を受け、民主党県連は25日夜、米子市内で来春の知事選への対応を協議した。具体的な候補者名は出なかったというが、「地方切り捨てを進める自民、公明とは候補者擁立で相乗りしない」との考えで一致した。副代表の川上義博・前衆院議員が26日、小沢一郎代表と会って意見交換し、擁立の可能性を含めさらに協議を続ける方針。

 鍵谷純三代表、川上副代表、福間裕隆幹事長ら3役会の計6人が出席。鍵谷代表が「青天のへきれき。この時期の不出馬表明は、県民に対して裏切りに近い非常な怠慢だ」と激しく批判し、候補者選びについては「鳥取県に関係ある人をベースに模索する」とした。

 同党は、片山知事が初出馬した99年に推薦しているが、鍵谷代表は「片山知事は民主党に近い考えを持っており、一致する点も多い。3選出馬するなら対立候補擁立の話はなかった。表明が遅いので出馬すると思っていたが……」と述べた。【小松原弘人】

毎日新聞 2006年12月27日

1265片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 10:25:36
選挙:日田市長選 相良勝彦元県議も出馬表明、現職4選阻止訴え /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061227ddlk44010574000c.html

 日田市の相良勝彦・元県議(61)は26日、来年7月の同市長選への出馬を表明し「現職の4選阻止」を訴えた。既に元市議の橋本信一郎氏(59)が名乗り出ており、4選を目指す現職の大石昭忠氏(64)は3月定例議会で表明の見通し。

 相良氏は「行き詰まった日田市の停滞を打開するため無所属で出馬し、新しい政策を打ち出す」と話し、大石市政は「独断的で市民の意見を取り入れていない」と批判。「市民が主役の市政」を強調し、道州制実現の際の「九州府」誘致や「市長給与の50%カットと民間給与を参考にした市職員給与体系の適正化」などを訴えた。

 相良氏は市議3期、県議4期(3期は社民、最後の1期は民主)、民主党県連幹事長などを歴任した。【楢原義則】

毎日新聞 2006年12月27日

1266片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 10:28:52
来月末には知事選候補決定/民主 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061228090530.asp

 民主党県連と連合青森は二十七日、青森市の青森グランドホテルで定期協議を開き、統一地方選や知事選、参院選と大型選挙が続く二〇〇七年の政治決戦に向けて連携していく方針を確認した。焦点の知事選については、現職・三村申吾知事から推薦申請を受けている連合青森側が来年一月末まで民主党側の判断を待つ姿勢を示し、田名部匡省同党県連代表は「新たな候補者選びを精力的に進め、その時期(一月末)までに決めたい」との考えを示した。

 協議後の記者会見で山本信悦会長は、知事選について「来年は統一選、知事選、参院選と決戦の年。民主党との協調関係を大切に戦いたい」と述べたほか、「現職の推薦願を年明けの会議で議題とするが、民主党の候補者が決まっておらず、即日で結論は出せない。一月いっぱい(民主党の対応を)待って判断したい」とした。

 また、現職と民主党候補とで組織内の支持が割れた場合は「自主投票の選択肢もあり得る」との見方を示した。

※写真=記者会見で政治決戦に向けた連携姿勢を強調する田名部民主党県連代表(右)と山本連合青森会長

1267片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 10:32:39
農民連盟、多数決で持永氏推薦 出直し知事選
2006年12月27日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612270111

 来年1月4日告示の出直し知事選へ向け、県農民連盟(委員長・横山勉JA宮崎中央会会長)は27日、代議員会を開き、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)=自民推薦=の推薦を決めた。

 しかし、同日、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)が出馬表明したことを受け、持永氏推薦の執行部案に対し、反対意見が続出。採決の末、辛くも賛成多数で執行部案を可決したが、内部に大きな火種を残す結果となった。

 各支部長(JA組合長)や生産者代表ら135人で組織する代議員会は非公開で行われ、同日は102人が出席。執行部側は自民友好の経済10団体の一員として持永氏推薦を決めた経緯などを報告し、支持を求めた。

 しかし、出席者によると、「農業は困難な時期にあり、農業に詳しい人(川村氏)を選ぶべきだ」「川村氏の方がしがらみがない」などの反対意見が相次ぎ、複数の代議員から自主投票で選挙に臨むことなどが求められたという。

 採決の結果、賛成58、反対44の小差で決着。会場を後にする代議員には険しい表情が目立った。同連盟は県内最大の政治団体で、盟友約12万人とされる。

1268片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 22:53:03
出直し知事選:「幅広く議論、検討を」 出馬表明の川村氏、県民に訴え /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061228ddlk45010449000c.html

 県の官製談合事件で逮捕された前知事、安藤忠恕容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来月4日告示、同21日投開票)に出馬表明した前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)。27日の会見で、同氏擁立に動いたとされる県選出の中山成彬衆院議員との特別な関係を打ち消す一方、「幅広く県民に議論、検討してもらいたい」と語った。(以下は主なやり取り)【入江直樹】

 −−出馬の動機は

 「東京でも毎日のように宮崎の(談合事件の)ニュースが流れており、早く宮崎が立ち直ってほしいと思っていた。町村会をはじめ県民から尽力してくれと話があった。宮崎の持っている良いところを県民が世界に誇れるようにしたい」

 −−自民党推薦の元経済産業省課長、持永哲志氏(46)と保守分裂選挙が予想されるが

 「農林水産省ということで保守的な地盤にいるが、今回の選挙は県政を抜本的に見直すため。幅広く、県民に議論、検討してもらいたい」

 −−政党の支持、推薦は受けないのか

 「自分から申請はしないつもり。実質的にいろんな人に応援してもらうのは必要だと思うが、従来型の推薦ではなく政策、人柄に共鳴してもらう形で県民レベルで幅広くバックアップしてもらえれば」

 −−(経済10団体が持永氏支援を決め)農業団体の支援が得られなかったが

 「自分の基盤は農林水産業。農林水産の立場の人の支援が欲しかったのが本音。個々のレベルでは何とか支援してもらいたい」

 −−中山氏、江藤隆美・元総務庁長官との関係が言われているが

 「特定の人に特段応援を頼むことではなく、政策、人柄なりを知った上で応援してもらうのはありがたい。中山氏からは大分前『そんな(知事に推す)声があるよ』と言われた程度。江藤さんも知っているが特定の関係はない」

 −−入札制度の改革案が具体的にあれば

 「官製談合が決してあってはならないの一言に尽きる。(再発防止の)ルールづくりと職員らの意識改革の両面から取り組む。各県の取り組みを参考にして宮崎に合ったものを考える」

毎日新聞 2006年12月28日

1269片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 12:13:14
民主の川村氏支援で知事選の構図複雑化 讀賣宮崎

 前知事・安藤忠恕(ただひろ)容疑者(65)の辞職に伴う出直し選(来年1月4日告示、21日投開票)で、民主党県連や社民党県連合、連合宮崎など6団体が28日、前林野庁長官・川村秀三郎氏(57)の支援を決めたことで保守分裂に加え政党の対立軸もからむ複雑な構図となった。

 自民党は元経済産業省課長・持永哲志氏(46)を推薦。反発する自民党系議員の一部らは川村氏を支援し、民主、社民両党や労組も相乗りする格好になった。

 連合宮崎の横山節夫事務局長は「川村氏に接触していないが、27日の出馬会見や公開討論会を通して、国に物申す姿勢などを感じた。出馬表明している候補の中で、最も政治姿勢が共鳴できる」と説明。相乗りになることについては「川村氏は一党一派に属さない方針を示しているから、一緒になったというだけのこと」と話した。

 これに対し、自民党県連の米良政美幹事長は「これで自民対民主という構図がはっきりし、戦いやすくなった。民主党は和歌山県の出直し知事選で不戦敗だっただけに、宮崎県では何としても勝ちたいのだろう」と指摘。川村氏を支援する自民党内の一部の動きを「反旗を翻すもの。保守分裂は絶対にあってはならない」と、強くけん制した。

 知事選にはこれまで、共産党県委員長・津島忠勝氏(61)と、元タレント・そのまんま東氏(49)も出馬を表明している。

 また、元高校教員の武田信弘氏(52)(鹿児島県指宿市)が28日、知事選に立候補を表明した。

 地熱発電所の建設などを公約に掲げている。

(2006年12月29日 読売新聞)

1270片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 12:17:38
松谷氏出馬の意向/宜野湾市長選 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200612291300_02.html

 【宜野湾】来年四月に予定される宜野湾市長選挙で、同市観光振興協会会長の松谷秀夫氏(62)は二十八日、保守系無所属で出馬する意向を固めた。年明けから選挙態勢の準備に入り、正式に出馬表明する方針。
 同市長選では、現職で革新系無所属の伊波洋一氏(54)が二期目の出馬を表明。自公側の候補者選考委員会は市教育委員会教育部長・外間伸儀氏(59)の擁立を決めている。松谷氏は、自公側の選考委員会で候補に挙がっていたが、最終的に選ばれなかった。

 沖縄タイムス社の取材に対し、松谷氏は「一年前から考えていた政策を聞かれることもなく、突然、外間氏に決まった。選考委のやり方は納得できない」と指摘。

 市の経済振興を最重要政策に挙げ、「米海軍病院のキャンプ瑞慶覧宜野湾市区への移設を容認し、高度な医療技術を活用した国際病院構想を実現させたい」などと話した。

 松谷氏は一九四四年生まれ。九三年から市観光振興協会会長。宮城県出身で市真志喜在住。六八年日本テレビ技術専門学校卒。

1271片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 12:19:57
CNPが川村氏支援決定 出直し知事選
2006年12月29日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612280109

 1月4日告示の出直し知事選で、連合宮崎、民主、社民党など友好6団体でつくるCNP(クリエート・ニュー・ポリティクス)会議は28日、同一歩調をとって前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を「支援」することを決めた。民主、社民党も同日までに川村氏の「支援」を決定した。

 川村氏は特定の政治、団体に推薦依頼を要請しないことを明らかにしており、6団体は今後、決定を各組合員や党員に周知し、勝手連的に支持を拡大していく。

 連合宮崎の横山節夫事務局長は決定理由について「一党一派に属さないということで、しがらみのない政治の実現につながると判断した。県政のことを考え、推薦団体がなくても訴えていくという姿勢を評価したい」と話した。

 支援を受けることに対し、川村氏は「みなさんが県民レベルで応援してくれるのはありがたい」と述べた。

 連合宮崎、民主、社民党には持永哲志氏(46)=自民推薦=から推薦願が出されていたが、推薦を見送った。

川村氏支援を決定 自民党県第1選挙区支部
2006年12月29日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200612290101

 1月4日告示の出直し知事選について、自民党県第1選挙区支部は28日、選挙対策常任委員会(川越九州男委員長)を開き、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を支援することを決めた。自民推薦は既に元経済産業省課長の持永哲志氏(46)が得ていることから、保守分裂の選挙戦となることが確実となった。

 選対委を構成する9地域支部のうち、7支部の支部長または代理が出席。川村氏の推薦を党県連へ求めてきた経緯を踏まえ、支援することを決めた。その後、川村陣営を交えて支援態勢を協議。選挙対策本部に入り、全面的に支援することで合意した。

 選対委は12日、党県連に対し、川村氏への立候補を促すよう要請すると同時に推薦願を提出していたが、県連は川村氏本人が推薦願を提出しなかったことなどを理由に持永氏の推薦を決めた。

 川越委員長は「われわれは県連を通じ、川村氏に出馬要請を行った。川村氏が出馬表明した以上、支援するのは当然だ。九地域支部が一致して推す」と説明。川村氏について「林野庁長官の前にも農水省の畜産局審議官や農村振興局長などを務めており、農業県の知事にふさわしい」と述べた。

1272片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 13:20:35
動く07知事選:ポスト片山、平井伸治氏擁立で活発化−−超党派県議 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20061229ddlk31010398000c.html
 ◇前副知事に民主も理解

 片山善博知事の後任を巡り、自民党を含む複数の県議が、前副知事の平井伸治氏(45)=自治体国際化協会ニューヨーク事務所長=を推す動きを見せている。超党派の県議による連名で、平井氏の出馬を促したいという。自民党と相乗りしない方針の民主党県議も理解を示しており、年明けに“平井氏擁立”が一気に加速することも考えられる。【松本杏】

 毎日新聞の取材に対し、複数の県議は「平井さんにやる気があることは確か」と手応えを感じているが、「知事という役職上、政党で決めるべきものではない」との立場。党派の枠を超えた支援グループ結成を目指し、県議間で意見調整しているという。年明けに平井氏と接触したいとしており、来春の県議選に出馬予定の現職約30人のうち、20人の賛同が得られると見込んでいる。

 一方、自民・公明両党と相乗りしない方針を打ち出している民主党県連の幹部(県議)は、平井氏の行政手腕などを高く評価。幹部は「当面は様子を見たい」と話す半面、他党の公認や推薦を得ずに無所属で出馬する場合は対立候補を立てない可能性も示唆した。

 平井氏待望論はこれまで、県中西部の経済界など民間を中心に上がっている。

毎日新聞 2006年12月29日

1273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 13:32:03
民主県連:麻生氏政策「60点」の評価−−知事選対策委 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20061229ddlk40010124000c.html

 民主党県連は28日、知事選対策委員会(委員長、松本龍・県連代表)の第3回会議を福岡市内で開き、4選出馬を表明している麻生渡知事の政策について「おおむね60点」という評価をまとめた。

 県議団は「及第点」と評価していたが、対策委メンバーから「独自候補を擁立するかどうかを検討していくのに、今後の協議の方向性を縛ってしまう」という意見が出され「及第点」という表現は削られた。

 次回会議(来年1月13日)で多選問題についての協議に入る。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2006年12月29日

1274片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 13:36:24
斎藤彰氏が立候補
舞鶴市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006122800185&amp;genre=A2&amp;area=K60

 任期満了に伴う舞鶴市長選(来年2月4日告示、11日投開票)に28日、同市選出の府議、斎藤彰氏(51)=自民=が無所属で立候補することを表明した。同市長選への立候補表明は4人目。

 斎藤氏は「府議としては苦渋の選択だが、困難な状況にある舞鶴の発展のために一身を投げ打って働かせてもらい、地元に恩返ししたい」とし、市議会の自民系会派「市民フォーラム」(3人)などの要請で立候補を決意したと語った。

 政策面では「1番考えるべきは財政の再建。職員数を削減してスリムな市役所を目指す」と述べ、医師不足から多額の赤字を抱える市立舞鶴市民病院については「再建を前提に、これまでの対応を検証する調査委員会を設け、安心できる医療を目指す」とした。立候補に伴い、自民党を離党するという。

 斎藤氏は大東文化大卒。舞鶴市議(3期)から府議に当選し、現在3期目。舞鶴市喜多。

 同市長選には、舞鶴地労協事務局次長の瀬尾純爾氏(61)、前民主党京都府第5区総支部長の小林哲也氏(36)、28日付で辞職した前市助役の馬場俊一氏(61)が立候補を表明している。

1275片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 13:37:53
県農民連盟 持永氏推薦を決定 川村氏推す声も 58対44小差の採決 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061228/20061228_002.shtml

 出直し知事選(1月4日告示)で、県内最大の政治団体、県農民連盟(横山勉委員長)は27日、宮崎市で代議員会を開き、自民党が推薦する元経済産業省課長の持永哲志氏(46)の推薦を決定した。出席した代議員102人による起立採決では、持永氏推薦に賛成58、反対44の小差だった。

 今後、決定を各地域の支部に浸透させていく考えだが、同連盟内ではこの日に立候補表明した元林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を推す声も強く、組織が一枚岩になるのは困難な状況だ。

 代議員会では、推薦依頼があった持永氏の推薦方針を執行部が提案。「川村氏は農政に詳しい。2人推薦したらどうか」といった意見や「1人に絞ると連盟は割れる」として自主投票を求める声が出たという。代議員会後に記者会見した横山委員長は「農民連盟の決定は過半数。それを踏まえ、一枚岩になってもらわないといけない」と強調した。

 しかし、県南地区のある代議員は、「農民連盟の立場で経歴を見れば川村さんの方がいい。組織は割れる」と語った。

=2006/12/28付 西日本新聞朝刊=

1276片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 13:39:41
現職三村氏着々、民主は迷走 青森県知事選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/12/20061229t21034.htm

 来年6月の任期満了に伴う青森県知事選で、再選出馬を表明した三村申吾知事が、自民、公明両党に加え連合青森にも推薦願を提出し、着々と選挙態勢を固めている。一方、対立候補擁立を目指す民主党県連は、1人に絞った候補者に決定直前で辞退され、選定作業は振り出しに。その経緯をめぐり県連内に不協和音も生じている。協調関係にある連合青森が三村氏支援に回れば、ダメージは計り知れない。(青森総局・佐藤克弘)

<電光石火の早業>

 まさに「電光石火」の早業だった。三村氏が連合青森の山本信悦会長に直接電話をかけ、推薦願の打診をしたのが14日夕。同日昼に、青森市の元民放アナウンサー(59)が東京で民主県連の田名部匡省代表と会い、地元テレビがニュースで「知事選出馬へ」と流したタイミングに合わせた。

 翌15日朝には、三村氏の家族が連合青森の事務所に推薦願を持参した。山本会長は「(推薦願は)予想外だったが、驚きはしなかった。自分が三村県政を評価する発言をしていたのを、知事本人も新聞などで知っていたらしいから」。

 2003年の前回知事選で、連合青森は三村氏と争った候補を民主などとともに支援している。山本会長は「毎年、知事に労働政策分野で100以上の政策提言をし、ほとんどを同意してもらっている」と説明、「個人的には他候補を応援する理由がない」と言い切る。

<推薦に反対なし>

 既に三村氏の推薦を決定している自民党青森県連も理解を示す。幹部の一人は「(連合青森への推薦願提出は)知事から事前に連絡があった。産業・雇用政策は自民も重視しており、連合が推薦しても支障はない」。

 連合青森は1月5日から推薦願の対応を話し合うが「今のところ反対の声は聞いていない」と山本会長。電力関連組合でつくる県電力総連も「大間原発着工や使用済み核燃料再処理工場の本稼働など、大事な時期に入っており、あえて変える必要はあるのか」(一戸富美雄会長代理)と、原子力推進を打ち出す現職支援の方針を示唆する。

 連合青森が、三村氏推薦あるいは自主投票となれば、民主候補は、組合員約4万2000人という大組織の支援を仰げない上、描いていた非自民勢力による包囲網構想がついえてしまう。

 早々と独自候補擁立を断念した社民党県連の渡辺英彦代表は「民主との連携は連合青森の仲立ちが前提」と、連合抜きの共闘を否定する。

<共産は擁立検討>

 元民放アナウンサーの出馬辞退も追い打ちをかけた。「出馬へ」の報道後、国会議員主導の選考に地元の県議らが不満を漏らし、それがまた報道される始末。元アナウンサーは「県連内に温度差があるのを感じた。これでは勝てないのでは…」と辞退の理由を語る。

 23日の県連常任幹事会で「不戦敗は何としても避ける」(今博幹事長)と、候補者選定の続行を確認。27日の連合青森との定期協議では、民主が候補者を選ぶのを待って連合が対応を決定、期限を1月末とすることで一致した。

 協議で「議員選と首長選では性質が違う」と強調する山本会長に対し、田名部代表は「(知事選に対しては)いろんな考えがあるから」と答えるのが精いっぱいだった。

 知事選ではほかに、共産党県委員会が独自候補擁立に向けて調整している。だが、早くも「終戦ムードが漂っている」という声も出始めている。

1277片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/29(金) 13:50:00
宮崎知事選「各陣営に行ってきた。」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/209/1165201140/196

1278片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/04(木) 23:42:57
#小野は横内に。

知事選きょう告示 甲府などで第一声 讀賣山梨

 知事選は4日告示される。出馬を予定しているのは現職の山本栄彦知事(71)と、いずれも新人で元衆院議員の横内正明氏(64)、私設美術館主宰の金子望氏(61)、前県議の石原秀文氏(63)の計4氏。共産公認の石原氏以外は無所属。4氏は甲府市中心部などで第一声をあげ、舌戦に突入する。投開票は21日。

■■山本氏■ 午前10時半から、甲府市の舞鶴城公園芝生広場で出陣式。県レベルでの山本氏推薦を決めている民主、公明両党の県組織幹部のほか、自民党県議、宮島雅展甲府市長らが激励する。自民党の堀内光雄衆院議員、中島真人参院議員、民主党の小沢鋭仁、後藤斎両衆院議員、輿石東参院議員が駆け付ける予定だ。

■■横内氏■ 韮崎市内の神社で必勝祈願した後、北杜市高根町で午前9時から第一声。その後は同11時から昭和町内の結婚式場駐車場で、甲府市内を遊説後の午後3時から富士吉田市内でも出陣式を行う。式には保坂武、赤池誠章、小野次郎衆院議員や首長などが出席。初日はこのほか、都留、大月両市で遊説する。

■■金子氏■ 甲府市の岡島百貨店前で午前10時から第一声をあげる。支援団体の「リセット山梨・県民の会」と甲府一高時代の同級生でつくる「金子のぞみサポーターの会」のメンバーが参加。川村晃生・リセット山梨共同代表などが支持を呼びかける。その後、韮崎、北杜両市で遊説する。

■■石原氏■ 午前10時にJR甲府駅南口で第一声。推薦している市民団体「明るい民主県政をつくる会」代表や甲府市長選、県議選出馬予定者らがあいさつ、決意表明する。吉川春子参院議員も駆け付ける。その後、甲府市全域をまわり、約15か所で街頭演説を行う。

(2007年1月4日 読売新聞)

1279片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 10:28:16
そのまんま東氏、告示いきなり宮崎縦断300キロ…出直し知事選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070105-OHT1T00010.htm

 官製談合事件に伴う宮崎県の出直し知事選が4日、告示され、元タレントのそのまんま東氏(49)は約11時間の選挙活動で県内約300キロを走破した。タレント仲間の応援演説、得意のマラソンといったサプライズは一切なしの、地味な堅実路線を選択。雨が降りしきる中、地元の都城市を含め、多くの有権者から声援を浴び、初日から快調に飛ばした。

 東氏の“ジミ選”がスタートした。この日、宮崎市内から選挙活動をスタートさせた東氏は、ひたすら選挙カーから叫び続けた。「しがらみのない、不正、腐敗のない宮崎をつくりましょう〜」。対向車はパッシングで「声援」を送り、歩道からは熱い声がかかった。「多くの有権者に会い、マニフェストを訴える」という地道で堅実な作戦を初日から実行した。

 サプライズはなかった。マラソンをすることも、有名人を演説に招くこともしなかった。宮崎市、都城市と初日に訪れた距離は実に300キロ。陣営関係者が「雨で渋滞したことを考慮すれば順調なスタート」と明かすように、多くの有権者と言葉を交わすことができた。当初は“イメクラ事件”など過去の不祥事から、女性の支持を得られるか不安視する声もあったが、この日は多くの女性が東氏の元を訪れていた。

 声を張り上げ続け、選挙カーで走り回る「超ジミ選挙」は分刻みのスケジュールだった。朝7時30分に市内の小戸神社で必勝祈願。立候補を届け出た東氏はまず宮崎市内で「宮崎を思う気持ちは誰にも負けん」と第一声を上げた。その後は「そのまんま東、そのまんま東」と選挙カーからあいさつし、県南部へ。疲労から食事の時間も延ばし、午後4時に地元の都城市に到着、最終目的地の高鍋町まで8つの市町を駆けめぐった。

 過去のタレント候補から考えれば、異例の選挙戦。横山ノック元大阪府知事は西川きよしらタレントを選挙に総動員し、青島幸男前東京都知事は選挙活動を一切行わなかったが、いずれも当選している。東氏の「ジミ路線」は果たして吉と出るのか凶と出るのか?

(2007年1月5日06時00分 スポーツ報知)

1280片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 10:35:25
長崎氏が中立宣言 讀賣山梨

 知事選対応に注目が集まっていた自民党の長崎幸太郎・衆院議員は4日、富士吉田市内で会見し、「夏の参院選前に党の分裂を深めたくない」と述べ、中立を貫くことを明らかにした。県選出国会議員で、知事選対応を中立としたのは長崎氏のみ。

 長崎氏は2日に横内、山本両陣営に提出した質問の回答で態度を決める考えだったが、山教組問題などに対する回答について「山本氏は(問題を)解決済みと考えている。横内氏の考えは抽象的すぎる」と批評。長崎氏は山本氏後援会の最高顧問だが、既に辞任の意向を伝えているという。

 支持者に横内氏支持者が多いため、失望や怒りの声が挙がっているという。長崎氏は「支持者が離れるかもしれない」と不安をのぞかせたが、「党の分裂を深めることは支部長としてできない」と理解を求めた。

(2007年1月5日 読売新聞)

1281片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 11:17:46
’07山梨選挙:知事選 小野衆院議員、横内氏支持を表明 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/archive/news/2007/01/04/20070104ddlk19010039000c.html
 ◇長崎衆院議員は質問状の回答次第

 自民党3区支部長の小野次郎衆院議員は3日、知事選で元衆院議員の横内正明氏(64)を支持する考えを表明した。3区で競合する保坂武衆院議員と支持が重なるが、「教育や財政改革に取り組む姿勢を見て決めた」と話した。また、2区支部長の長崎幸太郎衆院議員は同日、横内氏と現職の山本栄彦氏(71)に政策内容を問う質問状を出し、回答によって支持を決めることを明らかにした。

 甲斐市で会見した小野氏は、教職員が選挙資金集めにかかわったとして問題となった県教職員組合(山教組)と山本氏が選挙協力を結んだことをあげ、「過去のしがらみを断ち切れないでいる」と山本氏を支持しない理由を説明。「子供の教育を教職員組合から取り戻さなければならない」と話し、山教組問題など教育改革への積極的な取り組みを表明しているとして横内氏支持を決めた。

 小野氏はこれまで、今夏の参院選を視野に「自分の言動が県連の分裂を深めるならば支持を決めないこともある」と話していたが、自身が党内で山教組問題を調査していることなどから「党代議士として山本氏を支持できない」と説明した。

 一方、長崎氏は富士吉田市の事務所で会見、山本、横内両氏に対し、国中・郡内の格差是正と山教組問題や県教育の適正化の2点について考えを尋ねた。回答を比較検討して対応を決める。同じ2区の堀内光雄衆院議員が山本氏の支持に回ったことについては、「対応決定の要因ではない」と個人的な判断であることを強調した。【鷲頭彰子、藤野基文】

毎日新聞 2007年1月4日

1282片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 11:24:36
始動:北九州市長選/上 北橋健治氏 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070104ddlk40010086000c.html

 20年ぶりに新市長を決める北九州市長選は、2月4日の投開票まで1カ月に迫っている。立候補予定者3人は、年明け早々から慌ただしく市内を駆け回っている。各陣営の「今」を追った。【古川修司】

 ◇勝手連方式で拡大図る−−北橋健治氏(53)

 元日は、恒例の金比羅山(戸畑区)への早朝登山。前民主党衆院議員の北橋健治氏(53)はいつものスタイルで新年を迎えた。2日からは、初の全市規模の選挙に向け、あちこちの大型店を駆け回った。3日は街頭でマイクを握り「遅れている子育て、教育、福祉施策に優先的に取り組む」と訴えた。

 昨年11月7日、衆議院本会議で上限金利に関する代表質問に登壇。その約1カ月半後、足かけ6期17年の衆院議員生活を終えた。

 地盤の市西部(衆院福岡9区)の知名度は抜群。出身母体の民主党に加え、社民党の推薦も受ける。一方、議員時代の支えだった新日鉄などの労使一体型支援態勢は分断され、動きは鈍い。

 「いろいろな圧力と締め付けがある。個人的に応援してもらえても、集会に顔を出せない人が少なくない」と陣営関係者は明かす。

 “市民党”を掲げた今、個人後援会を中心に勝手連方式で支持拡大を図る。自ら「私より人気がある」と認める妻真弓さんと分担して、縁の薄かった市東部(衆院10区)への浸透も急いでいる。手探りの前哨戦だが、応援に訪れたかつての同僚議員は「難しい顔をしていた国会時代より、表情が生き生きしている」と驚いたという。

 支援組織・ハートフル北九州の衛藤辨一郎事務総長は「40年ぶりに市民の目線で選べる市長選。明るく元気に選挙戦を駆け抜けたい」と力を込める。

〔北九州版〕

毎日新聞 2007年1月4日

1283片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 11:26:27
選挙:知事選 出直し選 公明、持永哲志氏の推薦決定 「自公」対「民社」に /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070104ddlk45010084000c.html
 ◇対決構図、固まる

 官製談合事件で逮捕された安藤忠恕前知事=競売入札妨害罪で起訴=の辞職に伴う出直し選(4日告示、21日投開票)で公明党県本部は3日、自民が推薦する元経済産業省課長、持永哲志氏(46)に推薦決定したと発表した。理由は「国政での自民・公明連立の信頼関係を重視」「談合根絶を公約に掲げている」などを挙げた。一方、民主、社民両県連は前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)への支援を決めており、選挙戦は形の上では「自公対民社」の対決となった。

 公明党県本部によると、持永氏への推薦理由は、格差是正、生活者重視など党の政策と公約が一致▽しがらみがなく、若くて有能▽(過去の衆院選落選で)3年間の労苦を通して県民の思いを深く理解−−など。

 県本部は先月19日、持永氏から推薦願を受け、26日の幹事会で推薦の方針を決定。3日の党本部の常任幹事会で正式決定した。会見で長友安弘・県本部代表は「農林水産の振興から(川村氏を推す)意見もあったが、商工業の発展がないと県政発展は望めないと一致した」と説明した。また、自民党支部の一部が川村氏支援を決めたことに「自民がまとまるのが当然なのに、しっかりしてほしい」と苦言を述べた。【中尾祐児】

毎日新聞 2007年1月4日

1284片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 15:21:17
江東区長選 山崎都議、出馬へ 讀賣東京

 今春の統一地方選で行われる予定の江東区長選について、同区選出の都議の山崎孝明氏(63)(自民党)が、立候補する意向を固めたことが、4日わかった。近く正式に表明すると見られる。

 自民党江東総支部は、山崎氏を推薦候補として擁立する方針を固めており、近く同党都連に報告する。

 前回の同区長選で、自民党などの推薦を受けた現職の室橋昭区長(77)(4期)が、体調不良を理由に今期限りで引退することを表明しており、自民党の対応が注目されていた。

 山崎氏は1983年4月から江東区議を2期務め、現在は都議5期目。

 同区長選を巡っては、同区議の川北直人氏(32)(民主党)が立候補を表明している。

(2007年1月5日 読売新聞)

1285片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 20:35:33
29区市町村で首長選
下北沢駅周辺再開発も争点
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070104/lcl_____tko_____001.shtml

 ■ 台東区長選

 統一地方選に先立ち実施されるため、立候補予定者の顔ぶれはほぼ出そろった。区議選との同日選挙となる。

 現職の吉住弘氏(65)=一期=が再選出馬を表明。これに対し民主区議の中山寛進氏(34)と、共産の支援を受ける保守系無所属区議の関根博之氏(60)が立候補の意思を表明した。

 吉住氏が「区の基本構想の実現に向け引き続き区政を担う」と続投を表明、新人二人は「リーダーシップがない」などと現区政を批判する。

 ■ 世田谷区長選

 現職の熊本哲之氏(75)=一期、前区助役の水間賢一氏(66)、元区議で鳥取環境大助教授の鈴木義浩氏(46)の三人が出馬の意思を明らかにした。

 争点の一つは下北沢駅周辺の再開発。熊本氏が駅前に道路やロータリーを整備しようとするのに対し、新人二人は「区民不在の決定」などと計画見直しを公約に掲げる。鈴木氏を推す市民団体は「基本的な政策は共通している」と“反現職”一本化も模索している。

 ■ 板橋区長選

 現職の石塚輝雄氏(78)=四期=が昨年十二月議会で引退を表明。前回、後継者が立候補できず結局、自分が引退表明を覆して出馬せざるをえなかった事情から、今回は後継者に言及していない。

 与党の自民は公明とともに候補者擁立を目指している。野党の民主と共産も共闘できる対立候補の擁立を模索している。

 ■ 小金井市長選

 現職の稲葉孝彦氏(62)=三期=はまだ態度を明らかにしておらず、ほかに具体的な動きもない。

 稲葉氏は二〇〇四年六月、JR武蔵小金井駅南口再開発事業費を含む予算案を市議会に二度否決され、二期目の途中で辞職。翌月実施された市長選で野党会派の一部が推す候補を破り、三選を果たした。任期は、二期目の任期満了日の今年四月二十六日までとなる。

 ■ 国立市長選

 元都職員の嶋津隆文氏(59)と、フリーアナウンサーの山下容子氏(48)の新人二人が昨年十一月に立候補を表明。現職の上原公子氏(57)も三選に向けて出馬の意向を固め、今月にも正式表明するとみられる。現新三人による戦いとなりそうだ。

 嶋津氏は自民、公明の推薦を受け、山下氏は政党の推薦を受けない方針。上原氏は従来と同じく市民組織が支援する。

1286片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/05(金) 20:52:42
台東区議選3/18

前回当選03年4月27日(定数34)=自民10民主6公明5共産5無所5
http://www7.ocn.ne.jp/~shige-o/tihousen3-72.html
議会勢力=自民12(自民12)区民8(民主7無1)公明5(公明5)共産5(共産5)チェ3(無3)信頼1(自民1)
http://www.city.taito.tokyo.jp/index/000029/013312.html
立候補予定(定数32)=自民14民主7民推1 (想定:公明5共産5無現2)
http://www.tokyo.dpj.or.jp/2007election/result.php?mode=p_area&amp;p_area_id=6

台東区長選3/18
吉住 弘 現65 自民・公明 区議7期→都議1期→区長1期
中山寛進 新34 区議 民主 中山前衆議の息子
関根博之 新60 区議 共産 元自民区議・前回出馬惜敗

1287片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 01:26:57
高崎で新年祝賀会 選挙イヤー早くも前哨戦 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/a/05/news02.htm

 高崎商工会議所(横田英一会頭)の新年祝賀パーティーが四日、高崎市内のホテルで開かれ、あいさつに立った政財界関係者の多くは「今年は選挙の年」と切り出して人それぞれの前哨戦を繰り広げた。

 角田義一参院副議長は保守分裂の知事選に触れ、「(民主党は)建前として、自民党と相乗りは禁じられており、多選はだめということなので、公式に推薦することはできない」と発言する傍ら、「良心に従ってしかるべき人を応援する。これまでの選挙はセレモニーで、今度が初陣と小寺さん(小寺弘之知事)に申し上げておく」と小寺氏支援をにじませた。

 これに対し、自民の松沢睦県議は「いよいよ選挙の年。大きな変化がある。知事選も新しい選択をしてほしい」と、出馬予定の大沢正明県議会議長をアピールした。

 互礼会には小寺知事、高崎市長選に出馬する松浦幸雄市長らが同席したが、選挙イヤーの主役は「一生懸命取り組み、群馬のために頑張っていく」(小寺氏)、「市民サービスの充実に努める」(松浦氏)と、対立陣営などへの攻撃は控えたソフトな持論を展開。

 昨年末の自民県連国会議員・県議合同会議で知事選への党の結束を訴えた福田康夫元官房長官も「立候補を予定している人は頑張っていただきたい」と述べ、互いに間合いを取った格好だ。

1288片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 04:31:05
国立市長選 現新三つどもえの様相
多摩地区 8市村長選など準備着々 讀賣東京多摩

 多摩地区では統一地方選で、8市村長選のほか、22市町村議選、町田市選挙区の都議補選が行われ、現職と新人の三つどもえの戦いが予想される国立市長選など、各地で選挙へ向けた準備が着々と進んでいる。統一地方選以降に行われる立川、あきる野、青梅の各市長選挙も含め、選挙情勢を展望する。

▼統一選

 ■東村山市長■ 現職の細渕一男氏(71)は昨年末、3期限りでの引退を表明。自民、公明が後継候補の絞り込み作業を進めている。共産を含めた市議会野党会派は独自候補にこだわらず、東村山駅西口再開発事業の是非を最大の争点に掲げ、市民団体などと連携、候補擁立に動いている。

 ■国立市長■ 現職の上原公子氏(57)は出馬表明はしていないが、3選出馬は確実で、市議会与党会派の民主、共産、生活者ネットなどが支援する見込み。すでに出馬を表明した元都収用委員会事務局長の嶋津隆文氏(59)は自民、公明の支援を受け、保守系市議や都議とともに市内を回り、支持獲得に努めている。フリーアナウンサーの山下容子氏(48)は母校・国立高校OBらの支援を受け、「花と緑のまちづくり」や市長給与半額削減を公約に掲げている。

 ■東大和市長■ 現職の尾又正則氏(60)は、昨年の9月議会で4選出馬を正式表明。自民、公明の支援を受け、すでに20回以上のミニ集会をこなし、支持拡大を図っている。無所属の市議、尾崎保夫氏(57)は出馬意向を固めており、1月中にも正式表明する。ミニ集会などで行財政改革を中心に訴え、無党派層への浸透を図っている。

 ■清瀬市長■ 現職の星野繁氏(72)は明言してはいないが、4選出馬に前向きで、1月中にも最終的な判断を下す見通しだ。民主、生活者ネットなど市議会野党会派は、独自候補にこだわらず、幅広い支持を取り付けられる候補の擁立を目指し、調整を進めている。

 ■稲城市長■ 現職の石川良一氏(54)は昨年12月議会で、5選出馬の意向を明らかにした。現在のところ、対抗馬は名乗りを上げていないが、多選批判を背景に対立候補擁立の動きもあり、市民団体代表との選挙戦となった前回同様、一騎打ちとなる公算が大きい。

 ■檜原村長■ 態度を明らかにしていないが、現職の坂本義次氏(61)が2期目を目指すとみられる。「過疎化対策に取り組んでおり、まだ道半ば」と意欲をにじませており、近く出馬を表明する予定。一部村議の間に対立候補擁立の動きがあるが流動的。

▼統一選以外

 ■立川市長■ 現職の青木久氏(81)には多選批判や高齢批判があるものの、6選出馬に前向きとの見方もあり、去就が注目される。自民の一部や民主にそれぞれ新人擁立を模索する動きもあるが、具体化には至っていない。共産も、幅広い支持を得られる候補者選びを進めている。

 ■あきる野市長■ 3期目の現職・田中雅夫氏(74)は出馬への明言を避けている。保守系市議の一部には「新人を擁立したい」との声も上がっている。共産などは候補擁立を模索しているものの、具体的な動きは今のところない。

 ■青梅市長■ 現職の竹内俊夫氏(62)は正式表明していないが、「日本ケミコン跡地買収、新庁舎建設など課題がある」と話しており、3選出馬する可能性は高い。前回に続き、会社社長舩橋伸介氏(34)が「住民が主役となる透明性のある青梅を実現する」と無所属での出馬を表明しており、前回と同じ顔ぶれの争いになりそう。

(2007年1月6日 読売新聞)

1289片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 11:25:44
自民有志平井氏に出馬要請 知事選動き本格化
民主「立てぬ」の声も 讀賣鳥取

 今春の知事選をめぐり、自民党県連所属の県議有志が5日、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)に立候補を要請したことで、候補者擁立の動きが本格化してきた。一方、独自候補の擁立を模索していた民主党県連内には「独自候補は立てない」という消極論も出始め、「不戦敗では政党の存在意義が問われる」と反発する声も漏れている。

 有志は、県議会最大会派の「清風」と第2会派の「自民党」の15人。代表の山口亨県議(清風)らが要請後、記者会見し、「知事選で県連が出馬要請した例はない。今回のように県議会がやってきた」と主張。「いい結論が出ると期待している」と語った。

 しかし、会派「自民党」会長の藤井省三県議は「平井氏に異論はないが、県連の議決システムを無視してなぜ有志で動こうとするのか。会派分裂に続く新たな内紛の恐れもある」と批判。広江弌・党県連幹事長は「県民の声を聞き、密室で決めたと言われないようにしたい。県連として今は下手に動きたくない」と静観する考えを示した。

 同党県連は10日、県議選公認候補を話し合う選挙対策委員会を開く予定で、その場で知事選についても議論される可能性が高い。

  ◇民主党県連

 昨年末の緊急三役会で「独自候補の擁立を含めて対応を検討する」と話し合った民主党県連。しかし、鍵谷純三代表は「統一選も戦わねばならず、独自候補を擁立する考えはない」とトーンダウンし、「平井さんが他党の推薦を受けなければ応援する」と当面は平井氏の動向を見守るという。

 これに対し、川上義博副代表は「代表の考えは、平井氏がどこの党の推薦も受けないという前提での発言だろう。不戦敗では政党の存在意義が問われる。7月の参院選も戦えない」と主張している。

  ◇経済界

 経済界では、片山知事の後援会長で鳥取商工会議所副会頭の児嶋祥悟・鳥取ガス社長らが発起人となって鳥取市で7日、「(仮称)平井伸治 新鳥取県知事を実現する会」を設立する。県東、中部の経済関係者ら20〜60人が参加するとみられる。8日には米子市で同様の会が発足する。児嶋社長は「平井氏が立候補しやすい土壌整備をしたい」と話していた。

(2007年1月6日 読売新聞)

1290片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 22:51:55
川村氏支援を決定 知事選で5森林組合
2007年1月6日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701060110

 21日投開票の出直し知事選について、県内の8森林組合のうち、県央、県北地域の5森林組合の代表は6日、会合を開き、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を積極的に支援することを決めた。

 8森林組合で構成する県森連は元経済産業省課長の持永哲志氏(46)=自民・公明推薦=の推薦を決定しており、実質的な内部分裂となった。

 川村氏支援を決めたのは宮崎中央、児湯広域、耳川広域、延岡地区、西臼杵森林組合。

 窓口となる耳川広域森林組合の松岡今朝男組合長は「林業県の未来を託せるのは川村氏だけ。本県の実情を理解しており、人柄も良い」などと説明。出席者からは林業だけでなく、農林水産省高官のキャリアから第1次産業全般に精通している点や幅広い人脈、しがらみのなさなどへ期待が集まった。

 支援内容については、正組合員約2万6千人への浸透を徹底し、関連業界への働き掛けを行うことなどを決めた。

1291片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:32:20
知事選出馬「2月ごろ判断」 松沢知事
2007年01月06日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000701060005

  松沢成文知事は5日、知事選への態度表明の時期について「マニフェストの評価を受けて次の知事選の最終判断をしたい。2月ごろになるのではないか」と、初めて時期を明言した。再選を目指すことがほぼ確実視されており、マニフェストの自己評価を発表する2月5日か、同15日開会の県議会定例会までに正式表明するとみられる。


(二階堂勇)


  知事は改革に取り組んでいることを強調し、「マニフェストの評価を受けて、今後の方向を決めたい」と述べた。


  1期目のマニフェストについては、大学教授らでつくる第三者機関が今月17日に、シンクタンク、NPOも2月上旬までにそれぞれ知事に評価を伝える。この結果を踏まえ、2月5日に横浜市内で開く政治資金パーティーで知事自身の評価が発表される予定だ。


  早ければ、その席で、再選立候補を表明する可能性もある。


  知事選をめぐっては、自民党県連が擁立した元埼玉高速鉄道社長の杉野正氏が昨年末、財政再建や中小企業支援、子育てといった施策の概要を発表。2月中旬には、具体的な内容を公表する予定だ。さらに共産党が推す市民団体代表の鴨居洋子氏も昨年12月、横浜市中区に事務所を構えた。

1292片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:34:24
そら自民推薦やろ。

知事選 平井氏、擁立の動き
2007年01月06日 讀賣鳥取
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000701060002

◆自民党県議ら立候補要請◆


 片山善博知事の今期限りでの退任表明を受けて、次期知事候補選びが加速している。5日には自民党員の県議有志たちが、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)に立候補を要請。経済界を中心に同氏を支援する会も相次ぎ結成される。一方で、同氏が県外出身者であることなどから、県出身者を候補に望む声も根強い。



◇片山路線の継続に期待◇


 「ポスト片山」候補には平井氏のほかに、県出身で国土交通省の竹歳誠官房長(57)や自民党県連会長の衆院議員石破茂氏(49)の名前も県議らの間で挙がった。しかし、今のところは両氏とも朝日新聞社の取材に対して立候補の意思がないことを伝えている。


 5日、県議会の会派「清風」の山口享県議らは賛同者を募り、県議15人の連名で平井氏に立候補を要請する文書を自宅にファクスで送った。同氏は電話で「みなさんのご厚意に感謝する」と答えたが、立候補については明言しなかったという。


 山口県議は「重く受け止めてもらえると思っている」と期待する。要請への連名を保留した広江弌・県連幹事長は「自分が賛同すると、県連が動いているようにみられる」と慎重な姿勢を示した。山根英明・県議会議長は「知事は地産地消、官僚以外がいい。公募して県民に選択肢を示したうえで、わかりやすい選び方がベスト」と話した。


 一方、民主党県連の鍵谷純三代表は「県民党的な立場の人に出てもらいたい。平井さんは力量も十分で異論はない」とし、党としての独自候補は立てない方針を示した。民主党系会派の福間裕隆県議も「県民のあちこちで平井コールが上がる中、政党色を前面に出した候補を出すつもりはない」とした。


 しかし、民主党として自民党と同じ候補に相乗りしないことを表明しており、「自民党が平井さんを推薦してきたら、対応を考えざるを得ない」(鍵谷代表)と苦しい立場にある。


 共産党は独自候補を立てる方針で、党県委員会自治体部長の田中克美氏は「片山さんが立候補しても出すつもりだった。2月初めには候補者を決めたい」としている。


 また、経済界でも平井氏を推す動きが活発化しており、7日には鳥取市内で平井氏を支援する会が結成される。片山知事の後援会長で鳥取ガス社長の児嶋祥吾氏は「平井さんは片山県政を継続させ、ブラッシュアップさせられる人」と話す。


 8日には県西部でも同氏の支援の会が立ち上げられる見通し。米子商工会議所の永瀬正治会頭は「平井さんは西部地震の際での献身的な対応もあり、西部でも人気が高い」と話した。


 平井氏は5日、朝日新聞の取材に対し、「全身全霊をかけて6年間働いた鳥取県は、私にも大切な場所。そこで私を推す声を上げて頂けることは言葉にできないくらいうれしい」とし、「片山さんがやってきたことが今後曲がっていかないか、という不安を持っている」と話した。立候補については「公務員という仕事についており、立候補すると無職になるわけで、家族もいる現状で決断には勇気がいる。色々な人のお話を伺ってじっくり考えさせて頂きたい」と言葉を選んだ。

1293片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:36:44
’07統一選:立候補予定者、一堂に 連合北海道が新年交礼会 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070106ddlk01010153000c.html
 ◇参院選含め勝利へ決意

 連合北海道は5日、恒例の新年交礼会を札幌市中央区の北海道厚生年金会館で開いた。今年は統一地方選と参院選が重なる12年に1度の年とあって、知事選に出馬予定の荒井聡衆院議員や再選を目指す上田文雄札幌市長、改選期を迎える小川勝也参院議員など立候補予定者が一堂に会し、政治決戦勝利を誓い合った。

 荒井氏は「渡部恒三さん(民主党前国会対策委員長)に『2期目の現職と戦うバカがどこにいるか』と言われたが、政治には勇気が必要だ」と述べ、知事選に勝ち抜く決意を語った。上田氏は前回の札幌市長選が再選挙となったことから「今回は1回で決めさせていただきたい」と支援を呼びかけた。

 渡部俊弘・連合北海道会長は「ワーキングプアという貧困階層が大きく形成されようとしている。企業の社会責任を求めていくとともに、それを促す政治体制を実現したい」と述べ、統一地方選の勝利と7月の参院選で与党の過半数割れの実現に向けて取り組む決意を示した。会場では道議選と札幌市議選の立候補予定者も紹介された。【有田浩子】

毎日新聞 2007年1月6日

1294片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:37:19
選挙:知事選 連合青森、三村氏の実績を評価 推薦問題は来月決着 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070106ddlk02010251000c.html

 連合青森(山本信悦会長)は5日、青森市内で政治センター幹事会を開き、6月に任期満了を迎える知事選の対応などについて協議した。既に連合青森に推薦願を提出している現職の三村申吾氏の県政運営の実績を評価する意見が大勢を占めたが、協力関係にある民主党県連の候補者擁立を1月末まで待った上で、2月8日に正式に対応を決めることで一致した。

 山本会長は幹事会後に会見し、「私のこれまでの(三村氏への高い)評価でよいということで(意見は)まとまった」と語った。山本会長はこれまで「(三村氏は連合青森の)政策提言を受け入れてくれ、誠意を感じる」と述べ、三村氏推薦の可能性を示唆していた。

 今後、民主党県連が候補者を決定して推薦願を出した場合について、山本会長は「連合と民主党は選挙で協力関係にあるが、あくまでも人物、政策本位で、自主投票を含めて対応を決める」と述べた。【村松洋】

毎日新聞 2007年1月6日

1295片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:39:54
中田・横浜市長:副市長、木下氏で再提案へ /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070106ddlk14010099000c.html

 横浜市の4人目の副市長に前佐賀市長の木下敏之氏(46)を起用する人事案が横浜市議会で否決された問題で、同市の中田宏市長は5日、市議会に再度提案する意向を表明した。提出時期については「なるべくすみやかに提出したい」と述べるにとどまった。年頭記者会見で、明らかにした。

 木下氏起用の人事案は昨年12月22日、市議会で自民の約3分の1が反対し、民主も全員が反対か退席するなどして否決された。中田市長は議会対策について「議会への説明で欠けていたところがあったとは思わないが、引き続き説明していく」と述べた。【鈴木一生】

毎日新聞 2007年1月6日

1296片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:41:52
’07愛知知事選:愛教組、石田芳弘氏を推薦 正規教員の増員要望 /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20070106ddlk23010130000c.html

 県内の公立小中学校の教員で作る県教員組合(愛教組、新井宏法執行委員長)は5日、名古屋市内で代表者会議を開き、2月の知事選に出馬する前犬山市長の石田芳弘氏(61)=民主、社民、国民新推薦=の推薦を機関決定した。

 石田氏を推薦する連合愛知傘下の産別各労組が昨年までに石田氏推薦を決める中、愛教組は決定が遅れていた。組織内には、石田氏がマニフェストに掲げる県内全小中学校の「30人学級」実現について、教員の増員分を非常勤教員で補うことで正規教員の負担が増えるのではないかと懸念する声も出ていたため、慎重に議論してきた。

 教育問題については、現知事の神田真秋氏(55)=自民、公明推薦=が、財政負担の大きい30人学級に対抗し、小学校1年で実施中の「35人学級」を小学2年と中学1年に拡大させることをマニフェストに記している。

 新井執行委員長は石田氏を推薦した理由について「(神田、石田両氏)それぞれの候補が教育問題を重点として挙げているので慎重に見極めた。教育界をより良くしていこうという意欲も含めて石田さんに決めた」と話した。また、石田氏には「30人学級」の拡大に際しては、正規教員を基本に教員を増員するよう要望したという。【式守克史】

毎日新聞 2007年1月6日

1297片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:44:09
選挙:長岡京市長選 ベッドタウンの将来像は? 3氏出馬へ−−あす告示 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070106ddlk26010085000c.html
 ◇14日投開票

 任期満了に伴う長岡京市長選が7日、告示される。立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の小田豊氏(62)=自民、民主、公明、社民推薦=と新人で前回に続く挑戦となる「長岡京市に革新市政をつくる会」代表委員の土木設計技師、竹林光美氏(62)=共産推薦=、新人で市議の大畑京子氏(63)のいずれも無所属の3人。“市民派”の市議として13年あまり活動してきた大畑氏の出馬で、小田氏と竹林氏の一騎打ちだった03年の前回市長選から構図は大きく変わる。

 同市内の有権者の多くを占め、選挙の動向を大きく左右するとみられる無党派層の票獲得などをめぐり、三つどもえの激しい選挙になりそうだ。

 立候補の届け出は、7日午前8時半から午後5時、同市役所で受け付ける。14日に市内13カ所で投票され、即日開票される。12月1日現在の有権者数は6万3685人。【谷田朋美】

 ◇問われる決断と交渉力

 市制施行から35年。京阪地域のベッドタウンとして大きくなった長岡京市。告示を前に現地を歩き課題を探ってみた。

 ◆交通問題

 阪急長岡天神駅北側を東西に貫くアゼリア通り。市役所や金融機関、商店が建ち並ぶ。しかし道幅は狭く、朝は待ち時間の長い踏切付近で渋滞が慢性化している。

 同駅近くにマイカー通勤する会社員(28)は「昼間より30分時間がかかり、早く家を出ざるを得ない」と不満を漏らす。視覚障害のある男性(46)は、「歩道が狭く、自転車にぶつかりそうになる。段差も多くつまずくのがこわい」と訴える。また、駅付近には木造住宅が密集し、防災面からの不安も消えない。

 市などは1950年代から渋滞緩和や事故防止の対策を検討してきた。同道路と阪急線の立体交差化、一方通行化しての歩道の拡充、駅の南側を東西に通りJR長岡京駅につながるシンボルロード沿道の商業地としての整備などだ。しかし、市街地整備推進室は「具体的な青写真は描けていない。整備に伴う立ち退きへの反対も根強く、市民間でも立場によって意見が違う」と話す。

 大山崎町との境界に近い京都外環状線道路建設予定地と阪急線の交差部には新駅建設構想も。駅までの交通手段をバスに頼ってきた周辺住民も多く、実現すれば1日6000〜7000人の利用が見込まれ、同推進室は「交通渋滞の緩和、排気ガスの削減にもつながる」と話す。しかし利用者が1日3万4000人に達する長岡天神駅周辺住民には「巨額のお金を投資するほどの価値があるのか。まず市中心部の整備が先では」との声もあがる。限られた財政の中、どの事業を優先するのか、トップの決断が市の未来像を左右する。

 ◆水道事業の行方

 長年地下水でまかなわれてきた長岡京市の生活、工業用水は、80年代後半にはくみ上げが1日約5万トンに達し、地下水位の低下、地盤沈下などの問題が深刻化した。市は地下水保全と水道水の安定供給のため、00年10月から日吉ダムを水源とする府営水道水を導入。府と1日2万6000トンの受水協定を結んだ。このため、01年度に水道料金は約29%上がった。

 しかし、水需要が当初予想を下回り、供給量の約半分を占める府営水は1日1万4500トンの使用にとどまっている。市上下水道局は府に水量見直しと料金値下げを求めているが、「協定の見直しは難しい」とこぼす。昨年4月には、老朽化した水道施設の更新や、震災をはじめとする防災対策のため、水道料金がさらに約15%上がった。必要のない府営水なども料金に上乗せされている市民の抵抗感は強い。しかし、一方で地盤沈下は、今も続いている。

 量、質の確保、適正な料金、環境保全。行政に課せられた課題は重い。

毎日新聞 2007年1月6日

1298片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:44:53
選挙:枚方市長選 無所属立候補、大田氏が表明 /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20070106ddlk27010114000c.html

 4月の統一地方選の枚方市長選(22日投開票)に、同市の市民団体事務局長、大田幸世氏(58)が無所属で立候補することを5日、表明した。

 大田氏は大阪市立大を卒業後、府住宅供給公社に勤務(04年退職)。

 同市長選には現職の中司宏氏(50)が既に立候補を表明している。【高橋慶浩】

毎日新聞 2007年1月6日

1299片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:46:53
動く07知事選:自民県議15人「有志の会」結成、平井伸治氏に出馬要請 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070106ddlk31010009000c.html

 自民党所属の県議が5日、「有志の会」(15人)を結成し、前副知事の平井伸治氏(45)=自治体国際化協会ニューヨーク事務所長=に対し、4月の知事選に出馬するよう電話などで要請した。平井氏は謝辞を述べたといい、県議らは手応えを感じた様子。一方、民主党県連の鍵谷純三代表(県議)は「4月に県議選もあり余力がない」として、独自候補の擁立を事実上断念したことを表明した。【松本杏】

 ◇「即戦力」などを理由に

 要請したのは、「平井伸治氏に知事選出馬を要請する県議有志の会」(会長・山口享県議)。自民党籍の県議25人のうち病気療養中の県議らを除く23人に5日、意向を確認したところ、5人(会派・清風2人、同・自民3人)と連絡が取れず、3人は県議会や同党県連の役職を持っていることなどを理由に辞退した。

 これを受けて、山口会長らは同日昼、「貴殿が次期鳥取県知事に最適任者であると確信しております」などとして、平井氏に出馬の決断を迫る要請書をメールで送付。「片山県政の継承」や「即戦力」など、推す理由を6項目にわたって述べた書面も、ファクスで送信した。

 会見した山口会長らによると、平井氏は「ありがとうございます。みなさんのご好意に感謝しています」と電話で返答したという。回答期日は定めていないが、県議らは「前向きに受け止めていると感じた。早急な決断を待ちたい」とした。

 要請した理由について、山口会長は「従来、知事候補者は(自民党県連ではなく)県議会が中心となり選んできた。行動を起こさねば責任が果たせない」と説明した。

 ◇民主は独自候補断念明言

 平井氏支持の輪が県議や経済人に広まる中、自民党と相乗りしない方針を示している民主党県連の鍵谷代表は同日、知事選に全精力を傾けられないことなどを理由に、独自候補を出さないと明言。仮に平井氏が出馬した場合、無所属なら県連として応援するが、自民党県連の推薦なら支援しない方針を明らかにし、「特定政党の推薦を受けず『県民党』的な知事がいい」と語った。

 一方、有志の会による要請について、公明党県本部の銀杏泰利代表(県議)は「平井さんなら候補者として不満はない」としながらも、静観の姿勢。

 共産党県委員会は、21日に開く会議をめどに、対立候補を選ぶ意向を示している。

 ◇「指導力があり好感」−−平井氏に米子市長

 米子市の野坂康夫市長は5日の年頭会見で、知事選の候補者として名前が挙がる前副知事の平井伸治氏(45)について、「指導力」などを挙げ好感を抱いていることを明らかにした。

 野坂市長は「片山(善博)知事が進めた行政の現場主義、透明性、自立への取り組みという軌道は誰が知事になっても踏襲されるだろう」としたうえで、「平井氏は県西部にもよく来られたし、立派な方。指導力もあると思う」と評価。「好感を抱いているのか」との質問に「そうですね。よく存じ上げているし」と答えた。ただ、候補者擁立の動きには「最後まで分からない部分もある」と慎重な見方を示した。【小松原弘人】

毎日新聞 2007年1月6日

1300片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:47:49
岩国市新庁舎補助金問題:「現実的対応を」「政府こそ責任」衆院議員が見解 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20070106ddlk35010011000c.html
 ◇衆院議員2人が見解、県庁で会見

 岩国地区を主地盤とする2人の国会議員が5日、県庁で会見し、建設中の市庁舎建設補助金を国が来年度予算案に盛り込まなかったことについて、異なる見解を示した。

 国は、井原市長が米機移転に反対していることから予算化を見送った。国の措置を受け、岩国市議会も昨年12月議会で市長を問責決議した。このため、自民の福田良彦衆院議員(2区)は「決議は大方の民意。市長が現実的な対応を取れば国も現実的な対応をすると思う」と述べ、井原市長に移転容認を促した。今月中旬に決議に賛成した市議17人と防衛庁に状況説明する意向も示した。

 一方、民主の平岡秀夫衆院議員(比例中国)は、「(国が予算案に盛り込まなかったことは)井原市長の責任ではない。むしろ政府がそういう行動をとったことの責任が問われるべきだ」と述べた。【佐藤丈一】

毎日新聞 2007年1月6日

1301片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/06(土) 23:49:07
始動:北九州市長選/中 柴田高博氏 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2007/01/05/20070105ddlk40010147000c.html
 ◇ミニ集会重ね支持訴え−−柴田高博氏(57)

 八坂神社(小倉北区)で初詣で客にあいさつをしながら新年を迎えた。初売りでにぎわう繁華街や大型店前を分刻みのスケジュールで移動し、マイクを握った前国土交通省局長の柴田高博氏(57)。街頭演説では末吉興一市長が横に並び、「後継者」の立場を周囲に強く印象づけた。

 自民・公明両党が推薦したうえ、選対本部長は麻生太郎外相、後援会長は重渕雅敏・TOTO会長(北九州商工会議所会頭)と、大物が名を連ねている。

 各種団体の推薦状や、安倍晋三首相をはじめ多くの国会議員から寄せられた「必勝」の文字が事務所の壁を埋め尽くす。政界・経済界にまたがる組織力は他を圧倒するが、陣営幹部は「立候補を表明し、地元入りしてから5カ月。顔と名前はまだまだ知られていない」と気を引き締める。

 最近は大規模な集会より、ひざを突き合わせる少人数の会合に力点を置いている。時には十数人が車座になる中で「遠賀の農家の長男として、逃げ口上はいけない、うそをついてはいけないと育てられた。厳しい戦いだが全身全霊をかけて進むしかありません」と支援を呼びかける。

 石田紘一郎・後援会事務局長は「本人の魅力を知ってもらうには、壇上から演説調で語るより、じっくり話を聞いてもらうスタイルがいい」と語っている。

〔北九州版〕

毎日新聞 2007年1月5日

1302片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/07(日) 00:57:23
石破君は言うべきことを言っている。

平井氏に知事選出馬要請 自民党県議有志 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070106/20070106001.html

 三選不出馬を表明した片山善博鳥取県知事の後継候補選びで、自民党県議の有志が五日、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)に知事選出馬を要請した。「ポスト片山」をめぐっては経済界を中心に平井氏を推す動きが強まっているが、同党県議が平井氏擁立に向けた行動を起こすのは初めて。しかし、同党県連や会派としての意見集約には至っておらず、石破茂県連会長は「無用な混乱は避けるべき」と一部県議の動きをけん制した。

 有志の会は県議会自民党の伊藤美都夫、上村忠史、清風の山口享、鉄永幸紀の四議員が発起人となって結成。有志の会の会長に山口議員、幹事長に伊藤議員が就任した。同日、両会派所属の議員二十四人に連署を求め、十五人が名を連ねた。要請書はファクスとメールで平井氏の自宅に送り、電話で直接出馬を要請した。

 出馬への要請書では「片山県政の継承が必要」とし、片山知事の後継者は「即戦力となって鳥取県政を前進させる人材でなければならない。片山県政で総務部長、副知事を歴任し、広く県民に政治力量が認められている平井氏が最適との意見で一致した」と出馬の決断を求めた。

 有志の会発起人の三人が同日、県庁で記者会見し、山口議員は県議有志の行動は「自民党県連とは別」とした上で、「従来、知事候補の擁立は自民党県議会が中心で決めてきた。片山知事の後任は平井氏が最適任者との結論を出した」と説明。伊藤議員も「アクションを起こさないと平井氏も手を挙げられない。賛同していただける議員は今後増えると思う」と議員主導で平井氏擁立への流れを作ることを強調した。

 山口議員らによると、出馬要請に対して平井氏は「皆さんのご厚意に感謝している」と述べるにとどまったが、前向きな姿勢を感じたという。

 一方、党県連や県議会自民党の三役らは、一部議員の「平井氏出馬要請」にいぶかる声を上げ、党県連三役の広江弌、小玉正猛両県議、県議会自民党の藤井省三会長、山根英明議長、初田勲副議長、前田宏議員らは参加しなかった。

 同党県連会長の石破衆院議員は「『おれが知事をつくった』というようなことはするべきでない」と党内議員間の主導権争いにくぎを刺し、「県連の手続きを踏まないで行動する必要があったのか、真意が分からない。こうした行動は逆作用に働くこともある。県連は県連で進める」と不快感を示した。

 党県連は十日に選対委員会を開催。今春の県議選の二次公認が議題だが、片山知事の後任選びについても論議されるとみられる。

1303片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/07(日) 01:01:56
また宮内さん。

知事選候補、擁立を断念 共産系政治団体  2007/01/07 00:18 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20070107&amp;j=0023&amp;k=200701067328

 共産党系の労働組合など三十二団体で組織する政治団体「明るい革新道政をつくる会」は六日、札幌市内で加盟団体代表者会議を開き、四月の知事選での候補擁立断念を正式に決めた。これを受け、同会の候補を推薦する構えだった共産党道委員会は党公認候補の擁立に方針を転換、今月中旬にも候補者を決定する方針。

 同会が知事選で独自候補を擁立しないのは、一九八三年の結成以来初めて。平川敏雄・同会事務局長は会議後の会見で、「各団体や個人から推薦のあった数人に精力的に(立候補を)働きかけたが、それぞれの事情により、承諾を得ることができなかった」と説明した。

 共産党道委は、党公認候補として同党国会議員団道事務所長の宮内聡氏(43)を軸に、擁立の調整を進めている。

1304片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/07(日) 01:03:35
知事と市長選セットというのは、なんかカッコイイ形態の選挙だな。

高橋知事 7項目、共通公約に 札幌市長選、清治氏と合意  2007/01/07 00:18
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20070107&amp;j=0023&amp;k=200701067325

 四月の知事選で再選を目指す高橋はるみ知事と札幌市長選への出馬を表明している前国土交通省技監の清治真人氏が六日、札幌市内のホテルで会談し、北海道新幹線札幌延伸の早期実現や夕張市再建への支援など七項目について、両氏の選挙公約の中で基本的な方向性を一致させることを合意した。

 両氏はいずれも自民党の推薦を受けている。

 一致した七項目は《1》道州制特区推進《2》道新幹線札幌延伸《3》情報技術(IT)やバイオなどの新産業創出《4》道、札幌市が国際観光地域となるための基盤整備《5》札幌市が持つ医療、文化などの機能の道民のための活用《6》強い一次産業づくり《7》夕張市再建への最大限の支援−。このほか、国が売却を決めている北海道厚生年金会館について、存続を目指すことで一致した。

 両氏は今後、七項目の具体論について協議していく。また、選挙戦で強固な協力関係を構築する点でも合意した。

 両氏は会談後に記者会見し、高橋知事は「清治さんのまちづくりの考えに共感する。知事選と市長選でともに勝利するために、連携、協力を進めていく」と述べた。清治氏も「これからは道州制特区で、他の模範となるような形をつくるのが道と市町村の責務だ」と語り、道と札幌市が協力していくことの重要性を訴えた。

 会談に先立ち両氏は、自民党道連の統一地方選総合選対本部長を務める武部勤前自民党幹事長と三者で協議。道連が選挙戦の別働隊としてボランティアらによる「はるみ&まさとの会」を組織することなどを確認し、二人が並んだポスターやシールの配布も始めることにした。

1305片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/07(日) 03:55:24
田名部氏ちくり 三村知事無表情
青森でニアミス 讀賣青森

 連合青森が5日夜に青森市内で開いた「旗開き」で、政治的対立関係にある田名部匡省・民主党県連代表と三村申吾知事が“ニアミス”した。

 両氏は言葉を交わすことなく、目も合わせなかったが、田名部氏はあいさつで、「県内どこに行ってもシャッターが閉まっている。知事も来ているから言うが、そういうこと(経済対策)をしっかりやらないと」とちくり。知事は無表情で、特に反応は示さなかった。

 田名部、三村両氏はかつて旧県民協会(民主党に合流)の同志だった。だが、三村氏は2002年に田名部氏と袂(たもと)を分かち、03年の知事選では自民、公明両党の支援で初当選した経緯がある。田名部氏率いる民主党県連は今年の知事選で、三村氏への対抗馬を擁立する方針。

(2007年1月6日 読売新聞)

1306片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/07(日) 22:40:40
「選挙中に」首長困惑 自民県連主催新春懇談会 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701070101

 県、市町村財政に強い影響力を持つ総務省の菅義偉総務相が6日来県し、宮崎市内のホテルで自民党県連主催の「総務大臣を囲む新春懇談会」が開かれた。全市町村の首長、議長らが案内を受けたが、出直し知事選期間中などを理由に大半が欠席、市町村長にいたっては本人出席が1町長だけだった。

 案内状には特定の立候補者への支援要請と、陳情・要望の受け付けが併記されており、欠席した首長からは「踏み絵と取られても仕方がない」と困惑の声も上がった。

 菅総務相は安倍内閣の地方分権に対する考え方などを説明。その後、知事選の特定の立候補者に触れ、「非常に有能な逸材。宮崎の経済の発展、活性化、雇用確保拡大のため、必ず役に立つ知事になれる。ご理解いただければ、うれしい」と述べた。

 案内状が出されたのは副知事や市町村長、市町村議会議長ら。市町村長は公務を理由とした欠席が目立ったが、代理出席も7人しかいなかった。市町村議会議長も出席は3人だけだった。大臣来県の際には陳情を行うことが慣例となっている県の坂佳代子副知事も選挙期間中であることに配慮。懇談会前に菅総務相を訪ねた。

 菅氏が大臣を務める総務省は地方交付税の配分などで県や市町村に強い影響を行使している。そのトップが選挙期間中に陳情・要望を受け付けるという懇談会について、出席したある市の助役は「市長本人が出席するのは難しい。市長同士で話し合い、欠席を決めたようだ」と語った。

 閉会後、菅総務相は記者団に対し「(自民党)県連が懇談会をやるというので来た。(身分は)党人と大臣と分けようがない。気を付けて発言した。具体的な投票依頼はしていない」と強調した。

 ある町議会議長は「(選挙期間中に)首長、議会に圧力をかけることになる」と疑問を投げ掛けた。同県連の川添睦身会長は「懇談会は党本部から来た話。欠席が多かったのは、欠席した本人に聞かないと分からない」と話している。

【写真】菅義偉総務相を囲んだ自民党県連主催の新春懇談会。市町村長らの欠席が相次ぎ会場は閑散とした=6日午後、宮崎市・宮崎観光ホテル

1307片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/07(日) 22:46:28
県教組:知事選の野呂氏推薦決定を報告−−新春旗開き /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20070107ddlk24040228000c.html

 県教職員組合の新春旗開きが6日、津市の県教育文化会館で開かれた。

 野呂昭彦知事や県内選出の民主党衆参両院議員らが来賓として出席する中、前嶌徳男委員長は知事選の対応について、支部長会議で現職の野呂氏の推薦を決定したことを報告。その一方で、「政党の中央の対立構図を知事選に持ち込んではならない。知事は県民が主体的に選ぶもので、野呂さんにも県民党として努力してほしい」と述べ、野呂氏の相乗り推薦を巡って、駆け引きを続けている民主、自民両党にクギを刺した。

 県議選については「(民主系議員らで組織する県議会会派の)新政みえの仲間をなんとしても当選させ、平和教育を守り育て安心して暮らせる三重県にしていこう」と呼び掛けた。

 一方、県教組の組織内議員で、旧度会郡選出の県議、辻本正氏(4期)が今期限りで勇退する意向を表明した。【田中功一】

〔三重版〕

毎日新聞 2007年1月7日

1308片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/08(月) 14:11:34
「平井知事を実現する会」 県東部民間人ら発足 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070108/20070108002.html

 今期限りでの勇退を表明した片山善博鳥取県知事の後継候補選びをめぐり、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)の知事選出馬を切望する県東部の民間人などは七日、鳥取市内で「平井伸治新鳥取県知事を実現する会」を立ち上げた。同会は八日にも署名を添えて平井氏に出馬の決断を求める要請書を送る。

 同会は、鳥取ガス社長の児嶋祥悟氏や県経済同友会代表幹事の谷口譲二氏ら七人が発起人となって設立を呼び掛けた。鳥取市内で開かれた設立総会には、民間企業の社長や文化人、まちづくり団体の関係者など地域に影響力を持つ人物が数多く名を連ね、労組、民主党の関係者ら党派を超えて六十四人が参集した。

 発起人を代表し、片山知事の後援会長も務める児嶋氏が「平井氏は片山県政を継承、さらに発展させてくれる。県民党として支えていきたい」とあいさつ。同会の行動を「平井氏の出馬決断につなげる大きな力にする」ことを確認した。

 会場からは「県政を次のステップに進めるのは平井さんしかいない」「知事選に立ってくれたら、絶対に落選させない」など平井氏支援に向けた強い決意の声が上がった。

 この日の会合は、所属する企業、組織とは別に個人としての出席となっているが、連合鳥取の安田邦夫会長は「片山知事の後は平井氏と実感している。皆さんには公の立場もあるが、どういう形で支援連携できるか考えていく」と述べた。

 同会の発起人らは、昨年末の片山知事の三選不出馬表明後、平井氏にメールなどで出馬を働き掛けているといい、「だんだん出馬の方向に傾いている」「八合目まで来ている」と語った。

 平井氏擁立に向けた民間レベルの動きは強まっており、八日に西部、九日には中部でも支援する会の発足を前提にした会合が行われる。児嶋氏らは「手法は違うかもしれないが、連絡を取り合って一緒に進めたい」と共同歩調を取ることにしている。

1309片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/09(火) 00:54:45
出直し宮崎知事選告示 政党対決 見えにくく 分裂自民 公明支え 民主 苦肉の勝手連
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/miyazaki2007/20070105/20070105_005.shtml

 12年に一度、統一地方選と参院選が重なる「亥(い)年選挙」の幕開けとなる宮崎、山梨、愛媛の3県知事選が4日告示された。各政党は「スタートダッシュで参院選へ続く政治決戦に弾みを」と意気込むが、宮崎知事選では、自民党は事実上の分裂選挙に突入、民主党も独自候補擁立を断念し、自民の一部と手を組む格好で保守系無所属候補への「相乗り」を選択した。選挙イヤー前哨戦の政党対決構図は、有権者には分かりにくい状況だ。

 「いろいろなことがあるが、党員一丸となって推薦決定に従っていただき、全力で勝ち抜いていかなければいけない」。自民の中川秀直幹事長は4日、3知事選の告示を受け、地元・広島県内で記者団にこう語った。「いろいろなこと」とは「宮崎のお家芸」とも揶揄(やゆ)される保守分裂。

 宮崎知事選で、自民は元経済産業省課長(46)を推薦したが、県連の一部は元林野庁長官(57)を支援。中川幹事長はこの日、記者団の質問に答え、党員が推薦候補以外を推すことに「党規違反」とくぎを刺した。

 公明党も連立与党の枠組みを重視して元課長を推薦したが、「自主投票の選択肢もあった。宮崎は複雑で困る」(党幹部)とぼやきも漏れる。

 一方、民主党は今回、「選択肢を示すよう最善の努力を尽くす」(鳩山由紀夫幹事長)と強調してきたが、山梨、愛媛と同様、地方組織の弱さを露呈する形で独自候補擁立を断念。「県民党」的支援態勢を模索していた元林野庁長官への勝手連的支援で動く。社民党もこれに足並みをそろえた。

 宮崎入りしている民主幹部は周辺に「主体的に擁立にかかわった」と漏らし、2004年の参院選宮崎選挙区で、無所属新人を支援して自民現職を破った「宮崎方式」再現を狙うが、小沢一郎代表が掲げる「知事選相乗り禁止」方針との整合性には疑問符も付く。

 与党側には「仮に推薦候補が負けても、民主との直接対決での敗北とはならず、政権へのダメージはない」(中川幹事長周辺)と予防線を張る向きもあるが、「分裂で漁夫の利を得る候補が現れては困る」(公明幹部)と気を引き締める。

 そうしたあいまいさに一線を画すように共産党は党県委員長を公認し、2大政党との対決姿勢を鮮明にしていく構えだ。
(東京報道部・竹森太一)
=2007/01/05付 西日本新聞朝刊=

1310片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/09(火) 23:28:36
動く07知事選:平井氏に出馬要請へ 県西部経済人、支援の会結成 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070109ddlk31010254000c.html

 県西部の経済人らが米子市内で8日、4月の知事選に前副知事の平井伸治氏(45)=自治体国際化協会ニューヨーク事務所長=の擁立を目指す会を発足させた。米子商議所会頭の永瀬正治氏ら6人が発起人の「平井伸治さんを鳥取県に迎える会」で、平井氏に結成趣旨を盛り込んだ出馬要請文を送る。

 同市内であった会合には会社経営者、JA役員、元労組役員など23人が個人の立場で出席。民間主導で擁立したい意向で、「県西部地震で1カ月近く現場入りし復興に汗を流しており、ファンが多い」「聡明(そうめい)で識見豊か」などと期待感をにじませた。政党の公認・推薦を受けるかは平井氏が決めると確認し合った。

 永瀬代表は「まずは熱い“平井コール”を本人に届け、10日の自民党県連選対会議の結論を受けて新たな行動を決めたい」と語った。【小松原弘人】

毎日新聞 2007年1月9日

1311片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 00:21:22
いける感じになってきたような。

そのまんま東氏好感触…宮崎県知事選告知後初休日
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070109-OHT1T00016.htm

 宮崎県知事選(21日投開票)は8日、告示後初めての休日を経て選挙戦が熱を帯び始めた。ただ、談合からの脱却を争点とすることや、保守分裂の影響から建設や農業団体など組織が動けず、関係者に焦りもある。

 「政党、団体との癒着、しがらみはありません。宮崎を何とかします、頑張ります」。タレントそのまんま東氏(49)が、宮崎市内で街頭演説すると、若いカップルや家族連れに交じり、年配の男女も足を止める。

 アルバイトの女性(26)は「気持ちが一番伝わってくる」と受け止め、50代の会社員女性も「タレントのパワーを感じる。女性票が動くかも」と好感を抱いた。

 無党派層を強く意識した選挙戦に、他陣営も警戒を強めている。自民党支部の一部と民主、社民両党が支持する元林野庁長官・川村秀三郎氏(57)陣営は「知名度では負ける」とし、自民、公明両党が推薦する元経済産業省課長・持永哲志氏(46)の陣営も「分裂している間に、第三の候補が勝ってしまう」と指摘する。

 持永氏は8日、宮崎市など県中部で街頭演説を繰り返し、大集会を封印する戦略。川村氏の選挙事務所も、団体からの推薦状は一切、張り出さない方針で、陣営関係者は「県民党だとアピールし、幅広い支持を得るため」と強調している。知事選には共産党の津島忠勝氏(61)らも立候補している。

(2007年1月9日06時00分 スポーツ報知)

1312片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 12:38:33
動き鈍い建設業界
公共事業減り支援のうまみ薄らぐ 讀賣山梨

 4年前同様、4人の候補者が舌戦を繰り広げている知事選。そのなかで、これまでの知事選と比べ、動きが鈍いのが建設業界だ。背景には、公共工事が減り続け、支援のうまみが薄らいできていることや全国で公共工事絡みの不祥事が続発していることなどがあるようだ。ただ、「“負け組”になりたくない業者は情勢を見極めようとしている」との見方もあり、投票日に向けて一気に動き出す可能性もある。

 「自前の経費で動いてくれるから金がかからない」「社員を休ませて個票取りに協力してくれる」――。過去の知事選で、建設業者は直接の資金提供はもちろん、人的協力も積極的に行ってきた。陣営側は、それらを「なくてはならない戦力」と位置づけ、事務所の運営費などに利用していた。

 ところが、今回は選挙事務所に必勝を願う為書きや推薦状はなく、業者の出入りも見られない。ある陣営は、宮崎や和歌山など公共工事の入札を巡って知事の不祥事が相次いだことを意識して支援要請をしていないが、「そもそも支援の申し出がない」という。峡北地域のある土木業者は「建設業者が表に出れば、一般の票が減るって言われている」と自嘲(じちょう)気味に話す。

 また、別の業界関係者は国全体で減り続ける公共工事を挙げ、「知事選で候補者を応援しても仕事をもらえない。応援したから工事をもらえるなんて世間が許さないだろう。見返りもないのに人の“就職”を世話しても仕方ないということ」と説明する。業界全体が選挙に対して盛り上がっていないという。

 ただ、陣営側にも業界側にも「負け組になるのを避けるため、いずれ動き出す」とする見方もある。ある陣営は、まとまっての支援はないものの、個別に業者から協力を受けていることを示唆している。各陣営とも「業界と密着した選挙は今の時代には合わない」との認識では一致する一方、投票直前の業界からの“風”に期待する向きもある。

(2007年1月10日 読売新聞)

1313片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 12:40:54
自民県連会長 超党派擁立に否定的
所属県議の動きけん制政党第一を強調 讀賣鳥取

 今春の知事選をめぐり、石破茂・自民党県連会長は9日、鳥取市内のホテルで開かれた県建設業協会の新年祝賀会で、一部に浮上している政党色を消した県民党的な候補者擁立論や同党県連所属の県議有志の動きに対して、「選挙で責任を持つのは政党。連立政権でこの国を何とかしようとしている時に、(党派に関係なく)『みんなでやりましょう』などあり得るのか」と疑問を呈し、近く同党の国会議員や県議で推薦候補などの擁立に向けて話し合うことを明らかにした。

 石破会長はあいさつで、「候補者について色々な話が飛び交っているが、選挙に責任を持つのは一義的には政党」と強調。「(連立与党の)自民党、公明党として、この選挙に責任を持たねばならない。(候補者が)自民党でもなければ、民主党でも公明党でもない。そんなことがあり得るのか」と、“県民党候補”に否定的な見解を述べた。

 その上で、近く、自民党所属の国会議員と県議全員で候補者選考を行う方針を明言。「名前ありきではなくて、どういう人物が県政を担うのにふさわしいかという点から議論をしたい」と語った。

 同席した常田享詳・参院議員も「『あの人がいい、この人がいい』と担ぎ出すのはいいが、選挙資金はどうするのか。自民党と公明党でしっかりした候補者をまず決めねばならない」と訴えた。

 知事選の候補者をめぐっては、自民党県連所属の県議15人が、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)に、県連とは別に立候補を要請。経済界も平井氏の立候補を求める会を結成しており、一部に「県民党的な立場で、政党に関係なく立候補してもらうのがいい」という声も出ている。

(2007年1月10日 読売新聞)

1314片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 19:55:03
’07知事選:連合神奈川会長が新春のつどいで知事に“出馬要請”−−横浜 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070110ddlk14010289000c.html

 連合神奈川の白石俊雄会長は9日、横浜市内のホールで開かれた「新春のつどい」で、松沢成文知事の手腕を高く評価したうえで「1期目で種をまき、2期目で育て、そして収穫するという責任ある県政を強く希望する」と2期目への“出馬要請”とも取れる発言をした。

 白石会長は松沢県政の目玉政策「インベスト神奈川」による企業誘致などを「大きな功績」とたたえた。同席していた松沢知事は知事選への出馬について「2月にマニフェスト(政策綱領)の達成状況の評価が出てから決める」とかわした。

 一方、中村省司・県議会議長=自民=は横浜市内であった「市町村長・議長との賀詞交換会」で「多選は悪、1、2選ならば善という、木を見て森を見ない議論がある」と述べ、松沢知事が掲げる多選禁止論を批判した。【稲田佳代】

毎日新聞 2007年1月10日

1315片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 20:09:50
動く07知事選:自民選対委、きょう設置 候補者擁立に着手 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070110ddlk31010353000c.html

 ◇石破氏、公明との共闘明言

 自民党県連(石破茂会長)が10日、知事選対策委員会を設置、片山善博知事の後任選びに本格的に着手する。委員は、これまでの県連幹部から所属する全県議に拡大する。前副知事の平井伸治氏(45)に出馬を打診した自民県議有志の動きを取り込み、県連主導で候補擁立を進める考えとみられる。石破会長は「名前ありきでなく、どういう人がふさわしいか議論したい」と述べ、有志の動きに不快感を示す一方、「最低でも推薦して、公明と共闘する」と明言した。【松本杏】

 県議有志や経済人らが平井氏擁立で活発な動きを見せる中、石破会長は「名前ありきでなくどういう人がふさわしいのか議論したい」とけん制し、県議選の第2次公認について協議する10日、知事選の選対委の設置方針を表明。片山県政の総括から議論を始め、独自候補の擁立を目指すとしたが、当初言われていた26日までの擁立は「あり得ない」とした。

 民主党県連は、無所属での平井氏出馬を期待するが、石破会長は「私たちは仲良しクラブではない。まして(政策を闘わせる)参院選の年に『知事選だけは皆で』というのは変だ。最低でも推薦し、自民と公明でやる」と明言した。

 自民県議25人中15人が5日、有志の会を発足させて平井氏に出馬を打診したが、石破会長は「一体何のために7人(の県議)を復党させたと思っているのか」と批判。自民県連が分裂した05年の衆院選のような事態を招きかねないとの懸念を表した。

 鳥取市内で9日にあった鳥取商工会議所の新年祝賀会でも、石破会長は「誰が(知事選候補者の)選挙のマネジメントをするのか、どう県民に責任を取るのか、政党として考えたい」とあいさつ。候補者擁立に向け、県連が主導する立場を明確にした。

 一方、有志の会会長の山口享県議は「我々の動きが核となり(候補者選びが)動き始める」と話したが、同会に参加しなかった県連幹部は「10日の会合で追及したい」と足並みの乱れを問題視していた。

毎日新聞 2007年1月10日

1316片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 20:19:15
選挙:知事選 候補者の横顔 川村秀三郎氏 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/archive/news/2007/01/08/20070108ddlk45010211000c.html
 (届け出順)

 ◇現場主義を貫く−−川村秀三郎氏(57)=前林野庁長官、無新

 先月26日夜、降り立った宮崎空港の到着ロビーで感激した。「お帰りなさい、川村さん」。横断幕を掲げた人々が拍手で出迎えてくれた。“古里”に帰ってきた実感と同時に「『これからだ』と身が引き締まった」。

 綾町生まれ。宮崎相互(現宮崎太陽)銀行員だった父親の転勤で、小学校から高校まで鹿児島県で過ごした。宮崎には親類が多く、西都原古墳群や一ツ葉海岸に連れて行ってもらった。「原点は宮崎」と言い切る。

 東大を卒業後、「人の役に立つ仕事がしたい」と旧農林省に飛び込んだ。徹底した現場主義。山林の葉や花を「つまもの」として都市圏の和食店に卸し、村おこしにつなげた徳島県上勝(かみかつ)町にも出向いた。「アイデアはどこにでも落ちている」

 趣味はゴルフ、釣りとアウトドア派。日本貿易振興会出向時に3年間フランスに滞在したこともあってワイン好きだったが最近、焼酎の比率も高くなった。「東京はゴルフに行くのも一日仕事。宮崎は自然が多く、生活の質も大事だなあと改めて思っています」。白い歯がこぼれる。【入江直樹】

毎日新聞 2007年1月8日

選挙:知事選 候補者の横顔 持永哲志氏 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/archive/news/2007/01/10/20070110ddlk45010401000c.html
(届け出順)

 ◇郷土愛で「きばる」−−持永哲志氏(46)=元経済産業省課長、無新

 小学校の卒業文集に、将来の夢を「弁護士になって政府を倒したい」と書いた。祖父の故義夫さん、父和見さん(79)と2代続いた衆院議員の家系。「権威への反発心は強かった」と、少年時代の反抗期を振り返る。

 東京育ち。東大法学部に入学後、日本アルプスなど各地の山を登り、自然の美しさに触れた。「日本のために働きたい」との思いがわき、卒業後は通商産業省(現経済産業省)に入省した。

 行政改革、民間企業の振興など「終業は毎日午前1時過ぎ」になるほどのモーレツ若手官僚だった。43歳の時に「より国民に身近な古里振興に尽くしたい」と退職し、父の引退を受け、03年の衆院選宮崎3区(都城市など)に初出馬したが、涙をのんだ。一昨年の再挑戦でも敗れたが、3区内をくまなく歩き、靴4足は履きつぶした。

 帰郷当初は、聞き取れなかった都城弁も習得した。お年寄りの支援者らに「きばりやんせ(頑張ってね)。次は絶対(当選)ね」と励まされる。浪人中の衆院選から知事選への転進。「混乱した県政を立て直したい」【中尾祐児】

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 武田信弘氏は、県内に選挙事務所を設置していないなどの事情から横顔を掲載しませんでした。

毎日新聞 2007年1月10日

1317片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 21:02:31
野呂知事の推薦決定 知事選で県職労 民主党の対応に不満も 三重・伊勢
http://www.isenp.co.jp/news/20070110/news03.htm

 県職員労働組合(奥山喜代司委員長)は九日、津市栄町の三重地方自治労働文化センターで第百七回中央委員会を開き、四月の知事選で現職で再選を目指す野呂昭彦知事の推薦を決定した。推薦に当たり実施してきた「政策協定」については、「利益誘導」「労使癒着」ととらえられる側面があるとし、今回初めて結ばず、今後の県政運営で県職労の意見を適時反映させる方式に転換した。また、知事選をめぐる民主党の対応について、中央委員から「県民不在だ」などの不満の声が出た。

 昨年末の野呂知事の十二月定例会での再選出馬表明を受け、知事選への対応を決めるため緊急の中央委員会を開催。中央委員六十三人中、五十二人が出席した。

 知事を推薦する議案では「知事と唯一、直接の労使関係にあるものとして、知事選への対応を明らかにする責任がある」と強調。

 野呂県政の一期目の総括について、「安全・安全」をキーワードとした県政運営の展開や、北川前県政の改革に触れて、現県政について「過去の痛みを伴った改革の反省に立ち、改革を目的化せず、県民それぞれの感性を大切にした運営に留意している」と評価。

 また、労使関係については双方の真摯(しんし)な議論で「県民満足度」と「職員満足度」の向上に取り組んできたことを紹介。利害が対立する「労働条件問題」についても、労使が納得できる課題解決に向け、「民主的な労使協議が保障されている」と判断した。

 奥山委員長があいさつし「この時期になると四年前を思い出す。各支部の集いで、村尾(信尚)氏が立候補するが、(推薦など)そうならないように努力してほしいとの声を受け、最終的に野呂氏に立候補を促し、圧勝した」と振り返った。その上で「知事の二期間の立候補を推薦し、下支えしながら選挙戦を戦おう」と呼び掛けた。

 会場からの質疑では、四日市支部から知事の推薦に賛成との意見が出た上で、「民主党の推薦で出馬表明したとか、相乗り禁止とか言われているが、県民不在というか、政党に引きずられているように思う。知事の本意でないだろうし、なんであんな変なやり方になったのか不満だ」と民主党の対応を疑問視する声が出され、「一部政党に引きずられる印象を払しょくしてほしい」との注文があった。

 これに対し、奥山委員長は「労働組合は政党の下請け機関ではない。特定の政党だけの連携という狭いものではなく、ウイングを広げて労働組合としての役割、発言を明確化したい」と語った。

 知事の推薦議案を可決した後、野呂知事があいさつに訪れ、「誇りを持ってしっかりと仕事をする『県庁文化』を築き上げたい」などの抱負を述べた。

1318片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 21:26:06
釘宮氏が再選出馬へ 大分市長選 あすにも正式表明 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1168354800=116838947129072=1

 大分市の釘宮磐市長(59)は、四月の市長選に再選出馬する意思を固めた。個人後援会の幹部や市議会の各会派代表には既に意向を伝えているもようで、十一日の新春会見で正式に表明する見通し。
 釘宮氏は二〇〇三年の市長選で初当選し、現在一期目。四年間の市政運営では特に失政もなく、再選出馬は確実と見られていたが、支援者の中に「現職であり、対抗馬が見えないうちに態度を鮮明にする必要はないのでは」との意見があり、態度表明は年明けに持ち越された。
 釘宮氏は一回目の選挙から、特定の政党や団体に偏らない「市民党」を基本姿勢にしており、今回も政党や団体に推薦を求めない方針。また、特定の組織の意向に縛られず、自由な立場で市政を運営するため政策協定も結ばない考え。
 〇三年の市長選には、釘宮氏のほかに保守系の三人と共産党系の候補が立候補した。自民党は今回も対抗馬の擁立を目指しているが、今のところ有力な候補者名は挙がっておらず、党市連内には「今回は対抗馬の擁立は厳しいのではないか」との声が出始めている。また、共産党も擁立するかどうかは不透明。
 そのほかの政党、市議会の会派は濃淡があるものの、釘宮市長の市政運営を評価しており、対抗馬擁立の動きは見られない。
 釘宮氏は一九八七年に県議に初当選。衆参両院議員を経て、〇三年の市長選で初当選した。

1319片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 21:27:33
別府商工会館の移転 イズミが公式要請 ゆめタウン渋滞対策 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1168354800=11683910592560=1

 別府市楠港跡地への複合商業施設「ゆめタウン別府」進出に伴う交通渋滞対策などを理由に、浜田博市長とイズミ(本社・広島市)の山西泰明社長が九日、別府商工会議所に対して別府商工会館(同市楠町)の移転を申し入れた。イズミが会館の移転を公式に要請するのは初めて。
 会館に高松右門会頭ら商議所役員を訪ねた浜田市長は「中心市街地の回遊性確保や流川通り(県道別府庄内線)の交通緩和策のためには、商工会館の位置が重要なキーポイントになる。移転を前向きに検討していただきたい」と要望。山西社長も「商議所の理解と協力をいただければ、中心市街地のにぎわい創出に役立てると確信している」などと述べ、口頭で移転を申し入れた。
 これに対して高松会頭は、市長選にまで発展した楠港跡地問題を背景に「行政と経済界が十分な意見交換もできず、心を痛めている。企業誘致に際して(交通渋滞などの)問題を先送りし、市民や商議所内部から『いまさら何だ』との声も出ている。(移転の)申し入れは複雑」と心境を吐露した。
 一方で「(企業誘致に)市民の判断が下った以上、てこでも動かない―というのは現実的ではない」とし、「イズミがどのような形で社会貢献するのか、納得できる理由が必要。さまざまな経緯や(経済界の)心情を考慮し、移転について大方の合意を得る努力は惜しまない」と内部協議を進める方針を示した。
 別府商工会館の移転が決まれば「(ゆめタウンと中心街を結ぶ)歩道橋の設置や、立体駐車場などを予定している」(浜田市長)という。

1320片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/11(木) 09:46:27
太田市長「知事選、4極でも」
出馬可能性示唆来週にも結論 讀賣群馬

 太田市の清水聖義市長は10日の記者会見で、今年夏の知事選について、「4極でも仕方がないという場合もある」と述べ、立候補する可能性を示唆した。その上で、「(知事選出馬は)無責任だと言われることも多く、ひっかかるものがある。来週に後援会の会合を開き、話をしてから決断したい」と述べた。

 清水市長は、昨年12月26日、太田商工会議所で地元経済人主催の会合に出席した際、「(保守系候補が)4人なら(現職の小寺知事に)勝てないが、3人ならいい勝負が出来る」と語り、自民党県連が擁立した大沢正明・県議会議長や山本龍・元県議との共闘や調整による候補者絞り込みを出馬の前提条件としていた。

(2007年1月10日 読売新聞)

1321片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/11(木) 09:50:51
選対委19日にも発足 自民県連石破会長「白紙から議論」
共産 市民団体と候補選定へ 讀賣鳥取

 今春の知事選をめぐり、自民党県連は10日、選挙対策委員会(委員長=石破茂県連会長、22人)を開き、県連所属の国会議員4人と県議25人の全員をメンバーとした県知事選挙対策委員会を19日にも発足させることを決めた。前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)に出馬要請した県連所属の一部県議たちも委員に名を連ねることになるが、石破会長は「白紙から議論する」とした。

 委員会終了後に会見した石破会長は、県知事選対委員会に平井氏に立候補を要請した県議15人も加わることについて「15人の動きを妨げはしないし、選対の場で意見を述べるのも自由だ。しかし、選対委員としての立場で白紙から臨んでもらい、決まったことには従ってもらう」と、ゼロからの議論を強調した。

 さらに「党として責任を持って、どういう人がふさわしいかを決め、要請し、了承が得られれば、党として責任を持って県民に提示したい」とした。決定する時期については「速やかに審議したい」と述べるにとどめた。

 共産党県委員会などがメンバーの市民団体「明るい民主県政をつくる会」は10日、北栄町内で会合を開き、会の中に今後プロジェクトチームを設け、知事選の候補者の選考や選挙で訴える政策の検討などの作業を行っていくことを決めた。次回は24日に開き、2月上旬までには候補者を決めたいとしている。

 また、民主党県連は候補者選びについては情勢を静観している。

(2007年1月11日 読売新聞)

1322片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/11(木) 09:51:37
#かなりピリピリ

無断で平井氏に要請発起人県議厳重注意 県議会「自民党」 讀賣鳥取

 今春の知事選をめぐり、自民党県連所属の県議15人が県連とは別に、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)に立候補を要請したことで、県議会の会派「自民党」(藤井省三会長、11人)は10日、会派所属で15人のグループの発起人を務めた伊藤美都夫県議に対し、「会派の三役に相談もせず、会派への背反行為」として厳重注意した。

 藤井会長によると、伊藤県議は、平井氏への立候補要請文を会派内の一部県議に配り、署名を求めた。会派内では伊藤県議を含め4人が署名したが、藤井会長らには全く相談がなかったという。

 藤井会長は「会派は県民に対して責任を負っている。さらに処分が必要か、改めて三役で話し合いたい」としている。

(2007年1月11日 読売新聞)

1323片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/11(木) 21:39:59
保守系4人でも意欲
知事選 最終判断は流動的 東京新聞群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20070111/lcl_____gnm_____001.shtml

 今夏の知事選について、清水聖義太田市長は十日の定例会見で、すでに立候補を表明した小寺弘之知事ら三人に自身を加え、保守系候補が四人となる場合でも出馬する意欲を示した。十七日にも後援会に意向を伝える方針だが、自身や後援会関係者の間でも判断が揺れており、出馬には流動的な要素を残している。

 清水市長は昨年末、五選を目指す小寺知事や自民県連が擁立した大沢正明県議会議長、山本龍前県議の三人の候補予定者に、自身を加えて保守系四人の争いになる場合は知事選に臨む考えはないと強調。山本氏に調整を打診し、候補者が三人になる場合の出馬に意欲を示したが、山本氏はブログなどで出馬断念を否定している。

 会見で、清水市長は「(自身を含め)四人の出馬も仕方がない場合がある。誰かが退かなくても出馬する可能性はある。後援会とも相談したい」と、これまでの考えを撤回する見解を示した。ただ、後援会には出馬に反対する声もあり、意見はまとまっていないという。「継続中の事業や市民に対する責任もあり(出馬を)ちゅうちょしている」と慎重な姿勢もみせた。 (神野光伸)

1324片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/12(金) 03:41:36
大分市長選 まちづくり継続に意欲 釘宮氏、再選出馬を表明 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20070112/20070112_001.shtml

 大分市の釘宮磐市長(59)=無所属=は11日の新春記者会見で「私が目指してきたまちづくりは緒に就いたばかりで課題も山積している。市民の理解が得られるなら引き続き市政を担当させていただきたい」と述べ、4月の市長選に再選を目指して立候補することを表明した。同市長選への出馬表明は釘宮市長が初めて。自民党は候補擁立を模索しているが、めどは立っていない。

 釘宮市長は、議会でなく記者会見で表明したことについて「政治を変えるには選挙から変えないといけない。市民に直接表明する道を選んだ」と説明。「しがらみのない立場で改革を推進したい」として、前回と同様、特定の政党や団体に推薦を求めない方針を示した。

 市政運営については、全国に先駆けて障害者自立支援法の一部負担軽減策を実施した例を挙げ「コスト縮減で財源のゆとりを生みだし、先頭を切って取り組みができるまちにしたい。特に子育て支援にもっと力を入れたい」と抱負を語った。また、釘宮市長は新たにマニフェスト(政策目標を具体的に示した公約)を作成し、3月初旬までに公表することを明らかにした。
=2007/01/12付 西日本新聞朝刊=

1325片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/12(金) 14:40:26
柳村氏(前滝沢村長)出馬の意向 知事選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2007/m01/d12/NippoNews_10.html

 前滝沢村長の柳村純一氏(56)は11日、3月22日告示の知事選に無所属で立候補する決意を固めた。近く正式に出馬表明する。出馬理由について柳村氏は「県民の選択肢を広げなくてはならない。理念を共有してくれる人の支持を広く得たい」と説明。自民、公明、社民各党などへの推薦要請も視野に入れている。柳村氏が「非民主、非共産」の枠組みを目指すことで、候補者擁立が難航している自民党県連の対応が注目される。知事選の立候補予定者は4人となった。

 柳村氏は同日、岩手日報社の取材に対し「県内市町村長の有志から要請があった。知事は政府・与党との太いパイプが絶対必要だ。地方分権の主役である市町村を支援する県組織を構築したい」と強調。自身の後援会幹部に出馬の決意を伝えた。

 自民党県連の候補選びが難航する中で、県内市町村長の中には、政府・与党との関係を意識して、次期知事選に危機感を抱く首長もいる。このため、一部有志が年明け後に水面下で柳村氏へ出馬を打診していた。

 柳村氏は滝沢村出身。民間会社勤務を経て1979年から滝沢村議3期。94年から同村長を3期務め、2006年11月に退任した。村長在任中は村役場の組織改革、経営品質向上運動を推進した。

 次期知事選は、民主党県連代表で岩手1区選出の衆院議員達増拓也氏(42)、いわて労連前議長の菅野恒信氏(61)、盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)の3新人がいずれも無所属で立候補する予定。現職の増田知事は4選出馬せず今期限りで引退する。

 柳村氏の決意に対し、自民、公明、社民各党などがどのような対応をするのか注目される。

 次期知事選は4月8日投票が行われる。

 柳村純一氏の話 県内市町村長の有志から出馬要請があった。岩手のために真剣に考えなくてはならない。市町村が主役の時代に県庁の存在意義が問われている。市町村を支援する県組織を構築したい。金も地位もないが、庶民派知事を目指す。

 柳村 純一氏(やなぎむら・じゅんいち)盛岡工高卒。京成電鉄を経て79年から滝沢村議3期。94年から同村長を3期務め、06年11月退任。56歳。同村出身。

1326片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/12(金) 18:52:50
北九州市長選前に現市長と民主系出馬予定前議員が「舌戦」 九州讀賣福岡
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07011205.htm

 北九州市長選(2月4日投開票)を巡って、5期目の今季限りで引退する末吉興一市長(72)と、立候補を表明している前民主党衆院議員の北橋健治氏(53)(民主、社民党推薦)が、11日に同市小倉北区で開かれた連合福岡北九州地域協議会の新春交歓会で“舌戦”を繰り広げた。

 北橋氏が「中央官僚的発想で良いのか」と、自民、公明両党が推す元国土交通省都市・地域整備局長の柴田高博氏(57)と旧建設省出身の末吉市長を批判すれば、末吉市長は「労使協調路線を割ってまで出馬するとは理解できない」と返し、21日の告示を前にヒートアップしている。

 市長選は昨年7月に北橋氏、同8月に柴田氏が立候補を表明。同市で40年間続いてきた労使協調による選挙態勢が崩れた。末吉市長は「後継指名はしない」としながらも、「33年の付き合いだ」として、同じ旧建設省出身の柴田氏の支援に回った。

 交歓会には、加盟労組の代表ら約130人が出席。北橋氏は「私のことを『しょせん野党の国会議員出身。国とのパイプは細くなる』と言う人がいる。しかし、官が民を支配する旧態依然とした構造が市民のためになるのか」と強調、応援に駆けつけた鳩山由紀夫・民主党幹事長も「官僚支配の北九州を民の力で奪い返したい」と援護射撃した。

 この後、入れ違いに入場した末吉市長は「労使一体は地域の宝。北九州は党派を超えて鉄冷えや構造改革などの問題を乗り切ってきた」と切り出し、「北橋さんが地域を割ってまでやらなければならない理由が分からない。率直に懸念を申し上げたい」と締めくくった。

 退席後、末吉市長は報道陣に「今までは『末吉与党』と言っていた張本人が、ハコ物を作りすぎなどと私を批判している。これまで言ってきたことと違うんじゃないの、と言いたかった」と付け加えた。

 市長選には、共産党が推薦する元北九州市立大学教授の三輪俊和氏(63)も立候補を表明している。

1327片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/12(金) 21:57:09
攻防:’07成田市長選/上 各陣営、準備不足否めず /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20070112ddlk12010345000c.html

 清掃工場の運転管理業務を巡る贈収賄事件で逮捕された小林攻被告=受託収賄罪で起訴=の辞職にともなう成田市長選が14日告示、21日投開票される。11日現在、県議の湯浅伸一氏(57)と前市議の小泉一成氏(50)、市議の鵜澤治氏(60)の3人が立候補を表明している。急きょ行われることになった出直し市長選の様子を追った。【柳澤一男】

 ◇「政策論争を」も盛り上がり欠く

 「最近、私を誹謗(ひぼう)、中傷するような怪文書が市内に出回っている。選挙妨害とみなし被疑者不詳で成田署に告発した」

 昨年末、湯浅氏が緊急に記者会見を開き憤った。怪文書は2種類。湯浅氏が建設工事などに絡み業者から「口利き料」を得ているとの内容だ。佐倉市などの消印で、いずれも文末には「健全な成田市政を守る会」とだけ記されていた。

 湯浅陣営によると、怪文書が出たのは昨年11月と12月。それぞれ封書で同市内の区長や一般家庭に郵送されていたという。関係者は「疑いたくはないが、湯浅が落ちてメリットのある人間の仕業ではないか。やりあってもしょうがない」と暗に他陣営を批難する。

 同市ではこういったたぐいの怪文書は珍しくない。小泉氏は「まったく無関係。前回の市長選では、私に対する怪文書を出されたことがある」と明かす。

 選挙態勢づくりは湯浅陣営が先行した。昨年11月30日には成田国際文化会館(同市土屋)で湯浅氏の後援会「元気いっぱい新しい成田をつくる会」が発会式を開き、800人以上が駆けつけた。小林被告が逮捕されるわずか2日前。「湯浅後援会は小林被告の逮捕を見越していたのではないか」という選挙関係者もいるほどだ。

 もともと成田市長選は、4月の統一地方選になるはずだった。小林被告が昨年9月に立候補表明したのに続き、約1週間後に湯浅氏も立候補を表明。前回選挙で小林被告に約1400票差で敗れた小泉氏も、昨夏から同市内のスーパー前での演説を開始しており、3つどもえの選挙戦になると予想されていた。

 しかし小林被告の逮捕・辞職で、市長選の3カ月前倒しが決まり、各陣営とも準備不足は否めない。昨年12月の立候補予定者説明会には予想を超える6陣営が出席したが、ある市民団体は特定の立候補者が決まらないまま、代表者数人がとりあえず出席したほどだった。また、5日に出馬表明した共産党市議の鵜澤氏も会見で「昨日、党中央委員会から(公認による立候補の)承認が出たばかり。出陣式などの日程は未定」と慌ただしさを口にした。

 時間のない中での選挙。立候補予定者は異口同音に「政策論争による選挙戦を」と主張しているが、お正月気分が抜けない時期の選挙とあって、選挙ムードは盛り上がりに欠けている。

毎日新聞 2007年1月12日

1328片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/12(金) 22:13:39
動く・07年統一地方選:決戦の幕開け/5 大分市長選 現職、満を持して… /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070112ddlk44010132000c.html

 ◇現職、満を持して始動−−擁立模索、自共は慎重

 「任期も余すところ3カ月あまり。まちづくりもまだ緒についたばかりで課題は山積しており、引き続き2期目の市政を担当させていただきたい」。11日の新春会見で、釘宮磐大分市長(59)は今年4月の市長選に向け、立候補を表明した。再選出馬が確実視されていた中で、満を持しての表明。「市民の皆さんと共に、一人ひとりが自信と誇りを持てる大分市を作りたい」などと抱負を語った。

 動き始めた県都決戦だが、対立候補の動きはいまだ見えてこない。前回の市長選は5人が乱立し、保守系は3人に分裂。民主党衆院議員からくら替えした釘宮氏の当選を許した。「県都に保守系の市長を」が悲願の自民党市連は今回、対抗馬擁立の方向でまとまり、大分市出身の官僚擁立に動いたこともあったが頓挫。「目立った争点もなく、選挙に強い現職に挑んで勝てるのか。時期も遅いし今回は見送ったほうがいいのでは」という慎重論さえ出ている。選考などを一任されている秦野恭義・同党市連会長は「1月末がタイムリミットと考えているが、このままでは擁立は厳しい状態」と実情を語る。

 「もしかしたら『本当に自民は一枚岩になってくれるのか』という心配が候補者にあり、それが難航の一因になっているのかもしれない」。そう語る市連関係者も。

 前回、対立候補を立てた共産党は「障害者自立支援法での独自支援策や市民との対話など、一定の評価は出来る」としつつ「学校選択制や格差問題など課題は多く、候補者擁立は慎重に検討している」(党中部地区委員会)としており、先行きは不透明だ。【大島祥平】

毎日新聞 2007年1月12日

1329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/12(金) 22:36:35
鳥取県知事選の候補選びの現状 山陰中央鳥取
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=336429005

 四月の鳥取県知事選は、新知事候補を担ぎ出したい民意と政党の間で、駆け引きが続いている。鍵を握る自民党県連は「白紙から議論する」(石破茂会長)とのスタンスで、対決構図が定まるまで、なお時間を要しそうだ。(統一地方選取材班)

 片山善博知事が三選不出馬を表明した昨年十二月二十五日。経済人らが、自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)を後継に迎えようと、真っ先に準備に動いた。

 七日から九日にかけ、県内三カ所で平井氏の出馬を促す会を発足。副知事時代の平井氏の行政手腕に好感を抱く「県民党」(県東部の発起人)の署名は、三けたに迫った。

 民間で戦う選挙の限界は自覚の上。署名活動は「他の選択肢を与えない」(県東部の発起人)という政党包囲網の意味合いがあった。

 民間の動きに触発された自民党県議二十五人中の十六人は五日、擁立作業に入らない党県連に業を煮やし、平井氏へ出馬を促すファクスを送付。「自民が動く」と察知した経済人は同日、党県連サイドに支援を訴えた。

 しかし石破県連会長は県議と会い、単独行動を強く批判。民間の要請にも距離を置き、慎重な対応を求めた。

 石破氏が「政党で責任を持って候補を決める」と主張するのは、政策論がないまま名前が先行する状況を危ぶんでのことだ。県政の将来、選挙資金、人員面を考慮して、政党中心の選挙をすべきだと言う。

 県連内に十日、全県議による知事選専門の選対を設置したのは、擁立の手順を踏まぬまま、平井氏に傾倒する県議の「独走」を封印するためだ。

 ただ平井氏を待望する民意に加え、単独行動ながら過半数の県議が同調する「既成事実」の渦中で、石破氏が筋論を振りかざすことに、平井氏を推す県議や経済界から「ほかに候補がいるのか」と批判の声が上がる。

 十日の県連の会合で「県民から知事が出ないのか、という地域の声もある」との県議の発言に「実はそんな意見が強い」と呼応した石破氏。自身の立候補は強く否定するものの「石破氏出馬のシナリオか」と勘繰る県議らが出始めたのも事実で、合意形成の難しいかじ取りを迫られそうだ。

 民主党県連は「平井氏を出すことが大事」(県連幹部)と、自民党の出方を静観。県連内では「自民より早く動くべきだ」との声もあるが、仮に民主が先手を打って自民が距離を置いた場合、保守王国では勝算が立ちにくい、との弱みも抱える。

 経済界の署名活動で、同党の国政選挙の立候補予定者が名を連ね、「政党色が出る」と発起人を慌てさせた。

 民主党を支持する連合鳥取の安田邦夫会長も、署名した一人だ。今回の知事選は「平井氏を政争に巻き込みたくない」と、超党派的な支持の結集を望む。

 共産党県委員会は、平井氏の支持層とは一線を画し、独自候補の擁立を目指す。選挙戦に突入する可能性が高い。

 当の平井氏は「もう少し時間をいただければ決断できると思う」と話す。ニューヨークでは、県内の動向を把握できない。出馬を望む民間の発起人たちは、平井氏にメールを送り続けている。

1330片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/12(金) 22:39:36
2007年01月12日(金)
選挙戦前半 4陣営の語録
激戦反映 舌戦も過熱 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/chijisen/news/2007/01/12/17.html

 県知事選は告示から一週間が経過し、各陣営とも遊説や個人演説会などで政策や支持を訴えている。激戦を反映し、候補者や応援弁士からは相手陣営を批判する言葉も聞かれるなど、激しい舌戦を展開している。選挙戦前半の各陣営の語録をまとめた。

横内正明陣営
 「今回は『組織』対『草の根』の選挙。(山本栄彦候補側は)六百を超える団体がでっかい船でこぎ出しているという状況だ。それが泥船なのか何なのかは知らないが…」(横内正明候補、6日・笛吹市内での個人演説会で)
 「今までの山梨県の選挙は、あの政治活動ばかりやっている組合(山教組)がどちらにつくかで勝敗が決まってきた。今回こそは断じて断ち切らなければならない」(小野次郎衆院議員、4日・北杜市内の出陣式で)
 「市町村長のおおかたは山本候補の支持。でも『いざという時は横内さんと書いてくれ』とお願いしている。山梨に人情が、情けが行き交うことが、より良い山梨をつくる」(保坂武衆院議員、4日・北杜市内での出陣式で)

山本栄彦陣営
 「四年前に掲げた公約はすべてやった。宣伝しなかったことが仇(あだ)となり、『何もしない』と言われている」(山本候補、5日・昭和町内での個人演説会で)
 「知事の提案を県議みんなで賛成したのに、最近になって『ほっとけない』と言う。ほっといてもらいたい」(山下実県議、5日・昭和町内での個人演説会で)
 「(他の来賓のあいさつで)今までの山教組と比べて(取り組みが)物足りないとの評価があった。私もその通りだと思う。山教組も本気になろう。私も本気でやる」(輿石東参院議員、6日・甲府市内での山教組新年互礼会で)
 「苦労してこしらえて、使い勝手がよくなる時にほうることはないじゃん」(宮島雅展甲府市長、5日・甲府市内の連合山梨新春交歓会で)

石原秀文陣営
 「福祉切り捨てを進めてきたのが県議会では共産党を除くオール与党。県民の痛みをそっちのけにしたオール与党の利権争いを許すことはできない」(石原秀文候補、4日・甲府市内での第一声)
 「選挙は競馬に例えられる。いつも共産党にかけてきたが負けが多くて、もうかってはいない。でも今回は大穴の一発狙いと思ってかけたい。石原秀文候補が県政革新のディープインパクトになるよう応援したい」(三浦克弥共産党後援会常任世話人代表、4日・甲府市内の第一声で)
 「競馬で言えば、(横内、山本両候補の)どっちが勝つか面白いと思う。ただ、県の政治を変える選挙と考えれば、どちらが勝っても政治は変わりそうにもない」(秋山晃一郡内・東八・西八地区副委員長、8日・富士吉田市内の遊説で)

金子 望陣営
 「『リセット山梨・県民の会』を含めたほんの少しの市民の支援しかない。正真正銘の徒手空拳。しかし、この手は汚れていない」(金子候補、6日・甲府市内の街頭演説で)
 「『ほっとけない』どころじゃない。このままの山梨県政は許せない。山梨の政治を私が先頭に立って変えていく」(金子候補、9日・「ほっとけない」をキャッチフレーズに掲げる横内正明候補の選対本部事務所前を遊説カーで通過した際に)
 「山梨の古い選挙、組織頼みの選挙を変えよう。選挙改革なしに政治改革はない。その先頭に金子候補が立っている。皆さんの決意なしに山梨は変わらない」(野沢今朝幸副事務長、9日・富士河口湖町内での街頭演説で)

1331片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 12:04:21
知事選に前滝沢村長柳村氏
自民県連が推薦方針「非民主」結集唱える 讀賣岩手

 今春の知事選(3月22日告示、4月8日投票)で、前滝沢村長の柳村純一氏(56)が12日、無所属で立候補する意向を固めた。民主党が擁立する衆院議員の達増拓也氏(42)に対抗するため、「非民主勢力」の結集をうたい、その受け皿になることを目指す。これに伴い、自民党は独自候補の擁立を断念し、柳村氏の支援に回る方針を固めた。

 柳村氏は同日、盛岡市で記者団に対し、「年明けに一部の町村長らから出馬の打診を受けた。県の役割とは何なのかを見直し、岩手が元気になるために市町村を支援したい」と決意を示した。また、自民、公明、社民の各党に対し、推薦要請する考えを明らかにした。近く会見し、正式に出馬表明する。

 柳村氏は私鉄職員を経て、1979年に滝沢村議選に初当選。3期務めた後、94年の同村長選に出馬し、当選した。村長時代は民間出身の女性助役の起用や、職員投票による新任課長選任制度の導入など、独自のアイデアで異彩を放った。3期目の任期満了を迎えた昨年11月に勇退していた。

 知事選には、共産党県委員会と労働団体などで構成する「明るい民主県政をつくる会」が、いわて労連元議長の菅野恒信氏(61)の擁立を決定。廃棄物運搬業の芦名鉄雄氏(61)も出馬を表明している。


 自民党県連は12日、盛岡市で幹部会議を開き、知事選に出馬の意向を固めた柳村純一氏について、推薦する方針で一致した。柳村氏からの正式な要請を待ち、13日にも決定する。

 柳村氏の態度決定を受け、県連会長の玉沢徳一郎衆院議員、幹事長の佐々木大和県議ら幹部5人が対応を協議。柳村氏もあいさつに訪れ、支援を求めた。県連執行部は、独自候補の擁立には資金面や選挙体制の構築で負担が大きく、めどが立たないことから、柳村氏の側面支援に回る方が得策と判断した模様だ。

 柳村氏との会談後、玉沢会長は、柳村氏への推薦について「(要請があれば)前向きに受け止めなければならない」と述べた。13日、他の県議らを加えた選対役員会を開き、推薦の可否について最終協議する予定。

 自民県連は当初、増田知事に4選出馬を要請したが、知事が昨年10月末に不出馬を決めたため、急きょ独自候補の擁立に方針転換。11月には若手県議に的を絞って調整したものの、出馬の条件面で折り合わず、所属県議の理解も得られずに断念した。その後は、盛岡市在住の作家ら複数の人物に出馬を打診するなどしていた。

 公明党と社民党は、柳村氏からの推薦要請があり次第、対応を協議する方針。

(2007年1月13日 読売新聞)

1332片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 16:27:29
自民、柳村氏支援へ 知事選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2007/m01/d13/NippoNews_10.html

 3月22日告示の知事選に無所属で立候補の決意を固めた前滝沢村長の柳村純一氏(56)は12日、盛岡市の自民党県連事務所を訪れ、玉沢徳一郎会長に支援要請した。柳村氏は終了後、民主、共産両党以外の自民、公明、社民各党などに近く推薦要請する考えを示した。昨年来「党の責任を持って候補を擁立する」(玉沢会長)としてきた自民党県連は独自候補擁立を断念、柳村氏を支援する形が濃厚となった。一方、公明、社民両党は「今後、検討する」と慎重に見極める考えだ。

 柳村氏は自民党県連へ支援要請した後「岩手県が元気になるためには市町村が元気になってもらうしかない。それを支援できるような力を県庁もつけるべきだと思う」と決意を述べた。

 その上で「民主、共産以外の各党にあいさつし、その後に推薦要請したい。(県内の市町村長から)いろいろ(打診を)いただいた。首長と相談して(態勢を)決めていきたい」と述べた。

 柳村氏は同日、昨年末に知事選不出馬を決めた前県副知事高橋洋介氏(65)と会い、県政改革の方向性について意見交換した。

 知事選候補擁立が難航を極めた自民党県連は、昨年末に公明党県本部(小野寺好代表)や社民党県連合(小原宣良代表)に支援を要請。年明け後も独自候補擁立を模索したが実現しなかった。

 しかし、今月半ばになって県内市町村長の有志が柳村氏に出馬を打診。水面下で自民党関係者の働き掛けもあり、事実上、同党県連が柳村氏を擁立する形ともいえる。

 玉沢会長は独自候補擁立について「今までの経過を見れば分かると思う」と断念の方向を示唆。柳村氏の推薦について「まだこれからの段階」としたが「志を同じくするような方々が、おられることを確認した」と前向きな姿勢をにじませた。次期知事選は、民主党県連代表で岩手1区選出の衆院議員達増拓也氏(42)、いわて労連前議長の菅野恒信氏(61)、盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)の3新人がいずれも無所属で立候補する予定だ。

1333片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 17:23:26
伊波、外間氏一騎打ちへ 宜野湾市長選 沖縄琉球
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20411-storytopic-3.html

 【宜野湾】自民、公明両党などでつくる保守側の宜野湾市長選・候補者選考委員会の安次富修相談役(衆院議員)らは12日、市内で記者会見し、出馬の意向を示していた市観光振興協会長・松谷秀夫氏(62)が立候補を取りやめ、選考委が擁立を決定した前市教育部長・外間伸儀氏(59)を支援することになったと発表した。4月の市長選は2期目を目指す現職の伊波洋一氏(55)と外間氏の革保一騎打ちとなる公算が大きくなった。
 松谷氏は「2日間かけて話し合い、苦渋の決断だが一本化に協力することにした。経済振興と海軍病院の移設容認という点で私と外間さんの考えが一致した。今後は選対に入り外間さんを全面支援したい」と述べた。外間氏は「協力してもらえることになり正直、ほっとした。保守がまとまらないとこの選挙は勝てない」と述べた。
 外間陣営は今月末から2月初旬にかけ出馬表明や政策発表、事務所開きをする予定。現職の伊波氏は15日に正式に出馬表明する。
(1/13 9:57)

1334片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 17:25:24
練馬区長選
民主、鮫島氏に一本化 東京新聞東京
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070113/lcl_____tko_____001.shtml

 統一地方選の練馬区長選に、ともに民主党元衆院議員の鮫島宗明氏(63)と吉田公一氏(66)が立候補表明していた問題で、十二日、吉田氏が立候補しない意向を固め、鮫島氏への一本化が決まった。民主党都連は同日、無所属で出馬する鮫島氏を推薦することを決めた。吉田氏は、鮫島陣営の選対本部長を務める。

 民主党練馬区支部は昨年、鮫島氏の擁立を決定。しかし鮫島氏は衆院議員時代、豊島区に拠点を置いていたことから、練馬区を拠点とする吉田氏が独自に出馬を表明した。

 民主党都連は内部分裂を恐れて、鮫島氏の推薦を留保し、吉田氏の説得を続けていた。鮫島氏によると、両者は十二日、都内で会談。円より子都連会長の立ち会いの下、合意に至ったという。

 鮫島氏は今後、野党共闘を目指し、共産を含む野党に協力を要請する。自民、公明の推す現職志村豊志郎氏(74)に対抗する態勢づくりに見通しが立ち、鮫島氏は「ありがたいこと。統一選の中でも、与野党が戦う象徴的な選挙となりそうで、責任は重い」と話した。円会長は「他党との連携に留意し必勝を期す」とコメントした。 (松村裕子)

1335片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 17:26:04
石原氏の推薦決定
都知事選で自民党
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070112/eve_____sei_____000.shtml

 自民党は十二日午前の選挙対策小委員会で、四月の東京都知事選で三選を目指す石原慎太郎知事を推薦することを決めた。外遊中の安倍晋三首相(党総裁)が帰国する十五日、持ち回りの選挙対策本部を開いて正式に決定する。

 自民党が名実ともに「都政与党」の座を得るための決定だが、石原氏自身は、過去二回の都知事選で政党の支援を受けていない。今回、同党の推薦を受けるかが焦点だ。

 石原氏は昨年十二月の都議会で、三選出馬を表明。既に自民党都連は石原氏の推薦を決め、党本部推薦を求めていた。

 自民党は、二〇〇五年の衆院選で石原氏の三男宏高氏を東京3区で公認して初当選させ、長男伸晃氏(同8区)を都連会長に据えるなど、石原氏が推薦を受けるよう布石を打ってきた。

 都知事選をめぐっては、民主党が独自候補を擁立する方針を決め、候補者の選定を進めている。共産党は元足立区長の吉田万三氏の推薦を決定している。

1336片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 17:44:47
攻防:’07成田市長選/下 投票率低下を懸念 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20070113ddlk12010343000c.html

 ◇カギ握るニュータウンの票

 成田市長だった小林攻(おさむ)被告=受託収賄罪で起訴=の逮捕から1カ月が過ぎた。正月の成田山新勝寺は例年通り、初詣での客でにぎわい、何事もなかったかのように見える。

 1954年の市制施行以来、市長の座は新勝寺門前町を中心とした「参道地区」出身者が占めていた。03年に4度目の挑戦で当選した小林被告は、参道地区以外からの初の市長だった。

 航空会社に勤めていた小林被告の選挙地盤は「成田ニュータウン地区」。その多くが成田国際空港に勤務する従業員やその家族などの新住民。隣接する公津地区も京成線公津の杜駅を中心に開発された新興住宅地だ。両地区の人口は約5万4000人で、市人口の半数近くを占める最大の票田だ。半面、“転勤族”が多く、組織化しにくいのも特徴だ。

 「腰が軽く、いろんなところに直接足を運んでいた」と言われる小林被告の政治スタイルは、浮動票が多く、まとめにくいニュータウン地区を地盤としていたからこその、スタイルともいえる。

 小林被告を支持していた人々は、「汚職」に裏切られた思いを抱いている。当然ながら各陣営とも異口同音に「市政の健全化」「クリーンな市政の実現」を訴えているが、「誰に投票するか? それより選挙に行くかどうか分からない」と冷ややかな思いの有権者は多い。

 立候補予定者のうち、県議の湯浅伸一氏(57)は市北西部の八生地区出身。前市議の小泉一成氏(50)は長年、市長を出してきた参道地区出身、市議の鵜澤治氏(60)は旧下総町出身。いずれも小林被告の地盤だった新住民票の獲得にしのぎを削っているが、「票が読めない」のが現状だ。

 昨年3月の編入合併以来、出直し選挙が初の市長選となる人口約2万人の旧下総町・大栄町の有権者の動向も注目される。「固い農村票」が多いだけに、その行方も当落を左右しそうだ。

 現在、合併特例によって61人の市議は、いまのところ目立った動きはない。4月の統一地方選に伴う次期市議選では、定数が30議席に半減するが、大半を占める保守系市議は、逮捕前まで小林被告の再選支持で、ほぼまとまっていた。立候補予定者のうち、湯浅氏と小泉氏は保守系だが、とにかく「勝ち馬に乗りたい」というのが市議たちの本音だ。

 前回市長選の投票率は60・94%。クリーンな選挙戦はもちろん、信頼回復に向けた具体策と、編入合併を踏まえた魅力ある政策が求められる市長選だが、現状ではむしろ、投票率低下が懸念される。有権者が市政刷新へどれだけ積極的に1票を使うのか、選ぶ側の“新”成田市民の意識も問われている。【柳澤一男】

毎日新聞 2007年1月13日

1337片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 17:49:31
選挙:練馬区長選 民主党都連、鮫島宗明氏を推薦 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070113ddlk13010396000c.html

 民主党都連(円より子会長)は12日、4月の統一地方選で予定されている練馬区長選で、民主党の前衆院議員、鮫島宗明氏を推薦候補として擁立することを決めた。同区長選をめぐり、同党の前衆院議員、吉田公一氏も立候補に意欲を示していたが、吉田氏は鮫島氏の選対本部長に就任する。

 都連は区長選での民主分裂を懸念し、昨年12月の常任幹事会で「早急な調整を含めて会長一任」としていた。円会長は「他党との連携に留意しつつ、必勝を期す」との考えを示した。

毎日新聞 2007年1月13日

1338片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 18:11:04
動く・07年統一地方選:決戦の幕開け/6 別府市長選 現職、保守にも… /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070113ddlk44010253000c.html

 ◇現職、保守にも基盤−−前職の出馬に期待感

 別府市恒例の新年祝賀互礼会が4日、同市ビーコンプラザで開かれた。会場の一角で、こんな会話が交わされた。

 「別府の市長選に無投票はない。こうなったら、あの人しかおらん」。「いや、あの人は出ん」。あの人とは前市長の井上信幸氏(69)だが、会話の背景は複雑だ。

 同市は昨年5月、イズミ誘致をめぐる出直し市長選があったばかり。同選挙は戦後16回目の市長選だったが、この間、無投票は1度もない。その政争の街で、浜田博市長(67)が12月議会で3選出馬を表明したが、対抗馬が名乗り出ていない。

 出直し市長選に出馬した元市議(31)が今春も再挑戦するとみられていたが、本人が昨年末「市議としてみっちり勉強し直したい」と、今春の市議選出馬を表明した。共産も「県議選と市議選に専念したい」と、市長選で動く気配はない。

 井上氏は昨年11月、大規模な出版記念会を開き、多くの人が「出馬の下準備か」と受け取った。だが、井上氏の言い回しは微妙だった。

 「私が自ら(市長選に)手を挙げることはない。しかし、私が必要ならいつでも利用して頂きたい」。この言葉は「出る」とも「出ない」とも受け取れる。

 一方の浜田氏。社民党議員(市議2期、県議4期)時代の後援会を中心に、出直し市長選で新たに商工業者の後援会を結成。さらに昨年末には医療、福祉関係の後援会を立ち上げた。出直し市長選で支援した自民党市議団の大半も、引き続き現職を支援する構え。対抗馬にとって「勝利の方程式」を描きにくい情勢になっている。【渡部正隆】

毎日新聞 2007年1月13日

1339片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 18:20:21
出直し知事選:選挙戦後半、かく戦う /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070113ddlk45010307000c.html
(届け出順)

 4日に告示された知事選(21日投開票)は12日、選挙戦の折り返し点を迎えた。県の官製談合事件で逮捕された安藤忠恕前知事=競売入札妨害罪で起訴=の辞職に伴う出直し選だけに「新リーダー選び」への有権者の関心は高まっている。元タレントのそのまんま東氏(49)▽共産党県委員長の津島忠勝氏(61)▽前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)▽元経済産業省課長の持永哲志氏(46)−−の4陣営幹部に、これまでの手応えと後半戦の抱負を聞いた。

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 ◇そのまんま東氏陣営・抜群の知名度、集票に生かす−−安西敏選対本部長

 先行する有力候補2人の後ろ髪が見え始めた。事務所や街頭で人が集まり始めている。知名度があるから反応がいい。1人でも多くの人の声に耳を傾け、握手をしながら知名度を票に結びつけたい。組織や団体の支持がないから資金などでは大変だが、14日午後4時から都城市、15日午後6時半から延岡市、18日午後7時から宮崎市で個人演説会を開き、追い上げていく。都市部を中心に県内をくまなく回り、従来の県政に嫌気がさしている有権者の票を取り込む。【船木敬太】

 ◇津島忠勝氏陣営・保守離れ票の受け皿目指す−−馬場洋光選対本部長

 出直し県知事選のためか、従来の県政に反発する人から予想以上の反応が寄せられている。談合対策や増税反対を訴える政策ビラ25万2000枚を配り、電話や選挙カーでの遊説、街頭演説を重ねて支持を訴え、ほかの候補との違いを明確にしたい。今後は15日午後7時半から日向市、17日午後7時から都城市で約200人規模の演説会を開き、ムードを盛り上げたい。保守離れした票の受け皿となり、4月の県議選も見据えながら支持の上積みを目指していく。【船木敬太】

 ◇川村秀三郎氏陣営・長い行政経験強く訴えたい−−黒田昭選対本部長

 他の主な立候補者に比べ、最も出馬表明が遅かったことや「県民党」という漠然とした立場で組織がないので、声が広く届いていないようだ。最初から推してくれる県町村会や、農林業団体の一部も応援してくれているので県北の山間部を中心に反応がよく、徐々に手応えを感じている。宮崎、都城、延岡の3都市部での浸透度が鍵。連合宮崎などの力を借りながら「前知事逮捕で混とんとした県政の『即リーダー』には、行政経験が長い川村氏を」と強く訴えたい。【入江直樹】

 ◇持永哲志氏陣営・経産省の経歴、若さを強調−−川添睦身選対本部長

 準備期間中が年末年始と重なり、苦労した前半戦だった。過去2回の衆院選出馬で3区(都城市など)の知名度は高いが、県全域では広くて2周するのが精いっぱいだが、経済産業省出身の経歴と、若さを強調して後半戦を盛り上げたい。夏の参院選の前哨戦。連立与党の自民・公明と革新系の戦いで、絶対に負けられない。3年間の衆院選浪人中に地元を歩き、経済的に厳しい宮崎の現状を他候補者より知っている。将来のために有権者には最善の選択をしてほしい。【中尾祐児】

毎日新聞 2007年1月13日

1340片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 20:45:46
横内、山本両氏が競り合う 山梨県知事選情勢
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007011301000482_Politics.html

 現職、新人の4人が立候補した任期満了に伴う山梨県知事選(21日投開票)で、共同通信社は11−13日の3日間、電話による世論調査を実施、取材結果を加味して情勢を探った。

 無所属新人の元自民党衆院議員横内正明氏(64)と、無所属現職の山本栄彦氏(71)の2人が激しく競り合っている。今回の知事選に約7割が「関心がある」とする一方で、約3割がまだ投票する候補者を決めておらず、投票率次第で情勢は変化する可能性がある。

 地域別では、横内氏が地盤の韮崎市などで優位に立ち、大票田の甲府市で山本氏が一歩リードしている。

 横内氏は、事実上の自主投票となった自民党支持層の約4割を固め、公明党支持層の約4割に浸透、民主党支持層の3割近くから支持を得ている。

 山本氏は、県連レベルで推薦する民主党の支持層の約5割を固め、自民党支持層でも3割強の支持を得ているが、県本部が支持を決めている公明党の支持層は3割弱の支持にとどまっている。

 共産党の医師石原秀文氏(63)は伸び悩み、美術館主宰の金子望氏(61)は独自の戦い。

1341片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 18:24:16
神田さん 石田さん 同窓会、促され握手 中部讀賣愛知
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/070114_3.htm

 愛知県知事選に挑む東海高校(名古屋市)出身の神田真秋知事(55)と石田芳弘・前犬山市長(61)が13日、名古屋市内のホテルで開かれた東海学園同窓会連合会の「新春互礼の集い」に出席、両氏が壇上で握手した。

 知事選をめぐっては、神田氏を支持する同高卒業生らによる政治団体がある一方で、石田氏の同期生が石田氏の積極支援を始めるなど、波紋を呼んでいる。

 集いで両氏は、OBの松原武久・名古屋市長らと一緒に登壇。例年より多い約300人を前に松原市長は、「私は、自民党からも民主党からも選挙で推薦をいただいており、極めて微妙な立場。同窓会では余分なことは話しません」と場を和ませ、司会者が2人を握手させたが、両氏ともあいさつはしなかった。

 帰り際に神田氏は「私は先輩にも後輩にも知り合いがたくさんいる」、石田氏は「私の同期生の方が多かった」と話していた。

(2007年1月14日 読売新聞)

1342片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 18:26:20
柳村氏の推薦決定自民県連先送り 知事選 讀賣岩手

 自民党県連は13日、盛岡市で選対役員会を開き、今春の知事選に関する対応を協議した。出馬の意向を示した前滝沢村長の柳村純一氏(56)に推薦を出すか否かについては、正式な推薦要請がこの日はなかったため、決定を先送りした。

 会合には県連会長の玉沢徳一郎衆院議員、鈴木俊一・元環境相、幹事長の佐々木大和県議ら15人ほどが出席。執行部が、柳村氏から非公式に推薦の要請があったことなど経過を説明し、党として支援する方針に理解を求めた。

 柳村氏もその場を訪れ、改めて出馬の意思を表明した。ただ、柳村氏は「正式な出馬会見を行ってからにしたい」として、自民への推薦要請は後日行うとした。出席者からは「頑張ってほしい」などと激励する声が上がり、柳村氏と出席者全員が握手したという。

(2007年1月14日 読売新聞)

1343片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 18:29:00
知事選 自民県連副会長造反
青木県議小寺知事支持を表明 讀賣群馬

 自民党県連副会長の青木秋夫県議が13日、前橋市内で開かれた小寺知事を支援する各種団体の連絡会議に出席し、知事選では小寺氏を支持する考えを表明した。同県連は大沢正明県議会議長の推薦を決めており、造反した格好だ。

 青木氏はあいさつの中で、「小寺さんは深い思想を持っており、群馬県の先頭に立ってもらいたい」と述べた。青木氏は4月の県議選前橋市・勢多郡選挙区の候補者として自民党の公認を受けているが、今後、公認返上も含めて県連と相談していくという。


■小寺知事推薦100団体“司令塔”団体設立へ■ 7月に予定される知事選に向け、小寺知事を推薦している約100団体が13日、前橋市内で連絡会議を開き、各団体の司令塔となる政治団体「群馬県民の会」を新たに設立することを決めた。会長には曽我孝之・前橋商工会議所会頭が就任する。

 曽我氏は記者団に、「支援団体全体を取りまとめておくことが大事だ」と話した。週明けにも県選管へ設立届を出すという。この日の会議ではまた4月の県議選について、小寺知事と対立する自民党などの県議には投票しない方針を徹底していくことも確認した。

 小寺知事は「これまでの選挙は今回のような激しい選挙ではなかった。これまでは地道にやってきたが、私自身も脱皮して勝利を収めたい」とあいさつした。

(2007年1月14日 読売新聞)

1344片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 18:30:45
各陣営浸透に懸命 出直し知事選 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701140107

 出直し知事選は告示から10日が経過した。この間、主な4候補者は県内各地を駆け巡り、知名度アップ、支持浸透に力を入れてきた。街頭演説、電話作戦、草の根選挙、組織型選挙など、さまざまな戦術を駆使。ようやく顔と名前、政策が知られ始め、各陣営ともそれぞれに手応えを感じだしている。

 そのまんま東候補(49)=本名・東国原英夫、無所属=は知人や高校時代の同級生らを頼って選挙活動をスタートさせたが、ここにきて西都市や宮崎市佐土原町、高鍋町で勝手連ができるなど急速に支持を広げつつある。

 また、都市部の浮動票を意識し、歩行遊説や握手、記念撮影を重ね、知名度を最大限に生かす。安西敏選対本部長は「当初は芸能人と見る人が多かったが、政策を聞き、『応援したい』という声が増えた」と語る。

 共産公認の津島忠勝候補(61)は宮崎、都城、延岡市など都市部に重点を置く。街頭演説は住宅地や市街地を狙い、1日10回以上をこなしている。

 手薄になる中山間地などは、各地域の党支部を通じ、政策ビラの配布や電話での支援要請で対応。馬場洋光選対本部長は「日を追うごとに、有権者から期待や共感の声が多くなっている」と力を込める。

 出馬表明が遅れた前林野庁長官の川村秀三郎候補(57)=無所属=は県内を2巡。街頭、個人演説会を30回近くこなして露出度を高めてきた。支援者による電話作戦のほか、中学、高校時代の同窓会や市民団体、農林業の若手グループが票の掘り起こしの原動力になっている。

 選対幹部は「郡部の集会では短時間で大人数が集まるなど、かなり手応えを感じている。今後は市街地での浸透が課題となる」と展望する。

 元経済産業省課長の持永哲志候補(46)=無所属=は自民、公明、経済10団体などの推薦を受け、組織を軸に選挙戦を展開。知名度の低い県北、県央地域を中心に遊説し、県農民連盟など支援団体を回りながら県内を2巡した。

 川添睦身選対本部長は「推薦決定が末端まで周知されていない団体もあったが、ここ数日でやっと動きだした」と説明。選挙戦終盤では自民党本部から続々と幹部、閣僚経験者ら“大物”が来県し、票固めを図る。

 一方、元教諭の武田信弘候補(52)=無所属=は教育改革などを訴え、独自の戦いを進めている。

1345片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 18:37:33
平井氏擁立する会結成へ 民主県連有志「党とは一線画す」 讀賣鳥取

 今春の知事選に関し、民主党県連の鍵谷純三代表は13日、同党の県議、市議を中心とした有志で、前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)を擁立するための会を近く結成する考えを明らかにした。平井氏を巡っては、すでに自民党県議の一部や県内の経済人有志がつくった三つの会が立候補を要請している。

 鍵谷代表は「平井さんは頭脳明晰(めいせき)で思いやりのある人柄。経済界が県民党的な知事をつくりたいとして擁立に動いているが、次期知事にふさわしいという考えは我々も同じ」と説明。同党の県議らが所属する県議会の会派「信」が、平井氏に立候補を打診したことを明らかにし、「あくまでも有志で取り組みたい」と、党県連の動きとは一線を画していることを強調した。

 自民党県連は19日に知事選挙対策委員会を発足させ、「白紙から議論する」としている。共産党県委員会などがメンバーの市民団体も、候補者の擁立を目指している。

(2007年1月14日 読売新聞)

1346片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 18:48:58
’07統一選:知事選 荒井聡氏の支持を堀達也・前知事が表明 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070114ddlk01010210000c.html

 ◇横路孝弘・衆院副議長の新年交礼会

 横路孝弘・衆院副議長の新年交礼会が13日、札幌市中央区のホテルで開かれ、知事選に出馬予定の荒井聡・民主党衆院議員、再選を目指す上田文雄・札幌市長が駆け付けた。前知事の堀達也・札幌大学理事長も出席し、知事選で荒井氏を支持する意向を表明した。

 荒井氏は「横路さん(1983〜95年)堀さん(95〜2003年)という前2代の知事が築いた北海道を引き継ぎ、元気にしていきたい」と知事経験者2人を前にあいさつ。上田氏は荒井氏とともに市長選、知事選を連動して戦っていく決意を示した。 堀氏は道庁勤務経験のある荒井氏について「一緒に仕事をしたとき、私は(道の)秘書課長だった」と述べるとともに、「政治決戦の年だが、横路さんを先頭に完勝してほしい」と述べ、民主党にエールを送った。【内藤陽】

毎日新聞 2007年1月14日

1347片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 18:59:42
選挙:知事選 小寺氏支援の新団体発足 自民・青木県議ら出席 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070114ddlk10010044000c.html

 今夏の知事選で、5選出馬を表明した小寺弘之知事を支持、推薦する約80団体の代表者らが集まった会議が13日、前橋市内であり、新しい政治団体「群馬県民の会」発足を決めた。小寺氏の全県的な選挙活動を担うという。近く政治団体登録し、会長には曽我孝之・前橋商工会議所会頭が就任する。記者団の取材に曽我会頭は「構成員は自主的に集まった人たちばかり。県民党を掲げる小寺知事の組織としてふさわしい」と述べた。小寺氏側は、同会を足がかりとして今後の活動をさらに活発化させる方針だ。

 会議では、大澤正明県議会議長を擁立する自民党の青木秋夫県議が出席、小寺氏支持を表明。また、知事選に先立ち4月に実施される県議選への対応も協議され、出席した高木政夫前橋市長は「小寺氏支持を明確にした候補者を応援し、反小寺を掲げた候補者は絶対に応援しないことを確認した」と述べた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年1月14日

1348片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 19:01:29
’07知事選:松沢知事、来月5日にも立候補表明 杉野氏は必勝祈願 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070114ddlk14010018000c.html

 松沢成文知事(48)が掲げる37のマニフェスト(政策綱領)の「進捗(しんちょく)評価委員会」(委員長・小池治横浜国大大学院教授)は13日、「達成状況は良好」との報告書をまとめた。これを受けて松沢知事は2月5日にも4月の知事選への立候補を表明する見通しとなった。一方、自民党県連が推薦する前埼玉高速鉄道社長の杉野正氏(48)は13日、横浜市内で必勝祈願した。年が明け、知事選に向けた動きが一気に本格化した。【足立旬子、稲田佳代】

 ◇マニフェスト、評価に自信−−松沢知事

 横浜市内で開かれた評価委員会では、昨年12月までのマニフェストで示された最終目標の達成度をA〜Dの4段階で判定。その結果、8割以上達成のA評価は14件、5〜8割達成のB評価17件を合わせると5割以上の達成は31件(昨年度24件)となり、同委員会は「06年における進捗度の進展にはめざましいものがある」とたたえた。取り組み状況も、未着手から完了までの5段階のうち「完了・終了」と「実施中」を合わせて9割以上で、「行政として十分な対応」とした。

 会場にあいさつに来た松沢知事は「最終年度、頑張ったかいがあった。ある程度の合格点はいただけたと思う」と自信を見せた。さらに「マニフェストにこだわらないと政治家としてだめだ」と杉野氏を意識した発言も飛び出した。

 松沢知事は2月5日の政治資金パーティーで、委員会などの評価を加味したマニフェストの自己評価を発表する予定だ。その席上で知事選立候補の態度表明をするかどうかについては「間に合えば(する)」と述べた。

 ◇再生プランを来月中旬発表−−杉野氏

 一方、横浜市内の宴会場で開かれた必勝祈願の神事に出席した杉野氏は、県議選立候補予定者ら約50人を前に「みなさんとともに戦い、勝利したい」とあいさつした。

 杉野氏は昨年11月に埼玉高速鉄道を退職した後、積極的にあいさつ回りをし、既に県内を一回りしたという。杉野氏は「実際に移動してみて道路が込んでいたり、インフラが整っていないなど神奈川の現状を実感した。この実感をもとに、県民の声を政策に取り入れたい」と話した。

 松沢知事のマニフェストについて、杉野氏は昨年12月の政策発表の席上で「目に見えにくい」と批判し、4年間で借金を減らすなど「『目に見える神奈川再生』のための骨太プラン」を打ち出した。プラン実現のための具体策は2月中旬に発表するという。

 ◇斎藤・自民県連幹事長、党本部を批判−−杉野氏推薦めぐり

 党本部は地方軽視だ−−。自民党県連が推薦を決めた杉野氏を党本部が推薦しない方針を示していることについて、斎藤達也幹事長は必勝祈願のあいさつの中で「東京都連は石原慎太郎知事の推薦を決めていないのに本部は推薦した。地方と党本部がかい離し始めている」と党本部を批判した。

 県連は昨年10月に杉野氏の推薦を決定し、党本部に推薦依頼を出したが、中川秀直幹事長が「知名度不足」を理由に推薦しない方針を河野太郎県連会長に伝えたという。

 斎藤幹事長は「地方議員が国会議員を支えている。地方あっての中央」と不快感をあらわにした。

 杉野氏は、連立を組む公明党にも推薦を依頼している。しかし、「知事選の推薦は党本部レベルで決定する。自民党本部が推薦しない候補を推薦できない」(山田泰之・公明党県議団長)ため、公明党の推薦獲得に影響する可能性もある。

 自民県連は杉野氏の知名度アップに取り組むが、党本部を説得できるかは不透明だ。【足立旬子】

毎日新聞 2007年1月14日

1349片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 19:02:12
’07山梨選挙:知事選 応援、続々来県 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20070114ddlk19010265000c.html

 知事選は21日の投開票日まであと1週間余り。応援の俳優や国会議員などが次々に来県し、候補者の支持を訴えている。一方で、有名人を招かず候補者本人が政策を訴えることに重点を置く陣営もあり、4陣営がそれぞれのやり方で舌戦を展開している。

 衆院議員を3期務めた横内正明氏(64)=無所属=の応援には、14日に自民党の笹川尭元科学技術担当相が、17日には額賀福志郎元防衛庁長官が駆けつける予定。既に久間章生防衛相や宮路和明自民党組織本部長も県内入りし、自民党大物政治家との人脈をアピール。

 現職の山本栄彦氏(71)=同=が13日、富士吉田市と富士河口湖町で開いた個人演説会には、支持者を通じ知り合いという俳優の舘ひろしさんが登場。昨年のNHK大河ドラマで織田信長を演じたことに触れ「信長が恐れていた信玄を支えたのが山本勘助。山梨には同じ姓の優れた軍師がいる」と支持を呼び掛けた。

 唯一、政党の党首が応援に駆けつけたのは共産党公認の元県議、石原秀文氏(63)。昨年12月13日に志位和夫・党委員長が来県し、支持者らを前に暮らし福祉優先の県政を訴えた。14日には小池晃参院議員が、17日には大森猛元衆院議員も来県する。

 美術館主宰の金子望氏(61)の陣営は「有名人を使い人集めをするのはお祭り選挙」と否定的。「まず候補者の顔を覚えてもらい、訴えを聞いてもらうのが大事」と、県内各地で数多く街頭演説を行い、金子氏本人が直接有権者に呼び掛けることに重点を置く。【鷲頭彰子、藤野基文】

毎日新聞 2007年1月14日

1350片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 19:17:54
動く07知事選:平井前副知事擁立「県民党なら支援」−−民主・安住氏 /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070114ddlk31010061000c.html

 ◇自民主導に対抗

 4月の知事選で、民主党の安住淳・前選対委員長は13日、県内3地区の経済人が主体的に取り組む前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏擁立の動きについて、「平井氏が県民党的立場なら支援の一翼を担える」として、歩調を合わせる意向があることを示した。県連代表の鍵谷純三県議は「党としてではないが、既に平井氏待望の声があることを本人に伝えた」と述べ、出馬の意志を打診していることも明らかにした。

 米子市であった川上義博・前衆院議員の新年祝賀会で、安住氏は「自民党が決めたらその人物が知事になるのか。場合によっては経済人の方々と一緒になって、県民のため人を立てて戦うこともある」とあいさつ。「自民党に担がれてニューヨークから帰って来るのはだめだ」とも述べ、「平井氏が自民主導の擁立工作に乗らず、県民党的立場でやるなら民主党が支援の一翼を担える。経済界、労働界などが担ぐ候補者を民主党が後押しするのがベスト」とした。【小松原弘人】

毎日新聞 2007年1月14日

1351片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 19:27:54
選挙:知事選 候補擁立、来月にも結論 民主・対策委、県連の評価を考慮 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070114ddlk40010201000c.html

 民主党県連は13日、知事選対策委員会(委員長、松本龍・県連代表)の第4回会議を福岡市内で開き、4選を含む多選は「好ましくない」との認識で一致した。4選出馬を表明している麻生渡知事の政策に対する「60点」という県連の評価も考慮し、独自候補を擁立するかどうかの結論を、北九州市長選投開票日翌日の2月5日に開く次回対策委で出すことを決めた。

 対策委の吉村敏男事務局長(県議)によると、この日の会議では「多選は好ましくないが、多選問題だけで知事選を戦うことができるのか」「政策評価の残る40点分について、麻生知事の対応を見極める必要があるのではないか」などの声があり、独自候補を擁立した場合や自主投票とした場合などのデメリットについて意見を出し合った。吉村県議は「これ以上、議論を尽くす必要は感じない」と述べた。

 また、対策委に続いて常任幹事会が開かれた。次回対策委まで約3週間しかなく、「独自候補擁立」という結論が出た場合に備えて、各関係者が改めて候補者探しを進めることを確認した。【笠井光俊】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年1月14日

1352片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 19:30:43
出直し知事選:保守分裂は投票率も上昇傾向? 各陣営「有権者の関心高い」 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070114ddlk45010131000c.html

 21日の投開票まであと1週間に迫った出直し知事選。官製談合事件で逮捕された安藤忠恕前知事の辞職に伴うもので、県民の関心度を示す投票率も注目される。同様に官製談合事件絡みだった和歌山県知事選は、保守対共産の一騎打ちの構図で35・21%の低投票率だった。今回は新人5人による保守分裂の混戦だけに、前回59・34%を上回るかどうかも関心が集まる。【知事選取材班】

 戦後の県知事は過去6人。故黒木博知事時代の第4回(59年)〜9回(79年)は1度の無投票当選を挟み70〜80%台の高投票率。松形祐堯知事時代は10回(同)〜14回(95年)のいずれも40〜50%台と低かった。しかし、15回(99年)は対抗馬に安藤前知事や元自民党県議2人らが乱立する保守分裂戦で56%と上昇した。前回も安藤前知事と元出納長の県庁OB対決で約3ポイント上昇した。

 今回、各陣営とも「全国ニュースになった事件後の出直し選で有権者の関心は高い」と口をそろえる。だが、先月4日の知事辞職から年末年始を挟んで告示まで1カ月の超短期決戦で「組織や団体の推薦状を得ても、末端まで浸透しているかどうか」と不安を隠さない陣営も多い。

 一方、県選管は投票率アップに躍起だ。特に20〜24歳の若者層は前回33%で各年代で最低。若者が多く立ち寄るコインランドリーや書店など約80カ所に啓発ポスターを掲示したり、コンビ二店などで投票日を包装袋に印刷したおしぼり10万本を配布。テレビやラジオでCMも流している。

毎日新聞 2007年1月14日

1353片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 20:34:44
>>1340
2007年01月14日(日)
知事選世論調査 横内、山本氏が競り合う
各地域、年代に浸透 「未定」なお3割超 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/chijisen/news/2007/01/14/6.html

 任期満了に伴う山梨県知事選は元衆院議員の横内正明(64)、現職の山本栄彦(71)、前県議の石原秀文(63)=共産党公認、美術館主宰の金子望(61)の四候補が二十一日の投開票に向け、追い込みに入っている。山梨日日新聞社は十一−十三日の三日間、電話による世論調査を行うとともに、県内各地の取材網を通して投開票一週間前の情勢分析をした。横内、山本両候補が組織力を生かして、地域間、年代で強弱はあるものの幅広く浸透し、石原、金子両候補を大きく引き離して競り合っている。ただ、依然として三割を超える有権者が投票する候補者を決めていず、こうした層をどれだけ取り込めるかが選挙戦の行方に影響しそうだ。
 知事選への関心度は「非常にある」が33・4%、「少しある」が40・2%で、関心のある人が全体の73・6%を占めた。前回調査(昨年十二月十六−十八日)に比べ、関心のある人は2・5ポイント上昇した。
 投票する人については「決めている」が43・1%、「だいたい決めている」は21・9%。「意中の候補」を決めている人は全体の65・0%で、前回調査より17・8ポイントアップした。
 一方、34・3%の有権者が投票する候補者を決めていず、中でも支持政党のない無党派層は46・9%が未定。年代別では二十代は62・3%が未定としており、年代が若くなるほど決めかねている傾向がうかがえる。
 支持状況を政党支持層別にみると、国会議員や県議が分裂状態の自民党は、横内候補が優位に浸透、山本候補も支持を広げ、両候補が激しく票の奪い合いを展開している。民主党は、県連が推薦を決めた山本候補が支持を集め、横内候補も食い込みを見せている。県本部が山本候補の支持を決めた公明党は、横内、山本両候補で割れている。無党派層も横内、山本両候補に支持が分かれる。
 石原候補は共産党支持層の多くを固め、金子候補は無党派層への食い込みを図っている。

1354片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 20:36:09
知事選小寺氏支援で連携、100団体が新組織 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/a/13/news04.htm

 知事選に出馬する現職の小寺弘之氏(66)を支援する約百の政治・市民団体は十三日、前橋市内で合同会議を開き、支援活動を連携させる政治団体「群馬県民の会」を設立することで合意した。知事選に先立って行われる県議選への対応も協議、小寺氏支持を明確にしている候補の支援を申し合わせた。

 会議は小寺氏後援会の弘叡会など五団体が発起人となって招集。会長に商工連盟前橋地区の曽我孝之代表世話人が就任した。県民の会は小寺氏を招いた集会の連絡調整などを行うほか、小集会の開催などで政策の浸透を図る。近く県選管に政治団体の届け出を行い、事務所は前回知事選で小寺氏の選挙事務所を置いた前橋市大渡町の事業所跡地に開設する。

 県議選対応を議題にとり上げて協議。発起人が「県議選は知事選に連動する。『反小寺』を明確にしている県議候補を当選させるわけにはいかない」と、意思統一を呼び掛けた。

 小寺氏はあいさつで五期再選に臨む理由を「群馬は素質を伸ばせるかどうかの節目にあり、私にはそれをやる責任がある」と説明。「ピッチャーに例えればこれまではコントロール重視だったが、今後はスピード感のあるボールを投げたい」と意欲を語った。

1355片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 20:44:21
知事選出馬の柳村氏が社民を訪れ協力要請 岩手盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0701/14/07011403.htm

 今春の知事選に出馬の意思を固めた前滝沢村長の柳村純一氏(56)は13日、盛岡市南大通の社民党県連合を訪れ、出馬のあいさつをした。柳村氏は正式に推薦申請する場合は日を改めて要請すると伝えた。伊沢昌弘幹事長は「正式には要請をもらうことになるが、推薦のあるなしにかかわらず(県連合として知事選の)対応をしなくてはならない」と答えた。

  柳村氏は「昨年末に稲葉暉一戸町長から声がかかり、それが頭にインプットされていた。このままでは駄目だ、お前がやれよとぽつぽつ話もあった。県民に選択肢を広げ、首長としてやってきたことを判断材料にしてもらおうと決意した」と説明した。

  どの政党にも推薦要請を出していないこと、12日に自民党県連を訪問したこと、20日までには公明党県本部にあいさつすること、推薦申請は改めて行う意向を伝えた。

  懇談では、県庁改革が取り上げられ、伊沢幹事長は「財政的に絞っていかないといけないが、職員を減らせば済むという問題ではない」と話すと、柳村氏も「減らすべきではない。職員のやる気をなくす。社員、職員を大事にしないといけない。それは民間企業も同じ」などと応じた。

  柳村氏は「民主色の強い首長だと国に陳情に行っても話を聞いてもらえない」などと村長経験から県下市町村の実情も踏まえ、出馬の大義を強調した。

  伊沢幹事長は取材に対し「対応は白紙。近々に対応したい。推薦を持ってくれば要請を受け取ることになる。達増拓也氏からも他の方からも要請はきていない。選択肢が増えることはいいことで、本当の意味で県政をどうするかの議論が必要だと思う」と述べた。

  柳村氏は村長就任前に旧社会党滝沢村議として活動したこともあり、久し振りに古巣を訪れたことになる。

1356片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 20:48:02
候補擁立問題結論出ず 民主党の知事選対策委 知事多選「好ましくない」 西日本福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/sougou/20070114/20070114_002.shtml

 民主党県連は13日、4月の県知事選への対応を協議する第4回対策委員会(委員長=松本龍・県連代表)を開いた。4選を目指す麻生渡知事の多選問題について「好ましくない」との認識で一致したものの、独自候補を擁立するかの最終判断は、来月の北九州市長選後に持ち越すことになった。

 民主党は前回知事選で自民党などとともに麻生知事を推薦。今回は小沢一郎代表が「自民との相乗り禁止」「知事推薦は原則3期まで」との方針を打ち出しており、独自候補を擁立するか注目されている。

 同日の対策委では、首長の多選に否定的な意見が相次いだが、「4選批判だけで現職に勝てるのか」といった疑問の声もあったという。

 また、元民主党衆院議員が立候補予定の北九州市長選(2月4日投開票)を前に、麻生知事との対決姿勢を示せば「市長選でのマイナスになりかねない」との懸念もあり、当面は同市長選に全力を注ぐ方針が固まった。

 終了後の会見で同県連の助信良平幹事長は「絶えず政治は動いている。(同市長選まで)何もしないというわけではない」と対応に含みを持たせた。
=2007/01/14付 西日本新聞朝刊=

1357片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 20:54:05
平井氏の出馬目指し 民主系が「有志の会」 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070114/20070114008.html

 今春の鳥取県知事選の候補者選びをめぐり、前副知事の平井伸治氏(45)の出馬実現を目指して、民主党系の地方議員らで構成する有志の集まりを発足させる動きが出てきた。民主党県連代表の鍵谷純三県議が十三日、米子市内で明らかにした。鍵谷氏らは「有志の会」を近く発足させたい意向で、発足後は、平井氏擁立を目指す民間の会を後押しすることなどを想定している。

 鍵谷氏によると、「有志の会」は、民主党系の県議や市議、町議らに呼び掛け、その有志で構成したい意向。あるべき知事像として「県民党的な立場から、政党に遠慮することなく国などに発言できる知事」を挙げ、「平井氏にはそれをやってもらえる」と判断しているという。

 ただ、発足させる「有志の会」は、政党として前面に出るのではなく、既に平井氏擁立で先行している民間の会を後押しし、支援するなどの取り組みを当面、想定している。

 民主党県連は知事選の候補者選びでは「経済界を中心に平井氏擁立の動きがある。われわれも異存はない」(鍵谷氏)などとしてこれまで静観の構えだったが、地方議員らの「有志」を組織するにとどまるとはいえ、一歩踏み込むかたちだ。

 自民党県連が、平井氏に出馬要請した県議有志十五人の行動を「白紙」に戻した状況を踏まえ、平井氏擁立論が後退しないよう民間有志の会と共同歩調を取り、民主党勢力の存在感を示したい狙いもあるとみられる。

1358片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/14(日) 22:23:06
宮崎知事選、東氏・川村氏大接戦 本社世論調査
2007年01月14日21時58分
http://www.asahi.com/politics/update/0114/008.html

 21日投開票の宮崎、山梨両県知事選に向け、朝日新聞社は13、14の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報とあわせて中盤の情勢を探った。官製談合事件による前知事辞職に伴う出直し選挙となった宮崎は、タレントのそのまんま東氏と前林野庁長官の川村秀三郎氏が大接戦で、元経済産業省課長の持永哲志氏が追う展開。山梨では、元衆院議員の横内正明氏が先行し、再選を目指す現職の山本栄彦氏が追い上げている。ただ、宮崎では有権者の4割、山梨でも3割が投票態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。

    ◇

 投票態度を明らかにした人で分析すると、宮崎では、政党の支援を受けない東氏が自民支持層の2割強、民主支持層の4割に浸透。無党派層でも5割近い支持を集めている。20代〜40代の比較的若い層の支持が厚い。

 県町村会などの支援を受ける川村氏は、自民が「分裂状態」のなか、自民支持層の3割に食い込んでいる。無党派層からも3割の支持を得ている。50代と60代での支持の高さが目立つ。

 持永氏は自民、公明の推薦を受けているが、今のところ自民支持層の4割程度しか固め切れていない。公明支持層への浸透も川村氏を大きく下回っている。

 共産党県委員長の津島忠勝氏と、元高校教諭の武田信弘氏は伸び悩んでいる。

    ◇

 山梨では、自民の国会議員や県議の支持が横内、山本両氏で割れるなか、横内氏が自民支持層の過半数の支持をまとめた。無党派層でも5割程度の支持を得ている。年代や地域的に見ても幅広く浸透。前回知事選で横内氏に投票したと答えた人の大半を固めている。

 山本氏は、自民支持層の4割をまとめたが、県連レベルで推薦を受ける民主の支持層では横内氏をやや上回る程度。前回知事選で山本氏に投票したと答えた人も7割程度しか固め切れていない。

 石原氏は共産支持層のほぼ8割を固めた。金子氏は無党派層を中心に支持拡大に懸命だ。

 〈調査方法〉宮崎県と山梨県の有権者に対し、「朝日RDD」方式で電話調査をした。目標数はともに1000人。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答数と回答率は宮崎が1021人、62%。山梨が1029人、65%。

1359片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 01:11:29
宮崎知事選中盤の情勢 川村氏ややリード 世論調査 東、持永両氏追い上げ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070114/20070114_007.shtml

 21日投開票の出直し宮崎県知事選に関し、西日本新聞社は電話世論調査を行い、取材情報を加味して情勢を探った。5人の候補者のうち、無所属で元林野庁長官の川村秀三郎氏(57)がやや先行し、無所属で元タレントのそのまんま東氏(49)=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=と、無所属で元経済産業省課長の持永哲志氏(46)=自民、公明推薦=が追い上げ、共産党公認で党宮崎県委員長の津島忠勝氏(61)が続く展開となっている。ただし回答した有権者の約4割は態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 川村氏は県内ほぼ全域に浸透。40代以上と女性の支持率が高い。支援を受ける民主、社民だけでなく、自民の支持層にも食い込んでいる。

 東氏は延岡市などで先行。2、30代を中心に無党派層から最も多くの支持を集め、川村氏を追っている。持永氏は地元の都城市など県南部で支持を広げているが、推薦を受けた自民、公明の支持層に浸透していない。

 津島氏は共産支持層を固めつつある。無所属で元高校教諭の武田信弘氏(52)は苦戦している。

 知事選への関心は「非常にある」「少しはある」を合わせて88.6%。前回知事選時の調査に比べて約10ポイント高い。

 調査は11日から13日にかけて実施。年齢、男女、市郡別の人口比を考慮し、電話帳で無作為に抽出した有権者から回答を得た。有効回答は300人。
=2007/01/15付 西日本新聞朝刊=

2007年01月15日00時13分

1360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 03:08:41
宮崎県知事選3氏競る、山梨は2氏横一線…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070115i101.htm?from=main1

 読売新聞社は21日投開票の宮崎、山梨、愛媛の3県知事選について、電話による世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 宮崎は、前林野庁長官の川村秀三郎氏、元タレントのそのまんま東氏、元経済産業省課長の持永哲志氏が激しく競り合っている。山梨は元衆院議員の横内正明氏と現職の山本栄彦氏が横一線の接戦となっている。いずれも有権者の3〜5割が投票態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 官製談合事件での前知事辞職による出直し知事選となった宮崎では、川村氏が自民、民主両支持層の2割に加え、無党派の2割を固めた。年代別では60歳代以上の2〜3割の支持を集めた。東氏は20、30歳代で他候補を上回る浸透ぶりを見せている。民主支持層の3割弱、無党派層の2割を取り込んだ。自民、公明両党の推薦を得た持永氏は自民支持層の3割、公明支持層の約2割を固めた。

 現職対新人の構図となった山梨は、横内氏が地盤の衆院3区で他候補を上回る支持を獲得した。自民、民主両支持層の4割、無党派層でも3割を固めた。山本氏は自民支持層の3割、公明支持層の約6割、民主支持層の4割から支持を得ている。

 一方、愛媛は現職の加戸守行氏が安定した戦いを進めており、前県議の楠橋康弘、元養護学校教諭の和田宰両氏が追い上げている。

          ◇

 調査は、12日から14日にかけ、山梨、愛媛、宮崎3県の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。回答者数と有権者在住が判明した世帯数に対する回答率は山梨県1014人(59%)、愛媛県1018人(58%)、宮崎県1049人(61%)。

(2007年1月15日3時1分 読売新聞)

1361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 04:07:13
大原広島市議、擁立の動き '07/1/12 中国広島
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200701120095.html

 4月8日投開票の広島市長選に、広島市議の大原邦夫氏(57)=南区=を擁立する動きが強まっている。大原氏は慎重な姿勢を見せているものの、支援者の1人は「本人も前向きに考えているはず。月内には表明してもらいたい」と早期決断を待望。自民党系市議の一部も支援する意向を示しており、大原氏の動き次第では過去2回と同様「自民党系の分裂」となり、選挙の構図が大きく変わる様相を見せてきた。

1362片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 05:50:06
有権者の4割が「態度未定」…出直し知事選 本紙世論調査<上> 讀賣宮崎

 21日投開票の知事選は川村秀三郎氏とそのまんま東氏、持永哲志氏の3人が激しく競り合い、津島忠勝氏らが追う展開――。読売新聞社が12〜14日に行った世論調査と取材で、こんな選挙情勢が明らかになった。ただし、4割半ばの有権者は態度を決めておらず、終盤戦で各候補がどこまで支持を広げられるかが、勝敗の鍵になりそうだ。世論調査の結果を2回にわたって紹介する。

 

■情勢

 川村氏は、年代別にみると、60歳代で他候補を上回る浸透ぶりを見せている。職業別では、農林水産業で支持が3割を超え、商工サービス業や管理専門職、事務技術職で支持が多い。

 東氏は出身地の都城市を含む衆院3区で、2割弱の支持を集めた。自営業者よりサラリーマンの支持が多い。職業別では、労務サービス職や専業主婦での支持が他候補を上回っている。

 持永氏は自民、公明両党の推薦を受けているが、民主支持層からも約1割の支持を得た。年代別では70歳代以上、職業別では商工サービス業などで支持が広がっている。

 津島氏は共産支持層の5割を固めているものの、ほかの政党支持層や無党派層への浸透に欠けている。武田信弘氏は厳しい戦い。

 全体の3割半ばを占める無党派層の半数以上が投票したい候補を決めていない。また、女性も約5割が態度未定。女性票の行方も注目される。


■信頼や期待

 官製談合事件をきっかけに、県政の信頼度が「下がった」という回答は、「非常に」「少し」を合わせ71%に上り、「変わらない」(26%)を大きく上回った。年代別では安藤前知事と同じ60歳代が78%と最も多かった。「変わらない」との回答は世代が若くなるほど増える傾向だった。

 一方、新知事は県政を「刷新できると思う」(37%)が「そうは思わない」(27%)を上回り、期待感を示した。ただ、30歳代では「そうは思わない」との回答が最多の46%にのぼった。


■重視する問題

 今回の選挙で争点として重視する問題(複数回答可)では、「福祉や高齢化対策」の70%が最も多く、「景気や雇用対策」の60%、「県の行財政改革」の57%と続いた。50歳代以上ではすべての年代で「福祉」が最多となり、20歳代では「景気」が67%で最も多かった。

 選挙の大きなテーマである「政官業の癒着解消」は49%で、5番目。性別では、女性より男性の方が重視する傾向だった。


■主な候補のきょうの動き

 【東候補】延岡市内を遊説。離島の同市島浦島にも渡る。夕、演説会を開催。

 【津島候補】午前中、延岡市を遊説。午後からは門川町や日向市を回る。

 【川村候補】宮崎市を出発し、県南を遊説。夕方から日南市で個人演説会。

 【持永候補】終日、宮崎市内を回る。午後、市中心部で街頭演説。


■中心市街地活性化を

 日南市油津 松下英子さん(70)


 事件を知ったときは「宮崎もか」と、さすがにショックを受けた。前知事には期待していたのに、わずか1期目でこんなことになるとは非常に情けない。やはり人間は金の力に勝てないのだということを改めて思い知らされた。

 新知事には誠実で強いリーダーシップがある人を望む。県内の中心市街地もだんだん寂れており、早急に活性化策を打ち出して取り組んでもらいたい。候補者の声をしっかり聞いてだれに投票するか決めるつもり。

(2007年1月15日 読売新聞)

1363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 05:52:31
横内、山本氏が激戦 「態度未定」3割超す 讀賣山梨

 投票日まで1週間を切った知事選で、読売新聞が行った世論調査に、独自の取材を加味した情勢分析の結果、新人で元衆院議員の横内正明候補(64)と、現職の山本栄彦候補(71)が伯仲し、激戦を繰り広げている。態度を決めていない有権者が3割を超えており、情勢は流動的だ。

 横内候補は、地盤の山梨3区で4割近くを固めた。前回苦戦した1、2区でも激しく追い上げている。政党別では、自民支持層を手堅くまとめ、民主支持層にも食い込みを見せている。

 山本候補は1区で3割を超える支持を、3区では3割の支持を得た。政党別では、県連の推薦を得た民主支持層の4割、県本部が支持を表明した公明支持層から6割の支持を得ている。

 大票田の甲府市で、3割ずつの支持を受け、ほぼ拮抗(きっこう)した戦いとなっている。また、前回の知事選で井上幸彦氏に投票した人では、5割が横内候補を支持している。

 共産党公認で医師の石原秀文候補(63)は、共産支持層が多い1、3区での支持が比較的高い。私設美術館主宰の金子望候補(61)は、年代別では20歳代からの支持が最も高い。

■■無党派層■ 「支持政党なし」と答えた有権者の4割、自民支持層の2割以上、共産支持層の3割以上が態度を決めていない。

 知事選に「大いに関心がある」は35・7%、「多少は関心がある」は34・3%で、計70%に達した。前回は「大いに」「多少は」を合わせて68・9%だった。今回は特に3区で4割以上が「大いに関心がある」と答えており、各候補が中部横断道建設の費用負担などを争点に挙げたことが影響したとみられる。期日前投票を含めて「投票に行く(行ったを含む)」は83・1%に達し、関心の高さがうかがえる。

 年齢別では、60歳代以上の過半数が「大いに関心がある」と答え、9割以上が「投票に行く」と答えたが、年代が若くなるにつれ関心の度合いは低くなり、20〜30歳代で「大いに関心がある」と答えたのはそれぞれ10%前半だった。ただ、「投票に行く」と答えた有権者は6割を超えている。

 一方、「大いに関心がある」と答えた有権者の約2割、「21日に必ず投票に行く」と答えた有権者の約3割が投票する候補を決めていないことから、情勢は変わる可能性もある。

     ◇

 調査は、県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1710件のうち、1014人から回答を得た。回答率59%。

(2007年1月15日 読売新聞)

1364片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 05:56:06
知事選候補者選び 自民議論白紙で混迷
民主は独自候補見送り 讀賣鳥取

 今春の知事選をめぐり、候補者選びの動きが混とんとし始めた。前副知事で自治体国際化協会ニューヨーク事務所長の平井伸治氏(45)の立候補を一部の県議が要請した自民党県連は、決定過程を重視して白紙から議論をやり直す。「相乗りしない」という民主党県連は有志が平井氏擁立の会の設立に動き、経済界も独自に同氏にラブコールを送っている。共産党県委員会も候補者擁立を模索。有権者が置き去りにされているとの指摘も出ている。(鳥取支局 松本航介)

 「だれにするかも大事だが、どんなプロセスで決めるかも極めて重要だ」。石破茂・自民党県連会長は10日、こう語って、党所属の国会議員や県議の全員が参加した知事選専門の選対委員会を19日に発足させることを決めた。

 県連に所属する県議有志15人が「まず平井氏に決意を示してもらわないと議論が始まらない」として、独自に立候補を要請したところ、「県連で話し合うという筋を無視した行為」「功名争いだ」などと反発を招いたことを受けて打ち出した方針だ。

 石破会長は「一部の人たちで知事をつくっても、その後の県政運営は大変。我々は新しい県政をつくることにも責任があるが、新しい県政がスムーズに県民のために動けるようなレールを敷くことも大切」と、党主導の重要性を主張する。

 ある県議は、05年9月の衆院選の対応をめぐて離党していた県議7人の復党問題を挙げ、「片山知事引退という緊急事態で、急きょ年末に復党させたのは、県連として一致した候補者を決めたかったから。その矢先に勝手に動かれたのだから反発は大きい」と語る。自民党の混迷に、「これで平井氏は出にくくなったのではないか」とみる県議もいる。

 政界とは別に、県東部の経済関係者ら64人が7日、立候補を促そうと「平井伸治 新鳥取県知事を実現する会」を設立した。同様の動きは中西部でもあり、関係者の一人は、自民党内の動きを「意地の張り合いで混乱している。県連でまとまらないと平井氏も出馬を決断できない」と心配する。

 「他党との相乗りはしない」と打ち出してきた民主党県連の鍵谷純三代表は、統一地方選で県議選などに手を取られるとして、年明け早々に独自候補を擁立しない方針を表明。知事候補として異存がない平井氏には、どの党の推薦も受けずに立候補してほしいと考える。

 ただ、「自民や公明が平井氏を推薦したら対応が難しい」としており、県連内の有志で平井氏の立候補を求める会をつくり、自民党の主導をけん制する。

 一方、共産党県委員会は市民団体「明るい民主県政をつくる会」と連携して、独自候補を模索している。

 鳥取市内に住む20歳代の元会社員は「みんな勝ち馬に乗ろうという思惑がにじみ出ていて、有権者としては冷めてしまう。今は平井氏の能力や人柄などがさっぱり分からず、推す理由の説明がないと知事選への関心も薄れてしまう」と話す。

 市民オンブズ鳥取の高橋敬幸代表は「一部の政治家や経済人が主導権争いをするのではなく、県民の県政参加のためにはどういう人物や政策がいいのか、その視点が抜けている」と指摘する。

(2007年1月15日 読売新聞)

1365片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 05:57:37
知事選 民主県連結論先送り
来月中旬めどに方針 讀賣島根

 民主党県連の2007年度定期大会が14日、松江市内のホテルで開かれ、4月の統一地方選で予定される知事選・県議選、7月の参院選などに向けた活動方針を決めた。知事選での候補擁立について執行部が「現時点では厳しい状況」としたのに対し、党員らからは擁立を強く求める意見が相次ぎ、内田敬県連代表は「2月中旬をめどに方針を決めたい」と結論を先送りした。

 大会には執行部や党員、支持母体の連合島根の矢倉淳会長ら約80人が出席。知事選では「自民が推す候補との相乗りはしない。引き続き候補の擁立を検討する」とし、県議選については現時点で松江や出雲など計6選挙区に現職・新人を合わせて公認4人、推薦4人の計8人を擁立する方針を確認、さらに候補者を増やすことを目指すとした。

 参院選については「不戦敗はあり得ない」として候補の擁立作業を急ぐ方針を決定。参院選で野党が過半数を制した場合に想定される衆院選では、島根1区は既に小室寿明氏を公認候補に決めているが、候補が未定の同2区については「国民新党との選挙協力の問題が浮上することが考えられ、もう少し状況を踏まえて検討する」とした。

 大会終了後、内田代表は「県連に国会議員がいないことで組織運営や候補擁立に大きな影響が出ている。知事選は告示(3月22日)の1か月半前をめどに方針を決める。参院選の候補擁立は先が見えない訳ではないが、統一選後の5月になる可能性もある」と話した。

(2007年1月15日 読売新聞)

1366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 11:14:16
東、川村、持永氏が接戦 知事選中盤情勢
2007年1月15日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701150101

 出直し知事選は投開票まで残り1週間。宮崎日日新聞社は県内13支社・支局の取材などで14日までの情勢を探った。選挙戦は、タレントのそのまんま東氏(49)=本名・東国原英夫=と前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)=自民・公明推薦=の新人無所属3候補が三つどもえの展開。突然の選挙となっただけに組織の滑り出し、有権者の反応とも鈍かったが、ようやく動きが出てきた。

 終盤戦に突入していく中で、組織による票固め、無党派層・浮動票の取り込みが熱を帯びそうだ。

 東氏は知名度で関心を集め、政策で熱弁を振るう。この相乗効果で支持が広がっている。勝手連が生まれ始め、活動に勢いをつけている。

 宮崎、都城、延岡市といった都市部では歩行遊説。握手や記念撮影に気軽に応じるなど浮動票対策にも余念がない。県内9市のほとんどでまんべんなく票を集めそうな勢いだ。郡部でも手応えをつかんでおり、個人演説会を増やすなどし、支持拡大をうかがう。

 川村氏は特定の政党や企業・団体から推薦を受けない「県民党」の看板と、農林水産省高官、林野庁長官という経歴、行政手腕を前面に押し出す。これを自民党勢力の一部と民主、社民勢力が後押しする。

 宮崎市と近郊の県央地域では好反応。特に旧東諸県郡の国富、綾、高岡町で強い。このほか、西都市などでも健闘。農林業を基幹産業とする県北の郡部や延岡市でも支持を得つつある。連合宮崎は加盟労組へ川村氏支援を徹底しており、組合員への浸透が進んでいる。

 保守本流の位置付けにある持永氏は、ようやく組織が機能し始めた。終盤戦へ向け、自民、公明党、友好経済団体などが力を発揮すれば、上げ潮ムードが生まれる。それだけに、陣営は引き締めに躍起になっている。

 過去2回、衆院選を戦った県西、県南地域で支持が根強い。地元都城市を中心に、古川禎久衆院議員、小斉平敏文参院議員=共に自民=らがバックアップ。三股町など郡部でも支持を集める。自民党の中川昭一政調会長ら自公の大物政治家が次々と本県入りし、票固めと掘り起こしを狙う。

 共産公認の津島忠勝氏(61)は基礎票固めを着実に進める。無党派層・浮動票の取り込みを目指すが、先行する三氏の背中は遠い。

 元教諭の武田信弘氏(52)=無所属=は独自の戦い。

1367片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 11:33:45
プレ統一地方選、3知事選、山梨、横内氏が先行、愛媛は加戸氏優位
日経1/15
 日本経済新聞社は四月の統一地方選の前哨戦として注目を集める山梨、愛媛、宮崎三県知事選(二十一日投開票)について世論調査を実施し、情勢を探った。愛媛では現職が優位に立つが、保守分裂選挙となった山梨、宮崎では有力候補が票を奪い合う展開。態度未定も二―三割に達しており、終盤に向けて激しい競り合いが続きそうだ。
 【山梨】
 元自民衆院議員の横内正明氏が現職の山本栄彦氏をリードする。横内氏は二十歳代で約六割の支持を固め、三十―五十歳代でも山本氏を上回る。安倍内閣の支持層、不支持層ともに、現時点では横内氏が優位に立つ。
 自民は復党組の堀内光雄衆院議員が山本氏を推す一方、同じ復党組の保坂武衆院議員や、先の衆院選では「刺客」として比例代表で復活当選した小野次郎衆院議員が横内氏を支持。民主は県連レベルで山本氏を推薦する。三割の態度未定層の動向が大きく影響しそうだ。
 【愛媛】
 三選を目指す現職の加戸守行氏が新人二人を大きく引き離す。加戸氏は内閣支持層の約七割、不支持層でも約四割の支持を得ている。
 【宮崎】
 前知事の汚職事件による辞職に伴う出直し選。先行する川村秀三郎氏は自民県連の一部に加え、民主、社民の支援も得ており、まんべんなく支持を広げている。そのまんま東氏はタレントとしての知名度を生かし、二十歳代の約五割、三十歳代の約三割を取り込み、無党派層への浸透でも先んじる。自民、公明推薦の持永哲志氏は自民支持層の間でも、川村氏に先行を許しており、支持団体のテコ入れを急ぐ。

本社世論調査、宮崎知事選、自民支持層、3氏が争奪、有権者3分の1態度未定
日経1/15
 二十一日投開票の宮崎県知事選について日本経済新聞社が実施した世論調査では、有権者の五割近くを占める自民支持層を、非自民系を含む三候補が激しく奪い合っている。有権者の関心も高いが、「支持政党なし」層を中心に三分の一の有権者がまだ態度を決めておらず、情勢を左右しそうだ。
 現時点では元林野庁長官、川村秀三郎氏(57)がやや先行。タレントのそのまんま東氏(49)、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)の二人が追う展開になっている。
 民主、社民両党に加え一部の自民県連の支援を受ける川村氏は、民主支持層の四割強、自民支持層からも三割近くの支持を獲得している。五十代以上では支持が三割を超える。
 タレントの知名度を生かす東氏は、無党派層での支持では二割強を集めリードする。若年層の取り込みで他候補を大きく上回るほか、民主支持層の約三割、自民支持層にも二割近く食い込む。
 自民、公明推薦の持永氏は、自民支持層の二割強、公明支持層の三割近くの支持しか固めきれていない。会社員、農林水産業、自営業のいずれの職種でも川村氏に先行を許している。
 共産党県委員長、津島忠勝氏(61)=共産公認=と元高校教諭、武田信弘氏(52)は厳しい戦い。
 保守分裂の混戦を反映し、選挙戦に対する関心は高い。有権者の八一%が「投票に行く」と回答した。

1368片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 12:47:09
宮崎県知事選:そのまんま東氏「脱タレント」をアピール 
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070115k0000e010015000c.html

 宮崎県知事選は、県町村会が推す前林野庁長官、川村秀三郎氏(57)と自民、公明推薦の元経済産業省課長の持永哲志氏(46)が保守層を二分してしのぎを削る中、元タレント、そのまんま東氏(49)が「脱タレント」をアピールして浸透を図っている。芸能人の応援を断り、パフォーマンスはない。方言で地元出身を強調する戦いに他陣営は警戒感を強めている。【宮崎知事選取材班】

 「宮崎県をどげんかせんといかん!」。選挙戦最後の日曜日となった14日、都城市での個人演説会で、約300人を前に東氏の声が響いた。陣営幹部は「だんだん方言がうまくなった」と顔をほころばせた。東氏は都城市で高校まで過ごし、大学進学で上京。卒業後、27年間芸能界で活動した。

 「宮崎に骨を埋める」とタレント候補のイメージを打ち消す。芸能人仲間の応援も「政治家としてみてもらいたい」(陣営幹部)と断っている。県内をくまなく回り、握手と街頭演説を重ねる地道な戦いを続ける。

 知名度が高く、有権者の反応は良い。写真やサインを求められることも多い。陣営は「本当に知事選の候補者として見てもらっているのか」と不安をのぞかせたこともあったが、次第に手応えを感じている。

 川村氏は宮崎市で女性集会を開いた。女性町議は「(東氏が)かなりの人気があるそうだ」と話し、「女性の手で食い止めなくてはいけない」と壇上から訴えた。陣営幹部も集会後「かなり追い上げられている。ネジを巻かないと」と危機感を募らせた。

 一方持永氏陣営の川添睦身選対本部長は、宮崎市の選挙事務所に自民党支持者を集め「『(東氏の)人気が高い若い人は、投票に行かない』というのは甘い考えだ。全国的に、東氏(の得票)がどうなるかと話題になっている。侮ってはいけない」と引き締めた。

毎日新聞 2007年1月15日 10時34分 (最終更新時間 1月15日 10時48分)

1369片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 21:03:32
川村、東両氏接戦、追う持永氏
宮崎知事選情勢
2007年01月15日 18:37 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007011501000478.html

 新人5氏が立候補した21日投開票の出直し宮崎県知事選で、共同通信社は13、14の両日、電話による世論調査を実施、取材も加味して情勢を探った。元林野庁長官川村秀三郎氏(57)とタレントそのまんま東氏(49)が横一線で激しく競り合い、元経済産業省課長持永哲志氏(46)が追う展開だ。

 回答者の4割以上が選挙に強い関心を示す一方、3割以上が態度を決めていないとしており、情勢は流動的でもある。

 川村氏は50代−70歳以上を中心に幅広い年齢層に浸透しつつある。支援を決めた民主、社民両党支持層の4−6割を確実に取り込みつつあるほか、持永氏を推薦する自民支持層の3割近くにも食い込んでいる。

 そのまんま東氏は無党派層を中心に、20代、30代の女性から高い支持を受ける。出身地の都城市など県南部では地盤が重なる持永氏と激しく争っている。

 持永氏は衆院選に2度出馬した経験から県南部で支持を固めつつあるが、自民党支部や経済団体の一部が川村氏支援に回る保守分裂を受け、宮崎市など都市部での巻き返しが鍵となる。

 共産党公認の津島忠勝氏(61)は苦しい戦い。

1370片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 21:46:01
自・共VS民主が再び 陸前高田市長選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2007/m01/d15/NippoNews_10.html

 共産、自民の共闘が再度実るか、民主が雪辱を果たせるか−。28日告示、2月4日投開票の陸前高田市長選は、現職中里長門氏(60)に新人の民主党前県議吉田昭彦氏(64)が挑む。自民党の市議らが共産党員の中里氏を支持し、市議会で多数を握る民主党市議らが吉田氏を推す異例な構図だ。政策論争の一方で、政党色を背景にした両陣営の応酬が激しさを増しており、市民からは「市民生活に密着した議論」を求める声が出ている。

 再選を目指し無所属で出馬する中里氏は、全国でも7人しかいない共産党員の首長だ。前回と同じく、市民団体の「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」(米沢政敏会長)が支持母体となり、「党派を超えた市民の結集」を呼びかける。

 同会には市議会の自民党系会派・市民クラブと共産党の市議7人が名を連ね、協力して選挙戦に臨む戦略だ。

 一方、新人の吉田氏は民主党を離党し無所属で出馬するが、公約で同党を通じた国や県とのパイプを強調する。

 同市出身の黄川田徹衆院議員や、知事選に出馬予定の達増拓也衆院議員、県議選陸前高田選挙区に立候補予定の菅原一敏前市助役ら民主党勢力との連携を前面に打ち出し、黄川田氏支持の市議会会派清和会と新星会の市議14人が支持する。

 国政では、自民と共産両党は対立を繰り返していることから、吉田陣営は中里氏の姿勢を「選挙目当ての呉越同舟で、自らの政治信条と矛盾している」と激しく批判。

 後援会の伊藤明彦幹事長は「根本的に考え方が異なる者同士が妥協を重ねて市政を担っても、国や県との信頼関係は築けず、大きな仕事はできない」と指摘する。

 一方、吉田氏が誇示する「国、県とのパイプ」に対し、中里陣営は「野党の民主党に、それほど大きな政治的影響力があるのか」と疑問視する。

 自民党員の戸羽太選対幹事長は「中里氏は黄川田氏と連携し、国や県と十分連携してきた。仮にそれで不十分ならば、私が自民党との間を仲立ちする」と、逆に国政与党との連携を強調する。

 2003年の前回市長選は中里氏が、自由党(現民主党)の支持を受け5選を目指した菅野俊吾氏を約1200差で破った。

 政党対決の様相に、市民からはもっと市民生活に密着した議論をとの声が出ている。同市各種女性団体連絡会の村上末子会長は「市長選に国会の政党対決を持ち込まれても興味がない。陸前高田の魅力をどう生かして地域の発展につなげるか、両氏とも工夫やアイデアを数多く示してほしい」と注文する。

1371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 21:46:54
知事選候補に注文 公明県本部の代表 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2007/m01/d15/NippoNews_4.html

 公明党県本部の小野寺好代表は14日、盛岡市内での街頭演説で、3月22日告示の知事選に出馬予定の民主党県連代表、達増拓也衆院議員(42)=岩手1区=と前滝沢村長、柳村純一氏(56)について医師不足、県競馬組合の存廃問題、県林業公社問題など県政課題を挙げた上で「財政難をどうするか、はっきりしたビジョンを打ち出してない」と苦言を呈した。

 小野寺代表は達増氏の名指しこそ避けたが「民主党の国会議員を辞めて出る予定の方は、いまだに議員の身分を有して活動している。県民の代表として知事選に立候補するならば、きちんとしたビジョンを持って議員を辞め、真剣に政策を訴えるべきではないか」と疑問を投げ掛けた。

 柳村氏についても「最近出たかつての首長経験者」とした上で、小規模自治体の財政難を取り上げ「市町村合併を推進すべきで、特に知事はリーダーシップが必要。盛岡市との合併について、独自でやっていくということをしてきた方に対して、すぐに支援するわけにはいかない。きちんとした考えをまず教えていただきたい」と注文した。

 柳村氏は「非民主、非共産」の枠組み構築を狙って自民党県連、社民党県連合、公明党県本部に支援要請する方針。小野寺代表の同日の発言は、政策論争重視の姿勢をあらためて強調したものとみられる。

1372片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 22:49:35
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/209/1165201140/156
156 名前:超一般常識人 投稿日: 2006/12/23(土) 09:44:58
持永君もかわいそうだね。
農民連盟分裂。
県議市町村議員分裂・傍観(自分の選挙に手一杯)
孤立無援の戦い。
かといって、川村氏もどれだけ採るか・・・基本的には落下傘であるし
落選しても、しかるべきポストは準備されていると聞く。
どうも胡散臭い。
うん、ここは、やっぱり芸能界引退を表明した東だな。
(自らの退路を断ったわけだし、潔い)
東がんばれ。
おそらく今回は60万票前後の投票数。
共産党が5万票とるから、差し引き55万
民主票は15万あるら、差し引き40万
中山票は12万、江藤票が9万、古川票が10万、
中山の20%、江藤の30%、古川の20%の票をもらったとして、
7〜8万。持永の手持ち票はいくらか・・・8〜9万か?
せいぜいとって15〜17万表・・・
有効投票数の25%前後・・・厳しい。
川村はどうか、
民主の50%中山の40%江藤の30%古川の20%てとこか?
総数16〜7万でどうだ。
55−17−17=21(東)
あくまで、現時点のひとりごとですが。
批判書き込みor賛同書き込み受付中!

161 名前:超一般常識人 投稿日: 2006/12/23(土) 11:52:27
>>159
わかってない・・・。
1区での票のうちってことだよ。
>>158
大吾朗も賛同か。
プロ野球でたとえるなら・・・
持永ハチュールイーズ・・・自力優勝の目が消えました。今後はしがらみだより。
東ツルリンスターズ・・・額が点灯(マジック点灯)。最後まで突っ走るか!!
川村チョーカーン・・・急遽トレードで大砲を獲得し、首位を猛追か?
共産イーグルス・・・楽天?いやいや、茨城GG?

1373片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 22:56:10
476 名前:名無しでいっちゃが 投稿日: 2007/01/15(月) 16:29:18
情報早いですね。脱落したようです。

そこの中心にいた大物元国会議員がまたも寝返りを開始したらしい。
いつもの手法だ・・・たしか前回の知事選挙も

478 名前:名無しでいっちゃが 投稿日: 2007/01/15(月) 18:50:04
宮崎の若者は飯が行くだろうと言っていた。
D店のの横に事務所があって毎日人がいっぱいで間違いないと元気があった。
革より人気があるみたいだ。
イオンのとこでも飯のボランテイア(?)がたくさんいてお願いしますと言われた。
飯できまりとみた!

482 名前:超一般常識人 投稿日: 2007/01/15(月) 19:37:11
世論調査、書き込みの状況とおりだと思うが・・・
2番手は入れ替わる可能性があるとおもう。
民主票は無所属に流れるでしょう。
与党推薦が息を吹き返すとすれば、選挙カーをいかに降りるかだ、
おりておりておりまくれ。
車の中から叫んでも今からじゃもうだめだ。
それをやらなければ、最初に私が予想したとおりになる。
>>156
>>161

480 名前:名無しでいっちゃが 投稿日: 2007/01/15(月) 19:23:19
飯が元気出すのは間違いないよ
MRTでも宮日でも飯が本当は10ポイントはなしてるというのがほんと

483 名前:名無しでいっちゃが 投稿日: 2007/01/15(月) 20:35:37
>>480
10ポイント離せば「リードしている」に
なるそうだ。

485 名前:名無しでいっちゃが 投稿日: 2007/01/15(月) 21:20:39
>483
農家の人は仕事で家にいないだろうからリードと書かなかった
ほんとはもっと離している

1374片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/15(月) 23:11:55
【広域】
知事選“前哨戦”東三河で火花
自民VS勝手連   中日愛知
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070115/lcl_____ach_____014.shtml

 愛知県知事選の告示(18日)前最後の日曜となった14日、自民党の中川秀直幹事長が豊川市で神田真秋知事(55)=自民、公明推薦=を支援した。民主党などが推す石田芳弘前犬山市長(61)はこの日、豊橋市で勝手連などの集会に出席し、告示を前に戦いはヒートアップしてきた。自民の地盤が強い地区で予定された石田陣営の集会では1人も参加者の姿がないハプニングもあった。

 
 ■神田陣営 幹事長テコ入れ
 中川幹事長は党豊川市支部大会に、杉田元司衆院議員(比例東海)と共に顔を出した。自民党幹事長が市支部レベルの大会に臨むのは異例。東3河は自民の“金城湯池”とも言われるが、豊川市など衆院愛知14区は民主党の鈴木克昌衆院議員が制しているだけに、党本部が支持拡大へ直接テコ入れに乗り出した形だ。

 大会には中野勝之豊川市長はじめ約600人が出席。中川幹事長は「相手は『潮目を変える』と言うが、『元気な愛知』を変えて悪くしていいのか。元気の理由は、モノづくりにコツコツ取り組むまじめさや謙虚さにあり、その県民性を体現しているのが神田知事だ」と持ち上げた。

 
 ■石田陣営 手作り感を演出 
 対して、石田氏は豊橋市で開かれた無所属・無党派の議員らでつくる東三河勝手連などの集会に参加。地元の豊橋筆を使って自らのマニフェスト(選挙公約)に「東三河を大切にします」と書き入れるなど、手作り感あふれるパフォーマンスで、集まった約1000人に支持を求めた。

 東三河勝手連代表の荘田博己・蒲郡市議は、各地区の勝手連が石田氏を招き20回以上の集会を開いたことを説明。「民主党と力を合わせ、東三河から風を送り込もう」と呼び掛けた。

 だが、その後に豊橋市石巻西川町で予定されていた50人規模の集会は、参加者が一人も姿を見せず、一転中止に。主催者男性(48)は、会場に敷き詰められた座布団を片付けながら「この地域は自民党が強いからね」とポツリ。待ちぼうけを食った形の石田氏は「少しも気にしていない」と述べ、会場を後にした。

1375片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 01:51:57
分裂戦に安倍政権危機感 自民党本部てこ入れ 終盤、三役相次ぎ地元入り 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070115/20070115_017.shtml

 終盤に入った宮崎県知事選(21日投開票)で、自民党の三役が相次いで現地に入り、推薦候補の本格的なてこ入れに乗りだした。選挙戦は有力3候補が激戦を展開。結果次第では支持率が続落する安倍政権に打撃を与えかねないが、肝心の同党宮崎県連は「分裂状態」。党関係者は危機感を募らせている。

 「美しい国の原点である宮崎には、頑張ってもらわないといけない」。15日昼、宮崎市の百貨店前。自民党の中川昭一政調会長は、安倍晋三首相のキャッチフレーズを引用して、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)への投票を呼び掛けた。

 14日には、丹羽雄哉総務会長が宮崎県医師会などの党支持団体に支援を要請。最終盤には中川秀直幹事長も現地へ行き、「三役そろい踏み」で必勝を期す構えだ。

 12日から宮崎県内を回っている岩永峯一元農相は「統一地方選に勝つために、宮崎県知事選と北九州市長選は落とせない。党を挙げた天下分け目の戦い」と強調する。だが、宮崎入りした別の党幹部は「盛り上がっていない」と不満げに感想を漏らした。

 選挙情勢は予断を許さない。同党県連幹部の一部は持永氏でなく、元林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を支援しており、自民支持層を両氏が奪い合っている。独自候補擁立を見送った民主党、社民党も川村氏で動く。さらに、元タレントのそのまんま東氏(49)が無党派層に浸透。川添睦身・自民党県連会長は「人気があるが投票には行かない、という考えは甘い」と東氏への警戒心を隠さない。

 このため、「与党対野党の対決構図に持ち込む」のが自民党の戦略。持永氏自身も「ここで負けたら安倍政権に大きなダメージ」と街頭演説で強調。陣営は政権与党とのパイプを前面に掲げ、支持団体への働き掛けを強める方針だ。

 こうした動きを横目に東氏は「政党や組織の支援は受けていない」と、無党派層へのアピールをより鮮明にしている。

=2007/01/16付 西日本新聞朝刊=

1376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 12:22:26
尾崎保市議が出馬表明
東大和市長選 讀賣東京多摩

 東大和市の尾崎保夫市議(57)が15日、今春の統一地方選で行われる同市長選に立候補することを正式に表明した。無所属での出馬を予定している。

 記者会見した尾崎市議は情報公開に積極的ではない現市政を批判。「市政を市民との協働の場にするためにも、情報を共有することが必要だ」と訴えた。また、「財政調整基金などに頼っていた財政も危機的状況にひんしている。夢を実現するためにもまずは市財政を安定させたい」として、思い切った行財政改革の必要性を訴えた。

 尾崎市議は日大生産工学部卒。小平市職員を経て1999年の東大和市議選で初当選し、現在2期目。

 同市長選には、すでに現職の尾又正則市長が4選を目指しての立候補を表明している。

(2007年1月16日 読売新聞)

1377片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 12:24:45
自公推薦候補擁立へ
自民県連会長国政連立の堅持強調 讀賣鳥取

 県選出の自民党国会議員4人の合同新春懇談会が15日、鳥取市内のホテルで開かれ、石破茂・県連会長は今春の知事選をめぐって、連立政権を構成する公明党と協力して推薦候補を擁立する考えを改めて示した。

 石破会長はあいさつで「公認や推薦をしないのは党としての責任放棄。推薦すれば公明党と共に全力で選挙を戦い、責任を持って支える」と強調。「党派を超えた「県民党」的な立場での候補者は応援しないことを明言した。

 また、前副知事の平井伸治氏(45)を支援する有志の会を設立したり、「自民が平井氏を推薦するとうちとして対応が難しい」と幹部が述べたりしている民主党県連の対応に、「他党を見ながら考えるなど責任政党のやり方ではない」と批判した。

 一方、常田享詳・参院議員が知事選を今夏の参院選と関連づけ「公明党の協力なしでは勝算がなくなる」と自公一致した候補者の早急な擁立を訴えたのに対し、来賓として出席した公明党県本部の銀杏泰利代表は「改革を継承し、格差是正や経済などにも取り組む人材が必要」と呼応。自民党県連が19日に開く知事選専門の選対委員会での論議を見守る姿勢を示した。

(2007年1月16日 読売新聞)

無党派より政党で
候補選び片山知事が持論

 今春の知事選をめぐり、片山知事は15日、官製談合事件で選挙と金の問題が指摘された和歌山県の例などを引き合いに出しながら、知事選候補者は無党派より政党による擁立が望ましいとの持論を改めて示した。

 県選出自民党国会議員の合同新春懇談会で語った。片山知事は、旧自治省(現総務省)で同期だった木村良樹・前和歌山県知事が無所属で立候補し、選挙資金の調達に苦しんだことが事件の発端になったとし、「政治資金規正法が改正され、無所属や無党派では企業団体献金が受けられない。選挙資金をどうやって調達するか、きれい事ではすまされない」と語った。

 続いて、東海道新幹線の新駅建設反対を掲げて当選した嘉田由紀子・滋賀県知事が、その他の県政課題で混乱を起こしていることに触れ、「マニフェストは個人や数人では作れない。課題を継続的、専門的に検証できる政党が作るべき」と述べ、無党派の危うさを強調していた。

(2007年1月16日 読売新聞)

1378片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 12:25:59
知事選「大いに関心」27%
浮動票取り込み焦点 世論調査〈上〉 讀賣愛媛

 21日に投開票される知事選について、読売新聞社は12〜14日、県内の有権者を対象に世論調査を実施、取材結果を加味して情勢を分析した。選挙戦は3選を目指す現職の加戸守行氏(72)が安定した戦いを見せ、いずれも新人の楠橋康弘氏(38)、和田宰氏(54)が追う展開となっている。ただ、今回の選挙に「大いに関心がある」とした人は27%にとどまるなど、低調さもうかがわせ、3候補が残り期間でどのくらい浮動票を取り込むかにも注目が集まる。2回に分けて調査結果を紹介する。

 調査は、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行い、有権者在住が判明した世帯1768件のうち、1018人から回答を得た。回答率は58%。

 【支持政党】

 加戸氏は自民支持層の約7割、公明支持層の約6割をまとめたほか、無党派層も約3割近くに浸透。

 楠橋氏は、実質的に自主投票を決めた民主党支持層の約2割の支持を得るなど、健闘している。

 和田氏は、共産党支持層の約6割を固め、社民党支持層からも約2割の支持を獲得した。

 【支持層】

 加戸氏は都市部、郡部を問わず浸透し、男女、年代別でも偏りなく支持を集めた。職業別では、農林水産業で半数を超える高い期待を集める。

 楠橋氏は、今治市などの中都市部で健闘。年代別では、60歳代の13%が最も高くなった。職業別では、商工サービス業が26%で最も高かった。

 和田氏は、男女別では男性の支持が目立つ。職業別では、農林水産業が最も高く、次いで、管理専門職、事務技術職、労務サービス職が続いた。

 【関心度】

 選挙への関心では「大いにある」が27%、「多少はある」が29%となった。年代別では、「大いに」とした人は70歳以上で40%と最も高く、次いで、60歳代で34%、50歳代で24%。一方、20歳代で9%と最も低く、30歳代が14%と続いた。

 さらに、投票に行くかどうかの質問には、「必ず行く」が64%、「なるべく行くつもり」が17%。一方、「たぶん行かない」「行かない」という人を合わせると、計6%だった。

 【判断基準】

 誰に投票するか決めるとき、最も重視する点は何かを聞いたところ、「政策や公約」を挙げた人が最も多く、55%にのぼった。

 ほかには、「候補者の経歴やイメージ」が19%、「支持している政党や団体」が13%と続いた。

(2007年1月16日 読売新聞)

1379片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 12:27:30
「投票に行く」8割超…出直し知事選読売調査<下> 讀賣宮崎

 読売新聞社が12〜14日に行った出直し知事選(21日投開票)の世論調査の結果、「投票に行く(期日前投票を含む)」と答えた人が8割を超えたことがわかった。選挙に「関心がある」との回答も83%で、前回知事選(2003年)の調査結果の71%を上回った。官製談合事件を受けた出直し選への有権者の関心の高さがうかがえる。

 ■関心や投票意欲

 今回の知事選への関心を聞いたところ、「大いにある」が54%で、「多少はある」の29%と合わせると8割にのぼる。ただ、60歳代以上では「大いにある」が6割を超えたものの、20歳代では3割弱にとどまるなど年代で差があった。

 「投票に行くか」との質問には、「必ず行く」が72%、「期日前投票に行く(行ったを含む)」は11%。「なるべく行くつもり」が13%で高い投票意欲を示した。年代別では「必ず行く」は20歳代が49%と最も低く、30、40歳代も6割台にとどまった。

 ■安倍内閣、高年齢ほど高い支持 

 昨年9月に発足した安倍内閣を「支持する」は43%で、「支持しない」は36%だった。性別では女性は「支持する」(44%)、男性は「支持しない」(42%)が多い。年代別では年齢が高いほど、支持率が高い傾向となった。

 政党支持層別では自民65%、民主20%、公明62%、共産22%、社民13%が支持した。無党派層は不支持(47%)が支持(29%)を上回った。

 ■無党派層が35%

 自民が41%でトップだが、2005年9月の衆院選前に行った調査時の44%よりダウン。民主や公明など他党も軒並み下がった。「支持政党なし」の無党派層は倍増の35%で、20、30歳代で5割を超えた。

 投票の決め手は「政策や公約」…57% 

 投票をする時に最も重視することは何かとの問いには、57%が「政策や公約」をあげた。「候補者の経歴やイメージ」が21%、「支援している政党や団体」は11%にとどまった。20歳代では「経歴やイメージ」(40%)が「政策や公約」(35%)を上回った。

 ■主な候補のきょうの動き

 【東候補】午前中は日南市とその周辺、午後は都城市内一円で遊説、街頭演説。

 【津島候補】宮崎市に重点を置き、終日、市内を遊説して回る。

 【川村候補】宮崎市と近郊を回り、昼、市中心部で街頭演説。その後、県北へ。

 【持永候補】宮崎、西都市などを回った後、夜、えびの市で決起大会。

 ■信頼回復最大の課題

 清武町加納 大学生 栗脇真彦さん22

 前知事は「談合に関与していない」と繰り返していたが、結局、県民は裏切られてしまった。県政の信頼回復が最大の課題。特定の業者でなく、県民の声を聞き、県政に反映させる仕組みづくりが必要。

 新知事には、就職環境の改善を望む。県内企業から内定を得たが、募集する企業は多いものの、各社とも採用人数が少ないことを感じた。働く場が確保されないと若者は定住しないし、市街地も活性化しない。若者が集まる、にぎわいのある県にしてほしい。

(2007年1月16日 読売新聞)

1380片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 19:17:17
選挙:桐生市長選 新たに2人、県議と市議が出馬表明 4人が激戦の見通し /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070116ddlk10010144000c.html

 4月の桐生市長選に、同市選挙区選出の亀山豊文県議(56)と、笠井秋夫市議(67)が15日、相次いで出馬表明した。同市長選には既に現職の大沢善隆氏(65)が4選出馬を表明。市議の吉野剛八氏(61)も立候補を明らかにしている。早くも4人の出馬が決まり、同市長選は激戦の見通しとなった。

 亀山氏は記者会見で「桐生市の合併は変則的で『これで良かったのか』という不満と不安が市民にある。みどり市と一緒になって仕事ができるのは私しかいない」などと述べ、合併問題を市長選の争点に挙げた。さらに「町の閉塞感を打破し、地場産業を再構築したい。財政も厳しいので、市民と一緒に行財政改革を進めていく」と語った。

 一方、笠井氏も記者会見を開き、「(大沢市長には)大きな失敗があった。それが現在の飛び地合併だ。みどり市と近いうちに合併したい」と、亀山氏同様、合併問題を争点とする考えを示した。また「市長の歳費と退職金を2〜3割引き下げ、議員や職員の報酬・給与の引き下げも検討したい」とし、人件費削減に取り組むと訴えた。

 亀山氏は専修大法学部卒。95年の県議選に初当選し、現在3期目。笠井氏は桐生高卒。79年の市議選に初当選し、現在7期目。【塚本英夫】

毎日新聞 2007年1月16日

1381片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 19:25:36
選挙:高石市長選 桜田東士氏が出馬表明 /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/news/20070116ddlk27010432000c.html

 任期満了に伴う高石市長選(4月22日投開票)に、元同市100人市民委員会部会長の桜田東士氏(63)が15日、無所属で初出馬すると表明した。

 桜田氏は同志社大卒業。専門商社で勤務後に退職し、同市100人市民委員会情報・IT・市民参加部会長を務めた。同市長選には現職の阪口伸六氏(50)が3選出馬を表明している。【内田幸一】

毎日新聞 2007年1月16日

1382片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 19:28:00
選挙:知事選 石破茂氏、公明の協力訴え−−県選出国会議員の新年祝賀会で /鳥取
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20070116ddlk31010588000c.html

 県選出国会議員4人(自民党)の合同新年祝賀会が15日、鳥取市内のホテルなどで開かれ、石破茂・自民党県連会長は知事選について「候補者を推薦し、公明と力を注いで大勝利を収めるよう支えていく」とあいさつした。

 知事候補として、前副知事の平井伸治氏(45)=自治体国際化協会ニューヨーク事務所長=を推す動きがあるが、石破会長は「どういう方がふさわしいか、片山県政を継承し、なお克服すべき課題はどこにあるか県民に示すのが務め」とし、必ず独自候補を推薦すると決意を述べた。

 一方、公明党県本部の銀杏泰利代表は「自民の選んだ方が平井さんなら、政策を聞いた上で乗ることも十分ある」と共闘を示唆した。

 また、片山知事は「選挙はそれなりに金がかかることで、県民党、無党派というきれいごとですまない。政策と政治資金面の落とし穴がある」と、政党中心の選挙が望ましいとの持論を強調した。

 自民党県連は19日、知事選選対委の初会合を開く。【松本杏】

毎日新聞 2007年1月16日

1383片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 19:36:03
出直し知事選:中川・自民政調会長が来県 「自公」の地元貢献を強調 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070116ddlk45010364000c.html

 前知事辞職に伴う出直し知事選(21日投開票)で15日、無所属新人の応援に自民党の中川昭一政調会長が来県し、宮崎市のデパート前で遊説した。「政権政党の自民・公明が市街地活性化に取り組んできた」と強調し、県内で発生した鳥インフルエンザ問題でも「一刻も早く終息宣言が出るように最大限の努力をする」と訴えた。

 中川政調会長は農相や経産相も歴任している。街頭演説では、元経産省課長の候補者を評価し「全国的に中心市街地が空洞化している中、宮崎は活性化しているように思う。自民・公明が一生懸命に取り組んできたからだ」と訴えた。

 清武町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏が大量死したことに触れ「東京や大阪の小売店や消費者には動揺はみられない。不安をあおるような風評被害はなく、地元の行動も適切だった」と評価した。【中尾祐児】

毎日新聞 2007年1月16日

1384片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/16(火) 23:17:08
>>1366>>1369
川村、東氏が横一線 持永氏追う 知事選世論調査 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701160102

 21日投開票の出直し知事選で、宮崎日日新聞社は13、14日、電話による世論調査を行い、取材を基に情勢を分析した。前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)=無所属=とタレントのそのまんま東氏(49)=本名・東国原英夫、無所属=が横一線で並び、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)=無所属、自民・公明推薦=が追う展開。共産党県委員会委員長の津島忠勝氏(61)=共産公認=は伸び悩み、元教諭の武田信弘氏(52)=無所属=は独自の戦い。

 ただ、調査対象のうち約3割は誰に投票するか決めておらず、情勢が流動する可能性がある。

 川村氏は大票田の宮崎市でリード。同市近郊でも強く、出身地の綾町を含む東諸県郡では他候補を圧倒する。日向市も好調。林野庁長官、農林水産省高官の経歴に対する期待感から、郡部でも票を固めつつある。

 支持政党別では、自民支持層の一部を取り込みながら、民主、社民支持層の獲得ではトップに立つ。ただ、水面下で支援を受けている民主層に広がりの余地を残す。

 30―60代男性からの支持が目立つ。職業別では、農林漁業の半数近くを押さえる。

 知名度で群を抜く東氏は市部で高い支持を集め、延岡市での強さが際立つ。都城市では持永氏と票を分け合う。西都市などでも浸透が進んでいる。

 無党派層の獲得で川村、持永氏に水をあける。川村氏支援の民主、社民支持層の一部も取り込む。男性よりも女性の支持が強い。特に20、30代女性の4割強の支持を集める。

 職業別では、事務・技術職から高い支持を得ており、現業職も両候補を上回る。

 持永氏は日南、串間市で川村、東氏を上回る。小林市でもトップに立つほか、西諸県郡では圧倒的。拠点の都城市で東氏と競り合いを演じるなど、思惑に狂いも生じている。

 推薦を得ている自民支持層の獲得は最多だが、十分ではない。公明は固まりつつあるが、一部を東氏に奪われている。五候補の中では最も若く、20代男性の半数近くの支持を得る。

 経産省出身の立場から景気・雇用対策を強調しており、管理職の後押しが強い。

 衆院小選挙区別に見ると、1区は川村氏、2区は東氏、3区は持永氏がリードしている。

 津島氏は宮崎、小林市で健闘するものの、基礎票への上積みは進んでいない。武田氏はほとんど浸透していない。

 選挙への関心が高い中、32.2%が現時点で投票する候補者を決めておらず、今後の情勢の変化も予想される。

 【調査の方法】13、14日、県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかける方法で、1046人から回答を得た。回答者の内訳は男性46.1%、女性が53.9%。

1385片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 00:09:50
UMKテレビ宮崎世論調査
http://www.umk.co.jp/news/headline/

【県内】出直し知事選挙・UMK世論調査2007年01月16日
出直し知事選挙は、今度の日曜日、21日に投票が行われます。

UMKが行った有権者の世論調査では、選挙戦は予断を許さない展開となっています。
調査は、今月10日から13日までの4日間、宮崎・都城・延岡市などで、県内1000人の有権者を対象に行いました。
調査によりますと、選挙戦は、そのまんま東候補とかわむら秀三郎候補が互角の戦いで、これを僅差で持永哲志候補が追う展開です。
共産党の津島忠勝候補は、都市部を中心に浸透を図っていて、武田信弘候補は独自の戦いです。
しかし、まだ半数以上の人が候補を決めていないとしていて、情勢は流動的です。
党派別にみると、自民党は分裂選挙となっていて、川村・持永両候補の間で票が割れていますが、そのまんま東候補も無党派層の支持に加えて、自民支持層にも食い込んでいます。
民主・社民・公明の支持層も推薦候補に支持が集中せず、票が割れています。
候補者を選ぶポイントは、「人柄」が最も多く、次いで「政策」、「実績」の順となっていて、「政党」はあまり重視されていません。
また新しい知事に最も期待することは、「景気回復」や「産業の振興」が最も多く、ついで少子・高齢社会を反映して「福祉・介護の充実」となっていて、県の官製談合事件をうけての「入札制度の改革」は3番目です。
県政の信頼回復はもちろんですが、県民は、直接暮らしに結びつく問題に関心を寄せています。

1386片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 04:49:14
出直し知事選 「関心」8割強 投票率探る 讀賣宮崎

 出直し知事選(21日投開票)は終盤戦を迎え、各陣営による集票合戦は一段と激しさを増している。選挙結果に大きな影響を及ぼす投票率を過去のデータなどから探った。

 受託収賄容疑で逮捕(のちに無罪確定)された黒木博・元知事の辞職に伴う1979年8月の出直し知事選は、同年4月の前回選挙に比べ37・06ポイントも低い46・76%にとどまった。

 宮崎と同様、官製談合事件に伴う出直し選となった昨年の福島、和歌山両県知事選。投票率は、福島で過去3番目に低い58・77%、和歌山は過去最低の35・21%だった。いずれも「県政刷新」が争点だったが、有権者の関心は高くなかった。

 宮崎の知事選の投票率は、6期24年続いた松形祐堯(すけたか)元知事時代から、40〜50%台で低迷している。いずれも松形元知事が圧勝した無風選挙で、83年は43・53%と過去最低を記録した。

 競売入札妨害(談合)罪で起訴された前知事・安藤忠恕(ただひろ)被告(65)が初当選した前回(2003年)は、24年ぶりに新しい知事を決める選挙となったが、投票率は59・34%と、60%に届かなかった。

 ただ、読売新聞社の世論調査によると、知事選に「関心がある」と答えた人は8割強と、前回知事選(03年)の調査時より約10ポイント増えている。前知事を含む県幹部7人の逮捕で県政への信頼が失墜したとはいえ、県民の注目度は高いようだ。

 前回知事選では、市部の男性(20〜24歳)が23・84%、女性(同)が29・64%と低迷したことから、県選管は若者がよく利用する弁当店や書店、JRの15駅にポスターを掲示するなどして、啓発に力を入れる。

 宮崎地方気象台によると、21日の天気予想は曇り一時雨。

(2007年1月17日 読売新聞)

1387片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 15:44:26
選挙:厚木市長選 多選是非、前哨戦で激化 保守系分裂「プレ統一選」 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070117ddlk14010530000c.html

 任期満了に伴う厚木市長選は21日に告示される。投開票は28日。4選を目指す現職の山口巌雄氏(64)に、前県議の新人、小林常良氏(57)が挑む構図になりそうだ。統一地方選と参院選が重なる亥(い)年に実施される県内最初の地方選。「プレ統一選」という位置づけもされる中、首長の多選の是非などをめぐり、激しい前哨戦が展開されている。【佐藤浩】

 ■争点は

 昨年、5期目の福島県知事(当時)の汚職事件などで、首長多選の是非が話題になったが、小林氏は厚木市長の任期を3期までとする市条例の制定を事実上の公約として掲げている。

 山口氏は県議時代の94年5月10日、同市長選への出馬表明をした際、5選に向けて意欲的な姿勢を見せていた当時の足立原茂徳市長に対し「市長は3期12年が妥当だと思う」などと述べていた。今回は当時と反対の構図となった形で、首長多選の是非は主な争点の一つになりそうだ。

 山口氏は3期12年の実績をアピールし、中でも市財政を健全化した点を強調。就任直後の95年度当初1581億円あった債務は予算ベースで06年度末に1018億円、07年度末には987億円になるとしている。

 さらに、災害時は約2万人が避難できる「ぼうさいの丘公園」整備といった防災対策や、県立病院の無償譲渡による市立病院開設などのハード面充実を挙げ、さらなる対策も打ち出す。都市間連携や「ファッションのまち」実現などにも言及する。

 一方の小林氏は「多選を問う」ほか、「情報公開」「治安対策」「河川との共生」といった11項目の提言を「まちづくり政策理念」として、年明けに発表している。

 ■早くも激戦

 一時は山口氏の無投票当選の可能性が取りざたされたが、昨年11月の小林氏の出馬表明で状況は一変。山口氏の後援会は今月13日の「新春の集い」を「総決起大会」に衣替えし、組織の引き締めを図った。

 知事選と政令市長選での推薦は3期までと決めた自民党は今回、県連が両氏からの推薦依頼を検討し、実績を評価して山口氏の推薦を決定。公明党県本部も山口氏を推薦した。

 昨年10月の衆院神奈川16区(厚木市など)補選で、自民党県議だった小林氏は党公認の亀井善太郎氏(現衆院議員)の選対幹部だった。山口氏も亀井氏を支援。今回、亀井氏は党県連の決定を受けて山口氏の支援を鮮明にした。ただ、自民党系の市議のうち、山口市政に批判的立場の人たちが小林氏を支援している。

 民主党、共産党、地域政党のいずれの支持勢力からも候補擁立の動きはなく、山口、小林両氏による保守系同士の一騎打ちとなりそうだ。

 ■投票率は?

 厚木市長選の投票率は前回(投開票=03年2月16日)は43・33%、前々回(同=99年2月14日)は38・61%といずれも低く、今回も山口氏陣営、小林氏陣営の関係者とも40%前後とみている。

 だが、15日夜に行われ、両氏が出席した立候補予定者公開討論会(厚木青年会議所主催)は、会場の定員約380人を大幅に超える約500人の聴衆が詰めかけ盛況だった。

毎日新聞 2007年1月17日

1388片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 16:03:01
助走 07年知事選まで7カ月
【上】自民県連】
擁立したが なお難題
2006年12月26日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000360612260001

 「人心一新・県政刷新」がスローガン。知事選への立候補を表明した県議会議長・大沢正明氏が、来春の県議選、来夏の参院選の候補予定者らとともに一斉にこぶしを突き上げた。


 11月26日、前橋市のぐんまアリーナであった自民県連の政治資金パーティー「政経セミナー」。麻生外相や地元出身の尾身財務相、佐田行革相を迎え、約4千人が集まった。仕切り役を務めた金子泰造・県連幹事長の顔は終始晴れやかだった。


 「期限に間に合った」


 県連が「11月までに何としても決める」とした知事選の候補者選考は一時、暗礁に乗り上げた。擁立を主導した大沢氏が本命視していた県出身の総務省幹部が、意欲を見せながらも判断を渋ったのだ。


 県議会9月定例会が閉会した10月11日夜、上京した大沢氏と金子氏に対し、総務省幹部は告げた。「知事選は来年夏なのに、動きが早すぎる。いまは決断できない」


 これを受け、県連幹部は別の総務省官僚にも打診したが、話は進まない。金子幹事長は、選挙の「実動部隊」となる1〜3期の県議を期別に集めて意見集約を図った。「小寺知事が官僚出身である以上、役人同士は違いがわかりにくい。知事と渡り合ってきた大沢さんがいい」


 もともと官僚に乗り気ではなかった笹川尭・県連会長も大賛成だった。「男だったら、ここまで頼られれば受ける」という金子幹事長の読み通り、大沢氏は家族を説得し、候補予定者となった。


 しかし、「太田市ではなく尾島町の人。市内で知名度はない」「早く決めたい県連に、体よく責任を取らされた」と、自民党内にも知名度を危ぶむ声がある。パンフレットやポスターは作製したが、肝心の「実動部隊」はいま、自分の選挙準備で手いっぱいだ。


 大沢氏を口説いた金子幹事長もまた、選挙区の前橋市・勢多郡区(定数8)で苦戦を強いられる。これまでに14人が名乗りを上げ、同じ旧中曽根系の派閥「県政塾」出身で知事に近い高木政夫・前橋市長は「幹事長を落とす」と意気込む。


 大沢氏の周辺にも意欲を見せる人物が一人いる。清水聖義・太田市長だ。


 4日夜、大泉町であった東毛地域の市議・町議の会合で、立候補を要請され、「少し時間が欲しい」と答えた。


 朝日新聞の取材に対し、清水市長は「政策も練っている。環境整備が出来てから……」とやる気を見せるが、一方で「4極になるのは避けたい」とも語り、判断をまだ留保している。


    ◇


 7カ月後に迫った知事選。顔ぶれが出そろいつつある。その助走を追った。 (知事選取材班)

1389片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 16:04:00
助走 07年知事選まで7カ月
【中】小寺知事】
「県民党で初陣」掲げ
2006年12月26日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000360612260002

 福島、和歌山、宮崎。官製談合に絡んで、秋以降に3人の県知事が逮捕された。「多選を戒める気風を心に養ってきた」と述べた増田寛也・岩手県知事が、3期を区切りに引退を決めた。


 知事の「多選」に批判が集中するさなか、小寺弘之知事は5期目に向けて出馬する。引退を予定している澄田信義・島根県知事の任期が満了する来春以降、現職の中で任期最長となる。その分、「多選と言われる人はハードルが高くなってきている」と認識している。


 自身は多選批判を「すべて政治家の資質にかかっている」と述べ、自民党の支援がないのを逆手に「県民党」を掲げて、次の知事選を「初陣」と位置づける。


 従来までの自民党の組織支援が見込めないなか、前橋市の商工関係者らに始まり、郡部にも徐々に知事の支援組織が立ちあがっている。戦略は、組織によらぬ「県民党」意識の醸成だ。


 沼田市内のホテルで4日、数百人が集った「小寺知事と共に歩む利根沼田の会」には地元首長やボランティアらが集った。幹事長を務めた沼田市の50代の会社経営者は、地元選出の金子浩隆県議(自民党)の後援会幹部でもある。この日の出席者にも金子氏の支持者は多かったという。


 「県議選は県議選、知事選は知事選。すべて人物本位。党員だけど、いまの自民党は好きじゃない」。経営者は語る。


 「これまで耕運機やトラクターだったのが、今回は鋤や鍬で耕しているという感じ。自分らしい選挙だと思う」と、満足そうに小寺知事は語った。


 「人柄が素晴らしい」「長い付き合いで清潔さはよく知っている」「理念に共鳴している」


 小寺知事が正式に5期目の立候補を表明した10月13日以降、業界団体や有志が我先に、と支援表明を伝えに、小寺知事の下へ集まる。


 「湯の沢トンネルが出来て便利になりました」(上野村議)「こんなに立派な昆虫の森が出来て…」(桐生市新里町後援会)など、支援表明者の謝辞は、無意識のうちにか箱物礼賛になっている。


 12日、小寺知事に推薦状を手渡しに訪れた業界団体の会長は、立候補表明した3人のうち小寺氏を推す理由を問うた記者団に、逆に問い直した。「3人でしたっけ?」


 3人のうち、具体的な公約を掲げているのは元県議の山本龍氏だけで、政策論議はこれから、だ。

1390片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 16:05:08
助走 07年知事選まで7カ月
【下】「第3極」】
台風の目 なりうるか
2006年12月26日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000360612260003

 4159%(91年)、53・74%(95年)、4015%(99年)、37・41%(03年)。


 小寺弘之知事が立候補した過去の知事選での投票率の推移だ。顔ぶれは、参院選と重なった年以外はいずれも同じ。新鮮味に欠けると言われ、事実上、小寺知事の信任投票的な色合いが濃かった。


 4選時の小寺知事の得票、約44万6千票は全有権者数の3割に満たない。一方で、小寺知事と4度戦った対立候補は9万2千票(91年)から14万余票(03年)に得票を伸ばしており、「ほろ苦4選」「有権者にしらけムード」など、新聞の見出しには小寺知事に厳しい文字が躍った。


 今回は、小寺知事と政策面で協調してきた自民党が対決する構図になった。しかし、「しょせん、大沢氏と小寺氏では同じどんぶりの中の争いだ」と漏らす自民党関係者も少なくない。


 では、これまで眠ってきたとみられる無党派層や選挙に行かなかった人々の票は、誰がつかむのか。第3、第4の選択肢が生まれることで、県内有権者の関心は高まるのだろうか。


 「脱・官僚」を掲げ、7月に運動をスタートさせた元県議・山本龍氏。自民党員で、党県連の支援を求めていたが、大沢正明県議会議長が擁立され、期待できなくなった。意に介さず、「浮動票の受け皿は自分しかない」と自信を見せる。


 ほぼ毎朝、街頭や駅前での手ぶりで活動を始めるが、行き交う車の中で反応があるのは数十台に1台。県民の無関心さも含めて「現職の強さだ」ととらえている。


 04年夏の参院選で保守王国群馬にも「風」を吹かせた民主党は、会計問題を巡って内部対立が長引き、知事選どころか統一地方選への対応もやっと始まったところだ。多選候補と、自民党の支援候補者との相乗りを禁じる党本部の方針に従えば現段階では自主投票の公算が大きい。


 その中で、最大の協力団体・連合群馬は10月、早々に小寺知事の推薦を決め、再選を目指す現職県議にも、小寺知事支持を表明する者が現れた。ただこの現職は区割り変更で保守色の強い郡部に切り込む県議選で有利に戦う狙いもあり、別の思惑も働いているようだ。


 自民党県連からアプローチを受けながら「政策が出てから吟味して対応を決める」とする公明、最終判断を下していない社民県連、協力団体とともに独自候補擁立を検討する共産県委員会。


 適任者を模索する動きは、年明けから加速することになりそうだ。


   ◇


 (この連載は熊井洋美、雨宮徹、奈良岡勉が担当しました)

1391片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 16:08:46
【’07知事選】冬将軍もライバル 
2007年01月17日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000701170001

熱戦が繰り広げられている知事選。対照的に寒さは増すばかりで、最低気温は各地で零度を下回る日が続いている。4陣営は工夫を凝らした寒さ対策をしながら、投開票日に向けて、県内を駆け回っている。(知事選取材班)


■横内氏陣営


元衆院議員の横内正明氏(64)の陣営は、選挙カーに常に40本ほどの温めたおしぼりや毛布を積んでいる。おしぼりは支持者が持ち寄った保温性のある箱に詰め込み、休憩の際などに冷えた手を温める。ゴルフ用の厚めの下着を何重にも着込む運動員も見られる。


選挙中に体調を崩さないために12月には、横内氏と遊説隊がそろってインフルエンザの予防接種を受けたという。


■山本氏陣営


現職の山本栄彦氏(71)の陣営は、山本氏のために2種類のダウンジャケットと防寒靴を用意した。防寒靴は生地が厚く、ひざ下まで覆う。


選挙カーに乗り込む運動員は携帯カイロを10個近く体にはる。窓から手を出す運動員は「風で手が冷え、体温が下がる」と、腕を覆うアームウォーマーも着用している。


■石原氏陣営


共産党公認で元県議の石原秀文氏(63)。陣営では、選挙カーに湯たんぽを積んで、寒さをしのいでいる。温度を保つため、遊説途中に支持者の家に寄り、中のお湯を変えている。


窓から手を振る運動員は手袋の下にビニール製の手袋をはめている。使い捨て用として売られているが、「経費節減」のため、洗って再利用しているという。


■金子氏陣営


元電通社員の金子望氏(61)の選挙カーには、支持者が差し入れた携帯カイロ30袋が入った箱が毎日、積まれている。運動員は、このカイロを体に張るほか、白い手袋の中に張り付けている。


また、窓を開けて遊説する車内は、外気と変わらない温度に下がるため、運動員らは毛布を足に巻き付けて、寒さを、しのいでいるという。


■わが陣営 後半戦こう戦う


21日の知事選投票日まであとわずか。立候補した元衆院議員の横内正明氏(64)、現職の山本栄彦氏(71)、共産党公認で元県議の石原秀文氏(63)、元電通社員の金子望氏(61)の4陣営幹部に勝算や終盤の戦い方を聞いた。


「横内正明氏の前原昇選対本部長」


  日々の遊説に手応えを感じている。苦戦と聞いていた地盤の衆院山梨3区の南部町などでも、沿道で握手を求める支持者が予想以上に多く、日程に遅れが出たほどだ。投票率が上がれば上がるほど、こちらに有利。横内への支持だけでなく、「投票に行きましょう」とも選挙カーから訴えている。県民の審判を仰ぎたい。


「山本栄彦氏の飯田祥雄選対本部事務長」


  当初は、組織がなかなか動かなかったが、いよいよ終盤に入って組織が動き出した。一部報道で「戦況が不利」と伝えられ、目覚まし時計が鳴った感じ。やっと火がついた。最大の武器である大きな組織が機能することが勝負の決め手になる。ただ、これまでも特別な戦術はとってこなかったし、これからも、変わらない。


「石原秀文氏の福田剛司選対本部長」


  土木費を抑え、医療・福祉に税金を使うと訴えてきた。立候補表明は4候補で最も遅かったが、1日20回ほどの演説、県内全戸へのビラ配布を通じて、県内全域に政策が浸透した。党派を問わず支持が得られたと思う。あとはいかに投票行動へ結びつけられるかだ。電話で呼びかけるなどして支持を固め、当選を目指したい。 


「金子望氏の川村晃生選対本部事務長」


  励ましの電話をくれたり、募金をしてくれたりする人が増えてきて、無党派層への支持拡大に、手応えを感じている。利権が絡みやすいとされる「甲州選挙」に対する批判票を集めるとともに、政策本位の選挙にしようと運動してきた。今後は、有権者が最も多い甲府市を中心に遊説を繰り返し、票の上積みを図っていきたい。

1392片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 16:17:52
>>1358
無党派層は東・川村氏へ 中盤情勢調査
2007年01月16日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000701160003

 出直し知事選(21日投開票)に向け、朝日新聞社が13、14の両日に実施した中盤の情勢調査と取材で得たデータを総合すると、そのまんま東氏と川村秀三郎氏が激しい競り合いを展開し、持永哲志氏が懸命に追い上げている。津島忠勝氏と武田信弘氏は苦戦している。ただ、有権者の約4割は投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけての情勢は流動的だ。



 芸能生活を27年間続け、抜群の知名度がある東氏は、無党派層から5割近い支持を集めている。政党や団体などからの組織的な支援を受けない中で、民主、社民各支持層や自民、公明の各支持層にも食い込んでいる。20〜40代からの支持が厚いのも特徴だ。


 川村氏は県町村会が支援し、「県民党」を掲げる。立候補表明は昨年12月27日と出遅れたが、無党派層の3割に浸透。民主や社民、連合宮崎の支援を受けているものの、民主支持層は東氏と分け合い、社民支持層でも約6割が川村氏、3割近くが東氏と支持が割れている。50〜60代への浸透ぶりが目立つ。


 自民、公明の推薦を得て、自民と友好関係にある県内の経済10団体からも支援を受ける持永氏。自民支持層の4割程度しか固め切れておらず、党衆院1区支部が推す川村氏や、東氏に自民支持層は流れている。70歳以上の支持は川村氏と分け合っている。


 立候補表明が最も早かった津島氏は、共産支持層の6割程度を固めたが、他党の支持者には浸透し切れていない。武田氏は出遅れが響いている。


 職業別に支持の動向をみると、東氏は製造・サービス従事者層から6割近く、主婦層や自営業者層からも4割近い支持を得て幅広く浸透。農林漁業者層では、川村氏と持永氏が支持を分け合っている情勢だ。


 地域別では県北部で東氏が先行し、川村氏、持永氏が追いかけている。県央部では川村氏と東氏が激しく競り合い、県南では持永、東、川村の3氏が混戦を続けている。


◆調査方法◆ 13、14の両日、県内の有権者に対し、「朝日RDD」による千人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1634件で、そのうち1021人から有効回答を得た。回答率は62%。

1393片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/17(水) 16:18:57
投票「必ず行く」8割超 中盤世論調査
2007年01月17日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000701170003

 出直し知事選(21日投開票)に向け、朝日新聞社は13、14の両日、中盤の情勢調査と併せて電話による世論調査も実施した。選挙への関心を尋ねたところ、「大いに関心がある」と答えた人は46%に上り、投票意欲に関する質問には81%の人が「(投票に)必ず行く」と回答するなど、知事選に対する有権者の極めて高い関心をうかがわせる結果となった。



 官製談合事件を巡る前知事の辞職に伴う出直し知事選。世論調査では関心度を聞いた。「大いに関心がある」は46%、「少しは関心がある」は45%で、「関心はない」は8%にとどまった。


 「大いに関心がある」と答えた人は、50代以上で半数を超した。支持政党について「支持政党なし」と「答えない・分からない」とした無党派層のうち、42%の人が「大いに関心がある」とした。


 知事選への投票意欲を「必ず投票に行くつもりか、できれば行きたいか、行かないと思うか」と尋ねた。「必ず行く」は81%で、「できれば行きたい」は14%、「行かない」は4%だった。


 40代以上では8割を超える人が「必ず行く」と回答。無党派層の77%も「必ず行く」とした。


 調査では03年の前回知事選での投票行動も尋ねた。今回の関心度や投票意欲と比較すると、興味深い傾向が表れた。


 「前回投票に行かなかった人」のうち、31%の人が今回は「大いに関心がある」と回答。「前回投票に行かなかった人」のうち、63%が今回は「必ず行く」と答えた。


 ただし、一般に「投票に行く」と答える人の割合は、実際の投票率よりも高く出る傾向がある。



■選択基準は「政策」重視 「福祉」「雇用」高い期待


 知事選では何を一番重視して投票する人を選ぶか。投票基準を四つの選択肢から選んでもらった。


 「政策や公約」を挙げた人は45%、「人柄やイメージ」は32%、「経歴や実績」は10%、「支援する政党や団体」は7%だった=円グラフ。


 これらの回答を情勢調査で挙げてもらった支持する候補者名と重ねると、投票基準で「人柄やイメージ」と答えた人の5割程度がそのまんま東氏を支持。「経歴や実績」を挙げた人の4割程度が川村秀三郎氏、「支援する政党や団体」とした人の5割程度が持永哲志氏を支持している。


 「新知事に最も力を入れてほしいことは何か」と尋ね、五つの選択肢から選んでもらった結果、「医療・福祉政策」が36%でトップ。「産業振興・雇用対策」が35%で続き、「談合防止策」は11%、「交通網の整備」と「災害対策」は6%だった=円グラフ。


 年代別では、20、40〜50代が「産業振興・雇用対策」、30代では「医療・福祉政策」を求める声が強かった。


 職業別にみると、製造・サービス従事者、自営業者、農林漁業者の各層では「産業振興・雇用対策」を求める人が、主婦層では「医療・福祉政策」を求める人が、それぞれ4割超で最も多かった。


 情勢調査の結果と合わせると、「医療・福祉政策」を求める人の4割程度は東氏を支持。「産業振興・雇用対策」を求める人の支持は、川村氏、持永氏、東氏で割れた。「談合防止策」を挙げた人の4割程度は東氏、3割程度は川村氏を支持した。



■無党派層 県内6割


 県内の政党支持率は自民28%、民主4%、社民3%、公明と共産が2%、その他の政党1%となった。「支持政党なし」と「答えない・分からない」を合わせた無党派層は60%に上った。


 農林漁業者層の約6割、自営業者層と主婦層のそれぞれ約3割が自民を支持した。


◆調査方法◆ 13、14の両日、県内の有権者に対し、「朝日RDD」による千人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1634件で、そのうち1021人から有効回答を得た。回答率は62%。

1394片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/18(木) 05:41:13
有権者の投票行動探る 知事選世論調査
2007年1月17日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701170110

 21日投開票の出直し知事選で、宮崎日日新聞社は13、14日、電話による世論調査を実施した。調査結果から投票行動などを探った。

■どう流れる前回の票■

 前回知事選での投票行動と比べると、当選した安藤忠恕氏に投票した人の間では、そのまんま東氏と川村秀三郎氏が共に3割近くずつとほぼ横並びで支持。持永哲志氏がこれに迫っている。

 次点の牧野俊雄氏に投票した人では川村氏に支持が集まっている。持永氏が続いており、さらに東氏が追っている。

 共産党の佐藤誠氏に投票した人では東氏が最多。津島忠勝氏がこれに続くが、同党の支持層をまとめきれていない。

 前回、「投票しなかった・白票」の人では東氏が圧倒的で、浮動票への食い込みがうかがえる。次いで持永氏、川村氏。「選挙権がなかった・県外にいた」人では持永氏が高く、川村氏、東氏が続いている。

■投票する人を決めているか■

 投票する人を「決めている・だいたい決めている」は、年代別では50代が最も多く79.7%、続いて60代の73.2%。30、70、40代では60%以上を占める。

 一方、無党派層が多い20代では48.7%が投票する候補者を決めておらず、若年層の動向が選挙情勢を一気に左右する可能性を示している。

 地域別で比べると、川村氏の出身地である東諸県郡の9割、東氏や持永氏の地元都城市で7割以上が「決めている・だいたい決めている」と答えている。また、西諸、北諸県郡や日南、えびの市などの県西、県南地区と西都市などで8割以上と高水準を示す。

 一方、大票田の宮崎市などで4割以上、延岡市の4割弱が「決めていない・分からない」と回答し、都市部での終盤戦の動きで各候補の勢いが変わる可能性を残している。

■投票する日は■

 投票する日については、「21日の投票日に投票する」が85.7%、「投票日前に投票するつもり」「既に投票した」の合計は12.0%となり、期日前投票の浸透をうかがわせる。「投票には行かない」はわずか1.1%にとどまった。

 期日前投票の利用率は年代別で、30代の15.8%が最も高く、次いで40代の15.6%。

 市郡別では「有権者10万人以上の市」が12.4%、「郡部」12.1%「10万人以下の市」は10.8%と都市部に限らず、県全域に広がっている。

 県選管によると、14日現在の期日前投票者は前回知事選(2003年)よりも27%増加。1万8651人が投票を済ませている。

1395片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/18(木) 05:47:54
「実績や知名度」重視 出直し知事選、世論調査
2007年1月17日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701170101

 21日投開票の出直し知事選について、宮崎日日新聞社が13、14日に実施した電話による世論調査で、投票基準は「団体や組織、地域の推薦」が減り、「実績や知名度」が増えるなど有権者の意識の変化をうかがわせた。

 一方、「関心がある」と回答した人が87.3%に上った。24年ぶりの新人対決で関心を集めた前回(2003年)から8.6ポイント増加。官製談合事件に端を発する知事選だけに、有権者の政治不信が投票行動に直結しそうな勢いだ。前回投票率の59.34%を超え、60%台の高投票率が期待される。

 投票する基準は「団体や組織、地域の推薦」が前回から7.0ポイント減の6.2%になる一方、「実績や知名度」が6.2ポイント増の11.8%となった。官製談合事件や保守分裂により、組織・団体の締め付けが弱まっているとみられる。また、官僚出身者2人とタレントの立候補が「実績や知名度」重視の傾向を強めているようだ。

 投票基準で最も多かったのは前回に続き「人物や人柄」33.9%。2位も「政策」32.7%で変わらなかった。「実績や知名度」が3位に浮上したことで、人物・政策本位の投票行動に拍車が掛かっていることが分かる。年代別では、特に30代以降は「人物や人柄」「政策」の比重が重い。

 このほかの基準は「若さ」3.9%、「政党」3.7%などだった。

 一方、「関心がある」の内訳で「非常に関心がある」(43.3%)が前回から7.1ポイントも伸びているのが特徴。「ある程度関心がある」(44.0%)は1.5ポイント増だった。

 男女別では男性87.2%、女性87.5%が関心を持つ。年代別では、男女とも年代が上がるほど関心が高まる傾向。最も低かったのは20代男性で67.0%だった。

 職業別にみると、農林漁業や商工サービス業、管理職などで非常に関心が高い一方で、現業職は8割を切った。

 「関心がある」の73.8%が既に投票する候補者を決定。選挙戦が煮詰まってきたことを物語る。一方、「関心がない」の73.1%が態度を決定していない。

<調査の方法>

 13、14日の両日、県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法と呼ばれる電話聴取法で実施。コンピューターで無作為に選んだ対象者1046人から回答を得た。回答者の内訳は男性46・1%、女性53・9%。

1396片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/18(木) 05:51:53
知事選 太田市長出馬断念 讀賣群馬

 来夏の知事選への出馬を検討していた太田市の清水聖義市長は17日、出馬を断念する考えを明らかにした。

 清水市長は同日、市内で開かれた後援会の拡大幹事会に出席。この場で「市長として任期を全うすべきだ」との反対意見が大勢を占めたことを受け、席上、「後援会の総意にしたがう。次の知事選には出ない」と明言した。

 この後、清水市長は、記者団に対し、「立候補したかったのは事実だが、(後援会に反対だと)直接言われたら、ぐうの音も出ない。これが最終決定というのが自分の結論。(他の候補者に)いい県政をお願いしたい」と語った。

(2007年1月18日 読売新聞)

1397片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/18(木) 18:59:29
候補者支持率に地域差 知事選世論調査
2007年1月18日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701180107

 21日投開票の出直し知事選で、宮崎日日新聞社は13、14日、電話による世論調査を実施した。調査結果から投票行動を探った。

■県 北■
 延岡市の有権者は10万余。東氏が飛び出し、残りを持永、川村氏で分け合う。支持政党は極端な色が出ていないが、工都だけに自民と民主が接近する。無党派層は半数を超す。

 日向市は川村、持永、東氏の順。態度が明確な有権者ほど、川村、持永氏支持が増える。無党派層と自民支持層が4割ずつ。

 東臼杵、西臼杵とも川村氏が優位。これに東氏が続く。いずれも7割近くが投票する候補者を決めており、票が固まりつつある。

■西都・児湯■
 西都市は過半数が自民支持層だが、東氏が伸びている。川村、持永氏が追い掛ける展開。選挙への関心が非常に高く、8割が投票する候補をほぼ決めている。巻き返しにはかなりのエネルギーを要しそうだ。

 児湯郡は川村氏を東氏が追う。持永氏の浸透が進んでいない。郡部では宮崎郡に次いで自民支持層が少なく、31.5%どまり。民主は11.0%で、無党派層は53.6%に上る。

■県 央■
 30万人近い有権者を抱える宮崎市は川村氏がリードし、東氏が追う展開。持永氏は水をあけられている。津島氏も他の市郡と比べ健闘が目立つ。無党派層が過半数を占め、支持政党は自民が3割を切っている。県内3大市の中では、民主が最も少ない。

 宮崎郡は清武町1町だけ。持永、川村氏で分け合う形となっている。無党派層が6割に近く、県内では最多。

 川村氏の出身地である東諸県郡は郡を挙げての支援体制が整い、川村氏が非常に強い。無党派層は44.6%。

■県 西■
 有権者14万人の都城市は東、持永氏の拠点。選挙戦は過熱しており、東、持永氏支持で割れる。川村氏は苦戦。自民支持層は42.8%と高く、無党派層は3大市で43.9%と最も少ない。

 小林市は持永氏が強く、東氏が続く。自民支持層が27.3%と低く、投票する候補者を決めていない人は全市郡の中で最多の46.7%。情勢は流動的だ。

 逆に、えびの市は8割強が投票する候補者を決めている。川村、東、持永氏が、ほぼ横一線に並ぶ。自民支持層が市郡の中で最多の67.2%。

 西諸県郡は持永氏一色といった様相。自民支持層が42.8%だが、民主も22.5%と高い。

■県 南■
 日南市は持永氏が大きくリードし、川村氏が追撃する。東氏は出遅れている。関心が高く、ほとんどの人が投票する候補者を決めている。自民支持層は34.0%、民主は9.8%。

 串間市は自民支持層が53.3%と高く、持永氏が圧倒する。次いで東、川村氏。投票する候補者もほぼ固まっている。無党派層は33.8%と少なめ。

 南那珂郡は川村氏が先行する。北諸県郡(三股町)は持永、川村氏で分け合うが、持永氏が頭一つ出ている。ともに自民支持層が多く、無党派層は10%前後で低水準となっている。

1398片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/18(木) 20:22:19
【まとめ】

1 延岡・日向・臼杵(20万) → 延岡(10万)は東が優勢、日向(5万)・臼杵(5万)は川村優位
2 西都・児湯(9万) → 西都(3万)は東が先行、児湯(6万)は川村が先行、持永出遅れ
3 宮崎・清武・東諸県(34万) → 宮崎(30万)は川村先行、東が続く、持永苦戦、郡部(4万)は川村有利
4 小林・蝦野・西諸県(7万) → 小林(3万)・西諸県(2万)で持永が優勢、蝦野(2万)は互角
5 都城・三股(16万) → 全体として持永・東が先行、三股(2万)では川村も健闘
6 日南・串間・南那珂(7万) → 日南(4万)・串間(2万)で持永圧倒、続いて川村

東は、持永が圧倒する小都市4・6を除けば県全域の都市部で強い。宮崎市攻略なるか。
川村は、3で先行し、1・2で手堅いのが強み。郡部のリードをベースに宮崎市を死守したい。
持永は、4・6を得意とするが、大票田の1・3で弱い。5で東に迫られているのが難点。

1399片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/19(金) 13:51:43
出直し知事選 一部業者動きだす?
2007年1月19日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701190102

 大詰めを迎えた出直し知事選の激戦を受け、これまで自粛ムードにあった建設業者の一部が動き始めた。終盤に入り、各候補の陣営には業者の出入りが増えつつあり、業者単位でおのおの支援を申し出ている。

 一方、団体からの締め付けはほとんどなく、「今回は自主投票」という業者も多い。これに対して各陣営は「クリーンな選挙を続けたい。自主的な応援は受けるが、動員を掛けたりすることはない」と口をそろえる。

 ある候補者の陣営では終盤に入り、業者の出入りが多くなっているという。陣営幹部は「組織ではなく、各業者が個人的に訪れるようになった」と打ち明ける。しかし、「しがらみを持たないということが重要。支援をこちらから要請することはない」と断言する。

 18日には宮崎市などで、業界関係者の会合があり、候補者への支援が取りざたされた。関係者は「強制はしない。各業者の判断に任せている」と話す。今回はこれまでのような動員ノルマはなく、出席した業者の1人は「社員へ支援しろという指示は出さない」と明言する。

 「今回は楽な選挙」。県央地域のある建設業者は情勢を静観している。これまでの選挙では特定候補に推薦状を出し、社員も陣営スタッフとしてかかわった。しかし、今回は知り合いの業者から支援の呼び掛けがある程度で、団体からの要請はない。

 県内の別の地域の団体は、ビラ配布の協力を業者に要請。配布する際には、作業服ではなく私服で参加するよう指示した。しかし、若手会員の1人は「動員ではないし、仕事も忙しいのでビラも配布していない」と実情を明かす。

 「本来の選挙の在り方になった」。県北地域の業者は自粛の動きを歓迎する。出陣式や集会への動員も「社員に半強制的に指示し、申し訳ないという面もあった」と振り返る。「今後も業界としては関与しない方がいい」と語る。

 一方、自粛の動きに疑問を持つ業界関係者もいる。宮崎市内の業者は「業界が動けば、それがしがらみということには必ずしもならない」と理解を求める。今回、特定の候補者を支援しているが、「県を良くしたいと願うのは、業者も同じだ」と訴えた。

1400片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/19(金) 13:55:59
団体推薦争奪戦 知事選
小寺氏陣営「切り崩し防止へ連携」大沢氏陣営「東京の本部に要請も」 讀賣群馬

 夏の知事選に向け、小寺弘之知事の陣営と大沢正明県議会議長を擁立する自民党県連との間で、団体推薦獲得争いが熱を帯びてきた。18日には、小寺、大沢両氏を推薦する意向を示している県医師会の新年会が前橋市内で開かれ、支持を求めて関係者が出席した。

 同日現在、小寺氏への推薦団体は連合群馬などの既存団体に勝手連的なものを含めて約110団体。これに対し、大沢氏陣営では県軍人恩給連盟や県ゴルフ協会などが推薦を表明しているが、団体数については「精査中」(自民党県連)としている。

 自民党は、「団体推薦は一部の役員が決めただけで、票にはならない」(幹部)と強気の姿勢を見せる一方で、昨年12月からは団体への推薦要請を強めている。幹部の1人は「東京の団体本部に働きかけ、地方の決定をひっくり返すことも考える」と話す。

 医師会が両氏推薦の方針を決めたのはこうした情勢を受けたもので、この日の新年会には、小寺氏の代理の高木勉副知事、大沢氏、笹川尭県連会長が顔をそろえた。鶴谷嘉武会長があいさつで知事選の話題を避けたこともあり、来賓の3氏も知事選のことには触れなかった。

 一方、知事を推薦している団体の中にも、大沢氏の出馬を受け、対応が微妙に変化してきたところもある。県建設業協会は昨年9月に小寺氏の推薦を表明しているが、小島秀薫会長は「本部としては『現職推薦』と会員に言っていくが、個人的なつながりで動く会員がいるのは仕方ない。建設行政に関して両者に決定的な違いはない」と話す。これまでの小寺氏の選挙では、告示日の約7200か所のポスター張りのボランティアを協会員でやってきたが、今回はまだ未定だという。

 こうした動きに対し、小寺氏陣営も警戒感を強めている。今月13日には「小寺知事を支援する各種団体等連絡会議」を開催、出席団体を母体とした新たな政治団体の設立を決めた。陣営幹部は「自民党の切り崩しを許さないように、連携を強めて対抗する狙いがある」と話す。

 一方、山本龍氏は団体推薦が望めない情勢もあり、街頭活動によって支持拡大を図る戦略だ。当初は、自民党の推薦を得ることも目指していたが、大沢氏の出馬表明後は「しがらみのない県政」を強調している。

(2007年1月19日 読売新聞)

1401片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/19(金) 22:02:08
そのまんま東、禁欲選挙戦ルポ…夜も繁華街に行かず
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007011903.html

 21日投開票の宮崎県知事選で、元タレントのそのまんま東氏(49)が猛チャージをしている。得意のマラソンなど派手なパフォーマンスはないが、地道に政策を訴える「街頭演説」と、芸人仕込みの話術を使った「個人演説会」の両輪をフル回転させ、確実に支持を広げているのだ。酒、女といった悪癖を封印し、カネもかけない禁欲選挙を展開する東氏の1日を追った。

 【18日午前5時】

 起床。睡眠時間は約3時間。「金をかけない選挙」を掲げるだけに、住居の3DKにはスタッフら男性4人と同居。地元紙のほか、「世の中の本音が書かれている」(陣営幹部)スポーツ紙を複数読む。朝食はヨーグルト。

 【8時】

 天気は快晴で、気温も上昇。背中に白字で「宮崎改新!」と書かれたオレンジ色のジャンパーを着て、街宣車で大票田である宮崎市内を回った。

 報道各社の世論調査によると、事前の予想に反して前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を東氏が猛追する展開。背景には、川村氏と元経産省課長の持永哲志氏(46)の保守分裂がある。東氏が逆転勝利するためには、川村氏がリードする宮崎市での伸びが必要とされる。
 【11時半】

 出身地の都城市に。ここでは東氏が圧倒的なリード。幼稚園児が「そのまんま東だぁ」と喜べば、母校の中学生は東氏の乗る車に群がった。東氏は信号が赤になるたびに車を降り、積極的に握手を。

 【午後0時40分】

 都城市の公園で、シートを敷いて後援者らが持ち寄った弁当を食べた。東氏は赤飯と白飯のおにぎり各1個と、豚汁や高菜のいため物、サツマイモやゴボウの煮物を平らげた。

 周りには高齢者ら30人が集まり、東氏と握手をしたり写真撮影も。「走っていないので3キロ太った」と東氏は苦笑い。

 【5時20分】

 今月半ば、鳥インフルエンザが発生した清武町で街頭演説。「宮崎のニワトリは日本一。メディアを呼んで、信用回復に貢献できるのは、候補者で唯一、全国的な知名度がある私だけ」と訴えると、聞いていた中年男性はうなずき、国とのパイプが太い川村氏を支持するはずの畜産業者も握手を求めた。

 【7時】

 宮崎市内の個人演説会には約1000人が集まった。「早稲田大学に入学した年、とある不祥事を起こさせていただきまして…」と、まずは自らの未成年買春騒動をネタにしてつかみはOK。

 週刊誌に暴力団絡みの疑惑が書かれたことに関しても、「たけし軍団は知っていますが、暴力団は知りません」とまたまた大爆笑をさそった。

 それでも、「私が知事になったら、議会の定数を減らす」などと政策も提言。50代の女性は「演説がおもしろくてすごく上手。政策もまっとう。タダのタレント候補とは違う。絶対投票するわ」。最後に「投票日の1月21日、宮崎の歴史が変わります。歴史の証人になっていただきたい」と叫ぶと、場内は割れんばかりの拍手に包まれた。

 【夜】

 ご多分に漏れず「女好き」の東氏だが、事務所近くの繁華街には全く繰り出していない「禁欲生活」(関係者)を送っている。

 そんな中、ひそかな話題となっているのが東氏の髪の毛。支持者やポスターを見た有権者から「髪が増えた」との指摘が相次いでいるというのだ。

 知人の薬剤師にもらったシャンプーの効果だそうだが、「髪は増えたけど、票も増えてほしいです」とは陣営幹部。選挙戦での確かな手応えのためか、陣営内にはジョークが飛び出す“余裕”も出てきているようだ。


【宮崎県知事選立候補者】

そのまんま東 49 元タレント 無新

津島 忠勝 61 党県委長 共新

川村秀三郎 57 元林野庁長官 無新

持永 哲志 46 元経産省課長 無新(自・公推薦)

武田 信弘 52 元高校教諭 無新
ZAKZAK 2007/01/19

1402片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/19(金) 22:51:40
出せぬ民主色 支援候補者は「県民党」 陣営に配慮 街頭には立たず 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/miyazaki2007/20070118/20070118_001.shtml

 21日の投票に向け終盤戦に入っている出直し宮崎県知事選は、党三役や閣僚が続々と応援に来る自民党に比べ、民主党の存在感が乏しい。元経済産業省課長の持永哲志氏(46)を推薦した自民、公明に対抗して元林野庁長官の川村秀三郎氏(57)を支援しているが、陣営が政党の推薦を受けない「県民党」を標榜(ひょうぼう)しているため、民主色を出そうにも出せないのだ。黒子に徹する選挙戦が続く。
 
 「農林水産省出身は修羅場に強い」「霞が関には他に人材がいるが、宮崎県にとって代わりはいない」。17日夜、宮崎市で開かれた川村氏の個人演説会で民主党の篠原孝衆院議員(比例北陸信越)が訴えた。農水省で同期の間柄。個人演説会のほか、農業団体への支援要請に回っているが、街頭に立つことはない。

 川村氏陣営は、政党や団体の推薦を一切受けない選挙戦。民主党は陣営に配慮して、党所属の国会議員の街頭演説を控えている。著名な党幹部を呼ぶことも検討したが、まだ実現していない。

 4日の告示日。川村氏の出陣式に民主党の鉢呂吉雄選挙対策委員長が駆けつけたが、目立たないように支持者の人垣にまぎれ込んだ。鉢呂氏は「勝てば参院選の追い風になる」と、難しい立場を割り切っている様子。

 こうした側面支援を民主支持者はどう受け止めているか。西日本新聞社による電話世論調査や期日前投票の出口調査結果を見る限りでは、川村氏は民主支持層に十分浸透しておらず、元タレントのそのまんま東氏(49)などに票が分散している。

 宮崎県議会(定数45.欠員3)で民主党所属県議は3人。自民党の十分の1。県選出の国会議員はゼロ。組織の足腰の弱さを「メダカ県連」と自(じ)嘲(ちょう)気味に言う井上紀代子代表は「表に出られなくてもよい。自分たちができることをやることが、県連を強くするきっかけになる」と話す。

=2007/01/18付 西日本新聞朝刊=

1403片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/19(金) 22:52:24
農業王国ただ今繁忙期 ハウス内に訴え届け 動き鈍い農家票 陣営苦慮 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/miyazaki2007/20070119/20070119_001.shtml

 出直し宮崎県知事選の投票日(21日)が目前に迫る中、「農業県宮崎」を支える農家の関心がもうひとつ選挙に向いていない。理由は、今が農繁期だからだ。同県は温暖な気候を生かしたビニールハウス野菜栽培が盛んで、キュウリやピーマンは「冬場の収穫量全国一」。ハウス内で農作業に追われる農業者の耳に、どうにか自分の訴えを届けようと、各候補者は必死だ。
 
 宮崎市郊外の高岡町。「知事選に関心はあるけれど、みんな1年で一番忙しい時期。収穫や植え替え作業で大変だから、選挙集会の呼び掛けもない」。12棟(2800平方メートル)のハウスでキュウリを栽培する男性(38)は、こう話す。

 同県によると、2004年産キュウリの収穫量は約6万5000トンで全国2位。約8割が11月‐3月に収穫されるハウス物で「他産地の露地物が市場に出ない冬場に限れば全国一」(県農産園芸課)。西都市などを中心に年間約3万3000トンを収穫するピーマンも冬のハウス物が中心で、収穫量は全国トップだ。1、2月はこれらの出荷最盛期に当たるという。

 人口に占める農業従事者の割合が6.35%(04年1月現在)と九州一で、全国7位の同県。選挙になると農家票の影響力は大きい。

 1980年代以降の知事選はすべて7月だったが、今回は官製談合事件に絡む出直し選で、急きょ1月に実施されることになった。JA幹部は「米の収穫前の7月は農閑期で動きやすかったが、今回はまったく逆だ」と戸惑う。南国宮崎ならではの農繁期が、票の獲得に奔走する各陣営にとって、悩みの種となっているようだ。

=2007/01/19付 西日本新聞朝刊=

1404片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/20(土) 12:10:11
3候補接戦追い込み 知事選あす投開票
2007年1月20日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701200101

 官製談合事件を受けた前知事辞職に伴う出直し知事選は21日に投票が行われ、即日開票される。立候補しているのはタレントのそのまんま東氏(49)=無所属、共産党県委員会委員長の津島忠勝氏(61)=共産公認、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)=無所属、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)=無所属、自民・公明推薦、元教諭の武田信弘氏(52)=無所属=の5新人=届け出順。

 先行する東、川村、持永氏が最後の追い込みでしのぎを削り、入札制度改革や行財政改革など喫緊の課題解決を訴える。開票結果は22日午前零時15分ごろ確定する見通し。

 東氏は宮崎、都城、延岡市に事務所を設置し、序盤から浮動票の取り込みを図ってきた。中でも宮崎市中心部では歩行遊説を繰り返し、知名度を生かして支持を拡大。中盤からは行財政改革をはじめとする政策を前面に出し、無党派層の支持を広げている。同市佐土原町や西都市などでは勝手連が生まれるなど、市部を中心に浸透が進む。

 津島氏も都市部を中心に遊説を重ねてきた。終盤も無党派層や浮動票の多い宮崎、都城市などに重点を置く。1日15回以上の街頭演説をこなし、「企業献金、政党助成金を受け取っていない、唯一の政党」とアピール。介護保険料、国保税の負担軽減などを訴え、幅広い支持獲得を狙う。

 川村氏は序盤は郡部中心、中盤からは都市部での演説会や集会を増やし知名度を高めてきた。終盤は宮崎市内での街頭演説や集会に時間を割き、政策や人柄の浸透が進んだことから、男女、年齢層を問わず手堅い感触を得ている。勝手連、一部の市町村長などの協力で支援の輪は広がり、勢いが増してきた。並行し、連合宮崎などが水面下で支援に力を入れている。

 持永氏の陣営は自民、公明、自民友好の経済10団体の推薦をバックに組織型選挙を展開する。知名度不足の県央、県北、西都・児湯地域に日程を割いて遊説。中盤までは組織内の浸透が遅れ、自民党本部幹部らが相次いで来県し、支援組織などの引き締めに努めた。終盤になり組織の動きが活発化。ミニ集会や決起大会を重ね、保守層の囲い込みを図った。

 県内に活動拠点を持たない武田氏は、ほとんど浸透が図られていない。

 投票は21日午前7時(延岡市島野浦島開発総合センターは同6時)から午後8時(255投票所は1―4時間繰り上げ)まで県内795投票所で行われる。3日現在の選挙人名簿登録者数は94万2324人(男43万7319人、女50万5005人)。

1405片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/21(日) 20:56:31
無党派層6割が東氏に投票=時事通信出口調査結果−宮崎知事選
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007012100173

 21日投開票された宮崎県知事選で時事通信社が実施した出口調査によると、支持政党別では、無党派層の6割近くがそのまんま東氏に投票した。自民党支持層は、36%が川村秀三郎氏、34%が持永哲志氏に割れた上、東氏にも29%が流れ、同党にとって分裂選挙の痛手がもろに出た形となった。また、独自候補を擁立できなかった民主党の支持層は半数が川村氏に、4割が東氏に投票した。
 年齢別では、東氏が満遍なく支持を集めた。特に20代のほぼ3分の2、30代、40代の5割が同氏に投票。川村、持永両氏が東氏を上回ったのは60代以上の層だけだった。
 調査は、県内12カ所の投票所で実施、投票を終えた有権者1094人から回答を得た。

1406片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/22(月) 01:51:11
東氏当選:まんべんなく支持得る 各政党支持層に浸透
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070122k0000m010096000c.html

 毎日新聞は21日の宮崎知事選で、宮崎放送と合同で投票後の有権者2306人を対象に、出口調査を実施した。初当選したそのまんま東氏が無党派層だけでなく、自民、民主、公明の各政党支持層にも浸透し、まんべんなく支持を得たことが浮かんだ。また、東氏に投票したと回答した人の45%が「人柄・資質」を重視していた。

 自民支持層は東氏に35%、川村秀三郎氏と持永哲志氏にそれぞれ31%が投票したと回答、完全に3分割された。自民党は持永氏を推薦し、組織を挙げて戦ったが、票をまとめ切れなかった。

 民主支持層も東氏が43%を集めた。県連が支援した川村氏は46%で東氏を上回ったものの、支持の大きな流れをつくれなかった。

 持永氏を推薦した公明党の支持層は、持永氏に49%が投票したと答えたが、東氏にも41%が流れた。支持政党なし層は57%と東氏が圧倒的で、川村氏の31%、持永氏の9%を大きく引き離した。

 投票の際、最も重視したのは「候補者の人柄や資質」が一番多く41%。続いて「実績や経歴」(18%)、「政策」(15%)の順で、「談合解消への姿勢」は12%だった。東氏に投票したと答えた人では「人柄・資質」が45%、「談合解消への姿勢」17%、「政策」14%、「話題性」13%などだった。

 年代別にみると、20〜50代で男女とも東氏が64〜43%の支持を集めてトップ。川村氏は、60代の男女で東氏と並び、70代男性ではリードした。前回知事選で、一連の官製談合事件で逮捕・起訴された前知事の安藤忠恕被告に投票した人の43%が東氏に投票したと回答した。【山本泰久、加藤学】

毎日新聞 2007年1月21日 23時44分

1407片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/22(月) 09:30:24
政党支持層も東氏に投票 宮崎知事選出口調査
2007年01月22日07時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0122/003.html

 21日投開票された宮崎県知事選は、既成政党の推薦・支援を受けた2人の官僚出身候補の争いに、タレントのそのまんま東氏が単騎で割り込み、大きな風穴を開けた。

 朝日新聞社が同日、県内60カ所で実施した出口調査(有効3017サンプル)で、回答した有権者の支持政党別の投票行動を分析すると、東氏は無党派層の56%から得票しており、これが当選の最大の原動力であったことは間違いない。

 しかし、東氏の得票には無党派層にとどまらない広がりがあった。自民支持層からの票は、「自公推薦」の持永哲志氏を上回り、民主支持層からの票も、民主の支援を受けた川村秀三郎氏と互角だった。

 公明支持層も3割近くが東氏に投票し、持永氏への票は6割に満たなかった。公明が特定の候補を推薦したケースとしては、例を見ない歩留まりの悪さであり、小泉政権時代の必勝パターンだった「自公推薦」が3位に沈むという惨敗だった。

 共産支持層は4割弱が東氏に投票した。東氏は20〜50代の若年層から中年層まで幅広く票を集め、男性よりも女性から多くの票を得ていた。

 出口調査では、投票の際に「候補者個人の魅力」と「支援する政党」のどちらを重視したかを聞いたところ、「個人」が76%、「政党」は18%にとどまった。東氏に投票した人は92%、川村氏に投票した人は74%、持永氏に投票した人は51%が「個人」を重視したと答えた。

 今回の選挙に関する限り、政党はほとんど機能しなかったようだ。敗北した2人の官僚出身候補は、「真のライバルは東氏」であることを見誤って既存組織の票を奪い合い、結果的には自らの支援政党すら固めることができなかった。

1408片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/22(月) 10:26:49
再起誓う川村さん
2007年1月22日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701220106

 「私の政策や人柄を、県民1人1人にうまく浸透させられなかった」。そのまんま東さん(49)との戦いに敗れた川村秀三郎さん(57)は、一言一言をかみしめるように敗戦の弁を述べた。

 開票直後に「東さん当確」の一報が伝わった宮崎市芳士の選挙事務所にはまだ選対幹部ら20人ほどしか集まっておらず騒然となった。「うそだろう」「信じられない」

 川村さんが事務所に姿を見せたのは午後9時すぎ。「寝食を忘れて活動してくれた支持者の期待に応えられなかった」と何度も頭を下げた。その姿に支持者たちは「よくやった」と激励の拍手でたたえた。

 昨年末に林野庁長官職をなげうち、立候補を表明。序盤は年末年始のスタッフ不足に加え、出遅れ感による知名度不足が心配された。しかし、どの政党、団体からも推薦を受けない「県民党」の姿勢に共鳴するように、中盤から支援の輪は急速に拡大。

 農水省での30年以上のキャリアに裏打ちされた実行力に加え、県政浄化・改革への期待感も高まり、出馬表明から1カ月もたたないうちに県内全域で支持は浸透。手応えは良かったが、保守分裂と東さんの躍進に足をすくわれた。

 立候補を要請した県町村会会長の前田穰綾町長は「県民党として多くの支援の輪ができ、手応えは増していた」としながらも、「出馬表明までに時間がかかった」と出遅れを悔やんだ。

 今後の活動について、川村さんは「県民と県政に対する熱い思いは変わらない。この支援の輪を無にしない」と活躍の場を求め、支持者とガンバロー三唱で再起を誓った。

1409片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/22(月) 10:27:24
保守分裂に涙 持永さん
2007年1月22日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701220107

 宮崎市橘通東1丁目の持永哲志さん(46)の選挙事務所には、約50人の支持者らが駆け付けたが、早々と敗色が濃厚となり、ため息とともに重苦しい雰囲気に包まれた。持永さんは「全力で県政に対する考えを訴えてきたが届かなかった」と語り、疲れきった表情には悔しさがにじんだ。

 2度の衆院選落選を経て「政治生命を懸けた戦い」だった。劣勢が伝えられる中、組織力を機動した終盤の追い込みには十分な手応えを感じていたが、巻き返しはならなかった。

 午後9時すぎ、大広間に姿を見せた持永さんは「すいません」と頭を下げ支持者1人1人の手を握って陳謝。「持永さんは悪くない」とすすり泣き、ねぎらう女性支持者もいた。支持者の前に立った持永さんは「申し訳ございません。すべて私の力不足です」と時折、声を詰まらせて深々と頭を下げた。今後の政治活動については「周囲と相談して決めたい」と明言しなかった。

 昨年12月、政権与党と経済10団体の推薦を受け盤石な態勢で走りだしたが、自民党県第1選挙区支部の反発による保守分裂やタレント候補出馬などで苦戦を強いられた。官僚時代の経験をもとに県経済の活性化をアピールしたもののおよばなかった。3度目の正直はならなかった。

1410片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/22(月) 21:56:04
東氏、保守層も食い込む 本社出口調査 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200701220110

 宮崎日日新聞社は21日投票の知事選で県内全域の50投票所で2千人を対象にした出口調査を実施した。調査結果によると、タレントのそのまんま東氏(49)は無党派層から高い支持を集めた上、各政党支持者からも満遍なく得票。都市部の若い世代から男女ともに圧倒的な支持を得るなど、結果的にはあらゆる層に浸透、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)、元経産省課長の持永哲志氏(46)に差を付けた。

 候補者選びの基準で、しがらみからの脱却や県政刷新を重視した有権者の多くが東氏を支持。今回の出直し知事選のきっかけとなった官製談合事件を機に、民意は旧来型の県政からの決別を求めたことがうかがえる。

 当選した東氏は、無党派層の6割近くを固めたほか、幅広い政党支持者から満遍なく支持を集めた。「しがらみがなさそう」「県政を改革してくれそう」という理由で東氏を選んだ人が6割を占めるなど県政の一新を期待する有権者の支持を集めた。

 支持政党別にみると、「支持政党なし」の無党派層のうち、56.1%が東氏を支持。川村氏31.6%、持永氏9.9%の順だった。

 自民支持層は東氏と川村氏がともに34.8%と最も多く、自民推薦の持永氏は29.5%で3番手にとどまった。東氏が保守層からも支持を得る一方、川村、持永氏に票が割れており、保守分裂となった選挙の影響がうかがえる。

 川村氏を支援していた民主支持層も、東氏が48.6%でトップ。川村氏は38.8%で続いた。同じく川村氏を支援していた社民支持層も東氏に45.6%が動き、川村氏は46.8%だった。。

 一方、公明支持層の63.4%が推薦していた持永氏に流れた。東氏は21.1%を獲得した。

 候補者の選択基準は「県政を改革してくれそう」22.6%、「しがらみがなさそう」22.0%、「政策の中身」13.6%の順。「政党・団体などの推薦」は6.5%にとどまった。

 東氏を支持した人の選択基準は「しがらみがなさそう」41.0%、「県政を改革してくれそう」21.7%の順。川村、持永氏については「県政を改革してくれそう」が最も多かった。

1411片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/22(月) 22:29:13
【’07知事選】横内氏改革訴え実る
2007年01月22日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000701220008

■山本氏ら抑え初当選/イメージ戦略奏功


 改革推進のイメージ戦略が実を結んだ。21日投開票された知事選で、元衆院議員の横内正明氏(64)が、現職の山本栄彦氏(71)、共産党公認で元県議の石原秀文氏(63)、元電通社員の金子望氏(61)を引き離し、初当選をした。地価下落が続く県内経済の停滞ぶりを指摘し、抜本的な財政再建の必要性を訴え、将来の生活に不安を抱える県民の心をとらえた。選挙戦に入っても、変化を求める県民の声を巧みにすくい上げる戦略で、組織力に勝る山本氏を圧倒した。


 「甲州選挙史に残る勝利だ」。当選確実の一報が届くと、甲府市上阿原町の横内氏の選挙事務所では、支持者が口々に歓喜と驚きの声を上げた。横内氏は、万歳を繰り返し、駆けつけた支持者とがっちり握手を交わした。


 「現状をほっとけないという訴えに、県民が共鳴した」とあいさつ。抱負として、財政再建委員会の設置や、特産品のトップセールスを挙げた。前原昇選対本部長は「借金漬けの県政にノーがつきつけられたということだ」と勝因を話した。


 横内氏は前回知事選で元警視総監の井上幸彦氏を支援したグループと結束し、山本県政を批判。中部横断道建設費の負担減などを争点に掲げ、「ほっとけない」のフレーズで支持を浸透させた。


 自民県連最高委員の立場のまま選挙を戦ったが、選対幹部には民主系の支持者も名前を連ねるなど、「大義のもとに一致した」(陣営幹部)という姿勢を見せ、政党色を薄める戦略をとった。一方で、久間章生防衛相や杉浦正健前法相、プロレスラーで参院議員、神取忍氏など多数の国会議員を応援弁士に招き、元衆院議員として国とのパイプの太さも示した。


 県民ニーズを告示前からリサーチ会社を通じて調べ、政策のどこを強く訴えるかなどを陣営で精査し、演説内容に効果的に反映させた。イメージ戦略にも気を使った。さわやかさを浸透させた前哨戦はイメージカラーに白を使用。4日の告示後は改革推進の勢いをあらわすため赤に変更した。選挙戦を終始、有利に展開した。


 投票日1週間前に報道各社が横内氏の優位を伝えると、選対には「緩み」もみられた。だが、勝ち馬に乗ろうという建設業者らが横内氏支持を表明するといった「雪崩現象」も起き、マイナスを補った。


 一方の山本氏は自民、民主、公明などにまたがる支援組織が機能しきれなかった。


 甲府市長3期12年に、知事1期4年の実績も決してプラスには働かなかった。県民からは「もっと目立つ知事がいい」といった声さえ聞かれた。


 それでも12月下旬の総決起大会では用意した5千席を簡単に埋め、組織力を誇示。前回知事選で得票を伸ばせなかった衆院3区内でも、中部横断道の建設を促進した「実績」をアピールして市町村長の支援を得るなど、態勢は整えていた。


 だが自身も認めるように「パフォーマンスが苦手」。前哨戦では横内氏に話題をさらわれた。演説も「幸福量を増やす」といった有権者にわかりにくい訴えが目立った。


 選挙戦の終盤には、有権者が最も多い甲府を「決戦の場」ととらえ、市内を回る遊説隊が「やっぱり知事は甲府から」などとアピールした。同日選を戦った自身の後継で現職の宮島雅展・甲府市長ともタッグを組み、「県市一体」の重要性を説いたが及ばなかった。


 石原氏は「現県政は国の政策に忠実に従っているだけ」と批判。医師の立場から医療福祉に重点を置いた独自政策を訴え、共産党支持者の票をまとめたほか、無党派層の一部も取り込んだ。だが、立候補表明が遅れたことが響いた。


 金子氏は、政治団体「リセット山梨・県民の会」の公募で立候補した。現県政に真っ向から対立する政策を打ち出したが、浸透しきれなかった。

1412片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 01:00:48
与党で戦いぶりに評価の声 「米シュワ知事みたいに」
2007年1月22日(月)21:32
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/20070122a1550.html?fr=rk

与党内で22日、宮崎県知事選で当選したそのまんま東氏の戦いぶりを評価する声が相次いだ。保守分裂による「漁夫の利」以上に、そのまんま東氏の候補者としての「魅力」が勝因との受け止め方が広がっており、与党としても素直にかぶとを脱がざるを得ないようだ。

自民党の谷津義男選挙対策総局長は記者団に「お笑いのような選挙をやったわけではない。他の候補者よりも宮崎県のことを考え、一番県民を引き付ける演説をした。自民党推薦候補の方が数段劣る。タレント候補ではない。ただ者ではないと思った」と手放しで称賛。公明党の太田昭宏代表も全国県代表協議会で「宮崎県知事選は、そのまんま東候補が一番真剣で、一番懸命に訴えていた。その姿が県民に受け入れられたのだろう」と強調した。

1413片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 09:51:44
知事選結果、首長の反応様々
富士吉田市長「負けるとは」早川町長「横断道争点にならず」 讀賣山梨

 21日投開票の知事選で、元衆院議員の横内正明氏(64)が当選したことに、県内市町村の首長は様々な反応を見せた。

 知事選を巡っては、ほとんどの首長が山本栄彦氏を支持、県の市長会と町村会も現職推薦を決めた。

 山本氏の後援会「山輝会」の富士吉田支部長を務める萱沼俊夫市長は「まさか負けるとは思っていなかった」と沈痛な面もちで語った。同市でも横内票が山本票を上回ったが、「市議会が12月下旬まであり、支部の始動が遅れたのが響いた。努力が足りなかった」と釈明する。

 横内氏が圧倒的強さを見せた北杜市で、山本陣営の先頭に立った白倉政司市長は、宮崎県知事選で東国原(ひがしこくばる)英夫(そのまんま東)氏が当選したことを引き合いに出し、「今の選挙は『タレント性』があるのが有利なのかも。(山本氏と比較して)横内氏にはタレント性がある」と分析。また、「政治家としての仁義や筋が重視されなくなっている」と語り、参院選出馬時の横内氏の知事選不出馬発言が批判対象とならなかったとの見方を示した。

 横内氏の地盤・衆院山梨3区で、南部町と並び山本氏が勝った早川町の辻一幸町長は、峡南全般で「中部横断道は大きな争点にならなかった」とした上で「横内氏の地盤なので、前回知事選、参院選と2度も負けたことへの同情票が多かった」と指摘した。それでも、中部横断道建設を決めた山本氏を「町が長年(建設実現に)運動をしてきたので、十分評価したい」と述べた。

 山本氏を支持した田辺篤・甲州市長は「選挙公約すべての実現は困難だと思うが、ぶれずに実行してほしい」と横内氏にエールを送る。荻野正直・笛吹市長も「リーダーシップを取って農産物を売り込み、工業や観光客を誘致することを期待する」と新県政への期待を語った。

 一方、県町村会会長を辞職し、横内氏を支持した富士河口湖町の小佐野常夫町長は「町民の積もりに積もった山本県政への反発」と、横内票が山本票の約2倍となった町内情勢を説明した。横内氏の出馬で山輝会支部長を降りた藤巻義麿・甲斐市長は「山本氏は『甲斐市に警察署を』という市民の意思に耳を貸してくれなかった」と述べ、横内新知事にも警察署設置を要望していく考えを示した。

 11月の韮崎市長選で当選した横内氏の弟の公明氏は「市民は地元から知事が出たことを喜び、韮崎にとってはいいこと」と大歓迎。兄弟で山梨の政治を牛耳るとの批判が一部にあることには、「韮崎だけが(県から)特別扱いされることはない」と強調した。

(2007年1月23日 読売新聞)

1414片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 09:58:14
宮崎知事に東国原氏無党派の動きに警戒感県内政党「政治不信高まっている」 讀賣鹿児島

 21日の宮崎県知事選で元タレント東国原英夫(ひがしこくばる)(そのまんま東)氏(49)が初当選を果たした。既成政党が推す候補者を抑え、東国原氏を知事の座に送り出した隣県の無党派の動きに、統一地方選や参院選を控えた県内の政党関係者らは動揺の色を隠せないでいた。

 「保守分裂が一番の敗因だった」。自民党県連の上野新作幹事長は、東国原氏の“漁夫の利”を強調した。しかし、「これだけ政治不信が広まっては、もはや党員の協力だけで選挙は勝てない」と分析。県連では党員数の回復が課題となっているが、「党員拡大のほか、浮動票の取り込みが重要度を増してくる。しっかりと足元を見つめ直さなければ」と気を引き締めた。

 「宮崎県の余波が県内にも押し寄せるとは思えないが……」と公明党県本部の成尾信春代表は前置きしながらも、「有権者は政治家や官僚に対して常に不満があると見た方がいい」と話した。

 民主党県連の泉広明幹事長は「宮崎県民の官僚政治に対する拒否反応だった」と見る。「しかし、県民に改革への期待を持たせるだけの新鮮な訴えが必要だ」と話し、今後の選挙では有権者へのアピールについて検討する姿勢を示した。

 共産党県委員会の久保田薫書記長は「保守政治への潜在的不満が強いことを示した結果。そんな不満に応える政策を打ち出し、無党派層にアピールする努力次第で、支持拡大に結びつけることもできる」と話す。

 「前知事の不祥事が招いた結果とはいえ、県民が示した政党への強い不信感の表れ」と社民党県連合の南徹郎代表。「『鹿児島は宮崎のようにはならない』とは必ずしも言えないのでは」と警戒していた。

(2007年1月23日 読売新聞)

1415片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 11:48:07
県内各党、横内新県政に当面は是々非々対応
自民党色の強化警戒、監視も 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/01/23/5.html

 二十一日投開票された山梨県知事選で横内正明氏が当選したことに対し、山本栄彦氏を支援した自民党県連執行部や民主、公明両党は「主張した公約が実現されるか見守りたい」とし、当面は是々非々の姿勢で臨むことを強調した。共産党や社民党は「自民党色の強い県政になる」と警戒、監視を強める考えを示した。一方、自民、民主両党内からは執行部の責任問題を追及する声が上がりそうだ。
 多数決で山本氏の県議団推薦を決定した自民党県連。山下実会長は「与党として山本氏を支えるのは当然であり、推薦決定は間違っていなかった」と断言。「横内氏は県政批判を展開したが、どのような県政運営を行うのか。お手並み拝見だ」と述べた。
 山本県政の「生みの親」とされる堀内光雄衆院議員は「県民の下した審判を厳粛に受け止めている。これまで通り、是は是、非は非として山梨県を良くするために汗をかいていく」とのコメントを出した。

知事選に第5の候補者? 「勘助票」相次ぐ
ドラマの余波か、各選管はすべて「無効」に 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/01/23/4.html

 知事選に第五の候補?−。二十一日に投開票された知事選で、甲府市などの開票所でNHK大河ドラマ「風林火山」の主人公「山本勘助」と明記された票が相次いで見つかった。各選挙管理委員会は「勘助は世間に認知された特定の人物で、似た名前の候補への投票とは考えられない」と判断、すべて無効とした。
 甲府市では市長選も合わせて約二十票の「勘助票」を確認。甲斐、南アルプス、山梨、韮崎の四市でも見つかった。表記は漢字や平仮名交じりもあった。知事選には同じ名字で現職の山本栄彦氏が立候補していたが、各選管は「山本勘助は歴史上の人物。山本氏に投票したという意図は認められない」(南アルプス市選管)などと判断したという。
 ドラマの余波か、選管関係者も困惑。「勘助のような知将の登場を期待したのかも」との声も聞かれた。

1416片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 11:49:55
連載「県政転換」①
少数与党の県議会 山本派、距離置く構え
関係修復 長引く可能性 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/chijisen/news/2007/01/23/7.html

「選挙で対立したので、多少はしこりが残るかもしれないが、対立した県議も山梨のために働く立場。互いに十分話し合い、誠心誠意取り組めば前向きに進んでもらえるだろう」
 知事選が投開票された二十一日夜、初当選を果たした直後の横内氏は上気した顔で語り、山本氏を支持した県議との協調関係構築に自信を見せた。
 県議三十七人のうち、横内氏を支持した県議は自民党の一部の十人。山本氏を支持した県議は自民、民主、公明各党など二十五人に上り、県議会は圧倒的な少数与党でスタートする。
「何ができるか」
 任期は二月十七日からで、横内氏初登庁の一週間後には二月定例県議会が開会し、来年度の一般会計当初予算案(骨格)の審議が始まる。
 横内氏は議案成立のため、山本氏支持派県議の協力を取り付けたい考えだが、県議らは「二○○四年の参院選比例代表に出馬する際に『次期知事選に出馬しない』と説明しながら立候補した。横内氏はうそつきだ」(自民党県連会長の山下実氏)と激しく“口撃”した立場。「関係修復には早くて二年はかかる」(中島真人参院議員)ともみられている。
 当選から一夜明けた二十二日、民主党県議らでつくるフォーラム政新は県議会で会合を開き、横内県政への対応を協議したが、「具体的な政策が見えない以上、どう臨むかは決められない」(竹越久高代表)との声が相次いだ。
 最大会派・自民党政和会も近く議員総会を開いて対応を協議するとみられるが、「どれだけのことができるのか見ものだ」(相馬紀夫代表)と新県政とは距離を置く構えを見せる。
 一方、二十二日開いた横内氏の当選報告会で深沢登志夫県議は「野党議員が多ければ、いくら良い議案を出しても全部否決だ。選挙はまだ終わっていない。皆さんの思いを県政に反映させるため、県議会で可決できる環境をつくってほしい」と発言。四月の県議選で横内氏支持派候補の擁立に期待を示した。
 既に西八代郡や大月市などでは横内氏系の新人候補の名前が取りざたされ、甲府市では立候補を表明した新人が横内氏支持を打ち出している。
根強い反発
 一方、大半が山本氏を支持した市町村長との関係改善も課題。多くは協調姿勢に転じるとみられるが、「南部町は横内県政に面倒を見てもらわなくてもいい。世話になることはない」(小沢介三町長)と反発も根強い。
 知事選告示日の四日、甲府・舞鶴城公園で行われた山本氏の出陣式。小沢鋭仁衆院議員や宮島雅展甲府市長があいさつに立ち、必勝だるまの祈願では北杜市の白倉政司市長と甲州市の田辺篤市長がだるまを支えた。
 出陣式の様子を見ていた自民党県議がつぶやいた。「誰が考えたか分からないが、いずれ知事候補になると目される国会議員や市長が壇上に立った」
 四氏はいずれも山本県政時代の主流派。周囲からは次期知事選に向け「横内県政の誕生で非主流派に転じた主流派が黙っているはずがない」(自民党県議)との声も聞かれる。
 山本氏を支持する県議を取りまとめる相馬県議は投開票前日、「山本氏が勝っても、横内氏が勝っても四年後は選挙になる」と断言した。
 ぶ厚い「反横内」包囲網の中、横内県政はスタートする。

1417片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 11:55:46
東国原氏全区トップ 1区の得票率44.8% 1、2区川村氏 3区は持永氏 2番手は地域差も 西日本宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070123/20070123_001.shtml

 21日投開票された出直し知事選では、元タレントの東国原英夫(そのまんま東)氏が次点候補に7万票以上の大差をつけて初当選した。東国原氏は、県内全域で安定した支持を集めたが、他候補の出身地盤などでは激戦も繰り広げられた。今回の選挙結果を衆院選の小選挙区ごとに分析し、選挙戦の特徴を調べた。

 各候補者の得票率をみると、全選挙区で東国原氏がトップを占めた。しかし、2番手は1、2区が元林野庁長官の川村秀三郎氏、3区が元経済産業省課長の持永哲志氏と、地域差が表れた。

 大票田の県都・宮崎市を抱える1区で、東国原氏の得票率は44.8%。抜群の知名度を背景に、多くの有権者の支持を得た。自民の一部と民主、社民の支援を受けた川村氏も、地元の綾町や国富町でトップとなるなど39.1%と健闘したが、自民、公明の推薦を受けた持永氏は「保守分裂」の影響もあって12.7%と伸び悩んだ。

 県北の2区では、延岡、日向、西都の3市など都市部で東国原氏がトップ。これに対し、西米良村や西臼杵郡、東臼杵郡のほとんどの町村では、農村部の農業振興への期待などから、川村氏が他候補を抑えた。

 県南の3区は、全10市町で東国原氏がトップに立ち、8万票余りを獲得。2003年と05年の衆院選で3区から立候補した持永氏を約1万4000票引き離した。ただ、東国原、持永両氏の地元の都城市では、東国原氏の得票率42%に対し、持永氏も40%と意地をみせた。

 共産党公認で党県委員長の津島忠勝氏ら2候補は支持が広がらなかった。

=2007/01/23付 西日本新聞朝刊=

1418片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 18:07:07
出直し知事選:そのまんま東さん当選 各党声そろえ、政治不信は予想以上! /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070123ddlk45010439000c.html

 元タレントが自民・公明推薦と、民主・社民が支援した2人の元官僚を大差で破った出直し知事選。県内の各党などは「県民の政治不信は予想以上だった」と声をそろえた。

 自公推薦の元経済産業省課長、持永哲志氏(46)の選対本部長を務めた川添睦身・自民党県連会長は「タレント候補の話術がかなり影響した。行政・政治不信の高まりも票が流れた原因」と苦渋の表情で語った。

 社民や連合宮崎などと前林野庁長官、川村秀三郎氏(57)を支援した民主党県連の井上紀代子代表は「官僚への不信感が大きかった。事件で傷ついた県民の心に方言を使い、県民目線で訴えた東氏の言葉が染みた」と分析した。

 自民党の中山成彬衆院議員(宮崎1区)は「やはり安藤(忠恕)前知事の事件による政治不信が大きかった。パフォーマンスや演説もうまい」と受け止めた。新県政については「知事は政党ではなく県民が選ぶもの。県民が選んだのだから、国とのパイプ役として側面的に当然応援していく」と話した。【入江直樹】

毎日新聞 2007年1月23日

1419片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/24(水) 19:49:14
自・共VS民主が再び 陸前高田市長選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/senkyo/2007/01/0701151.html

 共産、自民の共闘が再度実るか、民主が雪辱を果たせるか−。28日告示、2月4日投開票の陸前高田市長選は、現職中里長門氏(60)に新人の民主党前県議吉田昭彦氏(64)が挑む。自民党の市議らが共産党員の中里氏を支持し、市議会で多数を握る民主党市議らが吉田氏を推す異例な構図だ。政策論争の一方で、政党色を背景にした両陣営の応酬が激しさを増しており、市民からは「市民生活に密着した議論」を求める声が出ている。

 再選を目指し無所属で出馬する中里氏は、全国でも7人しかいない共産党員の首長だ。前回と同じく、市民団体の「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」(米沢政敏会長)が支持母体となり、「党派を超えた市民の結集」を呼びかける。

 同会には市議会の自民党系会派・市民クラブと共産党の市議7人が名を連ね、協力して選挙戦に臨む戦略だ。

 一方、新人の吉田氏は民主党を離党し無所属で出馬するが、公約で同党を通じた国や県とのパイプを強調する。

 同市出身の黄川田徹衆院議員や、知事選に出馬予定の達増拓也衆院議員、県議選陸前高田選挙区に立候補予定の菅原一敏前市助役ら民主党勢力との連携を前面に打ち出し、黄川田氏支持の市議会会派清和会と新星会の市議14人が支持する。

 国政では、自民と共産両党は対立を繰り返していることから、吉田陣営は中里氏の姿勢を「選挙目当ての呉越同舟で、自らの政治信条と矛盾している」と激しく批判。

 後援会の伊藤明彦幹事長は「根本的に考え方が異なる者同士が妥協を重ねて市政を担っても、国や県との信頼関係は築けず、大きな仕事はできない」と指摘する。

 一方、吉田氏が誇示する「国、県とのパイプ」に対し、中里陣営は「野党の民主党に、それほど大きな政治的影響力があるのか」と疑問視する。

 自民党員の戸羽太選対幹事長は「中里氏は黄川田氏と連携し、国や県と十分連携してきた。仮にそれで不十分ならば、私が自民党との間を仲立ちする」と、逆に国政与党との連携を強調する。

 2003年の前回市長選は中里氏が、自由党(現民主党)の支持を受け5選を目指した菅野俊吾氏を約1200差で破った。

 政党対決の様相に、市民からはもっと市民生活に密着した議論をとの声が出ている。同市各種女性団体連絡会の村上末子会長は「市長選に国会の政党対決を持ち込まれても興味がない。陸前高田の魅力をどう生かして地域の発展につなげるか、両氏とも工夫やアイデアを数多く示してほしい」と注文する。

1420片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/24(水) 21:21:53
だれやみ評論:特効薬か劇薬か /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070124ddlk45070501000c.html

 そのまんま東氏が新しい知事に決まった。実はこの結末を初めて想定したのは、うかつにも投票日のわずか1週間前だった。「川村秀三郎氏と持永哲志氏のどちらがトップになるか、期日前投票の傾向を本番前に探っておこう」と、土曜と日曜に県内5自治体で出口調査を実施した。ところが「東氏の独走状態」という集計結果が出て、わが目を疑った。

 「まさか」という驚きと「東知事で県政は大丈夫なのか」という不安が交錯した。しかし東氏の個人演説会を投票2日前に初めて聞いて考えを改めた。1時間近く全然あきなかった。地方自治をよく勉強しており、指摘はいちいち鋭い。その知識も説明能力も、つまらない県議のレベルをはるかに超えている。

 泣かせる話と笑わせる話を交え、聴衆の心をつかむ。見事な話芸だった。一方、「お笑い芸人」を見物するつもりで来た人は、まじめな政策論議に意表をつかれただろう。とはいえ「政治演説の上手なタレント」というだけでは、これほどの得票はなかったに違いない。東氏圧勝の背景には、県政に対する県民の深い失望がある。

 20年以上務めた黒木博氏が知事に就任したのが1959年で、松形祐堯知事時代が24年続き、安藤忠恕知事が登場する。だから48歳以下の県民は、役人出身の3知事しか知らないのだ。しかも3人のうち2人が逮捕されている(黒木氏は無罪だった)。「再び役人の知事なら以前と似た日常が続くだけ。うんざりだ」と多くの人が考えても不思議ではない。その結果、県民は「これまでとは違う宮崎県」を望んだのだ。

 今回、早くも東氏の行政経験のなさへの批判を聞く。だが行政経験って、そんなにたいそうなものなのだろうか。初当選した政治家を待っているのは初体験ばかりだろう。行政経験の有無がそれほど重要なら、政治家に転身できる民間人はいなくなる。そして相変わらず、一部の人たちによる一部の人たちのための県政が続くのだ。

 ところで東氏の当選を伝える新聞は1面から社会面まで大展開だった。仮に川村氏や持永氏が当選した場合の10倍以上の情報量だろう。それだけに期待も不安も破格である。

 東知事は宮崎県を一気に変える特効薬になる可能性がある半面、スキャンダルも10倍に増幅されて全国に広がる。東氏にかけた県民の必死の思いだけは裏切らないでほしい。<宮崎支局長・大島透>

毎日新聞 2007年1月24日

1421片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/24(水) 22:13:50
東氏、都市部で圧倒
2007年01月23日 朝日宮崎
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000701230002

  21日投開票の出直し知事選では、政党の支持を受けずに「草の根」で戦ったそのまんま東氏が26万6千票余りを獲得して圧勝した。前林野庁長官の川村秀三郎氏と元経済産業省課長の持永哲志氏は、それぞれ強いとされた地域で見込んだほど票を伸ばせなかった。


  東氏は9市すべてで得票1位を獲得。町村部でも12町で1位となり、県北から県南の各地で満遍なく得票して、支援の広がりを示した。得票率は有権者数1位の宮崎市で45・22%、3位の延岡市で51・33%、4位の日向市でも49・47%と、都市部で圧倒的な強さを見せつけた。


  次点の川村氏は、自民党衆院1区支部の地区支部長や町村会が支援。宮崎市では6万9千票余りを獲得し、得票率は38%だった。市近郊の国富、綾両町では得票数1位だったが、町村会の影響力が強いとされた県南以外の郡部では児湯郡5町や延岡、日向両市に挟まれた門川町でトップを逃し、北川、高千穂両町でも東氏に迫られた。


  続く持永氏は、過去2回の衆院選を宮崎3区で戦った。自民・公明両党の推薦を受け、衆院2、3区の現職衆院議員が選対本部長に就いた。しかし、地盤である3区の都城市を1806票差で東氏に譲り、2区の延岡市で得票率が15%に届かないなど、全市町村で伸び悩んだ。


  共産党県委員長の津島忠勝氏、元高校教諭の武田信弘氏は全域で支援を広げられなかった。

1422片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/25(木) 23:44:39
>>1416
連載・県政転換②
独自カラーどう構築
長期計画策定 試金石に
http://www.sannichi.co.jp/chijisen/news/2007/01/24/13.html

横内正明氏の当選から一夜明けた二十二日、山梨県庁のある部局の幹部が庁内の一室に集まった。手には同氏の公約である政策大綱のコピー。政策の中に現県政と同じ方向性で進められる施策があるかなど、現行施策との共通項を見いだすことが目的だった。
 あらためて内容を点検した幹部職員は「これなら大きな方針転換はしなくても済みそうだ。これまで積み上げたものが生かせる」とつぶやいた。
<127項目の政策>
 横内氏が政策大綱を表明したのは、立候補表明から約一カ月半後の昨年十一月末。故天野久知事がかつて掲げた「富める山梨」を参考に「富める山梨に再チャレンジ」を表題に、行財政改革や福祉、教育などの分野で百二十七項目の政策を並べた。会見で「私は山梨を変えます」と力を込めて宣言した。
 政策大綱作りは、立候補が取りざたされていた九月ごろからひそかに進められていた。横内氏の考えを基に、内田健自民党県議らが中心になって作成。横内氏を支持する県職員のアドバイスも受けながら、固まったのは発表の数日前のことだった。
 「やまなしブランド確立」「小学校の三十人学級」「小児医療費の窓口無料化」−。発表直後、アンダーラインを引きながら目を通したある課長が「ほとんど山本県政で取り組んでいるものばかりだ」と話したように、山本氏が一期目で手を付けたものや、一定の成果を挙げた政策も並ぶ。
 新味がないとの指摘に、横内氏は「思い切ったことを示したらどうかという意見もあったが、票のために実現不可能なことをぶち上げるのはフェアではない」と説明。目新しさよりも実現性を優先したと強調する。
 争点事業でも、県立図書館と生涯学習センターを一体化して整備する新学習拠点は白紙撤回を打ち出したが、中部横断自動車道整備の一部に県費を投入する新直轄方式導入は基本的には認める立場。財政再建を進める一方、必要な公共事業は進める考えで、職員らは「県政転換を訴えてはいるが、政策や基本路線は山本県政とほとんど変わりがない」と受け止めている。
 ある県幹部は「今後四年間で山本県政との違いを打ち出し、『横内カラー』をどのように示していくか。もともとの主張にそう違いがないだけに難しい問題だ」と指摘する。
<最低でも2年>
 横内氏が当面取り組むことになるのが、県政の方向性を示す長期総合計画の策定。天野(建)県政では「幸住県計画」、山本県政では三年前に「創・甲斐プラン21」を策定した。「天野県政を継承した山本県政は、天野県政で改定が進んでいた計画を生かし、一年で策定した。横内氏が長期総合計画を策定することになれば最低でも二年はかかる」。ある職員は解説する。
 一方、徳島県の飯泉嘉門知事は長期総合計画ではなく、任期四年間の「行動計画」を策定。知事選で掲げたマニフェスト(公約集)を基に一年足らずで作った。横内氏は現時点では長期総合計画策定について明らかにしていず「各部局に公約を示し、三カ月以内に具体化をお願いする」と述べるにとどめている。
 政策作成に携わった内田県議は「かつては一期目は準備期間で、二期目でカラーを出せば良いと言われたが、今は違う。一期目で目に見える成果を出さなければならない」と指摘する。
 「カラーが見えない」「閉塞(へいそく)感が漂い、県民に夢が示せない」−。県政刷新を掲げた新知事が早期に「横内カラー」を打ち出すことができなければ、選挙中に山本県政を指摘した言葉は、そのまま返ってくることになる。

1423片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/26(金) 08:18:52
南ア市長選 今沢県議出馬表明 讀賣山梨

 知事選で当選した横内正明氏を支援した旧甲西町長の今沢忠文県議(69)(南アルプス市)は25日、4月に行われる南アルプス市長選に出馬する意向を表明した。市長選を巡っては、現職の石川豊市長が昨年12月に今期限りの引退を表明、前助役の小池通義・旧白根町長が後援会事務所を開くなど出馬の準備を進めているほか、小笠原孝市議も出馬に意欲をにじませ、斎藤公夫・旧八田村長の名前が挙がっている。

 今沢氏は、25日に甲府市内で開かれた横内氏と県議会会派「自由民主党」の意見交換会の席上、「後援会と相談した結果、市長選に立候補することを決めた」と報告した。

 会合後、今沢氏は取材に対し、石川市長にも出馬の意向を伝えたことを明らかにした上で、現市政を継承する意向を示した。

 今沢氏は旧甲西町長を3期務め、2003年の県議選で初当選、現在1期目。

(2007年1月26日 読売新聞)

1424片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/26(金) 08:19:44
自民、知事方針を了承 讀賣滋賀

 栗東市の新幹線新駅建設問題で、県議会最大会派の「自民党・湖翔クラブ」(28人)は25日、県庁で議員総会を開き、2007年度予算に同年度の工事費の県負担分21億5000万円を盛り込まないとする嘉田知事の方針を、了承することを決めた。新駅設置促進協議会の正副会長会議(知事と周辺6市長らで構成)で合意した「工費圧縮」案をJR東海が検討すれば、との条件付きだが、その背景には4月の県議選を控え、嘉田知事との対決色が強まることを避けたいとの思惑もあるようだ。

 19日に開かれた新駅設置促進協議会の正副会長会議で、3月末までにJR東海に工費圧縮を提案することで合意されたことから、同クラブは予算案への対応を検討していた。

 同クラブの黒川治会長は「JR東海が(圧縮案を)検討する間、実質的に工事はできないので負担金を払う必要はない」と知事方針に同意する理由を説明。「党を挙げ、JRに理解してもらえるよう働きかけたい」と述べ、拒否された場合は「その時点で、もう一度検討する」と述べた。

 同クラブの県議は「『限りなく中止に近い凍結』とは多少異なるが、JRが代替案を精査している間は工事が止まり、知事の顔も立つはず」とした。

 党県連関係者らによると、予算案否決などの強硬手段を取れば、「民意」を背景に凍結を目指す嘉田知事との対決色が強まり、県議選に悪影響を及ぼす恐れがあると判断したという。別の県議は「県議選を控え、駅建設について方針転換はできないし、かといって推進を強く訴えることもできず苦肉の策」と明かす。

(2007年1月26日 読売新聞)

1425片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/26(金) 18:17:34
横浜市:中田市長、本人辞退で木下氏副市長起用を断念 市政運営見直し必至 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070126ddlk14010466000c.html

 横浜市の中田宏市長は25日、4人目の副市長として前佐賀市長の木下敏之氏(46)を起用することを断念し、市議会主要会派に伝えた。木下氏が辞退を申し入れた。木下氏起用の人事案は昨年12月市議会で否決されたが、中田市長は議会と対立してでも再提案を目指していた。“右腕”となる人事の失敗で、中田市長は市政運営の大幅な見直しを迫られそうだ。

 本多常高副市長が同日、市議会主要会派に「木下氏の辞退の意思が固い」と説明し、人事案を再提案しない方針を伝えた。関係者によると、木下氏は中田市長に「議会で否決されたということは、市が自分を歓迎していないということだ。その中で働くことはできない」と伝えたという。

 中田市長は木下氏の起用について「IT(情報技術)活用の推進やコンプライアンス(法令順守)の確立を担ってもらいたい」と説明。昨年12月に発表した市政運営の意思決定「トップマネジメント改革」を実現するために欠かせない人材と考えていた。

 ところが、昨年12月の市議会で自民の約3分の1が反対。民主も全員が反対か退席し、否決された。それでも中田市長は今月5日の年頭会見で「なるべく速やかに(人事案を議会に)提出したい」とこだわっていた。

 一方、自民、民主の両会派は人事案をめぐって意見が分かれたことでいったんは分裂の危機に直面した。再提案されれば、取り扱いを巡ってさらに混乱しかねない状況だった。このため、起用断念を知ったある市議は「ホッとした」と本音を漏らした。【鈴木一生】

毎日新聞 2007年1月26日

1426片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/26(金) 18:50:08
県町村会:「知事選は善戦した」 川村氏支援で総括 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070126ddlk45010612000c.html

 出直し知事選で落選した前林野庁長官、川村秀三郎氏(57)を支援した県町村会は25日、会合を開き「出馬表明から1カ月足らずの選挙活動だったが、約19万5000票を獲得し、善戦した」と総括した。会合で礼を述べた川村氏は退席後、取材陣に「完全燃焼はしていない。県政のために働きたいという思いは強い」と、政治活動を継続する考えを示唆した。

 県町村会によると、県内22町村の町村長や助役が出席。会長の前田穣・綾町長が選挙結果を説明し、出席者から「保守分裂の展開で厳しかった」などの意見が出た。だが、会長の責任を問う意見は出なかったという。

 閉会後、前田町長は「東国原(ひがしこくばる)英夫知事を選んだ県民の判断を尊重する。新知事は『市町村合併の効果を検証する』と述べているようなので、自立を望む町村の立場を配慮してくれると思う」と述べた。【中尾祐児】

毎日新聞 2007年1月26日

1427片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/27(土) 08:02:51
「自・共」VS民主 再戦へ
陸前高田市長選 あす告示 讀賣岩手

 陸前高田市長選は28日、告示される。自民党系市議らの支援を得て再選を目指す共産党員の現職、中里長門氏(60)と、新人で前民主党県議の吉田昭彦氏(64)が、共に無所属での立候補を表明している。4年前の前回選挙では、異例の“自共相乗り”で旧自由党系の現職(当時)を破った中里氏が、今回、民主党の支援を得た吉田氏の挑戦を受けることになる。

 中里氏は、採算性がないなどとしてタラソテラピー(海洋療法)施設の建設計画を中止し、市長給与の減額、市職員の削減など、財政再建の実績を強調する。今後は、企業誘致・雇用対策室を市役所内に設置し、豊富な魚介類など地元資源を生かした産業振興に「具体的な成果を上げていきたい」と支持を訴えている。

 前回同様、自民系と共産市議計7人が支持に回り、企業や団体の推薦は受けずに、市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」が中心になって前哨戦を進めている。これまでに市政報告会を市内各地で40回以上開き、党派を超えた結束を呼びかけている。

 吉田氏は、市の助役や課長などを36年間務めた行政経験、県議時代に培った国や県とのパイプを強調。自動車関連企業の誘致や特産品のブランド化による雇用創出、グリーンツーリズムの推進による交流人口の拡大など、8項目の重点事項と分野別の80項目に及ぶ政策提案を行っている。

 民主党の影響力が強い土地だが、前回選挙で旧自由党市議が推した現職が敗れるという波乱を経験したため、陣営は組織の引き締めに全力を注ぐ。吉田氏は民主党から離党したが、同市出身の黄川田徹衆院議員(民主党)も応援に駆け付けるなど、党と一体となって活動を展開している。

 立候補の届け出は、28日午前8時30分〜午後5時、陸前高田市役所3階委員会室で受け付ける。投票は2月4日午前7時〜午後7時に市内28か所で行われ、午後8時15分から陸前高田市民体育館で開票される。昨年12月2日現在の有権者数は2万1088人。

(2007年1月27日 読売新聞)

1428片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/27(土) 08:13:02
財政危機宣言を“撤回” 熱海市長「市民の認識深まった」 讀賣静岡

 熱海市の斉藤栄市長は25日の定例記者会見で、昨年12月5日に出した「熱海市財政危機宣言」の名称を「財政再建スタート宣言」に改めると発表した。観光のイメージダウンにつながるとして、撤回を迫る市議会や地元経済界に対し、一歩も譲らぬ構えだったが、「厳しい財政状況に対する市民の認識が深まった。財政再建には経済・観光団体との協力が不可欠」と述べ、危機宣言の撤回を受け入れた形だ。

 「危機」という文言の是非については、「経済団体にご迷惑をかけたことは重く受け止めている」としながらも、「『危機』としたことで市民の理解が深まり、注目が集まったことはプラスだった」と強調。一方、宣言の内容については、「財政状況は変わっていない」と変更しないことを明言した。

 熱海商工会議所の大野英市会頭は「我々の苦言にご理解頂いたと解釈している。今後も市長と対立するわけではなく、少しでも早くいい関係を持てればと話し合ってきた」と話した。

 危機宣言を巡っては、観光・業界9団体が撤回を求める要望書を市に提出、市議会は12月定例会で撤回要望決議を可決したが、市長は一貫して撤回を拒否していた。

 斉藤市長は「平成23年(2011年)度の財政健全化を目標に、私を中心として、官民が一丸となって不退転の決意で改革に臨む」としている。

解説

 事実上の「危機宣言」撤回に、反発していた経済・観光団体も市政への協力を了承し、宙に浮いていた市長が掲げる重要施策もようやく実現へ筋道がついた。

 市長の公約の一つ「観光戦略室」は、予定より1か月遅れの2月1日から「準備室」としてスタート、4月の正式発足を目指す。また、財政再建計画の具体案を検討する「市財政改革会議」(仮称)も、業界団体に委員就任の内諾が得られ、2月中に始動する見込みだ。

 最も影響が懸念されていたのは、市行財政審議会の委員選任問題だった。急務となっている水道料金の6%値上げ案については、3月議会に提出するために同審議会の答申が必要で、値上げを織り込んだ来年度の予算編成にも大きく影を落としていた。

 しかし、斉藤市長は1月10日、危機宣言の趣旨説明を広報臨時号で行ったばかり。「市政を滞らせないために必要な所は譲らなければならなかった」という言葉からも、今回の「手打ち」は、市長が認識を改めたというより、あくまでも関係修復といった政治的判断を優先させたとみられる。

 危機宣言の発表の際には、「事前に市職員や議会、団体への説明がなかった」など、重要な施策を相談なく発表する市長の政治手法が問われていた。

 今回は前日に各団体、議会各派に説明し、当日も市職員全員にメールを送付するなど「根回し」もした。

 ただ、関係者からは「市長の言葉の重さを認識し、今後同じ事がないよう配慮してほしい」という注文もつけられている。

(2007年1月26日 読売新聞)

1429片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/28(日) 23:11:50
小林氏が現職破り初当選/厚木市長選
政治・行政 2007/01/28 神奈川
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijan558/

 任期満了に伴う厚木市長選が二十八日、投開票され、無所属で新人の前県議小林常良氏(57)が、四期目を目指した無所属で現職の山口巖雄氏(64)=自民、公明推薦=を退け初当選を果たした。

 両氏は元自民党県議で保守支持層を二分する激しい戦いとなった。小林氏は多選批判を前面に出して選挙戦を展開。自民党の推薦を得られず一部の支援市議らに支えられての活動だったが、多選に対する有権者の厳しい視線を味方につけ、支持を急速に拡大した。政策面では情報公開の徹底や中心市街地の活性化などを訴えた。

 一方、山口氏は財政再建や防災対策など三期十二年にわたる実績を強調。保守系の市議や県議、業界団体などに支えられ支持固めを図ったが、市政の刷新を求める声に屈した。

 投票率は45・34%。三つどもえの戦いとなった前回を2・01ポイント上回った。

 当日有権者数は十七万三千七百四十二人(男九万二百十六人、女八万三千五百二十六人)。

開票率 100%
当  小林 常良 44,307
    山口 巖雄 33,427

1430片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/28(日) 23:12:47
「多選」が投票行動に影響/厚木市長選出口調査
政治・行政 2007/01/28 神奈川
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijan532/

 新人小林常良氏と現職山口巖雄氏の一騎打ちとなった厚木市長選。神奈川新聞社が二十八日に行った出口調査では、「多選」が有権者の投票行動に影響したことが分かった。小林氏に投票した人の約八割が多選に「問題がある」と答えた。政党支持別にみると、山口氏が自民党の推薦を受けているにもかかわらず、小林氏が同党の県議だったことも影響し、自民支持者は山口、小林両氏にまっ二つに投票が分かれた。一方、政党支持なしの無党派層では三人に二人、民主支持者の約七割が小林氏に投票した。

1431片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/28(日) 23:29:59
山梨知事選「ワンフレーズ」奏功
2007年01月28日23時15分
http://www.asahi.com/politics/update/0128/012.html

 そのまんま東氏の宮崎県知事選当選が注目を集めた21日、山梨県知事選では、元衆院議員の横内正明氏(64)が初当選を果たした。原動力となったのは、「ほっとけない」のワンフレーズ。守旧派のイメージ払拭(ふっしょく)に成功し、従来型の組織選挙で臨んだ現職を破った。

 「ほっとけない」は10月下旬、甲府市内のファミリーレストランで開かれた陣営の選挙対策会議で決まった。集会用のビラの文句をどうするか。「県政刷新」をイメージさせる、いい言葉はないか。最初の案は「こんな県政、このままでは放ってはおけない」。参加者の一人が反対した。「長すぎる」。

 陣営幹部の念頭にあったのは「もったいない」の一言だった。昨年7月の滋賀県知事選で嘉田由紀子氏が掲げ、自・民・公の3党相乗りで3選を目指す現職を破った際の決めぜりふだ。「短期間で有権者に浸透するには短い文句が有効だと、あの選挙が教えてくれた」と振り返る。

 県の財政悪化や新たなハコものの建設など、現職の県政運営を「ほっとけない」と批判した。

 効果は想像以上だった。演説がうまい候補ではないが、この言葉が出るたびに、聴衆がワッと盛り上がった。パンフレット40万部、のぼり旗1500本に「ほっとけない」の文字が躍った。

 横内氏は山梨の保守本流の系列だ。「政界のドン」と言われた故金丸信・元自民党副総裁の地盤を引き継ぎ、93年の総選挙で初当選。ただ、03年の知事選、04年の参院選で落選し、今回の知事選では「過去の人」と見られていた。それが「ほっとけない」の連呼で、いつの間にか「改革派」を印象づけることに成功したと陣営は分析する。

 再選を逃した現職山本栄彦氏の陣営幹部は悔しがった。「イメージだけの選挙にやられた」

 カネと中傷が飛び交い、建設業者がフル稼働して票をたたき出すことで知られる「甲州選挙」。今回は、福島県などで知事の汚職が相次いだことも影響し、これまで現職の勝利を支えてきた建設業者は沈黙した。「ここも組織票にはもう頼れない」。両陣営が「ほっとけない」から得た教訓だった。

1432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/29(月) 15:23:12
選挙:陸前高田市長選 現職対新人、一騎打ち 市政の継続か、刷新か−−告示 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070129ddlk03010078000c.html

 任期満了に伴う陸前高田市長選は28日告示され、新人で元県議の吉田昭彦氏(64)と、再選を目指す現職の中里長門氏(60)の、いずれも無所属の2人が立候補を届け出た。吉田候補は36年間の公務員生活で培った行政経験を生かし、国、県と連携したまちづくりを掲げて市政刷新を強調。中里候補は1期4年間の実績を基に第1次産業基軸の産業振興と市独自の福祉充実を前面に出して市政継続を訴える。【鬼山親芳、岸本桂司】

 99年の前々回選挙以来、3期続いて現職と新人による一騎打ちとなった。民主党(前回自由党)が全面支援の吉田氏に対し、自民・共産が推す中里氏という政党の図式は前回と変わらない。基幹産業の農林水産業の振興、若者の雇用確保などが大きな行政課題だ。

 吉田候補は同市高田町曲松の選挙事務所前で「夢と希望が持てる、元気な陸前高田市にするための一端を担いたい」と第一声を放ち、支持を訴えた。地元選出の黄川田徹・民主党衆院議員らも応援のマイクを握った。

 民主党を離党しての出馬で、自身の後援会と黄川田後援会が連携。前回、中里候補に敗れた菅野俊吾元市長や企業、団体の支援も得て組織型選挙で支持拡大を目指す。

 中里候補は同市高田町馬場前の選挙事務所前で第一声。「一つでも多くの約束を実現させたい」と強調。「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」の米沢政敏会長も「流れを変えなければ夕張市になってしまう」とマイクに力を込めた。

 中里氏は前回と同様、共産党に籍を置いたままの出馬で、共産党市議に加えて自民党系の市議らが支援。草の根選挙で浸透を図る。

 投票は2月4日、市内28カ所で行われ、午後8時15分から市民体育館で即日開票。同9時半ごろには当落が判明する見込み。27日現在の有権者数は2万1059人(男9945人、女1万1114人)。

 ◆候補・第一声(届け出順)

 ◇リーダーシップ、求められている−−吉田昭彦氏

 地方自治体の首長のリーダーシップが今、求められている。国や県の施策の情報をいち早くキャッチし、その事業を円滑に陸前高田に導入するかが大事だ。若い人たちにとどまってもらえるように働く場所を拡大することや、基幹産業の農業、漁業、林業の振興・発展を図りながら雇用の場を確保しなければならない。また新しい企業の誘致を積極的に行うために、首長自らのトップセールスが重要だ。厳しい行財政の中で、いかに最小の経費で最大の効果を上げるかが求められている。

 ◇市民の目線で市政運営努める−−中里長門氏

 この4年間、毎日、苦労している市民の目線に立って市政運営に努めてきた。地方財政が厳しさを増す中、大きな施設を造って他から人を呼んでくるまちづくりは破たんした。農業ではトマトの契約栽培で生産額1億円を超える産業への芽も育ってきた。昨年は26億円を投入して林道2路線も整備した。市の誇る水産業の素晴らしさを発信し、魅力を高めていきたい。少子高齢化については向こう4年間も市独自のきめ細かな施策をさらに進めていく。元気に明るく、楽しく選挙をやっていきます。

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吉田昭彦(よしだ・あきひこ)氏(64)無新

 [元]県議▽農業[歴]陸前高田市企画開発課長・農政課長兼農委事務局長・助役▽中央大

中里長門(なかさと・ながと)氏(60)無現

 全国市長会理事▽県医療審議会委員[歴]陸前高田民主商工会事務局長▽市議▽奥州大

毎日新聞 2007年1月29日

1433片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/29(月) 15:30:34
選挙:厚木市長選 小林氏が初当選、山口氏の4選阻む /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070129ddlk14010188000c.html

 任期満了に伴う厚木市長選は28日投票、即日開票され、無所属で新人の前県議、小林常良氏(57)が、無所属で現職の山口巖雄氏(64)=自民、公明推薦=の4選を阻み、初当選を果たした。プレ統一選とされる同市長選で、連立与党推薦の現職が敗れたことは、春の統一選、夏の参院選に影響を与えそうだ。当日有権者数は17万3742人(男9万216人、女8万3526人)、投票率は45・34%(前回43・33%)だった。

 同市飯山の小林氏の事務所には多くの支持者らが詰めかけ、テレビが当選確実を知らせると、大きな拍手が沸き起こった。登場した小林氏は握手攻めにあい、支援した市議や支持者らと一緒にバンザイを三唱。小林氏は「情報公開を進め、街の活性化に努める」と抱負を語った。争点となった多選の是非については「弊害は事実出ている。市民の理解を得られたのだろう」と述べた。

 保守系同士の一騎打ちとなり、政策面での争点は明確にならなかった。小林氏は出馬表明が昨年11月下旬と遅かったものの、メーンに掲げた「多選阻止」は徐々に浸透。推薦を受けられなかった自民党と決別し、「市民派」を前面に出して無党派層に訴え、民主党や神奈川ネットワーク運動の支持者らの一部にまで支持を広げた。告示の21日に投開票された宮崎県知事選で、自民、公明両党の推す候補が惨敗したことも追い風になった。

 山口氏は3期12年の実績や国や県、県内市町村とのパイプを強調したが、「多選を問う」という強風に終盤には防戦一方となった。28日夜、支持者に「多選という言葉との戦いだった。申し訳ない」と敗戦の弁を語った。【佐藤浩、長真一】

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 ■解説

 ◇多選批判が追い風に−−「草の根」で組織を破る

 小林氏が激戦の末に山口氏を破ったのは、無党派層や「反山口市政」の票を掘り起こし、自民、公明両党と山口氏の後援会や支援・推薦団体が展開した組織選挙を封じ込めることができた成果と言える。今後の組織選挙のあり方に一石を投じそうだ。

 小林陣営は「多選を問う」をキャッチフレーズに攻勢し、多選の是非という土俵に山口陣営が上がらざるを得なくしてしまった。また、自民離党後、政党の支援を受けない「市民派」を名乗ったことも奏功した。一方、自民党支部の幹部は山口陣営の出陣式で「組織選挙を展開して」と呼びかけるなど、選挙戦は「組織対草の根の戦い」という側面が強くなっていった。

 山口陣営は政策論争を強く主張していたが、「接戦」との風評が飛んだ終盤は応援演説で小林氏のプライバシーに関する攻撃も飛び出した。なりふり構わない戦いが、かえってマイナス要因となった可能性もある。

 出馬表明が昨年11月下旬と遅かった小林氏も、会見で山口市政の問題点や、多選の弊害の兆候について何ら指摘できず、準備不足という印象は否めなかった。選挙戦で「風」は吹いたが、多選批判以外の政策が多くの有権者に浸透していったとは言いがたい。

 小林氏を表立って支援した市議は6人で、市議会(定数28)では少数。自民勢力との関係修復も課題で、「厚木を変える」新生・小林丸は前途多難と言えそうだ。【佐藤浩】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 44307 小林常良 57 無新

  33427 山口巖雄 64 無現

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 ◇厚木市長略歴

小林常良(こばやし・つねよし) 57 無新(1)

 [元]県議▽市野球協会会長▽市サッカー協会会長[歴]市職員▽市議▽日大

毎日新聞 2007年1月29日

1434片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/29(月) 15:55:10
連合、三村知事推薦の公算も
2007年01月29日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000701290004

 今月中の知事選候補者決定を目指していた民主党県連による選考が難航し、2月以降にずれ込む可能性が高まっている。県連の田名部匡省代表は28日、青森市内で記者団に対し「できれば1月中にというだけ」と月内にこだわらない考えを示した。一方、1月中の擁立を要請していた連合青森の山本信悦会長は同日、「民主党との対応は、1月末で打ち切りたい」と話した。連合青森は、三村知事からすでに推薦願いを受けていることから、民主党が1月中に候補者選びを終えない場合、連合が知事を推薦する公算が高くなる。


 田名部代表は、青森市内であった県連の市町村連絡会後、記者団に答えた。田名部氏は「1月中かどうかはわからないが決める。(時期に)縛られているわけではない」と述べた。


 県連の今博幹事長も、候補者の名前が挙がっていることを明かしたうえで、「県連側で熟慮したうえで決めることで、1月中にはこだわっていない。連合と食い違いがあってもやむをえない」と話した。


 一方、連合青森の山本会長は「『1月末まで』と言ってやっているので期限は守ってもらいたい」と、期限を延期する考えを否定。そのうえで「推薦要請をしている人(三村知事)にも悪い」と、昨年12月に推薦願いを提出した三村知事に配慮する考えを示した。


 連合青森によると、1月上旬に開いた幹事会でも、三村知事の推薦に異論は出なかった。

1435片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/29(月) 16:18:28
民主、候補者選びで議論/知事選 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070129113834.asp

 六月三日投票の知事選に向けた民主党県連の候補者選びで、同党県連の田名部匡省代表は二十八日、青森市内で本紙などの取材に答え、連合青森から今月中の候補者決定を求められていることについて「期限にはこだわらずに議論を進めていく」との考えを示した。県連の候補者決定が二月以降に延びる可能性も高まっているが、今博幹事長は「優先されるべきは議論の熟度。結果として(連合の期限に)間に合わない場合はやむを得ない」と語った。

 田名部代表は同日昼、青森市のホテルで参院選候補・平山幸司氏の選挙対策会議に出席した後、党国会議員、県議とともに四十分ほど別室にこもり、知事選対応を協議した。

 終了後の取材に田名部代表は「候補者は必ず出す」との姿勢をあらためて強調した上で、「(一月末の期限に向け)努力している最中で、現時点では分からない。人選は期限に縛られるものでもなく、いい候補が出せるよう議論を進めていくだけ」と語った。

 一方、同じホテル内でその後に開かれた平山氏の演説会に出席していた連合青森の山本信悦会長は、知事選対応について「連合は正式に推薦要請してきた人(三村申吾知事)を待たせている状態。民主党側が月内に候補者を示せなくても、これ以上期限を先延ばしすることはできない」と語り、民主党候補が決まらない場合でも、予定通り二月八日に政治センター幹事会を開き、三村知事からの推薦願について協議する考えを示した。

1436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/29(月) 16:19:25
民主県連が青森知事選候補者擁立月内は断念(2007/01/29) 青森デイリー東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/01/29/new0701290803.htm

 五月十七日告示、六月三日投票の青森県知事選で、民主党県連(田名部匡省代表)は二十八日、連合青森の支援を前提に目標としていた一月末までの候補者擁立を、事実上断念した。同日、県連幹部が青森市内で話し合ったが、期限まで三日と迫る中、具体名は挙がらなかったもようだ。これに伴い、連合青森は二月、現職の三村申吾氏(50)=自民、公明推薦=の推薦を決める見通しが強まった。
 
 同党県連は独自候補の擁立作業を続けるとしている。ただ、対抗馬擁立にこぎ着けた場合でも、連合青森の全面支援を受けられないことになり、現職に対抗する非自民勢力の結集は困難な状況となる。
 同党県連が一月末を目標としていたのは、現職からの推薦願を受けている連合青森から、知事選対応を保留する期限として提示されていたため。
 二十八日は、七月の参院選青森選挙区に同党公認で出馬する平山幸司氏(37)の会合に出席した田名部代表ら国会議員三人と県議二人が、演説会会場となった青森市内のホテルの一室に集まり、対応を協議した。
 会談後、田名部代表は「できれば一月中に、と言ってきたが…」と厳しい表情で語り、候補者の絞り込みに至っていない状況を示唆した。現段階で常任幹事会などの日程は決まっていない。
 今博幹事長は、今月内にこだわらず独自候補の擁立作業を続ける方針に変わりはない―とする一方、人選の進み具合については「大変、大事な時期なので申し上げられない」と述べた。
 その上で、今月中にも連合青森に現状を説明、知事選対応の決定を保留するよう要請したい意向を示した。
 これに対し、連合青森の山本信悦会長は同日の取材に「民主党の対応を待つのは一月末までにしたい。推薦を申請している人にも悪いですから」と語り、現職推薦の意向をあらためてにじませた。
 連合青森は二月八日の政治センター幹事会で、現職の推薦願の取り扱いを決める。
 知事選直後の七月に実施される参院選青森選挙区で、連合青森は平山氏の支援を決定済み。直前の知事選で自民などが推す現職を支援すれば、短い期間の二つの全県選挙で、対応が百八十度異なる事態となる。参院選の選挙態勢に悪影響はないかとの質問に、山本会長は「特にないのではないか。首長と議員の選挙は違う」と述べた。
 平山氏は「参院選は自分との戦いと位置付けている。自分は自分のできる最大限のことをやるのみ」と話した。

1437片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 09:57:07
三村氏後援会設置でぎくしゃく 自民内部支援に濃淡 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070129111439.asp

 六月三日投票の知事選に唯一出馬を表明している現職・三村申吾氏は二〇〇三年の前回同様に自民、公明両党の推薦を取り付けたほか、新たに連合青森にも推薦願を出し、民主党の支持基盤にも食い込みを図っている。自前の組織がほとんどなかった津軽地方に後援会が相次いで結成されているほか、八戸市では民主党県連代表・田名部匡省氏支援の有力企業を取り込んだ。ただ、後援会づくりでは地元自民党衆院議員側とぎくしゃくした関係が露呈、支援の濃淡が浮かび上がっている。

 「三村知事を再選させようではないか」。二十七日夜、平川市の平賀農村環境改善センター。同市の市議を中心に発足した後援会で、後援会長に就任した大川喜代治市議会議長が結束を呼び掛けると、外川三千雄市長ら有力者が顔をそろえた会場は熱気に包まれた。公務で出席できなかった三村氏に代わり、妻の三千代さんが深々と頭を下げた。

 後援会は今年に入ってから既に深浦町で結成され、二月四日にはつがる市にもでき、三村氏は「素晴らしい後援会をそれぞれ立ち上げてくださっており、心から感謝している」。自民党県連の冨田重次郎幹事長は「知事の考えではなく、地元の盛り上がりで後援会ができている。特に首長が先頭に立っていることはよいことだ」と話す。

 地元主導での後援会発足を強調するには訳がある。

 昨年十月十八日、東京都内。県選出自民党国会議員と三村氏が会談し知事選に向けて政策協議を開始したが、大島理森県連会長が後援会をつくる際、地元衆院議員に相談してほしい−とくぎを刺した。

 「三村氏から何も報告がない」。各小選挙区に勝手に後援会をつくっていると、衆院議員側の不満を代弁したのだ。自民党の基盤に乗って戦う三村氏と各衆院議員との位置関係、選挙区の衆院議員によって支援の濃淡があることが明らかになった瞬間だ。このため、三村氏は気遣いを重ねざるを得ない。

 今月十三日、弘前市での木村太郎衆院議員の新春の集い。木村系列を中心とする県議、市町村長らが衆院4区内外から集まり、さながら政治決戦に向けた総決起大会の様相も呈した。だが、この場に三村氏は招かれなかった。木村陣営は「例年、知事を呼んでいない」と説明するが、自民党県議は「選挙の年なので呼ぶべきだった」と語る。

 今月二十日、青森市で開かれた津島雄二衆院議員の新年会。三村氏が津島氏の手腕に敬意を表すると、津島氏は国政、県政の総合力の大切さを強調するなど、互いの一体感を強くアピールした。津島陣営は次期衆院選は知事選の延長にある−と位置づけ「知事選は自分たちの選挙のつもりでやる」と打ち明ける。

 木村衆院議員の父・守男元知事の辞任をめぐって表面化した自民党内部の不協和音は今も消えない。

 当時の県連会長だった津島衆院議員の主導で知事の座を得た三村氏に対する木村系の思いは複雑だ。現県連会長の大島衆院議員は折に触れ、木村系と融和するよう呼び掛けるのだが…。

 昨年十一月二十二日、八戸市のホテル。三村知事の県政運営に関する勉強会である「21政経総合研究会」が設立された。事実上の三村氏再選に向けた応援企業団だ。同市の経済人らが約三百人出席、会長に本県最大の物流グループ代表が就任した。

 代表が長く田名部氏支援の中核企業なのは周知の事実であり、田名部氏と民主党の敵方である三村氏再選に回った。それも田名部氏のひざ元でのことであり、関係者に衝撃が走った。「地域づくりにともに向かおうということであり、大変ありがたい」と三村氏。企業側にも県政とのパイプをつくっておくべきだとの思惑はあるが、三村氏の意を決した敵地への大胆な切り込みだ。

 「弘前については免許センター、八戸については(県施設の)検討会議設置」と県幹部。自民党勢力や県内後援会づくりによる選挙態勢構築とは別に、三村氏は地元要望が強い両施設に応える形で、現職の強みである裁量権を行使する。「県として八戸の水産改革に全面協力している」と別の県関係者。新人でなじみが薄かった小林眞市長の政策に手厚い配慮を見せる。

1438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 09:58:04
知事選候補選び延期要請へ/民主 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070130090838.asp

 六月三日投票の知事選に向けた民主党の候補者選びについて、同党県連の今博幹事長は二十九日、連合青森から選考期限として示されている今月三十一日に、連合青森の山本信悦会長を訪ね、期限の延長を申し入れる考えを示した。ただ、山本会長は「民主党待ちの状態をこれ以上長引かせられない」と期限延長に難色を示しており、民主党の要望の受け入れは難しい状況だ。

 知事選をめぐっては、三村申吾知事が既に連合青森へ推薦願を提出。対抗馬擁立を目指す民主党県連も連合青森の推薦を得て選挙戦に臨む考えのため、連合青森は一月末までの候補者決定を民主党県連に求めていた。

 だが、民主党県連では候補者選びが難航。二十八日の国会議員、県議団による協議では県連幹部ら複数の名前が挙がったとみられるが意見集約には至らず、候補者決定は二月以降にずれ込むことがほぼ確実だ。

1439片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 11:46:19
【下関市議選】2007-02-04投票 定数104→38 立候補59

香川昌則 43 無新 塾講師
佐伯伸之 71 自現 農業 【菊政会】
異儀田博己 65 無現 農業 【響会】
菅原 明 53 無現 神戸製鋼(株)長府製造所社員 【政友クラブ】
砂田正和 59 無現 三菱重工(株)下関造船所社員 【政友クラブ】
内田和夫 66 無現 農業 【ニュー市民フォーラム】
高見俊幸 58 無現 高見商店代表 【無所属】
松村正剛 53 無現 富士火災海上保険(株)社員 【無所属】
大田幸夫 61 共現 【日本共産党・市民共同】
安永敏雄 52 無現 農業 【菊川クラブ】
山下隆夫 52 無現 JR西日本(株)社員 【無所属】
倉本喜博 42 無新 (株)シモパン常務
松田彈六 68 無現 農業 【菊川クラブ】
長 秀龍 54 無現 【公明党下関市議団】
江原満寿男 56 共現 農業 【日本共産党・市民共同】
橋本義久 56 無現 (有)にこにこサービス施設管理者 【ニュー市民フォーラム】
浦岡昌博 54 公新
明石弘史 53 共現 【日本共産党・市民共同】
宮田隆男 57 自現 漁業 【新政クラブ】
兵頭典将 55 無新 下関市民の会理事長
福田幸博 59 自現 (株)安岡ホンダ役員 【自民クラブ】
中村勝彦 54 公現 【公明党下関市議団】
岩本憲慈 63 無現 農業 【ほうほくクラブ】
江原 聰 65 無現 農業 【豊北平成クラブ】
井上隆純 64 無現 僧侶 【響会】
和田銀一朗 54 無現 和田建設(株)取締役 【至誠クラブ】
近藤栄次郎 62 共現 【日本共産党・市民共同】
津畑由紀子 46 無新 (株)津畑役員
定宗正人 59 無現 広成建設社員 【政友クラブ】
田中真治 55 無現 【市民クラブ】
亀田 博 70 無現 【自民クラブ】
平岡泰彦 62 自現 泰平ビル商事(有)役員 【自民クラブ】
石川 潔56 無現 農業 【自民クラブ】
林真一郎 56 自現 (有)ウエストランド役員 【自民クラブ】
藤尾憲美 60 無現 【豊北平成クラブ】
桑原 博 60 無元 (有)桑原企画役員
鈴尾 進 57 無新 鈴尾鑑定事務所役員
古田清彦 65 自現 【新政クラブ】
西本健治郎 30 無現 【政友クラブ】
穐枝弘巳 62 無現 【ほうほくクラブ】
上村静枝 58 公現 【公明党下関市議団】
関谷 博 48 自現 【自民クラブ】
中谷紀由 61 自現 【政友クラブ】
門出眞治 56 自現 門出建材(有)代表取締役 【自民クラブ】
鵜原明人 62 自現 【政友クラブ】
戸澤昭夫 48 自現 (有)アスタ社員 【新政クラブ】
岩本直人 58 無現 【自民クラブ】
田中義一 38 自現 【市民クラブ】
金田直樹 56 無現 (株)カネダ 【至誠クラブ】
檜垣徳雄 42 共現 【日本共産党・市民共同】
兼田一郎 44 自現 農業 【市民クラブ】
植田 正 68 自現 ジャパンマリン(株) 【自民クラブ】
田邉ヨシ子 58 無現 【至誠クラブ】
林  透 50 自現 (有)サーフ代表取締役 【新政クラブ】
藤本久雄 63 無現 農業 【響会】
末永 昇 56 公現 【公明党下関市議団】
安岡克昌 42 無新
木本暢一 49 無現 (有)木本商店 【豊な会】
片山隆昭 78 無現 僧侶 【響会】

1440片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 12:37:35
>>1439訂正あり
【下関市議選】2007-02-04投票 定数104→38 立候補59
現職51人▽新人8人
自民15人▽公明5人▽共産5人▽社民1人▽無所属33人
旧下関市37人(有権者199,706人)▽旧豊浦町10人(16,853人)▽旧豊北町7人(10,638人)▽旧菊川町3人(6,894人)▽旧豊田町2人(5,603人)

福田幸博 59 自現 (株)安岡ホンダ役員 【自民クラブ】下関市
平岡泰彦 62 自現 泰平ビル商事(有)役員 【自民クラブ】下関市
林真一郎 56 自現 (有)ウエストランド役員 【自民クラブ】下関市
関谷 博 48 自現 【自民クラブ】下関市
門出眞治 56 自現 門出建材(有)代表取締役 【自民クラブ】下関市
植田 正 68 自現 ジャパンマリン(株) 【自民クラブ】下関市
中谷紀由 61 自現 【政友クラブ】下関市
鵜原明人 62 自現 【政友クラブ】下関市
田中義一 38 自現 【市民クラブ】下関市
兼田一郎 64 自現 農業 【市民クラブ】下関市
宮田隆男 57 自現 漁業 【新政クラブ】豊浦町
古田清彦 65 自現 【新政クラブ】豊浦町
戸澤昭夫 48 自現 (有)アスタ社員 【新政クラブ】豊浦町
林  透 50 自現 (有)サーフ代表取締役 【新政クラブ】豊浦町
佐伯伸之 71 自現 農業 【菊政会】菊川町

大田幸夫 61 共現 【日本共産党・市民共同】下関市
近藤栄次郎 62 共現 【日本共産党・市民共同】下関市
檜垣徳雄 42 共現 【日本共産党・市民共同】下関市
明石弘史 53 共現 【日本共産党・市民共同】豊浦町
江原満寿男 56 共現 農業 【日本共産党・市民共同】豊北町

中村勝彦 54 公現 【公明党下関市議団】下関市
上村静枝 58 公現 【公明党下関市議団】下関市
末永 昇 56 公現 【公明党下関市議団】下関市
長 秀龍 54 公現 【公明党下関市議団】下関市
浦岡昌博 54 公新

山下隆夫 52 社現 JR西日本(株)社員 【無所属】下関市

亀田 博 70 無現 【自民クラブ】下関市
石川 潔56 無現 農業 【自民クラブ】下関市
岩本直人 58 無現 【自民クラブ】下関市
菅原 明 53 無現 神戸製鋼(株)長府製造所社員 【政友クラブ】下関市
砂田正和 59 無現 三菱重工(株)下関造船所社員 【政友クラブ】下関市
定宗正人 59 無現 広成建設社員 【政友クラブ】下関市
西本健治郎 30 無現 【政友クラブ】下関市
田中真治 55 無現 【市民クラブ】下関市
金田直樹 56 無現 (株)カネダ 【至誠クラブ】下関市
田邉ヨシ子 58 無現 【至誠クラブ】下関市
松村正剛 53 無現 富士火災海上保険(株)社員 【無所属】下関市
異儀田博己 65 無現 農業 【響会】豊浦町
井上隆純 64 無現 僧侶 【響会】豊浦町
藤本久雄 63 無現 農業 【響会】豊浦町
片山隆昭 78 無現 僧侶 【響会】豊浦町
高見俊幸 58 無現 高見商店代表 【無所属】豊浦町
岩本憲慈 63 無現 農業 【ほうほくクラブ】豊北町
穐枝弘巳 62 無現 【ほうほくクラブ】豊北町
江原 聰 65 無現 農業 【豊北平成クラブ】豊北町
藤尾憲美 60 無現 【豊北平成クラブ】豊北町
橋本義久 56 無現 (有)にこにこサービス施設管理者 【ニュー市民フォーラム】豊北町
和田銀一朗 54 無現 和田建設(株)取締役 【至誠クラブ】豊北町
安永敏雄 52 無現 農業 【菊川クラブ】菊川町
松田彈六 68 無現 農業 【菊川クラブ】菊川町
木本暢一 49 無現 (有)木本商店 【豊な会】豊田町
内田和夫 66 無現 農業 【ニュー市民フォーラム】豊田町
桑原 博 60 無元 (有)桑原企画役員
香川昌則 43 無新 塾講師
倉本喜博 42 無新 (株)シモパン常務
兵頭典将 55 無新 下関市民の会理事長
津畑由紀子 46 無新 (株)津畑役員
鈴尾 進 57 無新 鈴尾鑑定事務所役員
安岡克昌 42 無新

1441片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 12:39:12
選挙:下関市議選 告示、59人乱立の激戦に 新庁舎建設など課題山積 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/archive/news/2007/01/29/20070129ddlk35010020000c.html

 旧5市町の合併による在任特例の満了に伴う下関市議選(定数38)は28日告示され、59人が立候補を届け出た。104人のマンモス議会が一気に約3分の1に縮小されるため、候補者が乱立する激戦となった。あるかぽーと開発や新庁舎の建設問題など重要課題が山積しており、各候補は早速、舌戦に入った。

 内訳は現職51人▽新人8人。党派別では自民15人▽公明5人▽共産5人▽社民1人▽無所属33人。出身地域は旧下関市37人▽旧菊川町3人▽旧豊田町2人▽旧豊浦町10人▽旧豊北町7人。

 27日現在の有権者数は23万9463人(男10万9260人、女13万203人)。投票は2月4日午前7時〜午後8時(一部繰り上げ)にある。開票は4日午後10時から行われ、5日未明に新議員がそろう。【新里啓一】

==============

 ◇下関市議選立候補者◇

(定数38−59・届け出順)

香川昌則  43 塾講師     無新

佐伯伸之  71 [元]衆院秘書 自現

異儀田博己 65 建築士     無現

菅原明   53 会社員     無現

砂田正和  59 会社員     無現

内田和夫  66 農業      無現

高見俊幸  58 ビル清掃業   無現

松村正剛  53 会社員     無現

大田幸夫  61 党地区役員   共現

安永敏雄  52 農業      無現

山下隆夫  52 党支部代表   社現

倉本喜博  42 会社役員    無新

松田弾六  68 農業      無現

長秀龍   54 党総支部長   公現

江原満寿男 56 農業      共現

橋本義久  56 介護職員    無現

浦岡昌博  54 党副支部長   公新

明石弘史  53 党県委員    共現

宮田隆男  57 漁業      自現

兵頭典将  55 団体役員    無新

福田幸博  59 会社社長    自現

中村勝彦  54 党副支部長   公現

岩本憲慈  63 農業      無現

江原聡   65 農業      無現

井上隆純  64 僧侶      無現

和田銀一朗 54 会社役員    無現

近藤栄次郎 62 党地区役員   共現

津畑由紀子 46 声楽家     無新

定宗正人  59 会社員     無現

田中真治  55 [元]郵便局員 無現

亀田博   70 [元]旧市長  無現

平岡泰彦  62 [元]市課長  自現

石川潔   56 農業      無現

林真一郎  56 会社社長    自現

藤尾憲美  60 団体顧問    無現

桑原博   60 会社役員    無新

鈴尾進   57 会社役員    無新

古田清彦  65 消防副団長   自現

西本健治郎 30 [元]県議秘書 無現

穐枝弘巳  62 [元]JR社員 無現

上村静枝  58 党県役員    公現

関谷博   48 学校職員    自現

中谷紀由  61 商工会顧問   自現

門出真治  56 会社社長    自現

鵜原明人  62 [元]会社員  自現

戸沢昭夫  48 会社員     自現

岩本直人  58 施設理事    無現

田中義一  38 社協理事    自現

金田直樹  56 会社役員    無現

桧垣徳雄  42 党地区役員   共現

兼田一郎  64 農業      自現

植田正   68 会社員     自現

田辺よし子 58 団体役員    無現

林透    50 法人理事長   自現

藤本久雄  63 農業      無現

末永昇   56 党支部長    公現

安岡克昌  42 [元]参院秘書 無新

木本暢一  49 飲食店経営   無現

片山隆昭  78 僧侶      無現

毎日新聞 2007年1月29日

1442片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 12:42:33
桑原 博 60 無元 (有)桑原企画役員
香川昌則 43 無新 塾講師
倉本喜博 42 無新 (株)シモパン常務
兵頭典将 55 無新 下関市民の会理事長
津畑由紀子 46 無新 (株)津畑役員
鈴尾 進 57 無新 鈴尾鑑定事務所役員
安岡克昌 42 無新
は全員旧下関市と思われる。

1443片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 12:51:12
07年度予算:自民県連、602項目の施策要望 事前説明廃止で増大 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070130ddlk10020129000c.html

 自民党県連は29日、07年度予算で、ぐんま国際アカデミーへの助成金増額や高齢者福祉の拡充など602項目の施策の実施を小寺弘之知事に要望した。これまで県が同党に慣例的に実施してきた事前説明がなくなり、要望項目数も従来の数十項目から一気に増大し、大きな様変わりを見せた。

 同党県連の南波和憲政調会長は「県が説明してこない以上、すべての要望項目を出さざるを得ない」と述べた。前年までは県から県連に予算案説明があり、追加項目などを知事折衝で求めてきた。今年は「予算編成本部で審議中で説明できない」と、県から連絡を受けたという。

 小寺知事は602項目もの要望に「総額予算はどれだけになるんですか」と、南波氏に質問。「8000億円は上回るでしょう」と応える南波氏に「財源は何ですか」と問い、「財源は県が考えること」と切り返された。

 終了後、小寺知事は「昨年までは事前に予算案が独り歩きして、望ましくなかった」と、県連への事前説明を廃止した理由を説明。7月の知事選に同党が大澤正明県会議長を擁立し「県政野党」として、対決色を強めている点を問われると、「(影響も)あるでしょうね」と認めた。

 南波氏は「(事前説明の廃止を)県連軽視ととらえる人もいれば、本来の姿として正しいあり方だという人もいる」と述べた。【藤田祐子】

毎日新聞 2007年1月30日

1444片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/01(木) 10:10:40
連合青森現職推薦へ
知事選 民主期限内擁立できず 讀賣青森

 連合青森の山本信悦会長は31日、青森市内で記者団に対し、知事選(5月17日告示、6月3日投票)への対応について、「この状態でいけば、ほぼ(確実に)現職推薦になると思う」と述べ、三村知事推薦を近く決める可能性が高いことを明らかにした。

 山本会長は、民主党が1月末までに独自候補を立てれば推薦を検討する考えを示していた。だが、同党県連の今博幹事長は同日の山本会長との会談で、まだ選考作業中であることを伝えた。一方、三村知事は昨年12月15日、連合に推薦願を提出。山本会長はかねて、知事の雇用・労働政策は一定の評価ができるとして、推薦の可能性を示唆していた。連合青森は2月8日の会合で現職推薦を決める公算が大きい。

 連合青森は7月の参院選青森選挙区では、民主党公認の平山幸司氏を支援し、自民党公認の山崎力氏と戦う。このため、知事選で自民、公明両党とともに三村知事を支援するとなると「ねじれ」が生じる恐れがあるが、山本会長は、「議員の選挙と首長の選挙は違う(ので問題はない)」としている。

 山本会長は、民主党はすでに知事選候補擁立の時機を逸したとの考えで、今幹事長との会談では、「不戦敗という決断も一つの勇気」「連合の現職推薦が決まったら、民主党は候補をできれば出さないでほしい」と述べたという。

 今幹事長はこれに対し、連合の動向にかかわらず、あくまで独自候補擁立を目指す考えを示している。

 三村知事は同日夕、記者団に対し、山本会長の発言について、「連合は産業振興や雇用政策などでアイデアを出してくれている。その推薦をもらえるとすればありがたいことだ」と話した。

(2007年2月1日 読売新聞)

1445片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/01(木) 23:10:55
選挙:知事選 太田市長、大澤氏支持 25日、市政報告会で表明 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070201ddlk10010173000c.html

 清水聖義・太田市長は31日、夏の知事選で自民党が擁立する大澤正明県会議長の支持を決めた。今月25日に同市内で開く市政報告会に大澤氏を招き、後援者らに支持を表明する。

 清水氏は、同市の英語教育特区校「ぐんま国際アカデミー」への私学助成問題などで、小寺弘之知事との対立を深め、昨年末ごろから、水面下で政党関係者などと接触。知事選出馬を模索し、周囲に意向をほのめかしていた。また、昨年夏にいち早く出馬表明し、同市など県東部での知名度を上げている前県議の山本龍氏との調整も試みていたが、これを山本氏が固持した経緯がある。最終的に後援会から強い反対を受け、先月中旬、出馬を断念していた。

 後援会の反対理由は、大澤氏が旧尾島町(現太田市)を地盤とするため、清水氏が出馬した場合、市内の保守層の分裂を招くことを懸念したとされる。このため、大澤氏での一本化を清水氏に促してきた。

 また、清水氏の後援会関係者の一部に現在も山本氏支援の動きがあることについて、清水氏は毎日新聞の取材に「山本氏支援を頼んだこともないし、知らない」と述べた。【佐藤貢、木下訓明】

毎日新聞 2007年2月1日

選挙:知事選 県教組、5選出馬の小寺知事に推薦状 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070201ddlk10010185000c.html

 県教職員組合は31日、夏の知事選に5選出馬表明している小寺弘之知事に推薦状を手渡した。県教組は過去4回、小寺氏を推薦している。

 真下治之委員長は「教育公務員であり(選挙活動に)限界があるが、可能な限り支援したい」と話した。小寺知事は「予算編成の中でも学校の先生が忙しすぎると話題に出たばかり。現場が良くなるよう考えている」と応じた。また、松井正博副委員長は「全国に先駆けての少人数クラス導入などに感謝している。20〜30人という規定の弾力的運用が図れるようお願いしたい」などと要望した。また、県内のドラッグストアなどで作る県薬種商協会(高橋守理事長)は31日、自民党県連が知事選に擁立している大澤正明県会議長に推薦状を提出した。【藤田祐子】

毎日新聞 2007年2月1日

1446片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/03(土) 11:02:42
陸前高田市長選 終盤の情勢 岩手日報 
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070202_10

 任期満了に伴う陸前高田市長選は、4日投開票が行われる。いずれも無所属で新人の前県議吉田昭彦氏(64)と、再選を目指す現職中里長門氏(60)が、1月28日の告示以来激しい舌戦を展開している。岩手日報社取材班と電話調査による終盤情勢は、「市民の目線に立った市政の継続」を掲げる中里氏が支持に厚みを増し、「国、県とのパイプを生かした市政の刷新」を訴える吉田氏が、厚い組織力で浸透に全力を挙げている。投票する候補を決めかねている有権者もあり、両陣営とも残り2日間の攻防にしのぎを削る。

 中里氏は市民団体の「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」(米沢政敏会長)が中心となって運動を展開。自民党系会派「市民クラブ」と共産党会派に所属する市議計7人が支持する。

 各地での個人講演会やチラシ配布では、1期目の実績を強調。女性や若者の支持が厚く、地元竹駒町(有権者数1157人)で優位に展開する。有権者が最も多い高田町(同6319人)でも浸透し、陸前高田民主商工会の会員有志が活発に活動する広田町(同3365人)にも支持を広げている。

 吉田氏は後援会(吉田正人会長)が、同市の黄川田徹衆院議員(民主党)と菅野俊吾前市長の両後援会と連携。民主党系などの市議14人が支持する。

 市助役や県議2期の実績と人脈を強調し、企業誘致などを訴える。1月31日には黄川田衆院議員が地元入りし、てこ入れした。最終盤に再度訪れ、支持固めを図る。

 気仙町(同2982人)で優位に展開するが、地元の米崎町(同2494人)や黄川田衆院議員の出身地広田町で中里氏の食い込みを許している。高田町は急速に追い上げている。

 矢作町(同1659人)や横田町(同1271人)、小友町(同1812人)は支持が拮抗(きっこう)している。

 投票は4日午前7時から午後7時まで市内28投票所で行われ、同8時15分から市民体育館で即日開票する。当落判明は午後9時半ごろ。

 1月27日現在の有権者数は2万1059人(男9945人、女1万1114人)。

1447片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/05(月) 12:34:22
告示前に過熱 舞鶴市長選
選管が異例の声明発表 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007020400099&amp;genre=A2&amp;area=K60

 京都府舞鶴市選挙管理委員会と舞鶴署は4日、同市長選の告示に伴い、「選挙違反に対して厳正な措置を講じる」とする声明を発表、各候補者の運動員らに配布した。同市の市長選で選管などが声明を出すのは初めて。「府知事選で出された例があるが市町レベルでは珍しい」(市選管)という。

 今回の市長選は現職が引退し、過去最多タイの新人4人が立候補。告示前から各支持団体の活動が盛んなこともあり、市選管委員長と市明るい選挙推進協議会長連名の談話とともに発表した。

1448片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/05(月) 15:17:58
【下関市議選】2007-02-04投票 定数104→38 立候補59
立候補 現職51人▽元職1人▽新人7人
立候補 自民15人▽公明5人▽共産5人▽社民1人▽無所属33人
立候補 旧下関市37人(有権者199,706人)▽旧豊浦町10人(16,853人)▽旧豊北町7人(10,638人)▽旧菊川町3人(6,894人)▽旧豊田町2人(5,603人)
当選   現職34人▽元職1人▽新人3人
当選   自民11人▽公明5人▽共産5人▽社民1人▽無所属16人
当選   旧下関市30人▽旧豊浦町4人▽旧豊北町2人▽旧菊川町1人▽旧豊田町1人

○2339 福田幸博 59 自現 (株)安岡ホンダ役員 【自民クラブ】下関市
○2659 平岡泰彦 62 自現 泰平ビル商事(有)役員 【自民クラブ】下関市
○3358 林真一郎 56 自現 (有)ウエストランド役員 【自民クラブ】下関市
○2923 関谷 博 48 自現 【自民クラブ】下関市
○2760 門出眞治 56 自現 門出建材(有)代表取締役 【自民クラブ】下関市
○2378 植田 正 68 自現 ジャパンマリン(株) 【自民クラブ】下関市
●1698 中谷紀由 61 自現 【政友クラブ】下関市
○2241 鵜原明人 62 自現 【政友クラブ】下関市
○2896 田中義一 38 自現 【市民クラブ】下関市
○2827 兼田一郎 64 自現 農業 【市民クラブ】下関市
●1690 宮田隆男 57 自現 漁業 【新政クラブ】豊浦町
●1196 古田清彦 65 自現 【新政クラブ】豊浦町
●2009 戸澤昭夫 48 自現 (有)アスタ社員 【新政クラブ】豊浦町
○2730 林  透 50 自現 (有)サーフ代表取締役 【新政クラブ】豊浦町
○2889 佐伯伸之 71 自現 農業 【菊政会】菊川町

○2319 大田幸夫 61 共現 【日本共産党・市民共同】下関市
○2754 近藤栄次郎 62 共現 【日本共産党・市民共同】下関市
○2464 檜垣徳雄 42 共現 【日本共産党・市民共同】下関市
○3466 明石弘史 53 共現 【日本共産党・市民共同】豊浦町
○2463 江原満寿男 56 共現 農業 【日本共産党・市民共同】豊北町

○4094 中村勝彦 54 公現 【公明党下関市議団】下関市
○3551 上村静枝 58 公現 【公明党下関市議団】下関市
○3381 末永 昇 56 公現 【公明党下関市議団】下関市
○3328 長 秀龍 54 公現 【公明党下関市議団】下関市
○3731 浦岡昌博 54 公新 下関市

○2754 山下隆夫 52 社現 JR西日本(株)社員 【無所属】下関市

○3982 亀田 博 70 無現 【自民クラブ】下関市
○2689 石川 潔56 無現 農業 【自民クラブ】下関市
○2277 岩本直人 58 無現 【自民クラブ】下関市
○3358 菅原 明 53 無現 神戸製鋼(株)長府製造所社員 【政友クラブ】下関市
○2667 砂田正和 59 無現 三菱重工(株)下関造船所社員 【政友クラブ】下関市
●1614 定宗正人 59 無現 広成建設社員 【政友クラブ】下関市
○3959 西本健治郎 30 無現 【政友クラブ】下関市
●1391 田中真治 55 無現 【市民クラブ】下関市
●1571 金田直樹 56 無現 (株)カネダ 【至誠クラブ】下関市
○2867 田邉ヨシ子 58 無現 【至誠クラブ】下関市
○3023 松村正剛 53 無現 富士火災海上保険(株)社員 【無所属】下関市
○2358 異儀田博己 65 無現 農業 【響会】豊浦町
○2388 井上隆純 64 無現 僧侶 【響会】豊浦町
●0647 藤本久雄 63 無現 農業 【響会】豊浦町
●0506 片山隆昭 78 無現 僧侶 【響会】豊浦町
●0824 高見俊幸 58 無現 高見商店代表 【無所属】豊浦町
●2072 岩本憲慈 63 無現 農業 【ほうほくクラブ】豊北町
●1559 穐枝弘巳 62 無現 【ほうほくクラブ】豊北町
○2588 江原 聰 65 無現 農業 【豊北平成クラブ】豊北町
●1979 藤尾憲美 60 無現 【豊北平成クラブ】豊北町
●0857 橋本義久 56 無現 (有)にこにこサービス施設管理者 【ニュー市民フォーラム】豊北町
●1466 和田銀一朗 54 無現 和田建設(株)取締役 【至誠クラブ】豊北町
●1693 安永敏雄 52 無現 農業 【菊川クラブ】菊川町
●0982 松田彈六 68 無現 農業 【菊川クラブ】菊川町
○3374 木本暢一 49 無現 (有)木本商店 【豊な会】豊田町
●1418 内田和夫 66 無現 農業 【ニュー市民フォーラム】豊田町
○2586 桑原 博 60 無元 (有)桑原企画役員 下関市
○3672 香川昌則 43 無新 塾講師 下関市
●2160 倉本喜博 42 無新 (株)シモパン常務 下関市
○2936 兵頭典将 55 無新 下関市民の会理事長 下関市
●1919 津畑由紀子 46 無新 (株)津畑役員 下関市
●1663 鈴尾 進 57 無新 鈴尾鑑定事務所役員 下関市
○3260 安岡克昌 42 無新 下関市

1449片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/05(月) 18:45:53
飯塚市議会:市民「巨大議会」にノー 開票所に上がる歓声−−住民投票 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070205ddlk40010210000c.html

 ◇飯塚市住民投票結果

 賛成 45768票

 反対  3445票

(選管最終発表)

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 市民の力が新市に風を巻き起こした−−。4日投開票された飯塚市議会解散の是非を問う住民投票で、市民は圧倒的な票差で巨大議会に「ノー」を突きつけた。開票所となった飯塚第一体育館に集まった市民団体「飯塚市議会の解散を求める会」のメンバーたちは喜びに沸き、柴田峰世代表(71)は「市民の負担が増える中で議員定数や報酬が適当なのか、これからも考えなければいけないことはある」と語った。

 同会のメンバーはこの日も午前10時から午後7時まで広報車1台で市内を巡り、投票を呼びかけた。メンバーの年齢は上は80代まで、職業も主婦や元市職員、商店主などさまざま。先月28日から8日間の訴えで、声がかれそうな人もいる。深夜、「解散」が決まると、会場から大きな歓声が上がった。柴田代表は「市民に拍手を送りたい」と涙ぐんだ。

 一方、原田権二郎・市議会議長は「これほど大差がつくとは思っていなかった。残念だ。住民と議会が対立しているように受け取られたのは心外だが、新議会はこの結果を受け止め、真摯(しんし)に頑張ってほしい」と語った。【井上元宏、古賀亮至】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年2月5日

1450片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/05(月) 18:49:54
誰を?

統一選後か/知事選民主候補擁立 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070205131206.asp

 六月三日投票の知事選に向け難航している民主党県連の候補者選びで、今博・同党県連幹事長は四日、弘前市内で本紙などの取材に答え「擁立が四月の統一地方選以降になる可能性も十分ある」との見方を示した。

 今幹事長は同日、故・田沢吉郎氏の下でともに秘書を務めた津島恭一・国民新党県支部長の「新春を祝う会」に出席。同党の知事選対応に関する記者団の質問に「統一選の結果によって手を挙げる人も出てくるかもしれない。ただ、選挙までの日程からみて、人格、政治経験に加えて知名度が必要になるだろう」などと答えた。また、非自民枠での国民新党との選挙協力については、統一選と知事選に限定して連携するとの従来の立場を強調。「参院選は、それぞれの立場で戦わざるを得ないが、将来は国民新党が民主党と合体するような流れをつくりたいと思う。今後も結び付きを深めたい」とした。

1451片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/06(火) 10:12:57
下関新市議、議長選へ動き活発化
旧市30人旧4町8人、当選証書を授与 読売山口

 59人が立候補した下関市議選(定数38)は、現職33人と新人5人の新議員の顔ぶれが決まり、5日午後、市議会棟で当選証書を受け取った。新議員による会派構成や議長選への動きも活発化してきた。

 旧1市4町の合併後、2年の在任特例を経て初めての市議選。旧市からの候補者37人のうち30人が当選したのに対し、旧4町は22人のうち8人で、旧町の候補者にとって厳しい戦いだった。8人の内訳は豊浦町4人、豊北町2人、菊川、豊田町各1人。

 党派別では自民11人、公明、共産各5人、社民1人、無所属16人。公明は全員上位で当選し、共産は公認全員の議席を確保した。自民は4人が届かなかった。

 投票率は61・09%。前回の旧市町議選(豊田町2002年11月、1市3町は03年4月)と比べると、旧市は今回58・02%で、0・55ポイント減のほぼ横ばい。旧4町は74・20〜80・00%と3・86〜8・50ポイントダウンした。

 江島潔市長は同日、報道陣に対し「それぞれ旧町から1人以上が選ばれた。4月から新市が本格的にスタートするが、地域の皆さんも安心したのでは」と述べた。旧市の現職4人が落ちたことから、新人の一人は「江島市政のチェックの甘さへの批判を受けたのでは」と分析した。

 市議会会派の中で、新議員9人で最大となる自民クラブは議長選に絡み、旧町ごとの会派に所属している現職、新人の加盟を打診。自民党公認を中心にまとまるのか、保守系で再編するのかが注目されている。

 議長には、旧市から通算14年9か月務めた小浜俊昭議長の引退に伴い、同党公認候補だった副議長経験者や上位当選者ら5人の名前が取りざたされている。

 新議員は、14日の全員協議会の初顔合わせで、今後の日程を決定。27日予定の臨時議会で、正副議長などを選ぶ。

 当選証書の授与式で、市選管の水岡登喜雄委員長が「いろいろな問題を抱えているが、下関の発展のために活躍を」と激励した。

(2007年2月6日 読売新聞)

1452片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/06(火) 10:46:08
三上誠三氏が知事選出馬に意欲 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070206091533.asp

 五所川原市の会社役員三上誠三氏(57)は五日、本紙取材に対し、六月三日投票の知事選への出馬に意欲を示した。近く記者会見し、正式表明する。

 三上氏は、現職・三村申吾氏への保守系の対抗馬がまだ決まっていないことから、自ら出馬することを考えたという。取材に対し「三村県政に誰かがくぎを刺さないとワンマン体制になってしまう。汗水流して働いてきた経験のある人が県のトップに立つべきだ」と語った。

 公約としては、企業誘致推進や農業振興などによる雇用拡大と所得向上、県の公用車の軽自動車への転換促進などによる地球温暖化抑止−などを掲げていくという。

 ただ、三上氏は二〇〇五年の五所川原市長選で田名部匡省民主党県連代表の支援を受けた経緯があり、「田名部氏が出馬するなら、私が出るか出ないかあらためて考える」と、今後の状況次第で出馬を取りやめる可能性があることも示唆した。

1453片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/06(火) 19:50:57
選挙:下関市議選 新議員38人決まる−−合併後初の市議選 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20070206ddlk35010321000c.html

 合併後初の下関市議選(定数38)は5日未明に新議員が出そろった。59人で争った激戦で、有権者が少ない旧4町の候補者が厳しい選挙戦を強いられたが、現職8人が議席を確保した。新人の健闘も目立ち、8人のうち5人が当選した。

 当選者の内訳は、現職33人▽新人5人。党派別では、自民11人▽公明5人▽共産5人▽社民1人▽無所属16人。15人を公認した自民が議席を減らす一方、固い組織票や支持層を手堅くまとめた公明、共産は全員当選した。社民も1議席を死守した。

 地域別では、旧下関市30人▽旧菊川町1人▽旧豊田町1人▽旧豊浦町4人▽旧豊北町2人。

 目立った争点が浮かび上がらない中、「地域の声」を届け続けるため旧4町からどれだけ議席を確保できるかが注目された。旧4町からは22人が立候補し、特に候補者調整が難航した地域の候補は苦戦が予想された。しかし、元の職場や出身高校などのつてを頼りながら旧市内に浸透した。旧市では新人8人のうち5人が当選、旧市の現職には厳しい結果となった。【新里啓一】

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 ◇下関市議選確定得票(定数38−59)

当 4,094 中村勝彦  54 公現

当 3,982 亀田博   70 無現

当 3,959 西本健治郎 30 無現

当 3,731 浦岡昌博  54 公新

当 3,672 香川昌則  43 無新

当 3,551 上村静枝  58 公現

当 3,466 明石弘史  53 共現

当 3,381 末永昇   56 公現

当 3,374 木本暢一  49 無現

当 3,358 菅原明   53 無現

当 3,357 林真一郎  56 自現

当 3,328 長秀龍   54 公現

当 3,260 安岡克昌  42 無新

当 3,023 松村正剛  53 無現

当 2,936 兵頭典将  55 無新

当 2,923 関谷博   48 自現

当 2,896 田中義一  38 自現

当 2,889 佐伯伸之  71 自現

当 2,867 田辺よし子 58 無現

当 2,827 兼田一郎  64 自現

当 2,760 門出真治  56 自現

当 2,754 近藤栄次郎 62 共現

当 2,743 山下隆夫  52 社現

当 2,730 林透    50 自現

当 2,689 石川潔   56 無現

当 2,667 砂田正和  59 無現

当 2,659 平岡泰彦  62 自現

当 2,588 江原聡   65 無現

当 2,586 桑原博   60 無新

当 2,464 桧垣徳雄  42 共現

当 2,462 江原満寿男 56 共現

当 2,388 井上隆純  64 無現

当 2,378 植田正   68 自現

当 2,358 異儀田博己 65 無現

当 2,339 福田幸博  59 自現

当 2,319 大田幸夫  61 共現

当 2,277 岩本直人  58 無現

当 2,241 鵜原明人  62 自現

  2,160 倉本喜博  42 無新

  2,071 岩本憲慈  63 無現

  2,009 戸沢昭夫  48 自現

  1,979 藤尾憲美  60 無現

  1,919 津畑由紀子 46 無新

  1,698 中谷紀由  61 自現

  1,693 安永敏雄  52 無現

  1,690 宮田隆男  57 自現

  1,663 鈴尾進   57 無新

  1,614 定宗正人  59 無現

  1,570 金田直樹  56 無現

  1,559 穐枝弘巳  62 無現

  1,466 和田銀一朗 54 無現

  1,418 内田和夫  66 無現

  1,390 田中真治  55 無現

  1,196 古田清彦  65 自現

    982 松田弾六  68 無現

    857 橋本義久  56 無現

    824 高見俊幸  58 無現

    647 藤本久雄  63 無現

    506 片山隆昭  78 無現

毎日新聞 2007年2月6日

1454片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/07(水) 16:50:40
知事選 堀氏、出馬を正式表明
「反三村」対決姿勢を強調 讀賣青森

 共産党県委員長の堀幸光氏(58)は6日、県庁で記者会見し、5月17日告示、6月3日投票の知事選に同党公認で立候補する意向を正式に表明した。知事選への出馬表明は、再選を目指す三村申吾氏(50)に次いで2人目。堀氏は、三村県政について、「(中央との)格差を福祉やサービスを削る形で県民に押し付けている」「核燃(サイクル政策の対応)にしても、国の言いなりだ」などと厳しく批判し、三村氏との対決姿勢を強調した。

 堀氏は北海道幌加内町出身。弘前大理学部中退。同大在学中の1967年に同党に入党し、県常任委員や県書記長、県副委員長などを経て、2003年から現職。06年からは党中央委員も務めている。これまで、参院選青森選挙区に3回、五所川原市長選に2回、衆院選青森1区に1回、立候補(落選)した経験がある。

 堀氏は、「反三村」の立場を鮮明にする有力候補が今後出てきた場合、出馬を取りやめて協力することを検討する考えも示した。

 堀氏の出馬表明について、三村氏は6日、読売新聞に対し、「自分は自分として、元気な青森県作りをこつこつと訴えたい」と述べ、“わが道”を行く姿勢を示した。

 三村氏推薦を決めている自民、公明両党も同様だ。自民党県連の冨田重次郎幹事長は、「今まで通り、三村氏を応援する態勢作りを着々と進める」とコメント。公明党県本部の間山隆彦代表も、「共産党がどうしようと関心はない。三村氏支援の態勢を整えていくだけだ」と話した。

 堀氏の出馬表明により、知事選を巡る焦点は、民主党が独自候補を擁立できるかどうかに絞られてきた。同党は昨年12月、青森市の民放出身アナウンサーの擁立寸前までいったが、頓挫。その後、選考作業は難航している。同党県連の今博幹事長は同日、「不戦敗はないとの方針を貫く努力をしている。しっかりした候補を立て、戦える態勢を作らないといけない」と述べ、候補擁立を急ぐ考えを改めて示した。ただ、時期については、「できるだけ早く」とするにとどめた。

(2007年2月7日 読売新聞)

1455片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/09(金) 05:51:42
連合、知事選で三村氏を推薦
初の現職支援 民主党とねじれ 讀賣青森

 連合青森は8日、政治センター幹事会を開き、5月17日告示、6月3日投票の知事選について、再選を目指す三村申吾氏(50)の推薦を決めた。連合青森が現職知事を推薦するのは1989年の発足以来初めて。

 山本信悦会長は幹事会後の記者会見で、「三村県政の4年間、連合と県が良好な関係を保ってきたことが推薦の大きな理由。組合員の利益を守る立場での我々の政策要求に、極めて真剣に回答してもらっている」と述べた。三村氏は昨年12月15日付で推薦願いを出していた。

 三村氏は8日夕、「様々な提言、アドバイスをちょうだいしてきた連合青森から支持をいただけることは大変心強く、ありがたい」とのコメントを出した。

 知事選を巡っては、自民、公明両党が三村氏推薦を決定済み。連合が支持政党に位置付ける民主党は、三村氏への対抗馬の擁立を目指している。国政選では民主党候補を支援する連合が、知事選では「自公」と相乗りする形になり、ねじれが生じることになる。

 ただ、山本会長は会見で、「民主党が本気で知事選を戦うというなら、現職の出馬表明前に(独自)候補を発掘するよう再三申し入れてきたが、結果的に1月末までに擁立できなかった」と述べ、民主党が選挙の約4か月前になっても有力な選択肢を示せない以上、現実的な対応を取るのは当然との考えを強調した。

 民主党県連の今博幹事長は同日、読売新聞の取材に、「連合青森の判断はやむを得ない。民主党としては、しっかりした候補を立てるべく努力中だ」と述べ、不戦敗は避けるという方針を改めて示した。

 知事選には三村氏のほか、共産党県委員長の堀幸光氏(58)が同党公認での出馬を表明している。

(2007年2月9日 読売新聞)

1456片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 09:54:49
どうなる処分場 放射性廃棄物調査 東洋町長辞職勧告 1票差町民も賛否
町議会決議 「白紙戻せ」「対応に誠意」 讀賣高知

 高レベル放射性廃棄物最終処分場の調査候補地応募を巡り、東洋町議会が臨時議会で田島裕起町長への辞職勧告決議案を可決した9日、傍聴者の殺到を予期して町役場2階大ホールに移した議場は、町民約120人であふれ、「応募を即刻、白紙に戻せ」「町長は誠意ある対応をしている」と賛否両論がぶつかった。田島町長は「町民の幸せのため最後まで頑張りたい」と辞職しない考えを示した。

 この日、賛成5、反対4で採択、可決されたのは、辞職勧告決議案のほか、町民2179人の署名を添えた応募反対の請願、「同廃棄物等調査特別委員会」設置議案、放射性廃棄物持ち込みに反対する決議案。

 請願は応募賛成の立場からも出され、各議員が賛否それぞれの意見を表明、傍聴者席からは、意見が出る度に拍手がわき起こった。開会から約2時間後の午前11時過ぎ、佐竹新一副議長の動議という形で、辞職勧告決議案が出された。

 佐竹副議長は、「町長は『議会や住民の理解、同意なしに応募しない』と明言していながら、それを無視した。うそをつくような人に、これ以上町政を任せるわけにいかない」との決議案を読み上げた。

 可決されても田島町長は動揺した様子を見せず、閉会後、報道陣に対し、「辞職勧告決議案可決は真摯(しんし)に受け止め、反省すべきは反省する」としながらも、「町を2分する事態は本意でないが、意見が分かれるのは仕方ない。時間をかけて説明すれば、必ず分かってもらえると確信している」と述べた。

 一方、松本太一議長は、「互いの議論がかみ合わない水掛け論になりつつある。反対派議員と、町執行部、賛成派議員がきちんと議論できるような関係を修復するのは難しいだろう」と複雑な心境を明かした。

 この日はさらに、同調査特別委員会が開かれ、経済産業省などの職員が議員の質問に答える形で、国の考え方などを説明した。

 全町議10人と田島町長らが出席。「(初期の)文献調査段階でも議会や住民の意向を尊重すべきでは」との意見に対し、経産省側は「原子力に対するアレルギーは強く、理解してもらうには時間がかかる。文献調査期間は広く住民に周知し、勉強してもらう期間と位置づけている」と回答。風評被害の懸念については、「放射能被害はあり得ず、一部のデマに過ぎない」との考え方を示した。

(2007年2月10日 読売新聞)

1457片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 09:55:38
飯塚市議選説明会に53陣営出席…失職議員のほぼ半数引退 讀賣福岡

 4日投開票された飯塚市住民投票の結果、即日解散した市議会の出直し選挙(3月4日告示、11日投開票)の立候補予定者説明会が9日、飯塚総合会館で開かれ、定数34に対し、53人の陣営関係者が出席した。ほかに数人が立候補するかどうか考えている。旧1市4町ごとに選挙区が設けられるため、いずれも激戦となりそうだ。

 53人の内訳は、解散に伴って失職した前議員35人、解散前に辞職した元議員12人、新人6人。解散時には議員が73人いたが、ほぼ半数は引退することになった。元議員のうち1人は昨年4月、11人は同12月に辞職した。党派別では自民1、民主2、公明4、共産6、無所属40となっている。

 選挙区別では、飯塚区(定数19)は24人が立候補を予定。内訳は前議員15人、元議員8人、新人1人。前議員の1人は筑穂町、元議員の1人は穂波町からのくら替え。

 穂波区(同7)は前議員7人、元議員1人、新人2人の計10人が立候補し、少数激戦になる見込み。

 筑穂区(同3)では前議員6人、元議員1人の計7人が立候補を予定。ほかに社民の前議員が、筑穂区か、飯塚区からの立候補を模索している。

 庄内区(同3)は前議員5人、元議員1人の計6人が出馬予定。

 頴田区(同2)は前議員2人、元議員1人、新人3人の計6人が立候補する意向を示している。

(2007年2月10日 読売新聞)

1458片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/12(月) 09:50:44
鳥栖市長選告示 新人・現職の一騎打ちに 讀賣佐賀

 鳥栖市長選が11日告示され、元食品製造販売会社社長で新人・橋本康志氏(51)と、3選を目指す現職・牟田秀敏氏(66)(いずれも無所属)が立候補を届け出た。同市長選は、前回が無投票だったため、8年ぶりの選挙戦となった。両陣営は18日の投票に向け、まちづくりや、行財政改革への取り組みなどについて、有権者に訴える。

 橋本氏の出陣式は午前8時半から、トスパレスで行われた。会場はイメージカラーのオレンジ色の鉢巻きをした支持者らで満員になり、「鳥栖を変える」と書いた張り紙や、「市長退職金廃止」「幼稚園授業料、保育園保育料減額」と書いたのぼりが掲げられた。

 応援演説では、「鳥栖には新たなリーダーが必要」「市民の意見や願いが反映される市政を実現して」といった期待の声が相次いだ。

 橋本氏は、オレンジ色のフリースにジーンズ、「必勝」と書いた白い鉢巻きを締めて壇上に駆け上がり、「(市街地を分断しているJR鹿児島線の)連続立体交差事業も鳥栖駅前整備も合併も白紙になった。きっちり仕事をして、ゆっくり生活できるよう、鳥栖を変えます」と力を込めると、大きな拍手が起こった。

 続いて「地方分権の時代なのに鳥栖は準備ができていない。このままでは取り残されてしまう。力を結集し、安心して暮らせるまちにしましょう」と訴えた。

 最後に、支持者らが「鳥栖を変えるときが来た。変える、変える、変えるぞう」と気勢を上げた。

 牟田氏の出陣式は午前9時45分から、JAグリーンパレスで開かれた。ひな壇には、自民党の地元選出国会議員や、県議、市議、周辺の市長、町長らが並んだ。応援演説に立った議員らは「企業誘致を進め、市の財政事情は改善に向かっている。国道3号線の拡幅、鳥栖駅整備にも道筋をつけた」「(出版社による)住みよさでは全国7位、財政健全度ランクも九州1位というデータもある。こんな市長を代える理由はない」と、2期の実績を評価し、支持拡大への協力を呼びかけた。

 牟田氏は「県議時代も含め、今回が7回目の選挙になるが、今回ほど厳しく、つらい戦いはない。なんとしても勝ち、住んでよかった、生まれてよかったと思ってもらえるような市政をやっていきたい」と述べた。また、地元の大手製薬会社が橋本氏をバックアップしていることについては「大きな企業の力で、行政が左右されることがあってはいけない。市民がともに歩いて行かなくてはならない」と結んだ。最後は、緑色のウインドブレーカー姿の運動員たちの音頭で「頑張ろう」を三唱した。


立候補者(届け出順)

■橋 本 康 志(はし もと やす し) 51 無所属 新■

県経営者協会常任幹事・九州経済同友会企画委員会委員。元食品製造販売会社社長・会社員。早稲田大商卒。鳥栖市出身。同市本町2。

■牟 田 秀 敏(む た ひで とし) 66 無所属 現■

(推)自・公。市長・鳥栖地区広域市町村圏組合管理者。元県議会副議長・参院議員秘書。三養基高卒。鳥栖市出身。同市立石町。当選2回。

(2007年2月12日 読売新聞)

1459片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/14(水) 15:13:16
牟田、橋本氏激しく競る 鳥栖市長選本社世論調査  佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=332783&amp;newsMode=article

5割超す無党派層 鍵
 8年ぶりの選挙となった鳥栖市長選で、佐賀新聞社は告示直後の11、12の両日、有権者の意識を探る世論調査を実施した。取材を加味した情勢分析によると、現職の牟田秀敏候補(66)=無所属、自民、公明推薦=と新人の橋本康志候補(51)=無所属=が激しく競り合う戦いとなっている。ただ、「誰に投票するか決めてない」「分からない」と答えた有権者が37・1%。さらに「支持政党なし」と答えた、いわゆる無党派層が5割を超えており、その動向が情勢を大きく左右しそうだ。


 保守系無所属候補の一騎打ちで激戦模様とあって、有権者の関心は高く、「関心がある」「少し関心がある」を合わせて84・2%に上った。


 誰に投票するか「決めている」「だいたい決めている」有権者は62・9%。4割近くが「まだ決めていない」と回答した。


 また、「支持政党なし」が53・5%と半数以上を占めている。この無党派層の4割強が、誰に投票するか決めておらず、投票結果に大きな影響を与えそうだ。


 牟田氏は、自民支持層の6割、公明支持層の7割を固め、公務員・団体職員、農林業を中心に浸透。年代別では中高年層の支持が厚い。


 橋本氏の支持層は各党に広がり、無党派層の支持も集めている。商工業・自営業、主婦層に食い込み、年代的な偏りはほとんどない。


 選択の基準は5割近くが「政策」を挙げ、次いで「人物・人柄」「団体・組織・地域の推薦」の順。両候補ともマニフェスト(選挙公約)を作成し政策を訴えていることを反映しているとみられる。投票の際、重視する政策(複数回答)については、「医療・福祉」が6割強と最も多く、「景気・雇用」「行財政改革」「教育」が続いた。新市長に期待することは「行動力」が約4割で、最も多かった。

1460片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/17(土) 16:32:16
自遊席:情勢は? /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070217ddlk41070533000c.html

 このところ、あいさつ代わりに「どうですか」と聞かれる。その度に「よく分かりません」と何とも頼りない返事をして、相手をがっかりさせている。鳥栖市長選のことだ。

 情勢が読めないのは、2候補者の陣営も同じらしい。「2期8年の実績」を強調する現職候補と「鳥栖を変えよう」と訴える新人候補。どちらものぼりを立てた「自転車部隊」を仕立てて、つばぜり合いを演じている。両陣営の幹部に取材をすると、共に「支持は確実に広がっている」とは言うものの、今ひとつ自信がなさそうに見える。

 もう一つ読めないのが投票率。過去最低の44.67%だった8年前はもとより、05年市議選の63.36%を上回るか注目されている。せっかくの熱戦だ。ぜひ「観戦」ではなく「参加」を。

毎日新聞 2007年2月17日

1461片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/19(月) 08:03:10
御代田町長 現職破り茂木氏初当選 讀賣長野

 御代田町長選は18日投開票され、新人の前町議・茂木祐司氏(50)(無所属)が、現職の土屋清氏(63)(無所属)の3選を阻み、初当選を果たした。任期は今月28日から4年間。茂木氏は共産党員で、共産党籍の町長は御代田町で初めて。県内の首長の中では、木曽町の田中勝已(かつみ)町長が共産党籍を持つ。

 茂木氏は今月5日に出馬表明したばかりだったが、塩野地区へのごみ焼却施設建設計画の白紙撤回を訴え、共産党系の団体のほか、焼却施設見直しを求める市民グループの後押しもあり、形勢を逆転した。焼却施設は小諸市と軽井沢町との共同事業で、事業の進め方に影響が出そう。

 当日有権者数は1万1084人。投票率は68・61%(選挙戦となった前々回は75・61%)だった。

(2007年2月19日 読売新聞)

1462片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/19(月) 08:07:13
橋本さんが初当選…鳥栖市長選 讀賣佐賀

 有権者は、継続より変革を選んだ――。18日に投開票された鳥栖市長選で、新人の元食品製造販売会社社長・橋本康志氏(51)(無)が、保守系候補同士の一騎打ちを制し初当選を飾った。3選を目指した現職・牟田秀敏氏(66)(無)と激戦を繰り広げただけに、支持者たちは喜びを体中で表現した。橋本氏は、市民の意見を取り入れながら市政を運営し、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業(2011年春)に伴うまちづくり、行財政改革などに取り組む。

 市長選は、前回が無投票だったため、8年ぶりの選挙戦となった。

 同市大正町の事務所では、イメージカラーのオレンジ色のウインドブレーカーと鉢巻きをした支持者らが吉報を待った。当選の知らせが入ると、事務所にはどよめきが起き、何度も「バンザイ」の歓声が上がった。橋本氏が笑顔で登場すると、事務所のムードは最高潮に達した。

 橋本氏は「鳥栖はこのままではいけない。皆さんと一緒に死にものぐるいで変えていきます。本当にありがとうございました」と、何度も頭を下げ、花束を掲げて勝利を喜んだ。

 橋本氏は、市町合併や、市街地を分断しているJR鹿児島線の連続立体交差事業、鳥栖駅西側の区画整理事業について、牟田氏が相次いで白紙撤回したことなどを不満として昨年10月、出馬を表明した。

 「合併を進めて10万人都市を実現し、鳥栖をさらに飛躍させる」「鳥栖を変えるためには、市長が代わらないといけない」と、市内の各駅前で通勤者らに訴えたが、知名度が低く当初は苦戦した。

 しかし、バックアップする地元の大手製薬会社の活動が活発になるとともに、支持が拡大。「学校ごとに個性ある教育を行い日本一の教育都市にする」「幼稚園・保育園の授業料、保育料を減額する」――など、教育や福祉面でも改善策をアピール。告示後には、同社のCMに出演している有名タレントも動員して市内を回り、浮動票の獲得にも成功して、ばんかいした。

 橋本氏は市政のかじ取りについて「行政の透明度を進め、施策実行のスピードアップを図り、市民と一緒に、安心して暮らせるまちにしたい」と話した。

 牟田氏は、財政の健全化に取り組みながら、企業誘致を進め、税収と人口増加につなげ、「九州で最も住みやすい都市」と評価されるまでに、まちづくりをリードしてきた実績をアピール。自民、公明両党の推薦を受け、多数の市議にも後押しされ、優位に戦いを進めた。橋本氏に追い上げられた終盤には、「市政が一企業に左右されるようなことはあってはならない」と再度、組織を引き締めたが、逃げ切れなかった。


当16,161橋本 康志 51 無新

 14,750牟田 秀敏 66 無現

(選管確定、無効など275)

 

 鳥栖市を二分した市長選が終わった。新人・橋本氏がかじ取りを担うことになったが、選挙で生じたしこりをどう克服するか、有権者に示した公約は実行できるのか、課題は多い。

 橋本氏は、地元の大手製薬会社の社長が会長を務める「鳥栖コンベンション・シティー委員会」の理事。同委員会は17年間にわたり、市長に鳥栖の活性化に向けた提言を行ってきた。会長は昨年5月の提言の際、三養基郡の各町との合併を断念した牟田氏を非難し、対立が決定的になった。

 橋本氏は出馬を表明した10月以降、「鳥栖の発展は市民と企業の努力の成果。市長は何をやっていたのか」「合併も鳥栖駅前整備も、市民に何の説明もなく撤回された」と批判し、製薬会社の取引先を中心に支持が広がった。

 牟田氏陣営も終盤、製薬会社のやり方を非難。政策論争から、感情論のぶつかり合いの様相になった。

 そうした経緯で当選した橋本氏に最初に求められるのは、「公平な市政運営ができるのか」といった疑問に答えることだ。

 さらに公約では、▽9歳までの医療費無料化▽なかよし会(学童保育)の午後7時までの延長▽透明な行政を実現するため、施策の検討段階から市民に参加してもらう、などを掲げた。だが、「財政再建を進めながら、財源や人員はどうやりくりするのか」「選挙戦で強調した行政のスピードアップは図れるのか」と、実現への課題を挙げる職員は多い。

 牟田氏は、独自の交渉力で国や県の事業を鳥栖に呼び込み、財政健全化の道筋をつけるなど、職員や市民の信頼が厚かった。

 「変える。変える」と訴えた新市長には、克服しなければならない壁が幾重にも立ちはだかっており、手腕が注目される。(柿本高志)

(2007年2月19日 読売新聞)

1463片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/19(月) 08:29:24
鳥栖市長選 現職破り橋本氏当選 佐賀
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=344008&amp;newsMode=article

 任期満了に伴う鳥栖市長選は18日投開票され、無所属新人の元会社社長、橋本康志氏(51)=本町2丁目=が、無所属で3選を目指した現職の牟田秀敏氏(66)=立石町、自民・公明推薦=を約1400票差で破り、初当選を果たした。政党の支援もない戦いだったが、市政刷新を訴え、既成政党離れが進む最近の流れに乗って無党派層を取り込み、各党支持層の一部も切り崩した。保守系同士の争いで激戦模様となり、投票率は保革対決での選挙戦となった前々回を17・55ポイント上回る62・22%となった。


 当選した橋本氏は「ここまでは予選で、これからが本番。鳥栖を変えようという訴えが市民の皆さんの共感を得た。死に物狂いで鳥栖を変えていく」と力強く抱負を語った。


 橋本氏は、出遅れと知名度不足が指摘されたが、同級生やまちおこしグループとミニ集会を市内全域で開き、支持を広げる地道な戦術を取った。市内最大手の製薬会社が強力な支援を行い、当初の劣勢を一気に挽回(ばんかい)した。選挙戦に入っても、著名タレントを招くなどイメージ選挙を展開。


 一方で、「9歳までの医療費無料化」「幼稚園の月謝、保育園の保育料減額」など、子育て世代を意識した政策を前面に出し、無党派層の支持も得て逆転した。


 牟田氏は財政立て直し、企業誘致による雇用確保など実績を訴え、中央とのパイプの太さを強調した選挙戦を展開。自民と公明が推薦、保守系市議の大半も陣営につき、組織的な選挙を行ったが、無党派層の票が橋本氏に流れ敗れた。

1464片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/19(月) 08:38:58
旧市町別に5つの選挙区… 「区割り」に戸惑い 陣営、無効票増を危惧 西日本福岡筑豊
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/chikuho/20070219/20070219_001.shtml

 住民投票による解散に伴う出直し飯塚市議選の告示(3月4日)まで、あと2週間と迫った。立候補予定者の顔触れもほぼ出そろい、各陣営とも後援会事務所を開き、事実上の選挙戦に突入している。ただ、今回に限り旧市町ごとに5区設けられる「区割り」が、有権者や陣営に戸惑いを与えている。市選管は、区割りを説明したチラシを配り、周知に懸命だ。

 区割りは、特に必要と認められる場合に限り、市町村議選で導入が認められている。合併した同市の場合は、旧4町の人口が旧飯塚市より大幅に少ないため、旧4町出身の議員を一定数確保して地域事情を議会に反映させようと、合併協議会で今回に限り区割り導入が決定された。各区の定数は人口割で算定され、飯塚区19、穂波区7、庄内区3、筑穂区3、頴田区2‐となっている。

 だが、区割り導入を知らない有権者が、少なくないようだ。飯塚区で立候補予定の元議員は「穂波区の有権者から『今回はあなたに入れる』と言われた」と打ち明け、「別の選挙区の候補者名を書き、無効になる票が増えるのではないか」と危惧(きぐ)する。飯塚区の別の元議員も「後援会入会申込書に旧町区の有権者が1割ほど紛れている」と困惑を隠せない様子だ。

 一方、有権者からは「合併して1年近くたち市の一体感も出てきたのに、なぜ選挙区を分けるのか」と疑問の声も。旧町のある有権者は「選挙区内に任せられる候補がいない。ほかの選挙区の候補者に投票したいのだが」と不満を漏らす。

 また、市内から市内へ転居した人が投票する選挙区も分かりづらい。選管によると、23日までに転居届を出した人は転居先の選挙区、24日以降の人は転居前の選挙区での投票となる。

 選管にはこれまで、「住所地以外の旧市町の候補者に投票できるか」などの問い合わせが十数件あったという。このため、選管は「5選挙区制」を説明するチラシ2000枚を市役所の本庁舎や支所などで配布し、住所地で投票できる候補が異なることを力説している。
=2007/02/19付 西日本新聞朝刊=

1465片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/19(月) 10:18:44
御代田町長に新人の茂木氏当選 共産党籍県内2人目 長野信毎
http://www.shinmai.co.jp/news/20070219/KT070217ATI090013000022.htm

 任期満了に伴う北佐久郡御代田町長選は18日投開票され、新人で前共産党町議の茂木祐司氏(50)=無所属、面替=が、3選を目指した現職の土屋清氏(63)=無所属、草越=を破り、初当選した。共産党中央委員会によると、党籍を持つ現職の首長は、県内では木曽郡木曽町の田中勝已町長に次いで2人目。全国では東京都狛江市など8市町長となる

 茂木氏は当選後、町が塩野地区に軽井沢町、小諸市と共同で進めている可燃ごみ処理施設建設計画について「水源地であり、駄目だ」と述べ、白紙に戻す考えを表明。町の同和事業を来年度から廃止する考えも示した。

 茂木氏は2月初めに出馬を表明。ごみ処理施設計画や学校給食の共同調理化計画の見直しをアピールし、計画に批判的な住民を中心に浸透した。同和事業廃止による財源を、国民健康保険税など住民負担軽減に充てる−とも主張。暮らしに身近な政策を盛り込み、党派を超えて支持を引きつけた。

 土屋氏は「御代田町が自立していける道筋を付けたい」とし、町政の継続を訴えた。町内全域に後援会支部を設け、運動を先行させたが、ごみ処理施設計画など町政運営をめぐる反発もあり、批判票が茂木氏に流れる結果となった。

 投票率は68・61%で、選挙戦となった1999年の75・61%を7・00ポイント下回った。

1466片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/19(月) 14:19:09
選挙:鳥栖市長選 橋本康志氏が初当選 現市政批判し、支持広げる /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070219ddlk41010074000c.html

 任期満了に伴う鳥栖市長選は18日投開票され、無所属で新人の食品製造販売会社「中央軒」元社長の橋本康志氏(51)が、無所属で現職の牟田秀敏氏(66)=自民、公明推薦=を破り初当選を果たした。当日有権者数は5万126人(男2万3732人、女2万6394人)。投票率は62・22%で、選挙戦となり過去最低を記録した前々回の44・67%を上回った。

 政党の推薦を受けた現職候補を新人が破る「無党派の風」が、鳥栖市でも吹いた形となった。

 橋本氏はJR鳥栖駅前の整備や高架化事業などの停滞を例に、牟田市政を批判。「行財政改革を進めるためには市のトップの交代が必要」と訴え、支持を広げた。

 同市大正町の選挙事務所に「当選確実」の知らせが届くと、橋本氏は支援者と一緒に万歳を繰り返した。

 橋本氏は「ゼロの出発から、ここまで積み上げることができた。市政を変えなければならないという市民の声だと思う」と話し、「透明度が高い市政を実現したい」と抱負を述べた。

 牟田氏は九州新幹線の新駅設置や企業誘致など、2期8年の実績を強調したが及ばなかった。【遠藤雅彦】

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 ◇鳥栖市長選開票結果=選管最終発表

当 16,161 橋本康志 51 無新

  14,750 牟田秀敏 66 無現

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 橋本康志(はしもと・やすし)51 無新(1)

[元]食品製造販売会社社長▽九州経済同友会企画委員会委員▽佐賀経済同友会常任幹事▽早大

毎日新聞 2007年2月19日

1467片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/22(木) 08:12:53
民主と社民共闘模索 知事選
「候補も決まっていないのに…」 讀賣青森

 6月3日投票の知事選を巡り、民主、社民両党が“共闘”の可能性を模索している。

 内密の交渉が表に顔をのぞかせたのは6日。社民党県連の井上浩幹事長が読売新聞の取材に対し、「民主党と水面下で協議している」と発言。さらに、15日の幹事会後には、「(知事選では)民主党を支援する」と明言した。民主党県連の今博幹事長も、「『非自民非共産』の枠組みで協力態勢の実現を目指している」と話している。両党の関係者によると、井上、今両氏が窓口となり、年明けから協議を始めた。両氏は先月末の会談で、〈1〉民主党はあくまで知事選に独自候補を立てる〈2〉社民党は民主党候補を支援する――との方向性を確認したという。

 ただ、交渉が順調に進むかどうかは流動的だ。

 懸念材料の一つは、原子力関連施設の県内立地を巡る路線の違いだ。民主党が容認姿勢なのに対し、社民党は明確に反対の立場だ。この違いがネックとなり、両党が過去に知事選で共闘したことは実はほとんどない。前回知事選で初めて、横山北斗氏(現民主党衆院議員)をともに支援したが、横山氏が公約に原子力政策を盛り込まないとの条件付きだった。

 このため、社民党県連の渡辺英彦代表は、「今回、政策面でどう譲り合うかは微妙なところ」と言葉を濁す。民主党内にも、「仮に協力が実現して当選しても、政策を巡ってすぐに(両党の協力関係は)空中分解するのではないか」(県議)との指摘がある。

 両党を結びつける役割を期待されていた連合青森が8日、再選を目指す三村知事の推薦を決めたこともマイナス要因だ。

 そもそも、民主党は候補擁立自体がままならない状態だ。党内からは、「候補が決まっていないのに他党と話しても仕方がない。順番が違う」などと冷ややかな声も出ている。

(2007年2月22日 読売新聞)

1468片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/23(金) 22:54:30
自民反対で混迷 競馬組合への巨額融資
2007年02月23日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000702230001

 県競馬組合(管理者・増田知事)に県と盛岡市、奥州市が330億円を融資する再建案をめぐる議論が、混迷を深めている。県議会では、融資案に理解を示してきた自民が反対に転じ、民主は賛否を明確にしていない。融資案が否決されれば競馬組合は経営破綻(は・たん)し、可決されれば当面は存続する。ただ、いずれの場合も巨額な負債は県民負担となる。県議会の議論で今後、各会派がどのような対応を取るのか。知事選や県議選の告示日も刻々と迫り、その行方が注目されている。


 競馬組合への融資をめぐる議論の様相は、昨年末までとは一変した。


 昨年9月、自民系県議は、民主系県議らが臨時県議会を開き、競馬問題審議を求めたことを批判。同11月の競馬組合議会では、330億円融資を含む再建案を承認した。ところが、今月21日の競馬議会では融資への反対姿勢に転じた。


 自民系県議のなかには「融資に反対しても税負担は避けられない」(ある自民県議)との意見もある。だが、競馬組合の06年度の最終赤字が予想より拡大することから、会派内では「来年度も計画通りにいくとは思えない」(別の自民県議)との声が出ている。


 また、自民推薦の知事選候補の柳村純一氏が「競馬廃止」を公約に掲げており、それと連動する狙いもあるようだ。


 これまで競馬組合の再建案に批判的だった民主の会派内には「競馬組合は廃止が望ましい」(佐々木博県議)との意見がある一方、競馬存続を主張してきた議員もおり、一本化には曲折がありそうだ。


 自民系県議が反対姿勢を明確にしたことで、県議会で融資案が否決される可能性は現実のものとなっている。だが、代替案や否決後の処理に言及する県議はまだ少ない。


 佐々木県議は、廃止で生じる約370億円の損失は「(奥州、盛岡市を含む)組合の構成団体が起債し、応分の負担をすべきだ」という。ただ、県予算調製課は「損失負担のための新規の起債は認められていない」。


 融資案は県議会最終日の3月15日の本会議で採決される見通しだ。否決されると、競馬組合の資金繰りは一気に悪化する。


 まず、3月20日に期限が来る7億円の借金返済が滞る。3月末にはさらに142億円の返済期限が到来し、これも支払えない。


 競馬組合は金融機関に、一時的な返済猶予を申し出るとみられる。だが、県などが融資しない以上、返済原資はなく、事実上経営は破綻する。


 これを受け、競馬組合の構成団体の県、奥州、盛岡市では、議会の会期延長や臨時議会の開催で、競馬組合の破綻処理の審議が必要になる。県議会の場合、3月30日の県議選告示後も議会が開かれるという「異常事態」にもなりかねない。


 また、約370億円とされる損失処理は、利益配分比率通りに県、奥州、盛岡市が負担するのが原則だ。ただ、奥州市の相原正明市長は1月27日の会見で「廃止の時もそうなるかはその時議論する」と述べており、負担割合をめぐる議論は難航も予想される。


                  ◇


 県競馬組合の再建計画案  「赤字となったら即廃止」との基準を設けたうえで、県と奥州、盛岡市が、基金を取り崩して競馬組合に計330億円を融資する。組合はこの資金で、岩手銀行と公営企業金融公庫からの借金を一括で返済。県などの融資は低利で、競馬組合の金利負担は大幅に減る。330億円の融資割合は利益配分比率の「県55%・奥州25%・盛岡20%」に準じるが、2市の財政が厳しいため、県が2市の負担分の一部を肩代わりし、2市は県へ20〜30年で返済する。

1469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/23(金) 23:24:33
生駒市対立 深まるわけは?
2007年02月23日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000702230002

 ◎まち くらし 選ぶ 07統一地方選◎


  ◆新市政1年を聞く(上)


 市政刷新を掲げて初当選した生駒市の山下真市長(38)が就任して、1年余りが過ぎた。マニフェスト(選挙公約)に掲げた大型公共事業の見直しや入札制度改革に矢継ぎ早に取り組む一方で、「独断的手法」を問題視する市議会(24人)との対立は深まるばかりだ。昨年3月には一般会計当初予算案が否決される市政初の事態を招き、旧生駒総合病院の後継病院整備も進まない。4月の統一地方選で改選となる同市議選では、山下市長の政治手法の是非が争点となりそうだ。市長と酒井隆議長(64)に対立の理由を聞いた。
 (聞き手・筋野茜)


  ◇議会運営◇


   ○対話なく事後報告のみ


 ・・昨年は当初予算案が否決されるなど波乱の議会でした


 山下市長は「生駒総合病院の後継病院を近鉄生駒駅北口につくる」など絵に描いた餅のようなマニフェストを掲げて当選した。しかし方針転換を余儀なくされても、議会に対して説明責任を果たさなかった。これでは信頼関係は築けない。


 ・・山下市政をどのように見ますか


 むちゃくちゃとしか言いようがない。これまで生駒が培ってきた文化や歴史まで破壊してきた。誰の意見にも耳を傾けず、まるで「独裁者」のようだ。


 ・・市長に足りないものは


 対話する姿勢。私を含め議員の多くは、市長より長く生駒に住んでいて、色々なアドバイスができる。しかし、市長から建設的な意見を求められたことは一度もない。事後報告ばかりでは、手の施しようがない。


 ・・山下市長は議会との「なれ合い」や「癒着」を嫌っているようです


 なれ合いというと悪く聞こえるが、要は信頼関係の積み重ね。市長のやり方では、人の心も断ち切ってしまっているのに、本人はそのことに気がついていない。


 ・・入札制度改革などの施策をどう評価しますか


 制度改革で確かに落札率は下がったが、安かろう悪かろうでは意味がない。公共事業は業者の慈善事業ではないわけで、もうけにならなければ業者はやっていけないし、町に活気も出ない。もっと血の通った施策をするべきだ。


 ・・市民からは、市長と議会の対立に批判の声も出ています


 対話は大切だが、議会と首長の間には緊張関係も必要だ。議会としては、是々非々の議論を進めていきたい。


 ・・市議選が近づいていますが、市長との対立姿勢を前面に出して戦いますか
 重要施策で行き詰まる市長の手腕を見て、市民の心は離れつつある。生駒の発展のため、最後まで市長と対峙(たいじ)していきたい。

1470片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/23(金) 23:37:42
   ○旧態依然な協調できぬ


 ・・1年を振り返って


 行政サービスは生活と密着しているので良い仕事をすれば、市民に喜ばれる。非常にやりがいを感じた。


 ・・独自の施策を次々と打ち出しています


 最初の1年ということで、入札制度改革や職員への口利き防止策、赤字だった第三セクター「生駒都市開発」の自己破産申請など、まずは問題を抱えているものを壊すことに力を入れてきた。


 ・・一方で専決処分をしたり、諮問委員会に頼ったりする政治手法が、議員の一部から「議会軽視」「独断的」といった批判を浴びました
 首長と議会は相互にチェックし合えるよう、ほどよい緊張関係を保つのが望ましい。予算の編成や執行する権利は市長にある。議会へも専決処分など必要な報告はすぐにしており、軽視しているつもりはない。


 ・・昨年9月、共産党を除く5会派の計21人から「政策決定では事前に説明がほしい」という要望書が出されました


 以前の生駒市は議会優位だった。市長が何でも議会に相談して、誰がトップかわからない状態。そういう「なれ合い」を変えてほしいという市民の期待を受け、私が市長に選ばれた。だから議会に諮る前に、内々に相談することは考えていない。


 ・・議会と歩調を合わせることはありますか


 現時点で議会と協調することは、旧態依然の市政運営を認めることになる。それはできない。


 ・・市民からは市長と議会の対立が長引けば、市政に悪影響を及ぼすという懸念も出ています


 4月の市議選で、どちらの主張が正しいのか審判が下されるだろう。「なれ合い政治」に戻るのか、透明で健全な市政を推し進めるのかを、有権者に選択してもらう良い機会だ。


 ・・次期市議選では、市長を応援する人たちが立候補する動きも見られます


 この1年の市政の状況を見て、「市長だけでなく、議会も変える必要がある」と感じた市民の主体的な動きだと思っている。


  ★山下市政の1年★


06年1月  市長選に無所属で立候補した山下氏が4選を目指した現職をダブルスコアで破り、初当選


   2月  高山第2工区のニュータウン開発事業主である都市再生機構に協力の白紙撤回を通達


   3月  当初予算案が定例議会で否決


   5月  閉院した生駒総合病院の後継病院を近鉄生駒駅北口に建設するとした公約を断念。同病院跡地に建てるための用地取得費3億円を盛り込んだ修正予算案を臨時議会に計上、全会一致で可決


   7月  赤字経営の第三セクター「生駒都市開発」の自己破産を申請


   9月  学識経験者に公募市民を加えた市長の諮問機関「行政改革推進委員会」を設置
       組織改編に向けた条例改正案などが定例議会で否決


   10月 入札制度を調査した諮問委員会の提言に基づき、業者の現場説明会の廃止など談合防止策に着手


07年1月  生駒総合病院跡地を県国民健康保険団体連合会から購入する問題で、県に価格決定の仲裁を求める案を市議会特別委が否決

1471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/26(月) 13:22:43
元県議と旧町長 新人2人出馬 福岡・みやま市長選 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070226/20070226_002.shtml

 3町合併に伴う福岡県みやま市長選が25日告示され、元県議の西原親氏(68)=無所属=と、旧瀬高町長の鬼丸岳城氏(58)=無所属、自民推薦=の新人2人が立候補を届け出た。3月4日に投開票される。

 同市は今年1月29日に瀬高、山川、高田の3町が合併して誕生。2008年4月開学予定の4年制大学や、09年春開設予定の九州自動車道瀬高インターチェンジ(仮称)を生かした地域づくりの方策をめぐって論戦が交わされそうだ。

 有権者数は3万6237人(24日現在、市選管調べ)。

=2007/02/26付 西日本新聞朝刊=

1472片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/26(月) 14:34:28
だれやみ評論:県議会が面白い /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20070226ddlk45070205000c.html

 東国原英夫知事の就任から1カ月が過ぎた。私の周囲でも新知事の株は上がるばかりで、急上昇ぶりが怖くなる。上がった株の運命は下がるしかないからだ。人気先行で発足した安倍晋三首相への反動がいい例である。

 だから知事へのこれ以上の称賛は気が引けるのだが「良いものは良い」のも事実なので仕方がない。県議会の代表質問が始まり、ケーブルテレビで中継された質疑を見て驚いた。これほど面白い県議会を初めて見た。

 全国各地を転勤し、いくつかの県議会を傍聴してきたが、そのつまらなさといったらなかった。県議の質問も知事の答弁も、事前に「擦り合わせ」を終え、議場では台本を棒読みするだけ。出来レースのやりとりにスリルはまるでない。傍聴が仕事の記者でさえ退屈な議会を、県民が聞きに来るはずがない。

 それが一変した。知事は文書にほとんど目を通さず、身ぶり手ぶりで熱弁を振るっている。新鮮な肉声があふれ出てくる。今まさに目の前で議論が生まれているというライブ感覚なのだ。答弁に傷はないが肉声もない役人知事から、答弁の傷を恐れない気迫の現場に変わったのである。

 議会初日の新知事の所信表明は、内容には感心したものの、原稿の棒読みに失望した。「間違わないように」と安全地帯に置くと言葉の勢いは死に、捨て身の覚悟で危険地帯に出ていくと言葉は躍動する。この逆説を目の当たりにした。

 しかも知事にはジョークを交える余裕もあった。県議からは「笑いは余計だ」「議会の品位を落とす」などと冷ややかな声も出たそうだ。新知事へのこうした批判は歓迎したいし、知事答弁を辛口で批評する県議にも好感を持った。県政に堂々と「もの申す」のが多額の報酬をもらう県議の役目だからである。もっとびしびしと新知事に迫ってほしい。

 とはいえ、笑いについての私の考えは違う。人を笑わせることは高度な知性の仕事だと思う。また、議会に内容がないなら、見かけだけの品位など意味はない。何より笑いには「論戦」と「口論」の違いを対話者双方に意識させる効用がある。

 質疑では早くも知事にお世辞を言う県議も現れた。見苦しいし、知事の株は上がっても、この県議の株は下がるだけだろう。県民がもっと議場を注視すれば、不勉強な県議は出番を失い、白熱の論戦がよみがえるはずだ。<宮崎支局長・大島透>

毎日新聞 2007年2月26日

1473片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/05(月) 08:12:26
みやま市長に西原氏・・・「市民の思いと主張一致」 讀賣福岡

 旧瀬高、山川、高田の3町合併に伴うみやま市長選は4日、投開票され、前県議・西原親氏(68)(無)が旧瀬高町長・鬼丸岳城氏(58)(無=自民・農政連推薦)を破り、初当選した。

 同市瀬高町の事務所に「当選確実」の一報が入ると、吉報を待ちわびた支持者らから大きな拍手と歓声がわき起こった。

 西原氏は「(旧瀬高町が用地の無償譲渡を決めた)大学誘致の進め方や、旧山川、高田両町の消防本部出張所の閉所などに疑問を感じていた市民の思いと、自分の主張が一致した結果」と勝因を分析。「公約の実現に全力を尽くしたい」と決意を述べた。

 大学用地については、建設を計画している久留米市の医療法人に対し、無償貸与への切り替えを申し入れる考えを示した。

 西原氏は政党の推薦・支持に頼らない草の根型の選挙戦を展開。個人演説会をこまめにこなし、「ガラス張りの市政の実現」を訴えて幅広く浸透した。

 鬼丸氏は自民党と農政連の推薦を得て組織型の選挙戦を繰り広げた。合併を成し遂げた実績を強調するとともに、自ら誘致に動いた大学を核にしたまちづくりの意義を説くなどしたが、及ばなかった。

 ▽当日有権者数 3万5897人▽投票者数 2万7904人▽投票率 77・73%

 【解説】

 新市の基礎づくりを託されたのは、旧瀬高町長として合併協議を主導した鬼丸氏ではなく、首長経験のない西原氏だった。

 西原氏は昨年9月に立候補を表明。連続5期を務めた県議時代と違って、政党などの支援に頼らない草の根型の選挙戦に徹した。70回を超えるミニ集会をこなし、行政に対する市民の不満や疑問に真摯(しんし)に耳を傾けた結果を具体的な政策を示した公約(ローカルマニフェスト)にまとめ、支持を広げた。

 その結果の当選であり、こうした姿勢は大いに評価すべきだが、気になるのは、個々の公約について財源の裏づけまでは示し切れなかった点だ。たとえば、昨年閉所された消防本部出張所の復活、維持にかかる経費をどう捻出(ねんしゅつ)するのか。行財政改革の必要性が叫ばれる中、何を削り、何を新しく始めるのか、市民にきちんと説明し、理解を得る作業が欠かせない。

 市民の側にも、公約の達成度を検証し、よりよいまちづくりに参画する姿勢を求めたい。大田裕一郎

■西原 親(にしはら ちかし)氏の略歴■ 福岡地裁柳川支部調停協会副会長、同支部調停委員、雑貨輸入会社長。元県会副議長。九州大経済学部卒。同市瀬高町下庄。68歳。当選1回。

当17,896西原  親 68 無新

  9,732鬼丸 岳城 58 無新

(選管確定、無効など276)

(2007年3月5日 読売新聞)

1474片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/05(月) 08:14:23
今夏の日田市長選 大石市長6日出馬表明 4選や市の振興策争点に 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20070305/20070305_001.shtml

 大石昭忠・日田市長(64)は4日、任期満了(8月4日)に伴う同市長選に4選を目指して立候補する意思を固めた。6日の市議会代表質問に対する答弁で表明する。合併後初の市長選には、元県議の相良勝彦氏(62)、元市議の橋本信一郎氏(60)が「4選を阻止する」と多選批判を掲げて立候補を表明しており、4選の是非、市全体の発展策などが争点となりそうだ。

 自民党が4選以上を目指す知事、政令市長を推薦しない方針を打ち出すなど多選への風当たりは強いが、大石氏は「日田市郡の合併から2年たった。一体感醸成は道半ばであり、責任を持って新市建設に道筋をつけたい」として、立候補を決めた。

 同市は合併に伴って財政が悪化。基幹産業の林業が停滞、観光客数が落ち込み、雇用情勢も厳しい。財政再建と地域振興をどう進めるかが課題となっている。大石氏は「地方交付税制度の変更など地方自治を取り巻く状況は動いており、3期12年の行政経験を生かしたい」としている。

 一方、大石市政について、相良氏は「政権が長期化し、独善的な政策決定が目立つ」と批判、橋本氏も「情報開示や住民との対話が不足し、硬直化している」と多選の弊害を指摘している。

 大石氏は日田市出身。商社や食品会社を経て、1995年の市長選で初当選した。

=2007/03/05付 西日本新聞朝刊=

2007年03月05日01時16分

1475片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/08(木) 08:25:22
先見えぬ靴の街 台東区長選ルポ
進む職人高齢化止まらない廃業 讀賣東京

 統一地方選に先駆け、台東区長・区議選が11日告示、18日投開票の日程で行われる。対決構図の固まった都知事選が脚光を浴びているが、前区長(2月8日任期満了)と2新人が名乗りを上げている台東区長選も、統一選の行方を占う選挙として注目される。告示を前に、街が直面する課題を追った。まずは地場産業の現場から。(水野哲也)

 狭い路地に小さな作業場が軒を連ねる台東区北部。靴製造業者や皮革関連の中小企業が多い。

 「もう昔みたいに仕事をこなせなくなった」。靴職人として50年近く働いてきた男性(77)は4年前に仕事を辞めた。「職人仲間はみんな60〜70代。若い人は職人にならないし、あと10年もすれば、街から靴職人がいなくなるよ」。かつて靴問屋でにぎわい、今はマンションやコンビニが並ぶ表通りを、寂しそうに眺めた。

 台東区はものづくりの街だ。特に革靴の生産は全国一で、中小・零細企業が街の活気を生んできた。その地場産業が今、高齢化の中であえいでいる。

 東都製靴工業協同組合の加盟社数は1985年ごろには350を超えていたが、現在は162。「毎年10社程度が組合を脱退していく。その半数は、高齢化による廃業だ」。事務局長の櫛原琢也さん(50)が説明する。安価な海外製品との競争が激化し、後継ぎもいない。東京靴工組合によると、台東区などで働く職人の平均年齢は2006年で62・4歳に達する。

 そもそも、台東区は23区で最も高齢化が進んでいる。65歳以上の人口が占める割合(高齢化率)は今年1月1日現在で23・54%。2014年には26・63%になる見通しだ。

 浅草寺からほど近い住宅街にある都立足立技術専門校台東分校。ミシンが並ぶ教室で、20代の男女が黙々と靴作りに没頭していた。

 同校は全国で唯一、靴作りを専門に教える公立の職業訓練施設だ。定員20人に対し、今年度は165人が応募。ここ数年の倍率は7〜8倍という人気で、生徒の平均年齢は20代後半だ。

 長野県出身の関雅之さん(28)は区内の会社に就職するつもりだ。「業界に対して不安はあるが、だからこそ若い世代がやらなければ、と思う」

 ただ、区内の会社に就職するのは少数派だ。今年は生徒20人のうち5人が区内に就職予定だが、それでも例年よりは多い。「企画やデザイン部門を志向する学生と合わない部分も多い」と長谷川辰次・分校長は話す。

 こうした現状に、区は99年から、地場産業を生かした新ブランド「アルティベリー」を創出。2004年には、旧小学校跡地を活用してファッション関連の起業家を支援する事業を始めた。区経営支援課は「新しいブランドや商品を発信することが地場産業の再興につながる」と話す。だが、押し寄せる高齢化と事業所数の減少に歯止めをかけるまでには至っていない。

 危機にひんしているのは靴作りだけではない。「ここ4〜5年で取引先が高齢になって廃業し、そのあおりで自分も仕事がなくなった」と、昨年廃業した元印刷業の男性(66)もため息をついた。「台東は材料屋や問屋がたくさんあって個人で商売がしやすかった。今は商売人にとっては先が見えない」

 高齢化にあえぐ地場産業をいかに活性化させるか。区政に突き付けられている課題は重い。

(2007年3月8日 読売新聞)

1476片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 11:40:09
選挙:蕨市長選 庄野市議が出馬へ /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070310ddlk11010323000c.html

 任期満了に伴う蕨市長選(6月3日投票)に、市議の庄野拓也氏(38)が9日、無所属で立候補することを表明した。記者会見で庄野氏は「慣例や慣習は捨て、本当に必要な事業だけを行う」と語った。8期目の田中啓一市長(80)は任期満了の退任を表明。市長選には、これまでに団体役員で前市議の頼高英雄氏(43)が無所属での立候補を表明している。【森国郎】

毎日新聞 2007年3月10日

1477片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/13(火) 17:12:46
選挙:台東区長選/台東区議選 区長選、前職に新人2人−−告示 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070313ddlk13010356000c.html

 ◇統一選前哨戦、選挙結果に注目

 台東区長選が11日告示され、前職と新人2人の計3人が立候補を届け出た。都知事選を含む統一選の前哨戦と位置づける陣営もあり、選挙結果が注目される。立候補したのはいずれも無所属で、新人の前区議、関根博之氏(60)▽前職(2月8日で任期満了)で再選を目指す吉住弘氏(65)=自民、公明推薦▽新人の前区議、中山寛進氏(34)=民主推薦。

 関根氏は午前中に区内を遊説した後、午後2時から浅草3の選挙事務所前で出陣式に臨んだ。関根氏は「区内で増えるワンルームマンションを規制すべきだ」と述べた。「無所属無党派」を掲げており、「(東国原英夫知事が当選した)宮崎県のように改革の風を吹かせよう」とも訴えた。政策協定を結ぶ共産の応援演説はなかった。

 吉住氏は東上野3の選挙事務所前で午前10時から出陣式。自民の深谷隆司衆院議員などが出席しあいさつした。吉住氏は「統一選の前哨戦」と位置づけ、「安全で安心なまちにする。文化・観光を生かし、地場産業の発展につなげたい」と訴えた。自民公認と党を前面に出した4年前と異なり、今回は党推薦となり、無所属で出馬した。

 中山氏は中田宏・横浜市長が使った、壁面がガラスで「透明化」をアピールする選挙カーを借りた。浅草1の選挙事務所前の出陣式で、「区長は原則2期8年までとし、退職金2700万円を廃止する」と公約を訴えた。その後浅草・雷門前で鳩山由紀夫幹事長や海江田万里前衆院議員らが演説し、民主色を打ち出した。

 ◇区議選は42人

 同区議選(定数32)も11日告示され、42人が届け出た。前回より定数が2減となり、激戦となった。区長と区議(4月30日)の任期満了日の差が90日以内のため、公職選挙法に基づく同時選挙となった。

 10日現在の選挙人名簿登録者数は14万1107人(男7万1499人、女6万9608人)。投開票は18日。【森禎行】

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 ◆台東区長選・候補者の横顔

 23区内でも割合の高い高齢者への支援策や、東隣の墨田区に建つ「新東京タワー」を活用した観光対策が注目される台東区。区長選候補者3人の目指す政策や政治姿勢など横顔を紹介する。(届け出順、敬称略)

 ◇区長室廃止、まちへ出る−−関根博之氏=無新

 内山栄一元区長の選対事務長を務めていた91年、元区長が引退表明し、周囲に促されるようにして区議へ。松下政経塾東京スクールで「政治とは何か」を勉強し、政治の重要性を実感し始めたという。

 「政治は誰のためにあるか」を考えた。現在の自民と民主両党と執行部との「なれあい」を批判し、「地方政治に政党はいらない」が持論。「行政マンよ、まちに出よう」と呼びかけ、「区長室を廃止し、区長はまちを回る」との構想をあげる。4年前は2月の区長選で落選し、4月の区議選当選を経て、再度の挑戦となる。

 趣味は歴史小説の読書。徳川家康による、台東区につながる江戸のまちづくりに関心が高い。妻と子供3人の5人家族。【森禎行】

 ◇福祉充実で「18万都市」に−−吉住弘氏=無前

 「18万都市の実現」。区議と都議、そして区長を1期務めた経験を踏まえ、夢を語る。若年層のファミリー世帯の人口増を狙い、高齢化対策として福祉政策を充実させ、「永住できるまち」を目指す。建設が隣の墨田区に決まった新東京タワーと上野・浅草を結びつけ観光、文化面でも一層盛り上げたい考えだ。

 1期目では「職員の意識改革」に徹底的に取り組んだ。まず「区民はお客様」の精神を役所内に徹底。自ら若い職員の意見も管理職を飛び越えて聞き入れ、積極的に取り入れたという。

 休みの日は区内の路地を歩き、草花を見るのが楽しみだ。「木造建築が並ぶ温かみのある地域を大事にし、防災機能を保持させたい」【吉永磨美】

1478片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/13(火) 17:47:11
 ◇区の潜在力もっと活用−−中山寛進氏=無新

 「台東区の『地域力』や『潜在力』はこんなもんじゃない。清掃が不十分な町のトイレ一つ見ても、そういうことが見えてくる」。区議2期目にして区長選に立った理由を語る。

 最近注目される教育面では「機会の平等」を訴える。全国大会レベルの運動選手や団塊世代の教師を活用することを提案。意欲ある子供が一流のスポーツ選手を目指したり、塾に行かなくても受験ができる体制を整えたいという。

 前衆院議員の中山義活氏を父に持ち、区議になる前は建設会社で仕事をして民間の知恵を学んだ。高校と大学ではラグビー部に所属し、「忍耐力」を培った。4歳と1歳の男児のほかに、2月には三男が生まれたばかりだ。【吉永磨美】

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 ◇台東区長選立候補者(届け出順)

関根博之(せきね・ひろゆき) 60 無新

 生活雑貨販売会社長[歴]まちづくりコンサルティング会社代表▽区議▽国学院大

吉住弘(よしずみ・ひろし) 65 無前(1)

 損保代理業[歴]衆院議員秘書▽区議▽自民党台東支部幹事長▽都議▽党都議副幹事長▽専修大=[自][公]

中山寛進(なかやま・ひろゆき) 34 無新

 [元]副議長[歴]建設会社員▽区議▽日体大=[民]

1479片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/13(火) 19:05:20
知事「再議要求せぬ」
2007年03月13日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000703130003

 県議会が知事提出議案を修正・否決した問題で、小寺弘之知事は12日の記者会見で、「県民生活を優先し、再議を要求しない」と発表した。ただし太田市の「ぐんま国際アカデミー」(GKA)への私学助成金の増額修正については当面執行しない方針で、自民党は反発を強めている。


 「再議によって起きる混乱や停滞を考えた」。小寺知事は、再議を求めない理由をこう説明した。9日の議会閉会後は、再議に前向きな意向をにじませていたが、再議になれば臨時議会が終わるまで新年度の事業に向けた準備を進められなくなることを、重視したという。再議をしても議会の結論が覆る見込みが薄いことも、影響した。


 知事原案が議会で修正・否決されたもののうち、GKAをのぞいては議会の意向を受け入れる格好となった。副知事2人制と県立学校などの授業料の値上げは見送り、特別養護老人ホーム増床の補助金の繰り越しについては、補正予算で対応する。授業料値上げによる歳入額は約4500万円を見込み教職員の人件費にあてるはずだったが、補正予算で予算の節約分などをあてる予定だ。


 議会に対して小寺知事は、「あら探しのようなことばかりで、チェック機能というより政争の具にしている」とし、「私はそれを超越して県民生活に支障のない県政を運営する方がいいと思い、実をとった」とした。


 一方、自民党の金子泰造幹事長は「GKAの増額修正を執行しないのなら、議会はあってもなくても同じということか」と憤慨。議会は民意を代弁したとして、「自分が予算の執行権を握っていると声高に言っている」と知事の姿勢を批判した。清水聖義太田市長は「議決が気にくわないから執行しないというのはおかしい。県議会の存在意義、議会制民主主義をどう考えているのか」と話した。


 ある県議は「県民の審判は知事選で下る。県議選があるので、再議があれば困るのが率直のところ」と漏らした。

1480片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/17(土) 13:13:20
選挙:台東区長選/台東区議選 あす投票 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070317ddlk13010365000c.html

 台東区長選は18日投票され、即日開票される。▽新人で前区議の関根博之氏(60)▽前区長(2月8日で任期満了)で再選を目指す吉住弘氏(65)=自民、公明推薦=▽新人で前区議の中山寛進氏(34)=民主推薦=の無所属3氏が、激しい選挙戦を展開している。42人が届け出た同区議選(定数32)も同日投開票される。「統一選の前哨戦」との声もあるが、盛り上がりは今ひとつで、低投票率が懸念される。

 関根氏は「廃止された子育て支援手当を復活する」と福祉対策を重視。自民と民主の両党を「役人を向いた政党」と批判し、増加している新住民への浸透も図る。

 吉住氏は「中学生まで(入通院の)医療費を無料化した」と実績を強調。地元の深谷隆司衆院議員と都議が連日、自民党区議候補の地盤を周り、組織引き締めを図る。

 中山氏は「区で教職員を雇うなど独自色を」と教育改革を訴える。17日は前宮城県知事、浅野史郎氏の応援を受ける予定で、民主党区議との組織選挙も重視する。

 区選管によると区長選では、12〜15日までの期日前投票など投票数は4163人。投票手続きが煩雑だった4年前の同時期1583人よりは、大幅に増えた。投票は18日午前7時から午後8時まで区内25カ所であり、8時45分から台東リバーサイドスポーツセンターで開票される。10日現在の選挙人名簿登録者数は14万1107人。【森禎行】

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 ◇台東区議選立候補者(定数32−42、届け出順)

成沢敬   45 会社役員     民新

伊藤晴康  31 [元]参院秘書  自新

小坂義久  44 [元]会社員   公新

木崎永子  47 緑の党役員    諸新

東久仁子  40 [元]看護師   無新

田島真   57 額縁製造業    自新

君塚裕史  55 車整備販売    無現(1)

小菅康雄  60 製めん業     自現(4)

堀井修   54 警備業      無新

池田清江  59 塾副塾長     公現(2)

藤平一雄  68 錺金具製作    無元(7)

石塚猛   60 [元]衆院秘書  自新

青柳雅之  38 副議長      民現(3)

杉山全良  59 党支部長     公現(5)

田中伸宏  60 製造業役員    無現(6)

小菅千保子 52 党支部長     公現(1)

木下悦希  58 会社役員     民現(5)

稲垣晃司  68 党地区役員    共現(4)

伊藤萬太郎 60 [元]衆院秘書  民現(5)

北山睦人  61 デザイナー    無新

清水恒一郎 57 党支部長     公現(4)

太田雅久  50 団体役員     自現(1)

高柳良夫  70 教材卸社長    自現(4)

水島道徳  42 [元]PTA会長 民現(2)

田口治喜  59 [元]議長    自現(6)

実川利隆  60 団体理事長    自現(5)

高森喜美子 57 賃貸業役員    自新

石川義弘  53 歯科医院長    自新

茂木孝孔  59 党地区役員    共現(7)

秋間洋   48 党地区役員    共新

堀越秀生  41 [元]NTT社員 無現(2)

鈴木昭司  58 町会副会長    自現(4)

杉山光男  65 党地区役員    共現(7)

橋詰高志  50 党地区役員    共現(1)

岩井孝吉  60 党総支代表    社新

和泉浩司  50 玩具会社長    自現(1)

寺井康芳  61 [元]自営業   自現(5)

河野純之佐 51 楽器社役員    民現(2)

鈴木茂   71 [元]中学校長  自現(3)

木村肇   65 団体役員     民現(8)

北原武   63 建築設計業    無新

草野二郎  36 土産会社員    無新

毎日新聞 2007年3月17日

1481片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/18(日) 05:41:20
台東区長選:民主候補の応援に都知事選出馬の浅野氏も
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070318k0000m010118000c.html

 18日に投開票される東京都台東区長選。「都知事選の前哨戦」と位置づける民主党は選挙戦最終日の17日、同党推薦候補の応援に鳩山由紀夫・幹事長が駆けつけたが、その傍らには都知事に立候補を予定する浅野史郎・前宮城県知事(59)の姿があった。浅野氏は都知事選で「民主党の推薦は受けない」と一定の距離を置くことを表明しているが、同党との密接ぶりを改めて示す場面となった。

 浅野氏は17日午後8時前、浅草・雷門前で行われた中山寛進氏(34)の打ち上げ式に訪れた。中田宏・横浜市長も使ったという壁面がガラスで「透明度」をアピールする選挙カーの上に立ち「区政・都政はガラス張りにならないと」と持論の情報公開の必要性を訴えた。「顔を知ってもらいたい」と都知事選を意識した発言もあった。

 一方、自民、公明が推薦する前職(2月8日で任期満了)の吉住弘氏(65)の陣営は「組織選挙を徹底する」として、石原慎太郎都知事に応援は要請しなかった。地元の深谷隆司衆院議員(自民)は「14人の自民党区議候補らとともに選挙をやりとげた」と自信をみせた。

 「無所属無党派」を標ぼうする保守系の関根博之氏(60)は「自民党も民主党も役人の方を向いている」と両党を批判する。共産党とも政策協定を結んで、選挙戦を戦ってきた。【森禎行】

毎日新聞 2007年3月17日 23時09分 (最終更新時間 3月17日 23時31分)

1482片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/19(月) 20:21:22
選挙:台東区長選/台東区議選 区長選、吉住氏が再選 新人2氏破る /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070319ddlk13010008000c.html

 台東区長選は18日投票、即日開票され、無所属で前区長(2月8日で任期満了)の吉住弘氏(65)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新人で前区議の中山寛進氏(34)=民主推薦=と関根博之氏(60)を破り、再選を果たした。投票率は50・41%で区長選単独だった前回(40・62%)を上回ったが、「統一選の前哨戦」との声がある中では盛り上がりに欠けた。

 また42人が届け出た同区議選(定数32)も同日投開票され、新議員が続々と決まった。当日有権者数は13万8256人(男6万9876人、女6万8380人)だった。

 吉住氏は同区東上野3の選挙事務所に大きな拍手で迎えられた後、「民主党のように台東のことを知らない大物を呼んでのパフォーマンス選挙ではなく、土地のことを熟知している人々の応援があって地道な活動で当選できたことは大きい」と語った。自民党公認で臨んだ4年前と異なり、今回は無所属で立候補。しかし自民党区議候補14人と公明党区議候補5人の地盤を歩き、票を固めた。「中学生まで(入通院の)医療費を無料化した」と実績を強調した。

 中山氏は父の義活前衆院議員(民主)の地盤固めに加え、鳩山由紀夫幹事長ら党幹部の応援を連日受けた。17日には前宮城県知事の浅野史郎氏も街頭に立った。「区長退職金2700万円の廃止」などと公約を訴えたが、届かなかった。

 保守系の関根氏は、共産党と政策協定を結んだが及ばなかった。【森禎行】

 ◇開票ミスで遅れ

 台東区長選・区議選の開票作業にミスがあり、区長選の確定票と区議選の開票が遅れた。第4投票所(台東保健所)で不在者投票(区長選293票、区議選290票)を当日の同投票所での投票数と合わせて集計したため、実際より多いダブル計上となった。区長選では投票率を「50・62%」から「50・41%」に訂正するなど事務が混乱した。

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 ◇台東区長選開票結果=選管最終発表

当 29883 吉住弘  65 無前

  22633 中山寛進 34 無新

  14828 関根博之 60 無新

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 ◇台東区長略歴

吉住弘(よしずみ・ひろし) 65 無前(2)

 損保代理業[歴]衆院議員秘書▽区議▽自民党台東支部幹事長▽都議▽党都議副幹事長▽専修大=[自][公]

毎日新聞 2007年3月19日

1483片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/20(火) 21:25:56
知事反論「評価の次元低い」 情報公開度ダウン 日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070320/20070320002.html

 鳥取県の片山善博知事は十九日の記者会見で、全国市民オンブズマン連絡会議の二〇〇七年の都道府県情報公開度ランキングについて、「断片的な評価で、次元の低いところで評価している」と指摘した。

 ランキングは、同連絡会議などが昨年十一月に各自治体へ情報公開請求した結果と、今年一月時点のインターネット公開の状況を基に採点。

 前回一位だった鳥取県は、職員の天下り情報の公開が一部にとどまっているとされ、六位に下がった。

 片山知事は「全体をとらえて総合的に公開度をチェックしているランキングではない。オンブズが関心の高い項目を抽出した、いわば断片的な評価で順位が前後することはある」との受け止め方を示した。

 県職員OBの天下り先の公表が評価項目になっている点については「鳥取県では一昔前の評価ポイント。昔の行政団体はOBに天下り先をあっせんしていたので把握できるが、今の鳥取県は、あっせんも何もしていない。把握していないから(情報を)出せないが、オンブズの評価は出さないになっている」と説明した。

1484片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/21(水) 13:06:10
伊勢崎の巨大観覧車建設:中止へ 市議会、関連予算を大幅減額し閉会 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070321ddlk10010098000c.html

 伊勢崎市議会3月定例会は20日、07年度一般会計予算案を含む42議案を可決・同意して閉会した。今定例会では焦点の同市波志江町に計画した大型観覧車建設関連の予算が大幅に減額され、06年度補正予算に盛られた一部事業費約4200万円は契約を結んだ建設業者への賠償金相当額と見られる「工事請負費」を残すのみとなった。これにより、大観覧車建設計画は事実上、中止に追い込まれたと言えそうだ。【鈴木敦子】

 観覧車建設は「合併記念交流施設整備事業」として総額約12億3000万円(建設費は12億円)を見込んでいた。市は06年12月、大阪市の建設業者と契約を結んだが、年明けに計画延期を表明し、契約を解除した。市の契約約款では途中解約の場合、賠償金は解約時までに業者が負担した実費のみで、違約金などは支払わないとしている。

業者もこれに同意しており、賠償金は設計費などの実費分と見られ、市財政課では06年度補正予算に計上した「工事請負費」と同額の約1700万円前後と試算している。

 市は業者との協議状況について「弁護士を通しての話し合いが始まったばかり」としており、賠償金の補正予算計上は秋ごろの見通しだ。

 観覧車計画は反対運動を展開する住民の総務省への陳情を受け、同省が「市民の合意を得られていない事業」への合併特例債交付に難色を示したため、一転、計画延期となった。矢内一雄市長は「市民の同意を得られるよう努めたい」として、計画継続に積極的だったが、いまだに住民説明会の開催予定などはなく、予算面ばかりか「ほぼ計画中止の状態」(緑化フェア担当課)となっている。

毎日新聞 2007年3月21日

1485片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/22(木) 08:35:16
採用疑惑:市長が試験結果無視、合格者決める 兵庫・加西
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070322k0000m040116000c.html

 兵庫県加西市の昨年度の職員採用試験で、中川暢三(ちょうぞう)市長(51)が試験結果を無視し、合格者(採用と補欠の候補者)を自分で決めていたことが分かった。その結果、試験の点数とつじつまを合わせる必要が生じ、担当者が点数を改ざん。本来は補欠にも入っていなかった2人を採用していた。担当者は毎日新聞の取材に「市長に従わざるを得なかった」と改ざんを認め、中川市長は「自分で作文や履歴書を見て合格者を決めた。いい人材を採りたいという強い思いがあった」と釈明した。こうした改ざんは虚偽公文書作成・同行使などに当たる可能性がある。

 改ざんがあったのは、事務職と消防の採用試験。事務職は05年7月に75人が受験し、市幹部で構成する試験委員会が成績順に採用候補10人、補欠候補5人の計15人を同9月上旬に決め、市長に答申した。消防は31人が受験、採用候補3人、補欠候補2人を決めた。

 関係者によると、中川市長は合格発表直前の9月中旬、担当者を市長室に呼び、試験委が答申した試験結果の一覧表に、採用に「〇」、補欠に「△」を記して手渡した。

 事務職では、印を付けた受験者の1人は成績が15位以内に入っていなかったため、担当者が筆記試験などの点数を加算し、10位以内にした。消防でも、試験の成績が6位以下だった受験者1人が、同様に点数を引き上げられて採用された。

 市職員採用試験委員会規程には、採用の際の市長の権限は明記されていない。それまでの採用試験では、点数順で合格者を決めていた。中川市長は、松下政経塾や大手ゼネコンなどをへて05年7月に初当選。その直後から市長面接実施を求めてきたが、議会が反対し実現していない。

 この問題は今月16日の同市議会予算特別委で表面化し、19日に地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置。22日午後にも、改ざんにかかわった担当者に証言を求める。

 加西市は人口約5万人、市職員は約760人。

【松田栄二郎、田中謙吉、藤原崇志】

毎日新聞 2007年3月22日 3時00分

1486片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/28(水) 22:30:20
’07統一選:知事選本番の様相 “事前運動”揶揄する声も /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070328ddlk10010278000c.html

 30日告示の県議選を控え、7月の知事選に出馬表明した小寺弘之知事と大澤正明県会議長の両陣営の活動が早くも過熱している。前哨戦と位置づける県議選は既に知事選本番の様相を見せる。

 小寺知事は支援団体が推薦する県議選立候補予定者の応援に駆け回り、大澤議長は擁立を受けた自民党の立候補予定者の集会に頻繁に顔を出し、支持を訴える。両事務所にはこうした集会などで配るビラやポスター、後援会入会用紙などが山積みとなり、スタッフが袋詰め作業に追われている。

 両陣営と好対照なのが知事選にいち早く出馬表明した山本龍・元県議の陣営だ。「統一選期間中は自らの活動を自粛する」という。陣営幹部は「『小寺知事対県議会』の構図から離れた政策本位で知事選を戦いたいと考えている」と距離を置く。

 小寺、大澤両陣営のあまりの過熱に、応援を受ける立候補予定者からは「定数削減や区割り見直しで厳しい選挙。自分のことで精いっぱいだ」「知事選は7月だろ」などと露骨な“事前運動”を揶揄(やゆ)する声も漏れている。

 知事選告示まで約100日。県議選の行方が知事選を左右するかに注目が集まる。【木下訓明】

毎日新聞 2007年3月28日

1487片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/29(木) 09:13:49
五泉市予算案を否決 保守系会派、出産祝い廃止に反発 産経新潟
http://www.sankei.co.jp/chiho/niigata/070327/ngt070327000.htm

 五泉市議会は3月定例会最終日の26日、本会議を開き、市が提案した総額192億1900万円の平成19年度一般会計当初予算案を賛成少数で否決した。保守系会派が出産祝い金の廃止など市の事業の進め方に反発したためで、市は2カ月程度の暫定予算を急遽(きゅうきょ)編成して新年度移行に対応する。議会の意向を踏まえて早急に本予算案を上程し直す考えだが、小中学校の改築事業が遅れるなど市民生活への影響は必至だ。

 県市町村課によると、県内では旧村松町で15年度当初予算案が否決された例があるが、非常に珍しいという。五泉市では初。

 同市の当初予算案は、1人3万円分の商品券を支給する出産祝い金を廃止。代わりに乳幼児通院医療費助成を5歳から小学校就学前まで拡大するほか、生後2カ月からの保育園受け入れなどの子育て支援を予定していた。

 出産祝い金の支給については、18年1月に同市と合併した旧村松町の合併協定書に明記されている。このため、「合併時の約束が1年でほごになるのは承服できない」(さくらクラブの川瀬圭介議員)と、旧村松町議を中心とする保守系会派が反発した。

 また、合併建設計画で新築される村松体育館の用地や規模が未確定にもかかわらず、市が実施設計費3930万円を計上したことにも疑義を唱えた。結局、この日の本会議で当初予算案は反対20、賛成13、欠席2で否決された。

 否決を受け、五十嵐基(もとい)市長は「1回きりの商品券より、子育て支援策の充実を望む市民の声が強かったため、出産祝い金を廃止した。議会の理解が得られなかったことについて反省している」と話した。

 暫定予算 地方自治法218条により、通常予算が年度開始前までに成立しない場合、首長は議会の議決を経ずに専決処分で暫定予算を組み、一定期間で最小限度の義務的経費を支出できる。当初予算案が否決または継続審査になった場合のほか、近く首長選を控えている場合が多い。通常予算が成立した時点で、効力を失う。

(2007/03/27 10:47)

1488片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/03(火) 13:27:33
SMC:工場進出の矢祭町に1億円寄付 基金で教育活用へ /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070403ddlk07020386000c.html

 矢祭町に工場進出が決まった空気圧機器メーカーの「SMC」(本社・東京都千代田区)の高田芳行会長から、1億円寄付の申し出が町にあった。町は「高田基金運用検討委員会」(委員長、片野隆町議会議長)を設置し、学校教育などへ活用することを決めた。

 町によると、申し出は町が造成した工業団地に同社が工場を建設する協定を結んだ2月にあった。「工場進出に際し好意的に対応してくれたことへの気持ち」と説明があったという。

 運用検討委員会で協議した結果、基金そのものは取り崩さず、毎年町から1000万円を基金に繰り入れ、1億円の利子と繰り入れ分を合わせてその年度の事業に充てることになった。06年度分として1000万円の繰り入れが議会でも決まった。

 「高田基金」を運用するための基金条例が制定されていないことから、いったんはすでにある「ふるさと人づくり基金」に預け入れる形にする。6月議会ごろと見られる条例制定の後「高田基金」として独立させ、運用を始める。

 運用委員会には、町内の小中学校長らが加わっており、具体的にどう活用するかのたたき台を作って検討し、4月中にも利用法を決めることにしている。【和泉清充】

毎日新聞 2007年4月3日

1489片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/04(水) 09:59:55
箕面市8人離脱認めず
住基ネット 讀賣大阪

 箕面市を含む府内3市の住民4人に住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)からの離脱を認めた高裁判決を根拠に、同市の別の住民8人が市個人情報保護条例に基づいて求めた「住民票コード」削除について、同市は「判決の効力は当事者のみ」などとして削除しないことを決めた。

 市は昨年12月、住基ネットシステム検討専門員会議を発足させ、住民票コードの削除方法や住民による削除選択制などを検討。同会議は3月30日、憲法で規定する「法の下の平等」などの観点から、選択制を導入すべきとする提言をした。

 市は「提言の実現が可能かどうか検討を進めている段階で、結論によっては、今回の決定を取り消すこともあり得る」としている。

(2007年4月4日 読売新聞)

1490片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/13(金) 01:00:35
大澤さんが当選したらもっと弱くなるが。

’07統一選:自民県議団総会 知事選へ強い決意−−23日、国会議員と会議 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070412ddlk10010176000c.html

 自民党県連は11日、県議団総会を開き、県議選で当選した現職、新人らが選挙後初めて顔を合わせた。県連会長の笹川尭・元国務相は「我々は大きな勝利を勝ち取った」と県議選を総括し、過半数を堅持した県議団を励ました。

 総会では7月の知事選への対応も協議。知事選に出馬する大澤正明・県議会議長が「捨て石の覚悟で戦い抜く」と、県議団に必勝を誓った。同党県連は市長選などの投票翌日の23日に渋川市内で国会議員と県議団の合同会議を開催。大澤氏は県全域での知名度が低く、県議、国会議員一体の運動が鍵を握ると見られる。このため、同党は統一地方選を終えての合同会議を知事選に向けての基点と位置づけている。

 笹川氏は総会終了後、記者団に「県議選は知事対自民の構図の中で与野党がはっきりして良かった。これで県議の皆さんも我々も心置きなく戦える」と述べ、県連一丸となって知事選に臨む強い決意を示した。また、県議選で小寺弘之知事の支援団体が推薦候補を積極的に擁立した戦術について「(知事が)自分の親衛隊をつくり、議会のチェック機能を弱めようとする行為だ」と厳しく非難した。【木下訓明】

毎日新聞 2007年4月12日

1491片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/13(金) 09:23:40
大津市長の入院期間延長 讀賣滋賀

 大津市の目片信市長が一時意識を失い、大津市民病院に入院、治療を受けていることについて、同病院の三沢信一院長らが12日、市役所で記者会見し、原因が脳の血流障害である可能性が高く、入院期間を2〜3週間は延長する必要があるとの見解を示した。

 三沢院長や同席した主治医によると、目片市長は先月23日の入院直後、意識障害やけいれん発作を起こした。その後、脳の血栓や血管炎を想定した薬物治療を行ったところ、意識はほぼ正常に戻ったものの、集中治療室に約20日間いたため、筋力が落ちて自力では歩けない状態で、現在リハビリを続けている。目片市長は公務復帰の意向を示しているという。

(2007年4月13日 読売新聞)

1492片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/13(金) 19:41:43
大沢・桐生市長:知事支持を明言 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070413ddlk10010162000c.html

 桐生市の大沢善隆市長は12日、記者会見を開き「国や県との連携を強めるため、7月の知事選では小寺弘之知事を支持する」と述べた。今後、上下水施設の改修問題や副都心建設計画などがあり、県との関係強化を念頭に置いたと見られる。

 大沢市長は前回の知事選では市長会メンバーとして小寺知事の対抗馬擁立に動いたほか、最近では道路財源の一般財源化問題で知事に批判的だった。【塚本英夫】

毎日新聞 2007年4月13日

1493片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/16(月) 20:19:52
知事選迫り焦りの声も/民主県連 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070416111950.asp

 五月十七日の知事選告示が迫る中、民主党県連の候補者選びは、いまだこう着状態が続いている。田名部匡省代表ら県連所属国会議員団は「ぎりぎりまで(現職・三村申吾知事への)対抗馬擁立を模索する」との方針を崩していないが、現時点でも具体的な候補者名は挙がっていない。関係者の多くは、今月下旬に予定されている次回常任幹事会が「事実上のタイムリミット」とみているが、残り二週間での候補者決定は極めて難しい状況にある。

 十三日午後、東京・永田町に集まった県連所属国会議員四人は、知事選での独自候補擁立を「最後まであきらめない」(田名部代表)方針をあらためて確認した。ただ、県連幹部が昨年来、擁立に向けて説得してきた県内外の複数の人物からは次々と出馬を固辞され、幹部からは「手詰まりのまま時間切れになってしまう」と焦りの声も漏れる。

 常任幹事会メンバーの中でも「選挙で選択肢を示すのが政党としての役目」との主戦論が強い一方、「知事選で無理に候補を出せば惨敗しかねない。公認候補が決まっている参院選に集中するべきだ」との不戦敗論も消えず、幹部間の温度差は解消できていない。

 また、県議の一部が「勝てる候補」として求めてきた現職国会議員の擁立には、田名部代表をはじめ国会議員側が否定的な考えを示しており、主戦論者の中でも意見は異なったままだ。

 ある県連関係者は「短期決戦で勝てる候補となれば、よほどの有名人か実力者。ただ、それだけの人物を短期間で探すことが一番難しい」と語り、出口の見えない候補者選びに頭を抱えている。

1494片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/17(火) 12:38:49
県知事選まで1カ月
2氏が態勢固めへ、民主は人選難航 青森陸奥
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07041707.html

 任期満了に伴う県知事選は、5月17日の告示まで一カ月となった。これまでに現職の三村申吾知事(51)が再選に向け自民、公明、連合青森の推薦を受けたほか、共産党県委員長の堀幸光氏(58)が公認出馬を予定。民主党県連の人選作業は難航が続いており、対抗馬擁立にこぎ着けられるかは不透明な情勢だ。前回選に無所属で立候補したNPO理事長(52)=横浜町在住=が県知事選に絡む記者会見を18日に青森市内で予定しており、動向が注目される。投票日は6月3日。

 三村知事は昨年12月に立候補を表明。既に自公が推薦し、民主と協調関係にある連合青森も推薦を決めた。自民色を強め、これまでの各種選挙で同党と連携。独自の支持組織がなかった津軽地方でも後援会設立が相次ぎ、態勢固めが続く。21日に青森市浜田の事務所開きを、告示日直前の5月13日に同市内のホテルで決起大会を予定する。
 三村知事は「派手さはないが、毎日の積み重ねで本県の元気の源をつくってきた。一人ひとりの暮らしを大切に、古里の再生から創造へ新しいステージをつくり上げたい」(15日、青森市内での励ます会)としている。
 堀氏は国政選に四度、五所川原市長選に二度の出馬経験を持ち、「戦える候補」として今年2月に立候補を表明した。統一地方選に全力を挙げており、後半戦が終わる22日以降に県知事選の態勢を整える方針だ。
 公約には▽社会保障や介護保険をめぐる住民負担増の軽減▽若年層を中心とした雇用創出▽六ケ所再処理工場の本格操業中止―などを掲げる考え。「三村県政を変える政策を持つ候補者が出れば、告示日前日でも出馬取りやめを検討する」(堀氏)とし、非自民連携も視野に入れている。
 民主県連は、国会議員らが調整を進めた青森市内の男性フリーアナウンサーが昨年末に出馬を辞退。人選が難航を極め、統一地方選前の擁立がかなわなかった。
 田名部匡省代表は「ぎりぎりまで努力する」と強調し、「国会議員の数を減らすつもりはない。しかし、いよいよとなったら、そういうこともあり得るかも」と、県連所属衆参議員に白羽の矢を立てる可能性も示す。
 ただ、具体名は上がっておらず、「無理に出して変な負け方をすれば、参院選に響く」(県連幹部)と不戦敗論も渦巻く。今月下旬の常任幹事会までの決着は難しい情勢だ。
 前回出馬したNPO理事長の男性は、同党県連の衆院選候補者公募に応募。県知事選再挑戦も取りざたされていたが、16日時点で意思を明らかにしていない。県連幹部は取材に対し「出馬の話は聞いていない。推薦要請があれば常任幹事会で議題に上げる」と語った。

1495片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/17(火) 17:01:36
選挙:高崎市長選 自民の現職推薦、知事が多選非難 県連「専制的でない」 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070417ddlk10010144000c.html

 ◇知事「多選は基準でないと認めたのと同じ」

 小寺弘之知事は16日の定例会見で、自民党県連が高崎市長選(22日投開票)に6選出馬した松浦幸雄氏を推薦したことに触れ「多選は基準でないと認めたのと同じ。人を惑わしている」と非難した。小寺知事は7月の知事選に5選出馬を表明しているが、対立する自民党県議団から厳しい多選批判を受けている。

 小寺知事は、今回初めて松浦氏の出陣式に出席したことについて「高崎市は県の玄関口。誰が知事でも県政と市政は一致すべきで、その気持ちを表すため」とし、知事選は無関係だと強調した。

 同党は政令市長以上の首長4選を認めない方針を定めているが、県連は松浦氏推薦を「高崎市は政令市ではなく、行政運営が専制的になるなどの『弊害』は出ていない」(金子泰造幹事長)と説明。加えて「小寺県政は専制的だ」(同)としている。【木下訓明】

毎日新聞 2007年4月17日

1496片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/20(金) 08:44:20
元市長が出馬表明 北茨城市長選 讀賣茨城

 任期満了に伴う北茨城市長選(6月3日告示、10日投開票)で、元市長の豊田稔氏(62)が19日、市内で開かれた後援会総会で出馬を表明した。豊田氏は席上、「12年間、私を待っていてくれた支持者の期待にこたえ、危機的状況にある市再生のため、選挙戦への突入を決意した」と語った。主な政策には、〈1〉財源を確保しての安定した財政運営〈2〉赤字に苦しむ市立総合病院の立て直し、などを掲げた。

 豊田氏は市長2期目の1995年、市内のゴルフ場開発をめぐり、収賄容疑で逮捕され、市長を辞職した。そうした過去について「迷惑をかけた」などと述べ、支持者たちに陳謝した。

 市長選には現在3期目の村田省吾市長(61)は不出馬を表明。前回、村田市長との一騎打ちに敗れた米穀肥料店経営の松本健一郎氏(52)が出馬に意欲を見せている。

(2007年4月20日 読売新聞)

1497片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 14:49:40
上田知事、来月出馬表明 再選向け新公約作りへ 讀賣埼玉

 上田知事は23日、任期満了(8月30日)に伴う次期知事選で、大型連休明け以降の5月中に再選を目指して立候補表明する意向を固めた。2期目に向け、何を主要政策に打ち出すのかが今後の焦点となる。

 知事は立候補を表明後、5月下旬か6月上旬に、2003年の知事選で掲げたマニフェスト(公約)の検証大会を、県内の学者など第三者を交えて開催。6月下旬か7月に、次期知事選に向けた新たなマニフェストを発表する日程を組んでいる。

 再選に向けた主要政策は、今後、熟考して決める予定。自ら1期目の業績として強調する治安対策などの「日本一の安心・安全立県宣言!」は継承する方向。河川敷面積が県土の5%を占めるというデータをもとに、河川や堀の浄化や田園都市構想などを進める「川の国」構想を新たに重要施策として据える見通し。現任期中は断念した「環境税」の導入も想定しているとみられる。また、1期目のマニフェストに盛り込まなかった教育問題にも言及する意向だ。

 県議会多数派の自民党とも良好な関係を築く上田知事には、これまで、自民、民主両党ともに対立候補擁立の動きを見せていない。このまま事実上の信任投票となるのか、各党の出方が注目される。

  ■業績評価 材料そろう時期と判断

   【解説】 上田知事が5月中に立候補表明する意向を固めたことで、8月の知事選に向けた動きが本格化する。

 知事は、出馬表明時期について、「統一地方選がすべて終わった後に明らかにする」と明言を避けてきた。具体的な時期を迫る県議らに「大型連休中に3日ほどこもって政策を考え、それから(表明を)したい」と述べるにとどめている。

 具体的な時期を明らかにせず、「統一選後」としたのは、県議選と知事選を連動させず、知事選対応を決めていない自民党や民主党などとの距離感を保つためだ。知事にとって政党は「敵にならず、応援する立場でも一歩下がっていてほしい」(周辺)存在で、刺激したくない思惑もあった。

 知事は、政策を重要視するため、4年前に掲げたマニフェスト(公約)の検証と、2期目の公約作成が、「上田らしさ」のアピールに不可欠と位置づけている。そのため、2006年度の県庁各部の事業実績や統計などが出始める5月に出馬表明すれば、「3年9か月の業績評価」として、自身の1期目を振り返る材料がそろうと判断した。

 表明時期を巡って、県議会や県庁内には「6月議会」との憶測も広がっていた。ただ、複数の首長から出馬要請があり、これ以上、引き延ばすと、各種団体などが浮足立つとの懸念もあったようだ。(伊藤裕)

(2007年4月24日 読売新聞)

1498片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 07:43:41
再選出馬 「連休中に態度決定」 知事 公約検証、来月下旬にも 讀賣埼玉

 上田知事は24日の定例記者会見で、任期満了(8月30日)に伴う知事選について、「大型連休中に(知事になってからの)3年8か月の整理をし、自分自身の態度を決めたい」と述べ、5月中に再選を目指して出馬表明する意向を示した。

 知事は、2003年の知事選で掲げたマニフェスト(公約)の検証大会を5月下旬にも開き、学者を含めた第三者の“審判”を仰ぐ考え。知事は、03年のマニフェストについて、「極めて不完全で、現在から考えれば(自分のする仕事の)30分の1ぐらい(しか言及していない)大変小さいものだった。業績評価をきちっと検証してもらいたい」と述べた。

 また、政策を検討するにあたっては「県幹部とも丁寧に相談したい」とした。

(2007年4月25日 読売新聞)

1499片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 20:43:02
安楽岡・館林市長:合併に意欲示す 知事選「特定候補応援せず」 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070427ddlk10010499000c.html

 館林市の安楽岡一雄市長は26日、就任後初の記者会見で「邑楽・館林は一つ。合併は避けられない」と述べ、改めて周辺自治体との合併に意欲を見せた。その上で、6月の定例市議会閉会後にも1市5町での勉強会(仮称)を発足させるなど、関係町長に働きかける考えを示した。7月の知事選については「特定候補者を支持しない。一党一派に属さず、是々非々の立場で対処したい」と語った。安楽岡市長は就任前まで小寺弘之知事と対立する自民党県連の総務会長を務めていたが、一転、中立的な姿勢を打ち出した格好だ。

 また、大塚文男教育長が「一身上の都合」を理由に30日付で辞任すると発表。後任人事は6月定例会に提案予定で、教育長を含む三役人事について、安楽岡市長は「6月議会で議員らの意見を聞いて対処したい」と述べた。【中野秀喜】

毎日新聞 2007年4月27日

1500片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 22:14:08
民主、不戦敗論強まる
2007年04月26日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000704260005

 5月17日の告示まで約3週間と迫った知事選への候補者擁立を巡って、民主党県連内で不戦敗論が強まっている。公認候補予定者が決まっている参院選への影響を懸念する意見や、与党候補の推薦を決めた連合青森に配慮すべきだとする意見が、幹部の間に出てきたためだ。県連は30日、常任幹事会を開き、対応を協議する予定だが、今の段階でまだ具体的な候補者名は上がっておらず、「擁立断念」の流れができつつある。


 「遅すぎる。参院選のことを考えると、あきらめた方がいい」。ある県連幹部は、候補擁立について、こう語る。他の県連幹部も「不戦敗で仕方ない、と話す人が増えてきた。もう無理だろう」。


 県連の田名部匡省代表は、一貫して、候補擁立を目指す姿勢をみせているが、30日の常任幹事会で、「不戦敗」が決まる、とみる幹部も少なくない。


 不戦敗論の大きな根拠は、すでに候補が決まっている参院選への影響だ。


 ある県連幹部は「知事選の結果次第では、参院選へ大きく影響する。参院選だけに力を注ぐというのも一つの考えだ」と話す。告示直前に候補者を擁立した結果、惨敗したら、準備が「順調」(田名部代表)な参院選への影響は避けられない、というのだ。


 さらに、参院選で協力する連合青森には「連合が知事の推薦を決めた以上、候補者を出さないでほしい」という意向がある。その意向をくみ、「連合に配慮すべきだ」とする声も強い。


 だが、一方で、県連内には「最後まで候補者擁立に、努力すべきだ」と主張する幹部もいる。


 今博・県連幹事長は「30日に候補者名が出ると聞いている。代表の意向通り、最後まで擁立の努力をすべきだ」と話す。実際、候補者選びを続けている幹部もいるとみられ、常任幹事会で、議論が紛糾する可能性もある。


 知事選には、すでに、自民党、公明党、連合青森が推薦する現職の三村申吾氏(51)と、共産党公認で同党県委員長の堀幸光氏(58)が立候補を表明している。


 三村陣営の幹部は25日、「参院選に絞るというのも、いい選択ではないか」と語った。

1501片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/29(日) 12:10:58
上田知事を民主党県連 再選出馬で『友情支援』へ
2007年4月29日 埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070429/CK2007042902012490.html

 民主党県連の常任幹事会が二十八日開かれ、八月の知事選に上田清司知事が再選出馬した際には、「友情支援」する方向で合意した。

 友情支援は、同県連の内規に明記されており、推薦まではしないが、県連として候補者を応援する。上田知事は現在無所属だが民主党出身で、初当選した前回知事選でも同県連の友情支援を受けた。次回知事選への態度は明らかにしていないが五月下旬以降に出馬表明するとみられている。

 常任幹事会で、枝野幸男県連代表が友情支援の方針を表明。異論は出なかったという。党としては自民との相乗り支援を禁じており、枝野代表は幹事会後「上田知事が前回同様『県民党』として出馬することが前提。自民の推薦を受けるなら、応援できない」と話した。 (池田悌一)

1502片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/29(日) 14:52:59
知事選出馬意欲示す人物と接触/民主・横山氏(2007/04/29) 青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/04/29/new0704291102.htm

 五月十七日告示、六月三日投票の青森県知事選で、民主党県連副代表の横山北斗衆院議員は二十八日、出馬に意欲を示す人物と接触したと明らかにした。三十日、青森市で開かれる党県連常任幹事会で、この人物の具体的な名前を示して擁立の可能性を探る考えだ。
 横山氏は、本紙取材に「(出馬に意欲を示す人物は)三十日の常任幹事会で了解を得られるのか、確認してほしいということだった」と述べ、党県連の基本方針に掲げる独自候補の擁立に最後まで努める姿勢を強調した。
 だが知事選の候補者選考をめぐっては、党県連内に主戦論と不戦敗論が交錯。告示まで残り二週間余りに迫る中、不戦敗もやむを得ないとの空気が広がりつつある。
 党県連の常任幹事会では、協議の結果次第で、事実上の擁立見送りに追い込まれる可能性も残っている。新たな人物の取り扱いも含め、候補者選考の行方は依然として混沌(こんとん)としている。
 知事選にはこれまで、再選を目指す現職の三村申吾氏(51)=自民、公明推薦=、共産党公認の党県委員長堀幸光氏(58)の二人が出馬を表明している。

1503片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/01(火) 07:51:06
知事選民主が擁立断念
三村氏、堀氏一騎打ちか 讀賣青森

 5月17日告示、6月3日投票の知事選を巡り、民主党県連は30日の常任幹事会で、独自候補の擁立を事実上断念することを決めた。1年近くも候補者探しを続けながら断念したことは、同党の党勢にマイナスとなることは必至だ。これにより、知事選は、自民、公明両党の推薦を受けて再選を目指す三村申吾氏(51)と新人の共産党県委員長、堀幸光氏(58)による一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 「今日の段階では候補者を擁立できなかった。日程も差し迫っており、このまま知事選の議論を進めるよりは、参院選の必勝に重きを置いて進んでいかなくてはならないという思いだ」

 民主党県連の今博幹事長は同日夜、常任幹事会後の記者会見で、慎重に言葉を選びながら、積極的な候補者選考作業をやめることを明らかにした。

 次いで、田名部匡省代表が、「県民のみなさんに申し訳ない。(現職への)対抗馬を出せなかった責任は痛感している。心からおわびを申し上げたい」と述べ、擁立断念を認めた。

 同党は昨年来、独自候補擁立の方針を掲げてきたが、作業は難航した。昨年12月に県内民放出身のアナウンサー、今年3月には青森市の政策研究機関の理事長と2人の名前が浮上したが、いずれもすぐ立ち消えた。同党を支持政党に位置付ける連合青森も迷走ぶりにしびれを切らし、2月に三村氏推薦を決定。こうした情勢から、「今さら中途半端に候補を立てても負けるだけだ」(県議)とする「不戦敗論」が県連内で強まっていた。30日の常任幹事会では、なお擁立を目指そうとの「主戦論」も出たが、結局、「不戦敗論」に集約されたという。

 同党県連は今後、7月見込みの参院選青森選挙区に同党公認で出馬する平山幸司氏(37)の支援に全力を挙げる構えだ。

 民主党が知事選候補の擁立を断念したことについて、三村氏は同日、「私としては県民のみなさんに自らの思いや政策を示し、判断いただくという立場に変わりはない」とのコメントを出した。また、共産党の堀氏は読売新聞の取材に対し、「政党であれば候補を出すのが筋だと思う。候補者が何人かいた方が多くの選択基準を県民に示すことができるという意味で、残念だ」と話した。

(2007年5月1日 読売新聞)

1504片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/01(火) 22:45:07
選挙:知事選 民主県連が候補者擁立を断念 「参院選に全勢力」と /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070501ddlk02010024000c.html

 任期満了に伴う知事選(5月17日告示、6月3日投開票)で、民主党県連(田名部匡省代表)は30日、青森市内で常任幹事会を開き、「知事選よりも7月の参院選に全勢力を注ぐべきだ」として、遅れていた知事選の候補者擁立を断念することを決めた。県連が擁立をあきらめたことで、知事選は、現職で無所属の三村申吾氏(51)=自民、公明推薦=と、共産党公認で党県委員長の堀幸光氏(58)の2人による戦いの構図が固まった。

 同日の常任幹事会でも複数の候補者の氏名が上がったが、意見集約には至らず、今後、県連として擁立作業は行わないことにした。常任幹事会後の会見で田名部代表は、「この時期に候補者がいないというのでは(擁立は)非常に厳しい。対抗馬を出せなかった責任は痛感しており、支持者におわび申し上げたい」と述べた。

 その上で、すでに参院選への出馬を表明している民主党公認候補の平山幸司氏(37)の支援に重点を置くことが全会一致で決まった。ただ、今後、県連に対し支援を求める候補者が出た場合は、候補者の資質などを含めて支援するかどうかを判断すると含みを残した。

 県連の擁立作業を巡っては、昨年12月、同市内のフリーアナウンサーの男性が出馬を断念。3月にも、同市内の民間シンクタンク理事長の男性に出馬を打診したが、固辞されるなど迷走を続けていた。協力関係にある連合青森も三村氏の推薦を決めている。【村松洋】

毎日新聞 2007年5月1日

1505片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/02(水) 23:20:55
選挙:知事選 上田知事「1期で充足感は困難」 再選出馬、連休中に最終決断 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070502ddlk11010548000c.html

 8月26日投開票の知事選に2期目の立候補が確実視される上田清司知事は、1日の定例記者会見で「1期目の総括もしなくてはいけないし、2期目の展望も整理しなくてはいけない。ゴールデンウイークがそういう時期」と述べ、連休中に最終的な意思決定をする考えを示した。

 さらに「1期ですべてやり終えたという充足感を持つのは困難。そういう意味では(立候補を)考えなきゃならない」と発言。会見後、事実上の出馬表明かとの毎日新聞の質問に「事実上とかではなく、近く明確にします」と名言を避けた。

 知事選をめぐっては、連合埼玉の片山修三会長が4月28日のメーデーで「上田県政の継続と発展を願う」とあいさつ。民主党の枝野幸男・県連代表も常任幹事会で「友情支援」の形で応援する方針を示した。【和田憲二】

毎日新聞 2007年5月2日

1506片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/03(木) 23:17:54
選挙:知事選 西谷氏、出馬固める 「再処理工場の危険性訴え」 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070503ddlk02010077000c.html

 任期満了に伴う知事選(17日告示、6月3日投開票)で、弘前市の市民団体代表、西谷美智子氏(46)が立候補の意向を固めたことが2日、明らかになった。具体的な政策をまとめたうえで、近く正式に出馬表明する方針。これで知事選は、再選を目指す現職の三村申吾氏=自民、公明推薦=に、共産党県委員長の堀幸光氏=同党公認=と西谷氏の新人2人が挑む構図になる見通しとなった。

 西谷氏は弘前工業高卒で、現在は環境保護活動などに取り組む市民団体「プロ・ワークス弘前」の代表を務めている。4月8日に投開票された県議選に弘前市区から無所属で出馬し、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の稼働阻止を訴えたが、落選した。

 知事選については、4月中旬に活動仲間から出馬を勧められたという。毎日新聞の取材に対して西谷氏は「子どもたちにとって再処理工場の危険性は計り知れない。誰かが(危険性を)伝えないといけない。捨て身の覚悟で県民に事実を伝えたい」と知事選への意欲を語った。

 知事選をめぐっては、先月30日に民主党県連が独自候補の擁立を断念し、三村氏と堀氏の一騎打ちになるとの見方が強まっていたところだった。【喜浦遊】

毎日新聞 2007年5月3日

1507片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/04(金) 18:23:54
選挙:知事選 民主県連、独自候補擁立断念 内部の足並み乱れ /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070504ddlk02010022000c.html

 任期満了に伴う知事選(17日告示、6月3日投開票)で、独自候補の擁立を断念した民主党県連(田名部匡省代表)。候補者選考作業が迷走した末に「不戦敗」を喫したイメージの悪さに加え、有権者に選択肢を提示するという県内野党第1党としての責任を果たせなかったことで、党組織のぜい弱さを県民に強く印象づけてしまった。今後は7月の参院選に全力を注ぐとしているが、党勢を盛り返すのは簡単ではなさそうだ。

 「私たち(県連)の中にいい候補者がいなかったということだ」。候補擁立の断念を決めた4月30日、田名部代表は常任幹事会後の会見で厳しい表情で語った。

 県連は、協力関係にある連合青森が期限とした1月中の擁立に失敗した。この直後、連合青森が現職の三村申吾氏(51)=自民、公明推薦=の推薦を決めた。既に、この時から民主党県連内には「あきらめムード」が漂い始めていた。同30日の常任幹事会では、あくまで候補擁立を主張する国会議員の動きが「個人プレー」と指摘されるなど、最後まで内部の足並みは乱れたままだった。

 現在、県内の自民と民主の国会議員議席数は5対4ときっ抗している。民主党県連内には「無理に知事選を戦って惨敗すれば、参院選に悪影響が出る」と今回の擁立断念を前向きにとらえる人もいる。しかし、これは、あくまで少数だ。ある自民党県議は「民主は候補擁立にこだわってきたはず。これで参院選に弾みがつくわけがない」と喝破した。

 今回の事態は、「田名部党」と言われるほど県連内で強力な存在感を示した田名部代表の求心力の低下も印象づけた。田名部代表は会見でも「何らかの責任はとらないといけない」と述べざるを得なかった。

 一方、他陣営は冷静に受け止めている。ある自民党県議は「知事選は三村氏の信任投票となった。心配なのは投票率だけだ」と述べた。三村氏自身は「県民に自らの思いや政策を示し、判断をいただく立場に変わりはありません」と冷静にコメントを発表した。

 また、共産党公認で党県委員長の堀幸光氏(58)は「三村県政を変えるという立場は私と(民主は)同じだった。出馬する私への責任感が増した」と語った。民主党県連との選挙協力の可能性を模索していた社民党県連の渡辺英彦代表は「最後には擁立するかなとも思っていたが、残念だ」と述べた。【村松洋】

毎日新聞 2007年5月4日

1508片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 14:28:49
知事選は投票率との戦い/津島氏 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070507141909.asp

 自民党の津島雄二衆院議員は六日、民主党が候補者擁立を断念した十七日告示の知事選について「おそらく投票率との戦いになる」との見方を示した。また、投票率が下がり同党などが推薦する現職・三村申吾氏の得票が思うように伸びなければ、二期目の県政運営に支障をきたす可能性も指摘した。

 津島氏は、青森市内のホテルで開かれた同党青森市支部女性部総会で、民主党の知事選対応について「肩すかしを食らった」と皮肉った。青森市で前回、三村氏の得票が民主党などの推薦を受けた現衆院議員の横山北斗氏を大幅に下回ったことに触れ「恥ずかしい結果だった。今度は捲土(けんど)重来を期して是が非でも青森市の自民党の力をみせたい」と強調した。

1509片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 14:29:42
保守系議員らが三村氏支援組織/弘前市議会 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070503111021.asp

 六月三日投票の知事選に向け、弘前市議会の保守系議員を中心とした「三村申吾を支援する弘前市議団の会」(会長・町田藤一郎前議長)が二日、正式に発足した。市議三十四人のうち二十五人前後が参加予定という。

 市役所で行われた設立の会議には、自民党・木村太郎衆院議員系、相馬〓一(しょういち)市長系、社民党、無所属など超党派の二十二人が出席。副会長には宮本隆志、工藤良憲両議員を選出した。

 一方、党公認候補の出馬が決まっている共産党、自民党籍を持つ議員や保守系の中でも一部は参加を見送った。会の構成について、町田会長は「市政発展に三村県政との緊密な関係が必要と考える議員が個々に判断した結果」と話している。

※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」

1510片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 14:34:07
'07知事選 民主不戦敗 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2007/minsyu_fusenpai/0501.html

(上)苦渋の選択/擁立失敗続き戦意喪失

 「今日の時点で候補を擁立できなかったのは、代表が非力ということ。しかし、候補者がいないということになると、これも寂しい限りだ」。三十日午後七時すぎ、青森市内のホテル。記者会見に臨んだ民主党県連代表・田名部匡省は、“戦えない選挙”に無念さをにじませた。

 「(告示まで)日にちも差し迫っており、このまま知事選の議論を進めるよりは、参院選必勝に全精力を上げたい…」。詰めかけた報道陣を前に幹事長の今博が説明を続けている間、田名部は手元の資料から目を上げることはなかった。会見で報道陣から発せられる「不戦敗」との言葉を避けながら、慎重に受け答えする県連代表の姿に、会見場にも重苦しい雰囲気が漂った。

 県内の非自民勢力の主流だった旧県民協会の時代に衆院議員に当選した現知事・三村申吾は、田名部らにとってはかつての同志。それだけに、自民党推薦で二度目の知事選に臨む三村に対し、田名部は激しい対決姿勢をむき出しにしてきた。

 しかし、肝心の対抗馬選びは難航に難航を重ねた。昨年十二月には、フリーアナウンサーの擁立目前までこぎ着けながら失敗。年明け後も県連幹部が意中の人物に打診しては断られる繰り返し。「こんなに訳の分からない状況の候補者選びは経験がない」。当初は対抗馬擁立に燃えていた県連幹部らにはそんなつぶやきも漏れ、対決ムードは徐々にしぼんでいった。

 国政選挙で協調関係にあり、前回知事選では共同歩調を取った連合青森が、この四年間で三村県政との関係を修復し、蜜月関係になっていたことも、県連にとっては大きな誤算でもあった。

 手詰まり状態のまま迎えたタイムリミットの常任幹事会では、議論の大半の時間が参院選対策に割かれた。既に多くの幹部の気持ちは、知事選を飛び越えて次の参院選へと向かっており、ある意味、会議が始まる前から不戦敗の流れは固まっていた。

 「最後まで選択肢を示したい思いはみんなある。でも、どこかでけじめを付けないといけない」。常任幹事会後、衆院議員・田名部匡代がつぶやいた。「知事選に限らず、四年後に選挙があるのは分かっていたこと。常に候補擁立、党勢拡大はやっていかなくてはいけなかった。それが大きな反省だ」(文中敬称略)

1511片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 14:37:07
'07知事選 民主不戦敗 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2007/minsyu_fusenpai/0502.html

(中)「田名部党」/組織拡大に限界 確執も

 「県連はぎりぎりまで知事選候補擁立に努力すると発表したはずだ」「なら、やはりあなたが出たらどうか」「自分は国会議員を腰掛けでやっているわけではない」

 民主党県連が知事選対応を話し合った三十日の常任幹事会。後半は、幹部同士が声を荒らげてやりとりする場面が続いた。

 衆院議員・横山北斗は、知事選候補として複数の人物の名を挙げ「県連独自のマニフェストを提示して知事選に臨むべきだ」と主張した。これに他の幹部らが「出せば誰でもいいわけではない」と反発した。県議団からの出馬要請を固辞し、独自に県連外からの候補者擁立に動いてきた横山に対して、席上、批判が集中。激しい応酬が繰り広げられた。

 「こんなことで何度ゴタゴタを続けるのか。もう参院選に力を注ぐべきだ」。知事選の議論に入り、もう一時間。堂々巡りの中で幹部の一人が切り出した。知事選不戦敗がこのとき決まった。

 「以前なら田名部が『やる』ってひとこと言えば決まりだった。最近は誰が何を考えているのか、疑心暗鬼にならざるを得ない」。候補者選びが迷走を続ける中、旧県民協会出身の民主党県議からはこんなつぶやきがたびたび漏れた。昨年末以降は、県連代表・田名部匡省が意思疎通を欠く県連幹部らに不満をぶつける場面もあった。

▼党の日常活動乏しく

 “親分肌”の人柄と、打倒・自民の一念で非自民勢力の束ね役となってきた田名部。政治家個人を仰ぐ「田名部党」と、民主党県連は同心円ではあるが、そこには限界もはらんでいる。選挙時、指揮系統がはっきりした上意下達で動く時の田名部党の突破力は強いが、公党としての日常活動は乏しく、組織的な議論も未熟だ。

 一九九四年に発足した新進党県連は、翌年の知事選など一連の政治決戦で事実上の三連勝。その勢力を引き継いだ政治団体・県民協会は九九年一月の知事選で自民党を不戦敗に追い込み、県政界での主導権を握ったかに見えた。しかし、自民党入りを目指す国会議員の離脱が続き、組織は弱体化。県民協会と合流した現在の民主党県連が、崩れた組織を再構築するのは容易ではなかった。

 地方重視路線を掲げる党代表・小沢一郎は昨年春の就任後、地方行脚を重ねている。参院選重点区である本県には、昨年六月に続き、今年二月、三月と立て続けに来県。農業団体や企業との懇談に加え、県議選・町議選候補のミニ集会にも顔を出した。剛腕・こわもてのイメージをかなぐり捨てた小沢の笑顔に、かえって「政権交代」にかける執念がにじんだ。

 だが、県内での党勢拡大は、小沢が狙ったほどには進んでいない。県連関係者は「組織がないから選挙で勝てない。勝てないから組織が広がらない。悪循環だ」といらだちを隠さない。

▼おんぶにだっこ反省

 県議や国会議員の一部からは「候補者選びも組織づくりも、今まで田名部代表におんぶにだっこで頼りすぎた」との反省の声も漏れ始めている。

 「県連幹部の多くは良くも悪くも“田名部党”。そこから脱却すべきという批判もあるだろうが、今の県連をまとめていけるのはやはり田名部匡省しかいない」。常任幹事会から一夜明けた五月一日。県議会に姿を見せた県連幹事長・今博は、不戦敗を報じる新聞紙面に目を落としたまま語った。(文中敬称略)

1512片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/07(月) 14:37:49
'07知事選 民主不戦敗 青森東奥
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2007/minsyu_fusenpai/0503.html

(下)保革対決/現職独走、存在示す共産

 民主党県連が知事選不戦敗を決めた翌一日、県議会自民党会派の控室。改選後初めて議員が顔をそろえたが、知事選の話題を交わす光景はほとんど見られなかった。現職・三村申吾を推薦した自民党内では、民主党が知事選候補を擁立しないことは既定路線と受け止められていたからだ。

 同日、県議会内で自民党県第一選挙区支部が知事選、参院選に向けた選対本部を設置。党県連にとって衆院選挙区単位の選対組織設立の締めくくりだった。態勢がほぼ整い“独走状態”に入った三村。県連筆頭副会長で同選対幹事長の山内和夫は「三村知事の四年間の評価を受ける選挙だ」と“ライバル不在”の知事選の意味合いを語った。

 投票率の低下を懸念する声が出始めた。三村の得票を前回より大幅に上積みして、県政界に確固たる態勢構築を目指す自民党にとって、知事選は投票率との戦いでもある。「これまで通り、粛々と態勢づくりを進めていくだけだ」と県連幹事長の冨田重次郎。政調会長の高樋憲は「民主党が出す、出さないにかかわらず戦術は変わらない」と強調する。

 知事選と七月の参院選を連動させている同党が最も警戒するのは、組織の緩みだ。党県連は、民主党が公認候補を擁立する参院選は激戦になるとみている。県連幹部の一人は「(知事選で)強力な対抗馬がいないと、どうしても緩みが出てくる。緩んだ組織を参院選に向けて再び引き締めるのは大変だ」と話す。視線は参院選に向かっている。

▼組織で先行 民主封じ

 同党内には、知事選候補を擁立できなかった民主党に「結局は田名部党。全県選挙を戦える組織ではない」との声が漏れている。

 民主党の候補者選びがもたついている間、三村の後援会が県内各地に相次いで発足。特に同党の基盤がぜい弱な津軽地方で地元首長、議員らが中心に市町村単位の組織が誕生した。「外堀を埋めて民主党が候補者を出せない状況をつくった」と自民党県連幹部は解説してみせた。

 民主党不戦敗が濃厚となった四月二十八日、同党県連代表・田名部匡省の影響力が及ぶ五戸町で三村の後援会が発足した。三村は財政再建、産業・雇用対策など県政一期目の取り組みを紹介し「どの分野にも攻め続けた四年間だった」と自負心を強調した。

▼“非自民”の受け皿に

 「民主党が候補擁立をできなかったのは残念だが、民主党の支持層から『三村県政を変えよう』という共感と協力を得られるようにしたい」。共産党公認で出馬する同党県委員長の堀幸光は“反三村・非自民”の受け皿となる意欲を示す。

 五月二日、青森市での街頭演説後、報道陣に「三村氏を推さない政党に表敬訪問したい」と語り、民主党や社民党に対し、支援や協力を求める考えを初めて明らかにした。両党は自主投票の流れにあるが、現段階で唯一の現職への対抗馬として、堀は貪欲(どんよく)さも見せる。

 堀はまた、四月下旬、県庁を訪れ、候補予定者による公開討論会の開催を三村に呼び掛けるなど、存在感を示すことにも躍起。今月一日のメーデー県中央集会でも「現職はチャンピオンであり、挑戦者の申し出を断ることはできない。公開討論を断るのならチャンピオンを返上するべきだ」などと語気を強めた。

 知事選は十七日告示まであと二週間に迫った。民主党不戦敗は他政党の戦略に影響を与え、その先に控える政治決戦の「天王山」となる参院選をも巻き込みつつある。(文中敬称略)

1513片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/08(火) 22:01:17
選挙:知事選 大澤氏の組織、27日に結成大会−−自民県連 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070508ddlk10010330000c.html

 自民党県連は7日、県議、国会議員合同会議を開き、7月の知事選で擁立する大澤正明・前県議会議長の選挙組織「輝け38・新しい知事をつくる会」の結成大会を27日に開くことを確認した。同会は3月中旬に政治団体登録し、既に大澤氏の地盤の東毛地区で活動を開始している。結成大会を機に全県での活動を本格化させる方針だ。

 この日の会議には福田康夫元官房長官や佐田玄一郎前行革担当相も出席。同会は衆院小選挙区単位に支部を設置し、支部長に国会議員が就任する予定になっている。県連会長の笹川尭・元国務相は「解散総選挙のつもりで組織の立て直しを進めてほしい」と訴えた。

 一方、5選を目指して出馬する小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」も6日に渋川市内で渋川支部発起人集会を開催。木暮治一市長も出席し、全県での組織展開を確認。いち早く出馬表明した山本龍前県議は10日にマニフェスト(選挙公約)の最終版を発表するなど立候補予定者の動きが活発化してきた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月8日

1514片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/08(火) 22:18:22
選挙:大月市長選 前県議の相馬紀夫氏が出馬、3市合併に意欲 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20070508ddlk19010554000c.html

 任期満了に伴う大月市長選(6月24日告示、7月1日投開票)で、前県議で自民党県連幹事長の相馬紀夫氏(60)が7日、立候補を正式に表明した。相馬氏は同市内の事務所で記者会見し、「大月、都留、上野原3市の合併を視野に市政運営を行う。病院や消防、上下水道など広域的な課題にも取り組みたい」と抱負を述べた。

 相馬氏は大月市出身。同市議1期を経て、87年から県議を5期務めた。4月の県議選は立候補せず、自民の現職・棚本邦由氏を応援していた。

 一方、棚本氏と激戦を繰り広げた新人候補を推した現職の西室覚市長(74)=3期目=は「今は現職市長として、懸案事項を解決すべく粛々と職務に専念しており、見通しを立てたうえで明確にする」とコメントし、6月の定例市議会で態度を表明する意向を示した。【中村有花】

毎日新聞 2007年5月8日

1515片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 08:50:54
京都市長選中村氏出馬表明 戦い構図 参院選後に 讀賣京都

 来年2月ごろに予定される京都市長選で8日、弁護士中村和雄氏(52)が現市政を批判して出馬表明、「すべての政党や経済界と話をしたい」と、支持を求めた。市議会第2党で野党会派の共産党や同市職労などで構成する「市民本位の民主市政をすすめる会」が連携に前向きな姿勢を示す一方、自民、民主、公明の市議会与党3派は「参院選が最優先課題」と距離を置く。4選への態度を明らかにしていない桝本頼兼市長の去就や、与党3派体制の見直しの可能性も含んで、市長選の構図は参院選後に持ち越されそうだ。

 「今の市政では、社会的弱者の福祉などが危機的状況だと痛感した」。市内のホテルで記者会見した中村氏は、現市政に厳しい言葉を浴びせた。

 オンブズマングループ「市民ウォッチャー・京都」の一員として追及してきた市職員による不祥事問題について、「市役所内部の体質が深刻な事態だ。職員や市民と手を携え、今このチャンスに市政を変えたい」と、刷新を訴えた。

 前回、桝本市長の対抗馬を支援した民主市政をすすめる会は、「呼びかけに対して、前向きに考えていきたい」としている。

 一方、桝本市長は4月の記者会見で、「市長就任3期目の総仕上げとなる重要な年」と述べるにとどまり、4選出馬については触れないまま。

 与党3派は、自公、民主に分かれて激突する参院選の準備に追われており、自民市議は「桝本市長が出るかどうか。その意向次第で選挙が転がっていく。まだ流動的で何とも言えない」と指摘。公明市議も「市長選は白紙。いずれは与党会派で意見交換の場を設ける必要がある」と話す。

 民主市議は「今は参院選以外は考えられない。4月の市議選で民主の得票率が伸びたことなどを考えると、市長選で(自公とは別の)独自候補擁立の議論が出る可能性はある」とする。

(2007年5月9日 読売新聞)

1516片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 09:54:20
中村氏が立候補表明
京都市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007050800075&amp;genre=A2&amp;area=K10

 来年2月に予定される京都市長選に向け、弁護士の中村和雄氏(52)=北区=が8日午前、中京区のホテルで記者会見し、無所属で立候補することを正式に表明した。「市役所の抜本改革を実現するには市長の交代が不可欠」と決意を述べ、今後、労働団体や共産党でつくる「民主市政の会」のほか、政党や団体、経済界に幅広く支援を呼び掛ける方針を示した。

 市長選への立候補表明は中村氏が初めて。現職の桝本頼兼市長は4期目について態度を明らかにしていない。

 中村氏は会見で「社会的弱者のための医療や福祉が危機的な状況にあるのに、今の京都市政は国の弱肉強食の政策に対する防波堤となっていない」と批判。市民団体「市民ウオッチャー・京都」で市職員の不祥事を追及した活動に触れながら「市政は深刻な事態に陥っている。(私の)刷新する能力は現市長より断然上回っている」と強調した。

 さらに「政党の推薦を排除する考えはない。いろんな団体に支持をお願いする。財界も含め意見交換の場を持ちたい」と述べた。

 会見には元京都弁護士会長の川中宏弁護士や甲斐道太郎大阪市立大名誉教授ら11人の推薦人のうち6人が同席した。

 中村氏は千葉県出身。東北大卒。市民共同法律事務所(中京区)所属。水俣病京都訴訟のほか、賃金未払いなど主に労働問題を担当している。

1517片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 08:45:56
選挙:知事選 三村知事、共産の公開討論に応じぬ姿勢 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070509ddlk02010271000c.html

 任期満了に伴う知事選(17日告示、6月3日投開票)への出馬を表明している三村申吾知事は8日の定例会見で、同様に出馬を予定している共産党県委員長の堀幸光氏から、公開討論の開催を求められたことを明らかにした。ただ、「主催者や(公開討論の)詳細など、内容が不明で違和感がある」などと語り、参加要請には応じない姿勢を示した。

 堀氏は4月、県秘書課に公開討論への参加を求める文書を持参した。公開討論自体の意義については「中立的な第三者が公平・公正な立場であるなら(参加を)検討するべきだと思う」と述べた。【村松洋】

毎日新聞 2007年5月9日

1518片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 09:03:32
選挙:日進市長選 白井前市議が出馬、三つどもえか /愛知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20070509ddlk23010094000c.html

 日進市の前市議、白井依理(えり)子氏(56)が8日、7月22日に投開票される同市長選に無所属での立候補することを表明した。前市議の寺本芳樹氏(51)、元市部長の萩野幸三氏(65)の2人も既に無所属で出馬を表明しており、引退する佐護彰市長の後任の選挙は、三つどもえの争いになる公算が大きい。

 白井氏は新城市出身。旧日進町議1期を経て同市議を4期務めた。白井氏は「佐護市長から後継指名の打診があり、佐護市政の流れをつなぐ一方、これまで十分でなかった地域コミュニティーづくりなどをさらに充実させたいと考えて決意した」などと述べた。【坂東伸二】

毎日新聞 2007年5月9日

1519片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 09:06:18
選挙:京都市長選 出馬表明の中村氏「市役所の体質、深刻な事態」 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070509ddlk26010003000c.html

 ◇市政刷新呼びかけ

 来年2月24日の任期満了に伴う京都市長選に8日、立候補を表明した弁護士の中村和雄氏(52)=北区=は、行政の情報公開や監視などに取り組む市民団体「市民ウォッチャー・京都」の幹事。不祥事究明で中心的立場だった経験から「市職員の不祥事が続出する中で、市役所の体質が深刻な事態に至っていると痛感した」と述べ、市政刷新を呼びかけた。

 中村氏は千葉市出身で、東北大法学部卒。85年に京都弁護士会に入会して以来、行政や労働分野を中心に活動し、同会副会長も経験。現在、京都、龍谷両大学法科大学院で客員教授も務める。出馬の意思は「いろいろな立場の方から声がかかり、3月ごろに固まった」と話し、今後、各政党や団体に広く支援を求めていくため、早めの出馬表明になったという。

 中村氏は現職の桝本頼兼市長を「同和行政などで税金の無駄遣いがかなり多く、全体的に問題があった」と批判したうえで、「市政を刷新しようとする能力は私の方が断然上回っている」との自信を示した。また、共産党や労働団体などでつくる「市民本位の民主市政をすすめる会」との関係を問われ、「何かレッテルを張られて動きを封じられることは避けたい。市政を変えねばという思いを共通にしている人と集まりたい」と述べた。【朝日弘行】

毎日新聞 2007年5月9日

1520片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 19:28:08
三沢市長選 保守系が候補一本化も(2007/05/10) 青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/10/new0705100902.htm

 鈴木重令市長の死去に伴う青森県の三沢市長選が、六月十日の告示まで一カ月に迫った。九日に鈴木市長の葬儀が終わったのを受け、来週にかけて候補者選びの動きが本格化しそうだ。関係者の一部には保守勢力の一本化を探る動きもある一方で、独自候補擁立の可能性を模索する向きもある。状況次第では候補者の乱立も予想され、現段階では極めて流動的な情勢となっている。
 鈴木市長の死去に伴う市長選は十日告示、十七日に投開票が行われる。
 最近の三沢市政界は、一月の市長選では市議会与党会派と公明が支持した鈴木市長が無投票で六選を果たした。しかし、その後の県議選をめぐって自民党三沢市支部の候補一本化調整が不調に終わったため、保守勢力は一時分裂していた。
 同市は在日米軍再編に伴う動きや新市立三沢病院の建設工事、二〇〇八年七月に予定されている「アメリカ村」のオープンなど重要な懸案を抱えている。
 今後、市政運営に難しいかじ取りが求められる中、同市の保守勢力の間には、県議選で生じた不協和音が聞かれる一方で、候補者の一本化を目指したいとの声も出ている。ある政界関係者は「保守分裂すると混乱しかねない。鈴木市長の遺志を引き継いでいく人を立てたい」「懸案事項が多い中、市政の停滞は許されない」など、保守勢力の結集軸となる候補を擁立する必要性を強調する。
 また、別の保守系グループは「今の市長選は市政の大きな節目となるはずだ。今後議論を尽くして独自の候補擁立を目指したい」(市議)と話している。
 一方、保守勢力による候補者の一本化が不調に終われば「候補者が乱立する可能性もある」との見方も出ている。

1521片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 21:55:18
選挙:知事選 西谷氏が出馬正式表明 「再処理工場、止めるなら今」 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070510ddlk02010196000c.html

 任期満了に伴う知事選(17日告示、6月3日投開票)に立候補する意思を固めていた弘前市の市民団体代表、西谷美智子氏(46)が9日、県庁で記者会見を開き、正式に出馬表明した。再処理工場の稼働停止を公約に、無所属で出馬するという。知事選ではこれまでに、現職の三村申吾氏(51)=自民、公明推薦=と共産党県委員長の堀幸光氏(59)=同党公認=が出馬を表明している。

 会見で西谷氏は「再処理工場が放射能を流す危険性は本当にないと言えるか、他の候補者と県民に問いたい。工場の本格稼働が11月。止めるなら今しかない」と述べた。さらに「第1次産業の推進」や「自然体験型滞在観光の推進」など、環境と経済が両立する県政運営を政策に掲げることを明らかにした。

 西谷氏は弘前市文京町生まれ。弘前工業高を卒業した後、同市の会社員の男性と結婚、2児の母。介護ヘルパーなどのパートを経て、現在は環境保護活動などに取り組む市民団体「プロ・ワークス弘前」の代表を務める。4月8日に投開票された県議選に弘前市区から無所属で出馬したが、落選した。【喜浦遊】

毎日新聞 2007年5月10日

1522片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 22:13:01
選挙:知事選 群馬県民の会、高崎で支部設立 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070510ddlk10010239000c.html

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」の高崎支部設立集会が9日、高崎市内であり、支持者ら約350人が集まった。知事選に大澤正明・前県議会議長を擁する自民党の組織力に対抗するため、同会は今後、県内に20以上の支部設立を目指す。

 集会では、吉浜和夫・和光化学会長の支部長就任が決まったほか、川田貢・前太陽誘電会長、横田英一・群馬トヨタ会長、浜名敏白・元自民党県議ら同市の有力者が顧問に名を連ねた。あいさつに立った吉浜氏は「何としても小寺を当選させたい。皆さんの力を結集してほしい」と結束を求めた。小寺知事は「私には組織や後ろ盾がない。だが、相当の覚悟と使命を持って戦いたい」と決意を述べた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月10日

1523片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/11(金) 20:38:08
選挙:知事選 「多選禁止」「知事退職金廃止」… 山本氏、選挙公約発表 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070511ddlk10010305000c.html

 山本龍・前自民党県議は10日、7月の知事選出馬予定者のトップを切って、マニフェスト(選挙公約)を発表した。山本氏は「先陣を切れて誇りに思う。2陣営も早く発表すべきだ」と述べ、出馬予定の小寺弘之知事と大澤正明・前県議会議長に早期発表を促した。

 マニフェストは全16ページで、4期以上の多選禁止条例の制定や知事退職金の廃止、人員削減などで計700億円の財源を確保するなど10の緊急課題と120の公約を掲げた。山本氏は「1期4年でやり遂げる」とし、公約実行を検証する第三者機関の設置も盛り込んだ。

 山本氏は「1年間、県内を歩き回った上で積み上げた公約ばかり」と説明。「マニフェスト選挙の伝道者の気持ちで、県民一人一人に会って説明したい」と意気込んだ。

 マニフェストは20万部を準備。前橋、高崎の山本氏事務所で配布。太田を加えた3市では有権者向け発表会を予定しているという。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月11日

1524片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/11(金) 22:28:17
選挙:知事選 上田知事、来週中に出馬表明 参院選、県議会の日程考慮 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070511ddlk11010378000c.html

 上田清司知事は10日、任期満了(8月30日)に伴う知事選への正式な出馬表明を、来週中に県庁内で行う意向を表明した。秩父郡部の町村長が10日に行った出馬要請の場で、「(1期目の)自己評価と新しいプランを明らかにして、表明させていただく」と述べ、再選への決意を示した。

 秩父郡部の5町1村の首長(横瀬町長は公務で欠席)らが知事公館を訪れ、上田知事に出馬を要請した。関口和夫・小鹿野町長が「今後とも強い指導力で県政運営を」と述べて要請書を手渡すと、「こういった支持・要請を重く受け止めて、やる以上は県民の負託に応えられるような(政策の)骨格を出す」と応じ、2期目への意欲を強調した。

 知事は当初、県庁の各事業実績が数値的に明らかになる6月の決算期を待ってから態度を明確にしたい意向を周囲に漏らしていた。だが、昨年末以降、再選出馬が確実視される知事に対し、複数の首長や各種団体が出馬を要請して態度表明を迫った。この日午後にさいたま市大宮区で開かれた県経営者協会の総会でも、県財界関係者から「上田劇場第2幕のベルはいつ鳴るのか」と決意を促す声が相次いでいた。

 党派に偏らず「県民党」の姿勢を貫く知事は、幅広い支持を得るためには、政党対決色が濃くなる参院選や県議会の日程なども考慮し、来週中の表明が「タイムリミット」と判断したようだ。

 上田知事は出馬会見で2期目の政策の大綱を明らかにした後、6月11日に外部識者を招き、1期目のマニフェスト検証大会をさいたま市内で開催。告示日(8月9日)の7〜10日前をめどに新たなマニフェストを発表する方針だ。

 これまで知事選への出馬表明者はいないが、共産党を中心とする市民団体「埼玉民主県政の会」が対立候補の人選作業を進めていることを明らかにしている。【高本耕太】

毎日新聞 2007年5月11日


選挙:足立区長選 近藤前都議、出馬へ /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070511ddlk13010117000c.html

 任期満了に伴う足立区長選(27日告示)で、前都議の近藤弥生氏(48)が10日、無所属で立候補する意向を示した。自民、公明から推薦を受ける。近藤氏は警視庁警察官を経て税理士になり、97年の都議選に自民公認で立候補し初当選した。今年3月に3期目の途中で辞職している。

 近藤氏は鈴木区政の継承を掲げ「身近に区民と触れ合い、区民の思いを受け止める区長になりたい」と抱負を語った。

 同区長選では、2期目の鈴木恒年区長(74)が昨年12月に不出馬を表明。近藤氏のほか、同区の訪問看護師、宮崎和加子氏(51)が無所属で立候補を表明している。【吉永磨美】

毎日新聞 2007年5月11日

1525片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/12(土) 08:59:45
自民、大沢氏公認に格上げ組織固め優先に転換 讀賣群馬

 自民党県連は、7月の知事選で推薦を決めている大沢正明前県議会議長を、党公認に格上げする方針を決めた。14日の県議団総会で決定後、党本部に申請する。党本部側でも、本県選出の谷津義男選挙対策総局長がすでに了承しているという。自民党色を鮮明にして県議の後援会など組織固めを最優先する方向に転換した格好だ。

 金子泰造県連幹事長は11日、「今までの県政を反省し、これからの県政に望まれる諸施策を実践するためにふさわしい候補として、自民党は大沢氏を公認に立てて戦う」と話した。

 公認への格上げは、今月7日の県議団総会で笹川尭県連会長が提案したのを受けて、金子幹事長ら県連執行部が急きょ検討して決めた。公認になれば、有力幹部の応援など党本部からの選挙支援が手厚くなるとみられる。

 県連幹部は、「知事サイドが連合群馬などの労組、民主党議員、市民派などによる支援態勢を組んでいるので、こちらは保守伝統の自民党票を掘り起こしていくことにした」と話す。

 当初は多選批判で県議会を中心に民主勢力などにも推薦を求めて他党・会派と「反知事連合」を組む戦略を描いていた。しかし、県議会のフォーラム群馬が現職支持を表明するなど、他党・会派からの推薦獲得が思うように進まなかった。

 連立与党の公明党に対しては、「自分たちが公認によって全力を挙げる態勢を作ったうえで、支援を頂けるようにお願いしていきたい」としている。

 また、大沢氏の知名度が低いこともあり、「大沢という名前よりも自民党候補として組織内に浸透を図る」(陣営幹部)狙いもあるほか、知事陣営が自民党の基盤だった各種団体からの推薦を得ており、「団結と組織防衛」(陣営幹部)も重視したという。

(2007年5月12日 読売新聞)

1526片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/12(土) 20:52:35
選挙:知事選 弘前市長、三村氏支持を表明 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070512ddlk02010197000c.html

 弘前市の相馬しょう一市長は11日、任期満了に伴う知事選で、現職で再選を狙う三村申吾氏(51)を支持すると表明した。支持理由として相馬市長は「懸案だった弘前への運転免許センター設置を三村氏が推進した」などの点を挙げた。

 同日の定例記者会見で明らかにした。選挙戦での街頭演説について相馬市長は「県議時代から自分は三村県政に是々非々の立場。厳しい質問もしたが、知事と悪い関係ではない。演説の要請があれば出るのが筋ではないか」と話した。【太田圭介】

毎日新聞 2007年5月12日

1527片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/12(土) 21:04:56
選挙:知事選 大澤氏、推薦から公認へ−−自民 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070512ddlk10010225000c.html

 自民党県連は11日、7月の知事選に擁立する大澤正明・前県議会議長を、党推薦から公認とする方向で調整に入った。週明けにも党本部へ申請する。知事選での同党公認は清水一郎氏(在職76〜91年)の初当選時以来31年ぶり。県連の金子泰造幹事長は「国会議員や県連内から公認とした方が戦いやすいとの意見が出ている」と説明した。

 県連は大澤氏に超党派の幅広い支持を集めるため、推薦とすることを決定。大澤氏は2月に党本部で安倍晋三総裁から推薦状を受けた。だが、同党支持層には5選出馬する小寺弘之知事の支持者も多い上、同党支援団体の多くが小寺氏支持に回るなど、保守二分の情勢が強まっている。このため、大澤氏公認で組織を引き締める方針に転換したとみられる。

 動向が注目される公明党県本部の福重隆浩幹事長は「(大澤氏への)協力については議論しておらず、(自民党から)話もない。我が党にとっては事態は変わらない」と述べている。【塩崎崇、木下訓明】

毎日新聞 2007年5月12日

1528片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/13(日) 09:16:07
12首長小寺氏支持
全38市町村長 本紙アンケート 未定・答えず20 讀賣群馬

 7月の知事選への対応について、県内の38市町村長のうち約3割の12市町村長が小寺知事を支持していることが読売新聞前橋支局が行ったアンケートで明らかになった。ただ、半数超の20市町村長は態度を明らかにしていないうえ、大沢正明前県議会議長を公認する予定の自民党も巻き返しを図っており、選挙戦がどう展開するかはまだ流動的だ。

 アンケートは、「小寺知事を支持」「大沢正明前県議会議長を支持」「山本龍前県議を支持」「複数を支持」「いずれも支持せず、中立を保つ」「まだ決めていない」の6つの選択肢から最も近いものを選んでもらう方法で実施。7日から配布を始め、11日までに全市町村長から回収した。

 その結果、小寺氏支持は前橋、渋川など12市町村長、大沢氏支持は館林市長1人、山本氏支持はゼロだった。また、高崎、富岡、安中など4市町長は「中立を保つ」を選択。桐生、太田、沼田、みどりなど15市町村長は「まだ決めていない」とした。川場村長は小寺、大沢両氏を支持するが、小寺氏支持の「群馬県民の会」に加わるとした。

 市長会長で小寺、大沢両陣営から支持を求められた松浦幸雄高崎市長は、中立を保つとし、取材に対し、「市長会としても議題にしない」と話した。知事選への出馬を一時、検討した清水聖義太田市長は「まだ決めていない」で、「マニフェストがそろった段階で決めたい」とコメントした。

 中立や態度未定とした首長の中には、4月23日の自民党県連の国会議員・県議団の合同会議で「大沢を何としても当選させる」と発言した岩井賢太郎富岡市長など、自民党県議出身の市長らも含まれている。

 今回の知事選は、従来の知事選では自民党とタッグを組んでいた小寺氏陣営と、大沢氏を公認予定の自民党の両勢力が真っ向から対決する構図で、どちらも支持団体への役員就任要請といった形で市町村長の支持を強く求めている。

(2007年5月13日 読売新聞)

1529片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/13(日) 09:16:57
民主県連  知事「友情支援」 内定
19日、参院選総決起大会 讀賣埼玉

 民主党県連は12日、さいたま市浦和区内で常任幹事会を開き、8月26日投開票の知事選で、上田知事を「友情支援」することを内定した。今後の日程について県連の枝野幸男代表は、「上田知事が14日から始まる週内に(自民党にも民主党にも推薦を求めない)“県民党”を掲げて正式に再選出馬を表明すれば、19日の常任幹事会で友情支援を機関決定できる」と述べた。

 また、19日には県連として、今夏の参院選に向けた総決起大会をさいたま市浦和区内のホテルで開く。参院選埼玉選挙区(改選数3)で公認している現職の山根隆治(59)、新人の行田邦子(41)両氏の議席獲得を目指し、統一地方選で大幅に増えた地方議員の引き締めを図るのが狙いだ。

(2007年5月13日 読売新聞)

1530片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/15(火) 00:27:41
戦略:07年知事選/下 共産、社民の場合 野党共闘ならず /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070514ddlk02010062000c.html

 ◇党派超え「反現職票」狙う−−共産

 ◇存在示せぬ危機感−−社民

 「現職の力は計り知れない。奇跡を起こすには党派を超えた支持を得ることが必要だ」

 共産公認で知事選に出馬する党県委員長の堀幸光氏(59)は12日、青森市内で行った事務所開きの席上で、集まった陣営関係者にゲキを飛ばした。

 同党のこれまでの選挙は、党員の引き締めに頼った組織戦が主体だった。だが、今回は事情が違う。「野党共闘」を掲げていた野党第1党の民主が独自候補の擁立を断念したことで、堀氏が「反自民票」「反現職票」の受け皿としての役割を担うことになった。その役割を全うするためには、無党派層への食い込みだけでなく、いかに他党支持層に陣営が掲げる政策を浸透させ、納得させるかが大切になるのだ。

 4月の統一地方選では県議選で自民が圧勝するなど、保守層の強固さを改めて見せつけられた。しかし、その中でも共産関係者は光明を見たという。

 県議選の黒石市選挙区では、現職の三村申吾氏(51)=自民、公明推薦=を全面支援する自民の公認候補が無投票当選した。ところが、続く同市議選(定数16)では共産公認候補が1808票を集めて2位当選を果たしたのだ。

 この出来事は自民関係者の関心も集めた。ある自民県議は「(自民の)政策が誤解されたのかと個人的には気になる。確かに、弱者の視線に立てば『どうかな』と思うものもある。地方の声を党本部に伝えなければ」と戸惑いを隠さない。

 知事選で堀氏陣営は、県経済や雇用情勢などの面で広がる「格差」の是正を中心に訴える。堀氏陣営の幹部は「自民べったりの三村県政は、弱者切り捨てを進めた自民主導の国政の象徴。県民の中に眠っていた国政批判、三村批判の目を覚ませられれば、自民を慌てさせる結果が残せるはずだ」と自信を見せた。

     ◆

 民主との共闘の可能性を探ってきた社民党県連は、民主の「不戦敗」で知事選で存在感を示す機会を失った。参院選でも独自候補の擁立に至っていない。

 ある社民党県連幹部は「共産とは一緒に戦うのは難しい。かといって知事選期間中に何もしないのでは、組織の一層の弱体化は避けられない」と語る。知事選の告示直前に至っても方針の定まらない状況に、県連内部の危機感は強まっている。

 今月に入り、社民と同様に「反核燃」を主張する西谷美智子氏(46)が出馬を表明し、社民に推薦願を提出した。同党県連は14日に常任幹事会を開いて扱いを協議する。

     ◆

 知事選は17日に告示され、6月3日に投開票される。17日間の選挙戦の戦い方が7月の参院選の結果に大きく影響するだけに、各党とも、これまで以上に「勝ち方」「負け方」にこだわって知事選に臨む。(この連載は村松洋、喜浦遊が担当しました)

毎日新聞 2007年5月14日

1531片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/15(火) 00:34:33
選挙:知事選 7月へ”複雑”な動き 知事、中曽根元首相の後援会大会に出席 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070514ddlk10010106000c.html

 ◇参院選自民候補にエール

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事と、自民党が擁立する大澤正明・前県議会議長の両陣営は12、13日、活発な動きを見せ、中には候補と政党の「ねじれ」ともとれる光景も見られた。

 ◇大澤氏、事務所開き

 13日は、大澤氏の選挙を担う政治団体「輝け38・新しい知事をつくる会」の事務所開きが前橋市内であり、約200人が出席した。自民党県連の金子泰造幹事長はあいさつで「ストップ・ザ・小寺。県政を県民のもとに取り戻そう」とげきを飛ばした。

 また、知事選への対応が注目されていた中曽根弘文・元文相は大澤氏陣営の選対副本部長に就任し「みなさんと共に勝利を目指して頑張りたい」とあいさつした。しかし、その後高崎市内であった中曽根康弘・元首相の後援会「青雲塾」の大会終了後には、「一塾員として」出席していた小寺氏と固く握手する場面もあった。

 これに先立ち小寺氏は、前橋市内で開かれた県看護連盟主催の看護政策推進大会に来賓として出席。日本看護連盟機関誌編集局長で夏の参院選比例代表に自民党から出馬予定の松原まなみ氏に「看護の現場の声を国政に反映させるため、松原さんを押し上げなければならない。私からもお願いする」とエールを送った。県看護連盟は、小寺氏の支援団体「群馬県民の会」の重要な構成団体だ。

 ◇小寺陣営は報告会

 小寺氏陣営は12日、下仁田町内で県政報告会を開いた。町民ら約400人が集まり、岡田常夫町長や黒沢丈夫・前上野村長も駆け付けた。同日、南牧村では、市川宣夫村長も出席し、「群馬県民の会」の南牧支部設立集会も行われた。【塩崎崇、木下訓明】

毎日新聞 2007年5月14日

1532片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/15(火) 08:09:56
社民は知事選自主投票
県連初 讀賣青森

 社民党県連は14日の常任幹事会で、17日に告示される知事選(6月3日投票)への対応を自主投票とすることを決めた。

 同党は、民主党が候補を擁立した場合に共闘する可能性を探っていたが、同党が先月末に擁立を断念したため、いずれかの候補を支援するか、自主投票にするかの協議を重ねていた。

 知事選の立候補予定者は、再選を目指す三村申吾氏(51)と共産党県委員長の堀幸光氏(59)、市民団体代表の西谷美智子氏(46)の計3人。社民党県連の三上武志幹事長によると、このうち西谷氏からは10日付で推薦願が出ていた。しかし、14日の話し合いでは、「反核燃を訴える(西谷氏の)政策は評価するが、知事にふさわしい人物として判断するに至らなかった」(三上氏)という。

 同党県連が知事選対応を自主投票とするのは初めて。三上氏は記者会見で、「県民の期待に応えられなかったことはおわびしたい」と述べた。

 常任幹事会ではほかに、7月見込みの参院選青森選挙区に独自候補を擁立する方針を改めて確認した。三上氏は、「今月中には(立候補予定者を)決めたい」と話した。

(2007年5月15日 読売新聞)

1533片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/15(火) 08:24:58
自民県連 県会議長候補に中沢氏
知事選出馬 大沢前議長の党公認申請 讀賣群馬

 自民党県連は14日、県議団総会と役員選考委員会を開き、次期県会議長候補に5期目の中沢丈一県議(前橋市・勢多郡区)、副議長候補に4期目の五十嵐清隆県議(伊勢崎市区)をそれぞれ推すことを決めた。

 役員人事では、総務会長に南波和憲県議(吾妻郡区)、政調会長に真下誠治県議(渋川市区)、県議団長に松本耕司県議(館林市区)を選んだ。

 また、7月の知事選で推薦を決めている大沢正明前県議会議長の党公認申請を県議団として決定し、党本部に申請した。

 記者会見した金子泰造幹事長は「現職を民主や社民などが支援している中で、保守支持基盤を糾合した方が戦い方がはっきりするし、公明党と共闘できる環境整備を進めたい」と語った。

(2007年5月14日 読売新聞)

1534片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:18:04
迷走の果て、民主不戦敗 青森知事選が17日告示
2007年05月16日18時43分
http://www.asahi.com/politics/update/0516/TKY200705160315.html

 17日告示の青森県知事選は、自公推薦で再選を目指す三村申吾氏(51)に、共産公認の候補ら2人の新顔が挑む構図で、民主党は独自候補を擁立できないまま不戦敗に追い込まれた。参院選を控え、国政では自民党との対決姿勢を示す民主党だが、同知事選では「迷走」ばかりが際だつ結果になった。

 「県民に心からおわび申し上げたい」。4月末、青森市内のホテル。民主党県連代表の田名部匡省参院議員は、記者会見で陳謝した。

 前知事の女性スキャンダルを機に急きょ行われた前回は、田名部氏ら非自民の保守勢力が推した現民主党衆院議員の横山北斗氏が約27万7000票を獲得、三村氏に2万票差まで迫った。それから4年。民主は擁立断念発表で「迷走」に終止符を打つ羽目になった。

 三村氏は11月にいち早く再選を目指すと表明、12月には自民党県連、公明党県本部の推薦を取り付けた。前後して民主党は地元民放の元アナウンサーの男性に打診。12月中旬には立候補に前向きな考えを示された。

 ところが、擁立作業が国会議員主導で進む中、県議ら県連幹部が「性急すぎる」などと反発。元アナは12月下旬、辞退した。「県連の支援態勢が一本になるのは難しいと思った」からだ。

 以降、擁立は遅々として進まず、二つの組織がしびれを切らした。

 一つが、家族も含め8万票を抱えるとされ、前回、横山氏の善戦を支えた連合青森だ。民主が候補を出せば支援する考えだったが結局、2月初旬に三村氏推薦に踏み切る。三村氏からは12月に推薦願が出されていた。

 もう一つは共産党で、2月上旬、共産党県委員長の堀幸光氏(59)を党公認で立てると発表した。党幹部は記者会見で、民主が早めに候補を擁立すれば、独自候補は出さず支援に回る可能性があったと認めた。

 民主党は3月、頼みの綱だった青森市内のシンクタンク理事長にも、立候補を断られた。

 4月末の「民主不戦敗」の報を、連合青森の山本信悦会長はむしろ歓迎した。「民主と衝突することにならなくて安心した。参院選では一緒にやりたい」。民主は今期、県執行部の提案に県議会でほとんど反対せず、知事選前に急に「対決姿勢」を示した。ある県幹部は「すっかり与党だと思っていた」と軽口をたたいた。

1535片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 19:18:50
自民県連、群馬県知事選で異例の公認申請 現職と対決
2007年05月16日19時01分
http://www.asahi.com/politics/update/0516/TKY200705160322.html

 参院選と同日選となる見通しの群馬県知事選で、自民党群馬県連が党本部に前県議会議長の大沢正明氏の公認を申請した。5選をめざす現職の小寺弘之知事と対決する構図。最近の知事選では自民党系でも推薦で立候補する例がほとんどで、公認となれば96年の富山県知事選以来となる。

 県連は過去4回の知事選で、小寺氏を支援してきた。しかし多選批判に加え、県幹部の人事や県予算をめぐり溝が深まった。県連は昨秋、大沢氏を擁立、党本部も2月に推薦を決めた。

 当初は推薦にとどめ、自民党色を薄めて他党や無党派層を幅広く取り込もうと思い描いた。だが、連合群馬など有力団体が現職支持を相次いで表明し、当てが外れた。県連としては党公認とすることで、組織・団体の引き締めをはかる思惑がある。

 参院選との相乗効果も狙う。群馬選挙区は今回、改選数が2から1に減り、自民現職の山本一太氏と国民新党の新顔、福田晃治氏=民主推薦=らが対決する。知名度のある山本氏だが、周辺は「保守王国の群馬でも無党派層は増えた」。山本氏の選挙を知事選とセットで進め、票の掘り起こしを狙う。

 ただ、党本部が公認を認めるかどうかは、まだわからない。公認すれば党本部が職員らを応援に派遣することになるが、党幹部からは「天下分け目の参院選で手がいっぱいなのに、知事選に人を出す余裕はない」との声も漏れる。

1536片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 20:29:35
選挙:加西市長選 新人と元市長が立候補意向を表明 3人の選挙戦が濃厚に /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070516ddlk28010173000c.html

 ◇前市長の政治姿勢批判−−来月17日投開票の出直し選

 加西市の職員採用試験に中川暢三前市長(51)が介入、合格者が入れ替わった問題で、市議会の2度の不信任決議で中川前市長が失職したことに伴う市長選(来月10日告示、同17日投開票)に、玩具製造販売会社社長の新人、民輪正秀氏(53)と元市長で歯科医師の柏原正之氏(64)の2人が15日、立候補する意向を表明した。2人は中川氏の政治姿勢を厳しく批判し、独自の施政方針をアピールした。中川氏も既に立候補の意向を示しており、市長選は3人の戦いになる公算が大きい。【松田栄二郎】

 民輪氏は加西商工会議所青年部会長や加西青年会議所理事長などを歴任。阪神大震災では加西救援連絡会会長として、被災者支援に携わった。

 民輪氏は会見で、「最初は中川氏の改革に期待したが、職員を無能と呼び、議会との対立もひどくて憂いを感じた。職員採用試験でルール違反をした人が市長でいいのかと思い、立候補を決断した」と説明。さらに、「私が持つ企業経営のノウハウを生かし、議会や職員らと議論と対話を重ねて改革したい」と意気込みを語った。

 市長選については、「パフォーマンス的改革ではなく、市民が『住んで良かった』と思えるまちづくりを展開するため、市民の考えを聞きながら、私の考えの正当性を訴えたい」とし、医療の充実や雇用の確保などを公約に掲げた。

 一方、柏原氏は県議を2期6年務めた後、01年の加西市長選で初当選。しかし、05年の市長選で新人の中川氏に惜敗した。現在は歯科医師とともにボランティア活動もしている。

 柏原氏は「(中川氏の)当選直後から中川市政に多くの人が疑問を抱き始めた。(中川氏の在職期間の)空白を取り戻すのは、市政を1期担った者としての責任」と出馬を決意した理由を説明。「県議や市長として働いた経験を生かしたい」と語った。

 さらに、「独断専行の改革は理解されにくいので、市民の声に耳を傾けながら改革を断行する」とし、市長選に向けては「前回は公務が忙しくて十分アピールできなかったが、今回はきめ細かくアピールしたい」として、財政健全化や子育て支援などを公約に掲げた。

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2007年5月16日

1537片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/16(水) 20:39:00
選挙:日田市長選 「日田を元気に」 県部長辞職、佐藤氏が立候補表明 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070516ddlk44010657000c.html

 日田市長選への立候補を検討していた県企画振興部長の佐藤陽一氏(58)が15日、辞職した。毎日新聞の取材に佐藤氏は「立候補を取りざたされる状況では職責を全うできない。家族ともよく話し合い、市民が期待してくださるなら立とうと考えた」と、立候補を表明した。

 佐藤氏は市町村振興局長として市町村合併などに携わる中で、日田市は有効求人倍率が県内最低の0・90(3月、玖珠郡含む)など、元気の無さを実感。「潜在力はある日田を元気にしたい」との思いに至ったという。また、広域消防・大山出張所の廃止計画や過疎化の進行など、旧郡部へのしわ寄せが顕在化する中、「旧郡市が一体となれるまちづくりを」と考えているという。

 旧前津江村出身。旧日田市で育ち、日田高、九州大を経て71年に入庁。地元では最初の3年間、日田土木事務所で勤務した。【梅山崇】

 ◇4人入り乱れ激戦

 いったん名前が消えていた佐藤氏の立候補表明は、既に選挙戦に向け走り出した現職、新人の他3陣営に少なからぬ驚きと波紋を投げかけた。反市長派は今後、佐藤氏への1本化の動きを強めるとみられるが、先行2新人とも応じる余地はなく、4人入り乱れての激戦は必至の情勢になっている。

 4選出馬する現職の大石昭忠氏(64)は、この日も後援会幹部と対応策を協議。4期目の目標に「合併効果のアップ」などを掲げた上で「官出身の佐藤氏では行財政改革の流れが止まりかねない」と冷ややか。多選批判については「本人の資質の問題」と軽くかわす。

 元市議の橋本信一郎氏(60)は「激戦になれば問題点や課題が浮き彫りになり、市民の関心も高まる」と歓迎する余裕をみせ、企業誘致や農林業振興、観光事業の活性化など草の根的な運動と大石市政の変革を訴える構えだ。元県議の相良勝彦氏(62)は佐藤氏について「行政マンとしては堅実、優秀だろうが政治家としては物足りず、沈滞した日田の大胆な改革は期待できない」とばっさり。「既に1万戸を回ったが、大石市政ストップを求める声が圧倒的」と意欲満々だ。【楢原義則】

毎日新聞 2007年5月16日

1538片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 08:57:33
2007知事選 知事と自民、売り込み懸命
県建設業協会総会 讀賣群馬

 前橋市で16日、県建設業協会の総会が開かれ、7月の知事選で対決する小寺知事と自民党の県議も出席した。同協会は昨年9月に現職の推薦を決めているが、もともと自民党の支持団体であり、業界への理解度をアピールしようと、それぞれが支持を訴えた。

 先にあいさつした小寺知事は、「皆さんから実情も聞いて、本当の意味で公正な入札制度を検討したい。財政状況を考えながら、建設業が公共的な産業であることも踏まえ郷土の建設に取り組みたい」と述べた。

 これに対し、自民党の金子一郎前県土整備委員長は、「道路特定財源の還元率は全国ワースト1。知事は予算のバランスということで皆様方にご苦労をいただいているが、我々は納得できない」と県政を批判し、「我々が皆さんの代表として県政に努めるということでご理解をいただきたい」と訴えた。

(2007年5月17日 読売新聞)

1539片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 22:56:01
選挙:知事選 自民県議、小寺知事支持に“横やり”−−県建設業協会総会 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070517ddlk10010124000c.html

 県建設業協会の通常総会が16日、前橋市内で開かれ、小寺弘之知事や佐田玄一郎・前行革相、山本一太参院議員らが出席した。冒頭のあいさつで、小島秀薫会長は「厳しい建設業界の現状を一番理解しており、相談できる人」と、7月の知事選に5選出馬する小寺氏を持ち上げた。小寺氏が「よろしくお願いしたい」と述べ退席すると、自民党の金子一郎県議は同党県連が擁立する大澤正明・前県議会議長の支持を訴え、小島会長の発言に水を差す格好となった。

 同協会は昨年9月、小寺氏を推薦。県議選前の3月には、小島会長が小寺氏と対立する同党県議団の出陣式に出席するなど、両者間で微妙な動きを見せていた。

 総会では小島会長の強い支持表明に、小寺知事も「業界の現状はよく認識している。建設業発展のために取り組みたい」と力強く応えた。

 これに対し、金子県議は「協会の小寺知事推薦の話もあったが、我々は懸念している」と述べ、大澤前議長の親族が建設会社を経営していることから「皆さんの同僚である大澤さんを自民党は担いでいる」と訴えた。佐田、山本両氏は知事選に触れなかった。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月17日

1540片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/18(金) 08:10:31
知事選2007 大沢氏がマニフェスト
吉村氏 出馬表明 4氏の争いか 讀賣群馬

 7月の知事選で、自民党公認を得て出馬予定の大沢正明前県議会議長(61)は17日、前橋市内で記者会見し、知事選用マニフェスト(公約集)を発表した。「はばたけ群馬構想」と題し、「県政の刷新」「暮らしに安心・安全」「経済に活力」の3つのテーマごとに主張を盛り込んだ。5選を目指す小寺知事に対抗し、「県政刷新」では、知事と市町村長による全体会議の定期開催や、知事退職金の削減、ハコモノ施設の廃止・継続を審査する第三者機関設置などを訴えている。

■県政刷新前面■

 大沢氏は小寺県政について、「副知事時代も含めれば20年以上トップが変わらない状態で、閉塞(へいそく)的な状況」と批判。県民の声に応える「聞く耳」のある県政とするために、マニフェストは自民党県連と意見調整をして作成したという。

 特に訴えたい具体策としては、〈1〉都心で本県の産業・観光の魅力をアピールする拠点「ぐんま総合情報センター」の開設〈2〉少人数学級のために小学校で実施されている「さくらプラン」「わかばプラン」の非常勤講師の常勤化〈3〉24時間体制の救急病院と救急搬送システムの構築――などを挙げた。マニフェストは今後、県内各地で開かれる集会で配布するという。知事選の出馬予定者では、山本龍元県議がすでにマニフェストを公表している。また、大沢氏は県連が党公認を党本部に申請したことについて、「知名度が高い現職に対抗するには1人では限界があり、組織を大いに活用したほうがいい」と述べた。そのほかの主な公約は次の通り。

 ▽情報公開制度の手続き簡素化と知事交際費等の透明化▽ドクターヘリによる搬送システムと医師の緊急派遣体制整備▽医療費無料化の15歳までの拡大▽特別養護老人ホーム待機者ゼロのためのベッド増床▽中学1年までの30人学級実現▽4年間で県外観光客10%増

■吉村氏 出馬表明 4氏の争いか■

 弁護士の吉村駿一氏(63)が17日、県庁で記者会見し、無所属で知事選に出馬する意向を表明した。共産党系の約70団体からなる「民主県政をつくる会」が擁立し、同党も同日、推薦を決めた。吉村氏は1991年の知事選以来、5回連続の知事選出馬となる。

 吉村氏は会見で、「格差、貧困の広がりを実感している。生存権が侵害され、地方自治も後退しているのが群馬県政だ」と述べ、格差問題や憲法改正問題を争点とする考えを示した。

 また、すでに立候補を表明している小寺知事、大沢前県議会議長、山本元県議の3氏については、「いずれも格差と貧困を進めた側で、この3人の対立は県民不在の内部抗争だ」と指摘した。

 吉村氏は吉岡町出身。前橋市に法律事務所を構える一方、護憲、平和運動などに取り組んでいる。

 知事選はほかに目立った動きはなく、4氏による争いとなる公算が大きい。

(2007年5月18日 読売新聞)

1541片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 06:32:31
選挙:知事選 小寺知事の支援団体、桐生支部を設立 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070518ddlk10010318000c.html

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」桐生支部の設立集会が17日、桐生市内であり、小寺氏推薦を決めている同市内の団体代表者ら約80人が出席した。来月14日に小寺氏を招き、同支部総会を開くことを決めた。

 支部長に就任した桐生商工会議所会頭の佐藤富三氏は「小寺知事に対する多選批判は全く理解できない。小寺県政には大きな瑕疵(かし)も失敗もなく、交代の必要はない」と力説した。また、県議会フォーラム群馬の大沢幸一県議も出席。「桐生に県財政を振り向けてもらうためには小寺再選しかない」と訴えた。

 同市は自民党が擁立する大澤正明・前県議会議長の後ろ盾、笹川尭・同党県連会長の地盤。佐藤氏は「笹川事務所には連絡済み」と述べ、配慮を見せた。出席団体の多くが同党支持だけに、知事選で生じる「ねじれ」は深刻の度を極めそうだ。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月18日

選挙:知事選 自民擁立の大澤氏、マニフェスト発表 「群馬再生図る内容」 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070518ddlk10010317000c.html

 ◇10ページのマニフェスト発表

 7月の知事選に自民党が擁立する大澤正明・前県議会議長は17日、選挙期間中に有権者へ訴えるマニフェスト(選挙公約)を発表した。大澤氏は「関東最下位の県税収入を大幅に増やす施策を盛り込んだ、群馬再生を図る内容」と胸を張った。

 マニフェストは全10ページ。「県政の刷新」「安全・安心」「経済に活力」の3テーマで構成。最重要課題には(1)県の観光物産PRや企業誘致のための「ぐんま総合情報センター」を都内に開設(2)高速道路網に対応した地域間交通網の整備(3)緊急救命ネットワークの構築−−の3点を挙げ、大澤氏は「基本的に1期4年で実現させる」と述べた。また「ハコモノ」と批判される県立施設の廃止や継続を検討する第三者機関を設置するという。

 多選禁止条例については「提案しても成立しない可能性がある」と述べ、「自民党の方針は知事は3選まで。私は2〜3期で終わる」と表明。知事退職金は「民間レベルに引き下げる」と明言した。一方、来週の党本部での総務会で公認が了承される見通しとした。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月18日

1542片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 06:35:22
選挙:知事選 上田知事、再選出馬表明(その1) 「川の国構想」柱に /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070518ddlk11010461000c.html

 ◇無所属で、推薦要請せず

 「県政改革の継続とさらなる刷新を目指す」。上田清司知事(59)は17日、県庁で記者会見し、任期満了に伴う知事選(8月26日投開票)に再選を目指して立候補することを表明した。1期目の行財政改革の成果を強調し、豊富な河川資源を活用した「川の国構想」を2期目の政策の柱に打ち出した。土屋義彦前知事が推し進めた「ハコ物行政」により、硬直化した県政の改革はどこまで進んだのか。県民の審判が待つ。【高本耕太、稲田佳代】

 治安回復、福祉・教育の充実、県内経済の活性化と財政健全化−−。記者会見の冒頭、上田知事は1期目の3年8カ月の実績を列挙し、自身の手腕を高く評価した。進ちょくの遅い取り組みを聞かれると「一生懸命探しているがない。あったら出してほしい」と言ってのけた。

 前回の選挙で訴えの中心だった「官から民へ」の改革の成果について、06年3月に取り入れた出資法人への天下り廃止規定を挙げ、民間人登用による黒字化や大幅な赤字縮小を達成したことも付け加えた。さらに、知事1期目で県職員の意識にある「手続きが満たされていれば結果に責任を持たなかった『官の惰性』」を変えたとアピール。犯罪の検挙率アップなど成果が表れた治安回復の要因は「警察と知事部局の熱意に尽きる」と持ち上げた。

 また、課題だった財政再建は、県債依存度(歳入に占める県債の割合)を就任当初の19・1%から15・9%に改善したことを挙げ、「財政健全化の道筋はできている」と自信をみせた。企業誘致による税収増などの果実は「4、5年後により多く出てくる」と述べた。

 「土屋色」の払しょくに成功し、上田知事にはこれまでの重要施策を継続する一方で、独自色のある政策を打ち出したい考えがある。その「上田カラー」作りの思惑から生まれたのが「川の国構想」。「埼玉は特色がないと言われるが、日本一の面積を誇る川があった」として、圏央道周辺の田園都市構想とも絡め、豊富な河川資源や水辺空間の活用を2期目の政策の柱に据える考えだ。

 この日の会見でも、都市部河川の浄化活動や下水道の拡大、地中用水路の地上化など、「水」に関する多くの施策や構想を明らかにした。その財源として、1期目のマニフェスト(選挙公約)で掲げていた環境税の導入検討についても前向きな姿勢を見せた。

1543片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 06:36:01
 ◇強まる「相乗り」ムード−−各党の対応

 ◇自民「政策の対立ない」/民主「友情支援」

 上田清司知事の再選出馬表明を受け、各政党は知事選の対応を本格化させる。幅広い支持を得るために「県民党」を標ぼうし、「どこにも推薦を要請しない」と言う上田知事。前回選挙は8人が乱立したが、今回は共産や一部の団体以外に候補者擁立の動きはない。出身の民主のほか自民、公明も支援に回る見込みで、事実上の「相乗り」ムードが強まっている。

 県議選に惨敗して分裂騒動の起きた自民は、県連組織の立て直しを急ぎ、来月にも知事選への方針を決める。しかし、ある県議は「大きな失政がなく現職が強いと言われる中で出馬しようという度胸のある人間はいない」と嘆く。就任当初こそ対決色を見せていたが、深井明・県連幹事長が「知事も自民に気を使っている」と話すように、際だった政策の対立点がないため、あえて県議団内に主戦論はない。「元々(上田知事は)自民党」「保守的で自民党と考えが似ている」などの意見が大勢を占め、党本部に拘束されない県連の支持にする見通し。

 民主は、党本部の相乗り禁止の原則から、他党に先駆けて12日の常任幹事会で「友情支援」を内定した。上田知事の政党色を消したい意向を尊重した形。「自民党などに推薦を求めないことが前提」(枝野幸男・県連代表)で、19日の常任幹事会で正式に決定するが「推薦に近い内容になる」(県連幹部)という。

 公明は「知事の視点はわが党の立場と一致する」と、上田県政を評価しており、中央で連立政権を組む自民に足並みをそろえる可能性が高い。

 一方、共産は「歴史認識と教育問題でタカ派だ」と強く批判し、6月初めまでに対抗馬を擁立したい考え。また、社民も不支持の意向を示している。【鷲頭彰子、和田憲二】

 ◆土屋時代の閉塞感解消

 上田県政による改革はどこまで進んだのか。県庁は今後どう変わるべきか。再選を目指す上田知事が抱える課題を識者に聞いた。

 ◇埼玉大の松本正生教授(政治学)の話

 土屋知事時代の閉塞(へいそく)感が解消され県庁は変わったといえる。だが、上田知事は強いリーダーシップで引っ張っていくというより、議会や職員に対して気を使うタイプ。だからこそ今後は県庁職員のアイデアや能力をどうやって発揮させるかが課題の一つだ。また、知事は一体何をしたいのか。その中身が議会にも職員にも県民にも具体的に示されていないのでは。(出馬会見で示した)「今後の課題」や「三つの視点」は、県民が一番敏感で受けそうなところをとらえているが、具体的な中身が見えてこない。県民や職員はそれを計りかねている状況だろう。

毎日新聞 2007年5月18日

1544片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 06:36:57
選挙:知事選 上田知事、再選出馬表明(その2止) 1期目の成果に自信 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070518ddlk11010463000c.html

 ◇知事会見要旨

 出馬会見に臨んだ上田知事は顔をやや紅潮させ、「1期目に掲げた課題はおおかたレールを作った」と強調した。主な一問一答は次の通り。

 −−政党など団体の推薦を受けるのか

 前回選で民主を離党して無所属で当選、「県民党」を標ぼうした。県政運営も中立、公平公正な態度で各党と接してきた立場は変わらない。無所属で出馬し、推薦の要請もしない。

 −−攻めの選挙だった前回に比べ、守りに入っているように見える

 行政の長として職員や議会を攻めるというものでもない。掲げた政策を果敢に実行し、子育て支援政策では社会運動に高めようとしている。

 −−2期目は1期目の継続になるのか

 安心安全の政策や経済活性化、行政改革など成果が出ている部分はそのまま突き詰め、成果が出ていない部分は丁寧にやる。安全、福祉、環境の三つの視点のうち最低二つは取り入れて政策を見直していきたい。

 −−上田県政の独自性はどこにあったのか

 絞れない。あり過ぎると思う。天下り廃止などは全国でうち(埼玉)しかやっていない。

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 ◇上田県政の4年間

03年  8月 土屋義彦前知事の辞職に伴う出直し県知事選で、次点以下に30万票以上の大差で当選

     9月 県議会へのあいさつで、自民県議団の応対は64人中5人のみ。「全部野党のつもり」でと決意表明

    11月 前知事長女の県職務介入疑惑で、庁内に内部調査委を設置

    12月 群馬県片品村に建設中の戸倉ダムの水利権を放棄。建設費用負担を見送る方針を決定

04年  6月 赤字に悩む第三セクター・埼玉高速鉄道(SR)の新社長に元しなの鉄道(長野県)の杉野正氏を招へい

     7月 自らの任期を3期までとする多選自粛条例案を議会に提出(可決)

    12月 県教育委員に「新しい歴史教科書をつくる会」元副会長の高橋史朗・明星大教授を選任。教科書採択の中立性などを巡り議論に

05年  1月 07年3月までに100件を目標に、県企業誘致大作戦スタート

06年  3月 斎藤健副知事が衆院千葉7区補選出馬のため辞職(落選)

     3月 さいたま市と進めた地上デジタル放送用の新東京タワーの誘致に失敗

     6月 県議会で「慰安婦はいても、従軍慰安婦はいない」と答弁

     9月 県内6市の赤字競輪事業を県が一括して引き継ぎ、民間委託する方針を表明

    10月 杉野SR社長が神奈川県知事選への出馬表明、11月に辞職(落選)

    11月 全国知事会の談合防止プロジェクトチーム座長に就任

07年  3月 企業誘致大作戦が終了。目標上回る237件を誘致

     4月 新規職員の入庁式で「自衛官は人殺しの練習をしている」と発言。後に陳謝

毎日新聞 2007年5月18日

1545片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 21:45:39
盛岡市長選現職出馬 8月19日告示 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070519_9

 盛岡市選管(田村彰平委員長)は18日、9月1日の任期満了に伴う市長選の日程を8月19日告示、同26日投票と決めた。本番までちょうど3カ月。現時点で立候補表明しているのは再選を目指す無所属の現職谷藤裕明氏(57)だけ。各党の動きはこれからだが、知事選で勝利した民主党は対抗馬擁立に意欲をみせており、同党の対応が大きな焦点。7月に予定される参院選と衆院岩手1区補選も絡み、県庁所在地の首長選を取り巻く状況は慌ただしさを増す。

 谷藤氏は2003年の前回市長選で現職を破り初当選。行財政改革などを最重点課題に掲げ、民間感覚も生かして市政のかじ取りを担ってきた。「これまでの改革の成果を開花させ、北東北の拠点都市創造に全力を挙げたい」と意欲を示し、各地区への後援会拡大に動きを強めている。

 こうした中、谷藤氏への対抗姿勢を鮮明にするのは民主、共産両党。

 民主党県連の工藤堅太郎代表(参院議員)は「独自候補擁立を目指すという基本線は変わらない。人選を含め対応をこれから考えたい」とする。

 同党にとって、盛岡市を中心とする衆院1区は達増知事が衆院の議席を守ってきた重要な砦(とりで)。自由党で臨んだ前回市長選は「自主投票」。達増氏の後継を決める衆院1区補選と合わせ、市長選での勝利は、前回から持ち越してきた課題だ。

 しかし、現段階では7月の参院選、衆院1区補選に向けた対応に軸足を置いており、国政選の約1カ月後の市長選にどれだけ力を振り向けられるかがポイントになる。

 一方、共産党盛岡地区委員会の佐久間正行委員長は「(現職と)戦う方向だが、独自候補を擁立するかは今後、検討する」との立場を示す。

 このほかの政党は、まだ白紙の状態。自民党盛岡市支部の樋下正信支部長は「まだ検討していない」、社民党県盛岡総支部の本宮秀孝代表は「今後の論議で、対応を考えたい」、公明党県本部の嶋貫尚幹事長も「今後、検討する」。

 盛岡市の4月22日現在の有権者数は23万7553人(男11万1134人、女12万6419人)。

1546片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 21:53:49
2007年5月18日(金)
「全面支援」の民主 自民は候補擁立言及せず 県選出国会議員 埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news05/18/02p.html

 今夏の知事選に再選を目指す上田清司県知事の出馬表明について、各党の県選出国会議員の反応を聞いた。

 自民党の大野松茂衆院議員(県連会長、9区)は「上田知事は四年間の実績についての評価を十分、認識して、出馬の決意を表明されたのだと思う。自民党としても幅広い見地から選挙に対する意思を固めたい」と述べるにとどめ、独自候補を擁立するかについては言及しなかった。

 公明党の高野博師参院議員(党県代表、埼玉選挙区)は「上田知事が一生懸命やっているのは評価したい。県レベルでも地球温暖化防止などに取り組めるので、環境問題に力を入れてもらいたい。教育や福祉の充実など国の足りない部分を補い、県民のため頑張ってほしい」と注文を付けた。

 一方、上田知事の出身政党である民主党の山根隆治参院議員(県連代表代行、同)は「四年前、知事から事前にマニフェストに対する感想を求められ、自分なりの意見を申し上げた。知事は今、公約をことごとく実現し、自信に満ちている。信念の政治家“上田知事”を全面支援する」と、元同僚の支援を約束した。

 これに対し、共産党の塩川鉄也衆院議員(比例北関東)は「上田知事は多くの県民の生活が大変なのに県民税の増税を図る一方、八ツ場(やんば)ダムのように無駄遣いをして、改憲に賛成している。暮らしを守る立場への転換、憲法を暮らしに生かす県政を取り戻すため候補者を立て、全力で当選させたい」と、対抗馬を擁立する姿勢を明言した。

 社民党の日森文尋衆院議員(県連代表、比例北関東)は「上田県政は平和をめぐる歴史観や教育問題など私たちの期待とは逆の方向を向き、支持できない。平和と安心な暮らしを望む県民と協力し、県政の刷新を実現したい」などと話した。

1547片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 22:04:39
〈盛岡市長選〉谷藤氏ただいま独走中 日程は8月19日告示、26日投票に 岩手盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/19/07051901.html

  任期満了に伴う盛岡市長選は8月19日告示、同26日投票が行われる。告示まで3カ月と迫ったが、これまでに立候補を表明しているのは再選を目指す現職の谷藤裕明氏(57)=無所属=ただ一人。水面下で候補擁立を検討する政党もあるが、目前に控える参院選と衆院岩手1区補選の対応を優先。具体的な絞り込みまでは至っていない。谷藤氏の陣営は、地域の後援会支部を増設するなど手堅く支持を広げている。対抗馬の名乗りを事実上封じる格好で、独走状態にある。

 谷藤氏は18日、取材に対し「残された任期、市政課題に全力を傾ける。しかるべき時期にマニフェストなどを市民にお示しする」とこれまでの発言を繰り返すにとどめた。

  後援会連合会(村井軍一会長)幹部は「選挙態勢には入っていないが布石は打っている」と話す。前回破った桑島博前市長の地元・上田に後援会支部を構築をするなど水面下で足場を固めている。

  前回4年前の市長選は谷藤氏と現職の桑島氏、市民派市長をつくる盛岡市民の会が擁立した斎藤純氏、芦名鉄雄氏の戦後最多となる4人の構図。政党は公明が谷藤氏、旧民主、社民は桑島氏をそれぞれ推薦。共産は斎藤氏を勝手連的に応援。自民、旧自由は最終的に自主投票で、谷藤、桑島両氏に両党支持層が入り乱れていた。

  前回、市議会では支持市議団・発進会(村田芳三会長、16人)が谷藤氏を支援した。

  村田氏は「会自体は解散したわけではない。もともと政党ではなく市民党のイメージが谷藤氏にあっての会。前回加わらなかった議員も今回は加わり再構築されると思う」とし、所属する最大会派・盛友会の17人を上回る構成になるとみるが「市長選への対応はまだ」という。自民系の動きについては7月の参院選、衆院岩手1区補選の対応が優先されると分析する。

  民主は市長選で主戦論を掲げているものの、具体的な擁立の動きは見えていない。

  衆院岩手1区補選候補に階猛氏(40)擁立を発表した今月5日、同党1区の前総支部長の達増知事は「(党内に)そういう意見もあるが白紙。階さんが1区の新総支部長になり、県議会が新体制になるのに伴い、幹事長の交代などの作業があると思う。そのあと(市長選の)方針をどうするか詰めの作業に入る」と述べ、今後の党内協議の課題と話していた。

  一方、共産は市議会で谷藤市政と対決姿勢にある。4月の市議選でも競馬問題などを厳しく指摘しながら、候補者全員が当選し選挙戦で初めて5議席を獲得した。

  同党盛岡地区委員会の佐久間正行地区委員長は「戦う方向で検討している。独自に候補を擁立するか、共闘を組むかを含めて。現市政は住民に冷たい、市民の声に背を向ける態度はひどいという評価があり、そうした中に5人全員が当選した要因もある。その流れから選挙戦は関係ないとはいえないが、戦い方は他の出馬の動向を見ないと」と話している。

  社民党県連合の刈屋秀俊市議は「市長選については白紙。ただ無競争は好ましくない。谷藤氏は4年間を振り返り2期目の決意なり、マニフェストなりで市民の審判を仰ぐべき」とし、動向を見守っていると説明する。

  旧玉山村との合併を果たし、来年の中核市移行が目前に迫る盛岡市。「どんど晴れ」効果もあり、観光をはじめとした産業の振興に一定の成果を挙げ、行財政改革にも取り組んでいる。谷藤氏の2期目に期待する市民は多い。こうした中、激戦に持ち込める対抗馬や掲げる「錦の御旗」を見つけるのは難しいとの声もある。結果的に谷藤氏陣営が他の動きを封殺しているともいえる。

  夏の衆参選挙を経て、政党が独自候補擁立に踏み切るか、全く別の候補が名乗りを挙げるか。告示3カ月を切る中でもその可能性は否定できない。

  市選管によると選挙人名簿登録者数は4月22日現在で23万2089人(男10万8151人 女12万3938人)。

1548片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 07:19:03
小寺氏運動母体「県民の会」に19町村長
支援態勢には温度差 讀賣群馬

 知事選で小寺知事の運動母体となる「群馬県民の会」は19日、前橋市のホテルで町村長会議を開き、県内26町村のうち町村会長の針ヶ谷照夫板倉町長を含む19町村長が出席し、小寺知事の支持を相次いで表明した。代理4人を含めると23町村の代表が顔をそろえた。ただ、「(町内の)一本化は厳しいことも理解いただきたい」とあいさつする町長もいるなど、実際の支援態勢には温度差もありそうだ。

 会では、自民党県連が大沢正明前県議会議長を公認申請したことを受け、県民の会の遠藤祐司幹事長が、「皆さんの力がないと勝てない。これは(小寺知事が旗印とする)県民党と自民党との戦いだ」と訴えた。

 その後、19町村長が「全面的に支援する」などと支援を約束し、中之条、草津、みなかみ、高山の各町村長の代理もあいさつした。同会によると、欠席した玉村、明和、邑楽の3町長も、知事を支持するというメッセージを寄せているという。

 小寺知事は、「感激ひとしおだ。町村ごとに課題は様々だが、県の発展は町村があって初めて成立する。心を一つにしてやっていきたい」と話した。

 27日には大沢氏を推薦する政治団体の結成大会が予定され、複数の町村長が出席するとみられており、選挙情勢に与える影響は流動的な部分も多い。

(2007年5月20日 読売新聞)

1549片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 07:19:40
知事「友情支援」 民主が正式決定 讀賣埼玉

 民主党県連(枝野幸男代表)は19日、さいたま市浦和区のホテルで、定期大会に代わる幹事会を開き、8月26日投開票の知事選で上田知事を「友情支援」することを正式決定した。

 県連はこの後、同ホテルで参院選総決起大会を開き、「友情支援」を改めて確認。来賓として出席した上田知事は、「心から感謝申し上げる」と返礼した。

 また、県連の枝野代表は同大会で、参院選埼玉選挙区(改選数3)で公認している現職の山根隆治(59)、新人の行田邦子(41)両氏の議席獲得に向け、結束を呼び掛けた。

(2007年5月20日 読売新聞)

1550片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/20(日) 23:37:50
うちの陣営、こんな色
2007年05月20日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000705200003

 今夏の知事選で立候補を予定している陣営が自分たちの「色」を前面に打ち出している。立候補表明の前後で「色」を変える動きもあり、予定者たちが自分のイメージを色に託す姿勢がうかがえる。
 人気は「緑」だ。
 現職の小寺弘之知事、前県議会議長の大沢正明氏の2陣営は、緑を基調にしたチラシを作った。
 小寺知事は、相乗りで戦った過去4回の選挙ではポスターに青を使ってきた。が、自民党と決別した今回は、小さい頃から好きで、自然をイメージさせる緑を採用した。


 小寺知事の支持組織「群馬県民の会」の機関誌など、印刷物にはすべて緑をいれるようにしている。告示後の法定ビラでは候補者の名前を出せないことから、同会幹部は「訴えられることはスローガンと色しかない。イメージを浸透させるために、色は戦術的に重要だ」と話す。


 自民党の公認を目指す大沢氏の陣営も、チラシやポスターで緑を使っている。県がかつて「緑の大地群馬」を掲げていたことや、地元紙のアンケートで「群馬県を表す色」の1位が緑だったことなどからだ。


 しかし、まだ「イメージカラー」と決定したわけではない。本人が好きなのは淡いブルーといい、「夏の選挙では涼しげに見える青や、目立つ原色を使う可能性もある」と、党県連関係者は話す。


 共産党の推薦を受ける吉村駿一氏は、17日に立候補表明したばかりで、まだイメージカラーを決めていない。これまで使っていたのは緑。しかし、緑を使う候補者が既にいることをふまえ、「これから検討したい」とする。


 元県議、山本龍氏陣営は「オレンジ」だ。


 事務所の外装から宣伝カー、マニフェストの冊子に至るまで、オレンジを徹底している。本人のネクタイも常にオレンジで、替えは全部で50本あるという。


 オレンジには、「群馬の夜明け」、「みんなに平等な太陽」の意味をこめた。実は、立候補準備を始めた昨年3月には、一度「青」をイメージカラーに採用していた。立候補の正式表明直前の6月、急きょ「より政策のイメージに近い」オレンジに変更、資料などをすべて作り直したという。


 山本氏は「イメージだけで投票する有権者もいるんじゃないか。色が与えるイメージは非常に大きい」と語る。

1551片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/21(月) 09:04:14
三村候補初の地元入り 江渡氏との蜜月強調(2007/05/20)青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/20/new0705201102.htm

 十七日告示された青森県知事選で、現職で無所属の三村申吾候補(51)=自民、公明推薦=が十九日、告示後初めて地元おいらせ町入りし、加えて県内のトップを切って十和田市の市民文化センターで個人演説会を開いた。約千人(主催者発表)の支持者を前に、自民党県連の青森2区選対本部長を務める江渡聡徳衆院議員が激励のあいさつに立ち、衆院選のかつてのライバルとの結束を強調した。半面、同市の三村後援会は江渡事務所とは別に独自の後援会事務所を開設するなど、末端では依然、しこりも垣間見える。
 演説会の壇上には、党県連総合選対本部長の大島理森衆院議員や上十三、むつ下北地方の首長、県議らが整列。江渡氏が「三村知事とは衆院選で戦ってきたが、県を本当によくするために必要なのは、いがみ合うことではない」「互いにライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)してきたからこそ、今日までの四年間は大変だったと分かる」と気遣い、蜜月関係をあらためてアピールした。
 これに応える形で三村候補も「勇気を与える激励で、江渡先生に感謝申し上げる」「この2区から燃えて燃えて、三村申吾に次の県政を託したいという大きな流れをつくってほしい」と目を潤ませて訴え、融和ムードを盛り上げた。
 三村候補と江渡氏は過去の衆院選で二度にわたり激突。江渡氏は二〇〇〇年の選挙戦で非自民の三村候補に敗れたが、〇三年に同候補が出直し知事選に出馬し、一転して三村・江渡連合を結成。2区での九万票を超す得票は、三村知事誕生の大きな原動力となった。江渡氏は同年の衆院選で国政に返り咲いた。
 結束を誇る半面、一部には心情的なしこりも根強く残る。
 四月三十日、同党県第二選挙区支部は知事選と参院選合同の選挙対策本部を、十和田市の江渡事務所に設置。だが、三村候補の同市後援会はそれとは別の場所に事務所を開いた。
 三村後援会幹部は「江渡さんの事務所に顔を出しにくい人もいる」と、古くからの三村候補の支持者への配慮をにじませた。
 同様の理由で、事務所を参院選用に使わせてほしいとの要請も断ったが、「あくまで自民党の指示の下で動くことに変わりはない」という。
 「今でもぎくしゃくとした雰囲気はある」と同党十和田市支部の幹部は認める。その上で「(三村候補の勝利が)99%間違いないという状況の中での戦い。2区の投票率によっては江渡氏の影響力にかかわる。自民党も正念場だ」と、参院選に加え次期衆院選までも視野に入れた連携プレーの必要性を訴えた。

1552片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 09:22:19
幹事会に3市長ら出席 現職陣営「県民の会」
2007年5月22日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070522/CK2007052202017987.html

 七月の知事選に向け、現職の小寺弘之氏の支援団体「群馬県民の会」は二十一日、前橋市内で幹事会を開き、今後の活動方針などを集まった約五百十人に説明した。

 幹事会には、県内十二市のうち、小寺氏支持を明確にしている前橋、渋川両市長のほか、新井利明・藤岡市長が出席。みどり市長は電報を寄せ、代理が出席した。国会議員では民主党の富岡由紀夫参院議員、県議はフォーラム群馬とスクラム群馬所属の計九人が出席。茂木英子氏はメッセージを寄せた。

 県民の会の遠藤祐司幹事長は「基本的には選挙についてはアマチュア。皆さんが一緒になってやらなければならない」と呼び掛け、入会の案内やチラシ・ポスターの配布、政策宣伝カーの運用などを確認した。小寺氏は「多くの人に集まってもらい感激している。近く選挙公約を発表したい」と述べた。 (石屋法道)

1553片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 21:30:30
格差の現場:07年知事選の争点/上 有効求人倍率0.44倍 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070522ddlk02010199000c.html

 ◇正社員募集、4割未満−−使い捨てられるパート

 女性33歳。数年前に夫と離婚し、青森市内で小学生の子ども1人と暮らしている。車の免許や資格は持っていない。3月末に7年間務めた製造工場のパートをクビになり、4月からハローワークに通っている。

 工場での雇用形態は、パートとアルバイトの間でころころと変わった。通告はいつも、上司の「明日からバイトね」の一言だった。この会社ではパートなら有給休暇がもらえ、雇用保険に加入できたが、アルバイトになると有給も保険もなかった。

 正社員も同じ場所、同じ時間に同じ仕事をしていた。担当業務の機械を使いこなせる人は自分だけ。「技術はパートの私の方が正社員より上」との自負があった。だが、ボーナスが出るのは正社員のみ。待遇の差に耐えかね、勤務4年目に辞表を出した。一度だけ会社から「ボーナスを出そう」と言われたが、額はたった1万円で腹が立ったからだ。この時は「君が必要だ」と引き留められた。

 会社の借金が膨れ、パートとアルバイトが大量解雇されることは、うわさで聞いていた。「私は大丈夫」と思っていたが、あっさり解雇された。自分が仕事を教えた正社員は会社に残った。自分がただのパートだったのだと思い知らされ、独りつぶやいた。「ばかばかしい」

     ◆

 06年の県内有効求人倍率(季節調整値)は0・44倍。都道府県別では沖縄とともに全国最低レベルではあるが、02年(0・29倍)から右肩上がりであるのも事実だ。県労政・能力開発課によると、63年から現在までの県内有効求人倍率の平均は0・29倍で、06年の0・44倍はバブル期(86〜91年)に次ぐ高水準だという。

 ただ、今の有効求人倍率を押し上げているのはパート・アルバイトだ。青森労働局によると、今年3月の県内有効求人件数は1万9163件。そのうち正社員の募集は6983件で、全体の4割に満たない。一方、長期雇用を求める人の数は2万9014人で、正社員有効求人倍率は0・24倍だった。

 県は今年度、雇用創出の即効性が高いとされる電話対応業務企業(コールセンター)を誘致するため「県テレマーケティング関連産業立地促進費補助金」を改正した。「雇用奨励費」として、青森市に開設され、新規に100人以上を常用雇用する企業に、1人につき上限30万円を助成する。県のいう常用雇用者にはパートも含まれる。県工業振興課は「あまり条件をつければ、企業が嫌がる。パートでもアルバイトでも職場が増えることはいいこと」と説明する。

     ◆

 社員とパート・アルバイトの「格差」に打ちひしがれた33歳のシングルマザー。7年間、散々会社に振り回され、「次は仕事をきちんと評価してもらえる正社員になりたい」と思っている。だが、正社員の求人は若い人ばかりだ。

 「県が補助金を出して増えるのは、会社にいいように使われるパートだけ」。ハローワークに足を運ぶたび、あきらめも深くなる。【喜浦遊】

  ×  ×  ×

 3人が立候補した知事選では、雇用問題、財政再建、医師不足など、県政が抱える諸課題の解決策が争点になっている。6月3日の投開票を前に各課題の現状を探った。

毎日新聞 2007年5月22日

1554片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 21:30:56
’07知事選:自民県連幹事長、投票率アップ指示−−県議団議員総会 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070522ddlk02010188000c.html

 ◇「圧倒的勝利を」

 自民党県連の冨田重次郎幹事長は21日、県議会庁舎で開かれた同党県議団の議員総会で「知事選の圧倒的勝利のため、皆さんには頑張ってほしい」と述べ、各県議に知事選(6月3日投開票)の投票率を押し上げるよう指示した。自民は公明とともに現職の三村申吾氏(51)を推薦しているが、自民党県連内では投票率の低下を懸念する声が広がっていることから、異例の指示となった。

 三村氏を全面支援する自民は、知事選を「三村氏の信任投票」と位置づけている。7月の参院選に勢いをつけて臨むためにも、知事選の低投票率は避ける必要がある。

 総会後に取材に応じた冨田幹事長によると、投票率アップのため、後援会組織の引き締めや、各市町村の自民系首長と連携した選挙運動を実施するよう県議に要請した。また、無党派層の多い都市部でも一定の投票率を確保するため、三村氏を推薦する業界団体などに支援を念押しするという。

 冨田幹事長は「知事選が盛り上がっていないのは事実」との認識を示した。その上で「県政に対する関心がないと思われないような結果が必要だ」と述べた。目標投票率や得票数については言及を避けた。【村松洋】

毎日新聞 2007年5月22日

1555片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 21:35:28
選挙:知事選 小寺氏支援に500人結集−−「県民の会」全体幹事会 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070522ddlk10010301000c.html

 ◇藤岡市長も出席

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」(会長=曽我孝之・前橋商工会議所会頭)は21日、前橋市内で全体幹事会を開き、約500人が集まった。前橋市の高木政夫市長、渋川市の木暮治一市長、小寺氏支持の9県議のほか、これまで知事選への態度を明確にしてこなかった藤岡市の新井利明市長が出席した。

 会合には、民主党の富岡由紀夫参院議員や田辺誠・旧社会党委員長も参加。みどり市の松山治子副市長が石原条市長に代わって出席した。曽我会長は「小寺さんは人格、識見、実行力ともに抜群の人。(投票日の)7月22日には再選を皆さんと喜べるよう、力添え願いたい」と協力を求めた。

 小寺氏は「近く公約も発表する。現職の言ったことには責任がある。言ったら必ずやる」とあいさつした。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月22日

1556片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/22(火) 21:36:03
多選制限:小寺知事が否定見解 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070522ddlk10010292000c.html

 7月の県知事選に5選出馬する小寺弘之知事は21日の定例会見で、総務省の研究会が自治体首長の多選制限は憲法違反ではないとの見解を示したことについて「選挙の時に国民・県民の判断が働いている。あらかじめルールで決めることの是非は議論した方がいい」と述べた。その上で「制限するなら、小選挙区の国会議員も(対象として)考慮しないといけない。ただ私は制限するのはどうかと思う」と否定的な考えを示した。

 また、知事選に自民党公認で出馬予定の大澤正明・前県議会議長が17日に発表したマニフェストについては「(大澤氏が)普段から主張していることが書いてあるが、特別な感想はない」とした。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年5月22日

1557片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 09:08:05
三沢市長選・種市氏出馬表明 自民に推薦願(2007/05/23)青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/23/new0705230801.htm

 鈴木重令市長の死去に伴う三沢市長選で、青森県農協四連会長の種市一正氏(65)が二十二日、同市役所で記者会見し、無所属で出馬する考えを正式に表明した。今後、市議会の保守系会派に選挙への支援、協力を要請するほか、自民党三沢市支部に推薦願を提出する方針も明らかにした。同市長選に出馬表明したのは種市氏が初めて。
 会見には種市氏と、同日までに結成された後援会の会長に就任した竹林秋雄三沢市商工会長、選対副本部長となった小桧山吉紀県議が同席した。
 種市氏は「尊敬していた鈴木市長が亡くなり、三沢市が危機的状況にあると思い、出馬を決意した。偉大な市長の手腕には及ばないかもしれないが、力の限り戦いたい」と抱負を語った。
 公約は「これから具体的にまとめる」としながらも、「市民本位の政治を貫きたい」との考えを強調。基地行政については、故鈴木市長が掲げた基地との「共存共栄」路線を継承し、「騒音など市民の負担を最小限にとどめるよう働き掛ける」と述べた。
 種市氏は同市出身。県農協中央会、県信連、全農県本部、全共連県本部の四連会長を務める。故鈴木市長の後援会長も務めた。
 同市長選の候補者選びをめぐっては、市議会与党会派・市民クラブの中で種市氏を擁立する動きのほかに、別の候補者を模索する声があった。背景には、四月に行われた県議選で、自民党の公認調整を機に保守勢力が分裂、しこりが残った経緯がある。
 今回、種市氏擁立に動いたのは小桧山県議と保守系市議の一部。小桧山県議は「鈴木氏の後援会長を長年務めてきたので(市内の保守勢力が)スムーズにまとまると思った」と述べ、一本化を図れるとの考えを示した。
 一方、市民クラブの複数の市議からは「候補を(種市氏で)一本化するかどうかは決まっていない。だが、現状では(種市氏の)対立軸を出すのが難しい」との声も聞かれる。別の独自候補を擁立するには時間的制約もあり、対応への温度差はあるものの種市氏で決着するとの見方も出ている。
 同日は、市選挙管理委員会が同市役所で立候補予定者説明会を開催。市長選に出馬を表明した種市氏の陣営関係者と、市議補選(欠員三)に出馬を予定している四陣営の関係者が出席した。
【写真説明】
出馬表明した種市一正氏(中央)。左は竹林秋雄後援会長、右は小桧山吉紀後援会選対副本部長

1558片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/23(水) 09:40:49
知事選 激しさ増す前哨戦 残り2カ月 支持固めに奔走  産経群馬
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070522/gnm070522000.htm

 7月22日に行われる知事選の投開票日まであと2カ月と迫った。現時点で出馬表明しているのは、現職の小寺弘之(66)のほか、いずれも新人で、自民党本部に公認申請中の前県議会議長、大沢正明(61)、無所属で元県議の山本龍(47)、無所属の弁護士、吉村駿一(63)=共産党推薦=の4氏で、支援組織を引き締めるなど各陣営は事実上の選挙戦に突入している。小寺氏が5選を果たすのか。それとも、新人が新たな県政運営のかじ取りをするのか。前哨戦は激しさを増している。

 小寺氏は、副知事人事などで県議会と対立し、過去4回の知事選で推薦を得た自民県連と袂(たもと)を分かち、初めて臨む選挙戦となる。盤石な組織力を誇る自民の後ろ盾を失い、陣営では「今回、初めて本当の選挙を戦う」と話す。

 小寺陣営は1月、後援会の「弘叡会」を中心に、約100の支持・推薦団体などでつくる支援組織「群馬県民の会」(会長・曽我孝之前橋商工会議所会頭)を発足した。その一方で、無党派層対策として「県民党」を掲げ、4期16年の実績を強調する戦略も描いている。

 同会支部は現在17カ所で、会員数は1万人を超えるという。4月の県議選で同会の推薦候補として当選した県議らも全面的なバックアップに乗り出すなど、県内全域で支持拡大を図る態勢づくりに余念がない。同会の遠藤祐司幹事長は「支部は20を超える可能性もある」と意気込む。

 自民が擁立した大沢氏は、最近になってようやく動きが本格化してきた。系列議員が先の県議選の対応に追われていたためで、党本部に申請している公認も「今週中にも出る」(幹部)と、今後、組織票を固めるとともに、小寺氏の支持基盤の切り崩しも図りたい考え。

 笹川堯県連会長が選対本部長に就き、党所属国会議員や系列議員をフル稼働させるなど、これまでの知事選には見られない「重厚な態勢」を敷いた。同時実施が予定される参院選との相乗効果を追い風にして、「自民王国・群馬の底力を見せたい」(金子泰造県連幹事長)という。

 市町村長を中心とした大沢氏の支援組織「輝け38・新しい知事をつくる会」が27日に開く結成大会後、さらに動きを強めていく構えだ。

 山本氏は、約1年前から遊説などの活動をスタートさせており、すでに11カ所の事務所などを設置し、3月には拠点を前橋から高崎に変更。西毛地域でも支持拡大を目指す考えだ。吉村氏は、5度目の挑戦。共産など約70団体で構成する「民主県政をつくる会」の支援を受け、出遅れをカバーする。

(2007/05/22 02:46)

1559片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 00:02:38
格差の現場:07年知事選の争点/中 自治体の財政健全化 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070523ddlk02010196000c.html

 ◇存亡かけ住民負担増−−頼みの県も余裕なく

 今別町で民宿を営む86歳の男性。足腰がすっかり弱くなり、妻と2人だけでは客をもてなせなくなった。今では1日1組に限定し客を泊めている。

 その1組のために、民宿にある二つの風呂を沸かす。月々の水道料は最盛期の夏場で月1万円程度。それが今年6月以降は3000円以上も値上がりする可能性がある。町の財政健全化計画が理由だ。

 今別町は今年度、北海道夕張市のような財政再建団体への転落を防ぐため、大胆な財政健全化計画案をまとめた。計画では、現在57万5000円の町長報酬を約65%カットし、20万円へ引き下げる。職員給料や町議報酬も削減する。

 だが、それだけではなかった。水道料金を約35%も値上げするなど、住民にも大きな負担を強いるのだ。同町の阿部義治・副町長は「町の存亡をかけた計画。住民には理解してほしい」と訴える。

 計画は6月から順次実行される予定。中央と地方だけでなく県内の都市部と郡部の間で、住民は二重格差を実感している。

     ◆

 財政破たんを未然に防ぐ目的で、国の「自治体財政健全化法案」が09年度から導入される見込みだ。第三セクターや事業会計を含めた連結ベースの赤字比率など四つの指標で、08年度決算分から公開される。国が今後定める基準を一つでも超すと、財政健全化計画の策定や外部監査が求められる。さらに深刻であれば、現在の財政再建団体に該当する財政再生団体に移行する。

 今別町の場合、標準財政規模に対する連結ベースの累積赤字の割合を示す「連結実質赤字比率」が、06年度決算で23・6%になる。既に町が20%と想定する国の基準値を超えている。放っておけば12年度には73・1%になる。

 町財政を追いつめたのは、国の三位一体改革などに伴う地方交付税の削減だ。ピークだった99年度に17億4300万円だった交付額は、06年度は11億6900万円になり、6億円近く減った。

 国を頼れなくなった今、県に救済を求める市町村は多い。だが、県も1兆2744億円の県債残高を抱え、市町村を救済する金銭的な余裕はない。

     ◆

 1955年に8000人を超えた今別町の人口は3878人(3月末時点)にまで減り、高齢化だけが進んでいる。町は今年度、2015年度開業予定の北海道新幹線新青森−新函館間開業に伴い、同町内に建設される奥津軽駅(仮称)の開業効果を生かすため、新幹線対策の専従職員2人を置いた。阿部副町長も「観光振興策を早めに見つけたい。町の税収を上げる大きなチャンスだ」と意気込む。

 町民全体が「痛み」を我慢した先にバラ色の未来は待っているのか。財政危機の町で模索が続いている。【村松洋】

毎日新聞 2007年5月23日

1560片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 23:24:12
格差の現場:07年知事選の争点/下 困難続く地域医療 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20070524ddlk02010211000c.html

 ◇止まらぬ勤務医減少−−県対策に成果みえるが…

 五所川原市郊外にある大型商業施設「エルムの街」の周辺に、数年前から「開業医の街」が姿を現し始めた。医師のほとんどは、公立病院などの勤務医から開業医に転身した人たちだ。

 数年前に小さなクリニックを開業した40代の男性小児科医も元勤務医だ。今月下旬のある日の夕、院内には、まだ7組の患者が順番待ちしていた。そこに突然、ほおを赤らめ、ぐったりした男の子を抱いた母親が駆け込んできた。既に診療受け付け終了の午後6時を40分も過ぎていたが、診療を断ることなどできない。結局、全員を診察し終えた時は午後7時を回っていた。

 開業医は激務だ。それでも、医師は「勤務医時代に比べれば全然苦にならない。勤務医は2〜3日寝ないのが当たり前だった」と笑い飛ばした。

     ◆

 国の調査では、県内人口10万人あたりの医師数(04年末時点)は全国平均201人を下回り、ワースト4位の164人。訴訟リスクが高く全国でも希望者が少ない産婦人科医は、県内全体でも、96年の110人から、04年は86人に減った。

 中でも、勤務が過酷な自治体病院に医師が居着かない。今年1月には金木病院(五所川原市)が救急を休止した。同4月には弘前市立病院が分娩(ぶんべん)と婦人科の入院を休止。八戸市の青森労災病院も同月、出産の取り扱いをやめた。

 医療体制が整った首都圏など都市部と、医師がいない県内。県民は今、「医療格差」に直面している。

     ◆

 医師確保が緊急課題であることは、県も認識している。県は05年11月、「医師確保のためのグランドデザイン」を策定した。医師確保や医師育成、自治体病院機能の再編成などを進めるための総合計画だ。木村守男前知事時代は年間約2億円だった医師確保関連予算も近年は増額され、07年度には約5億3000万円が確保された。

 具体的には、中央の医師を県内にU、Iターンさせることに力を注いだ。この結果、99〜02年の間に2人しか確保できなかったU、Iターン医師も、03年以降は延べ16人の確保に成功した。

 このほか、若い医師を対象にした研修制度の充実や、高校生に医師の魅力を伝えるガイダンスも実施している。

     ◆

 外ケ浜中央病院では今年、3人が新たに派遣された。県の地道な医師確保策の成果だ。これで、従来の主治医制から、医師全員で全患者の状態を把握する「チーム医療」制へ移行することができた。さらに、周辺の3診療所で定期診療できるだけの体制を整えることもできた。

 県は公立病院の運営を効率化して地域医療の崩壊を防ごうと、県内を一定地域に分割し、各地域の中核病院に医師を集中させようとしている。外ケ浜中央は陸奥湾東側の地域で中心的な病院と位置づけられており、県は「病院再編のモデルケース」と自賛している。

 だが、この県の病院再編に対し、地域医療の現場では疑問の声も多い。津軽地方の病院関係者は「いくら再編しても、医師数が増えなければ医師の負担は軽減されない。激務が続けば勤務医は辞めていく」と指摘する。

 県が描くデザインで、命の格差を広げる「医療格差」は解消できるのか。地域医療の未来は、まだはっきりと見えてこない。【村松洋、喜浦遊】

毎日新聞 2007年5月24日

1561片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/24(木) 23:27:39
安中市長:知事選は「中立で」−−静観の構え  /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070524ddlk10010454000c.html

 安中市の岡田義弘市長は23日の記者会見で、7月の知事選について「特定の人への肩入れはできない。中立でありたい」と述べ、静観する考えを示した。知事選では富岡市の岩井賢太郎市長が4月の自民党県連の会合で同党擁立の大澤正明・前県議会議長支持で市長会が一本化するよう働きかけると明言している。岡田市長は「市長会で支持候補を決めても、私は名を連ねない」と断言した。さらに「各候補者がそれぞれ選挙戦を頑張れば良いこと」と述べ、同党が27日に予定している大澤氏支援集会にも「出席しないし、特定候補者への激励もしない」と述べた。【杉山順平】

毎日新聞 2007年5月24日

1562片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 07:54:57
知事選、自主投票に
県市長会 参院選は山本氏推薦 讀賣群馬

 県市長会(会長・松浦幸雄高崎市長)は24日、定例の市長会議を開き、参院選で自民党公認で出馬する山本一太参院議員の推薦を決めた。

 7月の知事選対応については、いずれの市長も議題とせず、当初の見込み通り自主投票となる。

 知事選については、4月23日の自民党県連の会議で、同党県議出身の岩井賢太郎富岡市長が「市長会も正々堂々と打って出て、大沢(正明前県議会議長)を何としても当選させたい。統一地方選で市長も替わったので、市長会にお願いしていく」と述べていたが、岩井市長はこの日、自らが会長を務める県治山林道協会の会議のために市長会を欠席した。

(2007年5月25日 読売新聞)

1563片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/25(金) 09:53:29
貢献度で公認判断、自民党県連 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/a/25/news01.htm

 知事選に前県議会議長の大沢正明氏を擁立した自民党県連は二十四日、県議団総会を開き、県連所属の国会議員の知事選への貢献度が低いと認めた場合、次回の国政選挙で党本部に公認推薦しない方針を申し合わせた。後援組織への働き掛けなどを判断材料にするもよう。議員の支援姿勢の違いが指摘されているためで、公認という切り札をちらつかせて引き締めを図るとともに、選挙戦に対する県連執行部の強い姿勢を各種団体などにアピールし、支持を引き寄せたい考えだ。

 選挙戦への貢献を公認推薦の条件とする対象は、選挙区選出の衆・参両議員。比例代表候補の公認は本部の裁量で決まるのに対し、選挙区候補は県連の推薦・申請が条件となっているため。

 総会では金子泰造幹事長が「国会議員の対応は重大な結果につながる」と切り出し、十分な支援をしなかった国会議員について「従来のように自動的に公認するようなことはしない」と方針を説明。異論は出ず、拍手で承認された。

 県連は公認推薦を見送る明確な基準は示していないが、後援会への働き掛けを重視する構え。金子幹事長は「自民王国群馬のメンツに懸けて、自身の政治生命を懸けて、という意気込みで支援しない人」と説明した。

 県連執行部の強硬姿勢の背景には、国会議員の温度差だけでなく、県議の後援組織の一部が他候補の支援に回るなど、組織の緩みへの警戒感がある。自民は党本部が、参院選対策で「衆参同日選的態勢づくり」を掲げ、衆院議員に総選挙並みに後援会組織をフル回転させるよう要請しており、県連はこの動きと連動して支持固めを急ぐ。

 ある県議は「県連が一致して擁立し、異例の自民党公認まで得る候補を落とすわけにはいかない」と強調。金子幹事長は「先輩の先生方に失礼に当たるから、決議という形は取らないが、県議団の思いを申し合わせた。場合によっては文書で通知する」と話した。

1564片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 01:10:49
自民県議団:知事選対応不十分な国会議員、国政選挙で公認反対も /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070525ddlk10010329000c.html

 ◇総会開き“クギ”

 自民党県議団は24日、県議会内で総会を開き、7月の知事選に同党が擁立する大澤正明・前県議会議長の選挙運動で対応が不十分な同党県連所属国会議員については、今後の国政選挙で公認に反対する可能性もあるとの申し合わせをした。総会では「我々からの厳しい意思を反映させる事態も有り得る」との認識で一致した。

 知事選を巡っては、5選出馬する小寺弘之知事と大澤氏の両陣営間で、各種団体などからの支持・推薦取り付けに向けた激しいつばぜり合いが繰り広げられている。大澤氏は25日の党本部総務会で公認が正式決定される予定だが、同党支持層には小寺氏の支持者も多く、保守分裂の「ねじれ現象」を引き起こしている。この日の申し合わせは、こうした状況を受け、県議団から国会議員の締め付けを図ったものと見られる。

 同党県連の金子泰造幹事長は「我々の同志である大澤氏の勝利は、国会議員の対応次第だ。申し合わせは県議団の知事選に対する熱い気概の表われだ」と豪語した。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月25日

1565片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 08:27:51
大沢氏、自民公認に
県連「広い支援態勢期待」 讀賣群馬

 自民党県連の金子泰造幹事長は25日、県連で会見し、7月の知事選に出馬予定の大沢正明前県議会議長(61)が推薦から公認となったと発表した。県連によると、知事選での党公認は1976年に初当選した清水一郎前知事以来という。

 金子幹事長は、「公認で広く支援態勢を敷いていただける。現職を推薦している党の推薦団体の県支部には、党規に則して“ねじれ”を正し、整合性を保つようお願いしていきたい」と述べた。

 また、「県議の命がけの運動が前提」とした上で、選挙区選出の県連所属国会議員の中で、知事選支援が十分とみなされなかった議員について、次回の国政選挙での公認の県連推薦を見直す可能性もあり得ることを県議団総会で申し合わせたことを明らかにした。

(2007年5月26日 読売新聞)

1566片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 09:41:48
知事選『ねじれ』解消にも力 自民党が大沢氏を公認
2007年5月26日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070526/CK2007052602019139.html

 七月の知事選で、自民党本部は二十五日、持ち回り選対会議で、前県議会議長の大沢正明氏の公認を決めた。当初の推薦から変更した。本県知事選の自民公認は、故清水一郎知事が初当選した一九七六年以来、三十一年ぶり。全国でも直近は九六年の富山県知事選以来という。

 公認を受け、大沢氏は「支援体制が確立されるという期待があり、心強く感じている」と話した。自民県連の金子泰造幹事長は「政党として一つの目的に向かって総力を挙げ、機運を盛り上げていく」と述べ、これまで同党を支持していた業界団体などが現職の小寺弘之氏を支援する“ねじれ”について、解消するよう働き掛けるとした。

 党首脳が、大沢氏の応援で県内入りすることについても、金子幹事長は「より強く要請でき、党本部の認識も踏み込んだものになると思う」と話した。 (石屋法道)

1567片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 13:45:46
県知事選・応援演説の首長 三村氏に"陳情"(2007/05/26) 青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/26/new0705260801.htm

 折り返しを過ぎた青森県知事選で、各市町村の首長が現職の三村申吾候補(51)の応援演説を通じて、ちゃっかり県への“要請合戦”を繰り広げている。自民党の強固な基盤に支えられて選挙戦を進める現職に対し、早くも二期目の県政運営を見越してか、地域課題の解決に力添えを求める格好だ。終盤戦に向け、首長の応援はさらにヒートアップしそう。
 
 「知事にお聞き届け願いたい」―。二十五日、むつ市の杉山粛市長は、三村候補の応援演説をこう始めた。
 続いて「大型車がすれ違えない国道338号、いつ岩が落ちてくるか分からない国道279号。国から原子力関連施設の多くを預かっている半島の道がこれでいいのか。三村候補の二期目はこれを解決してもらいたい」と声を張り上げた。
 風間浦村の横浜力村長も「下北半島はこんなに国策に協力しているのに、浜通りに道は一本しか通っていない。何とかしてもらいたい」と、熱いまなざしを三村候補に投げ掛けた。
 三村候補は二十五日までに県内を一巡。大半の市町村で首長が街頭に立って応援している。
 自民党県議は「保守対決でなくなり、踏み絵を踏む必要が無くなった。首長は気を使わずに街頭に立てる」と解説。別の自民党県議は「現職優位の選挙では、どうしても要請が多くなってしまうのだろう」と首長の気持ちを代弁? する。
 三村候補への“お願い攻勢”は津軽地方でも活発だ。十八日に訪れた藤崎町では、小田桐智高町長が冒頭から自らの政策を次々に並べた上で、「こうした町づくりへの支援を三村候補にお願いし、私の応援の言葉に代えたい」と締めくくった。
 「津軽自動車道、河川、橋の整備など、三村候補にはいろいろ要望がある」と訴えた鯵ケ沢町の長谷川兼己町長は、同町の投票率の行方に気をもむ。「町政運営には知事の理解が必要だが、投票率が低いと町づくりに対する町民の関心が低いと思われる。知事への発言力を得るためにも、町民の力を借りなければ…」と自らを奮い立たせた。

1568片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 18:12:45
選挙:蕨市長選/蕨市議選 市長選、新人同士の戦いか−−あす告示 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070526ddlk11010116000c.html

 任期満了に伴う蕨市長選と市議選(定数18)は27日、告示される。市長選は、いずれも新人で無所属の元市議、頼高英雄氏(43)と前市議、庄野拓也氏(38)=自民、公明推薦=の一騎打ちになりそう。10選の大阪府貝塚市長に次ぎ、現在8期目と全国2位の多選だった田中啓一市長(81)が31日の任期で引退し、世代が交代する。

 頼高氏は今回が市長選3回目の挑戦。99年が2946票差、03年が433票差でいずれも次点に泣いた。「継続は力なり。初志貫徹」が信条で、党派を超えた幅広い支持に期待する。「日本一小さな市・蕨で、日本一市民にあたたかい市政を」をスローガンに(1)32年の長期市政弊害の徹底改革(2)ムダをやめ、総事業費220億円の蕨駅西口再開発計画は白紙−−などを訴えている。

 庄野氏は市議1期からの出馬。5人が立候補した前回市長選とは違い、今回は保守系市議が候補を1本化した。第8代理事長を務めた「とだわらび青年会議所」のメンバーが全面応援する。「愛する蕨をほっとけない」がスローガン。(1)慣例や慣習をすべて捨て、必要な事業だけやる(2)あふれる笑顔と活力のまちにするため、蕨の玄関口の駅西口再開発を進める−−などを掲げる。

 市議選は、定数が前回より4減って激戦。現職14人、新人11人が立候補を予定している。党派別では無所属16▽共産4▽公明3▽民主2。

 投票は市長選、市議選とも6月3日、市内16カ所で行われ、即日開票される。3月29日現在の有権者数は5万7477人(男2万9472人、女2万8005人)。【森国郎】

毎日新聞 2007年5月26日

1569片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 18:16:10
選挙:足立区長選 あす告示 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070526ddlk13010261000c.html

 任期満了に伴う足立区長選が27日、告示される。いずれも無所属の新人で、前都議の近藤弥生氏(48)=自民、民主、公明推薦=と看護師の宮崎和加子氏(51)の2人が立候補を表明している。

 6月3日午前7時から午後8時まで、区内76カ所で投票され、同日午後8時45分から、区総合スポーツセンターで開票される。

 4月14日現在の有権者数は51万8141人(男26万1419人、女25万6722人)。【吉永磨美】

毎日新聞 2007年5月26日

1570片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 18:38:22
大沢氏の公認決定
2007年05月26日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000705260003

 自民党本部は25日、参院選と同日選が濃厚の知事選について、前県議会議長の大沢正明氏の扱いを推薦から公認に格上げすることを正式に決めた。自民党県連内には、現職の小寺弘之知事らと対決する前例のない構図の中で、党としての戦いをより鮮明にし、支持層を引き締めようとの狙いがある。


 金子泰造・県連幹事長と大沢氏が記者会見し、公認の正式決定があったことを明らかにした。大沢氏は公認を受けて「支援態勢が確立されると期待し、心強く思っている」と話し、金子幹事長も「政党なので、一つの目標に向くときに総力を結集していくことが当然の行動」と話した。


 県連が「格上げ」に踏み切った背景には、議員や業界団体など自民党本来の組織力に対して結束を促す効果を期待したい、という事情がある。24日に開かれた自民党県議団の会合では県議から不満の声も漏れた。県選出国会議員であっても知事選で団結しなければ「国政選挙での公認には協力しない」として、思いを確認しあった。


 国会議員の中に知事選より参院選を重視する姿勢があることや、一部国会議員の後援会幹部が小寺知事の支援を表明していること、県議自身が県議選で党公認を得る際、大沢氏を応援するよう誓約した経緯などがある。


 不満は若手を中心にあるといい、ある県議は「このままなら、知事選は県議が勝手にやれ、ということになってしまう」と危機感をあらわにする。


 知事選を前にしたねじれ現象は、業界団体の中にもある。例えば全国建設業協会は参院選の比例区で、自民公認の組織内候補を抱える。しかし県組織である県建設業協会は小寺知事を推薦した。


 小島秀薫会長は知事選での公認決定について、「自民が(知事選で)候補をたてる前の昨秋から、長年の良好な関係がある小寺知事の推薦を決めていた。あえて変える理由が見あたらない。自民に不満があるわけではない」とする。


 こうした現状に金子幹事長は「寛容にとは思っているが、極力ねじれをただしていきたい。(党本部からも)整合性を保つように働きかけがあると思う」と答えた。また党所属議員の行動についても、あいまいな推薦よりも公認ならば「守るべきものは守ってもらいたい」と、党規党則の重みを強調した。

1571片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 22:41:10
知事選の対応は慎重 市長の大半が「様子見」 産経群馬
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070525/gnm070525002.htm

 夏の知事選を控え、支持・不支持の態度を明確にしない市長が目立っている。市長12人のうち、小寺弘之知事や大沢正明前県議会議長の支持を表明している市長はわずかで、様子見を決め込んでいるケースが大半だ。特に、自民党本部に公認を申請している大沢陣営では、市長の中に同党県議出身者がいるだけに、思わぬ「中立宣言」に危機感を募らせている。首長の動きが鈍いのは、確かな選挙情勢を見通せない事情があるとみられ、今後、選挙ムードが高まるにつれ「身の振り方」に苦慮しそうだ。

 「地元選出の衆院議員から『副市長でいいから出してくれ』といわれたが、応じられない」

 小寺氏の支援組織「群馬県民の会」の支部設立総会に出席したある市長は、前橋市で27日に行われる大沢氏の支援組織「輝け38・新しい知事をつくる会」の結成大会への出席を求められ、やんわりと断った。知事選では「小寺支持」の立場を鮮明にしているためだ。

 21日に開かれた県民の会全体幹事会には、代理を含め、前橋、渋川、藤岡、みどりの4市長が出席。新井利明藤岡市長は終了後、産経新聞社の取材に「要請があれば積極的に動く」と明言した。一方、「大沢支持」を掲げているのは清水聖義太田市長で、26日の太田市後援会発会式に出席する予定だという。

 ただ、その他の市長は態度を留保しているケースが多い。岡田義弘安中市長は23日の記者会見で知事選への対応を問われ、「特定の候補に力を入れられない」と述べ、静観する考えを示した。松浦幸雄高崎市長も、「中立的な立場で静観する」と周辺に漏らしており、知事選とは一線を画す姿勢を崩していない。自身が市長会会長を務めていることも、位置取りを慎重にさせている。

 選挙戦が本格突入する前に、支持の態度を明らかにし、選挙の結果、支持した陣営が敗れれば、当選した知事との信頼関係構築に手間取り、市政運営に支障をきたしかねない−。そうした思いが市長の動きを鈍くしているようだ。

 知事選で大沢陣営の指令塔を務める金子泰造幹事長は、市長職の立場に理解を示しつつ、自民党県議出身の市長から支持取り付けがはかどっていないことに、焦燥感を募らせている。

(2007/05/25 03:23)

1572片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/26(土) 22:41:58
7月の知事選、大沢氏が自民公認に 産経群馬
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070526/gnm070526000.htm

 自民党本部は25日の選挙対策本部で、7月の知事選に出馬する大沢正明前県議会議長(61)の推薦を公認に切り替えることを決めた。県連では今後、党本部の支援態勢が強化されることから、「自民党色」を鮮明にして、選挙対策の取り組み強化を推進する。ただ、政党色を打ち出すほど、幅広い支持獲得が困難になる可能性が高いうえ、無党派層への支持がどの程度広がるのかは流動的で、「もろ刃の剣」との面があるのは否めない。自民党が知事選で公認候補を出すのは、昭和51年7月に新人で初当選した故清水一郎元知事以来で、全国でも平成8年10月の富山県知事選以来、11年ぶり。

 「心強く感じている」−。公認決定を受け、金子泰造幹事長と記者会見に臨んだ大沢氏は、気持ちを引き締めた。県連では党本部の支援態勢強化が図れることへの期待は強く、後手に回りがちだった選挙戦の挽回(ばんかい)に全力を挙げる構えだ。

 実際、連立政権を組んでいる公明党が、現時点では知事選の態度を留保していることから、今後、選挙活動に本腰を入れる可能性もある。安倍晋三総裁(首相)ら党幹部が応援演説に入ることで、女性や若年層に支持拡大を図る戦略も描いており、金子幹事長も「強く要望したい」と明言した。

 また、参院選で自民現職の山本一太氏を推薦しながら、知事選では小寺弘之知事の推薦を決めている各種団体への切り崩しも、「できる限り整合性をとるように、党本部からの働きかけもあると思う」(金子幹事長)と自信をのぞかせる。

 ≪無党派に逆風か≫

 参院選の投票日は7月22日が有力視されており、知事選との「ダブル選挙」となる公算が大きい。有権者の関心も高まり、投票率は前回の37.41%を上回ると見る向きは強い。

 ある県連幹部は「組織を固めても無党派層の動向次第で選挙結果ががらりと変わってしまう」と話す。公認を取れたことで、自民党に近い各種団体の支援を得られたとしても、風向きによっては、他候補に票が流れてしまうことを懸念しているわけだ。

 参院選では、抜群の知名度を誇る山本氏が無党派層にも一定の支持を広げるとみられるが、「山本票」がそのまま「大沢票」になるわけではない。政党色を打ち出すほど、無党派層での支持が広がらないとの見方もある。

 大沢氏にとって、公認を取れたことが、かえって自身の選挙戦を厳しいものにする危険もはらんでいる。

(2007/05/26 02:53)

1573片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 10:49:34
三村氏が堀、西谷氏に大差/知事選本社調査(2007/05/27) 青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/27/new0705270901.htm

 六月三日投票の青森県知事選で、デーリー東北新聞社は二十六日、県内全域を対象とした電話による世論調査と本紙独自の取材を合わせ、選挙戦終盤の情勢を探った。立候補した三人のうち、再選を目指す無所属で現職の三村申吾候補(51)が抜け出し、他候補を大きくリードしている。共産党公認で同党県委員長の堀幸光候補(59)と、無所属で市民団体代表の西谷美智子候補(46)の新人二人は伸び悩み、支持が広がっていない。投票する候補を決めていない有権者は現時点で三割弱となっている。
 
 三村候補は推薦を受ける自民、公明党支持層の八割以上を固めた。今回知事選で候補者を擁立できず、不戦敗を決めた民主党支持層の約三分の二が支持するほか、共産党支持層の一部にも食い込む。無党派層からも八割近い支持を得ている。
 男女別、年代別、職業別にみてもまんべんなく浸透。ただ、衆院の小選挙区別にみると、前回知事選で候補者四人中トップだった青森2、3区では今回も強さをみせている半面、非自民の推した無所属候補に敗れた1、4区は、2、3区ほどは圧倒していない。
 堀候補は、現段階で共産党支持層の七割余をまとめた。候補者を擁立していない民主、社民両党を支持する有権者から一定の支持を得ているものの、現職への批判票の受け皿にはなり切れていない。年代別では、五十代や七十代に比較的浸透している。
 六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の本格稼働阻止を訴える西谷候補は、社民党支持層の二割以上、加えて無党派層からも一定の支持を受ける。原子力行政の対応を県政の最重要課題ととらえる有権者の一部にも食い込みをみせている。
 調査に対し、知事選で投票する意中の候補がいると答えたのは全体の七割余。
 男女・年代別では、二十歳代女性と三十歳代の男女で、態度を決めかねている割合が高くなっている。

1574片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 11:16:38
6月3日の県知事選投票まで1週間
各陣営ラストスパート、現職を2新人追う 青森陸奥
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07052701.html

 任期満了に伴う県知事選は、6月3日の投票まで一週間と迫った。立候補しているのは、現職で再選を目指す三村申吾候補(51)=無所属、自民・公明、連合推薦=、共産党県委員会委員長の堀幸光候補(59)=共産公認=、市民団体代表の西谷美智子候補(46)=無所属=の三氏。17日の告示以来、候補者の訴えは日増しに熱を帯び、各陣営もラストスパートに向け意気込む。

 これまでの取材情報を総合すると、選挙戦は支持基盤で優位に立つ現職を新人二人が追う展開とみられる。また、有権者の関心は低いもようで、投票率の行方が注目される。
 選挙選は反自民を掲げる民主、社民が自主投票となり、保守同士が激戦を繰り広げた前々回知事選(2003年1月)、前回選(同6月)と対決構図が一変。三村県政一期目の是非が争点に浮上したが、選挙基盤や支持の広がりに優劣も見られ、現職の信任を問う色彩が濃くなりつつある。
 三村、堀の両候補をそれぞれ推薦、公認した政党や連合青森は、7月に控える参院選をにらみ、県知事選を前哨戦と位置付けて勢力拡大と組織固めを図っている。
 三村候補は、県内遊説が二巡目に入った。自民が地域、職域で組織戦を展開し、独自の後援会も集票に動く。民主不戦敗を受けて行く先々で市町村長も街頭に立ち、支持を表明した。
 自民1区選対本部長の津島雄二衆院議員は「有権者に知事の人柄が伝わり、好感を持たれたのでは」と分析する一方で、「投票率を心配している」として、後半は組織の引き締めとともに投票率アップに向けた活動にも重点を置く。
 堀候補は26日までに県内をほぼ二巡。現職の行政運営などを批判し、街頭では「党派を超えた支持」を繰り返し呼び掛け、無党派層や浮動票の取り込みに懸命だ。
 陣営は「保守層からも応援の電話が入っており、支持の広がりを実感している」(畑中孝之選対部長)と手応えをつかむ。残り一週間は特に大票田の旧三市で街頭活動に重点を置く方針。演説会では高橋千鶴子衆院議員や紙智子参院議員が来青し、てこ入れを図る。
 西谷候補は、六ケ所再処理工場の本格操業阻止の一点を強調。本格的な選挙事務所を持たず、少人数のボランティアとともに選挙カーを走らせる草の根の戦い。市部を中心にした辻説法で県内ほぼ全域を回った。
 渡辺類子選挙対策本部事務局長は「有権者の反応は予想外に良く、かなりの手応えを感じる。六ケ所村での街頭後は村民から激励の電話やメールがあった」と語る。最後の一週間も同じスタイルを貫く方針だ。

1575片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 18:40:03
選挙:知事選 大澤氏後援会が発会式 福田元官房長官、太田市長ら出席 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070527ddlk10010189000c.html

 ◇200人結集

 7月の知事選に自民党公認で出馬する大澤正明・前県議会議長の後援会発会式が26日、太田市内であり、支持者ら約2000人が結集した。

 壇上で大澤氏は「一人の独裁的な人間では県政のかじ取りはできない」と知事選に5選出馬する小寺弘之知事を批判、県政刷新の必要性を訴えた。

 式には同市の英語教育特区校「ぐんま国際アカデミー」私学助成金問題で小寺知事と対立している清水聖義市長のほか、同党県連会長の笹川尭・元国務相、福田康夫・元官房長官ら大物も出席。福田氏は「県民のリーダーとして頑張ってもらいたい」とエールを送った。

 大澤氏陣営は、前橋市内で27日に県内各市町村長らを集めた総決起集会を開催する予定。一方の小寺氏陣営も大澤氏の地元・太田市に支援団体支部を近く構える準備を進めており、知事選ムードがいよいよ高まってきている。【杉山順平】

毎日新聞 2007年5月27日

1576片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 20:32:21
三村氏が大きくリード 青森県知事選の終盤情勢
2007年5月27日 18時40分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007052701000399.html

 6月3日投開票の青森県知事選は終盤戦に入り、再選を目指す無所属現職の三村申吾氏(51)=自民、公明推薦=が知名度や組織力を生かし大きくリード、共産党公認で新人の党県委員長堀幸光氏(59)、無所属新人で市民団体代表の西谷美智子氏(46)が追う展開になっている。

 三村氏は自民、公明両党や連合青森など推薦団体の組織票を固め、さらに無党派層への支持拡大も図る。「計100社の企業誘致・工場増設を目指す」と具体的目標を挙げ、2003年の前回得票(約29万7000票)を上回る「圧勝」を目指す。

 堀氏は医師不足や雇用状況の悪化を招いたとして三村県政を批判。候補者を擁立しなかった民主、社民両党支持層を取り込み、巻き返しを狙う。

 青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の操業中止を掲げる西谷氏は、女性層に支持を訴えているが、苦しい戦い。

(共同)

1577片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 04:02:53
青森知事選、現職の三村氏がリード…読売情勢分析
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070528i501.htm

 読売新聞社は、6月3日投開票の青森県知事選について、電話による世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 再選を目指す現職・三村申吾氏(51)(無所属=自民、公明推薦)がリードし、いずれも新人の市民団体代表・西谷美智子氏(46)(無所属)と共産党県委員長・堀幸光氏(59)(共産)は支持拡大を目指す展開となっている。有権者の2割強は、態度を決めていない。

 三村氏は、自民支持層の8割以上、公明支持層の9割以上を固め、民主支持層や無党派層の約5割に浸透している。年代別でもまんべんなく支持を広げている。

 西谷氏は、民主支持層の約2割、無党派層の一部に食い込んでいる。堀氏は、共産支持層や無党派層への浸透を図っている。

 調査は25〜27日、青森県の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1270件のうち、712人から回答を得た。回答率は56%。

(2007年5月28日3時2分 読売新聞)

1578片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 04:49:31
三村候補に幅広い支持
「投票必ず行く」68% 讀賣青森

 6月3日投票の知事選に関し、読売新聞社が25〜27日に実施した世論調査によると、現職の三村申吾候補が戦いを優位に進め、市民団体代表の西谷美智子候補、共産党県委員長の堀幸光候補は支持拡大を図っている。態度を決めていない有権者は2割強となっている。投票に「必ず行く」(期日前投票を含む)と答えた有権者は7割近くに上った。

 三村候補は、推薦を受けた自民、公明両党の支持層の大部分を固めたほか、民主支持層や無党派層の半分からも支持を得ている。都市部、郡部を問わず5割以上に浸透し、男女別、年代別でも偏りなく6割以上の支持を集めている。職業別では、管理専門職と農林水産業、商工サービス業の7割超、専業主婦の6割強を固めるなど幅広く浸透している。

 西谷候補は、民主、社民両支持層の一部などを除いて支持に広がりが見られない。唯一の女性候補だが、女性より男性からの支持がむしろ多い。

 堀候補は、民主党が独自候補を擁立できなかったことなどを受けて「党派を超えた反三村勢力の結集」を訴えてきたが、今のところ、共産支持層と無党派層の一部などから支持を受けるにとどまっている。

 2003年の前回知事選で三村候補に投票した人では、8割強が今回も三村候補を支持している。前回選で三村候補と接戦を演じた横山北斗氏(現民主党衆院議員)に投票した人は今回、約4割が三村候補の支持に回っている。前回は横山氏を支援した連合青森が今回、三村候補を推薦したことなどが影響しているとみられる。

 今回の知事選に「大いに関心がある」は23%、「多少は関心がある」は40%だった。年代別では70歳以上、職業別では農林水産業で、関心が強い人の割合が高かった。

 投票に行くかどうかについては、「6月3日に必ず行く」が57%、「期日前投票に行く」(行った場合も含む)が11%で、計68%が投票の意思を明確にした。

 調査は、県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1270件のうち、712人から回答を得た。回答率56%。

(2007年5月28日 読売新聞)

1579片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 04:51:31
大沢氏支援「つくる会」発足
館林、富岡市長が出席 讀賣群馬

 7月の知事選で自民党公認で出馬予定の大沢正明前県議会議長(61)を推薦する市町村関係者でつくる「輝け38・新しい知事をつくる会」の結成大会が27日、前橋市内で開かれ、推薦団体など約600人が出席した。会長には笹川尭自民党県連会長が就任した。

 同会によると、市町村長や推薦団体、自民党の職域支部などに案内状を送ったという。

 会では、中曽根弘文、尾身幸次両氏を除く同県連の6国会議員が「自民党公認となった訳だから、大沢さん1本でしっかり支えなければならない」(福田康夫衆院議員)などと激励した。

 12市からは館林、富岡両市長が出席したが、町村長に関して同会は「公表しない」とした。関係者によると、「代理出席を含めるとかなりの町村が出席したが、本人出席は少なかった」という。

 また、公明党県本部幹事長の福重隆浩県議も来賓として出席し、「県の発展のため全力で取り組む」とする加藤修一県本部代表の祝電も披露された。ただ、福重県議は大会後、「友党として出席したが、知事選の対応は白紙だ」と、記者団に述べた。

 大沢氏は、「知事さんは県民のことはどこかへ飛んで、保身に走っている。今の群馬県では県民ニーズに応えることはできない」と“県政刷新”を訴えた。

(2007年5月28日 読売新聞)

1580片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 04:52:08
蕨市長選2新人激突
駅西口再開発争点に 讀賣埼玉

 蕨市長選が27日、告示され、ともに新人の庄野拓也氏(38)(無所属=自民・公明推薦)と頼高英雄氏(43)(無所属)の2人が立候補を届け出た。連続8期務めた田中啓一市長(81)が、今期限りでの引退を表明、同市で32年ぶりに新しいリーダーが誕生する。

 今回の市長選は、改正公職選挙法を受け、両候補ともマニフェストを作成。両候補の主張が対立しているのが、市有地など約2ヘクタールを整備して、高層マンションなどを建設する蕨駅西口地区再開発の行方だ。

 田中市政で進めた開発の継続推進を掲げる庄野氏に対し、頼高氏は見直しの立場を取っている。

 庄野氏は、同駅西口広場で出陣式を行い、「再開発で新しい住民を呼び込むことで、市の税収が年間1億円増える。増えた税収で、公共施設の整備や防災対策を進めたい」と訴えた。その上で、「商店街など街の経済を活性化させ、隣接市にも負けない活気あるまちづくりを目指したい」と支持を求めた。

 頼高氏は、同市中央の商店街に構えた事務所前で行った出陣式で「市の財政が厳しいのに、なぜ(区画整理事業を含めて)100億円もの金を再開発につぎ込む必要があるのか。事業の進め方も不透明で、黙って進めさせるわけにはいかない」と現市政を批判。「みんなで街づくりに取り組んでいきたい」と訴えた。


◆蕨市議選、25人届け出

 蕨市議選も27日、告示され、定数18に現職14人、元議員1人、新人10人の計25人が立候補を届け出た。今選挙から、市の行政改革に議会として協力するため、議員定数を6削減。25人の候補が5・1平方キロ・メートルと日本一狭い市域で支持を訴えて回った。

 投票は、市長選、市議選ともに6月3日に市内16か所の投票所で行われ、同日午後9時から、市民体育館で即日開票される。

 26日現在の有権者数は5万7573人(男2万9553人、女2万8020人)。

(2007年5月28日 読売新聞)

1581片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 10:00:25
「笛吹けど」鈍い動き/投票率増に苦慮(2007/05/28) 青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/28/new0705280902.htm

 青森県知事選で、現職の三村申吾候補を全面支援する自民党県連が投票率アップに苦慮している。事実上の信任投票に、支持者や業界・団体の動きは総じて鈍く、まさに“笛吹けど踊らず”の状態。県連内は「投票率の低下は避けられない」との見方が支配的だ。ただ、どの程度下がるかは未知数で、これまで明確な目標を掲げられずにいたが、選挙戦後半に入り「40%以上」が一つの“目安”になりつつある。
 
 二十七日、八戸市の八戸プラザアーバンホールで開かれた三村候補の個人演説会。自民党青森県第三選挙区支部が中心となって動員を仕掛けたが、集まった支持者は予定の二千人を下回る千人(主催者発表)だった。
 「今回の青森3区での目標は、投票率40%以上、十万票以上をとることだ」。同支部選対本部の滝沢求幹事長は期日前投票に足を運ぶよう訴えた後、初めて具体的な数字を口にした。「選挙は勝負が見えている。目標を定めた方がかえって運動しやすい」との思惑からだ。
 投票率アップは三村候補の得票に直結するだけに、県連は街頭演説や会合、企業・団体回りなどさまざまな場面で「投票へ行こう」と呼び掛けている。だが、民主党の不戦敗が響き、投票日まで一週間を切った現在でも選挙戦は低調ムードのまま。大島理森県連会長は「目標は勝つこと」と投票率、得票については明言を避けており、一部には「四割を割り込むのでは」との悲観的な憶測すら流れる。
 過去の参院選、知事選を見ると、投票率が三割台まで下落したのは、一九五三年、八〇年の参院補選だけで、知事選では一度もない。高樋憲県連政調会長は「圧倒的に勝利しても、投票率が40%を切る事態になれば、現職の信任を疑問視する声が上がる可能性もある」と懸念。最低でも四割台は確保したい考えだ。
 三つどもえの戦いとなった知事選は、木村守男元知事が社民党と共産系の新人二人と争った九九年以来。この時、木村元知事は47・46%という過去最低の投票率で、過去最高の四十二万三千票を集め再選を果たした。
 今回も現職に共産と無所属の新人が挑む似たような構図。告示前は「四十万の得票も可能では」とささやかれていたが、投票率の低下で投票総数が四十万票台に落ち込むことも予想され、今ではほとんど話題に上ることさえないという。
【写真説明】
八戸市で開かれた三村申吾候補の個人演説会。会場の後ろは人影もまばらだった=27日

1582片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 10:24:44
知事選「大いに関心」24% 本社世論調査
2007年05月28日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000705280002

 朝日新聞が24、25の両日、知事選中盤の情勢調査とあわせて行った電話による世論調査では、選挙に「大いに関心がある」と答えた人は24%で、4年前の前回調査時(33%)を下回った。政党ごとの支持率は、自民が34%、民主が13%で、05年総選挙時とほぼ同じとなっている。


 今回の調査で、知事選に「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えた人を合わせた割合は79%。投票率が52・46%となった前回選挙の調査では83%だった。


 今回の調査結果を年代ごとにみると、「大いに関心がある」という答えが最も多かったのは70歳以上の42%。年代とともに下がり、20、30歳代は11%だった。


 支持政党ごとにみると、「大いに関心がある」人は、自民支持層が32%で最も多く、共産支持層が13%で最少。「支持政党なし」と「答えない・わからない」を合わせた無党派層で20%だった。


 投票に「必ず行く」と答えた人の割合は65%(前回68%)、「できれば行きたい」という人を合わせた割合は89%(同91%)で、いずれも前回をわずかに下回った。


 自民・民主以外の政党支持率は、公明、共産、社民がそれぞれ2%、無党派層は46%だった。


 電話調査は「朝日RDD」方式。対象者の選び方は無作為3段抽出法で、942人から有効回答を得た。

1583片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 10:27:52
大沢氏の後援組織発足
2007年05月28日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000705280003

 自民党公認で知事選に立候補する大沢正明・前県議会議長の後援組織「輝け38・新しい知事をつくる会」(会長・笹川尭党県連会長)の発会式が27日、前橋市内であった。「38」は県内の市町村の数を指し、首長や支援団体幹部らで構成する。各地域の支持者による地区後援会、各地区を束ねる連合後援会とともに、運動の柱になるという。


 「輝け38」は推薦・支援団体のほか、市町村の首長・議員、自民党の職域支部などからなる。発会式には約600人が参加。大沢氏は「県内を回り、群馬がこれほど広いとあらためて知った」とし、各地での支援を訴えた。出席者らは現職の小寺弘之知事と対比し、群馬県出身であり、議会と協調した県政運営ができるなど、大沢氏の魅力を強調した。


 当初は市町村長を中心に参加を呼びかけるとしていたが、出席者として紹介されたのは岩井賢太郎・富岡市長、安楽岡一雄・館林市長の2人。会事務局は、その他の市町村長や代理の出席もあったとするが、市町村名や数は明らかにしなかった。理由について、「現職側から市町村へのしめつけが厳しい。こちらも出席を強く呼びかけていない」としている。役員構成も、同様の理由で後日公表するとした。


 県選出国会議員は、福田康夫元官房長官、参院群馬選挙区に立候補する山本一太参院議員など6人が出席し、中曽根弘文参院議員、尾身幸次財務相は代理出席だった。笹川会長は、国会議員が知事選の応援をしない場合、「国政選挙においても県連としては推薦も公認推薦もしない」と明言した。

1584片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/28(月) 22:54:40
選挙:知事選 大澤陣営が総決起集会 公明県幹部出席も「支援」は明言せず /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070528ddlk10010314000c.html

 7月の知事選に自民党公認で出馬する大澤正明・前県議会議長の支援団体「輝け38・新しい知事をつくる会」の発会式が27日、約600人が出席して前橋市内であり、事実上の総決起集会となった。公明党県本部幹部も駆け付けたが、大澤氏支援については明言を避けた。

 式には同党県連会長の笹川尭・元国務相をはじめ、県連所属の国家議員が出席したが、中曽根弘文元文相と尾身幸次財務相は欠席した。また安楽岡一雄・館林市長が「市町村長代表」として出席したほか、大澤氏支持を明確にしている岩井賢太郎・富岡市長も姿を見せた。

 知事選に向け動向が注目される公明党からは、加藤修一・県本部代表(参院議員)の代理として、福重隆浩・県本部幹事長(県議)が出席。福重氏は「大澤氏を推薦するかどうかは白紙。現職(小寺弘之知事)のマニフェスト内容などを検討して決めたい。最終的には自主投票もあり得る」と話した。大澤氏は「公示まであと40日。みなさんの大きな力を借りなければ勝てない」と支援を訴えた。【杉山順平】

毎日新聞 2007年5月28日

1585片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 09:12:39
<知事選世論調査>投票「政策で判断」62%
争点で重視「景気や雇用」74% 讀賣青森

 読売新聞社が行った知事選(6月3日投票)に関する世論調査で、投票の際に最も重視する点について尋ねたところ、「政策や公約」と答えた人が62%で最も多く、2003年の前回知事選時の調査結果と比べて8ポイント上昇した。「候補者の経歴やイメージ」は前回比3ポイント減の15%、「支援している政党や団体」は同2ポイント減の14%だった。景気低迷や雇用問題など重要課題が山積する中、政策の内容に高い関心を示す有権者が増えているようだ。

 最も重視する点として「政策や公約」を選んだのは、民主支持層と無党派層では約7割、自民支持層では6割弱に上った。「支援政党や団体」重視派は、自民支持層で約2割、民主支持層で2割弱にとどまったが、公明支持層では4割弱を占めていた。

 争点として重視したい問題を尋ねた質問(複数回答)では、「景気や雇用対策」が74%で最も多かった。次いで、「医療や福祉の充実」が72%、「地域経済の活性化」が61%。低迷する県内経済や深刻な医師不足の現状を巡り、危機感を募らせている有権者が多いことをうかがわせる。

 このほか、「教育や青少年対策」60%、「所得などの格差問題」57%、「県の行財政改革」54%、「防犯や治安対策」51%。選択肢として掲げた9項目のうち7項目で半数を超えた。

 候補擁立を断念した民主党について、独自候補を擁立すべきだったかどうかの質問には、「そう思う」が45%、「そうは思わない」が32%だった。

 政党支持率をみると、トップは自民党の40%で、前回知事選時より11ポイント上昇した。民主党も前回比11ポイント上昇し、15%で2位につけた。公明党は微増、共産、社民両党は微減。

 三村知事の1期目の県政についての評価では、「大いに評価」が20%、「多少は評価」が50%で、あわせて7割が肯定的に見ていた。「あまり評価していない」は17%、「まったく評価していない」は4%で、否定的な見方は計2割となっている。

 県内の原子力関連施設(現在計画中含む)のあり方を巡る質問では、「現状程度にとどめるべきだ」と答えた人が53%で過半数を占めた。「数を減らすべきだ」は23%で、「さらに受け入れてもよい」は13%にとどまった。

 調査は、25〜27日、県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1270件のうち、712人から回答を得た。回答率56%。

三村 申吾 51   無現《1》 〈自〉〈公〉知事

堀  幸光 59   共新 党県委員長

西谷美智子 46   無新 市民団体代表

 (《》内は当選回数、〈〉内は推薦政党)

(2007年5月29日 読売新聞)

1586片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 09:46:43
県発表は三村氏公約絡み? 担当部署は否定(2007/05/29)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/05/29/new0705290902.htm

 青森県知事選で、現職の三村申吾候補(51)の公約と密接に関連する発表が、県から相次いでいる。「現職の強み」と理解を示す声が上がる一方、県の取り組みが順調に推移している―との内容が並ぶだけに、他陣営からは「選挙向けの対応だ」と、うがった見方も。県の担当部署は「資料がまとまったので公表した」と、知事選との関連を全否定するのだが…。
 「これまで三年間の取り組みの実績がまとまったので、早く公表しようと考えただけ。(発表の)タイミングとしていい時期だと考えた」
 選挙戦終盤の二十八日、県庁の農林水産部長室で、「攻めの農林水産業」の実績について会見した田村優一部長は、報道陣からデータの発表時期について尋ねられ、こう答えた。
 財政改革路線で大型公共事業を打てずにいる三村県政一期目にとって、「攻めの農林水産業」は最大のヒット事業。二期目を目指す三村候補の公約では、さらなる推進を大きくうたっている。
 「攻めの農林水産業」の実績について、県が記者会見形式で発表するのは初めて。まだ昨年度の数字がまとまっていない項目もあったが、「私の独断で」(田村部長)発表時期を決めたという。
 三村候補は公約で「認定農業者一万人」と掲げており、同部は告示後、全国の認定農業者育成状況を発表した。だが、これは国の発表と連動したものだという。
 観光局新幹線交流推進課は五月上旬、二〇〇二―〇六年度の外国人宿泊者実態調査結果を初めて発表した。その後、告示直前の十四日に明らかになった三村候補の公約には、「外国人宿泊者数八万人を目指す」と盛り込まれた。
 同課は「ある程度データが蓄積されたので出した。知事から発表の指示はなかったが、内容は知っていたはず」と話す。
 共産党公認の堀幸光候補(59)は「当然、選挙目当てだろう。ただ、数字を出せば出すほど、県民意識とのズレが目立つばかりなのだが」と、県の姿勢を批判している。

1587片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 17:05:24
選挙:知事選 農業関係有志が集会 「小寺氏支持」を特別決議 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070529ddlk10010231000c.html

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事を支援する農業関係者が28日、前橋市内で「元気な農業・農村をつくる会」の設立総会を開いた。JA群馬中央会の政治組織「興農政治連盟」が知事選に向けた姿勢を明確にしない中、小寺知事に近い有志が結集した形だ。

 約150人が参加した総会では「(農業)政策に深く共感し、小寺知事を支持する」との特別決議を採択した。また、当面の活動目標として、小寺氏の選挙戦の必勝を掲げた。

 会長に就任した吉野藤彦・県農業経営士協議会会長は「小寺知事はこれまでも農業発展に尽力してきた。選挙は県民の総意で決まる。自民党を怖がっていては選挙はできない。全力で支援してほしい」と訴えた。小寺知事は「農業の現状は非常に厳しいが、群馬県は守るだけの農業ではなく、攻めの農業もできる。発展させていくために力を尽くすので支援してもらいたい」と答えた。

 また、既に小寺氏を推薦しているJA前橋市の斎藤久組合長も「興農政治連盟は一本化されないが、県内各農協が小寺知事支援の集会を開き、勝ち抜く体制を作らなければならない」と呼びかけた。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年5月29日

1588片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 17:06:03
選挙:知事選 「自民こそ議会で圧力」 批判に知事が反論−−定例会見 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070529ddlk10010219000c.html

 小寺弘之知事は28日の定例会見で、5選出馬する7月の知事選に関連して、自らの集会と自民公認で出馬予定の大澤正明・前県議会議長の集会に出席し、双方を支持すると表明している市町村長がいることに「どういう気持ちなのか」と首をかしげた。

 また、小寺知事は自民党が「首長や団体に予算権限などで圧力をかけている」と批判していることについて、「そういうことは全くない」と否定し、「自民党こそ予算議案の決議で圧力を掛けていると言えるのでは」と非難した。

 さらに、「県の職員が選挙活動に関わっている」との指摘についても「公務員は中立。選挙運動はできないことになっている。出馬表明後、県幹部に確認している」と述べた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年5月29日

1589片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 17:12:28
選挙:足立区長選 候補者の横顔 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070529ddlk13010304000c.html

 27日告示された足立区長選は、無所属の女性新人2人が対立する構図となった。都内の首長選で女性候補の一騎打ちは初めてになる。来月3日の投票を目指し、両候補は区内各所で公約や政策を訴え、支持を求める。候補者の訴えと横顔を紹介する。【吉永磨美】

 (届け出順)

 ◇福祉、医療問題の解決目指す−−宮崎和加子氏

 山形県寒河江(さがえ)市に農家の長女として生まれ、地元の高校を卒業後、上京して東大付属看護学校に入学した。

 同学校時代に熊本県水俣市を訪れた。水俣病患者を訪問する診療所の看護師と出会い、「訪問看護」を志した。足立区北千住の病院を軸に、下町の路地裏を自転車で一軒一軒訪ねて高齢者や患者の血圧を測り、悩みなどを聞いた。看護師について「人が生まれて死ぬまでかかわり、人間を大事にする仕事」と話す。

 「福祉や医療の問題を解決するには、政治を変えなければならない」と立候補を決意した。「認知症グループホーム」や「ガンなんでも相談所」の設置をはじめ、国民健康保険料や介護保険料の値下げなど区民の負担軽減を掲げ、医療・福祉制度の充実を訴える。また区独自の学力テストや学校の取り組みによる予算配分の格差、学校統廃合計画の見直しも主張する。

 3人の子の母。趣味は登山と映画鑑賞で、昨夏は北アルプスの槍ケ岳に登った。映画は年間50本以上見る。看護をテーマにしたものを中心に著書は約30冊にも及ぶ。

 ◇「日々困っていること変える」−−近藤弥生氏

 2年前に亡くなった父で自民党の元都議、信好氏の後を継ぐ形で97年に都議に初当選し、3期目に出馬を決意した。「政治は『暮らし』そのもの。人々が毎日困っていることを承り、一つ一つ変えていきたい」と政治信条を話す。

 経歴は異色。青山学院大卒業後、警視庁の警察官となり、6年間勤め退官。再び青山学院大の大学院で経済学を学び税理士の資格を取得した。

 立候補の動機は明確だ。「区長になって自分の政策を実現したい」。希望する全小学生を対象に、放課後に地域と学習塾が連携した「足立こども塾(仮称)」を設置し、学童保育との統合を目指すことを公約に掲げる。

 一方で、2011年度の着工を目標にしている竹ノ塚駅周辺の鉄道高架化や北千住駅東口の開発の推進にも力を入れたいという。また、今後4年間で15%以上の区職員削減や天下り先になっている区の外郭団体の廃止なども掲げており、「行財政改革」を進めるという。

 数年前から休日に近郊の寺を巡る「お遍路」を始めた。写経も日課。「やっているとよいアイデアが浮かんでくる」

==============

宮崎和加子(みやざき・わかこ) 51 無新

 看護師[歴]全国訪問看護事業協会理事▽都グループホーム連絡会副代表▽東大付属看護学校

近藤弥生(こんどう・やよい) 48 無新

 [元]都議▽税理士[歴]警察官▽都議会財政委員会委員長▽都議会自民総務会長代行▽青学大院=[自][民][公]

毎日新聞 2007年5月29日

1590片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 17:56:57
県幹部、知事の実績PR
2007年05月29日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000705290001

「攻めの農林水産業」「選挙応援」は否定


知事選の投票直前、県幹部が現職候補の実績を堂々PR――。県農林水産部の幹部らが28日、県庁で記者会見し、再選を目指す現職の三村申吾候補(51)が1期目に掲げた代表的な施策「攻めの農林水産業」の実績を発表した。


 同部によると、「攻めの――」実績発表は三村氏の1期目の任期中、今回が初めて。この時期の発表は選挙戦を続ける三村氏の「応援」ともとれるが、田村優一農林水産部長は「4月の段階で考えていた」と述べ、発表日程を知事選に合わせたとの見方を否定した。


 28日の記者会見で報道各社に配布された「実績」は計4ページ。タイトルは「『攻めの農林水産業』(販売促進活動)の実績」。三村氏が折に触れ口にしてきたキャッチコピー「攻めの――」が使われている。


 冒頭の項目は三村氏の活動を取り上げた「知事トップセールス」。量販店などのトップに三村氏が直接、県産品を売り込みに行った回数などが年度ごとに記載された。別の項目では、大手量販店に置かれている県産品の種類や、県外での県産品フェアの売上額が、この3年で伸びていることを示す表などが掲載されている。


 会見で田村部長は「(実績は)見方によっては不足しているともいえる」と述べ、三村氏を「応援」したとの見方を打ち消した。


 三村氏は、就任翌年の04年に県産品を積極的に展開するための「総合販売戦略課」を設置。田村部長は三村氏の肝いりでできた同課の初代課長で、4月に農林水産部長に就任した。

1591片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/29(火) 18:06:05
小寺氏支持の農業者団体発足
2007年05月29日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000705290003

 知事選で5選を目指す小寺弘之知事を支援する農業関係者が28日、前橋市内で新団体「元気な農業・農村をつくる会」の設立総会を開いた。以前からある農協グループの政治団体「群馬県興農政治連盟」は知事選での対応を決めておらず各農協が個別に支持を表明しており、農業分野でも混迷に拍車がかかっている。


 設立総会には約150人が出席し、会長に群馬県農業経営士協議会長の吉野藤彦氏が就任した。吉野氏らは、計23のうち10近い農協の代表が個人として小寺氏を支援するために集まり、新団体の顧問に就任したと説明した。小寺知事を支援する「群馬県民の会」の傘下として活動するという。


 一方、政治連盟は知事選について昨年末、各農協に判断を委ねたため、小寺氏を推したJA前橋市、自民公認の大沢正明氏を推したJA新田郡など、各地域で支持が分かれている。

1592片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/31(木) 10:27:43
【上州夏の陣・知事選】大沢氏、支援組織が結成  産経群馬
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070528/gnm070528001.htm

 夏の知事選に出馬する大沢正明前県議会議長(61)=自民公認=の支援団体「輝け38・新しい知事をつくる会」の結成大会が27日、県内選出の国会議員6人ら支援者約600人が参加し、前橋市内で開かれ、党の組織力をフル稼働させて選挙戦に臨むと気勢をあげた。今後、各種団体などからの支持取り付けを本格化させ、知事選では31年ぶりの公認候補当選を目指す。

 大会の冒頭、笹川堯県連会長は大沢氏に公認証書を手渡した。その後、あいさつした大沢氏は「県民の代表である県議会を尊重しないようでは、多様化する県民要望にこたえることはできない」と述べ、小寺弘之知事(66)の県政運営を厳しく批判した。

 また、福田康夫元官房長官らは「自民党としてしっかり、支えていかなければならない」と支援を訴えた。

 一方、同会に出席した市長は、12市長のうち館林、富岡両市の2人だけで、大半の市長が様子見を決め込んでいる現状が浮き彫りとなった。

 安楽岡一雄館林市長は「県議会と行政の硬直した関係は変えなくてはいらない。もう少し風通しを良くし、明るい群馬にしてほしい」と激励。岩井賢太郎富岡市長も終了後、記者団に「県と市の関係は良くない。多くの市長はこちらに軸足がある」と述べた。

(2007/05/28 03:19)

1593片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/01(金) 11:49:51
「離党し小寺氏支持」自民の大沢氏公認批判
2007年06月01日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000706010002

 旧社会党委員長で民主党県連常任顧問だった田辺誠氏(85)が31日、小寺弘之知事の後援会「弘叡(こう・えい)会」の総会に出席し、「政党を離れて支持をする」と表明した。知事選で「県民党」を強調して支持拡大を狙う小寺氏の路線を意識した模様だ。


 田辺氏は、自民党が大沢正明氏の推薦を公認に格上げしたことを「時代と逆行している。県民との溝が大いに広がっている」「自民の良識派も顔をしかめ、腹の中で笑っているのではないか」と批判。「選挙応援は最後だろうと思う。53年間、政党に所属していたが本日から政党を離れる」「(知事選で)政党の束縛の中で選挙をすれば、県民に対する冒涜(ぼう・とく)だと思う」と述べた。


 総会後に田辺氏は、民主党が多選候補の推薦を禁止している点などを考慮し、今月中に複数の関係者に離党の意思は伝えたとしたが、県連内の混乱もあり具体的手順は語らなかった。「選挙が終わってから復党するかも知れない」とも話した。


 田辺氏は労働運動をへて半世紀以上にわたる政治経験があり、群馬政界になお隠然たる影響力がある。


 自民党から福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三の3首相を生んだ群馬は、旧社会党からは田辺氏が党委員長に、山口鶴男氏が党書記長に就くなど国政に人材を輩出した。「反自民」の対決軸を支えてきた田辺氏は、知事選では党を離れてまで反自民のにらみをきかし、「上州自民」には手ごわい相手となりそうだ。

1594片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/02(土) 01:11:51
攻防:’07知事選 小寺氏の後援会総会 自民の大澤氏公認、批判 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070601ddlk10010034000c.html

 ◇田辺元社会党委員長も出席

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事の後援会「弘叡会」(会長=正田宏二・正田醤油会長)の定時総会が31日、前橋市内で開かれた。元社会党委員長で民主党所属の田辺誠氏も出席。集まった約300人が小寺氏の当選を誓った。

 あいさつに立った小寺氏は「強者も弱者も生きて行くためにはバランスが必要。そのために地方自治体の政治は一党一派に偏するべきでない。政党と自治体行政を融合するのが県政だ」と述べ、大澤正明・前県議会議長を公認候補として擁立する自民党をけん制した。

 また小寺氏を支援するは田辺氏は「大澤さんのマニフェストを見ると、小寺県政の延長であり、政策論争にならない」とし、「(自民党は)対抗馬を立てる意味も必要もなく、私的な因縁が背景なら県民は不幸」と切り捨てた。また大澤氏が同党推薦から公認に格上げされたことについて「時代に逆行しており県民との溝が広がる」と批判した。

 田辺氏は「県民党」を掲げる小寺氏と4選以上の禁止を唱える民主党に配慮し、知事選が終わるまで離党する意向という。

 正田会長は「残された時間は2カ月を切っており、政党組織と対決する覚悟が必要だ」と訴えた。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年6月1日

1595片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/02(土) 01:12:31
攻防:’07知事選 大澤氏支援態勢、一層強化を確認−−自民県連 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070601ddlk10010043000c.html

 ◇党公認格上げ受け

 自民党県連は31日、前橋市内で各郡市支部長を集めた会議を開き、7月の知事選に擁立する大澤正明・前県議会議長の党公認への格上げを受け、支援態勢の一層の強化を確認した。

 一方、県連会長の笹川尭・元国務相が会議後、県連本部で、年金記録不明問題について県民の不安を払拭(ふっしょく)するための街頭放送用のメッセージを録音。笹川会長は「今回の問題は民主党の菅直人代表代行が厚生大臣の時に発端がある。自民党が原因ではない」と述べ、「知事選には年金問題は影響しない」と願いを込めるように強調した。

 また、笹川会長は東京都内で同日開かれた同党の支援組織・団体関係者を集めた会合で、大澤氏支援を各組織の県支部に求めるよう党本部として要請したことを明らかにした。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月1日

1596片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/03(日) 19:12:02
攻防:’07知事選 投票まで50日 各陣営、集会で支持固め /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070603ddlk10010247000c.html

 ◇参院候補予定者も幹部招き

 7月22日の県知事選投開票まで50日となった2日、各陣営は積極的に集会を開き、支持固めに躍起だ。同日予定される参院選候補予定者の集会にも政党幹部が駆け付けた。告示までまもなく1カ月、選挙戦はいよいよ熱を帯びてきた。【木下訓明、伊澤拓也】

 知事選で5選を目指す小寺弘之知事の陣営は安中市内で支援団体「群馬県民の会」の安中支部設立集会を開き、市民ら約400人が結集。同市選出の茂木英子県議のほか、同市、旧松井田町の元首長、労働団体「連合群馬」安中地協幹部らも席を並べた。

 小寺氏はあいさつで「3人の首相を輩出した群馬で、私はあまり自分を目出たせることなく、しかし堅実に県政を進めてきた」と自己評価を披歴。「地方に政党政治はなじまない。政党の一部の人が、県政を牛耳ったりしてはならない」と対立する自民党県連を皮肉った。

 小寺氏陣営はこの日、吉岡町内でも支部設立総会を開催した。

 一方、対抗馬の大澤正明・前県議会議長の陣営も、前橋、沼田の両市で後援会設立集会を開催。沼田市内の集会には、佐田玄一郎・前行革担当相や中曽根弘文・元文相らも駆け付け、約120人が集まった。

 自民党県連の金子泰造幹事長は「現在の県庁はあきらかに側近政治。長期政権の弊害を排除しなければならない」と県政刷新の必要性を説いた。

 大澤氏も「県を取り巻く状況は刻一刻と変わっている。今こそ大きくかじを切らなければ、群馬の将来はあり得ない」と支持を求めた。

 ◇亀井静香氏が年金問題批判−−福田氏激励会

 参院選に国民新党公認で出馬するボランティア団体代表の福田晃治氏は、伊勢崎市内で同市内の77の企業や個人でつくる異業種交流団体主催の激励会に出席。同党の亀井静香代表代行と亀井郁夫副代表も姿を現し、約200人が集まった。

 亀井代行は「今回の選挙で間違いなく『オセロ』が起きる」と政界再編を示唆。さらに自民党を直撃している年金記録不明問題を挙げて「自民党が勝つはずがない」と気勢を上げた。

 福田氏は「今こそ国民、県民のための真の政治を国民新党が実現する時。その一員として私を国政に送ってほしい」と支持を求めた。

 一方、3選を目指す自民党の山本一太参院議員も、沼田市内であった大澤氏の集会に出席し、大澤氏支援と合わせて自らへの支持も訴えた。

毎日新聞 2007年6月3日

1597片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 07:57:05
知事選 三村さん、大差で再選
投票率最低 ほろ苦信任 讀賣青森

 知事選が3日、投開票され、現職の三村申吾さん(51)が、共産党県委員長の堀幸光さん(59)、市民団体代表の西谷美智子さん(46)の両新人を破って再選を果たした。三村さんは、自民、公明両党や連合青森など支援組織の票を手堅くまとめ、県内首長の大半などの支持も得て幅広い層に浸透した。堀さんは、「『住むなら青森県』と言える県政へ」と訴え、現職批判票に期待したが、及ばなかった。西谷さんは、「反核燃」の立場をひたすら強調したが支持を広げられなかった。投票率は38・45%(前回52・46%)で、過去最低を更新した。民主党の不戦敗などから有権者の関心が高まらず、きわめて異例の低投票率となった。県内は財政や医療、雇用など多くの分野で危機的状況にある。危機の回避、そして青森県の再生に向け、県政運営の“司令塔”は再び三村さんに委ねられた。

 青森市浜田の三村さんの事務所に「当選確実」の連絡が入ったのは午後8時半ごろ。詰めかけていた自民、公明両党の県議、市議、連合青森の幹部らから拍手と歓声がわき起こった。まもなく、近くに控えていた三村さんが妻の三千代さんとともに姿を見せると、ひときわ大きな拍手が起きた。三村さんは支持者に囲まれながら、会心の笑顔で万歳三唱した。

 三村さんは、支持者らを前に、「多くの方に支えていただいた。ありがとうございました」と叫びながら頭を下げた。

 民主党の不戦敗などにより、三村さんは今回の知事選を自身への信任投票と位置付けていた。ところが、序盤から楽勝ムードが流れてしまい、陣営は終始、組織の引き締めを懸命に図ることになった。

 そんな中、三村さんは街頭演説で、県債(県の借金)の新規発行を減らすことに力を注いだ1期目の実績を強調。「青森県を絶対につぶさない」と財政再建への熱意を訴え続け、見事に勝利を手中にした。

1598片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 07:57:36
■堀さん 現職批判への反応鈍く

 堀さんは、青森市桂木の共産党県委員会の事務所で午後8時40分ごろ、険しい表情で支持者らに対し、「県政の転換を求めたが、大きく及ばなかった。県民の期待に応えられず、大変申し訳ない」と敗戦の弁を述べた。次いで、健闘をたたえる声や拍手を送られ、深々と頭を下げた。

 堀さんは、医師不足の解消や原子力政策の見直しなどを公約に掲げ、精力的に街頭演説を重ねる選挙手法をとった。三村県政について、「自民党のいいなりで、県民に格差と貧困を広げた」と断じ、現職批判票の取り込みを図った。さらに、候補を立てなかった民主党の支持層への浸透も狙ったが、思うように支持を広げられなかった。

■西谷さん 「反核燃」今後も

 西谷さんは、弘前市上瓦ヶ町の多目的ホール「スペースデネガ」で、スタッフとともに開票結果の知らせを待った。午後8時半ごろ、三村さん当選確実を報じるテレビの画面を淡々とした表情で見つめた。

 資金面の不安などから出馬表明が遅れた西谷さんは、告示日までに数人しかスタッフが集まらず、候補自らポスターをはることもある草の根選挙を展開。だが、選挙戦で「反核燃」の考えをひたむきに訴え続け、共感した主婦らによるボランティアの輪も広がっていた。それだけに、西谷さんは悔しさをにじませながら、「今後も(日本原燃の使用済み核燃料)再処理工場の本格稼働反対を訴え続ける」などと語った。

■青森朝日放送 「投票締め切り前」当選報道表示

 3日投開票された県知事選を巡り、青森朝日放送(本社・青森市)がホームページ上で現職の三村申吾氏の当選を報じた際に、投票締め切り前の3日午後7時54分のニュースとして報道するミスがあった。表示時間通りに報じたとすると、選挙の公正を害する行為として公職選挙法に違反する可能性があるが、同放送の森田栄・報道制作局長は、「実際にネット上にアップした(掲載した)のは午後8時5分ごろ。アップするための送信用サーバーに送った時刻が誤って表示された。意図的なものではない」と説明している。

■投票率は過去最低

 投票率は38・45%(男38・18%、女38・70%)で、前回(2003年6月)の52・46%より14・01ポイント低下した。これまでの過去最低記録だった1999年1月の47・46%を下回った上、40%の大台も初めて割り込んだ。

 市町村別にみると、佐井村が59・22%(前回比8・74ポイント減)で最も高かった。最も低かったのは八戸市の31・02%(前回比15・89ポイント減)だった。落ち込みは都市部で激しく、青森市が前回比14・87ポイント減の36・13%、弘前市が同11・77ポイント減の33・61%だった。

 投票率の低迷は当初から予想されていた。民主党が独自候補の擁立に失敗し、政策論議も深まらなかったためだ。

 このため、県選管などは危機感を募らせ、啓発活動を強化。コンビニエンスストアの弁当購入者に配布されるはし袋へのメッセージの印刷(県選管)、プロレスラーらによるトークショー開催(青森市選管)といった取り組みを展開したが、目立った成果を上げることはできなかった。

(2007年6月4日 読売新聞)

1599片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 08:01:11
参院選出馬予定 公明・加藤参院議員 讀賣群馬

 7月の参院比例選、知事選でそれぞれ出馬を予定する公明党の加藤修一参院議員、無所属の山本龍元県議を支援する団体「東毛地域政治経済政策推進研究会」(穂積照雄会長)が主催した「加藤しゅういちと山本龍を励ます会」が3日、太田市の市民会館で行われ、約1000人が集まった。

 加藤氏は「地球温暖化など環境問題に真正面から取り組む」、山本氏は「県政のよどみをぶっ壊し、維新を起こす選挙だ」と支援を訴えたが、お互い、相手の選挙については言及しなかった。加藤氏は終了後、記者団に対し「参院選と知事選は別。知事選の対応は白紙だ」と語った。

■大沢氏後援会も発足■ 一方、7月の知事選に自民党公認で出馬予定の大沢正明前県議会議長陣営も同日、伊勢崎市内で伊勢崎・佐波地区後援会の発会式を開き、約600人が出席した。

(2007年6月4日 読売新聞)

1600片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 08:02:27
蕨市長、共産党籍  頼高氏
全国5人目 草の根選挙実る 讀賣埼玉

 蕨市長選は3日に投開票され、新人で元市議の頼高英雄氏(43)(無所属)が、新人で前市議の庄野拓也氏(38)(無所属=自民・公明推薦)を破って初当選した。共産党籍を持つ現職の市長は県内唯一で、全国では5人目。当日有権者数は5万5924人、投票率は59・24%(前回62・26%)だった。

 頼高氏は午後10時半すぎに優勢が伝えられると、事務所から約500メートル離れた自宅から車で駆けつけた。事務所で支持者の拍手と握手に迎えられ、「ありがとうございます」と何度も感謝の言葉を口にした。

 商店街に設けられた事務所には開票直後、20人ほどしかいなかったが、徐々に増え始め、最後は約80人が事務所の内外に集まり、頼高氏の当選を祝福した。

 大勢の支持者に囲まれた頼高氏は「蕨を変えようという市民の思いが勝利につながった。すべての市民のために街づくりにまい進していきたい」とやや紅潮した表情で決意を語った。マニフェストに掲げた中学3年生までの医療費無料化などについても「必ずやり遂げたい」とした。

 後援会会長の広田実さん(69)は「前市政への批判票を獲得できた。人柄が評価された」と喜んだ。

 頼高氏は、前回市長選に落選後も駅周辺で街頭演説をしたりして雪辱を期してきた。市議時代は共産党で活動したが、市長選では党の支援を断り、市民団体を中心とした草の根運動を展開。1日約15回の街頭演説をこなしてきた。

 一方の庄野氏は、田中良生衆院議員を中心とする自民党のほか、公明党の支援も得て組織戦を展開したが、出馬表明が3月と出遅れたことが最後まで響いた。敗れた庄野氏は「(支援者には)申し訳ない限りだ。選挙戦で掲げた目標を達成するため4年後(の市長選)に備えたい」と語った。

       【蕨市長選開票結果】

当 17,815 頼高 英雄 43 無所属 新

  14,506 庄野 拓也 38 無所属 新

            (選管確定)

   ■新議員18人決まる

 蕨市議選(定数18)も同時に投開票され、新しい議員が続々と決まった。市議選には現職14人、元議員1人、新人10人の計25人が立候補した。

      【蕨市議選開票結果】

     定数18―候補25

  〈 〉内数字は当選回数。□印は法定得票=繰り上げ当選資格=を得た者

当 2,372 池上 智康51無新〈1〉

当 1,824 須賀 敬史40無新〈1〉

当 1,807 三輪 一栄60無元〈2〉

当 1,718 一関 和一56民現〈6〉

当 1,625 鈴木  智41共現〈2〉

当 1,592 高橋 悦朗53公新〈1〉

当 1,571 染谷 一子68無現〈4〉

当 1,514 川島 善徳58無現〈2〉

当 1,487 志村  茂57共現〈8〉

当 1,486 大石 幸一44公新〈1〉

当 1,437 梶原 秀明44共現〈2〉

当 1,422 山脇 紀子34共現〈3〉

当 1,354 今井 良助67無現〈3〉

当 1,344 松本  徹52公現〈5〉

当 1,280 比企 孝司54無現〈2〉

当 1,221 大島 公一29民新〈1〉

当 1,206 池上 東二63無現〈5〉

当 1,174 岡田 栄次69無現〈4〉

□ 1,025 小林 利規42無新 

□   981 田中 鉄次71無現 

□   950 岡崎 千春42無新 

□   732 七条 和之60無新 

□   616 尾崎 節子54無現 

    428 岡本 正則61無新 

    384 榎本 和孝27無新 

        (選管確定)

(2007年6月4日 読売新聞)

1601片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 08:51:22
投票率最低、喜び半分「予想以上の下落」 青森県知事選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070604t23035.htm

 3日に投開票された青森県知事選は、無所属現職の三村申吾さん(51)が再選を果たした。万全の態勢で安泰ムードが漂う中、三村さんの“最大のライバル”は投票率だった。結果は、38.45%と過去最低を更新し、有権者の6割以上が投票所に足を運ばなかった。新人2人に大差を付けての勝利の美酒も、県民全体の信任という点では、ほろ苦さも残した。

 当選確実の報が、青森市浜田の三村さんの事務所に入ったのは午後8時半すぎだった。三村さんは、選対本部長の大島理森・自民党県連会長らとがっちり握手。「ありがとうございます」と、支持者に深々と頭を下げ、上気した顔で、「財政再建はまだ道半ば。これからもチャレンジを続けていく」と宣言した。

 ただ、気掛かりだった投票率は、前回から約14ポイントも下落し、過去最低を記録した。祝福に詰め掛けた支持者からも「予想以上に伸びなかった」との声が漏れた。
 三村さんもこの点は不満そうで、「民主主義の原点は投票。この4年間でもっと投票していただけるように努力していく」と語った。

 敗れた共産党新人の堀幸光さん(59)は「わたしの力不足で県民の期待に応えられなかった」と敗戦の弁。低投票率については「三村県政が県民の信頼を受けていないことの表れ」と指摘した。

 使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の操業中止を訴えた無所属新人の西谷美智子さん(46)は「放射能の危険性を伝えることができ、立候補の目的の8割を達成できた」と語り、低投票率には「政治不信の強さにショックを受けた。政治と県民の距離がこれほど遠いとは…」と残念がった。

2007年06月04日月曜日

1602片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 13:50:59
足立区長に近藤氏初当選
2007年06月04日 朝日東京
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000706040002

 足立区長選が3日投開票され、新顔で前自民党都議の近藤弥生氏(48)=自民、民主、公明推薦=が同じく新顔で看護師の宮崎和加子氏(51)を大差で破り、初当選した。女性の現職首長は23区内では新宿区に続いて2人目。有権者は2期8年つとめた鈴木恒年区長の路線の継続を選んだことになる。投票率は33・59%(前回47・07%)で過去3番目に低かった。当日有権者数は50万8600人。


 当選の知らせを聞いた近藤氏は、区役所近くの事務所で「3党の推薦をいただいての挑戦で、負けられない戦いだった。区民に信任をいただいたので、マニフェストの実現に向けて努力していきたい。区民の先頭に立って一生懸命に働く」と抱負を語った。


 近藤氏は「鈴木区政が成し遂げた基盤整備を活用して、区をさらに発展させる」と訴えてきた。


 近藤氏は選挙戦で選挙カーにほとんど乗らず、都議時代の後援者や自民党区議の後援者の集会にこまめに顔を出し、票固めをした。従来の支持者層の引き締めを図る作戦が功を奏したとみられる。


 告示日間近の5月に入って近藤氏の推薦を決めた公明党も、選挙戦最終日に太田昭宏代表が応援に駆けつけるなど積極的な支援の姿勢を見せた。


 選挙戦終盤に石原慎太郎都知事の応援も受け、都政とのパイプを強調したことも有利に働いたとみられる。


 一方、宮崎氏は共産党などが加わる「足立革新区政をつくる会」の支持を受けて運動を展開。訪問看護師として足立区を中心に30年間つとめた経験を前面に出し、福祉の充実を訴えた。


 知名度を上げるため、積極的に各地域を歩き「区民一人ひとりの声を生かすため、政治の流れを変える」と呼びかけたが、及ばなかった。


財政難、問われる手腕


《解説》
 厚い組織の支持を受けて初当選した近藤弥生氏は、23区でもとりわけ苦しい財政事情の中で、厳しい区政運営を迫られそうだ。


 区税収入が少なく自主財源に不安を抱える足立区。今後、1950年代に建てられた小中学校の建て替えなど、財政需要は増す一方だ。「さらに発展を呼び込む」と約束した近藤氏は、財政健全化とどう両立させていくのか、手腕を問われる。


 区が学力向上のため、都の学力テスト結果を小中学校への予算配分の判断材料にしたことは今も反発を呼んでいる。防災のための住宅密集地整備が進まないことなど、課題は目白押しだ。


 近藤氏は「鈴木区長の路線を継承する」と明言しており、議会運営は円滑に運ぶとみられるが、これまで都議の経験しかなく、区長としての手腕は未知数でもある。


 後ろ盾の自民党は、候補者選びの際に党区議団がほぼ二つに分かれた経緯がしこりを残し、選挙戦に突入。「一枚岩にならなかった」(自民関係者)ことが盛り上がりを欠く要因ともなった。


 一方、衆院選で近藤氏の応援を受けた公明党は全面的に支援。太田昭宏代表が応援に駆けつけ、選挙戦最終日に5千人を集めた集会を開き、存在感を強めた。こうしたこともあり、「今後、公明党に相当引っ張られてしまうのでは」と心配する声も自民党内にある。
(相関真樹子、練崎太郎)

1603片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 17:30:00
選挙:蕨市長選 新市長に元共産市議 頼高氏、保守の壁崩す /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070604ddlk11010234000c.html

 任期満了に伴う蕨市長選は3日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で無所属の元共産市議、頼高英雄氏(43)が初当選した。県内最長老市長で全国2位の多選だった田中啓一前市長(81)から世代交代してバトンを引き継ぐ。新人で無所属の前市議、庄野拓也氏(38)=自民、公明推薦=は及ばなかった。

 当選の報が入ると、同市中央3の選挙事務所は、支援者の大歓声と拍手に包まれた。頼高氏は「蕨市の改革を実現しようと考えて投票してくれた市民の勝利だ。蕨を変えようとする市民の思いが表れた結果。今回の選挙では二つの陣営に分かれていたが、市長としてすべての市民と力を合わせて、すばらしい蕨市づくりにまい進したい」と宣言。さらに「蕨駅西口再開発は市民参加で再検討する」と約束した。

 頼高氏は埼玉大時代に自治会委員長を経験。システムエンジニアを経て、父の跡を継いで市議3期を務めた。市長選は3度目の挑戦。99年が2946票差、03年が433票差で次点に泣いた。「フレッシュみんなの会」に結集した支持者が「今度こそ市民の手に市政を取り戻そう」と党派を超えて応援し、保守の壁を崩した。

 一方、4月の統一選で全国的に自民が敗れ、強い危機感を持った保守系市議は庄野氏で一本化。地元選出の衆参議員や県議、田中前市長も応援に回ったが県内最年少市長の誕生はならなかった。

 当日有権者数は5万5924人(男2万8580人、女2万7344人)。投票率は59・24%で前回(62・26%)を下回った。【森国郎】

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 ◇市長選開票結果

当 17815 頼高英雄 43 無新

  14506 庄野拓也 38 無新

 =選管最終発表

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 ◇蕨市長略歴

頼高英雄(よりたか・ひでお) 43 無新(1)

 [元]市議▽市保育園保護者会連絡会会長▽北町コミュニティー委員会理事▽埼玉大

毎日新聞 2007年6月4日

1604片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 23:05:33
共産書記局長、蕨市長選勝利を評価
2007年06月04日22時28分
http://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY200706040381.html

 共産党の市田忠義書記局長は4日の記者会見で、3日の埼玉県蕨市長選で同党籍を持つ頼高英雄氏が当選したことについて「民主党は自主投票だったが、地元の民主党は事実上、自公の推薦候補を応援した。オール与党体制への批判、怒りの声が共産党と無党派の人々が推す頼高さんに集中した」と評価した。

 元共産党市議の頼高氏は党公認や推薦を受けずに無所属で立候補。市田氏は「保守、無党派の人々と力を合わせて『フレッシュみんなの会』という組織で事実上、共産党は応援した」と、共産党の支援を強調した。

 一方、地元の民主党関係者は「独自候補を探す努力はしていた。出たいという人もいたが、勝たないといけないから自主投票になった」としている。

1605片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 23:21:47
知事選 JA足並み乱れ 地域支部は独自に推薦決定  産経群馬
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070529/gnm070529002.htm

 農業関係者でつくるJA群馬中央会の政治団体「県興農政治連盟」(委員長・奥木功男JA群馬中央会長)が、知事選の支援態度を打ち出せないでいる。農業関係者の有志は28日、前橋市内で会合を開き、7月の知事選に出馬する小寺弘之知事の支援組織「元気な群馬の農業・農村をつくる会」を設立。しかし、政治連盟は参院選の対応もあり、態度を決めかねている。地域支部の中には、個別に推薦候補を決めるケースもあり、組合員17万人を誇る巨大組織が、一枚岩で選挙戦に臨めない可能性も出てきた。

 会合では、つくる会の会長に吉野藤彦県農業経営士協議会長の就任が決まった。吉野会長は「元気な群馬の、元気な農村をつくっていきたい」とあいさつ。同時に「そのためには、知事にもう一度頑張ってほしい」とエールを送った。

 会合に出席した知事は「農業は大事な産業で、再評価し発展させないといけない」と強調。そのうえで、「力強く思う。一生懸命頑張ります」と、支援組織の設立に謝意を示した。

 つくる会は、各種団体などでつくる知事の支援組織「群馬県民の会」に連なることになり、県民の会幹部は「JAの力を結集して戦いたい」と意気込む。

 ただ、県興農政治連盟はいまだに対応を正式決定していない。自民党が知事選との同時実施が予定される参院選で、JA全中の組織内候補を比例代表で擁立する事情がある。自民党公認の「大沢支持」を明確にしたくても、県政トップの知事にも目配りする必要があるというわけだ。

 このため、JA内の地域支部が独自に推薦決定するなど足並みの乱れも出ている。JA前橋市は平成18年10月に小寺氏の推薦を決定。一方で、JAぐんまみどりなど東毛地域のJAは大沢氏を推薦し、組織内で対応が分かれている。

 吉野会長もこの日の会合後、記者団に「個人の立場で会長になった」と述べ、組織の現状に配慮せざるを得なかった。

 JA群馬中央会によると、17年度の県内の正組合員と准組合員は計17万2239人で、候補にとって支持取り付けは選挙結果に大きな影響を与える。巨大組織が知事選の対立構図に揺さぶられている。

(2007/05/29 03:00)

1606片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 23:22:47
知事選 逆風…迫られる対策 産経群馬
http://www.sankei.co.jp/chiho/gunma/070604/gnm070604000.htm

 7月の知事選をめぐり、立候補を予定している小寺弘之知事と大沢正明前県議会議長が、選挙戦略の再考を強いられている。5選を目指す小寺氏は、総務省の研究会が多選制約を事実上認める報告書をまとめたことで、4期16年の実績をより鮮明にするとともに、多選批判をかわす言動が求められそうだ。自民党本部の公認を取った大沢氏は、年金問題が出て、これまで以上に無党派層対策に本腰を入れて取り組まざるを得なくなっている。元県議の山本龍氏と共産党推薦の吉村駿一氏は、対立陣営の「逆風」を逆手に支持拡大を図る。「多選」と「年金」が知事選にも微妙な影を落としている。

                  ◇

 ■小寺陣営 「多選」批判どうかわす

 「あらかじめルールで決めておくのはいいか悪いか、よく議論した方がいい」

 小寺氏は5月21日の定例知事会見で、総務省の「首相の多選問題に関する調査研究会」(座長・高橋和之明大法科大学院教授)が、首長の3選以上の立候補に対する法的制限を「違憲ではない」との判断を固めたことを問われ、こう疑問を呈した。

 5選を目指す小寺氏はこれまで、多選批判について「選挙で国民や県民の判断が下されている」と持論を展開してきた。自民党などが「県民の代表である議会の軽視は多選の弊害」と息巻くのを横目に、4期16年の実績を前面に出し、「初心を忘れずやっていきたい」とかわしてきた。

 ただ、同研究会が報告書をまとめた同30日以降、前橋、安中両市で行われた支援団体の会合では、多選についての言及はなく、むしろ、自民党本部公認で出馬する大沢氏を引き合いに出し、「知事は一党一派に属さない方がいい」と牽制(けんせい)するなどしている。

 7月の選挙戦が迫れば迫るほど、大沢陣営が多選批判で攻勢を強めるのは必至。小寺氏は今後、県民が納得する言葉で多選批判を退ける姿勢が求められそうだ。

                  ◇

 ■大沢陣営 「年金」自民離れを懸念

 自民党に近い業界団体の多くが小寺氏の支援組織になびいたことから、党本部公認を「旗印」にして劣勢を跳ね返し、憲法改正などをアピールし政権浮揚を図る安倍内閣の「追い風」に乗り、無党派層への浸透も図る−。

 公認が正式決定した5月25日、大沢陣営ではこんなシナリオを描いていた。しかし、松岡利勝前農水相の自殺や年金問題で安倍内閣が窮地に立つと、流れは一変。「党公認がかえって無党派層対策を難しくする」(幹部)と戸惑いが出ている。

 金子泰造幹事長は今国会の混乱が知事選に与える影響ついて、「これからでしょう」と、慎重に推移を見守る考えを示している。ただ、国政の動向が選挙結果に現れる参院選との「ダブル選挙」が想定されているだけに、知事選での「自民離れ」を懸念する声は日増しに強まっている。

 自民党は今後、国会議員を中心に後援会の集会や街宣車を使い、政府・与党の取り組みを説明し、県民の年金批判を和らげたい考え。ただ、狂い始めた歯車を修正するのは容易ではなく、知事選への影響も懸念される中、有効打を打ち出せるかは不透明だ。

(2007/06/04 03:15)

1607片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/05(火) 07:49:07
民主支持層6割三村氏に
「不戦敗」棄権増やす? 讀賣青森

 3日投開票の知事選で、読売新聞社は県内の投票所67か所で、投票を終えた有権者2394人に出口調査を行った。そのデータを基に、知事選の結果を振り返る。

■◆組織票手堅く■

 政党の支持層別に投票行動をみると、自民、公明両支持層は、約9割が三村申吾氏を支持した。

 共産党の支持層は、同党の堀幸光氏が7割を固めたが、三村氏と無所属の西谷美智子氏にも1割強ずつが流れた。

 候補者を立てなかった民主党の支持層は、三村氏に6割、堀、西谷両氏に2割弱ずつと分散した。無党派層は、約7割が三村氏を支持し、1割強が西谷氏、1割弱が堀氏に投票した。

 三村氏が、推薦を受けた自民、公明両支持層の組織票を手堅くまとめ、無党派層などにも浸透した様子がうかがえる。

 ただ、出口調査での政党支持率を、読売新聞社が選挙戦中盤の5月25〜27日に実施した世論調査での政党支持率と比べると、自民支持層の割合は高く、民主支持層と無党派層は低くなっていた。民主党の不戦敗などで選挙戦が盛り上がらなかった結果、無党派層などの棄権が増えたためとみられる。実際、投票率も大きく落ち込んでおり、三村氏への支持が本当に「幅広い」かどうかについては、疑問の余地もある。

■◆連合票動いた?■

 2003年前回選で三村氏に投票した回答者で、今回も三村氏に投票した人は91%だった。

 前回選は、自民、公明両党などが支援した三村氏と、旧県民協会(04年に民主党に合流)や連合青森が推した横山北斗氏(現民主党衆院議員)による接戦だった。前回、横山氏に投票した人では今回、44%が三村氏を支持し、28%が西谷氏、25%が堀氏に投票した。

 横山支持層が分散したのは、民主党の不戦敗によることが明白だ。また、「前回は横山氏、今回は三村氏」とした層が比較的多かったのは、連合青森が今回は三村氏支援に回ったことが影響したとみられる。

■◆課題は経済活性化■

 知事に最も優先的に取り組んでほしい課題を尋ねた質問では、「地域経済の活性化」と回答した人が33%で最も多かった。次いで、「医療・福祉の充実」が28%、「雇用拡大」が18%だった。

 政党支持層別にみると、自民支持層と無党派層は全体の傾向とほぼ同様だったが、公明、共産、社民の各支持層では、「地域経済の活性化」よりも「医療・福祉の充実」を選んだ人の方が多かった。民主支持層では、二つの項目がほぼ同程度。

 中央と地方で、所得などの格差が広がっていると思うかとの質問では、「そう思う」が89%と圧倒的で、「そうは思わない」は7%だった。

(2007年6月5日 読売新聞)

1608片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/05(火) 23:38:22
小寺知事:道路特定財源の低還元率、「批判するなら自民も」と反論 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070605ddlk10010141000c.html

 小寺弘之知事は4日の定例記者会見で、自民党が道路特定財源となる県民の納税額に対し、県内の道路整備に還元される割合が「全国最低レベルなのは知事の責任だ」と頻繁に批判していることについて、「国会議員だっているし、(自民党には)道路調査会長だっているのに『今さら何だ』と思う」と声を荒らげて反論した。

 同財源の県への還元率については昨年12月の県議会で、自民党が国土交通省から入手したとされる資料を元に「94〜03年の過去10年間で平均68%。全国最下位だ」と指摘した。これに対し、県が独自の試算で「全国40位だったが、最下位ではない」と反論していた。

 小寺知事は北関東道沿線に側道を整備していることを挙げ「群馬だけで、栃木、茨城にはないもの。これ一つ見ても県の(道路整備)状況は分かる」と述べ、「財源の取り合い」よりも、道路整備状況を見るべきだと訴えた。

 その上で「いくらでも反論できるので、直接私に言ってもらいたい」と、批判を受けて立つ姿勢を示した。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月5日

1609片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/06(水) 09:04:07
企画・「波紋」知事選を終えて(上)
勝者なき戦い 有権者の6割そっぽ 青森陸奥
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07060502.html

 県知事選の開票が始まった4日夜、青森市浜田3丁目の三村申吾選挙事務所では、大島理森選対本部長ら県選出自民党国会議員、所属県議らをはじめ約500人の支持者が詰め掛けた。
 それぞれ圧勝を確信する一方、恐れていた低投票率に直面し、複雑な表情。午後8時の投票終了とほぼ同時に一民報局が「当確」のテロップを流したが、動じた様子はない。当選を確信した拍手がわき起こったのは同8時30分。最も開票開始時間が早い風間浦村の票が開いた瞬間だった。
 連合青森の推薦、民主不戦敗を受け、「(当落が)決まった選挙」との見方は当初から自民県連内に広がっていた。候補者ではなく投票自体を呼び掛ける戦術に切り替えても投票率は38・45%と過去最低。得票は4年前を5万5千票上回ったものの「信任」に疑問符が付き、挑戦した新人2人も共感を得られない“勝者なき戦い”とも言える。
 早々と夫人とともに事務所入りした三村は「知事という仕事の責任の重さを改めて強く感じている課題は多々ある」と力強く当選の弁。公約に掲げた行財政基盤の安定、人材育成産業・雇用対策など、選挙中に繰り返した政策を次々に並べた。
 県政を直視すれば、2010年代半ばの収支均衡を目指す行財政改革、06年まで5年連続で全国最下位だった県内有効求人倍率、六ケ所再処理工場の本格操業など、次々に決断のヤマ場が訪れる核燃料サイクルと政策課題は山積みだ。
 有権者の6割以上がそっぽを向く選挙に「県議会多数派の自民主導で乗り切ってきたツケ」(野党県議)と冷ややかに観測する向きもある。連合の加勢が決まった今年2月、三村は「ウイングの広がり」と笑顔を見せたが、無言の信任を計るすべはない5日選挙後初の定例会見に臨んだ三村は「多くの県民からこれまでの県政運営を評価してもらった。これまで以上に県民のため、古里青森県のため頑張りたい」と述べ、「信任」「不偏不党」を強調した。
 また今回の知事選は、戦いの構図が1強2弱となって争点がかすんだ。合同・個人演説会は開催に至らず、公約に有権者の目が向かないなど「マニフェスト(政権公約)選挙」から遠ざかった。
 同日の会見で、自身の公約に数値目標が一部しか盛り込まれていなかったことを問われた三村は、「今回、数字的なものは高めで考えた。自分でも頑張ろう―となる。その上で行政機関のシステム上、活性化する部分がある」としながらも、「ただ、数値主義に陥らないことがすごく大切なこと。逆に使命としたい」と理解を求めた。(文中敬称略)
   ◇   ◇
 3日投開票が行われた県知事選は、現職の三村申吾氏が大差で再選を果たす一方、過去最低の投票率となり、県政界に大きな波紋を投げた。続く参院選や三村県政への影響を探る。(選挙取材班)

1610片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 15:55:35
民主支持層7割「現職」 出口調査結果
2007年06月06日 朝日青森
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000706060002

 朝日新聞社と青森朝日放送が知事選投票日の3日行った出口調査によると、候補を擁立できなかった民主党の支持者の7割、社民党支持者の6割が現職の三村申吾氏に投票している。


 民主党支持者では共産党公認の堀幸光氏に投票した人は16%、西谷氏が15%とほぼ並んだ。社民党支持者では13%が堀氏に、29%が西谷氏に投票したと答えている。一方、無党派層では77%が三村氏、10%が堀氏、12%が西谷氏に一票を投じたと答えた。


 六ケ所村の再処理工場の本格稼働の賛否を聞いたところ「賛成」は51%、「反対」は49%。「賛成」のうち、9割が三村氏に投票し、5%が堀氏、3%が西谷氏と回答。「反対」のうち69%が三村氏、18%が堀氏、13%が西谷氏に投票したと答えた。


 また、再処理工場の安全性について「信頼している」は35%、「不安を感じる」は65%。「不安を感じる」のうち75%が三村氏、15%が堀氏、10%が西谷氏に投票した。


 堀、西谷両氏とも再処理工場に反対の立場を明確にしたが投票行動とは連動しなかったようだ。


 出口調査は県内の30の投票所で行い、1558人の有効回答を得た。

1611片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 15:59:46
山形市長選さぐり合い 9月16日投開票
2007年06月07日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000706070004

 ∞民・公・社推薦で当選 現職市川氏は「考慮中」


  前回不戦敗の自民 擁立方針も具体名なく


 7日に開会する山形市議会で市川昭男市長(65)が、秋の市長選に立候補表明するか、注目されている。4年前に民主、公明、社民各党の推薦を受けた市川市長は「適切な時期に判断する」と繰り返し、態度を明確にしていない。前回、不戦敗だった自民党も今回は擁立の姿勢を示すが、具体名は挙がっていない。告示まであと3カ月。夏の参院選を挟み、政党のにらみ合いが続いている。


 ○参院選控え「ねじれ」影響


 5月31日の記者会見。市長選への対応について質問が集中したが、市川氏は「考慮中」と述べるにとどまった。


 市長選は9月9日告示で16日投開票。現職首長の立候補表明は、ベテラン議員が次期への意欲を問い、それに答えるという形が通例だ。6月議会は態度表明をする事実上の最後の機会となる。


 今回は改選直後の市議会で、新人議員が質問に立つのも慣例になっている。市長周辺からは「新人の質問に答えるのはいかがなものか」との意見も出て、議会での表明は流動的との見方もある。


 市川氏は市職員出身で、吉村和夫前市長が初当選した00年9月、助役に就任。吉村氏の急逝に伴う03年9月の市長選で初当選した。民主、公明、社民の推薦を受け、市民党を掲げた弁護士や共産推薦候補ら3人を大差で破った。


 職員や議会からは財政再建など行政運営に一定の評価がある半面、「自分のカラーをはっきりと打ち出さない。良くも悪くも行政マン」(市幹部)との声も強い。就任1年後には上山市など2市2町の合併協議の山場に過労がもとで入院し、リーダーシップを問う声も上がった。


 政治家としての評価が定まらない現職に対し、各政党も戦略を練りかねている。


 前回、市川氏を推薦した民主党県連は市長選の方針は未定という。次期衆院選で、返り咲きを狙う鹿野道彦氏にとっても地元、山形の市長選は重要な意味を持つが、「全くの白紙。それより目の前の参院選だ」(県連幹部)。参院選で「風」の吹き具合を見て、方針を明らかにした方が得策、との計算もにじむ。


 一方、前回は自主投票だった自民党県連は、山形1区選出の遠藤利明衆院議員はじめ、地元県議らも候補者擁立に強い意欲を示す。民主党の鹿野氏に近いとされる市川氏の対抗馬を立て、県都に自民系の市長を誕生させる。それが次期衆院選の態勢づくりにつながるという思惑もある。


 地元県議は「市川氏の動きによって、候補者選びも変わってくる」と話す。だが、市川氏の態度表明が遅れれば、候補者選定もその分、遅れるというジレンマを抱える。


 前回、市川氏を推薦した公明党県本部は、今月3日、民主党の参院選総決起集会に出席した市川氏に対し、「今回の参院選は大事な戦いだ。市川氏が民主党を推すなら、支援はないかもしれない」と早くもクギを刺す声が出ている。

1612片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 16:03:30
保守王国のゆらぎ
【1 小寺陣営】
支持層に組合も自民も
2007年06月07日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000420706070001

 下仁田町下仁田にあるこんにゃく粉加工生産の老舗(しにせ)「荻野商店」。会社の敷地に、故福田赳夫・元首相の銅像が立っている。会長の荻野重雄さん(86)は生粋の「福田派」だ。自宅にも、福田首相が78年に「お国入り」し、家を訪れたときの写真が飾ってある。


 旧衆院群馬3区に含まれる同町は、かつて福田、中曽根康弘、小渕恵三の自民3氏や、旧社会党の山口鶴男氏らが覇を争った「上州戦争」を象徴する土地の一つ。荻野さんは今回、自民党が大沢正明・前県議会議長を公認候補に擁立したなかで、現職の小寺弘之知事を支持する。「県政と国政は次元が違う。国政が県政に介入するのはいかがかと思う」


 数百メートル離れた町文化ホール。5月12日に開かれた小寺知事の県政報告会で、荻野さんたちは訴えた。「自民党が『保守王国』を作った気でいますが、作ったのは皆さん(県民)です」「自民党の県議団と県民がやって、どっちが勝つか」


   ■ □  ■


 「県民党」の名を掲げて「群馬県の政治構造を変える」と意欲を燃やす小寺知事の陣営は200近い企業・団体から支持を受け、12市を中心に18地区で支援団体「群馬県民の会」の支部組織ができつつある。


 4月の県議選では、「県民の会」推薦の候補12人のうち8人を当選させ、自民との対決姿勢を鮮明にした。「全国の知事がやったことのない県議選に手を突っ込んだ。自分の方で線引きをし、敵と味方を分けた」(笹川尭・自民県連会長)と反発が強まる。


 強気の手法は自民陣営を硬化させた。連合群馬や連合系の県議が知事の支援に回って
いることを理由に、「保守と革新の戦い」という発想も飛び出した。自民関係者の中には76年の知事選で、自民公認で元県議会議長の清水一郎氏と、全野党共闘の山田譲氏が対決した構図の再来を指摘する声もある。このとき山田氏の37万票に対し、清水氏が48万票で競り勝っている。


   ■ □ ■


 こうした声に、小寺知事は県政と国政は別だという論を強調し、「保革とか、55年体制の延長とは思わない。組合とも連携し、自民の支持層とも多く重なっている」(5月14日の記者会見)と語る。


 実際、自民党の福田康夫元官房長官、中曽根弘文参院議員の地元後援会長も小寺氏支持に回っている。


 小寺知事の後援会「弘叡(こう・えい)会」の幹部の中でも、「保守なんて意識したことがない。完全に過去の話」「我々はともに保守。基本のスタンスは一緒」と、考え方は一様ではない。過去4回の選挙で実働部隊だった自民県議団を失い、「うちは公家集団」と言い切る声もある。


 両者が火花を散らすのを横目に、山本龍氏の陣営は無党派層の台頭を見据え、「(2派が)やり合えばやり合うほど、支持はこっちに入ってくる」と冷ややかに見ている。その山本氏も、もとをただせば自民党県議だ。知事選はこれに、共産党推薦の吉村駿一氏が絡む。


 保守系とされる支持層の内部で、激しい「ねじれ現象」が起きている。ある経済人は「遺恨試合にならなければいいが……」と漏らした。


    ◇


 7月5日の告示まであと1カ月となった知事選。3首相が輩出した群馬で、史上初の分裂構図による戦いとなる公算が大きい。各陣営は群馬独特の政治土壌とどう向き合い、どう戦おうとしているのか。ゆらぐ「保守王国」の姿を考える。

1613片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 16:05:57
保守王国のゆらぎ
【2 大沢陣営】
知名度不足「看板」支え
2007年06月07日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000420706070002

 「群馬は、他の県と違うわけであります。自民党は、わが県においては県民党でありますから」


 5月27日、前橋市内のホテルであった大沢正明・前県議会議長の後援会発会式で、佐田玄一郎・前行革担当相が声を張り上げた。小寺弘之知事が掲げる「一党一派に属さない県民党」に、真っ向から対立してみせた。


 「長い歴史の中で培った保守土壌」(金子泰造県連幹事長)、「保守群馬をかけた闘い」(山本一太参院議員)。県民党の自負に裏付けられてか、知事選に向け、自民側が「保守」という言葉を使う場面が目立つ。そこには必ずといっていいほど、労働組合や社民からもラブコールを受ける小寺知事への批判がセットになっている。


   ■ □ ■


 今回、自民は全国で11年ぶりに知事選での公認を決めた。小寺知事が市町村や団体のトップを次々と支援組織にとりこむのに対抗し、同日選が見込まれる参院選比例区で自民の組織内候補を抱える団体へのしめつけを強めるねらいもあった。


 「現職の手足は脆弱(ぜい・じゃく)。トップを抑えても、指示は行き渡っていない」。手足を動かすことこそが自民の選挙だと、県連幹部らは自信を見せる。実際、小寺知事を推薦したある業界団体の関係者(77)は「団体内で特に呼びかけをしているわけではなく、自主投票になるだろう」と話す。


 一方、自民の支持者からも不満は漏れる。「本部から縛り付けられるのは嫌いだ。公認でも推薦でも、応援する人ならばもう応援している」。また比例区で党公認候補を抱えながら小寺知事を応援する県看護連盟には、公認後に自民側からさらに強い働きかけがあるというが、支持を変える動きは今のところない。


 前後して、笹川尭県連会長らが知事選への「貢献度」によって国会議員の選挙での公認を決めると発言すると、「後援会は個人を応援するもので、自民候補だからといってまとまらない」「他の候補者ともつながりがある」(国会議員秘書)と戸惑いが広がる。


   ■ □ ■


 小寺知事の4期16年間に「表彰を受けた」「宴席で同席した」といった積み重ねで、知事に親しみを抱く県民は多い。山本龍氏も昨年7月に県議を辞任してから各地域を回り、従来の地盤の吾妻以外でも名前を広める。


 知名度不足を不安視する大沢氏陣営が頼りにする「保守」という看板。それは「福田」と「中曽根」そのものだった、とする見方がある。4月の引退まで県議を9期務め、昨年の福中一本化前の福田系の政策同志会会長も務めた松沢睦氏は、「保守とは個人の魅力」と言う。拮抗(きっ・こう)の中で力を蓄えた故福田赳夫、中曽根康弘の両元首相時代から世代交代した。福中に代わる力関係がまだ定まっていない、と読む。


 「公認でタガをはめるのは、逆にまとまりがなくなったということ」と語る党関係者もいる。


 「保守」の底力が、試される時だ。

1614片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 16:07:27
波乱の蕨市長選 緊急街頭アンケート
2007年06月07日 朝日埼玉
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000706070002

◇「県議選で自民候補に投票」の有権者 瀬高氏に一部流れる


 自民、公明推薦の庄野拓也氏(38)が元共産市議の頼高英雄氏(43)に敗れた蕨市長選。参院選公示の1カ月前の選挙結果を受けて、朝日新聞が市内で緊急の街頭アンケートを実施したところ、4月の県議選で自民公認の候補に投じた有権者20人のうち約3分の1にあたる7人が、市長選では頼高氏に投票したと答えた。一方、県議選で民主公認候補に投票した38人のうち約3分の1の13人が庄野氏に投票していた。参院選の投票については「未定」と態度を決めていない人が多かった。



◇「人物重視」理由上げる


 アンケートは5日午後、JR蕨駅周辺などで実施。20代から70代までの男女58人に、県議選と市長選での投票行動と、参院選での予定を聞き、回答を得た。


 この結果、「県議選で自民の候補に投票」と回答した有権者20人のうち、13人が市長選で自公推薦の庄野氏に投票したが、7人は頼高氏に投票していた。理由としては「政治経験があるから」「頼高氏のほうが討論が上手だった」という「人物重視」の意見が多く、このほかには「最近の自民は問題が多い」といった声が寄せられた。


 この結果について、自民の奥ノ木信夫県連幹事長代理は「駅西口問題が争点だったことを考えると、意外な結果だ」と話し、「相手候補が共産党系だということを周知しきれず支持を広げられなかった」と敗因を分析した。


 一方、「県議選で民主の候補に投票」とした38人のうち、市長選で庄野氏に投票した人も約3分の1にあたる13人に達した。有権者からは「自民のやり方に抵抗があって県議選では民主に投じたが、共産党系の市長では不安」という声が目立った。民主県連の武正公一幹事長は「今回は断念したが、擁立の必要性を裏付ける声だ」と話した。


 参院選での態度に関しては、「県議選で投票した政党にする」という傾向もみられたが、多くの有権者が「未定」と答えた。「候補者のマニフェストを見て決めたい」(60代男性)や「年金問題の行方を見てから」(50代女性)などという声があった。

1615片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 17:29:28
攻防:’07知事選 県議会開会 “自民対知事派”舌戦始まる /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070607ddlk10010179000c.html

 ◇政務調査費の領収書添付、それぞれ条例案提案

 6月定例県議会が6日、開会し、7月の知事選を目前に4月の県議選で形成された“自民党対知事派”による舌戦が始まった。この日は政務調査費の収支報告書への領収書添付を「支出1万円以上」とする自民党などの条例改正案と、「全支出」とする知事派の対案がそれぞれ提案され、開会早々“さや当て”が繰り広げられた。

 「1万円以上」案は議会運営委員会による発議で、県議選前に議運委の諮問機関「議会改革検討委員会」が答申した内容に基づいている。自民のほか「これまでの議論に加わっていた責任がある」としてフォーラム群馬と公明党も同案に賛成している。提案説明に立った議運委員長の小野里光敏氏(自民)は「各会派の政務調査活動の自由の確保と公費支出の透明性向上の二つの要請の調和を図った内容」と同案の妥当性を強調した。

 一方、「全支出」案は県議選で同案を選挙公約に初当選した議員を含む知事派有志ら9人で提案。フォーラム群馬でただ一人、同案に賛成した後藤克己氏が「県民の税金である政務調査費の使途は1円も漏らさず、県民に報告するのは当然だ」と提案理由を説明した。

 議会終了後、自民党県連の金子泰造幹事長は「1万円以上は議運の議論を尊重したもの。調査活動には相手方もおり、全使途の公表は政務調査活動の自由を制限しかねない」と述べた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月7日

1616片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/07(木) 17:30:33
市長会と県関係国会議員:朝食会で意見交換 地方交付税などで要望 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070607ddlk10010182000c.html

 県内の市長と県関係国会議員が意見を交わす朝食会が6日、東京都内であり、市長側は地方交付税の確実な交付などを要望した。朝食会には、12市長のうち海外出張中の岩井賢太郎・富岡市長を除く11人と国会議員14人のうち9人が出席。4人が代理出席し、中曽根弘文・元文相は欠席した。

 席上、7月の知事選と参院選を意識した発言もあった。今期限りで引退する角田義一参院議員(民主)が「選挙、特に自民党との対決となると元気が出る。信じる人を当選させるために最後の奉公をする」と、5選を目指す小寺弘之知事支援を明言。参院選に関しては、臨の席に座った自民公認で出馬する山本一太氏を意識して「支持者からはまだできると言われた。私が出ればおもしろくなったと思うが」と語り、場をわかせた。

 尾身幸次財務相はあいさつの冒頭「私事ですが(参院選比例に出馬する)娘の朝子をよろしくお願いします」と述べてから「自民党は山本氏と(比例の)上野公成氏(元官房副長官)を当選させないといけない」と付け加えた。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年6月7日

1617片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/08(金) 09:29:34
目片・大津市長が再選出馬表明 讀賣滋賀

 大津市の目片信市長(65)は7日の定例記者会見で、来年1月に予定されている市長選に、再選を目指して立候補する意向を明らかにした。同市長選への出馬表明は初めて。

 目片市長は「激励が多く、頑張らなければいけないというのが偽らざる気持ち。年齢的にも大丈夫と思う」と意欲を見せ、「志賀町の合併と、湖西道路の無料化は大きな決断だった。選挙での公約の8割以上は実現の見通しが立っている。あと半年、(残りの)公約の実現に向けてどれだけ詰められるかだ」と述べた。

 一方、市長は3月に同市内のホテルで開かれた懇談会の席上、脳の血流障害と見られる症状で意識を失って緊急入院している。「健康不安」がささやかれていることについては、「体調はいいが、入院中に衰えた足の筋力がなかなか戻らない」としながらも、「再発しない限り大丈夫」と話した。

     ◇

 甲賀市の公園で小学6年男児が回転遊具で重傷を負った事故を受け、目片市長は同日、市内の公園2か所に設置された回転遊具2基を撤去したことを明らかにした。「事故防止と安全を期するため」としている。

(2007年6月8日 読売新聞)

1618片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 01:08:37
攻防:’07知事選 高崎市長は「中立」宣言 各陣営からの働きかけに /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070608ddlk10010059000c.html

 高崎市の松浦幸雄市長は7日の記者会見で、7月の知事選について「それぞれの陣営からアプローチが強烈にある。市長会のほとんどが中立の立場。私も中立だ」と述べ、静観する考えを示した。松浦氏は市長会長を務めている。

 一方、参院選については「慣例上、市長会は現職の山本一太氏(自民公認)に推薦状を出している」と述べた上で、座間愛知・副市長に配慮して「個人的には比例の上野公成氏(元官房副長官)を重視している」と笑わせた。座間氏と上野氏は旧建設省出身。【深谷徹夫】

毎日新聞 2007年6月8日

1619片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 09:24:43
大阪市長選 姫野氏名乗り
「前回選 活動短く悔い」 讀賣大阪

 12月18日任期満了の大阪市長選に8日、名乗りを上げた前共産党市議団長の姫野浄(きよし)氏(71)は、異例の早い時期での態度表明について、「(関淳一市長に敗れた)一昨年の出直し市長選では期間が短く、悔いを残した」と説明した。7月5日公示予定の参院選でも、大阪選挙区の共産党候補とともに街頭に立つなどして、浸透を図る考えだ。一方、自民、民主、公明各党の市議は「市長選への対応は参院選の結果次第」と冷静に受け止めている。

 2005年11月の出直し市長選は、関市長の突然の辞職による選挙だったため、姫野氏は急きょ市議を辞めて出馬した。この日の記者会見では「1か月足らずしか活動できず、有権者に政策をわかってもらうのは無理だった」と振り返り、「今回は投票日まで5か月間あると想定され、皆さんとひざを交えて取り組める」と自信をのぞかせた。

 共産は4月の市議選で、3議席伸ばして16議席に躍進している。早いタイミングでの動きに、自民市議は「勢いに乗じ、参院選と連動して訴える戦略だろう」と分析。ただ、同党の候補者選びについては「全くの白紙」と強調する。

 前回、自民とともに関市長を推薦した公明の市議も「自公の枠組みを軸に進めるが、今は参院選に全力で取り組む」と話す。

 前回は辻恵・前民主党衆院議員の出馬で自主投票となり、関市長と辻氏支持に分裂した民主。党本部は政令市長選で独自候補の擁立を原則としており、「参院選で躍進すれば、独自候補擁立論が強まる」(市議団幹部)が、市議の中には「会派を二分する選挙は避けたい」の声も。自公との統一歩調を模索する動きもある。

 一方、関市長は「態度を表明するのは時期尚早」と話すが、周辺は「8月開幕の世界陸上を成功させてから、正式に表明するのでは」としている。

(2007年6月9日 読売新聞)

1620片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 14:17:46
3氏追い込み・北茨城市長選、10日投開票
2007年06月09日 朝日茨城
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000706090002

 北茨城市長選は10日、投開票される。元市議の滑川光仁氏(48)=民主支持=と米穀肥料店経営の松本健一郎氏(52)の新顔2氏と、元市長の豊田稔氏(63)がいずれも無所属で立候補。市立病院の経営改善や移転計画などを争点に、激しい選挙戦を繰り広げている。
 投票は午前7時から午後8時まで市内33カ所(うち3カ所で終了時間1〜2時間繰り上げ)で行われ、午後9時から同市磯原町の市民体育館で開票される。同10時半には大勢が判明する見通し。2日現在の有権者数は4万950人。
 立候補表明が最も遅かった滑川氏は精力的に街頭演説を行い、巻き返しを図っている。地元県議らの応援を受け、「(現職市長が逮捕された)12年前に戻してはならない」と訴えている。
 特定政党や団体の支援を受けない松本氏は、1日約30カ所で街頭演説をこなす。高齢者の健康づくりや育児支援の充実などを重点項目に挙げ、「しがらみのない市政運営を」と呼びかける。
 地元市議らの応援を受ける豊田氏は街頭演説のほか、7、8日は立会演説会を実施。厳しい財政状況や市立病院の経営危機を解決するため、「指導力のある市長を」などと支持を求めた。

1621片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 14:20:26
吉村陣営 「県民不在の内部抗争」
2007年06月09日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000420706090001

 異例の選挙構図を生んだ今回の分裂。これまで自民に支えられてきた小寺弘之知事、自民公認の大沢正明・前県議会議長、故・小渕恵三元首相の秘書も務めた山本龍元県議を指して「3人とも保守で、県民不在の内部抗争」と見るのは、共産推薦の吉村駿一氏だ。「自分たちでやってきた政治の結果を、互いに批判し合っている」と。


 吉村氏は今回の立候補表明により、5回連続の挑戦になる。そんな経験から、「保守王国」のゆらぎを「一本化する求心力のある政策、指導力、統治能力のある存在がいなくなった」と分析する。


 吉村氏は候補者が3人いた95年を除き、小寺氏との一騎打ちを演じてきた。得票率では15・6%(91年)→19・8%(99年)→24・0%(03年)と、批判票の受け皿としても、じわじわと支持を広めてきた。


 ただ推薦している共産が、4月の県議選で議席を2から1に減らすなど不安要素も多い。「保守王国」につながりのある3氏の対立構図の中に、どこまで食い込めるかは予想が難しい。


 過去の知事選では、新県庁舎の建設など大規模公共事業の問題があった。「今までと違う点は、『争点はこれ』というのが少ない感じがすること」とし、政策論争に乏しい「内輪の戦い」に関心が向いていることを心配する。


     ■


 民主党内でも激しい地殻変動が起きた。自民党県議から民主にくら替えした石関貴史衆院議員ら「保守系」を自認する人々の台頭により、昨年6月の会計問題に端を発した旧執行部への追及が、「保守系VS.旧社会党」の対立構図にも発展した。


 混乱はその後、角田義一参院議員の献金問題と続き、県連活動の機能停止につながった。決定的な対立からまもなく1年がたつが、民主は今のところ知事選での対応すら決められないでいる。


 小寺知事支持を打ち出し、離党を表明した旧社会党委員長経験者の田辺誠氏に対し、多選候補の推薦を党が禁じている点から石関氏が「(党の)規則に反する行動。復党は許されない」と批判するなど、対立は根深く収束の気配は見えない。


 ある関係者は、党本部から「参院選後までは水入り」と、県連の活動を静観するよう求められた出来事を明かす。別の関係者も「これから何年間かは、この状態が続くかも知れない」と不安を口にする。


     ■


 一方、県議会には保守かどうかの枠組みにとらわれない人々が登場、変化の兆しがある。4月の県議選で初当選し、会派「爽風(そう・ふう)」を結成した茂木英子、阿部知世の2議員は、そろって「『保守かどうか』とか、意識をしたことがない」と語る。


 憲法改正、安全保障、経済成長といったイデオロギーを語る上で欠かせなかったキーワードについて、「それよりも『子育てや福祉の方が大切』という声の方が大きい」「赤ん坊を抱えた母親が加わるなど、今まで選挙にかかわったことがない人も来てくれるようになった」と切り返す。


 保守とされる人々の離合集散を見慣れている自民のベテラン県議も「こうした動きは初めて」に映るといい、「今後、増えていくかも知れない」という声がある。


 保守王国への帰属意識が少ない層をとらえる力が問われる戦いになるかも知れない。
 (この連載は雨宮徹、高重治香、今永諒、吉田拓史が担当しました)

1622片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 21:42:41
5万市民の課題:07年加西・出直し市長選/上 財政再建 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2007/06/07/20070607ddlk28010658000c.html

 ◇今秋、後期5年の計画作成−−市債減少へ手腕問われる

 2度の不信任決議で市長が職を追われるという異常事態を受けた加西市長選が10日告示される。職員採用試験に市長が介入、合格圏外から2人が採用された問題が発覚して約2カ月半。両輪となるべき市長と議会が対立、百条委員会の設置や不信任決議、議会解散で市政は混乱を極め、財政再建など重要課題への取り組みは停滞を余儀なくされている。前市長、元市長、新人の3人が立候補を予定している出直し市長選を前に、改めて市が直面する課題を追った。【松田栄二郎】

 北海道夕張市が財政再建団体に転落した「夕張ショック」は、財政難にあえぐ自治体を震撼(しんかん)させた。住民の間にも不安が広がり、各地の選挙では「町を第2の夕張にしてはならない」とのスローガンが踊った。

 加西市でも財政状況を懸念する声は少なくない。05年度の実質公債比率(予算の中で借金返済に充てた一般財源の割合)は19%で県内では9番目の高さ。市債の総残高も06年度は554億円の見込みだが、実は過去最高の619億円(04年度)から2年間で65億円も減少している。市幹部は「『財政再建推進計画』の影響が大きい。引き続き財政の引き締めは必要だが、市債の減少は順調だ」と説明する。

 加西市は67年、北条、加西、泉の旧3町の合併で誕生。後発の市だったため都市基盤整備が遅れ、公共事業に多大な投資を行った。90年代に入ると、景気浮揚施策として国が公共事業の前倒しを推進、県も下水道整備率を99%まで引き上げるよう各自治体に指導したため、加西市は本来30年かかるはずの下水道整備を約半分の期間で完了させ、福祉会館や玉丘史跡公園などの施設も充実させた。このため市債残高は急増、景気低迷による市税収入の減少と高齢化社会に伴う医療費の増加などで財政は硬直化。市幹部は「財政再建団体になってしまう」と頭を抱えた。

 03年、市は財政を立て直すため、人件費や公共事業の抑制などを重点項目とする「財政再建推進計画」を作成した。「当時としては県内でも先進的な取り組み」(市幹部)という計画は、03年〜12年の10年間を「財政再建期間」と定め、職員削減や業務の民間委託、施設の統廃合など前期5年間で実行すべき261の改革を設定。また投資的事業は一般財源ベースで8億円以下に、各年度の建設事業に充てる市債発行も5億円以下に抑えることも盛り込まれた。市内の各種団体への助成も見直されて市民から不満の声も上がったが、市の貯金である財政調整基金は03年から今日まで取り崩さずに至っている。

 今秋には後期5年間の再建計画を作成するが、医療費の増大など現状は快方に向かっておらず、当分の間は緊縮財政が続く。市幹部は「都市基盤整備は完了しており、市民生活への影響は最小限」と言うが、市民の理解と満足度を維持しつつ市債残高をいかに減少させるか、新市長の手腕が問われる。

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2007年6月7日

1623片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 21:43:10
5万市民の課題:07年加西・出直し市長選/中 下水道事業 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2007/06/08/20070608ddlk28010430000c.html

 ◇来年度、値上げ必至の情勢−−不公平感解消のツケ、市民に

 「市の借金の大半は下水道関連。財政再建のため、下水道料金の値上げは絶対避けられない」。ある加西市幹部はこう断言する。市の下水道料金は2730円(月20立方メートル使用した場合)。既に県内では6番目に高いが、来年度はさらなる負担増が予想される。この背景には市独自の下水道事情がある。

 90年代からの急速な下水道整備により、加西市は中心市街地だけでなく、住宅が点在する地域までくまなく下水道管を敷いた。これまでの整備率は95%で、来年4月までに99%になる予定だ。

   ◇   ◇

 市内の下水道事業は大きく分けて、▽小野市の下水処理施設につながる公共下水道事業▽小規模施設で2〜5集落単位で下水処理を行うコミュニティープラント(コミプラ)事業▽町単位で下水処理を行う農業集落排水(農集排)事業−−の3種類だ。

 市内にある下水処理施設は計25カ所。周辺自治体よりも多いが、約950世帯の下水処理を行う施設もあれば、わずか40世帯の下水しか処理しない施設もあり、「農集排の半分以上は赤字」(市幹部)という。

 住宅密集地と山間部では下水道の建設費が異なるが、市は受益者負担を減らすため、公共下水道では土地面積1平方メートル当たり550円の負担を、それ以外は建設費の4%だけを負担させ、残りは国の補助金や起債などでまかなっている。この結果、05年度は市債の総残高576億円のうち、下水道関連は53・8%の310億円にも上った。

 市債の減額には下水道事業の収益を上げる必要があるが、市内の下水道使用状況を表わす水洗化率は70・3%(5月末現在)にとどまる。国の指針では下水処理費用に対する使用料の割合が60%であれば適正だが、加西市は27%しかない。

 市は3年ごとに公共料金を改定しており、下水道料金も02年度に41・9%の大幅値上げを実施した。しかし04年に開かれた市の公共料金問題審議会は、下水道整備が完了しておらず、水洗化率が低いことを挙げ、「料金の値上げは一部家庭だけに負担を強いるために不公平。水洗化の阻害要因になりかねない」として05年度の値上げを先送りするよう答申した。

 しかし下水道事業が完了する来年度は料金改定は必至の情勢。市は広報紙を通じて下水道事業の現状を説明し、市民に理解を求めている。また将来的に下水道を一本化してコストを削減することも視野に入れているが、公共下水道は国交省、コミプラは環境省、農集排は農水省からそれぞれ補助金が出ており、一本化までには多くの手続きと困難が予想される。

   ◇   ◇

 下水道事業がピークを迎えたころ、市内各地から「私の地域にも下水道を」との声が次々に上がったという。市民の不公平感を解消しようと市は整備を続けたが、そのツケが料金の値上げという形で徐々に市民に回ってきている。【松田栄二郎】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2007年6月8日

1624片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/09(土) 21:43:44
5万市民の課題:07年加西・出直し市長選/下 企業誘致 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2007/06/09/20070609ddlk28010303000c.html

 ◇条例、特区で順調に−−水問題が阻害にとの声も

 「財政再建推進計画」に基づき、人件費や公共事業などの歳出削減が続く加西市。しかし市税収入が97年度の71億円をピークに減少傾向にあるなど歳入面の課題は多い。高齢化社会の到来で医療費は増加の一途をたどっており、歳入と歳出とのバランス改善が急務だ。

 かつては「三洋電機の創業地」として栄えた加西市だが、同社北条工場の閉鎖で地域経済は沈滞している。また、人口の流出にも歯止めがかからず、05年に実施された国勢調査によると、人口は4万9396人で前回(00年)より1708人減少。また、子育て世帯(6歳未満の子どもがいる世帯)は1833世帯で、75年の3383世帯から徐々に減少している。

   ◇   ◇

 人口と税収を増やす起爆剤として市が力を注ぐのが「企業誘致」だ。市内には「加西東産業団地」と「加西南産業団地」があり、市は、県中央部に位置することや、山陽・中国両自動車道のインターチェンジに近いことなどをアピールする。

 また、市産業振興促進条例に基づき、市は産業団地に入る企業に固定資産税相当額の奨励金を5年間支給、さらに年間2000立方メートルを超えた水道料金の半分を10年間負担している。市は「奨励金は実質的な固定資産税の免除。企業にとっては初期投資を軽減できるなど好条件が整う」と説明する。

 さらに、03年の国による構造改革特区で、これまで売却しかできなかった同団地の賃貸が可能になる「産業集約特区」に認定された。景気回復も後押しして企業誘致が進み、現在、契約済みも含めて計28企業が入る。これまで約900人の新規雇用があり、うち約7割を市民が占めている。

 順調に進む企業誘致だが、課題もある。市に水源がないため、市県広域水道などから水を購入せねばならず、1カ月20立方メートルあたりの水道料金は4240円で、周辺自治体よりも高い。こうした事情が企業誘致の阻害要因になるのでは、と懸念する声もある。

 雇用の確保とともに住環境の整備も必要だ。これまで市街化調整区域では農家など限られた者しか農地を住宅地に転用できなかったが、市は4月、市内104地区に「地縁者住宅区域」を設定。通算10年以上市内に居住した人も農地転用できるよう規制を緩和した。また、全国的な医師不足を背景に、市立加西病院では産科などが休止したままで、医療の充実も急がれる。

   ◇   ◇

 山積みの課題を前に、加西市の苦闘が続く。しかしある市幹部はこう本音を漏らす。「地方からの人口流出は全国的な流れ。雇用確保や住環境の整備をしても、本当に人口増や税収増につながるのか、正直なところ分からない」【松田栄二郎】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2007年6月9日

1625片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/10(日) 08:50:31
公明、北毛は大沢氏支援
県本部に近く提案へ 讀賣群馬

 7月の知事選で、公明党県本部で北毛地域を担当する第4総支部が、自民党公認の大沢正明前県議会議長の推薦を、近く開かれる県本部幹事会に提案する方針を固めたことが9日、明らかになった。樋田信自同支部長が東吾妻町で開かれた大沢氏の吾妻郡後援会発会式に出席し、「自民党と友党になって8年。お互いにがんばって、新大沢知事誕生のための戦いをしっかりとやっていかなければならない」と述べた。

 樋田支部長はこの中で、「党内では『勝ち馬に乗らなくていいのか』という意見も多かったが、勝っても負けても友党(との関係)をしっかり守っていくということになった」と説明した。これについて、同党県本部の福重隆浩幹事長は取材に対し、「現在、各地域で対応を議論している段階で、県本部としては機関決定していない」と述べた。ただ、4つある総支部の1つである第4総支部が大沢氏推薦を提案することは、県本部全体の方針決定に大きな影響を与える可能性もある。


■自民、推薦獲得に自信■

 自民党県連の笹川尭県連会長は9日、同じ発会式のあいさつで、「大沢さんに関して、公明党の皆さんが全力を挙げて応援してくれることの話し合いが大体まとまった」と述べ、推薦獲得に自信を示した。笹川氏はまた、知事選と同日選となる予定の参院比例選で、公明党県本部の加藤修一代表も他の自民党比例候補予定者と並んで支援していく考えを示した。

 笹川氏はこの後、記者団に、7日夜に自身が出席して公明党幹部との協議を高崎市で行い、公明党側が推薦に向けて前向きに検討する意向を示したとした。

(2007年6月10日 読売新聞)

1626片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/10(日) 13:41:54
羽柴氏出馬せず/三沢市長選あす告示(2007/06/09)  青森D東北
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/06/09/new0706091402.htm

 鈴木重令市長の死去に伴う三沢市長選はあす十日告示される。現時点で出馬を表明しているのは、無所属で新人の前青森県農協四連会長種市一正氏(65)=自民推薦=だけ。出馬を検討していた五所川原市の会社役員羽柴秀吉(本名・三上誠三)氏(57)は八日、出馬を断念したことを明らかにした。共産、社民両党は不戦敗を決めており、種市氏の無投票当選の公算が濃厚となっている。
 種市氏の後援会は、市議会保守系与党会派の市民クラブ、同野党会派の新政会の支援を受け、選対本部を組織するなど、臨戦態勢を整えている。十日は午前九時十五分に同市桜町三丁目の事務所前で第一声を行う予定。その後、市内各地で街頭演説を行い、有権者に支持を訴える方針だ。
 一方、出馬を検討していた羽柴氏は八日、取材に対し、断念の理由について「出馬を打診してきた三沢市議二人から選挙への支援が得られなかった」「参院選北海道選挙区への出馬も検討している」と説明した。
 また、同日告示される同市議補選(欠員三)には、無所属で新人の無職附田一氏(59)、自民公認で前職の損害保険代理業森三郎氏(57)、同公認で新人の会社員西村盛男氏(25)、無所属で新人の会社役員天間勝則氏(50)の四人が出馬を予定している。

1627片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/10(日) 13:59:10
知事選、公明が大沢氏推薦へ 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/a/10/news01.htm

 公明党県本部は七月の知事選で自民党公認の大沢正明氏を推薦する方向で最終調整に入った。今週中にも地域組織の意見集約を図った上で正式決定する。県本部と自民党県連の幹部同士が選挙協力について協議を重ね、七日の会合で県本部として推薦の方向を打ち出した。自民党県連の笹川尭会長は九日、吾妻郡や渋川市などの大沢氏後援会発会式のあいさつで「公明党からの推薦をいただけることになった」と報告し、県内十万票が堅いとされる公明党の組織票に期待をにじませた。

 国政で連立与党を組む両党の連携は自然な形として、自民党県連側は文書で協力を求めたほか、大沢氏の支持者集会などでも再三ラブコールを送ってきた。公明党県本部の幹部は九日、上毛新聞社の取材に「まだ各地域の支部レベルで意見集約が終わっていないが、近く県本部としての方針を決める」と話した。

 県本部は全県的な党内の意思一本化を目指す考えだが、一部の地域では元県議の山本龍氏を支援する動きも出ており、自主投票を求める声も強い。県本部の推薦が投票行動にどう影響するか不透明な要素もある。

 公明党はこれまで、知事選候補者は“政策重視”とし「マニフェストを見比べた上で人選する」姿勢を明確にしてきた。だが、告示まで一カ月を切っても現職の小寺弘之氏のマニフェストが発表されないため、推薦を依頼されている自民への対応について検討を本格化させた。

 公明党は前回、自民と同様に小寺氏を推薦。今回は、小寺氏側からの「正式な推薦依頼はない」(県本部幹部)という。大沢氏後援会の各地の発会式には、ほとんどの会場で同党の地元県議、市議らが列席している。

 自民党県連の笹川会長は九日、公明党からの推薦について「合意できている」と明言。東吾妻町の吾妻後援会で「公明党の皆さんが全力を挙げて応援してくれるとの話し合いがまとまり、ホッとしている」、渋川市の渋川北群馬後援会では「こんなに早く支持の結果を出してもらえたのは、互いに胸襟(きょうきん)を開き、信頼関係を打ち立ててきた結果だ」と両党の選挙協力の方向性について報告した。

 両党にとって、知事選との同日選が見込まれる参院選での連携も課題。笹川会長は公明党公認で比例代表に出馬する加藤修一氏への対応について、「加藤さんも応援する。いただくばかりではない」と協力して戦う方針を示した。

1628片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/10(日) 23:43:32
攻防:’07知事選 小寺陣営、選対本部長に松本県看護連会長 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070610ddlk10010042000c.html

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事は9日、告示後の選挙活動を担う選挙対策本部長に、松本トミヱ・県看護連盟会長を、選挙事務長に石井学・前高経大学長、出納責任者に元県公安委員長の家崎智・県医師会名誉会長の就任がそれぞれ決まったと発表した。

 小寺氏はこの陣容について「一党一派に偏らない“県民党”として、一般県民の代表にふさわしい人たちを選んだ」と既成政党色を排除した顔ぶれであることを強調した。

 また小寺氏は、自らのマニフェスト(選挙公約)を17日に発表することを明らかにした。

 一方、対抗馬の一人の山本龍・前自民党県議の陣営は同日までに、山本氏が小渕恵三元首相の秘書時代の同僚で現在は建設会社社長の竹中隆氏の選挙事務長就任を決めた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月10日

1629片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/12(火) 06:07:23
北茨城市長に豊田氏
批判票二分の「復権」政治手腕託し市民、苦渋の選択 讀賣茨城

 三つどもえの争いとなった北茨城市長選は10日投開票され、元市長の豊田稔氏(63)(無所属)が返り咲きを果たした。豊田氏は、1995年に市内のゴルフ場開発に伴う汚職事件で東京地検特捜部に逮捕され辞職、12年ぶりの市長職復帰。市は財政再建、市立総合病院の立て直しという懸案に直面している。豊田氏「復権」は批判票が二分されたことに加えて、市の先行きに不安を覚える市民が過去には目をつむり、豊田氏の政治手腕に託すという「苦渋の決断」をした結果ともいえそうだ。

 当選の報が入ると、豊田氏は「非常に厳しい戦いだった。健全な財政に近づけて行くことを心がけていきたい。市民一人一人に市政に参画していただき、謝罪をしながら市政に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 市は借入金が300億円を超え、起債には県の許可が必要になるなど財政が悪化、市長時代に県天心記念五浦美術館の誘致など開発行政を進めた豊田氏の政治手腕に期待する声も上がっていた。豊田氏は選挙戦で「もう一度チャンスをいただきたい。市の発展のために身を粉にして尽くす」と訴えた。全国市長会事務局は「統計はとっていないが、近年、汚職などで一度辞めた市長が返り咲いたという同様の事例は聞いたことがない」と話している。勇退する村田省吾市長から後継指名され、「12年前に時計の針を逆戻りさせてはならない」と、政治倫理を訴えた前市議の滑川光仁氏(48)(無所属、民主支持)は、選挙結果について「反豊田陣営を一本化できなかったのが敗因」と沈痛な表情を浮かべた。米穀肥料販売店経営松本健一郎氏(52)(無所属)も「『豊田氏を市長にしてはいけない』という声があふれていたが……」と肩を落としていた。

 豊田氏は市長2期目の時に、都内の不動産会社から1億5000万円のわいろを受け取ったとして収賄罪に問われ、2004年11月に最高裁で懲役2年6月の実刑、追徴金7500万円が確定。昨年8月に仮釈放された。市役所を去る際、部下に「必ず戻ってくる」と、歴代市長の写真を飾る市長室には自分の写真を飾らないよう命じたという。03年6月の市議補選では長女(31)が当選し、復活に向け、足場を築いていた。また、父も元市長で、親子二代にわたって築いた後援会の結束力は堅いことで知られる。

(2007年6月12日 読売新聞)

1630片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/12(火) 14:53:52
北茨城市長選 豊田氏返り咲く
2007年06月12日 朝日茨城
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000706120005

北茨城市長選が10日投開票され、無所属元職の豊田稔氏(63)が、いずれも無所属で元市議の滑川光仁氏(48)=民主支持=と米穀肥料店経営の松本健一郎氏(52)の新顔2氏を破って返り咲き、通算3回目の当選を果たした。当日有権者は4万440人。投票率は65・67%だった。
 豊田氏は2期目途中の95年3月、ゴルフ場開発を巡り、支援者と共謀して1億5千万円を受け取った収賄容疑で逮捕・起訴され、辞任。04年11月、最高裁で懲役2年6カ月、追徴金7500万円の実刑が確定した。今年1月に公民権停止期間が終わり、立候補した。「(事件のあった)12年前に戻してはならない」などとの批判を受けるなか、市内約200の後援会組織を手堅くまとめ、接戦を制した。
 豊田氏は当選後、「政策が評価された。指導力と実行力で、財政再建や市立病院の再構築に取り組む。若い人が夢を持てる開発もしていきたい」などと抱負を語った。事件にも触れ、「市民に一生謝罪しながら、市政に取り組む」としながらも、「私は無罪、無実」とも述べた。
 滑川氏は、現職市長の後継者として立候補。民主党や地元県議らの支持を得て終盤に追い上げたが、表明の遅れによる知名度不足が響いた。
 松本氏は、前回に続く草の根選挙で若い世代などに支持を訴えたが、告示直前に滑川氏が名乗りを上げ、豊田氏への「批判票」が割れた。


 【謝罪するも得票半数】
 不動産業者のゴルフ場開発に絡む汚職事件で逮捕され、辞職してから12年。当選した豊田氏の陣営は「高齢化などで2割は減った」(陣営幹部)という後援会組織の再構築を徹底し、返り咲きを果たした。市内に200はあるとされる支部で積極的に集会を開き、支持を訴えた。
 対立候補陣営が、汚職事件に対する批判を強めるなか、豊田氏は「12年間、不在にして迷惑をかけた」と謝罪に徹した。選挙戦終盤には、滑川氏を支援した現職市長、県議の地元で演説会を開き、集まった支援者に頭を下げた。
 結果は、4年前の市議補選で長女睦美氏が獲得した票とほぼ同じ、1万強を得た。だが、94年に再選された際の2万票近い得票からはほぼ半減した。理由は「組織の高齢化」だけではないはずだ。「市民に一生謝罪し続ける」という豊田氏には、この「半減」の意味をかみしめて、市政を運営してほしい。(岩田正洋)

1631片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/13(水) 19:30:17
攻防:’07知事選 自民「多選禁止が世論」/知事「短くても腐る者は腐る」 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070613ddlk10010161000c.html

 ◇県議会一般質問

 小寺弘之知事ら県執行部に県議が一問一答形式で質問する県議会一般質問が12日始まった。小寺知事と対立する自民党県議らは多選批判や03年の知事選公約の実現状況など厳しい質問を浴びせ、論戦を繰り広げた。7月の知事選に対抗馬を立てる自民党と受けて立つ知事には県議会を舞台にした前哨戦と言えそうだ。

 自民は松本耕司氏が今秋の国会に議員提案される見通しの知事・政令市長の多選禁止法案を取り上げ、「多選禁止が世論の流れのようだが」と質問。小寺知事は「任期が短くても長くても腐る者は腐る。1、2期の知事も不祥事を起こしている。多選禁止が世論とは思わない」と反論した。

 松本氏は「議員には権限はないが、知事の権限は大統領並み。多選はその権力を手放したくないからと言う人もいる」と指摘。これに対し、小寺知事は「議員には審議権がある。権限がないというのは自己否定だ。議会承認がなければ知事は何もできない」と切り返した。

 03年知事選公約「小寺ヴィジョン」で未達成の点をただされると、小寺知事は「思うようにいかなかったものもある」と認める一方、有効求人倍率を例に挙げ「当時は雇用が大問題だったが、今では全国1、2位の水準になった」と自賛した。

 13日の一般質問では質問者5人のうち、自民が4人を占めており、一層の論戦が予想される。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月13日

1632片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/13(水) 19:32:08
政務調査費:領収書問題めぐり、知事派と自民が論戦−−県議会 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070613ddlk10010154000c.html

 政務調査費の領収書添付に関して二つの条例改正案が上程されている県議会で12日、全支出を対象とする案を提案した知事派議員2人が、1万円以上を提案した自民党議員に対し質問するという一般質問があった。議会事務局によると、一般質問で議員が議員に答弁を求めるのは戦後初の“珍事”という。

 質問者は岩上憲司氏(スクラム群馬)と阿部知世氏(爽風)。答弁者はいずれも議会運営委員会副委員長の中島篤氏(自民)。

 中島氏は「(4月の県議選前から)議会改革検討委員会で調査し、1万円以上と答申した。全支出案は議会活動の自己否定だ」と答弁。岩上氏は「前の議論を引き継がなくてもいいのではないか」と食い下がって見せた。阿部氏は「他県の例では、1万円未満の領収書の枚数と額は全体の何%か」と質問。中島氏は「把握していない。(1万円以上実施後に)全支出を主張する人がやってみて、できたら全員で議論できる」と逆提案した。

 終了後、小寺弘之知事は「1万円未満は少額だという中島県議の答弁は庶民感覚からずれている」と述べた。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年6月13日

1633片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/13(水) 19:56:16
選挙:知事選 民主・無所属の会、上田知事「推薦」 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070613ddlk11010217000c.html

 県議会の「民主・無所属の会」(高橋努代表)は12日の定例会で、8月の知事選で再選を目指す上田清司知事を「推薦」することを決定した。民主県連は同党出身の知事に対し、前回選挙(03年)同様に「友情支援」の形で応援する方針を決めており、県議団として一歩踏み込んだ支援姿勢を表明した形だ。

 同日午後に上田知事に「推薦書」を手渡した高橋団長は、選挙戦で人的支援をする方針を表明。「我々は一番知事の近くにいる。党には(自民との相乗りを避ける)党の事情がある」と述べ、県議団として独自の決定であることを強調した。

 上田知事は「県民党」の立場を標ぼうし、知事選では自公民の各政党と等距離を置く考え。民主県議団からのラブコールに「基本的にはありがたい」と言葉少なだった。【高本耕太】

毎日新聞 2007年6月13日

1634片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/14(木) 09:30:44
公明、大沢氏推薦へ
自民との連立関係重視 讀賣群馬

 公明党は13日、14日の党本部の中央幹事会で、7月の知事選で、自民党公認の大沢正明前県議会議長を推薦する方針を固めた。

 中央での連立与党関係を重視したほか、知事選と同日選となる予定の参院比例選で、笹川尭自民党県連会長が加藤代表への選挙協力を申し出たことなどを考慮したものとみられる。

(2007年6月14日 読売新聞)

1635片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/14(木) 14:25:45
ぐんま07’知事選 選対本部長など 各陣営が決定
2007年6月10日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070610/CK2007061002023114.html

 七月の知事選に向け、現職の小寺弘之氏の支援団体「群馬県民の会」は九日、総合企画会議を開き、選挙対策本部長に県看護連盟会長の松本トミヱ氏が就任することを決めた。事務長には前高崎経済大学長の石井学氏が就く。小寺氏自身が就任を依頼したという。

 自民党公認で出馬予定の前県議会議長の大沢正明氏の選対本部長には、自民県連会長の笹川尭氏が就いている。事務長は未定。

 吉村駿一氏を擁立する「民主県政をつくる会」は七日に拡大幹事会を開き、選対本部長に群馬革新懇事務局長の嶋津良夫氏を選出。事務長は県商工団体連合会長の大野豊文氏。

 元県議の山本龍氏の陣営も近く選対本部長を決める。事務長は会社社長の竹中隆氏。 (石屋法道)

1636片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/14(木) 14:26:30
’07ぐんま知事選 『多選』追及 火花散る
2007年6月13日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070613/CK2007061302023734.html

 七月五日に告示される知事選を控え、選挙前では最後の県議会となる六月定例会の一般質問が十二日、スタートした。五選を目指す小寺弘之知事に対して、対立候補を擁立する自民党をはじめ、各会派から多選や政治姿勢についての質問が相次いだ。小寺知事は批判をかわしつつ、持論を展開した。 (石屋法道)

 知事選で前県議会議長の大沢正明氏を公認する自民党は、松本耕司氏が首長の持つ権限の大きさを挙げ、多選批判が強まっている点を指摘。小寺氏は「最終的に決めるのは県民だ」との反論を繰り返した。さらに、松本氏の「小寺知事も昔は『三期で』という話があったと聞くが」との質問に、「三期が限度と言った覚えはない。四年の(改選の)たびに新鮮な気持ちで臨んでいる」と答えた。

 フォーラム群馬の塚越紀一氏は「県庁内の風通しが悪いのではないか。知事の顔色を見ることがまん延するのでは」とただした。これに対し、小寺知事は「経験が長いことを良い方に向けたい。責任は自分が持つから、職員には活発に発言してほしいと言っている」と述べ、批判をかわした。

 民主党改革クラブの久保田務氏も「期数を重ねれば知名度は上がり圧倒的強さになる。それで本当の審判を受けたことになるか」と追及。小寺氏は「知名度が上がれば良いも悪いもすぐ分かり、現職有利にはつながらない。任期中にはつらい決断もしなくてはならない」と答弁した。「県民党と言いながら、団体などから推薦を受けたのか」との問いには、「推薦の声は受けたが、いわゆる推薦を受けたわけではない」と微妙な言い回しをした。

1637片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/14(木) 14:27:28
県議会の攻防ヒートアップ
2007年6月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070614/CK2007061402023959.html

 六月定例県議会の一般質問は二日目の十三日も、知事選をにらんで、小寺弘之知事と自民党県議の攻防が繰り広げられた。小寺知事の在任中に隣の栃木県にリードされたと強調する自民に対し、小寺知事は本会議後に、「知事選を意識したプロパガンダだ」と話した。

 自民党県議は「県税収入や製品出荷額などで栃木に水をあけられた」と相次いで追及。小寺知事は両県で異なる経済状況を挙げ、「長期的な展望で数字を上げたい」と答弁。多選批判にも「選ぶのは県民。県民の判断が尊重される」と強調した。狩野浩志氏(自民)の「首長は公費で選挙運動していると勘違いされる」との発言に、「一切ない。その発言はおかしい」と憤慨する一幕もあった。 (神野光伸)

1638片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/15(金) 01:06:46
攻防:’07知事選 公明が大澤氏推薦 自民の要請に「連立」重視 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070614ddlk10010210000c.html

 公明党は13日、7月の知事選に自民党公認で出馬する大澤正明・前県議会議長の推薦を決めた。14日に開く中央幹事会で正式決定する。同党は県内で10万票前後の組織票を持ち、保守分裂の選挙戦が予想される中、大澤氏陣営には大きな追い風となる。

 公明党は、大澤氏擁立が決まった昨年11月以降、自民党から再三の推薦要請を受けてきた。公明党県本部内には、現職の小寺弘之知事を支持する意見も根強く、一時「自主投票」が支配的となっていた。その一方で、自民党は当初の「推薦」から「公認」に大澤氏を格上げした。こうした中で、公明党は安倍政権との連立関係を優先し、さらに知事選との同日選挙が予想される参院選での協力関係を重視するとの判断から、大澤氏推薦を決めた。

 ただ、県内の同党支持者の中には小寺氏の支持者も多く、同党県本部は知事選告示まで1カ月を切った中で一気に調整を進める考えだ。同党の大澤氏推薦について、自民党県連幹部は「友党として強い支援を期待している」と述べている。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月14日

1639片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/15(金) 01:08:03
攻防:’07知事選 「現職、公費で運動」と自民 知事は声荒らげ反論 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070614ddlk10010212000c.html

 県議会は13日、前日に引き続き一般質問を行い、小寺弘之知事ら県執行部と7月の知事選で対抗馬を擁立する自民党との間で激論となり、一時紛糾した。財政課が一部県議向けの「想定質問」作成を求めるメールを各部局に送信していたとする質問への県側答弁に自民が動議を出し混乱。急きょ議会運営委員会が開催される展開となった。

 議場が紛糾したのは自民の狩野浩志氏の「現職知事は公費で選挙運動している」との発言から。小寺知事は声を荒らげて「そういうことは一切ない。間違っている」と抗議し、これに驚いた様子の狩野氏が「いや、そういう誤解をされるということ」と言い直した。また、狩野氏は「県議の質問を財政課が作成しているとの報道があったが本当か」と迫り、高木勉副知事が「自民党政調会の依頼で作ったこともある。2〜3年前には狩野さんも使ったのでは」と答弁。これに自民側が動議を出し、議場は混乱した。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月14日

1640片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/15(金) 10:59:59
公明、大沢氏推薦決定 知事選
自民、巻き返し手応え  讀賣群馬

 公明党は14日の党本部中央幹事会で、知事選に自民党公認で出馬する大沢正明前県議会議長の推薦を決定した。10〜11万の組織票を持つとされる公明党が大沢氏への推薦を決めたことで、出遅れが指摘されていた大沢氏陣営は「本当に大きい。これからが勝負だ」(陣営幹部)と巻き返しに手応えを感じている。

 公明党県本部の加藤修一代表は同日、文書で声明を出し、〈1〉首長の推薦決定に際し、3期12年を基準にしている〈2〉中央において自公連立で政権運営にあたっている〈3〉子供医療費の無料化の拡充など、我が党の主張する政策を積極的に取り組み、改革を目指す政治姿勢〈4〉小寺知事、山本龍元県議からは推薦依頼書が届いていない――などを考慮して判断したとした。

 大沢氏は、「今までも県政で公明党とは協力しあってきた仲であり、(推薦は)大変ありがたいこと」と述べた。陣営では、自民党組織票の6割を固め、公明党票を加えることで当選ラインに届くとの“票読み”も行われているという。

 ただ、公明党や支持団体「創価学会」内には、小寺知事を支持する関係者も少なくないといい、「一本化は簡単ではない」(公明党関係者)と懸念する声も出ている。

 小寺氏は、「機関決定があっても個人的に応援してくれる人がいることを信じている」と話し、山本氏も、「選挙の結果に影響を与える大きな決定だとは思うが、それでも個々の判断で私に投票してくれることを信じている」と述べた。

(2007年6月15日 読売新聞)

1641片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/15(金) 22:50:17
07ぐんま知事選 支持は…保守分裂 市長の大半“中立”
2007年6月15日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070615/CK2007061502024317.html

 保守分裂となった七月の知事選への対応について、県内十二市長のほとんどが、中立の姿勢をみせている。五選を目指す現職の小寺弘之氏と、自民党公認の大沢正明前県議会議長の両陣営が支持を呼び掛けるが、態度を鮮明にした市長は少数。小寺知事との対決色を強める自民党の県議出身者も、県との関係を意識した政治的立場を優先させ、中立の立場に転じている。 (知事選取材班)

■立場を考えると
 「今は県議でなく市長。(候補を)一人に絞り込むのは難しい」。四月の市長当選前まで、自民党県連の要職に就いていた安楽岡一雄・館林市長は、就任会見で県議時代との立場の違いをこう説明した。“中立”を表明したかにみえたが、その後の大沢氏の後援団体結成式では、同氏支援の姿勢をみせる。同じく四月に市長に就任した亀山豊文・桐生市長も元自民党県議だ。大沢氏擁立の中心となった同党県連の笹川尭会長に近いとみられたが、市長という立場を重視。「一方的に誰かを(支持する)というわけにはいかなくなった」と話す。

 小寺氏支持を明確にするのは、高木政夫・前橋市長と木暮治一・渋川市長。小寺県政を高く評価しての判断だ。一方、大沢氏の地元の清水聖義・太田市長や、岩井賢太郎・富岡市長は小寺氏と真っ向から対立している。一時は知事選出馬を検討した清水市長。大沢氏の後援会会合には出席しているが、胸中は複雑とみられる。だが「現職の支援をしないことは事実」と話している。

 新井利明・藤岡市長は小寺氏を支援する「群馬県民の会」会合に出席したが、「前回知事選は自民に頼まれて知事を応援し、人脈づくりに努めてきた。急には関係を断ち切れない」と苦しい胸中をのぞかせる。「最終的には市民のメリットを考えて判断する」という。

■陣営が熱烈接近
 四年前の知事選の際、小寺氏との確執が表面化した県市長会。同会長として同氏支持を提案した松浦幸雄・高崎市長も今回は中立姿勢だ。小寺、大沢両氏の陣営から「アプローチが強烈にある」と明らかにするが、特定候補の支持は見合わせた。石原条・みどり市長も「自分の一票は、腹の中で決まっている」としながらも、「旗幟(きし)を鮮明にするのはどうか」と中立を強調する。岡田義弘・安中市長も「市長会が特定候補を支持しても自分が名を連ねることはない」。矢内一雄・伊勢崎市長、星野已喜雄・沼田市長は知事選の対応について、態度を明らかにしていない。

1642片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 01:30:11
攻防:’07知事選 小寺氏の公約公表遅いから 公明県本部が大澤氏推薦理由 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070615ddlk10010342000c.html

 公明党県本部は14日、7月の知事選で自民党公認の大澤正明・前県議会議長の推薦を決めたことについて、同党との連立関係や小寺弘之知事のマニフェスト(選挙公約)の公表が遅いことなどを理由に挙げたコメントを発表した。

 それによると、「大澤氏から唯一、正式に推薦依頼があった」「現在までに小寺知事からマニフェスト発表がなかった」などとし、「人物本位の観点から慎重に検討し、結論に至った」と説明している。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月15日

1643片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 01:31:49
県議会:議運、議事録から副知事答弁を削除 「誤解招く」と自民 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070615ddlk10010335000c.html

 県議会運営委員会は14日、前日の一般質問で高木勉副知事が「自民党の依頼で(想定質問を)作ったことがある」と述べた答弁を議事録から削除することを決めた。

 高木副知事は、狩野浩志氏(自民)が一部県議向けの想定質問の作成を財政課がメールで各部局に求めていたと指摘したことに、「自民党政調会の依頼で作ったことはある。議会側からの求めがあれば作成することはある」などと述べた。

 この日の議運では、金子泰造氏(自民)が「県執行部と一定の信頼関係があったころには県民向けメッセージとして作成を依頼する慣習はあった」と述べ、高木副知事の指摘を認めたが、「約3年前に慣習はなくなっている。誤解を招く発言だ」と削除を求めた。これに対し、高木副知事は「私の承知する過去の事実を申し上げたまで。取り消す考えはない」と主張したが、委員による採決で削除が決まった。

 議運終了後、高木副知事は「自分たちに都合の悪いことは削除する。言論の府としてあるまじきこと」と眉間(みけん)にしわを寄せた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月15日

1644片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 01:33:07
選挙:知事選 県民ネット、県民参加で候補擁立を 他団体・政党と連携も /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070615ddlk11010389000c.html

 弁護士や大学教授、教職員らで構成する「新知事をつくる県民ネット」は14日、8月知事選に向けたアピール文を発表した。再選を目指す上田清司知事の政治姿勢や歴史認識を批判。上田知事に代わる候補者擁立活動への参加を県民に広く呼びかけている。

 アピール文では、上田知事について「県民個人の自助努力を最優先し、格差をただす福祉政策を真剣に進めていない」「従軍慰安婦発言などの言動は人権意識の欠如を示している」などと指摘し、知事交代の必要性を訴えている。

 同ネットの呼びかけ・賛同人は約110人。会見した田中重仁弁護士は独自候補擁立へすでに人選を進めていることを明かしたが、「上田県政に異議ありという部分で一致できれば話をしたい」とも述べ、他の団体や政党との連携も模索する方針を示した。

 一方、同じく「反上田票」の取り込みを狙う、共産党を中心とする市民団体「埼玉民主県政の会」は15日、立候補予定者を発表する。【高本耕太】

毎日新聞 2007年6月15日

1645片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 10:17:39
吉川参院議員に出馬打診 知事選へ市民団体 前向きに検討 讀賣埼玉

 共産党県委員会など60団体で構成する「民主県政の会」は15日、県庁で記者会見し、8月26日投開票の知事選に向け、共産党の吉川春子参院議員(66)に立候補を打診したと発表した。吉川氏も前向きに検討しているという。

 同会の原冨悟総括幹事(県労連議長)らが13日、国会で吉川氏に面会して立候補を要請。前向きな感触を得られたため、14日の同会代表委員会で吉川氏の擁立を承認した。

 原冨氏は「遅れは否めないが、現職国会議員として名前が通っているのでカバーできる」とし、「憲法や教育、暮らしの問題で上田知事の姿勢をただして戦っていく」と述べた。無所属での擁立を予定しており、「新知事をつくる県民ネット」などにも支持を呼び掛けるとした。

 吉川氏は八潮市議を経て、1983年の参院比例選で初当選し、現在4期目。知事選に立候補を表明しているのは、再選を目指す上田清司知事(59)だけ。

(2007年6月16日 読売新聞)

1646片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 14:21:15
アピール絶好機なのに…政党色なし 加西、三田市長選
2007/06/16 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000388840.shtml

 異例の出直し選となり十七日投開票される加西市長選と、参院選と同日投開票になる見込みの三田市長選。参院選を控える各党にとっては、相乗効果で有権者にアピールできる格好の舞台になるはずだが、「市民派」として無所属で出る候補など政党色が敬遠される面もあり、今のところ両市長選の計七人の候補者・予定者にいずれの政党も公認、推薦を出せないでいる。陣営側などからの推薦要請があっても、混戦で展開が読めず、対応を誤ると参院選へのダメージが避けられない-との政党側の思惑もある。

 前回(二〇〇五年)の加西市長選で自民と民主は、今回も立候補している元職候補を推薦した。しかし今回、自民県連は告示までに情勢を見極めることができず、「審議未了」を理由に見送りを決めた。一昨年以来、県内市町長選で度重なる苦杯をなめた経緯があり、すべての首長選挙について「公認、推薦を出すには十分な検討を重ねてから」と慎重になっていることも影響している。

 民主県連幹部も「出直し選という特殊な選挙で有力三氏が名乗りを上げる複雑な状況。様子を見るしかない」と、同様の判断を示した。

 公明は、所属市議が新人候補を支援しているが、候補者は「市民派」を掲げ、政党の支援を得ない草の根選挙を展開。共産は党組織としては静観の構えだ。

 一方、三田市長選では、民主は市民団体役員の立候補予定者に総支部の推薦を出すが、県連では見送りという異例の対応。支持母体である連合傘下労組に温度差があり、「参院選で連合の応援を求めるのに、特定の候補を推すことはできない」と県連関係者が事情を明かす。

 自民、公明は対応を協議中で、共産党籍を持つ前市議を支援する共産は県内初の党員市長誕生に向けて意気込むが「無所属で立候補するので推薦はしない」といい、参院選を前に各政党がそろって苦慮している。

1647片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 15:10:00
山形市長気持ちは来期?
2007年06月14日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000706140002

 ∞9月に選挙表明ないまま


 議会で秋以降の政策


 山形市の市川昭男市長は13日、市議会の一般質問で子育て支援を入札参加業者の評価に加えることなど新たな政策を打ち出した。9月の市長選への対応を今議会でも明らかにしなかった同市長だが、今期で退任するなら、9月以降の事業は新市長に任されるはず。事実上の立候補表明とも受け取れる。


 ○出馬宣言?「継続性」とさらり


 市川市長はこの日の一般質問で、入札制度改革の方向性について問われ、「入札参加登録の基準に、新たに子育て支援を含める方向で検討している」と答弁した。中心市街地の活性化についても「活性化協議会を立ち上げ、地域住民の団体からの参画を得て進めたい」と述べた。


 子育て支援については09年度の入札から実施の予定で、市街地活性化は地域との話し合いもまだ始まっていない段階だ。いずれも中期的な政策で、今後も職にとどまることを視野に入れているかのような発言だった。


 現職首長の出馬宣言は、議会で意欲を問われ、それに答える形で表明するのが通例だ。だが、選挙を3カ月後に控えた今議会でも態度をはっきりしていない。今春の市議選で当選したばかりの新人議員が立った一般質問でも、再選問題に触れる市議はいなかった。


 新たな政策についての言及が、事実上の出馬宣言との見方について、市川市長は「行政の事業の継続性について申し上げただけです」と素っ気ない。


 だが、ある市議は「意欲はあるが言葉に出さないだけ」と話す。別の市議は「宣言は市議会とは別の場で、と考えているのではないか」と言い、正式な宣言こそないものの、再選出馬は既定路線で答弁もその延長上との受けとめ方だ。


 市川市長は、朝日新聞の取材に対し「今、関係者と話をしていて、熟慮している。適切な時期に判断したい」と述べるにとどめた。

1648片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/17(日) 10:06:14
’07ぐんま知事選 清水澄氏が出馬表明
2007年6月17日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070617/CK2007061702024844.html

 任期満了に伴う七月の知事選で、故清水一郎前知事の三男で群馬ロイヤルホテル社長の清水澄氏(58)が十六日、無所属での立候補を表明した。県庁で記者会見した清水氏は「官僚支配の県政に疑問を持ち、一県民として捨て身の立候補に意を決した」と決意を語った。

 知事選には、すでに現新合わせて四人が立候補を表明している。候補者五人は戦後二度目で、一九四八(昭和二十三)年以来五十九年ぶりとなる。

 清水氏は「政治は理論ではなく現実。現実を変えるために戦う」としながらも、具体的な政策については「県民やマスコミの皆さまに(私が)出馬に至った理由を一日だけでも考えてほしい」と述べて明らかにせず、後日発表すると説明した。

 清水氏は前橋市出身で慶大文学部卒。八年前の知事選で一度出馬表明したが、直後に撤回している。 (藤原哲也)

1649片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/17(日) 14:12:48
ホテル社長の清水氏 知事選に出馬表明
5人目 讀賣群馬

 7月5日告示の知事選に、前橋市内のホテル社長、清水澄(ますみ)氏(58)が16日、県庁で記者会見し、無所属で出馬する意向を表明した。

 清水氏は、「一県民として県の将来を憂えて捨て身で決意した」と述べたが、具体的な動機や政策については「なぜ私が唐突に出馬せざるを得ないのか、県民に1日でも考えてほしい」として、今後明らかにする考えを示した。清水氏は故・清水一郎前知事の三男。1979年から群馬ロイヤルホテル(前橋市)の社長を務めている。99年の知事選では、出馬表明の2日後、立候補を断念した経緯がある。知事選への出馬表明は清水氏で5人目。

(2007年6月17日 読売新聞)

1650片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/18(月) 09:17:34
2007知事選 小寺氏52項目公約集
ソフトに重点、実現性強調 讀賣群馬

 知事選に無所属で5選を目指して出馬する小寺弘之知事(66)が17日、前橋市内で記者会見し、マニフェスト(公約集)を発表した。少人数保育や少人数学級の拡充など、4年間で実行する18分野52項目の政策目標を掲げている。小寺氏は「ハードだけではなく、ソフトに重点を置いた。私のこれまでの経験から、財源的に確保できるものを出している」と述べ、現職として実現性の高さを強調した。知事選でマニフェストを発表したのは、山本龍元県議、大沢正明前県会議長に次いで3人目。

 「子どもを育てるなら群馬県 小寺ヴィジョン2007」と題したマニフェストでは、まず、政治姿勢として、「弱い者の味方になる」「公平、公正、クリーンな県政」「一党一派にかたよらない」の3点を掲げた。

 主な具体策は、3歳児の保育士を国基準の20人に1人から15人に1人に増員するほか、30人学級化を現在の小学校3年生から6年生まで拡充。東京に群馬の物産・観光・文化を紹介するアンテナショップを開設することや、「文化局」の新設、行政委員への女性登用率を将来50%とすることなどを盛り込んだ。

 また、前回知事選の際に発表した「小寺ヴィジョン2003」の進ちょく状況も検証。自己評価では19項目中、「◎」は警察官数、有効求人倍率の2項目、「○」は県民1人あたり県債残高や幹線交通乗り入れ30分構想など12項目とした。一方、「△」は人口と1人あたり県民所得の2項目で、「×」は出生率とオフィスの冷房温度の2項目。

 小寺氏は「(選挙期間中に)マニフェストを公費で出すこともあり、今回は単なるビジョンではなく県政のお約束だ」とした。

 10万部を印刷し、群馬県民の会を通じて配布していくという。

 そのほかの主な公約は次の通り。

 ▽群馬型子育て支援センターを92か所から350か所(小学校と同数)に▽特別養護老人ホームを7000床から1万床に▽ドクターヘリを導入▽養護学校を増設▽県の魚アユの漁獲高を71トンから300トンに▽校庭の芝生化を24校から200校に▽東毛広幹道の開通率を70%から95%に▽高崎競馬場跡地に国際的施設を誘致

(2007年6月18日 読売新聞)

1651片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/18(月) 23:02:12
選挙:加西市長選 中川さん“信任”再選 議会さらなる泥沼化も−−出直し選 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070618ddlk28010281000c.html

 いつになれば市政の混乱に終止符が打たれるのか−−。職員採用試験への介入問題を発端に、今年度予算案の否決や市長失職にまで発展し、約3カ月にわたって混乱が続いている加西市。17日の出直し市長選で、民意は前市長の中川暢三氏(51)を再び市長に返り咲かせたが、市議会では中川氏と鋭く対立する市議が大勢を占める中、勢いを得た中川氏や同氏を支持する市議らは反転攻勢の構えを見せている。選挙戦を通じて双方の溝はより深まっており、収拾どころかさらなる泥沼化を招く可能性が強まっている。【松田栄二郎】

 職員採用試験に市長が介入した問題の是非を問うとともに、市政正常化に向けた先導役を誰に託すかを問う選挙として市民の関心は高く、投票率は72・55%(前回59・93%)だった。当日有権者数は3万9256人。

 市長失職後、中川氏はミニ集会などで職員採用問題に対する自身の正当性を市民に訴え、在任1年9カ月で実行した改革をアピール。選挙では、市役所業務の効率化や企業誘致などによる行財政改革の断行を訴え、「改革の灯を消すな」を連呼して支持を訴えた。職員採用問題で支持率の低下も懸念されたが、一連の報道を通じて知名度が一気に高まり、中心市街地や女性層に支持が広がった。

 また、今回の選挙は三つどもえとなった結果、中川氏への批判票を元市長の柏原正之氏(64)、新人の民輪正秀氏(53)が二分。中川氏に利する形となった。中川氏の不信任決議案に賛成したある市議は「最も恐れていたことが起きた」とショックを隠しきれなかった。

 市役所前の空き地に置かれた中川陣営の選挙事務所に当選の知らせが届くと、集まった支持者ら約300人から「やったぞ!」と大歓声が上がった。中川氏は支持者らと握手を交わし、「実績と改革への思いが評価された」と喜びを語った。

 多くの市議や商工会関係者らの支援を得て組織だった選挙戦を展開した民輪氏だが、知名度不足が響き、「皆さんの期待に応えられなかった」と無念の表情を見せた。

 一方、前回選挙(05年)で中川氏に敗れた柏原氏は、市長経験を十分にアピールできず、再び落選。「私の不徳の致すところ」と頭を下げた。

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 ■解説

 ◇対立構図、大きく変化

 2度の不信任決議を受けて市長職を追われた中川氏が返り咲いたことで、市議会や職員との対立構図が大きく変化することは必至となった。

 中川氏の政治姿勢を批判する市議会は今年3月、今年度予算案を否決した。しかし再選によって「市民の信任」を背に受けた中川氏は自信を深め、予算案を再提出する構えだ。これを市議会が突っぱねて再び「不信任」のカードを切った場合、市民の反発を買うのは確実。そこで予算案は可決されるとみられる。

 中川氏は選挙前、「今後は議会との対話に時間をかけ、職員の話にも耳を傾ける」と語った。しかし「反中川」の機運は根強く残り、火種はくすぶり続けている。その言葉が「パフォーマンス」で終わり、報復的な人事が行われるなら、新たな混乱を招きかねない。【松田栄二郎】

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 ◇開票結果=選管最終発表

当 12236 中川暢三 51 無前

  11179 民輪正秀 53 無新

   4815 柏原正之 64 無元

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中川暢三(なかがわ・ちょうぞう) 51 無前(2)

 [元]市長▽北条鉄道社長▽加西北条都市開発社長[歴]会社員▽経営コンサルタント会社長▽信州大

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2007年6月18日

1652片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 10:00:15
民主・保守系、山本氏支援
労組系は小寺氏県連、分裂鮮明に 讀賣群馬

 石関貴史衆院議員ら民主党県連の保守系グループは18日、県庁で記者会見し、7月の知事選に無所属で出馬予定の山本龍元県議(47)を支援する考えを表明した。これに先立ち、八ッ場ダム見直しなどの政策協定を結んだ。県連内では、すでに角田義一前参院副議長ら労組系が小寺知事支持を明確にしており、“分裂状態”がより鮮明となった。

 石関氏は、「自主投票とすることは多選候補や自民党候補を利することになり、政策的に最も近い山本氏を推すことにした」と説明。会見に同席した山本氏は、「マニフェストに賛同してくれるなら個人、組織関係なく歓迎する」と語った。

 合意した政策協定は、八ッ場ダムを含む大型公共事業の見直しや県庁職員の削減、県職員の天下りや多選禁止条例の制定など5項目。ただ、山本氏が県議在職中に推進の立場を取っていた八ッ場ダムについては、石関氏が廃止としたのに対し、山本氏は「すべての事業を抜本的に見直す」と述べ、微妙な食い違いを見せた。

 協定に名前を連ねたのは、石関氏のほか、石川貴夫(高崎市)、久保田務(伊勢崎市)の両県議、中島政希党4区総支部代表ら。支援は総支部単位で、鳩山由紀夫幹事長の了承も得ているという。

(2007年6月19日 読売新聞)

1653片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 10:58:08
’07ぐんま知事選 保守系が山本氏推薦
2007年6月19日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070619/CK2007061902025353.html

 七月の知事選で、民主党県連の石関貴史衆院議員ら保守色の強いグループが十八日、無所属で出馬する元県議の山本龍氏の支援を決めた。両者は政策協定に合意し、三区総支部を除く四総支部代表らと県議会会派「民主党改革クラブ」の県議二人の連名で、山本氏を「推薦」する声明を出した。三区総支部も支援へ前向きに調整しているという。

 同党県連は不正経理問題に絡み、最高執行役員会議が開催できず、知事選などへの対応について機関決定ができない状態。角田義一参院議員や富岡由紀夫参院議員ら旧社会党系のグループは現職の小寺弘之氏支持を明言しており、民主県連の分裂が知事選にも引き継がれた形となった。

 記者会見で、石関衆院議員は「山本氏の政策を掲げての活動や改革姿勢を高く評価した」と支援理由を述べ、山本氏は「マニフェストに賛意をいただいた。友情に報いたい」と応えた。政策協定は、八ッ場ダムなど大型公共事業の見直しや、知事の任期を三期までとする多選禁止条例の制定など五項目にわたった。

 石関衆院議員らは山本氏支援に至った経緯について、三期以上の多選候補の推薦禁止と他党と相乗りしないという民主党本部の大原則に従ったとし、「自主投票も、多選候補、自民公認候補に利する」と説明。支部単位の「推薦」だが、党本部も了承したという。県連所属の他の国会議員については「従うかどうかは、それぞれが責任を取る覚悟で行動するべきだ」と述べた。 (石屋法道)

吉村氏が重点政策発表
 七月の知事選に、弁護士の吉村駿一氏(63)を擁立している「民主県政をつくる会」は十八日夜、前橋市上小出町で事務所開所式を行った。支持者ら約百四十人が出席。吉村氏は「市町村を押さえつける官僚政治ではなく、ともに自治を目指す県政に転換を」と決意を述べた。

 事務所開きに先立ち、吉村氏は県庁で会見し、重点政策を発表。中学生以下の医療費無料化、医師確保のための医学生への修学資金制度の創設などを打ち出した。財源は、八ッ場ダムや増田川ダムの建設中止などにより捻出(ねんしゅつ)できるとした。こうした政策を記したビラ約四十万枚を作製。今後、具体的な数値や期限を明記した政策を決定し、告示前後にあらためて有権者に配布するという。 

     (石井友恵)

1654片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 18:11:57
県民の選択:第5部 知事選、政策比較/上 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070619ddlk10010590000c.html

 7月の知事選に出馬表明した5人のうち4人がマニフェストや政策を発表した。今回は地方選挙での選挙運動期間中のマニフェスト配布の解禁後初の知事選でもあり、県立女子大の片桐庸夫教授(政治学)に内容への評価、各陣営には政策のPRやとりまとめの経緯を聞いた。また、北川正恭・早大マニフェスト研究所所長には現状や効果を語ってもらった。(紹介は五十音順)

 ◆大澤正明陣営

 ◇実現可能性と思いに腐心−−自民党県連総務会長・南波和憲氏

 作成に当たっては、大澤氏と作業チームの自民党県議との間で活発に議論が交わされた。大澤氏は非常に慎重な人。政策の実現可能性と仲間の思いをどう盛り込むかに苦労した。

 有権者に分りやすいように「県政刷新」「暮らしの安心安全」「経済に活力」という3本柱を立てた。注目してほしい内容は文字の色を変えたほか、表現にも腐心した。また、大澤氏の写真は「堅さ」を抑えるため、シャツ姿を用いるなど工夫した。

 マニフェストに必要な「数値」を入手するために、県各部局に聞いたが、我々と各局とで持っている数値にあまりに大きな差があった。道路整備率などが代表例で、県の情報公開の遅れも強く実感した。

 ◆小寺弘之陣営

 ◇初心しっかり、ぶれなし−−前橋商工会議所会頭・曽我孝之氏

 「弱い者の味方」という初心がしっかりしていて、ぶれがないマニフェストができた。現職なので無責任なことは言えず、古いデータも使えない。その辺りの吟味に苦労した。

 他陣営と違う点を見てほしいが、保守分裂選挙と言われるように、他の保守陣営と一致する政策も多いと思う。

 4年前に経済分野などを中心に目標を定めた「小寺ヴィジョン」から、今回は「マニフェストを作る」という意識で政策作りを進めた。政策重視は時代の要請でもあり、昨年10月の出馬表明以降、スタッフを含めアイデアを出し合い、最終的には小寺氏が決めた。

 マニフェストは「読みやすい」「わかりやすい」という点を重視した。自信作だ。

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 ◆片桐庸夫・県立女子大教授に聞く

 ◇大澤正明陣営 マニフェスト要件不足

 目標は示されている。だが数値、期限、方法、財源など必要条件が備わっていない。現状批判に基づく記述や項目が多いのが特徴で、有権者が人柄や理念を感じ取れるのはプロフィルだけという印象をぬぐえない。

 数値や財源については「現職ではないので、詳しく把握できない」との声が聞こえてきそうだが、前職県議であり、当然、県民より情報を得やすい立場にある。情報公開請求という手段もある。

 ただ、自民党公認なので、有権者はマニフェストからではなく、政党の理念や政策などから、候補者の主張をくみ取ることができるのでは。

 ◇小寺弘之陣営 抽象的で財源示さず

 数値や目標、期限、実現方法はほぼ示されている。03年の知事選で示した13年までの目標「小寺ヴィジョン」に基づいて作成しており、マニフェストと言うよりも「工程表」という感じだ。小寺ヴィジョンの達成状況が自己採点され分かりやすく、人柄や理念も感じられる。マニフェストの一定条件は備えている。

 ただ、抽象的な項目が多く、必要な財源、予算的根拠が示されていない。例えばJR湘南新宿ラインの両毛線などへの乗り入れのコストや実現時期、わたらせ渓谷鉄道などについては具体的な活性化策や財源を示すべきだ。

毎日新聞 2007年6月19日

1655片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 18:12:54
選挙:知事選 山本・前自民県議を推薦−−民主党県連保守系グループ /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070619ddlk10010580000c.html

 石関貴史・衆院議員ら民主党県連保守系グループは18日、7月の知事選に出馬する山本龍・前自民県議を推薦すると発表した。石関氏らと対立する角田義一、富岡由紀夫両参院議員ら労組系グループは5選出馬する小寺弘之知事支持を表明しており、同党県連は知事選でも分裂を鮮明にすることになった。

 記者会見で石関氏は「山本氏推薦に至るまで、民主党の独自候補擁立を模索してきたが、労組系の反対で県連の最高意思決定機関・最高執行役員会議を開けず、擁立作業を断念した」と説明。その後、保守系内に「山本氏支持」の声が強まり、水面下での接触を重ね、今月15日に山本氏と政策協定に調印したという。石関氏は「山本知事実現のため、我々の持つあらゆる経路をフル活用したい」と述べ、同席した山本氏は「とても頼もしく思っている」と答えた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月19日

1656片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 18:27:03
選挙:加西市長選 対立再燃?ピリピリ 一夜明け、中川氏に当選証書 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070619ddlk28010480000c.html

 ◇勢いづく支持派、「問責派の責任追及」

 市長失職に伴う加西市の出直し市長選から一夜明けた18日、再選された中川暢三氏(51)は市役所で当選証書を受け取った後、早速公務を再開し、3月議会で否決された今年度予算案の早期可決に強い自信を示した。一方、勢いづいた中川氏支持派の議員は、中川氏を失職に追い込んだ問責派議員の責任を追及していくことを明言。市職員の間では「議会との対立が再燃するのでは」と、早くも先行きを危惧(きぐ)する声が出始めている。【松田栄二郎】

 午前10時前、中川氏は当選証書授与式に出席するため満面の笑顔で市役所を訪れ、秘書課の職員らに「ただいま」とあいさつ。市長応接室で高井廣幸・選挙管理委員長から当選証書を受けると、中川氏は「頑張ります」と力強く述べた。その後、市長室に入ったが、「仕事をするための椅子ではない」と言って歴代市長が使っていた革張りの椅子には座らず、代わりに会議室から持ち込んだ椅子に着席した。

 記者会見で中川氏は、「3カ月続いた混乱で、正しいことでも理解が得られなければ抵抗があることを学んだ。相手の話も聞いてよく考えたい」としたが、議会に対しては「市長だけが頭を下げるのではなく、議会も一定の敬意を市長に払ってほしい」と注文。また、騒動の発端となった職員採用試験への介入問題については「3カ月以内に外部識者を含む調査委員会を設置して事実確認し、その上で透明性の高い選考方法を構築していく」と語った。

 会見後、中川氏は正副議長を訪ねてあいさつ。桜井光男議長に対し、笑顔で「一皮も二皮もむけて耳が一層大きくなりました」と話しかけると、桜井議長も「お手柔らかに。これまでのことは水に流して」と応えたが、中川氏が「なぜ民輪さんを応援されたのですか」と質問して気まずい空気が流れる場面もあり、関係修復には程遠い緊張関係が続いていることをうかがわせた。

 その後、市幹部職員による政策会議に出席し、市長不在の間、各部署の取り組みの進ちょく状況などの説明を受けた。

 中川氏の再選によって市議会は大きく揺れている。中川氏を支持する西川正一議員は、「(市長失職が決まった)先月の臨時議会では、中川氏に弁明する機会が与えられなかった」として、問責派議員の責任を徹底追及する意向を示した。一方、多数派を占める問責派の議員らは、近く対応を協議することにしている。

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2007年6月19日

1657片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 06:24:43
2007知事選 単独選固まる 讀賣群馬

 知事選の投票率は、自民、公明、社民、保守新党推薦の小寺知事と共産党推薦の吉村駿一氏の一騎打ちとなった前回、37%まで落ち込んだ。参院選と同日選の場合には、通常の国政選挙並みの55%前後まで上昇すると見られていたが、知事選単独だと、それより10ポイント以上、下がる可能性がある。

 これまでは各陣営とも、同日選を想定して35万票を当選ラインとしてきたが、単独なら投票率低下で25万票に下がるという見方も出ている。

 自民党県議らの後援会を中心とする活動を展開している同党公認の大沢正明前県議会議長(公明党推薦)の陣営は、「投票率が下がれば当選ラインも下がり、自民、公明の組織票を持つうちが有利になる」と歓迎。「参院選直前の情勢を占う選挙に位置づけられるため、党幹部がどんどん応援に来るだろう」と期待する。

 一方、小寺知事陣営の幹部は、「組織を締め付ける自民党県連のやり方は時代に逆行している」としたうえで、「参院選と切り離されれば、国政とのねじれに有権者が縛られず、知事選単独で判断してもらえるのではないか」と話す。

■高投票率期待だが

山本陣営 これに対し、前回選から投票率が20ポイント上がると予測し、こうした無党派層を意識した活動に力を入れてきた山本龍元県議の陣営幹部は、「今まで通りの訴えを続けるしかない」とするが、「うちとしては投票率が高い方がいいわけで、同日選の方がよかった」とショックを隠しきれない。

■わかりやすくなる

吉村陣営 また、5回目の出馬となる吉村氏は、「県政は県政、国政は国政と区別できて、有権者にはわかりやすくなるのではないか」と述べた。

(2007年6月20日 読売新聞)

1658片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 11:21:19
2007年6月19日(火)
連合埼玉 上田知事に推薦状 埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news06/19/04p.html

 連合埼玉(片山修三会長)は十八日、八月の知事選に出馬表明した上田清司知事と政策協定を締結するとともに、推薦状を手渡した。

 政策協定は、上田知事に「県政運営で不偏不党、県民党的立場を基本姿勢に、県民の安全・安心と豊かさ実現に全力を尽くす」ことなど七項目の実践を求めた。連合埼玉は上田知事の当選に全力を尽くすとし、双方が日常的な連携に努めるとした。

 連合埼玉は、四年前の知事選で自主投票を選択した。今回、上田知事を推薦した理由について片山会長は「四年間の県政運営を見て、福祉、雇用、安全安心など連合と同調できる点が数多くある」と語り、実績評価を中心にした考えを明らかにした。

 一方、上田知事は「四年前は急な選挙で、推薦話はできなかった。県政運営の実績を評価していただき、推薦を頂くのはありがたい」と語った。

1659片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 11:25:14
「政策で中川氏」7割 加西市長選の出口調査
2007/06/19 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000396635.shtml

 十七日に投開票された加西市長選で、神戸新聞社が実施した出口調査によると、再選を果たした中川暢三(ちょうぞう)氏(51)に投票した人の71%が「政策・公約」を基準に投票し、民輪(たみわ)正秀氏(53)の59%を上回っていることが分かった。一方、市長失職のきっかけとなった採用介入問題を、投票の「基準の一つにした」と答えた人のうち、半数以上が民輪氏へ投票していた。

 出口調査は、期日前投票期間の五日間と投票日に計六百人分を集めた。告示日(十日)に実施した有権者への電話アンケートは、電話帳で無作為に選んだ百五十七人のうち、百一人から回答を得た。

 「職員採用介入問題を投票基準の一つにした」と回答した人は43%。電話アンケート時の「投票基準にする」人の33%よりも増えたが、基準に「しなかった」人も53%で、電話アンケート時の「しない」人の47%よりも増えた。

 二年前の前回選挙で、中川氏に投票した人のうち、今回も同氏に投票したのは56%。36%が民輪氏に流れた。一方で、前回柏原氏に投票した人の16%が今回は中川氏に、33%が民輪氏の支持に回った。

 女性の40%が中川氏、37%が民輪氏、19%が柏原氏に投票した。

1660片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 14:49:14
’07知事選 「長期政権の変容」<1> 強まる“小寺ファミリー”
2007年6月20日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070620/CK2007062002025644.html

 知事選で現職の小寺弘之氏を支援する団体「群馬県民の会」。そのスタッフに今年三月で退職した数人の元県理事の姿があった。胸には、小寺氏の「こ」の緑色のバッジ。退職後も小寺氏を支えているというわけだ。知事と県職員の強いつながりをうかがわせる光景だが、元県幹部の一人は「退職者が選挙を手伝うのは、今に始まったことではない。再び県に関連する職に就く人もいる」と事もなげに語る。

 小寺氏は一九六八年に旧自治省から県に出向。以後、課長、部長、副知事を経て、九一年から四期十六年にわたり知事を務めている。最初から管理職で三十九年。既に県庁内には、大卒の一般職で小寺氏より長い人はいない。

 知事選の対立候補予定者は、小寺氏に汚職や明らかな失政があったとは言わない。一様に口にするのは「県政の閉塞(へいそく)感」だ。六月県議会では、親知事会派の県議からも「職員が知事の顔色をうかがうことにならないか」と、多選による風通しの悪さを危惧(きぐ)する質問が出た。元県幹部も県庁内の雰囲気を心配する。「県職員が選挙に左右されて仕事をしなきゃならないなら、かわいそう。県職員は知事ではなく県民に奉仕する存在だもの」

■自民との決別
 小寺氏と自民党の決裂を「知事が特定の人を重用し、人事にこだわり続けた結果」とみる関係者は少なくない。小寺氏はこの四年間、副知事人事をはじめとして、否決されてもなお、県議会に人事案を提出し続けた。「逆なで」された自民県議らは「議会軽視だ」と反発を強めた。

 「譲れない一線があった。何でも言う通りにはなれない」。小寺氏自身は自民との決裂の経緯をこう振り返る。修復しようとすればするほど関係は離れていき、決裂は決定的になったという。

 小寺氏は「自民県連の一部の人と意見が食い違った。そのごく少数の人が県議会全体を握ってしまった」と語気を強める。

■打てば応える
 多選は同時に団体や人とのつながりの蓄積でもある。これまであった自民党県連の後ろ盾を失っても、今回、小寺氏に推薦状を渡した団体などは優に百を超えた。連合群馬などは毎年、県に政策要求をしてきたことを挙げ「打てば応える」と小寺氏を評価。他の団体も「中身が重要なんだ」と口をそろえる。

 小寺氏の後援会「弘叡(こうえい)会」や「県民の会」の集会で、有力支持者が声を上げる。「県政にはさまざまな妨害がある。知事が代わるということは、これまでの自由な県政でなくなるということですよ」と。知事選は、知事とのつながりを“リセット”するか否か、の選択でもある。

 知事選の投票日まで約一カ月と迫った。四期目まで各党派相乗りだった現職と県議会最大会派の自民党が決裂。現職の信任投票の色合いが濃かった前回までの構図は一変した。保守分裂に至った背景と、知事選をめぐる各勢力の動きを探った。

1661片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 14:50:04
県職員の政治活動“監視” 知事選で県議会 特別委を設置 
2007年6月20日 群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070620/CK2007062002025642.html

 県議会の総務常任委員会は十九日、七月の知事選に絡んで、県職員の政治活動についての調査特別委員会設置を決めた。

 知事選をめぐって県職員が政治活動をしているとして、同委が知事室への来客記録や後藤新・知事室長の公務日程の開示を執行部に求めたことを受け、県総務、秘書両課が同日、日程などの記録を同委に提出。しかし、自民党の委員らは「書類が不十分」と反発し、賛成多数で特別委設置を議決した。

 設置されるのは、知事室長と秘書課職員の「政治的行為の制限」について検査をする「行政の中立に関する調査特別委員会」。地方自治法九八条に基づいて設置され、検査権限があるが、証人出席などを求めることができる百条委とは異なる。総務常任委では、執行部から小寺弘之知事の四月からの県庁内日程と、後藤知事室長の一月からの公務日程が提出され、中村博秘書課長が「提出したもの以外にも公務はあるが、来客名簿は作っていない」と述べた。 (石屋法道)

1662片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 23:12:33
県民の選択:第5部 知事選・政策比較/下 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070620ddlk10010262000c.html

 ◆山本龍陣営

 ◇「県民との契約書」自負−−政策担当スタッフ・松澤利親氏

 政策による知事選を群馬でも実現するため、相当「マニフェスト」という手段にこだわった。

 「マニフェスト選挙」を掲げていた松沢成文・神奈川県知事の4月の選挙を横浜市まで視察に行ったり、これまでに出されたマニフェストを検証するなど、定義や条件を、徹底的に研究した。

 昨年7月の出馬表明から1年。県内を毎日、歩き回った。話を聞かせてくれた人たちの声や要望、「官から民へ」というスローガンに代表される山本自身の思いを込めて作成した。

 マニフェストは「県民との契約書」。我々のものがそれに沿っているかを有権者にしっかり判断してもらいたい。他陣営よりマニフェストの条件を備えていると自負している。

 ◆吉村駿一陣営

 ◇知ってほしい大局的政策−−民主県政をつくる会・長谷川彰氏

 今回作ったのはマニフェストではない。もっと大局的な皆さんに知ってほしい政策だ。数値や財源などは告示後に示す。

 柱は困った時に手を差し伸べ「県民の命綱」になること。選出母体「民主県政をつくる会」の支援者から現場の声を聞き、候補者が決まる半年以上前から議論を重ねてまとめた。ただ、統計的裏付けをとるのに苦労した。今後も声なき声を拾っていきたい。

 小寺、大澤、山本の3陣営は基本的に自民党と関係があり、同じどんぶりの中の争いだ。3人の政策と個別に戦うつもりはない。

 前回も出馬したが、この4年間で格差社会が急激に進行した。県民の暮らしを守っていくという県政の役割は、さらに大きくなっている。

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 ◆片桐庸夫・県立女子大教授に聞く

 ◇網羅的すぎ具体策なし−−山本龍陣営

 数値や目標が示され、期限も「すぐに実現」「任期中に実現」などと分かりやすい。大項目と具体的記述が併記され、マニフェストの要件を備えている。ただ、あまりに網羅的で読みにくいのが難点。「見やすさ」にも配慮が必要だった。

 人件費抑制などで「財源700億円」を生み出すと大項目を掲げているが、具体策の提示がない。記述が抽象的で実現可能性に疑問を感じてしまう。「こどもの虐待ゼロ」も同じ。どうやって実現するのかが不明だ。

 全体的には「政策による選挙」を強く意識していることは伝わってくる。人柄や理念、主張も読み取れる工夫がされている。

 ◇従来の「選挙ビラ」の域−−吉村駿一陣営

 政策は「機関紙」と位置づけ、マニフェストは作成していないようだ。内容は他候補や現職の批判が中心。政策や目標の記述はあるが、具体的な期限や財源は示されていない。「選挙運動中に訴える」では、政策重視の選挙にはならない。

 散見される国政レベルの主張を、なぜ知事選で示すのかが伝わりにくい。従来の「選挙公報」「選挙ビラ」の域を抜け切れていない。政策や主張はもっと有権者に響く内容にすべきではないか。

 人柄や理念、人物像が伝わりにくく、唯一「共産党推薦」ということだけが、候補者イメージを作っている。同党への親近感に訴えようという戦術なのだろう。

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 ■ことば

 ◇マニフェスト

 候補者が数値目標、財源、期限ともに有権者に示す公約集。「政権公約」「選挙公約」などと訳される。歴史的には英政権が盛んに利用した。日本では03年秋の衆院選から、選挙運動期間中の配布が解禁された。今年の統一地方選からは地方の首長選挙でも解禁されたが、スタイルや配布枚数が制限されている。

毎日新聞 2007年6月20日

1663片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 23:12:59
選挙:知事選 「県職員が選挙活動」と自民 県、調査特別委を設置 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070620ddlk10010260000c.html

 県は19日、県議会総務常任委員会の求めに応じ、小寺弘之知事と後藤新・知事室長の公務日程と来客者名簿を提出した。15日の同委員会で、自民党委員が、後藤室長や秘書課職員が知事選に向け来客に小寺知事支援を働きかけていると指摘し、事実確認のため提出を求めていた。

 この日の委員会では、自民側が提出資料を「不十分だ」と突っぱね、特別委員会の設置に発展した。議会事務局は、自治体事務書類などの検査や監査権行使の権限を持つ地方自治法98条に基づく特別委の設置は「県政史上初の事態」という。委員会終了後、同党県連の金子泰造幹事長は「放置できない問題。一般職員の政治活動が事実なら知事は公費で選挙活動をしたことになる」と特別委設置の正当性を主張した。

 ◇知事は設置疑問視

 一方、小寺知事は「何で私が出席している本会議で質問しないのか。公私混同はしておらず、公務員の選挙活動が違法なことは明白だ」と特別委設置を疑問視した。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月20日

1664片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 23:13:25
選挙:知事選 小寺氏支援団体、太田支部を設立 県内全域を網羅 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070620ddlk10010251000c.html

 7月の知事選に5選出馬する小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」の太田支部設立集会が19日、太田市内で開かれ、約350人の支持者が集まった。支部長には元太田市消防団長の池上富夫氏が就任。同会は1月の発足以来、各地に支部を設立し、24カ所目の同支部発足でほぼ県内全域を網羅した。

 小寺氏は17日に発表したマニフェストを手に政策を説明。多選についても触れ「弊害もあるが、隣県と一緒に事業をする時など『小寺は堅実にやっている』という信用力も出てくる」とメリットを強調した。

 副支部長に就いた太田市区選出の黒沢孝行県議(フォーラム群馬)は「私たちは知事を支持するが、すべて正しいとは限らないから言うべきことは言ってきた。県民のために何をするかが大事」と呼びかけた。

 太田市は、知事選に自民党公認で出馬する大澤正明・前県議会議長の地元で、「反小寺」色を鮮明にする清水聖義氏が市長を務めている。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年6月20日

1665片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/21(木) 14:36:18
安曽田橿原市長 4選へ強い意欲 植村元県議も出馬か 奈良日日
http://www.naranichi.co.jp/news_contents.html?ID=899

 今秋の11月に予定されている任期満了(11月11日))に伴う橿原市長選で20日、現職の安曽田豊市長(72)が4選を目指して出馬表明したが、これに対抗し、元県議の植村家忠氏(63)が「多選阻止」を機軸に出馬の構えを見せていることが分かった。さらに今春の県議選に同区から出馬した医師の水本純氏(56)の出馬も予想され、秋の同市は三つ巴の混戦となりそうだ。[06月21日]

1666片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 09:18:44
攻防:’07知事選 大澤氏の後援会拡大役員会、福田氏に本部長要請へ /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070621ddlk10010328000c.html

 ◇選対の体制確認

 7月の知事選に自民党公認で出馬する大澤正明・前県議会議長の連合後援会拡大役員会が20日、前橋市内で開かれた。あいさつした笹川堯・県連会長は「年金問題などと切り離し、ぜひ(大澤氏を)勝たせてほしい。衆院議員も自民党員である以上、運動をきちんとしなければ次の選挙で公認しない」と引き締め、続いて大澤氏が「やっと体制が整った。死に物狂いでやる」と誓った。

 役員会では選対本部体制の一部変更も決定。選対本部長の笹川会長を選対事務長に変更。福田康夫・元官房長官に選対本部長を要請することを確認した。出納責任者には五十嵐邦義・JAたかさき組合長が就任した。

 また、22日から7月中旬にかけ、参院選に出馬する山本一太氏を除く県連所属国会議員7人と県議33人の計40人が3000軒ずつを訪問する選挙運動の実施も決めた。

 笹川会長は、知事選との同日実施が見込まれていた参院選の延期が検討されていることについて、記者団に「(知事選の)投票率は下がるだろうが、低いことはマイナスではない。うちには組織がある」と期待を込めて語った。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年6月21日

1667片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 09:19:06
攻防:’07知事選 清水氏が政策発表 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070621ddlk10010331000c.html

 7月の知事選に出馬する、ホテル経営、清水澄氏が20日、政策を発表した。広域市町村の発展に徹し県の機能を実質的に廃止する▽官僚出身者が行政のトップになる官僚支配を廃絶する▽すべてを自然体で考え大胆かつ繊細に変革する−−が柱。

 清水氏は選挙事務所を置かず、政策もマスコミや選挙広報を通じて訴えるという。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年6月21日

1668片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 10:05:12
知事選 出馬予定4氏が公開討論
多選是非など論戦 讀賣群馬

 7月5日告示、22日投開票の知事選を前に、主な立候補予定者4氏による公開討論会(前橋青年会議所主催)が21日、前橋市民文化会館で開かれ、県政の方向性や多選問題などで意見をぶつけ合った。関係者によると、本県知事選でこうした公開討論会が実施されるのは初めてという。討論会の模様は、群馬テレビで生中継された。

 討論会には、現職の小寺弘之知事、自民党公認、公明党推薦の大沢正明前県議会議長、無所属の山本龍元県議、共産党推薦の吉村駿一弁護士の4氏が参加した。ホテル社長の清水澄氏は、立候補表明が遅かったことから、参加を認められなかった。

 討論会は、コーディネーターの質問に4氏が順番に答える形で進められた。知事選で訴えたい点について、大沢氏は「群馬県は関東で1番税収が少なく、医療、福祉、教育、治安を他県と同じようにできるか」とし、幹線道路の整備などの必要性を訴えた。小寺氏は「財政の健全度が全国3位だ。これから子育て支援や医療に力を入れてやっていく自信がある」と、弱い立場の人の味方になりたいとした。山本氏は「1人の権力者が20年間、続けてきた行政を、また4年間続けるのか。これまで気づかなかった税の無駄を削ることが、政権交代の目的だ」と強調した。吉村氏は「暮らしを守ることに県政の責任がある。借金を理由に福祉予算を削り、格差と貧困が生じている。失政だ」と指摘、憲法を守る政治を主張した。

 多選を巡っては、大沢氏と山本氏が「組織(県庁)が知事の顔色を伺うようになり、いい県政ができない」(大沢氏)、「個人的な資質の問題ではなく、だれであっても3期までとする仕組みを作る」(山本氏)と多選制限の必要性を指摘した。これに対し、小寺氏は「1期4年のパフォーマンスではなく、10年、20年先を見据えてやっている」と反論。吉村氏も「弊害があれば選挙で判断されればよく、全く問題を感じていない」とした。

 会場には約850人が傍聴に訪れた。討論を見守った前橋市内の主婦(60)は「立候補予定者の考えをじかに聞けて良かった。誰を支持するか確信を持てた」と感想を述べた。

(2007年6月22日 読売新聞)

1669片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 11:09:18
出馬表明いまだゼロ 山形市長選まで約3ヵ月
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070622t51012.htm

 任期満了に伴う山形市長選(9月9日告示、16日投票)まで3カ月を切ったが、立候補を表明した候補者はいまだに一人もいない。現職の市川昭男市長(65)は依然として出馬の有無を明らかにせず、開会中の市議会6月定例会でも表明しそうにない。独自候補擁立を目指す自民なども動きは鈍く、自民、民主、共産の公認候補が激突する7月の参院選も絡み、関係者の「様子見」の状態が続いている。

<定例会では触れず>
 12、13日に行われた市議会6月定例会の一般質問。市長選前最後の一般質問だったが、質問に立ったのは、4月に当選したばかりの新人議員6人。市川氏に市長選の対応を問う質問は出なかった。

 市幹部は「過去には与党のベテラン市議が市長に出馬の有無を問い、それに答える形で表明するケースが多かった。新人には難しい」と話す。

 市川氏は助役だった4年前、吉村和夫前市長の死去に伴う市長選で弁護士ら3人の候補を破って初当選。民主、公明、社民の各党の推薦を受けたほか、市議の大半、吉村氏や鹿野道彦元衆院議員の後援会組織の全面支援を受けた。当時から「政治家というより行政マン」という評価がもっぱらで、今も自前の後援会組織を持っていない。

 市長選への対応について、市川氏は議会や記者会見の場で「適切な時期に判断する」「熟慮中」などと答え、明言を避けている。しかし、4月の市議選で与野党を問わず精力的に現職候補の応援弁士を務めたことや、本年度から5年間を計画期間とする市の第7次総合計画を自ら策定したことなどから、市議会関係者は「出馬には意欲的だ」と口をそろえる。

 焦点は市川氏がいつ態度を表明するか。「常識的に考えれば、参院選後の表明では遅すぎる」(元市議)という声がある一方で、ある与党市議は「今は市長選が参院選の中に埋没しかねない状況だ。もう少し自民の動向などを見てから判断するのではないか」と「参院選後」と推測する。

<自民は対決に意欲>
 その自民は前回、市川氏の対抗馬として県の副知事を擁立しようとして失敗し、自主投票になった。今回は5月に県連会長に就任した遠藤利明衆院議員が地盤とする山形1区で足場を固める意味もあって、候補者擁立に強い意欲を示しており、ある市議は「メンツにかけても対立候補を出す」と意気込む。

 これまで市出身の中央官僚や県議らの名前が取りざたされたが、擁立のめどは立っていない。前回は自民系の市議会会派「新翔会」の多くが市川氏の支援に回るなど、同氏と近い市議も少なくなく、組織内部にジレンマも抱える。

<またも短期決戦か>
 前回、市川氏の対立候補を擁立した共産も、候補者を決めていない。市議の1人は「独自候補擁立を目指すが、自分たちの主張を受け入れる候補者と政策協定を結ぶことも考えられる」と含みを残す。

 各政党は目前に迫った参院選の対応に追われ、市長選にまで力を注げないのが実情。前回は現職の死去という特殊事情もあり、市川氏が出馬表明をしたのは告示日のわずか8日前で、その後、出馬表明が相次いだ。静かなにらみ合いが続く今回も「短期決戦」の様相を呈してきた。

2007年06月21日木曜日

1670片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 20:16:29
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<2> 問われる自民の政策能力
2007年6月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070621/CK2007062102025925.html

 「われわれも与党ぼけしていたところがある」。県議会五月臨時会の開会日、控室で自民党県連幹部はつぶやいた。これまで同党から二人出してきた県監査委員に、小寺弘之知事は親知事会派の県議を提案。自民党が反対し否決したが、「自民が数で知事をいじめているという心証を形成された。翻弄(ほんろう)された」と悔しさをにじませた。

 五選を目指す小寺氏を容認できない同県連は前県議会議長の大沢正明氏を擁立し、知事選で真っ向から対決することになった。同時に県議会での立場は、これまでの「知事与党」から「知事野党」へ百八十度変わった。

 自民の「野党化」は、一月末の本年度当初予算案をめぐるやりとりで象徴的に表れた。これまで執行部側が同県連政調会へ行っていた具体的な金額や新規事業の説明がなくなったのだ。他の会派と同列の“情報”しか渡されなかった。自民はやむを得ず、執行部に異例の約六百五十項目を要望したが、苦々しいやりとりを強いられた。

 知事「…全部でいくらぐらいになるのか」

 自民「八千億円は超えるだろう」

 知事「財源は?」

 自民「それは県が考えることだ…」

 ■栃木に負ける
 「いろんな指標で栃木県に負けている。県民は損をしているんです」。自民党公認で出馬する大沢氏は六月に入り、後援会の発会式などで声を張り上げ、小寺氏の手腕を批判する。「トップが県民の要望に応えているのか。群馬はもっと羽ばたけるはずだ」

 「県政の問題点、悪い指標を洗い出してほしい」。同党の県議団総会で、こう指示を出した金子泰造・県連幹事長。県議らが知恵を絞り、大沢氏を支える。六月議会で同党県議らは、道路整備の現状、栃木と比較した県税収入の低迷、出生率の低下−と本県のマイナス面を盛んに指摘する。

 ■なれ合いの責任
 だが、この段階での県政批判は自民党自身への批判でもある。議会がチェック機能の役割を果たさなかったことを認めることになるからだ。案の定、小寺氏は六月県議会の一般質問で「議員には審議権限がある。議会と知事は対等。議員にも責任がある」と反論した。

 「仕方がないよ。議会は今まで何もしてこなかったんだから」。自民党をばっさりと突き放す財界関係者もいる。「重要なことは事前に根回しされていた。議会はセレモニーに近かった」と、これまでのなれ合いを振り返る声は多い。

 「予定調和」がなくなった県政で、いかに政策能力を発揮できるか。最大会派・自民党の真価が問われている。

1671片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 20:17:05
【群馬】
参院・知事選崩れた同日選 有利不利思惑さまざま
2007年6月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070621/CK2007062102025924.html

 二十日に行われた自民、公明両党の幹事長、国対委員長会談で、通常国会の十二日間延長方針が決まり、参院選の日程が一週間ずれ込むことが確実となった。同日選を予定していた知事選(七月二十二日投開票)と別日程となったことで、投票率低下や有権者の混乱が予想されるが、両選挙を戦う各陣営からは、さまざまな反応が聞かれた。 (参院選・知事選取材班)

 ●参院選
 各陣営とも知事選との関係よりも有権者の「風向き」に気を配りつつ、長期戦への準備に入った。

 自民党現職の山本一太氏の陣営は「不利になる」とはっきり分析。年金問題への対応など与党批判が高まる中、逆風がさらに強まると予想しており、遊説日程の調整や選挙戦略を見直すという。

 反対に国民新党新人の福田晃治氏の陣営は、長期戦の日程が知名度アップには役立つとプラスに分析。日程調整して精力的に県内を遊説するという。共産党新人の酒井宏明氏の陣営は「どんな状況であれ、確かな野党であることを訴えることに全力を尽くす」と気にしない様子だ。

 ●知事選
 前回投票率は37・41%だが、十二年前の同日選では53・74%を記録。同日選となれば投票率アップが確実だっただけに、各陣営とも戦略見直しが迫られそうだ。

 現職の小寺弘之氏は「影響は考えていない。投票率は下がるだろうが、多くの人の投票を願いたい」と意に介さない様子。大沢正明・前県議会議長を擁立する自民党の笹川尭・県連会長は「大いにプラス。一極集中できる。投票率は低いだろうが組織票があるわれわれにはマイナスにはならない」と歓迎ムードだ。

 山本龍・元県議の陣営は「無党派層にアピールしてきただけに、投票率低下で組織票が強くなり、不利になる」と警戒するが、戦略は変更しない方針。弁護士の吉村駿一氏の陣営は「単独の方が政策を訴えやすいので、それはそれでよい」と逆に好機と考えているようだ。

1672片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 20:17:43
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<3> 票獲得へ戦略見え隠れ
2007年6月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070622/CK2007062202026142.html

「県民党」−。現職の小寺弘之氏は昨年十一月ごろから、自らの立つ位置をこう表現するようになった。「一党一派には属さない」と、既存政党とのしがらみを切り捨てる姿勢を積極的にみせる。選挙が近づくにつれ、その傾向は一層強まった。選対役員の発表でも「民間人」を強調した。

 
 小寺陣営は「いわゆる政党推薦は受けない」という方針だ。社民党や国民新党の県組織の代表者が小寺氏支持を明確にしているが、陣営は政党色を隠し、表には出さない。

 小寺氏の周りを固めるのは、県庁との“距離”が近い前橋を中心とした商工関係者ら。「お友達クラブ」とやゆする声もあるが、支援団体「群馬県民の会」の遠藤祐司幹事長は「われわれは素人集団。政党のようにはできないし、するつもりもない」。

党勢力を総動員
 一方の自民党は大沢正明氏の党推薦を公認に格上げし、現職とは対照的な戦略をとる。旗幟(きし)鮮明にして、国会議員や県議、職域団体を総動員する構えだ。同党県連幹部は「出遅れは織り込み済み。これからは『空中戦』でなく『陸戦』だ」と意気込む。

 自民党には「選挙のプロ」という自負もある。前回の知事選で、小寺陣営の実動部隊だった同党県議らは「茶菓子も、あいさつ先も、全部準備してやったんだ」と四年前を振り返る。

 党公認は、国政での逆風次第ではマイナスにも働く“もろ刃の剣”。それでも自民は徹底した組織戦を選んだ。金子泰造・党県連幹事長は「山本龍氏の存在もあり、取り込みが期待できる無党派層はそれほど残っていない」と情勢を見据える。

「草の根」前面に
 無党派層をターゲットに「草の根」活動を前面に出すのは、元自民党県議の山本龍氏。確固たる組織を持たず、約一年前から県内全域で遊説をこなしてきた。「利権の構図の人々と、それ以外。違いが鮮明になった」。選挙準備が本格化した五月中旬、山本氏は他陣営と自らを比べて言い切った。

 もっとも、こうした山本氏の動きは「戦略的」な部分もある。自民党に推薦を申請したが、断られた経緯もある。

 「本音を言えば、現職と自民の間で身が持たない。同じ土俵では勝負しない」。山本氏は、活動の拠点を高崎市内に移した理由を率直に話すが、高崎の方が無党派層が多いとの読みも透けてみえる。四月の県議選では、知事派対自民の主戦場となった県都・前橋で、無党派や浮動票が目立たなかったのは確かだ。

 山本氏は知事選を政策選挙と位置付け、いち早くマニフェストを発表。そこに石関貴史・衆院議員ら民主党内の保守色の強いグループが「勝手連的」に加わった。山本氏は「政策に賛意を示してくれた。足かせにはならない」と歓迎した。

 組織票と無党派票。各陣営の狙いが交錯する。

1673片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 20:24:04
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<3> 票獲得へ戦略見え隠れ
2007年6月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070622/CK2007062202026142.html

「県民党」−。現職の小寺弘之氏は昨年十一月ごろから、自らの立つ位置をこう表現するようになった。「一党一派には属さない」と、既存政党とのしがらみを切り捨てる姿勢を積極的にみせる。選挙が近づくにつれ、その傾向は一層強まった。選対役員の発表でも「民間人」を強調した。

 
 小寺陣営は「いわゆる政党推薦は受けない」という方針だ。社民党や国民新党の県組織の代表者が小寺氏支持を明確にしているが、陣営は政党色を隠し、表には出さない。

 小寺氏の周りを固めるのは、県庁との“距離”が近い前橋を中心とした商工関係者ら。「お友達クラブ」とやゆする声もあるが、支援団体「群馬県民の会」の遠藤祐司幹事長は「われわれは素人集団。政党のようにはできないし、するつもりもない」。

党勢力を総動員
 一方の自民党は大沢正明氏の党推薦を公認に格上げし、現職とは対照的な戦略をとる。旗幟(きし)鮮明にして、国会議員や県議、職域団体を総動員する構えだ。同党県連幹部は「出遅れは織り込み済み。これからは『空中戦』でなく『陸戦』だ」と意気込む。

 自民党には「選挙のプロ」という自負もある。前回の知事選で、小寺陣営の実動部隊だった同党県議らは「茶菓子も、あいさつ先も、全部準備してやったんだ」と四年前を振り返る。

 党公認は、国政での逆風次第ではマイナスにも働く“もろ刃の剣”。それでも自民は徹底した組織戦を選んだ。金子泰造・党県連幹事長は「山本龍氏の存在もあり、取り込みが期待できる無党派層はそれほど残っていない」と情勢を見据える。

「草の根」前面に
 無党派層をターゲットに「草の根」活動を前面に出すのは、元自民党県議の山本龍氏。確固たる組織を持たず、約一年前から県内全域で遊説をこなしてきた。「利権の構図の人々と、それ以外。違いが鮮明になった」。選挙準備が本格化した五月中旬、山本氏は他陣営と自らを比べて言い切った。

 もっとも、こうした山本氏の動きは「戦略的」な部分もある。自民党に推薦を申請したが、断られた経緯もある。

 「本音を言えば、現職と自民の間で身が持たない。同じ土俵では勝負しない」。山本氏は、活動の拠点を高崎市内に移した理由を率直に話すが、高崎の方が無党派層が多いとの読みも透けてみえる。四月の県議選では、知事派対自民の主戦場となった県都・前橋で、無党派や浮動票が目立たなかったのは確かだ。

 山本氏は知事選を政策選挙と位置付け、いち早くマニフェストを発表。そこに石関貴史・衆院議員ら民主党内の保守色の強いグループが「勝手連的」に加わった。山本氏は「政策に賛意を示してくれた。足かせにはならない」と歓迎した。

 組織票と無党派票。各陣営の狙いが交錯する。

1674片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 11:18:37
攻防:’07知事選 6月県議会、22議案可決し閉会 終始、知事選を意識 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070622ddlk10010205000c.html

 6月県議会は21日、知事提案の07年度補正予算案など16議案と、議員提案の暴力団排除を盛り込んだ県営住宅管理条例改正案など6議案の計22議案を可決し、閉会した。

 可決議案には、自民が後藤新知事室長らが来客などに小寺弘之知事支援を求める選挙運動をしていると指摘、こうした政治的活動の有無を調査するための特別委員会設置案、県議の政務調査費に添付する領収書の金額について、自民などが主張した「支出1万円以上から」とする議案が含まれる。政務調査費については知事派らの「全支出」案は否決された。今県議会は目前に迫った7月の知事選を意識した展開となり、自民党県議団が県執行部に詰め寄る場面がしばしばあった。議場では自民県議対知事派県議のつばぜり合いが展開されたが、終始、過半数を握る自民側のペースだった。

 閉会後、小寺知事は「選挙を有利に展開するための“知事いじめ”ばかりだった。県民生活に関する質疑より揚げ足取りと知事いじめだけの印象。議会を政争の具に使った」と不快感を示した。特別委設置については「具体的な根拠を示さず、委員会設置を決めた。明らかに知事選を意図した行為。あきれて物も言えない」と絶句して見せた。

 自民党県連の金子泰造幹事長は今県議会について「選挙前特有の問題が出てきたので、議会の調査権をタイムリーに正当に行使した。知事選に向けた卑俗な意図はない」と淡々と振り返った。

 特別委は月末にも開催の見通し。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月22日

1675片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 11:19:08
攻防:’07知事選 立候補予定の4氏、公開討論会 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070622ddlk10010196000c.html

 ◇「争点不在」「対立軸ある」

 知事選告示まで2週間となった21日、立候補予定の4人による公開討論会(前橋青年会議所主催)が前橋市の市民文化会館で開かれた。集まった約870人が熱のこもった意見を聞き比べた。参加したのは現職の小寺弘之氏(66)、前県議会議長で自民党公認、公明党推薦の大澤正明氏(61)、前同党県議の山本龍氏(47)、共産党推薦で弁護士の吉村駿一氏(63)の4人。司会は群馬大学の寺石雅英教授が務めた。知事選には前橋市のホテル経営者、清水澄氏(58)も出馬を表明している。【塩崎崇】

 冒頭、理想の群馬県についての主張をそれぞれ披露した。小寺氏は「弱い人の味方になりたいという初心を忘れず『子どもを育てるなら群馬県』を掲げた」と持論を展開。山本氏は「群馬の社会の土台が崩れかけていると感じる。笑顔を群馬のブランドにしたい」と危機感を訴えた。吉村氏は「貧困と格差が拡大している。福祉と教育に力を尽くしたい」と県民本位を強調。大澤氏は「群馬にはまだ潜在力がある。水源県であり、自然災害が少ないなどの利点を発信すべきだ」と経済活性化の可能性を説いた。

 続いて県庁・県のあり方について、山本氏が「市町村、県、国の3層構造に非効率や無駄遣いの元がある。道州制に賛成だ」と都道府県という単位に疑問を示した。吉村氏は「道州制には反対。県は市町村に協力し、援助して地方自治を築いていく役割がある」と県の重要性を強調した。大澤氏は「県民の要望は多様化し専門的になっている。聞く耳を持ったリーダーが求められている」とトップの資質を問い、小寺氏は「合併後の市町村を固めるのが先で、道州制は慎重に検討すべきだ」と述べた。

 少子高齢化対策については、方法論や重点に相違はあるものの、4氏とも重要性を指摘した。

 多選問題では、山本氏が「任期を3期までに制限すべきだ」と多選禁止の制度化を主張。吉村氏は「選挙の結果こそすべてで(多選に)問題を感じない」との立場。大澤氏は「10年が限度。長くなれば弊害が起きる」としたのに対し、小寺氏は「形式的に禁止する方法は取るべきではない」との考えを示した。

 最後にそれぞれが自由な主張を展開。大澤氏は「県特有の財産を発信するためトップセールスをする」とアピール。小寺氏は「3人の意見を聞いて対立軸があるのか疑問」と争点不在と訴え、山本氏は「行政の視点を変えるか否かが対立軸だ」と反論した。吉村氏は「貧困と格差の拡大は失政。住民を主人公にしなければならない」と繰り返した。

毎日新聞 2007年6月22日

1676片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 13:48:54
攻防:’07知事選 福田元官房長官、大澤陣営の選対本部長就任受諾 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070623ddlk10010360000c.html

 自民党県連の金子泰造幹事長らは22日、上京し、福田康夫・元官房長官と面談。福田氏は7月の知事選に同党公認で出馬する大澤正明・前県議会議長の選対本部長への就任要請を受諾した。

 福田氏を本部長にあてる方針は、20日に開かれた大澤後援会拡大役員会で決定していた。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年6月23日

1677片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 14:01:53
選挙:三次市長選 吉岡市長、出馬態度を保留 /広島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/archive/news/2007/06/22/20070622ddlk34010608000c.html

 吉岡広小路・三次市長は、21日再開の同市議会本会議で、来春の任期満了に伴う同市長選立候補について、「今のところ全く考えておらず、白紙の状態」と態度を保留した。同市長選には、一部で立候補の動きがあるものの、正式表明者はいない。

 この日から始まった一般質問で、平尾敏之議員(無所属)が、県議選三次市選挙区(定数1)で、吉岡市長が特定の陣営を応援したことに対し、政治姿勢追及の中でただした。吉岡市長は「批判は甘んじて受けるが、市発展のため、全市民しあわせのため、正しい判断だったと思っている。今後も政治責任を明確にして市政執行に当たりたい」と答えた。【小原勝】

毎日新聞 2007年6月22日

1678片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/23(土) 14:45:24
「ダブル選挙なし」濃厚
2007年06月21日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000706210004

 国会の会期延長に伴い参院選の日程が1週間遅くなることが濃厚になった。知事選と同日の7月5日公告示、同22日投開票の「夏のダブル選」のはずだったが、二つの全県選挙は微妙にずれる。群馬選挙区(改選数1)に立候補する陣営からは影響必至とする声がある一方、知事選の陣営の受け止め方は様々だ。


 1週間のずれ込みは「自民党候補に致命的なマイナスになるのでは」とブログ(インターネット上の日記)に書き、心配するのは群馬選挙区から自民公認で立つ現職の山本一太氏。山本氏陣営は、年金問題などで逆風のなか、延期しても世論の冷たさは和らがない、とみる。


 知事選が1週間前にあることから、いわゆる有権者の「選挙疲れ」で参院選は投票率が下がることも予想される。特に知事選は激戦が確実で、関心の高い保守層の足が参院選から遠のき、自民に不満を持つ層の票が増えると懸念する。


 国民新党公認で新顔の福田晃治氏=民主推薦=の陣営は「知名度が低いので、より細かく対応できるようになる」とプラス面も強調する。民主が独自候補擁立を断念した経緯があり、なじみの薄い国民新党としては1日でも欲しいようだ。「空白の1週間」もすべて街宣活動をする予定だ。


 「夏休みの暑い時に投票日が移ったので、有権者の意識が薄れる」との危機感もあり、期日前投票を呼びかける考え。


 新顔の酒井宏明氏を擁立し、知事選では吉村駿一氏を推薦する共産党県委員会幹部は「延長すれば与党にマイナス。国民の利益になる法案なら延長して通すのは分かる。だが公務員の天下りを合法化する悪法で延長するのは理解を得られない」と話す。



【知事選「歓迎」「心配ない」】


 知事選で5選を目指す小寺弘之知事陣営は「影響はあまりない。参院選と一緒という要素が少ない」(幹部)とし、激戦の構図を反映して低投票率にもならないとみる。


 逆に自民公認で前県議会議長の大沢正明氏陣営は「一極集中できる」と歓迎。投票率が低くなり有利になるとし、「組織票が集まり、無党派の人は来ない」(笹川尭・自民県連会長)。


 元県議の山本龍氏陣営は「投票率は下がる。組織を基盤としない我々にはマイナス。だが県民の関心は参院選より知事選の方が高い。極端に下がる心配はない」と話す。



【協力しなければ「県議の公認ない」】


 知事選に自民公認で立候補する大沢正明・前県議会議長の連合後援会は20日、前橋市内で拡大役員会を開いた。


 事務長に笹川尭・県連会長、出納責任者に五十嵐邦義・JAたかさき代表理事組合長、選対本部幹事長に金子泰造党県連幹事長を据えるなど、選対役員を発表。福田康夫元官房長官には、選対本部長を要請するとした。


 また、県議と国会議員が後援会を中心にそれぞれ3千軒の戸別訪問をするとした。県連役員が「協力しなければ次の選挙で公認しないのは、国会議員だけでなく県議も同じだ」とプレッシャーをかけた。



【清水氏が公約】


 故清水一郎・元知事の三男で、知事選に立候補表明しているホテル会社社長、清水澄氏(58)が20日、前橋市内で記者会見し、マニフェストを発表した。県の予算や権限を可能な限り市町村に譲り、「実質的に県を廃止する」ことなどを柱にしている。


 5選を目指す小寺弘之知事のマニフェストに対し、反論や考察をするという形で持論を展開している。県民への配布の予定はないという。

1679片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:24:03
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<5> 財政、事業…切れない関係
2007年6月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070624/CK2007062402026760.html

 「市長憎しで問題が続いている。政治的な決着が必要だ。知事さえ代われば、すぐに片が付く」。ある太田市職員がつぶやいた。同市の英語特区校「ぐんま国際アカデミー(GKA)」や市土地開発公社をめぐり、県から同市を非難する声明が次々と出される異様な状態。いがみ合いは、とどまるところがない。別の同市職員は「職員同士は、いたって普通の関係で仕事をしているのに」と嘆く。

 清水聖義・太田市長は「普通は時がたつにつれて分かり合えるようになるが、群馬は全く逆。市町村長と知事の乖離(かいり)がありすぎる」と、県と市町村の関係を語る。現職の小寺弘之氏について、別の市長は「三期目あたりから映画作りなど斬新な事業を始めた。新鮮だったし、評価もされた。でも、それで何でも自分でできると思ったのかな」。

 ■支援が不可欠
 六月八日、藤岡市議の有志が、親知事の県議とともに県庁を訪れ、小寺氏に知事選の推薦状を手渡した。「祭りのときはお世話になりました」「学校のときも」。市議らは、これまでの県の援助に感謝しつつ、「インターチェンジ周辺の開発は市だけでは無理。協力をお願いしたい」と市の課題を訴えた。さらに市議らは小寺氏への激励の言葉を付け加えた。「よく知っている、慣れた知事の方がいいんです」

 小寺氏の支援団体「群馬県民の会」が五月後半に相次いで開いた会合には、県内の約九割の市町村長が集まった。高木政夫・前橋市長とともに小寺氏支持を明言している木暮治一・渋川市長が壇上に立った。医師不足の渋川総合病院への県の積極支援などを例に、「県と市のパイプを強くしなければ。小寺氏の公正な県政を止めてはいけない」と応援に熱を込めた。

 ■駆け引き激化
 一方、自民党公認の大沢正明氏の支援団体「輝け38・新しい知事をつくる会」。当初、市町村長を軸にする見込みだったが、「現職からの締め付けがきつくなる」との理由で、会合に出席した市町村関係者を表に出さなかった。しかし実際には、大沢氏の地域後援会発足式などに顔を出した首長は複数いる。こうした首長の行動を、小寺氏は定例記者会見で「(自分と大沢氏)両方とは、どういう気持ちかなと思う」と牽制(けんせい)。駆け引きが続いた。

 財政規模が小さい自治体ほど、県の支援は欠かせない。多くの町村は、県の事業でなければ橋も架からないし、建物もできないのが現実だ。県が主催した五月の市町村長会議で、針ケ谷照夫・町村会長(板倉町長)が切実に訴えた。「補助金が減額されているような気がする。大変心配だ。市町村は県以上に苦しい」。そして、あいさつをこう締めくくった。「市町村が良くなれば県は良くなる」。市町村の住民、つまり県民の思いが選挙に託される。

 今月に入って、ホテル社長の清水澄氏が出馬表明したことで、五十九年ぶりに五人による激戦となる知事選は、七月五日告示、二十二日に投開票される。 =おわり

 (この企画は石屋法道が担当しました)

1680片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:27:46
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<4> 政界再編?モザイク模様
2007年6月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070623/CK2007062302026460.html

 「現職が労働組合と手を握った。保革対決のような戦いは悲しむべきこと」。自民党が擁立する大沢正明氏の後援会事務所開きで、陣営幹部の女性が声を張り上げた。本県では戦後、自民党から三人の首相を輩出している。自民党の「保守」へのこだわりは強い。「保守とはすなわち自民。保守王国の群馬では自民党が『県民党』だ」と同党県議は言い切る。

 「保革対決」の指摘の背景には、現職の小寺弘之氏が、連合群馬などの労組から支援を受ける構図がある。旧社会党の流れをくむ有力政治家も小寺氏に付く。「小寺さんを五選させるのが、私の最後の役目」。民主党の角田義一参院議員は四月の県議選の段階から豪語。元社会党委員長の田辺誠氏も応援演説に立った。

 ■重なる支持層
 小寺氏は「保革対決」という指摘を「私の支持層は自民党の支持層とも重なっている」と否定する。確かに小寺氏の支援者には高木政夫・前橋市長ら元自民党県議も多く、同党国会議員の後援会役員に名を連ねる人も数え切れない。

 自民党県連は昨年五月に派閥を解消し一本化したが、小寺氏を四期目まで支えていたのは中曽根康弘元首相系の派閥だった。こうした背景から、小寺氏と大沢氏の争いを「結局は権力争い」(元県幹部)とする冷ややかな見方もある。

 「県内の保守の復権を目指す」。元自民党県議の山本龍氏は、民主党の保守系グループの支援を受け、「自分は保守政治家の一人」と宣言する。一方で民主党の保守系は、対立する党内の旧社会党系勢力が多選の現職を支持することについて、「さっぱり分からない」と切り捨てた上で、現状を見つめる。「いま革新という勢力はあるのか。もう五五年体制ではないのだから」

 ■唯一の「革新」
 「革新」を自任し、前面に出して戦う弁護士の吉村駿一氏。共産党県委員会などでつくる「民主県政をつくる会」が擁立する。五回連続出馬となる吉村氏は、前回、前々回の知事選で共産を除く各党派が現職に相乗りする中、唯一の対立候補として県政の問題点を糾弾してきた。

 「保守の三人は、いずれも格差と貧困を進めた政治責任が問われる側。県民不在の内部抗争だ」。吉村氏は保守分裂選挙を批判し、「貧困と格差の是正」「憲法を暮らしに生かす」をキーワードに、福祉政策を中心に訴える。だが、今回は自民党なども現職批判を繰り返しており、いかに存在感を発揮できるか。現職と自民党の対立が激化した県議会では、自民と公明、共産党が修正議案に賛成するという奇妙な場面もあった。

 候補が入り乱れ、保守の意味合いが広がり薄まる中、革新という対立軸を鮮明にするのも簡単なことではない。

1681片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:57:31
大仁田氏 東大入ってカムバック?…政界「引退」会見
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070624-OHT1T00089.htm

 自民党の大仁田厚参院議員(49)が23日、本紙既報通り7月の参院選出馬を辞退し、政界引退を発表した。大仁田氏は都内で会見し、今後について「東大を目指してみる」と、無謀なる挑戦を披露。国政6年間で「自分の不勉強を痛感した」とし、猛勉強した後は再び政界に“カムバック”する可能性を否定しなかった。また、不出馬の理由として、参院選期日が1週間先送りになったことに触れ「参院は首相官邸の人気取りの道具ではない」と改めて批判した。

 国政6年間で学んだことは自らの「勉強不足」だった。政界引退を発表した大仁田氏は、次なる挑戦をすでに考えていた。「もう1回勉強し直して、東大を目指してみる。そうすれば僕みたいな男でも可能性や夢を、若い人たちにばらまけるのかなと思う」とブチ上げた。

 政界に乗り込んだ男を待っていたのは、「レスラー議員」として白眼視される悲しい現実だった。「“レスラー”という偏見を打開しようとしたが、通じなかった」。05年に明大政経学部2部を卒業したが、東大出身が多数いる永田町で存在感を発揮する場面は少なかった。屈辱を胸に、さらなる上の“赤門”を目指す。

 すでに、学びたいことは決まっている。東大では、スポーツ工学の分野やメタボリックなどの現代病の研究を視野に入れ、「働き盛りの世代の現代病を克服できるよう尽力したい」という。

 こうした大仁田氏が、意識しているとみられるのが、宮崎県の東国原英夫知事(49)だ。数々のスキャンダルに見舞われながらも、早大で政治学を学び、予想を覆して知事に当選した同世代。かつて「東(国原知事)と一緒にするなよ」と漏らしていた大仁田氏だが、脚光を浴び続ける“人気知事”を羨望(せんぼう)のまなざしで見ていたのは間違いない。

 「政治のしくみがやっとわかったので、政治に関心のない若者にそれを伝えていきたい」。政治の現場は離れるが、何かしら政治にはかかわっていく意向。06年の長崎県知事選に“色気”をみせた過去があるだけに、引退と復帰を繰り返した本職のプロレス同様、政界にカムバックする可能性もある。

 今回の不出馬の理由について「(参院選投票日が7月)29日にずれ込んで夏休みに突入し、若者や政治に関心がない人が投票に行きにくくなった。それは今まで国政6年間で自分がやってきた趣旨とは全く異なるもの」と情熱的に訴えた大仁田氏。政治への熱は冷めてなさそうだ。

(2007年6月24日06時01分 スポーツ報知)

1682片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 01:02:37
選挙:知事選 全農ぐんま・橋場副会長「小寺氏を支持」−−セミナーで /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070624ddlk10010119000c.html

 ◇700人を前に

 JA全農ぐんま(本部・前橋市)は23日、前橋市内に農業関係者を集め、小寺弘之知事を講師に「農政・農業情報セミナー」を開いた。あいさつで、橋場正和・同副会長は約700人の参加者を前に「JAは一丸となって小寺知事を応援する。今日はそのために(参加者を)集めた」と小寺氏支持を表明した。

 橋場副会長は、対抗馬で自民党公認の大澤正明・前県議会議長を支持するJAぐんまみどり(みどり市)の組合長でもある。

 知事選を巡り県内農協組織の対応は割れている。JA群馬中央会の政治団体「県興農政治連盟」は態度表明をしない方針だが、同中央会前会長の新井昌一氏は小寺氏を支持、JA前橋市なども独自に小寺氏を推薦。一方でJAたかさき(高崎市)は組合長が大澤氏選対幹部となった。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月24日

1683片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 11:21:03
【群馬】
’07ぐんま知事選 小寺知事の支持確認
2007年6月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070625/CK2007062502026987.html

 社民党県連は二十四日、前橋市の県勤労福祉センターで、第十三回定期大会を開き、来月の知事選で現職の小寺弘之氏を推薦する方針を確認し、土屋富久代表、本山隆之幹事長を留任、代田清副代表を新任した。任期は二年。

 土屋代表は大会の冒頭、「来月の県知事選では、小寺さんをなんとしても当選させたい」と訴え、小寺知事を県連として推薦する考えをあらためて示した。参院選については「(県選挙区での)独自候補の擁立は断念した。比例代表中心で頑張っていくしかない」とした。

  (禰〓田功)

1684片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/26(火) 14:29:10
2007年 6月 26日 (火)岩手盛岡T
■  〈盛岡市長選〉玉山区に後援会支部発足 現職谷藤氏動く
 任期満了に伴う8月の盛岡市長選に出馬表明している現職の谷藤裕明氏(57)=無所属=の陣営が再選に向けた動きを本格化させた。今後の参院選・衆院1区補選をはさんで既存の地区後援会支部の再構築や結束を図る新たな後援組織の立ち上げなどが順次行われている。後援会連合会(村井軍一会長)幹部によると、事務所開きやマニフェストの公表は7月中旬になる見通し。8月19日の告示まで2カ月を切る中、現時点では無風状態だが、陣営は盤石な態勢で本番に臨む構えでいる。

  24日夜、合併した旧玉山村全域をカバーする玉山区後援会の設立総会が同区内で開かれた。区全域から約60人が出席。元玉山村長の工藤久徳氏や各種業界団体、地域の顔役がそろった。

  会長には福田稔・新岩手農協代表理事専務、副会長には寺口市右衛門玉山区自治会連絡協議会長ら3人が選出された。福田会長、寺口副会長、顧問の佐藤登玉山商工会長を含め合併で設置された地域協議会委員が複数入会している。

  同地区後援会は昨年末から水面下で準備が進められてきた。4月の市議選を経て正式な立ち上げを待っていた。合併で市議になった旧玉山村議19人のうち現職市議1人、落選3人、引退11人の計15人が会員に名を連ねる。

  福田会長は「合併して1年半。合併の意義、効果は新市建設計画の中で順次実行され、安どの感がある。一層進めるためには地域が一体とならなくてはならない。8月の市長選をこぞって応援し、市長の重責を担ってもらうため後援会を設立した」と呼びかけた。

  村井連合会長は「新しい盛岡づくりの1つの核にこの地区がなるのは明白。目玉は玉山地区。元気なまち盛岡を目指して走っている。1期目は足元を固めるために大変な時期。2期目は本人の個性をより出せる気持ちでいる」と支援の輪の拡大を訴えた。

  谷藤氏は「合併に向けて熱い思いを持って臨んだ。地区発展のため要望も受け入れ、これを着実に実行せしめ、玉山区の発展に資さなければならない。盛岡全体の発展につながる。広域の立場でも合併の約束事がどう進んでいくか注目されている。推進した重い役目を担う責任を果たすため、引き続き市政を担当する決意を固めた。皆さんの理解と支援で大きい広がりの中、魅力を高めるため汗を流していく」と改めて決意を述べた。

  谷藤氏は「中核市移行や各課題もあり、そこに全力を傾け、市民の理解をいただきたい。自分は市民代表の気持ちで務めている」と初当選した前回と同じスタンスで臨む。今後は旧盛岡市域でも後援会の顔合わせや地域要請による地区後援組織の新たな立ち上げが順次行われる。

  後援会連合会幹部によると、告示まで残り1カ月前後をめどに事務所の立ち上げやマニフェストを公表する考え。「選挙戦になる、ならないではなく、有権者に示すため」と話している。

1685片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 08:43:56
山本陣営幹部決まる
知事選 讀賣群馬

 山本龍元県議は26日、前橋市内で記者会見し、選対と後援会の幹部人事を発表した。選対本部長に桐生市の燃料店社長峰岸康雄氏、後援会連合会会長には太田市の社会福祉法人理事長穂積照雄氏が就任した。支援を表明した民主党の石関貴史衆院議員は選対顧問に就任する予定。

(2007年6月27日 読売新聞)

1686片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 00:30:12
攻防:’07知事選 山本陣営、選対本部長に自民青年部幹部 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070627ddlk10010211000c.html

 ◇県連の候補者選定に不満

 7月の知事選に無所属で出馬する山本龍・前自民党県議は26日、選挙対策本部長に桐生市の燃料販売会社社長、峰岸康雄氏(43)を、出納責任者に草津町の老舗旅館「奈良屋」元おかみ、小林ともゑ氏(86)を充てる選対人事を発表した。峰岸氏は自民党県連青年部副部長を務めており、公認で大澤正明・前県議会議長を擁立する同党の県連関係者や支持者に波紋を広げそうだ。

 峰岸氏は、大澤氏不支持の理由について「約1年前、青年部として県連執行部に知事選候補の公募を提案したが、全く聞き入れてもらえなかった」と述べ、県連の候補者選定に不満があったことを明らかにした。その上で「山本さんとは約10年前からの付き合い。若い我々が背負わないといけない」と、選対本部長就任について説明した。

 山本氏は「峰岸さんら多くの自民党の仲間が私を応援していることを、県連執行部に認識して欲しい。民主的に党員が納得する候補者選定が行われたのか、もう一度考えてもらいたい」と語気を強めた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月27日

1687片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 12:55:25
自民、上田氏を支持 事実上の相乗り
知事選 埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news06/28/01p.html

 任期満了に伴う知事選(八月二十六日投開票)で、自民党県連(大野松茂会長)は二十七日、再選へ出馬表明している上田清司知事を「支持」すると発表した。民主党は「友情支援」を決定しており、目前の参院選では激突する両党が、知事選では事実上の相乗りとなる。公明党県本部も「上田県政を評価している。自民党と同じ対応を取るため党内手続き中」(山本晴造県議団長)としている。

 自民県連は前回の知事選で別の候補を推薦したが、大野会長は「党の提案、要望を県政に取り入れてくれている。県議団も全議案に賛成した経緯があり、四年間の上田県政は評価できる」とした。

 県議団で支持を決め、二十七日の県連役員会で決定した。県連内部で「異論はなかった」といい、党本部も「了解済み」(深井明幹事長)という。

 公認、推薦でなく、「支持」に決めた理由について大野会長は「知事が無所属、県民党を標榜(ひょうぼう)している。それを尊重した」と述べた。一方で、民主党を意識し「『友情支援』より強いニュアンス。民主より積極的だ」と述べた。

 支持を受けることになった上田知事は「(四年間の)実績を評価いただき感謝する。大変ありがたい。あらためて県政改革の継続と刷新、各界各層の県民の力を結集して、ゆとりチャンスあふれる埼玉づくりに全力で取り組む」とコメントした。

 知事選をめぐっては共産党や労組、市民団体でつくる「民主県政の会」が吉川春子参院議員(共産党、比例代表)を擁立する方針を固めている。また、上田知事に批判的な弁護士や市民でつくる「新知事をつくる県民ネット」も候補者擁立を模索している。両グループが協議し候補者の一本化ができるかが、知事選の動向を左右するとみられる。

 民主党県連の武正公一幹事長は埼玉新聞の取材に、「個々人の(上田県政の)評価に基づき、個々に応援するのが友情支援」と語り、首長選での相乗り禁止を求める党本部方針には反していないとの認識を示した。

1688片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/29(金) 08:42:30
県民の選択:第6部 知事選の深層/上 大澤氏推薦 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070628ddlk10010163000c.html

 ◇自民「至上命題」を達成

 今後4年の県政のかじ取り役を決める知事選の告示まで1週間。出馬表明しているのは前県議会議長の大澤正明氏(61)=自民党公認、公明党推薦▽現職で5選を目指す小寺弘之氏(66)▽ホテル経営、清水澄氏(58)▽前自民党県議の山本龍氏(47)▽弁護士の吉村駿一氏(63)=共産党推薦−−の5人(50音順)。小寺氏を4期支えた自民党が大澤氏を擁立、山本氏も絡み、かつてない保守分裂の状況を呈している。知事選直後の参院選も視野に政党の思惑は交錯し、支援団体も対応に苦悩する。知事選を象徴する場面を手がかりに深層を探った。

 ◇公明は参院選での支援期待

 「公明党のお力添えがなければ、知事選は勝てない」

 7日夕、前橋市の公明党県本部を自民党県連会長の笹川尭・元国務相が訪ねた。目的は大澤氏への推薦の依頼にあり、笹川氏は福重隆浩幹事長らに深々と頭を下げた。

 公明党の大澤氏推薦は連立政権を組む両党にとっては規定路線で、自民党が大澤氏を推薦から公認へ格上げした5月下旬に公明党の推薦方針が固まったとされる。

 ただ、両党は過去4回の知事選で現職の小寺氏を推薦してきた。ここに公明党県本部の懸念があった。4選後に小寺氏と対立を深めた自民党に引きずられての大澤氏推薦と映ることは避けたい。県本部内には「自主投票」の声が広がり、一方の自民党県連には「規定路線」の揺らぎに危機感が募り始めていた。

 実際、公明党県本部内には山本氏支持の動きが大澤氏のおひざ元・東毛で出始め、さらに中毛、西毛、わけても前橋市では小寺氏支持が根強く「自主投票になれば、多くが投票用紙に『小寺』と書く」(県本部幹部)という情勢に傾き始めていた。

 こうした中で、県本部の最終調整は同党中央幹事会が大澤氏推薦を正式決定する14日の前日13日深夜まで及んだ。

 自民党にとっては、確実な組織票を持つ公明党からの推薦獲得は至上命題だった。県連が5月の連休前後に実施した独自調査は知名度不足の大澤氏の苦戦をあからさまに示していた。さらに追い打ちを掛けるように地元紙・上毛新聞が知事選で初めて実施した世論調査結果を「小寺氏優位に展開」(今月5日付1面)の大見出しで報じた。県連幹部は「有権者が勝ち馬心理に流れないうちに、できるだけ早く公明推薦を世間に打ち出したかった」と、自民側が公明党県本部内の調整に気をもんでいた様子を打ち明ける。

 公明党の大澤氏推薦決定後、笹川氏は直ちに公明党の加藤修一・県本部代表の参院選での推薦を表明する。16日の桐生市内での大澤氏後援会支部発会式で、笹川氏は「衆院選挙区ごとに一定割合の票を(加藤氏に)出してもらうようお願いする」と呼び掛けた。3日後、自民党県連は加藤氏推薦を正式決定する。

 だが、矢継ぎ早の方針決定に、県連内から「加藤さんにどれだけ票が出せるのか」と不安ともつかぬ声が漏れ出している。自民党は参院比例代表に上野公成元官房副長官、尾身幸次財務相の長女朝子氏、前橋女子高出身の中山恭子首相補佐官など複数の県関係候補を抱えているからだ。

 公明党の北側一雄幹事長は自民党県連が加藤氏推薦を決定した翌日の20日、国会内で記者会見し「笹川さんらが『勝手連的にやらせて頂きます』と言ってこられた。私どもとしては大事なのは形ではなく、協力関係を具体的にどう作ってくれるのかに関心を持っている」と、実体の伴った支援を求め、くぎを刺した。知事選と参院選。両党は推薦に見合う支援を果たせるのか。注目される。

毎日新聞 2007年6月28日

1689片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 02:26:48
県職員選挙活動問題:調査特別委が初会合 秘書課員を参考人招致−−自民要求 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070629ddlk10010208000c.html

 自民党県議が県の秘書課職員が来客に小寺弘之知事のPR資料を渡すなど選挙活動をしていると指摘していた問題で、県議会の「行政の中立に関する調査特別委員会」が28日、初めて開かれた。同課の中村博課長は「(資料などを渡した事実は)全くない」と述べたことから、自民側が同課職員全員を参考人招致することを求めた。委員会に一般職員を参考人招致するのは初めてという。

 この日の審議では、織田沢俊幸委員(自民)が「6月4日夕に知事を表敬訪問したある団体の一人から『秘書課職員らしい人から群馬県民の会(小寺氏支援団体)の封筒を渡された』と相談があった」と指摘。さらに「この団体の訪問記録はあるか」と尋ねると、中村課長は「記録が残っていない」と答弁。これに自民側から「それでは事実が確認できない」との声が上がり、同課職員全員の参考人招致を求めた。

 都内で今年1月にあった県出身政財界人の集まりで小寺氏支援を呼びかけたとされる後藤新知事室長についても次回審議に出席を要請する。また、人事課が今年1月、県職員OBの「天下り」を持ちかけるかのような文書を県内各種団体に送ったと自民委員が指摘、同課は委員会後、「県内公社や公益団体の要望があれば、社会貢献意欲のある退職職員を紹介するとの文書を送っただけで、天下りの持ちかけではない」と否定した。【木下訓明】

毎日新聞 2007年6月29日

1690片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 02:28:28
県民の選択:第6部 知事選の深層/中 自民支持団体 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070629ddlk10010214000c.html

 ◇保守分裂で迷走−−亀裂走り「禍根」懸念の声も

 「興農政治連盟(JAの政治組織)は誰を推薦するかを決められずに時間が経過した。我々(同連盟前橋地区)は小寺さんで決議した。各農協で集会を開いてほしい」

 5月28日。前橋市の小寺弘之知事の支援団体「群馬県民の会」のプレハブ建て事務所に約200人の農業関係者が集まった。床に腰を下ろした参集者の中からJA前橋市の斎藤久組合長が立ち上がり、大声を張り上げ「小寺支援」を訴えた。

 一方、今月20日、自民党公認の大澤正明氏の後援会拡大役員会で、JAたかさきの五十嵐邦義組合長が選挙対策本部出納責任者に就任した。五十嵐氏は「上州人には義理がある。JAは自民党に恩がある。でも恩をあだで返す人もいる」とあいさつした。

 五十嵐氏に大澤陣営が就任要請したのは16日。「前橋に対抗できるのは高崎しかない」と口説いた。五十嵐氏はJA群馬中央会幹部に相談し、19日にJAたかさきの理事会に諮り、受諾を決めた。仲間から「考え直したらどうか」と促されもしたが、決断は変わらなかった。「自民党の政策に世話になってきた。ほかの人を応援したら筋が通らない」と言い切る。

 JAは県内に23あり、組合員は約17万3000人。23JAの頂点に中央会があり、その政治組織が県興農政治連盟だ。同連盟は過去4回の知事選で小寺氏を推薦したが、今回は見送った。そもそも自民党支持団体として、同党推薦の小寺氏を自動的に支援してきたわけだが、保守分裂選挙に組織内の足並みを最後までそろえ切れなかった。結局、各JA、役員・幹部で態度が異なる事態を招き、迷走とも言える状況が続いている。

 その象徴がJAぐんまみどりと言えそうだ。大澤氏推薦を決めながら、橋場正和組合長は23日、前橋市内での農業関係者だけを集めたセミナーで「小寺知事を応援する。今日はそのために皆さんに集まってもらった」と音頭を取り、参加者約700人を驚(きょう)愕(がく)させた。

 中央会の幹部は「小寺だ、大澤だ、という理由は政策、付き合い、個人的利害などさまざま。哲学や理念なんてない。統制する気も起きない」とあきれ、「知事と自民党はけんかばかりで迷惑な話だ。ほとんどの人は困っている」と嘆く。

 同じく過去4回、小寺氏を推薦してきた県医師会(会員数約2400人)の政治団体「県医師連盟」は今回、小寺、大澤両氏を推薦した。鶴谷嘉武会長は「県の医療政策を評価しているが、小寺さんと自民党が一緒にしてきたこと」と、一方だけを推薦するのは不可能だったと言う。そして「想定外の保守分裂となった以上(両氏推薦が)最善の選択だった」と苦渋の決断を振り返る。

 小寺氏を推薦した県建設業協会でも大澤氏支援に動く勢力があるなど、従来の自民党支持団体に止めどない亀裂が走っている。ある陣営幹部は「選挙は戦いだが、禍根を残さないでほしい、というのがちまたの声」と繰り返した。

毎日新聞 2007年6月29日

1691片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/30(土) 21:27:36
県民の選択:第6部 知事選の深層/下 民主党勢力 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070630ddlk10010099000c.html

 ◇小寺氏・山本氏に分裂−−張り合う労組系と保守系

 民主党県連が知事選の対応を巡り、現職の小寺弘之氏を支持する勢力と、前自民党県議の山本龍氏を支持する勢力に真っ二つに割れた。

 民主党は昨年1月の政治資金収支報告書の記載漏れをきっかけに、相次いで県連内の不正会計問題が露見した。多くに旧社会党の流れをくむ労組系議員らが絡み、保守系グループはその「乱脈」ぶりを徹底的に批判した。これを契機に両グループの不和が公然化する。今年1月以降は県連の意思決定機関・最高執行役員会議が開けず、知事選の対応は先送りされてきた。

 ところが、県連内の機能不全をよそに、昨年10月、小寺氏が5選出馬を表明すると、直後の同氏後援会で県連顧問の労組系重鎮、田辺誠氏が「私は小寺さんが好きだ。小寺さんの当選に全力を尽くす」と一方的に宣言。これを機に堰(せき)を切ったように労組系議員が小寺氏支援になだれ込んだ。統一地方選後の5月に入ると、労組系の県議会会派「フォーラム群馬」は挙げて、小寺氏支援団体の宣伝カーに乗り込むなど、事実上の選挙戦にまで突入していく。

 保守系グループはこうした動きを「首長の4選は認めない」とする民主党常任幹事会決定への挑発行為と断定。前回知事選まで自民党の推薦を受けてきた小寺氏の支持はあってはならないと態度を硬化させた。

 保守系は急転直下、5月末に動き出す。同党県4区総支部の坂本正樹代表代行が「山本龍をなんとか推薦できないか」と、中島政希代表に持ちかけたのが始まりだった。

 中島氏は同党の石関貴史衆院議員らと一貫して「独自候補を擁立すべきだ」と主張してきた。離党したとはいえ、昨年7月まで自民党県議だった山本氏を支持することへの抵抗もあった。だが、坂本氏の提案は、山本氏の「徹底した行財政改革の断行」など明快な公約に総支部内に根強い支持があることを示していた。「このまま何も決めなければ、多くの党員が小寺支持になびきかねない」。中島氏は山本氏との接触を決断した。

 今月15日、JR高崎駅西口のホテルメトロポリタンで、保守系グループは石関氏、中島氏に石川貴夫県議らを加え、山本氏と会談。「我々の政策を受け入れなければ、支援できない」と、大義名分を求め、県の職員削減計画(05〜13年度に800人)の前倒し実施や八ッ場ダム建設工事の中止などを突きつけた。山本氏は即座に承諾し、双方は接触からわずか2週間で政策協定を結んだ。3日後の記者会見で、石関氏は「この推薦は党本部の方針。従わない者は民主党ではない」と言い放った。30日には伊勢崎市の石関氏事務所で山本氏支援に向けた選対本部を発足させる。

 民主党支持層の票は小寺氏、山本氏にどう流れ込むのか。一方、自民党県連青年部幹部を選対本部長に据えた山本氏が、同党支持層の票をどこまで取り込めるのか。保守分裂の中心にいる小寺氏と自民党公認の大澤正明氏の両陣営は、かたずをのんで見守っている。 (この連載は塩崎崇、木下訓明が担当しました)

毎日新聞 2007年6月30日

1692片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/01(日) 09:16:02
2度目で5氏一堂に 知事選公開討論会
持論や批判展開 讀賣群馬

 小寺氏は、警察官増員で犯罪を減少させた実績や、3歳児の保育士増員に取り組むことを強調した。他氏の県政批判には応じず、持論を語り続けた。終了後、「事実と違うが、反論しても泥仕合になる。もう少ししっかりした討論をしたい」と話し、自己採点では「点数は付けない」とした。

 大沢氏は、県総合情報センターを東京に設けて観光や企業誘致のトップセールスを行うことや、地域の伝統文化の保護を訴えた。用意した原稿をベースにしつつも、現職を批判する場面も目立った。自己採点では、「50点」と控えめだった。

 山本氏は、徹底した行革が必要とし、「最大の手段は知事の交代だ」と語った。大沢、吉村両氏に「財源をどう捻出(ねんしゅつ)するのか」と議論を仕掛けるなど、討論に自信のあるところを見せた。自己採点は、「満点だ。きちんと対立軸を作って他氏に聞くことができた」と話した。

 吉村氏は、格差と貧困の拡大や、安易な行政改革は県民サービスを低下させると強調した。身を乗り出し、柔らかな口調でとつとつと訴えた。自己採点は、「100点満点。困っている人の代弁者として、十分に訴えることができた」とした。

 清水氏は、県庁舎の民間転用や行政の評価を価格に換算して行うなど独自の主張を展開。現職批判も繰り返した。自己採点は「60〜70点。一番の主張であるアンチ官というスタンスは多少は言えた」と述べた。

(2007年7月1日 読売新聞)

1693片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/01(日) 23:59:43
攻防:’07知事選 山本氏支持の民主保守系、「党選対」を発足 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070701ddlk10010187000c.html

 民主党の石関貴史衆院議員らは30日、知事選で同党保守系が支持する前自民党県議の山本龍氏を支援するため「党県知事選選挙対策本部」を発足させた。

 伊勢崎市内で山本氏と共に会見した石関氏は「我々の山本氏支援は党本部の了承を得たもの。今後、党本部幹部の県内入りも調整したい」と述べた。【木下訓明】

毎日新聞 2007年7月1日

1694片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 14:40:11
川井村長に内舘氏 228票差、巣内氏破る 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070702_2

 ◇川井村長選開票結果(午後8時20分選管終了)

 当1,391票 内舘 勝則51 無新
  1,163票 巣内 宏一66 無新
               (法定得票数638.5票)

 任期満了に伴う川井村長選は1日投票が行われ、午後7時半から村山村開発センターで即日開票の結果、無所属新人で前村産業振興課木の博物館推進室長補佐の内舘勝則氏(51)が、無所属新人で前村収入役の巣内宏一氏(66)を228票差で破り、初当選を果たした。内舘氏は「村政刷新」を掲げ、青壮年を中核とした運動で急速に支持を拡大した。巣内氏は道又邦彦村長の後継として厚い組織態勢に支えられたが、内舘氏の勢いを食い止められなかった。

 内舘氏は出馬表明が告示の1週間前だったが、青年団活動の仲間など青壮年を中核とした後援会(因幡孝司会長)を短期間で整え出遅れを解消。村議は14人のうち民主党寄りの6人が支持した。

 若さと行動力を前面に出し「村政の流れを変え、活気のある村をつくる」と主張。告示後の数日で村内全戸を回るなど豊富な運動と草の根的な戦術で40代以下の若い世代を中心に支持を広げ、有権者数の多い高齢者層にも食い込んだ。

 巣内氏は道又氏支持で自民党系の村議8人が支持。後援会(沢田令会長)は同党の鈴木俊一衆院議員らの後援会を母体とし、村議会議長経験者や村内各団体代表らが名を連ねる厚い態勢を敷いた。

 村職員として47年の豊富な行政経験と道又村政の路線継続を強調。陣営の一部にあった安泰ムードを引き締め逃げ切りを図ったが、内舘氏の攻勢の前に地盤の川井地区や小国地区なども崩された。

 投票は午前7時から午後6時まで村内14投票所で行われた。当日の有権者数は2966人(男1449人、女1517人)。投票率は86・58%(男86・06%、女87・08%)で、2003年7月の前回選挙の85・02%を1・56ポイント上回った。

 投票総数は2568人(男1247人、女1321人)、有効投票は2554票、無効14票だった。

村民目線で村政

 内舘勝則氏の話 出遅れで大変な選挙だったが、私を支援する仲間、特にこれからの時代を担う40、50代の人々の草の根運動で当選できた。選挙戦で訴えた、常に村民の目線に立った村政運営を実行したい。

 内舘 勝則氏(うちだて・かつのり)県立農業短期大学校卒。82年村役場入り。農林課長補佐など経て05年産業振興課木の博物館推進室長補佐。51歳。川井村夏屋出身。

【写真=初当選し支持者と万歳する内舘勝則氏。右は栄子夫人=1日午後8時25分、川井村夏屋の事務所】

(2007/07/02)

1695片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 14:41:43
内舘さん「新しい村に」 川井村長選 岩手
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070702_5

 「やった。当選だ」。1日投開票が行われた川井村長選は、前村産業振興課木の博物館推進室長補佐の内舘勝則さん(51)が村役場の先輩だった前収入役の巣内宏一さん(66)を破り初当選した。村職員を退職して10日余り、若さと変革への期待を背に村政トップに上り詰めた内舘さんは「新しい村づくりが始まる」と歓喜を爆発させた。有力者が名を連ねる厚い布陣を生かせなかった巣内さんは「私の力不足」と肩を落とした。

 内舘陣営 同村夏屋の内舘勝則さんの事務所には午後7時前から続々と支持者が詰めかけた。午後8時15分、電話で「当選」の知らせを受けた佐々木善幸選対本部長は一言「よし」とガッツポーズ。事務所内は「やった」と歓声に包まれ、抱き合って感涙にむせぶ姿も。

 「内舘村長」コールの中、姿を現した内舘さんは、支持者にもみくちゃにされながら一人一人とがっちり握手した。

 内舘さんは、青年団活動の仲間ら青壮年主体の選挙戦で勝ち抜き、世代交代を印象づけた。「日に日に手応えを感じた。有権者の勝利だ」と宣言。「頼むぞ」と声が上がり、支持者と勝利の美酒に酔いしれた。

 巣内陣営 同村川井の巣内宏一さんの事務所には約200人の支持者が集まった。午後8時15分ごろにテレビの選挙速報で落選が告げられると、「負けた」「あー」と落胆の声が漏れた。和やかな空気は一転、重苦しい雰囲気へと変わった。

 地元の有力者が名を連ねる手厚い布陣で臨んだが、内舘さんと、支援する青壮年の勢いに敗れた。巣内さんは「私の不徳の致すところ。今後は内舘さんが先頭を切るが、村のために協力し、よりよい村をつくりたい」と、深々と頭を下げた。

 佐々木元治選対本部長は「結果は結果。新村長と一緒に、皆が希望する豊かで、住みよい村をつくりたい」と語った。

(2007/07/02)

1696片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/02(月) 14:45:26
徳之島新町長に高岡さん 讀賣鹿児島

 徳之島町長選は1日、投開票された。無所属新人3人の争いとなり、酒造会社社長・高岡秀規氏(47)が農業・新田武広氏(48)、広告出版会社経営・森五十次氏(63)を破り、初当選を果たした。

 高岡氏は農業、漁業、観光産業の振興を重点に訴え、町議や医療法人関係者らが支持。「情報公開を徹底し、住民参加の町づくりを実現したい」と抱負を語った。

 新田氏は独立行政法人「奄美群島振興開発基金」での勤務経験と人脈を強調、森氏は「金のかからないクリーンな選挙」を訴えたが及ばなかった。

 ▽当日有権者数9660人▽投票者数8545人▽投票率88・46%(2003年は無投票、1999年は79・45%)

当4,396 高岡 秀規 47 無新

 3,856 新田 武広 48 無新

   115 森 五十次 63 無新

(開票率97%)

(2007年7月2日 読売新聞)

1697片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 09:58:30
民主労組系議員ら 小寺氏支持を強調 讀賣群馬

 民主党県連で労組系の角田義一、富岡由紀夫両参院議員らが2日、県庁で記者会見し、知事選で小寺知事を支援していくことを改めて表明した。

 会見を設けたのは、石関貴史衆院議員ら保守系が知事選で山本龍氏を支援していることからといい、角田氏らは、「民主党は山本氏かという声が世間にあるので、そうではないことを県民に改めて鮮明にしたい」と述べた。

 同党が掲げる多選禁止の方針について、角田氏は「個人的には多選禁止に反対で、候補者の政治姿勢を選挙民が判断すべきだと思う」とし、富岡氏も「知事選の推薦権限がある党本部の常任幹事会は何も決定していない」と述べ、党の方針に反しないとの考えを示した。また、同じ県連内で異なる候補を支援することについては、角田氏は「分かれているからしょうがない。今さら一本になんかなりっこない」と語気を強めた。

 これに対し、石関氏は、「政党に所属するものが(多選禁止という)党の方針に従わないのは理解できない」と批判した。


■角田参院議員 献金問題「一件落着」■

 約2520万円の献金を政治資金収支報告書などに記載していなかった問題で今年1月末、参院副議長を引責辞任した角田氏。この日は辞任会見以来、約5か月ぶりの記者会見とあって、報道陣から献金問題に関する質問も相次いだが、「党本部から(4月下旬に)厳重注意処分を受け、この件は一件落着した」などと述べ、説明責任を果たそうという姿勢は辞任会見同様、最後まで見せなかった。

 この問題を巡っては読売新聞が裏付けとなる会計資料を入手し、3月以降、県連側に調査を求めているが、県連の暫定執行機関である最高執行役員会議への出席を同氏が拒否し続けていることなどから、調査は全く進んでいない。

 角田氏はこの日の会見で、献金問題の真相が全く解明されない中で選挙の支援などをするのは早過ぎるという指摘に対し、「鳩山幹事長は処分の際、『これは一つのけじめです。これで終わりです』という風に言ってくれたので全然関係ない」と強調。「説明責任を果たさないのか」という質問には、「その質問には何を言われても答えません。答える、答えないは私の自由」などと声を荒らげた。

 また、最高執行役員会議への出席を拒否する理由については、「私は副議長を辞めさせられたんですよ。(県連の保守系と)全く信頼関係がないのに会議なんて出来る訳がない」と述べて保守系を暗に批判した。

(2007年7月3日 読売新聞)

1698片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 09:59:05
知事選 強まる批判合戦 讀賣群馬

 5日に迫った知事選告示を前に、前県会議長大沢正明氏(自民党公認、公明党推薦)と、現職の小寺弘之氏の両陣営が、双方に対する批判のトーンを強めている。“保守分裂”の知事選だけに、前哨戦も激しさを増している。

 大沢氏の陣営は、「もう見過ごせない!」と題する現職批判ビラを先週から大量に配布。左半分には「居座り過ぎの現知事がまた当選すると……」として、「高すぎる退職金 4期で辞めても2億円」「群馬の恥! 無駄なハコモノ行政」「上から押さえつける官僚主義が進行」などと列記。右半分には「新知事が誕生すれば……」として、「退職金は0円」「見栄えや話題性より内容重視で病院など必要な施設を充実」「38市町村とがっちりスクラム」とし、対比させている。

 これに対し、小寺氏の陣営は支持者に配布した「小寺通信」の中で、「知事を一党の公認で出馬させようという自民党県連・県議団の試みは時代錯誤」と指摘。県議会で「自分たちの意に添わないことは説明責任を果たさぬまま、多数で押し切っている」とし、「知事選も『上から押し付け、締め付ければ何とかなる』と考えている」と批判すると同時に、「『多数派独善の自民党県議団公認候補』らと、県民による『県民党』小寺さんとの戦いだ」と強調している。

 一方、元県議山本龍氏の陣営は、「夢を語る」として他者の批判は控える方針。週1回発行しているメールマガジンでは先月、5回にわたり多選問題を取り上げたが、「制度の問題で、個人批判ではない」(幹部)とする。

 吉村駿一氏(共産党推薦)の陣営は、政策ビラの中で、小寺、大沢、山本3氏を「同じどんぶりの中の争い」「共通するのは『自民党』」とひとくくりにし、「悪政の数々」を進めたと批判している。

(2007年7月3日 読売新聞)

1699片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 11:13:44
知事選告示と参院選公示を直前に世論調査 群馬上毛
http://www.raijin.com/news/a/03/news01.htm

 知事選告示と参院選公示を直前にして、上毛新聞社は六月二十九日から三日間、電話による世論調査を行い、二日に集計結果をまとめた。現時点で知事選は、六月初めの調査と同様に、現職で五選を目指す小寺弘之氏が優位に立つが、自民党公認で公明党推薦も取り付けた前県議会議長の大沢正明氏が追い上げている。ただ、誰に投票するか決めていないとする回答者が四割を超えており、情勢は変化する可能性もある。

 知事選の支持動向で、「県民党」を掲げる小寺氏は四期十六年の実績と知名度を生かし、各年代や各地域に満遍なく浸透。自民や民主の支持層で依然として優位を保つほか、無党派層にも食い込み、総合的に他陣営を上回っている。

 これに対し、大沢氏は自民支持層で小寺氏に先行されるが、推薦を得た公明の支持層に浸透し始めている。地元の東毛地域で強さを発揮し、年代別には五十代で小寺氏と互角となっており、支持が広がりつつある。

 元県議の山本龍氏は地元の北毛地域や事務所を置く高崎市で健闘、民主、公明支持者の一部にも食い込む。弁護士の吉村駿一氏は推薦を受ける共産の支持層を固めるが、全体として伸び悩む。会社役員の清水澄氏は厳しい戦い。

 誰に投票するか決めていない人は46・5%に上り、全体の三割以上を占める無党派層で六割を超えている。告示以降の選挙戦の展開によっては、支持動向に変化が生じる可能性があり、予断を許さない。

1700片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 11:14:32
選挙モード全開 国会議員続々本県入り 遊説や集会に奔走 参院選・知事選 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070701-3.htm

 延長国会が事実上閉幕したのを受け、参院選と知事選の立候補予定者や関係の国会議員が三十日、続々県内入りし、遊説や応援演説などに奔走した。これに合わせ各陣営も集会を開くなど動きを活発化、選挙ムードが一気に高まった。高崎市では知事選に出馬予定の五人が公開討論会で激突した。
 参院選群馬選挙区(定数一)に出馬する現職の山本一太氏は午前中に県内入りし、高崎市内の企業など五十カ所を回ったほか、県議や市議主催の集会で「自民の逆風で厳しい戦い。予断を許さない状況だ」と支持を訴えた。夜は利根沼田地区の後援会拡大役員会に出席した。
 酒井宏明氏を擁立した共産党は志位和夫委員長がJR高崎駅西口で支持者を前に街頭演説。「弱者切り捨ての政治を押し進めて恥じない安倍首相に政権を担う資格はない」と自民党を痛烈に批判。民主党に対しても「自民党の暴走に対抗する信念も政策もない」と切り捨てた。
 福田晃治氏を公認した国民新党は前橋市内で年金問題をテーマの講演会を開催、同問題を前面に自民党と対決する姿勢をアピールした。福田氏は「改革の名の下に地方にしわ寄せが来ている」と地方重視を訴えた。
 知事選の各陣営も動きが活発化。現職の小寺弘之氏を推薦する連合群馬の集会には民主党労組系グループの角田義一、富岡由紀夫両参院議員が顔をそろえ、角田氏は「知事選は自民党もがむしゃら。こちらも本当に懸命にやらなければ勝てない」と、三十三産別の出席者に小寺氏への全面支援を求めた。
 自民党公認の大沢正明氏陣営は、福田康夫衆院議員が前橋市内の選挙事務所を選対本部長就任後初めて訪れ、陣営幹部や支援者を激励するとともに「大沢さんという希望の星を大きな太陽にするよう、汗まみれで頑張りたい」とあいさつ。知事選を最優先する姿勢を示した。
 伊勢崎市内で開かれた山本龍氏の集会には推薦を表明している民主党保守系の石関貴史衆院議員が応援に駆け付け「我々は民主党として、地元の衆院議員として全力で戦う。それぞれの立場で持ち場を守り拡大すれば新しいスタイルの県政が待っている」と支援を要請した。
 吉村駿一氏は前橋市内で遊説後、自治労連の総会に出席してあいさつ、公開討論会に参加するなど、慌ただしく活動した。

1701片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/03(火) 23:39:21
各党、擁立が難航 立川市長選
2007年07月03日 朝日東京多摩
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000707030001

 立川市長選の事前説明会が2日開かれ、自民、民主、共産の関係者らが出席した。しかし候補者を決めた党はまだない。現在5期目の青木久市長(82)も去就を明らかにしていない。9月2日の投票まで2カ月。市議会与党の自民、公明、民主には、高齢、多選の青木市長に代わる統一候補を模索する動きがあるが、難航している。 (須藤龍也)


 複数の関係者によると、与党3党の会派代表は5月中旬に会合を持ち、統一候補擁立を目指すことで合意した。


 問題は青木市長への対応だ。前回選挙の時から高齢、多選批判があった。話し合いの末、青木市長に代わる新たな候補を探すことで意見が一致したという。


 しかし、新たな統一候補の選考は難航している。党派色のない行政経験者には、立候補を打診するところまで話が進んだ。一方で現職の自民市議が昨年から意欲を見せているが、自民内ではこの市議の擁立に反対する声も多い。公明は自民の一本化が支持の条件。民主は自民色の強いこの市議に難色を示す。


 青木市長に対しては、6月の市議会定例会で「勇退表明」するよう迫った会派代表もいた。しかし、青木市長は進退を明らかにしないままだ。市長は先月30日、朝日新聞の取材に「自民がまとまらない限りは、こちらから何も言うことはない」と答えた。


 自民党立川総支部長の牛島剛市議は「調整の最中で、今のところ何とも言えない」と話すにとどまる。


 4年前の市長選と似た展開を指摘する声もある。前回、態度を明らかにしない青木市長の勇退を前提に、一度は自民が新顔候補を擁立したところ、青木市長がこれに対抗して出馬。2人の支持をめぐり自民の市議会会派は分裂した。


 激しい選挙戦は大きな溝を残した。その後、自民会派は一本化したが、ある自民市議は「人の心はすぐには変わらない」と、今もしこりが残っていることを認めている。


 一方、共産は独自候補の擁立を目指している。市議団団長の浅川修一市議は「なるべく早くと努力している」と話している。

1702片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/04(水) 09:34:14
小寺氏優勢を維持 大沢氏が追い上げ 推薦の公明に支持拡大 本社世論調査 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070703.htm

 知事選告示と参院選公示を直前にして、上毛新聞社は六月二十九日から三日間、電話による世論調査を行い、二日に集計結果をまとめた。現時点で知事選は、六月初めの調査と同様に、現職で五選を目指す小寺弘之氏が優位に立つが、自民党公認で公明党推薦も取り付けた前県議会議長の大沢正明氏が追い上げている。ただ、誰に投票するか決めていないとする回答者が四割を超えており、情勢は変化する可能性もある。

◎山本氏、西北毛で健闘

 共産支持層吉村氏浸透  知事選の支持動向で、「県民党」を掲げる小寺氏は四期十六年の実績と知名度を生かし、各年代や各地域に満遍なく浸透。自民や民主の支持層で依然として優位を保つほか、無党派層にも食い込み、総合的に他陣営を上回っている。
 これに対し、大沢氏は自民支持層で小寺氏に先行されるが、推薦を得た公明の支持層に浸透し始めている。地元の東毛地域で強さを発揮し、年代別には五十代で小寺氏と互角となっており、支持が広がりつつある。
 元県議の山本龍氏は地元の北毛地域や事務所を置く高崎市で健闘、民主、公明支持者の一部にも食い込む。弁護士の吉村駿一氏は推薦を受ける共産の支持層を固めるが、全体として伸び悩む。会社役員の清水澄氏は厳しい戦い。
 誰に投票するか決めていない人は46・5%に上り、全体の三割以上を占める無党派層で六割を超えている。告示以降の選挙戦の展開によっては、支持動向に変化が生じる可能性があり、予断を許さない。

◎争点は社会保障

 知事選の最大の争点については、医療、介護、福祉などの社会保障問題と答えた人が49・8%でトップ、景気・雇用・格差(16・8%)がこれに続き、生活に密着したテーマが上位を占めた。行財政改革は8・7%、多選問題は8・3%だった。
 また、知事選への関心度では、「非常に関心がある」「少しは関心がある」が計72・9%となり、六月初めの前回調査を3・8ポイント上回った。保守分裂による新しい構図の選挙となり、立候補者も最多タイの五人が予想されることなどから、有権者の関心が高まっているとみられる。

【調査の方法】  6月29日―7月1日の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で世論調査を実施。無作為に発生させた番号のうち、821人から回答を得た。

1703片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 10:14:32
【群馬】
ぐんま知事選’07 保守分裂 激戦スタート 22日に投開票 現新5氏 訴え届くか
2007年7月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070706/CK2007070602030034.html

 知事選は五日告示され、十七日間の選挙戦に突入した。立候補したのは、無所属新人で元県議の山本龍氏(48)、無所属現職で五選を目指す小寺弘之氏(66)、無所属新人で弁護士の吉村駿一氏(63)=共産推薦、自民新人で前県議会議長の大沢正明氏(61)=公明推薦、無所属新人でホテル社長の清水澄氏(58)。共産党を除く各党派が現職に相乗りする前回までの構図が崩れ、現職の多選を最大の争点に、保守分裂の激戦となった。明け方までの雨も上がり、各候補は青空の下、県庁前など県内各地で第一声や出陣式を行い、声を張り上げた。 (石屋法道)

 =主な候補の第一声は右から届け出順

 山本氏は「しがらみのなさ」を訴え、草の根の選挙活動を展開する。拠点を高崎地域とし、都市部の有権者を中心に政策を訴える戦略。無党派層への浸透を図りながら、民主党保守系グループからの支援も受ける。

 小寺氏は、商工関係者や業界団体などでつくる「群馬県民の会」が選挙運動の中核で、「一党一派に属さない」姿勢を強調する。親知事会派の県議ら十人が活動を支え、民主党参院議員や連合群馬も支援する。

 吉村氏を擁立したのは、共産党県委員会や労組などの団体で構成する「民主県政をつくる会」。弁護士活動での知名度も生かし浸透を図る。「唯一の革新」として、福祉や暮らしの充実に加え、護憲も訴える。

 大沢氏は、本県知事選では三十一年ぶりとなる自民党公認。同党の国会議員や県議が選対を構成し、組織を総動員。「県政が閉塞(へいそく)している」と、現職の多選批判を展開し、地元議員らとともに県内を駆け巡る。

 清水氏は街頭演説など選挙活動はほとんど行わないとしている。

 前回の投票率は過去最低の37・41%。県政の転換期に、今後の県政のリーダーを選ぶ重要な選挙となるが、投票率の低落傾向に歯止めがかかるかどうかも注目される。

1704片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 10:14:55
県民の本当の声が県庁に届いてない 山本(やまもと) 龍(りゅう)氏(48歳) 無新
 山本氏は午前十時ごろ、前橋市の県庁前で第一声。「議会と知事が県民不在の対立をしていては、県民の暮らしは守れない。(出馬表明からの一年間で)県内を歩いてきたが、県民の本当の声が県庁には届いていない」と指摘した。現職の多選にも言及し、「しがらみに固められた長期政権では、役所の無駄遣いは止められない。知事の多選禁止条例制定と、一期で五千万円という退職金の廃止を約束する」と公約を訴えた。

 最後に「県政の第一歩は、県民に必要なことは何かを聴くことから始めたい」と強調した。

 山本氏の支援を表明した民主党の石関貴史衆院議員や石川貴夫県議も応援演説。その後、山本氏は主に自転車に乗ってJR前橋、高崎両駅一帯などを遊説し、支持を呼び掛けた。 (菅原洋)

弱い者の味方こそ私の政治の原点だ 小寺弘之(こでらひろゆき)氏(66歳) 無現
 小寺氏は午前九時ごろに県庁前で第一声。「大きな政党、組織で圧迫して、何でもできる県政は断じて許さない。知事には五年、十年、三十年先を見据える責任と使命感がなければ」と意気込んだ。明石康・元国連事務次長も駆け付け、「群馬には、不安を払しょくする元気の良さと気迫を感じる」と応援演説した。

 午後二時には、前橋市大渡町の「群馬県民の会」事務所近くで、約三千八百人(主催者発表)を集めて大々的に出陣式。民主党の角田義一参院議員や大橋豊・連合群馬会長、木暮治一渋川市長らがエールを送り、前橋、藤岡両市長と二十二町村長も出席した。小寺氏は「弱い者の味方になるのが、私の政治の原点。私は初心を忘れない。愛する郷土を変な方向に持っていってはならない」と訴えた。 (石屋法道)

無駄遣いばかりの県政を転換します 吉村駿一(よしむらしゅんいち)氏(63歳) 無新=共
 午前中に前橋市上小出町の選挙事務所で出陣のあいさつを済ませた吉村氏は、正午すぎに県庁前で第一声。選挙カーの上には地元選出の共産党県議や支援団体の代表が並び、歩道には約百三十人の支持者らが集まった。

 吉村氏は「弱肉強食の社会で、政治には貧困と格差を是正する役割と責任があるのに、果たしてこなかった。大企業には減税、庶民には増税。国保税を払えない世帯の保険証は取りあげる。県政は何をしてきたのか。無駄なダムをつくり、無駄遣いの揚げ句に県民の暮らしの予算を削ります、で納得できますか。こんな県政を転換します」と強調。「保険証の取り上げをやめさせ、高校まで三十人以下学級を目指し、中学までは医療費を無料化に。平和憲法を守り、暮らしに生かします」と訴えた。 (山岸隆)

マンネリ化の県政 再生へ人心一新を 大沢正明(おおさわまさあき)氏(61歳) 自新=公
 大沢氏は午前八時半、前橋市内のホテルで出陣式に臨み、「長期政権の中で官僚的でマンネリ化した県政が横行している。今の県政を再生するには人心を一新するしかない」と声を張り上げた。近県と比べて県税収入などが低迷しているとし、「群馬の力を引き出すための取り組みに問題がある」と現県政を批判した。県選出の自民党国会議員のほか、菅義偉総務相、大沢氏を推薦する公明党の加藤修一参院議員も応援に。選対本部長の福田康夫元官房長官は「よどんだ空気を一新し、新たな空気を吹き込みたい」。菅総務相は「権力は長過ぎると腐敗する。多選禁止の流れの中で県民に良識ある審判を」と訴えた。その後、大沢氏は「(現職の)五選阻止」と書かれた選挙カーで市内地区別の出陣式に繰り出した。 (神野光伸)

1705片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 10:16:08
現職と自民候補激突
5氏の争い、舌戦開始 讀賣群馬
 知事選は5日告示され、元県議で新人の山本龍候補(48)(無所属)、5選を目指す現職・小寺弘之候補(66)(無所属)、弁護士で新人の吉村駿一候補(63)(無所属=共産推薦)、前県会議長で新人の大沢正明候補(61)(自民=公明推薦)、ホテル社長で新人の清水澄候補(58)(無所属)の5人が立候補を届け出た。知事選で現職と自民党擁立の候補者が激突するのは県政史上初めて。大沢、山本両候補は現職の多選を批判しており、小寺候補の県政運営への評価が問われる選挙となりそうだ。投開票は22日。

 県政ではここ数年、副知事人事や太田市の英語特区校「ぐんま国際アカデミー」への私学助成金、議員定数削減などの問題を巡り、自民党県議団と小寺候補の間で対立劇が繰り返されてきた。自民党、知事とも「県民の代表」と主張して譲らなかったためで、それぞれの主張が県民によって判断されることになる。

 山本候補は、現職の多選を問題視。一方で、かつて所属していた県議会の「よどみ」にも言及し、小寺、大沢両候補との違いを訴える。民主党保守系の支援を受け、無党派層からの得票に期待する。

 小寺候補は、対立を深める自民党を批判し、一党一派に偏らない県政運営を強調。選挙運動も政党には頼らず、商工関係者や連合群馬が中心の「群馬県民の会」で、県民参加を募って進めるとしている。

 5回目の挑戦となる吉村候補は、現県政を批判するとともに、貧困と格差拡大や憲法の危機も訴える。一定の知名度もあり、共産党支持層だけでなく、街頭演説などで無党派層への浸透も図る。

 大沢候補は、小寺県政を長期マンネリとして真っ正面から批判する。県議の後援会など自民党組織をフルに動員し、一気に知名度を上げたいとする。推薦する公明党も市議らが支援を本格化させている。

(2007年7月6日 読売新聞)

1706片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/07(土) 00:24:35
選挙:知事選 公明が上田氏「支持」 共産・吉川氏も立候補表明 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20070706ddlk11010284000c.html

 公明党県本部(高野博師代表)は5日、再選を目指して8月26日投票の知事選に立候補する上田清司知事の「支持」を決定したと発表した。5日の党本部中央幹事会で承認された。

 記者会見した県本部副代表の山本晴造県議は「党の政策が県政で十分に反映された」と上田県政1期目を評価。「(民主党県連の打ち出した)『友情支援』よりも『支持』の方が強い」とも述べ、同じく支持を表明した自民党県連と足並みをそろえた。

 上田知事は同日、「大変ありがたい。公明党の主張される政策の実現に対する評価と受け止める」とコメントした。

 上田知事の再選出馬には、県議会会派の「無所属・刷新の会」(鈴木正人代表)も推薦を決定している。鈴木代表は上田知事の衆院議員時代の秘書。前回選挙では「県政刷新若手議員の会」の中心として上田知事を支援した。

 一方、共産党の吉川春子参院議員(66)=比例=は同日、国会内であった同党議員団総会で「国会議員のタスキを、知事のタスキに変えて頑張っていく」と述べ、知事選に立候補する意向を表明した。さいたま市内で6日、正式に出馬会見を開く。吉川氏は83年に初当選し現在4期目。労働組合などで組織する「埼玉民主県政の会」(原冨悟・総括幹事)が6月、擁立を決めていた。知事選には無所属で立候補し共産党の推薦を受ける予定。【高本耕太】

毎日新聞 2007年7月6日

1707片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 12:53:38
中川・自民幹事長が大沢候補応援で来県 讀賣群馬

 自民党の中川秀直幹事長が7日、知事選に立候補している大沢正明候補(61)(自民党公認、公明党推薦)の応援のため、新潟県からの帰途、県内入りした。

 高崎市内の集会で、中川幹事長は、「群馬県政で問われているのは前進か停滞かの1点。大沢候補は今の県政のマンネリ、官僚主義を打破するため、あえて自民党公認で立ち上がった。絶対に負けるわけにいかない」と訴えた。

(2007年7月8日 読売新聞)

1708片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/08(日) 12:55:20
激戦ルポ 知事選2007
(上) 群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/kikaku/096/1.htm
 スタートしたばかりの知事選。各候補者は、街頭に繰り出し、支持を訴えている。主要4候補の戦いぶりを、2回に分けて紹介する。

無党派に向け政策紹介


山本  龍候補48
無所属 新


 7日も、午前7時半から、伊勢崎市内の国道交差点に立ち、車に手を振り始めた。昨年7月からの全県行脚の間、ほぼ毎朝1人で続けてきた方法だ。

 8時過ぎにマイクを握り、「今の県政は前例踏襲で何にも変わらない、弱いものが切り捨てられる政治だ。社会の底辺の声が、県庁に届いていない。私は1年間みんなから託された声を必ず県庁に背負って行く」と訴えた。

 これに先立って、支援している民主党保守系の石関貴史衆院議員が「県政で改革が断行できる唯一の候補は、しがらみがない山本さんだ」と応援。同市内では2人が交代で選挙カーから「政権交代を」と訴えた。

 街頭演説では時間をかけて作り上げたマニフェストの内容紹介に力を入れる。週末で人が集まる高崎市の公園や渋川市のスーパー近くでは、医療や福祉などについてのマニフェストを説明し、「県庁舎はボロでいい。無駄をなくし、暮らしの現場に予算を」と訴え、藤岡市内で少年サッカー大会の会場脇を通る際には、「小児医療費の無料化を実行します。通学路の安全を守ります」と呼びかけた。

 選挙戦では、支持者向けの集会よりも、都市部の街頭に出ていき、無党派層の票の掘り起こしに全力を挙げている。そのため、1日20か所以上の辻立ちを目標に掲げる。

 この日は、高崎市内で自転車にまたがり、幹線道路や新興住宅街を駆け抜けた。「こういう選挙は私にしかできない」と、若さやフットワークの良さをアピールする。

 高崎市内のショッピングセンターで演説後、買い物客に、「あんたが山本さんかい?」と呼び止められた。「雰囲気が変わってきた。ようやく、名前が知れ渡ってきた」(田島 大志)


“処方せん”地域別に訴え


小寺 弘之候補66
無所属 現


 7日、広い吾妻地域を1日かけて遊説した。選挙カーに乗車している時間が長かったが、助手席でマイクを握り、「小寺です、小寺弘之です。本人です」と連呼。肉声を聞いて玄関口から道路端に出てきて手を振る支持者も目立った。

 遊説途中、農作業中の夫婦を見つけて突然、車を降り、「天候はどうですか。農薬の空中散布をやめた影響はどうですか」などと話しかけた。「(遊説は)本当の県民の声を聞く行政視察みたいなもの」と笑う。4年前には県議の先導に従い、計画通りの遊説しかできずに不満が残っていたという。

 時間がずれ込むが、スタッフは、「知事が『ここで話を聞きたい』と言うのだから仕方がない」とあきらめ顔で話す。

 長野原町では八ッ場ダムに伴う生活保障や上信自動車道の整備促進、嬬恋村では「嬬恋キャベツ」のブランド力を生かした農業、観光業の活性化など、街頭演説では地域ごとに話題を変えて今後の“処方せん”を説明。県内隅々までの課題が頭に入っていることをアピールする。各地で町村長たちが「小さな村にまで目配りしてくれる小寺知事に勝ってもらわないと困る」と激励のマイクを握った。

 「さわやかな感じに」と真っ白のブレザーを着用。シンボルカラーの緑を基調としたストライプのネクタイを締める。「クールビズというが、人にお願いする時にはネクタイを締めるものだと思っている」と語る。

 演説の最後には決まって、「今回は特に厳しい戦いだ」と危機感を訴える。さらに「自分たちの言う通りになる知事を作ろうということには強く反発を覚える」と話し、「必ず勝ちます。そのために皆様の力を下さい」と語気を強めた。

(小川 聡)

1709片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 09:46:22
(2007/07/07)
鍵握る自民支持層 保守分裂で争奪戦 民主参入、情勢混とん 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070707-2.htm

 保守分裂選挙となった今回の知事選は、自民支持層の動向が戦況に大きく影響しそうだ。過去の選挙で自民党の推薦を得てきた経緯から自民支持層に浸透する現職の小寺弘之候補と、自民県議を経験した山本龍候補に対し、自民党公認の大沢正明候補の陣営は、党の威信をかけて組織力で票の奪還に臨んでいる。自民への対抗勢力として地歩を築きたい民主党も、自民支持層分断の好機ととらえ、労組系が小寺候補、保守系は山本候補を支援。票の争奪戦は日に日に激しさを増す。

 「群馬には今、悪い自民党と、いい自民党がある。権力と脅しによって自分の言いなりになる知事をつくりたい、これが悪い自民党の野望だ」  五日に開かれた小寺候補の出陣式で、民主の角田義一参院議員は得意の言い回しで今回の知事選を分析してみせた。民主労組系の角田氏と富岡由紀夫参院議員は自民に対抗する意味もあり、小寺候補支援に回っている。
 小寺候補の陣営には、自民支持者も大勢集まる。現職の自民県議は全員が大沢候補に付くが、長年「親小寺」だった旧中曽根康弘元首相系派閥に所属した県議OBらはこぞって小寺陣営に加わっている。
 上毛新聞社が六月末から七月初めに行った世論調査で、知事選への関心度が最も高かったのは全体の四割以上を占める自民支持層(82・5%)。保守分裂を背景に、各陣営が激しい争奪戦を繰り広げていることが原因とも考えられる。自民支持層の投票先で最も多かったのは小寺候補だった。
 小渕元首相の秘書や自民県議を経験した山本候補の陣営にも自民色は残る。県連青年部副部長だった峰岸康雄選対本部長をはじめ、役員や事務局には県連青年部や自民系の元市町村議も少なくない。保守分裂を契機に若手中心の新たな勢力結集も視野に入れる。
 こうした流れを踏まえ、民主保守系は山本候補を支援する。五日の第一声で石関貴史衆院議員は「五五年体制が残るのは関東でも茨城と群馬くらい。国全体は恐ろしいスピードで変化している。群馬にも新たな保守による新しい秩序を構築すべきだ」と訴えた。
 これに対して、大沢候補を擁立した自民は、長期政権による弊害や県政の刷新などを訴え、反転攻勢に出る。五日の出陣式では選対本部長に就いた福田康夫衆院議員が「お引き受けしたからには全力投球でやる。群馬県のよどんだ空気を一新したい」と力を込め、選対副本部長の中曽根弘文参院議員も「私も一生懸命戦う」と決意を語った。
 昨年、県連が派閥を解消し、挙党態勢を築いたのも知事選と参院選をにらんでのことだった。国会議員と県議を中心に組織を引き締め、“王国”維持に必死だ。
 保守系が激しくせめぎ合う中、共産党推薦の吉村駿一候補の陣営は三候補について「オール与党態勢のもと、貧困と格差が拡大してきた。同じ穴のむじな」と批判。革新候補としての独自性を強調し、庶民の味方となる県政への転換を訴える。

1710片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 09:53:00
(2007/07/08)
無党派獲得に懸命 自転車遊説や祭り飛び入り 群馬
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070708.htm

 保守分裂の激戦となった知事選は、現新五候補の各陣営が浮動票の掘り起こしに躍起だ。上毛新聞社が六月二十九日―七月一日に行った世論調査では、支持政党を持たない無党派層が32・5%を占め、このうち投票先を決めていない人は六割を超えた。一大勢力となった無党派層の取り込みは選挙戦の行方を大きく左右するため、各陣営は戦略に知恵を絞る。初めての週末となった七日は、大勢の人たちが集まるショッピングセンターや祭り会場などに候補者が繰り出し、懸命に支持を訴えた。
 「よどんだ県政を変える必要がある。正しい群馬の選択をしてほしい」。高崎市街地で七日、山本龍候補は自ら自転車で遊説隊を先導、若さと行動力をアピールした。
 山本陣営は選挙運動のほぼすべてが無党派層向け。選挙期間中の集会も短時間、数回程度にとどめ、動員はかけない。告示日には通勤時間帯の両毛線を使って高崎―桐生間を移動。たすきを掛けた姿で全車両を一巡し、乗客の関心を引いた。
 「県民党」を掲げる小寺弘之候補の陣営は県民参加型の選挙を展開。県内全域を巡る遊説の途中でミニ集会や街頭演説を開き、有権者に直接支持を呼び掛ける機会を重視する。七日は急きょ予定を変更、前橋七夕まつり会場に飛び入りした。
 支援団体の「群馬県民の会」は経済界などを中心に各種団体で構成。勝手連的な若者有志のグループも加わり、無党派層にも積極的にアプローチしている。
 吉村駿一候補の陣営は「医療や介護、教育など、県民がすぐに必要だと感じているものは支持政党にかかわらず共通」との考え方に立ち、不特定多数の人たちを対象とした遊説や街頭演説での訴えに力を入れる。
 一方で、支持母体となる医療、商工、女性などの市民団体を足掛かりにして、無党派層への浸透を図る。新たな支持者を開拓するため、集会を繰り返し開催していく方針だ。
 大沢正明候補の陣営は自民党の組織力を生かした選挙に徹する。告示から一日十数―四十数カ所できめ細かく地区別出陣式を開催。七日には大票田の高崎市内を回り、選対本部長を務める地元の福田康夫元官房長官とともに県政刷新を訴えた。
 出陣式などでは大沢候補自らが支持者のもとに駆けつけ、一人一人と握手し顔を売り込む。陣営は「有権者の反応はいい」と知名度アップに手応えをつかんでいる。
 清水澄候補は遊説や街頭演説などの選挙運動はしていない。政見放送などで政策を訴える方針。

1711片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 10:42:24
むつ市長選告示 三つどもえの戦い
杉山市政へのスタンス焦点 讀賣青森

 杉山粛市長の死去に伴うむつ市長選が8日告示され、いずれも無所属で、元旧市助役の二本柳雅史氏(70)、前市議会議長の宮下順一郎氏(55)(自民・公明推薦)、行政書士の新谷泰造氏(57)の新人3人が立候補を届け出た。杉山市政を継承するかどうかなどが争点になる。投票は15日で、即日開票される。

 同市は、昨年度末で約21億円の累積赤字を抱えており、財政再建が最大の課題だ。杉山市長は今年5月に死去するまでの6期21年余の中で、全国で初めて使用済み核燃料中間貯蔵施設を誘致し、それに伴う交付金の活用によって赤字解消を目指した。さらに、経営破たんしたショッピングセンター店舗跡への市庁舎移転を計画するなど、独自色の強い施策を打ち出していた。

 二本柳氏は午前9時、事務所前で第一声を上げ、市政運営に長年携わった経験を強調。助役時代から知り合いの元大畑町長の木下千代治氏も応援に駆けつけた。その後は選挙カーで市内を回り、支持を訴えた。

 宮下氏も午前9時、自宅前で出陣式を行い、「杉山市長が残した仕事を完成させる」と訴えた。自民党の山崎力参院議員や江渡聡徳衆院議員、公明党県本部幹部らが駆け付け、手厚い支援態勢を見せつけた。

 新谷氏は事務所裏の空き地で午前9時に第一声。杉山市政を「赤字を続けてきた悪き市政」と批判し、市庁舎移転の白紙撤回を強く訴えた。その後は、30分刻みで街頭演説をこなし、支援を呼びかけた。

 7日現在の有権者数は5万4478人。期日前投票は9〜14日の午前8時半から午後8時まで、市役所本庁舎や分庁舎で受け付ける。

(2007年7月9日 読売新聞)

1712片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/09(月) 10:46:20
激戦ルポ 知事選2007 トップ
(下)讀賣群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/kikaku/096/2.htm

住宅街で演説する吉村候補(8日午後2時40分ごろ、藤岡市内で)

平和と格差是正に力点

吉村 駿一候補63

無所属 新(共産推薦)


 共産党市議らの先導で演説場所に到着すると、大声を上げず、説得するような口調で静かに語りかける。8日は高崎、藤岡両市内を遊説して回った。

 高崎市内では、JR信越線横川―軽井沢間の廃止反対運動に触れ、「私も運動に参加した。国の言いなりになって県民の足を廃止した県の冷たさを身にしみて感じた」と語り、同市や藤岡市の若い世代の多い住宅地では、「(弁護士として)人々の相談にのっていると、雇用への不安の高まりを強く感じる」と語った。

 演説場所の特性に応じて、長い弁護士活動と、その間に携わった政治活動の豊富な経験をアピール。「県民の生活実態に接する機会が多いので、ほかの候補よりも一般県民に訴えることができる」と自負する。

 訴えの中心は「格差の是正と平和」。高崎市内で、「人々の生活が安定し、地方自治がしっかりしないと、再び戦争を食い止めることができない」と力を込めると、足を止めて演説を聞いていた高齢者が何度もうなずいた。

 今回は5回目の挑戦となる。2回目6万票、3回目12万票、前回は14万票と得票を伸ばしてきた。

 陣営は「本人の人柄と知名度が着実に浸透してきた結果。保守政治に対する批判も以前にも増して強まっている」と話し、支持者を集めた集会よりも、スーパーや住宅地などでの演説で無党派層に訴える戦術を展開しているという。

 こうした声を受け止めるように、演説の最後は「対立する3人は、保守勢力の中で県民不在の内部闘争をしているだけ。国の言いなりになって税金の無駄遣いをしてきた」と厳しく批判。「県民本位の県政に転換するために、力を貸してください」と締めくくった。(笠原 一哉)


支持者と握手する大沢候補。後方には福田元官房長官(8日正午ごろ、富岡市内で)

組織選挙で追い上げへ

大沢 正明候補61

自民 新(公明推薦)


 8日も、太田市の自宅から1時間ほど車を走らせ、午前8時前に最初の遊説先の吉井町に入った。選挙戦が始まってから睡眠時間は5時間程度というが、「できるだけ自宅で寝る。その方が疲れが取れる」と日焼けした笑顔をみせる。

 県内全域で12日まで出陣式を組んだという分刻みのスケジュールで、組織型選挙を展開する。地元選出の自民党県議らが交代で案内役を務め、推薦する公明党の市議らも交えて、公民館などに集められた支持者に訴える。

 同町では4月の県議選で知事派の新人に敗れた前県議が案内役を務めた。この日は、多野郡から富岡、藤岡両市など計17か所を回ったが、「7日の高崎は47か所だから少ない方」と男性スタッフ。時折、先を急ぐため選挙カーを降りられず、路肩で手を振る市民にウグイス嬢がわびる。

 演説では、「栃木県に比べて県税収入が約300億円の差がつけられ、子どもの医療費無料化も群馬は2歳までだが栃木は9歳まで」と、一貫して栃木県との“格差”を指摘。現職の多選による弊害を訴え、「知事を替えなければ群馬は変わらない」と語気を強める。

 甘楽町では7日に続き、選対本部長の福田康夫元官房長官が合流。福田氏は、富岡市でもマイクを握り、「他県に比べ群馬県の経済は決してうまくいっていない。小さくなる群馬を大きくする。小(小寺)から大(大沢)でお願いします」と支持を訴えた。元自民党県議で、支援している岩井賢太郎・富岡市長は「知名度は低いが人間性は抜群です」と声を張り上げた。

 本人は、「統一地方選が終わって2か月しかなく非常に出遅れていたが、ようやく態勢ができた。これから死力を尽くす」と、気合を入れた。(井上 晋治)

1713片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/11(水) 11:40:02
(2007/07/09)
選挙サンデー候補走る 舌戦ヒートアップ 大型店、祭り会場、住宅街… 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070709-2.htm

  知事選前半戦の「選挙サンデー」となった8日、元県議の山本龍氏(48)、現職の小寺弘之氏(66)、弁護士の吉村駿一氏(63)、元県議会議長の大沢正明氏(61)の主な4候補はショッピングセンターや祭りの会場、住宅街、山間地など県内各地に飛び出し、精力的な遊説で支持を呼び掛けた。有権者に駆け寄り握手を求める候補、声をからして政策を訴える候補―。舌戦はヒートアップした。 (届け出順)

◎山本候補 自転車で遊説若さアピール

 市街地では自転車を多用して若さを打ち出し、名前の浸透に懸命だ。渋川市を皮切りにショッピングセンターなど約二十カ所の街頭演説は家族連れに向けて「子育て真っ最中、親の介護の心配もあり、困っている人の気持ちがわかる」と声を張り上げ、働き盛りと同世代を強調した。
 午後には自転車で前橋中心商店街周辺の七夕まつりに到着。徒歩で人込みに分け入り「知事選挙です。山本です」と繰り返すと、度々中高生から握手を求められ、親近感もアピールした。

◎小寺候補 太田に乗り込み自民批判も展開

 大沢候補の地元太田市に乗り込み、買い物客でにぎわうショッピングセンター前で支持の拡大を訴えマイクを握った。「今回の選挙は特定の人に操られるような知事か、県民の生活に立つ知事が誕生するのかの違い」と大沢候補を公認した自民党批判も展開した。
 旧尾島、旧新田など農村地帯では選挙カーを止め、有権者に駆け寄る場面も。畑で農作業中のお年寄りから「写真より若いですね」と励まされると、「ありがとう」と笑顔で応え、力強く手を握り返した。

◎吉村候補 20カ所遊説政策を強調

 高崎市と藤岡市の住宅地など計二十カ所で遊説を繰り返した。高崎市内の公園前での街頭演説では、中学生までの医療費無料化や高校まで全学年の三十人学級実現などの政策を強調。演説を終えると、砂場で遊んでいた親子連れに駆け寄って握手を求めた。
 過去四度の立候補で顔見知りの支援者が増えたためか、行く先々で「久しぶり」「また応援するからね」と声を掛けられた。一人一人に笑顔で応じた後は、「庶民のための県政に転換が必要」と訴えに熱を込めた。

◎大沢候補 山間部中心に6カ所で出陣式

 上野村や甘楽町など山間部を中心に百数十キロを選挙カーで回り、出陣式六カ所の強行軍。山間部向けに音量が二倍のスピーカーに替え、「出馬のあいさつに参りました」と声を張り上げ、浸透を図った。
 富岡市の出陣式は福田康夫元官房長官や市長、県議、市議らが応援演説し、国政から市政まで一体的な支援ぶりをアピール。集まった支持者のほか、隣でソフトボールを楽しむ市民にも「今の県政は当たり前の施策もしていない」と県政刷新を訴え、握手を求めた。

 会社役員の清水澄候補(58)は街頭活動を行わなかった。

1714片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/13(金) 03:24:18
自公の協力「票でお返し」 知事選・参院選
2007年07月12日 朝日群馬
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gunma/TKY200707120238.html

 「公明党としても推薦した責任を果たすため、一生懸命がんばります」。知事選告示後、初の日曜日だった8日。自民公認の大沢正明氏は、数十地区で街頭集会を繰り返した。大沢氏の隣には自民系の県議や市長とともに、公明の市議や地区支部長の姿があった。

 知事選は「大沢氏」、参院比例区では公明公認の「加藤(修一)氏」。1週間をはさんで投開票が続く二つの選挙で、自民、公明両党は協力関係を結ぶ。6月中旬、公明が大沢氏の推薦を決めると、直後に自民県連が加藤氏の推薦を決めた。比例区に3人の県関連の自民候補が立つ中での苦渋の選択だった。公明は選挙区では自民現職の山本一太氏を推薦した。

 国政選挙で12万票前後に達する公明票は、激戦の渦中にいる大沢氏にとっては大きな支えだ。このことを十分意識する陣営は、公明からの推薦を得るにあたり、加藤氏側に「衆院各区ごとに票を出す」と約束。県議らに票を割り振り、すでに公明側に支持者の名簿を提供した地区もある。

 公明側は知事選単独では投票動員をかけないとするものの、支持者には「知事選は大沢氏へ」という方針は浸透させたという。

 しかし、自民からの「お返し」には不安が残ると、公明関係者は打ち明ける。過去の国政選挙では、自公協力が結果的に「ギブアンドギブ」に終わったことがある。たとえば05年総選挙で、自民は選挙区で5議席を維持したものの、公明は比例区北関東ブロックで議席を3から2に減らした。

 6年前、公明の比例区候補で最下位当選だった加藤氏。当初、同日選が濃厚だった知事選、参院選の投票日がずれたことも公明にとってマイナス材料と陣営は見る。仮に知事選で大沢氏が敗れた場合、自民支持者が「トーンダウンしてしまう」(同党関係者)との懸念だ。「自民はうちとは組織の種類が違う。せこいことはいわない、プラスアルファがあればいい。一番いいのは大沢氏が勝つことだが」(創価学会幹部)という。

 自民からの「お返し」には知事選とは別の要素もある。4月の県議選では、公明が自民県議の選挙に協力した選挙区もあった。「自分の選挙への恩返しはするはず」との期待はあるようだ。

1715片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 13:41:20
(2007/07/12)
団体票で攻防緊迫 知事選 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070712.htm

 知事選は中盤戦に入り、現職、自民の両陣営が業界団体への働き掛けを強めている。告示前の推薦団体数で引き離した小寺弘之候補の陣営に対し、大沢正明候補の陣営は今週末、各種団体の総決起大会を開いて囲い込みと切り崩しにかかる。小寺陣営は支援団体の連合組織「群馬県民の会」の二十四支部を通じて支援の継続を確認するなど、緊迫した攻防が繰り広げられている。

◎一部業界で“ねじれ”も

 告示前には各種団体が先を争うように現職や自民陣営に推薦を出したが、選挙戦では双方への配慮から動員や組織票固めに積極的に動けない団体も多い。
 そうした実態を踏まえ大沢陣営は、小寺候補を支持する団体に集会の招待状を出したり、団体傘下の企業を訪問するなど切り崩しを狙う。十四日に前橋市内で開く各種団体総決起大会には、約百団体に参加を呼び掛けた。陣営幹部は「水面下の票がいずれ表に出る」と自信を見せる。
 防戦を強いられる形となった小寺陣営は、県民の会の支部組織を通じて推薦を受けた約三百の団体や各地域の運動盛り上げを図る。十四、十五の両日は各支部を軸に、県内全域を目指して政策ビラを配布する計画。「活動に参加してもらうことで意思統一を図る」(陣営)という。
 両陣営のつばぜり合いを反映して、一部業界では上部団体と傘下組織などのねじれが表面化している。
 農業団体では「集票マシン」とされる県興農政治連盟が「統一的な支援態勢は取れない」とする中、地域JAの前橋市と群馬みどりが小寺候補、新田郡と太田市、高崎市が大沢候補の支持を表明した。十日午後には、前橋市の農協中央会を大沢陣営の選対本部長を務める福田康夫元官房長官が訪ね、支持を求めたが、同会の幹部は「県本部の方針をはっきり出せず、申し訳ない」と頭を下げた。
 県建設業協会は小寺候補を推薦したが、選挙戦に入っての動きは傘下の支部や企業でさまざま。太田市内のある業者は「協会として支援しているのはあくまで現職」とする一方、大沢陣営からの依頼でポスター張りに協力したという。会員企業の中には「集会への動員要請があれば社員を分けて両方参加する」と算段する業者もある。
 一方、特定の政党や団体の推薦を受けない方針の山本龍候補の陣営は、選挙戦に入っても遊説を中心とした草の根選挙を展開。民主党保守系をはじめ、建設業者や農業者の勝手連的な支援も出ている。
 吉村駿一候補の陣営は支援団体「民主県政をつくる会」を構成する労働、商工、医療団体など計十五団体が選挙運動をバックアップ。吉村候補の遊説に同行したり街頭演説の会場でマニフェストの配布を手伝っている。

1716片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 13:42:05
(2007/07/12)
大物議員が続々来県 前・元首相コンビも 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007sangiin/20070712-2.htm

  参院選期間中、本県には、選挙区候補や本県を重点地区とする比例代表候補の応援のため、首相経験者を含めた与野党の大物・有名議員が続々と来県、舌戦を展開する。
 比例の上野公成氏(自民)の応援は、同氏が森、小泉両内閣で官房副長官を務めた関係から、小泉純一郎前首相が十四日、高崎市と太田市で演説。同日夜には森喜朗元首相が前橋市で開かれる出陣式に出席、激励する。加藤修一氏(公明)も党首クラスの応援を要請している。
 選挙区の山本一太氏(自民)は十二日、元五輪金メダリストで同じ草津町出身の荻原健司参院議員と合同で地元草津の湯畑周辺を遊説する予定。
 福田晃治氏陣営(国民新)では十二日、党首の綿貫民輔代表と亀井郁夫副代表が入り、街頭演説などをこなす。十四日には亀井静香代表代行が来県する。
 並行して進む知事選も応援合戦の様相。現職の小寺弘之候補陣営には十三日、藤岡市内での集会に元官房長官の武村正義氏が出席する。対する自民党は石原伸晃党幹事長代理が同党公認の大沢正明候補の応援のため前橋市の集会などに訪れる。

1717片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 14:08:40
数人の実戦か 混戦必至/白河市長選
http://www.minyu-net.com/news/news/0715/news1.html

 前市長の死去に伴い22日告示、29日投票で行われる白河市長選で、同市総務部長の吉田好男氏(59)は14日までに、立候補の意思を固めた。連休明けの17日にも、市に辞表を提出するとみられる。告示まで1週間に迫った同市長選は、吉田氏を含め新人数人による選挙戦となることが濃厚で、混戦必至の情勢となっている。
 吉田氏は、故成井英夫前市長の支持グループから後継としての要請を受け、出馬を決意したもよう。吉田氏は、同市出身で白河高卒。1966(昭和41)年、旧市に採用され総務課長、生活環境課長、建設部長、市水道事業所長などを歴任した。
 一方、既に出馬への意思を明らかにしていた元県議の桜井和朋(たかとも)氏(65)は14日、市役所で記者会見、正式に立候補を表明した。桜井氏は「『白河の現状をよく知っている人を市長に』との声を受け、出馬を決意した」と述べた上で「教育施設の充実と新市の均衡ある発展を目指す」と語った。
 出馬の意向を示した前県企業局長の鈴木和夫氏(57)=旧表郷村出身=は17日、正式に立候補を発表する予定。自営業の金山屯(じゅん)氏(67)は12日に出馬表明している。
 同市では1994(平成6)年、当時の今井英二市長が在職中に死去したことを受けて行われた市長選で新人4人が立候補、激戦を展開した。
(2007年7月15日 福島民友ニュース)

1718片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 09:49:07
知事選参院選 応援に「大物」続々
2007年07月15日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000707150001

比例区の自民党候補者の応援演説をする小泉前首相

知事選と参院選が相次いで告示、公示され、候補者の応援演説のため「大物」政治家らが続々と県内入りしている。


 14日は小泉純一郎前首相が、高崎市と太田市で参院選比例区候補者の応援で街頭に立った。「3歳のころまで群馬に疎開していた」と話すなど群馬とのゆかりを強調し、支持を訴えた。同日夜には森喜朗元首相が、前橋市で行われた同候補の集会に駆けつけた。


 参院選では、共産党の石井郁子副委員長が17日に来県する予定だ。国民新党の綿貫民輔代表や亀井静香代表代行は連日のように県内入りし、支持拡大をはかっている。


 知事選の応援も加熱。16日には山本龍氏の応援に民主党の河村たかし衆院議員が来県する予定。また小寺弘之氏には13日、武村正義・元蔵相が駆けつけ、藤岡市内で応援演説した。吉村駿一氏を推薦する共産党からは、吉川春子参院議員が18日に県内入りする予定。大沢正明氏の陣営には、公明党の浜四津敏子代表代行が15日に、北側一雄幹事長が19日に相次いで来県する予定だ。

1719片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/16(月) 10:19:42
群馬知事選、現職と自民が競り合う展開…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070716i203.htm?from=main2

 読売新聞社は、22日投開票の群馬県知事選について、電話による世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 5人の候補者のうち、5選を目指す現職・小寺弘之氏(66)(無所属)と、前県議会議長の大沢正明氏(61)(自民=公明推薦)が競り合う展開となっている。有権者の3割強は態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 小寺氏は、自民支持層の3割半ば、民主支持層の4割弱を取り込み、無党派層で2割強の支持を得ている。年代別では、30歳〜50歳代と70歳以上で他候補を上回っている。

 大沢氏は、自民支持層の3割半ばの支持を集め、公明支持層の6割以上を固めた。ただ、無党派層の支持は1割程度となっている。年代別では、20歳代と60歳代で他候補を上回った。

 元県議の山本龍氏(48)(無所属)は、民主支持層の2割弱を取り込み、弁護士の吉村駿一氏(63)(無所属=共産推薦)は、共産支持層の6割強を固めた。

 調査は13〜15日、群馬県の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1313件のうち、750人から回答を得た。回答率57%。

 自民党が知事選に公認候補を擁立したのは、1996年の富山県知事選以来11年ぶり。群馬県知事選は、同県初の「現職対自民」の選挙戦となっている。

(2007年7月16日9時57分 読売新聞)

1720片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 17:45:39
2007年7月17日(火)
むつ市長に宮下氏当選で、自民県連に安堵感 青森
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070717100857.asp

 十五日投開票のむつ市長選で自民党推薦候補の宮下順一郎氏が大差で初当選し、逆風にさらされながら参院選を戦っている同党県連に安堵(あんど)感が広がった。一方、田名部匡省代表が、落選した二本柳雅史氏を応援した民主党県連は「影響なし」を強調した。

 市長選をめぐっては、自民党県連が候補者の一本化調整を図った経緯がある。下北に一定の支持基盤を持つ自民党の参院選候補・山崎力氏も宮下氏支援に駆け付け、戦いを連動。民主党県連は特定候補を組織的に支援しなかったものの、田名部代表と参院選候補の平山幸司氏が二本柳氏の応援に入り、市長選は参院選を前にした政党対決と重なり合う展開も見せた。

 市長選で負ければ深刻なダメージを受けていた自民党県連の冨田重次郎幹事長は十六日、取材に対し「予想以上に差がついた。候補者の一本化が功を奏し組織が固まった結果で、参院選に弾みがついた」と話した。市長選期間中、圧倒的な勝利の余韻を参院選にたまわれば−と訴えていた山崎氏も「良い方向で影響が出ると期待している」と語った。

 一方、田名部代表は「市長選と参院選は別の選挙で、直接の影響はない」と主張。今博幹事長は「あくまで代表らが個人的な付き合いで応援に行った話。(二本柳氏が)負けたからといって参院選に響くとは思わない」と話した。ただ、県連の一部には市長選前、「市長選で自民候補が敗北すれば民主にとっては好材料になる」との見方もあったため、幹部の一人は「残念な結果だ」とため息をついた。

1721片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/17(火) 19:44:49
現職小寺氏ややリード 群馬知事選、大沢氏が猛追
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007071701000489_Politics.html

 22日投開票の群馬県知事選は終盤を迎え、現職の強みを生かしてリードする無所属の小寺弘之氏(66)を、自民党公認で新人の元県会議長大沢正明氏(61)=公明推薦=が激しく追い上げる展開となっている。1週間後の参院選を占う意味でも結果が注目される。

 「県民党」を掲げて5選を目指す小寺氏は、連合群馬などの推薦団体のほか、4選まで推薦を受けた自民党支持層を含め満遍なく支持を集めている。高い知名度で無党派層にも浸透し、大票田の高崎市で優位に立っているとみられる。

 大沢氏は、選対本部長の福田康夫元官房長官が遊説に同行するなど組織の引き締めに力を注いでいる。地元の太田市を中心に支持を拡大しているほか、参院選比例代表の公明党候補を支援し、同党の組織票獲得に期待をかける。

 無所属新人の3人は、元県議山本龍氏(48)が、民主党県連の保守系勢力の支援も得て、都市部の無党派層取り込みに懸命。弁護士吉村駿一氏(63)=共産推薦=と、ホテル社長清水澄氏(58)は苦しい戦い。

1722片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 10:36:37
大沢氏追い上げ急 小寺氏リード守る 知事選本社世論調査 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070716-2.htm

 五人が立候補し保守分裂の激戦となっている知事選について、上毛新聞社は十三日から三日間、電話による第三回世論調査を行い、十五日に集計結果をまとめた。現職で五選を目指す小寺弘之候補(66)が安定した戦いで告示前の前回調査時(六月二十九日―七月一日)同様に他候補をリードしているが、自民党公認で公明党推薦の元県議会議長、大沢正明候補(61)が支持を広げ激しく追い上げ、差を縮めている。元県議の山本龍候補(48)と共産党推薦で弁護士の吉村駿一候補(63)がその後を追う展開。ただ、誰に投票するかを決めていない回答者が四割を占めており、残る一週間で情勢が変化する可能性もある。

 小寺候補は四期十六年の実績と知名度で幅広く支持を獲得、優勢に選挙戦を進める。
 自民支持層と民主支持層の三割以上を固め、公明支持層の一部にも食い込む。支持政党を持たない無党派層でも他候補を引き離している。
 男性の支持率が高く、年代別でも二十代から七十代以上まで満遍なく浸透。北毛や西毛地区で他候補を大きくリードし、実績を重視して投票すると回答した人の五割以上を取り込んでいる。
 これに対して、大沢候補は多選批判などを足掛かりに全体的に支持を伸ばし、前回調査時よりも小寺候補との差を詰めている。
 小寺候補に先行を許した自民支持層で巻き返しており、推薦を受ける公明支持層の半数近くを固める。民主支持層の一部にも食い込んでいる。
 女性や六十代以上では小寺候補と互角の戦い。地元の太田・館林地区でリードを広げ、前橋地区や桐生・伊勢崎地区でも小寺候補に迫っている。
 山本候補は地元の北毛地区で支持を広げているものの、前回調査時に比べて伸び悩んでいる。保守系の支援を得た民主支持層の一部を取り込んでおり、陣営が標的とする無党派層への浸透が課題となる。
 吉村候補は推薦を受ける共産支持層の四分の三を固めるほか、高崎地区や二十代に食い込み、前回調査時よりも支持を増やしている。
 会社役員の清水澄候補(58)は支持が広がらず、厳しい戦い。
 知事選の「投票に行く」と答えた人は91・3%で、「行かない」の回答者は6・6%だった。誰に投票するか決めていない人は40・7%に達し、全体の三割以上を占める無党派層では64・6%。終盤戦では浮動票の取り込みに向けた動きが活発化するとみられ、情勢が流動化する可能性もある。投票率がどの程度になるかも不透明で、予断を許さない要素が少なくない。
 知事選の最大の争点は「医療・介護・福祉問題」が41・0%でトップ。「景気・雇用・格差問題」24・0%、「行財政改革の推進」9・8%、「多選問題」7・7%―と続いた。知事を選ぶ基準については、政策39・0%、実績20・6%、人柄14・8%、自分が知っている人7・8%の順だった。

▽調査の方法  十三―十五日の三日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で世論調査を実施。無作為に発生させた番号のうち、八百二十三人から回答を得た。

1723片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 10:37:29
陣営終盤戦略 決戦場は前橋、高崎 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070718.htm

 保守分裂により歴史的な激戦となった知事選は終盤戦に突入した。主要四陣営は情勢分析を踏まえ、急きょ緊急の選対会議を開いて戦略を練り直したり、支持を得ていない団体や企業への接触を強めるなど、慌ただしい動きをみせる。投開票まであと四日。各陣営は大票田の前橋、高崎での支持拡大が当落に大きく影響するとの見方を強め、両市での活動を強化する構え。緊迫した攻防は、都市決戦でピークを迎える。 (届け出順)

◎若さと行動力都市型を強化 山本 龍候補

 「山間部、都市部ともに反応は極めていいが、都市部を中心に投票先を決めていない有権者が、まだ相当いる」とみて、無党派の取り込みに全力を挙げる。遊説スケジュールの大きな変更はないが、各市町村での活動区域を市街地などに絞り、自転車や徒歩で政策を訴える。自転車遊説に一日の大半を割く。
 十四日から若手県議やスタッフで編成する五人の自転車部隊を投入した。候補者の前を走り、若さと行動力を引き立たせる狙い。街頭演説では「他候補との対立軸をより鮮明にしていく工夫が必要」と、多選の弊害や退職金問題を中心に「税の無駄削減」を訴える。
 投票率は、「良くて45%。当選ラインは二十六―二十七万票くらい」と分析。三十万票獲得を目指す。
 ポスターや報道で候補者が並び、若さが強調される告示後が勝負とみてきた。「選挙戦は今日(十七日)を含め三分の一弱残っている」とし、政策と自転車の二本柱で都市型選挙を推し進める。

◎遊説で好感触若年層に照準 吉村駿一候補

 投票率を50%台、当選ラインを三十万票弱とみて、前回(二〇〇三年)の知事選で獲得した約十四万票の倍増が目標。遊説と街頭演説で自民や現職の批判票の吸収を狙う。
 街頭演説で有権者の反応が大きいのが「若者の雇用問題」という。若年層を中心とした浮動票の取り込みを図るため、演説の冒頭に持ってくるなどして強調。選挙戦の大きなテーマに掲げる「貧困と格差の解消」と併せて訴える。
 嶋津良夫選対本部長は「今までの県政への不満が募り、大きな変動が起きているのは確か。このうねりを票に結び付けたい」と意気込む。
 選挙戦が激化する中、他陣営による切り崩しを警戒。十五日は支援団体が個別にミニ集会などを行い票固めと支持拡大を徹底することを確認した。
 推薦する共産党は参院選との共闘を打ち出し、相乗効果を狙う。十七日に石井郁子党副委員長が来県、参院選群馬選挙区候補とともに、吉村候補への一票を呼び掛けた。

◎団体代表400人「攻撃」を確認 小寺弘之候補

 十七日、前橋市内で首長や議員、推薦団体代表者ら約四百人を集めた選対緊急全体会議を開き、支持固めだけでなく、支持拡大活動を強化することを確認した。小寺候補は遊説のため欠席したが「マラソンでいえば今、三十五キロ地点。ここでスパートをかける」とのメッセージを寄せた。
 大沢正明候補の追い上げを陣営幹部は「想定の範囲内」としながらも、「残り五日間が本当の勝負」と接戦を覚悟。「攻撃は最大の防御」とし、支援団体「群馬県民の会」の二十四支部や、連合群馬など推薦団体を通じて票の上積みを目指す。
 前橋、高崎では最後の二日間、ミニ決起集会を相次いで開く。
 投票率について、陣営は過去最低だった前回(37・41%)を大幅に上回る45―50%程度を見込む。無党派層からの支持を期待して「投票率が上がれば有利になる」と読む。先行している安心感から支持者が投票所に行かないことを警戒、期日前投票も呼び掛けて投票率アップを目指す。

◎切り崩し狙い支援を再要請 大沢正明候補

 先行を許した小寺候補に「あと一歩に迫っている」と分析。県建設業協会や農業団体など、小寺候補への推薦や中立を表明している各種団体、企業に対し、情勢を説明しながらあらためて支援を求め、「一気に逆転したい」ともくろむ。主力の自民党県連所属の国会議員と県議の後援会の仕上げの戦略を十八日に話し合う。浸透できていない地域でてこ入れを図るほか、大票田の前橋、高崎両市は市議への働き掛けを強め、自民支持層を固める方針。
 十八日から二十一日まで、全市と主要町村などで地区別決起集会を、遊説途中の約四十カ所でミニ集会を開催。二十一日には前橋市のJAビルで総決起大会を開く。
 投票率について、陣営は「参院選と期間が重なったことで期日前投票が増えるなど、高まる要素がある」と指摘。45―48%を想定し、当選ラインは二十八万票と読む。選対幹部は「歩くが勝ち。人海戦術で自民党公認候補の重みを説明する」としている。

1724片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 12:02:46
知事の支持率、ナンバーワンは東国原氏…石原知事は24位
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070719i102.htm?from=main1

 読売新聞社が14〜16日に実施した全国世論調査(電話方式)で、都道府県別に知事の支持率を聞いたところ、トップは東国原英夫氏(宮崎)の90・7%だった。

 全国の知事で唯一9割を超え、不支持率はわずか3・1%だった。

 東国原氏は1月の就任以来、元タレントの知名度を生かして積極的にメディアに出演。県産品のPRに努め宮崎を全国にアピールしたことなどが県民に評価されたようだ。

 男女別では、女性(94%)の支持が男性(88%)を上回った。

 2位には広瀬勝貞氏(大分)、3位には西川一誠氏(福井)が入った。4月の知事選で圧勝して3選を決めた石原慎太郎氏(東京)は57・1%で24位だった。

 最も支持率が低かったのは、藤田雄山氏(広島)の17・8%だった。元後援会事務局長(有罪確定)による政治資金規正法違反事件が響いていると見られる。

 支持率が全国で1位だったことについて、東国原氏は「予想していなかった。県民の安心、安全、生活を第一に考えてきた結果だと思う。これにおごることなく、宮崎の改革に取り組んでいく」と語っていた。

(2007年7月19日10時24分 読売新聞)

1725片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/19(木) 22:33:58
現新2氏競り合う、投票態度未定4割 本社調査
2007年07月17日 朝日群馬
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gunma/TKY200707170365.html

 22日に投開票される知事選について朝日新聞社は14、15の両日、有権者に電話調査をし、取材情報を交え中盤の情勢を探った。現職で5選を目指す小寺弘之氏(66)と、新顔で前県議会議長の大沢正明氏(61)が競り合い、新顔で元県議の山本龍氏(48)も追い上げている。弁護士の吉村駿一(63)、会社社長の清水澄(58)の新顔2氏は伸び悩む。ただし投票態度を明らかにしていない人が4割に上っており、情勢が変わる可能性がある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、「県民党」を掲げて幅広い層を取り込もうとしている小寺氏は、自民支持層で5割弱の支持があるなど、公明を除く各層に浸透している。

 年代別では20〜60代からまんべんなく支持を得ているが、高齢者層の支持はやや弱い。地域別では東毛地域を除く県内のほぼ全域で有利に展開しつつある。

 自民公認で公明推薦の大沢氏は、自公2党間で参院比例区との「たすきがけ」の協力が結ばれ、公明支持層で7割を固める。県議会最大会派の33人を擁する県議らの組織を稼働させているが、自民支持層は4割弱にとどまっている。

 出身地の太田市を含めた東毛地域では浸透している。職業別で見ると、農林漁業者層での支持が強い。

 民主党の保守系議員からの支援を得ている山本氏は、民主支持層で2割、無党派層でも2割の支持になっている。自民支持層への拡大も狙うが1割にとどまる。年代別では30〜40代で、職業別では自営業者層で、一定の支持がある。

 情勢調査と併せて実施した世論調査によると、政党支持率は自民24%、民主16%、公明4%、共産と社民は各1%。国民新党や新党日本は1%に満たなかった。「支持政党なし」「答えない・分からない」と答えた無党派層は54%に達した。

 安倍内閣への支持は、「支持する」と答えたのは25%で、「支持しない」と答えた53%の半分に満たない。「その他・答えない」は22%だった。年代別で見ると、「支持しない」は20代の71%を最高に、50代まで5割以上だった。

 調査方法 14、15の両日、県内の有権者を対象に、コンピューターで番号を無作為に作って電話をかける「朝日RDD」方式で、1000人目標の調査をした。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1692件で、1113人から回答を得た。回答率は66%。

1726片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/21(土) 06:26:25
知事支持率、1位は東国原氏92% 本社調査
2007年07月21日03時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0720/TKY200707200570.html

 朝日新聞社が参院選序盤情勢調査と同時に全国の知事の支持率を聞いたところ、1位は宮崎県の東国原氏で92%だった。以下、福井・西川氏(73%)、大分・広瀬氏(71%)と続く。逆に不支持率が最も高かったのは広島の藤田氏で56%だった。


都道府県知事の支持率
 22日に知事選が投開票される群馬を除き、46都道府県の知事支持率を調べた。元タレントの東国原氏の支持率は突出している。04年参院選でも同様に支持率を聞いており、そのとき1位だった岩手・増田寛也氏の78%と比べても極めて高い。

 一方、不支持率は、前回1位だった長野・田中康夫氏の40%から今回の藤田氏の56%へと上昇した。藤田氏は政治資金をめぐる辞職勧告決議案可決などで県議会との対立が続いている。

 支持率20位以内に入った4期以上の知事は石川の谷本氏(7位、4期)だけ。5期の高知・橋本氏は32位、4期では福岡・麻生氏が28位、静岡・石川氏が34位、茨城・橋本氏が37位となるなど、「多選」の知事は下位に集まる傾向がある。

 全知事の平均は支持率56%、不支持率は19%だった。

1727片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 09:45:16
(2007/07/20)
都市決戦へ全勢力 残り2日攻防緊迫 30万票めぐる争いか 群馬上毛
http://www.raijin.com/kikaku/2007chiji/20070720.htm

 五人が立候補し、保守分裂の激戦となった知事選は最終盤を迎えた。主要四候補の陣営は残り二日間に全勢力を注いで運動を展開、二十二日の投開票に向け攻防はさらに緊迫感を増してきた。特に前橋、高崎を中心とする都市部での得票が最後の鍵を握るとし、支援組織や運動員を総動員して支持を訴えるほか、決起大会や街頭演説を集中させるなど、流れを引き寄せようと必死だ。当選ラインは三十万票前後との見方が多く、各候補は当選圏入りを目指して最後の追い込みをかける。

 現職の小寺弘之候補が二十日に高崎、二十一日に前橋で遊説するほか、自民党公認の大沢正明候補も二十日午後に高崎入りし、二十一日には前橋を回る。元県議の山本龍候補と共産党推薦の吉村駿一候補は最終二十一日に両市を遊説して選挙戦を締めくくる予定で、四候補とも三十万都市を最終決戦場に選んだ。
 特に小寺候補と大沢候補の攻防がし烈。二十日には高崎市内の二つの同じ会場で相次いで決起集会を予定しており、重なる支持層の票を標的に激しく火花を散らす。

◎集会20カ所

 小寺候補は残り二日間、高崎で九カ所、前橋では十一カ所でミニ決起集会を開く。伊勢崎も重点地区とみて支持拡大を図っているほか、企業城下町の太田でも連合群馬が各労組に働きかけ、大沢候補の地元の切り崩しに力を入れる。
 「事務所に票はない」として、支援者や運動員が街に飛び出し、ビラの配布に奔走。選対幹部は「(大沢候補の)追い上げは最初から想定していた。白兵戦を制した者が勝つ」と総力戦で逃げ切りを図る構えだ。

◎5000人が目標

 一方、大沢候補の陣営も都市決戦へ着々と手を打つ。十八日に高崎で系列の市議を集めて引き締めを図ったほか、十九日には前橋・勢多選出県議の支援企業が初めて集まり、ビラの配布などで協力することを決めた。陣営幹部は「多角的な運動の密度が濃くなった。必ず逆転する」と意気込む。
 二十一日には前橋で各種団体や企業、国会議員・県議・市議の後援会などに呼び掛け五千人目標の総決起大会を開催、自民の国会議員も勢ぞろいして気勢を上げる。

◎駅前に集結

 山本候補の陣営は「自転車とマニフェストを中心に無党派層の取り込みに集中したい」と、終盤は都市部に照準を合わせて運動を展開してきた。十九日には高崎で夫人と手をつないで徒歩遊説。子育ての現役世代をアピールした。
 県内全域で地元スタッフ総出のビラ配布を実施、太田では選対役員が座談会を開き、候補者不在をカバーする。二十日、二十一日は前橋、高崎で集中的に遊説。最後は県内各地のスタッフや支持者が高崎駅西口に集結し盛り上げを図る。

◎パネル作戦

 吉村候補の陣営は十九日から「パネル作戦」を進める。街頭演説中、遊説スタッフが「高校までの三十人学級実現」「憲法を県政に生かす」などと書かれたパネルを持ちながら通行人に手を振り、政策を訴える。
 「自民系三候補では県政を変えられない」と強調。二十日夜、地元・吉岡で小集会を開き、二十一日は前橋駅、高崎駅前など人出の多い場所を中心に街頭演説を行う。高崎駅周辺ではスタッフがプラカードを持って練り歩き、にぎやかに最後の訴えをして締めくくる。

1728片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 11:18:26
知事選きょう審判 夜10時半過ぎに大勢
主な4陣営こう戦った 讀賣群馬

 知事選は21日、最終日を迎え、立候補している各候補者は時折、小雨の降る中、駅前や街頭で最後の訴えを展開した。投票は22日午前7時から、県内1030か所の投票所で一斉に始まり、即日開票される。午後10時半過ぎには大勢が判明する見込み。

 期日前投票の浸透などを理由に、投票終了時間を繰り上げる市町村が徐々に増え、今回の知事選では、1〜2時間繰り上げる投票所は全体の半数近い492投票所(29市町村)に達している。

 このため、通常より1時間早い午後8時から開票を始める自治体も23市町村あり、全体の6割の市町村が午後10時前の確定を見込んでいる。県選管がまとめた各市町村の確定予想によると、最も早い六合村が午後8時40分に確定し、同9時半〜10時にかけて半数の市町村が確定、最後は前橋市が同10時45分ごろとなっている。

 開票作業迅速化に向けた取り組みも進んでおり、今年4月の市議選で唯一、確定時間が未明までずれ込んだ太田市は、開票開始から45分間での確定を宣言して汚名返上を目指している。


■主な4陣営こう戦った■


◆勝手連的な動き広がる 山本 龍陣営◆

 竹中隆選対事務長

 「無駄を見直し、県民の生活を第一に考える県政」の実現を訴えてきた。しがらみのない改革派・山本候補への期待は、勝手連的な動きとして全県に広がった。県民が群馬の古い政治を打破し、「群馬の正しい選択」をされることを期待する。


 

◆大政党の圧力跳ね返す 小寺弘之陣営◆

 石井学選対事務長

 「弱いものの味方」「公平公正でクリーン」「一党一派に偏しない」という信条、人柄、実績、政策のどれを見ても、知事は小寺候補しかいないという熱い思いで戦って来た。大きな政党の圧力を跳ね返し、県民一人ひとりの思いの結集によって勝利を確信する。

 


◆庶民の味方の県政訴え 吉村駿一陣営◆

 嶋津良夫選対本部長

 庶民大増税・負担増への怒りは強く、「貧困と格差をなくし、とことん庶民の味方となる県政を」の訴えは確かな手応えとなった。7000回の街頭演説、100万余のビラやポスター活用、小集会や対話を広げた。県民の選択を信頼し、期待したい。


 

◆多選阻止、改革の嵐期待 大沢正明陣営◆

 福田康夫選対本部長

 “変えよう”をスローガンに全国注視の中、多選阻止をめざして戦った。正しい判断により、県民の良識が天下に示されることを望みたい。

 改革は中央政府だけのものではない。これを機会に改革の嵐を起こしてもらいたい。

 



■清水候補が出馬「辞退」■

 知事選に出馬しているホテル社長の清水澄候補(58)(無所属)は21日、立候補を「辞退」する考えを明らかにした。「官僚支配を終わらせるために無用な争いを避けたい」などとしている。

 公選法上、立候補の取り下げは告示当日しかできないため、本人の意思にかかわらず、清水候補は候補者のままとなる。清水候補は1999年の知事選では、出馬表明の2日後に立候補を断念している。

(2007年7月22日 読売新聞)

1729片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 11:20:14
FMたちかわ会長山田氏が出馬意向 立川市長選 讀賣東京多摩

 9月2日投開票の立川市長選に、コミュニティーラジオ局「エフエムラジオ立川」(FMたちかわ)会長の山田昌夫氏(66)が立候補する意向を固めた。8月初旬にも記者会見し、正式に出馬表明する。

 山田氏は、読売新聞の取材に「立川には優秀な人材がいるのに、誰も市長選に名乗りを挙げていない。私が出ることで、多くの人材が手を挙げてくれれば」と理由を説明。政党の公認、推薦は受けない考えで、「これまでコミュニティーラジオ局の開局など、立川のために尽力してきた。有権者には、政党でなく人物本位で選択してほしい」と意気込みを語った。

 同市長選で、出馬の意向を示したのは山田氏が初めて。現職の青木久市長(82)は去就を明確にしておらず、自民、民主、公明は統一候補の擁立を目指しているが、難航している。

(2007年7月22日 読売新聞)

1730片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 22:57:34
群馬県知事選、自民・新人の大沢氏が初当選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070722it13.htm?from=top

 群馬県知事選は22日、投開票が行われ、新人の前県議会議長・大沢正明氏(61)(自民=公明推薦)が、5選を目指した現職・小寺弘之氏(66)(無)ら4氏を破り、初当選を果たした。

 投票率は53・41%(前回37・41%)だった。

 大沢氏は、副知事人事などを巡って小寺氏と対立を深めた自民党が擁立。全国の知事選での同党公認候補は11年ぶりで、同党の地盤が強い群馬県の知事選では初となる「現職対自民党」の構図になった。大沢氏は小寺氏の多選や政治手法を批判、年金記録漏れ問題などによる逆風の中、自民党国会議員などからの組織的な支援や公明党の推薦を受け、終盤で逆転した。

 小寺氏は、過去4回の知事選では共産党を除く多くの政党の「相乗り候補」として圧勝してきたが、今回は政党の推薦を受けずに出馬。「一党一派に偏らない」との政治姿勢や16年間の実績を強調したが、多選批判をかわせなかった。

(2007年7月22日22時17分 読売新聞)

1731片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/23(月) 00:07:47
群馬知事選、自民・新人の大沢氏が初当選…現職5選を阻む
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070722it13.htm

 群馬県知事選は22日、投開票が行われ、新人の前県議会議長・大沢正明氏(61)(自民=公明推薦)が、5選を目指した現職・小寺弘之氏(66)(無)ら4氏を破り、初当選を果たした。

 投票率は53・41%(前回37・41%)だった。

 大沢氏は、副知事人事などを巡って小寺氏と対立を深めた自民党が擁立。全国の知事選での同党公認候補は11年ぶりで、同党の地盤が強い群馬県の知事選では初となる「現職対自民党」の構図になった。大沢氏は小寺氏の多選や政治手法を批判、年金記録漏れ問題などによる逆風の中、自民党国会議員などからの組織的な支援や公明党の推薦を受け、終盤で逆転した。

 小寺氏は、過去4回の知事選では共産党を除く多くの政党の「相乗り候補」として圧勝してきたが、今回は政党の推薦を受けずに出馬。「一党一派に偏らない」との政治姿勢や16年間の実績を強調したが、多選批判をかわせなかった。

 自民党の中川幹事長は22日夜、群馬県知事選の結果を受け、「保守の底力を示したとともに、公明党の絶大なる支援があった結果だ」との談話を発表した。

 ◆確定得票

 当305,354 大沢 正明 自新〈公〉

  292,553 小寺 弘之 無現

  190,651 山本  龍 無新

   52,808 吉村 駿一 無新〈共〉

   12,523 清水  澄 無新

(2007年7月22日23時40分 読売新聞)

1732片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/23(月) 15:14:40
県連の締め付け奏功 大沢氏
2007年07月23日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000707230003

万歳をして喜ぶ大沢正明氏(中央)

大沢氏の前橋市の事務所では、当選の連絡を受けると、集まった国会議員らがバンザイし、「大沢コール」が巻き起こった。


 入場した大沢氏は「厳しい選挙だった。告示後10日目ぐらいから支持者の輪が拡大していると実感していた。自民党への逆風はアゲンストとは思わなかった」と語った。


 小寺氏を揶揄(や・ゆ)する「上毛カルタ」風の句をポスターに掲げた。栃木県と比べて育児政策などで遅れている、多選、4期までの退職金2億円――現職批判がそれらの句に集約されていた。


 大沢氏の擁立が決まったのは昨年11月。4月の統一地方選でも自民県議らは苦戦、知事選のために動く余裕はなかった。


 しかし、5月からは自民県連幹部が締め付けを強めて、国会議員・県議の知事選での貢献度による「勤務評定」をつけるまでになった。旧来の自民支援の団体・組織にも働きかけて、小寺氏や山本氏の浸透を食い止める作戦をとった。


 大沢氏の県議時代の地盤である東毛を足がかりに、前橋や北毛、西毛にも支持拡大を図った。

1733片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/23(月) 15:15:21
多選批判の波大きく
2007年07月23日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000707230002

落選し、険しい表情をする小寺弘之氏

 多くの支持者がつめかけた前橋市の事務所に午後10時半ごろ、小寺氏が姿をみせた。くちびるをかみしめ、深々とお辞儀をした。


 「最大限の努力をして県民に訴えてきたが、よい結果を出すことができなかった。私の力が及ばず、皆さんに大変ご迷惑をかけました。これからも政治に深い関心を持って、群馬県が少しでもよくなるよう努力していきたい」と語った。


 お辞儀をして5分足らずで事務所の奥に姿を消した。


 過去4回の選挙では、自民党県議団などが実動部隊となっていた。だが今回は、そうした主力部隊が抜け、推薦団体が集まる混成部隊になった。


 小寺陣営は政党や政治色を薄めてきた。一方で市町村長らが支持表明をしたり、企業・団体の推薦状を集めたりするなどし、内部からは「素人集団」「公家集団」などと自嘲(じ・ちょう)気味な言葉が出るほど、空洞化が目立ったことも確かだ。


 「一党一派に偏らない」は、小寺氏が4期目に強調してきた言葉。終わってみれば、県政の停滞感に対する批判の波にかき消されていった。


 小寺氏は39年前に旧自治省から出向して以来、総務部長などを歴任し、副知事3期、知事4期と、常に県庁の枢要に君臨した。


 知事時代はバブル崩壊と再興の時期にほぼ重なり、自治体が発行する住民参加型ミニ市場公募債「愛県債」を全国でいち早く手掛け、高崎競馬の廃止にも踏み切るなど財政健全化に力を注いだ。目立った失政はないとされるが、96年には巨額のカラ出張問題が発覚、処分を渋り「役所の理論」を通したこともあった。

1734片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/24(火) 01:00:20
62票差の激戦で萩野氏初当選 愛知・日進市長選
2007年7月23日 朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007072302034833.html

 任期満了(二十四日)による愛知県日進市長選は二十二日投票、即日開票され、無所属新人で元市企画管理部長の萩野幸三氏(65)=自民、公明推薦=が、ともに無所属新人で元市議の白井えり子(56)、寺本芳樹(52)の二氏を破り、初当選した。白井氏とはわずか六十二票差だった。投票率は56・23%。

 二期務めて引退する佐護彰市長(65)の市政の評価が最大の争点となり、萩野氏はインフラ整備の遅れや議会の混乱などを招いたと指摘し「市政を刷新する」と強調。自民、公明のほか各種団体からも推薦を得て、支持を広げた。

 白井氏は佐護市政の継続発展を主張し、連合愛知などの支援を受けて中部初の女性市長を目指したが、及ばなかった。寺本氏は若さをアピールし市政改革を訴えたが、届かなかった。

 ◇日進市長選確定得票

当 13,699 萩野幸三 無新<1>

              =自公

  13,637 白井えり子 無新 

   5,554 寺本芳樹 無新

1735片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/27(金) 09:07:18
盛岡市長選へ動向焦点 投開票来月26日
各党 国政ダブル選で影響も 出馬表明現職のみ 讀賣岩手

遅くまで作業に追われる職員(22日午後9時30分)

 参院選と衆院岩手1区補選が最終盤を迎える中、来月告示される盛岡市長選に各党がどう臨むかにも注目が集まっている。ダブル選の戦い方や結果次第で、市長選の構図にも影響を及ぼす可能性があるためだ。一方、約5か月の間に、この市長選で六つ目の選挙となる盛岡市選管は、息つく暇もない選挙の連続に悲鳴をあげている。

 任期満了に伴う盛岡市長選は8月19日に告示、26日に投開票が行われる。これまでに立候補を表明しているのは再選を目指す現職の谷藤裕明氏(57)のみ。既に市内70か所以上で後援会支部を発足させ、「臨戦態勢を整えた」(後援会幹部)。

 谷藤氏は、今回のダブル選ではあくまで中立の立場を守る。今月4日の記者会見でも、「応援のマイクは握らない」と明言した。

 谷藤氏は県議時代、自民党に所属。市長選出馬にあたり4年前に離党した。「後援会には、自民党ばかりでなく、民主党や社民党の支持者も含まれている」。後援会幹部は谷藤氏が置かれた立場を説明する。ダブル選でどこかに肩入れすれば、亀裂が生じかねない。「民主党が候補者を出さなければ、実質的に無風選挙になる。なるべく刺激したくない」(関係者)との思惑が見える。

 これに対し、民主党は「ダブル選を終えてから対応を考えたい」(佐々木順一県連幹事長)との構え。しかし、県連内部では、「補選で圧勝すれば、その勢いで市長を狙おうとする動きも出てくる」と見る向きもある。「早く擁立していれば、1区補選の候補者と一緒に名前を広められたのに」との声も漏れる。

 民主党は国政選などで無名の新人を擁立し、短期間で当選させてきた実績がある。それだけに、谷藤氏の後援会幹部は「民主党が独自候補を擁立するかしないかを決めるのは、県連ではなく小沢代表だろう」と警戒感を隠さない。

 一方、自民党県連は「まだ対応は決めていない」としているが、ある県議は「県連内には前回の市長選で谷藤氏を支援した人が多い。今回も同じような形になるのでは」との見通しを示す。

 共産党盛岡地区委員会は「谷藤市政は市民の声に背を向けている」とし、候補者を擁立する方向で検討している。

 社民党県連は「参院選に集中しているので、話し合いはこれから」と、こちらは市長選どころではないようだ。

 選挙事務に携わる盛岡市選管は、多忙を極めている。盛岡市は4月の統一地方選の前半戦で知事選と県議選、2週間後の後半戦で市議選の開票作業を乗り切ったばかり。現在は職員を倍増し、29日のダブル選の投開票と市長選告示に向けた準備を同時並行でこなしている。

 追い打ちをかけたのが国会の会期延長。ダブル選の日程が1週間ずれ込み、イベントなどと重なったため、投開票を担当する職員約1150人の確保に四苦八苦する。さらに、昨年1月に盛岡市と合併した旧玉山村は、衆院岩手2区に属するため、同じ盛岡市民でもダブル選にならない市民がいるという特殊事情も作業をいっそう煩雑化させている。

 ダブル選最後の日曜となった22日も6人の職員が午後9時過ぎまで居残り、選挙人名簿のチェックや期日前投票の集計などを黙々とこなした。「ゴールデンウイークに続き、お盆も休めそうもない」。職員は深くため息をついた。

(2007年7月27日 読売新聞)

1736片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/27(金) 23:53:56
自民支持層 選択に揺れ 
2007年07月25日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000707250001

年金問題や閣僚の不祥事で、全国的に政権与党には逆風が吹く。その中で、群馬では、自民公認・公明推薦の大沢正明氏が接戦をものにした。大沢氏の勝利は、「自民王国」の盤石を意味するのだろうか。


 上位3人の得票比率は、大沢氏35・76%、小寺弘之氏34・26%、山本龍氏22・33%、大沢氏の得票は全体の4割弱。朝日新聞の出口調査では、自民支持層のうち大沢氏に投票した人は48%、小寺氏は35%、山本氏は16%だった。


 「自民党が応援しているのは大沢だとわかりやすくするため」(笹川尭・県連会長)として、知事選では11年ぶりの公認までしたにもかかわらず、自民支持層の過半数は大沢氏以外の候補を選んだことになる。


 小寺氏は、分裂中の民主県連の「労組系」グループ、山本氏は「保守系」グループの推薦を受けた。自民支持層は、民主党の「色」がついた候補に流れたわけだ。


 たしかに、2人とも「自民」系の政治家としての経歴が長く、民主色を前面に出すことはない。しかし、この結果は、「自民公認」だけでは投票を促すほどの魅力を持たなかったのか、民主に傾いたのか、理由はなんであれ、自民支持層が揺れていることの現れに見える。


 一方、民主支持層も山本氏に38%、小寺氏34%、大沢氏23%と、支持が割れたことが出口調査で分かっている。


 県政史上まれに見る「保守3分裂」となった今回の選挙で、県内有権者の多くが、日頃の支持政党とは異なる投票行動をしたことは確かなようだ。


 さて、29日は参院選。有権者はどのような判断をするのだろうか。

1737片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/28(土) 08:06:15
小寺知事退任16年回顧
人気取り排し「本物の政治」 讀賣群馬

支持者や県職員らに別れを告げ、公用車に乗り込む小寺知事(27日午後1時半ごろ、県庁玄関前で)

 小寺弘之知事は27日、4期目の任期を終え、16年間務めた知事を退任した。同日午後1時からは県庁前で退任式が行われ、大勢の支持者や県職員が知事を拍手で見送った。一方、大沢正明新知事は30日に初登庁し、庁議や記者会見に臨む。

 この日、小寺氏はグレーのスーツと緑色のネクタイ姿で、郁子夫人とともに県庁昭和庁舎前の退任式会場に現れた。

 小寺氏は、「一心不乱に、県民のためにと、精いっぱい努力してきたつもりだ。本当にそのことは私自身の誇りであると同時に、皆様のおかげであると、心から感謝を申し上げる」と最後のあいさつを行った。知事夫妻は職員から花束を受け取った後、支持者らと握手をしながら県庁をあとにした。

 小寺氏は前橋市内の自宅に移る予定で、引っ越し作業のため、しばらくは公舎に出入りするという。

 退任式会場には大勢の支持者が別れに訪れた。

 前橋市岩神町の阿部ノブ子さん(74)は、「偉大なる英雄!!小寺弘之」と毛筆で記した大きな紙を持って駆けつけた。「小寺知事は、隅々まで気を配ってくれた。これからも群馬を、私たちを見守ってほしい」と話した。同市城東町の女性(73)は、「ぐんま国際アカデミーのような特定の学校に県民の税金を使わないという考えには賛成だった。でも、ちょっと頑固過ぎたのかもしれないですね」と、寂しそうに話した。

 課長級の男性県職員は「長年、県民のために尽くされ、本当にお疲れさまでした。我々はこれから、新知事の下で一生懸命仕事をやっていく」と自らに言い聞かせるように語った。

(2007年7月28日 読売新聞)

1738片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/28(土) 08:07:03
「一心不乱、努力してきた」
4期16年の歩み 讀賣群馬

初当選し初登庁する小寺知事(1991年8月1日)


 小寺氏は1991年7月、清水一郎元知事の死去を受けて行われた知事選で初当選した。




尾瀬サミットに集まった群馬、福島、新潟の3県知事。小寺知事(中央)が管理財団の設立を提唱した(1992年8月4日、尾瀬沼畔で)




 まず取り組んだのは、ゴルフ場開発の規制だ。当時はまだバブル景気の名残が残っていたが、山林を守る必要性を訴えた。92年には群馬、福島、新潟3県知事らによる尾瀬サミットを提唱。今年8月の「尾瀬国立公園」の誕生は、尾瀬保護財団を設立し、熱心に取り組んできた成果と言える。


 2期目の映画「眠る男」の製作は、県人口200万人記念事業だったが、自治体が映画を製作するのは全国初で、議論を呼んだ。文化や教育といった「心」を重視する姿勢は、「ぐんま天文台」や「ぐんま昆虫の森」にも見て取れる。

 小学1年の学級に2人目の教諭を配置する「さくらプラン」は99年にスタート。今年度には1〜3年生の全クラスに拡大し、今回の選挙戦でも「子どもを育てるなら群馬県」を県政目標に掲げた。




県職員のカラ出張問題で示した「返還せず、処分せず」の方針について、記者団の質問に答える小寺知事(1996年11月11日)




 順調だった県政運営に危機が訪れたのは、96年に発覚した旅費の不正支出問題だった。カラ出張で生み出したお金を交際費や残業手当に充てていたが、小寺氏は当初、「それなりの原因や理由がある」として処分や職員による返還を行わない方針を示した。しかし、7億円を超える不正支出に対する県民の怒りを増幅させることとなり、当時の副知事らが任意団体を作って職員が自主的に返還する形をとることで事態を収拾した。


 4期目はいばらの道だった。初当選当時、小寺氏は、最終的に自民党の推薦を得たが、小寺氏を推す中曽根系県議団に対し、福田系県議団は石原信雄官房副長官の擁立を画策し、対立した末の一本化だった。このことが、4期目以降の対立の底流にあった。

 福田系県議団が2003年の県議選で過半数を握り、小寺氏が初当選時から抱えていた火種が表面化した。副知事人事案に始まり、英語特区校「ぐんま国際アカデミー」の私学助成金問題などで、県議会と対立を繰り返した。小寺氏も自民党が推す候補との知事選を予期してか、議会との対決姿勢を鮮明にしていった。

 こうした中、「人事が偏っている」「職員や議員の声を聞かない」と批判されることもあった。小寺氏は落選後、「県庁内に『小寺依存症』というのがあったかもしれない」と漏らしている。県民にも「5期は長過ぎる」という気分があったことは確かだ。読売新聞社が今月14〜16日に実施した世論調査では、知事の不支持率は39・8%で支持率32・8%を上回っていた。

 いわゆる「改革派知事」とは一線を画し、人気取りのパフォーマンスを嫌った。今月23日に行われた最後の記者会見で、16年間の県政の業績を問われ、「ゴルフ場の開発をやめるとか、農薬の空中散布をやめてみるとか、そういうやめることが結構多かった」とし、「みんな拍手喝采というような選択だけでは、本物の政治はできない」と指摘。地方自治の専門家を自任する小寺氏らしい物言いだった。

(小川聡)

(2007年7月26日 読売新聞)

1739片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/03(金) 15:22:33
戸井田前市議出馬表明
立川市長選無所属で 讀賣東京多摩

 前立川市議の戸井田春子氏(71)が2日記者会見し、9月2日投開票の立川市長選に立候補すると表明した。無所属で、地域の労組、商工団体、共産党などでつくる「ウエーブ21立川をよくする会」が擁立する。政党の推薦については未定。

 同市長選にはこれまでに元市収入役の清水庄平氏(61)、自民党前市議の若松貞康氏(62)、コミュニティーラジオ局会長の山田昌夫氏(66)が出馬の意向を示しており、これで4人目。さらに民主党も独自候補擁立の動きを見せている。現職の青木久市長(82)は態度を明確にしていない。

 戸井田氏は昨年6月まで6期24年間市議を務め、副議長、総務委員長、基地跡地利用特別委員長などを歴任した。

 戸井田氏は会見で「市民が主人公の市政に変えるため、戦っていきたい」と語った。そして「新庁舎建設を凍結し、現在の庁舎を耐震補強して使うことを考えている」とし、その建設費を学校や市の施設などの改修に充てる考えを示した。

(2007年8月3日 読売新聞)

1740片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/03(金) 16:43:30
立川市長選 自民前市議立候補へ
2007年08月02日 朝日東京多摩
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000708020002

 9月2日投票の立川市長選に、前自民市議の若松貞康氏(62)が立候補する意思を固めたことが1日、わかった。先月31日、立候補に向け議員辞職願を提出し、受理された。若松氏が所属する自民党は、元同市収入役の清水庄平氏(61)の推薦を決めている。2人が立候補すれば、前回市長選と同じ自民分裂の選挙となる。これに対し民主党は、独自候補の擁立を検討し始めた。(須藤龍也)


 若松氏は02年の市議選に初当選、2期目だった。朝日新聞の取材に対し、現職5期目の青木久市長(82)の後継候補に指名されたとし、「市長の積み残した課題を引き継ぎたい」と語った。


 自民党は、青木市長与党の公明、民主両党に、清水氏への相乗り推薦を打診。これに対し両党は、条件として自民一本化を挙げていた。若松氏出馬の動きを受け、民主党は独自候補擁立へ向け、候補者選定作業に入った。参院選で大勝したことも擁立論を加速させている模様だ。


 同市長選には、地元コミュニティーFM局会長の山田昌夫氏(66)が立候補する意向。また、共産党推薦の女性が2日、立候補の記者会見を開く。民主党が独自候補を立てると、清水、若松両氏を合わせ5人を数える。


 市選管によると、戦後、同市長選の最多候補者数は4人で、これを上回る可能性がある。

1741片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 11:25:06
上田知事  環境政策に重点
マニフェスト発表 路線継承 新味欠く 讀賣埼玉

 上田知事は3日、県庁で記者会見し、9日告示の知事選で掲げるローカル・マニフェスト(公約)を発表した。環境政策に重点を置き、二酸化炭素(CO2)を吸収する森林保全のために「彩の国みどりの基金」を創設し、川の再生事業などを進めるための個人向けミニ公募債「埼玉の川・愛県債」を新たに発行することを盛り込んだ。

 公約は「3つの指針」と「3大公約」を柱に構成。行政改革分野で県職員数を「県民1万人あたり13・5人から11人台」に削減すると明記。具体的には4年間で県職員(約7800人)の約1割にあたる740〜800人の採用を抑制する。1期目に15%以内に抑えるとし、未達成の県債依存度は「県債残高(今年度末見込み2兆9838億円)の維持、もしくは減少」を目標とした。

 女性のチャレンジ支援策で、保育所整備により子供の受け入れ枠を毎年2000人拡大するなどの子育て支援の充実や、女性キャリアセンターの設置などを掲げた。

 このほか、貯蓄ボランティア制度の展開▽障害者の雇用率を1・41%から4年後に1・8%に向上▽地域医療支援病院の4か所整備――などを示した。

 今回掲げた公約53項目のうち32項目は、昨年12月策定の5か年計画「ゆとりとチャンスの埼玉プラン」と重複。現行の路線を継承することに主眼を置いており、目新しい政策は少なくなっている。

 知事は記者会見で「県債残高維持はつらい、重い課題だが、あえて挑戦する」と述べた。

 【3つの指針】〈1〉安心・安全、福祉、環境の3つの視点で県政刷新〈2〉最少費用で最大効果を〈3〉ゆとりとチャンスの埼玉プラン(5か年計画)の実行

 【3大公約】〈1〉みどりと川の再生 「彩の国みどりの基金」を創設。「埼玉の川・愛県債」の新規発行〈2〉行革日本一 県民1万人あたりの県職員数を現在の13・5人から11人台に〈3〉女性のチャレンジ支援 子育て支援や女性のキャリアアップなどを促進

(2007年8月4日 読売新聞)

1742片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 19:47:35
候補擁立の政党、悲喜こもごも
向日市議選 参院選結果は?  京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080100065&amp;genre=A2&amp;area=K30

 選挙戦が3日目に突入した京都府の向日市議選は31日、真夏の日差しの下で各候補者とも選挙カーで市内を駆け巡り、支持拡大に全力を注いだ。そんな中、市議選の告示日に投開票された参院選の結果をめぐり、公認候補らを擁立する各政党からは悲喜こもごもの声が聞かれる。選対幹部や党関係者らの反応を探った。

 最大会派の共産は前回と同じ顔ぶれの8人を立てた。参院選の市内比例票は約4700票と大きな変動はなく、この基礎票にどれだけの個人票を上積みできるかが鍵。

 党乙訓地区委幹部は「国政選挙と市議選とを単純比較できない。ただ、今春の府議選や市長選を振り返れば、有権者の現市政に対する批判は非常に強い」とみる。

 3人を擁立した公明は今回の参院選で、近年の国政選挙で確保してきた同市の比例票を3−400票ほど減らした。さらに、党支部幹部は「参院選の影響で市議選の準備が不十分だった」ともいう。前回の市議選では候補者4人で3000票近くを獲得したが、同幹部は「3人合わせて2400票に届けばいい」と語る。

 民主は参院選で大勝し、公認2候補の選挙事務所の雰囲気も明るい。しかし、党関係者間では「国政選挙と地方選挙は別物」と冷静な見方が強く、新人候補の選対幹部も「参院選の大勝が、市議選の追い風になると考えるのは甘い」と引き締める。新人ゆえの知名度不足に危機感も強く、地域を熱心に練り歩いて顔を売る。近隣市町の労組系議員が応援に駆け付けて支持浸透に奔走する。

 参院選で歴史的大敗を喫した自民は、前々回の市議選以来となる公認候補を擁立する。告示直前まで、この候補の選対には「国政選挙で逆風が吹けば、市議選では逆に組織が引き締まる」との楽観意見もあった。

 選対幹部は「地元の保守層から叱咤(しった)激励されている。自民唯一の公認候補であることをアピールし、ピンチをチャンスに変えたい」と強調する。一方で、同党推薦を受けるある候補の選対事務長は「自民の自の字も表に出せない」と困惑する。

 社民からはベテラン現職が立候補した。同党の市内比例票は減少傾向にあるが、党支部幹部は「支持層は固定的で大きな影響は受けないだろう」としている。

1743片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/04(土) 19:48:00
保守系乱立、票奪い合い
向日市議選、後半戦へ 地盤越え運動拡大 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080100183&amp;genre=A2&amp;area=K30

 29日に告示された向日市議選は、1日で折り返し点を迎えた。立候補者は連日の選挙運動にも疲れを見せず、終盤に向けて一層の支持拡大を訴え続けている。今回は10人の無所属が立ち、特に地域代表的な性格を持つ保守系同士の争いが各町で目立つ。「地元の票だけでは安心できない」と、市全域での集票活動が活発になっている。

 上植野町では前回、保守系無所属の立候補は1人だったが、今回は2人が立ち、票を食い合う激戦模様となっている。

 地元農家組合は、自民公認も含めて3人全員に推薦を出すなど対応に配慮した。ある組合関係者は「地元市議が増えればうれしいけど、まさか新人が2人も出るとは」と苦笑する。

 同町のある候補は、個人演説会に100人近くを集めた。別の候補は現職府議の地盤の物集女町で個人演説会を開くなど、地元以外での支持浸透にも全力を注ぐ。

 ベテランの保守系現職1人が引退した鶏冠井町からは今回、新人2人が立候補した。1人は農家組合の積極的な支援を受け、地元保守票を手広く集票したい考えだが、「知名度が不足気味。別候補の登場で票の目減りが心配」(選対幹部)ともらす。

 同町のもう一方の候補は、地元農家組合の推薦を得られないまま。選対幹部は「地盤はあってないようなもの」と町内に限定せず、市全域に運動を拡大して幅広い支持獲得を目指している。

 約1万8000人の有権者を抱える寺戸町は、市内一の大票田だけに、その動向は常に注目の的だ。今回は保守系無所属が2人立ったが、党派にかかわらず多くの候補者が大型スーパー前など繁華街に選挙カーや桃太郎作戦で姿を見せ、大激戦の様相を呈する。同町の保守系候補は「大切なのは、従来の支持基盤をきっちりと固めること。他陣営が入ってこようが動じることはない」と話す。

 一方、物集女町から立った無所属候補は、前回より3人少ない保守系1人になった。特に先の府議選当選者の票が誰に流れるかが話題になり、大票田の寺戸町と同じく各陣営は「眠りそうな票を掘り起こせ」と、現地入りを激しくしている。危機感が募る同町の保守系候補は「地盤固めに8、9割の力を入れる」と警戒心をあらわにしている

1744片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/05(日) 08:44:10
自民党県連 知事選のしこり表面化 讀賣群馬

 自民党県連は4日、知事選で党公認の大沢知事をほとんど応援しなかったとして、尾身幸次財務相(衆院比例選北関東ブロック)と中曽根弘文元文相(参院選群馬選挙区)をそれぞれ次の選挙で党本部に公認申請しないことを決めたが、“保守分裂”の激戦となった知事選のしこりが表面化した格好だ。尾身氏らは強引な手法に強く反発しており、今後も尾を引きそうだ。

 同日開かれた県議団総会では、両氏の公認申請の可否について無記名で投票を行い、「反対」票が過半数を占めた。両氏の弁明は聞かなかったという。笹川尭県連会長は、「県議たちが様々な事情を抱える中で団結して戦ったのに、何もしなかった国会議員を放っておいては組織が持たない」と話した。県連は組織選挙を徹底するため、5月24日の県議団総会で知事選への貢献度が低い場合には次の国政選挙で公認申請をしないとする方針を出していた。

 大沢氏の選対では、尾身氏は(衆院)第1区選対部長、中曽根氏は選対副本部長に就任していた。

 しかし、尾身氏は先月29日実施の参院比例選に出馬していた長女朝子氏の応援で全国を飛び回り、大沢氏の集会には顔を出さなかった。中曽根氏は大沢氏の出陣式には出席したが、県連によると、高崎市の決起大会などでの応援要請を断ったという。後援会の有力支持者が軒並み、現職・小寺弘之氏の支援に回ったことが背景にあるとみられる。

 尾身氏は読売新聞社の取材に対し、「尾身朝子という候補を抱えて人手不足だったことは確かだが、応援しなかったということはない。県連の決定には到底、納得できない」と反発しており、党本部がどう判断するかは流動的な面もある。

(2007年8月5日 読売新聞)

1745片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/05(日) 09:18:37
自民県議団 尾身、中曽根氏推薦せず 群馬
http://www.raijin.com/news/a/05/news02.htm

 自民党県連は四日、県議団総会を開き、先月二十二日に投開票された知事選で、党が公認した大沢正明氏への尾身幸次財務相と中曽根弘文参院議員の支援内容が不十分だったとして、次回選挙で両氏の公認推薦をしない方針を決めた。国政選挙の選挙区候補者の公認は原則、県連の推薦を受けて党本部が決定する仕組み。県連幹部は「今の時点での県議の気持ちを整理した」と、決定が「けじめ」であることを強調するが、年内の解散・総選挙もささやかれる中、候補者選考に影響する可能性もある。

 総会では尾身、中曽根両氏の知事選での動きについて、県議が意見を出し合った後、「両氏の公認を推薦しないこと」の賛否を投票で諮った。

 県議団三十三人中、三十一人が出席。尾身氏については賛成二十六、反対三、白票二、中曽根氏については賛成二十、反対八、白票三で、ともに賛成が反対を大きく上回った。投票結果を踏まえた県議団の方針について全員が署名し、近く党本部に報告するという。

 知事選では五選を目指す現職の小寺弘之氏に新人の大沢氏ら四人が挑む厳しい構図の中、県連は一丸となって大沢氏を支援し、組織の引き締めを図るため、貢献度が低い国会議員・県議を次回選挙で公認推薦しないことを申し合わせていた。

 ともに賛成票を投じたある県議は「厳しい選挙で、我々は血のにじむ苦しさを味わったが、二人はやらなかった」と批判。別の県議は「勝ったからいいというものではない。貢献しない場合、公認推薦しないのは当然」と話した。

 金子泰造幹事長はこの日、「あくまで内部的なことで対外的に話す内容ではない」と詳細の説明は避けた上で、「県議団の結束を図るため、団総会では各自が言いたいことや所感を総括した」と述べた。笹川尭会長は選挙期間中から「政党にはルールがある。公認候補なんだから、しっかりやってもらわなければ困る」との考えを示していた。

◎「納得できない」「心外」両氏

 県議団の方針に対して、尾身氏は「与えられた条件のもと、最大限、大沢候補を応援した。まったく納得できない」と反論。財務相として公務が重なる中、出陣式や決起大会には妻が代理出席していたと指摘、「相手候補の集会に顔を出すなどの反党的な行為はしていない。大沢氏には知事就任後、二人で会い、県政に協力したいと申し出ると、喜んでいただいた」と話した。

 中曽根参院議員は「会議の内容の詳細が分からないが事実とすれば極めて心外。私は選対副本部長として一生懸命やったつもりであり、当事者からの話も聞かないで、一方的にこのようなことをするのは自民党のすることではない。今は自民党は結束する時ではないか」とコメントした。

 県連所属の他の国会議員からも、県議団の対応に驚きの声が上がっている。谷津義男衆院議員(党選挙対策総局長)は「話を聞いて驚いている。公認問題は選挙直前に決めること。県議団が決めたにしても、取り扱いは慎重にしなくてはならない。大沢県政の今後のことを考えれば、もっと冷静な対応が望まれるのではないか」と話している。

 別の議員も「にわかに信じられない。(両氏は)自民党が野党に転落し、苦しい時も支えてきた方々であり、本人の話も聞かず、欠席裁判で決めることに理解できない」と方針に異論を唱えている。

1746片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/05(日) 15:25:20
大沢知事:単独インタビュー 保守分裂、気にならぬ 公約は各部局と精査する /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk10010019000c.html

 ◇大沢新知事、単独インタビュー

 ◇「県民目線なら理解される」

 22日の知事選で当選した大沢正明新知事が30日、初登庁し、新体制をスタートさせた。大沢知事は同日、毎日新聞の単独インタビューに応じ、焦点の副知事人事などについて抱負を語った。【聞き手・塩崎崇】

 <副知事人事>

 −−小寺弘之前知事と自民党との対立の火種になった副知事人事はどうするのか。

 ◆現在は白紙。そう遠くない時期に決める。

 −−小寺氏が提案した副知事2人制の条例案は否決されたが。

 ◆あの時は後藤さん(新・前知事室長)という特定の人が想定されていたから、自民党が反対した。2人制に反対ではない。何人にするかも検討中だ。

 −−副知事はどんな人に。

 ◆知事のサポート役だから、気脈が通じ能力も人脈も備えている人を総合的に検討する。

 <退職金>

 −−マニフェスト(選挙公約)では、1期5000万円の退職金を「民間並みに減額する」としていたが、告示後「ゼロ」に方針転換した。

 ◆自分の口ではほとんど言っていないが、陣営としては言った。支持者から「民間並み」が分かりづらいとの指摘があり修正した。当初はばく大な退職金が県民目線からはずれていると認識してもらいたくて「民間並み」とした。また、後の人のことも考えて当初は「減額」としていた。

 −−いつどういう方法でゼロにするのか。

 ◆すぐにする。方法はよく調べるが、他県では条例改正が多い。自分の任期だけゼロにできる制度が出来ればいい。

 <保守分裂への対応>

 −−知事選では自民党支持者も支援団体も分裂した。得票も小寺氏と接近していた。

 ◆全然気にしていない。県民目線で県政のかじ取りをやっていれば、理解してもらえる。(小寺氏は)県の中枢に30年近くいたから、長い間の人間的付き合いがある。自民党支持者の中に小寺氏支持者がいるのは当然。こちらがそれに挑戦し切り崩して行ったのだ。

 <マニフェストの実行>

 −−マニフェストをどのように実行するのか。

 ◆行程を決め、各部局と真剣に話し合い精査する。全部実行すれば財源が足りないのは当然。職員から「こっちの方がいい」という提案があれば柔軟に修正する。

 −−職員の反応は。

 ◆当選後、私のマニフェストに対して職員から「これも検討してほしい」とか、「知事の考えには無理がある」という前向きな手紙やファクスが来ている。職員の考えをある程度尊重しないとやる気もうせると思う。

 <理事制>

 −−縦割りの弊害打破を狙って、04年度から導入された理事制を、廃止する考えを示しているが。

 ◆部局横断的な制度もいいが、実際には機能していなかった。部長制に戻し、ある程度の問題は部長に責任と権限を持たせるべきだ。その方がスピーディーに動ける。横断的な問題は部長同士で話せばいい。

 <自民党との関係>

 −−公認候補で当選したので、自民党の傀儡(かいらい)になるのではとの指摘もある。

 ◆全く心配していない。確かに自公には世話になったが、県民のためにという信念で、がっぷり四つにぶつかっていく。骨のない人が操られ、骨がしっかり通っている人は操られるような柔軟性はない。ただ今までのような対立のための対立ではなく、腹を割ってとことん話す。それでも意見の相違があれば修正するか、再度説得する。なれ合いではなく県民本位の「対話と協調」を目指す。

毎日新聞 2007年7月31日

1747片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/06(月) 09:40:59
臼井都議擁立へ市民団体初会合 あきる野市長選 讀賣東京多摩

 10月7日投開票のあきる野市長選に、旧秋川市長で都議(西多摩選挙区選出)の臼井孝氏(66)を擁立することを目指した「あきる野市民の会」の初会合が5日、同市秋川1のあきる野ルピアで開かれた。

 同会は、同市の行財政改革を、都とのパイプを持つ臼井氏に任せたいと設立されたもので、会合には支持者ら約100人が出席。臼井氏への正式な出馬要請を確認した。今後、同会の参加者の名簿を添えた要請書を臼井氏と臼井氏の後援会に送付する予定。

 同市長選では、既に現職の田中雅夫市長(75)が不出馬を表明。市民団体「あきる野市民フォーラム」が、立候補者を公募して擁立を目指すなどの動きがあるが、正式な出馬表明はまだ行われていない。

(2007年8月6日 読売新聞)

1748片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 08:08:30
知事、公舎入居検討へ
太田からの「通勤」に課題 讀賣群馬

 大沢知事は6日の定例記者会見で、知事公舎への入居について、「マニフェストと違うと怒られるかもしれないから今、努力しているが、確かに毎日、(太田市の自宅から)通勤というのは非常に問題があるなというのも考えている」と述べ、県庁近くの公舎に入居する方向で検討を始めたことを示唆した。知事選のマニフェストなどでは、「自宅からエコカーで通勤」と“公約”していた。

 現在の知事公舎は、雨漏りか所があるなど傷みが激しく、継続利用するためには大規模な改修が必要なため、民間のマンションなどを県が公舎として借り上げる方式も検討している模様だ。

 エコカーについては「検討中だ」とし、車種などの選定を進めるように指示しているという。

 一方、自民党県連が、知事選への協力が不十分だったとして尾身幸次財務相と中曽根弘文元文相を次期国政選挙で公認しない方針を決めたことについては、「私からコメントする立場にはない」と言及を避けた。

 また、太田市の英語特区校「ぐんま国際アカデミー」(GKA)の私学助成金問題で、同市が3日、従来の方針通り児童1人当たり約27万円の助成金を求める考えを県に伝えたことについては、「報告を受けていない。私自身が(太田市と)話をして、議論していきたい」と述べた。

(2007年8月7日 読売新聞)

1749片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 08:09:39
投票率 低下 恐々  07・知事選
選挙疲れ… 18%!?予想も 讀賣埼玉

 9日に告示される知事選の投票率低下を懸念する声が強まっている。統一地方選と参院選に続く三つ目の大型選挙となるため、「有権者の選挙疲れ」が出かねないことに加え、選挙期間がお盆休みと重なっているためだ。

 「豪華な顔ぶれの前回知事選も投票率は36%。その半分の18%となり、大嫌いな共産党(推薦の候補)と(約50万票の)五分五分で争うのはとんでもない」

 上田知事は3日、さいたま市浦和区内での会合で投票率アップを呼び掛けた。4年前は、土屋義彦前知事のスキャンダル辞任で注目を集め、上田氏を含め、元総務省次官ら8人が立候補。激しい戦いを繰り広げた。にもかかわらず投票率は35・80%で、埼玉県知事選で3番目の低投票率となった。

 上田氏が言及した「18%」はある意味が込められている。7月の参院選投票日の有権者数をもとに試算すると、投票総数100万人が17・46%にあたる。実は1991年の参院補選で、17・80%という国政選史上、最低の投票率を記録したことがあり、可能性はゼロではない。知事周辺は「100万人しか投票に行かなければ、選挙の正統性にかかわる」と指摘する。

 ここまで低下しなくとも、不名誉な記録を塗り替える可能性はまだある。有権者145万人程度しか投票にいかないと、81年に千葉県が出した歴代都道府県知事選の史上最低記録、25・38%を26年ぶりに塗り替える。さらに、186万人程度では、県内の知事選で記録した史上最低32・50%(96年)を下回ることになる。各党関係者の中には「統一地方選、参院選と続き、地方議員も有権者も『選挙疲れ』している。最低記録を更新しかねない」とする声もある。

(2007年8月7日 読売新聞)

1750片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 09:15:19
’07参院選おおさか:太田知事、3選にらみ 応援姿勢に濃淡 /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/archive/news/2007/07/26/20070726ddlk27010250000c.html

 参院選は29日の投開票に向けて終盤戦を迎えた。府内では来年2月までに大阪市長選と知事選が予定されている。関淳一市長と太田房江知事は正式に出馬表明しておらず、参院選に対する2人の動向に注目が集まる。それぞれの動きを追った。

 7月18日夕、大阪市北区のホテルで開かれた自民現職の谷川秀善(73)と比例候補の川口順子(66)両氏の合同演説会。応援演説に立った太田知事は声を張り上げた。

 「大阪が再生から成長へ大きくかじを切るには、この2人の先生に当選してもらい、大阪を応援していただかなければならない」

 前回の知事選で、太田知事は自民、民主、公明、社民4党の推薦を受けたが、自民の一部府議が対抗馬を擁立。次期知事選に向けても対立姿勢を強めており、参院選で太田知事が自民候補の応援に立つのかが注目されていた。

 太田知事は17日の定例会見で、参院選の応援について「要請があったのが自民と民主」と明言。ただ、自民は太田知事にとって旧通産省の先輩に当たる川口氏がメーンの演説会だった。

 知事の後援会幹部は「自民は逆風と言われる中だけに、太田人気にあやかりたいはず」と、知事選への見返りを期待する。しかし、川口氏がメーンだけに、ある自民府議は「あれで谷川さんの応援だと言えるのか」と話し、逆に両者の間にしこりを残した。

 一方、太田知事は23日、堺市堺区で開かれた民主新人の梅村聡氏(32)の個人演説会にも出席。「年金、医療、介護の問題を考える中心となって活躍できる人物。一緒に支えよう」と、応援演説に自民の3倍近い時間を費やした。関係者によると、太田知事側からの申し出で応援が決まったという。

 公明現職の白浜一良氏(60)へは応援演説の予定はない。しかし、太田知事は17日の会見で「公明には公示前に随分行かせていただいた」と、水面下でアプローチしていたことを明かした。社民新人の服部良一氏(57)の陣営からは応援要請がないという。

 太田知事は既に、非公式に3選出馬の意向を財界関係者や政党幹部に伝えている。「参院選では党派に偏らず動いている」(後援会幹部)としているが、太田知事の応援姿勢には濃淡がかいま見える。知事の思惑が、支援の枠組みにどう影響するか。各党の駆け引きは参院選後に本格化しそうだ。【堀川剛護】

毎日新聞 2007年7月26日

1751片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 09:16:50
’07参院選おおさか:応援演説要請ない関市長 「かやの外」で結果待ち /大阪
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/archive/news/2007/07/27/20070727ddlk27010367000c.html

 参院選が公示された12日、公明現職、白浜一良氏(60)が大阪市役所前で第一声を上げた。関淳一市長(71)も駆けつけたが、司会の紹介に応じて手を振っただけ。副知事らと並んで街宣車の前に約30分間立ち続けたが、最後までマイクを握ることはなかった。

 2日後の南海電鉄・難波駅前でも同様だった。自民現職の谷川秀善氏(73)と応援の安倍晋三首相が声を張り上げる中、姿を見せた関市長が有権者に訴える場面はなかった。公示前の会見で「要請があれば公務に支障がない範囲で対応したい」と意欲を示したが、応援演説の要請はないという。

 12月の任期満了に伴う市長選に立候補を表明しているのは現在、元共産市議の姫野浄氏(71)だけで、関市長は態度を明らかにしていない。市長選の構図が定まらない中、関市長は参院選からは「かやの外」状態だ。

 大阪市では長らく共産を除くオール与党体制が幅を利かせた。それが崩れたのが05年。職員の厚遇問題などを契機に市政改革を始めた関市長は「改革の信を問う」と同年10月に突然辞職。出直し選に挑む際、労組との決別を宣言し、民主との関係に亀裂が入った。結局、自公のみが推薦し、民主は自主投票になった。

 民主は関市長の再選後も議会運営では与党の一角を担うが、参院選では演説会などへの出席の要請すらしていない。民主新人、梅村聡氏(32)の応援演説をした太田房江知事との違いは鮮明だ。「梅村氏が大量票を獲得すれば、民主は独自候補を擁立してくるはず」との見方を示す自民市議も。

 関市長は25日、市長選への態度表明について「(参院選の結果は)関係はない」と語ったが、選挙結果が市長選の構図や各党の動きに影響を与える可能性がある。市内での各候補、各党の得票数を関係者はかたずを飲んで見守っている。【井上直樹】

毎日新聞 2007年7月27日

1752片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 20:59:15
橋本知事:6選不出馬 「改革派」退任に驚き 「地方と国の壁」限界感じ決断 /高知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kochi/archive/news/2007/08/02/20070802ddlk39010011000c.html

 今期限りの退任を表明した橋本大二郎知事は1日、県庁で行った会見で「地方と国の間にある壁を突き破れなかった。限界を感じた」と潔く語る一方、国政への挑戦を示唆した。「改革派知事」として全国でも高い知名度を誇った知事の突然の退任表明に県民は一様に驚きを表した。一方、各政党は、11月に予定されている知事選をにらみ、候補者選びが活発化しそうだ。【服部陽、米山淳】

 橋本知事は、この日午前10時、約40人の記者を前にまっすぐ前を向き、背を伸ばし、会見に臨んだ。

 退任の理由について「地方と国の壁」を中心に語った。「三位一体の改革以降、国民の暮らしを保障する交付金も一方的に削減され、地方はその流れを押しとどめる武器を持っていない」。対等ではない地方と国との力関係で「意見を言っても、らちがあかない」とも述べた。同時に「引き続き知事として仕事をする意欲は十分にある」としたが、「最終的には(限界を感じたという)片方に決断したということ」とゆっくり語った。

 今後については、「高知のためにこれまでの経験と残された力を尽くしたい」と述べ、国会議員の転身も示唆。その場合、所属する政党は「現時点では考えていないが、自分のスタンスをしっかり持って新しい道に入っていきたい」と話した。

 また、後継指名については「県の将来を考えた時にふさわしいと思った人に声をかけた」と、意中の人物の存在を認めたが、「まだ了解を得ていない」と詳しくは話さなかった。

 ◇県民は賛否両論

 県民の反応もさまざま。高知市の会社員、林博則さん(47)は「突然のことで驚いた。実績は評価するが、そろそろ辞めてもいいのではと思っていた。後任の知事にはさらに改革を進めて欲しい」と期待。また、同市帯屋町1の自営業の女性(56)のように「もっと県の経済を立て直してもらいたかった。高知を踏み台にして国政に挑戦するのでは」と厳しい言葉も聞かれた。高知市神田の主婦(58)は「残念です。国政でも、組織にのまれず高知県のために頑張って欲しい」とエールを贈った。

 ◆政党の反応さまざま

 ◇候補者選び、本格化へ

 既存の政党とは一線を画した知事の退任表明に県内各党の反応はさまざまだ。

 「4選以上を制限する法制に着手している党としては一定の評価はする」(元木益樹・自民党県連幹事長)と多選制限の立場から評価する声や、「地方の声を積極的に国に発信した知事で側面支援をしてきたので残念」(佐竹峰雄・共産党県委員長)と惜しむ声が出る一方、「1期目の改革については評価するが、16年やってできないことはもうできない」(田村久美子・民主党県連幹事長)と手厳しい意見も出た。

 また、次期知事選に向けては、「今後、名乗りを上げる人物を十分に見極めて対応していきたい」(池脇純一・公明党県本部幹事長)や、「地場産業の振興や財政再建を念頭に置き、候補者を吟味していきたい」(江渕征香・社民党県連代表)など、今後、候補者選びが本格化しそうだ。

毎日新聞 2007年8月2日

1753片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 23:30:32
せめぎ合い:日田市長選 佐藤、大石氏が横一線 激しく追う橋本、相良氏 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/archive/news/2007/07/26/20070726ddlk44010476000c.html

 29日投開票の日田市長選は、4候補が終盤に向け激しい選挙戦を繰り広げている。「日田を変えよう」と先行する新人の元県部長、佐藤陽一候補(58)に対し、「行財政改革続行」を訴えて4選を目指す現職の大石昭忠候補(64)が横一線に並んだ。これを新人の元市議、橋本信一郎候補(60)が猛追し、新人の元県議、相良勝彦候補(62)が支持を拡大している。終盤情勢を探った。

 佐藤候補は出遅れたものの、地元3県議や旧町村長、多選批判勢力、連合日田地協などの後押しで勢いを見せる。統一地方選で見せた“旧郡民パワー”も健在。だが市職員労組の推薦が思わぬアキレスけんに。養父信義選対事務局長は「組合ときちんと話し合うということ。行財政改革は必ず実行する」と訴える。

 大石候補は「民間経営感覚で行財政改革続行」を訴えてきたが、市職労の反乱は反転攻勢のかっこうの火種に。“恵まれている公務員”に対する市民感情を背景にした「組合主導の市政運営」との批判が、じわじわ効きだした。井上英樹選対事務局長は「政治家として佐藤氏の素質にも疑問がある」と遠慮しない。

 橋本、相良候補は既存勢力との「しがらみ」を断ち切る。「公平で透明な市政」を訴える橋本候補は主義主張が明快で、支持拡大に向け猛追。巨額の出費を伴う光ファイバー利用の情報基盤整備事業「凍結」の訴えが説得力を増す。「市勢新時代の構築」を説く草の根選挙の相良氏は、マニフェストへの予想以上の手応えを感じている。

 公明、共産党は自主投票。公明・創価学会票は大石候補に手厚く流れそう。投票率80%の場合、ボーダーラインは1万8000票以上。【楢原義則】

毎日新聞 2007年7月26日

1754片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 23:32:51
せめぎ合い:日田市長選 佐藤さん初当選 「変革時代」のかじ取り役に /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk44010283000c.html

 任期満了に伴う日田市長選は29日投開票され、新人の元県部長、佐藤陽一さん(58)が4選を目指す現職の大石昭忠さん(64)▽新人で元市議の橋本信一郎さん(60)▽新人で元県議の相良勝彦さん(62)=いずれも無所属=の3人を大差で破り、初当選した。大石市政に代わる「新しい風」を求めていた有権者は、閉そく感の打破を確約した佐藤さんに「変革の時代」のかじ取り役を託した。当日有権者数は5万9943人(男2万7688人、女3万2255人)、投票率は77・40%(男77・17%、女77・59%)。

 佐藤さん陣営は「当選」の知らせに歓声と拍手の渦。日焼けした顔を上気させた佐藤さんは「元気と夢と希望のある日田にしたい」と決意を披露、喜びをはじけさせた。

 初当選への道のりは平たんではなかった。地元3県議の要請に応えて出馬表明したのは5月中旬と出遅れた。だが、従来からの反市長派や今回の多選批判派、多くの支持者が加わり、選挙母体づくりが順調に進んだ。過疎化を憂う佐藤夫妻ゆかりの旧郡部も積極的に動き、連合日田地協の推薦が厚みを増した。

 一方で、決断力や実行力のある大石市政に大きな失政はなく、現職の壁の厚さに直面。市職員労組の佐藤さん推薦をめぐり「組合主導の市政となり改革に逆行」と大石陣営の巻き返しを許したが、「もう交代を」と変革を求める声が佐藤さんに傾いた。【楢原義則】

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 ◇市長選開票結果

 =選管最終発表

当 23,946 佐藤陽一  58 無新

  13,086 大石昭忠  64 無現

   6,417 橋本信一郎 60 無新

   2,558 相良勝彦  62 無新

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佐藤陽一(さとう・よういち)58 無新(1)

 [元]県企画振興部長[歴]県臼津関地方振興局長・市町村振興局長・総務部参事兼審議監▽九大

毎日新聞 2007年7月30日

1755片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/08(水) 11:37:27
立川市長選 元収入役が出馬表明 産経東京
http://www.sankei.co.jp/chiho/tokyo/070807/tky070807001.htm

 26日に告示される立川市長選に、元収入役の清水庄平氏(61)が6日、無所属で出馬することを表明した。同日、自民の推薦も決定した。

 清水氏は、立川市内のホテルで出馬会見を行い、「自民市議団全員の推薦を頂き、市民のためにもう一度立ち上がることにした」と出馬に至った動機を語り、「生活重視の街づくりを進めていきたい。青木市政で市役所の風通しが悪くなった」と話した。

 同市長選には、元共産党市議の戸井田春子氏(71)が無所属で立候補を表明。同市議を辞職した若松貞康氏(62)、コミュニティーラジオ「FMたちかわ」の会長、山田昌夫氏(66)らが出馬の意向を示しており、民主も独自候補擁立に向けた最終調整に入っている。

(2007/08/07 03:53)

1756片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/08(水) 11:40:39
立川市長選に元自民党市議、若松氏が出馬表明 産経東京
http://www.sankei.co.jp/chiho/tokyo/070808/tky070808000.htm

 26日に告示される立川市長選に、元自民党市議の若松貞康氏(62)が7日、無所属で出馬することを正式に表明した。若松氏は出馬会見で「安全で安心で緑豊かな立川を、さらに発展させていきたい」と意欲を語った。

 自民都連は6日、元収入役の清水庄平氏(61)の推薦を決めたが、若松氏は「党立川支部が役員会で推薦を正式決定したわけではない」と推薦に至る経緯を批判した。

 若松氏は「(現職の青木久市長と)直接会って推薦するといわれた」と話し、青木市政を継承する意向を示した。ただし、青木市長は自身の進退については現時点では明言していない。

 同市長選には、元共産党市議の戸井田春子氏(71)、元収入役の清水氏が無所属での出馬を表明している。コミュニティーラジオ局「FMたちかわ」の会長、山田昌夫氏(66)が出馬の意向を示し、民主党も独自候補擁立に向けて最終調整を図っている。

(2007/08/08 02:58)

1757片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/08(水) 11:52:08
上田県政 是非問う あす告示、3氏争いか 讀賣埼玉

 知事選が9日、告示される。再選を目指す現職の上田清司氏(59)(無所属)と、前参院議員の吉川春子氏(66)(無所属=共産推薦)、元高校教諭の武田信弘氏(53)(無所属)が立候補を表明している。26日の投開票まで、上田県政4年間の是非などを巡り、17日間の選挙戦が展開される。

 上田氏は「県政改革の継続とさらなる刷新」を掲げ、5月に立候補を表明。マニフェスト(公約)で、環境問題を重視し、「彩の国みどりの基金」「埼玉の川・愛県債」の創設を明記した。県職員数の一層の削減や警察官の増員なども盛り込んだ。1期目に着手した県職員の天下り禁止や行政改革などの実績と2006年末に策定した5か年計画「ゆとりとチャンスの埼玉プラン」の実行を柱に支持を訴える。

 上田氏に対し、自民、公明両党は県レベルの支持を打ち出し、民主党も前回に続いて友情支援を決めている。

 吉川氏は、7月6日に知事選への立候補を表明。参院議員を4期24年間務めた実績を踏まえ、上田県政を「市場原理を県政の中心に据えている」「福祉や教育を切り捨てている」などと批判。「人と自然にやさしい県政」を掲げる。格差・貧困対策に重点を置き、〈1〉医師・看護師不足の解消を図る〈2〉子供・女性の人権侵害を許さない――など「五つのこだわり政策」を訴える。

 共産党の推薦に、党県委員会など60団体で構成する「民主県政の会」が支援に回る。

 武田氏は、政党の支援を受けず、1月の宮崎知事選に続く選挙戦に挑む。

(2007年8月8日 読売新聞)

1758片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/09(木) 07:14:11
山形市長 出馬を表明
再選へ5党推薦目指す 讀賣山形

記者会見で立候補を表明した市川・山形市長(8日午前、山形市役所で)

 山形市の市川昭男市長(65)は8日、同市役所で記者会見し、9月9日告示、同16日投開票の同市長選に再選を目指して立候補する考えを正式に表明した。同市長選で立候補を表明したのは市川氏が初めて。市川氏は主要5党から推薦を得たい考えで、今後は独自候補擁立を目指す動きがある自民党などの対応が焦点となる。

 会見で市川氏は、1期目の4年間の取り組みについて、「一般会計の市債残高を102億円減らすなど行財政改革を進め、子育てや福祉などに予算を重点的に配分した。持続可能な市政経営の第一歩を踏み出せた」と総括。そのうえで「今年度から5か年の市経営計画で掲げた次世代の育成や地域産業の活性化などの方針を実践したい」とした。

 1期目途中の2005年には、上山市など周辺1市2町との合併協議が破たんし、今回の市長選でも合併問題への対応が大きな争点になるとみられる。会見で市川氏は、合併協議が破たんした原因について「議員定数や行革への考えがまとまらなかった」と分析したうえで、「合併は大きな行革手段で、基礎自治体の力を底上げするために必要。次の任期中に、天童市も含めた3市2町を視野に入れて、自分から話し合いを始めたい」と述べ、合併について従来より踏み込んだ姿勢を示した。

 出馬表明が告示1か月前となったことについて、市川氏は「関係者の意見を聞きながら、徐々に意思を固めてきた。1か月前が区切りと判断した」と説明。民主党が大勝した先の参院選の影響については「中立の立場をとってきたし、影響はない」と言明した。

 市川氏は山形市出身。1967年に市職員に採用され、総務部長や水道事業管理者、助役を歴任。助役在任中の2003年8月に吉村和夫・前市長が死去し、翌9月に行われた市長選に立候補、初当選した。

(2007年8月9日 読売新聞)

山形市長選 自民、独自候補も検討 讀賣山形

 立候補を表明した市川市長は、民主、公明、共産、社民各党の県組織の事務所などを自ら訪れ、立候補を表明したことを伝えるとともに、「ご推薦のお願い」との文書を渡し、推薦を要請した。民主、社民は市川氏を推薦する方向で検討する方針だが、公明、共産は態度表明を保留。市川氏は自民党にも訪問を打診したが、同党はこの日の訪問を断った。

 民主党県連では、加藤孝総務会長が市川氏に応対。加藤氏は「4年前に推薦した経緯なども踏まえ、できるだけ早く対応を決めたい」と述べ、推薦に前向きな考えを示した。同党は同市を含む県衆院1区総支部の幹事会を9日に開き、市川氏の推薦に向けた手続きを始める予定。

 また、市川氏は市役所内で、社民党山形支部の豊川和弘支部長(市議)らと会談した。同党も前回選で市川氏を推薦しており、山形支部は10日の役員会で市川氏の推薦を決める見通し。

 一方、前回選で市川氏を推薦した公明党県本部では、訪れた市川氏が「1期目は公明党の政策要望も取り入れながら福祉、子育て支援に力を注いだ」と強調したのに対し、応対した寒河江政好代表(県議)は「政策実績や他党の対応を見極めながら検討したい」と述べ、対応について明言を避けた。共産党県委員会では本間和也副委員長が市川氏と話し、「4年間の取り組みなどを評価し、対応を検討する」などと応じた。

 これに対し、独自候補擁立の動きがある自民は、市川氏サイドから電話で訪問を打診されたが、応対した鈴木善太郎・党市支部長(市議)は「9日に市支部役員会を開き、対応を考えたい」として、面会などを断った。鈴木氏は読売新聞の取材に対し、「独自候補を擁立したいという思いはある。推薦要請の文書を受け取るかどうかも含め、9日中に市長選への対応を固めたい」と述べた。

(2007年8月9日 読売新聞)

1759片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/09(木) 07:16:58
青木・立川市長引退へ
若松前市議支援する考え 讀賣東京多摩

 立川市の青木久市長(82)が9月2日投開票の市長選には出馬せず、今期限りで引退することを明らかにした。8日、読売新聞の取材に対して答えた。市のかじ取りを5期20年にわたって手がけた全国2番目の高齢市長は「心残りはあるが年も年。やるだけやってきたので、次の人に託したい」と語った。

 青木市長はこれまで去就を明確にしていなかった。その理由について「自民、公明、民主の与党3党とともに統一候補を擁立し、6月議会で引退表明する予定だったが、擁立が難航し、機会を逸した」とした。

 前自民市議の若松貞康氏(62)が7日、「青木市政継承」を掲げて出馬表明したが、青木市長は「若松氏の父は自分の後援会長。(選挙に)勝ってもらわないと困る」と、後継者として支援する考えを示した。

 青木市長は1957年、31歳で旧砂川町収入役となり、合併後の立川市建設部長、助役などを経て87年に市長選で初当選。2002年6月〜03年6月には全国市長会会長も務めた。

 約50年も町市政に携わり、JR立川駅前の区画整理事業や多摩モノレール建設などの大規模開発を手がけ、長年の悲願だったJR中央線の高架化事業の完成も間近。「規模が大きくない立川が、多摩地区の交通の要衝として姿を変えてきた」と振り返った。また新市長には「立川だけを考えるのではなく、都や国との折衝、周辺自治体との広域的な連携を視野に入れたバランス感覚が必要」と注文している。

(2007年8月9日 読売新聞)

1760片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/09(木) 10:00:12
【東京】
青木市長 引退を明言 立川市 保守分裂『望まない形』
2007年8月9日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070809/CK2007080902039706.html

 立川市の青木久市長(82)は八日、東京新聞の取材に対し「自分が市長になった目的はほぼ達せられた。もう次の人にやってもらった方がいい」と述べ、任期満了に伴う九月二日投開票の立川市長選に出馬せず、今期限りで引退することを明言した。

 青木氏は三十代で旧砂川町収入役となり、立川市との合併後は部長、助役を歴任。一九八七年の市長選に初当選して五期二十年務め、ほぼ半世紀にわたり立川の行政にかかわっていた。全国市長会会長も務めた。

 青木氏は、立川駅南口再開発やJR中央線複々線化計画を立川駅まで延長したことなどを実績として挙げた。市長選を目前にしながら去就を明らかにしなかった理由について、「後任者選びで混乱し、機会を失った」と説明。今後も引退表明の会見はしないという。

 後継者には元自民党市議の若松貞康氏(62)を推す考えを示した。一方、自民都連の推薦を受けて元市収入役の清水庄平氏(62)が立候補し、保守分裂の構図が決定的となった今回の市長選について「こういう形は望んでいなかった」とした。 (末松茂永)

1761片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/10(金) 07:12:57
市川市長の推薦願受け取る−山形市長選問題で自民支部
2007年8月9日(木) 22:35
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200708/09/news20070809_0139.php

 山形市長選(9月9日告示、同16日投開票)をめぐり、自民党山形市支部の鈴木善太郎支部長は9日、山形市議会棟で、立候補を表明した現職の市川昭男氏(66)と面談し、保留していた市川氏からの推薦願を受け取った。鈴木支部長は「推薦願を受け取ることと、推薦するかの判断は別の問題」とし、支部四役らの協議を経て支部役員会に諮りたいとしている。

 鈴木支部長によると、山形市内で同日開いた支部役員会で、受け取りの可否判断を支部四役が一任されたと説明。8日に保留したものの、市川氏側からこの日再度、受け取ってもらえないか打診を受けたという。

 面談後、市川氏は「引き続き市政運営に当たりたいとの思いを伝えた」などと述べた。

 鈴木支部長は「推薦願には政策なども盛り込まれており、受け取り自体を拒むのはどうかと思い、判断した。取り扱いはこれから議論する」と話した。

11日に市川氏と面談、推薦へ−山形市長選問題で民主党
2007年8月9日(木) 22:14
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200708/09/news20070809_0138.php

 民主党県1区総支部は9日、山形市役員会を開き、山形市長選に再選出馬を表明した現職の市川昭男氏の推薦願について対応を協議した。11日朝に市川氏から直接話を聞いた上で、支部の推薦を決める方向だ。

 役員会には、総支部代表の鹿野道彦元衆院議員や山形市議らが出席。終了後に記者会見した鹿野代表は「市川氏の決意を直接聞く必要がある。市民に説明するにはプロセスも大事だ。11日に広域合併問題など政策について意見交換し、推薦を協議する」とした。

 市川氏は出馬表明した8日、民主党県連に推薦願を出した。民主党は前回の山形市長選でも市川氏を推薦しており、今回も推薦するとみられる。同支部の決定を受け、今月25日に開かれる党県連常任幹事会で正式に決める。

1762片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/10(金) 07:32:10
山形市長選 民主市川氏推薦手続きへ
自民は結論持ち越す 讀賣山形

 9月9日告示、同16日投開票の山形市長選を巡り、市川昭男市長が8日に再選出馬を表明したことを受け、自民、民主両党は9日、それぞれ対応を協議した。民主が、11日に市川氏と政策協議を行ったうえで推薦手続きを進める方針を確認したのに対し、自民は独自候補を擁立するか見送るかを巡って意見が分かれ、結論を持ち越した。

 民主は、山形市を含む党県衆院1区総支部の役員会を開き、市川氏から8日に出された推薦要請について協議。「市町村合併問題や行財政改革について、市川氏の考えを確認する必要がある」として、11日に市川氏を招いて再度役員会を開くことにした。同日中に、市川氏への推薦の方向を確認する見通し。

 同総支部長の鹿野道彦・元総務庁長官は「前回選で市川氏を推薦した経緯を踏まえ、2期目に向けた意欲や政策を確かめたうえで、支援する方向に進めたい」と述べた。

 一方自民は、市内で党市支部役員会を開き、独自候補を擁立するかどうかについて、市議ら約20人が意見を交わした。役員会後に記者会見した党市支部の斎藤武弘幹事長(市議)らによると、出席者からは「独自候補を擁立すべき」との意見が出たものの具体的な名前は挙がらなかった。また、自民からも推薦を得たいとの意向を示している市川氏への対応についても意見集約できなかった。

 党市支部は今後、同市を含む衆院山形1区選出の遠藤利明・党県連会長や市選出の県議らも交えて協議したうえで、再度役員会を開いて結論を出す。斎藤幹事長は会見で「先の参院選で自民候補が市内でも大敗した結果など、状況をよく見極めなければならない」と述べた。

 一方、党市支部の鈴木善太郎支部長(市議)は9日、市議会で市川氏と面会し、推薦要請の文書を受け取った。鈴木支部長は読売新聞の取材に対し「文書を受け取るだけなら、独自候補擁立を考えていても差し支えないと判断した」と説明した。

(2007年8月10日 読売新聞)

1763片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/10(金) 08:13:02
知事選  3氏立候補
県政 継続か刷新か 讀賣埼玉

知事選候補に声援を送る支持者ら(JR浦和駅西口で)

 知事選が9日告示され、17日間の選挙戦が始まった。経済や治安、医療・福祉など、上田県政のあり方を巡り、有権者に信を求める戦いとなる。届け出は午後5時に締め切られ、新人で元高校教諭の武田信弘氏(53)、現職の上田清司氏(59)、新人で前参院議員の吉川春子氏(66)(共産推薦)の無所属3人が立候補。最高気温が30度を超える猛暑となった県内で、各候補の活動を追った。

     ■上田候補■

 上田候補は午前10時、JR浦和駅西口で出陣式に臨んだ。薄いピンクのシャツの腕をまくったノーネクタイ姿で、選挙カーから手を振りながら駅前ロータリーに登場。ビールケースの上に立って、県税収入の伸びや検挙率向上など4年間の実績を示したパネル7枚を手に支持を求めると約1000人の聴衆が沸いた。

 式には自民、民主、公明各党の国会議員や県議、相川宗一さいたま市長らが駆けつけ、与野党相乗りを印象づけた。応援弁士の民主党の原口一博衆院議員が「税金の使い道の追及では『スッポンの上田』で通っている」と持ち上げた。

 その後、衆院議員時代の地盤だった朝霞市を経由し、秩父市内へ。午後4時、秩父鉄道秩父駅前で演説し、「甲武信岳で湧(わ)いた一滴一滴が荒川となり、都市に流れて命の源流となる」などと森林保全のため、「彩の国みどりの基金」創設の必要性を訴えた。

 本庄市内のホテルでの個人演説会で「(前回のように)立派な人と戦い、わずかの差で勝つなら名誉だ。(今回)ちょっとの差で勝ったとなったらたまらない。いわんや負けたら、本当に腹を切って死ななければならない」と力説した。

     ■吉川候補■

 吉川候補は午前10時40分、JR浦和駅西口で第一声を上げた。白いシャツに青いジャケット姿でマイクを握り、「(上田候補には)地方自治の主張がまったく感じられない」と声高に訴え、「人と自然に優しい」県政の実現を説いた。

 応援に駆けつけた参院議員の小池晃・共産党政策委員長が「身も心も自民と一緒の知事を選ぶのかどうかだ。(上田候補と)政治的にも人間としても全く反対の極に立っているのが吉川さんだ」と語ると、集まった女性支持者たちから「そうだー」と声が飛んだ。2年前のさいたま市長選に立候補した税理士の沼田道孝氏も「上田知事の『日本一の行革』は、県民負担を増やすのも日本一にしようというものだ。県民に冷たい県政を堂々と公約に掲げている」と批判した。

 その後、吉川候補は自宅のある春日部市など県東部へ移動。午後1時50分から街頭演説した東武鉄道春日部駅前は、最高気温が35度を超える猛暑。日差しも強く、吉川候補は白い帽子をかぶったまま、選挙カーの上に開いたパラソルの影から、支持を求める一幕も。司会者が「ぜひ、地元春日部から県知事を」と紹介すると、笑顔を見せた。

     ■武田候補■

 武田候補は、自ら県庁に赴き、立候補手続きを済ませると、午前10時ごろから県庁本庁舎前で、報道陣を前に第一声。高校入試改革や経済改革などを訴えた後、選挙カーでさいたま、戸田両市内など県南地域を中心に街頭演説して回った。

(2007年8月10日 読売新聞)

1764片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/11(土) 08:31:58
山形市長選 社民、市川氏推薦手続きへ 讀賣山形

 9月9日告示、同16日投開票の山形市長選で、再選出馬を表明した市川昭男市長(66)から推薦を要請されている社民党は10日、山形支部の豊川和弘支部長(市議)や元県議らが協議し、市川氏の推薦手続きを進める方針を確認した。

 会合では、市川氏と政策協定を結んだうえで、市長選の立候補予定者に対する説明会が開かれる20日をめどに、党県連の推薦決定を得る――との方針を申し合わせた。終了後に記者会見した豊川支部長は「市川氏に代わる人材を党として出せる状況ではない。市川氏が行ってきた環境や子育て支援面の政策を評価している」と述べた。

 また、市議会で市川氏を支持する議員18人が10日朝、山形市内で会合を開き、「支援する議員の会」を結成した。与党会派の「緑政・公明クラブ」からは公明党の2人以外の7人が、「市民連合山形市議団」からも7人全員がそれぞれ出席したほか、自民党系会派「新翔会」からも2人が出席。これに正副議長を加え、参加者は35人の市議の過半数の18人に上った。

 一方、「新翔会」も同日、「支援する議員の会」に出席した2人を含む所属議員14人全員による会派総会を開き、市川氏の出馬表明を受けて意見交換した。

 五十嵐吉信会長によると、総会では「個々の議員の自主対応が望ましい」「独自候補擁立を模索している自民党の最終判断を待ちたい」など、様々な意見が出されたという。五十嵐会長は「市川氏支援の議員もおり、会派としての統一行動はできないと思う」と述べた。

(2007年8月11日 読売新聞)

1765片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/12(日) 07:24:04
佐藤氏 知事選出馬の意向
05年前回選で落選、前羽後町長 讀賣秋田

 2005年の知事選に立候補し、落選した前羽後町長の佐藤正一郎氏(54)は10日、同町内で開かれた「佐藤正一郎総決起集会」で、09年の知事選に立候補する意向を表明した。知事選に立候補の意向を示したのは、佐藤氏が初めて。


 佐藤氏は、約300人の支持者らを前に、「時期は早いが、次回の知事選へ向け政治活動をする」と述べた。公約や所属などを詰めたうえで、年明けにも正式に出馬表明する見通し。佐藤氏は読売新聞の取材に対し、「閉塞(へいそく)感が漂い、停滞している県内の状況は2年前と変わっていない。県民の力を一つにするために行動を起こしたい」と話した。

(2007年8月12日 読売新聞)

1766片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/12(日) 07:25:02
山形市長選民主が市川氏推薦 讀賣山形

 9月9日告示、同16日投開票の山形市長選を巡り、民主党県衆院1区総支部は11日、山形市役員会を開き、再選出馬を表明した市川昭男市長(66)の推薦を決めた。25日の党県連常任幹事会で正式に決定する。

 役員会には、市川氏自身も出席。行財政改革や市町村合併の推進などの政策について意見交換した。市川氏の退席後に協議した役員らは、「市川氏の行財政改革の実績や、乳幼児医療給付の受給対象を広げるといった独自政策は評価できる」として推薦を決めた。

 役員会後に記者会見した総支部長の鹿野道彦・元総務庁長官は、「党として市川氏をしっかり支援する。当選後は、政治家としてリーダーシップを発揮してほしい」と述べ、市川氏とさらに政策調整を進める方針を示した。

 市川氏は意見交換後、記者団に、「民主からは具体的な政策提言もいただき、分かり合えたと思う」と話した。

(2007年8月12日 読売新聞)

1767片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/12(日) 07:26:40
立川市長選 村田弁護士が出馬へ
5氏の混戦か 讀賣東京多摩

 9月2日投開票の立川市長選で、弁護士の村田光男氏(56)が立候補する意向を固めた。週明けにも記者会見し、正式に出馬表明する予定。独自候補擁立を目指す民主党は村田氏支援を含め、協議を続けている。

 村田氏は、読売新聞の取材に対し11日、「これまでの活動を通じて出会った多くの市民の方々から多く支援の言葉を頂いた」と出馬の理由を語った。「立川の市長は、立川のことだけを考えるのではなく、ほかの29市町村を含めた施策を作り上げる必要がある。市民の声を集約し、現場を大切にすべきだ」と話した。

 村田氏は、1987年からの弁護士登録で東京弁護士会所属。高齢者、障害者や子どもの人権問題に力を入れている。

 同市長選ではこれまでに、前共産市議の戸井田春子氏(71)、自民党が推薦する元市収入役の清水庄平氏(62)、前自民市議の若松貞康氏(62)が出馬表明しているほか、FMたちかわ会長の山田昌夫氏(66)が出馬の意向を示し過去最多の5人が出馬する見通しとなっている。5期目の青木久市長(82)は引退を表明している。

(2007年8月11日 読売新聞)

1768片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/12(日) 10:19:26
共産党が候補者擁立を見送り 盛岡市長選
2007年08月07日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000708070003

 共産党盛岡地区委員会は6日、盛岡市長選(19日告示、26日投開票)に候補者を擁立しないと発表した。佐久間正行・同地区委員長は会見で「統一地方選から続いた選挙で対応が遅れ、候補者決定に至らなかった」と述べた。特定候補は支援せず、自主投票とする。


 市長選を巡っては、再選を目指す現職の谷藤裕明氏(57)、新顔の廃棄物処理会社長、芦名鉄雄氏(62)の無所属2氏が立候補を表明している。


 前回市長選で谷藤氏を推薦した公明党は「要請がないので推薦はしないが、様々な支援の仕方を考えていく」(嶋貫尚・県幹事長)と、今回も谷藤氏を支持する方針。


 社民党は候補者を擁立せず、「自主投票ということになるだろう」(小原宣良・党県連合代表)としている。


 自民、民主は、独自候補擁立や立候補予定者の支援について、まだ決定していない。


    ◇


 達増知事は6日の記者会見で、同市長選で民主党が候補者を擁立すべきかどうかについて問われ、「(自治体の首長は)中長期的には政党政治的になるのが望ましい」としつつ、「無理に政党主導でやれば住民本位の結果が出ない。市長選はまず住民本位がいい」と述べた。

1769片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/12(日) 10:45:05
民主党、大阪市長選に独自候補を擁立へ
2007年08月11日 朝日関西
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200708110066.html

 民主党大阪府連は11日の三役会議で、11月4日告示の大阪市長選に独自候補を擁立する方針を決めた。現職の関淳一市長は再選を目指すかどうか明言していないが、仮に立候補しても推薦しないという。8月末の常任幹事会で正式決定し、9月15日の府連大会をめどに候補者の選定を進める。平野博文・府連代表はまた、来年2月に任期切れとなる大阪府知事選についても、自民、公明両党と相乗りはしないとの意向を示した。

 大阪市長選をめぐっては、05年11月の選挙で共産を除く与野党の相乗り体制が崩壊。自民、公明両党が関氏を推薦したのに対し、民主府連は一時独自候補の擁立を検討したものの、自主投票を選んでいた。

 今回の市長選では、元共産市議の姫野浄氏が前回に続き立候補を表明。関氏は9月以降に態度表明する意向を示している。

1770片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/14(火) 08:37:43
現新2氏の争い 盛岡市長選告示まで1週間 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/senkyo/2007/08/0708121.html

 任期満了に伴う盛岡市長選は、19日の告示まで1週間に迫った。再選を目指す現職谷藤裕明氏(57)と、新人で同市の会社役員芦名鉄雄氏(62)の無所属2人が立候補を表明。独自候補擁立を検討していた民主、共産両党が自主投票を決めたことで、2氏による争いが濃厚となっている。

 谷藤氏は1月の再選出馬表明後、後援会(村井軍一会長)の組織拡大などを着々と進めてきた。現在までに70支部を超え、自民、民主など党派を超えた支持者を得ている。「市民党」的な立場を打ち出し、政党への推薦要請は行わない方針だ。

 「(1期目の)改革の成果を開花させ、住民福祉の向上に取り組む」としており、7日のマニフェスト(公約集)発表では▽市民起点の市政運営▽自律した行財政基盤の確立−など「17カ条の政策」を打ち出した。

 芦名氏は7月末に出馬の意向を表明。連続3度目の挑戦で、組織に頼らず、地道に政策を訴える方針だ。

 「民間の経営感覚を取り入れた市政運営を行う」とし、8日のマニフェスト発表では▽市の経済発展への努力▽ゴミ有料化−など7項目を掲げた。

 同市長選をめぐっては、独自候補擁立に前向きな姿勢を見せていた民主、共産両党が自主投票を決定。ほかに立候補を模索する動きも出ておらず、2氏の争いとなる公算が大きい。

 7月29日現在の有権者数は23万8983人(男11万1843人、女12万7140人)。

 民主は自主投票 擁立見送り

 【東京支社】民主党県連(工藤堅太郎代表)は11日、8月19日告示、26日投開票の盛岡市長選について、独自候補擁立を見送り、自主投票とすることを決めた。再選を目指す無所属の現職谷藤裕明氏(57)が市民党的立場を表明していることなどから「今回はあえて対抗馬を出す必要はない」と判断した。

 4年前の前回市長選で自主投票だった民主党(当時自由党)は、独自候補擁立を基本とする姿勢をとってきた。だが、7月29日投開票の参院選、衆院岩手1区補選から告示日まで3週間という時間的制約などがあった。

 また、谷藤氏は「どの党にも推薦要請を出さない。多くの市民の声を聞きながらやっていきたい」と、会見などで常に強調。そのため、あえて独自候補を擁立する必要はないとの結論に至った。

 同党県連の工藤代表は「谷藤氏の政治スタンスを注視していたが、市民党的立場で立候補するとのことだった。今回はあえて独自候補を出さなければならない状況ではない。だが、次回は候補を立てられるようにしたい」としている。

 盛岡市長選には11日現在、谷藤氏と新人で同市の会社役員芦名鉄雄氏(62)が出馬を表明。これまでに共産党盛岡地区委員会(佐久間正行委員長)、社民党県連合(小原宣良代表)が自主投票を決めている。

(2007.8.12)

1771片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/14(火) 08:39:18
山形市長選自民独自候補断念へ
市川氏の推薦焦点に 讀賣山形

  9月9日告示、同16日投開票の山形市長選を巡り、自民党は12日、独自候補の擁立を断念する方針を固めた。正式決定は、20日をめどに開かれる党市支部役員会となる見通し。党市支部ではその後、すでに出馬を表明している現職の市川昭男市長(66)と政策協議を進め、推薦の可否を検討する方針だ。

 同市を含む衆院山形1区選出の遠藤利明・党県連会長と、同市区選出の県議4人、党市支部の鈴木善太郎支部長(市議)ら幹部3人の計8人は、12日朝から市内で約2時間にわたって協議した。

 出席者からは、「あくまでも独自候補擁立を目指したい」との声が出たものの、これまでに具体的な候補の名前が挙がっていないことを確認。「参院選で民主党に大敗した影響や、告示まで1か月間を切った時間的制約を考えると、現実的に難しい」との意見が、県議を中心に大勢を占めた。

 自民に推薦願を出した市川氏への対応については、「党として積極的に政策提言を行うべきだ」との方針で一致した。

 協議後、遠藤氏は記者団に、「参院選で敗北したこともあり、きちんと対応を考えたい」と述べ、擁立は困難との見方を表明。一方、鈴木氏は、「あくまで独自候補擁立の方向性は変わらない」と述べ、市選管が立候補予定者説明会を開く20日までは、擁立を模索する意向を示した。

(2007年8月14日 読売新聞)

1772片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/14(火) 08:41:08
候補擁立の方針堅持を確認 山形市長選へ自民市支部
2007年8月13日(月) 12:30 山形
http://www.yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200708/13/news20070813_0177.php

 山形市長選(9月9日告示、同16日投開票)への対応をめぐり、自民党山形市支部(鈴木善太郎支部長)の三役は12日、山形市の山形国際ホテルで遠藤利明党県連会長、市選出県議と会談し、候補者擁立の方針を堅持することを確認した。今後も擁立作業を続け、市長選の立候補予定者説明会が開かれる今月20日前後をめどに支部役員会を開き、結論を出したいとしている。

 鈴木支部長らの話では、遠藤会長と県議が意見交換した後、支部三役も加わり、対応を協議した。支部三役と県議は「候補者を擁立する」としてきたスタンスを保ち、擁立を模索することで一致。支部の判断を尊重してきた遠藤会長もこの考えを了承したという。

 現職の市川昭男氏(66)から受け取った推薦願の取り扱いについては、擁立の可否判断が出た後、話し合うとしている。

 鈴木支部長は「擁立の方向という考えで意見が一致した。作業は続けていく」と説明。「現在の山形市政に対する評価や、敗北を喫した先の参院選で受けた逆風が市長選にも影響するのかなど、広く市民の声を聞く必要もある。20日前後をタイムリミットに調整を続ける」などと話した。

1773片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/14(火) 08:52:21
村田氏が正式出馬表明
立川市長選 市民派の立場強調 讀賣東京多摩

 9月2日投開票の立川市長選について、弁護士の村田光男氏(56)が13日、記者会見を開き、無所属で立候補することを正式に表明した。同市長選に正式に立候補を表明したのは、これで4人となった。

 村田氏は「私はしがらみの一切ない市民派の立場」と強調。「立川は文化の交差点、交通の要衝として人の交流がとても多い。市民の声を聞き、知恵を借り、市民協働をより活発化させたい」と意欲を語った。

 また、市政の最優先課題として高齢者の実態調査など高齢者支援、少子化対策としての長時間・夜間保育、ごみ排出量の削減などの環境対策などを挙げた。

 村田氏は新潟市出身。1987年に弁護士となり、東京弁護士会多摩支部高齢者・障害者の権利に関する委員会委員長などを務めている。独自候補擁立をほぼ断念した民主党が、村田氏を支援するか自主投票とするかを検討している。

(2007年8月14日 読売新聞)

1774片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/16(木) 09:08:35
立川市長選で民主 独自候補擁立断念 讀賣東京多摩

 9月2日投開票の立川市長選で、民主党は15日、独自候補の擁立断念を正式に発表した。

 同党は、7月の参院選で大勝した勢いを駆って独自候補擁立を目指したが、「国政選挙の結果と自治体選挙の帰すうは必ずしも一致しない」「市長選に向けて、強い意志や積極的な構想が醸成できなかった」ことなどを理由に自主投票とすることを決めた。いずれの候補者への推薦・支持も出さないという。

 同党東京都第21区総支部長の長島昭久衆院議員は、「今回の悔しい現実を直視し、猛省の上、これからの立川市政を構想していきたい」としている。

(2007年8月16日 読売新聞)

1775片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/17(金) 21:56:51
山形市長選で社民が市川氏推薦を決定
推薦状交付と同時に政策協定を締結 讀賣山形

 9月9日告示、同16日投開票の山形市長選で、社民党は16日、山形市内で山形支部の全党員集会を開き、再選出馬を表明している市川昭男市長(66)を推薦することを決めた。17日に党県連常任幹事会での了承を経て、正式に決定する。

 集会では、「情報公開の推進」など、市川氏と党が結ぶ政策協定案が発表され了承された。これを受け、集会では「福祉などに力を入れている姿勢は評価できる」などとして、市川氏を推薦することを決めた。同支部は17日、推薦状交付と同時に市川氏と政策協定を締結する。

 集会後、同支部の豊川和弘支部長(市議)は「市民や働く人の声を生かして政策を実行してほしい」と話した。市川氏についてはすでに民主党が推薦を決めている。市川氏はこのほか、自民、公明、共産の3党にも推薦を要請している。

(2007年8月16日 読売新聞)

1776片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/18(土) 06:02:21
立川市長選波乱含み
分裂状態 自民 擁立断念 民主 讀賣東京多摩

 26日の立川市長選告示まであと1週間余り。今期限りでの引退を決めた青木久市長(82)に代わり、戦後最多の5人の新人が争う構図がほぼ固まった。自民党は事実上の分裂状態、民主党は独自候補擁立を断念するなど、混戦模様の市長選はすでに波乱のきざしを見せている。(山岸肇)

 自民が候補者探しを始めたのは昨年から。市議団を中心に調整を続け、5月には市議会与党の民主、公明を含めた3党で候補者を一本化し青木市長の後継指名を目指す方針を確認した。

 一方、青木市長は「潮時は分かっている」としながらも、「各方面から続けてくれという声もある」と態度を保留。しかし、自民党内には、「前回のような保守分裂は何としても避けたい」と、前回の市長選で争った青木市長と元市収入役の清水庄平氏は推さない取り決めもあった。

 その後も同党立川総支部の役員らで作る選考委員会による候補者探しは難航し、市職員や市議ら数人の名前が浮かんでは消えた。7月の参院選で自民の苦戦が伝えられる中、選考委は同月23日、「民主、公明も相乗りできる候補」として清水氏擁立を決めた。

 だが同月30日に開かれた同総支部の役員会議では、前市議の若松貞康氏を推す役員らから、候補者の選考過程などについて異論が噴出、議論は深夜に及んだ。

 結局、同総支部の執行部は清水氏擁立でまとまったが、反発する若松氏は翌31日に市議を辞職し、出馬を表明。自民市議団が清水氏を推す一方、青木市長は同じ地域の若松氏を推す分裂状態となった。

     ◇

 一方、参院選の大勝で勢いに乗る民主は、自民の分裂も相まって独自候補擁立を目指した。しかし、こちらも調整は難航し、やむなく自主投票を決めた。党内からは「この好機を生かせず、支持者の期待を裏切ってしまった」との無念の声も聞かれる。

 背景にあったのは、市民派を旗印とする弁護士、村田光男氏の存在。調整過程で都議、市議ら数人の名前が挙がったが、「無党派票が分散されれば、勝ち目が薄くなる」という懸念もあった。村田氏が出馬の意向を強めた先週末には、村田氏の支援も検討されたが、結局断念。いずれの候補へも推薦・支持は出さないが、民主関係者の一部は村田氏支援に回るとみられる。

     ◇

 候補者乱立の混戦模様で存在感を増しているのが公明党だ。ある陣営幹部は「数千とも1万ともされる公明票が、どこにどれだけ動くかが鍵」と語り、同党には複数の陣営から支援要請が相次いでいる。しかし、同党幹部は「党内でも議論百出で態度を決めかねている」と頭を抱えており、最終的な態度決定は告示前後になる見通しだ。

     ◇

 他陣営の鼻息も荒い。戸井田春子氏(共産推薦)の選対幹部は「初めて経験する激戦。どこも動き出しは遅く、横一線でスタートした。差が出るのはこれから」と意気込む。FMたちかわ前会長、山田昌夫氏の陣営も「政策で市民に判断してもらえる状況になっている」と勝機をうかがっている。

(2007年8月18日 読売新聞)

1777片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/18(土) 06:03:06
山田氏が正式出馬表明 讀賣東京多摩

 9月2日投開票の立川市長選で、コミュニティーラジオ局「エフエムラジオ立川」(FMたちかわ)前会長の山田昌夫氏(66)が記者会見し、無所属で立候補することを正式に表明した。

 山田氏は「将来性のある立川の市長として、スピーディーな住民サービスを実現し、立川の役に立ちたい」と意欲を語った。具体的な施策として、横田基地の軍民共用化、立川駅周辺の交通渋滞の解消、防災対策などを挙げた。

 山田氏は山梨県出身。ケーブルテレビ局「マイ・テレビ」社長などを経て、現在は立川・昭島マラソン実行委員会委員長などを務める。

 同市長選では、ほかに共産党が推薦する前市議の戸井田春子氏(71)、自民党が推薦する元市収入役の清水庄平氏(62)、前市議の若松貞康氏(62)、弁護士の村田光男氏(56)が出馬を表明している。

(2007年8月18日 読売新聞)

1778片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/19(日) 16:28:42
’07知事選・埼玉:街頭に有権者まばら お盆休みに戸惑う候補者 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/archive/news/2007/08/12/20070812ddlk11010134000c.html

 告示後初の週末を迎えた知事選(26日投票)。投票率低下も予想される中、陣営としては支持拡大を求めて街頭へ繰り出したいところだが、世間はお盆休み。帰省や行楽で埼玉を離れる有権者も多く「支持を訴えるべき相手がいない」。勝手の違う選挙戦に主要候補陣営は戸惑いを隠せない。

 無所属の現職、上田清司氏(59)の陣営は、関心の低い有権者を引き付けようと告示直後にスタートダッシュ。繁華街での街頭演説に、河村たかし・衆院議員や松沢成文・神奈川県知事らを応援弁士に招き、人目を引くPR作戦を展開した。お盆期間は「郡部回りを淡々とこなす。街は人出がまばら。派手なことやってもねえ」(陣営幹部)と充電モードだ。

 無所属の新人、吉川春子氏(66)=共産推薦=の陣営も「粛々とやるだけ。勝負はお盆明け」(陣営幹部)。午前中は自宅でくつろぐ有権者に向けて街宣車を走らせ、午後はさいたま、川口市など県南部の街頭で若者を中心に訴える。お盆が明ければ、参院議員時代の人脈を活用し、志位和夫・党委員長や市田忠義・党書記局長らが応援に駆けつける予定という。

 4月の統一地方選、7月の参院選に続く今年3度目の大型選挙。両陣営が懸念する通り、選挙に対する有権者の関心は今ひとつのようだ。JR大宮駅前で、街頭演説を途中まで聞いた北本市の主婦(67)は「関心ないです。『え? まだ選挙あったの』という感じ。県政への注文も特にないです」と足早に立ち去った。【和田憲二】

毎日新聞 2007年8月12日

1779片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/19(日) 16:58:04
坂川・福井市長:肺炎のため入院−−金沢の病院 /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/archive/news/2007/08/11/20070811ddlk18010561000c.html

 福井市の坂川優市長(54)が10日、肺炎のため、金沢市内の病院に入院した。期間は3週間程度になる見込み。市は職務代理者を置かず、重要案件は東村新一副市長が市長と連絡を取り代行する。

 東村副市長によると、坂川市長はここ数日体調を崩しており、9日に病院で検査を受けたところ、入院治療が必要と診断されたという。坂川市長は昨年7〜11月にかけて、肝腫瘍摘出のため、長期療養していた。【松井聡】

毎日新聞 2007年8月11日

1780片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/19(日) 17:30:44
選挙:橿原市長選 元県議の森下氏、立候補へ あす正式表明 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20070819ddlk29010295000c.html

 任期満了に伴う橿原市長選(10月21日告示、28日投開票)に医師で元県議の森下豊氏(49)が18日、立候補する意向を明らかにした。20日に会見を開き、正式に表明する。

 森下氏は大淀町出身。智弁学園高、兵庫医科大卒業。現在、医療法人豊生会理事長。95年4月から05年8月まで県議を3期務め、05年には奈良4区から衆院選に立候補した。

 同市長選には、現職の安曽田豊氏が4選を目指し、立候補を表明している。【林由紀子】

毎日新聞 2007年8月19日

1781片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/19(日) 18:07:18
選挙:県議補選・合志市選挙区 新人同士一騎打ち/熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/08/18/20070818ddlk43010378000c.html

 衆院熊本3区補選に出馬した荒木義行氏の失職に伴う合志市選挙区(定数1)の県議補選は17日告示され、会社役員、辻藍氏(28)と前市議、高木健次氏(58)の無所属新人2人が立候補を届け出た。

 投票は26日午前7時から午後8時まで市内21カ所の投票所であり、即日開票される。16日現在の有権者数は4万2109人(男1万9854人、女2万2255人)。

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 ◇合志市選挙区県議補選立候補者(改選数1−2、届け出順)

辻藍 28 無新

 賃貸ビル経営会社役員[歴]進学塾講師▽長崎大

高木健次 58 無新

 栄工業団地組合顧問[歴]合志市議▽済々黌高中退

毎日新聞 2007年8月18日

1782片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/19(日) 18:32:08
山形市長選「市民党」掲げ”対抗封じ”
2007年08月19日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000708190003

 ∞再選めざす市川氏、全政党に推薦依頼


 9月9日告示の山形市長選で、現職の市川昭男氏(66)の「再選戦略」が着々と進んでいる。前回の市長選でも支援を得た民主、公明、社民だけでなく、対立候補の擁立を目指す自民、共産にも推薦を依頼する「等距離外交」を展開。揺さぶりをかけている。自民、共産とも対応に苦慮している。市職員出身で「行政マン」と定評があった市川氏に対して、市議らから「意外に政治家」という声も出ている。(南日慶子)


 市川氏は8日に立候補を表明した。元中学校教諭の加藤円治氏(72)も立候補を表明し、ほかにも立候補予定者がいる。


 市川氏は、立候補について「適切な時期に判断する」「熟慮中」として参院選後まで態度を保留した。


 複数の市議の話では、市川氏は参院選終盤の7月下旬、与党会派で社民系が中心の市民連合山形市議団、民主・公明系が中心の緑政・公明クラブの代表者らと市政運営について懇談した際、再選に意欲を見せていた。


 立候補を表明した時点までに、この2会派は「市川氏支援」を決めており、推薦依頼を民主、社民は早々と受諾した。


 ●揺さぶり


 微妙なのは公明党だ。民主系と組む市議会内の会派としては支援するつもりだ。しかし、党本部の意向を優先せざるを得ないため、自民党との関係からいって必ず支援するとは限らないという。


 市川氏が自民党と共産党にも推薦依頼を出したのは、あらゆる政党から支援を取り付けて「市民党」との立場を強く打ち出したい狙いがあるからだ。


 共産党県委員会の幹部は「前回の市長選で戦った相手から推薦依頼が来ることは異例だ」と驚いた。独自候補の擁立がまだ決まっておらず、市川氏への推薦も視野に検討しているという。


 ●逆風余波


 最大の焦点は、自民党の対応だ。


 自民党山形市支部は9日、役員会で市長選の対応を協議した。「市長選は自民党立て直しのスタート。負けるわけにはいかない」という主張と、「1カ月しかない。擁立には時間が足りない」という声が交錯した。


 参院選で吹き荒れた逆風が、支部幹部を慎重にしている。


 党公認の篠原みえ子氏が民主公認の舟山康江氏に山形市で3万7千票差をつけられて大敗したからだ。


 支部長の鈴木善太郎市議は「擁立しても逆風が吹く中で勝てるか。だが、擁立断念なら『自民党は何をやっているのだ』となる」と追いつめられた心境を語る。


 鈴木市議は12日に県連会長の遠藤利明衆院議員らと会談。「立候補予定者説明会がある20日まで、候補者擁立に全力を挙げる」と強調した。


 20日までに候補者擁立ができなければ、市川氏を支援するかどうか協議に入るという。

1783片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/20(月) 06:06:59
長久手町長選4人立候補か
あす告示 讀賣愛知

長久手町長選は、あす21日告示される。これまでに無所属の現職と新人3人の計4人が立候補を表明しており、激しい選挙戦が予想される。投開票は26日。

 立候補を表明しているのは、4選を目指す現職の加藤梅雄氏(72)=自民推薦=、新人で元衆院議員の大島令子氏(55)、新人で元町議の正木祥豊氏(67)、同じく新人で元同町課長の吉田光男氏(59)の4人。

(2007年8月20日 読売新聞)

1784片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/20(月) 15:59:46
市長選独自候補の擁立を断念 自民党山形市支部が役員会
2007年8月20日(月) 12:43
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200708/20/news20070820_0281.php

 自民党山形市支部(鈴木善太郎支部長)は20日、山形市の党県連会館で役員会を開き、山形市長選(9月9日告示、同16日投開票)の対応を協議した結果、独自候補の擁立を断念した。支部主導で擁立を模索してきたが、候補者を具体化できなかった。一方、支部主導は断念するものの、政治スタンスの近い人物が起意を示すことがあり得るとし、党として支援する可能性を残した。

 記者会見で鈴木支部長は、独自候補の擁立について、堅持すべきだとする意見や断念の考えなどさまざまな意見があったと説明。告示まで時間がなく、候補者を具体化できない以上、支部主導の独自候補擁立を断念する考えを執行部が諮り、了承を得たとした。

 鈴木支部長は「独自候補は擁立しないが、市長選に出たいとする声を直接、間接的に聞いている。今後、自民党として推せる適任者が表明する可能性はある」と強調。その場合、支部としての支援、推薦もあり得るとの考えを示し「現在の山形市政に対する市民の声などを今後も聞いていく」と続けた。

 現職の市川昭男氏(66)から受理した推薦願の取り扱いに関しては、自民党や党市支部としての政策を市川氏側に提示し、見解を求める方針だ。告示ぎりぎりまで立候補表明者を見極めた上で、役員会に推薦の可否判断を諮るとした。

1785片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/22(水) 09:49:31
背景に参院選大敗の衝撃 山形市長選・自民の擁立断念
2007年8月21日(火) 08:38
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200708/21/news20070821_0295.php

 山形市長選(9月9日告示、同16日投開票)で、自民党山形市支部が20日、こだわり続けてきた独自候補の擁立を断念した背景には、参院選で受けた想像を上回る大敗の衝撃がある。今後、新たな立候補表明者があった場合、その人物を推すとし、“不戦敗”の回避を探る構えだが、告示まで時間が迫り、厳しさは増している。

 前回市長選で独自候補を擁立できず、自主投票になった市支部。今回は「独自候補を立てる」との強い方針を示し、今春から模索を続けてきた。執行部を中心に行ってきた擁立作業で、山形市出身の官僚や行政経験者などの名前が浮上。当事者への打診、交渉を重ねてきたが、家庭の事情などを理由に、いずれも不調に終わった。

 参院選期間中から投開票後にかけて、市支部内から、市選出県議の今井栄喜氏(65)に対する待望論が聞こえ始めた。執行部は、今井氏との協議を始め、可能性を探ってきた。参院選で受けた山形市での3万7000票差という予想外の大差に、今井氏の支援者らは難色を示しているという。

 山形新聞の20日の取材に対し、今井氏は「市政に不満を抱く市民の声に応えたい」との思いがあることを明らかにした。一方で、参院選の大敗を理由に「このままの状況では難しい」との認識も示し、政党が前面に出ない、市民の声に後押しされた形での出馬に含みを持たせた。

 市支部執行部は、適任者を待つとする決定を強調し、党籍を持つ市議11人の選挙対応をけん制した。現職の市川昭男氏(66)を推薦またはその方向の民主、社民の両党、山形地区平和センターなどに対する市支部内の反発も大きく、市川氏と距離を置き、適任者の登場に賭けた。

 鈴木善太郎支部長は、断念の記者会見で「これまで要請してきた人を含め、自ら立候補することを最後まで待ち続ける。市支部中心ではなく、市民の盛り上がりが起きることを期待する。可能性を信じている」と強調した。そして「これまでも市民の声を聞いてきた。今後も聞いていく」とした。アンケートなどさまざまな手法を通じて市川市政に対する評価、求めている政策などを集め、市政変革への期待の高まりに望みを託す。
(報道部・田中大)

1786片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/25(土) 18:48:35
立川市長選あす告示
保守分裂 5氏出馬の混戦か 讀賣東京多摩

 立川市長選と同市議補選(欠員1)はあす26日告示され、9月2日に投開票される。市長選には、いずれも無所属で新人の元市収入役の清水庄平氏(62)(自民推薦)、前市議の戸井田春子氏(71)(共産推薦)、弁護士の村田光男氏(56)、FMたちかわ前会長の山田昌夫氏(66)、前市議の若松貞康氏(62)の5氏が立候補を表明している。

 5人とも、正式に出馬表明をしたのは今月に入ってからと遅れ、各陣営とも混戦が予想される選挙戦へ向けて準備を急ピッチで進めている。また、自民党が事実上清水、若松陣営に割れた分裂選挙となる見込み。

 5期20年務め、今回は立候補せずに引退する青木久市長(82)は若松氏支援を表明する一方、村田氏の集会で村田氏支持も口にしている。

 清水氏は現市政を厳しく批判。「生まれ変わる立川」と銘打ち、行財政改革や教育環境の充実に積極的に取り組む姿勢を打ち出している。自民党市議団の後援組織を軸に、地元商工団体の支援も取り付け、無党派保守層への食い込みも図る。

 戸井田氏は、地域の労組や民主商工会などでつくる市民団体を母体とした選挙戦となる。新庁舎建設の凍結を掲げ、6期24年にわたる市議の経験と、女性ならではの視点から「市民の暮らしや福祉、医療の充実した市政を」と訴える。

 村田氏は「市民生活の現場重視」の姿勢。しがらみのない「市民派」を旗印に、無所属市議や市民有志による“勝手連”の支援を受ける一方、民主議員らの応援も受けている。高齢者や子育て、市民活動の支援を掲げ、幅広い集票を狙う。

 山田氏は、経済人として培った経験を武器に、横田基地の軍民共用化や市内にある支店や営業所の本社化を推し進め、「積極的な税収増策を目指す」と主張する。経済活動や市民活動で築いた独自の人脈で支持層の拡大を図っている。

 若松氏は「青木市政の継承」を前面に押し出しており、市の経営改革プランの推進や市民協働の加速などで「さらに住みよい街づくりを」と訴える。保守層の支持固めを進める一方、市内の有力企業などに支援を呼びかける。

 ■立川市議補選 2人出馬意向 ■

 市議補選には、NPO理事長の箱石強氏(44)(民主支持)と都議秘書の木原宏氏(31)の2人が出馬の意向を明らかにしている。

 7月11日現在の有権者数は14万3069人。

(2007年8月25日 読売新聞)

1787片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/28(火) 07:41:24
「上田らしさ」に腐心  圧勝 知事選
公約、手順踏み込まず 讀賣埼玉

再選から一夜明け、記者会見する上田知事

 知事選から一夜明けた27日、上田知事は支援を受けた各党を回るなど、次の4年に向けて動き出した。今回、上田は何を訴えようとしたのか。知事選の舞台裏に迫った。

 27日午前11時45分、再選を決めたばかりの上田知事は県庁近くの自民党県連で開かれた臨時役員会に姿を見せた。「弁当はないけど、最前列へ来なさいよ、仲間なんだから」と深井明幹事長が親しそうに声をかけた。上田は党県連幹部10人を前に「私もこれまで以上に熱心に取り組む。時には厳しいご支援をお願いしたい」と丁寧にお礼を述べた。

 これに先立ち、県庁内の県議会棟自民党控室を訪れた時、県議団幹部12人が拍手で迎えた。上田は「感慨深いね」と漏らした。

 自民党内には「事実上の(主要政党)相乗り(選挙)で知事は自分の政策で突っ走るだろう。ボール球には、『ボールだ』と言えるよう、慎重審査の姿勢でいく」(奥ノ木信夫県議)と厳しい声もある。しかし、総じて2003年に敵対した時に浴びた“冷たい視線”は消えた。

      ◎

 上田の再選には自民、民主、公明3党をはじめ、業界団体がこぞって支援を表明。野党の国会議員から、県に乗り込んできた4年前とは環境が様変わりするなか、上田は一貫して「上田らしさ」を保つことを意識し続けた。

 連日気温35度を超える猛暑となった選挙戦。東松山市文化センターで17日、上田は1000人近い聴衆を前に「4年前は議会が気にいらないと出来ない政策まで掲げた。結果的にうまくいったのはまぐれに近い」と苦笑した。続けて、国会議員時代や最初の選挙で定番となったグラフなどを描いた7枚のボードを次々と示しながら実績や新たな政策を丁寧に説明した。

 初当選後、公約の一つだった知事退職手当削減条例が議会の反対にあい、成立まで足踏み。その反省を踏まえ、今回のマニフェストには「実現できるものを並べた」と上田自身が語っている。現職として先鋭的な発言を封じられながらも、県債残高の維持・減少や県職員削減など県幹部が「実現のハードルが高い」と受けとめる野心的な政策を打ち出した。

 それでも足かせは残った。8月上旬、1期目に続いて上田の選挙指南役を務めた選挙プランナーの三浦博史は上田にクギを刺した。

 「マニフェストを発表する1分前まではいくらでも迷って下さい。ただし、一度発表したら、絶対に言う内容は変えないで下さい」

 知事側近は「安倍内閣じゃないが、トップがぶれてはいけない。『自身の実績・政策に迷いのない知事像』こそが“上田らしさ”だ」と三浦の言葉の意味を解説した。この言葉を守り、上田はマニフェストに記された内容から外れる発言を慎む。そのため、100回を超える街頭演説をこなしながら、看板政策とした県内に清流を取り戻す「みどりと川の再生」などで、「何を」「どうやって」といった具体的道筋は示されなかった。

      ◎

 今回の選挙戦で上田は地盤の朝霞市に事務所を構え、気心の知れた富岡勝則・朝霞市長を選対本部長に据えて戦う構想を練っていた。これに自民党の佐久間実県議はストップをかけた。「前回と違って、いろいろな人や政党があなたを担ぐのだから、担ぎやすくしなければ」。上田へ直接電話で申し入れ、選対本部長を県市長会長の斎藤博・所沢市長に差し替えた。選挙スタッフの一人は、「党や県議に配慮した結果、古くからの支持者に『変わってしまった』と言われないか心配だった」と明かす。

 上田は27日の記者会見で「さしたるトラブルもなく、上田流の選挙を貫けたと思っている」と総括している。しかし、今後の上田県政について、自民党のベテラン県議はこう指摘する。「マニフェストは、知事らしい内容。ただ今後、各論が見えてきた時にどうなるかだ」(敬称略)

(2007年8月28日 読売新聞)

1788片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/28(火) 07:43:05
公明は自主投票
立川市長選 讀賣東京多摩

 無所属の新人5人が立候補している9月2日投開票の立川市長選について、これまで党としての態度を明確にしていなかった公明党は27日、特定の候補は推さず、自主投票とすることを決めた。

 同党は、同じ市議会与党の自民党系の候補が一本化されれば、その候補を支援する方針だったが、自民党は事実上、前市議の若松貞康候補(62)と元市収入役の清水庄平候補(62)との分裂状態となっている。

 公明党東京都本部は自主投票の理由について、「自民党がまとまり切らなかったため」としている。

(2007年8月28日 読売新聞)

1789片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/29(水) 09:27:53
知事 意中の人受諾まだ 讀賣高知

 今期限りでの退陣を表明した橋本知事は28日、後継者となる「意中の人」について、「まだ前向きな回答はいただけていません」と、受諾の回答を得ていないことを明らかにした。その上で「考えられる範囲では今後の県政を担っていただける人材は(この人しか)いない」と述べ、引き続き後継指名の受諾を求める考えを示した。

 橋本知事は8月1日に不出馬表明をした際、意中の人に打診している」と述べたが、本人から立候補に応じるとの回答を得ていないとして、人物像については語っていなかった。

 その後、何度か要請を続けているが、受諾の返事はなく、橋本知事は「(受ける)意志が全くないというのではなく、まだ迷っていると受け止めている」と説明。本人には「(決断が)告示の1か月前でも半月前でも、力いっぱい応援する」と伝えたといい、ぎりぎりまで擁立に力を注ぐという。

(2007年8月29日 読売新聞)

1790片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/30(木) 11:22:34
2007年8月29日(水)
所沢市長選 当麻県議も出馬へ  埼玉
http://www.saitama-np.co.jp/news08/29/11p.html

 任期満了に伴い十月二十一日に投開票される所沢市長選に民主党の当麻好子県議(58)が立候補の意思を固め、同党県連と調整に入った。同党8区総支部は当麻氏の立候補を了承。近く、正式に立候補表明する。

 当麻氏は一九七九年四月の市議選で初当選。三期務めた後、九九年の県議選に当選し、現在、三期目。この間、九一年十月の市長選に立候補したが落選している。民主党県連政調会長、常任幹事のほか、柳瀬川最上流をきれいにする会などのボランティア活動をしている。

 同党8区総支部は斎藤博現市長が引退表明した次期市長選に候補者を擁立する方針を決め、同市長選に立候補経験のある当麻氏に出馬の意向を打診していたが、同氏は二十八日までに立候補の意思を固めた。

 同党県連の枝野幸男代表、武正公一幹事長、大島敦選対委員長ら県連五役は当麻氏出馬を前向きに検討中で、近く機関会議を開き結論を出す方針。

 当麻氏本人は無所属で立候補するとしているため、県連としては推薦か友情支援の方向になるとみられる。

 同市長選では既に無所属新人で、市教育委員の中井美紀弁護士(58)が立候補を表明しているほか、自民の並木正芳衆院議員(比例北関東)や藤本正人県議の名前が挙がっている。

1791片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/31(金) 20:20:32
臼井都議、弁護士擁立を提案
あきる野市長選で市議らに 讀賣東京多摩

 9月30日告示、10月7日投開票のあきる野市長選に立候補するよう、市民団体から要請されていた旧秋川市長の臼井孝都議(66)が30日、あきる野市議らとの会合の席で、同市内に住む男性弁護士の名を挙げ、擁立することを市議らに提案した。臼井都議は自分自身の不出馬については明言はしなかったものの、「そういう意味と受け取られているはず」とした。

 臼井都議に対しては、市民団体が市長選出馬を要請した一方で、都議選の際に西多摩選挙区内の他の市町村議らが協力して臼井都議を支援した経緯があったことから、市議会の保守系2会派の市議らが出馬を辞退するよう求めていた。

 臼井都議は、27日に開かれた市議らとの会合で、別の候補者擁立の可能性を示唆し、今回、それを受けて弁護士の名前を挙げた。会合に参加した市議によると、この提案に対して態度を保留した市議もいたといい、両会派が弁護士の擁立に踏み切るかどうかは今後の調整次第となる。

 同市長選には、温浴施設「秋川渓谷 瀬音の湯」の事業に反対してきた市民団体が候補者擁立の動きを見せているが、正式な出馬表明はまだない。

(2007年8月31日 読売新聞)

1792片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/01(土) 08:06:38
山形市長選 現職、推薦せず
自民支部「適任者」名乗りに期待 讀賣山形

 9月9日告示、同16日投開票の山形市長選を巡り、自民党山形市支部は31日、山形市内で役員会を開き、対応などを協議した。再選出馬を表明し同党に推薦を依頼している市川昭男市長(66)については「推薦できない」との声が出され、告示までに市川氏以外の「適任者」が名乗りを上げる可能性に期待をつなぐ方針を確認したものの、具体的な名前は上がらず、自主投票となる可能性がますます高まった。

 同支部は8月20日の役員会で、市川氏に対抗して独自候補を擁立することを断念。「今後適任者が名乗りを上げれば、支援したい」としていた。

 31日の役員会後に記者会見した同支部の鈴木善太郎支部長(市議)はこうした経緯に触れ、「現段階で適任者は見つからないが、告示日まではまだ時間がある」として、党として市川氏以外の候補者を支援する可能性をなお探る考えを強調した。

 ただ、鈴木支部長は「今から立候補を表明する人がいても、人物評価などをしなければならず、すぐ推薦はできない」とも述べるとともに、市川氏からの推薦要請への対応についても「保留するが、推薦は難しい」との認識を示し、現時点では支援する相手が見当たらない状況であることを認めた。市川氏への対応は、告示日の9日をめどに再度役員会を開き、最終的に決める。

 一方鈴木支部長は、同支部が8月23〜26日に、市長選について市民を対象に電話アンケートを行ったことを明らかにした。電話をかけた8177件のうち、回答したのは約1割で、関心のある政策としては「景気・雇用対策」と「福祉政策」を挙げた人が最も多かったという。市長のタイプとしては「一般民間人型」を望む人が約60%と最も多く、「政治家型」が約15%、「公務員型」は約10%だったという。

 鈴木支部長は「アンケート結果なども踏まえ、“(市議会での)健全な野党”として、市政への政策提言を行いたい」と述べた。

(2007年9月1日 読売新聞)

1793片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/01(土) 08:08:32
5候補追い込み全力
立川市長選あす投開票 市議補選も 讀賣東京多摩

 立川市長選と市議補選(欠員1)はあす2日、投開票が行われる。市長選に立候補しているのは、いずれも無所属で新人の前市議戸井田春子氏(71)(共産推薦)、弁護士村田光男氏(56)、前市議若松貞康氏(62)、FMたちかわ前会長山田昌夫氏(66)、元市収入役清水庄平氏(62)(自民推薦)の5人。各陣営とも最後の追い込みに全力を挙げている。

 戸井田氏は新市庁舎建設凍結を軸に、「最優先は市民の暮らし、福祉、教育」と一貫した訴えを展開。労組や民主商工会などでつくる「ウエーブ21立川をよくする会」が支援している。

 しがらみのない「市民派」を旗印に、「市民が主役の市政を」と訴える村田氏は高齢者問題を重点課題に掲げる。“勝手連”や民主議員らからの応援を受け、幅広い浸透を図る。

 若松氏は「住みよいまちづくりを一層進めたい」とし、5期20年の青木市政の継承を強調。地元砂川地区の農業関係者らの支持固めを進めるほか、保守票の取り込みに力を入れる。

 山田氏は、経済人としての実績を強調し、横田基地の軍民共用化や立川駅周辺の渋滞解消など、経済活性化に取り組む姿勢を打ち出す。故郷の山梨県人会の人脈などで戦いを進める。

 「生まれ変わる立川」を掲げる清水氏は、行財政改革や子育て支援、教育環境充実化などを訴える。自民市議団のほか公明や民主の一部市議の応援も受け、支持層の拡大に力を注ぐ。

 過去最多の5人が立候補したため懸念されるのが再選挙だ。公職選挙法は最高得票者が法定得票数(有効投票の4分の1)に達しない場合は50日以内に再選挙を行うとしている。5人の得票に大きな差が出なければ再選挙の可能性がある。

 投票率も注目される。過去3回の市長選の投票率は約42〜45%と低調だった。今回は混戦だが、参院選からあまり日数が経過していないことなどから、投票率は上がらないとの見方もある。市選管によると、30日現在の期日前投票は3090人で、前回同期(不在者投票)より約600人多い。

 一方、市議補選にはNPO理事長の箱石強氏(44)と元都議秘書の木原宏氏(31)が立候補している。

 投票は2日午前7時〜午後8時に市内26か所で行われ、柴崎市民体育館で開票される。大勢判明は市長選、市議補選ともに午後11時ごろの見込み。25日現在の有権者数は14万2263人。

(2007年9月1日 読売新聞)

1794片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/01(土) 11:58:16
大阪市長選で関氏再出馬表明へ、与党一部は橋爪氏も検討
2007年09月01日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200709010015.html

 任期満了に伴う大阪市長選(11月4日告示、同18日投開票)に、現職の関淳一市長(72)が立候補する方針を固め、市幹部に伝えた。大阪市の長居陸上競技場で開催中の世界陸上が閉幕した翌日の9月3日夕にも記者会見を開き、正式に表明する予定だ。一方、関氏の市政改革の手法などに不満を持つ与党会派の議員の一部が、大阪市立大学の橋爪紳也教授(46)を擁立する方向で調整を進めている。同市長選には、元共産党市議の姫野浄氏(71)が無所属での立候補を表明している。

 前回選挙で関氏を推薦した自民党と公明党はまだ候補者を決めていない。両党の有力議員の中には関氏の市政改革の手法に反発し、橋爪氏擁立を模索する動きがあり、週明けにも折衝が本格化する見通し。民主党大阪府連は独自候補を擁立する方針を固めている。

 関氏は市立病院の医師、市助役などを経て03年に初当選。1期目の任期途中にヤミ退職金・年金などの職員厚遇問題を受けて「市政改革案の信を問う」としていったん辞職し、05年の出直し市長選で再選を果たした。

 橋爪氏は大阪市生まれ。専門は建築史・都市文化論で工学博士。市立大学の都市研究プラザに所属し、「大阪モダン 通天閣と新世界」などの著書がある。橋爪氏は「現時点ではコメントを控えたい」と話している。

1795片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/02(日) 08:00:01
山形市長選 公明 自主投票に 讀賣山形

 公明党県本部は1日、山形市内で拡大幹事会を開き、9日告示、16日投開票の山形市長選で現職の市川昭男市長(66)を推薦せず、自主投票とすることを決めた。同党は、2003年の前回選では市川氏を推薦した。同党県本部の寒河江政好代表(県議)は記者会見で、自主投票について「(独自候補擁立を模索した)自民に配慮した。市川氏が、公明と相いれない政党にも推薦を依頼したのは理解し難い」と説明した。

 一方で寒河江氏は、「市川氏の政策的な実績を評価している」とも表明。菊池文昭・山形市議ら党所属市議2人は「推薦と変わらない独自の応援を行う」と市川氏支持を明言した。

(2007年9月2日 読売新聞)

1796片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/02(日) 08:04:42
あきる野市長選 野村市議出馬へ
無所属、政党推薦受けず 讀賣東京多摩

 30日告示、10月7日投開票のあきる野市長選に、同市の野村正夫市議(66)が、前回に続き立候補する意向を固めたことが1日、分かった。近く正式表明する。無所属で政党の推薦も受けない予定。同市長選で立候補の意向を示したのは野村市議が初めて。

 野村市議は市議会保守系会派が中心に進めている候補者選定について「市民不在で放っておけないと決断した」と話した。市政については、「財政再建、福祉改革を実現し、秋川流域自治体の連携を深めるため、秋川流域サミット会議を開催したい」などとしている。

 現職の田中雅夫市長(75)が今期限りでの引退を表明している同市長選では、市が4月にオープンさせた温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」の事業に反対してきた市民団体が、候補擁立を目指し、4日に発表する。

 また、8月に入って、別の市民団体が地元の臼井孝都議(66)(自民、西多摩選挙区)に出馬を要請したが、同市議会の保守系2会派の反発などを受け、臼井都議は市内の男性弁護士を指名し一本化を図ろうとしたが、弁護士に断られ、自民系候補擁立は難航している。

(2007年9月2日 読売新聞)

1797片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/02(日) 21:08:05
戦後最多5氏立つ 立川市長選
2007年08月27日 朝日東京多摩
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000708270003

候補者の第一声を真剣なまなざしで聞く市民ら=立川市内で

 立川市長選が26日、告示され、いずれも無所属の新顔5氏が立候補を届け出た。5期20年務めた青木久市長(82)の引退を受け、戦後最多の候補者数。青木市政の継承か否かや、これからの街づくりを巡り各候補が論戦を交わす。投票日は9月2日で即日開票される。25日現在の有権者数は14万2263人。


 前共産市議の戸井田春子氏は午前11時、JR立川駅北口に党の宣伝カーに乗って登場。強い日差しに、屋根には大きな白い日傘が取り付けられた。衆院議員の笠井亮氏(比例東京)らが応援に駆けつけた。


 弁護士の村田光男氏は午前11時、後部がガラス張りの選挙カーに乗って登場。「情報公開でガラス張りの市政を」と訴えた。今年7月の参院選東京選挙区で初当選した大河原雅子、川田龍平両氏も応援に駆けつけた。


 前自民市議の若松貞康氏は午前9時すぎに第一声を予定したが、同氏の到着が遅れ、急きょ事務所内での出陣式に切り替えた。その後あわただしく出発、青木市長と一緒に市内を遊説し、後継候補をアピールした。


 コミュニティーFM局前会長の山田昌夫氏は、市内を遊説した後の午後3時、立川駅北口で第一声。同郷の前衆院議員、八代英太氏や近隣市の民主系議員らが応援に駆けつけ、幅広い人脈をアピールした。


 元市収入役の清水庄平氏は市内を遊説した後の午後5時、立川駅北口で第一声。石原伸晃衆院議員や参院選東京選挙区で初当選した丸川珠代氏ら国会議員が多数入り、自民分裂選挙の中で「自民候補」をアピールした。


 市議補選(被選挙数1)もこの日告示され、新顔2氏が届け出た。


■立川市長選候補者■ 届け出順 年齢は投票日現在。 


戸井田 春子(といだ はるこ) 71 無 新


 国の政治はむちゃくちゃ。暮らしがどこまで破壊されるか分からない時だからこそ、地方自治体として、市民の暮らし第一の市政を進めていく。「生きいきプラン」として介護、医療、福祉などの充実を図る。


 そのためには新しい市役所の建設計画を凍結する。土地も買った、設計も進んでいる、凍結できるのか、という声を聞くが、それは市長の考えひとつでできる。借金の負担は市民の肩にかかる。計画の凍結で浮いたお金を市民の暮らし優先で使う。=立川駅北口で


   ◇   ◇


村田 光男(むらた みつお) 56 無 新


 弁護士として、市の委員会などで発言してきたが、そこで出た意見が市政に十分反映されなかった。「文化芸術のまちづくり条例」では、市民と一緒に話し合った内容が残ったのは前文だけだった。


 意見が反映されない市政に、みなさんの貴重な税金が使われている。市民の気持ち、涙、叫び、喜びを知るために、もっと職員が街の中に入る必要がある。市長もそうだ。市民に信頼される役所をつくる。互いが分かり合うことで、市民が主役のガラス張りの市政が実現する。=高島屋前で

1798片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 09:17:41
【焦点】保守分裂 清水氏に「風」
5新人乱立激戦の立川市長選 讀賣東京多摩

支持者らを前に感謝と決意の言葉を述べる清水氏

 過去最多の5人による新人同士の激戦となった立川市長選は、前回も立候補した元市収入役の清水庄平氏(62)が雪辱を果たした。5期20年にわたった青木久市長(82)に代わる新リーダー誕生の舞台裏に迫った。

(山岸肇)

 「人生のすべてをかける。何としても勝たせて下さい」――。8月19日、同市曙町で行われた事務所開きで、清水氏は300人近くもの支持者を前に土下座で訴えた。ある支持者は「今回にかける思いは相当なものだった」と振り返る。

 選挙戦の序章は、4年前と同様、自民の分裂。同市選出の宮崎章都議らが推す清水氏に対し、市議を辞して立候補した若松貞康氏。この対立に、かつて“宮崎派”と“若松派”が争った「砂川戦争」を重ね合わせた関係者は多い。しかし、当時を知る清水陣営の一人は「分かりやすい対立構図を描こうとした若松陣営の戦略。当時の恨みなど残っていないし、若い人は『戦争』を知らない」と話す。

 砂川戦争――。青木市長や有力市議を多く輩出してきた旧砂川町(1963年に立川市と合併)の政争のことだ。50年代、農地解放を求める小作農と地主が争い、町を二分する激しい選挙戦が続いた。それぞれの中心となったのが、宮崎都議の父伝左衛門氏と、若松氏の祖父貞次郎氏だった。

 砂川地区では若松家は一種の“ブランド”。今回、自民党の現職市議が清水氏を支援する一方、都議会議長も務めた若松氏の父貞一氏を知る多くの元市議が若松氏支援に回った。

 貞一氏が後援会長を務める青木市長に清水氏が挑んだ前回。今回も両派が激突する構図は同じに見える。しかし前回と異なるのは弁護士村田光男氏の存在だ。参戦は遅れたが、無所属市議を中心とした“勝手連”や地元選出の長島昭久衆院議員ら民主党国会議員、旧砂川町とは無縁の市民らを中心に支援を広げた。

 若松氏と保守票を分け合うだけでは勝てないとにらんだ清水陣営は「生活重視」を強調し、幅広く無党派層にも支持を広げる戦略を展開。1日に20〜30か所も市内を回り、地道に政策を訴えた。一方の若松陣営幹部は「青木市政の継承を前面に押し出した訴えが、市民には、新鮮には映らなかった」と敗因を分析する。

 また清水陣営は、小差で敗れた前回の結果を左右したとされる「公明票」にも心を配り、自主投票の公明市議に次々と接触。街頭演説では自民市議7人と民主市議1人が並び、「並びたくても並べない市議もいる」と公明市議らの支援もにおわせ、党派を超えた支持の広がりを強調した。

 村田氏を一つの脅威と受け止めたことが、清水陣営の勝因だったと言える。

    ◇

 また、今回の選挙の大きな特徴は“短期決戦型”だったことだ。

 青木市長が進退を明かさないままずるずると時間が経過。最終的に5人が立候補したものの、正式な出馬表明はいずれも8月に入ってからだった。

 わずか1か月に凝縮された選挙。ある業界団体幹部は「準備期間が短くて機関決定できなかった」と語る。各支援組織をまとめきれず、票が分散したと見る向きもある。各陣営からの応援要請で身動きが取れない市議らからは「1日も早く選挙が終わってほしい」との悲鳴も聞かれた。

 しかし、熱を帯びた関係者とは異なり、42%台の投票率は市民の関心の低さを表している。

 ◆職員労組と協議「初仕事」に意欲◆

 立川市長選で初当選した清水氏は3日、立川市曙町の事務所前で当選報告会を開いた。

 清水氏はこの日午前10時半ごろ、市役所で当選証書を受け取り、その後、市幹部らと今後の日程調整を行った。

 報告会では、初登庁の10日に、労働組合との対話の場を設定したことを明らかにし、「初仕事が労働組合との話し合い。皆さんとの一番の約束(職員数削減)が果たせることになりそうです」とあいさつ。そして「全身全霊を込めて立川の街づくりを進めていく」と決意を語った。

(2007年9月4日 読売新聞)

1799片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 09:22:32
大阪市長選出馬の関市長一問一答
「改革やりきる責任ある」 讀賣大阪

 大阪市長選(11月4日告示、18日投開票)に3日、2期目を目指して正式に出馬表明した関淳一市長(72)は、記者会見で「改革がさらに軌道に乗るまではやりきる責任がある」と述べ、2006年度から5年計画で進めている「市政改革マニフェスト」の断行に強い決意をにじませた。主な一問一答は次の通り。

 ――政党推薦は。

 自民、公明は議会の中でも協力関係にある。民主も市政改革にかなり協力してくれている。公約を示し、賛同してもらえれば推薦をお願いしたい。民主が独自候補を立てれば状況は難しくなるが、民主にも改革に熱心で前向きな方がいる。ただ、労組に支援を求めることは絶対にない。

 ――半世紀以上にわたる市助役出身者による市長就任に批判がある。

 大阪市のように大きな自治体になると理解するのに時間がかかる。何を考えようとしているかが大事で、過去の経歴だけで善しあしは決められない。

 ――2年前の出直し選で「捨て石になる」と発言しており、今任期が最後だと理解していたが。

 捨て石になるとは言ったが、辞めるとは1回も言っていない。夏前ごろから、次(の選挙に)出ないと改革を途中で投げ出すことにつながるから、そういう道は取りたくないと思うようになった。

 【関市長の基本政策】

 〈1〉市政改革を継続し、全国の自治体のリーダーを目指す

 〈2〉福祉、保健、医療、環境、防災各分野で市民・地域のニーズに対応

 〈3〉人材、歴史、文化、産業などの豊かな蓄積をいかし、創造都市を目指す

(2007年9月4日 読売新聞)

1800片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 09:23:24
東大阪市長不信任決議案可決
市民「もっと説明を」 讀賣大阪

 東大阪市議会が、3日に可決した共産党員の長尾淳三市長(55)に対する不信任決議案を巡り、議会の野党市議らは「当然だ」とする一方、傍聴席から「大義がない」と首をかしげる市民もいた。16日に市議選告示を控える中核市の市民らは、決議案に賛成、反対票を投じる様子に注目した。

 長尾市長は午前8時25分ごろ、タクシーで市役所に着いたが硬い表情。玄関前に集まった支持者らは「不信任に負けるな」と激励、「不信任決議には 大義も道理もありません」と書いた横断幕を掲げ、登庁する職員らにチラシを配った。

 議場では、決議案に賛成の立場から公明党議員団幹事長の平田正造市議が登壇し、「市の将来を考えたとき、中核市の市長としては不適格と判断せざるを得ない。即刻、退陣を求める」と強調。一方、反対の立場で共産党議員団幹事長の浜正幸市議が「大義名分もない不信任決議に断固として抗議し、市民のための仕事をしている長尾市政を継続、発展させる」と述べた。

 傍聴した女性(43)は「市民の声を反映しておらず、次の選挙で考えたい」と話し、市役所を訪れた主婦(77)は「何が起きているのか伝わってこない。市長も議会も、説明責任を果たしてほしい」と切望した。

(2007年9月4日 読売新聞)

1801片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 09:54:07
選挙:山形市長選 現職信任投票か 自民、目当ての人物擁立失敗 /山形
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20070903ddlk06010210000c.html

 ◇告示まで6日

 山形市長選の告示まであと6日。これまでに立候補表明したのは、現職の市川昭男氏と新人の加藤円治氏だけ。自民は前回選挙に続き候補者擁立を断念して、事実上、現職の信任投票となる公算が大きくなっている。【大久保渉】

 「独自候補の擁立は残念ながら、いたしません」

 8月20日午前、山形市の自民党県連事務所で開かれた党山形市支部役員会後の会見で、鈴木善太郎支部長は苦渋の表情を浮かべ断念を表明した。

 県内の三つの衆院選挙区を独占する自民。県都の首長ポストを手中に収めるのは悲願だったが、吉村和夫前市長の死去に伴う03年9月の選挙に続き不戦敗となった。

 自民が断念の理由に挙げるのは、山形市で民主候補に3万7000票もの差をつけられ大敗した参院選の影響だ。ある役員は「政党の看板を背負えない。出たい人も出られない状況だ」と嘆く。

 だが実は、自民は参院選前に、当てにしていた人物の擁立に失敗していた。このため内部では「行き当たりばったりのやり方だった」と指摘する声もある。

 同支部関係者によると、自民が市長選に向けて動き始めたのは今年3月。山形市出身で、信越、九州地方に出向していた官僚、元日銀行員に接触し、6月ごろ立候補を打診したが、家庭の事情などを理由に断られた。

 もくろみが外れ、急きょ市議や山形市区選出の県議など身内からの擁立を模索した。以前から立候補に意欲的だった前県議会議長で県議の今井栄喜氏に焦点が当てられるようになったが、参院選で大敗し選挙戦への準備期間も少ない状態で、今井氏立候補に現実味を感じる人は少なかった。「無理に擁立して負ければ、遠藤(利明衆院議員)さんの次の選挙にも影響が出る」と話す市議もいた。

 結局、8月20日の役員会で党としての擁立はあきらめ「今井さんが立候補するなら喜んで応援させてもらう」という形で決着した。

  ◇   ◇

 市川氏は水面下で親しい市議への相談を重ね、告示1カ月前の8月8日に立候補表明した。参院選では、特定政党への支援を控え中立の立場を保った。市民党を掲げて全政党に推薦願を出し、民主、社民から了解を得た。

 「政治家ではなく行政マン」と言われることもあるが、支援市議は「現職の動向が明らかにならなければ他の立候補予定者は動きにくい。参院選でもしこりを作らなかった。意図していたか分からないが、今回の市長は見事な政治家ぶりだ」と話す。

 有力な対抗馬の現れないまま市川氏は事務所開きを終え、着々と選挙への準備を進める。陣営からは「相手より当日の投票率が心配だ」と言う声も聞こえ始めている。

毎日新聞 2007年9月3日

1802片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 10:16:29
’07知事選・埼玉:政党対決色、不鮮明 当選後、発言力確保に思惑 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/archive/news/2007/08/22/20070822ddlk11010340000c.html

 ◇共産以外、動き見えにくく

 無所属3候補が争う知事選(26日投開票)は、政党対決色を鮮明にした7月の参院選から一転、共産を除く主要各党の表立った動きが見えにくくなっている。現職の上田清司氏(59)を応援する民主、自民、公明に対し、新人の吉川春子氏(66)を推薦した共産。当選後の県政運営への発言力を確保したいという思惑もある。主要2候補を支援する各党の動きを追った。【和田憲二】

 民主県連は5月、上田氏への「友情支援」を決定。選挙期間中、県内15の総支部にそれぞれ電話5000本、「県政に関する家庭訪問」1000件ずつを割り当てた。参院選では自公両党と対決したが、相乗り状態に武正公一幹事長は「上田知事の実績を評価し2期目に期待する人が多いということ」と説明。秦哲美顧問は「上田知事はもともと民主(党国会議員)だし最初に支援を打ち出したのはうち。問題ない」と話す。

 民主に続き6月、県連レベルの「支持」を表明した自民は、県議を中心に県内一斉の朝立ちや駅頭でのリレー演説を展開。深井明幹事長は「主役の県議によるハコモノ集会は50回を超えた。参院選では自民は負けたかもしれないが、こういう選挙になると自民の方が小まめにすそ野まで(支援が)広がる」と、県議会最大会派の存在感を印象づけたい考えだ。

 7月に「支持」を表明した公明は、県議10人が企業へのビラ配りや駅頭活動などでサポート。「黙ってよろしくといえば(7月の参院選比例代表の公明党得票数である)40万票が出る」(山本晴造・県議団長)という強力な組織力で支援する。

 一方、共産は同党参院議員を24年間務めた吉川氏を全面支援する。応援弁士として志位和夫・党委員長が来県したほか、22日には市田忠義・党書記局長も駆けつける予定。また、県内外の国会議員がほぼ毎日交代で街宣車に乗る。選挙母体「民主県政の会」総括幹事で選対責任者の原冨悟氏は「(同会の)有力な構成団体の一つである共産党の応援はありがたく受ける。手足となる地域の共産党組織が奮起する」と歓迎している。

毎日新聞 2007年8月22日

1803片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 10:20:35
選挙:所沢市長選 中井美紀氏が出馬表明 当麻よし子氏も近く会見 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/archive/news/2007/09/01/20070901ddlk11010266000c.html

 任期満了に伴う所沢市長選(10月14日告示、同21日投開票)で、同市内の弁護士、中井美紀氏(58)が31日、無所属で出馬することを表明した。中井氏は87〜91年に同市長を務めた中井真一郎氏(61)の妻で、同市教育委員などを歴任した。

 中井氏は「元町北地区の再開発で建設する豪華なドーム型の公民館の見直しや旧並木東小校舎の早大への無償貸与の取りやめなど、税金の無駄を省く。さらに、地震対策として、小中学校校舎の耐震化を進めたい」などの政策を発表した。

 また、同市選出の県議、当麻よし子氏(58)=民主=も近く、記者会見して出馬を正式表明する。無所属で民主県連の推薦を受ける予定。当麻氏は「当選したら、自分に限り任期は2期8年。市長の給与・退職金をそれぞれ300万円、500万円削減する」などと話している。

 同市長選には、現職の斎藤博市長が不出馬を表明。中井、当麻氏のほかにも複数の陣営に出馬を模索する動きがある。【内田達也】

毎日新聞 2007年9月1日

1804片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/05(水) 09:22:56
税理士・水谷氏が出馬表明
あきる野市長選・温泉事業反対 讀賣東京多摩

 あきる野市の税理士水谷正紀氏(42)が4日、記者会見し、30日告示、10月7日投開票のあきる野市長選への立候補を表明した。同市の温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」事業に反対する市民団体を母体とした「しがらみ ムダづかい なくし隊 あきる野」が擁立し、共産党が推薦する。同市長選には、既に野村正夫市議(66)が立候補の意向を示している。

 同団体は、6月に候補者を公募。自薦、他薦された候補者の選定と基本政策の準備などを進めてきた。会見の席上、同団体関係者は水谷氏擁立の経緯について「7人の候補者が上がったが、健康上の理由などから決めた」と説明。

 水谷氏は「個人的に行政訴訟などを戦ってきた中で、事後救済よりも事前救済が必要と感じていた。よい機会と考えて出馬を決めた」と話した。また、温泉問題を考える市民フォーラムの設立、税金の無駄遣いの解消、市長退職金や公用車、副市長配置の廃止などを公約に掲げた。水谷氏は、中央大商学部卒業。立正大大学院法学研究科などを修了し、1998年に不動産会社設立。03年からは清和大学法学部講師も務める。税理士、行政書士。

(2007年9月5日 読売新聞)

1805片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/05(水) 09:44:21
大阪市長選出馬予定者一問一答 讀賣大阪

姫野氏

 ――関市長のほかに、橋爪氏も立候補を表明し、民主も独自候補を擁立する方針だが。

 オール与党体制で進めてきた、関市政の土台が揺らいできている。今の市政は市民に大きな矛盾を生み出しており、〈市民一揆〉が起きている。このまま、改革の旗だけを掲げた無謀なやり方は放置できない、というのが市民の声だ。

 ――大阪市の適正な財政規模については。

 一概に言うのは難しい。むちゃな大型開発事業や、第3セクター(の借金)への穴埋めを見直すことで財源を作っていきたい。

 ――市営地下鉄今里筋線の延伸についての考えは。

 開業したばかりなので赤字は当然。だんだん黒字に転換すると思う。市民の期待は大きく、延伸すべき。

 【姫野氏の主な公約】

 〈1〉国民健康保険料を1人1万円引き下げる。

 〈2〉障害者の費用負担を軽減する助成措置をとる。

 〈3〉破たんした第3セクター事業や土地信託事業などへの公金投入をやめる。

 〈4〉「街づくり条例」を制定し、大型店の無秩序な出店や撤退を規制する。

 〈5〉大企業誘致のための巨額な立地促進助成金をやめ、中小企業・中小業者向けの予算を増やす。

 〈6〉小・中学校での30人学級を計画的に実施する。中学校給食を実施するなど学校給食を充実する。

橋爪氏

 ――政党推薦は。

 自民、公明両党に推薦をお願いしたい。民主党も排除しないが、(同党が)公認候補にこだわるのなら難しい。現時点では後援会組織も勝手連もなく、地域や企業関係者が個人的に支援してくれている。

 ――市長になった場合、2006年度から5年計画の「市政改革マニフェスト」は継続するのか。

 マニフェストのすべてを変えるつもりはない。大事なものは継続するが、私の考えに合わないものは変えていかざるを得ない。

 ――すでに出馬を表明している関市長と、姫野氏は、いずれも70歳代だが。

 私が70歳になったら、次の時代の大阪は息子たちに考えてもらおうと思うだろう。担い手がうまくバトンを渡していくことが重要だ。次の世代に責任を持てる私の世代が今、頑張らないといけない。

 ――副市長人事は。

 まだ具体的なアイデアはないが、重点的に考えなければいけない課題に関し、人物本位で専門的に動ける人を登用したい。

 【橋爪氏の基本政策】

 〈1〉大阪の歴史と文化、地域性をいかしたまちづくり

 〈2〉すべての世代が将来にわたり、安全で安心して暮らせるまちづくり

 〈3〉志のある市民とチャレンジする中小企業を応援し、活力あふれるまちづくり

(2007年9月5日 読売新聞)

1806片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/05(水) 09:46:17
総社出直し市長選 来月14日投開票 短期決戦2陣営準備急ぐ
百条委最終報告前 市民ら「意図的な感じ」 讀賣岡山

 総社市の竹内洋二市長(57)の辞職に伴う出直し市長選が10月7日告示、14日投開票と決まった4日、立候補の意向を示している竹内氏と、元行革担当相秘書官の片岡聡一氏(48)の両陣営は、“短期決戦”に向けて準備を急いだ。投開票日は、市選管事務局が想定していた日より1週間前倒しに。業者選定への市長の介入問題を審査する百条委員会は最終報告を「早ければ10月15日の臨時議会で行う」としており、有権者にとって重要な判断材料が示されないまま投票日を迎えることになりそうだ。

 委員会では、委員4人が約1時間審議。事務局は「なるべく長い準備期間が必要だ」としており、投開票日は法定期限ぎりぎりの21日を想定していたが、委員から「政治の空白期間を少しでも短くしたい」「秋祭りと重ならないように」などの意見が出され、全員一致で10月14日に決まった。

 竹内氏の陣営は、9月5日以降、選挙運動の方針や戦略を決める。29日には市民会館で1000人規模の説明会を開く予定で、ミニ集会を重ねて「草の根」で運動を展開していくという。

 市長選への立候補を9月5日にも正式表明する予定の片岡氏の陣営は、「予想以上に投開票が早まった」とフル稼働。7日に後援会事務所を開設し、幹部が今後の活動方針を話し合う。

 市議会が設置した百条委員会は、「(業者選定に)市長の関与があったと言わざるを得ない」との正副委員長見解に沿った報告書を提出する予定だが、早くても10月15日の臨時議会になる見通し。

 竹内氏の突然の辞職で、リコールの署名活動が実質2日間で打ち切りとなり、市民団体「総社市を良くする会」からは不信の声が上がった。会によると、1人ですでに約100人分を集めた受任者もいるなど、署名は急速に集まっていたという。

 ある受任者は「我々の運動で市民の関心が高まっていたのに」と複雑な表情を見せ、別の会員は選挙日程について「意図的なものを感じる。疑惑解明がうやむにされてしまう」と疑問を呈していた。

(2007年9月5日 読売新聞)

1807片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 11:35:39
「決議には納得できない」東大阪市長街頭で訴え
「不信任」も争点市議ら選挙モード加速 讀賣大阪

 市議会が不信任決議案を可決した東大阪市の長尾淳三市長(55)は5日夕、近鉄河内小阪駅前で、市民に「決議には理解も納得もできない」などと訴えた。一方、議会を訪れる市議は少なく、9月議会は、この日閉会し、市長と野党会派の〈対立の舞台〉となった議場は一転して静まりかえった。議会を解散しなければ、13日で自動的に失職する長尾市長の「次の一手」に注目しつつ、市議らは16日に告示予定の市議選への動きを加速した。

 長尾市長は午後5時過ぎ、議員と市幹部が4年に1度集う「交歓会」に出席。その後、同駅前で共産党市議団の浜正幸幹事長とともにハンドマイクを握り、「東大阪を愛する気持ちは、だれにも負けない。市民不在の決議案の可決は納得できない」と繰り返した。

    ◇

 市議選の争点に「市長不信任」が急浮上し、市議会の主要会派は、市長選を視野に入れた戦略を模索する。

 最大野党会派の公明党議員団の市議らも5日、朝から駅前などに立った。平田正造幹事長は「なぜ、不信任決議に至ったかの説明責任は、市議にある」と強調する。

 自民3会派の20人は協議会を開いたが、まとまらなかった。そのうち、自民党市議団の大野一博幹事長は、次期市長候補について「まだまだ」と言葉を選んだが、別の市議は「不信任決議で次の局面に入った。長尾さんの3選は許さない」といい、自公の会派で一致しているという。

 不信任案だけを可決、閉会した9月議会では、市水道事業会計決算認定など12件の審議が予定されていたが、議会の同意が必要な固定資産評価審査委員選任など2件以外は、長尾市長が専決する見込みとなった。

(2007年9月6日 読売新聞)

1808片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 11:36:27
出直し総社市長選 片岡氏が出馬表明 讀賣岡山

 10月7日告示、14日投開票される総社市の出直し市長選に、新人で元行革担当相秘書官の片岡聡一氏(48)が5日、無所属で立候補することを表明した。片岡氏は「市民の力が総社を変える」をキャッチフレーズに、業者選定への市長の介入疑惑で揺れる市政の刷新を強調した。

 市内のホテルで記者会見した片岡氏は「今回の選挙は、公平公正でクリーンな行政を取り戻すことができるか否かが、市民に問われている」と述べ、「疑惑を持たれることのない制度改革を目指し、再発防止と市の刷新に全力を尽くしたい」と決意を語った。

 公約に「医療と福祉の充実」などを挙げたが、再選に向け、立候補を表明している前市長の竹内洋二氏(57)が掲げる公設民営の診療所の集合体「医療ビレッジ構想」についても言及。「10億円の借金を抱えてやる事業よりも、無医地区に巡回診療所を設置し、少ない小児科などの夜間医療を充実させるなど、まずは出来ることから改革する」と違いを強調した。

 片岡氏は同市出身。1984年から2004年まで、橋本竜太郎元首相の秘書を務め、橋本元首相が行革担当相時代に秘書官を務めた。現在、社会福祉法人の理事を務めている。

 旧山手、清音村と合併後の05年4月の市長選に立候補し、竹内氏に敗れたが、70票差という小差だっただけに、今回も激しい選挙戦が予想される。

(2007年9月6日 読売新聞)

1809片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 12:42:36
目片氏、再選出馬へ
大津市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090600055&amp;genre=A2&amp;area=S10

 大津市の目片信市長(65)は5日までに、来年1月に予定される同市長選に再選を目指して立候補する意向を固め、市議会与党会派の幹部に伝えた。10日から始まる市議会定例会一般質問で正式に表明する。

 目片市長は5日の定例記者会見で、現在の市議会の構成が共産党会派などを除き、自民党系や民主党系の議員でつくる多くの会派が与党となっていることから、「『市民党』ということを考え、一党一派に偏らず、やらせてもらいたい」と述べ、与党各会派に推薦を要請する方針を示した。

 政党からの推薦については「要請する方向で検討したい」と話し、今後の対立候補の有無を見極めながら、主要政党にも推薦要請をしていく考えを示した。

 目片市長は、旧志賀町との合併や、合併に伴う湖西バイパスの無料化などの実績を掲げ、2009年の中核市移行などの課題が山積する2期目に向けては「均衡のとれたまちづくり」を訴えていくとしている。京都新聞社の取材に対し「市民の協力を得ながら、市がより発展するような政策を実行させてほしい」と話した。

 目片市長は3月に脳内の血流障害の疑いで倒れ、5月に公務に復帰した。体調については「回復し、市民にこれ以上迷惑を掛けることはない」としている。

 一般質問では、市議会最大会派で保守系の大志会が質問に立ち、目片市長に市長選についての考えを聞く。

 目片市長は、県議、衆院議員を経て、2004年1月の市長選で初当選した。

1810片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/09(日) 23:06:44
知事「後継は十河部長」
出馬打診 本人固辞 讀賣高知

後継指名の経緯を説明する橋本知事(知事公邸で)

 今期限りで退陣を表明した橋本知事は8日、知事選(11月8日告示)へ後継として出馬を打診していた「意中の人」が、十河(とおごう)清・県政策企画部長(59)だと明らかにした。十河部長はこれまで、橋本知事に対し「大変ありがたい話だが、重責を担う能力はない」と固辞する意思を伝えており、この日の読売新聞の取材に対しても、現段階で立候補の意思がないことを強調した。依然、後継の先行きが見えない中で、県内各政党の候補者選びに影響を与えそうだ。

 橋本知事は高知市鷹匠町の知事公邸で記者会見。十河部長について「今の県政が置かれている財政、少子高齢化、過疎などの社会環境をつぶさにとらえ、何とかしないといけないと思っている人。普段から県民のことをよく考えて行動している」と高く評価した。

 さらに、橋本知事自身が県庁改革を行う中、県議会や各団体などと対立が生じたことに触れ、「十河さんなら議会や団体とのやりとりもでき、相手からも『一緒にできる』と思われるのではないか」と、県政を安定して運営できるとの期待をにじませた。

 橋本知事は「立候補の承諾がなければ公表しない」と明言してきたが、“前言撤回”ともとれる今回の公表の理由として、▽7月6日に声をかけてから2か月たち、知事選まで2か月になったという時期的問題▽公表により、会派や政党などの団体が十河部長を後押しするかもしれないという期待――などを挙げ、本人の了解を取って公表を決めたと明かした。橋本知事は「私の気持ちをくみ取ってはくれている。踏み切ることができないだけではないか」として、今後も打診を続ける意欲を表明した。

 一方、十河部長は自宅で取材に応じ「(政党から支援の打診があったとしても)今のところ、受けるつもりはない。自分の職責は、政策企画部長にある」と、辞退する意思が固いことを明言した。

(2007年9月9日 読売新聞)

1811片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/09(日) 23:22:11
各党との連携模索 自民県連 讀賣高知

 自民党県連は8日、各地域や職域支部の代表者らによる総務会を、高知市内のホテルで開き、知事選に向けた候補者選定方針の検討や、7月の参院選の総括をした。

 知事選を巡って、元木益樹・県連幹事長が「参院選の結果もあり、党単独で戦って良い結果を出すのは至難」と述べ、共産党をのぞく各政党、政治団体が集まる〈県民党〉として、候補者を決めることができるかどうかを探っている現状を報告。十河清・県政策企画部長については「知事の意中の人だからと言って支援することにはならないが、候補から除外するわけではない」と述べ、十河部長を含めた選定作業を続ける方針を表明した。

 山本有二県連会長も、候補者選定はあくまで白紙としながら「〈県民党〉内でも十河部長が良いという意見が多い。高知の実情を最も良く理解し、県政課題に精通した有能な人材。こうした人に、県政にあたってもらいたい」と、有力な候補であるとの見方をにおわせた。一方、参院選総括では、出席者と役員らの間で責任の所在を巡って紛糾したが、最終的には山本会長が「県連役員は候補者や陣営との十分な対話を心がける」との総括を述べ、承認された。

(2007年9月9日 読売新聞)

1812片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 17:12:26
前橋市長選 現職高木氏出馬へ
2007年09月08日 朝日群馬
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000709080003

 来年2月に任期満了を迎える前橋市長選に、現職の高木政夫市長が、立候補する意思を固めた。市議会9月定例会の12日の本会議で正式に表明する。前回04年の市長選では、新顔で元県議会議長の高木氏が、自民党前橋支部などが支持・推薦する現職を破った。自民党県連は県都の首長奪還に意欲を示しており、高木氏対自民という構図が再現される可能性が高い。


 これまでも再選への意欲を語ってきた高木市長は、朝日新聞の取材に対し「前橋の元気も出つつある。市民の思いにこたえて、引き続き市政をリードしたい」と話した。開会中の9月市議会は12、13の両日に各会派による総括質問があり、それに答えるかたちで表明するとみられる。


 一方、自民党県連幹事長の金子泰造県議(前橋市・勢多郡区)は「不戦敗は良くない。納得できる候補を擁立し、市民の審判を仰ぎたい」とコメント。高木市政に批判的な市議会内の勢力と連携し、今後、選考作業を進める考えを示した。


 4月にあった県議選の前橋市・勢多郡区では、定数8のところに13人が立候補。金子氏を含めた自民系候補6人に対し、知事選で自民党公認の大沢正明知事に敗れた小寺弘之前知事を支持する「群馬県民の会」推薦の候補5人が、激突した。


 県議選、知事選とも、高木市長はもっぱら、自民党の対立候補に肩入れした。市長選でもそうした対立構図が鮮明になれば、知事選同様の激しい戦いが繰り広げられることになりそうだ。

1813片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 17:44:56
政党 見えぬ構図/告示まで2カ月
2007年09月08日 朝日高知
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000709080003

 11月8日の知事選告示(投開票は同25日)まであと2カ月となった。橋本知事の不出馬表明から1カ月以上たったが、選挙戦の構図は定まっていない。多くの政党は「9月いっぱいがリミット」として候補者選定作業を進める一方、超党派での候補者擁立も視野に、水面下での協議を進めている。


 できる限り超党派で擁立する▽県内外に広く人材を求める▽できるだけ早く結論を出す――。知事選に向け自民党県連は8月19日の役員会で、三つの基本方針を決めた。


 同党県連の元木益樹幹事長は「9月中には何らかの形に」とし、民主党県連、公明党県本部、社民党県連合や連合高知などと協議を進めるとする。「今の県政の状況で、自民党単独で戦って県民の理解を得られるのか。県政の浮揚につながる動きが必要だ」と、独自候補擁立にこだわらない理由を説明する。


 民主党県連は9月2日の総会で、公認候補擁立を目指す方針を決定したが、超党派での擁立を探る動きもある。県連幹部の一人は「結果的に相乗りになることはあり得るが自民が候補を先に擁立するのなら乗れない」。


 公明党県本部の黒岩正好幹事長は「党としての擁立は考えておらず、今は状況の推移を見守っている。立つ人が出た段階で、党として対応を協議したい。党派に偏らず、県民全体で推せる候補に出てもらいたい」。


 共産党県委員会の金子協輔書記長は「知事の『意中の人』が知事のスタンスを引き継いでいるのであれば、結果的に『相乗り』になる可能性はある」と話す。その一方、同委員会も構成団体の「革新・平和・躍動の高知をつくる県民連合」が中心になって独自の候補を県内で探していて、候補を数人にしぼりこんだという。金子書記長は「常識的に考えて9月中が判断の期限では」。


 社民党県連合は独自候補は立てず、他党との協力を目指す。同党県連合の江渕征香代表は「県出身の知事を誕生させたい」。候補者の政策や人柄次第では、どの党との協力もあり得るという。


 各党が様々な思惑を見せている中、具体的な名前も出てきている。橋本知事の不出馬表明の直後、自民党内からは「参院議員の広田一氏なら幅広く推せるかもしれない」という声が上がった。広田氏は、朝日新聞に対して「現時点では今の(参院議員という)職責を果たすことが大切だと思っている。志のある人に早く出てほしい」と話した。


 民主党県連幹部の一人は「広田氏擁立説は、自民党側の計略だ」とし、「知事選にくら替えすれば、参院補選で議席を自民にとられかねず、党として容認できない」と警戒。民主党県連内には、各党との協議がまとまらなかった場合、元衆院議員の五島正規氏を擁立しようという声もある。五島氏は取材に対し、「自民とのやり取りの中で(自分が)出ることになるなら」と含みをもたせた。


 また、県幹部の名前も取りざたされている。


■厳しい財政「火中の栗」


 構図がなかなか定まらない理由について、県の苦しい財政事情を指摘する声もある。


 県の06年度普通会計の決算見込みは歳入が4394億円。規模は03年度より1千億円近く縮小した。人件費と扶助費、公債費をあわせた義務的経費は歳出の53・3%。ここ数年、三位一体改革の影響などで歳入は減り、人件費の削減や県債の借り換えなどでしのいできたが、「義務的経費の削減はもう限界」(県財政課)という。


 ある県議は「今の県の財政状況で知事になりたいという人はいるのか。義務的経費にしばられて知事の裁量の余地は少ない。しかも議会は足をひっぱる。自分だったらやりたくないね」。別の県議も「火中の栗を拾うようなものだ。知事のポストに魅力は感じられないのではないか」。

1814片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 17:47:08
「意中の人」は十河氏/ウオッチ知事選
2007年09月10日 朝日高知
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000709100002

 今期限りで退く意思を表明している橋本知事が8日、「意中の人物」として十河清・県政策企画部長(59)に立候補を打診していることを明らかにした。十河氏は固辞しているが、知事は説得を続ける構えで、会合がこの日あった自民党県連なども含め、告示が11月8日に迫った知事選をめぐる動きが表面化してきた。


 橋本知事の会見は8日午前、高知市内の公邸であった。知事は、十河氏が「意中の人物」で、「県の厳しい財政状況や少子高齢化、過疎化などの実態をつぶさにとらえている」と説明。初当選した16年前と比べ「(外向けのアピールより)県民の皆さんに安心して暮らしていける事業、考え方を示せる力がより求められる」とし、「それができる人物」と評した。


 自身は様々な団体と対立してきた点に触れ、「県民の皆さんは、厳しい状況の中で議会も団体も力を合わせて県のために、との思いを持っている」と分析。「十河さんなら多くの方が一緒に県政を進められると考えると判断した」と話した。


 ただ、知事の指摘した「知事という仕事の限界」について「自分の感じた限界は十河さんだから打ち破れるというものではないと思う。根幹から変えていかないと変わらない」とも述べた。


 一方、十河氏は高知市内の自宅で取材に応じ、7月6日に橋本知事に呼ばれて公邸で打診を受けたとした。「ありがたい話だが、『自分には知事の重責を担う能力がない』とその場でお断りした」と説明。橋本知事からはその後も何度か働きかけがあったという。


 橋本知事はこの日、「ねばり強く打診を続ける」とし、「名前の公表で、いろいろな会派、団体に説得を公式にやっていただければまた違う流れが出るかなと」とも話した。


    ◇


 自民党県連は8日、山本有二会長が党県連総務会で「県発展のために県民が一丸となれる候補を、十河氏を含め、最良最善の努力をする」とし、承認された。


 その後、山本会長は候補者選びでは「『意中の人』かどうかは考慮に入れない」としつつ、十河氏を「県の実情を最もよく分かり、県政にも精通した有能な人材だ」と評価。固辞していることについて「党として単独で説得することはあり得ない」とし、民主党県連や公明党県本部、社民党県連合、連合高知などと「県民党」としての説得は「あり得る」とした。

1815片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/12(水) 08:26:02
あきる野市長選 臼井都議出馬へ
あきる野市長選 「田中市長の要請受ける」 讀賣東京多摩

 旧秋川市長の臼井孝都議(66)(西多摩選挙区)が、9月30日告示、10月7日投開票のあきる野市長選に立候補する意向を固めた。臼井都議は、不出馬を表明している現職の田中雅夫市長(75)と10日に会談、「後継者としてやってくれと言われた」とし、「都議を続けるつもりだったが、一緒に(旧秋川市、旧五日市町の)合併作業を進めた田中市長の頼みは断れない」としている。自民、公明に推薦申請する予定で、14日に記者会見し、正式表明する。同市長選にはこれまで、税理士の水谷正紀氏(42)と前市議の野村正夫氏(66)が出馬表明している。

 臼井都議の立候補に関しては、8月に支持者らからなる「あきる野市民の会」が出馬を要請した。一方、同市の与党系2会派の市議らが「都議選で他市町村議らとともに臼井氏を支援した経緯がある」として、出馬せずに都議を続けるよう求める要請書を提出した。

 臼井都議は同月30日、市議らとの会合で、市内の弁護士の名を挙げて擁立することを打診。しかし翌日、この弁護士が出馬を拒否。さらに同じ日、野村氏が出馬表明したため両会派の市議らが分裂状態となり、野村氏に対立する市議らが別候補擁立を模索していた。

 臼井都議は、「田中市長と自分の後援会が『このままじゃ市政がだめになる』と話し合い、出馬を要請された」と経緯を説明し、「断れなかった」と話した。

 一方、出馬しないよう求める要請書を提出した市議の一人は「臼井氏出馬の際は、両会派全員で統一候補を立てようとしていたが、野村氏出馬で足並みが乱れた。現在は、要請書は消滅したというのが共通認識」とし、「あきる野市民の会」は「我々の希望通りになった。全力を挙げて選挙戦を戦う」としている。

 臼井都議は旧秋川市長を5期務め、同市と旧五日市町の合併後に都議選に出馬、現在は2期目。

(2007年9月12日 読売新聞)

1816片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/14(金) 09:01:01
刷新への道のり 出直し枚方市長選<上>
強引手法、住民置き去り 讀賣大阪

市幹部らが次々と逮捕され、市長(当時)として記者会見で頭を下げる中司被告(6月7日)

 「私は、カネはもらっていない。小堀さんもだ。断言できる」。5月31日。副市長の小堀隆恒(61)が、地検特捜部に任意同行された。市長(当時)の中司宏(51)は庁舎別館4階の市長室で、絞り出すような声で頭を抱えた。そばにいた副市長の木下誠(60)は「しっかりして下さい」としか声をかけられなかった。

 10万票以上を獲得、圧勝で4選を果たした1か月後。築き上げたワンマン体制が瓦解(がかい)し始めた瞬間だった。この後、小堀に続いて競売入札妨害(談合)罪で起訴、辞職に追い込まれた。

     ◎

 中司の初当選は1995年4月。与野党相乗り候補を破った。39歳という市制施行以来、最年少市長の誕生に「市民の風が吹いた」と沸いた。「他市に比べ遜色(そんしょく)ない立派な街にするため、都市基盤を早急に整備したい。いろいろ教えてほしい」。初当選の翌日未明、対立候補を応援した当時の市議に電話で熱っぽく語った。

 就任前の下水道人口普及率は59・8%だったが今春、89・8%に。普通会計実質収支額の黒字は94年度の1億6000万円から10億4000万円に増加、府内43市町村では25位から箕面市に次いで2位の〈優良自治体〉となり、市内の道路網も急速に整備された。これらの“功績”は、全国紙の政治部記者時代、自民党の大物国会議員らと懇意になったことと無縁ではない。助役を務めた男性は「議長らが陳情で上京する際、永田町の議員会館に電話一本で『よろしく頼みます』と伝えていた」と話す。

     ◎

 実績を強調することで、市幹部や議会の〈封じ込め〉が奏功する一方、3期目ごろから強引とも取れる行政手法が目立つようになった。

 「市長の方針が理解できません」。昨年11月、中司や市幹部と、新成人ら約100人が向き合った市内の会議室で、女性が立ち上がり、中司をにらんだ。10年間続いた「ひらかたパーク」での成人式を市内19中学校での分散開催に変更したのが発端で、「市民の実行委で決めたのに、何の相談もなかった」と反発、約2万人の反対署名を机上に置いての話し合いの場だった。

 「育った地域の人々に迎えられ式を行う方が意味がある」と中司は説いたが受け入れられず、午前中に各中学で行い、午後に市民会館でイベントを開く変則形式に。別の元市議は「すべて市長の命令だった。各中学で市長メッセージが流れるから、知名度が上がるやろ」と打ち明ける。

 この1年前にも、公民館を再編・有料化する案を突然明らかにし、批判を浴びた。再編の是非を問う住民投票を求めて約2万6000人の署名が集まったが、議会は住民投票条例案を否決。市の担当者は「多くの局面で住民への説明不足だった」と暗に、中司の政治姿勢に疑問符を打つ。

 トップダウンの手法にひるみ、反対意見を述べる職員は数少なかった。ある保守系議員は「次こそ、聞く耳を持つ人でないと二の舞いになりかねない」と自戒を込めた。

     ◎

 中核市を目指す人口40万都市のトップが辞職した枚方市。16日告示、23日投開票を前に、市政が抱える諸問題、刷新に向けた課題を探った。

(敬称略)

(2007年9月14日 読売新聞)

1817片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/22(土) 18:52:40
選挙:所沢市長選 木下氏が出馬表明 /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/archive/news/2007/09/21/20070921ddlk11010166000c.html

 任期満了に伴う所沢市長選(10月14日告示、21日投開票)に、元衆院議員で政治評論家の木下厚氏(63)が無所属で立候補すると20日、表明した。木下氏は7月の参院選の比例代表に民主から出馬し、落選した。

 木下氏は「4期続いた斎藤博市長の市政を評価している。良いところを継承し、暮らしやすさ日本一を目指す」と話した。政党からの推薦は受けないといい、民主を今月末までに離党する。

 木下氏は00年6月の衆院選に埼玉8区で初当選。03年11月に比例代表復活で再選したが、04年4月の同区補選、05年9月の総選挙と続けて落選した。

 同市長選には、民主党の県議、当麻よし子氏(58)が民主推薦で、弁護士の中井美紀氏(58)が無所属での立候補を表明している。【内田達也】

毎日新聞 2007年9月21日

1818片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/29(土) 01:40:26
関・橋爪氏の推薦断念 民主市議団、候補選定急ぐ 大阪市長選 讀賣大阪

 大阪市長選(11月4日告示、18日投開票)に向け、民主党市議団は27日、議員団会議を開き、関淳一市長(72)と大阪市立大都市研究プラザ教授の橋爪紳也氏(46)の推薦を断念することを決めた。自民党市議団も会議を開き、橋爪氏の公約について検討したが、推薦に関する結論は出なかった。

 2人は26日までに、自民、公明両党市議団に公約原案を提示。民主党市議団ではそれぞれを推す声もあったが、「公約が示されず、推薦要請もない。支援するのは難しい」と結論づけた。29日に同党府連に報告し、独自候補の選定を急ぐ。

 一方、自民党市議団の政務調査会では、橋爪氏の公約に関して賛否両論があり、近く本人に直接、説明を求めることを決めた。

 また、関市長からは▽市政改革推進会議の在り方は委員の任期満了(来年3月)を待たずに選挙後に見直す▽公共交通事業の経営形態の議論は議会の了解を得た上で進める――などとした新たな見解が示され、今後さらに考え方を確認することにした。

 こうした政党側の動きについて、関市長は27日の定例記者会見で、「議員は市民の代表。要望があったので(公約原案を)見せた。談合ではない」と説明。今後5年をめどに地下鉄を株式会社化し、バスは経営改善に取り組むとした原案に市議から批判が相次いだことに、「任期は4年なので考えを整理したい。地下鉄とバスは別々に検討するが、最終的に一体経営もありうる」とした。週明けに公約を発表するという。

(2007年9月28日 読売新聞)

1819片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/01(月) 12:13:36
あきる野市長選 4新人争い
過去最多の混戦 讀賣東京多摩

 あきる野市長選と同市議補選(欠員2)が30日、告示された。市長選には、いずれも無所属で新人の、元水道工事会社員並木新平氏(75)、税理士水谷正紀氏(42)(共産推薦)、前市議野村正夫氏(66)(民主推薦)、前都議臼井孝氏(66)(自民・公明推薦)の4人が立候補を届け出た。

 合併によるあきる野市誕生以来、3期務めてきた現職の田中雅夫市長(75)は早々に不出馬を表明しており、保守系市議らが臼井、野村陣営に分裂するとともに、過去最多の候補者4人が乱立する混戦模様となっている。

 届け出を終えた並木氏は選挙カーで市内を回り、午後2時30分ごろ、JR秋川駅北口の広場で第一声を上げた。後援会組織などはつくらず、少人数での選挙活動を展開。手書きののぼりを立て、家族が政策を訴えるビラを配っていた。

 水谷氏は午前9時半ごろに事務所を出ると、選挙カーに乗り込んで地元を回った。午後2時にJR秋川駅北口前に立って第一声。レインコート姿で、支持者ら一人一人と握手を交わしていた。共産党の笠井亮衆院議員も駆けつけた。

 午前10時ごろに同市雨間の事務所前で第一声を上げた野村氏。民主党の小川敏夫参院議員や大河原雅子参院議員、日の出町の青木国太郎町長らが応援に駆け付けた。「野村」コールと和太鼓の演奏に送り出されて選挙カーに乗り込んだ。

 臼井氏は、降りしきる雨の中、午前10時に同市秋川の事務所そばの広場で第一声。自民党の井上信治衆院議員や中川雅治参院議員、都議らが駆けつけ、集まった数百人に支持を呼びかけた。演説を終えた臼井氏は市内をくまなく回った。

 ◆市議補選は欠員2に4人◆

 一方、市議補選には元市議中村雅一氏(67)(民主推薦)、衆院議員秘書堀江武史氏(29)(自民推薦)、前地域紙記者子籠敏人氏(34)、元病院事務職員広木晃子氏(68)(共産公認)が立候補した。

 市長選、市議補選とも投票は10月7日午前7時〜午後8時に市内23か所で行われ、同9時から市立秋川体育館で即日開票される。

 29日現在の有権者数は6万4853人。

(2007年10月1日 読売新聞)

1820片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/02(火) 14:45:55
橿原市長選きょう立候補予定者説明会 代理戦争の様相も 奈良
http://www.naranichi.co.jp/20071001ne1254.html

 任期満了に伴う橿原市長選(10月21日告示、同28日投開票)の立候補予定者説明会が、きょう1日に開かれる。同選には、4期目を目指す現職の安曽田豊氏(73)と、元県議で医師の森下豊氏(49)、元市職員でNPO理事長の吉田浩巳氏(45)の新人2氏の合わせて3人が出馬を表明。3氏とも政党の推薦は受けない無党派選挙をアピールするが、田野瀬良太郎衆院議員=自民=が安曽田氏、前田武志参院議員=民主=が森下氏の支持を明らかにしており、解散総選挙をにらんだ″田野瀬対前田″の代理戦争の様相も呈しており、3つどもえの激戦が予想される。[10月01日]

1821片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/03(水) 12:53:31
越阪部元市議長 立候補を表明 所沢市長選
2007年10月3日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20071003/CK2007100302053483.html

 十四日告示される所沢市長選に、元市議会議長で保護司の越阪部(おさかべ)征衛(せいえ)氏(64)が二日、無所属で立候補することを表明した。同市長選に出馬表明したのは四人目。

 越阪部氏は会見で「自民不戦敗は許されない。所沢自民党を再生し、教育と子育て支援などに取り組む」などと述べた。越阪部氏は自民に推薦を申請したという。越阪部氏は、市議を三期務め、今春の市議選は次点で落選した。

 市長選には、現在四期目の斎藤博市長(68)が不出馬を表明。これまでに、弁護士中井美紀氏(58)、元民主県議当麻よし子氏(58)=民主推薦、元民主衆院議員木下厚氏(63)がいずれも無所属での立候補を表明。このほか、市議の安田敏男氏(60)と共産党公認候補が出馬会見を予定している。 (土門哲雄)

1822片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/04(木) 12:47:53
混迷深まる大阪市長選 あの弁護士も再浮上 (1/2ページ)
2007.10.4 00:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071004/lcl0710040040000-n1.htm

 11月4日告示の大阪市長選(18日投開票)まで4日で1カ月。しかし共産を除く自民、公明、民主の支持候補はいまだに決まらず、混迷が深まっている。3日も市議会の自民、公明会派の協議が行われたが、両党に推薦要請した現職の関淳一氏(72)と元大阪市大教授、橋爪紳也氏(46)のどちらの推薦も決まらなかった。独自候補擁立を掲げる民主の選定作業も難航している。一方、自民の会派総会では「第3の選択肢」として、タレントで弁護士の橋下徹氏(38)の名前が改めて浮上。混迷に拍車をかけている。

●タレント性は十分

 橋下氏の名前が浮上したのは初めてではない。「1人でも選挙に勝てそうなタレント性は代え難い」。市内選出の国会議員を中心に党本部を交え、9月初旬から接触を始めた。しかし、20日の民放の情報番組で橋下氏は「(出馬は)500%ない」と明言。「現在の報酬と市長の報酬の差を考えても無理」(自民市議)と独自候補の擁立をほぼ断念していた。

 そうした中で、9月24日に党本部の幹部らと橋下氏が面談、30日にも別の幹部が会い、これまでより前向きな姿勢と受け止めたという。

 市議団では、関氏が選挙マニフェスト案の修正に応じたことなどから、幹事団が関氏を軸に支持の取りまとめ作業を始めたばかりだったが、「橋下氏が本当に出るのであれば状況は一変する」と、早期の推薦決定には慎重論が強まった。

 自公協議を終えた自民会派の新田孝幹事長は記者団に「まだ時間がかかりそう。スケジュールが立たない」と困惑した表情をみせた。

 関氏の推薦には、厳しい態度を示し続けている公明会派も「自公の枠組みで選挙に臨む」という原則は堅持したい意向で、橋下氏の動向も含め今しばらく傍観の構えだ。

●悩める民主

 一方、独自候補の擁立を掲げる民主。在阪の民放幹部ら自薦他薦を含め複数の擁立候補がいるとする。橋爪氏は推薦要請は受けていないが、2年前の出直し市長選の際に立候補要請をした経緯があり、「選択肢の1人」という複雑な立場だ。

 しかし、民社系を中心に関氏の後援会と自身の後援会が重なる市議も少なくない。「選挙で負けて完全な野党になることだけは避けたい」との思いは強い。

 候補者選定を一任された民主府連幹部は「今週中には具体名も含めた方向性を示したい」としているが、立場が異なる市議らが、選挙で団結できるかどうかは微妙な情勢だ。

●「新人」たちは

 告示まで1カ月となり、すでに出馬表明をした新人として立つ予定の立候補予定者はそれぞれ、活動を活発化させている。

 橋爪氏は、支援を受ける市民グループらが主催する会合などに1日1〜2回顔を出している。3日夜にも大阪市北区の喫茶店で開かれたNPOの会合に出席。「今起きている問題を現役世代で何とかしなくては」と強く訴えた。

 元共産市議の姫野浄氏(71)の陣営も4日夕、北区で事務所開きを行い、本格的な選挙準備に入る。姫野氏はこれまで地域団体の会合などにこまめに出席するなど地道な活動を続けている。陣営では、候補者が乱立し、政党の推薦や支持がうまくまとまらない可能性もあることから、「十分にチャンスがある」とみている。

1823片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/05(金) 10:38:47
前橋市長選に金子氏 きょう出馬表明
現職・高木氏と対決か 讀賣群馬

 来年2月に任期満了を迎える前橋市長選で、自民党県連幹事長の金子泰造県議(63)(前橋市・勢多郡区)は4日、出馬する意向を固めた。同区選出の県議や市議が同日の会議で擁立を決め、決断した。5日午後に記者会見し、正式に出馬を表明する。同市長選にはすでに、現職の高木政夫市長が再選を目指して出馬する意向を表明しており、7月の知事選で同党公認の大沢知事を支持した金子氏と、小寺前知事を支持した高木市長が、県都に舞台を変えて再び“対決”することになる。

 金子氏は4日、取材に対し、「国、県、市が一体となってキャンペーンをはれることは郷土発展につながる。政治家人生の集大成を、最後に郷土のために力を発揮したい」などと述べ、知事選で行動を共にした福田首相、大沢知事とのパイプの太さを強調した。

 同市長選では、市議会の最大会派「清新クラブ」が、自民党県議団と協議しながら候補者を模索してきた。最近になって、県議や民間企業経営者ら複数の名前が浮上してきたことから、「会派が一つにまとまるために」(同クラブ・横山勝彦幹事長)と県連に一本化を要請。4日朝、同クラブの市議全員と金子氏ら前橋市・勢多郡区選出県議、富士見村議が参加した合同会議が開かれ、最終的に全会一致で金子氏の擁立を決めた。

 金子氏は、前橋市議を経て、1995年に県議に初当選。現在4期目。06年から県連幹事長。

 金子氏が出馬することについて、高木市長は、「一生懸命やるだけだ」と話している。

(2007年10月5日 読売新聞)

1824片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/05(金) 15:44:47
橋下弁護士、大阪市長選出馬せず 自民、関氏推薦へ
2007年10月05日07時33分
http://www.asahi.com/politics/update/1005/OSK200710040082.html

 11月18日投開票の大阪市長選で自民党が関淳一市長(72)を推薦する方向で最終調整に入った。4日夜、同党内で擁立論のあった橋下徹弁護士(大阪弁護士会所属)が正式に立候補を辞退し、自民市議団が関氏推薦に傾いたためで、最終的には公明党も自民党に同調する可能性が高い。

 同市長選にはこれまでに関氏のほか、大阪市立大の橋爪紳也元教授(46)と共産推薦の姫野浄氏(71)が立候補を表明している。今後は独自候補擁立の方針を固めている民主党の候補者選考に焦点が移る。

 自民党内には関氏の推薦論とともに、独自候補として橋下氏の擁立論がくすぶっていた。だが、橋下氏は4日夜、大阪市選出の同党国会議員に立候補を辞退する考えを伝えた。これを受け、同党内には「橋下氏が辞退した以上、関氏で選挙を戦うしか選択肢はない」(衆院議員)との見方が急速に広がった。

 一方、公明党内には橋爪氏の推薦を求める声もあるが、「自民が関市長を推薦すれば最終的には我々はついて行かざるを得ない」(市議)という意見も強まっている。

1825片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/05(金) 20:15:29
共産・辻氏が出馬 所沢市長選 埼玉
  http://www.saitama-np.co.jp/news10/05/02p.html

 任期満了に伴う所沢市長選(十四日告示)に四日、共産党の辻源巳氏(36)=新座市野火止=が同党公認で立候補することを表明した。

 同党では「みんなの市長をつくる会」に参加して候補者の擁立を進めていたが、同会が擁立を断念したため、独自に同党埼玉西南地区委員会副委員長の辻氏を擁立した。

 辻氏は〔1〕二十四時間体制の小児救急医療の確立など子育て支援〔2〕少人数学級の実現など教育環境の整備〔3〕高齢者・障害者支援の充実―などを公約に掲げている。立候補予定者は五人目。

自民、候補擁立見送り
 自民党県連第八総支部(所沢市など)が、所沢市長選で事実上、独自候補擁立を断念したことが四日、明らかになった。

 同市の自民党陣営は四期十六年務めた斎藤博市長が八月二十一日、勇退を表明したのを受け、人選に入った。まず、並木正芳衆院議員(比例北関東)に出馬を打診、並木氏が、安倍改造内閣の環境大臣政務官に就任し、福田政権でも再任されたことから、「来年の洞爺湖サミットを成功させたい」として、出馬を見送った。

 その後、藤本正人県議の名がクローズアップされたが、同氏の後援会が出馬に反対し、「勝てる見込みがない」として、最終的に出馬を断念した。そのため同総支部は「現段階で勝てる候補が保守陣営に見当たらない」としている。

1826片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/06(土) 21:05:00
大阪市長選、民主の大勢は橋爪氏擁立──自民、関氏推薦で調整
2007/10/06配信
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news000307.html

 11月の大阪市長選(4日告示、18日投開票)で、独自候補の擁立を目指す民主党大阪府連は、出馬表明している元大阪市立大教授の橋爪紳也氏(46)を軸に協議する方針を固めた。在阪民放局の元アナウンサーを推す声もあるが、大勢は橋爪氏に傾いているという。一方、自民市議団は、関淳一市長(72)の推薦に向けて調整に入った。公明も同調する公算が大きく、各党の候補者選考は最終段階を迎えた。

 2年前の出直し選挙で自主投票に回った民主は今回、自前の候補者擁立を目指した。

 関係者によると、何人かの名前が浮上したが、「決め手を欠く」との理由で大半は打診するまでには至らず、現時点で橋爪氏と元アナウンサーの2人が協議の対象として残ったという。

 2年前の選挙で民主は橋爪氏の擁立に動いたが、橋爪氏側の事情で断念した。市議団内では「市民派のイメージが強く、自公よりも民主に近い人物」との評価が高く、府連も橋爪氏を軸に調整したい考えという。府連代表の平野博文衆院議員も先月29日、市議団などとの会合後に「選択肢の1つ」と述べた。

 ただ、市議の一部では「橋爪氏は今回の出馬表明後、自公に推薦を求めた」として難色を示す声もあり、元アナウンサーを推す向きもある。「市長選に勝たなければ、野党になってしまう。意見の一致を見なければ、今回も自主投票に回るべきだ」との消極論も消えていないという。

 来週にも府連としての結論を出し、市議団内の協議を経て最終決定したい考えだ。

 一方、自民市議団は先月30日、自公に推薦を求める関市長、橋爪氏の双方を面接した。関係者によると、人物評価や政策評価などで橋爪氏を推す声はトーンダウンしたという。

 市議団の動きとは別に、大阪選出の国会議員らを中心に、タレントとしても活躍する弁護士の橋下徹氏(38)の擁立論も浮上していた。しかし、橋下氏から4日夜、立候補を辞退する連絡があり、関市長を推薦する方向に傾いた。公明側は「自公協調を最優先したい」としており、2年前と同様の選挙態勢になる見通しが強まっている。

     ◇
 橋爪氏は5日夜の日本経済新聞の取材に「民主から話を聞いていない」と話している。

1827片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/07(日) 23:50:18
大阪市長選、民主党が独自候補断念へ…自民党も断念
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071007p201.htm

 11月4日告示の大阪市長選で、民主党大阪府連が、擁立に向けて意向を確認していた在阪のマスコミ関係者から立候補を固辞されていたことがわかった。ほかに有力な候補者の名前は挙がっておらず、独自候補の擁立を断念する見通し。今後は、すでに立候補を表明している前大阪市立大教授の橋爪紳也氏(46)を軸に、支援を検討する。他の政党にも新たな候補者の擁立を目指す動きはなく、選挙戦は事実上、関淳一市長(72)、前共産党市議団長の姫野浄氏(71)を含めた3人の争いになるとみられる。

 民主党府連は8月に独自候補の擁立方針を打ち出して以来、大学関係者ら複数について水面下で検討を進めてきた。最終的にマスコミ関係者に絞ったが、府連幹部が5日夜に面談した際、出馬を断られたという。マスコミ関係者は6日、読売新聞の取材に対し、「お断りした」と語った。

 自民、公明両党に推薦を要請している橋爪氏について、府連は以前から「(民主党の推薦候補とすることを)排除しない」と明言。民主党本部の「相乗りしない」との原則に沿い、自民、公明両党の対応をにらみながら、橋爪氏と協議を進めていくとみられる。

 自民党では、この日、テレビなどで活躍する弁護士の擁立を目指していた国会議員と市議団との協議を開き、擁立断念を正式に確認。同党に推薦を要請している関市長と橋爪氏のどちらを推薦するかが焦点となる中、関市長を支持する声が市議団の中で目立つようになっており、週明けに議員団総会を開くなどして早期の態度決定を目指す。

 公明党は、自民党と連携しながら対応を決定する構え。共産党はすでに姫野氏の推薦を決めている。

(2007年10月7日 読売新聞)

1828片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/10(水) 11:44:58
立候補取りやめ中井氏が表明 所沢市長選
2007年10月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20071010/CK2007101002055256.html

 十四日告示の所沢市長選に出馬を表明していた弁護士中井美紀氏(58)が九日、体調不良を理由に立候補を取りやめると発表した。

 中井氏は「このところの天候不順もあって、体調を崩し、選挙を戦い抜く体力がないものと判断するに至りました」などとするファクスを所沢記者クラブなどに送った。

 中井氏の夫で前市長の真一郎氏(61)は取材に対し「以前にも疲れから体調を崩したことがあり、このまま選挙に入れば周りに迷惑をかけてしまう。支持者には順次説明したい」などと説明した。

 市長選は、中井氏のほか新人五氏が立候補を表明している。 (土門哲雄)

1829片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/11(木) 20:59:07
【混沌(中)】「橋下ワクチン」で関氏を牽制? 自民の思惑 迫る大阪市長選 (1/3ページ)
2007.10.11 11:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071011/lcl0710111116000-n3.htm

 安倍晋三前首相の辞意表明翌日の9月13日、東京・永田町の自民党本部は、報道関係者らでごった返していた。党本部の会議室では小泉チルドレンらが集まり、『小泉前総裁の再登板を実現する有志の会』が開かれていた。このすぐ隣の部屋でもう一つの会合が開かれていた。自民党大阪府連国会議員会議。議題は「大阪市長選」だった。

 「とにかく勝てる候補を出してほしい」。谷川秀善参院議員(73)の独特のだみ声が、ドア越しに響いた。「テレビによく出ているあの弁護士は大阪の人?」「7人も子供がいるというし、少子化対策ならばっちりだ」。別の出席者が冗談混じりに発言。笑いが起こったが、この会合を契機に大阪市内選出の中山泰秀衆院議員(36)を折衝役にしてタレントで弁護士、橋下徹氏(38)への自民の本格的な接触が始まった。

 橋下氏は9月20日の民放の情報番組で、「(出馬は)500%ない」。しかし、その後も接触は続いた。24日、橋下氏は、Tシャツとジーパン姿で、いつものメガネはかけずに都内のホテルに現れた。会談には、自民党選挙対策総局長(当時)の菅義偉元総務相(58)も出席。出席者からは「告示直前に立候補しても勝てるくらいのタレント性がある。38歳で政令市の市長選に打って出れば、それだけでインパクトが違う」との声も上がった。30日には中川秀直元幹事長(63)らが都内で橋下氏に会い、午後9時から約3時間に渡って説得にあたった。

 自民党本部が土壇場まで橋下氏にこだわった背景には、伝統的に民主、公明が強い大阪での党の将来を危惧する意識がある。「自民単独で勝てる首長候補を大阪市で立てられるなら、細かい政策論争など吹き飛ばしてしまえる」(自民府連幹部)。現職の関淳一氏(72)の業績は評価はできても、高齢で全国的な発信力には限界があるという分析だった。

 結局、橋下氏は今月4日の民放番組で、「(立候補は)2000%ない」と完全否定。その後、「今回は見送らせていただきたい」と、正式に自民サイドに伝えた。

 「結局、最初から最後まで振り回された」。自民市議のなかには、そんな声もある。だが、橋下氏に接触した中山衆院議員は「大阪市長選は、福田新総裁になって初めての本格選挙。負けるわけにはいかないという党本部の意向が強い。結果的に擁立はできなかったが、『橋下ワクチン』だと思っている。ワクチンを打たなかったら、関さんはまた民主に推薦をもらいにいこうとしていたかもしれない。効果は小さくない」と述べた。

 橋下氏擁立騒ぎが落ち着き、関氏推薦に向け自民市議団は取りまとめ作業を本格化させた。16日の関氏の選挙事務所開きまでには推薦を決めたい構えだ。しかし自民内になお異論がくすぶり、最終的には歩調を合わせるとみられる公明も厳しい態度を崩しておらず、前回選挙と同様の体制が組めるかはまだ不透明だ。

 こうした一連の流れについて、関後援会の幹部は、「これまでの相乗り市長選では、候補者は舗装された滑走路で十分に助走を付けて選挙に向け離陸すればよかったが、今回は滑走路はがたがた。離陸するのは簡単ではない」と漏らした。

 自・公に推薦要請をしたが、見送られる見通しが強くなりつつある橋爪氏は、6日、市内で政策についてのタウンミーティングを開いた。参加者からは「もう自・公を気にしない」と政務調査費の大幅削減など抜本的な議会改革が政策として提案された。橋爪氏は「議会とともにやっていかないと、マニフェストもなにも進まない。しかし、私は(政党からの要望で)マニフェストを変えたところは一切ない。それはご理解をいただきたい」と訴えていた。

1830片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/12(金) 01:58:53
京都市長選出馬表明の中村氏
2007年10月11日
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000000710110002

 来年2月にも予定される京都市長選に無所属で立候補を表明している弁護士の中村和雄氏(53)が10日、左京区内で集会を開き、市長直属の不祥事究明委員会の設置や、計画中の高速道路建設の中止・撤回など17項目のマニフェスト案を発表した。中村氏は共産の推薦を受ける。


 マニフェスト案は、公平、透明、人権の確立を柱に「福祉の増進で格差と貧困を是正し、憲法と平和を守る」とした。主な項目は、弁護士や学識経験者らによる「市職員犯罪・不祥事問題徹底究明独立調査委員会」の設置▽若者の就労支援体制が整備されているかなどを公共工事の発注業者の選定要素にする条例の制定▽区独自に予算を配分するなど区長権限の強化▽高速道路3路線(堀川線、西大路線、久世橋線)の建設中止・撤回など。


 中村氏は約4500人(主催者発表)の参加者を前に「不公正な同和行政を完全終結させる。国にはっきり要求できる市にしたい」と述べた。

1831片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/12(金) 11:35:20
民主、平松氏擁立へ 大阪市長選 毎日放送元アナ
2007年10月12日08時07分
http://www.asahi.com/politics/update/1012/OSK200710110103.html

 民主党は11月18日投開票の大阪市長選に、毎日放送役員室長で元アナウンサーの平松邦夫氏(58)を擁立する方針を固めた。週明けにも記者会見を開き、正式に発表する予定。平松氏は朝日新聞の取材に対し、「(出馬を)前向きに考えている」と話している。自民、公明両党は関淳一市長(72)を推薦する方向で最終調整に入っており、他の新顔候補2人も含め、同市長選は混戦模様になりそうだ。

 独自候補擁立方針を決めている民主党は、党府連の平野博文代表が中心となって人選を進めてきた。5日夜には平野氏が大阪市内で平松氏に会い、テレビ出演を通じて中高年世代を中心に知名度のある平松氏に正式に出馬を打診。その後も断続的に連絡を取り、出馬要請を続けた。平松氏も「報道に携わった身として、大阪の市政のありかたに問題意識を持っていた」としてきた。

 党府連幹部の一人は平松氏擁立について「これまで助役出身の市長が続いてきた。外部の目を市役所に入れたい。市の現状を市民に分かりやすく伝えるためにはキャスターは適任だ」と強調。今後、政策面などで平松氏とのすりあわせを進めるとともに、市議団総会で了承を得る予定。

 党府連は8月に独自候補擁立の方針を確認したものの、その後、候補者選定は足踏みしていた。市議団は9月下旬、市議団で独自候補を擁立できないとして府連に選考を一任。市議団幹部は「府連にげたを預けている以上、全力で平松氏を推す」と話している。

 平松氏は毎日放送の元看板アナウンサーで、夕方のニュース番組「MBSナウ」のキャスターを務めた。ニューヨーク特派員を経て、「サントリー1万人の第九」の司会などでも知られる。

 同市長選にはこのほか、元大阪市立大学教授の橋爪紳也氏(46)、元共産党市議の姫野浄氏(72)が立候補を表明している。

1832片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/12(金) 22:29:22
選挙:所沢市長選 新人5人の激戦に 自民、不戦敗の可能性−−14日告示 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20071012ddlk11010075000c.html

 任期満了に伴う所沢市長選(14日告示、21日投開票)は新人5人による激戦の様相を呈している。4期16年務めた斎藤博市長の直系といえる候補は見当たらず、自民党も今のところ推薦を出さない見込み。候補乱立の背景などを探った。【内田達也】

 ■「本命なし」で混戦

 斎藤市長は8月に不出馬を表明した。「後継者を指名する時代ではない」との言葉に、「5選出馬は固い」と踏んでいた自民党所沢支部(支部長・柴山昌彦衆院議員)には動揺が走った。それでも関係者は当初、同市議や県議を経験した並木正芳衆院議員(比例代表北関東ブロック)が名乗りを上げるとみていた。

 ところが、並木氏は国政への専念を理由に出馬を固辞。その後、意欲を見せた藤本正人県議も後援会の反対などから断念し、9月中旬には同党推薦候補の擁立は暗礁に乗り上げた。

 ■低い?当選ライン

 前回選で、自民・公明両党の推薦を得た斎藤市長は5万8679票を獲得した。公明党県本部は11日、今回は自主投票とすることを決定。自民党も事実上の自主投票となる見通しで、候補予定者のほとんどが「斎藤市政の良いところを継承する」と口をそろえ、斎藤票の取り込みをもくろむ。

 候補乱立で票が分散し、当選ラインはさらに下がる可能性もあり、地盤を持たない候補にも勝機が出てきた。

 ■衆院選の“関ケ原”

 自民党の「不戦敗」は次期衆院選に影響しそうだ。柴山支部長は4月の同市議選で「政党対決を地方政治にも」と、「自民推薦」を公募した。しかし、ほとんどの現職市議は無所属で当選。今回の候補擁立失敗で、さらに求心力不足を印象づけた。同党所属市議は「市長選は柴山支部長にとって関ケ原の戦。とりでを取られたら衆院選は大坂夏の陣になる」と懸念を示す。

 一方、民主党県連は市長選の応援演説に党本部の幹部クラスを呼ぶ予定。自民票を取り込み、衆院選に弾みをつけたい考えだ。

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 ◇所沢市長選立候補予定者

当麻よし子 58 前県議

木下厚   63 元衆院議員

越阪部征衛 64 前市議

辻源巳   36 党地区役員

安田敏男  60 市議

毎日新聞 2007年10月12日

1833片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/13(土) 00:44:09
選挙戦へ活動本格化 来年1月13日告示 大津市長選
2007.10.2 02:46 滋賀
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/shiga/071002/shg0710020246001-n1.htm

 任期満了に伴い来年1月13日に告示される大津市長選に、現職の目片信氏(65)と、新人の田中敏雄氏(66)が立候補を表明、県内主要政党も独自候補擁立に向け、動き始めるなど選挙を意識した動きが活発化している。

 目片市長は「もらえるところからは推薦をもらいたい」とし、市議会各会派に推薦を求めた。自民党系で最大会派・大志会の中江忠洋幹事長は「会として目片市長は、一枚岩で支持する」とこれに応える構えだ。党県連は大津市長選について「全くの白紙」としているが、同会では「市長選は、国政選挙とはちがう。市民党として動きたい」と意に介さない。

 一方、「大志会」などと与党連合を組み、市議会で目片市長を支持してきた民主系会派「市民ネット21」の動きは微妙だ。民主党は4月の県議選、7月の参院選と県内主要選挙で勝利し、存在感を増してきた。党県連の朝倉克己幹事長は「参院選後の草津市議選、竜王町議選では党公認候補がトップ当選を果たしており、地域レベルでも浸透してきている。市長選でも党独自の候補を立てることはあり得る」と話す。これに対し、「市民ネット21」の市議からは「こちらの断りなしに勝手に擁立候補の選定の話がでるのはおかしい」としながらも、「会派内でもさまざまな意見がある。これまでの目片市政を検討せざるをえない」「今はまだ支持するともしないともいえない状態」と推薦に慎重な姿勢をみられる。「市民ネット21」の磯田英清幹事長も「目片市長を基本に、これから検討を受けていきたい」と話し、一枚岩とはいえない状態だ。

1834片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/15(月) 01:52:25
高知のせんたく・知事選 
2007年10月11日 朝日高知
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000710110001

会見をする国松勝氏

■「暮らし守る県政を」国松氏、県庁で記者会見


 11月8日告示、同25日投開票の知事選への立候補を表明した学校教材販売会社長の国松勝氏(68)=写真=は10日、県庁で記者会見し、県政への意欲を語った。


 国松氏は、共産党支持労組などでつくる「革新県民連合」の要請を受け、無所属での立候補を決めた。共産党の推薦を受けるほか、会見では「県民の暮らしを守る県政を、政党、党派を超えた人たちと手を握って実現させたい」などと話した。


 国松氏は橋本県政を「一定評価し、開かれた県政をさらに進めたい」と述べた。公約として、1次産業の活性化▽人づくりのシステムづくり▽高齢者や子どもが安心して暮らせる地域作り、を挙げ、「教員や労働運動、生協運動の経験を生かしたい。県内でがんばっている人たちと大学の先生などの力を結びつけ、新たな活力のある産業、希望の見える方向を打ち出していきたい」などと述べた。


 国松氏は現在、県革新懇代表世話人、「生協高知・平和憲法・九条を考える会」代表世話人を務めている。


■西内氏が断念


 知事選への立候補を表明していた高知市のリサイクル店経営西内秀雄氏(59)は10日、立候補を断念すると発表した。


■橋本知事の後援会解散


 橋本大二郎後援会の上田真弓会長が10日、県庁で会見し、同後援会を8日付で解散したと発表した。橋本知事から9月中旬に「解散してほしい」との意向を伝えられ、8日の同後援会幹事会で決定したという。ただし、政治資金規正法では、後援会の代表者と会計責任者は解散の日から30日以内に県選管に解散届と収支報告書を提出しなければならない。同後援会は幹事会で会計責任者を変更決定。前会計責任者が会計関係の書類を「出せない」としており、予断を許さない状況だ。


 また、橋本知事は取材に対して「けじめをつけていただいたことは政治家としてもありがたい」と話し、自身の資金管理団体「こだまひろがるネットワーク」についても「近く解散の方向に向けて手続きをしたい」と述べた。

1835片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/15(月) 01:53:56
知事選 十河氏の出馬“消滅”
2007年10月11日08時06分 高知
http://203.139.202.230/?&amp;nwSrl=218797&amp;nwIW=1&amp;nwVt=knd

 橋本県政を締めくくる県議会九月定例会が十日閉会し、県政界は県知事選(十一月八日告示、同二十五日投開票)の戦いの構図確定へ最終局面に入る。これまでは橋本大二郎知事が出馬要請を続けている県政策企画部長の十河清氏を軸にした展開だったが、担当部長として進めてきた高知女子大移転統合事業の関連予算案は議会通過させられず、同氏が出馬する可能性は事実上消滅。十河氏を視野に入れていた自民党などは既に人選の“切り替え”を本格化させている。

1836片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/15(月) 02:00:55
松尾氏「真剣、慎重に判断」 支援者ら県知事選出馬要請
2007年10月14日10時44分 高知
http://203.139.202.230/?&amp;nwSrl=218922&amp;nwIW=1&amp;nwVt=knd

 任期満了に伴う県知事選(十一月八日告示、同二十五日投開票)に、前高知市長で三翠園社長、松尾徹人氏(60)の擁立を目指すグループのメンバー約二十人が十三日、三翠園で松尾氏に署名を添えて出馬を要請。松尾氏は「真剣かつ慎重に判断したい」として態度表明を見送ったが、「強く心に響いたものがある」とも述べ、「今後の行方を注視していただければありがたい」と出馬の可能性に含みを残した。

広田参院議員「職責果たす」 県知事選出馬ない考え示す
2007年10月14日10時50分
http://203.139.202.230/?&amp;nwSrl=218923&amp;nwIW=1&amp;nwVt=knd

 県知事選で動向が注目されている広田一参院議員(無所属・県選挙区)は十三日、「(参院議員としての)職責を果たすのがわたしの役割だ」と述べ、「現時点で出馬の考えはない」とする従来の姿勢に変化がないことを強調した。

1837片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/17(水) 00:38:59
選挙:大阪市長選 自民、関氏の推薦決定 公明、自主投票も視野
http://mainichi.jp/kansai/osakacityelection/news/20071016ddn001010003000c.html

 11月4日告示、同18日投開票の大阪市長選で、自民党市議団は15日、現職の関淳一氏(72)を推薦することを決めた。党本部が近く正式決定する見通し。市議団内には異論もあったが、幹事会が「関氏が進めてきた市政改革を中途半端にはできない」(新田孝幹事長)と押し切った。選挙戦に向け一枚岩で支援体制を組めるか不透明だが、推薦の報告を受けた関氏は「心強い」と述べた。

 一方、自民と連携して検討してきた公明党市議団は、自民の先行決定に「自公協議の枠組みは崩れた」として、自主投票も視野に検討する方針を示した。小笹正博幹事長は「(関氏で)勝てるのか確信を持つことは難しい」と話した。

 自民は午後、議員団総会を開催。自公で選挙協力態勢を築けるか不安視する声なども出たが「議論は尽くされた」として幹事会が一任を取り付けた。9月末に呼び出して公約の説明を受けた元大阪市立大教授、橋爪紳也氏(46)については是非の議論すらしなかった。

 橋爪氏はこの日、記者会見し「市民の力を信じて戦い抜く」との決意を改めて示した。市長選は他に元共産市議の姫野浄氏(72)が立候補を表明。民主党は毎日放送元アナウンサーの平松邦夫氏(58)を擁立する。【井上直樹、久木田照子】

毎日新聞 2007年10月16日 大阪朝刊

1838片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/17(水) 01:23:02
後継候補者は与党3会派で一致を 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007101600136&amp;genre=A2&amp;area=K10

記者会見で今期限りでの引退を表明する桝本頼兼京都市長(京都市中京区・市役所)
 京都市の桝本頼兼市長(66)は16日、来年2月にも予定されている4選目の京都市長選に立候補せず、引退する考えを正式に表明した。後継については「指名はいたしません」とする一方、今後の候補者選考について、従来通り市長与党の自民、民主、公明3党が連携し、共産党推薦候補と対決する構図が望ましいとの考えを示した。また同日、市議会の与党会派代表者に正式に引退の意向を伝えたことも明らかにした。

 市役所で午後2時から臨時記者会見を開いた桝本市長は、引退理由について「1期目の当選の折から、大きな権限を持つ政令市長は3期12年が限度だと思っていた。それ以上は組織運営にマンネリを生み、市役所内外にもたれ合いが生じると考えた」と説明した。

 さらに、行財政改革の進展や新景観政策の実現をはじめ、環境、観光、福祉など各分野でも前回2004年2月の市長選のマニフェストで盛り込んだ内容に実施のめどが立ったとして、「京都の明るい未来の礎を築けた」と強調、後進に道を譲る決意を固めたという。

 候補者選考をめぐっては、すでに与党会派の間でも水面下の動きが進んでおり、民主党内には独自候補の擁立論もある。桝本市長はこの動きに対し、「国の政治的な構図を地方に当てはめるのはいかがなものか」と中央政界の対立を持ち込む流れをけん制。

 その上で、「京都の政治状況は共産党に突出した力があり三極は好ましくない。(与党)3会派が一致してしっかり検討されると期待している」と、過去3度の選挙と同様、市政与党の結束を望んだ。

 「指名はしない」と明言した後継者については、「京都創生や環境、観光客5000万人構想などを継承発展してほしい」と話し、桝本市政の柱となった政策を引き継ぐ人物が望ましいとの考えを示した。

1839片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/18(木) 01:12:09
財務官僚の尾崎氏出馬へ 高知知事選
2007.10.17 13:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071017/lcl0710171313003-n1.htm

 任期満了に伴い11月25日に投開票される高知県知事選に、財務官僚で内閣官房副長官秘書官の尾崎正直氏(40)が出馬する意向であることが17日、関係者の話で分かった。近く高知市内で出馬表明する。

 尾崎氏は高知市出身。東大経済学部を卒業後、平成3年に大蔵省(現財務省)入り。国税庁行田税務署長(埼玉県行田市)や主計局主査などを務めた。

 県内の若手経営者らが出馬を要請。自民、民主両党の県連幹部も上京して接触を重ねていた。

 知事選にはこれまで3人が出馬を表明。現職の橋本大二郎知事は不出馬を表明している。

1840片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/18(木) 13:56:53
混戦の構図:’07大阪市長選/上 現職への反旗
http://mainichi.jp/kansai/osakacityelection/news/20071016ddf041010013000c.html

 11月4日告示の大阪市長選は、自民が推薦する現職の関淳一氏(72)に▽民主推薦の毎日放送元アナウンサー、平松邦夫氏(58)▽共産推薦の元市議、姫野浄氏(72)▽元市立大教授の橋爪紳也氏(46)の3新人が挑む激戦模様となる。公明は態度を決めていないが、福田政権発足後初の政令市長選は、中央の対決構図が反映される可能性が高い。自民、公明、民主3派が与党を構成してきた大阪市で何が起きたのか。舞台裏を報告する。

 ◇幻の候補一本化

 14日午後6時すぎ、大阪市内のホテルの中華料理店個室。関氏はスーツにネクタイ姿で座っていた。約20分後、自民市議団のベテラン市議と新田孝幹事長らが入室した。

 「今日はあなたに降りてくれと言いにきた。次の世代にバトンタッチすべきや」。関氏を批判してきたベテラン市議が選挙での得票予想を示して迫った。前日、知名度の高い平松氏が民主の立候補要請を受諾していた。

 「お願いします」。関氏は何度も立ち上がって長身を折り曲げた。新田幹事長が「市長がわざわざ来てくれたんや」と、とりなす。会合は約3時間に及んだ。散会後、ベテラン市議は「(関氏は)市長をやりたいだけや」と切り捨てた。

 橋爪氏も9月中旬、ある政界関係者から立候補断念を求められたが、受け流した。企業関係者らからも同様のアプローチが繰り返された。15日、自民市議団は関氏推薦を決定し、橋爪氏も立候補取りやめの意思がないことを言明。市民から遠く離れたレベルで繰り広げられた対民主の候補者一本化は幻と消えた。

   ◇   ◇

 橋爪氏が出馬表明する前の8月下旬、公明の支持母体の創価学会関係者、市OBらが橋爪氏に出馬を促しているとの話が流れた。「出ると言ってくれればまとめたい」と語る自民市議もいた。

 「関を応援したら、三セク破綻(はたん)の責任を一緒に負わされる。心中だ」「言うことがコロコロ変わる。一本筋が通らない」。関氏への反発が、橋爪氏支援にまとまるかに見えた。だが、橋爪氏が8月31日、NPO関係者に電話やメールで「火曜日(9月4日)に記者会見をします」と連絡を回しても、政党側の動きは鈍かった。橋爪氏は「政党は遠くの方にいる感じ」と表現した。

 一方、関氏は昨年末、親しい政財界関係者に「泥水をかぶっても、あと1期やりたい」と続投の意欲をにじませていた。橋爪氏出馬の動きが表面化した9月1日も「誰が出ても関係ない」と動じる様子を見せず、3日には出馬表明。政党などとの関係について「妥協はしない」と言い切った。

 ところが、市議の要求が厳しくなると、関氏は姿勢を一転させる。地下鉄民営化で議会の了解を得ることや、外部委員が主導する市政改革推進会議の見直しなど新田幹事長が突きつけた条件を、次々と丸のみした。市議団執行部は推薦へと向かわざるを得なくなり、最後には会派内に、議論を続けても無駄、との空虚感さえ漂った。

 大阪市中央区で16日、事務所開きした関氏は「市政改革をやりきらなければならない」と決意を述べた。だが、自民市議32人のうち参加したのは十数人。推薦を先行させた自民に「二人三脚のひもを解いた」と不快感を示した公明党市議団の姿はなかった。

毎日新聞 2007年10月16日 大阪夕刊

1841片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/20(土) 17:40:33
出直し東大阪市長選あす告示
3人名乗り 争点は不信任の是非 讀賣大阪

2か月近く“主(あるじ)”が不在の市長室の机(東大阪市役所で)

 不信任決議による前市長失職に伴う東大阪市の出直し市長選(28日投開票)が21日、告示される。〈前哨戦〉ともいえる市議選を経て、不信任決議の是非が最大の争点。これまでに立候補を表明した、前市長の長尾淳三氏(55)(無所属=共産推薦)、元自民党府議の西野茂氏(64)(無所属)、前市議会議長の野田義和氏(50)(無所属=自民、公明推薦)の三つどもえの構図となる見通しだ。(岡信雄)

   【政治空白】

 不信任案が可決された、9月3日夕。橋本春男・市危機管理監が危機管理室の職員8人を集め、「市長が不在になる。常に連絡を取れるように」と念を押した。市政方針を掲げたホームページの更新は、失職直前の13日夕から休止し、「トップがいないのに、掲載を続けることはできない」と広報室。副市長と教育長も、長尾氏が選任しなかったため不在だが、市幹部らは「行政的な支障は出ていない」と強調、ベテラン市議も「予算を3月に通しており、目立った苦情はない」と言う。しかし、機械メーカー役員(52)は「市政が安定せず、何かゴタゴタしている印象。重要な決断が必要な事態で、本当に大丈夫なのか」と冷ややかな目があるのも事実だ。

   【前哨戦】

 有権者の関心の薄れは、9月23日投開票の市議選(定数46)にも表れた。投票率は、過去最低だった前回(48・38%)を更に下回る45・48%にまで落ち込んだ。9人を擁立し「不信任に大義はない」と訴えた共産は、前回より1万票以上アップ。自民も公認16人全員が当選したが、18人が当選した前回に比べて約1万2700票減らした。公明も得票を減らし、決議への賛否が割れた民主は、反対した2人が上位当選した。

 「まるで、内輪の権力闘争を楽しんでいるだけのように思える」と市内のタクシー運転手。“不信任賛成派”にとって厳しい審判に、自民側は「なぜ、不信任を決議したか、説明が不十分だった」として党機関誌の号外などで決議の「正当性」を訴えている。

   【かすむ展望】

 不信任決議について、長尾氏は「不祥事や失政がなく、道理に欠ける。数に頼った横暴」と主張。西野氏は「予算案を否決し3月に出すべきだったが、不信任は当然」と訴え、野田氏は「長尾氏の公約が実現できないことが議会での議論で判明した」とする。

 また、民主党支部には「独自候補を擁立したい」との意見もあり、19日も市議らが会合を重ねたが、「自主投票」に落ち着く見通しという。

 その一方で、かげりを見せる〈中小企業の街〉の将来展望に関する政策論争は、かすむ。経済産業省の工業統計調査によると、主要都市別工場密度(1平方キロ・メートルあたりの工場数、2005年速報値)は、東大阪市(124・9)が東京都大田区(80・4)をしのいで1位。だが、1990年と05年を比べると、事業所数は9810から6455に減り、製造品の出荷額は2兆615億円から1兆1772億円に半減した。

 金属製造の老舗で3代目経営者(37)は言う。「『モノづくり』を看板に掲げるなら、街をどう導こうとしているのかの議論を聞きたい」。市制施行40年を迎えた、市のかじ取り役を決める重要な選挙だけに、各陣営の議論の深まりを期待したい。

(2007年10月20日 読売新聞)

1842片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/21(日) 00:15:15
選挙:知事選 尾崎氏が出馬表明 「高知の活力を取り戻す」 /高知
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20071020ddlk39010010000c.html

 任期満了に伴う知事選(11月8日告示、25日投開票)に、前内閣官房副長官秘書官の尾崎正直氏(40)が19日、立候補を表明した。尾崎氏は「高知の活力を取り戻し、将来に希望を持って暮らせる社会を作りたい」と述べた。民主党県連はこの日、尾崎氏の推薦を決め、近く党本部に上申する。自民県連も支援の動きをみせている。知事選の立候補表明は4人目。

 尾崎氏は、県内企業経営者らのグループの要請を受け、立候補を決意。会見で「帰省する度に高知が寂しくなり、経済指標を見ても日本全体から取り残されている」と高知の現状を危ぐ。その上で「国が地方重視へと政策の舵(かじ)を切ろうとしている今こそ、高知を浮揚させるチャンスだ」と訴えた。

 また、取り組むべき政策として、経済の活力を取り戻す▽インフラ整備の充実▽高齢者らが助け合う社会の実現▽日本一の健康長寿県の実現▽人の力と知恵による行政の推進−−を掲げた。

 尾崎氏は高知市出身。東大卒業後、91年旧大蔵省入省。理財局課長補佐などを経て、06年7月から同秘書官として内閣官房に出向。立候補のため17日付で退職した。

 知事選にはこれまで会社社長の国松勝氏(68)▽毎日新聞社員=休職中=の関谷徳氏(46)▽高知中央高理事長の近森正久氏(54)−−の3人が名乗りを上げている。【服部陽】

毎日新聞 2007年10月20日

1843片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/21(日) 11:34:33
釜石市長選、野田県議出馬へ 讀賣岩手

 小沢和夫市長の死去に伴う釜石市長選(11月11日告示、18日投開票)に、地元選出県議の野田武則氏(54)(同市野田町)が出馬する意向を固めたことが20日わかった。

 野田氏は同市出身で、2003年の県議選で釜石選挙区から自由党(現・民主党)の推薦を受け初出馬し、初当選。今年4月の選挙では民主党公認で再選された。父は同市の元市長の武義氏(故人)。

 小沢市長の死去後、後援会や支持者からの強い後押しがあり、立候補を決意した。野田氏は「リーダーが不在という釜石市の危機的状況をこのままにしておけないと考えた。地域再生のために全力を尽くしたい」と意欲を語った。21日に釜石市内で開かれる、後援会の拡大役員会で正式に出馬を表明する。

(2007年10月21日 読売新聞)

1844片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 23:28:06
所沢市長に当麻氏 4氏に大差 唯一の女性市長 讀賣埼玉

当選の知らせを受け、支持者らと万歳する当麻氏(中央)=21日午後10時35分ごろ、所沢市内の事務所で

 所沢市長選は21日に投開票され、新人で前県議、当麻よし子氏(58)(無所属、民主推薦)が、新人4人を大差で破って初当選した。県内では現職として唯一の女性市長が誕生した。当日有権者数は27万2070人、投票率は30・70%(前回38・24%)だった。

 市長選には当麻氏のほか、党地区役員の辻源巳氏(36)(共産)、元市会議長の越阪部征衛氏(64)(無所属)、元衆院議員の木下厚氏(63)(同)、前市議の安田敏男氏(60)(同)の新人ばかり、5人が立候補。行財政改革や街づくりなどを争点に激しい争いを繰り広げた。

 当麻氏は当選が決まると、同市小手指町の事務所に集まった支持者の拍手を浴び、「ありがとうございました」と感謝の言葉を繰り返した。当選のあいさつで、当麻氏は「子育て支援、高齢者福祉、環境問題で訴えてきたことが有権者に伝わった。これからは厳しい市政運営が待っているが、多くの指導をいただいて頑張って参りたい」と意欲を語った。

 当麻氏は、5候補のなかで最も早く出馬表明。9月末に県議3期目途中で辞職して、選挙に臨んだ。民主党の強い支援を背景に、市議や県議として活躍した高い知名度を生かした選挙戦を展開。唯一の女性候補として、「やさしさ やすらぎ 生き活きタウン」など女性の視点から市政を見つめた政策を打ち出すなど、女性票獲得などに力を注いだ。

 辻氏は出馬表明の遅れが響いた。越阪部氏は、候補者擁立を見送った自民党から推薦を得られず、保守票を集めきれなかった。民主党を離党して出馬した木下氏は、民主支持層票が当麻氏と割れるなど、及ばなかった。安田氏は3度目の市長挑戦もかなわなかった。

         【開票結果】

当 34,119 当麻よし子 58 無所属 新

  17,386 木下  厚 63 無所属 新

  13,633 安田 敏男 60 無所属 新

   8,633 辻  源巳 36 共 産 新

   8,478 越阪部征衛 64 無所属 新

(選管確定)

(2007年10月22日 読売新聞)

1845片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 23:28:58
袖ケ浦市長選7氏激戦に 過去最多 票分散なら再選挙も
市議補選も告示 讀賣千葉

 袖ケ浦市長選が21日、告示され、無所属の新人7人が立候補を届け出た。立候補したのは鉄鋼会社社長の尾高貴善氏(35)、元市議の関政彦氏(66)、元市議の田村満広氏(64)、前副市長の伊藤彰正氏(66)、元市議の出口清氏(61)、君津市農協理事の御園豊氏(59)、元助役の高瀬泰治氏(66)。同市長選で7人の立候補者は過去最多。票が分散し、いずれの候補の得票も有効投票総数の4分の1に達しなかった場合は、再選挙となる。

  この日午前、立候補の届け出を済ませた各候補は、事務所前などで支援者らを前に第一声を発し、市政にかける思いや政策を披露した。

 尾高候補は「まだ若いが、皆様とともに手を取り合って市政を運営したい。袖ケ浦を思う気持ちを信じてほしい」などと訴えた。

 関候補は「幼児教育・義務教育の充実、弱者救済の福祉、環境保全、地域経済活性化、市職員の意識改革に取り組む」などと訴えた。

 田村候補は「市民政策グループを作って市民とともに市政を運営し、地域のバランスがとれたまちづくりをしたい」などと訴えた。

 伊藤候補は「少子化の時代を迎えたが、民間の経験を生かした健全財政の維持と、しがらみのない市政に取り組む」などと訴えた。

 出口候補は「人口構造、財政などの課題に取り組む。定期的に市民の声を拾い、反映していく市政改革が重要だ」などと訴えた。

 御園候補は「特別職給与10%カット、議員定数を20人以下に削減し、医療費無料対象を中学3年まで拡大したい」などと訴えた。

 高瀬候補は「公共交通の整備や子育て支援、高齢者・障害者支援に取り組み、安心・安全なまちづくりを目指す」などと訴えた。

 投票は、28日午前7時から午後8時まで市内26か所で行われ、午後9時から同市坂戸市場の昭和小体育館で即日開票される。

 20日現在の有権者は4万8644人。

 また、袖ケ浦市議補選(欠員5)も21日告示され、元市議2人と新人6人が立候補を届け出た。投開票は28日。

(2007年10月22日 読売新聞)

1846片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 23:31:13
出直し東大阪市長選
3氏、街頭で熱く第一声 讀賣大阪

 21日告示された出直し東大阪市長選には、いずれも無所属で元自民党府議・西野茂氏(64)、前市長・長尾淳三氏(55)=共産推薦=、前市議会議長・野田義和氏(50)=自民、公明推薦=の3人が立候補した。市議会の市長不信任決議の是非や、中小企業対策などを争点に、激しい舌戦が始まった。

 投票は28日午前7時〜午後8時、市旭町庁舎など93か所で行われ、午後9時から市立総合体育館で開票。期日前投票は、22〜27日の午前8時30分〜午後8時に市役所、市民会館など4か所で。20日現在の有権者数は、40万1765人。

 選挙戦が火ぶたを切り、有権者の声を聞いた。

 自動車部品製造業の中西英二さん(63)は「今、やらなければならない施策を、きちんと実現してもらえる人を選びたい。政党間の足の引っ張り合いではなく、街の将来の明確な展望を提示してほしい」と、行動力と実行力に期待する。

 また、会社員松田全弘さん(55)は「これまで、さんざん市政の混乱を見てきたので、今度こそ議会などと『和を持てる人』を市長に選びたいと思っている。政治経験が豊富で、しがらみのない人がいい」と注目。一方で、主婦(67)は「前市長がなぜ不信任になったのかさえ、よく理解できない。短期間に多額の税金を使って、2回も市長選なんて」と冷ややかな意見もあった。  

 立候補者届け出順 候3

〈略歴の見方〉氏名、投票日現在の年齢、所属新旧、当選回数。(推)は推薦、主な現職・肩書、職政歴、最終学歴、出身地、現住所の順。

  西野 茂(にしのしげる) 64  無所属新

 学校法人鴻池女学園理事。自民党府議団政調会長、府議会総務委員長、府議会決算特別委員長、毎日新聞社員。関西大商学部卒。東大阪市出身。岩田町

 「心の教育」指導する

 西野氏は、西岩田の選挙事務所前で、詰めかけた支持者を前に第一声。近隣市選出の無所属府議らも応援に駆けつけるなか、「市長不信任については、なぜ、こんな時期になのかが全く理解できない」などと強調した。

 一方で、長尾氏についても、「この1年間の取り組みは、市民を無視したものだ。公約もほとんど守られていない。(私が)もう一度立ち上がって、共産市政を打倒しなければ」と気勢を上げた。

 その上で、中核市として全国でトップレベルの情報公開のほか、▽4年間で600人の職員を削減し、50億円の財源確保▽子どもたちに、あいさつや礼儀作法などを身につける「心の教育」を指導する――などと約束した。

 このあと、選挙カーに乗り込み、市街地を回るなどして街頭演説をこなした。


  長尾 淳三(ながおゅんぞう) 55 無所属前②

 (推)共。元政治団体代表委員。自治会長、共産党東大阪市議団幹事長、大阪民主新報記者。大阪市立大大学院創造都市研究科修了。東大阪市出身。五条町

1847片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 23:31:48
 生活第一の市政貫く

 長尾氏は、近鉄瓢箪山駅前で選挙カーから第一声。新社会の支持も受け、「市民に十分な説明もないまま、手順を間違え、理屈もなしに不信任決議を強行した議会は間違っている。大義のなさが表れている」と訴えた。

 さらに、「大きな『不信任反対の声』が巻き起こっており、この思いに応えたい」などと力を込めた。

 また、旧同和施策の終結や、就学前児童への医療費支援拡張、市民税・介護保険料の負担軽減策実施のほか、コミュニティーバスの運行、東部地区での子育て支援センター建設などを約束。「皆さんの良識が頼りです。良識の力で暮らし第一の市政を貫き、東大阪の未来を一緒に切り開いていきましょう」と強調した。

 支持者から花束を受け取ると、選挙カーに乗って市内を遊説した。


 野田 義和(のだよしかず) 50  無所属新 

(推)自・公。前市議会議長、社会福祉法人理事、市ミニバスケットボール協会顧問。自民党府連青年局長、参院議員秘書。府立花園高卒。京都市出身。菱屋西

 行財政改革を着実に

 野田氏は、選挙事務所近くの菱屋西配水場前で、「行財政構造改革を着実に行いながら、府や国としっかり向き合って、地域経済を発展させていきたい」と第一声。

 自民や公明の国会議員や太田房江知事らの応援演説に続き、野田氏は不信任決議について、「前市長は数多くの公約を実行せず、財源のめども立たなかった」と正当性をアピールした。

 さらに、行財政改革の推進を強調し、「市役所一丸となり、事務事業の見直しと効率化、安定的な財政運営ができるよう全力で取り組む」と述べ、作成した「活力ある東大阪の再生プラン」の95項目について「必ず実現する」と訴えた。

 このあと、大勢の支持者らに拍手で見送られながら、選挙カーで街宣に出発。近鉄河内小阪駅前などでは、買い物客らと握手するなどして支持を求めた。

(2007年10月22日 読売新聞)

1848片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 23:33:30
橿原市長選現新3氏立つ 市議補選は5人 財政健全化など争点 讀賣奈良

 橿原市長選は21日告示され、新人で団体役員の吉田浩巳氏(45)、医師の森下豊氏(49)、現職で4選を目指す安曽田豊氏(73)(いずれも無所属)が立候補し、三つどもえの争いとなった。財政健全化や中南和地域の核としての街づくりなどが争点になりそう。市議補選(欠員4)も同日告示され、新人4人(無所属3、民主1)、元議員1人(共産)の計5人が立候補した。投開票はいずれも28日。20日現在の有権者数は10万26人。

 吉田氏は午前9時、同市四条町の事務所前で出陣式を行った。国際交流や、まちづくり活動に取り組んできただけあって、米国男性が司会、和太鼓グループの演奏で士気を高めた。約150人の支持者の拍手の中、選挙カーで出発、教育再生などを訴えた。

 森下氏は午前9時45分、同市石川町の事務所前で選挙戦をスタート。国会議員や県議ら約500人を前に、市民参加型の市政実現などを掲げて、支持を求めた。その後、選挙カーに乗り込み、大型商業施設や、近鉄大和八木駅前などで街頭演説を行った。

 安曽田氏は、午前9時から同市久米町の橿原神宮会館で第一声を上げた。荒井知事や地元国会議員、県議ら約600人が出席した。安曽田氏は3期12年の実績を強調し、大きな拍手を受けた。最後に支持者らと「頑張ろう」と声を張り上げ、市内を回った。

(2007年10月22日 読売新聞)

1849片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 23:33:55
粕屋町長選篠崎氏初当選 讀賣福岡

 粕屋町長選と町議補選(被選挙数1)が21日、投開票された。12年ぶりの選挙戦となった町長選は、元町助役の新人・篠崎久義氏(62)(無所属)が、4選を目指した現職・小池弘輔氏(78)(同)を破り、初当選を果たした。

 篠崎氏は自民党県連や公明党県本部などの推薦を得て、選挙戦を優位に進めた。現町政を「無投票が続き、変化に乏しい」と批判。「スピードを上げて町を良くしたい」とする一方、「粕屋郡6町の合併をはっきり打ち出す」と訴え、支持を広げた。

 町建設協会や民主党県連などの推薦を受けた小池氏は、3期12年の実績を強調。投票日直前には「6町合併は無理。粕屋、篠栗、久山の3町合併が、私の使命」と表明し支持拡大を狙ったが、及ばなかった。

 4人が立候補した町議補選ではすし店経営・久我純治氏(62)(無所属)が、初当選した。


粕屋町長得票

当8,420 篠崎 久義 62 無新

 4,838 小池 弘輔 78 無現

(選管確定、無効171)


粕屋町議補選

当5,002 久我 純治 62 無新〈1〉

 3,650 田川 正治 61 共新 

 1,782 福永 善之 34 無新 

 1,584 宮崎 光子 44 無新 

(選管確定、無効1,403)

(2007年10月22日 読売新聞)

1850片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/23(火) 04:50:56
橿原市長選スタート 政党色濃い 市民らから困惑の声 独自スタイル貫く候補も 奈良日日
http://www.naranichi.co.jp/20071022ne1330.html

 7日間にわたる舌戦が幕を開けた橿原市長選―。3つどもえによる激戦が予想される中、3候補とも無所属・無党派を標ぼうするにもかかわらず、出陣式は政党色が色濃く出る形に。安曽田陣営には自民党議員、森下陣営には民主党議員がずらり顔をそろえ、唯一、吉田陣営だけが独自の選挙スタイルを貫いた。無党派なのか、従来の政党政治なのか、市民からは困惑の声があがっている。[10月22日]


>>>続きは本紙をご覧下さい

1851片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/23(火) 11:11:50
東大阪市長選 不信任巡り 3氏舌戦
2007年10月22日 朝日大阪
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000710220004

西野茂氏


長尾淳三氏


野田義和氏

 三つどもえに、保守分裂――。21日に告示された東大阪市長選は、昨年7月の前回市長選と同じ構図になった。立候補を届け出たのは、自民を離党して前回も立った元府議の西野茂氏(64)、議会から不信任を受けた前市長で共産党員の長尾淳三氏(55)=共産推薦、新社会支持=、前市議会議長の野田義和氏(50)=自民、公明推薦=の3人。20日現在の有権者数は40万1765人。投票は28日で、即日開票される。


 不信任の評価をめぐっては三者三様。西野氏は「長尾氏は非常に重いと受け止めるべきだが、議会も3月議会で出すべきだった」、長尾氏は「公約は着実に進めており、不信任を受けるいわれはない」、野田氏は「公約実現のめどがなく、混乱と停滞を打開するためだった」との立場だ。


 長尾氏は、上下水道局統合庁舎の建設計画を中止したことなど実績を強調しながら、最重要課題に旧同和施策の終結を掲げる。これに対し、西野氏、野田氏は行財政改革が先決だと訴え、それぞれ「年間150人の職員削減など人件費見直しや、民間活力の導入」「コストとサービス面からの事業見直しや、市税などの滞納解消」などを打ち出している。


――候補者の第一声(上から届け出順)――


◎西野 茂氏(にしのしげる)64
 無新


 西野氏は午前8時半から同市西岩田1丁目の選挙事務所前で第一声をあげた。約500人(陣営発表)の支持者らに「市長の政治姿勢と資質が問われている」と切り出し、長尾市政について「公約を守らず、市民無視だ。共産市政を打倒しなければならない」。市職員600人削減や遊休市有地の活用など行財政改革を進め、中小企業の街として「技術力を生かしたオンリーワン企業を増やす」と訴えた。


 自民の推薦が得られず市議や市選出の府議の姿がない中、保守が分裂したことにも触れ、「自民は一枚岩ではない。私に協力いただいている方もいる」と強調。「西野」コールに送られて選挙カーに乗り込んだ。


◎長尾淳三氏(ながおじゅんぞう)55
 無前〈2〉【共】【新社】


 長尾氏は午前8時半から、同市昭和町の近鉄瓢箪山駅南側で第一声。紺のスーツ姿で選挙カーの屋根に上ると、白い手袋で数本のマイクを強く握り、約1千人(陣営発表)の支持者らに市議会の対応を繰り返し批判した。「不信任には大義がない。理由もなく、なんで辞めさせられないといかんのか」


 自ら「不信任選挙」と名付け、「市民に黙って不信任を決めた議会が正しいのかを判断する選挙。市民の良識が頼り」と力を込めた。


 上下水道局統合庁舎の計画は「市民の声を聞いて中止を決めた」と説明。「旧同和施策を終結させ、市民の暮らしを守る決意だ」と訴えた。


◎野田義和氏(のだよしかず)50
 無新【自】【公】


 野田氏は午前8時半から同市横沼町3丁目の選挙事務所前で出陣式に臨んだ。約500人(陣営発表)を前に、長尾市政について「財源のめどの立たない公約ばかりだ」と批判。市役所改革を手始めに、財源確保のための行財政改革を進め、活力ある東大阪をつくると訴えた。


 推薦した自民の西野陽衆院議員は「前回の選挙で結果的に共産市政を誕生させた候補が懲りずに再び立った」と弟の茂氏の立候補を批判。公明の白浜一良参院議員は「今回も保守分裂で予断を許さない」と表情を引き締めた。太田房江知事も応援に駆けつけ、「この機会を無駄にせず、共産から市政を取り戻してほしい」とエールを送った。

1852片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/24(水) 06:29:50
坂川・福井市長が辞意 病気療養中 讀賣福井

 病気療養中の坂川優・福井市長(54)が公務復帰を断念し、辞任する意向を関係者に伝えていることが23日わかった。医師から「公務に復帰するのは困難」との診断を受けたためという。坂川市長は9日に開いた記者会見で、29日から公務に復帰する考えを表明していた。

 同市長は2006年3月に初当選したが、市長就任直後に肝腫瘍(しゅよう)が見つかり、同年7月から約4か月半にわたり休職。今年8月10日から今月9日までは、肺炎で金沢市内の病院に入院していた。現在は東村新一副市長が市長職務代理者を務めている。

(2007年10月24日 読売新聞)

1853片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/24(水) 22:49:12
民主党小沢代表が来阪「党も最大限の協力」 大阪市長選
2007年10月24日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200710240070.html

 民主党の小沢代表は24日、大阪市内で記者会見し、11月18日投開票の大阪市長選について、「大阪は東京に次ぐ大都市。ここで我が党が広く厚い支持を得られることは、総選挙を目指すうえでも大変重要なこと。党本部としても最大限の協力態勢をとりたい」と述べ、衆院選の前哨戦と位置づけて戦う考えを示した。

 小沢代表は、関西経済連合会や関西経済同友会、連合大阪などを足早に回り、同党が推薦する毎日放送元アナウンサーの平松邦夫氏(58)の支援を要請した。その後、同党大阪府連で開いた記者会見では、同席した平松氏を「素晴らしい候補」と持ち上げた。

 来年1月の府知事選については、自民、公明と相乗りしない方針に変わりがないことを示した。

1854片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/25(木) 11:21:04
福井市長辞意表明 「せめて1期は…」
就任わずか1年7か月 涙、無念さ隠せず 讀賣福井

 健康上の理由で辞職する意向を表明した坂川優・福井市長は24日、同市役所で開いた記者会見で、「悔しい」「断腸の思い」といった言葉を繰り返し述べながら涙ぐみ、就任後わずか1年7か月で市長職を離れなければならない無念さを隠さなかった。

 黒いスーツ姿の坂川市長は、9日の退院直後の記者会見時より顔色は良く、「日常生活は問題ない。無理さえしなければ頑張れると思っていた」と話した。

 だが、自らの病状については、「22日に精密検査の結果を知った。(腫瘍が)わずかながら悪化しており、このままでは無理にでも辞めるよう言わなければならないかもしれないと、医師から宣告された」と語り、「いずれ辞めなければならなくなるのなら、これ以上、市民に迷惑をかけるのは正しくないと考えた」と辞職を決断した経緯を説明。「市民の皆さんには何べんでも言いたい。ありがとうございました。本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。

 市政の取り組みについては、「少子高齢化が進み、人口が減少するなかで、都市間競争に生き残るために中心市街地を活性化させる政策は一歩踏み出せた。一方で、美山、清水、越廼の町村との合併で加わった魅力、財産を生かす街づくりをスタートさせようと思った」と振り返り、「こんなに短いはずではなかった。せめて1期はやらなくては」と唇をかんだ。

 市長選は年内に行われる見通しとなった。次の市長に望むこととして、「時代の流れをしっかり見つめ、これまでの成功体験や前例にとらわれず、次代の成功のために市民を引っ張ってほしい」と述べた。

     ◇

 坂川市長の辞意表明について、西川知事は24日の定例記者会見で、「一生懸命、仕事をされる方で、非常に残念に思っている。福井を良くしたいという思いを継いでいただける方に市政を担ってほしい」と述べた。

(2007年10月25日 読売新聞)

1855片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/25(木) 11:24:11
知事4選出馬「しないつもり」 讀賣愛媛

 加戸知事は24日の定例記者会見で、神奈川県知事の任期を3期12年に制限する全国初の多選禁止条例案が同県議会で可決されたことを受け、「知事は権力が集中しやすい立場。多選は望ましくなく、よくぞ踏み切られた」と評価した上で、自身の進退についても、「4期目に向けて引き留める人は出てくるだろうが、(4選出馬はしないかと言えば)そのつもりです」と述べ、3期目の今期限りで引退する意向を表明した。

 一方、宇和島市立宇和島、宇和島徳洲会の両病院を舞台とした病気腎移植問題について、「市立病院は地域の救急医療の中心であり、災害対応の拠点。知事として宇和島の医療の実情を国に説明し、(保険医療機関の指定)取り消しを避けるために最善を尽くしたい」と述べた。

(2007年10月25日 読売新聞)

1856片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/27(土) 13:36:09
公明党県本部が尾崎氏推薦上申 党本部に 讀賣高知

 公明党県本部は26日、知事選に立候補を表明している無所属の尾崎正直氏(40)を推薦するよう、党本部に上申したと発表した。推薦は認められる見通し。

 22日に尾崎氏から推薦願があり、ほかの3候補からはなく、25日には同氏との政策協議もまとまったことなどから、26日の緊急幹事会で決定した。また、高知市長選に立候補する岡崎誠也氏(54)の推薦についても同日、上申した。

(2007年10月27日 読売新聞)

1857片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/27(土) 13:45:51
3氏が接戦展開-橿原市長選 終盤戦  (2007.10.26 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/071026/all071026b.shtml

   経験と継続か、若さと変革か―。新人でまちづくり国際交流センター理事長の吉田浩巳(45)=無所属=、同じく新人で医師の森下豊(49)=同=、四選を狙う現職の安曽田豊(73)=同=の3人が立候補し、28日に投開票される橿原市長選挙は終盤戦を迎えた。組織力に勝る安曽田の優位が伝えられたが、終盤戦を迎えて森下がわずかに逆転。吉田が先行する2人を激しく追う展開だ。安曽田も必死の巻き返しを図って激しい接戦が続く。勝負の行方は最後まで分からない…

 〜この続きは本紙をご覧下さい〜

1858片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/29(月) 08:40:59
袖ケ浦市長に出口氏
投票率57・39%7 新人の激戦制す 讀賣千葉

初当選を飾り、万歳する出口氏(28日午後11時50分、袖ケ浦市野里の事務所で)

 袖ケ浦市長選は28日に投開票され、新人で元市議、出口清氏(61)(無所属)が、同じく新人の6氏を破って初当選した。当日有権者は4万7927人、投票率は57・39%だった。

 今回の市長選は、目立った争点がないことに加え現職の小泉義弥市長(68)が後継指名しなかったこともあって激戦に。

 立候補者はそれぞれ、行財政改革やまちづくりなどを政策として訴え、予断を許さない選挙戦を展開してきた。

 同市野里の出口氏の事務所では、当選確実の一報がもたらされると集まった支持者の間から大きな拍手がわき起こった。

 出口氏は、7候補の中で4番目に出馬を表明。9月10日に市議を辞職し、選挙に臨んだ。当初から優位と言われており、複数の現職市議や国会議員の応援も受けて選挙戦を展開。連合千葉の推薦も受け、一軒一軒歩き回る地道な活動を展開して幅広い支持を得た。政策面では「住みやすさナンバーワン・子育て環境日本一」を掲げ、市政改革や住環境の整備、医療費助成の拡充などを訴えてきた。

 一方、他の6候補は出馬表明や選挙態勢づくりが遅れたことなどから、思うように知名度を高めることができなかった。

 この日は同市議補選(欠員5)も同時に投開票され、新たな議員の顔ぶれが出そろった。投票率は57・31%だった。

(2007年10月29日 読売新聞)

1859片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/29(月) 08:43:48
東大阪市長に新人・野田氏
組織力で逆転 讀賣大阪

支持者らと万歳する野田義和氏(中央奥)=28日午後10時28分、東大阪市横沼町の事務所で

 28日投票の出直し東大阪市長選で、前市議会議長・野田義和氏(50)(無所属=自民、公明推薦)が、政党の組織戦を展開して前市長・長尾淳三氏(55)(無所属=共産推薦)と、元自民党府議・西野茂氏(64)(無所属)を破って初当選を果たした。長尾氏と約2000票差の接戦での勝利に「知名度不足、保守分裂で劣勢だったが……」と安堵(あんど)の表情。約1年4か月ぶりの共産からの市政奪還となった。投票率は42・06%と、前回(昨年7月、36・03%)を上回った。当日有権者数は39万6584人。3人に、7日間の選挙戦と今後の市政に対する思いを聞いた。

 ――勝因は。

 自民が一枚岩となり、公明の絶大なる支援、民主の議員にも応援していただいたのが大きい。相手は政策面で、財源問題について市民の理解を得られなかったのではないか。厳しい選挙で、身の引き締まる思い。改めて市政を変えなければならないと思っている。

 ――不信任決議について。

 選挙結果は民意なので、間違いではなかったと確信している。

 ――西野氏の立候補については。

 私としては(選挙への)影響はなかったと思う。候補者が多いほど、有権者の選択肢は多くなる。

 ――前回選は立候補しなかったが。

 今回は、自民がいち早く一致結束していただき、大変ありがたく思っている。

 ――議会の混乱は収束するのか。

 過半数の議員の皆さんからご支援をいただき、議会との対立は基本的にないと考えている。議長経験者として議会の重みは十分に分かっており、真摯(しんし)に対応したい。

 ――行財政改革は

 市民に約束した95項目の政策を実行する。市を抜本的に変えたい。すべての事務事業をゼロベースから考え直すことに、市長として職員に指示、着手したい。スピード感のある市政を実現するため、半年以内に一定の結論を出すつもりだ。

    ◇

 野田氏は、参院議員秘書を経て、1987年から5期連続で市議を務めた。

■アピール不十分




敗戦の弁を述べる長尾氏(28日午後10時38分、東大阪市高井田元町の事務所で)


長 尾 氏■


 ――敗因は。

 51万市民に私の声を届けるのは大変な仕事。全力は尽くしたが、アピールの仕方や中身、量が不十分だった。しかし、市民の期待を体で感じた選挙だった。

 ――不信任決議について改めてどう思うか。

 私の公約に予算の裏付けがないなどと言われたが、議会で議論すればいい話。数の力で押し切られた決議で、本来の意味から逸脱した政治的なものだ。不当な不信任だという思いは変わらない。

 ――市政の混乱に、市民が反発したともとれる。

 市と議会に緊張関係があるのは当然。それを前提に、互いが議論をしていくものだと思っている。

 ――今後の政治活動は。

 政治活動は続けていきたい。得票が前回の約5万票から約7万票に増えたことを考えれば、市民の期待を受け止めていかなければいけないと思う。

■野田氏がベター




苦渋の表情を浮かべる西野氏(28日午後10時44分、東大阪市西岩田の事務所で)


西 野 氏■


 ――選挙結果について。

 私自身の力不足。短期決戦だったので、両陣営の組織力に完敗した。保守が分裂し、勝ち馬に乗ろうという空気になったのかもしれない。

 ――野田氏の当選について。

 共産市政から市政を奪還するのは大きな使命。同じ考えだったので、長尾氏よりはベターだ。

 ――兄で野田氏を支援した西野陽・衆院議員と、たもとを分かつ形での出馬だったが、結果への影響は。

 プライベートなことで、それは関係ない。

 ―市政に望むことは。

 スリム化、行革を推進して財源を確保し、発展につなげていくべきだ。

 ――今後の政治活動は。

 今は、まだ白紙状態だ。


開票結果 候3

当 72,820 野田 義和50無新〈1〉

  70,454 長尾 淳三55無前〈2〉

  22,014 西野  茂64無新

(選管確定)

(2007年10月29日 読売新聞)

1860片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/29(月) 20:56:03
橿原市長に森下氏
2007年10月29日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000710290002

当選を決め、支持者とバンザイする森下豊氏(中央)=橿原市石川町の事務所で

  ■橿原市長選開票結果■


 当 19,188 森下 豊(49)無新


   18,262 安曽田 豊(73)無現


    6,421 吉田 浩巳(45)無新


                  =確定得票


  ◆市政刷新 広い支持


 橿原市長選と同市議補選(被選挙数4)は28日投開票され、市長選では新顔で元県議の森下豊氏(49)が、現職の安曽田豊氏(73)、新顔の吉田浩巳氏(45)=いずれも無所属=を破り、初当選を果たした。森下氏は市政刷新を掲げて幅広い支持を集め、4選を目指した安曽田氏は多選批判をかわしきれなかった。市議補選も深夜にかけ当選者が決まった。当日有権者数は9万8816人。市長選の投票率は45・19%(前回35・07%)だった。


 森下氏の当選の一報が入ると、同市石川町の事務所に集まっていた支持者らの喜びがはじけた。森下氏が姿を見せると、さらに大きな歓声や拍手に包まれた。


 森下氏は笑顔で「ありがとう」と叫び、頭の上で大きく手を振った。バンザイ三唱し、支持者と何度もがっちり握手を交わした。黄色のメガホンを手に、選挙中にからした声を張り上げ、「大接戦になったが、次の市政を託されました。私はこの橿原市で開かれた市政をつくります」と抱負を語った。


 森下氏は今年8月に民主党県第4区総支部長を辞め、「中南和の中核都市を再生し、市民参加の市政を実現したい」と立候補を表明。民主だけでなく、一部の自民県議の支援も取り付けた。市の財政再建を進めることや、医師としての経験を生かし、出産や育児支援の充実などを訴え、着実に支持を広げていった。


 安曽田氏は前回、前々回は自民、公明の推薦を受けたが、今回は政党の推薦・支持は受けなかった。それでも自民の国会議員や県議・市議、約80の団体などの支援を受けて組織選挙を展開。3期12年の実績を強調したが、及ばなかった。


 安曽田氏は午後11時前、事務所に集まった約200人の支持者を前に「申し訳ない結果になりました。年齢の問題もあった」と敗北宣言をした。


 まちづくり国際交流センター理事長の吉田氏は、NPO活動で得た人脈を生かし、草の根選挙を繰り広げた。だが、立候補表明が9月と遅れたこともあり、支持を大きく広げられなかった。


  ◆財政再建へ早急に具体策提示を


 〈解説〉はっきりとした政策的な差が見当たらない中、最大の争点は3期12年の安曽田市政の継続か、刷新かだった。多選批判が広がる中、膨らんだ市債残高を指摘し、「今のままでは、橿原が駄目になる」と改革を訴えた49歳の森下氏の可能性に、市民は期待をかけたと言える。


 森下氏は民主党を離党して立候補し、一部の自民県議を含め、保守層の支援を取り付けることにも成功。一方で連日、民主国会議員の応援を受け、参院選で吹いた民主への追い風にも乗った。


 これに対し、安曽田氏はこれまでの実績を強調し、従来の組織選挙を繰り広げたが、目新しい政策を打ち出せず、多選批判をはね返せなかった。公明が「4選以上は推薦できない」と自主投票を決めたことも大きく響いた。


 今後の財政再建について、森下氏は「情報公開を徹底的に進め、財政状況を市民にわかりやすく説明する」としたが、具体的な再建手法や数値目標は明らかに出来ていない。県議の経験はあるが、行政手腕やリーダーシップも未知数。今後早急に具体策をまとめ、集まった期待に応える必要がある。
 (渡義人)

1861片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/30(火) 12:46:29
総務省の女性官僚に出馬要請へ 岡山・倉敷市長選
2007.10.30 03:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071030/lcl0710300909000-n1.htm

 任期満了(平成20年5月18日)に伴う岡山県倉敷市長選で、女性新人候補の擁立を目指す政治団体「倉敷市政を刷新する会」(会長、矢野秀典・倉敷市議)は31日、東京・千代田区内で、総務省国際部多国間経済室長の伊東香織氏(41)=前倉敷市収入役=に出馬を要請する。

 同会は現市長の市政運営を不満とする市議15人らを中心に9月末に結成された。当日は会員約40人が上京し、これまでに集めた市民約1万人分の署名を提出した後、伊東氏に出馬を促す。

 同市長選には、現職の古市健三市長(59)が再選を目指して出馬表明しているほか、現市議会議長の秋山正氏(53)=5期目=も立候補に向けて準備を進めている。また、共産党も独自候補の擁立をうかがっている。

1862片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/30(火) 19:19:44
’07大阪市長選:古賀・自民選対委員長「関氏推薦で一致団結を」
http://mainichi.jp/kansai/osakacityelection/news/20071030ddn041010009000c.html

 11月4日告示の大阪市長選に向け、自民党の古賀誠・選挙対策委員長は29日、現職の関淳一氏(72)の推薦を決めている同党市議団らと市内で会合を開き、次期衆院選の前哨戦として党が一致団結して臨む方針を確認した。会合には関氏も姿を見せた。古賀委員長は、党本部として関氏を推薦し、まだ態度を決めていない公明党の太田昭宏代表にも協力を求める意向を示した。

 民主党の小沢一郎代表も今月24日に大阪入りして「衆院選の前哨戦」との位置づけを示しており、国政の与野党の第一党がともに党を挙げて戦う構図が鮮明になった。

 自民市議団は今月15日に関氏の推薦を決定。これに対して、公明市議団は「二人三脚のひもを解いた」と不快感を示した。しかし、28日の東大阪市長選で自民、公明が推薦した新人候補が前職を破って当選したこともあり、古賀委員長は報道陣に「大きな前進。公明党ともまたやっていける」と述べた。【井上直樹】

毎日新聞 2007年10月30日 大阪朝刊

1863片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/01(木) 02:18:17
公明が現職関市長推薦へ 11月の大阪市長選
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007103101000855_Politics.html

 11月18日投開票の大阪市長選で、公明党大阪府本部は31日、3選を目指す関淳一市長(72)の推薦を党本部に申請した。1日にも正式決定する。

 これに先だって公明党市議団が、関氏と協議。職員削減を目的とした新規採用凍結の緩和や、市営地下鉄民営化をめぐる議論継続の余地を残すことなどを盛り込んだ政策協定を結んだ。

 この選挙で自民党はすでに関氏推薦を決定。民主党は平松邦夫元アナウンサー(58)を、共産党は姫野浄元市議(72)の推薦をそれぞれ決めている。橋爪紳也元大阪市立大教授(46)も出馬を表明しており、公明党の態度決定で選挙の構図が固まった。

 市役所内で記者会見した河本正弘市議団長は「国政の自公の枠組みもある。推薦する以上は全力を挙げる」と話した。

 関氏は「推薦決定は非常に力強い。私も全力で選挙戦に臨み、勝利したい」とコメントした。

1864片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/02(金) 19:39:57
米沢市長選「エンタケさん」影薄く
2007年11月02日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000711020001

農水相辞任会見で釈明する遠藤武彦氏。以後、地元では影が薄くなっている=9月3日、霞が関で

 ∞「不正」イメージ嫌い…


 陣営「来られたら票減る」


 18日告示、25日投開票の米沢市長選で、同市を地盤とする自民党の遠藤武彦衆院議員(69)の影がすっかり薄くなっている。組合長を務めた置賜農業共済の補助金不正受給問題で、農水相を引責辞任した。市長選で活動再開かと思いきや、「不正」のイメージを嫌う立候補予定者の陣営から距離を置かれている。


 県内から約10年ぶりの大臣誕生に沸き上がってからわずか8日後、9月3日に遠藤氏は置賜農済の不祥事の責任を取る形で農水相を辞任。安倍内閣崩壊の引き金を引いた格好になった。


 さらに、先立つ7月の参院選でも「まるで自身の選挙」と言われるほど必死に応援した自民党候補が惨敗。当選した舟山康江氏に加え、近藤洋介衆院議員(比例東北)と、ともに置賜を地盤にする2人の民主党議員を出す屈辱を味わっていた。


 先月15日、今回の市長選に立候補を予定している野村研三氏(61)が、米沢市のホールで事務所開きをした。野村氏は自民党県議を4期務め、副議長も経験した。4年前の市長選にも立候補を予定していた野村氏に遠藤氏は全面的なバックアップを約束。体調不良で野村氏は立候補を断念したが、野村、遠藤両氏の関係は強固だった。


 この日の事務所開きでは、用意した約800席はほぼ埋まり、遠藤氏の後援会長や地元県議らが出席したが、当然、この場にいるはずの遠藤氏の姿はなかった。「いなくて当然だべ」と出席者たちもあまり気にする様子はなかった。会は遠藤氏不在のまま、盛況に終わった。


 野村氏の陣営は今回、遠藤氏に招待状さえ送らなかった。「では、奥さんを代理で出席させます」との遠藤氏側の申し出もやんわり断った。遠藤氏側は「せめて祝電だけでも」と食い下がったが、「今回は遠慮させていただきます」。


 陣営幹部は「今、エンタケさん(遠藤氏)に来られても票が減るだけ。今回は自民色を徹底的に消す。大変な選挙だよ」と漏らした。


 遠藤氏は先月10日、米沢市内で支援者を前に「皆様にはご迷惑をかけてしまい申し訳ない。年内は政治活動を自粛し、捲土(けん・ど)重来、来年1月からまた政治活動を再開させていただきます」とあいさつした。この日を皮切りに選挙区内の全市町村でおわび行脚を続けている。


 米沢市長選には、野村氏のほかに現職の安部三十郎(54)、前市議の川野裕章(48)、元市議の鈴木睦夫(63)の3氏が立候補を予定している。

1865片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/03(土) 07:30:23
自民の知事選候補者選考
西尾県議が名乗り 讀賣千葉

 自民党の西尾憲一県議(船橋市、3期)が2日、次期知事選(2009年春)に立候補する意思があることを明らかにするとともに、同党県連の林幹雄会長あてに党の推薦候補の選択肢に自らを加えるよう求める申入書を提出した。

 同党県連は林会長と実川幸夫・会長代行、桜田義孝・選挙対策委員長、本清秀雄幹事長、浜田穂積・県議会議員会長の幹部5人で候補者を選考することにしているが、実際に名乗りを上げたのは西尾氏が初めて。

 西尾氏は取材に対し「政策実現のためには首長になる必要がある」とした上で、「(知事選出馬は)党の推薦が得られることが前提」と述べ、推薦が得られなかった場合は立候補しない考えも明らかにした。本清幹事長は「候補の一人として協議のテーブルに乗せたい」としている。

 次期知事選を巡っては、民主党も独自候補の擁立を目指している。現職の堂本知事(2期)はこれまでのところ、3選に向けて立候補するかどうかについて態度を明らかにしていない。

(2007年11月3日 読売新聞)

1866片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/04(日) 10:00:17
11/01-13:06--倉敷市長選 伊東氏が出馬前向き 「市政を刷新する会」要請 岡山
http://www.okanichi.co.jp/20071101130622.html

 来春の倉敷市長選(任期満了08年5月18日)に新人候補擁立を目指す「倉敷市政を刷新する会」(矢野秀典会長)は31日、東京都内で元同市収入役で総務省多国間経済室長の伊東香織氏(41)に同市長選への出馬を要請した。伊東氏は即答を避けたものの「倉敷の将来と未来を考えたい」と前向きな姿勢を見せた。 矢野会長ら同市議と市職員OBら約40人が、会の趣旨に賛同した1万2250人分の署名を手渡し「ぜひリーダーになってほしい」と要望。伊東氏は「皆さんの市政を変えたいという気持ちは心に重く響いている。倉敷の将来と未来のことを受け止めて考えさせていただきたい」と述べた。 伊東氏は「1週間から10日ほど時間をいただきたい」とし、11月中には態度を明らかにするとみられる。矢野会長は「私たちの願いが伝わったと思う」と話した。 伊東氏は03年4月〜07年7月まで倉敷市で総務局長と収入役を務めた。 同市長選にはこれまで、現職で再選を目指す古市健三氏(59)が出馬を表明。現市議会議長の秋山正氏(53)も出馬の準備を進めており、共産党も候補者擁立を目指している。

1867片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/04(日) 11:52:00
迫る前橋市長選出馬 自民県連・幹事長 いつ辞任?
10月24日7時52分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071024-00000035-san-l10

 自民党県連の金子泰造幹事長が平成20年2月に実施予定の前橋市長選に出馬することで、どのタイミングで幹事長職を退くべきか、難しい判断を迫られている。11月には県連主催の政治資金パーティーを控えているうえ、同年度当初予算案の編成作業も本格化しており、「かじ取り役」として、早期辞任には慎重論を唱える向きがある一方、引き続き幹事長職にとどまれば、選挙の準備活動に本格着手できないジレンマを抱えているためだ。

 「(県連への推薦願を提出する時期は)幹事長を退く時期とかかわってくる」

 金子氏は23日、産経新聞社の取材に対し、幹事長を辞任するタイミングについて、こう述べた。すでに無所属で出馬する方針を決めており、22日には公明党県本部に出向き、推薦願を提出。支援組織「クリーン前橋作戦会議」も立ち上げるなど、急ピッチで選挙態勢づくりを進めている。

 ただ、20年度当初予算案をめぐる各党・会派間の調整や、11月27日には党員らを集めた「政経セミナー」を控えており、幹事長として処理すべきテーマは山積している。このため、「市長選に全力を挙げたくても、挙げられない状態ではないか」(幹部)と同情する向きもある。

 金子氏が幹事長辞任の時期を計りかねていることで、衆院解散・総選挙への影響を懸念する声もある。福田康夫首相のおひざ元なだけに、「『保守王国』とはいえ、勝ち方が問われる。幹事長は選挙の『司令塔』だ」と、新幹事長の下で県連の衆院選準備を本格化させるべきというわけだ。

 金子氏の辞任をめぐり県連では、「政経セミナー前後に退くのではないか」(別の幹部)との見方が強まっている。

1868片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/05(月) 02:04:08
小沢代表辞任表明、民主候補に逆風か=自民「これで並んだ」−大阪市長選
11月4日23時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071104-00000077-jij-pol

 自民、民主の2大政党が正面から対決する4日告示の大阪市長選(18日投開票)は、告示当日に小沢一郎民主党代表が辞任の意向を表明する異例の事態となった。同党大阪府連は「影響なし」と強調するが、党推薦候補に逆風が吹くのは避けられないとの見方も。自民陣営からは「これで並んだ」との声が上がった。
 民主府連の平野博文代表は同日夕、府連本部で急きょ記者会見。「中央の政党の中のことと、市民の代表を選ぶ選挙とは違う」と強調し、市長選にマイナスになるとの見方を打ち消した。

1869片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/05(月) 18:59:42
大阪市長選告示 
課題の荒波かじ取りは 讀賣大阪

 改革の道筋を問う、14日間の舌戦が始まった――。4日告示された大阪市長選に、いずれも無所属で、元大阪市立大教授・橋爪紳也氏(46)、元毎日放送アナウンサー・平松邦夫氏(58)(民主推薦)、現職・関淳一氏(72)(自民、公明推薦)、元共産党市議団長・姫野浄氏(72)(共産推薦)、会社員・藤井永悟氏(31)の5人が立候補した。市政改革の行方や、市営地下鉄民営化の是非、巨額債務を抱える第3セクター対策などを争点に、各陣営は第一声。一方、藤井氏は「街頭演説はしない」としている。投開票は18日。

 <橋爪氏「次世代にツケ残さない」>


 橋爪氏は、中央区伏見町の選挙事務所前で開いた出陣式で第一声。大学教授時代の教え子や、市民団体の関係者らに囲まれ、「真に市民派の市長だけが、大阪を『借金まみれ』にした市役所の体質を変えることができる。皆さんと一緒に、次の世代にツケを残さない元気な大阪をつくり上げたい」と訴えると、「大阪のプロデューサーになってや」と大きな声援が飛んだ。

 この後、「街づくりのアドバイザー」として、火災からの復興を手伝った同区の法善寺横丁で、水掛不動尊を前に必勝祈願。商店主らと握手を交わした。

 <平松氏「民間の視点で問題提起」>

 平松氏は、北区西天満の選挙事務所前で出陣式を行い、詰めかけた支援者らと握手して登壇。マイクを握り、「第3セクターが抱える多額の負債が、誰に責任があるのかも分からないまま市民に押しつけられようとしている」と強調。「情報を徹底的に公開すれば、二度とそうした過ちを起こすことはない。民間の目線で問題を提起、分かりやすい言葉で市民に問いかけていきたい」と訴えた。

 民営化などが争点になっている地下鉄やバスで移動しながら、乗客らと会話。市民の声を市政に生かしていく姿勢をアピールした。

 <関氏「他候補なら改革は逆行」>

 関氏は、中央区北浜の選挙事務所前で出陣式に臨み、「市の職員数が多いことは全国的に知られているが、これまで、どの市長もメスを入れられなかった。労働組合との非正常な関係があったからだ」と述べた。

 その上で、「私は2年間で、4500人の職員削減を行った。他の候補が言っているようなことをやれば逆戻りし、大阪の将来にとって許せない」と力を込めた。推薦する自民党の伊吹文明幹事長、公明党の北側一雄幹事長らも駆けつけて全面支援をアピール。関氏は、午後からの自民党府連大会に出席するなどした。

<姫野氏「乱脈市政に今こそ決着」>

 姫野氏は、JR天王寺駅の商業ビル前で、大勢の支持者らを集めて出発式。推薦する共産党の市議や国会議員らも応援に駆けつけるなか、市が進めてきた大型開発のほか、検察審査会が市長らを背任罪で「起訴相当」と議決した、旧芦原病院への融資などの同和対策事業を厳しく批判した。

 「乱脈と言える市政に今こそ決着をつけ、医療費助成の拡充や少人数学級実現、中小企業支援などに取り組み、市民が主人公の市政をつくりたい」と訴えた。この後、市内各地を選挙カーでくまなく回り、街頭演説などで支持を呼びかけた。

1870片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/05(月) 19:20:43
海老名市長選、一騎打ち 
2007年11月05日 朝日神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000711050002

  海老名市長選と市議選が4日告示された。市長選には、現職で再選を目指す内野優氏(52)と、元市議の渡部美憲氏(42)がともに無所属で立候補した。市議選(定数24)には、現職18人、元職1人、新顔10人の計29人が立候補した。市長選、市議選の投開票日は11日。3日現在の有権者数は10万1533人。


  両氏ともに海老名駅前で第一声をあげた。


  内野氏は、「市民一人当たりの借金が県内最低」と市の健全財政や学校の耐震化率100%など、4年間の実績を強調。景観条例や市民活動支援条例の制定などを政策に掲げた。出陣式には周辺市長や県内選出の自民衆院議員らが駆けつけた。


  渡部氏は、「(証券会社員などの)民間経験をしっかり行政の場に生かす」と語り、住民の声を受け止める地域担当職員の配置や教育予算の充実などの政策を掲げた。42歳の若さもアピールし、市政の刷新を訴えた。出陣式には市議らが駆けつけた。


  市議選の候補者は党派別では、公明、共産が各3人、民主2人、社民、神奈川ネットワーク運動、市民の党が各1人、無所属18人。


(渡辺丘)


  ◇候補者第一声(上から届け出順・年齢は投票日現在・数字は当選回数)


  ■内野優(うちの・まさる) 52歳 無現1


  海老名の街が変貌(へんぼう)する。駅前(開発)によってにぎわいのある街になった。これからさがみ縦貫道路のインターが09年度末に供用開始される。来年度、条例をつくり、企業誘致と中小企業の振興を図る。農地が多く残っており、活力と自然の共生の街づくりを進める。


  少子化の時代に、10月で未就学の小児医療を無料化したが、来年7月に向けて小学6年まで拡大する。今回の市長選は4年間の実績を評価するとともに、この流れを継続するかどうかを決める選挙だ。


  ■渡部美憲(わたべ・よしのり) 42歳 無新


  自然、立地、文化に恵まれたこの街の最大限の可能性を引き出すのが私の務めだ。行政は運営から経営の時代に変わりつつある。私は民間経験をしっかり組み入れ、本当の改革をするために戦う。


  皆さんの声をしっかり受け止めるため、地域担当職員を配置する。市民提案実現課も創設する。女性の声をとり入れるために女性副市長の登用を実現する。海老名の素晴らしいポテンシャルを800人の職員とともにみなさまにすべてお返しできるように改革を進める。

1871片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/06(火) 16:01:38
福井市長選来月23日投票 讀賣福井

 福井市選挙管理委員会は5日、臨時委員会を開き、坂川優・前市長の辞職に伴う市長選の日程を、12月16日告示、同23日投開票と決めた。

 委員会では、「12月9日告示、同16日投開票」の日程も候補として挙げられたが、▽市議会の最終日が12月11日▽同16日投開票では4年後の任期満了に伴う選挙が市議会の日程と重なる可能性が高い――ことなどから、同23日を投開票日とすることが妥当とされた。

 市長選にはこれまでのところ、市幹部や県議らの名前が取りざたされているが、立候補表明はまだない。

 立候補予定者に対する説明会は、今月26日午前10時から、市役所別館5階で開かれる。

(2007年11月6日 読売新聞)

1872片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/07(水) 14:45:00
知事決戦前夜<下>
無党派の力警戒 讀賣高知

 「橋本県政を批判していた人が『それなら私が出る』と言ってしかるべきだ」。9月県議会が閉会した10月10日、知事が後継指名した十河清・県政策企画部長の出馬が絶望的となり、知事室で報道各社の取材を受けた橋本知事は、候補者擁立の遅れを強い口調で非難した。奇(く)しくもこの日、知事の退職金を返還するよう求める決議案が可決され、最後まで対立を続けた県議会との象徴的な場面となった。それだけに、知事の言葉には、県議会会派や政党への失望と皮肉が込められていた。

 十河部長は政党や県議会会派、市町村長らが協力して推せる「有力候補」だった。しかし、翻意は難しいとみた県議ら一部のグループは、新たな候補者捜しに奔走する。

      *

 県議会無所属会派の県政会は、橋本知事と支持基盤の近い広田一・参院議員に立候補を要請。県内の経営者グループは、知事選で2度、知事と戦った松尾徹人・前高知市長の擁立に向け、出馬に賛同する人の署名活動を展開した。しかし、広田議員は民主党に近い所属会派の事情を理由に、松尾前市長は政界引退宣言をしたことや政党関係者の心が離れていることなどを理由に、いずれも出馬を辞退した。

 県議会閉会までに立候補表明していたのは、9月中旬に行った毎日新聞社員(休職中)の関谷徳氏(46)だけ(7月に出馬表明した元会社員はのちに断念)だった。

 十河部長も視野に入れていた共産党県委員会は、部長の出馬がないとみて、あらかじめ打診していた元県労連委員長国松勝氏(68)(無所属、同党推薦)の擁立を決め、同氏は10月10日に出馬を表明。以前から意向を示していた学校法人理事長近森正久氏(54)も同13日、正式に立候補を表明した。

      *

 タイムリミットが近づくなか、“手持ち”のなくなった県内各党や一部県議らが最後の望みを託したのが、内閣官房副長官秘書官(当時)の尾正直氏(40)だった。県経済界の有志らが早くから出馬を打診していたが、以前から同様に立候補の可能性を探っていた自民党や民主党も、それぞれ幹部らが相次いで上京し、出馬を要請した。ようやく覚悟を決めた尾氏は17日に出向元の財務省に辞職届を提出、19日には正式に立候補を表明した。共産党を除く県内主要政党の県連、県本部は間もなく推薦を決めた。

 各政党が候補者を絞れなかったのは、橋本知事の持つ影響力や、出直し選を含め5回の選挙で政党が無党派知事に敗れてきたことへの警戒の現れとの指摘がある。「(選挙に)金がかからなくて良いのでは」(建設業界関係者)と自嘲(じちょう)気味の声も聞かれたが、無所属新人4人による異例の短期決戦となった「ポスト橋本」を決める選挙に、当の橋本知事は、いずれも支援しない考えを明らかにしている。

(この連載は畑本明義が担当しました)

(2007年11月7日 読売新聞)

1873片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/07(水) 18:38:28
阿南市長選に向けて/上 
2007年11月07日 朝日徳島
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000711070002

 ◆「優等生」揺らぐ足元


 那賀川の河口、126ヘクタールの中州に県がつくった阿南市の辰巳工業団地の分譲が始まったのは94年だった。前年、すぐ近くに国道55号バイパスも開通したばかり。蛍光灯の発光体メーカーだった日亜化学工業は、手がけたばかりのLED量産の拠点として、ここを選んだ。


 同社に続けと、製紙や機械など計9社の大工場が進出。現在、市内で製造業に従事する約7千人のうち、2千人はこの工業団地で働く。朝夕、通勤の車で起こる長い渋滞は、阿南の豊かさの象徴でもある。市財政課は「今、財政的に優等生と言われるのは、工業団地が成功し、税収が急増したため」と胸を張る。


 国内最大手の製紙会社「王子製紙」(本社・東京都中央区)は、国内に9工場を持つ。県内では、同工業団地の一部を含む富岡工場が稼働中だ。ところが昨年7月、同社が、業界5位の北越製紙を買収する動きを示したことから、従業員や取引会社の間で、「買収が成功すれば、王子は阿南から撤退するのでは」と、うわさが流れた。


 根拠は、毎年のように問題となる渇水。讃岐地方のように降水量が少ないわけではないが、那賀川上流の長安口ダムの貯水量が足りず、夏になると、水の使用量を減らすため、機械の稼働時間を短くしてきた。


 王子製紙の買収計画は失敗した。それでも、不安は消えなかった。今度は富岡工場に500億円を投資し、最新鋭の機械を08年末までに導入する計画が動き出した。自動化が大幅に進み、地元採用の工場要員が減らされる可能性が出てきた。ある従業員は「いつ、『いらない』と言われるか分からない。阿南では、日亜に次ぐいい職場と言われるけれど、安泰じゃない」と心配する。


 阿南公共職業安定所も「大きい工場は近代化、合理化が進み、見かけほど求人は多くない。阿南市での正社員の募集は、実は県内平均以下ではないか。景気のいいイメージほど働くのは簡単じゃない」と分析する。


     ◇


 阿南市役所近くの中心部を貫く「阿南一番街商店街」。約300メートルの通りでは、シャッターが下りたままの空き店舗が目立つ。並行した1本裏の通称「ドブ板通り」は、かつてはスナックなどがひしめく市内で一番の繁華街だった。そのネオンも、すっかりまばらになった。


 商店街の一番の関心事は、市役所の建て替え問題だ。市は05年、老朽化や合併による職員数の増加を理由に、現在の市庁舎を建て替える方針を発表した。総工費60億〜100億円を見込み、06年度までに45億円を積み立てた。


 だが、建設場所は、まだ白紙のまま。市幹部らによる「新庁舎建設推進委員会」は、「慎重に検討してから決めたい」と明言を避けている。


 今年7月、市内有数の規模の阿南医師会中央病院や阿南工業高校がある宝田地区が、「地域活性化につながる」と、新庁舎の誘致を陳情した。それを知った一番街を含む富岡商店街協同組合は、4千人以上の署名を集めて、現在の場所での建て替えを要望した。山本史夫理事長(44)は「市の人口は微減だが、郊外型の大型店が増えて、中心部の空洞化には歯止めがかからない。お年寄りが増える今後、歩いて生活できる町づくりが必要だ」と訴える。焼き鳥店を営む女性(56)は「これで市役所までどこかに行ったら、店をたたむしかない。歴史ある商店街を市が見捨てるつもりなのかしら」と嘆いた。


     ◇


 LEDメーカー最大手に成長した日亜化学に代表される工業の充実で、阿南市は「今、四国で最も潤った市」とも言われる。市民1人当たりの年間所得(04年度調査)は409万円で県内一。市の「貯金」にあたる財政調整基金は昨年度末で78億8千万円。2位の徳島市を54億円以上も引き離すお金持ちの自治体だ。しかし、その豊かさを、すべての市民が実感できているのだろうか。11日告示の市長選を前に、「光のまち」の将来像を探った。

1874片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/09(金) 19:15:32
知事選構図県都で・前橋市長選 群馬
http://www.raijin.com/news/a/09/news01.htm

 前橋市選挙管理委員会は八日、任期満了に伴う同市長選の日程を来年二月十日告示、十七日投開票と決めた。再選を目指す現職の高木政夫氏(57)と、自民党県連幹事長の金子泰造氏(63)がすでに出馬の意思を表明。共産党などでつくる「民主市政の会」も擁立作業を進めている。高木氏と金子氏は七月の知事選でそれぞれ小寺弘之氏と大沢正明氏の参謀役として戦った経緯がある。決戦まで三カ月。集会を開いたり組織固めを進めるなど、両氏の前哨戦が激化してきた。

 高木氏は市議会九月定例会で「引き続き前橋の再生に取り組み、市民力を発揮できる市政を推進する」と出馬表明。後援会組織を引き締めるとともに、「暮らし優先 元気で楽しい前橋」をキャッチフレーズに各地で大小の集会を開いている。

 市議会の前光クラブ(十五人)が支援。今回の選挙を「組織(自民党)対市民の戦い」と位置づけ、市債残高を二百五十三億円減らすなどの行財政改革の成果や、ごみ収集の有料化計画の中止、公民館使用料無料化など四年間の実績をアピールしている。

 一方、金子氏は自民党の前橋市・勢多郡区選出の県議と市議会最大会派、清新クラブ(十七人)などが擁立。先月五日、「愛する古里を再建したい」と出馬表明した。

 政治団体「クリーン前橋作戦会議」を設立し、選挙戦への準備を開始。市長任期を二期八年に限定するなどの基本政策を「五つの約束」としてまとめ、ホームページで公開、八日にビラ配布も始めた。知事選で落選したものの、市内で三万票を獲得した山本龍氏と連携し、公明党県本部に推薦申請するなど、支援勢力の拡大を目指している。

 高木、金子両氏は、十五歳までの医療費無料化や市長退職金(三千二百四十万円)の返上を相次いで打ち出すなど、対抗意識をむき出して早くも火花を散らす。

 共産党市議団は「格差是正などの問題を改善する具体策がない」(中道浪子団長)と現在の市政を批判、候補者擁立を急いでいる。

 民主・社民系の市議会派、フォーラム前橋は「会派の性格上、自民党の金子氏を推すことは考えられない」(土屋富喜子幹事長)として、現時点では高木氏支持を示唆する。

1875片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/09(金) 21:15:01
知事再選へ 来月、超党派県議の支援組織 栃木
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&amp;d=20071109&amp;n=2

 来年11月に見込まれる知事選まで約1年となる中、福田富一知事再選に向けた動きが県議会や経済界、後援会で活発化している。最大勢力の自民党を中心に無所属、さらに民主党系の県議なども巻き込んだ形で、超党派の「知事を支援する会」が12月上旬にも発足する予定。知事の後援会なども今月、県内の旧49市町村単位に支援組織を整備することを決定しており、2期目を目指す福田知事陣営の選挙準備が着々と進んでいる。

1876片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/10(土) 16:25:24
選挙:米沢市長選 情勢、混とんとした状況 対立軸様変わり /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20071110ddlk06010278000c.html

 ◇告示まで1週間余

 任期満了に伴う米沢市長選(18日告示、25日投開票)の告示まで1週間余となった。4年前は、病気で立候補を断念した元県議の野村研三氏(61)と地元選出の衆院議員、遠藤武彦氏(自民)の両後援会が、選挙戦直前に安部三十郎氏(54)への支援を表明。それがきっかけで流れが変わり、安部氏の初当選が決まった。しかし、今回は体調を整えた野村氏が倦土(けんど)重来を期して立候補表明し、遠藤後援会がバックアップ。「草の根」の安部氏と野村・遠藤連合の対決に、前市議の川野裕章氏(48)と元市議でNPO法人理事長の鈴木睦夫氏(63)が割って入る構図で、混とんとした状況になっている。前回とは対立軸が様変わりした選挙情勢を追った。【湯浅聖一】

 ●一時静観

 「舞台での立ち位置など、今年ほど気を使った集いはないよ」。1月7日に市内で支持者らを集めて開かれた遠藤氏の「新年の集い」。裏方を務めた後援会幹部は、無事に終えてホッとした表情で話した。それもそのはずで、既に米沢市長選に立候補する意思を固めている野村、安部両氏が同席していたからだ。

 野村氏は自民党県議を歴任、後援会のメンバーが重複しているなど、遠藤氏とは強固な関係にある。安部氏が退席した後、野村氏は支持者らを前に「心配をおかけしたが、もう元気になった。市長選には不退転の決意で臨む」と事実上の出馬表明をした。一方の安部氏は集いのあいさつで「(一昨年の豪雪で)国からは特別交付金を前年より余計にもらった。これも遠藤先生のお陰。影響力のある国会議員が地元にいることがどれだけありがたいか」と持ち上げた。

 前回の市長選では、前助役の大久保利之氏が優位に戦いを進めていたが、衆院議員の近藤洋介氏(民主)との接近が伝えられると遠藤後援会は安部氏に傾き、大きな流れを作った。「選挙での借りは選挙で返す」と言ってはばからない安部氏は、05年の衆院選で遠藤氏を精力的に応援した。そのため、遠藤後援会は野村、安部両氏の間で静観せざるを得ない状態になっていた。

 ●影響力低下を懸念

 しかし、遠藤後援会には安部市政に対する不満がくすぶっていた。同幹部によると、国への陳情は前市長より少なく、遠藤氏とのパイプもほとんど利用していないという。例えば、関根小校舎の耐震基準強度不足問題。遠藤氏は地元に国の補助事業を利用した全面改築を勧めたが、安部氏は3階部分を撤去する補強工事での対応を決めた。財政難の折、補強工事の方が起債が少なくて済むという判断だが、遠藤後援会にはこれ以外にも「市政すべてに消極的だ」と映り、安部氏の政治力に疑問を感じていた。

 一方で、遠藤後援会には一つの悩みの種を抱えていた。川野氏の立候補表明である。川野氏は遠藤氏を支持する市議らで構成する相生会に所属していたことがあり、後援会を二分する恐れがあったのだ。

 さらに追い打ちをかけたのが、農業共済の補助金不正受給問題による遠藤氏の農相辞任。米沢を除く村山・寒河江・長井の3事務所が10月末で閉鎖され、影響力の低下が懸念された。後援会幹部も「死に体だな」と漏らしたが、「最低限の求心力は維持できる」と強気の姿勢もみせる。今のところほぼ野村氏支持で動いており、遠藤氏にとっては今回の市長選が今後の行く末を左右する戦いになるともいえる。

 ●不気味

 安部陣営は遠藤後援会が離れて「草の根運動一本」に戻った。だが事務所は前回に比べて人の出入りが少なく、活気も感じられない。それがかえって他陣営から不気味にみられている。野村陣営は「相手の動きが全く見えない。だから対策も立てられない」と嘆く。川野陣営も「現職には(市長になる前の)8年間、地道に市内を回ったという土台があり、厳しい戦いを強いられている」と話し、連日街頭でつじ立ちをしている。

 鈴木陣営は「これからの市政には企業経営経験が必須」と主張。現市政への批判票や無党派層を取り込む運動を展開している。

毎日新聞 2007年11月10日

1877片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/10(土) 23:10:50
平松、関両氏が競り合う 大阪市長選の終盤情勢
http://www.47news.jp/CN/200711/CN2007111001000557.html

 福田内閣誕生後、初の政令市長選となる大阪市長選は、18日の投開票に向け終盤戦に入り、民主党推薦の元民放アナウンサー平松邦夫氏(59)と、自民、公明両党推薦で3選を目指す現職の関淳一氏(72)が激しく競り合っている。

 地元ニュース番組のキャスターを務めた平松氏は中高年層を中心に知名度が高く「投票率が上がるほど有利」と陣営幹部。連合大阪などが全面支援するが、小沢一郎民主党代表の「辞任撤回騒動」の影響を懸念する声もある。

 関氏は自民、公明両党の組織と、歴代市長に受け継がれた強固な後援会が頼み。

 陣営は「基礎票ではこっちが上。態勢が固まるのは遅れたが、もう少しで追いつき追い越す」と自信を見せる。

 両者を猛追する共産党推薦の元市議姫野浄氏(72)は、大型開発の見直しや福祉施策の充実などを訴え、無党派層へも浸透を図る。

 また元大阪市立大教授の橋爪紳也氏(46)は政党推薦なしの「市民派」を強調。派遣社員藤井永悟氏(31)も出馬している。

2007/11/10 19:02 【共同通信】

1878片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/11(日) 07:22:48
07大阪市長選 「関心ある」70%
本社世論調査 讀賣大阪

 18日投開票の大阪市長選について読売新聞社が行った世論調査で、選挙に「関心がある」とした有権者が70%と、2005年の出直し市長選(60%)、03年の市長選(50%)を大きく上回った。

 選挙戦は、元毎日放送アナウンサー・平松邦夫候補(58)と、現職・関淳一候補(72)による激戦となっており、元大阪市立大教授・橋爪紳也候補(46)、元共産党市議団長・姫野浄候補(72)も活発に動く。派遣会社員・藤井永悟候補(31)も有権者への浸透が課題となっている。

 ■投票率 選挙への関心度は「大いにある」が33%で、「多少はある」が37%。一方で、「全くない」は8%と、前回の9%、前々回の16%を下回り、注目度の高さをうかがわせた。また、投票に「必ず行く」と答えた人は61%と、前回選より2ポイント増加。ただ、30%前後の低投票率が続く市長選で、実際の投票行動にどこまで反映されるかはわからない。

 ■争 点 最大の争点となっている市営地下鉄民営化を巡っては、「反対」が40%と「賛成」の33%を上回り、「どちらとも言えない」も20%いた。年代別では若い世代に「賛成」が目立ち、20歳代は48%、30歳代では45%。その一方で、70歳以上では52%が「反対」だった。

 また、市が2006年度から5年間の職員数や経費削減などを定めた「市政改革マニフェスト」による成果については、「あまり上げられない」が37%、「全く上げられない」が8%と厳しい見方が多く、「多少は上げられる」は21%、「かなり上げられる」は2%にとどまった。

 ■関 心 特に重視したい問題(複数回答)では「医療や福祉の充実」が最多で、候補者が舌戦を展開している「市の行財政改革」が続く。前回選でも「福祉や高齢化対策」が、「職員厚遇問題」や「行財政改革」を上回って最多となっており、候補者の主張と有権者の間に依然として溝があるようだ。

 年代別では、「子育て支援や女性政策」と回答した人が30歳代のみ最も多かった。他の世代では、いずれも「医療や福祉の充実」を最も重視しており、50歳代は「市の行財政改革」を選んだ人も同じ割合だった。

(2007年11月11日 読売新聞)

1879片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/11(日) 07:23:59
大阪市長選情勢、平松・関氏が激しく競り合う
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071111p101.htm

 読売新聞社は、18日投開票の大阪市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。無所属5人による選挙戦は、元毎日放送アナウンサーの平松邦夫氏と、3選を目指す現職の関淳一氏が激しく競り合い、元大阪市立大教授の橋爪紳也氏、元共産党市議団長の姫野浄氏が追う展開となっている。ただ、有権者の約3割はまだ態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 平松氏は民主支持層の6割強を固め、自民支持層からも1割強の支持を得ている。支持政党のない無党派層の支持は2割弱だ。年代別では50歳代の約4割に浸透している。

 関氏は自民支持層への浸透は5割弱だが、公明支持層の8割弱を固めた。民主支持層、無党派層は1割が支持している。20歳代と60歳代以上で3割前後の支持を集めている。

 「市民派」を掲げる橋爪氏は無党派層の1割の支持を集め、30歳代〜50歳代の1割弱に食い込んでいる。

 姫野氏は共産支持層の7割強、60歳代以上の1割弱を固めたが、他党支持層などへの浸透が遅れている。

 福田内閣発足後、初の政令市長選で、「非共産」の各政党が二陣営に分かれるのは44年ぶり。国政の与党と野党の推薦候補が対決する構図となっている。

 調査は8日から10日にかけて、大阪市の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1501世帯のうち、883人から回答を得た。回答率59%。

(2007年11月11日 読売新聞)

1880片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/11(日) 07:45:55
平松氏vs関氏ヒートアップ!「大阪市長選」終盤戦
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200711/11/soci212285.html

◆ 各候補が街頭で喉からす ◆

 大阪市長選(18日投開票)は終盤戦に入り、民主党推薦の元毎日放送アナウンサーの平松邦夫氏(58)と、自民、公明両党推薦で3選を目指す関淳一氏(72)が競り合っている。

 報道番組「MBSナウ」のキャスターを務めた平松氏は中高年層を中心に知名度が高く「投票率が上がるほど有利」と陣営幹部。10日には民主党の岡田克也副代表と新党日本の田中康夫代表が応援に。田中代表は「助役が市長になる仕組みが44年間も続いては、水はにごる」と有権者に訴えた。

 一方、関氏の陣営は「基礎票では上。態勢が固まるのは遅れたが、追いつき追い越す」。この日は丸川珠代参院議員らが街頭演説に加わり、きょう11日は谷垣禎一政調会長らが大阪入りする。

 共産党推薦の元市議姫野浄氏(72)が両者を猛追している。
[ 2007年11月11日付 紙面記事 ]

1881片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/11(日) 07:54:53
初の週末、後半戦へスパート 大物も続々 大阪市長選
2007年11月10日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711100093.html

 大阪のかじ取り役は任せて――。激戦の大阪市長選は10日、初の週末を迎え、主要4候補の陣営は街頭に繰り出し、有権者に支持を訴えた。知名度のある国会議員や党幹部クラスの応援弁士も続々と大阪入り。自民、民主両党の大連立構想の余波もあり、18日の投開票日に向け、選挙戦はヒートアップしてきた。

 「先週はいろいろとお騒がせしました。誠に申し訳ありません」

 JR天王寺駅前の街頭演説会。おわびから入ったのは、元毎日放送アナウンサーの平松邦夫氏(59)=民主、国民新推薦=の応援に立った民主・岡田克也副代表だ。大連立構想、小沢代表の辞任騒動――。平松氏陣営に冷や水を浴びせただけに、まずは謝罪から入る異例の演説に。

 新党日本代表の田中康夫参院議員も応援に駆けつけた。知事だった長野県を引き合いに「長野県は40年以上も県庁出身の人が知事をやり、その結果、水が濁った。大阪は44年間も助役出身者が市長ですよ。みなさん」。

 12日には民主・鳩山由紀夫幹事長が来阪。国民新党の亀井静香代表代行や、社民党の辻元清美衆院議員の応援演説も検討しているという。

 一方、現職の関淳一氏(72)=自民、公明推薦=は10日夕、JR天王寺駅前に陣取った。地元選出の中山泰秀衆院議員は「民主党は市長選の最初の日に党首が辞めると言っちゃったんです。大阪のことを何も考えていない証拠じゃないですか。そんな党の推す候補に大阪の未来を託すわけにいかない」と訴えた。

 ともに壇上に立った元アナウンサーの丸川珠代参院議員は神戸市出身。関西弁で「何で元アナウンサーなのにアナウンサーを応援せえへんのと、思わはるかもしれません。身内の問題に切り込んだのは関さんです。改革の途中で辞めさせんといて下さい」。

 11日には古賀誠選挙対策委員長、谷垣禎一政調会長、二階俊博総務会長ら党四役のうち3人が大阪入りする力の入れよう。公明党の太田代表は12日に駆けつける。

 姫野浄氏(72)=共産推薦=の応援には、党本部からは9日に市田忠義書記局長、10日には山下芳生参院議員が入った。

 両氏とも小沢代表の辞任騒動など中央の政治状況を引き合いに民主党批判を展開。市田氏は難波の百貨店前で「大阪では民主はずっと以前から自民、公明と大連立を続け、大型開発や同和行政など99%賛成してきた。そのことへの反省は一言もない」と皮肉った。

 主要候補で唯一、政党推薦を受けていない元大阪市立大教授の橋爪紳也氏(46)は10日、ミナミの戎橋などで街頭演説。大学生や主婦らが応援の演説をし、傍らでは妻・里女さんが見守った。

 「橋爪紳也、46歳。一番若い候補です。しがらみがないからできる仕事があります。組織票ゼロです」。橋爪氏は演説で名前と年齢を連呼。若さを売り込み、無党派層の支持獲得を狙う。

1882片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/11(日) 16:56:58
福井市長選に村尾氏が出馬断念 「特別職同士、混乱招く」
2007年11月11日
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20071111/CK2007111102063456.html

 福井市長選(12月16日告示、23日投開票)で、出馬の意向を固めていた市企業管理者の村尾敬治氏(58)が立候補を断念したことが10日、分かった。村尾氏は、市長職務代理者の東村新一副市長(54)とともに、近く立候補を正式表明するのは確実とみられていた。

 村尾氏は同日午前、後援会長に就任予定だった酒井哲夫元市長に立候補断念の意思を報告。早くから出馬を求めていた地元森田地区の支援者、福井商業高などの同窓会関係者らにも直接会って伝えた。

 断念に至った理由について、村尾氏は本紙の取材に「市の特別職2人が争う構図になれば職員が混乱し、結果的に市民に迷惑をかけることになる」と説明。辞職する予定だった企業管理者はそのまま続けるという。

 市長選をめぐっては、市議会の主要3会派が出馬要請している東村氏が、近く正式表明をする見通し。一部県議や共産党にも出馬を模索する動きがある。

 (渥美龍太)

1883片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/12(月) 21:58:39
選挙:大阪市長選 平松氏と関氏、激しく競る−−毎日新聞情勢調査
http://mainichi.jp/kansai/osakacityelection/news/20071112ddf001010016000c.html

 ◇追う橋爪、姫野両氏

 任期満了に伴う大阪市長選(18日投開票)について、毎日新聞は10、11の両日、世論調査を実施し、取材結果と総合して中盤情勢を分析した。元アナウンサーの新人、平松邦夫氏(59)=民主・国民新推薦=と、現職の関淳一氏(72)=自民・公明推薦=が激しく競り合い、元大阪市立大教授の新人、橋爪紳也氏(46)と元市議の新人、姫野浄氏(72)=共産推薦=が追う展開。しかし、態度を決めていない有権者が半数近くに上っており、終盤に情勢が変化する可能性もある。

 市長選は、今回は44年ぶりに「オール与党」が崩れ、中央の与野党対決を反映する構図となっている。

 調査結果では、平松氏は民主支持層の7割を固めた。全体の4割近くを占める無党派層から最多の3割の支持を得て、社民支持層の5割、共産支持層の2割にも食い込んでいる。2年前の前回出直し選で、関氏に投票した人の3割弱、姫野氏に投票した人の3割強の支持も取り込んだ。

 関氏は公明支持層の7割を固めたものの、自民支持層への浸透は5割にとどまる。無党派層からは2割の支持を得た。60代以上では支持率が最も高いが、前回、関氏に投票した人の支持は5割弱しか固め切れていない。

 橋爪氏は無党派層の1割の支持を集め、民主支持層の1割弱にも食い込んだ。姫野氏は共産支持層の5割強を固め、社民支持層の3割弱からも支持を得ている。派遣会社員の新人、藤井永悟氏(31)は伸び悩んでいる。

 調査には1093人が回答した。投票に「必ず行く」と答えた人は全体の63%。単純比較はできないが、投票率が33・92%だった前回選の調査を7ポイント上回っている。【堀雅充】

毎日新聞 2007年11月12日 大阪夕刊

1884片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/13(火) 00:31:35
大阪市長選で勝利を 自・公が結束確認
2007年11月13日00時09分
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY200711120289.html

 自民、公明両党は12日の政府与党連絡会議で、与野党の推薦候補が対決する大阪市長選(18日投開票)の勝利に全力を挙げる方針を確認した。自民党の伊吹文明幹事長が「全力で頑張っていきたい」と結束を求めたのに対し、公明党の北側一雄幹事長は「国政選挙と同じ与党対民主という構造となっている。政府・与党をあげて勝たなければならない」と同調した。同市長選は自公推薦の現職と、民主推薦の新顔が激しく競り合う構図となっている。

1885片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/13(火) 01:37:04
大阪市長選 平松氏が一歩リード 本社情勢調査
2007年11月13日01時23分
http://www.asahi.com/politics/update/1112/TKY200711120286.html

 18日に投開票される大阪市長選に向けて、朝日新聞社は10、11の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報もあわせて中盤の情勢を探った。元毎日放送アナウンサーの平松邦夫氏が一歩リードし、現職の関淳一氏が懸命に追い上げている。元共産市議の姫野浄氏と元大阪市立大教授の橋爪紳也氏、人材派遣会社員の藤井永悟氏は伸び悩んでいる。ただ、投票態度を明らかにした人は6割にとどまり、終盤に向けて情勢は流動的だ。

 投票態度を明らかにした人の中で分析すると、平松氏は、民主支持層の8割弱をまとめ、自民支持層からも2割の支持を得ている。無党派層の支持も4割ある。男性からの支持が厚く、年代別では30〜50代で関氏に差をつけている。

 関氏は、女性からの支持が多めで、平松氏と拮抗(きっこう)している。70歳以上の支持は平松氏を上回る。自民、公明両党から推薦を受け、公明支持層はほぼ固めたが、自民支持層からの支持は6割にとどまっている。無党派層からの支持も3割と平松氏におよばない。

 姫野氏は共産支持層の9割を固めた。橋爪氏は支持に広がりがみられない。

1886片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/13(火) 14:12:25
現新一騎打ちに 青梅市長選告示
舩橋氏 市庁舎2棟化反対  竹内氏 仕事やり遂げねば 讀賣東京多摩

 青梅市長選が11日告示され、新人のジャーナリスト舩橋伸介氏(35)(無所属)と、3選を目指す現職の竹内俊夫氏(63)(無所属=自民、公明推薦)の2人が立候補、前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。将来に不安を抱える市財政や福祉問題などを争点に選挙戦が展開されている。

 この4年間、市内のJR駅前で毎週3日、定期的に市政の問題点と是正策を提起し続けてきた舩橋氏は政党の推薦や支持を受けず、無党派、市民流の戦い。

 同日午後3時から同市師岡町の事務所近くで行った出陣式では、支持者代表が「政治家の手を借りず、市民と語り合って政策をつくっている。市民主導の選挙で市長に押し上げれば青梅は変わる」と激励。舩橋氏は「最優先として新市庁舎を問いたい。財政が厳しい中、なぜ80億円もかける2棟建てなのか。決定を白紙に戻し、市民と一緒に設計し直す。1棟にすれば無駄をなくせる」とし、「住民が主役の市政をつくる」と声を張り上げた。

 竹内氏は自民、公明を中心にした市議や業界団体のほか、連合の推薦も受けるなどぶ厚い組織で選挙戦に臨んだ。小中学校同窓生でつくる市民の会が支援している。

 同日午前9時から、JR青梅駅前に自民党の国会議員、都議、周辺自治体の首長らも参加して第一声。衆院議員らが「手堅い行政と実績を残しており、何としても3期目を務めさせてほしい」と支持者に呼び掛けた。竹内氏は「仕事は半ばのものがあり、やり遂げねばならない。行財政改革、永山北部丘陵の整備、子育て支援などを一つずつ確実に実現し、『青梅に住んで良かった』と実感できるようにする」と訴えた。

 投票は18日午前7時〜午後8時に市内35か所で行われ、同9時から市総合体育館で即日開票される。10日現在の有権者数は11万2535人。

(2007年11月13日 読売新聞)

1887片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/13(火) 14:14:14
大牟田市長選告示、現新一騎打ち 讀賣福岡

 大牟田市長選は11日、告示され、再選を目指す現職・古賀道雄氏(63)と元市助役の新人・服部和典氏(72)(いずれも無所属)の2人が立候補を届け出た。深刻な財政難の中、行財政改革や産業振興策などを主な争点に、論戦を繰り広げている。

 古賀候補は、同市新栄町の選挙事務所前で出陣式。政党支援は受けておらず、市民有志が駆けつけた。財政再建団体への転落阻止や企業誘致による雇用創出などを1期目の実績として強調。「財政再建に向けて予断を許さない状況が続く。まだ道半ばであり、行財政改革を更に進め、企業誘致にも全力を注いでいきたい」と訴えた。

 服部候補は、同市大正町の選挙事務所前で第一声。推薦を受けた自民党大牟田支部や社民党大牟田総支部の関係者らも姿を見せた。「今の市政は国や県とのパイプがない。中央などとのつながりを重視した施策の展開が必要だ。産業基盤を整備し、若者が定着し、高齢者が安心して暮らせるまちづくりに取り組む」と支持を求めた。

 投票は18日午前7時〜午後8時、34か所で行われ、同9時10分から市民体育館で開票される。有権者数は10日現在、10万8616人。

(2007年11月13日 読売新聞)

1888片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 14:40:56
福井市長選 東村副市長、出馬の意向
共産など候補擁立模索 讀賣福井

 坂川優・前市長の病気による辞職に伴う福井市長選が、12月16日に告示、同月23日に投開票される。今のところ正式な立候補の表明はないが、副市長の東村新一氏(54)が坂川市政の継承を目指して出馬の意思を固めており、市議会の主要会派が推薦を決めるなど、前哨戦を優位に展開している。このほか、共産党陣営が候補者擁立の準備を進めており、選挙戦になるのは、ほぼ確実な情勢だ。

 東村氏は1975年に県庁に入庁。政策推進課長、人事企画課長などを経て、昨年3月に初当選した坂川前市長のもとで同年4月から副市長を務めた。坂川前市長の休職中はその職務代理者として市政を支えてきた。

 坂川前市長の辞職後、市議会では、保守系の新政会と志成会、民主・社民系の市民クラブの主要3会派が東村氏に出馬を要請。当初、東村氏は立候補に消極的と見られていたが、坂川市政の継承を望む声に後押しされ、出馬の意思を固めた模様だ。

 3会派の要請後、旧社会党県委員長を務めた酒井哲夫・元市長に重用された市幹部が立候補の意思を見せ、市民クラブ内の意思統一が揺らいだ時期もあった。だが、この市幹部が「市幹部同士の泥仕合を避けたい」と立候補を見送ったことで、同クラブは再び東村氏擁立で結束した。

 最近7回の市長選で公認または推薦の候補を擁立してきた共産党は、同党系の市民団体が14日に会合を開き、候補者を検討する。野波栄一郎・同党北越地区委員長は「坂川市政は市民の暮らし、福祉に冷たく、大型公共事業に財源をつぎ込んで累積赤字を増やした。この流れを断ち切らなければならない」と話している。

 さらに、元県幹部や元衆院議員の陣営も一時、立候補の動きを見せた。現時点でも、出馬に含みをもたせる県議がおり、選挙戦の見通しは予断を許さない状況となっている。

(2007年11月14日 読売新聞)

1889片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 17:07:52
知事選構図は流動的 石井知事改選まで1年
2007年11月09日 富山
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20071109/8218.html

 石井知事(61)は八日で一期目の任期三年を終え、来年秋の改選まであと一年となった。この三年間で行財政改革に実績を残し、再選出馬が確実視される。県議会からは県政運営を評価する声が目立つが、注文や批判も少なくない。十六年の知事選では自民など四党から推薦を受けたが、国政の状況変化や対抗馬の動きなども絡み、焦点となる選挙戦の構図はまだ流動的だ。

 石井県政について、県議会最大会派・自民党議員会の横田安弘会長は「格差是正や地方税財源の拡充に取り組むなど、自ら一生懸命に汗をかいている」と実績を認める。

 第二会派・社民党議員会の菅沢裕明幹事長は国に対して提言する姿勢などを評価する一方、補助金削減による福祉へのしわ寄せを懸念し「功罪半ば」と表現。民主・県民クの江西甚昇会長は「県財政の立て直しは評価する。選挙になれば(県農協中央会長の立場で)組織を挙げて応援するが、もっと庶民の声に耳を傾けるべきだ」と注文。公明党県議員会の島田一代表も行財政改革などの成果を認めつつ、「自分の手柄にせず、国会議員や県議会との連携を密にしてもらいたい」とした。

 共産党県議員会の火爪弘子代表は「子育てや福祉に冷たく、県民の暮らしを守るという自治体の役割を果たしていない」と批判した。

 来年の知事選について、石井知事は北日本新聞社の取材に「残された任期を一生懸命に務める」と態度を明らかにしていない。しかし、今夏以降、黒部、射水、富山の三地区に後援会を相次いで設立。年内にはさらに四地区を加えるなど再選への〝地ならし〟を着々と進めているのが実態だ。

 十六年知事選は自民、社民、民主、公明の相乗り選挙となり、石井知事は二十五万六千票余りを獲得して大勝した。その後、知事は七月の参院選で自民候補を応援するなど自民への軸足を移しつつあるが、表向きは「県民党的な立場」との姿勢を保ち、四党が県政与党として知事を支える表層的な枠組みは変わっていない。

 自民は県議会を中心に「二期目から本当のカラーが出る。もう少し頑張ってもらいたい」(県連幹部)などの意見が多く、再選支持の流れ。ただ、一部に「物心両面で支えてきた自民へのスタンスをより明確にするべきだ」と不満もくすぶる。

 民主は党本部が首長選の「相乗り禁止」を原則にしているが、地方レベルで推薦するケースがあり、「対応はまだ白紙」(坂野裕一県連幹事長)。社民、公明も二十年度県予算や本人の意思表示を見極めてから検討する構えで、共産は「対抗馬が出ないわけにはいかない」(火爪氏)としている。

 今のところ、知事選での新人擁立に向けた具体的な動きはないが、知事選前の解散・総選挙も想定され、その結果によっても各党の知事選対応は大きく影響される。

1890片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 18:13:56
来年1月の大津市長選
民主・連合 黄瀬氏に照準!?
=擁立失敗なら豊田氏急浮上か= 滋賀
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n071025.html#8

◆大津・大津市◆

 大津市長選は、来年一月十三日告示、同月二十日投開票される大津市長選は、現職の目片信・大津市長(65)、チケット販売業の田中敏雄氏(66)が出馬表明しているが、片や民主党県連および連合滋賀では、NPO活動家の草分け的存在である政策フォーラム滋賀代表の阿部圭宏代表(49)の擁立に失敗したため、照
準をNPOヒューマンサポート協会理事の黄瀬紀美子氏(55)に絞り、今週始めに接触をした模様だ。事実上、同氏の返事待ちだ。時間的な問題もあり、今月中に意向を確認するとみられる。受諾すれば、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」も一緒に推す公算が高い。

 同氏が固辞した場合は、出馬に意欲があるとされるFM滋賀の取締役で「豊パパ」の愛称でDJも勤めている豊田一美氏(60)が急浮上しそうだ。なお、共産党は来週にも独自候補を発表するとみられる。

1891片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 18:15:37
民主・連合 阿部氏擁立が暗礁に
来年1月の大津市長選
枠組み決定、来月までずれ込む
=上原氏、黄瀬氏らが下馬評に= 滋賀
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n071018.html#1

◆大津・大津市◆

 来年一月十三日告示、同月二十日投開票される大津市長選は、現職の目片信・大津市長(65)、チケット販売業の田中敏雄氏(66)が出馬を表明している。片や民主党県連、共産党県委員会は今月中には候補者選考を終えたいとしていたが、候補者擁立は難航している。          

【石川政実】


 現職の目片市長が出馬表明をしたため、自民党県連は目片氏推薦に動くものとみられる。ただ局面によっては、七月の参院選で落選した山下英利前参院議員(54)、蔦田恵子県議(45)、世古正・自民党県連幹事長(65)らが名乗りをあげる可能性も残されている。

 むしろ焦点は、市議会会派の市民ネット(民主系)、民主党県連、連合滋賀の動き。民主党県連では嘉田由紀子知事の登場で湖国の政治潮流が一変したことを受け、次期衆院選をにらんで候補者擁立に必死だ。人選のキーワードは「まりづくり」。このため連合滋賀が中心になって、NPO市民活動家の草分け的存在である政策フォーラム滋賀代表の阿部圭宏代表(49)を説得したが、阿部氏は固辞した模様だ。

 嶋川尚・県社会福祉協議会副会長(65)も、そ上にあがっている一人。県庁時代も定年後も福祉畑一筋だけに評価が高いが、ただ目片市長と同年齢であることがネックに。このため龍谷大学の竺文彦教授(60)に最後のアプローチか。

 女性候補なら、びわ湖ホールの上原恵美理事長(63)が知名度ナンバーワンであることは、衆目の一致するところ。自民党の邪魔がなければ、嘉田知事より九年早く知事に就任していたとされている。だが現在、京都橘大学の教授としても活躍中で、政治への関心は低いとみられる。

 むしろ本紙既報の通りNPOヒューマンサポート協会理事の黄瀬紀美子氏(55)が急浮上しそうだが、多忙なだけに難航が予想される。また、ダークホース的存在としては、さきごろ「京都花街の経営学」(東洋経済新報社)を上梓(じょうし)した新進気鋭の経営学者の西尾久美子氏(47)=神戸大大学院経営学研究科COE研究員=も。人選が混迷すれば教職員組合関係も考えられる。

 一方、共産党も独自候補の擁立を検討しており、同党県委員会の奥谷和美委員長は「来週には発表したい」と語っている。

 このように民主、連合の候補者擁立が難航しており、大津市長選の枠組みが決定するのは、来月までずれ込みそうだ。

1892片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/15(木) 20:06:49
【激戦を追う 大阪市長選】関淳一候補 「改革続行」に現職の信念
11月15日17時4分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071115-00000140-san-soci

 「今、直面している大きな課題をやり切り、いただいた税金を、本当に市民が求めている所に還元できるスリムな組織に再生しなくてはならない」。現職の関淳一氏(72)=自民、公明推薦=は街頭でも、個人演説会でも、市政改革の必要性を訴え続けている。

 職員厚遇や労使関係、同和行政の見直しなど、関氏の市政改革は、かつての自身の支持母体の猛反発を招き、これまでにない厳しい戦いになっているが、主張は変えていない。他候補の訴えに「(不祥事が噴出した)3年前の議論をまだやっている」と違和感を隠さない。

 世論調査などの結果では、市政改革に対する評価が必ずしも高くない。応援する市議らにも「改革では票にならない」という声も根強い。それでも、続行の必要性を関氏が訴え続けるのは、今変わらなければ、大阪市は地方分権時代に完全に取り残されるという強い危機感があるからだ。

 13日、財界関係者らを集めた個人演説会では、額賀福志郎財務相が急遽(きゅうきょ)出席、伝えられる苦戦に自民党をあげての支援を約束した。

 これまで選挙にほとんど関与してこなかった関経連の下妻博会長も「改革の火を消すことは景気浮揚にマイナスになる」と訴えた。

 15日には、自民の麻生太郎元幹事長や冬柴鉄三国交相も駆けつけ応援。推薦決定が告示直前まで遅れ、ぎくしゃくしていた自民、公明も、終盤にきてようやく共闘態勢を整えてきた。

 「私に改革を続けるチャンスを与えてください。大阪市は今、改革をやめるわけにいかないんです」。関氏の訴えは続く。

1893片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/15(木) 20:07:49
【激戦を追う 大阪市長選】平松邦夫候補 知名度バックに組織戦
11月14日17時5分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000111-san-soci

 街頭に立つと「頑張ってや」と声がかかる。毎日放送の夕方のニュース「MBSナウ」のキャスターを退いて10年以上。テレビ画面からは遠ざかっていたが、平松邦夫氏(59)=民主、国民新推薦=の顔を覚えている有権者は少なくない。

 9日午後、支援者とともに商店街を一軒一軒まわりながら、店主や道行く客らと握手。すると、「思いだしたわ、平松さんや」「うれしいなあ。ありがとうございます」。こんなやりとりが繰り返された。

 主要4候補で出馬表明はもっとも遅かったが、推薦を決めた民主党や労組を中心にしたバックアップで組織的な選挙戦を展開している。それに抜群の知名度が加わり、前半戦に中央政界で吹き荒れた小沢一郎・民主党代表の辞任騒動の影響を感じさせない。

 前半戦は、街頭演説を100カ所以上、商店街で25回、練り歩いた。これだけの運動を展開できるのも、組織の足腰の強さを示している。

 地下鉄民営化が争点となっているため、市バスや地下鉄に乗車して乗客と対話し、道行く人にアンケートもした。市政への不満を訴える有権者と話し込むこともしばしばだ。

 知名度を最大限に生かすため、顔を見てもらい、声を聞いてもらうことも戦略の一つ。ほぼ毎日行われる演説会では「私は素人」と繰り返す。長年にわたって続く助役出身者が市長になる市の“慣習”を批判し、「行政のプロではなく、素人やないとできないことがある」と訴える。

 「長い間ニュースをやってきたので民間の目線では自信がある。とことん情報公開したい」と民間出身を強調した。

1894片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/15(木) 20:08:39
市議会与党の駆け引き激化 京都市長選
11月14日9時29分配信 京都新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000017-kyt-l26

 来年2月に行われる京都市長選の候補者選考をめぐり、市議会与党の駆け引きが激しくなっている。桝本頼兼市長の引退表明後に自民、民主、公明の与党3党は統一候補擁立に向けて協議を始め、当初は「早期に三党合意」を目指す動きもあったが、民主は13日に開いた市議団会議でも結論を持ち越した。自民党内にさまざまな動きがあるほか、各党から「相手の出方が分からない」との声が出ている。
 「団長に一任します」。13日に市内のホテルで開かれた民主党市議団会議。市長選の候補者選考について話し合い、今後、自民、公明両与党との協議での対応を今枝徳蔵団長に一任することを申し合わせた。
 先月16日に桝本市長の引退表明後、自民、公明は「三派による統一候補の擁立が望ましい」とする基本方針を決め、今枝団長も「個人的に与党三党の統一候補が望ましい」との意向を示したが、候補者を絞り込む過程で自民などからさまざまな意見が出始めている。
 「候補を1本化していくための土壌はまだ整っていない」との見方もあり、今枝団長も「一任を受けたが、すぐに合意できる状況でもない」と語り、特に自民の出方を見極める姿勢を見せる。
 一方、自民党市議団も13日に団会議を開いた。具体的な候補者名は上がらなかったが、望ましい候補者像について多くの意見があったという。井上与一郎団長は「二極を前提に庁内外を問わず、われわれの目指す政策が実現できる候補者を選んでいく。候補者選考はまだ入り口の段階」と述べ、今後も調整に時間がかかる見通しを示した。
 自民、民主の動きに対し公明党市議団の日置文章団長は「自民もまとまり切れていないようだ。フリーハンドのうちが、政党色のない民間人の仲介で二極の構図につなげるよう努力する時期に来ている」と語った。
 与党による京都市長選の候補者選びでは、自民、民主の相乗りが崩れた大阪市長選(18日投開票)も影響しそうで、「この結果を見極める必要もある。そう簡単に候補者は決まらない。生みの苦しみ」との声もある。

1895片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/15(木) 20:09:59
>>1883
07大阪市長選:毎日新聞社世論調査 「行革」重視 /大阪
11月13日17時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000294-mailo-l27

 ◇「医療」や「福祉」の充実も
 大阪市長選(18日投開票)の中盤情勢を探る毎日新聞の世論調査で、有権者が「行財政改革」に最も期待し、「職員削減や意識改革」が最重要課題と認識していることが分かった。市が現在進める市政改革(身の丈改革)を評価しない人が、評価する人の2倍近くに達しており、有権者が改革の現状を「不十分」と感じ、さらなる改革を求めている実態が浮かび上がった。【堀雅充、井上直樹】
 ■市政への期待
 市政に最も期待するテーマを聞いたところ、「行財政改革」が21%でトップ。次が「景気対策」だった。男性は「行財政改革」を特に重視しているが、女性は「医療」や「福祉」の充実も求めている。年代別では40代以上は「行財政改革」を期待。しかし、30代は「子育て支援」、20代は「景気対策」が多数を占め、身近な生活に密着した課題の解決を求める若年層の切実さが垣間見える。
 支持政党別では、自民、民主支持層が「行財政改革」を求めているのに対し、公明支持層は「景気対策」、共産支持層は「福祉の充実」、社民支持層は「医療の充実」と期待するテーマが分かれた。
 ■改革の課題は
 市政改革で何が重要かを聞いた質問では、「職員削減や意識改革」が34%でトップ。男女や年代を問わず同じ傾向だった。「大規模事業の見直し」(21%)▽「市民サービスの見直し」(15%)▽「情報公開の徹底」(10%)などを引き離し、職員厚遇問題などが噴出した大阪市役所の体質に対し、有権者が今も不満を感じていることがうかがえる。
 政党別でも、自民、民主、公明の各党支持層が「職員削減や意識改革」を最重要と回答。一方、共産と社民の各支持層は「大規模事業の見直し」が多かった。
 ■投票基準
 何を基準に投票するかについては、最多の35%が「政策や公約」を挙げた。今回の選挙でも各候補はマニフェスト(選挙公約)を公表しており、マニフェストを投票の判断基準とする流れが有権者の意識の中で根付いてきたことを示している。その他の基準では、立候補の経緯や政治姿勢(18%)▽人柄(15%)と続いた。「支援している政党・団体」との回答は12%にとどまり、政党の推薦をあまり重視しない傾向も見られた。
 政策や公約を挙げたのは年齢的には30代が45%と最も多く、40〜60代も30%台。20代と70代以上では、人柄も重視している。政策や公約を重視する人の47%が重要な課題に「職員削減や意識改革」を挙げ、市政に期待することとして29%が「行財政改革」、20%が「景気対策」を挙げた。
 ■関心度は
 選挙に「必ず行く」と回答したのは63%。「たぶん行く」と合わせると88%に上った。投票率は、市長の突然の辞職で注目が集まった前回(05年)でも33・92%にとどまった。42・95%だった87年の市長選以降、05年まで5回とも40%を超えたことはなく、有力4候補が乱立する今回、どこまで上がるかが注目される。
 「必ず行く」としたのは、男性で67%、女性で60%。年齢別では60代が78%と最も多く、40代以上で高率となっているのに対し、20代では36%しかいなかった。

11月13日朝刊

1896片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/15(木) 20:10:59
【激戦を追う 大阪市長選】(1)橋爪紳也候補 市民派掲げ、型破りな戦術
11月13日16時21分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000148-san-soci

 「橋爪紳也、46歳。市長選で最も若い候補です。市民派です」。選挙戦初の週末となった10日昼前、ボランティアらと商店街などであいさつまわり。店主や客らにアピール。ひたすら市民派と若さを訴えていた。

 政党から推薦を得ず、自ら「素人集団」を自称している。スタッフの中で過去に選挙を経験した人は2人だけ。このことが旧来とは違う選挙戦を展開させている。

 告示3日後の7日には一日事務所に腰を据え、約60人の有権者とひざを交えて話し合った。そのうちの一人の中年男性は、ビラが入った紙袋を手にし、「これ、もらっとくで。まかしとき」と言い事務所を後にした。陣営は「全くこれまで面識のない人ですよ」と驚いた。橋爪氏は「『どこに行けば会えるのか』という問い合わせがあったので、丸一日じっとしている日を作った。珍しいことかもわからないのですが」と言う。

 8日には知人の船に乗って土佐堀川から市民に訴えた。選挙カーから訴えるのとは視線が違う。川から聞こえてくる声に中之島を歩く市民も驚いた様子だった。奇をてらっているようにも見えるが「水都・大阪」のまちづくりは橋爪氏の訴えでもあり、あえて水上を選んだという。

 選挙戦を通じて中心に置いているのが市民との「タウンミーティング」。NPO団体らの求めに応じ、候補者が訪ねていき、集まった人たちと大阪の将来像について語り合う。

 運動を続けるにつれ、手応えを感じている。「選挙って楽しい。病みつきになるわ」。10日夜、橋爪氏は親しい支援者につぶやいた。

                   ◇

 激戦が続く大阪市長選。主要4候補の選挙運動を追った。

1897片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/15(木) 21:54:41
<大阪>大阪市長選 投開票まで3日 各陣営に熱気
(11/15 21:20)
http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_002_200711151101002.html

投開票を3日後に控えた大阪市長選挙は各陣営とも応援に熱が入り、中央政党の幹部クラスが続々と駆けつけています。

民主と国民新党の推薦を受けている平松さんの事務所には、民主党の小沢代表が訪れて激励し、また、夕方には鳩山由起夫幹事長も駆けつけて演説を行いました。また自民・公明の推薦を受けている現職・関さんの陣営には自民党・麻生前幹事長が応援に訪れたほか、公明の浜四津代表代行も来阪し、支持を訴えました。政党の推薦を受けていない元大阪市立大学教授の橋爪さんは、地道な活動で市民派をアピールして支持を訴えています。また、共産が推薦する元大阪市議会議員・姫野さんの陣営には、週末に国会議員などが応援に駆けつける予定になっています。このほか、派遣会社社員の藤井永悟さんも立候補しています。大阪市長選挙は18日に投開票されます。

1898片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/17(土) 02:10:13
大阪市長選、あす投開票 与野党総力戦 衆院選にらみ「負けられぬ」(11/17 00:43)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/60971.html

 十八日投開票の大阪市長選は、与党と民主党が相次ぎ党幹部を投入するなど、全面対決の様相を呈している。福田康夫政権発足後初の大型選挙で、与党側は勝利を政権浮揚につなげたい考え。一方、民主党は小沢一郎代表の辞任騒動で傷ついた党のイメージを払拭(ふっしょく)、次期衆院選に向けて弾みをつけることを狙っている。

 大阪市長選には五氏が出馬し、事実上、自民、公明が推薦する現職の関淳一氏と、民主、国民新両党が推薦する元民放アナウンサー平松邦夫氏の一騎打ち。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は十六日の記者会見で、「(辞任騒動から)小沢代表が再び立ち上がった。その思いを大阪市民の皆さんに理解していただけるのでは」と期待感を示した。

 十五日の守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問で「大連立ショック」から息を吹き返した民主党だが、市長選で敗北すれば小沢氏批判が再燃しかねない。求心力回復のためにも「決して負けられない」(鳩山氏)選挙と位置付ける。小沢氏も十五日に大阪入りし、労働組合幹部らに支援を要請。十七日には菅直人代表代行と鳩山氏が応援に入る。

 一方、自民党の伊吹文明幹事長は十六日の党総務会で「必ず勝利が得られるよう全力を挙げてほしい」と呼び掛けた。同党は所属国会議員に大阪市内の知人に電話をかけるよう命じるなど、地方選挙では異例の力の入れよう。早期の衆院解散・総選挙もささやかれるだけに、現職が落選すれば「ダメージが大きい」(関係者)というわけだ。公明党も、太田昭宏代表ら党幹部を連日投入している。

1899片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/17(土) 08:27:53
大阪市長選07 あす投票 讀賣大阪

 18日投開票の大阪市長選には、元大阪市立大教授・橋爪紳也氏(46)、元毎日放送アナウンサー・平松邦夫氏(59)(民主、国民新推薦)、現職・関淳一氏(72)(自民、公明推薦)、元共産党市議団長・姫野浄氏(72)(共産推薦)、派遣会社員・藤井永悟氏(31)の無所属5人が立候補。主要4陣営の幹部に、これまでの戦いぶりを聞いた。

□脱政党支持確実に拡大 橋爪陣営□

■橋爪陣営■

 政党推薦を受けない橋爪氏は、個人演説会を2回にとどめ、駅前など人通りの多い場所での街頭演説に重点を置いた。竹村徹・選対事務局長は「中之島周辺で船上演説を行い、ポスターに他候補との政策力の比較表を張るなど、工夫を重ねた。政党とのしがらみのない点が評価され、支持は確実に広がっている」と語った。最終日は、市中心部を回った後、ミナミの繁華街でマイクを握る。

□市民目線の人柄伝わる 平松陣営□

■平松陣営■

 平松氏は、告示後に市内を3巡し、街頭演説も170回を数えた。民主党本部から鳩山幹事長ら幹部が来阪し、社民党府連の支持も受けた。森本實・総合選対本部事務総長代行は「議員と労働団体が一丸となり、現職陣営と対等に渡り合えてきた。候補者が有権者と握手する機会も多く持つことができ、市民の目線で一生懸命頑張る人柄が伝わったのではないか」と語った。

□大規模な街宣で総力戦 関陣営□

■関陣営■

 関氏は、自民の伊吹、公明の北側両幹事長ら党幹部や現職閣僚とともに連日、大規模な街頭演説を実施。毎晩3か所の個人演説会もこなし、市内を一巡した。武智虎義・選対事務局長は「自公の推薦決定が告示直前となり、序盤は出遅れたが、国政の与野党による対決型の選挙構図となり、総力戦を展開できた。市政改革を完遂したいという候補者の熱意が伝わったのではないか」と語った。

□生活密着訴えに手応え 姫野陣営□

■姫野陣営■

 姫野氏は、15日までに全24区で個人演説会を実施。選挙カーで市内を3巡近く回り、スポット演説も180回を超えた。共産党からは市田書記局長ら幹部も来援した。選挙母体の大阪市をよくする会の福井朗・事務局長は「商店街での練り歩きを多く取り入れ、市民の意見に耳を傾け、政策に反映させる姿勢を貫いてきた。子育て支援など生活に密着した訴えに、激励の声も増えている」と語った。

(2007年11月17日 読売新聞)

1900片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/18(日) 13:07:41
福田政権後初自民か!小沢騒動後初民主か…18日注目の大阪市長選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071118-OHT1T00099.htm

 福田政権発足後初の大型選挙となる大阪市長選は、18日に投開票される。自民、公明の推薦を受けて3選を目指す現職の関淳一氏(72)と、民主、国民新党推薦で社民も支持する元毎日放送アナウンサー・平松邦夫氏(59)が横一線で争う事実上の一騎打ちムード。民主党・小沢一郎代表の辞任騒動の余波のなか、今後の政局に大きな影響を与えるとみられるだけに、選挙戦最終日の17日は両陣営ともに幹部や人気議員が駆けつけ、支持を訴えた。

 混戦の市長戦最終日。関氏の応援のため、自民は知名度のある丸山和也参院議員と、杉村太蔵衆院議員を送り込んだ。握手攻めにあうスーツ姿の太蔵氏に対し、丸山氏は赤のジャンパーにキャップというラフな装い。「競馬帰りか」のヤジが飛ぶなか、丸山議員はマイクを握った。

 「私は関さんとは今日初めて会った。知らない人でも応援に行けと言われるのが政治の世界。一銭も出ないけどね」お笑いの本場、大阪ミナミの繁華街でジョークを一発。「普通は70歳過ぎたら隠居します。市長なんてしんどい仕事を、頭下げて『やらせてください』と言うなんてアホですよ、アホ。余生を大阪市のためにかけてやろうというんだから、関氏は男じゃないですか」“丸山節”全開で支持を訴えた。

 太蔵議員も「僕と関市長は共通点があるんです。誕生日がたまたま同じ8月13日」と笑わせた。

 接戦が伝えられた中盤以降、組織を引き締めるとともに、麻生太郎前幹事長や元女子アナの丸川珠代参院議員、女子プロレスラーの神取忍参院議員らを参戦させ、無党派層にも支持を訴えた。陣営では「横一線だが、もう追い抜ける」と手応え十分だ。

 一方、関西ローカル番組ながら、過去18年にわたってニュースキャスターを務めてきた平松氏。4日の告示日に“小沢ショック”に見舞われたが、翌5日には35年来の仲という女優・鳳蘭さんの応援を得るなど、序盤は知名度を生かした選挙戦。「徹底的に情報公開をやりたい」という公約をアピールする狙いで、ガラス張りの選挙カーも登場。15日には小沢代表が事務所をサプライズ訪問し、必勝を呼びかけた。

 最終日は国民新党の亀井静香代表代行が応援に。大阪・北区で約300人を集めて開かれた個人演説会で亀井氏は「市長選で、自公が勝つようであれば、民主党は足腰が立たない状況になりかねない」と危機感あらわに絶叫。「あんなことをやっちゃいましたけど」小沢氏の辞任騒動をチクリとやって、会場の笑いを誘うと「国全体の政治に大変な影響を与えることになる」と、語気を強めて平松氏支持を求めた。

 民主党からもこの日、鳩山由紀夫幹事長が3度目、菅直人代表代行が2度目の大阪入りし、最後のお願い。与野党がメンツをかけた選挙戦を締めくくった。

 ◇大阪市長選立候補者◇
橋爪 紳也(46)無新
平松 邦夫(59)無新
関  淳一(72)無現
姫野  浄(72)無新
藤井 永悟(31)無新
【注】届け出順

(2007年11月18日06時01分 スポーツ報知)

1901片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/18(日) 13:18:37
前田県議が福井市長選出馬へ 
11月17日午前10時06分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=2359

 12月16日告示の福井市長選に、自民党県連幹事長を務める前田康博県議(67)=石盛町=が立候補の意思を固め16日、地元後援会幹部らに伝えた。週明けにも正式表明する見通し。同市長選には、既に同市の東村新一副市長(54)が出馬の意思を示しているほか、共産党が候補者を模索中で選挙戦が濃厚となった。(

 前田氏は同日夜、地元森田地区で後援会幹部らを集めて会合。席上「風格のある、自立した県都に再生したい。みんなで知恵を出し合い、活力ある福井市をつくり上げていく」などと市長選出馬の意思を伝えた。報道陣に対し「政治家としての決断。揺らぐことはない。私の政治信念に対する市民の信を問いたい」と述べた。

 この日、自民党県連会長の山崎正昭参院幹事長や、県農政連の山田俊臣会長らにも出馬の意向を伝えた。自民党籍は保持したまま今後、保守層だけでなく各界各層へ広く理解者を募っていきたいとしている。ただ、経済界や市議の大多数は既に東村氏を支持する方針を打ち出しており、市議などからは保守分裂選挙を懸念する声も出ている。

 前田氏は福井市議を2期務めた後、1995年に県議初当選。現在4期目で、県議会自民党に所属している。2004年9月から05年9月まで議長を務めた。

1902片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/18(日) 21:59:47
平松氏がやや優位に 大阪市長選が開票 '07/11/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711180255.html

 任期満了に伴う大阪市長選は十八日午後八時に投票が締め切られ、午後九時から開票が始まる。共同通信社が実施した出口調査によると、元毎日放送アナウンサー平松邦夫ひらまつ・くにお氏(59)=民主、国民新推薦、社民支持=が、三選を目指す関淳一せき・じゅんいち氏(72)=自民、公明推薦=らに対しやや優位に立っている。

 平松氏は民主党支持層の85%から支持され、自民支持層にも浸透。無党派層の過半数を取り込んだ。関氏は公明党支持層の92%を固めたものの、自民党支持層は61%だった。

 立候補しているのはほかに元市議姫野浄ひめの・きよし氏(72)=共産推薦=と、元大阪市立大教授橋爪紳也はしづめ・しんや氏(46)、派遣社員藤井永悟ふじい・えいご氏(31)のいずれも無所属新人の計三人。

 出口調査は市内二十四カ所で実施。有権者千二百八十四人から回答を得た。

1903片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/18(日) 22:40:22
平松氏、無党派層は5割・自民支持層も3割近くが支持
2007年11月18日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711180039.html

 朝日新聞社は18日、大阪市長選の投票者を対象に出口調査を実施した。その結果、初当選した平松邦夫氏は推薦を受けた民主支持層の大半をまとめ、無党派層から最多の5割弱、自民支持層からも3割近くの支持を得たことがわかった。自民、公明両党の推薦を受けた現職の関淳一氏は公明支持層の92%を固めたものの、自民支持層では58%にとどまった。投票の際に最も重視した点では「公約や政策」を挙げる人が37%で最多だった。


  
 調査は市内の90の投票所で実施。4760人から有効回答を得た。

 支持政党別に投票先を見ると、関氏は自民支持層の58%を固めたに過ぎず、平松氏に27%、橋爪紳也氏にも11%が流れた。関氏支持が9割超の公明支持層でも6%が平松氏に投票した。

 一方、民主支持層は82%が平松氏、8%が橋爪氏と回答。平松氏は支援を受けた国民新支持層の44%、社民支持層の53%も投票した。また、共産支持層の76%が姫野浄氏に投票し、14%が平松氏と回答した。

 投票者全体の20%を占める無党派層では、平松氏が49%、橋爪氏が20%、関氏が18%、姫野氏11%で平松氏がほかの候補を大きく引き離した。

 平松氏は男女別でもほかの候補を上回り、年代別でも30〜60代でトップ。20代と70歳以上は関氏が最も支持を集めた。

 投票で重視した点を四つの選択肢から選んでもらったところ、「公約や政策」が最も多い37%。次いで「推薦する政党や支援団体」が20%、「過去の経歴や実績」が19%、「年齢やイメージ」が17%だった。

 「公約」を挙げた人のうち、平松氏に投票したのは46%、関氏の21%、姫野氏の19%、橋爪氏の14%を引き離した。「推薦政党」でも44%が平松氏を選んだ。「経歴」では関氏が65%で、平松氏の26%に大きな差をつけた。

 また、今回の市長選を通じて大阪市政は変わると思うかも尋ねた。49%と半数が「変わる」と答え、「変わらない」の47%を上回った。ただ、平松氏の投票者に限ってみると、「変わる」が56%で、「変わらない」の42%を大きく上回った。

1904片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/18(日) 23:01:08
大阪市長選〜自vs民vs共vs無 2
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1195381715/
885 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 22:58:38 ID:3NR6l2Pv
       平松  関   姫野  橋爪  藤井
北区__ 43.33% 32.38% 10.91% 12.56% 0.81%
都島区_ 43.48% 33.14% 10.58% 11.77% 1.04%
福島区_ 40.88% 31.18% 15.22% 11.75% 0.98%
此花区_ 35.44% 35.73% 20.42% 7.68% 0.73%
中央区_ 40.15% 32.10% 9.67% 17.26% 0.82%
西区__ 43.47% 33.40% 7.82% 14.46% 0.85%
港区__ 38.69% 39.24% 12.86% 8.35% 0.87%
大正区_ 38.46% 36.32% 16.86% 7.45% 0.91%
天王寺区 39.30% 35.77% 8.90% 14.88% 1.16%
浪速区_ 42.35% 36.54% 9.74% 10.66% 0.70%
西淀川区 37.66% 32.85% 20.60% 7.76% 1.13%
淀川区_ 38.24% 34.23% 16.86% 9.46% 1.22%
東淀川区 42.21% 35.43% 12.08% 9.29% 0.99%
東成区_ 43.22% 35.18% 9.52% 11.22% 0.86%
生野区_ 40.58% 37.55% 13.34% 7.80% 0.73%
旭区__ 45.85% 33.18% 11.27% 8.95% 0.75%
城東区_ 43.28% 32.90% 11.92% 10.60% 1.30%
鶴見区_ 40.18% 37.73% 11.51% 9.35% 1.23%
阿倍野区 42.10% 33.67% 10.56% 12.88% 0.80%
住之江区 42.22% 35.53% 12.17% 9.32% 0.76%
住吉区_ 39.97% 35.38% 13.33% 10.58% 0.73%
東住吉区 41.16% 37.50% 10.84% 9.78% 0.73%
平野区_ 39.60% 39.35% 11.86% 8.39% 0.82%
西成区_ 40.75% 38.87% 12.52% 7.04% 0.82%

1905片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 00:03:04
大阪市長選:自公に大きな打撃 民主、国会論戦でも攻勢へ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071119k0000m010107000c.html

 18日の大阪市長選で民主、国民新両党推薦の平松邦夫氏が自民、公明両党推薦の現職、関淳一氏らを破って初当選したことで、「福田康夫首相の初陣で負けられない選挙」(古賀誠自民党選対委員長)と位置づけてきた与党には危機感が広がった。民主党は小沢一郎代表の辞意騒動を乗り越えての勝利だけに、余勢を駆る形で臨時国会での与党との対決姿勢を一層強めるとみられる。

 「終盤の追い上げが後一歩及ばず誠に残念」。公明党の北側一雄幹事長は18日夜、コメントを発表した。大阪市は衆院の6小選挙区を与党が独占(自民、公明両党が3議席ずつ)。特に「常勝関西」と呼ばれるほど強固な地盤を誇る公明党にはショックは大きかった。

 自民、公明両党は国政選挙並みの体制で臨んだ。4日の告示日には伊吹文明、北側両幹事長がそろって大阪入り。自民党は大阪府選出の国会議員に地元入りを指示したほか、公明党も太田昭宏代表らが相次いでテコ入れに入った。総力戦を展開したうえでの敗北は、次期衆院選に黄信号がともった格好となった。

 新テロ対策特別措置法案をめぐる臨時国会での与野党攻防が激しさを増す中、与党内には「民主党が辞意騒動のダメージから回復し、攻勢を強める」(自民党幹部)との懸念が強まる。18日夜、伊吹氏が「自治体選挙は地域の特殊事情もあり、直ちに国政に影響を与えるものではない」とのコメントを発表し、あえて国政への波及に予防線を張ったのも危機感の裏返しだとみられる。

 一方、民主党は今回の勝利で大連立騒動に区切りをつけ、次期衆院選への態勢を整える構えだ。

 小沢氏は15日に大阪入りした際、辞意騒動について記者団に「大連立という言葉だけが先走ったが、選挙戦で戦って勝つこと自体は何も変わらない」と釈明していたが、勝利によって対決姿勢が明確にできた形。勝利を受け、菅直人代表代行は「心配をかけたが、民主党が参院で多数を持った意味が理解してもらえた」と語った。

 また、鳩山由紀夫幹事長は「大連立を断ったことが『自民党に負けるな』という有権者の意思表示につながった」と指摘。赤松広隆選対委員長も「小沢代表が続投を決めてから初の大きな選挙で勝った意味は大きい。今後の選挙にも弾みがつく」と述べており、民主党は国会論戦の主導権を握るための攻勢をさらに強めていく方針だ。【野口武則、渡辺創】

毎日新聞 2007年11月18日 22時08分 (最終更新時間 11月18日 23時52分)

1906片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 00:04:02
自民、地方での党基盤の脆弱さ露呈…大阪市長選
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071118i115.htm?from=main1

 福田内閣で初の政令市長選となった大阪市長選で、民主党など推薦の新人が、自民、公明両党推薦の現職に勝利したことについて、与党は「福田政権への信任投票ではない」と、政権運営への影響は小さいと強調した。

 ただ、自民党にとっては、夏の参院選でも課題となった地方での党基盤の脆弱(ぜいじゃく)さが改めて露呈し、内部では次期衆院選への不安の声も上がっている。一方、民主党は、小沢代表の辞任騒動の影響は最小限にとどまったと見て、安堵(あんど)している。

 自民党の伊吹幹事長は18日夜、「自治体選挙は地域の特殊事情もあり、直ちに国政に影響を与えるものではないが、結果を真摯(しんし)に受け止め、組織の立て直しを図る」との談話を発表した。古賀誠選挙対策委員長は、秋田市内で記者団に「国政選挙の一つの参考にはなる。反省すべきところはきっちり反省する」と語った。公明党の北側幹事長は「国と地方との連携を密にしながら、国政の停滞が市民生活に悪影響を及ぼさないよう総力を挙げる」とコメントした。

 与党は選挙期間中、伊吹氏や公明党の太田代表ら幹部が相次いで現地入りし、国政選並みの布陣で臨んだ。特に、自民党は2006年以降の政令市長選のうち、福岡、北九州、札幌、広島で推薦候補が敗北し、勝ちたい選挙だった。大阪市での敗北について、党中堅議員らからは「党本部と地方議員との連携が悪すぎる」との指摘が上がった。

 民主党の鳩山幹事長は18日夜、「先の党首会談をめぐる一連の経過を乗り越え、当選した意義は大きく、衆院選に向け大きな弾みとなった」との談話を発表した。同党幹部は勝因について「与野党相乗りをやめ、与党と対決する姿勢を貫いたことが評価された。京都など今後の政令市長選についても、独自候補を擁立したい」と記者団に語った。

 民主党は05年の前回衆院選で、それまで優勢だった大都市部で惨敗した経験がある。同党選対幹部は「次期衆院選の候補者擁立を急ピッチで進め、議席奪回につなげたい」と述べた。

(2007年11月18日23時20分 読売新聞)

1907片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 10:44:41
選挙:青梅市長選 竹内氏、逃げ切り3選−−357票差 /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20071119ddlk13010052000c.html

 任期満了に伴う青梅市長選は18日投開票され、ともに無所属で現職の竹内俊夫氏(63)=自民、公明推薦=が新人の編集プロダクション会社社長、舩橋伸介氏(35)との一騎打ちを357票差で制し、3選を決めた。当日有権者数は11万1154人(男5万5831人、女5万5323人)。投票率は42・62%で過去最低の前回(39・69%)を2・93ポイント上回った。

 竹内氏は強い地盤を持つ自民、公明の組織をフル稼働した。応援に加わった市議も28人中24人に上った。麻生太郎・自民党前幹事長らを応援に呼ぶなど国政、都政とつながる人脈を活用して優位に選挙戦を進めた。

 舩橋氏は前回選挙で敗れた後も地道な活動を続け知名度を上げた。「市長がかわれば青梅は変わる」と訴え竹内氏を追いつめたが、わずかに及ばなかった。【林哲平】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 23574 竹内俊夫 63 無現

  23217 舩橋伸介 35 無新

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 ◇青梅市長略歴

竹内俊夫(たけうち・としお) 63 無現(3)

 市長[歴]建設省職員▽岡山県土木部長▽日本道路公団計画部長・東京第二建設局長▽東大=[自][公]

毎日新聞 2007年11月19日

1908片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 10:45:19
青梅市長 竹内氏3選
357票差、舩橋氏破る 讀賣東京多摩


 前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなった青梅市長選は18日、投開票が行われ、現職の竹内俊夫氏(63)(無所属=自民、公明推薦)が新人のジャーナリスト舩橋伸介氏(35)(無所属)を357票差でかろうじて振り切り、3選を果たした。

 竹内氏は選挙戦で、2期目までの実績として、新市庁舎建設の具体化、民間業者による開発事業が破綻(はたん)した永山北部丘陵の取得、子育て支援センターの設置、市債の100億円削減などハード、ソフト面の施策を強調。3期目の政策として同丘陵の整備、JR河辺駅前ビル内の新中央図書館開設、青梅インター周辺の物流基地計画推進、行財政改革などを挙げた。

 自民、公明両党の市議や後援組織などがフル回転する組織選挙を展開したが、陣営の緩みもあり、竹内氏自らが選挙用ビラを配布するなどして懸命に引き締めを図り、「とにかく勝つこと」(選対幹部)を目指した。舩橋氏の年齢も警戒し、「若さよりも実績」とアピールし続けた。

 前回は大敗した舩橋氏は、背水の陣として政党の支持、推薦は受けず、ボランティアによる手作り選挙で挑んだ。4年間欠かさずに市内の駅前で市政の問題点や施策を訴え続けるなど地道な活動に取り組んできたほか、新市庁舎の見直しや子育て、高齢者施策などを示し、現市政に対する批判票を集めて、竹内氏に、あと一歩まで迫った。

 当日有権者数は11万1154人。投票率は42・62%で、過去最低だった前回の39・69%を上回った。


 

【青梅市長選開票結果】

当 23,574 竹内 俊夫 63 無所属 現

  23,217 舩橋 伸介 35 無所属 新

(選管確定)

 ◆竹内 俊夫氏◆ 《3》〈自〉〈公〉〈1〉市長〈2〉日本道路公団東京第二建設局長、岡山県土木部長、建設省関東地方建設局道路企画官〈3〉東大工学部〈4〉青梅市〈5〉青梅市住江町

 

(2007年11月19日 読売新聞)

1909片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 16:43:35
クローズアップ2007:大阪市長に平松氏(その1) 民主、意気揚々冬の陣
 http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/archive/news/20071119ddn003010007000c.html

◇対決姿勢鮮明に

 18日投開票された大阪市長選は、民主・国民新推薦の元アナウンサー、平松邦夫氏(59)が自民・公明推薦の現職、関淳一氏(72)らを破って初当選し、福田政権発足後初の政令市長選は民主側に軍配が上がった。西日本最大都市での“初戦”の結果は、来年1月に迫った大阪府知事選、2月の京都市長選はもちろん、次期衆院選を巡る政党の動向にも影響を与えそうだ。一方、行政経験のないトップを迎える大阪市の幹部には戸惑いも広がっている。

 平松氏が初当選したことで、「福田康夫首相の初陣で負けられない選挙」(古賀誠自民党選対委員長)と位置づけてきた与党には危機感が広がった。民主党は小沢一郎代表の辞意騒動を乗り越えての勝利だけに、余勢を駆る形で臨時国会での与党との対決姿勢を一層強めるとみられる。

 「終盤の追い上げがあと一歩及ばず誠に残念」。公明党の北側一雄幹事長は18日夜、コメントを発表した。大阪市は衆院の6小選挙区を与党が独占(自民、公明両党が3議席ずつ)。特に「常勝関西」と呼ばれるほど強固な地盤を誇る公明党にはショックは大きかった。

 自民、公明両党は国政選挙並みの体制で臨んだ。4日の告示日には伊吹文明、北側両幹事長がそろって大阪入り。自民党は大阪府選出の国会議員に地元入りを指示したほか、公明党も太田昭宏代表らが相次いで来阪しテコ入れした。総力戦を展開したうえでの敗北は、次期衆院選に黄信号がともった格好となった。

 新テロ対策特別措置法案をめぐる臨時国会での与野党攻防が激しさを増す中、与党内には「民主党が辞意騒動のダメージから回復し、攻勢を強める」(自民党幹部)との懸念が強まる。18日夜、伊吹氏が「地域の特殊事情もあり、直ちに国政に影響を与えるものではない」とのコメントを発表し、あえて国政への波及に予防線を張ったのも危機感の裏返しだとみられる。

 一方、民主党は今回の勝利で大連立騒動に区切りをつけ、次期衆院選への態勢を整える構えだ。

 小沢氏は15日に大阪入りした際、辞意騒動について記者団に「大連立という言葉だけが先走ったが、選挙戦で戦って勝つこと自体は何も変わらない」と釈明していたが、勝利によって対決姿勢が明確にできた形。勝利を受け、菅直人代表代行は「心配をかけたが、民主党が参院で多数を持った意味が理解してもらえた」と語った。

 また、鳩山由紀夫幹事長は「大連立を断ったことが『自民党に負けるな』という有権者の意思表示につながった」と指摘。赤松広隆選対委員長も「小沢代表が続投を決めてから初の大きな選挙で勝った意味は大きい。今後の選挙にも弾みがつく」と述べており、民主党は国会論戦の主導権を握るための攻勢をさらに強めていく方針だ。【野口武則、渡辺創】

 ◇「オール与党」崩れ関心高く、投票率10ポイント近く上昇

 大阪市長選の投票率43・61%は前回を9・69ポイント上回り、市長選が統一地方選をはずれて単独選挙となった71年12月以降で、最高を記録した。4月の統一地方選、7月の参院選に続く選挙で、低投票率が懸念されたが、44年ぶりに共産以外の「オール与党」が崩れ、自民・公明、民主・国民新、共産の各推薦候補と無所属候補の激戦となったことが、有権者の関心を高める結果となった。

 単独選挙になった以後の大阪市長選で、これまでの最高は、75年の43・34%。その後は下落傾向にあり、91年以降は35%を割る低投票率が続いた。関氏が突然、辞職表明して行われた前回(05年)も33・92%にとどまっていた。

 しかし、今回の市長選では、行財政改革や市営地下鉄・バスの民営化など、関氏の市政改革の是非を中心に争点がより明確になった。市選管は「これまで市政に無関心だった有権者も選択の幅が広がったことで、投票所に足を運んだのではないか」と分析している。【堀川剛護】

1910片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 16:44:32
 ◇“素人”戸惑う庁内

 「どのように対処していけばいいのか、想像もつかない。何せ、役所内の誰もが経験したことがない事態やから」。1951年以来、関氏まで6代続いた助役経験者の市長就任が途切れ、大阪市幹部はこうつぶやくのが精いっぱいだった。

 職員や経費を削減する現行の行財政改革は10年度までの5年計画。平松氏は職員労働組合との対話路線を打ち出しており、市内部では「改革のスピードが緩むのは間違いない」との見方が出ている。一方、「誰が市長になっても、改革をやり切らなければ市がつぶれてしまう」との指摘もある。

 議会もかつてない少数与党となる。平松氏を擁立した民主大阪府連の平野博文代表は10月18日の出馬会見の際、「選択肢を示したのであり、(当選後に)中央の構図でたがをはめることはしない」と明言。平松氏も「市民のために良いことを一緒に考えれば、対立構図にはならないのでは」と“民主政権”にこだわらない考えを示し、選挙戦でも自民・公明への批判をあえて控えてきた。

 とはいえ、次期衆院選をにらめば、各党の市議団が直ちに融和モードに入るのは難しいとみられる。まずは、2次破綻の恐れがある三セク「WTC」に関し、経営の考え方を反映せざるを得ない来年度予算案を巡る攻防がヤマ場になりそうだ。【堀雅充】

 ◇強まる独自候補論−−府知事選

 平松氏の当選は、大阪府知事選(来年1月10日告示)や京都市長選(2月3日告示)にも大きく影響しそうだ。

 知事選は既に共産推薦の新人、梅田章二氏(57)が出馬表明。3選を目指す太田房江知事(56)は29日に正式に出馬表明し、前回同様、自民、民主、公明、社民の4党に推薦を要請する予定。しかし、民主内では、小沢一郎代表の「相乗り禁止」方針に加えて「知事選でも独自候補をという流れが強まる」(民主府議)とみられている。自民も、府議団に太田氏への不満は根強く、一部議員が独自候補擁立を模索するなど、すんなりまとまる情勢にない。また、市長選で組織内候補並みに力を注いだ公明には、自民への不信感が強いが、最終的に知事選も自公の枠組みになりそうだ。

 一方、現職が引退する京都市長選。市議会与党として自民、公明両会派から相乗りの提案を受けている民主は、内部の意見が分かれており、平松氏の勝利で独自候補擁立論が高まるのは必至。与党の分裂を避けたい民主市議は「悩ましい結果だ」と頭を抱える。

 自民府連幹部も「民主は『独自候補』へ勢いづく」とみて、候補者選考を加速させる構え。民主の小沢代表は22日、京都入りする予定で、枠組みを巡る協議はヤマ場を迎える。【坂口佳代、朝日弘行】

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 ◇戦後の公選大阪市長◇(敬称略)

在任年

47〜51 近藤博夫(戦前に市港湾部長)

51〜63 中井光次(戦前に市助役、市長)

63〜71 中馬馨 (市助役を経験)

71〜87 大島靖 (  〃   )

87〜95 西尾正也(  〃   )

95〜03 磯村隆文(  〃   )

03〜07 関淳一 (  〃   )

毎日新聞 2007年11月19日 大阪朝刊

1911片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 16:46:30
クローズアップ2007:大阪市長に平松氏(その2止) 自公総力戦、木枯らし
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/archive/news/20071119ddn002010023000c.html

 ◇福田政権、初黒星

 ◇自民層まとめ切れず−−関氏

 毎日新聞は18日、大阪市長選で投票した有権者を対象に出口調査を実施した。平松邦夫氏は、推薦を受けた民主支持層を確実に固めたうえ、無党派層の半数を取り込み、初当選を果たした。関淳一氏は公明支持層の9割超の支持を集めながら、自民支持層をまとめ切れなかった。投票の判断基準では、行財政改革と福祉・医療施策が重視され、民間出身の平松氏への期待が、市政改革の実績を訴えた関氏の評価を上回ったと言える。

 投票所366カ所のうち30カ所で調査し、1647人から回答を得た。

 支持政党別では、自民支持層の6割が関氏に投票。しかし、2割超が平松氏、1割が橋爪紳也氏に投票し、票が分散した。公明支持層は9割超が関氏に投票した。民主支持層は8割が平松氏に投票した。また05年の前回選挙で関氏に投票した人のうち、今回も関氏に投票したのは半数にとどまり、3割超が平松氏に投票したことも分かった。

 共産支持層では7割超が姫野浄氏に投票したが、1割超が平松氏に流れた。無党派層では、平松氏が最も多い5割を固め、次いで橋爪氏が2割超、関氏は1割超にとどまった。一方、44年ぶりの与野党対決となった自民と民主の激突を評価する声は6割を超えた。

 投票基準をみると、今回選挙の主な争点である行財政改革を重視したのが42%と最多で、福祉・医療施策が39%。行財政改革を重視した有権者のうち、42%が平松氏、38%が関氏を支持した。また、情報公開に期待する有権者のうち、6割が平松氏に投票しており、透明な市政運営に期待が大きいことも分かった。【石川隆宣】

 ◇改革の継続を−−関西財界

 大阪市長選で平松氏が初当選したことに対し、関氏の改革路線をおおむね支持してきた大阪の経済界には動揺が広がる一方、改革の継続を求める声が相次いだ。

 「関さんを落としちゃいかんですよ。改革が頓挫しなければいいのだが……」。ある財界首脳は、関氏落選に落胆を隠さなかった。

 関西経済同友会は、最も鮮明に関氏支持を表明してきた。小嶋淳司代表幹事(がんこフードサービス会長)は「(選挙で支援を受けた)職員労働組合に遠慮し、改革が緩むのではないかと懸念している」と話した。

 大阪商工会議所の野村明雄会頭(大阪ガス会長)は、「改革路線が後戻りすることのないよう、人件費削減や公共サービスの民間開放などに徹底して取り組んでほしい」と強調した。【前川雅俊】

1912片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 17:21:27

 ■解説

 ◇市民の期待、形に

 西日本最大の都市に、行政経験のない市長が戦後初めて誕生した。推薦した民主の組織票が押し上げた側面はあるものの、結果は有権者の「大阪市役所」に対する不信任といえる。職員や市議会は、この民意を重く受け止めるべきだ。

 現職の関淳一氏は職員厚遇問題などをきっかけに、労使蜜月関係を解消し、旧同和対策事業も抜本的に見直した。財政危機の克服に向け、1200億円の経費削減や4500人の職員削減なども進めてきた。外部の人材を登用し、情報公開も大幅に進め、全国から注目を集めるまでになった。

 一方、当選した平松邦夫氏の出馬表明は投票の1カ月前と、有力4候補のうち最も遅かった。発表したマニフェストはわずか5ページ。16項目の政策にも、具体的な数値目標や手法は盛り込まれず、スローガンの域を出ていなかった。民主も市内に衆院議員はおらず、組織票は自民、公明の合計には及ばない。

 それでも平松氏が勝ったのは、関氏の改革の効果が、市民サービスの現場に実感として伝わっていなかったからにほかならない。毎日新聞が選挙中盤に実施した世論調査では、改革を評価しない人が、する人の倍近くに上った。職員厚遇や同和などの問題が明るみに出る前、関氏自身が市幹部だった事実や、改革途中に噴出した学歴詐称や市税滞納など職員の不祥事も不信感を増幅させた。

 それだけに、平松氏は「抜本的な変革」を求める市民の期待を一身に背負うことになる。

 目前には、大阪市の7部局が入居する第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)の処理という大きな課題が待ち構える。特定調停で経営再建中だが、民事裁判の鑑定で、市が負担する家賃の高さが指摘された。是正すれば2次破綻(はたん)が現実味を帯び、市が359億円に上る損失補償や95億円の債権放棄を迫られる事態も予測される。少数与党となる議会運営など難題も山積している。

 選挙戦で、平松氏が訴え続けた「民の目線での情報公開」「ガラス張りで市民が参加する市政」を、市民が実感できる形で示せるか。これからは具体的な行動力が問われる。【堀雅充】

毎日新聞 2007年11月19日 大阪朝刊

1913片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 18:12:48
ナニワの大激震…次期総選挙に影響? 大阪だけの特殊事情? (1/2ページ)
2007.11.19 08:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071119/stt0711190844002-n1.htm

 18日投開票された大阪市長選で、戦後初めての民間市長に選ばれた元毎日放送アナウンサー、平松邦夫氏(59)。平松氏を推薦した民主党大阪府連は「これで次期衆院選へ弾みがついた」と意気が上がる一方で、現職の関淳一氏(72)を推した自民・公明両党は「市長選と衆院選は別物」と影響を最小限にとどめようと懸命。ナニワの街で起きた大激震は、中央政界の動向と絡んで波紋を広げそうだ。

 「最悪や!」

 投票が終わった後の18日午後8時45分ごろ、平松氏の選挙事務所に太田房江・大阪府知事が姿を見せたのを伝え聞いた関氏の陣営幹部はこうはき捨てた。

 約30分後には平松氏の当選が早々と確実になり、関氏の選挙事務所に詰めかけた自民・公明両党の関係者に衝撃が走った。

 今回の大阪市長選は、これまでの「オール与党vs共産党」の構図が崩れ、44年ぶりの政党対決型選挙に。「自公vs民主」の各党は「衆院選の前哨戦」と位置づけ、各党幹部が続々と来阪する総力戦となった。

 激戦を制し、「情報公開を進めて市民が参加しやすくしたい」と当選の抱負を語る平松氏を見ながら、民主党の平野博文・大阪府連会長は「わが党の推薦した候補者が勝ったことが大きい。(次期衆院選に向けて)さらに弾みになる」と話す。

 平松氏の陣営幹部は「今年7月に大勝した参院選の勢いと平松氏の人柄、反・関氏の流れが結集した結果」と勝因を分析、告示日の4日に小沢一郎・民主党代表が辞意表明した影響も「最小限度のイメージダウンですんだ」と話す。

 この幹部によると、民主党系大阪市議に「それぞれの選挙区で関氏を上回る票を取れ」という大号令が出され、各市議の後援会組織がフル回転。さらに、次期衆院選の立候補予定者が各選挙区内で平松氏に帯同し。党本部から小沢代表や菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長らが応援に駆けつけ、次期衆院選をにらんだ総力戦を展開した。


 現在の小選挙区比例代表並立制になった衆院選で、民主党は大阪市内(大阪1〜6区、6区は守口市、門真市を含む)で自公の固い組織票にはばまれ、過去4回で勝てたのは2003年の大阪4区の1勝だけ。

 それだけに、今年7月の参院選に続いて大阪市長選を制したことで、「民主党がしっかりしてきたと有権者も認識してくれたのではないか」(陣営幹部)と手ごたえをつかんだ様子だ。

 その一方で、関氏を支えた自民・公明両党の足並みがそろわなかったのも事実。平松氏の陣営幹部は「自民・公明両党とも、党としては応援していたようだが、後援会などの動きはかなり鈍い印象があった」と指摘する。

 自公両党は、自民・伊吹文明、公明・北側一雄両幹事長が大阪入りしたのをはじめ、両党幹部が次々に応援に駆けつけて国政選挙並みの態勢で臨んできたが、フタを開けてみれば投票率が前回(05年)よりも約10ポイントも跳ね上がり、平松氏に約5万票もの差をつけられてしまった。

 自民党の国会議員は「国政へのインパクトがまったくないといえばウソになるが、政権運営への影響は限定的。国政選挙と市長選は別」と強調するが、「党本部が『衆院選の前哨戦』と位置づけ、過去に例がないほど力が入った選挙だけに、落としたショックは大きい」と同党の有力市議が肩を落とす。

 対する公明党関係者は「市労働組合連合会と部落解放同盟が息を吹き返す事態は避けたい、と党としても全力で応援にあたったが、選挙運動の量と質で及ばなかった」と答えるのがやっとで、関氏の落選が決まると、さっさと選挙事務所から立ち去ってしまった。

 次期衆院選をにらんだ「自公vs民主」のガチンコ対決は、これからが本番だ。

1914片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 18:20:32
尾崎氏が優勢 2氏が追う 高知県知事選情勢調査
2007年11月19日00時18分
http://www.asahi.com/politics/update/1119/TKY200711180176.html

 橋本大二郎知事が退き、無所属の新顔4氏が立候補した高知県知事選(25日投開票)について、朝日新聞社は17、18の両日電話調査を実施し、取材で得た情報とあわせて中盤の情勢を探った。元財務省職員の尾崎(本名は山へんに立に可)正直氏が優勢で、学校法人理事長の近森正久氏、学校教材販売会社長の国松勝氏の2人が懸命に追う展開。毎日新聞社員の関谷徳氏は伸び悩んでいる。ただ、投票態度を明らかにした人は半数にとどまり、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人でみると、自民、公明、社民の3党と民主党県連が推薦する尾崎氏は自民支持層の7割、民主支持層の6割をまとめ、無党派層のほぼ半数にも浸透。40代以上の支持が厚い。

 近森氏は無党派層の3割の支持を集め、民主支持層の一部にも食い込んでいる。国松氏は共産支持層をほぼ固めたが、他党の支持層や無党派層への広がりが弱い。

(届け出順、年齢は投開票日現在)

 近森正久(54)無新・学校法人理事長、関谷徳(46)無新・毎日新聞社員、国松勝(68)無新・教材販売会社長、尾崎正直(40)無新・元財務省職員

1915片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 19:45:42
青梅市長に竹内氏3選
2007年11月19日 朝日東京多摩
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000711190004

 青梅市長選は18日、投開票され、現職の竹内俊夫氏(63)=無所属、自 民・公明推薦=が、新顔の編集プロダクション社長舩橋伸介氏(35)=無所属=を破り、3選を果たした。当日有権者数は11万1154人。投票率は42.62%(前回39.
69%)だった。


 前回選挙と同じ顔ぶれだったが、大差がついた前回から一転、再挑戦の舩橋氏が357票差まで詰め寄る接戦となった。


 青梅市東青梅4丁目の竹内氏の事務所は、当選の知らせが入ると拍手と歓声に包まれた。竹内氏は「2期8年で成果も上げ自信を持っていたが、ずいぶん追い上げられた。すぐには反省点は見あたらないが、市民の意見をよく聞いて、新庁舎建設などの公約を粛々と実行していきたい」と厳しい表情で話した。


 竹内氏は、自民、公明両党に加え、連合東京からも推薦を受け、徹底した組織選挙を展開。地区選対を50カ所以上に作り、地盤固めに努めた。また応援に入った自民党の麻生太郎元外相や石原伸晃都連会長らとともに、2期8年の実績をアピール。老朽化した市庁舎の建て替えや、永山北部丘陵の里山保全、圏央道青梅インター周辺の物流拠点整備、子育て支援策の充実などを訴えた。


 3期目の竹内氏には、厳しい財政事情の中、多項目にわたる公約をどこまで実現できるかが問われる。青梅市は市民一人当たり50万円を超える負債を抱えている。選挙中に訴えた「暮らしやすさ日本一の青梅」も具体性を欠く。今後、何を優先課題として取り組むのか、市民へのより丁寧な説明が求められる。


 舩橋氏は前回選挙で敗れた後、河辺、東青梅、青梅の各駅前に毎週立ち、自らの政策をアピール。今回も、80億円の建設費がかかる市庁舎建て替えの見直しや、市長給与の2割削減、25人学級の実現などを訴えた。政党の支援を受けない手作り選挙を展開したが、一歩及ばなかった。

1916片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/19(月) 23:55:47
大阪市長選のバンザイに太田知事参加、自公は激怒
2007年11月19日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711190107.html

 大阪府の太田房江知事が18日夜、民主党の推薦で当選した平松氏とともに選挙事務所で万歳したことに、現職の関淳一氏を推した自民、公明両党がかみついている。知事は来年1月の府知事選で両党にも推薦要請するだけに、関係者の神経を逆なでしたようだ。


当選を決めて喜ぶ平松邦夫氏の後方で笑顔を見せる太田房江・大阪府知事=18日、大阪市北区で
 今回の市長選は与野党対決構図で知事は静観を決め込んでいた。だが、18日に平松氏が当選を決めると、ともに万歳し、平松氏と笑顔で握手する姿が報道された。

 これには関氏の陣営が「センスが悪い」(自民党関係者)、「信じられない」(公明府議)と激怒。公明府議の事務所などには「知事は中立ではなかったのか」と抗議電話が相次ぎ、自民党本部からも知事側にクレームがあったという。知事は「一緒に仕事をする相手としてお祝いに来た」と説明している。

1917片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/20(火) 15:52:09
明暗分けた多選批判
富士河口湖町長選 大物町長落選に衝撃 讀賣山梨

 多選にノー――。18日投開票の富士河口湖町長選は、旧河口湖町時代を含めて連続6期を目指した現職の小佐野常夫氏(67)を、新人で前町議の渡辺凱保(よしやす)氏(67)が破った。最大の争点は長期政権に対する賛否だったため、結果的に小佐野氏への批判票が渡辺氏を勝利に導いた。一方、「観光カリスマ」として知られ、観光を中心とした街づくりを主導し、横内知事とも太いパイプを持っていた大物町長が政治の表舞台から姿を消すことに、県や観光業界には衝撃が走った。(前田遼太郎、横溝崇)




富士河口湖町の町長席。小佐野町長は19日、登庁しなかった


■■□退庁式はなし


 「残念だが、町民の選択なので仕方ない」

 約1100票差での勝利に、渡辺陣営が喜びを爆発させていた18日午後11時ごろ、小佐野氏は言葉少なに事務所で敗戦の弁を述べた。そして翌19日は町役場に姿を見せなかった。任期満了の12月6日まで登庁しない意向で、本人の希望で退庁式も行わないという。

 今回の選挙の勝敗を分けたのは「多選の是非」だ。渡辺氏は19日の記者会見で、小佐野氏の長期政権を「良識ある町民は受け入れなかった」と分析。小佐野陣営幹部も「政策論争に発展せず、多選批判ペースに巻き込まれたのが最大の敗因」と振り返った。




当選を決め、バンザイをする渡辺氏(18日午後10時半すぎ、同町小立で)(手前)


■□□陣営の誤算


 選挙手法の違いも際立った。小佐野氏は、横内知事のほか、観光や建設業界など数多くの地元団体から支援を取り付け、組織戦を展開した。しかし、観光業界の一部が離反するなど、一枚岩ではなかったのが響いた。

 これに対し、渡辺陣営の主役は若年層や女性層。「変える」をスローガンに、カエルの絵を描いた小旗やのぼりを効果的に使った。皮肉にも知事選で小佐野氏が支持して、勝利した横内知事の「ほっとけない」運動さながらのイメージ戦略に屈した格好となった。渡辺氏は具体的な政策は乏しく、ある選対幹部は「政策論になったら勝てるわけがない」と打ち明けたほどだ。

 知事選や富士吉田市長選など、今年の選挙では組織に依存した候補者が敗れるケースが相次いでいる。小佐野氏を支持した白壁賢一県議は「選挙の常識が変わった」とうなだれた。

□□□落選の波紋

 小佐野氏の観光分野における手腕は多方面から評価されてきた。このため、観光業界では渡辺氏を不安視する声が少なくない。ある旅館の支配人は「小佐野氏落選はショック。渡辺氏がどう町政を運営するのか気になる」と話す。

 小佐野氏を応援した横内知事は渡辺氏当選について「今後への影響はないと思う」と冷静だが、ある県幹部は「しばらくぎくしゃくするだろう」と話す。小佐野氏は富士北ろくの自治体で発言力が強いとされていただけに、合併に積極的な小佐野氏落選で、「富士五湖市」構想の実現が遠のくと見る県幹部も少なくない。富士山の世界文化遺産登録で、富士五湖を資産に入れることについても、渡辺氏が地元住民や観光業界の意見をまとめきれるかも不透明だ。

 渡辺氏は記者会見で「町民の意見を聞いた上で、富士五湖は世界文化遺産に加えたい」「観光は町の目玉」「県とはこれから良い関係を作りたい」などと小佐野路線を継承するとも受け取れる発言をした。早期に町政運営の方針を示すことが求められている。

(2007年11月20日 読売新聞)

1918片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/20(火) 15:54:09
「必ず投票」67%止まり 讀賣高知

 4期16年務めた橋本知事の後継を巡り、無所属新人4人が争っている知事選(25日投開票)について実施した読売新聞社の世論調査で、選挙に関心を持つ有権者は約7割で、出直し選となった前回(2004年)の約8割より減少している。調査結果を2回に分けて紹介する。

 【情勢分析】

 リードしている尾氏は、高知市やそのほかの市部、郡部で、まんべんなく支持を広げる。男女別でも偏りなく浸透しているが、年代別では、40歳代と60歳以上で特に強みをみせ、農林水産業従事者、主婦層からは4割以上の支持。

 近森氏は、高知市などの都市部に浸透し、男性からの支持がやや厚い。20、40歳代ら若手の共感を集めている。商工サービス業、労務サービス職、管理専門職から一定の理解。国松氏は衆院選小選挙区の1区で地力を見せ、60歳代からの支持が高い。農林水産業従事者にも一定の共感を得ている。関谷氏は、50歳代を中心に知名度を広げている。

 【選挙への関心】

 「大いにある」が35%(前回48%)、「多少ある」が37%(同33%)で、前回よりやや低下している。年代別では、60歳以上で「大いに」が4割を超えるが、30、40歳代は2割台、20歳代は1割を超える程度で、若年層の関心の低さが際だつ。

 投票に行くかどうかについては、「必ず行く(期日前投票を含む)」が67%で、前回(83%)より16ポイント低下。この夏の参院選(75%)も下回った。一方、「なるべく行く」は27%で前回(11%)を上回ったが、「たぶん行かない」は3%、「棄権」も2%と、ともに前回並みだった。

 【橋本県政の評価】

 引退表明した橋本知事についての評価は、「多少はする」が45%と最も多く、「大いにする」は25%にとどまり、04年の前回(28%)を3ポイント下回った。一方、「あまりしない」は17%と前回(14%)を上回り、「全くしない」は6%と前回並みだった。知事の多選については、「2期8年まで」が35%で最も多く、次いで「3期12年まで」が29%。「4期16年まで」は9%で、「1期4年だけ」の10%より少なかった。

<候補者>

近森(ちかもり) 正久(まさひさ) 54 無新

学校法人理事長

関谷(せきや) 徳(よし) 46 無新

毎日新聞社員

国松(くにまつ) 勝(まさる) 68 無新

〈共〉元県労連委員長

尾(おざき) 正直(まさなお) 40 無新

〈自〉〈公〉〈社〉元財務省職員

(届け出順。年齢は投票日現在。四角囲みは推薦政党)

(2007年11月20日 読売新聞)

1919片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/20(火) 17:23:24
「三会派統一で候補を」
京都商議所会頭“混乱”を心配
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112000032&amp;genre=A2&amp;area=K10

 18日開票の大阪市長選で民主党推薦の平松邦夫氏が当選し、党京都府連で来年2月の京都市長選に向けた独自候補擁立論が強まっているが、この動きに経済界や労働界が敏感に反応している。一夜明けた19日、京都商工会議所は市議会与党による統一候補擁立が望ましいとする立石義雄会頭のコメントを発表した。「大阪決戦」の波紋が、京都の各界にも広がっている。

 「京都の特性を踏まえ、現状通り市政与党の三会派が統一候補者を推薦されるのが望ましい」。急きょ出された立石会頭のコメントだ。

 京都市長選の候補者選考をめぐっては、自民、民主、公明三党の市議会与党による協議が続いているが、有力支援団体の商工会議所も自公と同様、統一候補が望ましいとする立場を鮮明にしている。しかし平松氏の当選で、民主内に「相乗りせず独自候補を擁立すべき」との声が強まりだした。共産党勢力が強い「京都の特性」から、市会与党の協議が崩れて「三極対決」になった場合の混乱を心配し、冷静な対応を求めたとみられる。

 京都経済同友会の渡部隆夫代表幹事も「市は財政はじめ大きな問題を抱えており、現在の与党が一丸となって、国政レベルの対立を持ち込むことなく統一候補を至急推薦してほしい」とした。

 さらに、民主の有力な支援団体である連合京都の木村幹雄会長も「枠組みありきでなく、人物本位の候補者選びが大切」としつつ、「民主中央の論理をそのまま首長選挙に持ち込まれても困る。市民生活に無用な混乱を招くような対立は避けたい」と、「三極選挙」に否定的な考えを示した。

 市議会与党三党が今後、こうした各団体の声にどう対応するのかも注目される。

1920片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/20(火) 17:24:09
各党思惑、ねじれ微妙
大津市長選、あと2カ月
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112000041&amp;genre=A2&amp;area=S10

 来年の大津市長選(1月20日投開票)まで2カ月となったが、立候補表明は今のところ、無所属の現職と新人の2人だけで、選挙の構図はいまだに定まっていない。市政への発言力を強めたい市議会各会派の思惑と、次期衆院選で有利に戦いたい政党の意向が微妙にねじれ、新たな候補者擁立が進んでいないためだ。18日の大阪市長選で民主党の推薦候補が勝利したことも波紋を広げている。

 これまでに出馬表明しているのは再選を目指す現職の目片信氏(66)と、新人でチケット販売業の田中敏雄氏(66)。目片氏は前回市長選に無所属で当選した後、市議会の主要三会派を与党につけ、議会定数の過半数を押さえている。

 今回、目片氏支持を表明している会派は、自民系の最大会派「大志会」と、公明党議員団だ。

 大志会の北林肇幹事長は「4年間、一貫して目片市政を支持してきた。全力で支援していく」と強調し、政策協定を結ぶ準備も進めている。

 公明党議員団の高橋健二幹事長も「子育て支援など、1期目の政策はわれわれの考えに一致するものが多かった。与党として当然、支持する流れになるだろう」と話す。

 前回は他の候補を支援した民主・連合系の「市民ネット21」も「4年間の市政運営を検証したが、及第点は与えられると判断している」(礒田英清幹事長)との立場だ。

 こうした会派の動きに対し、各政党の思惑は微妙に異なる。

 自民党県連は市長選への態度を明確にしていないが、前回と同様、独自候補は擁立せず、どの候補者の推薦もしない見通しだ。7月の参院選で同党候補は、大津市内で民主党候補に大差をつけられ敗北した。「市長選が政党対決型になると、自民党が不利になる」と県連幹部は言う。

 一方、民主党県連は独自候補の擁立を目指す。党本部が相乗り禁止方針を出しているほか、次期衆院選で滋賀1区の基盤を強化する狙いがある。

 しかし、現職と争うことに慎重な市議会会派との隔たりは大きく、人選も難航している。県連の朝倉克己幹事長は「マッチはすらないと燃えない。大阪市長選は短期決戦でも成果を出した」とぎりぎりまで擁立にこだわるが、会派の礒田幹事長は「(自民対民主の)中央政界の構図を持ち込まれるのは困る。大阪市とは違う」と言う。

 前回も推薦候補を立てた共産党は、労組や各種団体でつくる「民主市政の会」を中心に候補者選びを急いでいる。同党市議団の塚本正弘幹事長は「目片市政は格差是正や景観問題など、焦点になっている問題に手薄だ」と批判を強める。

 このほか、社民党県連は「ふさわしい人が現れるか、推移を見守っている」(鎌田明彦幹事長)とする。政治団体「対話でつなごう滋賀の会」も推薦候補の擁立を模索している。

1921片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/21(水) 00:27:13
知事選、神戸市長選で独自候補目指す 民主県連 兵庫
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0000742935.shtml

 民主党兵庫県連(辻泰弘代表)は十七日の県連大会で、兵庫県知事選挙と神戸市長選挙について、基本的に自民・公明両党との相乗りはせず、独自候補擁立を目指す方針を二〇〇八年度の活動方針として決定した。

 新方針では、県知事選、神戸市長選への対応として、「基本的には自民・公明両党との相乗りは行わず、党独自の候補者の擁立を目指す」と、これまでの相乗りから大きく転換した。ただし、「(推薦は)県連との政策合意の進ちょく状況など活動の検証を行い、その評価で判断する」と前提条件を設けている。

 〇九年にも予定される知事選、神戸市長選について、県連幹部は「政策などで評価できないと判断したり、新人同士の選挙になったりした場合の方針」と、現職の井戸敏三知事、矢田立郎市長の推薦には含みを残した。

 民主党は、知事、政令市長選で自民候補との「相乗り原則禁止」を掲げているが、県連は、これまで活動方針に明記していなかった。

1922片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/21(水) 14:22:02
対立政党相乗り 「好ましくない」54%
本社世論調査〈下〉 讀賣高知

 25日投開票の知事選に関する読売新聞社の世論調査で、国会で対立している政党が知事選で同じ候補を支援していることについて、「好ましい」とする人が14%にとどまる一方、54%が「好ましくない」と考えていることがわかった。しかし、相乗りとなっている候補を支持する人のうち2割が「好ましい」と回答する一方、「好ましくない」と思うのは4割を超えている現状が明らかになった。

 【政党支持率】

 支持政党のない無党派層は、2004年の前回知事選時の55・6%を大きく下回り44・3%。この夏の参院選終盤に行った世論調査時(46・1%)にも届かず、民主が前回の8・8%から18・2%と大幅に伸ばしているのとあわせ、2大政党化の風潮がうかがえる。自民支持層は26・0%で前回(23・6%)から増加。公明は2・4%で0・2ポイントダウン、社民も1・4%で0・3ポイント下がったが、共産は4・6%で2・1ポイント上昇した。

 【政策・公約重視】

 今回の選挙の争点として特に重視したい問題(複数回答)では、「地域経済の活性化」と「医療や福祉の充実」が68%で最も多く、「景気や雇用対策」の67%を小差で上回った。このほか、「環境対策」48%、「防犯や治安対策」44%、「格差問題」は43%だった。

 投票を決めるときに重視したいものは、「政策や公約」が61%で最も多く、次いで「候補者の経歴やイメージ」(17%)、「支援している政党や団体」(11%)と、厳しい県勢状況を反映し、政策重視の投票行動となっている。

 【政党相乗り】

 政党の相乗りについて、政党支持別に見ると、「好ましくない」と考えているのは自民支持者の4割、民主の6割、公明の5割、社民の8割に及んでおり、独自で候補を推薦する共産は7割、無党派層は5割が同様に考えている。無党派層で「好ましい」と回答したのは1割にとどまった。4候補を支持する人のうち、2、3割は「わからない、どちらともいえない」と回答し、「好ましい」との回答は、1、2割にとどまった。

 【内閣支持率】

 福田内閣を支持するのは37・5%、支持しないのは42・4%で、不支持が支持を上回った。支持政党別では、自民支持者の79・0%、公明の64・7%が支持。民主は67・7%が不支持で、共産の78・8%、社民の70・0%も不支持だった。無党派層の25・6%は内閣を支持し、48・6%が支持しないと答えた。

(2007年11月21日 読売新聞)

1923片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/22(木) 16:47:30
後継候補 民主 回答先送り 讀賣京都

 来年2月の京都市長選に向け、市長与党の自民、民主・都みらい、公明の市議会3会派は21日、団長協議会を開き、桝本頼兼市長の後継候補について話し合った。自民、公明が5日の協議会に続き、「3党統一の相乗り候補」を呼び掛けたのに対し、民主・都みらいは民主党府連で意見集約ができていないことを理由に、回答を先送りした。後継候補の位置づけは「桝本市政を発展継承できる人が望ましい」と一致した。

 共同記者会見で、自民の井上与一郎団長は「何としても3党でいい候補を。各会派で候補者をすり合わせていきたい」、公明の日置文章団長は「候補者のあるべき形は(3党で)かなり考えが一致できるのではないか」と述べ、3党相乗りに期待感を示した。

 一方、民主・都みらい市議団の今枝徳蔵団長は「(民主推薦候補が当選した)大阪市長選で非常に大きな風が吹いた。(独自候補擁立を主張する)非常に元気な国会議員もいる。非常に慎重に考えざるを得ない。もう少し(結論を)お待ちいただきたい」と話した。

(2007年11月22日 読売新聞)

1924片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/22(木) 16:49:56
門川教育長に立候補要請へ
京都市長選 民主、実績を評価
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112200097&amp;genre=A2&amp;area=K10

 来年2月に行われる京都市長選で、民主党京都府連は22日までに、京都市教育長の門川大作氏(56)に出馬要請する方針を固めた。門川氏も立候補に前向きな姿勢を示している。近く、正式に要請するとみられる。一方、自民、公明両党は統一候補の擁立を目指しているが、自民にも門川氏を擁立する動きが出ている。民主の方針に対してどう臨むのか、自民、公明の出方が注目される。

 これまで民主府連では、門川氏に出馬を打診してきた。

 府連幹部によると、「21日夜に協議し、府連として門川氏を擁立する方針を固めた。門川氏に確認し、腹を固めた」と話し、近く、正式に出馬要請するとみられる。

 門川氏は政府の教育再生会議委員などを務めており、教育改革の取り組みや行政手腕で評価を受けていることなどから、自民党などからも推す声が上がっている。

 門川氏は京都市出身。立命館大法学部卒。1969年、市教委に採用され、総務部長などを経て99年4月から教育次長、2001年4月から現職。

1925片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/22(木) 20:42:21
選挙:京都市長選 枠組み、依然不透明−−与党3会派議員団長協議 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20071122ddlk26010305000c.html

 ◇民主、再び相乗り案保留

 京都市長選(来年2月3日告示)の枠組みを巡り、市議会与党3会派の議員団長が21日、2回目の協議を開いた。自公が前回提案した相乗り案に対し、「民主・都みらい」は再び態度を保留。大阪市長選での民主勝利などで、自民、民主両党間に候補者選考での主導権争いが起きつつあり、枠組みの行方は不透明なままだ。

 民主は5日の初協議で国会議員と調整ができていないとして、相乗り案への態度を保留した。大阪市長選の結果を見極める構えだったため、自公は回答を待ったが、今回は「そろそろ判断してほしい」(日置文章・公明市議団長)と決断を求めた。民主の今枝徳蔵団長は前回同様、独自候補擁立を目指す国会議員と協議が終わっていないとして「もう少し時間がほしい」と回答を保留した。

 こう着状態の背景には中央の与野党対決がある。自民は「何としても(共産対非共産の)『二極』で」(井上与一郎市議団長)との方針で一致するが、推薦を決める党幹事長は地元選出の伊吹文明衆院議員。周辺は「(伊吹氏は)立場上、候補者選考への関与が強まった」と明かす。

 対する民主も、市内に前原誠司党副代表と福山哲郎参院政審会長がおり、自民候補への同調には「国会議員が黙っていない」(市議)状況だ。自民市議も「伊吹色を強めると民主は乗ってこない。いかに軟着陸させるか難しい」と漏らす。民主はまた、大阪市長選勝利で二極志向の市議からも「大勝した参院選並みの風が吹いており、この風を取り込みたい」との声が上がるなど、候補者選考で主導権を握りたい意向も出始めた。

 混迷する3党の動きに対し、弁護士の中村和雄氏(53)を推薦する共産の渡辺和俊・府委員長は「枠組みの話ばかりで市民にとって不幸だ」と冷ややかに見る。枠組みを巡る協議は既に「市議団だけでどうこうできない」(自民市議)状態で、市議会与党3党は難しい調整を迫られている。【朝日弘行、藤田文亮】

毎日新聞 2007年11月22日

1926片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/22(木) 22:14:57
2氏が立候補表明の大津市長選
2007年11月22日 朝日滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000711220003

【選挙構造は流動的】
【民主、独自候補を模索】
【対話の会も、共産・人選急ぐ】


 来年1月20日投開票の大津市長選まで2カ月を切った。今のところ、再選を目指す現職の目片信氏(66)と自営業田中敏雄氏(66)が立候補を表明。共産党も人選を急いでいる。民主党は「市長選も政治を変える重要な選挙」と位置づけるが、人選が進まない。嘉田由紀子知事誕生の原動力となった「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)も候補擁立を模索中で、選挙の構図がどうなるかは流動的だ。(井上潜)


●目片氏は準備着々


 9月の定例市議会で立候補表明した目片氏。すでに市議会最大会派で与党の自民系・大志会と公明党議員団から口頭で推薦を約束されている。目片氏を支持する市議らがこの24日に決起大会を開く。当初は各政党への推薦願も検討していたが、「一党一派に偏らない市民党の立場で臨みたい」として、政党推薦に慎重な考えを示した。


●民主、足元に不安


 県議選、参院選に連勝した民主党。勢いに乗って独自候補を立てたい県連と、目片市政の与党で同党議員らが所属する会派・市民ネット21(7人)との間で温度差がある。同会派の礒田英清幹事長は「市民寄りの市長と感じている」と、目片氏の政治姿勢を評価する。


 このため、同党の支持母体、連合滋賀が先行して候補者探しに奔走している。中村憲市会長は「琵琶湖を抱える県内では、選挙でも環境問題を訴えるNPOとの関係が重要。だが、これまで我々との接点がなかった」といい、NPOとのつながりが深い、対話の会と連携しながら候補者選びを模索している。候補者擁立を目指してきた対話の会の内部にも、「独自で市長選を戦うにはまだ力不足」という声があることも事実だ。


 ●複数の候補者名


 実際、市内在住のNPOコーディネーターや代表など、秋以降に連合や対話の会が立候補を持ちかけた人物は複数いる。しかし、いずれも断られた。このほか立候補に意欲を示した放送関係の会社役員もいたが、推薦に至らず立ち消えになっている。


 中村会長は「連合として最悪の選択である自主投票もあり得る」と話すが、民主党県連の朝倉克己幹事長は「今後も擁立の努力を続ける」と、強気の姿勢を崩していない。


 共産党もまだ候補者を決めていないが、同党県委員会の奥谷和美委員長は「11月中を目指し、人選を急いでいる」と話す。

1927片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/23(金) 00:57:31
民主が門川氏に出馬要請 NHK京都

任期満了に伴って来年2月に行われる京都市長選挙について民主党の京都府連は京都市教育委員会の門川大作教育長に市議会の民主党会派の候補者として立候補するよう要請していることを明らかにしました。

これは22日夜、民主党京都府連会長の福山哲郎参議院議員が明らかにしたものです。
福山議員は「今月に入って門川教育長に民主党の推薦を受けて戦ってほしいとお願いしている」と述べ、来年2月の京都市長選挙に市議会の民主党会派の候補者として立候補するよう要請していることを明らかにしました。
その上で福山議員は「門川教育長には要請を前向きに受け止めてもらっていると思う」と述べました。門川大作氏は56歳。
昭和44年に京都市教育委員会に採用後、教育委員会総務部長や教育次長を経て、平成13年から教育長を務めています。
これまで、市議会の自民・民主・公明の与党3会派は統一候補者の擁立に向けて協議を進めていましたが、民主党が単独で門川氏に出馬要請したことで、今後、自民・公明両党の動きが注目されます。

1928片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/23(金) 06:12:47
民主、単独擁立目指す 讀賣京都

桝本市長(右)、山田知事(右から2人目)の前で演説する福山参院議員(手前、下京区で)

 京都市長選に向けて、同市教育長の門川大作氏(56)に出馬を要請した民主党府連会長の福山哲郎・参院政審会長は22日、同党府連のパーティーで、「おそらく前向きな返事がいただける」と、門川氏の擁立に意欲を見せた。パーティーに参加した桝本頼兼市長も「大変ふさわしい」と、門川氏の出馬に期待をかけた。

 パーティー後、「民主単独推薦で擁立するのか」との報道陣の質問に、福山会長は「もちろんです。それを前提に」と言い切った。

 自民、公明との相乗りについては「相手の党の話ですから。私たちは基本的には単独で門川氏を担ぎたいという思いでお願いしています」と、民主単独擁立にこだわった。

 「門川氏がほかの党の推薦を受けたいという意向を示したらどうするか」と尋ねられると、福山会長は「それを前提としてお願いしていません。仮定の話には答えられません。私たちの申し出にほぼ前向きに答えていただけると思っています」と答えた。

 一方、桝本市長は、「国の政党対立の構図がそのまま持ち込まれるのは好ましくない。(自民、民主、公明の)3つの政党が集まることは、幅広い多くの市民の支持を得るということだから、そのこと自体が政策を実行する担保力になる」と述べ、従来通り、「与党3党相乗り」の必要性を訴えた。

 民主党府連が単独推薦で出馬要請していることに対し、「私は全く望まない。結局、市民の信頼を裏切ることになる。市政が混乱し、停滞する」と反論。「京都市の将来のためにも、(自公と民主が割れる)3極は困る」と強調した。

(2007年11月23日 読売新聞)

1929片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/23(金) 16:26:06
民主、太田氏の推薦軸に…大阪府知事選
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071123p301.htm

 来年1月10日告示の大阪府知事選で、民主党府連は22日、過去2回の知事選と同様、近く出馬表明を予定する太田房江知事(56)を軸に、推薦候補を検討することを明らかにした。ただ、太田知事を巡って高額謝礼金問題など「政治とカネ」の問題が相次いでいることには、「次々と出てくると(推薦を)決められなくなる」と苦言を呈した。

 この日夜の府連緊急三役会議後、平野博文代表が記者会見で「初当選時も、率先して推薦した」と、今回も太田知事の推薦を検討する理由を説明。党府議団の議論も踏まえ、来月1日の府連常任幹事会を目標に態度を決定するという。

 同党は「相乗り禁止」の方針を掲げているが、平野代表は「自公の候補には乗れないが、民主の候補を自公が推薦することまでダメだとは言えない」と、結果的に相乗りになることは容認する姿勢を示した。

 一方、過去の知事選で太田知事に相乗りした自民、公明両党内では、「政治とカネ」を巡る問題のほか、太田知事が大阪市長選の民主党推薦候補の当選祝いに駆け付けたことに、反発が強まっている。共産党はすでに弁護士の梅田章二氏(57)の推薦を決めている。

(2007年11月23日 読売新聞)

1930片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/23(金) 16:50:19
「疑惑ある人支援できない」民主府連代表 太田知事問題
2007年11月22日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711220097.html

 民主党大阪府連代表の平野博文衆院議員(大阪11区)は22日、太田房江知事を巡る「政治と金」の問題に触れ、「次(の問題)が出たら、全く理解できない。どんどん出てくると、太田さんに決めようとしても、なんで疑惑のある人を支援するのかという反発が来る」と述べ、来年1月の知事選で3選を目指す太田知事の推薦を慎重に見極めていく姿勢を示した。「大阪市長選で勝利したので、いい候補者が出てくることを期待している」とも述べ、太田氏以外の選択肢にも言及した。同党は過去2回、自民、公明などと太田氏を推薦している。府連三役会後に語った。

1931片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/23(金) 21:00:04
11/20-12:50--倉敷市長選 伊東氏が出馬表明 岡山
http://www.okanichi.co.jp/20071120125044.html

 任期満了(来年5月18日)に伴う倉敷市長選に19日、元同市収入役の伊東香織氏(41)が無所属で立候補することを表明した。 JR倉敷駅前の商店街空き店舗で会見した伊東氏は「4年半、倉敷で過ごし、可能性を持っていると思っていた。倉敷は大きな岐路に立たされており、停滞している面もある。市民、企業の皆様と力を結集し、無限の可能性を引き出し、素晴らしい倉敷にしたい」と決意を述べ、商店街や地域経済の活性化、子育て支援、防犯・防災の強化、環境施策の充実などを公約に掲げる考えを示した。 伊東氏は福岡県出身。東大卒業後、郵政省(現総務省)に入り、日光郵便局、インターネット戦略企画室長補佐などを経て、03年4月に倉敷市総務局長として着任。04年7月に市収入役に就任した。今年8月に総務省に復帰し、多国間経済室長に就いたが、この16日に退職した。 伊東氏の出馬については、市議ら市民による「倉敷市政を刷新する会」が署名活動を展開。約1万2千人の名簿を伊東氏に手渡し、立候補を要請していた。 同市長選ではこれまで、現職の古市健三氏(59)が6月議会で再選を目指し出馬を表明。現市議会議長の秋山正氏(53)も出馬の準備を進めており、共産党も独自候補擁立を目指している。

1932片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/23(金) 21:06:17
選挙:京都市長選 民主、門川教育長に出馬要請 自公の“相乗り”排除せず /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20071123ddlk26010552000c.html

 任期満了に伴う京都市長選(来年2月3日告示)で、民主党が同市教育長の門川大作氏(57)に、党推薦候補としての出馬を要請したことが22日、分かった。門川氏は前向きに検討していることを示唆。受諾すれば民主党は独自候補擁立という責任を果たすことになるうえ、自公の同調は排除しない構え。門川氏が「相談したい相手がいる」と、自公の意向を探る可能性があることから、選挙の構図は共産対非共産の「二極」へ動く気配も出てきた。

 この日、下京区で民主党府連のパーティーがあり、会長の福山哲郎参院議員が市長選に言及。福山氏と前原誠司党副代表が打診した。福山氏は「前向きな返事がいただけると思っている」との見通しを示した。前原氏はまた、「三極を目指した。党の責任として候補者を擁立したい」とする一方、自公の相乗りなどは「排除しない」と明言した。

 4選不出馬を決めている桝本頼兼市長は門川氏について、「しっかり考えてくれると思う。素晴らしい人材」と期待感を表明。市長選の構図は「(市議会与党が分裂する)三極になることはないと思う」と、二極を望む姿勢を改めて示した。

   ◇   ◇ 

 門川教育長は69年、市教委に採用。総務部長や教育次長を歴任し、01年4月から現職。教育再生会議や中教審「初等中等教育分科会」の委員などを務めている。【朝日弘行、藤田文亮、椋田佳代】

毎日新聞 2007年11月23日

1933片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/23(金) 21:11:55
連合大阪、太田氏推薦で調整 大阪知事選
11月23日21時7分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071123-00000936-san-pol

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、連合大阪(川口清一会長)が、近く3選出馬表明する太田房江知事(56)を推薦する方向で検討していることが23日、分かった。連合大阪は今月発覚した太田知事の「政治とカネ」の問題をめぐり、推薦に慎重な姿勢を示していたが、太田知事が20日の会見で反省の態度を表したことにより、けじめがついたと判断した。民主党府連も太田知事推薦を軸に対応を協議する。

 太田知事は29日にも正式に立候補を表明、自民、民主、公明、社民の4党に推薦要請する予定。

 連合大阪は太田知事の選挙母体「21世紀大阪がんばろう会」の主体で、過去2回の知事選で太田知事を推薦している。

 今回の選挙でも当初から太田知事を推薦するとみられていたが、今月になって太田知事が東京の政治団体の事務所を親族が住むマンションに置き、月額5万円の賃料を支払っていたことなどが発覚。これを受け、太田知事が20日の会見で「府民の目線からみて理解していただけない点があった。申し訳ない気持ちでいっぱい」と反省の言葉を述べ、連合大阪は説明責任を果たしたと判断した。

1934片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/24(土) 05:11:36
福井市長選 前田県議、出馬取り下げ
「保守分裂で混乱招く恐れ」 讀賣福井

 12月16日告示、23日投開票の福井市長選への立候補を表明していた県議の前田康博氏(67)が23日、立候補を取りやめると発表した。

 同市内で記者会見を開き、「出遅れで選挙態勢の足並みが乱れている。保守分裂によって市民や支持者の混乱を招く恐れもある。一人でも選挙戦を戦う気持ちはあったが、山崎正昭・自民党県連会長や後援会幹部らと相談して決断した」と説明した。

 現在務めている自民党県連幹事長は辞職する意向という。

 前田氏は「市議、県議の経験を生かし、元気な福井市のまちづくりをしたい」と、19日に立候補を表明していた。

 同市長選には、前副市長の東村新一氏(54)=無所属=が出馬を表明しており、元市議の西村高治氏(64)=無所属、共産党推薦=も立候補の意思を固めている。

(2007年11月24日 読売新聞)

1935片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/24(土) 05:12:35
民主単独推薦で立候補要請 自公それぞれ対応協議
2008 京都市長選 讀賣京都

 来年2月の京都市長選で、民主党府連が同市教育長の門川大作氏(57)に民主単独推薦で立候補を要請したことを受け、民主に「相乗り候補」擁立を持ちかけていた自民、公明の関係者らは22日夜から23日にかけてそれぞれ対応を協議した。

 自民市議団は22日夜、緊急会議を開いた。井上与一郎団長は会議後、「(門川氏は)自民にとっても候補者の一人。市長選に向けて、現市政の継承、発展と、(自民、民主、公明相乗りと共産が争う)2極で、とずっと言ってきた。2極は大切なポイント」と、相乗り擁立の可能性に触れた。

 一方、共同歩調を打診していた民主が「単独推薦」を打ち出したことに対し、市議団から「門川氏が民主単独推薦を受けたのなら、自民は乗れない」などの反発が出たという。

 今後、24日の同党府連パーティーをめどに、国会議員と協議を進める。

 公明は府本部幹部らが23日に集まり、自民、民主、公明の与党3党相乗りを目指す方針を確認した。

(2007年11月24日 読売新聞)

1936片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/25(日) 07:36:21
金子県議支援団体 事務所開き
前橋市長選に向け 讀賣群馬

 前橋市長選(来年2月10日告示、同17日投開票)に出馬予定の金子泰造・自民党県連幹事長を支援する政治団体「クリーン前橋作戦会議」(代表・中村紀雄元県会議長)の事務所開きが24日、同市下小出町の公民館で開かれ、佐田玄一郎衆院議員のほか県議5人と前橋市議14人、支援者など約190人が集まった。

 金子県議は「火ぶたが切って落とされたという実感だ。心の底から神様に勝利を念じた。命がけで当選を目指して戦い抜く」とあいさつ。最後に、全員でガンバロー三唱をして、必勝を誓った。

(2007年11月25日 読売新聞)

1937片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/25(日) 07:42:24
自民市議団、結論を持ち越し
京都市長選・候補者選考で
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007112500007&amp;genre=A2&amp;area=K10

 来年2月の京都市長選に向け、自民党市会議員団は24日夜、団会議を開き、候補者選考について協議した。党内には市教育長の門川大作氏(57)を推す声もあるが、同日には調整がつかず、結論を持ち越した。

 自民府連は同日午前、京都市内で谷垣禎一会長、田中セツ子幹事長、井上与一郎市議団長が会談し、これまでの党内論議の経過や民主の動きについての対応を協議した。同日午後の府連パーティーでは谷垣氏や伊吹文明幹事長が「二極で戦う」との方針を明言した。

 これを受けて同日夜、急きょ市議団会議を開き、その後、緊急会見を設定した。会見で井上与一郎市議団長は「今日(24日)、谷垣会長、田中幹事長と私が門川氏と会い、門川氏から自民、公明の幅広い支援をお願いしたいとの話があった。候補として門川氏を含め、これから協議していく」と説明した。

 門川氏については、民主党府連がすでに立候補を打診している。

1938片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/26(月) 05:34:34
「候補者、地域判断で」
大津市長選 小沢氏、見解示す 滋賀
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007112500099&amp;genre=A1&amp;area=S00

 民主党の小沢一郎代表は25日、大津市内で記者会見し、来年1月の大津市長選への関わりについて「地域の事情があると思う」と述べ、必ずしも独自候補擁立にこだわらない考えを示した。

 小沢代表は、先の大阪市長選で同党の推薦候補が勝利したことを挙げ、「何としても市政を転換しようとの熱意が市民に理解してもらえた」と、独自候補を立てた意義を強調した。

 その一方で、「これは地域の問題だ。大津市は県庁所在地だが、(候補者擁立は)地域の判断に任せる以外にない」と述べた。

 大津市長選には、同党県連も独自候補を立てることを検討しているが、同党系の市議会会派は現職と争うことに慎重で、人選は難航している。

1939片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/26(月) 05:36:33
>>936
あなたはもう忘れたかしら

自民府連幹部「二極で」
京都市長選 会合で発言相次ぐ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007112500029&amp;genre=A2&amp;area=K10

 来年2月に行われる京都市長選で、民主党が市教育長の門川大作氏(57)に対して市議会与党が相乗りしない「三極」を前提に立候補を要請する方針を明らかにしたが、京都市左京区で24日に開かれた自民党府連のパーティーで、与党が相乗りして共産党勢力と対決する「二極」を目指すべきとの発言が府連幹部のほか、府知事や京都市長からも相次いだ。

 谷垣禎一府連会長は冒頭のあいさつで大阪市長選に触れ、「実質三極で戦い、自民党にとっては良い形に収まらなかった。(京都市長選は)できれば二極で戦うべきだと考えており、早急に結論を出さねばならない」と述べ、公の場で初めて二極が望ましいとする考えを表明した。

 また、懇親会であいさつした伊吹文明党幹事長も「三極にした大阪の間違いを繰り返してはいけない。二極にしなければ駄目なんです。それが市民のため。谷垣会長を中心にいい候補者を選び、党本部として府連の推薦をお待ちしている」と発言した。

 さらに、山田啓二府知事が「京都の発展は府市協調で成し遂げた。桝本頼兼市長の意志を継ぐ候補者の擁立を心から願う」と述べ、市会与党が割れて三極になれば府政運営にも影響が出るとみられることから、二極が望ましいとの考えを示した。

 桝本市長も「選択肢が多い三極がいいという市民もいるが、市政が停滞し、混乱しても構わないという人はいない」とし、あらためて統一候補擁立に向け与党の結束を求めるなど、二極論が相次いだ。

 ただ、谷垣、伊吹両氏とも、民主が擁立を目指しているほか、自民からも推す声が上がっている門川氏については一切言及せず、伊吹氏は民主の動き対し「二極にするためには言論を慎重にするのが当たり前だが、この2、3日の動きはやや学芸会的であり、国立劇場の古典劇のような選考プロセスを経ないといけない」とけん制した。

1940片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/26(月) 05:49:14
米沢市長に安部三十郎氏再選 野村氏ら3新人振り切る
2007年11月25日(日) 23:48 山形
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200711/25/news20071125_0422.php

 任期満了に伴う米沢市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の安部三十郎氏(54)=川井=が、元県議の野村研三氏(61)=李山、元市議の川野裕章氏(48)=城北2丁目、元市議の鈴木睦夫氏(63)=相生町=の3新人を大差で退け、再選を果たした。投票率は63.33%。前回の65.46%を2.13ポイント下回った。

 安部氏は「市民こそ主役」を掲げて、特定の政党や団体に依存せず、後援組織「夢のある米沢をみんなでつくる会」(みんなの会)を軸に徹底した草の根戦術を展開。無認可保育園を援助する「認証保育所制度」の創設や、米沢藩政時代の棒杭(ぼっくい)市の再現といった1期4年間の実績を訴え、各年代層から幅広く支持を集めた。

 野村氏は県議時代からの後援会のほか、経済人など超党派でつくる支援組織「元気米沢夢づくり市民会議」がフル回転し、組織力で対抗。終盤は安部市政への批判を強め追い上げを図ったが、現職批判票をまとめきれなかった。

 川野氏は「オール置賜」をキャッチフレーズに広域合併の必要性を前面に打ち出したが、伸び悩んだ。選挙戦で4候補がともに合併推進を唱え、政策の独自性が薄れてしまったのも響いた。

 鈴木氏は医療や介護分野での広域事務組合設立、合併に向けた円卓会議の設置などを訴え、マニフェスト型選挙を仕掛けたが、知名度不足を克服できなかった。

 再選が決まった安部氏は同日夜、金池7丁目の事務所で「米沢市は多くの課題を抱えているが、大河ドラマの放送など明るい話題もある。市民と行政が力を合わせて取り組んでいきたい」と語った。

1941片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/26(月) 06:21:35
太田・大阪府知事、出馬会見を延期へ
2007年11月26日06時06分
http://www.asahi.com/politics/update/1125/OSK200711250030.html

 来年1月10日告示の大阪府知事選をめぐり、3選を目指している太田房江知事の支持母体「21世紀大阪がんばろう会」は、29日に予定していた太田知事の出馬表明会見を延期する方針を固めた。太田知事の「政治とカネ」の問題が相次ぎ、会の内部にも批判の声があることから、過去2回の選挙で推薦を受けてきた自民、民主、公明の各党や連合大阪の対応を見極めたうえで、12月上旬に仕切り直す方針だ。

 太田氏を巡っては今月に入り、親族への事務所費支給や1回100万円の高額講演料などの問題が相次いで発覚。大阪市長選では民主推薦で当選した平松邦夫氏と一緒に万歳をしたことが自民、公明の猛反発を招いた。

 府議会の自民、民主、公明の各会派が近く議員団総会で対応を話し合ううえ、知事選を巡る連合大阪の会合も予定されていることから、対応を見極めてから立候補表明をした方が理解を得やすいと判断したとみられる。12月10日に府議会が開会することから、それまでに会見を設定する方針だ。

1942片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/27(火) 04:37:24
公明、門川氏支持が大勢 讀賣京都

 来年2月の京都市長選を巡り、公明党市議団は26日、議員会を開いた。自民、民主、公明3党相乗りでの出馬意向を示している市教育長の門川大作氏(57)を支持する意見が大勢を占めた。同様に門川氏支持が広がっている市議会最大会派・自民党市議団の動向を視野に、最終判断する。門川氏は26日、報道各社に文書でコメントを発表、「市政発展のためには、幅広い市民、政党の支援が是非とも必要。しかるべき時期に決意を公にしたい」と、近く正式に立候補表明する考えを示した。

 公明党市議団の議員会では、「現市政を発展継承でき、市長与党の3党が団結して市政が進められる」として、門川氏支持が大半だったという。日置文章・市議団長らが25日、門川氏と面談。政党の枠組みについて、門川氏は「(自民、民主、公明の)与党会派が結束できる形が望ましい」と話したという。

(2007年11月27日 読売新聞)

岡田氏3党に推薦を依頼

 京都市長選への立候補を表明した洋品製造卸会社「ムーンバット」(京都市)相談役の岡田登史彦氏(61)は26日、自民、民主、公明の3党に推薦を依頼した。記者会見で、「1200年の都をしっかり経営したい」と語り、3党から推薦が得られなかった場合でも、「市民派らしい戦いをしたい」と話した。

(2007年11月27日 読売新聞)

1943片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/27(火) 10:27:00
選挙:大阪府知事選 あと2カ月 太田氏相乗り崩壊も−−高額謝礼に自民反発
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2007/11/25/20071125ddn012010019000c.html

 ◇自民、独自候補の擁立模索

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選を控え、3選を目指す太田房江知事(56)の「政治とカネ」を巡る問題が波紋を広げている。過去2回の知事選は、共産を除く各党が相乗りで太田氏を推薦してきたが、自民が徹底追及の構えを見せる一方、民主は太田氏支持に傾いており、相乗りが崩壊する可能性が高まっている。知事としてのモラルや資質を問う声も挙がるが、現在のところ太田氏と共産推薦の新人以外に立候補の動きはなく、独自候補擁立を模索する自民の態度決定がカギになりそうだ。【坂口佳代】

 「府民に申し訳ない気持ちでいっぱい」。太田氏は20日の記者会見で、「法律上問題ない」というそれまでの主張を一転させ、低姿勢で謝罪した。同日夜に開かれた当選1回府議の会合でも、涙を流して陳謝。21日には、自民党本部に伊吹文明幹事長や二階俊博総務会長らを訪ねるなど、「おわび行脚」に懸命だ。

 一連の問題については、太田氏を支持してきた財界や連合大阪からも批判が噴出した。ある財界関係者は「中小企業に100万円は小さい金額ではなく、誤解を招く」と怒りを隠さず、連合大阪の脇本ちよみ事務局長も「知事の説明は納得できない」と、公然と批判。公明府議には支持者から「女性だからクリーンと思っていたのに裏切られた」などのクレームが相次いだ。

 さらに太田氏が、大阪市長選(18日投開票)で初当選した民主推薦の新人、平松邦夫氏の事務所で一緒にバンザイし、現職の関淳一氏を推薦した自民、公明関係者の怒りを増幅させた。

 しかし、「謝罪会見」を境に財界や連合大阪は「一定のけじめはつけた」として、問題を終息させる方向に動き始めた。両者を中心とする太田氏の後援会は、29日の出馬表明に向けて準備を進めている。民主府連も「衆院選を控え、連合大阪とまた裂きになれない」(幹部)という事情から、太田氏支持で同調するとみられる。

 一方、元々太田氏に批判的な自民府議団は、公開質問状を出すなど批判を強め、独自候補擁立も模索している。公明は、自民に同調していないものの、「衆院選を考えると知事選は自公でやらざるを得ない」(府本部幹部)という立場だ。

 知事選には、既に弁護士の梅田章二氏(57)が共産推薦で出馬表明している。

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 ■ことば

 ◇太田知事の「政治とカネ」問題

 中小企業経営者らでつくる「関西企業経営懇談会」(30人)が03〜07年、大阪市内のホテルで飲食会を計11回開催。太田氏は公務で出席し、1回50万〜100万円、計981万円の講師謝礼を受け取った。会員企業21社が、府から工事など計約36億円を受注していたことも判明。また、04〜07年、実家やおいのマンションを後援会事務所として届け、後援会から月額5万円が父親やおいに支払われた。

毎日新聞 2007年11月25日 大阪朝刊

1944片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/28(水) 05:47:38
自民県連が資金パーティー
前橋市長選への決起色濃く 讀賣群馬

 自民党県連主催の政治資金パーティー「政経セミナー」が27日、前橋市の県総合スポーツセンターで開かれ、党員ら約5000人が参加した。福田首相の就任祝賀会が行われたほか、事実上、金子泰造県連幹事長が出馬する来年2月の前橋市長選に向けた決起集会ともなった。

 福田首相は公務のため欠席したが、金子氏と大沢知事の3人で出演したビデオの中で、「県都・前橋をしっかり守ってもらいたい」と金子氏を激励。大沢知事も「しっかり戦ってほしい。(先の知事選で金子氏から)受けた恩をお返ししたい」などと語った。

 県選出国会議員は、小渕優子衆院議員と山本一太参院議員が欠席したが、尾身幸次前財務相、佐田玄一郎前行政改革相らが次々と登壇し、参加者に同市長選での結束を求めた。

 金子氏は同日付けで幹事長を辞任、今後は選挙準備に専念する。パーティー終了後、記者団に「同志の思いは感激に耐えない」と述べた。

(2007年11月28日 読売新聞)

1945片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/28(水) 05:51:53
「改革逆行ダメ」野党注文
平松氏、自・公・共にあいさつ 讀賣大阪

 大阪市長選で初当選した平松邦夫氏(59)が27日、市議会を訪れ、正副議長や、「野党」となる自民、公明、共産の各会派に当選のあいさつをした。自公の両会派からは「選挙で応援を受けた団体に配慮して、改革に逆行することがないように」と厳しい声が上がった。

 平松氏の市議会訪問は、選挙で推薦を受けた民主会派にあいさつした22日に続き2回目。自公の議員控室を個別に訪れた平松氏は、やや緊張した面持ちで「少数与党とか野党とかではなく、市民のためになるように一緒に力を合わせてほしい」などと述べた。

 これに対し、自公側は「反対のための反対をする気はない」としつつも、「市労連(市労働組合連合会)や部落解放同盟が選挙の担い手だったことは事実だ。改革に逆行することは認められない」「応援を受けた団体を特別扱いしてはいけない」などと次々に注文。議会運営について「方針を事前に十分説明するように」とクギを刺す場面もあった。

 一方、共産会派の控室では、幹事長らに当選のあいさつをするにとどめた。

 この後、平松氏は記者団に「選挙戦が終わって1週間以上たつので」と、この日を野党訪問のタイミングに選んだ理由を説明。各会派から市労連などとの関係を追及されたことについては「職員厚遇問題は二度と起こさない。部落解放同盟への厚遇もあるとすればいったんリセットし、本当に人権問題として必要なものについて考えていきたい」と語った。

(2007年11月28日 読売新聞)

1946片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/29(木) 00:37:45
自民も門川氏を推薦へ NHK京都

来年2月に行われる京都市長選挙で、自民党京都市会議員団は29日、京都市教育委員会の門川大作教育長を候補者に推薦する方針を固めました。

京都市長選挙をめぐっては、市議会与党の自民・民主・公明の各会派がそれぞれ候補者選びを進めていて、今月22日、民主党が、他の党に先駆けて、門川教育長に単独の候補として立候補を要請したことを明らかにしています。
自民党の市会議員団は、29日午後、会議を開き、自民党幹部がすでに示していた市議会与党による統一の候補者を選ぶ方針に基づいて、門川教育長を推薦する方針を固めました。
自民党の関係者によりますと、党内部では、一部で中央の官僚を候補者に推す声もありましたが、きょうまでに本人が立候補を固持したことが確認されたため、門川教育長を推薦する方針が全会一致で決まったということです。
自民党市会議員団の井上与一郎団長は「議論を尽くした結果、桝本市政を継承・発展し、民主・公明との3会派で一致して選挙戦を戦える候補者はほかにいないと判断した」と話しています。
公明党はおととい門川氏を推薦する方針をすでに決めているほか、民主党もほかの政党が門川氏を推薦することに柔軟な姿勢を示しています。
京都市長選挙では、いずれも無所属で、共産党が推薦する弁護士の中村和雄氏と、傘製造卸会社相談役の岡田登史彦氏がすでに立候補を表明しています。

1947片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/29(木) 01:31:17
「太田氏はふさわしくない」 大阪府知事選で自民府議団総会
2007.11.28 21:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071128/lcl0711282132006-n1.htm

 来年1月10日に告示、同27日に投開票される大阪府知事選で、3期目を目指す太田房江知事(56)への批判を強めている自民党府議団の総会が28日開かれ、事務所や多額の謝礼など知事をめぐる「政治とカネ」の問題で「太田氏は候補者としてふさわしくない」という声が相次ぎ、別候補者の擁立に向け調整を急ぐことを申し合わせた。知事選の対応で府議団が本格的に協議したのは初めてで、「反太田氏」を鮮明にした形だ。

 また、大阪市長選で自民、公明が推薦したが落選した関淳一氏が訪れ、支援に礼を述べた。太田知事は、当選した民主推薦の平松邦夫氏のもとを早々と訪れ、バンザイして自公関係者に批判されており、「好対照」という声も聞かれた。

 総会には約40人の府議が出席。非公開で行われたが、朝倉秀実幹事長によると、発言した約10人いずれも太田氏について否定的な意見で、太田氏を推す声はなかったという。このため、別候補者の選定を急ぐが、有力な人材は見つかっておらず、12月議会開会予定の来月10日までに選定したいとしている。

 朝倉幹事長は「府民の声を聞くと、知事の一連の問題に厳しい。太田氏以外では『自公民』3党の相乗りも構わない」と述べた。これに対し、民主党府議の1人は「大阪市長選からの流れがあり、一緒に新しい候補者を探すというのは難しい」といい、対決姿勢だ。

 一方、この日早朝には、府議団が東京で自民党国会議員と会合を開き、府議団の声を伝えるとともに、前々回の知事選で党本部と府連が別候補を推した「ねじれ」を避けるよう要請した。

1948片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/29(木) 05:44:14
自民府議団 選挙に独自候補も模索 太田知事に批判相次ぐ 公明府議団「推薦は未定」 讀賣大阪

 来年1月の府知事選に向け、自民党府議団は28日、議員団総会を開いた。発言した府議約10人が全員、太田房江知事を批判した。公明党府議団がこの日開いた総会でも、高額謝礼金問題などでの太田知事の姿勢を疑問視する意見が相次いだ。両党とも今後も検討を続けるが、共産党以外の各党相乗りで出馬する意向の太田知事にとっては厳しい内容となった。また、自民党府連はこの日、党本部(東京)で府選出国会議員と府議団代表が今後の対応を協議。12月10日をめどに推薦候補を選び、自公の枠組みも維持することを確認した。

 午後3時半から府庁内であった自民党府議団総会では、太田知事に対し、「府職員の士気を下げている」「高額の講師謝礼金問題で、府民の不信感は強い」など批判的な声が続出した。大阪市長選で当選した平松邦夫氏(59)(民主、国民推薦)の隣で万歳を繰り返した太田知事の姿に「気持ちがぷっつり切れた。あんなに府議の気持ちをくみ取れない知事とは思わなかった」と話す府議もいた。

 府議団内には独自候補擁立を模索する動きもあり、朝倉秀実・府議団幹事長は総会終了後、「太田知事でいいという状況には全くないが、推薦候補については、太田知事も含めあらゆる可能性を探る」とさらに協議を続ける考えを示した。

 また、この日午前にあった公明党府議団の総会でも大阪市長選での“万歳問題”など太田知事に対して厳しい声が多数を占めた。野田昌洋・府議団幹事長は「支持者も含め太田知事に対して厳しい声が多いが、誰を推薦するかはまだ何も決まっていない」と話した。

(2007年11月29日 読売新聞)

1949片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/29(木) 17:48:14
民主が独自候補擁立へ 来年1月の大阪府知事選 '07/11/29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200711290305.html

 任期満了に伴う来年一月の大阪府知事選で、民主党府議団は二十九日、太田房江知事(56)の支援を見送り、独自候補を擁立する方針を固めた。

 三選を目指している太田氏が高額の講演謝礼を受け取っていた問題などで府議団の批判が高まっていることや、大阪市長選で民主推薦の候補者が当選したことから、独自候補擁立を求める声が府議団内で強まっていた。

 前回の知事選で民主とともに太田氏を推薦した自民、公明両党内にも太田氏の政治資金問題への批判が強く、知事選への態度は未決定で、今後の対応が注目される。

 太田知事は十二月七日に出馬表明する見通し。

1950片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/29(木) 17:59:08
民主、太田氏の擁立断念 独自候補擁立へ 大阪府知事選
11月29日14時24分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071129-00000940-san-pol

 来年1月10日に告示、同27日に投開票される大阪府知事選で、大阪府議会の民主党会派の民主党無所属ネットは29日、3期目を目指す太田房江知事(56)を推薦せず、独自候補を擁立する方針を固めた。相次ぐ知事の「政治とカネ」の問題で、府民の支援を得られないと判断した。民主党府連も同調する見通しだが、候補者の具体的な名前は挙がっていない。3選に向け、12月7日に出馬表明を予定している太田氏が立候補しない可能性も大きくなった。自民党府議団は太田氏以外では民主との連携も可能としている。
 知事選をめぐっては、民主党府連は22日に3役会を開き、太田氏を含めて候補者を検討するとしていた。しかし民主会派が26日とこの日、2回にわたって総会を開いて対応を検討。総会の時間を関係者以外に知らせないなど極秘に議論を進めた結果、府議の支援者から太田氏批判が相次ぎ、府民の支援を得ることが難しいことから、太田氏推薦に反対する声が絶えなかったとみられる。
 民主府議の1人は産経新聞の取材に、「太田氏では無理。別候補はこれからだ」と断言した。太田氏の支持母体となっている連合大阪は7日までに知事選対応の結論を出すとしているが、共闘関係にある民主の独自候補擁立が大きな影響を与えるのは確実だ。
 一方、かねてから太田氏に対決姿勢を打ち出していた自民党府議団は28日の総会で、別候補の擁立に向け調整を急ぐことを確認している。また公明党府議団は「『政治とカネ』の問題で厳しい意見があり、太田氏を擁立することには厳しい意見が増えている」としており、太田氏が出馬した過去2回の知事選と同様に自民・公明と民主が相乗りで、別候補を擁立する可能性が出てきた。
 太田知事をめぐっては今月に入り、「政治とカネ」の問題が相次いで表面化。東京の政治団体が事務所を母や甥(おい)が住む2カ所のマンションに置き、月額5万円の賃料を支払っていたことや、知事が中小企業経営者らでつくる「関西企業経営懇談会」の飲食を伴う会合に出席し、1回当たり50〜100万円計883万円を講師謝礼として受け取っていたことが表面化し、府民から激しい批判が出ていた。

1951片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/01(土) 03:17:48
大阪府知事選、「非太田」統一候補へ動き加速
11月30日21時59分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000968-san-pol

 来年1月10日に告示、同27日に投開票される大阪府知事選で、太田房江知事(56)を推薦しないことを決めた自民、民主、公明の3党府議団は30日、「非太田氏統一候補」を目指して調整を始めた。民主は党本部方針の「独自候補」を前面に出しているが、先に推薦した候補者を他党が推すことは認めており、自民も同日、府議団幹部がこの方式を含む選定作業を行うことを確認した。公明は候補者選定を急ぐ自民、民主を仲介し、調整を図る見通しだ。
 これまで民主党府議団は比較的太田氏に近いとされてきたが、29日に太田氏を推さないことを決めたことで、3党は統一候補に向けて「共同歩調」をとることが容易になり、急ピッチで人材探しを進めている。
 自民党府議団は30日、幹部らが集まる幹事会を開催。この中で候補者の選定方法について議論し、中央政界の「自公」か、「自公民」の枠組みで取り組むことを確認した。朝倉秀実幹事長は産経新聞の取材に「自民公明、民主の府議団幹事長が情報交換する」としており、3党話し合いの中で統一候補が浮上する可能性に言及した。
 一方、民主党府議団は、党本部が政党相乗り禁止を掲げていることから独自候補にこだわるが、先に民主が推薦した候補者を後から自・公が推す形には、府議団幹部も「結果的に“相乗られる”のはありだ」と認めている。このため、仲立ちをする公明関係者は「自民、公明がめぼしい人材を見つけたうえで、先に民主に推薦してもらう方法を探る」と明かす。
 公明党府議団は議会運営でも自民、民主の「パイプ役」として動いており、その調整能力を候補者選定でも活用。人材探しはせずに、自民、民主の利害調整に徹する見通しだ。
 候補者選定は12月議会開会の10日がめどで、太田氏が通産官僚出身だったことから、中央官僚出身者は外れる可能性が高く、現職国会議員も難しいとみられており、学者やメディア関係者ら民間人が対象になるとみられる。

1952片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/01(土) 22:11:50
選挙:大阪府知事選 「反太田」雪崩現象 世論の反発、読み違え
http://mainichi.jp/kansai/news/20071201ddn002010035000c.html

 ◇民主府連幹部「裸の王様や」

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選は、自民、民主、公明3党に加え、連合大阪や創価学会までが3選を目指す太田房江知事(56)を推薦しないことを決めた。過去2回の知事選で太田氏を支えてきた政党・団体が、30日までの3日間で「反太田」に雪崩を打った背景には、太田氏の「政治とカネ」問題などに対する世論の強い反発や、衆院選を控えた政党側の危機感があった。太田氏は30日、予定通り立候補する意向を表明したが、従来のような組織選挙は不可能だ。【犬飼直幸、大場弘行】

 ■崩れたシナリオ

 四面楚歌(そか)の太田氏が30日午前、記者団に3選出馬への意欲を語ったと聞いた連合大阪幹部はあぜんとした。太田氏は苦境の打開策として、事務所費問題で批判された東京の後援会の廃止▽高額謝礼を受け取った中小企業経営者らの飲食会に今後出席しない−−などを表明。知事選の実動部隊を担ってきた連合大阪が求めてきた内容だったが、「そのシナリオはここ数日で狂ったんだ。もう連合のハラは固まった」(幹部)。同日朝の緊急会議で太田氏を推薦しない方針が決まった。民主党府連幹部も「裸の王様や。支持団体の総崩れに気づいてない」と突き放した。

 政治とカネ問題は11月1日に発覚。だが、太田氏は「法律上問題はない」と主張、さらに大阪市長選で民主推薦の新人とともにバンザイした“事件”の非も認めなかった。後に陳謝して回ったが、既に手遅れだった。

 ■擁護姿勢一変

 最初にかじを切ったのは自民党府議団だった。もともと太田氏に批判的なグループを抱え、政治とカネについて公開質問状を出すなど、徹底追及の構えを見せた。「バンザイ事件」で議員らの怒りは増幅。28日の総会では「太田氏不支持」に異論は全く出なかった。

 一方、民主党府議団幹部は「うちは連合との関係もあり、公開質問状は出せない」と、擁護姿勢だった。11月20日の太田氏の謝罪会見を受け、民主党府連は推薦の検討を始めた。しかし23日にそれが報道されると、「なぜ推薦するのか」と府連事務所に連日数十本の電話が殺到。26日の府議団総会でも、太田氏批判が相次いだため、連合大阪と水面下で方針転換へ動き出した。

 追い打ちをかけたのは28日だ。自民党府議団の太田氏不支持の決定が、民主党関係者に衝撃を与えた。同夜、民主党府連幹部は毎日新聞の取材に「このままでは自民はクリーンで、民主はダーティーな『守旧派』というイメージになる。推薦はあり得ない」と断言。29日の民主党府議団総会で、幹部が「太田氏以外の独自候補擁立を府連に要請する」と告げると、全議員から割れんばかりの拍手が起きた。

毎日新聞 2007年12月1日 大阪朝刊

1953片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/02(日) 14:12:18
大阪府知事選、民主候補に自公が乗る「京都方式」も
2007年12月02日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712010219.html

 来年1月の大阪府知事選で自民、民主、公明3党は1日、太田房江知事に代わる独自候補の擁立作業を本格化させた。大阪市長選で完敗した自民、公明は民主主導の候補擁立に期待を寄せ、民主もこれを拒まない姿勢を見せる。具体的な候補者名や政策はまだ見えていないが、府議会の与党3党による相乗り候補探しが始まった。

     ◇

 「衆院選でどうせ戦う。でも、府政はそうじゃない」。自民党府連の中山太郎会長は1日、自民と民主が知事選で対決するかと問われ、即座に否定した。民主との相乗りを容認したのだ。

 大阪市長選での敗北で、党本部からは総選挙を前に連敗は許されないとクギを刺され、府選出国会議員は「こっちは粛々と民主の候補に乗るだけだ」。ただ、府議の一人は「相乗りは談合。どうやって批判をかわすか頭が痛い」と明かす。

 公明も事情は同じ。支持母体の創価学会は関西6小選挙区の議席死守に向けて力が入る。「衆院選を控え、知事選はできるだけ力を使わずに勝ちたい」(関係者)というのが本音だ。

 公明府議の一人は「一番いいのは京都方式」と言う。現職市長が引退する08年2月の京都市長選でとられた手法だ。民主が独自候補擁立を打ち上げ、その候補の要請を受ける形で自公が相乗りする。首長選での「原則相乗り禁止」の民主の顔も立ち、対立したくない自公にもメリットがあるというわけだ。

 民主の平野博文府連代表も「他の政党がうちの候補に『乗せてくれ』というのを否定はできない」との発言を繰り返している。ある府議は「民主単独での選挙は厳しい。資金の問題もある」という。ただ、同党は「他党と相談しながら候補者を探すことはない」(半田実府議団幹事長)として、事前のすりあわせは否定している。

 一方、こうした3党の動きに、知事選で梅田章二氏を推薦する共産党府議団の宮原威団長は「太田氏を2期8年支えてきた3党にも責任がある。政治とカネの問題が起きるのは体質の問題。頭だけ変えて構造を温存するなら、府民に背を向けた話だ」としている。

1954片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/02(日) 14:17:26
政治とカネ、衆院選に影響 「太田降ろし」各党雪崩
http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007120101000530.html

 多額の講演料や事務所費問題など「政治とカネ」で、1月の選挙に出馬が困難な情勢となっている太田房江大阪府知事(56)。問題発覚前は3選確実とみられていたが、次期衆院選をにらみ、有権者の反発を恐れた自民、民主、公明3党は1日、「太田降ろし」に雪崩を打った。

 この日午前、自民党大阪府連で開かれた総務会の後、西野陽衆院議員は記者会見で「知事選が衆院選の直近の選挙になる気配もある。影響は当然出る」と、候補者選考も含め慎重に対応する考えを示した。

 一方、太田知事の選挙母体の中核、連合大阪。太田知事との良好な関係は周知の事実で、連合が推薦を決め、民主党が追随するとの見方が有力だった。

 しかし府議団は太田知事不支持を決定。「小選挙区で議席を守るには『政治とカネ』をめぐる有権者の声は無視できない」(民主党府議)のが本音だ。

 これに連合大阪も配慮。「知事選と同時期に衆院選があれば、イメージの悪い知事を応援しながら民主党を応援することになる」と太田知事との“蜜月関係”に終止符を打った。

2007/12/01 19:54 【共同通信】

1955片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/03(月) 01:42:23
大阪府知事選、候補者選び加速か 急ピッチで選定作業
12月3日1時28分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071203-00000901-san-pol

 来年1月10日告示、同27日に投開票される大阪府知事選で、各党の候補者選びが3日以降、一気に加速しそうだ。

 自民党府連は3日、太田房江知事(56)の不支持を党本部に報告、民主党府連も4日に同じ報告を行い、両党とも了承するとみられる。公明はすでに太田氏不支持を機関決定した。告示1カ月前となる10日ごろまでに、「非太田氏」の3党相乗り候補者を視野に選定作業が急ピッチで進められる。

 自民党府連は、太田氏が初当選した平成12年の知事選で、党本部が推す太田氏と別の候補者を推薦した分裂選挙を経験したことを踏まえ、今回は「絶対に『ねじれ』をしない」ことを党本部と申し合わせており、共同歩調をとるとみられる。民主党府連は1日の常任幹事会で太田氏不支持を確認した。党本部は「相乗り禁止」の方針を打ち出しているが、府連の平野博文代表は、先に民主が推薦した候補者に他党が相乗りすることは容認しており、公明を仲介役として3党相乗り候補の擁立が進められる見通しだ。

 有力な候補者名は挙がっていないが、自民、民主は候補者となる人材に直接会い、水面下で交渉を続けている。

 一方、太田氏は3日午後、府議会議会運営委員会で12月議会の議案などについて説明。「政治とカネ」の問題が明るみに出て以降、議会に姿を現すのは初めて。5日には府議会決算特別委で一連の問題を釈明する。太田氏は7日に出馬表明を予定しており、なお立候補に意欲があるとみられるが、こうした府議会の場で不出馬の意向を明らかにする可能性もある。

1956片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/03(月) 01:44:21
太田氏に出馬断念説得へ 大阪知事選、財界など後援団体  '07/12/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200712030145.html

 任期満了に伴い来年一月に実施される大阪府知事選で、三選を目指していた太田房江知事(56)の後援団体で、経済界や連合大阪でつくる「21世紀大阪がんばろう会」が出馬を断念するよう最終的な説得に乗り出すことが二日、分かった。

 三日午後に幹部が太田氏と直接会い、立候補を断念するよう迫る。ただ、太田氏はまだ出馬に強い意欲を持っているとされ、同日中に決断するかどうかは不透明だ。

 太田氏をめぐっては、中小企業経営者らとの会合で多額の講演料を受け取っていたことなどに批判が相次ぎ、前回選挙で推薦した自民と民主、公明三党の地元組織が一日、それぞれ不支持を決定した。連合大阪も支持しない方針を決め、太田氏を支える基盤が事実上崩壊した。

 がんばろう会関係者は「出馬しても勝算はない」と判断した上で、太田氏が説得に応じない場合でも「三日で会の活動は事実上、停止する」と述べた。

 太田氏はこうした厳しい状況を打開しようと十一月二十七日、自民党本部で古賀誠選対委員長と会い支援を要請したが、明確な回答は得られなかった。経済界からも太田氏を擁護する声は上がらず、出馬は極めて困難な情勢となっていた。

1957片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/04(火) 17:23:19
クローズアップ2007:大阪府知事選、混とん 相乗りへ自民秋波
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20071204ddn003010017000c.html

 大阪府知事選は、3選を目指していた太田房江知事(56)が立候補を断念したことで、来年1月10日の告示に向け、各党による候補者選定の動きが加速している。太田氏は00年に全国初の女性知事として初当選して以来、2期8年の実績を武器に3選にも自信を示していたが、「政治とカネ」問題で不出馬に追い込まれた。府議会与党の自民、民主、公明3党は相乗りを模索する一方、衆院選を控え、府民の批判を懸念する声もあり、知事選の行方は混とんとしている。【石川隆宣、犬飼直幸、大場弘行、脇田顕辞】

 ◇民主、党本部との板挟み

 自民、民主両党は3日、候補者選定の動きを本格化させた。公明を加えた3党の相乗りも模索するが、両党には有権者の批判を懸念する声も強い。3党は候補者擁立のめどを告示1カ月前の10日ごろとし、複数の名前が浮上しているが、候補者や政党の枠組みの行方は流動的だ。

 自民党府議団は3日の総会で、知事選の対応を協議。これまで相乗りに積極的だったが、この日は主戦論も出た。朝倉秀実幹事長は終了後、「相乗りするとは言っていない。主体的に候補者を選定する」と述べた。ただ「時間的制約があるので、候補者が重なることがあるかもしれない」と、結果的に相乗りになる可能性は否定しなかった。

 自民、公明両党は、大阪市長選(11月18日)で民主推薦候補に敗れたショックが大きく、「連敗は絶対許されない」(公明党関係者)という事情がある。このため、太田氏不支持を決めた直後から、民主党側に盛んに秋波を送ってきた。

 相乗りのモデルにされているのは、来年2月の京都市長選。民主が立てた候補に、後から自公が乗る方式だ。民主府議団幹部は「『民主が候補者を探したら誰でも乗るから』と自民から言われた」と明かす。民主府連の平野博文代表も1日の記者会見で「うちが素晴らしい候補者を立てて、他の政党が一緒に乗ることは一概に否定できない」と述べた。

 しかし、民主府連内では「結果的な相乗りは有権者へのごまかしだ。大阪市長選で勝った流れに乗り、単独でも擁立すべきだ」(民主府議)という主戦論も根強い。小沢一郎代表は11月25日、大阪市内で平野氏と会談した際、党の「相乗り禁止方針」に従わなかった京都府連に不快感を示したという。相乗りか、自公と対決か。府連幹部は「党本部との板挟みだ」と、頭を痛めている。

 候補者選びでは、自民、民主両党側から大学教員やタレント、元官僚、現職国会議員らの名前が挙がっているが、絞れる段階にない模様だ。自民党の伊吹文明幹事長は3日午後、国会内で中山太郎大阪府連会長に早急な候補者決定を要請。伊吹幹事長は会見で「府連が考えるべきこと。困った時、党中央に要求されては困る」と述べた。

 一方、太田氏は同日夕、関西財界と連合大阪でつくる後援会「21世紀大阪がんばろう会」の役員会に出席し、出馬断念を報告。会長の井上礼之ダイキン工業会長は、財界と連合大阪の考えが一致すれば、会の枠組みを残して候補者を支援することもある、とした。

 ◇太田氏、相談先もなく

 「お世話になりました。申し訳ありません」。太田氏は出馬断念の記者会見に先立ち、3日朝、自民党有力者に電話してこう述べた。太田氏にとってこの日は、出馬するかどうかの決断のタイムリミットだった。後援会「21世紀大阪がんばろう会」が、7日の出馬表明に向け、元々この日に幹事会や役員会をセットしていたからだ。

 関係者によると、太田氏は前日まで迷っていた。00年の知事選で、自民党が党本部と府連で分裂選挙をした経緯から、太田氏は常に同党本部を頼ってきた。しかし、同党幹部は「最近は、相談できる人もいなかったようだ。1人で決断したのではないか」と話す。

 3日午前9時ごろ、太田氏から電話で不出馬の意向を聞いた同会の井上会長は「1、2週間前はやる気満々だった。今朝は、やっぱりそう決断されたかという感じだった。政治家は清廉潔白でなければいけない」と淡々と話した。

 太田氏は、3党や連合大阪が不支持に雪崩を打ったこの数日間、自宅に帰らず、関係者を個別に訪問したり、電話で支援要請を続けていた。この間、テレビや新聞は見ていなかったといい、世論の動向を把握しきれていなかったとみられる。

 3日の記者会見では「大阪の将来との関係で『やろうや』と言ってくれた人もいた」と、悔しさをにじませる場面もあった。

1958片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/04(火) 17:23:59
 ◇関経連会長「5段階評価の4」

 「大阪再生」を掲げた太田氏は、元通産官僚らしい手堅い府政運営で、経済界から一定の評価を得た。危機的な財政状況の中、歳出抑制と職員削減、出資法人半減などの行財政改革を進め、財政再建団体への転落を回避した。

 企業誘致や中小企業支援に力を注ぎ、06年の武田薬品工業の研究所誘致失敗を教訓に、企業誘致関連の補助金を最大150億円まで増額。シャープ液晶パネル新工場の堺市への誘致につなげた。中小企業融資は目標の年間1兆円にほぼ達した。8月には関西国際空港第2滑走路がオープンし、24時間運用が可能になった。

 さらに、公約として掲げたひったくり発生件数の半減を達成。今年度には、小学校1、2年生での35人学級を実現した。

 関西経済連合会の下妻博会長(住友金属工業会長)は3日の定例会見で、太田知事について経済政策を評価した上で「政治家は本来、潔白・公正でなければいけないが、少し外れた気がする。5段階評価なら4」と採点した。「5に足りないのは私事に対する気遣い。長幼の序を重んじることや物の筋を外れてはいなかったか」と指摘し、「次の知事には清く正しく明るい人になってほしい」と述べた。

 ◆8年間の太田府政の歩み◆

00年 2月 横山ノック前知事の辞任に伴う知事選で初当選

    3月 大相撲春場所で土俵上での知事賞授与を拒まれる

    5月 府議会が自民提案の銀行税導入条例を可決

01年 2月 行財政改革プランを発表。りんくうタウン計画など21事業の見直しを表明

    3月 食肉市場関係者からの接待を府議会で認める

02年 3月 府出資の松原食肉市場公社、阪南中央病院を公金投入で民営化。処理案を府議会が了承

    4月 安全なまちづくり条例施行

03年 9月 「政党の推薦は求めない」として再選出馬表明。その後、政党の推薦要請に転換

04年 2月 前参議院議員の江本孟紀氏らを破り知事に再選

05年 2月 広域自治体「大阪新都」設立構想を正式表明

06年10月 武田薬品新研究所の府内誘致に失敗

07年 2月 裏金問題で府職員を大量処分。知事自身も減給

    4月 府内に進出する工場などへの補助金の上限を150億円にする企業立地促進条例施行

    6月 3選出馬を関係者に伝える

    7月 堺市へのシャープ新工場の誘致を発表

    8月 関空第2滑走路の使用開始

   12月 太田氏が3選出馬断念を表明

毎日新聞 2007年12月4日 大阪朝刊

1959片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/04(火) 18:31:03
民主・連合
黄瀬氏に最後のラブコール

来年1月の大津市長選を展望 《記者座談会》
豊田氏 30日のDJでお別れ?
=共産 来月早々に発表へ= 滋賀
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/07-11/n071129.html#1

◆大津・大津市◆
 来年一月十三日告示、二十日投開票の大津市長選は、現職の目片信・大津市長(66)が再選出馬に向け二十四日に約八百五十人を集めて新しい後援会の結成集会を行えば、同様に出馬を表明しているチケット販売業の田中敏雄氏(66)も連日街頭で市政の課題を訴えるなど、事実上、動き出している。片や民主・連合滋賀、共産党では、候補者擁立が難航気味だ。そこで記者座談会を行い市長選の行方を展望してみた。       【まとめ=石川政実】
 ----民主党の小沢一郎代表は二十五日、大津市内で記者会見し、「大津市長選で独自候補を擁立するのか」という記者の質問に対して意味深な発言をしたね。
 A 小沢代表は「都道府県、政令都市などの場合は、地方選挙といえども国政選挙に影響がある。(しかし)大津は県庁所在地だが、地元の判断にお任せする」と川端達夫県連代表(衆院議員)に配慮した発言になった。これで自主投票が強まったと見られている。
 B そもそも、これじゃ同党県連と連合滋賀が本気で候補者擁立に動いていたのか疑問だよ。連合滋賀では、十月にNPO運動の草分け的存在で政策フォーラム滋賀代表の阿部圭宏氏(49)に白羽の矢を立てたが、阿部氏が固辞。続いて人材育成などをサポートする(有)アイ・キャリアサポートの代表取締役で、NPOヒューマンサポート協会理事の黄瀬紀美子氏(55)にアプローチするが、同氏は首をたてにふらなかった。この二人にふられてからは、ほかの候補をさがす気力が感じられないね。
 A 民主党県連や連合滋賀は、いつあっても不思議でない解散総選挙をにらんで、滋賀1区の川端県連代表にとって、大津市長選で独自候補を立てる方が有利なのか、どうかの瀬踏みをしているのだろう。だけど自主投票でお茶を濁せば、市民の間で失望や憤りが渦巻いて、結果的には川端県連代表にダメージを与えかねない。
 B でも、まだ連合滋賀や民主は黄瀬氏を諦(あきら)めていないよ。今週一杯まで口説くはずだ。
 ----黄瀬氏がだめなら、それで終わりなのか。
 C 龍谷大学教授の竺文彦氏(60)や阿部氏、さらにはFM滋賀の取締役でDJも兼務している豊田一美氏(60)に最後のアプローチをすることも考えられるが、時間的な問題から黄瀬氏にすべてを賭けると思うね。
 A 豊田氏は、けじめをつける意味で三十日のFM滋賀のDJ番組でリスナー(聴衆)に劇的なお別れの挨拶をするかもしれない。同氏が推薦申請をした嘉田由起子知事を支援している「対話の会」が慎重な姿勢だっただけに、同氏の胸中は複雑に揺れていた。また激しいネガティブキャンペーンが始まるなど、同氏の知名度を恐れた動きが目についたね。ところで黄瀬氏が理事を務めるヒューマンサポート協会が来月二十日に琵琶湖ホテルで開催する異業種交流会のパーティ(定員百人、会費一万円)が少し気になるね。一方、共産党は、来月早々には独自候補を発表するはずだ。
(滋賀報知新聞)

1960片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/05(水) 03:04:18
大阪府知事選:橋下徹弁護士擁立を軸に自公が調整
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071205k0000m010174000c.html

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、自民、公明両党がタレントで弁護士の橋下徹(はしもと・とおる)氏(38)擁立を軸に調整していることが分かった。自民党幹部が3日、橋下氏と会い、立候補の意思を確認した。近く正式に出馬表明するとみられる。両党は民主党にも橋下氏の推薦を呼びかける方針で、相乗りでの擁立も目指している。

 3選を目指していた太田房江知事は3日、「政治とカネ」問題がきっかけで立候補断念を表明。自民、民主、公明3党は、相乗りも視野に候補者選定を急いでいた。

 自民党は橋下氏のほか、片山善博・前鳥取県知事や元アナウンサー、大学教員らにも出馬を打診してきたが、最終的に橋下氏擁立で決着する見通し。関係者は「橋下さんは正義感が強く、停滞した大阪を立て直し、明るくしようという強い熱意がある。テレビでの知名度も抜群だ」と話した。

 自民、公明両党は、来年2月の京都市長選のように3党相乗りを模索する考えだ。ただ、民主党は小沢一郎代表の「相乗り禁止」方針があるうえ、府連幹部は「こちらが立てた候補に、自公が乗るのは排除できないが、こちらから自公の候補に乗ることはない」と述べ、自公主導の相乗りには否定的だ。

 橋下氏は、大阪府立北野高校、早大を卒業し、94年に司法試験に合格。テレビのバラエティー番組などにレギュラー出演している。大阪市長選(11月18日)では、自民党が擁立を打診したが、断っていた。

 知事選には、弁護士の梅田章二氏(57)が共産推薦で出馬表明している。

毎日新聞 2007年12月5日 2時30分

1961片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/05(水) 06:23:09
自民、橋下弁護士擁立へ 大阪府知事選
2007年12月05日06時08分
http://www.asahi.com/politics/update/1205/OSK200712040205.html

 来年1月27日投開票の大阪府知事選で、自民党は4日、大阪弁護士会所属の橋下(はしもと)徹弁護士(38)を擁立する方針を固めた。本人も了承しているといい、今月中に記者会見を開いて正式発表する見通し。自民党は公明党と連携し、橋下氏を推薦する方向で調整しており、民主党にも同調を呼びかける構え。ただ、民主党内には独自候補擁立論も根強く、民主の動向次第では11月の大阪市長選に引き続き、激戦になる可能性が出てきた。

 橋下氏をめぐっては、自民党大阪府連幹部と党幹部が連絡をとりつつ、水面下で慎重に調整を進めてきた。同党は「告示まで1カ月あまりしかない。橋下氏はテレビ出演などを通じ、知名度が高く、無党派層からの支持も期待できる」(党府連幹部)としている。

 自民はこれまで、公明と足並みをそろえながら、民主との3党相乗り候補を模索してきた。大阪市長選で民主推薦の候補者に敗れ、総選挙を前に2連敗は避けたいとの思惑があった。民主も、独自候補に自民、公明両党が相乗りしてくることは拒否しない姿勢を示していた。

 だが、3選出馬の意向を示していた太田房江知事が3日の緊急記者会見で出馬を断念。自民、民主、公明3党が相乗りを視野に候補者選びを進めていることに批判の声も出始めている。自民は民主が同調しなくても、自民、公明両党で橋下氏を推薦する方針。

 橋下氏の公式ホームページによると、同氏は東京都出身。大阪府立北野高校、早稲田大学を卒業後、97年に弁護士登録した。テレビ番組に多数出演し、大阪市長選でも自民党の独自候補として名前が取りざたされていた。

 府知事選にはこれまで、共産党推薦で弁護士の梅田章二氏が無所属で立候補を表明している。

1962片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/05(水) 15:47:37
橋下弁護士が大阪知事候補に浮上 所属芸能事務所は否定 '07/12/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200712050226.html

 来年一月の大阪府知事選で、自民、公明両党が推薦する候補として、大阪弁護士会所属の弁護士でタレントとしても活動している橋下徹氏(38)が浮上していることが五日、分かった。

 ただ橋下氏の所属芸能事務所は「出馬は百パーセントない。本人にも確認した」とコメント。自民党府議団の朝倉秀実幹事長は、記者団に「人を通じて出馬しないと連絡があった」と明らかにした。

 一月十日の府知事選告示日まで約一カ月と迫り、両党は候補者選定を急いでいるが、ほかにも知事経験者や官僚、学者らの擁立を模索する声があり、流動的だ。最終的には民主党も含めて「相乗り」に持ち込みたい考えだ。

 一方、民主党大阪府連は独自候補擁立の構えを崩しておらず「橋下氏が立候補するなら、民主党も知名度のある候補を探さなければならない」と警戒している。

 橋下氏は早稲田大卒で、一九九七年に弁護士登録。テレビのバラエティー番組などにも出演している。十一月に行われた大阪市長選でも自民党が出馬を打診したが、橋下氏は「今の生活や仕事を変えるわけにもいかない」として断っていた。

 大阪府知事選をめぐっては、三選出馬を目指していた太田房江知事(56)が今月三日、出馬断念を表明。自民、民主、公明三党が候補者選考を本格化させていた。

 知事選には弁護士の梅田章二氏(57)が共産党推薦で出馬表明している。

1963片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/05(水) 15:48:19
橋下弁護士、出馬断る…大阪府知事選で自民要請
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071205it04.htm

 来年1月の大阪府知事選を巡り、タレントで弁護士の橋下(はしもと)徹氏(38)が、自民党から出馬要請を受けたものの、弁護士活動などを理由に断っていたことがわかった。

 橋下氏は5日、自らの法律事務所を通じて「出馬しない」とのコメントを発表した。

 橋下氏の法律事務所には、この日午前10時30分ごろ、橋下氏本人から「今は山口県光市の母子殺害事件差し戻し控訴審を巡る損害賠償請求訴訟の対応に追われており、知事選には出馬しない」との電話があった。

 自民党府議団の朝倉秀実幹事長によると、橋下氏と同党との仲介をしていた関係者から「(橋下氏が)不出馬を決めた」との連絡があったという。

 同党は、3日に出馬断念を表明した太田房江知事(56)の後継となる候補者選びを進めており、知名度の高い橋下氏の名前も浮上していた。橋下氏は、先月の大阪市長選でも同党から出馬を打診されたが、固辞していた。

(2007年12月5日12時19分 読売新聞)

1964片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/05(水) 16:01:36
大阪府知事選に橋下弁護士出馬?現時点で本人は否定
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20071205/20071205-00000019-ann-pol.html

 来月の大阪府知事選挙に、自民党が、弁護士でタレントの橋下徹氏の擁立に動いていることが分かりました。橋下氏は、ANNの取材に対して、「現時点で出馬の考えはない」と話しています。

 大阪府知事選挙には、現職の太田房江知事が3日に出馬しないことを表明し、各党の候補者選びが本格化しています。自民党は、弁護士でタレントとしても活躍している橋下氏の擁立に動き、幹部らが橋下氏と会って出馬を説得していますが、橋下氏は5日朝、ANNの電話取材に次のように答えました。
 橋下徹氏:「今の状況を考えると(出馬は)とても無理です。(Q.100%ない)もうそれは無理ですね。(大阪)市長選(の時)と同じです」
 橋下氏は、先月の大阪市長選挙でも自民党から出馬を要請されましたが、断っています。

1965片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/05(水) 19:23:00
大阪府知事選:橋下弁護士が自公の出馬要請断る
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071206k0000m010048000c.html

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、自民、公明両党がタレントで弁護士の橋下徹(はしもととおる)氏(38)を擁立する方針を固めたが、橋下氏が最終的に断ったことが分かった。橋下氏は3日、自民党幹部と会い、立候補の意向を示したが、5日に表面化すると一転して「辞退させてほしい」と自民党側に伝えた。

 橋下氏は5日、所属芸能事務所を通じ「今回の知事選に、出馬する意思は全くありません」とのコメントを発表。自民党府連幹部に「出演を予定しているテレビ番組の違約金の問題がある」などと説明した。

毎日新聞 2007年12月5日 19時09分

1966片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/06(木) 00:49:11
3党相乗り困難、共産が漁夫の利? 混迷の大阪府知事選
12月6日0時38分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000900-san-pol

 「政治とカネ」の問題で大阪府の太田房江知事(56)が出馬断念を決めた来年1月の府知事選が混迷の度を増している。5日、弁護士の橋下(はしもと)徹氏(38)が自民推薦の候補者として急浮上したが、同日中に党に不出馬を伝え、候補者リストから名前が消えた。リストの上位にあったとみられるが、本格的な話し合いに入る手前の段階だった。評論家、大学教員、メディア関係者など、さまざまな名前が浮かんでは消える。時間がないだけに関係者の焦りも募る。

 ■橋下氏「全くない」

 「橋下弁護士はこちらに来る予定はありませんが電話があり、『知事選には出ない』と申しておりました。マスコミの方にも『伝えてほしい』とのことでした」
 5日午前、大阪市北区の橋下氏の法律事務所が入ったビル前。報道陣が駆けつける中、事務所から出てきた女性スタッフはこう説明した。
 橋下氏は同日午後、所属芸能事務所を通じて正式に出馬否定のコメントを発表した。
 「一部報道されているような選挙関係者からの出馬要請はなく、また、出馬する意思は全くありません」
 橋下氏は大阪弁護士会所属。日本テレビ系の「行列のできる法律相談所」のレギュラーとして人気を集め、大阪市長選でも自民が擁立を図ったが、「2000%ない」と断っていた。

 ■中央政界主導の“大事な人材”

 知事選の候補者探しをする自民党府議団の朝倉秀実幹事長の携帯電話は最近、鳴りっぱなしだ。
 知事選をめぐっては自民、公明、民主の3党が相乗りできる候補者を目指し、先月末から人選が始まっている。しかし、依然有力候補者の名前は浮かんでいない。
 評論家、知事経験者、大学教員、タレント、メディア関係者…。自民ではこれまで多種多様な人物が浮上したが、回答は「ノー」だったようだ。橋下氏が知事選不出馬の意向を示したことに、朝倉幹事長は「いままでにないタイプで大事な人材。あたためていこうと思ったんだが…」と惜しんだ。
 橋下氏の名前浮上は、自民の中央政界筋からとみられている。自民党では前々回平成12年の選挙で、党本部が推薦する太田氏と府連が分裂し、別候補を立てた経緯がある。

 政党関係者は「自民は今回も党本部が主導権を握ろうとし、橋下氏の線をなくすためにリークしたのかもしれない」。
 ただ、各党の反応は冷ややか。公明関係者は「橋下氏は発言にクセがあり、あの人では乗れない」、民主府議も「自民党が選んだという目で見てしまう」。

 ■あと1カ月…時間切れも

 一方、民主は衆院議員の平野博文府連代表が中心となり、“一本釣り”で候補者を探す。
 自民ほど漏れ伝わる名前は多くないが、大阪市長選で当選した平松邦夫氏を口説き落とした手腕があり、民間出身者にあたりをつけている。府連幹部は「数人まで絞り込んでいる」と打ち明ける。公明は2党の調整役に徹する方針で、立候補予定者説明会にも出席せず、2党の出方を待つ。
 10日には告示1カ月前となる知事選。だが、太田氏が断念したため、出馬を表明しているのは共産推薦の無所属で弁護士の梅田章二氏(57)だけだ。
 “時間切れ”が近づく中、知名度が高く、必ず勝てる候補者が求められている。3党相乗りには「選択肢が狭まる」として府民の批判が強いが、自民関係者は「3党相乗りにしなければ、現在の職を捨てて選挙に打って出る候補者などない」と明かす。

1967片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/06(木) 09:23:22
知事再選支援県議の会に40人
民主系は参加見送り 讀賣栃木

 福田知事の再選を支持する県議による「知事を支援する議員の会」の設立総会が5日、宇都宮市内で開かれ、全県議50人の8割に上る40人が出席した。対応が注目されていた民主党系会派の県民ネット21は、知事選では自民党と相乗りしないという民主党本部の方針に従い、8人全員が出席しなかった。

 総会では、会長に県議会議長の石坂真一氏(自民党議員会)、副会長に渡辺渡(同)、栗田城(同)、小高猛男(公明・新政クラブ)の3氏を選出した。石坂氏は「公約を一つ一つ実行してきた知事の実績は高く評価できる。しっかりと支援していきたい」と話した。県議会12月定例会最終日の20日、福田知事に再選出馬を要請する。

 「議員の会」には、県民ネット21からも、前回知事選で福田知事を支援した菅谷文利氏らの参加が見込まれていた。しかし、5日朝、会合を開いて民主党本部の方針を確認し、設立総会に出席しないことを申し合わせたという。会合後、佐藤信・同党県連幹事長は「衆院選を控えたこの時期に足並みを乱すようなことは慎むべきだ」と話した。

 ただ、同党は現時点で独自候補の擁立を模索している状況にあり、議員からは「候補者が決まらなかったらどうするのか」などの意見も出たという。今後、会派として一貫した対応をとれるかは不透明だ。

(2007年12月6日 読売新聞)

1968片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/06(木) 15:48:59
高木県議出馬へ 福井市長選
12月6日午前10時51分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=2545

 16日告示される福井市長選に、福井県議の高木文堂氏(52)=文京3丁目=が5日、立候補の意思を表明した。6日に正式会見する。同市長選は前回に続き2度目の出馬。

 同市長選には前副市長の東村新一氏(55)、元市議で共産党福井市委員長の西村高治氏(64)が既に出馬表明しており、3つどもえの選挙戦が確実となった。

 高木氏は5日の県会一般質問で「県と市は上下関係でなく対等独立の立場であるべき」などと市政への意欲を披露。本会議後、報道陣に「一部の人々の都合でなく、市民の常識で動く福井市をつくりたい」と強調し「(市民の選択肢が極めて限られた)今の状況を放っておくのは無責任と思い、政治生命をかけて決断した」と出馬の意思を明確にした。

 取り組む施策には▽人口減、高齢化社会を見据えたコンパクトシティ政策を発展させた知識都市「クリエーティブシティ」構築▽格差是正による本物の豊かさ実現―などを挙げた。県議職は立候補届け出とともに自然失職する。

 高木氏は昨年3月の前回福井市長選に立候補。ふくいブランドPRや中小企業活性化策などを盛り込んだマニフェスト「県都百年計画」を掲げ、次点で落選したが4万4900票を集めた。

 今年4月の県議選に福井市・足羽郡選挙区から立候補し、トップ当選。県会では一人会派緑風会で活動してきた。

 東大法学部卒。1978年に外務省入省、熊本県国際課長やニューヨーク日本総領事館領事などを歴任。福井県知事選にも過去2回立候補した。

1969片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/06(木) 15:50:02
【福井】
高木県議が出馬の意向 福井市長選
2007年12月6日
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20071206/CK2007120602069958.html

 前市長の辞任による福井市長選(16日告示、23日投開票)に、県議の高木文堂氏(52)=同市文京3丁目=が5日、立候補の意向を固めた。6日に会見を開き、正式に表明する。

 同日開かれた県議会本会議後、高木氏は各会派を回り「お世話になりました。市民に選択の機会を与えたい」などと語った。報道関係者に対し「民意が問われないまま市長が決まってしまう。このような事態は放置できない」と述べた。

 主な政策については「坂川優前市長のコンパクトシティーという考えをさらに発展させたクリエーティブシティーの創造を目指す」と述べた。高木氏は告示日に自動失職するまで県議を続けるという。

 高木氏は、東大法学部卒で元外務官僚。ことし4月に県議に初当選した。これまで知事選に2度、同市長選に1度それぞれ立候補している。

 同市長選は、これまでにいずれも新人で前市長職務代理者の東村新一氏(55)と共産党市委員長の西村高治氏(64)が立候補を正式表明している。

 市議会や連合福井、経団連、農政連など多くの団体が東村氏支持でほぼ固まり、西村氏との一騎打ちの構図とみられていたが、高木氏の表明で3新人による混戦となりそうだ。

 (山田祐一郎)

1970片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/06(木) 15:50:31
高木氏が出馬表明 福井市長選
12月6日午後1時28分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=2546

 16日告示の福井市長選で、福井県議の高木文堂氏(52)=文京3丁目=が6日、市役所で会見を開き、正式に立候補を表明した。「今の福井市は待ったなしの状況。グローバル時代を勝ち抜ける知識都市・クリエーティブシティを実現したい」と抱負を述べた。

 高木氏は、出馬を決意した理由について「一部の人の都合だけで市長が選ばれることへの危機感がある」と、あらためて強調。「政治の私物化を許すのは、政治家として無責任。良識ある市民の信を問いたい」と話した。

 市長選には、これまで前副市長の東村新一氏(55)、共産党市委員長で元市議の西村高治氏(64)が立候補を表明。3つどもえの選挙戦が確実となっている。

1971片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/07(金) 16:02:36
潮谷知事:3選不出馬 各党、候補者選びの動き一気に /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20071207ddlk43010063000c.html

 潮谷義子知事が3選不出馬を表明したことに、勇退を惜しむ声が強い一方で「ポスト潮谷」を目指した動きも一気に吹き出す様相となっている。過去2回の知事選で潮谷知事を支えてきたものの、川辺川ダム問題に端を発して距離を置き始めていた自民党県連が本格的に候補者選びを始めたほか、各党もそれぞれに動き始めた。

 自民党県連の前川收幹事長は「厳しい財政事情の中で、難しい県政運営を強いられたと思う。『県民中心』という潮谷知事の政策手法は、県政に大きな足跡を残した」と振り返り、あつれきを抱えながらも2期8年間、党として支えてきた潮谷知事に、ねぎらいの言葉を送った。

 県連は、午前中の潮谷知事の表明を受けて、昼食に合わせて、さっそく知事選検討委員会の幹事会を開催。候補者選びを本格化させた。党内外にこだわらず、また自薦や他薦を問わずに選考を進め、年内に擁立候補を決める方針だ。

 すでに、元同党衆院議員や同党公認で参院選に出馬経験のある官僚出身の弁護士が出馬に向けた動きを見せているほか、大学関係者の名前も取りざたされている。

 公明党県本部の城下広作幹事長は「潮谷知事の(不出馬の)意向は重く受け止めたい。次期知事選については自民党などの動きを見守りたい」と話し、前川幹事長から知事選検討委の方針について説明を受けた。

 一方、民主党県連の鎌田聡代表代行は「不出馬の理由が分かりにくい。県政の継続的な重要課題に対する対応も、よく分からない」と、やや突き放した様子で語った。

 県連は「自民党との相乗り禁止」という党本部の方針を受けて、7日に知事選対策本部の会合を開く。これまでは次期衆院選の空白小選挙区での候補者選定を優先していたが、知事選についても本格的な検討に入る。鎌田代表代行は「川辺川ダム計画に反対するなど、明確な方向を打ち出せる人物を選びたい」と話す。

 社民党県連合の森川生朗代表は「女性知事ということで一定の期待感もあったが、県の将来を見つめたビジョンは見えなかった」と2期8年を振り返った。候補者については「単独での候補擁立は難しいので、他党の動きも見ながら議論していく」と話した。

 共産党県委員会の久保山啓介委員長は「潮谷知事は県民中心という政治姿勢だっただけに不出馬は残念。3選出馬すると思っていたので、現時点で対応は白紙。速やかに検討したい」と話した。【笠井光俊、山田宏太郎】

 ◇知事一問一答

 潮谷知事は県議会終了後、記者会見した。一問一答は以下の通り。

 −−不出馬はいつごろ決断したのか。

 ◆基本的な決心は昨年ごろからあった。自分の人生を考えると「3期目をやるべきではない」と。ただ、財政健全化や川辺川ダム、水俣病という課題にきっちり対応すべきだという思いや、支援者らの期待感があり、逡巡(しゅんじゅん)した。

 −−決心した基本的なきっかけは何か。

 ◆プライベートなことだし、私が勝手に思い込んでいるだけの事なので、詳しく言えない。ただ、健康とか骨折したことは関係ない。私の取り得は健康ですから。

 −−課題が山積し、知事の判断がまさに求められている時期。「途中で投げ出した」という批判が出る可能性もある。

 ◆(批判を)頂戴(ちょうだい)すると思っていたし、だからこそ基本的に決心していながら自問自答した。ただ、例えば川辺川ダム問題が「次の4年間で結論が出るのか」と考えれば何とも言い難い。私でなければならないということはないと思った。現状を考えれば、決して責任放棄ではないと考えた。

 −−選挙では自民党の支援が必要な一方、川辺川ダム問題では意見の対立もある。こうした矛盾に限界を感じたのか。

 ◆そういう要素もあると思うけれども、私自身が常に一つ一つのことに対して納得できるまで詰めてしまい「私の意見はこうなんだが」とやるので、とてもエネルギーが必要だった。だから3期目となると、終わった時に自分の中にエネルギーが残っていないのではないかと思った。

 −−2期8年を振り返って総括してほしい。

 ◆1人1人が「生きていて良かった」と思える社会を作りたいと考えてきた。プロセスを重視しながら歩んでいくという手法を取った。それを職員がよくやってくれた。職員と一緒に歩んだことに充足感がある。

毎日新聞 2007年12月7日

1972片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/08(土) 06:30:07
知事選の動き本格化…弁護士の北里氏が初名乗り 讀賣熊本

 潮谷知事の3選不出馬表明を受けて7日、来春の知事選で動きが出始めた。弁護士で総務省OBの新人・北里敏明氏(59)が初めて名乗りを上げ、自民党県連幹部は上京して県選出国会議員と面談、民主党は役員会で候補者選びについて協議した。

 北里氏は、「商店街活性化への思いを伝えたい」と八代市の商店街で記者会見を開いた。北里氏は「(総務省時代の)地方での行政経験を生かし、県民と力を合わせ魅力ある熊本づくりを目指す」と出馬を宣言した。「くまもと力で停滞から再起動へ」をスローガンに、知事のトップセールスによる熊本のPRや税金を無駄にしないガラス張りの県政運営、歴史や自然、文化などの財産を生かした県づくりに取り組む考えを示した。

 混迷が続く川辺川ダム問題については賛否を明言せず、「様々な意見を聞き、当選後、速やかに結論を出したい」と語った。

 知事選には無所属で立候補し、政党への支援要請については「支援者と相談し決めたい」と述べた。

 北里氏は熊本市出身・在住。熊本高、東京大法学部を卒業し、旧自治省(現総務省)に入省し、石川県総務部長や内閣府防災担当審議官、消防庁次長を歴任した。2004年の参院比例選に自民党から立候補、落選した。

 一方、年内の候補者選定を目指す自民党では、前川收県連幹事長が上京し、同党県選出国会議員代表の野田毅衆院議員と面談。潮谷知事の不出馬表明や、自薦、他薦を問わず党内外から知事にふさわしい人材を選ぶことなどを伝えた。

 民主党県連は同日夜、松野頼久衆院議員や松野信夫参院議員らが加わって役員会を開き、候補者選びについて意見を交わした。

    ◇

 潮谷知事は同日、誰にも相談せずに不出馬を決断し、2日に関係者に伝えたことを明らかにした。

 知事によると、昨年から今期限りでの退任の方向で考えるようになった。県政の主要課題である「川辺川ダム」「水俣病」「県財政健全化」にしっかりと取り組む必要があると考えたものの、「誰が知事になっても解決しなければならない課題」と気持ちを整理した。そのうえで「納得するまで仕事に打ち込んでしまうため、3期目を終えるころには、立ちあがれないくらいに燃え尽きてしまう。人生に余力を残し、ライフワークの社会福祉やボランティア、環境問題に取り組みたい」と考えたという。

(2007年12月8日 読売新聞)

1973片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/08(土) 22:13:05
大阪府知事選、焦る自民・民主…候補者選び難航
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071207p302.htm

 大阪府知事選の告示(来年1月10日)まで1か月余り。3選出馬断念に追い込まれた太田房江知事(56)の「後継」を巡り、自民、民主両党の候補者選びが難航している。党内から反発が出たり、打診段階で断られたりと、候補者の名前が浮かんでは消えているのが現状だ。与野党が全面対決するのか、共産党以外は相乗りとなるのか。知事の「政治とカネ」が問われる中、各党は「候補者の身体検査にも時間がかかる」と焦りを募らせており、なにわの〈冬の陣〉の構図は混沌(こんとん)としたままだ。

 ■高まる「主戦論」

 「まだ議論する段階にはない」。7日午前、民主党を支援する連合大阪は大阪市内で三役会を開いたが、知事選の態度決定は先送りせざるを得なかった。終了後、川口清一会長は「民主の動きを見守る」と語った。

 その2日前の夜、党府議団幹部4人が、JR東京駅近くの料理店で、衆院議員の平野博文・党府連代表と向き合っていた。テーブルには、「大阪の姿」というタイトルの資料が置かれていた。意中の候補を絞り込んだ後、本人に渡そうと、府議らが用意した。

 「カネは党本部も出してくれることになった」。平野代表の言葉に、一同はうなずいた。億単位の費用がかかるとされる知事選では、カネの工面が独自候補擁立のための条件だった。府議の1人は「府議の8割は主戦論に傾く」とみる。

 候補者選びは、大阪市長選で平松邦夫氏(59)を口説き落とした平野代表を中心に進めており、府連のパーティーを開く17日を「期限」とする。府連幹部は「8日に中国から帰国する小沢代表にできるだけ早く現状を報告する」と党本部を巻き込んでの人選を模索する。

 ■「連敗できない」

 「正月以降の番組も撮っちゃってる。出ない可能性は何万%でもいいですよ」。タレントで弁護士の橋下徹氏(38)は6日、情報番組に出演後、放送局前に集まった報道陣に改めて出馬を否定。笑顔を浮かべ、タクシーに乗り込んだ。

 知事経験者、学者、タレント、国会議員……。自民党がリストアップした候補は、橋下氏を含め五指に余る。ポイントは「勝てる候補」だった。

 大阪市長選では、現職を推したものの、民主党推薦の平松氏に敗れた。「連敗すれば、総選挙を前に、組織がぐらつく」。3日夕、自民党本部で伊吹幹事長や古賀誠選対委員長から「勝て」とゲキを飛ばされた府連幹部にとって、橋下氏の知名度は魅力的だった。同じく「確実に勝てる」とされたタレントで元参院議員の西川きよし氏(61)にも打診したが、断られている。

 党内には、究極の必勝策として、「民主候補に乗っかればいい」という声もある。公明党内にも、相乗り待望論が根強い。民主党が相乗りを受け入れるかどうかを含め、選挙戦の行方は不透明だ。

           ◇

 一方、弁護士の梅田章二氏(57)の推薦を決めている共産党府委員会の幹部は「計画通りに進めるだけ」と冷静に受け止める。12日には市田書記局長を招いて、実質的な決起集会を開く予定だ。

(2007年12月7日 読売新聞)

1974片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/09(日) 02:12:16
福井市長選 東村氏推薦 自民と民主相乗り
12月8日午後4時58分
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=2566

 16日告示の福井市長選で、自民党県連と民主党県連は8日、それぞれ前副市長の東村新一氏(55)の推薦を決めた。

 自民党県連は同日、執行部会を開き、東村氏から提出されていた推薦願いの取り扱いを協議した結果、全会一致で了承した。

 部会後、山崎正昭会長は「マニフェストに県都にふさわしい政策を盛り込んでいて、自民党の政策に合致するところが多い」と推薦理由を述べた。

 民主党県連も、東村氏の推薦願いを受け役員会で協議し同日、正式に推薦決定した。笹木竜三代表は「定期的に政策協議を開き、民主党が考えるよりよい社会の実現を市政に反映してもらいたい」とした。

 自由、民主相乗りの推薦になることについて山崎会長は「自民は自民として推薦に足る人物と判断した」と説明。笹木代表は「(東村氏が)一党一派に属さず中立の立場で市政運営することを確認した」とし、問題ないとの認識を示した。

1975片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/09(日) 16:18:18
共産、1区に田谷県委員長擁立へ
2007年12月08日 朝日茨城
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000712070007

 共産党県委員会は7日の総会で、次期衆院選の茨城1区に田谷武夫・県委員長(56)を擁立することを決めた。同党は公認候補者を大幅に絞り込む方針を決めており、どの選挙区から候補者を擁立するのか注目されていた。他の選挙区について、幹部は擁立に難色を示している。
 共産党本部が新たに決めた候補者擁立の基準は、(1)7月の参院選比例区での実績をもとに計算して得票率が8%以上の小選挙区(2)各都道府県に1人以上、の二つ。供託金の負担が大きく、比例区での得票率アップに注力するためだ。
 参院選の実績では、朝日新聞の調べによると、県内7小選挙区のうち、共産の得票率が8%を超えた選挙区はなく、6区の約6・7%が最高で1区は6・1%だった。
 このため(2)の基準を用い、これまで国政選に7回挑戦するなど経験が厚く、参院選や前回衆院選でも1区から立った田谷氏の擁立を全会一致で決めた。竹内哲郎県常任委員は「これまでの実績があり、最も得票の可能性がある」と話す。
 また、1区を選んだのは「(政治とカネの問題で注目された)自民党現職の赤城徳彦氏がおり、対決構図がはっきりしていて有権者にも訴えやすい」との理由も大きいという。
 一方、1、2、7区の3選挙区で公認候補者が決まっていない民主党県連にとって、共産党がどこに擁立するかは関心事。重点選挙区とする1区で共産が田谷氏を擁立することについて長谷川修平幹事長は「共産とは相いれない部分もあり、選挙に影響はない」と冷静に反応するが、1区での擁立が遅れている上に、与党への批判票を一本化できないのではないか、との見方も出ている。

1976片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/09(日) 16:59:09
転換:’08知事選 民主県連、1月中に候補を選定 自公とは相乗りせず /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20071209ddlk43010308000c.html

 民主党県連(代表・松野頼久衆院議員)は7日夜、潮谷義子知事の3選不出馬を受けた役員会を開き、来春の知事選への対応を協議した。独自候補として考え得る複数の人物を挙げて意見交換し、来年1月中をめどに選定することを申し合わせた。

 会議では、党本部の方針に従って自民、公明の両与党が推す候補への相乗りはしないことを決定。自民の動きを見極めつつ、候補擁立の作業を本格化し、自ら出馬する候補の推薦も視野に入れて人選することにした。対象は、川辺川ダム建設反対など党のマニフェストに近い政策を持つ人。

 候補者未定の県内衆院小選挙区のうち2、4区は、年内最後の党本部常任幹事会がある25日までに決めることも確認。27日の小沢一郎代表の来県に合わせて発表したいとしている。社民党が中島隆利・旧八代市長の擁立を決めている5区では2党間での調整を急ぐ。松野代表は「知事選は無所属候補同士の争いだろうが、実質的に自民との対決となる。衆院選の全選挙区総支部をしっかりと整備することがポイントになる」と二つの選挙で相乗効果を狙う考えを示した。【山田宏太郎】

毎日新聞 2007年12月9日

1977片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/10(月) 23:46:28
大阪府知事選 自公、民主候補に相乗りへ 太田氏出馬も?
12月10日13時23分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071210-00000921-san-pol&amp;kz=pol

 大阪府の太田房江知事(56)が3選出馬を断念した来年1月の府知事選で、自民党府連が、民主党府連が17日にも公表する候補者に相乗りする方針を固めたことが10日、分かった。自民の候補者選定作業が難航しているのが原因で、政治的な立場の違いから推せない場合に備えて独自候補探しも続けるが、民主は「実務家を選ぶ」(府連幹部)としており、了承される可能性が高い。公明は「自・公」の枠を原則としており、3党相乗りが実現しそうだ。
 3党は、3日の太田氏出馬断念の直前から、相乗りを模索してきたが、民主党本部が独自候補方針を決めていたため、ネックになっていた。そこで着目したのが、民主が擁立した後、自公が推す来年2月の「京都市長選方式」だった。自民、民主は事前のすりあわせなく、独自に候補者選びを行い、公明が調整するとみられたが、告示1カ月前の10日、結局この方式で決着する見通しになった。
 自民はこれまで、タレントの西川きよし氏(61)、元鳥取県知事の片山善博氏(56)、弁護士でタレント活動も行う橋下(はしもと)徹氏(38)ら複数人に出馬を要請したが、いずれも断られ、仕切り直しを余儀なくされていた。
 これに対し、民主は極秘に作業を進め、府連幹部は産経新聞の取材に「3人まで絞り込んだ」と答えていた。自民は「労組出身者は乗れない」としてきたが、幹部は「労組出身はありえない」と断言。9日の取材には「実務家型を選ぶ」と明言しており、政治的な色合いはなく、自公も了承するとみられる。民主は17日に大阪市内で開かれる政治資金パーティーで候補者を披露する予定だ。
 自民党府連筋では「独自候補も探さざるをえないが、できれば17日に公表される民主の候補者に乗りたい」としている。
 告示1カ月前を迎える知事選では、これまでに出馬を表明している主な候補者は、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)のみで、対抗馬がいないままで4日にはマニフェストも発表。準備などから候補者は20日までに決めなければ間に合わないといわれており、関係者の間では、太田氏の出馬もささやかれ、混沌(こんとん)とした情勢になっていた。

自民、民主に相乗り 独自候補難航で方針 2008大阪府知事選
12月10日17時2分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071210-00000014-san-pol&amp;kz=pol

 大阪府の太田房江知事(56)が3選出馬を断念した来年1月の府知事選で、自民党府連が、民主党府連が17日にも公表する候補者に相乗りする方針を固めたことが10日、分かった。自民の候補者選定作業が難航しているのが原因で、政治的な立場の違いから推せない場合に備えて独自候補探しも続けるが、民主は「実務家を選ぶ」(府連幹部)としており、了承される可能性が高い。公明は「自・公」の枠を原則としており、3党相乗りが実現しそうだ。

 3党は、3日の太田氏出馬断念の直前から、相乗りを模索してきたが、民主党本部が独自候補方針を決めていたため、ネックになっていた。そこで着目したのが、民主が擁立した後、自公が推す来年2月の「京都市長選方式」だった。自民、民主は事前のすりあわせなく、独自に候補者選びを行い、公明が調整するとみられたが、告示1カ月前の10日、結局この方式で決着する見通しになった。

 自民はこれまで、タレントの西川きよし氏(61)、元鳥取県知事の片山善博氏(56)、弁護士でタレント活動も行う橋下(はしもと)徹氏(38)ら複数人に出馬を要請したが、いずれも断られ、仕切り直しを余儀なくされていた。

 これに対し、民主は極秘に作業を進め、府連幹部は産経新聞の取材に「3人まで絞り込んだ」と答えていた。自民は「労組出身者は乗れない」としてきたが、幹部は「労組出身はありえない」と断言。9日の取材には「実務家を選ぶ」と明言しており、政治的な色合いはなく、自公も了承するとみられる。民主は17日に大阪市内で開かれる政治資金パーティーで候補者を披露する予定だ。

 自民党府連筋では「独自候補も探さざるをえないが、できれば17日に公表される民主の候補者に乗りたい」としている。

1978片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/11(火) 01:24:48
矢上相良村長が知事選出馬へ
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071210200015&amp;cid=main

 球磨郡相良村の矢上雅義村長(47)は十日、来春の知事選に出馬する意向を固めた。十四日の十二月定例村議会本会議で表明する。知事選には北里敏明・元消防庁次長(59)が既に出馬表明している。

 矢上村長は、国交省が同村で計画中の川辺川ダム建設に反対しており、計画中止を公約にする考え。「環境面はもちろん、県の財政再建の観点からも無駄な投資のダム計画はなくすべきだ。知事として政治決着をつけたい」と述べた。

 同ダム建設に「中立」の立場だった潮谷義子知事については「ダムや利水(国営川辺川土地改良事業)の問題を押しとどめ県民が冷静に判断する時間を与えた」と評価。水俣病問題の早期解決や九州新幹線全線開業を生かした交通基盤整備などにも取り組むとしている。
 矢上村長は、助役選任をめぐる贈賄容疑で熊本地裁で有罪判決を受けた。福岡高裁に控訴し、公判中。「裁判では一貫して無罪を主張している。知事選への立候補は保障された権利。何ら問題はない」と話している。

 来年二月をめどにマニフェスト(公約集)をまとめ無所属で出馬する考え。村長職は三月定例議会まで続けるという。

 矢上村長は衆院議員に当選二回。落選後、〇一年の村長選で初当選。〇五年の村長選は拘置中に再選された。
 (川崎浩平)

1979片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/11(火) 09:52:46
大阪知事選、橋下弁護士が出馬に意欲
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071211p101.htm

 来年1月10日告示、27日投開票の大阪府知事選について、今月5日に不出馬の意向を表明していた弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が一転、出馬に前向きな意向を関係者に伝えていることがわかった。出馬を打診していた自民、公明両党は、改めて橋下氏の擁立を軸に調整を進める方針。ただ、両党内には、いったん立候補しないと公言した橋下氏に対する反発もあり、最終的に推薦決定に至るかどうかは微妙な情勢だ。

 橋下氏擁立に向けては、自民党が「知名度が高く、勝てる候補」として関係者を通じて打診。橋下氏側は、年末年始に放送されるテレビ番組出演の調整を終えた後、出馬表明する方針を固めた。

 しかし、5日朝になって、関係者を通じて同党幹部に「不出馬を決めた」と連絡するとともに、所属するタレント事務所を通じて「出馬要請はなく、また、出馬する意志は全くない」とのコメントを発表。翌6日のテレビ番組出演後にも、報道陣に「正月以降の番組も収録しているし、放送日も決まっている」などと出馬を全面否定していた。

 ところが、今週に入って、橋下氏が関係者に対し、様々な人と相談した結果として、出馬への意欲を伝えてきたという。

 橋下氏については、不出馬表明後も、自民、公明両党府議団の関係者から「あれほど知名度が高い候補者がほかに見つからない」「橋下氏に勝てる候補はなかなかいない」など待望論があった。一方で、「一度、要請を断った経緯もあり、再浮上してもすんなりとは受け入れがたい」と反発する意見もあり、さらに調整が必要となりそうだ。

 一方、「相乗り禁止」の原則を掲げる民主党は「自民、公明両党が擁立した候補には乗れない」としており、橋下氏を推薦するのは難しい状況。これまでの方針通り、独自候補の擁立を目指すとみられる。

(2007年12月11日 読売新聞)

1980片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/11(火) 14:40:55
大阪府知事選候補 自公、民主混迷続く
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200712/news1211.html#12111

 来年一月十日に告示される大阪府知事選(同二十七日投開票)まで一カ月を切った。太田房江知事(56)が三選不出馬を表明し、自民、民主両党の候補者選定が最終段階に入っているが、政党の枠組みはいまだに固まっていない。自民、民主はそれぞれ独自候補擁立による「主戦論」の声が上がる一方で、三党「相乗り」を期待する声も消えない。両党ともに相手の出方をうかがいながらの候補者選定となっており、知名度を重視せざるを得ない状況だが、「(知名度にこだわって)本当に大阪のためになる候補を立てられるのか。大事なのは選挙後」(府議会関係者)との懸念も上がる。選挙に勝つためなのか、大阪を良くするためなのか、擁立する候補者の資質が各党の姿勢の試金石となる。

 「二十日までに発表しないとポスターが間に合わない」(自民府議団幹部)、「十七日の(府連の政治資金)パーティーには」(民主府連幹部)と、両党とも独自候補の擁立に向けて、最終調整を急ぐ。

 民主府議団は十日午前、十二月定例府議会の開会を前に幹部クラスが早朝会議を開催。その後、議員団総会も開かれたが、かん口令が敷かれ、「何も決まっていない」と繰り返すばかり。別の民主府議も記者団を振り切るように車に乗り込み、会議の内容には触れず「主戦論だ」とだけ言い残して走り去った。

 自民府議団幹部も「民主が排除の論理を取るなら、とことんやるだけ。知事選には(選挙区に自民が強い)郡部もある。大阪市長選とは違う」と対決姿勢を明確化。一方で、別の自民府議は「残り時間が少な過ぎる。三党で協力するのが現実的」と協調路線を望む。

 自民と民主の調整役を買って出ていた公明党府議団幹部は「今でもその姿勢は変わらない。お互いに選挙疲れもある。これだけ時間がなければ『相乗り』が最善」と話す。

 三党が候補者選びで迷走する中、共産が推薦を決めた弁護士の梅田章二氏(57)は四日、約一万八千通の府民アンケートの結果を反映させたマニフェストを発表。十二日には一万人規模の集会を予定するなど、着々と準備を進めている。

1981片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/11(火) 14:50:09
橋下弁護士、大阪府知事選に出馬の意思
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20071211/20071211-00000023-nnn-pol.html

 来年1月に行われる大阪府知事選挙への出馬を先週否定した橋下徹弁護士が、自民党の議員に対し、あらためて立候補の意思を伝えていたことが明らかになった。

 橋下弁護士には大阪府知事選の候補者の一人として自民党が接触していたが、今月5日、本人から「出馬はしない」というコメントが発表されている。しかし、関係者によると、橋下弁護士はその後、自民党の有力議員と面会し、知事選に立候補する意思をあらためて伝えたという。橋下弁護士に対しては、一部の議員に反発の声があるものの、経済界を中心に擁立を望む声も高く、自民党と公明党は、橋下弁護士を軸に候補者の選定を進めている。

 橋下弁護士の法律事務所には11日朝から報道陣が詰め掛けているが、事務所側は取材に対し、「出馬しない意向に変わりはない」としている。

1982片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/11(火) 14:53:53
大阪府知事選 橋下弁護士を出馬断念させたテレビ番組の違約金
12月11日10時0分配信 日刊ゲンダイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000001-gen-ent

 大阪府知事選出馬を要請されていたタレント弁護士の橋下徹氏(38)が5日、正式に不出馬を表明した。
 理由は「出演を予定しているテレビ番組の違約金の問題」だという。
 実際に「テレビ番組の違約金」は存在するのか。
「あります。金額はさまざまで、選挙出馬なら、タレント拘束料の20%に、残っている拘束期間を掛けたものが相場といわれています。例えば、橋下氏がレギュラー出演している『行列のできる法律相談所』などの人気番組なら、おそらく1年間で拘束料は2000万円程度。契約期間が3カ月残っていれば、違約金は1200万円です」(テレビ局関係者)
 だがこれは、番組1本あたりの金額。現在橋下氏は、テレビだけでレギュラーは7本だから、選挙に出ていれば、単純計算で8400万円の負担だ。
 そういえば今年4月、東京都知事選に出馬寸前だった丸山和也弁護士(現・参院議員)も、「進行中のテレビ、CMなどへの影響」という理由で断念していた。
 その後、参院選出馬の情報が流れたときには、「行列のできる――」が丸山弁護士だけを黒いシルエットで放送するという珍事まで起こった。
 前出のテレビ局関係者が続ける。
「今では橋下氏は売れっこで、各局でもメーンコメンテーター級の扱いです。彼を看板に掲げている番組をゼロから作り直すとなると、局側の負担も相当なもの。それに、丸山氏の時のような醜態も、絶対に避けたい。今回は、橋下氏の所属事務所にも相当の“圧力”があったようです」
 橋下弁護士は6日、出演したテレビ番組で、そもそも出馬要請はなく、不出馬表明も所属事務所の意向ではないと、訳の分からない説明をしていた。ウラでは相当ドロドロしたものがあったのだろう。

1983片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/11(火) 16:24:05
橋下弁護士、法律事務所は出馬を否定…大阪知事選
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071211p202.htm

 来年1月の大阪府知事選で、候補者として再浮上した弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の法律事務所は11日、出馬を否定する本人のコメントを発表した。橋下氏は今週に入り、出馬への意欲を関係者に伝えているが、テレビ番組の収録などについて調整する必要があることから、立候補するかどうかは微妙な情勢だ。

 本人のコメントは「先般、ご報告した通り、選挙には出ません」とする内容。橋下氏については、今月5日に不出馬を表明した後も、自民、公明両党から「圧倒的な知名度が魅力」「必ず勝てる候補」と評価する声が上がっている。

 同知事選にはこれまでに、弁護士の梅田章二氏(57)が共産党推薦で立候補を表明。「相乗り禁止」の原則を掲げる民主党は、独自候補の擁立を目指している。

(2007年12月11日 読売新聞)

1984片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 11:16:18
県知事選で民主県連ジレンマ
「相乗り禁止」でも有力候補見当たらず 讀賣栃木

 来年12月の任期満了に伴う県知事選に向け、民主党県連がジレンマに陥っている。次期衆院選での政権交代をにらむ党本部が自民党との相乗り禁止方針を打ち出す一方、福田知事支持を打ち出した同党県連に対抗する見通しが立たないためだ。民主党県連内には福田知事を公然と支持する動きも出ており、党としての独自性維持を危ぶむ声も聞かれる。(伊藤一紀)




5日に開かれた「知事を支援する議員の会」の設立総会。民主党県議は1人も参加しなかった


■「勢い持続」狙う


 福田知事の再選を目指し、自民党県議の呼び掛けで5日設立された「知事を支援する議員の会」には、自民党議員会の全35人が参加したのに対し、民主党系の県民ネット21(8人)からは1人も参加しなかった。同党県連の佐藤信幹事長は、「参院選で2大政党を掲げて戦ったのに、衆院選前にばらばらと(知事に)はせ参じることはできない」と話す。

 参院での与野党逆転につながった7月の参院選は、栃木選挙区でも民主党が圧勝し、自民党王国に“風穴”を開けた。民主党県連内には、この勢いを次期衆院選だけでなく、来年中に予定される県知事選や宇都宮市長選につなげたい、という思惑がある。

■見えない対立軸

 ただ、民主党は過去2回の知事選で候補を擁立しておらず、今回も、現時点では有力な候補が見当たらないのが実情だ。

 さらに、これまで約3年間の福田県政に目立った失政がなく、対立軸を打ち出しにくいという面もある。ある民主党県議は「福田知事の政策に対しては是々非々で臨んできたので、特段の理由なしに対立するのは難しい」と苦しい胸の内を明かす。

 民主党県連からはすでに、県職員出身で、04年の前回知事選でも福田氏を応援した菅谷文利県議が、「議員の会」への参加届を提出している。県民ネットの方針に従い、当面は参加を保留しているが、「知事は県庁の同期だし、私の支援者の3分の2は自民系。他に候補もいないし、知事を推すべきだ」と主張する。

■県連分裂の恐れも

 福田知事は県議会2月定例会で出馬表明するとみられており、民主党県連は知事のマニフェストを検証した上で、知事選への対応を決定する方針だ。対立候補が擁立できなければ、福田知事を応援するか、自主投票とするしかないが、前者は「相乗り批判」が避けられず、後者は党の存在感を打ち出す機会を逸することになる。

 菅谷氏は「党が分裂しても、3月末には知事支援に回る」と話しており、対応を誤れば県連分裂に発展する可能性もある。

 県連は、宇都宮市長選で次世代型路面電車(LRT)に反対して佐藤栄一市長に対抗する候補を打ち出す方針だ。そこで、「知事の市長支援を防ぐために、知事を担ぐべき」との意見も出ているが、こうした主張が県民の理解を得られるかどうかは不透明だ。

 県連内には「衆院選が来年早々に終わり、県知事選を党本部方針とは切り離して考えたい」との本音も聞かれる。

(2007年12月12日 読売新聞)

1985片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 11:33:43
大津市長選 現職4氏、激戦の公算大
2007年12月12日 朝日滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000712120003

【黄瀬氏が出馬表明告示1カ月前】


 来年1月20日投開票の大津市長選は、同市で雇用支援事業などを手がけるNPO法人代表で、人材育成・起業支援会社長の黄瀬紀美子氏(55)が立候補を表明したことで、現職・新顔合わせて4人による激戦となる公算が大きくなった。すでに立候補を表明している3陣営も、1カ月先に迫った告示に向けた準備を急いでいる。


 「現市政は格差社会や弱者に向き合っていない。少子高齢化が進み、福祉の現場は悲惨な状況だ。市民生活優先の行政が必要」。11日夕、市役所で記者会見した黄瀬氏は立候補を決めた理由をこう説明した。


 黄瀬氏は、これまで連合滋賀や嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)から出馬の打診を受けていたが、会見では「市民党」の立場を強調。政党や特定の団体に推薦依頼を出さないとしたが、政策に共鳴する政党などからの推薦申し入れがあった場合は「支持者と相談する」と、含みを持たせた。


 9月定例議会で立候補を表明した現職の目片信氏(66)はすでに市内に選挙事務所を開設。告示日の第一声の場所も決まり、5日の定例会見では「あとはポスターを発注するだけ」と話した。


 6日に立候補表明した共産党推薦の井上敏一氏(54)は19日に事務所開きをする予定という。また、前回に続き2回目の挑戦となる自営業の田中敏雄氏(66)も準備を進めている。

1986片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 11:43:07
黄瀬氏に出馬打診
大津市長選で連合滋賀
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007120800062&amp;genre=A2&amp;area=S10

 来年1月20日投開票の大津市長選で、連合滋賀がNPO法人(特定非営利活動法人)代表で会社社長の黄瀬(きせ)紀美子氏(55)=同市本堅田4丁目=に立候補を打診していることが7日、分かった。関係者によると黄瀬氏は出馬に前向きといい、週明けにも表明するとみられる。

 連合滋賀は黄瀬氏の会社社長やNPO法人代表としての手腕に加え、党派色の強くない市民派として広範な支持が得られる、と判断した。同市長選への候補者擁立を模索している民主党滋賀県連も黄瀬氏への支援を検討するとみられる。黄瀬氏は北海道立江差高卒。会社員を経て、現在、職業訓練や雇用支援を行う「アイ・キャリアサポート」社長。2002年にはNPO法人「ヒューマンサポート協会」を設立し、代表理事を務めている。

 同市長選には、現職の目片信氏(66)と共産党県委員会大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)、チケット販売業の田中敏雄氏(66)の3人がいずれも無所属での立候補を表明している。

黄瀬氏、正式に立候補表明
大津市長選
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007121200022&amp;genre=A2&amp;area=S10

 来年1月20日投開票の大津市長選に、連合滋賀などから出馬を打診されていた会社社長の黄瀬紀美子氏(55)が11日、同市役所で記者会見し、立候補を正式に表明した。

 黄瀬氏は、現在の大津市政について「ハード優先で高齢者や障害者福祉など、弱者への視点が十分でない」と指摘し、「住民が主役の生き生きしたまちづくりを目指す」と話した。基本政策として、ゼロ成長時代を見据えた行財政改革や女性の就業支援、景観保全などを挙げた。

 選挙の進め方については、今後、知人らを中心に設立する団体を母体に運動を展開する、としている。立候補を促された連合滋賀や民主党との関係に関しては、「政党などの推薦や支援は、正式に声が掛かった段階で検討する。当面は勝手連的な運動でスタートする」と話した。

 黄瀬氏は北海道出身。会社員を経て、現在、職業訓練や雇用支援を行う「アイ・キャリアサポート」社長。NPO法人ヒューマンサポート協会の代表理事も務める。

 同市長選には、現職の目片信氏(66)、共産党県委大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)、チケット販売業田中敏雄氏(66)が立候補表明している。

1987片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 17:31:22
「調整が先」「変えたい」 橋下氏、2時間とうとう“独演”
2007年12月12日 14時11分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007121290135730.html

 「まずは仕事の調整が先だった」「大阪を変えたい」。出馬否定から一転、12日、記者会見で正式に大阪府知事選への立候補を表明した弁護士の橋下徹氏(38)。「出馬」「不出馬」で揺れた経緯や自分の政策について、質問されるごとにとうとうと語り、約2時間にわたって“独演会”の様相を呈した。

 午前10時、大阪府庁4階の会見場に現れた橋下氏はいつものカラーレンズの眼鏡はかけず、茶髪を染めたのか髪は黒く、濃紺のスーツ姿。テレビでの軽快な口調はなく、緊張した様子で話し始めた。

 冒頭、橋下氏は「立候補の決意をしました」と宣言。出馬まで揺れた経緯について、出演するテレビ番組のキャンセルに手間取ったことを約20分にわたり説明。収録済みの番組の共演者でタレントのやしきたかじんさんから「責任は持つ。今しかない」と背中を押された話を披露し「周囲や番組のスタッフには多大なご迷惑をお掛けした」と謝罪した。

 発言が一転したことには「政党の要請を受けて断ったら、38歳の自分としては生意気なので、当初から話はなかったというコメントを出した。うそといえばうそだった」と釈明。「仕事の調整がつけば、大阪市長選にも出たかった」と明かした。

 政策に話が移ると「大阪を特色ある都市に」「子どもが笑うをテーマに予算をつぎ込みたい」と強調。正面を見据え、時折、手元の紙に目を落としながら「学校給食の実施率を上げたい」などと子だくさんのパパぶりをアピールした。

 「政治への関心は5年ぐらい前からあった」としながら、発言が物議をかもすこともあったためか「不適切発言があり、自分自身も品行方正という自信はない。週刊誌にもいろいろと出るだろう」と、批判への予防線を張る場面もあった。

 知事選への自信は「同世代や年配の男性から評判が悪い。知名度で選挙を乗り切れる甘い時代ではない」と低姿勢。「茶髪にジーンズ」の格好も「スタイルは変えないと」としながら「スーツと靴で自分をアピールしたい」と笑顔を見せた。

(共同)

1988片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 18:21:45
橋下氏出馬 「売れっ子」、TV局大慌て レギュラー番組など降板
12月12日15時59分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071212-00000104-san-soci

 出馬会見で二転三転し、迷走した理由について「出演番組の調整が難しかった」と、最後の最後まで苦慮した様子を語った橋下徹氏だったが、一方で、最終的に出馬を決めた経緯についても、「(番組で共演している)やしきたかじんさんに『今しかない』と後押しされた」と、テレビ界の知人らの支援をあげた。売れっ子のタレント弁護士の出馬への紆余(うよ)曲折は、自らを世に出したテレビとの関係から生まれたものだった。

 会見で名前が挙がったやしきたかじんさんは沈黙を守ったまま。たかじんさんと橋下氏が共演している読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の木谷俊樹プロデューサーは「今月9日の放送分の収録中も、たかじんさんから出馬をすすめるようなやりとりがあったし、収録後も2人で話していたようだった。今回の件もその延長だったのかも。ふだんから出演者は『大阪をよくしよう』と話をしていたが、まさか本当に出馬するとは」と驚いていた。

 橋下氏が「最も調整がつかなかった番組」の一つとしてあげた関西テレビの「ムハハnoたかじん」(金曜夜)。来年1月11日までの3回分をすでに収録済みだったからで、同番組のプロデューサーは「親しくおつきあいさせていただいていましたが、ただただ驚いています。今は番組差し替えの対応に追われています」と話していた。番組キャンセルなどに伴う違約金なども「おそらく発生しない」(宣伝部)。

 このほか毎日放送(大阪市)は、放送が13日夜に迫っていたグルメ番組「水野真紀の魔法のレストラン」について橋下氏の出演シーンをカットして放送することを決め、編集作業を始めた。毎週木曜日にレギュラーで生出演している情報番組「ムーブ!」を放送している朝日放送も橋下氏の降板を決めた。

1989片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 18:22:32
強気な発言聞かれず 放送局関係者に謝罪 橋下氏会見
2007年12月12日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712120027.html

 「おはようございます」。午前10時に大阪府庁の会見場に現れた橋下氏はサングラスを外し、テレビ番組に出演する時とは違う緊張した表情で会見に臨んだ。冒頭、放送局関係者に謝罪し、「スタッフは編集に追われていると思うが、大阪のためにがんばりたい」と決意を述べた。

 立候補の動きが表面化した5日以降、テレビ番組で公然と否定したことについて、「常識から外れるかもしれません」などと述べ、非を認めた。そのうえで、こうした行動を取った理由として出演番組の調整を挙げた。

 記者団が「番組と府政とどちらが重要なのか」と問うと、「世話になった人への義理が大事」「私の優先順位の中では一に妻、二に義理、三に府政」と断言。ところが、「府政より上に義理なのか」と問いただされると、「番組上の義理はもう果たした」と述べ、発言を事実上訂正した。

 政党への推薦要請については、「今までの経験、知識では全く足りない部分は山ほどある。推薦はありがたくちょうだいしたい」と語った。

 橋下氏は69年、東京都生まれ。大阪府立北野高校在学時には、第67回全国高校ラグビー大会でベスト16まで勝ち進んだ元「ラガーマン」。早稲田大に進学し、94年に司法試験に合格した。

 数年前からワイドショーやバラエティーなど多数のテレビ番組に出演。茶髪にサングラス姿で強気なコメントをする「タレント弁護士」として、お茶の間の人気者となった。橋下氏のホームページによると、12月だけでも計22日間、テレビとラジオに出演する予定になっていた。

 3男4女の父親としての発言も多く、06年には、理想の父親に贈られる「ベスト・ファーザーイエローリボン賞」を受賞。出馬表明前にも、ある番組で子育て施策の必要性を訴えていた。

 自慢の辛口コメントが物議を醸したことも。山口県光市の母子殺害事件の裁判をめぐり、被告の元少年の弁護団の懲戒を呼びかけたなどとして、損害賠償訴訟を起こされた。広島地裁で係争中の同訴訟で、橋下氏は「発言に違法性はない」と全面的に争っている。

 12日の会見で、いつもの強気な発言は聞かれなかった。出演番組の司会を務めるやしきたかじん氏から「番組のことは全部おれが責任を持つ」と言われたことに触れると、感極まって言葉に詰まり、涙をにじませた。

1990片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 18:23:09
一時は否定、なぜ一転出馬? 橋下氏会見
2007年12月12日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712120041.html

 「うそではないです」

 橋下徹氏は記者会見で、府知事選への立候補の意向を自民党側に伝えておきながら、テレビ番組では「出馬の意思はない」と繰り返し否定したことを問われ、厳しい表情で答えた。

 「法律的な話ですから。解除条件付きですから。(報道された時点で)当初から合意がなかったものと判断した」

 橋下氏によると、今月3日に自民党の古賀誠・選挙対策委員長と堺屋太一氏と東京で会い、知事選への立候補の意欲を伝えた。出演している番組をキャンセルするなどの調整が必要なため、事前に報道で事態が明るみに出れば、会談がなかったことにすることで出席者間で合意したという。

 その2日後、朝日新聞が橋下氏の擁立の動きを報じたことで、番組の調整がつかなくなると判断し、「全部なかったことにした」と話した。

 その後、7日ごろに騒ぎが一段落し、周囲の人に相談を始めた。番組の調整にもめどがついたことから、番組で共演しているやしきたかじん氏らにも相談し、立候補表明に踏み切った。

 会見で答えに詰まったのは、テレビ関係者に迷惑をかけたと繰り返す橋下氏に、「テレビを見た府民に対してはどう思っているのか」との質問が出た時だ。

 「それで……、こいつの言うことは信用できないなと言われれば、それは有権者の判断になる。……そこを覆せるだけの大阪を変えたいという、今からの気持ちを府民にアピールして、翻した部分をご了承していただきたい」と釈明した。

1991片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 18:24:06
「思いを実現することを選択」 橋下氏会見一問一答
2007年12月12日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712120031.html

 ――立候補の経緯を。

 政治への関心は5年ぐらい前から。11月の大阪市長選ぐらいから、自分が先頭に立とうと思った。私は不適切な発言もしているし、38年間、品行方正に生きてきた自信もないが、市長選で声をかけてもらい、チャンスが来ればやってみたいとの気持ちを抱いた。

 番組の調整は不可能と思ったが、島田紳助さんらに「大阪のためにやるんだったら、みんな理解してくれる」などと言われた。大迷惑と思うが、思いを実現することを選択した。

 ――知事になって何がしたいか。

 大阪府は東京を除くその他の道府県の一つになっているので特徴を出したい。テーマを絞ってお金を重点的に使う。とにかく子どもが笑う、そして職員が汗をかく。最大限予算を突っ込む。不妊治療対策、産科・小児科の問題、中学校給食の実施などに取り組み、皆さんが喜ぶ街にしたい。

 ――どの政党に推薦を要請するのか。

 国政に準じた政党間の対立が必要とは思わない。地方行政では政治的な主張は取り込むべきではない。

 ――一転して出馬を表明したことに、府民の理解が得られると思うか。

 義理を重んじ、仕事の調整がうまくいかなくて、という結果だが、大阪府を明るく元気にしたい、ということにはぶれがないとアピールしていきたい。

 ――自民党からの要請について、「報道されれば当初から(立候補を)了承していなかったことになる」という論理が府民に理解されると思うか。

 仕事の調整がつかなかったので技巧的なロジックを使ったが、その一点で「大阪を元気にしたい」との思いが否定されてしまうのであれば、もうしようがないな、と思っている。しょせん、そういう人物と評されたとあきらめるしかない。これからは社会的な、常識的な言葉で説明する。

1992片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 18:24:54
民主党は熊谷貞俊・阪大教授を擁立へ 大阪府知事選
2007年12月12日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712120044.html

 来年1月27日投開票の大阪府知事選で、民主党は12日、大阪大大学院工学研究科の熊谷貞俊(くまがい・さだとし)教授(62)を擁立する方針を固めた。熊谷氏は朝日新聞の取材に「前向きに考えている。一両日中に民主党に回答する」と語った。自民党は弁護士の橋下徹氏を推薦する方向で調整しており、公明党にも同調を求める方針。民主党が独自候補を擁立することで、府知事選は11月の大阪市長選に続き、国政の与野党が激突することになる。

 熊谷氏は東大卒。75年に大阪大助手、88年に同大助教授、90年に同大教授。専門分野は通信・ネットワーク工学、システム工学。兄は元阪大12代総長の信昭氏。

 これまでに平野博文・党府連代表が出馬を打診してきた。熊谷氏は朝日新聞に「大阪を何とかしたい。民主党は熱意がある。極めてまじめに考えている。その熱意に応えてあげたい気がある」と意欲を示した。

 党関係者によると、太田房江知事が高額講演料などの「政治とカネ」の問題で3選出馬を断念して以降、平野氏が複数の候補者リストをもとに元知事や大学教授らに打診を続けてきた。その中で、熊谷氏に好感触を得たという。民主党府連は17日の府連パーティーまでに、独自候補の擁立を目指していた。

1993片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/12(水) 21:42:02
衛藤参院議員、郵政民営化見直し法案採決を棄権
2007年12月12日19時42分
http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY200712120399.html

 自民党の衛藤晟一参院議員が12日の参院本会議で、民主党提案の郵政民営化見直し法案の採決を棄権した。衛藤氏は05年に郵政民営化法案に反対して離党した「郵政反対組」の一人。朝日新聞の取材に対し、衛藤氏は「見直し法案には反対だ」と語ったものの、党内からは「ちょっとよく分からない」(参院自民党幹部)と真意をいぶかしがる声も出ている。本会議前の自民党参院議員総会では、執行部が法案への反対を求めていた。

 衛藤氏は、05年の衆院選で大分1区から無所属で立候補し、落選。今年3月に復党し、7月の参院選比例区で当選した。

1994片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/13(木) 03:25:56
秘密徹底の民主、渡りに船の自民 大阪府知事選の舞台裏
2007年12月12日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712120092.html

 来年1月の大阪府知事選は主要政党が候補者を擁立する激戦模様となってきた。厭戦(えんせん)気分から一部にあった自民、民主、公明3党の相乗り論は雲散霧消し、12日には三つどもえの与野党激突の構図が固まった。太田房江知事の立候補断念から10日。府政のリーダーを選ぶ知事選は、11月の大阪市長選と同様、次の総選挙の前哨戦としても改めて注目を集めそうだ。

      ◇

 「まだ知事にもなっておりませんが、議会の皆さまのお力をお借りしなければなりません」

 12日午後。大阪府庁での立候補表明の記者会見を終えた橋下徹弁護士(38)は、大勢の報道陣を引き連れて府庁2階の議長室や与野党各会派の控室をあいさつして回った。同じころ、民主党が大阪大大学院の熊谷貞俊教授(62)の擁立に動いているとのニュースが駆けめぐった。

 事態が一斉に動き出したのは11日午後だった。

 東京・永田町の衆院議員会館にいた朝倉秀実・自民党府議団幹事長の携帯電話が鳴った。声の主は橋下氏だった。

 「あんなことをしてしまったけれど、もう一度チャンスはありますか」

 一度は立候補を撤回する姿勢を見せていた橋下氏が再度、自民党の推薦を得て、立候補したいと伝えてきたのだ。「本当にやる気があるのか」と問いつめる朝倉氏に「ぜひやりたい」と言い切った。「それなら府民に対してきちんと伝えなさい」。朝倉氏の言葉を受け、橋下氏は同日夕、芸能プロダクションを通じて立候補の意向を報道各社に伝えた。

 一方の民主党。その夜、大阪市内のホテルに平野博文・同党府連代表と府議団の幹部がひそかに会合を持った。前日までに候補者は2人まで絞られていた。「熊谷さんでお願いしたい」。平野氏が切り出した。阪大院教授の熊谷氏の名前が初めて府議らに明かされた。事前に熊谷氏と連絡をとった平野代表は、橋下氏の立候補の意向表明に「許されへん。大阪を馬鹿にしている」と電話口で憤ったという。

 この瞬間、自民、民主、公明3党の相乗りは崩壊した。

     ◇

 すべては、太田知事が立候補断念を表明した12月3日に始まっていた。

 3日午後、東京都内の宏池会事務所。評論家の堺屋太一氏に連れられた橋下氏が古賀誠・自民党選挙対策委員長に「知事をやらせてください。よろしくお願いします」と頭を下げた。自民、公明両党の推薦を受けて、府知事選に立候補したいと依頼したのだ。

 翌4日、自民党大阪府議団幹部の携帯に橋下氏から連絡が入る。

 「ぜひ立候補させてください。よろしくお願いします」

 「ほんまか。知事は激務やで。決心が変わることはないか」

 繰り返し確認する幹部に、橋下氏は「大阪のために頑張ります」と強調したという。

1995片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/13(木) 03:27:37

 それまで、府議団レベルでは自民、公明、民主の与党3会派の幹部らが「勝負は次の総選挙。知事選は自公民相乗りで楽にやりたい」と内々に話し合いをもった。だが、民主党の動きが全くつかめず、疑心暗鬼が広がる。民主党は平野府連代表を中心に水面下で候補者選考を進め、党内には厳しい箝口令(かんこうれい)が敷かれていたのだ。

 秘密裏に進められる民主党の候補者擁立の動きに、自民党内には「民主は戦うつもりか」との思いが募った。一度はあきらめかけていた橋下氏が改めて立候補の意向を伝えてきたのは、そんな時だった。自民党にとって「渡りに船」(ベテラン府議)だった。

 大阪府選出の同党国会議員は「選挙で勝てる可能性の高い候補を得たことは大きい。結局は自公推薦で勝ち馬に乗る形になる」と話す。

 一方、民主党が熊谷氏に目を付けたのは阪大を拠点に「大阪をサイエンスの街にしてもらいたい」(平野代表)との思いもあった。中小企業の活力を高め、優秀な人材を呼び込む。東京との差別化には、「根っからの大阪人」の熊谷氏は適任というわけだ。

 党関係者は、対立候補が知名度の高い橋下氏というのも有権者にアピールすると見る。府議の一人は「タレント候補を選ぶのか、まじめな人を選ぶのか。熊谷氏はいい人選だ」と自賛した。

 府議会与党会派のこうした動きに、共産党は批判を強める。この日、共産党推薦の弁護士梅田章二氏(57)を支援する約9千人が大阪市の府立体育会館に集まった。

 「知事を支えてきたオール与党は何の反省もない。知名度だけで候補者選びに躍起になっている。同じ弁護士でもえらい違いや」。同党の市田忠義書記局長は開口一番、タレント候補の擁立を批判した。

      ◇

 「悩ましい」。橋下氏の立候補表明と熊谷教授擁立という二つのニュースに、関西財界にはそんな戸惑いの声が広がった。関西経済連合会は11月の大阪市長選で現職候補を支援したが落選。知事選で支援候補が負ける事態は何としても避けたいところだ。自民党が橋下氏を推薦するとなれば、財界には最終的には政権与党の推す候補を支援せざるをえないという空気が強い。

 ただ、橋下氏は弁護士とはいえ、多くのテレビ出演をこなしてきた「タレント候補」のイメージがぬぐえない。それだけに、ある財界幹部は「タレント候補の選挙戦は、できれば避けたかった」とこぼした。企業幹部も「関西空港2期などが実現し、梅田・北ヤード開発も本格化する。この大切な時期にタレント候補とは」と、その行政手腕に疑問を投げかけた。

 一方、民主党の熊谷氏擁立に、別の財界関係者は「困ったなというのが正直なところ」という。

 熊谷氏の兄、信昭氏は元阪大総長。府と大阪市、経済界でつくり、御堂筋パレードなどを主催する「大阪21世紀協会」の会長を務めており、財界とのパイプは太い。熊谷氏について「あの人の弟か」と親近感を持つ経営者が少なくない半面、「お兄さんと財界とのつながりをあてにしての擁立では」との冷めた声も聞こえてくる。

 関経連などの経済団体は、政党の推薦動向などを見極めたうえで、12月下旬にも知事選への態度を明らかにする。太田府政支持を続けてきた経済界だけに、関係者からは「これくらいの顔ぶれなら、やはり太田知事の続投のほうがよかった」との声も漏れている。

1996片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/13(木) 03:29:49
橋下氏出馬に「戸惑い」 府議会の自民、公明会派
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200712/news1212.html#12122

 大阪府知事選(来年一月十日告示、同二十七日投開票)に弁護士でタレントとしても活動している橋下徹氏(38)が十一日、出馬する意向を固めたことを受け、府議会の自民、公明会派からは戸惑いの声が上がった。一方で、独自候補の擁立を進めている民主会派幹部は橋下氏の知名度の高さに警戒を強めた。

 自民、公明両党は橋下氏を支援する方向で調整する見通しだが、「橋下氏出馬へ」の知らせに、両党の大阪府議団幹部は複雑な反応を見せた。

 自民党府議団幹部は「(十日の)議員団総会で(橋下氏は)ないという説明があったばかり。府議団に対しては出馬するという意思表示は一回もなかった」と戸惑いを隠さない。

 別の幹部も「(橋下氏の)集票能力を買ってのことだろうが、どういう政治信条を持っているのかも知らない」と納得いかない様子。

 公明党府議団幹部は「大阪への思い、公明党に対する考え方を聞く必要がある。推薦の依頼があれば検討するが、経緯をきちんと説明してもらいたい」と話す。

 一方、太田房江知事(56)の不支持を決めてから、自民、公明との「相乗り」も視野に入れながら独自候補擁立に動いていた民主党府議団幹部は「このままいけば(自民、公明との)対決になる。橋下氏のネームバリューを考えると、強力な候補者になるのは間違いない」と警戒を強める。

 また弁護士の梅田章二氏(57)を推薦することを決めている共産党府議団の幹部は「行き詰まっている府政を変えるために、橋下氏がどういう政策を打ち出すのか関心を持って見ている。府民の前で、政策論争を大いにやりたい」と意気込んでいる。

1997片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/13(木) 08:05:41
橋下弁護士、熱弁!急転出馬…来年1月大阪府知事選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071213-OHT1T00094.htm

 「行列のできる法律相談所」などに出演するタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が12日、大阪市内で記者会見し、来年1月の大阪府知事選(10日告示、27日投開票)に立候補することを正式に表明した。トレードマークのサングラスやカジュアルな服装を脱ぎ捨て、スーツ姿でイメチェン。不出馬宣言の撤回を「ウソといえばウソだった」と弁明したが、得意のトークを駆使し、合計3時間50分にわたる異例のロング会見で決意をあらわにした。

 「2万%ない」と言って出馬報道を否定してきた橋下氏が覚悟を示した。「大阪を変えたい。何とかしたい」茶髪は黒髪に。テレビ出演時の色つき眼鏡を外し、濃紺のスーツにネクタイを締めて臨んだ。心身とも一新を図った。

 出馬会見は、午前10時からの大阪府庁と午後1時半から大阪市内のホテルでのダブルヘッダー。合計3時間50分に及んだロングラン会見のほぼ9割を冗舌に語り続けた。

 出馬までの経緯は揺れに揺れた。今月3日に、元経企庁長官の堺屋太一氏に連れられ、自民党の古賀誠選対委員長と会談し、立候補の意向を示したことを明かした。

 ネックになったのは難航した出演番組の調整。橋下氏は「報道されれば仕事の調整ができなくなるので出馬できない」とあらかじめ先方には説明。だが、出馬報道が再三出たことで自ら「なかった話」として報道の火消しを図ったという。

 この経緯を「解除条件付き契約」「技巧的なロジックを使った」と法律家らしい用語を駆使し、「法律的には詭弁(きべん)なのかもしれません」とサラリ。結局、出馬打診すら否定してきた一連の自身の発言を「ウソといえばウソだった」と渋々認めた。

 府政への意欲を何度も強調する一方、府民がどう受け取るかという厳しい突っ込みには「その一点で否定されるならしょうがない」「出馬するしないの発言は重いと思わない」など半ば開き直ったかのような発言も。会見は若干紛糾したが、最後は“トーク”の量と質で報道陣を説き伏せた。

 知事就任となれば現在の億単位の収入が激減するが、「経済上、仕事上を考えればメリットはない。自分の子供も家族も楽しくなる街、それが最大のメリット」と7人の子だくさんの父親らしい言葉で大阪LOVEをアピールした。

 「タレント弁護士」の地位を築いてきた過程では、問題発言で物議を醸すこともあった。「不適切な発言をしてきたし、品行方正という生き方をしてきたわけではありません。高校の成績も悪かったし、妻が所属してたテニス部の部室にも忍び込みました」と橋下氏。今後はタレント仲間への応援要請も検討。「異端児」の選挙戦が始まる。

 ◆紳助期待「正義感強い」 ○…橋下氏が出演する、日テレ系「行列のできる法律相談所」で司会を務める島田紳助さん(51)は所属の吉本興業を通じ、「正義感強くすべてにおいてまじめな人間です。がゆえに、収入が何分の一になろうが、自分が今時代を、という思いが強くなったのだと思います。新しい時代のリーダーになっていただきたいと思います」とファクスでコメントを寄せた。

(2007年12月13日06時02分 スポーツ報知)

1998片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/14(金) 23:05:32
熊本県知事選 元県部長出馬へ 潮谷氏が打診
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20071214/20071214_003.shtml

 任期満了に伴う来春の熊本県知事選に、元熊本県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が13日、無所属で立候補する意向を明らかにした。鎌倉氏には今月中旬以降、民主党県連や潮谷義子知事が出馬を打診していた。

 鎌倉氏は県に在職時、川辺川ダム問題で国土交通省と反対派住民が直接討論する住民討論集会や、同ダムを水源とする国営川辺川土地改良事業(利水事業)の新利水計画について農林水産省と農家が話し合う関係者協議などを担当した。

 知事選の争点となる同ダム問題については「ダムが治水として最終手段なのか、徹底的に検証した上で時間をかけずに決断する」としている。

 鎌倉氏は同県阿蘇市生まれで1971年県庁入り。昨年3月末に地域振興部長で退職し、地元のテレビ局顧問を務めていた。同局には12日付で退職願を出したという。

 知事選をめぐっては元消防庁次長の北里敏明氏(59)が既に立候補を表明。同ダム建設予定地である同県相良村の矢上雅義村長(47)も14日に正式に立候補表明する。

=2007/12/14付 西日本新聞朝刊=
2007年12月14日01時36分

1999片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/15(土) 07:08:41
熊谷氏、妻に後押しされ出馬…大阪府知事選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071215-OHT1T00028.htm

 来年1月の大阪府知事選で、大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)は14日、民主党大阪府連の常任幹事会で「苦慮したが決意を固めた」と述べ出馬を表明した。

 熊谷氏は「大阪を何とかせなあかんという気持ちが前々からあった。家庭に明るさを取り戻したい」と述べ、大阪を支える中小企業への対策に力を入れるとしている。

 一方、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)を推薦する方向の自民党は14日、府議団が総会を開いたが、推薦は決まらなかった。朝倉秀実幹事長は記者団に「知名度や人気と、知事にふさわしいかどうかは全く別」と述べ、橋下氏と府議団幹部が18日に再度、お互いの政策について意見交換することを明らかにした。

 ◆熊谷氏妻「あの男には…」橋下氏酷評
民主党の鳩山由紀夫幹事長は14日、来年の大阪府知事選で、大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏が出馬の意向を固めたことについて、「非常にいい戦いになる。学識経験豊かな人が出馬するのは大変素晴らしいことだ」と述べた。

 自民、公明両党は弁護士でタレントの橋下徹氏を推薦する方向。鳩山氏は熊谷氏出馬について「一番反対していた奥さまが『あの相手にだけは大阪を任せられない。ここで出なければ男じゃない』と最後は強く推したと聞いている」と述べた。

(2007年12月15日06時00分 スポーツ報知)

2000片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/15(土) 07:12:06
福井市長選あす告示
3陣営準備万全 選管入念にリハ 讀賣福井

 福井市長選は16日に告示される。前副市長の東村新一氏(55)=自民、民主、公明、社民、国民新推薦=、元市議の西村高治氏(64)=共産推薦=、県議の高木文堂氏(52)といういずれも無所属新人の3人が立候補の意向を表明しており、三つどもえの選挙になる見通し。市選管はこの日、告示のリハーサルを行い、立候補届を受け付ける手順などを確認した。投開票は23日。

 東村氏は、主要政党や農業、経済など約450団体の推薦を得た。これまでに後援会や連合福井の決起集会が開かれ、東村氏は「高感度コンパクトシティーを発展させ、家族が笑顔で暮らせる福井を実現したい」と強調した。全地区で後援会を発足させるなど組織力を生かし、人柄と知名度を浸透させる構えだ。

 西村氏は、後援会のあいさつ回りのほか、1日に約20か所で街頭演説をこなしている。11日には市民団体の集会に臨み、「暮らしを追いつめる政治を断ち切り、住民奉仕の政治を実現したい」などと訴えた。陣営では「生活が苦しい人が増えており、暮らしと福祉を守るという主張が共感を集めている」と手応えを話す。

 高木氏は、出馬表明後は連日、朝夕に街頭演説を行い、「地域間競争に勝ち抜ける産業構造に転換し、市民の常識で動く市政にしよう」と呼びかけている。選対本部を組まず、草の根選挙に徹するとしており、陣営では「支援者らが勝手連的に動いてくれる。知名度を武器に、政策を広く訴えたい」としている。

 市選管のリハーサルは、告示当日と同様に同市役所企業局庁舎5階ホールで行われ、職員ら約40人が参加した。藤井健夫・市選管委員長が「11月10日ごろに前市長から電話があった。師走の忙しい時期の選挙になり、申し訳ないがよろしくと言われた」と職員らに伝え、立候補届を受け付ける順番をくじで決めるなど、本番さながらに一つひとつの手順を確認していった。

(2007年12月15日 読売新聞)

2001片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/15(土) 07:16:23
潮谷知事 鎌倉氏支援を明言「自民県連驚きと批判の声」 讀賣熊本

  来春の知事選は14日、新たに元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が名乗りを上げることがわかり、さらに潮谷知事が鎌倉氏支援の考えを明らかにしたことで、情勢は大きく動いた。一方、矢上雅義・相良村長(47)の正式表明を受け、川辺川ダムの賛成、反対両派からはさまざまな声が上がった。知事選ではほかに弁護士で総務省OBの北里敏明氏(59)が立候補を表明している。

 ■事実上の後継

 潮谷知事は、3選不出馬を表明した6日の記者会見で、知事選への姿勢について「私のスタンスに共感する人が出てくれば個人としてバックアップする」と発言。県民の高い支持を受ける潮谷知事の動向に注目が集まっていた。

 鎌倉氏は、潮谷知事が「中立」の立場を打ち出した川辺川ダム問題の担当理事を務め、住民討論集会の開催に尽力するなど支えた。

 潮谷知事は14日、報道陣に対し、「後継や禅譲というものではない。(九州新幹線や水俣病、川辺川ダムなど)県政の大きな課題に真正面から取り組んできた点で非常に信頼している。(応援するのは)当然だと思う」と支援の考えを明言した。

 潮谷知事が出馬を要請したとの見方については「彼自身が県政に熱い思いを持っており、出馬の意思があるかどうかを問うたのは事実」と明言を避けた。

 ■交錯する思惑

 自民党県連は、知事選検討委幹事会を非公開で開催。出席した県議からは潮谷知事が鎌倉氏支援を明言したことへの驚きと批判の声が相次いだという。

 会合後、前川收幹事長は「(鎌倉氏の決断は)県連の候補者選定に影響はない」としたうえで、「(知事の鎌倉氏支援の姿勢には)驚いている。2回の選挙と2期8年間支えてきた自民党に何の相談もなかった」と不快感をあらわにした。

 同党は14日、上京中の有力県議が県選出国会議員らと協議し、挙党態勢で知事選に臨む方針を確認した。

 民主党県連は、鎌田聡代表代行らが鎌倉氏と11日に会い、知事選への出馬を打診し、「決めていない」と返答されていたことを明らかにした。鎌倉氏は14日、「政党から支援の話があれば検討したい」としており、県連は15日に役員会を開き、対応を協議する。

(2007年12月15日 読売新聞)

2002片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:34:22
次期知事選、2月までに結論 民主県連  熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071215200021&amp;cid=main

 民主党県連は十五日、役員会を開き、来春の知事選の対応を協議した。擁立を目指していた元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が、いずれの政党の推薦を受けずに無所属で立候補する意向を持っていることから、ほかの候補擁立も含め、遅くとも来年二月上旬までに結論を出すことを確認した。

 熊本市神水の県連事務所に、県連代表の松野頼久衆院議員(熊本1区)ら八人が出席した。知事選については(1)自民党との相乗りはしない(2)川辺川ダムに反対、の判断基準で、推薦候補などを選定する方針をあらためて確認。終了後、松野代表は「県政浮揚のために誰が相応しいか見極めなければならない。今後、出馬表明する人を含めて公約を検討したい」と話した。

 一方、次期衆院選の熊本2、4区の公認候補についても最終調整を進めたが結論は出ず、党本部の常任幹事会がある二十五日までに決定。社民党が公認候補を決めている熊本5区も一本化に向けて調整を続ける、とした。(並松昭光)

2003片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:35:50
田中氏、立候補取りやめ
来年1月の大津市長選  滋賀
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007121500079&amp;genre=A2&amp;area=S10

 大津市長選(来年1月20日投開票)への立候補を表明していたチケット販売業の田中敏雄氏(66)が14日、立候補を取りやめることを明らかにした。

 田中氏は辞退する理由について「お金をかけない選挙を模索してきたが、市民から支持を得られないと感じた」としたうえで「(出馬表明後)自分と同様の政策を掲げる候補も出始め、票を分散させてはいけないと考えた」と述べた。

 今後の活動について「他の候補の応援に回ることはない。市民活動の中で市政をチェックしていきたい」としている。

 同市長選には現職の目片信氏(66)、共産党大津湖南地区副委員長の井上敏一氏(54)、会社社長の黄瀬紀美子氏(55)が立候補する意向を示している。

2004片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:40:16
ダム絡み行方混沌 知事応援の鎌倉氏が浮上 北里氏、矢上氏出馬を表明 岩下氏も意向 熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20071215/20071215_002.shtml

 潮谷義子知事の任期満了(来年4月15日)まで4カ月。次期知事選には元消防庁次長の北里敏明氏(59)に続き、相良村長の矢上雅義氏(47)が14日、村議会で正式に立候補を表明。元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)も同日、立候補の意向を固めた。さらに「潮谷知事から要請を受けた」という元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)も浮上。自民党も年内をめどに候補者を選考する予定で「ポスト潮谷」を選ぶ争いは県政界に複雑な波紋を広げつつある。

■反対派の困惑

 「出馬します。ダム建設に何100億円も無駄に使うわけにはいかない」

 14日午前の相良村議会。矢上氏は村議の緊急質問に答える形で知事選への立候補を正式に表明した。

 矢上氏が知事選への挑戦の“大義”として掲げるのが、村内に計画されている川辺川ダムの建設阻止だ。「来年度村予算の成立後」とする自身の辞職時期も、その後の村長選と知事選が同日選となる時期を選び、ダム問題を争点化することで「反対派」の支持固めを狙う。その戦略に影響を与えかねないのが、鎌倉氏の突然の浮上だ。

 鎌倉氏は県在職時、潮谷知事の特命を受けてダム問題を担当。国交省と反対派住民による住民討論集会、国営川辺川土地改良事業(利水事業)の新利水計画を話し合う関係者協議を手掛け、ダム問題に「中立」を掲げた潮谷県政の“立役者”として知られる。

 「複雑な気持ちだ。(鎌倉氏と矢上氏で)話し合ってもらえないか」。村議会を傍聴したダム反対派の男性(73)は困惑の表情を浮かべた。

■緊急の幹事会

 鎌倉氏の浮上は、候補者の選考を急ぐ自民党県連にも衝撃を与えた。

 14日夕、党県連は急きょ、知事選検討委員会幹事会を開催。終了後、前川收幹事長は報道陣に対し「驚いた。潮谷知事が、過去2回の知事選を懸命に支えたわれわれに相談せずに後継を立てるとは」と憤ってみせた。

 自民党県連が警戒するのは、鎌倉氏が掲げた「現職の出馬要請」という看板だ。知事選が混戦となれば、知名度抜群の潮谷知事の支援が有利に働くのは間違いない。

 鎌倉氏によると潮谷知事とは10日夜、熊本市内のフランス料理店で2人だけで会食。その席で潮谷知事から「立候補してほしい」と要請を受けたという。2日後、鎌倉氏は潮谷知事に電話で出馬の意向を伝えている。

 「本当に出馬要請だったのか。知事に確認すると『少しニュアンスが違う』という答えだった」と山本秀久・県連会長。

 「要請」があったかどうかはともかく、潮谷知事は鎌倉氏への「応援」を示唆。自民党県連は、ダム問題で立場が異なる鎌倉氏を「候補の対象としない」(前川幹事長)としており、現状では潮谷知事と自民県連の「対立」は必至とみられる。

■民主党も打診

 一方、鎌倉氏に対しては民主党県連も独自に接触していた。

 関係者によると今月初めに開いた党県連の役員会で、知事選の候補者として鎌倉氏を含む複数の名前が浮上。11日夜、鎌田聡代表代行ら2人が鎌倉氏に会い、立候補を打診したという。

 鎌倉氏は明確な返事をしなかったとみられるが、鎌田代表代行は「リーダーシップと決断力を兼ね備えた人と評価している。鎌倉氏が推薦などを求めなくても、こちらが自主的に支援することもありうる」と話す。同党は15日午前に役員会を開き、知事選の対応を協議する予定だ。

■知事「出馬要請」言葉濁す

 来春の知事選に立候補する意向を固めた元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)について、潮谷義子知事は14日、報道陣に対し「川辺川ダムや水俣病など県政の重要課題に取り組んできており、応援したい」と語り、鎌倉氏が立候補すれば支援する考えを明らかにした。

 潮谷知事によると10日、鎌倉氏と会った際に立候補する意思があるかどうかを質問。鎌倉氏から出馬の意思を伝えられた際には「頑張って、私も応援する」などと答えたという。ただ、立候補を要請したかどうかについては「鎌倉さんが主体的に決定したという事実が大事」と言葉を濁した。

 潮谷知事は6日に三選への不出馬を表明。後継候補の擁立を否定する一方で「私とスタンスが共通している人がいれば個人としてバックアップしたい」と語っていた。

=2007/12/15付 西日本新聞朝刊=

2005片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/16(日) 10:55:15
「ほんまに弱りましたなあ」 大阪府知事選で戸惑う関西財界 (1/2ページ)
2007.12.15 20:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071215/lcl0712152019004-n1.htm

 来年1月の大阪府知事選をめぐり、関西財界に戸惑いの声が広がっている。自民と公明が推薦を検討している弁護士の橋下徹氏(38)と、民主が推薦する大阪大大学院工学研究科教授の熊谷貞俊氏(62)のどちらを支援するか思惑が交錯しているからだ。過去の知事選では与党(自民)の推薦候補を応援してきたが、今回はシナリオ通りに進みそうにない。

 「ほんまに、弱りましたなあ」

 大阪市内のホテルで14日に開かれた関西経済連合会の年末懇親会。大阪府知事選の話題になると参加者の間から、こんな感想が漏れた。

 高額の講演料問題など「政治とカネ」の問題で不出馬を表明した太田房江知事とはいえ、関西財界には太田府政を評価する声も少なくない。それだけに「次は誰か」に、関心が集まっている。

 橋下氏が立候補表明をした今月12日午前。財界関係者には「テレビ出演を通じて知名度が高い。弁護士の仕事で培った庶民感覚を(府政に)生かせる」など好意的な声が聞かれた。前向きな評価の背景には「いずれ自民党がバックにつく」(別の関係者)との判断があったとみられる。

 そうした見方も同日午後に一転する。関西財界とパイプが太く、「経済に明るい」とされる熊谷教授を民主が擁立する方針を固めたためだ。

 阪大出身者の多い関西財界だけに、大手企業の役員は「与党の自民、公明が熊谷さん、民主が橋下さんならば何の問題もないのだが…」と戸惑いを隠さない。

 熊谷氏の場合、実兄で阪大の12代総長を務めた熊谷信昭氏が大阪21世紀協会会長や関西広域機構の顧問を務めるなど、関西財界とのつながりの深さが親近感につながっている。

 元アナウンサーの平松邦夫氏が当選した大阪市長選の影響も、小さくない。関経連の下妻博会長が3選を目指した関淳一市長の支持を打ち出しながら、「存在感を発揮できなかった」(大手企業社長)。苦い経験が慎重姿勢につながっており、下妻会長も「(知事選について)関西財界はあくまでニュートラル」と言葉を濁すほどだ。

 大阪府知事と関西財界の関係は“あうんの呼吸”とされる。関西経済の活性化には税制優遇や産業関連法案の整備など行政のテコ入れが必要な一方、知事にとっては有利な選挙戦を進めるには支援が不可欠だからだ。

 自民が橋下氏への推薦を決めれば支持の動きが出るとはいえ、「各党が国政選挙の論理を知事選に持ち込んでおり、関西財界がかき回されている」(財界幹部)というのが本音のようだ。

 府知事選は、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)も立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦になりそうだ。

2006片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 01:21:36
労使協調…連合大阪が熊谷氏推薦へ 大阪府知事選
12月16日21時41分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071216-00000932-san-pol

 来年1月の大阪府知事選で、連合大阪が大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)を推薦する方針を固めた。共闘関係にある民主党府連が14日に推薦を決めたためで、17日に会合を開き、推薦手続きに入るとみられる。熊谷氏は財界との関係も深く、一部に支持する声も出ており、関西企業のなかには、労使が共同歩調を取って支援体制を固める動きも一部で出始めている。
 民主府連は今月初めに熊谷氏に出馬を打診して以降、連合幹部と水面下で調整を重ねながら、14日に熊谷氏の推薦を決定。連合大阪もこれに同調し、熊谷氏を推薦する方針を決めたとみられる。
 これまで連合大阪は、関西財界とともに太田房江知事の後援団体「21世紀大阪がんばろう会」の主体として活動。同会は太田氏の出馬断念で活動を休止しているが、同会会長でダイキン工業の井上礼之会長は今月3日の会見で「立候補する候補を(連合と財界の)両方が良いということになれば、再び同じ枠組みで支持することはある」と言及していた。
 ある民主府連幹部は「すでに財界の一部から熊谷氏を支援する声があがっており、財界が熊谷氏を支持することもありうる」と指摘。大阪府内のある会社経営者は「熊谷氏は大阪にゆかりがあり、経済のことも良く知っているので身近に感じる」と熊谷氏を支持する意向を示している。
 熊谷氏の兄、信昭氏は元大阪大総長で、財界などでつくる「大阪21世紀協会」会長。熊谷氏自身も教え子が大手企業に就職している経緯などから関西企業の役員らを交えた会合を定期的に開催しており、財界には幅広い人脈があるという。
 ただ、経済界はもともと自民党との結びつきが強く、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が自民、公明に推薦を求めていることから、関西財界全体としての支援の見通しは不透明だ。
 知事選には、共産党推薦の弁護士、梅田章二氏(57)が出馬表明しており、3つどもえの戦いが予想されている。

2007片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 23:00:46
熊谷氏が知事選へ決意表明 大阪、自公も対応協議
2007年12月17日 18時58分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007121701000343.html

 来年1月の大阪府知事選で、出馬を表明した大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)が17日、民主党府連の政治資金パーティーに出席し決意表明。自民、公明の両党も府議団総会を開き、推薦を求めている弁護士でタレントの橋下徹氏(38)への対応を協議した。

 熊谷氏に対しては連合大阪も支援を決定。各党は府議会がこの日、閉会したことから知事選への準備を本格化させる構えだ。

 自民、公明両党の府議団はそれぞれ18日に選挙公約に関し、橋下氏から見解を聴いた上で、態度決定する運び。

 ただ両党内には、橋下氏がいったんは出馬を全面否定した後、一転して立候補を表明した経緯などをめぐって「言葉が軽い」との批判もある。「熊谷氏からも話を聞きたい」との声が出ており、両党の態度決定までには曲折も予想される。

 知事選には共産党推薦で梅田章二氏(57)も出馬表明している。

(共同)

2008片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/18(火) 00:42:57
340人が橋下氏の懲戒処分を請求
2007.12.17 22:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071217/crm0712172224025-n1.htm

 大阪府知事選への立候補を表明している弁護士の橋下徹氏(38)が、平成11年に起きた山口県光市の母子殺害事件の裁判をめぐり、被告弁護団の懲戒請求をテレビ番組で視聴者に呼びかけたことに対し、全国の市民ら約340人が17日、「刑事弁護の社会的品位をおとしめた」として、橋下氏の懲戒処分を所属先の大阪弁護士会に請求した。

 懲戒請求書によると、殺人などの罪に問われている被告の元少年(26)=広島高裁で差し戻し控訴審が結審=の主張を弁護団が擁護することについて「刑事弁護人として当然の行為」と主張。橋下氏の発言は弁護士法で定める懲戒理由の「品位を失うべき非行」などにあたるとしている。

 橋下氏は、5月27日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)で、元少年の弁護団が1、2審での主張を上告審以降に変更し、殺意や婦女暴行目的を否認したことを批判。「もし許せないと思うんだったら、一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」などと視聴者に呼びかけた。

 懲戒請求に対し橋下氏は「特定の弁護士が主導して府知事選への出馬を表明した時期に懲戒請求したのなら、私の政治活動に対する重大な挑戦であり、刑事弁護人の正義のみを絶対視する狂信的な行為」とコメントした。

2009片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/18(火) 14:50:47
鎌倉氏が出馬表明、潮谷県政の継承打ち出す…来春の知事選
川辺川ダム建設は“原則反対” 讀賣熊本

 来春の知事選で、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)は17日、県庁で開いた立候補の記者会見で、潮谷県政の継承を明確に打ち出した。3選不出馬を決めている潮谷知事は鎌倉氏を支援する意向を示しており、潮谷県政への評価が争点の一つに浮上しそうだ。

 鎌倉氏は出馬を決めた理由について「10日に知事と会った際、『立候補を考えてみたら』と言われた。後継とか指名という言葉は一切出なかったが、知事の言葉が決断を促した」と明かし、「潮谷県政の継承、発展に取り組む。(潮谷県政の柱である)ユニバーサルデザイン(UD)とパートナーシップは県政全般に通じる基本理念として受け継ぐ必要がある」と述べた。

 鎌倉氏は、潮谷知事が「中立」の立場を取った川辺川ダム問題の担当理事を務め、住民討論集会の開催に中心的にかかわるなど二人三脚でダム問題に取り組んできた。

 記者会見では、ダム建設について“原則反対”の立場を明確にし、「国交省がダム建設の根拠とする基本高水流量(洪水時の最大流量)はあくまで推定値。昭和40年前後から球磨川流域で起きた水害の状況やその後の河川改修などを徹底的に分析、検証するよう国交省に要請したい」と主張。その上で「ダムによらない治水対策を検討し、場合によっては住民の意見を直接問うことも手段の一つ」と述べた。

(2007年12月18日 読売新聞)

2010片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/19(水) 12:29:22
蒲島、中山氏軸に擁立へ 知事選で自民 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071219200005&amp;cid=main

 来春の次期知事選で、自民党県連は十八日、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)と崇城大学長の中山峰男氏(60)を現段階での最有力候補と判断、擁立を念頭に候補者選考に着手する方針を決めた。十九日以降、県連役員でつくる知事選検討委の代表が二人の意向を聴取し、年内をめどに候補者を絞り込み出馬を促すとしている。

 十九日には元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)も立候補を表明する。知事選は既に三人が出馬表明しており、候補者の乱立模様が色濃くなるとみられる。さらに蒲島氏には、自民党との相乗りを原則禁止している民主党県連も「意中の候補の一人」(県連幹部)として接触しており、自民、民主がバッティングする複雑な様相を呈している。

 自民党県連は、潮谷義子知事が不出馬を表明した六日以降、友好団体や市町村長、保守系地方議員と意見交換を進め、「自薦・他薦を問わず、次期リーダーにふさわしい知事像や政策を探ってきた」(前川收幹事長)。その中で蒲島氏と中山氏は、党県議団を中心に推薦する声が上がっていた。

 蒲島氏は山鹿市(旧鹿本町)出身。鹿本高卒。鹿本農協職員を経て米国のネブラスカ大卒、ハーバード大大学院修了。筑波大教授から現職。東京都江東区在住。

 中山氏は熊本市出身。済々黌高〜熊本大工学部卒。崇城大(旧熊本工業大)職員から学長に就任。今夏の参院選では熊本選挙区の自民党候補の後援会長だった。

 党県連は二人から立候補の意思確認や政策などを聴き調整に入る。県連役員の一人は「自民党の看板にこだわらず、多くの政党や県民が共鳴できる候補者が望ましい」として、民主党など各党相乗りも模索する構え。

 その一方で県連は、既に出馬表明した三人は、選考対象から除外する方針を打ち出している。ところが、十八日の県関係の自民党国会議員の会合では、野田毅衆院議員が「候補者が推薦願を出してもいない状況で門戸を閉じるべきではない」と指摘、県連側に選択肢を狭めないよう求めた。

 対する民主党県連。自民党サイドから蒲島氏の名前が上がったことに当惑を隠さない。県連代表の松野頼久衆院議員は「自民党との相乗り選挙はない」と断言するものの、別の県連役員は「蒲島と距離感は遠くない」と漏らす。

 このため蒲島氏の去就が、自民、民主双方の次期総選挙を含めた選挙戦略に大きな影響を与える可能性もある。

 一方、岩下氏は熊本市出身。県議を経て、細川護熙元首相の議員辞職に伴う衆院熊本1区補選に自民党から出馬、当選した。ただ知事選には無所属で出馬するという。

 知事選には元消防庁次長の北里敏明氏(59)、球磨郡相良村の矢上雅義村長(47)、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が立候補を表明している。(知事選取材班)

2011片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/19(水) 12:30:48
伊藤知事「出馬表明、3月が目安」/次期知事選
衆院選の動向注視
(12/19 07:53) 鹿児島
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=8246

 伊藤祐一郎鹿児島県知事は17、18日に行われた南日本新聞など報道各社の年末インタビューに対し、2008年7月の任期満了に伴う知事選について、2期目の立候補は「まだ決断していない。表明しにくい状況」としながらも、「一つの目安は3月議会」との意向を示した。
 伊藤知事は自民分裂となった2004年の知事選で、一時自民党に入党したもののその後離党。県民党を掲げ初当選し、2期目の立候補も確実視されている。これまでに次期知事選への立候補を表明した人はいない。
 伊藤知事は立候補表明しにくい状況の一つに、二大政党実現をにらんだ次期衆院選の時期が不透明なことを挙げ、その結果は知事選に立候補する際の公認や推薦といった政党との関係にも影響すると指摘。「衆院選が知事選よりも前だと、どこ(の政党)にも行かないというわけにはいかず、その時どうなるかという話も含め考えないといけない。衆院選が後だと(政党のことは)心配しなくていい」と説明した。
 また、最終的に国政が二大政党になった場合、「首長だけ市民党、県民党という選択は極めて難しくなると思う」と述べ、知事も党派色を帯びざるを得なくなるとの考えを示した。

2012片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 15:24:26
岩下・元衆院議員が出馬表明 知事選  熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071219200014&amp;cid=main

 元衆院議員の岩下栄一氏(61)は十九日、県庁で記者会見し、来春の知事選に無所属で立候補することを表明した。知事選への出馬表明は四人目。

 岩下氏は会見で「経済の活性化や農業など一次産業の振興、教育の充実に力を入れる」と強調。公約として「県民所得倍増計画の策定」などを挙げたが、財源の裏付けなどを精査し、来年二月に公表するマニフェストで具体的政策として示す。

 県教育委員会が進めている県立高校再編整備計画については「凍結して見直す。地域の核でもある学校を財政や効率性の観点で論じるべきではない」と述べた。

 各政党に推薦や支持は当面求めず、無所属で出馬する考えで、所属している自民党は離党する。

 岩下氏は熊本市出身。早稲田大大学院修了。県議に四回当選後、細川護熙元首相の議員辞職に伴う一九九八年の衆院熊本1区補選に自民党から出馬し、当選。二〇〇〇、〇三年の衆院選は落選した。

 知事選には、弁護士の北里敏明氏(59)、球磨郡相良村の矢上雅義村長(47)、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)が出馬表明している。(小多崇)

2013片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 15:25:01
選挙:熊本県知事選 岩下元議員も出馬表明 自民は崇城大学長に打診
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20071220ddp041010013000c.html

 来春の熊本県知事選に、元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)が19日、無所属で立候補すると表明した。同知事選への立候補表明は4人目。一方、候補擁立を模索中の自民党県連は同日、崇城(そうじょう)大(熊本市)の中山峰男学長(60)に出馬の意思があるかどうか打診した。

 岩下氏は「経済を回復させ、県の主産業である農業を振興することで、熊本の底力を引き出したい」と出馬の理由を述べた。

 岩下氏は79年から県議を4期務めた後、98年の衆院熊本1区補選で初当選。00、03年の衆院選は自民党公認で出馬したが落選した。

 一方、自民党に出馬を打診された中山氏は「重く受け止めているが、大学の経営をどうするのかなどの壁もある。今は五分五分で、熟慮している」と回答を保留した。中山氏は熊本大卒。会社員などを経て、03年に崇城大学長に就任した。【笠井光俊】

毎日新聞 2007年12月20日 西部朝刊

2014片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 15:32:41
大津市長選投票まで1か月
目片氏,「市政発展」を決意 井上氏,「誇り持てる街に」 黄瀬氏,「公共事業見直し」 讀賣滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20071219-OYT8T00685.htm

 大津市長選(来年1月13日告示、20日投開票)は、投開票まで1か月に迫った。これまでに現職で再選を目指す目片信氏(66)と、共産党大津湖西地区委員会副委員長の井上敏一氏(54)、人材育成会社社長の黄瀬紀美子氏(55)の2新人が、いずれも無所属で立候補を表明している。準備も活発化しており、年末年始を挟んで前哨戦は白熱しそうだ。

 目片氏は、3月に病気で倒れたが、6月の定例記者会見で早々と立候補の意向を示し、回復ぶりをアピールした。11月24日に市内のホテルで開いた集会には、市議や後援会関係者ら850人が出席。「市政の発展のために取り組む」と決意を述べた。市議会公明党議員団が推薦を決めたほか、自民党系会派「大志会」など残る与党2会派も推薦する方針。22日に同市打出浜に事務所を開設する。

 井上氏は、労働組合や市民団体などでつくる「いのちとくらしを守る大津市政をつくる会」が支持母体で、共産党が推薦する。

 19日の同市昭和町での事務所開きでは、支援者ら90人を前に「市民の立場に立ち、誇りを持てるまちづくりを目指す」とあいさつ。福祉・医療の充実や大型小売店の進出反対を訴えた。同会の長田茂事務局長は「地元の要望を聞き、政策をアピールしていく」と話す。

 黄瀬氏は11日に出馬を表明し、「大型公共事業を見直し、女性や高齢者の就業をサポートする」などとした。18日には嘉田知事を支持する「対話でつなごう滋賀の会」から推薦を受けた。19日の市議会閉会後、各会派の部屋を回ってあいさつも済ませた。

 代表を務めるNPO法人の関係者や知人らが支持母体となる組織を22日に設立。26日に同市下阪本で事務所開きをする。

(2007年12月20日 読売新聞)

2015片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/20(木) 16:21:58
77%が福井市長選に関心 本紙電話世論調査
2007年12月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20071220/CK2007122002073470.html

 23日投開票の福井市長選に向け、中日新聞社は17、18の2日間、市内の有権者500人を対象に電話世論調査を実施した。立候補したいずれも無所属新人で、前副市長の東村新一候補(55)=自民、民主、公明、社民、国民推薦=が激しく競り合う前県議の高木文堂候補(52)をややリードし、共産党市委員長の西村高治候補(64)=共産推薦=が追う展開になっている。依然として4割近い有権者が投票する候補者を決めていないと回答しており、情勢はなお流動的となっている。 (福井市長選取材班)

 ◆選挙情勢


 投票する候補者を決めた有権者では、東村候補は女性から支持を集め、世代別では60代以上の高齢者に浸透している。政党別で自民支持層の6割、公明、社民支持層なども固めている。農林漁業者や専業主婦などからの支持も厚い。高木候補は20代の若者から期待を集める。民主支持層の一部や無党派層にも幅広く食い込み、学生や管理職などに強い。西村候補は共産支持層の大半を固め、現業職などから一定の支持を得る。

 ◆関心

 選挙に「非常に関心がある」と「少しは関心がある」を合わせると77%に。年代別には50代以上で関心のある人が80%を超える一方、20代が55・4%にとどまっている。関心のある人は投票に行くかどうかとの問いに「必ず行く」が90%を超え、一定の興味の高さはうかがえる。

 ◆期待する政策


 「中心市街地の活性化」は「福祉・医療の充実」に続く2番手。年代別で20代が57・1%、職業別で学生が64・9%とそれぞれトップに選んでおり、若い世代が中心街に関心を持つ傾向が出た。「子育て・少子化対策」など主に生活に密着した項目が上位に並び、誘致に向けた要望活動が続く「新幹線の整備」は下位になっている。

 ◆中心市街地、郊外の整備

 坂川優前市長が推し進めた中心市街地活性化の路線について、当面の継続を求めたのは23・8%で、郊外重視への修正を求める13・2%を上回った。双方のバランスを取るべきだとの答えが57・4%を占め、各候補者の提示する路線の傾向が注目を集めそうだ。

 ◇調査方法 コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかける「RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)追跡法」で実施。性別や年齢の偏りを市内の有権者の全体の構成比に合わせ、係数処理して集計した。

2016片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/21(金) 06:01:42
自民県連、中山、蒲島両氏に出馬意向を打診…知事選 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071220-OYT8T00653.htm

 来春の知事選を巡り、自民党県連の候補者選びが本格化してきた。19、20の両日は、出馬の可能性が取りざたされている崇城大学長の中山峰男氏(60)と東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)に出馬の意向を打診した。県連が、意向確認に乗り出したのは今回が初めて。県連の候補者選びは両氏を中心に進むとみられる。

 関係者によると、県連の知事選検討委員会の幹部が19日、崇城大に出向いて中山氏と面談。中山氏は「前向きに考えたい」と述べたという。中山氏は読売新聞の取材に対し「(県連の意向確認は)重く受け止めている。ただ、大学の経営をどうするかなど解決すべき問題もある。出馬の可能性は五分五分」と話した。

 一方、県連幹部は20日上京し、蒲島氏に意向を打診。蒲島氏は「検討させて下さい」と答えたという。

 県連は友好団体や国会議員らの意見も聞いて、自薦、他薦を問わず、党内外から広く候補の選定を進めるとしている。

 中山氏は熊本大工学部卒。会社員などを経て2003年に学長に就任した。

 蒲島氏は鹿本高卒。地元農協に就職後、渡米。米ハーバード大大学院で政治経済学の博士号を取得した。

 知事選は、これまで新人4人が立候補を表明。民主党県連も候補者選びを進めている。

(2007年12月21日 読売新聞)

2017片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/21(金) 20:13:32
<大阪>府知事選に関西財界の反応は?
(12/21 19:48)
http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_007_200712214801034.html

来月の大阪府知事選挙の対応をめぐり関西財界が対応に苦慮しています。現時点では、どの団体も「中立」宣言です。

関西経済界はこれまで2回の知事選挙で連合と共に現職の太田さんを支持してきました。しかし、今回は自民党が擁立した橋下徹弁護士には過去の過激な発言などから拒絶反応がある一方、民主党の擁立した熊谷貞俊・阪大教授は財界とのつながりもあって好意的に受け止められています。大阪商工会議所はきょうの会見で会議所としては「中立」とした上で、2人についてこう評価しました。(Q.熊谷氏について)野村会頭、「大変好意的に受け止めている」。小池副会頭、「民主党は大変良い人を選んだ」。(Q.橋下氏について)野村会頭、「ハシシタさんと思っていた」。小池副会頭、「『2万分の1も立候補する気持ちはない』と言って軽率なこと」。一方、関西経済連合会は幹部会を開き対応を協議しました。下妻会長は、「『現時点ではニュートラルで行きましょう』と。『静かに見守りましょう』と一致した」としています。知事選に対しては関西経済同友会の小嶋代表幹事も「中立」との考えを示しています。

2018片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/22(土) 16:17:33
財界、熊谷氏支持に傾く 政策、太田府政の継続 知事選
2007年12月21日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712210088.html

 来年1月の大阪府知事選で、民主党推薦で大阪大大学院の熊谷貞俊教授(62)を支持する声が関西経済界に広がっている。従来なら、自民党が推薦する方針の橋下徹弁護士(38)を支持するところだが、関係者の間には「個人的には熊谷氏」という意見が多い。タレント候補でもある橋下氏への反発とともに、熊谷氏の政策が太田房江知事が推進した産業振興を踏襲していることも好感しているようだ。

 21日の大阪商工会議所の記者会見。野村明雄会頭は知事選の対応について「まだ白紙」としながらも、熊谷氏が前日発表した政策ビジョンについて「中小企業対策にしても、大阪を元気にするという全体の政策にしても、大変好意的に受け止めている」と語った。

 小池俊二副会頭も「重要なのは人物。民主党は大変いい人を選んだ」と評価。橋下氏については「立候補しないと言いながら、立候補するのは……」と、批判した。

 一方、関西経済連合会は21日、正副会長会議で知事選への対応を協議し、現時点での対応は「中立」とした。ただ、「組織として『中立』を続ければ、選挙は個人任せということになる。それは結果的に熊谷氏支持だ」(関経連幹部)との見方も出ている。

 関経連は8年前、秋山喜久会長(当時)ら有力経済人が中心になって元通産官僚の太田知事を擁立。「政治とカネ」の問題で立候補を断念した太田知事に対しても、「立候補すれば支援したのに」(幹部)との声はいまだに消えないほどだ。

 そこに登場した熊谷氏。政策ビジョンは、太田知事が3期目に向けてまとめた「幻のマニフェスト」を踏襲した部分が多い。関西空港を国際物流拠点にして、先端技術産業と中小企業を結ぶ物流ネットワークを築くという構想は「太田府政の考え方」(府幹部)。民主党府連幹部も「太田氏と政策で対立したわけではない。踏襲できるものは踏襲する」という。

 こうした事情に加え、財界が橋下氏を推し切れないのは国政の動向も影響している。次の総選挙で政権交代の可能性もあるだけに、ある財界幹部は「政権与党が来年、変わらないとは言えない。そんな中で橋下氏を積極的には推せないだろう」との見方を示した。

2019片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/22(土) 20:11:29
自民府議団が橋下氏を支援 大阪、公明も推薦を協議へ
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007122201000427_Politics.html

 大阪府知事選で、自民党大阪府議団から支援を受けることが決まり、笑顔の橋下徹氏。左は府議団の朝倉秀実幹事長=22日午後、大阪府庁

 来月の大阪府知事選で、自民党大阪府議団は22日、総会を開き、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の支援を決めた。大阪府連は近く党本部に推薦を申請する。

 総会で府議団の朝倉秀実幹事長は「橋下氏の支援を全会一致で決定した。若い感性とバイタリティーで、大阪の未来を切り開いてほしい」と述べた。

 橋下氏は「どうしても大阪を明るくしたい、という思いで手を挙げた。議会の協力を得ながら進みたい」と語った。

 橋下氏は自民党府議団と計6時間以上にわたって政策協議を進め、「子どもが笑う」をキャッチフレーズに子育て支援を強調した選挙公約をまとめた。

 公明党大阪府本部も22日、大阪市内で対応を協議し、25日に橋下氏を招いて政策調整することを決めた。白浜一良代表は「来週中に議論を集約したい」としており、橋下氏推薦で自民党と歩調を合わせる見込み。

 知事選には民主、国民新両党推薦で大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)と、共産党推薦で弁護士の梅田章二氏(57)も出馬表明している。

2020片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/22(土) 22:21:52
自民府議団 全会一致で橋下氏の全面支援を決定 大阪府知事選
2007.12.22 21:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071222/lcl0712222120006-n1.htm

 来年1月10日告示、同27日投開票の大阪府知事選で、自民党府議団は22日、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の推薦を正式に決め、府連に伝えた。府連はすでに推薦方針を決めており、党本部も受け入れる姿勢をみせている。一方、橋下氏推薦に難色を示す公明党はこの日の会合でも結論は出なかったが、橋下氏が「高齢者予算を削る」としたこれまでの発言を修正。公明は橋下氏を“面接”したうえで再び対応を協議する。

 自民党府連では、橋下氏は一時府議団が擁立を図り、表面化すると「出ない」と否定しながら、「出る」と前言を撤回したことから、長老議員らから「信用できない」などと批判も出ていたが、面接を重ね、基本的な政策が一致した。

 府議団はこの日、橋下氏を呼んで議員団総会を開き、全会一致で「全面支援」を決定。総会の中で朝倉秀実幹事長は「若い力で大阪の未来を切り開いていくと確信している」と強調した。このあと、橋下氏は朝倉幹事長らと府連に向かい、中山太郎会長に報告、推薦を要請した。橋下氏は23日の府連全体会議に出席する予定で、府連の推薦が正式決定される公算が大きい。

 橋下氏はこれまで、子育て世代に集中投資する方針を示し、「高齢者の予算が減るかもしれないが仕方ない」と発言。公明党から推薦に難色を示す声が出ていたが、自民党府議団の総会後、報道陣に対して橋下氏は「試算したところ、高齢者政策を削らなくてもいいことが分かった」と修正。公明を意識した発言とみられている。

 公明支援者からは橋下氏の政策やテレビなどでの過激発言に難色を示す声も出ており、25日に再度橋下氏と面会する。

2021片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/23(日) 13:23:20
保守系首長らと意見交換
自民県連 知事選候補選定の参考に 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071223-OYT8T00075.htm

 自民党県連は22日、次期知事候補にふさわしい人物について、自治体の保守系首長と議会議長らから意見を聞く会合を熊本市内のホテルで開いた。県議や友好団体の意見聴取は終えており、これらの意見を候補選定の参考にする。

 会合は非公開であり、約100人が出席。前川收幹事長によると、「沈滞した経済を浮揚させるため、経営感覚のある人物がふさわしい」「県の顔としてリーダーシップのある人を選んでほしい」などの意見が出た。

 県連は、崇城大学長の中山峰男氏(60)、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)に立候補の意向を打診している。会合では「具体名を出して議論する時期ではない」として、両氏の名前は出さなかったものの、両氏を軸に候補選びは進むとみられる。

 前川幹事長は「多くの県民の理解を得られる人を選びたい。相手の都合もあり、年内の絞り込みにはこだわらない」と話した。

 知事選は来年3月6日告示、同23日投開票される。

(2007年12月23日 読売新聞)

2022片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:04:14
橋下氏「好ましい」45% 大阪府知事選ネット調査 高い知名度
12月23日21時33分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071223-00000934-san-pol

 来年1月の大阪府知事選について、産経新聞社はインターネットを使って有権者500人にアンケート調査を行った。自民が推薦方針の弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、民主、国民新が推薦する大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)の3人の候補予定者のうち知事としてだれが好ましいか聞いたところ、45・2%が橋下氏と回答し、熊谷氏は29・4%、梅田氏は7・6%だった。
 調査は19、20の2日間、20〜60代以上の男女を対象に実施。世代別にみても、橋下氏は各世代で40%以上で、30代では50%を占めた。熊谷氏は50代以上で支持率が高く、50代で35%、60代以上で32%だった。梅田氏も50代、60代以上で高くそれぞれ8%、9%だった。
 一方、知っている候補の名字を記述してもらったところ、誤字を含めて橋下氏は90%以上の知名度があった。これに対し、熊谷、梅田両氏は30%台だった。
 ただ支持政党でみると、民主(13・6%)が自民(12・6%)を上回っており、3候補のうちだれを支持するかは、なお流動的な情勢だ。
 投票に行くかどうかの質問では、「必ず行く」が67・4%。前回知事選(平成16年)の投票率は40・49%だった。

 ■調査方法 調査はインターネット調査会社「ヤフーバリューインサイト」の協力を得て実施。今月19、20日、インターネットを通じて大阪府内の有権者500人(男女250人ずつ)に10項目のアンケートへの回答を呼びかける形で行った。20代から60代以上までの6世代100人(男女50人ずつ)でまとめた。

橋下氏、知名度91% 大阪府知事選ネット調査
12月23日21時36分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071223-00000935-san-pol

 来年1月の大阪府知事選で、産経新聞社が行ったインターネット調査では、自民推薦方針の弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、民主、国民新推薦の大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)のうち、知っている候補の名字をすべて記す設問で、誤記を含めて橋下氏をあげた有権者は91・8%にものぼり、芸能活動を通して有権者に名前が浸透していることが改めて浮き彫りになった。
 3人は全員新人だが、500人の対象者のうち459人が橋下氏の名字をあげた。橋下氏は世代別では、40代で97%と最も高いが、最若年の20代は89%と一番低かった。30代、50代、60代以上ではいずれも91%。
 これに対し、熊谷氏は34%の170人、梅田氏は33・6%の168人。
 熊谷氏は60代以上で45%、50代で44%で、熟年世代に名前が浸透する一方、30代には16%しか知られていなかった。梅田氏も50代44%、60代以上45%だが、30代29%、20代17%と若くなるにつれ知名度は低下した。
 一方、知事を選ぶにあたって何を重要視するかとの問い(複数回答)には、「ビジョン」が61・2%と最も多く、次いで「人柄」が56・6%。
 また、最も大切と思う知事の資質は「政策実現の能力」が53・6%と過半数を占めた。太田房江知事(56)が出馬を断念する要因となった政治とカネ問題に関係する「お金に対するクリーンさ」は2番目に高い18・8%。「クリーンさ」は特に女性で高く22・4%、20代女性では34%だった。
 知事に何を期待するかという問いには、景気低迷などで苦しい状況が続く「財政再建」が35・0%とトップで、「景気回復」が21・6%とこれに次いだ。全国学力テストの結果が45番目だった「学力教育の充実」は3・2%で、関心の度合いは低かった。
 今回の知事選で候補者擁立が告示まで1カ月となっても1人しか決まらない異常状態だったことには、「当然ありうること」とする回答が35・6%。「気にならない」も25・6%あり、合わせて60%を超えた。
 最後の設問では、タレント候補が当選する大阪の風土について「どう思うか」自由に記述してもらった。「関係はない」(20代)「実績を残せば問題ない」(30代)という回答も多かったが、「そんなアホらしい流れを断ち切ってもいいのではないか」(20代)「政治を何かギャグの延長でとらえている」(60代以上)という指摘も相次いだ。また「知名度だけを重視する政党には、問題がある」(50代)と政党への厳しい批判も出た。

2023片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:10:29
自民党大阪府連が橋下徹氏を推薦
2007年12月23日21時37分
http://www.asahi.com/politics/update/1223/OSK200712230037.html

 来年1月27日投開票の大阪府知事選で、自民党大阪府連(会長・中山太郎衆院議員)は23日、選挙対策委員会を開き、橋下徹弁護士(38)の推薦を正式に決めた。自民党は公明党に同調を求めており、党本部の推薦申請は公明党の動向を見極めたうえで行う方針だ。

 選対委には国会議員ら21人が出席。「民主が独自候補を立てた以上、橋下氏で戦う以外選択肢はない」との主戦論が大勢を占めたという。その後、府連の拡大全体会議に橋下氏が出席し、「今までメディアで言いたいことを言ってきたが、これからは発言したことは責任を持って実現していく」と語った。25日に公明党府議団と2度目の協議を持ち、重ねて推薦を依頼するという。

 府知事選には民主党と国民新党推薦の大阪大大学院の熊谷貞俊教授(62)と、共産党推薦の梅田章二弁護士(57)も立候補を表明している。

2024片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:19:31
中村氏、公約に国保料下げなど追加
京都市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122000177&amp;genre=A2&amp;area=K10

 来年2月の京都市長選に立候補を表明している弁護士の中村和雄氏(53)=共産党推薦=が20日、京都市下京区の事務所で記者会見し、市民の意見などを取り入れたマニフェスト(市政公約)を発表した。国民健康保険料の引き下げや、市が同和奨学金返済金として支払っている自立促進援助金の廃止など25項目を盛り込んだ。

 10月に第1次マニフェスト案を発表した後、支援団体や地域住民などと意見交換を重ね、当初の17項目に8項目を追加した。

 同和行政一掃のため、自立促進援助金のほか市営公衆浴場、コミュニティセンター事業の廃止、見直しを掲げた。また国保会計に一般財源からの繰り入れを増やし、年間1世帯1万円引き下げるという。

 公共事業の委託契約条件に労働者の時給1000円の確保を求める市公契約条例の制定や、各行政区に区民協議会を設置し、各区・支所ごとに1億円の独自予算を配分することなども盛り込んだ。

 財源は、計画中の焼却灰溶融施設や市内高速道路3路線の建設撤回、同和事業の廃止などで賄うとする。中村氏は「市民が本当に必要としている事業を実現する。ほかの候補者との政策論争も積極的にやっていきたい」と意気込みを語った。

 マニフェスト全文は、今週中にも中村氏のホームページなどに掲載される。

2025片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:20:56
連合滋賀、黄瀬氏の推薦を決定
大津市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122100180&amp;genre=A2&amp;area=S10

 連合滋賀は21日、近江八幡市内で執行委員会を開き、来年1月20日投開票の大津市長選で立候補を表明している会社社長黄瀬紀美子氏(55)の推薦を決めた。

 連合滋賀は秋以降、黄瀬氏に出馬を打診してきた。松元光彦事務局長は推薦の理由について「ハードからソフト優先の市政に転換するという政策と、雇用・人材育成を実践してきた経歴を評価した」としている。

 同市長選には、現職の目片信氏(66)、共産党推薦で党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)も立候補表明している。

目片氏、市会3会派と政策協定
大津市長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122200137&amp;genre=A2&amp;area=S10

 来年1月20日投開票の大津市長選に立候補予定の現職目片信氏(66)と、同市議会の3会派との政策協定調印式が22日、大津市内のホテルで行われた。

 政策協定を結んだのは、与党会派の大志会、公明党議員団と結の会で、市議会の過半数を占める。式には目片氏と所属議員ら約30人が出席。調印を受けて、各会派は目片氏を正式に推薦した。

 協定は▽県都にふさわしい活力あるまちづくり▽安心・安全に暮らせるまちづくり−など5つの基本方針を立てている。

2026片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 02:21:48
民主府連、門川氏の推薦申請へ
京都市長選 党本部の決定は微妙
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122200138&amp;genre=A2&amp;area=K10

 民主党京都府連は22日の常任幹事会で、来年2月の京都市長選に立候補表明している前市教育長の門川大作氏(57)の推薦を党本部に申請する方針を決めた。民主は都道府県知事選と政令市長選で自民、公明両党との相乗りを原則として認めない方針があり、党本部が推薦決定するかどうか微妙な情勢。

 自民、公明の両党本部は、すでに門川氏の推薦を決めている。民主府連の福山哲郎会長は、門川氏への推薦決定の見通しについて「今のところは分からない」とした上で、「単独候補を前提として門川さんに要請した結果、自民、公明も乗った。首長選では民主の活動が活発であれば相手が乗ってくることもあると問題提起したい」と述べ、党本部に推薦を求める考えを示した。

 11月の高知県知事選では、当選した尾崎正直知事を自民、公明両党本部が推薦し、民主は同知事を支援しながら同県連の推薦にとどめた。

 また、民主府連は同日、来年2月の八幡市長選で元市理事の福田勇氏(65)の推薦を決定した。

2027片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 14:21:05
東村さん 「継承」訴え実る 福井市長選
新人対決、激戦制す 投票率45・30% 大幅ダウン
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20071223-OYT8T00632.htm

開票結果 候3

当 54,384東村 新一 55 無新〈1〉

  35,142高木 文堂 52 無新 

   6,464西村 高治 64 無新 

(選管確定)

 新市長は、坂川市政の継承と発展を訴えた東村さん――。無所属新人3人が立ち、23日に投開票された福井市長選で、前副市長の東村新一(ひがしむらしんいち)さん(55)=自民、民主、公明、社民、国民新推薦=が、前県議の高木文堂(たかぎぶんどう)さん(52)、元市議の西村高治(にしむらたかじ)さん(64)=共産推薦=を退け、初当選した。坂川優・前市長が病気を理由に10月30日に辞職したための選挙で、年末のあわただしい時期とも重なり、投票率は45・30%と、前回の54・16%を下回った。当日有権者数は21万3528人。

 同市大手の東村さんの事務所には、投票が締め切られると、支持者が続々と集まった。選挙戦で最後まで争った高木さんは、過去に知事選に立候補するなど知名度は抜群だが、今回はまったく組織に頼らない選挙を繰り広げたため、どれほど支持を集めているのかが見えない不安が陣営にはあったという。それだけに「当選確実」の知らせが入ると喜びが爆発し、歓声と拍手がわき起こった。

 東村さんは選挙戦で、〈高感度コンパクト・シティー〉のまちづくり構想を掲げた坂川市政の継承とともに、公共交通網の再構築や教育環境の充実などを訴え、中心部以外に住む市民の共感も集めた。

 事務所に姿を見せた東村さんは、支持者から花束を受け取ると笑顔を見せ、「市民と市長は家族と考えている。家族が笑顔で生活できるよう頑張りたい。多くの人の意見を聞きながら市政を前進させていく」と話し、万歳を繰り返した。

     ◆     ◆

 東村さんの略歴 前副市長。県総務部企画幹、県人事企画課長、県政策推進課長などを歴任。日本大法学部卒

 ■高木さん「政策、恥じるところない」■

 高木さんは、告示前に立候補の意欲を示した市幹部や別の県議が出馬を断念した経緯を“談合選挙”と批判。「一部の権力者から市政を市民に取り戻す。これが最後の挑戦」として背水の陣で臨んだが、思うように支持が広がらなかった。

 同市二の宮の事務所で支持者らを前に、「残念な結果となったが、訴えた政策や選挙スタイルに恥じるところはなかった。支持を結果につなげられず、申し訳ない」と述べ、政治の世界からは身を引くことも宣言した。今後の身の振り方については「全く考えていない」と話した。

 西村さんは「大型開発事業の見直し、福祉の優先によって、格差社会に対応する」と訴えたが、幅広い支持は得られなかった。「今後も市民の暮らしを守ることの大切さを、市民と共同で市に要求していきたい」と話した。

(2007年12月24日 読売新聞)

2028片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 14:25:17
大阪市議補選大正区 舟戸さん返り咲き
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20071224-OYT8T00026.htm

 ◇開票結果

(欠1候3、選管確定)

当10216 舟戸 良裕 59 自元〈4〉

   8048 福山 敬子 59 民新 

   6009 小原 孝志 34 共新

     ◇     ◇

 市議の死去に伴う大阪市大正区の市議補選(欠員1)は23日投開票され、元議員で自民党区支部長の舟戸良裕氏(59)(自民)が2新人を破って当選、返り咲きを果たした。激戦を反映し、投票率は41・32%と戦後の市議補選で4番目に高かった。

(2007年12月24日 読売新聞)

2029片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/24(月) 23:48:59
橋下弁護士「2万%大阪変えます」出た!決意表明
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200712/24/soci213744.html

報道陣に笑顔を見せる橋下徹氏

◆ 大阪府知事選出馬…自民大阪府連が推薦決める ◆

 大阪府知事選(来年1月27日投開票)をめぐり自民党大阪府連は23日、大阪市内で会合を開き、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の推薦を決めた。

 党本部への申請時期は府連会長の中山太郎元外相に一任。公明党と足並みをそろえる形で古賀誠選対委員長に報告、正式に推薦決定する運び。

 会合であいさつした橋下氏は「皆さまのご協力が必要。2万%大阪を変えます」と、出馬時に物議を醸したフレーズを持ち出し決意表明した。

 持ち前の“過激な”発言についてはこの日もクギを刺される場面がしばしばで、本人も「いろんなところから、あまりしゃべるな、というご意見をいただいているので」と、やや控えめな姿勢。司会者から「消化不良なんじゃ?」と言葉を掛けられ苦笑いするシーンもあった。

 会合後も記者団に「以前は法に触れない限り自由に発言できた。コメンテーターといえどもひとつの話芸。公人となると個人としての考え方は全部捨てないといけない」と、タレント時代のトークは“過去のもの”であることを強調していた。
 府知事選には民主、国民新両党の推薦で熊谷貞俊氏(62)、共産党の推薦で梅田章二氏(57)も出馬表明している。

2030片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/25(火) 08:27:50
大阪府知事選で公明も弁護士の橋下氏推薦へ  
2007.12.25 00:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071225/lcl0712250015000-n1.htm

 来年1月10日告示の大阪府知事選で、自民府連が推薦した弁護士の橋下徹氏(38)が、新たに高齢者福祉施策を盛り込んだ形で公約を修正し25日、公明府議団に示すことが分かった。今回の修正で、公明は推薦の調整に入る。橋下氏は当初、「基本的には公約を変えない」としてきたが、公明だけでなく、推薦した自民府連からも修正を求める声が相次いだため、修正を決断したとみられる。

 公明府議団は25日午前橋下氏と面会したうえで、総会を開催して橋下氏の推薦を協議する。公明本部はすでに府本部に橋下氏推薦の意向を伝えており、府議団の幹部は「選択肢は橋下氏しかない。今週中に決める」と話している。

 橋下氏は18日に公約原案を発表。子育て世代に集中投資することを目玉にあげる一方、「高齢者らの予算が減るかもしれないが、仕方ない」と発言していた。

 府知事選は民主、国民新推薦の大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(62)と、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)も出馬を予定している。

2031片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/25(火) 19:08:39
公明は大阪府知事選で橋下徹氏推薦先送り
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071225-299642.html

 1月の大阪府知事選に立候補表明している弁護士でタレントの橋下徹氏(38)は25日、公明党府議団にあらためて選挙公約を詳しく説明、支援を求めた。だが橋下氏のこれまでの言動への疑問が相次ぎ、推薦決定は先送りされた。

 18日に提示した公約素案に対し「高齢者への施策が不十分」との指摘があったため橋本氏は今回、高齢者福祉を支援する非営利団体に補助金を交付するなどの項目を追加し理解を求めた。

 だが府議団からは「日本は核武装すべきだ」という過去のテレビ番組での“過激”な発言に厳しい意見が続出。橋下氏は「バラエティー番組での発言で、(府知事の)立場では法律や非核3原則にのっとり行動する」と釈明したという。

 橋下氏に対しては自民党府連が推薦を決めており、公明党と歩調を合わせたい意向。

 公明党内も「自民との関係を崩せない」との見方が強いが、幹部は「中高年を中心に支持者からは橋下氏への反発が根強い」と話しており、調整にはなお時間がかかることも予想される。

 府知事選には民主、国民新の両党が推薦する大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)と、共産党推薦の弁護士梅田章二氏(57)も立候補を表明。

[2007年12月25日17時13分]

2032片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/26(水) 14:25:04
現新2氏が出馬会見
府中市長選 讀賣東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20071225-OYT8T00561.htm

 来年1月20日告示、同27日投開票の府中市長選で、現職の野口忠直市長(72)と新人の元出版社社員桑島耕太郎氏(47)が25日、相次いで記者会見し、いずれも無所属での立候補を表明した。

 3選を目指す野口市長は、財政健全化に努めながら子育て支援や高齢化社会に対応した福祉を充実させ、小中学校の耐震改修を推進させたなどの実績を強調。今後は、中学生までの医療費無料化実現や、ごみ減量やリサイクル推進による資源循環型社会の構築、魅力あふれる商業地区の実現などを掲げた。懸案のごみ収集有料化とダストボックス撤去については「審議会の答申と、住民アンケートの結果を参考にし、市民合意を得た上で具体的な改革に着手したい」としている。

 国民新党党員の桑島氏は「市政改革にチャレンジする会」が支持母体。市独自のダストボックスの存続とごみ収集有料化・戸別収集反対を訴え、市長選を「ごみ収集と減量化問題についての住民投票を兼ねたものにしたい」としている。また、多選禁止と70歳定年制を主張。さらに「市民ニーズに適した、高品質の市政」と「税金を納める市民が対価を受けていると実感できる市政」をスローガンとし、議員定数の削減、西武線と京王線の交差点への新駅建設などを掲げている。

 同市長選については、共産党も独自候補を擁立する方向で人選を進めている。

(2007年12月26日 読売新聞)

2033片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/26(水) 23:07:43
公明党、橋下氏を推薦せず
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071226-300117.html

 大阪府知事選で公明党幹部は26日、推薦を求めている弁護士でタレントの橋下徹氏(38)の推薦、支持はしない方針を明らかにした。党本部の正式対応としては「自主投票」の形。ただ地元組織の対応は大阪府本部の判断に委ねる考えで、大阪府議団は「支持」を決めた。

 推薦する予定の自民党とはずれが生じることになり、公明党の組織力に期待していた橋下氏の選挙戦略は見直しを求められそうだ。

 この日の公明党府議団総会では「党本部には推薦を求めない」と全会一致で決め、府本部代表の白浜一良参院議員も了承した。

 推薦見送りの理由について野田昌洋幹事長は「核武装論など、今までの発言に支持者から反発があった」と説明。ただ府議団は「府政改革に取り組もうとする熱意を感じた」として、橋下氏を「支持」することとした。

 自民党は大阪府連が23日に推薦を決め、党本部も正式決定する見通し。公明党が「府議団の支持」にとどめたことに自民党府議団の朝倉秀実幹事長は「公明党が一緒に力を合わせて戦ってくれることに変わりない」と話した。

 橋下氏は芸能事務所を通じて「支持していただき公明党府議団には大変感謝している」とコメントした。

 大阪府知事選には民主、国民新両党が推薦する大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(62)と、共産党推薦の弁護士梅田章二氏(57)も出馬表明している。

[2007年12月26日21時5分]

2034片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 02:18:19
公明党府議団、橋下氏推薦見送り 大阪府知事選
2007年12月26日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712260027.html

 来年1月の大阪府知事選で、公明党府議団は26日、立候補を表明している橋下徹弁護士(38)の推薦を見送り、支持にとどめる方針を決めた。橋下氏については自民党府議団や党府連が推薦を決定し、公明党に同調を求めていたが、府議団内には橋下氏推薦に難色を示す声が多かった。これを受けて、党本部は橋下氏の推薦を見送る方針。

 公明党府議団は25、26の両日、知事選の対応について断続的に協議。府議からは「知事選には2万%出ないと言っていたのに、なぜ出るのか」「過去の核武装論などに支持者から苦情がきている」などと橋下氏への不満が噴出。26日朝の協議でも、府議団として支持にとどめるべきだとの意見が大勢だった。

 同党内には11月の大阪市長選で推薦候補が大敗したこともあり、「支持者は選挙に疲れている。今回は党本部推薦は避けたい」(府本部幹部)という意見も根強い。26日の協議後、府議団の野田昌洋幹事長は報道陣に「橋下氏の府政に対する熱意は感じており、応援はするが、反対意見も強く、難しい選択になった」と語った。

2035片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 06:30:18
先行の目片氏、追い上げる黄瀬氏
いよいよ本番の大津市長選
政策重視で論戦挑む井上氏
=嘉田ブームは再来するか?=

◆大津・大津市◆
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n071227.html#2

 任期満了に伴う大津市長選(来年一月十三日告示、同二十日投開票)は、現職の目片信氏(66)、新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54),新人でNPO法人代表の黄瀬紀美子氏(55)の三つ巴の戦いになっている。本番を迎えた同市長選を追ってみた。

【石川政実】


●推薦団体を掘り返せ

 目片氏の事務所開きは二十二日に同市打出浜で行われ、自民党の衆院議員や県議、推薦する市議や自治会関係者ら約百五十人が参加した。同日、自民党会派の「大志会」、「結の会」、公明党議員団の三会派は、同氏と政策協定を結んだ。

 大志会の園田寛市議は「目片氏は三月末に脳の血流障害で倒れたが、今はすっかり回復している。このため『街頭演説を』との声もあるが、公務の関係で日程は取れそうにない。またマニフェストを作成し、一期目の実績と二期目の公約を示していく。今回の市長選は目片市政の信任投票」と受け止めていた。

 現在、推薦を取りつけた約二百の各種団体、企業などから、後援会加入名簿などの回収を急いでいる。保守系市議と自治会役員を中心に学区ごとの票固めを進めている。来月十三日に大津パルコ前で行う出陣式を決起集会と位置づけ総動員態勢へ。


●アンケートを全戸配布

 共産推薦の井上氏は十九日に同市昭和町で事務所開きを行い、「市民のくらしを優先したあたたかい市政を」と訴えた。

 公約では▽国民健康保険料が高すぎて支払えない世帯が二千五百世帯もあり、保険料を引き下げる▽新庁舎移転は中止する▽大戸川ダムに反対▽イオンモールなど大型店進出を規制する―などを掲げる。

 また大津市が進める新庁舎の移転新築に賛成か、反対かなどの市民アンケート用紙七万部を全戸配布し、公約にも反映していく構えだ。

 支持母体の“くらしを守る大津市政の会”の長田茂事務局長は「井上氏は、年内いっぱいは新日本婦人の会、民主商工会などへの挨拶回りを行っていく。来月五日からは主なターミナルで街頭演説を行い、十日にはピアザ淡海で決起集会」を予定している。


●名刺には嘉田知事

 無所属での出馬を表明している黄瀬氏は十八日、嘉田由紀子知事を支持する「対話の会」(寺川庄蔵代表)から推薦を受けた。早くも黄瀬氏の名刺には、嘉田知事と握手する写真が印刷されている。さらに二十一日には、連合滋賀(中村憲市会長)も推薦を決め、市議会会派の市民ネットも動くことになった。

 また二十二日には、後援会“あたらしい大津をつくる会”を結成し、前回、市長選に立候補した木津稔氏(元大津市民病院長)を会長に決めた。二十六日には、同市下阪本で事務所開きを行い、民主、社民の支持の方向も鮮明になった。

 寺川庄蔵事務局長は「公約では、大型工事より福祉を重視している。景観も県都にふさわしいものにしていきたい。市の庁舎移転は見直す」としている。黄瀬氏は二十五日から堅田で朝立ちを開始し、ようやくエンジンがかかり出した。

2036片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 07:37:16
大津市長選は「中立の立場」 知事 讀賣滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20071226-OYT8T00763.htm

 嘉田知事は26日、県庁で記者会見を開き、1月の大津市長選について「大津市民が判断すること。中立の立場で見せていただく」と述べ、候補者の支援は行わない考えを示した。

 市長選をめぐっては、知事を支持する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」が立候補予定者1人の推薦を決めているが、嘉田知事は「私を推薦する団体がある方を推しているから、私が推しているということにはならない」と説明。

 一方、国土交通省近畿地方整備局が公表した大戸川ダム(大津市)の概算事業費が、当初計画より340億円増の1080億円となったことについては、「できるだけ財政負担を少なくしてほしい」と述べ、県の負担額を抑制するよう国に働きかける意向を明らかにした。

(2007年12月27日 読売新聞)

2037片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 07:43:39
民主、蒲島氏に意向打診 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071226-OYT8T00679.htm

 来春の知事選で、民主党県連の松野頼久代表(衆院熊本1区)が26日、立候補の可能性が取りざたされている東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)と会い、出馬の意向を打診した。自民党県連も有力候補の一人として接触を図っており、蒲島氏の動向を巡って両党の駆け引きが激しくなりそうだ。

 松野代表と松野信夫代表代行(参院熊本選挙区)が26日、都内で蒲島氏と会談。松野代表は読売新聞の取材に対し、「(蒲島氏と)知事選への考えや政策面などについて意見交換した。(政策的に)民主党に非常に近い」と述べた。

 また、県議会の民主・県民クラブの渡辺利男県議ら3人も同日、上京し、蒲島氏と意見を交換した。

 民主党県連は▽自民党と相乗りしない▽国土交通省の川辺川ダム建設計画に反対する――の2点を候補者選定の条件としている。

(2007年12月27日 読売新聞)

2038片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/27(木) 16:32:39
【滋賀】
来月13日告示へ3氏走る 大津市長選
2007年12月27日
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20071227/CK2007122702075281.html

 年明け早々、湖都の首長が決まる。1月20日に投開票される大津市長選。13日の告示まで2週間余と迫った26日、出馬表明した3人の事務所が整った。現職の目片信氏(66)が2期目を目指して自民に推薦申請に動けば、人材育成会社社長の黄瀬紀美子氏(55)は民主の支援を受ける。共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)は、党からの要請を受け、立候補を決めた。刻々と近づく運命の日。3人は票を求めて師走の街をすでに走り始めている。 (妹尾聡太)

◆現大津市長・目片信氏(66)
 9月に正式に出馬を表明した。当初は政党色を排除していたが、近く、自民党県連に推薦を申請する。民主系会派が対立候補の支援に回ったことが背景にあるとみられる。

 自ら「80点」とする実績と、市議会最大会派の「大志会」など保守系の支持が武器。同会の北林肇幹事長も「1期目で骨子をつくった。2期目は肉付け」と位置付ける。

 高齢者福祉の向上や、市民病院の医療機器の充実を掲げる。22日の推薦市議会会派との政策協定調印式では「今は財政が厳しい」とする一方、中学校給食の実施にも言及。「公共施設の耐震対策が終われば、余裕ができる」と述べた。

◆人材育成会社社長・黄瀬紀美子氏(55)
 出馬表明が遅れたものの、11日後の22日には後援会を設立。連合滋賀や、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」が推薦するほか、25日には民主党県連が支援を表明した。

 当初は「政党に推薦依頼はしない」としていたが、事実上の推薦を受け入れた格好。民主党県連の川端達夫代表は「弱者の視点に立つ姿勢が一致した」と説明する。

 黄瀬氏は「ハード重視の施策を見直し、女性や高齢者、障害者の就業を支援する」と主張。26日の事務所開きの際は、「生活者の視点に立ち、誇れる街にしたい」と訴えた。

◆共産党地区副委員長・井上敏一氏(54)
 共産党内で候補者擁立が難航。住民運動の実績が買われ、白羽の矢が立った。「国の三位一体の改革で弱者が切り捨てられている中、市民の要求に応えていない」と現市政を批判。「市庁舎の移転計画を凍結し、その費用を福祉に回すべきだ」と訴える。

 19日の事務所開きでは「大型店の進出で商店街が衰え、湖岸のマンション開発は景観を金もうけの手段にした」と指摘し、「自分たちの街に夢と誇りを持つことが大事だ」と語り掛けた。

 告示までは市内の支援団体を回るほか、街宣活動を続け、市民への基本政策の浸透を図る。

2039片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 00:03:46
中山氏が出馬見送り 「大学経営を優先」
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071227200002&amp;cid=main

 自民党県連が擁立の有力候補に挙げていた崇城大学長の中山峰男氏(60)が二十六日、出馬を見送る意向を固めた。熊本日日新聞の取材に対し、中山氏は「過渡期にある大学経営を最優先すべきと考えた。出馬は見送る方向だ」と述べた。自民党県連には二十七日以降、辞退を伝えるとしている。

 党県連は、中山氏と東京大法学部教授の蒲島郁夫氏の二人に対し、幹部らが相次ぎ出馬の意向を聴取。十九日に聴取を受けた中山氏は「現段階で(可能性は)五分五分」とし、選考対象となることを了承していた。

 同党県連の前川收幹事長は「これまでの考えに沿って選考作業を進めるだけだ」とするが、党県議団長の児玉文雄氏は「二人を並行して選考を進めるのは失礼な話。蒲島氏で進めたい」と言っている。

 中山氏は二十六日、熊本市池田の同大学内であった仕事納め式で、教職員約三百人を前にあいさつ。この中で、「大学の現状などを考え、知事選には出ない方向での収束を考えている」と話したという。

 出馬見送りについて、中山氏は「一時期、学長職の後任を検討するなど真剣に出馬を考えた。しかし、(少子化など)取り巻く環境が非常に厳しい中、大学改革を途中で投げ出すわけにはいかないと判断した。家族など身近な人たちの反対もあった」と語った。
(知事選取材班)

2040片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 00:04:40
民主県連、蒲島氏と面会 本人は態度保留 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071227200003&amp;cid=main

 民主党県連の松野頼久代表は二十六日、東京・本郷の東京大で蒲島郁夫教授(60)と初めて面会。同党が選考する候補者の一人として今後、話し合いをしていきたい意向を伝えた。

 蒲島氏は、県議会最大勢力の自民党が候補者選考で、擁立する有力候補の一人と位置付け、二十日に意向聴取したばかり。同党がもう一人の有力候補としていた崇城大学長の中山峰男氏が二十六日、出馬しない意向を明らかにしたことで、蒲島氏をめぐる両党の駆け引きが本格化しそうだ。

 この日、県議会第二会派の民主・県民クラブの渡辺利男代表ら幹部三人が、丸の内の飲食店で蒲島氏と面会。同クラブ周辺にも蒲島氏を支持する声があることから、連携が可能かどうか探るため川辺川ダム問題や熊本市の政令指定都市移行などで意見交換した。

 その後、渡辺代表らは永田町の議員会館に松野代表を訪ね、「見識がある素晴らしい人物だ」などと報告。これを受け、松野代表と副代表の松野信夫参院議員が蒲島氏に会った。

 松野代表は「あいさつを交わした程度だが、蒲島さんは私たちと考え方が近いという印象を受けた」と述べた。

 一方、蒲島氏は熊本日日新聞の取材に対し、「いろんな党や団体と話をするのはやぶさかでない。まだ知事選に向けた態度を決める状況ではない」と答えた。同氏は自民党県連の意向聴取で出馬の可能性を否定していない。
(知事選取材班)

2041片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 01:19:04
蒲島氏の動向焦点に 擁立へ各党駆け引き 自民は「相乗り」容認の構え 熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20071228/20071228_001.shtml

 “異色の東大教授”は出馬するのか‐。任期満了に伴う県知事選(来年3月6日告示、23日投開票)は東大法学部教授、蒲島郁夫氏(60)の動向が焦点となる展開になった。蒲島氏には自民だけでなく、民主県連や無所属県議も接触するなど、党派を超えて擁立を模索する動きが広がりつつある。今後、蒲島氏を軸に進む各党派の駆け引きが選挙戦の構図を大きく左右しそうだ。

 27日朝、熊本市であった野党系の県議会会派「民主・県民クラブ」の朝食会。代表の渡辺利男県議らは、前日に初めて会った蒲島氏について「古里への思いが強い」などと語り、立候補に強い期待をにじませた。

 渡辺県議ら無所属県議3人は26日、都内で蒲島氏と会食。県政の課題について意見交換し「意気投合した」(県議の1人)という。3人の勧めで民主県連代表の松野頼久・衆院議員も蒲島氏に連絡を取り、急きょ会談するなど、事態は慌ただしく動いた。

 民主県連には知事選の擁立候補として、既に無所属で立候補表明した元県部長の鎌倉孝幸氏(61)と同様、蒲島氏の名前も挙がっていたという。

 朝食会後、県議らは連合熊本や社民党県連合を訪ね、蒲島氏との会談の内容を報告。松野衆院議員は「選択肢にある以上、会って話を聞いてみた。われわれの政策にとても近いという感触を持った」と語った。

   □   □

 蒲島氏は山鹿市出身。地元のJA職員から農業研修生として渡米し、ハーバード大大学院で博士号を取得。帰国して1997年に東大法学部の教授に就任するという異色の経歴を持つ。

 自民県連は今月20日、前川收幹事長らが蒲島氏と接触。もう1人の擁立候補だった崇城大学長の中山峰男氏(60)が立候補を断念したことで事実上、自民の擁立候補は蒲島氏に絞られた。

 今後の焦点は(1)蒲島氏が立候補を決断するか(2)立候補する場合、どのような政党の枠組みとなるか‐の2点。

 「いろんな政党や団体から接触があり、話を聞いている」。27日、蒲島氏は西日本新聞の取材に対し、慎重に言葉を選んだ。

   □   □

 蒲島氏が立候補を決断する「条件」となりそうなのが、与野党による「相乗り」だ。民主党が旧日本新党出身の参院議員を通じて立候補の意向を確認した際、蒲島氏は「自民党との相乗りでも構わないか」と提案したという。

 自民は「単独の公認や推薦にはこだわらない。知事選は国政の枠組みで考える必要はない」(前川幹事長)と容認する構え。だが、民主は「自民との相乗りはしない」(松野衆院議員)という姿勢を崩そうとしない。

 民主・県民クラブの朝食会に参加した民主党の県議はつぶやいた。

 「蒲島氏はいい人だが、今の状況では推しにくい。現在は蒲島、鎌倉両氏が選択肢にある」

=2007/12/28付 西日本新聞朝刊=
2007年12月28日00時46分

2042片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 01:19:42
熊本知事選 中山氏が立候補断念 自民選考対象蒲島氏だけに
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20071228/20071228_003.shtml

 任期満了に伴う熊本県知事選(来年3月6日告示、同23日投開票)で、自民県連が擁立候補の選考対象としていた崇城大(熊本市)の学長、中山峰男氏(60)が立候補を断念したことが27日、分かった。この結果、自民県連の擁立候補は事実上、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)=同県山鹿市出身=に絞られた。

 蒲島氏は同日、西日本新聞の取材に対して「いろんな政党、団体から話を聞いているが、態度を保留している」としている。蒲島氏には民主県連幹部が接触するなど、党派を超えて擁立を模索する動きがある。

 自民県連は今月後半、知事選擁立候補として複数の県議や支持団体から「他薦」で浮上した中山、蒲島両氏に出馬を打診。中山氏は立候補に前向きな姿勢を示していた。

 断念の理由について、中山氏は「今後の大学経営や後継者問題など、いくつかのハードルを越えるのは困難と判断した」と説明。既に自民県連には選考を辞退する意向を伝えており、蒲島氏が知事選に立候補する場合は「支持する」とした。

 一方、自民県連の前川收幹事長は「まだ蒲島氏に絞られたわけではない。(他薦や自薦の)門戸は開いている」としている。

=2007/12/28付 西日本新聞朝刊=

2043片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 07:13:59
八王子市長選 市民団体幹部出馬へ 讀賣東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20071227-OYT8T00475.htm

 来年1月27日投票、同28日開票の八王子市長選について、市民団体「高尾山の自然をまもる市民の会」事務局長の橋本良仁氏(62)が27日記者会見し、共産、社民、生活者ネットから推薦を受けて無所属で立候補することを表明した。

 橋本氏は「高尾山の自然を壊す恐れが大きい圏央道計画を、無批判に、国や都の言いなりに進めることに大変な危機感を持っている」と現市政を批判。高尾山トンネルの影響評価のやり直しや、JR八王子駅南口再開発の抜本的な見直しなどを公約に掲げた。

 同市長選には現職の黒須隆一氏(65)が自民、公明の推薦を受けての出馬を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

(2007年12月28日 読売新聞)

2044片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 07:21:13
「市政変えたい日々強く」
平松・大阪市長誕生 選挙戦取材メモ 讀賣大阪
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20071228-OYT8T00046.htm

 「市民目線の市政」を掲げ、11月の大阪市長選で初当選した平松邦夫市長(59)。担当記者として立候補表明前から追いかけ続け、ふと漏らした一言に、市政の現状への危機感や、改革への熱い思いを感じたことがあった。候補者への急浮上、激しい選挙戦、初登庁……。様々な場面を取材したメモを読み返してみた。

     (宮原洋)

 「えっ、平松さん?」。市長選の候補者として平松さんの名前が浮かんだ時、正直どんな人なのかわからなかった。私の出身地・広島では毎日放送は映らない。同放送の元アナウンサーと言われてもピンとこなかった。

 10月上旬の小雨の降る朝、写真で顔を確認してから訪ねた自宅前。傘を差して歩いて出勤する平松さんに声をかけ、出馬の意思を尋ねた。

 「大阪市民ですから。知りたいことはたくさんありますし、なんで? ということも山ほどありますよ」

 民主党から出馬を打診されていた時期。周囲への影響や政党の思惑を図りかねて迷いながらも、挑戦したい気持ちを何とか抑えているように見えた。

   □   ■    

 出馬表明は投票日1か月前の10月18日。主な候補者4人の中で最も遅かった。準備不足でマニフェストに数値目標は盛り込めなかった。市職員の労組などが支持する民主党や連合大阪の推薦を受けたため、他陣営からは「市政改革が逆行する」という攻撃にさらされた。

 舌戦のさなか、移動の車中で平松さんが心境を語った。

 「今でも朝、目が覚めて、『あれ、ほんまに市長選に出てんねんな』と、ふと思うこともある。でも、選挙が始まってから、大阪を変えたいという気持ちが日々強くなってきている」

 「なぜですか」と尋ねると、こんな答えが返ってきた。「街頭演説をした時、女性から『大阪で子どもを育てる気がしない』と言われた。ショックだった」

   ■   □    

 今月19日の初登庁。市役所正面玄関前で公用車から降りた平松さんは、晴れ晴れとした表情で報道陣に語った。

 「待ちに待った市長室に入れていただきます」

 しかし、いきなり出ばなをくじかれる。あいさつ回りで訪ねた自民党市議団の控室には、議員が1人もいなかった。予算要望で上京した21日も、同党府連の予算報告会への出席を拒否され、「(選挙戦の)ハレーションなのだろうか」と戸惑いを隠せなかった。

 市の第3セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)への市役所移転構想など、選挙戦での発言や公約を相次いで見直したことで、市議からは批判の声が強まっている。民間出身だけに、市役所内の人脈もゼロに等しい。

 「非常に孤独という感じがした。ここで何を決断して、何を選んでいくのだろう。そして、市民の皆さんの応援や期待を、どんな形で具体化できるだろうか」

 初登庁でのあいさつ回り後に、市長のイスに腰を下ろした感想をこう語った平松さん。28日、初めて臨む市議会本会議で施政方針演説を行う。

(2007年12月28日 読売新聞)

2045片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/28(金) 20:14:30
選挙:山口・岩国市長選 移転容認派、福田議員の擁立有力
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20071228ddg041010005000c.html

 ◇「要請あれば」と前向き

 米空母艦載機などの岩国基地移転に反対する山口県岩国市の井原勝介市長の辞職を受け、移転容認派の住民団体などが中心となった市長選立候補者の選考会が29日に市内で開かれる。関係者によると、山口2区選出の福田良彦衆院議員(37)=自民=が最有力という。福田氏は毎日新聞の取材に対し「要請を受けてから判断したい」と前向きに検討する意向を示しており、既に出馬表明している井原市長と移転の是非を巡って、激突する構図になりそうだ。

 福田氏は「出馬を求める声が高まっていると思う。岩国市を救いたいという思いはある。要請を受けてから判断したい」と述べ、要請があった場合、前向きに検討する意向を示した。

 候補選出の母体になる住民団体は、井原氏の解職請求を目指していた「岩国の明るい未来を創る会」(原田俊一世話人代表)。同会関係者、元商議所会頭、保守系市議、自民県議らが27日、福田氏と会談し、候補者選考の方法を協議。知名度が高い福田氏を推す声が多かったという。しかし、井原市長リコールに向け福田氏をはじめ数人に立候補を打診していたため「擁立過程を透明化する」として選考会実施を決めた。

 福田氏は岩国市出身。衆院議員秘書、市議、県議を経て、05年9月の衆院選で山口2区から立候補し、民主党の平岡秀夫衆院議員(中国比例)を588票差で破り初当選した。【大山典男】

毎日新聞 2007年12月28日 西部夕刊

2046片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/29(土) 02:36:16
知事選予定3氏座談会(上) 大阪再生
2007年12月28日 朝日大阪
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000712280003

 知事選(1月27日投開票)に立候補を予定している3氏が26日、朝日新聞大阪本社に集まり、府政の諸課題について議論をかわした。財政再建や教育、社会保障などの分野で自民党府連推薦の橋下徹氏(38)、民主、国民新党推薦の熊谷貞俊氏(62)、共産党推薦の梅田章二氏(57)が何を語ったか、2回に分けて紹介する。
(司会は渡辺雅隆・社会グループエディター)


■立候補理由■


――知事選に立候補する理由は


梅田 弁護士として主に国の政策や怠慢によって被害が出た事件を手がけてきたが、政治を動かさないとどうしようもないとも感じていた。前回立候補から4年間、構造改革路線が進み福祉が切り捨てられ、府民の暮らしがさらに大変になっている時に再度立候補の話があった。


橋下 財政再建が必要なのに効果が見えない事業を行い、無駄遣いしている実態を知った。今までと同じやり方では大阪は何も変わらない。2人の立候補予定者と比べると人生経験が足りないかもしれないが、でたらめな府政を変えるために自分のエネルギーをぶつけていきたい。


熊谷 ここを変えれば大阪は変わるといった話を昔から異業種の方々としていた。そのうち、リーダーとして府政を引っ張っていけたらいいなという思いを持ち始めていたところ、太田房江知事が立候補を断念したことで、「ほっとかれへん」という気持ちが強くなった。


■産業政策■


――元気がないと言われる大阪だが、産業政策はどのように考えているか


橋下 不妊治療や妊娠の定期検査補助、保育所の拡充、公営住宅などの家賃減額などで就業者層の可処分所得を増やす。企業でいう家族手当を行政がサポートすることで、他府県より大阪に拠点を構えた方が従業員コストがかからないと企業にアピールする。


熊谷 大阪には最先端技術を持つ臨海部、バイオ企業集積地の北摂、ものづくりの集積地である東大阪と黄金のトライアングルがある。関西空港の利便性を高め、中国との懸け橋になるべきだ。また中小企業の産学連携を進め、利益率を上げる必要がある。


梅田 大阪の持っている潜在的なヒト、モノ、カネの力が引き出されていない。大阪の経済、産業の中心は中小零細企業だ。行政は人と予算を配置し、経営者のアイデアを橋渡しする。商店街活性化策では、中小企業が若者を正規雇用したら補助金を出す。


■財政再建■


――府は5兆円の負債を抱えている。財政再建策は


熊谷 行政の無駄を省くため、大きな比重を占めている人件費について組織を見直し、ぎりぎりまで削る。そして公営住宅にみられる府と市の二重行政を解消する。その一方で、堺市に1兆円規模の投資が行われているため、税収はかなりアップするはずだ。


橋下 財政再建は府庁の抵抗と戦うエネルギーさえあれば中学生でもできる。46の指定出資法人への委託料や補助金は500億円。全部検討したが、何一つ府民の利益になるものはない。博物館やホールなども全部清算する。出資法人への5千億円もの貸付金を1割見直すだけで500億円。計1千億円を超える財源が確保できる。


梅田 大阪経済の中心である中小零細企業を活性化して、税収を向上させて財政危機を突破する。また大型公共事業をやめ、職員配置をきっちりやって無駄を省くが、府立病院や食品安全といった分野ではきちんと職員を配置していく。そして継続している同和事業を終結させる。

(敬称略)

2047片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/29(土) 08:40:24
自民の知事選候補、東大教授の蒲島氏に絞り込む
民主も接触、蒲島氏の動向に注目 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20071229-OYT8T00108.htm

 次期知事選(来年3月23日投票)で、自民党県連の知事選検討委員会(県議12人)は28日、候補者を東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)に絞り込み、知事選へ向けて動きを本格化させる態勢に入った。同じく蒲島氏に関心を寄せる民主党県連の松野頼久代表は「自民党が推薦した候補に後から民主党が乗ることはない。しばらくは自民党の動きを見守りたい」と静観する構えを見せている。

 知事選検討委は、熊本市の自民党県連で非公開であった。前川收幹事長によると、崇城大学長の中山峰男氏(60)と蒲島氏に出馬の意向を打診し、中山氏から「出馬しない」との返答があったことを報告。今後の蒲島氏との交渉を山本秀久県連会長に一任することを決めた。

 委員からは、候補者に蒲島氏以外の名前は挙がらず、擁立に至るまでに必要な手続きについての質問などが出たという。

 県連は、今後、県選出の国会議員らとも協議したうえで、県連役員会などを経て正式に出馬を要請するとみられる。

 蒲島氏は28日、読売新聞の取材に「幅広い支持が得られれば(出馬を)考える余地がある」と答えており、仮に出馬するなら幅広く政党から支援を求めたい考えを示した。

 自民党県連は「県政に国政の枠組みを持ち込むべきではない」とし、民主党などとの「相乗り」も視野に入れている。一方、民主党県連は、自民党との相乗りはしない方針で、蒲島氏の動向が注目される。

(2007年12月29日 読売新聞)

2048片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/29(土) 23:14:59
福田氏が岩国市長選立候補へ 艦載機容認の市民団体の要請受け '07/12/29
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200712290274.html

 米空母艦載機移転に反対する岩国市の井原勝介前市長(57)の辞職に伴う来年二月の出直し市長選に、地元出身の自民党衆院議員の福田良彦氏(37)=山口2区=が二十九日、立候補する意向を事実上表明した。移転容認派の市民団体から同日、要請を受け、「将来の岩国のために立ち向かわなければならない」などと述べた。

 井原氏は来年一月四日に正式に立候補を表明する予定。出直し選は、艦載機移転の賛否をめぐり、両氏の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 この日午前、移転容認派の市民団体「岩国の明るい未来を創つくる会」が岩国商工会議所で世話人会を開き、全会一致で福田氏への要請を決定。会員ら約二百人が出席した会合に、福田氏を招いた。

 福田氏は「衆院議員としての立場もあり、すぐ了解とは言えないが、岩国を再生したいとの思いは皆さんと同じ。一致団結して頑張る」とあいさつ。出席者全員で頑張ろうコールをした。

 取材に対し福田氏は「できるだけ早い時期に判断して結果を伝えたい」と答えた。今後、党本部などの了解の手続きを進めるとみられる。

 「創る会」世話人代表の一人で岩国商議所名誉会頭の柏原伸二氏(57)は「限られた時間の中、知名度と若さがあり、井原氏を意識して戦える候補」と理由を述べた。

 福田氏は同市出身。衆院議員秘書を経て一九九九年、岩国市議に初当選し、二〇〇三年に山口県議へ転じた。〇五年の衆院選で初当選した。

 福田氏が立候補した場合、衆院山口2区は来年四月に補欠選挙となる。

2049片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/30(日) 10:57:33
岩国出直し市長選 福田衆院議員が出馬へ
2007年12月30日07時31分
http://www.asahi.com/politics/update/1229/SEB200712290006.html

 在日米軍再編に伴う空母艦載機移転の是非が問われる来年2月の山口県岩国市の出直し市長選で、移転容認派は29日、地元選出の福田良彦衆院議員(37)=山口2区、自民=を擁立する方針を決めた。自民党県連や公明党県本部も福田氏を推す方向。福田氏は「岩国市を何とかしなければという思いは同じ。真摯(しんし)に受け止める」と前向きの姿勢を示しており、近く立候補を表明する見通しだ。

 福田氏は岩国市出身。衆院議員秘書から市議、山口県議を経て、郵政民営化問題が争点になった05年の総選挙に立候補、民主前職を588票差で破って初当選した。

移転容認派の県議や市議、地元経済人らは29日、同市で会合を開き、福田氏擁立を確認。続いて約200人が集まった市民団体の集会で福田氏に立候補を要請した。

 出席者によると、福田氏は「岩国市以外の選挙区を預かる責任があり、すぐに了承と言えない」と即答を避ける一方で、「岩国を再生しないといけないというのは同じ思い」「一致団結して立ち向かわないといけない」と市長選に意欲をにじませたという。

 自民党県連幹部は「本人からも状況説明があった。推薦願が出たら速やかに決定する」、公明党の県幹部も「あとは周辺の整理だけだと聞いている」としている。

 福田氏が市長選に立候補した場合、衆院山口2区は来年4月27日に補欠選挙が行われる。

2050片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/01(火) 00:57:52
福田氏が出馬の意向 山口・岩国市長選
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007123101000228_Politics.html

 米空母艦載機移転に反対の井原勝介前市長(57)辞職に伴う2月の山口県岩国市長選で、自民党の福田良彦衆院議員(37)が地元経済界に出馬の意向を伝えたことが31日、関係者の話で分かった。自民党本部と調整中で、了承されれば、年明けに正式に出馬表明する。

 移転推進派の地元経済界関係者や市議らが福田氏に出馬を要請していた。福田氏は「お世話になりますが、よろしくお願いします」と話したという。

 一方、井原前市長も立候補する意向で、1月4日に記者会見を開き正式に表明する。

 市長選は2月3日告示、10日投開票。福田氏が議員を辞職した場合、山口2区の衆院補選は、4月27日。

 井原前市長は28日に辞職。「米軍再編問題についてあらためて民意を問いたい」としており、艦載機移転の是非が出直し選の最大の争点になる。

2051片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/03(木) 22:08:11
大阪府知事選 候補予定者それぞれ始動 (1/2ページ)
2008.1.2 22:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080102/lcl0801022240000-n1.htm

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新、社民府連推薦=が2日、大阪市中央区で街頭演説を実施し、「大阪のにぎわいを取り戻したい」と買い物客らに支持を訴えた。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府議団支持=は1日、校庭の一部を芝生化している東大阪市内の小学校を視察し、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=も元旦から大阪市北区で街頭演説。立候補予定者はそれぞれ正月休み返上で本格的な前哨戦をスタートさせた。

 大阪市中央区の高島屋大阪店前で街頭演説をした熊谷氏。知名度では橋下氏にリードを許しているだけに「おおさかのガリレオ」というニックネームを記した垂れ幕を街宣車に掲げ、親しみやすさをアピールした。

 熊谷氏は演説で、「大阪はスウェーデン1国に匹敵する経済基盤があるにもかかわらず生活の豊かさにつながっていない」と、府民の所得アップに取り組むことを強調し、「大阪万博のころのにぎわいを取り戻すため、『チーム大阪』の監督として全力を尽くす」と力を込めた。

 熊谷氏は1日には大阪府豊中市の大阪大学グラウンドであった所属するアマチュアサッカーチームの試合に参加。「今日(1日)がキックオフ」と語り、枚方市内で初の街頭演説に臨んだ。

 橋下氏は1日、東大阪市の花園ラグビー場で地元代表、大阪工大高の試合を観戦。その後、同市内の市立小阪小学校を訪問した。同小では地域住民が中心となり平成14年度からグラウンドの一部を芝生化している。橋下氏は府内の小学校グラウンドの芝生化を公約に掲げていることから、すでに校庭の芝生化を実施している同小を視察した。

 橋下氏は芝生のグラウンドで児童らと鬼ごっこをするなどして遊んだ後、「小学校グラウンドの芝生化に反対する意見は多いが、子供たちの笑顔をみて、必要性をあらためて感じた」と話し、「(投開票の)27日に思い通りの結果がでるようがんばりたい」と抱負を語った。

 一方、梅田氏は1日、大阪市北区の天神橋筋商店街前で街頭演説。近くの大阪天満宮の参拝客らに「大阪にぬくもりや元気を取り戻そう」などと訴えた。

 梅田氏は正月にちなんで七福神の衣装に身を包んだ支援者らとともに参拝客らと握手を交わし、「大阪は格差や貧困がひどい。医療や福祉などから予算が削られ、大型開発にムダな税金が使われてきた。一緒に大阪を変えていこう」と呼びかけた。

 その後、大阪天満宮に参拝し、必勝祈願。梅田氏は「今日(1日)からが本当のスタート。健康に気をつけ、政策をしっかりと訴えていきたい」と意気込みをみせた。

2052片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/05(土) 23:39:50
大阪府知事選 自公本部が橋下氏推薦見送りか
2008.1.5 13:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080105/stt0801051349002-n1.htm

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、自民党本部と公明党本部が推薦、支持などの対応をとらない公算が大きいことが5日、分かった。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)に対し、自民府連が推薦を決めた一方、公明の府本部は推薦を見送り、府議団の支持にとどまったことから、「自公」の枠組みを原則とする両党本部が態度を決めかねているとみられる。

 橋下氏をめぐっては、「2万%ない」などと出馬を否定したのに撤回したことや、核武装などの過激発言などで公明の支持組織の中で批判的な声が相次いだ。公明府議団が橋下氏と面会を重ね、推薦を検討したが、結局は推薦を見送り、府議団の支持という形で決着した。党本部との橋渡し役となる府本部は了承したが、いまだに正式な決定をしていない。

 自民府連幹部は産経新聞の取材に、自民、公明両党本部は「対応を協議中」としたうえで、「中央では『自公』の足並みをそろえるのが基本。公明府議団の『支持』が対応を難しくしている。自民党本部だけが推薦することは避けたいはずだ」と説明。「結論は週明け以降だが、告示に間に合わないかもしれない。自民府連だけの推薦という形もありうる」としている。

 一方で、無党派層への浸透が勝利のカギとなる橋下氏にとっては、“政党色”を前面に出さない方が得策という判断が両党中央で働いているという指摘もある。

 5日午前には公明の府議や府内の市議らが会合を開き、橋下氏支持の姿勢を申し合わせた。また自民府連も午後に選挙態勢について協議するが、地方組織や府議団レベルの支援にとどまる可能性が高まっているという。

 これに対し、民主、国民新はすでに元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)の推薦を決定。社民も熊谷氏を府連が年末に推薦し、党本部も週明けに決める見通し。共産は弁護士の梅田章二氏(57)を推薦している。

2053片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 10:32:57
民主県連、黄瀬氏を支援
大津市長選 「市民ネット21」は推薦
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007122500195&amp;genre=A2&amp;area=S00

 1月20日投開票の大津市長選について、民主党滋賀県連は25日、大津市内で幹事会を開き、無所属での立候補を表明している会社役員で新人の黄瀬紀美子氏(55)を支援する方針を決めた。同市議会の民主・連合系会派「市民ネット21」も同日、黄瀬氏の推薦を決定した。

 同党県連の川端達夫代表は、社会的弱者への配慮やソフトを重視する黄瀬氏の政策などを支援の理由に挙げ、「市長が個性を持ってかじ取りすれば市政は変わる。あらゆる協力を惜しまない」と述べた

 一方、「市民ネット21」の礒田英清幹事長は「(支持母体の)連合滋賀が黄瀬氏の推薦を決めたことを受け、会派として決定した。新しい大津のまちづくりへ大いに論争したい」と話した。

 同会派は、再選を目指して無所属での立候補を目指している現職の目片信氏(66)の与党会派として活動しており、礒田幹事長は「現市政は十二分に評価しているが、組織の決定には従う」と苦渋をにじませた。

 黄瀬氏には、嘉田由紀子知事を支援する政治団体「対話の会」と連合滋賀が、すでに推薦を決めている。

 同市長選への立候補予定者では、目片氏が市議会の自民党系最大会派・大志会と公明党議員団、結(ゆい)の会から推薦を得ている。また、共産党推薦で無所属新人の井上敏一氏(54)=同党県委大津湖西地区副委員長=も立候補の意向を示している。

2054片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 10:46:03
岩国市長選立候補を決めた福田氏が会見
「市民とともに頑張る」 讀賣山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080106-OYT8T00026.htm

 「バッジを外し、市民とともに頑張っていく決意」――。2月10日に投開票される岩国市長選への立候補を決断した福田良彦衆院議員(37)(山口2区)は5日の記者会見で、短期決戦となる市長選に向けた意気込みを語った。近年の市政運営を厳しく批判し、井原勝介・前市長(57)との対決姿勢も鮮明に打ち出した。

 紺のスーツに青いネクタイ姿で会見に臨んだ福田氏は、立候補を決めた経緯を説明し、涙を浮かべて左襟の議員バッジを外した。

 井原氏による市政の功罪を問われると、「米軍再編で、市民が何に不安を感じるのかを個別に議論しなければならない。しかし(前市長は)問題を長引かせてきただけ」と指摘した。

 さらに、争点となる米軍再編については、艦載機移駐への反対意見に理解を示しながら、再編が着実に進展する現状を踏まえ、「市民の将来のためにベストな道を探り、対応したい」と述べた。

 所属する派閥や自民党本部の選挙担当幹部に、市長選出馬の意向を伝えた際、当初は難色を示されたが「ダメと言われても岩国のために働きたい」と訴え、最終的に了承されたことも明かした。衆院議員秘書、市議、県議、国会議員を務めた経歴に触れながら、「本当の意味で国、県とのパイプ役として頑張る」と意欲をみなぎらせていた。

 この日、市長選に向けた福田氏の後援会も発足。原田俊一会長(75)は「ようやくスタートラインに立った。福田氏を擁立できたことは、岩国再生への第一歩」と話していた。

(2008年1月6日 読売新聞)

2055片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 10:51:42
橋下氏ぶっつけ本番 街頭デビューは告示日当日
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200801/06/soci206095.html

◆ 道路使用申請“あきらめた” ◆

 大阪府知事選(27日投開票)に立候補予定の橋下徹氏(38)=自民党府連推薦=の街頭デビューが告示日当日(10日)になることが5日、明らかになった。この日、大阪府内各地を回り精力的に活動した橋下氏。午前中は大阪市西区の公明党大阪本部を訪れてあいさつ。その後の会見で「街頭演説については道路使用許可がおりないので難しい」と話していたが、実際には申請もしていなかったようだ。

 関係者によると、道路使用許可は所轄の警察に出向いてから土日祝日を除いて7日間が必要。大みそかと三が日も休みで、昨年12月27日には申請しないと、告示前には間に合わない計算。昨年末に「できるだけ早く街頭に」と意気込んでいた橋下氏だが、自民党側との選挙協議をした時点で「今すぐ申請しても、告示前には間に合わない」ということに気づき断念したという。

 5日午後には大阪市北区のホテルで開催された自民党大阪府連所属各級議員会議に出席。告示日に初めて街頭に立つという異例の事態にも「家でも事務所でも練習してない。準備してやるようなものでもないですし」と、テレビのコメンテーターらしく自信を示した。

 知事選には熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新、社民推薦、梅田章二氏(57)=共産推薦=が立候補を予定。両候補とも、すでに街頭演説をしている。


◆ 自民本部は推薦見送り ◆

 自民党本部は5日、橋下氏の推薦を見送ることを決めた。ライバルの熊谷氏に対し、政党色を持ち込まないほうが選挙に有利に働くとの判断があるものとみられる。また、橋下氏は、中山府連会長から「少なくとも1日1回は連絡を取るように」とアドバイスされたことを明かし、府連と連絡を密にして選挙戦を戦う方針に変わりないことを強調した。
[ 2008年1月6日付 紙面記事 ]

2056片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/06(日) 23:56:37
橋下、熊谷両氏、財界支援の獲得に躍起 大阪府知事選
1月6日21時27分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080106-00000937-san-pol

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、自民府連が推薦する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)と、民主などが推薦する元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)が、関西財界の支援を取り付けようと躍起になっている。財界は8年前の前々回選挙で太田房江知事(56)を担ぎ出すなど知事選に深くかかわってきたが、今回は“中立”の立場をとっているからだ。一方、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(57)は大企業の税率アップを公約に掲げるなど一線を画している。

 熊谷氏は兄の信昭氏が大阪21世紀協会会長を務めるなど、もともと財界と関係が深い。年明けに発足した後援会は、出身の大阪大OBが中心だが、会長に文箭(ぶんや)安雄・元コスモ証券会長、副会長に山本信孝・関西経済同友会特別幹事らが就任し、財界関係者も多い。

 大阪国際会議場(大阪市北区)で4日、開かれた経済関係者が集う大阪新年互礼会では、会場入り口であいさつする熊谷氏のそばに、後援会の山本副会長が立ち、財界関係者にたびたび紹介する場面もみられた。民主府連幹部は「熊谷氏の個人的な人脈でできた後援会だが、財界関係者が多いのは心強い」という。

 これに対し、橋下氏は「大企業の要望を聞いたうえで必要なものは行う」と発言。企業誘致のための補助金制度に疑問を呈するなど、どちらかというと財界と距離を保ってきた。新年互礼会も当初、出席する予定はなかったが、自民府連会長の中山太郎衆院議員の取り計らいで急遽(きゅうきょ)出席、財界関係者と積極的に名刺交換した。その後も中山会長ら自民関係者からの紹介を受け、財界へのあいさつ回りを続けている。

 橋下氏は「私のことをよく思っていない財界関係者もいるかもしれないが、自民の方々を通じて思いを理解してもらうよう努めている。政治家の方々が築いてきた人間関係に感謝している」と、経済界にも食い込もうと懸命だ。

 関西財界は過去の知事選では、政権与党の自民が推薦する候補を応援してきた。今回は民主が財界とパイプが太い熊谷氏を推薦したことから、全体としてはだれを支援するか中立の立場だ。

 自民府連の中山会長は「今回の選挙は接戦になるだろう。財界も最後まで態度を決めかねるのではないか」と予想する。

 一方、梅田氏は街頭演説を繰り返すなど、府民に訴えかける作戦。陣営では「府政は財界などと結びつきが強く、府民が置き去りにされてきた。府民の目線に立って、財界に対しても積極的に意見できる知事を誕生させなければならない」と話し、財界の支援を期待する両氏を牽制(けんせい)している。

2057片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 22:44:50
村山市議に出馬要請
京都市長選、若手経営者ら
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010600023&amp;genre=A2&amp;area=K10

 2月3日告示、17日投開票の京都市長選に向け、市内の若手経営者らが5日、「京都市を想ふ会」を結成し、左京区選出の村山祥栄市議(29)=無所属=に立候補を要請した。

 同会には20代から40代の経営者ら約80人が参加しており、「市民は二極対立ではなく、三極による選択肢のある選挙を望んでいる。非常事態にある京都市の新市長には無所属でしがらみのない人がふさわしい」として、同市議に立候補を求めることにしたという。

 同日、代表の小川顕彰弁護士らが村山市議の事務所を訪れ、立候補要請書を手渡した。同市議は「会の考え方は筋が通っており、重く受け止める。近日中に返事をしたい」と述べた。

選挙:京都市長選 想ふ会、村山市議に出馬要請 「情熱と行動力ある人」 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/archive/news/2008/01/06/20080106ddlk26010237000c.html

 京都市内の若手企業経営者らで作る「京都市を想ふ会」(代表・小川顕彰弁護士)は5日、村山祥栄・同市議(29)=無所属、左京区=に京都市長選(2月3日告示)への出馬を要請した。左京区の事務所で小川代表らから要請書を受け取った村山市議は「今、民意も(市長選の選択肢を増やす方向に)動いていると感じる。重く受けとめたい」と答え、「10日ほどで結論を出さねばと考えている」と話した。

 同会は同日発足。メンバーは20代後半〜40代の経営者や弁護士など約80人で、小川代表は「市長選が現状の(共産対非共産相乗りという)二極対決でいいのか、と思う有志が決起した」と発足の経緯を説明した。村山市議を「情熱と行動力を持って市政のために動いてきた人」と評したうえで、「首長は推薦母体とのしがらみを断ち切ってこそ議会と対等に渡り合える」と話し、無所属の村山市議の擁立で無党派層の取り込みを狙う意向を示した。【椋田佳代】

毎日新聞 2008年1月6日

草津市長選、橋川氏を推薦
民主党滋賀県連、連合滋賀、対話の会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010700129&amp;genre=A2&amp;area=S10

 来月17日に告示される滋賀県草津市長選に向けて、民主党滋賀県連と連合滋賀、「対話でつなごう滋賀の会」が7日、無所属で立候補を表明している元市政策推進部長の橋川渉氏(58)を推薦すると発表した。

 3団体は同日、草津市役所で会見し、推薦理由について「現市政の予算の使い方や施策の進め方などに疑問が残る。透明性の高い、開かれた市政を目指す橋川氏の考え方と近い」と説明した。今後、橋川氏と選挙公約について具体的な協議を進める。草津市長選で民主県連が特定候補を推薦するのは初めて。

 同市長選には、現職の伊庭嘉兵衛氏(65)も無所属での立候補を表明している。

2058片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 22:47:43
迫る:告示直前の大阪知事選/上 知名度武器の橋下氏
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/01/07/20080107ddn041010007000c.html

 ◇メディア戦略巧み−−政党色薄め、露出も控え

 芝生の上を裸足で子どもたちと駆け回る青年。こぼれる笑顔もさわやかだ−−。大阪府知事選に立候補を表明しているタレントで弁護士の橋下徹氏(38)は1日、校庭の芝生化で知られる東大阪市の小学校を訪問。その姿が、テレビなどで大写しになった。

 校庭の芝生化はマニフェストに掲げる目玉の一つで、現地視察の意味がある。そして、キャッチフレーズ「子どもが笑う、大人も笑う大阪に」を効果的に演出する狙いも。タレントとしてテレビの威力を知り尽くした橋下氏ならではの、したたかなメディア戦略だ。

 橋下氏を支えるのは、自らが顧問弁護士を務める芸能プロダクション「タイタン」、堺屋太一・元経済企画庁長官の勉強会メンバー、99年ごろから月1回の朝食会を開いてきた弁護士や税理士らのグループだ。選対本部長はタイタン社員、劉昇一朗氏が務める。

 「ポスターは府下で50〜60枚張れば十分」「夜の演説会はしない」「街頭に立つ回数も絞って、効果的に」。知名度を武器に、プロダクション関係者が当初打ち出したのが、マーケティングの世界で流行の「プレミアム戦略」。露出の価値を高めて有権者の関心を引き寄せる作戦だった。

 一方で、橋下氏は自民、公明両党の推薦にこだわった。出馬を決めた時から「両党の推薦がほしい」と、トレードマークの茶髪とサングラスをやめた。公明党に配慮し、当初はなかった高齢者や障害者の支援策をマニフェストに盛り込んだ。

 だが、両党の推薦はかなわず、自民は府連の推薦、公明は府議団の支持にとどまっている。特に公明支持者から、以前に核武装などを求める発言をしたことへの反発は根強い。誤算もあったはずだが、橋下氏は「議会の多数党の支持が得られて心強い」と当選後の議会との関係に有益ととらえる。自民府議には、年金問題などを背景に、「この時期、政党色は出さない方がいい」との声もある。

 自民は、府連レベルで選挙に向けて動き出した。プレミアム戦略についても、オーソドックスな方向への転換を迫る。「我々の選挙は多くの人と握手し、顔を見てもらって『頼むよ』という積み重ねだ」(自民の衆院議員)。自民側はポスター張り、はがき書き、電話作戦といった地道な選挙戦を担う。橋下氏が用意したポスターは、茶髪のように見えるため、自民府連の中山太郎会長が反対して、取り換えた。

 「衆院選の前哨戦」と意気込む民主に対し、一歩距離を置く感もある自民、公明。33年ぶりに与野党3極の戦いとなる選挙戦は、告示前から複雑な様相を見せている。

    ◇    ◇ 

 27日投開票の大阪府知事選の告示が、10日に迫った。立候補を表明している橋下氏=自民府連推薦▽元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新党推薦▽弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=の3氏は、どんな戦略で選挙に臨むのか。告示直前の舞台裏を追う。

毎日新聞 2008年1月7日 大阪朝刊

2059片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 23:19:06
選挙:今年の九州・西中国展望 衆院選にらみ3知事選 岩国・出直し市長選も /九州
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080107ddlk40010234000c.html

 参議院で与野党の勢力が逆転し、今年は衆院の解散・総選挙が予想される一方、九州・西中国では山口、熊本、鹿児島3県の知事選が予定されている。また、昨年末に山口県の岩国市長が辞意を表明。出直し市長選が2月10日に投開票される。次期衆院選で注目される小選挙区の概要や3知事選の展望を紹介する。

 ◆山口知事選

 ◇4選へ批判どうかわす

 現職の二井関成知事(64)は昨年の12月県議会で4選出馬を表明。共産も候補者の擁立作業を進めているが、他に目立った動きはない。

 自民、民主、公明の各党本部は4選以上の候補は推薦しないと決めている。しかし、昨春の福岡知事選で自民福岡県連は県連レベルで4選を目指す現職を支援しており、山口県連もこの方式をならう構えだ。

 民主の間にも二井県政を評価する声が強い。県連幹部は「多選の弊害は理解しているが、今は白紙」と語る。

 共産は友好団体「みんなの県政をつくる会」主導で人選を急いでいる。【長谷川隆】

 ◆熊本知事選

 ◇乱立、波乱含み−−政党間の綱引きも

 現職の潮谷義子知事(68)が不出馬を表明したことで、3月23日に投開票される知事選は乱立模様になった。政党間の綱引きもあり、波乱含みだ。

 立候補表明したのは▽元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)▽元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)▽元消防庁次長で弁護士の北里敏明氏(59)▽相良村長の矢上雅義氏(47)の4人。いずれも無所属で出馬する意向で、政党とは距離を置く。

 自民県連は、06年の熊本市長選と07年の参院選熊本選挙区で推薦・公認候補が連敗している。「負けることは許されない」と慎重に候補者選定を進め、山鹿市出身で政治学者の東京大教授、蒲島郁夫氏(60)に出馬要請する方針を決めた。

 一方、参院選勝利で勢いづく民主県連も「政策的に近い」と蒲島氏に接触した。ただ、党には「自民との相乗り禁止方針」があり、なお曲折が予想される。【笠井光俊】

 ◆鹿児島知事選

 ◇出馬表明、3月議会か?

 鹿児島県知事選(7月25日任期満了)は、伊藤祐一郎知事(60)が再選を目指すとみられているが、出馬方針はまだ明らかにしていない。態度表明は3月議会になりそうだ。

 出馬する場合、注目されるのは政党との関係。初当選した前回選(04年)は、自民党の推薦を得られず「県民党」を標ぼう。自民の一部が支援し、連合鹿児島が推薦した。自民党県連は推薦を検討するが、民主党県連幹部は「自民との相乗りはあり得ない」とけん制。次期衆院選もにらみ、両党間の駆け引きが活発化しそうだ。

 共産党は対抗馬を擁立する方針。支持拡大のため、党推薦の無所属候補擁立も視野に入れている。【神崎真一】

 ◆出直し岩国市長選

 ◇井原、福田氏激突へ−−「再編」巡り2月10日投票

 山口県岩国市で米空母艦載機部隊の岩国基地移転をめぐる出直し市長選が2月10日にある。移転反対を貫いてきた井原勝介・前市長(57)が昨年12月28日付で「民意を問う」と辞職し、4日に立候補を表明。一方、移転容認派の後押しで、自民の福田良彦衆院議員(37)=山口2区=が5日に出馬表明。艦載機受け入れの是非を最大の争点に、事実上の選挙戦に突入している。

 06年3月の旧市時代の住民投票で移転反対が9割を占め、同年4月の合併による市長選でも、井原氏が事実上の一騎打ちで自民推薦の容認派候補を破った。しかし、国は同年12月に米軍再編促進法を先取りし、新市庁舎建設補助金約35億円の支給を凍結。一方、容認派が約3分の2を占める市議会は昨年3月以降、4回にわたって予算案を否決し、容認を迫っていた。

 井原氏は「基地依存からの脱却」を訴え、「アメとムチ」で自治体を切り崩す国の手法を批判。さらに守屋武昌前防衛事務次官逮捕に象徴される防衛政策のひずみそのものを争点にする構え。

 一方、福田氏は「再編は実行段階。国とのパイプが必要」と主張。移転を受け入れて国から地域振興策を引き出し、市の財政難を克服すると訴える。【大山典男】

2060片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 00:18:27
関経連会長「熊谷さんのが一番」 府知事選マニフェスト
2008年01月08日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801070089.html

 10日告示の大阪府知事選について、関西経済連合会の下妻博会長は7日の記者会見で、立候補予定者のマニフェストでは「熊谷さんのが一番しっかりしている」と話し、民主党などが推す熊谷貞俊・元大阪大大学院教授の政策に親近感を示した。一方で「ある候補者は小学校の校庭の芝生化を挙げているが、これは府政の仕事なのか。教えてもらいたい」とも述べた。自民党府連推薦の橋下徹弁護士を暗に批判した格好だ。

 府知事選では、関西財界がどう動くかが注目されている。下妻会長は「中立でいきたい。(誰を推すかは)まったくの白紙」と改めて強調。8日に関西経済同友会が開催する立候補予定者の政策討論会の結果などをみて判断する構えだ。ただ、「(いずれも新顔で)実績がない中では、マニフェストだけで推すしかない」とし、熊谷氏に近い立場をにじませた。

 一方で下妻会長は、「ある政党からプレッシャーを受けている。中立と言っても、どこまで持ちこたえられるか」とも述べ、これまで蜜月関係にあった自民党からの支援要請も強まっていることも示唆した。

 熊谷氏は、府民所得の平均50万円アップや関西空港など物流拠点の整備などを柱にしたマニフェストを発表しており、下妻氏は一定の評価をしたようだ。橋下氏は育児世帯への家賃補助や小学校の運動場芝生化などの事業をマニフェストに盛り込んでいる。

2061片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 01:11:09
公明党大阪府本部が橋下氏を支持 大阪府知事選
2008.1.7 22:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080107/lcl0801072247004-n1.htm

 10日告示、27日投開票の大阪府知事選で、公明党府本部は7日、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)を支持することを決めた。党府議団が橋下氏推薦を見送り、「支持」としたことから、追認した。党本部としての結論は出さない見通し。

 橋下氏をめぐっては、出馬について「2万%ない」と当初否定したにもかかわらず撤回したことや、核武装を容認するテレビでの発言などで、公明党の支持組織から批判の声が続出。府議団が橋下氏と面会を重ねたが、先月26日に支持にとどめることを決定した。

 党本部の支持が難しいことについて府本部の幹部は「知名度のある橋下氏は政党よりも本人が前面に出た方がいい」と説明した。

 一方、自公連立の枠組みを重視する自民も、府連が橋下氏推薦を決めたものの、党本部としては結論を出さない公算が大きくなっている。

2062片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 11:23:31
民主県連、蒲島氏以外で検討 知事選 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080108200007&amp;cid=main

 民主党県連は三月六日告示の知事選で、東京大教授の蒲島郁夫氏(60)以外の候補を推す方向で検討していることが七日、分かった。複数の幹部が自民党との相乗りは避けるべきとの認識を示し、「自民党が蒲島氏に出馬を事実上要請している以上、支援は難しい」と話した。

 民主党県連は知事選の候補者選考に関し、(1)自民党と相乗りはしない(2)川辺川ダム建設に反対の立場、の方針を決定していた。蒲島氏ら複数の名前が挙がり、代表の松野頼久衆院議員らが昨年十二月二十六日、東京大で蒲島氏に面会した。

 しかし、自民党県連が蒲島氏の擁立に積極姿勢をみせ、同氏との面会を重ねている。このため、民主党県連内では「いかなる形にせよ、蒲島氏を推せば県民には『自民党と相乗りした』と受け止められる」と否定的な意見が大勢を占めている。

 民主党県連は十二日に常任幹事会を開き、対応を協議する。(知事選取材班)

「自民とも手を組みます」来年の県知事選で民主秋田県連
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2008/01/20080108t41022.htm

 「次の知事選は自民党とも手をつなぐ」―。民主党秋田県連代表の寺田学衆院議員(秋田1区)は7日、秋田市で開かれた秋田商工会議所の新年祝賀会であいさつし、来春の知事選では県勢発展のため、あらゆる政党や団体と結束し、“大連立”型の候補者を擁立する考えを示した。

 寺田代表は「最近の知事選は自民党と民主党の対立構図が多く、半ば国政の代理選挙になって、争点がぼけてしまっているが、そんな余力はもう秋田県にない」と指摘。

 「自民党が良ければ自民党とも、それに労働界や経済界、農業界などすべてが手をつなぎ、リーダーシップのある候補を擁立し、オール秋田で頑張ろう」と呼び掛けた。

 寺田典城知事の3期目の任期満了は来年4月19日。初当選以来、首長の多選禁止を訴え、自らも「知事は3期まで」と公言しており、後任をめぐる政党間の駆け引きが今年は熱を帯びそうだ。
2008年01月07日月曜日

2063片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 17:47:49
蒲島氏、出馬に前向き 県知事選 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080107200016&amp;cid=main

 三月六日告示の知事選で、東京大教授の蒲島郁夫氏(60)は七日、熊本日日新聞の取材に対し「政党の枠を超え、カネのかからない選挙が実現できる条件が整えば、県のために力を尽くしたい」と述べ、出馬に前向きな考えを示した。十一日にも県内で記者会見し、自らの考え方を述べるとしている。

 蒲島氏は七日、東京都内で自民党県連の山本秀久会長と初めて会談、出馬要請の方針を伝えられた。

 会談には党県連の前川收幹事長も同席。昨年十二月二十八日の党県連知事選検討委員会で固まった蒲島氏への出馬要請の方針を説明。県政全般に対する課題認識などについて意見交換したという。

 会談後、山本会長は「出馬の感触が得られ、正式に要請できる道筋がついた。県政課題に対する互いの考えにズレはなく、意気投合できた」と述べた。

 党県連は、九日に開く党県連幹部と県関係国会議員による合同役員会で、蒲島氏への出馬要請を正式に決定。同日の「新春の集い」で、党員や友好団体、保守系市町村議らに報告し総意をまとめる。(知事選取材班)

2064片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/08(火) 20:02:51
大阪府知事選:橋下氏の推薦、自民党本部が見送り
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080109k0000m010063000c.html

 大阪府知事選で、自民党本部は8日、橋下徹氏の推薦を見送り、府連推薦にとどめることを決めた。古賀誠選対委員長が中山太郎府連会長に会い、党本部として態度決定しない方針を伝えた。既に同様の方針を決めている公明党に歩調を合わせた。

 自民党選対幹部は同日、「推薦しない方が、無党派層の取り込みに有利だ」と述べ、橋下氏の選挙戦略に配慮する姿勢を強調した。昨年11月の大阪市長選で自民、公明推薦の現職が民主推薦の新人に敗れたショックが大きく、連敗した場合のダメージを抑える狙いもある。【坂口佳代】

毎日新聞 2008年1月8日 19時46分

2065片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 12:45:53
大阪府知事選:33年ぶり主要政党対決へ 10日告示 
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080109k0000e040051000c.html

 「2万%ない」の全否定を翻し、タレントで弁護士の橋下徹(はしもととおる)氏(38)が立候補を表明して注目を集める大阪府知事選が、10日告示(27日投開票)される。「(大阪を)ほっとかれへん」と元大阪大大学院教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)=民主、国民新党推薦=が対抗馬の名乗りを上げ、弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)=共産推薦=を含めて、33年ぶりに主要政党が対決する選挙戦となりそうだ。

 元旦、芝生の上を裸足で子どもと駆け回る橋下氏の姿が、関西のテレビなどで大写しになった。橋下氏は校庭の芝生化を公約に掲げ、先行実施している東大阪市の小学校を訪問した。さわやかな青年像をアピールする狙いも。テレビの威力を知り尽くした、したたかなメディア戦略だ。

 橋下氏を支えるのは、自らが顧問弁護士を務める芸能プロダクションや、堺屋太一・元経済企画庁長官の勉強会メンバーなどだ。「夜の演説会はしない」「街頭に立つ回数は絞って、効果的に」。打ち出したのは、マーケティングの世界で流行の「プレミアム戦略」。露出を絞って価値を高め、有権者の関心を引き寄せる作戦だ。

 一方で、橋下氏は自民、公明両党の推薦にこだわった。出馬を決めた時から「両党の推薦がほしい」とトレードマークの茶髪とサングラスをやめた。

 だが、両党の推薦はかなわず、自民は府連の推薦、公明は府本部の支持にとどまる。特に公明支持者から、以前に核武装などを求める発言をしたことへの反発が根強い。大阪市長選で自公が民主に敗北したショックもある。自民は府連レベルで選挙に向けて動き出した。プレミアム戦略についても、オーソドックスな方向への転換を迫る。橋下氏の用意したポスターは茶髪のように見えるため、自民府連の中山太郎会長が反対して取り換えた。

    *

 熊谷氏は、橋下氏が出馬の意向を示した昨年12月11日、立候補を決断した。「あんな人に大阪をまかせられない」の思いからだ。ロボットの知能の研究者で、元阪大サッカー部長。家族の反対などで今回は出ないつもりだったが、民主府連の説得に応じた。

 「大阪にもういっぺん元気を取り戻したい」。2日、ミナミの百貨店前に立ったが、メディア慣れした橋下氏に比べ、公衆の面前で話した経験はほとんどない。当初は名刺を出し忘れたり、立ったまま両手を後ろで組んで胸を反らせたり……。

 年末、民主府連は熊谷氏を改造する特訓を開始した。府議らが演説の様子をビデオでチェック。5日には元アナウンサーを講師に政見放送の練習もした。

 熊谷氏の兄、信昭氏は元阪大学長で関西財界とのパイプも太い。本来は与党側と近いはずの関西財界だが、熊谷氏に好意的だ。

 梅田氏は、革新府政の地盤掘り起こしを目指す。71年から2期連続当選した故黒田了一氏=共産など推薦=は、落選した79年に167万票を獲得した。だが前回の04年、梅田氏は約51万票で、党勢の巻き返しに必死だ。

 大阪府では79年以来、共産対非共産の構図の知事選が続いてきた。年内に予想される衆院選の前哨戦とも位置づけられる大阪府知事選。波乱含みの展開を制するのは誰か?

毎日新聞 2008年1月9日 12時28分 (最終更新時間 1月9日 12時30分)

2066片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 00:23:47
08知事選 蒲島氏インタビュー
2008年01月09日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000801090003

  知事選に自民党が擁立を検討している蒲島郁夫・東京大教授(60)が8日、東京都文京区の東京大学で朝日新聞の取材に応じた。「私が考える三つの条件が整えば、立候補することになるだろう」と前向きな姿勢を改めて示したが、「学者としての今の仕事も魅力的。県政の課題解決のため、国政の枠組みを超えた広範な支持が条件」とも述べ、自民・民主などの政党を超えた支援が立候補の条件として必要との立場を強調した。


  蒲島氏は11日に熊本市内で記者会見し、立候補のための「三つの条件」や、現時点での考え方について述べる予定。


  蒲島氏は知事という役職について「政治は可能性の芸術。政治によって、県民の生活などがよくなることができたら非常に大きい」と述べた。農協職員から大学教授になった経歴に触れながら「これまでの政治・経済研究の蓄積や農業に携わった経験や、社会的弱者の苦しみへの共感があることなどからも(知事の)仕事ができるのではないか」と意欲も示した。


  一方で「学者としての今の仕事も魅力的で、きわめないといけない部分もある」と揺れる胸の内も明かした。遅くとも今月末までに最終決断する方針という。


  決断にあたっては「いくつかの政党から要請を受けたが、三つの条件が必要」と述べた。条件の一つとして自民、民主どちらか単独での擁立ではなく、政党を超えた支援が必要と述べ「川辺川や水俣病など長年続いてきた諸問題を解決して県が飛躍するには、政党を超えた協力が必要。支持の広がりがなければ、当選しても厳しい県政運営を強いられる可能性があり、私の考えに反する」と説明した。


  さらに「これまで二大政党制の必要性を訴えてきたが、熊本県政では総力戦が必要だ」とも強調。民主側が自民との相乗りを避け、別の候補擁立も含めて模索していることについて「できれば、政党間の話し合いに期待したい」と述べた。

2067片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 01:13:39
橋下氏にキツ〜い指摘、アピール不発
http://osaka.nikkansports.com/news/p-on-tp6-20080109-304945.html

 明日10日に告示される大阪府知事選(27日投開票)を前に立候補表明しているタレントで弁護士の橋下徹氏(38)、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)、弁護士の梅田章二氏(57)が8日、大阪市内のホテルで行なわれた関西経済同友会主催の討論会に参加し、財界に政策を訴えた。3氏とも経済振興策を訴えたが、橋下氏には厳しい指摘が出るなど、財界への橋下氏のアピールは今ひとつだった。

 橋下氏は「これからの官はサポート役。立案能力のあるみなさんがどうして官に頼るのか」と話し、一番支持がほしい財界に奮起を促したつもりだった。しかし最後の最後、参加者約200人から耳の痛い指摘が飛んだ。春次メディカルグループ理事長の春次賢太朗理事長(53)が口火を切る。「『2万%出ない』はほかに表現方法があったはず。子どもがマネしますよ」と言い回しををバッサリ。

 追撃は止まらない。橋下氏の政策について一応の評価を示したが、府庁職員を敵視するかのような発言も批判の対象になった。「政策は府庁の職員がついてこないとできない。もっと人を大事にし、人の話聞かないと」と苦言を呈した。

 同友会代表幹事で「がんこフードサービス」代表取締役の小嶋淳司氏(72)も続いた。橋下氏が提示した「関西空港の土地を国に買い取ってもらう」をやり玉にあげた。小嶋氏は「我々も申し入れてきたが、実現できていない。具体的にはどうするのか」。橋下氏は「関空会社に活性化策を尋ねたら『国に土地を買い取りしてもらえばいい』と返ってきた。いい策があれば経済界から提案して」と切り返すのがやっとだった。

 さらに小嶋氏は熊谷氏の提示したインフラ整備などを評価、財界の要求を示したのに対し、橋下氏は「厳しい意見は応援の裏返し」と、痛い所をつかれたのか、反論せず会場を去った。

 夜に開催された別団体主催の討論会でも、年齢層が高く反応はイマイチ。橋下氏は2回で約6時間の討論会に「疲れた。なごやかにしようと思っていろいろなたとえ話をしたけど、裏目だったかも…」と歯がゆそうだった。

 橋下氏は公示を明日の前に「告示後は僕自身が信頼できる人物か品評してもらう」と、前向き。それでも財界の「熊谷支持、橋下氏不支持」傾向と高齢者層の拒否反応が浮かび上がる、不安がつのる1日となった。

[2008年1月9日10時1分 紙面から]

2068片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 13:50:10
大阪府知事選、選挙戦略も様変わり
2008/01/10配信
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001953.html

 10日告示される大阪府知事選(27日投開票)で、各陣営の選挙戦略の違いが鮮明になっている。タレントとしての知名度を生かしマスコミ戦略を展開する橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=に対し、熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新、社民推薦=は労働組合など支持基盤固めを急ぐ。前回に続いて出馬する梅田章二氏(57)=共産推薦=は本番に備え準備万端整った。三者三様のスタイルで有権者に訴えかける。

 「ポスターは主要な50カ所だけじゃダメですか」。昨年12月中旬、自民府連幹部との初めての昼食会で橋下氏は弁当をほお張りながらこう切り出した。ポスター掲示板は府内に約1万3000カ所。「メディア戦略をやります」と話す橋下氏に、府議団幹部は「昔ながらの選挙運動をする気は最初からなかったのだろう」と話す。

 自民との協議で橋下氏はテレビ出演や夕刊紙のインタビューなどに力を入れ、ポスター張りやビラ配りなどは自公関係者が担当することを決定。「大変で地道な作業を引き受けてもらった」と話す橋下氏は、街頭演説さえ1度もしないまま告示日を迎えた。

 「いつもの選挙とは逆に、自民が“空中戦”を戦っている」とある自民府議は話す。従来は強固な組織票を持つ自公に、政権批判などで民主が浮動票をどれだけ取り込めるかが焦点で、昨年の参院選や大阪市長選では投票率が上がるほど民主が有利とされた。「今回は風がどちらに吹くか読めない」と悩ましげだ。

 熊谷氏陣営は、連合大阪など支持組織をフル稼働させた“地上戦”を展開している。関西経済界に知己が多い元大阪大学長の兄、信昭氏の人脈や、熊谷氏の大阪大の教え子などの人脈を積極的に利用。小会合や電話作戦を進める。

 「これまで過激な発言を繰り返してきた橋下氏に違和感を感じる自民支持層を切り崩す」(陣営幹部)。最大のターゲットの1つが関西経済界。太田府政と継続性のある政策を掲げた熊谷氏を評価する声は多い。本人もこまめに中小企業に出向いては支持を訴えるなど、名前と顔の売り込みに懸命だ。

 これまで保守系候補を支援することが多かった関経連は、今回の知事選では「中立」を表明。関西経済同友会の特別幹事の山本信孝氏らは、熊谷氏の後援会幹部に就いた。連合大阪や府議らが地元商工会や業界団体などに足を運び、支持拡大に余念がない。

 梅田氏陣営は、橋下、熊谷両氏より3カ月も早く9月に出馬表明。約2万人にアンケートを実施してマニフェストを作成するなど「府民の声を一番よく把握している。しっかり準備してきた」(陣営幹部)と自信を見せる。

2069片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/10(木) 21:45:58
自民支援候補に蒲島氏…本人の出馬表明前に正式決定 讀賣熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080109-OYT8T00453.htm

 3月6日告示、23日投票の知事選で、自民党県連は9日、熊本市内で県関係国会議員との合同役員会を開き、出馬を要請した東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)(山鹿市出身)を支援候補とすることを全会一致で決定、友好団体などを集めた「新春の集い」で報告した。近く知事選対策本部を設置し、蒲島氏支援の態勢を整える。自民党県連は、意中の人物の出馬表明を待たずに支援を始める異例の展開となった。

 蒲島氏はこれを受けて「自民党だけでなく、国政の枠組みを超えた幅広い支持が集まるか模索して最終判断したい」とのコメントを発表。11日、県庁で記者会見し、知事選への考えを明らかにする。

 合同役員会は非公開であり、終了後、県連の山本秀久会長と前川收幹事長らが記者会見した。

 前川幹事長は、蒲島氏に決めた理由について、地元の高校から農協に就職後、渡米してハーバード大大学院を修了した経歴などから▽世界や全国に熊本を発信できる▽逆境の中で地位を築いた▽政治、経済の専門家として卓越した能力を持つ――ことを挙げた。

 蒲島氏が出馬を表明していない時点で支援を始めることについて、前川幹事長は「蒲島さんが(知事選に)お出になるという確信を持っている」と蒲島氏が立候補することに自信を見せたうえで、「異例のケースだが、投票日まで時間がない」と話した。推薦、支持については、「形にはこだわらない」として、幅広く支援を求めている蒲島氏に配慮する意向を示した。

 県連は7日、蒲島氏に出馬を要請した。

    ◇

 「自民党との相乗りはしない」との基本方針を掲げている民主党県連は、自民党の動きを静観する構えだ。松野頼久代表(衆院1区)は「蒲島氏は政策的に民主党と近く、候補者の1人であることに変わりはない。ただ、自民党が蒲島氏を推薦すれば、その段階で候補対象者から外れる」と話した。12日に県連常任幹事会を開き、対応を協議する。

 中央で連立を組む公明党県本部の城下広作幹事長は「(蒲島氏とは)お会いしたこともないし、県政についてどういう展望を持って知事選に臨まれるのかも分からない。県として必要な人物が誰なのか党内で議論を始めたい」と話した。
(2008年1月10日 読売新聞)

2070片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:34:15
村山市議、立候補へ
京都市長選 近く正式表明 4新人が激突

 2月3日告示、17日投開票の京都市長選に、村山祥栄市議(29)=左京区選出=が10日、無所属で立候補することを事実上、表明した。同市長選には、すでに自民党、公明党、民主党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)、共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)のいずれも無所属新人が名乗りを上げており、新人4人による争いとなりそう。

 政党レベルでは過去4回の市長選と同様に「非共産対共産」の二極構図で争われるが、4人以上の立候補は有力4人を含む9人が立った1989年以来19年ぶり。歴史都市京都の未来の方向性や市役所改革などを争点に、次期衆院選もにらみながら激しい選挙戦となる見込み。

 村山氏はこの日、中京区のホテルで支持者らを前に、「(立候補すべきか)思い悩んだが、皆さんの思いをしっかり受け止め、前向きに全身全霊で頑張りたい」と決意を述べた。近く正式に立候補を表明する。地元左京区の後援会を軸に市内で支持を広げる構えで、今後は若手経営者らでつくる「京都市を想ふ会」や支持者らで構成する「どうすんねん京都」など支援団体が実働部隊として動く。

 村山氏は京都市出身、専修大卒。リクルートを経て、2003年の市議選で初当選。市議会会派に所属せず、2期目。

 市長選に向けては、門川氏が市議会与党のほか、京都商工会議所や連合京都など各種団体でつくる選挙母体「未来の京都をつくる会」を軸に支持拡大に動き、中村氏は共産のほか京都総評や民主市政の会などの「いま正義を・京都市政を刷新する会」を中心に活動。岡田氏も経済界での人脈などを生かし、動きを強めている。

 村山氏が市長選告示10日前の1月23日までに市議を辞職すれば、公選法に基づき市長選に併せて補欠選挙が行われるが、同氏は「立候補に伴う自動失職を選ぶ」としており、市議会左京区選挙区(定数9)は欠員1となる見通し。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011000174&amp;genre=A2&amp;area=K10

2071片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:42:09
熊本知事選に蒲島東大教授が立候補「決心」 熊本で会見
2008年01月11日11時36分

 3月の熊本県知事選をめぐり、自民党県連から立候補を要請されている蒲島郁夫・東京大教授(60)が11日、同県庁で記者会見し「まだ公式な表明はできないが、決心はついている。28日にも正式表明する」と述べ、立候補する意向を表明した。

 蒲島氏は「高校時代から政治家になりたい思いがあった。熊本はいま、埋没している。(地元農協の職員から東大教授になった)私の経歴からも、夢を持つことの重要性を訴えたい」と述べた。さらに「財政再建や川辺川ダム問題、水俣病対策などの懸案課題を早く解決し、次のステップに進むことが必要」と指摘。「熊本市の政令指定都市移行や道州制移行後の州都への取り組みなどを検討したい」と述べ、近くマニフェストを公表する方針を示した。

 蒲島氏は同県山鹿市出身。農協職員から農業研修生として米国留学し、政治経済学の研究者に転じて97年から東大教授。民主党県連も蒲島氏の支援を検討したが「自民との相乗りはできない」として、今後は他の候補の支援や自主投票を含む対応を模索する。

 熊本県知事選には元衆院議員の岩下栄一氏(61)、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)、元消防庁次長の北里敏明氏(59)、元衆院議員で相良村長の矢上雅義氏(47)が立候補の意向を表明している。

http://www.asahi.com/politics/update/0111/SEB200801110001.html

2072片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:51:39
黄瀬氏・目片氏 互角の戦い!!
井上氏 政策論争で大健闘
=迫る13日告示の大津市長選=

 任期満了に伴う大津市長選(十三日告示、二十日投開票)は、現職の目片信氏(66)=自民推薦=、新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(55)=共産推薦=、新人でNPO法人代表の黄瀬紀美子氏(55)=民主支援、社民支持=の三つ巴だが、黄瀬氏はようやく目片氏を射程距離にとらえ、ほぼ互角の戦いになりつつある。

【石川政実】


●組合員1万人の票固め

 黄瀬氏が出馬表明したのは先月十一日だった。嘉田由紀子知事の政治団体「対話の会」が同十八日に推薦、連合滋賀が二十一日に推薦、民主党県連が二十三日に「支援」、市議会会派の市民ネットが二十五日に推薦を決めるなど、足並みが揃わず出遅れた。このため連合滋賀の中村憲市会長は「今週中に大津地域協議会と産別を通じてリーフレット二万枚を配布し、市内居住の組合員一万人とその家族を固める」と躍起だ。一方、社民党県連もこの七日、「支持」を決めた。その理由として<CODE NUM=0171>古い行政手法からの脱却<CODE NUM=0172>三月に脳血流障害で倒れた目片氏の健康状態の懸念―などを挙げた。
後援会の寺川庄蔵事務局長は「争点は市庁舎建設問題。目片氏は庁舎を浜大津に新築移転する腹だが、うちは移転を再検討する」という。十一日午後七時から滋賀ビルで対話集会を開く。十三日の出陣式は下阪本の事務所前で行う。


●嘉田知事と距離感も?

 「対話の会」の推薦を受けた黄瀬氏が嘉田知事とのツーショット写真を名刺やリーフレットなどで活用するのに対抗し、目片氏は先月二十七日、プライドをかなぐり捨てて嘉田知事とツーショット写真を撮った。この写真をポスターなどに使用するためだった。  
しかし会派“結の会”の竹内照夫市議は「嘉田知事が就学前の乳幼児医療費のカットなどを打ち出し市町にしわ寄せを行おうとする中、ツーショット写真を使用することに異論も出て見合わせた」という。また、「六日に大津市民会館で行われた市消防局の出初め式で、目片氏が挨拶したが、いままでで一番元気だった」と自信を深めていた。当初、目片氏は政党からの推薦はもらわないとしていたが、この四日に自民党県連から推薦を受けたのに続き、十日には公明党の推薦も取り付け、弾みをつけて十三日のパルコ前での出陣式になだれ込む。


●争点は市庁舎建設問題

 先月二十五日から、毎日十五か所で街頭演説を繰り広げている井上氏。共産推薦の立候補予定者としては珍しく十日、マニフェストを公表する。 同陣営の長田茂事務局長は「目片氏のマニフェストは、単に市の総合計画を載せたものにすぎない。同氏は、市庁舎の移転・新築を目論んでいるが、これには百五十億円がかかる。庁舎を耐震改修(免震工法)すれば五十億円ですむ。また急ぐ必要のない大型道路などを削減して、乳幼児医療を現行の就学前から中学卒業まで引き上げることや中学校の完全給食化など、暮らしや福祉などに財源を充てる」とし、近く手書き風の政策ビラ六万枚を配布する。

 さらに十日午後七時から、ピアザ淡海で元東京都足立区長の吉田万三氏を迎えて決起集会を開催する。十三日の出陣式は、JR膳所駅で行う予定だ。

http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n080110.html#1

2073片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 15:54:57
現職・目片氏の推薦決める
大津市長選で自民党滋賀県連
 自民党滋賀県連は4日、20日投開票の大津市長選に再選を目指して立候補を表明している現職の目片信氏(66)の推薦を決めた。

 同県連は先月下旬に目片氏から推薦依頼を受け、この日、県連役員が持ち回りで了承した。推薦の理由について、県連は「目片氏は(自民党衆院議員時代に)県連会長も務め、市長として1期目の実績は十分で、推薦にふさわしい人物と判断した」としている。

 同市長選には、目片氏のほか、共産党推薦で党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(54)と民主党が支援する会社社長黄瀬紀美子氏(55)が立候補を表明している。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010400113&amp;genre=A2&amp;area=S10

公明党、目片氏を推薦
大津市長選 実績を評価
 公明党滋賀県本部は10日、大津市長選(13日告示、20日投開票)に立候補を表明している無所属現職の目片信氏(66)を推薦すると発表した。

 同日の党中央幹事会で推薦申請が了承された。県本部の梅村正代表は、目片氏の1期目の実績や政治手腕などを推薦理由に挙げ、「大変厳しい選挙だ。党員や支持者に推薦決定を伝え、しっかり取り組む必要がある」と話している。

 同市長選にはこのほか、ともに無所属新人で政党役員の井上敏一氏(55)=共産党推薦=、会社社長の黄瀬紀美子氏(55)=社民党支持=が立候補を予定している。黄瀬氏については民主党も支援を表明している。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011000170&amp;genre=A2&amp;area=S10

2074片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 16:08:58
選挙:大阪府知事選 与党、政党色薄め 民主、連勝へ国政並み態勢
 10日告示された大阪府知事選は、18日召集の通常国会の攻防に影響を与える重要な選挙となる。昨年11月の大阪市長選で推薦候補が敗れたことから、与党は「政党隠し」戦略を徹底、橋下徹氏の知名度を頼りに無党派層の取り込みを狙う。これに対し、熊谷貞俊氏を推す民主党は市長選に続く連勝を目指し、国政選挙と同様の党営選挙で臨んでいる。

 「橋下氏は幅広い支援が得られる。私たちは後ろから応援するのが戦略上はいい」

 自民党の菅義偉選対副委員長は語る。この言葉通り、党本部レベルの推薦を見送った与党は幹部の応援演説は控える。

 投開票日の27日は通常国会の審議が本格化するタイミングで、与党として負ければ、民主党が勢いづく。政党色を薄めるのはダメージを最小限に抑える思惑もある。

 ただ、大阪に強固な地盤を持つ公明党にとって、連敗は絶対に避けたい事態。展開次第では組織をフル回転させる可能性はある。

 一方、民主党は「次期衆院選の前哨戦」と位置づけ、攻めの選挙に徹する。10日の菅直人代表代行に続き、11日には小沢一郎代表も大阪入りするなど幹部を続々投入。全国会議員にも最低1回は応援に入るよう指示した。

 小沢氏は9日の会見で「府知事選は国政に大きな影響を与える」と指摘。敗北に備えるかのように予防線をはる与党と対照的に、政党色を前面に出して政局直結を強調している。【野口武則、渡辺創】

 立候補者次の通り。(届け出順)

梅田章二(うめだ・しょうじ) 57 弁護士=無新[共]

橋下徹(はしもと・とおる)  38 弁護士=無新

熊谷貞俊(くまがい・さだとし)63 [元]阪大院教授=無新[民][社][国]

杉浦清一(すぎうら・せいいち)59 保護司=無新

高橋正明(たかはし・まさあき)65 [元]中学校教諭=無新

毎日新聞 2008年1月11日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080111ddm002010031000c.html

2075片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/11(金) 20:09:12
’08大阪府知事選:告示 自公と民主、衆院選へ民意探る
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080111ddn002010012000c.html

 大阪府知事選が10日、告示された。弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦▽タレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持▽元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦=の事実上3人の争いとなる。大阪では33年ぶりに国政の与野党3極の戦いとなった。年内に予想される衆院選をにらみ、国政と同じ対立の構図が地方にも波及した形だ。そして、各党の思惑が複雑に絡み合う。

 ◇連敗恐れ後方支援−−自公/独自候補で攻める−−民主

 ◆地方でも対決型

 1月4日。大阪市で開かれた「大阪新年互礼会」(府、関西経済連合会など主催)。関西政財界から約3000人が集まる中、熊谷氏が現れた。「頑張って下さい」。熊谷氏に名刺を差し出したのは、創価学会の西口良三総関西長。学会が支援する公明府本部は橋下氏を支持するだけに、自公関係者は衝撃を受けた。

 大阪の知事選は1979年以降、共産対非共産の構図となった。相乗り候補を財界と労働界が支え、創価学会が両者の「つなぎ役」を果たした。このため、太田房江知事の3選出馬の断念後も、引き続き相乗りを期待した。しかし、民主の小沢一郎代表が「相乗り禁止」を指示。財界にもパイプがある熊谷氏は「自民や公明が乗りやすい候補」(自民府議団幹部)だったが、自民が焦って、先に出馬の意向を示した橋下氏に飛びついた。

 大阪では社公民路線の名残で、民主・公明の選挙協力が水面下で行われている地域もある。しかし、中央の自公対民主の対決構図が波及、昨年4月の統一地方選では民公から自公へのシフトが進んだ。

 大阪市長選(昨年11月)に続き、知事選は与野党対決型となった。中央政界の対立構図は今後も同様とみられ、民主に候補擁立の力がある地方では、対決型の知事選が定着する可能性もある。

 ◆幹部応援も対照的

 「橋下氏は幅広い支援が得られる。後ろから応援するのがいい」。自民の菅義偉選対副委員長は語る。党本部レベルの推薦を見送った自公は「政党隠し」戦略を徹底し、幹部の応援演説は控える。

 投開票日の27日は通常国会の審議が本格化するタイミングで、負ければ、民主が勢いづく。政党色を薄めるのは敗北時のダメージを最小限にする思惑からだ。大阪入りした自民幹部は、財界に支援要請するといった「地下活動」に専念する。

 一方、民主は「次期衆院選の前哨戦」と位置づけ、攻めの選挙に徹する。10日の菅直人代表代行に続き、11日には小沢代表も大阪入り。全国会議員にも最低1回は応援に入るよう指示した。小沢氏は、選挙結果の政局直結を強調している。【石川隆宣、犬飼直幸、野口武則、渡辺創】

 ◇「大阪出身」「民間人」こだわり

 官僚出身の知事が全体の約6割を占める中、自民、民主両党が候補者探しでこだわったのは「大阪出身の民間人」だった。太田知事は、広島県出身の元通産官僚。「大阪は嫌い」などと言ったこともある。

 3人とも大阪に縁が深い。橋下氏は東京生まれだが、父を亡くし、小学生の時に大阪市の府営住宅に移った。熊谷氏は、大阪府豊中市出身で、兄信昭氏は元阪大学長。梅田氏は大阪市出身の弁護士で、西淀川公害訴訟を担当するなど、公害問題に取り組んでいる。

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 ◇届け出は5人

 10日告示された大阪府知事選は同日午後5時で立候補の受け付けを締め切り、無所属の5人による選挙戦が確定した。

 ◆大阪知事選立候補者(届け出順)

梅田章二(うめだ・しょうじ) 57 弁護士     =無新[共]

橋下徹(はしもと・とおる)  38 弁護士     =無新

熊谷貞俊(くまがい・さだとし)63 [元]阪大院教授=無新[民][社][国]

杉浦清一(すぎうら・せいいち)59 保護司     =無新

高橋正明(たかはし・まさあき)65 [元]中学校教諭=無新

毎日新聞 2008年1月11日 大阪朝刊

2076片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 15:24:17
「5人目」に4候補は淡々と 知事選  熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080112200001&amp;cid=main

 次期知事選は十一日、五人目の候補となる東京大教授の蒲島郁夫氏(60)が加わった。すでに出馬表明している無所属新人の四人は「自らの選挙をやるだけ」と淡々と受け止めつつも、自民党が支援する蒲島氏に警戒感を隠さない。

 弁護士の北里敏明氏(59)は十一日も早朝からつじ立ちした後、後援会事務所の開設準備に追われた。蒲島氏出馬については「経歴や自民党の支援などを考えると強力な候補になるだろう」としながらも、「熊本を思う気持ちは私も負けない。意欲と政策を有権者にしっかり伝えていく」。

 川辺川ダム反対を掲げる球磨郡相良村長の矢上雅義氏(47)は「選択肢が増えるのはいいことだ」。その上で、同ダム問題については「県民は議論ではなく、(知事に)中止という決断を求めている。第三者機関に委ねる時期はもう過ぎた」と中立姿勢をとる他候補との違いを強調する。

 元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)は、年明けから本格的な準備をスタートさせた。蒲島氏出馬には「動きは承知していたので驚きはない。私の政策に共感してくれる人を草の根選挙で広げていくしかない」との受け止め。「地域振興など県民に分かりやすい政策論争をしたい」と力説する。

 元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)は「蒲島氏は学者として高い見識を持っておられ、尊敬している」と評しながらも、「だれが出馬しようと関係ない」。今後もミニ集会などを重ねていく考えで、
「経済再生や教育立県という自らの政策をしっかり訴え、初志を貫徹したい」と語る。

 一方、十一日に出馬表明した蒲島氏は十二日、出身地の山鹿市で有志が開く「励ます会」に出席する予定。同会は地元自治体や農業団体、同氏の同窓会などが中心となって計画しているという。同氏は一月末までに東京大を辞職、選挙活動に専念する考えだ。(知事選取材班)

2077片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 15:24:54
民主「相乗りできぬ」 蒲島氏出馬 熊本
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080112200004&amp;cid=main

 三月六日告示の知事選で、東京大教授の蒲島郁夫氏(60)が出馬する意思を表明した十一日、既に同氏の支援を決定していた自民党は選対づくりに着手。蒲島氏と一線を画す姿勢を示す民主党をはじめ、各党も選挙戦の対応を加速させた。

 自民党県連は同日、蒲島氏の意思表明を所属県議らにファクスで送信した。県議らの中には蒲島氏が「本当に出馬するのか」との懸念もあっただけに、「これで党として全力投球できる態勢が整った」と前川收幹事長。蒲島氏と、友好団体や自民系の首長らが直接会う機会を設けるため日程調整を始めた。

 十八日にも選挙対策本部を設置する予定で、山本秀久会長は「県議の後援会などをフル稼働させる」と意気込む。

 これに対し、民主党県連代表の松野頼久衆院議員は「自民党との相乗りはできない」とあらためて強調。川辺川ダム問題で蒲島氏が第三者機関を設けて是非を検証する考えを示したことでも「知事選では建設中止を問うていく。賛同できない」(鎌田聡代表代行)と立場の違いを鮮明にする。

 同県連は十二日に常任幹事会を開催。蒲島氏はじめ、既に出馬表明している四人の対応を協議するが、松野代表は「(五人)全員の考え方を検討し、二月上旬までに対応を決めたい」という。

 公明党県本部の城下広作幹事長は「蒲島氏や自民党側から要請がない限り支援方針を打ち出す考えはない」と明言。当面はほかの候補者も含めて各党の支援のあり方を見極める。

 共産党県委員会の久保山啓介委員長は「自民党が支援する人を推すことはない」と蒲島氏以外の候補の支援を検討する。社民党県連合の森川生朗代表は「独自候補の擁立は難しい」と話し、蒲島氏を含む五人の政策を検討して対応を決めるという。(知事選取材班)

2078片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 23:43:54
岩国市長選、市議の動き活発化街頭演説やミニ集会 讀賣山口

 米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題を巡り、前市長の井原勝介氏(57)が辞職したことに伴う市長選(2月3日告示、10日投開票)で、自民党衆院議員の福田良彦氏(37)(山口2区)を支援する市議が11日、街頭演説を始めた。移駐に反対する市議はミニ集会などで井原氏を応援しており、移駐への賛否が分かれる双方の市議の動きも活発化してきた。

 移駐反対を貫く井原氏の政治姿勢に反発してきた市議は、福田氏支援の方針を確認。告示日まで毎日、街宣車1台で市内を巡回し、それぞれの支持者が多い地区やスーパー、駅などで街頭演説を続け、「再編反対で財政破たんに進むのか、現実的対応で明るい未来をひらくのか」などと市民に訴えることにしている。

 11日の出発式に臨んだ市議らは「できる範囲で福田氏を支援していく」と決意を語った。

 一方、移駐反対派の市議は「民主主義と自治を守る議員有志の会」を結成。井原氏が各地で続けるミニ集会に弁士として参加したり、各市議の市政報告会に井原氏を招いたりしている。

 こちらも15日から、街宣車で市内を回り、国が新市庁舎建設への交付金を見送る問題などについて、井原氏と同様の主張を訴え、市長選を側面から支える。ある市議は「市長選が地方自治を守る戦いだ、ということを、勝手連的に訴えたい」と話している。

             ◇    ◇

 連合山口は11日、三役会議を開き、岩国市長選について、井原氏を「勝手連的に支援する」ことを決めた。ただ、機関決定はせず、組合員に対しての呼びかけにとどめるという。

 移駐問題に関して、連合山口は「現状の基地は容認するが、移駐は許されない」とのスタンス。会議終了後、記者会見した中野威事務局長は、井原氏の対応と連合山口の考え方が近いことを説明した。

(2008年1月12日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080112-OYT8T00119.htm

2079片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/12(土) 23:44:54
政党超えた支持期待
川辺川ダム是非「早期決断する」 讀賣熊本

 3月6日告示、23日投票の知事選で11日、立候補の意向を明らかにした東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)(山鹿市出身)。出馬を要請していた自民党県連は蒲島氏の表明を受け、来週中にも知事選対策本部を設置して事実上の選挙戦に入る。蒲島氏は県庁での記者会見で、「幅広い支持を集めて総力戦で臨みたい」と支援の広がりを期待したものの、自民党との相乗りを避けたい民主党県連では、蒲島氏支援は困難との意見が大勢を占めており、同党の今後の対応が焦点となってきた。

 蒲島氏は午前9時40分ごろ、県庁の記者会見場に1人で姿を現した。

 鹿本高校を卒業し、農協に就職後、渡米してハーバード大大学院で学び、政治学者として身を立てるようになった経緯を説明。

 知事選に臨むに当たり、▽財政再建▽川辺川ダム建設問題▽水俣病問題――の早期解決に尽力する考えを示した。特にダム建設については、「第三者機関で科学的に検証してもらい、早期に決断する」と述べ、これまで「推進」を掲げてきた自民党県連との温度差もうかがわせた。

 蒲島氏は、政党からも幅広く支援を求めたい意向を持っており、民主党に対しては「政策を提言したい。政策に賛同する政党や組織が集まって、選挙戦を戦うという方向で行きたい」と協力を模索する考えを示した。仮に民主党が別の候補を支援する場合でも、「(知事選から)撤退はしない」と明言した。

 蒲島氏は実現したい「熊本の夢」として▽熊本市の政令市昇格▽道州制における州都を目指し、九州新幹線の開通効果を全県に波及させる▽熊本空港を含めた熊本都市圏交通システムの構築▽サッカーJ2に昇格したロアッソ熊本のJ1入り――の4項目を挙げた。    ◇

 自民党県連の山本秀久会長は蒲島氏の表明後、県連で記者会見し、「(出馬要請した)気持ちを理解していただきありがたい。県民の負託に応えてくれると思う」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 蒲島氏は会見で、特定政党に推薦願を出さない意向を示した。この点について、前川收幹事長は「推薦や支持の形にはこだわらない。こちらから、出馬要請したので、(推薦願が出なくても)それ以上の対応をする」と述べ、全力で支援する考えを強調した。

(2008年1月12日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080111-OYT8T00520.htm

2080片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/13(日) 10:36:40
岩国市長選 前哨戦熱帯びる 讀賣山口

 米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題を巡り、井原勝介・前市長(57)が辞職したことに伴う岩国市長選は、2月10日の投開票まで1か月を切った。有権者数は12万3131人(昨年12月2日現在)で、移駐問題を主な争点にして、再選を目指す井原氏と、新人で山口2区選出の自民党衆院議員の福田良彦氏(37)=ともに無所属、立候補表明順=の一騎打ちとなる公算大だ。両氏は、支持拡大を図ろうと、意欲的に会合出席を重ねるなどしており、前哨戦は熱を帯びてきている。

(市長選取材班)



街頭で自身の考えを訴える井原氏 「地元の意思を押さえつけようとする国の強硬なやり方は、到底納得できない」。日曜の6日午前、岩国市のJR岩国駅前。イメージカラーとする黄色のマフラーを巻き、ハンドマイクを手にした井原氏が、行き交う人に向け、声を張り上げた。

 井原氏は、合併前の旧岩国市時代を含めて過去3回、市長選を戦った。特に新人2人と争った2006年4月の前回は、次点候補の2倍以上にあたる約5万4000の得票で圧勝。後援会組織は盤石に映るが、今回は、人がたくさん集まるスーパー駐車場などに積極的に立つ。過去の選挙戦では、あまり行わなかった方式で、自ら「神出鬼没」と言う通り、時間や場所をはっきり決めず、市民に支援を呼びかける。

 「移駐反対」を考えている有権者の間で、井原氏の人気は根強いものがある。ただ、長引く移駐問題に“支持離れ”が懸念され、街頭活動は「危機感のあらわれ」(井原氏の陣営幹部)でもある。

 一方で、各地で小規模の集会開催や支援者組織の会合出席を重ね、「岩国の民主主義と自治を守るために、身を挺(てい)して戦う」と繰り返し、きめ細かな動きが、前哨戦では目立っている。



新年互礼会で出席者と会話する福田氏 岩国市内のホテルで6日に開かれた消防分団の新年互礼会。来賓の福田氏は記者の質問に対し、前日の出馬会見から一夜明けた心境を「大きな壁に挑むチャレンジャー」と表現した。

 井原氏の市長辞職翌日の昨年12月29日、移駐容認派の市議、地元経済界、市民などが擁立を決めた。衆院議員からの転身は補欠選挙を伴うため、厳しい判断を迫られた福田氏だったが、「地元の意思を最優先に考えたい」と決意した。

 自身を「挑戦者」と呼ぶのは、市政刷新への意欲もさることながら、今回の市長選が、これまで井原氏のペースで進んでいるとみるからだ。主張などを書いた市民向けのチラシは11日に仕上がり、後援会の事務所開きは19日の予定で、出遅れ感は否めない。「向こうは余裕だろうが、こちらはバタバタ」。同会幹部は急ピッチで作業に励む。容認派の市議は短期決戦を全力で支えようと、11日から街頭演説を始めた。ある市議は「心構えは自分の選挙以上」と意気込む。

 同日夜の集会で福田氏は「米軍再編だけでなく、市財政など様々な課題に市民党の立場で取り組みたい」と訴えた。後援会幹部は「相手の背中はしっかり見えている。あとは追い抜くだけだ」と言う。

(2008年1月13日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080112-OYT8T00503.htm

2081片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/13(日) 21:39:30
総選挙にらみ各党活発
大津市長選
 大津市長選(20日投開票)で各政党の動きが活発化している。次期衆院選へ向けて勢力の拡大を狙う各党は、現職国会議員が積極的に陣営の応援に入るなど、存在感を示そうと躍起だ。市長選は、各党が激突する衆院選の「前哨戦」の様相も見せ始めている。

 市長選に立候補した3人のうち現職の目片信氏(66)と黄瀬紀美子氏(55)は当初、「市民党」を掲げ、政党からの推薦を受けない方針を示していた。

 先手を打ったのは民主党だった。昨年末、黄瀬氏の「全面支援」を打ち出した。

 同党滋賀県連の朝倉克己幹事長は「自民党と対決するいろんな選挙を想定する中で、県都大津の市長選は大きな意味がある」と話し、次期衆院選もにらんだ戦いと位置付ける。今月11日には「支持」に格上げし、組織を挙げて応援する姿勢を明確にした。

 大津市を含む滋賀1区から立候補を予定する県連会長の川端達夫衆院議員が黄瀬氏の事務所開きやミニ集会などに、小まめに足を運んでいる。11日の決起集会にも国会から駆けつけ「東京と行き来しながら、全力で支える」と気勢を上げた。県連は大津市以外の所属議員にも、市内在住の知人に黄瀬氏支援を呼び掛けるよう求めている。

 民主党の攻勢に、目片陣営も敏感に反応した。「取り崩されないよう、支持層を固める必要がある」(選対関係者)として、自民党県連に推薦を要請し、年始早々に正式決定した。

 自民県連は昨年7月の参院選で、大津市内の比例得票数(約4万票)が民主党を2万票近く下回ったことに危機感を抱いている。県連関係者は次期衆院選について「大津市長選で勝てば、勢いを取り戻せるかもしれないが、負ければこれ以上の打撃はない。運命を分ける選挙だ」と話す。

 滋賀1区で立候補予定の上野賢一郎衆院議員は、目片氏の選挙対策本部の顧問を務め、大津市議らと街頭演説を行っている。上野議員は「推薦したからには全力で応援する」と意気込む。

 このほか、公明党は目片氏を推薦、社民党は黄瀬氏支持を表明している。

 共産党県委の役員を務め、同党推薦で市長選に臨む井上敏一氏(55)も、事務所開きや集会などに、滋賀1区での立候補を予定する川内卓党県書記長が同席し、支持者への浸透を図っている。

 井上氏は「市長選が、国政の利害のみで振り回されるのは問題」としながらも、「政党は政治のプロ集団で、推薦を受けることは本来マイナスとなることでない」としている。
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008011300013&amp;genre=A2&amp;area=S00

2082片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/13(日) 22:35:15
衆院選にらみ衆院議員ら次々壇上へ 大阪府知事選
2008年01月13日

 次の衆院選で政権交代をかけて対決する自民、民主両党の大阪府知事選への取り組みが活発だ。衆院解散がいつになるか分からないだけに、それぞれが推す知事選候補の売り込みとともに、衆院選の候補のアピールにも力が入っている。

 「私の会にわざわざ訪ねてもらった」。自民党の中山太郎衆院議員(大阪18区)は13日、泉大津市での後援会新年会で党府連が推薦する橋下徹氏(38)を紹介した。

 橋下氏も「中山先生と僕はおじいちゃんと孫のような関係で、僕のことが心配でならないようです。ありがとうございます」とあいさつ。夜には、大阪市西成区の柳本卓治衆院議員(比例近畿ブロック)の事務所で、期間中初めてとなる個人演説会に臨んだ。

 自民党は街頭では政党色を前面に出さない戦略をとるが、橋下氏の高い知名度は大きな魅力だ。選挙期間中、府内の全19小選挙区で約20回の個人演説会を開き、衆院議員が壇上に立つ予定。「各種調査では自民党への逆風はかなり厳しい。橋下君の足を引っ張ってはいけないが、背に腹は代えられない」(衆院議員の一人)というわけだ。

 「いつ解散かわかりません。みなさん、稲見さんをよろしくお願いします」。12日夜、大阪市淀川区で開かれた熊谷貞俊氏(63)の個人演説会。民主党の岡田克也元代表が最初に紹介したのは、地元の稲見哲男前衆院議員(大阪5区)だった。

 民主党は05年の衆院選では19小選挙区で2勝と惨敗した。昨年の参院選で盛り返し、昨年11月の大阪市長選でも勝利しただけに、今回の知事選も民主党色を前面に「総力戦」で臨む構えだ。

 熊谷氏も、年明けから落選中の元衆院議員の街頭演説や新年会に呼ばれることが多く、引っ張りだこ。ある前衆院議員は「知事選で負けたら、次の衆院選で自分の票を自民党に持って行かれる」と危機感を募らせる。

 一方、2大政党に埋没しないようにと必死なのが梅田章二氏(57)を推す共産党。12日夜の忠岡町での個人演説会では、18区から立候補する予定の大塚康樹氏が演説。「他の有力候補は太田府政時代のオール与党、今はやりの言葉で大連立の候補だ」と批判した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801130036.html

2083片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/14(月) 12:45:42
08年知事選スタート/衆院選占う前哨戦

 大阪府知事選が十日、スタートした。今年は衆院解散・総選挙が確実視される中、計八府県で知事選が予定され、その勝敗は国政にも影響を与える。民主党は党勢拡大を狙い、独自候補を擁立して対決型を積極的に模索。一方、自民、公明両党は敗北した場合の政権へのダメージを警戒し慎重に推薦する方針で、政党色の濃淡が際立つ戦いも予想される。

 ▽警戒

 「若い感性、バイタリティーで力強く大阪の未来を切り開くと確信している」。先月二十二日、自民党の大阪府議団は総会を開いて知名度の高い弁護士でタレントの橋下徹氏の推薦を決定、朝倉秀実府議団幹事長は胸を張った。昨年末までに党本部が推薦する段取りが狂ったのは、政権与党への逆風だった。

 年金問題や防衛省の汚職事件で福田内閣の支持率が急落。府連は「自民党の旗を振るのが本当にいいのか」と方針変更を迫られた。今月五日、大阪市で開かれた府連総会で、谷川秀善参院議員は「知事選で勝たないと大阪の自民党は大変だ」と危機意識を表明。府連は八日、正式に党本部への推薦申請を見送り、政党色を薄め橋下氏の知名度に頼る戦略を選んだ。

 府議団幹部も「知名度を生かした戦いは橋下氏に任せる。われわれは電話作戦などに徹する」と語るが、府議の一人は「負けたら党本部は府議団のせいにするのではないか」と警戒感を隠さない。

 逆に民主党は対立構図を鮮明にして、昨年十一月の大阪市長選に続く勝利を狙う。推薦した元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏の政策発表の会見には小沢一郎代表が同席。出陣式には菅直人代表代行らが駆けつけた。

 ▽指令

 「何としても独自候補を立てろ」。与野党が対決した大阪市長選で民主党の推薦候補が勝った直後。小沢氏は府知事選の候補者を擁立するよう党府連代表の平野博文幹事長代理に指令を下した。

 小沢氏の代表就任以来、知事、政令市長選は与党との「相乗り禁止」が原則。「政権を取るには党の姿勢、理念を共有できる方を推薦して有権者に訴えるべきだ」と独自候補擁立にこだわる。

 政権交代を狙う次期衆院選では特に、選挙区の多い都市部の戦いを重視する。二〇〇五年の衆院選で大阪の選挙区は二勝十七敗と惨敗。府知事選で白星を取って衆院選の弾みにしようと全国会議員に現地入りを要請、挙党態勢で戦いに臨む。

 今年は大阪府のほか、熊本、鹿児島、山口、新潟、富山、岡山、栃木各県で知事選。民主党は三月の熊本県知事選も独自候補擁立を目指す。当初、東大教授の蒲島郁夫氏に出馬を打診したが、自民党も同氏の擁立に動いたため「別の候補を模索中」(党幹部)だ。

 ▽教訓

 一方、自公両党は「勝てる候補」を優先に相乗りもいとわない方針だ。

 「橋下氏は府民に幅広く支援を受けられる候補だ。党本部は後ろで応援した方が戦略的にもいい」。自民党の菅義偉選対副委員長は十日、橋下氏を府連推薦にとどめた理由に無党派対策を挙げたが、党幹部は「本部推薦で負けると痛手になりかねない」と打ち明ける。

 自民党内には大阪市長選で、自公両党推薦の現職候補が民主党などの推す候補に惨敗した教訓がある。幹部が相次いで現地入りする総力戦の末の敗北は小沢氏の辞任騒動直後にもかかわらず、民主党を勢いづかせた。

 自民党は今後も本部の推薦を慎重に判断する構えだが、大阪府知事選で弁護士の梅田章二氏を推薦した共産党の志位和夫委員長は十日の会見で「与党が本部推薦ができないこと自体、衰退を感じる」と指摘。民主党の菅氏も「党本部が推薦にしないのは無責任な行動だ。今の自民党を象徴している」と切り捨てた。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2008/0110.html

2084片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 01:40:06
村山市議が出馬表明
京都市長選
 京都市議の村山祥栄氏(29)が15日、京都市中京区のホテルで記者会見し、2月3日告示、17日投開票の市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 村山氏は「閉塞(へいそく)感ある京都の政治に対する市民の声の代弁者として決死の覚悟で立候補を決意した」と述べ、選挙では行政不信や財政危機、同和行政などからの「5つの脱却」を訴えるとした。市議会与党の候補者選考については「民主党が単独での独自候補擁立に至らず残念。3極なら決意しなかった」と語った。

 村山氏は京都市出身、専修大卒。リクルート勤務を経て2003年の市議選で初当選。市議会の会派には所属せず、現在2期目。左京区選出。

 市長選には自民党、公明党、民主党府連が推す前市教育長の門川大作氏(57)と共産党推薦の弁護士の中村和雄氏(53)、会社相談役の岡田登史彦氏(61)のいずれも無所属新人が立候補を表明している。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011500125&amp;genre=A2&amp;area=K10

2085片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 11:08:14
「潮谷県政継承と発展」
共産党が方針 独自候補見送る公算
 共産党県委員会は15日、次期知事選について、▽「県民中心の県政」という潮谷県政の基本姿勢を継承、発展させる▽自民党県政の復活を阻止する――の2点を基本的立場として臨む方針を明らかにした。

 県庁で記者会見した久保山啓介委員長は、潮谷県政について「川辺川ダム問題で『中立』を打ち出し、住民討論集会を開くなど県民中心の取り組みを進めた」と評価。その上で「潮谷県政を継承し、発展させることが必要」と述べた。

 また、知事選の主な争点として、▽県民や被害者の立場に立った川辺川ダム、水俣病問題の解決▽貧困と格差を広げる構造改革路線の転換――などを挙げ、特に川辺川ダムについては「多くの県民が中止を求めており、国はダムに代わる治水対策を示すべき」とした。

 具体的な対応に関して久保山委員長は「各候補者のマニフェストを見て判断したい。政治的立場を重視する」と述べ、自民党の支援を受ける東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)については「支援候補の対象外」とした。独自候補の擁立については「最終結論に至っていない」と明言を避けたが、見送る公算が大きいという。

(2008年1月16日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080116-OYT8T00011.htm
讀賣熊本

2086片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 16:40:28
再編の是非:出直し岩国市長選 立候補予定者説明会、2陣営が出席 /山口
 ◇勝手連ら街宣開始

 岩国市の出直し市長選(2月10日投開票)で、市選管の立候補予定者説明会が15日あり、既に出馬表明している井原勝介前市長(57)、福田良彦衆院議員(37)の両陣営から関係者が出席した。この日、井原氏支持の勝手連を標ぼうする県議や市議らが宣伝カーで街頭宣伝を開始。一方、福田氏を支持する保守系市議らも街頭宣伝に力を入れており、告示に向け選挙ムードが盛り上がりを見せ始めた。【大山典男】

 勝手連の活動を始めたのは、国の新市庁舎建設補助金凍結に抗議している同市・玖珂郡区選出の吉敷昭彦(民主)、久米慶典(共産)の両県議と、移転反対派の市議ら。

 この日午前9時、県議ら11人が宣伝カー5台に分乗して出発。地域を分担し、市内をくまなく回った。午後1時過ぎにはJR岩国駅前で街頭演説し「米軍再編を押しつける国のやり方に怒りを覚える」「今回の市長選は地方自治と民主主義を守る戦い」と訴えた。代表の重岡邦昭市議は「基地の騒音被害と縁遠い旧郡部でも反応はいい」と話していた。

 一方、福田氏を支持する保守系市議らも街頭宣伝を実施し「米軍再編に賛成、反対だけでは対立が深まるだけ」「国と交渉できる新市長を選ぼう」と声をからした。

 また、福田氏の連合後援会は19日午後2時から、同市南岩国町で事務所開きをすることを決めた。原田俊一会長は「5日に出馬会見したばかりだが、ミニ集会などで我々の主張への理解が加速度的に広まっている」と話し、後援会の裾野(すその)を広げるのに懸命だ。

〔山口東版〕

毎日新聞 2008年1月16日
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080116ddlk35010431000c.html

2087片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 16:41:01
2008年京都市長選:村山氏出馬表明 役所外出身者で改革を /京都
 ◇3党相乗りを痛烈批判

 任期満了に伴う京都市長選(2月3日告示、17日投開票)で15日、同市議の村山祥栄氏(29)=左京区=が正式に出馬表明した。村山氏は会見で「実質的に市民の選択肢をなくしてしまう候補者選びは許せない。市役所内部出身ではなく、しがらみのない私が市政の解体と創造を実行する」とアピール。自民・公明・民主による前市教育長、門川大作氏(57)の相乗り擁立を痛烈に批判した。【藤田文亮】

 村山氏は専修大法学部卒。リクルート勤務を経て、03年に同市議に初当選した。

 村山氏は、市内の経営者らで作る二つのグループのほか、メールや電話など個別にも多数の立候補要請があったと話し、「不祥事続きの市役所を改革し、政策論争ができ、選択肢のある選挙を実現するため、立候補を決意した」と述べた。また、自身がかつて秘書を務めた松沢成文・元衆院議員(現神奈川県知事)からも「応援するので、とことんがんばりなさい」と背中を押されたことにも触れた。

 村山氏は市議職を辞職せず、立候補に伴う自動失職を選択する方針で、左京区選挙区(定数9)の市議補選は実施されず、欠員1となる見込み。

 同市長選では村山、門川両氏のほか、いずれも無所属の新人で、▽弁護士、中村和雄氏(53)=共産推薦▽洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦氏(61)が出馬表明している。民主府連は門川氏推薦を党本部に申請中。

毎日新聞 2008年1月16日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080116ddlk26010176000c.html

2088片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/16(水) 22:01:53
公明国会議員も橋下氏支持 狙いは衆院選 新春年賀会
2008年01月16日

 公明党の新春年賀会が16日、大阪市であり、大阪府知事選に立候補した橋下徹氏(38)も出席した。同党は当初、支持者の反発を理由に橋下氏の支援に慎重姿勢を示していたが、この日は府選出国会議員が橋下氏と壇上に並び、緊密さをアピールした。

 年賀会には支持母体の創価学会幹部らも含め、約1800人が集まった。府本部の支持を受けている橋下氏は「毎日毎日、公明党の皆様方、支持者の方々に大変お世話になっております」とあいさつ。白浜一良府本部代表の手招きで国会議員も登壇し、北側一雄幹事長と白浜氏が橋下氏の手を取って高く掲げた。

 同じ弁護士で、橋下氏支援に消極的と見られてきた北側氏も「彼の若さと行動力に大阪の未来をかけてみたい。どうか皆さんの支援を橋下候補に」と訴えた。同党では後半戦で次の衆院選をにらみ、現職のいる4小選挙区で橋下氏の演説会を予定している。
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200801160069.html

2089片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/17(木) 21:48:26
’08大阪府知事選:橋下候補、隠密戦 熊谷候補、梅田候補は地上戦
 ◇自民党幹部、支援団体詣で

 ◇民主・共産、党を挙げて街頭遊説

 大阪府知事選(27日投開票)について、「府連レベルの対応」としていた自民党本部が、水面下で全面支援に乗り出している。タレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=の応援のため党幹部がひそかに大阪入りするなど、党推薦と同等の力の入れようだ。元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦▽弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=は、民主、共産が党挙げて選挙戦に臨んでおり、水面下の自民の動きを批判している。

 「小沢さんはこの選挙を政局に利用したいんです。絶対に許してはならない」。1月13日、大阪市内であった自民府連女性局の会合で、菅義偉選対副委員長は強調した。古賀誠選対委員長や谷垣禎一政調会長も近く大阪入りし、街頭には出ずに経済団体などに橋下氏の支援を要請する。中山太郎府連会長は「(民主は)地上戦できてるが、こっちは地下作戦」と説明する。

 背景に知事選の結果が衆院選に影響するという危機感がある。中山氏は16日の市議団総会で「市長選でも知事選でも負けたら、次は衆院選でも負ける。政権までいく」とハッパをかけた。

 一方、熊谷氏は橋下氏より知名度に劣るため、小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら幹部が続々と応援に入り、党が前面に出ている。17日には若手衆院議員ら約30人も応援に入る。選対幹部は「政党(支援)だけでなく、過去の問題発言など資質までごまかしている」と批判する。

 梅田氏の選挙戦も共産党が全面的に支える。府議や市議が街頭演説に付き添い、他候補との違いを強調。陣営幹部は「(橋下氏は)無党派層と自民の支持者を結びつける効果を狙っているのでは。府民はその点を見極めてほしい」と話す。【石川隆宣、犬飼直幸、久木田照子】

毎日新聞 2008年1月17日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080117ddn003010035000c.html

2090片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 02:31:30
大接戦、橋下氏わずかにリード 大阪府知事選世論調査 (1/2ページ)
2008.1.18 18:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080118/lcl0801181835005-n1.htm

 27日投開票の大阪府知事選で、産経新聞社と関西テレビ放送は14〜17日の4日間、世論調査を行い、取材で得た情報も加えて中盤情勢を分析した。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)と元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)が激しく競り合っているが、やや橋下氏がリード。これを弁護士の梅田章二氏(57)が追う展開になっている。ただ、だれに投票するか決めていない人が4割近くおり、終盤戦の動きで形勢が逆転する可能性もある。

 調査結果では、橋下氏は地方組織の府連が推薦した自民の支持層の6割以上を、府本部が支持した公明の支持層の7割を固めている。ただ、知名度の高さから有利とされていたが、支持政党がない無党派層の支持者は2割を切っている。

 これに対し、熊谷氏は推薦した民主の支持層の6割以上を固め、無党派層では橋下氏より高い2割に浸透。社民支持層でも4割を、共産支持層でもほぼ1割をカバーした。

 一方、梅田氏は共産支持層の7割以上をまとめ、社民支持層の2割もおさえた。

 ただ、自民支持層の中でも2割近くは熊谷氏を支持。逆に民主支持層でも、ほぼ同じ割合の人が橋下氏支持に回っており、両党の支持者が割れていることが分かる。

 4年前に行われた府知事選では、主要政党の多くが現職の太田房江知事に相乗りしたこともあり、投票率は過去最低の40・49%だった。しかし、今回の世論調査では、投票に行くかどうかの質問では、「必ず行く」が66・2%、「なるべく行く」が23・5%あり、合わせてほぼ9割に達し、関心の高さをうかがわせている。

      ◇

 調査方法 無作為に電話番号を選ぶRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で、大阪府内の有権者1000人に聞いた。男女の比率は国勢調査に合わせた。

2091片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 11:32:43
候補者か政党か…戸惑う財界
 大阪府知事選で、関西財界が候補者と政党の「ねじれ現象」に戸惑っている。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)を、政権与党である自民・公明両党の府組織が支援するのに対し、財界と親しく政策も近い元大阪大教授、熊谷貞俊氏(63)が民主、社民、国民各党の推薦で立候補したためだ。与党支持が当たり前だったが、今回は最も影響力のある経済団体の関西経済連合会が「中立」の立場を打ち出し、財界OBを中心とした支援組織がそれぞれ発足するなど、対応は“分裂”気味だ。

 「静観しましょうや」――。ある大手メーカーの幹部が今月中旬、大阪市内の取引先を訪れ、知事選への対応を確認しあった。政党や候補者への配慮から、支持を明確にしない経営者も目立つ。

 これに対し、元経済企画庁長官で作家の堺屋太一氏(72)、元りそな総合研究所会長で大阪学院大教授の国定浩一氏(67)らは橋下氏を支援する勝手連を結成した。メンバーの元JR西日本会長、井手正敬氏(72)は「政治と経済は不可分だ。経済界は政権与党とがっちり手を組むべきだ」と訴える。

 財界関係者の脳裏をよぎるのは、1996年の衆院選での自民党の大敗だ。当時の関経連が「積極的に支援しなかった」として自民党との関係が冷え込み、政府への要望活動すらできなくなった。関係修復には数年を要したという。

 このため、ある大手企業の幹部は「橋下氏の支援に本腰を入れますよ。通したい人と、通さなければならない人は違う」と声をひそめ、中堅企業経営者も「勝敗よりも、与党側を応援したという事実が大事」と、苦しい胸の内を明かす。

 一方、元コスモ証券会長の文箭(ぶんや)安雄氏(77)が会長を務める熊谷氏の後援会には、タレント候補へのアレルギーが強い財界OBが名を連ねる。副会長の山本信孝・元三和総合研究所会長(76)は「タレントに府政を任せられない」と強調する。18日には後援会主催の演説会があり、関係者が投票を呼びかけた。ただ、山本氏は「私はこれまで自民党を支援しており、国政レベルの民主党の政策に賛同したわけではない。戸惑いは感じる」とも打ち明ける。

 共産党が推薦する弁護士の梅田章二氏(57)は、中小企業支援を前面に出し、他の2陣営との違いを強調している。選挙母体「明るい民主大阪府政をつくる会」には、中小・零細企業や自営業者らが加入する業界団体「大阪商工団体連合会(民商)」が入っており、「若者の雇用に奨励金を出し、後継者育成にも力を入れる」などと訴えている。
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/o_chiji/op80119a.htm?from=tokusyu

2092片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 22:38:08
小沢民主代表「衆院選、いつあってもおかしくない」
 民主党の小沢一郎代表は19日、大阪府泉佐野市の会合であいさつし、「世界的な経済も不安定になってきた。日本の政治・行政も大変厳しい」としたうえで、「衆院の解散・総選挙がいつあってもおかしくない状況だ」との認識を示した。

 一方、大阪府知事選については「今回の知事選は、まさに衆院選挙そのもの」と述べ、次期衆院選の前哨戦との位置づけを強調した。小沢氏はこの日、大阪府内の13選挙区をまわり、各区の公認候補者などに府知事選への積極的な協力を要請した。 (20:25)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080119AT3S1900U19012008.html

2093片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 22:52:25
選挙:京都市長選 にわかに乱、「第三極」登場
 共産対非共産相乗りという旧来の「二極」に落ち着いたかに見えた京都市長選(2月3日告示、17日投開票)がにわかに活気づいてきた。若手の無所属市議が立候補を決め、単独候補を擁立できなかった政党への不満の受け皿として「第三極」になる可能性が浮上。各陣営にも改めて、票の掘り起こしや組織の引き締めにつなげようとの動きが見え始めた。

 「京都の民主党は全国に誇れるが、今回だけは許せなかった」。今月10日、市議の村山祥栄(むらやましょうえい)氏(29)に出馬要請した企業経営者グループのメンバーは選択肢を制限された不満の矛先を民主に向けた。民主京都府連は昨年11月、引退する桝本頼兼市長(66)の後継者と目される前市教育長の門川大作(かどかわだいさく)氏(57)を独自候補として擁立。しかし、直後に自公が同調し「独自」は掛け声だけに終わっていた。

 国政では野党の民主も、市議会では自公と与党を形成。独自に擁立したい国会議員と、市議会与党の協調を重視する市議団が対立した末の落としどころが門川氏の擁立劇だった。「独自擁立」の大義名分が立つからだ。

 だが、関係者によると、民主の事前の世論調査では自公、共産両陣営と対決する「三極」と「市役所外の候補者」を望む傾向が表れていた。村山氏は昨年の市議選左京区選挙区でトップ当選。皮肉にも民主の調査結果とのかい離はなく、擁立に動いたグループも「第三極」と位置付ける。村山氏の立候補に公明府本部幹部は「組織を引き締める契機になる」。弁護士の中村和雄(なかむらかずお)氏(53)=共産推薦=の陣営幹部も「食われる票はあるが、投票率が上がれば眠っている票も出てくる」と前向きだ。

 93年以降、4回連続で「二極」の京都市長選。第三極が絡む今回は、有権者の欲求を測るバロメーターとなりそうだ。【朝日弘行】

毎日新聞 2008年1月19日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20080119ddf041010018000c.html

2094片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 22:53:09
2008/01/19-15:28 橋下氏先行、熊谷氏迫る=大阪知事選が終盤戦
 任期満了に伴う大阪府知事選は、27日の投開票に向けて終盤戦に入った。事実上、無所属3新人による戦いとなる中、自民党府連が推薦し公明党府本部が支持する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が高い知名度を背景にリードし、元大学教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦=が激しく迫る展開。さらに、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=が、両氏を懸命に追っている。
 大阪市長選に続き、国政の与野党が三つどもえで激突。年内にも予想される衆院選をにらみ、各党とも総力を挙げた戦いを進めている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2008011900244

2095片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 23:56:01
府議補選に5氏 枚方市選挙区
2008年01月19日

 知事選と同日の27日に投開票される府議枚方市選挙区の補欠選挙(被選挙数1)が18日告示され、無所属元職で弁護士の小川真澄氏(63)、無所属新顔で元パン製造販売会社員の岡沢教子氏(38)、共産新顔で党地区副委員長の折口勲氏(51)、無所属新顔で元市議の西岡豊氏(59)、自民元職で元市議の出来成元氏(59)の5氏が立候補した。


 同市の清掃工場建設をめぐる官製談合事件で談合と収賄の罪で起訴された元府議、初田豊三郎被告(50)の辞職に伴うもの。事件当時、同市議だった初田被告は大手ゼネコンからわいろとして3千万円を受け取ったとして起訴されており、公共事業を巡る業者との癒着の問題や談合への姿勢も問われる。


 期日前投票は、26日までの午前8時半から午後8時まで市役所、津田支所、北部支所、南部生涯学習市民センターの4カ所で。投開票、期日前投票とも知事選と一緒に実施される。17日現在の有権者数は32万7708人。


――候補者一覧・届け出順――(被選挙数1−候補者数5)
氏名の右の数字は投票日現在の満年齢。【】数字は当選回数。略歴の(元)以下は前・元職。▽は学歴



・小川真澄(おがわ ますみ)63無元【3】


 弁護士(元)自民党支部長▽京大


・岡沢教子(おかざわ きょうこ)38無新


 (元)パン製造販売会社員▽鳥取県倉吉産業高


・折口勲(おりぐち いさお)51共新


 党地区副委員長(元)部品製造会社員▽鹿児島県出水工高


・西岡豊(にしおか ゆたか)59無新


 清掃用品リース会社長(元)市議▽大阪経大中退


・出来成元(でき しげちか)59自元【1】


 社福法人理事長代理(元)市議・衆院議員秘書▽大阪工大
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000801190002
朝日大阪

2096片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:00:55
20日投開票の大津市長選、大阪府知事選と同じ構図に
2008年01月18日 朝日滋賀
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801180076.html

 3候補が争う大津市長選は、20日の投開票を前に次期衆院選の前哨戦の様相を見せている。3氏とも無所属ながら、推薦支持は自民・公明VS.民主・社民VS.共産と、国政の主要政党が対決する構図で、27日投開票の大阪府知事選と同様だ。中でも2氏は地元選出の衆院議員と二人三脚。当初掲げた「市民党」は薄れ、政党色が濃くなっている。各陣営は一昨年、嘉田由紀子知事を誕生させた無党派の風も気にしながら、最終盤に突入した。(井上潜、橋本新之介)

 立候補しているのは届け出順に、自民、公明推薦で2期目を目指す現職の目片信(めかた・まこと)氏(66)、共産推薦の同党大津湖西地区副委員長の井上敏一(いのうえ・としかず)氏(55)、民主、社民が支持し、嘉田由紀子知事の支援組織「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)と連合滋賀も推薦する人材育成会社長の黄瀬紀美子(きせ・きみこ)氏(55)。

 目片氏は昨年9月に立候補を表明。当初は政党推薦を求めない「市民党」としていた。しかし昨年12月、黄瀬氏が出馬意向を示したことから方針を転換、告示直前に自公から推薦を得た。

 05年総選挙で民主の川端達夫氏に勝った自民の上野賢一郎氏は告示の13日、目片氏の第一声に駆けつけ、個人演説会もほとんど出席。臨時国会が閉会した15日夜も演説会に出て「帰りの新幹線の中も走ってきました」。1期目の実績と「福祉の充実に力を入れたい」と訴える目片氏の前にそう話し、盛り上げた。

 黄瀬氏も立候補会見で「市民党で戦う」と標榜(ひょうぼう)。民主は緩やかな「支援」の立場だったが、自民の目片氏推薦が決まると1段階上の「支持」に切り替えた。比例で復活当選した党副代表の川端氏は、東京と往復して黄瀬氏の会合に参加、告示後も街頭に立つ。自身の新年会に黄瀬氏を招き、マイクを握った。「野党の正月は今年で最後。来年の正月は与党の議員として迎えたい」

 井上氏は「国民健康保険料を引き下げ、命と暮らしを守る市政をつくる」と主張する。選挙カーで市内をくまなく回り、街頭演説を繰り返す。出陣式には、共産の井上哲士(さとし)参院議員が応援に駆けつけ、「新しい政治の流れを広げよう」と訴えた。

 各陣営は嘉田知事を押し上げた無党派層の動向もにらむ。黄瀬氏はパンフレットやポスターに知事との写真や、知事のキャッチフレーズ「もったいない」の言葉を盛る。「無駄をなくし、今ある人やモノをいかす政治をしたい」との訴えや手法は嘉田知事そっくり。知事は選挙応援をしないとしながら、9日の連合滋賀の新年会で黄瀬氏とともに壇上に上がった。

 目片氏も昨年末、嘉田知事と2人で写真を撮ったが、選挙戦では使っていない。今回は、知事選での新幹線新駅建設問題のような明確な争点がないことから、陣営は「嘉田知事の支持層はそれほど動かない」とみる。井上氏の陣営も「予測はつかないが、嘉田知事が誕生した時のような山が動くような様相はない」。

2097片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:44:13
2市長選あす告示
 八王子市長選と府中市長選があす20日告示される。

 ◆八王子 現、新一騎打ちか◆

 八王子市長選は27日に投票が行われ、開票は28日。これまでに立候補を表明しているのは、3選を目指す現職の黒須隆一氏(65)(無所属=自民、公明推薦)と、新人で自然保護団体事務局長の橋本良仁(よしひろ)氏(62)(無所属=共産、社民、ネット推薦)の2人。

 自、公両党市議らの支援を受けて組織固めを進める黒須氏陣営に対し、橋本氏陣営は若者など無党派層の支持拡大に力を入れる。

 黒須氏は、公債費比率や市税収納率の改善、職員数削減など2期8年の実績を強調。今回は効率的な行政経営、全国レベルの大会が開催できる総合体育館の建設、高尾駅の南北自由通路整備のほか景観条例制定や「音楽のまちづくり」推進などを公約に掲げている。

 橋本氏は「自然を壊し、福祉を削る流れのままでは、みんなが元気にはなれない」と現市政を批判。圏央道高尾山トンネル工事の環境影響評価のやり直しを求めるほか、JR八王子駅南口再開発の計画見直し、住民投票を含む自治基本条例制定などを主張している。

 昨年12月2日現在の有権者は44万3534人。

 ◆府中 三つどもえの公算◆

 府中市長選は27日に投開票が行われる。これまでに立候補を表明しているのは、3選を目指す現職の野口忠直氏(72)(無所属=自民、民主、公明、社民推薦)と、新人で元出版社社員の桑島耕太郎氏(47)(無所属)、新人で共産党地区委員長の志摩和寿氏(55)(無所属=共産推薦)の3人。

 野口氏は、子育て支援や高齢者福祉の充実、窓口の休日業務開始、小中学校の耐震改修など2期8年間の業績を強調し、3期目も「市民主役のまちづくりに励みたい」としている。

 民間人市長誕生を目指す桑島氏は、ごみ問題で「ダストボックスの存続と無料方式を継続させるため、高性能焼却炉を建設する」とし、市長の多選禁止、議員定数の削減も掲げる。

 出馬表明が遅れた志摩氏は「箱モノ建設を加速させる市民不在の市政を市民参加型に転換させる」とし、教育と福祉対策の推進や市民生活の支援を基本政策に掲げ、短期決戦に挑む。

 昨年12月2日現在の有権者は19万7092人。

(2008年1月19日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080119-OYT8T00024.htm

2098片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:48:24
大津市長選あす投票
3候補終盤戦白熱
 20日投開票される大津市長選で、再選を目指す現職の目片信候補(66)(自民、公明推薦)と、共産党大津湖西地区委員会副委員長で新人の井上敏一候補(55)(共産推薦)、人材育成会社社長で新人の黄瀬紀美子候補(55)(民主、社民支持)は18日も、厳しい冷え込みの中、選挙カーを走らせたり個人演説会を開いたりして、有権者に支持を訴えた。

 目片候補は17日まで、夜に個人演説会を3か所で開催。高齢者福祉や子育て支援の充実などに取り組んでいることを強調し、支持を訴えた。票の掘り起こしを図ろうと商店街など市内全域をくまなく回り、18日夜は大規模集会で陣営の引き締めを図った。

 井上候補は1日平均20か所でスポット演説を繰り返し、夜は40人規模の個人演説会を開いてきた。国民健康保険料の引き下げや巡回バスの充実、中学校給食の実施などを掲げ、「福祉が誇れる大津をつくる」と主張。19日は選挙カーで市内一円を回る予定だ。

 黄瀬候補は連日、選挙カーで市内を回り、「本気で大津を変える。人の力をいかす」と訴えてきたほか、早朝や夜は主要駅などに立って知名度アップに努めてきた。笑顔で握手に応じる市民は増えたが、「私は挑戦者」と気を引き締める。19日は市内を縦走する。

 投票は121か所で20日午前7時から午後8時まで(一部を除く)。開票は同9時20分から皇子が丘公園体育館であり、深夜には当落が判明する見込み。12日現在の選挙人名簿登録者数は26万1332人。

(2008年1月19日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080118-OYT8T00663.htm

2099片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:52:33
岩国市長選、女性票獲得に両陣営躍起

 岩国市の米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題を巡る、前市長・井原勝介氏(57)の辞職に伴う市長選(2月3日告示、10日投開票)で、立候補を予定する井原氏と衆院議員・福田良彦氏(37)(山口2区)の両陣営が、女性票の獲得に躍起になっている。

 告示を控え、女性だけの集会を開いたり、女性を意識した政策を訴えたりして、自身の考えや人柄を知ってもらおうと懸命だ。

 同市の有権者は昨年12月2日現在、12万3131人。このうち女性は約53%で、6万5362人に上る。投票率も女性が高く、前回(2006年4月)の市長選では、男性が63・59%だったのに比べ、女性は66・41%だった。

 井原氏は市長辞職後、市内数十か所でミニ集会を開いているが、各会場で女性の多さが目立つ。18日に同市横山の横山自治会館であった集会も参加者の約40人中、約30人は女性だった。

 井原氏は財政状況や米軍再編について考えを披露し、「財政が破たんして、税金が2倍3倍になるようなことはない」などと語りかけた。うなずいて聞き入る女性も多く、近くの主婦(43)は「内容が分かりやすく、親しみが持てます」と感想を語った。

 陣営は「気軽に話しかけるような性格や、実直に政策を訴える姿勢が受けるのでは」としている。29日には、後援会の下部組織「風ぐるま女性の会」の大集会を予定している。

 福田氏は17日、岩国市民会館で「女性の目線で現状を訴える会」を開いた。元市幹部の男性が「生活できる職場がなければ、子どもや孫は帰ってこられない。明るく元気な町にできるのは福田氏だ」と訴えた。

 子育て支援策や防災対策への質問に対して福田氏が応じ、「保育料、子供の医療費、給食費への援助などで、日本一子育てしやすい市にしたい」などと答えた。最後は「女性のパワーが大事。一緒に頑張りましょう」と締めくくった。

 陣営は「井原氏を支持する女性層をいかに取り込むかが勝敗を分けるポイントになる」と予測。28日にも後援会女性部の大集会を計画し、さらに対策を強化する構えだ。

(2008年1月19日 読売新聞)山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080118-OYT8T00803.htm

2100片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 00:56:15
期日前投票、前回の2倍超
大津市長選
 大津市長選の期日前投票が19日に締め切られた。投票者数は計7142人で、2004年の前回市長選(3385人)の2倍を上回った。男性は3518人、女性は3624人だった。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011900141&amp;genre=A2&amp;area=S10

2101片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 19:55:22
橋下氏先行、追う熊谷氏 大阪府知事選、4割は未定 '08/1/20

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 無所属新人五人が争っている大阪府知事選で、共同通信社は十九、二十の両日、電話による世論調査を実施、取材も加味して終盤情勢を探った。自民党大阪府連と公明党大阪府本部が支援する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が先行し、民主など三党が推薦する元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)が激しく追う。共産党推薦の弁護士梅田章二氏(57)は伸び悩んでいる。

 ただ四割が投票する候補者をまだ決めておらず、二十七日の投開票日に向けて、無党派層を中心とした有権者の今後の動向が当落を大きく左右しそうだ。

 調査によると、九割近くの有権者が「大いに関心がある」「少しは関心がある」と回答。昨年十一月の大阪市長選に続いて、府知事選では三十三年ぶりに国政の与野党が対決する構図となり、有権者の関心が高まっていることがうかがえる。

 支持政党別では、橋下氏が自民、公明両党の支持層のうち約七割を固め、無党派層への浸透でもほかの候補を大きく引き離している。

 熊谷氏は民主党支持層の六割を固めた。ただ同党支持層のうち二割以上が橋下氏に流れている。梅田氏は共産党支持層を固めたが、無党派層などへの広がりがない。

 投票で重視する基準については四割が「候補者の政策内容」と答え、三割が「候補者の人柄、政治姿勢」を挙げた。

 また当選後、最優先で取り組んで欲しい課題としては「景気対策」「財政再建」が多かった。

 保護司杉浦清一氏(59)と元中学教諭高橋正明氏(65)は苦しい。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801200284.html

2102片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/20(日) 21:13:55
【滋賀】
3候補、最後のお願い 大津市長選きょう投開票
2008年1月20日

 任期満了に伴う大津市長選は20日、投票、即日開票される。選挙戦最終日の19日、3候補は市内全域を回り、枯れた声で、「お願いします」を繰り返した。再選を目指す現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が「必ず約束を果たす」と実績を強調すれば、新人で共産党役員井上敏一氏(55)=共産推薦=は「命と暮らしを守る」と声を振り絞った。新人で人材育成会社社長黄瀬紀美子氏(55)=対話の会推薦、民主、社民支持=は「大津を何とかしたい」と首長交代を訴えた。湖都のかじ取り役を誰に託すのか。それは、あなたの1票が決める。

◆目片候補、合併協定書順守を力説
 午前8時から、旧志賀町のJR北小松駅前で演説を開始。「ここからスタートしたのは、市政発展を願ってのこと。再選されれば、必ず合併協定書の通り事業を進める」と力説した。

 その後は、十分に回り切れていなかった地域をはじめ、中心部、南部の住宅街を奔走。夜は地元、北大路など3カ所で個人演説会を開いた。

 前夜には、島の関の市民会館で演説会を開催。1000人以上を前に、「必ず公約を実行していく。大変厳しい情勢だが、ぜひ投票をお願いしたい」と声を張り上げ、支援者と握手を重ねた。

◆井上候補、国保料引き下げ前面に
 JR和邇駅から出発し、市北西部から中心部へと移動。途中、商店街や住宅地など約30カ所で、「市政を変えなければならない」とマイクを握った。

 坂本のスーパー前では「庶民の暮らしを守ってくれ、という皆さんの支援に応える。今の市政の無駄遣いをやめないと、福祉の実現はない」と主張。公約に掲げる国民健康保険料の1万円引き下げを前面に打ち出した。

 午後8時前には、昭和町の事務所近くで、最後のあいさつ。支援者や近隣住民に協力を感謝し、一人一人に望みを託した。

◆黄瀬候補、リーダー交代強く訴え
 北小松から街宣活動をスタート。選挙カーから手を振りながら、市北部の住宅街や市中心部の京阪電鉄浜大津駅周辺へ。

 応援に駆け付けた民主党の国会議員が「女性市長を誕生させ、新しい市政を」と呼び掛けた。

 午後5時半からは、同市打出浜の繁華街で、大詰めの街頭集会。「リーダーが変われば、街、組織が変わる。市民でつくりあげる政治を実現させる」と支持者1000人に手を振った。

 「押せ、押せ、黄瀬、黄瀬」の声が上がる中、地元、堅田での最後の街宣活動に向かった。

◆期日前投票、前回の2・1倍
 大津市長選の期日前投票が19日、締め切られ、告示翌日の14日から6日間で、7142人が投票した。

 市選挙管理委員会によると、2004年の前回と比べ、2・1倍。ただ、昨年4月の市議選より少なく、「投票率は前回並みになるのではないか」とみている。

 市長選の投票率は1972年の72・38%をピークに落ち込み、88年以降は30−40%台と低迷。現職が退き、6人が乱立した前回も42・50%にとどまっている。

 20日は、一部地域を除いて午前7時から午後8時まで投票を受け付け、午後9時20分から開票作業が始まる。

 彦根地方気象台によると、当日の大津の最高気温は5度。午前中は曇りで、午後から雪か雨が降るという。

 (大津市長選取材班)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080120/CK2008012002080820.html

2103片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/21(月) 00:08:21
橋下氏がやや先行、熊谷氏が激しく追い上げ 大阪知事選
2008年01月20日

 27日に投開票される大阪府知事選について、朝日新聞社は19、20両日、府内の有権者を対象に電話調査を実施し、取材で得た情報をあわせて中盤の情勢を探った。弁護士でタレントの橋下徹氏がやや先行し、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏が激しく追い上げている。弁護士の梅田章二氏は浸透しきれていない。ただ、投票態度を明らかにした人は6割弱にとどまり、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、自民府連の推薦と公明府本部の支持を受ける橋下氏は自民支持層の7割以上と公明支持層をほぼ固めた。無党派層からも半数を超える支持を得る。20代と30代の支持が6割台と高く、女性の支持が厚いのが特徴だ。

 民主、社民、国民新の各党が推薦する熊谷氏は民主支持層の6割をまとめたが、無党派層への浸透は3割程度にとどまる。高年層の支持が高めで、60代以上では橋下氏と拮抗(きっこう)している。

 共産が推薦、新社会が支持する梅田氏は、共産支持層をほぼ固めたものの、無党派層などへの支持が広がっていない。

 元中学校教諭の高橋正明氏と保護司の杉浦清一氏は苦しい戦い。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200801200033.html

2104片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/21(月) 02:42:48
大阪知事選:橋下氏がリード 中盤情勢・毎日新聞調査
 大阪府知事選(27日投開票)で、毎日新聞は19、20の両日、電話による世論調査を実施し、取材結果を総合して中盤情勢を分析した。タレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=がリードし、元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦=と弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=が追う展開だ。しかし、態度を決めていない有権者が4割おり、終盤に情勢が変化する可能性がある。

 1979年以来続いてきた共産対非共産の構図が崩れ、33年ぶりに国政の主要政党3極の戦いとなった。

 調査結果では、橋下氏は自民支持層の7割、公明支持層の7割を固めた。無党派層も4割の支持を得ているほか、民主支持層の2割にも食い込んでいる。

 熊谷氏は、民主支持層の6割を固めたが、社民支持層と無党派層への浸透は2割にとどまっている。梅田氏は共産支持層の8割を固め、社民支持層の2割からも支持を得ている。保護司、杉浦清一氏(59)、元中学校教諭、高橋正明氏(65)は伸び悩んでいる。

 調査には1044人が回答した。投票に「必ずいく」と答えた人は全体の67.1%。投票率が、過去最低だった前回(04年)の40.49%を上回るかどうかも注目される。【坂口佳代】

 【調査の方法】 19、20の両日、コンピューターが無作為に選んだ電話番号を使うRDS(ランダム・デジット・サンプリング)法で大阪府内の有権者に電話調査し、1044人から回答を得た。

毎日新聞 2008年1月21日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080121k0000m010130000c.html

2105片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/21(月) 22:59:58
橋下氏優勢、追う熊谷氏・大阪府知事選、日経世論調査
 27日投開票の大阪府知事選について日本経済新聞社は電話による世論調査を実施し、独自の取材を加えて終盤情勢を探った。有力3候補のうち弁護士でタレントの橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=がリードし、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、国民新党、社民推薦=が追う展開で、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦=は伸び悩んでいる。

 ただ態度を決めていない有権者が3割近くに上る。熊谷氏が民主支持票をどれだけとりまとめ、無党派層を取り込むことができるかが、終盤戦のカギとなりそうだ。(07:04)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080121AT5C2000G20012008.html

2106片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/21(月) 23:08:20
大津市長に目片氏が再選
黄瀬氏と井上氏を破る

再選を果たし喜ぶ目片信氏(20日午後10時45分、大津市におの浜3丁目)
 任期満了に伴う大津市長選は20日投票、即日開票され、無所属で現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が5万票余りを獲得し、無所属新人の会社社長、黄瀬紀美子氏(55)=民主、社民支持=を約3600票差で下して再選を果たした。同じく無所属新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(55)=共産推薦=は及ばなかった。

 1期4年の目片市政の継続か、新たなリーダーによる変革かが問われた。

 しかし、各候補者の主張はかみ合わず、大きな争点を設定できなかったことから有権者の関心は低く、投票率は42・31%と、前回から0・19ポイント下げた。

 目片氏は、市議会の与党会派を中心に、推薦を受けた約420の地縁団体や企業などによる組織型の選挙運動を展開した。1期目の実績を強調し、乳幼児の医療費助成の拡充や市域の均衡ある発展をアピール。自民、公明両党の国会議員や県議も連日応援に入るなど全面支援し、支持層を引き締めて他候補の猛追を振り切った。

 黄瀬氏は大規模公共事業の見直しや建築物の高さ規制などを訴えた。出馬表明が告示1カ月前と出遅れたが、嘉田由紀子滋賀県知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」と連合滋賀の推薦を受けた。清新なイメージと嘉田知事との「近さ」をアピールし、民主党国会議員らとともに「元気のない大津を変えよう」と訴えたが、無党派層を取り込みきれなかった。

 井上氏は、共産党や商工団体、労働組合などが推薦し、「市庁舎の新築移転の中止」を前面に押し出し、国保料引き下げや巡回バスの運行などによる交通網の再整備を掲げたが、国政の2大政党が支援する他の2候補の対決構図に割ってはいることができなかった。

 ・目片 信氏(めかた・まこと)比叡山高卒。滋賀県議、衆院議員などを経て、2004年1月から大津市長。66歳。大津市北大路1丁目。
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008012100007&amp;genre=A2&amp;area=S10

2107片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 01:02:02
選挙:大津市長選 イメージ先行、政策論争かすむ−−担当記者座談会 /滋賀
 現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が、新人の黄瀬紀美子氏(55)=対話の会推薦、民主、社民支持▽新人の井上敏一氏(55)=共産推薦=を破った大津市長選を各陣営担当記者が分析した。

 A 現職が随分、苦戦したね?

 B 行政未経験の黄瀬氏が伸びた。女性で、「しがらみのない候補」との売り込みに成功した。昨年の統一地方選で躍進した「対話の会」の幅広い層に訴える戦術が成熟してきたのでは。

 C 現市政への批判票を取り込み、嘉田由紀子知事の人気も取り入れ、勢いに乗った。でも、政策づくりが後手に回り、黄瀬氏本人のビジョンやメッセージの説得力が足りなかった。毎日新聞の出口調査でも「政策・政治姿勢」を投票基準とする層への浸透は目片氏に及ばなかった。

 D ただ、目片氏が市庁舎移転や建物の高さ規制で柔軟路線に転じ、争点をつぶしたのは戦術としては、うまかった。目片氏は「旧態依然の選挙では勝てない。イメージ選挙は強い」と言っていたよ。でも、なぜ5万票も取れたのかな?

 B 昨夏の参院選直後、「政党の看板では市長選は勝てない」と言っていたのに、黄瀬氏に民主がついた途端、自民、公明に推薦を依頼した。結局、政党の大組織に救われたのでは。

 A 政党に頼ったのは他の2人も同じ。井上氏は20年来の党人で共産党主体で選挙を戦った。黄瀬氏も衆院選をにらむ民主や連合の票固めを無視できない。むしろ、確たるビジョンを示さない黄瀬氏への批判票が現職に流れたとみるべき。

 C 争点が無いと言われる中、井上氏は「国保料引き下げ」「中学校給食」など比較的特徴ある公約を打ち出したけれど、得票は前回(04年)の共産推薦候補を2000票近く下回ったね。

 D 井上氏への有権者の反応は良かったけれど、目片氏の柔軟姿勢や黄瀬氏のイメージ先行選挙の前に、政策論争がかすんでしまったのが残念だね。

毎日新聞 2008年1月22日
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080122ddlk25010386000c.html

2108片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 10:58:02
2市長選が告示
八王子は現新一騎打ち 府中は三つどもえに
 八王子市長選と府中市長選がいずれも20日に告示され、1週間の選挙戦に突入した。現職と新人の一騎打ちとなった八王子市長選は環境問題やJR八王子駅周辺の活性化策が争点となる。一方、現職と新人2人の三つどもえの戦いとなった府中市長選は、財政基盤が安定している中、ごみ収集の有料化の是非などを中心に舌戦が展開される。両市長選とも投票は27日。府中市長選は即日開票され、八王子市長選は翌28日に開票される。

 ◆八王子◆

 八王子市長選に立候補を届け出たのは、新人で自然保護団体事務局長の橋本良仁氏(62)(無所属=共産、社民、ネット推薦)と、3選を目指す現職の黒須隆一氏(66)(無所属=自民、公明推薦)。

 橋本氏は正午ごろ、JR八王子駅北口で第一声。環境保護団体のメンバーら数十人が笛や太鼓などを手に路上パフォーマンスを繰り広げて目を引いた。薬害エイズ被害者の川田龍平参院議員らが応援に駆けつけ、上原公子・前国立市長は「橋本さんは市民活動を一生懸命やってきた。トップが市民派だと、街も元気になる」と訴えた。

 黒須氏は午前11時ごろ、同市八日町の選挙事務所近くで第一声を上げた。萩生田光一衆院議員は「油断することなく、立派な成績で3期目のスタートができるように」と応援演説。町村信孝官房長官は、市の人口が増え続けていることを指摘し、「街に魅力がなければ人は増えない。立派な市政を8年間展開してきた」とエールを送った。

 投票は27日に行われ、開票は翌28日午前8時45分から市民体育館で行われる。19日現在の有権者は44万4249人。

 ◆府中◆

 府中市長選に立候補を届け出たのは、3選を目指す現職の野口忠直氏(72)(無所属=自民、民主、公明、社民推薦)と新人の共産党地区委員長志摩和寿氏(55)(無所属=共産推薦)、同じく新人の元出版社社員桑島耕太郎氏(47)(無所属)。

 野口氏の出陣式は午前10時から大国魂神社境内で始まり、自民党の伊藤公介、土屋正忠衆院議員、民主党の菅直人代表代行、公明党の山口那津男参院議員らのほか、近隣自治体の市長も応援に駆けつけた。式は市議24人の紹介も含めて1時間にも及び、支持者約700人からは「結構疲れた」との声も出ていた。

 届け出後に市内全域を選挙カーで回った後、午後2時半から京王線府中駅近くの商業施設前で第一声を上げた志摩氏。共産党副委員長の緒方靖夫前参院議員らが応援に駆け付けて熱弁を振るった。同施設前では雪だるまを展示するイベントが開かれていたため、支持者だけでなく多くの市民が演説に注目していた。

 桑島氏は午前9時過ぎから、地元のマンモス団地「車返団地」で第一声を上げた。「ダストボックス存続」と記されたのぼりを自ら立てるなど、「手づくり選挙」の様子。応援に駆けつけた友人の豊島区議は、「選挙戦の1週間を走り抜ける。“走れコウタロー”」と応援演説し、笑いを誘っていた。

 投票は27日に行われ、同日午後9時から市立総合体育館で開票される。19日現在の有権者は19万4023人。

(2008年1月21日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080120-OYT8T00635.htm

2109片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 10:59:33
葉山町長に森氏
4回目の挑戦実る 守屋氏批判の受け皿に
 関連政治団体の不適切な寄付問題の責任を取るなどして守屋大光前町長が辞職した葉山町の出直し町長選は20日、投開票され、無所属新人で元町議の森英二氏(68)が他の無所属新人3人を接戦の末に破り、初当選した。過去3回町長選に出馬し、いずれも守屋前町長に敗れており、不祥事で職を投げ出す形となった前町長の批判票を幅広く集め、4回目の挑戦が実った。

 町長選には、森氏のほか、僧侶の古川大雪氏(67)、前町議の横山純子氏(65)(民主・社民推薦)、元県議の矢部房男氏(55)(自民推薦)の4人が立候補。町政の信頼回復や財政再建、真名瀬(しんなせ)漁港の遊歩道計画など公共事業の是非を争点に、激しい争いを繰り広げた。



初当選を決め、万歳をする森氏(中央)=20日、葉山町内の事務所で 森氏は、今回、環境保護を訴える市民グループなどの支援を受けた。町政刷新を前面に打ち出し、町長の4選禁止の条例化、副町長の廃止、下水道事業のコスト削減など数々の公約を掲げ、支持を集めた。

 町議時代に前町政を支えた横山氏や、県議時代に前町長と選挙などで協力関係があった矢部氏は、いずれも政党の支援を受けて組織票を固めたものの、町政転換を強く望んだ町民の支持を広げられなかった。古川氏は知名度不足が響いた。

 堀内地区にある森氏の事務所では、午後10時20分ごろ、「当確」の連絡が入ると、支持者から一斉に「やった!」の声が上がった。一緒に開票状況を見守っていた森氏は、握手攻めにあった後、万歳三唱した。森氏は、「町民パワーの象徴だ。自然保護を基本に遊歩道計画は中止する」と述べ、コストがかさむ町の下水道事業についても「見直す」と、顔を紅潮させながら明言した。

 無所属新人4人が立候補した町議補選(欠員1)も投開票され、土佐洋子氏(41)が初当選した。

 当日有権者は2万7144人。投票率は、町長選が57・96%で、過去最低だった前回(52・16%)を5・8ポイント上回った。町議補選は57・91%だった。

(2008年1月21日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080121-OYT8T00048.htm

2110片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 11:02:09
松本市長選 菅谷氏出馬を正式表明
「引き続き街づくり」と抱負
 3月9日告示、16日投開票の松本市長選に向け、1期目の菅谷昭氏(64)が21日、市内で記者会見を開いて正式に出馬を表明した。菅谷氏は「信頼される、心の通う行政を念頭に、引き続き市民が主役の街づくりに取り組みたい」と抱負を語った。具体的な政策、公約は後日発表するという。

 再選出馬を決めた理由について、菅谷氏は「街づくりの考えに賛同した市民が、いい街をつくろうと頑張っている」ことなどから、「(市制施行)100周年の市長として、次の100年に向けた第1歩を踏み出すのも運命だと思った」と述べた。今後の課題として、健康づくり、危機管理、子育て支援の頭文字をとった「3Kプラン」の充実、経済活性化、景観保全などを挙げた。菅谷氏は信大医学部卒の外科医で、元同学部助教授。県衛生部長を経て、2004年3月の市長選で初当選した。

 同市長選を巡っては、元市収入役の市川博美氏(49)が出馬の意向を固めたほか、菅谷氏に批判的な市民グループが、地元県議を軸に候補擁立を模索している。

(2008年1月22日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080122-OYT8T00050.htm

2111片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 11:03:50
黄瀬さん涙「時間あれば」


落選が決まり、涙を浮かべながら支持者に頭を下げる黄瀬さん(20日午後10時54分、大津市下阪本で) 「本当に残念。もう少し時間があれば……。私の力不足です。この結果では政治は変わらない。すごく悔しい」。落選が決まった黄瀬さんは、目にうっすらと涙を浮かべながら、同市下阪本の事務所で集まった支持者らに深々と頭を下げた。

 連合滋賀などから出馬要請を受けてからも、自らが経営する会社の問題などもあり、なかなか踏み出せなかった。昨年12月11日に、家族の後押しもあって立候補を表明してからは、トレードマークの黄色い服装に身を包み、駅前や商店街など人の集まる場所に立って知名度アップを図った。

 民主、社民両党や嘉田知事を支持する政治団体「対話でつなごう滋賀の会」などから支援を受けた。知事のキャッチフレーズ「もったいない」を唱え、知事と握手した写真をビラなどに掲載して親密度をアピールしたが、最後まで出遅れを挽回(ばんかい)することができなかった。

(2008年1月21日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080121-OYT8T00026.htm

2112片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 11:07:56
自民県連、選対本部を発足…蒲島氏支援「党を挙げて」
 3月の知事選で、自民党県連は21日、知事選対策本部を発足させ、東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(60)(山鹿市出身)の支援を本格的にスタートさせた。

 熊本市の県連で開かれた設立会議には、県議や熊本市議、蒲島氏ら約60人が出席。前川收幹事長が、選対組織について説明し、了承を得た。

 選対本部長には、山本秀久県連会長、事務総長は前川幹事長が就任。衆院1〜5区ごとに同党衆院議員が責任者を務め、地元県議を中心に蒲島氏の浸透を図ることを決めた。

 会議後に記者会見した前川幹事長は「県連は蒲島氏を応援する勝手連の一つだが、出馬要請した経緯があり、『公認』以上の候補と位置づけて挙党一致で臨む」と力説した。蒲島氏は「私の政策に、県民、団体、政党が結集していただければうれしい」と語った。

 知事選は3月6日告示、23日投票。これまでに蒲島氏を含む新人5人が無所属での立候補を表明している。

(2008年1月22日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080121-OYT8T00927.htm

2113片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 15:16:29
大津市長に目片氏が再選
黄瀬氏、わずか3千6百票差で涙
=いまも続く湖国の地殻変動=

▲激戦を制し、顔面笑みを浮かべる目片信氏(20日 大津市におの浜=高山周治撮影)
◆大津・大津市◆

 二十日に投開票された大津市長選は、無所属現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が約五万票を獲得し、無所属新人でNPO法人代表の黄瀬紀美子氏(55)=民主、社民支持、対話の会推薦=、無所属新人で共産党大津湖西地区副委員長の井上敏一氏(55)=共産推薦=を破って再選を果たした。事実上、目片氏と黄瀬氏との一騎討ちになったが、黄瀬氏が終盤激しく追い上げたものの出遅れをばん回できず、目片氏が約三千六百票差で逃げ切った。 【石川政実】

 目片氏は、先の知事選、県議選、参院選で自民党が惨敗した危機感から陣営が締まり、約四百の推薦団体や企業、自治会などを中心に組織型選挙に徹して、市議もフル稼動した。目片氏が前回獲得した約二万九千票に、前回出馬した竹内照夫市議の得票約七千票、公明の約一万四千票をきっちりと上乗せして底力を見せた。自民党にとっては、ようやく県都大津で勝利し、歯止めをかけることに成功した。

 黄瀬氏は出馬表明が昨年十二月十一日と大きく出遅れ、民主、連合滋賀、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」の態勢が整ったのは、正月明けになり、事実上、二週間を切る「呉越同舟」の選挙だっただけに、運動量が極端に低かった。戦略面でも、政策論争を避けて、「流れを変えよう」「いかす」などをキャッチフレーズにイメージ選挙に終始し、財政問題などをベースにしたきちんとした争点をつくり出すことができず無党派層の支持を得られなかった。

 井上氏は、「市庁舎の新築移転の中止」を全面に打ち出したが、八日の市政記者クラブ主催の合同記者会見で目片氏が市庁舎の新築移転にこだわらない姿勢を示したことで、争点化に失敗した。この時点で、敗北が決まってしまった。また共産党や同党支持の商工団体、労働組合などをきめ細かく回ったが、黄瀬氏同様に出遅れは否めなかった。ただ、高齢者のための巡回バスや中学校給食拡大など、政策面で評価できるものも多かった。

 自民党は、自信を回復して二月の草津市長選に向かい、嘉田知事と再び対決姿勢を強めるものと予想されるが、わずか二週間で黄瀬氏が現職と互角に渡り合ったことは、一昨年の知事選以降、湖国政界の地殻変動はいまも続いており、自民県議らがかっての強権体質に先祖帰りすれば、次期衆院選ではすべての議席を失うことになろう。
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n080121.html#

2114片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/26(土) 13:58:07
大阪府知事選、助っ人続々…27日投開票
 大阪府知事選(27日投開票)は26日、選挙戦最終日を迎えた。弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)(共産推薦)、弁護士でタレントの橋下徹(はしもととおる)氏(38)、元大阪大教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)(民主、社民、国民推薦)の有力3候補の元には、仕事仲間や政党幹部らが応援に入った。

 「強い者に、府民の目線でモノを言う弁護士です」。梅田氏は吹田市内の府営住宅前でアピールした。助っ人は、不当解雇などの訴訟を闘った約60人の弁護士仲間。「公害患者や労働者に寄り添う弱者の味方」との激励を受け、「仲間の思いに応えたい」。

 「大阪を宣伝できるのは誰ですか。橋下さんしかいない」。大阪市のJR大阪駅前。東国原英夫・宮崎県知事の声に、聴衆から歓声がわき起こった。知事就任以来、特定候補の応援は初めて。知事と「メル友」という橋下氏は「僕と一緒に大阪を変えよう」。

 熊谷氏は、大東市のJR住道駅前で「終了の笛が鳴るまで走り続ける」と宣言。民主党の前原誠司副代表や、年金記録漏れ問題で名をあげた「ミスター年金」の長妻昭・衆院議員が応援に入り、「生活の安定を約束している熊谷さんを知事に」などと呼びかけた。

(2008年1月26日13時52分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080126-OYT1T00386.htm?from=main2

2115片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/26(土) 14:07:01
松本市長選 萩原県議に出馬要請 市民グループ
態度保留、月内に結論
 3月9日告示、16日投開票の松本市長選に向け、現市政に批判的な立場をとる住民グループの代表者が25日、地元県議の萩原清氏(57)に出馬を要請した。萩原氏は「松本を良くしたい気持ちはある」と述べる一方、「県議選から1年たっておらず、市政への転身が市民に受け入れられるか分からない」と態度を保留した。後援会と相談した上、月内に結論を出すという。

 要請したのは、昨年12月に発足した「松本の活力を取り戻す市民の会」。5人が萩原氏の後援会事務所を訪れ、宮坂雄平代表(74)が「県議として5期の実績があり、松本で生まれ育ち、松本の状況を知っている」と出馬要請の理由を説明した。

 萩原氏は要請を受けた後、報道陣に対して「市長は、もっと前面に出て、自分が何をしたいのか、明確にする必要があるのではないか」と指摘し、出馬への意欲をのぞかせたが、「人生をかけた決断となり、支援者の意見も割れている」と述べるにとどまった。

 同市長選には、1期目の菅谷昭氏(64)、元市収入役の市川博美氏(49)の2人が出馬を表明している。

(2008年1月26日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080125-OYT8T00618.htm

2116片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/26(土) 14:10:05
舌戦ラストスパート
あす投票 知事選候補者
 投開票が27日に迫った知事選には、弁護士・梅田章二氏(57)(共産推薦)、自民党府連推薦、公明党府本部支持の弁護士でタレント・橋下徹氏(38)、元大阪大教授・熊谷貞俊氏(63)(民主、社民、国民推薦)、保護司・杉浦清一氏(59)、町会自治会長・高橋正明氏(65)の無所属新人5人が立候補。有力3候補は25日も、街頭演説や個人演説会などで、有権者に支持を呼びかけた。3候補とも、26日は大票田の大阪市内などで「最後のお願い」に臨む。

■梅田候補

 早朝からJR高槻駅前で約30分間、出勤前のサラリーマンらに〈握手作戦〉。枚方、東大阪、八尾市などの商店街や商業施設前を中心に計13か所でマイクを握り、かれ気味の声で「国や企業を相手に市民の権利を守ってきた弁護士です」と力を込めた。夜は大阪市都島区の演説会で、約100人に「最終盤はいいムードでも、勝たなければ意味がない。『今度こそ梅田や』という声を広げて」とアピール。その後、20〜30歳代の支持者らと守口市の駅前で帰宅する会社員らを待ち受け、「お帰りなさい」と握手でねぎらった。

■橋下候補

 午前中、高槻市を遊説した後、夜は東大阪市内で個人演説会。街頭では政党色を出さないが、会場では「自民、公明党の議員、支援者の活動に本当に感謝している。今までの知名度だけでは一票も得られない」とあいさつ。「一度、僕を使って大阪のために貢献させていただきたい」と支持を訴えると、会場から「ハッシモト」コールがわき起こった。テレビで共演した弁護士の丸山和也・参院議員も応援にかけつけ「(橋下氏のような)無鉄砲な奴(やつ)じゃないと沈没寸前の大阪は救えない」と“丸山節”でエールを送った。

■熊谷候補

 「支持が十分浸透していない」(陣営)と懸念する和泉市や松原市など府南部を重点的に回った。駅前やショッピングセンターなど9か所で街頭演説。松原市の近鉄・河内天美駅では、女子高生から「頑張れ、ガリレオ」とニックネームで声援が飛ぶ中、「サッカーでいえば、ロスタイムの時間帯。必ず逆転します」と声をからした。親交のある俳優の西郷輝彦さんも応援に駆けつけ「西郷が最後の応援に来ました。皆さん、本物の候補を選んでください」とアピール。近くの商店街を一緒に練り歩いて主婦らに支持を訴えた。

(2008年1月26日 読売新聞)大阪
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080126-OYT8T00065.htm

2117片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/27(日) 07:38:06
北里氏か鎌倉氏支援へ 知事選で民主県連

 民主党県連は二十六日、熊本市神水の県連事務所で役員会を開き、三月六日告示の知事選に出馬表明している五人のうち、弁護士の北里敏明氏(59)か、元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)のいずれかを支援することを決めた。二月上旬にも一人に絞り込む。

 知事選では、自民党が東京大教授の蒲島郁夫氏(60)の支援を決めており、自民党と民主党の対決の公算が強まった。

 民主の役員会では、(1)自民と相乗りしない(2)川辺川ダム建設に反対、との方針に沿い、支援候補の絞り込みを進めた。その結果、北里氏を「選挙準備が他候補より先行している」、鎌倉氏を「元県職員で県政に詳しく即戦力となる」などと、それぞれ評価した。

 役員会後に会見した県連代表代行の松野信夫参院議員と鎌田聡県議は「両氏の選挙態勢や政策などを精査した上で、候補を決定したい。推薦など支援の形態も詰めていく」と述べた。自主投票とすることには否定的な見解を示した。

 一方、選考対象から外した三人のうち、蒲島氏については「事実上の自民党候補であり、相乗りしない方針に反する」と説明。球磨郡相良村長の矢上雅義氏(47)については「刑事被告人で支援は難しい」、元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)も「自民色が強く、民主党と結び付かない」とした。

 役員会に先立ち、県連には、川辺川ダム建設に反対する市民団体などが訪れ、ダム中止を唱える鎌倉氏への支援などを求めた。(野方信助)
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080126200014&amp;cid=main
熊本

2118片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/27(日) 14:31:44
橋下氏、“最終兵器”東知事投入…大阪府知事選27日投開票
1月27日8時1分配信 スポーツ報知


 大阪府知事選(27日投開票)選挙戦最終日の26日、タレントで弁護士の橋下徹氏(38)は、初めて街頭演説に著名人を投入。“最終兵器”東国原英夫宮崎県知事(50)は大阪駅前で「宮崎が元気になるには、この大阪が元気になってもらわんと困る」と、集まった約3000人に向けて橋下氏支持を訴えた。元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)には、民主党の鳩山由紀夫幹事長(59)、前原誠司副代表(45)、長妻昭衆院議員(47)らが集結。橋下氏有利といわれるなか、巻き返しに必死だった。

 選挙戦の間、一貫してタレント色を出さずに街頭に立ってきた橋下氏。だが、最終日にとうとう強力な援軍が寄り添った。午前11時45分、大阪・梅田のヨドバシカメラ前。はるばる宮崎から、東国原知事が見参だ。

 マイクを握った知事は紙袋から次々と品を取り出した。宮崎産のキンカン、キュウリ、しいたけ…。「大阪のピーマン、キュウリの3、4割は宮崎産なんです。宮崎、九州が元気になるために、この大阪が元気になってもらわんと困るわけですよ!」

 若き府知事候補との知られざる過去にも触れた。「私は6、7年前、でっち上げ記事を書かれたある週刊誌と戦おうとしました。その時、複数の弁護士に『メリットがない』と断られる中、橋下氏だけは『分かりました。ウソは言いませんね。それなら戦いましょう』と言ってくれた」と明かした。

 「私は彼の本質はここにあると思ってます。本質を見て下さい!」と声高にPR。「大阪を元気にできるのは誰ですか? 橋下さんしかいない」先輩タレント知事のエールに、聴衆から拍手が降り注いだ。

 最大限の応援を受けた橋下氏は「東国原知事は宮崎を愛されている。僕も大阪を愛してます」とアピール。また17日間の激闘については「全力を尽くせたと思う」と振り返り「とにかく早く寝たい。今、食べたいもの? 妻のつくるものならなんでも」と、ひとまず解放感に浸っていた。

 最後の最後に強烈な一手を繰り出し、橋下氏は運命の審判を待つ。

 ◆難波で絶叫!梅田氏手応え 梅田章二氏は、大阪・浪速区のなんばパークス前などで最後の訴え。「元気の出る大阪、ぬくもりのある大阪、新しい大阪をみなさんと一緒に作ろうじゃありませんか」と熱く叫んだ。2回目の出馬となった今選挙戦は屋内外で550回の演説、約5万人との握手に取り組んだ梅田氏。「手応えはものすごくいい。後は結果を待つ」とスッキリした表情で話し、4年越しの朗報を待つ。

 ◆大阪府知事選立候補者梅田章二(57)無新橋下 徹(38)無新熊谷貞俊(63)無新杉浦清一(59)無新高橋正明(65)無新(届け出順)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080127-00000080-sph-soci

2119片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/27(日) 14:32:05
東知事の応援で「橋下知事」へ王手!!

橋下候補(左)の応援に駆けつけ熱弁をふるう東国原・宮崎県知事(大阪駅ヨドバシカメラ前)


 大阪府知事選は27日、投開票が行われる。選挙戦最終日となった26日、タレントで弁護士の橋下徹氏(38)=自民党大阪府連推薦=は友人の東国原英夫宮崎県知事(50)の応援を得て、陣営は「(初当選への)ダメ押しになった」と勝利宣言。一方、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主など3党推薦=は民主党幹部とともに最後のお願い。橋下陣営とは対照的な“党営選挙”で17日間の選挙戦を締めくくった。 【特集 東国原宮崎県知事】

 無党派層に訴える戦略のために避けてきた著名人や政治家とのツーショット街頭演説を橋下氏が最終日に解禁した。

 JR大阪駅前のヨドバシカメラ前で行った演説で、東国原知事とガッチリ握手。沿道に詰めかけた3000人(主催者発表)を超える聴衆からは大歓声が上がった。

 昨年1月の知事就任以来、東国原知事にとって初の選挙応援。これまで多数の応援要請を断っており、知事にとってもこの日が「応援解禁」となった。

 まず、持参した紙袋をゴソゴソと探り、宮崎県の特産品「完熟金柑(かん)たまたま」と、キュウリを取り出して聴衆にアピール。つかみはOKで「実は宮崎、九州の産品の最大の市場が大阪。宮崎や九州が元気になるためには、この大阪が元気になってもらわなきゃ困るんです。大阪を元気にできるのは、私か橋下候補しかいない」と県政に絡めて訴えた。25日付の知事のブログには、この街頭演説について「宮崎県産品のPRでもさせてもらおうかなと思っている」と記しており、“公約”を実行した形だ。

 東国原知事によると、橋下氏との付き合いは6〜7年前から。「週刊誌のでっち上げ記事に“戦いましょう”と言ってくれた」弁護士が橋下氏だったという。今ではメル友で、今月10日の告示直後に橋下氏から応援のラブコールを受け、最終日に実現した。

 橋下氏は「知事は愛されている宮崎のために全人生懸けている。僕も大阪を愛している。このままでは大阪が死んでしまう。みなさんで歴史を変えましょう」と絶叫し、大きな拍手を浴びた。

 2人で計30分の演説では、昨年の流行語大賞を受賞するなど大人気の知事効果で、歓声が途切れることがなかった。各メディアや自民党の調査では橋下氏の優勢と出ており、ある自民党関係者は「これでダメ押しになった」とうなずいた。
[ 2008年01月27日付 紙面記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/01/27/02.html

2120片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/27(日) 14:32:49
ラストデーに最強助っ人現る!東国原知事が橋下氏を強烈後押し
橋下徹氏の応援演説でちゃっかり?宮崎県の特産品をPRする東国原英夫知事=26日午前、大阪・梅田(撮影・頼光和光)
 ラストデーに最強助っ人! 27日に投開票される大阪府知事選で、宮崎県・東国原英夫知事(50)が26日、弁護士でタレント、橋下徹氏(38)の応援に駆けつけた。著名人の応援を極力控えてきた橋下氏だが、最後の最後で“伝家の宝刀”を抜いた形だ。選挙で特定の候補者を応援するのは初となる知事は、府庁への対応などについてアドバイス。早くも“当選後”を意識した発言で盛り上げた。





 17日間の選挙戦の締めくくり。最後の最後で橋下氏と著名人とのツーショットが実現した。それも日本一の人気知事だ。

 壇上に登った東国原知事は、「私も行政経験がないとご批判を受けました。しかし、民間の生活者の視点でおかしいんじゃないかと言えるトップが必要とされているんです」と1年前の自らの経験から熱く訴え、橋下氏と固い握手を交わした。

 会場となった梅田・ヨドバシカメラ前は、全国一人気のある知事と橋下氏の姿を見ようと身動きができないほど。知事は、詰めかけた府民に、「大阪は宮崎県産品の最大の市場。宮崎が元気になるためにも、大阪に元気になってもらわないと」と“大阪をどげんかせんといかん”とばかりに語りかけた。

 橋下氏とは6、7年のつきあいでメル友でもあるという東国原知事。メールで相談を受けた際には「マニフェストをしっかり書くこと。(有名人を)応援に呼ぶな、国民レベルでやってくれ」と選挙戦の戦術アドバイスしていたことを明かした。選挙期間中の16日に大阪市内の百貨店で県物産展イベントに出席したときも、応援に駆けつけることはなかった。

 橋下氏も知事の助言を参考にしたのか、これまでタレント色を極力抑えた選挙戦を展開。前日(25日)には読売テレビ系「行列ができる法律相談所」で共演した弁護士の丸山和也参院議員(62)が個人演説会に参加したが、壇上には並ばなかった。

 しかし、東国原知事には告示直後からラブコールを送っており、選挙最終日にして初のツーショット解禁だ。

 トップセールスの重要性を主張する東国原知事は壇上で県産品の「完熟きんかん」などの県産品をちゃっかりPRするなど、トップセールスを実行。また、「役所の方はまじめ。ポテンシャルを引き出せるのは、トップにかかっている」などトップに立つものの姿勢を熱弁。橋下氏に一足早い“知事職指南”も施していた。


★橋下氏充実感

 橋下氏は選挙活動を終えて会見。東国原知事の応援に「本当に殺人的なスケジュールの中を来ていただいて」と感謝。知事からは「頑張れ、全力を尽くせ」とエールを送られたという。

 また、選挙戦を振り返り、「会合に途中から出席してあいさつするときに、どういう状況か分からずに入っていって、空気を読めなかったことが多かった」と反省しつつ、「初めてのことで基準が分からないけど、自分にできることは全部やった」と充実感をにじませた。


★熊谷、梅田氏もラストスパート

 民主党推薦の熊谷氏は午前7時半、大東市のJR住道駅前からスタート。「最後の日の朝日がのぼった。終了の笛が鳴るまで走り続けます。最後の決断をよろしくお願いします」。得意のサッカーの試合にたとえ、道行く人にこう声をかけた。午後からは民主党の前原誠司副代表らも応援に入り、鳩山由紀夫幹事長らとも合流。

 また、共産党推薦の梅田氏は吹田市のJR吹田駅前から“ラストスパート”を開始。「10万人との握手が目標」という梅田氏は駆けつけた一人ひとりとがっちり握手し、「いよいよ明日が投票日。今度こそ、梅田章二と一緒に元気とぬくもりのある大阪をつくろう」と声をからした。

http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200801/sha2008012703.html

2121片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 00:15:47
大阪府知事に橋下氏 衆院選に向け自公追い風 '08/1/27

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 任期満了に伴う大阪府知事選は二十七日投票、即日開票の結果、無所属新人の弁護士でタレント橋下徹はしもと・とおる氏(38)が、いずれも無所属新人の弁護士の梅田章二うめだ・しょうじ氏(57)=共産推薦=と元大阪大大学院教授熊谷貞俊くまがい・さだとし氏(63)=民主、社民、国民新推薦=ら四人を破り、初当選を果たした。

 全国知事会によると三十代で知事に初当選するのは、一九五一年に三十八歳で佐賀県知事となった故鍋島直紹なべしま・なおつぐ氏以来四人目。現職では四十歳の尾崎正直おざき・まさなお・高知県知事を抜いて最年少となる。

 大阪府知事選は太田房江おおた・ふさえ知事が「政治とカネ」をめぐって批判を浴び三選出馬を断念。太田知事を支えていた与野党相乗りの枠組みが崩れた。

 橋下氏は自民党府連が推薦し公明党府本部が支持。三十三年ぶりに国政の与野党が実質的に激突した知事選となった。自民、公明両党は昨年十一月の大阪市長選敗北からの巻き返しに成功、次期衆院選に向け追い風となりそうだ。

 共同通信社が同日実施した出口調査によると、橋下氏は自民、公明両党支持層をほぼ固め、無党派層にも浸透。民主党支持層も一部取り込み、熊谷氏を破った。

 子育て支援策の充実などを柱とした橋下氏は「大阪を変える」とアピール。圧倒的な知名度を生かし幅広い支持を得た。

 熊谷氏は産業振興による府民所得五十万円増額が公約。小沢一郎代表ら民主党幹部が続々と応援に入り、連合大阪を中心に組織戦を展開したが知名度不足をはね返せなかった。

 前回選挙に続き二回目の挑戦となった梅田氏は大型公共工事の見直しや福祉施策の向上を訴えたが届かなかった。

 無所属新人の保護司杉浦清一すぎうら・せいいち氏(59)と元中学教諭高橋正明たかはし・まさあき氏(65)は支持が集まらなかった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801270259.html

2122片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 00:16:15
やっぱり強いタレント候補 テレビ通じ茶の間に浸透 '08/1/27

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 二十七日投開票の大阪府知事選で、人気タレントでもある弁護士の橋下徹はしもと・とおる氏が初当選を決めた。テレビ番組を通じ、茶の間に浸透するタレント候補。大阪ではやっぱり強かった。

 バラエティー番組中心に多数のレギュラーを抱えていた橋下氏は、如才ない話術で聴衆を沸かせ、街頭活動でも人気抜群。女性を中心に「橋下弁護士や、橋下弁護士や」と携帯電話で写真を撮る聴衆であふれた。

 自民、公明両党は府連、府本部レベルの支援にとどめ「市民派」を強調。立候補表明から投開票日まで約一カ月の短期決戦だったため「テレビのイメージを壊すことなく選挙戦を乗り切る」(周辺)のも狙いのひとつだった。

 コメディアン出身の故横山よこやまノック前知事がスキャンダルで辞職した後、「最近はタレント票の時代ではない」(野党関係者)との指摘もある。

 だが二〇〇七年十一月の大阪市長選は、報道番組のキャスターとして親しまれた元毎日放送アナウンサーの平松邦夫ひらまつ・くにお氏が、自民、公明推薦の現職を約五万票差で破り初当選している。

 共同通信が二十七日実施した出口調査では、橋下氏に投票した有権者のうち「人柄」を基準にしたという人が41・1%と最も多く、テレビで見慣れた橋下氏に対する「親近感」が投票に強く影響したようだ。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801270260.html

2123片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 00:16:55
民主、攻勢の思惑外れる ねじれ国会、自公ひと息 '08/1/27

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 大阪府知事選は二十七日、自民、公明両党が支援する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が民主党推薦候補らを破った。ねじれ国会の主導権を握り、衆院解散―総選挙に追い込む戦略の足掛かりとしたかった民主党の小沢一郎代表は出はなをくじかれた。一方、与党は「高い知名度を生かす選挙戦術が当たっただけ」(公明党幹部)と高揚感こそないものの、ひと息ついた格好だ。

 ▽総力戦

 昨年十一月の大阪市長選で自公推薦の現職を破った民主党は、府知事選でも与野党相乗り路線を捨て、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)を擁立。政権交代を掲げる次期総選挙に向けた“一里塚”と、与党に真っ向勝負を仕掛けた。

 小沢氏は告示翌日の十一日、選挙応援日程を優先させ、新テロ対策特別措置法の衆院本会議採決を退席し棄権。十九日も大阪入りし衆院選公認予定候補の事務所を訪れ「電話したか」「ビラはまいたか」などと陣頭指揮に当たった。全国会議員に大阪入りを求め、府内の十九小選挙区ごとに選対組織を編成、国政選挙並みの体制を敷いた。

 だが「小学生でも知っている橋下氏」(民主党関係者)に対し、熊谷氏の知名度は上がらない。政策上の大きな争点がなかったことも響いた。いらだった党府連代表の平野博文幹事長代理は二十日、大阪市内の選挙事務所で衆院選公認予定候補らに「目の色が変わっていない。自分の選挙と思え」と声を荒らげた。

 ▽政党隠し

 自民、公明両党は民主党と同じ土俵に乗るのを避けた。「政党色は出さずに橋下氏の個性を打ち出した方が無党派に浸透できる」がその理由。大阪市長選のダメージから「党本部推薦にして負ければまたいろいろ言われる」(自民党幹部)との“本音”もあった。

 作戦は当たった。橋下氏が街頭に立てば、瞬く間に携帯電話を手にした大勢の人に囲まれた。その裏で両党の支持団体や組織がフル回転した。

 ただ、府知事選に勝利しても、国会、政権運営の厳しさに変わりはない。公明党の斉藤鉄夫政調会長は「国会論戦で有利に働くことはない」と自戒。自民党の閣僚経験者も「勝因は候補者の知名度の違いだけ。与党は表に出なかったから『民主党との対決に勝った』とは言えない」と指摘した。

 ▽神話陰りも

 民主党は通常国会の最大の焦点である揮発油税の暫定税率廃止を訴える若手議員の「ガソリン値下げ隊」を大阪に送り込み、国政との連携を図ったが上滑り。「地方の声」を武器に、攻勢を強めるはずだった戦略は早くも見直しを迫られる。

 小沢氏に対する風当たりが強まりそうな気配もある。「国民生活にとって大事な法案ではない」と本会議の退席について陳謝せず、選挙期間中に世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」への出席が二転三転した問題でも「最初から私は『行くかどうか分からない』と言っていた」と強弁。小沢氏と距離を置く中堅議員は「国民の常識と外れている」とあきれ顔だ。

 小沢氏が二〇〇六年の代表就任直後、地方選での「相乗り禁止令」を出してから政令市長選こそ福岡、札幌などで勝ったが、知事選では苦戦が続く。四月に予定される衆院山口2区補選でも負けるような事態になれば、昨年の参院選で与野党逆転に導いた小沢氏の「選挙神話」にも疑問符が付きかねない。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801270258.html

2124片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 00:17:48
橋下氏、無党派層の半数獲得 若者票も集める
2008年01月27日23時58分

 朝日新聞社が27日の大阪府知事選で、投票者を対象に行った出口調査によると、初当選した橋下徹氏=自民府連推薦、公明府本部支持=は、無党派層で50%の支持を得たほか、女性から6割近い支持を集めたことが分かった。

 調査は府内90カ所で実施し、4513人から有効回答を得た。政党支持率は、自民が29%、民主が25%と続き、公明が9%、共産が8%だった。

 自民が大敗した昨年7月の参院選大阪選挙区で、出口調査の各党支持率は自民が28%、民主22%、公明10%、共産9%で、無党派層は22%。今回の選挙で政党支持にほとんど変化がなかった。

 今回、投票者全体の25%を占める無党派層では、橋下氏は半数の支持を集め、29%と伸び悩んだ熊谷氏を大きく引き離した。共産党などが推す梅田章二氏は19%だった。

 支持政党ごとの投票先を見ると、自民支持層は81%が橋下氏に投票したのに対し、民主支持層は熊谷氏に70%しか投票しておらず、橋下氏に22%が投票、梅田氏にも8%が流れていた。支援を受けた社民支持層でも48%と半数を割った。橋下氏は、支援を受けた公明の支持層でも96%を固め、梅田氏も共産支持層の81%をまとめた。

 投票の際に重視したのは「候補者個人の魅力」が39%と最も多く、「主張する政策」で選んだ36%を上回り、今回は政党や政策より個人が前面に出る選挙となった。

 「魅力」で選んだ層では橋下氏への投票が72%と突出。21%にとどまった熊谷氏に大差をつけた。「政策」で選んだ層では、橋下氏が37%、熊谷氏が36%と競り合い、梅田氏も26%だった。

 男女別でみると、橋下氏は女性の好感度が高く、57%が橋下氏に投票したと回答、熊谷氏に倍以上の差をつけた。年代別でも、橋下氏はすべての年代でトップで、30代で6割を超え、60代を除く年齢層で5割以上を占めた。熊谷氏が橋下氏を上回ったのは、60代の男性だけだった。

 一方、「8年間の太田府政を評価するか」との質問では、「ある程度評価する」が38%と最も多かったが、「大いに評価する」はわずか3%。逆に「あまり評価しない」(37%)と「全く評価しない」(20%)を合わせると「評価しない」層は過半数を超えた。

http://www.asahi.com/politics/update/0127/OSK200801270047.html

2125片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 00:19:20
大阪府知事選:橋下氏勝利…民主に打撃、与党も勝利感薄く
 橋下氏勝利に終わった大阪府知事選は、党営選挙を展開した民主党に打撃を与えた。次期衆院選の選挙戦略の練り直しも迫られそうだ。与党には安堵(あんど)が広がったものの、衆参両院で与野党勢力が逆転した「ねじれ国会」の追い風材料にならない現実もあり、勝利感は薄かった。

 「勢いがそがれた。都市部をどうするか、真剣に考えなければいけなくなった」

 民主党幹部は選挙戦を振り返り、まずは反省を口にした。民主党は「次期衆院選の前哨戦」と位置づけ、昨年11月の大阪市長選に続く連勝で勢いづく戦略を描いていた。

 民主党は05年前回衆院選で都市部は大敗。小沢一郎代表は「次期衆院選は大都市と地方の両方で頑張らなければいけない」と指摘しており、都市部対策の試金石でもあった。

 告示後、小沢氏は2回大阪入り。11日には新テロ対策特別措置法の採決を棄権してまで、新党日本の田中康夫代表と大阪市の商店街を練り歩き、無党派層へのアピールを狙った。菅直人代表代行も2回、鳩山由紀夫幹事長も5回足を運んだ。全国会議員にも最低1回は応援に行くよう指示した。

 ただ、鳩山氏は27日夜、記者団に「(小沢氏の棄権が)全く影響がなかったかと言えば、(敗北の)理由の一つに挙げられるかもしれない」と語っており、ちぐはぐさも隠せなかった。

 熊谷氏の擁立が候補者選定にも疑問を投げかけることになりそうだ。衆院300小選挙区のうち64が空白区。また、小沢氏は「勝てる候補を立てる」とすでに決まった公認の差し替えも示唆しており、今回の結果が候補の最終決定に影響を与える可能性がある。

 一方、与党は予防線を張る意味からも「国政に結びつくものではない」(伊吹文明自民党幹事長)と位置づけてきた。結果に対して「政党色を出さない選挙だったが、気分的には悪くない」(自民党幹部)との声が漏れたが、橋下氏という特異なキャラクターも加味すれば、今回の結果は劣勢を強いられる暫定税率存廃問題、株価下落などに直接つながるわけではない。

毎日新聞 2008年1月27日 23時58分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080128k0000m010103000c.html

2126片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 01:30:13
橋下流貫き圧勝…大阪府知事選

初当選を決め、笑顔でバンザイする橋下徹さん(中央)(27日午後8時58分、大阪市中央区の事務所で)=野本裕人撮影 変革への期待を一身に集め、「全国最年少知事」が誕生した。27日投開票された大阪府知事選は、弁護士でタレントの橋下徹さん(38)が、元大阪大教授の熊谷貞俊さん(63)(民主、社民、国民推薦)、弁護士の梅田章二さん(57)(共産推薦)らをねじ伏せて初陣を飾った。自民、公明両党府組織に支えられながらも、抜群の知名度を生かして一人、マイクを握る「自分流」を貫き、無党派層もつかんでの圧勝。その若さと行動力で新風を送り込み、「大阪再生」を果たせるか。重い課題を託されて、府政のかじ取りに挑む。

 ◆ラグビー部OB祝福「局面を開く力」

 すべてを「橋下色」で染め抜いた戦いだった。

 連日の街頭演説はいつも一人。大きな身ぶり手ぶりで歌うように訴えた。「僕の爆発力とエネルギーにかけて下さい」――。

 選挙戦中盤。自民、公明の府議らに「もっと演説に政策を入れたらどうや」と詰め寄られたが、笑顔で切り返した。「感情に訴える時は政策は言いません」

 公約作りも「自分流」だった。スタッフが「選挙受けがいい」と中小企業対策を優先しようと提案した時も、「僕は『子供を笑顔にする』という思いで出馬したんです」と、子育て支援策を前面に打ち出した。

 一方で、タレントの色彩を極力抑えた。島田紳助さんらタレント仲間が街頭に立つことはなく、ボランティアに交じってのビラ折りなど「脇役」に徹した。

          ◇

 「ハシゲ(橋下)らしいなあ」。府立北野高時代の親友、松林慈人さん(38)は、自分のスタイルを貫いて勝利を収めた橋下さんに、練習を共にしたラグビー部当時の姿を重ね合わせた。

 「1年生は上から下まで全部真っ白」というルールに反し、中学から愛用の白地に赤い襟のラガーシャツを着ていたのが橋下さんだった。「まだ着ることができるのに、もったいない」。先輩らに持論をぶつけ、ただ一人、そのシャツを着続けた。「みんな最後はあきらめていた」と松林さんは振り返る。

 学生時代から頑固で、型破りだった橋下さん。「大阪府知事候補」として最初に目をつけたのが作家の堺屋太一さんだった。

 昨年11月20日、帝国ホテル大阪(大阪市)の会員制ラウンジ。「大阪の知事には情報発信力のある人が適任」と候補者を探していた堺屋さんは、知り合いを介して橋下さんと対面した。

 「東京の二番煎(せん)じばっかりで、大阪が衰退するのは我慢できないですね」

 ジーパン、茶髪にサングラス姿。物おじする風もなく、議論を戦わす姿に、こう確信したという。「この熱さと頑固さがあれば、大阪を変えられる」

 会談後、堺屋さんは立候補への地ならしに動いた。

          ◇

 初当選の喜びにわく事務所。壇上で肩を抱き合う北野高ラグビー部OBの中に松林さんの姿もあった。

 20年前の花園ラグビー場。46年ぶりに全国大会に出場した北野高の1回戦。4―4で迎えた前半21分、自陣深く攻め込まれた時、こぼれ球からパスを受けた左ウイングの橋下さんは、70メートル以上を駆け抜けてトライを奪い、初戦を飾った。

 「ハシゲには局面を一気に打開できる力がある。府政でも『伝説のトライ』を見せてほしい」。松林さんがエールを送った。

 ■「トライ」の連呼 橋下事務所

 午後9時前、当選確実の一報を受けて大阪市中央区の事務所に姿をみせた橋下さんは、200人以上の支持者に拍手と歓声で迎えられ、握手攻めに遭いながら壇上へ。選挙戦を支えた府立北野高OBらとともに万歳を繰り返した。

 熱気が最高潮に達するなか、橋下さんはマイクを握り、「責任の重さを感じている。とにかく大阪を変えるために頑張ります。一から大阪を立て直したい」と時折、声を詰まらせて府政運営の抱負を語った。

 自民、公明両党からの祝辞の後、タレントのやしきたかじんさんに贈られたタイを掲げた橋下さん。報道陣のカメラのフラッシュを浴びながら、同高OBのラグビー部仲間と「トライ、トライ、トライ」と連呼し喜びを爆発させた。

2127片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 01:30:35

 ◆「財政再建やり抜く」橋下氏

 橋下さんは報道陣のインタビューに対し、府政運営への決意を語った。

 ――勝利の感想を。

 責任の重さを感じるが、大阪を変えるために頑張りたい。本当に変えなきゃいけないという思いで胸がいっぱい。38歳だが、持ち前のエネルギーと爆発力で一から大阪を立て直したい。

 ――勝因は。

 府民に私の思いが伝わった。

 ――府は財政が苦しいが、子育て支援などの公約を実現できるのか。

 かなりハードだとは思うが、やり抜く。府民の声としてやり抜かなければいけない。

 ――府の行財政改革をどう進めるか。

 府は破産状態と同じ。破産会社の社員という自覚を職員に持ってもらいたい。

 ◆地方分権をリードして

 前三重県知事の北川正恭・早稲田大教授の話「橋下さんの勝因は、マニフェストを説明できる表現力と知名度の高さがあいまってのことだと思う。大阪は関西の要であり、東京に対抗できる地方の代表でもある。マニフェストで約束したことを着実に実行するとともに、府内の市町村、近隣の府県とも連携し、そのリーダーとして広域行政を進め、日本の地方分権をリードしてほしい」

 ◆がむしゃらに取り組んで

 大阪在住の推理作家、有栖川有栖さんの話「行政手腕が未知数の候補ばかりで、つらい選択だった。『可能性にかけるしかない』となったときに、大阪のムードを明るくしてくれそうな期待を抱かせたのが橋下さんだったのではないか。ただ、大阪をどうするかの具体的なビジョンは見えなかった。能力、実績のある人を周りに集め、がむしゃらに取り組み、府民を引っ張っていってほしい」

(2008年1月27日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080127p202.htm

2128片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 02:51:34
「私の努力不足です」 熊谷さん
2008.1.27 22:18
 「私の努力不足です」

 橋下さんの知名度をはね返せなかった理由を聞かれ、そう答えた。27日午後9時過ぎ、大阪市内の選挙事務所で会見した熊谷さんの表情には、最後まで自分の戦いをさせてもらえなかった悔しさがにじみ出ていた。

 告示の翌日、11日夕のことだった。民主党の小沢一郎、新党日本の田中康夫の両代表が応援に駆けつけた。大阪・ミナミを練り歩く2人の周りに、カメラ付き携帯電話を向ける多くの主婦や若者らが取り囲んだ。

 その様子を、熊谷さんは傘も差さず雨にぬれながら一人眺めていた。

 「みなさん国会で忙しいのに応援に来てくれる。こんなありがたいことはない」と強がってみせたが、知名度不足を示す象徴的な出来事だった。

 民主党は、府知事選を「衆院選の前哨戦」と位置づけ、党幹部を次々と大阪に投入し、組織戦を展開。民主に風が吹いた昨年の参院選や、大阪市長選の再来を目指した。

 が、党幹部の中に熊谷さんがいると存在感が薄れ、逆効果となった。

 俳優の西郷輝彦さんが松原市内に駆けつけた25日にも、似たような場面があった。西郷さんにだけ握手をした人に、あからさま不機嫌な表情を見せたこともあった。

 演説ベタも最後まで克服できなかった。

 「もう少ししゃべってもらえませんか」。告示日の10日、熊谷さんはわずか2分で街頭演説を終わらせたため、カメラを回していたテレビクルーから注文がついた。

 極端にマイクを握る時間が少なく、公約の各項目を棒読みすることも多かった。

 中盤以降は「候補者らしいひたむきさが前面に出るようになった」(陣営幹部)と言われるようになった。それでも演説時間が5分を超えることはほとんどなかった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080127/lcl0801272218010-n1.htm

2129片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 03:03:53
自民「ホッ」、民主は小沢代表の求心力低下も
 大阪府知事選挙の結果を受けての永田町の反応です。自民党は、大阪市長選に続く連敗は避けられた格好で、胸をなで下ろしています。しかし、橋下徹氏の知名度の高さが大きな勝因で、国政に直接影響するかは不透明です。

 自民党の古賀選対委員長は「自民党にも少し力強さとか自信というものが戻ってくることは事実だ。一つの明るい材料とは言える」とコメントし、今後の国会運営に自信を示しました。これに対し、民主党の鳩山幹事長は「圧倒的な知名度の差を最後まで埋められなかった」と敗因をコメントしました。小沢代表が国会での採決を棄権してまで応援に入ったほか、連日、幹部を投入したなかでの敗北で、今後、小沢氏の求心力が低下する可能性もあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080127/20080127-00000024-ann-pol.html

2130片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 03:27:00
メディア縦横、橋下流 芸能プロ活用 大阪知事選
2008年01月28日03時00分

 大阪府民が27日、全国初の女性知事の後に選んだ「ナニワの顔」は、全国最年少知事となる橋下徹氏だった。過激な発言を売りにする異色の弁護士が選ばれた背景には、タレントでもある橋下氏のしたたかな選挙戦術があった。選挙戦を通じて、これまでの府政に厳しい意見を浴びせてきた橋下氏。府庁内には早くも警戒感が広がっている。



万歳をする支持者らに囲まれながら、鯛を差し上げる橋下徹さん=27日午後9時13分、大阪市中央区で

 「一から大阪を立て直したい」。27日午後9時前、橋下氏は支援者にもみくちゃにされながら、大阪市中央区の事務所に設けられたステージに立った。府立北野高校ラグビー部時代の仲間や自民、公明両党の国会議員らに囲まれて万歳。あいさつの途中、目に涙を浮かべ、言葉に詰まると「がんばれー」と支援者から大きな声が飛んだ。

 報道陣の質問に対し、「(公約の実現に向け)かなりハードにやる。やり抜きます」「なれあいではないから、府議会のみなさんとは是々非々で、激論していく」と顔を紅潮させながら言い切った。

 ステージを囲むようにテレビ局や新聞社、女性週刊誌のカメラ約60台が並んだ。支援者ら数十人に対して報道陣は約200人にのぼり、事務所内は満員電車並みの混雑。自民党のベテラン衆院議員は「これだけマスコミが集まった選挙は見たことがない」。橋下氏の相談役を務めた自民党衆院議員は「やっと大阪から全国に情報発信できる知事を得た。これからしっかり政策を勉強してほしい」と語った。

 橋下氏は、タレントのやしきたかじんさんから届けられた大きな鯛(たい)を手に万歳を繰り返した。

 午後9時半すぎには大阪市の平松邦夫市長が事務所を訪れ、橋下氏と握手して当選を祝った。

 当選後の約24時間で約40のメディアから取材を受ける。28日午前0時半〜4時すぎまで在阪メディア14社の個別取材に応じ、同6時前からテレビとラジオに生出演。同7時前〜9時にかけて東京の民放キー局も含めたニュースやワイドショーなど9番組に登場――。

 こうしたスケジュールを管理し、橋下氏の選挙を中枢で支えたのは芸能プロダクション「タイタン」(東京・杉並)だ。漫才コンビ「爆笑問題」が所属し、橋下氏が業務委託契約を結んでいる。

 選挙期間中、橋下氏の日程表は前日夜にスポーツ紙や週刊誌、在京キー局なども含め、最大約40社にファクスで送られていた。「爆笑問題」のマネジャーも務める選挙統括本部長の劉昇一朗(りゅう・しょういちろう)さん(43)は「一般紙は選挙報道でバランスをとるが、スポーツ紙や夕刊紙はそうじゃないと計算した」。

 橋下氏が提唱する「小学校校庭の芝生化」にスポットをあてるため、小学校で橋下氏と子どもたちに鬼ごっこさせるなど「絵」になる場面も演出し続けた。

 その一方で、タレントからの応援は一切断った。陣営幹部は「好き放題言っていたタレント時代と違う。当時の橋下を思い起こさせるタレントの応援弁士は逆効果と考えた」と打ち明ける。

 ただ、橋下氏が選挙戦でしばしば挙げたのは宮崎県の東国原英夫知事の名前だ。「タレントで活躍していた方が政治の世界で成功しているのは大変参考になる」。東国原知事が最終日に橋下氏の応援をしたのは例外扱いだった。

 陣営幹部は「勝因は空中戦と地上戦の二正面作戦」と振り返る。街頭では自民、公明の議員がマイクを握らずひたすら政党色を薄め、個人演説会などでは議員が後援会員を動員して、組織票を積み上げていった。

 どこでも黒山の人だかりができる「橋下人気」は、衆院の解散・総選挙を控え、自民、公明には大きな魅力だ。「次は自分の選挙で橋下知事が応援してくれる」(自民党衆院議員)との下心ものぞく。

 正式に知事に就任するのは2月6日の予定だ。知事のメディア対応を担う大阪府広報報道課は、すでに東京事務所を通じて宮崎県のノウハウについて情報を集めている。メディアの取材は故・横山ノック元知事の初当選の時よりも過熱しているという。同課職員は「府にはすべてのメディアをさばくノウハウはない。タイタンに相談するケースも出てくるかもしれない」と話す。

http://www.asahi.com/national/update/0128/TKY200801270137.html

2131片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 03:56:41
立候補表明の4人、各地を奔走
京都市長選告示まであと1週間
 2月3日の京都市長選告示まであと1週間。直前の日曜となった27日、立候補を表明している自民党、公明党、民主党府連、社民党府連が推す前市教育長の門川大作さん(57)、共産党推薦の弁護士の中村和雄さん(53)、市議の村山祥栄さん(29)、会社相談役の岡田登史彦さん(61)の4人は人通りの多いイベント会場や繁華街を駆け回った。12年ぶりに新人の争いとなるだけに、小雪が舞うなか、それぞれ知名度アップに力を注いだ。

 午後、下京区の四条河原町交差点で自民党の開いた街頭演説会に門川さんが立った。地元選出の伊吹文明党幹事長が「顔を覚えておいてね」と買い物客に呼び掛けたのを受け「市民の皆さん、門川大作です」と笑顔を振りまいた。各種団体のあいさつ回りが中心だったが、28日以降は早朝の駅前にも立つ。「とにかく名前を覚えてほしい」と力を込めた。

 中村さんも知名度を高めようと昨年5月の表明以降、街頭演説や集会を重ねてきた。この日も駅前やスーパーの前など12カ所で演説や集会。午後、中京区のJR二条駅前で支援団体と合流すると、政策選択の模擬投票をした若者たちに「中村です」と声を掛けて、がっちり握手した。伏見区のスーパーの前では今月3度目の演説。「市政の刷新を」と手を振った。

 村山さんも午後から四条河原町へ。約1時間、行き交う買い物客を前にマイクを握った。立候補表明から2週間足らずだが、駅前で演説したり、ミニ集会をこなしたりしている。知名度を高めようと「出版した著書も読んでみて」とPR。夕方から開いた決起集会でも、スタッフが「売り切れの書店もあり、読んだ方は友人に貸してあげて」と呼び掛けた。

 岡田さんは午前中、東山区で開かれた茶会に参加した。午後からは車に乗り込み、伏見区や西京区などの支援者を回った。争点の景観政策などをめぐり、支持者とひざ詰めで話し込み、夕方には事務所に戻ってスタッフと政策の勉強。「まず有権者に政策をしっかり知ってもらう」と話した。今後は知名度を上げるため、街頭での訴えにも力を注ぐ。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008012700117&amp;genre=A2&amp;area=K10

2132片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 03:42:21
誕生・橋下知事:大阪府知事選/上 TV主義、不和の芽
 初当選から一夜明けた28日、橋下氏は午前6時から民放テレビに出演。「全力を尽くし、走り抜けた感じです」などと、笑顔で話した。前夜も、当選後から午前2時まで、ずっとテレビに出演した。テレビの効果を十二分に意識しての行動だった。

 この日も、深夜までテレビ出演の予定がびっしり。午前10時半に府庁で当選証書付与式に出席したほかは、大阪市内のホテルを拠点に、次々と中継でインタビューをこなした。

    ◇

 1月15日深夜、橋下氏の政見放送を見た自民のベテラン府議から選挙事務所に電話が入った。

 「どないなってんねん。すぐに(放送の)原稿を送れ」

 陣営幹部は、あわてて就寝中の橋下氏に電話した。だが、原稿は最初からなかった。

 政見放送で、自民府連の推薦と公明府本部の支持を受けた橋下氏は、政策に一切触れなかった。「政治は言ったことを実現することが一番重要なんです。私は大阪府議会111名のうち71名の同意を得ております」と繰り返した。両党の府議は知事になんでも従うと言わんばかりの内容で、府議の一部は「ひどい内容だ」と憤った。

 しかし、橋下氏は「政見放送を見ている人の層を考えてメッセージを発した」と意に介さなかった。

 橋下氏にとって「テレビはゴングが鳴った瞬間のショーの世界」(陣営幹部)。聴衆の雰囲気を見て、臨機応変に振る舞う。手鏡を持ち歩き、常に「どう見られるのか」を意識する。テレビで鍛えられた「反射神経」(同)は選挙戦でフルに発揮された。

 街頭演説でも政策は訴えず、「大阪を変えましょう。歴史を変えましょう」と畳みかける。「街頭演説は政策論争をやるような場ではない。聴衆を見て聞きたがっていることを話す」。橋下氏は報道陣にこう話し、自分のスタイルを貫いた。

 街頭では動員なしでも、人だかりができた。「選挙は17日間ではなく、9日間だ」。陣営幹部はこう言い切り、報道各社が中盤に行う世論調査までに、どれだけリードできるかに狙いを絞った。

 しかし、序盤の一部新聞社の調査では、無党派層の支持が熊谷貞俊氏(63)を下回った。「空中戦だけでは勝てない」と、危機感を募らせたのは自民府連幹部らだ。電話作戦、推薦はがき、動員など裏方で組織固めを図った。

 さらに、推薦を見送った自民党本部は、選挙戦が始まると、「関与しない」としていた姿勢を一変。古賀誠選対委員長らが水面下で、関西財界などに支援を要請した。24日、大阪入りした菅義偉選対副委員長は「党推薦以上の支援をしている。勝つことは国会運営にも非常に大きく意義がある」と述べた。

 「議会の多数党からの支持」を最重視する橋下氏と、衆院選をにらんで民主に負けられない与党。双方の利害が一致し、相乗効果で圧勝を呼び込んだ。

  ×   ×

 タレントで弁護士の橋下氏が、全国最年少知事として府政のトップに立つ。橋下氏圧勝の舞台裏を検証するとともに、府政や衆院選への影響を展望する。

毎日新聞 2008年1月28日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20080128ddf001010004000c.html

2133片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 04:28:05
橋下ウオッチ:徹夜明けの強気発言 大阪府職員給料、削減選択も「不満なら辞めて」
 大阪府知事選で全国最年少知事として初当選を果たしたタレントで弁護士の橋下徹さん(38)は当選一夜明けた28日、朝早くからテレビ番組に生出演し、慌ただしくスタートを切った。大阪府庁での当選証書付与式に臨んだ後、府レベルで推薦を受けた自民の府議団総会に出席。「議会とは協調するところは協調し、大激論するところは大激論を戦わせたい」と、早くも強気の“橋下節”で、嵐の予感を漂わせていた。知事就任は2月6日。【石川隆宣、大場弘行、犬飼直幸】

 この日は、前夜の黄色のネクタイから、別のネクタイに着替え、晴れやかな笑顔もみせた。前夜は午前2時まで、テレビに出続けた。それから新聞各社の取材を受け、一睡もせずに民放各社の待つ市内のホテルへ。今朝も午前6時から、テレビ出演。この日の出演・収録回数は、夜までにテレビ・ラジオを合わせ計27本に及ぶ。

 テレビでは、「収入以上に予算を使うというのであれば、その分は職員の給料を削ってもらう。士気が下がるというのなら辞めてもらう」などと、強気で通した。さすがに疲れた様子もあり、「何も食べてないから頭がボーとしてきた」と、好物のチョコレートを2粒口に入れる場面も。だが、橋下さんは「大阪に役立つならテレビに出続けたい。体力には自信があります」。

 当選証書付与式出席のため、府庁には午前10時20分ごろ到着。支援を受けた自民党府連の中山太郎会長の出迎えも受けた。約30人の報道陣にもみくちゃにされながら、「一夜明けた実感がありませんね。全然寝てませんから」と語った。「まだ知事になったわけじゃないんで」と苦笑いも浮かべた。

 当選証書付与式で、松室猛選管委員長から笑顔で証書を受け取った後、府レベルで推薦・支持を受けた自民、公明両党の府議団総会に出席した。

 ◇府の幹部ら、政策を批判「現実知らない」

 新知事として橋下徹さん(38)を迎える大阪府庁は、28日朝から橋下さんの話題でもちきりだった。府教委幹部は「現場を見て施策を決めるというのは大歓迎。でも、現場を見れば、小学校の芝生化や中学校の給食の実施の難しさがよく分かるのでは。『汗をかこう』と言われても、冷や汗になりそうや」と話した。

 別の幹部は「給与を削れというが、大阪府の職員給与は、45位だった全国学力テスト並みに低い。現実を知らないのではないか」と批判的だ。一方、総務部幹部は「言われることを実現できるよう頑張るしかない。行政手腕は職員の方がある。具体的な問題も伝えながら努力したい」と前向きな姿勢を示した。

毎日新聞 2008年1月28日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/news/20080128ddf041010013000c.html

2134片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 05:00:55
徳島市長選 民主が独自候補へ
2008年01月28日

 3月30日告示、4月6日投開票の徳島市長選で、民主県連(仙谷由人代表)は27日、生花販売会社社長の加藤真志氏(60)=徳島市徳島本町3丁目=を擁立する方針を固めた。本人も前向きで、無所属で立候補し、民主が推薦する形をとる。民主が県内の首長選に、独自の候補を擁立するのは初めて。国政で「二大政党制」をかかげる民主が、自民、公明の推薦を求める現職候補と対決する構図になる。


 昨年10月から候補者選びを本格化させていた県連はこの日の幹事会で加藤氏の擁立を決定。橋本幸子幹事長と高井美穂県連副代表が、加藤氏を訪ね、立候補の要請をした。


 加藤氏は徳島市出身。同市が中心部の新町西地区で音楽・文化ホールを中核に据えて進めている、再開発事業に対し、図書館を中心とした代替案を発表した市民グループの代表を務めている。以前には、第十堰(ぜき)の住民投票運動などにも携わるなど、市民活動に積極的に取り組んできた。


 加藤氏は朝日新聞の取材に対し、「市の財政は厳しいのに、税金の使い方には疑問がある。市民の目線で市政のあり方を考えている。会社や家族と相談してなるべく早く決めたい」と話した。


 仙谷代表は「今、自治体に求められている経営手腕をもった人で、適任」と擁立の理由を述べた。また、「県連として初めて主体的に擁立するので、全力で選挙戦を戦いたいと思っている」と話した。


 前回の04年市長選で民主は、独自候補の擁立を断念し、落選した無所属候補を独自に支援していた。


 徳島市長選には、現職の原秀樹氏(52)が再選を目指して立候補を表明した。さらに、共産系の政治団体「市民の手で安心と夢のあるまち『徳島市』をつくる会」(見田治会長)が、徳島大名誉教授(65)に立候補を要請している。

http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000801280003

2135片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 16:27:09
【タレント知事再び】(中)「是々非々」発言に警戒感
1月29日15時50分配信 産経新聞

 「職員給与の削減も辞さない」「それが嫌なら辞めてもらってもかまわない」…。橋下徹氏(38)は当選直後の28日未明から、新聞各社のインタビューに応じた後、早朝からテレビ番組にも出演し、府の財政再建について踏み込んだ発言を繰り返した。

 ただ、人件費削減などで府債(借金)の新規発行を認めない財政状況をつくる手法の実現性には疑問符がつく。

 19年度でも府債発行額は約2433億円。起債せず予算編成し、人件費や事業費の見直しで対応するというが、警察官や教職員を含め約9万人いる職員の人件費は約9300億円。10%をカットしても930億円で、半分にも満たない。

 橋下氏と同世代の30代の男性職員は「パフォーマンスが先行するタレントというイメージは捨てきれない。演説は聞く者を引きつけるが、口先だけという印象はぬぐいきれない」と打ち明けた。

 同じく30代の女性職員は「これまで行政のプロとして仕事をしてきた私たち職員の声にも、耳を傾けながら改革を進めてほしい」と注文した。

 ある府庁関係者は「180万票をさらい、ダブルスコアの大差で圧勝した自信のあらわれ」と指摘、新知事の独断専行に警戒感をあらわにした。

 一方、橋下氏を支援してきた自公の府議の中にも、この言動に神経をとがらせる者もいる。同じ日の府議会。橋下氏は選挙で支援した自民党府議団や公明府議団の控室を訪れ、あいさつした。

 橋下氏は自民党府議団との懇談で「みなさんとは是々非々でやりたい」と述べたが、朝倉秀実幹事長は「それはこちらがいうセリフ」とたしなめた。

 当選後のテレビインタビューでも、議会との関係を質問されるたびに、この「是々非々」の発言を繰り返した。告示前、「政策を実現したいから、議会の協力を求めたい」と推薦要請のために、足しげく議会に通っていたときとは様変わりしていた。

 もともと橋下氏擁立に難色を示した自民府議の一人は不快感を隠さず、「あれは宣戦布告」と表現してみせた。「彼は小泉純一郎元首相に似ている。議会でも職員でも『抵抗勢力』と『味方』に分ける作戦に出るのではないか」と懸念する。


 擁立の先頭に立っていた別の自民府議も「財政再建のために私学助成などを削るとなれば、議会は反対する。だが、それは『抵抗勢力』ではない。府政は民間とは違う。赤字だからといってすぐにカットすることはできない」と批判した。

 公明府議団の幹部も「2月議会で議会が対立するテーマを持ってきて侃々(かんかん)諤々(がくがく)の議論をすることで府民を味方につけるつもりではないか」と予想する。

 自民党府議団は、会派の会議室を橋下氏のための“仮知事室”にすることを決めている。

 これには理由がある。橋下氏の就任は来月6日だが、府知事選のため、2月議会に提案する新年度予算の編成作業がストップしており、早急に府側と意見調整をする必要があるためだ。まだ知事ではないため、府庁内の部屋をおおっぴらに使うことはできず、会派の部屋を提供することにした。

一両日中にも府側との折衝がスタートする。

 一方、自民党府連は橋下氏と関経連の下妻博会長とが定期的に懇談する場を設けることを決めた。弁護士の橋下氏は経済に明るくなく、実態を知ってもらうためだが、巨額の補助金を出しての大企業誘致に否定的な見解を示していたため、関係をよくする意味もあるという。

 府幹部の一人は「自民党も大変だ。何とか橋下氏を手なずけようとしているのではないかな」と皮肉を交えて語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080129-00000108-san-pol

2136片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 16:34:16
八王子市長 黒須氏3選
得票伸びず、苦笑の勝利
 27日に投票された八王子市長選は、28日午前に開票が行われ、現職の黒須隆一氏(66)(無所属=自民、公明推薦)が、新人の自然保護団体事務局長橋本良仁氏(62)(無所属=共産、社民、ネット推薦)を破り、3選を果たした。

当 84,877 黒須 隆一66無所属現

        

  63,540 橋本 良仁62無所属新

        

(選管確定)



当選が決まり、支援者から花束を受け取る黒須氏(中央、28日午前10時20分ごろ、八王子市八日町の事務所で) 前回市長選では市議会12月定例会で出馬を表明した黒須氏だが、今回は、3か月前倒しして9月定例会で早々と出馬を表明し、推薦を受けた自民、公明両党の市議らを中心に、分厚い支援態勢を築いた。

 選挙戦では、2期8年の実績として、市の借金や職員数を削減させたこと、市役所窓口の業務時間延長などの市民サービスを向上させたことなどを強調。3期目については、行財政改革の継続や、全国大会が開催可能な総合体育館の建設、圏央道を活用した産業振興などを公約に掲げた。

 出馬表明が昨年12月下旬にずれ込んだ橋本氏。陣営には、準備不足を懸念する声もあったが、市議40人中11人の支援を受け、自然保護活動で培った人脈を生かして、著名人らに依頼した応援メッセージをアピール。圏央道高尾山トンネルの建設反対を強く訴え、環境保護を前面に打ち出したほか、大規模開発計画見直しや福祉充実なども主張して支持を広げた。さらに現市政への批判票を集めたが、現職の壁は厚かった。

 ◆「市政3期で完結」 黒須氏が抱負◆

 同市八日町の黒須氏の事務所には午前10時前、当選の連絡が入ったが、圧勝とはいえない結果に、「2万差か……」とため息を漏らす支持者もいた。

 黒須氏が事務所に到着すると拍手が沸き起こったが、壇上に上がった黒須氏も「投票率が上がったことはうれしいが、得票が伸びなかった。選挙は難しい」と苦笑いを浮かべた。

 今後の市政運営については「これまで、3期12年で完結すると言ってきた。この4年間で、JR八王子駅南口の再開発や高齢者福祉、子育て支援などを完成させたい」と語った。

 橋本氏は同市横山町の事務所で、「開発や高尾山などの問題を訴えることができ、何もマイナスにはならなかった」と振り返り、「(得票は)現市政への批判票。この票の重みを受け止め、市政をチェックしていきたい」と語った。

(2008年1月29日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080128-OYT8T00788.htm

2137片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 16:35:29
八王子市長に黒須氏 橋本氏かわし3選
2008年01月29日


支持者から花束を受け取り笑顔を見せる黒須氏=八王子市八日町の選挙事務所で

 八王子市長選は28日、翌日開票され、現職の黒須隆一氏(66)=自民、公明推薦=が、新顔の「高尾山の自然をまもる市民の会」事務局長橋本良仁氏(62)=共産、社民、生活者ネット推薦=を退け、3選を果たした。選挙戦では、市内で動き始めた大型開発の是非が争点の一つになったが、圏央道高尾山トンネルの見直しなどを掲げた橋本氏が、現市政への批判票も集めて善戦した。投票率は34. 37%、当日有権者数は43万8392人。


 午前10時過ぎ、「黒須氏当選」の知らせが入ると、同市八日町の事務所は大きな拍手に包まれた。黒須氏は「選挙はトータル10回目となるが、何回やっても難しいなと感じた」と振り返った。


新顔に2万1千票余りの差まで迫られ、「2期8年を全力でやってきたので瑕疵(かし)はないと思っているが、原因は分析し切れていない」と語った。


 3期目を総仕上げの時と位置づける。あいさつでは、開発計画の推進とともに「高齢者福祉対策や都立八王子小児病院がなくなった後の対策などにめどをつけ、(次の市長に)バトンタッチしたい」と語り、「今期限り」の意向を示した。


 黒須氏は2期8年間で市債残高を減らすとともに、職員数の削減を進めた。行政はサービス業と、窓口業務の時間延長も実施。選挙戦では、これらの行財政改革に加え、ごみ収集有料化による減量や、「道の駅八王子滝山」の開設、ひよどり山道路の通行無料化などの実績を強調した。


 3期目の施策として、圏央道の整備効果を生かした企業誘致、JR八王子駅南口の市街地再開発事業の推進などを訴えた。また、中学給食の実施や新総合体育館の建設、高尾山の観光拠点の整備も掲げた。


 敗れた橋本氏は、午前10時過ぎ、同市横山町の事務所で支援者らに拍手で迎えられた。「悔しいが、今の市議会の力関係以上に接近できた」と、得票に一定の満足感を示した。さらに「失ったものは何もない。(高尾山の自然保護など)これからの運動の大きな一歩になった」と語った。


 選挙戦では、「環境と経済の調和」を掲げ、高尾山トンネルと八王子駅南口市街地再開発の見直しを主張。都立八王子小児病院の存続や30人学級の実現など、教育・福祉分野を重点施策に掲げた。現市政への批判票に加え、市南部の多摩ニュータウンなど無党派層の取り込みを狙った。しかし立候補表明が選挙の約1カ月前と出遅れもあり、及ばなかった。


 《解説》今回の選挙は、投票の1カ月前に立候補表明した新顔、橋本良仁氏が善戦し、有権者に市内の開発計画への抵抗感が根強いことをうかがわせた。


 橋本氏は、圏央道沿いの物流拠点や八王子駅南口の市街地再開発など、現市政が進める大型事業について見直しを訴えてきた。橋本氏は今回の得票について「(現職は)これだけ批判されていることを、きちんと受け止めないといけない」と指摘した。


 現職の黒須隆一氏は、これまで市の借金にあたる市債残高を減らしてきたが、市の貯金にあたる基金残高も減り続け、06年度末で10年前の半分程度の111億円になった。


 南口再開発には、市の負担分として132億円という巨大な予算が投入される。中でも新市民会館のホールは収容人員が2千人余り。プロの公演に使え、多摩地区で最大規模になるが、それだけの施設が必要かどうか、疑問視する市議もいる。


 市は今後も、市債残高を増やさないような財政計画を立てているが、原油高などで景気の先行きが再び不透明になっている。だからこそ3期目の黒須氏には、開発を進めていくにしても市民ニーズの把握とともに、税収見通しなどを絶えず点検し、慎重な財政運営が求められる。(岩城興)

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000801290001
東京多摩

2138片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 16:38:29
「大物政治家」次々 八王子市長選で来援 
2008年01月25日

 27日投票の八王子市長選で、両陣営に市外からの応援が続いている。新顔で「高尾山の自然をまもる市民の会」事務局長の橋本良仁氏(62)には、環境運動で関係のある文化人らが訪れ、候補の人柄を伝える。現職で3選を目ざす黒須隆一氏(66)には中央政界から「大物」が駆けつけ、国とのパイプを強調している。


 告示日の20日、橋本氏の選挙カーには川田龍平・参院議員=東京選挙区=が上がった。橋本氏とは東京HIV訴訟原告となった直後の18歳ごろからの仲という。「(橋本氏は)ずっと命の大切さを訴えている。だからこうして応援に来た」と支持を訴えた。


 橋本氏の選挙ビラには推薦者に音楽家坂本龍一氏、評論家秋山ちえ子氏、放送作家の永六輔氏らの名前が並ぶ。橋本氏が高尾山など環境運動に携わるなかで知り合ったという。


 一方の黒須氏。24日に麻生太郎・自民党前幹事長が、個人演説会と八王子駅前の街頭で応援演説した。麻生氏は「八王子は東京で最も伸びている街の一つ。もっと良くしてもらうために、黒須さんに皆さんのお力を」と支持を呼びかけた。


 告示日の第一声には、町村官房長官らが駆けつけた。約6年間黒須氏の秘書を務め、現在は自民党副幹事長の萩生田光一・衆院議員=東京24区=の働きかけで実現したという。
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000801250001
東京多摩

2139片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 22:18:27
選挙:上尾市長選 告示 4新人が届け出 「市政継続」か「刷新」争点 /埼玉
1月28日12時1分配信 毎日新聞


 任期満了に伴う上尾市長選が27日告示され、いずれも無所属新人で▽元県議の尾花正明氏(56)▽前市議の黒須喜好氏(60)▽前市議の島村穣氏(63)=自民、公明推薦▽前県議の山岸昭子氏(65)=共産推薦=の4人が立候補を届け出た。3期務めた新井弘治市長が引退。市政の継続か刷新かを争点に、7日間の選挙戦に突入した。【鷲頭彰子、弘田恭子、西田真季子】
 ■尾花候補
 尾花氏は午前10時半、JR上尾駅東口で第一声。「この市長選で上尾の政治の土壌を変えていきたい」と市政改革を訴え、これまでの市政を「ハコモノを作ってきた」と批判。行財政改革や急速に進む高齢化に向けた街づくりを唱え、「上尾の街を責任ある世代として次世代にバトンタッチできるよう命がけで戦っていきたい」と誓った。また、民主党の国会議員や市議が応援に駆けつけ、同党有力国会議員の祝電などを披露して民主色をアピールした。
 ■黒須候補
 黒須氏は4候補の中で最も早い午前9時、上尾村の選挙事務所で支持者を前に第一声を上げた。議員定数の削減などを実現させた同市議3期12年の実績を掲げ、「市民のためになることを市民の側を向いて精いっぱいやってきた。これからもやっていく」と強調。「合併を検討してほしいとの市民の声がある」と紹介し、「市民のためになるなら、合併を視野に再考し、推進したい」と約束した。出陣式には、市議や上尾商工会議所の会頭らも参加して激励した。
 ■島村候補
 島村氏はJR北上尾駅東口で、午前10時から出陣式を行った。新井弘治市長のほか、島村氏を推薦した自民、公明両党の国会議員や県議、市議らが出席。島村氏は同市職員を約40年間勤めた実績を強調し、「政治をパフォーマンスにせず、実行できることを訴えていきたい」と決意表明した。また、「新井市長とも協議し、必ず実行できるマニフェストを掲げている。夢を与え、市民が住み続けたいと思う市にするために頑張りたい」と支援を呼びかけた。
 ■山岸候補

 山岸氏は午前10時、JR上尾駅西口で出陣式。共産党の衆院議員や県労働組合連合会議長の応援演説の後、支持者を前に第一声を上げた。山岸氏は市長給与の20%削減と退職金のカットを約束。駅改修の見直しなどで費用を工面し、「介護保険料・国保税を年間1万円引き下げる。医療費を中学卒業まで通院無料にし、妊婦検診も無料にする」と訴えた。「市民のくらしを第一に考えることが必要」の主張に、支持者からは「そうだ」という声や拍手が起こった。
  = ◇ =
 投票は2月3日、市内40カ所で行われ、同日午後9時から市民体育館で即日開票される。26日現在の有権者数は18万1047人(男9万253人、女9万794人)。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇上尾市長選立候補者(届け出順)
尾花正明(おばな・まさあき) 56 無新
 会社社長[歴]上尾青年会議所理事長▽市議1期▽県議1期▽上尾ロータリークラブ会長▽明大
黒須喜好(くろす・きよし) 60 無新
 会社社長[歴]上尾商工会議所まちづくり委員長・青年部会長▽市議3期・副議長▽上尾高
島村穣(しまむら・みのる) 63 無新
 不動産管理業[歴]市立上平小PTA会長▽市市民部長▽市議1期▽小松原高=[自][公]
山岸昭子(やまぎし・あきこ) 65 無新
 党県常任委員[歴]旧大宮市立春里中教諭▽市議5期▽県議4期▽埼玉大=[共]

1月28日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080128-00000078-mailo-l11

2140片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/30(水) 00:48:51
【橋下分析】「中途半端なタレント性は落とし穴」 黒田勇・関大教授
1月30日0時38分配信 産経新聞


 大阪府知事選で当選したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)は当選翌日、1日で計27本のテレビ番組に出演、タレント知事の“実力”発揮した。メディアに露出するタレント知事の危うさについて、関西大社会学部の黒田勇教授(マス メディア論)に語ってもらった。

 今回の知事選挙で、関西の放送局は候補者の扱いに慎重だった。橋下徹氏がタレントとして活躍していたために、他の候補者と比べて不公平にならないように、タレント性を重視した報道を自粛したように感じる。これまでは首長選のお祭りムードにのって、知名度の低い候補も個人的魅力をアピールできる機会があったが、今回はメディアがそれを自主規制したため、各候補のキャラクターが伝わらず、もとから知名度があった橋下氏にかえって有利に働いた。

 今回、たまたま飲食店で客に橋下氏に投票する理由を聞くと「テレビによく出ていて親しみを感じる」という答えだった。有権者は身近な人間としてとらえているが、本当のキャラクターを知っているわけではない。一方的に親しみを感じるというだけで、知事が務まると信じるのは危うい。橋下氏は少子化対策や家庭の問題を訴えたが、解決のための具体策は見えない。橋下氏を支持した有権者自身が本当は何をしてもらいたいのか、分かっていないのではないか。

 タレント議員の中には「何かをしたい」というより、「議員になりたい」という雰囲気を感じる人がいる。橋下氏は弁護士という職業をタレント化したが、知事はタレント化しないように願っている。

 また、今回はマニフェスト選挙だったので、その公約が実現できたかどうか関西メディアは検証していかなければいけない。

 橋下氏は物事を斜めに見たり、過激な発言をするのが売りのタレントだった。選挙期間中のように一生懸命さをアピールするなら、皮肉なことにそのタレント性は失われる。

 しかし、極めて厳しい財政状況にある大阪府知事として、過激さは必要とされていない。経済界や議会と調整するなどの堅実性が求められる。テレビ局が別のタレント性を作り出すのかもしれないが、中途半端に今のタレント性を維持すれば、本当の意味の知事は務まらない。大阪のために劇的に変わってほしい。(談)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000902-san-pol

2141片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/30(水) 13:37:26
【タレント知事再び】第2のノック知事だけにはならないで
1月30日10時40分配信 産経新聞


 「橋下さんの発言を聞いていると、ノックさんを思いだす」

 大阪府知事選で当選した橋下徹氏(38)のメディアへの露出に、府幹部の一人は不安を隠せない。

 故横山ノック知事は初当選した平成7年の選挙で、府が主体となる関西空港の埋め立て事業について「府民に負担を強いる」などと反対していたが、就任2カ月あまりで公約を撤回している。

 当時を知る府議によると、各種業界団体にあいさつに訪れるたび、ついリップサービスをしてしまうこともしばしばで、団体がその発言を信じて府に事業を要求し、府政に混乱を招いたという。

 橋下氏は昨年12月初旬に知事選候補者として一部報道で名前が出た後、「2万%ない」などと完全否定したにもかかわらず、わずか6日後にその発言を撤回した。府関係者はその「うそ」が忘れられないという。

 野党となる民主党府議団幹部は「橋下氏はノックさんと場の読み方が似ている」と指摘したうえで、「これから知事になり、発言が重くなる。これまでのように発言をすぐに撤回することを繰り返していたら困る。知事になれば発言に責任をもってもらいたい」と苦言を呈する。

 大阪府知事は、自身の不祥事が原因でやめるケースが続いている。

 ノック知事は、職員からの信頼は厚く、当初対決していた府議も次第に協力するようになったが、セクハラ問題で11年暮れに辞任。その後を次いだ太田房江知事も全国初の女性知事で、大相撲大阪場所の知事賞授与で女性の自分が「土俵入り」できないことで相撲協会にかみつくなど、その言動がタレント並みにマスコミで取り上げられた。しかし、事務所費や多額の講師謝礼の「政治とカネ」問題で、今回の知事選出馬を断念した。

 タレント知事の強みはメディアを利用して府民を味方にできることだが、その結果、慢心やおごり、「独断専行」が生まれやすい。それが、ノック知事、太田知事にあったという指摘もある。

 橋下氏と親交があるタレント出身の東国原英夫・宮崎県知事も就任1年で169回もテレビ出演し、県産品をアピール。今のところ県民の評判もいいが、同じ轍を踏まないとはかぎらない。


 橋下氏は、当選直後からメディアに露出し続けている。徹夜で27日夜から28日の深夜までテレビ取材に応じた。その番組数計27本。続く29日は上京、自民や公明党の国会議員、福田首相と面会したが、これもテレビニュースで流れ続けた。

 そこで出てきたのが「府債発行は原則認めない」の発言。年間2000億円を超える発行額は約9万人に上る全職員の人件費を2割削っても追いつかない。現実離れしており実行は困難だ。30日午後から夜にかけて協議を行う府当局者らは橋下氏の説得にあたるとみられている。

 当選後のインタビューでは、財政などに関する発言には数字はほとんどなく、信憑(しんぴょう)性を疑う声も強い。ノック知事を知る府幹部は「就任当初、ノック知事は失言を繰り返した。芸人だからうけをねらおうとする。橋下氏も同じ面があるのではないか」とし、「府債発行ゼロ」発言について「撤回せざるをえないかもしれない」と冷静に分析した。

 橋下氏は、知事就任後にテレビ番組などメディアに出ることについて「大阪に有益かどうかの観点で考える」と発言。引き続き出続ける意向を示している。

 メディアに出続ける中で、言葉に責任が持てるかどうか。選挙中、産経新聞が行った候補者アンケートに、橋下氏は自らの短所として「うけを狙おうとする」と記している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000920-san-pol

2142片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/30(水) 15:08:49
橋下氏、もう議会と不協和音…「府債発行ゼロ」に自公から撤回要求
1月30日14時54分配信 産経新聞

自民党会議室で朝倉秀実・同党府議団幹事長(右手前から2人目)らと談笑する橋下氏=30日午前11時33分、大阪府庁(撮影・恵守乾)

 大阪府知事選で当選した橋下徹氏(38)は30日、新年度予算案編成などのために登庁し、選挙で全面支援をうけた自民、公明両党府議団の幹部と会談、両党からは、橋下氏が当選後に掲げた「府債発行を原則認めない」とする方針について撤回を要求する意見が相次いだ。橋下氏は業界団体の式典にも出席しないと発言したが、これにも両党は反発、知事就任前から与党会派と対立する異常事態になった。

 橋下氏は当選直後から議会との関係について「是々非々」と発言しており、初会談でも持論を通した形だ。会談は府庁2階の自民府議団の会議室を「仮知事室」として非公開で行われた。終了後「府債発行ゼロ」について、公明党府議団の野田昌洋幹事長は記者団に「財政を立て直すのは悩みながらやるのは当然」と全否定はしなかったが、「平成20年度は(想定作業が)進んでおり、全部ゼロにしたらできない。現実をふまえてほしい」と提案したことを明らかにした。

 また、自民党府議団の朝倉秀実幹事長も「府債を発行しなければどうなるか。十分把握してから方策を考えてほしいと伝えた」と話した。

 府財政課によると、府債発行額は平成19年度で2433億円あり、ゼロにすれば、約9万人いる全職員の人件費を2割カットしても補填(ほてん)できない。知事選があったため新年度予算編成はストップしているが、複数の編成想定のうち「府債発行ゼロ」は入っていないという。

 一方、会談後の橋下氏は、業界団体への式典出席について「副知事の代理出席も含めてしない。その代わりに意見を聞く場を別に設け、それには私が出る」と説明したが、与党側は納得しなかったことを明らかにした。

 午後は府当局者と新年度予算についてさらに議論が行われるが、橋下氏は「大激論になる」と話した。

 また、これに先立ち大阪市内で和歌山県の仁坂吉伸知事と会談し、近畿一円の中小企業を集めた合同商談会開催を検討。

 仁坂知事は当選祝福のために橋下氏に急遽(きゆうきょ)連絡、大阪市内のホテルで会談した。当選後、近畿の知事で直接橋下氏と会うのは初めて。まず仁坂知事が「和歌山の発展は大阪あってのもの。『大関西のリーダー』になってほしい」と要望。橋下氏は公約に掲げた中小企業の振興にからみ「取引アップのため、近畿合同の商談会を開きたい」と述べ、午後に府側と調整する意向を示した。仁坂知事も同意した。また大阪−和歌山間の道路整備連携や、救急医療受け入れなども話し合った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000954-san-pol

2143片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/30(水) 21:32:36
誕生・橋下知事:大阪府知事選/中 「小泉」か「安倍」か
 「メディアでさんざん(公約を)言ってきて183万票をいただいた。(職員が)従わなければ府庁解体です」

 大阪府の新知事となる橋下徹氏(38)は28日、テレビ番組でこう繰り返した。府職員を抵抗勢力に見立て、メディアを使って戦う姿を演出する。この手法は選挙戦で、改革イメージを植えつけるのに効果を発揮した。

 橋下陣営幹部は「当初から府庁の役人を『抵抗勢力』にして、無党派層を引き付ける戦略だった」と打ち明けた。「大阪を変える」とワンフレーズを繰り返す演説は、小泉純一郎元首相をほうふつとさせる。「橋下は小泉流。短い単語だけで『ぶっつぶす』と、よう似たことを言っているわ」。選挙期間中、橋下氏の街頭演説を聞いた民主府議もつぶやいた。

 抵抗勢力にされる側は複雑だ。府幹部は「知事がこうしろと言えば、職員は抵抗できない。メディア受けのために私たちを使うなら、逆に徹底して無抵抗でいこうかと思う」と話した。

 橋下氏は同日のテレビ番組で、「人件費削減で士気が下がるなら、お辞めになってください」と挑発もした。連合大阪幹部は「改革のやり玉に挙がりやすいのは、府職員数や給与の削減。見境なくやってくるなら、対決姿勢を強めるしかない」と悲壮感を漂わせる。

 橋下氏を支持した自民府議団にも、懸念の声が出ている。「政治力がないから、メディアを使って戦うイメージを作ろうとするのではないか。自民だって抵抗勢力にされかねない」(幹部)

 しかし、小泉元首相の郵政民営化や構造改革に匹敵する政策は、橋下氏の発言や公約には見られない。小泉元首相は「小さな政府」を目指し、その方策として、郵政民営化を25年来唱え続けてきた。

 橋下氏の目指すものが、公約の「大阪を笑顔に」として、その方策は明瞭(めいりょう)ではない。では、抵抗勢力とは、どんな政策に立ちふさがる者なのか?

 橋下氏は1月中旬、府南部での街頭演説で、人気テレビ番組「行列のできる法律相談所」の裏話を面白おかしく披露した。政策の話はほとんどない。同行した自民府議が首をかしげた。そして、「安倍(晋三)前首相のような危うさがある」と語った。

 小泉元首相の後継者となりながら、国民の支持を維持できず、参院選で大敗。安倍前首相はその末に、政権を投げ出した。「小泉流」で知事選を圧勝した橋下氏だが、中身が伴わなければ、そうした懸念とも無縁ではなくなる。(10面に「橋下ウオッチ」)

毎日新聞 2008年1月29日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080129ddf001010004000c.html

2144片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/31(木) 14:10:49
選挙:太田市長選 長沼氏、出馬表明へ「最後の挑戦」 清水氏退任にらみ /群馬
 民主党県連事務局長を務めた長沼広(ひろむ)氏(57)が30日、次の太田市長選への出馬の意向を固めた。近く正式表明する。同市では清水聖義市長(66)が次期衆院選への出馬を念頭に今季限りでの退任を明言し、衆院選次第で市長選が実施される情勢にある。長沼氏の早い段階での出馬表明は選挙戦をリードしようとの思惑があるとみられる。

 長沼氏は京都大卒、元東京都職員。93年の衆院選に当時の社会党から出馬し落選。その後、民主党から3度、いずれも同市を含む選挙区から衆院選に出馬し落選している。

 毎日新聞の取材に長沼氏は「最後の挑戦を身近な選挙で勝負することにした。出馬については27日に地元労組の大会で伝え『がんばれ』と声援をもらった」と述べた。

 清水氏の任期満了は09年4月16日だが、同氏の出馬表明で衆院選が実施されれば、市長選とのダブル選挙が濃厚になっている。次の市長選には前回、清水氏と激戦の末、敗れた秋山一男元県議(61)のほか、現職県議の名前も挙がっている。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年1月31日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080131ddlk10010330000c.html

2145片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/31(木) 16:42:51
JA一枚岩ならず? 前橋市長選、乱れる足並み
1月31日7時51分配信 産経新聞

 2月10日告示の前橋市長選で、農業関係者でつくる農業協同組合(JA)の足並みが乱れている。JA前橋市の政治団体「県興農政治連盟前橋支部」(支部長・斎藤久組合長)が、現職の高木政夫市長(57)の推薦を決定をする一方、県内各地域のJAなどを会員とするJA群馬中央会の「県興農政治連盟」(委員長・奥木功男JA群馬中央会長)は態度を決めかねている。JA関係者からは「方針を決めても一枚岩で対応できるか分からない」と懸念する向きもある。有力組織の迷走は、選挙戦に微妙な影響を与えそうだ。

 前橋支部はこれまでの市長選では、現職を推薦してきており、今回選挙の対応をめぐっても、平成19年10月下旬に現職の高木市長推薦の方針を決めた。斎藤組合長は、推薦理由について「農政の要望を受け入れ、JAと連携してやってきた4年間の高木市政を評価した」と説明する。

 JA前橋市の正組合員と准組合員は計2万3731人(19年3月現在)おり、投票行動は選挙結果に大きな影響を与えるのは確実。高木陣営にとっては、一定の集票が見込める組織の推薦は基礎票の上積みにつながり、選挙活動に弾みがつくのは間違いない。

 ただ、前橋支部が高木氏一本でまとまるかは不透明。自民党県連前幹事長の金子泰造県議(63)陣営が上位団体の県政治連盟に推薦依頼を出しているためだ。JAは本来、同党の有力支援組織。金子氏は自民推薦候補なだけに、陣営には「県政治連盟の推薦をとり、前橋支部を切り崩したい」との本音も聞かれる。

 一方、県政治連盟は現時点で、選挙戦への対応を決定していない。19年7月の知事選では、どの候補も推薦せず、地域支部の個別判断に任せた経緯があるため、今回選挙でも同様の態度をとる可能性が高いとみられる。

 県政治連盟の関係者は「金子氏が自民推薦でも、保守系同士の戦いなので色を出すのが難しい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000032-san-l10

2146片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/02(土) 02:39:53
与野党相乗りvs共産vs29歳市議 京都市長選3日告示
2008.2.1 21:40
 引退する桝本頼兼市長の任期満了に伴う京都市長選は3日、告示される。事実上の後継となる元市教育長の門川大作氏(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦=と弁護士の中村和雄氏(53)=共産推薦=の非共産対共産の「2極対決」に、与野党相乗りを批判して市議の村山祥栄氏(29)らが割って入り、無所属の新人4人が前哨戦から激しくしのぎを削っている。

 「公明さんも民主さんも推薦している門川さんの応援に来ました。力を合わせて市長に押し上げましょう」

 先月27日、京都市の繁華街で街頭演説した自民の伊吹文明幹事長は民主と足並みをそろえ、門川氏の支持を訴えた。

 先の大阪府知事選や大阪市長選では自民・公明と民主が対決したが、京都市長選だけは「共産市政阻止」を大義名分に、平成5年以降4回連続で非共産が手を携えてきた。

 今回も、党本部の方針で相乗りが原則禁止の民主が門川氏に対して一足先に出馬を要請。門川氏側は即答せずに自民に支援を要請するという「京都方式」で結果的に3党は足並みをそろえた。

 これに対し、村山氏が先月中旬、「2極では民意が反映されない」と名乗りを上げた。陣営幹部は「大阪府知事が30代なら、若すぎるという批判はあたらない」と話す。

 門川氏は「出馬した最大の理由は市役所の不祥事を根絶するためだ。1年以内に必ず膿を出し切る」と演説で強調、「内部昇格批判」をかわす。

 中村陣営は「村山氏の参入で、保守票が割れるだろう。2極が崩れて相乗り候補に肉薄した平成元年以来のチャンスだ」と意気込む。

 会社相談役の岡田登史彦氏(61)は建物の高さなどを規制する新景観条例を批判。経済再生などを訴えている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080201/lcl0802012140007-n1.htm

2147片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/02(土) 02:41:11
岩国市長選:前市長、橋下・大阪次期知事発言に反論
 3日告示の山口県岩国市長選を巡り、大阪府知事選に当選したタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が「防衛政策に関して、自治体が(住民投票という)法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言したことに対し、市長選に再出馬する前市長の井原勝介氏(57)が1日、2度にわたって会見して反論した。井原氏は「大阪府で国政と民意が相反した場合、橋下氏は府民の声を尊重して国にものを言わないのだろうか」と述べた。

 市長選は米空母艦載機部隊の岩国基地移転が最大の争点。移転反対の井原氏と、条件付き容認の前衆院議員、福田良彦氏(37)の一騎打ちが見込まれる。

 井原前市長は06年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施。結果は移転反対が多数を占めた。橋下氏はこの住民投票を実施したことについて1月31日、井原氏を批判した。

 これに対し、井原氏は「(橋下氏は)府民の声を府政に反映させると言っていたはず」と首をかしげ「国防政策だから、国の専管事項だからと言って、主権者たる市民が声を上げることは制限されないはず」と述べた。

 さらに「私は住民投票や(前回06年の)市長選で示された民意に基づき国にもの申している。(大阪でも)府民の声を尊重して国にものを言うのが知事の責任ではないか」とたたみかけた。

 井原氏は夕方にも再度会見し、橋下氏への反論書を、マスコミ各社などに送付したことを明らかにした。

 一方、対抗馬の福田氏は1日、市民会館で決起大会を開催。この会場で、橋下氏が福田氏を激励するビデオが放映された。福田氏は「住民投票は、国の専管事項の安全保障については問わないと言うことだったが、井原氏はそれを使って市民に対立を生んだ。橋下氏はそれを批判したのだと思う」と述べた。

 一方、橋下氏はこの日、報道陣に対し「住民投票という形でやるべきでない。政治家や議会が住民の意思をくみ取ったうえで、国に物申すのが間接代表制。住民投票によれば憲法を無視できるというのは憲法論を勉強されていない証拠では」と改めて述べた。【大山典男、内田久光、石川隆宣】

毎日新聞 2008年2月2日 2時17分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080202k0000m010183000c.html

2148片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 00:28:32
党本部は門川氏推薦見送り
京都市長選で民主
 京都市長選に立候補を表明している前市教育長の門川大作氏(57)=自民党、公明党推薦=への推薦をめぐり、民主党が党中央で推薦しないことがほぼ確実となった。小沢一郎党代表が掲げる「相乗り禁止」の方針が影響しているとみられ、府連幹部は「推薦は出ないと受け止め、市議会与党3党で共闘する」としている。社民党も本部推薦が見送られ、両党とも党府連推薦で門川氏を推す。

 門川氏擁立をめぐっては、民主党府連が昨年11月、最初に「党単独候補」として立候補を打診。しかし、その後、自民、公明両党が相次いで党本部推薦を決め、門川氏も事実上、市議会与党の統一候補として立候補の決意を固めた。

 民主党府連によると、昨年12月下旬に党本部に推薦申請したが、本部から回答はなく、3日告示の選挙以降も推薦が出る可能性は極めて低いという。宇都宮壮一府連幹事長は「3党が一緒にやることに変わりはない。自民、公明両党には事情を説明しており、影響はない」としている。

 一方、社民党府連は「国会で自民、公明と対決しているのに、地方で共闘するのは党本部にも抵抗があった」として、府連推薦の形をとり、支援していくという。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008020200169&amp;genre=A2&amp;area=K10

2149片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 00:28:53
告示控え、高まる緊張
京都市長選の立候補予定者
 京都市長選告示前日の2日、立候補を予定している門川大作さん、中村和雄さん、岡田登史彦さん、村山祥栄さんの4人は、選挙戦の準備に慌ただしく動き回った。14日間の長い選挙戦に備え、夜には演説内容なども念入りにチェック。事務所のスタッフたちも「さあ、選挙」と緊張感を高めていた。

 門川さんは昼ごろ、伏見区内の駅前などで地元国会議員らと街頭演説。「いよいよ明日から市長選。京都の未来にとって大切な選挙」と呼び掛け、支持者らと握手するなど、本番さながらの動きを見せた。激励文や花などの飾り付けが整った中京区の事務所では、告示後の打ち合わせでスタッフたちが忙しそうに出入りしていた。

 中村さんは午後、節分祭でにぎわう左京区の吉田神社周辺へ。参拝客に駆け寄り、「2週間頑張り抜きます」と握手、また、握手。下京区の事務所では、告示に備え名前を記した大看板の設置も終え、選挙カーの点検も完了。夜になっても推薦状や支援者が書いた選挙用はがきが届き、にぎやかな雰囲気に包まれていた。

 岡田さんは午前中、趣味のマラソンの仲間や相談役を務める会社の知人などに電話で応援要請。午後から理髪店で身だしなみも整え、「100キロマラソン前日のように準備も十分。不安はない」と笑顔を見せた。下京区の事務所は、出発式の時間を問い合わせる電話の応対や、選挙カーの走行ルートの確認などで緊張感が漂った。

 村山さんは午後から市内の寺院で節分祭に参加した後、3カ所のミニ集会を回った。夕方からは中京区の繁華街に立ち、「体を張って命を懸けて京都のために尽くします」と叫んだ。通行人から「頑張って」と声を掛けられ笑顔で握手。中京区の事務所でも、ボランティアの学生が深夜まで選挙ポスターの搬送準備などに追われた。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008020200157&amp;genre=A2&amp;area=K10

2150片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 14:09:04
84億円に怪文書…米軍機移転めぐる岩国市長選きょう告示
2月3日5時2分配信 産経新聞


■前市長vs前衆院議員、住民も二分

 米軍岩国基地への空母艦載機移転問題をめぐり市長が辞職したことに伴う山口県岩国市の市長選が3日告示、10日投開票される。前市長の井原勝介氏(57)と前衆院議員の福田良彦氏(37)の無所属同士の一騎打ちとみられる。選挙結果は在日米軍再編に影響を及ぼすが、移転反対を訴える井原氏と、財政再建などを説く福田氏の争点が交錯したまま選挙戦に入りそうだ。
 「立派なんですがね」
 市役所の隣にガラス張り6階建てビルが、冬の瀬戸内のやわらかな日差しに輝いていた。3月末に完成を待つ新庁舎だ。それを横目に帰宅を急ぐ市職員はあまりうれしそうではなかった。
 今回の市長選は、新庁舎建設費問題が出発点だった。
 新庁舎の本体工事費は約81億円。うち6割を基地関連の補助金で賄おうとしていた。しかし、移転反対を理由に国は、本年度分の補助金35億円の交付をストップしようとした。そこで、当時の市長の井原氏が、これに代わる財源の予算化を目指し4回も議会に諮った。だが、移転容認派が多数の市議会が否決。辞任することを引き換えに予算を通した経緯があった。
 「約束を破られた。国のやり方を許してはいけない」
 市中央公民館で1月30日午後にあった集会。井原氏は、新庁舎建設費への国の姿勢を批判した。新市庁舎への補助金は当初、米軍普天間飛行場の空中給油機を受け入れることの見返りだった。しかし、国は昨年5月、基地の受け入れの段階ごとに交付金を出す米軍再編特別措置法を制定した。ある支持者は「信義の問題。仮に移転を受け入れた後、再び基地増強案が出たとき、どうなるのか。異議を唱えれば移転に伴う補助金も途中でカットされるかもしれない」。移転問題を最大の争点に掲げる陣営には、国への不信感が渦巻いていた。

 一方、公民館から約2キロ南東の道場では、福田氏が「第一の争点は生活の安全、安心。基地の騒音問題でも国と話し合わなければいけないのに今の状態では、どうしようもない」と声をあげていた。井原氏の側近だった市の元水道局長も壇上で「財政破綻(はたん)した夕張市みたいになる」と危機感をあおった。福田氏は移転で得られる国からの補助金をめぐり「現実的対応」を強調し、財政再建と経済発展を全面に掲げ、商工団体などを中心に支持を集めようとしている。
 市の財政事情は確かに厳しい。一昨年3月に周辺7町村と合併し新市が誕生したが、借金に当たる市債残高は旧市の635億円から1000億円台に増加。さらに課題として、県と市が債務保証をした愛宕山地域開発事業の跡地問題が財政再建に大きく立ちはだかる。宅地造成が中止となった跡地を国は米軍住宅の候補地としているが、移転問題の動向次第で市は負担分約84億円もの清算を迫られることになる。
 「米軍さんはありがたいが、騒音も我慢できない。(今回の選挙では)どちらを信じればいいのか」
 すでに、双方とも中傷を受ける怪文書も出ている前哨戦。市内の商店主は、移転反対派が勝った1昨年春の住民投票から前回市長選、そして今回の市長選と混迷の中で判断を求められるたびにジレンマに陥るという。
 真正面から移転の是非を問う井原氏と、財政や経済の将来に判断を求めてから「現実的対応」を訴える福田氏か。いずれの争点にも背景に移転問題があるが、論点がずれたまま再び住民を二分する激戦に突入しようとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080203-00000902-san-pol

2151片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 14:21:18
橋下節に疑問の声「あんたこそ憲法学べ」 岩国住民投票
2008年02月03日11時38分

 米空母艦載機移転をめぐり06年春に山口県岩国市が実施した住民投票に対する橋下徹・次期大阪府知事の発言に、憲法学者や政治学者らが首をかしげている。弁護士でもある橋下氏は、反論した前岩国市長の井原勝介氏を「憲法を勉強して」と痛烈に批判したが、「橋下さんこそ不勉強では」との指摘も出ている。

 橋下氏の発言が飛び出したのは1月31日。3日告示の岩国市長選で艦載機移転容認派が推す前自民党衆院議員の福田良彦氏を応援するビデオ撮影に応じた後、「防衛政策に自治体が異議を差し挟むべきではない」「間接代表制をとる日本の法制度上、直接民主制の住民投票の対象には制限がある」と持論を展開。井原氏が「国民が国政にものを言うのは当然」と反論すると、1日に「憲法を全く勉強していない」などと再反論した。

 橋下氏の発言に対し、小林良彰・慶大教授(政治学)は「この種の住民投票には法的拘束力がない。住民の意思の確認・表明なのだから、それを憲法が制限することはあり得ない」と指摘。「防衛は国の専権事項だが、基地問題は地元住民にとって生活問題だから、意見を言う資格がある。それは憲法が認めた言論の自由だ」と述べ、「橋下さんこそ憲法を勉強した方がいいんじゃないか」と皮肉った。

 小林節・慶大教授(憲法)は「橋下さんは憲法を紋切り型に解釈しているのではないか」と首をひねる。「地域の問題について住民の声を直接聞いて、その結果を地方自治体の意向として国に示して実現を図っていい、というのが憲法の考え方だ」と言う。

 奥平康弘・東大名誉教授(憲法)は「法的拘束力のない住民投票の是非について、わざわざ憲法を引き合いに出すこと自体が論外」と突き放した。「弁護士が『憲法』と言えば、いかにも説得力があるように聞こえるが、政治家として政治的な発言をしたまでのこと。人びとの注目を集め、目的は達成したんじゃないのかな」と冷ややかに語った。

http://www.asahi.com/politics/update/0202/SEB200802020019.html

2152片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 15:57:51
選挙:徳島市長選 加藤真志氏が出馬表明 生花園芸会社役員、民主の推薦受け /徳島
 任期満了に伴う徳島市長選(3月30日告示、4月6日投開票)に徳島市徳島本町3、生花園芸会社役員、加藤真志氏(60)が2日、民主党の推薦を受けて無所属での立候補を明らかにした。正式表明は、現職の原秀樹市長(52)に続き2人目。

 加藤氏は徳島市出身。広島大教育学部を中退し、生花園芸会社を経営。民主党県連の常任幹事なども務めた。

 この日は新町西地区再開発事業の白紙化などを盛ったマニフェスト素案も発表。「いまの行政には明るい未来が感じられない。会社経営の経験を基に、皆さんの声を市政の根本に」と抱負を語った。今後、意見を募集し具体的な数値目標を盛り込んだマニフェストを完成させる予定。民主党県連代表の仙谷由人・衆院議員は「徳島市は沈没しつつある。市長選は危機感を持ってやりたい」と話した。

 加藤氏は市民グループ「まち再生プロジェクト研究会」の代表世話人を務めていたが、同日、辞任を申し入れた。【深尾昭寛】

 ◇自民県連は現職の原氏、総務会で推薦決定

 一方、自民党県連は2日、徳島市内で常任総務会を開き、再選を目指す原市長の推薦を全会一致で決定した。

 推薦を申請していた原市長は「民主党が候補を擁立しており、厳しい選挙戦になるだろうが負けられない」と述べた。衆院議員の岡本芳郎・県連会長らは会見で「前回も自公で推薦しており、財政合理化など4年間立派に務められた。県内挙げて全力で戦う」と語った。【加藤明子】

毎日新聞 2008年2月3日

http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20080203ddlk36010237000c.html

2153片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 15:59:46
選挙:益田市長選 「一流の田舎まちに」新人・福原氏が立候補表明 /島根
 任期満了に伴い今夏行われる益田市長選に1日、新人の会社役員、福原慎太郎氏(34)=同市幸町=が立候補を表明した。福原氏は04年の前回選に立候補し、現職の牛尾郁夫氏(64)=3選を目指し既に立候補を表明=に敗れている。

 福原氏は益田商工会議所で記者会見し、「前回落選した日に再び立候補することを決意したが、4年前と手応えは全然違う。市の現状について市民が本当に危機感を持っている」と語った。

 また、「公共事業も減り、地域経済は大変厳しい。独自の生活文化と一体となった経済基盤をつくり上げ、政治の責任として財政再建に取り組んでいく。市民が誇りを持てる、一流の田舎まちを目指したい」と抱負を述べた。

 福原氏は同市出身。97年3月に早大を卒業後、本田技研工業に入社。松下政経塾を経て立候補した04年7月の前回選では、現職の牛尾氏とは約4000票差だった。【児子勉】

毎日新聞 2008年2月2日
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080202ddlk32010251000c.html

2154片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/03(日) 16:00:16
選挙:京都市長選 他陣営意識、早くも舌戦 新人4氏、臨戦態勢−−あす告示 /京都
 京都市長選は3日、告示される。出馬表明しているのは▽前市教育長、門川大作(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦▽弁護士、中村和雄(53)=共産推薦▽洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦(61)▽市議、村山祥栄(29)の無所属新人4氏。従来の共産対非共産相乗りの構図に、政党支援のない2氏が加わる形となりそうだ。各陣営とも決起集会などで他陣営を強く意識した発言を繰り返すなど臨戦態勢に入っている。【朝日弘行、藤田文亮、椋田佳代】

 「京都市政は日本一しっかりと同和問題の改革をした。それを知らずに『改革する』と言っているならバカだ」。桝本頼兼市長は1月20日、門川氏陣営の事務所開きで「同和行政の完全終結」を主張する中村、村山両氏への敵意をむき出しにした。

 中村氏陣営は共産の井上哲士・参院国対委員長が同17日の決起集会で、門川、村山両氏を批判。「三極」とも言われる選挙構図に言及し「『しがらみ陣営』が割れただけ。『二極』の選挙だ」と対決姿勢を鮮明にした。

 「しがらみがない」と自身をアピールするのは岡田氏。同25日の事務所開きで「(市役所)外部の、経済界の人間が新しい風を吹き込む」と主張し、他陣営との違いを強調した。

 一方、村山氏陣営は門川氏陣営への対抗意識をあらわにする。同24日の事務所開きで「中央では(自民と民主の)大連立構想が消えたのに京都では実現した。しかも社民党(府連)まで加わった」などと相乗り批判が上がった。

毎日新聞 2008年2月2日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080202ddlk26010318000c.html

2155片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 01:31:04
橋下氏「学者に生の憲法わかるか」 岩国住民投票めぐり
2008年02月04日

 米空母艦載機移転をめぐり山口県岩国市が06年春に実施した住民投票について、「憲法が間接代表制をとっている以上、直接民主制の住民投票の対象も絞られるべきだ」と批判している橋下徹・次期大阪府知事は3日、憲法学者らが「橋下氏こそ不勉強」と指摘したことに対し、「学者なんかに政治の現場での生の憲法がわかるわけがない」と痛烈に批判した。

 福岡県などが主催する「出会い・子育て応援フォーラム」に参加するため訪れた福岡市内で報道陣の質問に答えた。

 3日付の朝日新聞で憲法学者らが橋下氏の発言を批判したことに触れ、「机の上だけの憲法論しか知らない憲法学者にとやかく言われたくない。政治家は自分の憲法感覚をもって政治行動をしなければならない」と反論。「(東京都の)石原知事が、学者が国を滅ぼすと言ってましたが、まさにその通りと思います」と切り捨てた。

 ただ、「岩国の現場をどれほど知っているのか」と質問されると、「現場は知りません」と答えた。

 橋下氏は全国知事会長の麻生渡・福岡県知事とも意見交換し、「国に対して色々言っていかないといけないところもある」と協力を求めた。
http://www.asahi.com/kansai/osakatiji/OSK200802030028.html

2156片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 02:42:59
岩国市長選告示、2氏が届け出…米機移駐巡り一騎打ちへ
 米海兵隊岩国基地への空母艦載機部隊移駐問題を争点とする山口県岩国市長選は3日告示され、前自民党衆院議員の新人・福田良彦氏(37)と、再選を目指す前職・井原勝介氏(57)(いずれも無所属)が立候補を届け出た。10日に投開票される。

 日米両政府が合意した在日米軍再編計画によると、米海軍厚木基地(神奈川県)から艦載機など59機が岩国基地に移る。

 移駐容認派が推す福田氏は「騒音問題など市民の不安解決策を具体的に国と交渉する」と訴え、受け入れに柔軟な姿勢を示している。移駐反対の井原氏は「市民の不安がぬぐえず容認できない。アメとムチの手法で容認を迫る国のやり方も納得できない」と主張する。

 有権者は2日現在、12万2859人。

 ◆与野党も水面下で激突
 1日夜、岩国市民会館での福田氏の決起大会。冒頭、大型画面に大阪府知事に就任する橋下徹氏(38)の映像が映し出され、会場を驚かせた。橋下氏は「同年代同士、日本を変える意気込みで頑張りましょう」とエールを送り、大きな拍手が起こった。

 橋下氏が協力したのは、自民党の強い要請があったからだ。衆院補選の候補者決定を同党は市長選後に先送りにしている。岩国市は山口2区の最大の票田。福田氏が負ければ、福田政権で初の国政選挙となる補選でも苦戦が予想される。

 福田氏の集会には党所属の県議らが同行、票の掘り起こしを図っている。「目の前のハードルを越えなければ、次に進めない」と県連幹部は語る。

 公明党は、福田氏から要請がないため推薦や支持はしていないが、党の会合に福田氏を招くなど実質的に支援している。

 2日午後、同じ岩国市民会館で開かれた井原氏を支援する市民集会には、民主党や共産党の県議、市議らの姿があった。

 衆院補選への立候補を表明している民主党衆院議員の平岡秀夫氏(54)(比例中国ブロック)が登壇し、「国のやり方はひどすぎる。市長選で市民の気持ちを国に示してほしい」と井原氏を励ました。 

 民主党を支持する連合山口は「勝手連的に井原氏を支援する」と決定した。組合員に配るチラシには平岡氏と井原氏の顔写真を並べて載せている。

 6日には、連合の高木剛会長が岩国市入りし、加盟労組を回る。連合山口幹部は「井原氏が負ければ、衆院補選に向けて自民党が勢いづく」と警戒する。

 井原氏は、連合山口の側面からの支援に「正直ありがたい。次の選挙のこともあるんでしょうが……」と笑顔を見せた。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08020301.htm

2157片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 11:15:48
住民投票発言 橋下氏、批判に猛反発 福岡入り「憲法学者は机上論」
 大阪府知事に就任する弁護士の橋下徹氏(38)が3日、子育てをテーマにしたフォーラムに出席するため福岡市入り。報道陣に対し、米空母艦載機移転が争点の山口県岩国市長選をめぐる自身の発言への批判について「机の上の憲法論しか知らない憲法学者に、とやかく言われたくない」と猛反発した。

 岩国市は2006年、艦載機移転の是非を問う住民投票を実施した。反対票が多数を占め国と対立。3日告示された市長選でも最大の争点だ。

 橋下氏は大阪府知事選に当選後、この住民投票と市長選に関連して「国政の防衛政策に地方自治体が法律上の手続きを使って異議を挟むべきではない」と批判。解釈をめぐり、岩国市の井原勝介前市長や憲法学者らから異論が出ていた。

 これに対し橋下氏は3日、「住民の意思を無視しろと言っているのではない」と強調。市町村が実施する住民投票で国防の在り方が問われることについて「間接代表制というのは、住民のあらゆる意見をくみ取ったうえで、政治家が最適な施策を選択し政治を行っていくものだ」と、あらためて否定的な姿勢を示した。

 フォーラムでは、7児の父親としての子育て体験をユーモアを交えて語り、会場を沸かせた。また開会前、主催者で全国知事会長の麻生渡・福岡県知事と初対面。先輩格の麻生氏に対し「先を行かれる福岡県の子育て支援施策を勉強したい」「企業誘致のポイントは?」と述べるなど、謙虚な姿勢を見せていた。

=2008/02/04付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20080204/20080204_003.shtml

2158片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 22:51:33
岩国基地移転:愛知県知事が橋下徹氏の発言に疑問呈す
 「国の方針に対して、地方自治体もすべて唯々諾々とのみ込むのはおかしい」−−。米空母艦載機部隊の岩国基地移転の是非を問う山口県岩国市の住民投票(06年)について、大阪府知事選に当選した橋下徹氏が「防衛政策に関して、自治体が法律上の手続きを使って異議を差し挟むべきでない」と発言したことに対し、同じ弁護士出身の愛知県の神田真秋知事が4日の定例会見で疑問を呈した。

 神田知事は「住民投票は民主主義で重要な手段の一つ」と強調したうえで「地方として国の方針に納得できないことも当然あり、意思表示することもいいと思う」と述べた。一方で「私も弁護士から(愛知県一宮市長になり)市行政に入ったのは38歳でした。お互い地域のために頑張っていきたい」とエールも送った。【秋山信一】

【関連記事】
岩国市長選:米軍再編巡り、前市長ら2人が立候補
橋下徹氏:米軍岩国基地移転の住民投票発言で反論「批判は机上の憲法論」
在日米軍再編:「国防に異議、おかしい」 橋下・次期大阪知事、岩国移転反対派を批判
井原勝介氏:「国にもの言うのが責任」 「国防優先」橋下氏発言に、岩国前市長が反論
橋下ウオッチ:「かなりむちゃ言った」 大阪府幹部と7時間“対決”
毎日新聞 2008年2月4日 14時38分 (最終更新時間 2月4日 18時57分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080204k0000e010092000c.html

2159片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 22:52:22
橋下徹氏:米軍岩国基地移転の住民投票発言で反論「批判は机上の憲法論」
 大阪府知事選に当選したタレントで弁護士の橋下徹さん(38)は3日、山口県の米軍岩国基地への米空母艦載機部隊移転を問うため実施された住民投票を巡る発言が、憲法学者らの批判を招いていることについて「机上の憲法論しか知らない学者にとやかく言われたくない」と反論した。福岡市で報道陣の取材に答えた。

 橋下さんは先月31日、岩国市長選に出馬した移転容認派の福田良彦氏(37)への応援ビデオ収録後、「防衛政策に自治体が法律上の手続きを使って異議をさしはさむべきではない」などと発言した。 これに対し、憲法学者らからは「法律家とは思えない発言だ」「基地問題は生活問題であり、住民には意見を言う資格がある。憲法が認めた言論の自由だ」などと批判が相次いでいる。

 橋下さんは発言の真意について「住民の意思を無視しろとは言っていない。何でもかんでも住民投票をやってしまえば、多数意見だけに従って政治を動かさなければならなくなる」と強調。「間接代表制では、住民の意見をくみ取り、選良である政治家が決断すべきだ」と説明した。

 さらに「仮に過半数が賛成しても、市長はその他の事情を踏まえて決断すべきだ。法的拘束力がないなら、経費面からも住民投票のような手段を取るべきでない」と持論を展開した。【木下武】

毎日新聞 2008年2月4日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/kansai/osakaprefelection/news/20080204ddn041010019000c.html

2160片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 22:54:03
2008年京都市長選:新人4人が挑む−−告示 /京都
 12年ぶりに交代する新市長にふさわしいのは誰か−−。3日告示された京都市長選に、▽前市教育長、門川大作氏(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦▽洋傘製造卸会社相談役、岡田登史彦氏(61)▽前市議、村山祥栄氏(30)▽弁護士、中村和雄氏(53)=共産推薦=の無所属新人4人が立候補した。一時雪も降る寒さの中、14日間の選挙戦の火ぶたが切られた。【朝日弘行、藤田文亮、新宮達、椋田佳代】

 門川氏は午前8時半に出陣式。約500人を前に、国会議員代表として伊吹文明・自民党幹事長が「この人は必ず市民と同じ目線でやる」と門川氏をPR。繁華街の街頭演説では女性市議・府議が花を添えた。

 岡田氏は午前9時、約50人を前に第一声。フルマラソン32回、100キロマラソン7回を完走したという岡田氏は、白色のスポーツウエア姿で登場。並木康夫事務長が「開かれた市政にするため審判を仰ぐ」と訴えた。

 村山氏は午後1時から出陣式。約250人の支持者を前に、立候補要請した団体の代表らが「明治維新のように、若さをもって根本から改革できるのは村山君だけ」などと演説し、「エイエイオー!」と気勢を上げた。

 中村氏は午前8時40分、出発式。約400人を前に穀田恵二・共産党国対委員長が「住民税や国保料など雪だるま式に負担は増えている。中村さんで暮らしを守ろう」と演説。中村氏は花束を手に支持を呼びかけた。(人数は陣営発表)

 (届け出順)

 ◇市役所変わる改革を−−門川大作候補(57)

 この混迷の時代に、京都から新しい地方自治のモデルを作っていこう。私は京都の教育改革に現地現場主義で努力し、京都モデルと評価されるまでに前進させてきた。

 多くの市民と話をし、大変厳しい経済状況を実感した。同時に京都の大きな可能性に改めて自信を持ち、誇りを感じた。

 日本の社会はあまりに東京一極集中だ。京都の知恵、文化、産業、人間力を結集した時、素晴らしい京都ができる。そこに対立を持ち込んではならない。

 桝本市長の下で大胆な改革が進められてきた。私はもっともっと改革を進める。市役所が変わり、市民と揺るぎない信頼関係を作る。厳しい戦いだ。気を引き締めて京都の未来のために頑張る。

 [元]市教育長▽京都「おやじの会」連絡会顧問▽学校法人立命館評議員▽京都ユネスコ協会理事▽中央教育審議会教員養成部会・初等中等教育分科会委員[歴]市教委総務部長・教育次長▽教育再生会議委員▽立命館大=[自][公]

 ◇景観条例の見直しを−−岡田登史彦候補(61)

 立候補を決めるまでにいろいろな圧力が妨害として来たが、共産対非共産の二極化でいいのかと思い悩んだ。市民のプラスになるとは到底思えず決意した。微力ではあるが、マラソンで鍛えた誰にも負けない体力と知力を持っている。組織は何もないが市民の代表としてみなさんのために京都を変えたい。

 経済を再生しないとこのままでは京都は持たない。4、8年後には大変なことになる。この8年間では13万人が仕事を無くした。こんな大変な時期に市政は自らの首を絞めるような景観条例を作った。地価が下がり、このままでは税収は大きく下がる。悪政となった条例は見直しが必要。お年寄りや子供がもっと豊かな未来を享受できる京都にしたい。

 洋傘製造卸会社相談役▽京都商工会議所議員・中小企業対策委員会副委員長▽武庫川女子短大非常勤講師[歴]銀行員▽洋傘製造卸会社社長・会長▽京都ボランティア協会理事長▽同大院

2161片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/04(月) 22:54:26

 ◇ウミ出すタブー挑戦−−村山祥栄候補(30)

 この選挙で市民が何を求めているのか。不祥事続きの市役所内からではなく、いいかげんに「共産対非共産」の実質的に選択肢のない選挙はやめて、ということだった。しかし政治家たちが、民意を無視して相乗りの二極選挙にしようとした。民意なき選挙は、正義なき選挙だ。そこで私は立候補した。

 政治は税金の公平公正な分配をしなければならない。今の京都市民は、信頼のない銀行に預金させられているような不幸な状況。不祥事は、公務員の身分保障を逆手に取った雰囲気のまん延を断たねばなくならない。もはや市役所に自浄能力はない。タブーに挑戦し、長年たまったツケやウミを出し切ることができるのは、しがらみがない私しかいない。

 [元]市議[歴]衆院議員秘書▽リクルート社員▽専大

 ◇しがらみない市政を−−中村和雄候補(53)

 不公正な同和行政という鬼を京都市から完全に退治して、しがらみのない透明で公正・公平な京都市政を作るため、全力を尽くして走り続ける。

 弁護士として22年間、水俣病の被害者、非正規労働の若者、消費者金融に苦しむ中小企業などの立場に立ち活動してきた。弱い人の視点から市政を変えるのは私以外いない。

 格差のある教育はやめて、市民を大切にする教育に変える。働き方を変える公契約条例を作って、安心して安定して働けるようにする。国民健康保険料は1世帯あたり年平均1万円値下げする。市民の意見を市政に反映する区民協議会を設置し、新しい住民自治を京都から始める。市民の生活を支える市政を一緒に作っていこう。

 弁護士▽日弁連労働法制委員会委員▽日本労働弁護団常任幹事▽市民ウォッチャー・京都幹事▽自由法曹団幹事▽龍谷大法科大学院客員教授[歴]京都弁護士会副会長▽京大大学院法学研究科客員教授▽東北大=[共]

==============

 ◆4陣営選挙事務所◆

 【門川陣営】 中京区御池通新町北西角(075・254・8410)

 【岡田陣営】 下京区烏丸通五条上ル悪王子町430(075・342・2750)

 【村山陣営】 中京区木屋町通御池上ル一之船入町537の34(075・212・5862)

 【中村陣営】 下京区五条通東洞院東入万寿寺町128(075・353・7765)

毎日新聞 2008年2月4日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080204ddlk26010278000c.html

2162片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/05(火) 03:14:33
岩国市長選、横一線で競り合う…読売情勢調査
 読売新聞社は10日投開票の山口県岩国市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。新人で前自民党衆院議員の福田良彦氏(37)と、再選を目指す前市長の井原勝介氏(57)(ともに無所属)が、横一線で激しく競り合っている。

 有権者の4人に1人は態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 市長選は在日米軍再編に伴う米海兵隊岩国基地への空母艦載機部隊移駐受け入れに反対する井原氏の辞職に伴うものだ。受け入れに柔軟姿勢を示す福田氏との一騎打ちとなっている。

 福田氏は自民支持層の6割、公明支持層の6割強を固めた。井原氏は、実質支援する民主支持層で6割強の支持を得ている。支持政党のない無党派層では井原氏支持が4割強、福田氏が2割強となっている。

 移駐計画の日米合意案については「賛成」が15%、「地元の意見を反映して修正すれば賛成」が31%、「反対」が47%だった。「賛成」と答えた人の7割強は福田氏を支持した。「修正すれば賛成」では福田氏が6割弱、井原氏が2割弱の支持を得た。「反対」は井原氏支持が6割で、2割弱が福田氏を支持した。

 選挙の争点として特に重視したい問題(複数回答)は、〈1〉「基地や米軍再編の問題」(67%)〈2〉「市の行財政改革」(48%)〈3〉「地元経済の活性化」「医療や福祉の充実」(ともに47%)――などの順だった。

 調査は市長選告示の3日午後から4日にかけて、岩国市の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施した。有権者在住が判明した1251世帯のうち815人から回答を得た(回答率65%)。

(2008年2月5日03時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080205-OYT1T00033.htm

2163片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/05(火) 18:23:51
上尾市長に島村氏初当選 新人3氏との争い制す


当選から一夜明け、報告会で花束を贈呈された島村氏(右)と妻の喜美江さん(中央奥) 上尾市長選は3日、投開票され、元市議の島村穣氏(63)(無所属=自民・公明推薦)がいずれも無所属の新人3人を破り、初当選した。投票率は34・81%で、1992年(32・44%)に次いで過去2番目に低かった。当日有権者数は17万8585人。

 島村氏は、当選が決まった3日夜、JR北上尾駅東口前の事務所で「40年の市役所経験を基に市民の目線に立った街づくりをしたい」と新たな市政への抱負を語った。今後の課題について、「JR上尾駅の改修は継続する」と言及。「第2保健センターの建設による救急医療整備の充実」や「学校の耐震化など、教育の環境整備」などに積極的に取り組む姿勢を示した。

 選挙戦は島村氏のほか、元県議の山岸昭子氏(65)(共産推薦)、元県議の尾花正明氏(56)、元市議の黒須喜好氏(60)の新人4人が対決。新井弘治市長の支援や自民、公明両党の推薦を受けた島村氏が、幅広い支持を固めきった格好だ。

 山岸氏は「女性市長で市政を変えよう」と訴えたが及ばなかった。尾花氏は市政の見直しなどを公約に「チェンジあげお」を訴え、黒須氏は市民の声が届く市政の実現を訴えたが、ともに届かなかった。

 当選から一夜明けた4日、島村氏は午後1時30分と、同6時からの2回、北上尾駅東口前の事務所で支持者らに当選を報告した。冒頭、島村氏は当選証書を受け取ったことを伝え、「厳しい選挙だったが、これだけ多くの票をいただいたのは、寒い中、自分の名前を浸透させてくれたみなさんのおかげです」と感謝した。そのうえで、「上尾市を後退させることなく、さらに発展するよう市政を運営して行きたい」と語った。

       【上尾市長選確定票】

当23,514島村  穣63無新

 15,988山岸 昭子65無新

 14,936尾花 正明56無新

  7,220黒須 喜好60無新

(2008年2月5日 読売新聞)埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080204-OYT8T00828.htm

2164片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/05(火) 18:34:14
福田氏やや先行 岩国市長選、井原氏猛追
2008年2月5日 17時54分

 無所属2人が立候補した山口県岩国市長選で、共同通信社は4、5両日、世論調査を実施。取材も加味して情勢を探った。最大の争点となっている米空母艦載機移転に賛成で、自民党前衆院議員の福田良彦氏(37)がやや先行し、移転反対の前市長井原勝介氏(57)が激しく追い上げる展開となっている。

 ただ、有権者の2割近くがまだ投票する人を決めておらず、10日の投票日に向け福田、井原両氏の追い込みが勝敗を決めそうだ。

 艦載機移転に関しては「反対」「どちらかといえば反対」を合わせると55・9%で過半数。「賛成」「どちらかといえば賛成」の計36・0%を大きく上回った。

 投票先を決める基準については「候補者の艦載機移転に対する姿勢」を挙げた人が44・4%と最も多く、「候補者の政策内容」19・5%が続いた。移転には反対と答えながらも福田氏を支持している人もおり、有権者の複雑な心情がうかがえた。

(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008020501000630.html

2165片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/05(火) 20:32:39
小沢民主代表:岩国市長選からみで府知事当選の橋下氏批判
 民主党の小沢一郎代表は5日、大阪市内で記者会見し、大阪府知事選に当選した橋下徹氏が山口県岩国市長選にからみ、米空母艦載機部隊の移転をめぐる住民投票を批判したことについて「理解できない。国政の大きな背景はあるが、住民の納得を得なければ実際にはできない。住民がどういう判断を下すか見極めるしかない」と批判し、市長選の結果によって移転も判断すべきだとの考えを示した。

 岩国市では06年の住民投票と市長選で移転反対派が勝利。政府の補助金打ち切りをきっかけに、反対派の井原勝介市長が辞職して立候補し、出直し選になった。

 橋下氏は同市長選に立候補している容認派の福田良彦前自民党衆院議員を支援しており「防衛政策に自治体が法律上の手続きを使って異議をさしはさむべきではない」と発言。住民投票での勝利を背景にした井原氏をけん制する狙いとみられている。一方、民主党は井原氏に対し表だった支援はしていないが、井原氏が勝利すれば政府・与党には打撃になると見ている。小沢氏が橋下氏をけん制することで、間接的に井原氏を支援する構図になっている。【渡辺創】

毎日新聞 2008年2月5日 20時02分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080206k0000m010080000c.html

2166片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/06(水) 01:55:37
福田氏と井原氏が大接戦 出直し岩国市長選情勢調査
2008年02月05日23時23分

 米軍岩国基地への空母艦載機部隊の移転の是非が争点となっている山口県岩国市の出直し市長選(10日投開票)について、朝日新聞社は4、5の両日、市内の有権者を対象に電話調査を行い、取材で得た情報をあわせて情勢を探った。移転容認派が擁立した前自民党衆院議員の福田良彦氏と、移転に反対する前市長の井原勝介氏が、大接戦を繰り広げている。投票態度を明らかにしていない人が2割程度おり、選挙戦終盤に向けて両陣営は票固めに懸命だ。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、自民、公明両党が支援する福田氏は自民支持層の7割以上に浸透。公明支持層にも手堅く支持を広げている。無党派層からは4割強の支持を得ている。年代別にみると、30、40代では6割の支持を得ている。

 民主、共産、社民各党の支持者らが「勝手連」的に支援する井原氏は、民主支持層の7割以上をまとめ、共産、社民の支持層もほぼ固めた。無党派層の支持でも福田氏を上回る。主婦層や70歳以上の支持が厚い。

 争点となっている艦載機部隊の移転について、「賛成」と答えた人の9割は福田氏を支持。「反対」と答えた人の7割以上が井原氏を支持している。投票で移転問題を「重視する」と答えた人の6割以上が井原氏を支持。「重視しない」と答えた人の7割以上が福田氏を支持している。

 〈調査方法〉 4、5の両日、岩国市の有権者を対象にコンピューターで無作為に電話番号をつくる「朝日RDD」方式で1000人目標の電話調査を実施。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1091人、回答率は66%。

http://www.asahi.com/politics/update/0205/TKY200802050400.html

2167片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/06(水) 01:56:10
岩国市長選、両候補ほぼ一線 '08/2/6

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 無所属新人で自民党の前衆院議員の福田良彦氏(37)と無所属で前市長の井原勝介氏(57)の一騎打ちとなった岩国市の出直し市長選(10日投開票)で、中国新聞社は約500人への電話による世論調査に取材を加え、情勢を探った。両候補はほとんど並び、激しく競り合っている。ともに市民党を掲げて政党と一線を画しているが、党の支持層別では与野党対決の構図が固まりつつある。だが、3割近くが投票する候補を決めておらず、終盤までもつれ込みそうだ。

 福田氏は、米空母艦載機の岩国移転を容認する県議や市議らの支援を受け、自民、公明両党の支持層を中心に浸透。民主党にも支持を広げる。移転反対を貫く井原氏は、民主党に加えて、「勝手連的に応援」する共産党の支持層で先行。自民党の支持層への食い込みも目立つ。今回の出直し市長選への投票は、「必ず行く」が81・2%、「多分行く」が14・4%。「もう投票した」を合わせると96・0%で、市の将来を選択する選挙として関心の高さを反映する。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802060053.html

2168片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/06(水) 03:36:38
記者の目:大阪府知事選=犬飼直幸(大阪社会部)
 「僕は大阪が大好きで愛している。このままでは破滅です。消滅です。歴史を変えるのは皆さん方だ」。大阪府知事選最終日の1月26日。JR大阪駅前で、タレントで弁護士の橋下徹さん(38)の街頭演説を聴衆約2000人に交じって聞いた。橋下さんは選挙カーの上で、大きく腕を振りながら、激しく動き回って話す。政策も訴えず、具体的な内容はないのに、なぜか聴かせ、見せる。コンサート会場にいるような高揚感だけ残った。

 自民府連推薦、公明府本部支持を受けた橋下さんは翌日の投開票で圧勝。「2万%出ない」と断言しながら出馬に転じたことをきっかけに、私は「橋下さんは、どういう人なのか」と疑問に思い、自分なりの答えを求めてきた。しかし、いまだに見えてこない。

 核武装の容認など過去のテレビでの問題発言について聞かれると、「あれは話芸」とあっさり撤回した。選挙が始まると、笑顔と謙虚な言葉でやたらと好青年ぶりを振りまき、自公支持者の多い場所では直立不動で話した。一方で、若者が相手の演説では、「今までの候補は、じじいばっかり」と乱暴な言葉も使う。

 テレビで鍛えられた橋下さんは、演技巧者だった。橋下陣営幹部は「いくら政策を語れと助言しても、『自分のスタイルでやる』と受け入れない。選挙だから謙虚さを装わせたが、実態は頑固な自信家だ」と明かした。それだけでなく、橋下さん自身が「自分の主張ではなく、来てくれた人が聞きたい話をするのが政治家だ」と、胸を張ることに違和感を覚えた。政治家の基本は「主張」のはずで、橋下さんは奇妙だった。

 私は1年半前に大阪に赴任するまで、政治部で安倍晋三前首相や自民党の野中広務元幹事長らを担当した。タカ派とハト派の違いはあれ、2人とも自分の主張を大切にし、論戦で勝負した。野中氏は政界を引退して5年。今は82歳だが、地方や弱者を痛めつけた小泉改革への批判を続け、自らの主張を貫いている。

 知事選終盤、「政治家は具体的な主張をすべきでは」と質問してみたが、返ってきたのは「短い時間で具体的に話しても、聴衆の頭に残らない。一度試されたらいかがか」という言葉でしかなかった。テレビでは瞬間的に視聴者を楽しませるだけでいい場合もあるだろうが、選挙演説を同様に考えているようだった。

 橋下さんはパフォーマンス型という点で、小泉純一郎元首相と似ている。しかし、小泉元首相には郵政民営化や構造改革など、「小さな政府」路線に基づく信念があった。橋下さんからは、10年、20年先の大阪を見据えたビジョンは出てこない。橋下さんは、05年の郵政選挙の刺客騒動などドラマ性のある「劇場型」選挙というより、メッセージ性の薄い「ワイドショー型」選挙を展開した。

 自公は、次期衆院選への影響もあって、昨年11月の大阪市長選からの民主に対する連敗を阻止するため、橋下さんの知名度になりふり構わず頼った。選挙中、自民党国会議員から「勝てばいいんだ」という声を何回も聞いた。実際は全面支援しながら、表に出ない「政党隠し」も徹底し、橋下さんが正体を見せない「キャラ隠し」との二重偽装で、当選至上主義に徹した。

 狙い通り、橋下さんは大勝した。府民は何を期待したのか。大阪市に住む男子の大学4年生(22)は「良くなるか悪くなるか分からないが、停滞する大阪を一番変えてくれそう」と1票を投じた。リスクは高くても、若さとエネルギーに賭けたのだ。「万馬券を狙わないと、借金5兆円などは立て直せない」という声まであった。

 そして、当選直後に「前言撤回はもうしない」と言った橋下さんが、6日の知事就任を前に早くも公約の撤回を始めている。毎年2300億円の府債発行(借金)を認めない方針だったが、08年度予算が組めない現実が明らかになり、容認へと急転換した。府債の一部は地方交付税が充当されると知ったことなどがあるが、あまりに軽い公約転換と報道陣は指摘した。すると、「あらゆることを知らないと発言できないなら、今までの行政と変わりがない」と、勉強不足を棚に上げて反論する。では、政治家の言葉の重みとは何か。

 いつまで、「話芸」でいくつもりか。現実的な政策を打ち出し、そこに自らの評価をかけるのは当然のことだ。生活を何とかよくしてほしいと1票を投じた府民の姿は、橋下さんの胸の中にはあるのだろうか。それを思わずして、何のために知事を目指したのか。

毎日新聞 2008年2月6日 0時02分
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20080206k0000m070144000c.html

2169片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/06(水) 19:49:35
松本市長選 独自候補の擁立断念
現職批判グループ「結果出なかった」
 3月の松本市長選に向け、現職に批判的な立場で活動する市民グループ「松本の活力を取り戻す市民の会」が、独自候補の擁立を事実上断念した。5日、松本市内で開かれた役員会後、宮坂雄平代表(74)が「結果が出なかった。今のところ、会として交渉を予定している人もいない」と話した。

 これにより、同市長選は1期目の菅谷昭氏(64)、元市収入役の市川博美氏(49)による一騎打ちとなる可能性が高くなった。

 同会は昨年12月、有賀正・前市長の後援会メンバーらが中心となって発足。「市長は顔の見える存在でなくてはいけない」などと現市政を批判し、地元県議の萩原清氏(57)や企業経営者など計5人に、対抗馬としての立候補を打診してきたが、いずれも断られ、「手詰まりになった」という。

 今後も会としての活動は続ける方針で、宮坂代表は、「完全にあきらめたわけではなく、門戸は閉じない。我こそはという人が出てくれば、話を聞きたい」としている。

(2008年2月6日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080205-OYT8T00688.htm

2170片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/06(水) 19:55:28
知事選告示まで1か月前哨戦次第に熱帯びる
出馬予定5氏街頭演説や支援者回り
 潮谷知事の後任を決める知事選(3月6日告示、23日投票)の告示まで、6日であと1か月となった。立候補が確実視される5人(無所属新人)は早朝、街頭で政策を訴えたり、集会を重ねたりして有権者への浸透を図っており、前哨戦は次第に熱を帯びつつある。

 元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)は1月19日に熊本市に後援会事務所を設置。支援組織「日本一魅力あふれる熊本づくりを実現する会」も結成され、着々と準備を進めている。後援会幹部は「『熊本を良くしよう』という思いを持った個人や団体と連携していきたい。財政や危機管理のプロという経歴を前面に出したい」と話す。

 北里氏は5日、水俣市の支援者回りなどを行った。熊本市内の幹線道路沿いなどで早朝の辻立ちも始めており、県民の暮らし向上のための施策を中心にマニフェストをまとめる。

 川辺川ダム建設反対を掲げる相良村長・矢上雅義氏(47)はこの日午前、臨時村議会に出席し、辞職願(6日付)が同意されるのを静かに見守った。午後はラジオ番組の取材に応じ、村長室の片付けに励んだ。

 立候補表明以降、出席を求められた会合や、小規模の座談会などで支援を求めてきており、辞職に伴い、活動を本格化させる。村内に加え、大票田の熊本市にも後援会事務所を構える予定だ。矢上氏は「今まで培った経験や人脈を生かし、県民全体の暮らしが豊かになるよう努力していきたい」と意気込む。

 元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)は5日、支援候補の絞り込みを進める民主党県連の鎌田聡代表代行の面談を受けた。

 終了後、記者会見した鎌倉氏は「『支持をいただければありがたい』と伝えた。川辺川ダム問題などで同調できる部分が多かった」と述べ、支援に期待を寄せた。鎌田代表代行は「政策的に近いと改めて感じた」とし、6日の北里氏との面談と合わせ、来週にも支援候補を決める考えを示した。鎌倉氏の後援会は高校の同級生らが中心。17日に熊本市で後援会事務所開きをする。

 元自民党衆院議員・岩下栄一氏(61)は1月25日に熊本市内に後援会事務所を開いた。県議、衆院議員時代の人脈を生かした活動を展開し、「経済、農業、教育の振興に取り組み、熊本を愛する人と一緒に古里を繁栄させたい」と訴える。

 5日午前は同市の幹線道路沿いで街頭演説。通勤する人たちに政策を訴えた後、企業の朝礼に顔を出したり、母校の同級生が主催するミニ集会に出向いたりした。岩下氏は「体がいくつあっても足りないほど忙しい。今後は県内一円に足を運び支援をお願いしたい」と気を引き締める。

 自民党県連の支援を受ける東京大法学部教授の蒲島郁夫氏(61)は5日早朝、同市の田崎市場を訪れ、防寒着と長靴姿で業者らと笑顔で握手を交わした。

 蒲島氏は鹿本高から農協、米ハーバード大大学院を経て東大教授になった経歴を強調し、「逆境を乗り越え夢を実現してきた。その経験を熊本づくりに生かしたい」と訴える。かばしま郁夫後援会の星子昭宇さん(65)は「出遅れたが、盛り返して知名度を上げたい」と話す。地元鹿本地区の後援会や同党県連などでつくる「熊本に夢の会」を支援の中心としている。

(2008年2月6日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080205-OYT8T00638.htm

2171片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/07(木) 23:29:18
岩国市長選、水面下の攻防激しさ増す…与野党、衆院補選にらみ
 10日投開票の山口県岩国市長選で、前自民党衆院議員・福田良彦氏と前市長・井原勝介氏が競り合う中、各政党のテコ入れが強まってきた。市長選の結果が衆院山口2区補選(4月27日投開票)や次期衆院選に向けた戦略を左右しかねないためだ。

 両氏はともに「市民党」を掲げているが、水面下では与野党の攻防が激しさを増している。

 「福田氏は当初、随分離されていたが、差はほぼ詰まりかけている」

 5日、国会内で開かれた自民党役員連絡会で、古賀誠選挙対策委員長が市長選の情勢を報告。伊吹幹事長は「50票、100票差となる可能性がある。知り合いに電話で投票を呼びかけてほしい」と指示した。

 苦しい政権運営が続く与党は山口2区補選を「反転攻勢のチャンス」(自民党幹部)と位置づけており、市長選で弾みをつけたいとの思惑がある。自民党は福田氏の意向を踏まえて幹部や閣僚の応援演説を控える一方、国会議員秘書らが企業回りや電話かけなどを続けている。

 公明党と支持団体の創価学会も、同党の太田代表が山口県選出の安倍前首相から支援要請を受けたこともあり、「福田氏への投票を徹底させる」(創価学会関係者)としている。

 補選では、道路特定財源などをめぐる与野党の取り組みに有権者の判断が下されるとみられ、衆院選の時期など今後の政局を占う上でも重要な選挙と位置づけられる。

 このため、民主党も補選をにらむ。同党は、前回衆院選で福田氏に敗れた平岡秀夫衆院議員(比例中国ブロック)を擁立する方針で動き始めている。

 井原氏勝利による相乗効果を期待する一方、市長選で党派色を薄めることで、補選で移駐容認派の票を取り込もうとの計算もあるようだ。

 ◆期日前投票数は前回の2倍以上のペース
 山口県岩国市長選は、期日前投票が前回市長選(2006年4月)の2倍以上のペースで好調な出足を見せ、市民の関心の高さを示している。

 期日前投票の投票者数は6日までの3日間で計7135人(前回同期3241人)、前回の総数は1万667人だった。9日までこのペースで推移すれば2万人を上回る可能性もある。

 前回の投票率は65・09%。市選管は好調な期日前投票数に合わせ、投票率も上がるとみている。

 有権者数は2日現在、12万2859人。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_08020702.htm

2172片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/08(金) 02:17:08
選挙:山口・岩国市長選 福田、井原氏「横一線」 旧市部での得票がカギ
 米空母艦載機部隊の移転の是非を最大の争点にした山口県岩国市の出直し市長選は10日の投開票まで残り3日。移転の条件付き容認を表明している新人の前自民党衆院議員、福田良彦氏(37)=無所属=と、移転反対の前市長、井原勝介氏(57)=同=の舌戦は過熱している。両陣営とも情勢を「ほぼ横一線」とみており、終盤の追い込みに全力を尽くす。

 「子供や高齢者向けのサービスがなくなっていく」。福田氏は市の財政難を強調し、井原氏の市政運営を痛烈に批判する。学校施設の耐震化など「生活が基本」の姿勢を前面に打ち出す一方、移転容認、反対両派の対立で「基地疲れ」が見え始めた住民に「対立よりも協調」を呼びかける。

 中盤に入り、陣営から「合併前の旧町村部の手応えは十分」との声が出始めた。旧岩国市部の住民に比べ基地問題になじみが薄いうえ、厚い保守地盤。「各省庁に働きかけ、予算を引き出す」との主張も受け入れられやすい。陣営は「有権者の3分の2を占める旧市部で互角の戦いに持ち込めれば勝てる」と皮算用する。

 対する井原氏は「財政破綻(はたん)なんてウソ偽り。米軍再編から争点をそらし(移転反対を)あきらめさせようとしている」と反論。福田氏を「(国から)送り込まれて来た刺客のような人」と断じる。

 移転反対を理由にした新市庁舎補助金の凍結など「国の仕打ち」に対する怒りをあらわにし、「移転反対」が約87%を占めた06年の住民投票で示した民意の再結集を呼びかける。

 福田陣営とは逆に、従来支持が多いとされる旧市部の票を固めたうえで、旧町村部での票の上積みを狙っている。【大山典男】

毎日新聞 2008年2月7日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080207ddp001010003000c.html

2173片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/08(金) 02:18:00
洛書き帳:最近、選挙が話題です… /京都
 最近、選挙が話題です。派手な言動で注目度抜群の橋下徹氏が当選した大阪府知事選、オバマ、クリントン両氏らがしのぎを削る米大統領選の指名候補争い。さて、わが京都市長選▼89年以来の4氏立候補ですが、「盛り上がっていない」との声が各陣営から聞こえ、投票率が前回(38.58%)に届かないと予想する政党関係者も少なくありません▼有権者の意思表示は、何も候補者の名前を書くだけではない。白票や「適格者なし」と書かれて投じられる票も、痛烈な批判票。棄権では伝わりません。低投票率に寛容な社会は、自らや家族の未来に無関心な社会と言えます。投票日は17日です。【藤田文亮】

毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080207ddlk26070560000c.html

選挙:小浜市長選 松崎県議が出馬表明 /福井
 8月の任期満了に伴う小浜市長選に、県議の松崎晃治氏(50)=同市生玉=が6日、立候補表明した。

 松崎氏は教員などを経て95年県議に初当選し、4期目。「財政健全化が急務。議会経験や培った人脈を生かして取り組みたい」と述べ、機構改革などでスリム化を図る考えを示した。現市政が進める食のまちづくりについては「ブランド戦略や、研究機関との連携で産業として確立させる」と話した。原子力関連施設の誘致は否定した。

 同選には、村上利夫市長が不出馬。会社社長、鳥居昭彦氏(54)が立候補を表明している。【高橋隆輔】

毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20080207ddlk18010635000c.html

2174片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/08(金) 02:18:25
選挙:岩国市長選 井原候補支持で岩国入り、連合会長が応援演説 /山口
 ◇福田候補は川下地区で訴え

 米空母艦載機部隊の岩国基地移転が争点の出直し岩国市長選で、移転反対の前市長、井原勝介候補(57)=無所属=を「勝手連」で支援する連合の高木剛会長が6日に岩国市入りし、JR岩国駅前で応援演説した。

 高木会長は、国が凍結した新市庁舎補助金問題にふれ「井原さんが『約束は守ってくれ』と言うのは当たり前」と指摘。市長選について「井原さんが市長を明け渡すことになったら、日本の地方自治はおしまい」と市民に支持を呼びかけた。

 これに先駆けて、4月の衆院2区補選に出馬する意向を表明し、井原氏を実質支援する民主党の平岡秀夫衆院議員も街頭演説した。両氏はこの後、井原氏の選挙事務所を訪れ、激励した。

 一方、移転容認派で前自民党衆院議員の新人、福田良彦候補(37)=同=は6日、基地に隣接する川下地区などで街頭演説し、支持を訴えた。【内田久光】

〔山口東版〕

毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080207ddlk35010736000c.html

2175片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:05:18
選挙:草津市長選 自民県連が伊庭氏「支持」 /滋賀
 任期満了に伴う草津市長選(17日告示、24日投開票)で、自民党県連が7日、現職の伊庭嘉兵衛氏(65)を「支持」すると発表した。

 記者会見した同党草津市連絡協議会は「立候補予定者間で政策の違いはないが、現職の実績を評価した」とした上で、「市民派を掲げる伊庭氏に配慮した」とし、党員に対する拘束力のない支持にした。

 同市長選では、民主、社民、対話の会が新人で元市政策推進部長の橋川渉氏(58)を推薦している。【阿部雄介】

毎日新聞 2008年2月8日
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080208ddlk25010609000c.html

再編の是非:出直し岩国市長選 選挙戦あと2日 両陣営、最後の盛り上げ必死 /山口
 岩国市の出直し市長選の選挙運動期間は、残すところあと2日。新人で自民前衆院議員の福田良彦候補(37)と、前市長の井原勝介候補(57)が激しく競り合っており、両陣営は最終盤の盛り上げに必死だ。

 福田候補は岩国青年会議所や同級生など同年代の仲間を連れて街頭演説し、「岩国を変えよう」の大合唱で締めくくる。

 支援する市議の1人は「米大統領選の候補指名争いで、オバマ上院議員が『チェンジ』を訴え、上昇ムード。若者は変化を求めている」と解説。陣営は「高齢者層は井原氏支持が多い」との読みに立ち、20代から40代での支持拡大を狙う。

 一方の井原陣営には、県内外からさまざまな応援団が続々と岩国入りする。薬害エイズ訴訟で国と渡り合った川田龍平参議院議員が駆けつけ、8日の個人演説会や、9日の街頭演説に同行する予定。また、勝手連的に支援する社民党は、辻元清美衆院議員らを投入する。

 支援する市議は「全国の注目を受けて、手応えは十分」と話している。【大山典男】

〔山口版〕

毎日新聞 2008年2月8日
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080208ddlk35010399000c.html

2176片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:05:58
再編の是非:出直し山口・岩国市長選 衆院山口2区で与野党、動き活発化
 ◇補選前哨と位置付け

 山口県岩国市の出直し市長選で、共に「市民党」を掲げる新人の前自民党衆院議員、福田良彦氏(37)=無所属=と、前市長、井原勝介氏(57)=同=が激しく競り合う背後で、4月の衆院山口2区補選をにらんだ与野党の動きが目立ち始めた。与野党とも同市長選を、福田政権発足後初の国政選挙となる2区補選の前哨戦と位置づけているためだ。

 自民、公明は、米空母艦載機部隊の岩国基地への移転を条件付きで容認している福田氏を、民主、共産などの野党は反対の井原氏を事実上支援している。

 「全56支部の総力を結集してほしい」

 2日、山口市であった自民党支部長・幹事長会議。長谷川忠男県連幹事長が福田氏支援を公然と呼びかけた。「陣営の希望で推薦はできないが実際には『超公認候補』だ」と県連関係者は明かす。

 公明党県本部も5日、山口市で緊急幹事会を開き「自前候補並み」の応援を全員一致で確認した。同党の岩国市議らは1月に井原市政を批判するミニ集会を60回以上も開催。「時間はかかったが、支援団体の理解を得た」と幹部は話す。

 一方の民主党は、小沢一郎代表が5日の会見で、艦載機移転問題に触れ「住民の納得を得なければ、実際的には(移転は)できない」と述べ、井原氏を援護射撃した。

 民主最大の支持母体の連合山口も井原氏を支持。6日には、井原氏と「二十数年来の知己」という高木剛・連合会長がJR岩国駅前で演説し、組織引き締めを図った。

 2区補選では、自民は公認候補が未定だが、民主は平岡秀夫衆院議員(比例中国)が出馬の意向。平岡氏は1月中旬の集会で「相手(与党)は市長選を補選の前哨戦とあおっている。その気なら私は受けて立つ」と井原氏にエールを送った。【住田里花、内田久光】

毎日新聞 2008年2月8日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080208ddp041010030000c.html

2177片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:06:34
再編の是非:出直し山口・岩国市長選 旧町村部、基地問題より地域活力
 ◇過疎・高齢化進む旧町村部

 米空母艦載機部隊移転の是非を争点に、10日投開票される山口県岩国市の出直し市長選。市民が示す民意が全国的に注目される中、その視線に戸惑う住民もいる。06年の合併で、「基地の街」に組み入れられた旧7町村では、過疎化や高齢化が進み、市の財政難も行政サービスの低下に拍車をかけている。旧町村の住民たちは、争点とは異なる視点から今回の選挙を見つめている。【島田信幸】

 市街地から車で50分走ると、人口約4800人の旧美和町に着く。高齢化率は約37%。町内に二つある小学校の児童数は計約250人に過ぎない。

 小雪の中、県道前の広場には、地元ソフトボールチームの子供たちの歓声が響いていた。コーチの坂本剛さん(40)は「ここでは男子はソフト、女子はバスケットボール。競技を選べるほど、児童も指導者もいませんから」と苦笑した。

 旧美和町では、合併後の経費削減策で補助金が削られ、隣町の小学校を加えた3校合同の水泳と陸上の大会が中止になった。高齢者を対象にした「シルバー運動会」も合併前の05年を最後に途絶え、市の財政難の影響は高齢者にも及んでいる。

 合併前、旧岩国市には約600億円の借金があり、合併後は旧町村分を加えて約1000億円を超えた。さらに三位一体の改革で地方交付税なども前年度より9億円減少。その構図は全国の地方都市と変わらない。だが、市は合併の最大の恩恵だった特例債の一部を、国が止めた市庁舎建設費の穴埋めに使い、「過疎対策費が減る」という不満が出るようになった。

 市の財政難について、移転容認の立場の福田良彦候補(37)は「どの役所のどの扉をたたけば、予算が付くか知っている」と、国とのパイプを強調。これに対し、反対の立場の井原勝介候補(57)は「行政改革をすれば、借金は必ず減る」と訴える。

 中止になったシルバー運動会は、地区対抗で優勝旗を争い、応援合戦もあった。華やかなりしころの思い出を振り返りながら、地区の老人は「財政が苦しいのは理解できる。基地問題に比べれば、小さなことかもしれない。だが、交流こそが地域の活力だった」と嘆いた。

毎日新聞 2008年2月7日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080207ddp041010028000c.html

2178片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:08:23
’08前橋市長選:市政の課題を議論 3氏公開討論会、市民ら300人集まる /群馬
 10日告示される前橋市長選(17日投開票)の公開討論会(前橋青年会議所主催)が6日、同市千代田町の前橋テルサで開かれた。出馬表明している現職の高木政夫(57)、前自民党県連幹事長の金子泰造(63)、共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏(59)の3氏が出席。市民ら約330人を前に市政課題について議論した。

 群馬大社会情報学部の小竹裕人准教授がコーディネーターを務め、産業振興策▽中核市、政令市、道州制の問題▽中心市街地の活性化−−などについて質問。政令市、道州制について、生方氏が反対し、高木、金子両氏との違いを明確にした。

 また、高木、金子両氏が市長選を巡って市内に出回る中傷文書について触れたり、相手の発言に反論するなどして、小竹氏がいさめる場面もあった。

 3氏の発言は公約集などに書かれた従来論に終始。会場には空席も目立った。終了後、小竹氏は「政策論については私からは言えないが、人物像は見えたのではないのか」と述べた。【杉山順平】

毎日新聞 2008年2月7日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080207ddlk10010196000c.html

2179片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:25:10
松本市長選まで1か月  “市民派”一騎打ちか
元上司と部下見えにくい争点 
 松本市長選(3月16日投開票)の告示(同9日)を1か月後に控え、保守系の候補擁立が難航する中、1期目の菅谷昭氏(64)と、元収入役の市川博美氏(49)による一騎打ちの構図が固まりつつある。元上司と元部下の対決で、ともに市民との「協働」を掲げる「市民派」。争点は見えにくく、盛り上がりを欠く状況となっている。(山下寛人)

 昨年5月に市制施行100周年を迎え、菅谷氏は「記念行事に全力を傾ける」として、市長選への態度を保留し続けた。1月21日になって、「主要な行事が一段落した」と、出馬表明に踏み切った。

 前回選で菅谷氏は、「まつもと市民芸術館」に代表されるハード面の整備に力を入れた前市長を批判する市民有志の要請を受け、県衛生部長を辞して出馬した。4選を目指した前市長への多選批判もあり、「市民が主役。行政は黒子」と訴えた菅谷氏が、元市議会議長を交えた三つどもえの選挙戦を制した。

 この4年間には、健康づくり、危機管理、子育て支援の頭文字をとった「3Kプラン」を最重点施策に掲げ、乳幼児医療費無料制度の所得制限廃止などを実現した。再選に向けては「ベースは変わらない。市民が主役の街づくりに引き続き取り組む」と話す。

 一方の市川氏は2004年10月、菅谷氏に請われて、県NPOセンター事務局長から収入役に就任した。会計管理という本来の仕事だけでなく、「市民協働」「男女共同参画推進」担当の特命を受け、菅谷氏と二人三脚で新しい市政実現に取り組んだ。

 しかし、昨年3月、地方自治法改正による収入役廃止に伴って、市川氏は退任。経過措置として、残りの任期1年半は在任が可能だったが、「不要と決まった役職。人件費もかかる」と、辞表を書いた。

 その市川氏を、街づくり活動に取り組む市民団体の女性たちが中心となって担ぎ出した。前回選で菅谷氏を支持した人たちの一部が、「大きな変化がなかった」「市長の顔が見えない」と失望感を抱き、新たな「市民派」を求めたのだった。1月24日に出馬表明した市川氏は「(菅谷氏は)市民や市職員とのコミュニケーションが不足しているのではないか」と指摘した。

【保守系は擁立難航】 

 2人がともに掲げる理念は「協働」。菅谷氏が「市民が主体的に取り組み、行政が補完する」と定義づけるのに対し、市川氏は「市民と専門家、行政の3者でシンクタンク(調査研究機関)のような組織を作り、問題解決を図る」と語る。

 政党色のない2人が名乗りを上げる一方で、前市長の支持者らが中心となって昨年12月に発足させた「松本の活力を取り戻す市民の会」は今月に入って、独自候補擁立を事実上断念した。

 保守色の強い同会は、現市政を、「どんな街づくりをしたいのか、明確でない」と批判。経済の活性化、観光振興といった具体的な政策の実現を目指し、地元県議の萩原清氏(57)ら5人に出馬を打診してきたが、いずれも固辞された。

 同会の宮坂雄平代表(74)は「抽象的ではなく、具体的な政策を打ち出せる人が必要だ。このままでは、市民に分かりにくい選挙になり、投票率も大きく低下する」と焦りを口にするが、手詰まりの状況だ。

 2005年4月に4村を編入し、面積約920平方キロ・メートルと県内1の広さになった松本市。周縁部の活性化や、広域的な観光の振興など課題は山積し、停滞感も強い。課題にどう取り組むか、出馬表明した2人から、具体的な言及はまだない。市民の関心を盛り上げるためにも、現実を踏まえた政策論争が求められる。

(2008年2月8日 読売新聞)長野
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080207-OYT8T00776.htm

2180片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/09(土) 01:48:51
民主・県民クラブ、支援候補巡り分裂選挙か…知事選
 3月6日告示、23日投票の知事選で、民主党議員2人と無所属議員5人でつくる県議会会派「民主・県民クラブ」が分裂選挙の様相を呈しつつある。元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)か元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)を支援する方針の民主党に対し、無所属議員の間で自民党が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)を推す動きが出ているからだ。今後の展開次第では、知事選後にしこりを残しかねない状況となっている。

 蒲島氏は6日夜、熊本市内での集会で約40分間にわたって出馬の動機や経緯、知事選への思いなどを語った。集会は、熊本市を選挙区とする同会派の渡辺利男代表と平野みどり議員が用意したもので、両議員の支持者や同会派の鬼海洋一議員ら約50人が出席した。渡辺代表は「蒲島氏を勝手連的に支援したい」とあいさつ。無所属議員は、県議選で連合熊本の推薦を受けており、終了後は「連合熊本の判断を待って最終的に対応を決めたい」と述べた。

 これに対し、民主党県連知事選対策本部長で同会派所属の鎌田聡議員は、「政党人ではなく、個人の思いで決められたことであり、やむを得ない」と静観する構え。

 連合熊本は、次期衆院選で政権交代を狙う民主党を支持する立場から、自民党と同調するかのような動きを見せる無所属議員に厳しい視線を送る。上田淳事務局長は「連合が対応を決めるまで支援候補などの態度表明は控えるよう要請しており、好ましくない」と不快感を示す。

 渡辺代表ら3人は昨年12月下旬、上京して蒲島氏と会談。「人物、政治理念とも知事にふさわしい」と民主党県連にアピールした。同県連も有力候補の1人に位置付けたが、自民党県連が支援を決めたため、支援対象から外した。

(2008年2月8日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080208-OYT8T00088.htm

2181片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/10(日) 01:54:00
知事選の対立再び 前橋市長選あす告示
 前橋市長選は10日、告示される。これまでに、再選を目指す現職の高木政夫氏(57)(民主支持)、新人で前県議の金子泰造氏(63)(自民、公明推薦)、新人で共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏(60)(共産推薦)の3人がいずれも無所属で、出馬を表明しており、前回同様、三つどもえの選挙になる見通しだ。高木、金子両氏は昨夏の知事選でそれぞれ小寺弘之前知事、大沢知事を支援し、その対立が持ち込まれたことから、激しい選挙戦が予想される。投開票は17日。

 高木氏は、JA前橋市や県建設業協会前橋支部など各種団体から推薦を受ける。昨秋以降、市政報告会を60〜70回開き、約100か所で街頭演説をこなす。「暮らし優先 元気で楽しい前橋実現」をキャッチフレーズに、253億円の市債残高縮減などの実績を強調。市政継続に理解を求めるとともに、新しい清掃工場の必要性などを訴える。

 自民党県連幹事長を務めた金子氏は、県看護連盟など約500団体の推薦を得た。自民、公明両党の地元選出国会議員や県議、市議を軸に組織をフル稼働。市内各地区でミニ集会や街頭演説を重ねる。「独断専行」などと現市政を厳しく批判する一方で、「国や県との連携」を掲げ、JR前橋―高崎駅間のシャトル化事業着手などを訴える。

 生方氏は、1月22日の立候補表明以降、連日、推薦を受ける共産党市議らでつくる「民主市政の会」のメンバーらと市内全域を街宣車で回っている。「いのちと暮らしを守るあたたかい市政」を旗印に、1日約20か所で街頭演説を行い、主婦や中低所得者層をターゲットに、格差是正や子育て支援策などの重点政策を訴える。

 市選管によると、昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は25万9841人。

(2008年2月9日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080209-OYT8T00183.htm

2182片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/10(日) 01:56:49
藤沢市長選 5新人出馬か
あす告示 保守分裂の混戦模様
 藤沢市長選は10日、告示される。保守系3人を含む無所属の新人5人が出馬表明しており、乱立模様で保守分裂の混戦となりそうだ。17日に投開票される。

 出馬を予定しているのは、元市議の海老根靖典(52)、元県議の星野剛士(44)、元県議の矢後清太郎(59)、元市議の柳谷亮子(62)、元中学校教諭の平本茂子(78)の5氏(表明順)。

 現職の山本捷雄市長(63)が2006年12月、早々と4選不出馬を表明。間もなく海老根、星野両氏が出馬表明、1年以上準備を進めてきた。矢後、柳谷、平本の3氏は、昨年11〜12月に相次いで表明した。

 海老根氏は、同じ松下政経塾出身の松沢知事や中田宏・横浜市長らとのネットワークを強調。「一生住み続けたいまちづくり」を掲げている。

 星野氏は、40歳代の若さで、県議を3期務めた実績をアピール。出馬を前に自民党を離党。「湘南の中核都市としての活力を高めたい」と訴える。

 矢後氏は、健康と環境を大切にする生活様式「ロハス」を基軸としたまちづくりを目指す「湘南ロハス宣言」をキャッチフレーズに浸透を図っている。

 柳谷氏は、市民団体「女性市長をつくる市民の会」が擁立し、共産、社民が支援する。障害者福祉に携わった経験から、福祉都市実現を公約とする。

 平本氏は、前回市長選に続く2度目の挑戦。税金の無駄遣いをなくし、安全・安心のまちづくりを掲げる。中学教師時代の教え子らの支援を受ける。

 保守分裂で、自民は推薦を出しておらず、市議が各自の判断で候補を支援する。参院選で躍進した民主も独自候補擁立を目指したが、結局、どの候補にも推薦は出していない。公明は1月に自主投票を決めた。

 市議補選(欠員1)も10日に告示される。自民が推薦、民主、神奈川ネットがそれぞれ公認する3人が出馬を予定している。

 昨年12月2日現在の有権者数は、32万4927人。

(2008年2月9日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080209-OYT8T00072.htm

2183片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/10(日) 13:49:11
門川氏、やや先行
京都市長選の中盤情勢 中村氏が追い上げ
 17日投開票の京都市長選について、京都新聞社は9日までの3日間実施した世論調査に、これまでの取材を加味して情勢を探った。現職の引退に伴い無所属新人4人が争う中、市政の継承・発展を目指す前市教育長の門川大作候補(57)=自民党、公明党、民主党府連、社民党府連推薦=がやや先行し、市政刷新を訴える弁護士の中村和雄候補(53)=共産党推薦=が激しく追い上げ、これに前京都市議の村山祥栄候補(30)が続いている。会社相談役の岡田登史彦候補(61)はやや伸び悩む。ただ調査時点で誰に投票するのか態度を決めていない人も約3割あり、終盤の戦いや投票率の動向によっては流動的な要素もある。

 市議会与党や連合京都などの支援を受ける門川候補は、市内のほぼ全域で優勢に戦いを進めている。ただ、左京、伏見区などで伸びを欠く。推薦を受けた公明支持層の約6割を固めているが、自民、民主層の支持は半分以下にとどまっており、まだ十分に浸透し切れていない。

 共産や京都総評など革新勢力に支持される中村候補は、伏見区などで門川候補に肉薄しているものの、上京、西京区などでは組織票を固め切れていない。共産支持層の7割以上を固め、民主、社民支持層への一定の浸透もみられるが、共産以外への支持の広がりには至っていない。

 村山候補は政党の相乗り批判を繰り返し、地元左京区で優位に戦いを進めているほか、伏見など周辺区で一定の伸びがある。しかし市全域では、組織戦を展開する門川、中村候補を追い上げるには至っていない。共産以外の各党支持層へも一定浸透するが、やや勢いを欠く。

 岡田候補は新景観政策の見直しなどを訴え、上京、中京区で善戦し、社民や民主支持層への浸透もみられるが、全般に伸び悩んでいる。

 無党派層の支持は門川候補に多く、中村、村山両候補が続いている。年代別でみると門川候補は各世代から支持を集め、中村候補は50、60代、村山、岡田候補は20、30代の支持が多い。

 選挙への関心度は、「非常に関心がある」が前回市長選時の調査に比べ約5ポイント高くなったほか、投票の際にマニフェスト(市政公約)を重視する傾向が顕著になっている。最も重視する分野としては福祉・医療、職員不祥事が挙がった。

 ■調査方法 7日から9日まで、京都市の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける調査法で、有権者のいる2371世帯にかかり、うち1222人から回答を得た。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021000030&amp;genre=A2&amp;area=K10

2184片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/11(月) 02:38:37
住民は消極容認、政府安堵 移転反対再燃の可能性も '08/2/11

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 十日投開票された岩国市長選は、争点となった米空母艦載機移転に賛成派の前自民党衆院議員福田良彦氏(37)が反対派の前市長井原勝介氏(57)を小差で破り、米軍再編計画を進める政府はひとまず安堵あんどした。だが、移転を積極的に認める住民は少なく、政府が今後も強硬な姿勢を取り続ければ「移設反対」の機運が再燃する可能性もはらんでいる。

 ▽水面下

 「先生なら岩国にも票をお持ちでしょう。何とかよろしくお願いします」。石破茂防衛相は六日、国会内ですれ違った中川昭一元経産相に頭を下げた。石破氏は、米軍再編計画に盛り込まれた岩国基地への艦載機移転の重要性を訴えたいと現地入りを打診したが、福田陣営は「来ると逆効果」とやんわり断っていた。

 福田氏は「政府との対話」を掲げ、再編交付金を利用した地域経済振興策を強調。自民党の閣僚や国会議員の応援演説を求めず、懸命に“政府・与党色”を消した。

 福田氏の議員辞職に伴い、四月二十七日に実施される衆院山口2区補選は、福田政権発足後初めての国政選挙となる可能性が高い。このため自民党は補選勝利への“布石”として福田氏を水面下で支えた。「支援団体を動かす」と、福祉関係団体や看護連盟などに電話作戦を展開。企業には従業員を期日前投票に行かせるよう求めるなど組織戦を徹底させた。

 ▽誤算

 一方の井原氏。政府が移転反対を理由に市庁舎建設への再編交付金を支給せず、移転賛成派が多数を占める市議会の補正予算案否決を受け、昨年十二月に辞職、出直し市長選に打って出た。

 目指したのは、有効投票の90%近い移転反対票を集めた二〇〇六年三月の住民投票の再現。だがその直後の同年五月には米軍再編計画が閣議決定され、政府は従わない地方自治体には再編交付金を出さない方針に転換していた。

 井原氏は「乱暴な補助金カットというアメとムチは認められない」と訴えたが、多くの市議が議会のリコールや解散につながることを恐れ福田氏を支援。頼みとした地元労組の動きも鈍く、補選への出馬を予定している民主党の平岡秀夫衆院議員陣営は「福田票もほしい」と自主投票を決め込んだ。

 ▽懸念

 ただ福田氏当選と「基地移転賛成」は直結してはいない。共同通信社が十日に実施した出口調査では、艦載機移転に「賛成」と明確に答えた人は全体の二割にも届かず、福田氏に投票した人でも七割以上は「やむを得ない」と消極的な賛成。福田氏を支持する自営業の女性(42)も「騒音の拡大はいや。でも艦載機は来る。それなのに交付金がゼロのままはおかしい」と説明する。

 政府は、これまでの市長選や住民投票で圧倒的な支持を集めた井原氏の敗北に「反対一辺倒だった市民の意識が変化した」(与党筋)と判断し、再編計画を予定通り推し進める方針。防衛省幹部は「選挙結果次第では、米軍普天間飛行場に絡む沖縄への影響も考えられたから一安心だ」と胸をなで下ろした。

 ただ、福田氏は受け入れについて「条件闘争」を主張しており、政府との交渉が難航、再編交付金の“凍結解除”も早期に実現せず、住民の反発が再び強まる可能性も否定できない。基地を抱える各地方自治体の住民が今後に注目している。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200802100297.html

2185片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/11(月) 03:03:42
社説:岩国市長選 国は対立解消の責任果たせ
 接戦の末、市長選を制したのは、国との対話を重視する新人候補だった。ただ、国が安堵(あんど)するのは早い。市内を二分させてきた責任を自覚し、対立感情の修復に全力を挙げるべきだ。

 米空母艦載機を受け入れるかどうかで争われた山口県岩国市の出直し市長選は、容認派の推す前自民党衆院議員の福田良彦氏が初当選し、受け入れに反対してきた井原勝介前市長の再選を阻んだ。

 この選挙が関心を集めたのは、06年5月に日米で最終合意に達した在日米軍の再編に影響を及ぼす可能性があったためだ。

 米軍岩国基地を抱える岩国市は、再編論議に先立つ97年、米軍普天間飛行場(沖縄県)の空中給油機を受け入れることに同意した。日米が同飛行場の返還で合意したことに伴う措置だ。

 政府はこの見返りに、05年度から新岩国市庁舎の建設費に補助金を出すことを決めた。ところが建設途中の05年10月、米軍再編の一環として厚木基地(神奈川県)の空母艦載機59機を岩国に移転させる計画が明らかになり、当時の井原市長は「負担が過大だ」と反対を表明した。

 すると、政府は再編事業への非協力を理由に07年度の補助金35億円を凍結した。井原氏は合併特例債で穴埋めする予算案を出したものの、受け入れ容認派が多数を占める市議会に再三拒否されている。出直し選の背景に、国の露骨な「アメとムチ」の政策があったことを忘れてはならない。

 衆院議員を辞職して立候補した福田氏は「国に協力はするが、言いなりにはならない」と条件付き容認の姿勢を示し、基地問題よりも落ち込んだ地域経済の活性化策を重点的に訴えてきた。一方の井原氏は移転反対を鮮明にして再選を狙ったが、「再び井原市長になっても解決しそうにない」と口にする市民が少なくなかった。

 このため、福田氏の当選をもって、岩国市民が艦載機の受け入れに傾いたと判断するのは間違いだろう。06年3月に実施された住民投票では反対派が87%を占め、直後の市長選でも井原氏が当選している。

 過去2回示された「移転ノー」の民意が、簡単に変化するとは考えにくい。むしろ、艦載機問題をめぐって繰り返し市内が二分されることへの嫌気が、新市長を生み出したとみるのが自然ではないか。

 今後、補助金の凍結は解除され、市長と市議会との対立は弱まるだろうが、容認派と反対派に分かれた市民同士のわだかまりは残る。国はその傷の修復に責任を負わなければならない。

 岩国基地では沖合の新滑走路が08年度中に完成し、14年までに艦載機の移転を完了させる計画になっている。防衛省は従来の強権的な基地行政を反省し、市民の同意を得る努力を決して怠ってはならない。

毎日新聞 2008年2月11日 0時32分
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080211k0000m070107000c.html

2186片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/11(月) 20:56:49
山口・岩国市長選で福田良彦氏が当選 自民・古賀選対委員長「超うれしいと思う」
在日アメリカ軍再編による艦載機移転問題が最大の争点となった山口県の岩国市長選挙は、移転容認派が推す新人の福田良彦氏(37)が初当選を果たした。
選挙結果に対し、自民党の古賀選対委員長は「超うれしいなと思いますよ。日米の関係にとって、非常に大事な選挙だという位置づけが党の幹部にもありましたからね、勝って良かったと思います、正直言って」と述べたうえで、解散総選挙に向けては、地方選挙においても自公連立の結果を出していくことが重要との考えを強調した。
また、石破防衛相は「防衛省としては、今後、できるかぎり早く米軍再編に対する新市長のお考えをお聞きし、岩国市のご理解が得られるよう、最大限の努力をしてまいりたい」とのコメントを発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080211/20080211-00000996-fnn-pol.html

2187片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 15:58:29
太田市長選
秋山元県議出馬へ
 太田市の元県議秋山一男氏(61)は10日、同市内で開かれた後援会の会合で、「次の選挙は政治生命を賭けた最後の戦い。全力投球で市政にあたる覚悟だ」と語り、次期市長選に出馬する意向を明らかにした。秋山氏は同市議、県議を経て、2005年4月の市長選に出馬したが、落選した。

 清水聖義市長は衆院選への転出を表明しており、09年4月16日の任期満了よりも前に解散総選挙になった場合は、市長選も前倒しされる可能性が高い。

(2008年2月11日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080210-OYT8T00652.htm

2188片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:03:08
草津市長選激しい前哨戦“市役所出身”また対決へ
 草津市長選の告示(17日)が1週間後に迫った。これまでに、前市政策推進部長の橋川渉氏(58)、現職の伊庭嘉兵衛氏(65)が無所属での立候補を表明。前市長の辞任に伴い、助役経験者らが争った前回(2004年)に続き、今回も��市役所出身者��が戦う構図となり、両陣営は8、9両日に決起集会を開くなど、激しい前哨戦を繰り広げている。

 橋川氏と伊庭氏は、ともに大学卒業後に市職員に。橋川氏は企画部長、政策推進部長などを務めたが、昨年10月に退職、12月に出馬を表明した。伊庭氏は総務部長、助役などを歴任し、前回で初当選。同じく12月に再出馬を表明した。

 橋川氏は「市政の刷新、透明化」を掲げ、民主や社民、政治団体「対話でつなごう滋賀の会」や連合滋賀が推薦。市外から転居した新住民が勤める企業などへも支持を訴える。

 「まちに活力・生活重視」を訴える伊庭氏は、自民が支持。保守系の市議会最大会派「新生会」(14人)や多くの自治会が後押しし、市長として取り組んだ4年間の実績をPRする。

 ただ、市内の会社員男性(51)が「政策の違いが分かりにくい」と話すなど、市民の盛り上がりはいま一つ。今後は、両陣営がどれだけ相手との〈差〉を市民にアピールできるかがカギを握りそうだ。

     ◇

 市では、前市長が04年1月、後援会幹部が公選法違反容疑で逮捕された責任を取って辞職(その後、収賄容疑などで逮捕)。出直し選挙で、助役だった伊庭氏と2代前の市長の元助役が激戦を繰り広げた。

 市役所の出身者が二極化して争う構図は、1995年まで3期務めた元市長時代にできた「2人助役体制」が遠因とみる関係者は多い。前回、伊庭氏と争った元助役を応援した民主系市議は橋川氏を支援しており、ある市役所幹部は「系譜の争いは根深く、構図は変わらない」と漏らす。

(2008年2月10日 読売新聞)滋賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080209-OYT8T00831.htm

2189片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:05:00
本社世論調査  「関心ある」7割超
 17日投開票の京都市長選について読売新聞社が実施した世論調査で、市長選に「関心がある」と答えた有権者が7割を超えた。誰に投票するか決めるときに最も重視するのは候補者の「政策や公約」で、特に重視したい争点(複数回答)は「医療や福祉の充実」が80%でトップを占め、相次いだ「市職員の不祥事問題」が73%で続いた。支持政党別で最多の4割近い「支持政党なし」の半数が投票する候補者を決めておらず、無党派層への浸透が選挙戦後半の焦点となりそうだ。

 ◆関心度

 市長選への関心度では、「大いにある」が31%、「多少はある」が41%。合計は70歳代が79%と最も高く、20、30歳代が低かった。

 「投票に必ず行く」は58%で、「なるべく行くつもり」(32%)との合計は9割になる。

◆争点

 誰に投票するか決めるときに最も重視する点は、「政策や公約」(63%)が、「支援する政党や団体」(22%)、「候補者の経歴やイメージ」(9%)を大きく離し、有権者が政策重視で候補者を選ぼうとしていることがわかる。年代別では、50歳代以上で政党や団体、40歳代以下は政策を重視する傾向があった。

 特に重視したい争点(複数回答)では、すべての世代で「医療や福祉の充実」が最多だった。2位の「市職員の不祥事問題」も、すべての世代で3位以上を占め、幅広い関心を集めていることがうかがえる。

 一方、街頭演説などの訴えで重点を置く候補者が目立つ「同和行政の問題」は7位と低く、年代別でも50歳代が4位になった以外は下位だった。

◆政党

 国政の与野党が同じ候補を推す「相乗り」については、「好ましくない」(63%)が「好ましい」(15%)の4倍を超えた。年代別では、30、50歳代の7割が「好ましくない」と回答している。

 政党別では、「好ましくない」は自民支持者が5割強、公明が4割だったのに対し、共産は8割、民主が7割強で高さが目立った。

 政党支持と、政党が推す候補者への投票(支持)の「ずれ」は、民主支持者が最も大きかった。民主党府連が推薦する候補者に投票するという回答は3割強にとどまった。ほぼ同じ割合が他の3候補に流れており、「相乗り批判」が背景にあるとみられる。

 開発か保護かを巡り、長い間、市長選で大きな争点になってきた「景観論争」は、市が昨年9月に、全国で最も厳しい規制とされる「新景観政策」を施行したことで、市長選の争点から大きく後退した。

 6割が評価していた新景観政策は、職業別では、「商工サービス業」で評価が5割にとどまり、ほかの業種よりも低かったが、専業主婦や労務サービス職、事務技術職が高かった。

 「特に重視したい争点」でも、「町並みや景観の保護」は、9つの選択肢のなかで最も少ない49%。新景観政策の施行で保護に向けた方向性が定まったことで関心が低くなったとみられる。

(2008年2月11日 読売新聞)京都
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080211-OYT8T00044.htm

2190片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:08:13
支援候補の絞り込み難航、熊本知事選で民主県連
 民主党県連は10日、熊本市で役員会を開き、知事選(3月6日告示、23日投票)の支援候補の絞り込みについて協議したが、意見がまとまらず、結論を持ち越した。県連は支援候補を元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)と元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)に絞り込んでいるものの、一部に自主投票の声が根強い。県連は近く、連合熊本など支援団体と意見交換し、23日に開く常任幹事会までに決めたい意向だが、難航は必至だ。

 県連は5日に鎌倉氏、6日に北里氏と面談。川辺川ダム問題や財政再建などの政策面や選挙態勢についての所信を聞いた。

 役員会では、両氏との面談の内容などが報告され、意見交換した。終了後、知事選対策本部長の鎌田聡代表代行は「経済界や農業団体、建設業団体などと12日以降、意見を交わし、その内容を踏まえて結論を出したい」と述べた。

 支援候補の決定が難航している点について、「一日も早く決めたいという思いはあるが、いろいろな意見があり、結論に至っていない」と述べた。

 一方、民主党議員と県議会会派「民主・県民クラブ」を構成している無所属議員の間には、自民党が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)を推す声が出ている。

(2008年2月11日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080210-OYT8T00496.htm

2191片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/14(木) 01:57:31
3候補が出馬表明 3月30日告示の徳島市長選 2008/02/13 10:22 メールで記事を紹介する 印刷する
 任期満了に伴い三月三十日に告示、四月六日に投開票される徳島市長選は、現職の原秀樹氏(52)=自民推薦=と、新人の加藤真志(60)=民主推薦、十枝修(65)両氏が出馬を表明し、立候補予定者として三人が出そろった。「実績」を背景に再選を狙う現職に対し、新町西地区再開発事業などへの疑問を訴える新人二人。原氏が現職の強みをどう発揮するか。対抗馬の一本化が決裂した影響は。告示まで二カ月を切り、前哨戦はにわかに慌ただしくなってきた。

 原氏は九日、「市長を励ます会」(後援会主催)に出席。新町西地区再開発事業の議論が高まっていることを念頭に置いたのか、「100%の市民合意が得られることはほとんどない。意見を聞いて実行し、責任をとるのが市長の仕事」と語り、理解を求めた。

 加藤氏は二日に出馬表明し、マニフェスト(公約集)素案で「新町西地区再開発事業の白紙」などを打ち出した。「すべては、子供たちのために」とのキャッチフレーズを掲げ、少子高齢化対策の主張にも力を注ぐ。十一日に表明した十枝氏は同地区再開発や鉄道高架事業の中止、国保・介護の負担軽減のほか、就学援助拡充などの教育問題も主張の柱とする考えだ。

 加藤、十枝両氏の間では「批判票を分散させたくない」と一本化を模索する動きがあった。先に表明した加藤氏に対し、共産党などによる「市民の手で安心と夢のあるまち『徳島市』をつくる会」は三点の「基本政策」を条件に示し、合意できるなら十枝氏の擁立を見送る構えもみせた。

 「つくる会」側は加藤氏との文書による政策合意を重視した。先に他政党(民主党)が加藤氏を推薦していたため、「政策実行のより強い保証が欲しかった」(花岡淳共産党徳島地区委員長)という。共産党関係者と加藤氏の間では、鉄道高架に反対する市民グループも参加しての話し合いが複数回行われたが、出馬会見で「どの政党にも左右されたくない」と述べていた加藤氏は、政策協定に応じなかった。

 「(二〇〇三年の)大田正さんの知事選のような形にできれば」。共産党関係者は、加藤氏を等距離から政党が支援するスタイルを目指した。一方の民主党は「初めて民主党が真ん中にどっかと座る市長選」(仙谷由人県連代表)として、直接的には一本化交渉にかかわらなかった。こうした温度差も、物別れの要因となった。

 加藤氏を支援する民主党県連幹部は「『共産色』を嫌う支持者も多く、別に候補が立ってくれたほうがはっきりしていい」と話す。これに対し十枝氏は「市民いじめの市政を転換できるのは、革新の立場に立てる私だけ」とアピールし、十八日に政策発表の集会を開く。原市長側は、対立候補が二人となった影響を図りかねているが、十七日に後援会事務所開きを行い、臨戦態勢を整える予定だ。
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_120286579155&amp;v=&amp;vm=1

2192片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/15(金) 01:24:57
ねじれ:’08知事選/上 自民党 勝手連支援に困惑も /熊本
 潮谷義子知事の不出馬表明で乱立模様となった知事選は、3月6日の告示まで1カ月を切った。これまでに立候補を表明した各候補予定者が政党との微妙な距離を持って戦う今回の知事選は、いろいろな場面でねじれを見せている。自民党が主導してきた過去の知事選とは大きく異なる前哨戦を追いながら、政党や立候補予定者の思惑を探った。

 「『公認以上に重い候補』と言うが、あいまいで分かりにくい」

 1月下旬に開かれた自民党熊本市支部の会合で、市議らから県連執行部に対する不満が相次いだ。

 東大教授の蒲島郁夫氏(61)擁立を決めた党県連は「公認」や「推薦」ではなく「蒲島氏を支援する勝手連の一員として動く」(前川收幹事長)という異例の形で選挙に臨む。一方で「公認以上に重い候補」とも説明してきた。熊本市支部はそんな玉虫色の表現に反発した。

 熊本は保守王国と言われ、過去の知事選では常に自民党が先導してきた。1959〜91年に誕生した3知事は自民党公認。その後の2知事も推薦候補だった。

 今回担ぐのは、知名度の低い学者出身の蒲島氏。本来ならば、県議団や地方議員のフル回転が不可欠で「推薦などの『形』がはっきりしていないと力が入らないという意見も理解はできる」とベテラン県議は指摘する。国政で連立与党を組む公明党関係者からも「(あいまいな表現は)自民党の弱体化を象徴している」という声がもれる。

 蒲島氏は自民党の支援を受けながら一貫して「政策を実現するために幅広い勢力の結集が必要」と述べ、他政党支持者の支援を進んで受け入れる姿勢を示してきた。

 自民党が「勝手連」にこだわるのはなぜか。知事選投票日の3月23日は年度末。ガソリン税の暫定税率など道路特定財源問題で自民党と民主党の攻防が頂点に達している可能性があるからだという。

 ある県連関係者が解説する。「暫定税率の行方を見極められないうちに推薦などの『形』を決めるのは危ない」。昨夏の参院選で敗れた「自民対民主」の図式を避けたい思惑が透けて見える。

 ただ、あいまいな対応は、他の候補予定者が自民支持層に手を突っ込む結果にもつながっている。

 立候補表明者の中には、4年前の参院選(比例区)に自民公認で立候補した北里敏明氏(59)▽元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)▽衆院議員2期目に新進党が解体、自民党に入党した矢上雅義氏(47)−−がいる。

 1月中旬、熊本市のホテルであった北里氏の出版記念パーティーには、自民党支持の多くの企業経営者が出席した。また、事務所には自民党県連会長も務めた沢田一精元知事や自民党の元県議、元熊本市議らの姿もみられる。支援者は「県連が蒲島氏を推薦も公認もしない以上(蒲島氏支持で)拘束されることはない」と話した。

 自民党では、今月8日の県連総務会で改めて「蒲島氏を推薦するかどうか」という話題も出た。前川幹事長は「推薦しないと言っているわけではない。民主党の動きをにらみつつ検討していく」と話し、当面は模様眺めの姿勢で臨む。

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 ◇予想される主な顔ぶれ(敬称略)

岩下栄一 61 無新 [元]衆院議員

蒲島郁夫 61 無新 東大教授

鎌倉孝幸 61 無新 [元]県部長

北里敏明 59 無新 弁護士

矢上雅義 47 無新 [元]相良村長

毎日新聞 2008年2月13日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/02/13/20080213ddlk43010006000c.html

2193片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/15(金) 01:27:52
ねじれ:’08知事選/中 民主党 支援候補まだ見えず /熊本
 「困ったことになった」

 10日夕、熊本市内で開いた役員会で、民主党県連幹部は厳しい表情を隠せなかった。開始直前、県出身の藤末健三参院議員(比例区)が翌日に単独で記者会見するという情報が流れたからだ。藤末氏は、自民党が擁立した東大教授、蒲島郁夫氏(61)との関係が深く「支援を表明するのではないか」との観測が広がった。

 幹部が藤末氏に電話を入れて会見は中止になったが、蒲島氏を支援対象からはずしている県連の知事選をめぐる混乱ぶりが浮き彫りになった。

 その4日前には、県議会で統一会派を組む無所属県議3人が支持者を集めた会合に蒲島氏を招いた。3人のうち平野みどり県議は、蒲島氏の教え子をインターンシップで受け入れたことがある。

 平野県議は「知事選は国政の枠組みで考えるべきではない。今の熊本を元気にするのは誰かと考え、蒲島氏に期待している」と支持者らに支援を訴えた。

 民主党の最大の支持母体で、無所属の平野県議らをも推薦する連合熊本の幹部は「自主投票ではなく、きちんとした立場を打ち出したい。しかし、一本化して、しこりが次の衆院選まで尾を引くと問題だ」と頭を抱える。

  ◇  ◇

 昨夏の参院選熊本選挙区(改選数1)で勝利をおさめた民主党県連は当初、次期衆院選の対策を優先してきた。ところが、各小選挙区で「勝てる候補」がなかなか決まらない。決定はズルズルとずれ込み、知事選の支援候補選定にも影響した。

 「基本的なスタンスは民主党に近い」と公言していた蒲島氏に平野県議ら3人や県連幹部が面会したが、自民党が擁立を決め、民主党は「相乗りはできない」と手を引いた。

 元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)か元消防庁次長で弁護士の北里敏明氏(59)のどちらかを支援する方針を決めたのは1月26日。だが、平野議員ら蒲島氏を支援する動きに加え、川辺川ダム建設反対をうたう前相良村長、矢上雅義氏(47)の存在も大きく、ダム反対派の中で票が割れる気配もある。支援候補決定は23日の役員会に持ち越された。

 ある県連幹部は「今さら自主投票にもできない。かといって、かつて自民党公認で参院選に立候補した北里氏を支援するのも分かりにくい」と、鎌倉氏支援の可能性を示すが、依然として自主投票を望む声も一部にくすぶる。

 今回、世論重視の姿勢を示すため、県内の経済、農業団体から県政への要望を聞く。知事選では初の試み。自民党が「公認」や「推薦」の形で明確に蒲島氏支援を打ち出せない状況を民主党が生かし、保守王国に風穴を開けられるのか。今は先行きが見えない。

毎日新聞 2008年2月14日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080214ddlk43010498000c.html

2194片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/16(土) 14:26:28
労組、引き締めに躍起
京都市長選 支持拡大に期待
 京都市長選(17日投開票)が最終盤を迎え、各候補を支援する労働団体も組織内の引き締めに躍起になっている。市役所内の労働組合は、活動の範囲に気を使いながら、「最後まで支持の輪を広げたい」と、組合員の各方面への働き掛けに期待している。

 門川大作候補を支援する連合京都(組合員約9万5000人)は、自治労市職出身の木村幹雄会長が応援弁士に立ったり、市内約250組織の職場でポスター掲示の徹底に力を入れている。

 春闘とも連動させ、6日には約600人の組合員を集めた集会では、市長選勝利を盛り込んだ宣言を採択した。連合京都の細田一三事務局長は「知名度がなかなか高まらないことへの危機感はある。最後まで組織を固めたい」と、最終日に独自の練り歩き作戦も予定している。

 一方、中村和雄候補を推す京都総評(組合員約7万人)は「同候補は労働問題への理解もある」として、組織内だけでなく、連合系の組合がある企業前でビラ配りをしたり、電話作戦を展開する。非正規労働者を中心とした個人加盟の組合員も、積極的に街頭に立っている。

 岩橋祐治議長は連日、選挙カーに乗り込んで支持を訴えている。「支持政党の枠を超えて候補への関心が高まっている。われわれの頑張り次第で勝負が決まる」と意気込んでいる。

 市役所で勢力を二分する京都総評系の市職労(約4700人)、連合系の自治労市職(約3500人)も支持拡大に懸命だ。

 市職労は職場での呼び掛けや、組合員以外の職員へのビラまきに力を注ぐ。14日には「家族へ近所へもうひと声」と訴える新聞号外を出した。

 自治労市職は、上部団体の連合京都の指示に従って、市内20支部に個人演説会への参加を呼び掛けるなど、選挙運動の盛り上げに努める。

 ただ、公務員の選挙へのかかわりに厳しい目がある中、以前より有給休暇を取って選挙に打ち込む職員は減っている。組合員の選挙に対する意識も薄れてきているという。両労組とも、組合員に必ず投票に行くよう求めている。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021600056&amp;genre=A2&amp;area=K10

2195片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 00:15:15
名古屋市長選は市議団意向尊重
民主県連幹事会で了承
 民主党県連は16日、名古屋市内で幹事会を開き、3月2日の定期大会で提案する新年度活動方針案を了承した。方針案では、来春に予定されている名古屋市長選について、同市議会で最大会派の民主党市議団の意向を尊重しながら、関係機関と連携して候補者の選定に当たるとした。

 幹事会では、「(同党の)独自候補を擁立する」と方針案に盛り込むよう求める意見も出たが、最終的には原案通り承認された。

 記者会見で伴野豊・同県連選挙対策委員長は「(他党との)対立候補を立てることが目的ではない。党の政策と合わせて、名古屋市民が一番ふさわしいと選択してくれる人を擁立していく」と述べた。

(2008年2月17日 読売新聞)愛知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20080217-OYT8T00064.htm

2196片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 00:17:29
民主党県連  倉敷市長選は自主投票
 民主党県連は16日、岡山市内で臨時常任幹事会を開き、4月27日投開票の倉敷市長選では、自主投票とすることを決めた。

 同市長選で県連には、現職の古市健三氏(60)、元市収入役伊東香織氏(41)、市議会議長秋山正氏(53)から推薦依頼が出されていたが、党内で意見が割れ、特定の候補を推薦しないことにした。

 また、同月20日投開票の笠岡市長選では、現在唯一立候補を表明している現職の高木直矢氏(66)を推薦すると決めた。

(2008年2月17日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080216-OYT8T00642.htm

2197片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 01:01:42
自民党:前橋と京都の市長選結果、次期衆院選に向け波紋
 17日投開票された前橋市長選は、福田康夫首相(衆院群馬4区=高崎市など)が就任前からの因縁を引きずる構図で戦われた。自民、公明両党推薦の金子泰造氏が現職の高木政夫氏に敗れたことは、首相の威光が地元に十分及ばない政治力の弱さを示す形となった。

 自民党は昨年7月の群馬県知事選で、小寺弘之前知事への対抗馬として大澤正明・現知事を公認。首相就任前の福田氏は選対本部長として陣頭指揮し、競り勝った。知事選で高木氏が小寺氏を支援したことなどから、「福田・大澤」体制の延長で県都の市政掌握を目指し金子氏を擁立した経緯があった。

 県選出の国会議員をはじめ、福田首相の「名代」として貴代子夫人も地元入り。公明党も告示前に浜四津敏子代表代行がテコ入れするなど、与党として総力戦を展開したが、地元の保守層が、首相の威光より現職になびく動きを封じ込めることはできなかった。自民県連幹部は「国会議員の責任問題になるだろう」と指摘した。【野口武則】

 一方、京都市長選でも自民、公明両党に民主、社民の府連も相乗りで推薦した門川大作氏が、共産党推薦の中村和雄氏に約950票差まで迫られたが、辛くも逃げ切った。

 京都市が地元の自民党の伊吹文明幹事長は17日夜、「政党支持率通りの投票結果が出なかったことは謙虚に受け止めなくてはならない」とコメント。自民党選対幹部は「京都も実質的には敗戦だ」と述べ、与党は次期衆院選に向け都市部での戦いに不安を抱えた。

毎日新聞 2008年2月18日 0時07分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080218k0000m010111000c.html

2198片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 01:11:56
ねじれ:’08知事選/下 潮谷票 反自民に流れる動きも /熊本
 「潮谷さんの路線を継承するのがはっきりしているのは鎌倉さん。ほかの人だと川辺川ダムもどうなるか分からない。私たちがしっかり応援しましょう」

 元県地域振興部長、鎌倉孝幸氏(61)の熊本市の後援会事務所で11日に開かれた「女性の会」の初会合で、潮谷義子知事の支援団体「さやかの会」の幹部が訴えた。

 「さやかの会」は潮谷知事が初出馬した00年、男女共同参画や環境問題に取り組む県内33の女性団体などが勝手連として組織した。「熊本から女性知事を」を合言葉に市民パワーを集めて選挙を支えた。潮谷氏にとって、推薦を受けた自民などの政党と車の両輪だった。潮谷氏が昨年12月6日に3選不出馬表明した後、会の動向が注目されている。

 鎌倉氏は県庁時代、知事と二人三脚で川辺川ダム問題などに取り組んだ。不出馬を表明した潮谷知事と4日後に会食し、出馬を決意した。“潮谷氏の後継”とみる人も多い。だが、鎌倉氏本人は出馬要請を受けたわけではないと説明する。この日の会合でも「潮谷知事との関係は自然体」と話した。

 女性の会幹部も「鎌倉さんのところに駆けつけたのは自発的な行動」と強調する。ただ、会の別のメンバーに電話を入れて鎌倉氏への支持拡大を図る。

 本来は親自民でも反自民でもないが「ダム建設が進まない不満などで潮谷さんを引きずり下ろしたのは自民党。今回は怒りがある」と秘めた思いを明かす。「ダムが推進の流れに戻るようなことになったら、潮谷さんの2期8年が無意味になる。鎌倉さんはダム反対。自民色も最も薄い」と付け加えた。

 「自民憎し」のあまり、場外戦もあった。自民党が擁立した東大教授、蒲島郁夫氏(61)は今月27日、自分の著書の出版記念パーティーに「女性の品格」の著者、坂東真理子さんを招く。幹部は坂東さんと親しく「選挙の広告塔に利用されるだけ。あなたの品格が下がる」とメールを送った。

 こうした動きに、自民党県連幹部は「潮谷さんは自民の支援で知事になった経緯がある。特定の候補を応援するとすれば蒲島さんだと信じている」とけん制する。「さやかの会」の中には自民の友好団体もあり、蒲島氏支持に回るメンバーも少なくないとみられている。一方、蒲島氏は「自分の主張に賛同してくれたのが自民党だったというだけ。私の政策はむしろリベラルだ」と“自民候補”のレッテルを張られることを嫌う。ダム問題も「第三者機関で検証する」と中立の立場を訴える。

 当の潮谷氏は「知事選の応援については一切話さない」とだんまりを決め込む。「県民党」を標ぼうし、2度の選挙では自民やさやかの会にとどまらず共産党支持者からも支持を集めた。出馬表明している5人も同様に「県民党」をうたい支持拡大を狙う。だが、まだ無党派の動きは鈍い。=おわり(この連載は笠井光俊、山田宏太郎が担当しました)

毎日新聞 2008年2月15日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/02/15/20080215ddlk43010006000c.html

2199片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/19(火) 00:52:14
相乗り批判 今後に生かす
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/02/19/k20080218000015.html

京都市長選挙で、自民党と公明党、それに民主党と社民党の地方組織が推薦する候補者が、共産党の推薦候補に1000票足らずまで迫られたことについて、自民党や民主党からは、有権者の相乗り批判を重く受け止め、今後の地方選挙に生かしたいという声が出ています。
京都市長選挙の結果について、与党側は、事実上の与野党相乗りとはいえ、大阪府知事選挙や岩国市長選挙に続く勝利に安どしています。ただ、自民党の伊吹幹事長や谷垣政務調査会長の地元である京都での市長選挙で、共産党の推薦候補に1000票足らずまで迫られたことについて、古賀選挙対策委員長が「選挙の怖さや緊張感が大切だということを痛感させられた」と述べたほか、谷垣氏は「相乗り批判もあった」と指摘しました。一方、民主党は、知事や政令指定都市の市長選挙など大型の地方選挙で、与党側との相乗りを原則、認めておらず、京都市長選挙でも、地方組織による推薦にとどめましたが、党内では「有権者の相乗り批判は予想以上に大きかった」などといった受け止めが出ています。執行部では、次の衆議院選挙を見据えて、地方選挙でも与党との対決姿勢をより強める必要があるとしており、地方組織に対しあらためて独自候補の擁立を徹底させたいとしています。これに対し、共産党は「選挙結果は、相乗り候補はだめだという有権者の意思表示だった」として、存在感を示すことができたとみており、今後の選挙につなげたいとしています。

2200片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/19(火) 00:59:17
相乗り「反対」は4割
京都市長選で出口調査
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021800014

 京都市長選で京都新聞社が17日、投票者に行った出口調査では、当選した門川大作氏は推薦した自民党支持層の67・9%、公明党支持層の87・3%、民主党支持層の36・8%から票を集めていた。国政で激しく対立する各党が門川氏に相乗りしたことに約4割が「おかしい」としたが、低投票率の中、組織力で競り勝った構図が浮かび上がった。

 投票所30カ所で投票を終えた1597人から回答を得た。

 政党支持率は自民28・9%、民主21・4%、共産14・9%、公明6・4%、社民1・7%。「支持政党なし」の無党派層は21・9%だった。

 門川氏は30−60歳代で中村和雄氏とほぼ得票を分け合ったが、70歳以上からの投票が52・7%と他候補を引き離した。20代の得票は33・7%と2番目。無党派層の得票は中村、村山祥栄両氏に次ぐ24・1%にとどまった。

 中村氏は、推薦した共産支持層の9割を固め、無党派層から最も多い39・3%を集めた。民主支持層の約2割にも食い込み、接戦の原動力となった。20代からは最も多い38・6%の票を集めた。

 村山氏は、無党派層から中村氏に次ぐ28・7%の投票を受けた。民主支持層からの票は門川氏に迫る30・1%、自民支持層からも13・2%を得た。4候補では最年少だが、20代からの票は17・8%にとどまった。

 岡田登史彦氏への投票は、民主支持層の7%、無党派層の4・3%にとどまった。

 国政では対立する自民、公明、民主、社民の各党が門川氏に「相乗り」したことについては、明確な「反対」(39・1%)が「賛成」(23・9%)を上回った。「どちらともいえない」が22・8%だった。「反対」の人のうち48・8%が中村氏、26・9%が村山氏に投票。門川氏は16・5%、岡田氏は4・2%。

 政党支持層別では自民は相乗りに賛成が44%(反対20・8%)と多かったが、民主は反対51・8%(賛成17・8%)、無党派層も反対43・8%(同11・3%)と反対派が多数を占めた。

 有権者の投票基準は「政策」が45・3%、「人物」が29・4%、「政党推薦」が9%。無党派層は、約半数が「政策」を基準にした。

2201片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:12:23
2008年京都市長選:相乗りで薄氷勝利 自・民・公幹部が反省の弁 /京都
 京都市長選で門川大作さんの薄氷の勝利が決まった17日深夜、“相乗り”と批判を受けた自民、民主、公明の幹部からは、当選を祝しながらも、相次いで反省とも取れる言葉が漏れた。中村和雄さんを推して惜敗した共産幹部も含め、声を集めた。【まとめ・藤田文亮】

 自民府連の谷垣禎一会長は「相乗り批判はステレオタイプ。市政への姿勢の違いが政党間になかった」と説明。「今、ねじれ国会の中で国民生活のために賢明な妥協をどう行うかが問われている。政党政治家は、ある時は切り結び、ある時は一緒にやる訓練をされている」と述べた。田中セツ子幹事長も「今回、ここまでの組織体制を組んでも差が出なかった。正直(自民対民主対共産の)三極はしんどい。もし今回三極だったら、間違いなく共産市長が誕生していた。今回の判断は間違っていなかったと思う」と力説した。

 支持層をまとめきれなかった民主府連の福山哲郎会長は「わが党の支持者が他候補に投票したのは説明不足から」とした上で、相乗りについて「門川さんは我々が最初に市長にしたいと表明した。後で自公が乗りたいと言ってきて『じゃあ降ります』とはならない。有権者への説明、相乗りでない状況をどう作るかなど、課題を残した」と神妙な面持ち。

 また、公明府本部の角替豊代表は「相乗り批判の論理にはまり、市役所出身候補との指摘にも有効な反論ができなかった。我々はそうではないと分かっていたので大して反論をしなかったが、有権者には伝えきれなかった」と述べた。

 一方、共産府委員会の渡辺和俊委員長は「生活第一、不祥事一掃や同和特別扱い完全終結など、私たちの主張が話題となり、手応えはあった。結果からも明らかなように、相乗り陣営と市民との矛盾は深まったが、あと一歩及ばなかった」とコメントした。

毎日新聞 2008年2月19日
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080219ddlk26010327000c.html

2202片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:13:30
2008年京都市長選:門川さん、薄氷の初当選 共産推薦の中村さん追い込む /京都
 12年ぶりに交代する古都のかじ取り役は門川さんに−−。京都市長選は17日投開票され、前市教育長の門川大作さん(57)=自民、公明、民主府連、社民府連推薦=が、弁護士の中村和雄さん(53)=共産推薦▽前市議の村山祥栄さん(30)▽洋傘製造卸会社相談役の岡田登史彦さん(61)を破り、初当選を果たした。投票率が37・82%と前回(04年、38・58%)を下回る低い水準に落ち込む中、引退する桝本頼兼市長(67)の路線継承を訴え、市議会与党などの手厚い支援で知名度不足をはね返した。中村さんは共産などが選挙母体の形を変え、支持拡大を狙ったが及ばなかった。村山さんは急速に浸透したが出遅れを取り戻せず、岡田さんは地盤のなさが響いた。

 中京区御池通新町北西角の門川さんの事務所は、開票前から支援者らが続々と集まった。選挙母体「未来の京都をつくる会」会長の立石義雄・京都商工会議所会頭や選対事務長の田中セツ子・自民府連幹事長らの元に「当選確実」の一報が届いたのは午後10時50分過ぎ。「よくやった」と歓声や拍手が一斉にわき起こり、祝賀ムードに包まれた。

 近くの自宅で待機していた門川さんが間もなく姿を現すと、立石会長が「門川さん、当選おめでとう」と勝利宣言。門川さんは立石会長と壇上に並んで立ち、桝本市長や山田啓二府知事、自民や民主の国会議員らに囲まれ、笑顔で万歳を繰り返した。

 当選のあいさつなどで、門川さんは「厳しい選挙だったが、多くの方のおかげで接戦を制することができた。気を引き締めがんばりたい」と力強く語った。

 選挙戦で教育改革を進めた実績を強調した門川さん。教育界以外には乏しかった知名度アップが最大の課題だったが、各業界団体や府と連携できる「唯一の候補」とアピール。安定した市政運営への期待を集め、桝本市長からのバトンタッチに成功した。

 ◇中村さんへ“うねり”−−「市民の熱い思い感じた」

 午後11時前、下京区の事務所に中村さんが現れると、集まった陣営幹部や支持者らが大きな拍手で迎えた。中村さんは「あと一歩だったが、届かず残念だ。選挙活動の中で市政を変えたいという市民の熱い思いを感じた。今後も不正の監視を続けていきたい」と話した。

 中村さんは昨年5月にいち早く出馬表明。従来の共産推薦候補からは広報戦略を一新して、若手デザイナーに依頼してブルーを基調としたポスターを製作したり、無党派層の取り込みを目指してビラ作成に力を入れるなどしてきた。

 藤本雅英事務長は「手応えは感じていたが、マニフェストを十分に浸透させられなかった」と分析。選挙母体「いま正義を・京都市政を刷新する会」代表の出口治男弁護士は「(門川氏は)結果を謙虚に受け止めて市政を運営してほしい」と話した。また、渡辺和俊・共産党府委員長は「中村さんは健闘した。政党の枠を超えて支持が集まった点で、大きな意味はあった」と話した。

 ◇敗れた村山、岡田さん「手応えはあったが」

 「あかんもんはあかん」と大書されたポスターが張り巡らされた中京区の村山さんの事務所。落選が決定的となった午後10時50分ごろに現れた村山さんは、「敗戦の責任を取って」、髪をばっさりと落とした丸刈り姿。選挙運動の中核となった学生ボランティアら支持者約150人が、涙ながらに拍手で迎えた。

 村山さんは、「出馬表明が遅れたにもかかわらず、ここまで支持をいただいたことにお礼を申し上げたい。実質的に選択肢のない二極選挙の押し付けを許さない、不祥事の継続を許さない、という正義の民意に応えることができず、私の力不足で申し訳ない」と、深々と頭を下げると、「まだ次があるぞ」などと激励の声も飛んだ。

 上島芳郎・選対本部長は「結果は残念だが、手応えは大きかった。今後、将来性に懸けてくださった有権者の期待に応える政治活動をしなければならない」と述べた。

 一方、この日午前中に投票を終えた岡田さんは、選挙戦で常に身につけていたスポーツウエアを脱ぎ、スーツ姿で下京区の事務所に登場。スタッフとテレビで開票を見守った。

 門川さん当確の連絡が入ると、支持者からはため息が漏れた。岡田さんは「主張が十分に浸透できず残念。組織はまったくなかったが、共産対非共産相乗りへの批判やしがらみのなさに対する期待を感じた。経済再生と福祉の充実、景観条例見直しの主張には手応えがあった」と満足そうに話した。

2203片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:14:09

 ■視点

 ◇「しがらみ」克服を−−庁内出身や相乗り、瀬戸際に

 京都市長選は、市役所出身の「庁内候補」で、自民党や民主党府連が「相乗り」した門川さんが、瀬戸際まで追い込まれた。今回は12年ぶりの市長交代で、市政の針路を占うひときわ重要な意義があった。しかし大激戦の裏で、低迷が続く投票率は前回より更に悪化した。有権者の選挙離れは深刻だ。

 有権者の「庁外候補」「相乗り解消」への期待は大きかった。それを知りつつ候補者決定に反映できなかった政党の責任は、選挙後も問われるべきだ。門川さんを市民にとって有益な市長だと信じるのなら、各政党も市政改革を進めて実証しなければならない。

 何より、不祥事が相次ぐ市役所の改革が喫緊の課題だ。市役所は市民生活を預かる行政の土台。その信頼が盤石でなければ明るい未来を描けるはずもない。門川さんも選挙戦で「信頼回復は当然のことだ」と言い切った。その言葉通り、最優先に取り組むべきだ。

 一方、有権者は教育長などを務めた実績を評価した。「あらゆる力を結集し、京都を良くしていく」ことに期待を込めた。

 門川さんは考え方が違うはずの多くの政党の他、業界団体の支援を受けた。今後、克服すべきは「しがらみ」である。各方面への配慮のあまり改革が進まなければ、市民との信頼関係は築けない。庁内出身でも、相乗りでも改革は可能か。市民は注視している。【朝日弘行】

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 ◇開票結果=選管最終発表

当 158472 門川大作  57 無新

  157521 中村和雄  53 無新

   84750 村山祥栄  30 無新

   24702 岡田登史彦 61 無新

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 ◇京都市長略歴

門川大作(かどかわ・だいさく) 57 無新(1)

 [元]市教育長▽京都「おやじの会」連絡会顧問▽学校法人立命館評議員▽京都ユネスコ協会理事▽中央教育審議会教員養成部会・初等中等教育分科会委員[歴]市教委総務部長・教育次長▽教育再生会議委員▽立命館大=[自][公]

毎日新聞 2008年2月18日
http://mainichi.jp/area/kyoto/archive/news/2008/02/18/20080218ddlk26010200000c.html

2204片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:14:26
大澤知事:前橋市長選再選の高木氏と協調模索 「尾を引けば県民が不幸」 /群馬
 大澤正明知事は18日の定例会見で、昨年7月の知事選で小寺弘之前知事を支援した高木政夫氏が前橋市長選で再選を果たしたことについて「選挙だから勝ち負けはある。いつまでも尾を引くことは県民が不幸」などと述べ、高木氏との協調を模索する考えを示した。

 大澤知事は高木氏に敗れた金子泰造・前自民党県連幹事長とは盟友関係にあり、同市長選で金子氏陣営の応援弁士に立つなど支援してきた。大澤知事は「私は(小寺氏を支持した)市長さんに色づけした覚えはなく、今日まで連携してきた」とし、どの自治体とも公平な関係を築いてきた強調した。

 また、自民党推薦の金子氏の落選で、同党の集票力の衰えを指摘する見方については「(衰えは)全くない」と断言した。【木下訓明】

毎日新聞 2008年2月19日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080219ddlk10010527000c.html

2205片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:15:06
県都決戦:前橋市長選 審判を探る/上 無党派層取り込み奏功 /群馬
 前橋市長選は現職の高木政夫氏(57)が自民、公明両党が推薦する前自民党県連幹事長の金子泰造氏(63)と共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏を破り再選を果たした。高木、金子両氏の激突となった戦いを振り返る。

 ◇高木氏陣営、勝因は高投票率/金子氏陣営、組織固めに失敗

 「多くの有権者に選挙に行ってもらわなければ」(選対幹部)。高木氏運営が最も気をもんだのは投票率の行方だった。投開票日の17日。投票開始の午前7時を過ぎると、選挙事務所に関係者が集まり始め、市選管から暫時発表される投票状況を見守った。

 選挙戦中盤を過ぎたころ、高木氏陣営には焦りが広がり始めた。投票2日前の15日には支援市議が「(金子氏は)もっと実現性のない政策を掲げると思ったが、同じ公約をぶつけてくるとは思わなかった」と改めて嘆いた。公約の違いを訴えきれず、有権者の鈍い反応に陣営内には不安が募り始めていたからだ。目立った争点がなければ、市民の関心は高まらない。当初から金子氏陣営は推薦を得た公明党など組織票を頼りにしており、投票率の低下は固定票を持つ金子氏側を利する。

 「現職に勝つには、組織の引き締めが必要条件」。金子氏陣営の幹部は選挙中繰り返し「組織」を強調していた。国会議員、県議、市議らを総動員し、最終盤に「1人100軒」のローラー作戦を展開したのも組織固めのためだった。

 高木氏側は支持基盤の建設業界や農業関係団体などが、金子氏側の切り崩しに合うことを前提に、無党派層や浮動票の取り込みを戦略に据えてきた。民主、社民両党からの支持はこうした戦略にとって好都合ではあったが、気がかりは最後まで投票率だった。

 ふたを開ければ、前回を3・57ポイントも上回る52・40%。高木氏を支援した市議会前光クラブの岡田修一幹事長は「公約は似ていたが、中学3年までの医療費無料化や国保税軽減などは、やはり関心の高いテーマだったのでは」と上昇の理由を分析する。

 選挙結果を受け、金子氏陣営にも敗因の分析が出始めている。公明党市議は「知事選のように多選や退職金問題などがなく、現職を批判する材料がなかった」とし、組織票が十分に固まらなかったと話す。さらに選対事務長を務めた中村紀雄県議は「有権者は特に失政もないのに、1期で代える理由がないと見たのでは」と述べ、別の選対幹部は「結果から見ると自民が分裂した」と率直に振り返った。

毎日新聞 2008年2月19日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080219ddlk10010525000c.html

2206片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:15:39
’08前橋市長選:高木氏、再選果たす 「市民党」に支持広がる /群馬
 ◇金子氏、保守票固め切れず

 任期満了に伴う前橋市長選は17日投開票され、現職の高木政夫氏(57)が接戦の末、前自民党県連幹事長の金子泰造氏(63)を振り切り、再選を果たした。連続出馬の共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏(60)は前回票に及ばなかった。同じ自民党県議出身の金子氏の挑戦を受けた高木氏は保守分裂選挙の中、1期目の実績を強調し手堅い行政手腕が評価され勝利した。当日有権者数は25万7420人(男12万4353人、女13万3067人)。投票率は52・40%で、前回(04年)の48・83%を3・57ポイント上回った。【杉山順平】

 同市西片貝町の高木氏の事務所では待ちわびた「当確」の報に拍手と歓声が起こった。支持者と万歳三唱した高木氏は「市民力を結集した選挙が勝利した。勇気と自信と責任を持って、再生のために頑張ります」と力強く抱負を述べた。

 一方、同市下小出町の金子氏の事務所は「高木氏当選」が決定的になると、支持者から「そんなはずはない」「間違いでは」との声が漏れ、重苦しい空気に包まれた。金子氏が「選挙戦で訴えたことに間違いはなかったが、当選できなかったのは力不足と不徳の致すところ」と頭を下げると、支持者からねぎらいの拍手が起きた。

 高木氏は、各陣営が中学3年までの医療費無料化や国民健康保険税の軽減など似通う公約を掲げる中、ごみ収集費、公民館使用料の無料化継続などの実績を強調。「暮らし優先」を訴え「市民党」の立場を前面に出し、支持を広げた。

 金子氏は推薦を受けた自民、公明両党国会議員、県議、両党系市議総動員の組織戦を展開。だが、独自の政策を打ち出せず、分裂した保守票を固め切れなかった。昨年の知事選に続く自民党の2連勝はならなかった。

 一方、生方氏は告示まで3週間を切っての出馬表明という出遅れが最後まで響いた。生活支援推進員新設など独自色を打ち出したが、2候補の陰に隠れ終始苦しい戦いを強いられた。

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 ■解説

 ◇代える理由見つからず−−「国・県頼み」に市民疑問

 市民は1期4年間の実績を訴えた高木氏に県都再生を託した。金子氏の敗北は国・県との連携のみでは市の発展は望めないと思う市民の「危機感」の表れとも言える。

 ごみ収集費の無料化継続の是非など身近な問題が争点となった前回に比べ、今回は公約に大きな違いがなかった。選挙戦で、高木氏は市債残高の大幅縮減を実行した行政手腕を訴え、現職としての「公約実行力」をアピール。金子氏は県選出国会議員や大澤正明知事、福田康夫首相夫人らを招いた集会を開くなど国・県とのパイプを強調。公明の推薦を得て組織固めに全力を注いだ。

 だが、公約に違いがなければ、市長を代える理由は見つけにくい。有権者からは「国や県との関係だけで前橋は本当に良くなるのか」との声も漏れ、金子氏の主張に高木氏を支持した民主党の結束が強まったとの指摘もある。さらに誰がまいたか定かではないが、多数出回った高木氏への中傷ビラが、投票行動に微妙な影響を与えたとも見られる。

 前橋は路線価が県庁所在地で最下位となるなど中心市街地の空洞化が著しい。「元気で楽しい前橋」を掲げてきた高木氏だが、具体的な未来像は提示できていない。明確な将来ビジョンと確たる活性化の兆しを示すことが2期目の課題となる。【杉山順平】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 66006 高木政夫 57 無現

  60102 金子泰造 63 無新

   7678 生方秀男 60 無新

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 ◇前橋市長略歴

高木政夫(たかぎ・まさお) 57 無現(2)

 市長[歴]市議2期▽県議6期・議長▽商社役員▽自民党県連政調会長▽社福法人理事▽日大=[民][社]

毎日新聞 2008年2月18日
http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2008/02/18/20080218ddlk10010182000c.html

2207片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:19:14
京都市長選1夜明けた門川氏 辛勝で民主が「反省」
2008年02月18日 関西

 京都市長選の投開票から一夜明けた18日、自民、公明、民主府連、社民府連合の推薦で初当選した前市教育長の門川大作氏(57)は、支援団体へのあいさつ回りに追われた。一方、門川氏の擁立を最初に表明した民主は、朝日新聞社の出口調査で支持層の約3割しか同氏に投票していないことが判明するなどし、党関係者は「反省」を口にした。


自宅前で報道陣の質問に答える門川大作氏=18日午前、京都市中京区で
 「市長としての重責をひしひしと感じている」。門川氏は午前8時40分、同市中京区の自宅前に集まった報道陣を前に言った。951票差の接戦になったことについて「(周囲の)楽観論を克服できなかったのは反省すべき点」と語り、相乗り批判については「政策で一致すれば批判には当たらない。東京の価値観でものを考える雰囲気があるが、京都の人が考えて判断するべきだ」と話した。

 一方、民主党幹部は18日午前、薄氷の勝利について「やっぱり相乗りはよくないということなんだな」と漏らした。

 門川陣営は「国政選挙に影響がある」として、選挙カーに国会議員は同乗しない方針を決めていた。民主府連関係者は「京都の民主は国会議員が選挙カーに乗って浮動票をさらってきた。それができないのはつらかった」。ある民主市議は「民主の票は簡単にどっかいってしまう票なんだと心しないといけない」と話した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802180028.html

2208片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:21:32
【群馬】
知事選の遺恨深く 中傷ビラ数十万枚? 勝因は投票率上昇
2008年2月19日

 現職の高木政夫氏(57)が再選を決めた前橋市長選。自民、公明が推薦する新人の金子泰造氏(63)との事実上の一騎打ちを制した選挙戦の裏側を、取材に当たった本紙記者が振り返るとともに、今後の市政の課題などを展望した。

 A 大接戦と予想していたが、ふたを開けてみれば六千票もの差がついた。

 B 確かに意外だった。自民党県連会長の笹川尭衆院議員も「千票差で勝つと思っていた。国会議員が二人もついていて、一生懸命応援すれば負けるわけない。今でもそう思っている」と敗戦を受け入れられない様子。ショックの大きさが分かる。

 A 原因は何か。

 C やはり投票率が上がった影響が大きい。高木陣営は投票率アップが勝利の条件とみており、陣営幹部は支援者に電話で投票を呼び掛けていた。また、高木氏を中傷する怪文書が広範囲に出たが、陣営では同情票を増やす結果につながったとみている。

 A 怪文書は種類、量ともすごかった。

 B 一説によると、十五、六種類でざっと計数十万枚に及ぶらしい。数百万枚とみる関係者もいる。熱い政治風土の土地柄とはいえ、ここまでは前代未聞だろう。

 A 自民党を完全に敵に回した高木氏だが市政運営への影響は。

 B 表だった影響はないだろう。市議会でも、金子氏を支援した市議は過半数には届かない。与党市議三人からスタートした一期目当初よりはスムーズに進むだろう。ところで、金子氏の敗因はどうみる?

 C 自民党支持層をまとめきれなかったこと。高木氏には保守票が四割近く流れたようだ。この点が、党公認の大沢正明知事が勝った昨年七月の知事選との大きな違いだ。金子陣営では「(知事選で敗れた)小寺(弘之)さんの怨念(おんねん)があった」とも言っていたよ。

 A 金子氏は「高木氏では国、県との関係が悪化する」と強調していたが、県との関係はどうなる?

 C 金子氏を積極的に応援した大沢知事は「大人の対応をする」と表面上は冷静さを装っている。しかし、前回市長選で高木氏は当選翌日に当時の小寺知事にあいさつに行ったが、今回はもちろんなし。何らかの影響はあるだろう。

 A 自民党が擁立した候補が敗れたことで次期衆院選への影響は?

 C 今回の選挙の結果で、自民党の力にかげりが見えるということはないと思う。なぜなら高木氏も元はといえば自民党の人間だから。

 B 高木氏を支援した市議には、自民党籍のある者が少なくない。その一人は衆院選での対応について「候補者次第だろう」と含みを持たせている。今後、こうした市議の党籍を自民党県連が問題にする可能性はあるが、彼らの票が衆院選で民主党に流れるとも考えられる。どう対応するか見ものだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080219/CK2008021902088668.html

2209片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:42:20
自民・小寺票、高木候補にも
検証・前橋市長選―勝敗わけた保守分裂
 次の衆院選の前哨戦とも言われた前橋市長選は、保守系候補ながら民主、社民両党が支持した高木政夫市長(57)が、自民・公明両党が推薦した金子泰造氏(63)らを振り切って再選を決めた。各党は市長選にどう臨んだのか。党内事情を交えて県都の対決を振り返った。

 読売新聞前橋支局が期日前投票に訪れた約200人の調査とは別に、市内7か所で約700人を対象に実施した出口調査によると、高木氏は自民党支持層の3割を切り崩したうえに無党派層の6割を取り込み、流れをつかんだ。金子氏は、公明票を手堅くまとめたものの、自民党支持層の6割しかまとめきれなかった。

 金子氏は選挙後、「小寺(弘之前知事)さんの怨念(おんねん)があったと思う」と記者団に敗因を語った。

 激戦を展開した高木、金子両氏はもともと旧中曽根系の同門。金子氏は2年前の旧福田系との派閥解消の立役者の1人で、大沢県政誕生の功労者。その勢いで市長選に出馬したが、自民党支持層のうち、「小寺票」の多くが高木氏に回ったとみられる。金子氏の発言はこのことを指している。

 かつて金子氏は小寺前知事に近く、「前橋市は小寺さんの金城湯池。『小寺さんは金子氏に裏切られた』という言い方が広まり、否定しても追いつかなかった」と選対幹部は明かす。ただ、高木氏に回った自民票が衆院選で民主党に回るかどうかについては、「国政選は別。本家帰りする」(県連幹部)との楽観論が主流だ。

 自民、公明両党の選挙協力は「成熟段階」に入ったと言え、金子氏も「公明党の支援がなければこれほど細かく回れなかった」と振り返る。浜四津敏子代表代行らの投入も集票効果があった。それだけに、公明党内部では「自民党の足元の乱れは我々にはどうしようもない」(党員)と冷ややかな声が上がっている。

 一方、民主党は「非自民勢力の結集が党の政策実現の近道」と高木氏を支持した。高木陣営の自転車部隊に加わった宮崎岳志・1区総支部代表は「自・公の組織だけでは勝てないことを証明した」と力説する。しかし、選挙戦で労組系と保守系の対立グループが手を取り合った形跡はなく、「党内の分裂状況に変わりはない」との見方が大勢だ。

 共産党は高木・金子両氏の戦いに埋没気味だった。衆院選では県内で唯一1区で候補者を擁立する方針だが、党勢の退潮傾向に歯止めをかけられるかどうかが課題だ。

(2008年2月19日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080219-OYT8T00062.htm

2210片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:46:37
福生市長選 前市部長が出馬表明
 5月4日告示、11日投開票の福生市長選に、前市総務部長の田辺恒久氏(59)が18日、無所属で立候補すると記者会見で表明した。民主に推薦を依頼している。同市長選への出馬表明は、野沢久人市長の後継で市議の加藤育男氏(54)と、市商工会長の町田成司氏(58)に続き3人目。

 田辺氏は1月31日付で市総務部長を退職しており、会見では「これまで福生市では、限られた人によって候補者が決まり、事実上対立候補を出させない異様な政治状況が続いてきた」とし、「人生の最後に、傍観者でなく行動しようと思った」と経緯を説明した。

 現市政については、「市民参画と厳しい財政運営を行ってきた」と評価し、その上で「市民会議などで、さらに市民の声を施策に取り入れていきたい」と述べた。また、米軍横田基地の軍民共用化については、「個人的には反対だが、基地周辺自治体とのコンセンサスを得ながら対応したい」とした。

(2008年2月19日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080218-OYT8T00709.htm

2211片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 01:51:58
県議定数40以下に、特別委で了承
 県議会の議員定数・選挙区調査特別委員会(蓬原正三委員長)は18日、45の議員定数を40以下とすることで了承した。現在の16選挙区をどうするかや、選挙区ごとの定数については来年度に持ち越した。2月定例会最終日(3月19日)に蓬原委員長が報告する。

 前回の委員会で、蓬原委員長と図師博規副委員長が、定数を38〜43まで減らす試案を委員に提案。各会派はこれを参考に検討した結果を報告した。

 最大会派の自民党は、「選挙区割りを現行のままとする意見や、山間地の議員数の配慮を求める声があり、集約できなかった」と説明。総定数は39か40とし、選挙区ごとの定数は今後の市町村合併の動向を見たうえで決めるよう提案した。

 ほかの会派は、社民党県議団が39、愛みやざきが36、公明党県議団が38か39、民主党県議団が39〜41。

 選挙区は、愛みやざきから8、社民党県議団からは9に合区する案が出された。

 蓬原委員長は「少なくとも現在より5人減らすという方針を決まったことで、委員会として一定の成果は出せた。今後は、選挙区などについて議論し、来年度中に条例改正まで持っていきたい」と語った。

(2008年2月18日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080217-OYT8T00492.htm

2212片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 08:34:48
京都市長選の舞台裏


山田知事(右端)は携帯電話でテレビの開票速報に見入った。(左から)福山民主党政調会長代理、谷垣自民党政調会長もくぎ付けに(17日午後10時15分、中京区の門川陣営の事務所で) 国政の与野党、自民、民主、公明、社民4党が推す前市教育長の門川大作さん(57)が、共産党推薦の中村和雄さん(53)に951票差で競り勝った京都市長選。「相乗り批判」を展開した前市議の村山祥栄さん(30)、会社相談役の岡田登史彦さん(61)も加わった混沌(こんとん)とした選挙戦の舞台裏を市長選取材班の記者が振り返った。

■相乗られ

 A 「相乗り」が最初から最後まで注目された選挙だった。選挙後、自民党の谷垣政調会長は「相乗り批判はステレオタイプ。政党に(市政への)姿勢の違いがあったとは思えない。国民生活のためには、妥協と協力は必要」と、相乗りの意義を強調した。

 B 確かにそうだが、市民は相乗りという結果よりも相乗りに至る過程を、「党利党略が先行している」と冷ややかな目で見ていたのではないか。

 C 当初、民主党府連の福山哲郎会長は「共産党を過大評価する必要はない」と、独自候補擁立の可能性を示唆した。結局、自民、公明党でも擁立論があった門川さんに、民主党が出馬要請し、自公が追随した。「結果として相乗り」になった。その間、政策論よりも政党のメンツが重視されてしまった。

 B 与党との相乗りを禁止した民主党本部は冷ややかだった。

 C 福山会長は赤松広隆・同党選対委員長に「相乗りではない。相乗られです」と食い下がったが、党本部は推薦を見送った。

■さや当て

 A 前回よりも市議の数が増え、民主党の力が増した分、自民、民主両党の主導権争いが激化した。

 B 選対本部長に自民側は谷垣政調会長を据えようとしたが、民主党が反発して空席になった。選挙カーに国会議員を乗せない方針にも反対した。

 A 民主党側が「うちは国会議員が選挙カーに乗って票を掘り起こす」と強調したが、自民党側は「国会議員に頼るのは、地道な活動をしていない証拠」と取り合わなかった。

 C 一方で電話作戦を十分にしない民主市議もいた。陣営内の自民側からは「民主の姿が見えない」と不満が上がった。選挙戦中盤、読売新聞の世論調査で、民主党支持者の3割強しか門川さんへ投票を決めていないことが分かり、引き締めにかかったが、あまり効果がなかった。

 A 民主党国会議員は「他候補に流れているのはうちが把握しきれていない人たち。固めようと思っても難しい」と話していた。民主党が頼ってきた<風>が他候補に吹くのを止める方法がなかった。

■風が見えない

 C 若い村山さんに対し、各陣営は「風」を警戒した。ただ、各陣営とも序盤はなかなか風を読むことができなかった。

 B 村山さんを押し上げる風が吹かなかったのは、「市民の選択肢が必要」と相乗りを批判したものの、政党の枠組み論の延長線上で、政策の違いを打ち出せなかったからだろう。

 A 中村さんは、左京区、南区など4区で門川さんの得票を上回った。弁護士としての実績を訴え、党派を超えて無党派層にも支持を広げていった。

 B それでも、接戦で負けた。現職市長が引退する選挙で、共産推薦候補が接戦で負けるのは3回連続。追い風を勝利につなげられなかったのはなぜだろう。

 C 中村さん個人の魅力もあって支持が拡大したものの、最後は「共産市政を許すな」という相乗り陣営の訴えが効いた。京都は共産支持層が厚いとはいえ、拒否反応を示す人も少なくない。共産党の限界を示した。

信頼回復へ挑戦を■門川市政誕生

 B 門川さんが25日に新市長に就任し、124項目のマニフェストに基づいた門川市政が始まる。

 A 経済界や多くの政党に支えられたため、マニフェストは多岐にわたる。「しがらみ」にけじめをつけられるか心配だ。

 C 「1年以内に不祥事終結」の公約を不安視する声が市役所内にある。職員の意識を末端まで変えるのは、並大抵なことでない。市民の信頼回復は、市政運営の土台だ。果敢に挑んでほしい。

(2008年2月20日 読売新聞)京都
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080220-OYT8T00053.htm

2213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 08:37:33
倉敷市長選告示まで2か月
予定3氏激しい前哨戦
 任期満了に伴う倉敷市長選(4月20日告示、27日投開票)は、20日で告示まで2か月となった。すでに立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の古市健三(60)、新人で元市収入役の伊東香織(41)、市議会議長の秋山正(53)の3氏(いずれも保守系無所属)で、マニフェスト(公約)を準備したり、集会を開いて組織固めや知名度アップを図ったりして、激しい前哨戦を展開している。

 【古市陣営】

 古市氏は昨年6月の市議会で、いち早く再選出馬を表明。市中心部の後援会事務所のほかに児島、玉島、水島、真備4地区に連絡所を設け、後援会の組織固めを進める。17日には市民会館で「始動式」と名付けた決起大会を開催、支持者や近隣の首長ら約2000人が集まった。

 「1期目にまいた種を実らせたい」と「倉敷前進」をキャッチフレーズに子育て支援や30人学級の実現など11項目のマニフェストも公表。陣営幹部は「行財政改革など1期目の実績を前面に打ち出し、攻めの戦いを進める」としている。

 【伊東陣営】

 伊東氏は市議会の反市長派らからの要請を受け昨年11月、総務省多国間経済室長の職をなげうって出馬を表明。市中心部の後援会事務所を拠点に女性や無党派層への浸透に力を入れる。11日には女性支持者約500人が集まって「女性の会」が発足、3月2日には決起集会も予定している。

 「倉敷の潜在能力を引き出したい」とキャッチフレーズは「くらしき力で市政刷新」。商店街の活性化など「10の約束」を掲げ、マニフェスト作成にも取り組む。陣営幹部は「初の女性市長実現に向け、旋風を巻き起こしたい」。

 【秋山陣営】

 秋山氏は、昨年末になって出馬を表明。ミニ集会や街頭演説を活発にこなすほか、企業の朝礼などにも精力的に参加して出遅れの挽回(ばんかい)を図っている。市内の後援会事務所に加え、玉島、水島両地区にも連絡所を設ける予定で、23日と3月9日に決起集会を開く。

 「すべては市民の為に」をスローガンに、入札制度を見直して市内業者の優遇を図ることなどを柱にしたマニフェストも作成。陣営幹部は「市議5期の活動で培った経験を生かし、背水の陣で臨む」とする。2月市議会最終日の3月18日に議員辞職するとしている。

 現在、市民の多くが関心を持っているのは「倉敷チボリ公園」の行く末。どんな決着にしろ、土地所有者のクラボウ(本社・大阪市)の意向に大きく左右されることもあって、明確な争点として浮上していないが、決着に対する各立候補予定者の評価や態度は有権者の判断材料となりそうだ。

 政党では、民主党県連がすでに自主投票を決定。社民党県連も19日、自主投票を決めた。自民党県連と公明党県本部は、まだ結論を出していない。共産党市議団もメンバーの市民団体「私たちの倉敷市政をつくる会」が候補者擁立を目指して人選中で、「22日にも発表する」としている。

(2008年2月20日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080219-OYT8T00698.htm

2214片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/20(水) 14:15:17
県都決戦:前橋市長選 審判を探る/下 民主、内外に結束アピール /群馬
 ◇宮崎氏「衆院選へ敵は自民」/投票率「期日前」増加が貢献

 自民、公明両党の推薦を受けた金子泰造氏に対し、党派に偏らない「市民党」を掲げた高木政夫氏には民主、社民両党が支持を表明した。「今回の市長選は保守、労組関係なく戦えた」。民主党所属市議の丸山貞行氏は留飲を下げる。

 不正会計問題による保守系と労組系の分裂後、同党県連では最高執行役員会議が開けず、意思決定ができない状態が長く続いた。だが、前橋支部が昨年12月に「高木支持」を表明すると、今年1月、持ち回りで同会議が開かれ、県連がこの決定に追随した。

 持ち回り開催を働きかけたのは民主党群馬1区総支部長の宮崎岳志氏だった。「相手は自民党。次期衆院選をにらみ、党内外に結束をアピールする必要があった」と明かす。昨年の知事選で独自候補を擁立できず、推薦候補を当選させられなかった同党にとって、市長選は数少ない党勢拡大の場でもある。県連がまとまり、連合群馬など支持団体の運動にも拍車がかかった。宮崎氏は高木氏陣営が組織した若者中心の自転車遊説隊に参加してもみせた。

 宮崎氏は「民主党支持層の7割がまとまった。すごいことだ」とし、5割を超えた投票率について「自民への反発が投票を促したのでは。民主支持層と無党派層の投票行動は似ている」と分析する。

 投票率の上昇については、市選管の松嶋克典事務局長が「期日前投票が全体を押し上げた」と説明する。期間中6日間の期日前投票者数は前回(04年)の2・64倍に当たる1万6763人にも上った。

 市選管は告示前から広報や自治会への回覧、ポスター掲示など啓発活動に努め、告示後も公用車による呼びかけを繰り返した。背景には5割を切る低投票率が続いたことへの危機感もあった。今回の当日投票率は45・89%と前回の46・02%をわずかに下回ったが、期日前は2・81%から6・51%へ大幅に上昇し、全体では前回を3・57ポイント上回る52・40%に達した。市選管は期日前の増加は投票所を前回の1カ所から9カ所に増やしたことが要因とみる。だが、目立った争点がなかっただけに、市選管は「啓発活動の効果がそれなりに出た」とする。

 高木氏の再選で終わった選挙戦。早くも金子氏を支援した市議会最大会派・清新クラブは19日の総会で「今後も是々非々を貫く」との方針を確認した。

 3月4日には市議会定例会が開会し、高木氏の2期目が本格的に始動する。(杉山順平が担当しました)

毎日新聞 2008年2月20日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080220ddlk10010127000c.html

2215片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/21(木) 01:30:25
転換:’08知事選 共産、知事選は自主投票 鎌倉、矢上氏を実質支援へ /熊本
 共産党県委員会(久保山啓介委員長)は19日「知事選に自主投票で臨む」と発表した。政策的に近いのは元県地域振興部長、鎌倉孝幸氏(61)と前相良村長、矢上雅義氏(47)で「ほかの候補は自公政治に近い」と支持しない方針。実質的に両氏を支援する形となる。

 県委員会は、川辺川ダム建設に中立だった潮谷県政の継承・発展や自民県政復活阻止を基準に対応を検討してきた。ダム反対の立場を明確にしている鎌倉、矢上両氏を支持する党内の意見などを踏まえ、17日の県委員会総会などで議論した。

 ただ、鎌倉氏は熊本市の政令市実現を掲げている▽矢上氏は刑事被告人である−−ことから、どちらも党として全面支援するのは難しいとして自主投票に決めた。

 今後、医療負担軽減や農業推進など県政に対する党の政策をまとめたビラを県内全域に配布する。

毎日新聞 2008年2月20日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080220ddlk43010226000c.html

2216片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/21(木) 02:55:28
県議選宮古島市区 奥平氏が出馬表明/観光、環境、雇用に重点
投稿日時: 2008-02-09 16:03:00 (204 ヒット)
2期目向け支持者ら気勢

 県議会議員選挙(五月三十日告示、六月八日投開票)宮古島市区(定数二)で、革新系現職で二期目を目指す奥平一夫氏隘雎は八日、市内レストランで出馬表明を行った。奥平氏は「観光、環境、雇用」が宮古島の将来展望のカギだとして①農業、水産業の振興②新産業の創出による若者の雇用確保③平和で安全な宮古づくり−など八つの基本政策を示した。

 奥平氏は、宮古島市の厳しい財政状況を挙げ、「今後とも行政改革を継続していく必要がある」と指摘。それと同時に▽企業誘致・企業創出▽地場産業の育成による雇用の拡大▽若年者の定着−に努めていくとした。
 「伊良部大橋や下地島空港および周辺残地の可能性は大きい」と述べ「アジアゲートウエー構想、沖縄振興計画後期にどのように位置付けさせるのかが今後の課題」だと話した。
 さらに奥平氏は、伊志嶺亮市政が取り組む「スポーツ・エコ・ウエルネスアイランド構想」は、環境、観光などを抜きにしては実現できないと指摘し、強力に支援していく姿勢を示した。
 「観光は最大の安全保障」だと奥平氏。「近隣の外国からの誘客や民間交流を通して平和は維持できる」と強調した。
 その上で奥平氏は「下地島空港の軍事利用に断固反対していく」と述べ、三千㍍級の滑走路を持つ同空港を「パイロットを育てていく大学や航空メンテナンスの工場誘致などが期待できる」との考えを示し、平和利用の観点からの振興策を示した。
 日本国憲法にも触れ「戦争をしない国として改悪を決して許さない」と述べ、平和と民主教育を推進していく決意を示した。
 後援会長の伊志嶺亮市長は、奥平氏の市議時代や県議一期目の活動状況を説明しながら「二期目の勝利に向かって頑張っていきたい」と支持を呼び掛けた。
 後援会顧問の真喜屋浩氏が激励のあいさつを行った後、後援会青年部長の平良昇氏の「ガンバロー三唱」で気勢を上げた。

 奥平 一夫(おくひら・かずお)1949(昭和24)年7月20日生まれ。平良字西仲宗根出身。93年、旧平良市議初当選。3期連続で務めた。04年、県議選出馬。旧平良市区で初当選を果たした。

奥平一夫氏の基本政策
 ①農業、水産業の振興と地域経済の活性化を推進
 ②新産業の創出による若者の雇用確保
 ③宮古エコアイランドの構築促進
 ④地域が輝くまちづくりの推進
 ⑤平和で安全な宮古づくり
 ⑥健康と長寿、ユイ(助け合う)社会の形成
 ⑦宮古に誇りを持つ教育と人材育成
 ⑧子育てや就労、各種相談の充実を支援
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=1908
沖縄宮古毎日

2217片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/21(木) 02:55:58
県議選宮古島市区 座喜味氏が出馬表明/農水産業核に経済活性
投稿日時: 2008-02-10 16:08:00 (225 ヒット)
初当選向け支持者ら気勢

 県議会議員選挙(五月三十日告示、六月八日投開票)宮古島市区(定数二)で、保守系新人で前宮古土地改良区事務局長の座喜味一幸氏(58は九日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで正式に出馬表明を行うとともに政策発表をした。座喜味氏は「農林水産業を核とした経済の活性化」を目指すとした上で生産加工業や観光産業の振興など六つの基本政策を示した。

 座喜味氏は宮古産のマンゴーが有名になったり、カボチャが東京で流通するようになるなど、昔とは様変わりしている農業の現状を指摘し「これからは生産できた品々をどのような方法でどこに売って、農家に利益を上げさせるか、流通市場や売るソフトづくりの整備が急務」との考えを示した。
 宮古を「日本の食糧を保証していく大事な基地にしたい」との思いを持つという座喜味氏は「今のうちに基盤を整え来る時代に備えるべき」だと強調。「最も重要なのはインフラ整備。宮古ではまだ半分なので今後ともスピード感を持って行っていきたい」と語った。
 自身の特徴として「行政経験者」であることを挙げ「予算の仕組みや市町村行政と県・国の仕組みなどを知っている。行政にはツボがあるので予算を取ってくる実務型の政治で具体的なことをやっていきたい」。さらに、二〇一一年には県振興開発計画の見直しがあることから「県知事を中心に県政に離島がどうあるべきかという問題を訴えていく」と話した。
 野津武彦後援会長は「これまで砂川県議が仲井真県政と結んできたパイプをますます大きいパイプにして」と呼び掛け。仲井真弘多知事は「座喜味さんの政策骨子は私の政策とほとんど同じ。彼の政策が実現できるよう一緒になって頑張る」との思いを示した。
 開会で、砂川佳一県議が「自分の後継者」だと激励し始まった出馬表明は、自民党県第四選挙区の西銘恒三郎支部長や五の日の会・仲村正治会長によるあいさつの後、支持者らは島尻安伊子参議院議員による「ガンバロー三唱」で座喜味氏当選への気持ちを一つにした。

 座喜味 一幸(ざきみ・かずゆき)1949年(昭和24年)12月15日生まれ。平良字西仲宗根出身。琉大卒業後、沖縄総合事務局に入局。前宮古土地改良区事務局長。

座喜味氏の基本政策
 ①農林水産業(第一次産業)の振興
 ②生産加工業(第二次産業)の振興
 ③観光産業(第三次産業)の振興
 ④医療と福祉の充実
 ⑤教育・文化・スポーツの振興
 ⑥海底天然ガス農業用利用を促進
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=1915
沖縄宮古毎日

2218片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/21(木) 02:56:21
県議選宮古島市区 坂井氏が出馬表明/観光軸に振興策強調
投稿日時: 2008-02-18 16:38:00 (231 ヒット)
行動力アピールし気勢

 県議会議員選挙(五月三十日告示、六月八日投開票)宮古島市区(定数二)で、宮古島の未来を拓く島人の会が推す坂井民二氏(58)は十七日、市内ホテルで正式に出馬表明を行った。坂井氏は「より速く、かなえます、島人の心」をキャッチフレーズに観光を軸とした①スポーツアイランド都市構想の推進②環境モデル都市構想の推進−などの重点施策を示した。

 坂井氏は「誰よりも速く行動し、誰よりも速く宮古の諸課題を実現、解決へと導きたい」と述べ、県議選出馬への思いを語った。
 その上で坂井氏は、経済の活性化と景気対策が「自立した宮古づくりを実現させるための振興策としては必要不可欠である」と強調した。
 観光をキーワードとした重点施策として①スポーツアイランド都市構想の推進②環境モデル都市構想の推進③伊良部大橋の完成を視野に入れた下地島空港とその残地の有効活用−などを掲げた。
 さらに坂井氏は、農林水産業の振興と商工業の発展に伴う物流の促進を示し「重点施策とリンクした形で全力で取り組んでいきたい」と決意を示した。
 今回無所属での出馬については「地方自治というのは、保守や革新にとらわれることなく是々非々で行うことが望ましい」と述べた。
 出馬表明の冒頭、あいさつした、宮古島の未来を拓く島人の会世話人代表の中尾英筰氏は「島を中心とした発展が宮古島には必要。島の特性を前面に出していく政治が求められている。宮古圏域には進行中やこれから計画されるプロジェクトがたくさんある。宮古島の将来を託すのは坂井氏しかいない」と述べ支持を呼び掛けた。
 会場には、宮古島市議会会派「そうぞう」の議員や旧平良市議会の元議長池間青昌氏、旧伊良部町の元町長浜川健氏らも出席した。
 最後は、後援会青年部統括の佐久川浩希氏の「ガンバロー三唱」で気勢を上げ、締めくくった。

 坂井 民二(さかい・たみじ)1949(昭和24)年9月24日生まれ。平良字西里出身。89年、旧平良市議初当選。連続3期務めた。2000年、県議選初当選し1期務めた。

坂井民二氏の重点施策
 ①スポーツアイランド都市構想の推進
 ②環境モデル都市構想の推進
 ③下地島空港とその残地の有効活用
 ④農林水産業の振興
 ⑤商工業の発展に伴う物流の促進
 ⑥子育て支援策の充実
 ⑦医療・福祉の推進
 ⑧教育・伝統文化などの人材育成
 ⑨失業対策と雇用の確保
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=1964
沖縄宮古毎日

2219片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/21(木) 02:57:57
2007年10月16日(火) 朝刊 2面
県議選 自民、現職12人公認
年内にも空白区決定
 自民党県連(外間盛善会長代行)は十五日、二〇〇八年六月の県議選で、現職十二人の一次公認を発表した。自民の現有議席は二十人。定数が現行二から一減となる南城市区は現職同士が競合するため調整を進める。後援会と協議中の現職議員、空白区の新人候補らを中心に年内にも二次公認を決定する方針。
 支持者らに勇退の意思を伝えていた宮古島市区の砂川佳一氏(64)は後任の人選が難航していることから一次公認を得た。

 新垣哲司幹事長は「参院選で大敗を喫し、態勢の立て直しが急務だ。衆院の早期解散が予想される中、県議選、衆院選で勝てる態勢を構築して臨みたい」とした。

 外間会長代行は「仲井真県政の安定のためには与党の過半数維持が不可欠。党本部と連携し、自民単独で過半数を突破できる候補者を擁立したい」と述べた。

 衆院各支部長の国会議員らと協力し、支持拡大を図る。

 一次公認は次の通り。

 【那覇市区】具志孝助氏(63)=四期目。一九四四年生まれ。県議会副議長▽浦崎唯昭氏(64)=三期目。四三年生まれ。同議会運営委員長【浦添市区】池間淳氏(57)=三期目。五〇年生まれ。県連総務会長【うるま市区】伊波常洋氏(56)=二期目。五一年生まれ。県連政調会長▽仲田弘毅氏(59)=一期目。四七年生まれ【宜野湾市区】佐喜真淳氏(43)=一期目。六四年生まれ【糸満市区】新垣哲司氏(58)=四期目。四九年生まれ。県連幹事長【名護市区】安里進氏(67)=三期目。四〇年生まれ。県議会総務企画委員長【宮古島市区】砂川佳一氏(64)=二期目。四三年生まれ。県議会経済労働委員長【石垣市区】辻野ヒロ子氏(63)=一期目。四四年生まれ【国頭郡区】岸本恵光氏(65)=一期目。四一年生まれ【島尻郡区】新垣良俊氏(58)=一期目。四九年生まれ

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710161300_05.html
沖縄

2220片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/21(木) 02:58:58
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2008新人の砂川利勝氏が出馬断念 現職の無投票当選か
Category: 政治・行政 Tag: 県議選



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6月8日の県議選に保守系無所属で出馬を表明していた市議の砂川利勝氏(44)は5日までに、立候補を断念する意向を固めたことが関係者の話で分かった。関係者によると、自民党石垣支部(知念辰憲支部長)の推薦が得られなかったのが大きな理由、近く会見して発表するという。これにより、革新系無所属で立候補を予定している高嶺善伸氏(57)、自民党公認の辻野ヒロ子氏(63)の現職2人の無投票当選の公算が大きくなりそうだが、状況の変化により新たな動きが出てくる可能性もある。

砂川氏は1月9日、記者会見して出馬を表明していた。その後、支部推薦を申請したが、同支部が同月23日、「賛否を問うて結論を出すことは組織運営上、好ましくない」などとして議題として取り扱わないことを決めたため、推薦の道は閉ざされていた。
 支部内では党公認の辻野氏、推薦を求める砂川氏をそれぞれ推すグループが対立の様相を呈し、「賛否を問うてでも結論を出す」(知念支部長)可能性もあったが、砂川氏の推薦を見送ることで組織内部の混乱を避けた経緯がある。
 推薦の可能性がなくなったことで砂川氏周辺から「かなり厳しい」との意見があり、関係者によると、砂川氏も「これでは戦えない」との判断に至ったようだ。
 砂川氏の地元、北部地区では当初から県議選出馬に否定的な意見があり、「県議に出れば北部地区の市議がいなくなる。砂川氏には市議として北部のために頑張ってもらいたい」(北部地区内の公民館役員)との要望が強かったという。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/10397/
沖縄八重山毎日

2221片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/24(日) 14:39:22
転換:’08知事選 2大政党対決前面に 民主、鎌倉氏推薦決定で /熊本
 県知事選は23日、民主党が元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)の推薦を決め、東京大教授、蒲島郁夫氏(61)を支援する自民党との「2大政党対決」の構図ができ上がった。ただ、民主党は一枚岩とは言い難い。一方の自民党も、元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)や弁護士の北里敏明氏(59)に支持層の一部を切り崩されている。前相良村長の矢上雅義氏(47)も両党支持層に浸透を図る。投票まで1カ月。複雑な様相を抱えたまま各陣営は前哨戦にしのぎを削る。【笠井光俊、山田宏太郎】

 「県政でも民主党の主張を打ち出していきたい」

 鎌倉氏推薦を決定した民主党県連の鎌田聡代表代行は、会見で熱っぽく語った。党内の意見の食い違いで、自主投票の声もあった中で民主党が鎌倉氏推薦に踏み切った背景には、昨年夏の参院選勝利で広がりを見せている党への支持を次期衆院選につなぎ、党勢を拡大する狙いもあった。

 難産の末の推薦決定だった。

 県議会で民主党と同一会派を組む無所属の3県議が自民が支援する蒲島氏支持の姿勢を示し、党内の意見も分裂。川辺川ダム反対などの基準に照らして1月26日の役員会で鎌倉氏か北里氏の2人に絞ったが、調整は難航した。

 県連代表の松野頼久衆院議員は、「党内のまとまり」を重視して自主投票を主張。2月に入っても役員会の議論はまとまらなかった。党本部が情勢調査に乗り出すこととなり、23日に結論を先延ばしした。22日夜から23日の役員・幹事会直前まで幹事がギリギリの話し合いを続けた。最終的に情勢調査などを踏まえて「党の姿勢を明確にすべきだ」との意見が幹部会の大勢を占め、全会一致の形で鎌倉氏推薦にこぎ着けた。

 鎌田代表代行は「鎌倉氏がガソリン税の暫定税率でも『地方財源が確保されるなら廃止もある』としたことで、我々とより近さを感じた」と決定の理由を述べた。

 民主県連は幸山政史熊本市長が初当選した02年と06年の同市長選、04年の知事選でも内部事情などを考慮し、自主投票だった。しかし、参院選勝利で事情が変わった。県連内で「今回は党の姿勢を打ち出すべきだ。衆院選にもプラスになる」と主戦論が高まっていた。

 一方、蒲島氏を「勝手連の一員」として支援する自民党県連の前川收幹事長は「党として動じることはない」と冷静な表情で語った。県連内には「あいまいな『勝手連』ではなく、明確に蒲島氏を推薦すべきだ」という声もある。前川幹事長は「しっかりと情勢を分析しながら粛々と活動を進めていくだけだ」と述べた。

 鎌倉氏については「『県民党』を標ぼうしていたが、そうではなかったということだ」と批判した。

 民主党県連が最後まで鎌倉氏とともに選考のそ上に乗せていた北里氏の陣営では、百井正治事務所長が「我々はどの政党にも推薦願を出さず、一貫して県民党を訴えてきた。政党に左右されない県政のためにも、今後もその立場で推し進める」と話した。さらに「自民、民主の対応が決まったが、我々はその二つとは異なる立場で戦っていきたい」と述べた。

 ◇鎌倉氏「大きな力」 民主党県連推薦決定、支持拡大に期待

 民主党県連の推薦決定を受け、鎌倉孝幸氏は23日午後、熊本市坪井の事務所で会見した。「組織の支援をいただくことは大きな力となる」と話し、支持拡大に期待を込めた。

 事実上、自民対民主の構図となることについては「自民がどう対応するかは予見できない。川辺川ダムや道路特定財源を除けば、地方行政で両党の政策にそんなに違いがあるのかなとも思う」と答えるにとどまり、踏み込んだ発言を避けた。

 会見前に民主党の鎌田聡県連代表代行ら県連役員が鎌倉氏の事務所を訪問し、推薦決定を伝えた。会見後、県連役員はさっそく陣営スタッフと今後の活動や態勢づくりについて話し合った。

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 ◇予想される主な顔ぶれ◇(敬称略)

岩下栄一 61 無新 [元]衆院議員

蒲島郁夫 61 無新 東大教授

鎌倉孝幸 61 無新 [元]県部長

北里敏明 59 無新 弁護士

矢上雅義 47 無新 [元]相良村長

毎日新聞 2008年2月24日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080224ddlk43010266000c.html

2222片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/24(日) 14:40:09
民主県連:現職推薦に前向き 知事選で代表言及−−定期大会 /岐阜
 民主党県連は23日、岐阜市内で定期大会を開き、大会代議員ら約100人が出席した。園田康博代表らこれまでの役員体制が、そのまま再任された。園田代表は知事選に言及し、「実績と友好関係を踏まえ、古田肇知事の擁立について、しかるべき時期に方針を出す」と古田知事の推薦に前向きな姿勢を示した。

 道路特定財源について、代議員から「ほとんどの国民は、ガソリンの値下げを望んでいる」「一般財源にすれば地方の道路もでき、ガソリンも値下げできる」などの意見が出された。

 また大会では、擁立が決まっていない4区を除く次期衆院選の候補者らが決意表明。「政権党として国民の信頼を獲得し、政権交代を実現すべく総力を挙げて取り組む」とする衆院選必勝決議を採択した。【宮田正和】

毎日新聞 2008年2月24
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080224ddlk21010121000c.html

2223片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/25(月) 01:08:24
草津市長に橋川氏
民・社推薦、現職伊庭氏破る
 任期満了に伴う滋賀県草津市長選は24日投票、即日開票され、無所属新人の元市政策推進部長橋川渉氏(59)=民主党、社民党推薦=が、無所属で現職の伊庭嘉兵衛氏(65)=自民党支持=を破り、初当選した。投票率は38・50%だった。

 市政の刷新か継続をかけ、ともにマニフェスト(公約集)を作成して中心市街地活性化や子育て支援などを訴えた。

 橋川氏は「市政に市民の声が届いていない」と現職批判に重点を置き、連合滋賀や嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」からも推薦を受けた。地元学区や民主・連合票をまとめたほか、無党派層にも浸透、候補擁立を見送った共産党支持者も取り込んで支持を広げ、現職に競り勝ち、国政の2大政党が支援する激戦を制した。

 伊庭氏は「改革続行」をスローガンに1期4年の行財政改革の実績などを訴えた。市議会の保守系会派「新生会」や市自治連合会などの支援を受けたが、支持を求めた公明党が自主投票を貫き、票の伸びを欠いた。

 当日有権者数は9万1337人。投票率は前回よりわずかに0・84ポイント上がった。

 ▽開票結果(選管最終) 

 当 17、584 橋川  渉 無新

  17、281 伊庭嘉兵衛 無現

 ・橋川 渉氏(はしかわ・わたる)京都大卒。草津市立命館駐在事務所長、政策推進部長などを歴任し、昨年10月に市役所を退職。59歳。草津市東矢倉3丁目。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008022400129&amp;genre=A2&amp;area=S00

2224片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/25(月) 03:04:00
橋川VS伊庭、互角の戦い
=24日投開票の草津市長選=

▲13日に公開討論会が開かれ、両氏は活発に論戦
◆湖南・草津市◆

 任期満了に伴う草津市長選は、新人で前市政策推進部長の橋川渉氏(59)=民主、社民、嘉田由紀子知事の政治団体「対話の会」推薦=と、再選を目指す現職の伊庭嘉兵衞氏(65)=自民支持=が二十四日の投票日に向けてデッドヒートを繰り広げている。そこで終盤戦に入った同市長選を記者座談会で展望してみた。【文構成・石川政実】


●ソフトか、ハードか

――栗東市の新幹線利権が消えた今、“裏社会”が注目しているのは草津市と守山市だね。草津市を“魔界都市”とまで呼ぶ県警の友人もいるよ。

 A 十七日の伊庭候補の出陣式で、山田亘宏守山市長は「元気な草津市にした伊庭さんに(市長を)やってもらわないともったいない」と檄(げき)を飛ばしたが、確かに新名神がまもなく開通する中、草津市が今後も開発指向を続けるか、それともソフトウエアに転換するかは、県全体にも影響を与えてくる。

 B 秋にオープンが予定されている大型店「イオンモール草津(仮称)」は、物販エリアの店舗面積が京滋最大の約六万平方メートルだけに、JR草津駅、南草津駅周辺の商業施設は大打撃をこうむるはずだ。開発を推進した伊庭候補も、それに否定的な橋川候補も、中心市街地の活性化を掲げているが、両者とも 具体論では説得力に欠ける。

 C 正直、これだけ大規模なら、おいそれと対応策など出てこないよ(笑)。

――高田三郎元市長(草津電機最高責任者)の徹底した開発指向が功を奏して現在の市の繁栄が生み出されたのは事実だ。ハードウエア優先の“高田イズム”は、芥川正次前市長や太田正明元助役、さらには伊庭候補にも受け継がれているが、ソフトウエアへの転換を訴える橋川候補は非常に厳しい評価を下しているね。

 A 確かに“高田氏イズム”をどう評価するかは、争点の一つになってきている。


●黒川前県議が反旗

 B 驚かされたのは、黒川治前自民党県連幹事長が橋川候補の応援弁士を務めていること。生粋の自民党員である同氏は「地元の矢倉学区から五十三年ぶりに候補が出るので応援している」と説明していたが、父の黒川広太郎氏が初代市長だっただけに、なにかしら因縁めくね。

――先月に行われた大津市長選では、現職の目片信氏が自民、公明の「推薦」を取りつけたのに対し、対抗馬の新人・黄瀬紀美子氏が民主、社民の「支持」、対話の会の推薦という構図だった。しかし草津市長選では、現職の伊庭候補が自民の「支持」、新人の橋川候補が民主、社民、対話の会の「推薦」で、大津市長選とはちょうど逆 の構図になっている。今回、公明が自主投票になり、前回の市長選で六千四百票を得票した共産推薦の候補者が出ないとなると、知名度のない橋川候補にも勝機が出てくるね。

 A そう単純にはいかないよ。伊庭陣営は、現職の強みを生かして自治会や農協など各種友好団体を手堅くまとめているしね。逆に橋川陣営は、連合滋賀の動きがいま一歩かもしれない。伊庭陣営の一部には、平成七年の参院選で連合滋賀の超大物幹部が自民幹部と手を結び高田三郎氏を担いで奥村展三氏(現衆院 議員)に敗れた歴史を経験しているだけに、その時の“連合人脈”に期待するむきもあるぐらいだからね。十六日現在の有権者は九万二千六百五十六人だが、投票率が前回(三七・六六%)並みの四〇%以下なら現職の伊庭候補、前々回(四六・四二%)並みの四五%以上なら新人の橋川候補が有利に。二万票が当選ラインだろう。
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n080221.html#2

2225片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 09:36:01
蒲島氏の推薦決定
県農政連
 3月の知事選で、県農政連(委員長=園田俊宏JA熊本中央会長)は26日、熊本市で会合を開き、自民党県連が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)の推薦を決めた。

 会合には11総支部などから30人が出席。記者会見した園田委員長によると、一部、自主投票を求める意見があったが、蒲島氏を推す声が大半を占め、全会一致で決めたという。園田委員長は「県の基幹産業である農業の振興策について蒲島氏とともに考えていきたい」と話した。3月3日に蒲島氏と政策協定を結ぶ。

 県農政連は、推薦願を提出していた元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)と蒲島氏のいずれかを推薦することにしていた。

(2008年2月27日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080226-OYT8T00714.htm

2226片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 09:37:06
知事出馬表明
自公は実績を評価 共産、独自候補擁立へ


2期目への立候補を表明する伊藤知事 26日の県議会代表質問で、7月に予定されている知事選への立候補を表明した伊藤知事。これまで、知事選に候補擁立の方針を示しているのは共産党のみで、他の各政党は財政再建などの1期目の実績に一定の評価を示しており、独自候補擁立の動きは見えない。

 元県議会議長ら4人が立候補し保守分裂となった前回選挙で、伊藤知事は「県民党」を掲げて支持を広げた。次期知事選についても無所属で立候補し、広く政党から支援を求める方針で、推薦を受けることには否定的な見解を示している。

 自民党県連の本坊輝雄幹事長は「就任以来、膨れあがった県債を減らすなどの評価すべき点は多い。支援の要請があれば前向きに検討したい」と述べた。県連は前回、伊藤知事と元県議会議長のどちらを推すかで一本化できずにしこりが生じた経緯があるが、「今回は一枚岩になれるだろう」と言い切る。

 前回、元県議会議長を支持した公明党県本部も、伊藤県政をおおむね評価している。成尾信春代表は「就任後の政策は、少人数学級の導入など党の方針と一致している部分がある。対応は手続きに沿って進める」としている。

 民主党県連は前回、伊藤知事を「応援」した。青木寛副代表は「今後、選挙戦の姿勢をはっきりされると思うので、それを受けて対応はする」と話した。

 前回、自主投票だった社民党県連合の北森孝男幹事長は「今は目の前に迫った鹿児島市議選(4月6日告示、13日投開票)に追われている。党としての方針は市議選終了後、県議団との協議を経て決めたい」と話した。その上で「(伊藤知事は)厳しい財政状況の中、それなりに良くやっていると思う。ただそのしわ寄せを県職員が受けているので、もう少し国に抵抗して頂きたい」と指摘した。

 一方、共産党県委員会は、1期目に厳しい見方を示す。久保田薫書記長は、鹿児島市沖の人工島建設や桜島の眺望確保のために県庁隣接地を購入するなどした政策について、「結論ありきで税金の無駄遣い。全く評価できない」と批判。「県政の流れを変えられる候補者を擁立したい」としている。

 伊藤知事はこの日、県議会の休憩中に報道陣の取材に応じた。一問一答は次の通り。

 ――出馬表明がこの時期になったのは。

 「前例を踏襲した結果。7月中旬の選挙となると、6月議会では遅いので今日の代表質問での表明に落ち着いた」

 ――前回は「県民党」の立場で選挙を戦った。次の選挙で政党との関係をどうするか。

 「今後検討するが、前回と政治的スタンスは変わらない。基本的に県民本位の行政を進める立場ならば県民党なのだろうが、県民党を表するか、無所属として政党に協力を求めるかのどちらかになるだろう。たぶん後者になるのではないか」

 ――政党への推薦願は。

 「未定だが、ある政党が推薦したら、別の政党が推薦できなくなるので、できれば推薦という形はとりたくない」

 ――次回は現職としての選挙。前回との違いは。

 「全く無名の1候補者だった前回とは全く違う。知名度も上がっているはずなので、選挙態勢づくりもしやすい」

(2008年2月27日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080226-OYT8T00615.htm

2227片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 09:52:08
民主、鎌倉氏推薦発表/小沢代表会見
2008年02月26日


鎌倉孝幸氏(中央)の推薦決定を受けて握手する小沢一郎民主党代表(右)と鎌田聡同党県連代表代行(左)=熊本市のホテルで

  民主党の小沢一郎代表が25日、熊本市で記者会見し、知事選で党県連が申請していた元県地域振興部長鎌倉孝幸氏(61)への推薦決定を発表した。小沢氏は「感想」としながら「政権政党は堂々とした方が民主主義のあり方としていい」と述べ、自民党が東大教授の蒲島郁夫氏(61)を公認も推薦もせず支援する姿勢を批判した。


  小沢氏は「地方行政は政党が争う必然性はないが、生活に影響が大きい選挙ほど国への関連もある」と述べ、党として鎌倉氏の応援に力を尽くす考えを示した。鎌倉氏が「県民党」を強調してきたことについては「私たちも県民のために知事を担う。党推薦と『県民党』は矛盾しない」と説明した。


  自民党県連幹部は「『県民党』だった鎌倉氏は変わった」と批判。「党として蒲島氏を推薦すれば、我々が変わったと思われる」と、支援のあり方を変える考えがないことを改めて示した。

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000802260003
熊本

2228片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 10:09:34
連合熊本は自主投票 鎌倉氏推薦 民主とは連動せず

執行委員会終了後、知事選の自主投票を発表する連合熊本の手嶋一弘会長(左)と上田淳事務局長
 連合熊本は25日、臨時執行委員会を開き、知事選(3月6日告示、同23日投開票)は自主投票にすることを決めた。民主党県連が23日に元県部長の鎌倉孝幸氏(61)の推薦を決定。その鎌倉氏は連合熊本にも推薦願を提出していたが、連合熊本は民主党とは連動しなかった。

 その理由について、手嶋一弘会長は「(与野党対決の)構図が確定するのが遅く、(推薦する)判断材料が不足していた」。上田淳事務局長も「投開票日まであと1カ月足らず。今、推薦を決めたとしても組織内に浸透させるのは困難」と時間切れを強調した。

 また、連合熊本推薦の県議3人が、自民党県連が支援する東大教授の蒲島郁夫氏(61)の支持を表明したことなども考慮し、自主投票により組織の分裂回避を図ったとみられる。

 民主党県連の鎌田聡代表代行は「連合と民主党が一緒に選挙戦に臨めないことは残念だ。今後は連合内部で鎌倉氏を推す人たちと連携していきたい」と述べた。

=2008/02/26付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20080226/20080226_001.shtml

2229片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/28(木) 15:27:08
枚方 府議補選 分裂自民党の今後を見る
 出来氏、苦難克服し市議や後援会等に感謝

 1月27日に開票され出来成元候補(59歳)が当選した枚方市府議補選は
候補者5人それぞれ課題と余韻を残した格好だ。
 殊に当選した出来氏の責任の重さは言うまでもなく、むしろ約3年後の
府議選が本番になる様相を醸し出している。その意味では岡沢候補もしか
りだ。選挙中に大分裂をした枚方自民を中心に過去と今後を追ってみた。
 選挙期間中、枚方自民党の岡沢龍一市議が「妻・教子」氏(38歳)の出
馬で自民党を離党、次いで昨年、井脇ノブ子代議士の斡旋で出来候補と和
解し、枚方自民党支部長の席に就いていた岡沢けんじ氏も「自民候補者の
出来候補がいる中で、義理とはいえ娘の出馬を止めることが出来なかった
責任」を感じ支部長辞任を申し出て実質選挙期間中に辞表を提出してい
る。
 ことは出来候補にとり「自民票が割れる。漁夫の利を共産に…」という
由々しき事態に陥り、あまつさえ、元枚方自民党支部長の経歴を持つ小川
ますみ氏(63歳)が出馬、必要以上に出来氏の神経を逆撫でしていた。
 かつては出来氏と親しかった小川氏の出馬、一部自民党陣営の後押しで
の岡沢氏の出馬は、出来氏にとり眠れない夜が続いたことは想像に難くな
い。
木鶏になれなかったが
 『木鶏』たり得なかった自らの不徳を責めることは出来氏にとりいとや
すいが、よくぞこの保守分裂選挙の中で勝ち扱いたことは出来氏の実力と
もいえるが、本人は謙虚にも勝因は多々ある中で、一丸となってくれた
後援会、この後援会婦人部が市議選挙の2倍動員してくれたこと、自民党
枚方市議5人の公私を問わない支援、公明党の激励、井脇代議士と運命共
同体として闘ったこと等を上げて感謝を表明していた。今後は一層期待さ
れる人材として出来氏の動きに注目が集まっている。
岡沢氏の今後に注目 政界進出に名乗り
 岡沢教子氏はあえて表現すれば突然変異的出現だった。演説上手、女性
代表としての外見も遜色なく、枚方政界にかくも優秀な人材がいたのかと
刮目する関係者も少なくなかった。それも表面立って本格活勤したのは告
示前後10日足らずにも関わらず、約1万9千票余の得票だった。次の選挙
を見据えて今後活動した場合、岡沢氏の政治家としての可能性は計り知れ
なく広がりそうだ。
 こうして驚く得票の実績を超短期間に残せた以上「次への道が開けた」
として、政界で進むべき道を模索する動きも大いにありそうだ。岡沢氏は
今回の選挙でも「父のやり残したことを継続したい」としているが、もし
かすると次回の府議題で再び『出来氏対岡沢氏』という、構図が再燃する
起爆剤を秘めている様相もある。3年後、出来氏62歳、岡沢氏42歳…。
http://www.ne.jp/asahi/kahoku/shinbun/2008/080215.htm

2230片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/03(月) 01:33:46
知事4選出馬表明
「独自」なく苦しい選択

 石井知事が28日の県議会本会議で行った4選に向けた立候補表明。これは2004年の前回選挙で推薦した4党のうち、自民、民主、公明の3党本部の「多選」候補への推薦を制限する方針に引っ掛かる。3党の県組織が態度決定に二の足を踏む状況の中、今議会で立候補表明に踏み切った背景には、どの党にも独自候補が見つからないという苦しい事情と、それを見透かしたかのような石井知事の“読み”がありそうだ。(坊美生子)

 この日、記者会見した石井知事は財政再建の実績をアピール。ものづくりなどの産業育成、岡山空港の路線拡充などで一定の成果が得られたと自己評価し、現状路線の推進を強調した。

 また、政党の動きについて、「主要政党本部の推薦がなくなってきていることをふまえ、各県連レベルで議論がされていくと思う」と分析。推薦依頼をどうするか問われ、「推薦や支持をいただくのはありがたいが、(各党の)動向を見守り、どのように行動するか適切に判断したい」と強気な一面も見せた。

     ◇

 21日に開かれた自民党県議団総会。代表質問で立候補への意向を尋ねるよう、知事側から要請されたことについて、対応が話し合われた。「支持や推薦を抜きに質問すればいい」「質問すれば応援するのが通例」など、意見が分かれた。

 同じ日、自民党選挙制度調査会が、公職選挙法見直し案に、知事と政令市長の任期を「連続3期12年まで」に制限することを盛りこむ方針を固めた。公共事業削減などで、県議団と石井知事の対立も深まっていたが、独自候補もいない。結局、執行部に一任され、28日の代表質問は「素直な気持ちをうかがいたい」という簡単な尋ね方になった。

 天野学・自民党県連幹事長は「県連レベルで推薦するかどうか、地元選出の国会議員と相談する」と話す。

 民主党も、暫定税率問題を巡り、石井知事と対立した。2月上旬、県が暫定税率の維持を求めるチラシを作成したことに、同党県連は「信頼関係を損ねる」と強く抗議。次期知事選で推薦しない可能性を示唆したが、22日には、津村啓介代表が石井知事と面談し、矛を収めた。同党県連は「多選問題や、党との信頼関係をもとに推薦するかどうかを決める」との説明を繰り返している。

 公明党県本部は「3期11年の取り組みに一定の評価はしているが、県政の閉塞(へいそく)感を打破するにはよほどのリーダーシップが求められる」とのコメントを発表し、態度を保留している。

 共産党県委員会は「チボリ問題でも巨額な税金投入をしてきた知事の責任は大きい」と批判、独自候補擁立を目指すという。社民党県連は「現職(石井知事)と意見の違いはないが、検討してから決める」としている。

(2008年2月29日 読売新聞)岡山

2231片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/03(月) 01:36:41
「民主・県民ク」分裂選挙!!無所属議員3人、蒲島氏支援へ
 3月6日告示、23日投票の知事選で、民主党議員2人と無所属議員5人でつくる県議会会派「民主・県民クラブ」の無所属議員3人が29日、県庁で記者会見し、自民党が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)を推すことを明らかにした。元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)を推薦する民主党は反発を強めており、会派分裂の事態も想定される。

 3人は渡辺利男代表(熊本市区)と平野みどり氏(同)、鬼海洋一氏(宇城市区)。いずれも県議選で連合熊本の推薦を受け、渡辺氏は民主党、平野氏は民主、社民両党の推薦を受けた。

 記者会見で渡辺氏らは、蒲島氏支援を決めた理由について「マニフェストやこれまでの意見交換を通して人物、識見ともに最も知事にふさわしい人物と判断した」と説明した。

 民主党と対応が分かれることに関しては「民主党の決定に縛られることはない。知事選は人物本位であり、政党の対立を持ち込む必要はない」とした上で、「国政選挙では今後も政権交代に向けて民主党を基軸にやっていくことに変わりはない」と強調した。

 蒲島氏が自民党から支援を受けていることについては「自民党も蒲島氏のさまざまな支援団体の一つ。マニフェストに明記された『県民党』の立場を貫かれると信じている」と述べた。

 渡辺氏ら3人が反対する川辺川ダム建設について蒲島氏がマニフェストで「第三者委員会で科学的に検証する」として反対の考えを示していない点に関しては、「第三者委員会で検証すれば結論はおのずと分かっている」と理解を示した。

 同会派に所属する民主党県連代表代行の鎌田聡氏は「蒲島氏支援を表明した以上、一緒に会派を組んでいくことは難しい」と反発している。

(2008年3月1日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080229-OYT8T00685.htm

2232片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/08(土) 01:38:46
選挙:太田市長選 秋山元県議、出馬を正式表明 /群馬
 元自民党県議の秋山一男氏(61)は6日、太田市役所で記者会見し、次期市長選への出馬を正式表明した。前回に続き2度目の挑戦となる秋山氏は「政治生命をかけた最後の戦い。負けたら引退する」と決意を述べた。

 同氏は旧太田市議3期を経て、91年の県議選に初当選。4期の間、副議長などを歴任。05年の市長選で現職の清水聖義氏(66)に敗れた。

 同市長の任期満了は来年4月16日だが、清水氏が衆院選出馬を表明。年内の衆院選も予想され、その際は同時に市長選も実施されると見られている。

 市長選には既に元民主党県連事務局長の長沼広(ひろむ)氏(57)が出馬を表明、自民党の現職県議の名前も挙がっている。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年3月7日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080307ddlk10010274000c.html

2233片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/08(土) 23:40:03
政治
県議選76人出馬意向 投票まで3カ月
 県議選(5月30日告示)は6月8日の投票日まであと3カ月に迫った。48の定数に対し、これまでに現職、前・元職、新人合わせて76人が出馬の意向を固めている。14の選挙区で事務所開きなど選挙戦に向けた動きが活発化。仲井真県政発足後初の県議選で、与党が多数を占めている議会勢力がどう変わるかが注目される。基地問題、経済振興、医療・福祉問題などが争点になりそうだ。
 県議会は現在、定数48(欠員1)のうち、与党が27、野党が20。出馬の意向を固めた76人の内訳は与党系37人、野党系38人で、中立としているのが1人。
 現職は47人のうち31人が出馬を決定。2人は態度を明確にしていない。9人が勇退の意向。4人が次期衆院選、1人が那覇市長選へ出馬する意向。前職1人、元職4人、新人40人が出馬を固めている。
 県内各党は既に公認・推薦を発表。公認候補は自民20人、社民6人、公明3人、社大4人、共産6人、そうぞう1人、民主4人。無所属の内訳は与党系14人、野党系17人、中立1人。

(3/8 10:28)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-32006-storytopic-3.html
沖縄

2234片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/10(月) 03:56:19
多賀町長に久保氏
新人対決、大差で深田氏破る
 任期満了に伴う滋賀県多賀町長選は9日投票、即日開票され、新人の久保久良氏(54)=無所属=が、新人の深田治夫氏(75)=同=を大差で破り、初当選した。

 3期目の夏原覚町長(77)が17日で引退、8年ぶりの選挙は前町議同士の対決となった。

 久保氏は昨年10月に立候補を表明。民主党県連や複数の地区推薦を受け、若さと行動力を前面に打ち出した。高齢者や障害者、子育て世代の生活支援など暮らし優先の政策をアピールし続け、地盤の山間部のほか町中心部でも、幅広い世代から支持を得た。

 深田氏は町議通算5期の経験を強調。中学校給食導入のほか、文化ホール建設などを公約に掲げたが、立候補表明が1月末と遅れたのも響き、及ばなかった。

 町長選と同時に町議選(定数12)も行われ、新議員が誕生した。

 当日有権者数は6650人。投票率は85・94%で、町選管が記録している1980年以来、最低となった。

 ▽開票結果(選管最終) 

 当 3924 久保 久良 無新

  1676 深田 治夫 無新

 ・久保 久良氏(くぼ・ひさよし)滋賀大経済学部卒。多賀中PTA会長や川相区長などを務め、2004年、町議に初当選した。衣料小売業、商工会副会長。54歳。多賀町川相。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030900131&amp;genre=A2&amp;area=S20

2235片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/12(水) 00:57:58
鎌倉候補の支援決定 21・労組会議 知事選

 二十三日投開票の県知事選で、自治労など旧総評系の県内十三労組で構成する「くまもと21・労組会議」(代表幹事・西岡誠也自治労県本部委員長、二万三千人)は十一日、熊本市のホテルで幹事会を開き、民主党県連が推薦する鎌倉孝幸候補の支援を決めた。

 幹事会では、二月末に民主党県連から提出された鎌倉候補の支援要請について協議。「支持・協力関係にある同党からの要請を重く受け止める」として、支援することになった。出席した十三人の幹事から異論はなかったという。西岡代表幹事は「具体的な対応は各労組での判断」とし、「機関紙での広報など構成組織内での鎌倉候補の浸透を図るほか、民主党からの集会参加などの要請があれば対応したい」と話している。(野田一春)
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080311200010&amp;cid=main

2236片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/15(土) 00:57:19
選挙:有田市長選 玉置市長が出馬を表明 /和歌山
 有田市の玉置三夫市長(74)は13日、市議会の一般質問で、任期満了(9月16日)に伴う市長選に立候補することを表明した。

 玉置市長は「最重要課題は財政の健全化。再生団体転落を回避しなければならない。住んでいて良かったと思える古里づくりに向け、全身全霊を傾注する」と述べた。

 97年に初当選。00年衆院選に絡む選挙違反事件で辞職。有罪判決を受けて03年10月まで公民権停止となったが、04年に返り咲いた。【辻加奈子】

毎日新聞 2008年3月14日
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080314ddlk30010455000c.html

2237片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/16(日) 22:55:04
甲斐市長選:郵政造反復党組・保坂氏が出馬へ 山梨
 自民党の保坂武衆院議員(63)=山梨3区=が、地元の山梨県甲斐市長選(10月2日任期満了)への立候補を検討していることが分かった。複数の県連関係者に出馬の意向を伝えており、藤巻義麿市長の引退表明を待って正式表明するとみられる。

 3区では次期衆院選の党公認を、05年衆院選の郵政造反復党組・保坂氏と、刺客候補で比例南関東ブロックで復活当選した小野次郎衆院議員(54)が争っている。保坂氏の市長選出馬が決まれば、3区の党公認は小野氏で決着する公算が大きくなった。

 保坂氏は毎日新聞の取材に、藤巻市長から後継を打診され、後援会からも市長選出馬を求める声が強いとしたうえで、「支持者の意見を重く受け止めて対応しなければならない」と述べた。【宇都宮裕一】

毎日新聞 2008年3月16日 19時27分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080317k0000m010043000c.html

2238片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/17(月) 00:56:54
熊本県知事選 自民支援 蒲島氏が先行 世論調査 民主・鎌倉氏ら追う
 西日本新聞社は、23日投開票の熊本県知事選について電話世論調査を行い、取材も加味して情勢を探った。無所属新人の5候補のうち、自民党が支援する政治学者の蒲島郁夫氏(61)が比較的幅広い支持を集めて先行。元県部長の鎌倉孝幸氏(61)=民主推薦、元熊本県相良村長の矢上雅義氏(47)、弁護士の北里敏明氏(59)、元衆院議員の岩下栄一氏(61)が追う展開となっている。

 熊本県知事選は61年ぶりに過去最多タイとなる5人が立候補。議員や各種団体などの支持が複雑に入り組む中、蒲島氏を支援する自民と、鎌倉氏を推薦する民主の与野党対決などが注目される。ただ、調査では3割が誰に投票するか決めておらず、無党派層の動向を含めて、なお流動的な要素がある。

 調査結果を基に情勢を分析すると、蒲島氏は自民党支持層の3割以上、公明党支持層や無党派層の各3割からと比較的幅広く支持を集める。地域別でも、まんべんなく浸透する傾向がみられる。

 鎌倉氏は社民党支持層の3割強の支持を受けるが、肝心の民主党支持層は3割弱しか固め切れていない。地域別では、出身地の阿蘇以外は蒲島氏に先行を許している。

 矢上氏は共産党支持層の3割以上のほか、民主党支持層の一部にも食い込んでいる。北里氏は自民党支持層、岩下氏は公明党支持層のそれぞれ一部に浸透している。

 一方、争点のひとつである川辺川ダム(同県相良村)建設問題では、6割近くが「反対」と回答した。「就任半年後に態度を明らかにする」と主張する蒲島氏は「賛成」「反対」双方から支持を集めている。

 調査は14‐16の3日間実施。市町村別人口、年齢、性別に配慮して無作為抽出した有権者に電話し、有効回答を得た934人分のデータを分析した。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20080317/20080317_001.shtml
=2008/03/17付 西日本新聞朝刊=

2239片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/17(月) 19:53:52
蒲島氏が先行 知事選世論調査

 熊本日日新聞社は十四〜十六日、無所属新人五人が争う知事選に関する電話世論調査を実施。取材網も動員して終盤情勢を探った。その結果、元東京大教授の蒲島郁夫氏(61)が先行、元県地域振興部長の鎌倉孝幸(61)=民主推薦、元球磨郡相良村長の矢上雅義(47)、弁護士の北里敏明(59)の三氏が追っている。元衆院議員の岩下栄一氏(61)は伸び悩み。

 52・0%が誰に投票するか決めておらず、二十三日の投票日まで予断を許さない情勢だ。その一方で過去最多タイの候補者数にもかかわらず、「大いに関心がある」は30・8%にとどまる。

 蒲島氏は、自民支持層の四割弱を固め、連立する公明にも浸透。自民の議員後援会や友好団体による“勝手連”的な支援が奏功している。自民に距離を置いていた市民グループも合流した集票態勢で、無党派層や民主支持層にも食い込み、全県で支持を得ている。

 鎌倉氏は、推薦する民主の小沢一郎代表らが熊本入りするなど、民主を前面に打ち出した戦い。川辺川ダム反対の市民グループや高校同窓生なども支援。共産、社民にも食い込むが民主支持層を固めきっていない。出身地の阿蘇で先行する。

 矢上氏は、地元の人吉・球磨で優位に立ち、かつての選挙区だった旧衆院熊本二区で支持を集めている。相良村長として川辺川ダムに反対した実績を強調。共産支持層を取り込んでいるものの、無党派層への食い込みが弱い。

 北里氏は、保守系の元議員や企業などの後援会に乗って自民支持層に食い込む。地盤の阿蘇をはじめ天草、熊本市で支持を得ている。

 岩下氏は、県議、衆院議員時代の後援会を軸に集票。熊本市以外では浸透していない。

 一方、新知事に最優先で取り組んでほしいのは(1)県財政再建・行政改革32・6%(2)医療・福祉27・6%(3)産業や農業などの振興策26・3%―が三大政策。半面、▽川辺川ダム問題3・7%▽県立高校再編問題2・3%▽水俣病対策1・1%―の優先度は極めて低い。(知事選取材班)
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080317200006&amp;cid=main

2240片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/18(火) 11:29:49
戦いの構図 徳島市長選  衆院選の前哨戦
低調ムードに原陣営 危機感

 4月6日に投開票される徳島市長選の告示が30日に迫った。これまでに自民、公明両党が推薦する現職の原秀樹氏(52)、民主党推薦の生花販売会社役員の加藤真志氏(60)、共産党推薦の徳島大名誉教授の十枝修氏(65)の無所属3人が立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦になる公算が大きい。県都の戦いの構図を探った。(福島百合子)

 「今回の選挙は、原さん対仙谷さんです」。8日に徳島市内で開かれた自民党の常任総務会。市長選での活動計画案の説明に立った党所属の市議が語気を強めた。次期衆院選で徳島市を含む徳島1区から立候補する衆院議員・岡本芳郎(比例四国ブロック)が県連会長として出席していることを意識してか、同じ選挙区の民主党県連代表・仙谷由人の名前になると、ひときわ力が入った。

 2005年9月の衆院選。小泉首相(当時)による郵政解散で、自民党への圧倒的な追い風があったにもかかわらず、徳島1区で岡本は仙谷に約1万4000票差をあけられての〈2連敗〉を喫した。原、加藤、十枝という3人の対決は、次期衆院選での徳島1区の構図に重なる。

 しかし、今一つ盛り上がらない、という焦りが関係者にはある。

 「このムードで行けるんだろうか。非常に心配している」。岡本は2日、同市内で開いた政治資金パーティーで、市長選の盛り上がりが欠けていることを懸念した。岡本は「この市長選は私の選挙と同じ。どうかお力添えをお願いします」と、集まった支持者たちを引き締めた。

 再選を目指す原は今回、推薦を受ける自公系会派以外にも、民主党系議員を含め、市議会の8割近い支持を取り付けた。ある自民党系市議は「(陣営には)安堵(あんど)の空気すら流れている」という。

 ただ、前市長の小池正勝が再選を果たした1997年2月の市長選では、投票率は過去最低の30・68%。ある自民党市議は「原さんは失点がない代わり、目立った功績もない。仙谷さんが強い1区では、投票率が下がれば下がるほど厳しい戦いになる」と漏らす。

 原は2月中旬、批判の多い新町西地区再開発事業で、07年度末に予定していた都市計画決定を今夏に延期すると発表し、「市長選で批判をかわすためか」と憶測を呼んだ。原は「選挙のためではない」と否定したが、市議の1人は「与党の立場から再開発を支持してきたのに、今になって延期するといわれても……。主張がぶれるのはマイナスイメージ」と心配する。

 原は17日、市長選に臨むマニフェストを発表。職員の削減や市税徴収率の向上で計画目標を上回る43億円の財源を確保したことなどをアピールした。こうした〈実績〉を、どこまで浸透させることができるだろうか。(敬称略)

(2008年3月18日 読売新聞)徳島

2241片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/19(水) 06:43:33
自民党県連 笠岡市長選で現職推薦  倉敷市長選は自主投票
 自民党県連は17日、総務会・選挙対策委員会合同会議を開き、倉敷市長選は自主投票、笠岡市長選では唯一立候補を表明している現職の高木直矢氏(66)を推薦することを決めた。

 同県連によると、倉敷市長選では、立候補を表明している現職の古市健三氏(60)、元市収入役の伊東香織氏(41)、前市会議長の秋山正氏(53)の各氏から推薦の申請が出された。地元県議らの意見は「現職を推薦すべき」「後援会や党の地域支部は割れている」と分かれ、県連四役と会長の逢沢一郎・衆院議員が協議し、自主投票を決めた。

 両市長選には、民主党県連も同様の対応を発表している。

(2008年3月18日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080317-OYT8T00765.htm

2242片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/19(水) 06:46:16
日向市長選告示、現新一騎打ち
 日向市長選が16日、告示された。新人で元県警察学校長の上原勇氏(63)と再選を目指す現職の黒木健二氏(65)(いずれも無所属)が立候補を届け出た。2006年2月に旧東郷町と合併した後の初の市長選で、23日に投開票される。(江崎宰、大森祐輔)

 同市では、企業誘致などによる経済の活性化、市民の高齢化に伴う福祉対策などが課題となっている。

 上原候補は、市民と議会、行政が一体となって、市民の目線に立った市政を運営することなどを主張している。

 黒木候補は、旧東郷町との合併や企業誘致、小中一貫校の導入などの実績を強調し、現市政の継続を訴えている。

 投票は23日午前7時から午後8時まで、52か所(うち2か所は1時間繰り上げ)で行われ、同日午後9時10分から市体育センターで開票される。

 有権者数は15日現在、5万1763人。

 ■上原候補

 原町の選挙事務所前で出陣式を開き、地元の県議や市議らが出席した。

 上原候補は「現在の市役所は、市民に対しての説明責任を果たしていない。私は市民の意見を聞く『一日市長室』を開くなどして、市民が主役の政治をしていきたい」と決意表明した。

 そのうえで「政治は素人だが、その分、しがらみのない政治ができる。情熱では負けない。日向に対する愛情を持って頑張る」と支持を訴えた。

 ■黒木候補

 同市日知屋の選挙事務所前で出陣式を開き、江藤拓衆院議員や首藤正治延岡市長らが出席した。

 黒木候補は「日向・延岡地区新産都市の総仕上げをする。(細島工業団地の未利用地)100ヘクタールをすべて企業で埋める」と訴えた。

 さらに「これまでやってきたことが上昇気流として点火した。この火が消えたら元のもくあみになる。市のさらなる再生に向け、力を貸していただきたい」と呼びかけた。

(2008年3月17日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080316-OYT8T00508.htm

2243片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/20(木) 13:58:32
転換:’08知事選 県議補選・上益城郡区、相乗効果狙う民主 /熊本
 ◇保守勢は暫定税率で応戦

 知事選と同じ23日に投開票される上益城郡区県議補選(改選数1)は無所属の2人と民主1人が立候補し、知事選同様に“自民党系対民主党”の様相となっている。知事選との相乗効果で票の掘り起こしを狙う民主党に対し、他の2陣営からは道路特定財源問題などで民主批判が挙がっている。

 県議補選の民主、大平雄一候補(42)の選挙カーは19日、山都町を遊説。知事選の民主推薦候補も同日、嘉島町に入り、互いに「民主党」を連呼した。知事選では候補者の選挙カーと支援団体の街宣車の2台が活動できる。県議補選でも、候補者が政党公認であれば政党の街宣活動が認められる。民主党県連は「他の陣営と違い4台の車を回すことができる」と効果に期待する。

 15日には小沢一郎党代表が益城町入りして選挙を盛り上げた。民主党は、こうした取り組みで県議補選と知事選の相乗効果に加え次期衆院選での支持拡大にもつなげたい考えだ。

 民主党の活発な動きに、県議補選に立候補した残りの2陣営は神経をとがらせる。

 無所属の増永慎一郎候補(44)が告示日の14日に御船町で開いた出陣式で、上益城郡選出の児玉文雄県議(自民)が、民主党批判を口にした。

 「九州横断自動車道御船延岡線の工事が進められているが(揮発油税の)暫定税率の行方を注視している。もし、この道路が通らないことになれば、地方と都市の格差が一層広がる」

 無所属の福島章之候補(62)の出陣式にも複数の自民党国会議員から祝電が寄せられた。支援する住永幸三郎益城町長は「政争はやめ、益城町民は一つにならなければならない」と訴えており、同じ益城町に住む大平候補への警戒を強める。福島候補も「益城から保守の灯火を消してはならない」と支持を呼びかけている。【山田宏太郎】

毎日新聞 2008年3月20日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080320ddlk43010006000c.html

2244片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/21(金) 12:39:28
転換:’08知事選 最後の休日、訴えも熱く 5候補、県内各地で演説 /熊本
 県知事選は終盤戦に入り、投票日(23日)直前の祝日となった20日、各陣営とも繁華街など人が集まる場所に繰り出し、街頭で熱弁をふるった。【笠井光俊、山田宏太郎、高橋克哉】

 ◇岩下候補

 元衆院議員の岩下栄一候補(61)は熊本市の健軍商店街と並木坂をのぼりを立てた自転車で遊説した。県議選や衆院選でもやったことはなかったが「選挙カーより姿が見せられるのでいい」と挑戦し、市街地をスイスイ。「県民の目線で皆さんの生活を肌身で感じながら、熊本の振興を図ります」と庶民派をアピールしていた。

 ◇北里候補

 弁護士の北里敏明候補(59)は昼前、熊本市の下通アーケード街を歩き「県財政を立て直して商店街を活性化し、どの都市にも負けない魅力を持った街を作ります」と訴えながら、買い物客らと次々に握手。午後は、菊陽町の光の森で政治評論家の森田実氏とともに街頭演説した後、再び熊本市に選挙カーを走らせた。

 ◇鎌倉候補

 民主党推薦で元県地域振興部長の鎌倉孝幸候補(61)は、同党の菅直人代表代行と熊本市のアーケード街を練り歩いた。菅氏は「川辺川ダムのような無駄な公共事業は止めなければならない。国にもきっぱり言えるのは鎌倉さんだ」と訴えた。地産地消推進の姿勢を示そうと、野菜販売用のリヤカーもパレードに加わった。

 ◇蒲島候補

 元東大教授の蒲島郁夫候補(61)は、出身地に近い菊池市や合志市などを回った。菊池市の「道の駅泗水」では、約250人の支持者を前に「今、県民に夢を与える知事が必要だ。農家への尊敬に根ざした農業政策や長寿を恐れなくてよい介護システムを作る」と主張した。自民党の坂本哲志衆院議員や地元首長らも応援演説した。

 ◇矢上候補

 前相良村長の矢上雅義候補(47)は午前中、宇土市の中心市街地で「国の規制緩和や三位一体改革で地方は疲弊した。農林水産業が本当に活性化する政策を熊本から実現したい。若者が地域に残れるよう努力していく」と訴えた。その後、三角半島を一周した後、夕方からは熊本市東部の住宅地を中心に遊説して回った。

毎日新聞 2008年3月21日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080321ddlk43010003000c.html

2245片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/22(土) 00:49:29
「知事選」へ勉強会発足
自民県議、派閥横断30余人
2008年03月21日10時57分 千葉

 来春の知事選に向けて、県議会最大会派の自民党内に派閥横断的な勉強会「県盛会」(会長、成尾政美県議、四期)が発足したことが二十日、分かった。

 会長代行に河上茂県議、幹事長に宇野裕県議(いずれも四期)が就任。若手中心の集まりだが、当選五回の鈴木良紀氏、県議会最高齢の伊藤丈氏(73)らも参加している。

 昨夏の参院選で党公認候補を支援した県議の会が立ち上がった際、次期知事選は「県議団が一丸となり戦うこと」を確認しており、いよいよ具体化する格好だ。

 党県連内には、本清秀雄幹事長が会長を務める「京葉政経研究会」と、浜田穂積議員会長が会長の「千葉政経懇話会」、斎藤万祐元政調会長が率いる「槇友会」の三派閥が存在。

 派閥横断的となる県盛会は、現状では三十人以上が参加予定。十四日に千葉市内で開かれた会合には二十数人が出席、「第四の派閥誕生か」との憶測もよんでいる。

 成尾会長は千葉日報社の取材にこうした憶測を否定。「いま自民党は大変な時期。衆院選はいつあっても不思議ではないし、知事選も控えている」と述べ、結束の重要性を強調する。

 一方、宇野氏は「次期知事に託す政策を話し合う場」とするが、別の参加者は「いろいろな外圧に負けず候補者を立てて戦いたい」と述べ、現職県議による独自候補の擁立にも意欲を見せる。

 党県連の規約では、知事選の候補者選考は県選出国会議員団の議を経て選対委員会で決定。前回知事選は独自候補を擁立できず、俳優の森田健作氏を「支持」した。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1206064632

2246片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/22(土) 00:51:06
投票率「50%前後」? 当選ラインは30万票か 知事選 熊本
 知事選の投開票日(23日)まであと3日。各陣営の熱い論戦が続く中気になるのが投票率だ。今回は61年ぶりに過去最多タイの5人が立候補する激戦の構図。150万人の有権者のうち、どれくらいが投票所に足を運ぶのかも選挙結果に大きく影響しそうだ。

 投票率について、複数の陣営が予想するのが「50%前後」という数字だ。2期目を目指した潮谷義子知事の事実上の信任投票で、過去最低だった前回(2004年)の38.67%は上回るものの、参院補選と同日選となった前々回(2000年)の62.46%は下回る‐という。

 根拠の1つとなっているのが、期日前投票の出足の鈍さ。県選管が発表した投開票日1週間前の投票状況(16日現在)は3万2353票。知事選と同じ全県選挙区で、投票率が70.88%に達した昨年夏の参院選に比べるとほぼ半分のペース。

 「物足りない。5人も立候補しているのだから、もうちょっと伸びてもいいはずだが…」(ある陣営幹部)。

 選挙戦では多数が立候補する「乱戦」より、2人がしのぎを削る「一騎打ち」の方が投票率が上がりやすい、というジンクスもある。

 県選管によると、過去の知事選のうち、今回と同じ5人が立候補した第1回(1947年)の投票率は77.84%。

 その4年後、保守分裂で有力な現職と新人が激突した第2回(51年)は88.55%に達し、歴代最高を記録。事実上、同じ構図となった第4回(59年)も79.64%で、第1回を上回っている。

 仮に今回の投票率を50%と仮定した場合、投票数は約75万票。単純計算では37万5000票を超えれば「当確」となる。実際は5人に票が分散するとみられるので「30万台に乗せれば勝てる」(自民県連幹部)という見方が大勢だ。

 実は、過去16回の知事選で当選者の得票数が最も低かったのは、今回と同じ5人の「乱戦」となった第1回。初代知事の桜井三郎氏(故人)が31万9246票で当選している。

 当時の有権者数は現在の約3分の2。単純比較はできないが「当選するならば、できるだけ多くの有権者から支持されたい。そのためにも投票率は上がってほしい」というのが、各陣営の共通した思いだ。

=2008/03/21付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20080321/20080321_002.shtml

2247片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/22(土) 12:39:14
鹿沼市長選 次期衆院選にらみ激戦か
 5月18日告示、25日投票の鹿沼市長選で、民主党県連幹事長の佐藤信県議(61)(鹿沼市・西方町選挙区)が21日、県庁で記者会見して立候補を正式表明した。現状では、すでに3選出馬を表明している阿部和夫市長(59)と佐藤氏の一騎打ちの公算が大きい。阿部市長は自民、公明の両党の推薦が決まっており、佐藤氏も民主党の推薦を受ける方向で、次期衆院選もにらんで激戦が予想される。

 前回2004年の市長選で、民主党系は、佐藤氏や元衆院議員で現市教育長を務める小林守氏が出馬に意欲を示したが、直前で断念。その結果、阿部市長が無投票で再選された。

 今回、県連幹事長の立場を辞してまで市長選に挑む予定の佐藤氏。背景には、「2期連続の無投票は好ましくない」(佐藤氏)こと以上に、次期衆院選を見据えた党内の思惑が絡む。

 05年衆院選、07年参院選における民主、自民両党候補の鹿沼市での得票は、1勝1敗。小選挙区での勝利を目指し、福田昭夫衆院議員が地盤固めを進める栃木2区での前哨戦ともなる市長選で「不戦敗となれば、支持者への説明がつかない」(県連幹部)からだ。

 ただし、関係機関と調整を進める過程で候補者選びは難航。市長選まであと2か月に迫り、「(民主党系の鹿沼市議の)松井正一市議を軸にやってきたが、最終的には乗り越えきれない部分があり、しからば私がやるしかない」と佐藤氏が最終的に決断した。

 こうして“不戦敗”は避けられたが、同党は現時点で、今秋に予定される知事選へ明確な立場を示せていない。さらに、LRT(次世代型路面電車)導入反対の立場から対抗馬を擁立する方針の宇都宮市長選でも、「特定の有力候補が挙がっているわけではない」(県連幹部)状況。課題山積の中、「幹事長として県連をまとめられるのは佐藤氏しかいなかった」(支援団体の関係者)という声もあり、党県連は今後、厳しい運営を強いられそうだ。

(2008年3月22日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080322-OYT8T00014.htm

2248片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/24(月) 10:19:30
農協職員から政治学者、そして熊本知事…異色転身蒲島さん

 農協職員から苦学の末に政治学者へ――。23日投開票の熊本県知事選で当選した元東大教授の蒲島郁夫さん(61)は異色の経歴を持つ。

 熊本県山鹿市生まれの蒲島さんは、家計を助けるため、少年時代に新聞配達を続け、合間に読んだ記事を通して政治に興味を持った。

 県立鹿本高校を卒業した後、地元の農協に就職。国の農業研修生として米ネブラスカ大で畜産学の講義を受けるうちに学問の面白さに目覚め、帰国後、牛乳配達で資金をためて再び渡米し、同大で豚の精子を研究する繁殖生理学を学んだ。

 しかし、政治への思いを断ち切れなかった蒲島さんは28歳でハーバード大大学院に転じて政治経済学の博士号を取り、筑波大へ。世論調査などに基づくデータを駆使し、投票行動などを分析する手法が評価され、50歳で東大法学部教授に。日本の現代政治を研究する「政治過程論」を教えてきた。知事選出馬のため、3月5日に退職した。

 政権交代可能な2大政党制が持論だが、知事選では「県政に政党の対立はいらない」と政党対決色を「封印」した。

 研究対象の選挙を自ら候補として体験した蒲島さんは23日夜、「投票してくれた人のために尽くしたい。政治は一人でできないことを本当に理解した」と語った。知事として有権者の期待に応えられるかどうかが政治の現場で問われることになる。

(2008年3月24日02時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080324-OYT1T00138.htm

2249片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/24(月) 10:32:23
日向市長選 黒木さんが再選

 日向市長選は23日、投開票され、現職の黒木健二氏(65)が、新人で元県警察学校長の上原勇氏(63)(いずれも無所属)を破り、再選を果たした。旧東郷町と合併後最初の選挙で、市民は現市政の継続を訴えた黒木氏にかじ取りを任せた。1996年3月の市長選以来、日向市長は1期での交代が続いていたが、その行方も注目されていた。投票率は過去最低の55・08%だった。

 黒木さんは、江藤拓衆院議員、地元県議、市議らの支援を受け、後援会を中心とした組織選挙を展開。企業誘致や旧東郷町との合併など1期4年間の実績を強調し、細島工業団地へ15社誘致、1000人の雇用創出などを公約として訴えた。市内各地域で開いた個人演説会では、地域の抱える課題に具体的な対策を示して支持を広げた。

 黒木さんは、事務所で大勢の支持者に祝福されながら、「皆様のおかげで当選できました。政策の実現に向けて私はやります」と満面笑みだった。

 上原さんは「市民が主役の市政」を訴えたが、立候補表明(昨年12月)が遅れたことなどが響き、政策は広く浸透しなかった。

 過去、日向市長選では、江藤隆美元衆院議員(故人)を支持する勢力と「反江藤」勢力の激しい対立が繰り返されてきたが、今回は江藤氏の死去や、政争へのえん戦ムードも高まり、そうした構図は弱まった。

 ▽当日有権者数 5万1220人▽投票者数 2万8214人▽投票率 55・08%(前回64・59%)

当16,413黒木 健二 65 無現

 11,599上原  勇 63 無新

(選管確定、無効202)

(2008年3月24日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080323-OYT8T00698.htm

2250片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/24(月) 10:33:38
尾鷲市長選 新人奥田氏が当選 接戦で伊藤氏を破る 三重
http://www.isenp.co.jp/news/20080324/news01.htm

【尾鷲】任期満了(四月十六日)に伴う尾鷲市長選挙は二十三日投票、即日開票され、無所属で新人の前市議、奥田尚佳氏(40)が、三選を目指した現職の伊藤允久氏(56)=自民、公明推薦=を破り、当選を果たした。

 投票率は「同市長選史上で最低だった平成八年の73・25%を4・42ポイント下回る」68・83%。選挙戦となった八年前の77・34%より8・51ポイント下がった。当日有権者数は男八千六百四十四人、女九千九百九十八人の計一万八千六百四十二人、八年前より千五百六十九人減った。

 尾鷲市長選は、伊藤氏の無投票三選が視野に入った昨年末、奥田氏が立候補を宣言し、一転して選挙戦に。奥田氏の「短期決戦で勝つ」という戦略が、市民の関心を集め、浮動票を呼び寄せた。

 奥田氏は「尾鷲を変えよう」をスローガンに、市議時代から繰り返してきた活動方針と同様、徹底した現職批判を展開。市議会で主張を続けた「黒塗りの市長公用車の廃止」や「市長以下三役の退職金廃止」などを公約に掲げた。「庶民型の市長」になることを約束し、支持拡大に成功した。

 また、奥田氏は、伊藤市政の予算方針「選択と集中」から置き去りにされた教育・福祉分野の充実を約束し、「本当の市民の目線で市政運営を展開する」と力説し、子育て中の若年層や高齢者の理解を得た。

 さらに、伊藤氏から離れた元支持者や、伊藤市政から退けられた元市職員など、いわゆる「反伊藤層」がボランティアで活動し、批判票の受け皿を整えた。

 伊藤氏は、市立尾鷲総合病院の産婦人科存続や、みえ尾鷲海洋深層水の取水施設と関連産業・施設の整備など、二期八年の実績を強調し、次期の方針に総合病院の充実と小中学校の耐震化、農林水産業の復活などを提示したが、変化を求める市民の「伊藤離れ」を食い止められなかった。

 奥田氏は平成十六年、市議補選で初当選。同十八―十九年副議長。「市長選出馬のため」として今月十二日、市議を辞職した。

2251片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/24(月) 11:52:20
奥田氏「閉塞感打破を」 尾鷲市長選
2008年03月24日

◆市民、衰退に危機感◆


 8年ぶりの選挙戦となった尾鷲市長選は23日投票、即日開票され、元市議会副議長の奥田尚佳氏(40)が、3選を目指した現職の伊藤允久氏(56)=自民、公明推薦=を破って初当選した。奥田氏は「尾鷲市に漂う閉塞(へいそく)感を打ち破りたい。高齢者に優しいまちづくり、産業振興を図って若者の働く場を増やしたい」と抱負を語った。当日有権者数は1万8642人。投票率は過去最低の68・83%だった。


 奥田氏は、2回連続での無投票阻止を掲げて立候補。市長用の黒塗りの公用車や市長退職金を廃止し、その分を出張所や公民館の充実、乳がん・子宮がん検診の無料化といった福祉・民生部門にあてるなどと訴えた。さらに、公認会計士であることから「会計のプロ」として財政再建に尽力するとした。


 事務所開きが2月下旬と伊藤氏に比べて、約1カ月遅く、出遅れ感は否めなかったものの、人口減や若者の流出に歯止めがかからない同市の閉塞(へい・そく)感の打破を訴え、勝手連的な支持者らにも支えられて、無党派層の支持を広げていった。


 伊藤氏は1月下旬に事務所を開き、いち早く選挙態勢を立ち上げ、自民、公明の推薦や、地元選出の三ツ矢憲生衆院議員、野田勇喜雄県議らの支援も受け組織力で票固めを図った。候補地選びが難航したし尿処理場の建設といった2期8年の実績を訴えたが、市長在任中に、農林水産業の衰退や人口流出に歯止めをかけられなかったことなどが響き、支持を広げきれなかった。



◇◆地域活性化の責務大きく◆◇
 《解説》有権者は伊藤市政にノーを突きつけ、「閉塞(へいそく)感の打破」を訴えた奥田氏に市政を託す選択をした。選挙戦で出遅れた奥田氏の勝利は、衰退し続ける市勢に市民が深い危機感を表したともとれる。奥田氏に課せられた地域活性化の責任は大きい。


 尾鷲市の人口は、1960年ごろは約3万5千人いたが、伊藤市長就任後も2300人ほど減り約2万2千人になった。一方で、65歳以上の高齢化率は県平均の22・5%を大きく上回る32・9%。基幹産業の農林水産業の不振と、それに代わる地場産業が見つけられないことが背景にある。地域医療を担う市立尾鷲総合病院の医師や看護師不足、中心商店街の衰退も大きな課題だ。


 敗れた伊藤氏は、海洋深層水の活用や熊野古道を核にした集客などに活路を見いだそうとしたが、大きな成果は出せなかった。し尿処理場建設や市立病院の産婦人科医確保といった実績を訴えたが、こうした状況にうっせきした市民の不満が爆発したといえそうだ。(卒田玄行)
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000803240005
三重

2252片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/28(金) 01:35:02
知事3選出馬に含み 県政界に波紋
「ポスト堂本」模索、活発化も

 堂本知事の2期目の任期満了(来年4月4日)まで、残り1年余り。読売新聞の24日の取材で3選出馬に大きく含みを持たせる発言をしたことが、県政界に波紋を広げている。来春の知事選に向けて「ポスト堂本」を模索する動きが活発化しそうだ。

 堂本知事が「自らの県政運営を否定する候補者が現れた場合」に限定しながらも3選出馬に踏み切る可能性に言及したのは、県議会の最大勢力にもかかわらず堂本県政下で長く野党に甘んじる自民党が、独自候補擁立に動き出したことが背景にあると見られる。

 同党県連幹部の一人は「堂本知事が出馬すれば、(政策を)否定するのは当然だ」とけん制。さらに「民主、公明両党と連携して候補者を擁立することもあり得る」と“堂本包囲網”の可能性も示唆する。

 一方、前回知事選で堂本知事を支持した民主党は、2月定例県議会で新年度当初予算関連の24議案に反対した。与党ながら堂本知事に不信任を突きつけた格好で、知事も「なぜ予算を否定したのか分かりにくい部分もある」と当惑を隠さない。

 当初は、ガソリン税などの道路特定財源の暫定税率分が予算案に盛り込まれたため、国会での党の対応と歩調を合わせるのが反対の理由と見られていた。ところが採決に先立つ反対討論で、予算編成の手法まで批判したことから「民主党は『堂本路線』から決別した」との見方が広がった。

 同党県連の河野俊紀幹事長も「知事選の対応は白紙だが、財政に強い候補を立てたいという思いはある」と独自候補擁立に意欲をにじませる。

 公明党も前回は県本部として堂本知事を支持した。今回の知事の発言について、吉野秀夫代表は「戦う体制が整っているかどうかを抜きにすれば、別に驚くことはない」と冷静に受け止める。来賓として出席した22日の自民党県連定期大会では、知事選について「できれば一緒に戦い、一緒に県政を進める状況が来ることを願う」と発言。連立を組む自民党との関係にも配慮を見せた。

 また、過去2回の知事選で対抗馬を立てた共産党県委員会の浮揚幸裕委員長は「知事は2期までと言っていた。3期目もあるかのような発言は公約違反だ」と批判。社民党県連の村上克子代表は「県議会で堂本さんの政策に疑問が出ており、意欲があっても引っ込めざるを得ない場面があるのでは」と分析している。

(2008年3月26日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080326-OYT8T00120.htm

2253片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/28(金) 01:45:08
知事選記者座談会「異色の経歴、自民の支援勝因」
 無所属の新人5人が17日間にわたって県政のかじ取り役を争った知事選は自民党の支援を受けた蒲島郁夫さんが30万票を超える得票でほかの4人に圧勝した。担当記者が選挙戦を振り返った。

 ■蒲島さん圧勝

 A 蒲島さんが大差で勝利したね。勝因は何だろう。

 B 有権者は現状に閉塞(へいそく)感を抱き、5人の中ではただ一人だけ政治や行政経験のないフレッシュな蒲島さんに期待を寄せたのではないか。農協職員から苦学して米国の大学に進み、東大教授になったという異色の経歴も県民の関心を引きつけた。

 C 自民党の支援も大きかった。熊本市内では“黒子”だったかもしれないが、郡部では党国会議員や県議らの後援会を足がかりに、友好団体など組織をフル回転させていた。自民党は、蒲島さんという看板を掲げ、従来の組織選挙で押しまくったという印象だ。

 E 国会では与野党が道路特定財源問題などで対立している。もし国会で劣勢に立たされたら知事選に影響が及びかねない。昨年夏の参院選では、年金問題や政治とカネといった“失点”が自民党現職の落選につながった面もあるからね。

 C 県連幹部は「知事選は絶対負けられない。不安要素があるなら政党色を薄めた方が有利」と言っていたよ。「政党の枠組みを超えた幅広い支持」を求めた蒲島さんの思惑と一致したわけだ。

 ■民主党の惨敗

 E 民主党推薦の鎌倉孝幸さんは伸び悩んだ。敗因をどう見るか。

 D 党県連の意見がまとまらず、推薦決定が告示のわずか10日前にずれ込んでしまった。

 B 連合熊本は自主投票を決め、県議会で統一会派を組む無所属議員も蒲島さん支援に動いたことも痛かった。蒲島さんに20万票も引き離されてしまった。県連幹部は「あと1週間あれば違った」と漏らしていたが、「1週間」で挽回(ばんかい)できたかは疑問だね。

 A 選挙戦終盤には、小沢代表ら党幹部が次々と応援に入ったが、自民党との対決構図を鮮明に出来なかった。今回の惨敗は、次期衆院選に影響を与えかねない。風が吹かない時の民主党のもろさと、自民党の地盤の厚さを実感したよ。

 E 北里敏明さんは5人の中では最も早くから準備をして、自民党の一部から支援を受けたけれど、大きな流れを作れなかったね。矢上雅義さんは、相良村の助役選任を巡り、贈賄罪で有罪判決(控訴中)を受けた影響も否定できないだろう。岩下栄一さんは、安定感がある分、新鮮味に欠けていた気がする。

 ■公約と争点

 A 今回初めて熊本県知事選にローカルマニフェスト(政権公約)が導入された。5人は、行財政改革、産業振興、川辺川ダム、水俣病など県政が抱える課題への対応を発表した。

 C 負債が1兆2000億円を超える県財政の再建では、知事給与月額100万円カットや知事の退職金ゼロ、知事公舎や県有資産の売却など思い切った内容もあった。しかし、全体的には削減目標や財源などの算定根拠があいまいで今後に課題を残したと思う。

 B 賛否の対立が続く川辺川ダム問題では、4候補が財政負担や環境負荷などを理由に「反対」、蒲島さんだけが「保留」だった。主張がぶつかり合わなかったため、県の重要課題なのに議論が深まらなかった。残念に思ったよ。

 ■投票率

 E 投票率は49・36%。戦後最多タイの5人が立候補し、投票率が注目されたが、50%に達しなかった。

 B 知名度の高い候補がいなかったうえ、政策に大きな違いがなく、争点がぼけてしまい、盛り上がりに欠けたね。5人に明確な違いが見つけにくかったことが要因だと思うよ。

 D 県政のトップを決める選挙で、有権者の2人に1人が棄権したことになる。市町村合併が進んだように、今後は道州制が盛んに議論されてくる。県という存在が岐路に差し掛かってくるのは確実で、県民にはもっと県政に関心を持ってほしいと思う。

(2008年3月25日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080324-OYT8T00748.htm

2254片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/31(月) 14:11:36
現職と2新人の戦い 徳島市長選スタート、「新町西」など争点 2008/03/31 10:44
 任期満了に伴う徳島市長選は三十日、告示された。立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で▽現職の原秀樹(52)=自民・公明推薦、南前川町四▽新人で徳島大名誉教授の十枝修(66)=共産推薦、八万町大坪▽新人で生花・園芸用品販売会社役員の加藤真志(60)=民主推薦、徳島本町三=の三氏。行財政改革に取り組んだ一期目の原市政に対する評価や、音楽・芸術ホールを含む新町西地区再開発事業などを争点に論戦が展開される。自民と公明、民主、共産の各党が三候補をそれぞれ推薦する構図だけに、次期衆院選の前哨戦との見方もある。投開票日は四月六日。

 原陣営は午前八時半から藍場町一の藍場浜公園で出陣式を行い、三千人(陣営発表)が参加。県関係国会議員や元徳島市部長の大村秀章衆院議員(愛知13区)らが「徳島を混乱させてはいけない」「行財政改革を進めつつ、新たな徳島へ発展を」「元気な徳島を継続するかどうかの戦い」と激励した。

 原氏は一期目について「財政基盤がしっかりしていないと何も実らないという信念で行財政の健全化に取り組んだ。徳島をいい方向に変えると約束し、着実に実行した」と実績を強調。「総合計画をつくり、市民の夢がビジョンになった。次はビジョンを行動にし、実現していく」と訴えた。

 十枝陣営は午前九時から大道四の事務所前で出陣式。支持者二百人(陣営発表)が詰め掛け、服部敏彦徳大名誉教授らが激励。塀本信之事務長(徳島市議)は「今日の雨のように冷たい原市政から、温かい十枝市政に変えなければならない。人物、識見、政策とどれを取っても十枝さんが最も優れていると確信している」と応援演説した。

 マイクを握った十枝氏は、国保料、介護保険料の値下げや少人数学級の拡充など住民福祉・教育重視の政策を強調しながら「私は市民の願いを受けて立候補した。市民の合意を得ていない無駄な事業を見直し、市民の命にかかわる問題を解決していく」と訴えた。

 加藤陣営の出陣式は、山城町東浜傍示のアスティとくしま多目的広場で午前八時半からあり、千五百人(陣営発表)が参加した。民主党の国会議員や連合徳島幹部らが応援演説。選対本部長を務める仙谷由人衆院議員は「この選挙は日本、徳島の新しい政治の仕組みをつくる戦い。経営能力や情熱を兼ね備えた加藤さんと新しい徳島市をつくろう」と訴えた。

 加藤氏は「徳島の誇りである眉山の前に、ばかでかい建物を造ることは許せない」と新町西地区再開発の中止を主張。「税金の無駄遣いはやめ、弱者のために優先的に使う。私が先頭に立ち、皆さんと徳島をどないぞします」と力を込めた。
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_120692783075&amp;v=&amp;vm=1

2255片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/31(月) 21:43:40
選挙:鹿児島市議選 自民新人ゼロ 説明会に59陣営出席 /鹿児島
 ◇旧3町から“地元市議”消える−−来月6日告示、13日投開票

 任期満了に伴う鹿児島市議選(定数50、4月6日告示、同13日投開票)の立候補予定者説明会が12日あり、59陣営が出席した。自民は、67年の旧谷山市合併後の市議選で新人が初めてゼロとなり、議席を減らす見通しだが、民主は公認を2人増やし、勢力拡大を図る。一方、合併前の旧町単位の選挙区は今回から行われず、旧5町のうち3町が“地元市議空白地”となりそうだ。【福岡静哉】

 59陣営の内訳は、現職45▽元職2▽新人12。党派別では、自民24▽民主5▽公明6▽共産3▽社民6▽無所属15。現有議席と比べ、自民が4減、民主は2増、その他は現状維持だ。

 自民は現職が6人引退。現職23人、元職1人で臨む。現在54人(欠員1)のうち28人と議会の過半数を占めるが、このままでは過半数割れとなる。党市支部長の桑鶴勉県議は「(新人が)いないから仕方がない。いろんな事情があり、(新人ゼロは)党公認のメリットを感じなくなっているのかも」と漏らす。ある無所属の新人は「自民に公認申請も検討したが、幅広い支持を獲得するため、無所属がベターと判断した」と言う。

 民主は2増の5議席を狙う。現在、「3人以下」の会派の代表質問は3月のみで登壇時間も30分しかないが、4人以上なら9月も登壇でき、時間も各1時間与えられ、存在感を増す。

 新人2人を擁立する公明は新旧交代で現有の維持を目指す。

 共産は現職2、新人1。社民は現職6人が引き続き出馬する。

 一方、合併後に増員選で議席を確保した旧5町のうち、桜島、郡山、松元で現職が引退するが、新人は出馬しない見通し。松元地区選出の現職(53)は「増員選が町を2分する選挙だったため、しこりが残り、一本化は難しい。市議選当選には最低3000票が必要だが、当選する自信がない」と話す。県道拡幅など残る課題は「既に同じ会派で松元地区に支持を広げている現職がおり、課題は引き継ぎたい」としている。

毎日新聞 2008年3月13日
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080313ddlk46010013000c.html

2256片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/01(火) 00:28:02
選挙:豊橋市長選 小久保県議が立候補を表明 /愛知
 任期満了(今年11月16日)に伴う豊橋市長選で、自民党豊橋市支部長の小久保三夫県議(66)が29日夜、同市神野ふ頭町の「ライフポートとよはし」で開かれた県政報告会で立候補を表明した。

 これで同市長選に立候補を表明したのは元市議会議長、市川健吾氏(66)、元国交省中部整備局副局長、佐原光一氏(54)に次いで3人目。現在3期目の早川勝市長(67)は態度を表明していない。

 小久保県議は報告会で「今年の市長選に向けて真剣に取り組みたい。皆さんの力をお借りして、豊橋を変え、豊橋に元気を出させたい」と出馬を表明した。

 同支部は23日の支部会合で、市長選候補者の一本化を自民系市議の総意とすることを決定。市議は27日に佐原氏での一本化を決めている。報告会で会場から、この点ついて質問された小久保県議は「私も一本化の候補の対象にしてほしいとお願いしたが、私の政策を聞かないで決定され抗議した」と説明。支援者から「市民党で立候補を」との声が上がり、自民は分裂の市長選になりそう。【中島幸男】

毎日新聞 2008年3月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080331ddlk23010158000c.html

2257片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/01(火) 00:30:16
市長選シナリオ超えたドラマに

 行き過ぎだ。 やり過ぎだよ。 ハプニングだ―。 自民党豊橋市支部長の小久保三夫県議が29日夜、 突如、 県政報告会を豊橋市長選への決起集会に切り替えて行った出馬表明後、 主だった関係者からそうした声が聞かれた。 当の小久保氏も苦笑した。 山本明彦衆議院議員を中心に擁立した元国土交通省中部地方整備局副局長、 佐原光一氏が自民党統一候補となることがほぼ確定しており、 最終列車に飛び乗った形だ。 追い詰められた分、 支援者らは興奮し、 シナリオを超えたドラマに発展した。

 【背景】自民党豊橋市支部の役員総会が23日夜、 市内で開かれ、 ①現職の早川勝市長に代わり得る自民党統一候補を擁立する (1人に絞る) ②しぼり込みを自民党市議24人に一任する③その結果を支部決定とする―の3項目を確認。 市議24人が27日午後、 市役所で会合をもち、 佐原氏を統一候補として一本化することで合意した。 直ちに副支部長の鈴木孝昌県議を通じ、 支部長の小久保氏に伝えられた。 小久保氏は自民党を離党し無所属で出馬するのか、 断念するのか、 決断を迫られた。

 【県政報告会から決起集会へ】小久保氏は29日夜に県政報告会を計画し、 市長選への意欲を語るとともに、 支援者の意向を確かめる予定でいた。 ところが、 27日のもようが 「佐原氏で一本化」 として新聞報道され、 完全に 「出番」 を失った。 追い詰められた形となり、 県政報告会の席上、 会場から声がかかったのを機に、 市長選への決起集会に切り替え、 決意表明を行った。

 【政策語らず】小久保氏は出馬表明で 「豊橋に元気がない。 市民の力で元気のある豊橋に変えていきたい。 豊橋市がリーダーシップを発揮し、 東三河全体で発展することを考えたい」 と言うにとどまり、 具体的な政策には触れなかった。 開会後、 「まだそこまで考えていない」 と説明した。

 【土俵の外で決められた】決起集会で質疑応答があり、 支部長の責任を問われた。 小久保氏は 「土俵の外で決められていたので、 中に入れてほしい。 候補者のひとりに加えてほしい」 と申し入れた。 「その結果、 政策を聞いた上で統一候補を絞ろうという話になったが、 私の政策を聞かないうちに、 他候補に決められてしまった。 私は異議を申し立て、 抗議した」 と経過を説明した。

 これに対し、 福井恒雄後援会長は 「一部の人の談合で決まった候補に屈することはない。 市長選に出たい人が立候補し、 市民に選んでもらえばいい。 小久保県議は市民党として立てばいい」 とゲキを飛ばし、 西義雄会長代行も 「市民党だ」 と述べ、 無所属での出馬を示唆した。

 同氏は出馬表明後、 直ちに副支部長の鈴木県議あてに支部長の辞職願を提出した。 それだけにとどまらず、 市議の中に離党を望む声も出ている。

 【山本明彦代議士の面目丸つぶれ】小久保氏の出馬表明で、 佐原氏を擁立した山本明彦衆議院議員の面目は丸つぶれにな
った。 衆院選に向けて後援会内部の引き締めを図るとともに、 小久保陣営に対しけん制を始めた。 自民党の分裂選挙は今後、 どう展開するのか、 予断を許さない。 「早川さんは本当に運の強い人だ」 といった声が上がり始めた。
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=23004&amp;categoryid=1

2258片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/02(水) 12:16:52
原氏が有利な情勢 加藤氏追い上げ、十枝氏は浸透図る 2008/04/02 10:52
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_120710123178&amp;v=&amp;vm=1
◎徳島市長選で本社総合調査

 任期満了に伴い六日に投開票される徳島市長選で、徳島新聞社は三十日から三日間、全市で世論調査を実施し、本社取材も加味して総合的に情勢を探った。その結果、現職の原秀樹氏(52)==自民・公明推薦=が支持基盤を固め、有利な情勢となっている。加藤真志氏(60)=民主推薦=は追い上げており、十枝修氏(66)=共産推薦=は浸透中。ただ、調査時点では約三割が投票する候補を決めておらず、流動的な要素は残っている。=以下文中敬称略
 
 財政健全化の必要性などを訴えて続投への意欲をみせる原は、自民・公明支持層を固め、年代別・職業別のほとんどの階層で支持を広げており、安定した強みをみせている。加藤は「新町西地区再開発事業の中止」を前面に押し出し、追い上げに懸命。十枝は福祉施策の充実などを柱とした主張で、共産支持層を中心に浸透を図っている。

 政党別支持状況は、原が自民支持層の六割、公明支持層の七割を固め、民主支持層にも食い込んでいる。加藤は民主支持層の四割しか固め切れていない。十枝は共産支持層の六割以上の支持を得ている。

 「支持政党なし」の無党派層の動向をみると、原が四割以上から支持を得て他を圧倒。一割余りにとどまった加藤らを引き離している。

 年代別では、原がすべての年代から高い支持を集めている。加藤は三十代、六十代からの支持が比較的高い。十枝は三十代、七十代で食い込みをみせている。男女別では、原は男女とも安定。加藤は男性、十枝は女性からの支持がそれぞれやや高い。

 職業別では、原が管理職の六割以上、農林漁業の五割以上から支持を得ているのをはじめ、大半の職業で浸透している。加藤は商工・サービス業で比較的高い支持を得ている。十枝は自由業や無職で健闘している。

2259片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/04(金) 13:39:00
新人佐藤氏を連合栃木が推薦へ 鹿沼市長選
 連合栃木鹿沼地域協議会(斉藤浩之議長)は三日、幹事会を開き、五月十八日告示、二十五日投開票の鹿沼市長選に出馬を表明している民主党県連幹事長で新人の佐藤信県議(61)を推薦することを決めた。近く連合栃木に推薦を申請する。

 連合栃木は、すでに佐藤氏を推薦する方針を固めており、同地協の申請を受けて、二十一日の執行委員会で正式決定する。

 佐藤氏への推薦については、民主党県連も、七日の幹事会で正式に決定する。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&amp;d=20080404&amp;n=3

2260片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/06(日) 00:03:50
選挙:鹿児島市議選 わが党かく戦う−−あす告示 /鹿児島
 28日の任期満了に伴う鹿児島市議選は6日告示される。4日は、市役所で投票場所などを書いた案内状約27万枚が郵便局に引き渡された。これまでに、定数50に対し58人が立候補の意思を明確に示している。内訳は、現職45▽元職2▽新人11。党派別では、自民24▽民主5▽公明6▽共産3▽社民6▽無所属14とみられる。告示を前に、公認候補を擁立する主要5政党の責任者に争点や意気込みを聞いた。【福岡静哉】

 ◆自民

 ◇地域に密着し提言−−桑鶴勉・党市支部長
 九州新幹線全線開業を前にした施策、中小企業振興、中心市街地活性化など多岐にわたる課題で、各候補がいかに地域に密着し、具体的な政策提言を行えるかが大切。次の衆院選を見据えると、基盤となる市議選は非常に重要。苦戦している候補もいるが、全員当選を目指す。

 ◆民主

 ◇格差解消に努める−−青木寛・党県連副代表
 福祉、医療、教育など、市民生活に重点を置いた政策を中心に訴える。また、旧5町など市周辺部でバスなどの公共交通を整備し、市中心部との格差解消に努める。民主党の弱点は地方議員が少ないこと。今回、市議を3人から5人に増やし、次回衆院選への弾みとしたい。

 ◆公明

 ◇住民の要望反映を−−成尾信春・党県本部代表
 福祉や地域の道路改修など、これまでの取り組みを訴える。課題の旧5町一体化は、それぞれ担当議員を決めており、住民の要望を聞き市政に反映させたい。自公政権に対する逆風もあるが、身近な相談相手としての市議の役割をアピールし、6人全員の当選を図る。

 ◆共産

 ◇福祉政策充実訴え−−桂田成基・党地区委員長
 人工島に象徴される無駄な公共事業中心の市政から、市民の暮らしを豊かにする政治に転換させたい。小学校卒業までの子ども医療費無料化や、介護、障害者支援などでの市独自の助成など、福祉政策の充実を訴える。全力を挙げて現有3議席を確保したい。

 ◆社民

 ◇住民の負担軽減を−−南徹郎・党県連代表
 市民の安心・安全な生活を維持するため、特に福祉に力を入れる。国は社会保障を切り捨てているが、市独自の助成を拡大し、市民の負担を軽減したい。国政で進む2大政党化の流れにくさびを打ち込むため、まずは市議会で現有6議席を死守し、社民党の存在感を示したい。

毎日新聞 2008年4月5日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080405ddlk46010655000c.html

2261片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/11(金) 11:47:15
阿部和夫・鹿沼市長 推薦取り消しを要請 市長選で自・公に 組長との会合同席で
2008年3月29日

 五月十八日告示の鹿沼市長選に立候補を決めている阿部和夫市長(59)は二十八日、自民党県連と公明党県本部に対し、自身の推薦を取り下げるよう申し入れた。市発注の公共工事をめぐり、暴力団組長との会合に同席したことが発覚、これを受けての判断とみられる。市長は秘書室を通じ「ご迷惑をおかけしたと思うので、こちらから推薦を取り下げさせていただいた」とコメント。公明は同日に推薦を取り消し、自民も二十九日には取り消す。

 阿部市長は昨年十二月、同市長選に三選を目指し出馬を表明。自民党県連鹿沼支部の求めでことし一月、党県連からの推薦を受けたほか、二月末には公明党県本部からも推薦を受けていた。

 市長の関係者によると、昨年十月に行われた商業施設の解体工事を市長の後援会長を務める業者が落札。この結果について、暴力団から「談合の疑いがある」として説明を要請されるなどした。

 阿部市長はトラブルを防ぐため、新井喜久雄元県議会議長の仲介で十二月中に二回、新井元議長、業者、小松英夫市議会議長同席のもと、暴力団組長と市内で会合を持ち、入札が適正であることを説明したという。

 その後、怪文書が流れるなどして会合の事実が発覚。自民党県連鹿沼支部は二十七日の役員会で、党県連に提出した阿部市長の推薦願取り下げを決定。公明党県本部も二十六日に幹部が阿部市長と面会し、推薦辞退を求めていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080329/CK2008032902099303.html

2262片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/14(月) 10:28:21
猪口氏、来春の千葉県知事選に出る 来年春に予定される千葉県知事選に、自民党の猪口邦子元少子化担当相(55)が出馬の意向を持っていることが13日、分かった。猪口氏は05年の総選挙で比例東京ブロックで当選。しかし次期衆院選では、単独比例での立候補は微妙な状況で動向が注目されていた。現職の堂本暁子知事(75)の去就は未定だが、前回の県知事選で惜敗した元自民党衆院議員の森田健作氏(58)も立候補に意欲を持っているとされ、事実上の分裂選挙になる可能性もある。

 自民党関係者によると猪口氏は、すでに千葉県各所を訪れ、関係者にあいさつ回りを行っているという。最近では、武部勤元幹事長とボウリングを楽しんでいるところを報じられたが「ちょっと前までは、東京5区出馬など選挙区関連で話題になっていましたが、最近とんと聞かなくなったのはそういう理由です」(同関係者)。

 猪口氏は、05年9月の総選挙で比例東京ブロックの1位で当選。1期目にして少子化担当相に抜てきされるなど、小泉チルドレンの顔的存在だった。しかし、小泉氏の勇退後は存在感が希薄に。多くのチルドレン同様、次期選挙での選挙区も決まっていない。

 昨年末、猪口氏は執行部から東京5区での出馬を打診されていた。しかし、比例での立候補を熱望していたため、締め切り期限内に回答を出さなかったという。結局、同区は岐阜1区から佐藤ゆかり衆院議員が国替え出馬することになった。「執行部としては、比例で出せない代わりに千葉県知事選の支持を約束したようだ」(党関係者)。また選対関係者も「猪口さんは『一議員』よりも知事のようなものをやりたいようです。選対副委員長の菅義偉氏も勧めています。次の総選挙での猪口さんの処遇に困っていた自民党としても渡りに船といった感じ」と語る。

 現職の堂本知事の任期は09年の4月まで。現在のところ3選目の出馬は微妙な状況だ。しかし知事選には、05年にも出馬している森田健作氏もリベンジに立つ可能性がささやかれている。

 「前回の知事選で自民党は森田氏を支援しており、その調整が問題。森田氏はやる気十分で、前回の落選直後から準備を進めています。最終的に自民党としては猪口さんを支援することになると思いますが…」と選対関係者が分裂選挙の可能性も指摘した。

 猪口氏自身は「党から知事選出馬の話は聞いていない。あくまで2期目の代議士を目指しています」としたが「わたしは千葉県市川市の生まれで千葉には友達がいっぱいよ」と“地元”との縁をアピール。今年に入っても、千葉市長とレセプションで少子化問題などについて議論したという。

 ◆猪口 邦子(いのぐち・くにこ)1952年5月3日、千葉県生まれ。55歳。75年、上智大外国語学部卒。82年、米エール大学大学院博士課程修了。90〜2002年、上智大法学部教授。02〜04年、軍縮会議日本政府代表部特命全権大使。05年、衆院選に自民党から東京比例代表で出馬し初当選。05〜06年、内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画)。89年に著書「戦争と平和」で吉野作造賞。近著に「くにこism」など。

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(2008年4月14日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080414-OHT1T00080.htm

2263片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 11:10:10
民主増、自民伸び悩む
投票率49.97%戦後ワースト2
 鹿児島市議選は13日に投開票され、新議員50人が決まった。年金記録漏れ問題や、ガソリン税の暫定税率期限切れによる混乱などの影響を受けて自民が伸び悩む一方、追い風を受ける形となった民主が議席を改選前の倍以上に増やし、昨年の参院選に続き県都での民主の伸長が目立った。大きな争点がなく、投票率は戦後ワースト2位の49・97%と低調だった。

 党派別では、自民23人、民主5人、公明6人、共産3人、社民6人、無所属7人。新旧別では、現職45人が立候補し、44人が当選したのに対し、新人は11人のうち当選は4人で、投票率が低かったこともあり、地盤を手堅くまとめた現職の強さが目立った。

 改選前に28人だった自民は、勇退した議員の後継者擁立が難航するなどで24人しか擁立できず、現職1人も落選して5人の減となった。一方、民主党県連幹部からは「もう少し候補を擁立しても良かったのでは」との声も上がった。公明や共産、社民は現有議席を守った。

 行楽シーズンも重なったことで市民の関心は今ひとつだった。投票率は2004年の前回を2・37ポイント下回り、1947年以降では過去最低だった96年の49・88%に次ぐ低さだった。▽当日有権者数 47万3352人▽投票者数 23万6512人▽投票率 49・97%

鹿児島市議選は争点に乏しかったこともあり、自民候補は地盤固めに力を注ぎ、商工業の育成、教育、福祉サービスといった地域の課題を中心にした「守りの選挙」となった。

 一方、民主候補は有権者の国政への関心に注目し、暫定税率や後期高齢者医療制度の問題点などを重視。自民支持だった建設業者からの応援を受ける候補もいるなど、「民主への期待がこれほど強いとは思わなかった」という党関係者の声も聞かれた。

 自民のあるベテラン議員は「地元では高齢化や雇用確保などの課題は山積している。(民主躍進は)その現状を訴えられなかった自分たちの力不足」と選挙戦を振り返る。市議選を衆院選の前哨戦と位置付けた民主の攻めの姿勢が功を奏した形だ。

 今回は2004年11月の合併後、初めて市内全域で行われた市議選でもあったが、周辺部となった旧5町のうち、旧郡山町と、噴火活動が活発化している桜島を抱える旧桜島町では、「有権者が少なく、勝てる見込みがない」との理由で立候補者はいなかった。当選した旧町を地盤とするある議員も「地元から議員が出ないことへの不安は強く、その危機感がばねになってどうにか勝てたが…」と話し、周辺部の声が市政に反映されにくくなるという地域間格差を問題視する。

 これまで地元の代表を選ぶ性格の強かった市議選に、二大政党制をはじめとする国政の動向もかかわっていることを印象付けた今回の選挙。この流れが、今後の県知事選や鹿児島市長選、衆院選に少なからず影響を及ぼすのではないだろうか。(武田順子)

(2008年4月15日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080415-OYT8T00207.htm

2264片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 14:36:52
下呂市長選 「パイプ役」野村氏強調
2008年04月15日 岐阜

 下呂市長選と市議選は13日投開票され、市長選では元市議会議長の野村誠氏(59)が、再選をめざした現職の山田良司氏(47)を359票差で破り初当選を果たした。


 飛騨地域では、2月の飛騨市長選に続いて現職が敗れ、合併でできた新市の初代市長がいずれも1期だけで市長の座を追われたことになる。当日有権者数は3万766人(前回3万1620人)。市長選投票率は84・60%(前回87・92%)だった。野村氏は14日、市役所で当選証書を受け取った。
 野村氏は選挙戦で「元気な下呂市をつくりたい」として、市の地盤沈下や観光不振からの脱却を訴えた。市長の給与カットなど一部の施策で独自性を出したものの、県立下呂温泉病院の移転・新築を柱にした医療の充実や観光や産業の振興など、主な公約では山田氏と違いはなかった。
 そんな中で、野村氏は「国や県とのパイプ」を一貫して強調。県立病院についても、県議らとの協力を訴えた。当選後、野村氏は「下呂市を元気にしたいという市民の声が勝った」と述べた。
 敗れた山田氏は「県や国とのパイプという手っ取り早い話になってしまった。自民組織に対して手作りの『草の根』という構図が勝敗を僅差(きん・さ)で分けた」と振り返った。
 市議選は、無投票だった下呂と萩原の2選挙区を除く、金山、小坂、馬瀬の3選挙区で新市議が決まった。


 《解説》一番の争点は、野村氏が訴えた「国や県とのパイプ」だった。
 選挙戦では自民党県議31人全員が、野村氏の応援のため下呂市入りした。野村氏も県立下呂温泉病院の充実などの公約を訴えながら「県会、国会の先生に協力していただき実現したい」と言い添えた。自民県連幹部は投票前夜の演説会で「野村君が市長になれば、下呂温泉病院に力を注ぐ」と約束までしてみせた。
 「特定政党にしばられることは地方自治にふさわしいはずがない」。そんな山田氏の訴えは、単なる理想論に映っただろうか。
 山田氏の政治手法、調整力にも確かに問題はあったかもしれない。「市民協働」の理念がどこまで具体化できたか、検証も必要だ。しかし、自民県議や国会議員との「パイプ」が、住民に切実な地域医療の問題にも直結するかのような主張がまかり通る現状は危険だ。
 公約実現の可能性への強い期待が、野村氏を押し上げたのは事実だろう。同時に投票者のほぼ半数は「分権と自立、しがらみのない市民主体の市政」を訴える山田氏を支持した。新市長には「国や県とのパイプ」ではなく、「市民とのパイプ」の太さにこそ心を砕いてほしい。(中沢一議)

http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000804150003

2265片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 14:38:13
【岐阜】
下呂市長に野村氏 「市を元気に」思い通じた
2008年4月15日

お祝いの花束を手に初当選を喜ぶ野村誠氏=下呂市東上田で


 下呂市長選は13日に投開票され、無所属新人で元市議長の野村誠氏(59)=自民推薦、公明支持=が、無所属現職で再選を目指した山田良司氏(47)との大接戦を制して初当選した。当日有権者数は3万766人、投票率は84・60%で4年前の前回を3・32ポイント下回った。

 午後10時すぎ、下呂市東上田の野村氏の選挙事務所に当選確実の報が入ると、詰め掛けた支持者らから「やった、勝ったぞ」と歓声が起こった。開票速報は際どい票差で推移、一喜一憂が続いていただけに、支持者らは喜びを爆発させた。

 同市小川の自宅に待機していた野村氏は、妻の孝子さん(57)、2人の娘らと約10分後に事務所に到着。「誠コール」と握手攻めに遭いながら壇上に立ち、選対本部長の駒田誠県議や金子一義衆院議員らの祝福を受けた。

 「下呂市はこのままでいいのか、何とか元気にしたいとの思いが通じた。24年間の議員経験を生かし、議会の皆さんとの融和で市を発展させたい」と抱負を語った。

 選挙中に訴えた市長給与の20%カットをあらためて約束。「子孫に多くの借金を残さないよう財政改革に取り組み、下呂温泉病院を中核とした地域医療のネットワーク充実に努めたい」と述べた。 (福本雅則)

◆“市民”より現実的選択
 下呂市長選は4年前に続く大接戦となったが、市民は「市民の参画」や「協働」の理念を語る山田氏より、国や県とのパイプを生かした閉塞(へいそく)感の打破を訴える野村氏を選んだ。

 政策面では、両者とも県立下呂温泉病院の整備を核とする医療問題、低迷ぎみの観光や商工業の振興など共通した訴えが目立った。争点は、山田氏の目指す「自主自立」か、野村氏が主張する「県や国との連携」かが軸となった。

 地元の駒田誠県議との確執、辞職勧告決議案を可決した議会との摩擦を残す山田氏に対し、野村氏は対話や融和による課題解決を打ち出した。県議や国会議員らが連日下呂入りし、野村氏を援護射撃したのも奏功。病院や道路の整備促進に期待する市民は、より現実的な選択に傾いた。

 だが、約半数の市民が山田氏を支持した事実は重い。市議会でも安定した多数与党を組むことは困難で、議会運営に苦慮しそうだ。下呂温泉病院の整備、ごみ処理施設の新設など、重要な課題にどう取り組むかが注目される。 (福本雅則)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080415/CK2008041502003549.html

2266片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 17:31:27
選挙:下呂市長選/下呂市議選 市長選、野村氏が初当選 /岐阜
 下呂市長選は13日投開票され、無所属新人で元市会議長の野村誠氏(59)=自民推薦、公明支持=が、無所属現職の山田良司氏(47)に359票差で競り勝って初当選した。投票率は84・60%(前回87・92%)。

 市政刷新を訴える野村氏は選挙中、県立下呂温泉病院を核にした医療体制の充実、健全な森林づくりの推進など、元気なまちづくり施策を公約に掲げる一方、市長給与の20%カットなどを約束して支持を広げた。

 野村氏は下呂市東上田の選挙事務所で「市を変えたい、元気にしたいという多くの市民の支援の結果」とほおを紅潮させた。そして「合併後の4年間で旧5町村間に格差ができたと言われている。均衡ある発展のためには、旧町村の振興事務所の充実が必要」などと語った。

 一方、山田氏は同市森の選挙事務所で「この4年間の市政は失敗だったとは思っていない。まだまだ情熱を持っているので、郷土のために頑張りたい」と話した。

 市長選と同時に行われた市議選も13日投開票された。無投票の萩原区(定数6)下呂区(同8)を除く小坂区(同2)、金山区(同4)、馬瀬区(同1)で新議員が決まった。市議選の投票率は▽小坂区86・95%▽金山区85・21%▽馬瀬区93・73%。【奈良正臣】

毎日新聞 2008年4月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080415ddlk21010182000c.html

2267片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/17(木) 13:54:13
県議再選挙あす告示  衆院代理戦争の様相
議員長男、秘書擁立 自・民  「地元出身」元市議 共
 公選法違反による近藤善則元県議(自民党を離党)の失職に伴う県議選西5区(ふじみ野市の旧上福岡市区域)の再選挙は18日に告示される。3党の公認候補が出馬するが、自民、民主両党はそれぞれ衆院議員の長男と秘書が早くも激戦を展開しており、衆院選をにらんだ「代理戦争」の様相となっている。

 旧上福岡市を含む衆院埼玉7区(ほかに川越、富士見市)では、自民党の中野清氏と民主党の小宮山泰子氏が過去3回、激しく争ってきた。前回の2005年は小泉旋風もあって中野氏が競り勝ったが、小宮山氏も比例選で復活当選。両陣営とも、次期衆院選で雌雄を決する構えを見せる。

 先に動いたのは民主党。党県第7区総支部は3月7日から候補者を公募し、4人の応募があったが、「県全体を見渡す視点に乏しく、地元も県全体の事情も知る私の秘書を推す声が高まった」(小宮山氏)。今月7日、自らの公設秘書八木昭次氏(37)の擁立を決めた小宮山氏は、有権者に「ただの県議再選挙ではない。民主か自民かを選択する選挙だ」と訴える。

 一方、自民党の選考は難航した。強固な保守地盤だが、近藤氏がふじみ野市議に現金を渡して失職しただけに、手をあげる地元保守系市議がいなかったためだ。今月11日、中野氏の長男、英幸氏(46)の擁立を発表したが、党上福岡支部長の福村光泰・ふじみ野市議は「候補者選考は暗礁に乗り上げ、最後は清氏にお願いして決まった」と打ち明ける。

 衆院選の前哨戦との声もあるが、英幸氏は「そう思わない。人物本位で選んでもらった。旧上福岡市のために出馬する」と話す。

 とはいえ、有権者の間では「中野、小宮山両氏の代理戦争」との声がもっぱら。「2人とも川越からの落下傘候補。上福岡のことをどこまで知っているのか」と懸念する有権者もいる。

 この状況を追い風としたいのが共産党の山川寿美江氏(65)。旧福岡町議、旧上福岡市議、ふじみ野市議を計9期務めた経歴から「地元出身」を最大限にアピールする戦略だ。塚越洋一・党ふじみ野市議団長は「地元に根ざした草の根政治家として党派を超えた支持を取り込みたい」と間隙(かんげき)をつく構えを見せる。

 投開票は27日。3月2日現在の有権者数は4万5936人。

(2008年4月17日 読売新聞)埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080416-OYT8T00849.htm

2268片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/19(土) 15:35:08
選挙:知事選まで1年 各党の動き鈍く ポスト寺田氏、解散総選挙にらみ /秋田
 寺田典城知事の3期目の任期は、19日で残り1年を切った。寺田知事は「3期まで」と明言しており、来春には新人知事が誕生する可能性が高い。過去2回は現職対自民という構図の選挙戦が続いたが、今回は衆院解散総選挙や政界再編の可能性、さらに全国的なタレント政治家人気を見極めようと県内政界の動きは鈍く、水面下で「勝てる候補」の探り合いが続いている。【馬場直子】

 これまで立候補の意向を表明しているのは、前回次点だった元羽後町長の佐藤正一郎氏(55)のみ。さまざまな名前がうわさに挙がるものの、各党の目立った動きは見えない。

 寺田知事は14日の定例会見で後継指名について尋ねられ「いろいろな人が聞いてくるのが楽しみですね」とかわした。

 11年間にわたり野党として過ごしてきた自民党。07年の県議選後に議会の過半数を握り、県政奪還に向けて動き始めた。

 15日の県連常任総務会で、候補者選定から選挙対策まで協議する検討委員会を設立し10月までに候補者を絞り込む方針を決めた。

 鈴木洋一幹事長は「もうこれ以上負けるわけにはいかない。行政手腕が必要なのは確かだが、まずは勝てる候補でなければ」と言い、“タレント候補”の可能性も否定しない。だが、ある県連関係者は「具体的な名前は驚くほど出てこない」と実情を語る。

 一方、民主党県連にはまだ具体的な動きはない。

 同党本部は知事選や政令指定市長選で自民党との相乗りを認めない方針を打ち出している。だが高松和夫幹事長は「それはあくまで原則。非自民勢力の結集や単独での擁立のほか、いい人物がいれば自民党との共闘についても排除するつもりはない」という。

 焦点となるのは、解散総選挙の時期。現時点では知事選の前になるか不明だが政界の勢力図が変わる可能性もあり、高松幹事長は「両陣営とも衆院選の結果を待ちたいのが本音では」と話す。

 一方、前回公認候補を擁立した共産党県委員会は「これまで県政で共に闘ってきた組合や団体と相談して対応を考えたい」と話し、今月にも方針を決めるための協議を始める。

毎日新聞 2008年4月19日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080419ddlk05010002000c.html

2269片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/22(火) 01:35:17
選挙:阿賀野市長選 天野氏が初当選 「若い力」アピール奏功 /新潟
 任期満了に伴う阿賀野市長選は20日投開票され、元県職員の天野市栄氏(49)が前副市長の田中潔氏(65)を破って初当選した。投票率は66・18%で前回81・78%を下回った。有権者数は3万8270人(男1万8259人、女2万11人)。

 04年の旧4町村合併後2度目の選挙。勇退する本田富雄市長の4年間の市政評価や財政再建策などを争点に、無所属新人2氏が激しい選挙を戦った。

 天野氏は、阿賀野川などの地域資源を生かしたまちづくりや「地域通貨」発行を公約に掲げ、県職員時代に培ったノウハウがあると強調した。旧水原町の五十嵐雄介元町長の支持も得て「若い力で市政の流れを変えたい」とアピール。本田市長が進める事業の見直しを訴えた。

 田中氏は市内7カ所に事務所を構えて「本田市政の継承と推進」を主張。地元県議や国会議員らの支援も得るなど組織力を生かした選挙戦を展開したが、及ばなかった。【黒田阿紗子】

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 ◇市長選開票結果
当 14384 天野市栄 49 無新

  10706 田中潔  65 無新

 =選管最終発表

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 ◇阿賀野市長略歴
天野市栄(あまの・いちえい) 49 無新(1)

 [元]県農林水産部経営普及課副参事[歴]県東京事務所主任▽県地域政策課副参事▽新潟大

毎日新聞 2008年4月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080421ddlk15010136000c.html

2270片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/22(火) 01:38:47
天野氏が当選、阿賀野市長選

 任期満了に伴う阿賀野市長選は20日投票され、即日開票の結果、元県職員の天野市栄氏(49)=無所属=が、前副市長の田中潔氏(65)=無所属=を3678票差で破り、初当選した。

 引退する本田富雄市長(86)が進めてきた市政の継続か、刷新かが争点となった選挙戦。

 市政の転換を訴えた天野氏は大規模事業の見直しなどを強調。一部市議や旧水原町長の支援を受けながら草の根の戦いを繰り広げ、現市政への批判票を取り込んだ。

 天野氏は午後11時すぎ、同市中島町の事務所で「皆様のおかげで当選できた。活気あるふるさとを取り戻すため頑張ります」と喜びを語った。

 田中氏は本田氏継承を唱え、本田市長と地元選出県議、大部分の市議、地元企業の応援を受けたが、分厚い組織が上滑った。

 投票率は、前回の81・78%から15・60ポイント下がった。

 当日有権者数 38、270▽投票者数 25、326▽投票率 66・18%▽無効 236▽持ち帰り


新潟日報2008年4月20日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=109636

2271片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/22(火) 01:39:35
阿賀野市長に天野氏、前副市長田中氏破る
 阿賀野市長選は20日、投票が行われ、即日開票された結果、新人の元県職員・天野市栄氏(49)(無所属)が接戦の末に、新人で前副市長の田中潔氏(65)(無所属)を破り、初当選した。

 今回の選挙戦は、引退表明した本田富雄市長の路線を継承するかどうかが争点となった。天野氏は、前回市長選で本田市長と戦った旧水原町の元町長らの支援を得て、有権者の約4割を占める同町で支持を広げた。また故郷の旧笹神村でも、農家出身をPRして農業関係者を中心に浸透。公開討論会で柔軟さや若さをアピールしたことが支持拡大につながった。

 一方、田中陣営は、本田市長の後継をめぐって副市長同士で候補選定を進めたことによるしこりが残ったのをはじめ、現市政継承のほかにアピールする政策がなかったこと、さらに、組織を過信して地盤を固めきれなかったことが敗因になったとみられる。

 投票率は66・18%と、合併後初の選挙で激戦となった前回(81・78%)を大きく下回った。当日有権者数は3万8270人。

   ◆開票結果(選管確定)◆

当 天野市栄 14384票

  田中 潔 10706票   

(2008年4月21日 読売新聞)新潟
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20080421-OYT8T00122.htm

2272片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/23(水) 00:36:20
猪口氏の出馬を否定
自民県議団PTで林会長 来春の知事選
2008年04月22日11時24分 千葉

 来春の知事選に向け、独自候補の発掘を行う自民党県議団の選挙対策プロジェクトチーム(PT)は二十一日、会合を開き、座長に鈴木良紀県議(柏市、五期)を選任した。

 同PTは当選一―五回生から二人ずつで構成。本清秀雄幹事長、浜田穂積議員会長がオブザーバー参加するほか、事実上の初顔合わせとなったこの日は、党県連の林幹雄会長、桜田義孝選対委員長の両衆院議員も出席した。

 会合では、今後、自薦・他薦を含め県議団が一丸となり人選を進めることを確認。鈴木座長は「最低でも半年間の運動期間は欲しい」と述べ、秋口までに候補を擁立するのが望ましいとの考えを示した。

 知事選をめぐっては、一部報道で市川市出身の猪口邦子衆院議員(比例東京、一期)の名前が取りざたされたが、林会長は報道陣に対し、猪口氏と先週面談し、意思確認をしたことを明らかにした。

 林会長は「猪口氏は(知事選には)出ないことを明言した」と述べ、同氏の出馬のうわさを否定。また、同氏は林会長に対し、衆院議員を続けることに強い意欲を示したという。

 同党の知事選候補は、県選出国会議員団会議の議を経て選対委員会で決定することになっている。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1208831094

2273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/28(月) 09:41:39
県議再選挙は共産・山川氏
 県議選西5区(ふじみ野市の旧上福岡市区域)の再選挙★は27日、投開票され、新人で共産党公認の元ふじみ野市議・山川寿美江氏(65)が、民主党公認の衆院議員秘書・八木昭次氏(37)、自民党公認の和菓子製造販売会社役員・中野英幸氏(46)(公明党推薦)の新人2氏を破り、初当選を果たした。投票率は37・10%(前回2007年4月は43・98%)、当日有権者数は4万4892人。

 共産公認候補が県内県議選1人区で議席を獲得したのは1987年の南12区(蕨市)以来。

 再選挙は、公職選挙法違反による近藤善則元県議(自民党を離党)の失職に伴うこともあり、政治とカネの問題などが争点となった。八木、中野両氏が川越市在住で地元有権者に不満が強く、ふじみ野市議など地元で9期36年議員を務めた山川氏への期待が集まった格好だ。

  ★再選挙 裁判で選挙違反などにより当選無効の判決が確定、当該選挙で当選した人がいないと見なされたケースなどに実施する。県選管などが判決確定の通知を受けとった日から50日以内に選挙を行う。このほか、当選者が定数より少ない場合なども対象。県議選の再選挙は、1985年12月の東9区(越谷市)以来23年ぶり。

          【開票結果】

  □印は法定得票=繰り上げ当選資格=を得た者 

当  5,725山川寿美江65共新

□  5,657中野 英幸46自新

□  5,003八木 昭次37民新

(選管確定)

(2008年4月28日 読売新聞)埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080427-OYT8T00671.htm

2274片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/29(火) 13:18:36
選挙:県議選・西5区再選挙 共産の山川氏当選「党派超え地元の人選んだ」 /埼玉
 共産公認の元ふじみ野市議、山川寿美江氏(65)が初当選を果たした27日の県議西5区再選挙。共産公認候補が県議選1人区で当選したのは21年ぶりだった。28日、関係者に受け止め方を聞いた。

 自民、民主の候補ともに地元に住んでいなかった。滝瀬副次・自民県議団団長は「自民も民主も落下傘候補。後期高齢者医療制度も逆風だった」。高橋努・民主県議団代表は「有権者は党派を超え地元の人を選んだ。県議選は天下国家を論じる国政選とは違う」と悔やんだ。

 柳下礼子県議(共産)は「(自、民は)川越が地盤の候補なのに、次期衆院選の前哨戦と騒がれた。有権者はバカにされたと思ったのでは」と分析した。

 山川氏は島田行雄ふじみ野市長と面会し、「地元代表として活躍を」と激励された。山川氏は「市のために仕事をします。何でも言ってください」と約束した。山川陣営の幹部は「自民党が高齢者に冷たいからと、初めて共産に入れてくれたお年寄りがいた。反自民票が集まった」と満足げだった。【藤川敏久、和田憲二】

毎日新聞 2008年4月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080429ddlk11010210000c.html

2275片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/03(土) 01:22:19
2008年5月2日(金) 夕刊 7面
平良氏で3党合意/那覇市長選で野党
共産は難色
 十一月の那覇市長選の野党候補選考を協議していた社民党県連、社大党、民主党県連の三党は二日午前、那覇市区選出の県議、平良長政氏(64)の擁立で合意した。三党の代表者は、その後開かれた共産党県委を含めた四党協議で平良氏の候補擁立を提起した。だが、共産党は「四党で一致できる無党派の候補者擁立の可能性を追求したい」として、難色を示した。
 四党は県議選前の月内に次回会合を開き、再度協議することを確認。共産党県委の古堅宗嘉書記長は協議終了後、記者団に「意中の人がいる。次回協議で提案したい」と独自候補を提起する考えを明らかにした。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200805021700_05.html

2276片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/08(木) 12:37:24
県議補選東村山郡区があす告示 村山隆前県議辞職受け
2008年05月08日 08:33  山形
 村山隆前県議の辞職に伴う県議補選東村山郡区は、あす9日告示(18日投開票)される。ともに新人で前山辺町議の鈴木孝氏(62)=同町根際、村山稔氏(56)=同町山辺=の2氏が立候補を予定している。

 鈴木氏は「子どもや孫に明るい未来を」を目標に掲げている。自民党山辺、中山両町支部や遠藤利明衆院議員の後援会などから支援を受ける。サラリーマン時代に培った民間感覚を生かして行政のスリム化や企業誘致などに取り組むことを訴えてきた。6日に山辺、中山両町で決起大会を開いた。

 村山氏は「もっともっと私ならできる」をスローガンに、町議5期の経験をアピール。民主党県連や鹿野道彦元衆院議員、7日に推薦を決めた社民党山形支部などの支援を受ける。後期高齢者医療制度など国政の課題やニット産業の活性化などに取り組むと訴えている。2日に山辺町で決起集会を開いた。

 3月2日現在の有権者数は23,021人(男11,044人、女11,977人)。
http://yamagata-np.jp/news/200805/08/kj_2008050800108.php

2277片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/08(木) 13:16:37
選挙:県議補選・東村山郡区 自公か、非自公か 鈴木氏、村山氏が出馬予定 /山形
 ◇あす告示
 前県議の辞職に伴う県議選東村山郡区(改選数1、山辺・中山町)の補欠選挙が9日、告示される。立候補を表明しているのは、ともに前山辺町議で無所属の鈴木孝氏(62)と村山稔氏(56)の2人。「自公」対「非自公」という構図の両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

 鈴木氏は、自民の山辺、中山両支部が推薦するとともに、公明も支援。衆院1区の自民現職の遠藤利明前副文科相が全面支援する。

 一方の村山氏は、民主と社民が推薦。衆院1区で民主で前回落選し、次回復活を目指すベテランの鹿野道彦元農相が応援する。

 鈴木、村山両氏は連休中にそれぞれ決起集会を開催した。応援に駆けつけた国会議員らは、ガソリン税の暫定税率復活や道路財源、後期高齢者医療制度などについて熱弁し、さながら衆院選の前哨戦の様相を示した。その一方、補選のきっかけとなった前県議の飲酒運転問題に端を発した県議会への信頼回復などの議論はかすんでいる。

 投票は18日午前7時から午後8時まで、両町内計22カ所である。山辺町役場では午後9時15分、中山町中央公民館では同9時から、それぞれ即日開票され、同10時過ぎには大勢が判明する見込み。3月2日現在の有権者数は2万3027人。【佐藤薫】

毎日新聞 2008年5月8日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080508ddlk06010249000c.html

2278片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 01:45:43
民主党が市協議会
来夏の千葉市長選へ始動
2008年05月09日10時25分[千葉エリア]

 来夏の千葉市長選に向け、民主党県連は八日、市内の総支部長、県議、市議の計十六人からなる市協議会を発足した。

 同協議会は現市長の鶴岡啓一氏の総括や市長選立候補者選定の検討のほか、市にかかわる政策も協議する。前回の市長選でも協議会を立ち上げたが、県連規約に基づく正式な協議会設置は初めて。市と同様に衆院選の選挙区が分断されている市川市や松戸市でも今後、協議会を立ち上げる。

 協議会の代表には田嶋要衆院議員が、幹事長には三瓶輝枝市議が就いた。

 田嶋代表は千葉日報社の取材に対し、「正式に協議会ができたのは民主党が大きくなった成果。市長選だけでなく、市の発展へ個別具体的な政策も話し合いたい」と述べた。

 前回市長選で同党は、元総務官僚の奥野総一郎氏を推薦した。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1210296324

2279片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 13:44:25
選挙:鹿沼市長選 組長面会問題絡み混とん、現新一騎打ちの公算 18日告示 /栃木
 ◇次期衆院選2区にも影響か
 任期満了に伴う鹿沼市長選は、あす11日で告示まで1週間に迫った。現在のところ、3選を目指す現職の阿部和夫氏(60)と、前民主党県連幹事長の佐藤信県議(61)=民主推薦=が立候補を表明している。一騎打ちの公算が大きいが、阿部氏が暴力団組長と面会していた事実が3月下旬に発覚し、情勢は混とんとしている。市長選の結果は、次期衆院選(2区)にも影響を及ぼす可能性が高く、注目を集めている。【戸上文恵】

 ◆環境急変、逆風下の阿部陣営

 阿部氏は昨年の12月議会で、3選出馬を表明した。約180の団体から推薦を取り付けるなど着々と準備を進め、3選へ視界良好かと思われた。しかし市発注の公共工事を巡り、市側に説明を求めた暴力団組長と同年12月に面会した問題が浮上し、事態は一変した。市議会などから強い批判を浴び、自民、公明両党は推薦を取り消した。しかし、阿部氏は「8年前に出た時も推薦はなかった」と強気の姿勢を崩さない。

 4月26日に市民文化センターで開かれた後援会総決起大会。地元選出の国会議員や県議は姿を見せなかったが、会場(定員1300人)に入りきれなかった人がロビーにあふれ、組織力の強さを見せつけた。阿部氏は面会問題について「不徳の致すところ」と謝罪。その上で市政継続への強い意欲を示した。推薦を取り消した自公については、「あれだけ貢献してきたのに」と恨み節も聞かれた。

 ◆広がる混乱、対立泥沼化

 組長との会合は、自民党鹿沼支部長の新井喜久雄・元県議会議長が仲介し、小松英夫・市議会議長も同席した。市議会は4月22日の臨時会で、小松議長に対する議員辞職勧告を決議。市長や議長に近い市議は「弁明の機会を設けるべきだ」として、議員政治倫理審査会設置を請求したが、審査会委員の指名を巡り、赤坂日出男副議長が辞任する事態に発展。混乱が広がっている。

 そんな中、阿部氏を支持していた市議会の最大会派「自民党クラブ」(18人)から市長に近い市議7人が脱会し、新会派「政和会」(阿見英博会長)を結成。市長と距離を置く市議10人も新会派「新生自民党」(船生哲夫会長)を結成し、対立を深めている。

 ◆出遅れ一変、引き締め図る佐藤陣営

 一方、民主党主導による現職の阿部氏への対抗馬擁立の動きは難航した。佐藤氏が正式に出馬を表明したのは、阿部氏が暴力団組長との面会を記者会見で認めるわずか3日前の、3月21日だった。

 暴力団面会問題に対する市議会の批判、阿部市政を支える与党の分裂と、出遅れを一気に取り戻せるほどの追い風が、陣営には吹いている。先月20日、福田昭夫衆院議員(民主)の後援会が藤井裕久・民主党最高顧問を招き、「佐藤信さんを励ます会」を開いた。福田氏は時局講演会で、「まだまだ形勢は安定していない。油断は禁物」と引き締めに躍起だった。

 鹿沼市は衆院2区の大票田。旧今市市出身の福田氏としては、鹿沼市で佐藤氏が勝利すれば、次期衆院選に有利との思惑がある。前回(05年9月)の衆院選で福田氏は、森山真弓氏(自民)との激戦に敗れたものの、差は約1万2000票の小差で、比例復活当選を果たした。

 ◆自民は自主投票に

 自民党県連からは「阿部氏のままでは衆院選に勝てない」との声も漏れたが、2区は森山氏と西川公也氏(北関東比例)が公認を争っている影響もあり、火中のクリを拾う形で、阿部氏に代わる候補を擁立する動きは今まで見られない。自民党鹿沼支部は今月6日の役員会で、市長選での阿部氏への対応は「党員それぞれの判断に任せる」と決めた。

2280片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 13:44:58
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 ◇鹿沼市長選をめぐる経過◇
07年12月4日 現職の阿部和夫氏が市議会一般質問で出馬表明

08年 1月29日 自民党県連が阿部氏を推薦

    2月26日 公明党県本部が阿部氏を推薦

    3月21日 佐藤信県議が出馬を正式表明

      24日 阿部氏が記者会見で暴力団組長との面会を認める

      28日 公明党県本部が阿部氏の推薦取り消し

      29日 自民党県連が阿部氏の推薦取り消し

      31日 市議会全員協議会

    4月 1日 市議会幹事会が小松英夫・市議会議長に議員辞職を要求

       7日 民主党県連が佐藤氏を推薦

      17日 市議2人が議長に対する議員政治倫理審査会設置を請求

      18日 市長派の市議7人が新会派「政和会」を結成

      20日 民主党関係者による佐藤氏を励ます会

      22日 臨時市議会で議長への議員辞職勧告を決議

      26日 暴力団組長が議長に議員辞職を迫った疑いで逮捕

          阿部氏の後援会総決起大会

      29日 自民党鹿沼支部の役員会で新井喜久雄支部長が辞任

      30日 議長に対する議員政治倫理審査会設置

          反市長派の市議10人が新会派「新生自民党」を結成

    5月 2日 赤坂日出男・市議会副議長が辞任

毎日新聞 2008年5月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080510ddlk09010138000c.html

2281片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 23:45:22
選挙:県議補選・東村山郡区 2新人が第一声−−告示 /山形
 前県議の辞職に伴う県議選東村山郡区(改選数1、山辺・中山町)の補欠選挙が9日、告示された。ともに無所属新人で元山辺町議の村山稔氏(56)と、鈴木孝氏(62)の2人が立候補した。

 村山氏は、民主、社民から推薦を得て、民主のベテラン・鹿野道彦元農相が全面的に支援する。一方の鈴木氏は自民の山辺、中山両町支部が推薦し、公明が応援。自民の遠藤利明前副文部科学相が後押しする。選挙戦は非自公明対自公の構図で、衆院選山形1区の前哨戦の様相も示している。

 投開票は18日。8日現在の有権者数は2万3047人(男1万1051人、女1万1996人)。(届け出順)

 ◇農業の不安解消を−−村山氏
 村山氏は午前7時半から、山辺町山辺の事務所前で出陣式を開き、同9時過ぎから第一声を上げた。民主党の鹿野道彦元農相や和嶋未希県議、連合山形の安達忠一会長らが応援に駆けつけた。

 村山氏は「農業や後期高齢者医療制度に対する不安解消に努めたい」と主張。また町のニット産業が低迷している現状を挙げ「若い人が安心して働き、子育てし、しっかりした教育を受けられる社会をつくりたい。国とのパイプ役になり、県を変えていけるよう頑張ります」と訴えた。

 鹿野氏は「格差が拡大し、生活が厳しくなる中、村山氏を当選させ、温かみのある県政を」と激励。和嶋県議は「後期高齢者医療制度では、県内の対象者は17万6000人に上り、国だけの問題とは言えない。町の実情を伝えられる人を選ばなければ」と応援した。【林奈緒美】

 ◇民間感覚を県政に−−鈴木氏
 鈴木氏は午前8時半から、山辺町山辺の事務所横で出陣式。同9時半からJR羽前山辺駅近くのショッピングセンター駐車場で第一声を上げた。自民県連会長の遠藤利明前副文科相や平弘造県連幹事長ら県連幹部、議員らが駆けつけた。

 鈴木氏は「『子供や孫に明るい未来を』が町議になった目的で今も変わっていない。民間企業で培った知識、経験を生かしたい。実態を調査し対応することや、仕事は目的達成するという民間感覚を県政に持ち込みたい。県政とのパイプ役を担わせて」と訴えた。

 遠藤前副文科相も「技術者だった鈴木氏は、県の製造業発展に欠かせない人材で、山辺、中山の代表として県としっかりつないでもらいたい」などと話した。国政の焦点の暫定税率復活や後期高齢者医療制度などの問題には触れなかった。【佐藤薫】

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村山稔 56 無新

 [元]町議▽ニット製造業[歴]町商工会青年部長▽山形商高

鈴木孝 62 無新

 [元]町議[歴]東北精機工業製造部長▽町監査委員▽岩手大

毎日新聞 2008年5月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080510ddlk06010158000c.html

2282片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 22:32:59
知事去就言及せず
自民が候補調整
 橋本知事は16日の定例記者会見で、来年8月か9月に予定されている知事選を巡り、自民党県連が小幡政人・元国交次官(63)を軸に候補者調整を進めていることについて、「まだまだ1年半近く任期があるので、その間、全力で仕事をやっていくことを考えているだけだ。(県連の動きが早く表面化し)単純にびっくりしている」と述べ、自らの去就への言及は避けた。

 同県連は多選に批判的だが、知事は「多選の是非はその都度、選挙民、有権者の皆様が決定していけばいいことだ」と反論した。小幡氏については「長いことお会いしていないので、最近どんな感じなのかは分からないが、大変いい人柄だということは承知している」と述べるにとどめた。

(2008年5月17日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080516-OYT8T00841.htm

2283片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 22:33:42
知事選候補 自民が調整
元国交次官の小幡氏軸に
 来年8月か9月に予定されている知事選を巡り、自民党県連は、元国土交通次官の小幡政人氏(63)の擁立を軸に調整を進めていることが14日、分かった。小幡氏は橋本昌知事(62)の後継という位置づけであれば出馬に前向きとされ、知事の去就が今後の焦点となる。(今井隆、作田総輝)

 自民党県連の山口武平会長らは水面下で、小幡氏に出馬の意向を打診している。茨城空港への航空会社の就航や高速道路網、港湾整備を進めるため、元国交次官の経歴に期待している。

 山口会長は14日、取材に対し「党として選挙対策委員会を開いて決めた訳ではないが、県内で小幡氏に出てほしいという要望があるのは間違いない」と述べた。小幡氏は「地元に役立ちたい気持ちはあるが、全然決めていない」と話した。

 小幡氏は土浦市出身で、土浦一高、東大を経て、1968年に旧運輸省入り。2001年7月から1年間、次官を務めた。04年11月からは鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長、4月からは航空保安無線システム協会顧問。前回知事選でも出馬を促す声があった。

 一方で、橋本知事は5選への意欲を失っていないとされる。任期満了は来年9月25日。知事は14日、取材に対し「知事選まで1年半近くもあり、今の段階ではお話できない」と言葉を濁した。小幡氏は周辺に「力ずくで進もうとは思わない」とも漏らしている。

 前回知事選でも知事の4選出馬への批判は強かったが、小幡氏や、元県商工労働部長の北畑隆生経済産業次官(58)(当時は経済産業政策局長)の名前が浮かんでは消え、自民党県連は「4期限り」を条件に推薦した。

 民主党は前回、多選首長を推薦しない党本部の方針があったものの、県議らは知事を支援した。しかし、小沢代表就任後、知事選では相乗り禁止が原則。ガソリン税、道路特定財源で与野党が激突した経緯もあり、県連幹部は「党として国交省OBを推すことはできない。小幡氏は現知事より歳が上で、新鮮さにも欠ける」と独自候補擁立を検討する考えを示した。

 自民党内にも「橋本知事では多選批判を招くが、小幡氏の場合、国交次官という点が世論からどう評価されるか」(県議)との懸念がくすぶる。経済界の一部には県外出身ながら北畑経産次官の擁立を期待する声も根強く、知事の去就を含めた水面下の駆け引きはしばらく続きそうだ。

(2008年5月15日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080514-OYT8T00799.htm

2284片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 22:34:39
鹿沼市長選 激しい前哨戦
両陣営とも「市民党」強調
 鹿沼市長選の告示が18日に迫った。3選を目指す現職の阿部和夫氏(60)(無所属)と、新人で県議の佐藤信氏(61)(同、民主・社民推薦)の一騎打ちになる公算が大きい。同市長選が選挙戦になるのは8年ぶり。両陣営とも「市民党」をアピールし、激しい前哨戦を繰り広げている。

 阿部氏は昨年12月議会で出馬表明。自民、公明両党の推薦も取り付け、支持基盤は盤石とみられていた。だが、今年3月、市発注工事を巡り、市側に説明を求めてきた暴力団組長と昨年12月に会っていたことが発覚。市議会から強い批判を浴び、両党の推薦も辞退、取り消しとなった。

 この逆風が、後援会組織の結束を強めた側面も。陣営幹部からは「市民党という立場をアピールしやすくなった」と強気の声が聞かれる。4月26日に市民文化センターで開かれた陣営の総決起集会では、参加者がホール(定員1200人)からロビーにあふれ、盛り上がりを見せた。「たった一つの過ち(暴力団との面会)で8年間の実績は無にならない」と、関口良夫後援会長は強調。阿部氏自身も子育て支援策の充実など実績を示し、面会問題について「不徳の致すところ」と謝罪した上で、「(政党推薦がないのは)1期目と同じ。必ずや保守系市民党に投票いただけると信じている」と訴えた。

 陣営は農業や建設業界など従来の支持基盤のテコ入れを図る一方、旧粟野町地区などをこまめに回り、票の掘り起こしに懸命だ。

 一方、佐藤氏は3月に出馬表明した。「市長は一党一派に属するものではない。無所属市民党として立候補する」と強調し、民主党県連幹事長を辞任し、離党。4月中旬には、阿部氏への推薦を取り消した自民、公明党をはじめ、社民党、共産党(市委員会)に推薦を申請した。

 こうした動きは、出遅れが指摘された中、幅広く支持を得るには、特定の政党に偏らない姿勢を示すことが得策との思惑もにじんでいる。自民、公明党からは却下されたが、社民党の推薦、共産党の支持を取り付けたほか、自民党系市議のうち6人が、面会問題をきっかけに、佐藤氏支持に回った。陣営幹部は「民主党が弱い地区の補強ができる」と話している。

 後ろ盾である民主党の福田昭夫衆院議員も、10日の陣営の決起集会で「今回の市長選は鹿沼市民の倫理観が問われている」と訴え、「民主党」という言葉は一度も使わなかった。佐藤氏は「ハコモノ行政からの脱却を目指す。JR新駅建設は中止する」と主張。あいさつ回りやミニ集会を重ね陣営幹部は「知名度で劣っていたが、かなり追いついてきた」と手応えを話している。

(2008年5月16日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080516-OYT8T00015.htm

2285片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 22:44:22
民主、独自候補も検討
 民主党県連は17日、岡山市内で常任幹事会を開催。津村啓介代表は会議後、記者会見で「今秋の知事選で独自候補として擁立できそうな人と月内に面談し、現職を推薦するかどうかと合わせ、6月に党として方針を示したい」と説明した。

 津村代表は「(候補の)念頭に置いている人がおり、選択肢は絞られつつある」と述べ、党の政策を理解、実現できるかなどを話し合って判断するとした。

 一方、現職推薦については、4選出馬を表明している石井知事からまだ推薦申請がなく、推薦は3選までを原則にしているものの、石井知事の3期12年の取り組みを評価してから最終判断する考え。また、自民党との相乗りの可能性については「党として主体的判断をすれば、結果として相乗りになっても構わない」とした。

(2008年5月18日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080517-OYT8T00796.htm

2286片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/18(日) 23:53:24
加藤氏、政党超え支持集める/小田原市長選出口調査
政治・行政 選挙 2008/05/18

 無所属新人三氏の戦いとなった小田原市長選で、加藤憲一氏が初当選を果たした。神奈川新聞社が十八日に実施した出口調査によると、県内でも特に保守地盤の厚い同市で、政党を超えて幅広い支持を集めていた。多くの有権者が公約や年齢などを投票基準に加藤氏を選択した。

 政党支持別にみると、加藤氏は特定の政党を支持しない無党派層の七割強から支持を集め、二割弱の豊島輝慶氏、約一割の山田文雄氏を大きく引き離した。さらに自民党、民主党の支持者もそれぞれ約四割、約六割が加藤氏支持に回り、共産党支持者も七割近くが同氏に投票した。

 連合神奈川の推薦、自民、民主、公明の各党関係者の支援を得た民主系会派所属の元県議の豊島氏は、公明党支持者の八割弱から支持を集めたものの、自民党支持者の半数弱、民主党支持者の四割弱の支持しか固められなかった。元自民県議の山田氏に投票した自民党支持者は一割強だった。

 加藤氏に投票した有権者が最も重要視した投票基準は「公約や政策」。次いで「年齢」、「実行力」の順となった。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimay0805344/

2287片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 08:48:26
小田原市長に加藤氏
若さと刷新訴え圧勝

 新人3人が争った小田原市長選は18日、投開票され、市政刷新を訴えた経営コンサルティング会社代表加藤憲一氏(44)が、いずれも元県議の豊島輝慶氏(64)と山田文雄氏(60)を大差で破り、初当選を果たした。

 4期目の小澤良明市長が勇退を表明。公共事業の是非などを争点に激しい選挙戦となった。前回、小澤市長に敗れ、2度目の挑戦の加藤氏は、現市政を「市民軽視」などと批判、若さと刷新をアピールし、幅広い層から支持を集めた。

 加藤氏は、市民会館に代わる「(仮称)城下町ホール」建設と、小田原駅前の「お城通り再開発」の見直しを表明しており、事業の行方が注目される。

 当確を受け、加藤氏が到着すると、同市栄町の事務所は大歓声に包まれた。加藤氏は「変革には抵抗もあると思うが、市民と職員のコミュニケーションを大切にして、乗り越えていきたい」と抱負を語った。

 市政の継続を唱えた豊島氏は、豊富な政治経験や松沢知事との連携を強調したが及ばず、山田氏は、福祉に手厚い市政の実現を訴えたが浸透しなかった。

投票率10ポイント上昇 当日有権者数は16万1266人。投票率は53・93%で前回(43・80%)を大幅に上回った。

新人三つどもえの戦いは、変革と若さを打ち出した加藤氏の大勝に終わった。

 3人の中で最も政治経験が乏しいが、前回の落選後も地道な活動を継続。現市政が推進する公共事業の見直しをいち早く表明するなど、閉塞(へいそく)感を抱く市民に期待感を抱かせるイメージ作りに成功、大きなうねりとなった。

 公共事業の見直しは、城下町ホールが県議会と市議会で事業費などが可決済みであるなど着工に向けて動き出しており、今後は極めて難しい対応を余儀なくされる。選挙戦では刷新という新人の強みを生かしたが、今後は約19万8000人の市民に責任を負う立場に変わる。待ったなしで手腕が問われる。(佐賀秀玄)

 投票率10ポイント上昇 当日有権者数は16万1266人。投票率は53・93%で前回(43・80%)を大幅に上回った。

(2008年5月19日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080518-OYT8T00734.htm

2288片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 08:49:11
鹿沼市長選 現・新一騎打ち
8年ぶりに選挙戦に
 鹿沼市長選は18日告示され、新人で前県議の佐藤信氏(61)(無所属=民主、社民推薦)、3選を目指す現職の阿部和夫氏(60)(無所属)の2人が立候補を届け出た。同市長選が選挙戦となったのは8年ぶり。阿部氏の2期8年の市政運営の評価を最大の争点に、刷新か継続かを巡り激しい舌戦が始まった。

 佐藤候補は午前10時から、同市上殿町の選挙事務所前で出陣式。民主党の国会議員4人、鹿沼市議らが顔をそろえ、総合選対委員長の鈴木貢市議は「阿部氏は暴力団と会っておきながら反省していない。鹿沼を再建できるのは佐藤さんしかいない」と訴え、同党県連代表の簗瀬進参院議員は「攻めて攻めて攻め抜こう」と呼びかけた。阿部氏と距離を置く自民党系会派「新生自民党」の市議も出席し、一緒に「がんばろう」と拳を突き上げた。

 阿部候補も午前10時から同市東町の選挙事務所前で出陣式を行い、後援会役員や鹿沼市議らが応援演説を行った。関口良夫後援会長は「子や孫が夢を持てるまちを作っていけるのは阿部さん以外にない」と力説。後援会幹事長の阿見英博市議は「トップは色々と批判されることもあるが、全力で支えていこう」と訴えると、会場を埋めた支持者から大きな拍手が起きた。出陣式後、市内の神社で必勝祈願し、午後からは街頭演説などで支持を求めた。

 投票は25日、市内73か所で行われ、午後9時から同下石川の鹿沼総合体育館で開票される。17日現在の有権者数は8万4052人。

 鹿沼市長選に立候補した佐藤候補は18日、公職選挙法の規定で県議を自動失職した。県議会(定数50)は欠員1となった。

(2008年5月19日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080519-OYT8T00067.htm

2289片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/19(月) 16:32:34
選挙:県議補選・東村山郡区 鈴木氏が初当選 村山氏を突き放す /山形
 ◇地元密着前面に
 前県議の辞職に伴う県議選東村山郡区(改選数1、山辺・中山町)の補欠選挙は18日投票があり、即日開票の結果、無所属新人で元山辺町議の鈴木孝氏(62)=自民山辺、中山両町支部推薦=が、同じく無所属新人で元山辺町議の村山稔氏(56)=民主、社民推薦=を破り初当選した。当日有権者数は2万2752人。投票率は59・18%(前回68・95%)だった。【佐藤薫、林奈緒美】

 当選を決め山辺町の選挙事務所で支持者に囲まれた鈴木氏は「地元と県政とのパイプ役になるとともに、民間感覚を県政に持ち込みたい。子供や孫に明るい未来をという信条を実現させたい。子供たちの教育の在り方を見直したい」と抱負を語った。

 鈴木氏は地元密着の姿勢を打ち出し、総決起集会に斎藤弘知事も招いた。その一方、出陣式に自民県連会長の遠藤利明前副文科相ら県連幹部や、公明県本部代表の寒河江政好県議が顔をそろえるなど分厚い応援態勢をとった。個人演説会も連日、周辺自民系県議らが支持を訴えた。遠藤前副文科相の後援会も支援し、村山氏を突き放した。

 村山氏は、民主、社民の推薦を得て、民主・鹿野道彦元農相の強力な支援を受けた。後期高齢者医療制度や年金問題、農政批判を前面に出したが、支持をまとめきれなかった。村山氏は「後期高齢者制度批判など訴えへの反応は良かったが票に結び付かなかった。私の力不足」と述べた。

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 ■解説

 ◇「国政とは違う」強調
 「自民は逆風だから」と鈴木氏は、公認を受けなかったが、選挙区内の自民の両町支部が鈴木氏を推薦し、遠藤前副文科相の後援会も支援した。

 村山陣営が、後期高齢者医療制度やガソリン税暫定税率で国政レベルでの自民批判を繰り返したのに対し、「県議選は国政とは違う」として、問題の切り離しを図った。また「県政とのパイプ役を」とも強調。斎藤弘知事の総決起集会出席で、県との太いパイプを印象づけ、地元の課題に取り組む実行力を訴えたのも象徴的だった。

 東村山郡区は5年前の県議選で、当時の自民県連幹事長が議席を失って以来、県議会での自民空白区のひとつだった。鈴木氏の当選で自民は事実上5年ぶりに議席を奪回した。

 しかし鈴木氏本人が自民の支持低迷を見て自民公認を受けず、また陣営も「国政と別」と強調した点や、山形市と比べ無党派層の少ない地域である点を考慮すると、この結果がただちに衆院選を占うとはいえないだろう。【佐藤薫】

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 ◇県議東村山郡補選開票結果(改選数1)
当 8294 鈴木孝 62 無新

  4908 村山稔 56 無新

 =選管最終発表

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 ◇県議東村山郡補選当選者(改選数1)
鈴木孝 62 無新(1)

 [元]町議[歴]東北精機工業製造部長▽町監査委員▽岩手大

毎日新聞 2008年5月19日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080519ddlk06010161000c.html

2290片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/23(金) 00:28:08
ψ ψ ψ 栃木県鹿沼市スレッド §18すれ目§ ψ ψ ψ
http://kanto.machi.to/bbs/read.cgi/kanto/1206277258/

166 名前: まちこさん 投稿日: 2008/04/26(土) 09:44:41 ID:dB7/pH.A [ 202-080-103-047.users.bc9.ne.jp ]

いかにも鹿沼らしいぐちゃぐちゃさだな。
今回の件は最初から、故福田市長派のある有力土建屋で、阿部から市発注工事干されてた、組長と同級生の男と組長が組んでハメるつもりだったんだよ。
録音も録画もそのため。
その土建屋、さっそく佐藤の後援会に名を連ねてる。今までは自民党なのに。
佐藤が当選したとして、こいつらの飯の種になるようだったら、鹿沼はさらに末期症状。
でも俺はやはり阿部は落としたい。あまりに今までひど過ぎたな。
良かったよ、選挙になって。

故福田市長の箱物行政を批判して、8年前に阿部が立った。
福田がひどかったので、俺は阿部に入れた・・・けど、当選したら福田よりひどい。
もし最初からそれが予想出来てたら、俺は棄権か白票だったな。
どっちもひどい候補者なら、棄権だろうが白票だろうが、どっちでもいいんじゃないか?
投票に行ったところで、選びようがないんだからさ。
阿部を選んだ俺は、後悔だらけだったから。
柔軟に考えればいいと思う。棄権も白票も投票も。ケース・バイ・ケース。

当面まず、過去に阿部に入れてしまった責任上、落すために対立候補に入れる。
後に何が控えてようがだ。
もっとも後ろ側の事情、佐藤が気が付いたのは、途中からだと思ってる。

利権しかないところだね、鹿沼。
鹿沼だけじゃないか。

2291片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/23(金) 11:44:11
党派超えて激しい選挙戦 鹿沼市長選 25日投開票 知名度高い2候補一騎打ち
2008年5月23日

 新人の元県議佐藤信氏(61)=無所属、民主・社民推薦=と、三選を目指す現職阿部和夫氏(60)=無所属=との一騎打ちとなった鹿沼市長選。二人の地元での知名度に加え、暴力団組長との面会問題や党派を超えた支持固めといった諸事情が絡み、激しい選挙戦を展開中だ。有権者の審判は二十五日に下される。 (松尾博史、小倉貞俊)

【出足“明暗”】
 阿部氏は昨年十二月に出馬表明し、自民党県連、公明党県本部から推薦を得た。三月十九日に宇都宮市内で開かれた自民党関係の会合でも「さらに元気なまちをつくるために努力したい」と協力を呼び掛けた。

 民主党県連幹事長だった佐藤氏の出馬会見は、その二日後。「相手はすでにはるか先を走っている。周回遅れのスタート」と認めざるを得なかった。

【総選挙は?】
 自民、公明の推薦を受けた現職と民主党県連幹事長との対決は、来年までに行われる総選挙の構図とも重なる。二〇〇五年九月の総選挙では、鹿沼市(旧粟野町含む)で自民候補は約三万二千六百票、民主候補は約二万三千四百票。〇七年七月の参院選では自民候補が約二万千二百票、民主候補が約二万五千五百票と逆転した。

 今後の総選挙との関連性を問われた佐藤氏は出馬会見で「これは鹿沼市民の選挙。(総選挙に)結果的にどうつながるかは周りが考えること」。民主党を離れ、幅広い支持を集める方針を示した。

【暴力団問題は】
 状況が一変したのは市発注工事の入札をめぐり、阿部氏、小松英夫市議会議長らと暴力団組長との面会が発覚した三月下旬だった。

 阿部氏は「軽率だったが、職員を守るためだった」と釈明。だが、この問題への対応をめぐり自民党系の市議が分裂し、八人が佐藤氏の出陣式で支持を表明した。自民、公明からの推薦も取り消されるなどした。

 ただ、阿部氏は約百八十の団体の推薦を獲得。四月下旬には、この組長が小松議長に辞職を強要した疑いで逮捕されており、「阿部氏らは被害者」という見方が広がる可能性もある。

【両陣営の読み】
 同市が進めてきたJR日光線の新駅整備計画について、佐藤氏は出馬会見で中止を主張。その後、阿部氏は「JR新駅は再度市民に問う」。産業振興などの公約は共通しており、今月十五日の討論会を見た市民からは「主張が同じようで、がっかり」との声も。

 二期八年の実績をアピールする阿部氏陣営。関係者は暴力団問題について「入札に不正や談合はなかったと、有権者に丁寧に話しており、理解は広がっている。(選挙戦は)盛り上がってきている」。

 「風通しの良い市政運営」を掲げる佐藤氏陣営。自民、民主の支持者らの“寄り合い所帯”だが、陣営幹部は「政策は後日、議会で議論して決めることもできる。まずは市長を替えることが大事」と力説した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080523/CK2008052302000143.html

2292片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/23(金) 11:45:06
知事選向け、熱気いまひとつ

 10月19日投開票が決まった次期知事選まで5カ月。各政党の動きが本格化してもおかしくない時期だが、現時点で立候補表明しているのは泉田裕彦知事だけで、「熱気がいまひとつ」との指摘が各党から聞こえる。前回2004年知事選で泉田氏を支えた自民、公明は今回も推薦する方向。一方、前回知事選で主流派が対立候補を推した民主は対応を決めかねている。社民も同様だ。共産は早期の候補擁立を目指している。

 「県民党」を掲げ、政党の枠組みを超えて広く県民の支持を受けようとする泉田氏。経済人を中心とした後援会はこれまでに、共産を除く自民、公明、民主、社民の4党に推薦願を出している。

 自民県連は6月2日の県連大会で泉田知事の推薦を正式決定する予定。石井修幹事長は「中越地震や中越沖地震などの災害対応は評価していい。災害以外の分野もパーフェクトとは言えないが、全体として頑張った」と一定の評価をする。

 党内からは泉田氏の政治手法への批判や、「他党への気配りが目立ち、県議会最大勢力である自民への配慮がおざなり」(県議)といった不満の声も聞かれるが、全体としてはおおむね現職支持でまとまっている。

 公明県本部も自民と同時期に泉田氏を推薦する方針。「災害対応が一区切りした中、本県の拠点性向上や福祉、農業分野の充実を期待したい」と志田邦男代表。「支援条件として政策協定ができないか検討したい」という。

 民主県連は前回知事選で「旧自由グループ」が泉田氏を、「旧民主グループ」が対立候補を支援。分裂選挙となった苦い経験があり、今回は対応を一本化したい考えだ。現在、県議団が泉田県政一期目の施策検証を進めている。6月中に結果をまとめ、それを基に県連で対応を決める方向だが、その時期は未定だ。

 佐藤信幸幹事長は「時間をかけてしっかり検証した方がいいとの意見が大勢。特に急ぐ必要はない。どっち(泉田氏支援か、自前候補擁立か)に転ぶかは白紙」という。一部に主戦論はあるものの、「負け戦をするくらいなら、政策で折り合いを付けて現職を支持した方が得策」(県議)という声もある。

 社民県連も対応は決まっていない。田上敏幹事長は「党内で泉田県政を検証する。党員や支持団体の意見を聞きながら、夏をめどに対応を決めたい」としている。

 共産党県委員会は、独自候補の早期擁立を目指す。小日向昭一委員長は「泉田県政は、貧困と格差を広げた国の構造改革の流れを受けており、評価できない。市民団体と連携し、候補を決める」と強調する。



知事選に向け、泉田知事の後援会が初めて主催した政治資金パーティー。現在、泉田知事以外に具体的な候補予定者名は出ていない=4月30日、新潟市中央区のホテル


新潟日報2008年5月23日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=110538

2293片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 20:34:01
知事選、連合山口が二井氏推薦、民主県連は難しい対応
 連合山口(長嶺平治会長、6万7000人)は23日、知事選(7月17日告示、8月3日投開票)で4選を目指す現職・二井関成氏(65)の推薦を決めた。二井氏については、自民、公明の県組織が近く推薦を決定する見込み。知事選を巡り、党本部が自民党との相乗りを原則禁止する民主党県連は、最大の支持組織の方針決定で、さらに難しい対応を余儀なくされそうだ。(内田正樹)

 連合山口はこの日、山口市内で開いた執行委員会で推薦を決定。委員の一部からは、二井氏が4月の衆院山口2区補欠選挙で自民党寄りの対応を取ったことなどに疑問の声が上がったものの、若者の県内就職対策や子育て支援などの政策要求に対して二井氏が理解を示し、県政に反映させているなどの肯定的な意見が大勢だったという。

 連合山口は近く、二井氏と米海兵隊岩国基地に関する住民の不安解消に努めることなどを記した政策協定を結ぶ。野中清之会長代行は「総合的に判断して推薦することにした。今後も県政に対して、物申すスタンスではいたい」と述べた。

 二井氏は自民、民主、公明の3党の県組織に推薦願を提出。自民党県連は26日に推薦を決め、公明党県本部は24日に推薦を発表する見通し。民主党県連は「白紙」としており、6月1日の幹事会で対応を協議する。

 連合山口の幹部は、「(連合の推薦決定で)民主党は独自候補を立てにくくはなったかもしれない」とみる。一方、民主党県連幹部は「あくまで我々とは別組織。ただ、対応を判断する際の周辺状況にはなる」としている。

 知事選には元県労連議長の新人・福江俊喜氏(67)も無所属=共産推薦=で立候補を表明している。社民党県連合は自主投票で臨む方針。

(2008年5月24日 読売新聞)山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080524-OYT8T00054.htm?from=nwlb

2294片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/25(日) 11:11:24
「県民党なら伊藤氏支援」 民主県連対応を確認 〜2008知事選
 民主党県連は24日、鹿児島市内で常任幹事会を開き、7月13日投開票の知事選の対応について、現職の伊藤祐一郎氏(60)が前回選挙と同様に「県民党」の立場で臨むならば、支援する用意があることを確認した。

 伊藤氏は前回、特定の政党に偏らない「県民党」を掲げて初当選した。この際、党県連は伊藤氏を応援した。しかし、就任後の伊藤氏は、自民党公認の参院選候補者の決起集会に参加するなど、与党寄りともとれる動きもみせていた。

 こうした経緯から、党県連は「県民党だった前回と政治姿勢に変わりがないか確認したい」としている。6月県議会の代表質問などで、伊藤氏に知事選に向けた政治スタンスを問い、答弁内容から党県連の三役、選対委員長が対応を判断する。

(2008年5月25日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080525-OYT8T00200.htm

2295片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/26(月) 00:02:37
佐藤信氏が勝利、鹿沼市長選 民主推薦の初首長
 任期満了に伴う鹿沼市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、新人で元県議の佐藤信氏(61)=無所属、民主、社民推薦=が、3選を目指した現職の阿部和夫氏(60)=無所属=を約2万1900票の差で破り初当選を果たした。前回は無投票で8年ぶり。旧粟野町編入後、初めてとなった選挙の投票率は64.03%。2000年の65.78%を1.75ポイント下回った。

 自民党との相乗りでない民主党推薦候補が県内で首長となるのは、1998年の現在の民主党結党以来初めて。

 「市民の良識を信じたい」。新人が現職に挑む選挙戦は、阿部市長の暴力団組長との会合問題をめぐって「市政の継続か、刷新か」を問う選挙。市民は「継続」を選択した。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=s&amp;d=20080525&amp;n=10

佐藤信氏が圧勝、鹿沼市長選 民主推薦の初首長

 任期満了に伴う鹿沼市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、新人で元県議の佐藤信氏(61)=無所属、民主、社民推薦=が3万7378票を獲得し、3選を目指した現職の阿部和夫氏(60)=無所属=を約2万2000票の大差で破り初当選を果たした。同市長選が選挙戦となったのは8年ぶりで、旧粟野町編入後は初。投票率は64・03%。2000年の市長選の65・78%を1・75ポイント下回った。

 阿部氏は争点となった暴力団組長との会合問題が最後まで響いた。

 自民党との相乗りでない民主党推薦候補が県内で首長となるのは、1998年の現在の民主党結党以来初めて。

 「市民の良識を信じたい」。新人が現職に挑む選挙戦は、阿部市長の暴力団組長との会合問題をめぐって「市政の継続か、刷新か」を問う選挙。市民は「刷新」を選択した。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=s&amp;d=20080525&amp;n=10

2296片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/26(月) 10:28:13
鹿沼市長に新人・佐藤氏
「市民党」訴え、現職に圧勝

 鹿沼市長選は25日、投票が行われ、午後9時から同市下石川の鹿沼総合体育館で開票の結果、新人で前県議の佐藤信氏(61)(無所属=民主、社民推薦)が、3選を目指した現職の阿部和夫氏(60)(無所属)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は8万3105人。投票率は64・03%(前々回65・78%)だった。

 同市上殿町の佐藤氏の事務所に当選の知らせが入ると、集まった支持者から歓声がわき上がった。事務所前の壇上に立った佐藤氏は「市民の良識の勝利。新駅よりも、医療と福祉、子育て環境の整備、教育とやるべきことはたくさんある。財政状況は厳しいが、福祉、生活の向上、市の再生のため市民と力を合わせていきたい」と決意を述べた。

 8年ぶりの選挙戦となった今回は、阿部氏の2期8年の市政運営の評価が最大の争点となった。また、阿部氏が市の入札を巡るトラブルから暴力団組長と会っていた問題が、どう影響するかも注目された。

 佐藤氏は3月に出馬表明。「ハコモノ行政からの脱却」「市民が主役の市政の実現」を掲げ、JR新駅計画の中止などを公約とした。民主党県連幹事長を辞任、離党して「市民党」をアピール。一部の自民系市議の応援を受けて保守票も取り込んだ。連合栃木、福田昭夫・民主党衆院議員の後援会の組織力も生かして出遅れをばん回した。

 阿部氏は実績を前面に訴えたが、暴力団との面会問題の影響で自民、公明両党の推薦を失ったことなどが響き、支持を広げきれなかった。事務所で支持者に対し、「当選できなかったこと、暴力団と面会してしまったことは、私の不徳の致すところ。会っていなかったらと思う。一市民となるが、4年後は再び市長選に挑み、元気なまちをつくるため努力したい」と述べた。

(2008年5月26日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080526-OYT8T00034.htm

2297片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:36:29
自民山口が二井知事を推薦 '08/5/27

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 自民党山口県連は26日、知事選(7月17日告示、8月3日投開票)で4期目を目指す現職の二井関成氏(65)の推薦を決めた。党本部は首長選で4選への推薦を禁じており、県連推薦で全面的に支援する。

 山口市内で県連選挙対策委員会を開き、二井氏からの推薦願への対応を協議。全会一致で推薦を決め、常任総務会でも承認した。会議はいずれも非公開。多選の弊害などの異論は出なかったという。

 前回、前々回の知事選で二井氏を推薦した自民、民主、公明の3党本部は4選への推薦を認めていないため、二井氏は各党の県組織に推薦願を提出。公明党県本部は既に推薦を決め、内部に異論のある民主党県連は6月1日に協議する。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805270098.html

2298片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:42:00
鹿沼市長選受け、衆院2区 民主、自民党の攻防激化へ 栃木下野

 二十五日投開票の鹿沼市長選で新人の佐藤信氏(61)=無所属、民主、社民推薦=が現職の阿部和夫氏(60)=無所属=を大差で破り初当選したことを受け、次期衆院選に向けた民主、自民両党の水面下の動きが早くも始まった。「支持拡大に大きな弾み」と追い風を強調する民主に対し、自民は「鹿沼の組織立て直しに取り組む」と危機感を募らせる。鹿沼市を含む衆院2区は、自民と民主の現職同士の激突が予想されており、今後両党の攻防が激しさを増すのは確実だ。

 「予想以上の大差。ここまで得票できた理由を調べる」。二十五日午後十時半すぎ、鹿沼市の佐藤氏の選挙事務所。駆け付けた民主党県連幹部は喜びと驚きの声を上げる一方で、支持票の分析に取り組む考えを示した。

 同県連には市長選が次期衆院選に与える影響を見極めたいとの考えがある。佐藤氏の支援には、民主だけでなく一部の自民系市議らも回っており、獲得した約三万七千票のうち民主支持票を分析することが、戦略につながるためだ。

 佐藤氏は「一党一派に属さない」と市民党を強調してきた。当選直後の会見でも「国政と距離を保つのが(有権者との)約束」と述べ、次期衆院選は"中立"を貫く考え。

 ただ福田昭夫衆院議員の後援会関係者は「佐藤さんは民主党県連の元幹事長。その意味は大きい」と影響力に期待する。福田氏にとって鹿沼地区の支持拡大は次期衆院選に向けた最重要課題で、同氏は「これまで自民を推していた阿部氏が敗れただけでも大きい」。

 一方自民党県連側からは「2区の大票田で(自民系)首長を失ったのは痛い。選挙に直結する」との分析が出ているほか、今回の市長選で自民系市議が分裂した同県連鹿沼支部への懸念もある。2区が地盤の西川公也衆院議員は「時間を掛けて粘り強く立て直していくしかない」と繰り返した。

 同県連内には佐藤氏の大勝について「自民系市議や一部県議が支援に回ったため」との分析もある。佐藤氏の遊説に加わった自民の小林幹夫県議は「自分の支持者から要請があり加わった。佐藤さんに、もう民主党色はない」と言う。

 こうした状況を踏まえ、「今後の知事選、衆院選には全く影響がない」(木村好文自民党県連総務会長)との強気の見方もある。

 森山真弓衆院議員は佐藤氏に「『市民党』を掲げた限りは、それができなければ市民の信頼を損なうことになる」とくぎを刺した。

 今回の鹿沼市長選を、暴力団組長との会合出席問題に端を発した「阿部氏の自滅」と見る同県連幹部は、自民でも民主でもない市民党を旗印とする佐藤氏の、今後の行動を注目している。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&amp;d=20080527&amp;n=3

2299片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/27(火) 13:51:23
知事選で二井氏推薦自民県連、党本部に申請せず
 自民党県連は26日、山口市内で選挙対策委員会と常任総務会を開き、知事選(7月17日告示、8月3日投開票)に関し、無所属で4選を目指す現職・二井関成氏(65)の推薦を決めた。6月1日に選挙対策本部を設置する。

 同党は、知事選などで4選以上を目指す候補を推薦しないことにしており、県連は党本部には申請しない。県選出国会議員には、了解を得ているという。

 終了後、記者会見した県連の長谷川忠男幹事長は「(二井氏は)清潔な形で県政に携わっており、(多選の)弊害はない。県民の目線にたった県政運営を大いに評価している」と述べた。

 二井氏については、公明党県本部が推薦を決定。民主党県連は6月1日の幹事会で対応を協議する。

 知事選には元県労連議長の新人・福江俊喜氏(67)も無所属=共産推薦=で立候補を表明している。

(2008年5月27日 読売新聞)山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080527-OYT8T00021.htm

2300片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 09:55:43
知事選告示まで1か月 「動かぬ」現職 共産は候補擁立へ

 7月13日に投開票される知事選は、6月26日の告示まであと1か月となった。今のところ立候補を表明しているのは現職の伊藤祐一郎氏(60)だけだが、共産党県委員会や労働団体でつくる「新しい鹿児島をつくる県民の会」が26日に立候補者を発表する予定にしており、無投票は回避できそうだ。ただし、4人が乱立して保守分裂となった前回選挙と比べると、自民、民主を軸とした政党も動きは鈍く、盛り上がりを欠く前哨戦となっている。各党の動きを中心に情勢を報告する。(渡辺直樹)

 「きょうは、共産党以外のほぼ全員が出席させていただいております」

 政財界の約1300人を前に、県議会の金子万寿夫議長(自民)が、あいさつで、こう切り出した。さらに金子議長は、会場にいた伊藤氏の妻・七苗さんの方に目をやると、「今度はそんなに苦労しませんのでご安心を」と語りかけ、満面の笑みを浮かべた。

 4月25日夜、鹿児島市の城山観光ホテル「エメラルドホール」で開かれた伊藤氏の政治資金パーティー「励ます会」での一幕だ。

 続いて、地元選出の自民党の国会議員が次々に弁士として壇上に立つ中、民主党県連代表の川内博史・衆院議員(比例)が遅れて到着。あいさつを求められると、「(伊藤さんを)しっかりお支えします」と、こちらも笑顔でこう答えた。

 国会ではガソリン税の暫定税率などを巡って対立している両党が、ここでは“大連立”の様相を見せた。

    ◇

 前回選挙で伊藤氏は県市長会などの後押しを受けて立候補。自民党県連に推薦を求めたが、結局、同県連は元県議会議長の溝口宏二氏を推薦した。国会議員や県議の多くが溝口氏の支援に回る中、伊藤氏は政党色を出さず、「県民党」を掲げて広く支持を集める選挙運動を展開し、溝口氏に約6万5000票差をつけて初当選した。

 こうした経緯を踏まえ、伊藤氏は今回の選挙でも、あえて政党に触手を伸ばさずに告示を待つ。自民から推薦を得られなかったことを逆手に取り、複数の政党から支援を受けることに成功した前回選挙を踏襲する形だ。

 4年前は溝口、伊藤の両氏のどちらを推すかで分裂した自民党県連は、「今回は伊藤氏以外の選択肢はない」(本坊輝雄幹事長)と言い切る。

 一方の民主党県連。党本部の方針で、与党が推す候補を応援する「相乗り」は禁止されているが、青木寛副代表は「前回は自民党の多くが伊藤さんの敵に回った中、我々が応援したことで今の伊藤知事がある」と強調する。党本部にこの経緯を伝えたうえで、伊藤氏が今回も「県民党」の立場を変えないことを前提に支援に回る意向だ。

    ◇

 この4年間、伊藤氏には大きな失政はなく、共産党以外の各党は一定の評価を示している。だが、知事選への対応には戸惑いものぞかせる。

 「伊藤陣営から推薦願も何も来ないのに、こちらから動くわけにはいかない」。社民党県連合の南徹郎代表はこう話す。対応は告示後の6月28日に予定している定期大会で発表することになっているが、現段階では「白紙」のままだ。

 前回は溝口氏を支持した公明党県本部は、財政再建を進めてきた4年間の伊藤県政に好意的だ。成尾信春代表は「支援要請があれば動きやすいのに」と気をもんでいる。

 当の伊藤氏本人は「6月に入ると議会が始まるので、当面は動けない」とし、選挙に向けた本格的な活動は告示後になる見通しを定例記者会見で示している。総決起集会などの予定も立っていないという。

    ◇

 鹿児島市沖の人工島「マリンポートかごしま」の建設を「税金の無駄遣い」と批判する共産党県委は「候補者を出さないことは伊藤県政を認めることになる」とし、早い段階から対立候補の擁立を表明。県労連などと構成する「新しい鹿児島をつくる県民の会」で候補者選定を進め、ようやく26日に正式発表する運びとなった。

 野元徳英委員長は「官僚出身の伊藤知事は国が進める構造改革路線をそのまま県政に押しつけ、弱者を切り捨ててきた。県民の暮らしを守るためのトップが必要」と対決姿勢をあらわにしている。

(2008年5月26日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080525-OYT8T00493.htm

2301片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 10:05:22
Newsクリック:やまぐち 知事、4選へ推薦願 注目される民主の動向 /山口
 県知事選(7月17日告示、8月3日投開票)の告示まで2カ月を切った。今のところ出馬表明しているのは現職、二井関成氏(65)と、元県労連議長、福江俊喜氏(67)の2人で前回と同じ顔触れだが、注目されるのが4月の衆院2区補選で勝利した民主の動向だ。余勢を買って自公との対決姿勢を打ち出すのか、過去2回に続き推薦するのか。はたまた自主投票か。二井氏は21日、自民、民主、公明各党と連合山口に推薦願を出すなど4選に向け動き始めた。【長谷川隆】

 「よろしくお願いします」。この日午前、二井後援会の福田毅事務局長は推薦願を手にめまぐるしく各党、労働団体を回った。

 自民、民主、公明の3党は「多選(4選以上)の知事候補は推薦しない」と決めている。しかし、自民県連、公明県本部は二井県政について「人事は平等に行われ、党の政策にも理解を示してくれている」と評価。自民県連は26日の選対委員会と常任総務会で推薦を決める方針で、山口3区選出の衆院議員、河村建夫・党広報本部長も「地方には事情がある」とお墨付きを与えた。

 公明県本部の先城憲尚幹事長も「多選の弊害は見当たらず、党本部の意思確認もできている」と言い、24日の幹事会で推薦を機関決定する構えだ。

 これに対し、民主県連。西嶋裕作幹事長は独自候補の擁立について「岩国市長選と衆院補選と続き、手が回らなかった」と言い、「知事選より空白の衆院4区」ときっぱり。6月1日の幹事会で対応を協議するが、西嶋幹事長は「2、3期目と推薦しており、断るのはよほどのこと。候補がいれば別だが」と県連レベルでの推薦や自主投票の可能性に含みを持たせた。連合山口は23日の執行委員会で推薦を決める見通し。

 一方、一連の動きに、福江氏を擁立した「みんなの県政をつくる会」の吉田達彦事務局長は「二井さんは自民党員でありながら党の方針に従わないのはいかがなものか」と憤った。

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 ■今日のことば

 ◇多選禁止
 知事や市長の権限は大きく、長期化すると腐敗や停滞を招きやすい。このため神奈川県議会は昨年10月、知事の4選禁止条例案を可決。国にも立法化に向けた動きがあるが、職業選択の自由や思想・信条の自由に抵触するとして反対の声もある。

〔山口版〕

毎日新聞 2008年5月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080522ddlk35010431000c.html

2302片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 10:07:48
自民県連:幹事長に南波氏 一部若手、選挙断念−−22日決定 /群馬
 自民党県連の次期幹事長に、幹事長代行兼総務会長の南波和憲県議(60)=吾妻郡区、4期=が無投票で選出されることが9日、確実になった。早い時期から意欲を示した南波氏に対し、当選2、3期の若手の一部には対立候補を擁立し選挙に持ち込もうとする動きもあったが、支持が広がらず断念した。22日の県議団総会で正式に決定する。

 県連の慣例では幹事長は県議が務め、立候補者が複数いれば選挙で決める。南波氏は06年の幹事長選に出馬し、金子泰造・前幹事長(64)=前橋市・勢多郡区、当時3期=に敗れた。07年は知事選、参院選などが相次いだことから選挙を実施せず、例外的に金子氏が続投。金子氏の前橋市長選出馬に伴い同年11月、残り任期の今年5月まで幹事長ポストは空席のまま、南波氏が幹事長代行に就任した。

 南波氏は4期のため、2期の一部を中心に、3期を擁立し世代交代の促進を目指す動きもあった。06年の申し合わせでは、幹事長の要件は(1)3期以上(2)総務会長、政調会長、県議団長のいずれかの経験者−−となっており、3期の有資格者は2人。2期(7人)と3期(10人)を合わせると17人になり、県議団(32人)の過半数を占めるため、動きが注目された。

 しかし、福田康夫首相の地元として県連の結束を乱さず支えていきたいとの声が強かったほか、県議の任期が切れる11年4月までには、3期からの幹事長就任は確実とみられることなどから、いずれも立候補に消極的で、今回は南波氏の就任で落ち着いた。

 南波氏は旧吾妻町議を経て95年に県議初当選。幹事長の任期は来年5月までの1年間。

 一方、議長には5期5人のうち、中沢丈一議長(59)=前橋市・勢多郡区=を除く4人からの選出が有力。副議長は3期も含めて人選が進むとみられる。【塩崎崇】

毎日新聞 2008年5月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080510ddlk10010117000c.html

2303片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/28(水) 15:40:33
自民県連:知事選の候補者検討委を設置へ 商工農関係者らも参加 /秋田
 自民党県連は27日、常任総務会を開き09年春の知事選候補者を選定する「検討委員会(仮称)」を30日までに設置することを決めた。衆院3選挙区支部長や県連4役、有識者など10人程度をメンバーとする。

 党県連の鈴木洋一幹事長によると、有識者には商工業関係、農業関係から各1人、学識経験者2人を想定している。農業や商工業関係は団体の代表ではなく、基本的に個人を対象とする。

 これに二田孝治衆院議員、金田勝年・前参院議員、御法川信英衆院議員の各衆院選挙区支部長▽県連の会長、幹事長など4役▽当選1、2期の県議−−が加わる。初会合は6月上旬に開かれる見通し。

 知事選の候補者選定はこれまで、県連幹部や国会議員が中心になってきた。鈴木幹事長は「地域政治につからず、枠に縛られない考えがほしい」と有識者を委員とした。

 候補者擁立は「8〜10月をめどとするが、非自民サイドの対応もあり現時点で明言は難しい」と話した。【馬場直子】

毎日新聞 2008年5月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080528ddlk05010096000c.html

2304片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 12:27:48
【埼玉】
日下部市議が出馬表明 さいたま市長選 現市政を批判、無所属で
2008年5月31日

 さいたま市議で医師の日下部伸三氏(49)が三十日、来年五月の任期満了に伴う同市長選に立候補すると表明した。同市長選への出馬表明は日下部氏が初めて。

 日下部氏は「さいたま新都心にサッカーミュージアム(仮称)を建てるのか、合併協定書を守って市庁舎を建てるのかを市民に問いたい」と出馬理由を述べた。

 市のサッカーミュージアム建設計画について「政令市の中でも道路整備、下水道普及率、産科・小児科の医師数などが下位で、基盤整備が遅れているのに、マニア向けの箱物が必要なのか。優先順位が違う」と現市政を批判した。

 日下部氏は現在市議二期目。三十日に自民党さいたま市議団からの離脱届を提出し、無所属となった。 (高橋恒夫)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20080531/CK2008053102013896.html

2305片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 16:47:11
08知事選:知事、3会派に推薦要請 /鹿児島
 伊藤祐一郎知事は30日、再選を目指し出馬する知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に向け、県議会の自民党、県民連合(民主、社民両党と無所属)、公明党の3会派に推薦を要請した。各会派は6月議会の質疑などを経て、推薦を決める見通し。

 政党推薦は要請しない意向だが、3会派推薦で、実質的に共産党を除く超党派の支援体制を得る形となる。また、県内全域で選挙運動の受け入れ体制が整う。

 知事は記者団に対し、医師連盟や連合鹿児島など各種団体にも推薦要請する意向を示した。

 知事選を巡っては、元共産党県議、祝迫かつ子氏が同党推薦無所属で出馬表明。今のところ、一騎打ちとなる見通し。【神崎真一】

毎日新聞 2008年5月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080531ddlk46010515000c.html

2306片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 16:48:10
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/1 政治資金 /鹿児島
 ◇激戦の04年は2億円超に
 「大同団結して、愛する郷土を伊藤祐一郎に委ねようじゃないですか」

 4月25日、鹿児島市の城山観光ホテル。伊藤の後援会長、米盛学県医師連盟委員長が呼びかけると、会場は拍手で応じた。

 集まったのは、衆参国会議員や、自民、民主、公明などの県議。市町村の首長や議長に、各種団体や企業関係者ら約1300人(後援会発表)。知事の政治資金パーティーが県内で開催されるのは「初」という。

 パーティーは5月27日、東京でも。京セラの名誉会長、稲盛和夫をトップに、昨年末発足した東京後援会が主催した。

 二つのパーティー。他県の知事らの動向も参考にしたという。会費は2万円。収入は、主に、知事選での活動資金となる。

  ◇   ◇

 前回04年知事選。伊藤は、資金管理団体「祐祥(ゆうしょう)会」と、選挙の収支報告書を“詳細”に県選挙管理委員会に報告。公開された。

 伊藤は「少額の寄付の明記や、支出も領収書を添付した。公明正大に、と。全国の知事で、初めてだろう」。

 「祐祥会」の04年の収支報告書によると、寄付(個人献金など)の総額は4323万円。他県の知事や首長、事務次官OBら伊藤の出身官庁、総務省(旧自治省)の関係者が目立つ。数千円単位も多く、「役所の先輩、同期らで選挙時に助け合う慣行」(関係者)という。次いで目立つのは、医師。県医師連盟が推薦したうえ、「知事の同窓であるラ・サール高の県内在住OBには、医師が多い」(同)ためらしい。

  ◇   ◇

 だが、04年の総収入は、約2億2475万円。寄付をはるかに上回る。その大半を支えたのは、1億8150万円もの「借入金」だ。貸したのは、有力な後援者とされる弁護士の和田久だった。

 保守分裂の激戦。後援会事務所を県内十数カ所に構え、宣伝活動も多くなるなど、活動を活発化させるうちに必要な資金も増えていったらしい。和田からの当初の借入金は6000万円だったが、知事選前後に3度追加された。

 伊藤は「問題はない。資金管理団体から、きちんと返済していく」と強調する。

 1期目の資金集めは、活発とまではいえない。05年に集めた寄付は、本人の205万円の他は、わずか20万7650円だ。06年は、やや活発化し、3095万円。その中から「借入金」を少しずつ、返済してはいる。

 「保守分裂となり、伊藤陣営は資金集めには苦労したようだ」と、知事周辺は言う。「だが、献金が多くない分、この4年間の行政運営は比較的、自由にできたのではないか」と擁護する。

  ◇   ◇

 知事選(7月13日投開票)の告示(6月26日)まで1カ月を切った。伊藤と、「新しい鹿児島をつくる県民の会」が擁立し共産党が推薦する元県議の無所属新人、祝迫かつ子の一騎打ちとなる公算が大きい。まずは再選を目指す伊藤の政治家としての姿、信条、背景などを探った。(敬称略)

毎日新聞 2008年5月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2008/05/29/20080529ddlk46010658000c.html

2307片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 16:48:35
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/2 出水 /鹿児島
 ◇歴史が支える強固な地盤
 大河ドラマ「篤姫」のロケをきっかけに活気づく出水麓(ふもと)武家屋敷群。地元ボランティアらは、地図を片手に観光客の案内に忙しい。「ここがロケ地の宮路邸。こっちは、知事さんの実家です」

 「伊藤家屋敷」(非公開)は、柱に西南戦争時の刀傷が残るとされる。宝暦11(1761)年、建てられたという門には、向かって右に父祐輔、左に祐一郎の表札がある。

 伊藤家は戦国時代の名君、島津忠良(日新公)に仕え、諸国を旅した山伏、伊尻宗憲(神力坊)が始祖とされ、加世田がルーツだ。「関ヶ原」後、国境の守りを固めるため、子孫が出水麓に集められた。歴代、外城(とじょう)の行政で最高職だった〓(あつかい)役などを務めた上級郷士。幕末の祐徳は戊辰戦争で活躍した。

 鹿児島市の県歴史資料センター「黎明館」。伊藤家の古文書など約640点が寄託され、屋敷の復元模型は常設展示されている。03年3月の企画展「伊藤家資料の世界」。出馬表明の約1年前、総務省自治大学校長だった伊藤も訪れ、興味深そうに見学した、という。

   ◇   ◇

 出水は、元知事、金丸三郎、元北海道・沖縄開発庁長官、井上吉夫の両参院議員(いずれも故人)らを輩出した地だ。そんな保守政界を支えた一人が、「地元」の弁護士、和田久。伊藤の「生みの親」とも評される。

 伊藤は「三代続けての付き合い」という。特に関係が深かったのは、知事の祖父信夫(故人)。古武道「日置(へき)流腰矢」の伝承者で、柔道、剣道など合わせると「十数段」とも。武道界では「雲の上の存在」で、高校校長、県議などを歴任した出水市の名誉市民だ。

 信夫の教え子だった和田。03年末、前知事、須賀龍郎が勇退を表明すると、関係者を介して祐一郎に知事選出馬を促したという。米盛学・県医師連盟会長に後援会長就任要請も。物心両面で支える動きに、陣営でも「今度は、意気込みが違うぞ」とささやかれたという。

 「伊藤家との関係のためか。自分が育てた出水の後輩との思いが強かったのか。あんなに意気込む姿は見たことがなかった」

 和田をよく知る関係者は振り返る。

   ◇   ◇

 12日、同市文化会館であった県民との対話集会「知事と語ろ会」。県内を一巡した締めくくりとして郷土入りし、「私のふるさと出水」と持ち上げた。

 実は出水暮らしは幼少期だけという。銀行員だった父の転勤で、小学校は、鹿児島、阿久根市で過ごした。

 明治以降も、伊藤家は出水の行政、政治の中心にいた。祐徳は出水郡長(当時)。その後、次男祐祥が県議や、出水町長(同)、信夫が県議−−と。

 保守分裂の激戦だった04年、旧出水市では、82%もの得票を誇った。伊藤家の歴史が支える強固な地盤は、初当選の原動力だった。(敬称略)

毎日新聞 2008年5月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2008/05/31/20080531ddlk46010507000c.html

2308片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/01(日) 21:03:18
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/3 ラ・サール /鹿児島
 ◇県内政界、目立つOB
 「ぜひ、郷土の教えに触れ、自分の心の『座標軸』を持っていただきたい」

 4月1日恒例の、新規採用職員辞令交付式。若者を前に、伊藤は毎年、公務員としての「心構え」を説く。引用するセリフは「西郷南洲翁遺訓」など「郷土」にこだわる。

 自らの「座標軸」とするのは「出水兵児(へこ)修養掟(おきて)」。江戸時代、出水麓の兵児(青少年)に心構えを説いたもので、郷中(ごじゅう)教育で使われた。新職員に渡すレジュメに盛り込み、知事公舎の壁にも全文を掲げる。

 「身に私を構へず」

 「掟」の最も著名な部分。「信条」という。

  ◇    ◇

 「『私』のためではなく、素直に人のため。伊藤は古風で新しいタイプ」

 出水在住の詩人、岡田哲也は言う。ラ・サール高校、東京大学の同窓で、気心が知れた仲だ。04年の前回選挙。政治とは距離を置きたかったが、総務省を退官し「退路を断って郷里に戻った」友を支えた。

 旧友の性格を「こびない」とも。「掟」の文句を引用し、「『上に諂(へつ)らハず 下を侮どらず』だ」。

 初めての選挙でも、笑顔は少なく、ややもすると無愛想だった。昔からパフォーマンスが苦手という。「こびない」性格の裏返し、と岡田はかばう。

 当時の選対幹部は振り返る。支持者らから寄せられる苦情は決まって「『態度が大きい』だった」。選挙には大きなマイナス。だが、選対会議の話題にせず、本人にも伝えなかった。「性格は、急には変わらないからね」と苦笑する。

  ◇    ◇

 中高で同級の税理士、木山茂樹は、中学生の伊藤少年の決意を覚えている。「知事になりたい、と。覚えていないというけれどね」

 それでも、高校時代には、同級生の間では「政治家志望」として知られていた。宮崎県議(民社党)から宮崎市長になった津村重光らとともに。だが、生徒会長などリーダーシップを発揮するタイプではなく、「どちらかといえば、無口だった」という。

 前知事の勇退表明後の04年2月、東京で、背中を押した。「今がチャンス」と。帰郷した旧友を、後援団体の会長として支えた。

  ◇    ◇

 県内政界で、ラ・サールOBは増えつつある。

 05年、郵政解散。衆院の県内5選挙区のうち、実に4選挙区にOB候補がいた。

 当時、定例記者会見で所感を聞かれた伊藤は、そっけなかった。「今まで考えたこともないし、そういうこともあるんでしょうね。その程度の認識です」

 前回知事選。伊藤の対抗馬の一人も同窓生だった。

 岡田、木山も、OBに結束を呼びかけることは避けたという。後援会関係者も「同窓生の動きは別。勝手連的に複数のグループで動いていた」。陣営と距離を置いたのは「エリート臭」を消す狙いもあったようだ。

 外からは、「学閥」とも見られがちの同窓生ら。選挙の度、なかなか大変らしい。(敬称略)

==============

 ◇ラ・サール高OBの主な政治家
 【県内】

宮路和明(自民、衆院鹿児島3区)

野村哲郎(自民、参院鹿児島)

川内博史(民主、衆院九州比例)

森博幸 (鹿児島市長)

【県外】

古川康 (佐賀県知事)

吉田宏 (福岡市長)

津村重光(宮崎市長)

毎日新聞 2008年6月1日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080601ddlk46010216000c.html

2309片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/02(月) 13:30:33
民主県連 二井氏推薦めぐり迷走 夏の知事選 結論先送り 幹事会で賛否両論
2008年6月2日 10:43 カテゴリー:九州・山口 > 山口

 夏の知事選(7月17日告示、8月3日投開票)で、4選を目指す現職の二井関成氏(65)が提出した推薦願の取り扱いをめぐり、民主党県連が迷走している。1日の幹事会では、実質的な推薦を求める意見と、候補擁立や自主投票を求める声が対立し、結論を先送りした。

 同県連によると、幹事会(19人)には、代理を含む14人が出席。知事選候補者の推薦は党本部が決定するという党の制度上、4選知事の推薦や他党との相乗りを原則禁止する党本部の方針に逆行し、県連が独自に二井氏を推薦できないことを確認した。

 その上で、正式な推薦にこだわらず、何らかの形で二井氏への支援を示し、県政与党として県政に政策を反映させる現実的な対応を求める意見や、衆院山口2区補選での勝利を追い風に独自候補の擁立や自主投票を望む意見が相次いだ。結局、県連としての意見をまとめることができず、次回の幹事会に結論を先送りした。

 会議後、西嶋裕作幹事長は、記者団に対し「賛否両論でまとまらなかったが、早く結論を出したい」と述べるにとどめた。

 二井氏は5月21日、「できるだけ幅広い層の支持をいただきたい」として、自民、公明、民主の3党と連合山口に推薦願を提出した。自民、公明の両党は、県レベルで推薦を決定。民主党県連の最大支持母体である連合山口も推薦を決めている。

 知事選には、二井氏のほか、共産党推薦で市民団体代表の福江俊喜氏(67)が前回に続き立候補を表明している。

=2008/06/02付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26210

2310片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/02(月) 13:39:15
2008年6月1日(日) 朝刊 1面
「安定」「刷新」訴え/8政党座談会
 県議会議員選挙が告示されたことを受け、沖縄タイムス社は三十一日、県内の八政党の代表を招き、座談会を開いた。訴えている政策、争点に浮上した後期高齢者医療制度(長寿医療制度)への対応、米軍基地問題の基本的な姿勢などで見解を聞いた。与党は過半数維持の県政安定を訴え、野党は与野党逆転による県政刷新を強調した。
 最も訴えている政策で、自民党県連、公明党県本は自立に向けた経済振興、雇用の拡大、県民所得向上に向けた施策推進などを挙げ、仲井真県政と一体となった県政発展をアピールした。

 一方、社民党県連、社大党、共産党県委、政党「そうぞう」、国民新党県連の各野党は後期高齢者医療制度の廃止を前面に打ち出し、「与野党逆転で制度廃止の民意を示す」と強調した。

 後期高齢者医療制度について、自公は「医療制度の維持に必要」とし、低所得者への軽減措置や徴収制度などでの見直しを主張。野党各党は「現代版のうば捨て山」と批判し、「小手先の見直しではなく、廃止し、一から制度をつくり直すべきだ」とした。

 基地問題は自公が普天間飛行場の危険性除去を優先される課題と指摘。同飛行場の名護市辺野古沖への移設を容認する仲井真県政の対応を支持した。野党各党は辺野古への新基地建設反対を表明。「米軍再編による基地の機能強化の反対」を訴える党もあった。

 仲井真県政への評価は、自公が「経済、雇用で実績を上げている」と評価。社民、社大、共産は「評価に値しない。雇用は改善されず、基地問題は国のいいなり」と批判した。一方、そうぞう、民主党県連、国民新党は「仲井真県政を評価するにはまだ時間がかかる」とした上で、政策によって対応する是々非々の姿勢を明らかにした。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806011300_01.html

2311片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/02(月) 13:42:29
仲井真県政55%「評価」 県議選、有権者アンケート2008年6月1日

 琉球新報社は、任期満了に伴う第10回県議会議員選挙(8日投開票)の告示を受け、5月30、31の両日、電話による有権者アンケートを実施した。
それによると、県議選で争点となっている仲井真県政の評価について、評価できるとの回答が半数以上の55%を占め、評価できないとした26%を上回った。「評価できる」が12・7%、「どちらかと言えば評価できる」が42・3%。一方で、「どちらかと言えば評価できない」は18・3%、「評価できない」は7・7%にとどまった。「分からない」は19・0%。

 普天間飛行場の名護市辺野古への移設については、「県外・国外に移設」が59・3%と最も多く、「政府移設案で進める」は8・7%。知事が政府に求めている政府案の「沖合移動で進める」は13・7%。県外への移設を求める声が大勢を占める現状が浮き彫りになった。後期高齢者医療制度に関しては「見直すべきだ」45・7%、「廃止すべきだ」46・0%と約9割が制度の見直し、または廃止を求めている。「現行通り推進」は5・3%だった。
 選挙への関心度は「とても関心がある」41・3%、「どちらかと言えば関心がある」32・3%と、合わせて73・6%と前回選挙(2004年)の調査時より上回った。一方、投票については「必ず行く」74・3%、「多分行く」16・0%と合わせて90・3%で、前回調査を下回った。うち46・5%は投票する人を決めていない。
 支持政党は自民が23・7%、次いで民主13・7%、社大5・3%、社民5・0%。公明4・3%、共産3・0%、国民新党0・7%、そうぞう0・3%と続く。「支持政党なし」は35・3%、その他は8・7%だった。

 【調査方法】調査は5月30日、31日の2日間、県内15市町の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイアリング=コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方式)で実施。300人から回答を得た。性別、年代別、地域別人口比などが全県の有権者の縮図となるよう配慮した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132688-storytopic-116.html

2312片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/04(水) 12:06:07
八郎潟町長選に前町議出馬表明
 任期満了(9月23日)に伴う八郎潟町長選に向け、前同町議八柳祐孝(ゆうこう)氏(43)(無所属)が2日、出馬表明した。

 県庁で記者会見した八柳氏は、2000年7月に現職町長が公職選挙法違反容疑で逮捕されたことなどに触れ、「政治は人に夢を与えるものだが、今はそれが希薄。松下政経塾などで政治を勉強してきたという自負があり、一番ふさわしい。八郎潟を全世界に売り込んでいきたい」と抱負を述べた。

 八柳氏は同町生まれで、同志社大学を卒業後、松下政経塾に入塾。衆院議員秘書を経て00年7月の町議補選で初当選し、2期を務めた。

 2期目の土橋多喜夫町長(79)は、町長選への出馬について、「6月に意思表示する」としている。

(2008年6月3日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080603-OYT8T00014.htm

2313片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/04(水) 12:07:47
堂本県政への賛否併記 民主県議総会で総括
 民主党県議会議員会は2日、千葉市内で議員総会を開き、来春の知事選に向け、堂本知事の県政運営を総括した。この中で堂本知事の政策や手法について検討したが、評価できる点とできない点を併記するにとどめ、堂本知事も今後の知事選候補として“温存”する中立的な内容となった。

 総括では、三番瀬埋め立て計画の白紙撤回、タウンミーティングの実施、障害者差別をなくす条例の制定を評価する一方、財政再建、道路特定財源問題などには及第点を与えなかった。その上で、次の知事に必要な資質として「リーダーシップ」「経営感覚」「スピード感」の3点を挙げた。

 この日の県連総支部長会議で総括の報告が行われ、今後、県連内で知事選に向けた作業が本格化する。同党は2月定例県議会で予算案に反対するなど、堂本県政に批判的なトーンを強めていたが、長浜博行・県連代表は同会議終了後、「この総括がチェックポイントになる。堂本さんも(候補者の対象に)含めて選考過程に入る」と記者団に話した。

(2008年6月3日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080602-OYT8T00871.htm

2314片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/05(木) 21:52:40
2008年6月5日(木) 朝刊 1・23面
保険負担増 沖縄が最高/高齢医療厚労省調査
新案でも全国2位/低所得者ほど重く
 【東京】厚生労働省は四日、後期高齢者医療制度の導入に伴い、市町村運営の国民健康保険(国保)から移行した一千万人強の保険料の変化について、全国調査の結果(速報値)を公表した。都道府県別で保険料が増える世帯数の割合は、沖縄は64%と全国平均31%を大幅に上回り全国最高。自民、公明両党がまとめた負担軽減案を実施した場合でも39%(同平均25%)に達し全国二位だった。
 沖縄の割合が高い要因について厚労省は「県内四十一市町村の国保保険料が赤字覚悟で低く設定し、不足分を一般予算から繰り延べていた。(同制度導入で)全県単位で運営すると保険料が全国並みに上昇したため」と説明した。

 負担増となった全国の世帯割合を所得別に比べると、年金収入が年百七十七万円未満の「低所得」で39%、百七十七万円―二百九十二万円未満の「中所得」で25%、二百九十二万円以上の「高所得」で22%と、所得が低い世帯ほど保険料負担が増えたと推計。

 同省は「所得の低い層は負担減、高い層は負担増の傾向にある」としてきたが実態は異なり、説明が覆った形だ。同省は「三種類ある国保保険料の算定方式のうち、約八割の自治体が採用する一種類の方式で説明してきた」と釈明した。

 実態調査は五月中旬、全国の千八百三十市区町村で実施。四形態の世帯類型と三形態の収入区分を組み合わせた十二のモデル世帯の保険料変化に関し自治体の報告を基に推計した。

 国保保険料の算定方式の違いで比べると、東京二十三区など大都市部に多い「均等割」と「所得割」を合算した方式の自治体で、負担増となった世帯が49%と顕著に多い。うち世帯の所得別では低所得の78%、中所得の50%で負担増となったのに対し、高所得の負担増は15%にとどまった。


[ことば]


 国民健康保険料の算定方式 市区町村が運営する国民健康保険(国保)の保険料(税)算定には、加入者全員に掛かる「均等割」と所得額による「所得割」を合算する方式と、これに世帯に対する「世帯割」を加えた方式、さらに持ち家などに掛かる「資産割」を加える方式の3種類がある。資産割も含めて合算する方式は、小規模な自治体を中心に全市区町村の4分の3超が採用している。


     ◇     ◇     ◇     
弱者直撃 ひずみ露呈/県、軽減措置要望へ


 「弱者切り捨ての構図が裏付けられた」。後期高齢者医療制度について、厚生労働省が四日に公表した保険料の調査結果は、「低所得者ほど負担が軽くなる」としてきた国の説明を自ら否定する結果となった。特に県内は、制度導入で負担が増えた世帯の割合が全国でも断トツに高い。県内の関係者は「制度のひずみが強く現れた」と指摘した。

 県医務国保課は「県内は国保保険料が低い一方、後期高齢者医療保険料が高く設定されているのが原因では」と分析する。

 二〇〇五年度、県内の国保保険料は年間一人当たり五万四千七百円で全国最低(全国平均同八万三百五十円)。理由は、七十四歳以下の一人当たり医療費が年間十八万二千七百円(全国四十五位)と低く、加えて国保会計の赤字を市町村の一般会計からの繰り入れで補ってきたからだ。

 しかし、七十五歳以上の医療費は同年度、年間一人当たり九十一万八千八百円(同七位)と跳ね上がる。後期高齢者医療保険料は年間一人当たり六万千八百五円と、他都道府県で同じ所得の保険料と比較すると全国七番目。県内は「両者の保険料の差が最も現れた形」(同課)となり、医療の必要性が特に高い被保険者だけで構成する後期高齢者医療制度の問題が浮き出た。

 同課は「九州知事会などを通して、国の責任において保険料軽減の財源措置などを要望していきたい」と述べた。

 後期高齢者医療制度に反対してきた県社会保障推進協議会の新垣安男会長は「保険料は二年後さらに上がる可能性があり、与党がいくら負担軽減案を示しても、ごまかしにしかならない」と憤る。

 県医師会の宮城信雄会長は「バランスの面では当初から不安だったが、それが的中した。低所得者の負担を窓口負担も含めて一割以内に抑えるなど、思い切った改善が必要だろう」と語った。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806051300_01.html

2315片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/05(木) 21:53:09
後期高齢者医療 負担増と変化なし世帯全国一2008年6月5日

 【東京】後期高齢者医療制度(長寿医療制度)導入に伴い、制度導入前に比べ、負担増か変化なし世帯の割合が沖縄県が64%で全国一高いことが4日分かった。厚生労働省が国民健康保険(国保)から移行した1000万人強の保険料の変化を全国で実態調査したところ、明らかになった。全国平均の負担増か変化なしは31%で、69%は負担減。県福祉保健部は移行前の国保の保険料が県内市町村はもともと低く設定されていたことや、新制度の保険料算定の基準となる1人当たり老人医療費が全国に比べ高いことが要因と分析する。1人当たりの保険料(当初)を比べると、県は全国平均より約1万円低いが制度導入で受ける恩恵はもっとも少ないことが明らかになった。
 厚労省は負担減の数値は示したが、負担増と変化なしの内訳は示さなかった。
 一方、与党がまとめた負担軽減案を適用すれば県内の負担減世帯は61%に拡大するとの試算も示した。ただ全国的に向上するため、順位では全国最下位の香川58%に次いで、順位が1つ上がるだけとなる。
 県福祉保健部によると、後期高齢者医療の県内保険料(当初)は年額1人平均6万1805円で全国平均7万2000円に比べ約1万円低い。さらに2005年度の国保の1人当たりの年間保険料は全国平均約8万円に対し、県は約5万5000円で全国一低額だった。それに対し、後期高齢者制度の当初の保険料の算定の基になった05年度の老人医療費は91万9000円で全国7番目に高かった。
 また、全国的にみると、負担増となった世帯の割合が所得が低い層ほど多くなったと推計されることも分かった。年金収入が年177万円未満の「低所得」が39%だったのに対し、177万円以上292万円未満の「中所得」は25%、292万円以上の「高所得」は22%だった。全体では31%が負担増。
 厚労省は「低所得層負担減、高所得層は負担増の傾向」としてきたが実態調査の結果は異なり、これまでの説明が覆った形だ。実態調査は5月、全国の1830市区町村で実施。推計はこれを基に算出した。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132803-storytopic-1.html

2316片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/07(土) 22:13:08
早川市長に不出馬要請 豊橋市長選 民主が新人擁立伝える
2008年6月6日 夕刊

 11月の愛知県豊橋市長選で、民主党は5日、これまで連合から推薦を受けてきた早川勝市長(67)=3期目=に、新人を擁立する考えを伝えた。同党は早川市長の選挙にかかわってきており、事実上の不出馬要請となる。早川市長は進退の明言を避けた。

 民主党は早川市長の多選への懸念から、東海テレビ放送(名古屋市)スポーツ事業部長の河合誠氏(48)に出馬を要請している。だが、支持団体の連合内には早川市長を推す声もあり調整を進めている。

 森本和義・党県第15総支部長らが5日、市役所で早川市長と会談。民主側が「多選批判もあり推薦できない。新人を擁立したい」との考えを示した。早川市長は「政党としての考えは理解するが、私自身は熟慮中」と述べるにとどまった。

 市長選には、地元選出の山本明彦衆院議員(61)=自民=らが擁立した元国土交通省中部地方整備局副局長の佐原光一氏(54)と、自民党の小久保三夫県議(67)が出馬を表明している。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008060602000258.html

2317片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 10:05:46
沖縄県議選 与党が過半数割れ

8日に投票が行われた沖縄県議会議員選挙は、自民・公明両党などの与党が議席を減らし、県議会の過半数の勢力を維持できませんでした。

任期満了に伴う沖縄県議会議員選挙は8日、投票が行われ、即日開票されました。その結果、定員48の議席のうち、▽自民・公明両党などの与党は5議席減らし、22議席にとどまり、過半数を維持できませんでした。これに対し、▽社民、共産、民主などの野党は6議席増やし、25議席を獲得しました。また、▽中立は1議席でした。今回の選挙では、おととし就任した仲井真知事の県政への評価に加え、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度の是非などが争点となりました。沖縄県議会議員選挙で、自民党を中心とした勢力が過半数を割るのは12年ぶりのことです。選挙結果について、仲井真知事は8日夜、記者団に対し、「ガソリン税や後期高齢者医療制度などの国政による影響はあったと思う。しかし、結果はみずからの政策に対する批判であり、県民の選択を受け止める必要がある。ただアメリカ軍普天間基地の移設計画は、長年の懸案であることから政策は変更せずに、野党側と調整をしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015115721000.html

2318片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:27:37
福田首相襲う沖縄ショック…県議選、過半数を割り込む
後期高齢者医療制度などへの批判が炸裂

 任期満了に伴う沖縄県議選は8日投票、即日開票され、仲井真弘多知事を支える自民、公明両党など与党側が過半数を割り込んだ。後期高齢者医療制度などへの批判が炸裂したとみられる。与党にとっては、4月の衆院山口2区補選に続く敗北だけに、福田康夫首相の政権運営にも大きな痛手となるのは必至。民主党は11日にも予定している福田首相に対する問責決議案提出に弾みを付け、次期衆院選をにらみ終盤国会で攻勢を強める構えだ。

 選挙結果は、定数48に対し、中立を含む野党側が26議席、与党側は22議席にとどまった。議席の内訳は民主党4、共産党5、社民党5、沖縄社会大衆党2、中立と野党系無所属などが10。与党側は自民党16、公明党3、与党系無所属3だった。

 これを受け民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日深夜、「今回の審判を国民の声と受け止める。政府・与党に対し、後期高齢者医療制度廃止法案の今国会成立に全面的に協力するよう迫っていく」との談話を発表した。

 今回の選挙戦で野党陣営は国政選挙並みの態勢をとり、民主党の菅直人代表代行や共産党の志位和夫委員長ら党首クラスがそろって現地入りし、「平成の姥捨て山」と呼ばれる新医療制度への批判を展開した。

 沖縄県では1つ屋根の下で何世代も一緒に暮らす家庭が多く、新医療制度の評判は当初から悪かったが、「7割以上が保険料値上げになる」との試算も発表され不満が爆発した。

 在沖縄米軍の問題も影を落とした。米兵による相次ぐ不祥事を踏まえ、野党側は日米地位協定の抜本的見直しを強調、政府与党との違いをアピールしたのだ。

 一方、与党側も新医療制度への逆風に危機感を強め、自民党の古賀誠選対委員長や公明党の太田昭宏代表らが沖縄入り。「ハマコー」こと自民党OBの浜田幸一元衆院議員(79)を登場させた異例のテレビCMまで制作した。

 ところが、「浜田氏がCMで『自民党はおじいちゃん、おばあちゃんを大切にする政党なんだろ?』と訴えかけていたが、『老人いじめ』と呼ばれる新医療制度を前にしては冗談にもならず、有権者の怒りの火に油を注いだだけだった」(沖縄県政関係者)

 選挙戦終盤には官僚による「居酒屋タクシー」問題まで発覚、与党側は最後まで守勢の戦いを余儀なくされた。

 自公与党は表向き「あくまで地方の選挙」(自民党幹部)と政権への影響を否定しているが、福田政権のさらなる求心力低下は避けられず、「(新医療制度の)凍結も考える必要がある」(閣僚経験者)との声も出始めている。

 福田首相は参院で問責決議案が可決されても無視する意向だが、7月の北海道洞爺湖サミット後には自民党内から「福田降ろし」の動きが出かねない情勢となってきた。

ZAKZAK 2008/06/09
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008060905_all.html

2319片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:33:44
08知事選:民主党県連、伊藤知事の「応援」決める /鹿児島
 知事選(26日告示、7月13日投開票)で民主党県連は7日、再選を目指す伊藤祐一郎知事を前回と同様「応援」することを決めた。推薦、支持など正式な対応ではないが、政党としてのスタンスを明確にする狙いで、党員やサポーターらに伊藤氏支持を呼びかける。

 川内博史代表ら県連三役らで対応を協議。6日の県議会代表質問で「県民党」の立場を堅持する旨の答弁があったことや、4年間の財政再建などを「評価」し、決めたという。

毎日新聞 2008年6月8日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080608ddlk46010254000c.html

2320片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:36:52
愛媛のニュース2008年06月09日(月)
政権交代で活性化訴え 民主・岡田副代表来県
 次期衆院選に向け民主党の岡田克也副代表が8日、公認候補予定者応援のため来県。大洲市での会見で解散・総選挙について「早ければ9月、遅くとも福田内閣が退陣した上で来年1月半ばまでにはあるだろう」と予測し、政権交代による地域活性化などを訴えた。
 岡田氏は公認候補が決まっていない愛媛1区(旧松山市)に関し「県都であり(空白は)失礼に当たる」と述べ、県連と連携し擁立に全力を挙げる考えを表明。土居一豊県連代表が擁立の可能性を示したこともある中村時広松山市長を「衆院議員当時を知っている。しっかり市政運営をしている出色の若い首長」と評価したが、擁立への言及は避けた。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20080609/news20080609557.html

2321片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:37:59
高齢者、怒りの一票/後期医療、与党直撃
 八日投開票の県議選は、四月から始まった後期高齢者医療制度の評価をめぐって明暗が分かれた。県民の反発を背景に躍進した野党、批判をまともに受け、議席を減らした与党。有権者は、お年寄りに新たな負担を強いる医療制度に怒りを示した。一方、沖縄市区で仲村未央さん(36)が同区初の女性県議に、宜野湾市区では渡嘉敷喜代子さん(68)が最年長で当選を果たすなど女性が最多七議席を獲得。那覇市区で最年少三十五歳の新人上里直司さんがトップ当選を果たし、県議会に新しい風を吹かせた。

     ◇     ◇     ◇     
「予想より厳しい」/仲井真知事 落胆隠せず


 「120%与党が勝ってくれると確信していたが…」。与党の過半数割れが確実になった午後十一時半。那覇市の後援会事務所で、仲井真弘多知事はショックを隠しきれない表情で記者団に切り出した。

 「県政運営への中間テスト」という位置付けで臨んだ、知事就任後、初めての県議選。

 後援会は投開票に合わせて事務所に与党系候補全員のポスターを張り、当確が出た人にひまわりの花を付けるなど過半数確保に自信を見せていただけに、予想外の結果に雰囲気は一変した。

 仲井真知事は午後九時三十五分すぎに事務所入り。テレビの開票速報を食い入るように見つめた。民主、共産など野党の躍進に、「予想より厳しいですねえ」と傍らの仲里全輝副知事に漏らした。与党の過半数割れが報じられると「ウーン」とうなり、無言で何度も首をかしげた。

 記者団に敗因を問われ、「地域の判断が奈辺にあったか、まだ理解できない」と振り絞るように答えるのが精いっぱいだった。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_02.html

2322片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:39:17
「改革」の痛みに反乱/野党、暮らし密着奏功
 県議選は野党・中立が過半数を獲得、十六年ぶりで県政の与野党が逆転した。従来、保守が強かった島尻郡区や国頭郡区でも野党候補が議席を獲得するなど、「姥捨て山」とも批判された後期高齢者医療制度などの改革の痛みに怒った高齢者や農村地域などの有権者が、自公与党体制に反乱を起こした格好。国政の争点が県議会の勢力図を大きく塗り替えたことで、後期高齢者医療制度などの改革路線の見直しを求める声が強まるのは必至だ。また、選挙の陣頭指揮に立った仲井真弘多知事の求心力低下も避けられない。
 多数を占めた野党は県内政局で主導権を握り、十一月の那覇市長選や次期衆院選、県知事選の政治決戦に向けて弾みをつけた。

 野党側は、国民・県民の批判が強かった後期高齢者医療制度の廃止を最大の争点に掲げた。従来の争点になっていた基地問題などの政治的問題ではなく、医療制度や年金問題といった生活密着の問題で自公批判を展開したことが奏功した。

 各党は、菅直人民主党代表代行をはじめ志位和夫共産党委員長、福島瑞穂社民党党首、綿貫民輔国民新党代表ら党首クラスが相次いで応援に駆け付けるなど、国政選挙並みの態勢で臨んだ。国会終盤戦をにらんだ動きが、選挙戦の争点として後期高齢者医療制度をさらに浮かび上がらせた。

 その結果、民主は新人三人を含む公認候補四人が当選する躍進。後期高齢者医療制度批判を前面に打ち出した共産も現有三議席から五議席に伸ばし、党勢を回復した。

 一方、自民は県連役員を含む六人の新人・現職の公認が落選するなど大きく退潮。序盤から与野党逆転の危機を訴え、経済界を中心にした支援態勢で選挙戦に取り組んだが、これまで選挙運動の主体を担っていた建設業界は、公共工事削減や談合問題、改正建築基準法問題など取り巻く環境の厳しさから動きが鈍った。

 公明が公認推薦の五人全員当選の中、自民の落ち込みが与党惨敗を招いた。経済界主体の選挙戦術の限界を見せたともいえ、自民は弱体化した支持基盤の立て直しが急務となる。(政経部・与那原良彦)


     ◇     ◇     ◇     
普天間移設の影響懸念/政府の反応


 【東京】県議選で野党が過半数の議席を獲得したことで、政府内には、仲井真弘多知事が厳しい県政運営を迫られることを想定し、米軍普天間飛行場移設問題への影響を懸念する声が広がっている。

 普天間飛行場移設を円滑に進めるためには、今後のアセス手続きの節目で提出する知事意見や、代替施設建設に伴う公有水面埋め立て許可などの手続きが欠かせないが、ある政府関係者は「厳しい県政運営を迫られる中、判断力が鈍らないか」と危惧する。

 特に、公有水面の埋め立て手続きが想定される二〇一〇年春には、秋に控える次期県知事選に向けた与野党の攻防が激しくなると予想され、一四年の代替施設完成に向けた作業が停滞することへの懸念が強まっている。

 仲井真知事は代替施設案(V字案)の沖合移動を求めているが、米国が強く難色を示しており、政府との調整も折り合いが付いていない。しかし、政府内には与野党が逆転したことで「県への配慮を強めざるを得ないのではないか」(同関係者)と、今後の協議が困難さを増すとの見方もある。

2323片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:39:38
「少数与党」の逆風下に/県政への影響


 与党が過半数を大きく下回ったことは、仲井真県政にとって大きな打撃だ。今選挙の争点について自ら「仲井真県政の動きや歩み、やり方に対する評価だと思っている」としていただけに、求心力の低下は避けられない。残り二年半の任期中は、「少数与党」の逆風下で厳しい県政運営を迫られる。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設についても、野党側が決議採択などで県内移設見直しを迫る可能性もあり、政府との協議に向けて「大きな重し」となる。日米地位協定の改定についても、与野党一致した取り組みは難しくなりそうだ。

 また、民主躍進で、従来の保守対革新を軸にした対立構造とは異なる「第三勢力」が生まれる可能性もあり、議会運営での不安定要素を増す要因となる。

 今選挙では、県発注工事の談合に伴う県からの損害賠償金請求や改正建築基準法への県の対応などに対し、建設業界の一部が反発。保守選挙を支えてきた業界の動きの鈍さが指摘された。

 県内では建設業に限らず、景気の減速感が出始めている。今選挙で争点となった後期高齢者医療制度や経済格差などの問題も深刻だ。

 仲井真知事は「失業率の全国並み改善」など経済政策の実現を掲げて当選した。基地問題への対応だけでなく、失業率改善や企業誘致など具体的な成果を出すための態勢立て直しが喫緊の課題となる。(政経部・浜元克年)


「県政運営への批判」/知事コメント


 県議選で与党が過半数を大きく下回ったことを受け、仲井真弘多知事は八日夜、「基本的には私の政権運営への批判だと思う」と述べ、有権者からの仲井真県政への批判が最大の要因との認識を示した。

 今後の県政運営については「新しく議員になった各党と、議会の場などの議論を通じて意見交換していくことになると思う」と、野党各会派との話し合いや調整を重視する考えを示した。

 米軍普天間飛行場移設問題については「一年半の政策は貫きたいが、野党の議員と議論していく」と述べ、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設の基本姿勢は堅持する方針を強調した。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_03.html

2324片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:40:21
野党が逆転 26議席/自民惨敗、民・共躍進
仲井真県政に打撃/県議選
 任期満了に伴う第十回県議会議員選挙は八日投開票され、野党中立が二十六議席と過半数を獲得し、与野党逆転に成功した。自民、公明両党を中心にした与党は、後期高齢者医療制度に対する有権者の強い反発を受け、二十二議席にとどまる惨敗。稲嶺前県政から続いた与党の安定多数は崩れた。県議選で県政与党が過半数を割り込むのは一九九二年以来十六年ぶり。投票結果を「自らへの評価」としていた仲井真弘多知事は今後、厳しい県政運営を迫られる。普天間飛行場移設協議や経済振興など政策課題への影響も必至だ。野党圧勝で、争点となった後期高齢者医療制度の修正・廃止論議も加速されそうだ。投票率は57・82%で、前回を0・9ポイント下回り、過去最低となった。
 野党側は、後期高齢者医療制度廃止を最大の争点に掲げ、党首クラスが相次いで来県するなど、国政選挙並みの態勢で臨んだ。保守支持層が強い高齢者層などへも浸透し、国頭郡、うるま市、浦添市、那覇市などの激戦区を制した。

 与党側は与野党逆転の危機を訴え、経済界の支援を得ながら過半数維持を狙ったが、後期高齢者医療制度への反発は強く、仲井真知事の支援を受けた「与党効果」も上滑りに終わった。保守支持層が切り崩されて激戦区で現職が落選し、少数与党に転じた。

 当選者の内訳は、現職二十七人、元職三人、新人十八人。現職四人が落選した。最年少は三十五歳、最高齢は六十八歳。女性は過去最高の十人が立候補し、七人が当選した。

 党派別では、自民は十六人が当選。公明は五人の公認推薦候補が全員当選した。

 野党側は、社民が五議席を得て、野党系無所属候補を含めて野党第一会派を確保する見込み。共産は糸満市区で返り咲き、浦添市で初議席を得るなど五人が当選した。

 民主は新人三人を含む四人がトップ当選で躍進した。社大は二人が当選。政党「そうぞう」は公認一人が当選した。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_01.html

2325片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/09(月) 13:48:07
自・民新人相乗り論浮上 秋田知事選に異変?

 来春の秋田県知事選で、寺田典城知事(67)の4選不出馬が確実視される中、自民、民主両党県連内で新人候補への相乗り論が浮上している。非自民が支えた寺田県政の11年間は、県議会最大会派の自民党との衝突が絶えず、県政を停滞させたとの指摘があるからだ。総選挙の時期次第では、現実味を帯びる可能性もあるが、「知事と議会の対立はむしろ健全」と相乗りへの批判も根強い。(秋田総局・長谷美龍蔵)

<争う余裕はない>
 相乗り論を最初に浮上させたのは、意外にも寺田知事の身内だった。
 今年1月、秋田市で開かれた秋田商工会議所の新年祝賀会。寺田知事の次男で、民主党県連代表の寺田学衆院議員(秋田1区)は、知事選での大連立構想をぶち上げた。

 「経済界、労働界、農業界などすべてが手をつなぎ、リーダーシップのある候補を擁立したい。自民党さえ良ければ、自民党とも組みたい」と語り、会場を驚かせた。

 最近行われた都道府県知事選は、表向きは無所属でも実質は政党ががっちり支援し、国政の代理戦争といえる構図がほとんどだが、寺田代表は地域経済の低迷など深刻な県内の実態を指摘、「与野党が争う余裕など秋田にはない」と強調する。

 自民党は過去3回の知事選で、いずれも支援した候補が寺田知事に敗れ、苦杯をなめ続けてきた。「今度こそは」と党県議は知事奪還に燃える。

 寺田知事とは国際教養大(秋田市)の開学など、多くの問題で対立してきた同党。議席の過半数を獲得した昨年4月の県議選以降は、議案の否決や予算案修正で対抗するようになり、衝突ぶりは激しさを増している。

 このため、県連内には「対立ばかりだと、抵抗勢力と思われかねない」との懸念も出始め、相乗り論がくすぶる。津谷永光会長も「自民側が擁立した候補に、民主側が乗るならあり得る話だ」と可能性を否定しない。

<候補選び活発化>
 寺田知事は初当選直後、「知事は3期まで」と誓約書を書いており、4選不出馬は“周知の事実”となっている。

 自民党県連は候補者の検討組織を設置し、民主党県連も常任幹事会で話し合いを始めるなど、ポスト寺田をめぐる動きは活発化しているが、両党関係者は「相乗りが実現するかは、今後の状況次第」と口をそろえる。

<「選択肢狭まる」>
 寺田知事の任期満了は来年4月19日。知事選は直前の4月上旬に行われるとみられる。衆院解散・総選挙が知事選後なら相乗りも可能だが、知事選前だと政権選択ムードが高まり、相乗りは難しくなりそうだ。

 また、政策や主張の異なる与野党が同じ候補を支援することには、「有権者の選択肢が狭まる」と批判的な見方が少なくない。

 秋田大の池村好道教授(行政法)は「有権者に支持政党の違いによる意見対立、利害対立があるにもかかわらず、それを覆い隠すような候補者選びは疑問。知事と議会が対立しながら、利害関係を調整していくのが政治のはずだ」と指摘する。

 知事選にはこれまでに、前回落選した前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明している。
2008年06月07日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080607t41011.htm

2326片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/10(火) 12:07:12
選挙:沖縄県議選 与党過半数割れ 民主、「基地移転」対応が試金石に
 後期高齢者医療制度の是非などが争点となった8日の沖縄県議選で与野党勢力が逆転したことは、首相問責決議案の提出に向け民主党に勢いをつける結果となった。

 与党は、衆院山口2区補選(4月)に続いて同制度に批判を受ける形での敗北にショックを隠し切れず、公明党からは自民党の戦術への批判が出ている。一方の民主党は、方針を明確にしてこなかった米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題について、今後の対応が問われることになる。

 ●民主党

 ◇「基地移転」対応が試金石に
 民主党は衆参ともに沖縄選挙区では議席がない。このため、次期衆院選に向けた足場作りとする思惑からこの県議選を重要視し、党幹部を再三、沖縄に投入してきた。

 結果は改選前の1人から4人への大躍進。赤松広隆選対委員長は「政権交代への国民の期待を裏付けるものだ」と述べ、選対関係者は「大きな結果だ」と歓迎した。

 県議会は今後、政府への対決姿勢を強めるとみられる。

 普天間飛行場を同県名護市に移設する問題について、民主党の鳩山由紀夫幹事長は9日、「民主党も他の野党も、名護市ではなく県外に移転すべきだとの主張が中心で、その方向で県議会は動く」と述べた。鳩山氏の発言は「まず県外移転を模索し、その後、国外移転を目指す」とした民主党の「沖縄ビジョン」(05年8月策定)を念頭に置いたものだ。

 しかし同党は現在、米軍再編の日米合意(06年5月)を踏まえてビジョンの改訂を行っている。党内には「アメとムチ」の手法への批判はあるものの、普天間の名護市移設を含む再編自体は「日米同盟重視」の立場から評価する見方が大勢だ。

 普天間の名護市移設に反対する社民党の福島瑞穂党首は9日、「(県議会)野党第1党として、民主党に働き掛けていく。説得は十分可能だ」との見方を示したが、沖縄県内での「野党共闘」の行方は不透明だ。【上野央絵】

 ●与党

 ◇「後期高齢者」巡り不協和音
 自民党は、後期高齢者医療制度の是非を争点化しないよう党幹部はほとんど応援に入らず、結果として、与党は過半数割れに陥った。

 「私に聞くより自民党に聞いた方が正確だ」。公明党の太田昭宏代表は9日、記者団に敗因を聞かれ不満を隠さなかった。同党幹部も同日、「自民党幹部がもっと現地入りして制度を説明すべきだった」と批判した。

 公明党は告示前に太田氏が3日間、告示後は北側一雄幹事長らが2日間沖縄入りし、県本部は党候補がいない選挙区で自民党候補を支援した。自民党は制度の見直し姿勢を強調するテレビCMを県内で放映。選挙期間中に与党で低所得者の保険料負担軽減策をまとめた。しかし批判はかわせなかった。

 自民党の古賀誠選対委員長は9日、「野党のペースに乗って(高齢者が)怒っている。政策ではなく、感情論なので難しい」と制度への批判で敗北が続くことに危機感を示した。【西田進一郎】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080610ddm005010008000c.html

2327片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/10(火) 14:57:13
小沢氏、知事選相乗りに否定的

 民主党の小沢一郎代表(66)が9日、農業現場視察や支持団体との会合のために来県し、新潟日報社のインタビューにこたえた。現職の泉田裕彦知事が出馬表明し、自民、公明両党が推薦予定の10月の知事選について「自公との相乗りは好ましくないという方針は変わらない。最終的に県連に任せるが、独自候補を立てられればそれに越したことはない」と述べ、与党との相乗りに否定的な見解を示した。

 小沢代表は「地域それぞれ事情があるので、押し付けることはない」とした上で、「自公政権は中央集権、官僚統制の社会を前提としているが、私たちは国の仕組みを地方分権へ変えると主張している。知事は地方自治で最も権力を持つポジション。考え方が根本的に違うのに、相乗りはおかしい」と指摘した。

 また次期衆院選について「9月以降、年内に解散があると思う」と語り、「新潟は(無所属で民主会派の)田中真紀子さんを含めて6小選挙区すべてで勝たせてほしい」と訴えた。

 小沢代表は同日、五泉市で稲作現場の視察や農業者との懇談をした後、新潟市で連合新潟の幹部と意見交換。衆院選への支援を要請した。

 その後の記者会見で小沢代表は「地方は疲弊し、東京などとの格差が大きくなっている。官僚のコントロール、国の仕組みを根本的に変えるのが、地方再生の最大の課題だ」と訴えた。


新潟日報2008年6月10日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=111040

2328片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/13(金) 03:15:26
選挙:太田市長選 清水市長が出馬宣言 衆院選転向やめ /群馬
 太田市の清水聖義市長は11日、市議会の一般質問で「大泉町との合併は自分の手で成し遂げたい」と答弁し、来年4月16日に任期満了を迎える同市長選に、事実上の出馬を宣言した。上村信行氏(新太田クラブ)の質問に答えた。同市長選には、元自民党県議の秋山一男氏や前民主党県連事務局長の長沼広氏が出馬を表明しているが、一時は衆院選出馬を表明した清水市長の「戦線復帰」で、一気に先行き不透明となった。

 清水市長は「衆院と大泉町との合併を比べると、私にとっては合併の方が大きい。衆院出馬宣言では大勢の市民にご迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝。「これからは合併一本に絞り、市議会や市民の協力を得て新市づくりに努めたい」と答弁した。

 清水市長は昨年末、「次期市長選には出馬せず衆議院を目指す」と宣言。市議会保守系議員団もバックアップしてきた。

 しかし、3月の市内経済界との会談で大泉町との合併が急浮上、同町議会が合併特別委員会を設立、市議会も委員会を設けるなど合併が現実味を帯びてきた。両市町は7月上旬に任意合併協議会を太田市役所内に設け来年度中の合併を目指す。

 また、太田市を含む衆院群馬3区の現職、谷津義男氏(自民)との調整が進まなかったことも、今回の発言の背景にあるとみられる。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年6月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080612ddlk10010237000c.html

2329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/13(金) 12:39:40
溝口南砺市長、今期で退任 あす市議会で正式表明
2008年06月12日

 南砺市長の溝口進氏(77)=無所属、一期、院林(福野)=は十一月の任期満了に伴う市長選に再選出馬しない意向を十一日までに固めた。市総合計画(十九−二十八年度)が実施段階に移り、市政運営に道筋を付けたことや健康状態、年齢などを考慮、総合的に判断した。一月に体調を崩して入院したが、順調に回復したことから任期満了まで務めるとみられる。十三日の市議会本会議で正式表明する。

 溝口氏は北日本新聞社の取材に対し「南砺市の合併を成功させなければならないとの思いで務めてきた。やるべきことはまだあるが、大体の道筋は付いた」と語り、後進に託す考えを示した。

 溝口氏は一月に胸部解離性大動脈瘤(りゅう)を発症して入院し、三月末に公務復帰。高血圧を防ぐ薬を服用しているが、大動脈瘤は完治した。九月に友好提携二十五周年を迎える中国・紹興市を訪れるほか、十一月の全日本菊花連盟全国大会南砺大会の大会長に就いていることから、現段階では任期満了まで務める見通しだ。

 市議会最大会派の南砺自民クラブは十三日に進退について代表質問する。前回市長選で溝口氏を推薦した自民党南砺市連合支部は、溝口氏の正式表明後、公認または推薦候補の選考を本格化させる。副市長で旧井波町長の清都邦夫氏(65)=井波(八日町)、同市連支部長の山辺美嗣県議(56)=自民四期、やかた(福野)=の名前が取りざたされているほか、出馬意欲を持つ現職市議もいるとされる。

 溝口氏は県商工労働部次長、理事などを経て昭和五十七年、旧福野町長に初当選し、六期務めた。平成十六年の南砺市発足に伴う市長選で初当選した。旧福野病院の南砺家庭・地域医療センターへの改組、平・上平両地域の小中学校の統合決定などを実現した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080612/12518.html

2330片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/15(日) 16:12:45
民主県連、今秋の知事選に独自候補擁立目指す
 民主党県連は14日、岡山市内で常任幹事会を開いた。今秋予定されている知事選の対応について協議し、独自候補の擁立を目指す方針を決めた。

 非公開の会議後、会見した津村啓介代表は「県連として独自の候補擁立を目指していくことを確認した」と述べ、現職の石井正弘氏から推薦依頼があっても応じない意向を示唆した。

 同県連は5月の常任幹事会で知事選について6月中に結論を出すことを申し合わせていた。津村代表は「候補者となりうる方々と接触はしている」としながらも、「国会が6日間延長し、国会に足が縛られる。閉会後の22日以降から調整を本格化していくスケジュールになる」と述べ、7月中にずれ込むとの見通しを示した。

 知事選をめぐっては現職の石井氏が立候補を表明している。


【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】

(2008年6月14日)
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/14/2008061423030366029.html

2331片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/15(日) 16:13:23
民主県連 事実上の自主投票に 独自候補擁立は断念 幹事会で一致 「党員ら拘束しない」
2008年6月15日 01:44 カテゴリー:九州・山口 > 山口
 夏の知事選(7月17日告示、8月3日投開票)への対応をめぐり、民主党県連は14日、山口市内で幹事会を開催。独自候補の擁立や特定候補への支援などを断念し、事実上の自主投票を決めた。民主党が国会論戦で政権交代を訴えて自民・公明政権と対決する中、知事選で新たな選択肢を県民に示せなかった。

 同県連によると、幹事会では、4選を目指す現職の二井関成氏(65)の県政運営について、財政再建や教育行政で評価する声と、米軍再編や道路特定財源問題への対応を批判する意見が対立。党本部が4選知事の推薦を禁止し、独自候補の擁立も難しいことから、県連としての方針を決定できず「個々の地方議員や党員を拘束しない」ことで一致。事実上の自主投票とした。

 平岡秀夫代表(衆院山口2区選出)は「候補擁立や推薦決定など(県連の意思を)統一した状況をつくれず、県民のみなさんに深くおわび申し上げたい」と頭を下げた。

 今回の知事選では、二井氏が、自民、民主、公明の3党に推薦願を提出し、自民党県連、公明党県本部は県レベルで推薦を決定。一方、民主党県連は今月1日の幹事会で、実質的な推薦を求める意見と、候補擁立や自主投票を求める声が対立し、結論を先送りしていた。

 知事選には、二井氏のほか、共産党推薦で市民団体代表の福江俊喜氏(67)が前回に続き立候補を表明している。

=2008/06/15付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/28705

2332片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 13:23:44
谷垣自民政調会長の地元で相乗り現職敗北 福知山市長選
2008年6月15日
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 15日投開票された京都府福知山市長選で、無所属新顔で元府教育次長の松山正治氏(70)が、地元選出の谷垣禎一・自民党政調会長らの応援を受けて再選を目指した無所属現職の高日(たかひ)音彦氏(68)=自民、公明推薦、民主支持=ら2人を破り、初当選を決めた。

 現職を小差で抑えた松山氏は「(市役所の)汚職事件の解明を進めたい」と抱負を語った。1月に市民病院改築などに絡む市幹部職員の汚職事件が発覚。福知山市では助役から市長に就くという形が長年続き、現職の高日氏も前回選挙で助役から初当選した。松山氏はこうした点を突き、市政を「変えよう、変わろう」を合言葉に、教員時代の教え子らと支持を広げた。

 敗れた高日氏は「汚職事件の逆風が予想もしないほど強かった」と肩を落とした。自民、公明、民主の3党相乗りで、告示日の出陣式には谷垣政調会長をはじめ、自民、民主の国会議員や山田啓二・京都府知事らが応援に顔をそろえた。しかし、汚職事件をめぐる批判をかわせなかった。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200806150041.html

2333片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 18:37:35
現・新4人の争い
野田市長選スタート 市補選も
2008年06月16日10時55分[県西エリア]

 任期満了に伴う野田市長選は十五日、告示され、共産党公認新人で党市副委員長の渡辺勝男(62)、無所属新人で前同市議の染谷司(61)=民主党推薦=、同じく無所属新人で市民団体会長の立川邦夫(45)、無所属現職で四期の根本崇(62)=自民党・公明党推薦=の四氏が立候補を届け出た。四氏はそれぞれの選挙事務所前で出陣式・第一声などを行い、七日間の舌戦をスタートさせた。また、同市議補欠選挙も告示され、欠員一に対して二人が立候補した。投票日はいずれも二十二日。

 渡辺候補は、後期高齢者医療制度を批判し「国の悪政から住民を守るのが地方自治体だが、市は放棄している」と指摘。税金の使い道を市民の暮らしのために使うとし、「安心の医療を支援し、安全安心の街をつくる。経済も振興し、雇用を増やす」と訴えた。

 染谷候補は、高騰するガソリンや食料品価格に触れながら、「暮らし最優先の野田市に変えていかなければならない」と第一声。さらに、「一人の考えで決まっていく市政はだめ。しがらみのない政治を」などと述べ、五選を目指す現職候補を批判した。

 立川候補は、「ほかの三候補は六十歳代。市政での世代交代を進めるため立候補した」と若さを強調。その上で、「後期高齢者医療制度への補助制度や、医師確保など福祉施策を充実する。若い人が集まるような魅力ある駅前開発も進める」などと述べた。

 根本候補は、「この十六年、地域の平和と人権を尊重する社会実現を基本理念に市政運営してきた」と前置き。「市長選は政策が重要。四年で新市建設計画の事業を仕上げ、中心市街地活性化事業を進める。持続可能な農政にも力を入れる」と重点施策を示した。

 一方、市議補選には、元職で民主党公認の池田利秋(60)、新人で無所属の平井正一(47)の二氏が立候補を届け出た。

 市選管によると、十四日現在の有権者数は十二万六千六百五十五人(男六万三千四百二十三人、女六万三千二百三十二人)。

◇◇◇野田市長選立候補者◇◇◇
(上から届け順)

◆渡辺 勝男 62 共新

 党東葛地区委員、党市副委員長、党市生活相談室長、元東武鉄道社員、東武労組分会役員。茨城県立古河第一高校卒。

 ◇公約 (1)後期高齢者医療制度廃止を国に働き掛けるなど安心できる医療の実現(2)国保税の一人一万円引き下げ(3)小学六年生までの医療費無料化(4)公立学校・公共施設を三年以内に耐震化(5)通学路の安全確保(6)地域経済振興条例を制定し雇用創出。

◆染谷  司 61 無新

 損保代理業、元野田市議、市監査委員、県市議会議長会長、関東市議会議長会副会長、法定合併協委員。県立清水高校卒。

 ◇公約 (1)地域の力を生かした安心・安全なまちづくり(2)医療と福祉に強いまちづくり(3)情操教育などに重点を置く学校教育のサポート“子育て支援の充実”「野田ブランド」確立など産業力の強化(4)観光PRなど情報発信の強化。

◆立川 邦夫 45 無新

 市民団体むらさき・えだまめ連合会長、元物流会社員。県立野田北高校卒。

 ◇公約 (1)市政の世代交代と若返り(2)後期高齢者医療制度への市独自の補助制度確立(3)「おしゃれ」を視点に愛宕駅前開発(4)高速バス、つくばエクスプレスを活用した都心アクセス強化(5)医師や介護ヘルパー確保など医療・介護体制の充実。

◆根本  崇 62 無現(4)

 県市長会理事、県国保団体連合会監事、元県水政課長、静岡県島田市助役、建設省政策企画官、野田市助役。東京大学卒。

 ◇公約 (1)中心市街地の再活性とコンパクトシティの実現(2)持続可能な農業施策の確立と食の安全確保(3)新市建設計画の確実な実現(4)安全安心なまちづくりの推進(5)都市基盤・生活関連施設整備(6)福祉・医療充実(7)教育充実と青少年健全育成強化。

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1213581346

2334片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:47:35
狛江市長選3氏の争い
22日投開票 市議補選も三つどもえ
 任期満了に伴う狛江市長選が15日告示され、新人で前市議会議長の高橋清治氏(57)(自民、公明推薦)と現職の矢野裕氏(61)(共産推薦)、新人で映画プロデューサーの伊藤正昭氏(41)(民主、国民新党、新党日本、狛江・生活者ネットワーク推薦)の3人が立候補した。いずれも無所属。投票日は22日で、即日開票される。

 高橋候補は小田急線狛江駅前で第一声。「現市政はずさんで綱渡り的な財政運営をしてきた。行財政改革を進めたい」と訴え、民間保育園の誘致や校舎のバリアフリー化などの政策を訴えた。鴨下一郎環境相ら11人が次々とマイクを握り、国政与党をアピールした。

 矢野候補は市役所前で第一声を上げた。4期目を目指す矢野候補は「選挙は市民が主役」として、国会議員らの応援を集めた他陣営を批判。情報公開やホームヘルパー利用率などを改善したと強調し、「市民との協働でより住みよい狛江の街を作りたい」と語った。

 伊藤候補は、市役所近くの住宅街で出陣式に臨み、「狛江は市民派市政だと思っていたが、全然違う。一部の政党だけが財政の情報を握っている現状はおかしい」と訴えた。午後には、民主党の菅直人・代表代行や新党日本代表の田中康夫参院議員も駆け付けた。

 また、15日告示された市議補選には、共産党市青年部長の岡村伸氏(30)、経営コンサルタントの浅野和男氏(53)、元市議の池座俊子氏(56)の3人が立候補した。

 14日現在の有権者数は6万4922人(男性3万1939人、女性3万2983人)。

(2008年6月16日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080616-OYT8T00131.htm

2335片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 21:48:47
溝口南砺市長、引退表明
 南砺市の溝口進市長(77)は13日の市議会6月定例会で、「残る任期中を力いっぱいがんばり、その後は一市民として南砺市の発展を見守りたい」と述べ、11月27日の任期満了に伴い引退する考えを示した。市議会会派「自民クラブ」の嶋信一会長の代表質問に答えた。

 溝口市長は「南砺市は創生期から第2期に入りかけ、ギアを入れ替えスピードアップする必要がある」とした上で、「しかし、今年に入り大病を患い入院を余儀なくされた。『少々休め』と言われたのではないか」と語った。

 溝口市長は旧福野町長6期目の途中で、町村合併により2004年11月、初代南砺市長に当選した。1月に胸部解離性大動脈瘤(りゅう)で入院し、3月に復帰した。

 次期市長選では、市幹部ら数人の出馬が取りざたされている。

(2008年6月14日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080613-OYT8T00951.htm

2336片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 22:01:26
鳩山・民主幹事長:政権交代の実現訴え−−山口入り /山口
 民主党の鳩山由紀夫幹事長が15日、山口入りし、講演や街頭演説をした。次期衆院選の山口1、3区の立候補予定者への支援が目的で、早期の衆院解散、総選挙による政権交代の実現を訴えた。

 宇部市のホテルでは支持者ら約300人を前に、首相問責決議案を参院で可決後、国会審議を拒否をしていることに言及。「問責の重みを発揮するため強い態度で臨む必要がある」と理解を求めた。山口市でも街頭演説後、県立図書館で約350人を集め講演した。

 鳩山幹事長は会見で知事選に候補を擁立しないことについて「財政的に切りつめなければならず、衆院選に集中することにした」と話した。【諌山耕】

〔山口版〕

毎日新聞 2008年6月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080616ddlk35010240000c.html

2337片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/16(月) 22:03:22
選挙:野田市長選 多選の是非が争点 現職と新人3人の戦い−−告示 /千葉
 任期満了に伴う野田市長選は15日告示され、共産公認の党野田市委員会副委員長、渡辺勝男氏(62)▽民主推薦の元市議、染谷司氏(61)▽市民団体会長の立川邦夫氏(45)▽自民、公明推薦で現職の根本崇氏(62)の4人が届け出た。

 4人の出馬は1950年の市制施行直後の市長選以来。根本氏の5選出馬に新人3人が異を唱えた格好で、多選の是非が最大の争点だ。自民推薦の根本氏が連合千葉の推薦を受ける一方、自民離党の染谷氏が民主推薦となるなど、自民、民主の分裂選挙となっている。

 また、染谷氏の議員辞職に伴う市議補選(改選数1)も同日告示され、元職で民主公認の池田利秋氏(60)▽新人で無所属の平井正一氏(47)の2人が届け出た。

 投票はいずれも22日に市内45カ所で行われ、同市清水の市総合公園体育館で即日開票される。14日現在の選挙人名簿登録者数は12万6655人(男6万3423人、女6万3232人)。【橋本利昭】

 ◇開発優先から暮らし優先に−−渡辺氏
 渡辺氏は午前10時、同市清水の選挙事務所前で第一声。「国の悪政から住民の暮らしを守り、防波堤の役割を果たすのが地方自治体。市はその役割を放棄している」と現職を批判。「開発優先から暮らし優先の市政に変えたい」と訴えた。

 ◇活性化事業を進めていきたい−−染谷氏
 同市中根の選挙事務所前で正午から第一声を発した染谷氏は「市をどうするというイメージがなく(市長)1人の考えで決まっていくのが多い」と指摘。「暮らし優先の市政に改め、人が集まる本当の活性化事業を進めていきたい」と強調した。

 ◇世代交代し市を再構築−−立川氏
 立川氏は同市柳沢の事務所前の第一声で、唯一40代の若さを強調。「自らプレーイングマネジャーとして動いていきたい。長期政権は粉飾を生み出し、いい結果は数少ない。世代交代を実現し、新しい考えの下で市を再構築したい」と訴えた。

 ◇中心部の再活性化など強調−−根本氏
 同市清水の事務所近くで行われた第一声には周辺首長、国会議員らが出席。根本氏は5期目を「仕上げの1期」と位置づけ、中心部の再活性化、無農薬農業の取り組みなどを強調、「政策を訴えない人に市政を任すことはできない」と訴えた。

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 ◇野田市長選立候補者(届け出順)
渡辺勝男(わたなべ・かつお) 62 共新

 党地区委員・市委員会副委員長[歴]会社員▽労組役員▽茨城県立古河第一高

染谷司(そめや・つかさ) 61 無新

 [元]市議▽損保代理業[歴]市議長・副議長▽県市議長会会長▽市監査委員▽清水高=[民]

立川邦夫(たちかわ・くにお) 45 無新

 市民団体会長[歴]会社員▽野田北高

根本崇(ねもと・たかし) 62 無現(4)

 市長▽県市長会理事[歴]建設省職員▽県水政課長▽市助役▽東大=[自][公]

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 ◇野田市議補選立候補者(改選数1−2、届け出順)
池田利秋 60 会社社長 (1)民元

平井正一 47 会社社長  無新

毎日新聞 2008年6月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080616ddlk12010163000c.html

2338片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 13:55:47
「自民へ軸足」際立つ 石井知事出馬表明
2008年06月17日

 石井知事が再選出馬を表明した十六日の県議会代表質問は、知事と自民党との距離感と他党との違いがあらためて浮き彫りとなった。質問した自民党の鹿熊正一幹事長はこれまでの知事の実績を評価した上で、先週末の記者会見で示していたスタンスより大きく踏み出し、知事に出馬を強く要請する形をとった。知事は県民党的な立場としながらも最大会派からのラブコールに謝辞を述べ、相思相愛の関係を強調。自民は、公明とともにいち早く推薦の意向を示した。前回知事選で知事を推薦した社民、民主からは自民への立ち位置を鮮明にする知事の政治姿勢に不満がくすぶっている。

 自民党県議会議員会は代表質問の表現内容をめぐって、十三日の議会開会前に協議。党として石井県政を一定評価するものの、出馬の意向をただす表現については党として出馬を強く要請する意見のほか、「推薦するかどうかまだ議論していない段階で強く要請するのはどうか」といった意見なども浮上。質問者の鹿熊氏が預かる形となった。

 鹿熊氏は十三日の同議員会での協議後に開いた会見で「総合的に一定の評価をして再選の決意や抱負を問う。『出馬を求める』というニュアンスではない」と説明。十四日に開かれた富山市連・富山第一選挙区支部合同大会では平村国光県議も「石井知事は党籍がないことから、評価しながらも再出馬するというならばどのような考えで出るのかを質問する」と述べていた。

 鹿熊氏は、十六日の代表質問では知事が自民党との政策協定や予算要望を政策に反映させたことを評価するとともに、各種選挙で支援してくれたことへの感謝の気持ちを示し「県政を引き続き担当することを強く要請する。二期目の決意と抱負を百十万人県民に表明してほしい」と求めた。自民党の強い姿勢がより強調された内容について鹿熊氏は質問後「考え方の方向はこれまでと同じ」と説明。推薦要請への対応は「近く政策協定を結ぶことになる。党としても秋の選挙に向けて強く支援していくことになるだろう」と述べた。

 これに対し、「県民党的な立場」を掲げる知事は知事就任以降を振り返る中で「最大会派の自民党、県議会各位、県民のおかげ。自民党からの意見はもとより、幅広い県民の意見をできるだけ県政に反映させる努力をし、相応の成果が得られた」と応じるなど自民党を強く意識した発言となった。

2339片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 13:56:07
■社民・民主は慎重姿勢
 石井知事の再選出馬表明を受け、県内各党は秋の知事選に向けて本格的に動き出した。平成十六年の知事選と同様、知事は「できるだけ幅広い政党や団体に支援をお願いしたい」とし、今回も各党、各団体に推薦を求める考えを示した。前回石井知事を支援した四党のうち、自民に軸足を移しつつある知事の政治姿勢などを理由に社民、民主両党県連は慎重な構えを示しており、支援態勢が固まるにはしばらく時間がかかりそうだ。

 前回知事選は、県民党を掲げる無所属新人の石井氏を、自民、社民、民主、公明の四党と県民社協会、連合富山、県JAグループの四党三団体が推薦する「相乗り」で選挙を戦い、対立候補に十八万四千三百七十四票差を付けて圧勝した。

 社民党県連は、前回知事選で旧社会党時代も含め、四十年ぶりに自民党との相乗り支援となったが、今回の推薦について菅沢裕明幹事長は「暮らしに冷たい県政が目立つ。二期目は白紙」と話す。

 今後、知事と結んだ政策協定の実現度を検証し、九月定例県議会前までに対応を決める。昨年七月の参院選で自民党公認候補を応援したことを代表質問でも「約束に反する」とした。本年度の県予算案は県単独医療費助成制度の見直しや県職員の給与カット継続などを理由に反対した。

 党本部が相乗り禁止を掲げている民主党県連の坂野裕一幹事長は「石井知事を政策面で評価している」と述べ、県連レベルでの推薦を検討する意向を示したが、「特定政党に偏った行動が見受けられる」と指摘。社民と同様、参院選で自民党公認候補を激励するなど、知事の政治姿勢に注文を付ける。両党の支援母体、連合富山も自民党候補を応援した知事の政治姿勢を疑問視し、安東誠事務局長は「ゼロベースで対応を検討する」と話す。国民新党の綿貫民輔代表は「党として推薦や支援は考えていない」と話す。

 公明党県本部の島田一代表は「推薦の方向で党内手続きを進める」と説明。県民社協会の針山常喜会長、県JAグループの江西甚昇県農協中央会長も前回同様に推薦する方向で協議を進める考えだ。共産党県委員会は、県労連や民医連などでつくる「明るい富山県政をみんなでつくる会」(米谷寛治代表委員)と候補者選考を急ぐ。反保直樹県委員長は「県民の暮らしを第一に考える候補を応援する」と話す。

■10月19日か26日投票有力
 任期満了を十一月八日に迎える今秋の知事選日程は、これまで第三、第四日曜に行ってきた過去の例などを踏まえ、十月十九日か二十六日が有力となっている。県選挙管理委員会(荻野幸和委員長)は、七月九日に開く同委員会で日程を話し合う。

 知事選は、任期満了日までの三十日以内に行わなければならず、十一月八日が任期満了日となる富山県知事選の投票日は十月九日以降となる。選挙運動期間は十七日間で、十月十九日が投票日なら、告示日は十七日前の二日、二十六日投票ならば、九日告示となる。

 ただ、同時期に国政選などの選挙日程が想定されれば、日程が再検討される可能性もある。平成八年は当初十月二十七日投票としていたが、衆院解散に伴って二十日に変更し、衆院選と同日選にした。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080617/12622.html

2340片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/06/17(火) 15:02:30
選挙:箕面市長選 小林市議が立候補表明 /大阪
 任期満了に伴う箕面市長選(8月17日告示、24日投開票)に、箕面市議、共産党市委員長を務める新人の小林ひとみ氏(60)が16日、無所属で立候補することを表明した。共産党が推薦する。

 小林氏は「国の構造改革や府の大阪維新プログラム案の影響で、生活は年々厳しくなっている。市民を守る政治が必要」と述べた。医療費無料化の未就学児までの拡大や、小学校低学年の30人学級などを公約に掲げた。

 小林氏は兵庫県尼崎市出身。80年に箕面市議に初当選し、現在5期目。96年に衆院選大阪9区、99年に府議選(箕面市・豊能郡)に立候補したが、落選した。

 同市長選には、新人で元総務省課長の倉田哲郎氏(34)が立候補を表明。1期目で現職の藤沢純一氏(60)は、今のところ態度を明らかにしていない。【川端智子】

毎日新聞 2008年6月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080617ddlk27010434000c.html

2341片言丸:2008/06/19(木) 00:46:07
菅谷氏と星氏の入会認める 福田知事を支援する会が42人に 両氏「国政と知事選は別」
(6月17日 05:00)
 十一月にも行われる知事選に向け、自民党議員会を中心に県議が超党派で組織した「福田富一知事を支援する会」(会長・石坂真一県議会議長)が十六日、宇都宮市内で全体会議を開き、入会届が提出されていた菅谷文利氏(県民ネット21)と星一男氏(無所属県民クラブ)について、入会を認めた。民主党系会派の県民ネット21からの入会は初めて。現県議四十九人中、県民ネット21の六人と共産党一人を除く四十二人が会員となった。

 同会は、民主党が再選を目指す福田知事の対立候補擁立を目指していることや、星氏が前回知事選で福田知事と事実上の一騎打ちを展開した福田昭夫衆院議員の直系とされるだけに、これまで入会届を「預かり」の形にしていた。しかし福田知事の後援会総連合会の総会が七月上旬に予定されているのを受け、組織を固めた。

 菅谷氏は同会への入会について「昨年十二月に入会届を出した。四年前も福田知事を支援し、失政はなく、今回も応援したいと。国政と地方の首長選の問題は別であり、首長選に政党間の争いを持ち込むべきではない」としている。一方で県民ネット21代表の佐藤栄・民主党県連幹事長は「会派内で話をしており、(対立候補擁立の場合)同一歩調を取ってくれると思っている」と話している。

 星氏は「会派の存在は議会活動の中で重視しなければいけない」と無所属県民クラブのほかの二人が入会していることを挙げた上で、「福田衆院議員もその点はよく分かっている。衆院選と知事選は別。福田知事に失政はない」と話した。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20080616/13713
栃木

2342片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 11:47:56
上峰町議会、中山議員を除名「議会の品位落とした」
 上峰町議会(定数10)の岡光広・副議長(61)の不信任決議案提出をめぐり、議会の品位を落としたとして、町議会は23日、地方自治法の懲罰の規定に基づき、中山五雄町議(61)を除名処分にした。中山議員は失職した。県市町村課によると、県内の議会での除名処分は初めてとみられる。中山氏は近く古川知事あてに、処分の取り消しを求める審決を申請する。

 中山氏は16日、「町は財政改革に取り組んでいるが、副議長の家族が嘱託職員として残っており、町民の不信を招く」などとして不信任決議案を提出したが、賛成少数で否決された。

 その後、この家族は昨年10月に嘱託を辞めていたことがわかった。岡副議長は「無礼な発言で、家族の人権も傷つけられた」として、懲罰特別委員会に中山氏の処分を求める要望書を提出。特別委は23日の本会議で、「人権侵害は明らかで議員失格に相当する」などとして除名を求め、採決の結果、賛成7、反対2で可決された。

 地方自治法によると、懲罰には戒告、陳謝、一定期間の出席停止などがあり、除名が最も重い。

 中山氏の代理人らは24日、県市町村課を訪れ、審決の手続きや申請書類の書き方を確認、近日中に手続きをする。同課は書類を受理した後、町議会の処分が妥当かどうか判断する。

 中山氏は「不信任決議案の内容に間違いがないか、提出する前に町や議会にも見てもらったが、『いいでしょう』という回答だった。人権を傷つける意図はなく、処分は反町長派の私に対する多数派による横暴だ」と話している。

(2008年6月25日 読売新聞)佐賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080624-OYT8T00752.htm

2343片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:16:23
小沢・民主代表:来県、知事選相乗りを容認 「県連、支持者の結論を尊重」 /岐阜
 民主党の小沢一郎代表は30日、全国行脚で訪れた岐阜市内で会見し、来年の知事選について「相乗りを避けるのが原則だが、県連や支持者の結論を尊重する」と述べ、現職の古田肇氏が出馬表明した場合、自民党や公明党と相乗りで推薦することを容認する考えを示した。

 古田氏は開会中の県議会定例会で出馬表明するとみられる。自民党は既に古田氏の推薦を決定。民主党県連も古田氏を推薦する方向で調整している。

 小沢代表は「民主党は地方分権を目指しており、中央集権的な自民党とは思想や哲学が根本から違い、同じ候補者を推薦するのでは筋が通らない」と説明。その一方で「現実的には地域の実情もあり、県連や支持者の結論を最終的には尊重すると思う」と述べた。

 また、次期衆院選の候補者が未選定の岐阜4区について「数だけそろえるのではなく、本当に(良い)候補者を選んでほしい。選挙区によっては、他党の候補者を推薦することもある」と述べ、安易な選定をしないようけん制した。

 また小沢代表はこの日、岐阜市の柳ケ瀬通にある商店街を歩いた。小沢代表を一目見ようと店から出てきた市民らが握手を求め、商店街は混雑した。その後、小沢代表は岐阜市日ノ出町のシネックスホールで、主婦30人との車座集会に臨んだ。【稲垣衆史、鈴木敬子】

毎日新聞 2008年7月1日 地方版
http://mainichi.jp/select/seiji/ozawa/news/20080701ddlk21010008000c.html

2344片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 12:57:25
藤沢氏が再選
日野町長選

 任期満了に伴う滋賀県日野町長選は29日、投開票され、無所属現職の藤沢直広氏(52)が、無所属新人で元東京都三鷹市議の高井章博氏(42)=自民推薦、公明支持=を退け、再選を果たした。

 4年前の前回町長選では「合併反対」を訴えた藤沢氏が当選しており、今回は単独で町を運営していくための活性化策が主な争点になった。

 藤沢氏は、懸案だった日野中改築に着手した実績などを強調。中学校給食の実施などを公約に掲げ、「自律のまちづくりをさらに発展させる」と訴えた。2月に共産党を離党、民主系町議1人の支援も取り付け、党派を超えて支持を広げた。

 高井氏は、積極的な産業振興策を訴え、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」の推薦も得たが、知名度の低さが響いた。

 投票率は69・98%で、合併の是非が争われた前回を4・21ポイント下回った。

 ▽開票結果(選管最終)

 藤沢 直広 無現当7、592

 高井 章博 無新 5、060

 ▽藤沢 直広氏(ふじさわ・なおひろ)滋賀大卒。県職員、県職員組合副委員長を経て2004年の日野町長選で初当選。52歳。日野町清田。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008062900150&amp;genre=A2&amp;area=S00

2345片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 13:00:16
選挙:四日市市長選 井上氏4選不出馬、「課題に道筋つけた」 /三重
 「市政の課題に道筋がつけられた」−−。四日市市の井上哲夫市長(69)は26日、今冬に予定される次期市長選に不出馬を表明した。市議会本会議で表明後、井上市長は「晴れ晴れとした気持ちだ。残り半年、病気にならないように気を付け、責任を全うしたい」と語った。

 不出馬は「6月定例会に入ってから(決断)した」と話した。6月議会で土地開発公社の健全化策や、東芝四日市工場の新製造棟誘致関連予算などが認められ「順風満帆とは言わないまでも、幸せな終わり方ができるのではと思った」とした。

 年末年始には4期目に意欲を見せたと受け取れる発言もしていた。「経済が厳しい時期に市政を引き継ぎ、課題解決に道筋が付けられればと思っていた。3期でできるのかとも思っていた」と述べた。今年度施行を目指しながら断念した中核市昇格については、心残りな様子をみせた。

 現在、四日市市長選に正式に出馬表明をした立候補予定者はないが、民主系前県議のほか、自民現職県議らの名が挙がっている。【清藤天】

〔三重版〕

毎日新聞 2008年6月27日 地方版
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080627ddlk24010149000c.html

2346片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 13:04:24
財政再建で実績 航路問題不透明なまま
2008年06月27日 三重

◇◆四日市・井上市長引退表明◆◇


 引退を表明した四日市市の井上哲夫市長は26日、市議会定例会で「市の重要課題に道筋がつけられ、晴れ晴れとした気持ちだ」と心境を語った。次期市長選をめぐっては、田中俊行前県議が出馬を見据え、07年4月の県議選への立候補を見送っている。


 井上市長は96年12月の市長就任以降、一貫して財政立て直しに取り組んだ。01年度には1114億円にまで増大した市債残高を06年度には965億円にまで圧縮。04〜06年度平均の実質公債費比率は22・2%と県内最多だった。だが、08年に約188億円の借入金を抱える土地開発公社の健全化計画をまとめ、09〜11年度平均の実質公債費比率では市債発行に許可が必要な18%を下回る17・8%にまで下げられる見通しとなった。


 また、05年2月には旧楠町と合併し、中核市の要件である人口30万人を超えた。しかし、同市大矢知地区で全国最大規模の産業廃棄物の不法投棄が見つかり、中核市への移行を見送り、産業廃棄物を所管しない保健所政令市への移行にとどまった。


 06年4月には中部国際空港―四日市航路を実現したが、運航事業者の破綻(はたん)や、原油価格高騰による経営難で燃料費補助を余儀なくされるなど、今後の航路維持については不透明な状況が続いている。


 井上市長は「3期12年が一つの節目だと考えていた。失われた10年、日本経済が厳しい時から、ここまでたどり着けたのは幸運だった」と振り返った。後継者の指名については「考えはない」と述べた。
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000806270002

2347片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/01(火) 13:11:38
選挙:箕面市長選 現職の藤沢氏が再選出馬を表明 /大阪
 任期満了に伴う箕面市長選(8月17日告示、24日投開票)に、現職の藤沢純一氏(60)が24日、再選を目指して無所属で立候補することを、定例市議会の本会議で表明した。

 記者会見した藤沢氏は「小学校1、2年生の30人学級化などで箕面っ子の学力を上げたい」と抱負を述べた。

 藤沢氏は富山県高岡市出身。箕面市議を2期務め、2度目の挑戦で前回初当選した。

 同市長選には、無所属の新人で、元総務省課長補佐の倉田哲郎氏(34)と箕面市議の小林ひとみ氏(60)=共産党推薦=が立候補を表明している。【川端智子】

毎日新聞 2008年6月25日 地方版
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080625ddlk27010368000c.html

2348片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/04(金) 19:55:44
選挙:知事選 10月9日告示、26日投開票 4選目指す現職 /岡山
 ◇他に出馬表明なし
 任期満了(11月11日)に伴う知事選の日程が、10月9日告示、26日投開票と決まった。これまでに、4選を目指す現職の石井正弘氏(62)以外の出馬表明はない。しかし、多選批判に加えて県財政危機や倉敷チボリ公園問題などの“逆風”を背景に、各党の候補者擁立に向けた動きも大詰めを迎えている。【佐藤慶】

 「私自身も秋に向けて出馬表明した。変わらぬ温かい理解と協力を」。先月22日、岡山市内であった自民党県連の合同会議で石井氏は支援を呼びかけた。しかし、県議会では石井氏の行財政改革に一定の評価がある一方、倉敷チボリ公園問題や財政危機などへの対応を巡る不満もくすぶり、前回知事選で自民、民主、公明、社民各党が“相乗り”だった状況からは程遠い。中でも自民、民主、公明の各党本部は4選以上の“多選”知事候補を推薦しない方針を示している。党県連、県本部レベルの対応は確定していないが、現時点で石井氏支持を表明するのは社民のみにとどまっている。

 6月5日、次期衆院選に向けた全国行脚の一環で来県した民主党の小沢一郎代表は「4期目の知事への推薦は原則ない」と明言。党県連は独自候補擁立を目指し、「候補となりうる方々との接触は行っている」(津村啓介県連代表)としているが、関係者からは「次期衆院選に向けて、人的、金銭的な余裕はない。(擁立は)難しい」との本音も漏れる。

 公明は他党の対抗馬擁立を含めた動向を注視。共産などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」は候補者を擁立する方針だ。

 最大会派の自民の一部では、他候補擁立へ向けた動きも水面下で進んでいる。ある県議は「知事への不信感がこれだけ高まっているなかで、知事への支持でまとまることはない」と話す。自民関係者によると、これまでにも地元国会議員やNGO代表者らの名前が「浮かんでは消える状態」という。選挙戦が3カ月後に迫るが、「候補者はあきらめずに見つけていく。(民主が擁立した場合には)相乗りも十分ある」(自民県議)と“共闘”に含みを持たせる。

 石井氏の後援会は3月下旬から各団体に推薦を依頼。これまでに約100団体から推薦状が寄せられた。さらに今月20日には事務所開きを行い、選挙戦に向けた動きを本格化させる。もっとも、推薦依頼のあった県町村会では推薦を決める一方で、県市長会では賛否両論のほか、「様子を見るべき」との意見も出るなど、まとまっていない。加えて政党からの推薦が難しい現状に、後援会幹部は「直接、県民からの支持を得て乗り切るしかない」と表情は厳しい。

毎日新聞 2008年7月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080704ddlk33010421000c.html

2349片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/16(水) 12:57:46
【栃木】
小山市長選 無風一転、選挙戦へ
2008年7月16日

 二十日告示、二十七日投開票の小山市長選をめぐり、新人で東京家政学院大教授の小野塚久枝氏(64)が十五日、無所属で立候補する意向を表明した。現職大久保寿夫氏(59)=無所属、自民・公明推薦=の無投票三選とみられていた同市長選は一転、選挙戦へ突入する。 (小倉貞俊)

■保守の一本化
 十二月議会から出馬の意欲をにじませていた大久保氏に対し、四月には市議会の最大会派「自民党議員会」が支持を決定。三つどもえで保守層の支持が割れた前回選とは打って変わり、自民党県連、公明党県本部も初の推薦を決めた。

 これに対し、反大久保氏陣営は候補者擁立に難航した。市議会の民主系会派「市民派21」は四月上旬に候補者擁立を断念。関係者は「民主の山岡賢次衆院議員と大久保氏の支持者が重複しており、擁立が困難だった」と明かす。同会派や共産、保守の一部など超党派の市議でつくる「有志の会」も民主県議や団体職員の擁立に動いたが、ともに直前で流れていた。

■超党派の支援
 こうした状況から、小野塚氏は「無投票になるなら市民に選択肢を提示したい」と出馬を決めたといい、「有志の会」ら超党派の市議が支援に動く模様だ。

 小野塚氏は小山市出身で、青山学院大卒業後、日本電信電話公社(現・NTT)を経て現職。同市に二〇〇四年、全財産を寄贈した故・小野塚イツ子さんの親族に当たり、出馬動機を「寄贈された遺産の活用をめぐり、市が不透明な情報開示をしたことに不信感を持った」と説明。大久保氏が二期八年の実績を「人件費削減などの行財政改革」とPRしているのに対し、小野塚氏は「行財政の情報が正しく公開されているとは思えない。市民と双方向の対話ができる開かれた行政を目指す」と主張。十七日にも正式に出馬会見する。

 一方、市内の保険会社勤務の女性(29)も立候補に向け準備を進めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080716/CK2008071602000183.html

2350片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/18(金) 17:51:14
07/15-13:10--片山氏「国政が基本」 県知事選出馬に否定的 県市長会は現職を推薦
 片山虎之助前参院議員(72)は14日、自身が会長を務める県農業会議と県市長会、県町村会の懇談会に出席した。終了後、片山氏は「いろいろ話があるが、今までと同じ。国政が基本だということを何度も言っている」と強調し、10月9日告示、同26日投票の岡山県知事選への出馬に否定的な姿勢を示した。 同懇談会は非公開で開催。出席者によると、あいさつの中で片山氏は、今後の方向性について「選択肢を幅広くしないといけない」などと述べたが、知事選への具体的な言及はなかったという。 同会での印象について、県市長会の井手紘一郎会長(真庭市長)は「私の印象なら(知事選には)出ない」と指摘。 高谷茂男岡山市長は「岡山県のためでなく、日本のため、国のために働いてもらう人。もう一度、日本の大改革をやってほしい。冷静に考えてほしいと思っている」と力を込めていた。 一方、同懇談会に先立って開かれた県市長会の定例会では、知事選で現職の石井正弘氏(62)を推薦することが全会一致で決まった。 意見交換では、片岡聡一総社市長が「将来の岡山を考え、願いを沿えて推薦すべき」と強調。高谷岡山市長も「市長会としての政策協定か何かを提示し、(石井氏の)了解を得てから推薦したい」と訴えた。 こうした意見があったことから、井手会長は「早急に文書を作り、私から各市長に直接示して理解をもらったものを持っていきたい」と述べ、推薦に際し要望を申し入れることも了承された。 石井氏の推薦について、市長会は5月初めの会合で協議したが「総体的に状況を踏まえ、決定できる状況にない」(井手会長)として結論を先送りした。一方、町村会(会長・重森計己吉備中央町長)は既に石井氏の推薦を決定している。
http://www.okanichi.co.jp/20080715131026.html

2351片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/29(火) 13:07:58
安念氏後援会、後継調整 砺波市長選、11月16日に投開票
2008年07月17日 07:10

 砺波市選挙管理委員会(南正次委員長)は十六日、市役所で開き、任期満了に伴う市長選の日程について、十一月九日告示、同十六日投開票と決めた。現職の安念鉄夫氏(75)=旧市二期、新市一期、太田=の任期は十一月二十七日まで。

 同市長選への対応について、安念氏はこれまで明言していない。今月一日の定例記者会見では「後援会で各界各層の皆さんと意見交換しており、もう少し時間をいただいて意思表示したい」と述べ、後援会での調整結果を受けて進退を表明する意向を示した。次の衆院選で国民新党の綿貫民輔代表を支援する意向をにじませており、衆院選の実施時期も踏まえ、最終判断するとみられる。

 後援会は九月定例市議会で安念氏が表明できる環境を整えるため、後援会として推せる後継者の擁立作業を進めており、市内の会社経営者を候補としてほぼ絞り込み、打診を続けている。後援会幹部は「出るか出ないかの返答はまだもらえていない。お盆までは時間が掛かるかもしれない」としている。

 自民党砺波市連は、無投票となった直近二回の市長選は安念氏を推薦してきたが、綿貫氏支援など反党的な姿勢が目立つとして、五月の総会での役員人事で顧問から外し、安念氏以外の候補擁立を模索している。

■南砺市長選・市議選も11月16日に投開票
 南砺市選挙管理委員会(岸一雄委員長)は十六日開き、任期満了に伴う市長選と市議選の日程を十一月九日告示、同十六日投開票と決めた。市長、市議とも任期満了は十一月二十七日。

 市長選は溝口進市長(77)=一期、院林(福野)=が引退を表明しており、前回選挙で溝口氏を推薦した自民党南砺市連合支部(支部長・山辺美嗣県議)が後継候補選考を進めている。旧八町村の支部ごとに住民の声を聴き、総務会で意見集約する方針で、今月末か来月初めに開く総務会で各支部が意見交換する。

 今のところ具体的な候補者名は浮上していないが、副市長で元井波町長の清都邦夫氏(65)=井波(八日町)=が有力視されている。しかし、前回市長選でも候補に挙がったものの、旧四町の国会議員や県議、首長の集中を避ける〝バランス論〟で実現せず、今回も曲折が予想される。自民以外では表立った動きがみられないが、水面下で若手擁立を探る動きもある。

 市議選は旧八町村の中選挙区で行われ、定数は現行の三四(欠員一)から四減の三〇とし、旧四村が各一減の一となる。

 旧町村別の定数は福光九、福野七、井波と城端が五、井口、平、上平、利賀は各一。各選挙区で定数を若干上回る立候補者が見込まれ、少数激戦になるとみられる。

http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080717/13355.html
富山北日本

2352片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/07/29(火) 14:17:29
自民党県議団 知事選、石井氏推薦せず
多選制限方針 独自候補擁立論議も
 県議会の自民党県議団は27日、岡山市内で臨時総会を開き、10月9日告示の知事選で4選を目指し立候補表明している現職の石井正弘氏(62)について、多選を制限する同党本部の方針に基づき、県連としても推薦できないことを確認した。独自候補擁立の論議も出たが、具体的な候補者名は上がらなかったという。

 会議は非公開で行われ、総会後、県連幹事長の天野学県議が報道陣に概要を説明。県議団内でも、従来から独自候補擁立の論議はあったが、天野県議は「志を持っている人が、積極的に手を挙げてほしい」と述べるにとどまった。

 総会終了後、県議団と同党国会議員が同席し懇談会(一部公開)も開いた。県の財政危機に関し、県議団が逢沢一郎衆院議員らに財政危機宣言に至る経緯を説明。地方財政の現状を国にも理解してもらえるよう訴えた。

(2008年7月28日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080727-OYT8T00678.htm

2353片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/04(月) 13:22:08
知事選 真紀子氏長男に打診
2008年07月30日 新潟

 10月の知事選をめぐり、民主党県連の幹部が、田中真紀子元外相と田中直紀参院議員の長男の公認会計士に立候補を打診していたことが29日、分かった。長男側からは「出る気はない」との意向が示されたという。同党は現職で再選をめざす泉田裕彦知事に厳しい見方を示しているが、党内の独自候補擁立の動きが表面化したのは初めて。


                ◆


 知事選にはこれまでに、泉田知事と共産党推薦の山崎栄三氏が立候補を表明。自民、公明両党は泉田知事の推薦を決めている。


 民主党県連は6月、党本部の小沢一郎代表から、自民、公明両党と相乗りで泉田知事を推薦することについて「原則禁止」を言い渡された。また、県議団「民主にいがた」も同月、泉田知事の県政を検証し、災害対応以外の分野では「結果が出ていない」などと厳しく批判した。


 このため党県連幹部は独自候補の可能性を探る中で7月、仲介者を通じて田中真紀子氏の長男に打診したという。8月末の幹事会までに、独自候補を擁立できるかどうかを含め、党としての知事選への態度を正式に決める考えだ。


 同党のある県議は「もうこの駒しかない。ダメなら他の候補者はないと思う。選挙までのわずかな期間では、知名度の低い候補者ではまず無理」などと話している。


 一方、同党県連の菊田真紀子副代表は「何も聞いていない。前回の知事選で現職を応援したから、情報が入らなかったのかもしれない。そう簡単に泉田知事から馬を乗り換えるわけにもいかない」と難色を示した。


 同党県連は前回の知事選で、社民党や連合新潟とともに早稲田大教授を推そうとしたが、泉田知事を推す渡辺秀央参院議員ら旧自由党グループとの間で調整がつかず、自主投票となった。今回の知事選では分裂を避けたいとしている。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000807300006

2354名無しでチュウ:2008/08/08(金) 18:45:25
宇都宮市長選11月16日投票知事選とダブル選か
 宇都宮市選挙管理委員会は5日、任期満了(11月27日)に伴う市長選の日程を11月9日告示、16日投票と決定した。有権者の利便性などから知事選も同日選となる公算が大きく、3か月後の2大選挙に向け、徐々にムードが高まっている。

◇宇都宮市長選

 佐藤栄一市長(46)は再選に向けて3月に出馬表明し、公約作りなどを進めている。これに対し、佐藤市長が導入に積極的な次世代型路面電車(LRT)を巡り、導入反対の立場から出馬表明や候補擁立の動きが続いている。

 市民団体「LRTに反対する会」の浅野薫子代表(53)は7月に出馬を表明。市議会自民党議員会に所属しながらLRT導入に反対してきた山本直由市議(60)も、会派を離れ、無所属で出馬の意向だ。民主党県連も独自候補擁立を目指している。

◇知事選

 任期満了は12月8日。9月2日の県選挙管理委員会で日程を決めるが、再選を目指す福田富一知事(55)に対し、現時点ではっきりとした有力な対抗馬は見えていない。

 福田知事は、合併前の旧49市町村での後援会作りを進め、7月には後援会総連合会(会長=福田宏一・福田屋百貨店社長)が発足。県議49人中42人が「知事を支援する議員の会」に参加している。

 過去2回の知事選で独自候補を擁立できなかった民主党は、候補擁立を目指しているが、党県連幹事長の佐藤栄県議は「人選を進めている」と話すにとどまっている。共産党県委員会も独自候補の擁立を目指している。

(2008年8月6日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080806-OYT8T00084.htm

2355片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/19(火) 21:56:59
砺波、南砺市長選・・・情勢混沌 正式出馬表明なし
 砺波、南砺両市長選は告示まで3か月を切ったが、これまでに正式に出馬を表明した立候補予定者はなく、情勢は混沌(こんとん)としている。6月市議会で現職が引退を表明した南砺市では、13日の自民党南砺市連総務会で、副市長の清都邦夫氏(65)と市議の田中幹夫氏(46)の推薦願いが出され、市連は2人から政策などを聞き、候補者を絞り込む方針だ。一方、砺波市では、自民党砺波市連と距離を置く現職の安念鉄夫市長(75)が9月に進退を表明する見通しだ。

 両市長選はいずれも11月9日告示、16日に投票される。うち、南砺市長選では13日夜に開かれた自民党南砺市連総務会後、山辺美嗣支部長らが記者会見した。

 それによると、井波支部が8町村合併から地域行政に精通する清都副市長を、利賀支部が利賀村を超えた南砺市の範囲で行政を行う意欲があるとして、田中市議の推薦をそれぞれ求めた。他の6支部のうち一部でも、立候補者の推薦をする動きがあるという。

 さらに、福光地区では市議の大島孝氏(69)(無所属)も出馬に向け準備を進めており、9月には立候補に向けた動きが具体化し、選挙戦になるとみられる。

 砺波市では、安念市長が9月1日に開会する定例市議会で進退を表明する考えだが、自民党砺波市連は独自候補を今月中にも絞り込むとみられる。

 当初、安念鉄夫後援会と自民党砺波市連は会社経営者に出馬要請してきたが、出馬の決断に至らず、擁立を断念。その後、同後援会は安念氏の続投も視野に候補者を模索する。

 一方の自民党砺波市連は11日の総務会で、会社経営者の出馬断念を報告。新たな候補者擁立のため、各支部が今月末までに推薦できる候補者を集約し、9月初旬にも市連としての対応を決定する方針だ。

 市連は前回市長選で安念氏を推薦したが、昨年7月の参院選以降、安念氏が国民新党と綿貫民輔氏を支持し、党の政策を批判したことから反発。5月には市連顧問からはずし、独自候補の擁立に動いた。

 上田信雅支部長は「安念氏以外の候補擁立の方針は変わらない」としている。

(2008年8月14日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080814-OYT8T00074.htm

2356片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/08/19(火) 22:17:36
五島市長選 現新の一騎打ち……地域振興策など第一声
 五島市長選は17日告示され、再選を目指す現職・中尾郁子氏(73)(無所属)、社会福祉法人理事長の新人・神之浦文三氏(49)(無所属=民主推薦)が立候補を届け出た。両氏とも出陣式で地域振興策などについて第一声を上げ、選挙戦に突入した。

 中尾候補は午前9時から、同市三尾野の選挙事務所前で出陣式を行い、中尾剛一市議会議長、馬込彰県議らが出席した。

 中尾候補は「財政が厳しく、合併当初は予算も満足に組めない状況だったが、4年間で財政破たんを回避した」と、職員給与の削減や指定管理者制度の導入などにより財政再建を行ってきた実績を強調。クロマグロ養殖の振興、海上航路の確保などの政策を挙げ、「市民が安心して住める島をつくりたい」と訴えた。「がんばろう三唱」で気勢を上げ、遊説に出発した。

 神之浦候補は午前10時から同市吉久木町の選挙事務所前で出陣式。民主党の山田正彦衆院議員、山田博司県議らが出席した。

 神之浦候補は「市長退職金の返上、副市長の一人体制などを実現して無駄をそぎ落とす」と強調。「市民のためになる仕事をつくる」と公共事業による経済振興を訴え、「農業、漁業、観光の育成に、命を賭(と)して立ち向かいたい。市民の苦しみ、悲しみを私に投げかけて下さい」と支持を呼びかけた。「どがんかせんば」と三唱し、遊説に繰り出した。

 投票は23日に繰り上げ投票が行われる一部を除き、24日午前7時〜午後6時に行われ、同8時半から、五島市中央公園市民体育館で開票される。有権者数は3万6490人(16日現在)。

(2008年8月18日 読売新聞)長崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080818-OYT8T00084.htm

2357名無しでチュウ:2008/08/24(日) 09:11:23
選挙:京都市議南区補選 民主、擁立せず /京都
 椋田知雄・京都市議(自民)の死去に伴う同市議南区補選(29日告示、9月7日投開票)について、民主党府連は19日、候補者を擁立しないことを決めた。この日開かれた京都1区総支部の臨時幹事会で擁立見送りを決め、同府連選対委員会も幹事会の意見を尊重するとした。

 同補選には共産党公認で元病院医療相談員の佐野春枝氏(61)と、自民党府連が擁立した椋田市議の長男で真宗大谷派光徳寺住職の椋田隆知氏(44)が出馬を表明。民主党府連も次の衆院選を念頭に、12日に開かれた立候補予定者説明会に関係者を出席させるなど、候補者擁立の動きを見せていた。【小川信】

毎日新聞 2008年8月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080820ddlk26010464000c.html

2358名無しでチュウ:2008/08/24(日) 22:53:28
住宅氏「県政に新風」
知事選出馬表明
 10月9日告示の知事選に、元岡山市職員で民間施設・桃太郎のからくり博物館の館長、住宅(すみたく)正人氏(44)=写真=が22日、無所属での立候補を表明したことで、これまで“無風選挙”かと見られていた情勢が一変した。2月末の現職石井正弘氏(62)の4選出馬表明以来、対立候補擁立の動きも暗礁に乗り上げ、有権者の関心低下が心配されていただけに、政策論争の活性化に期待する声も出ている。

 県庁で記者会見した住宅氏はイベントなどで「ちくわ笛」を吹く時とは違い、やや緊張した表情。冒頭、立候補を決意した理由に多選問題を挙げ、「在職期間が長くなるにつれて弊害が出てくる。新しい風に入れ替え、新しい感性で県政を行いたい」と語った。

 危機宣言が行われた県財政については「再建はしないといけないが、手法はいろいろある」と述べ、「職員は知恵とアイデアを、議会は県民の声を持っている。情報を共有して調整し、議論の過程を含めて公開したい」と強調。ほかに、県北などでの雇用確保を課題に挙げ、「若い人が地域に残れるように、企業誘致や観光誘致で『外貨』を獲得し、経済を活性化したい」と抱負を述べた。政党への推薦依頼は未定だという。

 <県内各政党が談話>

 県内の各党はこの日、住宅氏の立候補表明を受け、それぞれ談話を発表した。

 自民は「姿勢、活動実績、資質等何も分からない状態。今しばらく様子を見たい」とした。民主は「若いエネルギーは魅力。28日の県連常任幹事会を一つのメドとして、早急に対応を決めたい」、公明は「県政に対する関心が高まる」とするなど、新人登場に注目。独自候補擁立を目指している共産は「政策をしっかり聞き、評価と態度を明らかにしたい」、社民は「政策を十分研究し対応したい」とした。

(2008年8月23日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080822-OYT8T00685.htm

2359片言丸:2008/08/29(金) 09:21:13
甲斐市長選 対抗馬「立ち消え」
保坂氏で無投票の公算

 9月21日告示の甲斐市長選には、自民党前県連会長の保坂武衆院議員(63)ただ1人が出馬する見通しで、無投票の公算が大きくなっている。同党の衆院3区公認問題に絡んで転出した“大物”を前に、女性県議擁立の動きは急速にしぼんだ。同市は県内第2の人口規模を誇る都市ながら、2004年の初代市長選も無風で、政党関係者からは「市民不在の政治」と自戒を込めた声が聞こえてくる。(田中重人、小谷毅彦、矢牧久明)

 藤巻義麿市長(72)は旧竜王町長時代を含めると首長4期目。選挙戦になったのは初当選した1992年の旧竜王町長選だけで、竜王、敷島、双葉の旧3町の合併に伴う2004年の初代市長選も無投票だった。保坂氏が無投票当選すれば、旧竜王町地区では92年以来、次期市長選まで20年間、首長選が行われない事態となる。

 28日に甲斐市竜王庁舎で行われた立候補者説明会には保坂氏陣営だけが出席した。藤巻市長は「市は合併して間もない。今は二手に分かれて争うのは好ましくない。選挙は10年後ぐらいに落ち着いた時期にやればいい。無投票は望むところ」と現状を歓迎している。

 初めから無風だったわけではない。藤巻市長の出馬を前提に対抗馬模索の動きはあった。昨年暮れ、女性票が見込める県議の木村富貴子氏(66)(フォーラム政新)や市議会議長の今村正城氏(65)の名があがり、1月には今村氏が木村氏を支援する意向を表明。擁立の動きが加速するかに見えた。

 ところが、藤巻市長が衆院3区の保坂氏と小野次郎氏(55)との自民党公認問題の解消を図ろうと、3月に引退表明。後継指名された保坂氏も了承した。この「禅譲」により状況は一変。木村氏サイドにとって保坂氏は脅威な上に、現職に挑むという構図が崩れ、出馬話は立ち消えになった。その後、浮上する候補者はいなくなった。木村派の市議は「現職が相手なら勝てたのだが……」と悔やむ。木村氏は「応援してくれた人たちに申し訳ない。責任を感じている」と話す。

 今回の市長選の日程は、保坂氏の市長選転出に伴う衆院山梨3区補選の回避を図った「不自然な日程」と指摘されている。新市長の任期は、投開票日の9月28日からわずか5日後の10月3日に始まる。

 保坂氏は市長選出馬表明後も議員辞職をせず、自動失職する見通しで「支持者に負担がかかるので選挙はないにこしたことはないが、選挙をするつもりで支持者回りを続ける」と話す。

 有権者の反応は様々だ。「税金のかからない無投票は歓迎」(67歳農業男性)、「街の活性化のためには選挙が必要だが、人材がいないのだから仕方ない」(60歳自営業男性)などの声が多いが、「政治家の都合で国政がだめだから市長にでもという印象。有権者として情けない」(63歳男性会社社長)との声も。

 選挙日程を「極めて異例」と批判していた民主党県連の樋口雄一幹事長は「我が党の候補として名乗りをあげてくれる人がいない以上、難しい。有権者不在の選挙は残念だが、衆院選に集中したい」としている。共産党県委員会の千葉信男委員長も「候補を立てられないのは力不足。自民党国会議員が出るわけだから何とかしなければならないのは分かっているが……」と言葉少なだった。

(2008年8月29日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080828-OYT8T00910.htm

2360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/01(月) 09:05:13
南砺市長選、清都氏が出馬へ 田中氏と一騎打ちの公算
2008年09月01日 07:00

 十一月の南砺市長選で出馬が有力視されてきた元井波町長の清都邦夫副市長(65)=井波(八日町)=が三十一日、同市井波社会福祉センターで開かれた集会で「市政を担っていかなければならないとの責任を感じており、皆さんの熱い支援をお願いしたい」と述べ、事実上の出馬表明を行った。同市長選では自民党の田中幹夫市議(46)=一期、利賀村上畠=が一日夜に同市荒木(福光)の福光中央会館で「励ます会」を開き、正式に出馬表明する予定で、両氏の一騎打ちとなる可能性が高まっている。

 三十一日は、清都氏が井波地域後援会長を務める河合常則参院議員の国政報告会があり、約三百人が出席。閉会後、清都氏の支持者からの動議で「清都邦夫君を市長に推薦し励ます会」が行われ、横川正希井波地域自治振興会連絡協議会長、松田稔井波商工会長らが「市政を担ってもらいたい」と激励した。

 あいさつに立った清都氏は「合併から四年たったが、重い課題が山積している。南砺市の歩みをどなたよりも理解し、市を愛する気持ちはどなたよりも強い。叱咤(しった)激励を受けながら期待に応えたい」と答えた。

 河合氏の国政報告会で、来賓の溝口市長は「三顧の礼を尽くして副市長をお願いし、二人三脚でやってきた」と清都氏の行政手腕を評価。河合氏は「合併はメリット、デメリットがあり、厳しい選挙になる」と強調。両氏とも清都氏への期待感をにじませたが、「励ます会」は退席した。

 清都氏は旧井波町議(一期)を経て、平成二年から町長を四期務めた。南砺市発足に伴い同市助役に就任。昨年四月の地方自治法一部改正で副市長となった。慶応大卒。



 南砺市長選は十一月九日告示、十六日投開票。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080901/14731.html

2361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 12:21:16
四日市市長選 岩名氏 公約発表
出馬表明 田中氏 3本柱説明
 11月の四日市市長選への出馬意向を表明した県議の岩名秀樹氏(68)は3日、県議会の萩野虔一議長に辞職願を提出、辞職した後、同市で出馬に向けて会見した。すでに立候補の意向を明らかした元県議の田中俊行氏(56)もマニフェスト(公約)を発表する予定で、両氏のつばぜり合いが始まった。

 岩名氏は、マニフェストを発表し、スポーツ広場の整備といった子ども向けの施策の充実、四日市公害を踏まえた環境対策、公立病院の一元化など15の政策を説明した。

 市長の任期を「2期8年」とし、権限や財源を地区市民センターに移したり、遊休地の利用で財政負担をかけなかったりする考えを強調。「無色。丸腰で挑む。推薦状を張り巡らすような選挙戦はしない」と述べ、自民党県連に離党届を出したことを明らかにした。

 一方、田中氏は同市内で、近く発表するマニフェストを説明。基本政策には、〈1〉まちを元気にする〈2〉市のイメージを高める〈3〉安心安全なまちづくり――を掲げることを明らかにした。

 市長の任期について「3期12年が望ましい」とし、「政策実現には10年はかかる」という考えを示した。

   ◇

 岩名氏は、7月に県議会の自民系3会派で結成した「県政みらい」の代表を務めていたが、同会派は森本繁史県議(熊野市・南牟婁郡)を新代表に選出した。

 これにより、県議会の勢力は、新政みえ24人、自民・無所属議員団16人、県政みらい5人、共産党県議団2人、公明党2人、想造(そうぞう)1人となった。

(2008年9月4日 読売新聞)三重
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20080903-OYT8T00809.htm

2362片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/04(木) 13:41:55
自民系と民主系が一騎打ちの公算大
2008年08月27日

◇◆四日市市長選 岩名氏も出馬意向◆◇


 四日市市長選(11月23日告示、同30日投開票)に、同市選出で、自民系会派県政みらい代表の岩名秀樹県議(68)が26日、立候補の意向を固めた。すでに立候補を表明している前県議の田中俊行氏(56)は民主党や連合三重の推薦を求めていて、自民系対民主系候補の一騎打ちとなる公算が大きい。


 岩名氏が同市長選への立候補を固めたことについて、山本勝・自民県連幹事長は「まだ具体的に立候補の話は聞いていない」とした上で、「岩名県議は自民党員。本人の考え方を聞き、支援の要請があれば、前向きに検討したい」と話した。


 しかし、岩名氏自身は「地方政治に政党を持ち込むべきではない」と政党からの推薦などは一切受けず、正式表明とともに議員を辞職し、離党する考えだ。


 一方、田中氏は、組織と連携した選挙活動を展開する考えだ。今月中に発表するとしていたマニフェストは「最終的なところを詰めている段階。9月中にはまとめて発表する」と語った。


 ただ、両氏の一騎打ちの公算が大きくなったことについて、関係者の受け止め方は複雑だ。


 民主党は27日、県議会の最大会派で、民主系の新政みえと対応を協議する。県連代表の高橋千秋参院議員は「田中さんを支援する方向になるとは思うが、どういう形になるかはわからない。党内には岩名さんと関係が近い県議もいて、調整が必要なのも事実」と話す。


 田中氏はかつて新政みえに所属していた。新政みえ内には「支援すべきだ」との声もあるが、昨年5月に初当選した9人は田中氏を直接知らないなど会派内でも温度差がある。ある県議は「田中氏はパンチ力がなく明確なメッセージが伝わってこない」と手厳しい。


 連合三重は民主党と新政みえの協議の結果をふまえ、支援のありかたを考えるとしている。土森弘和事務局長は「現時点では白紙だが、田中さんは県議時代から一緒にやってきた。支援する方向で考えたい」としている。


 共産党は市民団体や労働団体と連携して候補者を擁立できないか模索している。


(小泉浩樹、月舘彩子、姫野直行)

http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000808270003
三重

2363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 13:20:56
共産・佐野氏が当選
京都市議南区補選
 京都市議南区補選(欠員1)が7日投開票され、共産党新人の党南地区委員佐野春枝氏(61)が1万441票を獲得し、自民党新人の保育園理事長椋田隆知氏(44)、無所属新人で簡易旅館経営の蜷川澄村氏(57)を破り、初当選した。投票率は過去2番目に低い27・02%。

 椋田知雄市議(自民党)の急逝に伴う選挙で、佐野氏は後期高齢者医療制度などへの批判を強めて党支持層をまとめ、昨年の市議選で失った議席を奪還した。椋田氏は父の地盤継承を目指したが、保守支持層を固め切れなかった。

 この結果、市議会(定数69)の勢力は、自民22、共産20、民主・都みらい14、公明12、欠員1となった。

 ▽開票結果(選管最終)

 当10,441 佐野 春枝 共新

   8,195 椋田 隆知 自新

   1,157 蜷川 澄村 無新

 ・佐野 春枝(さの・はるえ) 61 共新党南地区委員(病院ケースワーカー)境高卒(1)
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008090700141&amp;genre=A2&amp;area=K00

2364片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 13:22:19
11月9日? 那覇市長選と総選挙ダブル選の可能性
翁長・平良両陣営解散風にやきもき/追い風それとも逆風・・・

 「十月衆院解散―十一月総選挙」が自民、公明両党の与党内調整で有力視され、十一月十六日に予定される那覇市長選挙との「ダブル選挙」になる可能性が出てきた。三選出馬が確実な現職の翁長雄志氏(57)と野党四党が擁立した平良長政氏(65)の両陣営は「国政の逆風に影響を受けるのでは」「運動が分散し、選挙態勢の見直しが必要になる」と、福田康夫首相の突然の辞任でわき上がった「解散風」の影響にやきもきしている。

 与党内部には、自民党総裁選で新内閣支持率が大幅に改善された勢いで衆院選に突入するのが得策との認識があるという。新首相の所信表明演説を受けた衆参の代表質問終了後の「十月上旬解散―十一月九日衆院選」が濃厚とされている。

 那覇市長選は十一月九日告示、十六日投開票。衆院の投開票日が九日に決まれば、選挙作業の効率化や費用、人員の問題で同日選に変更される可能性もある。

 与党幹部は「与党はぶれないが、野党の気持ちは一つじゃなくなる。衆院選とのセット戦術でわれわれにとっては追い風になる」とみる。

 ただ、別の幹部は「県議選のように国政の逆風が市民の投票行動に影響を与える恐れがある」と懸念を示す。那覇市を中心にした衆院沖縄1区について、「実動部隊の市議が那覇市長選に集中しかねない。選挙態勢の見直しが必要になる」と指摘する。

 野党幹部は「四党共闘とはいえ、政治姿勢の違いなど、取りまとめるのは今でも一苦労。衆院選で各党の候補者支援が活発化すれば、市長選に向けた結束が揺らぐのではないか」と不安視。だが、別の幹部は「総選挙では政治の刷新を求める声が強まる。翁長氏は自公態勢を象徴する政治家。市民、国民を苦しめる自公政治からの変革を訴えやすくなる」と強調している。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-07-M_1-002-1_002.html

2365片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 13:32:13
上田氏、出馬表明 砺波市長選
2008年09月08日 07:00

 十一月九日告示、同十六日投開票の砺波市長選で、自民党の上田信雅県議(67)=六期、鷹栖=は七日、同市三島町の砺波平安閣で後援会拡大役員会を開き、出馬する意向を表明した。同党砺波市連は一日の役員会で支部長の上田氏擁立の方針を決めており、九日の総務会で正式決定する見通し。

 拡大役員会には約二百人が出席し、神田嘉雄後援会長が「上田さんが市長として活躍するために支援してほしい」とあいさつした。市連の池田守正支部長代行が「各支部の意見を受け、役員会で上田さんを推す方向に決めた」と経過報告した後、満場一致で推薦することを決めた。来賓の石沢義文元福岡町長が激励。上田氏は「責任ある立場としてこれ以上混乱を招くわけにはいかないと、腹を決めた。砺波市の発展に微力ながら努めていく」と述べ、出馬する意向を明らかにした。

 進退が注目されている現職の安念鉄夫市長(75)=旧市二期、新市一期、太田=は「(自身の)後援会の調整を見守り、議会を通じて市民に明らかにしたい」とし、十八日まで開かれる九月定例市議会で進退を明確にする方針を示している。三日の定例会見では上田氏に関し「市全体のことを考えた市民党の立場で対応してほしい」と発言した。

 上田氏が拡大役員会終了後に「市長は全市的立場が求められる。自分としては無所属での出馬がいいと考えている」との方針を示したことについて、安念氏は「その通りでいいのではないか」とし、上田氏の考えに理解を示した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080908/14934.html

2366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/08(月) 16:46:43
西原町長に上間氏
現職に40票差 4年ぶり革新町政
 【西原】任期満了に伴う西原町長選挙は七日、投開票が行われ、新人で元町税務課長の上間明氏(61)=無所属、社民、社大、共産、民主推薦=が、現職で二期目を目指す新垣正祐氏(65)=無所属=を四十票差で破り、初当選した。革新町長の誕生は翁長正貞町政以来、四年ぶり。

 上間氏は「町民の良識の勝利だ。これまでの悪い流れを変え、新しい風を文教のまちに吹かせていきたい。町民目線で町民本位の町政をつくる」と述べ、中でも(1)町立図書館前の大砲展示物の撤去(2)町長専用車の廃止(タクシー利用)―の公約に就任後すぐに取り組む考えを示した。

 投票率は64・75%で前回を1・97ポイント上回った。有権者数は二万五千二百十七人で、投票者数は一万六千三百二十八人だった。

 上間氏は、豊富な行政手腕による町政改革を打ち出し、四政党や労組を中心とした組織力を背景に選挙を展開。後期高齢者医療制度の廃止や反戦平和を基調とする町政運営、町民本位の行財政改革―などの政策を訴えてきた。

 上間明氏(うえま・あきら) 1946年生まれ。立教大学法学部卒。73年に西原村役場採用。企画課長、総務課長などを経て、税務課長で2007年3月に定年退職。同町内間出身。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-08-E_1-001-2_003.html

2367片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/11(木) 03:59:13
自民県連:知事選の官僚擁立を断念 いずれも出馬に難色を示す /秋田
 自民党県連は9日、次期知事選の候補者を検討する「秋田のニューリーダーを考える会」(会長=津谷永光・県連会長)の4回目の会合を秋田市で開催。中央官僚の擁立は断念することを決めた。

 県連によると、8月21日にあった前回会合で候補者にふさわしい人物として名前の挙がった十数人には複数の中央官僚が含まれており、県連関係者が接触した。だがいずれも固辞したり、感触として立候補は難しそうだったという。

 鈴木洋一県連幹事長は「中央官僚は行政手腕は手堅いが、発想が固いため思い切った政策ができないとの意見も会の中にあった」と漏らした。

 次回の会合は25日を予定しているが、総裁選の準備があるため他の候補者への打診は一時休止する。

 ただ総裁選後には衆院選も控えている。津谷会長は「知事選の準備期間が短くては困る。今後もできるだけ準備を進めたい」と話した。【馬場直子】

毎日新聞 2008年9月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080910ddlk05010138000c.html

2368片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/11(木) 04:01:28
08知事選:自民と民主、自主投票か 総選挙モード、片山氏は不出馬 /岡山
 ◇告示まで1カ月
 任期満了に伴う知事選(10月9日告示、26日投開票)の告示まで1カ月と迫った。これまでに、4選を目指す現職の石井正弘氏(62)と、新人の住宅正人氏(44)が出馬表明。多選批判などを背景に“現職相乗り”の前回から一転、態度を保留していた各党だが、衆院の早期解散・総選挙ムードが高まるにつれ、“知事選離れ”が加速しつつある。【佐藤慶、椋田佳代】

 「何がどうなっているのか分からない。こちらの方が慌てている」。8月末から今月にかけて自民党前参院幹事長、片山虎之助氏(73)の事務所には支持者や報道機関から、知事選出馬の意向を尋ねる電話が相次いだ。昨夏の参院選落選以降、高い知名度を誇る片山氏には現職対抗馬として複数回にわたって打診があったようだ。片山氏は7月の県市長会で「国政が基本」と、出馬を否定したが、告示までの“時間切れ”が迫る中、財界などから出馬話が再浮上した。

 自民県連周辺からは「片山氏は(自民県連が)どのくらいの支援態勢がとれるのか心配している」との憶測も流れ、さらに財界有力者が自民県連幹部の支援方針を伝えるなど片山氏出馬が一気に現実味を帯びるはずだった。

 しかし、1日の福田首相辞任表明が波紋を広げた。ある自民県議は「(首相辞任によって)総選挙が近くなり、地元の衆院議員も自分のことで精いっぱい。県連も衆院選への態勢を整えるのが急務で、たとえ片山氏を擁立できても、支援態勢はとれない状況になった」と語る。結果、出馬話は急速にしぼみ、5日の立候補予定者説明会に片山氏陣営の姿はなかった。既に現職支持を表明する県議が複数いることも、一枚岩態勢への障壁になった。自民は10日の総会で最終方針を決める予定だが、自主投票の公算が大きい。

 衆院選に照準を合わせているのは民主も同様。津村啓介県連代表は首相の辞任表明前の先月28日、「単独候補擁立は困難」との見解を示した。「衆院選が近いという認識。知事選をすべての第一順位に考えていた状況から、方針変更したということだ」と理由を語る。民主も自主投票に進む可能性が高い。

 公明は自民の動向を見極めつつ対応を決めるほか、共産などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」は擁立に向けて検討を進めている。

毎日新聞 2008年9月9日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080909ddlk33010674000c.html

2369片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/11(木) 10:38:12
西宮市長選、慶応大教授・跡田氏が立候補表明 
 任期満了に伴い十一月十六日に投開票される西宮市長選で、慶応大学商学部教授の跡田直澄氏(54)が一日、西宮市役所で記者会見し、「長年研究してきた地方分権を、首長として実現したい」と立候補を表明した。

 跡田氏は名古屋市出身。大阪大大学院経済学研究科博士前期課程修了。同大学院教授などを経て二〇〇二年から現職。慶応大には同日、辞表を出したという。専門は財政学、NPO研究で、西宮市に本部がある特定非営利活動法人(NPO法人)「ヘルスピア夢ひょうご」の理事長も務める。

 会見では「歴史や文化の面で可能性のある西宮を世界一のまちにしたい」と強調。政党や団体には支援を要請せず、近く発表するマニフェストで支持を広げたいという。

 同市長選では、三選を目指す山田知市長が二日開会の市議会で立候補を表明するほか、山田市長と後援会組織が重なる市議が立候補を模索。共産党も市民グループと協力して候補の擁立に動いている。(木村信行)

(9/1 22:02)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001401257.shtml

2370片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/17(水) 10:45:58
迫る知事選 民主県連の候補擁立は難航
2008年09月17日 栃木

 知事選は16日で投開票日まで残り2カ月と迫ったが、民主党の候補者擁立が難航したままだ。これまで数人に打診したもののいずれも不調。衆院解散の時期によっては総選挙にも影響を及ぼしかねない情勢だ。党県連は「最後まで努力する」と擁立の姿勢を崩さないが、タイムリミットは刻々と近づいている。


 16日も同じ結論だった。


 東京・永田町の参院議員会館。民主党県連代表の簗瀬進参院議員ら、山岡賢次衆院議員を除く県関係の国会議員3人が顔をそろえた。


 1時間に及ぶ会合の議題の一つが11月16日投開票の知事選への対応。代表代行の谷博之参院議員は「そろそろ、結論を出すべきでは」と促したが、簗瀬代表の判断はこれまで数カ月の話し合いと同様だった。「引き続き、候補者擁立を検討していく」


 知事選の候補者擁立に向けて、県連が本格的に動き出したのは3月。国会議員4人が中心になって人選を始めた。背景にあるのは、小沢代表ら党執行部が06年5月に打ち出した「与党との相乗り禁止」の原則だ。今年8月、県内を訪れた鳩山由紀夫党幹事長も「相乗りはしない」と明言した。


 だが県連関係者によると、実際に4人が会って話し合ったのは数回程度。これまでに学者や議員ら数人に出馬を打診したものの、いずれも断られたという。


 県連は04年知事選で独自候補を立てられず、当時の福田昭夫知事(現・民主党衆院議員)の支援を決定。今回も擁立候補が決まらないまま時間だけが過ぎ、県連幹事会では市議や県議から「国会議員はだらしないぞ」など厳しい声が飛んだ。


 地方議員の突き上げに、簗瀬代表は「国政から地方を変える」と訴えた。民主党政権が誕生すれば、自民党などに支援を受ける現職の福田富一知事といえども、民主党に配慮せざるをえない。そんな思惑があった。


 だが、誤算があった。今月1日の福田首相の突然の辞任表明だ。22日の自民党新総裁誕生後、ほどなく解散・総選挙になだれ込む。そんな流れが強まった。知事選に候補を立てられないままだと、選挙日程が近い総選挙に影響が及ぶ可能性が出てきた。


 再選をめざす福田知事は、知事選と投開票日が同じ宇都宮市長選に再選出馬を表明している佐藤栄一市長を「一卵性双生児」と公言。宇都宮市を抱える栃木1区の自民現職、船田元衆院議員を含めた3人でそろって当選を狙う構えだ。


 昨年9月の立候補表明以来、有権者への浸透を図ってきた1区の民主新顔、石森久嗣氏の周辺からは「知事選と連携する形で総選挙が行われれば、票が船田氏に流れてしまうのではないか」と危機感が漂う。


 8月末にようやく今井恭男市議の擁立が決まった宇都宮市長選への影響を不安視して、「知事選にも候補を擁立すべきだ」(民主系県議)との声も上がる。


 知事選をめぐっては、共産党が「候補者を出すのが党の責任。無投票で知事を決めることは阻止しなければならない」と擁立の方針を示しているが、具体的な名前はまだ上がっていない。


 県議会の民主系会派、県民ネット21が県グリーンスタジアムの改修や新たなスタジアムの建設に対して、福田知事の施策に異論を唱えるなど争点がないわけではないだけに、県連内には「なぜ、民主は候補を出さないんだとバッシングがあるかもしれない」と心配する声もある。

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000809170001

2371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/30(火) 09:03:26
民主、擁立断念の公算 共産も難航 知事選告示まで1カ月
(9月30日 05:00) 栃木
 十月三十日告示、十一月十六日投開票の知事選は告示まで一カ月と迫った。これまでに立候補を表明したのは現職で再選を目指す福田富一知事だけ。国政で自民党としのぎを削る民主党は同党県連で候補者擁立を検討しているが、「知事選よりも間近に迫った衆院選と宇都宮市長選に集中すべきだ」との意見も強まり、擁立断念の公算が大きくなってきた。共産党県委員会も候補者選考を進めているが、難航しているのが実情だ。

 麻生太郎首相が所信表明演説を行った二十九日、民主党県連代表の簗瀬進参院議員、谷博之参院議員らが都内で知事選について話し合った。

 関係者によると、結論は「引き続き議論を進める」。現時点で具体的な候補者名が上がっておらず、関係者は「次期衆院選を見据え、しかるべき時期に判断しなければ」と、擁立断念も選択肢にあることを示唆した。

 同県連の候補者擁立が難航している背景には、知事選と同日選の宇都宮市長選を優先したこともある。今春から夏にかけ、東京都内の大学関係者や県内の民主系議員に知事選への立候補を要請したが、了解は得られなかった。そうした中、まず同市長選の立候補者擁立に全力を注いだ。

 同県連は九月中にも知事選の方向性を示すと表明しており、簗瀬氏は「擁立すべく検討を進めている」と強気の姿勢を崩さない。だが同県連内からは「最低でも(選挙の)二カ月前には候補者が決まっていないと厳しい。勝てる候補を擁立するのは容易ではない」とあきらめの声が出ているのも現実だ。

 同県連関係者は「勝てる候補」として簗瀬氏と谷氏を想定するが、「二人にその気はない」と言う。「候補者を出すと言っておけば自民への圧力になる」と、衆院解散まで決定先送りを主張する関係者もいる。

 一方、共産党県委員会は「現職に代わる選択肢を示そうと、擁立を目指して模索している。近々結論を出したい」としている。

 今年二月に立候補を表明した福田知事の陣営は既に、県内旧四十九市町村単位で後援会組織を立ち上げた。宇都宮市中心部の選挙事務所は十月七日に開所予定で、準備は着々と進んでいる。マニフェスト(選挙公約)の作成も詰めの段階に入っており、まとまり次第、公表する段取りだ。

 県議会自民党議員会を中心とする超党派組織「知事を支援する会」(四十二人)の会長を務める石坂真一議長は「決戦に向け万全の態勢で臨むだけ」と自信を示している。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/morning/news/20080929/58088

2372片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/13(月) 14:32:46
釧路市長選 蝦名道議も出馬へ(10/13 08:16)
 【釧路】自民党の蝦名大也道議(49)=釧路市=が十二日、伊東良孝前市長の衆院選出馬に伴う釧路市長選(十月二十六日告示、十一月二日投開票)に無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。

 後援会関係者によると、蝦名氏は周囲に出馬の意志を伝えるとともに、支持者などと最終的な調整に入っているという。蝦名氏は北海道新聞の取材に対し「現時点でコメントできる段階にはない」としている。

 蝦名氏は釧路市出身で青山学院大を中退。故中川一郎衆院議員と鈴木宗男衆院議員の秘書、釧路市議を経て一九九九年に道議に初当選し、現在三期目。自民党7区支部副支部長を務めている。

 同市長選では、地元経済界や自民党釧路市支部が支持する上原丈和副市長(61)と、同党の上田徳郎市議(59)がすでに出馬の意向を固めているほか、共産党が候補擁立へ向け準備を急いでいる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123064.html

2373片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/13(月) 14:35:11
選挙:入間市長選 告示、三つどもえの戦い 争点なく、政党前面に /埼玉
 任期満了に伴う入間市長選が12日告示され、いずれも無所属で、5選を目指す木下博(76)=自民、公明推薦▽新人の元市議、石田芳夫(62)=共産推薦▽同、塩屋和雄(61)=民主推薦=の3氏が立候補を届け出た。木下氏の高齢・多選の是非のほか、大きな争点はなく、次期衆院選を意識した各政党が前面に出た選挙戦が始まった。

 木下氏は同市扇台3の選挙事務所前で出陣式を行い、「加治丘陵さとやま自然公園整備や少子高齢社会への対策を推進したい」などと主張。大塚拓衆院議員らが応援演説した。

 石田氏は同市上藤沢の選挙事務所前で出陣式。「85歳以上と中学3年生以下の医療費無料化を実現したい。そのため、市長給与と退職金4割カットが必要だ」などと訴えた。

 塩屋氏は同市豊岡1の丸広百貨店前で第一声。「食の安全や商店街の活気を取り戻すことにも力を注ぎたい」などと演説。五十嵐文彦前衆院議員らが支持を訴えた。

 投票は19日、市内31カ所で行われ、市民体育館で即日開票される。11日現在の有権者数は12万590人(男5万9986人、女6万604人)。【内田達也、岸本悠】

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 ◇入間市長選立候補者(届け出順)
木下博(きのした・ひろし) 76 無現(4)

 市長▽県市長会副会長▽県都市競艇組合管理者▽県国保団体連合会理事長[歴]市助役▽豊岡実高=[自][公]

石田芳夫(いしだ・よしお) 62 無新

 [元]市議▽共産党埼玉西南地区委員[歴]建築設計事務所勤務▽建築設計事務所代表▽東海大=[共]

塩屋和雄(しおや・かずお) 61 無新

 [元]市議長▽建築設計事務所代表[歴]市職員▽建築設計事務所勤務▽横浜国大中退=[民]

毎日新聞 2008年10月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081013ddlk11010133000c.html

2374片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/15(水) 18:21:23
桜井県議、亀山市長選へ きょう出馬会見 三重伊勢

 桜井義之県議(45)=新政みえ、四期、亀山市選出=が、任期満了(平成二十一年二月二十五日)に伴う亀山市長選(同年一月二十五日告示、二月一日投開票)へ向け、出馬の意向を固めたことが十四日までに分かった。十五日に出馬会見する。

 桜井氏は昭和六十一年三月、関西大学社会学部を卒業。コンサル会社設立後、平成三年に旧亀山市議に初当選。七年に県議となり、九年の総合交通対策特別委員長、十二年の県土整備企業常任委員長などを経て、十九年五月から一年間副議長を務めた。

 昨年の副議長就任時、亀山市長選へ打って出るための布石として、先輩県議をさしおいての登用との見方が強かったが、田中亮太市長(74)=四期=の五選への続投意欲が強く、様子眺めに終始してきた。

 だが、今年の夏ごろから田中市長が高齢を理由に今期限りの引退意向に傾き、桜井氏は県議から市長選へのくら替えを図るようになった。ちなみに、田中市長はこの二十日の市議会全員協議会で引退を表明する見込み。併せて、桜井氏も同日、県議を辞職の意向で、県議選選挙区の一人区のため、五十日以内に県議補選が実施される。十二月九日までに衆院選が実施されれば、ダブル選挙となる公算も大きい。

 同市長選には、旧関町長だった清水孝哉氏(65)が先月、すでに出馬表明している。
http://www.isenp.co.jp/news/20081015/news03.htm

2375片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/16(木) 23:44:20
選挙:釧路市長選 市議の上田氏、立候補を表明 /北海道
 次期衆院選の道7区出馬を表明した伊東良孝前市長の辞職に伴う釧路市長選(26日告示、11月2日投票)で、自民党の上田徳郎市議(59)が15日、無所属での立候補を表明した。市長選での出馬表明は蝦名大也道議(49)に続き2人目。

 上田氏は釧路市出身で、00年の市議補選で初当選し現在3期目。会見で「伊東氏に一番近い立場で彼の仕事を見てきた者として、市政を継承し、よりよい方向にもっていきたい」と語った。

 自民党釧路市支部が上原丈和副市長(61)に出馬を要請していることについては「把握していないのでわからない」と述べ、同党に支援を求める考えを示した。【山田泰雄】

毎日新聞 2008年10月16日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081016ddlk01010294000c.html

2376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/10/20(月) 09:14:29
まず衆院選、擁立作業中断 秋田知事選まで半年

 寺田典城秋田県知事の3期目の任期が19日で残り半年を切った。4選不出馬は確実な情勢だが、「ポスト寺田」に名乗りを上げたのは、今のところ前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)だけ。独自候補の擁立を目指す自民、民主両党県連などは次期衆院選の準備に忙しく、人選が中断している。本格化するのは12月以降とみられ、来春の知事選が短期決戦となる可能性も出ている。

<物足りぬ前哨戦>
 前回(2005年)知事選で落選した佐藤氏は8月29日、一番乗りで再挑戦を表明。早々と秋田市で事務所開きを行い、ポスター用の写真撮影を済ませた。マニフェスト(公約集)づくりも既に最終段階という。
 対抗馬不在の前哨戦に、佐藤氏は「これからの秋田をどうするか、(立候補予定者の)活発な論戦を期待している有権者も多いと思うのだが」と少し物足りない様子だ。

 県議の間では、かつて知事選に出馬した佐竹敬久秋田市長、県出身の作家、大学客員教授、県内在住の俳優などの名前が飛び交うが、「具体的な動きは何もなく、ただのうわさ話」(ベテラン議員)とみられている。

 過去の知事選は、政党が候補者探しを担ってきた。今回も自民党県連は「ニューリーダーを考える会」を発足させ、民主党県連も常任幹事会で人選に着手し、現時点では政党主導の色合いが濃い。

 だが、福田康夫前首相の突然の辞任で、解散・総選挙の流れがにわかに強まり、各党とも知事選どころではない状況だ。「10月には候補者を決める」(自民党県連)とした当初のもくろみは、大幅に狂ってしまった。
 解散時期はいまだ不透明だが、候補者選びが再び本格化するのは早くても、寺田知事が不出馬を表明するとみられる県議会12月定例会以降。知事選の告示は来年3月下旬か4月上旬で、擁立したとしても活動期間は実質3カ月しかない。

<知名度を最優先>
 自民党県連の津谷永光会長は「それでも勝てる候補者を探すしかない」と意気込むが、民主党県連の高松和夫幹事長は「政策通、即戦力の人材が今の秋田県には必要だが、短期決戦の場合は、知名度を優先せざるを得なくなる」と渋い顔だ。

 両党とも手に入れたいのは知事与党の座。特に寺田県政で野党に甘んじた自民党は、勝利へ執念を燃やす。「勝ち馬」を見極めようとの思惑も見え隠れし、擁立がさらに遅れ、超短期決戦となる事態も想定される。

 有権者にとっては、短期決戦はデメリットが少なくない。政策重視の選挙を目指し、全国で公開討論会を支援する非政府組織(NGO)「リンカーン・フォーラム」の内田豊事務局長は、「知事選は選挙区が広い。短期決戦の場合、投票日までに、候補者の主張が有権者に十分浸透しない可能性がある」と指摘する。
2008年10月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081020t41015.htm

2377片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/11/01(土) 09:44:05
知事民主本部あいさつ 自民関係者疑問の声
2008年10月30日 朝日新潟


民主党の鳩山幹事長(右)と握手する泉田知事=東京都千代田区の民主党本部

 泉田裕彦知事は29日、先の知事選で推薦を受けなかった民主党本部(東京都千代田区)へあいさつに出向き、鳩山幹事長に再選を報告した。泉田知事を推薦し、全面支援した自民党関係者からは、疑問の声が上がっている。(奈良部健)


   ◇


 鳩山幹事長は、泉田知事と会うなり、「自主投票になってしまい申し訳ない」と声をかけた。


 「なぜ民主党へ?」。面会後、報道陣からこう質問された泉田知事は「でも応援してもらってますから。4区総支部からは推薦もいただいております」と口をとがらせた。


 この日のあいさつに同席したのは、民主の菊田真紀子衆院議員。知事選では、党の新潟4区総支部長として泉田知事を推薦した。


 菊田氏は「解散総選挙があれば、私たちが政権党になる可能性が高いわけですから、意見交換するのはいいこと。(政権交代後の)準備というのがあるのでは」と言ってみせた。


 だが泉田知事は、こうした見方に対しては、「4年前と同じ(ようにあいさつに来た)」と、かかわらずにいる。


 知事選では、自民、公明両党が泉田知事を推薦。民主は、県議団が「災害の非常時にリーダーシップは発揮されたが、山積する課題についてはほとんど将来ビジョンがない」などと厳しく評価。県連が独自候補を擁立する可能性を探ったが、結局まとまらず自主投票で臨んだ。


 だが菊田氏は、泉田知事と同じ加茂市出身。自民党議員らと共に選挙カーに上がり、泉田知事の「産みの母」と自らを紹介して支援に回った。


 民主県連の佐藤信幸幹事長は「県連として党本部に知事を招くということはない。知事の巧みなバランス感覚だろう」とみる。


 一方、驚いたのは自民関係者だ。知事選では国会議員や県議が後援会を動員して支援した。泉田知事は自民党本部にもあいさつしているが、自民県連の渡辺惇夫幹事長は「ちょっとおかしい。我々が一生懸命汗を流して当選させた。推薦もしないところへ行くのは理解できない。何も聞かされていないし、気分が悪い」と話した。

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000810300005

2378片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/03(水) 06:59:19
選挙:知立市長選 予想外の大差に激震 次期衆院選にも影響か /愛知
 ◇「市政閉塞感、不平や不満」
 知立市長選(11月30日投開票)は、新人の林郁夫氏(48)=民主推薦=が、現職の本多正幸氏(58)=自民、公明推薦=を4856票差と大差で破り、初当選を果たした。両氏や選対関係者は、予想外の大差と口をそろえる。「知立ショック」とも呼ぶべき市長選の結果を検証し、次期衆院選への影響を探った。【安間教雄、佐野裕、中村宰和】

 30日午後10時半ごろ、初当選を決めた林氏は選挙事務所で支持者の祝福を受け、満面の笑みでピースサインをして応えた。それから1時間半後、取材に応じた林氏は「(新市長としての)責任を感じている」と、厳しい表情に変わっていた。大差の結果について、「封建的な古い政治体質を変えたいという市民の強い欲求の表れ。それに財政事情を無視した大型事業への拒絶反応。まさに、地殻変動的な『知立一新』だ」と受け止める。選対本部長代行を務めた地元選出の柴田高伸県議は「同じ勢力が長く牛耳る市政の閉塞(へいそく)性に対する不平や不満、将来への不安が予想以上に大きかった」と分析した。

 70年の市制施行以来、自民推薦などの自民系市長が続いた。市長選は2回連続で無投票、県議選も昨春まで6期連続で無投票だった。もともと保守地盤が強かったが無投票で選択の機会を与えられなかったことに有権者は徐々に不満を募らせていた。昨春の県議選では民主新人の柴田氏が自民現職を破った。

 一方、本多氏の事務所では30日夜、落選が決まると、女性運動員が大声で泣き崩れた。本多氏は「私への批判もあったと思う。私自身の不徳だ」と、支持者に深々と頭を下げた。本多氏は1日、「これだけの大差なので、かえってサバサバした。政党が前面に出た選挙戦で、実力の差が出た。定額給付金や年金などの国政の混迷、金融危機などの時代の流れが不利に働いた。もう保守票の掘り起こしは限界。自動車関連企業で働く市民が急増し、(林氏を推薦した)連合愛知の力は計り知れない」と述べた。

 次期衆院選にも影響を与えそうだ。同市などを選挙区にする愛知13区では、自民党県連会長の大村秀章衆院議員と、民主新人の大西健介氏が激突する。林氏の初当選を受け、大西氏は「衆院選の代理戦争のような市長選で勝利し、大きなプラスになる」と意気込む。これに対し、大村氏は「影響は分からない。今まで通りのことをやっていくだけだ」と、険しい表情で語った。

 ◇軽視できない結果−−リンカーンフォーラム中部代表の児玉克哉・三重大人文学部教授の話
 トヨタ自動車をもピンチにさせた金融危機の影響は、トヨタの地元だけに想像以上に大きいだろう。好景気の昨年だったら大差ではなかったかもしれない。無投票の連続で募っていた閉塞感や不満が加わったのでは。チェンジを求めた米国大統領選のオバマ氏の劇的勝利も影響したはず。小さな市の結果でも全国に広がる要素をもち、軽視できない。

毎日新聞 2008年12月2日 地方版
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20081202ddlk23010240000c.html

2379片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/17(水) 01:42:25
山形知事選 構図固まる 現新対決、前哨戦は過熱
 任期満了に伴う山形県知事選(1月8日告示、25日投票)は、共産党が12日に独自候補の擁立を断念したことで、再選を目指す現職の斎藤弘氏(51)と、新人の行政書士、吉村美栄子氏(57)の一騎打ちが濃厚となった。13日には両陣営が決起集会や支援組織の会合を開くなど、前哨戦が一気に過熱した。

 両氏とも政党推薦は求めないが、斎藤氏は、自民党の県選出衆院議員3人をはじめ、自民党を中心とした現職県議30人の支援を受ける。11日には、自主投票の方針の公明党県本部にも支援を要請した。

 吉村氏は、民主・社民両党の支持母体、連合山形の推薦を受けた。社民党は11日、吉村氏の支援を決定。民主党も14日に支援方針を決める見込み。共産党は勝手連的に推す。

 斎藤氏陣営は、前回知事選で落選した高橋和雄前知事が吉村氏擁立にかかわった経緯から「昔の県政に戻すか、前進するか」という対立軸を掲げた。

 吉村氏陣営は、歳出削減を進めた斎藤氏を「冷たい県政だ」と厳しく批判。一部自民党国会議員、県議らの支援を得て、保守層への浸透を図り、現職批判の受け皿を狙う。

◎次代も担う覚悟/斎藤氏支援の会

 現職の斎藤弘氏を支援する「元気な山形サポーターの会」が13日、発足した。山形市内であった設立会には、自民党を中心とした30人の県議の会や市町村議員連盟、経済団体など、斎藤氏を支援する組織の代表ら約100人が出席した。

 実質的な選対本部となるサポーターの会代表には、個人後援会女性の会の代表を務める田中英子氏が就いた。事務局長は自民党県連の今井栄喜幹事長が務める。今後、県内を9ブロックに分けて選挙活動を展開する。

 あいさつした斎藤氏は「財政再建と透明な県政づくりに取り組んできた。山形県の次のステージを担う覚悟を持っている」と決意を語った。
 22日、山形市内で決起大会を開く。

◎冷たい県政転換/吉村氏決起集会

 吉村美栄子氏は13日、山形市の山形ビッグウイングで決起集会を開き、次期知事選へのムード盛り上げを図った。

 陣営の予想を上回る約2000人が参加。吉村氏が「(県民不在の)冷たい県政から温かい県政に転換し、元気な山形を私と一緒につくりましょう」と呼び掛けた。

 選対本部の最高顧問に就任した自民党・岸宏一、民主党・舟山康江両参院議員があいさつ。岸氏は「積み上げてきた県民の暮らしや教育はこの4年間で大きく崩れた」、舟山氏は「予算削減ありきの冷たい機械的行政だ」とそれぞれ斎藤県政を批判した。

 支援する県議の会代表の阿部賢一副議長(自民)、吉村氏擁立の中心となった連合山形の安達忠一会長も登壇し、山形改革の必要性を訴えた。
 集会前には山形市内で選対本部の事務所開きがあり、高橋和雄前知事、金森義弘前副知事(現県体協会長)が姿を見せた。
2008年12月14日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081215t51003.htm

2380片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/22(月) 19:54:46
北見市長に小谷氏 神田氏の再選阻む 民主・大地の協力成功(12/22 07:42)

初当選を果たし万歳する小谷毎彦氏(右)と登美子夫人=21日午後10時35分、北見市内の選挙事務所(茂忠信撮影)

 【北見】神田孝次前市長(57)の辞職に伴う北見市長選は二十一日投票、即日開票の結果、無所属新人で前民主党道議の小谷毎彦(つねひこ)氏(62)=民主党、社民党、新党大地推薦=が、再出馬した無所属で前市長の神田氏に三千七百六十五票の差をつけて勝利、初当選した。今回市長選を次期衆院選道12区(網走、宗谷管内)の前哨戦と位置づけ、小谷氏を全面支援した民主党と新党大地は、十一月の釧路市長選に続いて選挙協力を成功させ、衆院選に弾みをつけた。

 一方、道12区で民主党の松木謙公衆院議員(比例代表道ブロック)と議席を争う自民党の武部勤元幹事長は、神田氏の選対総本部長を務め、陣頭指揮したものの、12区の有権者約三十二万人のうち、約九万人を占める大票田で系列の市長を失う形となった。

 当日の有権者は十万三千五百三人、投票者数は六万七千五百三十三人。投票率は65・25%で、前回を4・19ポイント下回り、合併前の旧北見市を通じて戦後最低。無効票は六四二。

 小谷氏は旧北見市長時代から約九年半にわたる神田市政の是非を争点に掲げ、昨年の大規模断水やガス漏れ事故などに対する神田氏への批判票を取り込み、基盤となる民主党や新党大地などの支持層もまとめた。

 一方、市役所庁舎の移転や、北見赤十字病院改築を柱とする都市再生計画の実現を目指す神田氏は、公約を同計画の遂行に絞って支持を訴えたが、市政批判の声にのみ込まれた。

 今回の市長選は、市議会での庁舎移転条例案否決を受け、神田氏が「民意を得る」として、辞職したことが発端。市庁舎移転をめぐり、新市長となる小谷氏は、移転させずに「現在地周辺でのコンパクトな建て替え」を主張している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/136626.html

2381片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/22(月) 20:00:52
北見市長選:小谷氏が初当選 「民主・大地」衆院選の前哨戦2連勝

北見市長選に初当選し万歳する小谷毎彦氏(左)=北見市内の選挙事務所で21日午後10時33分 前市長の辞職に伴う北見市長選は21日投開票され、前道議の小谷毎彦氏(62)=無所属、民主・社民推薦=が自民党の支援する前市長の神田孝次氏(57)=無所属=を破り初当選した。小谷氏は新党大地(鈴木宗男代表)の推薦も受けており、次期衆院選へ向け選挙協力を進める「民主・大地」陣営は11月の釧路市長選に続き「前哨戦」で2連勝。自民党は道東での選挙戦略見直しを迫られそうだ。

 当日有権者数は10万3503人(男4万8578人、女5万4925人)。投票率は65・25%(前回06年69・44%)だった。

 市議会で市庁舎移転案が否決され、神田氏が市長を辞職したのに伴う出直し選挙。北見市は衆院道12区(網走、宗谷管内)の有権者の4分の1以上を占める大票田であり、民主党は12区選出の武部勤・自民党元幹事長の足元を揺さぶる好機とみて小谷氏を擁立。武部氏の対立候補となる民主党の松木謙公衆院議員(比例道ブロック)が前面に出て支持を訴え、同党や連合の道幹部が繰り返し北見入りする「地方選では異例の態勢」を組んだ。

 鈴木代表も合併前の旧町村部でてこ入れを図るなど全面支援。共産党からも応援を受けた小谷氏はガス漏れ死亡事故や大規模断水の対応など神田市政の「失政」批判を展開して支持を広げ、民主系候補として9年ぶりに市政を奪還した。

 小谷氏は当選確定後、「市民主体の市政にしていきたい。市庁舎は現在地を軸にコンパクトに(改築を)進めたい」と抱負を語った。駆けつけた鈴木代表は「北見市もチェンジしたので、勢いを持って国政もチェンジしていきたい」と強調した。

 神田氏は旧北見市時代を含む過去3回の市長選では自民推薦で当選したが、今回は推薦を受けず、市庁舎と北見赤十字病院の移転・改築に照準を絞って支持を訴えた。しかし、実質的には選対総本部長として武部氏が支援する「自民候補」。頼みの保守層も切り崩されての敗北は、武部氏の選挙にも影を落とす結果となった。【渡部宏人、横田愛】

毎日新聞 2008年12月22日 1時38分
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20081222hog00m010006000c.html

2382片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/12/22(月) 20:02:50
選挙:焼津市長選 民主県連推薦、清水氏が初当選 市民本位、支持される /静岡
 任期満了に伴い、元県議の無所属新人2人の争いとなった焼津市長選は21日投開票され、清水泰氏(64)=民主県連推薦=が、八木健次氏(74)=自民県連推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は51・65%(前回は無投票、前々回は49・18%)。当日有権者数は11万5374人(男5万6100人、女5万9274人)だった。

 清水氏は連合静岡から推薦を得たうえで、県議時代の後援会を基盤として、無党派層の獲得に力を入れた。「焼津を変えよう」を合言葉に、市民本位のまちづくりを主張したことが支持された。

 八木氏は、JA大井川、焼津漁協などの支援を受け、組織選挙を展開したが、出馬表明が告示日の約1カ月前と出遅れたことなどから及ばなかった。

 今回の選挙は、事実上「自民対民主」の一騎打ちとなり、今後の国政選挙を占う意味でも重要な選挙と位置づけ、両陣営は戦った。特に焼津市は、強固な保守地盤を誇ってきただけに、今回の清水氏の勝利で、自民陣営は対策の練り直しを迫られることになる。【浜中慎哉、山田毅】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 30119 清水泰  64 無新

  28732 八木健次 74 無新

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 ◇焼津市長略歴
清水泰(しみず・ひろし) 64 無新(1)

 会社役員[歴]焼津信用金庫職員▽清和不動産社長▽市議▽県議・産業委員長▽島田商高=[民]

毎日新聞 2008年12月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081222ddlk22010080000c.html

2383片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:41:09
執行部 力量不足 亀裂拡大の恐れ
 自民党県連が、知事選で「不戦敗」を余儀なくされたことは、県民に対して県議会第1党の責任を放棄したに等しい。

 執行部の力量不足は目を覆うばかりだ。結論を一任された実川幸夫会長は、15日の国会議員団会議終了後の記者会見で、有力な推薦候補だった白石真澄氏について、「党が一枚岩になれない」と退けた。だが、自主投票によって県連が一枚岩になれるかと言えば、むしろ亀裂が拡大する恐れすらある。

 過去の知事選を振り返っても、「一本化して臨んだことは、ほとんどない」(県連幹部)と言うほど、県議のグループ間の対立が激しかった。前回参院選千葉選挙区(改選定数3)で、自民党は2人の候補者を立てて臨んだが、石井準一参院議員だけが当選した。「しこりは当分消えない」との見方が大勢だ。

 自主投票が決まった国会議員団会議で、本清秀雄幹事長が「これは不利になる」と発言したのは、白石氏を強く推す公明党の存在を念頭に置いたものだ。9月までに実施される衆院選は、低迷する麻生内閣の下で政権交代がかかった戦いになる。「知事選を自公で戦えば、衆院選にもプラスになる」との思惑も隠さない。

 自民党は前回県議選で議席を大きく減らし、県政での存在感も低下させている。石井参院議員は「県議会で過半数を占めるが、単独では知事選に勝てない」と言い切る。このため、公明党県本部代表の富田茂之衆院議員と関係を強化。出馬が確実視される俳優で元衆院議員の森田健作氏に対抗するため、民主党県連幹部にも連携を呼びかけた。

 民主党県連が白石氏推薦で先行したのも、自公との相乗りを禁止する民主党本部の方針に配慮し、「自公の推薦は後から出す」(自民党県連幹部)という戦略の一環だった。しかし、当初は昨年10月ともみられた衆院選が先送りされ、知事選に近い時期に実施される見通しが強まったため、「相乗りでは衆院選で戦えない」との異論が自民、民主双方から噴出し、シナリオに狂いが生じた。

 民主党県連は16日、白石氏の推薦取り消しを正式に決定する方針だが、こうした動きも実川会長の判断に影響することはなかった。国会議員団からも強い異論はない。有力県議の一人は「不満はあるかもしれないが、衆院選のことも考えれば、白石氏推薦がベターな選択だ。国会議員は今の政治状況を分かっているのか」と嘆く。

 自民党の衰退が確実に始まっている。(赤津良太)

(2009年1月16日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090116-OYT8T00041.htm

2384片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:42:31
県議補選告示 5人立候補
衆院選見据え激突
 県議補選(前橋市・勢多郡区、欠員2)は16日、告示され、5人が立候補を届け出た。自民、民主両党が激突する衆院選の「前哨戦」ともなるほか、来月8日告示される前橋市議選の直前に行われることもあって、激しい選挙戦が9日間にわたって展開される。投開票は25日。

 立候補を届け出たのは、無所属で障害者福祉事業所長の亀田好子(53)、無所属で元県出納長の後藤新(48)、共産党公認で党職員の店橋世津子(47)、無所属で元県議の桑原功(63)、自民党公認で元県議の山本龍(49)の5氏。

 亀田氏は高花台地区で第一声。「歩いて通えるスーパーを取り戻そう」と団地住民に地域再生に向けた熱意を強調。民主党1区総支部長の宮崎岳志氏が応援に駆けつけ、「亀田さんは20歳の頃から福祉のプロフェッショナルとして活躍して来た」と福祉分野の手腕に太鼓判を押した。

 後藤氏は中心市街地の選挙事務所でタスキをかけると、「政党の利害得失に左右されている」と大沢県政を厳しく批判。小寺弘之前知事や高木政夫前橋市長とも固い握手を交わし、親密さをアピール。午後には市内で1000人規模の出陣式を開催し、ボルテージを上げた。

 店橋氏は選挙事務所での出陣式で「共産党議席を県議会に復活させてほしい」と訴え、遊説に出発。昼には県庁前で通行人ら約90人に向かって雇用や医療の問題、消費税などへの考えを語り、「市議、保育士、母親の経験を生かして皆さんの命を守るために全力で頑張る」と支持を訴えた。

 桑原氏は市役所前で「市町村にどんどん権限を委譲し、住民が参加できる地方自治を作りたい」と演説。選対幹部の角田義一・元参院副議長もマイクを握り、「自民党対民主党の対決だ。自民党を勝たせることは消費税増税を容認することになる」と次期衆院選に絡めて支援を呼びかけた。

 山本氏は佐田玄一郎衆院議員のほか、南波和憲県連幹事長ら約15人の自民党県議団が見守る中、県庁前で第一声。「正しい政治の上にきちんとした未来を積み上げよう」とあいさつ、急ぎ足で選挙カーに乗り込んだ。夜には自民党県連で団体関係者らと出陣式を開いた。

 15日現在の有権者数は27万8145人。期日前投票は17日から前橋市役所と富士見村役場で始まる。19日以降は前橋市内の3支所と公民館11か所でも受け付ける。

(2009年1月17日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090117-OYT8T00082.htm

2385片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:49:38
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 山本氏、出馬の意向 自民党公認を前提に /群馬
 昨年の知事選に出馬し落選した元県議、山本龍氏(49)が22日、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、来年1月25日投開票)に、自民党公認を前提に出馬する意向を同党県連に伝えた。複数の県連幹部が明らかにした。

 同県連の南波和憲幹事長によると、山本氏から同日、「自民党の公認として立候補したい」と伝えられたという。県連側が出馬を打診した経緯があり、今後、山本氏が県連前橋支部(中村紀雄支部長)に公認申請し、年内に開かれる県連総務会で公認が認められる見通し。山本氏は「暮らしを守る闘いへためらわず飛び出し志を県政に届ける」などとコメントを発表した。

 山本氏は故小渕恵三元首相の秘書を経て95年に県議選吾妻郡区で初当選。3期目途中の06年3月に自民党会派を離脱し同年7月、県議を辞職、07年7月の知事選に出馬した。自民党公認の大澤正明氏(現知事)に敗れたが、19万票余りを獲得した。自民党とたもとを分かっていたが、今年2月の前橋市長選では同党推薦の金子泰造氏(故人)を支援した。県選管によると、県議が選挙区を替えて出馬する例は「聞いたことがない」という。

 同補選には、小寺弘之前知事時代に県出納長を務めた後藤新(あらた)氏(48)が無所属で出馬する見通しのほか、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬を表明、複数の民主党関係者も出馬に意欲を示している。また、自民党は「今の段階では2人目も立てる」(南波氏)という。【塩崎崇】

毎日新聞 2008年12月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2008/12/23/20081223ddlk10010260000c.html

2386片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:50:14
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 自民県連が元県議・山本氏を公認 /群馬
 ◇2人目の擁立は断念
 自民党県連は27日、総務会を開き、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、1月16日告示、同25日投開票)で元県議の山本龍氏(49)から出ていた公認申請を認めた。党として2人目の候補擁立を断念することも決めた。

 山本氏は記者会見で、「今の暮らしを放っておけない。前橋ではそれを救うべき政治も機能停止している」と高木政夫市長を批判。高木氏に近いとされ、既に出馬表明した元県出納長の後藤新氏(48)をけん制した。

 同席した南波和憲・県連幹事長は2人目の候補選定について、欠員となった元県議2人の後援会の他にも3人に出馬を打診したが不調に終わったことを説明。「物理的、時間的に困難だった。最後は(山本氏)1人の完全な勝利を狙おうという結論になった」と話した。

 同補選には、後藤氏が無所属で、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬するほか、民主党元県議の桑原功氏(63)と社会福祉施設長の亀田好子(たかこ)氏(53)も出馬に意欲を示している。【塩崎崇】

毎日新聞 2008年12月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081228ddlk10010101000c.html

2387片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:50:52
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 あす告示 元職・新人5人出馬か /群馬
1月15日12時1分配信 毎日新聞


 現職県議の辞職や死去に伴う県議補選の前橋市・勢多郡区(前橋市と富士見村、改選数2)が16日、告示される。投開票は25日。これまでに5人(元職2人、新人3人)が立候補を表明しており、2月の前橋市議選や今年秋までに必ず行われる総選挙もにらんで激戦が繰り広げられる。
 立候補を表明しているのは、元県議で07年の知事選で落選した山本龍氏(49)=自民党公認▽元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)=共産党公認▽元民主党県議の桑原功氏(63)=民主党推薦▽社会福祉施設長で07年の県議選に民主党公認で出馬し落選した亀田好子(たかこ)氏(53)=同▽元県出納長の後藤新(あらた)氏(48)の5人。
 自民党は2人の擁立を断念し山本氏に一本化した。共産党は1人しかいなかった同党県議を昨年除籍しており、議席復活を狙う。民主党は桑原、亀田両氏の調整がつかず双方を推薦。同党支持者の一部は後藤氏を支援している。
 立候補の届け出は、16日午前8時半〜午後5時、前橋市役所で行われる。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人(男13万4596人、女14万3414人)。【塩崎崇】

1月15日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000028-mailo-l10

2388片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/17(土) 10:52:14
新旧5氏争いか 県議補選あす告示
2009年01月15日

 金子泰造、金子一郎両氏(いずれも自民)の辞職・死去に伴う県議補選(前橋市・勢多郡区)=被選挙数2=が16日、告示される。14日までに5人が立候補の意思を表明しており、秋までには必ず執行される総選挙もにらんだ激しい選挙戦になる見通しだ。投開票は25日。


 立候補の意向を明らかにしているのは、50音順に、新顔で障害者福祉事業所長の亀田好子氏(53)、前職の桑原功氏(63)=いずれも無所属、民主推薦=、新顔で元県出納長の後藤新氏(48)=無所属=、新顔で前・前橋市議の店橋世津子氏(47)=共産=、元職の山本龍氏(49)=自民。


 旧自治省出身で、小寺弘之前知事時代に県幹部を歴任した後藤氏、自民を離党して07年に知事選に立候補した山本氏の両候補が名乗りを上げたことで、構図は一気に入り組んだ。自民と民主が政権をかけて激突する総選挙や、来月8日に告示される前橋市議選の「前哨戦」と位置づける向きもあり、熱を帯びつつある。


 自民は当初2人の擁立を目指したが、吾妻郡出身で離党経験もある山本氏1人の擁立にとどまり、人材不足を露呈した。県連幹部は異口同音に「衆院選の前哨戦」と強調。笹川尭県連会長は10日の出陣式で、「1位で当選しない限り自民党の未来はない」と断言した。


 対する民主は、候補者を絞ろうと調整したものの、07年県議選で落選した亀田、桑原両氏がいずれもおりず、結局、2人とも「推薦」することで決着した。党内の一部には「政党の公認・推薦は受けない」と公言した後藤氏を推す動きもある。同党支持層の票が割れるのは必至の情勢だが、3人の得票の合計は県都での民主への評価を示す指標となるだけに注目される。


 一方、知事選、前橋市長選以来続く「保守分裂」の構図も今回の補選に影響する。これまで国政では自民を支持してきた層の一部も、小寺前知事や高木政夫前橋市長と近い後藤氏の支援に回るとみられる。


 昨年、早川昌枝県議(前橋市・勢多郡区選出)を除籍した共産は、不況で存在感を増したことを追い風に、議席の獲得を目指す。


 08年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人。05年に旧前橋市区で執行された県議補選の投票率は26・21%だった。

http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000901150006
群馬

2389片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/23(金) 21:41:51
民主、自民両県連会長 立場微妙 山形知事選

吉村氏の個人演説会で応援弁士を務める近藤氏=寒河江市内


斎藤氏の街頭演説会で手を挙げて支持を訴える遠藤氏=天童市内


 激戦模様の山形県知事選で自民、民主両党の県連会長の動きが注目されている。新人の吉村美栄子氏(57)を支援する民主党県連の近藤洋介会長(衆院比例東北)と、現職の斎藤弘氏(51)を支援する自民党県連の遠藤利明会長(衆院山形1区)の2人。近藤氏は複雑な選挙区事情もあって「応援演説で出遅れた」と批判を浴び、遠藤氏は麻生政権の不人気ぶりを懸念して「政権とのパイプ」を封印する。ともに不安材料を抱えたまま、25日の投票日になだれ込みそうだ。(山形県知事選取材班)

<微妙な距離感>
 「政府の言いなりになっている知事を当選させたら、(首相の)麻生(太郎)さんは消費税を上げてもいいと勘違いしてしまう」。寒河江市で19日にあった吉村氏の個人演説会。応援弁士を務めた近藤氏は挑発的な言葉を使い、自民党への対決姿勢を鮮明にした。

 近藤氏は選挙戦9日目の16日、長井市の吉村氏の個人演説会でやっと壇上に立ち、この日を境に積極的にマイクを握り始めた。吉村陣営の複数の幹部が粘り強く要請した結果だった。

 告示日の8日に山形市であった吉村氏の出陣式では、あいさつする近藤氏に「もっとしっかりやれ」とやじが飛んだ。11日には、米沢市で1000人を集めて近藤氏の新年会があったが、開演30分前に近くの市役所前で街頭演説した吉村氏が新年会会場に近づくことはなく、微妙な距離感が浮き彫りになった。

<大物議員来ず>
 近藤氏は当初、「マイクで訴えるより、一人一人の支持者に直接訴える時間の方が大切だ」と、応援演説をしない方針を示していた。この方針は転換したはずだが、米沢市で20日に開かれた吉村氏の個人演説会は、東京での会合出席を理由に欠席するなど、いまだに憶測を一掃しきれていない。

 近藤氏の腰が据わらない背景には、有力支持者が斎藤氏の支援に回るなど、選挙区の複雑な事情がある、とみる関係者が多い。「米沢市などの地盤はせめて五分まで盛り返してほしい」と吉村氏陣営の幹部は期待する。

 一方、自民党の遠藤氏。自分の政経パーティーで斎藤氏夫妻が入り口に並んで出迎え役をする間柄で、告示前から斎藤氏との一体感をアピール。選挙戦では斎藤氏の選挙カーに同乗し、個人演説会では山形1区内のほとんどの会場で応援弁士を務めている。

 ただ、遠藤氏の応援演説は県庁改革など斎藤氏が取り組んだ4年間の実績を紹介する内容が多く、麻生政権とのパイプを強調することは少ない。内閣支持率の低迷が続いており、「自民党が前面に出る状況ではない」(斎藤氏陣営の幹部)と大物国会議員の応援も影を潜めている。

<最終盤の焦点>
 遠藤氏が斎藤氏との二人三脚に徹すると、有権者には自民党との一体感を印象付ける。吉村氏の陣営はこの点を突き、「斎藤県政は小泉構造改革と同じ路線を進めた」(舟山康江参院議員)と自民批判票の取り込みを狙う。

 近藤氏はどう追い込みをかけ、遠藤氏はどう自民批判をかわそうとするのか。政党推薦を求めなかった両候補の思惑とは裏腹に徐々に政党対決の図式が強まる中、勝敗を左右する最終盤の焦点になりそうだ。

 ◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士 無新
斎藤弘 51 知事 無現
2009年01月23日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090123t51026.htm

2390片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/23(金) 21:46:31
09知事選:情勢 勝敗、山形市の動向に 先行の斎藤氏、吉村氏追い上げ /山形
 25日投開票の知事選まで残り2日となった。毎日新聞の情勢取材の結果、先行する現職の斎藤弘氏(51)を、新人で元県教育委員の吉村美栄子氏(57)が激しく追い上げる展開となっている模様。無党派層の多い大票田の山形市での票の動向が、勝敗のポイントになりそうだ。【大久保渉、林奈緒美】

 ◆山形と周辺市町

 ◇県都でほぼ互角 無党派層取り込み勝負
 有権者全体の2割を占める山形市は両陣営の主戦場。ほぼ互角の戦いを展開し、無党派層をどれだけ取り込めるかが勝負の分かれ目になる。

 斎藤氏は自民の遠藤利明衆院議員と県議6人から支援を受ける。県職労など労働団体との対決姿勢を鮮明にし、前回選挙で支持を得た都市部の無党派層の支持拡大を図る。天童市では、遠藤衆院議員の支援で勝利した市長選の勢いが追い風。

 吉村氏は民主の鹿野道彦前衆院議員と県議5人から支援を受ける。山形市内で組織力を保つ社民党、連合山形や県職労なども全面に出て運動を展開。斎藤氏に批判的な団体票を固めるとともに、「チェンジ」を旗印に無党派層への広がりを目指す。

 ◆庄内

 ◇票田2市が鍵 吉村氏・酒田、斎藤氏・鶴岡優勢
 吉村氏は有力企業や各種団体の支援を得て、酒田市で優勢。斎藤氏は支援を受ける自民・加藤紘一衆院議員のおひざ元の鶴岡市で、優位に立つ。

 吉村氏は県議4人の支援を受け、酒田では経済団体の後押しなどを背景に支持を拡大。劣勢の鶴岡でも旧町村部を中心に攻勢をかけ、追い上げる。斎藤氏には県議7人に加え、酒田・鶴岡市長も支援を表明。手堅い布陣を敷くが現県政への反発の強い酒田で運動が鈍く、鶴岡でも農業票をまとめ切れない。

 前回選挙で斎藤氏は、鶴岡で大勝の一方、酒田で大敗。票田の両市の票が今後、どう動くか。

 ◆置賜

 ◇米沢で斎藤氏優位 吉村氏懸命の追い上げ
 斎藤氏が米沢市を中心に優位に戦いを進めるが、終盤に入り民主の近藤洋介衆院議員の吉村氏支援の動きが活発化。吉村氏が懸命に追いかける。

 斎藤氏は米沢市長ら6市町長と自民県議7人から支援を受ける分厚い布陣。公明との連携も円滑で、遠藤武彦衆院議員が応援のマイクを握る。吉村氏支援を表明する首長はおらず、県議も無所属の木村忠三氏だけ。元県議らが陣営に入り運動を展開する。

 長井、南陽市や高畠、川西町などは中盤まで両陣営とも動きが鈍かった。近藤衆院議員の運動が出遅れた吉村氏の票に、どれだけ結びつくか。

 ◆最上

 ◇吉村氏優位に展開 斎藤氏、中盤で運動本格化
 吉村氏に対し地元の自民・岸宏一参院議員が支援を表明し、吉村氏が優位に展開。前回選挙で岸参院議員の支援した現職候補にダブルスコアで敗れた斎藤氏が追い上げる。

 吉村氏は市町村議が実動部隊となり、業界や農業団体の支持も受ける。金山町長、鮭川村長の支援もあり、北部地区を中心に票を固める。斎藤氏は新庄市長ら6市町村長に加え、自民の4県議が全員支援。新庄市では市議20人中12人が応援に回り、現職の強みを生かして攻勢をかける。

 支援者の間で温度差のあった斎藤氏陣営が中盤から運動を本格化。どこまで票を切り崩せるか。

 ◆北・西村山

 ◇東根で斎藤氏勢い 郡部は吉村氏
 斎藤氏は前回選挙で現職候補にダブルスコアで勝った東根市など北村山で優勢。吉村氏は出身の大江町など西村山の郡部で優位に進める。

 斎藤氏を支援する県議は6人。東根市長がフル稼働し周辺市町でも応援演説を重ねる。寒河江市、河北町でも現職の強みを生かし浸透を図る。吉村氏の支援県議は自民の阿部賢一氏1人。阿部氏の地盤の朝日、大江、西川町で票を固め寒河江市、河北町への広がりを目指す。北村山でも労組団体を軸に運動を活発化させている。

 市長選が昨年12月にあった影響で両陣営とも出足が遅かった寒河江市の票に注目が集まる。

 ◇前回と似た構図
 吉村氏陣営と斎藤氏陣営の顔ぶれは、現職の高橋和雄氏と新人の斎藤氏の2人を軸に争った前回知事選の時と、重なりが多い。大きく異なるのは、(1)高橋氏を支援した自民県議の大半が、今回は斎藤氏を支援(2)共産が独自候補を擁立せず、吉村氏を支援−−の2点のみ。構図が似ているため、前回選挙での市町村別の得票傾向は、大筋で今回の戦いにも反映されそうだ。

http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090123ddlk06010139000c.html

2391片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/28(水) 21:55:02
「改革」成果過信危機感薄く後手
2009年01月28日

∞斎藤氏陣営 路線転換も空振り


 まさかの落選から一夜明けた26日午前11時ごろ、斎藤弘氏(51)は山形市の自民党県連を訪れた。支援した県議らを前に「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、「新知事の下、しっかりと県政運営をして欲しい」と淡々と話したという。自身に批判的な県議や首長に対し、厳しい態度で臨んだ斎藤氏の姿はなかった。
    ◇
 斎藤氏は「改革」の成果に絶対の自信を持っていた。県債残高は2年連続で減少、情報公開度は全国クラスに入った。今年度のマニフェストの達成度は92%と自己評価した。昨年9月30日、「変わらぬ情熱と信念を持って県づくりを実現することが、県民に対する私の責務だ」と県議会で高らかに再選立候補を表明した。2期目に臨む選挙でまだ50代初め。議会は3分の2以上を占める与党の自民党を中心に安定しており、再選に向けて死角なしと思われた。


 立候補表明から2カ月が過ぎた11月27日。山形市内の斎藤氏の後援会関係者の会社会議室。知事選に向けて10人ほどの支援者らが集まっていた。「ポスターや名刺は何枚いりますか」「事務所は12月1日から借ります」。会議はなごやかに進んだ。出席者の一人は「知事に危機感はなかった」と振り返る。


 斎藤氏は、支援組織回りもしていなかった。ポスターやリーフレット用の写真も撮っていない。この会議で斎藤氏は「マニフェスト作りが忙しくて」とこぼしていた。一方、支援母体を持たない斎藤氏が頼る自民党は9月末、引退を表明した衆院2区の遠藤武彦氏の後継選びに奔走していた。さらに麻生政権が発足し、早ければ10月末にも衆院解散、総選挙があるとみられていた。自民党県連幹部も「知事選の対応は衆院選後」と明言していた。


 だが「相手は用意周到に準備し、そして進めていた」(斎藤氏陣営幹部)。10月中旬の段階で、連合山形の幹部は「自民党を分断するために、衆院選とセットの戦いはしない」と話し、知事選に焦点を絞っていた。


 11月28日、吉村美栄子氏(57)が正式に立候補を表明した。すでに「副知事2人制の廃止」「知事退職金の廃止」といった公約を掲げたパンフレットや名刺を作っていた。「つったい(冷たい)県政から、温かい県政に」と斎藤氏を意識したキャッチフレーズまで用意していた。連合が仲立ちし、自民の一部と民主、社民から支援の内諾を取りつけ、共産とも水面下で協力関係を模索。県議OBらを案内役に団体へのあいさつ回りも始めていた。


 会見の様子を知った斎藤氏は驚いた様子だった。旧知の福祉関係者が吉村氏陣営の中心にいたからだ。12月初め、記者との昼食会で斎藤氏は「あの人とは会っているのに何で、といった感じです。何が不満だったんだろう」とぼやいた。この福祉関係者は「知事との懇談会では、事前に県幹部に言われるんだ。『お願いしますとか、陳情のようなことは言わないでくれ。知事はそういうのが大嫌いだから』と。数字で政治はできないですよ」と「寝返り」の理由を語った。

2392片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/28(水) 21:55:28
 10月末にも総選挙が、といわれていたが、11月末になっても衆院解散の動きはない。自民党は、ようやく総選挙より先に知事選の態勢を取り始めた。吉村氏が斎藤氏を称した「つったい県政」は一人歩きして、県民の間に広まり始めていた。県連幹部も支援者や団体から斎藤氏の「改革」への批判を聞いていた。危機感を募らせた幹部は、斎藤氏に「このままじゃ選挙にならない」と伝えた。


 以降、斎藤氏は改革路線を急旋回させていった。12月1日、経営主体の見直しを考えていた県立新庄病院の「県立維持」を表明。同3日、県債残高を増やさない方針の厳守にこだわらないと述べた。その12日後には総額500億円の景気・雇用対策に取り組むと打ち上げた。「東根に中高一貫校を」「米沢女子短大を4年制化」といった地域ごとの「目玉」も表明した。斎藤氏は「選挙目当てでも、票目当てでもない。財源はしっかり確保している」と述べた。


 「県民党」を掲げた斎藤氏は当初、政党だけでなく、団体の推薦にもこだわらない姿勢をみせていた。それが12月中旬、県内のある農業団体に斎藤氏が姿を現した。「政党から推薦はもらわないが、団体からは拒んでいない」。だが、この団体はすでに自主投票を決めていた。


 農業団体は通常、現職を推すが、斎藤氏からの推薦願いはなかった。吉村氏が立候補を表明しているのに推薦願いがない斎藤氏を推薦できない。その結果の自主投票だった。農業団体幹部は「対立候補が出てきたからだべ」と冷ややかに見ていた。斎藤氏側が「吉村氏が立つ前に推薦願いを出せば、断られなかったのに」と悔いても後の祭りだった。


 斎藤氏陣営の関係者は「斎藤氏には、政治家としての泥臭い人間味がなかったということだ。選挙というものが分かっていなかった」と話した。(土居新平)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901280001
朝日山形

2393片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:13:57
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/上 民主・河村氏 「勝てる候補」前途多難

 ◇小沢裁定、揺れる地元

 緊張した面々が居並ぶ。23日、東京・永田町の民主党本部。同党の名古屋市議団幹部を前に、小沢一郎代表が口を開いた。

 「一致結束してやらないと(市長選は)厳しいぞ」。分裂してどうする、勝てる候補に一本化しろ、勝てるのは誰か。事実上の小沢裁定だった。

 愛知県連が推薦を決めた元愛知県弁護士会副会長の伊藤〓彦氏(55)と、同党の河村たかし衆院議員(60)=愛知1区=の一本化問題。翌24日、伊藤氏は出馬断念を表明した。

    □

 「去年総選挙があったら、今はなかったよ」。河村氏は26日、毎日新聞の取材にそう語った。元々、市長への意欲を持っていた同氏が出馬を意識し始めたのは昨年9月の党代表選後。「総理を狙う男」をうたい文句に、議員特権返上などを訴えてきたが、立候補に必要な20人の推薦人が集められず、「政策は名古屋で実現しよう」に傾いていった。

 そのころ政界は、福田康夫首相(当時)の辞任を受け、衆院解散・総選挙へと走り出す。「10月解散だったら、衆院選候補として出ていた。そしたら市長選には出られませんわな」と河村氏。結局、解散はなかった。

 だが、この段階で動けたわけではない。10月23日の松原武久市長の4選不出馬表明を合図に、市議団が名古屋市教委幹部の擁立に乗り出したからだ。

 チャンスが巡ってきたのは幹部が固辞した年明け。「時の流れ(が自分に来た)。あれで腹を決めた」という河村氏が最初に出馬を口にしたのは1月14日、国会内で開かれた県選出国会議員団会議だった。市議団もこの日、一気に伊藤氏擁立を決めたが、既に後に引く選択肢はなかった。

    □

 「2人を降ろし、第3の候補を立ててはどうでしょうか」。県選出の国会議員が先々週、小沢氏の元を訪れ、別の地元衆院議員の名前を出して進言すると、小沢氏はこう答えた。

 「それでも河村は出てくる。同じことだ」

 党本部の選考基準は「勝てる候補」(鳩山由紀夫幹事長)。イコール河村氏だが、本部主導で進めれば、総選挙を前に県連の分裂を誘いかねない。推薦決定の先送りを続けることで、伊藤氏に本部の意思を伝え、自発的な辞退へと導いていった。

    □

 しかし−−。25日、最大の支持団体・連合愛知が加盟労組の代表を集めて対応を協議した席で、河村氏を積極的に支持する意見はなかったという。「いったん市長になれば歯止めが利かなくなるような人は困る。そういう思いが組合員にはある」と連合幹部は話す。

 市議団内には離党をにおわせ、周囲に説得されて思いとどまった議員もいる。「河村さんは本当に勝てる候補なのか」。奥村文洋選対本部長の懸念は、多くの民主市議に共有されたままだ。【影山哲也、丸山進】

毎日新聞 2009年2月27日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090227ddq041010019000c.html

2394片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:15:46
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/下 自民・細川氏 「後方支援」県連に戸惑い

 ◇市議団「どうすれば」

 「金曜の夜に、ワイングラスを片手に絵を鑑賞する。照明を落としてね。市美術館の閉館時間を夜10時にすればデートスポットになりますよ」

 14日、名古屋市千種区で行われた講演会で、中京大の細川昌彦教授(54)は約300人に優しく語りかけた。

 東大法学部卒。通産省(現経済産業省)に入り、中部経済産業局長、日本貿易振興機構ニューヨークセンター所長を歴任。ジャズを好み、オペラを愛す。特技はテニスにダイビング。毛並みの良さと洗練された身のこなしは、支援を決めた自民党愛知県連幹部に「浮上した候補者の中でピカイチ」と言わせた。

 「いい政策だ。ただよ、わしはワインより安い焼酎がいいわ」

 翌日、美術館を活用する細川氏のアイデアへの感想を求められた民主党の河村たかし衆院議員(60)はそう答え、笑いを誘った。ワインと焼酎。両氏の個性が一瞬、交錯した。

    □

 細川氏にたどり着くまで、自民党市議団は迷走を繰り返した。28年間、独自で候補者を探した経験のない相乗り体質。擁立可能な候補を見つけられず、一時は今期で引退する松原武久市長に4選出馬を求める秘策さえささやかれた。そこに現れたのが「市民党」を掲げる細川氏だった。

 ただし、細川氏が求めたのは後方支援。県連幹部の加藤南県議は「これまでは政党が中心に選挙をやり、その周辺で勝手連が応援した。今回はその逆ということか」と戸惑いを隠さない。全力で応援するという県連会長・大村秀章衆院議員。これに対し、市議団幹部は「全力で後方支援するって何をすればいいの」と真顔で話した。

 自民の戸惑いに、細川氏周辺からも「陣営の指示系統をどうするか。素人ではとても選挙はできない」と政党の全面支援を期待する声も出始めている。支援する側、される側がともに悩む、頼りなげなランデブーだ。

 そんな自民は、ともかく「反河村」の旗を掲げた。河村氏と対照的な細川氏の個性を際だたせることで、財界や民主の反河村勢力を取り込める−−。26日、細川氏と公明党県議団を訪ねた加藤県議は「河村市長で本当にいいのか」と訴えた。

    □

 一方、昨年11月に出馬表明した県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)は、推薦を受けた共産党系団体を母体にこれまで400回近く集会を重ね、支持固めを図ってきた。

 「他の候補が訴える『市民』や『庶民』は取ってつけたようなもの。町の米屋を営んできた私こそ本当の庶民です」と太田氏。ワイン(細川氏)と焼酎(河村氏)、そして米=日本酒(太田氏)に象徴される28年ぶりの決戦が間もなく始まる。【影山哲也、丸山進】

毎日新聞 2009年2月28日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090228ddq041010004000c.html

2395片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:18:15
34歳、前自民県連幹事長破る 山口・柳井市長選
2009年3月2日0時0分

 山口県柳井市長選挙が1日投開票され、全国で2番目に若い34歳の市長が誕生した。民主党衆院議員の秘書を務めていた井原健太郎氏=無所属=が、前自民党県連幹事長で前県議の長谷川忠男氏(64)=同=を破って初当選した。投票率は73・71%に上り、関心の高さを裏づけた。同時に開票された県議柳井市区補選でも民主党候補が自民党候補を破り、自民に逆風が吹いた形だ。

 全国市長会によると、現在の最年少市長は三重県松阪市の山中光茂氏で33歳。井原氏は1歳差だ。

 柳井市では、今期で退く河内山哲朗市長(50)も合併前の旧市の市長選に初当選した93年当時は34歳で、全国一若い市長だった。井原氏は「柳井の市民には可能性に期待していただいた。市民参加型の政治をつくりたい」と喜びを語った。

 井原氏は独身。昨年12月まで地元選出の平岡秀夫衆院議員(民主)の秘書を務めていた。07年の県議選柳井市区に無所属で挑み、この時は自民公認の長谷川氏に敗れた。

 井原氏は当初、長谷川氏の県議辞職に伴う県議補選に立候補しようと準備を進めていたが、昨年末に市長選に出馬表明した河内山市長が今年1月、家庭の事情を理由に一転して立候補を断念。このため無投票を嫌った市民グループが井原氏に、市長選への立候補を要請した。

 政治経験の少ない井原氏は「しがらみがない」と清新さをアピール。長谷川氏が「県との連携」を訴えたのに対し、「補助金頼みではなく地方の自立が必要」と訴えた。河内山市長が井原氏支持を表明した追い風もあり、長谷川氏に競り勝った。

 県議補選では、民主新顔の河北洋子氏(51)が自民新顔の松野利夫氏(52)を破って初当選した。自民にとっては県連幹事長経験者が敗れた市長選と合わせて二重の痛手となった。
http://www.asahi.com/politics/update/0301/SEB200903010007.html

2396片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:22:29
自民県連大会に知事選注目の2人
続投意欲にじむ橋本氏 県政チクリ批判小幡氏

 自民党県連大会が28日、水戸市民会館で開かれ、今秋の知事選に5選出馬するかどうか注目を集める橋本昌知事(63)と、党推薦を受けて立候補する元国土交通次官の小幡政人氏(63)が同席した。(知事選取材班)

 両氏は壇上で隣同士の席になった。橋本知事は「(小幡氏の)脇ではないでしょうから」と話していただけに、硬い表情だった。小幡氏が、「党推薦候補として立候補を予定している小幡政人候補」と紹介されると、知事は黙って拍手を送った。県連の長谷川大紋会長代行は「知事が4選目であり、新知事擁立への意見が多くあった」と小幡氏擁立の背景を説明した。

 静かな火花が散ったのは、お互いのあいさつだった。

 先にあいさつした知事は、日野自動車の古河市への進出、茨城空港へのアシアナ航空就航など、最近の「実績」を矢継ぎ早にアピールした。「様々な種をまき、茨城がいいと言ってもらえるよう頑張りたい」と続投への意欲をにじませる発言まで飛び出した。「1週間前にこの大会を言われたから……」と県連からの招待状が遅れたことを皮肉り、途中で退席した。

 小幡氏は知事不在の中であいさつし、選挙のあった1自治体を除く43市町村をすでに訪ね歩いたことを強調した。その上で、「残念ながら茨城の認知度は全国で最低レベル。ポテンシャル(潜在能力)を発揮していない」と橋本県政をチクリと批判した。「みなさん、ぜひ一緒に頑張ろうではありませんか」と拳を突き上げた。

 壇上で両氏が言葉を交わす場面はなかった。知事が大会出席を伝えてきたのは、前日。これに対し県連内では「あいさつさせるべきでない」との意見も出た。

 現状は一見、去就を明言しない知事に対し、県連が包囲網を形成している形となっている。しかし内情は複雑で、知事支援を周辺に漏らす中堅・若手県議もいる。「県連の包囲網が、本来、多選を批判されるはずの知事への判官びいきを生み、逆効果」(中堅県議)との見方もある。知事が退席する際には、「頑張れ」のかけ声もかかった。

 茨城県は「自民党王国」とはいえ、麻生政権は弱体化し、自民党の支持率も低下している。小幡氏は記者団に「広い層に支援をいただけるよう努力したい」と話したが、民主党は独自候補擁立を断念した場合でも、衆院選で自民党と対決する手前、小幡氏支援は難しいと見られる。公明党も自主投票になる公算が大きい。

 大会前日の27日には、水戸市内で知事を中傷する「怪文書」も出回った。「知事が出馬したら激しい泥仕合になり、だれが当選しても県政運営が混乱する」(県幹部)と懸念する向きもある。

 自民党県連は28日の県連大会で役員人事を行い、会長代行職を新設して長谷川大紋幹事長を選任した。山口武平会長と鶴岡正彦政調会長は再任、幹事長には海野透幹事長代行が昇格し、総務会長には桜井富夫・前県議会議長が選ばれた。

 会長代行職は、今年行われる衆院選、知事選を見据え、執行部の体制強化を図るために設けられた。長谷川氏は参院議員1期目で、山口会長の後継争いで一番手につけたとの見方がもっぱらだ。山口会長は同日の記者会見で、「後継者という形か」との質問に、「そういうことになる」と答えた。

(2009年3月1日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090301-OYT8T00114.htm

2397片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/02(月) 08:26:29
出馬表明5氏活発な前哨戦
街頭演説、ミニ集会、組織と連携も


知事選への関心を高めてもらおうと、日曜日に行われた県選管の啓発イベント(勝浦市で) 知事選(12日告示、29日投開票)に立候補を予定する顔ぶれがほぼ固まった。関西大教授の白石真澄(50)、元衆院議員の森田健作(59)、いすみ鉄道前社長の吉田平(49)、社会福祉法人理事長の八田英之(ふさゆき)(64)、県議の西尾憲一(58)の5氏が、これまでに出馬を表明した。街頭演説やミニ集会を通じて、政策を訴えるなど前哨戦を繰り広げている。

■白石真澄氏

 自民党県議団の約半分と公明党県本部が支援する白石氏は、「千葉都民」が多い総武線などの駅頭で演説を連日こなす。県教育委員や国の審議会委員を務めた経験から「政策通」をアピール。「よみがえれ千葉」を合言葉に医療福祉、産業振興、教育の3本柱を訴える。

 県議団は二分されたが、「自民系市町村議でつくる地方議員連絡協議会の推薦は大きなプラス」(選対幹部)という。自民党の林幹雄幹事長代理や浜田防衛相らの支援を受け、内・外房地域への浸透に懸命だ。公明党も市町村議の取り組み強化を確認した。

■森田健作氏

 「無党派」を掲げる森田氏は、年明けから精力的にこなすミニ集会が、2月末で100回を超えた。半数を超える自民党県議の支援を受け、県医師連盟などの推薦も得るなど、基盤は自民支持層に置く。

 東京湾アクアラインの通行料値下げ、観光のトップセールスなど、活力を引き出すリーダーの必要性を訴える。政治生命をかける森田氏は「今度は大変な戦いになる」と気を引き締める。

 俳優として団塊世代に抜群の知名度を誇るが、今後は駅頭など繁華街での演説を増やし、50歳代以下への浸透にも力を入れる。

■吉田平氏

 民主党県連から支援を受ける吉田氏は、「堂本知事の後継者」を前面に出し、知事と二人三脚で知名度アップを図る。選対には堂本氏を支えた市民運動家らが結集。幹部は「障害者団体などが勝手連的に支持を広げている」と話す。

 自民党の森法相と政策協定を結ぶなど、民主党が戸惑う場面もあったが、「八ッ場ダム(群馬県)の建設に多額の県費を投入するのはおかしい」などと、同党の政策に沿った発言が目立ち始めるなど、関係修復に躍起だ。社民党、連合千葉などと連携した組織型選挙も本格化しそうだ。

■八田英之氏

 共産党が推薦する八田氏は、医療機関の経営に長年携わった経験から、「病院再生のスペシャリスト」を強調。地域医療を守るため、県立病院などの存続・充実や、中学3年までと75歳以上の医療費無料を訴える。

 非正規雇用者の「派遣切り」では、有力企業や経済団体を訪問、正規雇用への転換や脱法行為の是正などを要請した。支援団体の幹部は「我々の主張や世論の反応を無視できなくなっている」と手応えを口にする。

 首長との意見交換も積極的で、「現場の窮状を訴え、世論にしていきたい」(選対幹部)と意欲を見せる。

■西尾憲一氏

 西尾氏は昨年10月に出馬表明して以降、組織的な支援には頼らず、地元・船橋市以外で演説を行うなどしてきた。他の立候補予定者は千葉市に選挙事務所を置く予定だが、西尾氏は船橋市に拠点を構え、「東葛地域で票を掘り起こす」と独自路線を貫く。

(2009年3月2日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090301-OYT8T00837.htm

2398片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/10(火) 09:13:44
自民県連佐竹氏を支持 民主は川口氏 秋田県知事選
 自民党秋田県連は9日、常任総務会を開き、任期満了に伴う知事選(26日告示、4月12日投票)で、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持することを決めた。民主党県連は、小坂町長の川口博氏(61)を支援することを決めており、次期衆院選を控えた二大政党が激突する構図が固まった。

 自民党県連は2月下旬から3月上旬にかけ、いずれも無所属で立候補する前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)、佐竹氏、川口氏と政策協議していた。

 この日、鈴木洋一幹事長が常任総務の党県議21人と個別に面談。数人は川口氏支援だったが、半数以上は佐竹氏支援を表明し、総務会は佐竹氏支持の方針でまとまった。ただ、党議拘束を掛けず、「決定に反しても処分しない」と川口氏支援の動きは黙認する。

 自民党は、12年前の知事選で佐竹氏を推薦し、今は現職の寺田典城氏に敗れた経緯がある。佐竹氏は落選後、同党県連顧問を務めたが、2005年の秋田市長選では同党と距離を置いた。

 鈴木幹事長は「県職員の経験、全国市長会長を務めた知名度などが支持の決め手。衆院選と連動した知事選になるので、必ず勝つ」と民主党への対抗心を燃やす。

 一方、民主党県連は2月18日の常任幹事会で、川口氏支援を決めた。党広報紙に川口氏の実績、同党が応援する理由などを掲載し、大票田の秋田市内に配布した。

 自民党との対決構図に、寺田学県連代表は「県庁出身の佐竹氏に対し、民間経験のある川口氏を支援することで、国政で官僚支配の打破を掲げる民主党の考えを有権者に浸透させたい」と意気込む。

 だが、衆院選で民主党と共闘する社民党は、今月4日の県連常任幹事会で佐竹氏支援を決定。非自民勢力が結集し、自民党支援の現職を破った1月の山形県知事選と同じ構図にはならなかった。

 共産党県委員会は、支持団体と独自候補の擁立を進めている。公明党県本部は近く幹事会で方針決定するが、「党内には佐竹氏支援、川口氏支援の両論ある」(田口聡代表)。国民新党県本部も近く対応を協議する。
2009年03月10日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090310t41011.htm

2399片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/14(土) 09:59:32
混とん:’09奈良市長選/上 予算案への対応焦点 /奈良
 ◇ダブル選控え「政争」回避か
 藤原昭・奈良市長の次期市長選への不出馬表明は、県政界に衝撃を与えた。任期満了(7月30日)に伴う奈良市長・市議のダブル選は約4カ月後に迫っている。市長選の構図は崩れ、後継候補擁立を巡る動きも慌ただしくなっている。【泉谷由梨子】

 突然の不出馬表明から一夜明けた10日、藤原市長は市議会に出席した。議場で「予算編成を終え、一定の方向付けと仕組み作りができた」と改めて不出馬の意向を報告した。

 来年度予算案については「多くの継続事業があり年間予算としての審議をお願いしたい」と述べ、市単独の新規事業は執行しない考えもあるとして、市議会に予算案可決への理解を求めた。

 不出馬の引き金となったJR奈良駅前の大型ホテル誘致。最大会派の創友会にも今議会で、市長の責任をただす動きがあった。しかし、市議会の焦点は今、予算案への対応に移っている。

 市議会の今後の対応は主に、(1)市の予算案を可決(2)市の案を否決。次期市長が9月議会で予算案を提出するまでの間の暫定予算案提出を求める(3)市の案を議会が減額修正して可決−−の三つの方法が考えられる。

 暫定予算の場合、最低限の事務経費のみで、4月から約半年間の市政運営を乗り切ることになる。新規事業として予算案に盛り込まれていた富雄第三小中学校(仮称)の校舎設計や、妊婦一般健診経費助成の増額、来春オープン予定の認定こども園都祁保育園(仮称)の着工ができないなど、市民生活にも影響が及ぶ。

 修正可決は過去にも例がある。05年3月、鍵田忠兵衛・前市長への辞職勧告決議案とともに市議会各会派から修正案が出され、鍵田前市長の目玉施策を中心に減額された。

 ダブル選を間近に控えた市議にとって、市民生活に影響が出る予算案否決や、各会派が足並みをそろえるのに時間のかかる修正可決が「政争」と見られることは避けたい事情もある。

 不出馬表明直後、市議から「辞める人の出した予算案を審議する意味があるのか。否決もありうる」という意見もあったが、「市民に迷惑はかけられない。よく検討が必要ではないか」(浅川仁・政翔会幹事長)という声も上がり始めた。市議も次期市長選の候補者擁立の動きと、自らの選挙の両方を見据えた対応を迫られている。

毎日新聞 2009年3月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/11/20090311ddlk29010425000c.html

2400片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/14(土) 10:00:06
混とん:’09奈良市長選/中 行革で議会と溝 /奈良
 ◇ホテル誘致失敗の一因に
 藤原昭市長は就任以来、同和対策事業や高齢者優遇制度「老春手帳」見直しなどの行政改革を進めてきた。「私利私欲と関係なく行政を進めてきた人」「施策も途中でもったいない」。市幹部からは藤原市長の手腕を評価する声がある一方で、徐々に議会との溝が深まっていった。

 同和対策事業見直しでは設置した検討委の提言を07年度から実施した。固定資産税、国民健康保険料の還付、保育料減免を廃止▽部落解放同盟市支部協議会への補助金カット−−など各種優遇策を廃止した。

 同和対策事業の見直しは、96年にも検討委の答申を受けたことがあったが、市は提言を実行に移せなかった。担当者は「市に先送り体質があったかもしれない」と話し、今回は「藤原市長の強い方針で実現した」という。

 「老春手帳」見直しは、昨年8月の臨時議会で補正予算が可決されバス乗車時の100円負担▽映画無料入場廃止−−など、高齢者が一部負担増となる制度に変わり、昨年10月から新制度としてスタートした。市は07年度決算と09年度予算で比較すると、約4億3000万円の支出削減効果があったという。

 各種改革に着手したことは、市議会との対立をもたらした。特に老春手帳では見直しを市議会に初提案した06年3月以来、議会で3度見送りとなった。3年がかりでようやく見直しにこぎ着けたが、藤原市長誕生を支えた市議からも議会で「現行制度を維持し行政コスト削減を優先すべき」の意見が噴出した。

 議会対策が曲がり角を迎えた状況下で、浮上したホテル誘致の難航。当初事業協定を結んだ不動産開発会社「ゼファー」は民事再生手続きを開始。市議会内に事業への批判の声が大きくなっていった。

 市議会との対立は、JR奈良駅前ホテル誘致事業の失敗の一因となった。市と事業協定を結んだ運営会社によると、出資を依頼した地元銀行などから「市議会などとの対立状況解消」を出資条件に提示され、市側にも報告したという。

 「初めから見通しが甘かった」(奈良市議)との意見もあるが、運営会社にとって、市議会の反発は事業推進の痛手となり、藤原市長不出馬の引き金をひくことになった。【泉谷由梨子】

毎日新聞 2009年3月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/12/20090312ddlk29010374000c.html

2401片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/03/14(土) 10:00:41
混とん:’09奈良市長選/下 新たな構図づくりへ /奈良
 ◇候補擁立、駆け引き激化
 藤原昭市長、前市長の鍵田忠兵衛・衆院議員(自民、近畿比例)、共産党系候補の三つどもえの戦いになるとみられていた今夏の奈良市長選の構図は、藤原市長の不出馬で突然崩れた。県内の各党や市議会各会派は、新たな構図づくりに走り始めた。

 「出る(立候補する)前提で藤原さんを推す」。藤原市長が立候補表明すると思われていた12月議会を控えた昨秋、民主党県連の馬淵澄夫代表(48)は、藤原市長を推薦する意向だった。結局、12月議会で明言は避けられた。

 藤原市長の支援にはダブル選の市議選を有利に進める狙いがあった。前回の市議選で、民主党公認候補の当選は2人。次期市議選は公認候補7人を擁立。市長選で知名度のある現職を推薦したうえで、市議選で7候補全員の当選を目指し、市議会の勢力拡大を図る方針だった。「市長選に新しい人を出すには、その分力を費やさなければならない」(民主党県連関係者)。民主党県連は14日、県第1区総支部幹事会を急きょ開き、独自候補擁立に向けた今後の方針を話し合う。

 次期衆院選で奈良1区の自民系候補の一本化のため、自身の立候補見送りを昨年9月に表明した鍵田氏は先月22日、奈良市内の集会で「4月初めに(出馬に向けた)正式表明をしたい」と語った。事務所関係者は、藤原市長不出馬に驚きながら、「まったく新しい人の方がやりづらい」と対立候補の出現を警戒する。

 自らの選挙を抱えた市議会各会派も対応に苦慮する。市議会では、鍵田氏を市長時代に支えた市議を中心につくる「政翔会」(浅川仁幹事長、8人)が最大勢力だった。しかし、保守系2会派が昨年11月末に合流、「創友会」(幾田邦夫幹事長、12人)が、最大会派の座を奪った。

 ある市議は「藤原市長を支えるための動き」とみていた。しかし、藤原市長の不出馬表明を受け、別の市議は「今後はそれぞれ独自の動きになるだろう」と指摘する。

 共産党市議団は、政策の違いから、不出馬表明以前から独自候補を検討していた。市長選を巡る水面下の駆け引きは激化している。【高橋恵子、泉谷由梨子】

毎日新聞 2009年3月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/13/20090313ddlk29010438000c.html

2402片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/04/10(金) 07:27:39
【埼玉】
選対本部長に枝野氏 清水氏陣営「政権交代につなげたい」
2009年4月9日

市長選の必勝を誓う清水氏(左から2人目)や枝野民主党県連代表(同3人目)ら=さいたま市大宮区で


 五月十日告示のさいたま市長選で、民主党県連支持が決まった清水勇人元県議(47)が八日、さいたま市内で枝野幸男同党県連代表、自民党を離党した渡辺喜美衆院議員らとともに会見し、枝野氏が清水氏の選対本部長に就任することを発表した。

 枝野氏は同市長選を次期衆院選の前哨戦ととらえ「過去二回の大宮対浦和という地域抗争の軸ではなく、非自民という軸を掲げて戦う。市長選で勝ち、さいたま市から政権交代につなげたい」と渡辺氏のグループと連携し、市長選に臨む意欲を示した。

 枝野氏は自民、公明に推薦要請する方針の相川宗一市長(66)について「これまでの市政に一定の評価はあるが、大宮対浦和の戦いをひきずり、ひずみ、弊害がある」と述べた。

 自民党を離党し、渡辺氏のグループに参画する清水氏は「同じ志の民主党と市長選が戦える。今回は市民の声が届かなくなった古い政治と、地域主権を確立し、市民とともに歩む新しい政治との戦いだ」と強調。渡辺氏は「さいたま市から日本を変えるきっかけにしたい」と話した。 (鷲野史彦)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090409/CK2009040902000106.html


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