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地方選挙・地方政治

1860片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/29(月) 20:56:03
橿原市長に森下氏
2007年10月29日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000710290002

当選を決め、支持者とバンザイする森下豊氏(中央)=橿原市石川町の事務所で

  ■橿原市長選開票結果■


 当 19,188 森下 豊(49)無新


   18,262 安曽田 豊(73)無現


    6,421 吉田 浩巳(45)無新


                  =確定得票


  ◆市政刷新 広い支持


 橿原市長選と同市議補選(被選挙数4)は28日投開票され、市長選では新顔で元県議の森下豊氏(49)が、現職の安曽田豊氏(73)、新顔の吉田浩巳氏(45)=いずれも無所属=を破り、初当選を果たした。森下氏は市政刷新を掲げて幅広い支持を集め、4選を目指した安曽田氏は多選批判をかわしきれなかった。市議補選も深夜にかけ当選者が決まった。当日有権者数は9万8816人。市長選の投票率は45・19%(前回35・07%)だった。


 森下氏の当選の一報が入ると、同市石川町の事務所に集まっていた支持者らの喜びがはじけた。森下氏が姿を見せると、さらに大きな歓声や拍手に包まれた。


 森下氏は笑顔で「ありがとう」と叫び、頭の上で大きく手を振った。バンザイ三唱し、支持者と何度もがっちり握手を交わした。黄色のメガホンを手に、選挙中にからした声を張り上げ、「大接戦になったが、次の市政を託されました。私はこの橿原市で開かれた市政をつくります」と抱負を語った。


 森下氏は今年8月に民主党県第4区総支部長を辞め、「中南和の中核都市を再生し、市民参加の市政を実現したい」と立候補を表明。民主だけでなく、一部の自民県議の支援も取り付けた。市の財政再建を進めることや、医師としての経験を生かし、出産や育児支援の充実などを訴え、着実に支持を広げていった。


 安曽田氏は前回、前々回は自民、公明の推薦を受けたが、今回は政党の推薦・支持は受けなかった。それでも自民の国会議員や県議・市議、約80の団体などの支援を受けて組織選挙を展開。3期12年の実績を強調したが、及ばなかった。


 安曽田氏は午後11時前、事務所に集まった約200人の支持者を前に「申し訳ない結果になりました。年齢の問題もあった」と敗北宣言をした。


 まちづくり国際交流センター理事長の吉田氏は、NPO活動で得た人脈を生かし、草の根選挙を繰り広げた。だが、立候補表明が9月と遅れたこともあり、支持を大きく広げられなかった。


  ◆財政再建へ早急に具体策提示を


 〈解説〉はっきりとした政策的な差が見当たらない中、最大の争点は3期12年の安曽田市政の継続か、刷新かだった。多選批判が広がる中、膨らんだ市債残高を指摘し、「今のままでは、橿原が駄目になる」と改革を訴えた49歳の森下氏の可能性に、市民は期待をかけたと言える。


 森下氏は民主党を離党して立候補し、一部の自民県議を含め、保守層の支援を取り付けることにも成功。一方で連日、民主国会議員の応援を受け、参院選で吹いた民主への追い風にも乗った。


 これに対し、安曽田氏はこれまでの実績を強調し、従来の組織選挙を繰り広げたが、目新しい政策を打ち出せず、多選批判をはね返せなかった。公明が「4選以上は推薦できない」と自主投票を決めたことも大きく響いた。


 今後の財政再建について、森下氏は「情報公開を徹底的に進め、財政状況を市民にわかりやすく説明する」としたが、具体的な再建手法や数値目標は明らかに出来ていない。県議の経験はあるが、行政手腕やリーダーシップも未知数。今後早急に具体策をまとめ、集まった期待に応える必要がある。
 (渡義人)


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