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地方選挙・地方政治

612片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/03(日) 16:20:06
沖縄知事選:野党6者、統一候補の擁立断念 迷走の末に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20060903k0000m010084000c.html

 11月の沖縄知事選で、米軍再編反対を旗印に統一候補擁立を目指した野党6者は1日、「本命」だった糸数慶子参院議員(58)の擁立を断念し、共闘態勢を解消した。民主、共産、社民、自由連合、沖縄社会大衆(社大)の5党に保守系政治団体「そうぞう」が加わった共闘は、6者の思惑が交錯し、迷走を続けた揚げ句に崩壊した。「勝てる統一候補」を失った野党側に虚脱感が広がっている。【三森輝久、上野央絵】

 「各党とも本音では糸数さんだったと思う」。ある野党幹部は漏らした。知名度があり無党派層も取り込めるのは、平和バスガイドから県議になり、反自公勢力の結集で04年の参院選で当選した糸数氏と見られていた。「勝つには糸数さんしかいない」と断言する幹部もいた。それなのに、正式な出馬要請にも至らなかった。

 人選は4月、それぞれが候補を推薦する形で始まった。糸数氏を含め最大7人の名前が挙がったが、糸数氏は当初から「国政に専念したい」と固辞。所属する社大がこれを認め、対象から外れた。糸数氏を有力候補とみていた「そうぞう」幹部は「公党が辞退を受け入れた以上、他党が出せとは言えなくなった」と振り返る。

 他の4人も辞退し、最後は「そうぞう」を率いる沖縄1区選出の衆院議員、下地幹郎氏(45)=無所属=と前読谷村長で元県出納長、山内徳信(とくしん)氏(71)が出馬に意欲を見せた。

 本命不在の状況で、一本化は難航する。選考上の位置づけが不明なまま「開かれた選考であるべきだ」と両氏による公開討論会が8月13日にあった。6者協の座長を務めた新里米吉県議(社民)は1日夜「2人の中から決めるという雰囲気を作ってしまった」と討論会開催を悔やんだ。

 討論会後も論議は堂々巡り。共産、社民、自由連合、社大が山内氏を、民主、「そうぞう」が下地氏を推して譲らなかった。共闘解消寸前になって、社大が両者の辞退を前提に糸数氏擁立を提案した。8月29日、5者が賛同、共産も前向きだった。

 しかし、糸数氏の固辞は変わらなかった。山内氏は反基地闘争のリーダーで、糸数氏と同じ読谷村出身。糸数氏の高校時代の恩師だ。支持者も重なっており山内氏が意欲を示すなかで「糸数氏からは出馬を言えない状況」(社民幹部)だった。

 1日の協議では「まとまって一度も要請していない」と正式要請に望みを託す意見も出たが、糸数氏が固辞していることを理由に共産が反対し、共闘解消が決まった。社大関係者はつぶやく。「そろってお願いに行く手はあった。本音は『受けません』ではないんだから」

 協議会後、社大が民主、社民、「そうぞう」に4者協議を呼びかけた。一方、社民は2日の執行委員会で民主、社大と協議する方針を打ち出し、共産は山内氏擁立で「そうぞう」を除く4党に協議を求める。自民、公明の与党側が県商工会議所連合会長の仲井真弘多(なかいまひろかず)氏(67)擁立を決め、態勢を整える中、野党側の枠組みづくりは泥沼化の様相を見せる。

毎日新聞 2006年9月2日 22時00分 (最終更新時間 9月2日 23時52分)


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