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地方選挙・地方政治

260片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/06(木) 03:01:47
選択:’05知事選・告示前夜/下 政党との距離 /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/archive/news/2005/10/03/20051003ddlk04010120000c.html
 ◇局面開いた知事登場

 「知事は無党派選挙を見事にやってのけた。知事の選挙とはどういうものか」。9月23日、自民党県連の候補者選考に残っていた前県総務部長の前葉泰幸氏は、都内のホテルで浅野史郎知事と面会した。浅野知事は「自分のやりたいことを明示し、心から訴えることだ」と答え、特定政党の支援に頼らないことを助言した。

 自民の枠組みの外からの出馬をためらってきた前葉氏が、態度を変えたきっかけだった。翌24日、前葉氏は同日予定されていた自民県連との面談を辞退。「自民の選考に翻ろうされている」。知事与党を標ぼうし、前葉氏を推していた保守系県議にその理由を伝えた。

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 一方、衆院選で大敗した民主党県連は候補者擁立を模索しつつも「独自候補を擁立する体力は残っていなかった」。このため、相乗りの機会も探ったが、自民は県議が出馬に意欲を示しており、「自民が前葉氏を推すことはあり得ない」と判断。保守系県議と連携して、前葉氏への働きかけを本格化しようとしていた。前葉氏の心の揺れを察知した内海太幹事長は、県議とともに新幹線に飛び乗り、前葉氏に出馬を迫った。「推薦並みの支援をする」

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 28日、出馬会見に臨んだ前葉氏は「私の考えに賛同してもらえるなら、幅広い政党から支援をいただきたい」と述べた。この時点ではまだ、自民と「決別」する考えは示していなかった。状況を変えたのは「後継指名はしない」と明言していた浅野知事が、前面に登場したことだった。

 前葉氏は30日、前日まで出席を明言していた自民主催の政策発表会をキャンセル。その足で、浅野知事の元を訪ねた。「状況は変わった」。知事は全面的な支援を約束。「前葉氏は主演男優。これから美人コンテスト(自民の発表会)に出て主役になる必要はない」とすら述べた。

 浅野知事は自民との距離を測りかねていた前葉氏と何度も連絡を取り合い、「自民の選考に残らない方がいい」と助言した。「前葉擁立劇」の脚本を書いたのは、知事自身だったとも言える。

 「これ以上知事の色が付いたら困る」。保守系県議は危惧(きぐ)する。だが、前葉氏は最後は知事の“みこし”に乗り、自民の対抗心に火をつけた。「自民対民主」の政党対決とともに、「自民対浅野」の様相が強まってきた。

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 「福祉第一を掲げたのは、パフォーマンスに過ぎなかった」。共産党推薦で立候補を表明した前県高教組委員長、出浦秀隆氏は浅野県政を批判する。2日、早々に総決起集会を開き気勢をあげた。浅野県政批判票の積み上げに意欲を示す。

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 この連載は石川貴教、山寺香が担当しました。

毎日新聞 2005年10月3日


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