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地方選挙・地方政治

1416片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/23(火) 11:49:55
連載「県政転換」①
少数与党の県議会 山本派、距離置く構え
関係修復 長引く可能性 山梨日日
http://www.sannichi.co.jp/chijisen/news/2007/01/23/7.html

「選挙で対立したので、多少はしこりが残るかもしれないが、対立した県議も山梨のために働く立場。互いに十分話し合い、誠心誠意取り組めば前向きに進んでもらえるだろう」
 知事選が投開票された二十一日夜、初当選を果たした直後の横内氏は上気した顔で語り、山本氏を支持した県議との協調関係構築に自信を見せた。
 県議三十七人のうち、横内氏を支持した県議は自民党の一部の十人。山本氏を支持した県議は自民、民主、公明各党など二十五人に上り、県議会は圧倒的な少数与党でスタートする。
「何ができるか」
 任期は二月十七日からで、横内氏初登庁の一週間後には二月定例県議会が開会し、来年度の一般会計当初予算案(骨格)の審議が始まる。
 横内氏は議案成立のため、山本氏支持派県議の協力を取り付けたい考えだが、県議らは「二○○四年の参院選比例代表に出馬する際に『次期知事選に出馬しない』と説明しながら立候補した。横内氏はうそつきだ」(自民党県連会長の山下実氏)と激しく“口撃”した立場。「関係修復には早くて二年はかかる」(中島真人参院議員)ともみられている。
 当選から一夜明けた二十二日、民主党県議らでつくるフォーラム政新は県議会で会合を開き、横内県政への対応を協議したが、「具体的な政策が見えない以上、どう臨むかは決められない」(竹越久高代表)との声が相次いだ。
 最大会派・自民党政和会も近く議員総会を開いて対応を協議するとみられるが、「どれだけのことができるのか見ものだ」(相馬紀夫代表)と新県政とは距離を置く構えを見せる。
 一方、二十二日開いた横内氏の当選報告会で深沢登志夫県議は「野党議員が多ければ、いくら良い議案を出しても全部否決だ。選挙はまだ終わっていない。皆さんの思いを県政に反映させるため、県議会で可決できる環境をつくってほしい」と発言。四月の県議選で横内氏支持派候補の擁立に期待を示した。
 既に西八代郡や大月市などでは横内氏系の新人候補の名前が取りざたされ、甲府市では立候補を表明した新人が横内氏支持を打ち出している。
根強い反発
 一方、大半が山本氏を支持した市町村長との関係改善も課題。多くは協調姿勢に転じるとみられるが、「南部町は横内県政に面倒を見てもらわなくてもいい。世話になることはない」(小沢介三町長)と反発も根強い。
 知事選告示日の四日、甲府・舞鶴城公園で行われた山本氏の出陣式。小沢鋭仁衆院議員や宮島雅展甲府市長があいさつに立ち、必勝だるまの祈願では北杜市の白倉政司市長と甲州市の田辺篤市長がだるまを支えた。
 出陣式の様子を見ていた自民党県議がつぶやいた。「誰が考えたか分からないが、いずれ知事候補になると目される国会議員や市長が壇上に立った」
 四氏はいずれも山本県政時代の主流派。周囲からは次期知事選に向け「横内県政の誕生で非主流派に転じた主流派が黙っているはずがない」(自民党県議)との声も聞かれる。
 山本氏を支持する県議を取りまとめる相馬県議は投開票前日、「山本氏が勝っても、横内氏が勝っても四年後は選挙になる」と断言した。
 ぶ厚い「反横内」包囲網の中、横内県政はスタートする。


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