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地方選挙・地方政治

1258片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/28(木) 09:46:43
変動 北九州市長選 讀賣福岡
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/kikaku/086/1.htm
<上>経営者論理は与党支持
◆「イデオロギー対立」終わり

 「本当は、泥臭いことからは手を引きたいんだがなぁ……」。かつて北橋氏の選対本部長を務めた高田賢一郎・元北九州商工会議所会頭(高田工業所顧問)が、市長選に向けて声を上げる機会が増えている。10月16日の「この人に黒崎を託します」に始まり、すべて柴田氏を支持する内容だ。

 発言の場は、北橋氏が地盤とする八幡西区・黒崎地区が中心。11月1日には、柴田氏が立候補しないと思っていたことを「私の過ち」とまで総括した。「俺(おれ)が何も言わないままだと、みんな北橋を応援するものと信じて疑わない。北橋が出ている限り、柴田支持と言い続けるのが宿命と思ってる」

 北橋氏の陣営は「裏切り」と非難を噴出させた。だが、陣営を統括する元鉄鋼労連中央執行委員長の衛藤弁一郎・新日鉄八幡労組顧問は「民主党は一度も政権を取っていない。国政遂行の実績がある与党を推すことは、経営者側の論理としてはうなずける」と、冷静に受け止めている。

 労使が互いの立場や利害を超えて、政治的合意を培ってきた企業城下町・北九州。ここで30年暮らした東京在住の元新日本製鉄役員は「もし、北橋とサシで話せたら……」と前置きし、こう続けた。

 「市長選に出るな、と言う。都市部で、あれだけ幅広い層の支持を得ている国会議員はそういるもんじゃない。いや、もう二度と出てこないと思う」

 「北橋党」とも呼ばれる北橋氏の支持層は、労使だけでなく職業、年齢、支持政党などあらゆる違いを超えて、とにかく多彩なことで知られる。自民党が11月に全区で実施した世論調査でも、北橋氏の優位は揺るがなかった。柴田氏の陣営は「こちらは無名の新人だから」と平静を装うものの、北橋党の切り崩しは避けられない課題だ。

 「俺はいつまで労働組合に使われるんだろう、という思いはずっとあった」と、高田氏は述懐する。それでも、北橋氏と衛藤氏に支援を要請され、1度は受諾した。「新日鉄とその労組に、話を通しているとばかり思っていた」からだ。

 ところが、新日鉄は既に柴田氏を支援する方針を決めていた。「衆院選が小選挙区になり、共産党への対抗手段として労組と組む必要がなくなった今、それはそれで仕方のないこと」と元役員は言う。

 北橋党の“解党”を目指す高田氏の対極で、衛藤氏も戦術を描く。「市民が初めてイデオロギー闘争から自由になり、市長を選ぶことができる選挙。純粋に、誰が市長にふさわしいかを比べてもらおうと思っている」。勝利のカギは、候補者本位の草の根選挙と確信しているからだ。


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