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地方選挙・地方政治

2065片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/09(水) 12:45:53
大阪府知事選:33年ぶり主要政党対決へ 10日告示 
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080109k0000e040051000c.html

 「2万%ない」の全否定を翻し、タレントで弁護士の橋下徹(はしもととおる)氏(38)が立候補を表明して注目を集める大阪府知事選が、10日告示(27日投開票)される。「(大阪を)ほっとかれへん」と元大阪大大学院教授の熊谷貞俊(くまがいさだとし)氏(63)=民主、国民新党推薦=が対抗馬の名乗りを上げ、弁護士の梅田章二(うめだしょうじ)氏(57)=共産推薦=を含めて、33年ぶりに主要政党が対決する選挙戦となりそうだ。

 元旦、芝生の上を裸足で子どもと駆け回る橋下氏の姿が、関西のテレビなどで大写しになった。橋下氏は校庭の芝生化を公約に掲げ、先行実施している東大阪市の小学校を訪問した。さわやかな青年像をアピールする狙いも。テレビの威力を知り尽くした、したたかなメディア戦略だ。

 橋下氏を支えるのは、自らが顧問弁護士を務める芸能プロダクションや、堺屋太一・元経済企画庁長官の勉強会メンバーなどだ。「夜の演説会はしない」「街頭に立つ回数は絞って、効果的に」。打ち出したのは、マーケティングの世界で流行の「プレミアム戦略」。露出を絞って価値を高め、有権者の関心を引き寄せる作戦だ。

 一方で、橋下氏は自民、公明両党の推薦にこだわった。出馬を決めた時から「両党の推薦がほしい」とトレードマークの茶髪とサングラスをやめた。

 だが、両党の推薦はかなわず、自民は府連の推薦、公明は府本部の支持にとどまる。特に公明支持者から、以前に核武装などを求める発言をしたことへの反発が根強い。大阪市長選で自公が民主に敗北したショックもある。自民は府連レベルで選挙に向けて動き出した。プレミアム戦略についても、オーソドックスな方向への転換を迫る。橋下氏の用意したポスターは茶髪のように見えるため、自民府連の中山太郎会長が反対して取り換えた。

    *

 熊谷氏は、橋下氏が出馬の意向を示した昨年12月11日、立候補を決断した。「あんな人に大阪をまかせられない」の思いからだ。ロボットの知能の研究者で、元阪大サッカー部長。家族の反対などで今回は出ないつもりだったが、民主府連の説得に応じた。

 「大阪にもういっぺん元気を取り戻したい」。2日、ミナミの百貨店前に立ったが、メディア慣れした橋下氏に比べ、公衆の面前で話した経験はほとんどない。当初は名刺を出し忘れたり、立ったまま両手を後ろで組んで胸を反らせたり……。

 年末、民主府連は熊谷氏を改造する特訓を開始した。府議らが演説の様子をビデオでチェック。5日には元アナウンサーを講師に政見放送の練習もした。

 熊谷氏の兄、信昭氏は元阪大学長で関西財界とのパイプも太い。本来は与党側と近いはずの関西財界だが、熊谷氏に好意的だ。

 梅田氏は、革新府政の地盤掘り起こしを目指す。71年から2期連続当選した故黒田了一氏=共産など推薦=は、落選した79年に167万票を獲得した。だが前回の04年、梅田氏は約51万票で、党勢の巻き返しに必死だ。

 大阪府では79年以来、共産対非共産の構図の知事選が続いてきた。年内に予想される衆院選の前哨戦とも位置づけられる大阪府知事選。波乱含みの展開を制するのは誰か?

毎日新聞 2008年1月9日 12時28分 (最終更新時間 1月9日 12時30分)


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