したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

地方選挙・地方政治

207片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/24(土) 19:33:59
40日間短期決戦/八戸市長選 青森
(中)現職の周辺/持ち込まれた八戸戦争/自民の“意趣返し”に反発も
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/hachinohe_shicho/0920.html

 「『しみんとう』に一つ濁点がつけば『じみんとう』。自民の推薦は出馬前から決まっていたんだろう。自民推薦候補となったことで、こちらの議論にも影響は出てくると思う」

 ある民主党県議は十八日、元総務省財務調査官・小林眞(55)の推薦願提出からわずか五日間で、自民党八戸市支部が推薦を決めたことを、皮肉を込めて語った。

 「市民党」的な立場を掲げ、幅広い支持を求めて自民、民主、公明、社民の各党に推薦願を出した小林。だが、衆院選の余韻がまだ残る中での推薦劇は、二期目を目指す現職・中村寿文(66)の陣営と、前回選挙で中村を全面支援した民主党系勢力に“小林イコール自民”と強く印象付けた。

 それは新人小林が中村に挑むという無所属対決の構図に、自民党と民主党という二大政党対決、ひいては自民党県連会長の衆院議員・大島理森と、民主党県連代表の参院議員・田名部匡省、衆院議員・匡代が繰り広げてきた同市の保守政界を二分する“八戸戦争”の構図が持ち込まれたことを意味する。

「中立」姿勢に不満

 田名部匡省を中心とする民主・田名部勢力の中村に対する評価は、必ずしも高くはない。日ごろ中村市政を支える市議会与党会派・政風クラブの市議も、中村に対しては「与野党の濃淡はあるべきなのに、われわれには淡、淡、淡だ」などと不満を口にする。

 国政選挙での「中立」姿勢にも不満が強い。匡省が戦った昨年の参院選、匡代が大島に立ち向かった先の衆院選で田名部陣営は再三、応援演説を要請したにもかかわらず、中村は応えなかった。自民系と民主系の市議会会派がそれぞれ二十二議席と拮抗(きっこう)していることが背景にあるとされる。一方、中村は市長選直前の衆院選だったこともあって「中立」を崩さず、「(田名部陣営から)風当たりは強い」と漏らす場面もあった。

 それでも中村が県南地域の非自民勢力の重要な砦(とりで)であることに変わりはない。小林の自民推薦が決まった以上、民主・田名部勢力の針が再び中村に振れる可能性は高い。

追い風に警戒感

 一方、与党会派から不満が上がるほど、前回選挙で戦った野党・自民系会派に配慮を見せてきた中村だが、自民党は小林を推薦。“意趣返し”ともいえる結果になった。中村は「驚いた」とだけ述べたが、冷静さの陰で中村側の自民への反発は強いようだ。別の民主党県議は「双方の政策を見て市民に判断してもらえる。むしろすっきりする」と保守対決を歓迎する。

 中村後援会長の四戸正義も「誰かが出ると予想していたので、衝撃は感じていない」と冷静だ。ただ、選挙戦については「小林さんのキャリアはすごいし、衆院選を見る限り落下傘という戦術も有効だ。自民への追い風が吹かないか警戒している」と表情を引き締める。

 中村市政四年間を「停滞」と主張、攻勢を強める小林。ただ十八日、公務で市内四地区の敬老会を回り終えた中村は「とらえ方はさまざま。四年間の成果は出ている。そして次の四年間でまた進めていきたい」と受け流した。

 定例市議会閉会翌日の二十八日、公約発表と市政報告会スタートで一気に選挙態勢に突入する中村。現在は市議会を優先させ、努めて冷静な受け答えに終始しているが、小林が出馬表明した十四日には一言、選挙戦への意気込みを口にした。

 「政治家としての理念と政策をお互いに出し合い、そして市民の審判を仰ぎたい」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板