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地方選挙・地方政治
1698
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/07/03(火) 09:59:05
知事選 強まる批判合戦 讀賣群馬
5日に迫った知事選告示を前に、前県会議長大沢正明氏(自民党公認、公明党推薦)と、現職の小寺弘之氏の両陣営が、双方に対する批判のトーンを強めている。“保守分裂”の知事選だけに、前哨戦も激しさを増している。
大沢氏の陣営は、「もう見過ごせない!」と題する現職批判ビラを先週から大量に配布。左半分には「居座り過ぎの現知事がまた当選すると……」として、「高すぎる退職金 4期で辞めても2億円」「群馬の恥! 無駄なハコモノ行政」「上から押さえつける官僚主義が進行」などと列記。右半分には「新知事が誕生すれば……」として、「退職金は0円」「見栄えや話題性より内容重視で病院など必要な施設を充実」「38市町村とがっちりスクラム」とし、対比させている。
これに対し、小寺氏の陣営は支持者に配布した「小寺通信」の中で、「知事を一党の公認で出馬させようという自民党県連・県議団の試みは時代錯誤」と指摘。県議会で「自分たちの意に添わないことは説明責任を果たさぬまま、多数で押し切っている」とし、「知事選も『上から押し付け、締め付ければ何とかなる』と考えている」と批判すると同時に、「『多数派独善の自民党県議団公認候補』らと、県民による『県民党』小寺さんとの戦いだ」と強調している。
一方、元県議山本龍氏の陣営は、「夢を語る」として他者の批判は控える方針。週1回発行しているメールマガジンでは先月、5回にわたり多選問題を取り上げたが、「制度の問題で、個人批判ではない」(幹部)とする。
吉村駿一氏(共産党推薦)の陣営は、政策ビラの中で、小寺、大沢、山本3氏を「同じどんぶりの中の争い」「共通するのは『自民党』」とひとくくりにし、「悪政の数々」を進めたと批判している。
(2007年7月3日 読売新聞)
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