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地方選挙・地方政治

2091片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 11:32:43
候補者か政党か…戸惑う財界
 大阪府知事選で、関西財界が候補者と政党の「ねじれ現象」に戸惑っている。弁護士でタレントの橋下徹氏(38)を、政権与党である自民・公明両党の府組織が支援するのに対し、財界と親しく政策も近い元大阪大教授、熊谷貞俊氏(63)が民主、社民、国民各党の推薦で立候補したためだ。与党支持が当たり前だったが、今回は最も影響力のある経済団体の関西経済連合会が「中立」の立場を打ち出し、財界OBを中心とした支援組織がそれぞれ発足するなど、対応は“分裂”気味だ。

 「静観しましょうや」――。ある大手メーカーの幹部が今月中旬、大阪市内の取引先を訪れ、知事選への対応を確認しあった。政党や候補者への配慮から、支持を明確にしない経営者も目立つ。

 これに対し、元経済企画庁長官で作家の堺屋太一氏(72)、元りそな総合研究所会長で大阪学院大教授の国定浩一氏(67)らは橋下氏を支援する勝手連を結成した。メンバーの元JR西日本会長、井手正敬氏(72)は「政治と経済は不可分だ。経済界は政権与党とがっちり手を組むべきだ」と訴える。

 財界関係者の脳裏をよぎるのは、1996年の衆院選での自民党の大敗だ。当時の関経連が「積極的に支援しなかった」として自民党との関係が冷え込み、政府への要望活動すらできなくなった。関係修復には数年を要したという。

 このため、ある大手企業の幹部は「橋下氏の支援に本腰を入れますよ。通したい人と、通さなければならない人は違う」と声をひそめ、中堅企業経営者も「勝敗よりも、与党側を応援したという事実が大事」と、苦しい胸の内を明かす。

 一方、元コスモ証券会長の文箭(ぶんや)安雄氏(77)が会長を務める熊谷氏の後援会には、タレント候補へのアレルギーが強い財界OBが名を連ねる。副会長の山本信孝・元三和総合研究所会長(76)は「タレントに府政を任せられない」と強調する。18日には後援会主催の演説会があり、関係者が投票を呼びかけた。ただ、山本氏は「私はこれまで自民党を支援しており、国政レベルの民主党の政策に賛同したわけではない。戸惑いは感じる」とも打ち明ける。

 共産党が推薦する弁護士の梅田章二氏(57)は、中小企業支援を前面に出し、他の2陣営との違いを強調している。選挙母体「明るい民主大阪府政をつくる会」には、中小・零細企業や自営業者らが加入する業界団体「大阪商工団体連合会(民商)」が入っており、「若者の雇用に奨励金を出し、後継者育成にも力を入れる」などと訴えている。
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/o_chiji/op80119a.htm?from=tokusyu


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