したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

地方選挙・地方政治

1411片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/22(月) 22:29:13
【’07知事選】横内氏改革訴え実る
2007年01月22日 朝日山梨
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000701220008

■山本氏ら抑え初当選/イメージ戦略奏功


 改革推進のイメージ戦略が実を結んだ。21日投開票された知事選で、元衆院議員の横内正明氏(64)が、現職の山本栄彦氏(71)、共産党公認で元県議の石原秀文氏(63)、元電通社員の金子望氏(61)を引き離し、初当選をした。地価下落が続く県内経済の停滞ぶりを指摘し、抜本的な財政再建の必要性を訴え、将来の生活に不安を抱える県民の心をとらえた。選挙戦に入っても、変化を求める県民の声を巧みにすくい上げる戦略で、組織力に勝る山本氏を圧倒した。


 「甲州選挙史に残る勝利だ」。当選確実の一報が届くと、甲府市上阿原町の横内氏の選挙事務所では、支持者が口々に歓喜と驚きの声を上げた。横内氏は、万歳を繰り返し、駆けつけた支持者とがっちり握手を交わした。


 「現状をほっとけないという訴えに、県民が共鳴した」とあいさつ。抱負として、財政再建委員会の設置や、特産品のトップセールスを挙げた。前原昇選対本部長は「借金漬けの県政にノーがつきつけられたということだ」と勝因を話した。


 横内氏は前回知事選で元警視総監の井上幸彦氏を支援したグループと結束し、山本県政を批判。中部横断道建設費の負担減などを争点に掲げ、「ほっとけない」のフレーズで支持を浸透させた。


 自民県連最高委員の立場のまま選挙を戦ったが、選対幹部には民主系の支持者も名前を連ねるなど、「大義のもとに一致した」(陣営幹部)という姿勢を見せ、政党色を薄める戦略をとった。一方で、久間章生防衛相や杉浦正健前法相、プロレスラーで参院議員、神取忍氏など多数の国会議員を応援弁士に招き、元衆院議員として国とのパイプの太さも示した。


 県民ニーズを告示前からリサーチ会社を通じて調べ、政策のどこを強く訴えるかなどを陣営で精査し、演説内容に効果的に反映させた。イメージ戦略にも気を使った。さわやかさを浸透させた前哨戦はイメージカラーに白を使用。4日の告示後は改革推進の勢いをあらわすため赤に変更した。選挙戦を終始、有利に展開した。


 投票日1週間前に報道各社が横内氏の優位を伝えると、選対には「緩み」もみられた。だが、勝ち馬に乗ろうという建設業者らが横内氏支持を表明するといった「雪崩現象」も起き、マイナスを補った。


 一方の山本氏は自民、民主、公明などにまたがる支援組織が機能しきれなかった。


 甲府市長3期12年に、知事1期4年の実績も決してプラスには働かなかった。県民からは「もっと目立つ知事がいい」といった声さえ聞かれた。


 それでも12月下旬の総決起大会では用意した5千席を簡単に埋め、組織力を誇示。前回知事選で得票を伸ばせなかった衆院3区内でも、中部横断道の建設を促進した「実績」をアピールして市町村長の支援を得るなど、態勢は整えていた。


 だが自身も認めるように「パフォーマンスが苦手」。前哨戦では横内氏に話題をさらわれた。演説も「幸福量を増やす」といった有権者にわかりにくい訴えが目立った。


 選挙戦の終盤には、有権者が最も多い甲府を「決戦の場」ととらえ、市内を回る遊説隊が「やっぱり知事は甲府から」などとアピールした。同日選を戦った自身の後継で現職の宮島雅展・甲府市長ともタッグを組み、「県市一体」の重要性を説いたが及ばなかった。


 石原氏は「現県政は国の政策に忠実に従っているだけ」と批判。医師の立場から医療福祉に重点を置いた独自政策を訴え、共産党支持者の票をまとめたほか、無党派層の一部も取り込んだ。だが、立候補表明が遅れたことが響いた。


 金子氏は、政治団体「リセット山梨・県民の会」の公募で立候補した。現県政に真っ向から対立する政策を打ち出したが、浸透しきれなかった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板