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地方選挙・地方政治

1629片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/12(火) 06:07:23
北茨城市長に豊田氏
批判票二分の「復権」政治手腕託し市民、苦渋の選択 讀賣茨城

 三つどもえの争いとなった北茨城市長選は10日投開票され、元市長の豊田稔氏(63)(無所属)が返り咲きを果たした。豊田氏は、1995年に市内のゴルフ場開発に伴う汚職事件で東京地検特捜部に逮捕され辞職、12年ぶりの市長職復帰。市は財政再建、市立総合病院の立て直しという懸案に直面している。豊田氏「復権」は批判票が二分されたことに加えて、市の先行きに不安を覚える市民が過去には目をつむり、豊田氏の政治手腕に託すという「苦渋の決断」をした結果ともいえそうだ。

 当選の報が入ると、豊田氏は「非常に厳しい戦いだった。健全な財政に近づけて行くことを心がけていきたい。市民一人一人に市政に参画していただき、謝罪をしながら市政に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 市は借入金が300億円を超え、起債には県の許可が必要になるなど財政が悪化、市長時代に県天心記念五浦美術館の誘致など開発行政を進めた豊田氏の政治手腕に期待する声も上がっていた。豊田氏は選挙戦で「もう一度チャンスをいただきたい。市の発展のために身を粉にして尽くす」と訴えた。全国市長会事務局は「統計はとっていないが、近年、汚職などで一度辞めた市長が返り咲いたという同様の事例は聞いたことがない」と話している。勇退する村田省吾市長から後継指名され、「12年前に時計の針を逆戻りさせてはならない」と、政治倫理を訴えた前市議の滑川光仁氏(48)(無所属、民主支持)は、選挙結果について「反豊田陣営を一本化できなかったのが敗因」と沈痛な表情を浮かべた。米穀肥料販売店経営松本健一郎氏(52)(無所属)も「『豊田氏を市長にしてはいけない』という声があふれていたが……」と肩を落としていた。

 豊田氏は市長2期目の時に、都内の不動産会社から1億5000万円のわいろを受け取ったとして収賄罪に問われ、2004年11月に最高裁で懲役2年6月の実刑、追徴金7500万円が確定。昨年8月に仮釈放された。市役所を去る際、部下に「必ず戻ってくる」と、歴代市長の写真を飾る市長室には自分の写真を飾らないよう命じたという。03年6月の市議補選では長女(31)が当選し、復活に向け、足場を築いていた。また、父も元市長で、親子二代にわたって築いた後援会の結束力は堅いことで知られる。

(2007年6月12日 読売新聞)


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