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地方選挙・地方政治

786片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/05(日) 09:49:30
本社世論調査(上)
民主支持層7割佐藤氏 森氏、自民4割にとどまる 讀賣福島

 佐藤栄佐久・前知事の辞職に伴う出直し知事選は、後半戦に突入した。読売新聞社が2〜4日の3日間、福島民友新聞社、福島中央テレビと共同で実施した世論調査結果に取材を加味した情勢分析では、佐藤雄平氏がわずかに先行し、森雅子氏が猛追する展開。その後を小川英雄氏、川田昌成氏が追っている。ただ無党派層の4割以上がまだ態度を決めておらず、予断を許さない状況だ。世論調査結果を2回にわたって紹介する。


■情 勢■ 

参院議員を2期8年務め知名度のある佐藤氏が、地元・会津地区のほか、県中、県南地区で優勢。都市部では福島、郡山、会津若松で他候補を上回っている。民主党を離党し、党派色を薄めた「県民党」の立場を強調して幅広い層への浸透を図っており、推薦を受ける民主党支持層の7割以上、社民党支持層の約6割を固めたほか、自民党支持層の約2割、無党派層の約3割からも支持を得ている。職種別では農林水産業、商工サービス業、事務技術職に浸透。年代別では40歳代以上からの支持が厚い。

 森氏は出身地である大票田・いわき市で、優位に立っている。第一声に自民党の中川秀直幹事長が駆けつけるなど自民党本部の全面支援を受けているが、自民党支持層の支持は4割強にとどまっている。ただ、自民党と連立与党を組む公明党支持層の7割以上を固めている。そのほか、無党派層の約2割、社民党支持層の2割弱や共産党支持層の約1割の支持を得ている。職業別では自由業、管理専門職、労務サービス業、専業主婦で佐藤氏を上回る。

 全体の3割半ばを占める無党派層の4割以上が投票したい候補を決めていない。また、自民党支持層の約3割も態度を決めておらず、自民党が推薦する森氏と、自民党支持層にも浸透する佐藤氏の間で揺れ動いている模様だ。性別では佐藤氏と森氏が共に女性の3割の支持を獲得しているが、約4割が未定で、女性票の行方も注目される。

 小川氏は共産党支持者の6割強を抑えるほか、社民党支持層と無党派層の一部にも浸透している。川田氏は県議4期を務めた知名度で福島、郡山など都市部を中心に、自民支持層と無党派層の一部に食い込んでいる。


■期 待■

 汚職事件を機に、県政の信頼度が「下がった」という回答は、「非常に」「少し」を合わせ73%に上り、「変わらない」(22%)を大きく上回った。年代別では、佐藤前知事と同年代にあたる60歳代が76%で最も高かった。都市部で見ると、いわき(77%)、福島(76%)、会津若松(72%)。前知事の地元である郡山市は67%で、4市の中では最も低かった。

 一方、県政を「刷新できると思う」(39%)が、「そうは思わない」(35%)をわずかに上回り、新知事に対する改革への期待感を示した。ただ年代別で見ると、20〜40歳代で「そうは思わない」との回答が上回り、若い世代での政治不信が浮き彫りになった。また自民、民主、公明党支持者の多くが「刷新できる」と答えたのに対し、無党派層では「そうは思わない」が「刷新できる」を15ポイント以上上回った。


■前知事票■ 

前回の知事選で佐藤前知事に投票した人の3割半ばが佐藤氏、約3割が森氏を支持している。残り3割は、まだ態度を決めていない。ただ1人の対立候補だった小川氏に投票した人も、5割弱が佐藤氏を支持。再度小川氏に投票するという人は2割強で、2割弱が森氏を支持した。


■任 期■

 「2期までが適当」とする人が最も多く、60%を占めた。「3期」は20%、「1期」は14%だった。

 自民党支持層も「2期」が最多の65%で、「3期」は22%。3期までを原則としている民主党の支持層も57%が「2期」を支持し、「3期」は31%だった。共産党支持者は1〜3期で割れた。5期目の途中で辞職した佐藤前知事に前回知事選で投票した層も、65%が「2期」、22%が「3期」を適当としている。

(2006年11月5日 読売新聞)


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